学院長ご挨拶

学院長 舟田譲二

アカデミー学院の前身「旭イングリッシュ・アカデミー」が平塚市に誕生したのは1989年。開校と同時に小学生から中学生・高校生・大学生・一般成人の方まで、あっという間に百数十名が入会し、旭地区に根ざして英語教育に取り組んできました。当時の中学生たちからアカデミーで数学や国語も学びたい、という声が上がり、元中学校教師のベテラン3名を招聘して始めたのが今日のアカデミー学院の始まりです。その後、幼児・小学生対象のキッズ英語、小中学生のための個別指導・集団指導クラス、高校生のための個別指導クラスと、総合進学塾となり、地域の皆様方のご理解とご信頼をいただき、来年は30周年を迎えるに至りました。

内閣府の調査の結果では、保護者の43%が学校教育に不満を訴え、不満の内容は「指導力不足」70%が突出しています。 「どちらが学力向上に優れているか」の質問には、「学習塾・予備校」と回答した保護者が70%だったのに対し、「学校」はわずか4%。

文科省は2020年度に小学3年生から英語を導入し、5年生からは必修化しますが、18年度から移行期間で先行実施されます。新指導要領では、中学3年卒業までに現在の高校2年レベル(英検準2級)の力をつけることを目標にし、中学・高校の英語の授業は日本語を使わずに英語で進めて、真の英語力をつけ、国際競争力を高めることを目標としています。しかし現実には、中3生の実力は英検4~5級、高3生は3~5級という調査結果が文科省から発表されています。日本人の英語力は世界72か国中35位。1997年に小学校英語教育を導入した韓国や、2001年に導入した中国に20年以上の後れを取っています。

私は小学校での英語必修化や高校での単位制の導入を早くから訴えてきましたが、今日これらが次々と実現されてきています。

受験を目標にした知識偏重教育も、日本の国際競争力の低下につながっています。PISA(国際学習到達度調査)の読解力、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野で上位を占めている国では、いずれも教師が生徒に教え込むのではなく、生徒が自ら学ぶアクティブラーニングの手法が取り入れられています。答えを出すことよりも答えを導く過程や考え方を重視した手法で、大学・高校入試も今、この方向に大きく転換しています。

アカデミー学院では他塾に先駆け、将来社会に出て役立つ本物の学力をつけることを目標に、中高一貫校受検対策の一部として作文指導やグループ活動指導で自分の考えを持ち、それを発表・表現する力を養ってきました。今年度からは新たに小学生のための「はかせコース」を開講し、知識のみならず読解力や表現力を身につけます。アカデミーで大切にしているのは、点数を取らせる丸暗記に頼った教育ではなく、「なぜそうなるのか」という理屈をきちんと理解する力です。このようにして身につけた真の学力は、必ずや生涯をとおして役立つことでしょう。

学院長プロフィール

  • カリフォルニア州立大学大学院卒(言語学) GPA 4.0 (首席卒業)
  • バイオラ大学大学院卒(教育学・心理学)
  • 7年間の在米中、カリフォルニア大学(UCLA)、パサデナ大学他で教鞭を執る。
  • カリフォルニア大学言語学部・東洋言語学部教授助手(TA)、通訳官・翻訳家、セミナー講師、中央大学文学部兼任講師を経て現職。
  • 中央大学では毎年、学生の間で「わかりやすい、楽しい授業No.1」
    「4年間で唯一の無遅刻・無欠席・無いねむり授業」と評される。
  • 教育歴40余年、指導してきた生徒数3000人以上。指導した学生の中からアメリカの大学・大学院に留学した人や、中学・高校・大学の英語教師になった人も多数。
  • 毎年大勢の合格者を出す英検指導には定評があり、高円宮杯英語弁論大会神奈川県大会優勝者指導の実績もある。 英語に関しては、400ページ超のペーパーバックを1日で読み、セミナーCDやオーディオブック(書籍朗読CD)を聴いて日本語と同様に理解し、日英双方の同時通訳もこなす腕前。 アメリカの大学の教員免状を持つ数少ない日本人のひとり。

教育理念

 アカデミー学院の教育理念は、「ひとりを大切に」の信条のもと、下の3本の柱による「人づくり」です。

生徒の探究心・知的好奇心を育てる教育をとおした「人づくり」

POINT1 生徒の探究心・知的好奇心を育てる。

 一般的に塾は「志望校合格のための技術・知識を身につけるところ」という位置づけがされており、多くの塾が合格実績を競い、それを宣伝にしています。もちろん、塾である以上「生徒を志望校に合格させる」という使命があります。アカデミー学院でも、生徒の志望校合格のために私達教師は研鑽を積み、全力を注いで日々の授業に当たっています。しかし、もし塾の使命がそれだけであるなら少しさびしい気がします。
 アカデミー学院では、単に定期テストで点を取らせ、受験に必要な知識を詰め込む、という安直な教育法は取っていません。どの教科でも、「なぜ?」という探究心・知的好奇心を満たすために、物事の考え方、成り立ち、仕組みを基礎からしっかり教えています。教育の原点はここにあると考えているからです。
 「勉強はつまらないし、苦しいもの。しかし受験があるから避けて通ることはできない。歯を食いしばって頑張ろう」という考え方をしている塾が、勉強を楽しく教えられるわけがありません。勉強は本来楽しいものです。アカデミー学院の多くの生徒が口をそろえて、「アカデミーに入って勉強が楽しくなった。好きになった」と言ってくれるのは、生徒の知的好奇心を満足させる授業をしているからです。勉強に対するこのような意欲的な姿勢こそが、学校卒業後も続く向学心につながり、それが真の生きる力、将来の社会的自立・経済的自立、より豊かな生活につながるものと考えています。

ポイント2 ここにしかない「つながり」がある。

 アカデミー学院の使命は、勉強を教える以上のものであると私は考えています。人生の土台は基本的には家庭で築かれます。また幼稚園・小中高校・大学などの学校でも築かれます。しかし、私達が目指すのは、家庭と学校の間にあって、塾だからこそできる友情をとおした「人づくり」です。
 生徒と講師、生徒同士、講師間の距離はとても近く、固い友情・信頼関係が築かれています。アカデミーに入塾した生徒はそのアットホームな雰囲気にみんな驚きます。まるで大きな家族のようだ、と。教育とは、ただ単に教科を教えることではありません。人間関係を基とした生活全体をとおして、生きる力を養う、これこそが「人づくり」であり、本当の教育ではないでしょうか。

ポイント3 この姿勢を伝えたい。
イベントをはじめとする様々な献身をとおした「人づくり」

 アカデミー学院では普段の授業のほか、定期試験前の無料補習、英検・漢検・数検などの検定試験の実施、高校入試のための面接練習、父母会、保護者面談などを行っています。とくに、夏に行われる一日勉強合宿と夏合宿、3月の卒塾式などのイベントで、生徒と講師の絆はぐっと深まります。生徒はこのような塾生活を充実のうちに過ごし、一致・協力・共感などを身につけていきます。それを可能にするのは、生徒を愛して、生徒のために犠牲をいとわない講師陣の献身的な関わりです。