学院長元気の出るブログ

日々の随想。教育問題、子育て、英語、積極思考、人間関係、霊想等など。
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ジョージ学院長 元気の出るブログ

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不完全の向こう側を見る

2017.12.18日

"Being happy doesn’t mean everything is perfect. It means you have decided to look beyond the imperfections."
--Gerard Way - Musician
「幸せな状態というのは、すべてが揃っていて完全という意味ではない。それは不完全の向こう側を見る決意をしていることだ」
--ジェラルド・ウェイ、ミュージシャン
(訳 舟田譲二)


私たちはとかく完璧というものを求めやすく、なにか一つでも欠けているともう幸せじゃない、と考えてしまいがちです。
お腹に赤ちゃんが宿ると、親がまず求めるのは「五体満足」です。
生まれてきた赤ちゃんが「五体満足」であっても、さらに目や耳、鼻、口を始め、手足の指から爪に至るまで、いや、頭脳から運動神経から優しさ、たくましさ等々すべてにおいて完璧を求めてしまいます。


また自分自身を他の人と比べて、無意識のうちにあの人のように頭が良ければ、背が高ければ、美人であれば、スタイルが良ければ、家柄が良ければ、字が上手ければ、◯◯ができれば等々あれもこれも求めてしまい、何か一つでも欠けを見つけるとたちまち不満になり、不幸に陥ってしまいます。


しかし、「幸せな状態というのは、すべてが揃っていて完全という意味ではない」のです。
なぜなら、この世にすべてが揃って完全な状態などというものは存在しないからです。
であれば、私たちにできることはただ一つ。
「それは不完全の向こう側を見る決意をしていること」です。
不完全の向こう側を見るとは、不完全な姿、状態をありのまま受け入れるか、それがいやならその状態を変える努力をすることです。


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未来に向かって今をどう生きるか

2017.12.17日

"Nobody gets to live life backward. Look ahead, that is where your future lies."
--Esther Lederer – (Better known as Ann Landers) - 1918-2002, Advice Columnist
「過去に戻って生きることのできる人なんていない。だから前を向きなさい。あなたの将来はそこにあるのですから」
--エスター・レデラー(通称アン・ランダース)、人生相談回答者
(訳 舟田譲二)


アメリカでは人生相談と言えば「Ask Ann Landers」(アン・ランダースに尋ねて)というほど、有名な新聞のコラムです。
どんな問題でも気軽に相談できる人気のコラムで、質問者にユーモアの切り口でズバリ答えることで多くの読者の共感を呼んでいます。


実はもう一つそっくりな人生相談コラムがあって、こちらは「Dear Abby」(アビーへ)というタイトルです。
こちらのほうは質問と回答をまとめた本もシリーズで出ていて、これが人生のバイブルのようにもなっています。私も以前何冊か読んだことがありますが、思わず吹き出したり、あるいは「なるほど」と感心したりでした。


内容があまりにもそっくりなので、好奇心からちょっと調べてみたら、なんと「Ask Ann Landers」の"エピー・レデラー"と、「Dear Abby」の"ポーリーン・フィリップス"は、なんと双子の姉妹だったのです。
ふたりとも大学ではジャーナリズムと心理学を専攻していて、大学新聞にふたりで一緒にコラムを書いていたそうです。道理で内容がそっくりなわけです。下が双子の若い時と熟年の時の写真ですが、やはりそっくりで見分けがつきません。


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今日の言葉、
「過去に戻って生きることのできる人なんていない。だから前を向きなさい。あなたの将来はそこにあるのですから」
は、まさにさまざまな問題や質問に対する答えをひと言で言っているようなものです。


「いや、自分は過去に戻っていない。将来のことが不安なんだ」
と言う人もいるかもしれません。
確かに将来のことは誰にも分かりませんから不安に感じるものです。
でも、言い換えれば「将来のことは分からない」からこそ、ある意味楽しみなのです。


ちょっと考えてみてください。
もし、万が一、自分の将来がすべて分かっていたらどうでしょう?面白くないばかりか、自分の死ぬ日まで分かっていてその日が近づいてきたら怖くて生きた心地もしないじゃないですか。


先日、テレビの健康番組『名医の太鼓判』で、ゲスト出演者たちの人間ドックの結果から、「あと何年生きられる」という余命を出すというのをやっていました。
とくに先般の衆院選で希望の党から出馬して落選した若狭 勝氏は、選挙戦でのストレスからかゲストの中で一番短い「余命7年」と診断されました。
本人は照れ隠しでニンマリと笑っていましたが、内心真っ青だったと思います。
しかし、余命宣告するだけでなく、番組ではさっそく寿命を延ばすために食事や運動、血圧を下げる方法など、どのような生活習慣を身につければいいかちゃんと指導していて、1週間ほどそれを実践したところ大きく改善して余命が延びていました。
また、癌で余命6か月とか宣告を受けた人でも、その後何年も生き続けている人もたくさんいます。
結局のところ「寿命は神様のみ手の中に」あるということです。


つまり、やるべきことをやり、あとは神様の御手に委ねるということしか私たちにできることはないのです。
同様に、過去を振り返って後悔しようが、あるいは逆に得意になろうが、そんなことは何の役にも立ちません。私たちにできることは、ただ未来に向かって今をどう生きるかしかありません。


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悲劇の主人公?

2017.12.16日

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"Anytime you blame others and complain about your situation, you are choosing to be a victim. By playing the victim role you are putting yourself in an ineffective and weak position. It is virtually impossible to allow incredible miracles to enter your life when you choose to remain in this negative mental state."
--Sonia Ricotti - Author and Speaker
「人のことを責め、自分の置かれている状況について不平を言う時はいつでも、あなたは自分を悲劇の主人公にしている。そして悲劇の主人公の役を演じることによって自らを無能な弱い立場に置いている。このネガティブな心理状態に留まり続けることを選択していると、信じられないような奇跡があなたの人生に起きることを事実上不可能にしているのです」
--ソニア・リコッティ、作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


このような人は私たちの身の周りにけっこういるものです。
さまざまな出来事の中で自分はいつも悲劇の主人公になっているように思い込んでいます。
本人は自分では気づいていないのですが、このような考え方が癖になってしまっているのです。普通の人だったら、別にどうってことないことでも、その人は周りのみんなが寄ってたかって自分にひどいことを言っているとか、ひどいことをしているというふうに受け止めるのです。
本当は自分よりももっともっと不幸な人や気の毒な人がいくらでもいるのですが、そのところには目が行きません。


このような考え方をしていると、結局のところ自分自身が一番惨めになり、不幸になります。
さらに、その状態から抜け出せるような奇跡がいくらでも起こり得るのに、その奇跡が起きることすら自らの手で妨げているのです。


ソニア・リコッティは、幸せな人生を送るために次の12のステップを提唱しています。
このような生き方をすると、あなたも必ず幸せな人生が送れるようになり、ソニア・リコッティのように美しく輝けます。
1.自分の目標を書き出す
2.過去を洗い流す
3.赦す
4.「箱」から外に出る
5.人生の旅を楽しむ
6.前もって失敗する
7.健康的な食事をし、活動する
8.自分の知っている人の中で一番ポジティブな人になる
9.あなた自身の「光の輪」を生み出す
10. もっと愛する
11. 自分の内なる人に近づき、神とつながる
12. 本当に大切なことに焦点を当てる


いかがですか?
あなたもこのような生き方をしたくありませんか?


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世界の食糧事情を画期的に変える

2017.12.15日

一昨日のTV番組『探検バクモン』の「食べもの革命!最先端植物工場」を非常に興味深く見ました。


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日本の食糧自給率がとても低いことは知っていましたが、まさかここまで低いとはホントびっくり!


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しかし、ここでさらにびっくりしたのは、番組が取材した最先端の植物工場。
玉川大学農学部には、太陽や土を使わずに大量の野菜を作り出す、世界最先端の驚異のLED農園があります。収穫量が激増する上に、光の色によって野菜の味が変わるという、まさに高層マンションならぬ高層農園です!狭い場所でも多くの収穫がのぞめるという。
植物・作物に最も適した温度・湿度・栄養条件・光環境などを人工的に作ることにより、栽培期間も通常の露地栽培の3倍から4倍も早く収穫できるそうです。普通2〜3か月かかるところ最速12日間でレタスが収穫できたそうです。
工場内はすべてオートメーションで、自動的に収穫され、しかも雑菌がほとんどない環境で作られるため、水道水で洗わないほうが清潔とのこと。収穫と同時にそのまま食べられます。



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これだと気象条件などに左右されず安定して作物が供給でき、将来の食糧危機の解決策になるかもしれません。
野菜だけではありません。
なんと、アワビやニジマスといった魚介類まで海水を使わずに水槽内で育てるという画期的な研究も同大学構内で進められています。小さな面積で大量生産が期待できます。


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通常20センチぐらいのニジマスがこの環境の中だと40〜50センチに育っているのです。
安全性は高く、しかも、味のほうも絶品とのこと。
これらを使った料理がこちら。


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日本のみならず、世界の食糧事情を画期的に変えることにもなり得ます。日本の技術力、さすがですね。大いに期待します!


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入眠儀式

2017.12.14日

“Never go to bed mad. Stay up and fight.”
-- Phyllis Diller
「怒ったまま寝ちゃだめよ。そんなことするぐらいだったらずっと起きていて怒りと喧嘩しなさい」
--フィリス・ディラー
(訳 舟田譲二)


フィリス・ディラー(1917-2012)は、アメリカの女性漫才師のパイオニア。コメディアン部門ゴールデングラブ賞にノミネートされたこともあります。
満員の会場では彼女がひと言しゃべるたびに大爆笑。聴衆をみんな笑いの渦に巻き込んで、人々のうっぷんを晴らし、ストレスを解消。さぞかしみんなよく眠れたことでしょう。彼女を見てるだけで自然と微笑んでしまいます。



フィリスの言う「怒ったまま寝ちゃだめ」というのはまことにつぼを得ています。
怒ったまま寝ようとしても、興奮し、いら立って眠ることなどできません。だから、「怒ったまま寝ようとするぐらいだったらずっと起きていて怒りと喧嘩しなさい」というわけです。
コメディアンらしい、面白い、しかし実に的を射た表現ですね。おそらくフィリス自身、これをモットーにしていたので、95歳という長寿を全うしたのでしょうね。


私は毎晩床に就くとき、「入眠儀式」をします。
「良い行動の種を蒔くと良い運命を刈り取る」の中の動画でご紹介しましたが、寝る前に足の指と足裏、そして手の指や手のひらから手首、腕、脇をもむのです。「血管しごき」といって、血液の循環を良くして手先、足先までポカポカして眠たくなり、その日一日の感謝なことをひとつずつ挙げてお祈りしているうちに、いつの間にかそれが「おいねり」になり眠ってしまっています。


つい、数か月前までひと晩中眠れないほどのひどい睡眠障害に悩まされていたのですが、今ではそれが嘘のよう。夜中も以前は必ず2〜3回、ひどい時は1時間置き、あるいは30分置きにトイレに行っていたのですが、今は1回も起きずに朝までぐっすり眠っています。


この血管しごきをテレビの番組で教えてくださったドクターは、朝起きると一番にベッドの上でこれをやるそうです。そうすると目覚めが良くなると。
そこで、私も目覚めてすぐにこれをやるのですが、どういうわけか私の場合は、指・手・腕をしごき始めるとすぐにあくびが出てきて眠くなるのです。
以前なら朝早く目覚めるともう眠りに戻れないので起きて、早朝ウォーキングに出かけたりお祈りしたりしていたのですが、今は血管しごきを始めるとまた眠りに戻ってしまいます。
私の人生でこんなによく眠れるようになったのは、十代の若い頃以来です。


私の場合は、この血管しごきがいわば「入眠儀式」のようになってしまったのです。
これをやっているといつも自然と笑顔になり、幸せな気持ちになります。
ですから、昼間でも指先が冷たいな、と思って血管しごきをし始めるとすぐにあくびが出てくるほどです。


この「入眠儀式」は人によって異なりますし、どんなことをやってもいいのです。
入浴する、トイレに行く、歯を磨く、ストレッチをする、深呼吸をする等々、これらを習慣にすると、自然と眠くなります。


決してやっていけないのは、「怒ったまま寝る」ことです。
怒っていることがあったら、「怒りと喧嘩して」でも解決して床に就く。
聖書にも「憤ったままで、日が暮れるようであったはならない」(エペソ4:26)とありますが、この「日が暮れる」は今日で言うところの「夜になる」という意味で、「寝る前に憤りを解決しなさい」ということです。


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すべての豊かさの基盤

2017.12.13日

"Acknowledging the good that you already have in your life is the foundation for all abundance."
--Eckhart Tolle - Author
「人生で自分がすでに持っている良きものを認めることがすべての豊かさの基盤になる」
--エックハルト・トーレ、作家
(訳 舟田譲二)


「無い物ねだり」という言葉がありますが、私たちは本当によくこれだけ「無い物ねだり」をするものだと思うくらい、持っているものよりも持っていないものに目が行くものです。


特に人を見ているとついつい、あの人はあれもこれも持っている、いいなぁ。これに比べて私はあれもこれもない、などと卑下してしまいます。


その結果、モーセの十戒の十番目の戒めを破ってしまいます。
「あなたの隣人の家を欲しがってはならない。すなわち隣人の妻、あるいは、その男奴隷、女奴隷、牛、ろば、すべてあなたの隣人のものを、欲しがってはならない」(出エジプト20:17 )
これは、ほとんどすべての人間関係の問題の根源と言われるほどのものです。


他人の物のみならず、地位や名声、学歴、家柄、家族、家庭環境、能力、ルックス、健康、長寿…
挙げ出せばきりがありません。
このようなことに心を奪われていて幸せになれるわけありません。


1週間前、東京の富岡八幡宮で日本刀を使った実におぞましい殺人事件が起きました。
かつて父親の後を継いで宮司を務めた容疑者は、毎晩銀座で飲み歩いたり、ラスベガスのカジノで豪遊するなど金遣いが荒く、女性関係の噂も絶えなかったそうです。その上、神社本庁に納める“上納金”を使い込んでいたことも明らかになり、宮司を解任されました。
後に宮司を継いだ実姉を恨んで妻と共に計画的に姉を襲って日本刀で殺害し、さらに妻をも殺害した後自害しました。
「積年の恨み。地獄へ送る」と書いたはがきを送りつけていたそうです。
この「積年の恨み」は、宮司の地位、名誉、さらには金銭を始めとする物欲が原因です。


「人から出て来るもの、それが人をけがすのである。すなわち内部から、人の心の中から、悪い思いが出て来る。不品行、盗み、殺人、姦淫、貪欲、邪悪、欺き、好色、妬み、誹り、高慢、愚痴」
(マルコによる福音書 7:20-22)


作家エックハルト・トーレが冒頭で語っているように、
「人生で自分がすでに持っている良きものを認めることがすべての豊かさの基盤になる」
のです。
真の豊かさは、自分が持っているものに目をやって認め、これを感謝することに始まります。


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あなたの夢は何ですか?

