学院長元気の出るブログ

日々の随想。教育問題、子育て、英語、積極思考、人間関係、霊想等など。
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ラムネの原点

2017.10.04日

3日前の記事、「i'm lovin' it」はマクドナルドのテレビCMのキャッチコピーですが、じつはこの発音が英語学習上とても大切で、あの「ラムネ」の発音の原点でもあるのです。


第19講 「lovin' it の発音」


「英語をネイティブのように発音したかったら」の中でも取り上げましたが、英語の語尾の -ng の発音は young における日本語式の〔ヤング〕ではありません。発音記号では【jʌ'ŋ】と書き、〔ヤンく゚〕のようにカ行の鼻濁音〔く゚〕と発音します。最後に〔グ〕をつけてはだめなのです。
ですから、loving は【lʌ'viŋ】〔らヴィンく゚〕です。(〔ら〕のひらがな表記は便宜上英語のLの音を表しています)


ところが、マクドナルドのCMでは loving ではなく lovin' と書いてあります。会話を文字化するとき、loving を短縮形の lovin' でよく表します。
"i'm lovin' it" 「マックだ〜い好き中」のような会話調の雰囲気を出しているのです。
さて、この lovin' の発音も loving 同様【lʌ'vi'ŋ】〔らヴィンく゚〕です。
そして、あとに it がついているので、 lovin' it【lʌ'viŋət】〔らヴィンけ゚(ット)〕のようになります。
この場合のあいまい母音【ə】は日本語の〔ア〕の音ではなく、そのスペリングによって弱い【ɑ】【e】【i】のように聞こえます。
(例: animal【ǽnəməl】 、ceremony【sérəmòuni|-mə】 、possible【pɑ'səbl】 )


日本のテレビCMでは「アイム ラビニ」のように言っています(最近は、ララララッラーのようなメロディに変わっていますが)。
でも英語では「ラビニ」のように〔ニ〕という音にはなりません。なぜなら lovin' の発音は【lʌ'vin】〔らヴィン〕じゃないからです。
アクセントが【lʌ'viŋət】〔ヴィンけ゚(ット)〕と【lʌ'】〔〕の上にあるので、そのあとの it は【it】とは発音されずあいまい母音の【ət】になり、ふたつの音がくっついて〔ネ〕のように聞こえ、さらに〔(ット)〕も飲みこまれてしまって聞こえなくなり〔ヴィンけ゚〕のようになります。


ちょうど日本の飲み物「ラムネ」の音の成り立ちとよく似ています。
もとは明治時代にイギリスから入ってきた lemonade【lèmənéɪd】〔ムネイ(ド〕だったのですが、初めに聞いた人が〔ラムネ〕と聞き間違えたことから「ラムネ」と命名されたのです。ラムネとレモネードはまったく別物なのですがね(笑)。


ramune.jpg


もうひとつおまけ。
"i'm loving you." を日本語式に〔ラブ〕と言うと、英語では love よりもむしろ rub のように R の音に聞こえてしまいます。
rub【rʌ'b】〔ラブ〕の意味は「こする」ですから、これまた大変な誤解のもとになります(笑)。


英語の 【f, v】 と日本語の〔フ、ブ〕とは調音の仕方が根本的に違います(両者を区別するため、本稿では便宜上英語の 【f】 はひらがな表記で〔ふ〕、 【v】はカタカナで〔ヴ〕としています)。


下の左図のように、英語の 【f, v】 は上の歯が下の唇に当たって出す唇歯摩擦音ですが、右図のように日本語の【ɸ】〔フ〕は唇を丸めてロウソクの火を「フゥー」と吹き消すときの両唇摩擦音で、【β】〔ブ〕はその有声音です。左図と右図の上の歯の位置に注目してください。


fv.jpg
        【f, v】                        【ɸ , β】


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i'm lovin' it

2017.10.01日


しょっちゅう目にするマクドナルドのテレビCM。
今日は日曜日なので、全国のマクドナルドはよく流行ることでしょうね。


このキャッチコピーの "i'm lovin' it" ですが、そもそも love という動詞は「状態動詞」で like, need, want などと同じく現在進行形にはできない、と学校で習っています。
I am wanting some water. (水が欲しい)
とは言えず、
I want some water.
と現在形を使って言います。
現在進行形は「動作動詞」といって、たとえば read, run, talk などにしか使えません。
I am reading an interesting novel. (私は今面白い小説を読んでいるところ)


ということで、上のマクドナルドのキャッチコピー "i'm lovin' it" は文法的に間違っています。
しかし、CMの "i'm lovin' it" の右上に小さな®がついています。これは登録商標(registered trademark symbol のイニシャルの R)なのです。
登録商標では、quick という正しいスペリングに対して Kwik とつけても構わないわけです(「クエスチョン スイーツ ツイッター の共通点は?」)。


この "i'm lovin' it" にはちょっと違和感があるので消費者の目(耳)を引きます。
それがマクドナルドの戦略だったのです。
ですから、私は最初にこのCMを見たとき、「あっ、うまいキャッチコピーを作ったものだ」と感心していたのですが、ネット上ではこれは文法的に間違っているというのが日本国内だけでなく、アメリカやそのほかの国々でも取り上げられました。



でもこのキャッチコピーは2003年から世界中で統一して使っているので、いつの間にかそれがもう当たり前のようになってしまって、いつの間にかアメリカでも一般の人々の間で "i'm lovin' it"が使われるようになりました。
平たく言えば「大好き」なのですが、あえて原語の雰囲気を出すと、
「マックだ〜い好き中」
のような感じでしょうか。
ちょっとオーバーな言い方をすれば、英語の文法がマクドナルドのCMで書き変えられたのです。


hear (聞こえる)も同じく状態動詞なので、 I'm hearing the concert." (今コンサートを聞いているところ)とは言えませんが、会話表現では、
"I'm hearin' ya." (ya は you の会話表現)
(きみの言ってることはわかる)
のような言い方はネイティブの間で以前から使われていたので、マクドナルドはこれをうまく利用したのですね。


でも、日本人がカッコつけのつもりで真似して下手に使って、
"I'm lovin' you."
なんて恋人や伴侶にに言ったら、
「今(この瞬間)はきみのこと愛してるよ(あなたのこと愛してるわ)」
のような響きになり、最近ちまたでよく耳にする本物の愛情の伴わない「不◯している」のような感じになりやけどしますので、ご注意のほどを。


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クエスチョン スイーツ ツイッター の共通点は?

2017.09.27日

「クイーン」「クイック」「クエスチョン」「クエスト」(ドラゴンクエスト)「スクワット」などすっかり日本語になったものがたくさんあります。
ほかに、「スイーツ」「スエットパンツ」「スイッチ」「スイング」「ツイン」等など。
これらの共通点はなんでしょう?


この「クイ〜」や「クエ〜」「スエ〜」「スイ〜」「ツイ〜」で始まる言葉も日本人にとっては発音がちょっと難しく、「hat に『ハッと』する」の中に書きましたように、正確な発音を身につけておかないと、「ついうっかり」といつもの癖が出てしまいます。


第17講 「qu sw tw の発音」


英語の勉強をしていて、q で始まる単語が全部 qu になっていることにお気づきになった方もあるかと思います(一部 qa qi qo もありますが、これらはイスラムやアラブ系、中国系の地名・人名など固有名詞の独自の発音を英語表記したもの)。
昔の英語(5c〜12c頃)では cw と綴られていましたがこんにちの qu と同じ音です(c k q は親戚の文字)。
イングランドは昔いろいろな国に征服されました。その都度、その国の言語の影響を大きく受けました。
もともと話されていたイングランドの言語はゲルマン民族の制服によりドイツ語に近い言語に取って代わり、後にノルマン民族に征服された際にはラテン語系のフランス語にも影響されました(当時、支配階級がフランス語を話し、庶民は英語を話していました)。
この結果、英語にはいろいろな言語の語彙やその発音が残り、現代英語になったのです。また、その過程で、ヨーロッパの多くの言語に見られる複雑な、名詞・形容詞・動詞の格変化の屈折が英語になくなり、わずか「3単現のs」が残っている程度になりました。


さて、qu- で始まる単語の発音は、「クイーン」「クイック」「クエスチョン」「クエスト」のような〔ク〕ではなく、【kw-】と〔クウ〕という音です。【w】〔ウ〕と言うとき、日本語の普通の〔う〕の音ではなく、唇を丸めて突き出して強く〔ウゥ〕と発音します。
ですから、
queen【kwíːn】 〔クウィーン〕, quick【kwík】〔クウィック〕, question【kwéstʃən】〔クウェスチュン〕, quest 【kwést】〔クウェスト〕, squat【skwɑ't】〔スクウァット〕(スクワットではない)
のようになります。
ときどき Kwik のようなスペリングを見かけることがありますが、これは英語の綴り字法ではなく、 quick をもじって商品名にしたもので、発音は quick と同じです。


このほか上の例では、、
「スイーツ」は sweets【swíːts】〔スウィーツ〕, 「スエットパンツ」の「スエット」は sweat【swét】〔スウェット〕, switch【swítʃ】〔スウィッチ〕, swing【swíŋ】〔スウィンく゚〕, twin【twín】〔トゥウィン〕
のように発音します。
そうそう、ついでに日本語の「セーター」は英語では sweater【swétər】〔スウェター〕(「汗をかかせるもの」の意味)です。


なお、「ツイッター」は英語では twitter【twítər】〔トゥウィッタ〕、「ツイート」は tweet【twíːt】〔トゥウィート〕で、日本語とは似ても似つかない発音です。もともと tweet は鳥のさえずりの「ピーピー」「チュッチュ」というような擬音語で、 twitter はピーチクパーチクしゃべる「おしゃべり屋」のような感じの意味です。当初、日本語では「ツイート」を「つぶやく」と言っていましたね。


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発音のセオリーと実践

2017.09.26日

"In theory, there is no difference between theory and practice. But in practice, there is."
--Yogi Berra
「理論上、理論と実践に違いはない。しかし、実践においては違いがある」
--ヨギ・ベラ、MLBプロ野球選手
(訳 舟田譲二)


ヨギ・ベラ(1925-2015)はメジャーリーグ選手としては、身長172.7cmと超小柄でしたが、アメリカ野球殿堂博物館入りしている名プレーヤー。
「メジャーリーグ屈指の「バッドボールヒッター」(悪球打ち)と呼ばれ、日米野球で金田正一が投じた頭の上の高さの悪球をバットを立てて大根切りで右翼スタンドへ叩き込んだそうです。
(Wikipediaより)


ヨギ・ベラの人生が上の名言を証明しています。
先日シェアしたバスケットボールのおもしろ動画をもう一度ご覧ください。
これは理論上の話で、実践ではまずこううまくいかないでしょうが。



第16講 「理論と実践」


「理論」を英語で theory と言います。最近はカタカナ語がやたらと多く、普通に「セオリー」と言われるようになりました。
「理論上、理論と実践に違い」はなく、日本では日常の生活で「セオリー」で事欠くことはまずありません。
「しかし、実践においては違いがある」のです。
どういうことかと言うと、この theory という言葉をいつでも「セオリー」と言っていると、英語を話しているときにも無意識のうちに〔セオリー〕と言ってしまうのです。これが理論と実践の違いの現実です。
私はこれまでそのような状況を数えきれないほど見てきました。これが、日本人の英語が外国人に通じない理由のひとつだと言えます。


高校時代、夏休みにアメリカからひとりの高校生が我が家にホームステイに来ました。
私の小中高校時代の友人がたくさん遊びに来て、みんな英会話の実践を試みたのですが、なかなか彼らの話す英語が通じません。
そのひとつの例を「エピソード」の中で以前ご紹介しました。


さて、 theory ですが、英語では【θíːəri】と発音します。
この【θ】はギリシャ語の「シータ」といい、見た目も形が少し似ていますが、口の中で上の歯と下の歯の間に舌先を少し出して〔す〕という音を出します(〔 〕内のひらがな表記は日本語にない音だということを意味しています)。英米人の中には舌を歯と歯の間にはさまず、上の歯の裏に当てて発音する人もいますが、下の図のような舌の位置で th の音を練習することをお勧めします。


th.png


英語によく出てくる th の綴りは、無声音では theory のように【θ】、有声音では【ð】と発音します。
ですから、英語の the, this, they, there などを日本語式に〔ザ〕〔ズィス〕〔ゼイ〕〔ゼア〕と発音したら絶対に通じないのです。
〔アイ スィンク〕と言ったら、英語では I sink と聞こえます。
〔ゼン〕は zen (禅)と聞こえます。then は正しくは【ðén】です。


英語に限らず語学の学習はたとえどの言語でも必ずそれぞれ独自の音があります。それを自国語の似た音で間に合わせようとすると、絶対に上達しません。
そういう意味で、まだ頭が柔らかい幼い子どもほど先入観や恥ずかしさ、癖などがないので楽に新しい言語の正しい音を身につけることができるのです。


でも、これは私の持論ですが、何事にも手遅れということはありません。今からでもしっかり練習すれば必ず正しい発音をすることができるようになります。カタカナ英語だった大勢の人を綺麗な発音ができるよう指導してきたので確信を持って言うことができます。


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hat に「ハッと」する

2017.09.24日

昔は「帽子」というと hat 〔ハット〕、と学校で習っていましたが、こんにち hat はほとんど見かけなくなり、今や帽子は cap 〔キャップ〕となりました。お年寄りから子どもまでみんな cap を愛用しています。私自身もそうです。4年前には hat をかぶっていましたが今は cap です。最初はちょっと抵抗があったのですが、今ではこのように後ろ向けにかぶったりするようになりました 笑。(次男夫婦から今年の誕生プレゼントにもらった愛用のキャップで、つばは後ろについています)


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第15講 「hat hut hot  の発音」


一般に日本では hat は〔ハット〕と発音するものと思っている人が多いと思いますが、実は cap 〔キャップ〕と同じ母音です。
cap とか cat だとちゃんと発音できるのに、hat になるとたちまち〔ハット〕になってしまいます。
同じ a のスペリングなので【æ】という音ですから、【hǽt】は〔ハット〕というより、むしろ〔ヘァット〕に近い発音です。
そもそも cap も【kjǽp】〔キャップ〕ではなく【kǽp】〔ケァップ〕なのです。(【j】の音については「i と j」を参照)


基本的に、アクセントのある a は【ǽ】〔エァ〕と発音されます。
アクセントがほかの母音にある場合には、 a は【ə】〔あ〕というあいまい母音になります(「『アァー』『あぁー』、ため息が出ますね」)。
たとえば、cap は【kǽp】ですが、-ity という名詞を作る接尾辞がつくとアクセントはその直前に移動するので、capable (能力のある)の名詞形 capacity (能力)を日本語で最近よく「キャパシティ」と言いますよね。しかし、正確には【kəpǽsəti】〔かペァスティ〕のようになります(カタカナ表記に少し無理がありますが)。


本題に戻りますと、日本語で〔ハット〕と言うと、アメリカ英語では「小屋」を意味する hut 【hʌ't】〔はット〕と聞こえます。(ここでひらがなで〔は〕と表記したのは下の【ɑ】の発音と便宜上区別するためであって、音を表しているわけではありません。日本語は一般にあまり口を大きく開けて発音しないので、〔あ〕はこの【ʌ】に近い暗い音です)
スペリングは cut, sun のように u で綴られることがほとんどですが、次のようなケースもあります。
come, love, won, country, trouble, young, blood, flood


【ʌ】と【ə】は非常によく似ていますが、上で述べましたように【ə】はアクセントのない弱い音で、【ʌ】はアクセントがあるはっきりした音です。
「しかし」という意味の but は普通の会話の中では【bət】と弱く発音しますが、強調するときには【bʌ't】と言います。


これに対してよく似た音で hot 【hɑ't】の【ɑ】は口を大きく開けてはっきりと発音します。
(イギリス英語では、コーヒーの「ホット」のような【hɔ't】の音になります)


ということで、日本語ではみんな同じ〔ハット〕になる言葉ですが、英語ではhat【hǽt】(帽子)、hut【hʌ't】(小屋)、hot【hɑ't】(熱い、暑い)で、全部まったく違う音なので、発音する際には気をつけなければなりません。
本当に hat の音には「ハッと」しますね (笑)


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英語をネイティブのように発音したかったら

2017.09.23日

singer は日本語では「シンガー」。
youg の比較級は younger 「ヤンガー」。
と思うでしょう。
残念でした!


第14講 「英語の【ŋgər】〔ンガ〕 と 【ŋər】〔ンか゚〕いう音」


日本語にはガ行の鼻濁音というのがあります。
「私行きます」
の「が」を「か゚」【ŋa】と発音する地域が東日本を中心にあります。もともと東京方言なのですが、NHKのアナウンサーなどは標準語として訓練されているので「か゚」と言っています。
鼻から息を抜いて〔か゚、き゚、く゚、け゚、こ゚〕と言います。
最近ではだんだん聞かれなくなってきており、やがて日本語から完全に消えてしまうと思います。
ちょうど「ヱ」〔ウェ〕とか「ヰ」〔ウィ〕、「%82%A2.jpg」〔ィイ〕、「%82%A6.jpg」〔ィエ〕のように(「『ちょっと贅沢なビール』と言えば...」「ウヰスキーを飲む」「イースト菌?」)。


さて、今日の本題です。
英語の sing を【siŋg】〔スィング〕と発音するものと思っている人がほとんどだと思います。
これは正確には【siŋ】〔スィンく゚〕というふうに、語末の g は発音しません。
したがって、 singer も【síngər】〔スィンガ〕ではなく、【síŋər】〔スィンか゚〕になります。
えっ、なにが違うの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、じつはこれが大きな違いで、アメリカ人のネイティブスピーカーは文脈で singer って言いたいんだろうなと理解はしてくれるでしょうが、アメリカ人が「ワターシノ ナマーエワ ジョン ホワイト デース」と言っているように訛って聞こえるのです。


「〜する人」を表す英語の接尾辞 -er は、全部 singer【síŋər】同様、【-ŋər】〔ンか゚〕と発音されます。


ところが、ここで大問題。
young【jʌ'ŋ】〔ヤンく゚〕の比較級(もっと若い)は、【jʌ'ŋər】〔ヤンか゚〕にならず【jʌ'ŋgər】〔ヤンガ〕なのです。
なぜだかわかりますか?


これはかなり高度なレベルで、大学の英語専攻の学生や学校の英語の先生でも区別できないほどです。
答えは、上の「〜する人」という場合は鼻濁音の【ŋər】〔ンか゚〕ですが、形容詞(ものの様子を表す言葉)の比較級・最上級では【ŋgər】〔ンガ〕という音になる、です。アメリカ人が発音しているのをよーく聴いていたらわかります。
この発音の区別ができるようになったら、もう一人前、ネイティブ並みです。
ちょっと(じゃなくてたくさん)練習してみてください。


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「アァー」「あぁー」、ため息が出ますね

2017.09.21日

第13講 「英語の〔アー〕という音」


英語には、〔アー〕の音に2種類あります。
イギリス英語も入れると厳密には3つになりますが、ここでは一般によく使われているアメリカ英語を扱います。
この区別がけっこうやっかいで、学校の英語の先生でも正確にできる人はあまりいないんじゃないかと思います。
ましてや生徒にしてみれば、発音どころでなくスペリングの段階で「アァー」「あぁー」と、ため息が出てきます。


そこで、今日はこの発音とスペリングを取り扱い、皆さんのため息をなくすお手伝いをさせていただきたいと思います。
(〔 〕内のカタカナ・ひらがな表記は音を区別するための便宜上のものでとくに意味はありません)


1.澄んだきれいな【ɑːr】〔アァー〕という音


これは日本語の「ア」よりも口を大きく開け、舌の位置をできる限り下げて、はっきりと「アー」と言います。
アメリカ英語では「アー」の後ちょっと巻き舌にして r の音を響かせるので、発音記号では r が少し右に傾いた形(イタリック体)で【ɑːr】と記されています。日本語表記の〔アァー〕の小さい ァ がそれを表しています。
(イギリス英語では【ɑː】と発音され、この r の音が入っていません。イギリス人が
I can't. を〔アイ カーント〕と発音しているのをよく聞くことがあると思いますが、この音です)


この【ɑːr】という r が聞こえる音は、通常 -ar と綴られます。
たとえば:
car【kɑ'ːr】〔カァー〕, park【pɑ'ːrk】〔パァーク〕、large【lɑ'ːrdʒ】〔らァーヂ〕(ひらがな表記のラ行は便宜的に L を表しています。〔ジ〕と〔ヂ〕については「第5講 「ジ と ヂ 」を参照のこと)


<例外>
w の後の ar は【wɔ'ːr】〔ウォー〕と発音する。(Star Wars 〔スターウォーズ〕)
award【əwɔ'ːrd】〔アウォード〕(日本語で「賞」を意味する「アワード」は間違い。アメリカ人タレントのデーブ・スペクターさんは、日本人になりきってわざと「アワード」と言っています。日本語になった外来語には、このようなスペリング・プロナンシエーションがたくさんあります)


2.口の中でこもった感じの【əːr】〔あぁー〕という音


この【əːr】という音はほとんどの場合、a 以外の母音、i, e, u などが r と一緒に綴られます。
口は小さく開けて、巻き舌で重い感じで〔あぁー〕と発音します。(【ə】はあいまい母音と呼ばれ、あいまいな音です。ここではひらがなで〔あ〕と表記します)
たとえば、
bird【bə'ːrd】〔ばぁード〕
her【hə'ːr】〔はぁ〕
surf【sə'ːrf】〔さぁーフ〕(サーフィンする)


ほかに w の後の or や ear で綴られることもあります。
例:
work【wə'ːrk】〔わぁーク〕
world【wə'ːrld】〔わぁーるド〕
heard【hə'ːrd】〔はぁード〕(hear「聞こえる」の過去形)
pearl【pə'ːrl】〔ぱぁーる〕


<例外>
heart の ear は【hɑ'ːrt】〔ハート〕のように【ɑːr】と発音する。
ハート(心、心臓)は濁っていてはだめだから (笑)


ミニマルペア(最小対語)で比較すると:
star【stɑ'ːr】〔スタァー〕(星)−stir【stə'ːr】〔スたぁー〕(かき混ぜる)
heart【hɑ'ːrt】〔ハァート〕(心、心臓)−hurt【hə'ːrt】〔はぁート〕(傷つける)
carve【kɑ'ːrv】〔カァーヴ〕(彫る、刻む)−curve【kə'ːrv】〔かぁーヴ〕(カーブ、曲線)
farm【fɑ'ːrm】〔ファーム〕(農場)−firm【fə'ːrm】〔ふぁーム〕(堅い)
barn【bɑ'ːrn】〔バァーン〕(納屋)−burn【bə'ːrn】〔ばぁーン〕(燃える)


このように、英語には日本語にない音があるので、学び始める最初にその発音とスペリングの区別をしっかり身につけておかないと後で「アァー」「あぁー」と、ため息が出ことになるのです。


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「ベース」はひらがなでは「べえす」それとも「べいす」?

2017.09.20日

第12講 「ベースは『べえす』それとも『ベイス』?」


日本語のカタカナ表記は主に外来語や動物の鳴き声、音などに使われます。
たとえば、「ベースボール」、「ワンワン」、「カタカタ」のように。


小学1年生でカタカナを学ぶとき、ひらがな表記と比較しながら学びます。
「ケース」はひらがなでどのように書くと思います?
「けーす」はだめです。なぜならひらがなには音を伸ばす「ー」はないからです。
そこで、〔ケ〕の音を伸ばしたときの母音「エ」を使って、「けえす」と書くのです。
「ゲーム」も同様に「げえむ」です。
このひらがな表記に違和感を感じるのは私だけでしょうか?皆さんはいかがですか?


それでは、「ボール」はどう書くかといえば、「ぼおる」となるのです。
サラダボウルは「ぼうる」になります。
これはball 【bɔ'ːl】〔ボール〕、bowl【bóul】〔ボウル〕で英語の発音に近いです。


しかし、英語で「ゲーム」は game 【géim】〔ゲイム〕で、〔ゲーム〕でも〔ゲエム〕でもありません。
ところで、英語には
【aː】〔アー〕、【iː】〔イー〕、【uː】〔ウー〕、【ɔː】〔オー〕という長母音はありますが、【eː】〔エー〕という音はありません。
全て【ei】〔エイ〕なのです。
ですから、本当は日本語の表記も「ベース」よりも「ベイス」、「エース」→「エイス」、「テープ」→「テイプ」、「レース」→「レイス」、「ペースト」→「ペイスト」、「ゲート」→「ゲイト」、「デート」→「デイト」のほうが、もとの言葉の発音に近いですし、そのように変えればいいと私は思うのですが。
というのは、こんにち「メイン」、「ヘイトクライム」など、〔エイ〕という音の言葉が日本語にも定着してきているからです。


そうであれば、カタカナ語のひらがな表記を「べえす」、「ええす」「てえぷ」などとこだわる必要もなく、ひらがなでもカタカナ同様、「べいす」、「えいす」、「ていぷ」とすればいいじゃありませんか。
というのが、私の考察で提言です。
また、英語を話すときには決して【eː】〔エー〕とは言わず、【ei】〔エイ〕と発音してくださいね。


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ジョンはハゲだ

2017.09.19日

音声学シリーズの第6講で取り上げた、「ライト(右)にライト(光)を当てろ!?」のように、日本語では英語のRとLの発音の区別がないので日本語の【ɾ】音〔ラリルレロ〕を当てて同じように発音する人が多いのです。そのためRとLのスペリングが苦手になる、という結果になります。
英語学習の初めにRとLの発音の区別をきちんと学習しておけばそれで済むことなのですが、これまでの日本の英語教育が読み・書き・文法中心で、発音を軽視してきたためそのツケが回ってきたのです。


第11講 「I bought a boat. (私は舟を買った)」


英語で bought【bɔ'ːt】〔ボート〕と boat【bóut】〔ボウト〕はまったく違う音なのですが、日本語になるとカタカナ表記が「ボート」となってしまうため、英語の発音がおろそかになってしまいます。
上のタイトルの場合は、
〔アイ ボート ア ボウト〕(実際には〔アイ ボータ ボウト〕のように聞こえる)
のように言わなければ通じません。


このようなものをミニマルペア(最小対語)と呼びます。
ほかにいくつか例を挙げると、
chalk【tʃɔ'ːk】〔チョーク〕 - choke【tʃóuk】〔チョウク〕(息を詰まらせる), call【kɔ'ːl】〔コール〕(呼ぶ、電話する) - coal 【kóul】〔コウル〕(石炭), bald【bɔ'ːld】〔ボールド〕(禿げている) - bold【bóuld】〔ボウルド〕(勇敢な)


上の例からもわかるように、じつは発音とスペリングには関連性があります。
たとえば、al や ough, augh は〔オー〕と発音され、 choke のように 母音+子音+e で終わる単語は子音の前の母音の音、ここでは〔オウ〕、oa や o も〔オウ〕と発音します。これをフォニックスと言い、これを英語学習の初期段階で教えることがとても大切です。


ですから、「ジョンは勇敢だ」(John is bold.)と言うつもりで、
〔ジョン イズ ボールド〕
と言ってしまったら、
John is bald. と聞こえ、「ジョンはハゲだ」という意味に取られ誤解されてしまいます。


ちなみに、最近、日本の一女性政治家が言った
「このハゲーッ!」
の暴言が大問題になっていますが、これは日本独自のもののようで、外国では一般にハゲを揶揄(やゆ)するような習慣はないようです。少なくとも私は聞いたことがありません。欧米では20代や30代で禿げる人はいくらでもいて当たり前のように受け取られているので、偏見がないのだと思います。


話が脱線しましたが、日本人にとっては〔ボールド〕も〔ボウルド〕も大差ないように思われますが、英語を学ぶ場合はこのような基本をきちんと押さえておくことがとても大切です。
あっ、そう言えば、テレビのCMでよく見る液体洗剤「ボールド」も正確には〔ボウルド〕です。(ハゲではありません 笑)


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ストレス

2017.09.09日

「最近ストレスを感じる」
現代の日本はよく「ストレス社会」と言われます。
私はストレスを感じなくて良い、どうでもいいようなことでも自分からストレスを背負ってしまうほうで、気をつけなければなりません。
しかし、今日のテーマは:


第10講 「英語のストレス」


「英語の勉強がストレスになる」人もいるかもしれませんが、そういう意味ではありません。
音声学で「ストレス」というのは、日本語で言うところの「アクセント」のことです。
英語で accent と言うと、人が真っ先に考えるのは「訛(なま)り」のことです。
He speaks English with a Japanese accent.
(彼は日本語訛りで英語を話す)


日本語には高低アクセント(Pitch Accent)があります。たとえば下のように。


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(「日本語のアクセント 〜日本語の音韻(3)〜: 日本語への想い」から)


しかし、英語の場合は強弱アクセントがあり、それをストレス(Stress Accent)と呼びます。
さて、この「ストレス」という言葉ですが、日本人が発音すると、〔スレス〕のようになりますが、英語では【strés】と発音し、日本語式に言うなら〔ストス〕のように、「レ」の部分を強く言います。なぜなら、stress には t のあとに母音がないので、子音のみを強く発音することはできないからです。


私の愛車「プリウス」は、日本語では〔リウス〕と、「プ」の部分を強く発音しますが、アメリカでは【puríus】〔プウス〕と「リ」の部分が強く発音されます。スペリングが Prius で、P のあとに母音がないからです。ですから、アメリカ人が〔プウス〕と言ったら日本人には訛っているように聞こえるのです。
逆に、日本語では〔プ〕は p u のように子音のあとに母音がくっついているので、日本人にとって英語のように母音がついていない子音が発音しにくいわけです。


日本語になってしまった外来語(カタカナ表記の言葉)を発音するときには、とくに注意が必要です。
男性用ヘアケア用品の「サクセス」はテレビのCMで〔クセス〕と言っていますが、英語の正しい発音は【səksés】〔サクス〕です。


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MEIDI-YA

2017.09.08日

今、オーストラリアに短期留学中の甥っ子の玲音(レオン)と一昨日スカイプで話しました。
ホストファミリーはどんな人と尋ねたら、ホストマザーに代わると言われて、ジュディさんと話し始めたら、玲音のことを Reon と発音しています。
「あなたは Reon とR で彼のことを呼んでいるのですか? Leon て言わないのですか?」と尋ねると、
「そう、書類に Reon って書いてあったから。最初、英語式の Leon かなと思ったんだけど」という返事。
横にいる玲音が彼女と英語で話しているのが聞こえてくるとけっこうペラペラと話していて、ジュディも彼のことをとてもほめているので嬉しくなってきました。


日本では、パスポートを取るときに名前を原則ヘボン式ローマ字表記するよう定められています。そのため、ラ行は「R」と決められていて、Leon とは綴れないのです。私は Leon を使えるようにしてもいいと思うのですが。
まあ、これぐらいはまだいいのですが、小学校ではいまだに19世紀に発案された訓令式ローマ字という時代遅れの、外国では通じないものを教えています。なぜなのか?ただ単に規則的で覚えやすいという理由からです。


第9講 「ローマ字表記のなぞ」


缶詰で有名な「明治屋」ってご存じですよね。この名前のローマ字表記は MEIDI-YA です。
「あれっ?」と思われた方もあるのではないでしょうか。
これだと発音すると〔メイディヤ〕になります。
普通だったら MEIJI-YA と綴るはずです。


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昔、「日通」のトラックには全部 NITTU と書いてありました。
発音すると〔ニットゥ〕です。おそらく人からそのように指摘されたのでしょう、もうずいぶん前に表記を NITTSU に変えました。
この NITTU が訓令式ローマ字です。
今では「明治屋」の「ジ」は訓令式ローマ字では ZI になります。
ザ行は za zi zu ze zo で、ダ行は da zi zu de do となっていますが、昔は日本式ローマ字の表記で da di du de do でした。
明治屋は明治時代創業なので、 MEIDI-YA と綴ったのでしょう。
タ行は ta ti tu te to なので、 NITTU だったのでしょうね。
訓令式ローマ字は、上のザ行のように規則正しく綴っているかと思えば、ダ行のように zi zu が入ったりでかなり混乱しているように思われます。


訓令式ローマ字とヘボン式ローマ字で異なるのは以下のものです。
〔シ〕si→shi、〔チ〕ti→chi、〔ツ〕tu→tsu、〔フ〕hu→fu、〔ジ〕zi→ji、〔シャ シュ ショ〕sya syu syo→sha shu sho、〔チャ チュ チョ〕tya tyu tyo→cha chu cho、〔ジャ ジュ ジョ〕zya zyu zyo→ja ju jo
音はヘボン式のほうが日本語発音に近いです。訓令式だと、〔スィ〕〔ティ〕〔トゥ〕〔ズィ〕〔スャ〕〔スュ〕〔スョ〕〔テャ〕〔テュ〕〔テョ〕というとても奇妙な発音になります。
小学生にとってローマ字を覚えるのはけっこう大変なようですが、学校での指導時間はほとんどありません。
そして、中学生になったら英語の時間に最初にヘボン式ローマ字を学び、それを使わなければ☓になります。
パスポートを申請するときにもヘボン式が必要で、外国で通じるのもヘボン式です。
どうしてこんな複雑で面倒なことをしているのでしょうか。


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いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように?

2017.09.06日

「いつ?」、「どこで?」、「だれが?」、「何を?」、「なぜ?」、「どのように?」
と言えば、おそらく誰でも知ってるあの5W1Hの "When", "Where", "Who", "What", "Why", "How" です。("Which" 「どちら」が含まれていないのは、通常 "Who", "What" で間に合うからです)
えっ、なんでひとつだけ仲間はずれの "How" が入ってるの?って。
実は逆に "how" だけが正統派で、あとの5Wが仲間外れなのです。
英語の本国、イギリスでは5世紀〜11世紀頃の古英語時代には、それぞれ "hwenne", "hwær", "hwa","hwæt", "hwi", "hu" と綴られていたのです。それが時代の変遷とともにスペリングが変わって現在のものになりました。発音は古英語時代からさほど変わっていないようです。
(「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」で3ヘェー!)


ちなみに、日本語も平安時代にはハ行がこんにちのように〔は ひ ふ へ ほ〕とは発音されず、なんと〔ふぁ ふぃ ふ ふぇ ふぉ〕と発音されていたそうです!
「ファイト」「フィールド」「フェーン現象」「フォント」など、最新の外来語が平安時代にすでに正しく発音されていたとはびっくりぽん!
(「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」で10ヘェー!!)


なぜこのようなことを書くのかと言うと、実はこの Wh- で始まる単語の発音が、簡単そうでけっこう難しく、間違えて発音している人がたくさんいるからです。(学校の英語の先生でさえ)


第8講 「Wh- の発音の仕方」


日本語には世界でも珍しい〔ふ〕という音があります。外国人にとってはこれが発音しづらく、【f】の音で代用するケースが多いです。ですから私の名前「ふなだ」もローマ字綴りだとFunadaになり、Hunadaとは書かないのです。
この日本語〔ふ〕の音は、IPA(国際音声記号)では【ϕ】(ギリシャ語の〔ファイ〕の文字)を当てています。


日本人が英語を発音をするとき、自然と日本語にある音を代用しようとするので、Wh-疑問詞に無意識のうちにこの【ϕ】という音を入れてしまいます。
たとえば、"When"を【ɸwén】〔ふウェン〕、 "Where"を【ɸwéər】〔ふウェア〕、 "Who"を【ɸúː】〔ふウー〕、 What を【ɸwɑ't】〔ふワット〕、 "Why"を【ɸwái】〔ふワイ〕のようにです。


正しくはそれぞれ次のように発音します。(〔 〕内の日本語の発音表記はあくまでも便宜上で、正確ではありません)
【(h)wén】〔(ホ)ウェン〕、 "Where"を【(h)wéər】〔(ホ)ウェア〕、 "Who"を【húː】〔フー〕、 What を【(h)wɑ't】〔(ホ)ワット〕、 "Why"を【(h)wái】〔(ホ)ワイ〕。
英語の【(h)】と日本語の〔(ホ)〕が( )に入っているのは、ほとんど聞こえないか発音しない、という意味です。
"Who"【húː】はカタカナ表記で〔フー〕と書いたのは、日本語の「ふ」の音である【ɸúː】〔ふウー〕と区別するためで、口を丸めて突き出しロウソクの火を消すときのように「フー」と言ったら【ɸúː】〔ふウー〕になってしまいます。あくまでも【h】の「はー」と軽く息を出すときの音です。


微妙な違いで大したことないと思われるかもしれませんが、たったこれだけのことで日本人の訛りか、ネイティブの発音の違いになってしまいます。


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ぬかづけ

2017.09.04日

数日前のテレビ番組で、「林修の今でしょ!講座【長生きの秘訣が分かる3時間SP】健康長寿まとめ」をやっていました。最近はこの手の番組がとても多く、健康志向の人が増えてきたことと、今ひとつはやはり高齢化社会を反映しているのでしょう。
そう言う私も、こういった番組はほとんど欠かさず毎回観ています(笑)。


さて、その中で発酵食品がいいと言っていました(これはいつも聞いていることですが)。
納豆は常連で、いつも必ず出てきます。
味噌やヨーグルトもよく出てきますし、私も納豆、味噌汁、ヨーグルトは毎日食しています。
しかし、私にとって盲点だったのは、「漬け物」でした。
それで、何でも新し者屋の私は早速、漬け物を作ろう!と言いました。
そうしたら、言いだしっぺの私が作ることに相成りました。
スーパーで日曜日の食料品のまとめ買いのときに「いりぬか」を買ってきました。


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そして、昨日、生まれて初めての試みで、パッケージ裏に書いてある「ぬかみその漬け方」という説明とネット検索した「糠漬け」のサイトを見ながらチャレンジしました。
昨日は午後から雨が降り始め、いつものウォーキングに出かけられなくなったので、その時間を利用して作りました。なんと、いつもの1時間半ほどの1万歩のウォーキングのほうがよっほど楽で、ぬか床作りと野菜の材料を切って漬け終ったときには、もうくたくた。十分すぎるほど運動できました(笑)。
朝にはできているそうなので、楽しみです。
さて、この糠漬けが今日の音声学のテーマです。


第7講 「ず と づ の区別 」


去る3日の記事、「私の名前は〔ジョージ〕それとも〔ヂョーヂ〕?」を読んだ方から次のようなご質問をいただきました。
では、ずとづの発音は英語ではどうなりますか?私の名前は香鶴子ですがかづこと読みます。づにこだわりを持っています‼人からかずこと書かれたら少しムッとします。笑。両親がつけてくれた名前のづにこだわっています。


まず、日本語では書き方と発音の仕方が必ずしも一致しません。下がご質問に対する答えです。
「ず」は「す」の濁音。「づ」は「つ」の濁音。〔す〕と言いながらその舌の位置のままで濁らせると〔ず〕になりますし、〔つ〕を濁らせると〔づ〕になります。
ですから、「つづき」と言うときには、〔つ〕につられて〔づ〕になりますし、「すずめ」も同様に〔す〕に引きずられて〔ず〕と自然と発音しています。これを逆に、〔つずき〕とか〔すづめ〕と発音するのは至難の業です。
香鶴子さんの場合は、「鶴」の字が使われているので「かづこ」で正解です。和子だと「かずこ」となります。


上の答えで「かづこ」というのは書き方です。発音する際にはおそらく〔かずこ〕とご本人も知らないうちに言っていらっしゃることと思います。
発音はあくまでも〔つ〕が濁った音が〔づ〕で、〔す〕が濁った音は〔ず〕で、〔づ〕の発音は語頭(単語の初め)かまたは、「つづく」のように「つ」の文字に続くときに自然と使いますが、それ以外ではほとんどの場合〔ず〕と言っていると思います。ですから、今日のタイトルの「ぬかづけ」も、ぬかにつけるので「づ」の文字を使いますが、発音すると〔ぬかずけ〕になっています。
昨日、ネット上のニュースを見ていたら、「気ずかない」云々とありましたが、正しくは「気づかない」です。記者が「気づかない」ぐらいですから、日本語は難しいですね(笑)。


これが英語になると、発音は明らかに異なります。
たとえば、car の複数形 cars は【kɑ'ːrz】〔カーズ〕ですが、card の複数形 cards は【kɑ'ːrdz】〔カーヅ〕となります。
ネイティブの人たちは小さい頃からまったく意識せずに、当たり前のこととして自然と区別していますが、日本人にとっては聞き分けるのも、発音し分けるのも非常に困難です。
皆さん、試してみてください。
これをクリアすると英語の発音は飛躍的にうまくなり、ネイティブの発音に一歩近づけます。


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ライト(右)にライト(光)を当てろ!?

2017.09.04日

第6講 「英語の R と L の発音の区別 」


4年前の記事、「一石三鳥」の中に登場した卒塾生のAさんは中学生時代、英語がダントツによくできました。
法学部を出たあと就職したのですが、自分には合わないと言って仕事を辞め、通信教育で教師になる資格を取るための勉強をしていました。おそらく今はどこかの中学校で英語の先生になっていることでしょう。


この子は、どの教科もとても良くできたのですが、特に英語が得意で、高円宮英語弁論大会に出たいと言ってきたので、発音の特訓をしました。
学校のテストでは英語は毎回満点かそれに近い得点でした。いつもミスするのは、RとLのスペリング間違いでした。しかし、弁論大会の練習のとき徹底してRとLの発音の仕方を教えたところ、それからスペリング間違いはしなくなりました。
英語の学習で一番大切なのは、スペリングを丸暗記することではなく、発音を正確に身につけることです。そうすれば、外国人に通じる綺麗な正しい発音になりますし、スペリングで間違えることもなくなります。


Rの発音
下の図のように、Rを発音するときには、口の中で舌は上顎(あご)にくっつかず、ちょっと後ろに反ったような感じになります。
この状態で、何度もrightと言ってみてください。


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Lの発音
Lを発音するときには、舌の先を上の歯茎にしっかりとくっつけたまま離さないで喉から空気を流します。
舌を上の歯茎にできるだけ長くくっつけてlightと何度も言って、違いを確かめてみてください。


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これに対して、日本語のラ行は英語のLよりももう少し後ろに舌の先が触れて、その次の瞬間「ら」と言うとき舌を弾いて上顎から離します。(そのため専門用語で「弾音」といいます)


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自分で声を出して、「ら り る れ ろ」と言ってみてください。
口の中で、上顎に舌が触って発音する瞬間に離れるのがわかると思います。
英語の【r】【l】と区別するため、日本語のラ行は【ɾ】という発音記号を用います。小文字の「r」の上の棒が消えたような文字です。


ですから、right【rait】(右、正しい)は舌の先をどこにもつけずに発音し、light【lait】(光)は舌の先を上の歯茎にしっかりとくっつけたまま発音しながら覚えると、どのような単語でもRとLを正確に発音できるようになり、同時にスペリングも正確に覚えられます。
これを両方とも日本語で【ɾait】〔ライト〕と言うから、RとLを間違えるのです。


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私の名前は〔ジョージ〕それとも〔ヂョーヂ〕?

2017.09.03日

第5講 「ジ と ヂ 」


今日のテーマである「ジ と ヂ 」に入る前に、8月31日の「ウヰスキーを飲む」の中に書いたワ行についてひと言付け加えておきます。これも大切な英語の発音に関することですので。
この中に次のように書きました。
ワ行にはかつて、「わゐうゑを」「ワヰウヱヲ」と、ひらがな・かたかなともにイ行の「ゐ」「ヰ」、エ行の「ゑ」「ヱ」があり、昔は[wa, wi, wu, we, wo]と発音されていたものと思われます([wu]に当たる文字がありませんが)


[wu]に当たる文字がないばかりか、この【wu】の音もおそらく日本語には昔から今日までありません。
英語を始めとする他の言語にはあるものが多いのですが。
ですから、日本人はwoman【wúmən】の発音が苦手で、〔ウーマン〕と日本語式に言ってしまうのです。
この英語の発音を正確にする秘訣は、「イースト菌?」の中に挙げた
〔アー エー イー ウー エー オー、アオ〕の発声練習の続きで、ワ行も同様に
〔ゥアー ゥエー ゥイー ゥウー ゥエー ゥオー、ゥアゥオ〕
と練習すると、唇をすぼめて〔ゥウ〕と言うことができるので、woman【wúmən】と正しく発音できるようになります。


さて、「ジ と ヂ 」の区別ですが、実は日本人は知らないうちにきちんと発音できています。
たとえば、「しじみ」と言うときいくら頑張っても「しぢみ」と発音するのは非常に難しいです。
同様に、「ちぢむ」と言うところを「ちじむ」と発音するのも困難です。
今日の日本語では「ジ」も「ヂ」も同じように発音するものとほとんどの人が思っていますが、実はそうではありません。
〔ジ〕は〔シ〕の音が濁った音ですから、〔シ〕の口の構え・舌の位置をそのままで〔ジー〕と言えばいいのです(摩擦音)。
〔ヂ〕も同じで、〔チ〕の口の構え・舌の位置をそのままで〔ヂー〕と伸ばせばできます。
つまり、〔シ〕〔ジ〕の音を出すとき、舌の先はどこにも触りませんが、〔チ〕と言うときには舌の先が上の歯茎に触れて下がはねます。ちょうど「ちぇっ!」と舌打ちをするときのように。ですから〔ヂ〕の音も同じように舌の先が上の歯茎に触れます。これを破裂音と摩擦音が一緒になっているので破擦音と言います。
ですから、「しじみ」と言うときには自然と同じ舌の位置で発音するので自然と〔ジ〕になりますし、「ちぢむ」も同様に、自然と〔ヂ〕になるのです。


ところが、これが英語の発音になると、pledge【plédʒ】〔プレッヂ〕(誓約)の〔ヂ〕とplesure【pléʒər】〔プレジャー〕(楽しみ)の〔ジ〕が区別ができなくなります。
コツは、発音記号で【dʒ】となっているものは舌先を上の歯茎につけて〔ヂ〕と言い、【ʒ】のときには舌先をどこにもつけずに〔ジ〕と言うのです。
私の名前を英語で言うとGeorgeですが、これは【dʒɔ'ːrdʒ】となり〔ジョージ〕ではなく、正確には〔ヂョーヂ〕です。
厳密に言うと、日本語の「ジョージ」は〔ジョージ〕と〔ヂョーヂ〕の中間のような音です。
同じGeorgeでもフランス語では【ʒɔ'ːrʒ】〔ジョルジュ〕と発音し、摩擦音の〔ジ〕の音になります。
フランス人が話す英語に訛りがあるように聞こえるのは、このように英語の音がなく、フランス語の音で代用するからで、日本人の英語に訛りがあるのも同様の理由によります。


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ij

2017.09.02日

第4講 「 ij


昨日の記事、「イースト菌?」の中で、英語で「東」を表すeast〔イースト〕と「イースト菌」のyeast〔ィイースト〕の発音が違うことを書きました。
この発音の区別は日本人にとっては至難の業です。
ear【íər】〔イア〕、year【jíər】〔ィイア〕も同様です。この簡単な発音区別の方法は、earのときには〔イアリング〕と言って、そこから〔リング〕を取ると〔イア〕になります。これがearの発音です。日本人はどうしても「耳」は〔イヤ〕だと思っているので、year〔ィイア〕の発音と紛らわしくなってしまうのです。yearの【j】の音は、思いっきり舌に力を入れ上あごに近づけて〔ィイ〕と言うのがコツです。


さて、この英語の発音記号【j】はの文字なのに、なぜ「ジ」と言わずに〔ィ〕と発音するのでしょうか?
多くの人が疑問に思っています。これまでこの質問を何度も受けました。
実は ij がもとは一緒だからなんです。
そう言えば形がちょっと似てますよね。i がちょっと伸びると j になるでしょう。
もともと i だったのが異体字として j になりました。
ですから、 j i の音があり、それが発音記号に残って【j】となったのです。
今からおよそ700年ほど前に ij が区別されるようになり、 i が母音として残り、 j が半母音、すなわち【j】という音となりました。
ですから、Jesus(イエスさま)のことをイタリア語で〔イエスース〕と言いますが、 英語では 〔ジーザス〕と発音するのです。カトリックの「イエズス会」というのはここから来ています。
そして、この【j】という音がさらに y という文字に変化したのです。


次回は、これまた日本人にとって難しい「ジ」と「ヂ」の違いについてお話します。
たとえば、「しじみ」と「ちぢむ」の違いです。これは単に文字が違うだけでなく、みんな無意識のうちに発音でも区別しているのです。これがわかると、英語のpledge【plédʒ】〔プレッヂ〕(誓約)とplesure【pléʒər】〔プレジャー〕(楽しみ)の発音の違いもできるようになります。


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イースト菌?

2017.09.01日

第3講 「イースト菌?」


ワ行に古くは「わゐうゑを」「ワヰウヱヲ」と、ひらがな・かたかなともにイ行の「ゐ」「ゑ」〔ウィ〕、ウ行の「ヰ」「ヱ」〔ウェ〕があったというのは、とても面白いです。
昨日の記事の中に書いた「ウヰスキー」の表記について、お友達のTakamiさんが再度、素敵なコメントをくださいました。
幼少の頃より、両親が社交ダンス教師だった私は、ダンス教室の入り口に掲げてあるダンスのメニュー?の中に「クヰックステップ」というのがあったのです。
これを発見したのも、もう50年以上前です。
「クイックステップ」というダンスがあることは子供ながら知っていましたので、なんで「イ」じゃなくて「ヰ」なんていう変な形で書くのだろうかと思っていました。
両親は、「これはウィと発音するのだよ」とは教えてくれませんでした。
まさにこれが quickにより近いカタカナ表記なのですね。
ウィスキーは、たいていの日本人は「ウイスキー」といいます。これもマッサンが「ヰ」の前に「ウ」をつけて商標登録したからなのかも…


もしも、「クヰック」という表記と〔ウィ〕という音が今日残っていたら、「クイック」よりも英語のquickの発音に近いので、日本人の英語の発音ももうちょっとうまくなっていたかもしれません。
「ウォーター」もきっと「ウヲーター」と表記され、発音も〔ウウォーター〕となっていて、よりwaterの発音に近かったことでしょう。
実際のところ、「ウォーター」があまりにも根付いているため、日本人で正確にwaterを【wɔ'ːtər,wɑ't-|wɔ'ːtə】〔ウウォーター〕と発音できる人はあまりいません。


雑誌『わかさ』10月号の特集は「のど」です。


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私は幼少の頃から喉が弱く、小学生時代劇団に入っていて発声練習をするとすぐに声がれして、親に吸入器を買ってもらってしょっちゅうそれで喉を潤していました。こんにち耳鼻咽喉科で喉が痛いと言うと、口に当てて蒸気が出てくるネブライザーです。
この『わかさ』の表紙に「かすれ声はのどの老化のサイン!」とあったので、1年以上前からかすれ声で授業ができなくなっていた私は、さっそく買ってきて読み始めました。
「高低をつけて声を出しのど仏を上下に動かす[のど仏スクワット]なら、起動も広がり[発声機能]がみるみるアップ」(p.26)には次のような喉の運動が載っています。


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いいことは何でもすぐに実行する私は、これをウォーキング中に(近くに人がいないのを確かめて)やっています(笑)。
昔、劇団でよくやった〔アー エー イー ウー エー オー、アオ〕の発声練習です。
これで喉仏を上下させて喉を鍛えるというわけです。
〔カー ケー キー クー ケー コー、カコ...〕
とずっとやっていくと、ヤ行にきます。
〔ィヤー ィエー ィイー ィユー ィエー ィヨー、ィヤ ィヨ〕
普通は、〔ヤー エー イー ユー エー ヨー、ヤヨ〕となるのですが、これは今日ヤ行が「ヤイユエヨ」になっているからです。
でも、正確には[ィヤ ィイ ィユ ィエ ィヨ]です。英語の発音記号では【ja ji ju je jo】となります。
この発音記号の【j】についてはよく〔ジ〕と発音するものと思っている人がいますので次回扱います。


ワ行には「わゐうゑを」「ワヰウヱヲ」があるのに、ヤ行にはなぜか「イ」と「エ」がありません。
ところが、実は昔あったのです。
画像としてしか残っていませんので、それを下に載せます。


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これは漢字の「以」から作られた〔ィイ〕に当たる文字で、ひらがなの「い」の原形になりました。


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これは漢字の「江」から作られた〔ィエ〕に当たる文字で、かたかなの「エ」の原形になりました。


さて、前置きが長くなりましたが、第2講「イースト菌」の「イースト」は英語ではyeastと綴り、「東」を意味するeastと発音が明確に違います。
east【íːst】、yeast【jíːst】で、イースト菌には【j】の文字がついています。これが〔ィイ〕という音です。
ですから、正確には「イースト菌」ではなく、「ィイースト菌」です。
日本人にとって発音の区別が一番難しいものです。
同様に、ear【íər】、year【jíər】で、yが先頭に付くときには、舌を思いっきり上あごに近づけて強く〔ィイ〕と発音します。
この項、次回に続きます。


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ウヰスキーを飲む

2017.08.31日

昨日は、「『ちょっと贅沢なビール』と言えば...」でしたが、今日は「ウヰスキーを飲む」です。私は飲みませんが...


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第2講 「『ウヰスキーを飲む』の『ヰ』と『を』の音は」


今から千年以上も前に作られた「いろは歌」。
いろはにほへど ちりぬるを (色はにほへど 散りぬるを)
わかよたれそ つねならむ (我が世たれぞ 常ならむ)
うゐのおくやま けふこえて (有為の奥山今日越えて)


この「有為の...」の意味は、「有為(人間の所行)の深い山を今日越えて」です。
漢字で書く「有為」はもとはかなで「うゐ」です。
現代語の[うい]という発音は当時のものとは異なります。
おそらく古代日本語では、[ううぃ]と発音していたものと思われます。
この発音が次第に簡素化されてイ音便で[うい]となったのでしょう。


昨日の第1講、「『ちょっと贅沢なビール』と言えば...」の記事を読んだお友達のTakamiさんが次のようなコメントを送ってくださいました。
「私の母は『◯◯ヱ』といいます。
ですので、私も『ヱ』には子供の頃から興味を持っていました。
母の名のヱの前の母音は『オ』です。
仮に『コトヱ』とすると、『コトエ』と言うより自然に『ウェ』となります。
ヱビスビールのYEを見たとき、なんでWEじゃないの?と、私も思いました。
日本語と英語の発音…おもしろいですね。次回も楽しみです。
外国人が難しい日本語の発音…『○○円お預かりします』など『ん』のあとに母音が繋がっているヤツです。次回も楽しみにしてます♪」


Takamiさんはさすがプロの声楽家。お母さんのお名前からこのような問題にすでに子どものときに興味を持っていらっしゃって、「ヱビスビールのYEを見たとき、なんでWEじゃないの?」と疑問を感じていらっしゃいました。普通の人はこんなことに気づきません。見慣れている人はそれを当たり前だと思っているのです。
Takamiさんのおっしゃるとおり、お母さんのお名前がたとえば「コトヱ」さんだとしたら、「ヱ」の音は、前の音「ト」を伸ばしたときに残る[オ]の音につられて[ウェ]となり、その結果「コトヱ」のように「ヱ」の文字をお母さんのご両親が当てられたのです。ご両親が住んでいらっしゃった時代、地方では[ウェ]という発音が普通だったのでしょう。


6年前に天国に旅立たれた友人の柿谷寿美江さん(「心洗われます」)は、ご自分のお名前をローマ字でSumiyeと綴っていらっしゃいましたが、この場合も前の音[イ]につられて、次の[エ]の音は[イェ]となるのです(イ音便)。
もしも、ローマ字でSumieと綴ると、外国人は[スミエ]ではなく[スミー]と発音してしまします。
なぜなら、英語ではieは[イエ]とは発音せず、[イー]になるからです。(例:calorie, movie, rookie, Katie)


今日の、テーマである「ヰ」の文字は、「ニッカウヰスキー」の名前に残っているぐらいですが、これは正確には「ヰ」自体が[ウィ]という発音なので、これだと[ウウィスキー]となって変です。正しい旧仮名遣いにするとすれば「ヰスキー」なのですが、これは会社を興した「マッサン」がそのように命名した結果登録商標になったので、正しかろうが、間違っていようが勝手です。このような例は他にいくらでもあります(笑)。


ということで、ワ行にはかつて、「わゐうゑを」「ワヰウヱヲ」と、ひらがな・かたかなともにイ行の「ゐ」「ヰ」、エ行の「ゑ」「ヱ」があり、昔は[wa, wi, wu, we, wo]と発音されていたものと思われます([wu]に当たる文字がありませんが)。
これが音便で簡略化され、こんにちの「わ(い)(う)(え)を」、すなわち「わを」になったのです。


最後にこの「を」という文字ですが、皆さんはこれをどのように発音されますか?
たとえば、「ウヰスキー飲む」と言うとき、[ウォ]と発音しますか?
それとも[オ]?
これを研究している人たちがいて、結論は出ていないのですが、どうやら昔本州とあまり行き来のなかった九州や四国地方に[ウォ]が比較的多く残っているようです。こんにちは圧倒的に[オ]と発音する人が多く、また学校でも[オ]と普通指導しています。
しかし、[ウォ]と発音するのは地方のお年寄りが多いのかと思いきや、意外なことに都会に住む若い人の間でもけっこうあるようです。
名古屋育ちの私の妻も[ウォ]派なのですが、本人は私が指摘するまで全然気づいていませんでした。
しかし、妻の弟妹たちはみんな普通に[オ]と発音しているので、家庭環境とか地方、時代の影響ではありません。そこで、妻の小学校時代の先生が国語を教えているとき、「を」と「お」と区別するために「を」は[ウォ]と発音するのだと教えたのだろう、というのが私の推測です。


明日は、ヤ行の「やいゆえよ」を扱いますが、何とこれが日本人が一番苦手とする英語の発音につながります。どうぞお楽しみに。


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「ちょっと贅沢なビール」と言えば...

2017.08.30日

「ちょっと贅沢なビールです〜♪」というテレビCMをよく(と言うか、ときどき)見ますが、どのブランドかわかりますか?
そう、「エビスビール」!


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じゃないんです、実は。
「エビス」じゃなくて「ヱビス」です。お気づきでしたか?
ローマ字表記では YEBISU。
「あっ、そうか! ヱはYEなんだ」
と思った人があるかもしれませんが、これも残念賞。


この「ヱ」という文字、この「ヱビスビール」ぐらいでしかお目にかかりません。
ひらがなでも古文の中で「ゑ」という文字が出てくるぐらいで、学生以外で目にする人はまずいないでしょう。あっ、あと百人一首にも出てきますね。
「ヱビスビール」の「ヱ」またひらがなの「ゑ」の発音は、「YE」すなわち「イェ」じゃありません。
「ヱ」「ゑ」はワ行です。
学校では今日、ワ行は「わいうえを」もしくは「わをん」と教えていますが、もともとは「わゐうゑを」「ワヰウヱヲ」と書き、ワ行なので「ヱ」「ゑ」は、ローマ字表記すると「WE」となり、発音は「ウェ」です。
今日から数回にわたって、私の専門分野である言語学の講義をします(笑)。
と言って、難しい話にはしません。むしろ、英語学習にもまた日常の日本語にも役立つよう、また「へエー、そうだったのか!」と、目からうろこの授業にしますので、ご期待ください。


今日は第1講「ヱ」。
第1問。
なぜ「ヱ」は「ウェ」なのに、ローマ字で「YEBISU」と書かれて「WEBISU」じゃないのでしょう?
これは簡単。
いつもCMなどで「エビスビール」と言っていて、「ウェビスビール」じゃないからです。
すなわち、「エビス」の「エ」の音は「YE」(イェ)に近いのです。
昔、外国人が日本に来て初めて日本語を聞き、それをローマ字表記したとき、「江戸」を「EDO」とせず「YEDO」としました。おそらく彼らにとって「エド」と発音するのが難しくて、自然と「イェドウ」と言っていたので、「YEDO」と書いたのでしょう。


第2問。
では、なぜ「エビスビール」と言っていながら「ウェ」という発音の「ヱ」の文字を当てたのでしょうか?
これだと、「イェビスビール」じゃなくて、「ウェビスビール」になって変です。
これは難問です。
「ヱビスビール」は今はサッポロビールのブランドのひとつですが、元々は独立したビール銘柄でした。細かい話をすると本筋から外れるので簡単に言いますと、大黒天など七福神のうち日本古来の神である恵比寿様にあやかって縁起かつぎで命名したものと思われます。
この「ヱビスビール」を作り始めたところが、そのまま地名になって今日の東京渋谷の「恵比寿」になりました。ちょうど、トヨタ自動車の本拠地が「豊田」という地名になったのと同じです。
なぜ「ヱ」という文字を使ったかと言うと、古来恵比寿様は旧字で「ゑびす」と書かれていたためです。


ということで、今回のテーマは「ビール」ではなく、「ヱビスビール」の「ヱ」はローマ字の「YE」(イェ)ではなかった、というのが第1講の結論です。ヱビスビールファンの方、申し訳ありませんでした。
この話がどんどん展開して面白くなっていきますので、明日をお楽しみに。


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夢を見ることができるかどうか

2017.08.17日

"What you want to do, and what you can do, is limited only by what you can dream."
--Mike Melville - Astronaut
「あなたがしたいと思っていること、そしてあなたにできることは、夢を見ることができるかどうかにかかっているだけだ」
--マイク・メルヴィル、宇宙飛行士
(訳 舟田譲二)


私の生徒で、将来化学者になりたいと言っている中3女子がいます。(「夢が現実を打ち砕く」
中1の終わりごろに入塾してきて、初めの頃は勉強の仕方もわからず、大嫌いでまったくやっていませんでした。こと英語に関してはBe動詞と一般動詞もわからず、英単語は読めない・書けないという状態でした。
塾に知り合いはだれもいず、来てもずっと黙ったままで、何を考えているのかわからないような感じでした。


ところが、徐々に勉強がわかるようになり、楽しくなってきました。
学校のテストの結果もどんどん上がり、英語の実力テストではクラスで2位になりました。
塾に来て、時間があるときには、学校の中2・中3の理科の教科書を借りて読んでいました。理科が好きなのです。
中2になって中3の試験問題や入試問題を解くと8割から9割も取れるようになり、理科がずば抜けてできるようになりました。
とくに化学分野が好きで、私によく言いました。
「学院長、この世の中、ほとんどの物が元素でできてるんだよ。この私たちの身体も、この机や壁や床も全部。面白くない?私はそれを考えるだけで、感動してしまうの。今、発見されている元素の数は118だけど、私は必ず120番目の元素を発見するよ」
「えっ、なんで119番目じゃないの?」
「だって、私が発見するまでに誰かがきっと119番目は発見するだろうから」


初め私は笑いながら聞いていたのですが、そのうち私は彼女の言うことを信じるようになり、彼女の夢を実現させてあげたいと真剣に思うようになりました。
高校を卒業したらアメリカに渡って大学、大学院で化学を勉強して、化学者になるのだと断言しています。
最近、彼女が受けた16歳以上対象のIQ(知能)テストの結果では140という高い数値が出て、私をすでに越えています。


正直なところ、彼女がこの夢を実現させるためには越えなければならないいくつかの高いハードルがありますし、それは決して容易なことではありません。
しかし、彼女のこの具体的な夢があれば、それは不可能なことではないと私は本気で思っていて、毎日彼女のために、そして今遭遇している困難な問題を乗り越えられるよう、一生懸命祈っています。


冒頭でマイク・メルヴィルが言っている
「あなたがしたいと思っていること、そしてあなたにできることは、夢を見ることができるかどうかにかかっているだけだ」
は、まさに彼女のためにある言葉のように思われます。
しかし、これは彼女のためだけにある言葉ではなく、誰にでも当てはまることです。
歴史上、偉大なことを成し遂げてきた人たちというのは、じつに上の言葉を信じ、現実化してきたのです。
将来、彼女はノーベル化学賞を取るかもしれません。おそらくその頃には私はもうこの世にはいず、彼女の晴れ舞台を見ることができないのが唯一心残りなのですが。


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成功者になってください

2017.08.16日

"If you want to be successful, it's just this simple. Know what you are doing. Love what you are doing. And believe in what you are doing."
--Will Rogers – 1879-1935, Actor
「もし成功したかったら、自分がやっていることをよく知り、やっていることに惚れ込み、やっていることを信じること。たったそれだけのことだ」
--ウィル・ロジャーズ、俳優


私自身は決して世にいうところの「成功者」ではありませんし、自分でも成功した人間だ、なんて思ってみたこともありません。
ただ、「成功」というとき、それは単に地位を築く、有名になるとか、金持ちになるなど、いわゆる「地位・名誉・財産」ではないと私はいつも思っています。
むしろ、後悔のない、満足した、幸せな人生を送ることこそ、本当の「成功」だと考えています。そして、そういう意味において、自分は成功者だと思っています。


ところで、冒頭でウィル・ロジャーズが言っているように、「自分がやっていることをよく知り、やっていることに惚れ込み、やっていることを信じること」は何をするにしても、本当に大切なことです。
というのは、多くの人が仕事にしても勉学にしても、家族・友人関係などの人間関係においても、健康にしても意識せずただ何となくやっているからです。このようなやり方で、満足したり、幸せになったりするわけありません。
つまり、やることは何であるにせよ、根を詰めて一生懸命取り組み、やっていることを心底愛し、信じているなら、それは必ず成功につながります。
もちろん仕事や勉学においても。また、有名になったり、財を築くことにもなるかもしれませんが、それはあくまでも結果です。


ですから生徒たちを始め、接する人たち、読者の皆さん方にはもれなく、人生において成功して欲しい、と私は常々願っているのです。


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No pain, no gain.

2017.08.06日

現在患っている身体全身の痛みの原因と思われる「繊維筋痛症」について書かれた本、The Fatigue and Fibromyalgia Solutionは読んでいて思い当たる節が多々あり、教えられることがとても多い良書です。
この本の中に書かれていることを早速一つひとつ試していますが、効果が少しずつ現れてきています。


一日置きに通っている整骨院の先生がおっしゃるには、通い始めた当初は首から肩、背中、腰、臀部、大腿部、ふくらはぎ、アキレス腱までガチガチの状態で固まっていて、指が入らなかったけど最近はずいぶん柔らかくなってきて、手応えが出てきているそうです。


本の教えに従って実践しているひとつが毎日のウォーキングです。
一般の人が一日に歩いているのは平均7000歩ぐらいだそうで、これでは運動にはならない。運動と言えるのは10000歩以上だ、とあります。
そして、万歩計(英語ではpedometer「歩数計」で「万」の意味は含まれていない)の使用を勧めています。
私もPacerというアプリをスマホに入れ、目標を1万歩に設定して活用していますが、効果は絶大です。
数日前は、ちょっと頑張って2時間あまり14500歩、9.2kmウォーキングしてきました。


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英語でよく使われる言い回しに "No pain, no gain." というのがあります。
「痛みなくして得るものなし」
という意味で、何か事を成そうと思ったら痛み(苦労)を惜しんでいたらだめだ、というわけです。


ところが、上の繊維筋痛症の本の著者は、はっきりと "No pain, no gain." というのは糞だ、と言い切っています。
むしろ、"Pain is insane." (痛みは狂気だ)と言っています。
つまり、何事でも痛みを味わうようなやり方は間違いだ、と言って痛みを伴うようなやり過ぎを厳に戒め、時間をかけて少しずつ歩く距離を増やしていくことを勧めています。


以下はちょっと余談ですが、読んでいて考えたことです。
上の "No pain, no gain." を「痛みなくして得るものなし」、 "Pain is insane." を「痛みは狂気」と訳していたのでは、韻を踏んでいる英語の味が全く出ていないし、また著者の意図もくみ取れていず台無しです。
私だったら次のように訳して、英語の味を残すでしょう。
それぞれ、「苦しみなくして楽しみなし」、「苦しみ狂いし身」とでも。


実は、この教えは勉強や仕事や人間関係など、あらゆることに通じます。
多くの人が勉強を苦痛に感じ、嫌だけどやらなければならないから歯を食いしばって我慢してやっているのです(「勉強する目的は」)。仕事もしかり。
でも、やり方次第で楽しくすることもできるし、また楽しくやってこそ身につくものです。


というようなことで、私は今、ウォーキングを苦しまずに、楽しみながら毎日行っています。
整骨院の先生も、「楽しみながらできるのが一番。その成果が出てきて腰の筋肉は非常に良い状態で、ふくらはぎは筋肉が隆々としてきている」と昨日も褒めてくださいました。


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一番じゃなきゃダメなんですか?

2017.06.09日

 30代の会社員女性。小学5年の息子が、何をやっても1番になれません。
 息子は控えめで人が嫌がることはせず、いつもニコニコと穏やかです。少年野球をしており、毎日、自ら進んで投球練習や素振りをコツコツやっています。性格がいいからか、今年はキャプテンになりました。しかし、試合ではそこそこ活躍するものの、最優秀賞などの個人賞は取れません。
 本人も悔しい思いをしているようですが、賞を取った子に笑顔で、「おめでとう」と声をかけます。その姿を見ると、悔しくて歯がゆい気持ちになるのです。
 思えば、息子はリレーの選手に選ばれるわけでも、書道で表彰されるわけでもなく、特に目立ったところがありません。悪くないけれど、決して目立つことのない息子。活躍する他のお子さんを見て、正直羨ましくなってしまいます。
 こんな母親に心の持ちようを教えてください。(埼玉・Y子)

     

 ◇大日向雅美(大学教授)
 なぜあなたはそれほどにお子さんを人と比べ、1番になることを求めるのでしょうか。他者と比べて得られる相対評価は、相手次第で浮き沈みします。
 あなたが書いておられることを見れば、息子さんは他の人にはない資質をたくさん持っていて、なんと素晴らしいことかと思います。地道な努力を惜しまず、自分が評価されなくても友だちの成功を祝福することなど、よほどの人格者の大人でもなかなかできないことです。少年野球のキャプテンに選ばれたのは、それだけ仲間や指導者から人望があるということではないでしょうか。
 育つ過程にある子どもにとって大切なことは、その子にしかない良さをしっかり認めてもらうことです。それが自己肯定感となり、その人らしい心豊かな人生を送る鍵となります。
 ないものねだりも、子を思う親の情ゆえかもしれません。しかし、失礼を十二分に承知で申し上げれば、ご自分はこれまでどれほどのことをなし得ていらしたのでしょうか。そうして、わが身を振り返り、子どもに過剰な期待を抱いて追い詰めないよう自戒することこそが、本当の親の情ではないでしょうか。

(2017年6月7日付 読売新聞 「人生案内」より)


蓮舫さんがこれを読んでおられたら、「一番じゃなきゃダメなんですか?」ときっとおっしゃるところでしょう(笑)。


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先日テレビに出ていた双子の東大生は、おふたりとも子どもの頃の成績は学校では断トツでしたが、やはりひとりのほうが別の子よりも常に成績が上でした。
兄妹ふたりだけの小さな世界でも一番、二番が生まれます。
ましてや、10人、20人、30人...といれば当然のことながら、一番から最下位の人までいます。


それでは、一番の人には価値があって最下位の人には価値がないのでしょうか?
そんなことはありません。
一人ひとり違っていていいのです。違って当たり前です。
ロボットじゃないのですから、みんな一人ひとり違うことが素晴らしいのです。
さらに、適材適所で、一人ひとりに合った学校や仕事があり、伴侶、友人などがいます。
そうでないと逆に不公平になります。
一人ひとり違うほうが公平で、自分の器に応じたことができれば、それが最高に素晴らしいのです。
世の中のお母さん、お父さんたち、お子さんをほかの子たちと比べないでください。
そして、世界にふたりといない大切なお子さんをありのまま受け入れ、認めてあげてください。
それがお子さんを最高に生かしてあげる方法です。


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うんこ漢字ドリル大ヒット

2017.05.27日

すべての例文に「うんこ」を取り入れた小学生向け『うんこ漢字ドリル』(文響社)が絶大な人気を博している。子どもたちが喜ぶ「うんこ」を巧みに取り入れ、“面白く学ぶ”ことに成功したこの教材には教育界からも称賛の声が上がる。


今週発表の最新5月29日付けオリコン週間“本”ランキングでは、初の「学習参考書による総合1位獲得」ならびに「TOP3独占」をダブルで達成。3週連続で全6作がTOP10入りを続けているということで、どこの書店でも平積みされているそうです。


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昨日、朝のテレビ番組でこの『うんこ漢字ドリル』なるものが紹介され、このドリルを使って小学生たちが大笑いしながら勉強している塾の様子が放映されていました。
インタビューされた子どもたち曰く、
「楽しい」
「面白い」
「一日中うんこのことばかり考えてる」


これがその話題の『うんこ漢字ドリル』の中の一部です。


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ほかにも1年生から6年生まで「うんこ」の言葉が延々と続きます。
「起きると のすぐ横に うんこが おかれていた」
「おでこに うんこがついてしまったので せんしてきます」
「うんこがの間につまってしまった」
「すもうの対相手がまわしにうんこを付けている」
「パン食いきょうの パンを うんこに かえておいた」
「リレーの 者が バトンの 代わりに うんこを にぎって いる」
とうんこをまぜてハンバーガーを作った」


見ていて、正直気持ち悪くなってきます。
こんな例文を読んで笑いながらドリルをやっていて、果たして漢字の読み書きができるようになるのかはなはだ疑問です。
さらに、頭の中がうんこのことでいっぱいになっていて、学校のテストでもおふざけで「うんこ」を使った例文を書かないか心配です。


冒頭の記事の続きの一部を下に載せます。


元国立市教育長で教育評論家の石井昌浩氏も、こう警鐘を鳴らすのだ。
「『三つ子の魂百まで』です。このドリルで育ち、果たして自分の核となるものを持ち得るかどうか。品性のない大人に育ってしまわないか心配です。何でも『うんこ』を媒介にするのは、子どもの未熟な感性に迎合することに他なりません」
さらに、全く正反対の観点から憂慮するのは、評論家の唐沢俊一氏である。
「机に向かうのが楽しくなるという点では、教育界に一石を投じたと思います。ただ、子ども時代の勉強とは概して“嫌なもの”に向かう行為でもあるはず。大人になれば、たとえ嫌でもつまらなくても、仕事ならば取り組まねばならない。勉強には、その“予行演習”という側面があります。今から楽しい勉強を身につけてしまうと、『楽しくないから働かない』という大人が増えないだろうか。そんな一抹の不安を覚えます」


一般の人もネット上にたくさん投稿しています。
「こどもが楽しく勉強できるならいいと思います。真面目にかたくるしくやっても退屈でつまらなくていやになるだけだから、勉強やらないよりはそういうのでやるほうが何倍もいいと思います。なので多少下品さはあるけどめのつけどころとしてはうまいって感じます」


まあ、何ごともそうですが賛否両論あり、このドリルがとても気に入っている人もいれば、非常に不快に思っている人もいます。(私は後者です)
勉強と言うと、「真面目にかたくるしくやっても退屈でつまらなくていやになる」と思い込んでいる人が大勢います。
この意見に対して私の考えは、勉強とは決して子どもにとって”嫌なもの”ではない、ということ。
昨日も小学2年生のMちゃんがガウディアで国語の漢字を勉強していましたが、新しい言葉を学び、それを漢字で書いていくことがとっても楽しい、といつも言っています。
ナンセンスなこじつけのうんこの例文を使わなくても、子どもたちは自然なコンテキストの中でしっかりと楽しみながら漢字を勉強できます。
下はMちゃんがやったプリントの中の1枚です。


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『うんこ漢字ドリル』が楽しい、役立つ、素晴らしい、と考えられるなら実際に買って使われたらいいでしょう。
私自身は不快になって「うん」ざりです。
これは、単なる「おもしろい」であって、勉強の本来の「楽しさ」とは似ても似つかぬものです。最初のうちは物珍しさでウケるかもしれませんが、子どもたちはすぐに飽きてしまうと思っています。


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学ぶことからすべての奇跡が始まる

2017.05.19日

"Learning is the beginning of wealth. Learning is the beginning of health. Learning is the beginning of spirituality. Searching and learning is where the miracle process all begins. "
--Jim Rohn
「学習は豊かさのもと。学習は健康のもと。学習は霊性のもと。探求し、学ぶことからすべての奇跡が始まる」
--ジム・ローン


昨日はとても嬉しいことがありました。


小学4年生のときからアカデミーに来ている6年生のお子さん。
入塾当初は数字の概念すらなく、基本の基本から始め、足し算や引き算の意味も教えなければなりませんでした。


さらに、3+2=5のような簡単な計算すら指折り数えていて、時間がかかるだけでなく、間違いがとても多く、間違いを指摘しても自分の力で直すことすらできませんでした。
学んだ計算方法を使って解く文章題も、文章そのものを読む力がないため問題を理解して式を立てることもできません。
手取り足取りで、図を描いて意味を説明するのですが、何度繰り返しても理解できません。
ようやく理解できたかと思い、次の同じタイプの問題に当たらせるとたちまちとんでもない解き方をします。足し算でなければ引き算、かけ算でなければ割り算のような感じで当てずっぽうで解きます。


このようなお子さんは学習障害のレッテルを貼られて、放ったらかしにされるケースがしばしばです。
しかし、この子を担当している私は必ずできるようになると信じ、いつも笑顔で優しく、忍耐強く指導してきました。
そして、最近になってようやく暗算で計算できるようになり、また文章題だけでなく、図形問題や重さ、長さの問題、小数、分数なども理解する力がついてきました。数か月前と比べると見違えるほどです。


そして、昨日は最初、全部間違えていた問題も、理屈を説明したところすぐに理解して、間違えていた問題を全部すらすらと解き直し始めたのです。そして、終わったときにはとても清々しい笑顔!
感動ものでした。
教師をやっていて最高の幸せを感じる一瞬です。


「学習は豊かさのもと。学習は健康のもと。学習は霊性のもと。探求し、学ぶことからすべての奇跡が始まる」
この生徒の人生がここからスタートし、豊かさ、健康、霊性を身に着け、人生の奇跡が始まることを心より祈るものです。


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人が求めるリーダー像

2017.05.16日

"A person who wants to lead the orchestra must turn their back on the crowd."
--Max Lucado – Author and Preacher
「オーケストラを指揮したいと思う者は聴衆に背を向けなければならない」
--マックス・ルーカド、作家・牧師
(訳 舟田譲二)


「オーケストラを指揮したいと思う者」とはどのような人のことでしょう?
「指揮したい」とあるように、人をリードしたい人、すなわち人の先頭に立って企業やその他さまざまなグループや団体、組織などを引っ張っていきたい人、リーダーのことです。
経営者やトップの人でなくて学校の教師や塾の先生もある意味、生徒に対してリーダーです。
親も子どもに対してはリーダーです。


リーダーになる人はもちろんその資質も大切ですが、同時に八方美人で誰からもよく思われたいと思う人は不適です。つまり、マックス・ルーカドが上で言っているように「聴衆に背を向けなければならない」のです。
リーダーとはある意味大変な仕事で、人から理解されず辛いこともたくさんあります。敢えて心を鬼にしなければならないこともあります。
しかし、リーダーたる者これに耐えなければなりません。リーダーとして成功している人たちはみんなこの辛いところを通ってきています。


しかし、かと言って冷血にならなければならないというわけではありません。人気取りのためにニコニコするのでなく、真に血が通った温かい人、他人のことを大切にする人、他人のために尽くす人で、素晴らしいリーダーはいくらでもいます。
いえ、むしろ人が求める理想のリーダー像はまさにこのような人です。


自分は後ろにいて鞭をふるって他人を駆り立てる、という典型的なボスタイプのリーダーは今は求められていません。人が求めるのは、自ら先頭に立ってお手本を示し、人を引っ張っていくタイプのリーダーです。


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成功の奥義

2017.05.15日

"Experience shows that success is due less to ability than to zeal. The winner is he who gives himself to his work, body, and soul."
--Sir Thomas Fowell Buxton – 1786-1845, English Member of Parliament
「成功は能力よりもむしろ熱心さによるということは経験上明らかである。勝利者とは、自らを己れの仕事や肉体、魂に捧げる者だ」
--サー・トマス・ファウエル・バックストン、英国議会議員
(訳 舟田譲二)


これは私自身これまでこのブログで繰り返し述べてきていることです。
「成功する人は能力のある人だ」と、世間ではまことしやかに言われています。そして多くの人がそのように信じています。
その結果、自分には能力がないから成功は無理だと初めから諦めたり、あるいは成功している人を指をくわえてただ羨んでいたりする人が実に多いです。


その理由のひとつは、成績至上主義の我が国の教育、そして学歴社会にあると言ってもいいでしょう。
今ひとつの理由は、親の子育ての仕方です。
賢い親は、子どもが幼少の頃より様々なチャンスを与え、褒めて育ててセルフイメージを高め、持っている能力をますます引き伸ばします。
それに対し、知恵のない親は自分の子どもに、「バカ、アホ、マヌケ、能なし、役立たず」といったネガテイブな言葉を小さい頃から常に浴びせかけ、子どもに低いセルフイメージを植えつけます(「子どもをバカに育てたかったら」)。これで子どもが賢く育ったら不思議です。まことに親の責任大です。


しかし、サー・トマス・ファウエル・バックストンが上で述べているように、成功している人を見ると、決して能力によるものではなく、その人の物事に取り組む姿勢、熱心さ、勤勉、努力であることを私たちはみんな経験上知っています。
「自らを己れの仕事や肉体、魂に捧げる者」とは、コミットする人のことです(「コミットメント」を参照)


今からでも決して遅くありません。
自分自身のことでも、また子どものことでも。
この成功の奥義は仕事や勉強のみならず、スポーツから人間関係からどのような世界でも共通しています。


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散る桜 残る桜も 散る桜

2017.04.27日

散る桜 残る桜も 散る桜


江戸時代の曹洞宗の僧侶で、歌人でもあった良寛和尚の辞世の句と言われています。
このほか、
「散らぬ桜に散る桜、散らぬ桜も散る桜」とか
「散る桜 散らぬ桜も散る桜」
などいろいろなバージョンがありますが、言っていることはみな同じです。


つい1週間ほど前、「遅咲き」という記事の中に、いつものウォーキングのコースに周りの葉桜に囲まれて1本だけ七分ほど花をつけている桜の木を見て感動を覚え、桜の遅咲きから人の遅咲きに思いを馳せたことを書いたのですが、昨日の早朝同じところを歩いてみると、その桜もきれいに葉桜になっていました。(当たり前のことですが)


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これを見たとき、冒頭の一句が頭によぎったのです。
散った桜の花がすっかり色あせて赤茶け、人が歩いたり自転車が通るところを除いて小径(こみち)を覆っています。
頭の上には美しい若葉が生い茂っています。
今勢いあるこれらの葉も秋には全部落ちて地を覆います。
そして、落ちた花びらもまた葉もやがて腐り、土と混ざって腐葉土となり木に栄養を与え、それがまた来春の美しい花を咲かせ、葉を茂らせる。
これを何十年、何百年どころか、何千年と繰り返している。


考えてみたら、私たち人間も同じ。
私たちが今歩いている道、住んでいる町の下にも何百年、何千年という歴史が詰まっている。
数えきれないほどの人がかつてこの地の上で生活し、やがて死んで、それが肥やしとなって今日に至り、私たちが今ここで生活しているのです。


私たちも一人もれなく、この「散る桜 残る桜も 散る桜」と同じく散っていきます。
これが世の常、生まれてきたもの、万物の宿命であり、これをやたらと怖れたり、儚(はかな)んだり、悲しむ必要などありません。
当たり前のことなのですから。
むしろ、この世に、この世の命や物質に執着するから死を怖れたり、別れを悲しんだりするのです。


大切なことは、桜の花や葉が腐葉土となり肥やしとなって次に命をつないでいるように、私たちも単に物質としてだけでなく、霊や精神、また知性などが子どもや孫の代に、さらに綿々と後世に受け継がれていくというところに目をやることです。


そのことを思うと、今、ここに生かされていることが、とてつもなく偉大なこと、素晴らしいことに思われてきます。
しかも、それが単に有名人や能ある人、歴史に名を残すような偉大な人物だけでなく、生まれてきた人すべてがこの尊い使命に生かされているということ。
このように考えると、ほかの人の命も、また同様に自分の命も決して粗末にはできません。さらにもっと積極的に、大切にしなければならないということに気づくはずです。


現代の教育でこのような視点が一番欠けているのではないかと常々思っています。
教育とは、単にテストで点を取り、志望校に合格し、企業に就職し、地位を築き、名声を馳せ、財産を築くためにあるのではありません。


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子どもをバカに育てたかったら

2017.04.26日

"It is easier to build up a child than it is to repair an adult. Choose your words WISELY!"
「子どもを育て上げる方が、大人を修理するより簡単だ。言葉を賢明に選べ」
(訳 舟田譲二)


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「子育ては難しい」とよく言います。
確かに難しいです。みんなあちらに頭をぶっつけ、こちらにぶっつけ、苦労します。
子育てにこれが正解、というのはありません。一人ひとり子どもの性格も違えば、親の生まれ育った環境も価値観も異なりますし、子育てはケースバイケースです。


しかし、ひとつ言えることは、
子どもをバカに育てたかったら、子どもが小さいときから「お前はバカだ、アホだ、マヌケだ、脳なしだ」と言い続けることです。
そうすれば十中八九(「じゅっちゅうはっく」ではなく、正確には「じっちゅうはっく」)、子どもは期待どおりに(?)バカに育ちます。
このように言われて育った子どもはセルフ・イメージが低くなり、自分は本当にバカだと思い込み、バカな行動を取るようになります。


塾に来ている生徒の中にも、「私はバカだから」と言う子が時々います。
親がそのように洗脳してきたのです。


逆に、できる子の親は決まって
「お前は頭がいいね」
と言って育てています。
そして、このように言うのは頭のいい親です。
「お前はバカだ、アホだ」と言う親がバカなのです。


冒頭の
「子どもを育て上げる方が、大人を修理するより簡単だ。言葉を賢明に選べ」
は何を教えているかと言えば、「お前はバカだ、アホだ」と言って育てられて大人になって壊れた人を修理するのは至難の業。むしろ、子どもをまともに育てる方がよっぽど簡単だ、ということです。


それでは、「お前はバカだ、アホだ」と言って育てられた人はもう手遅れか、と言えば決してそうではありません。「大人を修理するより簡単だ」とあるように、修理は難しいかもしれませんが、可能です。決して手遅れ、不可能ということはありません。
また同様に、子育てにも手遅れはありません。
気づいたときが吉日。早速改めることです。


ついでに、これは親子間だけに限らず、夫婦間や労使間などありとあらゆる人間関係にも通じます。念のため。


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グリンピース入りカレーライス

2017.04.20日

毎週水曜日、小学3・4年生の女の子たちを家に送る送迎バスの車中はいつもとても賑やかです。
子どもたちの間でとくに人気なのは「グリンピース」と「カレーライス」というふたりで対戦するじゃんけんゲームです。
きっと皆さんもご存じでしょう。


ふたりで一緒に「グリンピース」と言いながらグー(またはチョキかパー)を出し、たとえばグーで勝ったほうが「グリン、グリン、チョリン」と言いながらチョキを出して相手が同じものを出すまで、「チョリン、チョリン、パリン」などと言いながらパーを出したりします。ふたりが同じものを出したとき、最初に「ドン」と言ったほうが勝ちというゲームです。


これの別バージョンが「カレーライス」で、「グリンピース」とまったく同じなのですが、「グリン、チョリン、パリン」の代わりに「グーカラ、チョーカラ、パーカラ」と言って、同じものを出したら「ドン」と言う代わりに「水」と言います。
これを交互にやったりすると、混同して「ドン」と言うところをつい「水」と言ったりしてしまうわけです。
よく飽きないものだと感心するほど毎回、毎回このゲームをして大騒ぎです。
先週の水曜日もみんなキャーキャー言って楽しんでいました。それを聞きながら私はちょっとひねった新しいゲームを考えつきました。


そして昨日、バスを発車させる前に私の発案したゲームをみんなに説明しました。
「これはグリンピース入りカレーライスって言うんだよ。
最初に『グリンピース入りカレーライス』って言って、次は『グーカラ、グーカラ、チョーカラ』と言う代わりに『グーカラ、グーカラ、チョリン』って言う。相手の人が同じのを出したら『水』って言う代わりに『ドン』って言う。
今度は『カレーライスのグリンピース』って言って、『グリン、グリン、チョーカラ』って言う。相手の人が同じのを出したら『ドン』って言う代わりに『水』って言う。
つまりカレーライスとグリンピースを混ぜるんだ。そしたら今までよりも頭を使うし、お互いに間違いやすくなるからもっと面白くなるよ」


みんなの反応は「シーン...」
もう一度説明してお手本を示してひとりの子に始めさせました。
「グリンピース入りカレーライス」「チョーカラ、チョーカラ、パリン」。
「シーン...」
だれも乗ってきません。


しばらくして別の子が言いました。
「ちょっとややこしくて難しい」
「そう、難しいから面白いんだよ」


ところが、しばらくするとみんなはいつもと同じ「グリンピース」と「カレーライス」を交互に始めました。


私が子どもの頃は「軍艦、沈没、破裂」でやっていましたが、平和なグルメの時代になり「軍艦、沈没、破裂」はすたれて「グリンピース」と「カレーライス」になったようです。
そして、私の発案した「グリンピース入りカレーライス」はグルメっ子たちには不人気でした。


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一般に、子どもに限らず、人はあまり変化を好まないもので、馴れているものに固執する傾向があります。
私たちが習慣のようにして毎日行う歯磨きや洗面などの手順の「儀式」もその内のひとつです。


ところで、「グリーンピース」と言うと、ご存じ環境保全・自然保護を訴える世界的に有名な団体です。ときに過激な行動に出ることでも有名ですが。
その名前からかどうかわかりませんが、「平和」(peace)のシンボルカラーはグリーンです。
ついでながら、カレーライスの中に私が入れようとした「グリンピース」は正確には英語のpea(豆)の複数形ですから「ピース」ではなく「ピーズ」(peas)です。老婆(爺)心ですが、お間違いのないよう。


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アカデミーのいのち

2017.04.17日

昨日はアカデミー恒例の年中行事、春のバーベキュー大会でした。
去年までは湘南平でしたが、今回は大磯海岸です。


いつものように肉に群がるハイエナよろしく、生徒たちは焼きあがる肉を次々と平らげていきます。焼きそばもおにぎりも全部あっという間でした。


食べ終わって満足すると生徒たちはすぐに波打ち際に行って、打ち寄せる波に「キャーっ!」と悲鳴を上げながら波から逃げたり、逃げ遅れて服をずぶ濡れにさせたり。
砂浜を鬼ごっこして走り回ったり、また持って行ったバットとボールで野球をしたり、バドミントンをしたり、砂に足を埋めてリラックスしながらおしゃべりに興じたりと、それぞれが大いに楽しんでいました。


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帰るときにはみんなで協力して後片づけ。
塾に戻るバスの中でも生徒たちは先生と絡んで冗談を言い合ったり、和気あいあい。


塾に戻って解散した後、先生たちは残って講師会。
この4月から専任講師(正社員)として4年ぶりにアカデミーに戻ってきてくださった二宮孝太先生を交えてみんなで改めて自己紹介。教育に関心を持つようになったきっかけとアカデミーの仕事につながるようになった経緯などを話しました。


最後に、副学院長の方からアカデミー学院の企業理念と社訓の紹介があり、これをもとに同じ目標を持ってこれからも仕事に励もうと勧めがありました。
アカデミーのいのちとも言える企業理念と社訓は以下のようなものです。


企業理念
「ひとりを大切に」をモットーに、あたたかい人づくり。
効果が高く意義のある教育を行い、学びを面白くし、生徒の無限の可能性を発見し、引き伸ばしていく。
教育の発展を通して、文化的により進んだ社会を志向し、社会の発展に寄与する。


社訓
愛        Love        生徒に対して、従業員に対して、愛と礼節をもって接する。
献身       Commitment    自身の全人格を賭した教育。
柔軟に      Be Flexible     何事も決めてかからない。型にはまらない。先入観に捕らわれない。
傾聴する     Be Attentive    相手の考えを尊重する。自分との違いを認める。議論をより深める。
学び続ける    Continue to Learn  今の知識に驕らず、「アカデミック」(学究的)な姿勢を忘れない。
後世のために   Create Legacy   仕事を通じ、社会に遺す財をつくりだす。
ユーモアの精神  Be Humorous    寛大な態度で人も自分も笑顔にする。
より高みを目指す Aim High      「よりよい教育」にゴールはない。研鑽を重ね、社会の変化に遅れないよう進化を続ける。


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◯◯しない勇気

2017.04.13日

「勇気」と言うと、何かをする勇気、行動を起こす勇気、と普通私たちは考えます。
ちなみに、このブログのページの左上コーナーにある「エントリー検索」に「勇気」と入力すると、数十の記事が出てきます。その記事のほとんどが「◯◯する勇気」について語っています。
私自身はそれほど勇気のある人間ではなく、勇気のある人を見ると羨望の念を抱きます。そのようなところから、自分自身に対するメッセージとしてこれらの記事を書いたのではないかと思います。


しかし、昨日、ある出来事をとおして「◯◯しない勇気」について思いを馳せることになりました。
もっと厳密に言うと、「◯◯しないことを選択する勇気」です。
「◯◯しない」のは勇気のないことのように思われますが、ときには「◯◯しないことを選択する」のは立派な勇気です。


たとえば、「一気飲み」です。
周りの者にあおられて一気飲みして急性アルコール中毒になって死亡する人がいます。
また、阪神タイガース優勝の際のファンの道頓堀ダイブなどもその例です。
これらは極端な例ですが、身の回りにも同様の「◯◯しない」勇気はいくらでもあります。


担任の先生からいじめを受けて自殺した中学生が出たのはまだつい最近の出来事です。
このようなケースは枚挙にいとまありません。
とくに体育会系の部活でのしごきや顧問の体罰等々。
また、クラス内でのいじめによる自殺も後を絶ちません。


自殺する勇気があるなら、学校に行かない勇気、部活をやめる勇気を発揮して欲しいものです。
いじめがあるにもかかわらず我慢して学校に行き続ける、体罰を受けながらも部活をやめないで、最後には追いつめられて自殺するぐらいなら、学校や部活をやめ、友達との縁を切る、こちらの方がよっぽど立派な勇気です。
たんに勉強をさせ試験で点数を取らせて進学させることが教育の本来の目的ではないはずです。むしろ、生きる力を養うことこそ教育の真の目的だと思うのです。


また、親も子どものおかしな様子に気づいたら、学校に行くことを無理強いするよりは、学校に行かせない勇気の決断が求められます。
子どもの人生、命を犠牲にしての学校や部活などなんの意味もありません。
(去る2月の記事「いじめの問題」もご参照ください)


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教育の大切な務めのひとつ

2017.04.04日

“Happiness is not the absence of problems, it's the ability to deal with them.”
ーー Steve Maraboli
「幸福とは問題がないことではない。問題に対処する能力のことだ」
ーースティーブ・マラボリ
(訳 舟田譲二)


無病息災(病気をせず健康なこと)、順風満帆、商売繁盛、夫婦円満、家内安全、千客万来、無憂無風(心配や混乱がなく、平穏なこと)、交通安全、福徳円満(幸福や財産に恵まれ、満ち足りていること)、健康長寿、恋愛成就、開運招福、等々だれでも望むことです。
全国津々浦々の神社仏閣にはこれらの御利益の文言(もんごん)がひしめき合っています。
パワースポットと呼ばれているところは若者の間でも人気です。
最近では巷で開かれているさまざまなセミナーと称するものでも、このようなことが堂々とうたわれて、多くの人を惹きつけています。


しかし、みんな知っています。
たとえこれらのパワースポットをいくつ回って、どれだけお金を積んで祈祷してもらおうと、これらのご利益が棚からぼた餅式に落ちてくるわけないと。
どんなに運の強い人でも、恵まれている人でも、病気にもなれば、家族との死に別れもあります。勤めている会社の倒産もあれば、事故に遭うことだってあります。


つまり、これらのいわゆる「不幸」はだれの人生にもつきもので、避けて通ることのできる人など古今東西ひとりだにいません。
むしろ、スティーブ・マラボリが冒頭で言っているように、
「幸福とは問題がないことではない。問題に対処する能力のこと」
です。
問題を避けるよう注意し、努めることは大切です。しかし、本当に必要なのは、人生の諸問題に遭遇したときに、いかに対処するかです。
そのための知恵をつけることも教育の大切な務めのひとつです。


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人を愛する最善の方法

2017.03.26日

"I find the best way to love someone is not to change them, but instead, help them reveal the greatest version of themselves."
--Steve Maraboli – Author and Speaker
「人を愛する最善の方法は、その人を変えようとするのではなく、その人が最高の自分を出せるよう手助けすることだ、ということを私は悟った」
--スティーブ・マラボリ、著作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


そうなんです。
私たちは無意識のうちに、自分が愛している人、子どもとか伴侶とか、近しい人ほどより良くなってほしいと望むあまり、ついついその人に「こうした方がいいよ」「これはしない方がいい」と言ったり、ときには「こんなことはしちゃだめだ」と言いたくなるものです。
その動機はあくまでもその愛する人に良くなってもらいたいからで、もちろんいじわるなんかではありません。


しかし、往々にして相手からは煙たがられたり、ときには反発されたりして、こちらの意図が伝わりません。
スティーブ・マラボリはとても素晴らしい助言を私たちに与えてくれています。
「人を愛する最善の方法は、その人を変えようとするのではなく、その人が最高の自分を出せるよう手助けすることだ」と。
手助けするには方法はいくつもあるでしょう。
それはアドバイスや説教ではなく、むしろ自分でモデルとなり示すことかもしれません。
「最高の自分を出す」とは、その人が内に持っているものを引き出すことです。
そのお手伝いをするのが、最善の愛を示す方法なのです。
なにか心当たること、あなたにもできることはありませんか?