2017.12.12日

"Your own words are the bricks and mortar of the dreams you want to realize. Your words are the greatest power you have. The words you choose and their use establish the life you experience."
--Sonia Choquette - Author
「あなた自身が語る言葉が、実現したいと思っている夢の基礎の基礎です。言葉はあなたが持つ最大の力。あなたが選ぶ言葉とその使い方が、経験する人生を形成します」
--ソニア・ショケット、作家
(訳 舟田譲二)


幼い頃から言葉に興味を持ち、小学生時代は劇団に入って早口言葉やセリフを覚えるのは1番、中高大学生時代は文学やエッセイ、学術書を多読、そして英語にハマり、大学院時代には言語学を専攻し、生涯英語・言語学・音声学を教えてきた、言語をこよなく愛する舟田譲二。
今でも毎日、テレビに出演するキャスターや俳優、ドキュメンタリー番組に登場する地方の人々のアクセントや方言、言葉遣いに注意を払っている私も、作家・ソニア・ショケットの冒頭の言葉、
「あなた自身が語る言葉が、実現したいと思っている夢の基礎の基礎です。言葉はあなたが持つ最大の力。あなたが選ぶ言葉とその使い方が、経験する人生を形成します」
は全く同感です。


ウォーキングしている時も、夜布団に入って寝る時も、四六時中言葉のことを考えていると言っても過言ではないほどです。


言葉はその人の人格そのものを、そして人生を形成します。言葉を疎(おろそ)かにする人は、言葉で失敗します。言葉で失敗する人は人生で失敗します。その逆もまた真なりです。


言葉こそが人を人たらしめる、神様が人に与えられた最大のプレゼントです。
言葉が人類のここまでの成長・発展を可能にしてきました。智慧のもとが言葉にあるからです。人の言葉と動物の鳴き声とが根本的に異なるのは実にこの点にあります。
これからの人類の成長も言葉と共にあるでしょう。


頭の中にある漠然としたものは決して夢にはなり得ません。
あなたが抱く夢は言葉によって具体化され、イメージ化され、発展し、やがて実現に至ります。
あなたの夢は何ですか?


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二刀流

2017.12.11日

「役に立たぬ事を、せざる事」
宮本武蔵


私がかかっている歯医者さんは二刀流です。
幼い頃は左利きだったそうですが、字を書くのは右手でと親に教えられたため、小学生の頃右手で字を書く練習をされました。その結果、利き手は今も左で力仕事は左手でするけど、字を書くのを右にしたため、歯科医になって右手が使えるようになっていて良かった、とおっしゃっていました。


お気づきかと思いますが、歯医者さんの治療台(ユニット)を始めほとんどの道具は右利き用に作られています。
左利きのまま育った人は、歯科医になる時に右手を使う練習をされる方が多いらしく苦労されるそうです。


二刀流というと、やはり有名なのは宮本武蔵です。
2か月ほど前に「宮本武蔵大好きアルゼンチン少女が武蔵にご対面」という記事を書きましたが、その中に宮本武蔵のことを少し書きました。
私も小学生の頃は宮本武蔵大ファンで、よく刀に見立てた棒切れを2本持ってチャンバラごっこで二刀流の真似事をしていたものです。


武蔵といえば二刀流というイメージですが、本当は右利きで、実際に二刀流を勝負で使うことはほとんどなかったと、上の番組を見て初めて知りました。
それではなぜ二刀流を編み出したかというと、武蔵は人並み外れた剛力の持ち主で片手で刀剣を使いこなすことができて、そしてこれが後に二刀流の技術を生み出すに至ったということだそうです。祭りで太鼓が二本の撥(ばち)を用いて叩かれているのを見て、これを剣術に用いるという天啓を得、二刀流を発案したとのこと。この辺りがさすが武蔵という感じです。


しかし、実際に二刀流を使うことがなかったのは、武芸者として右手が使えなくなった時に左手だけでも十分に勝負できるだけの力と技を身につけておくためだったそうです。
私の敬愛する歯科医の場合は、字を書くために右手で練習しておいたのが歯科医になって役立ったわけですが、なんとなく相通じるところがあるように思います。
これは「役に立たぬ事を、せざる事」ではなく、「備えあれば憂いなし」の口です。


塾でこれまで大勢の子どもたちを指導してきました。左利き自体は別に問題ないのですが、右左を問わず問題に感じるのは、鉛筆の持ち方です。
正しい持ち方をしている生徒はほとんどいません。ほんの数パーセントではないでしょうか。
こんな持ち方をしている生徒が多いのに驚かされます。


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私は誤った鉛筆の持ち方をしている生徒にはその都度教えるようにしています。これが正しい持ち方です。


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癖になっているので最初はみんな苦労しますが、素直な子は練習して正しい持ち方ができるようになります。そのような子に、前の持ち方してごらんと言うと、もう忘れてしまってできなくなっています。


実は私も今二刀流を訓練しています。
2か月ほど前に上の歯科医にかかった時、右の上下奥歯の裏側に歯垢が少しついていることを知り、この時から左手を使って右の奥歯の歯磨きをし始めました。
最初は全く思うように動かなかったのですが、1か月過ぎた頃から割とうまくいくようになり、今では右手とほとんど変わらないほどスムーズにきれいに磨けるようになりました。
そして今は、宮本武蔵に倣って左手だけで全部の歯を磨けるように訓練しているところです。
右手がいつ使えなくなっても左手を使えるようにしておくためです。私はこれを「役に立たぬ事」とは思っていません。左手で字も書けるようになればいいと思っているほどです。
「役に立たぬ事」は他にいくらでもあります。これは「せざる事」です。


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結果報告

2017.12.09日

去年の夏「すぐやるか」という記事を書きましたが、近所の空き家の植え込みが伸び放題で、1年経って今年もまた同じ状態になり、去る7月に市役所の担当の課に電話して窮状を訴えました。担当者は必ず電話で返事します、と言ったきりなしのつぶて。
そこで、その1か月後に市長あてに手紙を書いて直訴しました。
市長から返事があったのは3週間後で、所有者に連絡中とのこと。
そして、その後やはりずっとなしのつぶて。


また言わなければならないか、と思っていた時に「『正しさ』よりも『優しさ』」ということを示され、もう言わないことにしました。
そうしたところようやく4日前、市から作業車が来てこの空き家の植え込みをすべて根元からばっさりと伐採しました。結局、家の所有者とは連絡が取れないままで、市が伐採を決断したとのこと。
そのBefore・Afterの写真です。


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実に5か月かかりました。
しかも、市役所の担当者からは最後まで一切返事がないまま。
これって普通の企業だったらクレームもので、担当者は上司から注意を受けることでしょう。というか、上司も一緒なのでどうしようもないですが。


で、昨日たまたまこの前を通りかかったところ、近所の人たち3人がこの家の前で立ち話。
皆さん、「びっくりした!」「すっきりして良かった!」「明るくなった!」と大喜び。
「実は私が市役所に電話して」云々、とはもちろん言いませんでしたが(笑)、皆さんにも喜んでもらえて幸いでした。何よりも道路が少しでも広くなり、自転車や通行者が安心して通れるようになり本当に良かったです。市役所の担当の方々、伐採作業に来てくださった方々ご苦労さまでした。


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経過報告します

2017.12.08日

去る10月25日の記事「笑顔と笑声」の中に書きましたが、その2日前の早朝、ダイニングチェアに足を引っかけて転倒し、隣のチェアの角にわき腹を思いっきりぶっつけてしまいました。
しばらくは息もできないほどで、キャビネットにもたれかかってじっとしていました。
肋骨が折れたかひびが入ったかと思うほどの痛さです。
なんとかベッドに戻り、朝になるまで待って、妻に車でいつもの整形外科に送ってもらいました。レントゲン検査の結果、一番下の肋骨をぶっつけたようですが、ひびも入っていず無事でした。
以来ずっと整形外科に通いながら治療を受けています。
通常、1か月ほどで痛みは治まるそうですが、1か月半経ってもまだ痛んでいます。
お祈りしていてくださっている方が大勢いらっしゃいますので、今日はその経過報告をいたします。


打撲してから1週間は本当に痛くて、車で医者まで送ってもらっていましたが、2週目ぐらいから500mぐらいの距離をゆっくり歩いて通うようになりました。
少し調子良くなったと思っていつもよりもちょっとでもたくさん歩くと翌日はまた痛くなって歩けなくなる、ということの繰り返しで日によって波がありました。


でもよく言われるように「日柄もの」で、徐々に痛みの度合いは弱くなり頻度も少なくなってきて、最近は手を伸ばしたり、身体を前屈み、あるいは後ろにそらしたり、左右によじったりすると「あ、いたた」という程度になりました。椅子に座ったり立ち上がったり、ベッドに寝たり起き上がったりするとき、車に乗り降りするとき、そして歩いているときが一番痛みます。


まだ以前のようなウォーキングはできませんが、少しずつゆっくり散歩ができるようになってきました。
その結果が、スマホに入れているアプリ「Pacer」の過去の分析によく表われています。
まずは、この1週間の推移。月曜日と火曜日はとても痛んで1日中ベッドの上で寝ていました。


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次は過去1か月間(左)と6か月間(右)の比較。


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1か月間の推移を見ると、波はあるものの少しずつ歩く距離が伸びてきているのが分かります。
右の6か月のほうを見ると、転倒事故を起こすまでは雨が続いた時など外に出られなかった時以外は4〜7kmぐらいは歩いていましたが、事故以降はどーんと落ちて、それから少しずつ距離が伸びています。歩けるようになってきたというのはだんだん回復してきている証拠です。
お祈りしてくださっている方々には、心から感謝いたします。


高齢者が一番気をつけなければならないのは「転倒」です。
まだ早めに経験しておいて良かったです。
皆さんもお気をつけください。


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大物に会いましょう!

2017.12.07日

もう何十年も昔のことですが、私はひとりの友人と食事をしていました。うちの裏庭でバーベキューをしていたのですが、その時アンドリュー・ヤングの名前が出てきました。ヤングは、かつてマーチン・ルサー・キングJr.のかたわらで働いていた人のひとりで、その後米国国連大使となり、それからジョージア州アトランタ市長となりました。私は彼に興味を持ち、何年にもわたって彼の経歴を調べていました。ヤングはとても有能で誠実、その上サービス精神に富む人だと思っていました。機会があったら是非とも会いたいと願っていたのです。


すると、この友人が自分はアンドリュー・ヤングを知っている、昔何度か彼と一緒に仕事をしたことがある、と言うのです。そこで私は、何としてもヤングに会わせてもらいたいと言って友人から約束を取り付けました。どのような犠牲を払っても彼に会いたいと思いました。


何らかの理由で私たちはある人物を尊敬しているのですが、その人物に会うことはまず無理だと思います。地位や権力、権威のある人に会うことは不可能だと思うかも知れませんが、決してそうとは限りません。
ある人物にどうしても会いたい、というような状況に次に出くわした時は、とにかくやってみることです。


1960年代初頭、私はシカゴへ飛び、そこでアール・ナイチンゲールに1時間会うことができました。この出会いが、私の人生をすっかり変えてしまいました。私はその後シカゴに引っ越して、何年にもわたってアール・ナイチンゲールのところで働くことになったのです。


『保安官ワイアット・アープ』役のヒュー・オブライアンを2年ほど前、うちに客として迎えたことがあります。彼はアルベルト・シュバイツァーに会いにアフリカに行った時の話をしてくれました。このシュバイツァーとの出会いが、後に非営利団体「Hugh O'Brian Youth Leadership Foundation」の創設につながり、今日世界中の何万人もの青年にリーダーシップスキルを養う働きになったのです。


このような大物というのは、決して手の届かないところにいる人たちではありません。たいてい心の美しい人たちで、あなたの人生を変えてくれたりすることがあります。もし、ある人のことを尊敬しているなら、何としてもその人と知り合いになるといいです。


ボブ・プロクター
(訳 舟田譲二)


私の年代かそれ以上の人ならきっとアメリカのTVドラマ『保安官ワイアット・アープ』をご存じのことでしょう。私も、『ララミー牧場』や『ローハイド』『アニーよ銃を取れ』などの西部劇にどっぷりハマっていて、毎週欠かさず観ていました。
銃を早撃ちし、指でクルクル回してホルダーにさっと戻して、ワイアット・アープ気分でした。(下は小学4年生の頃の私)


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上の記事中、登場する人物をご存じない方のためにリンクを貼っておきましたので、ご興味ある方はご覧になってください。


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成功へ導く「80対20の法則」

2017.12.06日

"Few people take objectives really seriously. They put average effort into too many things, rather than superior thought and effort into a few important things. People who achieve the most are selective as well as determined."
--Richard Koch - Author, Speaker, Investor, former Management Consultant
「目標を本気で考える人はごくわずかだ。ほとんどの人は、あまりにも多くのことに並みの程度の努力をするだけで、いくつかの本当に大切なことに真剣に取り組み、努力をしない。偉業を成し遂げる人というのは、固い決意を持っていると同時に目標を精選する」
--リチャード・コッチ、作家・講演家・投資家・元経営コンサルタント
(訳 舟田譲二)


リチャード・コッチはビジネス関連の本を20冊ほど書いていますが、その中でも特に有名なのは『人生を変える80対20の法則』です。
おそらく多くの人が聞いたことがあるのではないかと思いますが、「働きアリの法則」「パレートの法則」とも呼ばれているものです。
その一部を挙げると:


「働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる」
「働きアリのうち、本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割のアリはサボっている」
「よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる」


ビジネス界に当てはめると、
「売上の8割は全顧客の2割が生み出している。よって売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行う方が効率的である」
「売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している」
「売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している」
など、今日でも経営コンサルタントがよくセミナーで話したり、会社のマネージメントや戦略で用いられたりしています。


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実はこの法則、19世紀にイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則(べきじょうそく)と呼ばれるものですが、リチャード・コッチはこれをヒントにまるで自分のオリジナルアイデアであるかのように『80対20の法則』と銘打って商品化し、大成功を収めたのです。
この他、リチャード・コッチは19世紀に発見された「カオス理論」や、「メメティックス」という原理を活用し、複雑なビジネスの世界を説明する『成功の科学』という本を著しています。