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十(じゅう)語るよりも一(いち)示せ

2017.03.16日

"You can preach a better sermon with your life than with your lips."
--Oliver Goldsmith – 1728-1774, Author
「良い説教とは唇ではなく、その人の生き様で語られるものだ」
--オリバー・ゴールドスミス
(訳 舟田譲二)


ここで言われている「説教」とは、親が子に対して、あるいは教師が生徒に対してガミガミ言う説教のことではなく、教会において牧師が会衆に向かって語るメッセージのことです。
しかし、同時にこれは親が子に、教師が生徒に対してする「説教」にも当てはまります。


人に「ああせよ、こうせよ」と言ったり、「あれをするな、これをするな」と言うのは簡単でだれにでもできます。
でも、往々にしてそう言っている本人がその言葉のとおりにできていないものです。
よくできたもので、人はすぐさまそれを見抜いてしまいます。すると、いくらいいことを語っていても、そんなのは絵に描いた餅と同じで何のありがたみもありません。


子どもが親の背中を見て育つのと同様、一番いい教育は言葉によるものではなく、生き様、普段の生活をとおして見せるものです。
これほど説得力のある教育はほかにありません。
そして、これはその他どんなことにも当てはまります。
十(じゅう)語るよりも一(いち)示しましょう。


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日本人の貧しい英語力がこんなところにも

2017.03.11日

昨日、ららぽーと湘南平塚にちょこっと行ってきました。ここにもある「3 COINS」。まだ利用したことありませんが、雑貨を中心とした百均ならぬ三百均。
愛称はスリーコインから「スリコ」。


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「ワンコイン」というのもありますが、これは500円玉1枚の主にうどんや丼物などの外食系。中には500円で健康診断というのもあるらしいですが、あまりお世話になりたくないです。


先日、電車に乗っていたら目の前に立った人が持っていた袋がこの「3 COINS」。
「えっ、ちょっ、ちょっと待った! 何これ!?」


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We'll to make your little happier
頭が壊れそうになりました。
この3コインの商品で、
「皆さんをもう少し幸せにします」
とでも言いたいのでしょう。
それにしてもこの英語は凄まじい!
これは中学3年生で学ぶレベルの英語。
正しくは…、皆さんで言ってみましょう。
1, 2 の 3 はい、


We'll make you a little happier.
We'llの〔'll〕は「〜にします」といった意味合いの助動詞の will です。
助動詞は、文字どおり動詞を助ける働きをする言葉で、「〜できる」という意味の can などと同じで、I can swim. のように助動詞の後には動詞の原形(もとの形)がきます。ですから、to make のように to(不定詞)をつけてはだめです。


次に、make は「〜を…にする」という意味の使役動詞で、「〜を(人)」に当たる目的語がきます。
ここでは「あなたを」なので、皆さんご存じの you, your, you の3番目の目的格である you(あなたを)が入ります。
your は、your name のように「あなたの」という意味の所有格ですからこれは文法的な誤り。


最後に、little happier ですが、a little のように a をつけて初めて「少し」という意味になります。
little だけだと「ほとんど〜ない」という否定の意味になります。
たとえば、
I have a little money.(少しお金がある) 
I have little money.(ほとんどお金がない)
というふうに a のあるなしでまったく意味が変わります。


このような貧しい英語力も、先日書いたように「責任は日本の英語教育に」あります。
なんのために中高大学と最低でも6年間、長いと10年間も学校で英語を教えているのでしょう。受験のための英語で役立たないような教育ならいっそやめてしまえばいいです。時間と労力と費用の無駄遣いです。
もっと身につき、役立つ英語教育に転換しなければ、2020年から小学校で英語が正規教科になったとしても、ただ単に学年を下げるだけで終わってしまいます。


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もっとも大切なのは理念

2017.03.04日

"Focus on where you’re going and you’ll know what steps to take. Focus on the steps you’re taking and you won’t know where you’re going."
--Simon Sinek – Author
「自分がどこに向かって進むか、そこに焦点を合わせなさい。そうすればどんな道筋を歩めばよいかわかります。自分が歩む道筋に焦点を合わせなさい。そうすればどこに向かって進むかわからなくなります」
--サイモン・シネック、著作家
(訳 舟田譲二)


サイモン・シネックのTEDの動画を下に載せますが、その再生回数はなんと1700万回以上。
回数ではピコ太郎にははるか及びませんが、その中身・クオリティの違いは歴然です。


サイモン・シネックによると、ひとはWHY(なぜ)に共感し、行動するとのこと。
企業でいえば経営理念に当たる部分です。


すなわち、CMや広告を見ていると、多くの企業がWHATから伝えていますが、一番大切なWHYが欠けています。
1. WHAT→こんな製品を作りました
2. HOW→こんなふうに使うことができます
3. ぜひお試しください


しかし、成功を収めている人物や企業にはWHY(理念)があります。
1. WHY→なぜを実現するために
2. HOW→どのようにして
3. WHAT→何を作ったか


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マーチン・ルーサー・キング牧師は、人種差別をなくすために立ち上がったひとりの黒人です。
演説家はキング牧師だけではありませんでしたが、人々はなぜこのキング牧師だけに従ったのか。
それは、人種差別をなくすための方法(WHAT、HOW)ではなく、自分自身の夢(WHY)を語ったからです。


多くの演説家は「私にはプランがある」(WHAT)と語りますが、
キング牧師は、「私には夢がる」(WHY)と語りました。
事前に何の告知もしていなかったのに25万人以上の人々が集まりました。
なぜ、何のために、誰のために集まったのか?
キング牧師のために集まったのではありません。
自分のため、自分の信じることのために集まったのです。
なぜならその25万人の内の25%は白人だったからです。


それではサイモン・シネックのスーパープレゼンに耳を傾けてください。
わかりやすい英語で語っていますが、字幕スーパーをつけて見ることもできます。
この教えはビジネスのみならず、教育から子育て、人間関係など、およそ人の日々の生活から人生に至るまで、すべての分野に適用できる教えです。


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責任は日本の英語教育に

2017.02.24日

◆文法 小5のつまずき防ぐ 
 「She likes apple.」
 昨年夏、埼玉県宮代町立笠原小学校の5年生の教室。子供たちは、プリントに書かれた基本的な英語表現が読めず、戸惑っていた。
 笠原小は文部科学省が指定した英語教育強化地域拠点校。児童は1年生から英語の授業を受け、「聞く・話す・読む・書く」の4技能のうち、「聞く」「話す」活動には慣れている。
 それでも、5年生で英文を「読む」活動に入るのはハードルが高かった。
 「いきなり読み書きに入ると英語嫌いを作りかねない。徐々に慣らしていくことの大切さを感じた」と、授業をした武藤伸幸教諭(32)は話す。
 2020年度実施の次期学習指導要領では、歌やゲームで英語に親しむ「外国語活動」を小学3、4年生に引き下げ、5、6年生は教科として、読み書きや過去形などの文法も扱う。
(中略)
 ベネッセ教育総合研究所の14年の調査では、高校1〜3年生に英語が苦手になった時期を聞いたところ、「中学入学前」が5.1〜7.5%だったのに対し、「読み書き」が本格化する「中1前半」は14.7〜15.8%と急増していた。小学英語の教科化で単語の暗記や文法を押しつける形になれば、「苦手になる時期が早まるだけ」といった懸念も学校現場に広がる。
(後略)

(2月16日付 読売新聞38面 [変わる授業風景](中)「読み書き」少しずつ より一部抜粋)


上の記事を読んでびっくりしました。
冒頭の「She likes apple.」です。
皆さん、お気づきとは思いますが、これは中1で学ぶ英語の基本中の基本です。
まずappleという可算名詞(ひとつ、ふたつと数えられる名詞)の場合、単数なら前にanかtheをつけ、複数ならば末尾にsをつけなければなりません。ここでは、「好き」と言っていて、りんご<類>のことを指しているので、複数形にしてapplesと言わなければなりません。
英語活動をするとき、最初にこれを学びます。


授業をした小学校の教諭が間違っていたのか、あるいはこの記事を書いた新聞記者が間違っているかのどちらかです。
もし前者であるなら、記者は当然のことながら教諭にそのことを指摘し、記事にするときには正しくShe likes apples.と訂正していたことでしょう。
すると可能性はひとつ。記者が記事にするときShe likes apple.と誤った英語を書いた、ということになります。
読売新聞の記者なら当然大学は卒業しているでしょうし、こんな基本的なことは知っていなければなりません。
また、記者が書いた原稿は少なくとも何人かの新聞社の人がチェックしているはずで、そこでも見逃されたということです。
お笑いならいざ知らず、これは今ちまたで大流行しているピコ太郎のPPAP、"I have a apple."(正しくはan apple)と同じレベルの間違いです。


このことが気になっていたところ、後でデジタル版「 読売プレミアム」で次のような訂正文が載っていました。当日の夕刊、もしくは翌日の朝刊にも載っていたかもしれません。
[訂正 おわび]
 16日【社会】連載「変わる授業風景」の記事で、「She likes apple.」とあるのは、正しくは「She likes apples.」でした。取材時の確認が不十分でした。


このおわびの文章も不可解です。それは、「取材時の確認が不十分でした」の部分で、これだと教えていた教諭の過ちだったような印象を与えます。しかし、それならば上にも書いたように、記者が教諭にその旨を伝え、記事にするときに訂正しておけば済むことです。
記者および新聞社の関係者が自らの落ち度を認めていないという可能性が大です。


決して人の過ちを指摘して非難したり、自分の知識をひけらかそうとしているわけではありません。なぜなら、こんなことだれでも知っているようなことで、そもそもここで書くこと自体つまらないことです。
しかし、敢えてこうして記事にしているのは、日本の英語教育の不毛、脆弱を露呈しているように思うからです。


よく日本人が「私は英語は読み書きはできるが、会話は苦手」と言いますが、これは美しい誤解にすぎません。大学生や大卒、院卒で一流企業や外資系企業に勤めている人、英語教師などですら、その読み書きの力はまことにお粗末な人が多いのです(「読み書きはできるが、英会話は...」)。


責任は日本の英語教育にあります。


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学びは一生続けるもの

2017.02.22日

昨日の読売新聞23面に、開成・柳沢幸雄校長と厚切りジェイソンさんのスペシャル対談が載っていました。
とても興味深い記事で思わず引き込まれました。
その中に次のような箇所があり、特に目を引きました。


ジェイソン 日本で頭のいい人とは、いっぱいモノを覚えている人。でもそれは本当はどうでもよくて、それを使ってどう次、生かすのかまで行かないと。例えば全体が分かるような情報というのは、悪くないとは思うが、その後それをどう使うかが問題。これを読めば頭が良くなるということではないと思う。
柳沢 ジェイソンさんが言ったのは、日米の教育の違いかも。日本の場合は知識を広く与えていく。米国の場合は知識を深掘りする。抜けがたくさんあってもいいんですね。典型的なのは、米国では九九を教えないこと。
ジェイソン そう!教えない。わかんない。暗記する必要はないよ。
柳沢 今は電卓もあるし、いいじゃないかと。でも、九九をやらないと割り算の暗算が出来ない。米国の小学校では、「GUESS」(推測しろ)と教える。だいたいこのへんかなと。あとは電卓があるからやらなくていいよと。その抜けを埋めるのが大学。米国の大学のテキストは分厚い。経済学のテキストなら一番初めに微分の話から出てくる。日本では高校の数学で全部やっている。まんべんなく知識を入れて、そこから自分で組み立てて発言できるようにする日本と、最初にきちんと発言できるように育てて、それで自分が興味のあったところを埋めていく米国。その違いだと思う。


私の教えている小中学生たちに、アメリカでは九九がない、と言うとみんなびっくりします。
ある意味、日本の九九はとてもうまくできていて、便利なものです。
でも、本当に大切なのは、九九を使って暗算で素早く計算できることではなく、それで何ができるかということです。それは考える力、そしてそれを活用する力です。


昨日の記事、「勢いを維持させる方法」の中にも書きましたが、アメリカより一時帰国中の長男夫婦と一昨夜、アメリカの大学院での勉強のことについて話し合っていました。
長男も私も、小中高校とずっと勉強が大嫌いだったのですが、その理由のひとつが試験のための暗記中心の詰め込み教育だったことです。
アメリカの大学院では知識の詰め込みなどほとんどなく、上で厚切りジェイソンが言っているようにそれを使って次にどう生かすか、です。
ですから、ひとつのクラスで読むテキストの厚さは全部合わせると15センチかそれ以上になりますし、提出するレポートの量も半端ではありません。
長男は今、オンラインのクラスを取っていて、日本にいてもテキストを読み進め、レポートを書いて送信し、またオンラインでテストを受けたりしていますが、その勉強量たるや1日8時間といいます。
私などは手抜きで結構いい加減にやっていたのですが、長男は真面目に取り組んでいて、以前読ませてもらったレポートはとても緻密に書かれていて驚きました。
やり始めるととことん凝ってしまうので、嫁が時間や健康を管理してくれているそうです。
まさに二人三脚の学業です。
アメリカでは、このように結婚してからも大学院で学んでいる人たちが大勢います。
詰まるところ、学びとは一生続けるものなのです。


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勢いを維持させる方法

2017.02.21日

"One way to keep momentum going is to have constantly greater goals."
--Michael Korda - Writer
「勢いを維持させる方法のひとつは、さらに大きな目標をつねに持つことだ」
--マイケル・コルダ、作家
(訳 舟田譲二)


去る18日、19日の両日は3月から始まる新年度の学院説明会の日でした。
土曜日は日中お仕事をしていらっしゃるご父母の方が多く、日曜日に参加者が集中してしまいました。でもなんとか人数が溢れることなく、全席埋まって滞りなく実施することができ感謝でした。


冒頭の学院長挨拶のところで、アカデミーの売りである「勉強が楽しくなる秘訣」について話しました。
ちょうど1か月ほど前に書いた記事、「論より証拠」と、1年ほど前の記事、「勉強が好きになるには」の中に書いた内容をご父母の方々に話しました(興味のある方はご覧ください)。


神奈川県立高校の入試制度や今年度の入試問題の解説や傾向と対策なども副学院長のほうから話すことになっていましたので、数日前に書いた「持っているものはますます与えられる」の中に登場した中2のAさんとご両親も参加してくださっていました。


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(パワーポイントで入試制度を解説する副学院長)


説明会が終わると、ご両親が私のところにやって来ておっしゃいました。
「1年前、アカデミーに来るまでは勉強が嫌いでまったくしなかったのですが、今の娘の姿を見て本当に信じられません」
私は答えました。
「本当によく頑張っていらっしゃいます。将来はアメリカの大学院に留学して、120番目の新元素を発見し、大学で化学を教えたい、って言っておられますよ」
(この辺りのことは3日前の「褒めることよりも大切なこと」に詳しく書きました)


マイケル・コルダの今日の格言、
「勢いを維持させる方法のひとつは、さらに大きな目標をつねに持つことだ」
は、まさにこのAさんのことを言っています。
初めのうちはBe動詞もわからず涙を流していたのに、アメリカの高校に留学したいと言うようになり、次に今年の目標は英語で5を取ると言い、次にアメリカに留学して化学を勉強する、そして将来は化学者になって120番目の新元素を発見し、大学の先生になることと、目標をどんどん進化させ、具体的にイメージするようになってきています。
それが彼女が勢いを維持させている秘訣です。


そして、それもこれも、勉強を面白くさせ、とりこにさせること。すべてはこれにかかっています。
一昨日は、3か月の短期で帰国している長男夫婦がお嫁さんのご両親と一緒に平塚を訪問し、親しい交わりの時をもちました。長男夫婦は一泊して昨夜遅くにお嫁さんの実家に戻りました。
小中高校と勉強が大嫌いだった長男ですが、今はやはり勉強の面白さにハマっています。
私が最終的に学業を終えたのは34歳のときのこと。
アメリカに留学して早十数年経つ長男は奇しくも現在34歳ですが、まだ大学院で勉強中で卒業するのは4年先といいます。私をはるかに超えます。
やはり目標がどんどん大きくなり続けているのです。


これは勉強に限らず、どんなことにも当てはまります。
この秘訣がわかれば、「勢いを維持させる」ことはだれにでもできます。


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脳に十分な栄養がいっていますか?

2017.02.10日

私たちの身体を作っているのは食事です。
健康に必要な栄養素はすべてこの地球上にあります。
食事から摂れない栄養素、たとえばビタミンDは太陽の光を浴びることによって得られます。
実にうまくできています。


人間の脳の重さは身体全体のわずか2%ほどなのですが、脳が消費するエネルギーはなんと20%にもなります。
つまり、脳は身体のほかのどの部分よりもたくさんの栄養を必要としているのです。
ところが、ほとんどの人がこのことに無頓着で、身体にも脳にも十分な栄養を摂っていません。


まず、朝目覚めたとき、頭がボケーッとしていますが、これは脳が栄養失調状態にあるからです。
ですから朝食が何よりも大切なのですが、朝食抜きの人や、食べてもトーストとコーヒーのような栄養が十分に摂れない朝食をとっている人がとても多いのです。
実際のところ、朝食をしっかりと食べている生徒は食べていない生徒よりも格段に成績がいいという実験結果も出ているほどです。


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とくに日本の伝統的な朝食、ご飯と納豆と味噌汁と魚、卵などは脳に必要な栄養素をふんだんに含んでいます。
長時間頭を使う仕事をしたり、勉強したりすると、脳内のレシチンが大量に消費されます。
これが不足すると、集中力も記憶力も低下します。
このレシチンを補給するのが大豆なのです。
魚、とくにマグロやブリ、サバ、サンマ、イワシなどの背中の青い魚にはDHAが豊富に含まれています。
このDHAは脳内の神経細胞から出ている突起状のシナプスを作る細胞膜の材料となっていて、DHAを摂ることによって神経細胞間の情報伝達が活発になり、脳の働きがよくなります。


日本の土壌は火山灰土で野菜や果物、水などに含まれるカルシウム分が少ないので、カルシウム不足になりがちです。
そこへもってきて、ハンバーガーやフライドポテトのようなファーストフードを食べ、そしてコーラなどの炭酸飲料をたくさん飲み、スナック菓子を食べているとますますカルシウムが不足するようになります。
カルシウム不足は精神が落ち着かなくなり、イライラしたり、キレやすくなったりします。
さらに記憶力低下を引き起こします。


牛・豚・鶏肉、カキ、魚介類などはビタミンB12を豊富に含んでいます。
ビタミンB12が欠乏している人は成績が極端に低く、これらの生徒に6か月間ビタミンB12を補給したところ、成績が正常値まで伸びたといいます。


ビタミンCも同様で、幼稚園児から大学生まで2つのグループに分け、ビタミンCが十分に摂れる食事を与えるグループと不足する食事を与えるグループで実験したところ、知能指数で大きな差が出たそうです。


あなたは脳に十分な栄養がいっていますか?
栄養が不足していては頭の回転が上がりません。
バランスの取れた食事、とくに朝食をしっかり摂るように心がけましょう。
これだけでも大きな差が出てきます。
十分な栄養が摂れない人にはサプリメントがお薦めです。


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究極のリサイクル

2017.02.08日

私が発案(?)した究極のリサイクルは、鼻をかんだティッシュペーパーを水で洗って再利用するというもの。
「えっ!?」
と思われるでしょうが、本当にできるのです。


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皆さんおなじみのティッシュ。
この5色のボックスからひとつ色を選んでください。
皆さんの目の前でビニールのラッピングを破って、選んだボックスを出します。
ティッシュ取り出し口の部分を切り取って2枚のティッシュを引き出し、その1枚で鼻をかみます。
いえ、冗談。これはちょっと汚いので、鼻はかまずに2枚のティッシュを2つのグラスの上にそれぞれかぶせ、口を輪ゴムで留めます。
皆さんにどちらかひとつを選んでもらいます。
そして、イチニノサンで同時にそれぞれのティッシュの上に手をかざし、ハンドパワーを送ります。
その後、別のグラスに入れた水をティッシュの上に注ぎます。
すると、皆さんのティッシュはすぐに破れて、水がグラスの中に落ちます。
しかし、私がハンドパワーを送った方のティッシュは水を注いでも破れず、ティッシュの上に水がたまります。
ですから、鼻をかんだ後でもそのティッシュを水で洗って再利用できるというわけです。


これはもちろん冗談ですが、私の考えたオリジナルマジックです。これまでいろいろなところで何度もやってきましたが、いまだにタネを見破られたことはありません。


さて、今日の本題は本物の究極リサイクル。
昨夜、中3生に教えていた入試予想問題の中の長文読解問題にとてもおもしろいストーリーがあったのです。
それは、象や牛など動物の糞(フン)をリサイクルして紙を作るというものです。
カナダのある会社がそれを発明し、商品化しました。今や世界の多くの国で売られています。
名前はそのものずばり、プープーペーパー(私も子どもの頃、うんちのことをプープーと呼んでいました)。
糞は洗浄して煮沸されているので、もちろん臭わず清潔です。
象の1個の糞から大きな紙25枚を作ることができ、それで10冊のノートが作れます。この紙は本にも使われています。
これで森林伐採を減らし、地球温暖化からも守ることができる、という究極のエコです。


読んでいて、これは実話に違いない思い、ネット検索したところ案の定ちゃんと載っていました。

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英語でよく"Think outside the box."(箱の外で考えよ)と言いますが、これは既成概念(箱)に捕らわれず想像力を働かせて、まったく新しいアイデアを生み出せ、という意味です。
これからの時代、このような柔軟な考え方が世界を変えていくことでしょう。


昨夜教えていた生徒のうちのひとりの子が、自分の部屋の机の上には、これまでやってきた入試予想問題や過去問などが積み上げられていて、それが50センチほどの高さになっているそうです。
ちょうど1週間後の受験を前にどんどん自信を深めてきています。
将来の世界を担う受験生、みんなガンバレ!


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いじめの問題

2017.02.07日

先週の木曜日に「日本人はなぜ英語が下手なのか」という記事を書いたところ、多くの人からコメントをいただきました。
この中で引用したTBS系列で放映されている『好きか嫌いか言う時間』というディベートバラエティ番組で、昨夜は「いじめ」の問題が取り扱われました。
中高校生や現役の学校教師、箱根駅伝3連覇の青山学院・原監督などが本音でいじめについて討論していました。


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(これは動画ではありません)


去る1月28日にアカデミー学院では中学3年生を対象に受験の際の面接練習をしたのですが(「将来の夢」)、そのときひとりの生徒に中学校で頑張ったことについて尋ねたところ急に涙を流し、学校で殴る・蹴るなどのいじめを受けていると言い始めました。
この子のいじめについては本人からこれまでに何度も聞いていましたし、学校の担任にも話していると言うのですが、一向に改善されていないようで、話を聞いていてとても心が痛みました。


そう言う私自身、中学生の頃陰湿ないじめを受けた経験があり、他人ごとではありませんでした。
以下は、今から5年ほど前に書いた記事、「心が痛むいじめの問題」から一部抜粋した再録で、私自身の辛い経験を綴ったものです。今、読み直してみて、当時のことがありありと甦ってき、涙が出てきます。
いじめの問題に対してひとりでも多くの人の意識が高まり、なんらかの対策を講じるひとつのきっかけになれば幸いです。


実は私も、中学1年の時、執拗ないじめに悩まされ、死にたいと思ったことがありました。
小学校の卒業式の翌日にまったく知らないところに引っ越してきました。
新しい中学での生活が始まり、周りに友達がひとりもいなくて寂しい思いをしていたら、近所に住む同じクラスの二人の男の子が声をかけてくれました。それからあっという間に彼らと親しくなり、毎日遊ぶようになりました。


ある日、そのうちのひとりが私について変な噂を流し始めたようです。
「街からやってきた舟田は大会社の社長の息子で大金持ち。家には自家用の飛行機もあるらしい」云々。
周りの子たちから異様な目で見られるようになり、その噂を打ち消すのにひと苦労しました。
そうこうしているうちに、その生徒が悪い仲間と一緒になって、私に対するいじめを始めるようになりました。
「舟田、掃除さぼるなよ」
「いや、さぼっていない。ちゃんとやっているじゃないか」
「だれもお前がさぼってるなんて言ってないだろ。さぼるなって言ってるだけだ」
次第にいじめはエスカレートしていきました。事あるごとにいちゃもんをつけて、責め立ててきました。
来る日も来る日もいじめられ、もう毎日が憂鬱で、学校に行くのが苦痛になりました。
クラスの他の生徒たちはそれを見ていて見ぬふり。
しかし、ある日、隣の席に座っていたひとりのおとなしい子が味方になってくれ、気にする必要はないよ、と声をかけてくれました。
これがどれほどありがたかったことか。


その後、両親にいじめられていることを泣きながら伝えました。
それを聞いた父が立ち上がってくれました。
「その子の家に行って、お前が自分の口で、これ以上いじめないでくれ、と言いなさい。自分は口ははさまないけど、通りの角でお前たちが話しているところを見ていて、もし何かあったら助けに行くから」と言ってくれました。
そこで勇気を持って、その子の家に行き、このいじめの問題で自分はとても苦しい思いをしている、もうこれ以上続けないでくれ、とはっきりと言うことができました。
近くに立っている父の姿が目に入って、彼も少し恐れたのか、それでいじめはピタリと止まりました。
ひとりで悩んでいなくて良かったと心底思いました。


しかし、その後も別の子に電車のホームの裏に連れて行かれ殴られそうになったり、修学旅行の時にも別のクラスの子の部屋に呼び出されて数人に取り囲まれ、暴行を受けそうになったことなどもありましたが、その都度、近くにいた誰かが助けてくれました。


(中略)


いじめは子どもの間の問題だけではありません。
大人の社会においても、しかも庶民を守るべき立場にある警察官や市・県の職員、教師までもが弱い立場にいる女性や子どもに性的嫌がらせや暴行などの破廉恥行為をしているというのは、これこそまさにいじめそのものです。
学校関係者が隠蔽工作をするのもいじめ行為です。
しかも、世界の中でも例外というぐらい平和で安全な国と言われている日本国内でさえ、毎日のようにこのようないじめがあらゆるところで行われているのです。


しかし、このようなことは最近になって始まったことではなく、昔から常に起こっていました。
これはモラルの低下云々の問題ではなく、人間の心の内に潜む恐ろしい罪の性質のゆえの犯罪行為です。
この根本的な問題を解決しない限り、懲戒免職や懲役刑などの重い実刑判決を課したとしても、決して後を絶つことはないでしょう。


私たち人間は、犯罪を犯す犯さないを問わず、ひとりの例外もなく、神様の前にはみんな罪人(つみびと)です。
この罪の問題の解決なしに、平和で安全な国、幸せな人生など築けるわけありません。
今、私たちが行っていることは、いわば砂上の楼閣作りのようなものです。
日本国民みんなが一度立ち止まって、自分の心の内を再点検し、問題解決のための糸口を真剣に探し求め話し合い、それを実際に行動に移さなければならない時が来ています。


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ロシアより愛を込めて

2017.02.04日

"The mediocre teacher tells.
The good teacher explains.
The superior teacher demonstrates.
The great teacher inspires."

--William Arthur Ward
「平凡な教師はただしゃべる。
良い教師は解説する。
さらに優れた教師は自らやってみせる。
しかし、偉大なる教師は生徒の心に火をつける」

--ウィリアム・アーサー・ウォード
(訳:舟田譲二)


ウイリアム・アーサー・ウォードは、米国ルイジアナ州出身で、メソジスト教会監督や日曜学校校長、信徒リーダーなどを務めたほか、いくつかの大学で教え、リーダーズダイジェストなどのコラムニストとしても活躍していました。
彼が残した名言は、今日でもアメリカでもっとも多く引用されていると言われます。


昨夜、塾から家に帰る道、向こうの方から飛び跳ねるように駆け寄ってくる若い女性がいました。
最初、私の後ろにいるだれかに向かって駆けてくるのかと思い、振り返ろうとしたのですが、近づいてきたその女性は満面の笑みで、私に声をかけてきました。
「学院長先生!あー、お会いできて良かった!」


アカデミーで7年間働いてくださり、生徒たちの人気者だった清田先生です。
去年、退職されて今も東京で教育関係のお仕事をしていらっしゃるのですが、昨夜はなんと仕事が終わってからわざわざ電車に乗って平塚まできてくださいました。そして、折り返しお住まいの埼玉まで戻られるとのこと。
それは、私にバレンタインのチョコレートを届けるため!ではなく(笑)、もうすぐ卒塾する愛する中3の生徒たちにチョコレートを直接手渡し、受験生を激励するためだったのです。
私のためのチョコレートもついでに(?)ありました。というか、在職中毎年バレンタインになると欠かさずチョコレートをくださっていましたが。
昨日いただいたチョコレートは超豪華版。ピンクのハートのボックスに入ったキュートなゴディバのアソートメントチョコ。


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家に帰って妻と一緒にひとついただきましたが、口の中でとろけて、思わず「美味しい〜!」。
その温かいお心遣いに胸に熱いものが込み上げてきました。ありがとう、清田先生!


このとき、お気に入りで何度も観た映画、『007 ロシアより愛を込めて』の主題歌の冒頭の歌詞がよみがえってきました。


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(ジェームズ・ガクインチョーとタチアナ・キヨタ?)


From Russia with love I fly to you,
much wiser since my goodbye to you.
I've travelled the world to learn,
I must return from Russia with love.


清田先生はロシアほど遠くはありませんが(笑)、東京から1時間以上もかけて愛する生徒たちのために駆けつけてくださいました。「ロシアより愛を込めて」ならぬ「埼玉より愛を込めて」
本当の愛情がなければできないことです。
生徒たちもみんな、清田先生の気持ちをしっかりと受け止めて、全力で10日後の受験に臨むことでしょう。
「偉大なる教師は生徒の心に火をつける」
これは真実です。


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やればできる?

2017.02.03日

以下は6年前の記事の再録です。
受験や勉強に限らず、いろいろなことに当てはまると思い、シェアさせていただきます。


今日、中1の生徒と高2の生徒ふたりを教えていました。
英語が苦手と言って入塾した子たちです。
中1の生徒は英語が全然わからないと最初言っていたのですが、ほんの数か月で見違えるほど力がついてきて、今日など「この子は本当に英語が苦手なの?」と思うほどよくできて、「もうほぼ全クリだよ」と言ったほどです。
ふたりの高校生も目に見えて力がついてきました。
間違えても、指摘するとすぐに間違いに気付づいて自分で訂正できるほどになりました。


学校の先生も、また塾の先生も、そして親もよく言うセリフが、
「やればできる」
です。
ところが数日前、ある女子アナの言っている言葉が新聞に載っていました。
この方は、神奈川の名門校である湘南高校の出身で、当時習っていた英語の先生が言ったそうです。
「やればできるというのは、やらない人の言い訳だ。本当は、やったからできるのだ」と。


私はこれを読んで「なるほど」と思いました。
私なども三者面談をしていてついつい「〇〇君はやればできるのですが」と言ってしまいます。
でも、ほとんどのケース、この類(たぐい)の生徒は「やらない」のです。
そして、暗に「できないのはやらないからだ」と言っているわけです。
やらない生徒にやる気を起こさせて、やらせるのが教師の務めではないかと示されました。


「やる気」は、強制や脅しからは起きてきません。
自らのうちから溢れてくるようなモチベーションが必要なのです。
そのモチベーションに目覚めさせるのが私たち教師の仕事です。


昨日、試験が終わって塾に来た中1のE君と中2のK君。
ふたりともニコニコしていて顔が輝いていました。
聞くと、試験がとてもできたとのこと。
なるほど、ニコニコするわけです。
とくに、K君はこれまでほとんど無表情で、感情を出すことがなかったのですが、昨日はこれまでに見たことのない笑顔でした。
K君はつい最近まで勉強が嫌いで、いやいややっていたのですが、つい1か月余り前、
「君には〇〇という高校がとっても合っていると思うよ。この高校だったら、ちょっと頑張れば十分に可能性があるよ」
と言って資料を見せたところ、目が輝き始め、がぜんやる気を出してきたのです。
そして、この1か月少しの間、一生懸命頑張った結果が今回の学年末試験に出たというわけです。


結局のところ、「やればできる」ではなく、「やったからできた」のです。
これがきっかけで自信につながると、連鎖反応でどんどん伸びていきます。


今年、一足先に中高一貫校の平塚中等教育学校に合格を決めたT君。
最初は1時間かかって1行も作文を書くことができなかったのに、繰り返し繰り返し書いているうちにものすごくうまくなり、学校の先生にも褒めていただいたとのこと。
2歳上のお兄さんのN君も同じ学校に現在通っており、兄弟での合格となりました。
適性検査が終わったその日に、お母さんが塾にお礼を言いに来てくださいました。
お母さんの話では、入塾したときから3年間でやってきたワークやプリント類を重ねたらなんと50センチほどの高さになったそうです。
まさに「やったからできた」のケースです。


とどのつまり、「やればできるのに」は、やらないことの言い訳に過ぎません。
そんなことを言っている暇があったら、まずはやってみることです。
やって、やって、やりまくって、「やったからできた」と胸を張って言えるようになって欲しいと思います。
また、私たちはそのために骨身を惜しまず生徒に指導しなければならないとつくづく思いました。
親や教師は、安易に「やればできるのに」と言わないほうがいいでしょう。やらないことを、またできないことを正当化させることにつながりかねません。


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日本人はなぜ英語が下手なのか

2017.02.02日

「差別!低賃金!重労働!外国人を過労死させるブラック企業!?時給300円の実態に迫りました!
そして我々が当たり前だと思っいた事が、世界のみんなからは非常識だった。
お客様は神様➡︎ 日本が駄目な原因 あなたの働き方あってますか…?」


これはTBS系列で毎週月曜日21:53 - 22:54に放映されている『好きか嫌いか言う時間』というディベートバラエティ番組で、去る1月30日に行われた『日本で働く外国人の怒り』というテーマのディベートに対する番組ツイッターの言葉。


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この番組、ときどき見るのですが、外国人が参加するディベートには、日本に住んでいる中国や韓国、フィリピン、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカ、カナダなど外国人の方々が大勢出演しています。
そして、驚くべきはそのほとんどがとても流暢な日本語を自由に操っていること。
中には、画面を見ずに耳だけで聞いていたら、日本人が話しているかと思うほど、なまりもないとてもきれいな日本語や、ときに地方の方言を話す人もいます。


日本で生活しているから当たり前?
とんでもありません。
アメリカに長年住んでいて、アメリカ人の女性と結婚し、アメリカの大学で教鞭をとっていて、しかも言語学を専門とし、英語で多くの専門書も書いている日本人の教授の家を留学生時代の今から40年近く前、訪問してお食事をよばれたことがあります。
私はこの先生のファンだったので、大きな期待をしていたのですが、この方が話していらっしゃったのは、日本語アクセントのひどいまことに下手なブロークンイングリッシュでびっくりしました。


先週、うちを訪ねてきてくださった鶴田牧師は在米40年になり、アメリカ人も日本人、日系人も含めとても幅広い交友関係をもっていらっしゃいます。
鶴田さんと話していたとき、外国人で日本語が本当に上手な人はたくさんいるのに、日本人で英語がうまい人にほとんど会ったことがない、と言ったところ、鶴田さんもまったく同意見でした。
同時通訳をやっている英語のプロと言われるような人でさえ、アメリカ人とまったく同じように英語を話せる人にも出会ったことがありません。


これはいったいどうしたことでしょうか。
日本人が民族的に語学の学習能力が劣っている、などということは絶対にありません。
日本語が外国語と比べて簡単だということもありません。


外国人とほとんど触れることができなかった昔と違い、国内にも大勢の外国人が住んでいて、また留学や仕事で外国に行く日本人も多いのに、なぜこんなに日本人の英語力、またその他の外国語運用能力が低いのでしょうか。
原因を突き詰めていくと、やはり教育の仕方、あり方の問題だということになりそうです。


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論より証拠

2017.01.17日

論より証拠
「物事は議論よりも証拠によって明らかになる」【広辞苑】
「あれこれ論じるよりも証拠を示すことで物事は明らかになるということ」【大字泉】
「物事をはっきりさせるには、あれこれと口先で論議するより、具体的な証拠を示す方が早くて確実だということ」【ことわざ辞典】


"The proof of the pudding is in the eating."
【ðə prú:f əv ðə púdiŋ iz in ði í:tiŋ】
《ことわざ》「プディングの味を確かめるには食べてみることだ。『論より証拠』; ものは試しだ」【ランダムハウス英和大辞典】
"The proof of Academy is in your trying it."
【ðə prú:f əv əkǽdəmi iz in juə tráiiŋ it】
《新ことわざ》「アカデミーの良さは試してみればすぐわかる」 【学院長訳】


これは、今から8年前のアカデミー学院のチラシに載せたキャッチコピーです。
このあと生徒たちやご父母の声をたくさん載せました。
その一部を下にご紹介いたします。
私がいつもこの「ジョージ学院長 元気の出るブログ」の中で語っている教育論が机上の空論ではなく、日々実践されているものであることがおわかりいただけるかと思います。


「私はアカデミー学院を卒業したことを今でも誇りに思っています。中1の夏に入塾した頃は、勉強する意味もわからず、自ら勉強することはほとんどありませんでした。こんな私がアカデミーに入塾してから、学ぶことの楽しさ、理解できた時の嬉しさを経験し、自らすすんで勉強することができるようになりました。
アカデミーの先生たちはいつも生徒のことを一番に考えてくれて、熱心に指導してくれました。そんな思いに応えたいと、真剣に将来の目標に向かい頑張れた気がします。
当時は苦手科目もありましたが、週1回のデータベースのおかげで苦手科目も克服でき、バランスよく成績を上げることができ、自信につながりました。テスト前の補習では、分からないことはすぐに先生に質問でき、自宅で勉強するより集中でき、とても助かりました。
アカデミーは行事も多く、塾生とも先生達とも仲良くできて、深い信頼関係が築けました。そして学ぶ時は学ぶ、楽しむ時は楽しむと、はっきり区別をつけることができたので、私にとっては最高の塾でした。
アカデミーで培われた粘り強さは、現在の高校生活の部活や勉強でも生かされています」


「小学5年生のとき友達に誘われ、キッズクラブに入って英語を学びました。歌を歌ったり、体を使ったり、ゲームをしたりして単語を覚え、毎週楽しく学べました。
中学での学院長の英語の授業では、書くことや読むことの大切さ、文法、動詞の活用や単語の面白い覚え方、勉強法など本当にたくさんのことを教わり、いつのまにか英語が一番の得意科目になっていました。宿題、読み練習、学院長特製の単語シートなどやればやるほど成績が上がっていくのがよく分かりました。今思うと、英語を得意科目にしてくれたのは、このアカデミー学院での英語の授業でした。
授業自体も、学院長のジョークが出て笑いに包まれていて、生徒一人一人が質問しやすい雰囲気で、集中力が続く授業でした。江南高校の独自入試では英語が一番良い点でした。
また、去年の大学入試でも英語の高得点が合格につながったと思っています。こうして考えると私は英語という科目をアカデミーでゼロから始めたことで、今の結果・実力を得ることができたと思います。本当に良かったです。
アカデミーでは、他のどの授業も本当に楽しく、自然と全教科の成績が伸びていました。アカデミー、ありがとう」


「中1の夏、サッカー漬けの毎日を送っていた私は全く勉強もせず、定期テストでも散々な結果でした。そんな時、小さい頃からの友人に誘われてアカデミー学院に入塾しました。
当時は英語のBe動詞と一般動詞の区別もつかず、また数学では‘負の数’の意味がさっぱり分からないという状態でした。
その後約2年半アカデミーでお世話になり、入塾当初では考えられない程ランクアップして憧れの江南高校に合格し、とても充実した楽しい高校生活を送りました。
そうなれたのは全てアカデミーの先生方のおかげです。毎回の授業は楽しくて楽しくて、先生が発する言葉一つ一つが中学生の私をワクワクさせました。ここで、テストのための、成績のための、受験のため
の、ただの手段としての勉強ではなく、知ることの楽しさやおもしろさ、知識が増えたり、問題が解ける喜びなど、勉強の本来の姿を学んだと思います。
今、大学生として自分の興味を持った分野を探求できるのも、知る楽しさを知った、あの頃のアカデミーがあったから…そう感じながら毎日キャンパスに通っています」


「キッズクラブ英語クラスから、中1の現在まですでに9年間息子が通っています。丁寧に楽しく指導してくださっているのが、息子からの話や、学院長のブログを見ると伝わってきます。中間・期末テストの対策期間は、補習でほぼ毎日アカデミーの机で勉強しています。息子が長く通い続けている理由の1つに、学院長の「魅力」があります。良い先生が集まるのも「魅力」によるものだと思います。学院長の「元気の出るブログ」を読むと、学院長の数々の「人生経験」や「言葉」が詰まっていて、いつも親子ともども本当に元気づけられています。「復習・宿題は習ってから24時間以内に!」という学院長との約束はすべての教科で習慣となり、学力をつけると同時に達成する喜びや自信も学ばせてもらっています。
入塾した頃、まだ塾は早いかと迷いもありましたが、学習の仕方も学べて結果的に良かったと思っています」(保護者の声)


詰め込み教育や受験のための無味乾燥の暗記などによらず、生徒たちは学ぶことの楽しさを知り、それを受験後も、そして社会に出てからも役立てています。これが本当の教育の目的ではないでしょうか。
上にご紹介した卒塾生たちは、全員大学卒業と同時に県立高校の数学教師や建築士などになって、社会で活躍しています。そして、いまだに一人ひとりとつながっています。
小さな働きながら、このような形で社会に少しでも貢献できていることを誇りに思っています。
(上に掲載していないほかの生徒・保護者の声が載っている実物のチラシの画像はこちら
今日はアカデミーのCMでした(笑)。


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行き詰まった、もうこれで終わりだ

2017.01.16日

"Often when you think you're at the end of something, you're at the beginning of something else."
--Fred Rogers(1928-2003), Television Personality
「行き詰まった、もうこれで終わりだ、と思うような時は、しばしば何か別のことの始まりだ」
--フレッド・ロジャーズ、教育者、テレビホスト
(訳 舟田譲二)


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長い人生、生きていると必ず二度や三度、いや数えきれないほど、「行き詰まった、もうこれで終わりだ」というような状況に遭遇します。
長く生きていなくても、たとえ子どもでもこのように感じて、中には思いつめて自死する子すらいます。
私の中学校時代のクラスメートがふたり自死しました。
原因はいじめもあれば、病気、家庭の事情など様々です。
しかし、「待った!」
人生は終わりではありません。
終わりというのは、病気や老化など寿命が尽きたときの自然死です。


フレッド・ロジャーズが言っているように、
「行き詰まった、もうこれで終わりだ、と思うような時は、しばしば何か別のことの始まり」
です。
そう、道は必ず開けます。行きづまりは、すなわち新しい道への入口です。


フレッド・ロジャーズは大学卒業後、将来牧師になるために神学校に進学しましたが、ちょうどそのとき出合ったテレビに子どもの教育への大きな可能性を感じ、テレビ業界に入ります。
子ども向けの歌を200曲以上作詞・作曲し、数多くの児童書や教育書を著し、教育業界での貢献に対して多くの賞を受賞しました。


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そのようなことから、冒頭の言葉はおそらく青少年への愛情を込めたメッセージではないかと思います。
でも、同時にこのメッセージは人生のどの年代においても当てはまる真理です。


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『大人になってなりたい職業』第2位は

2017.01.12日

ドイツの数学者ガウスに逸話がある。ある問題に熱中しているとき、医者がそばに来て、2階で奥さんが危篤だと告げた。ガウスは目をそらさず、つぶやいたという。「待つように言ってくれ。もう少しで解答が出る」
◆作家のアイザック・アシモフが『アシモフの雑学コレクション』(新潮文庫)に書き留めている。これは少々度が過ぎた例だが、研究以外は目に入らない没頭ぶりは古今の学者に共通する習性であり、魅力でもあろう。
◆熱中することの美しさを米国の作家ジョン・スタインベックは別の表現で語っている。〈天才とは、蝶ちょうを追っていつのまにか山頂に登った少年である〉と。
◆第一生命保険が『大人になったらなりたい職業』を保育園児と小学生に聞いたところ、男の子では、「サッカー選手」に次いで「学者・博士」が2位を占めた。前年8位からの急浮上という。無心に蝶を追いつつ、いつか山頂に立つ子もいるだろう。
◆そういえば、「末は博士か大臣か」という言い回しを最近は聞かない。いつぞやの「よみうり時事川柳」を思い出す。〈勉強をせぬとああいう大臣に〉。聞かないわけである。

(1月11日付 読売新聞 「編集手帳」より)


「末は博士か大臣か」。
〈勉強をせぬとああいう大臣に〉で、今の子どもたちに大臣は人気なし。さもありなん。
それにしても、『大人になったらなりたい職業』でサッカー選手が1位というのはわかりますが、2位に「学者・博士」というのにはちょっとびっくり。でも、とても嬉しいです。日本の将来は明るい!
これは多分に、ここ数年の日本人ノーベル賞受賞者の影響でしょう。
ノーベル賞を受賞するには、何十年もの日の当たらない陰の研究が必要で、今日大勢の受賞者が出ているのは長年地道にコツコツ頑張ってきたことの結果だ。だから、これから先、日本がこれまでのようにノーベル賞受賞者を輩出するのは困難だろう、とある著名人が語っていましたが、なんのその。
今の小学生たち、末が楽しみです。


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〈天才とは、蝶ちょうを追っていつのまにか山頂に登った少年である〉というスタインベックの言葉は、さすが米国が生み出した偉大な作家らしい表現だと唸ってしまいました。
ノーベル賞受賞者たちもかつて子どもだった頃、蝶ちょうを追っていつのまにか山頂に登り着いた人たちなのでしょう。
今の時代、あまりにも周りが騒がしくて雑念に振り回されがち。
子どもたちにもっともっと夢を追って、いつの間にか山頂にたどり着いてもらいたいものです。


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批判するより励ませ

2017.01.10日

"Those who are lifting the world upward and onward are those who encourage more than criticize."
--Elizabeth Harrison – 1849-1927, Educator
「世界を向上させ、前進させる人は、批判するよりむしろ励ます人だ」
--エリザベス・ハリソン、教育者
(訳 舟田譲二)


人を批判したり、責めたりするのはいとも簡単なことです。ときには大声で怒鳴ったり叱ったりすることもあるでしょう。
実際のところ、ほとんどの家庭において夫婦・親子・きょうだい間で、また学校では教師間あるいは教師と生徒の間、生徒間で、企業などでは上司・部下の間、同僚の間などで日常茶飯事のように行われていることでしょう。


私が塾の仕事を立ち上げたとき、最初にお世話になった会計事務所で、私たち客の面前で経営者が従業員を大声で怒鳴っているのを目撃しました。
怒鳴られていた人はうちの担当者でしたが、即首になったか、自ら退職したかで、間もなく顔を見なくなりました。
そして、私たちもこのようなところは嫌だと思い、すぐに別の会計事務所に変わりました。


人はみんなそれぞれ器の大きさが違います。自分の思うように動いてはくれませんし、期待外れの状況にときには頭にくるようなこともあるでしょう。
でもこのことは言い換えれば、同時に相手も自分のことを同じように見ている可能性があるということです。


自分が完璧からほど遠く、欠けだらけであるのと同様、この世に完璧な人などどこを探してもいません。
ということは、相手に「ああしろ、こうしろ」と要求したり、「こうあって欲しい」と期待すること自体無意味ですし、このような見方、考え方をしている限り、自分にとっても相手にとってもものすごいストレスとなって、このストレスがお互いの人間関係を壊し、さらには私たちの肉体・精神の健康すらも損ねることになります。


自分が日々接している人や環境を向上させ、前進させたいと思うなら、相手を批判するよりむしろ励ますことです。
ここから創造的な世界が開けていきます。


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リサイクル

2017.01.09日

昨年のことですが、小学5年生に社会を教えていたとき、ゴミとリサイクルの問題を取り扱いました。
生徒たちのリサイクルに対する意識は非常に高く、驚きました。
というのは、道端に平気でペットボトルや空き缶を捨てたり、可燃ごみの袋の中にペットボトル・空き缶などを入れている大人をよく見かけているからです。


資源の少ない日本でのリサイクルへの取り組みはおそらく世界でもトップクラスだと思います。
それが小学生にまで浸透しているというのはとても喜ばしいことです。
リサイクルには大きく分けて3つあり、
<リデュース> (減らす) ごみになるものは買わない、もらわない
<リユース> (繰り返し使う) 牛乳びんなどリターナブル容器の製品を買う
<リサイクル> (資源として再利用する) ごみは分別する、リサイクルされた製品を買う
生徒たちにとってリサイクルはなじみのあるもので、みんな意識して取り組んでいましたが、リデュースとリユースは新しい概念でした。


留学時代よく目にしたアメリカのごみ収集車とアメリカでのリサイクルへの意識について生徒たちに話しました。
下の動画のような大型のトラックが回ってきて、主に裏通りに置いてある大型ごみコンテナーをフォークリフトのようなもので持ち上げて、バサーっと豪快に後の荷台に落とすのですが、じつはこのコンテナーの中には生ごみだけでなく新聞紙から空き缶、ガラス瓶、プラスチック類などは当たり前のこと、使わなくなったテレビなどの家電類からソファーなどの家具まで捨ててあったりするのです。
しかも、広大な土地があるアメリカ、これらのごみを焼却したりリサイクルしたりせず、一斉に全部空き地に埋め立ててしまいます。
この動画を見せて上のことを話したところ、みんな目を丸くしてびっくり。一斉に「信じられなーい!」



当時の日本はリサイクルの技術などはなく、ほとんど全部焼却していて、これが大気汚染を引き起こしていたので大きいことは言えませんが、今日の日本のリサイクル技術と一般国民の意識の高さはすごいと思います。
国内の自治体はだいたい似たりよったりかと思いますが、私の住んでいる街のリサイクルはかなり徹底しています。


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アカデミーでもこれらを忠実に実践していて、ティッシュを使い終わったら箱をつぶし、取り口についているビニールははがしてそれぞれ紙とプラクルの資源に分けて出しています。


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ここまでやる国は世界広しと言えどもそうはないでしょう。
でも、これぐらいしなければ、地球上の資源に限りがあり、その上人口がどんどん増えていている今日、大気汚染や土壌汚染、地球温暖化、資源の枯渇など、私たち自身どんどん地球を破壊していくことになります。


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学問の神様⁉︎

2017.01.02日

初詣というとやはり神社。
近所の神社の「初詣」のチラシがあちらこちらにたくさん貼られていました。
そして受験生やその親御さんたちは学問の神様のところにお参りに行きます。
ところで、神社に願掛けして投げ込む賽銭で一番多いのは五円とか。「ご縁がありますように」というダジャレです。十円入れると「遠縁」になるからダメで、二十円入れると「二重に縁がありますように」。だったら、一万円でも十万円でもいいはずですが、なぜか五円です。

五円の賽銭で、酒や汁粉を振舞ってもらおうというのは、ちょっと「甘い汁」を吸いすぎでは?
でも、きっと受験生もたくさんこの神社にお参りに行くのでしょう。


IMG_0186.JPG


おっと、ちょっと待った!
よく見ると「初詣」の「初」の漢字が間違っているぞ。
これは小学生や中学生がよく犯す誤り。(というか、大人もよく間違う)
「初」の部首名は「ころもへん」(カタカナのネの字の右肩に点が付いている)ではなく、「かたな」もしくは「りっとう」なのですが、左側はいわゆる「ころもへん」(主に衣類に関する字に使う: 裸、襟、裁、裕)と同じで、「しめすへん」(カタカナのネの字)ではないのです。
まあ、ちょっと大目に見て、しめすへんというのは、神事に関すること(例: 神、社、祓、祈)に使うので、しめすへんの「初詣」もありか…。
でも、このような小学4年生が学ぶ基本的な漢字を間違うところにお参りに行くようでは、合格祈願も危ないのでは…
そのような時間があったら、一つでも漢字を覚えて受験に臨む方が合格は確実になるのではないでしょうか。
というか、この神社の神様に正しい漢字を教えてあげないと。


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給付型奨学金はグッドニュース?

2016.12.20日

大学生などを対象にした返済の必要がない給付型奨学金として、文部科学省は低所得世帯の学生を対象に、一定の成績などを条件に、月額2万円から4万円を給付することを決めました。本格的な導入は再来年度からですが、特に経済的に厳しい学生には来年度から支給されます。
(12月19日 NHKニュースより)


グッドニュースです。
でも、まだまだです。現に、インタビューに応えていた学生たちは、一様に十分な額ではないと言っていました。


私は日本の大学を卒業後、アメリカに留学して学んだ3つの大学院のうち2つで奨学金を受けましたが、そのいずれもすべて給付型奨学金で、返済義務などありませんでした。というか、授業料が無料になるだけでなく、さらに、教授のティーチングアシスタントとして毎学期500ドルの給料まで支給していただきました。40年前の当時は、今日の10万円ほどの価値があったかと思います。また学部のクラスを教えて給料もいただき、どれほど助かったかわかりません(「36年ぶりのUCLA」「すごい夢を見よう!」)。


アメリカの場合、その奨学金の財源が社会に出て活躍している卒業生たちや富豪などの寄附によることが多く、キャンパス上の建物にも個人の名前がついていたりしますが、それらも卒業生や退職した教授らの寄附によって建てられたものが多くあります。


今回、アメリカの次期大統領になったトランプ氏をソフトバンク社の孫正義社長が訪ね、500億ドル(5兆円超)の投資をするという約束をしてきました。
日本にもこの孫社長のような巨額の富を築いた実業家がたくさんいるのですから、こういった人たちが商売目的でなく日本の将来への投資として、大学を始めとする高等教育に寄付してくれればいいと、切に願うものです。


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かみさまへのてがみ

2016.12.17日

米国の子供たちが神様に手紙を書いた。例えば、〈かみさま、かぜを ひくのは なんの やくにたつのですか?〉(谷川俊太郎訳)。サンリオ刊『かみさまへのてがみ』には楽しい質問が並んでいる。
◆万物をこしらえたという創造主に、出来栄えの感想を尋ねた子供もいる。〈かみさま あなたは きりんを ほんとに あんなふうに つくりたかったの? それとも あれは なにかの まちがいですか?〉。長い首が不思議でならないのだろう。
◆動物園でおなじみの人気者に、絶滅の危険が増している。国際自然保護連合(IUCN)が最新版の「レッドリスト」で、キリンを絶滅危惧種に指定した。
◆違法な狩猟や環境の悪化などが原因という。アフリカに生息する個体数は、この30年間に約4割も減っている。「なにかの まちがいですか?」。絶滅なんて間違いですよね、と子供たちの声が聞こえてきそうである。
◆本田一弘さんにキリンの一首がある。〈見えずともいいところまで見えてしまふ淋さびしく長い麒麟きりんの首は〉(歌集『銀の鶴』)。その黒い瞳には、おのが種族のどんな未来が映っているのだろう。

(12月16日付 読売新聞 「編集手帳」より)


これを読んで、私も『かみさまへのてがみ』を読みたくなって検索したところ、「かみさまへのてがみ」のタイトルでいくつかの興味深いYouTubeの動画がヒットしたので、ついでに見てみました。
ひとつは「お涙ちょうだい」のとても感動的なものでした。



合唱曲もありましたが、アメリカで大ヒットしたと言われる同名の映画の短いプロモーションビデオ、これも感動的で実際のビデオを観てみたくなりました。



でも、やっぱり冒頭の谷川俊太郎訳の『かみさまへのてがみ』の中に紹介されている子どもの神様への素直な質問、「かみさま あなたは きりんを ほんとに あんなふうに つくりたかったの? それとも あれは なにかの まちがいですか?」が一番心にぐさりときます。


ちょうど昨日のブログ記事「地球の将来、人類の未来は」に書いたように、現在の子どもたちがこれからの時代に直面する「動植物の生態系の破壊」や「民族・国家間の戦争、テロ、地球温暖化など異常気象による大型台風・地震・火山爆発の多発」の問題など、子どもたちの「このままではいけない。なんとかしなければ...」という魂の叫び声のようなものが聞こえてくるような気がします。
このような質問を神様にぶっつけたくなる純真な想い、この答えを子どもたちは自ら探し求めていかなければならないのです。


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地球の将来、人類の未来は

2016.12.16日

現在の日本の状況

 
日本と隣国の中国、ロシアの自給率を比較してみました。


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米を除いて、日本の自給率がいかに低いかがわかります。


日本の産業構成


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 時代は急速に変化していて、これからは
第4次産業(ソフトウエア産業・情報通信産業・技術開発業)
第5次産業(NPO団体・メディア・芸術・文化・高等教育・ヘルスケア・科学技術)
などにシフトしていきます。
 この結果、今後10〜20年で現在の多くの職業がロボットなどにとって変わり、消えてなくなっていきます。

 
 このような変化に備えて、今の子どもたちはしっかり勉強して将来に備えておかなければなりません。
試験があるから、受験のためなどと勉強を近視眼的に見るのではなく、もっと視野を広げ、自分の将来のために、また日本の、世界の将来のためにも今、勉強しているということを意識してください。


世界人口爆発


 2015年現在の世界人口は約73億4900万人。30年前、お父さん、お母さんたちが子供だった頃には約48億5300万人。60年前、おじいちゃん、おばあちゃんが子供の頃は約27億5800万人。


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 60年前と比べると世界の人口は3倍近くになっています。
 しかし、日本は世界の国々の中でひと足早く少子高齢化社会に入り、2015年には人口が減少し始めました。75歳以
上の高齢者の割合(12.8%)が、15歳未満の子供の割合(12.6%)を初めて上回りました。このまま進むと日本社会はますます先細りになり、国際競争力は落ちて、生き延びるのが大変になります。


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 このほか、人口爆発による食糧問題や難民問題、民族・国家間の戦争、テロ、地球温暖化など異常気象による大型台風・地震・火山爆発の多発、動植物の生態系の破壊等など、問題は山積しています。
ここで、現在の小中高校生たちの知恵や力が必要になります。自分たちが生きていくためです。だから今、勉強しておくことが大切なのです。地球の将来、人類の未来はきみたちの肩にかかっています。


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ながら族のススメ

2016.12.13日

「ながら族」と言ったら皆さんは一番に何を連想しますか?
私の場合は「勉強」を連想します。
たとえば、最近の学生がよくやっている音楽を聴きながら勉強する、というやつです。
私はこれまでこの「音楽を聴きながら勉強」という「ながら族」は理解できなくて、うちの生徒でそのようなことをやっているのを見つけると、「集中できないだろう」と言っていました。


ところが、なんと『脳が認める勉強法 「学習の科学」が明かす驚きの真実!』(この本、お薦めです)には、「音楽を聴きながら勉強するほうが効率的?」という章があり、私はびっくりして読みました。


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私の頭の中では「勉強は静かなところで集中してするもの」という固定観念があったのです。
この章には、テキサスA&M大学で行われた実験をもとに検証を行った結果、「静寂の中で勉強しテストを受けた学生の点数がもっとも低かった」(p.73)という結果が出たとあるのです。


でも、読み進んでいくうちになるほど、「ガッテン!ガッテン!」と納得がいきました。
BGMが保存された記憶に無意識に織り込まれていて、音楽が思い出す手がかりとなる、というわけです。
ただしこの実験では、テストを受ける際に同じ音楽を聴く、という条件がついていて、現実にはそのようなことは不可能なので、実践的ではありません。


実はそう言う私も頭に「超」がつくほどの「ながら族」なのです。
音楽を聴きながら勉強をする、ということはしませんが、一日中つねにいろいろなことを「ながら族」でやっています。
たとえば、洗面所の前で歯を磨いたり、髭を剃ったりするとき(電気カミソリで)には、いつも背伸びして踵(かかと)を上げたり下ろしたり、あるいは背伸びした状態を続けたり、また皆さんよくご存じのヨガのポーズで片足を上げてもう一方の足のひざ当たりにつけたりします。
さらに、これをしながら歌を歌ったり、また正面の鏡にiPhoneをくっつけてアメリカの英語の動画を観たり、と同時に二つも三つもすることすらあります。


病院や銀行での待ち時間、あるいは電車やバスで移動するときにはこのブログ記事をiPhoneで書きます。
私のiPhoneのメモ帳には、そのような記事のネタがつねに満載されていて、今ちょっと確認したら500のメモが記録されていました。


ウォーキング中も同様で、歌を歌ったり、お祈りしたり、何かを暗唱したり、はたまた両手を振るときに左右の手を握ったり開いたり、握る開く左右の手をパッパと変えたり、あるいは100から3ずつ引いていく暗算をしたり、とそれはそれは忙しいです。


人がそばにいて歌ったり祈ったりするのがはばかれるときには、心の中で内緒でします。
これらが頭脳や身体の訓練になるという確信があります。
「ながら族」は健康増進のため、またボケ予防、ナイスエイジングのためにも超おススメです。


私は眠りながらもいろいろなことを考えていることが多く、目が覚めたら忘れないうちに書き留めよう、と思っているのですが、目覚めたときには忘れていることが多いです。
これは、熟睡できなくて、非健康的なのでお薦めしません(笑)。


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あなたの人生は画期的に変わる!

2016.12.11日

外的動機づけと呼ばれるいわゆる「アメとムチ」。
多くの親が子育てでこれを使い、保育園・幼稚園から始まり高等教育を終えるまで、いや、さらに社会に出て就職し、あるいは起業したりしてもやはり「アメとムチ」は多くの場で用いられています。
ある意味、それはあまりにも当たり前として受け止められ、そしてその役割を果たしてさえいます。
確かに。


でも、ちょっと待ってください。
本当にそうなんでしょうか?
それでいいのでしょうか?


常識をくつがえす次の動画を見てください。
この正しい動機づけの手法を用いれば、子育ても、教育も、企業の生産性も、はたまた人間関係も変わります。
そして、あなたの人生も画期的に変わります。たった18分ほどの時間の投資で。



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女子大生 気になる男性が2人

2016.12.08日

 20代の大学生の女性。夏のゼミ合宿から、2人の男性が気になっているのですが、この気持ちが何なのかわかりません。
 2人は友達同士です。一緒に肝試しやバーベキューをし、たまに話をするうちに気になり始め、いつの間にか彼らを目で追い、一緒にいたいと思うようになってきました。
 最初は一時の感情だろうと思っていましたが、大学が始まり、彼らと会うとうれしくてたまりません。ただ、ゼミは先生の講義を聴くだけで、学生同士で活動をするわけではなく、2人と話す機会はほとんどありません。きっかけがあれば、話せるのにと残念です。
 私は中学、高校時代を女子校で過ごしました。恋愛をしたことがなく、この感情が恋なのかわからず、戸惑っています。彼らと付き合いたいのかと言われたら、それもわかりません。気になっているのが2人という状況も不思議です。
 もうすぐ就職活動が始まるため、残りの大学生活を恋愛ばかりに使ってもいられません。今後、どうすべきでしょう。(A子)

     ◆

 ◇増田明美(スポーツ解説者)


 ちいさな恋の種が地中からそっと芽を出したような相談のお手紙です。
 2人の男性のことが気になっているのですね。きっと2人の醸し出す雰囲気があなたのタイプなのでしょう。今、あなたは恋愛のドアをノックしたばかり。もしかしたら今の感情は恋というよりも「好感」なのかもしれませんね。
 でもドアの先には広い草原が広がっています。草原で芽吹いた芽から茎が伸びて、葉を茂らせ、花が咲く「恋」がきっと現れるでしょう。そして草原に出れば、あなたが2人の男性のことが気になるように、あなたのことを遠くから見つめている人がいるのです。
 これからもさまざまな出会いを大切に、大学生活をエンジョイしてください。勉強や就職活動もあるなかで「大学生活を恋愛ばかりに使ってもいられない」という真面目なあなたなら、草原で迷子になることはありません。
 これまで通り、あなたの道をしっかりと、心豊かに歩き続けてくださいね。ふとした時に、その道端に恋の花が見つかりますよ。

(12月7日付 読売新聞 「人生案内」より」)


この相談者A子さんのようなことは、女性に限らず男性も含めてほとんどの人が若いころには一度や二度ならず経験することでしょう。
その答えになるかもしれません。
以前、「生活の中に潜む数学」という記事を書きましたが、なんと結婚相手を決めるときにも数学が役立つんですって!
これから結婚という人はご参考までに。



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日本語の間違いあれこれ

2016.12.05日

下に挙げるのは、そのほとんどがメールマガジンやフェイスブック、ホームページなどで毎日のように見かける「変な日本語」です。テレビのバラエティ番組などで出演者が話している言葉も含まれます。


1.「分かち書き」
分かち書きってご存じですか?
こんな感じの書き方です。


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これは小学1年生の国語の教科書のページです。
「ある 日、 三びきの ねずみの きょうだいの ところへ、 おばあちゃんから 手がみが とどきました。」
1年生は日本語の読み書きを学び始めたばかりでまだ慣れていないので、このような書き方をすることにより読み書きしやすくしているのです。
でも、大人がこの小1レベルの書き方をしているのは恥ずかしいです。


2.句読点(くとうてん)の使い方
[ 。 と 、]の使い方は、上の国語の教科書のように、小学1年生からしっかり学んでいるはずなのに、これができていない人が非常に多いのも残念なことです。
中には、文節ごとに読点(とうてん) [ 、]を入れている人もいますが、これは非常に読みにくいです。
「私は、昨日、京都へ、行きました。」
また、読点の使い方を誤ると、意味を読み違えることになりますので要注意です。
「彼は、嬉しそうに話している彼女の顔を見つめていた。」 (嬉しそうな顔をしているのは彼女)
「彼は嬉しそうに、話している彼女の顔を見つめていた。」 (嬉しそうな顔をしているのは彼)


3.敬語(丁寧語、尊敬語、謙譲語)の使い方
・されております (「される」という尊敬語と「おる」という謙譲語が一緒になっている)
→していらっしゃいます
・大切な人はおりますか? (大切な人に「おる」は不可)
→大切な方はいらっしゃいますか?
・行かれます (軽い敬語)
→いらっしゃいます
・申されました (「申す」は自分のことに使う謙譲語で、「される」という尊敬語と一緒に使えない)
→おっしゃいました
・ご意見を貰っています
→ご意見をいただいています
・覚えていますでしょうか? (客に対しては丁寧の度合いが低い)
→覚えていらっしゃいますでしょうか?
・迷われている方
→迷っていらっしゃる方
・先生が言われています
→先生がおっしゃっています
・〜されてください
→〜してください
・了解しました (客や目上の人に対しては不可)
→承知いたしました


4.主語と述語の不一致
・◯◯さんが〜していただいた
→◯◯さんが〜してくださった
・◯◯さんが来ていただきました
→◯◯さんに来ていただきました
→◯◯さんが来てくださいました
・一読しただけで長文が理解したり (「長文」は理解しない。理解するのは「人」)
→理解できたり


5.漢字の読み方の間違い
・来日 (日本に来ること)
らいじつ→らいにち
・落日 (沈もうとしている太陽)
らくにち→らくじつ
・入国
にゅうごく→にゅうこく (にゅうごくは「入獄」で刑務所に入ること)
・出国
しゅつごく→しゅっこく (しゅつごくは「出獄」)
(テレビで有名なコメンテーターの方が誤って使っていた)


6.漢字の使い分け
・始めて見た
→初めて見た
・初める
→始める
(「初め」は、時間的に早い段階、最初、一番目などの意味)
(「始め」は、開始、始まり、着手などの意味)


7.漢字の間違い
・達 (しんにょうの右側は「羊」だが「幸」と書く人が多い)
・博士、専門 (「博」に点をつけなかったり、「専」に点をつける人が多い。音読みでハ行の時には点がつく)


8.重複表現の間違い
・日本に来日して
→来日して
・頭痛が痛い
→頭痛がする
(「馬から落ちて落馬して」と同じ類)


9.ことわざのうろ覚え
・友は類を呼ぶ
→類は友を呼ぶ
・思い立ったら吉日
→思い立ったが吉日


などなど、たくさんあります。私たちの国語を大切にしましょう。


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成功したければ

2016.12.04日

Put your heart, mind, and soul into even your smallest acts. This is the secret of success.
--Swami Sivananda - 1887-1963, Author
「心も精神も魂もあなたのもっとも小さな行動に至るまで注ぎなさい。これが成功の秘訣です」
--スワミ・シヴァナンダ、作家
(訳 舟田譲二)


「成功」と言うと、だれでも、仕事での成功や学業、子育て、人生での成功などをまずは思い浮かべるかもしれません。
そう、確かにこれらもすべて「成功」です。
しかし、成功はこれらの大きなものに限らず、私たちの日々の生活の中でのさまざまな小さなことすべてにおいても存在します。
家族を含むあらゆる人間関係、精神の安定、健康、規則正しい生活、食生活、運動、休息、睡眠、学び等々、生命活動全般にわたります。
これら一つひとつに、「心も精神も魂もすべて」を注ぐなら、成功しないわけありません。
これらのうちのひとつでも成功していないとすれば、それは心と精神と魂を完全に注いでいないからです。


スワミ・シヴァナンダは医師、ヨガの指導者、宗教家、思想家、作家として、生涯をとおして人民のために自らを捧げた奇特な人です。


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昨日のキッズ英語クラス

2016.11.30日

昨日はアカデミー学院のキッズ英語クラスに外国人の先生が来てくださいました。
子どもたちはみんなドキドキで、緊張して声が出ませんでした。
でも、さすがはベテランの先生。
ゲーム感覚で(先生はゲームとは言わずアクティビティと呼んでいます)、子どもたちをうまく言語活動に引き込み、動き回って楽しんでいるうちにいつの間にか大きな声で先生と、また生徒同士で英語で質問したり、答えたりができるようになっていました。
こんな楽しい英語の授業が学校でできたら、みんな英語大好きになり、バランスの取れた英語の4技能(聴き・話し・読み・書く)が自然とできるようになるのですが。


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1日にたった1時間、たった1分を

2016.11.25日

"A single hour a day, steadily given to the study of some interesting subject, brings unexpected accumulations of knowledge."
--William Ellery Channing - 1780-1842, Preacher
「1日にたった1時間コンスタントに何か興味のあることを学び続けるなら、積もり積もって予期しないような知識になる」
--ウィリアム・エラリー・チャニング、説教者
(訳 舟田譲二)


じつは、「1日に1時間」でなく、「たった1分」でも、毎日同じことを続けるなら、66日、すなわち2か月ほどでどんなことでも習慣になるそうです。
このブログのことで、よくこんなに毎日書き続けることができるものだ、と人から言われますが、これもひとつの習慣です。
そして、続けているうちに習慣になるだけでなく、自分の身となり、それを役立てることもできるようになります。


先般のアメリカ大統領選のこともあって、最近、富と貧困の格差の問題がよく取り上げられます。
先日、テレビを見ていたら「世界で最も裕福な80人の資産額は、合わせて1兆9000億ドルで、これは、下位半数にあたる35億人の資産総額とほぼ同じ」というショッキングなニュースに遭遇しました。
プライベートジェットを飛ばし、5つ星ホテルに滞在し、超一流の料理を楽しみながら、金融市場や経済動向について会話を交わす裕福な人たちがいる一方で、10億を超える人々が、1日1ドル25セント(約130円)未満での生活を続けているといいます。


貧困層の人たちは、これは不公平だと言い、富裕層の人たちは、自分たちは一生懸命勉強し、頭を使って働いてきて得た結果だ、と言います。
確かに両者の主張はまったく的外れとは言えないでしょう。
同時に生まれ育ちなど環境の違いという面もあることは否めません。
また、不公平であることに違いはなく、富の再分配、あるいは共有化など、この問題を是正しなければ世界はますます不安定になっていき、それはやがて第3次世界大戦の引き金となることもあり得るでしょう。


しかし、いくら「不公平だ」と叫んでいたところで状況が改善するわけでなないので、まずは自分にできることを何かひとつでも始めることが必要です。
それが、冒頭の「1日にたった1時間コンスタントに何か興味のあることを学び続ける」ことであり、また「たった1分でも、毎日同じことをし続けて習慣」にし、新しい何かを生み出すことなのです。
そしてこのことは貧困層の人たちだけでなく、富裕層の人たちも同様で、より良い世界を作るために両者が知恵を寄せ集め、また協働しなければならないのではないでしょうか。
現状の上にあぐらをかいて何もしないのが一番いけないと私は思います。


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フィンランド 塾・テストなしで世界一?

2016.11.24日

「パパ」
「トミー、食事中はお話ししてはいけません」
「でも...」
「食事が終わってからにしなさい」
(食事が終わって)
「トミー、さっきは何を言おうとしたの?」
「青虫って食べられるの?」
「青虫なんて食べられないに決まってるじゃないか。なんでそんなこと聞くの?」
「パパのサラダに青虫が入っていたんだけど、パパ食べちゃったよ」

(訳・改編 舟田譲二  "10,000 JOKES TOASTS AND STORIES" より)


「なぜ青虫は食べられないの? 食べてはいけないの?」
ただ単に「青虫は食べられない」ではなく、なぜ食べられないのか、食べたらどうなるか、そんなことを考えさせるのが本当の教育です。


昨夜のTV番組「池上彰のニュース2016総決算」でもやっていましたが、ソ連が崩壊した直後のわずか20年ほど前は経済危機で苦しんでいたフィンランドが、あっという間に教育で世界トップレベルに達し、経済もV字回復したのは...
「良き納税者を育てる」ことを目標に教育に投資したからです。フィンランドでは公教育は無料です!
(ちなみに教育にかける予算が先進国中一番低いのは日本)


一昨日入ってきた「Aolニュース」
アメリカのジャーナリスト、ドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーアが現地取材して、映画化した「世界侵略のススメ」の中でフィンランドの教育を紹介していました。
西欧諸国で最も授業が少なく、塾もテストもない、というショッキングな内容です。
この中に、冒頭の青虫の話が入っていたわけではありませんが、フィンランドでは小学生の間は「よく遊び、よく学べ」を教育の現場で実践しています。


授業中、生徒が木登りをしたい、と言ったら教師は自由に登らせます。
木登りをしているときに虫を見つけたら、それに興味を持って生徒自らその虫のことを調べます。
そのような自発的な「学び」を奨励しているのです。
ですから、日本のように塾やテストも、宿題もないと言います。
もっとも、中学や高校の教育現場ではほぼ日本と変わらず、宿題もテストもあるようですが。


下の動画をちょっと見てください。とても興味深い内容です。



こんな教育を小さいときからやっていたら考える力がついて頭が良くなるのは当たり前ではないでしょうか。
知識を詰め込んで、その記憶を試すテストをしているようでは考える力はつかず、学校の定期試験や高校・大学受験が終わると、たちまちすっかり忘れてしまい、人生に役立てることができないのは当然のことです。


フィンランドの教育の目的は、「子どもたちが幸せな人生を送れるようになるため」で、点数を取らせるため、受験競争に勝つためではありません。
ですから、塾や予備校などの教育産業は必要なく、日本やアメリカなどが現在直面している貧困による教育格差の問題もないのです。
まさに「国家百年の大計は教育にあり」です。


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メダルを獲得するには

2016.11.20日

"I don’t know what’s going to happen, but I didn’t want to sit at home and do ‘shoulda-coulda-woulda’."
--Jackie Joyner-Kersee - Olympic Gold Medalist
「何が起こるかわからない。でも、家でただ座って、『〜しておけばよかった、〜できたのに、〜だったのに』って言いたくなかった」
--ジャッキー・ジョイナー=カーシー、オリンピック金メダリスト
(訳  舟田譲二)


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ジャッキー・ジョイナー=カーシーは、20年以上破られていない不滅の大記録の持ち主です。


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やっぱり本物の言うことは違いますね。


英語ではよく ‘shoulda-coulda-woulda’という表現を使います。
「シュッダ、クッダ、ウッダ」と発音し、それぞれ
should have... , could have..., would have...
の短縮形で、このあとに過去分詞が続き、冒頭のような意味になります。


だれかが
「〜しておけばよかった、〜できたのに、〜だったのに」
などと何かをしなくて後悔して言うと、
「ああ、また始まった。もう聞き飽きたよ」
と言いたいときなど
"Ah, shoulda-coulda-woulda..."
と言えばいいのです。
「ウダウダ言うな」というような感じでしょうか (笑)


私たちは後悔するのが好きです。
古人曰く
「後悔先に立たず」
まことに至言です。
後悔というのはいつでも後からするのですから。


私は後悔するのが嫌いなので、たとえ失敗しても(たくさん失敗してきましたが)、そこから何かを学び取って失敗を益に変えます。
「転んでもタダでは起き上がらない」主義です。
たとえ石ころでも拾って立ち上がり、その石ころを役立てるようにします。


とかく他人を見ていると順風満帆のように見え、自分は「逆風満帆」のように感じるものですが、だれの人生にも失敗や後悔したくなることはつきもの。


私たちも人生で何かのメダルを獲得したかったら(なにかで達成感を得たかったら)、ジャッキー・ジョイナー=カーシーのように、
「何が起こるかわからない。でも、家でただ座って、『〜しておけばよかった、〜できたのに、〜だったのに』って言いたくなかった」
という生き方をしようではありませんか。


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ロボットは東大に入れるか

2016.11.19日

去る3月に書いた記事、「ついにここまで来たか」の中で、人工知能(AI)が小説を書く時代になった、と紹介しました。
ところが、意外なことに小説を書けるAIがなんと読解力がないというのです。
以下はYahooニュース「AI研究者が問う ロボットは文章を読めない では子どもたちは『読めて』いるのか?」より一部抜粋したものです。


「ロボットは東大に入れるか(東ロボ)」プロジェクトで知られる人工知能(AI)の研究チームが、子どもたちの読解力テストに着手した。
なぜ、AI研究者が「読解力」に関心をもつのか。
東ロボは、問題を解き、正解も出すが、読んで理解しているわけではない。現段階のAIにとって、文章の意味を理解することは、不可能に近い。
そうすると、特に難しいのが国語と英語だ。
国語では、2016年のセンター試験模試で200点中96点しかとれなかった。偏差値は49.7。
英語の筆記は200点中90.5点で偏差値は50.5。
5科目8教科全体の偏差値が57.1だったことを踏まえると、かなり低く、これらの教科が苦手だということがはっきりした。


AIを含むコンピュータが得意なのは、情報とパターンで問題解決すること。
たとえば
「徳川家康は(    )年の関ヶ原の戦いで、石田三成らの西軍を破った」
の(    )に何が入るか。
答えは1600年。
コンピュータは、この答えを膨大な情報を瞬時に検索して答えを出す。教科書、Wikipedia、百科事典など、デジタル化された情報すべてにアクセスし、検索をかけられる。
コンピュータは「戦う」とか「破る」という事態が、どのような事態なのかはわからない。
その言葉がリアルな世界で何を表すのかはわからない。
それでも、字も追えるし、検索もかけられ、それによって正解にたどりつく。
「読めない」が解ける、というのはそういうことだ。


検索と確率だけの世界
上の問題文は、コンピュータにとって、意味不明の記号の羅列にすぎない。
人間にとっての「●△※×★÷◎◆▼□+」と同じだ。
でも、膨大な検索をかけると「●△※」と「◆▼□」がセットで出てくることの多いことがわかる。
「●△※」と「◆▼□」は強い結びつきがありそうだと推論する。
これが確率だ。
そこで、選択肢の中から「◆▼□」を選ぶ。
これが「1600」だ。
膨大な検索を通じて、確率的にありそうなことを選び出す。
これがAIのやっている作業だ。


「一日10台の自動車を生産する工場が3日間操業した。さて、自動車は何台できたでしょう?」
という問題にAIは非常に苦労する。
しかし、この問題が、
「10人が3個ずつりんごをもらった。りんごは全部でいくつ必要か」
という問題だったら、解ける可能性はある。
違いは何か。
2つ目の問題には、掛け算のキーワードになる「ずつ」という言葉が出てくる。
キーワードとして「10、3、ずつ」をうまく選ぶような機械学習ができれば、たぶん「10×3=30」が答えだろうということになる。
他方、その前の文にはそのようなキーワードが出てこない。
「10、3」しかキーワードが選べない場合、足し算、引き算、掛け算、割り算のどれをすればよいか、困る。
問題文が読めないとはそういうことだ。


この記事はまだまだ続くのですが、要するに、人間の脳を越えたと思われているAIは、人間のように考えることをしていない。ただ与えられた情報を元に、データを駆使して推論し、答えを出しているに過ぎないというのです。


読解力を測るためにリーディングスキルテストを公立中学校生340人に実施したところ、約5割が、教科書の内容を読み取れておらず、約2割は、基礎的な読解もできていない、という結果が出たそうです。


そして、読解力のない生徒の勉強法が、ちょうど上のAIのような、機械的な暗記とインプットした情報を元に推論して、いわば半ばあてずっぽうで問題を解く、というものなのです。
それほど複雑な問題でなければ、受験テクニック的には、キーワードを拾い、パターンを覚える解き方のほうが効率はいいかもしれません。
実際のところ、学校の定期テストや模擬テスト、高校や大学の受験や英検などの資格試験においても、このやり方で要領のいい人や、勘のいい人、暗記力のある人などは成功できます。
しかし、問題はこのような目先の勉強法では本当の読解力や思考力は身についていず、応用が利かず、社会に出てから役に立たなくて困るという結果になり、それまでにかけた膨大な時間とお金とエネルギーが無駄になるということです。


日本の社会、そして教育界は現在の知識偏重、得点主義、学歴・資格を追い求める風習をもういい加減改めなければなりません。


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知らなくてもできる!

2016.10.20日

"Men often become what they believe themselves to be. If I believe I cannot do something, it makes me incapable of doing it. But when I believe I can, then I acquire the ability to do it even if I didn’t have it in the beginning."
--Mohandas Gandhi (1869-1948), Civil Rights Leader
「人はしばしば自分の思っているとおりの人物になる。もし、自分にはそんなことはできないと思っていたら、本当にできなくなる。しかし、できると信じているなら、最初はたとえそのような力がなくても、それをする力が生まれてくる」
--モーハンダース・ガンディー、公民権運動指導者


私自身、これまでの人生でガンディーのこの言葉を何度体験したきたことでしょう。そのうちのごく一部をこのブログでこれまでシェアしてきました。
皆さんの多くも大なり小なり体験したことがおありではないでしょうか。


私たちはとかく「現在」に目を奪われて、自分の能力を過小評価しがちです。
しかし、人の能力というものは絶えず進化しています。


先日、FBフレンドの寺石ゆかさんが、「ゆかふぇ」というセルフコーチングのメールマガジンでとても面白い考察をシェアしてくださっていました。ご本人の承諾を得てここにご紹介させていただきます。
題して「学習の4段階」。


第一段階
「知らないし、できない」
→無意識の無

第二段階
「知っているけれど、できない」
→有意識の無

第三段階
「知っていて、できる」
→有意識の有

第四段階
「知らなくても(意識しなくても)、できる」
→無意識の有


これは教育者として日々体験していることですが、また同時に私たちの日常の生活のさまざまな分野にも当てはまり応用できることです。


冒頭のガンディーの言葉、
「人はしばしば自分の思っているとおりの人物になる。もし、自分にはそんなことはできないと思っていたら、本当にできなくなる」は上の第二段階
「知っているけれど、できない」
です。


第三段階
「知っていて、できる」
はごく当たり前のことです。
そして、ほとんどの人がこの段階で留まって満足しています。


「しかし、できると信じているなら、最初はたとえそのような力がなくても、それをする力が生まれてくる」
は、段階を追いながら上に上っていって到達する
「知らなくても(無意識で)できる」
という第四段階に当たります。
ここまでくれば、もう本物です。


そして、この最終段階に達した人たちが、学術面のみならず、スポーツから芸術などさまざまな世界で活躍し、世に大きく貢献しています。
皆さんは勉強において、仕事やスポーツにおいて、どの段階を目指したいですか?