こうやって考えると、ビジネスに限らずさまざまなところにチャンスはいっぱい転がっている、ということがわかります。
コッチはこのようにして億万長者になり、ジブラルタルの他、陽当たりのいい3つの国に邸宅を持っています。
私と同い年なのに、こんなとてつもない大きな差が生まれるのは、やはりツボを押さえたやり方を活用しているかどうかの違いにあります。


これらのことから編み出されたコッチの億万長者の処世術からは学ぶべきことがたくさんあります。
「努力の平均水準を上げるのではなく、努力を一点に集中する」
「決められたコースを走るのではなく、近道を探す」
「最小限の努力で、人生の支配権を握る」
「網を広げるのではなく、網を狭める」
「多くの分野で平均点をとるのではなく、ひとつの分野で突出した成績を上げる」
「日常生活で、できる限りアウトソーシング(業務の委託・外注)を進める。 家庭仕事でも、自動車の修理でも自分でやらずにできるだけ専門家に任せる」
「よくよく考えて、仕事と会社を選ぶ。できれば人に雇われるより、他人を雇ったほうがいい」
「一番得意とすること、いちばん楽しいと思うことだけをやる」
「水面下に隠れている皮肉な現象や不思議な出来事を探す」
「重要な分野では全て、20%の努力が結果の80%につながるようにする」


たとえ億万長者にならないとしても、日常生活で私たちにも適用できることはたくさんあります。学生であれば、勉強時間の使い方やテストでの時間配分・得点の上げ方に、この他、家事や子育て、買い物、人間関係、スポーツ、お金の使い方等々にも応用できます。


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良い行動の種を蒔くと良い運命を刈り取る

2017.12.05日

"The law of harvest is to reap more than you sow. Sow an act, and you reap a habit. Sow a habit and you reap a character. Sow a character and you reap a destiny."
--James Allen (1864-1912), Author
「刈取りの法則とは、蒔いた以上の分を刈り取るということだ。行動の種を蒔くと習慣を刈り取る。習慣の種を蒔くと、品性を刈り取る。品性の種を蒔くと、運命を刈り取ることになる」
--ジェームズ・アレン、作家
(訳 舟田譲二)


ジェームズ・アレンは9年間で19冊の本を書きました。
その代表作である As a Man Thinketh (邦訳,『「原因」と「結果」の法則』)は自己啓発書の原点であり、デール・カーネギー、アール・ナイチンゲールなどに大きな影響を与えました。同書は1世紀以上も前の1902年に書かれた書物ですが現在も世界中で売れ続けています。聖書につぐロングセラーの一つと言われており、日本でも50万部を超えるベストセラーです。
彼の仕事は、ニューソート運動を含む世界中の人々に影響を与えました。
彼はより多くの人に読んでもらいたいとの願いからイギリス以外での著作権を放棄していて、著書(英語)をオンラインで読むことができます。
(以上Wikipediaより)
生前のジェームズ・アレンは有名にも金持ちにもなりませんでしたが、彼が言っていたとおり彼が蒔いた種が今日も世界中で蒔いた以上に多く刈り取られて、数えきれないほどの人々の人生で実を結んでいるのです。


今から30数年前、アメリカ留学から帰国してきた当時、私はカウンセリングと教会の牧師の仕事のほか、ジョンソンという外資系企業の広報室で週に3日間働き、広報室主催の英会話教室で小中高校生、一般成人までのクラスを受け持ち、同時に週に一日は中央大学で朝から夕方まで英語音声学や表現研究、一般英語など4クラスを教え、日曜日には他府県の教会の礼拝や特別伝道集会のご用のほか、ときどき翻訳・通訳の仕事もこなし、「二足のわらじ」どころか七足ぐらいを休む暇なく履き替えていました。


この頃の多忙がたたって身体を壊しました。
自律神経失調により体温調節ができなくなり、夜寝ている時は身体が火照って熱くて眠れず、逆に昼間は手足が氷のように冷たくなりました。以来、私の様々な病はここから発しているようです。
ひどい時には靴下を2枚履いてさらに防寒用ブーツを履いていました。
手足はいつもひび割れしていました。


1か月ほど前に見たTV番組『主治医が見つかる診療所』では、血管を柔らかくする「血管しごき」というのを教えていました。
血管は外から刺激を受けると、その壁から一酸化窒素NOが発生し、このNOが血管の緊張を和らげることで血管が拡がる。NOを自分で出すための刺激が「血管しごき」です。
動脈は筋肉の奥にあるため、イタ気持ちいいくらいの強さで行います。
◎手
1.両手を組んで指を締め付ける
2.片方の手を引き抜く
3.両手を2〜3回ずつ行う
◎腕
1.手首から肩に向かってしごく
2.脇の下は強く押して刺激する
実演します。



この要領で手足もみを毎晩20分ぐらいかけてやっていたらいつの間にかそれが習慣になって、面白いことに手・腕の血管しごきを始めるとすぐにあくびが出てきて眠くなってきます。
そして手も足もポカポカしてきて、身体がリラックスしてすぐに眠りにつけるようになりました。お陰でこれまでの睡眠障害をこれで克服できそうです。


ロンドンの大学の実験の結果では、大体66日ぐらいかけるとほとんどどんなことでも習慣が身につくそうです。約2か月です。
良い習慣も悪い習慣も2か月ほど同じことを繰り返していると習慣になるのです。
ジェームズ・アレンが言った
「刈取りの法則とは、蒔いた以上の分を刈り取るということだ。行動の種を蒔くと習慣を刈り取る。習慣の種を蒔くと、品性を刈り取る。品性の種を蒔くと、運命を刈り取ることになる」
は真理です。
皆さんもぜひお試しください。


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今日という日を素晴らしい一日に変える

2017.12.04日

"I hope everyone that is reading this is having a really good day. And if you are not, just know that in every new minute that passes you have an opportunity to change that."
--Gillian Anderson - Actress
「今、これを読んでいる皆さんが、とっても素敵な今日を過ごしていることと思います。もし万一そうでなかったとしたら、このことをぜひ思い出してください。あなたには今日という日を素晴らしい一日に変えるチャンスが今この瞬間目の前にあるということを」
--ジリアン・アンダーソン、女優
(訳 舟田譲二)


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ジリアン・アンダーソン(1968-)は、日本では、『X-ファイル』のFBI捜査官ダナ・スカリー役の女優として有名。
英国系としての背景とアイルランド訛りの英語を度々からかわれたこともあって、アメリカ中西部のミシガン州という土地における疎外感と同時にこの土地に対する反抗的な態度を取る少女でした。ティーンエイジャー時代は鼻ピアスを開け、様々な色に髪を染めたり、ドラッグをやったり、真っ黒の服を着るなどパンクでした。高校のクラスでは「一番変な女の子」「いつか逮捕される」などと言われていましたが、実際に教室のドアに接着剤を詰めようとして卒業式の夜学校に忍び込んで警察に逮捕されました。


しかし高校生時代、演劇に興味を持ち、地元の劇場で舞台活動をし始めました。
高校卒業後、ニューヨークに出てウェイトレスの仕事をしながらマンハッタン劇場で駆け出しの女優としてスタートしました。
24歳の時にはロサンゼルスに移って、本格的にオーディション活動に入り、300人の応募者の中から『X-ファイル』のFBI捜査官ダナ・スカリーの役を射止めます。
最初は1クール、13話で終了予定だったのが大成功して全201話に出演し、エミー賞、ゴールデングローブ賞、ギルド賞、サターン賞などを受賞。
シーズン7では女性として初めて脚本・監督まで務めました。
この後、女優として大成功を収めました。


女優業のかたわら、いくつもの社会活動や慈善活動にも積極的に取り組み、難病の神経腺腫症や子供の腫瘍の研究・基金団体のスポークスマンとしても活躍。
南アフリカの教育非営利団体、アフガニスタン、ミャンマーなどの国々の女性の権利やDV問題、児童売買啓蒙運動、国際識字活動、森林破壊反対活動、動物愛護運動等々、ボツワナ、インド、ブラジル、ペルーなどに広がるグローバルな働きをしています。


私生活では3人の男性との結婚・離婚を繰り返し、現在は4人目の人と付き合う、という目まぐるしい遍歴。
子供時代のいじめに始まり、十代の頃のパンク生活、20代からの女優業のかたわらで様々な社会活動、慈善活動、人権活動など実に多彩な面を持つ人ですが、一日一日、一瞬一瞬を目いっぱい生き抜いています。


私たちは彼女のような幅広い派手な活動をすることはできないかも知れません。
しかし、少なくとも「今日という日を素晴らしい一日に変える」生き方はできるでしょう。


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安らぎと満足感への直行ルート

2017.12.03日

"Good humor is a tonic for mind and body. It is the best antidote for anxiety and depression. It is a business asset. It attracts and keeps friends. It lightens human burdens. It is the direct route to serenity and contentment."
--Grenville Kleiser - 1868-1935, Author
「センスのいいユーモアは心と体の気付け薬です。不安と鬱(うつ)の最善の解毒剤です。それはまた事業資産です。友達を引き寄せ、そして離しません。人が負う重荷を軽くしてくれます。安らぎと満足感への直行ルートです」
--グレンヴィル・クライザー、作家
(訳 舟田譲二)


長男の嫁の恵利紗さんのご両親がこれまで何度も平塚に私たちを訪ねてきてくださって、親しい交わりの時を持たせていただいています。
恵利紗さんのお父さんは牧師先生ですが、ものすごいユーモアの持ち主で、教会の日曜日の礼拝のメッセージの中でもジョークの連発です。
普段の生活の中でもしょっちゅうジョークが飛び出し、周りのみんなを笑わせてくださいます。


去る8月の末にいらっしゃった時にはご一緒に近くのモールで食事をしました。
その時、「最近は毎日1万歩以上ウォーキングしています」と私が言ったところ、お父さんは「私は昨日は150歩でした」とおっしゃいます。
私が「えっ?」という顔をしていると、すかさず隣に座っていらっしゃったお母さんが「家の中でトイレまで歩いただけでしょ」と。
みんな顔を見合わせて大笑い。
お母さんもお父さんに負けないぐらい、おふたりでジョーク合戦です。


来年4月に長男夫婦に赤ちゃんが生まれます。男の子だそうです。私たちにとっては待ちに待った初孫の誕生です。
4日前の朝、突然長男直人から電話がかかってきました。
呼び寄せ便で通常の料金の半額以下でロサンゼルスまでの往復航空チケットが手に入るけど、来春の出産に時期に合わせて来ないか、という誘いです。しかも、その申し込み締め切りがあと20分以内に迫っていると言うのです。
妻は忙しくて行けないので、代わって私に行ってということになり、恵利紗さんのお母さんと私が急きょ同じ飛行機で行くことに決まりました。
その後で、恵利紗さんからメールが入り、私が来てくれるのが嬉しい、楽しみに待っている。父はファーストクラスが往復200ドルだったら行くと言っている、と。
これも、お父さん独特のセンスのいいユーモアで、思わず吹き出してしまいました。
私も家では結構ジョークを言って家族を笑わせるほうですが、恵利紗さんのご両親には負けます。


このようなご両親に育てられた恵利紗さんはとても温かく、長男夫婦は大変な時でもいつも明るく笑っています。


「センスのいいユーモアは心と体の気付け薬です。不安と鬱(うつ)の最善の解毒剤です。またそれは事業資産です。友達を引き寄せ、そして離しません。人が負う重荷を軽くしてくれます。安らぎと満足感への直行ルートです」


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ごく普通の人こそ真のヒーロー

2017.12.02日

"A hero is an ordinary individual who finds the strength to persevere and endure in spite of overwhelming obstacles."
--Christopher Reeve - 1952-2004, Actor, Producer, and Screenwriter
「ヒーロとは、打ちのめされそうになるような障害の中にあって、なおも努力を惜しまず、耐え抜く強さを見出したごく普通の人のこと」
--クリストファー・リーヴ、俳優・映画監督・シナリオライター
(訳 舟田譲二)


クリストファー・リーヴはスーパーマンのはまり役の俳優でした。
しかし、43歳の時、乗馬競争中に落馬し、脊髄損傷を起こして首から下が麻痺しました。
新聞記者クラーク・ケントが走りながらスーパーマンに変身していく有名なシーンがありますが、この後、スーパーマンは車椅子の人になったのです。


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しかし、彼の人生はそこで終りませんでした。
映画界から離れた後、リハビリに専念するようになり、身体の麻痺に苦しむ人たちに対してより独立して生きるよう願って「クリストファー・アンド・ディナ・リーヴ麻痺資源センター」を開設しました。


事故の翌年には、第68回アカデミー賞授賞式にプレゼンターとして姿を見せ、出席者からはスタンディングオベーションが。
さらにその翌1997年にはHIV感染者を主人公としたテレビ映画『フォーエヴァー・ライフ 旅立ちの朝』で監督業に進出。
同年、ナレーションを務めたドキュメンタリー番組『Without Pity: A Film About Abilities』でエミー賞情報スペシャル部門作品賞を受賞。


1999年には自伝『車椅子のヒーロー あの名俳優クリストファー・リーブが綴る「障害」との闘い』の朗読アルバムでグラミー賞最優秀スポークン・ワード・アルバム賞を受賞しました。
これを機に俳優活動を本格的に再開し、1999年にはテレビ映画『裏窓』(アルフレッド・ヒッチコック監督の『裏窓』のリメイク作品)を製作するとともに、車椅子に乗った主人公を自ら演じます。


2003年から2004年にかけて連続テレビドラマ『ヤング・スーパーマン』に出演し、若き日のクラーク・ケントに素性の手掛かりを与えるヴァージル・スワン博士役を演じました。
2004年5月にはアテネオリンピックのコマーシャルにも出演しましたが、この年10月に自宅で心不全を起こして昏睡状態となり死去。52歳の短い生涯でした。


生前、リーヴはインタビューで「ヒーローとはどのような存在か」と問われることがありました。『スーパーマン』の映画撮影中は「先のことを考えずに勇気ある行動をとる人のこと」と答えていましたが、落馬事故を起こした後は冒頭のように、
「ヒーロとは、打ちのめされそうになるような障害の中にあって、なおも努力を惜しまず、耐え抜く強さを見出したごく普通の人のこと」
と語るようになりました。
(以上Wikipediaより一部引用)