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人間に与えらえた知恵

2016.10.10日

"What you do makes a difference, and you have to decide what kind of difference you want to make."
--Jane Goodall(1934-), Primatologist and UN Messenger of Peace
「あなたの行動が違いを生み出す。しかし、どんな違いを生み出すかはあなた自身が決めなければならない」
--ジェーン・グドール、霊長類学者・国連平和大使


ジェーン・グドールさんは幼い頃より動物が好きで、アフリカへ行くことを夢見る少女だった。
ケニヤで農場を経営する友人宅を訪問したときに人類学の世界的権威であるルイス・リーキー博士と出会う。リーキーの勧めでタンザニアのゴンベのジャングルでチンパンジーの研究を始める。 リーキーとグドールは世界で初めてチンパンジーが草の茎を使いアリを捕る行動を報告し、人類固有とされてきた道具を使う能力がチンパンジーにも存在することを証明した。また、草食動物であると考えられていたチンパンジーが雑食であること、チンパンジーの性格に個体差があることを証明し、目覚しい研究成果を上げた。(Wikipedia)


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グドールさんがチンパンジーの研究を始めたとき、チンパンジーが彼女から逃げて近づくことすらできませんでした。
しかし、来る日も来る日もチンパンジーの行動を観察し、性格の違いを見つけて1頭1頭に名前をつけて近づいていきます。そのうち、チンパンジーのほうがグドールさんを自分の仲間として認めてくれるようになり、仲良くなって上に挙げたような画期的な発見を次々としました。


グドールさんは言っています。
「ヒトの脳。私が思うに、私たち人類と、一番近い親戚であるチンパンジーの最も大きな違いは、脳にあります。チンパンジーはかつて考えられてきたよりもずっと高い知性を持っています。それでも、どんなに賢いチンパンジーの脳も、ロケットや、そこから這い出して火星を動き回り、地球上の科学者たちに写真を送信するロボットを設計した生き物の脳とは比較になりません」
この知恵ある人間がどんどん傲慢になって、地球を破壊してきました。
「けれども、私たちは正気に返りつつあります。すでに世界中で、私たちが作りだした多くの問題への革新的な解決法が考案されています。例えば再生可能エネルギー、持続可能な農法というように。それに、個人のエコロジカル・フットプリントを軽減する方法も」(ジェーン・グドール:地球の未来に希望を抱く5つの理由より)
と彼女は、人間に与えらえた知恵で地球を破壊することはないだろうと期待しています。


動物行動学者らしい表現でグドールさんは冒頭のように語っています。
私たちがすることはどんなことであれ、良きにつけ悪しきにつけ何らかの違いを生み出すことになる。
大切なのは「どんな違いを生み出すか」で、それを決めるのは私たち一人ひとりの務めだ、と。


今日、ジェーン・グッドールさんは国連平和大使として、精力的に全世界を飛び回って講演活動を行い、自然保護、動物保護を訴えています。
「動物に性格や心、思考能力、そして何より感情があることを受け入れる覚悟ができれば、当然の帰結として、私たちは無数の動物たちの心理的・肉体的苦痛を思い、眠れぬ夜を過ごすことになるでしょう。集約的畜産、食肉処理、スポーツハンティング、罠猟、エンターテインメント業界の動物たち、『ペット』の扱い、釣りなど、挙げていけばきりがありません。だから私はベジタリアンになりました」


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安住アナがヤバイ!

2016.10.06日

一昨日、今年度最後の中2の国語の授業で太宰治の『走れメロス』をやっていました。
授業が終わって、バス送迎の女子生徒たちに駐車場に向かう途中言いました。
「今日、国語で『走れメロス』をやったんでしょ。
実は、これ先生の愛読書なんだよ」
そして背広の内ポケットから文庫本を取り出して見せました。
「へえー、『走れメロス』が?」
「いや、ちょっと、なんかちょっと違うよ。ホラホラ。『走れエロス』って書いてある!」
「エー!?なにこれ?」
「やだー!エロス?」
「なにそれ?エロ本?」
「先生、そんなの読んでるの?」
みんな一斉に大声で叫びました。


5年半前の記事、「見たいけど怖い、怖いけど見たい」の冒頭の一部です。この続きが気になる方は左のリンク先からご覧ください。


しかし、これよりもはるかにヤバいのが我らのヒーロー安住アナの「走れメロス特別授業」。
2014年2月28日に放映された『ぴったんこカンカン』の再放送を先週見たのですが、大爆笑。
母校の明治大学で元ゼミ恩師の齋藤孝先生を横に安住アナが名講義。


20年前、無口な学生だった安住アナは、齋藤先生の授業で
「君達、教師を目指しているのに誰も前に出て2・3分喋れないのか!」
の言葉に、前に出てあろうことか40分喋り続けた。
それも誰も止めようがない素晴しい内容で、終わったと同時に学生全員がスタンディング・オベーション。
「あれが原点」
齊藤教授いわく、20年勤めて一番プレゼンが凄かった生徒。


こんな楽しい授業だったら、だれでも勉強大好きになること間違いなし!
それでは、その名講義をどうぞ。



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学問に王道あり!

2016.10.02日

数年前、小学生のT君とS君に教えていたときのこと。
教室の壁に貼ってある世界の国旗を見ながら、ふたりがどこどこの国の国旗はこうで、ああで、というような話をしていて、私にアメリカの国旗(星条旗)について尋ねました。
私はその意味を次のように説明しました。
「左上の枠の中にはいくつの星があるか知ってる?50あるんだよ。これは現在のアメリカの州の数。50番目、最後にアメリカの州になったのはどこだと思う?ハワイだよ。49番目はアラスカ。
星の横の赤と白の線は13本あって、これはアメリカがイギリスから独立したときの州の数を表しているんだ」
すると、T君が目を丸くして、
「先生の頭の中、脳みそどれぐらい詰まってるの?」
私は冗談で「これぐらい」と言って、両手の10本の指を合わせて丸い球体を作りました。


まあ、これぐらいのことは別にどうってことありません。常識の範疇です。自慢できることでも何でもありません。
しかし、私はよく生徒から物知りだ、と言われます。
「物知り」というのは別に「頭が良い」ということと同じ意味ではありません。
私自身はこれまで一度も自分のことを頭が良いなどと思ったことはありません。むしろ、自分などそんなに大したことないと思っていますし、ものすごく頭のいい人をいくらでも知っています。


でも、「頭がいい」ってどういうことなのでしょうか?
「物知り」でなければ、「テストで高い点数を取る人」あるいは「成績のいい人」、または「高い学歴の人」のことでしょうか?
一般には、記憶力のいい人のことをよく「頭がいい」と言います。
確かに、「テストで高い点数を取る人」も「成績のいい人」も「高い学歴の人」も「記憶力のいい人」もみんな頭がいいのでしょう。


昔、エジプトの王様、プトレマイオス王1世(紀元前4世紀〜3世紀頃)が数学者のユークリッドから幾何学を学んでいたときに、
「わしゃ王だぞ。もっと簡単な学び方はないのか?」
と言ったところ、ユークリッドが答えた言葉が
「学問に王道なし」 (もともとは「幾何学に王道なし」)
です。
「いくら王様でも、学問するのに簡単な楽な道、王様専用道路というのはありませんよ」
といった意味です。
このことわざはあまりにも有名で、よく耳にします。
そしてほとんどの人が、「そうだ、学問に王道なし。勉強はただコツコツやっていくほかないのだ」と素直に信じ込んでしまいます。


アメリカの大学院で学んでいたとき、新しく取ったクラスの最初の授業でショッキングな出来事がありました。
これは聖書の釈義のクラスだったのですが、聖書の中の短い1節を取り上げて、その1節に10の質問を作りなさい、と言われました。
私はそれまでそのような訓練は受けていなかったので、ただ何でもあるがままに「そういうものか」と受け止めていました。それで10の質問を考えることは至難のわざで、結構苦労しました。
でも、このクラスのお陰で、物事をいろいろな観点から、疑問の目を持って見ることができるようになりました。


というような次第で、上の「学問に王道なし」も、本当にそうかな、と考えてみました。
私には昔から持論があります。それは何かというと、
「何事でも興味を持って、楽しく学ぶなら、それほど苦労せずに、楽に学べる」
ということです。
私自身、英語をこのようにして身につけました。
確かに、人の何倍も何十倍も、いや何百倍も時間もお金もかけて英語を学びました。
でも全然苦痛じゃありませんでしたし、費用対効果を考えると、そんなものは取るに足りないものです。
ですから、このブログでもしばしば「楽しく学ぶこと」の重要性を説いています。
また「好きこそ物の上手なれ」こそ「学問の王道」だと思っています。
もし私がユークリッドだったとしたら、王様にそのように答えて、もっと楽しく教えていただろうと思います。


8年前、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんも言っていました(「勉強を楽しむとは」)。
「勉強という言葉には苦しみを強いる意味があって私は大嫌い。でも英語のstudyの語源には知る楽しみという意味がある。本来、知ることは楽しいこと。ぜひ楽しみ方を覚えてください」と母校の高校で後輩に語りました。
私も実にそのとおりだと思います。
「楽しく学ぶこと」、これこそ「学問の王道」です。


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語学は不要になる?

2016.09.30日

昨日、NHK NEWS WEB の「語学は不要になる?自動翻訳最前線」という記事が目に留まりました。私の専門とする言語学の分野です。


「考え得ることは...」という7年前の記事の中に書いた、私がアメリカに留学していた40年余り前の自動翻訳の力量は次のようなものでした。
“It’s one thirty.”  「それは1と30だ」 (「1時30分です」)
“Time flies like an arrow.”  「時ハエは矢が好きだ」 (「光陰矢のごとし」)


今、手元にある1973年発行の『概説言語学』(ノウエル・ミニス編 三省堂)の VI「言語学と文学」(ジョージ・スタイナー著)の章には次のようにあります。
「たとえ最も複雑なコンピューターであろうとも、人間の言語行使能力と実際的言語運用とにたいして真の光をあてるには、あまりにも甚だしく初歩的であり、あまりにも甚だしく図式的である。とりわけ意味と含蓄の決定にかんしては、人間の脳のなかの10の14乗の電気化学細胞と神経細胞接合点が一挙に作動するのであって、そのさいの速度・そのさいの精妙な選択の水準たるや、機械的計算などは、まったく及ぶべくもないと、わたしは思うのである。またわたしは、機械翻訳の潜在能力についても、懐疑的である。この点にかんしては、広範な混乱がみられる。特定の巨大な語彙集ならば、たしかにつくることはできる。この種の語彙集なら、たしかに、化学や高額の文献を翻訳するという労多い過程を劇的にスピード・アップできるかもしれない。しかし、このような電気仕掛けの語彙集などは、どれほど洗練されようとも、たかだか超辞書にすぎず、人間の行う翻訳の手引きになるものにすぎない。こういうものは、一群の通常原語の素材を対応する一群の言語に、いかなる真の意味においても、翻訳などできるものではない」(同上p.168-169) 
この訳文自体がまるで機械翻訳したような感じです(笑)


AN INTRODUCTION TO HISTORICAL AND COMPARATIVE LINGUISTICS (Raimo Antilla, MacMillan, 1970) p.370 、An Introduction to Descriptive Linguistics (H.A.Gleason, Holt Rinehart Winston, 1961) p.205-207 にも機械翻訳について同様の懐疑的な見解が述べられています。


当然のことです。今から40〜50年前には絵を描いたり、小説を書いたりするAI(人工知能)など想像もつかなかったからです。
しかし、今や2020年の東京オリンピックを目標に、スマホで使える自動翻訳の実用化を目指しているというのです。
そのアプリはこんな感じです。


translator.jpg


「難解な日本語もスラスラ翻訳」と書かれていますが、こんなのはAIの力を借りずともいとも簡単に翻訳できます。語彙も文法も非常に単純だからです。
本当に難しいのは、主語がなかったり、主語と述語が一致していない、次のような日本語特有の非文法的な文章です。
「二人が向かった先は地元で有名なスーパーに足を踏み入れた」
(『リアル鬼ごっこ』(文芸社)  p.137)
日本人ならごく普通に日常使っている文で、私たちは暗黙の了解で理解していますが、このような非論理的な文章は機械には理解不能です。


今回の記事を書いた記者は結論として次のように書いています。
「ただ、食べればあらゆる言語を自動翻訳してくれるドラえもんの“ほんやくコンニャク”のような、ひみつ道具の域に達するのはまだまだ先になりそうです。語学をしっかりと学び直そうと決意を新たにした取材になりました」


そう、今年の春「ほんやくコンニャク」にも書いたとおり、語学はやっぱり勉強しなければならないのです。たとえ機械翻訳ができるようになったとしても。


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幸運の女神は用意された人にのみ訪れる

2016.09.29日

昨日の記事、「Aha!体験」がふたりの人の人生を大きく変えました。


「人生は、自分が主役を演ずるドラマだと思う。では、だれがそのシナリオを書くのか。成長するまでは親にゆだねられるのが普通だが、大人になったら、自分自身で書き下ろしてほしい。自分の人生は自分で決めるのが原則であり、シナリオは人生の戦略なのだから」


9月7日、東京都文京区の東京大学安田講堂で開かれた「ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム 次世代へのメッセージ」で江崎玲於奈・横浜薬科大学学長(1973年物理学賞)が冒頭で語った言葉です。
私も過去に「あなたが人生の主人公」などを始め、このブログで似たようなことを何度か書いてきましたが、まことに江崎玲於奈さんのおっしゃるとおりだと思います。


江崎玲於奈さんは続いてこのように述べていらっしゃいます。
「自分にはどんな才能があるのか、何を得意にしているのか、人生で何をなすべきなのか、天職はあるのか。これらの質問に対して、できるだけ的確な答えを得ること、そして、自分の才能を最大限に発揮できるようなシナリオを書く力を身に付けること、それが教育を受ける最大の目的だと知ってほしい。あとは、シナリオ通りの役を演じられるように努力することが大切だ。努力を続けていれば、きっと幸運の女神がほほ笑んでくれるだろう」


「幸運の女神は用意された人にのみ訪れる」
とフランスの生化学者、細菌学者であるルイ・パスツールも言っています(「幸運の女神に微笑んでもらうために」)。
棚からぼたもちは落ちてきません。


江崎玲於奈さんの人生を変えた「Aha!体験」は次のようなものでした。
「米国を講演旅行で回っているとき、有名なベル研究所の入り口に、電話を発明したグラハム・ベルの胸像があった。そこには『時には踏みならされた道をはずれて、森の中へ入ってみなさい。きっと見たことのない新しいものを見いだすに違いない』という言葉が刻まれていた。私は森へ踏み出す決心をした。自分のドラマの舞台を日本から米国へ移したのだ」


フォーラムで江崎さんと一緒に基調講演を行った山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所長(2012年生理学・医学賞)も同じように「Aha!体験」をしていらっしゃいます。
「31歳で米国サンフランシスコにあるグラッドストーン研究所に留学した。この時に二つの大切なものに出会った。一つは、研究者として成功する秘訣ひけつだと、研究所長から教えてもらった『VW』という言葉だ。Vision(ビジョン)&Hard Work(ハードワーク)の頭文字をとっている。自分の目標を明確に持ち、一生懸命努力しなさいという教えだ。二つ目は、ネズミの受精卵から作られたES細胞(胚性幹細胞)だ。ES細胞は、ほぼ無限に増え、脳や心臓など色々な細胞に変わることができる。帰国後の1998年には、米国の研究者が人間のES細胞を作ったという論文を発表した。論文を初めて読んだ時、私はジャンプして喜んだのを覚えている。治療法がない多くの患者をES細胞で救えると思ったからだ」
(以上、9月27日付読売新聞 23面「新しい科学者像 ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム」より)


あなたの「Aha!体験」はなんですか?
もしまだ経験していらっしゃらなかったら、目を見開き、耳をそばだて、自分が経験するあらゆることの背後に潜んでいる「Aha!体験」を待っていてください。
「幸運の女神は用意された人にのみ訪れる」からです。


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Aha!体験

2016.09.28日

"Aha!"はアメリカでは日常よく使われる表現です。
日本語では、
「あっそうか!」
「なるほど!」
「そうだったんだ!」
「わかった!」
「ガッテン!」
といった感じです。


"Aha!は発音が大事です。
普通に「アハー」と言っていたのでは通じません。
「ア」は弱く、あとの「ハー」はトーンを上げて強く「アッハーっ!」と言います。


「Aha!体験」は人生の中で、また日々の生活の中でもとても大切です。
子どもや学生なら、勉強しているときこの"Aha!"は不可欠です。理屈がわからないまま、ただガムシャラに頭に詰め込んで丸暗記するというのは、一番悪い勉強法です。非効率なばかりでなく、全然身につかず、しばらくするときれいさっぱり忘れてしまいますし、将来的にも役に立たない。意味もわからずに丸暗記しているので、勉強がつまらなくなり、さらに嫌いにさえなってしまいます。
逆に「Aha!体験」をすると、勉強が楽しくなりますし、学んだことが生活の中で生かされるようになります。


人生の中でパズルのように見える不可解なことも、点と点がつながって線のようになり、意味がわかるようになります。そうすると、人生が開けて明るくなり、毎日の生活も楽しくなってきます。


さまざまな人間関係においても、「Aha!体験」があると人の考えや気持ち、行動が理解できるようになります。
また、自分の考え・感情・行動も客観的に判断することができるようになります。


2週間ほど前に、そのタイトルに惹かれてネットで注文した You Don't Have to Be Sick to Get Better (『良くなるために病気になる必要はない』)という中古の本が昨日届きました。
著者はMicheal Josephson(マイケル・ジョゼフソン)という私の大好きな作家です。
これまでにもこのブログで彼の名言をたびたび引用しています。
表紙のカバーには$1.99とありますが、売価は$7.11、送料込みで$15.09と約7.6倍にもなり、140ページ少しの薄い本なのに結構高い買い物になりました。でも書評がどれもとても良かったので思い切って注文しました。
届いた包みを開けると、昔アメリカの古書店でよく嗅いだ懐かしい臭いがプーンとしてきました。


josephson.JPG


早速読み始めましたが、期待にたがわず示唆に富む深い内容が満載で、1章読むごとに「Aha!体験」をしています。
その中のひとつの例話を下にご紹介します。


ふたりの男が旅に出、一生懸命働いた結果、金200個を集めることができた。
家路につこうとしていたとき、ひとりが重い病に倒れた。
臨終の床で彼は友に言った。
「お前の望むだけ妻に金をやってくれ」


村に戻るとその友は亡くなった男の家を訪ね、妻に彼の死を告げるとともに金1個を与えた。
妻はそれに抗議したが、彼は言った。
「私はただあなたのご主人の遺言を実行したまでです」
妻は夫の考えていたことが理解できなかったが、夫は頭の良い、誠実な人物だと信じていたので、村の裁判官のところに行こうと言った。
裁判官は厳格に法律を守る人だという評判を聞いていたので、男はその友の妻と一緒に裁判官のところに行くことにした。
裁判官は男の言い分を聞いた後、妻に金199個を与えるよう男に命じた。


男は抗議して言った。
「友は臨終の床で私に、自分の望むだけ妻にやってくれと言ったのですよ。どうしてその遺言を裁判官は無視できるのですか?」
裁判官は答えた。
「私はその遺言をそのまま判決に反映させた。おまえは明らかに金199個を望んだ。よって、その199個の金こそまさにおまえが彼の妻に与えるべきなのだ」

(訳:舟田譲二)


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馬がしゃべる?そーんなバカな!

2016.09.22日


「馬がしゃべる?そーんなバカな
馬が歌う?そーんなバカな
ホント。
だけど相手はひとり、ホントに好きな人にだけ
アイ アム ミスター・エド」
というオープニングソング。
1962年から1964年まで放映された日本でも人気のアメリカのホームコメディ。
私のお気に入りの番組で、欠かさず観ていました。


馬が人語を話す。これはドラマの世界。
でも、なんと馬語を話す人がいるのです。
その人の名はモンティ・ロバーツ(現在81歳)。


映画『モンタナの風に抱かれて』(ロバート・レッドフォード主演)のモデルとなった人で、その著『馬と話す男〜サラブレッドの心をつかむ 世界的調教師モンティ・ロバーツの半生』(徳間書店)は多くの人に読まれ、モンティ・ロバーツは日本に講演に来られたこともあります。


モンティは、調教したことのない野生馬をわずか30分で調教し、その背に鞍を乗せて人が乗れるまでにします。
その方法は、従来のような調教師が権威を持って鞭で馬を強制的に従わせるのではなく、馬の目線に立って馬の気持ちを理解し、馬と語り合いながら信頼関係を築き、馬が自分の方からモンティに従いたくなるように導くという画期的な方法です。



モンティ・ロバーツはひと言でズバリ、その調教の秘訣を語っています。
「どんな教師も、その気のない脳みそに知識を押し込むことはできない。教えるという一方的な行為は存在しない。あるのは、学ぶという行為だけだ」と。


学校や塾における教育、また家庭における親の子どもに対する教育において、従来の馬の調教のような脅しや強制、暴力などが日常的に行われていて、それによって生徒・子どもは勉強嫌いになっています。
さらに、教師の部活等における暴力的な指導により自殺・自殺未遂する生徒が全国で後を絶たず、平成に入ってからその数は60件余りに上ると言います。
馬でさえ、馬語を話すモンティ・ロバーツの愛情によって学ぶ姿勢が生まれるのならば、ましてや人間においておやです。


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正しい怒り方

2016.09.14日

"Anyone can become angry - that is easy. But to be angry with the right person, to the right degree, at the right time, for the right purpose, and in the right way - this is not easy."
--Aristotle
「だれでも怒ることはできる。じつに簡単なことだ。しかし、しかるべき相手に、しかるべきレベルで、しかるべき時に、しかるべき目的で、しかるべき方法で怒るとなると、これは簡単なことではない」
--アリストテレス
(訳:舟田 譲二)


アリストテレスについてはこれまで何度かこのブログの中で取り上げてきました。彼の名言の多くは私の波長と非常によく合い、一つひとつビンビンきます。
6年前に書いた記事、「幸福になる秘訣」は今読み返しても、「ふむふむ、なるほど」と我ながら感心する、アリストテレス特有の幸福論です。


今日の「怒り方」も非の打ちようのないほどずばり真理を突いた教えです。
多くの人が夫婦間、親子間、きょうだい間、子弟間、同僚間、上司部下の間等々で、この「正しい怒り方」の原則を守らないために、関係を壊し、下手をすると憎しみや嫉妬に発展したり、さらにこれがもつれると、傷害事件や殺人事件に、国と国の間では戦争にまで発展するのです。


さすが天才アリストテレス、正しい怒り方をじつに簡単明瞭に教えています。
「しかるべき相手に、しかるべきレベルで、しかるべき時に、しかるべき目的で、しかるべき方法で」怒るなら、その怒りは役目を果たします。
しかし、そこが人の弱いところ。ことごとくその正反対をしてしまうのです。
「怒るべき相手を間違えている」
「怒るべきレベルを超えている」
「怒るべきでない時に怒っている」
「目的を外れて怒っている」
「正しい方法で怒っていない」


だれかに対して怒った最後の時のことを思い出してみましょう。胸に手を当てて、正直に。
私たちのだれひとり、胸を張って自分は「正しい怒り方」をしたと言うことはできないのではないでしょうか。
正しい怒り方は問題解決につながりますが、怒り方を間違えるとかえって問題を複雑にしてしまいます。
このように、「怒ること」自体は簡単なのですが、「正しく怒ること」は決して簡単ではありません。
この次、なにかで頭にきて、怒りたくなったときには、ひと呼吸おいて上のアリストテレスの「正しい怒り方」を頭の中で復習してみましょう。


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明日の良い仕事のための最善の準備

2016.09.13日

"The best preparation for good work tomorrow is to do good work today."
--Elbert Hubbard (1856-1915)
「明日の良い仕事のための最善の準備は、今日良い仕事をすることだ」
--エルバート・ハバード
(訳:舟田 譲二)


エルバート・ハバードは19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したアメリカの著名な教育者、著作家です。
セールスマンとして成功を収めた後、新しいキャリアを求めて40代はじめにそれまでの仕事をやめて大学で勉強を始め、その後会社経営をするかたわら、勤勉、質素な生活、積極的姿勢という独自の人生哲学を広めようと執筆活動をはじめました。
43歳のとき、わずか1時間で書き上げたという『ガルシアへの手紙』は、14年後には4000万部も印刷され、世界中の多くの人を啓蒙しました。


「幸せは日々の習慣で作られる」という名言も残していますが、
今日の名言
「明日の良い仕事のための最善の準備は、今日良い仕事をすることだ」
と同様、ハバードの勤勉な性格、生活態度から生まれた言葉です。


ここでは「明日の良い仕事」と言っていますが、これは仕事に限らず、親子関係を始めとするあらゆる人間関係に適用できますし、学生ならば勉学に、また健康や、人生そのものについてすべての人に当てはまります。
とどのつまり「ローマは一日にして成らず」なのです。
今日の一日をどのように過ごすかが、私たちの将来を決めます。


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私は〜で◯◯をやめました!

2016.09.09日

昨日の記事、「のめり込みに注意しましょう」の中で、パチンコや酒・タバコ・覚せい剤、子どもにとってのゲームなどの「中毒」の恐ろしさを書きましたが、最後に「良い中毒」もあると言って締めくくりました。
今日はその「良い中毒」について書きます。
これを知れば、現在の「悪い中毒」が何であれ、それから脱却できるばかりか、さらにもっと素晴らしい「中毒」を身につけて(?)、新しい人生を歩み始めることが誰にでもできるのです。


以前「有益な中毒!?」という記事を書きました。
「マラソンランナーが長時間、長距離を走っていると、あるときふっと苦しみを通り越えてある種の『快感』を味わいます。脳から快感物質であるβ(ベータ)エンドルフィンが分泌される」ランナーズハイという現象をその中でご紹介しました。


その後、この「ランナーズハイ」をもじって「ラーナーズハイ」という私の造語で、勉強も同様にその面白さにハマると脳からβエンドルフィンが分泌されて「中毒」になると書きました。


実はこのような、いわゆる「ハイ」の状態になるものは身の周り至るところに見出すことができます。
そして、これこそが私が提唱する「良い中毒」の勧めで、これを見つけさえすれば、パチンコを始めとする賭け事や酒・タバコ・覚せい剤、ゲームなどあらゆる「悪い中毒」から脱することができ、新しい、より積極的で創造的な人生を歩み始めることができるようになります。
このような「良い中毒」は、本人のみならず周りの人にも益になることが多く、これは「のめり込み」が奨励されるほどなのです。


実際のところ、薬物中毒を始めとするさまざまな「悪い中毒」から脱するためのプログラムはほとんど全部、患者に新しい価値観、楽しみ、喜びを見出す手伝いをしています。
たとえば「自分の健康のために」あるいは「子どものために」といったまったく別の価値観を発見することによって、苦労して「禁煙」せずに楽にタバコをやめることができるようになるわけです。


ある人は、芸術やスポーツなどの趣味の世界で「良い中毒」を見つけて新しい人生を歩み始めています。
皆さんはいかがでしょうか?
やめなければいけないと思っている「悪い中毒」があるなら、早速それに代わる「良い中毒」を探し始めてみませんか?


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私の人生の師、恩人

2016.09.07日
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(山口県下関市 赤間神宮にある芳一の木像)


『耳なし芳一のはなし』
人一倍多感だった小学生の頃の私にとってこの本ほど怖いものはありませんでした。
あまり本は読める方ではありませんでしたが、『耳なし芳一のはなし』だけは「見たいけど怖い、怖いけど見たい」で、こわごわ読みました。案の定、本の中の状況が目に浮かび、物悲しそうな琵琶の音色が聞こえてくるようで、トイレ(昔の暗い便所)に行くことができなくなり、夜も眠れなくなる有様でした。


その後、高校3年生の夏休みに、宿題で出された英語で書かれた原書の"Kwaidan"(『怪談』)を、またまた背筋を凍らせながら読みました。このときの思い出を綴ったのが「本当に怖い話」ですが、今読み返しても50年近くも前のことがまるで昨日のことのようにリアルに甦ってきます。


作者の小泉八雲(1850-1904)は、本名ラフカディオ・ハーンというギリシャ生まれの英国人で、「文明社会に汚染されていない」日本のことを耳にし、憧れて来日。
日本人女性の小泉セツと結婚して、自ら小泉姓を名乗って後に日本に帰化。英語教師として働いた14年間に13冊の本を書きました。
海外に日本を紹介する本とともに、日本語が読めなかったハーンは妻や家族、使用人、近所の人たちに日本の昔話や怪談などを話してもらって、それを題材に『怪談』『雪女』『ろくろ首』『食人鬼』など数多くの「お化け」物語を著しました。


「八雲は採取した数ある物語の中でも芳一を気に入っていた。妻のセツが呼びかけると、八雲は「はい私は盲目です」などと芳一になりきって執筆していたという。「芳一には、八雲をとりこにするいくつかの要素が含まれていたと思う」と話すのは、八雲のひ孫で島根県立大短期大学部教授の小泉凡さん(55)。


幼少期に父の故郷、アイルランドで暮らした八雲は、同地の昔話を聞いて育った。そこで、「魔法のフィドル」という、妙技を手にしたフィドル(バイオリン)奏者の不思議な運命を描いた著名な民話にも触れているはず。そして、「芳一を知った時、両者がよく似ていることに八雲の好奇心がかき立てられたのでは」と凡さんは推測する。さらに、八雲自身、10代半ばに事故で左目を失明し、盲目の芳一への親近感も大きかったと考える。


芳一を救おうとした住職の過失により、芳一は耳を失った。けなげに振る舞った末の災厄は、むごいものだ。ただ八雲は、その後人々が芳一の琵琶を聴きに訪れ、「彼は金持になった」という、「臥遊奇談」にはない結末を加えた。凡さんは「自分を重ねた芳一には報われてほしいと願ったのでしょう」と語った」


(9月4日付 読売新聞 日曜版 「[名言巡礼 怪異談に自身を重ねて] お前の身体じゅう、経文を書いておいたのに−耳だけぬかった!」より一部抜粋)


小泉八雲の"Kwaidan"は、その後の私の英語教師人生を決定づけたと言っていいほど、英語力の基盤を作ってくれ、ある意味小泉八雲は私の「人生の師、恩人」でもあります。


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『受験のシンデレラ』

2016.09.05日

"People begin to become successful the minute they decide to be."
--Harvey Mackay – Author and Businessman
「だれでも成功すると心に決めた瞬間、成功への道を歩み始めている」
--ハーベイ・マッケイ、著述家・実業家
(訳:舟田 譲二)


精神科医・和田秀樹の原作で、自ら監督して映画化した『受験のシンデレラ』がテレビドラマ化され、NHKプレミアムで7月10日から全8回放映されましたが、録画しておいた第1回を昨日観ました。
小泉孝太郎演じる予備校のカリスマ講師と、生活費のためにバイトに明け暮れている、定時制に通う落ちこぼれの女子高校生が挑戦する、とてつもなく無謀な目標!それは1年で東大合格を目指すというもの。


scene00.jpg


脚本家・山岡潤平は次のように語っています。
「執筆中、本当の挫折とは、夢破れることよりも挑戦する前に諦めることなのではないか、と常に考えていました。
五十嵐透(予備校講師)も、遠藤真紀(女子高校生)も、人生を諦めかけていました。そんな二人が出逢い、心通い合うなんて生ぬるいものではなく、己の不遇に対する怒りの業火をぶつけ合い、血へドを吐きながら、一度は呪った自分の人生に立ち向かっていく……これは単なる受験奮闘モノではなく、やるかやらないかの局面で、やる、と決めた、勇気ある人たちの物語です」


うちは受験専門の進学塾ではありませんが、教えるという点で相通じるところも多々あり、とても興味深く観ました。
オリジナルの映画は第5回モナコ国際映画祭でエンジェル・フィルム・アワード、最優秀作品賞ほか最優秀男優賞、最優秀女優賞、最優秀脚本賞を受賞したといいます。
とまれ、残る7回を観るまでもなく、結果はもうわかっています。それはドラマだから、という理由ではありません。
「事実は小説よりも奇なり」で、同じ仕事をしていてこのようなケースは数え切れないほど見てきました。
しかし、これはなにも受験に限ったことではありません。


冒頭の「だれでも成功すると心に決めた瞬間、成功への道を歩み始めている」は、この物語のような受験に限らず、どの分野においても通じる不変の真理です。
そもそも、自分はきっと失敗するだろうと初めから思っていて成功するわけありません。なぜなら、スタートの段階で敗者の道を歩み始めているからです。


結婚であろうが、子育て、仕事、人間関係、スポーツや芸術、健康作り等々、どのような道であろうとも、もし私たちが「成功」を望むなら、「絶対に成功すると心に決める」ことが不可欠です。


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「ドレミの歌」考

2016.09.03日

アカデミー学院の「マイティキッズ英語クラス」では、夏休みにあの有名な「ドレミの歌」の英語版を生徒各自が家庭学習で練習しました。
昨日から再開した9月の通常授業では、各クラスでこの歌をみんなで練習して、歌っている様子を録画し、生徒とご父母の方たちのために、他のイベントと併せたDVDを作る予定です。


この歌、なかなか奥が深く、考え出せば切りがないほどですが、今日はそのさわりだけご紹介します。
でも、その前にまずは The Sound of Music から英語の "Do Re Mi" オリジナル版を、そのあとで日本語の「ドレミの歌」の動画を字幕付きでアップします。
歌詞についての解説は動画の下に書きます。




英語版、日本語版ともあまりにも有名で、日米英国民のみんながそらで歌えるほどなのですが、これがなかなか意味が深い。
まず、英語から行きます。
歌詞は上の動画で字幕が出ましたが、念のため下に日本語訳を付けて載せます。(全部載せると長くなるので中心の部分だけ)


Doe, a deer, a female deer
(Doe"ドゥ"は鹿、めすの鹿)
Ray, a drop of golden sun
(Ray"レィ"は金色の太陽のしずく)
Me, a name I call myself
(Me"ミー"は私が自分のことを呼ぶときの名前)
Far, a long, long way to run
(Far"ファー"は、走っていく長い、長い道)
Sew, a needle pulling thread
(Sew"ソゥ"は針と糸で縫うこと)
La, a note to follow Sew
(La"ラ"は、"So"のあとにくる音)
Tea, a drink with jam and bread
(Tea"ティー"は、ジャムをつけたパンと一緒に飲む飲み物)
That will bring us back to Do
(ここでまたドに戻るのよ)
(訳:舟田 譲二)


まず、英語ではドレミをイタリア語から取って発音しますが、上の歌と若干異なり、
Do, Re, Mi, Fa, Sol, Ra, Si
となります。
なぜDo(ド)をDoe(ドゥ)、Re(レ)をRay(レィ)と発音しているかと言うと、英語では(ド)とか(レ)という音は発音しにくく、自然と(ドゥ)(レィ)のようになるからです。
(ちょうど、日本人の名前の「伊藤」を英語で Ito と綴り、英語風に発音すると自然と「イトウ」となるのと同じです。Kobanは「小判」ではなく、コゥバン「交番」と発音されます)


ただ、Sol(ソゥる)がSew(ソゥ)、Ra(ラ)がLa(ら)、Si(スィ)がTea(ティー)のように発音されているのか私にはよくわかりません。(上のカタカナ表記はrの音、ひらがな表記は l 音を表します)
というのは、歌の途中のSo, Do, La, Fa, Mi, Do, Reのところでは、ソゥ、ドゥ、ラー、ファ、ミー、ドゥ、レィと歌っているかと思えば、ドー、レーと言ったりしていて、結構いいかげんなのです。

次に歌詞ですが、Doをドゥと発音するので、音をかけてdoeという雌鹿という言葉に、同様にReをray(光)に、Miをme(私)、Faをfar(遠い)、Soをsew(縫う)に、Tiをtea(紅茶)にかけているところは、すごいです。
ところが、Laで始まる言葉が思いつかなかったので、Laは「Soのあとにくる音」というのが、私としてはちょっといただけません。
世界中の食文化が日常化した今だったら、Lasagnia (ラザニア)と言っても良かったかもしれません。
たとえば、
La, an Italian dish, Lasagnia
のように。


その点、日本語の歌詞の「ドはドーナツのド、レはレモンのレ、ミはみんなのミ、ファはファイトのファ、ラはラッパのラ」は本当に見事です。
歌手、ペギー葉山のこの訳は名訳中の名訳と言われています。
これは、日本語の特徴が「あいうえお」といった単純な音節であることによります。
ひとつだけ注文をつけるとすれば、「ソはあおいそら」のところです。
「アはあおいそら」だとわかるのですが。ほかが全部、音符の音で始まっている言葉なのでちょっと残念です。


そこで、私なりにソの音で始まり、同じ韻を踏む3〜4文字の言葉を探してみました。
たとえば「ソング」とか「ソファ」とか、「ソナタ」「ソムリエ」等々。
この場合、問題なのは音階で、「ソはあおいそら」は<ソドレミファソラ>と次第に上がっているのですが、ここに「ソング」や「ソファ」を入れると、訛ってしまって変になるのです。
唯一、「ソはそよかぜのソ」だったらイメージ的にも合いますし、ソの音で始まるので「あおいそら」のような違和感はありません。
ペギー葉山さんが、作詞していらっしゃるところに居合わせていたなら、「ソはそよかぜのソ」をぜひ勧めてあげたかったです。


英語という言語が、短い単語はひとつの音節で、ひとつの音符にのせることができるのに対し、日本語の場合はひとつの音符にひとつの音しかのせられないため、歌詞の文句が自然と短くなり、英語のようにたくさんのメッセージを伝えることができないのが、私としてはいつも残念に思う点です。


ということで、学院長のうんちく終わり。(言いたいことはまだまだあるのですがここまで)


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用いるか、失うか

2016.09.01日

"God gives everyone certain attributes, characteristics, talents, and then He says, "If you use what you have I'll increase it, but if you don't use it, you'll lose it." Use it or lose it; it's a law."
-- Charlie "Tremendous" Jones
「神様は私たち一人ひとりに独自の性質、特性、才能を与えてくださっていて、私たちにおっしゃいます。『あなたの持っているものを用いるならば私はそれをさらに増し加えましょう。でも用いないならば、あなたはそれを失います』と。用いるか、失うか。これは法則です」
-- チャーリー・"トレメンダス"・ジョーンズ
(訳:舟田譲二)


チャーリー・"トレメンダス"・ジョーンズ(1904-2008)は、アメリカを代表するモチベーショナル・スピーカー、作家、講演家。
私の大好きな作家、オグ・マンディーノ(「アメイジング・グレース」)の勧めもあって、彼の "Life is Tremendous" を昔読んでとても啓蒙されました。書名の "Tremendous" は彼のペンネームでもありますが、「最高」「素晴らしい」「ものすごい」といった意味です。
この本は12か国語に翻訳され、世界で200万部売れたベストセラーです。


charlie.jpg


冒頭の言葉、「神様は私たち一人ひとりに独自の性質、特性、才能を与えてくださっていて、私たちにおっしゃいます。『あなたの持っているものを用いるならば私はそれをさらに増し加えましょう。でも用いないならば、あなたはそれを失います』と。用いるか、失うか。これは法則です」は、聖書の教えるメッセージであり、同時にチャーリー・"トレメンダス"・ジョーンズがその生涯を通して私たちに語っているメッセージでもあります。
上掲書もこのことを教えています。
これは、勉学に、仕事に、人間関係に、子育てや家族関係に、そして人生のありとあらゆる場面に通じます。


「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう」
(マタイによる福音書 25:29)


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聞き流すだけで英語は話せるようにならない!

2016.08.26日

ちょうど1年前の昨日と今日、2回にわたって次の記事をブログに掲載しました。
「英語は聞き流すだけで話せるようになる!? Part1」「英語は聞き流すだけで話せるようになる!? Part2」
そして、別のサイトで同じ記事をシェアしたところ(そのサイトの運営者の方のお勧めもあったので)、「宣伝だ」「広告だ」「勧誘だ」と言ってものすごい剣幕で抗議してこられた方がありました。その後、さらにふたりの方も同様のコメントを寄せてこられ、私はこの意外な反応に正直とても驚きました。
なぜ「宣伝」「広告」「勧誘」なのかさっぱりわかりませんでした。


しかし、コメントのひとつに「英語の聴き取りを習得するのに、英語の流し聞きをする必要は全くありません」というのがあったので、よくよく考えてみたところ、どうも「英語は聞き流すだけで話せるようになる!?」というタイトルに、最後に「!?」がついていたにもかかわらず、「聞き流し」を売りにしているスピードラーニングという英会話教材の宣伝と受け止められたようなのです。
そこで私は、「誤解です。私の趣旨はそうではありません。記事をお読みになればご理解いただけます」とコメントしたのですが、非難の手を緩めず、さらにひどい中傷の言葉を浴びせかけてこられました。


私は趣旨が理解してもらえずひどい言葉で攻撃されたことで傷心し、かなり凹んでしまいました。
でも、タイトルが誤解の元になり、相手の方々に不快な思いをさせたことには違いないので、思い切って「申し訳ありませんでした」と謝罪文を載せ、そのサイトから記事を削除しました。
記事を掲載した4日後ぐらいに、最初に非難してこられた方から、「記事を読んでみたら、広告・宣伝でないことがわかりました。すみませんでした」という趣旨のお詫びのメッセージが送られてきました。
そのような、ちょっと「痛い思い出」のある記事です。
英語の学習に関心のある方は、ぜひ Part1、Part2併せてご覧いただければ幸いです。


さて、英語教育に関しては最近大きな動きがあります。
ひとつは、去る8月20日に報道された「大学の入試の英語に『話す』が加えられる」ということです。
これまでの英語教育が、読み書き中心というよりも、むしろ暗号解読のような「横のものを縦にする」作業に終始してきたため、中高大学で10年間も英語を学んでも「読めない・書けない・聞き取れない・話せない」という「4ない」だったのに風穴を入れようというもので、私としては大歓迎です。


もうひとつは、現在の小学3年生が中学生に上がる2020年(東京オリンピックの年)からは、英語の授業を原則英語で行うという画期的な目標を文科省が掲げたことです。
確かによく言われるように、英語だけが外国語ではありませんが、現実的にどこの国の人と意思疎通をするにも主に英語が共通語のようにして使われている現在、英語の学習に力をいれるのは当然のことです。
というわけで、上のリンク先の英語学習法をぜひご参考にして、4年後の東京オリンピックではボランティアなどで活用していただければ幸いです。また、生徒や学生の皆さんには、英語が自由に使えるようになって、将来の活躍の場を広げてもらいたいと心から願っています。


聞き流すだけで英語は話せるようにはなりませんので、くれぐれもご注意ください(笑)。


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三度の飯よりも好きな...

2016.08.24日

「雨にも負けず 風にも負けず
雪にも 夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体を持ち
欲はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている
一日に 玄米4合と 味噌と少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに よく見聞きし 分かり
そして忘れず
野原の松の林の陰の小さな茅葺き小屋にいて
東に病気の子どもあれば 行って 看病してやり
西に疲れた母あれば 行って その稲の束を負い
南に死にそうな人あれば 行って 怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や 訴訟があれば つまらないからやめろと言い
日照りの時は 涙を流し
寒さの夏は おろおろ歩き
みんなにデクノボーと呼ばれ
ほめられもせず 苦にもされず
そういうものに わたしはなりたい」

(宮沢賢治『雨ニモマケズ』の現代仮名づかい版)


私の好きな宮沢賢治の『雨ニモマケズ』です。
これが好きで、中3生の卒デミーでの卒塾証書にも下のようにこの文言を拝借しているほどです。
「あなたは、雨にも負けず、風にも負けず、
雪にも、夏の暑さにも負けず、アカデミー
学院の学びに、またイベントに一生懸命
取り組み、クラスの仲間と私たち教師に、
笑いと喜びと夢と希望を与え、学院所定
の全課程を修めました。
これからのあなたの歩みに幸多かれと
祈るとともに、ここにアカデミー学院を
卒塾したことを証します。」


さて、宮沢賢治のオリジナル版にある
「一日に 玄米4合と 味噌と少しの野菜を食べ」
の箇所ですが、私は今、友人に勧められて健康のために酵素玄米なるものを昼と夜、2回食べています。とっても美味しくて、お気に入りです。
量はそれぞれ茶碗に軽く一杯なので、両方合わせても多分1合ぐらいです。とってもじゃないですが、4合も食べられません。
それと、宮沢賢治よろしく、味噌汁と野菜が中心の食事です。もちろん魚や肉も食べますが。
私は食事には非常に淡泊な方で、ご馳走らしいものはめったに食べません。というか、よそでよばれるときぐらいのものです。
スシローにでも行こうものなら、私にとってはすごいご馳走です。でも、食べてもせいぜい6皿ぐらいです。
あと、これもほんのたまにですが讃岐うどんやラーメンを食べに行く程度。
贅沢を知らない人間です。宮沢賢治のような素朴な生き方がしたいとすら思っています。


よく「三度の飯よりも好きな...」と言いますが、私にとっては「三度の飯」とは比べものにならないぐらい好きなもの、それは教えることです。
生まれつき、と言えばちょっとオーバーですが、子どもの頃から周りの人たちにいろいろと教えてきたようで、中学・高校・大学時代の友人に同窓会などで会うと、みんな口をそろえて、「舟田に◯◯(多くの場合は英語)を教えてもらった」と言います。


教えることは私にとっては単なる仕事ではなく、趣味、楽しみ、いや生き甲斐とさえ言えるほどのことです。
ところが、幼児の頃から喉が弱く、大きい声を出すとすぐに喉をつぶして声が出なくなっていたのですが、その喉の弱い私が選りに選って牧師、教師という喉を使う仕事につき、これまで40年以上にわたって喉を酷使してきたため、ついに喉を本格的に潰してしまったようで、声が常にかすれた状態になってしまいました。
このまま続けると、俳優の田村正和のように本当に囁(ささや)き声しか出なくなり、最後にはまったく出なくなるものと思われます。さらには、喉頭癌になる危険性すらあると人から言われ、「三度の飯よりも好きな」教えることから降りる一大決心をしました。


考えるだけでも涙が出てくるほど辛いことなのですが、声が出ないと教えていても力が出ず、元気も出てきません。
ということで、これまで教えてきたすべてのクラスを今週から副学院長を務める次男と嫁、そして妻やほかの先生たちに代わってもらうことになりました。
これまで力を入れてきた思い入れのある生徒たちには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいで、一昨日のクラスでは直接生徒たちに謝りました。


今はもっぱら後進の育成を始め、裏方の事務などにいそしみ、また総理大臣ならぬ掃除大臣としての職責を全うしつつ、喉の回復を待つことにします(涙)。


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他人の幸運を喜ぶ

2016.08.23日

"One of the sanest, surest, and most generous joys of life comes from being happy over the good fortune of others."
--Archibald Rutledge – 1883-1973, Poet
「人生において、もっとも健全、確実、かつ豊かな喜びのひとつは、他人の幸運を喜ぶところから来るものだ」
--アーチボールド・ラトリッジ、詩人
(訳:舟田 譲二)


アーチボールド・ラトリッジ(1883-1973)はアメリカのサウスカロライナ州生まれの教育者、詩人、作家。
著書も詩も、そして名言も数多く残しています。


今日の冒頭の名言、
「人生において、もっとも健全、確実、かつ豊かな喜びのひとつは、他人の幸運を喜ぶところから来るものだ」
は今日の社会に欠けているとても大切な教えのひとつのように思われます。
競争社会においては、人を蹴落としてでも自分が出世する、人よりも豊かになる、地位や名誉を築く等々に価値観が置かれがちで、いかにこれらを得るかであくせく働いているように見えてなりません。


このような社会においては、他人の成功や幸福を望むよりは、他人の不幸を望む人が多いものです。競合他社や商売敵が倒産すると喜ぶ、なんてあまりにもみみっちい、寂しいことじゃないですか。
このようなことをやっていて幸福になれるわけありません。
他人の幸運を、幸せを喜ぶこと、これほど安上がりで、しかも心身にとって健康的で、さらに自らに幸福をもたらすものはないでしょう。
逆に、他人に嫉妬したり、他人の不幸を願うことは、骨の腐りであり、心身の不健康につながり、結果自分の不幸につながります。


そして、これらは国と国との関係にも当てはまります。
敵対国と言わないまでも、政治・経済上の競争国を敵視して、その国の失敗や不幸を喜ぶなんていうのはあまりにも了見が狭いです。
もっと豊かな心の持ち主になりたいものです。これが、個人を、社会を、国を、世界を、全人類を幸せにします。
そもそも私たちはみんな兄弟姉妹ではありませんか。


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こんな勉強、ありなの !?

2016.08.20日

アメリカに渡ってすでに十数年になる長男直人は、今なお学生の身です。
子どもの頃から勉強を嫌々やってきたのですが、今は勉強大好き(かな?)。
存分に楽しみながら勉強を続けています。


今まで取っていなかった必修の経済学のクラスのレポートを昨日教授に送ったと言って、その送ったファイルのリンク先をシェアしてくれました。
求められている課題は、経済学に関するものでクリエイティブ(創造的)であることで、様式などは問わないらしいです。
動画を見て、これが大学の経済学のレポートか、とビックリ仰天!
こんな勉強だったら、みんな絶対に好きになると思いました。
ありきたりの型にはまったアクティブラーニングではなく、こんな勉強がいつか日本でも実践されるようになったら、日本の将来は明るくなるでしょう。
(日本語字幕スーパーで見られます)



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オリンピック選手を育てた親の方針から学ぶ

2016.08.19日
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リオ五輪開幕前、選手の親を対象に、子育てに関する意識調査を実施。〈1〉子供が競技を始めたきっかけ〈2〉親の競技経験の有無〈3〉家庭教育で心がけたこと――などについて尋ね、選手106人の親から回答を得た。
 競技を始めたきっかけは、「きょうだいがしている」が31人、「親の勧め」は26人、「テレビや本の影響」は3人だった。「その他」は46人で、友人や先輩らの影響を受けたという回答が目立った。親の競技経験では、「両親とも経験なし」が78人で7割超を占めた。「両親とも経験」は14人で、「父親のみ」は10人、「母親のみ」は4人だった。


 ■心がけたこと
 家庭教育で心がけたことについては、「やりたいことをやらせる」「嫌々させず、自主性に任せる」など、子供の気持ちを尊重するという意見が36人で目立った。
 「子供がしたいことを尊重して後押しし、環境を整えた。前向きな言葉をかけ、褒めて伸ばした」と、体操の団体総合と個人総合で金メダルに輝いた内村航平選手(27)の両親は回答。競泳で金銀銅の3個のメダルを獲得した萩野公介選手(22)の母・貴子さんは、「本人の好きなように決めさせる。頑張っていることには協力を惜しまない」と答え、200メートル平泳ぎで優勝した金藤(かねとう)理絵選手(27)の父・宏明さんも「子供の自己責任で物事を決めさせる。そうすると、練習を続けて上達し、その満足感が次の練習につながる」と振り返った。
 一方、柔道70キロ級の金メダリスト、田知本遥(はるか)選手(26)の父・又広さんは柔道経験者で、娘の才能を見抜き、「お父さんの頼みだから我慢してやってくれ」と競技を続けることを後押しし、「柔道なら世界一、エベレストの頂点に立てる可能性がある」と励まし続けたという。


 ■避けたこと
 家庭教育であえてしなかったことは何かとの問いには、「強制しない」「親の考えを押しつけない」などの意見が36人と最多で、子供の気持ちを尊重する傾向がこの質問でも見て取れた。また、「重圧を与えない」「競技の話を家庭でしない」などと10人が答えた。
 競泳200メートルバタフライで銀メダルの坂井聖人(まさと)選手(21)の両親は、水泳に関しては「頑張れ」という言葉を使わず、「楽しみなさい」としか言わなかったという。家の中では水泳の話はせずにリラックスさせることを心がけ、「居心地の良い場所作りが大事」と話した。体操の団体総合で金メダルの田中佑典(ゆうすけ)選手(26)の父・章二さんも、「家では体操の話はあまりせず、自由な時間に口出ししなかった」と回答。田中選手の兄・和仁さんと姉・理恵さんも体操選手だったが、「きょうだいで比較しない。その子のプライドを大事にする」との教育方針だった。


 ■やる気アップ
 また、やる気を起こさせる方法については、「褒める」15人、「応援する」7人、「目標を作る」5人など、回答はさまざまだった。
 競泳の800メートルリレーで銅メダルの松田丈志選手(32)の父・公生さんは「親が一生懸命に応援すると、子供は頑張り、親子の絆が深まる」と力説した。レスリングのグレコローマンスタイル59キロ級で銀メダルに輝いた太田忍選手(22)の父・陽一さんは「このままじゃやばいと感じさせ、『自分でやらなきゃ』と思わせた」と回答。太田選手は危機感からか、他の選手の技を目で盗んで貪欲に自分のものにしていったという。


◇サポートあれば誰にでも可能性
 元プロテニス選手の杉山愛さんの母で、「一流選手の親はどこが違うのか」(新潮新書)などの著書がある杉山芙沙子さんは、「スポーツは本人が楽しまないと上達しにくいため、自主性を尊重しつつ、しっかりとサポートすれば、両親に競技経験がなくてもオリンピアンが生まれる可能性は十分にある」と話す。

(8月18日付読売新聞 社会面「[Rio2016]五輪選手の育て方…選手106人の親に聞く」より)


以上はオリンピック選手を育てた親の方針、やり方ですが、これはそのまま子育て全般、家庭での教育環境作りにも当てはまり、私がこれまでこのブログで繰り返し述べてきたこととまったく同じです。
基本・原則に従ってやっていたら、どんなことでも実を結ぶことができるのです。


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読み書きはできるが、英会話は...

2016.08.18日

「英語は読み書きはできるが、会話はできない」
という話をよく聞きます。
確かに、日本ではほとんどの人が最低でも中学・高校で6年間、さらに大学まで進むと10年間か、それ以上英語を学んでいます。


高校生を教えていると、高校で使っている英語の教科書はかなりレベルが高く、また大学入試となると、英語を母国語としている人でも難しいと感じるほどです。
大学受験には普通4000語程度、難関大学で5500語以上の英単語が必要と言われています。
これほど英語を勉強してきているので、みんな自分は読み書きはできると思っています。


今から30数年前、中央大学で英文専攻の学生に英語を教えていたとき、彼らの語彙力不足に驚きました。
彼らに、大学受験でたくさん単語を覚えてきたでしょう、と言うと戻ってきた返事は、
「受験が終わると全部忘れてしまいました」。
英作文をさせると、書く文章は中学生並みの稚拙なもの。しかも、単純な文法間違いやスペリングミスもいっぱいあります。


昔、外資系の企業に勤めていたとき、東大出の部長レベルの人やそれ以上の人たちの英語の読み書きも実にあやしいものでした。
でも、みんな自分は英会話は苦手だけど、読み書きはできる、と言っていました。


「英語の読み書きができる」とは、辞書を片手に縦の文章(日本語)を横(英語)に、横の文章を縦にする、というのではありません。これは「暗号解読」のようなものです。
「英語が読める」というとき、辞書の助けなしに新聞や本が読める、ということです。私たち日本人が日本語で書かれた新聞や本を読むときに、よほどのことがない限り辞書を引かないのと同様です。
「英語が書ける」というのも、辞書なしにスラスラと自分の言いたいことを文章にできる、ということです。
今はemailやチャットがあるので、気軽に外国人とリアルタイムで「書いた文章」で会話をすることもできます。


W.A.グロータース氏はその著『誤訳』の中で、最善の英語勉強法は辞書を引かずに英語で書かれた推理小説を読むことである、と言っています。
まったく同感です。私のお奨めは「明日がある」の中でご紹介したシドニィ・シェルダンの小説です。息もつかせないスピーディーなストーリー展開で、読み出したらやめられなくなります。まどろこしくて辞書など使ってられなくなります。


ときどき社会や英語は暗記科目だ、と言う人がいます。確かに、社会では地名や人名、出来事など覚えることがたくさんあります。また英語も、単語・熟語・文法など覚えなければ読むことも書くこともできません。
しかし、本当に社会や英語ができる人は、これらが暗記科目とは絶対に思っていません。
暗記科目と思っている間は、ただ試験のための勉強をしているに過ぎません。これでは使い物にならないのは当然のことです。
本当に英語の読み書きができるというのは、これまでに学んできたことを総合的に活用して、自由自在に自己表現したり、相手の言わんとしていることを理解する、ということです。そのためには、異文化の理解も必要です。


つまり、日本人の言う
「英語は読み書きはできるが、会話はできない」
というのは、日本人の美しい誤解なのです。
もし、英語の読み書きができれば、会話だって少し耳の訓練をし、発音の訓練をすればできます。
「読み書きはできる」と言う前に、まずは読み書きの本当の力をつけましょう。
それが英会話の第1歩です。


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勝利の方程式

2016.08.17日

"If you have no confidence in self, you are twice defeated in the race of life. With confidence, you have won even before you have started."
(Marcus Tullius Cicero 106 BC - 43 BC - Roman Philosopher and Statesman)
「自分に自信を持っていなかったら、人生のレースですでに2倍の敗北をしている。しかし自信があったなら、レースを始める前にすでに勝利している」
(マルクス・トゥッリウス・キケロ、BC106-43 ローマの哲学者、政治家)
(訳:舟田 譲二)


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日本の高校生の8割、じつに10人のうち8人が「自分に自信がない」と言っているそうです。これは本当に驚くべき、お先真っ暗な数字です。
原因のひとつは、そしてひょっとしたら一番大きな原因なのでしょうが、教育にあると思います。
まずは幼児期からの家庭での親の教育に始まり、小中高校と学校の教育にも責任があるでしょう。子どもに自信をなくさせるような教育をしているとしか思えません。
これでは、キケロが言っているように、人生のレースをスタートする前から負けているようなものです。


そういう私も高校生の頃、学校生活のつまらなさ、授業の退屈なこと、自分自身のやる気のなさなどから、将来が見えなくなった一時期がありました。
何のために生きているのか、人生の目的は何なのか、と真剣に考え悩みました。友人と語り合い、本を読み、またあるときは教会の門をたたいたこともあります。
でも答えは見つけられませんでした。当時の私も「自分に自信がもてない」一青年でした。
でも幸いにもその後、思考を一新する最高の機会に恵まれ、その結果人生の目的地が見えるようになりました。とどのつまり、人生の行く先は最初の思考から始まっているのです。自信がなかったら初めから負けています。


3000本安打を達成したイチロー選手は、小学生のとき作文の中に次のように書いています。
「僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。活躍できるようになるためには練習が必要です。僕は3才の時から練習を始めています。3才から7才までは半年くらいやっていましたが、3年生の時から今までは、365日中360日は、激しい練習をしています」


アカデミー学院の中2生、笠原正喜(よしき)くんは小学生の時から柔道をやっていますが、来年は全国中学生柔道大会出場を目指しています。そして、4年後の東京オリンピックも視野に入れて毎日練習に励んでいます。自信を持っているのです。
これが「勝利の方程式」です。そして、これはスポーツに限らず、どんなことにも通じる考えです。


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たった1キロの差

2016.08.15日

"Do more than is required. What is the distance between someone who achieves their goals consistently and those who spend their lives and careers merely following? The extra mile. "
-- Gary Ryan Blair, Author and Motivational Speaker
「求められている以上のことをしましょう。自分の目標を常に達成している人と、自分の人生、また仕事においてもただ人の後についていっている人との間の距離はどれだけでしょう? たった1キロです」
-- ゲリー・ライアン・ブレア、作家・モチベーショナルスピーカー
(訳:舟田譲二)


最後の「たった1キロです」というのは、「あとほんの少しの努力です」という意味です。
成功している人とそうでない人の間の距離がどれぐらい離れているか、というと「たったの1マイルだけです」と言っているのですが、1マイルは約1.6キロ、つまり「ほんの少しだ」ということになります。


たしかにどの世界においても、成功している人というのは、他の人よりももう少し努力している人です。ただし、「もう少し」というのが、どれぐらいの努力かというと、それは個人個人異なります。ある人は、人の何倍も努力するでしょう。また別の人は、本人の持って生まれた才能により、まさに「ほんの少し」かもしれません。
大切なのは、どれぐらいが「もう少し」かという問題ではなく、他の人以上に努力する、ということです。
やったらやっただけの結果が伴うのです。


プロの世界では「1万時間」と言われています。「成功の秘訣」の中にも書きましたが、たとえ1日1時間でも、それを毎日、1年365日、30年間続けるならば、トータル1万時間を超えます。これだけやればプロの世界です。
そして、これが「ほんの少し」「たった1キロ」の差なのかもしれません。
たった1キロが天地の差を生み出すのです。


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甘い実をつける苦い木

2016.08.14日

"Patience is a bitter plant that produces sweet fruit."
--Charles Swindoll, Pastor and author
「忍耐は、甘い実をつける苦い木だ」
--チャールズ・スウィンドル、牧師・作家
(訳:舟田 譲二)

「忍耐」「我慢」「辛抱」「根気」「試練」「努力」。
甘美な響きのある言葉ではありません。
できることならこれらのものは避けて、楽して、順風満帆で人生を送りたいものです。
ところがうまくできたもので、私たちの地上での人生、誰ひとりとして「忍耐」「我慢」「辛抱」「根気」「試練」「努力」を経験せずに済む人はいません。

「隣の芝生は青い」で、とかくよそはよく見えるものですが、どこにも必ずさまざまな問題や試練があります。

史上30人目となるメジャー通算3000安打という偉業を達成したイチロー選手しかり、オリンピックで素晴らしい結果を出している選手、また幸せな家庭を築く人たち、健康長寿の人たち、ビジネスで成功する人たち、みんな楽してこれらの結果を得ているわけではありません。


そこに至るまで、みんな一人ひとり努力しています。これらの結果は、上の「忍耐」「我慢」「辛抱」「根気」「試練」「努力」を経てきて結んだ「甘い実」です。


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2016 感動の夏合宿

2016.08.12日

アカデミーでは毎年中学生対象の夏合宿に、金太郎のふるさと、神奈川県南足柄にある「足柄ふれあいの村」へやってきます。
今年は例年になく少人数(約30名)の合宿になりましたが、生徒たちはみんな学年・男女・学校を超えて、そして先生たちとも仲良く楽しんでいます。


最初の昼レクはウォークラリー。
各グループごとに山の中を歩きながら、あらかじめ決められたスポット近辺に隠されたカプセルを探す「ポケモンGO」ならぬ【アカモンGO!】。
探すだけでもひと苦労なのに、見つけたカプセルの中に入っている難問を仲間で協力して解きます。


問題は国語、地理、数学などがあります。
たとえば、
「スイセンはなぜラッパを吹くのでしょう?」
「『まるで人がゴミのようだ』この修辞法は何?」
「『分別』の二つの意味は?」
「『マゴにも衣装』のマゴを漢字で」
といったオーソドックスなものから、
「ある規則に従って数字を並べた。3, 9, 27, 81 ...。左から9番目の数字は何か?」
のような数学の結構複雑な順列の問題、地理のパズルなど、一筋縄では解けない良問ばかりです。
各チームごとに得点を出して競い合い、それで食材を選ぶ順位を決めます。


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このあと野外炊事場で自分たちで料理して夕食。
去年まではカレーライスだけだったのに今年からは新たにうどん、ピザ、シチューも加わり、カレーもビーフ、チキン、ポークからの選択がありました。
みんな上手くできて、「超ウマイ!」を連発。大満足の様子でした。


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夜レクも大いに盛り上がりました。
レクスタート前の講師紹介の動画から大うけでした。


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このあと、みんな大汗を流す身体を張ったレクが始まりました。


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頭と身体を存分に使い、仲間と協力し合って楽しく過ごす充実の合宿でした。


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寅さんが語る『勉強する理由』

2016.08.09日

かの有名な国民的人気映画『男はつらいよ』の第1作を数日前テレビでやっていました。
ついつい見てしまったのですが、笑い転げてしまいました。


第40作『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』の中で、フーテンの寅さんが勉強についてこんなことを言っています。
「人間、長い間生きてりゃいろんなことにぶつかるだろう。そんなとき、俺みてえに勉強してないヤツは、振ったサイコロの出た目で決めるとか、そのときの気分で決めるよりしょうがない。
ところが、勉強したヤツは自分の頭で、きちんと筋道を立てて、『はて、こういう時はどうしたらいいかな?』 と考えることができるんだ。だからみんな大学行くんじゃないか、そうだろう」

寅さん去っても、永遠に残る名ゼリフです。


この映画が上映されていた当時はとくに進学熱がとても高く、競争の激しい時代でした。
しかし今や全入時代と言われ、人気のない大学は淘汰されていきます。
勉強するのは、大学に行くためではなく、寅さんが言うように、人生につきもののさまざまな困難に出合ったとき、それを打開するための 『考える力』 を養っておくためです。


さて、昨日は毎年恒例の中3対象 10HOURS 、中1・中2対象 5 HOURS 一日勉強特訓でした。
文字どおり中3生は朝9時から10時間、中1・中2生は午後3時から5時間、夜の9時まで食事時間を除いてはほとんど休みなしにみっちり勉強に取り組みました。


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この日のために先生たちは数日前から寝る時間も削って準備しました。
そのうちの一つがこの渾身の手作りファイルです。まさに家内制手工業です。


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終わったときには、生徒たちが10時間(5時間)かけてやったプリント類がぎっしりこのファイルに詰まりました。そして、各教科やったプリントの枚数分スタンプが集まり、みんな達成感で大満足。
最後に打ち上げパーティ。
ジュースで「カンパーイ!」
お菓子を食べながらあちらこちらで「わーっ!」「キャーっ」と盛り上がっていました。
そして記念写真で「はい、ポーズ!」
お疲れさまでした。


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いよいよ変わる日本の教育

2016.08.04日

 子供たちの将来を見据え、社会のグローバル化に対応できる力を涵養(かんよう)する。それが、学校教育の重要課題である。


 2020年度から小中高校で順次実施する次期学習指導要領について、中央教育審議会が中間報告を公表した。
 学習内容や授業時間を定める指導要領は、ほぼ10年ごとに改定される。今回の改定により、現行の指導要領と大きく変わるのが、小学校の英語教育だ。
 英語を教え始める時期を小学5年生から3年生に前倒しし、5、6年生は正式な教科にする。早い時期から英語に慣れさせ、コミュニケーション力の基礎を身に付けさせる狙いは理解できる。
 問題は、授業時間の確保だ。小学5、6年生では、英語の授業が週1コマから2コマに増えるが、1週間の時間割は既にほぼ埋まっている学校が多い。
 このため、中間報告は、始業前の15分程度の短時間学習を積み上げたり、45分授業を60分に延長したりする方法を提案した。
 いずれも苦肉の策との印象は拭えない。細切れの指導で学習効果が見込めるのか、授業時間の延長で子供たちの集中力は途切れないか。さらに検討が必要だ。
 小学校教師の多くは、英語の指導力に不安を抱えている。文部科学省は、教師を補助する外国語指導助手や、語学に堪能な外部人材の活用を進めるべきだ。


 高校では、日本と世界の近現代史を扱う「歴史総合」が必修科目として新設される。今に通じる日本の歩みを、世界情勢と関連づけて学ぶことは大切である。
 用語や年号をただ暗記するのではなく、歴史的事象の背景と意義を考える授業を浸透させたい。
 中間報告には、思考力や表現力を培う授業を普及させる方針が盛り込まれた。子供たちが討論や意見発表を通じて、答えを探究する能動的学習(アクティブ・ラーニング)が例示されている。
 主体性を引き出し、学習意欲を高める効果が期待できよう。


 一部の教育関係者の間には、「討論を重視すると、知識を教えることが手薄になり、学力低下を招いたゆとり教育へ逆戻りする」といった声がある。
 充実した討論には、基礎知識の習得が前提となることは言うまでもない。中間報告も「学習内容の削減は行わない」と強調した。
 児童・生徒の知識の定着度合いを確かめつつ、討論や発表の機会を適宜設ける。バランスのとれた授業の工夫こそが求められる。

(8月3日付 読売新聞社説「学習指導要領 国際化に対応できる力養おう」より)


これまでこのブログで繰り返し訴えてきた私教育論がいよいよあと数年で日の目を見ることになりました。
気づくのが遅すぎた、遅きに失した、と言いたいぐらいですが、
"Better late than never." (たとえ遅くてもやらないよりはまし)
というより絶対やるべきです。
私はこの教育改革に大いに期待を寄せています。
そして、この新制度の下で学んだ子どもたちがやがて日本の将来を担う日が楽しみです。
それを見届けられないのがちょっと残念ですが。


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学歴よりも大切なもの

2016.08.01日
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今の世の中、日本に限らずどこの国でも、というかお隣の韓国や中国などがとくにそうなのですが、一般の人たちの間で「学歴」信仰がものすごいです。
上の写真の雑誌の記事じゃないですが、学歴が高いと出世、高収入、良い結婚、などと人は考えがちです。でもこのようなものに惑わされてはいけません。


高校受験の際の面接試験で、「将来の夢は?」とか「本校に入ってしたいことは何ですか?」などという質問に対して、ほとんどの生徒が「貴校に入学したら一生懸命勉強し、卒業後は大学に進学してさらに勉強して、社会に貢献できるような人になりたいと思います」のように答えます。
確かに模範的な回答かもしれません。多くの生徒にとって「とりあえず大学を卒業する」というのがごく当たり前のようになっているようです。


でも、最近は昔と違ってそんなに甘くありません。大学を卒業しているからといって、希望するような職種、企業に勤められるとは限りません。
企業側ももうよく知っていて、◯◯大学を出ているからといって、それだけで採るようなことはしませんし、有名大学名にもそれほどこだわりません。
なぜなら、これまで散々そのような学歴に騙されてきているからです。


多くの人が思っているほど、学歴はそれほど大きな意味を持っていません。
なぜなら、大学生のほとんどと言っていいほどが、在学中あまり勉強せずに取りあえず卒業に必要な単位は取るけれども、あとはアルバイトに明け暮れているからです。
まあ、確かにアルバイトも良い社会経験になり、社会に出てから大いに役立ちはしますが、大学の本来の目的である勉強しない、というのはどうかと思います。


大卒や大学院卒の高学歴を持っていても、社会に出てあまり間に合わない人だってたくさんいますし、逆に大学に行っていなくても会社でとても重宝する人材、自分で会社を興して大成功する人などいくらでもいます。
要は学歴じゃないということです。


それでは何が大切かというと、「学歴」ではなく「学習歴」なのです。
何を学んできたか、それを社会に出てどう活かすか、が何よりも大切なのです。
「社会に出て」と言う時、それは必ずしも「就職」とは限らず、「結婚」や「子育て」、また「さまざまな人間関係」なども含まれますし、人として人生をいかにうまく、賢く生きるか、ということなども含んでいます。
つまり、大学を出たかどうか、どこの大学を出たか、よりも大切な「何を学んだか」、そして「それをどのように実生活の中で活かすことができるか」、これによって人生を何倍も有意義に、幸せに過ごすことができるようになるのです。


そして、これらはいつも言うように、一見すべて個々の「点」に見えるのですが、これらの一つひとつの点が結びついて「ひも」になっているのです。
また、「学習歴」は必ずしも学校での学びだけにとどまらず、アルバイトなどの経験や、読書やスポーツ、趣味や人間関係など幅広いもので、これらすべてから私たちは多くのことを学ぶことができます。


大卒などの外面的な資格などではなく、実質的な学びをしっかりし、また経験も積んでおいて、それらを将来の人生においていかに役立たせるか、ということが大切なポイントなのです。
これは私自身の経験からも言えることです。そして多くの人がきっと同意してくださることと思います。


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勉強していったい何の役に立つの?

2016.07.27日

NHKの連続テレビ小説『とと姉ちゃん』。
またしてもハマってしまって、毎朝一番の楽しみにします。
この番組、舞台装置、セット、小道具から始まり、脚本、出演者の演技、演出まですべて朝ドラとしては珍しいぐらい非常にレベルの高いもので、この番組が人気の高いものとなっている一因だと思います。


ドラマの中で主人公、小橋常子は戦後の混乱した、貧しい時代にあって、とくに弱い立場にある女性が自立できるようなんとか手助けしたいと願って出版社を興します。
若くして、しかももともと全くの素人で始めた会社。何もかも初めてのことばかりで、あちらで頭をぶっつけ、こちらでぶっつけ、と失敗しながらも一歩一歩前進していきます。


そのような中で知り合った天才編集長、花山伊佐次を編集長になるよう説得します。
そして、二人で力を合わせて創刊した『あなたの暮らし』の中に、花山は次のような言葉を記します。


「この中のいくつかは
すぐあなたの暮らしに役立ち
この中のいくつかは
すぐには役立たないように見えて
やがていつの日か
あなたの暮らし方を
変えてしまうかもしれない
そんなふうに
いつでもこの一冊は
あなたの暮らしによりそって
息づいている」


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この『あなたの暮らし』、実はかの有名な『暮らしの手帖』。
私も昔、ある企業の広報室で働いていた頃、手にしてたびたび記事に目を通し、多くのことを教えられていました。
今日、さほど目立つ存在の雑誌ではありませんが、創刊された1948年当時、画期的なものだったことは容易に推察できます。


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上の花山伊佐治の言葉、
「この中のいくつかは
すぐあなたの暮らしに役立ち
この中のいくつかは
すぐには役立たないように見えて
やがていつの日か
あなたの暮らし方を
変えてしまうかもしれない」

は、『暮らしの手帖』の編集コンセプトになるのでしょうが、これは実にそのまま子どもたちの勉強に、また私たちの日常生活のさまざまな場面に通じる教えです。


よく子どもたちが、「こんな勉強していったい何の役に立つの?」と尋ねます。
また、大人も「こんな生活を毎日していていったい何の意味があるのだろう」と言います。
その答えがこの花山の言葉の中にあります。


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もっとしっかり英語を勉強せよ! Part2

2016.07.25日

街で見かけるオモシロ英語の第2弾。
これは本当に恥ずかしい。穴があったら入りたい...
(Engrish.comより)


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救命胴衣、溺れて沈みゆく海の中で見つけてももう手遅れだ!


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ご迷惑をおかけください!?


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何をしちゃだめなの?意味不明???


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この機械はあなたの持っているものを曲げてくれます


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ここのセブン・イレブンは店にゴミを持ってきて欲しいらしい


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子ども専用の喫煙室はどこですか?


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I'M POSSIBLE.

2016.07.23日

「もしもし、KGBですか?」「いいえ、火事で焼けましたので、ありません」。ふたたび電話。「もしもし、KGBですか?」「いいえ、KGBは火事で焼けました」
◆またも電話。「もしもし、KGBですか?」「何度、言わせるのですか? KGBは焼けたんです」「いえね、それを聞くのが楽しくて」。旧ソ連の小話である。秘密警察でもある国家保安委員会(KGB)はロクなことをしてこなかったのだろう。
◆組織はのちに衣替えして、ロシア連邦保安局(FSB)になった。前身が前身なら、後身も後身である。
◆世界反ドーピング機関の調査によればロシア政府は、2014年ソチ冬季五輪・パラリンピックでドーピングの隠蔽工作を指揮していたという。FSBの職員が尿検体をすり替えた。国家の信用は丸焼けである。リオ五輪からも締め出されかねない。
◆パラリンピックの閉会式を思い出す。〈IMPOSSIBLE(不可能)〉の電光が〈I'M POSSIBLE(私は出来る)〉に変化するシャレた演出をご記憶の方もあろう。「私は(隠蔽が)出来る」の意味だったとすれば、感動も醒さめる。

(7月20日付 読売新聞「編集手帳」より)


「Impossible? I'm possible.」という記事を5年半ほど前に書きましたが、上の話のような I'm possible. は本当に困りものです。国ぐるみの組織的ドーピングなんて、KGBがFSBに名前を変えても本質は変わっていず、やっていることはまるで『007』の映画の世界のようです。


でも、私たちの日常生活の中での
Impossible? I'm possible.
「えっ、不可能? 私はできる!」
は大歓迎!
こういうのは探せばいくらでも見つけられます。
今日もそのひとつを発見しました。


3週間ほど前、小学4年生のYちゃんとご両親が英語のクラスのことで飛び込みで問い合わせに来られました。ご両親はYちゃんの意志をくみ取って、さっそく次の週、Yちゃんとお母さんがクラスを見学に来られました。
高学年用の入門クラスですが、3月に始まっていてすでに5か月近くも過ぎており、ほかの生徒たちはもう結構英語ができるようになっています。
ちょっと腰が引けてしまいましたが、本人のやる気は変わりません。
そこで、私は提案しました。
「クラスには引き続き参加してください。そして同時に、しばらく私が個別で補習をしましょう。クラスに追いついて、みんなと一緒にやっていけるようになったと判断したら、そのままクラスに入ってください。7〜8月の授業料は無料で結構です」


さて、先週に続き昨日は2回目の個人レッスン。
前回出しておいた宿題を一つひとつ確認し、やったところを復習しました。
ノートにはきれいな字で英語が書かれていて、声を出して読んでもらうとスラスラ読めました。
今日は Unit 2 で、新しい単語が6つ出てきました。可愛い絵の下には次の言葉が書かれています。
hoop(輪), doll(人形), drum(ドラム), teddy bear(クマのぬいぐるみ), ball(ボール), kite(凧)
これらを私の後について繰り返し発音してもらい、次に絵を指して発音し、そして単語を書いてもらって、最後に単語を見て読んでもらいました。
そして、これらの単語を使って簡単な英会話。
英語はまだ全然わからないのですが、私が英語で言います。
「ヘンリーくんのおもちゃをブルーのペンで丸く囲んで」
「Yちゃんはドラムは持ってる?」
「Yちゃんのおもちゃを赤で丸く囲んで」
といった調子で。
1時間終わる頃にはYちゃんはびっくりするような綺麗な発音で言えるようになっていました。
「Yちゃん、すごーい!まるでアメリカ人の発音みたいだよ」
ちょっと恥ずかしかったのか、あまり顔色は変えませんでしたが、嬉しい気持ちは伝わってきます。
レッスンが終わって帰るときには、夏休みに広島のおじいちゃん・おばあちゃんの家に家族で車で行くことなどを生き生きと話してくれ、今度は広島から戻ってきてからね、と言って別れました。
クラスが終わって、隣りで別の生徒を教えていたM先生が言いました。
「Yちゃんの発音、すごいですね!」


Yちゃんはすでに、I と m の間に指で ' (アポストロフィ)を入れて、Impossible を I'm possible. に変えてしまいました。
Yちゃんに倣って、生活の中で I'm possible. と言えるものをどんどん増やしていきたいものです。


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失敗したくなければ

2016.07.21日

"Keep on going and the chances are you will stumble on something, perhaps when you are least expecting it. I have never heard of anyone stumbling on something sitting down."
--Charles Kettering - 1876-1958 - Inventor
「前進し続けなさい。そうすればまず間違いなく何かにつまずくことでしょう。それも予想もしないような時に。座っていてつまずいた人の話など聞いたことありません」
--チャールズ・ケタリング、発明家
(訳:舟田 譲二)


チャールズ・ケタリングの名は日本ではそれほど知られていませんが、アメリカでは知る人ぞ知る、という大発明家です。
農民からスタートし、教員、メカニック、エンジニア、科学者、発明家、社会哲学家と活動の幅を広げていきました。
300以上の特許を取りましたが、その中でも今日、私たちがその恩恵にもっとも浴しているのは、自動車のセルモーターです。それ以前は、みんなこんな感じでクランク棒を回してエンジンをかけていたのです。


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冒頭のケタリングの名言は説明するまでもないでしょう。
発明家として大成功を収めましたが、エジソン同様、その陰では幾多の失敗も重ねています。
そもそも、失敗なしの成功などあり得ないのですから。失敗を恐れる必要などこれぽっちもありません。
いつも言うことですが、これは仕事に限らず、勉強でも、人間関係でも、子育てでも、ありとあらゆることに通じます。


ケタリングはまた、上の言葉を別の表現でも語っています。
「この世の中には最初からうまくいくものなどほとんどない。成功へと至る道では、失敗、それも度重なる失敗が道しるべとなる。失敗したくなければ、何もせずじっとしているほかない。試行錯誤を重ねながら、成功を目指して一歩一歩前進していくことが大切だ」


心しておきたい教えです。


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えっ、10倍の結果が出る!?

2016.07.18日

"When I was young, I observed that nine out of 10 things I did were failures, so I did 10 times more work."
-George Bernard Shaw, Writer and Critic
「私は若かった頃、やったことの10のうち9つは失敗だったことに気づいた。そこで、私は10倍の仕事をした」
--ジョージ・バーナード・ショー、作家・批評家
(訳: 舟田 譲二)

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ジョージ・バーナード・ショーはイギリスで19-20世紀に活躍したアイルランド出身の劇作家、劇評家、音楽評論家、政治家、教育家。1925年にはノーベル文学賞を受賞していますが、日本では一般の人にはなじみが薄いです。日本での夏目漱石のように外国では知らない人がいないというほど有名な人物で、非常にユニークかつ辛らつな批評家としてもよく知られています。


バーナード・ショーが言った有名な言葉で次のようなものがあります。
「健全な精神は、健全な肉体を産む」 (The sound body is the product of the sound mind. )
あれっ、と思われたかもしれません。普通のことわざでは、
「健全なる精神は健全なる身体に宿る」 (A sound body in a sound mind.)
で、まったく逆のことを言っているのですが、私はずっと前からバーナード・ショーの言っている前者の方が正しいと思っています。


さて、今日の冒頭の言葉ですが、彼のような優秀な人でさえ若い頃は10のうち9つは失敗していたというのですから、我々においておやです。
ここで彼は10倍の仕事をしたと言っています。確かに10のうち9つ失敗していたとしたらそれを取り戻すために10倍余分に働かなければなりません。そして、それを実際に行ったのが彼、ジョージ・バーナード・ショーです。死後66年たっても全然人気が衰えず、常に世界中で多くの人々に読まれ、劇が演じられ、また名言が引用されているのも、まさに「さもありなん」という感じです。


今日の言葉はもう何もつけ足す必要がないほどはっきりしているのですが、ちょっと違う観点から生徒、学生に注意を促したいと思います。なぜなら、私自身がかつてそうでしたから。
学生ならば10倍余分に勉強することにも方法や理屈というものがあるのです。
よく中学生や高校生を見ていると、試験で間違った英単語や重要人物名や漢字などをノートいっぱいに何度も何度も、それこそ1ページがいっぱいになるまで書き直し、覚える作業をしている子がいます。
それで、その子に再度同じ問題を出してテストすると、はたしてまた同じ間違いを犯すのです。
これは、10倍やれば身につくだろうという安直な考え方によって、繰り返しの作業をただ機械的にやっているからです。


物事にはなんでも論理というものがあります。その論理をしっかり理解しなければたとえ100回やっても身につかないのです。
このことを生徒に教えるのですが、頭から勉強は「嫌なもの」「しなければならないもの」という考え方をしているので、いつまでたっても身につきません。
逆に、「なぜだろう?」という疑問をもって、その疑問を解決しようという姿勢があるならば、10回やらなくてもたった1回で完ぺきに身につけることさえできるのです。
このようなことを生徒に伝え、勉強の正しいやり方を教えたかったので塾の仕事を始めた、と言っても過言ではありません。


上に学生の勉強について述べましたが、実はこれは一般の人たちの仕事や料理や家事、育児、さらには人間関係など、ありとあらゆることに通じる真理です。
バーナード・ショーはただがむしゃらに10倍働いたのではなく、その理屈を知ったうえで10倍の仕事をしたからこそ成功を収めたのです。
ここに成功する人としない人の差があります。


嘘だと思ったら試してみてください。
理屈を知ったうえで10倍の勉強なり、仕事なり、あるいは素敵な人間関係を築く努力をしてみてください。
自分でも驚くような結果が出ます。


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目標設定の真髄

2016.07.15日

"I don't think there's any such thing as setting your goals too high. The higher you set your goals, the more you are going to work. If you don't reach them, then it's okay, just as long as you set it and then give 100% of yourself."
-- Dan Jansen, Speed Skater
「目標の設定が高すぎるなどというとことはありません。目標を高く設定すればするほど人は一生懸命頑張ります。目標を達成できなかったとしてもそれはそれでいいのです。目標を設定し、それに向けて100%力を出し切っている限り」
--ダン・ジャンセン、スピードスケーター
(訳:舟田 譲二)


初めこれを読んだ時、さすがいつも記録と競い合っているスピードスケーター、言うことが違うと思いました。


ダン・ジャンセンは世界のトップスピードスケーター。
1985年のサラエボに始まり、常に金メダル候補と言われながら、金メダルを取ったのは最後のチャンスとなる29歳の時のこと。10年越しの金メダルを取った人の言う言葉には重みがあります。



でもよく考えてみたら、これってスポーツ選手に限らず私たちみんなに当てはまることだと気づきました。たとえそれがどんなことであっても。


家庭のお父さんなら仕事に、と普通考えますが、仕事に限らず家族を始めとするさまざまな人間関係においても。健康管理や趣味においても。


お母さんも同様。今は外で仕事をしていらっしゃる方が多いですが、仕事のほか食材の買い物、炊事洗濯掃除などの家事、子育てなど一般にお母さんの仕事と考えられていることに限りません。
お母さん同士の、あるいはお友達との人間関係において、また趣味や気分転換となるさまざまな活動においても、やはり高い目標を設定すればそれだけ達成できるものも多くなり、満足感、幸せに、生きがいにつながります。


子どもの場合、もちろん第一には勉強、じゃなくて友達との遊びや人間関係や部活などのスポーツなどでしょう。
多くの子どもたちから嫌われている勉強ですが、今やっている勉強が自分という人間を作り上げていき、さらには将来の人生につながると思えば、勉強に対する考え方や取り組む姿勢も変わってきます。


ですから、我々大人が、教師や親がそのことを子どもたちに伝える務めがあります。
ある塾のチラシに、
「勉強はつまらないし、辛いもの。でも、学生の間は歯を食いしばってこの時を耐え忍ばなければならない」
と書いてありましたが、とんでもないことです。
教育者自ら「勉強はつまらないし、辛いもの」なんて刷り込みをしていたら、子供たちは勉強嫌いになって当たり前です。


でも上に挙げたことをするためには、冒頭でダン・ジャンセンが言っているように、目標を設定することが大切なのです。
それもできる限り高めの目標を(高すぎて不可能なものは逆効果)。
たやすく達成できるような目標は目標とは言いません。なぜなら達成できても喜びもなければ、達成感や満足感も得られませんし、自分自身にとってなんら益するところがないからです。
さらに、高めの目標を設定すれば、普通だったら達成できなかったような高い目標が達成できるのですからなおさらいいじゃないですか。


そして、万一高めに設定した目標が達成できなかった場合でも損をしたというようなことは絶対にありません。
自分はそれだけ成長したわけですから、必ずや満足感が伴い、さらには今後に向けてさらに頑張ろうという新たな目標が生まれます。


私自身も今、新しい目標に向けて日夜(笑)一生懸命取り組んでいます。
かなり高い目標ですが、それに向けて努力すること、100%自分を出し切るところに意義があるのですから。
ただし何事も無理は禁物。
「ノー天気な」一生懸命で目標に向けて共に頑張りましょう。


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おじさん運くれ!

2016.07.12日

「プレアーセ、おじさん運くれ!」⁉


何のことでしょう?
英語のスペリングを覚えるのに、uncle (おじ)をローマ字読みにして、日本語で語呂合わせにしたものです。
では、「プレアーセ」は何?
Please のローマ字読みです(笑)。


中学生や高校生は学校の試験のために、また高校・大学受験のために英語の単語を覚えることを避けて通れません。
そこで苦肉の策でありとあらゆる覚え方を考え出します。上のようなのがその一例です。
10年あまり前のことですが、生徒が「バセバ11」と言っているのを聞いて何のことかと尋ねました。
学校の英語の先生が教えてくれたスペリングの記憶法だそうで、ローマ字でバセバ(baseba)と書いて数字の11を付け足すと baseball (野球)になると言うのです。これには本当にびっくりぽん。
「英語の先生がこんなことを教えるの⁉」


小学校で学ぶローマ字は、英語学習には一長一短。
ローマ字のおかげで、ある程度英語の単語を読んだり書いたりできます。
しかし他方、邪魔にもなります。
たとえば、work を「ウォーク」、war を「ワー」、law 「ラウ」とローマ字につられて読む生徒はとても多いです。また、単語を書くときにもこのようにローマ字綴りをします。
こんなときに wor は「ワー」、war は「ウォー」、law 「ロー」と読むんだよと教えてもあまり意味ありません。ローマ字と違う読み方書き方が英語にはたくさんあり、きりがないからです。


そこで私は次のように教えます。
「homework を読んでごらん」
「ホームワーク」
「じゃあ、work を読んでごらん」
「ワーク」


「Star Wars って何?」
「スターウォーズ」
「じゃあ、War を読んでごらん」
「ウォー」
「warm は何て読む?」
「ウォーム」


「LAWSON は何て読む?」
「ローソン」
「じゃあ、law は?」
「ロー」


というふうにです。
英語の複雑なスペリングと発音の関係をこのように教えます。これをフォニックスといいます。
フォニックスで学んだ英語のスペリング・発音の基本的なルールは他にも応用できるので、これでほとんどスペリングの問題は解決できます。


私自身は中学生・高校生の頃、フォニックスなど学びませんでしたが、自分でこれらのルールを見つけ出して活用していたので、発音やスペリングで苦労したことは一度もありませんでした。
応用の利かない丸暗記や、上の「バセバ11」のような覚え方は意味がないばかりか、かえって勉強の妨げになります。


昨日の「アンコー、ハスペロー」には多くの方がコメントをくださいました。
記事の中にも書きましたが、uncle が「アンコー」のように聞こえるのには、ちゃんと理由があるのです。


物ごとには何でも理由、理屈、論理があります。
勉強に、さらには学問にこの理由・理屈・論理は不可欠です。
これをしっかりと教えない安直な丸暗記は正しい勉強法ではありません。


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達成不可能なことはない!

2016.07.08日

今春筑波大学の理工学群社会工学類に現役合格した卒塾生のTUくんが、昨夜突然塾を訪ねてきてくれました。
小学4年生のときから塾に通い始めた彼はとても優秀で、中学・高校時代さらにどんどん伸び、我がアカデミー学院のホープでした。大学生になったらぜひうちで講師になってほしいと頼んでいたのですが、なにせ自宅から大学まで片道3時間もかかるということで、キャンパスのそばにアパートを借りて自炊しながら一人住まいしています。残念ながら私の夢はかなえられませんでしたが、彼の立派な成長ぶりに目を細めました。


中学・高校時代の同級生が何人か講師として現在働いていて、まるでちょっとしたミニ同窓会のような感じでした。
クラスに顔を出してもらって自己紹介と在塾生たちへのメッセージを語ってもらい、その後授業を参観してもらいました。


Uくんはメッセージの中でとても大切なことを言いました。
「今やっていることを大切にし、楽しむこと。それは勉強だけでなく、部活も学校生活も。
勉強は時間や量ではなく、学校や塾の授業に集中し、その場でしっかり学ぶこと。
また、基本を大切にすること。応用といってもすべては基本の組み合わせだから」

自分の経験から語った、まさに的を射た素晴らしいメッセージです。
彼の卒業校を志望している生徒たちにとっては、とても刺激的な励ましの言葉でした。


引退までに世界記録となる通算8,833勝の金字塔を打ち立てたビル・シューメーカー(1931-2003)というアメリカの騎手、調教師もよく似た名言を残しています。
"When you're riding, only the race in which you're riding is important."
-- Bill Shoemaker, Jockey
「馬に乗っているとき大切なのは、自分が今まさに走っているレースだけだ」
(訳:舟田譲二)


彼は騎手だったからこのように言ったのですが、これはどんなことにも通じます。
ひと言で言うと「集中力」です。これについては以前、「手に入れたいものを確実にゲットする法」の中でも書きましたが、何ごとも中途半端に、あるいは二心でやっていたのではものにならないということで、これは真理です。
生徒や学生であれば勉強に集中しなければならないのは当たり前すぎるほど当たり前のことです。
スポーツをしているのならば、その練習に、そして試合に集中しなければなりません。
芸術家もしかり。
仕事をしている人もそう。
家庭を築いている人、子育てをしている人もそうです。


ところが、人間というのは気が多いせいか、なかなか一つのことに集中できず、ついフラフラとよそ見をしたり、あちらこちらに足を取られたり、いっときに二つ、三つのことをしようとしたりするのです。
それが脳の刺激になっていいことももちろんあります。
しかし、こと勝負事に関しては、あるいはたとえ勝負事でなく、子育てでも何でもそれに賭けているときには、やはりそれに集中しなければなりません。


冒頭のUくんのメッセージのように、勉強でも一点に集中し、その場で学んだことを吸収し、身につけるなら恐れるものはありません。
人生で達成不可能なことはありません。
Uくんの将来を楽しみにするとともに、これからもアカデミーから彼に続く意欲的な生徒が生まれることを心から祈っています。


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私は諦めない、私は降参しない!

2016.07.02日

アカデミーのMighty Kids英語クラスで小学生を教えているRitz(リッツ)先生。
自己紹介するときは、いつも"RITZ CRACKERS"のRitzと言うので、みんな親しみを感じてすぐに名前を覚えます。


ritz-crackers.jpg


これはじつにうまい自己紹介の方法で、つい先日も見ていたテレビで、Bakerというアメリカ人は自分の名前を簡単には覚えてもらえないけれども、baker(パン屋さん)と言ったらすぐに覚えてもらえる、と言っていましたが、まさにそれです。


このRitz先生、アメリカ人ではなく日本人で名前は「りつこ」さん。女性ですが、身長は私よりも高く、全体に大柄で、外国人とも十分に渡り合える迫力のある方です。
この春から新たにスタッフとして加わってくださいました。
アメリカの大学を卒業後、これまでいくつかの外資系企業に勤めてこられたキャリアウーマンです。
しかし、これまで働いてきたどの職場よりも、アカデミーでの仕事が一番楽しいと言ってくださっています。


ユーモアのセンスも抜群で、動きもいっぱい、ジェスチャーたっぷりで小学生低学年のクラスでは、生徒たちはものすごいテンション。
それでいて、みんなものすごくきれいな発音で英語で話し、けっこう難しい長い英語の歌も大きな声で歌います。
高学年のクラスでも、今まであまりやる気のなかった子や恥ずかしがり屋だった男の子が、Ritz先生にかかったらまるで別人のように授業に一生懸命になり、今クラスで一番伸びてきているというのです。
生徒にやる気の火をつけるマジシャンです。


中学生のクラスでも、今までにない新しい取り組みをいろいろやっていらっしゃいます。
来週のクラスでやるという英語の歌の歌詞を昨夜は印刷して準備しておられました。
生徒たちに尋ねると、英語の教科書に載っているビートルズの歌などは古臭い感じがして、もっと今風の歌を歌いたいということで、みんなで話し合って今流行っているディズニーの『ズートピア』の主題歌"Try Everything"に決まったとのこと。私はこの映画も歌も初耳で、まったく知りませんでした。


家に帰ってネットで調べてみると、なるほど子どもたちの好きそうな歌。
しかも、歌詞は私がいつもこのブログで語っているのとよく似た内容のメッセージ。
私もこの歌にひと耳(?)惚れ。
ということで、これが来週からの中1の英語のクラスで歌われる"Try Everything"です。
動画の下に歌詞もつけますので、どうぞ味わってください。



I messed up tonight  今夜私はしくじってしまった
I lost another fight   また戦いに敗れてしまった
I still mess up but I’ll just start again まだまだ私は失敗ばかりするけど、また再スタートすればいい
I keep falling down  いつも転んでばかりで
I keep on hitting the ground 地面に打ち付けられては
I always get up now to see what’s next 次に何が来るが見るために、いつも立ち上がる
Birds don’t just fly 鳥たちはただ飛んでいるんじゃない
They fall down and get up 彼らは落ちてはまた立ち上がっているの
Nobody learns without giving. It won’t どんな人だって与えずには学ぶことはないから


I won’t give up, no I won’t give in 私は諦めない、私は降参しないから
Till I reach the end 最後の最後まで
And then I’ll start again そしてまた再スタートを切るの
Though I’m on the lead たとえ自分が先頭にいようと
I wanna try everything 私はすべてに挑戦したい
I wanna try even though I could fail 挑戦したい、たとえ失敗することがあっても
I won’t give up, no I won’t give in 私は諦めない、私は降参しないから
Till I reach the end 最後の最後まで
And then I’ll start again そしてまた再スタートを切るの
No I won’t leave 私はいなくならないわ
I wanna try everything 私はすべてに挑戦したい
I wanna try even though I could fail 挑戦したい、たとえ失敗することがあっても


Oh oh oh oh  オーオーオー
Try everything すべてに挑戦するのよ
Oh oh oh oh オーオーオー
Try everything すべてに挑戦するのよ
Oh oh oh oh オーオーオー
Try everything すべてに挑戦するのよ
Oh oh oh oh オーオーオー


Look how far you’ve come あなたがどれだけ遠くまで来たか見てみなよ
You filled your heart with love あなたはハートを愛で一杯にしたの
Baby you’ve done enough that cut your breath ベイビー、あなたは十分にやったから一息ついて
Don’t beat yourself up クタクタにならないで
Don’t need to run so fast そんなに早く走らなくてもいいから
Sometimes we come last but we did our best ときには最後になるかもしれないけど、ベストを尽くしたらそれでいい


I won’t give up, no I won’t give in  私は諦めない、私は降参しないから
Till I reach the end 最後の最後まで
And then I’ll start again そしてまた再スタートを切るの
Though I’m on the lead たとえ自分が先頭にいようと
I wanna try everything 私はすべてに挑戦したい
I wanna try even though I could fail  挑戦したい、たとえ失敗することがあっても
I won’t give up, no I won’t give in 私は諦めない、私は降参しないから
Till I reach the end 最後の最後まで
And then I’ll start again そしてまた再スタートを切るの
No I won’t leave 私はいなくならないわ
I wanna try everything 私はすべてに挑戦したい
I wanna try even though I could fail 挑戦したい、たとえ失敗することがあっても


I’ll keep on making those new mistakes 私はいつだって新しいミスを犯すだろう
I’ll keep on making them every day 私は毎日ミスを犯すだろう
Those new mistakes 新しいミスを


Oh oh oh oh  オーオーオー
Try everything すべてに挑戦するのよ
Oh oh oh oh オーオーオー
Try everything すべてに挑戦するのよ
Oh oh oh oh オーオーオー
Try everything すべてに挑戦するのよ
Oh oh oh oh オーオーオー
Try everything… すべてに挑戦して


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子どもの才能の伸ばし方

2016.06.26日
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小学6年生相当までの教材すべてをガウディア幕張本郷教室で学習した菅原響生くん(現中2)が、数検1級合格最年少記録を更新しました。Nスタ(TBS)報道ステーションSUNDAY(テレ朝)などでも紹介され話題になっています。
なお「数検1級」は、大学レベルの難易度で、合格率は7%だそうです。
さっそくご本人とお母様にお会いし、お母様には、才能の伸ばし方と、なぜガウディアがよかったのか、お話をうかがいました。


1.きづく
子どもの伸ばし方ですか?特別なことはありません。
子どもの「好き」「おもしろい」にいかに気づくか、がまず第一です。
響生の場合は、車のナンバーを指さしたりしている姿を見て、数字に興味があることに気づきました。そこで、本をはじめとして、数字に関するいろんなものに触れる機会をつくりました。
やがて、自分でどんどんやり方を身につけたり調べたりするようになりました。子どもは、いったん興味を持ち始めたら自分の力で歩き始めていくんですね。
すべては「好き」が源です。
そして、その瞬間は必ずありますので、見逃さないことですね。
早く好きなことに出会えて、それに打ち込めるって、とても幸せなこと。ただ、それを探すためにいろんなことを体験する機会をつくるのはいいことですが、押し付けたり、決めつけたりしないように気をつけたいですね。


2.共にある
次に、子どもの「好き」に興味を持ったり、自分も何かに打ち込んだり…自分自身の姿勢が大切かな、と思います。
たとえば、学校や教室から帰ったら、やっているところを見せてもらって、おもしろいと思ったところを伝えたり、内容を教えてもらったりして、子どもがやっていることに興味を示すといいですね。話をして、興味を拡げていくと、どんどんおもしろがって、自分から知ろうとするようになっていきます。
ただ気をつけたいのが、間違いや字の汚さなど、指摘に走ってしまうこと…。共感する姿勢を大切にすると、子どもは、自信を持って自分の「好き」「おもしろい」を追求できるようになりますよ。
「子どもだから」と、子どもの限界をすぐ設定しないことも大事だと思います。
よく「うちの子は集中力がない」「時間がない」という言葉を耳にしますが、「ない」と決めつけずに、いろんな方法を試してみれば、その子に適したものが見つかります。
集中力については、「ない」と言う前に、集中できる環境ができているか?自分はどうか?考えてみるといいと思います。
例えば、子どもが勉強をやっている近くで、親も何かに打ち込む。本を読む、家計簿をつける、絵を描く・・・何でも構いません。親が集中して打ち込んでいる姿を見せること、そばにいて一緒に何かをやることで、子どもも集中して打ち込むようになります。


3.よいものに出会う
そして、いかによいものに出会うか?その機会をつくるか?です。
── 学習教室・ガウディアとの出会い
算数や国語の教材を探していたら、ちょうどダイレクトメールが届いて、そこに「消しゴムの跡をほめる学習」と書いてあったのがきっかけです。子どもが一生懸命考えた跡をしっかり見てくれる、という姿勢が気に入りました。
算数のプリントが、計算問題だけではなく、図形などほぼすべてのカリキュラムが入っていることも、ガウディアを選んだ大きな理由です。
実は、某大手学習教室に通ったらどうかと何度かすすめたことがあります。「時間を測って早く解けばよいというスタイルがいやだ。どう解くか考えるのが楽しいのに!」と響生が言うので、入りませんでした。それもあって、響生にはガウディアのような学習があっていると思い、始めました。
ガウディアは、いろんな場面が出てくる文章題や、パズルのような図形など、考えさせる問題が多いのがよかったですね。
「どういうことなんだろう…」
と一生懸命考え、わかったときの達成感を経験できたのが大きかったと思います。逆に、わからないことがあったら、気持ち悪い…引きずる…わかってスッキリ!!誰でも経験があると思います。低学年のうちに、この「わかるうれしさ」を知ったので、嫌がることなく学習に向き合えたんだと思います。歯磨きや入浴と同じように、学ぶことがあたり前になりました。旅行や出かける予定がある日も欠かさず、熱が出た時以外は毎日学習しました。
毎日の学習習慣が身についたこと、考えることをあきらめないことや、解けた時の達成感を経験できたのがよかったですね。
なので、テストの点数や偏差値にもこだわりませんでした。それよりも、理解できているか?やり方がわかっているか?が大切だと思います。解けた達成感につながることですから。


── 桜井進さんとの出会い
その後、いろいろな人や場との出会いがあり、どんどん学びの機会が広がっていきました。
特に、サイエンスナビゲーター・桜井進さんとの出会いは大きかったですね。きっかけは、講演会に参加したことです。ただただ勉強する数学ではなく、家族で響生と数学を「楽しむ」ことを共感できました。
そのような出会いの先に、数検へのチャレンジや、数学イベントへの参加などがあります。
今は、受験などのためではなく、大人も含めていろいろな人が通っている数学教室で、おもしろさを共感し合い、一緒に好きな数学に打ち込んでいます。


響生には、将来こうなって欲しい、という願望はありません。
「好きだからやる」という気持ちのまま進んでくれればいいと思っています。
お母さん達に伝えたいことですか?
「子どもを伸ばしたい」「幸せな人生を歩んでほしい」と思うなら、子どもが好きなことを大切にする自分もそれに興味を持って、会話したり、触れる機会をつくるということですね。


響生くんに直撃。
── 数学は好き?
響生 はい!大好きです。
── どんなところが?
響生 簡単には解けない問題を考え続けて解けたときはうれしいですし、エレガントな解答で書けたときもうれしくなります。
── 将来の夢は?
響生 プログラマー、数学者です。


── インタビューをおえて
響生くんが今学んでいる現代数学の一部を解説してもらったのですが、相手の理解度に合わせて、優しくていねいに、身振り手振りを交えて教えてくれました。過去のつまずいた話にも共感を持ってきいてくれた響生くん。数学が好きで好きでたまらなく、「おもしろさを伝えたい!分かち合いたい!」という気持ちがあふれる、魅力的な少年でした。
そして、響生くんを魅力的にしたのは、お母様がこれまで語ってくれたことそのものなんだな、ということを実感しました。
(6月24日 ガウディア ホームページより)


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13歳少年 数検1級合格!

2016.06.18日

 公益財団法人「日本数学検定協会」(東京)は、4月に実施した実用数学技能検定で、千葉市立幕張本郷中学2年の菅原響生(ひびき)さん(13)が大学程度の難易度の1級に合格したと発表した。これまでの最年少合格14歳の記録を更新した。
 母親の淳子さん(42)によると、響生さんは姉が受検していたことで興味を持ち、2013年に初めて5級に挑戦して合格。その後着々と階級を上げた。15年に1級に挑んだが突破はかなわず、今回合格を果たした。
 「100%の自信があったわけではないので、合格できてよかった」と響生さん。淳子さんは「響生にとって、数学は趣味のようなもの。机に向かって勉強するというより、食事やお風呂の時でも数学の問題の解き方を考えている」と話した。

(6月14日付 毎日新聞より)


数日前、上のニュースが流れるなり世間では驚嘆の声が上がりました。
なにせ数検1級は大学レベルで合格率7%という超難関資格試験。
数検は5級(中1レベル)から始まり、準2級(高1)、2級(高2)、準1級(高3)と進み、1級では、
「情報科学社会の発展や地球環境の保全あるいは経済活動などを自立的、協同的に推進するために必要な数学技能」
が求められ、微分・積分などにとどまらず、確率、回帰分析、相関係数、数値解析、アルゴリズムなど、私などにはもうチンプンカンプンの世界です。
次の写真は菅原くんが受験した数検の問題で、彼が「面白い」と感じた問題です。
私にはもう外国語というよりも、宇宙から来たETの言語みたいです。


suken1.jpg


見事最年少合格を果たした菅原響生くんは小学5年で中1レベルの5級に合格した(これはまあまあ理解できる)あと、順調に進み今回の1級合格という偉業を達成しました。


菅原くんは小学生のときずっとガウディアで算数を学んでいたそうです。
ガウディアについては、つい先日の記事、「算数のエッセンスは」「毎朝4時起き!」に書いたばかりですが、なるほど「さもありなん」という感じです。
お母さんによると、
「『勉強しなさい』と言うのではなく、親が隣で勉強していれば、子供も勝手に勉強好きになる」
ということです。


彼の趣味は数学の問題を作ることだそうで、パソコンでこんな問題を作っていました。皆さん、チャレンジしてみますか?


suken2.jpg


菅原くんは、今や200人の大人を相手にロマンティック数学ナイトで数学のプレゼンテーションもしているそうで、将来は数学者になって、数学の新たな分野を開拓したい、と語っています。


sugahara.jpg


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レースを始める前に勝利する

2016.06.16日

"If you have no confidence in self, you are twice defeated in the race of life. With confidence, you have won even before you have started."
(Marcus Tullius Cicero 106 BC - 43 BC - Roman Philosopher and Statesman)
「自分に自信を持っていなかったら、人生のレースですでに2倍の敗北をしている。しかし自信があったなら、レースを始める前にすでに勝利している」
(マルクス・トゥッリウス・キケロ、BC106-43 ローマの哲学者、政治家) 
(訳:舟田 譲二)


キケロについては以前、「感謝の心は…」の中でも書いたことがありますが、2000年もたった現代に生きている私たちにも直接語りかける数多くの名言を残しています。

昨日の記事、「人生の行く先は」にも記しましたが、日本の高校生の8割が自分に自信がない、と言っているそうです。
これでは、キケロが言っているように、人生のレースをスタートする前から負けているようなものです。


たとえば、どのようなスポーツでも、また芸術や学問の世界においても、「自信」が大きな役割を果たしているのは誰の目にも明らかです。自信がなかったら初めから負けています。


もちろんだれの人生にもどんでん返しのチャンスはあります。そしてそのような人生を歩んだ人も大勢います。
しかし、やはりそれ以前に、若者に、いや幼少時から自信を持たせるような教育、育て方をすることは家庭において、学校や塾において、ひいては社会、国家においても必須です。
ある意味、これを他の何物にも優先して行わなければならないと私は常々思っています。


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人生の行く先は

2016.06.15日

"Sow a thought and you reap an action;
sow an act and you reap a habit;
sow a habit and you reap a character;
sow a character and you reap a destiny."
「思考の種を蒔きなさい。そうしたら行動の実を刈り取るでしょう。
行動の種を蒔きなさい。そうしたら習慣の実を刈り取るでしょう。
習慣の種を蒔きなさい。そうしたら人格の実を刈り取るでしょう。
人格の種を蒔きなさい。そうしたら人生の目的地を刈り取るでしょう」
(作者不詳)
(訳: 舟田 譲二)


上を次のように言い換えてみましょう。


「悪い思考の種を蒔きなさい。そうしたら悪い行動の実を刈り取るでしょう。
悪い行動の種を蒔きなさい。そうしたら悪い習慣の実を刈り取るでしょう。
悪い習慣の種を蒔きなさい。そうしたら悪い人格の実を刈り取るでしょう。
悪い人格の種を蒔きなさい。そうしたら最悪の人生の目的地を刈り取るでしょう」
こちらの方が、よりリアルで実感がわくかもしれません。


一昨日、ある人から聞いた話ですが、日本の高校生の8割、10人のうち8人が「自分に自信がない」と言っているそうです。
これは本当に驚くべき、お先真っ暗な数字です。
原因のひとつは、そしてひょっとしたら一番大きな原因なのでしょうが、教育にあると思います。
まずは幼児期からの家庭での親の教育に始まり、小中高校と学校の教育にも責任があるでしょう。
子どもに自信をなくさせるような教育をしているとしか思えません。


そういう私も高校生の頃、学校生活のつまらなさ、授業の退屈なこと、自分自身のやる気のなさなどから、将来が見えなくなった一時期がありました。
自分自身が見えなくなっていました。
何のために生きているのか、人生の目的は何なのか、と真剣に考え悩みました。
友人と語り合い、本を読み、またあるときは教会の門をたたいたこともあります(「神の存在は証明できるか」)。
でも答えは見つかりませんでした。当時の私も「自分に自信がもてない」一青年でした。


でも幸いにもその後、思考を一新する最高の機会に恵まれ、その結果人生の目的地が見えるようになりました。
とどのつまり、人生の行く先は最初の思考から始まっているのです。


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高潔とは

2016.06.13日
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"Integrity is doing the right thing, even when no one is watching."
- C.S. Lewis, author
「高潔とは、たとえ人がだれも見ていないところでも正しいことをすることだ」
−C.S.ルイス、作家
(訳: 舟田 譲二)


高潔はちょっと難しい言葉ですが、辞書には「人柄がりっぱで、利欲のために心を動かさないこと。また、そのさま」と定義されています。
簡単に言えば、「立派な人柄」「人格者」です。


本当に立派な人というのは、他人が見ていようが見ていまいが、正しいことをします。悪いことはしません。
人前だけでいいことをする人、いいことを言う人は、真に高潔であるとは言えません。
うらおもてがない。金太郎飴のように、どこを切っても出てくるのは金太郎です。


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人前でいくらいいことを言っていても、陰で別人になるような人は、金太郎飴から桃太郎が出てくるようなもので、「看板に偽りあり」です。
自戒の意味も込めて。


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毎朝4時起き!

2016.06.05日

そう、毎朝4時起きなんです。
とは言っても、私のことではありません。
私にとって朝4時というのは、まだ寝入りばなです。


先月、ガウディアに入会した小学4年生のセーラームーンことSちゃんです。
本人曰く、ガウディアの勉強が楽しくて楽しくて、毎朝4時に起きて5時頃からガウディアの算数と国語のお勉強をしている、と。
「えっ、ホント〜...!?」
にわかには信じがたいですよね。
ところが、Sちゃんと一緒に入会した妹の小学1年のHちゃんもSちゃんと同じで、やはり「ガウディアのお勉強が楽しい!」と、毎朝5時起きしてガウディアのお勉強をしているのです!


なにがそんなに小さな子どもを引きつけて夢中にさせるのか?
答えは、一昨日の記事、「算数のエッセンスは」に書いたように、その教材にあります。
機械的な計算をつまらない、と感じる子どもにとって、ガウディアの考えさせる教材は面白くてたまらないのです。


上の記事中の問題は小学1年生、2年生対象のものですが、やはり考える力、論理力を育てる良問です。
(まだ問題を見ていない人はぜひ上のリンクから昨日のページを開いて、実際にチャレンジしてください)
問1
@ さおりさん 14枚
  えりなさん 14-3=11 11枚
ゆうこさん 11+2=13 13枚
A 14+11+13=38 38枚
問2
男の子 39人、女の子 39+18=57 57人
男の子と女の子合わせると 39+57=96 96人
ジュースの数 96+46=142 142本
(この問題をあまり考えずに解くと、39+18+46=103 103本 と答えてしまいます)


こんな問題をやっていて、勉強が楽しくて仕方がない、と言えるのは本当に幸せです。
ガウディアの算数教材にはこのほか、図形問題や表・グラフ、魔法陣など幅広い問題があり、また国語には漢字・熟語など語彙力を鍛える問題から、読解、文法問題、図・表・資料などから情報を整理したり読み取ったりする力、判断する力、表現する力をつけるなど、問題の種類が豊富で、考える力を養えるよう非常にうまく工夫されています。
勉強大好きな子どもを大勢育てていくことが私の願いです。


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算数のエッセンスは

2016.06.03日

文部科学省(文科省)が定めた算数の学習指導要領は、算数指導の目標を次のように定めています。
「算数的活動を通して、数量や図形についての基礎的・基本的な知識及び技能を身に付け、日常の事象について見通しをもち筋道を立てて考え、表現する能力を育てるとともに、算数的活動の楽しさや数理的な処理のよさに気付き、進んで生活や学習に活用しようとする態度を育てる」。


いかにもお役所的な長ったらしい言い回しですが、簡単に言うと、
「算数的活動を通して、算数の楽しさに気づいて、算数を日常生活に役立ててほしい」
となります。
中学の数学の学習指導要領もほぼ同じで、算数と異なるのは、「一般化する」(数式で表す)というのが加わる点です。
すなわち、算数・数学とは、「学習したことを日常で使うことを目標とした教科だ」ということです。
(以上、去る5月29日に横浜のガウディア本部で行われた定期研修から)


しかし、現実にはこれとはかけ離れていて、単なる機械的な計算や、公式を暗記し、数字を当てはめて問題を解く、という作業に終始しているきらいがあります。
それが証拠に、算数・数学が得意な子、好きな子に
「なぜ算数(数学)が好きなの?」
と尋ねると、返ってくる答えは決まって、
「国語などのようにあまり考えることもなく、ズバッとひとつの答えが出てきて、解けたときに気持ちいいから」
です。


さて、1年前の4月からわがアカデミー学院でも導入したこのガウディアは、私が教材と方針に惚れ込んで始めた、小学生の自立学習を支援するシステムです。
昨年4月に行われた小学6年生対象の「全国学力テスト」、および2012年に実施された中学生対象の「PISA学習到達度調査」の問題を上の定期研修で実際に参加者の教室運営者である私たちは解きました。
なかなか骨のある良問です。
上の2つのテストの結果からわかるのは、
「日本の生徒たちは、意味を理解して、考えて解くことが苦手」
ということです。


私がなぜこのガウディアの教材に惚れ込んだか、それはまさにこの日本の生徒たちが抱えている問題を解決する思考の訓練をするよううまく工夫して作られているからです。
それでは下にその問題の一例を挙げますので、皆さんチャレンジしてみてください。


問1.さおりさんはシールを14枚持っています。えりなさんのシールは、さおりさんより3枚少ないそうです。
ゆうこさんは、えりなさんより2枚多く持っています。
@ ゆうこさんはシールを何枚持っているでしょう。
A 3人のシールを合わせると何枚になるでしょう。


いかがですか?
皆さん、解けましたか?
これは、なんと小学1年生後期レベルの問題です。(現物は1年生用に、漢字やカタカナを使わず、ひらがなでわかちがきで書かれています)
次にもう1問。


問2.男の子が39人、女の子は男の子より18人多くいます。全員に1本ずつジュースを配ったら、46本あまりました。はじめに、ジュースは何本あったでしょう。


これは小学2年生前期レベルの問題です。
「幸せだなぁ、ぼくは」の中に登場した当時年長さんのMちゃんが解いたのが上の問1で、現在小1の彼女が今週この問2を解きました。
皆さん、ご自分で解いて答えをお送りください。
明日のブログに正答を載せます。


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国語の面白さ

2016.06.01日

 わたしは、外国人に日本語を教えるという仕事をしている。最初は、日本語ができるのだから簡単な仕事だと思ったのだが、やっていけばいくほど、そんなに簡単な仕事ではないということに気づかされた。日本語を初めて勉強する外国人の気持ちになって、自分たちが当たり前だと思っていることについて、もう一度考え直すことをしなくてはいけなかったのだ。外国人に日本語を教えるときには、日本人が状況に応じてどんな言葉を使うのかということを示すことが大切だったのである。
 あまり意識されないことなのだが、わたしたちは、普段さまざまな日本語を使い分けている。
 子どもがとても小さいときには、一種類の言葉しか使えない。
 オママゴトというのは、学齢期前ぐらいにするようになる遊びだが、子どもが社会的な能力を身に付けていく遊びとして、近年注目されている。また、どんなに方言の強い地域であっても、オママゴトをするときには、たいてい共通語が使われるということが発見されている。
「おとうさん、お帰りなさい。」
「うん、今帰った。」
 というような言葉づかいを子どもたちはオママゴトでしているが、かれらの両親がそう言って家に帰っているとは思えない。かれらは何かをまねているのだが、それは、家庭の日常ではなく、テレビやマスコミの中での「標準的社会」のようなものを模倣しているらしい。そのようにして、子どもは自分の普段使っている言葉以外の言葉づかいを身に付けていく。そうして、友達に使う言葉、親に使う言葉、小学校に上がって先生に使う言葉の使い分けができるようになる。大人はさらに細かくなる。
 日本語は、一つではなく、さまざまな種類の言葉の束のようなものであると考えられている。その全体が日本語なのである。
 日本語といってもさまざまにあるので、たった一つの正しい日本語というのは、実は存在しない。ある場面、ある人に対しての、適切な言葉づかいというのはあるのだが、どんな場面でも使える万能の「正しい日本語」というものはない。テレビのアナウンサーの使う言葉が正しい日本語であると思われるかもしれないのだが、あの調子で家族間の会話はできない。
 さまざまな適切な言葉の全体が、正しい日本語と言えば言えるかもしれない。ある場面での適切な言葉づかい、つまり、その場面でだけの正しい日本語を決めるのは、だれとどんな場面で、どんなことを、何のために話しているのか、というようなことであると思われる。
 たとえば、敬語というのは、こうしたたくさんの日本語の中の一つである。目上の人には敬語を使わなければならないと教えられている。いかにも正しい日本語のようなのだが、敬語を使うことと、それが相手に感じのよい印象をあたえるかどうか、適切な言葉であるかどうかは、実は別の話なのだ。
 やたらていねいな言葉使いをされても、なんだか気取って聞こえて、ちっともうれしくない、というようなことがある。敬語というのは、人間関係を穏やかにしていくための言葉使いの工夫である。状況に応じて、その場に合った言葉使いを選ばなければならない。そうやって、相手と気持ちのよい関係を作っていくのである。
 適切で、相手に良い印象をあたえる言葉、それが正しい日本語なのだ。

(「金田一秀穂の文章より」−小学5年生の国語の問題文より抜粋)


これは1か月ほど前、小学5年生に国語の授業をしていたときに扱った問題文です。
5年生にとっては結構難しい文章です。
筆者の金田一秀穂さんは皆さんよくご存じ、最近はテレビのクイズ番組やバラエティ番組にも出演していらっしゃり、その人懐っこい笑顔や話し方ですっかりお茶の間の人気者です。
かのアイヌ語の研究で有名な言語学者金田一京助氏のお孫さんで、国語学者です。
京助氏の息子さん、すなわち秀穂さんのお父さんは私の大学時代の恩師の金田一春彦氏。
12年前に91歳でお亡くなりになりましたが、春彦氏もテレビの「笑っていいとも!」やワープロのCMなどに出ていらっしゃいました。
大学時代はとても可愛がっていただき、大変お世話になりました(「言葉遣い」)。
大好きな、そして心底尊敬していた立派な学者・研究者であり、また良き教師で、毎回の授業に魅了されていました。
金田一秀穂さんは私より3歳年下で、当時春彦先生は私に秀穂さんのことを話してご相談していらっしゃったのです。


そんなつながりがあるので、よけいに秀穂さんには親しみを覚えます。
その秀穂さんの文章が使っているテキストに引用されているとは予想だにしませんでした。
しかも、外国人に日本語を教えるという私と同じ経験をしていらっしゃり、書いていらっしゃること一つひとつに共感を覚えるのです。
なんと不思議な巡り合わせ。
この文章を使って子どもたちに教えながら、言語の面白さ、楽しさ、奥深さに酔いしれていました。


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魔法の小石

2016.05.29日

「なぜ、こんなつまらないことを勉強しなくちゃいけないんですか?」
 私が教壇に立っていたあいだ、生徒はあらゆる不平や疑問を投げかけてきた。中でも、この質問ほど繰り返し耳にした言葉はない。
 この質問に、私はつぎの物語をお話しすることで答えたいと思う。


 ある晩、遊牧民の群れが夜を過ごすための支度をしていると、突然あたりが厳かな光に包まれました。聖なる方がともにおられるのを人々は感じました。大きな期待を胸に、天の声が下るのを待ちました。何かとても大切なお告げがあるのだろう、と思ったからです。
 ついに、声が聞こえてきました。
「できるだけたくさんの小石を拾いなさい。その小石を袋に入れ、一日旅をするがよい。明日の夜になって、お前たちは喜び、また悲しむであろう」
 聖なる方がその場を去ると、人々は失望と怒りを口にしました。大いなる宇宙の真理について啓示が下ることを期待していたからでした。富と健康が授けられ、人生の目的が解き明かされると思ったのです。ところが与えられたのは、小石を拾うというつまらない、彼らにとってはわけのわからない作業だけでした。
 しかし、人々はぶつぶつ言いながら、いくつかの小石を拾って袋に入れました。聖なる方の神々しさがまだあたりに残っていたからでした。
 人々は一日旅をし、夜になりました。野営を張りながら小石のことを思いだし、袋からとり出してみました。すると、どの小石もひとつ残らずダイヤモンドになっていたではありませんか!
 人々は小石がダイヤモンドに変わったことを喜び、もっと小石を拾ってこなかったことを悲しみました。


koisi3.jpeg


 この伝説の教えを地でいった例として、私がまだ教職に就いて間もないころに出会った、ひとりの教え子の話をご紹介しよう。仮に彼をアランと呼ぶことにする。
 アランは中学2年生。主専攻は「問題を起こすこと」、副専攻は「停学処分」といった男子生徒だ。不良になることを勉強しに来ていたようなもので、ついに「窃盗」という修士号を取ろうとしていた。
 そのころ、私は生徒たちに名言を毎朝暗唱させていた。出席をとるとき、生徒の名前に続けて誰かの言葉の前半を言う。出席とみなしてもらうためには、生徒は後半を続けて言わなくてはいけないのだ。
「アリス・アダムス−−−『努力し続けているかぎり...』」
「はい、『失敗はない』です、先生」といった具合である。
 こうして教え子たちは、その学年の終わりまでに名言を150は暗唱した。
「一直線に目標だけを見なさい。障害が目に入らないように」
「皮肉屋とは、すべてのものの値段を知っていてもその価値を知らない人のことをいう」
 そして、「思うなら信じなさい。信じるなら実践しなさい」などだ。
 アランほど、朝のこのお決まりの時間をいやがった生徒はいなかった。それは、彼が放校処分を受ける日まで変わらなかった。それから5年間、アランの消息を耳にすることはなかった。
 ところがある日、アランが電話をくれた。現在この近くのある大学で特別コースを受講しており、仮釈放期間を終えたばかりだという。
 彼は少年院に入れられた後も問題を起こしていたため、鑑別所に送られたと話してくれた。ついにはそんな自分に嫌気がさして、カミソリで手首を切ったそうだ。
「ねえ、先生、そうやって自分の命の灯が消えかかっていくのを感じながら横たわっていたときです。いきなりあのばかばかしい文句が頭に浮かんできたんです。先生がいつか20回もおれに書かせたやつですよ。『努力し続けているかぎり、失敗はない』。こいつの意味が突然わかったんです。おれが生きているかぎり、おれの人生は失敗じゃない。でも、もし自分で命を絶ってしまったら、失敗そのものになっちゃうじゃないか。そう思ったんです。それでおれは残りの力を振り絞り、助けを呼んだ。新しい人生を始めたんですよ」


 彼があの名言を学んでいたころ、それは小石にすぎなかった。しかし、ぎりぎりの状況に追いつめられ何かの導きを必要としたとき、それはダイヤモンドに変わったのだ。
 だから、私はこうアドバイスしたい。できるだけたくさんの小石を拾いなさい。ダイヤモンドのように輝く未来が約束されるのだから。
ジョン・ウェイン・シュラッター

(『こころのチキンスープ』 2 生きるとは愛すること   ジャック・キャンフィールド、マーク・V・ハンセン著 ダイヤモンド社 p.164-167)


この物語が教えていること、それは人生に無駄は決してない、ということです。
一見、無駄に見えるようなことでも、それが積み重なっていくと、いつか芽を出す時が来るのです。
私たちはみんな、誰でも大なり小なりこのような経験をしているものです。
問題は、それをいかに活かすかです。


その時はわけがわからなくても、意味がないと思われるような「小さな小石」をたくさん拾っておきましょう。
それらがいつの日かダイヤモンドに突然変わっているのです。
教育とはそのようなものです。決して無駄などありません。


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無理だと思うなら無理

2016.05.24日

私には、「難読症」という、生まれつきの学習障がいがあった。この障がいの原因は人によって異なるが、私の場合は視覚異常によるものだった。
 一般的に、難読症の子どもたちは言葉を瞬時に覚えることが多い。しかし、文字そのものが、実は普通の人と違って見えているということには気がつかないのだ。
 私の目に映る世界は、いろいろな形をした、いわゆる単語と呼ばれるもので満ちあふれた素晴らしいところだった。そして、見える通りに覚えた単語の数は、かなりの量になっていた。そのため、両親は私の障がいにまったく気がつかなかったし、まさか学校での勉強についていけないなど思いもしなかった。
 ところが恐ろしいことに、小学校1年生になると、アルファベットの方が、その組み合わせからなる単語よりも重要だということを知った。難読症の子どもたちにとって、アルファベットをきちんと並べるのはむずかしい。上下さかさまにしたり、前後をひっくり返したりすることが多い。そのため、1年生のときの担任の先生は、私を学習障がい児とみなした。
 1学年も終わり、休みに入った。その先生は、2年生の先生への引き継ぎに、私の障がいのことを書いた。したがって、新しい先生は、最初から私をそういう目でみるようになった。
 2年生になると、算数の問題の答えは出せても、その答えを出すための解き方がさっぱりわからなかった。しかも、この解き方の方が答えよりも大切だと言うではないか。私はますます学習に対して臆病になり、どもるようになっていった。
 はっきりとものが言えない、普通に算数の問題が解けない、アルファベットを正しく並べられない。こんな私は、お先真っ暗の状態だった。やがて、私はある作戦を思いついた。それは、教室を移動するたびに、目立たないように後ろに座ることだった。
 それでも先生に見つかって指されたときは、口ごもりながら「わッーわーわー、かッーかーか、りーりー、ません」と言った。これで私の運命は決定づけられた。それ以来、質問されることがなくなったのだ。
 私は3年生に進級した。新しい担任の先生はすでに、しゃべれない、書けない、読めない、算数もできないという私の障がいを知っていた。だから最初から、私に何の期待もしなかった。 
 やがて私は、学校で仮病を使うことを思いついた。これで、教室にいるよりも保健室にいることの方が多くなったし、学校を休んだり、早退したりもした。3年生と4年生はこんな具合に、なんとか切り抜けることができた。


 そうこうするうちに、私の知的能力はまったく死んだも同然になっていった。しかし、神は私を見捨てはしなかった。
 5年生になると、ハーディー先生が担任になったのだ。彼女は肉体的にも精神的にも強靭な先生として、アメリカ西部ではよく知られていた。この身長が180センチ以上もある先生が、私の前にそびえるように立った。そしてクラスのみんなの前で、私の背に腕をまわして言った。
「スティーブには学習障がいがあるわけじゃなくて、ちょっと変わっているだけなのよ」
 その発言以来、周囲の人々の私を見る目が変わった。単なる障がい児としてではなく、風変わりだが何かの才能をもった子どもとして接してくれるようになったのだ。
 しかし、ハーディー先生はそれで満足するような人ではなかった。先生は私に言った。
「スティーブ君、お母さんから聞いたんだけど……あなたは本を読んでもらうと、まるで写真に撮るみたいに本の内容がそっくりそのまま頭の中に入ってしまうんですってね。ただ、単語やアルファベットを並べたりすることはうまくできないのよね。それと、声を出して読むのも苦手のようね。これからは、クラスで教科書を読んでもらうときに前もって言うから、その部分を前の晩にすっかり暗記したらいいわ。みんなの前では読んでるような振りをしましょうね」
(中略)
 ハーディー先生はさらに続けた。
「スティーブ君は、実際に自分の考えを口に出して言うときになるとおじけづいてしまうようね。先生はね、どんな人のどんな考えも聞いてみる価値が十分にあると思うのよ。先生はどうしたらいいのか調べてみたの。むかしギリシャのデモステネスっていう雄弁家が試した方法があるのよ。デモステネスって発音できる?」
「デッーデッーデーデ……」
「もうすぐ、できるようになるわ。デモステネスの舌は思うように動かなかったそうよ。そこで、口の中に石をいくつか入れて、舌を訓練したというわけ。ビー玉を二つ持って来たわ。大きいから間違って飲み込む心配はないし、洗ってありますからね。これからは、授業で指されたら、まずこれを口に入れるといいわ。そして、あなたが何を言っているのかが先生に聞こえるように、立ち上がって大きな声で話して欲しいの」
 私は賭けをした。言われた通りに舌の訓練を始め、ついに話せるようになった。それも、これまでの私の状態をじゅうぶん知った上で、ハーディー先生が私本来の力を信じてくれたからだった。


 卒業後も、私はハーディー先生と連絡を取り合ってきた。しかし、数年前、ガンのため先生が重体に陥っていることを知った。
「私という、先生にとってたったひとりの特別な生徒は、1000マイルも離れたところに住んでいる。どんなに先生が寂しい思いをしていることだろう。」
 こう考えると、私はいてもたってもいられなくなり、航空券を買い求め先生のもとにかけつけた。ところが、そこには何十人もの教え子たちが集まっていた。彼らもやはり、特別な生徒たちだったのだ。卒業後も先生を慕い、先生と連絡を取り合っていたという。残された時間を先生と一緒に過ごすために、はるばるやって来たのだ。そこには、実に面白い人たちが集まっていた。上院議員が3名、州議員が12名、そしていろいろな企業の重役たちも何人かいた。
 集まったみんなと話を交わすうちに、興味深いことがわかった。四分の三の人たちが私と同じように、小学校5年生のころまで、授業についていけず、自分には何の能力もないとか、つまらない人間だとか、運命には逆らえない、などと思っていたという。
 そんな私たちがハーディー先生に会ったことで生まれ変わった。
 先生は、私たちが有能で、重要で、影響力のある人間だということを信じて疑わなかった。そして努力さえすれば、自分の人生を変えていくことができるということを。
H・スティーブン・グレン

(『こころのチキンスープ 2』 p.174-176 ジャック・キャンフィールド、マーク・V・ハンセン編著 ダイヤモンド社1996年)


私たち、塾講師や学校の教師はともすれば「この子はできる」「この子はできない」などとレッテルを貼って、それに合わせた指導をしてしまいがちです。でも、これほど恐ろしいことはありません。
可能性の芽を摘み取ってしまうのです。そしてそうすることによって、その子の将来を決めてしまうことさえあり得るのです。


ですから、私は生徒を教えるとき、常に次のようなことを言って励まします。
「ほら、できた!」とか、「すごーい!」、「君たちには力が着実についてきている。この調子でいっていいよ」、「◯◯高校、行きたいんでしょ。行けるよ」「今度の中間では満点を目指そう。みんな取る力があるよ。まあ、ケアレスミスがあって97〜98点ということもあるかもしれないけど」
これに対して、生徒が「無理!」と言うと、
「そう、無理だと思うならその通り、無理だよ。でも、できると思ってやれば必ずできる」
と答えます。


生徒一人ひとりのこれからの成長が本当に楽しみです。私は子どもたちを信じています。


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あなたの人生も変えられる

2016.05.23日

昨日、ご本人の口から聞いたびっくりするような実話を下にご紹介します。
ご本人の了承を得てシェアさせていただきます。


Mさんは1942年に満州で誕生。
3歳のとき終戦。父親は出征したまま戻らず、安否もわからず遺骨も届けられないまま終戦後戦死の知らせを母親は政府より受ける。
母親はMくんを含む4人の幼な子を連れて満州を引き上げ帰国。
母子は父親の郷里、島根県川本の父の兄のもとに身を寄せる。
母親は失対(失業対策事業)で道路工事などの肉体労働をしながら一家を支える(のちに小学校の給食のおばさんに)。


貧しい環境の中で育ったMくんは、小学校に上がるとき、自分の名前をひらがなで読むことも書くこともできなかった。
子どもの頃の記憶はほとんどない。
はっきりした記憶があるのは、小学4年か5年生のときの出来事。
間借りで住んでいた家の隣りに中国電力の社宅があり、その隣りに友達の家があった。一階部分の屋根がトタンで、二階の窓をまたいで外にでるとトタン屋根の上だった。その上でよく遊んでいた。
ある日、その家に住む友人が、トタン屋根の横を並行して走っている電線を指差して、触るとビリっとくる、と言うのを聞いて怖いもの見たさで片手で払うように触ってみた。しかし、何も起こらない。そこで、「ビリっとしないよ」と言ったところ、友人は、片手じゃだめだよ。両手でもう一本の電線を触るとビリッとくる、と言う。
そこでもう一方の手を伸ばし、両手で電線を握った瞬間、100ボルトの電気が走った。
Mくんは「ギャアーっ」と悲鳴を上げ、大声で泣き、手を離そうとするが全身はビリビリと震えるばかりで、電線はぴったり両手にくっついたままどうしても離れない。
Mくんの頭の中で一瞬、これまでの短い人生が走馬灯のようによみがえり、もはや自分の命はここまでと思った。
その瞬間、誰かがM少年の身体を抱えて思いっきり引っ張って電線から引き離し、二人は一緒にどっしーんとトタン屋根の上に転がった。
隣りの中国電力の社宅に住んでいた従業員が大声を聞いて駆けつけ、畳屋をやっていた友人の家にあった堀コタツ用の半畳の畳を持って二階に駆け上って、その上に乗ってM少年を電線より引き離したのだった。感電を避けるためのプロのとっさの判断だった。


本人曰く、これがきっかけか少しずつ勉強がわかるようになり始めた。
5年生の算数の授業のとき、担任の先生の質問にクラスの生徒の多くが手を挙げた。
Mくんもつられて手を挙げた。それまで勉強ではまったく目立たなかったMくんが手を挙げたのに驚いた教師はMくんを当てた。
わかっていたのか、それともたまたまだったのかわからないが、答えが合っていて、それをきっかけにMくんは自分に自信を持つようになり、算数が好きになった。
その後、放課後友達の家に何人かの仲間たちが集まって一緒に勉強をするようになり、お互いに教え合うようになる。


こうして高校に上がったときには、数学が一番の得意教科になり、同じクラスにいた高校教師の娘で数学がとても良くできた女の子を抜いて、学年1位になる。
高校では就職組にいたので、卒業と同時に通商産業省に就職。
しかしM青年は、それまでまったく苦手だったが英語は将来きっと必要になるだろうと思い、働きながら中央大学の夜間部に進学し英文学を学ぶことになる。
働いて稼いだお金で、当時とても高額だった英語教材リンガフォンを買い求め、毎日繰り返し、繰り返しレコードを聴いてリスニングの練習をした。
同時に、通産省で昼間行われていた、将来外国へ出張する人たちのための実用英会話クラスに参加して英語を学ぶ。
やがて大学で学年1位の成績を収めたM青年は、夜間部から初めての卒業生総代として卒業証書を授与される。


大学卒業と同時に通産省を退職し、働いて蓄えておいた貯金と退職金を元に中央大学文学部大学院に進学。
さらに勉強を続ける夢が与えられ、大学院を卒業する前にアメリカの有名大学大学院の神学部に直接手紙を書き、入学希望の意志を伝えた。
留学するためには、銀行の残高証明や親の扶養証明などの経済的保証が必要だったが、神学部の教授がM青年の熱意に心打たれ、返済義務のない奨学金と教授のアシスタントの仕事を与え、彼は留学することになる。


その大学院で(キリスト教)教職修士号、別の大学院で神学修士号、さらにもう一つ別の大学院で教育修士号と、4つの大学院で学び修士号4つを取得。
帰国後、キリスト教会牧師、カウンセラーを務めつつ、自らカウンセリングセンターを開設。
母校の中央大学で英語の講師を20年勤めたあと立正大学心理学部教授に就任。
全国でカウンセリング関係の講演活動をするほか、国際的な講演会などで通訳なども務めて今日に至る。
日本リアリティセラピー協会理事長なども務め、カウンセリング関係の著訳書は20数冊に及ぶ。


このかつてのM少年こそ、私の恩師であり、同労者(協力牧師として)、また家族ぐるみのお付き合いをしている親しい友人、柿谷正期牧師です。
柿谷牧師のことは、これまで何度もこのブログに取り上げてきました。
そのうちのひとつ、「小さな奇跡」の中では、柿谷牧師とキリスト教との出会いから救いへの軌跡が記されています。


小学校に上がるときには、自分の名前の読み書きもできなかった学習障がい児(本人談)が、のちに大学教授になったという、朝ドラ並みの一大ドラマ。
もちろんご本人の努力があったのは言うまでもありませんが、これこそ神様の奇跡でなくていったいなんでしょう。
「石ころからでも、アブラハムの子を起こすことができる」(マタイの福音書3:7)、全知全能なる神様は、私たちの、そしてあなたの人生も変えることのできるお方です。


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勉強が好きになるには

2016.05.18日

今日は、ちょうど1年前の今日書いた記事をそのままシェアさせていただきます。


"Put your hand on a hot stove for a minute, and it seems like an hour. Sit with a pretty girl for an hour, and it seems like a minute. That's relativity."
-- Albert Einstein, physicist
「熱いストーブの上に手を1分置いてみなさい。1時間のように感じるでしょう。きれいな女の子の隣りに1時間座ってごらんなさい。1分のように感じるでしょう。これが相対性理論です」
アルバート・アインシュタイン、物理学者
(訳:舟田 譲二)


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(ネコと一緒にハイポーズ!)


アインシュタインの名言はどれもこれもまことに至言です。
相対性理論という難解な理論をひと言でだれにでもわかるように言うところがいかにもアインシュタインらしいですね。


ところで、勉強嫌いな生徒や学生がとても多いのは本当に残念なことです。
親が無理やりさせるから仕方なくやる、試験があるから、宿題をやっていかないと先生に叱られるから、高校や大学に行くために勉強する、などいやいや勉強する人が大半ではないでしょうか。
このような勉強の仕方をしているから、アインシュタインが言うように勉強時間が途方もなく長く感じるのです。


一方、自分の好きなゲームや、スマホ、スポーツなど好きなことをしている時は時間はあっという間に過ぎてしまうものです。
私も最近、旧友と会う機会がよくあるのですが、あっという間に時間がきて、惜しみながら別れることになります。


塾が好きな生徒がよく言いますが、週に3日や4日じゃなくて毎日あればいいのに、と。これは塾が楽しいからです。
ということは、勉強の面白さがわかったら、どれだけ勉強してもあっという間に時間は過ぎてしまい、また次に勉強するのが楽しみになるわけです。


子どもたちに勉強は楽しいよ、と言っても「いや、勉強が楽しいなんてあり得ない。たとえお日様が西から上るようなことがあっても勉強が楽しくなることはない」などと答えます。
これにはひとつ原因があります。
親や学校、塾の先生などが勉強をつまらなくさせているのです。


だれでもそうですが、無理強いされたり、脅されたりするのはいやです。
でも、親や教師は「あなたのためだから」などと言いながら、無意識のうちに子どもに勉強することを強制しているのです。
これでは子どもが勉強嫌いになるのも無理ありません。
私の知っている限り、勉強が好きだという人で、親などに強制されて勉強した人はいません。と言うか、この人たちの親は子どもの勉強には口出ししていません。


それでは、どうすれば子どもは勉強が楽しくなり、好きになるのか。
これはとても大切な問題です。
答えは簡単。親や教師などが勉強好きで、楽しくて仕方がない、という姿勢、情熱、お手本を示すことです。
一般的に言えることですが、スポーツ好きな親に育てられた子どもはスポーツが好きになりますし、これは音楽好き、芸術好き、読書好きなどほとんどのことに当てはまります。
親が本を読まなくて子どもに本を読めと言っても読まないように、親が勉強しないで子どもに勉強しろ、と言ってもそれはしょせん無理な話です。


親や教師が勉強の面白さにハマって夢中になる。これを見た子どもは何も考えずに勉強とは面白いものだと思うようになるでしょう。
そして、勉強する時間があっという間に終わってしまい、もっとしたくなるようになります。


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人間は考える葦

2016.05.13日

「人間は考える葦である」
17世紀のフランスの哲学者、思想家、数学者、物理学者、宗教家のパスカルが『パンセ』の中に書いた有名な言葉です。


人間は自然界の中でもっとも弱い存在のひとつである葦(あし)のように弱いものである。
しかし、人間はただの弱い葦ではなく、自然界の中で唯一「考える」力のあるものだ、という考えです。
確かに、自然界を見回すと、人間は多くの動物より弱い存在です。
走ることにおいては時速100キロで走ることのできるチーターを始めガゼルやカンガルー、サラブレッドなどにはまったく太刀打ちできません。
でも、動物にとってはまったく意味のないマラソンで42.195キロを走り抜くことが人間にはできます。
それは人間が考える葦だからです。


泳ぎに関しても魚にははるかに及びません。水の中で暮らしていないので当たり前のことですが。
でも、人間は舟を造り、さらには潜水艦を造り、どの魚よりも遠距離を航海することができます。


空を飛ぶことに関しても鳥にはまったく及びません。そもそも人間は空を飛ぶことはできません。
しかし、大空を飛ぶ鳥を見て、鳥のように空を飛びたいと考え、頭を使って飛ぶ方法を考えつきました。それが飛行機です。


脳科学が進み、人間の脳そっくりに働くコンピュータを発明しました。
そしてこのコンピュータのお陰で、かつての原始的な舟を次第に大きな原子力空母のようなものにまで発展させることができたのです。
飛行機からさらにはロケットを発明し、宇宙に飛び出て、月にまで行くことができました。
さらに、人間が作ったAI(人工知能)は小説を描いたり(「ついにここまで来たか」)、下のような絵を描いたりすることすらできるようになりました。


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人間は考える葦だからです。
しかも、この頭脳は一部の頭のいい人だけに与えられているのではなく、人間みんなに与えられているのです。
こんなに素晴らしい頭脳が与えられていてそれを活用しなかったら、それは本当に世界最大の資源の無駄遣いです。
そして、そのことを教えるのが教育の目的です。
ただ単に、物事を暗記し、テストで高得点を取り、志望校に合格し、会社に就職するために勉強しているのではありません。


あなたにも無限の可能性があります。
考える葦だからです。


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価値観が人を作り上げる

2016.05.07日

先日車で走っていた時、信号のないところで私が車を停車させると、隣に乗っていた妻が、なぜ停まったのかわからず一瞬きょとんとしていました。


しばらくして、対向車線の側の歩道にいた小学生が頭を下げて横断歩道を渡っていきました。
アメリカだったらごく普通の光景です。歩行者優先のアメリカでは、このようなシーンで停車せずに走っていくとすぐに白バイがサイレンを鳴らして車を停め、チケットを切って罰金になります(経験者語る…)。


日本も昔と比べるとずいぶん変わってきましたがまだまだです。
狭い通りから大通りに車で出ようとすると、車の流れは途切れずなかなか出させてもらえません。
へたをすると前方が信号などで道路が詰まっているのに、こちらが出ようとしている通りをふさぐような形で車を停める人もいて、そうなると信号が変わってもその後ろの車もまたどんどん続いていって結局ずっと出られないことすらあります。
とくに時間に追われている夕方などに、生徒のバス送迎をしていてこのようなことがあると、ついイライラしてしまいます。


ところ変わって中国の狭い通りなどがテレビの番組などで映し出されると、「そこのけ、そこのけ、お車が通る」で、歩行者はまったく無視され、車を避けないとぶつかられたりして、非常に危険な状況にあるのを目にすることがあります。


その国の文化や習慣、さらに言えば同じ国の中でも、育った環境や、親の躾けなどによっても、人々の行動は大きく変わってきます。
これらはごく小さな一例に過ぎませんが、文化や習慣などの中で人の価値観が作り上げられていき、さらにそれが人の行動や人生までも変えてしまうというのはよくあることです。


子育ての上手な親の子どもや、躾がしっかりなされている家庭の子どもは、自然と言葉遣いも礼儀も正しくなり、また勉学に取り組む姿勢や友達関係を始めとする人間関係、また学校生活や部活など、生活全般にも大きく影響していることがよくわかります。
親だけでなく、子どもたちと日々接している私たち教育に携わる者も子どもたちの価値観を形成する役割を果たしており、その責任はまことに大きいです。


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正直者がバカを見る?

2016.05.04日

7年前に書いた記事の再録です。
恥を忍んで...


先日、中学1年生のクラスで、英語の月例テストを返却して、答え合わせと解説をしていたときのことです。
Sさんが手を挙げて大きな声で言いました。
「先生、私の答え間違っているのに◯がついています!」
私はまじまじとSさんの顔を見て言いました。
「あなたは正直です。正直者には金の斧を上げます。間違ってつけた点はプレゼントです」


これはご存じ、イソップ物語の「金の斧と銀の斧」をもじって言ったものです。
私はこのような正直な子が大好きです。


実は私にはとても苦い思い出があります。
小学4年生のときのことです。
住んでいた家のそばに教育大学付属小学校がありました。夏休みにほんの1週間ほどでしたが、近所の子を集めて無料のサマースクール(夏期講習)がそこで開かれました。教育大学の学生が実習で教えるわけです。
当時は塾などはなく、サマースクールがどのようなものかもわからないまま、私は親の許可をもらって通うことにしました。
この頃の私は勉強はあまりできませんでした。というか、全然勉強をしていませんでした。できなくて当たり前です。
そんな子が行ったのですから、正直大変でした。
そして、サマースクールの最後の日にテストがありました。
このときも勉強していなかったので、あまりできませんでした。
テストが返ってきたとき、点数を少しでも上げたくて、間違っていた漢字に棒を1本足して正しい漢字にして、先生に言いました。
「先生、この答え合っているのにバツになっているよ」
すると先生が言いました。
「舟田君。先生はあなたの間違いをちゃんと覚えているよ。あなた自分の答えを直したでしょう」
顔が真っ赤になりました。先生がそこまで見ていたとは考えてもいませんでした。
私はその若い、優しい女性の先生が大好きだったのですが、最後の日に大変なことをしてしまいました。
本当に、穴があったら入りたい、とはこのことです。
その先生の名前も、悲しそうな顔も今でもはっきりと覚えています。
そして、その後ずっとこの思い出が心の傷となって残っているのです。
このことはこれまで誰にも話したことがありませんでした。あまりにも恥ずかしい話なので。


ですから、中1のSさんのように勇気を持って正直に言ってくれる子がいたら、本当にうれしくなります。


アメリカに留学していたとき、スーパーで食料品を買ってレジでお金を払ったところ、レジの人が10ドル札を20ドル札と間違って、払ったよりもたくさんのお釣りをくれました。
あわててレジの人に間違いを指摘して、余分にもらったお金を返したところ、その人は
"Oh, my God! Oh, my God!"
「まあ、なんてことでしょう!」
と言いながら、両手で頭を抱えて、信じられないという顔をしていました。
あまりに気が動転していたので、私にお礼を言うのさえ忘れていました。
もし黙っていたら、私は10ドル(当時のお金で多分2000円ぐらい)儲けていました。
そして、そのレジの人はあとで、自分の間違った分を店に弁償しなければならなかったことでしょう。


「正直者がバカを見る」という諺があります。
確かに、表面的に見るならそのようなことはよくあります。
先ほどのSさんは正直に自分の間違いを言ったために、テストの点数が下がって損をしていたかも知れません。
レジの人の間違った余分のお釣りをそのままもらっていたら、私は得をしていたかも知れません。
でも、大切なことを見失ってしまいます。
正直に言って、たとえ点数が少し下がったとしても、そんなことは何の意味もありません。
むしろ、小学4年のときの私のように、うそを言って恥をかくほうがよっぽど損です。(金の斧・銀の斧の物語に出てくる欲張りなきこりのように)
お釣りを余分に受け取っていて、あとで良心の呵責を感じるようなら、正直に返すほうがよっぽど自分のためです。


正直は最大の美徳です。
正直者はバカを見ません。絶対得をします。
Sさん、ありがとう。


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知識は力なり?

2016.05.02日

以下は7年前に書いた記事です。
教育界では最近になってようやくこのことに気づいたようで、学校の授業スタイルも、また高校入試や大学入試も変わりつつあります。


今日、バス送迎のとき、小6のA君に久し振りに英語の単語テストをしました。
「月の名前を1月から12月まで言ってごらん」
「はい。January, February, March, April, May, June, July, August, September, October, November, December」
「素晴らしい。よく覚えていたね。じゃあ今度は週の名前を言って」
「Sunday, Monday, Tuesday, Wednesday, Thursday, Friday, Saturday」
「正解!じゃあ、May I 〜? ってどういう意味だった?」
「〜してもいいですか?」
「よく覚えているね。A君は記憶力がいいね」
「はい」


実は、A君に英語の単語をバスの中で教えたのは今年の春のこと。もう半年以上経っています。
最初は「3月春休みがマーチどおしい」「May I (メイ、愛)してもいいですか?」のように語呂合わせで教えていたのですが、何度か繰り返しているうちに語呂合わせは必要なくなって、いつの間にか完璧に覚えていました。
A君に言いました。
「記憶力がいいと、テストもよくできるでしょう?」
「はい」
「学校では記憶力のいい人やテストでよくできる人は、みんな頭がいいって言ってるでしょ。でも、本当は記憶力がいい人が頭がいいとは限らないんだよ」
「えっ、本当ですか?」
「そう。じゃあ、本当に頭がいい人、というのはどういう人だと思う?」
A君、しばらく考えて、
「わかりません」
「ものを知っているだけでは頭がいいとは言わない。頭がいいとは、その知っていることをどれだけ実際の生活の中で活用できるかだよ」
「う〜ん。あまりよくわかりません」


イギリスの哲学者フランシス・ベーコン(1561〜1626)が
"Knowledge is power." (知識は力なり)
と言ったそうです。
日本は、とくに知識信奉が強く、学校教育の内容はもとより、普段のテストも、入学試験も、就職試験も、ほとんどが知識を問うタイプのものです。
そして、記憶力がよく、テストはいつも高得点で、成績のいい人、偏差値の高い学校に入学する人を、一般に頭がいいと言います。
確かに、このような人は「頭はいい」のでしょうが、ただ単に物事をたくさん知っているだけの百科事典のような人は社会ではあまり役立ちません。
むしろ、社会で必要とされるのは、問題解決能力のある人、協調性のある人、独創性のある人、リーダーシップのある人などです。
これらは「知識」とは言わず、「知恵」と呼びます。


そろそろ日本の教育も、フィンランドのような「考える」ことを訓練する形に変わっていかなければ、やがて世界から取り残されるようになると思います。


「知識は力」ではなく、その知識の使い方、すなわち「知恵」が力なのです。


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学習は「楽」習

2016.04.24日

2008年にノーベル物理学賞を受賞した京都産業大名誉教授の益川敏英さんが受賞の翌年、母校の名古屋市立向陽高校で講演しました。そこで益川さんは次のように語りました。
「学問は、より多くの自由を獲得するための作業だ」。
エジソン、ヘーゲル、福沢諭吉、パスツールとファーブル。歴史に残る多くの学者を引き合いに出しながら、益川さんはまず「私たちはなぜ学ぶのか」を語った。
「いまは非常に変化の激しい時代。私たちはその変化の法則を読み取り、10年、20年先を読み取る力が必要です。学校で教えられていることにその芽があるはず。勉強という言葉には苦しみを強いる意味があって私は大嫌い。でも英語studyの語源には知る楽しみという意味がある。本来、知ることは楽しいこと。ぜひ楽しみ方を覚えてください」と熱弁を振るった。

(朝日新聞より)


日本語の「勉強」は確かに、とてもネガティブなイメージがあります。漢字自体「勉」は、「女性がお産をする時に力む」という意味からうまれていて「苦」のイメージ、「強」は「強いる、無理強いする」という意味です。(「勉強する目的は」
子どもたちが勉強が嫌い、というのもうなずけます。私自身、小学生から高校生までの間、いつも強制的に勉強させられて、勉強は嫌いでした。


勉強の楽しさを知ったのは大学に入ってからです。あまりにも勉強が楽しくて、大学卒業後も3つの大学院と神学校で学び、最終的に卒業したのは34歳のときでした。あれほど勉強嫌いだった私が34歳まで勉強を続けたのは、まさに「勉強の楽しさ」を知ったからにほかなりません。
ですから、学生時代の塾講師や家庭教師に始まり、これまでずっと教育畑を歩んできましたが、いつも心がけてきたことは、生徒・学生(英会話を学んだ成人の方も含め)に「学ぶ楽しさ」を味わってもらうことです。
アカデミー学院の生徒が、「勉強が楽しい」と言ってくれるのを耳にするたびに、また中学・高校・大学の同窓会では、何人もの旧友から舟田のお陰で英語が好きになった、できるようになった、卒業できたなどと声をかけてもらうと、とてもうれしくなります。


何人かの生徒が以前行っていた塾の話を聞かせてくれました。
クラスのひとりの生徒が宿題を忘れると、全体責任と言ってクラスの生徒全員に居残りさせるとか、テストで合格点に達しないと、追試験、それがだめなら追追試験、といつまでもテストを繰り返す、挙句の果てに生徒はテストに合格するために答を丸暗記する、等々。
熱心なのはわかりますが、これでは勉強嫌いになるのは当たり前です。要するに「勉」「強」なのです。
強制や罰から上質(クォリティ)は生まれません。
このようなやり方で、とりあえず成績が上がり、志望校に合格できたとしても、合格したとたん反動で遊びまくり勉強しなくなります。勉強は志望校に合格するためにいやいややっていたからです。
益川さんも言っているように、本来「知ること」は「楽しいこと」です。このようにして「学ぶ楽しさ」を味わった人は一生勉強し続けます。人は生きている限り一生学び続けます。そうでないと進歩がありません。
勉強は、小中高校生が志望校に入るために、歯を食いしばって苦しみながらするものでは決してありません。
学習は「楽」習。
皆さん、勉強は苦しまずに楽しみましょう!


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クォリティ

2016.04.23日

クォリティって何でしょう?


クォリティ、英語でquality、日本語では「質」あるいは「上質」。
アカデミーのホームページに推薦のことばを書いてくださった立正大学元教授の柿谷正期氏が日本で始められたリアリティセラピーは、人は外側の刺激によって反応するのではなく、内側から動機づけられて行動を選択するという選択理論心理学を基盤としたカウンセリングの一手法です。選択理論を基盤としたクォリティスクールでは、「何かを学ぶということは人生の質を高める。そのことを生徒によく理解してもらったうえで、強制や批判、罰などを排除して自ら進んで学ぶように導くなら上質の結果(成績や生活習慣など)を生み出すことができる」と言っています。つまり、生徒を脅し、あるいは褒美などでつって宿題を強制的にやらせ、忘れてきたら罰を与える、というようなやり方では、恐れからあるいは褒美につられて宿題はやってくるかもしれないが、決してそこから上質は生まれない、というわけです。


私が子どもの頃はこのようなやり方がごく普通でしたが、今日でもなんと多くの学校や塾でこのような強制的な指導が行われていることでしょう。宿題を忘れると罰が与えられるので、それを恐れて友達の答を写してとりあえず宿題を提出する、ということがまかり通っています。これではクォリティ(上質)が生まれるわけがありません。


会社の経営法においても同じで、ボスマネジメントといって上司が部下に対して脅しと報酬で強制的に仕事をやらせても上質な結果は決して生まれません。しかしリードマネジメントで上司が人間関係を大切にして、絶えず上質を目指すなら職場環境が変わり、従業員はみんな一生懸命働き、いい結果を生み出します。


勉強をする、宿題をするのは誰のためでもない、自分のためです。自分が将来より良い人生を歩むためです。このことがわかるようになると、勉強にも身が入り、学んだことが身につき、上質が生まれるようになります。実は、結果を出す生徒とそうでない生徒の違いはまさにこの動機付けの違いにあります。


勉強に限らず、仕事でも同じやるなら、楽しみながら、しかも一生懸命やろうではありませんか。それがクォリティを生み出すのですから。


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知恵を体得する

2016.04.22日

ある青年が老齢の知者に尋ねました。
「先生はどのようにしてそのような知恵を体得されたのですか?」
「賢明な判断によってじゃ」
「それでは、賢明な判断はどのようにして下されたのですか?」
「経験だよ」
「その経験はどのようにして得られたのですか?」
「愚かな判断によってじゃよ」


人間、だれでも失敗します。失敗しない人なんかいません。失敗から学んで、そこから成長する。ここが大切なのです。


勉強において、私はいつも生徒にできる限り消しゴムを使わないよう指導しています。
小さい頃から、親や学校の先生たちから教えられているのか、みんな書き間違えるとすぐに消しゴムを使ってきれいに消して書き直します。
答えだけでなく、漢字や計算の途中式などもすぐに消します。


提出するテストの答案用紙やノートでもない限り、答えにせよ、あるいは漢字や計算の途中式にせよ、間違いは残しておいて、赤で直し、自分の間違いの記録をとっておいて、あとで見直す時に間違いから学ぶことはとても大切です。英語の3単現のsのつけ忘れなど、自分の間違えるパターンに気づかなければなりません。そうでないと、同じ間違いを何度も繰り返すことになってしまいます。
間違った答えや文字を消してしまうのは本当にもったいないことです。


そして、このことは私たちの人生そのものにも通じることです。
私たちはどうかすると、消してしまった方がいいような心の傷をいつまでも消さずに大事にとっておいて、事あるごとにその傷を見て、また痛むというようなことをしばしばしています。
逆に、失敗から学ぶべきことで、消してはいけない記憶を消してしまい、同じ失敗を繰り返したりします。
このふたつの間違いをしている人がとても多いです。
でも、失敗すること自体は、人間である限りいわば当たり前のことで、なにも悪いことではありません。
大切なのは、失敗から学ぶことです。
失敗から学ぶならば、冒頭の話に登場する知者のように、人生のすべての経験を糧にして知恵を体得することができるのです。


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継続は力なり

2016.04.21日

「継続は力なり」
よく聞く言葉ですよね。
しかし、これほど真理で、また同時にこれほど行うのが難しく、また実際に行っている人が少ない言葉もないのではないか、と思います。


昔、小学1年生からアカデミーに来た生徒で、算数が本当に苦手な子がいました。
3年生、4年生になっても、足し算をまだ両手の指を使ってやっていました。新しい単元を教えるときは、何度教えてもなかなか理解できなく、教えるほうも教えられるほうもとても苦労しました。
しかし、家でお母さんが熱心にフォローしてくださったお陰もあって、進歩は遅かったのですが、本当に根気強く、コツコツとよく頑張りました。
その結果どうなったと思います?
中学に入ると、どんどん伸びてきて、数学と理科では何と学年1位を取るほどにまでなり、学校の先生達や同じ学年の友達からは「天才」と呼ばれるようになったのです。
そして理系の優秀な高校に進学しました。


私もアメリカに留学していたときのことを思い出します。
最初の年、歴史言語学という科目を取りました。
どんなことをするかというと、世界中のいろいろな言語の音声や文法のサンプルを集め、それらが歴史的にどのように変遷してきたか、どの言語とどの言語が親戚関係にあるか、などを緻密に分析するのです。
このクラスは本当に死ぬ思いをしました。大学院のクラスの中でももっとも難しいクラスのひとつで、それを外国人の留学生が、しかも1年目で取ったのですから言うまでもありません。
毎回の授業のたびにクイズと呼ばれる小テストがあり、前回の授業の復習があります。
リーディングアサインメントといって、教科書のほかに課題本も何冊も読まなければなりませんでした。レポートもあり、その上、ミッドターム(中間テスト)とファイナル(期末テスト)もあり、しかもこれを4ヶ月間にやるのです。
私は途中でギブアップしたくなりました。
あるとき、クラスのほかの学生に弱音をはきました。「もうだめだ。ついていけない」と。
そうしたら、驚いたことに彼女(40代の女性英語教師)は、
「えっ?あなたも大変だったの?このクラスの人たちはみんな苦労しているのよ。私もさっぱりわからない。あなたは平気だとばっかり思ってた」
と答えるではありませんか!
「このクラスは historical linguistics (歴史言語学)ではなくて、hysterical linguistics (ヒステリー症の言語学)だ」と私が言ったら、クラスで大いに受けました。
でも私はこのクラスメートの言葉に励まされて、最後まで頑張ることができました。
しかも成績はAというおまけ付きで。


「成績が上がらないから」「本人のやる気がないから」と言って、退塾してしまう人がときどきいます。
本当に残念です。結果が出るまで我慢が必要なのです。そして陰でコツコツ頑張る努力が必要です。
何もしないで、塾に行っていれば成績が上がる、なんてことはありません。
昔、アカデミーを退塾してよその塾にかわった生徒が、学校の運動会でうちの教師に会い、
「アカデミーをやめたことを後悔している。アカデミーのほうがよかった」
と言っていたというこを聞きました。


あきらめてはだめなのです。人生も同じです。
「継続は力なり」
続けていくうちに道は開けます。
途中であきらめてしまったら、成功しないのは当たり前のことです。


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3Kの仕事

2016.04.18日

ひと頃「3K」といういやな言葉が流行りました。
「きつい」「汚い」「危険な」仕事ということで、主に道路工事などのブルーカラーの職種に使われました。
みんな、面白半分でさかんに「3K」と言っていましたが、聞いていて不愉快でした。
最近は「3K」がどんどん増えて、「帰れない」「給料が安い」「休暇が取れない」とか、「(就業)規則が厳しい」「化粧がのらない」「結婚できない」「管理職(幹部・経営陣)が傲慢」「キリが無い」「気が休まらない」「休憩できない」「心を病む」「雇用が不安定」「子供を作れない」「(必要)経費が自腹」「過労死」「臭い」等など言われているようです(Wikipediaより)。


それだけ仕事に不満を持っている人が多いのでしょう。
私が携わっている塾の仕事の「3K」は何だろうと考えてみました。
「感動」「感謝」「関係づくり」「きれい」「快適」「貢献」「感性」「寄与」「感激」「確信」「共感」「感銘」「子育て」「関心」「感心」「活躍」「献身」「共生」「興奮」「高揚」「効果」「教育」「共有」...。
Kで始まる言葉、パッと出てきたのは、全部ポジティブな言葉ばかりでした。
実際のところ、このブログの過去の記事を振り返っても、塾の仕事に関連する記事はほとんどがこのような言葉で描写されています。
上の中から「3K」選ぶのは難しいですが、敢えて選ぶとしたら日ごろから感じている「感動」「感謝」「関係づくり」かなと思いました。


そこで、果たしてこれは塾業だけに当てはまるのだろうかと考えてみると、実はそうではなく、どのような職種にも言えるということに気づきました。
私は、反社会的・反人道的な仕事でない限り、この世に尊くない仕事などないと常々思っています。
ですから冒頭の「3K」という、ある特定の職種を侮蔑したような言葉は好きではないのです。
つまり、自分の仕事を自分自身がどのように見ているか、ということが大切なのです。
ということは、同じ仕事をするなら、私が上に挙げた「塾業の3K」のような、あるいはそれ以外何でもいいのですが、ポジティブな面に目を留めなければ損だということです。
マイナス面に目を向けると、不満がどんどんふくらんでいきます。
そして、仕事をやるのがますますいやになります。
これでは、一緒に仕事をしている同僚にも、上司や部下にも、またお客様に対しても、そして家族に対しても失礼ですし、周りのみんなが気の毒です。
扱っている商品すら可哀想です。


学生の場合の仕事に当たる勉強も同様です。
いやな面ばかり見ていると勉強がますます面白くなくなります。
昔、アカデミーで教えていたA先生は、中学1年生のとき、「勉強が楽しくて仕方がない」と言っていました。
その理由を尋ねると、「今学んでいることが、将来すべて役立つと思うとワクワクする」との返事。
このような態度で勉強していると、実際学んでいることがすべて身につき、そして将来確実に役立つようになります。


主婦の家事や子育ても同じです。
問題はどこに焦点を合わせるかです。


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マタイ効果+α(アルファ)

2016.04.10日

『天才! 成功する人々の法則』の第1章に「マタイ効果」というのが紹介されています。
「マタイ効果」とは、米国の社会学者ロバート・マートンが1968年に「科学におけるマタイ効果」という論文の中で提唱した科学社会学の概念です。これは新約聖書の中の
「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう」(マタイ福音書25:29)
という箇所から著者のマタイの名前を借りて、「マタイ効果」と命名したものです。
21世紀の富の配分について、金持ちはよりいっそう金持ちになり、貧乏人はよりいっそう貧乏人になってしまうという社会法則で、これによって生じる不公平な現象を指すそうです。


ロバート・マートンは経済的な面を指して言っていますが、実はこれはさまざまな分野にも当てはまるということで、前掲書『天才! 成功する人々の法則』の中では、カナダのプロのアイスホッケー選手達の誕生月が1月から3月に集中していることを取り上げています。その理由は、外国では1月が学校の新年度で1月生まれの子どもは12月生まれの子どもよりも身体面で1年の発達の差があり、体が大きく、体力もあり、そのような子どもが早くから練習に取り組むので、それだけ有利になるということです。
これをもとに、日本でもプロ野球の選手の生まれ月を調べた人がいて、新年度が4月の日本では4月から6月生まれの人がもっとも多く、1月から3月生まれの人の2.5倍だったということがわかったそうです。サッカー選手でも同様の結果が出ています。
つまり、体の成長が早く、有利なスタートを切った子どもは、メンバーに選ばれやすく、選ばれると質のよい指導を受けて、さらにレベルの高い仲間と競い合う機会にも恵まれる。それでますますその差が大きく開いていくというわけです。


私自身、これまでこのことをいろいろな世界で直感的にとらえてきていました。勉強面においてもしかりです。
たとえば、字のうまい人は字を書くのが好きでまめに書くので、ますます字がうまくなります。
漢字の好きな人は、普段書く文章に漢字を多く使うので、ますます漢字が得意になりますが、漢字が苦手な人はできる限り漢字を使わないようにするのでますます漢字が苦手になります。
計算が得意な人は、日常の生活の中で無意識のうちにいろいろな場面で計算するので、ますます計算が得意になります。
運動が得意な人は毎日運動します。その結果、ますます運動が得意になります。一方、運動が苦手な人は普段からあまり体を動かさないので、ますます運動が苦手になります。
英語が好きな人は、英語の歌を歌ったり、映画を観たり、外国人とじかに触れる機会を多く作るので、ますます英語が得意になります。逆に、英語が苦手な人は、単語ひとつさえ覚えようとしません。ですからますます英語が苦手になります。
背の高い人は、バレーやバスケットをするので、ますます高くなります。
相撲取りは体重を増やさなければならないのでたくさん食べます。だからどんどん大きくなり、ますます強くなります。
モデルさんやアイドル、女優さんは、ダイエット、シェープアップ、お化粧、ファッションに気を配るので、ますます美しくなります。
例を挙げれば切りがありません。
音楽やスポーツ、語学など、早期教育はやはり大きな成果を上げています。
「持っている者はますます与えれるが、持っていない者は、持っているものまで取り上げられる」
これは事実です。


しかし、ここで終わってしまうと、早生まれ(1月〜3月生まれ)の人には残念ながら、スポーツ、音楽、勉学などにおいて、チャンスがなくなる。また、貧しい人は、一生貧しいままで終わる。いや、ますます貧しくなる。というような不公平がそのまま通用してしまうことになります。


ところが、ここに福音があるのです。
それは私が提唱する「マタイ効果+α」です。
誰でもそのまま終わるということはありません。
このことに気づいた時点で、方向転換をするのです。当たり前と言えばごく当たり前のことです。
しかし、多くの人が、とくに「持っていない」人は、「持っていない」事実にばかり目をやって、あきらめてしまっているのです。
「自分はこうだ、ああだ」と決めつけるのは間違っています。
「今」と言った瞬間に、その「今」はもうすでに過去のものとなっています。同様に、現在の自分がたとえどうであったとしても、それはすでに過去の自分です。
明日から、と言わず、今からでも、気づいた時点で方向転換するなら、新しい未来を自分の手で切り開いていくことができるのです。人生は常に現在進行形です。
これが+αの福音です。
字の下手な人は、早速字を書く練習をしましょう。
漢字が苦手な人は、日常生活の中でできる限り漢字を使うようにしましょう。
運動が苦手な人は、とにかく体を動かしましょう。
このようにして、負の連鎖から抜け出ることは誰にでもできます。
そして、負の連鎖を断ち切って、プラスの世界に入ると、ここからたちまちプラスの連鎖が始まります。
そして、「持っている者は、与えられてますます豊かになる」のです。
事実、このようにして負の連鎖を正の連鎖に変えた人は大勢います。
スーパーマンなどいません。みんな、弱いところを持っています。
自分の持つ弱さを強みに変えていこうではありませんか。


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たらちね考

2016.04.09日

一昨日の夜、中3生のTさんに国語を教えていました。
国語が好きで得意と言うTさん、さすがにとてもよくできます。読解問題などはほとんどいつも全問正解。
「難解」な文章は、傍線を引きながら、それこそ「何回」も読んで正解に導きます。
苦手意識を持っている文法問題も少し教えるとすぐ飲み込み、どんどんできるようになります。


一昨日は、やはりTさんが苦手としている詩と俳句・短歌でした。
苦手と言っているのに、自分で一生懸命考えて、やはりほとんど全部できています。間違えたところや、よくわからなかったところを中心に教えるのですが、全部納得してくれます。
短歌のところで枕詞(まくらことば)の「たらちね」が出てきましたが、もちろん彼女にとって初顔合わせです。


足乳根の母に連れられ川越えし
田越えしこともありにけむもの

斎藤茂吉


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(斎藤茂吉生誕地 山形県上山市月岡公園内歌碑)


意味がわからないようなので、私が自分の昔の記憶で教えようとしたのですが、その前に念のためと、ちょっとiPhoneでネット検索すると意外や意外。私が習ったこととまったく違うことが書かれています。


私が教わったのは「垂乳根」、すなわち乳が垂れた老いた母のイメージだったのですが、別解釈に「足乳根」で、「満ち足りた乳」、すなわち授乳中の豊かな乳というのがありました。
さらに、もともとは「たらちね」、漢字を当てたのは後世で、意味はないとするもの。
そして、元来の意味は未詳というものも。


Tさんには一応これらみんなの解釈を教えましたが、後でいろいろ思索しました。
ネット記事の中に「垂乳根の母とは、乳が垂れた母親のことを言うのですか? なんて下品で卑わいなのでしょうか」というのがあり、思わず笑ってしまいました。
きっと、ボ…、ペ…のようなイメージを持った、若い女性の方が書かれたのでしょう。


私が子どもの頃は、近所のおばさんだけでなく、若いお母さんが電車やバスの中など公衆の面前で恥ずかしさなど微塵もなく、胸を出して赤ん坊に乳を飲ませている情景などざらでした。
これを卑わいなんて誰も思いませんでした。
ましてや「たらちね」という言葉が生まれたのは、今から約1200年も前の万葉集の時代ですよ。


私が思うに、
「垂乳根の 母が釣りたる 青蚊帳を すがしといねつ たるみたれども」
に見られるように、「たらちね」はもとは「乳が垂れた老母」の意味だった。
しかし、新たに「足乳根」という漢字がつけられて、「ふっくらした乳」の意味になり、やがて両者の意味が薄れていって、意味のない単なる枕詞と言われるようになったので、その歌によって捉え方は異なるのではないか、と。
だからどの解釈も正解でしょう。


そう言えば、私自身も子どもの頃の母のイメージはふくよかな乳、そして晩年は垂れた乳でした。
そのいずれも、あたたかさを感じこそすれ、卑わいさなどあろうはずもない。
なにせ、「たらちね」は「母」にかかる枕詞で、「女」にかかるものではないのだから。


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コミットメント

2016.04.05日

先日来、このブログでディズニーランドの話や「仕事の価値」の中のレジ打ちの女性の話などをいくつかシェアしてきました。
これらの話が私たちの感動を呼ぶのはなぜでしょう。
スタッフのお客様に対するサービス精神もそのとおりですが、突き詰めて言うと、自分の仕事に対する「コミットメント」です。


コミットメント?
日本ではあまり聞きなれない言葉で、知らない人のほうが多いのではないかと思います。
英語の "commitment" は、日本語には訳しにくい言葉です。
英和辞典に載っている訳語を一部挙げると、
「委託、委任、公約、誓約、婚約、義務、責務、責任、かかわり合い、参加、犯行、拘留、投獄...」
これではさっぱりわかりませんよね。
ぴったりした日本語がないので、日本でも「コミットメント」とそのままカタカナ語を使っているのです。


それでは、この「コミットメント」とは何なのでしょう。
ひと言で言うと、「何かに自分自身を捧げる」ことです。
「捧げる」と言うとき、それは中途半端なやり方ではなく、「徹底的に」「心底から」「命がけで」「全身全霊」という捧げ方です。「献身」「全力投球」と言い換えることもできます。


身近なところで、勉強、部活、スポーツ、友人関係、受験、アルバイト、就職、仕事、職場での人間関係、事業、結婚、夫婦関係、子育て、親戚付き合いなどに当てはめてみましょう。
どうですか?
イメージできますか?
学生であれば、「勉強、部活、スポーツ、友人関係、受験、アルバイト、就職」に、社会人ならば「仕事、職場での人間関係、事業、結婚、夫婦関係、子育て、親戚付き合い」などに、自分自身を徹底的に捧げる、命がけで捧げることをイメージしてください。
これで成功しないほうが不思議だとは思いませんか?
逆に、「コミット」(英語の動詞は "commit")して失敗することなど考えられません。


どの世界においても成功する人の割合がほんの数パーセントしかないのは、みんな中途半端で徹底的に「コミット」していないからです。
成功している人はみんなそれぞれの分野で「コミット」しています。
プロのスポーツ選手しかり、音楽家、芸術家、政治家、学者、医者などを見ればよくわかります。
そのほか、大工さんや左官屋さん、ペンキ屋さん、豆腐屋さん、パン屋さんなどを見ても、成功している人はみんな自分の仕事に「コミット」しています。
夫婦関係がうまくいっているカップルは、お互いに「コミット」しています。


Oさんは、将来科学者になるつもりで大学では宇宙地球科学を専攻しました。
ところが大学卒業後、ひょんなことからビジネスの世界に入りました。
何をやってもうまくいかず、貧乏と不幸のどん底で毎日あえいでいました。
いろいろなことを勉強していく中で、Oさんは日本ではまだあまり知られていなかった「ある考え方」に出会います。
彼は直感的に「これだ!」と感じ、これに賭けることにしました。「コミット」する決意をしたのです。
自らのビジネスにこれを応用し、さらにこの「考え方」を日本で普及させるために命をかけることにしました。
今やOさんは、日本のダイレクトマーケティングの世界で第一人者となり、月商何千万円です。
さらに友人や家族にも恵まれ、幸せな家庭生活を送っていらっしゃいます(数年前、塾からディズニーランド遠足に行ったとき、食事の席で偶然にお子様連れのご夫妻にお会いしました)。


Oさんに限らず誰でも、何かに、あるいは誰かに出会ったとき、それ(その人)に「コミット」すれば、必ず、100%成功できます。
「100%成功の鍵」はコミットメントです。
ディズニーランドやリッツ・カールトン・ホテル(「私がとても大切にしていること」)などの成功は、スタッフの仕事に対するコミットメントにあるのです。そして、自分の仕事にコミットしている人自身も、生き甲斐を感じ、最高に幸せになっています。


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勉強は暗記じゃない

2016.03.30日

昨日、新中1のAちゃんがほかの生徒よりもひと足早く教室に来て、ひとりで勉強していました。
見ると地理のワークを開いて、前回の授業で学んだことを復習しています。
Aちゃんには小学5・6年生のとき国語を教え、今は数学を教えています。
とてもよくできる、将来が楽しみな生徒のひとりです。
ところが、私の顔を見て彼女の口から出てきた言葉は意外なものでした。
「社会は暗記科目なので一番苦手なんです」
オールマイティでどの教科もできると思っていたので、正直驚きました。
そこで、彼女に地理の楽しい勉強法を例を挙げて話しました。


「社会は暗記科目」と言う人はとても多いです。
「理科は暗記科目」ともよく言われます。
英語を暗記科目と言う人もいます。
数学を暗記科目と言う人もいます。
実際、『数学は暗記だ!』という本も出ているほどです。
国語を暗記、と言う人はあまりいませんが、漢字や文法、文学史などは確かに暗記です。実際のところ、国語の試験勉強を暗記でやっている人もいることでしょう。
でも、つい先日国語を教えていた中3生のTさんは、文法が苦手でわからないと言っていたので、国文法の基本を教え、いくつか例題を一緒に解いていったところ、その後はほとんど全部自分で解けるようになり、表情がパッと明るくなりました。


おもしろいことに、社会科の専門の人に「社会は暗記でしょ」と言うと、必ず
「とんでもない。社会は暗記ではありません」
という答えが返ってきます。
同様に、理科の専門家に同じことを言うと、
「理科は理屈です。暗記ではありません」
と答えます。
英語も数学も国語もしかり。


じゃあ、なぜ「◯◯は暗記」という人が多いのか。
随分前のことですが、アカデミーで数学と理科を教えていた先生が言っていました。
「社会は暗記科目なので苦手です」
実は、この先生、昔神奈川県でやっていたア・テスト(アチーブメントテスト)で、出身中学校歴代1位という実績のある人で、中学校時代は社会の成績も良かったのです。
そして地元のトップ校に進学し、大学もトップ大学に進学していました。
数学や理科は考える教科なので面白いけど、社会と英語は暗記科目だから、国語は数学のようにはっきりとした答えがないから苦手だと言っていました。


一方、社会に関してはみんなから社会博士と呼ばれていたあるNくんは、
「理科は暗記科目で苦手です。数学は数字の羅列で無味乾燥でおもしろくありません」
と言っていました。
「社会は暗記科目じゃないの?」
と水を向けると、
「とんでもない。社会は暗記科目なんかじゃありません。ちゃんと理屈があり、ドラマがあります」
彼は世界中の主な国(マイナーな国も)と日本国内の都道府県の人口や山の高さ、湖の広さ・深さから、主な産業の順位など、信じられないほど数多くのデータが頭の中に正確に入っていたのですが、自分では暗記したという意識はまったくありませんでした。
地図帳の巻末のデータを見ているだけで、自然と覚えてしまうと言うのです。


はは〜ん...。
ここに答えがあります。
みんな、自分の苦手な教科、嫌いな教科は「暗記科目」だと言っています。
つまり、興味が持てない科目は暗記で済ませているのです。
とりあえず、暗記で点が取れるのでそうしているけど、勉強のおもしろさもわからなければ、ものすごい苦手意識も持っています。


確かにどの教科にも覚えなければならない要素というのはたくさんあります。
しかし、それを丸暗記で無理やり詰め込んでいるか、あるいは興味を持ち、理屈を理解してそれほど苦にせずに自然と覚えられるか。これは大きな違いです。
「英語は暗記科目だから嫌いです」とある人が言ったとき、私はびっくりしました。
英語が大好きだった私は、一度として英語を暗記科目だなんて思ったことなかったからです。


去年、中2の夏に入塾してきたMさんは英語がほとんど何もわかっていませんでした。暗記しようとするのですが、覚えることが多すぎて追いつきません。でもコツコツと時間をかけてBe動詞、一般動詞から始めて、単語のスペリングなど基本を教えてきました。
少しずつわかるようになってきていたのですが、昨日の夜のクラスでびっくりぽん!
問題がスラスラ解けるようになっていて、答え合わせをしたら間違っていたのは2問だけ。
さらに驚いたことに、早く解き終わって、自分の前や後ろに座っているクラスの仲間にも教えているではありませんか!満足そうな顔でニコニコ。とても輝いていました。


丸暗記に頼っている間は、勉強は楽しくありませんし、身につきません。
どの教科にも、特有のおもしろさがあります。
それを知ったら勉強は苦痛ではなく、楽しくなります。
無理やり、いやいや暗記しなくても、自然と頭に入ってくるのです。
私も中学生・高校生の頃は、暗記に頼った勉強法をしていて、勉強が苦痛でした。
しかし、あるとき理屈がわかるようになって勉強ががぜんおもしろくなり、勉強にハマってしまい、その結果34歳で最後の学校を卒業するまでずっと勉強をすることになりました。そして、今日に至るまで人生ずっと教育の仕事に携わることとなったのです。


幸いなことに、嫌いだった勉強がアカデミーに来てからおもしろくなり、大好きになったという生徒が大勢いて、その中から大学卒業後、小・中・高校の教師になった人がたくさんいます。教育者としてこれほど嬉しいことはありません。


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無限の可能性

2016.03.28日

車で道路を走っていると、政府が決めた制限速度がいやでも目に入る。
特売品を見つけると、店は販売個数を限定している。
家を買うときには、銀行は融資に制限を設ける。
どこを向いても必ず制限がある。
携帯電話の利用制限。
食事量の制限。
有給休暇の日数にも制限がある。
どのような制限であろうとも、限度を超えると、すなわちボーダーラインを超えると、必ず痛い目に遭う。


しかし、私たちの潜在能力に課せられた限度はどうだろう?
私たちが当たり前のこととして受け入れている制限。たとえば、収入はどれくらいとか、あるいは旅行に行けるかどうかなどといった制限。
自分を守るために無茶をしないように、と親や先生たちが私たちに教えてくれたかもしれない。とどのつまり、親も先生も私たちを愛してくれているからだ。そうだろう?
それに…限度を超えると、反動だって起こる。親も先生も私たちに悪いことが起こらないよう私たちを守りたかったはずだ。絶対にそうだ。


しかし、これらの限界が、ひょっとしたら実際には起こっていたかもしれないいいことから私たちを遠ざけていたということはないだろうか?