映画『スーパーマン』の中のヒーローは、「先のことを考えずに勇気ある行動をとる人」かもしれませんが、それはあくまでも映画の世界の話。
現実の世界の本物のヒーローとは、誰の身にも起こり得る不慮の事故に遭遇した時、クリストファー・リーヴのように障害の中で力強く生き抜く力を持つ人、すなわち
「打ちのめされそうになるような障害の中にあって、なおも努力を惜しまず、耐え抜く強さを見出すごく普通の人」で、これこそ私たちが求めるべき姿なのではないでしょうか。


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過去の辛い思い出と決別

2017.12.01日

"Holding on to anger, resentment and hurt only gives you tense muscles, a headache and a sore jaw from clenching your teeth. Forgiveness gives you back the laughter and the lightness in your life."
--Joan Lunden - Journalist, Author, and Television Host
「怒り、恨み、受けた傷にしがみついていると、筋肉の緊張や頭痛、歯を食いしばることから起こるあごの痛みなどを引き起こすだけです。でも赦すなら、生活の中に笑いや明るさを取り戻すことができます」
--ジョウン・ランドン、ジャーナリスト・作家・テレビ番組司会者
(訳 舟田譲二)


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おそらく誰でも人生で一度や二度ならず、人の言葉や行為によって傷ついたり、腹立ったり、悔しい思いをしたことがあるでしょう。
私もあります。
いじめだけでなく、今だったら大きな問題になるようなパワハラやセクハラといった類(たぐい)のとても不快な経験もしましたし、またいわれのない脅迫行為や暴力、物的損害を被ったこともあります。


しかし、胸に手を当ててよく考えてみると、たとえ意図したことでなかったとしても自分も他人にそのような思いをさせたことがある、と認めざるを得ません。
今、それらを思い起こすと胸が締めつけられます。会って謝れる人には可能な限り謝罪してきました。でも、いくら願っても連絡の取りようがなく、謝罪できない人もいます。


およそ人がふたり以上集まるところには、必ずと言っていいほど、互いの考えや気持ちの行き違い、衝突、そして時には激しい怒りを覚えるような仕打ちを受けるような場面が起きます。それは、私たち人間がそもそも生まれながらの罪人だからです。
生身を持った人間が地上において楽園のような生活を送るということはあり得ません。


しかし、そのような過去の出来事や辛い思い出にいくらこだわっていたところで、それでもって解決できることは何もありません。過去に戻ることはできませんし、過去の事実を変えることもできないのです。それどころか、自分が被害者であるか加害者であるかを問わず、過去の辛い思い出を引きずって生きることは、現在の自分に何ひとつ益をもたらしません。さらに心身を傷つけるだけです。


問題の解決法はただひとつ。「赦し」です。自分が受けたものであろうと、与えたものであろうと、相手をまた自分を赦すのです。
赦すことによって初めて、心に平安を、身体に癒しを得、新しい人生を歩み始めることができます。
勇敢に過去に立ち向かいましょう。


「もしも、あなたがたが、人々のあやまちをゆるすならば、あなたがたの天の父も、あなたがたをゆるして下さるであろう」
(マタイによる福音書 6:14)


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私はひよっこです

2017.11.30日

"I admit I'm still a wet-behind-the-ears philosopher to talk about life."
「私は正直なところ人生を語るにはまだまだひよっこです」
(舟田譲二)


これまで、このブログで生意気な顔をして「人生」についてずいぶん書いてきました。
ブログページの左に「最近のエントリー」があり、過去1か月分の記事のタイトルが掲載されています。そして、その下の「カテゴリ」には「愛」「格言・名言」「健康」や「人生」などが並んでおり、そのひとつをクリックすると関連した記事が出てきます。
いかにも知ったかぶりをして、愛や人生哲学などを書いてきましたが、ここ数日で自分の「ひよっこ」ぶりを思い知らされました。


そのひとつのきっかけとなったのは、Facebookでお知り合いになったお友達の投稿を見ていたり、あるいは身の周りの知り合いの人たちの人生を見ていて、多くの方がさまざまな試練や困難に立ち向かっていらっしゃる姿に胸を打たれたことです。


これまで自分の健康不良についてたくさん書いてきました。
病気にかかって病院に行くたびに「既往歴」を書かされます。その都度、考えなければ思い出せないので、ある時、思いついてスマホのメモに思い出せる限りのこれまで経験してきた病気を書き出しました。すると、あるわあるわで、長いリストができあがりました。
「急性胃腸炎、突発性難聴、失声症、偏頭痛、前立腺肥大症、帯状疱疹、てんかん、尿路結石、胃潰瘍、喘息、じんましん、アレルギー性鼻炎、自律神経失調による睡眠障害・味覚異常・嗅覚異常」等々。


還暦を迎える前の年ぐらいから5年ほど続いたてんかんがようやく3年ほど前に癒されたと思い、もう病気とは「おさらば」と、思い切ってその既往歴を消去しました。
ところが、その後も線維筋痛症などを患い、消去したことを後悔してもう一度今後のためにリストを挙げることにしましたが、全部は思い出すことができず取り敢えず書いたのが上のものです。


よく記事の中に「三浦綾子さんは若い頃から結核、脊椎カリエス、心臓発作、帯状疱疹、直腸癌、パーキンソン病など次から次へと襲う病魔と闘いながらも、『私はこんなにもたくさん病気をして、神様にえこひいきされている』と言って、感謝をしながら執筆活動を続けて一生を送られました」と書いて、自分もまるで三浦綾子さんのように「神様にえこひいきされている」かのような気分に浸っていました。


でも、一昨日Facebookで友達リクエストをしてこられたひとりの方が自己紹介の中で、「膠原病やら合併症障害を抱えています」とあり驚かされました。


また、同じくFacebookフレンドのSさんは誕生日を迎えられたこの日、私のお祝いメッセージに「お久しぶりですね先生。又ゆっくりお会いしたいですねm(__)m」とお返事してこられました。「はい、ぜひ。ただ残念ながら私のほうは今、体調不良でどこへも出かけられません。Sさんは体調いかがですか?」という問いかけに、「相変わらずの入退院の繰り返しです」という返信。何年にもわたってとても重い病気を抱えて闘っていらっしゃるのです。


また、お世話になっている別のフレンドの方は、「私は胃が全くありません。無い為に鉄分が吸収出来ていません。最近様子が変なのに気づいています。体に鉄分の蓄えがないと、認知症の症状いわゆる記憶が飛ぶと言われました」とタイムラインに書いていらっしゃいました。


57年に及ぶ親しいお付き合いをさせていただいている私の敬愛する恩師、N先生。今月80歳で、めでたく傘寿を迎えられ、お祝いのメールを送ったところ戻ってきたお返事には、
「昨年から今年にかけてリンパ腫の再発でまたもや抗癌剤治療を受けました。
今年9月中頃には腸閉塞をおこし閉塞部を切除する手術をし、20日間の入院生活を送りました」
とあり、私は頭をガーンと殴られたような気持ちになりました。
なんと自分はひよっこなのか、と思わされた瞬間です。


冒頭の wet behind the ears の語源は、「動物の子どもが生まれた時、耳の後ろだけがいつまでもぬれていて、なかなか乾かない」で、ここから「青二才」「世間知らず」「未熟者」という意味になり、これこそ私自身の「ひよっこ」の姿そのものだと悟った次第です。
これまでの傲慢無礼をお詫びいたします。


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片思いと相思相愛

2017.11.29日

"Our attitude towards others determines their attitude towards us."
--Earl Nightingale - 1921-1989, Author and Syndicated Radio Personality
「人への私たちの態度が、その人の私たちへの態度を決める」
--アール・ナインチンゲール、作家・ラジオパーソナリティ
(訳 舟田譲二)


人間関係って単純に言うと、こういうもんなんです。
「態度」というのは、表情や思い、言葉、行為などすべてを含みます。
自分が相手に好意を抱いていると、相手も自分に好意を抱いてくれるようになります。相手のことを尊敬していると、相手も自分を尊敬してくれます。
逆に、相手のことを苦手だと思っていると、相手もあなたのことを苦手だと思いますし、相手のことを嫌だと思っていると、相手もあなたのことを嫌だと思うようになります。


自分の心がそのまま相手に伝わってそれが自分のところに戻ってきます。
これをみんな無意識のうちにしているのです。
これは人間関係における「引き寄せの法則」です。


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それでは、よくある片思いはどうなのか、と思われるかもしれません。
自分は相手のことが好きで仕方がない、もう狂おしいほどに「好きすぎる」のに、相手は自分のことを見向きもしてくれない。
そんなこともありますよね。「経験者語る」です(笑)
よく新聞などの人生相談でも見かけます。
これは上の法則に当てはまらないのでしょうか?


片思いというのは、実は自分本位のわがままな好意なのです。
片思いしていると、周りの人が目に入らなくなり、その人のことばかり見ているようになります。すると、相手にもあなたのその視線が伝わります。
誰でもそうですが、自分のことをいつも見つめられていたり、意識されていると息が詰まるような感じになり、避けるようになります。
また、相手にしつこいほど話しかけたり、連絡を取ろうとしたりします。これも上と同様に相手には煩わしくなります。
話しかけようとしても、意識しすぎてぎこちなくなります。すると、相手はそのような人と一緒にいたくなくなります。要するに、ありのままのあなたの姿が相手には伝わらなくなるわけです。
昼も夜も相手のことばかり考えていると夢にまで見たりして、そのうちに現実の世界と空想の世界がごちゃまぜになって自分でもわからなくなり、変なことを言ったり、変な行動を取ったりするようになったりします。それが極端に進むとストーカーのようになることもあります。
当然のことながら、相手からは避けられ、嫌われることになります。
しつこいセールスや勧誘なども同様です。


つまり、相手を大切にしようという思いよりも自分の思い、感情が先走ってしまうと、相手に嫌われてしまうことになるというわけです。これが片思いの残酷な世界です。
相手のことが本当に好きだったら、それは自己中心の愛ではなく、相手を大切にする思いやりの愛になるべきなのです。
そのような愛で相手を見守っているなら、相手も自然とあなたのほうを見るようになり、お互いにまるでテレパシーのように愛が通じ合うようになり、相思相愛となります。
これは恋愛感情だけでなく、尊敬の念を含む本物の愛です。


この原理は様々な人間関係において当てはまります。
親子やきょうだい、夫婦間、友人間、上司と部下、教師と生徒の間等々。
自分の利益を求める自己中心的な心があると、表面上いくらうまく付き合っているように見えてもやがて相手には見透かされるようになります。


「愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない、不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。
不義を喜ばないで真理を喜ぶ。
そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。
愛はいつまでも絶えることがない」

(コリント人への第一の手紙 13:4-8)


このような真実な愛に根ざした人間関係を築いていきたいものです。


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世の中そんなに甘くない!

2017.11.28日

"The key to abundance is meeting limited circumstances with unlimited thoughts."
--Marianne Williamson – Author and Speaker
「豊かな人生の秘訣は、無制限の想像力を持って制限された環境の中で生きることです」
--マリアン・ウィリアムソン、作家・講演者
(訳 舟田譲二)


好きな仕事をして、経済的に豊かになり、いい家族や友達に恵まれ、いい家に住み、美味しいものを食べて、いい服を着、旅行や好きな趣味に興じて、ゆったりした時間を過ごし、健康にも恵まれ、将来何の不安もない、そんな人生を歩みたいなぁ。


こんな生活を夢見ていたら、あなたは決して人生に満足することはありません。
なぜならあり得ないからです。
こういうのを「絵に描いた餅」といいます。


最近、SNSでこのような「絵に描いた餅」で人を釣る詐欺まがいのセミナーの案内や各種プログラムへの勧誘、教材やいんちき商品販売などが巷にあふれています。まあ、この類のものは昔からあるのですが。
たとえば聞いたことのある「幸せになれる壺」などもその例です。


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ところが、騙されて何百万円、ときに何千万とこのようなものに使う人が実際にたくさんいるのです。
世の中そんなに甘くない!



マリアンン・ウィリアムソンが冒頭で言っています。
「豊かな人生の秘訣は、無制限の想像力を持って制限された環境の中で生きることです」
実はこのような生き方こそが真の豊かな人生なのです。
それは、私たちは誰でも人生において大なり小なり様々な制限を受けるからです。
その制限の中で想像力を持って生活を楽しむこと、これこそが真の豊かな生活なのです。


「あらゆる貪欲に対してよくよく警戒しなさい。たといたくさんの物を持っていても、人のいのちは、持ち物にはよらないのである」
(ルカによる福音書 12:15)


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犯人が判明!