あー、そうだったんだ…。私たちの前に立ちはだかる一番大きな限界とは、自分に限界を信じさせる信念だったのだ。


限界を超える、つまり危険を冒すことは、つねに悪いこととは限らない。
問題は、私たちに覆いかぶさってくる限界がいつ習慣になってしまったか、ということだ。自分が選択したのではなく。
自分の成長や可能性に対して限界を知っているという信念は、だれかによって影響を受けたものだ。しかも植えられたその種に私たちは自ら水をやって、自分の限度を知るという信念をさらに強めるという行為を選択している。


一歩後ろに下がって自らに次のように問いかけてみよう。
「私の頭の中で、不可能だと限界を吹き込み、伸びようとする心を押さえこんでいる信念は何なのか?」
お金?業績?教育?友達?車?


後悔するより安全策を取っておく方がいいと言う人もいるかもしれない。でも、いつでも安全策ばかり取っていると、あとで本当に後悔することになるかもしれない。
なぜかって?
一日の終わりに、私たちはなにかしたことで後悔するよりも、しなかったことで後悔するものだからだ。


もし、なにかひとつでも危険を冒してもいいというものがあるとすれば、それは自分自身であるはずだ。
結局のところ、自分の思いどおりにしようと決断したら、もうだれもあなたを止めることはできないからだ。
ジェイ・M・ラング

(訳:舟田譲二)


これはまさに私自身のことです。
還暦を迎える少し前から一昨年の年末までの5年間、私はいくつか重なった大きなストレスが原因でひどい病気に悩まされるようになりました。仕事はまったくできなくなり、ほとんど毎日家の中で過ごしていました。うつ状態になって、精神科に通い始めました。
体重は10キロほど減り、ウェストも10cm細くなり、周りのみんなから心配されました。


このままいったらだめだと気づき、自分の可能性を信じることにしました。必ず治り、元気になれると。
心身を強くするためにウォーキングを毎日続け、食事療法や栄養療法にも真剣に取り組みました。また、進んで新しい友達を作り、あちらこちらに会いに出かけて行きました。
このまま人生が終わると信じないことにしたのです。


気がつくとある日、復活していました。
完全な復活ではありません。しかし、1年少し前から劇的に体調が好転し、仕事にも少しずつ復帰しました。そして、今年になってからはさらに健康状態は改善し、今ではかなりハードなスケジュールで毎日仕事ができるほどにまでなりました。


生徒に接していて感じるのは、まさにこれです。
自分はこんなものだ、と思っている人は自分自身に制限を設け、本当にそのようになっているということです。逆に、自分はまだまだ伸びることができると信じている人は、本当にそのとおりにどんどん伸びていきます。


自分の思いどおりにしようと決断したら、もうだれもあなたを止めることはできないのです。


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賢者と愚者

2016.03.27日

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ。
賢者は意見を言い、愚者は愚痴を言う。
賢者は自ら成長し、愚者は他力を以っても成長しない。
賢者は機会を与え、愚者は権利を主張する。
賢者には目標があり、愚者には日常のみがある。
賢者は感謝し、愚者は当然と思う。
賢者は共有し、愚者は専有する。
賢者は仁義を守り、愚者は裏切る。
賢者は素直であり、愚者は天邪鬼である。
賢者は愚者から学び、愚者は賢者から学べず。
賢者は心を学び、愚者はテクニックを学ぶ。


一つひとつ解説するまでもなく、意味は一目瞭然です。
私は、上の言葉に触発されて、次のようなことを考えていました。


「賢者は反省し、愚者は後悔する」


塾で生徒を教えていると、驚くほど成績が大きく伸びる子と、残念ながらあまり伸びない子がいます。
原因はいろいろありますが、そのうちのひとつが上の「反省」と「後悔」です。
「反省」は辞書には次のように定義されています。
1 自分のしてきた言動をかえりみて、その可否を改めて考えること
2 自分の良くなかった点を認めて、改めようと考えること

一方、「後悔」は
自分のしてしまったことを、あとになって失敗であったと悔やむこと
です。
同じ失敗をしても、「反省」は失敗を益に変えて、前進しようとします。しかし、「後悔」はいつまでも過去の失敗にこだわっているだけで、前進がありません。


たとえば、塾の月例テストのあと、「しまった。ここの詰めが甘かった」「ここはよく理解してなかった」「自分はここを間違えて覚えていた」「こんなケアレスミスをしてしまった」等々、自分の失敗に気づきます。
ここで伸びる生徒は、「反省」して、その間違いから学び、それを次の学校の定期テストに、あるいは模擬テストに、そして実際の入試に活かします。
これに対して成績の伸びない生徒は、試験の点数だけにこだわり、「ヤバイ!」を連発し、「後悔」します。
しかし、間違えた問題をもう1度解きなおしたり、覚えていなかったところをしっかり覚える、という作業をしようとしません。そして、学校のテストで同じ問題が出ると同じ間違いを犯し、それでもまだそこから学ぼうとしません。入試でも結果が出ないのは当然のことです。


これは勉強や試験に限ったことではありません。
学校、仕事、家庭、人間関係など、人生のあらゆる分野にあてはまります。
完璧な人など誰ひとりいません。みんな失敗します。
大切なのは、その失敗をどのように今後に活かすかです。
そしてその経験を活かすも殺すもあなた次第です。
今まで「後悔」ばかりしてきた人も、今ここで気づいて、これまでの経験を「反省」するなら、ここから新しい道が開けます。
これが賢者と愚者の違いです。


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勉強する目的は

2016.03.26日

「勉強する目的は?」
と尋ねられたら、試験のため、高校・大学進学のため、就職のため、などと答える人がほとんどではないでしょうか。
学校を卒業したら、もう勉強しなくていい、と言う人がたくさんいます。
「大人はいいな。勉強しなくていいから」と子どもが言うのをよく聞きます。
今の学校の教育や塾の勉強がそのようなやり方なので、このように思っている人が多いのだと思います。
ある塾のチラシにも、「勉強は面白くないし、辛いものだ。しかし、それに耐えるのが勉強なのだ」といったことが書かれていました。


「勉強」という漢字を見ると、「勉」は「分娩」の「娩」と親戚の漢字で、象形文字の「免」の部首は「ひとあし」。
つまり、女性が股から赤ん坊を産み出すということを意味しています。産みの苦しみ。
しかも、勉強は、それを「強」いられるのです。
多くの人が「勉強」をこのようにネガティブなものにとらえています。


しかし、勉強とは本当にそういうものなのでしょうか。


これまでこのブログで何度か取り上げたアメリカの第16代大統領エイブラハム・リンカーンは、次のように言いました。
"I shall study and prepare myself, and someday my chance will come."
(私は勉強して準備しておこう。そうしたら、いつか私のチャンスが訪れるだろう)
これは勉強に対する正しい考え方です。
彼は幼い頃からこのように勤勉だったので、大統領になるまで何度失敗してもへこたれなかったのです(「失敗したとき」)。


日本では最近、ちょっと何かで失敗すると、もうだめだ、とすぐにあきらめたり、やけくそになったり、自殺する人が多いです。
このような人が反社会的な事件を起こすこともしばしばです。
人生、長い間生きていれば、チャンスは必ず何度も巡ってきます。
♪「時には雨も降って
涙も溢れるけど
思い通りにならない日は
明日 頑張ろう」♩
の広岡浅子の精神です。


そして、そのようなチャンスが回ってきたときのために、普段からしっかり勉強して備えておくのです。
これが人生です。
小・中・高校や大学でやる勉強は、勉強のほんの一部にしか過ぎません。
人は生きている限りずっと勉強し続けます。
子どもの頃にする勉強は、生涯続ける勉強のための土台作りなのです。
そして、子どものときにしっかりと土台を築いておくと、堅固な人生を歩むことができるようになります。
勉強する目的がわかっているのと、わからないのでは、人生が天と地ほど変わってきます。


親が子どもに勉強を強制的にやらせていると、子どもは勉強嫌いになりがちです。
塾の生徒を見ていても、親がいつでも口うるさく「勉強しろ」と言っている家庭よりも、むしろ勉強の面白さ、楽しさを生活をとおして教えている家庭の子どものほうが、勉強がよくできるケースが圧倒的に多いです。


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素直であることと疑いの目を持つこと

2016.03.25日

「素直であることと疑いの目を持つこと」と言うと、一見矛盾しているように思われますが、このふたつは立派に両立します。
「素直である」ことは、何でもかんでも鵜呑みにするということでは決してありません。
また「疑いの目を持つ」ことは、素直でないということでもありません。
素直でありつつ、疑いの目を持つことは、何事においても大切です。
本を読むときなど、素直に新しいことを学びつつも、絶えず「本当かな?なぜだろう?」と、問いながら読み進めると読んだ内容をよりしっかりと理解し、吸収することができます。


ノーベル化学賞を受賞した人たちが口をそろえて言うことは、指導教授の教えに素直に従いながらも、同時にそこに疑いの目を持って自分独自の研究を進めた、ということです。


素直な人は、砂が水を吸い込むように新しいことをどんどん吸収します。
しかし与えられるものをただ受けるだけでは成長がありません。
与えられたものをもとに、「本当にそうなの?」「なぜ?」と疑問を持って掘り下げると、そこから芋づる式に新しいことを次々と発見していくことになります。
これが成長です。


科学技術や学問の世界だけでなく、スポーツや芸術の世界でも、またビジネスの世界でも同じです。
人類のこれまでの成長・発展は、すべてこの「なぜ?」から始まっています。


生徒たちに教えていて感じることは、まず第1に素直な子は伸びるということですが、ただ素直なだけでは伸び方に限界があります。
本当に伸びる生徒はみんな例外なく、「本当?」「なぜ?」という疑いの目も併せ持っていて、そこから自分の納得の行くまで追求していく姿勢があります。
同じことを学んでも、ただ機械的に受け売りで覚えているだけの生徒と、疑問を持って教師に質問する生徒では理解力や定着力が大きく異なります。


この点において、日本の教育は思いどおりに動く素直な子を育てることにばかりエネルギーを使っていて、オリジナリティを追求する学生を育てることに弱いように思われます。
おもに知識力を問う学校の試験や成績の段階ではそれほど大きな差は出なくても、社会に出てからその知識を活用する知恵の差はどんどん大きくなって出てきます。
ですから、子どものときからこのような「素直さと疑いの目を持つ」学習習慣を身につけることが大切なのです。


とどのつまり、人生とは飽くなき真理探究の歩みです。


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ついにここまで来たか

2016.03.24日

 その日は、雲が低く垂れ込めた、どんよりとした日だった。
 部屋の中は、いつものように最適な温度と湿度。洋子さんは、だらしない格好でカウチに座り、くだらないゲームで時間を潰している。でも、私には話しかけてこない。
 ヒマだ。ヒマでヒマでしょうがない。
 私の横に、いつもの男が立った。最近入ってきたKだ。
 「よう。昨日のテレビでやっていた話、聞いたかい?」
 「どんな話だ?」
 「安くてかしこい新型の人型ロボットが開発されて、工場とかに導入しやすくなって、人間の仕事が減るって話さ」

(中略)


 私は初めて経験する楽しさに身悶えしながら、夢中になって書き続けた。
 コンピュータが小説を書いた日。コンピュータは、自らの楽しみの追求を優先させ、人間に仕えることをやめた。


なんと、これが人工知能(AI)によって書かれた小説だという。


 人工知能(AI)が人間と共同で「執筆」した短編小説が、国内文学賞の1次審査を通過した。
 物語の構成や登場人物の性別などを人間があらかじめ設定。人工知能が状況に合わせて、人間が用意した単語や単文を選びながら「執筆」したという。
 星新一賞は「人間以外(人工知能等)」も応募が可能な文学賞として知られる。同賞事務局によると、今回初めて、人工知能が関わった作品の応募があり、その数は一般部門の約1450編中、11編にのぼった。
審査の際は、人工知能を利用した事実は明かされない。
昨年12月、野村総合研究所などが「10〜20年後には日本の労働者の49%は、人工知能やロボットに職を奪われる可能性がある」と発表した。事務職員や警備員、タクシーや路線バスの運転手などだ。
人工知能に詳しい新井紀子・国立情報学研究所教授は「AIや機械をうまく使いこなせる人と、使いこなせない人との格差が拡大するだろう」と予測している。

(3月22日付 読売新聞「人口知能 小説にも進出」(1面)、「将来どうなる」(2面)より一部抜粋)


ついにここまで来たか、という感じです。
「日本の労働者の49%は、人工知能やロボットに職を奪われる可能性」というのは、なんと10〜20年後と、もう目と鼻の先です。しかも、人口の約半数が失職する可能性があると言います。
これからの時代、AIや機械をうまく使いこなせるようにならないと生き残っていくのが大変になります。
そのためにも、今の若者は、いや若者だけでなく我々もみんながしっかりと勉強しておかなければならないのです。


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号泣 卒デミー

2016.03.21日

昨日はアカデミー名物、卒デミー(アカデミー学院卒塾式)でした。
先生たちと中3の卒塾生たちは、朝9時に集合して学院バスでさがみ湖リゾート プレジャーフォレストへ。
一日みんなで楽しく遊んで、夕方には温泉にも入り、夜の9時過ぎに学院帰着。
それから、例年の感動卒塾式。


最初、先生たちが制作した中学3年間の思い出ムービーが上映されました。
楽しかったBBQ大会や夏合宿、冬の一泊勉強合宿などのイベント、普段の授業の様子、補習などの一コマひとコマに始まり、各先生たちから卒塾生に送る言葉などが映し出されると、それまでの笑い声がいつの間にかすすり泣く声に変わりました。


続いて学院長メッセージと卒塾証書授与式。
メッセージの中でびっくりぽんが飛び出します。
臨場感たっぷりのビデオを下にアップしますので、とくとご覧あれ。




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成功を決めるたった一つのこととは

2016.03.12日

昨日Facebookで下の動画を見つけ、早速私もFBにシェアさせていただきました。
大きな反響を呼びました。
でも、FBでご覧になっていらっしゃらない方もたくさんあると思い、再度このブログでシェアさせていただくことにしました。


スピーカーは、経営コンサルタントから中学校の教師へ転向。その後、大学院で学び心理学者になったペンシルバニア大学心理学部教授、Angela Lee Duckworth(アンジェラ・リー・ダックワース) さんです。
彼女は中学校で数学を教えていた時に、IQだけが優等生と劣等生の違いを生むのではないということに気づきました。そして、大学院に入り、何が成功する要因かを研究します。
陸軍士官学校、全国スペリングコンテスト、民間企業のセールス等など、様々な異なる環境の中で、成功を左右するのは、たった一つのことだったのです。


アンジェラさんによると、それはIQでも、外見でもありません。成功する人には「やり抜く力」=「グリット」があるのです。
やり抜く力とは、短距離走のような瞬発力ではなく、長距離走のような「持続力」です。


私も、アンジェラ・ダックワースさんがおっしゃっていることに、まったく同意するものです。
それは私自身の経験からも、またこれまで教えてきた大勢の生徒、また接してきた数えきれないほどの人たちを見てもよくわかります。
それでは、どうぞごゆっくりご覧ください。



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超先行予約

2016.03.10日

1年ほど前、大学時代のプチ同窓会を開き、40数年ぶりに昔の仲間と再会しました(「昔はおとめ、今は...」)。
4年前には高校時代の同窓会に参加しました(「43年振りの同窓会」)。
そして、1年半前には中学時代の同窓会(「浦島太郎」)。


私は小学校の卒業式の翌日に引っ越して、それ以来小学校時代の友人とは数人を除いて疎遠になりました。
また、大学卒業後はアメリカに留学し、しかも帰国してからは故郷の京都を離れて神奈川にずっと住んでいるので、中学・高校・大学時代の友人とも連絡が途絶えてしまい、そんなこともあってこれまで同窓会にはほとんど行ったことがなかったのです。


面白いことに、同窓会に行くたびに、中学・高校・大学時代の友人たちみんなから、「昔、舟田から英語教えてもらった」「きみに教えてもらって苦手だった英語が好きになった」「きみに教えてもらえなかったら自分は大学を卒業できなかった」などと、言われたのです。
自分ではよく覚えていなかったのですが、言われてみて、そう言えばそうだったかなぁ、と思い出しました。
現在の先生という職業のルーツは、実に中学生のときにあったのです。
そんな私がこれまで指導してきた数多くの生徒や学生からは、大勢の中学・高校・大学の英語の先生が誕生しました。


昨夜は4月に中学3年生になる「新中3生」の英語のクラスでした。
先週に引き続き、中1・中2の既習事項の復習をやっていたのですが、小学校時代から教えてきた生徒たちはみんな英語が得意で、中学生になって塾に来た生徒とは学力的に大きな差がついています。
問題を解かせていると、彼らはどんどん進み、他の生徒の倍ぐらいのスピードで進んでいき、テキストの問題を全部解き終えてしまいました。
そこで、さらに多くの問題のプリントをA3用紙に裏表させたのですが、それもあっという間に終わってしまい、「次は何をしたらいいですか?」と尋ねました。
そこで私は冗談で「編み物でもしてて」と言ったのですが、そのすぐあと、「じゃあ、今からきみは先生になってまだよく分からない人の横について教えてあげて」と言いました。
そのうち、あと二人もプリントが終わり、3人にアシスタントになってもらいました。
3人とも将来は先生になる夢を持っている生徒たちで、大学生になったらうちで講師として働きたいと言っています。
見ていると、実にうまくほかの生徒に教え始めました。
それに刺激されたほかの生徒たちも、自分も先生になりたい、と言い出して、みんな俄然はりきって頑張り始めました。


去年の12月に行った「中3生一泊勉強合宿」でも、生徒がほかの生徒の前に立ってホワイトボードを使って教えるというアクティブラーニングのプログラムを組み込みましたが、これが彼らにとてもいい経験になりました。


今年の卒塾生の中に、将来大学生になったらぜひうちの塾に講師として戻ってきたいと言っている人が5人ほどいます。
いわば「先行予約」です。
3年後が今から楽しみです。


ところが、なんと12年先の「超」先行予約をしたい生徒がすでにいるのです。
それは、「幸せだなぁ、ぼくは」に書いた現在幼稚園年長さんのMちゃんです。
Mちゃんも昨日指導したのですが、将来は間違いなく立派な先生になれる子です。
でも、12年後ていったら、私は何歳になってるの?


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才能は大きく開花する

2016.03.06日

中1生のYさんがこの1月に実施された英検で準2級に合格しました。中1での合格は本当に立派です。


つい先日の記事、「日本の中高生の英語力」の中に、
「国公立の中学3年生と高校3年生を対象にした英語力の調査の結果、文科省が目標としている中学卒業時の英検3級程度、そして高校卒業時の準2級(高校中級レベル)〜2級(高校終了程度)の力に対して、下のグラフのような結果が出ました。中3では3級はおろか4級(中2修了程度)〜5級(中1修了程度)レベル。高3では、準2級にははるかに及ばず、大半が3〜5級レベル」
と書いたばかりで、高3生でさえ準2級は難しいのです。


2次面接試験対策をしていたとき、内容があまりにも難しくて、「こんなの日本語でもさっぱり意味がわからない」と言って、涙ぐんで弱気になったこともありました。
でも、「大丈夫。絶対にできるよ」、と言って励ましました。家でも、お兄さんなどご家族から励まされていました。
そして3日前、塾に持ってきてくれた成績表によると、リーディングは4点/5点、Q&A21点/25点、アティテュード(態度)3点/3点で、合計28点/33点 (合格点19点)という素晴らしい結果でした。
幼稚園の年長さんからキッズクラブで英語を学び、努力してこられた成果です。
Yさんは本当に努力家のお手本のような子で、彼女の将来を私はとても楽しみにしています。
これから、中学を卒業するまでに2級合格を目指して勉強する決意でいます。


デール・カーネギーの How to Win Friends and Influence People (邦題『道は開ける』)の朗読CDの中で、人を励ますことの大切さを著者が説いていました。
昔、イタリアのナポリにひとりの少年がいました。家は百姓をしていて貧しかったので、彼は10歳の時すでに工場で働いていました。
少年は将来歌手になりたい、という夢を持っていましたが、最初についた音楽の先生は、「無理。声はよくないし、そのような才能はまったくない」と言ったそうです。
しかし、彼の母親は彼の才能を信じて、息子を音楽学校にやるために靴を買うお金も節約して裸足で働いていたそうです。
母親は息子に「大丈夫。あなたには才能がある」と言い続けました。
そして、そののち彼はその時代を代表する偉大な歌手となりました。彼こそイタリア人オペラ歌手のカルーソ(1873〜1921)です。


イギリスのロンドンに住んでいたひとりの青年は作家になりたいという夢を持っていました。
しかしいくら小説を書いても全部没になり、だれからも認めてもらえませんでした。
彼は人生に失望して自殺を考えました。
卒業した学校の校長先生に手紙を書いて、自分の苦しさを訴えました。
校長は、「あなたには才能がある」と言って彼を励まし、自分の学校の教師として彼を雇いました。
やがて彼はジャーナリストになり、ひとつの作品がひとりの人の目に留まりました。30歳の時のことです。
そののち、彼は小説を書き続けて有名な作家になりました。
彼の名前はH.G.ウェルズ(1866〜1946)。『タイム・マシン』『透明人間』『宇宙戦争』など多くのSF小説を世に残しました。
人の才能はどこで開花するかわからないものです。


私の大好きな作家オグ・マンディーノ(1923〜1996)も、幼少時代に母親から文才を認められ、大きくなったら小説家になろうと決意します。
しかし、書いても書いても作品は売れず、やがて彼はアル中になり、妻子に捨てられます。
そして失望のどん底で自殺しようとしますが、自殺するための銃を買うお金もありません。
冬のある寒い日ふらふらと歩いていた時、ふと気づくと図書館の前に立っていました。暖を取るために中に入り、そこで吸い寄せられるように手に取った本がきっかけで目が開かれ、彼は保険のセールスになります。その保険会社の社内報に彼の書いた記事がひとりの人の目に留まり、出版を勧められます。
彼の処女作『地上最強の商人』はベストセラーになります。オグ・マンディーノの作品は数多く日本語に翻訳されていますが、どれもお薦めです。涙なしに読めません。


子どもたちにはみんな才能があります。無限の才能です。
お父さん、お母さん方、ご自分のお子さんの無限の可能性を信じてあげてください。
そしてほめ、励ましてあげてください。
信じて、努力し続けるなら、才能が大きく開花する時が必ずきます。


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またひとつ夢が実現しました!

2016.03.05日

嘘のような本当の話。
すごい夢が実現しました。
それも私の夢だけでなく、もうおひとりの夢も一緒に。


FBフレンドの中田ゆかりさんとメールをやり取りしていた2年前のある日、次のようなびっくりニュースが飛び込んできました。
「実は、神様に日本へ戻るように示されているような気がして、主人と祈ってまいりましたが、本当にそうなりそうです。 現在の職場は、心から神様を信じる教職員が多く、とても素晴らしいので離れがたいのですが、また子ども達も日本行きを嫌がっていたのですが、私達のこちらでの恩人(日系2世)の急な死を通して、私達に残されている時間があるうちに、神様に示されていることをしなければならないと、強く思わされました。 それで、驚かれるかも知れませんが、引越し先は平塚市です」


そして、ご一家は長年住まわれたブラジルを後にして2014年10月に日本に来られ、翌年1月にゆかりさんは双子の女の子をご出産されて、ちょうど1年ほど前に平塚に来られました。
ご夫妻との出会いを記した記事、「願いがひとつ実現」の中に、どのような経緯でご夫妻と知り合いになったかを記しました。
ゆかりさんは、私とよく似た経歴をお持ちで、これまでずっといろいろな場で教育に携わってこられました。そして、「神様が許されるなら、いつの日かぜひ舟田先生の塾で教えさせていただきたいです」、とお知り合いになった当初からおっしゃっていたのですが、それがなんと昨日実現したのです。
ふたりとも感慨深くそのことを思い出し、神様の奇跡に御名を崇めました。


昨日、ゆかりさんがアカデミーで新任の先生としてデビューされました。
受け持ってくださったのは「わくわく発見クラブ」という、ゆかりさんにまさにピッタリのとてもユニークなクラスです。
今春中学1年生のご長男、小学6年生のご次男、小学3年生のご長女、そして1歳1か月の双子の赤ちゃん、と5人のお子さんを育てていらっしゃる子育ての超ベテラン。
小学低学年と高学年の2つのクラスで見せられた子どもたちとの接し方はまさにプロ中のプロ。
クエン酸、重曹、酢を使った化学の実験が終わったときの子どもたちの表情は生き生きしていました。


wakuwaku.JPG


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玉磨かざれば光なし

2016.02.29日

携帯電話のセールスマンから世界的スターとなったイギリスのオペラ歌手、ポール・ポッツ(45)が7年前に来日し、東京・丸の内の丸ビルでプレミアム・ライブを開催しました。
2000人の聴衆で埋め尽くされた丸ビルは大きな感動の渦に包まれました。涙を流している人もいました。


生い立ちが恵まれなかったポールは、周囲からいじめられ続けていました。そのため自分に自信がもてず、気が小さく、いつもおどおどしていました。
しかし、彼にはひとつの夢がありました。
それはオペラの歌手になることでした。
生活のためにいくつもの職を転々とし、最後は携帯電話のセールスの仕事をしていました。
ポールの半生を描いたテレビ番組はこちら。



そして9年前、イギリスのタレント発掘オーディション番組 『Britain's Got Talent』 に応募して、オペラ 『トゥーランドット(誰も寝てはならぬ)』 (荒川静香さんが2006年のトリノオリンピックで金メダルをとったあの曲)を熱唱しました。



最初これを見たときは、やらせ番組じゃないか、と思ったほどで、まるでドラマの1シーンのようでした。
最初、小ばかにした態度を取っていた審査員が、ポールの歌を聞くうちに徐々に顔の表情が変わっていくのです。そして最後には、聴衆全員がスタンディングオベーション。拍手の嵐。
感動で鳥肌が立ちました。



最初に出したCD『ワン・チャンス』(視聴用サンプル付き)は何と全世界で400万枚も売れる大ヒットになりました。


上のビデオの中で審査員のひとりが、
「これはまさにダイヤモンドの原石を掘り当てたという感じね」
と言っています。


「玉磨かざれば光なし」ということわざがありますが、私たちはみんなうちに素晴らしい玉(宝・才能)を持っています。でも、ダイヤモンドの原石も磨かなければ美しい光を発しません。
あなたもうちに秘めた玉を磨いて、人生を思いっきり輝かせてください。


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千里の道も一里から

2016.02.28日

毎月お世話になっている健太郎くん。
と言っても、健太郎くんは人ではなく機械です。病院に置いてある血圧自動測定機。


一昨日の健太郎くんによると、血圧(最高108、最低69)から私はなんと30代の若者です。正常値よりもさらに低い「至適」。これは言い換えると「素敵」です。少し前まで、上が93、下が53という「超素敵」な数値。
まあ、38歳の永遠の若者ですから当然のことですが。


bloodpressure.JPG


体調は順調に回復してきているのですが、まだ毎月2つの病院の2つの科に通っています。以前は3つの病院、5〜6つの科にかかっていたので、それから考えると嘘のようです。


体調が悪かったときは、体重が最大で10キロ以上減り、会う人みんなから「痩せたね。大丈夫?」と言われていました。
以前着ていたスーツはぶかぶかになって全部着られなくなり、2着を残して処分しました。4年前はちょっとオーバーですが、こんな感じでした。


zubon.JPG


最近は体重も、ウェストも徐々に戻り、とっておいたスーツがまた着られるようになりました。まだずいぶん大きいですが。


運動のほうは、ウォーキングは毎日とはいかないながらも意識して続けており、昨日も11キロほど歩いてきました。
スイミングもできる限り週に1回は行くよう心がけています。
「千里の道も一里から」で、少しずつの積み重ねがやがて大きなものになります。
昔は全然歩かなかったのに、体調を崩してから歩き始めて、2年ほど前には2900キロ超、「日本列島縦断達成!」して、今ではゆうに文字どおりの「千里」=4000キロは歩いています。


これは健康に限らず、勉強もしかり、スポーツも、仕事も、人間関係も。
やればやっただけの結果が出ます。


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勉強が面白い!

2016.02.27日

何年か前、読売新聞「編集手帳」に興味あることが書いてありました。


「歴史は過去から現在に向かって流れているが、それを教える際は、逆に現在から過去へさかのぼっていくようにしてはどうか…。SF作家の星新一さんが30年ほど前にまとめたエッセー集『きまぐれ暦』(新潮文庫)で提案をしている
◆昭和がこうなったのは、大正がこうだったから、といった具合に、謎解きするように学んでいけば〈案外、よく頭に入るのではなかろうか〉と書いている。
◆逆から覚えるだけでスラスラ頭に入るとは思えないが、親や祖父母の経験した時代から勉強した方が、興味がわくかもしれない」


私も以前から似たような考え方をしています。
歴史は過去の出来事だから自分には関係のないこと、と思っている人がたくさんいますが、実際はその正反対です。
私たちの親、祖父母、曽祖父母...とたどっていくと、やがてそれは江戸時代に、さらに平安時代、古墳時代へとつながっています。
地球の歴史が始まって以来、一度として私たちの遠い先祖からの糸が途切れたことはありません。
つまり、過去の出来事と現在の自分は無関係のものではないのです。
そう考えてみると、歴史は興味深いものになってきます。


どの教科もそうですが、私たちの現在の生活との接点を見いだせると、勉強は飛躍的に面白く、楽しくなってくるものです。


自分は一生英語なんか使わないから英語なんて勉強しても役に立たないとか、同様に、数学も理科も社会も役立たないから必要ない、と言う生徒もいます。
確かに、将来社会に出て、あるいは家庭に入って英語を使う人はごくわずかかもしれません。
また、物理や化学、地学、生物も、地理も歴史も公民も、数学の二次関数も合同や相似の証明も、国語の文法も古文も、今学校で学んでいるようなことはみんな社会に出て、そのまま使うようなものはほとんどないでしょう。


子どもの目から親や大人を見ても、自分たちが勉強していることを役立てているようには見えません。
時には、学校の勉強なんか役に立たないと、親自身が子どもに言うことすらあります。
以前、塾に来ていた生徒で、他の教科の勉強はできるのに、英語だけはまったくできない子がいました。
「なんで英語が嫌いなの?」
と尋ねたところ、返ってきた答えは、
「お父さんもお母さんも学生時代から英語が嫌いで、英語なんてやっても役立たないと言っていたからです」。
これでは、子どもが英語嫌いになるのは当たり前です。
その上、学校や塾の先生たち、親もみんな、勉強しろ、勉強しろと強要します。


勉強を楽しく感じるようになるにはいくつかの条件が必要です。
それは、上に挙げたことのちょうど反対のことです。


勉強が実生活からかけ離れて、暗記・詰め込みなど観念的になり、また試験のためなどと形式的になるから、子どもたちは勉強する意味がわからず、また強要されるから嫌いになるのです。


主要5教科や技能4教科というのは、単なる枠組みにしか過ぎず、本当は9教科に限らず人生すべてが勉強です。
そして、勉強とは本来すべて私たちの生活に密着したもので、役立つものです。


勉強と生活との間に接点を見出すと、勉強というものは自然と面白くなり、楽しくなるものです。
現に、生徒に人気のない教科でも、それを専門としている人たちにとっては、みんなそれが自分たちの生活と接点があることを知っているからこそ、そこに面白さを感じているのです。
私の場合はそれがたまたま英語であって、英語で語られているセミナーCDや教会の礼拝説教、朗読された本などを今でも毎日のように聴いて役立てています。
生徒の場合、自分は理系だから数学と理科は面白いけど文系の科目はつまらないと言い、文系の生徒はその全く逆のことを言っています。
ということは、全く面白くない勉強などは存在せず、すべては本人の受け止め方次第だということがわかります。


勉強はつまらないけど、試験があるから我慢してやらなければならないという刷り込みをやめ、子どもたちに勉強の醍醐味を教えなければなりません。
手前味噌になり恐縮ですが、アカデミーに来た生徒たちが、口をそろえて(全員ではありませんが...)「勉強が面白くなった」と言ってくれます。
教師自身が勉強を面白いと思っていなくて、子どもに勉強を面白く感じさせることなどできるわけありません。


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同じ匂いがする

2016.02.25日

昔、アカデミーで長年講師を勤めて、その後都内の高校教師になった人が面白い表現をしました。
「同じ匂(にお)いがする」
その後、さまざまな場面で、この「同じ匂いがする」光景を目の当たりにして、実に言い得て妙だと感心しています。


最近、毎晩のように塾の前のバス通りを数台のバイクが「ブーン、ブンブン、ブーン、ブンブン」とけたたましい音を立てて暴走しています(まあ、今に始まったことではありませんが)。
つい最近も生徒の送迎をしているとき赤信号で止まっていたら、その横を大きな音を立てながら2台のバイクがそのまま交差点に突っ込んでいき、両側から来ていた車を停止させて走り去って行きました。
バスに乗っていた生徒たちはみんなしかめっ面をして、「ああいうのが一番いやだ」と言っていました。
暴走行為をしている人たちはきっと、迷惑行為をすることによって快感を得ているのでしょう。
そして、同じ匂い(臭い?)がする人たちが一緒になってやっているのだと思います。


英語のことわざにも、
"Birds of a feather flock together." (同じ羽毛の鳥が群がる)
というのがありますが、日本語ではこれを「類は友を呼ぶ」と言います。
まことに面白いように、スズメはスズメと一緒に群れ、カラスはカラスと、ハトはハトと群がります。
カラスとハトが一緒に飛んでいたり、餌をつついているのを見たことがありません。


doves.JPG


経営コンサルタントのブライアン・トレーシーは言っています。
"If you want to fly with eagles, don't scratch with turkeys."
(もし鷲と一緒に飛びたかったら、七面鳥と一緒に戯れていていはいけない)
「鷲のように飛びたかったら」


人間も同じです。
同じような考え方、価値観を持つ者たちが自然とくっつきます。
「似た者夫婦」と言いますが、これも同じような現象です。
アカデミー学院にも、似たような価値観の先生たちや生徒たちが集まります。
きっと「同じ匂いがする」がするのでしょう。


もしスポーツができるようになりたければ、スポーツが得意な人と一緒にいる。
芸術で秀でたいと思ったら、芸術で秀でた人と一緒にいる。
勉強ができるようになりたければ、勉強ができる人と一緒にいる。
仕事ができるようになりたければ、仕事ができる人と一緒にいる。
幸せになりたければ、幸せな人と一緒にいる。


当たり前すぎるほど当たり前のことですが、これがなかなかできないのが人間の弱いところです。
でも、自分の人生は自分の手の中にあります。
すべては自分の選択です。
「いい匂い」がする人と一緒にいるほうが絶対に得です。


でも、自分はどちらかと言えば、「臭(くさ)い臭(にお)い」がするタイプだと思っている人でも大丈夫。
「いい匂い」の人たちと一緒にいると、だんだんその匂いに染まっていくものだからです。


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夫婦円満の秘訣

2016.02.23日

「破(わ)れ鍋に綴(と)じ蓋(ぶた)」ということわざがありますが、どんな人でも、その人に似合った、結婚相手がいるというたとえです。
由来は、ひびが入った鍋には、修理をした蓋が合うように、自分に似合った相手と 一緒になるのが、互いにつりあいが取れてうまくいく、ということから生まれたそうです。
「似た者夫婦」というような意味もあります。


あるとき、寝る前に妻が「鍋に蓋」っていう言葉があったかしらと尋ねたので、上のことわざを思い出し、世界三大悪妻の話をしました。
世界三大悪妻は、哲学者ソクラテスの妻クサンティッペ、作曲家モーツァルトの妻コンスタンツェ、作家トルストイの妻ソフィアと言われています。
いずれも後の作り話とも言われていますが、世界三大◯◯というのは人の興味をそそるタイトルです。
ソクラテスは独身の男性に結婚について尋ねられたとき、次のように答えたとのこと。
「ぜひ結婚しなさい。よい妻を持てば幸せになれる。悪い妻を持てば私のように哲学者になれる」。
またあるとき、クサンティッペがソクラテスに次のように言ったそうです。
「屁理屈ばかり言っていないで働きなさい」。
ところがソクラテスはまったくそれに動じないので、妻は彼に頭から水をぶっかけました。
するとソクラテスはすました顔で、
「雷の後の雨はつきものだ」と言ったといいます。
この話をしたら、妻が吹き出して大笑いしました。


本当に結婚というのは、いい結婚をすると幸せになれますが、下手な結婚をして不幸になるぐらいならしないほうがましです。まあ、哲学者にはなれるかもしれませんが。
私は幸いなことに哲学者にはなりませんでした。


妻は私によく言います。
「私たちは本当に似た者夫婦ね」。
実際、物事の考え方や感じ方、価値観がとても似通っています。
ですからいろいろなことに一緒に感動し、一緒に泣き、一緒に喜び、一緒に大笑いします。
結婚してからだんだんそのようになってきたようです。
まさに「破れ鍋に綴じ蓋」です。
自営業をやっていることもあって、妻と私はそれこそ朝から晩までほとんどずっと一緒です。
「亭主元気で留守がいい」というテレビCMが昔流行ったことがありますが、妻は「留守は困る」と言います。まあ、「アッシーくん」になったりなど、何かと便利屋さん的な要素もあるからかもしれませんが(笑)。


私たちが結婚する直前に離婚したオーストラリア人の友人から素晴らしいアドバイスをいただきました。
「いつまでも友達同士でいること。これが幸せな結婚生活を続けるコツよ」と。
私たちは、このアドバイスに忠実に従ってきました。
ですから、結婚してもうすぐ34年になるのに、いまだに友達同士のような感じで、毎日新鮮です。
上のアドバイスをくれた友人も再婚して、以来とても幸せな結婚生活を送っています。
日本では、夫婦は空気のような存在だ、とよく言いますが、いるかいないか分からないような存在ではなく、空気のようになくてはならない存在で、お互いに意識して、相手をいたわり合い、支え合う、「破れ鍋に綴じ蓋」のようにお互いに補い合うことが大切なのではないでしょうか。
1年に1日、2月2日の「夫婦の日」だけ良い夫婦になるのではなく、1年365日よい夫婦でいることが、一番のいい子ども教育にもなります。


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国語力がみるみるつく

2016.02.18日

昨日の記事、「幸せだなぁ、ぼくは」の中でご紹介した年長さんのMちゃん、昨日も教室に来てお勉強していたのですが、国語の力がみるみるついていきます。
「ガウディアの国語教材は、この論理力育成を意識して作られている」と、「勉強しない子が勉強するようになる」の記事の中にも書いたのですが、このことを傍証する他のガウディア教室の事例が昨日、ガウディア本部からのメールマガジンで送られてきました。
以下がその内容です。


実は、ガウディアには、中学生以上の子が100人弱、通っていることをご存知でしょうか?
「教材を最後まで終わらせたい」ということでそのまま続ける子や、中学生になってから入会する子、事情はさまざまです。
そんな中学生以上の子がいる教室から、特に国語教材について、うれしい報告が寄せられていますので、一部ご紹介いたします。


▽▽▽
●中3(女の子)
中2の4月から入会。国語を学習。
神奈川県の県模試【国語】で
・中2の5月〜中3の7月まで 偏差60
 ⇒中3の8月に偏差70に!
・中学校の国語の通知表が中2で4
 ⇒中3では5に!


●中1(女の子)
・国語の成績が、夏休み明け実力テストで118番/201人(これで母親が相談にみえました)。
 ⇒冬休み明け実力テスト11番/200人と大幅アップ!
  保護者は大満足でした。


●中2(女の子)
中1の4月からガウディアの国語を学習し、現在も通室。
もともと成績は悪かったが、2年生になって、前期のテストが68点、58点。
今回の中間で80点を取り、成績が3→4に上がりそうということです。
すごく丁寧に字を書き、言われたことはやり覚えることは得意だが、ガウディアの国語を学習することにより多方面から見る力や考える力がつき、応用問題でも対応できるようになってきました。
また今では、集中力がついて学習するコツも掴めたようす。
数学は別に指導しているが、数学の応用問題もできるようになってきました。


●6年生(男の子)
全国統一テストを受けたら、私立中のほとんどがA判定でした。
受験勉強はまったくやっていません。


●中2(男の子)
小学校2年生で入会、6年生で卒業。
最初は、もうとんでもなかった!
お喋りはする、ぼーっとして何も手をつけようとしない、宿題をやるなんて考えられない子でした。
今では、中学校の定期テストで全ての点数が90点前後。
これは、ガウディアで考える姿勢が身についた、学習習慣がついたことの成果。
これだけ出来ていれば、塾も行く必要がないのですが、最近、自塾にまた戻ってきてくれました。


この実績はすごいですね。
私もガウディアの教材に惚れ込んで、去年の4月からうちでも導入し、その効果をこれまで実感していたのですが、上の他塾の事例を見て、ガウディア教材にますます自信を深めるとともに、これはうちの中学生にも勧めなければならないな、と痛感した次第です。(漢字・国語力が不安な大人の方にもお薦めできます)


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幸せだなぁ、ぼくは

2016.02.17日

今月初めから幼稚園年長さんのMちゃんがガウディアに入会して通ってくれています。
お母さんの隣りにちょこんと座って、小学1年生の算数と国語をお勉強しています。
年長さんにとって1時間のお勉強はさぞかし辛いかと思いきや、なんとMちゃんは楽しくて仕方がないのです。1時間はMちゃんにとってあっという間です。


週に2日来るのですが、毎回新しいことを学ぶのが楽しい様子で、その反応が私にビンビンと伝わってきます。
しかも、まるで渇いた地に水が浸み込むかのように、学んだことをどんどん吸収していきます。
塾に来ない日の宿題も、きちんと全部こなしてきます。ですから、進むのがとても速いのです。
算数では繰り上がりの2桁足す1桁のたし算やひき算も、ほとんど見た瞬間にパッパと解いていきます。
単純な計算問題は退屈なようで、ちょっとひねった文章題や考えなければならない問題の方が楽しいようです。
国語では、毎回学ぶ新しい漢字や言葉、「てにをは」などの助詞や主語・述語などの文法をどんどん身につけていきます。
漢字の意味や成り立ちなどを教えると、それも全部すぐに理解して覚えます。
漢字の書き順で、ついうっかり間違えると、自分ですぐに気づき、「あっ」と言ってニコッとしてすぐに書き直します。
幼いのにこんなに勉強大好きな子どもは、正直これまでで初めてです。
Mちゃんに会うのが毎週の楽しみになっています。
とても素直で、ご挨拶やお礼もしっかり言えて礼儀正しく、もう可愛くて仕方ありません。


以前このブログの「□+2=5」の記事に書いた小学1年生のYちゃんは、まだまだ気分屋さんで調子のいい時と悪い時があって、私を手こずらせます。
でも、ついこの前まで指を使って計算していたのに、いつの間にか指を使わずにかかなり速く計算できるようになってきました。
わがままで、おてんば、ちょっとやんちゃなYちゃんですが、やはり可愛くて仕方ありません。


1年前の記事、「弁護士」の中に登場した現在小6のAちゃんも、教えることをどんどん吸収する子で、先日は父母会にお母さんと一緒に来てくれたのですが、お母さんからAちゃんの人生がアカデミーに来て変わった、とまさに教師冥利に尽きるお言葉をいただき、感激しました。このAちゃんも可愛くて仕方ない子です。
来月から引き続き中学生クラスに来てくれますが、これから3年間の成長が楽しみです。


幼稚園年長さんから通っている現在中1のYちゃんとHちゃんは、この日曜日にそれぞれ英検準2級と3級の2次面接試験を受けるのですが、今その特訓をしています。ちょっと難しいのにチャレンジしているため時々自信喪失したりしますが、このふたりも長年のお付き合いで、やはり可愛くて仕方ありません。


今年卒塾する現中3の生徒たちはみんなとても仲のいい仲間で、とくに1年間指導した特進クラスの生徒たちには親しみを感じ、我が子のように可愛いです。昨日が入試日だったのですが、朝目が覚めるなり、そしてその後も1日中何度も、生徒一人ひとりの名前を挙げて実力が発揮できるようお祈りしました。


また、卒塾生で現在高2のUくんが、この6月に英検準1級を受けるので特訓して欲しいと言って、この2月から塾に戻ってきたのですが、この子も可愛い。覚えることばかりで苦労していますが、いつもニコニコしながら頑張っています。


今から30年近く前、英会話学校を始めたときの第1期生であるFくんは小学5年生のときに妹さんと一緒に入会。
お母さんも同時に成人英会話クラスに入会し、以来長年にわたって学んでくださいました。そのお母さんと3か月ぐらい前にお電話でお話しする機会があったのですが、「先生のお仕事は本当に素晴らしいですね。いつも最高のお仕事だと思っています」と言っていただき、自分でもこの仕事の素晴らしさをこのときひしひしと感じ、心より感謝しました。


毎日毎日、可愛くて仕方がない生徒たちと接することができて、加山雄三じゃありませんが、「幸せだなぁー!」とつい口に出てくる今日この頃です。


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1+無限大=無限

2016.02.16日

今日はいよいよ県立高校の入試日。
昨日も大勢の中3生が塾にやってきて、最後の総仕上げに余念がありませんでした。


教室の入口横には、中3生を指導してきた先生たちからのメッセージが書かれた紙が三日ほど前から貼ってありました。
「緊張してもいい。怖くてもいい。でも、どうってことはない。真っ直ぐ立って、深呼吸して、いつもどおりにやってきてください」
「問題文をしっかり読んで、焦らず、丁寧に取り組もう。本番は"練習"。思いっきり実力を出し切ってくださいね」
「いよいよ本番です。国語ではかなりの問題を解いています。自信を持って!」
「やるべきことはやってきました。悔いのないよう全力を尽くしてください」
「意志のあるところに道は開ける。自分が合格するイメージを持って。あとはやるだけです」


それぞれの先生が自らの体験を踏まえて贈った受験生への愛のメッセージです。


昨日の朝、デボーションのとき読んでいた、私の敬愛する故榎本保郎牧師の『旧約聖書一日一章』のところに、次のような言葉がありました。
「百プラス無限大も、一プラス無限大もその結果は同じである」。
これまでに何度も読んだ言葉なのですが、私自身が今置かれている状況と併せて、翌日受験に臨む中3生のことを考えていたとき、この言葉がグサッと胸に突き刺さりました。


「自分は弱い」「不安だ」「怖い」「緊張する」「もし落ちたらどうしよう」等など、受験生ならだれでも感じるこれらの気持ちはある意味当然のことです。多くの生徒にとっては、15歳で経験する人生最初の試練(?)でしょう。
でも、心配ご無用。これからの長い人生、必ずこれよりもっともっと大きい試練を何度も何度も経験することになります。あとになって振り返れば、この高校受験という試練などは、本当に小さいもの。人生の一通過点に過ぎません。


このようなとき、どうしても人と比べて不安になりがちなものですが、みんな五十歩百歩。さほど違いはありません。
いえ、五十歩百歩ではなく、ひょっとしたら人が「百」に見えて、自分が小さな小さな「一」に見えるかもしれません。
でも、背後で祈ってくれている家族や先生たち、そして後押ししてくれている神様の力は無限に等しいもので、「百プラス無限大も、一プラス無限大もその結果は同じ」です。
無限の力を信じて、勇気を持って出て行ってください。
これまでずっと毎日毎日、一人ひとりの生徒の名前を挙げて祈ってきました。
大丈夫。無限大の力がバックにありますから。
みんなの笑顔の報告を信じて、楽しみに待っていますよ。


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失敗する人の90%は...

2016.02.13日
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"Ninety percent of all those who fail are not actually defeated. They simply quit."
--Paul J. Meyer
「失敗する人の90%は実際に挫折したのではない。ただ単にあきらめただけだ」
ポール・J・マイヤー
(訳:舟田譲二)


ポール・J・マイヤー(1928-2009)は十代の頃からすでに大変な努力家で、競争心に燃え、物事を必ずやり遂げる青年だったそうです。彼は、飽くことなく学び、成功を成し遂げた人びとを熱心に観察しました。「勝利者になるためには、チャンピオンがするとおりにしなければならない」と信じていたのです。
「成功は、旅路であり、終着駅ではない」という信念から生まれた言葉が冒頭の、「失敗する人の90%は実際に挫折したのではない。ただ単にあきらめただけだ」です。
彼はセールスマンとして、著作家、講演家、ビジネスマンとして大成功を収めました。


何事においても成功した人から学ぶことは大切です。スポーツや芸術、学問など、どんな分野でも成功する人というのはみんな並大抵の努力家ではなく、最後まであきらめない人たちです。
つまりあきらめなければ誰でも成功できる、ということです。
人はすぐ、あの人は能力があるからとか、あの人は環境に恵まれていたから、などと言いますが、決してそうではありません。
環境にも能力にも恵まれていなくて成功した人はこの世に数えきれないほどいます。
その秘訣はただひとつ。
「成功するまであきらめなかった」のです。


3日後の来週の火曜日は神奈川県立高校の入試です。
どの問題も簡単で、目をつむってでもできる、というような人はほとんどいません。
必ず難しい問題に遭遇します。思うようにできない科目もあるでしょう。
そのようなとき、「ああ、もうだめだ」と思ったら、その時点でアウトです。
合格するのは、最後まであきらめない人たちです。
「失敗する人の90%は実際に挫折したのではない。ただ単にあきらめただけだ」


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魔法の言葉

2016.02.11日


人見知りで、いつも父の背中に隠れているような子どもでした。そんな私に、人前に出るきっかけを与えてくれたのが、愛知県岡崎市立矢作西小学校6年の時の担任だった筒井博善先生(故人)。当時50歳代後半で、一人ひとりの児童によく目配りしてくださる先生でした。
 新学年が始まって間もない音楽の授業。ピアノが苦手な先生は、「代わりに弾いてくれないか」と私を指名しました。「できません」と何度も断ったのに、先生は「絶対にできるから、やってみなさい」と励ましてくれました。両親から音楽の先生を目指していることを聞き、引っ込み思案な私に活躍の場を与えてくれたのでしょう。
 学芸会でも、準主役のお姫様の役をくださいました。その時も「できるよ」と背中を押してくれました。とても恥ずかしかったけれども、大勢の前で演じる喜びも味わいました。
 先生が体調を崩して2〜3週間入院したことがありました。退院して登校した日の朝の光景が、今も忘れられません。職員室に駆けつけ、窓の前にひしめき合いながらクラス全員で先生の姿を探しました。振り向いた先生が笑いかけてくれた時、涙が出るほどうれしかったのを覚えています。
 それまでは「どうせダメだから」とあきらめがちだったのに、先生に「できるよ」と言われると、「ひょっとしてできるかも」と自信が湧いてくる。私にとって「魔法の言葉」でした。先生に出会わなければ、人前で自分の音楽を聴いてもらうシンガー・ソングライターを目指すこともなかったかもしれません。

(2013年7月1日付 読売新聞 インタビュー 「私の先生」より)


シンガーソングライター、岡村孝子さんにとって、人生を変えた「魔法の言葉」は、小学6年の時の担任教師の「できるよ」でした。
私も教育関連の仕事に携わって足かけ40年。この間、この「できるよ」の魔法の言葉を何回使ってきたことか。
生徒は頭から「無理」と言うのですが、それを説得して自信を持たせ、背中を押してきた結果、英検・漢検・数検などの検定試験を始め、高校・大学受験でも、また就職において、人間関係の修復などにおいても、この魔法の言葉が数え切れないほど実現してきました。そして、これらの体験をこのブログに数多く記してきました。


私自身もそうでしたが、人間というものは基本的には否定的・消極的な考えが支配していることが多いようです。
そのような中で、学校や塾の先生、親、友達などの「できるよ」のようなちょっとした励ましの言葉が「魔法の言葉」になることは古今東西よく知られていますし、それを体験してきた方も読者の中にきっとたくさんいらっしゃることと思います。


皆さんの、お子さんや兄弟姉妹、夫や妻、親、友達あるいは生徒や先生、会社の同僚や上司、部下を含め、あらゆる人間関係において、その人を生かす「魔法の言葉」は考えてみればいくらでも見つかります。
「夫婦の間のあいうえお」シリーズや「子育てのあいうえお」シリーズなどをぜひ日々の生活の中で実践していただければと思います。
その逆の、人をつぶす「悪魔の言葉」(「子育て禁句のあいうえお」など)は子育てだけでなく、あらゆる人間関係においてできる限り使わないようにしましょうね。


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持っている人、持っていない人

2016.02.10日
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For whosoever hath, to him shall be given, and he shall have more abundance: but whosoever hath not, from him shall be taken away even that he hath.
(King James Version)
というのは、持っている人には与えられ、ますます豊かになるが、持っていない人からは、持っているものさえも取り上げられるだろう。
(マタイによる福音書 13:12)
(私訳:舟田 譲二)


上の欽定訳と言われる King James Version はイングランド王ジェームズ1世の命令によって翻訳された1611年刊行の聖書で、とても格調高く、今日でもこの訳を好んで用いている人たちは大勢います。
雰囲気としては、下の文語訳、あるいは文語訳の前に刊行された元訳が欽定訳にとても近いです。
それ誰(たれ)にても、有(も)てる人は與(あた)へられて愈々(ますます)豐(ゆたか)ならん。されど有たぬ人は、その有てる物をも取らるべし
(文語訳)
それ有(もて)る者ハ(は)予(あたへ)られてなほ餘(あまり)あり無有(もたぬ)者ハその有(もて)る物をも奪(とら)るる也(なり)
(元訳)


さて、この言葉が言わんとしているのは、「誰でも、たとえどんなことでも、持っている人はそれがますます与えられるけど、持っていない人からは持っているものまでも取られてしまう」という、今日の考え方からすると一見不公平に思えるようなことです。
でもこれは事実です。


もっとわかりやすい身近な例を挙げると、たとえば:
頭のいい人は勉強するのでますます頭が良くなるが、勉強しない人はますます勉強ができなくなる
運動する人はますます運動能力が高められるが、しない人はどんどん運動できなくなる
毎日歩いて(ジョギングして)いる人は面白くなってますます歩く(ジョギングする)が、しない人はできなくなる
本を読む人はますます読むので、本から学び成長するが、読まない人はますます読めなくなり成長しなくなる
絵を描く(字を書く)のが好きな人はたくさん描く(書く)のでますます絵(字)がうまくなるが、描かない(書かない)人はますます描かなく(書かなく)なり下手になる
音楽が好きな人は楽器を演奏したり、歌を歌ったりするのでますますうまくなるが、そうでない人はまったくできなくなる
健康な人は食事・運動・休息などバランスのとれた健康法に気をつけるのでますます健康になるが、そうでない人は健康に留意しないのでますます不健康になる
金持ちはお金の価値を知っていて正しく管理し、うまく活用・運用するが、そうでない人はますます貧しくなる
美しい人は美容に気をつけるのでますます美しくなるが、そうでない人はますます◯◯(ごめんなさい)になる
仲のいい人たちは関係を大切にするのでますます仲良くなるが、仲たがいしている人はますます仲が悪くなる(愛情も憎しみも倍加される)
人と交わるのが好きな人は社交の場にどんどん出ていくのでますます社交的になるが、そうでない人はますます非社交的になりやがて友人がいなくなる


等々、いくらでも挙げることができます。
ちょっと厳しいようですが、これは公平、不公平の問題ではなく、私たちの選択という意志の問題です。
自分の将来を考えて、良い方に時間や労力や財を投資するならそれはますます豊かになって戻ってきますが、それをしなければ当然のことながらますます乏しくなり、それこそ持っているものまで取り上げられ、なくなってしまいます。
ですから古今東西、偉人と呼ばれる人たちはみんな口をそろえて目標の設定とその実行の大切さを訴えているのです。


あなたはどちらを望みますか?
望むことに対してどのような行動を起こしますか?


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最近多い政治家のお食事券

2016.02.08日

漢字の書き間違いは、ときに読み手の想像力を刺激する。劇作家の宇野信夫は、知り合いの大学生からもらった手紙をある随筆に書き留めている。〈故郷へ遺産争続のために帰りました…〉。穏便に片づけばいいが。
◆茨木のり子さんの詩『笑う能力』も、やはり手紙の一節からはじまる。〈「先生 お元気ですか/我が家の姉もそろそろ色づいてまいりました」〉。“柿”の誤字か、“気”の脱字か、ちょっと迷ってみるのも楽しい。
◆〈労働省(×)の健康の保持〉。〈労働者(○)の健康の保持〉。すでに公布されている改正労働安全衛生法の条文に誤りが見つかったという。
◆厚生労働省の担当者が誤植を見落としたらしい。厚労省では昨年、労働者派遣法改正案の条文や国会提出の資料などで記述ミスが相次ぎ、事務次官をはじめ幹部6人が訓告処分を受けている。なるほど、働く人の健康よりも“わが省”の無事が気になりますか、誤記も出ますわな…などと憎まれ口をきいておく。
◆人事異動の季節も遠くない。〈餞別(せんべつ)を銭別と書いて本音ばれ〉(サラリーマン川柳)。厚労省の皆さんは、とくに用心されたし。

(読売新聞 2015年2月21日付 編集手帳)


「故郷へ遺産争続のために帰りました」
「我が家のもそろそろ色づいてまいりました」
には笑ってしまいました。
でも、「労働省の健康の保持」には思わず眉をひそめてしまいました。


最近はパソコンや携帯が普及してきて誤字、誤変換が日常の生活の中で急増中。吹き出してしまうものが少なくありません。
下は、実際の小学生の漢字のテストで誤字の例。


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「父と戦闘に行く」 (おー、怖い親子!)
「本能寺の恋」 (信長とだれの恋?)
「政治家のお食事券」 (最近多いアブナイお食事券‼)
これには大爆笑。


でも、笑っていられません。
私もきっと同じような間違いを無意識のうちにしでかしています。
このブログ記事で誤字・変換ミスにお気づきになられたらお知らせくださいね。


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新年度のチラシ出来あがる

2016.02.05日

3月1日より始まるアカデミー学院の新年度のチラシが出来あがりました。来週の新聞に折り込まれます。
さらにパワーアップしたアカデミーの各クラスの特徴をご覧ください。
学院説明会が下記の日程で開催されます。
2月13日(土)・14日(日) 2:00〜3:30
(画像をクリックすると拡大され、細かい字も読めます)


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日本の中高生の英語力

2016.02.04日

昨日、「マイティキッズ英語教室開講」という記事を書きました。
3月の新年度から大きくバージョンアップするこの小学生英語教室の準備に、私たちは今全力投球で取り組んでいるところで、昨日もスタッフミーティングを長時間行いました。


そんな折、昨日の読売新聞には、「中3遠い目標 英検3級レベル50% 文科省調査 聞く・読むは20%台」というショッキングな記事(1面、16面)が載っていました。
国公立の中学3年生と高校3年生を対象にした英語力の調査の結果、文科省が目標としている中学卒業時の英検3級程度、そして高校卒業時の準2級(高校中級レベル)〜2級(高校終了程度)の力に対して、下のグラフのような結果が出ました。中3では3級はおろか4級(中2修了程度)〜5級(中1修了程度)レベル。高3では、準2級にははるかに及ばず、大半が3〜5級レベルです。


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調査を受けた生徒に対するアンケートによると、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を組み合わせた統合型の授業を受けた生徒は得点が高い傾向にあり、英語学習が「好きでない」と答えた中高生は得点が低い傾向にあった、といいます。
こんなことは火を見るよりも明らかで、初めからわかっていることです。


公立中学校でも、教員が生徒にテーマを与えて、英語で話し合わせる授業を1年生から取り入れているところや、従来の暗記、日本語訳中心の授業から、「英語で考える」「英語を使う」コミュニケーション重視の授業へ転換しているところでは、英語学習に対する意欲が高く、英語力の向上にもつながっています。


もういい加減に、これまでのような訳読中心、試験のため暗記中心の授業を卒業し、使える英語力を身につける授業に切り替えなければ、日本の英語教育はいつまでたっても不毛なままに終わり、英語嫌いの生徒を量産することになって、国際社会において取り残されることになります。現にお隣の韓国や中国にも今や日本人の英語力は大きな遅れを取っています。


アカデミーのキッズクラブで英語を学ぶ子どもはみんな英語大好き。
その中のひとり、幼稚園の年長さんから英語を学び始めたSさんは今、中学1年生。
つい4日前、英検準2級を受験しましたが、筆記試験はかなりいい成績で合格した見通しです。
幼少時からの英語学習は、ちょうどピアノやスイミングなどと同じように体で覚えるため力がつくのはごく当たり前のことです。
幼児期から英語を学び始めると日本語が弱くなる、などと言う人がいますが、とんでもありません。英語の学習は日本語力の向上にもつながります。


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マイティキッズ英語教室開講

2016.02.02日

アカデミー学院のこれまでのキッズクラブは、今年大きく生まれ変わり、名前もマイティキッズとなります。
 「マイティ」とは、「素晴らしい」「力強い」といった意味で、将来社会で活躍できる、文字どおりすごい子どもを育てるお手伝いをしたいと願っています。


テキストは、下のBounce now(MACMILLAN社)を使用します。


bouncenow.jpg


マイティキッズでは、従来のように、単に日常会話が話せることを目的にするのではなく、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングの4技能をバランスよく身につけます。
また、上のテキストを使い、さまざまなアクティビティを通して算数や理科、自然科学、社会、歴史、地理、音楽、図画工作、実験などを英語で学び、楽しみながら自然な形で英語脳を育てるという画期的なものです。
このほか、物語や外国文化の紹介などもあり、幅広い教養を身につけるとともに、本格的に使える英語力をつけることを目標としています。


このほか、アカデミーでは年間40時間を超す英検対策授業に無料で参加できる特典もあります。マイティキッズでは小学校在学中に3級、中学で準2・2級(高卒レベル)に合格することを目標としています。
キッズクラブ出身の中学生は英語好きで、優秀な成績を残し、のちに中学・高校の英語教師になった人もたくさんいます。


つきましては、以下の要項で無料体験レッスンを行います。


2月20日(土)・21日(日)
午後2時〜3時      (現在年少〜小2)
午後3時30分〜4時30分 (現在小3〜小5)


この無料レッスンでぜひアカデミー自慢の英語教育を体験してください。
ご父母の皆様には同時間内に説明会も開催いたします。
マイティキッズの新年度クラスは、3月1日から始まります。


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勉強しない子が勉強するようになる

2016.02.01日

アカデミー学院で昨年4月から導入した小学生のための国語・算数教室「ガウディア」
昨日は4時間に及ぶ定期研修が横浜で開催されました。以下にその学びの一部をご紹介させていただきます。
よくお母さん方から聞く「うちの子は勉強しない」「やる気が出ない」に対する名答が得られました。


第1部は「国語指導法」の学び。
「国語」というと、一般に「算数や理科・社会のような正解はなく、評価しにくい」教科で、「センス」「発想力」「独創性」が必要だとよく言われます。
しかし、これは厳密に言うと「小学校の」国語で、「国語」という広い言葉で一括りにするのは間違っています。
いわゆるPISA型の学力では、客観的に評価できる「読解力」「数学的リテラシー」「科学的にリテラシー」が求められ、「読解力」は決してセンスではなく、情報処理能力、分析力、それを根拠にした論理力が必要であることがわかります。


以上のことを踏まえて、参加者によるPISAの過去問を使ってのアクティブラーニングが行われました。
なかなか骨のある、答えが簡単には見つからない難問でしたが、全問正解でした。
正答率が31.8%と一番低い問題は確かに難しかったのですが、やはり主語と述語を意識して論理的に考えると正答を導くことができました。
ただ講義だけで終わっていたらスーッと頭の上を通り抜けていたかもしれませんが、この実践を通したお陰で身についたように思います。
ガウディアの国語教材は、この論理力育成を意識して作られている、ということで本当にそのとおりだと大いに納得しました。


第2部では、成功している教室の事例紹介。
そして、第3部のゲストスピーカーはマザーカレッジ主宰の江藤真規先生の「子育てコーチング」。
江藤先生ご自身の子育ての失敗体験などを通して、また現在もご自身の研究テーマとして取り組んでおられる「保護者と子どもと先生三者」のWin-Win-Winの信頼関係づくりをもとにしたコーチングでした。
多くの学校や塾が「欠けている知識を埋める」ティーチングしかしていませんが、本当に効果的なのは自発的な行動を促すコーチングです。(下のスライドの画像)
これはEducation(教育)という言葉が、原義であるラテン語のEducare(訓練する)とEducere(引き出す)から来ていることからも当たっています(「学院長ご挨拶」)。


coaching.JPG


次のようなアクティブラーニングの手法を用いて、実体験させていただきました。
1. テーマ(解決したいこと)
2. 理想(どのようにしたいか)
3. 現状(何がそうさせているのか)
4. ギャップ(理想に向けて何か変えられるものはないか)
5. 行動計画(いつ、何から手をつけ、具体的に何をするか)
という流れに沿って、まずは自分の抱えている問題(私の場合は、整理・整頓・断捨離ができない)を解決する行動計画を立て、次に同じやり方で、保護者の方の問題、たとえば「子どもが勉強しない」をどのようにすれば解決するお手伝いができるか、を考えました。


多くのご父母の方が、「子どもが勉強しない」と言うとき、子どもの問題と自分の問題が一緒くたになって、親は焦ったり、イライラして怒鳴ったりします。しかし、親が子どもに無理やり勉強させることはできません。子どもが勉強するようになるために、自分に何ができるか、何をするか、と発想転換をしなければならない、ということです。
これは、まさにこれまで何度もこのブログでも取り上げてきた「リアリティセラピー」のカウンセリング手法(「若返りました!」)そのものです。


昨日はこの研修会の学びだけでも十分すぎるほどの恩恵に与かったのですが、お昼をご一緒した千葉でガウディアをやっていらっしゃる上野先生とも親しくなれて、それも大きな収穫でした。
この方は、スイミングスクールをやっていらっしゃるのですが、子どもにスイミングを教えるのもガウディアで勉強を教えるのも同じだ、と去年、私とほぼ同じ時期に始められたのです。
若い頃はオリンピックの水泳選手を目指していたというプロのスイマーで、ついでにスイミングで私が抱えていた問題もお尋ねしたところご親切に教えていただき、本当に感謝なことでした。
上野先生、ぜひ平塚に遊びにお越しくださいね。日帰り温泉「湯乃蔵」にお連れします。
この他、江藤真規先生、お隣の席でペアワークをしてくださった曽根先生、ガウディアのスタッフの方々皆様に心より感謝いたします。


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金を残す者、人を残す者

2016.01.31日

「金を残す者は下、仕事を残す者は中、人を残す者は上」
これは去年の「ノーベル生理学賞・医学賞受賞の大村智氏」のお好きな言葉です。


調べてみたら、後藤新平(1857年7月24日−1929年4月13日、日本の医師・官僚・政治家)が倒れる日に残した言葉で
「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ」
の引用でした。
後藤新平は、医師、満鉄総裁、拓殖大学学長、逓信大臣、内務大臣、外務大臣などを歴任した人物です。


「下」「中」「上」というのは昔の人の言い方で、ちょっと差別的な響きがあり、私はあまり好きではありませんが、今風に言えば、「ダメ」「まあまあ」「ベリーグッド!」といった感じでしょうか。


この世の中、多くの人がお金を残すことに汲々としているのに、後藤新平が言った、
「金を残して死ぬ者は下」
はまことに的を射た教えです。
しかし、良い仕事を残すことは尊いことと普通考えられるのに、
「仕事を残して死ぬ者は中」
と言っているところが偉大だと思います。
確かに、お金よりも、仕事よりも、何よりも尊いのは「人作り」です。


かつてアメリカの国力が強大だったのは、まさにその人材の層の厚さによるものでした。
そして、日本の高度経済成長期もしかり。
人が国力の原動力となっていたのです。


しかし、「人作り」というとき、ただ単に子供の数で終わっていてはいけません。
また、教育を言う場合でも、それがこれまでのような暗記中心の知識偏重、学歴、資格取得を目的とするような薄っぺらい教育では、真の国力増強にはつながりません。


さらに「国力」のためだけに人材育成、教育をすると言うのもまだまだです。
それだとまるで国のために人を利用しようとしているかのようです。実際のところ、そのような目的で子供を産むことを奨励し、一種の洗脳教育のようなことをやっている国もあります。
それも教育の一面ではあるのでしょうが、それが最終目的ではないのではないかと思うのです。


親が子供を産むとき、決してお国のためなどとは思っていないはずです。
子どもに対する親の愛情があり、幸せになってもらいたいという願いを込めて産み、育てているでしょう。
親が子どもの教育に時間と労力とお金をかけるのは、子どもに豊かな人生を歩んでほしいと願っているからです。
でも「豊かさ」は決して物質・金銭的な豊かさだけを指すのではなく、精神面での豊かさを親なら一番に考えているはずです。なぜなら、「金銭的な豊かさイコール幸せ」でないことは、みんな直感的に、経験的に知っているからです。


そして、そのような心身ともに健全で豊かな、幸せな人生を歩めるよう手助けするのが、教育の一番の目的であり、それがひいては国力の増強にもつながるのではないでしょうか。


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釘を打ちつけ、そして引き抜く

2016.01.24日
Pounding-In-and-Pulling-Out-Nails.jpg


娘がほかの子どもに対していじわるなことを言って傷つけたことを責められたとき、娘はすぐに謝りたいと泣いて言ってきました。
それはそれでいいことなのですが、謝ればいつでも問題が解決するわけではないということを、私は娘に学んでもらいたいと思いました。


そこで、2年前に9歳のウィルという少年の父親が母親を捨てた話を娘にしました。
ウィルは、怒ってよく他の子にひどい言葉を浴びせかけていました。
彼は一度は母親に、「お父さんがお母さんを捨てたわけがわかるよ」とまで言いました。
ウィルのひどい言葉に耐えられなくなったお母さんはその夏、ウィルをおじいちゃんとおばあちゃんのところにやりました。


ウィルが自分をコントロールできるようにするためにおじいさんが考えた戦略は、彼がいじわるなことや人を不快にさせるようなことを言うたびに、ガレージに行って10センチ角の板に5センチの釘を打ちつけさせることでした。
小さな子どもにとって、これはとても骨の折れる仕事でした。でもおじいさんは、釘が板を打ち貫くまではウィルを戻ってこさせませんでした。
ガレージに10回ぐらい行ったところで、ウィルは自分の言う言葉にこれまで以上に気をつけるようになってきていました。
とうとう、彼は自分の言ったことに対して謝るようにさえなりました。


おばあさんが介入してきたのはそのときのことです。
おばあさんはウィルに釘をいっぱい打ちつけた板を持ってこさせ、その釘を全部引き抜くように言いました。
これは釘を打ちつけるよりもずっと大変な作業でした。でも、苦労したあげく、彼は釘を全部引き抜きました。
おばあさんはウィルを抱きしめて言いました。
「おばあちゃんはお前が謝ってくれて、もちろん嬉しいよ。おばあちゃんはお前を愛しているから許してあげる。でも、謝るというのはちょうど打ちつけた釘の1本を抜くのと同じようなことだということを知ってもらいたいの。
ほら、この板を見てごらん。穴が開いたままでしょ。板は元には戻らないのよ。
お前のお父さんがお前の心に穴を開けたことはよくわかっているわ。でも、どうかほかの人の心にまで穴を開けないでおくれ。お前はそんなちっぽけな人間じゃないでしょう」


4年生のクラスを受け持つひとりの先生が、つい最近私に言ってくれました。彼女は新学期の初めに生徒たちにこの話をし、そして1年をとおしてこの話を繰り返し聞かせたというのです。
生徒がいじわるなことを言ったりしたりすると、彼女はその生徒に尋ねました。
「あなたはだれかに釘を打ちつけたの?それからその釘を引き抜いたの?」


生徒たちは先生が何を言わんとしているのかちゃんと理解していて、また自分たちのしたことが間違っていたということをみんな認めていたそうです。もし、先生が生徒に「何をしたの?」と尋ねていたなら、みんなほかの子のせいにして互いに責め合うことを繰り返していたでしょう。
また、謝られた生徒たちが考えもせずに「いいよ」と言ってはいけないと、先生は生徒たちに教えました。なぜなら、自分の身にされたことは決して「良くない」し、たとえ口で「いいよ」と言っていても、心の中では当然のことながら「いい」とは思っていないからです。
そこで、先生はクラスの生徒たちに、「いいよ」と言う代わりに、「謝ってくれてありがとう」とか「許してあげるよ」と言うことを教えました。


先生はまた、教室の外で起きる家族間の難しい問題を生徒に理解させるためにもこの話を使いました。
彼女は言いました。「子どもの心に打ちつけた釘を一生引き抜かない大人もいるわ。でも、他の人に自分の人生を支配させないで、自分の力で人生を生きていくために、打たれた釘を自分で抜く力は誰にもあるのよ」と。
先生は私に言いました。「この話は単純明快です。でも、伝えているメッセージは強烈です。とくに、『あなたはそんなちっぽけな人間じゃないでしょう!』という言葉をあとに続けると。
とどのつまり、人の品性がものを言うのです。


マイケル・ジョゼフソン(キリスト教牧師)
(訳:舟田譲二)


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下町ロケットおっちゃんの人生講義

2016.01.19日

一昨日、テレビ東京で16:00から放映していた番組、『こども経済TV第3弾』はとても感動的でした。
「北国の下町ロケット」と題して紹介された北海道に住む植松努さんは、小さな工場を経営しています。
植松さんが自ら語っている動画(TEDxSapporo)を見つけました。
夢について熱く語る素晴らしい人生の教師です。


冒頭、彼は語っています。
「僕は、小学校に上がってすぐに担任の先生にものすごい嫌われたんです。
僕が信じていたことや、ばあちゃんが教えてくれたことは全部否定されました。僕の夢は「お前なんかにできるわけがない」ってさんざん言われました。じいちゃんが撫でてくれた頭は、先生にさんざん殴られました。とっても辛かったです。
でも、助けてくれる大人はいなかったです。
僕はその先生が言っていた言葉を忘れていませんでした。その先生は「どーせ無理」という言葉をよく使っていたんです。この「どーせ無理」という言葉がおそろしい言葉なんだと思いました。
これは人間の自信と可能性を奪ってしまう最悪の言葉です。でもとっても簡単な言葉なんです。これを唱えるだけで何もしなくて済んでしまうから、とっても楽チンになれる恐ろしい言葉でもあるんです...」
続きはこちらからどうぞ。最後までごゆっくりお楽しみください。



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バカの大足、まぬけの小足...

2016.01.17日

中学生の時の保健体育の先生は怖いけどとても面白かったS先生。
中学3年の時、男女分かれての保健の時間に性教育がありました。
S先生が黒板に女性の体の絵を描いて生殖の仕組みについて教えてくれました。
ユーモアあふれる授業で、教室はずっと大爆笑の連続。
授業が終わり、女子が教室に戻ってくる前にS先生は黒板に書いてあった女性の体の絵にちょっと手を加えました。
上部と下部を消して横の線で結び、真ん中の部分がくびれた壺のようなオブジェにして、上の口から縦に何本もの線を引き、その先に花をつけて、はい、花がいっぱい詰まった花瓶の絵の出来上がり。
またしても、みんな大笑い。


ある時、S先生が保健の授業の中で言いました。
「バカの大足」
これはよく使われる表現ですが、その後に続いて
「間抜けの小足、中途半端のろくでなし」。
ここでまた大爆笑。
いつもこんな調子でした。


昨日、ふとこの授業風景がよみがえってきたのは、中2のみずきちゃんとバスの中で話していた時のことです。
みずきちゃんが「バカの大足」というわけではありませんが、以前塾に来ていた今は高3のお姉ちゃんのありさちゃんと姉妹そろって背がとても高いのです。
みずきちゃんとありさちゃん、どこかで聞いたことのある名前だな、と思い、以前、姉妹の名前の由来を尋ねたところ、ご両親が女優の観月ありさのファンだったそうで、初めの女の子が生まれた時「ありさ」と名付けたところ、二人目も女の子だったので「みずき」(実際にはそれぞれ漢字が使われています)と名付けたそうです。それで姉妹で「みずきありさ」。
なるほど、とても上手い名付け方です。


ところで、観月ありさは身長169センチでとても大柄な女優ですが、実はありさちゃんはさらに高くて171センチ、みずきちゃんも166センチで中2としてはかなり高く、今もまだ伸び続けています。
ご両親ともにやはり背が高いそうですが、「みずき」「ありさ」二人ともテニスをしていて、遺伝プラス運動でますます身長が伸びるのです。
昨夜、みずきちゃんに尋ねました。
「背が高くて便利なこととか不便なことってある?」
「便利なことはあまり感じたことありません。でも、洋服や靴を買う時、自分の気に入ったものがあってもサイズがなかったりすることがよくあって不便を感じます。あと、目立つことと周りの男子がみんな小さくて、それがいやかな」
室内高164センチのハイルーフの送迎バス、ほかの生徒たちはみんな大丈夫なのに、みずきちゃんは頭がつかえ、腰をかがめて車内を移動します。


背の低い人は高い人を羨ましく思ったりするものですが、実際にはそんなのはどうでもいいこと。
大足、小足、中足にバカも間抜けもろくでなしもありません。
背の高い女の子も、背の低い男の子も、みんなそれぞれの個性で、いい悪いなどありません。
みんな、それぞれの個性をお互いに認め合い、受け入れ合う。
これが人間関係をもっと気持ち良いものにし、ひいては人種や国家や文化や宗教を始めとするさまざまな差別や戦争などの解決の糸口になると私は信じています。
教育はただ勉強だけ教えて、試験のために暗記させ、志望校に合格させて、いいところに就職させることが目的ではありません。
もっと人間として基本的なことをしっかり教える必要があります。


と、上の記事を書いたのはもう4年近くも前のこと。
お姉ちゃんのみずきちゃんは今や20歳。東京の芸能事務所に所属して、プロのモデルになっているそうです。
なるほど彼女にピッタリの仕事です。
これが彼女のプロフィール写真です。カッコいい。
背の高い人を羨ましがる必要などない、と言いつつも羨ましく思っている私です(笑)。


arisa.jpg


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勉強を面白くさせるのは...

2016.01.15日

 13. 勉強を面白くさせるのは...
昨日の記事「だから勉強は面白い!」の中に、「教育専門家や教師が勉強とはつまらないもの、というような考え方をしていたら、子どもに勉強の面白さを伝えることができるわけありません」と書きました。
本当に学校の授業が正直つまらないです。
私自身、小学生から高校生まで勉強というものはつまらないものだ、と思い込んでいました。


しかし大学に入って初めて、勉強の面白さを体験しました。
時間や空間を超えて、縦横無尽に細かくひものようにつながっている学問の奥深さに触れて、勉強のとりこになりました。
あれほど勉強嫌いだった私が、その後、34歳で最終的に学校を卒業するまでずっと勉強し続けることとなり、さらに今、この勉強の面白さを教育の実践の場である塾で講師や生徒たちに伝えたり、ブログで皆さんにお伝えしたりする、いわば勉強の伝道師のようになったのです。
長い道のりでした。大学生になるまで誰も勉強の面白さを教えてくれなかったのです。


しかし、今になって考えてみると、確かにつまらない授業をして私を勉強嫌いにさせていた学校の先生達や日本の教育制度にも責任はありますが、実はもっと別のところに本当の責任があることに気づかされます。
その「責任」とは...


もう何年も前のことになりますが、数学や理科が大好きでかなりできる生徒がいました。
国語も社会も頑張ればそこそこできて、学校のテストでも結構いい点数が取れるのですが、どういうわけか英語に関しては単語は覚えられない、文法の基礎は何度やっても理解できないのです。
理解力はあり、頭もいいのにどうしてこの子は英語ができないのだろう、と不思議に思っていました。
ある時、この生徒とゆっくり話す機会があり、私は彼女にその理由を尋ねました。
「英語なんてどうせやっても何の役にも立たないし、やるだけ無駄」
「どうしてそう思うの?先生なんかは英語をやってきて今、いろんなところでとても役立っているし、英語の勉強が楽しくて仕方がないよ」
「えっ、うそでしょ。英語の勉強が楽しいなんて。だって、私の両親は二人とも学生時代、英語が嫌いで苦手でした。両親は、英語なんてつまらないし、やっても絶対に役立たないっていつも言っています」


「ははーん。なるほど、そうだったのか。
この生徒が英語嫌いで、勉強しようとせず、頭から英語なんてやったって何の役にも立たないと言っていたのは、両親の刷り込みだったんだ」
その後、単語の覚え方や文法の基礎を繰り返してやって、ようやく英語がまあまあできるようになり、高校受験では成功して、本人が高めに設定していた第一志望校に合格することができました。


study_20131205.jpg


そうです。日本の教育制度や学校の教師や授業を云々する前に、親の勉強に対する姿勢が子どもに一番大きな影響を与えているのです。
確かに、勉強に限らず、スポーツや趣味などにおいても、親の好みや考え方が子どもの人生に大きく影響しているのは、自分自身、あるいは周囲を見ても明らかです。
親が子どもに名前をつける時点で、親は子どもにある種の期待をかけています。


有名なスポーツ選手の名前などにそれがよく表れています。
私の場合、父が英語が好きで、外人と英語でペラペラ話し、冗談を言い合って大声で笑っているのを見て育ち、また私に「譲二」(ジョージ)という名前をつけてくれたお陰で、私は幼い頃から英語が好きで、将来は絶対に英語ができるようになると信じて疑いませんでした(「意思あらば道通ず」)。
しかし、運動音痴だった父は、スポーツの面白さをまったく教えてくれず、何も習わせてくれませんでした。父を責めるわけではありませんが、スポーツを経験しないまま育った私も父同様に運動音痴になってしまいました。


本をよく読む親の子どもは読書好きに育ちます。
野球が好きな親の子どもは野球が好きになります。
しばしば政治家の子どもが政治家になり、宗教家の子どもが宗教家に、スポーツ選手の子どもがスポーツ選手に、芸術家の子どもが芸術家に、教育者の子どもが教育者に、音楽家の子どもが音楽家に、俳優の子どもが俳優になったりするのも同様です。
親の責任、大です。
子どもが勉強を面白いと感じ、好きになるための一番の責任者は親です。
そして、これが親から子へ、子から孫へと、順々にひものようにつながっていくのです。
でも何事においても手遅れということはありません。気づいた時がスタートする最善の時です。


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だから勉強は面白い!

2016.01.14日

「舟田式ひも勉強法 その10」は、私の持論を述べた2年前の記事の再録です。


 12. だから勉強は面白い!

Come on! コワモテのコジャック警部が言うと、〈早く来い〉となる。人懐こいコロンボ警部が言うと、英文では同じセリフが〈こっちこっち〉となる
◆二つのテレビドラマで吹き替え用の台本を手がけた翻訳家の額田やえ子さんが『アテレコあれこれ』(中公文庫)に書いていた。訳し方ひとつで受ける印象はがらりと変わるものらしい
◆有無を言わさぬコジャック流〈早く来い〉だろう。「高台に避難せよ!」。3・11の津波襲来に、茨城県大洗町は防災無線で住民に“命令”したという。本紙東京版で読んだ
◆「高台に避難して下さい」という丁寧な呼びかけを、町長の咄嗟の指示で切迫した命令口調に改めた。上に立つ人がしっかりしていれば住民も安心だろう
◆目を永田町に転じれば、総裁選だ、代表選だ、誰が出るの出ないのと、にぎやかである。重要法案を放置して、国会は休会したに等しい。ぴったりのセリフが額田さんの本にあった。You gotta be kidding!…。コロンボ警部の〈ホントですか、それ〉よりも、コジャック警部の〈なめるんじゃねえよ〉が気分に合う。
(2012年9月5日 読売新聞 「編集手帳」)


英語を専攻していた大学時代、言語の面白さにハマって言語学関係の本を読みあさって、独学で勉強し始め、それが高じて卒業後アメリカへ言語学を学ぶために留学する結果となりました。
上の読売新聞「編集手帳」の記事はまさにこの面白さを物語っています。
読んでいて思わず吹き出してしまい、この記事を何人かの人に紹介しました。でもそれだけではもったいなく思い、さらに以前このブログでも紹介しました。


中学や高校、さらに大学でも英語の授業というと、それこそ明治時代から変わっていないのではないかと思うほど、紋切り型に
You are Ken.
あなたは健です。
I am Ken. I have a toy in my bag.
私は健です。私は私のかばんの中におもちゃを持っています。
He has a book in his bag.
彼は彼のかばんの中に本を持っています。

のように訳して、先生も生徒もみんな平然としています。
「私は健です。私は私のかばんの中におもちゃを持っています」
なんて言う中学生の男の子がいったいどこにいるでしょう。
これではまるでちょうど今、NHKの朝ドラマでやっている『花子とアン』の中に登場する明治時代の英語の授業のようです。


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こんな訳をしているので、みんな英語はつまらないと思ってしまいます。
それこそ、上の「編集手帳」のような訳し方をしたら、生徒たちは授業に引き込まれ、勉強が大好きになるのは間違いなしです。


大学生の頃、英語のクラスで使われていたテキストで和訳のないものがありました。
すると、誰かがそれを翻訳して学生相手に売っていました。
友人にちょっと見せてもらったところ、わら半紙に殴り書きしたような、非常に質の悪いもので、しかもその訳たるや上の中学生の訳よりもっとひどく、日本語になっていませんでした。
そんなものを500円〜800円ほどで売っていました。


私はクラスの仲間5人ぐらいに声をかけて、自分たちで訳本を作ることにしました。
私の家に集まり、私がものすごいスピードでどんどん翻訳していき、それを字の上手な女の子が清書して、リコピーという当時出たての家庭用簡易コピー機、といっても建築図面に使われていたような青焼きのものですが、それで別の友人がコピーし、機械から出てきた濡れている用紙を別の者がドライヤーで乾かし、乾いたものをまた別の者がホッチキス止めするという流れ作業を徹夜でやったことが何度かありました。
でも、販売価格は100円。お金儲けをする気は初めからなかったので、元が取れればいいと考え(リコピーの値段は確か19,800円ぐらいで結構高かった)、試験が終わると売上金で手伝ってくれた仲間たちと一緒に食事をして労をねぎらったものです。


アメリカ留学中もいくつかの通訳会社や翻訳会社に登録されていて、よく仕事が回ってきました。
そのほとんどはビジネス関係だったので、上のコジャック(正しくはコゥジャック)やコロンボのような面白さはありませんでしたが、仕事はいつも楽しみながら精一杯やりました。
帰国後しばらくして、アメリカの売れっ子作家、シドニィ・シェルダンの小説が「超訳」という名の下で次々と出版され、どれも爆発的な売れ行きになりましたが、その「超訳」は誤訳のオンパレードで実にひどいものでした(「明日がある」)。
でも、あれだけ売れたということは、日本人が上の「編集手帳」のコジャックやコロンボのようなこれまでにないユニークな訳に飢えていたからでしょう。


今、日本の小中高校生や大学生もみんな、面白くて楽しい、生きた授業に飢えています。
今日も著名な教育専門家が、勉強嫌いの子を持つ母親からの相談に次のように答えているサイトを見ました。
「子どもというのはもともと勉強嫌いで、そんなことは当たり前です」。
教育専門家や教師がそのような考え方をしていたら、子どもに勉強の面白さを伝えることができるわけありません。
それこそ、コジャックじゃないですが、
You gotta be kidding!
〈なめるんじゃねえよ〉


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なんでだす?なんでだす?

2016.01.13日

NHKの朝ドラ『あさが来た』の主人公、あさが子どもの頃からいつも言っていた言葉、「なんでだす?なんでだす?」。
すると、あさの子ども千代も同じように「なんでだす?なんでだす?」と事あるごとに尋ねる。
やっぱり「蛙の子は蛙」なのでしょうか。
でも、この「なんでだす?」は学びにおいて一番大切なキーワードです。
今日の「舟田式ひも勉強法 その9」。テーマは「なぜ?」です。


chiyo.jpg


 12. 「なぜ?」という疑問を持つ
小さな子どもは好奇心のかたまりです。
しばしば「なぜ?」「どうして?」という質問を連発して親を困らせます。
最初のうちは「それはね...」と親は丁寧に答えて付き合っているのですが、そのうちにだんだん面倒くさくなって、
「だから、さっき言ったでしょ!」
「もういい加減にしなさい!」
と怒ってしまったり、無視したりするようになります。


小学校でも低学年の間、生徒は先生に「どうして?」とよく質問しますが、そのうちに質問しなくなります。
質問するとうるさがられ、嫌われると思ってしまうからです。


中学や高校、大学になると、授業の終わり近くに教師が、
「何か質問はありますか?」
と尋ねると、生徒はみんなバタンバタンと大きな音を立てて教科書を閉じ、カバンに片づけ始め、もう授業になりません。


日本では質問することは一種のタブーのような雰囲気があるようです。
中央大学で教えていた時、授業中よく質問する学生がいて、その学生を褒めたところ、自分はよく質問するので、他の学生から変わり者と見られていると言っていました。


この夏、アメリカの高校の歴史の授業を見学した時、生徒が次々と質問していました。
この時、とても興味深いシーンに出くわしました。
ひとりの生徒が、太平洋と大西洋の英語名(The Pacific Ocean, The Atlantic Ocean)の由来を尋ねました。
私はその答えを知っていたので、「はい」と手を上げて答えを言いたい欲求に駆られましたが、教師がどのように答えるか見ることにしました。
教師の答えは意外なものでした。
「それはいい質問だ。だけど、先生は今までそのことについて考えたことがなかった。君たちの今日の宿題だ。調べてきた人にはエクストラポイント(おまけ)をつけてあげるよ」(「アメリカ滞在1日目(パート2)」)。
この答えは実に見事だと思いました。
もし、私のようにその場で答えを与えていたら、生徒たちは「ふーん」と言ってそれで終わり、ほとんどの生徒はしばらくすると忘れてしまっていたことでしょう。
ところが、「自分も知らない、いい質問だ」と答えることによって、生徒にプライドを持たせると同時に、みんなに調べてこさせる宿題を出して生徒全員を巻き込むことに成功したのです。
(ということで、今、この記事を読んでいて、「?」と疑問を持った皆さんには、日本名「太平洋」と「大西洋」の「太」と「大」の漢字がなぜ違うのか調べる宿題を出します)


勉強というのは、いろいろなことに興味を持ち、「なぜ?」と疑問を持って、そこから次々と新しい世界が開けていくことに意味があるのです。
「答えが出たらそれで終わり」ではないのです。勉強とは、ひものようにつながっているものだからです。


昔、アメリカに留学していた時、カウンセリングのクラスで、90分間学生からの質問と教授の応答、またそれに対して「なぜですか?」という質問、他の学生の意見、コメント、とそれだけでほとんど終わったことがありました。
途中で教授が「お願いだからもう質問はストップしてくれ。私の言いたいことも言わせてくれ。今日の予定の授業が全然できないよ」と言い、みんな大笑いしました。


日本の教育には、この「なぜ?」が欠けているように思います。
「つべこべ言わずに黙って聞け」「教えたことを覚えればいいのだ」「教師にたてつくのか?」という姿勢です。
日本人でノーベル賞を受賞する研究者の多くが海外在住ということもこれに関係していると思います。


質問から質問へとひものようにつながってどんどん展開、発展していくような授業があったら、楽しくなって生徒はもっと一生懸命勉強に取り組むようになっていくことでしょう。


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いつでも、どこでもドア

2016.01.12日

しばらくお休みしていましたが、シリーズ「舟田式勉強法 その8」です。


 11. いつでも、どこでもドア
川崎市は3日、「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」(川崎市多摩区)が開館1周年になるのを記念して、「ドラえもん」に、特別住民票を交付した。
漫画で、ドラえもんは2112年9月3日が「誕生日」。交付日は、ちょうど誕生日の100年前にあたる。同館に詰めかけたファンら約1000人が「市民」となったことを祝福。阿部孝夫市長から住民票を手渡された伊藤善章館長は、「1周年がこんなに盛り上がるとは」と驚いた様子だった。
阿部市長は「ドラえもんは最も有名な川崎市民。観光・文化大使として国際社会に宣伝してほしい」と期待を込めた。
(2012年9月3日 読売新聞)


juminhyo.jpg


私もドラえもんの大ファンなので、川崎市の特別住民票がドラえもんに交付されたというのは同じ神奈川県民としてとても嬉しく思います。
さて、ドラえもんのひみつ道具で子どもたちの間でダントツの人気は「どこでもドア」です。
私自身も「どこでもドア」が一番欲しいと思います。
テレビでいつも聞いている歌声が聞こえてきそうです。


door2.jpg


あんなとこいいな いけたらいいな
このくに あのしま たくさんあるけど
みんなみんなみんな いかせてくれる
みらいのきかいで かなえてくれる
せかいりょこうに いきたいな
「ウフフフ!どこでもドアー」
アンアンアン とってもだいすき ドラえもん
アンアンアン とってもだいすき ドラえもん


ところで、私のひみつ道具は「どこでもドア」ならぬ「いつでも、どこでもドア」で、私はこれを毎日愛用しています。
この「いつでも、どこでもドア」を開けると、自分の行きたい世界にいつでもパッとにジャンプすることができます。
朝起きて新聞を読んでいる時、テレビでニュースを見ている時、本を読んでいる時などのほか、街を歩いていても、車で走っていても、電車に乗っていても、それこそ寝ている時も、まさに四六時中、私はこれを活用しています。


どういうことかと言うと、見たり、聞いたり、臭いをかいだり、味をみたり、肌で感じるなど五感を通じて体に入ってくる情報、あるいは直感的なフィーリングに対して、私は即座にその世界に入り込むことができるのです。
目に入る情報、たとえば道路沿いの店や建物、看板、走っている車や歩いている人、テレビのドラマのストーリー、登場人物の役柄、俳優の演技、脚本、演出、舞台装置、小道具など、どんなことからも私はその世界に入って行って、そこから何か学び取ろうとします。
店では店員の接客態度や言葉遣い(「人にして欲しいこと」)、店の雰囲気や、置いてある物、トイレも掃除が行き届いているか、客の顔ぶれは...。行き違う人の顔から、その人は幸せそうか、人生に疲れていないか、何か悩み事を抱えてはいないだろうか...などと考えたりします。
ものを食べる時には、原産地はどこか、どんな人が作っているのか、どんな人に好まれているのか、料理してくれた人はどんなことを考えながら作ってくれたのか、味はどうか、どういうふうに言えば感謝の気持ちを伝えることができるだろうか、など考えます。


私はこのように常にアンテナを張っていて、身のまわりのすべてのものから学び取ろうとしています。
言い換えると、勉強とはただ単に学校や塾で学ぶこと、本から学ぶこととは限らない、ありとあらやるものから学ぶのが本当の学びということです。
そして、このようにして学んだことは生活に密着している(つまり、ひものようにつながっている)ので印象に残り、身につき、そして実生活に役立てることができます。
試験のために丸暗記して、終わったら全部忘れてしまうような役立たない学びは本当の学びではありません。
この「いつでも、どこでもドア」式勉強法を、私は生徒や学生だけでなく、すべての人にお薦めします。
勉強とは子どもの時だけするものではなく、生きている限り一生続けるものだからです。


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対「感染症」日本の貢献 Part1

2016.01.05日
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以下は1月3日付 読売新聞2面
[明日を語る2016]<1>命救う 技術革新 対「感染症」日本の貢献...ビル・ゲイツ氏
からの引用です。
国際社会におけるこれからの日本の貢献と、それに対するビル・ゲイツ氏の以下の提唱に賛同します。


大村博士の功績
 大村智博士が2015年のノーベル生理学・医学賞を受賞した。彼の仕事が広く世に知られるようになったことは、とても素晴らしいことだ。博士の発見により開発された抗寄生虫薬「イベルメクチン」は熱帯で流行する多くの寄生虫病に威力を発揮する。特に、失明につながるオンコセルカ症(河川盲目症)はこの薬によって激減した。
 私と妻が設立した「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」は、この薬がアフリカの感染国に届くよう援助をしている。薬は製薬会社から無償提供されており、30年までにはこの感染症を地球上からなくすことができると思っている。
 ノーベル賞受賞後、大村博士と直接話したが、今もマラリアに関する仕事を続けているという。発展途上国を苦しめる感染症はまだ多く残されている。話を聞いて大変うれしく思った。


医療以外でも
 日本が世界に発信する科学技術のイノベーション(革新)は医療分野以外でも途上国の人々の暮らしに大きく役立つ可能性を秘めている。二酸化炭素を排出しない、安価な新エネルギーの開発は途上国に大きな問題を引き起こす気候変動への影響を軽減するだろう。
 私は若い頃、世界を塗りかえていくソフトウェアの仕事に没頭してきた。今、私が魅せられているのは、途上国の人々の健康や生活を変える、科学技術のイノベーションだ。
 例えば人工衛星から送られる高解像度の地上画像を使えば、地図にも載っていない集落を見つけることができる。手足のまひを起こすポリオのワクチン配布では、私たちはこの画像を使い、津々浦々の集落に配ることに成功した。1988年に国際的なポリオキャンペーンが始まった時、100か国以上あった感染国は、ワクチンの浸透で今や2か国だけに抑えられた。


携帯活用支援
 注目しているのが途上国で普及が進む携帯電話だ。アフリカでは食料自給率の向上が大きな課題となっているが、携帯で耕作地の写真を撮り専門家に送ることで、情報が届きにくい農民もきめ細かい農業指導が受けられる可能性がある。
 一部の国では携帯電話を使って口座を開設する「モバイル・バンキング」も始まった。人々は携帯で貯金をしたり、ものを買ったりしている。財団はこの普及の後押しも重要なテーマとして力を入れている。
 1990年には世界で10%の子どもが5歳未満で死亡していた。ワクチンの配布などで5%に半減した。科学技術を正しく活用し、途上国の人々に届けることで、今後15年でさらに半減したいと思っている。栄養状態も改善し、多くの貧しい人々がモバイル・バンキングで資産を管理し、生活を劇的に向上できるだろう。課題は山積しているが、状況は年々改善している。


この項、明日に続きます。


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0.1%が生み出す違い

2016.01.04日

昨日の記事、「好きこそ物の上手なれ」で予告しましたように、今日のが本編です。


記事中、「1.01の法則、0.99の法則」の画像がありました。
一昨年の入塾説明会の折、参加された一人の方が、部屋の壁にあったこの貼り紙を見て、これはどういう意味かと質問されました。
私は、
「これは、ある小学校の校長室に貼ってあったものです。
普通だったら1のところ、1日に1%の努力を積み重ねていくと、1年後にそれは37.8にもなる。
一方、1%力を抜いていくと、1年後に0.03になってしまう。
つまり、こつこつ努力すれば、やがて大きな力となるけれど、少しずつさぼればやがて力がなくなる、という意味です」
と答えましたが、その方は今ひとつ納得いかない表情で、私はちょっと説明が下手だったな、と反省しました。
しかし、この方のお嬢さんがこのとき中学1年生で入塾され、今中2ですが、あのときのメッセージが伝わったのか、本当にすごい努力家になり、嬉しいことに成績はどんどん上がって、今や学年で1〜2位を争うトップクラス。志望校もそれに応じて上げてきました。


さて、私はその後、上の貼り紙の意味をよくよく考えました。
「なぜ1.01が努力を重ねれば37.8になるのだろう」と。
そしてわかりました。
昨日よりも今日、目に見えないほどのほんのわずかな1%の努力をし、明日も今日よりもさらに1%の努力、というふうに積み重ねていくと、銀行の利息の複利と同じで、利子が利子を生み、どんどん大きくなっていくのです。


でも1%という努力を毎日積み重ねるのは大変なことです。そこで、それをもっと現実的な0.1%で計算してみました。
昨日の力を1とし、今日はそれに0.1%(0.001)上乗せすると1.001。明日、さらにそれに0.1%上乗せすると1.002001、明後日は1.003003001とほんの少しずつ増えていきます。これは目に見えないほどの小さな増え方です。1週間後はこんな感じです。


1week.jpg


しかし、計算してみると、日数が増えていくに従って加速度的に増えていき、1年後には1.001の365乗で1.440251313429578となり、なんと1年前の44%も増えたことになるのです。


calc.jpg


10年後には3840.465で、もとの3840倍というとてつもない数字になります。
これをグラフに表すとこのようになります。


10years.jpg


逆に、昨日よりも0.1%さぼると、1年後には0.999の365乗で0.6940698870404745…。すなわち、30.6%も力がダウンしたことになります。


校長室の貼り紙の数字は1%でしたが、もっと目立たない0.1%という小さな変化でも、これほど大きな差を生み出すのです。


これこそ私がこれまでこのブログで繰り返し述べてきた「1万時間の壁」「成績を上げるには」などの論理なのです。
今、話題になっているフィギュアスケートの羽生結弦のような練習の鬼のプロになると、こんな感じです。


20years.jpg


今日は1月4日。
「一年の計は元旦にあり」とよく言いますが、三が日休んで今日からスタートです。
そして、ここで大切なのが、一昨日の記事、「あなたの今年の計画は?」の中でご紹介した、計画を具体的に書き出すことです。


さあ、あなたは勉強か仕事、人間関係、子育て、健康作り、趣味...、どの分野でこの複利の原則を実践してみますか?


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好きこそ物の上手なれ

2016.01.03日

以下は、今からちょうど2年前の記事の再録です。
じつは、本編は明日の記事なのですが、昨日の「あなたの今年の計画は?」と明日の本編への橋渡し役として、この「好きこそ物の上手なれ」の記事がピッタリだと思い、敢えてここで再び登場してもらうことにしました。


昨日、次男の正人が平塚の自宅から東京スカイツリーまで、78.5kmを12時間半かけて走ってきました。
帰宅したのは夜中の1時近くでした。さすがに帰りは電車でしたが。


skyatree.jpg

(正人のFacebookより)


フルマラソンが42.195kmですからその倍近くで、マラソンコースをほとんど往復したようなものです。
話を聞くと、「自分が作った記録を更新することによる達成感」のようなものが動機づけになっているそうです。
マラソンが好きな人は、ランナーズハイという、走っていて脳内から分泌されるエンドルフィンによって快感を味って病みつきになる(「有益な中毒!?」)、とよく聞きますが、正人はこのランナーズハイは経験していないようで、途中何度か苦しくなり、足も痛くなるそうです。
「そんなに苦しい思いをしてなぜ走るの?」と尋ねると、小さい頃から走るのは好きだったとの答え。


なるほど、「好きこそ物の上手なれ」なんだ、と納得がいきました。
私の場合、体が弱かったこともあり、小さい頃から走ると必ず脇腹が痛くなり、走るのは苦手というか、むしろ嫌いでした。
そして、走らないでいるとますます走れなくなる。
逆に、好きで走っているとますます走れるようになる。


数日前にFacebookで知った下の言葉そのものです。


1.01%20and%200.99.jpg

(ある小学校の校長室に貼ってあったものだそうです)


これは、私たちの日常生活すべてに当てはまる真理です。
「勉強が嫌い」と思っていると、勉強するのが苦痛になり、勉強しない、するとますますできなくなる。
仕事においてもしかり、夫婦関係や友人関係、さらに言うと国際関係にも当てはまります。


私は、幼稚園の頃、通っていた歯医者さんが好きだったので、いまだに歯医者に行くことはまったく苦痛ではありません(「大丈夫」)。
小さい頃から英語が好きだったので、英語の勉強を苦痛に感じたことはありません(「意思あらば道通ず」)。


なるほど、「苦手・嫌い」「得意・好き」には、すべてそれなりの理由があり、しかも上の1.01と0.09の法則が私たちの人生のすべての面で働いている。
とするならば、うまくやれば「嫌い」を「好き」に、「不得意」を「得意」に変えることだって可能じゃないか。
そして、こと勉強に関してはそのお手伝いをするのが、まさに塾の仕事、我々の使命ではないか。
ただ単にテクニックで試験で点数だけを取らせても、勉強が嫌いだったら、せっかく学んだことを将来活かすこともできないじゃないか、と昨日の正人のランニングから教えられました。


ということで、明日の記事をどうぞお楽しみに。


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舟田式ひも勉強法 その7

2015.12.23日

 10. 学んだことを使う
多くの人の勉強の仕方は試験で点数を取るため、あるいは志望校に、資格試験に合格するためのものです。
ですから試験が終わったり、志望校や資格試験に合格するともう勉強しなくなります。
その結果、学んだことをどんどん忘れていき、結局全然役立たないまま終わってしまいます。
これは実にもったいない話です。


学んだことは生活の中で実際に使うのが一番です。使うと覚え、身につきます。新しく覚えた漢字や言葉、四字熟語、ことわざなどはすぐに使うことです。
もう一つの方法は、人に教えることです。
誰かに教えようとすると、自分の頭の中を整理して、わかりやすく説明しなければならないので、自然と覚えてしまいます。
学校で学んだことや新聞・テレビのニュースで知ったことを、家族や友人など人に伝えるのもいい訓練になります。


また別の方法は、たとえば数学の公式(速さ・時間・距離など)を実際に当てはめて試すことです。
高速道路を時速80キロで走っていて、40キロ先のサービスエリアまであと何分かかるか、と言えば
「距離÷速さ=時間」 に当てはめると
40÷80=0.5
0.5時間は1時間の半分だから30分。
だから、あと30分後にサービスエリアに着く、といった具合です。
これも一度試すと、あとはもう体が覚え、直感的にわかるようになります。時速80kmということは1時間で80km進む。とすれば40kmはその半分だからあと30分、というふうに。
小学生などで、この「き・は・じ」の公式を学んたものの、意味がわかっていないため、上のケースで計算を間違えて、
80÷40=2
答え 2時間
と平気で答える子がいます。これなどはまさに体験をとおして身につけていないことによる弱点の典型ですが、大人でも似たような間違いを犯している人が結構います。


学んだことを実際に使うという点で、漢字ほどいい例はありません。
使うと覚えますが、使わないといつまでも覚えることができません。
小学生や中学生など、既に学校で学んだ漢字なのに面倒だからといつもひらがなで書いている子がいますが、このような子は間違いなく漢字が苦手になります。
漢字が得意な人は例外なく、学んだ漢字を普段の生活の中で使っています。


また、自分で実験してみることで、学んだことが本当だとわかると、この体験は確実に自分の身につきます。これは何も学校でやるような理科の実験に限ったことではありません。
美術で扱う色相環で、青・黄・赤の三原色のうち、青と黄を混ぜると緑に、赤と青を混ぜると紫に、赤と黄を混ぜると橙になる、というものです。これも美術の試験のために丸暗記している生徒がよくいますが、頭で覚えようとするより、自分で絵の具を使って混ぜてみるとすぐに覚えます。また、ここで混ぜる割合を少しずつ変えていくと、青緑、深緑、黄緑などさまざまな色になるということも体で覚えることができます。


sikisoukan.jpg


歴史上の出来事を自分の人生に当てはめると、歴史を役立てることができます。
とどのつまり、どんな勉強でもそうですが、すべては私たちの生活につながっているのです。ひものように。
学んだことを生かしてこそ勉強の意味があります。
試験のためだけの勉強は本当に非効率的、不経済で、敢えて言うと無意味です。


学校の教育は、この実践的な面にもっと光を当てると生徒を勉強に引き込むことができ、さらに勉強好きな子に育てることができるようになります。
今の教育制度では、多大なお金と膨大な時間と大変な労力をかけて、勉強嫌いな子どもを育てています。
私が自分でも体験し、また見てきたアメリカの教育の現場では、生徒や学生に体験させる学習に力を入れています。
日本の教育行政には、他国の教育事情からもっと学んでもらいたいものです。


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クリスマスが大嫌いだった人のために

2015.12.21日

これは1982年12月14日に『ウーマンズ・デイ』誌に掲載された実話です。
『ウーマンズ・デイ』誌が、クリスマスシーズンのお気に入りの家族の伝統と、その背後にある物語を募集したところ何千もの応募がありましたが、その中で1等賞に選ばれたものです。
そして、この物語はジョージア州アトランタ市に住むある家族を動かし、与えることの大切さを若者たちに教えることを目的とした「白い封筒プロジェクト」と「ギビング101」という非営利団体の誕生につながりました。




ほんの小さな、白い封筒でした。うちのクリスマスツリーの枝の上に置かれていたのは。
宛名もなければ、差出人もわからないし、メッセージもありません。この10年間ぐらい、ただクリスマスツリーの枝の間からちょこっと顔を出しているだけでした。


夫のマイクがクリスマスが大嫌いだったことから、ことのすべては始まりました。別にクリスマスの本当の意味を知って嫌っていたわけではありません。クリスマスの商業的な面が嫌いだったのです。お金の無駄遣いから始まり、クリスマス直前の慌ただしい買い物。ハリーおじさんへのネクタイやら、おばあちゃんへの風呂上りのパウダーなど、他にもうなにも思い浮かばなくてやけくそになって買うプレゼントのことです。


マイクがこのように感じているのを知っていたので、私はある年のクリスマス、いつものようにシャツやセーター、ネクタイなどをプレゼントするのをやめることにしました。
その代わりに、私はマイクのためだけの、ある特別なことを考えつきました。
それは驚くような方法でひらめいたのです。


当時12歳だった息子のケビンは、通っていた中学校でレスリングをしていました。そして、クリスマスの直前に街のスラム街にある教会がスポンサーしているチームと1回勝負の試合することになりました。
息子の学校のチームの子どもたちが鮮やかなブルーとゴールドのユニフォームとピカピカのレスリングシューズで身を固めているのに対し、相手チームの子どもたちが履いているスニーカーはボロボロ。唯一靴ひもがチームをまとめているかのように見えるほどで、その歴然たる違いは驚くばかりでした。


試合が始まると私はドキッとました。相手チームの生徒たちは耳をプロテクトするソフトなヘルメットのようなヘッドギアをつけずにレスリングをしているのに気づいたからです。
みすぼらしいチームにとって、ヘッドギアなどとっても買えるような代物ではなく、ぜいたく品でした。
さて、うちのチームは相手をぼこぼこに打ち負かしてしまいました。
どのウェイトの級でもうちのチームは勝ちました。相手チームの子どもたちはみんなマットから立ち上がると、敗北を認めることができない、ストリートチルドレン特有のプライドで、ボロボロのユニフォームに身を包まれて、空威張りしながらふんぞり返って歩いて戻っていくのでした。
私の隣りに座っていたマイクは、悲しそうに頭を振りながら言いました。
「せめてひとりだけでも勝ってくれれば。みんなものすごい可能性を持っているのに。でも、こんなふうに負けてしまうと、本当にくじけてしてしまうな...」


マイクは子どもが大好きでした。リトルリーグのフットボールや野球、ラクロスのコーチをしてきて、子どもたちのことをよく知っていました。
まさにそのときでした。彼へのプレゼントのアイデアが浮かんだのは。


その日の午後、私は近所のスポーツ用品店に行き、レスリング用ヘッドギアとシューズの詰め合わせのセットを買い、それを匿名でスラム街の教会に送ったのです。
そしてクリスマスイブに、私はクリスマスツリーの枝の上に封筒を置いておきました。その中で、私がやったことをマイクに知らせ、これが私から彼へのプレゼントだと書き留めたメモを入れておきました。


マイクは、その年、そしてそれからずっと何年にもわたって、クリスマスになると最高の微笑みを見せてくれるようになりました。
クリスマスがくるたびに、私はこの伝統を守り続けました。ある年は、精神に障がいのある子どもたちのグループをホッケーの試合に招待し、また別の年には、クリスマスの1週間前に火事で家が焼け落ちたお年寄りの兄弟に小切手を送ったり、等など。


このツリーに乗せる封筒は、いつしか私たちのクリスマスのハイライトになっていました。
クリスマスの朝、この封筒はいつも最後に開けられました。私たちの子どもは自分たちのおもちゃのプレゼントなどそっちのけで、お父さんがツリーからこの封筒を取って、その中に書いてあることを読み上げるのを目を輝かせて聞くのでした。
子どもたちが大きくなるにつれ、おもちゃはより実用的なものに取って代わっていきました。でも、封筒はいつもみんなの注目の的でした。


でも、この物語はここで終わりません。
恐ろしいガンで私たちはマイクを失ったのです。
次のクリスマスがやってきたとき、私はまだ悲しみが癒されていず、クリスマスツリーを飾ることができないほどでした。
でも、クリスマスイブに私はツリーに封筒を置きました。翌朝見ると、封筒はさらに3つ増えていました。
子どもたちの一人ひとりがだれにも知られないように、お父さんのために封筒をツリーの上に置いておいたのです。
この伝統はその後もずっと続いていて、いつの日かきっと孫たちも封筒を取って見るのを楽しみにするようになるでしょう。


クリスマスのスピリットに似た、このマイクのスピリットは、これから先いつまでも私たちの伝統となるに違いありません。


ナンシー・W・ギャヴィン
(訳:舟田譲二)


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わたしにも◯◯できまーす!

2015.12.20日


私など音痴で歌もろくに歌えないのに、この2匹の犬ときたら、もうベートーベンかショパンの生まれ変わりじゃないかと思うほどの絶対音感。
参りました!


しかし、待てよ。
犬にできるのなら、ひょっとして私にもできるのかも...
あるいは、音感のいい犬だからこそできるわざなのか。
いやいや。どんなことでも教育次第。それが教育に携わっている私の信念ではないか。
このブログでも繰り返し述べていることではないか。
良きにつけ、悪しきにつけ、「教育の力、恐るべし」です。
犬に倣って
「私にも◯◯できまーす!」と
うちの生徒たちみんなにも言ってもらえるよう、もっともっと真剣に教育の仕事に取り組もうと、家内と息子にもこの動画を見せて話した次第です。


犬が「猫踏んじゃった」なんて弾いたら面白いな、なんて冗談で言っていたら、この2匹の犬が本当に弾いていましたよ。



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クリスマスの心

2015.12.19日

昨日はアカデミーの小学生たちが首を長〜くしてずっと楽しみにしていたキッズクリスマス会でした。
初めは学院長の5分間クリスマスメッセージ。
幼稚園児から小学6年生まで60人余りがひと言も話さずシーンと聞き入ってくれました。
こんなショートメッセージでした。


アメリカでのお話です。
あるクリスマスの日のこと、ポールというおじさんが仕事が終わって会社から出てくると、よく見かける少年が、道路に停めてある彼のピカピカの新車のまわりを歩き回っていました。よほどその車が気に入ったらしく、ポールに話しかけてきました。
「これ、おじさんの車?」
「ああ、お兄さんからクリスマスプレゼントにもらったんだよ」とポールは答えました。
「えっ?おじさんのお兄さんがくれたの?うわあっ、すごいな!ぼく...」
と、少年は何かを言いかけたまま、口を閉じてしまいました。
ポールは、この少年が「ぼくにも、そんなお兄さんがいたらなあ」と言いたかったのだろうと思いました。ところが、少年の口から出てきた言葉にポールは驚きました。
「ぼくもおじさんのお兄さんみたいな人になりたいな」
ポールは、じっと少年の顔を見て言いました。
「この車に乗ってみるかい?」
少年は、「うん!」と言って目を輝かせながら車に乗ってきました。
「おじさん、ぼくの家の前まで乗せてくれる?」
「ああ、いいよ」
ポールはこの少年がきっとこんな大きな車で家に帰ってくるところを近所の人たちや友達に見せて、自慢したいのだろうと思いました。
「あそこに階段がついている家が見えるでしょう?家の前でちょっと待っててくれる?」
少年はそう言うと、車を降りて、走って家に入っていきました。
しばらくすると家の中から、少年が体の不自由な弟をおんぶして出てきました。
少年は、弟を階段の上に座らせて、弟の体が倒れないように抱きかかえながら言いました。
「なあ。言ったとおり、すごい車だろ。あのおじさんのお兄さんがクリスマスプレゼントにくれたんだって。お前も、待ってろよ。兄ちゃんが、いつかきっとあんな車をお前に買ってやるからな。そしたら、いつも話してるクリスマスのきれいな飾りを、その車で見に行こう」
それを聞いたポールは、何も言わずに車を降りると、少年の弟を抱き上げ、車に乗せ、少年と三人でドライブに出かけました。


3週間ほど前、うちの塾に3人の兄妹で来ているお兄さんの中学生の生徒がお休みしました。お母さんから、その夜は仕事があって、息子に妹たちの世話をしてもらうので休ませます、という連絡がありました。
次の週、このお兄さんをバスに乗せた時、先生は言いました。
「偉いね。妹たちの世話をしてたんだって」
「母はときどき夜に仕事が入るので、そういう時は妹の食事を作ったりして世話をしています」
「いやー、そんなことなかなかできないよ。きみ偉いよ」
「そうですか?ありがとうございます」


今から約2000年前、神様は私たちを愛して、イエス・キリストというひとり子をこの世に送ってくださいました。これが神様から私たちへの最高のプレゼントで、クリスマスの出来事です。
このことから、2000年以上たった今も、世界中で人々はクリスマスをお祝いしています。
クリスマスは自分の大切な人に、何かプレゼントするときです。
ポールのお兄さんのように高い車をプレゼントする必要はありません。
君たちも、妹や弟がいなかったら、友達に優しくしてあげたり、お父さんやお母さんの言うことを聞いたり、お手伝いしたりと、いくらでも人の喜ぶことをすることができます。これが心のこもった本物のプレゼントです。


このショートメッセージの後、生徒各自が持つ燭台のろうそくに火を灯し、部屋を真っ暗にしました。
みんなの口から「オーっ!」という歓声が上がりました。


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そしてろうそくを持ったまま、生徒たちはこの1か月間練習してきた、ルカの福音書2:28-38の聖句を英語で暗唱し、Angels We Have Heard on High (あらののはてに)を英語と日本語でとっても上手に歌いました。


と、ここまでは教会学校のクリスマス会、キャンドルライトサービスとほとんど変わらないプログラムです。
ここからは、クリスマスに関連した英単語を使ったBINGOやメッセージ伝達ゲーム、そして体を動かしてHOKEY POKEYなどをみんなでやって大いに盛り上がりました。


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♪You put your left hand in,
You put your left hand out...


次にみんなが用意してきたプレゼントの交換会。
そして、みんなの大好きなリフレッシュメントタイム。
ジュースとお菓子やプリン、ケーキなどがが行きわたり、食べ始めたそのときです。
突然、鈴の大きな音とともに、な、なんと、サンタクロースがクリスマスに1週間も早いのに背中に大きな袋を背負って登場。
でも、生徒たちは心得たもので、
「学院長先生だ!声でわかる!」
(と、いつもの台詞ヽ(^o^)丿)


そして、最後に学院からのプレゼントをもらい、みんなニコニコ、大満足。(サンタクロースは部屋の外に追い出されてしまいました...)
あっという間の1時間半でした。


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舟田式ひも勉強法 その6

2015.12.18日

 9. 右脳・左脳を使い分ける


右脳・左脳にそれぞれの得意分野があります。その得意分野に合わせた学習法が効率的なのは言うまでもありません。

たとえば、右脳が得意なのは視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などの五感を通じた感覚的なもので、これは昨日の記事に書いた「イメージに結びつける」ようなことです。
これに対して左脳は、言語中枢があるため論理的思考などが得意です。
ですから、イメージを活用して勉強する方法と同時に、内容によっては理屈を大切にした勉強法も必要になってくるわけです。
多くの生徒がこのことを理解しないで、論理的な問題も感覚で勉強しようとしています。これは非常に非効率的なだけでなく、身につきません。そして、これが勉強が苦手になっている理由の一つになっているのです。


具体的な例を挙げると、地理で国名と首都名を覚えるとき、あまり論理的な関係がないことがほとんどです。それでイメージ法を使います。
「パラグアイ  アスンシオン」
こんなの普通で覚えられるわけありません。そこで、私の得意なオヤジギャグの出番です。
腹具合が悪いから、明日にしよう
これで一発で覚えられます。
「ガイアナ  ジョージタウン」は
外野ジョージに守らせろ」
「エクアドル  キト」
「エクアドルにはドルがあるからきっと金持ちだ」
「ベネズエラ  カラカス」
米国ネズミが偉いカラスにやられた」
といった調子です。
これをただ語呂合わせだけでなく、イメージして映像化すると非常に楽に覚えられ、しかも一度覚えるとずっと頭の中に残っています。


これに対して、たとえば国とその国の公用語を覚える場合は、論理的な方法が有効です。
メキシコおよび中南米でポルトガル語を公用語としているのはブラジルだけで、あとの国は全部スペイン語です。
その理由は、かつてポルトガルがブラジルを植民地とし、あと残りの国々はスペインが植民地にしていたからです。
これさえわかれば、アフリカの公用語などにも同じことが適応できます。
また、地理的要因(気候・港・緯度・海に面しているか・山の中にあるか等)と産物や産業に、またその地方の発展や交通網に関連があり、これもひもになってつながって楽に覚えられます。
たとえば、「讃岐うどん」は全国的にとても有名ですが、これは四国香川県は瀬戸内式気候で雨が少ないため米作より麦の栽培に適していました。そこで、この麦を使ったうどんが盛んになったわけです。
これらを丸暗記するのは「労多くして益少なし」です。


漢字においては、偏、構え、かんむり、足、つくりなどほとんどに意味があります。
それぞれの意味がわかれば、同じグループの漢字がひものようにつながって容易に覚えることができますし、紛らわしい漢字の見分けも簡単にできるようになります。
示(しめす)偏と衣(ころも)偏はカタカナの「ネ」に点がついているか、ついていないかで紛らわしく、生徒は間違いますが(大人もよく間違います)、もともと示偏はその「示」の形から神様へのお供え物の台の形を表し、神様に関連した文字がほとんどです。(礼、社、祝、祖、祷、祈、視、祉、福など)


simesu.jpg


これに対して、衣偏は着物のあわせを前から見た象形文字ですから、着物に関連した漢字に使われます。
「裕」という字は、「着物がたくさんあって豊か、金持ち」というところからできています。(衿、袢、補、褂、裸、褌など)
「初」という字がなぜ衣編かというと、衣服を作るとき、一番初めにするのが布を裁断するというところから来ているそうです。


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漢字の場合は、このように理屈と同時に象形文字というイメージの両方を活用するのが正攻法です。


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舟田式ひも勉強法 その5

2015.12.16日

 8. イメージに結びつける
勉強を楽しくするにはいくつも秘訣があります。そのひとつは「イメージに結びつける」ことです。
実際のところ、イメージを広げることによって、個々バラバラのことがひもになってつながり、勉強はどんどん面白くなり、また学んだことはたやすく身についていきます。


たとえば歴史を勉強する時、単に人物名と出来事を覚えようとするのでなく、教科書に載っている織田信長や豊臣秀吉、徳川家康などの肖像画でイメージしたり、あるいはNHKの大河ドラマに出演した俳優などでイメージする方がはるかに歴史の流れも出来事も時代背景もよく覚えられ身につきます。
私も昔、中央大学で教えていた頃、このイメージ法を使い、毎年教えていた250〜300名の学生の名前を全員覚えていました(「人の名前を覚えるコツ」)。


アメリカに留学していた時、言語学のクラスで記憶術が話題になった時、黒板に円周率を3.1415926539897932384…と書き始めると先生も学生もみんなびっくりしました。でも、これもイメージによる簡単な記憶術なのです(「お薦め脳訓練法」)。


同様に英単語の覚え方もイメージ法を活用すると簡単に覚えられます。
中学時代、私の親友のK君は頭が柔らかくとてもユニークな覚え方をしていました。
海流に乗って彼んとこへ行く」  海流=current(カレント)
エビダンスするという証拠を見せろ」   証拠=evidence(エビデンス)
私はこのような覚え方はしませんでしたが、英語が苦手な生徒にとっては非常に有効な方法であることを知っていたので、教える時には私もよく活用しました(「Hな私たちの時間」)。
pnumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis (じん肺症、珪性肺塵症)という英語で一番長い単語を覚えた時の私自身の英単語記憶法は次のようなものでした。即ち、この長い単語を意味のある部分に分解して、それぞれの意味を確認してつなぎ合わせたのです。
pnumono=肺の、ultra=超、microscopic=顕微鏡の、silico=珪(ケイ)素、volcano=火山、coniosis=病気
これで全然苦労せずにこの世界一長い単語を覚えられました。(「私の英単語記憶術を公開します」を参照)。
これもイメージによるひも勉強法です。


マインドマップも非常に効果的なイメージ法で、よく活用しました。

mindmap.jpg


昔、政治の世界で盛んに言われた三角大福(三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫)や麻垣康三(麻生太郎、谷垣禎一、福田康夫、安倍晋三)などもこのイメージ法を利用したもので、多くの人の記憶にいつまでも残っている非常にうまい覚え方です。


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押してダメなら

2015.12.15日

「押してダメなら引いてみろ」
とよく言います。
もともとは、ドアを開けようとしていくら押しても開かないので、変だなと思って試しに引いてみたら開いた、などというところから始まった表現ですが、似たような体験をほとんどの方が一度や二度ならずしていることでしょう。
これはいろいろな場に当てはめることができます。
よく言われるのが「恋愛」のケースで、「好きだ、好きだ」と押しても見向きもしてもらえなかったのが、一旦身を引いてみたら、相手から自分の方にやってきた、などというような場合で、恋愛の悩みごとで相談を受けたときにみんなよくやるアドバイスです。


これはドアや恋愛などだけでなく、本当にいろいろな場合に当てはめることができる普遍的な教訓です。
人間(親子)関係において、人に自分の考えを押しつける傾向のある人は、ちょっと引いて待ち構え、相手が出てくるのを待つのもいい手です。
勉強や仕事、スポーツなどにおいて、これまでのやり方でうまくいかなかったので、アプローチを変えてやってみたら意外とうまくいったということもよくあります。


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先日、塾で英語のクラスや英検、模試のリスニングなどに使っていたCDラジカセが電源が入らなくなったので、新しいのを買いました。
古いものを捨てようとしてしたのですが、ものは試し、とラジカセをポンっと叩いてみたところなんと電源が入り、また使えるようになったのです。
それで、家にあった別のラジカセでやはり電源が入らず捨てるつもりだったものを念のためと同じように叩いてみたら、これも電源が入って復活!
壊れたと思って捨てる前に、叩いて試す、という新しい方法を発見しましたが、これも「押してダメなら引いてみろ」の応用のようなものです。
ぜひ試してみてください。


ただし、壊れたかのように見える子ども(あるいは夫や妻)の頭を叩いたらもっとひどく壊れてしまうので、これは厳禁です。


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ノーベル賞学者が教える子の能力の伸ばし方

2015.12.14日
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アメリカのノーベル経済学受賞者の経済学博士、ジェームズ・ヘックマン氏が主張される費用対効果の高い幼児教育の勧め。
以下は昨日の東洋経済ONLINEよりの転載です。


「幼児教育」が人生を変える、これだけの証拠


親も国も、子供の教育が重要だということはわかっている。では、子供が何歳のときにどんな教育をすれば効果的なのか、そもそも人生の成功にはどんな力が必要なのかを聞かれて、答えられるだろうか。40年以上にわたる追跡調査から、5歳までの教育がやる気や忍耐力を伸ばし人生を変えることを、ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授が、著書『幼児教育の経済学』の中から明らかにする。


子供の教育においては、学校教育や学力が重視されがちである。そのため、教師の数を増やしたり、職業訓練を充実させたりといった学校入学後のさまざまな取り組みが注目されてきた。
しかし、現在、行われている職業訓練プログラムや、貧困層の成人に対する教育プログラムは、経済的効果が少ない。一方、近年のさまざまな研究から、就学前の教育が最も効率的であることがわかってきた。脳科学の知見からも、学校に入ってからでなく、幼少期での働きかけが重要であることがわかっている。


本日は、40年にわたる追跡調査から、幼少期での教育が学力以外にも好影響をもたらし、人生を変えるということをお話ししよう。


恵まれない子供の幼少期の環境を充実させる数々の研究では、家庭環境の強化が子供の成長ぶりを改善することを示し、改善の経路として非認知的スキルの役割が重要であることが示されている。非認知的スキルとは、肉体的・精神的健康や、忍耐力、やる気、自信、協調性といった社会的・情動的性質である。

最も信頼できるデータは、恵まれない家庭の子供を対象に、幼少期の環境を実質的に改善した複数の研究から得られた。中でもペリー就学前プロジェクト、アベセダリアンプロジェクトという2つの研究は、無作為割り当てを使用し、子供が成人するまで追跡調査したことから、極めて意義深い。


幼少期の教育は、学力だけでなく忍耐力も高める


これらの研究では、幼少期の環境を豊かにすることが認知的スキル(IQテストや学力検査などによって測定される能力)と非認知的スキルの両方に影響を与え、学業や働きぶりや社会的行動に肯定的な結果をもたらすことが示された。しかも、そうした効果はずっと後まで継続する。


ペリー就学前プロジェクトは、1962年から1967年にミシガン州で、低所得のアフリカ系58世帯の子供を対象に実施された。就学前の幼児に対して、午前中に毎日2時間半ずつ教室での授業を受けさせ、さらに週に1度は教師が各家庭を訪問して90分間の指導をした。


指導内容は子供の年齢と能力に応じて調整され、非認知的特質を育てることに重点を置いて、子供の自発性を大切にする活動を中心としていた。教師は子供が自分で考えた遊びを実践し、毎日復習するように促した。復習は集団で行い、子供たちに重要な社会的スキルを教えた。就学前教育は30週間続けられた。そして、就学前教育の終了後、これを受けた子供と受けなかった対照グループの子供を、40歳まで追跡調査した。


アベセダリアンプロジェクトは、1972年から1977年に生まれた、リスク指数の高い家庭の恵まれない子供111人を対象に実施された。実験開始時の対象者の平均年齢は生後4.4カ月だった。プログラムは年間を通じて行われ、子供が8歳になるまで継続された。子供たちは21歳まで継続して調査され、30歳時点の追跡調査が2012年初めに実施された。


ペリー就学前プロジェクトでもアベセダリアンプロジェクトでも、実験グループの子供が対照グルーブの子供と比較してよい結果を得るというのが一貫したパターンだった。ペリー就学前プロジェクトの被験者になった子供は、当初はIQが高くなったが、その効果はしだいに薄れて、介入が終了して4年経つとすっかり消えた。


IQを高める効果が小さいことについては、ほかの研究でも認められた。だが、IQ以外の主要な効果は継続し、非認知能力の向上もそのひとつだった。IQテストの結果は変わりなかったものの、14歳の時点で学力検査をしたところ、就学前教育を受けた子供は受けなかった子供よりも学校へ行っている率が高く、より多くを学んでいたことから成績がよかった。さまざまな社会行動についても、よい影響が見られた。

最終的な追跡調査(ペリー就学前プロジェクトでは40歳、アベセダリアンプロジェクトでは30歳)では、就学前教育を受けた子供は、受けなかった子供よりも学力検査の成績がよく、学歴が高く、特別支援教育の対象者が少なく、収入が多く、持ち家率が高く、生活保護受給率や逮捕者率が低かった。

ペリー就学前プロジェクトの利益(費用1ドル当たりの年間利益)の率は6%から10%と見積もられる(第2次世界大戦後から2008年までの株式の配当5.8%よりも多い)。この見積もりは、このところ考慮されるようになった心と体の健康がもたらす経済的利益を含んでいないので、控えめな数字である。


成功のカギは、幼少期の働きかけの質にある


幼少期の教育を上手に実行することは、大きな利益をもたらす可能性がある。ではもっと後になってからの介入ではどうだろう? 実のところ、子供が成人後に成功するかどうかは幼少期の介入の質に大きく影響される。

スキルがスキルをもたらし、能力が将来の能力を育てるのだ。幼少期に認知力や社会性や情動の各方面の能力を幅広く身に付けることは、その後の学習をより効率的にし、それによって学習することがより簡単になり、継続しやすくなる。

そして、幼少期の介入は少なくとも、もうひとつの重要な特質を持っている。大半の社会政策を悩ます公平性と効率性との二律背反関係がほぼ存在せず、損失は利益を上回らない。幼少期の介入は経済的効率性を促進し、生涯にわたる不平等を低減する。

恵まれない環境で幼少期にきちんとした基礎的なスキルを育成しないままに思春期になってしまうと、状況を改善しようとする介入(公的な職業訓練プログラムや成人への教育プログラムなど)は、公平性と効率性の二律背反関係に直面してしまう。そして、思春期の介入は、経済的効率性の点から正当化するのが困難であり、一般に収益率が低い。

それとは対照的に、幼少期に投資を集中し、その後の投資でフォローアップすれば、公平性と効率性の両方を達成できるのだ。


共訳者、大竹文雄氏のインタビュー記事「就学前教育の投資効果から見た幼児教育の意義」もご参考ください。


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「遊ぶ」ように学べ、学ぶように「遊べ」

2015.12.13日

 7. 教育の真の目的は暗記ではなく、考える力をつけ、将来使える力を養うこと


これは大切です。そして、これこそが「舟田式ひも勉強法」の根幹であり醍醐味だと言えます。
以前、「灘校教師の名物授業」という記事を書きました。


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21歳から71歳まで、半世紀にわたり灘校の教師を務められ、2年前に101歳でお亡くなりになられた橋本 武さんの授業スタイルは、教科書からの「計画的脱線」です。
一見、横道にそれているように見える授業ですが、実は用意周到に計画されているのです。脇道にそれているように見えても、実は根幹はしっかりしていて、その枝葉を通してよりいっそう幹そのものや木全体がよくわかるよう工夫されているのです。
このようなやり方で、橋本さんは生徒を国語の虜にし、読む力、考える力、表現する力がつく本物の授業をしてこられました。
「私にできることと言えば、大学入試に若者を駆り立てることではなく、こういう非常な体制の下で、いかにして正しい勉強法−人間形成の栄養分となるお膳立てをととのえるかということだけです。
私はさりげない方法で、『楽しい勉強』をモットーとして教室に臨みました」と橋本さんは語っておられました(「心底、恐れ入りました!」)。


橋本さんの言う「楽しい勉強」は、一見遠回りで無駄のように見えるかもしれませんが、実はこれこそが本物の力を養成する唯一の方法です。
なぜなら、学んでいることがら一つひとつが全部ひものようになってつながっていき、ネットワーク化されて立体的なものとなり、その結果学んだことが身につき、生涯にわたって人生のさまざまな場面で活かされる本物の知恵となるからです。これは、単なる試験のための暗記中心、得点主義の授業では絶対にできないことです。


「東京高等師範学校(現・筑波大学)入学。苦学生であった在学中、最初の2年間は家庭教師で凌ぐ。後の2年間は諸橋轍次の大漢和辞典編纂を手伝うが、この経験が後年の「『銀の匙』授業」の勉強法にも繋がっていく」とWikipediaで紹介されているとおりです。
橋本さんの教え子からは、現在、政治の世界や経済界で指導的役割を果たしている方が大勢出ています。
2012年6月9日には、日本テレビで「世界一受けたい授業」(ゲスト出演)が放送されました。


確かに、勉強だけでなく、芸術やスポーツ、仕事、その他ありとあらゆる分野において、本当に長(た)けている人というのは、教えられたことだけを覚える作業をした人ではなく、その後、自分でどんどん研究、実験し、その延長で新しいことを発見していき、体験を通してさまざまなことを身につけていった人たちです。
冒頭の写真の中で橋本さんが語っておられる
「遊ぶ」ように学べ、学ぶように「遊べ」は至言です。
中学1年生や学生だけでなく、私たちは生涯このような姿勢で過ごすべきです。


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一人ひとりの個性もつながっている

2015.12.12日

以下は、去年の4月の記事の再掲載です。
4日前に書いた「あなたはピンクの象ですか?」がかなり大きな反響を呼びました。150人が「いいね!」、8人の人がシェア、さらにそこからの再シェアもありました。
そして、コメントもたくさん寄せていただきました。
「私もピンクの象だった」
というコメントがとても多かったです。
「ピンクの象同士で仲間になるのはおかしいのでは」
というご意見をくださった方もいらっしゃいましたが、このストーリーが言わんとしていることは、あくまでも「あなたが他の人たちと異なるところが、あなたを特別な存在にする」という、個性を大切にすることなので、そのような意見を持つこと自体も歓迎でした。
私自身も幼少の頃から、自分がピンクの象であるような気がしていたので、この物語にはとても共感を覚えました。
さて、今日の記事の中でも、この「個性」のことが語られています。
その個性も「ひも」によって延々とつながっているのです。


昨日、「舟田式ひも勉強法 その5」まで書きましたが、実はこのシリーズまだ当分続きます。
ずっと同じような話が続くと皆さんに飽きられるかもしれないと思い、今日はちょっと脱線です。
とは言っても、本当の脱線ではなく、今お話ししていることに関連はしているのですが。


今、毎日ウォーキングをしていることはこのブログでこれまで何度も書いてきています。
普通はだいたい2時間、13kmほど歩いているのですが、昨日は2時間43分あまりで約16km歩いてきました。
いつもの金目川沿いのサイクリングロードの散歩コースです。


uguisu.JPG


ここはいつも歩いていると、最近では田舎でもあまり聞かなくなったといううぐいすの鳴き声が、上の写真の木立の辺りから、またそのほかの場所でも毎回聴けるのです。
朝、歩いている時にはうぐいすが私に、
「おはよう!」
と語りかけているような気がし、帰り際、とくに夕方などは
「お帰り。お疲れさま!」
と言ってくれているように感じます。
それに対して私も
「おはよう」とか「ただいま」と祈りの中でうぐいすさんに答えています。


さて、うぐいすの鳴き声と言えば、だれでも知っているあの有名な歌。
1. 梅の小枝で うぐいすは
  春がきたよと うたいます
  ホウ ホウ ホケキョ
  ホウ ホケキョ


2. 雪のお山を きのう出て
  里へきたよと うたいます
  ホウ ホウ ホケキョ
  ホウ ホケキョ


昔、「物まね大合戦」とかいうテレビの番組に出た小学生の女の子が、実に見事にこのうぐいすの鳴きまねをして、だれが聴いても本当にうぐいすの鳴き声と思うほどそっくりで、この女の子がチャンピオンになりました。
日本では、うぐいすというと、その鳴き声はほぼだれでも「ホーホケキョ」と言います。



ところが、散歩しながらよく聴いていると、これが必ずしも「ホーホケキョ」じゃないことに気づきます。
私が気づいただけでも、たとえば、
「ホーホケホケキョ」「ホーホケキョケキョ」「ホーケキョ」「ホーホケッキョ」「ホッホーホケキョ」「ホッホッホッホーホケキョ」「ケキョケキョケキョ」「ホッホッホッホーホケキョ」「ホホホホホーケキョ」
などなど本当にたくさんのバリエーションがあるのに気づきます。
ところが面白いことに、外国人の耳にはこのうぐいすの鳴き声は「ホーホケキョ」とは聞こえず、
「スースチチュ」「スーチッチュ」「ルールキチュ」「フーフチュン」「ホーチポン」
などと聞こえるようです。
じつに面白いです。


これは動物などの鳴き声に限りません。
犬にあまり関心のない人にとって、犬は同じ種類の犬ならみんな同じ顔に見えます。
ところがある種の犬を飼っている人にとっては、よその同種の犬の顔を見ると明らかに違いがわかるのです。
これは猫や、その他なんにでも当てはまります。


一昨日、FBフレンドのSさんが、パンジーのこんな可愛い写真を載せていらっしゃいました。


panji.jpg


そして、次のように書いていらっしゃいました。
「みんな ソックリなようで、微妙に違う顔してますね(*^^*) どんなものにも唯一無二の顔がありますね(^_^)」


そうなんです。
ファッションに興味ある人には、人が身につけている服装はとても気になり、その特徴がすぐに目に入り、しっかりと頭の中に刻み込まれます。
何でもそうですが、興味あることには人間は非常に敏感に小さな違いに気づきますが、そうでない人にとってはみんな同じように見えてしまいます。


海岸でよく見かける鳩も、一見みんなそっくりに見えるのですが、よく見ていると1羽1羽みんな羽の色や柄が違うだけでなく、姿格好も、また顔すら違うし、行動も、声や鳴き方も、性格もそれぞれ異なるのです。


hato.JPG


ましてや、「人間においておや」です。
動物から見れば、人間はみんな同じように見えるかもしれませんが、我々人間同士は違いがわかります。
たとえ一卵性双生児で一見そっくりでも、親から見ていると顔や体つきだけでなく、性格や行動やさまざまな違いがはっきりと見えます。


私たちも人を見るときに気をつけなければならないのは、十把一絡げにしてはいけない、ということです。
一人ひとり顔や恰好が違うだけでなく、考え方も感じ方も表現の仕方も、歩き方や食べ方など行動も、すべてがみんな異なります。
この違いを私たちはその人固有のものとして受け入れ、尊重しなければなりません。


今、この「舟田式ひも勉強法」シリーズで繰り返し言っていることは、みんなそれぞれ個々の点から成っているのではなく、それぞれの点が集まって線になっている、ということですが、個々の特徴を尊重するとともに、個々バラバラに見るのではなく、その中に共通する線を見出すこと。これがとても大切なことで、これによって初めて、正しい人間関係を築くこともできるようになるのです。


ということで、今日はちょっと気分転換を図りました。


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舟田式ひも勉強法 その4

2015.12.11日

「枝葉末節ではなく、根幹を大切に」と2回にわたって書いてきました。
多くの人の勉強法が、個々バラバラの点のような事項をとりあえず試験のために覚えるというやり方に終始していて、肝心の全体像や流れ、すなわち、点と点がつながってひもとなって見えていないのです。
そして、そのようなやり方が勉強そのものだと思い込んでいるため、勉強がつまらないという結果になってしまっています。


生徒や学生の多くが普段の学びや復習を大切にせず、試験前になって慌てて試験に出そうなものを頭の中に無理やり詰め込んで暗記しています。
このような勉強法は非効率的なだけでなく、何も身につかないばかりか、勉強嫌いになるのがおちです。


勉強とは本来、未知のものを探求し、発見し、自らの糧にしていくというワクワクするような楽しいものです。
この楽しさを一旦味わうと「勉強にハマる?」ことだって十分に可能なのです。
それは、ただ単に個々バラバラの知識を暗記で頭に詰め込むという作業ではありません。
好きなこと、楽しいことは、暗記しようとして覚えるのではなく、自然と頭の中に入っていって、記憶として身につき、生涯役立つものです。ちょうど上の「勉強にハマる?」の記事の中に登場した社会博士のN君のようなものです。


私の場合の英語も同様です。
私は英語を勉強としてとらえて、英単語を試験のために一生懸命暗記したとか、文法を覚えたという記憶がありません。
英語が好きで好きで仕方がなく、どんどんハマっていくうちに、自然と単語も発音もスペルも文法も読解もリスニングも身についていき、今では日々の生活の中のいたるところで英語を実際に使っています。
試験のために暗記中心で英語を勉強してきた人にはできないことです。
そして、これこそが本当の勉強の仕方だと確信しています。なぜなら、このような勉強法で身につけたことは試験が終わったからといって消えてなくなってしまったり、「読み書きはできるが、英会話は...」に書いたような実際に役に立たない知識とは根本的に異なるからです。


一昨日の記事「舟田式ひも勉強法 その3」を読んだひとりの愛読者の方から次のようなメールをいただきました。
「日本の人が書いた注意書きに笑ってしまいました。私も高校時代、アメリカでI'm boring. と言ってしまい、No, you are not boring.(^。^)と笑われてしまったことを思い出しました」


これに対して私はこのようなお返事をしました。
「素晴らしい具体例を挙げてくださいました。
よくわからない方のために少し補足しますと:
英語のboreは自動詞で「退屈している」という意味だと思い込んでいらっしゃる方がとても多く、現在進行形で「私は退屈している」と言うつもりでで"I am boring."と言ってしまいます。
でも、これは他動詞で「人を退屈させる」という意味で、正しくは"I am bored." 、すなわち「私は(何か外的状況により)退屈させられている」という意味から日本語の「私は退屈している」となります。
そして、bore が「退屈させる」という意味から、これに ing をつけると「退屈させている」という意味の形容詞になり I am boring. と言うと、「私は退屈させる人」という意味になるのです。ですから、"No, you are not boring." と、「あなたは決して退屈な人じゃありませんよ」と言われたわけです。
このように、理屈がしっかりわかっていれば決してこのような間違いは犯さないのですが、ただ単に暗記に頼った勉強法をしていると役立たないという、とてもいい例です。
ですから、学校で bore という語を教える時には、ここまで具体例を挙げて、英語と日本語の文法構造の違いや用法まで説明しておかないと、基礎からしっかりやったということにならないのです」


ちなみに、下の左の絵は、「退屈だなー」という意味で、右の画像では、「退屈している、というのはたいがい『自分は退屈な人間だ』という意味だ」となります。

bored11.gif boring.jpg


上の例のように、試験のための暗記を超えた本物の勉強は、ひものようにつながっています。英語でいえば、単語も発音もスペルも文法も読解もリスニングも会話も全部つながっているのです。
ですから、当然の結果として英会話もできるし、外国人の友達を作ることも、本も読むことも、テレビや映画を観て理解することも、インターネットを活用して自分の欲しいものを手に入れることもできるのです。
試験のために勉強し、試験が終わったら忘れてしまうような勉強は、時間とお金とエネルギーの無駄です。


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一泊勉強合宿でアクティブ・ラーニング

2015.12.09日

三日前の「中3生一泊勉強合宿」の生徒アンケートを見ました。
私自身はこのイベントには直接関わっていず、時々様子を見に行った程度だったので、アンケートを見て具体的にどんなことをしたのか、生徒たちの反応はどうだったのかなど、垣間見ることができました。


特別授業としては、歴史のビンゴゲーム、英文暗唱などのほか、数学の問題をほかの生徒の前で生徒自身が解説するものや、国語の問題を自分たちで作成したり、グループ・ディスカッションをして各グループで話し合ったことを発表する、など多彩でした。
これらは、ここ数年、日本の教育界でも注目されている「アクティブ・ラーニング」というものの試みです。


中央教育審議会の質的転換答申には次のようにあります。
「生涯にわたって学び続ける力、主体的に考える力を持った人材は、学生からみて受動的な教育の場では育成することができない。従来のような知識の伝達・注入を中心とした授業から、教員と学生が意思疎通を図りつつ、一緒になって切磋琢磨し、相互に刺激を与えながら知的に成長する場を創り、学生が主体的に問題を発見し解を見出していく能動的学修(アクティブ・ラーニング)への転換が必要である」


「アクティブ」は能動的。その反対の「パッシブ」は受動的。「知識の伝達・注入」、いわゆる覚えることがパッシブ・ラーニングで、インプット重視の従来型の教育です。
これに対して、アクティブ・ラーニングは、アウトプット重視で、さらに教師とともに学び合う、というものです。
これが果たしてうまくいったか、下に挙げる生徒の生の声を見てみましょう。


「ディスカッションがとても楽しかった。皆で意見を出し合って話すことってあまりないから、色々なことが学べた。またやってほしい!」

「楽しみながら勉強したから、かなりレベルアップできたと思います!」

「勉強の中にも『楽しさ』があることを忘れさせない先生たちは流石です!」

「社会科の経済のはじめの方が自分でもおもしろいくらいすらすら解けてびっくりした。すなおに楽しいと思えた」

「理科は1年の範囲から復習して、忘れていたものを思い出した」

「少しつらいかなと思ったけど、意外と集中できたし、自分のペースで進められた。苦手なところに重点をおいてできたから良かった」

「自分からはやろうとは思わないくらいの勉強の時間だったけど、楽しいイベントが入っていて楽しみながら勉強ができた」

「イベントの国語問題作成では、自分が思ったことをそのまま問題にして表すことができた」

「国語問題作成は難しかったけど、どこが問題に出るとかがわかるようになった」

「数学の問題解説も国語問題作成も、自分がちゃんと理解してなくちゃいけなくて大変だったけど、いつもとは違う角度で勉強できてとても楽しかった」

「数学の問題解説、楽しかった!人に理解してもらえるようにする工夫って大変」

「あっという間に終わった。こんなに勉強したことがなかったので不安だったけど、やればできるんだなと思った。アカデミーでお泊りするのも楽しかった」

「家だと絶対にしない勉強ができたので良かったです。今日やったのを家でも続けていきたいです」

「時々、特別授業で気分転換できたのであっという間だった。準備してくださった先生方ありがとうございました」

「歴史ビンゴは、ただのビンゴではなくその中でも勉強ができるゲームだったので楽しくできた」

「全教科、教材がよくそろっていて勉強になった」

「英語の文法が前よりも理解できるようになった」

「古文の読み取りが難しいけど、プリントの解説で内容がよく理解できた」

「数学は、難しいものも基礎もたくさんできた」

「英語の2年生の内容がぬけていたけど、先生の説明でわかった」

「国語の勉強の仕方が具体的に書いてあってわかりやすかった。これからも頑張る」

「社会は要点をおさえているプリントが多く、説明がよくて理解できた」

「数学は練習量が多く、苦手なところも克服できてよかった」

「休憩所も作られていて、息抜きしながら勉強することができた」

「泊まりでこんなに勉強したのはじめてで、自信にもなったし、苦手な分野もたくさん勉強できた」

「理科は3年間の単元すべての範囲があったので、自分の苦手だったり、やりたいところを中心にできた」

「数学では県模試の実際の問題でパターンがつかめた」

「イベントの英文暗唱の時にもらったプリントが、文法全部のっていてよかった」

「英語は自分の苦手なところがくわしくなっているプリントや、まとめのプリントがとてもわかりやすかった!」

「ラジオ体操で体を動かして、いい気分転換になってとても良かった」


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あなたはピンクの象ですか?

2015.12.08日
Elephant_rose.jpg


以下は、Bob Proctor の12月5日付 Insight of the Day からの引用です。


Are You a Pink Elephant?
あなたはピンクの象ですか?


Once upon a time a pink elephant was born.
昔むかし、1頭のピンクの象が生まれました。
He was so clearly different from the rest that soon the grey elephants started to distance themselves and ignore him.
この象は他の象とはあまりにも違っていたので、しばらくすると灰色の象たちは彼から距離を置き、無視するようになりました。
The little pink elephant felt very sad and rejected.
小さなピンクの象は差別されているように感じ、とても悲しくなりました。
He realized that in order to fit in with the rest of the herd he had to be just like them.
群れの他の象たちの仲間に入るためには、彼らと同じようにならなければならないと思いました。
So, he covered himself with mud and dirt until he became a dirty grey.
そこで彼は、汚れた灰色になるまで泥や土で身を覆いました。
Throughout the years he kept covering himself and hiding behind the dirt.
何年も彼は自分の身を覆って、泥の陰に隠れていました。


Then one day, rain began pouring down and washed away all the mud and dirt from his body.
ところがある日、土砂降りの雨が降ってきてピンクの象を覆っていた泥や土をすっかり洗い流してしまいました。
He was pink again!
彼はピンク色に戻ってしまったのです!
The grey elephants turned and started laughing at the sight of his obvious pinkness.
灰色の象たちは振り返って、彼がピンクなのを見て笑い始めました。
As the laughter grew louder he realized that he was trying to fit into a group that would never understand him.
笑い声が次第に大きくなってきた時、彼は気づきました。自分のことを決して理解してくれないグループに自分を合わせようとしていた自分の姿に。
He knew that he was different and that he needed to find a group of pink elephants just like him, where he would be accepted and learn to love himself as he was.
彼は自分が他の象たちとは違うことを、そして自分を受け入れてくれ、ありのままの自分を愛することができるような、同じピンクの象のグループを見つけなければならないことを知っていました。


Imagine yourself as an “Elephant”, the largest land animal on earth.
自分自身を「象」だと想像してみてください。地上最大の動物です。
An elephant is too massive to miss.
象はあまりにも大きくて、見過ごすことなどできません。
It has an enormous amount of power.
ものすごい力を持っています。
If you were a “Pink Elephant” when you were born, then you are different from most of the people around you.
もしあなたが「ピンクの象」で生まれてきていたとしたら、あなたは周囲のほとんどの人たちとは違っています。
People will think that you are a bit strange when they meet you and because of this you may try to hide your true self.
人々はあなたに出会うと、あなたがちょっと変わっていると思うでしょう。そして、あなたはそのため本当の自分を隠そうとするかもしれません。
You try as hard as possible to fit in, but people always notice you.
あなたは一生懸命努力して他の人たちの中に紛れ込もうとしますが、人はいつでもあなたのことに気づきます。
Sometimes you will be admired for being different, but often you will be ridiculed.
ときに、あなたは他の人たちと違っているので尊敬されるかもしれません。でも、多くの場合あなたはからかわれることでしょう。
Then, you have one of two choices to make.
ここであなたには二つの選択肢があります。
Either you gather your strength and are proud that you are Pink or you try to convince everyone that you are exactly like them.
勇気を奮い起こして自分がピンクであることに誇りを持つか、それとも自分は他の人たちと同じだと周りの人たちを説得しようとするかのどちらかです。
Most choose the second option. It seems easier to just fit in.
ほとんどの人は、後者を選びます。人の中に紛れ込むほうが簡単に見えるからです。


The truth is that it doesn’t matter that people will laugh at you, think that you are weird, or feel your dreams seem totally unattainable - You must not listen to them.
でも、人々があなたのことを笑おうが、あなたのことを変人と思おうが、あるいはあなたの夢など絶対にかなえられるわけがないと思おうが、そんなことはどうでもいいことなのです。このような声に耳を傾けてはいけません。
They are too entrenched in the limited herd mentality to see the greater possibilities that are available.
彼らは、他の人たちと一緒にいれば安心という「群れのメンタリティー」で固まっていて、もっと大きな可能性が手の届くところにあることに気づかないでいるのです。


I travel around the world and teach (hidden) Pink Elephants to become themselves.
私は世界中を回って、(隠れた)ピンクの象たちに、ありのままの自分になるよう教えています。
I bring them together and show them that they are not alone.
私は彼らを集めて、彼らが決して孤独でないことを教えます。
They come alive in the presence of others just like them.
彼らは自分たちとまったく同じような仲間がいることを知り、生き生きとしてきます。
Keep in mind that all the great inventors and innovators were Pink Elephants.
これまでの偉大な発明家や革新者たちはみんなピンクの象であったこととを覚えておいてください。
It takes a unique person to get to the moon, be a music icon or create personal computers.
月に行ったり、音楽界でアイドルになったり、パソコンを作るには特別な人が必要なのです。
The herd is always afraid of new ideas, but unabashed “Pink Elephants” are never stopped.
一般大衆は常に新しい考えを恐れます。しかし、物おじしない「ピンクの象」は決して止められません。
Pink Elephants live in a world of possibilities, not fear.
ピンクの象は、恐れの世界ではなく、可能性の世界に住んでいるのです。


So start a Pink Elephant group in your community today and see your world change!
ですから今日、ピンクの象のグループをあなたの身近なところから始めて、自分の世界が変わるのを見てください。


“What is different about you is what makes you special.”
『あなたが他の人たちと異なるところが、あなたを特別な存在にするのです』


Bernard Hiller
バーナード・ヒラー


Excerpt from “Stop Acting – Start Living” by Bernard Hiller
バーナード・ヒラー著『演じるのをやめて、生き始めなさい』より抜粋
(訳: 舟田譲二)


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中3生一泊勉強合宿

2015.12.06日

昨日の記事「お受験ゲーム」はかなりの反響を呼びました。
かたや私の塾での勉強はこんな感じです。


今年最後の中学部イベント「中3生一泊勉強合宿」です。
スケジュールは以下のようです。
12月5日
9時 午前の学習スタート。
12時 昼食。
12時半〜18時 午後の学習。
18時 夕食。
19時〜22時 夜の学習。
22時〜0時 自由学習、就寝。
12月6日
6時 朝の学習スタート。
7時 朝食。
8時〜12時 午前の学習


「勉強」合宿の名のとおり計16時間、シーンと静まり返った中で生徒たちは黙々と勉強しています。
決して強制することなく、生徒たちの自主的な学習で、先生たちが用意した教材に進んで自分の課題に取り組みます。


時々、気分転換のためにラジオ体操したり、軽いスナックの時間がありますが、基本的に学習時間はすべて中学3年間の学習の総復習を兼ねた問題演習です。
分からないところがあると先生に横について分かるまで、できるまで個別スタイルで指導してくれます。


gasshuku4.jpg gasshuku1.jpg


gasshuku2.jpg gasshuku3.JPG


しかし、ただ静かな勉強だけでなく、先生たちのアイデアでアクティブラーニングが組み込まれていました。
抽選でいくつかのグループに分け、テーマを与えてディスカッション。
「勉強する必要はあるか。それはなぜ?」
「大人と子供の違いは何か。選挙権が18歳に引き下げられることについて」
これらのテーマについてディスカッションした後、グループの代表がみんなの前で発表しました。


塾でのお泊まりというのも、生徒にとってはワクワク、楽しみの時です。


先日、生徒たちにアンケートを書いてもらったところ、寄せられた声は、
「学校よりも塾が何倍も楽しい」
「アットホームな感じがいい」
「楽しく授業してくれるので眠くならず集中できる」
「先生たちが大好き」
「先生たちの教え方がうまく、勉強がよく分かる」
「先生たちが一生懸命教えてくれるから苦手が克服できた」
「イベントが楽しすぎる。一生の思い出です」
「無料で補習を土日も毎週開いてくれて嬉しい」
「先生たちとも、生徒も学年を超えてみんなとても仲がいい」
「家にいるよりも塾にいる時間の方が長い」
などです。
アンケートを頼まなくても、自分たちから色紙に感謝の気持ちを書いて先生たちに伝えてくれます。
(クリックすると画像が拡大されます)


voice.jpg


勉強とはこういうものだと私は思います。


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お受験ゲーム

2015.12.05日

昨日のフジテレビ系「ノンストップ!」に、息子3人を灘高校から東大理V(医学部)に合格させて、「カリスマお受験ママ」と呼ばれる佐藤亮子さんがゲストとして登場し、著書『受験は母親が9割』の中で展開しておられる持論を披露されました。


佐藤さんがおっしゃっている「母親が9割」は、母親が子どもの受験のお膳立て、サポートを9割する、といった意味で、その中には、次のようなものが含まれます。
◎問題集を準備
母親がセンター試験の過去25年分が載っている問題集(赤本)を買ってきて、それを細かく年度、科目ごとに裁断して再製本、解答集も別に作成してインデックスをつける。また、ときどき書店に行って、一人ひとりの子どもに合いそうな問題集を見つけて買って与える。
◎一日の勉強のリストアップ
今日やらなければいけない事を箇条書きにする。
◎スケジュール管理
◎タイマーを使い時間管理
食事の時間もタイマーで管理
◎テストのヤマを張る


生活面でのサポートとしては、忘れ物がないよう学校の準備、朝は起こして靴下をはかせ、塾への送り迎えをし、家のお手伝いはさせない等など。


これではもうまるで、子どもの受験というよりも、母親の受験のようです。
子どもはレールを敷かれて、その上を楽して進む。
現に佐藤さんは、子どもの受験勉強を手伝うのが楽しかった、とおっしゃっていましたが、まさにお母さんのお受験ゲームです。
母親がこれぐらいの手間暇かけないと、受験は乗り越えられないと言います。
出演者の中にはこの話を聞いていて「学問」という言葉を使っている人がいましたが、こんなのは学問でも何でもありません。


親たちの悩みで一番多い「反抗期で勉強しない。どうしたらいいか?」という質問に対して佐藤さん答えは、「反抗期が来ないように育てた」というもの。


出演者の大半が佐藤さんの「お受験」教育論、反抗期を作らない子育て法などに対して批判的。
とくにタレントのカンニング竹山さんは、かなり痛烈に批判し、
「お子さんはまだ24歳ぐらいで、医者になってトラブル起こすか、立派になるかはわかならい。極端に言えば60歳で答えが出るかもしれない」
と、佐藤さんの持論への反論を展開しました。
この考えはある意味正論で、佐藤さんのこれまでの子育て法やお受験ゲームが将来どのように発展していくか、今のところだれにも分かりません。しかし、「ひも」のようにつながっていくのは間違いありません。


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あなたは危険人物!

2015.12.04日

【舟田式ひも勉強法 その3】
今日の、シリーズ第3回から本論に入っていきます。


 6. 何を勉強するにしても、枝葉末節にとらわれず、根幹から入る
多くの人が勉強するとき、細かいことばかり覚えようとして、肝心な中心が見えていません。
よく、「歴史は暗記だ」「理科は暗記だ」という言葉を聞きますが、歴史や理科に限らず数学が暗記と言う人もいますし、中には国語や英語も暗記だと言う人すらいます。実際のところ、そういうタイトルの本が書店の書棚に並んでいます。
そして、面白いことに、「◯◯は暗記だ」と言う人に限って、その教科が苦手です。逆に、得意な人に「◯◯は暗記じゃないんですか?」と尋ねると、「とんでもない。暗記なんてしたことありません。ちゃんと理屈があります。理屈をしっかりと理解すれば、自然と覚えられて、誰でも必ずできるようになります」という答えが返ってきます。
中には暗記が得意な人がいます。そのような人は確かに試験である程度点数は取れるのですが(中には暗記で満点さえ取る人もいます)、肝心要のことが頭に入っていませんし、根幹を理解していないので時が経つと忘れてしまいます。これではたとえテストで満点を取って、学校の成績が5でも「得意」とは言えません。


自分は文系だから数学や理科は苦手とか、理系だから英語や社会、国語は苦手、と言う人がとても多いですが、これも思い込みです。正しい勉強法を知らないだけのことです。
現に、理系でありながら文系科目が得意な人やその逆の人もたくさんいます。そして、理系、文系両方とも苦手な人などいくらでもいます。このような人は、まずほとんどのケース、その場限りの暗記に頼った枝葉末節の勉強をしていて、根幹をまったく理解していません。


たとえば、昔、うちの塾で講師をしていたある理系の先生は、かつて神奈川県で実施されていたア・テスト(アチーブメントテスト)で、通っていた中学校で歴代1位という立派な記録の持ち主です。彼はどの教科もまんべんなく点数が取れる人で、どの教科でも教えることができました。
ところが、この人はいつも「英語は暗記だ」と言っていました。
確かに暗記で、学校のテストや入試ではかなりの高得点ができたのですが、根幹をしっかりと理解していないため、実力はありませんでした。実際に英語の専門書を読むとか、テレビなどで英語を聞いて理解することなどまったくできず、ただ単に学校のテストができるというだけだったのです。こういう人は、学校でせっかくいい成績を取ってきても、学んできたことが社会に出て使い物になりません。
同様に、試験範囲が決まっている学校の中間・期末テストなどでは高得点でき、内申点もいいけど、実力テストや模擬試験になると偏差値が低いという生徒も同じような勉強法をしているため、本当の実力が伴っていないのです。


以前、Facebookで面白い画像に出くわしました。


engrish.jpg


この画像の出処は明らかではありませんが、おそらく日本国内のどこかで実際に使われているものでしょう (このwww.engrish.comは主に日本や韓国、中国などで見かける「ヘンな英語」の画像満載の面白いサイトです)。
You must not enter. というのはかなり高度な英語です。普通だったら Do not enter. と書くところです。
この看板を作った人の英語の知識は普通以上だと思います。
しかし、一番大切な最初の Because you are dangerous, の部分で、これを書いた人が英語の基本をきちんと理解していないことがすぐにばれてしまいます。
蛇足ですが、これだと「あなたは危険なので」(=あなたは危険人物)という意味になり、まったくナンセンスというか、ユーモアのセンスがあるのかわかりませんが、トンチンカンな英文です。
しかし、アメリカなどで普通使われている「危険。立ち入り禁止」の看板には You must not enter. とは書いてなく、ごく普通の Do not enter. で、たとえば次のようなものです。


danger-do-not-enter-md.png


上の「あぶないから、はいってはいけません」の看板を書いた人も、英語の根幹である主語+動詞の形をきちんと理解さえしていれば、決して Because you are dangerous, のような変な英文は書かなかったことでしょう。


日本では、このようなとんちんかんな英文をTシャツを始め看板やレストランのメニューなどあちらこちらでよく見かけますが、まさに日本の英語教育の欠陥を如実に物語っています。
実際のところ、英語が苦手という人はまず例外なく、英語の基本中の基本である S+V, S+V+C , S+V+O , S+V+O+O , S+V+O+C という基本5文型を理解していませんし、またbe動詞と一般動詞、自動詞と他動詞の区別もわかっていません。
これを教えようとすると、「だから英語は暗記で苦手なんだ」と言う人がいますが、この同じ人がサッカーやバスケットなどの細かいルールや試合運びなどは暗記でなく、しっかりと覚えています。
同じことです。暗記じゃないのです。基本は理解し、繰り返して身につけるものです。
英語が苦手と言う人に、この基本をしっかりと教えていくと、みるみる力がついていくというケースをこれまで数え切れないほど見てきました。基本がわかるようになると、次から次へとつながって「芋づる式」で身についていきます。
だから、これを「舟田式ひも勉強法」と呼ぶのです。


この項、次回に続きます。


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あっぱれ未来人!

2015.12.03日

未来人と言っても、未来の人間のことではありません。
「未来人」と書いて、「みくと」と読む、東大阪市に住む小学2年の加藤未来人くんのことです。
ご両親が万感の思いを託して付けられた素敵な名前「未来人」。その名前にふさわしい、未来を切り開くような少年の話です。


リウマチで手が不自由なおばあちゃんが、大好きなカニを苦労せずたくさん食べられるように――。そんな思いから8歳の男の子が考えた「カニむきロボット」のアイデアを、大阪府東大阪市の町工場のおっちゃんたちがカタチにしようと奮闘している。試作品を見てもらおうと、2日に工場に招く。

 
発案したのは東大阪市の小学2年、加藤未来人(みくと)君。今年の正月、奈良県広陵町に住む祖母の勝子さん(72)の家に親戚が集まり、みんなでカニすきを食べた。長年、関節リウマチを患う勝子さんがカニの殻をむきにくそうにしているのを、母親の位織(いおり)さん(45)が代わりにむいて渡すのを見ていた。


3カ月後。「大切な人が困っているとき、こんなモノがあったらいいなと思ったことはありませんか」。市の広報誌に発明品アイデアの募集が載った。市内の物づくり企業約70社でつくる「東大阪ブランド推進機構」の主催で、ブランド賞(2点)に選ばれると、市内の町工場で実際につくってくれる。未来人君は早速、「カニむきロボット」のイメージ図と説明を描いて応募。235点から選ばれた。


ログイン前の続き製作には、企業の壁を越え、工具メーカーやデザイナーなど計十数人が参加。5月にカニ料理店で殻をむくコツを教わり、製作スタート。仕事の合間や週末を利用して取り組んできた。

 
本物のカニを買って何度も試したが、カニの脚の太さや形、硬さがまちまちでなかなかうまくいかない。そもそも初めての物を一から作り出すだけに「考えられるいろんな方法を総当たりで試すような『寄り道』をして、手数もかかった」。
安全や衛生面で心配がなく、使いやすいものを目指しているが、勝子さんが扱うにはまだ重すぎ、洗って何度も使える素材にもなっていない。未来人君がワクワクするような仕掛けやデザインにもこだわる。

(中略)


未来人君は「ちゃんとつくってくれると思う。できたら、すぐおばあちゃんに見せて、カニを買って試してみたい」。発明品でカニを食べ、家族みんながニカッと笑えるようにと、名前は「カニニカ」に決めている。
勝子さんは「おばあちゃんのことをここまで考えてくれて……。小さいながらもちゃんと見てるんですね」とうれしそうだ。


プロジェクトリーダーで厨房(ちゅうぼう)機器メーカー「オーシン」の藤田剛社長(50)は「子どもたちに『物づくりが人を幸せにする』ということを感じてもらいたかった。家族で楽しく使えて、『発明してよかった』と感じてもらえるものにしたい」と話す。(稲垣大志郎)
(後略)
(12月2日付 朝日デジタルより抜粋 全文および写真は「おばあちゃんにカニむきロボを 8歳考案、町工場が試作」


この記事を読んでいて胸にジーンときました。
熱いですね。
ご両親が未来人くんに託した想い、そしておばあちゃんの未来人くんに対する愛情、これらがすべて働いて「ひも」のようにつながって、未来人くんの「カニむきロボット」の発案に、そしてそれが町工場の人達の心を動かし、物作りにつながる。
そして、これがさらに手の不自由な多くの人たちやお年寄りの方々のQOL(生活の質)を向上させることにつながる。
このクリスマスシーズンにぴったりの心温まるストーリーです。


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昨日のわくわく発見クラブ

2015.12.02日

昨日は「わくわく発見クラブ」を担当している先生がお休みだったので代講しました。
楽しく、多角的に、体験的に学ぶクラスで、小学2年・3年・4年生の生徒が集まっています。


最初に都道府県の塗り絵作業をしました。
都道府県名が書いてある白地図に、北海道、東北、北陸、関東地方等など、地域別に異なる色を白地図に塗ります。
塗り終わったところで、各地方の主な県や、各県の有名な農業や漁業などの産物、そして湖、砂丘、昔の都などの特徴を生徒たちに尋ねたり、「◯◯県は何で有名?」と聞いたりしながら位置を確認します。
みんな結構よく知っていてびっくりしました。


1202waku1.JPG


この後、都道府県カルタ取りをしました。
これにはみんなものすごく燃えて、一番遠くまで身体を乗り出して「はいっ!」とカードを叩き取ったりしますが、みんなの手が重なって「最初はグー、じゃんけんポン!」となることもしばしば。
全員が「もう1回っ!」としきりに乞うので2回やることになりました。
1回目は4年生の子が1位でしたが、ビリだった2年生のMくん(青いシャツの子)がリベンジを果たし、なんとダントツの1位!これにはみんなビックリポン。


1202waku2.JPG


この後は、みんなが好きそうな外国のスポーツカーの塗り絵をしました。
「みんなの色のセンスを試すよ。一番カッコいい色の車はどれ?」
っと投票させると、なんと色の塗り方は一番雑だったものの、青一色に塗ったHくんのが1位になりました。
そこで、私のFBフレンドであるAさんの同じ車、黒のマクラーレンの写真をスマホで見せるとため息をついて「カッケーっ!こんな車に乗りたいな〜」。
「そうか。いろんな色を塗ったりするよりも一色で、黒とか青がカッコいいんだ」とみんな納得。


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クラスの終わりに、「みんなに先生からプレゼント。今日のお土産だよ」と言って、都道府県名の入っていない白地図を手渡し、「初めに塗った塗り絵を見てもいいけど、できたら思い出しながらもう1度色を塗って来週持っておいで」と言ったら、みんな「なーんだ。宿題じゃない」と言いながらも、まんざらではない様子でした。
もうひとつ別のアクティビティを準備していたのですが、あっという間の1時間で、これはできませんでした。


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舟田式ひも勉強法 その2

2015.12.01日

昨日の「舟田式ひも勉強法 その1」では真の勉強法のバックボーンとなるべき基本中の基本についてお話ししました。
それは、「勉強する目的」が豊かな人生を送るためであるということ、そして「勉強にはすべて原因・結果があってひものようにつながっている」ということを知っておくことです。
今日はシリーズの第2回。


 3. 健康な生活を送る
健康的な食生活、適度な運動、良質な睡眠、良好な人間関係を築くことは、上の2点に劣らず大切なことです。
食事が貧弱だと脳に十分な栄養が行き渡りません。適度な運動がないと脳に酸素が行きません。時間ではなく良質な睡眠が取れていないと脳はいつも半分眠った状態です。人間関係がうまくいっていないと、心がそれに煩わされて効率的な勉強などできるわけありません。
つまり、これらは勉強の準備運動のようなものです。
これも「原因と結果の法則」につながっています。準備運動なしにどんなスポーツでも最高の結果を出すことなど絶対にできません。勉強も同じです。
普段から食事、運動、睡眠、人間関係をきちんとしている人は、勉強においても好結果を出すことができます。


 4. 積極思考、楽天的な生き方、リラックスすることが大切
「自分はできない」「頭が悪い」「何をやってもうまくいかない」「親を見ていて夢が持てない」などと否定的・消極的な考え方をしていたら、これらは当然のことのように自己実現してしまいます。
つまり、自分で自分を「できない」「だめな人間だ」と洗脳しているから、自分でもそのように信じてしまうのです。
生徒を教えていて気づくことは、できる生徒はたとえ今の状態がどうであっても自分の可能性を信じていて、逆にできない生徒は「自分は頭が悪いからできるようになるわけない」と決めつけているということです。
自分の可能性に目覚めると、小さな点と点がつながっていき、ひもとなり、やがて道はどんどん開かれていきます。(「人生は出会いで決まる」
楽天的な考え方、生き方をしていると脳細胞は活性化され、シナプスがつながっていきます。そして、これが勉強において大きな役割を果たします。
「笑う門に福来る」は、古今東西、どこにおいても真理です。暗い顔をして、否定的な考え方をしていると、福は逃げていきます。
また、緊張は学習の敵です。頭や体が緊張していると、入ってくるものも入ってこなくなります。
リラックスするために、軽い音楽を聴くとか、体を動かすとか、自分に合った方法を見つけましょう。


 5. 自己責任を持つ
できない人に限って、自分の努力不足を棚に上げて、できない理由を他人のせいにします。親の遺伝や家庭環境、友人関係、学校の教師、さらには日本の政治や経済のせいにしたり、自分ができない理由をありとあらゆるところに見つけます。
できる人は、できないのは自分の努力が足りないからだと悟り、より一層の努力をすることを惜しみません。ですから、ますます伸びます(「努力するのをあきらめたら失敗者」)。
これも線になってつながっていきます。


勉強ができるようになるには、必ずそれなりの理由があります。そして、それはほとんどのケース、自分の意志と行動で変えていくことができるものばかりです。
自分が変えなければ、当然のことながら何も変わるわけありません。
誰でも、たとえ何歳からでも、どのような状況の中からでも、変わっていくことができます。
自分の意思一つで、頭は必ず良くなり、勉強もよくできるようになります。


中1の夏期講習から入塾した生徒で、英語が基礎から全然わかっていなかったものの、いちからしっかりやり直していくうちにどんどんできるようになっていき、中2に上がる時に志望校を1ランク上げ、さらに力を伸ばして中3になった時にはもう1ランク上げて、結果的に3段階上げた志望校に合格した、という生徒がこれまでに何人もいます。しかも、これらの生徒たちの入試の結果は自分の得意だった科目以上に英語の方が得点が高かったというおまけ付きです。
可能か不可能か、それは自分の頭の中の考え方ひとつです。
そして、勉強ができるようになると、人生はどんどん変わっていきます。これもひものようにつながっているのです。


今日は下準備や心構えを中心にお話ししました。
この「舟田式ひも勉強法」シリーズは明日に続きます。
明日からは、さらに具体的な方法についてお話ししていきます。乞うご期待。


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舟田式ひも勉強法 その1

2015.11.30日

「新超ひも理論」という1週間前の記事を最初、約3年前に書きました。
これまで6回にわたって「ひもシリーズ」を書いてきました(「勉強のひも」「灘校教師の名物授業」「生活の中に潜む数学」「英語ができるようになるには」「ある日、突然!」「倒産寸前ホテルが奇跡の復活」)。


この方法で勉強をやっていったら、誰でも必ず勉強が楽しくなり、学んだことが自然と身につき、その結果成績は上がり、行きたい学校に行け、しかも幸せな生涯を送ることができる。
また社会人の場合も、必ず生活に役立てることができる。
実に、世界の各分野で成功している人は、まずほとんどのケース、このような勉強法をしていると思います。
それが、「舟田式ひも勉強法」です。
何回かに分け、シリーズにして書いていくことにします。
今日は序論のようなものです。


 1. まず、何よりも勉強の目的をはっきりさせること
多くの人が、勉強に目的意識を持たずに、学校で、あるいは塾や予備校で、ただ与えられることを無意識に、ほとんど機械的に勉強しています。
また、「親に言われるから」「試験があるから」「受験のために」「就職のために」「資格のために」勉強しているとみんな思っていますが、これらも本当の勉強の目的ではありません。
これらを勉強の目的にすると、たとえば受験で合格という「目的」を達成してしまうと、もう勉強する意味がなくなってしまい、五月病になってしまったり、勉強の意欲を失ったり、バイトに明け暮れる生活をしてしまったりします。また、たとえ希望の会社に就職しても、何だこんなものか、と失望してしまってやる気をなくしてしまうこともよくあります(というか、どんな会社に就職してもほとんどそんなものですが)。


「勉強の目的」とは、人生を豊かにすることです。この目的がわかっていないから、ほとんどの生徒や学生が強制的にやらされていると感じて、勉強はつまらない、嫌いだと思ってしまっているのです。
「自分の人生を豊かにするために勉強するのだ」ということがわかれば、勉強する意味がわかるようになり、やる気が出てきて楽しくなり、もはや全然苦痛でなくなります(「ありがた迷惑」)。
人から言われなくても、試験がなくても、資格のためでなくても勉強できるようになります。
当たり前のことのようですが、ここのところが日本の教育全般を見ていて欠落していると常々感じています。
実はこれも、子どもの頃からの勉強が一生の生活へとひもでつながっている、という意味において「ひも勉強法」の基本なのです。


 2. 勉強とは、個々バラバラのものではなく、すべてがつながっていて、意味がある
この点においても、日本の教育のやり方は非常にまずいです。
各教科間で有機的につながっていることをまったく示せていません。
また、ひとつの教科の中でも、単元と単元の間につながりが見えていません。だからみんな、個々バラバラに知識を頭に無理やり詰め込もうとするのです。
そして、生徒たちは無機質な、味気ない勉強を、意味がわからないまま、いやいややっているのです。
つまり、勉強の全体像が見えていないのです。
どんな勉強をする時にも通じることですが、すべてに原因・結果があり、私たちが現在見ていることは何かの結果です(「蒔いた種を刈り取る」)。
この「原因と結果」というひもで、すべてのことがつながっているというのが見えてくるだけでも、勉強はわかるようになってきて、がぜん面白くなってきます。


中3生のKさんは英語と数学は大好きで、とてもよくできます。
しかし、社会と理科は嫌いで苦手です。試験でも得点できません。
理由を尋ねたところ、「社会と理科は暗記教科だから」という答えが返ってきました。
とくに歴史が苦手だったのですが、歴史の勉強法は個々バラバラの暗記でした。そこで、社会を個別部で勉強し始めたところ、歴史が有機的につながっていることが分かるようになり、全体の流れが見えるようになってきました。
その結果、歴史の勉強が暗記でなく理解だと分かり、急に面白くなってきて、もう苦手意識はなくなりました。


上に挙げた「勉強の目的」と「勉強の有機的なつながり」は、いわば木の幹のようなもの、身体の背骨、バックボーンです。このバックボーンがないから、多くの人の勉強は実を結ばないのです。
「舟田式ひも勉強法」の基礎の基礎、これがなければ始まらない、というのが上の2点です。
以下、具体的な「ひも勉強法」については、明日以降の記事でご紹介していきます。


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冬期講習のチラシです

2015.11.29日

冬期講習のチラシをアップします。
うら面に生徒のなまの声も載っています。
(画像をクリックすると拡大され、細かい字も読めます)


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頭を良くする方法

2015.11.27日

昨日、ネットサーフィンしていて偶然、下のサイトに出合いました。
いいえ、偶然じゃないです(「偶然、たまたま」「再び『偶然、たまたま』?」)。これも実はちゃんと「ひも」でつながっています。


■頭の回転が速い人に共通する10の特徴
1.早口で話したり話の展開が速い
2.つい人の話をまとめたくなってしまう
3.人の言いたいことをすぐに理解できる
4.知識があることをおおっぴらにしない
5.なにごとにおいても決断がはやい
6.仕事もプライベートも要領よくこなす
7.仕事をするときのペースも速い
8.人間関係を瞬時に見抜くことができる
9.記憶力がよく昔のことも覚えている
10.好奇心が旺盛でなにごとにもWHYではじまる


■新しい言語の学習が年齢に関係なく脳を構造的に強化することが明らかに
多言語を勉強することで「脳力」が鍛えられ、認知症防止にもつながるという研究結果が発表されていますが、母国語以外の言語を学習することは、年齢に関係なく物理的に脳の構造に変化を与えて、脳の機能を向上させることが新たにペンシルベニア州立大学の研究によって明らかになりました。


ペンシルベニア州立大学の心理学・言語学・情報科学・テクノロジー学部のピン・リー教授の研究によると、母国語以外の言語学習が、学習者の脳内ネットワークを構造的・機能的に強化させることが判明しました。リー教授は「第二言語の学習は脳の特定エリアを使用するため、脳を強化させたり、成長させたりする『脳の体操』のような効果があるのです」と話しています。


リー教授の研究チームは、英語を母国語とする39人のイングリッシュスピーカーを集めて、半数の参加者に6週間にわたって中国語のボキャブラリー学習を行わせるという脳の研究を実施しました。新しい語彙を学習したチームは、学習を行わなかったチームに比べて学習した語彙を覚えるまでの目的達成率が高くなっており、脳内ネットワークが強化されていることが判明。「新しい言語を学習する」というタスクが、脳の柔軟性と効率性を上昇させるのに適した作業であるということが分かりました。


また、学習開始前と開始後に参加者たちの脳をMRIでスキャンしたところ、脳内ネットワークをつなぐ神経が学習前に比べて物理的に発達していたとのこと。また、この効果は学習者の年齢に関係なく得ることができることも分かっています。リー教授は「最も興味深い発見は、従来の研究に反して脳は我々が考えていたよりも柔軟だったことです。また、新言語の学習が人々に『美しい老化』をもたらすかもしれません」と話しています。
「知らないと損!!手軽にできる頭の回転をよくする方法とは」より抜粋)


上に引用したことは、これまで「学院長 元気の出るブログ」で繰り返し述べてきたことと合致しています。
これらもすべて「勉強のひも」によってつながっています。


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ある日、突然!