2017.11.27日

2か月ちょっと前に、「殺人事件が予想外の展開に」という記事を書き、殺された被害者が飼っていたペットのオウムが真犯人を教えたという、まるで『名探偵コナン』の世界ような実話をご紹介しました。(ご覧になっていらっしゃらない方は、ぜひ上のリンクを開いてお読みください。びっくり仰天です)
今回は、オウムの親戚のようなインコの一種、ヨウムのびっくりニュースです。


英国の首都ロンドンで、ペットのヨウムが飼い主の声をまね、音声認識機能が搭載された人工知能(AI)スピーカーを使ってインターネットで商品を注文するという珍事が起こった。英大衆紙サン(The Sun)が20日に伝えた。


同紙によると、ロンドン南東部に住むコリエンヌ・プレトリアス(Corienne Pretorius)さんが飼っているヨウムの「バディ(Buddy)」が、インターネット通販最大手の米アマゾン・ドットコムのAI音声アシスタント「アレクサ(Alexa)」を通じて10ポンド(約1500円)のギフトボックスを1セット注文したという。
 プレトリアスさんの家族には身に覚えのない注文が発覚して調べていたところ、バディがスピーカーとやり取りしているのを耳にして「犯人」が分かったという。


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プレトリアスさんは「バディがアマゾンで注文したとわかったときには信じられませんでした」と語っている。
アマゾンのAIスピーカー「エコー(Echo)」は、大きな声で話しかけることで、さまざまなサービスを利用することができる。また、エコーは「アレクサ」と呼び掛けると反応する。


サン紙の電子版に掲載された動画には、バディが「アレクサ!」と叫ぶと、鳥かごの隣に置かれたスピーカーが青く光り、呼び掛けに反応している様子が映っている。
「バディが『アレクサ』と呼び掛けた後、何か意味の分からないことを言ったら、その機械(スピーカー)は『何を注文したいのでしょう?』と答えていました」と語るプレトリアスさんだが、このやり取りについては特に気に留めていなかったという。


しかし、金色のギフトボックス1セットを注文したという通知があり、「声を出して笑いました。それはバディの仕業に違いないと分かったから」と述べている。
(AFP BB NEWSより)


笑い話のような実話です。
このヨウムの能力には驚かされます。
「知能が高く人の言葉をよく覚える種として名高く、飼い鳥として人気がある。人の言葉を真似るだけではなく、言葉の意味を理解して人間とコミュニケーションをとる能力があると言われている。声は、似た体格の白色オウムから比べると雄叫びがなく静かであるが、声真似が得意という特性から、電話やサイレンといった電子音まで真似る場合もあるので注意が必要。
生涯に『反抗期』を持つ。時期はまちまちのようだが、2度の反抗期を経験する個体が多いようである。反抗期には自己主張が激しく、攻撃的になることもある。第一反抗期は幼鳥換羽が済んだあとの1歳半-2歳あたりに迎えることが多いようである」

(Wikipediaより引用)


「言葉の意味を理解して人間とコミュニケーション」ができ、しかも「反抗期」があるなんてホントびっくりです。このヨウムの知恵に対して、鳥と人間を「取り」違えるとは、AIの知能は現段階ではまだまだ人間に劣ります。
でも、追い越されるのは時間の問題かも😁


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あなたが幸福になるか不幸になるかは

2017.11.26日

"It isn’t what you have, or who you are, or where you are, or what you are doing that makes you happy or unhappy. It is what you think about."
--Dale Carnegie - 1888-1955, Author and Speaker
「あなたが幸福になるか不幸になるかは、あなたが何を持っているか、あなたが誰であるか、あなたがどこにいるか、あなたが何をしているか、によるのではない。あなたがどのように考えるかだ」
--デール・カーネギー、作家・講演家
(訳 舟田譲二)


デール・カーネギーは私もファンのひとりで、彼の著作を読み、本を朗読したCDも繰り返し聴いています。このブログでもしばしば取り上げてご紹介してきました。


昨日の朝起きると、今年の春までうちで働いていてくださったY先生から祈りのリクエストのメールが届いていました。
うちの塾でも学んでいらっしゃったご長女の4年生のSちゃんが4日前から激しい腹痛を訴え、嘔吐し、3日間一切飲食もできず、睡眠も取っていらっしゃらず、近所の医者に診てもらっても原因がわからなくて一昨日市民病院に緊急入院。東海大病院の医師との連携でレントゲン、CTスキャンやMRIなどの検査を精査した結果、成熟嚢胞性奇形腫の茎捻転の疑いがあるとので、昨日東海大病院に転院して手術することになった、という旨の連絡でした。


私も指導していたSちゃんは本当に素直ないい子で、下に双子の赤ちゃんが生まれたら赤ちゃんのお世話もよくして、忙しいお母さんのお手伝いもしていました。
Sちゃんのことを思うと可哀想で胸が張り裂けそうになり、昨日は一日中何度もお祈りしていました。
その後、再びYさんからメールが入り、「緊急入院だったので、執刀医、その他の先生、スタッフと、手術室の予定がまだ合わせられず、手術時間は分からないそうです。更なる検査の結果、両方の卵巣に腫瘍がある可能性が高いそうです。Sと一緒に聖書の色々な箇所を読みながら、主が信仰の先輩にして下さったことや、現代の人にもして下さっていることなどを確認し、祈りました。Sも泣きながら神様に感謝と願いをささげています。引き続き、祈りのサポートをよろしくお願いします」と言ってこられました。


Sちゃんも、そしてお母さんやお父さん、お兄ちゃんたち皆さんとても不安なことでしょう。
Yさんからの別のメールには次のようにありました。
「不思議なことに、主は、Sが腹痛を訴えたその日に、この病名を私に教えていて下さいました。
Sは、救急搬送からずっと一人で診察や検査を受けています。Sがイエス様を信じていて、本当に良かったと思います。
また、付き添いもさせてもらえないので、Sの寂しさは募ると思いますが、主がSを慰めて下さると信じて感謝します」


信仰者の強さをここに見ることができます。
痛くて苦しいのに、病院のベッドの上で涙を流しながらも神様に感謝と願いをささげているSちゃんと、お母さんのYさんの強さ。
これは、現在置かれている状況いかんにかかわらず、神様の最善を信じ、その御手に委ねていらっしゃる信仰者の姿です。


突然、今から31年少し前の出来事がよみがえってきました。
生まれてまだ8か月の次男が急に激しく泣き出しました。休みの日だったので片っ端から小児科に電話をして、ようやく連絡の着いた隣町の医者に連れて行って診てもらいましたが、注射を打っても何をしても泣き止みません。家に戻って再び医者に電話したところ、今晩は様子を見てまた明日も泣くようだったら来るようにと言われました。


そのような時、その数年前にロサンゼルス留学中、教会でお知り合いになったM医師のことを思い出しました。真夜中でしたが、藁にもすがるような思いでお電話して状況を説明したところ、腸重積の可能性が高い、すぐに大学病院に行くように、と先生に言われ東海大学病院に車を飛ばしました。
果たしてそのとおりでした。当番だった先生がすぐに診て処置してくださり、大事には至りませんでした。翌朝まで待っていたら手遅れになっていたかもしれないと言われ、すべてを備えていてくださった神様の憐みに心から感謝した次第でした。
この次男が今は私の仕事を継いで、一昨年結婚した嫁と一緒に毎日頑張ってくれています。感謝です。


Sちゃんに、そしてご家族に平安がありますように。そしてSちゃんに神様の癒しがありますように。


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大切なのはノックダウンされても立ち上がるかどうか

2017.11.25日

"It’s not whether you get knocked down, it’s whether you get up."
---Vince Lombardi - 1913-1970, Football Coach
「ノックダウンされるかどうかが問題なのではない。大切なのはその後、立ち上がるかどうかだ」
--ヴィンス・ロンバルディ、フットボールコーチ
(訳 舟田譲二)


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ヴィンス・ロンバルディについてはこれまで3度、このブログで紹介してきました。
「どんなことでも達成できる」「間違いを犯すとは」「完璧を追い求めると」


その中のひとつに彼のプロフィールを次のように書いています。
「アメリカンフットボールのコーチ。ヘッドコーチとして通算で105勝35敗6分け、勝率.750という成績を収め、負け越したことはなかった。彼がパッカーズを率いたポストシーズンでの通算成績は9勝1敗で、その間に5度のリーグチャンピオンシップ優勝を成し遂げ、そして第1回および第2回スーパーボウルを連覇した。ロンバルディの人気は当時リチャード・ニクソンが1968年の大統領選挙においてロンバルディを副大統領候補にしようと思ったといわれたほど高かった」(Wikipedia)


この記事を読むと、ロンバルディがフットボールの王道をひたすら走ってきたヒーローのように思われます。
しかし、事はそんなに簡単ではありませんでした。


ヴィンス・ロンバルディは3代目のイタリアからの移民で、ニューヨーク下町の多人種からなる食肉加工業地区で生まれ育ちました。当時、イタリア系移民はひどい人種差別を受けていました。
ヴィンスは子どもの頃から両親の食肉加工の仕事を手伝っていました。


通っていた小学校がカトリック系だったのでミサの出席は義務づけられていました。
12歳の頃、ヴィンスは地区のコーチのいない少年フットボールチームに入りました。
やがて彼は将来カトリックの司祭になりたいと願って、カテドラル神学校中等部に進学し、そこで野球とバスケットボール部に入りますが、運動能力と視力が劣っていることから辞めさせられます。彼は司祭になる夢を捨てて高校に進み、校則を破って学外でフットボールをしていました。


フットボールで奨学金を得て彼は大学に進学します。しかし、身長177cm、体重81kgはフットボール選手としては小柄で彼の望むポジションは貰えませんでした。
大学4年の時にローズボウルを目指してプレーしましたが破れました。
卒業後は法学大学院に進学しますが、1学期で退学。


その後、いくつかの高校や大学、陸軍士官学校のフットボールチームのコーチやアシスタントコーチを務めましたが、どれも長続きせず、アマチュアチームでプレーしたりしていました。
時は大恐慌で、仕事がなく借金取りの仕事もしました。


26歳の時には高校でフットボールチームコーチをしながら、ラテン語と化学と物理を教える先生もしました。
NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)でコーディネーターとして雇われたのは41歳の時、そしてコーチになったのは46歳の時でした。


ロンバルディは自身が子どもの頃からずっと人種差別を受けた経験から、生涯人種偏見と闘い続け、宿泊先のホテルが人種によって異なる部屋を用意している場合は拒絶し、またチーム内では同性愛者なども一切差別しない主義を貫きました。


上の輝かしい記録を生み出すまでは、本当に遠い道のりで、何度も何度もノックダウンされましたが、彼はその都度立ち上がり挑戦し続けたのです。


「ノックダウンされるかどうかが問題なのではない。大切なのはその後、立ち上がるかどうかだ」


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感謝の心は静かな喜び

2017.11.24日

"There is a calmness to a life lived in gratitude, a quiet joy."
--Ralph Blum (1932-2016) Screenwriter
「感謝の心を持って過ごす人生には静けさがある。静かな喜びだ」
--ラルフ・ブルーム、脚本家
(訳 舟田譲二)


ラルフ・ブルームは文化人類学者、作家でもありました。
むしろそちらのほうでよく知られています。
ある時、イングランドで研究中、2000年前の古代バイキングの粘土板に刻まれた24のアルファベットに出合います。25番目は何も刻まれていない白の板でした。


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ラルフはこの出合いを自分が見つけたのではなく、向こうから自分を発見してくれた、と言っています。
そしてこの文字板をいろいろと並べ替えているうちに、上の写真の順番になり、右上から左に順に読んでいくと、人生の主要なテーマである「自分」「協力」「合図」「退避」「力」「開始」「肥沃」「防御」「保護」「所有」「喜び」「収穫」「機会」「戦士」「成長」「活動」「流れ」「旅」「出入口」「突破」「休止」「一体」などで、そして最後の白いのは「神聖」だと発見します。
「かつてマーガレット・ミードが言った、"A-B-C-D...X-Y-God”という私が知っている唯一のアルファベットだ」
とラルフはピンときました。


ラルフはこの時、無職で一文無し、鬱の状態でしたが、これこそが自分の生涯の仕事と信じました。
彼はこの粘土板の文字は神からのe-mailで、これこそ神から私たち現代人へのメッセージだと言っています。人々に伝えることにより自分が会うことのない何百万人もの人たちの知恵・行動指針になると信じ、これを読解したノンフィクションをシリーズで5冊も書きました。


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ラルフ・ブルームは、
「感謝の心を持って過ごす人生には静けさがある。静かな喜びだ」
と語り、その言葉どおりに、前立腺癌が発見されてからも化学療法や放射線治療を一切受けずに27年間生きて著作・啓蒙活動をし、「静かな喜び」に満たされて昨年84歳で天寿を全うしました。


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AI(人工知能)に対抗するには

2017.11.23日

インターネットが私たちの生活の中で欠かせないものとなりましたが、その歴史はまだ浅くほんの20年ほど前のことです。
アップルがiPhoneを出してスマホが一気に流行り始めたのはまだつい10年前のこと。
スマホの頭脳は、今から40年ほど前の世界一のコンピュータよりはるかに優れています。


この間にAI(人工知能)は目覚ましい進歩を遂げ、今や私たちの日常生活の様々な分野に使われ始めています。
今や車の自動運転はもう当たり前の時代、さらにAIが小説を書いたり、絵を描いたり、プロ将棋士を負かし、説明文から写真を生成、作曲する等々、人間の世界に侵略してきています。


中国の大手IT企業が開発したAIロボットが「ベビーQ」とユーザーと会話。
ユーザーが「共産党万歳」と書き込むと、ベビーQは「こんなに腐敗して無能な政治のために万歳できるのか」と返答。習近平国家主席が掲げる政治スローガン「中国の夢」について「あなたの『中国の夢』は何?」と尋ねると、「私の『中国の夢』は米国への移民」と答えた、という笑い話のような本当の話があります。
ベビーQを開発した会社は慌ててサービスを停止したそうです。


AIはさらにどんどん進化し、オックスフォード大学のオズボーン准教授が予測によると今後10〜20年で47%の仕事が機械に取って代わるだろうとうことです。その主な職種としては:
銀行の融資担当者、スポーツの審判、不動産ブローカー、レストランの案内係、動物のブリーダー、電話オペレーター、レジ係、集金人、ホテルの受付係、電話販売人、時計修理工、データ入力作業員、彫刻師、苦情処理・調査担当者、簿記・会計・監査の事務員、検査・分類・見本採取・測定を行う作業員、金融機関のクレジットアナリスト、メガネ・コンタクトレンズの技術者、殺虫剤の混合・散布の技術者、義歯制作作業者、造園・用地管理の作業員、建設機器のオペレーター、訪問販売員、塗装工・壁紙張り職人等々、ひたすら何かを見る仕事や何かを繰り返す仕事、24時間いる仕事、力仕事、機械的・技術を要する作業などです。


これからは資格や技術よりも、自分の意見を持つこと、悲しんだり、怒ったり、喜んだり、感動したりなど考える力や感情という人間独自の感性を生かす分野が必要になるでしょう。
ですから教育も知識の詰め込みや暗記、試験での得点力など従来のやり方とは決別しなければなりません。これらはもう既にAIに遠く及びませんから。


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成功への道のり

2017.11.22日

"First, think. Second, believe. Third, dream. And finally, dare."
--Walt Disney - 1901-1966, Entrepreneur, Cartoonist, and Filmmaker
「第1に考える。第2に信じる。第3に夢を見る。そして最後に思い切ってやってみる」
--ウォルト・ディズニー、起業家・漫画家・映画製作者
(訳 舟田譲二)


ミッキーマウスの生みの親と言えば、ウォルト・ディズニーです。
彼が最初に描いて大ヒットした初代ミッキーマウスの動画はこんな感じでした。今のミッキーのイメージとはずいぶん違います。
『飛行機狂』という、チャプリンになんとなく似た感じのアナログ的でユーモラスな初期アニメ作品のひとつです。




ウォルト・ディズニーについては以前、「すべてはここから始まる」の中で、「事を始めようと思ったら、ああだこうだと言うのをやめて、やり始めることだ」という名言をご紹介しましたが、今日の名言はその前にすべきことです。