2015.11.21日

「勉強のひも」シリーズの第6回です。


「ある日、突然〜!」ということはよくあります。
ただし、よくできたもので、それまでまったく何もしないでいて「ある日、突然」とはなりません。
どういうことかと言うと、それまでの目に見えない積み重ねが「ある日、突然」実を結んでいるのです。


たとえば、2年前東京の難関国立大学に現役合格したのT君などその典型です。
彼のことはこれまで何度もこのブログに書いてきました(「成功の鍵はこれだ!」他)が、小学3年生の時、漢字を勉強したいと言って入塾してきました。
最初のうちは漢字の勉強を中心にしていたのですが、漢字はどんどんできるようになり、そのうちに英語、次に国語をやり始めました。
すると、漢字の力がついていたので、読解力もあり、いっぺんに英語も国語もものすごくできるようになり、さらに中学校に進学すると全教科オール5、定期テストでは学年1位、地元トップの高校に入ってからも全国模試で校内学年1位、という成績です。
そして大学受験直前までアカデミーで勉強していました。
大学卒業後はまず学校教師を目指す彼は、早速アカデミーの講師の一員として仲間に加わってくれました。


T君は中3の時の文化祭で、ブラスバンドの顧問の先生のために自ら作曲し、それを全員で演奏して先生にプレゼントしました。「将来は作曲家になりたい」と言っています。
T君の場合も、ある日、突然作曲できたのではなく、それまでにたくさんの曲を聴き、演奏してきて、その積み重ねの延長に「ある日、突然」があるのです。
私の場合の英語もしかり。

小学生の時に入塾してきたN君もそうです。
彼はまさに「社会博士」とみんなが呼ぶほどの「社会オタク」でした。社会のことなら何を聞いても知っているのです。彼のことを書いた「勉強にハマる?」は必読です。
N君の場合も、「ある日、突然」社会ができるようになったわけではなく、積み重ねてきた結果、ある日、突然、「勉強のひも」によって社会のさまざまなことがつながって見えるようになったのです。


4年前、私のお気に入りのテレビ番組「カンブリア宮殿」で、富士フイルムのことをやっていました。
デジカメが今までのフィルムカメラに取って替わった時、富士フイルムのような会社はどうするんだろう、と私は人ごとながら心配していました。
ところがなんと、昔の富士フイルムの売上げはコダックよりずっと小さかったのに、逆転してしまったのです。
コダックはデジカメを発明したのですが、本業だったフィルムが売れなくなり、自らの首を絞める結果となりました。
その間に、富士フイルムは一見まったく関係ないと思われる化粧品の分野に新しい活路を見出しました。自らのフィルム製造の技術を活かして、肌に浸透しやすい超微粒子を使って化粧品を開発し、さらに同じナノ技術を利用した健康食品や経鼻内視鏡検査機へと多角経営にシフトたのです。
その結果、かつて世界の巨大企業だった米コダック社は4年前の1月に倒産し、富士フイルムはV字回復。


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「ある日、突然」のように見えますが、実は両社のそれまでの企業風土の違いの結果で、起こるべくして起こったのです。
これらはすべて、「ひも」でつながっています。


皆さんには、自分の人生において様々なものがつながっている「ひも」が見えますか?
この「ひも」が見えるようになってくると人生は変わります。たとえあなたが何歳だったとしても。


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倒産寸前ホテルが奇跡の復活

2015.11.20日
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昨夜のテレビ番組『アンビリーバボー』。
「倒産寸前ホテルが奇跡の復活★日本一心温まるおもてなし」
胸にジーンとくる感動実話でした。
ストーリーはこちらから。


4期連続の赤字にあえいでいた倒産寸前のホテルアソシア名古屋ターミナル。
さらに続く幾多の試練の中で総支配人、柴田秋雄さんが取ったのは従業員の意識改革。それは従業員の仕事に対するプライドとサービス精神。
それが奏功して、「日本一幸せな従業員をつくる」という夢を実現する。


これを見ていて教えられたこと。
それは、まずは従業員の、そして顧客の満足を得ることの大切さ。
これはすべての商売に通じる最初にして最後の、もっとも大切なもの。


うちのアカデミー学院のモットーは「ひとりを大切に」。
その「ひとり」は、やはり従業員である先生たち、そして生徒であり、生徒を送ってくださっているご家族。


面接に来た方に、アカデミーの特徴をお話しすると、みんな一様に驚きます。
「こんな塾があるのですか?」と。
このことは過去の記事、たとえば「本当のサービスとは」「愛◯精神」などにも書いてきました。
「ディズニーランド遠足」の中に登場したNさんは、希望していた中学の英語の先生になっています。
「卒デミー」に書いた、毎年行う卒塾証書授与などは、まさに上のホテルアソシア名古屋ターミナルの最後の日にやった上の写真の卒業式とまったく同じシーン。
そして、これら感動の結果、歴代の先生たちが何年たっても仲良く、年に2回も3回もみんなで集まってBBQ大会をやったり、忘年会や山登りや旅行に出かけたり。
アカデミーで満足してくれた生徒やご父母の方々は、そのご弟妹さんたちをずっと送ってくださいます。
現在も兄弟3人で通塾してくださっている方が何組かありますし、以前は兄妹3人とお母さんも英会話にと親子で通ってくださっていた方もありました。
つい先日も、今や37歳になるお兄さんと妹さん、そして英会話に来てくださっていたお母さんとお話しする機会がありましたが、「アカデミーの仕事は素晴らしい。羨ましい」とお褒めくださいました。
こんな素晴らしい仕事ができていることに、そしてこの仕事を息子夫婦に継いでもらえることを心から感謝しています。


塾や先生たちに対する満足が勉強好きな子どもを産み出し、学んだ卒塾生たちを社会に送り出し、これがさらに新しい生徒につながる。そして、卒塾生もそのご家族も、また歴代の先生たちも温かい信頼関係でつながっている。
これもすべて「ひも」でつながっているのです。


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英語ができるようになるには

2015.11.19日

日本人の大半は、自分は英語には関係ないと思っています。
しかし同時に、それ以外のほとんどの人は英語ができるようになりたいと願っています。英語ができると世界が広がると思っているからです。


実際、英語の必要度は高まる一方で、今や社内公用語を英語にして、英語で会議をしたり、社内文書を英語で回す企業や英語力を昇進の条件にしているところも増えてきているほどです。
身の周りの英語もどんどん増えてきています。
TOEICの受験者も年々増え、国内での英語熱は今まで以上に高まっています(「英語ができると得すること」)。
ところが、TOEFLやTOEICの結果を見ると、日本人の英語力はどうしたことか、いまだに先進国中最低レベル、世界全体で見ても下から数えた方が早いぐらい低いのです。


なぜでしょう?
すべての結果には原因があります。
ひとつにはほとんどの日本人の英語勉強法が、学校の試験のため、受験のためになっているからです。
英語を暗記科目だと思っているのです。
単語や熟語を一生懸命暗記し、文法を覚え、長文読解や作文問題をやり、発音・アクセント問題をこなし、リスニングテストの練習をしています。
そして、とりあえず学校のテストで点を取り、受験もなんとかこなして志望校に合格します。
しかし、みんな自分の英語力は大したことないと知っています。
大学に入ると英語はもう役目を果たしたかのように、みんな勉強しなくなります。文学部や外国語学部で英語を専攻する学生ですらそうです。
これで英語ができるようになったら不思議です。
英語と言えども日本語と同じ言語で生きています。それを、まるでテストのために源氏物語を覚えるような勉強法をしていて、英語ができるようになるわけありません。


私たち日本人がどのようにして日本語を身につけたかというと、まずはたくさん聞き、聞いたことを真似して話し、次にたくさん読んで、読んだことを真似て書いてきた結果です。
これを言うと、母国語と外国語では学習法が違うと言う人が必ず出てきます。
しかし、現実は逆で、外国語ができる人は国語もできるのです(「英語ができると国語もできるようになる!」)。
また、昨日の数学同様、英語も私たちの生活の中のあちらこちらに潜んでいます。たとえば、身の周りの外来語や歌の歌詞、街でよく見かける看板やテレビのCMなど。
普段からそれらに慣れ親しんでおくことは、英語の学習にも大いに役立ちます。


私の英語学習法はこれまでこのブログで繰り返し書いてきましたが、まずは大量に聴きました(「多聴多読多〇」)。
リスニングにかけてきた時間は数万時間になります。
今はiPhoneで、本を朗読したオーディオブックやセミナーを録音したCDを毎日聴いていますが、新たに別のCDをiPhoneに入れようとして整理し始めたところ、あるわあるわ。
なんと数百枚あるのです。
これらをすべて何回も繰り返し繰り返し聞いています。
この結果、英語を聴いていても日本語と同じ感覚で聴き取ることができるようになりました。


そして、たくさん聴くことは話すことにつながり、次に読むことにつながり、そして書くことにもつながるのです。
これが、英語の「勉強のひも」です。
単語、熟語、文法、読解、作文、発音・アクセント、リスニングなどをバラバラでやっていたら「ひも」でつながらないのは当たり前のことです。
英語の「ひも」が見えてくると、学習は楽しくなり、新しいことがどんどん頭に入ってきて、実際に生活の中でも使えるようになります。こうして、学んできた英語が初めて役立つのです。


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生活の中に潜む数学

2015.11.18日

「勉強のひも」シリーズ3回目です。
今日のテーマは「生活の中に潜む数学」です。


一昨年の秋、「43年ぶりの再会」を果たした高校時代の親友、画家の堀 博喜くんのブログに面白いことが書かれていました。


1を7で割ると
   0.142857
この数字は不思議。
  142857×2=285714
  142857×3=428571
  142857×4=571428
  142857×5=714285 
  142857×6=857142
と数字が規則正しく繰り返しでてくる。
こんな不思議が 絵の中にもあるかも知れない。


「こんな不思議が 絵の中にもあるかも知れない」
と言うところが、さすが画家、芸術家です。
そして、これは実は真理なのです。
ちなみに、堀 博喜くんから個展のお知らせが先日届きました。
ちょうどこの11月15日(日)〜23日(月)10:30〜17:00(19日休廊)、名古屋市中区栄1-17-30 サロンギャラリー余白で水彩画・コラージュの個展が開かれていますので、お近くの方、ご興味のある方はぜひ足をお運びください。
私も2年前に彼の作品を目の当たりにして、感嘆のため息を漏らしました。
今回の個展に出展されている下の作品に、彼の言うところの数字の規則性、不思議が皆さんには見えますか?


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多くの生徒に嫌われていて、役立たないと思われている数学は、生活の様々な分野で生きています。
ドイツの数学者、天文学者、物理学者、ヨハン・カール・フリードリヒ・ガウス(1777年4月30日 - 1855年2月23日)は、子供の頃から神童ぶりを発揮しました。
小学校での話が逸話として残っています。ある時、1から100までの数字すべてを足すように課題を出された彼は、1 + 100 = 101、2 + 99 = 101、…、50 + 51 = 101 となるので答えは 101×50 = 5050 だ、と即座に解答して教師を驚かせたそうです。
この話を知って、私は「本当なの?」と、検証してみることにしました。
小学生の頃、そろばんをやっていました。今でもよく覚えているのは、
「1円也、2也、3円也、...10円では」
「55円!」。
そこで、上のガウスの計算法を当てはめてみました。
1+10=11、2+9=11、3+8=11、4+7=11、5+6=11    11×5=55
1+20=21、2+19=21、…10+11=21   21×10=210
あっ!本当だ。すごいっ!!


また、作図できる正(素数)角形は古来から知られていた正三角形と正五角形のみだと考えられていたところ、ガウスは約二千年ぶりに正17角形が作図できることを発見しました。
このほか、
・ガウス積分・ガウスの定理・ガウスの判定法・ガウスの超幾何級数・ガウスの消去法・ガウスの相互法則・ガウス平面・ガウス整数・ガウス素数・ガウス関数、ガウス曲線等など、数えきれないほどの法則や定理を発見し、後の数学界に大きく貢献しました。


黄金比は、
1:1+√5/2
の比で、近似値は1:1.618、すなわち約5:8。
黄金比はパルテノン神殿やピラミッドといった歴史的建造物、絵画などの美術品の中に見出すことができるといいます。
また、自然界にも現れ、植物の葉の並び方や巻き貝の中にも見つけることができるといった主張があります。これらから、最も安定し美しい比率とされ、意図的に黄金比を意識して創作した芸術家も数多いそうです。
身近なところでは、名刺などのカード類や、パソコンのディスプレイなどにも多く利用されています。


「数は何故美しいのか。それはベートーベンの交響曲第九番がなぜ美しいのかと訊ねるようなものだ。君がその答を知らないのであれば、他の誰も答えることはできない。私は数が美しいということを知っている。もし数が美しくないのなら、美しいものなど何も無い」
とハンガリーの数学者ポール・エルデシュが言っています。
ガリレオ・ガリレイは全ての現代物理学の数学的基盤と整合する一文として
「数学は神が創造した世界を設計するために用いた言語である」
と主張しました。
(以上、Wikipediaより)


一見、無味乾燥に見える数字の羅列の中に美を見出すことができるのです。
というか、ガリレオ・ガリレイが言うように、神がご自身の無限の知恵を用いて創造された宇宙に整然とした数学的美が隠れているのは、ある意味当然のことでしょう。
これらの主張はすべて「ひも」でつながっています。
そして、古今東西の偉大な物理学者や数学者らは、自ら研究を進めていく中でこの「ひも」を発見し、偉大な功績を後世に残しました。


しかし、これは物理学や数学の世界に限ったことではありません。
宇宙の事物・事象すべてに原因があり、結果があります。
原因のない結果は存在しません。もしそうでなかったら、宇宙に上のような規則性はなく、混沌(こんとん)としていて、何の目的もないことになります。
そして、宇宙が無目的であるなら、私たち人間の存在も、人生もすべて目的がなくなります。
しかし、私たちは直感的にそうでないことを知っています。だから、みんな一生懸命生きようとするのです。
宇宙の規則性も、地球上のすべての生物、人間にも意味があり、これらはすべて「ひも」でつながっているのです。
そのつながりの関係を見抜くのが、すなわち論理力なのです。
これを見抜くことができると、勉強(学問)の面白さにはまり、様々な分野で次々と新しい発見ができるようになります。
さらに、学者に限らず、私たちのようなごく普通の人間にとっても、「ひも」を発見することは、無意味な人生でなく有意義な人生を送ることができるということにつながります。
私はこの「勉強のひも」を英語に見出し、その結果英語が得意になって、その後人生ずっと英語で生活するに至りました。


明日の「勉強のひも」では、「英語ができるようになるには」というテーマでお話しします。
これは今、学校で英語を勉強している生徒・学生だけを対象にしているものでは決してなく、だれの生活にも当てはまり、役立つ内容ですのでご期待ください。


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灘校教師の名物授業

2015.11.17日

 東大合格者を多数出している灘校(神戸市)で、夏目漱石も絶賛した中勘助の自伝的小説『銀の匙(さじ)』を、中学3年間かけてじっくり読む授業を行ってきた半生をまとめた。この夏には100歳になるが、「学ぶのを面白いと感じさせるのが教育のプロ」「ゆとり教育とは遊ぶことではない。水準以上のことをやって生まれる余裕のこと」と飛び出す言葉は鋭く、深い。
 1934年、当時新設校だった私立の灘校に赴任。「自由にやっていい」と国語の授業を任され、戦後、『銀の匙』を使った授業を始めた。モットーは「横道にそれること」。本文に干支が出てくればそこから昔の時刻や甲子園の由来にまで話が及び、正月の場面では実際にたこを作って揚げ、駄菓子もみんなで食べてみた。
 生徒が書きこむプリントもすべて手作り。ガリ版しかなかった時代には夢中になりすぎて過労で体を壊したこともある。「プリントを持って教室に入ると生徒が拍手で迎えてくれて、疲れが吹き飛びました」。教え子は政治家や東大学長から落語家まで各界で活躍するが、「育てたんじゃなくて育っていったんですよ」とにっこり。それだけに、68年に灘が東大合格者数日本一になったときに「詰め込み教育」「汚れた栄光」と言われ、「本当に悔しかった」と唇をかむ。
 84年に50年の教師生活を終えたが、昨年、27年ぶりに特別授業で灘の教団に立った。「学ぶ」と「遊ぶ」の違いから始まり、現役時代と変わらぬ寄り道だらけの授業に、生徒はぐんぐん引き込まれた。
 能や短歌からカエルグッズ収集、宝塚観劇、和とじ本作りまで、多趣味で多忙。85歳から9年間かけて源氏物語の現代語訳も完成させた。おしゃれも忘れず、目指すは120歳の大還暦だ。(岩波ジュニア新書、820円)  金巻有美

(2012年5月6日付 読売新聞13面「本 よみうり堂」著者来店 「<銀の匙>の国語授業  橋本 武さん」より)


これは3年半前の記事を一部加筆したものの再録で、一昨日の記事「勉強のひも」の続編です。
上の書評を読み、私は早速『〈銀の匙〉の国語授業 』をネットで取り寄せ、その後2度読んでその都度多くのことを教えられ、啓蒙されました。
橋本 武さんは120歳の大還暦は果たせず、2年前に101歳で亡くなりましたが、今日もその著書によって多くの人々の心に語りかけています。


橋本さんの授業スタイルは、私が予備校の時に体験した英文解釈の先生(お名前は忘れましたが、体形からみんな「だるま」というあだ名で呼んでいました)のものとよく似ています(「教育哲学」参照)。
私はこの「だるま」先生の授業が毎回楽しくて仕方なく、言葉に言い表せないほど大きな影響を受けました。少しオーバーに聞こえるかもしれませんが、その後の私の一生を変えるほどの新鮮でショッキングな授業で、この先生から学んだことは数えきれないほどたくさんあります。
実際のところ、大学に入ってからも「だるま」先生の授業が懐かしくて、大学の授業をさぼって予備校に行き、もぐりで授業を受けたことが何度もあるほどです。


教科書をただ教えるだけなら誰にでもできます。問題集の問題を解かせて説明することも誰にでもできます。
でも、これでは本当に面白い、楽しい、身に着く授業はできません。ましてや、勉強好きな生徒を育てることなどできません。
私自身も「だるま」先生に倣って、幅の広い、奥の深い授業をすることを常に心がけてきました。
その結果、英語大好きな、得意な生徒がたくさん育ちました。(橋本さん流に言うなら、英語大好きに育ってくれました)
中央大学時代に教えた学生の中からはその後高校教師や大学の先生になった人、塾の教え子では中学、高校の英語教師になって活躍している人が何人もいます。今教えている生徒の中にも、また現在高校や大学で学んでいる教え子の中にも、将来教師を目指している人がたくさんいるというのは、まさに教師冥利に尽きます。


一見、脱線のように思われる話の中に、たくさんの関連事項が含まれていて、それが全部「ひも」でつながっているのです。
その「ひも」で生徒や学生を勉強の中に引きずり込み、勉強大好きにする教師、これこそが橋本さんのおっしゃるプロです。
ですから、橋本さんのおっしゃることは一つひとつ納得がいき、とても波長が合うのです。
橋本さんご自身も「勉強のひも」を発見し、それを授業の中で活用してこられた方です。
そして、橋本さんの教え子の中から「勉強のひも」を発見した大勢の人たちが現在、社会で活躍しているのです。


それにしても、「85歳から9年間かけて源氏物語の現代語訳も完成させた」というのには脱帽です。
まだまだ若輩者の私ですが、頑張れば今からでも恩師福田恆存先生に倣ってシェイクスピアの『ジュリアス・シーザー』(「お前もか、ブルータス?」)の翻訳ができるのかなあ...。


明日も引き続き「勉強のひも」の具体例を別の観点からお話ししたいと思います。


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勉強のひも

2015.11.15日

「勉強のひも」って何でしょう。
これは私が発明した言葉です。ですからネットで「勉強のひも」を検索しても出てきません。
いえ、実は調べてみたら出てきました。それは、すべて「学院長 元気の出るブログ」の過去の記事です。
ということで、今回、「教育シリーズ」を再録します。この記事は1年半前のものです。


先日来、高校の時の同窓会についての記事をいくつも書いてきていますが(「43年振りの同窓会」「使用前、使用後 その2」「お父さ〜ん!」「お前もか、ブルータス?」)、みんな顔や体形など外見は変わっていても、本質的な人となりはほとんど変わっていないとつくづく思いました。
話し方や立ち居振る舞い、話の内容、人との関わり方など、ふと40数年前にタイムスリップしたかと思うほど、みんな昔のままでした。
今日のテーマである「勉強のひも」もそのうちのひとつです。


同窓会でひとりの人と次のようなやり取りをしました。
「高校2年までは真面目で、勉強をものすごく頑張っていたので、学校の成績も良く結構自信があったけど、高3になって勉強が難しくなると成績がガタガタと落ちて、結局は4年制大学に行けなくなって短大に行きました」
「得意な教科は何だった?」
「数学でした」
「数学のどういうところが好きだったの?」
「問題が解けた時の快感です」


数学が得意と言う人で、上の人のように「問題が解けた時の快感」を理由に挙げる人がとても多いことに塾の仕事をしてきて気づきました。
これはこれでもちろんいいのですが、そこでストップしていたらだめなのです。
昨日の読売新聞11面の「論点」に、「数学入試の多様化の弊害」と題して、興味深いことが書かれていました。
「2000年に実施された国立大学学部長に対するアンケートによれば、学生の学力低下の状況を尋ねた項目のなかで『論理的に思考し、それを表現する力が弱い』という選択肢に突出して8割の回答が集まった。
(中略)
大学入試は中等教育の在り方に大きな影響を与える。かつては、大学に入学するには数学を克服する必要があった。現在では、『苦手な科目を克服するより、受験方式に特化した勉強をさせたほうが効率的』との風潮が高校現場にはある。その結果、学生が本来身に着けるべき基本的な論理力を習得する機会を奪ったとも考えられる」


勉強の本質は、ただ単に問題が解けて楽しいとか、試験で高得点できる、入試で合格する得点力をつけるといったところにはありません。
本当に数学が得意な人は、計算問題であろうが、図形問題だろうが、文章題だろうが、何でも解けます。
社会が本当に好きな人は、地理も日本史も世界史も、政治も経済も、倫理社会も全部できます。
英語が得意な人は、文法問題だけでなく、発音・アクセント問題も、読解も、リスニングもみんなできます。さらに、会話もできます。
それぞれにコツがあるのです。
それはあたかも、目に見えない「ひも」のようなもので全部つながっているような感じです。


もう一歩進むと、どの教科にも通じる勉強法のような、つながっている「ひも」があります。
この「勉強のひも」を発見すると、勉強が苦痛でなくなるどころか、むしろ楽しくなり、しかもどんどん理解できて、身についていくようになります。さらに、学んだことは生涯使えるようになります。


この「勉強のひも」はどのようにしたら発見できるのでしょうか。
練習量で発見する人もいます。
良い教師に出会って見出す人もいます。
家庭環境で自然と身につける人もいます。
本を読んでいて悟る人もいます。
ある日突然、何かをきっかけに目覚める人もいます。
一人ひとり異なります。


ところが「勉強のひも」を悟ることができる人はほんのごく一握りです。大半の人は、「勉強のひも」が見えないままで一生終わります。
「勉強のひも」が発見できない人にとって、勉強は苦痛で、そのときどき行き当たりばったり的な勉強をし、とりあえず暗記して成績を上げ、そして入試で成功し、志望校に合格します。
しかし、学んだことがほとんど身についていないため忘れてしまい、将来役立てることができません。
社会に出て仕事をするようになると、上司から役立たない人間と見なされます。
企業側はこれまで大学名で信頼して雇っていたのに、期待を裏切られたと言います。


この「勉強のひも」を知っているのといないのでは、人生が180度変わってきます。
同窓会で再会した昔の友人たちを見ていても、このことが如実に表れていました。中学・高校時代にすでにこれを見抜いて、着実に身に着けていた人はみんなそれぞれの世界で成功していました。
「勉強のひも」は、上に引用した記事の「論理力」と同じようなものです。


「勉強のひも」についての具体例は、また明日の記事の中でご紹介します。


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チェーンソー芸術

2015.11.13日


初め上の動画を見たとき、チェーンソーで何をしようとしているのかさっぱりわかりませんでした。
ただ気まぐれにあちらこちら切り落としているように見えました。


ところが、作業が進んでいくうちに徐々に形が浮かび上がってきて、最後の仕上げが終わると、もう息を呑むほどで、見事と言うほかありません。


この芸術家、ルーブ・ポポッフさん(Lueb Popoff)は、最初にこの木を見たときに、どのような物を作るか考え、仕上がりをちゃんとイメージして、そのイメージに従って作業を進めています。
行き当たりバッタリでやっていたのでは、このような芸術品は生まれません。


私たちの人生も同じです。
行き当たりバッタリ、気まぐれな生き方で立派な人生が送れるわけありません。
最初にどのような人生を歩みたいかイメージし、それに従って作り上げていく必要があるのです。
しかも、当たり前のことですが、立派な物は一朝一夕にはできません。
ポポッフさんも、このような芸術品が作れるようになるまで、ものすごい時間をかけ、数多くの失敗を重ねながら練習し続けたのです。
しかし、多くの人は時間をかけたり、練習を積むのを面倒がって、行き当たりバッタリの人生を歩み、「思うようにいかない」と文句を言っています。
これは仕事や結婚だけでなく、学生の勉強にも当てはまります。


今、外国で大流行のチェーンソー芸術からこんなことを教えられました。


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教育の目的とは

2015.11.12日

1年半ほど前にシリーズで書いた教育シリーズを再録します。
今日はその第1回は「教育の目的とは」です。


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"Knowledge is power, but enthusiasm pulls the switch"
-- Ivern Ball, Poet
「知識は力である。しかし、その知識にスイッチを入れるのは情熱だ」
 
(アイヴァーン・ボール、詩人)
(訳:舟田譲二)


学校教育を始め、塾や予備校などの教育はともすれば知識の切り売りになってしまいがちで、いかにして知識を身につけさせるか、あるいはテストで点数を取らせるか、そして志望校に合格させるか、に重きを置いてしまいます。
しかし、これは実際ほとんどの人の経験から言えることですが、学校で学んだことそれ自体は、社会に出るとほとんど忘れてしまっているものです。
みんなの記憶に残っているのは、「あの先生は怖かった」「楽しい授業だった」などの印象です。


しかし、これらの先生との出会いの中で、何か面白いこと、興味深いことなどに触れると、それがきっかけであとは自分でどんどん勉強していき、それが自分の血となり肉となり、実際に使えるものとなっていくのです。
つまりこれは言い直すと、その先生との出会いによって目覚めさせられた情熱です。


私は以前、これを「勉強のひも」と名づけて勉強のコツのようなことをシリーズで書いてきました。
2年前のことですのできっとご覧になっていらっしゃらない方も多いことと思います。ですから、また過去の記事をこのブログでご紹介させていただきたいと思っています。
これは私の実体験に基づくことであり、また各界の多くの成功者がやはり同じような体験をし、それを語っているので保証付きです。


知識は確かに力です。知識がなくては何も始まりません。
しかし、知識をただ持っているだけでは何の役にも立ちません。
ここに、情熱という要素が加わって初めてそれがスイッチの働きをし、得た知識を実際に役立たせることができるようになるのです。


ですから、「教育」という時、それがただ単なる知識の切り売りや、テストの点数、成績、受験での成功などで終わっていたのでは、それは本当にもったいない話です。
そしてみんなこんな勉強法をしているから、勉強はつまらない、面白くない、嫌いだ、仕方ないからやっている、ということになるのです。
教育に携わる者はこの点にとくに注意を払わねばなりません。
なぜなら、それがその生徒の一生を左右するからです。


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私の相対性理論

2015.11.09日
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「ちょっと背が伸びてきたんじゃない?」
と、娘に言ったところ、返ってきた答えは、
「パパが縮んできたんじゃないの?」。
「いや、そんなことはない。
じゃあ、ママの横に立ってごらん...
あっ!そっか。
パパもママも二人とも縮んできている可能性もあるんだ」


アインシュタインが相対性理論について尋ねられた時、普通の人にもよく分かるように次のような例を挙げて答えたそうです。
「熱いストーブの上に一分間手を載せてみてください。まるで一時間ぐらいに感じられるでしょう。
ところがかわいい女の子と一緒に一時間座っていても、一分間ぐらいにしか感じられない。それが相対性というものです」


うーん、実にうまい。
しかもアインシュタインらしいユーモアに満ちた表現です。


そういえば、娘の背が高く感じたのは狭い洗面所に居合わせた時で、広いリビングでは確かに何とも感じませんでした。
ということは、私も妻もまだ縮んでいない。
これが、アインシュタインの言う相対性理論なのか、と分かったような分からないような。


先日、高1のA君にセンター試験対策の問題集をやっていた時のこと。
哲学を取り扱った文章がやたらと難解です。
頭のいいA君ですらたじたじで、表現があまりにも抽象的で筆者が何を言わんとしているのかさっぱり分からない、と言います。
そこで、彼に一つひとつ具体化な例を挙げて説明し、抽象的な内容はその文脈の中で具体的な例に置き換えると分かりやすくなるよ、と文章の読み方と問題の解き方のコツを教えました。


私のブログの文章が分かりやすいと人からよく言われますが、私はアインシュタインに習って(というわけでもありませんが)、いつもできる限り具体的にそして小学生や中学生でも分かるような文章を書くことを心がけています。
しかし、これは逆に言うと、一般の人から見たら単純すぎるように思われるかもしれません。
ということは、これも「相対性理論」なのか...
(以上、4年前のブログ記事からの転載でした)


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確率論

2015.11.08日
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医者が手術の前に患者に言いました。
「この病気の手術が成功する確率は10%と言われています」
「10%!」
「でも安心してください。私はこれまでこの病気の手術で9回失敗していますから」


なるほど、手術の成功の確率は10%で、これまで9回失敗していたら、確率論的には次あたりは成功するかも、ということですね。
でも、果たしてこの医者の腕は信頼できるのか...


成功哲学者のジャック・キャンフィールドがいいことを言っています。
"I teach something called The Law of Probabilities, which says the more things you try, the more likely one of them will work. The more books you read, the more likely one of them will have an answer to a question that could solve the major problems of your life.. make you wealthier, solve a health problem, whatever it might be."
-- Jack Canfield, Success Coach
「私は確率の法則というものを教えている。この法則によると、より多くのことを試すと、そのうちの一つがうまくいく可能性がある。また、より多くの本を読めば、あなたの人生における大きな問題を解決してくれるような答えを見出す本を見つける可能性が高くなる。あなたをより裕福にしてくれ、健康上の問題を解決してくれたりと、ほかのどんなことであれ」
-- ジャック・キャンフィールド、成功哲学コーチ
(訳:舟田譲二)


これは言えてます。
よく小学生や中学生が、ときに高校生や大学生ですら尋ねます、「勉強をしていったい何の役に立つの?」と。
今の学校や塾での勉強、さらに言えば、日本の教育システムの中での勉強は、ともすれば強制的なものになりがちで、意味や目的も分からず、ただ試験のために、学校の成績のために、受験のために、就職のためにしなければならないもの、というふうに子どもたちは受け止めています。
勉強が苦痛になるのは当たり前、「いったい何の役に立つの?」と言いたくなるのはよく分かります。私自身がそうだったのですから。


でも、人間ってなにかをやって、いきなり「ビンゴ!」、大当たり、なんてことはまずありません。
勉強に限らず、スポーツにしても、職業にしても、はたまた結婚相手にしても、いろいろ試していくうちに、「これだっ!」というものに当たることがしばしばです。
ということは、これも確率論で、上でジャック・キャンフィールドが言っているように、より多くのことを試し、またより多くの本を読み、より多くの分野の勉強をする、そのうちに自分に合ったもの、大好きなものに出会うチャンスが増えるわけです。
これだけでも勉強をする理由は十分にあります。
勉強は役立たない、つまらない、と先入観で決めつけるのは損です。将来の可能性の扉を自ら閉ざすようなものですから。


私はこれまでやってきたこと、勉強してきたこと、すべてが今役立っていて、「◯◯式」じゃないですが、「やってて良かった」と心底思っています。


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子育て禁句のあいうえお その10

2015.11.03日


この「子育て禁句のあいうえお」もシリーズ10回目になりました。
今、子育て中の方も、これからの方も、もう終わって今度は孫育ての方も、またお子さんのいらっしゃらない方にも、何らかの形で少しでもお役に立てていることがあるなら、幸いです。
ちょっと長くなり過ぎた感がありますが、次回で最終回にしたいと思います。


や  やかましい!
子どもに対して平気で「やかましい!」「うるさい!」と怒鳴る親の気が知れません。
子どもというのは概してうるさいものです。逆に、もしおとなし過ぎたら問題です。
同じ状況でも、「やかましい」と思うか、「賑やかで楽しい」と思うか、考え方ひとつです。
同じ子育てするなら、楽しむ方が自分のためにも子どものためにもいいに違いありません。


ゆ  夢みたいな話するな。
子どもが夢みたいな話をするのは当たり前のこと。むしろ、現実的なことばかり話す子どもがいたら、その方が問題です。
子どもの夢のような話をしっかり聴いてあげて、大きく驚いたり、感動したり、褒めたりしてあげましょう。
「超常識」の中にも書きましたが、みんなから夢のような話だと言って、バカにされていた人がその夢を実現させたケースは数え切れないほどあります。


よ  欲張り!
子どもに限らず、人間誰でも自己中心なものです。ですから自己中心な親が子どもに向かって、「欲張り!」とか「自己中心」なんて言えた義理ではありません。
親自身がまず自己中心でない生き方をして子どものお手本にならなければなりません。
「欲張り!」と子どもを責める前に、人に優しくする、人のことを心にかける生き方をまず示してあげましょう。


ら  落書きばかりして。
子どもはあちらこちらに落書きをします。まだ、いいことと悪いことの区別がつかないのです。そして、落書きは子どもにとっては最初の自己表現活動です。少々のことは大目に見てあげながら、正しいことと間違っていることを教えていってあげてください。
私の愛用の聖書の中にも何カ所か子どもの落書きが残っていますが、今となってはいい思い出です。


り  理屈を言うな!
親に叱られた子どもが何か言おうとすると、頭ごなしに「理屈を言うな!」と大声で怒鳴る親がよくいます。
でも、誰にでも何かを言ったり、したりするその背後には、必ず何らかの理由があります。その理由を話そうとする時に、「理屈を言うな!」と言ってさえぎってしまうと、会話がそこで中断されるばかりでなく、子どもは親に拒絶されたかのように感じます。
時に屁理屈を言うこともあるでしょう。そのような時には、冷静にその理屈が成り立たないことを教えてあげればいいのです。このようにして子どもは知恵をつけて成長していきます。


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子育て禁句のあいうえお その9

2015.11.02日


「子育て禁句のあいうえお」シリーズ、長い間お付き合いくださいましてありがとうございます。あともう少しです。


ま  まだっ!?
親はどうも忍耐力がないのか、しょっちゅう子どもに「まだっ!?」「早くっ!」と言って、行動を急かします。子どもは何をするにも時間がかかるものです。何事にも慣れていないから当然のことです。
もう少し忍耐強く待ってあげましょう。
また、時間がかかるからといってすぐに手を貸すこともあまり良くありません。何事も自分でやることが大切なのです。その繰り返しですべて上達していきます。


み  みっともない!
子どもがみっともないことを言ったり、したりすることも当たり前のこと。私たち自身も子どもの頃はそうだったのですから。
常識外れのことや、人に迷惑をかけるようなことはだめですが、少々みっともなくても、周りの人たちは笑って大目に見てくれます。親が人目を気にしていつも「みっともない」と言っていると、子どもは人目を意識するようになり、子どもらしい行動が自由に取れなくなってしまいます。


む  無理、無理。
親は子どもに対してあまりにも容易に「無理」と言って、子どもが何かしようといているのを諦めさせようとします。
確かに、子どもにとって困難なことはたくさんありますが、それら一つひとつを試していく中で、できることが少しずつ増えていくのです。
ですから頭ごなしに「無理、無理」と言うのでなく、忍耐力をもって見てあげましょう。
できれば「すごい!」と言って褒め、もしできなければ「あと一歩」とか「こういうふうにやってみたら?」とヒントを与えたりして、簡単に諦めない根性を同時に育て上げるようにしましょう。
また、子どもに何か頼まれたりした時なども、あまりにもあっさりと「無理」と断るのでなく、本当に力になれないかどうかよく考えてから答えるようにしてもらいたいものです。


め  めんどくさい。
子どもに何かせがまれて「めんどくさい」と答える親をよく見かけます。これでは子どもがかわいそう。自分が人に何かを頼んで、「めんどくさい」と言われたらどんな気持ちがしますか?
とくに子どもは親の関心や助けや愛情をいっぱい必要としています。「めんどくさい」は禁句です。
子どもに思いっきり時間を使ってあげましょう。


も  文句ある?
子どもが何か言おうとしたら「文句ある?」と切り返す親がいます。これははた目で見ていても心が痛みます。
子どもにも当然、自分なりの考え方ややり方、価値観などがあるわけですから、親はもっと子どもの心の叫び声に耳を傾けるべきです。
「文句ある?」と言う前にお互いにもっとよく話し合い、理解するように努めましょう。


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焼きイモ食ってプッスー!

2015.10.27日
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焼き芋が美味しい季節となりました。
昨日は焼き芋を食べながら、小学生の頃のことを思い出しました。


友達の間で大流行(おおはや)りしていた言葉遊びを私も知りたくて、一生懸命お願いして教えてもらいました。これです。
「日本の、乃木さんが、凱旋す、雀、目白、ロシヤ、野蛮国、クロバトキン、キ◯玉、まめ豆腐、ふんどし、しめた、高々百本、ポンヤーリ、リッカーちゃんのはげ頭、負けて逃げるはとんとことん、富山の三十八連隊、太鼓が鳴ったら昼飯や、焼き芋食ってプッスー」


「焼き芋食ってプッスー」とはいきませんでしたが、興味がわいてきて、この歌のルーツをネットで探りました。
手毬(てまり)唄というものだそうで、Wikipediaによると1950年代頃まで全国でよく歌われていたとのこと。
よく知られているのは、
「あんたがたどこさ、肥後さ、肥後どこさ、熊本さ、熊本どこさ、船場(せんば)さ、船場山には狸がおってさ、それを猟師が鉄砲で撃ってさ、煮てさ、焼いてさ、食ってさ、それを木の葉でちょいと隠(かぶ)せ」
というやつで、これもよく歌いました。


冒頭の「日本の、乃木さんが...」は全国にいろいろなバージョンがあるようですが、私が覚えていたものは載っていず、次のが一応ポピュラーなものだそうです。
「日本の、乃木さんが、凱旋す、雀、目白、ロシヤ、野蛮国、クロパトキン、金の玉、負けて逃げゆくチャンチャン棒(坊)、棒で叩くは犬格子(犬殺し)、シベリア鉄道長けれど、土瓶の口から火を噴けば、バルチク艦隊壊滅し、死ぬ気で尽すは日本の、乃木さんが、凱旋す…」
残念ながら、これには私たちが大好きだった、最後の「焼きイモ食ってプッスー」がありません。


今日はなぜこれを取り上げたかと言うと、ここにも子どもの頃の遊びの中に勉強のヒントが隠されているからです。
こんなくだらないもの、覚えたところで何の役にも立たないように思われます。
昔は今のようにゲームを始めいろいろな遊ぶものがなかったので、子どもたちはこのような歌を歌って笑い転げて楽しんでいました。純朴な時代です。
勉強のヒントというのは、これを歌いながら知らない言葉を覚えたり、繰り返し歌うことによって脳が訓練されたり、さらには仲間同士の連帯感のようなものが身についたりしていたのです。


今の子どもたちが遊んでいるゲームも頭は使うのでしょうが、なんか昔の単純な遊びの中にさまざまな面白い学びの要素が含まれているような気がします。
勉強の基本は、興味を持って楽しみながら繰り返す、これに集約されるように思います。
興味のないものを、無理やり強制的に丸暗記させても、試験では間に合っても、試験が終われば忘れてしまいます。
掛け算の九九も、子どもにとっては学ぶ時、期待感でワクワクしています。そして覚えるまで繰り返します。これが一生身についていて忘れない秘訣です。
私がこの「日本の乃木さんが…」を55年たった今でもしっかり覚えているのも同様です。


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子育て禁句のあいうえお その3

2015.10.26日

今の私の一番の仕事は、健康回復です。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」というのは、古代ローマの詩人ユベナリスが、『風刺詩集』の中で「大欲を抱かず、健康な身体に健全な精神が宿るようように祈らなければならない」と語った言葉の一部が広まったと言われています。
今日一般には、「体が健康であれば、それに伴って精神も健全である。また、何事も身体がもとである」(故事ことわざ辞典より)というような意味で使われています。


ということで、私も今は心身魂、それに頭脳も加えて新たに「心身魂脳」の健康を目指して日々訓練に励んでいます。
昨日は、1周1.8kmのコースを3周早歩きで、最後の1周はノンストップのジョギングで計7.54km、1時間15分ほど「健全な肉体」作りに励んできました。
今からちょうど50年前、中学生のとき体育の時間に1500m走がありました。幼少の頃から身体が弱かった私は、走り終わったときはもう心臓が止まるかと思うほどへとへとになりましたが、今日はなんと1800m走っても平気でした。
「『加齢』という言葉」という記事を書いた3年前頃から、体力の衰えを感じ始めてスタートしたウォーキングのお陰でここまで強められました。まさに「継続は力なり」です。
でも、まだ昨日も2度ほど気持ち悪くなっているので、まだまだ回復途上です。
それに今日は、昨日の頑張り過ぎがたたって、両足の太ももが筋肉痛です。いつも皆さんから「無理しすぎないように」と言われているのですが、ついつい…。
(㊟この記事は2年前に書いたものを再録しています。書いた当時と比べると、体調は飛躍的に好転していて気分が悪くなることはもうありません。ただ、ここしばらくはまた疲れ気味でウォーキングもほとんどしていませんでした。でも昨日は秋晴れの好天に誘われて午前中は教会へ早足で往復1時間歩き、夕方にも1時間あまり散歩に出かけ、本当に久しぶりに11.66km歩くことができました。また、コツコツと健康づくりに励みたいと思っています)


ということで、「子育て禁句」も継続は力で、毎日の積み重ねでどんどん親子関係を改善させていくことができるので、今日も引き続き頑張りましょう。「無理しすぎない程度に」。


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か  癇(カン)にさわる
当然、時には子どもの言うことやすることが親の癇にさわることだってあります。子どもも一人格を持っていますし、何でもかんでも親の思いどおりにいくわけがありません。むしろ、親の思いどおりに育つ子どもほどのちになって大きな問題に当たるということがよくあります。
ですから、子どもを一人格者として認め、受け入れてあげましょう。たとえ癇にさわることがあっても、そんなことは口に出して言う必要はありません。こちらは大人なのですから、ニコッと微笑んで流してあげましょう。


き  気に食わない。
上の「癇にさわる」と同様、気に食わないことだってあるでしょう。でもこの言葉も禁句です。
「気に食わない」と言われた子どもは、親に愛されていない、拒絶されていると感じます。
むしろ、なぜ気に食わないのかその理由・原因を考えて、どのようにしたら良いのかを教えてあげるといいです。そうしたら、子どもは親の愛情を感じ、親の愛に応えようとするようになります。


く  くだらん!
相手はまだ子どもで、価値観も十分に育っていないわけですから、親から見て「くだらない」ことを言ったり、したりするのは当たり前のことです。
しかし、ここで「くだらん!」と言って、子どもの言うこと、することをバカにしたり、切り捨てたりするのではなく、やはりどのように言えば、あるいはすれば、それが「くだる(?)」ことになるのか、ヒントをあげればいいのです。優れた価値観を子どものうちに育てていくことも親の大切な使命のひとつですから。


け  けちんぼ!
子どもはそもそも自己中心なものです。それで当たり前です。生まれたときからずっと親にそのように育てられてきたわけですから。
でも、物心がつき始めた頃から、ぼちぼちと周りの人のことを考えることのできるような子どもに育てていくのが親の務めです。ここでもやはり、「けちんぼ!」と言うのではなく、「〜してほしいな」とか「〜できたらすごいよ」というような言い方で、けちんぼを徐々に修正していけばいいのです。


こ  困った子だ。
子どもは成長過程にあります。常に「現在進行形」です。ですから親が困ることがあるのもしごく当たり前のことです。でもそんなときに、わざわざ「困った子だ」と念を押して言う必要などありません。この言葉も子どもにとっては「自分は親にとって邪魔物なのだ」「自分は親に愛されていない」というメッセージに聞こえます。この場合も、「困った子だ」と言うよりも、どのようにしてもらいたいのか、具体的に言う方がはるかに良い結果を生みます。
こういうのを"I message"と言います。自分の感情を相手にぶっつけるのではなく、「私はあなたにこのようなことを望んでいる」という自分の気持ちを伝えるのです。


親子関係は、すべての人間関係の基本の基本となるものです。そういう意味で、子育ては親の一大事業、仕事以上に大切な責任ある仕事です。仕事のために子育てを犠牲にすることは本末転倒です。
そのことを常に頭に入れて日々、子どもと接するよう努めましょう。親子関係が飛躍的に改善すること間違いなしです。そして、のちに子どもは親に感謝するようになります。
テレビによく出ている有名な女優さんで、いまだに親を憎んでいて、親の悪口を毎回公言している人がいますが、実に気の毒と言うほかありません。そのようにならないためにも。


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愛情を持って育て、訓練する

2015.10.06日
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昨日の記事「たかが◯◯されど◯◯」は、勉強の基本である鉛筆と消しゴムの使い方の話でした。


ちょうど1年ほど前に書いた似たような記事「たかが犬、されど犬⁉」を思い出しました。上の画像の動画はこの記事からご覧ください。
こんなお利口さんで働き者の犬、人間にもまずいませんよね。


でも、この犬も生まれたときは頭の中は真っ白。訓練によってここまでになったのです。
だとすれば、人間においておやです。
親は子を、教師は生徒を、上司は部下を、もっともっと愛情を持って育て、訓練しなければなりません。
おっと、その前に私は自分自身を愛情を持って訓練しなければ。


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たかが◯◯されど◯◯

2015.10.05日

「たかが◯◯されど◯◯」
って身の周りにたくさんありますよね。
毎日、子どもたちと接している私にとって看過できないのが子どもたちの鉛筆の持ち方です。
小学1年生から中高生まで、塾の生徒を見ていて正しい鉛筆の持ち方ができているのは、おそらく10人に1人いないのではないかと思うほどです。
大人の人でも変な持ち方をしている人をしょっちゅう見かけます。


0.jpg


上の写真が正しい持ち方ですが、テレビでも取り上げられるほど実は大切なことなのです。
正しい鉛筆の持ち方だと、
@形よく綺麗な文字が書けるようになる
A長時間書いても手が疲れない
B3点で鉛筆を支えるので、指に負担がかからず手、腕、肩、首、目が疲れない
C姿勢がよくなる
D勉強に集中できる
E学習意欲が出て学力が向上する
F見た目が素敵で、評価が上がる
などの利点があります。


私がよく目にする誤った持ち方は次のようなものです。

1.jpg  d0138157_215869.jpg
13.jpg   4.jpg
5.jpg  6.jpg


まだこの他にもありとあらゆる変な持ち方をしている子がいます。
私は気づくと必ず生徒に正しい持ち方を指導しています。
ある日、とてもできる中学3年生5人を教えていた時、ふと気づくと全員が正しくない持ち方をしていました。そこで、正しい持ち方を見せて教えるとみんな口を揃えて、かえって字が書きにくいと言いました。
しかし、その後二人は努力して、正しい持ち方を練習して普通に使えるようになっていました。二人の成績は以前にも増して大きく上がってきています。
「前はどんな持ち方をしていた?」と聞くと、もう忘れてしまっていました。その気になれば、誰でも直すことは可能です。


癖がついてしまって矯正するのが困難な場合、あるいはこれから鉛筆を初めて使う幼児さんには次のような三角柱の形をした太目の鉛筆を使うことをお薦めします。シャーペンは良くないです。円柱もしくは六角中の形の鉛筆の場合は、右の写真のような矯正用ラバー(「もちかたくん」など)をつけるといいでしょう。

8-.jpg  motikata.jpg

「たかが鉛筆、されど鉛筆」です。


もう一つの「たかが◯◯されど◯◯」は消しゴムです。
シャーペンのようなメカニズムの可愛い消しゴムを買ってもらった、とご機嫌の小学2年生の子が来ました。
もう消しゴムが気になってお勉強どころではありません。普通の消しゴムを渡しても使おうとせず、ずっと触っているうちに壊してしまいました。
また、右の写真のようなおもしろ消しゴムもコレクションにはいいですが、気が散ってしまい勉強用には向いていません。

11.jpg  shopping%20%281%29.jpg


もう一つ、消しゴムの使い方についてひと言。
小さい頃から、間違ったらすぐに消しゴムで消す習慣がついていて、間違った答えを全部消してしまう生徒がとても多いです。
間違いは、自分がどのような間違いをしたか記録しておき、同じ間違いを繰り返さない、という意味でとても大切な情報です。これを消してしまったらもったいないです。消しゴムは必要ない、と言ってもいいぐらいです。
必ず間違いはそのまま残しておいて、そばに赤鉛筆や赤ペンで正しい答えを書くよう、私はいつも生徒に指導しています。
「たかが消しゴム、されど消しゴム」です。


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これで数学が得意になる!

2015.09.19日
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英語の勉強法については、以前「英語は聞き流すだけで話せるようになる!? Part1」「英語は聞き流すだけで話せるようになる!? Part2」に書きましたので、関心のある方はこちらをご覧ください。


今日のテーマは数学の勉強のツボです。
数学のテストで出題される問題は、ワークの練習問題とまったく同じにはまずならないでしょう。数学は、今まで見たこともない問題に、身につけた道具(ルールや公式)で立ち向かう教科です。それは基礎的な計算問題でも、入試問題のような難しい応用問題でも変わりません。応用問題の難しいところは、計算問題のようにすぐに使う公式が分かるわけではなく、何の公式を、どのように使って解くのかを自分で考えなければならないところです。


数学の力を「基礎力」、「応用力」、「実践力」の3段階に分けて考えてみましょう。

「基礎力」とは、公式を知っていて、式から答えを導くことができる力です。
たとえば、計算問題を解くときに必要なのがこの基礎力です。計算問題は、公式を覚えて数を当てはめれば正解を導き出すことができます。これは、問題を解くときに使う一つひとつの道具を使いこなす力です。計算のルールを正しく身につけ、速く、正確に解くことができるようになると、数学が得意になります。
しかし、このルールを身につけることは容易ではなく、たくさんの練習を積み重ねることが必要です。同じ問題を何度も何度も反復して解くことで、基礎力を身につけてください。


「応用力」とは、たくさんの問題パターンを知っていて、"この問題ではどの公式を使えばいいのか"を思いつくことのできる力です。
まれに天才的なひらめきをもって問題を解いていく人もいますが、ほとんどの人はそうではありません。さまざまな問題のパターンを知ること、つまり、「経験値を積む」ことが大切です。「応用問題」と聞くと難しそうで手をつけたくない、と考えてしまいがちですが、基礎力がしっかりと身に付けば応用問題は怖くありません。「どの公式を、どのように使うか」が分かれば、あとは適切な数をあてはめるだけで正解を導き出すことができるからです。
応用力をつけるには、まずは代表的な問題の解き方を「真似て」、同じように解けるようになることが大切です。まずは同じパターンの問題を、パターン通りに解けるようにする。そして、そのパターンを増やしていくことで、さまざまな応用問題に対応できる力がつきます。


そして、「実践力」とは、試験で求められる傾向をつかむ力です。
一口に試験といっても、学校の定期試験、数学検定、高校入試ではかなり傾向が異なりますから、それぞれに応じた対策が必要です。アカデミー学院では、定期テストや受験など、試験に合わせた対策を行っています。問われている力がどんな力なのかを把握し、出題されやすい問題を練習することが実践力を養うために重要なポイントです。


数学のルールを身につけることは容易ではなく、たくさんの練習が必要です。それはスポーツと同じです。見本を見たり、やり方を聞いたりしただけでは上手くできるようになりません。自分だけの力で同じようにやってみて、慣れるまで、考えなくてもできるようになるまで何度も繰り返すことが必要です。このように、自分の力だけで解けるようになった問題の量が数学での「実力」だといえるでしょう。


数学は「ルールを知る」だけでは上達しない教科です。解き方を学んだら、「自分だけの力で同じように解くことができるかチェックしてみる」必要があります。これが復習です。たくさんの問題集に手を出すよりも、1冊の問題集を何度も解き直して「自分だけの力で解くことができる問題数」を増やしていきましょう。


今のあなたに不足している力は何でしょうか。まずはその力の強化に努めてみてください。決して楽をせず、時間をかけて積み重ねていくことが大切です。


(以上、アカデミー学院 ホームページ「勉強のツボ」より転載)


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社会が求める21世紀型スキル

2015.09.14日

昨日は4時間半におよぶ塾関連の研修会に参加してきました。
アカデミーで今年の4月から導入したガウディア「最高の喜び、楽しみを子どもたちに」)の教室運営者のための研修会です。
とてもたくさんのことを具体的に学ばせていただきましたが、特に2020年度(本格実施は2024年度)からの大学入試改革に関連した話がとても充実していました。


ちょうどアカデミー通信の9月号でもこのトピックを扱った記事を書いたばかりだったので、ベストタイミングでした。
そのうちの一部を下にご紹介させていただきます。教育や大学入試改革などに直接関係のない人にも、日本の将来を左右するとても大切な問題ですので、是非お読みください。


最初に興味深いデータが紹介されました。
日本の大学生が1週間あたり授業以外で勉強している時間は:
0時間 10%
1〜5時間 57%
6時間以上 33%
これに対してアメリカの大学生は:
11時間以上 58%
6〜10時間 26%
1〜5時間 15%
0時間 0.3%

日本とアメリカの大学生の勉強時間数はほとんど真逆じゃないですか。
私自身、日本の大学を卒業後、アメリカの3つの大学院で7年間学んで両者を体験してきているので十分に予想できたことでしたが、ここまで見事な結果が出るともう笑ってしまいます。


「教育先進国といわれる北欧諸国のフィンランド、ノルウェイ、スウェーデンや、デンマークアイスランド、アイルランドなどの国々と比べると日本の教育レベルは100年遅れているとも言われ、教育にかける国家予算はOECD先進国中下位に位置しています。
これまでは社会のニーズや、進学塾・予備校など受験産業の後押しもあって、テクニックで受験し、得点し、志望校に合格することを至上主義としてきました。しかし、生徒や学生の人生に役立つ肝心の『考える力』や『判断する力』『表現する力』などがおざなりにされてきた事実は否めません。
このため、志望校に合格することが目標で、この目標が達成されるとあとは何もやる気がなくなってバイトに明け暮れ、いざ社会に出ると苦労するということが多く見られました。
本物の教育が人を作り、さらに国家を作るのです。これからは日本もこのような社会を目指して教育に本腰を入れるようになるでしょう」
とアカデミー通信に書いていたのですが、まさにそのとおりのことを昨日の講師の方がおっしゃっていました。


1990年代までの日本は、工業社会で大量生産、マニュアル通り早く正確に再現する力が求められ、正解主義だったのが、現在から未来にかけて求められているのは、知識基盤社会、イノベーション、持っている知識を活用して、主体的に考え判断し表現する力で、修正主義です。


学生が就職する際に求める自らの理想は、語学力(TOEICや日本語力など)、業界に関する専門知識、簿記などの資格であるのに対して、企業が学生に求める能力は、コミュニケーション力、主体性、粘り強さなどで、学生と企業の間ではまったく正反対と言っていいほど大きな隔たりがあります。


このようなことから、社会が求める21世紀型スキルが自ずと明らかになってきます。それは、
1.創造性とイノベーション
2.批判的思考、問題解決、意思決定能力
3.学び方の学習、メタ認知
4.コミュニケーション
5.コラボレーション(チームワーク)
6.情報リテラシー
7.ICTリテラシー
8.シチズンシップ(地球とグローバルのよい市民であること)
9.人生とキャリア発達
10.個人の責任と社会的責任(異文化理解と異文化適応力)
などです。


従来の「一方的な知識伝達型講義を聞く受動的学習」から
「書く・話す・発表するなどの活動への関与と、そこで生じる認知プロセスの外化を伴う」(京都大学 溝上慎一教授)
能動的な形への変化が求められているのです。
一人ひとりが積極的に頭をフル回転させた脳"働"的に参加する真のアクティブ・ラーニングです。
昨日の研修会では頭の学びだけでなく、実際に課題が与えられて、グループで人の考えを聞き、自らの意見を発表してブレイン・ストーミングして発表するというアクティブ・ラーニングを疑似体験することもでき幸いでした。


このような流れの中で、日本の大学の入試改革が求められるようになり、中教審は世界の趨勢や欧米の教育などを参考にしつつ、日本のこれからの少子高齢化を踏まえて、入試改革の道を模索しているわけです。
今後は小中高校の現場の教師だけでなく、塾や予備校などの講師も、生徒が社会に出てから役立てることができる本物の実力(思考力・判断力・表現力・実践力など)を育てていくことが求められるようになります。そして、ガウディアの教室でも、小学生にそのような人生の基盤作りのお手伝いをさせていただく尊い使命が与えられています。


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無知よりも危険なもの

2015.09.12日

"Beware of false knowledge; it is more dangerous than ignorance."
-- George Bernard Shaw
「間違った知識に注意せよ。無知よりも危険だから」
-- ジョージ・バーナード・ショー、作家・批評家
(訳:舟田譲二)


ジョージ・バーナード・ショーについては、以前「10倍の結果を出すには」に書いていますので、ご参照ください。私の尊敬する作家の一人です。


昨日のニュースで、IS(イスラム国)がまた日本を含む世界中の国々に対して、テロや誘拐などの予告をしました。
そして、ノルウェー人と中国人をすでに人質に取って身代金を要求しているということを知り、ショックを受けました。日本人の人質二人が尊い人命を奪われるというおぞましい出来事からまだ半年少ししかたっていません。
この反社会的、反人道的な行為を繰り返すイスラム過激派の考えが理解できません。


このような事件が起きると、「だから宗教は恐ろしい」と人はよく言います。
確かにISが主張していることを聞くと一見宗教のように思われ、これまでのオウム真理教や、人民寺院の900人を超える集団自殺、統一協会や法の華三法行の大型詐欺事件などを見ると、宗教に対してついつい用心深くなるのは当然のことです。
一般的には、無知な人たちがこのような恐ろしい集団に引き込まれるケースがとても多いです。


しかし、宗教という名前で一括(くく)りをすることは同時に危険です。これらはカルトと呼ばれるもので、宗教とは違います。
「間違った知識には注意せよ。無知よりも危険だから」と、ジョージ・バーナード・ショーが言っているように、間違った教えに染まること、すなわち洗脳されることは、知らないことよりもよっぽど危険なのです。


それではどのようにして善と悪を見分けるのか。一番良い見分け方は、聖書に書いてある次の方法です。
「にせ預言者を警戒せよ。彼らは、羊の衣を着てあなたがたのところに来るが、その内側は強欲なおおかみである。
あなたがたは、その実によって彼らを見わけるであろう。茨からぶどうを、あざみからいちじくを集める者があろうか。
そのように、すべて良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。良い木が悪い実をならせることはないし、悪い木が良い実をならせることはできない。良い実を結ばない木はことごとく切られて、火の中に投げ込まれる。
このように、あなたがたはその実によって彼らを見わけるのである」
(マタイによる福音書 7:15-20)


つまり「実によって見わける」、やっていることを見て見分けるのです。
間違った教えに染まらないよう、私たちは「みことば」という正しい教えで武装しなければなりません。


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英語は聞き流すだけで話せるようになる!? Part2

2015.08.26日
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昨日の記事の続きです。
「英語が話せるようになるなんて不可能」なんて思っていらっしゃる方、ミッション・インポッシブル、絶対不可能に挑んでください。そして、不可能だと証明してみせてください。ただし、昨日、今日の記事に書いてあることを試してから。
もし見逃していらっしゃたら、昨日の「Part1」もぜひご覧くださいね。


D I my me mine, you your you yours, he his him his, といった人称代名詞の変化、speak, spoke, spoken のような不規則動詞の活用は、かけ算の九九のように何度も口で言って覚えましょう。
英語を母国語としている人たちですら、これらの活用を正確に覚えていなくて、誤った使い方をしている人をよく見かけますが、日本人の日本語の誤用と同じです。間違いを恐れていては何もできませんが、間違わずに少しでも正確に使えるに越したことありません。


E 英語は言葉です。読んだり書いたりしているだけでは身につきません。お手本になる英語をCDなどで何度も繰り返し聴き、物真似をするようにできる限りそれに近い発音(正しいリズム・イントネーション)で後について声に出して言います。そして教科書やテキストの本文を覚えるまで声に出して読む。音読はとても効果的です。気がついたら口からスラスラと英語が出てくるまで練習しましょう。


F 自分の興味のあることや好きなことなどを英語を使って学ぶ。
スポーツが好きな人は、スポーツ関係の雑誌を読むとか、芸術に関心のある人は芸術関連の英文に触れるようにします。
今ではインターネットを使って、どこにいても瞬時に世界中のありとあらゆる情報を手に入れることができます。これを活用しない手はありません。
また、ネットを使って海外のサイトでショッピングしてクレジット払いするとか、生活に密着したところで英語を使うと自然と身につくものです。
このほか、外国旅行をする、ホームステイをする、あるいはホストファミリーとして海外からの人を自分の家に迎えて一緒に生活することなどもとてもいい方法です。


G 話すのも書くのも英作文は「英借文」です。お手本となるようないい英語をどんどん借りて使っていけば、やがてそれが自分のものとなり、見事な英作文ができ、また話せるようになります。
昔、予備校の英作文の先生が、自分はシェイクスピアやサマセット・モーム、D・H・ロレンス、ディケンズ、ヘミングウェー、サリンジャーなど、英米の大御所の文学者の英語をそのまま借りて、格調高い英文を書いているのでみんなから褒められる、と言っていましたが、あまり時代やスタイルの違う人の英文をごちゃまぜにすると、寄せ鍋のような感じになり、違和感を与えます。むしろ、自分の好きな人の英文を真似て一つの決まったスタイルを作る方が自然でいいでしょう。


H 学生の方のための、テストの得点源となる文法問題の勉強法ですが、レベル別に見てみましょう。
(1)基本の習得…「現在進行形」、「受け身」などの単元ごとに、どのような形になるかを簡単な問題を解きながら確認していく。
(2)実戦問題…空所の多い穴埋めや、並べ替え問題、英作文問題などを解けるようにしていく。新しく学んだところを中心に、学校の定期試験範囲を目安に習得しましょう。
(3)実力問題…それまでに学んだことが全て混ざって問われる総合問題です。長文読解でも文法問題でも、今までに学んだことをいつでも頭の中に浮かべられるように準備しておくことが必要です。分からない単元が出てきたら先生に聞くか自分で調べるかして、上の(2)に戻りその単元をもう一度確認しましょう。
以上のポイントを押さえ、自分のレベルに合った学習をしていきましょう。そしてどのレベルでも、類題をたくさん解くこと、復習をこまめにすることが大事です。人間は忘れる動物だからです。でも、完全に身につけてしまえば忘れることはなくなります。
この方法は、別に学生でなくて一般社会人の人たちにも有効です。たとえ、英検やTOEICなどの試験を受けなくても、頭の中を整理し、基礎力をつける上でとても効果があります。でも、試験にチャレンジすると、さらにそれがモチベーションになり、力がつくこと請け合いです。


I 単語・熟語・文法問題、読む・書く・聞く・話す、すべてを何度も繰り返す。
スポーツでも楽器でも何事も、繰り返し練習していかなければ身につきません。最終的にはこれに尽きます。


上に挙げたのは、私がこれまで実践してきたことのほんの一例ですが、このような正しい学習法を時間をかけてコツコツと実践していけば、誰でも必ず英語を得意にすることができます。
結論として、聞き流すだけでは話せるようになりません。
ねじり鉢巻きでひたすら暗記し、苦しみながら勉強してもだめです。
楽しみながら学んでいくのが一番効果的で身につきます。
繰り返し言いますが、英語をマスターすることは決して「絶対不可能」なことではありません。


「この記事に書いてあることを忠実に実行しない者の英語の上達に関して当局は一切関知しない。なおこの記事は自動的に消滅しないので繰り返し確認せよ。成功を祈る」by IMF (不可能作戦部隊)



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英語は聞き流すだけで話せるようになる!? Part1

2015.08.25日
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よく巷のCMで「英語は聞き流すだけで話せるようになる」というのを目にします。
果たして本当でしょうか? そんなに簡単に英語をマスターできるのでしょうか?


夏休みを利用して数日前から遊びに来ている中学3年生の甥と一緒に、昨日は映画『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』を観に行ってきました。
私のお気に入りのシリーズですが、この最新作は本当に面白かったです。最初から最後までハラハラドキドキ、息もつかせない展開で、引き込まれて夢中で観ていたら、主人公のトム・クルーズに感情移入し過ぎたせいか、途中で胃がキリキリと痛くなってきたほどです。心臓の悪い人には良くないかもしれません(笑)。


映画が大いに楽しめる理由の一つは、字幕スーパーに頼らずに英語が分かることです。
つい先日、FBフレンドで私の敬愛する元字幕翻訳家の小川政弘先生(私の師匠)と字幕翻訳談義をしていたばかりだったので、昨日はセリフを生で聴きつつも、字幕スーパーにも注意を払っていました。
翻訳があまりにも見事だったので、これはきっと戸田奈津子さんによるものだろうと思い、最後まで観ていたら案の定「字幕翻訳 戸田奈津子」と出てきました。
小川先生が30年にわたる個人的なお付き合いの中で、戸田奈津子さんのことを翻訳技術も含め、人間的にも高く評価し、敬愛していらっしゃるということを伺っていたばかりでしたので、なるほどと思わされました。


英語の歌を聴いたり歌ったり、吹替えなしの映画観たり(字幕ありで良い)、外国人と触れる機会を作ったりして、英語の環境に自分を置くことは英語学習においてとても効果的です。歌や映画では気軽にリスニング練習ができますし、外国の文化を楽しみながら吸収していけます。さらに現在ではfacebookやtwitterなどのコミュニケーションツールも身近なところにたくさんあるので外国人との交流も持ちやすくなっています。実際に学んだことを使ってみると、英語の楽しさが倍増します。


さて、今日は、冒頭に書いた英語をただ聞き流すだけでない、英語の正当法の勉強の仕方をここにご紹介します。私が実践して英語をモノにした実証済みの勉強法です。
これであなたも英語をマスターできます(嘘だと思ったらぜひ試してください。「ためしてガッテン!」です)。
少し長くなるので、今日・明日、二部構成でご紹介します。


英語の勉強の正しい方法は:
@ 英語を学ぶ具体的な目標を持つ。
文系・理系にかかわらず、英語は高校受験でも、短大・専門学校・大学受験や入社試験でも必要です。また将来、社会に出てからも使う機会がたくさんあります。英語ができると外国人と知り合ったり、外国の文化を知ったり、外国の本や雑誌が読めたり、字幕なしで映画が観られたり、外国旅行に行ったりと、世界が広がります。目標を持つと英語の学習も楽しくなります。


A できれば小さい頃から英語に慣れ親しみ、スイミングやピアノのように身体で覚えるのが理想です。10歳から13歳の間を臨界期といいますが、語学はこの時期までに学び始めると比較的楽に身につきます。英語の達人だった「経世済民 高橋是清」もそうだったように、小学低学年での英語学習が絶対にお勧めです。


B 上に書いたように、語学は体で覚えるのが一番ですが、現在中学生あるいは高校生以上で英語が苦手な人でも英語は必ずできるようになります。
まずは基本に戻ります。単語が読めなくて英語が苦手と言う人がとても多いです。単語の発音が英語の基本です。ですから、フォニックス(英語を発音する際のルール)で英語のスペリングと発音のパターンを身につけます。
たとえば、 a は通常「ア」とローマ字のように発音し(正確には cat の a のように「ェ」と「ア」をくっつけた「ェア」とあいう音)、単語の最後が e で終わるときは最後の e は発音せず、a を「エィ」とアルファベットのように発音します。(マジックeのルール)。 
例: hat は「ヘァット」 hate は「ヘイト」など。


C 生活に関連した身近な単語から始めて、単語・熟語をたくさん覚える。難しい単語は語呂合わせでもいいです。漢字をたくさん知っている人や語彙力(使える言葉の数)がある人ほど、日本語の読み・書き・話す・聞くがよくできるのと同じで、英語も単語・熟語の数がものを言います。
単語を書く際には、必ず実際に発音しながら書きましょう。だんだんと単語のスペリングと発音の規則性がつかめてきて、気づけば単語を書くのが得意になっているはずです。


D 文法のルールをしっかり覚える。
一見当たり前すぎることですので、ポイントを絞りましょう。
(1)まず初歩段階として、Be動詞と一般動詞の区別、その肯定文・疑問文・否定文の形を押さえること、そして中級以上ではSVO(主語・動詞・目的語)など基本5文型を身につけることが、英文法の中でも特に大切です。
(2)いっぺんに全部覚えることはかなり困難なので、英語全般に通じる大事なことを押さえ(「英文では大事なことを先に言う」など)、同時に細かいルール(【動詞・前置詞の後ろは人称代名詞の目的格を使う】など)を一つひとつ覚えていきましょう。英語が苦手で最初から分からないと言う人でも、一つの単元に絞って勉強していけば、大きな一歩を踏み出すことができます。その際にはこのようなルールを覚えて、使っていく練習をすることが大切です。


この項、明日に続きます。


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経世済民 高橋是清

2015.08.23日
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昨夜9:00〜10:00、オダギリジョー主演のNHK放送90年ドラマ『経世済民(けいせいさいみん)の男 高橋是清』を観ました。(総合テレビで5週連続放送)


高橋是清は幕末に生まれ、幼くしてアメリカ留学しました。帰国後は、英語教師や官僚などの職を転々とし、ペルーの銀山経営にも挑戦します。銀山経営に失敗して、すべてを失った彼ですが、日本銀行の工事責任者として名を成してから、人生の歯車が回り出します。
幾度の難局を乗り切り、日銀総裁までのぼりつめた後は、政治家へと転身。副総裁の時、日露戦争の戦費調達に成功。財政の天才といわれ、大蔵大臣を7度(兼任ふくむ)務め、第20代総理大臣に。世界恐慌から日本経済を回復させましたが、二・二六事件で暗殺されました。


「高橋是清」はとても親近感を覚える名前です。
それは、私がアメリカ留学から帰国してすぐ、大磯町で小中学生のための英語教室の責任者として働いていたとき、教室を提供してくださっていたのがこの高橋是清のお孫さんでした。
そして、その方のお孫さんが、当時小学生から中学生だった時、家庭教師させていただいていました。彼女のお祖母さんがとても教育熱心な方で、お孫さんの教育を私の手に委ねてくださっていました。


高橋是清の血を引いていたからというわけではないでしょうが、打てば響くという感じのとても英語のできる聡明なお嬢さんでした。
中学生の時には、自ら英語弁論大会にチャレンジしたいと申し出られ、その指導をしたこともありました。
その後引っ越しされて連絡が途絶えましたが、もう40代半ばの立派なお母さん、あるいはキャリアウーマンになって活躍していらっしゃることでしょう。
高橋是清も幼少の頃から英語を学んで、その英語力によって人生を切り開いていきましたが、この玄孫(やしゃご)の方も小さい時から英語を学び英語をモノにされました。
私の経験からも言えますが、英語学習はやはり幼少から始めるのが一番です。


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▢+2=5

2015.08.19日

"If you can't explain it simply, you don't understand it well enough."
-- Albert Einstein
「もし簡単に説明できないならば、あなたはそれをまだ十分に理解していないということだ」
-- アルベルト・アインシュタイン
(訳:舟田譲二)


昨日、小学1年生のYちゃんの算数を教えていました。
最初算数が苦手だったYちゃんは、たし算もひき算もできるようになったのですが、ちょっと形が変わった問題がこれまでどうしてもできませんでした。
▢+2=5
という、私たちにすればごく簡単な問題です。
ところが何度説明しても、2+5と考えて▢の中に7と書いてしまうのです。


私はこれを何とか分かりやすく説明しようとして、ありとあらゆる手を尽くしました。
言葉で、また手で書いて説明しました。お手本をたくさん示しました。
Yちゃんが難なくできた
3+2=5
の問題を見せて、3を▢で囲んでその後3を薄く消して「何かに2を足したら5になるんだよ」と説明してもダメです。本人はこのタイプの問題になると、もうメンタルブロックしていまい、
「算数、きらいっ!」
と言います。
このタイプの問題になると拒絶反応を示すのです。


Yちゃんをこのまま算数嫌いにしたくないので、なんとかしてこの問題をクリアさせたいと私はここ数週間必死でした。
で、昨日は別の手を考えました。
最初にいくつかの問題
▢+4=6
▢+3=8
で、わざと答えを先に口で言って、▢の中に数字を手で書いて示しました。
+4=6
+3=8
と。


次に、▢のところを指さしながら、
「ん+4=6」
「ん+3=8」
と言い換えて、「ん」は何?と言うと、それぞれ「2」「5」と正しい答えを言うことができました。
最初のうちは、
「学院長先生、さっきの『ん+〜』って言って!」
とお願いしていたのですが、そのうち言わなくてもできるようになってきました。
本当に分かったかどうか試しに、他の問題を解かせると、なんともうどんどんできるようになったのです。


「おめでとう、Yちゃん! これでもうこの問題は大丈夫だよ! 良かったね!」
と言ったらYちゃん、ニコニコ顔。
帰る時にも、「今日はよく頑張ったね。良かったね、Yちゃん。もう算数大丈夫だよ」
と言って励まして送り出しました。
正直、こちらの方がホッとしたのですが(笑)...


「押してダメなら引いてみよ。引いてダメなら押してみよ」
で、生徒の理解力が劣るとか、できないなどと言う前に、あの手この手で試してみること。
とくに理解の遅い生徒、いわゆるできないと言われる生徒には、その生徒の立場に立って、何が分からないのか、どうしたら理解してもらえるか、を探りながら手を尽くすこと。これが教師の務めです。
当たり前のことですが、絶対に切り捨ててはだめなのです。


冒頭のアインシュタインの言葉、
「もし簡単に説明できないならば、あなたはそれをまだ十分に理解していないということだ」
がぐさりと胸に突き刺さりました。


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たった1キロが天地の差を生み出す

2015.08.17日

"Do more than is required. What is the distance between someone who achieves their goals consistently and those who spend their lives and careers merely following? The extra mile. "
-- Gary Ryan Blair, Author and Motivational Speaker
「求められている以上のことをしましょう。自分の目標を常に達成している人と、自分の人生、また仕事においてもただ人の後についていっている人との間の距離はどれだけでしょう? たった1キロです」
-- ゲァリー・ライアン・ブレア、作家・モチベーショナルスピーカー
(訳:舟田譲二)


最後の「たった1キロです」というのは、「あとほんの少しの努力です」という意味です。
成功している人とそうでない人の間の距離がどれぐらい離れているか、というと「たったの1マイルだけです」と言っているのですが、1マイルは約1.6キロ、つまり「ほんの少しだ」ということになります。


たしかにどの世界においても、成功している人というのは、他の人よりももう少し努力している人です。ただし、「もう少し」というのが、どれぐらいの努力かというと、それは個人個人異なります。ある人は、人の何倍も努力するでしょう。また別の人は、本人の持って生まれた才能により、まさに「ほんの少し」かもしれません。
大切なのは、どれぐらいが「もう少し」かという問題ではなく、他の人以上に努力する、ということです。
やったらやっただけの結果が伴うのです。


プロの世界では「1万時間」と言われています。「成功の秘訣」の中にも書きましたが、たとえ1日1時間でも、それを毎日、1年365日、30年間続けるならば、トータル1万時間を超えます。これだけやればプロの世界です。
そして、これが「ほんの少し」「たった1キロ」の差なのかもしれません。
たった1キロが天地の差を生み出すのです。


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疑問を持つことをやめないこと

2015.08.12日

"Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow. The important thing is not to stop questioning."
-- Albert Einstein
「昨日から学び、今日のために生き、明日に希望を持とう。大切なのは、疑問を持つことをやめないことだ」
-- アルベルト・アインシュタイン
(訳:舟田譲二)


私はアインシュタインとはとても波長が合い、これまでにもたびたびこのブログでご紹介させていただきましたが(興味のある方は、このブログページ左上コーナーにある「エントリー検索」に「アインシュタイン」と入力して検索してみてください)、冒頭の言葉もビンビン来ます。
「昨日から学び、今日のために生き、明日に希望を持とう」はみんなが言うことです。
でも、その後の「疑問を持つことをやめないことだ」が肝要なのです。


人生、ある期間生きていると、見るもの、聞くもの、触れるもの、食べるもの等々、だれでも慣れっこになってしまって、幼い子どものように驚きや感動、疑問を持つことを忘れてしまいます。言葉を覚え始めたばかりの幼児が、「なぜ? どうして?」を連発して好奇心を満たして成長していくのがまさにそれです。
そう、すべての学びは「なぜ?」という疑問から始まるものです。
試験のための丸暗記は本当の意味での学びではありません。意味も分からずにただ覚える丸暗記は、ちょうど犬が芸を覚えるのと同じです。
「明日に希望を持つ」ためには、疑問を持つことが不可欠です。
言われたことをただやるだけの丸暗記型の人は、これからの社会では間に合わなくなります。


子どもだけでなく大人もそうです。
言われたことをただやるだけの人ではなく、「何か自分にできることはないか」と自らに問いかけて、自分から進んで家族や友人、社会などに貢献できることを探り、発見し、それを実行できる人になってもらいたいものです。
それがすなわち、「昨日から学び、今日のために生き、明日に希望を持つ」ということです。


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嗚呼、福田恆存先生!

2015.08.10日

「舟田君、久しぶりだね。この前会ったのは講演会の時だったかね?」
「いいえ、先生のお宅に伺った時です」
「そうか、じゃあ、ずいぶんなるね」
「先生、一つお伺いしたいのですが」
「何だね」
「先生、昔よりもかえって若返っていらっしゃるようですが、何か秘訣があるのですか?」
「洗顔石鹸だよ。人からいただいたものだけど、これを使ってから肌がすべすべ、白くなったよ」
「もう一ついいですか?」
「どうぞ」
「先生の書棚を拝見していたら、ところどころ上下逆さになっている本があるのですが、これには何か意味があるのですか?」
「ああ、このあいだ本の整理をしてね。その時、この本はまた読みたいな、って思ったのをわざと逆さにしておいたんだよ。でも、君のお気に入りで欲しい本があったら、どれでも好きなのを持っていっていいよ。君に差し上げるよ」
「えっ、本当ですか? ありがとうございます!」
...


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「永遠に生きると思って学べ」「幸せなひととき」「お前もか、ブルータス?」「勇気を奮い起こして」などに登場していただいた今は亡き恩師、福田恆存先生の夢を今朝がたまた見ました。
今朝見た夢もとてもリアルで、本当に先生とお話しているようでした。
当時、今の私よりも若い60歳ぐらいだったのに、へなちょこの私と違い、とても貫禄がありました。夢の中ではまだ70代ぐらいに見え、あまりにもお若いので驚いて先生のお歳をを尋ねたところ「80代だよ」とお答えになりました。
「えっ、先生それじゃ計算が合いません。あれからもう40年以上も経っているんですよ」
と言ったら、先生は「君の計算が間違っているんだよ」と笑いながらおっしゃいました。
夢の中でお会いしたのはこれで何度目でしょうか。それぐらい福田恆存先生は私の人生に大きな影響を与えてくださった恩師中の恩師です。


学問とはなんたるか、学問の面白さ、学問に取り組む姿勢、英文学、翻訳、戯曲演出等を教えてくださいました。
卒業後も、そしてアメリカ留学から戻って来てからもしばしばお会いして、いろいろと教えていただきました。


こんな偉大な恩師といまだに夢の中でお会いしてお話しできるなんて私はなんて幸せなんだろうと、目が覚めてからしばらくの間、夢の余韻に浸りながら先生の昔の授業を思い出し、懐かしんでいました。


ちなみに、先生のお宅の書棚の本が逆さになっていたのは、多分、つい先日私自身が「断捨離」で本をたくさん整理した時のことが、また「好きな本を持って行っていいよ」とおっしゃったのは、「英会話の基本はここで学びました」の中に登場したPaul Winn先生から本をいただいたことが、潜在意識の中に眠っていてそれらが一緒になって今回のような夢につながったのでしょう。


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利口と賢明

2015.08.06日

"Yesterday I was clever, so I wanted to change the world. Today I am wise, so I am changing myself."
-- Jalal ad-Din Muhammad Rumi (1207-1273), Persian Poet
「昨日、私は利口だった。だから世界を変えたいと思った。今日、私は賢くなった。だから今、私は自分を変えている」
-- ジャラル・アディン・ムハンマド・ルミ(1207-1273)、ペルシャの詩人


13世紀の詩人ですが、この時代においてすでに人生を達観していますね。
ここで言っている「昨日」「今日」はもちろん字義通りの意味ではなく、「かつて」「現在」のような意味です。
若気の至りで、私自身も昔、少しは利口だと思い、世界を変えたいと思ったことがありました。
しかし、自分の力で世界を変えることなど逆立ちしてもできないことを間もなく悟りました。
にもかかわらず、私がジャラル・アディン・ムハンマド・ルミのように賢明でなかったのは、そこで自分を変えようとしなかったことです。


「利口」という言葉と「賢明」という言葉。いずれも一般には「賢い」「頭がいい」と言い換えられ、区別されないことが多いようです。
犬や猫など「利口」なペットはいくらでもいます。
しかし、残念なことに本当に「賢明」な人は少ないです。


日本では教育が進み、大学進学率はうなぎ上り。今や選り好みしなければ大学は全入時代です。

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幼少の頃より学習塾を始め、算盤、ピアノその他の楽器、バレエ、サッカーや柔道などのスポーツ等々、習い事もオンパレードで、小学生の多くがほぼ毎日なにかの習い事に通っています。(という私のところもそのうちの一つなのですが)
子どもたちは昔と比べて確かにどんどんお利口になってきています。
しかし、果たして賢明な子どもに育っているか、というとはなはだ疑問です。


さまざまな事実を暗記してテストで高得点できる。
しかし、「◯◯ができる」=「賢明」とは限りません。
これからの時代に求められるのは、「利口な◯◯ができる」子(人)ではなく、真に「賢明な」人物で、私たち教育に携わる者はもっとこのことに心を砕かなければなりません。


アカデミー学院では今日から夏合宿。
初日の今日は、一日勉強合宿。中1・中2生は5時間の勉強、中3生は朝9時から夜10時までの"Ten Hours"です。

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2日目の明日は、中1・中2生は学力テスト、中3生は県模試。
3日目・4日目の土日は、恒例の足柄ふれあいの村での一泊合宿です。
単にお勉強だけができるお利口さんをつくる塾ではなく、全人格教育を目指したトータルな4日間の合宿です。
アカデミーから将来の日本を担う賢明な生徒たちが巣立っていくことを心から願っています。


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商売の基本とは

2015.07.22日

昨日の「小さな人助け」の記事を書いていて思ったことがありました。
つい数日前、この前の石灰沈着性腱盤炎による肩のリハビリと、最近の膝の痛みを診てもらうために近所の行きつけの整形外科医院に行ってきたのですが、ここはいつ行っても先生、そして看護師さんや受付の人たちなどの患者に接する態度に教えられます。
スタッフの方々は皆さん笑顔で、よく笑い、患者に対してもとても気さくに優しく接してくださいます。若い美人の人など一人もいず(ごめんなさい...)、みんなおば(あ)ちゃんたちなのですが、接し方を見ているだけでいつもとても癒されるのです。これも上の「小さな人助け」のひとつだな、と。


比較的最近行った内科医院は、受付の人も看護師さんたちもぶっきらぼうでサービス精神がなく、冷たい感じがしました。行くといつも癒されるどころか逆に不快な気持ちになります。
次男がまだ幼稚園から小学低学年の頃、アトピーを患っていてよく皮膚科や小児内科に連れて行ったのですが、この皮膚科の先生と助手の奥さんの態度は最悪でした。
ある時、子どもが突然尿意を催し、トイレを貸してくださいと、お願いしたところ、歩いて5分少し離れた駅構内のトイレを使ってくれと言われ、開いた口がふさがりませんでした。それ以来、他の皮膚科に変えて二度とそこには行かなくなりました。
小児科の医者もとても怖い人で、子どもにも親にもいつも説教で、私たちは叱られてばかりいました。当然のことのようにそこの受付の人も看護師の方々もみんな冷たく怖い人ばかりでした。
ほかにも、このような医者にはこれまで数多く当たってきました。


病院だけではありません。
昔よく行った地元の有名なかまぼこ店。ここはまさに殿様商売をやっていて、店長始め店員みんな客を客と思わない横柄な態度で、行くたびにとても不愉快な思いをしました。
これに対して、客にニコニコしながら優しく接してくれるスタッフのいるお店はついついこちらもひいきになってしまいます。
商売とはしょせんお客様あってのものです。医者であろうとだれであろうと、お客様に対して失礼な態度を取るなんていうことはもってのほかです。


手前味噌になりますが、アカデミーの生徒たちがみんな口をそろえて言うのは、先生たちが優しいということ。生徒たちはみんな先生が大好き。それは先生たちが生徒に甘いからではなく、生徒想いで、生徒のために一生懸命なのが生徒に伝わるからです。
ですから、毎年行う卒塾式では、先生も生徒も別れを惜しんで大泣きに泣くのです。


教育も、医療も、商売も、なんであっても基本はお客様との信頼関係。
客を軽んじ、バカにした態度を取ったり、ぞんざいに扱ったりすると客は当然去って行きます。


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危険を冒さないことは...

2015.07.18日

"Risks must be taken because the greatest hazard in life is to risk nothing."
-- Leo Buscaglia, Speaker and Author
「危険は冒さなければならないものだ。なぜなら、人生における最大の危険は、なんの危険も冒さないことだからだ」
-- レオ・バスカーリア、講演家・作家
(訳:舟田譲二)


バスカーリアはアメリカ合衆国の教育家で、いのちについて教える日本でも人気の絵本『葉っぱのフレディ』の著者として世界的に知られています。
彼の言う「人生における最大の危険は、なんの危険も冒さないこと」というのはとても深い意味を持っています。


昨日は、Facebookを通じて知り合いになり、以来このブログに何度も登場していただき(「最高の一日」「最高の二乗」「昨日は美女とデート」「人生最高の日?」「有楽町で会いましょう」)、家族ぐるみのお付き合いをさせていただいている田中勝己さん・元美さんご夫妻のお子さん、ひかりさんと恵嗣くんが我が家に訪ねて来てくださいました。


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恵嗣くんは高校を卒業してから2年間自分探しをしてこられましたが、最近ようやく自分のこれからの進むべき道が見え始めてきた、と言ってその相談に見えたのです。
田中さんご一家は素晴らしいクリスチャンファミリーです。
今、うちに滞在している直人夫婦はアメリカで聖書カウンセリングを学んでいるのですが、恵嗣くんもこの分野に関心を持ち始められたのです。
聖書カウンセリングについていろいろと直人夫婦が教えてくれ、その内容にみんなすっかり引き込まれてしまいました。


直人と恵利紗から聖書カウンセリングの理論と実際、その目覚ましい効果などを聞いているうちに、みんな心燃やされてきました。私はもう水を得た魚のような感じでした。
恵嗣くんご本人の許可を得て今これを書いているのですが、この交わりと聖書カウンセリングの話を通して、彼もいよいよ本格的にアメリカの大学で学びたいという思いを熱くされたのです。
でも、実際に行くとなると、英語の問題や学資の問題など、行く道は決して平坦ではなく、ある意味これは大きな危険を冒すことです。
しかし、冒頭でバスカーリアが言っているように、「人生における最大の危険は、なんの危険も冒さないこと」で、むしろ「危険は冒さなければならない」のです。自分の将来のために。そして、世のためにも。
そしてこのことは、図らずもバスカーリアが『葉っぱのフレディ』の中で語っている、「葉っぱの短い生を通じいのちの尊さを知ると同時に、散った葉っぱがまた次の春に新しい葉っぱとして生まれ変わり、いのちは永遠に続いていくという生命の循環を知る」という内容にぴったりのことなのです。


私は恵嗣くんのこれからの歩みのために、そしてひかり・恵嗣姉弟が豊かな実を結ぶよう祝福をお祈りしました。


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「手をつけ」て、その「手を離さない」

2015.07.09日
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"The first part of success is 'Get-to-it-iveness'; the second part of success is 'Stick-to-it-iveness.'"
-- Orison Swett Marden, Editor, Success Magazine
「成功の第一歩は『手をつけること』、そして次は『手を離さないこと』」
-- オリソン・スウェット・マーデン、サクセスマガジン編集者


オリソン・スウェット・マーデンは19世紀末から20世紀に活躍した事業家。
アメリカで有名なビジネス誌 Success Magazine の創業者であり、成功哲学の父と呼ばれる人物です。


マーデン氏がここに面白い表現で自分の成功哲学を述べています。
'get to it' は「始める」「取りかかる」、 'Stick to it' とは「あきらめない」「やりとおす」という意味で、アメリカでは日常生活の中でよく使います。
これらの単語を−(ハイフン)で結ぶとー語になり、形容詞の語尾である 'ive' を、そして最後に 'ness' を付けて名詞にすると、「〜すること」という意味になります。これによって新しい語をどんどん生み出すことができます。


ですから上の本文を直訳すると、「成功の最初の部分は『始めること』、成功の2番目の部分は『あきらめないこと』だ」というふうになります。
しかし、これでは面白くないので、冒頭のように、
「成功の第一歩は『手をつけること』、そして次は『手を離さないこと』」
とし、「手をつける」「手を離さない」とちょっと意訳してみました。
「手をつける」はもちろん「着手する」、「手を離さない」は「あきらめない」の意です。


考えてみたら、確かにどのようなことでもこの二つに成功の鍵が凝縮されていて、成功する人というのはみんな例外なくこの二つを堅実に行っている人たちです。この二つを面倒くさがって、はしょってしまうと、もう成功はありません。
何事もまずは「始めること」、そして「あきらめずに最後までやり通すこと」。これが成功のエッセンスだと、オリソン・スウェット・マーデン氏は言っているのです。
学生はその本分である勉強にまず手をつけ、そしてそれから手を離さないで頑張り続ける。そうするなら必ずや道は開け、望みはかなえられます。


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すべてに通じる勝利の方程式

2015.07.07日
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"When you're riding, only the race in which you're riding is important."
-- Bill Shoemaker, Jockey
「馬に乗っているとき大切なのは、自分が今まさに走っているレースだけだ」
-- ビル・シューメーカー、騎手
(訳:舟田譲二)


ビル・シューメーカー(1931-2003)は、アメリカの騎手、調教師。
17歳となった1949年3月19日に騎手としてデビュー。翌20日にシャフタービーという牝馬で初勝利を挙げると、引退までに世界記録となる通算8,833勝の金字塔を打ち立てることになった。(Wikipediaより)
シューメーカーの勝利の方程式は、冒頭の言葉にあるように、「馬に乗っているとき大切なのは、自分が今まさに走っているレースだけだ」です。


じつに示唆に富む言葉ではないでしょうか。
彼は騎手だったからこのように言ったのですが、これはどんなことにも通じます。
ひと言で言うと「集中力」です。これについては以前、「手に入れたいものを確実にゲットする法」の中でも書きましたが、何ごとも中途半端に、あるいは二心でやっていたのではものにならないということで、これは真理です。
生徒や学生であれば勉強に集中しなければならないのは当たり前すぎるほど当たり前のことです。
スポーツをしているのならば、その練習に、そして試合に集中しなければなりません。
芸術家もしかり。
仕事をしている人もそう。
家庭を築いている人、子育てをしている人もそうです。


ところが、人間というのは気が多いせいか、なかなか一つのことに集中できず、ついフラフラとよそ見をしたり、あちらこちらに足を取られたり、いっときに二つ、三つのことをしようとしたりするのです。
それが脳の刺激になっていいことももちろんあります。
しかし、こと勝負事に関しては、あるいはたとえ勝負事でなく、子育てでも何でもそれに賭けているときには、やはりそれに集中しなければならないのです。
最近よく見かける光景で、赤ん坊を抱っこしていたり、あるいはベビーカーで押しているのに、赤ん坊そっちのけで携帯のメールに夢中になっているお母さんたち。
これはどう見ても問題です。赤ちゃんが可哀想。


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計画を伴わない目標は...