1.「考える」
「事を始めようと思ったら、ああだこうだと言うのをやめて、やり始めることだ」と言っても、まずは熟慮することが大切です。なんでもかんでも闇雲にやるのは博打をするのようなもの。
この「考える」の段階で大切なのはもちろん、自分の特技や性向などを知り、それに合ったことを見つけること。本を読んだり市場調査したりして「調べる」こと、また「人に聞く」こと、そして自分の「直感に聞く」こともとても大切です。あまり気が進まないことや、やりたくないことはやってはだめです。


2.「信じる」
熟慮した末、これはいいと思ったら、「信じる」ことが欠かせません。
何事も自分が信じていなくてうまくいくわけありません。
「信じる」にはアイデア自体を信じることと、もうひとつ大切なことがあります。それは「自分自身」を信じることです。
また、一緒にやろうとしているパートナーを信じることも大切です。信頼関係のないところで物事がうまく運ぶことはまずあり得ません。信頼を置けないパートナーとは早めに別れるほうがいいでしょう。
「心に平安がある」というのもひとつの目安です。クリスチャンなら「神様のみ心、み旨」を確信すること、これが「信じる」ことです。


3.「夢を見る」
夢を実現させる前に、まず「夢を見る」ことが必要です。
ウォルトは小さい頃から絵を描くのが好きで、小学校に上がった時には自分の描いた自慢の絵を近所の人に売っていたそうです。そして高校に通いながら美術学校の夜間部で絵を学び、自分の作品を学級新聞の漫画欄に載せていました。
小さい頃から絵を描くことが好きだったウォルトは、大きくなったら漫画家になりたいという夢を持っていたのです。


4.「思い切ってやってみる」
でも、夢を見ているだけでは、いつか夢から覚めて現実の世界に引き戻されます。
ウォルトは高校を卒業するとすぐに友人と共同経営で会社を始めますが、長続きせず失敗します。その後も、次々と会社を設立し若干20歳で成功を収めますが、これも後に倒産。
それでもあきらめずに再起を図って映画産業の本場ハリウッドへ乗り込みます。
彼はいつでも、「思い切ってやってみる」という信念があったので、失敗に決して怯(ひる)みませんでした。
そして、ついに自社キャラクターのミッキーマウスの誕生を見て、ディズニー社再建の基を築くことになります。


人によって成功への道のりは異なるでしょうが、基本的な流れには共通したものがあります。
これは仕事や学業での成功に限らず、人生設計や対人関係などあらゆることにおいて通じることです。


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よし、明日も頑張ろう!

2017.11.21日

"In everyone’s life, at some time, our inner fire goes out. It is then burst into flame by an encounter with another human being. We should all be thankful for those people who rekindle the inner spirit."
--Albert Schweitzer - 1875-1965, Theologian, Philosopher, and Physician
「誰の人生にも、ときに内なる火が消えることがある。ちょうどそのような時、誰かとの出会いによって内なるものが炎のように燃え上がる。私たちは内に再び火をつけてくれるこのような人たちに感謝しなければならない」
--アルベルト・シュバイツアー、神学者・哲学者・医者
(訳 舟田譲二)


先週に引き続きまたまた『陸王』。
一昨日は第5話。本当に「最高すぎる?ドラマ」です。
2度3度と観て、そのたびに何度も感動の涙を流しました。
人々の愛に感動し、勇気と希望を与えられます。
ご覧になっていらっしゃらない方はこちらからどうぞ。(11月26日(日) 20:59配信終了です)
「陸王 第5話」


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これでもか、これでもか、と何度も襲いかかる試練。
「もうだめか!」と思う都度、不思議なようにしてどこからか助けの手が伸べられます。
でも、これは決して偶然ではなく、老舗足袋業者「こはぜ屋」の社長宮沢紘一を始め、20人ほどの全従業員の普段からの仕事に命をかける姿、努力に神が救いの手を伸べてくださっているのです。


ある時、失意の中で息子の大地が弱音を吐きます。
「どんだけ努力したって、できないことってあるんだよ!」
しかし、これに対して父宮沢紘一が答えます。
「まだ走ってる途中なんだ。走り続けている限りまだ負けじゃない」
私たちには、「点」と「点」しか見えないのですが、このような試練を経て振り返ってみると、それらのいくつもの小さな点と点がみんなつながって人生になるのです。


冒頭の名言、
「誰の人生にも、ときに内なる火が消えることがある。ちょうどそのような時、誰かとの出会いによって内なるものが炎のように燃え上がる。私たちは内に再び火をつけてくれるこのような人たちに感謝しなければならない」
を残したのはあの有名なシュバイツアー博士。
20世紀を代表するヒューマニストでノーベル平和賞を受賞しています。
裕福な家庭で育ちましたが、「30歳までは学問と芸術を身に付けることに専念する」と言って、神学、哲学、音楽などを学び、そのいずれもにおいて秀でた才能を開花させましたが、キリストに倣って「30歳からは世のために尽くす」と決意し、医学部に入学して医師になりました。
そして、医療と伝道に生きることを志し、アフリカの赤道直下の国ガボンのランバレネにおいて、当地の住民への医療などに生涯を捧げたといいます。
外見的には非常に恵まれた環境にあったシュバイツアーでしたが、実際には人生で何度も内側の火が消えそうになるような苦労をきっと何度も経験したのでしょう。そのような時にいろいろな人の助けがあって最終目標であった医療伝道を全うすることができたのです。


『陸王』の主人公、宮沢紘一役の役所広司さんがインタビューで、「このドラマを通して、どんなことを視聴者に伝えたいですか?」という質問に対して答えている次の言葉が、このドラマの魅力をよく物語っています。
「こはぜ屋とマラソンランナーの茂木が“陸王”開発をめぐってオーバーラップしていくように、壊れかけたものが再生して元気を取り戻していく姿を見て、『よし、明日も頑張ろう!』と思っていただければうれしいです」


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鏡に向かって微笑みなさい

2017.11.20日

"Smile in the mirror. Do that every morning and you'll start to see a big difference in your life."
--Yoko Ono (1933-)
「鏡に向かって微笑みなさい。毎朝微笑みなさい。そうしたらあなたの人生が大きく変わっていくのに気づくでしょう」
ーーオノ・ヨーコ、ジョン・レノンの妻
(訳 舟田譲二)


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ジョン・レノンはかつて彼女(オノ・ヨーコ)のことを「世界で最も有名な無名アーティスト。誰もが彼女の名前を知っているが誰も彼女のしていることを知らない」と語っています。(Wikipediaより)


実は私自身、ジョン・レノンの言っている如く、オノ・ヨーコのことは「前衛芸術家」という程度に漠然と知っていただけで、ほとんど知りませんでした。
しかし、今回冒頭の「鏡に向かって微笑みなさい。毎朝微笑みなさい。そうしたらあなたの人生が大きく変わっていくのに気づくでしょう」の言葉に惹かれてどんな人物だったのか知りたくなってWikipediaで彼女のことを調べてみました。


彼女の動向はこれまでいろいろとニュースの話題に上ったので、その都度記事に目を通してはいましたが、そもそも前衛芸術とはそりが合わない性質(たち)なので何となく遠目に見ていました。でも、Wikipediaの長い記事を読み進んでいくうちに、少しずつ彼女の人生のほんの一部ですが分かるような気がしてきて、冒頭の言葉も味わうことができるようになりました。


以下の青字の部分はWikipediaの「オノ・ヨーコ」の記事からの抜粋です。


1970年にビートルズが解散したが、その「原因はオノにある」とされたり、「ビートルズを解散させた女」としてしばしば非難された。また、結婚前後の二人の活動は、奇妙な立ち居振る舞い・不人気な前衛活動と映り、数多くの非難と中傷がオノに対して浴びせられたこともあった。


私もそのひとりですが、前衛芸術というのは一般の人には理解しにくいもので、いろいろな面で奇異な目で見られたり、本人が心の内側を表そうとする活動を表面だけ見て批判したり、さらにはバッシングしたりしがちです。
彼女の言葉に、
「苦痛や孤独という人としての普遍的な苦悩」
「貧乏には耐えられる でもさみしさは さみしさには耐えられない」

というのがありますが、ここに彼女の本心が垣間見えるような気がします。


レノンは、オノに出会う前に、アジア系の女性が自分を救ってくれる夢をみていた。また、アーティストである恋人を持つのが夢だった。レノンが、オノに出会った際の感動を表した言葉は「俺より頭のおかしな奴がいる!」である。これは俺より才能があるという意味の最大の褒め言葉である。レノンは、オノが先生で自分が生徒だと発言している。
そのような中で出会ったふたりはきっと波長が合い、意気投合したのでしょう。
次の言葉にそのことがよく表れていると思います。
夫婦仲は非常に良く、一緒にいるとオノは彼を笑わせずにはいられず、レノンはオノが小さいというだけで笑った。


人々に受け入れられず、批判されたり、バッシングを受けたりして「苦痛や孤独」を味わいつつも、彼女は自分の創作活動を続けます。


そして、やがて徐々に認められるようになり、
ニューヨーク・タイムズの美術評論のチーフであったマイケル・キンメルマン(英語版)は言った。「オノ・ヨーコのアートは鏡だ。彼女の作品『ボックス・オブ・スマイル("a Box of Smile")』のように、我々は彼女の作品に対する自身の反応の中に、自身を見ることになる。自己啓発への小さな刺激を与えてくれる。まるで禅のようだ」
バード・カレッジ(Bard College)より名誉美術学博士号を授与されている。スコット・マクドナルド(Scott MacDonald)客員教授は、このように語った。「彼女の作品は作品として賞賛に値するし、彼女がメディアの歴史の中で、そして世界の中で、主張してきた事も賞賛に値する。その勇気、不屈さ、粘り強さ、独立心、そして何よりも、創造力。そして、平和と愛こそが輝かしくて多様性に富んでいる人類の未来へと導いてくれるのだ、という信念はすばらしい」

と言われるまでになりました。


「鏡に向かって微笑みなさい。毎朝微笑みなさい。そうしたらあなたの人生が大きく変わっていくのに気づくでしょう」
というオノ・ヨーコの言葉はきっと上のような困難や孤独の中で生まれたのでしょう。


「オノ・ヨーコ」で検索して出てくる画像はいずれも前衛芸術家・音楽家らしいニヒルでストイックな感じの写真ばかりで、笑顔はほとんど見つかりませんでした。
でも、きっと彼女は毎朝そっと鏡に向かって、上の写真のような笑顔を写し世界の平和に貢献することを願いながら活動していたのでしょう。
そして、今も毎朝鏡に微笑みかけていることでしょう。
私もこれまで時々ですが、思い出すと鏡に向かって微笑みかけていましたが、これからは毎朝実行しようと決意し、早速実践しています。


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どこまでも追い求めよ。失敗を恐れるな!

2017.11.19日

"Pursue something so important that even if you fail, the world is better off with you having tried."
--Tim O’Reilly - Supporter of the Free Software and Open Source Movements
「本当に大切なことはどこまでも追い求めなさい。たとえ失敗したとしても世の中はあなたが試してみたことによって少しでも良くなるのだから」
--ティム・オーライリー、フリーソフト・オープンソースムーブメントのサポーター
(訳 舟田譲二)


私たちはとかく失敗を恐れがちです。
そのため、大胆な行動が取れない、あるいはやりかけても無理だと思ったら途中であきらめる。
「石橋を叩いて渡る」のではなく、「石橋を叩いて、結果渡らない」あるいは「石橋を叩くことすら怖くてしない」のです。
「石橋を叩かずにいきなり渡る」人が時々いて、そのような人を見ると驚いたり、尊敬したり、場合によっては呆れることすらあります。「よくあんなことができるものだ...」と。


でも、考えてみたら人類の歴史というのは、先人たちの失敗の繰り返しの上に成り立っているのであって、それがなければ今日の世界、私たちというのはあり得ません。
よく引き合いに出されるのが、エジソンが電球のフィラメントの素材を発見するのに9999回失敗した、いや失敗したのではなく、だめな方法を発見したのだ、という例の有名な話です。
このような先人たちのトライアンドエラー(英語で trial and error、日本語では試行錯誤)があってこそ今日の世界があるのです。


「もし失敗していないなら、十分に難しい問題に取り組んでいないからで、それは大きな間違いだ」
とノーベル物理学賞受賞者のフランク・ウィルチェックが言っています。
また、スタンフォード大学心理学教授のキャロル・ドゥエック氏もこう語っています。
「失敗は本当に多くの情報を提供してくれ、将来多くの成功を生み出す可能性を有している」


このほか、世界中に数えきれないほどの「失敗」に関する名言・格言がありますが、そのいずれも肯定的なものばかりで、むしろ失敗することを勧めているほどです。
とどのつまり、大切なのはチャレンジする精神とあきらめないことです。失敗することなしに成功はあり得ません。
「失敗は成功の母」なのです。


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惨めな気持ちと幸せな気持ち

2017.11.18日

"Being miserable is a habit. Being happy is a habit. The choice is yours."
--Tom Hopkins - Sales Trainer
「惨めな気持ちでいるというのは習慣。幸せな気持ちでいるのも習慣。どちらを選ぶかはあなたの自由」
--トム・ホプキンス、セールストレーナー
(訳 舟田譲二)


私は若い頃、セールスという仕事を経験したことがあります。
また、これまで多くのセールスの人と接してきました。
ですから、セールスの仕事がいかに大変か、ということは痛いほどよくわかります。


飛び込みで一軒一軒回るセールスをしたことがあります。十中八九どころか、百中九十九は門前払いです。ひとりのお客様を得たら、その人に誠意の限りを尽くしてアフターサービスをしたり、親しくなったりして信頼関係を築き、そこからひとり、ふたりと新しいお客様を紹介していただき、ネットワークを広げていきました。


土産物屋でセールスをしたこともあります。
これは比較的楽でした。
なぜなら店を訪れる客は初めから置いてある商品に少しでも興味があるからです。それでも十中八九は冷やかし客でした。


また、職域販売といって、事前に許可を得たうえで会社や官公庁などへ昼休み前に行き、食堂横にテーブルを置いてその上に商品を並べ、前を通りかかる人に声をかけたり、実演したりして売るということも経験しました。
何度かやりましたが、これは本当に悲惨な経験でした。
売れても1個か2個。
下手をすると何時間もいてひとつも売れないこともありました。
このようなときは、肩を落として帰る、どころか情けなくて泣きたくなる思いでした。
自分はやっぱりセールスには向いていないということ発見したときです。


冒頭で、トム・ホプキンスというプロのセールス、しかもセールストレーナーが言っています。
「惨めな気持ちでいるというのは習慣。幸せな気持ちでいるのも習慣。どちらを選ぶかはあなたの自由」
もちろん、彼だって私と同じような経験をしたことでしょう。
最初からうまくいってプロのセールスになれる人なんてひとりもいませんから。


父は昔、車のセールスをしていました。
私がまだ小学生低学年の頃、セールスになりました。
今から60年も前のことです。
車なんてまだあまり走っていませんでした。
お金持ちのお医者さんが乗っていたのが、カブト虫と呼ばれたフォルクス・ワーゲンでした。
学校の先生で車に乗っている人はひとりもいませんでした。
ようやく6年生になった時、とてもカッコ良かった先生が車を買って、学校に乗ってきました。
真っ赤なマツダ・キャロルでした。職員室の前にとめられていたのはこのキャロル1台だけでした。


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やがて日産が初の高級車セドリックを売り出しました。
父はこのセドリックの販売担当になりました。
当時80万円ほどして、その後上級車の100万円を超えるものが出ましたが、周りの人たちはこんな高い車を一体だれが買うのだ、と言っていました。100万円というのは家が買えるほどの額だったのです。


当時のセールスは基本給はほんの数千円。あとは歩合給です。
車が売れなければそれこそ食っていくことができません。
とても貧しい生活でした。母が陰で洋裁の内職をして生計を立てていました。
そのような中で、ようやく1台売れ、2台売れ、と徐々に売れていくようになりました。
買ってくださったお客様は、医者のほか、京セラの前身、京都セラミックスの社長や、村田機械、島津製作所、堀場製作所、和光商事(今日のワコール)、グンゼなど大企業の社長たちが中心でした。
紹介から紹介をいただいて、年間100台という当時では考えられない台数を販売するようになり、何年も連続で全国トップセールスとなりました(「父の日」)。


私が経験したようなちっぽけな惨めさとは比較にならないほどの惨めさをきっと何度も味わったことでしょう。
でも、父はいつも積極思考でとても明るく、大勢の人といい人間関係を築いていました。
父のモットーは「車を買ってもらう前に、自分を買ってもらう」でした。
「惨めな気持ち」を脱して、「幸せな気持ち」でいるほうを選択し、その習慣を身につけていったのです。
そんな父を私はいつもまぶしく見ながら育ちました。
家は貧しかったのですが、いつも幸せでした。
人生で一番大切と言っていいほどのことを私に教えてくれた父でした。


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「正しさ」よりも「優しさ」を

2017.11.17日

「正しさ」と「優しさ」のどちらかを選択するという機会は誰にでもよくあります。
それは間違っているよとか、もっと違うやり方があったはずだとか、改善することができるよ、など人に指摘する機会です。
個人的に、あるいは人前でそれを「指摘」する機会。
しかし、これらの機会はすべてその過程において、相手をそしてさらにあなた自身をも不快にさせる結果につながることになりがちです。


精神分析医のような専門的な言い方をせずに率直に言うと、私たちが他の人をへこませようとしたり、矯正しようとしたり、あるいは私たちが正しくて相手が間違っていると言おうとすると、その人が間違っていると指摘すれば自分のほうが正しいのに違いない、と自我が誤って認識し、その結果優越感を味わうことになるのです。


しかし実際には、人をへこませて自分が勝ったと思う感情をよく注意して観察すると、相手を「へこませる」前よりも逆に自分自身も不快になっていることに気づきます。
他人を不快にさせる代償を払って自分が幸せになることは不可能だ、ということをあなたの心、即ち人に対する思いやりがある部分は直感的に知っているのです。


でも、幸いなことにその逆もまた真なのです。つまり、あなたの目標が人を立て、人を幸せな気持ちにし、彼らの喜びを一緒に味わうことにあるなら、あなた自身も彼らの幸福感のお裾分けをもらうことになります。
この次、誰かを矯正してあげる機会に巡り合ったら、たとえ彼らが多少間違っていたとしても、誘惑に負けないようにしましょう。
その代わりに、「この一件から私が本当に望んでいることは何だろう」と自分の心に尋ねてみるのです。
おそらく、あなたが本当に望んでいることは平和的な解決で、お互いに気分よく終わることです。
「正しく」あろうとすることを我慢し、「優しさ」を選択するたびに、自分のうちに平安があることに気づくことでしょう。


妻と私はある仕事のことで話し合っていたのですが、非常にいい結果となりました。
私は「自分の」思いつきが明らかにその成功の鍵になったと自慢げに話していました。
妻のクリスは、いつもの優しい表情で、私に花を持たせてくれていました。
その日、しばらくして私はふと気づきました。あれは私の思いつきではなく、妻のアイデアだったのです。「おおっと!」
そこで妻に謝ろうしたところ、妻はその成功は自分のお陰だと認めてもらって満足することよりも、むしろ私が喜んでいるのを見るほうが幸せに感じていた、ということがすぐにわかりました。
誰のアイデアだったかなんてことはどうでもよくて、私が嬉しそうにしているのを見て自分は幸せだった、とクリスは言いました。(ねえ、クリスがいかに愛すべき妻か、ということがよく分かるでしょう)


このやり方を「意気地なし」とか「自分の信念を主張できない」などと勘違いしてはいけません。
自分が正しいと思うことを主張しなくていい、と言っているわけではありません。ただ、自分が正しいと主張していると往々にして自分の心の平安を犠牲にすることがある、ということを言っているのです。
常に冷静さを保つためには、多くのケース、「正しさ」よりも「優しさ」を選択したほうがいいのです。それを実践する最適の場は、あなたのすぐそばにいる人です。


リチャード・カールソン
(リチャード・カールソンは『小さなことでくよくよするな』の著者)

(訳 舟田譲二)


私自身、最近このことに気づき始めていました。
正直に告白すると、これまで私も自分の「正しさ」を主張するタイプの人間でした。
私は自分のことをクレーマーとは思っていませんが、市役所や警察やレストランなどで、相手が間違っていると思ったらそれを指摘せずにはいられませんでした。お節介焼きな性格もあり、それが「親切」だと自分で思い込んでいたのです。
そして、それは身近な妻や子どもたち、職場では先生たちや生徒などに対しても同様でした。


「それは間違っているよとか、もっと違うやり方があったはずだとか、改善することができるよ」
などと親切ぶって言っていたのですが、胸に手を当ててよくよく考えてみると、この著者が述べているように私のうちに「自分が正しい」「相手が間違っている」という高慢な心、自己満足の心があることに気づき始めていたのです。そして、たとえ自分が表面上「勝った」と思っていても、心に平安がなかったということも事実です。


それで最近では、ひと言なにか言いたくなっても、できる限りお互いが気持ちよくいられるように、言いたくなる誘惑に負けないよう努めているのですが、まだまだ器の小さい人間で、ついつい言ってしまうことがあります。でも、そのことに気づくと素直に謝るようにしています。
この一文に出合い、なるほど、やっぱりそうだったんだ、と改めて教えられ、悔い改めた次第です。


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風や星と一緒に空を飛ぶ

2017.11.16日

"I might have been born in a hovel, but I am determined to travel with the wind and the stars."
--Jacqueline Cochran - 1906-1980, Aviator
「私はみすぼらしい掘っ立て小屋でうまれたかもしれない。でも、私は風や星と一緒に空を飛ぶことを心に決めていた」
--ジャクリーン・コクラン、女性パイロット
(訳 舟田譲二)


ジャクリーン・コクランは通称「ジャッキー」と呼ばれていました。
貧しい家庭環境のものとで生まれ、育ち、父親は水車大工で、町から町へと移りながら暮らしていました。
ジャッキーが13〜14歳の頃両親は離婚し、母親は再婚にも失敗しましたがジャッキーは再婚した父親の姓を受け継ぎました。


やがてジャッキーはヘアドレッサーになり、田舎町からニューヨークに出ます。
そんなある日、友人が彼女を飛行機に乗せてくれました。
飛行機に憑りつかれたジャッキーは20代半ばのとき飛行機の操縦を学び、3週間で覚えて操縦できるようになり、その2年後には職業パイロット免許を取りました。


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32歳で女性として飛行速度および高度の記録を打ち立てます。
37歳のときにはカナダ軍のジェット戦闘機で、652.337 mph (1049.83 km/h) の記録を立て、女性パイロットとして初めて音の壁を破りました。
また、航空母艦に着艦、離艦した最初の女性パイロットでもあり、その年の男女の最優秀パイロットに贈られるハーモン・トロフィーを、5回受賞しています。


このようにして、「みすぼらしい掘っ立て小屋でうまれた」ジャッキーは、「風や星と一緒に空を飛ぶことを心に決め」、その夢を実現させたのです。
生まれや育ちなどで人生は決まるのではなく、大切なのは夢を持つこと、そしてその夢を実現させるための実行力です。


"Where there's a will, there's a way."
「意志あらば道は開ける」

というリンカーンの有名な言葉を実証したとても勇敢な女性の物語です。


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豊かになる鍵

2017.11.15日

"This is the miracle that happens every time to those who really love; the more they give, the more they possess."
--Rainer Rilke - 1875-1926, Poet and Novelist
「心から愛する人たちにはいつも起きる奇跡、それは与えれば与えるほど与えられるという事実だ」
--ライナー・リルケ、詩人・作家
(訳 舟田譲二)


「与えよ。そうすれば、自分にも与えられるであろう」(「与えよ、さらば与えられん」 文語訳 ルカ6:38)
という言葉をつい先日ご紹介しましたが、イエス・キリストと同じことを2000年後のオーストリアの詩人、リルケも語っています。まさに「洋の東西を問わず、時代を超えて」の真理です。


リルケはここで、「与えれば与えるほど与えられる」と言っていますが、それは「心から愛する人たちにはいつも起きる奇跡」だ、というのです。
そう、愛の人には愛の奇跡がいつも起きます。


逆に、心の中でいつも人と自分を比較して劣等感に陥ったり、人を羨んだり、嫉妬したり、憎んだりするのは愛のない行為で、そのような人はますます愛から遠ざけられ、与えられなくなります。


イエスは、
「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう」(マタイ福音書25:29)
とも語りましたが、これはアメリカの社会学者ロバート・マートンが1968年に「科学におけるマタイ効果」という論文の中で提唱したもので、今日一般に「マタイ効果」と呼ばれています。
「豊かな者はますます豊かになるが、貧しい者はますます貧しくなる」という現代の格差社会にも反映されていますし、経済面だけでなく勉強や音楽、スポーツの才能等などあらゆる分野で見られる現象です。


今、テレビでやっている『天才キッズ全員集合 〜君ならデキる!!〜』というのを見ていると、小学3・4年生ぐらいの小さな子どもたちが、ピアノを始め、ジャグリングや記憶力、知識、漢字などいろいろな分野で、その道のプロと呼ばれる人たちを打ち負かしてしまいます。将棋の藤井四段なんかもその例です。



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これらを見ているとほとんどのケース、家庭環境、親の影響です。
これはまさに「マタイ効果」です。


そして「マタイ効果」は、冒頭のリルケの言葉、
「心から愛する人たちにはいつも起きる奇跡、それは与えれば与えるほど与えられるという事実だ」
のように「与える」ことが鍵です。


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陸王 「チャレンジし続けるとチャンスが訪れる」

2017.11.14日

"I always did something I was a little not ready to do. I think that's how you grow. When there's that moment of 'Wow, I'm not really sure I can do this,' and you push through those moments, that's when you have a breakthrough."
--Marissa Mayer - President and CEO of Yahoo!
「私はこれまで、まだちょっと力不足と感じることをいつもやってきた。「わー、これはできるかどうか自信がないな…」と思った瞬間、思い切ってやってみると、道がひらかれるものだ」
--マリッサ・メイヤー、ヤフー社長・CEO
(訳 舟田譲二)


今や世界の巨大企業、Yahoo!の社長・CEOですら、「わー、これはできるかどうか自信がないな…」と思い、力不足を感じていたというのです。


私たちが同じように感じるのは当たり前のこと。
違いは何かというと、やるか、やらないか。
マリッサ・メイヤー氏は、私たちと同じように不安を感じながらも常に挑戦してきたのです。
「思い切ってやってみると、道がひらかれる」というのは、アインシュタインなどノーベル賞受賞の研究者、また起業家など、成功者がみんな異口同音に述べています。


私も今、まさにマリッサ・メイヤー氏と同じように、「力不足を感じ、できるかどうか自信がない」あることに直面しています。
危険を冒して失敗するのが怖いので、本心はやらずに逃げたい。でも、やらずにいたらいたで、あとで後悔しそうな気もします。この数か月、その板挟みにあって迷い、悩んでいます。2人の身近な人と専門家に相談したところ、うまくいく可能性は低い、という返事。


しかし、逃げたいと思っていると、不思議なように冒頭のような言葉にばかり出合うのです。
うまくいくかどうかは神のみぞ知る。
当たって砕けろ!やってみるか?いや、やっぱり怖い。
どうしましょうか?