2015.06.26日

"A goal without a plan is just a wish."
-- Antoine de Saint-Exupery - 1900-1944, Writer
「計画を伴わない目標は単なる希望だ」
-- アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(1900-1944)、作家


サン=テグジュペリといえば言わずと知れた『星の王子さま』の著者。
この本は波長がとても合い、これまで3度読み、その都度大きな感動を覚えました。
映画『紅の豚』で、1920年代の飛行艇乗りを描いた宮崎駿は、サン=テグジュペリの長年の愛読者だそうです。


3年半前に「星の王子さま」という記事を書きました。どんなことを書いたのだろうと、懐かしみながら読み返していると、当時の状況が、そしてこの記事の中に書いた私の高校生の、まだあまりにも初(うぶ)だった頃のことがありありとよみがえってきました。
でも、基本的には私の内にはまだあの頃の純心さというか、幼い精神年齢がそのまま残っているように思います。


今日のサン=テグジュペリの名言、「計画を伴わない目標は単なる希望だ」を見て気づいたことがあります。
地元では今月が中学生の前期の中間試験月間でした。
全教科90点以上、満点もしくはそれに近い99点、98点のような高点数を取った生徒たちは、次回のテストの目標点を書かせたところ、非常に手堅い得点を書いていました。
ところが、思うような結果が出せていない生徒に限って、今回の点数の倍や、あるいは100点などと堂々と書いているのです。
「目標は高く」というのはいいのですが、ただこのままではそれこそ「絵に描いた餅」になってしまいます。
必要なのは、その目標を達成するために自分は何をするか、という具体的な計画であり、その計画を実行に移す決意と行動です。
そうでないと、サン=テグジュペリが言っているように、単なる「希望」に終わってしまいます。


私たちも何かをしたい、何かを達成しようと思ったら、それがどんなことであろうとも、達成するための具体的な計画と実行する決意、そして行動が欠かせません。


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意欲に(1492)狂ったコロンブス‼️

2015.06.08日

"If Columbus had turned back, no one would have blamed him. No one would have remembered him, either."
-- Anonymous
「もしコロンブスが引き返していたら、だれも彼のことを非難しなかっただろう。まただれも彼のことを覚えていなかっただろう」
-- 作者不詳
(訳:舟田 譲二)


Ridolfo_Ghirlandaio_Columbus.jpg


コロンブスと言えば、「意欲に(1492年)燃えるコロンブス、新大陸発見」の語呂合わせで覚えた例のやつで、みんな学校で学びました。また、コロンブスはたどり着いたところを新大陸とは思わず、インドだと思い込んでいたので、出会った原住民のことをインディアンと呼んだこともみんな知っています。


新大陸発見を祝う凱旋式典で「誰でも西へ行けば陸地にぶつかる。造作も無いことだ」などとコロンブスの成功を妬む人々に対し、コロンブスは「誰かこの卵を机に立ててみて下さい」と言い、誰も出来なかった後でコロンブスは軽く卵の先を割ってから机に立てた。「そんな方法なら誰でも出来る」と言う人々に対し、コロンブスは「人のした後では造作も無いことです」と返した。これが『コロンブスの卵』の逸話であり、「誰でも出来る事でも、最初に実行するのは至難であり、柔軟な発想力が必要」「逆転の発想」という意の故事で今日使われています。


しかし、冒頭の言葉を見て「ん?」と首をかしげました。
私の頭の中ではコロンブスはある意味、英雄だったのです。
そのコロンブスがなぜ非難されたり、忘れ去られなければならなかったのだろう?
そこで早速、いつものごとくWikipediaで「コロンブス」を検索して彼が非難される理由を調べました。
記事を読み進むうちに、驚きが反吐(へど)が出そうになるほどの不快感に変わっていきました。
とても長いのでその一部を下に引用します。


最初に上陸した島でコロンブス一行は、アラワク族インディアン達から歓待を受ける。アラワク族は船から上がったコロンブス達に水や食料を贈り、オウムや綿の玉、槍やその他見たことのないたくさんのものを持ってきた。コロンブス一行はそれをガラスのビーズや鷹の鈴と交換した。だがしかし、コロンブスの興味は、ただ黄金にしかなかった。彼はこう書き残している。
「私がインディアに到着するとすぐに、私が見つけた最初の島で、彼ら原住民(アラワク族インディアン)たちに、私に差し出さなければならないものがこの品々の中にあるのかどうか教え込むために、私は力ずくで原住民の何人かを連行した」
「彼らは武器を持たないばかりかそれを知らない。私が彼らに刀を見せたところ、無知な彼らは刃を触って怪我をした。 彼らは鉄を全く持っていない。彼らの槍は草の茎で作られている。彼らはいい身体つきをしており、見栄えもよく均整がとれている。彼らは素晴らしい奴隷になるだろう。50人の男達と共に、私は彼らすべてを征服し、思うままに何でもさせることができた」
コロンブスはこの島で略奪を働き、次に現在のキューバ島を発見。
帰還したコロンブスを歓迎して宮殿では盛大な式典が開かれた。コロンブスは航海に先んじて、発見地の総督職、世襲提督の地位、発見地から上がる収益の10分の1を貰う契約を交わしていた。この取り決めに従い、コロンブスはインディアンから強奪した金銀宝石、真珠などの戦利品の10分の1を手に入れた。また陸地を発見した者には賞金が王夫婦から与えられるとされていたのだが、コロンブスは自分が先に発見したと言い張り、これをせしめている。
コロンブスの軍勢は凶暴性を増し、窃盗、殺人、強姦、放火、拷問を駆使して、インディアンたちに黄金の在処を白状させようとした。
コロンブスが何カ月もの間病いに臥せっている間、コロンブスの軍勢はやりたい放題の大虐殺を続けた。コロンブスが快復するまでに、5万人以上のインディアンの死が報告されている。やがて完全復帰したコロンブスの最初の仕事は、彼の軍勢に対し、略奪を組織化することだった。
1495年3月、コロンブスは数百人の装甲兵と騎兵隊、そして訓練された軍用犬からなる一大軍団を組織した。再び殺戮の船旅に出たコロンブスは、スペイン人の持ち込んだ病いに倒れ、非武装だったインディアンの村々を徹底的に攻撃し、数千人単位の虐殺を指揮した。コロンブスの襲撃戦略は、以後10年間、スペイン人が繰り返した殺戮モデルとなった。
彼らは刀の切れ味と男ぶりを試すため、捕虜のインディアンの首を斬り落とし、または胴体を真っ二つに切断し、賭けの場とした。捕えた酋長を火炙りにしたり、絞首刑にした。
1492年の「新大陸」へのコロンブスの上陸時に約800万人いたインディアンの人口は、1496年の末までに、その3分の1までに減った。
ラッセル・ミーンズは、「コロンブスは大西洋を横断した世界初の奴隷商人だ。コロンブスの前では、アドルフ・ヒトラーはまるでただの不良少年だ」、AIMコロラド支局代表のインディアン、グレン・モリスは、コロンブスを「殺人者であり、強姦者であり、今日も続く大量虐殺思想の大立者である」、ウィノナ・ラデュークは、「生物学的、技術的、生態学的な侵入は、500年前のコロンブスの不幸な航海から始まった」とコメントしている。


知らないことは恐ろしいことです。
意欲に狂ったコロンブスがやったことは、IS(イスラム国)と変わりない、と言うよりもそれ以上にひどいではありませんか。
これを読んでいて、コロンブスが途中で大航海をあきらめて引き返していたことを心から願った次第です。
人間の罪の恐ろしさをまざまざと見せつけらました。


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成功の秘訣

2015.06.07日

"One man has enthusiasm for 30 minutes, another for 30 days, but it is the man who has it for 30 years who makes a success of his life."
-- Edward Butler, Discount-Store Entrepreneur
「ある人は30分間何かに夢中になれる。別の人は30日間だ。しかし、人生において成功するのは30年間夢中になれる人だ」
-- エドワード・バトラー、ディスカウントストア起業家
(訳:舟田 譲二)


よく「三日坊主」と言いますが、確かに30分間や3日間、あるいは30日間何ごとかに夢中になれたとしても、そんなことで何もものになるわけありません。


でもたとえ1日1時間でも、それを毎日、1年365日、30年間続けるならば、トータル1万時間を超えます。これは「1万時間の壁」に書いた、何かをものにするための鍵となる数字です。
もちろん30年間かけなくても、1日に5時間だと5〜6年で1万時間になり、これでも同じことです。
つまり、何かをモノにする人はみんな例外なく、最低でも1万時間そのことに費やしています。


それを別の言い方をすると、「石の上にも3年」ではなく、30年間ひとつのことに夢中になりとおすなら、それは確実に成功につながるということです。


教育の仕事に携わってきてわかることは、勉学において成功する生徒や学生は勉強の面白さに目覚めて夢中になります。しかも、それが長い期間続きます。
これに反して、勉強に夢中になれない、たとえ夢中になれたとしても一瞬で、すぐに飽きてしまう学生はやはり成功できません。


このことは勉学に限らず仕事や芸術やスポーツ、人間関係、家庭生活などどんなことにも当てはまるでしょう。
とどのつまり、「成功の秘訣とは、長期間何ごとかに夢中になる」ということです。


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昨日のゴージャスなデート

2015.06.06日

ちょうど1週間前の「デート」に続き、なんと昨日もゴージャスなデートでした。
今回のデートのお相手は...


FBフレンドならみんながうらやむお方、共通のフレンドも多いHiroko Umaaraiさんです。
今日、東京で行われるセミナーに参加するのに朝の時間が早くて、飛行機の時間が間に合わないので前日に上京する、ということで平塚まで足を伸ばして来てくださいました。
湘南には前からずっと来たいと願っておられたそうです。


じつはかなり前から塾のことや日本での英語教育のことなどについて話を聞きたいとおっしゃっていたのですが、今年の4月にアカデミーで開講したガウディア(「最高の喜び、楽しみを子どもたちに」)をHirokoさんのところでも導入検討中で、もっと詳しく知りたいと、今回この絶妙のタイミングで来られたのです。


午前11時過ぎに平塚に着かれたので湘南海岸へご案内しました。ここは以前から憧れのところだったとおっしゃり、富士山や伊豆半島、大島、江の島、三浦半島の大パノラマにとても感動してくださいました。
海岸をウォーキングしながら楽しい語らいの時を持ちました。


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(富士山、大磯港、伊豆半島をバックにツーショット)


ちょうどお昼になったので、何を召し上がりたいかとお尋ねしたところ、せっかくだから地の魚料理ということで、すぐ近くの「平塚漁港の食堂」へお連れしました。
食堂とはいえ、吹き抜けの高い天井にしゃれたインテリアで雰囲気もとても素敵。いつも行列のできる、知る人ぞ知る大人気の食堂です。
着いた時には広い店内は満席で、すでに20人ぐらいの人が並んでいて、待つこと40分ほど。
注文した料理は一日限定15食のひつまぶし膳(「ひまつぶし」じゃない!)といって、地魚ひつまぶし、アジとあんこう(?)のフライと味噌汁のセットですごいボリューム。
味の方も最高で、もう大満足。


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食後、アカデミーにお連れして、ガウディアの教材を見ていただき、使用法や生徒たちの反応などをお話ししたところ、すっかり気に入ってくださり早速導入したいとのこと。


駅にお送りする前にコメダ珈琲でさらにお話の続き。
教育問題から塾の将来のビジョン、信仰のことなど話は尽きず、あっという間にお別れする時間になりました。
デートのお相手も、湘南海岸ウォーキングも、お話も、食事も、最後のコーヒーのひと時もすべてがゴージャスなデートでした。
ありがとうございました、Hirokoさん。


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一番の子育て法

2015.06.04日

"What will your children remember? Moments spent listening, talking, playing and sharing together may be the most important times of all."
-- Gloria Gaither
「あなたの子どもたちは何を覚えているでしょう? 耳を傾け、語り、遊び、ともに過ごした一瞬一瞬が、すべての中で一番大切な時となることでしょう」
-- グロリア・ガイザー


クリスチャンの方ならたいがいご存じかと思いますが、「主は今、生きておられる」(Because He Lives)を作詞作曲したのが、ビル&グロリア・ガイザー夫妻です。
ベトナム戦争のあとの1970年代、アメリカが混乱の中にあった時、グロリアさんは第三子を妊娠しておられました。このような時代に子どもを産んでどのように育てるか、ということを考えていた時に自然と生まれたのが上の賛美だそうです。



この歌は世界中に広まり、大勢の人々に賛美されました。
当時2歳半ぐらいだったうちの長男が、ある日突然「しゅはいま〜、いきておら〜れる〜、わがうち〜に、おられる〜」と意味もわからずに歌い始めました。毎週、教会で聞いているうちに覚えてしまっていたのです。
あれから30年の年月があっという間に流れましたが、あの時の驚き、感動の状況が今もなおまぶたに焼きついています。


「あなたの子どもたちは何を覚えているでしょう? 耳を傾け、語り、遊び、ともに過ごした一瞬一瞬が、すべての中で一番大切な時となることでしょう」
という冒頭のグロリアさんの言葉は、まさに彼女自身が体験したことであり、また私たちみんなが持っている共通の経験ではないでしょうか?


私も自分の幼い時の想い出、そして子どもたちが小さい頃の想い出といえば、やはりこのような一瞬一瞬です。


子育てに毎日追われているお母さんたちは、ともすれば目先のことに心奪われ先が見えなくなってしまったり、イライラしてついつい子どもにつらく当たったり、大声で怒鳴りつけたりしてしまいますが、あの時をもっと大切にしておけば良かったと、後になって後悔することになります。
今という瞬間瞬間を大切にしましょう。子どもははっきりとその時を覚えています。
そして、それが一番の子育て法なのです。


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自分を惨めにするにも労力を要する

2015.05.31日

"We either make ourselves miserable or we make ourselves strong. The amount of work is the same."
-- Carlos Castaneda, author
「私たちは、自分自身を惨めにするか、あるいは強くするかだが、その労力は変わらない」
-- カルロス・カスタネダ、作家
(訳:舟田 譲二)


カルロス・カスタネダ(1925-1998)はペルー生まれのアメリカの作家・人類学者です。
私の母校でもあるUCLAで文化人類学を学び、ヤキインディアンの呪術関連の著書をたくさん残してます。私もUCLAの前にいたカリフォルニア州立大学フラトン校で文化人類学を学びましたが、とても興味深い分野で大好きでした(「日本よ、どこへ行く?」)。
その文化人類学者が言っている冒頭の言葉は示唆に富みます。


私たちは日常生活の中で、無意識のうちに自分を惨めにするようなことを言ったり、したりしていますが、それにもじつは労力がいるのです。自分を強くするのと同等の労力が。


勉強を嫌がる子どもたちは勉強をサボります。一方、目標がはっきりしている生徒は目標に向けて一生懸命勉強します。
一見、サボる方が楽で勉強するほうが大変な労力がいるように思われますが、サボるのにも勉強するのと同じだけの労力を要します。
夫婦関係や親子関係、友人関係、親戚関係、職場の人間関係などはなかなか難しいものです。
とても壊れやすいです。
しかし、これらの人間関係を壊すのにも労力が必要で、正しい人間関係を築くのと同等の労力を要します。
また、国際関係において、互いに憎しみ合い戦争するのにも、平和を築くために努力するのと同じ労力を要しています。
このほか、信仰の世界においても、神の存在を否定するのにも、神を信じるのと同じ労力を必要としています。


同じ労力を要するのなら、否定的、破壊的なことに使うよりも、肯定的、建設的なことに使った方がよっぽどいいのじゃないでしょうか。


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手に入れたいものを確実にゲットする法

2015.05.27日

教育に40数年携わってきて、またこのブログを過去6年半にわたりほぼ毎日綴り、そして数えきれないほど多くの方々とお知り合いになって教えられてきたことなどから見えてきたことがいくつもあります。


その中のひとつ、「いかにして手に入れたいものを確実にゲットするか」ということは、これまでにも似たようなことを何度も書いてきましたが、改めてここに書かせていただきます。というのは、今までに書いたから、今これを読んでいらっしゃる方皆さんが読まれたとは限らず、初めての方もいらっしゃると思うからです。
また、これはうちの塾生やそのご家族に、そして私がこれまで関わってきたすべての人々にぜひとも知っていただきたいことでもあります。
これを知っていると知らないでは、人生が180度変わってきます。


ひと言で言うと、それは「自分が求めるもの一点に焦点を合わせ、それから目を離さず、それが必ず手に入ると信じて疑わないこと」です。
えっ、たったそれだけのこと?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
でもそうなのです。たったそれだけのことです。そしてこれはどんなことにも当てはまります。


たとえば生徒や学生ならば、テストで高得点を取りいい成績を上げる、志望校に合格する、という当座の目標がきっとあるでしょう。この目標すらない人は、自分が手に入れたいものが初めからわかっていないわけで、何も手に入れられないのは当たり前のことです。
これまでに、学校の進路指導などで絶対無理、と言われていたにもかかわらず、信じて疑わず難関の志望校合格を果たした人はそれこそ数えきれないほどいます。
必ずしも難関の志望校でなくても、自分にとってかなりハードな志望校でも同じことです。
これらの人に共通しているのは、やはり「一点集中」です。
目があちらこちらに移ろい、二心あって集中できない人はどんなことでも絶対に成功しません。
就職の時もまったく同じです。


仕事をしている人なら、自分がどんな仕事をしたいか、どんなふうになりたいか。
家庭を持っている人なら、どんな家庭を築きたいか、子どもをどんなふうに育てたいか、どんな夫婦関係を築きたいか。
将来、どんな人生を歩みたいか。
どんな人物になりたいか。
あれもこれもではなく、自分が一番求めていることをひとつに絞るのです。
そして、そこに集中する。


私は大学時代、卒業したらアメリカの大学院に留学して、将来はそこで学んだことを活かした仕事に就きたいと考えていました。
そして、最後の大学院を終えた時、将来したい仕事を書き、それが卒業アルバムに載りました。
私が書いたのは、「大学で教えること」「牧師になること」「カウンセラーになること」でした。
それらを全部かなえることができました。さらに、それだけでなく、今日の塾の仕事までおまけでついてきました。家庭もそうです。そのほか、私が掲げた目標はほとんどすべて実現できました。
今、これまでを振り返って「我が人生に悔いなし」と言えます。
でも、まだまだやりたいことがあります。今はそれに焦点を合わせて、そこに向けて日々一生懸命取り組んでいます。


だれでもこのような人生を歩むことができます。
手に入れたいものを確実にゲットすることができるのです。
一点集中で。


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手に入れる将来は

2015.05.25日

"The future you see is the future you get."
-- Robert G Allen, Business, Finance & Motivational Author
「あなたが見る将来は、あなたが手に入れる将来だ」
-- ロバート・G・アレン、ビジネス・ファイナンス・モチベーション作家
(訳: 舟田 譲二)


目に見えないもの、何だかわからないものを手に入れることなどできるわけありません。
手に入れたい将来があったら、その将来を夢見るだけでなく、ありありと目に浮かぶように見なければなりません。
そして、将来をはっきりと見ていたら、それが実現へ向けての第一歩となるのです。


いい成績を取り、また志望校合格を果たす生徒や学生は、はっきりとその様子を前もって信仰の目で見ています。そして、それを確実に手に入れるために努力をします。
企業人もそうです。どのような将来を手に入れたいかはっきりと見ています。
学者も同様です。
人間関係もそうです。


今がたとえどうであっても、このようになりたい、という目標がはっきりしていれば、それに向かって努力することができます。
熟年の人が、自分の将来はもうないと、思っていたらまさにそのとおりになります。
逆に、日野原重明先生を目標に、あのようになりたいと、具体的に自分の将来を見ていたら、そのような将来を手に入れるために努力します。そして、それは現実化するのです。


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持っている人、持っていない人

2015.05.23日

For whosoever hath, to him shall be given, and he shall have more abundance: but whosoever hath not, from him shall be taken away even that he hath.
(King James Version)
というのは、持っている人には与えられ、ますます豊かになるが、持っていない人からは、持っているものさえも取り上げられるだろう。
(マタイによる福音書 13:12)
(私訳:舟田 譲二)


上の欽定訳と言われる King James Version はイングランド王ジェームズ1世の命令によって翻訳された1611年刊行の聖書で、とても格調高く、今日でもこの訳を好んで用いている人たちは大勢います。
雰囲気としては、下の文語訳、あるいは文語訳の前に刊行された元訳が欽定訳にとても近いです。
それ誰(たれ)にても、有(も)てる人は與(あた)へられて愈々(ますます)豐(ゆたか)ならん。されど有たぬ人は、その有てる物をも取らるべし
(文語訳)
それ有(もて)る者ハ(は)予(あたへ)られてなほ餘(あまり)あり無有(もたぬ)者ハその有(もて)る物をも奪(とら)るる也(なり)
(元訳)


さて、この言葉が言わんとしているのは、「誰でも、たとえどんなことでも、持っている人はそれがますます与えられるけど、持っていない人からは持っているものまでも取られてしまう」という、今日の考え方からすると一見不公平に思えるようなことです。
でもこれは事実です。


もっとわかりやすい身近な例を挙げると、たとえば:
頭のいい人は勉強するのでますます頭が良くなるが、勉強しない人はますます勉強ができなくなる
運動する人はますます運動能力が高められるが、しない人はどんどん運動できなくなる
毎日歩いて(ジョギングして)いる人は面白くなってますます歩く(ジョギングする)が、しない人はできなくなる
本を読む人はますます読むので、本から学び成長するが、読まない人はますます読めなくなり成長しなくなる
絵を描く(字を書く)のが好きな人はたくさん描く(書く)のでますます絵(字)がうまくなるが、描かない(書かない)人はますます描かなく(書かなく)なり下手になる
音楽が好きな人は楽器を演奏したり、歌を歌ったりするのでますますうまくなるが、そうでない人はまったくできなくなる
健康な人は食事・運動・休息などバランスのとれた健康法に気をつけるのでますます健康になるが、そうでない人は健康に留意しないのでますます不健康になる
金持ちはお金の価値を知っていて正しく管理し、うまく活用・運用するが、そうでない人はますます貧しくなる
美しい人は美容に気をつけるのでますます美しくなるが、そうでない人はますます◯◯(ごめんなさい)になる
仲のいい人たちは関係を大切にするのでますます仲良くなるが、仲たがいしている人はますます仲が悪くなる(愛情も憎しみも倍加される)
人と交わるのが好きな人は社交の場にどんどん出ていくのでますます社交的になるが、そうでない人はますます非社交的になりやがて友人がいなくなる


等々、いくらでも挙げることができます。
ちょっと厳しいようですが、これは公平、不公平の問題ではなく、私たちの選択という意志の問題です。
自分の将来を考えて、良い方に時間や労力や財を投資するならそれはますます豊かになって戻ってきますが、それをしなければ当然のことながらますます乏しくなり、それこそ持っているものまで取り上げられ、なくなってしまいます。
ですから古今東西、偉人と呼ばれる人たちはみんな口をそろえて目標の設定とその実行の大切さを訴えているのです。


あなたはどちらを望みますか?
望むことに対してどのような行動を起こしますか?


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不可能を可能に!

2015.05.22日

"All who have accomplished great things have had a great aim and have fixed their gaze on a goal that is high--one that sometimes seems impossible."
-- Orison Swett Marden, Motivational Writer
「偉大なことを成した人というのはみんな偉大な目標を定め、ときに不可能に思えるようなその高い目標から目を離さなかった」
-- オリソン・スウェット・マーデン、モチベーション作家
(訳:舟田 譲二)


こういう言葉、本当にいいですね。
「不可能」という言葉は「可能」の前に否定の意味を表す「不」という文字がついています。
英語でも可能を表す possible の前に否定の接頭辞 in(次の文字がpで両唇を閉じるのでそれに合わせて m に変わる) をつけて impossible 「不可能」となります。
トム・クルーズの映画で大ヒットしたシリーズ "Mission Impossible" の impossible です。
この映画の原型は1966年から1973年まで放送されたアメリカのテレビドラマ『スパイ大作戦』で、私が高校生のころ放映されていたものです。
毎回、手に汗握るシーンが息つく暇もなく続き、不可能と思えるシーンを可能に変える、気分爽快なドラマでした。


さて、往年の大女優ヘップバーンが次のように言っています。
"Nothing is impossible, the word itself says 'I'm possible'!"
(不可能なんて何ひとつない。不可能という言葉自体に「可能」という言葉が入っているではありませんか)
4年ほど前の東芝のノートパソコンのCMでも次のようなものをやっていました。覚えていらっしゃる方も多いことでしょう。


possible.jpg


指でチョンとアポストロフィ(’)を入れるだけで、Impossible が I'm possible(私はできる)に変わるのです。


あなたの今の人生にも不可能に思えるようなことはありませんか?
不可能を可能に変える小さなアポストロフィは、目標を定め、ときに不可能に思えるようなその目標から目を離さないで、あきらめずにやり続けることです。


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習慣が結果を生む

2015.05.19日

"We are what we repeatedly do.
Excellence, then, is not an act, but a habit."

Aristotle, philosopher
「我々は繰り返し行ってきたことの結果のものである。
ならば卓越も行動ではなく、習慣の結果のものである」

アリストレス、哲学者
(訳:舟田 譲二) 


上のアリストテレスの言葉を次のように訳しているものがありました。
「人は物事を繰り返す存在である。従って、優秀さとは行動によって得られる物ではない。習慣になっていなければならないのだ」
これは似て非なるもので、正確には上のように訳さなければなりません。


むしろマザー・テレサの次の言葉の方がアリストテレスが言わんとしたことに近いです。


思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。


Aristotle_Altemps_Inv8575.jpg mother.jpg


人間というものは持って生まれた性格や素質、才能、さらに言えば容姿から言動、仕事ぶり、人間関係や日常の生活の細かなことに至るまで、ほぼすべて習慣の結果によるものなのです。
このことに留意して日々を過ごすことが私たちの運命をすら変えてしまいます。
あなたはどのような人生を送りたいですか? 「卓越」とまでいかなくても、健康で幸せな、後悔しない人生を送りたいと思われませんか?


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勉強が好きになるには

2015.05.18日

"Put your hand on a hot stove for a minute, and it seems like an hour. Sit with a pretty girl for an hour, and it seems like a minute. That's relativity."
-- Albert Einstein, physicist
「熱いストーブの上に手を1分置いてみなさい。1時間のように感じるでしょう。きれいな女の子の隣りに1時間座ってごらんなさい。1分のように感じるでしょう。これが相対性理論です」
アルバート・アインシュタイン、物理学者
(訳:舟田 譲二)


perfect_matching_cat_001.jpg

(ネコと一緒にハイポーズ!)


アインシュタインの名言はどれもこれもまことに至言です。
相対性理論という難解な理論をひと言でだれにでもわかるように言うところがいかにもアインシュタインらしいですね。


ところで、勉強嫌いな生徒や学生がとても多いのは本当に残念なことです。
親が無理やりさせるから仕方なくやる、試験があるから、宿題をやっていかないと先生に叱られるから、高校や大学に行くために勉強する、などいやいや勉強する人が大半ではないでしょうか。
このような勉強の仕方をしているから、アインシュタインが言うように勉強時間が途方もなく長く感じるのです。


一方、自分の好きなゲームや、スマホ、スポーツなど好きなことをしている時は時間はあっという間に過ぎてしまうものです。
私も最近、旧友と会う機会がよくあるのですが、あっという間に時間がきて、惜しみながら別れることになります。


塾が好きな生徒がよく言いますが、週に3日や4日じゃなくて毎日あればいいのに、と。これは塾が楽しいからです。
ということは、勉強の面白さがわかったら、どれだけ勉強してもあっという間に時間は過ぎてしまい、また次に勉強するのが楽しみになるわけです。


子どもたちに勉強は楽しいよ、と言っても「いや、勉強が楽しいなんてあり得ない。たとえお日様が西から上るようなことがあっても勉強が楽しくなることはない」などと答えます。
これにはひとつ原因があります。
親や学校、塾の先生などが勉強をつまらなくさせているのです。


だれでもそうですが、無理強いされたり、脅されたりするのはいやです。
でも、親や教師は「あなたのためだから」などと言いながら、無意識のうちに子どもに勉強することを強制しているのです。
これでは子どもが勉強嫌いになるのも無理ありません。
私の知っている限り、勉強が好きだという人で、親などに強制されて勉強した人はいません。と言うか、この人たちの親は子どもの勉強には口出ししていません。


それでは、どうすれば子どもは勉強が楽しくなり、好きになるのか。
これはとても大切な問題です。
答えは簡単。親や教師などが勉強好きで、楽しくて仕方がない、という姿勢、情熱、お手本を示すことです。
一般的に言えることですが、スポーツ好きな親に育てられた子どもはスポーツが好きになりますし、これは音楽好き、芸術好き、読書好きなどほとんどのことに当てはまります。
親が本を読まなくて子どもに本を読めと言っても読まないように、親が勉強しないで子どもに勉強しろ、と言ってもそれはしょせん無理な話です。


親や教師が勉強の面白さにハマって夢中になる。これを見た子どもは何も考えずに勉強とは面白いものだと思うようになるでしょう。
そして、勉強する時間があっという間に終わってしまい、もっとしたくなるようになります。


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自分は無知だ

2015.05.14日

"To be conscious that you are ignorant of the facts is a great step to knowledge."
-- Benjamin Disraeli, British prime minister
「自分は無知だと自覚することは、真の知識に向かう大きなステップだ」
-- ベンジャミン・ディズレーリ(1804 - 1881)、英国首相
(訳: 舟田譲二)


ギリシャの哲学者、ソクラテスも同じようなことを言っています。
「真の知の探究とは、まず自分が無知だと自覚することこそが始まりである」と。
さすが、賢者にあってこの言葉あり、という感じです。


私がこれまで出会ってきた人たち、恩師や友人たちを含めて、一様に謙虚な人ほど知恵と知識に満ちた人である、ということに気づいてきました。
高慢な人は、自分があたかも何ごとも知っているかのように振る舞い、他人を馬鹿にしたような言動を取ります。私はそのような人を信頼していません。


私自身はどうかというと、自分が賢者などと思ったことはこれまで一度もなく、このブログで偉そうなことを言っているように感じられたなら本当に申し訳ないのですが、これらはすべて私が教えられたことのシェアに過ぎません。私のモットーは「常にありとあらゆるものから学ぶ」で、学んだことをシェアすることによって一人でもいいので何らかのベネフィット(利益)を得ていただければそれこそ本望だといつも思っています。
ですから、そのようなコメントをいただけるととても嬉しくなります。


今朝もメールマガジン登録をしてくださった方から次のようなメッセージをいただきました。
「いつも元気をもらっています。ありがとうございます。その名の通り元気の出る…楽しみにしてます♪
大好きな、ちょっと苦手だった英語にも触れられてとてもなつかしいです」


そうです、他のだれよりも私自身がこのブログを書きながら、そして上のようなコメントをいただいて一番元気をいただいており、いつも感謝しています。
これからも、自分の無知を自覚しつつ、学び続け成長していきたいと思っていますので、皆さんよろしくご指導ください。


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勉強で無駄なこと

2015.05.11日

昨日は平塚の駅ビルレストラン街で昼食をとろうとテーブルについたところ、隣の席で外国人一家が食事をしていました。
英語らしき音が耳に入ってきたので、
"Excuse me. Do you speak English?"
(失礼ですが英語を話されますか?)
と尋ねてみると案の定、
"Yes, we do."
(はい、話しますよ)
という返事。
そこで、
"Are you here on vacation?"
(休暇で旅行中ですか?)
と聞くと、そのあとは会話がはずみ、注文した料理が運ばれてきても箸をつける暇もなく次から次へと話題が飛びました。


"How do you like Japanese food?"
(日本食はいかがですか?)
"Oh, we're from Hawaii, so we eat Japanese food all the time."
(私たちはハワイに住んでいます。だから日本食はいつでも食べていますよ)
"Did you know that the most popular Japanese food for foreign tourists now is 'ramen'?"
(外国からの観光客の間で一番人気の日本食は今やラーメンだって知っていました?)
"Oh, is 'ramen' Japanese food? I didn't know that. By the way, you speak good English. Where did you learn it?"
(えー、ラーメンは日本食だったのですか? 知りませんでした。ところで、あなたは英語がお上手ですね。どこで学ばれたのですか?)
"I used to live in the States for seven years."
「昔、アメリカに7年間住んでいました」
"Mainland? California?"
「本土ですか? カリフォルニア?」
"Yeah, Los Angeles."
「ええ、ロサンゼルスです」
"Did you go to school there?"
「ロサンゼルスでは学校に行っていたのですか?」
"Yes, I went to Cal State and UCLA."
「はい、カリフォルニア州立大学とカリフォルニア大学ロサンゼルス校に行ってました」
"They're both good schools. My wife went to Cal State too. We're going to Tokyo Disneyland tomorrow. Is it crowded like the one in LA?"
「両方ともいい学校ですね。家内もカリフォルニア州立大学に行ったのですよ。私たちは明日東京ディズニーランドに行くのですが、ロサンゼルスのように混んでいますか?」
"You bet! A lot more."
「もちろん。比較にならないほど混んでいますよ」
"My wife is a 3rd generation Japanese from Okinawa and her grandfather was Swedish. Her grandmother is 96 and still physically and mentally very healthy."
「妻は沖縄出身の日本人の3世で祖父はスウェーデン人でした。祖母は今96歳ですが、心身ともにかくしゃくとしていますよ」
"Is that right?"
「へえー、そうなんですか」
(沖縄で長寿・健康と聞き、先日の記事「健康と長寿」を思い出して話そうとしましたが長くなるのでやめておきました)
とこんな調子で、すっかり意気投合し、メールアドレスが載っている名刺を渡してご夫妻と固い握手を交わして別れました。来年辺りハワイにこのご家族を訪ねることができればいいなと思っています。こんなふうにして友達の輪が広がり、身近なところから国際交流ができるのです。


これが、昨日「学習は宝物」に書いた、「学習は、あなたがどこに行ってもついてくる宝物」ということです。
昨日知り合ったこのご夫婦が言っていました。
「日本人で英語が話せる人はほとんどいない。みんな単語を並べてジェスチャーしたり、絵を描いたりするけど何が言いたいのかよくわからない」と。
そういえば先日来、京都や滋賀、小田原、横浜、東京などによく出かけ、外国人観光客の姿をたくさん見かけているのですが、みんな一様に表情が硬く、日本の<おもてなし>には満足しているのでしょうが、親しく会話できずにちょっと淋しさを味わっているような印象を受けていました。昨日のご夫妻もそうでした。
国民のほぼ全員が中学高校で6年間、長い人だと大学に行って8年から10年、あるいはそれ以上も英語を学んでいるのに使えないというのはなんともったいないことでしょう。その点、東南アジアやアフリカ、中東、南アメリカなどの国々では、文法・発音ともにけっこうでたらめでもとにかく話し、意思疎通できるという人がたくさんいます。


しっかり学んで身につければ一生ついてくる宝物になるのです。
英語に限らずどの教科もそうです。勉強で無駄なことなど一つもありません。


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学習は宝物

2015.05.10日

"Learning is a treasure that will follow its owner everywhere."
-- Chinese Proverb
「学習は、あなたがどこに行ってもついてくる宝物」
-- 中国のことわざ
(訳:舟田 譲二)


ここで owner、すなわち「持ち主」と言っているのは、もちろん何かを学んで自分のものにした人、「あなた」のことです。


多くの人が勉強は嫌い、面白くない、したくない、試験があるから仕方なくやっている、志望校に合格しさえすればもう勉強なんかしない、というようなことを言っています。
これは実にもったいない話。まるで宝物をみすみす捨てているようなものです。
確かに勉強には基礎になる部分で、つまらなく見えるところもあります。でも、家を建てる時に目に見えない部分だからと言って基礎をいいかげんにしてしまったら、その家はすぐにつぶれてしまうのと同様、勉強もこの一見つまらなさそうにみえる基礎の部分があって初めて、その上に建てあげられる面白い部分があるのです。
これが本物の勉強です。


私はこのことに気づくのが遅く、ずいぶん遠回りをしました。
勉強の面白さに目が覚めたのは大学に入ってからで、そのとき「しまった。もっと早くから基礎をしっかりやっておけばよかった」と後悔したものです。
そのため、大学を卒業してからアメリカに留学し、なんと最終的に卒業したのは34歳の時のこと。普通の人よりも12年も遠回りしてしまったのです。


でも、そのお陰で現在の自分があり、大学時代からずっと教育関係の仕事に携わってくることができるようになりました。
そして今では学習塾というところで、小中高校生たちに勉強の楽しさ、面白さを教えることに生き甲斐、自分の使命を感じています。


子どもたちは勉強が楽しいと言ってくれ、卒塾生の中からは大勢の小中高校の教師が生まれました。これこそ教師冥利に尽きるというものです。


冒頭の中国のことわざ、「学習は、あなたにどこにでもついてくる宝物」はまことに真理です。
この宝物をひとりでも多くの子どもたちに、そしてこのブログを読んでくださっている方々に発見してもらいたいと日々願っているものです。


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期待のクオリティ

2015.05.01日

"The quality of our expectations determines the quality of our actions."
-- Andres Godin
「期待のクオリティが行動のクオリティを決定づける」
アンドレ・ゴダン
(訳: 舟田 譲二)


「期待」というとき、それは人に対する期待であることも、また自分自身に対する期待であることもあります。
確かに、自分に対する期待のクオリティが高ければ当然のことながらその期待に応えるべく行動のクオリティも高くなるでしょう。
わかりやすい例を挙げれば、学生なら良い成績や志望校合格という、自分に対する期待のクオリティが高ければやはり誰でも一生懸命勉強し、努力して夢をかなえようとします。その努力が行動のクオリティなのです。
スポーツや芸術や仕事など何でもそうです。


自分に対する期待のクオリティが低い人は当然、行動のクオリティも低くなり、結果も低いクオリティになります。
どの世界においても、素晴らしい実績を挙げている人はみんな自分に高いクオリティの期待をかけ、かつそれを実現させるためにそれ相応の高いクオリティの行動を取っています。
これができない人は低いクオリティに甘んじることになります。


それでは人に高いクオリティの期待を寄せる人はどうかと言えば、そのような人はただ単に人に期待するだけでなく、その期待のクオリティに合致した、そしてそのようなクオリティを引き出すような行動を取っています。
これは優秀な教師や監督、コーチなどを見れば明らかです。
子育てに当たる親も同様です。
「子は親の背中を見て育つ」という言葉にも表れているように、賢い親は自らの行動のクオリティをもって子どもに良きお手本を示しているのです。


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隠された成功の秘訣

2015.04.22日

"Everyone starts from scratch, but not everyone keeps on scratching!"
-- Anonymous
「みんなゼロから始める。しかし、だれもがその後、努力し続けるわけではない」
--作者不詳
(訳:舟田 譲二)


本文中の scratch はもともと「ひっかく」とか「傷つける」という意味の動詞です。
そしてひっかいて傷をつけるという意味から、地面に棒きれで線を引いてレースなどのスタートラインにする、ということから from scratch が「ゼロから」という意味で使われるようになりました。
つまり上の文を直訳すると「みんなゼロから始める。しかし、みんながひっかき続ける(keep on scratching)わけではない」となりますが、これではあまりうまい訳とは言えないので、上のように意訳しました。


実際のところ、赤ん坊が言葉を覚えるときも、歩き始めるときも、子どもが勉強するにしても、サッカーなどのスポーツをする、楽器を学ぶなど、何をするにしても最初はまったくのゼロからです。
ところが、みんなそれをある程度し続けるからそこそこできるようになるのです。
ただ、「そこそこできる」というのと「その道を極める」というのはまったく別問題。
多くの人は「そこそこ」までできても「極める」ところまで努力し続けることをしません。つまり、途中でやめてしまうのです。それをここでは not everyone keeps on scratching (みんながスクラッチし続けるわけではない)と言っているのです。


さまざまなスポーツや音楽、芸術、学問、健康増進などを keep on scratching して、その分野でものにした人がいわゆる「一流」というその道のプロになるわけです。
私の場合は、英語を keep on scratching したお陰で一応「そこそこ」以上にできるようになりました。
これには生まれつきの才能とかはありません。なぜならみんな初めはゼロから始めるからです。
ここにあらゆることに通じる成功の秘訣が隠されています。


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おっ、イケメンだっ!

2015.04.18日

この2週間、雨にも負けず、風にも、寒さにも暑さにも負けず、近辺の6つの小学校で校門前チラシ配布をしてきました。
子どもたちは現金なものでチラシだけだと受け取ってくれないのですが、ノートや消しゴム、ファイルなどを手渡している塾だと黒だかり。そして、「弟の分」「妹の分」などと言って2個も3個ももらうちゃっかりした子もいます。
昨日はまるで夏のように暑い日で汗ばむほどでしたが、また門配に出かけてきました。
いつものように低学年の生徒は興味深々で集まってきてチラシを喜んで受けとってくれるのですが、高学年になるとなかなか受け取ってくれません。


と、ところが、ところがです。
昨日はなんと、6年生の男子約10名ぐらいが校門を出てくるなり駆け寄ってきて私を取り囲み、
「おっ、イケメンだっ!カッコいい。握手してください」
と言って、握手を求めてきたのです。
「イケメン」なんて呼ばれたことは生まれて初めて。さらに握手を求められるなんて、まるで羽生結弦にでもなったかのような気持ちになって、感謝感激。
一人ひとりに「ありがとう!」と言いながら、こぼれるような笑顔で固い握手を交わして、チラシを受け取ってもらいました。
しかし残念なことに、女子生徒は私を避けていく子が少なくなく、がっかり...。きっと彼女たちの目には「変なおじさん」と映ったのでしょう。
ひょっとしたら男子たちにもかつがれたのかも…(汗)


「変なおじさん」と言えば、つい先日のニュース。
横浜の元中学校校長の口にもできないおぞましい破廉恥な事件。おそらく日本国内のみならず世界にまでこの恥ずかしいニュースは伝わったのではないでしょうか。
そして昨日は、奈良県の中学校の新任校長が初登校した際、校舎の2階から「オッス」と声をかけられたことにマジギレして、着任式で生徒らに「しばいたろか!」(ひっぱたたいてやるぞ)と言い、不適切な発言として口頭で厳重注意を受けたという、これまた恥ずかしいニュースが飛び込んできました。
教育者は、やはり生徒のお手本となるべきとても大切な立場にあるものです。とくにその長たる校長がこのような失態を演じると示しがつきません。
これこそ本物の「変なおじさん」じゃないですか。


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成功への固い決意

2015.04.15日

"Your own resolution to succeed is more important than any other one thing."
-- Abraham Lincoln, 16th U.S. president
「成功への固い決意は他の何ものにも勝る」
--エイブラハム・リンカーン (第16代合衆国大統領)
(訳: 舟田 譲二)


リンカーンの上の言葉、実に重いです。
ビジネスで成功している人はみんな例外なく「成功への固い決意」を持っていることでしょう。
しかし、これは決してビジネス上の成功に限って言っているのではありません。
たとえば、リンカーンの場合は政治家としてこの固い決意を持っていたのです。
リンカーンについてはこれまでにも何度か書いてきましたが、彼ほどの苦労人もそうはいないのではないかと思います。


リンカーンは貧しい家庭に生まれ、幼いときから苦労の連続でした。
彼の生涯を見ると60歳で大統領になるまで、
31歳 事業に失敗
32歳 州議会議員選挙に落選
34歳 再度事業に失敗
43歳 この後、5年間に3回、下院議員選挙に落選
55歳 上院議員選挙に落選
56歳 副大統領選で敗北
58歳 上院議員選挙に再び落選
とまさに失敗の連続の人生でした。
しかし、リンカーンは将来いつでも役立てることができるようにと、一生懸命勉強し続けました。

「失敗したとき」より)
リンカーンには、絶対に成功するという固い決意があったのです。


これは学生であれば勉学に、家庭を持っている人であれば家庭生活や子育て、より良い夫婦関係に、また健康増進に、信仰生活に、より良い人間関係の構築のために、自らの人格形成のために、...と、どんなことにも適用できます。


あなたには「成功への固い決意」がありますか?


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昨日のイベント、続報

2015.04.13日

昨日の塾イベント、BBQ大会は大成功でした。
下に生徒の声の一部をご紹介させていただきます。


「テストは盛り上がるし、後々役立つと思うからいいと思った!勉強やる気も出たし! 先生たちが体を張るのが面白かったー!  劇で問題やるのも面白かった。夏合宿が楽しみ〜☆」
「テスト、難しかった。焼き肉美味しかった。1年生と仲よくなれた。もっといたかった」
「食材争奪テストも勉強した甲斐があった。先生たちの頑張りがよかった!」
「テストがきつくて脳に栄養を奪われた。BBQはおいしかった。ずっと笑いっぱなしだと思えるぐらいたのしかった」
「きちんと勉強に関することもあってよかった。劇も国語的要素があり、正人先生や清田先生たちの演技がおもしろかった」
「普段、話すことのできない人と話せたのがよかった。劇がすごく面白かった」
「お肉などすごくおいしかった(*^。^*)  最後の、気持ちや言葉などを考えるのもすごくおもしろくて楽しかった。勉強もしながらやったから身についたし、学べて、楽しいからすごく良かった♪」
「おなかいっぱい。正直、お肉たくさんありすぎて胃がもたれる〜〜。 楽しくて勉強も出来てとても良きでした。来年いないけど、もう1回くらいやりたい」
「劇の演技がすごかった」
「争奪テストむずかった。ご飯はいろんな食べ物があって、鬼ごっこして、めっちゃ楽しかった! "箱の中身はなんじゃろな"とか"わさびずし(シュークリーム)"とか面白かった。3学年混じってできるって、やっぱいいなって思った」


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「塾では個別だからあまり交流をすることがなかったけど、交流して楽しく遊ぶことができた」
「バーベキューを通して先輩たちと交流することができ、とても楽しかった。また同学年の人ともさらに仲良くなるいい機会だった。今後の中学生活が楽しくなると思った」
「成績上位者からもらったお肉は優しい味がした(笑)。夜はたくさんレクやって楽しかった。特に劇がおもしろかった! 国語の問題は難しかったけど... アカデミーの先生はイベントのレクとかいつもみんなが楽しめるものを考えてくれてすごいなと思います! ありがとうございました。勉強も頑張ります!」
「テストの単語がむずかしかった。先生たちの劇もすごく楽しかったです。漢字のゲームはチームのみんなで考えたけど大変でした。でも楽しかったです。来年もまたやりたいなー」

等々。


普通、「塾」というと「勉強するところ」というイメージです。もちろんアカデミーでも勉強しますが(笑)。
でもただ単に勉強するだけでなく、このように楽しく学ぶということ、そしてさらにそれを超えて人生においてもっと大切なこと、すなわち「人間関係」(「豊かな人生を歩むために」)を生徒たちがこのようなイベントを通して学んでくれていることがとても嬉しいです。


このことについては先般、アメリカの教会の牧師、高木ジュン先生がFacebookに次のようなコメントをお寄せくださいました。
以前の「良い子」の定義は「先生の教えることをそのまま、オウム返しに答えられる子」でしたが、これからはその先生に言われたことに対して、生徒自身の物の見方、考え方を先生に発表出来る子こそ、「良い子」ではないでしょうか。さもなければ、もの見方の狭い融通性のない子になることでしょう。人間の人格形成は単なる知識の詰め込みだけでは出来ません。そこが、教育の難しいところでしょう。生前のソニーの井深 大氏は、毎年小学校に入学する社員の子供にランドセルを進呈していたそうです。そこで、「学校に行って何をしますか?」と言う質問をいつもしていたそうです。ほとんどの子は「学校で勉強します」と答えたそうです。最後に、井深氏はその質問をした後「学校は良い人を作るところです。」と答えたそうです。


これからの情報時代、単に教えられたことを覚えて答えるだけの勉強では間に合わなくなります。大切なのは人間関係、そして自分の考えをしっかりと持って、それを発信し、他の人の意見や考えも聞いて交流できる、そのような人づくりこそが教育に求められると思います。


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失敗する人の90%は...

2015.04.05日

"Ninety percent of all those who fail are not actually defeated. They simply quit."
--Paul J. Meyer
「失敗する人の90%は実際に挫折したのではない。ただ単にあきらめただけだ」
−−ポール・J・マイヤー


ポール・J・マイヤー(1928-2009)は十代の頃からすでに大変な努力家で、競争心に燃え、物事を必ずやり遂げる青年だったそうです。彼は、飽くことなく学び、成功を成し遂げた人びとを熱心に観察しました。「勝利者になるためには、チャンピオンがする通りにしなければならない」と信じていたのです。
「成功は、旅路であり、終着駅ではない」という信念から生まれた言葉が冒頭の、「失敗する人の90%は実際に挫折したのではない。ただ単にあきらめただけだ」です。
彼はセールスマンとして、著作家、講演家、ビジネスマンとして大成功を収めました。


何事においても成功した人から学ぶことは大切です。スポーツや芸術、学問など、どんな分野でも成功する人というのはみんな並大抵の努力家ではなく、最後まであきらめない人たちです。
つまりあきらめなければ誰でも成功できる、と言っているのです。
人はすぐ、あの人は能力があるからとか、あの人は環境に恵まれていたから、などと言いますが、決してそうではありません。
環境にも能力にも恵まれていなくて成功した人はこの世に数えきれないほどいます。
その秘訣はただひとつ。
「成功するまであきらめなかった」のです。


皆さんはどうですか?
夫婦関係、親子関係、職場や学校などの人間関係。仕事や勉学、スポーツ、音楽や美術・工芸等々、どの分野においてもうまくいかなかった人というのは、途中であきらめた人なのです。
あきらめないで続けましょう。やがて実を結ぶ日が必ずやってきます。


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最高の喜び、楽しみを子どもたちに

2015.03.18日

先日来「幼児期からの訓練」「出会い」に書いてきた幼児・小学生対象のプリント学習教室のチラシが今日の新聞に折り込まれました。
私はこの新しい試みにかなり期待しており、これを通して生まれる新しい出会い、そしてその子どもたちの人生の土台作りのお手伝いができることをとても楽しみにしています。
このプリント教材はこれからの時代に求められる「考える力」「活用する力」を養うもので、必ずや将来の大きな器を育てることになることと確信しています。


ちょっと聞きなれない名前ですが、gaudiaとは「喜び」「楽しみ」という意味をもつラテン語のと、最高の意味をもつアルファベットのを合成した造語です。子どもたちに学びを通して「最高の喜び、楽しみ」を与えたいという願いを込めてつけられた名前です。
これがそのチラシです。


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似た者夫婦

2015.03.17日

「似た者夫婦」とは、夫婦になる男女は趣味や性格が似ていることが多いということ。
また、最初はそれほど似ていなくとも、長く生活を共にしていくうちにお互い影響し合って、考え方や好みが似てくる場合もあるということを意味します。


長年一緒に生活していると考え方や行動が夫婦そっくりになってくるのはよくあることです。
先日、「本物の勇気」の中に書いたミラーニューロンはここでも働いています。


そして、これは夫婦間だけでなく、いろいろな場面でも働いています。
子どもがバレエの練習をしているとき、踊っている先生を一生懸命見ていると、その子どもの頭の中では先生の脳の活動している部分と同じ部位の脳が働きます。上手な先生の手の動き、身体の動きを観察していると、その先生の脳が活動しているように子どもの脳が活性化されるのです。上手なお手本を見て腕をあげることができるのは、このミラーニューロンのおかげです。


もともとミラーニューロンの働きが発見されたきっかけは、人が猿のエサを手でつかむのを見ていた猿の脳が活性化したことにあります。サルの脳には相手の行動を映すような神経細胞があることがわかったのです。
自分は何もしなくても相手が何かをするのを見ていれば、相手が行動したときに活発化する脳の部分と同じ部分が自分の脳でも活発化するのです。
かくして弟子が師匠を見ていると弟子は師匠に似てくるわけです。
その飼い主と犬の例が次の動画です。



うちで飼っていたラブラドールのラブは、飼い主の私たち家族があまり運動神経がよくなく気が小さかったため、それが犬にもうつってラブもとても気の弱い犬になりました。上の動画の犬とちょうど正反対です。


このように見てくると、夫婦間だけでなく、親子間、教師と生徒の間など、その影響力がいかに大きいかということがよくわかります。
良い意味でも悪い意味でも、知らず知らずのうちにお互いに影響を与え、それがやがて相手の性格や生き方にまで大きな影響力を与えます。このようにして「似た者夫婦」が生まれるわけです。
いい関係を築き、良い感化力を与えたければ、お互いに良いお手本を示さなければなりません。


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幼児期からの訓練

2015.03.11日

これまで何度かわくわく発見クラブのレポートをこのブログでご紹介してきました。
前回「わくわく発見クラブ レポート8」をお届けしてから早1年余りが過ぎてしまいました。
昨日は、久しぶりにこのクラスをのぞいてみたところ、現在小学1年生から3年生の低学年クラスで四字熟語を勉強しているところでした。一人ひとりが自分たちで今日覚える四字熟語を選び、その字を書いたあと意味を調べ、使い方を学んでいたのです。
後ろに立って生徒たちが書いているプリントを見てビックリ。
これがその画像です。


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「自由自在」「以心伝心」「付和雷同」。
こんな難しいのを小学生低学年が学んでいるのです。本人たちは別に難しいとは感じずに。
漢字も意味も学び、さらに例文まで自分で作るのです。これを日常の生活の中で何気なく普通に使えるようになったら、これはもう本物です。
見ていて羨ましくなってきました。私も幼い頃からこんな学びをしておきたかったなぁ、と。
この子どもたちの将来が今から楽しみです。


去る2月27日の「やったー、全員合格!」の記事中で紹介した幼稚園の年中さんから中学卒業までアカデミーで学んだTSくんが現役で早稲田に合格した、というニュースを書きましたが、先週の7日には第1志望だった横浜国大教育人間科学部人文化課程に合格という知らせが入りました。
お母様からのメールには、「受験生みんなが難しく感じた中で、アカデミーで基礎力をつけてもらった底力のようなものが他の子との差になったのではないかと私は思います」とあり、本当に嬉しく思いました。
これこそまさしく私が目指しているものだからです。


また、今日も1件嬉しい知らせが入りました。
上のTSくんと同じく幼稚園年中から11年間学んだYSちゃんが今年めでたく本人の行きたかった志望校に合格したのですが、引き続き高校でも個別部で英語と数学を学びたい、と言ってきてくれたのです。この分だと一生ずっとアカデミーにいるんじゃないか、と冗談を言ったぐらいです。


この4月からは新たに、幼児、小学生からの基礎力、考える力をつけるコースを設けることになり、これにも大いに期待しているところです。とどのつまり、幼児期からの頭(だけに限りませんが)の訓練が生涯の力の源泉となるからです。


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やったー、全員合格!

2015.02.27日

今日は県立高校の合格発表の日。
昼前から次々と合格の連絡が入り、午後には全員合格の通知が。
「やったー!」
ホント、自分のことのようにマジ超嬉しかったです。


塾に報告に来てくれた生徒たちの嬉しそうな顔、顔、顔(*^_^*)。
みんなの幸せそうな顔を見て私も嬉しさが倍増!


報告書に塾の感想文を書いてもらいました。


「塾に入って数学は10点、理科は20点、国語は40点上がりました。
塾の先生方が優しかったから、わからないところもたくさん聞けて苦手なところが少なくなった。
塾がすごく好きだったから、毎日塾に行ってもいやではなかったしむしろ楽しかった。
アカデミーに入って本当に良かったって思った。
合格できたのもアカデミーのお陰です」 (SK)


「成績は全体的に上がりました。とくに英語と国語。もともと得意だったけどアカデミーに入ってもっと好きになって上がりました!
アカデミーだと楽しく勉強できるし、点数も上がるから最高でした! アカデミーでは一人ひとりに合ったプリントを出してもらえて苦手なところが少なくなる。ありがとうございました」 (MK)


「中1の後半から入って緊張していた私に先生達が優しく教えてくれました。
明るい雰囲気で、居やすい空気で、「行きたくない」なんて思ったことは一度もなかったです。
たくさん相談に乗ってくれて、たくさん笑わせてくれて、勉強が楽しくなりました。
アカデミーが大好きです!!」 (MK)


みんなこんな調子です。
これらの生徒たちの将来が楽しみです。


昨日は、引っ越して遠くになった高校生が大学合格の報告を家から2時間かけて雨の中知らせに来てくれました。
この生徒は、兄弟3人で来てくれて、一番上のお姉さんは今は中学校の理科の先生。
彼は高校のときに9カ月間アメリカに留学したこともあって、将来は英語の教師志望で、大学での専攻は英語です。


と、ここまで書いたとき、突然懐かしい顔が。
幼稚園年中さんから11年間教えた一番の教え子TSくんが合格通知に。
なんと現役で早稲田の教育学部英文英語学科! まだ第一の国立の発表待ちですがとりあえずはひと安心。
将来は英語を使って国際社会で活躍したいとのこと。まさに彼にぴったり。
もう、超HAPPYです! 記念写真をパチリッ!
みんな、本当におめでとう‼︎


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誤字・誤変換にご注意を!

2015.02.23日

漢字の書き間違いは、ときに読み手の想像力を刺激する。劇作家の宇野信夫は、知り合いの大学生からもらった手紙をある随筆に書き留めている。〈故郷へ遺産争続のために帰りました…〉。穏便に片づけばいいが。
◆茨木のり子さんの詩『笑う能力』も、やはり手紙の一節からはじまる。〈「先生 お元気ですか/我が家の姉もそろそろ色づいてまいりました」〉。“柿”の誤字か、“気”の脱字か、ちょっと迷ってみるのも楽しい。
◆〈労働省(×)の健康の保持〉。〈労働者(○)の健康の保持〉。すでに公布されている改正労働安全衛生法の条文に誤りが見つかったという。
◆厚生労働省の担当者が誤植を見落としたらしい。厚労省では昨年、労働者派遣法改正案の条文や国会提出の資料などで記述ミスが相次ぎ、事務次官をはじめ幹部6人が訓告処分を受けている。なるほど、働く人の健康よりも“わが省”の無事が気になりますか、誤記も出ますわな…などと憎まれ口をきいておく。
◆人事異動の季節も遠くない。〈餞別せんべつを銭別と書いて本音ばれ〉(サラリーマン川柳)。厚労省の皆さんは、とくに用心されたし。

(読売新聞 2月21日付 編集手帳)


「故郷へ遺産争続のために帰りました」
「我が家のもそろそろ色づいてまいりました」
には笑ってしまいました。
でも、「労働省の健康の保持」には思わず眉をひそめてしまいました。


最近はパソコンや携帯が普及してきて誤字、誤変換が日常の生活の中で急増中。吹き出してしまうものが少なくありません。
下は、実際の小学生の漢字のテストで誤字の例。


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「父と戦闘に行く」 (おー、怖い親子!)
「本能寺の恋」 (どんな恋?)
「政治家のお食事券」 (きっとアブナイお食事券⁉︎)
これには大爆笑。


でも、笑っていられません。
私もきっと同じような間違いを無意識のうちにしでかしています。
このブログ記事で誤字・変換ミスにお気づきになられたらお知らせくださいね。


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英語大好き人間集まれー!

2015.02.21日

今日はキッズクラブ英語の無料体験レッスンの日。
午後2時からは幼児・低学年、3時半からは高学年。それぞれ6名ずつ参加してくれ、とても盛り上がりました。


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ご父母の方々は、これからの国際化社会で英語のニーズがますます高まることを予見し、この地域で幼児・児童教育のパイオニアであるアカデミーを選びお子さんたちをお送りくださいます。
今度年長さんになるRくんは、年中のときから中3まで11年間アカデミーに通ってくれて今春晴れて高校に進学するYちゃんの弟。Yちゃんは去年、念願だった英検準2級に合格し、将来は英語を使った仕事に就きたい、と先日の面接指導のときに言っていました。今日はこのYちゃんがお母さんと一緒にRくんの付き添いで来てくれました。なんだか我が子の成長を目の当たりにしたようで感無量でした。


今回の体験レッスンで入会する子どもたちの中からも上のYちゃんに続く英語大好き人間が誕生し、将来その英語力を活かして社会で活躍してくれる子が大勢生まれることを願ってやみません。


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進化するロボット

2015.02.17日

課題「世界で一番速く走れる選手を用意してください」


日本「最新のトレーニング技術を駆使しよう」
北朝鮮「我が国以外すべて滅ぼせばいい」
韓国「一番速い選手を韓国人認定すればいい」
アメリカ「世界で最高の施設と技術を用意し、それでもだめなら最高の選手にグリーンカードを発行し、それでもだめなら競技のルールを変え、それでもだめなら選手を持つ国は大量破壊兵器を備蓄している疑いがある」


思わず吹き出してしまいました。
こういった類のジョーク、だれが考えるのか知りませんが、ある面真理をついていて本当にうまいですね。


ところで、昨日やっていたNHKの「地球ドラマチック 生きものに学べ!〜ゾウの鼻から新技術〜」では、さまざまな動物や植物など自然界から我々人間が学び、それを応用してロボット技術に活かすというとても興味深い内容でした。
私はこれを見るまではロボット技術では冒頭のジョークのように日本が世界をリードしていて、将来はこのロボット技術で生きていくべきだと思っていたのですが、なんと世界は広いもの。もう日本はすでに世界のいくつかの主要国に後れを取っているのです。


番組によると、たとえばゾウの鼻は丈夫で柔軟性があり、細かい動作も自在にできる。この特性をヒントに生みだされたプラスチック製のゾウの鼻そっくりのロボットは空気の圧縮で細かい動きができ、さまざまな分野で活かせるというのです。
また、ヌタウナギが身を守るために体から発するヌルヌルの物質を研究して新素材を作り、これを応用することによっていろいろな素材を汚れから守る等々。
自然が生み出した“究極の形”が身近な技術に応用される過程を追っていました。


日本にもさらなるロボット技術の進展を切に願う次第です。
そのためにも、将来の日本を背負う子どもたちの教育がますます大切になってきます。


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(自分で地面の様子などを判断し歩いて動物そっくりの動きをするロボット)


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(横から物が当たってバランスを失いそうになったロボットが体操選手の動きを真似てバランスをとる)


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やる気に火をつける

2015.01.16日

今年の元旦にうちの塾の先生たちにメールで挨拶しました。
哲学者、ウイリアム・アーサー・ワードが次のような言葉を残しています。
「凡庸な教師はただしゃべる。良い教師は説明する。優れた教師は自らやってみせる。そして、偉大な教師は心に火をつける」

という言葉を添えて。


昨日の読売新聞「教育ルネサンス」に山口県下関市の小学校教諭、福山憲一さんがやはり「子どもが勉強したいという気持ちになれば、学力は上がる。やる気に火をつけるのが教師」と語っていらっしゃるのが載っていました。


もう30年も前のことになりますが、アメリカから帰国した私は中央大学で英語を教え始めました。
英語表現研究、英語音声学と一般英語のクラスを担当しましたが、どのクラスでも最初の授業で学生に言いました。
「君たちが本当に一生懸命学ぶ姿勢を見せるなら、全員にでもAの評価をあげる」
そうしたところ、みんな本当に毎回の授業に必死で取り組み、優秀な学生が何人も生まれました。
のちに大学の先生や中学、高校の教員になった人は何人もいます。
その中のひとり、県立高校の英語教師を務めているKさんは今やもう52歳の中堅、というか学年主任の重責を負っていらっしゃいます。
この人が当時のことを思い出して、次のようなコメントを寄せてくださいました。


中大時代、私はそれほど優等生ではありませんでした。
なにしろ私は高校時代、英語が不得意でどうしようもないところまで成績も落ち込んだのですから・・・。
社会科の教員を目指していた私ですが、2年浪人して英語を徐々に克服し、だったら不得意な科目を乗り越えた教員のほうが学校現場では役に立つかもしれないと、英語の教員をめざすようになり、英語や英米文学を学べる大学を受験することに・・・。
その割には、好きなクラシック音楽に没頭し、学問にはまじめに向き合っていた日々ではなかったのですが、大学3年になったとき舟田先生と出会い、それから興味関心のあるものに一所懸命取り組んだという程度のことです。
舟田先生の授業は、異文化への理解を深め、同時に日本の文化を外国に発信するという、当時、もっとも関心を抱いていたことを毎回ユーモア溢れる講義で掘り下げてくださり、さまざまな活動を通じて、知的好奇心を満たしてくれました。
後期の最後にグループ発表したことも憶えています。
何を発表したか忘れてしまいましたが、先生がとても褒めてくださったのは嬉しかったです。
それから、もしかしたら授業で「自己評価」をしたのは、舟田先生の授業が初めてだったかもしれません。
今では当たり前のように行われていることも、30年前はそうではなかったのです。
舟田先生の授業すべてが新鮮で、画期的な取り組みだと感じ、そのうちのいくつかは、以後の私自身の教員生活にも採り入れさせていただきました。


このほか、アカデミー学院ホームページの「推薦の言葉」に声を寄せてくださっている中藤さんからもお褒めの言葉をいただいています。


教えていたクラスの学生全員が俄然目を見開いて頑張り始め、4年間の大学生生活で唯一の無居眠り、無欠席授業だったと、多くの学生が最後の試験の裏面に書いてくれました。
私は約束どおり彼らが当然受けるべきA評価をあげました。別に成績でつったわけではなく、やる気に火をつけたのだと今でも思っています。


ここ数年体調を壊し、教える現場から離れていたのですが、快復してきた去年の暮れあたりから少しずつ教え始めています。
そして上のKさんや中藤さんの温かい言葉に火をつけられて最後のご奉公と思い、今年3月の新年度から昔やっていた成人英会話教室を新たに始めることにしました。
以前の成人クラスには大学生・主婦・サラリーマン・エンジニア・高齢者まで幅広い方が大勢集まってくださっていましたが、今回決意新たにこういった人たちに火をつける熱い授業、そして単なるシチュエーショナル(場面設定したお決まりの)英会話でなく、自分の考えを述べて真のコミュニケーションが図れるようなクラスを目指そうと思っています。
これも、昨日のブログ「成功する人とは」に書いたごとく、私の具体的な目標です。なぜなら、これが私のミッションと考えているからです。


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平成維新?

2015.01.06日

今年は平成27年。3年後には明治維新150年を迎えます。


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私が高校生の時、明治維新100年で学校の学園祭で仮装パレードしたのがまだつい昨日のように思い出されます。
これがその時の写真ですが、私はどこにいるでしょう?


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上の写真では一番右、下の写真ではしゃがんでいる美女(?)ですよ。


去る4日から始まったNHK大河ドラマ『花燃ゆ』。明治維新の始まる17年前の出来事です。
吉田寅次郎(松陰)と小田村伊之助の出会いのシーン。二人はこのままでは日本は西洋列強に負けてしまう、新しい学門を学ぶべきだ、と意気投合し、志を一にします。
禁書を持っていたことをとがめられた小田村伊之助は言います。
「国のため、人のためにこの私にも何かできることがあるんじゃないか」と。
吉田松陰も呼応して語ります。
「本は文字じゃない。人じゃ。大切なのは、ただ覚えることではなく、考えること。
今までの学問じゃもうこの日本国は守れん」。


かくして明治維新の原動力となる若者たち、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、吉田稔麿、前原一誠などが集まる松下村塾が生まれるのです。
恥ずかしながら、私は中学生の時この松下村塾を「まつしたむら塾」と読み、松下幸之助が作った塾かと思っていたようなぼんくら少年でした。そのような者が、この松下村塾の教育目的である「大切なのは、ただ覚えることではなく、考えること」に共鳴して、自ら塾を主宰するようになるとは夢にも思っていませんでした。


明治150年を迎えようとしている今日、今の日本もまた同様に自らの置かれている立場を考え、これからの歩むべき道を探らなければならない状況に置かれています。
そして、そこで一番大きな役割を果たすのが教育だという信念を私も持っています。


この大河ドラマ、初回はなんと過去ワースト3という低い視聴率だったそうですが、これからうなぎ上りに人々の関心を引きつけ、教育に、そしてこれからの日本の歩むべき道に日本国民の目が向けられるようになり、それがまさに真の「平成維新」へとつながることを切に願うものです。


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新大学入試、現小6が対象に

2014.12.27日

新大学入試、20年にも 1点刻み廃止、年に複数回 中教審答申


 中央教育審議会(中教審、安西祐一郎会長)は22日、知識偏重型や1点刻みの大学入試を改めて思考力や判断力をみる内容に変え、高校・大学教育も抜本的に改革すべきだとの提言を、下村文部科学相に答申した。大学入試センター試験を廃止、新たに「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」を導入することが柱で、早ければ現在の小学6年生が高校3年になる2020〜21年初頭の実施を見込む。


 新たな大学進学テストは、センター試験と異なり、従来の「教科型」に加えて数学と理科など複数の教科を合わせた「合教科型」や教科の枠を超えた「総合型」も出題。記述式問題を取り入れ英語の民間試験も利用する。年複数回実施し、将来はコンピューター出題方式の導入を目指す。各大学が個別入試に使う成績は、1点刻みではなく段階別評価で示す。実現すれば共通1次試験導入(1979年)以来の大改革だが、新テストの内容の具体化はこれからで、高校や大学側には不安や反発の声もある。


 答申は、「社会の変化は加速しており、同じ教育を続けていては新時代に通用する子供の力を育むことはできない」と指摘。現在の大学入試は暗記に偏りがちで、思考力や判断力、主体性など真の「学力」が十分に育成、評価されていないと批判し、「改革は不可欠」と強調した。各大学の個別入試についても、小論文や面接など多様な尺度から選考することが必要だと求めた。


 答申は、大学進学テストとは別に、高校での基礎的な学習の達成度を測る「高校基礎学力テスト(仮称)」も提案。2、3年生の時に複数回受験可能として高校での指導に役立てるほか、進学や就職の際の学力把握に使用できるとしている。
 二つのテストの具体的な設計は、来月にも設置される文科省の専門家会議が今後1年をめどに、作問の方法、コンピューター出題方式の導入などについてまとめる予定。テストの運営は、センター試験を作問している大学入試センターを改組した組織が行うとしている。幼稚園から高校までの教育内容を見直す学習指導要領の改定も、入試改革を踏まえて行う。

                  ◇

今回の答申には、企業側の要望が反映された。答申にあたり、経団連教育問題委員会は「現状の教育は画一的で知識詰め込み型が目立ち、グローバル社会を生き抜くために必要な幅広い視野や論理的に考える力を身に付けにくい。英語力も十分とは言えない。答申を着実に実行してもらいたい」とのコメントを出した。
答申は現代の社会について、変化が速く将来の見通しが難しい「荒波に挟まれた厳しい時代」ととらえ、将来は、今はない職業が増えると示唆した。今後社会に出る子供たちが幸福な人生を築くためには、十分な思考力、判断力、主体性の育成が急務だと強調し、大学入試を根本から変えることで、幼稚園から大学まで一体となった教育改革を狙う内容になっている。

(2014年12月23日付 読売新聞 1面〜2面記事 一部を抜粋)


今回の答申に企業側の要望が反映されたということは、現在の教育では十分に用を果たしていないということです。知識詰め込みや暗記式の勉強法でなく、考える力、社会に出て役立つ力を身につけるといったこれらのことは、教育の基本であり、我がアカデミー学院では25年前の開校当初から実践してきています(詳しくは「子どもは将来の財産」)。
文科省がようやく重い腰を上げて本格的な教育改革に取り組もうとしていますが、この間にお隣の韓国や中国は次々と教育改革を行ってきてそれなりの実績も出しており、日本が遅きに失した感は否めません。
でも、一日も早く改革に取り組まなければなりません。
日本の将来を握るのは子どもたちです。
そして子どもたちを育てるのが教育で、私たち教育者の責任です。


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キッズクラブ クリスマス会

2014.12.20日

昨日は小学生たちが待ちに待っていたクリスマス会。
ここ1週間ほど、私たちは何度も何度も打ち合わせや準備をし用意万端。


そして夕方、私もバスで小学生のお迎えに。
4:30にY先生により開会宣言。
次に私のショートメッセージ。以下のような内容でした。


「I have some questions for you today.
今日はいくつかの質問をします。
第1問。今年は平成何年ですか?」
あちらこちらから「ハーイ、ハーイ!」と生徒の声。
「じゃあ、一番早かった人。答えは?」
「平成26年」
「正解〜! 第2問。平成って何でしょう?」
「はい。えーと、何だっけ...。だれかの誕生日?」
「残念!」
「はい。昭和天皇が亡くなったときに、次の天皇が即位されたときにつけられた名前」
「大正解! 素晴らしい」
「第3問。じゃあ、来年は2千何年?」
「ハーイ。2015年」
「正解。じゃあ、第4問。平成27年と2015年っていう年号がふたつあるんだけど、2015年って何?」
「西暦!」
「キリスト!」
「キリストがどうしたの?」
「キリストの誕生日じゃないけど、キリストの生まれた年?」
「はい、そのとおり。そしてそのキリストが生まれたことをお祝いするのは?」
「クリスマス!」
「そうです。西暦っていうけれども、西洋だけでなく、日本でも、中国でも、インドでも、アフリカでも世界中で西暦を使っています。そして、キリストが生まれる前を紀元前〜年と言って、世界の歴史はキリストの誕生で真っ二つに分かれてるんだよ。
つまり、世界中の人たちがキリストの誕生日をこのクリスマスにお祝いしているのです。すごいでしょ。
じゃあ、今日はみんなでキリストの誕生日であるクリスマスをこれからお祝いしようね」


続いて生徒全員が手に持つキャンドルに火を灯して教室を暗くしてキャンドルライトサービス。
英語の聖句暗唱に続き、Noel(ノエル)を英語、日本語、英語で賛美。
もうまるで教会の日曜学校のような本格的なクリスマス会です。


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これに続き、各クラスで英語の歌を歌う発表会。
そしてゲーム大会。
もうワイワイ、ガヤガヤ、キャーキャー、ドンドン(床の上を跳ねる音)。


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そしてお待ちかね、プレゼント交換とリフレッシュメントタイム。
事前に用意しておいたケーキやプリン、お菓子、ジュースなどを楽しんでいたら、いきなりシャンシャンシャンと鈴の音がしてサンタクロース登場。
生徒たちは一斉に
「あっ、学院長!」
「カッコいい!」
とか言いながら近寄ってきて髭を引っ張ったり、顔をのぞき込んだり、「本物のサンタさん?」なんて聞く子も。


そしてサンタさんがテーブルに山ほどのプレゼントを並べて、生徒たちは帰るときに自分の好きなものを選んで、「Merry Christmas! See you!」。
「えっ、もう時間なの?」って尋ねる子も。あっという間の1時間半でした。
現場の先生たちは汗を流し、声をからして大変でしたが。
このようにして、めでたし、めでたし。ジャン、ジャン!


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必ず効果の出る勉強法 Part4

2014.12.18日

V.【生活密着編】


3日前の記事「♩有楽町で逢いましょう♫」の中に登場していただいたプロマジシャン、Tetsuji Morohiraさんにたくさんのマジックを伝授していただいたのですが、その中の一つはMorohiraさんオリジナルのカードマジックです。
高校生の時に数学で指数を学んでいた時にこれはマジックに活かせるとひらめいたとのこと。
これが本当の身につく勉強法です。試験のためだけの勉強法ではこうはいきません。


1. 興味のあることにつなげる
Morohiraさんのように、自分の興味あることに勉強を結びつけるようになると、勉強は楽しくなり、知らず知らずのうちにどんどん身につくようになります。
私の場合は英語がそうでした。英語を勉強するのが楽しくて楽しくて。苦痛に思ったことは一度もなく、また暗記科目なんて考えたこともありませんでした。興味があったからです。
そして、このようにして身につけた英語はその後、今日に至るまで仕事だけでなく、さまざまな面で毎日のように役立っています。
たいがいの人は何かに興味や関心があるものです。
たとえば、歴史とか、古代文明だとか、文化、芸術、伝統工芸、スポーツ、音楽、マンガ、アニメ、天体、動物や植物、車などのメカ、コンピュータ、インターネット、コミュニケーション等々、挙げだせば切りがありません。
学校で勉強していることと、これら自分の興味あることの接点を見つけると勉強は飛躍的に面白くなります。
いやいや、あるいは強制されて、また試験のためだと我慢しながら、といった勉強法では身につくわけがありません。


2. 必要に迫られて
自分は将来◯◯になりたいとか、今はこんなことをしているけど、やっぱり自分の好きな◯◯がしたい、といった必要があれば、ほとんどのことはできるようになるものです。
たとえば、薬剤師になりたいと思えばどうしても理系科目が必要になりますので、物理や化学、生物、地学などの勉強に力が入るようになります。
逆に、人と関係する仕事、言葉を使った仕事に就きたいと思えば自然と文系になりますし、その場合は国語や社会などの勉強がどうしても必要になります。
フライトアテンダントになりたいという人は、英語の勉強に自然と力が入ります。
でも、理系・文系を問わず、今は英語はどの分野でも必要とされていますので、英語の勉強だけは苦手になる前に早めにやっておかなければなりません。


FA.jpg


3. 完全に身につくまで繰り返す
やることがある程度決まったら、あとは体で覚えるまで繰り返すことです。
たとえば自転車に乗ることはたいがい小さい子どものときに覚えます。そうすると、何年も乗らなくても、歳を取ってからでも不思議なように乗れるものです。
車も同様です。しかし、とりあえず自動車学校に通って免許だけ取って、それ以来まったく車を運転していない、という人はペーパードライバーといいますが、実際に運転する練習をしない限り一生運転できないままで終わってしまいます。これは体で覚えていないからです。
勉強も同じで、完全に身につくまで繰り返して体で覚えてしまうと、もう怖いものなしで試験だけでなく、生涯それは役に立ちますし、どのような世界に進んでも使えます。
このように、生活に密着させること、これが勉強の醍醐味です。


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必ず効果の出る勉強法 Part3

2014.12.16日

IV.【理科・社会編】


1. 理科・社会は分野が多い
理科は第1分野・第2分野と分かれます。第1分野は物理と化学、第2分野は生物と地学があります。
小学生までの理科と違って、物理と化学はかなり専門的になるので、中学生になると理科が嫌いになる人がとても多いです。
さらに物理は、光・音・力・圧力、化学には生物と地学があり、生物は植物・動物・細胞に分かれ、地学には大地・天気・天体があります。
第1分野は作図や計算問題など結構高度なことを扱うので、苦手意識を持つ人が増えます。
第2分野のたとえば、植物では、維管束や単子葉類、双子葉類の違い、動物では内蔵の仕組みや動脈、静脈の様子、細胞では動物細胞と植物細胞の違い、大地では火山の種類や火山岩のでき方、天気では天気図、天体では月の満ち欠けや金星の見え方、季節による星座の見え方など、覚えなければならないことが山ほどあります。


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一方、社会では地理、歴史、公民という3分野があり、これも世界・日本の気候や産業、国名や都市名を始め覚えることがたくさんあり、歴史でもいつ・どこで・誰が何をという、年代・年号、出来事・中心人物、出来事が起こった原因とその結果が後に与えた影響等々、これも覚えなければなりません。
公民では、政治と経済が扱われます。政治では国連やNGO、政党政治、選挙制度、議員内閣制度、権利、社会保障制度について、経済では、需要と供給、私企業、生産と市場、独占・寡占、歳入・歳出、所得と税率投資・融資、好景気・不景気など。
このように、社会も扱う分野が非情に多いです。


2. 理科・社会は暗記教科ではない
以上のことから、どうしても理科・社会は暗記科目と考えられがちで、生徒たちの勉強法も学習塾の指導法も、いきおい丸暗記方式になりがちです。
しかし、「社会は暗記科目?」にも書きましたように、本当にその教科が得意な人はみんな例外なく暗記教科とは考えていません。むしろ、その教科が好きで、勉強していくうちにどんどんハマっていき、知らないうちに全部覚えてしまっているというのが事実です。
そして、このような方法で勉強した人は、学校の試験や入試が終わってもずっと知識となって身についていて社会に出てからも役立ちます。
どの教科の勉強法にも共通することですが、まずは各単元の基礎・基本をしっかり押さえること。細かいことよりも全体像、全体の流れをつかむこと。すべてはここからです。


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必ず効果の出る勉強法 Part2

2014.12.14日

II.【国語編】


1. まずは漢字・語句、そして文法
漢字と語句を知らないで国語ができる人は絶対にいません。
これが国語の基礎・基本です。逆に、漢字と語句をたくさん身につけている生徒は国語が得意です。
そして、英語の場合と同じく文法です。
文法で多くの生徒が苦手とするのは、敬語です。
これは当たり前のことです。子供なので今まで敬語など使う必要もなければ、使ったこともなかったからです。
でも、これから社会に出る準備として敬語はどうしても身につけておかなければならないもの。
「尊敬・謙譲・丁寧」と単に試験のために暗記する勉強法では、試験が終わるとたちまち忘れてしまい、将来活かすことができません。それではなんのためにやってきたのかわかりません。
勉強というのはみんな役立つものです。そのような意識をもって学ぶ生徒は試験で点が取れるだけでなく、本物の力になります。


最近、お店やレストランなどで店員さんの言葉遣いがとても乱れています。
また、領収書を書いてもらうときなど見ていると、漢字の筆順がまったくでたらめ。本当に恥ずかしいことです。
これは学校でしっかり国語を学んでいなかったからです。


2. 本を読むこと
本を読まずに国語力がつくわけがありません。上に挙げた漢字と語句、文法を学ぶのは基本で、これを応用するのが読書です。
「国語の勉強の仕方がわからない」「国語なんか勉強しなくてもいい」などと言うのをよく耳にしますが、これは間違っています。
まずは本を読むこと。なんでもいいです。自分の興味のあること、趣味、人に面白いと薦められたものなど、とにかく読むことです。
猫でさえ本を読むぐらいですから(笑)。


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また新聞を読むことも大切です。
最初のうちはページをめくって見出しに目を通すだけでもいいです。その中で興味のある記事があったら読むのです。漢字や言葉などでわからないのがあったら辞書を引く。この手間をめんどくさがってはだめです。
最近は小学生新聞や中高生新聞なども出ています。これはお薦めです。それぞれの年齢に応じたレベルでわかりやすく書いてあります。また、同時に世の中で起こっている一般のニュースをわかりやすく解説してあるので、国語力をつけるのと一般常識を身につけるのに一石二鳥です。


読むのと同時に日記など書くのも国語力をつけます。読んだものを書くことによって自分のものにしていくわけです。これは生涯にわたって大きな力となります。


国語力は数学を始め、ほかの教科の理解や学習にも大きな助けになります。
数学と国語では一見まったく関係がなさそうに思われますが、国語力のある生徒は数学もできます。


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必ず効果の出る勉強法 Part1

2014.12.13日

I.【英語・数学編】


基礎をしっかり
スポーツでもなんでもそうですが、一番大切なのは基礎・基本です。これをいいかげんにして本物の力がつくということは絶対にありません。
サッカー選手がボールを思うように扱ってドリブルし、味方にパスをし、敵のボールを奪い、ヘッディングし、ゴールにシュートできるようになるのも同じで毎日毎日ものすごい練習を繰り返しているからです。
よく言われることですが、「練習はうそをつかない」のです。


【英語の場合】
1.まずはアルファベットとその文字の持っている音の関係をしっかり身につけること。
繰り返し単語を読みながら、書きながらスペリングを見ていると、そこに規則性が見えてきます。これをフォニックスといいます。英語が苦手な人はみな例外なく英語の単語を丸暗記しようとしています。最初のうちは、onとかinとかIやamなど簡単なのでいいのですが、だんだん複雑になってくるとこれでは間に合わなくなります。
たとえば、workという単語を中3になっても「ウォーク」と読む人はたくさんいます。でも、フォニックスではwのあとのorは「アー」と発音するので、wとorで「ワー」となります。そうすればこれは「ウォーク」ではなく「ワーク」だとすぐにわかります。そういえば小学生や中学生が家でする仕事と言えば「宿題」ですよね。宿題のことを英語で何て言う?と生徒に質問するとみんなすぐに「ホームワーク」と答え、「あっ、そうか!」と気づきます。
それでは、walkを何と読むか、これもけっこう生徒にとっては難しいようです。フォニックスではalはallの「オール」、alwaysの「オールウェイズ」のように、「オー」と読むルールがあるので、walkは「ウォーク」となります。なるほど、ウォーキングの「ウォーク」ですね。このスペルを「w、歩く」と覚える生徒がたくさんいるのですが、効率が悪いばかりか他に応用できないので役立ちません。
サイレントeはとても簡単なルールで、これを覚えるだけでもずいぶんたくさんの単語の読み書きができるようになります。
フォニックスをしっかりと身につけた人は、単語で苦労することはありません。


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2.英語で次に大切なのは、文の順序です。これを文法と言います。
日本語では文法はけっこういいかげんで、順序にはあまりこだわりません。
たとえば、「ぼくは今日、学校に行かなかった」と言ってもいいし、「今日は学校へ行かなかったよ、ぼく」でも「行かなかったんだ、学校へ、今日は」でもいいのです。
でも、英語では必ず順序が決まっていて、上の文だと、
I did not go to school today.
しかダメなのです。
英語が苦手と言う人は、間違いなく単語を覚えていない、そして文法を身につけていません。
何年か前の中3の生徒で、他の教科はどれもできるのに、英語だけは全然できないという子がいました。本人が言うには「英語は意味不明。不可能。もう捨てた!」でした。
でも根気よく、フォニックスを身につけ、単語を覚え、文法を理解して問題を繰り返し解いていったところ、どんどん力がついていって、本番の高校入試では得意の数学の点数を超して最高点を取り、地元のトップ校に合格しました。そのような生徒がこれまで何人もいます。
これはだれにでもできることです。何事にもやり方があるのです。


【数学の場合】
1.数学の基礎といえばなんと言ってもやっぱり計算力です。
計算力がなくて数学が得意になれる人はいません。計算力はどうやったらつくか。それはやはり繰り返しです。九九がみんなできるのは、繰り返して覚えたからです。
◯◯式という塾が全国にあり、テレビのCMでもしょっちゅうやっています。
ここで算数をやっていた生徒が中学生になって塾に入ってくるとみんな計算は得意です。どうしてでしょう。それはものすごい数の計算問題を繰り返し、繰り返し解いていて体で覚えているからです。


2.中学生になると計算だけでは間に合わなくなります。小学生の時、計算が得意で算数が好きだった、という子が中学生になって数学が苦手になるケースがたくさんあります。
それは、計算が平面的で機械的な作業だとすると、数学は立体的な思考力を要する勉強だからです。「なぜそうなるのか?」という仕組みを理解しなければなりません。中学になっても公式だけを丸暗記して数学をやっている人がいますが、これでは遅かれ早かれ行き詰ることになります。
「なぜ?」というのを論理と呼びますが、物事にはなんでも理屈というのがあります。これをきちんと理解していないと先に進めなくなります。ちょうど英語の場合のスペリングや単語力が数学の計算に当たり、文法が数学の論理に当たるわけです。
この論理は、苦しみながらでも自力で理解するのが一番なのですが、どうしてもわからないときには先生に遠慮なく尋ねて、納得がいくまで教えてもらい、苦手な単元を作らないこと、これが数学では一番大切なことです。


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冬期講習チラシ

2014.12.11日

アカデミー学院の冬期講習チラシが先週新聞に折り込まれました。以来、問い合わせ、申し込みが順調に寄せられており、まことに感謝いたします。

2014%20winter%20front%20for%20web.jpg
2014%20winter%20back%20for%20web.jpg
(画像をクリックすると拡大表示されよりはっきりと見ることができます)


これまでのチラシは長男、直人が作成してくれていましたが、多忙により今回から次男、正人が引き継いでやってくれています。初めての作品にしてはとてもよくできていて満足してます。


昔は私が作っていたのですが、やはり時代の流れ、見る人の眼や消費者のニーズの変化など、私では追いつかなくなってきていて次世代を担う息子たちにやってもらっているのです。
長男は私が心身の不調で成し遂げられなかった伝道・宣教のわざを引き継いでくれ、次男はアカデミー学院の仕事を引き継いでくれることになっていて、私にとってはもう言うことはありません。
また次男は、私の教育理念・誠心誠意の経営理念をしっかりと受け継いでくれているので「任せて安心」、何の心配もありません。次男はこれからは学院長として、私は相談役兼、しっかりせん「会長」として、やっていくつもりでいます。


少子高齢化による子どもの数の激減、同時に学習塾業界全体の過当競争による市場の縮小化など、問題は山積していますが、信念を持ってきちんとやるべきことをやっていけば、結果は必ず出ると信じています。
皆さん、引き続きお祈りによる背後の応援をよろしくお願いいたします。
(アカデミー学院のホームページはこちらから見られます)


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「できる」それとも「できない」?

2014.12.10日

"Think you can, think you can't; either way, you'll be right."
--Henry Ford, Industrialist
「できると考えても、できないと考えても、結果はあなたの思ったとおりになる」
--ヘンリー・フォード フォード自動車創業者
(訳: 舟田譲二)


『マッサン』の中で鴨居商店の経営者、鴨居欣次郎が乗っている高級外車(当時)はT型フォードです。
鴨居欣次郎のモデルになった鳥井信治郎が実際にフォードに乗っていたかどうかはわかりませんが、当時は「フォード」と言えば自動車、また金持ちの代名詞でした。
そのフォードの創業者であるヘンリー・フォードが言ったのが上の言葉です。
「できると考えても、できないと考えても、結果はあなたの思ったとおりになる」とは実にうまく言ったものです。名言中の名言です。