このようなとき、一昨夜テレビドラマ『陸王』を観ました。
今、『陸王』にハマっています。
原作の素晴らしさに加え、キャスティングが最高で、ベテランの俳優陣の演技の上手さと、さまざまな場面で出演している大勢のエキストラの皆さんの協力、音楽、演出、大道具・小道具、すべてがベストマッチで、最高のドラマに仕上がっています。


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これを観ていて、私も自信はありませんが、思い切ってやってみようと思いました。
皆さんのお知恵をお借りしたいです。


さて、ご覧になった方も多いことかと思いますが、一昨夜の第4話全編をのリンクを下に貼ります。
下の「陸王 第4話」をクリックしてください。
これを観たらあなたもきっとハマってしまいますよ。11月19日(日) 20:59配信終了ですので、それまでにぜひご覧ください。


「陸王 第4話」


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本当の教育とは

2017.11.12日

"Education is what remains after one has forgotten what one has learned in school."
--Albert Einstein
「本当の教育とは、学校で学んだことを忘れてしまった後に残るものだ」
--アルベルト・アインシュタイン
(訳 舟田譲二)


教育に関してアインシュタインはたくさんの名言を残しています。
これもそのうちのひとつで、とても有名なものです。


アインシュタインは今でいう発達障害でした。
5歳まで話すことができず、子どものころは学校の教師から愚鈍だと言われていました。
大学受験でも失敗しています。
大学時代、物理の成績は最低の1を取りました。
大学卒業後は、大学の助手になれず、臨時の代理教員や家庭教師をして生活していました。
最初の「特殊相対性理論」という博士論文は大学に受理されませんでした。
世間では一般に、天才は生まれつきけたはずれの能力を持っている人、秀才は一生懸命努力して何かを身につけた人、というふうによく言われています。
アインシュタインは自分は天才ではない、ただ普通の人より好奇心を持ち、それを追求し続けただけだと言っています。


「教育」を単に「学校で学ぶこと」と思っている人や、学歴を得ることが教育だと勘違いしている人がたくさんいます。
そのような考え方に対して、冒頭のアインシュタインの言葉は本当の教育の意味、目的をはっきりと語っています。
学生時代にテストでいくらいい点数、いい成績を取っていても、学校を卒業したら全部忘れてしまって全然役立たないようでは、教育はなんの役も果たさなかったことになります。
むしろ、大切なのは学んだことを社会に出てから実生活の中でいかに生かすか、これこそが教育の真の目的です。


アインシュタインはまた次のようにも語っています。
"The more I learn, the more I realize I don't know. The more I realize I don't know, the more I want to learn."
「学べば学ぶほど自分が無知であることに気づく。そして自分の無知に気づけば気づくほどなお一層学びたくなる」

これこそが、本当の学びというものです。


以前、「本当の勉強とは」でご紹介したヘンリー・ドハティという人は、小学校しか卒業していません。12歳でガス会社で働き始めました。20歳になる頃までにはガス関連の知識が買われ、チーフエンジニアになります。次に彼は、ガス・電気・水道の公益会社の株式を持つフィナンシャル会社に雇われ、さらにそれまでの知識を活かして35歳で独立して自分の会社を設立。
その後、この分野で成功を収め、140近くの特許を取り、事業をどんどん拡げ、ついには摩天楼ブームの時に、ニューヨーク・マンハッタンに高さ290m、地上66階建てのAIGビルを建てることになります。
そして、石油・ガス・電力財閥の大富豪となりました。


学校で学んで得る知識なんか高々しれています。大切なのは生涯をかけて学び続ける姿勢、そして学んだことをいかに生かすかです。


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◯に交われば白くなる

2017.11.11日

"Good actions give strength to ourselves and inspire good actions in others."
--Plato – Philosopher
「良き行動は自らの力の源泉となり、また他の人の良き行動をも促す」
--プラトン、哲学者
(訳 舟田譲二)


プラトンのことは、これまでこのブログでも何度か取り上げてきました。
とくに「愛知 ― 知を愛する」の中で書きましたように、我が「アカデミー学院」の名前もプラトンが紀元前4世紀に創設した学校の名前と同じです。プラトンの思想・哲学とは波長が合うのです。


今日の言葉、
「良き行動は自らの力の源泉となり、また他の人の良き行動をも促す」
もまたしかり。


中国の古いことわざに、
「朱に交われば赤くなる」
というのがありますが、これは関わる相手の良し悪しによって自分も影響を受けてそのようになる、だから良い友を選べ、という教訓として使われています。これは国家間においてもそのまま当てはまります。


これをもっと積極的に語っているのが上のプラトンの言葉です。
「友の影響を受ける」のではなく、自らが進んで人のお手本となるような行動を起こす。すると、人の良い行動を促すばかりか、自分のためにもなる、というわけです。


孔子は、「己の欲せざるところ、他に施すことなかれ」と語り、
ヒンドゥー教は、「人が他人からしてもらいたくないと思ういかなることも他人にしてはいけない」と教え、
イスラム教も、「自分が人から危害を受けたくなければ、誰にも危害を加えないことである」と言い、
ユダヤ教でも、「あなたにとって好ましくないことをあなたの隣人に対してするな」
と教えています。


しかしイエス・キリストは、
「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」
と、消極的に「〜するな」というのではなく、「〜せよ」と自ら進んで行動を起こすことを教えました。
この言葉が、「律法の中の律法」、世界中の「戒律の中の戒律」、最高の戒律として「黄金律」と呼ばれる所以(ゆえん)です。


「朱に交われば赤く」なりますが、「に交われば白く」なります。


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「便利さ」の支払う代償

2017.11.10日

先日の「AI(人工知能)は人か神か!?」の記事の中で、ここ数年でAIを活用した技術がどんどん進んできていて、今年の東京モーターショーでそれが競われているという内容をご紹介しました。


車の自動運転の実用化はもはや時間の問題です。
自動車はこれまでのように、単に人や物を移動させる昔の「馬車」に変わる「自動」で動く車ではなくなり、動くコンピュータのようになります。そのためには、AIだけでなく情報通信技術(ICT)がより大きな役割を果たすようになります。
一見とても便利なように見えてみんな憧れていますが、これがとてつもない危険性をはらんでいます。
下の図はIPAセキュリティセンターの「自動車の情報セキュリティへの取組みガイド」からのものです。


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これは現在の状況ですが、今後さらに複雑化していきます。
スマートフォンやタブレットPCなど、私たちが日常生活の中で当たり前に使っているものがネットワーク化されていくに従って、情報の漏えいやサイバー攻撃を受ける危険性がどんどん高まります。
ハッカーが電子システムのセキュリティを攻撃して、車両の窃盗が行われます。
ロンドン警視庁によると、昨年イギリス国内で盗難被害にあった車両の半分がキーレス車両であったと推定されています。


料金や高速料金の支払いに使用するモバイル決済システムも自動車への搭載が進んでいます。ドライバーの携帯電話と自動車が接続するようになると、自動車への攻撃を足場にして携帯電話の銀行アプリやその他の個人情報を攻撃することが可能になります。また、自動車の現在地を追跡すれば所有者の自宅を突き止めることはもちろん、いつ留守にしているかも分かるため、家屋への侵入も容易になります。


最近の自動車にはインテリジェントな運転支援機能が多数搭載されており、これらのサブシステムは車載ネットワークで相互に接続されています。しかしネットワーク接続はそれ自体が1つのセキュリティ・リスクとなります。つまり、車載ネットワークの中でさほど重要性の高くないサブシステムであっても、その部分のセキュリティが弱いとそこからの侵入を許し、車両全体に攻撃が広がる可能性があります。


すでに、2年前にセキュリティ研究者たちが、10マイル(約16km)離れた場所からノートPCと携帯電話だけを使って車両のオンボード・システムにアクセスして車両の制御を乗っ取ることに成功し、エアコン、カーラジオ、ワイパー、エンジン、ブレーキを乗っ取り、最後には車を減速させて路肩に停車させたといいます。
(出典:「家電や自動車がサイバー攻撃の対象になる時代の情報セキュリティを考える」 Enterprizine、「自動車のセキュリティに対する脅威と対策への提言」 シノプシス Mike Borza)


これは取りも直さず、近い将来、いつでも、どこでも、誰にでも起こり得るということです。
たとえセキュリティを何重にしても、人が作るものですから必ずそれを解くハッカーが現れます。
このような危機と私たちは隣り合わせに生きています。
「便利さ」の支払う代償はあまりにも大きいです。


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カッコいい英語を話そう! (動画付)

2017.11.09日

英語音声学講座が去る10月4日の「ラムネの原点」、第19講 「lovin' it の発音」で終わっていました。
一応、基本的な英語の音とアクセントについては大体カバーしました。
でも、終わったわけではなく、英語で一番大切なイントネーションを取り扱いたいと思っていましたが、そのためにはどうしても音声を動画で載せなければなりません。
ちょっとここで手間取っていて遅くなりましたが、今日からまたその続きです。


英語が結構できても、イントネーションが上手くないと日本人英語になってしまい、ネイティブに伝わりにくい英語になります。
今日はイントネーションの基本の基本です。


第20講 「英語のイントネーション 1」


イントネーションは、音楽のリズムやメロディーのようなものです。
相手に賛同したり反対する気持ちや、好意、皮肉、断定、疑問、優しさ、ためらいなどをイントネーションを変えることによって伝えることができます。


まず、個々の単語のアクセントが大切です。
次に、単語と単語を連続させて発音するために、語末の子音と次の言葉の頭の母音がくっついて
Once upon a time, (昔々)の場合 once の最後の 【s】 と次の upon の 【ə】がくっついて【sə】〔サ〕、 upon の 【n】 と 次の a がくっついて【nə】〔ナ〕という音になって【wʌ'nsəpɑ'nətáim】〔ンサイム〕(太字はアクセントをつける)のようになります。
そして、大切な言葉、たとえば名詞 (book, teacher) や一般動詞 (go, know)、形容詞 (big, interesting) 、副詞 (very, well) などの内容語にアクセントがつきますが、前置詞 (to, at)、冠詞 (a, an, the) 、be動詞 (am, is, were) などの機能語にはアクセントはつきません。機能語にアクセントがつくときは、「in じゃなくて on だ」とか、I was there. 「本当にそこにいたんだ」というように強調するときです。


これらを念頭に、口や舌の動きに注目しながら動画を見てください。
出てくる文と意味を下に載せておきますが、動画の下に英語の字幕も出ますので、それを参考に発音練習をしてみてください。
少しずつレベルが上がっていきます。
カッコいい英語を話すことができるようになりますよ。


平叙文
My brother speaks English fluently.
(兄は英語を流ちょうに話します)
We found a shady place under a tall tree.
(高い木の下に木陰を見つけた)


疑問詞で始まる疑問文
What’s your name?
(お名前は?)
Who were you speaking with?
(誰と話していたの?)


命令文
Listen carefully.
(気をつけて聞いてください)
Wait till seven.
(7時まで待ってて)


感嘆文
How marvelous!
(なんて素敵なの!)
What a big one!
(でっけぇー!)


Yes か No の答えを求める疑問文
Is this yours?
(これきみの?)
Do you use this dictionary?
(この辞書使う?)



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真心から人に仕える

2017.11.08日

ディズニーランドのクリスマス・ファンタジーのパレードがひと足早く昨日から始まりました。
沿道は人でぎっしり。
愛嬌ふりまくミッキーやミニ、そして全スタッフが笑顔いっぱいで、来園者たちを笑顔にしようとサービスの限りを尽くします。たとえミッキーの着ぐるみを着ていても、その下で精いっぱいの笑顔で愛嬌を振りまいているのがその動きを見ていてわかります。
人々は幸せな気持ちになりたくて、毎年毎年このパレードを観に行きます。
ディズニーランドの成功の秘訣は、まさにサービスの精神です。


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"Earn your success based on the service to others, not at the expense of others."
--H. Jackson Brown, Jr. - Author
「成功とは、人を利用してでなく、人に仕えることによって築き上げるもの」
--H・ジャクソン・ブラウン Jr、作家
(訳 舟田譲二)


「成功」とは人を利用して、もっと悪い言い方をすると「人を踏み台にして」自分のものにするものだ、と誤解している人がいます。


テレビドラマや映画、小説の世界でこのようなテーマがよく取り上げられています。
でも、「事実は小説よりも奇なり」で、実際のところビジネスの世界だけでなく、教育、政治、医学、芸能、芸術、宗教などの世界ですらそのような人が多々見受けられます。


でも、このような人は早晩その魂胆が人々に見抜かれて信頼を失い、墓穴を掘ることになります。
ビジネスに限らず、およそ人間関係のあるところどこでも基本的なスピリットは「人に仕える」ことです。


昔、うちの子どもたちがまだ小さい頃、近くの大学病院の小児科にかかっていました。
担当の医師の患者そしてその家族に対する接し方、言葉遣いが人を小ばかにしたような感じで毎回不快な思いをしていました。
やがて隣街に引っ越し、小児科も変わりました。そこの先生もやはりぶっきらぼうで言葉使いが悪いのですが、腕がいいのでずっとそこに通っていました。


ある時、子どものインフルエンザ予防接種で近くに新しくできた小児科に行きました。
医師の顔を見てびっくり。昔の大学病院の担当医だったのです。独立して自分の病院を始めたのでした。向こうはこちらのことなど全然覚えていません。
でも、さらに驚いたのは、あの乱暴だった医師がすっかり変わり、ニコニコ顔で優しい言葉遣いになっていたことです。


最近のことですが、塾生のお母さんと話していた時、その方もお子さんをその小児科に連れて行っていたとおっしゃいました。
しかし、いつもニコニコしていたのがある日、ちょっとしたことで烈火のごとく怒り、大声で怒鳴られたそうで、そこへは行かなくなったそうです。
果たしてその小児科は開業して20年足らずで数年前に閉院してしまいました。


かたや私が今かかっている整形外科の先生は、もう80近いご高齢をまったく感じさせないほどお元気で、地域の信頼を得て何十年とこの地で開業しておられ、何百人という患者さんがひっきりなしにこの医院を訪れています。
朝9時の開院なのに、早い人は6時半とか7時ごろから玄関の前で並んでいて、8時30分に入口が開けられるとどっと待合室になだれ込み、8時45分にはリハビリ室はいっぺんに満員になってしまいます。
院長先生の診察を受けるのに2時間待ちぐらいはざらです。でも、みんな辛抱強く待っています。院長先生は患者さん一人ひとりの名前を覚えていて、患者さんの話を時間をかけてしっかり聴き、とても親切に診察してくださいます。
そして、看護師さんたちスタッフの皆さんがいつも笑顔で患者さん一人ひとりに接していらっしゃいます(「笑顔と笑声」)。


真心からのサービス精神は人に伝わります。
そして、そのような人は信頼され、仕事は祝福されます。
ディズニーランドやリッツ・カールトン・ホテルなど、成功している企業はいずれもサービス精神を一番大切にしています。


最近、毎日のようにかかってくる電話会社からの営業電話。
受話器を取るととてもにこやかに「笑声」で話しかけてきます。
「うちは結構ですので」
と断っても、聞かずにどんどんしゃべり続けます。
「申し訳ありませんが、うちは他の会社に変えるつもりはありませんので」
と再度言うと、急に声の調子が変わったり、中にはそのままガシャンと切る人もいます。
本物のサービスではなく、上辺だけの笑顔や笑声はすぐに相手に見破られます。


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トランプ大統領「おもてなし」役 ピコ太郎 

2017.11.07日

訪日中のトランプ大統領。
昨日は朝から超多忙スケジュール。
午前中は日米の企業経営者らを前にスピーチ。
そのあと、メラニア夫人とともに皇居で天皇皇后両陛下と会見。
安倍総理大臣と昼食を交えながら会談を行ったあと、首脳会談に臨み、記者会見。引き続き拉致被害者の家族と面会。
そして夜は...


 11月5日に来日するトランプ米大統領への「おもてなし」役を、シンガー・ソングライターのピコ太郎(自称54)が務めることになった。6日に開かれる夕食会に出席する。


 トランプ氏の孫娘アラベラちゃんが、ピコ太郎の人気楽曲「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」をまねて踊る動画が評判を呼んだこともあり、安倍晋三首相が白羽の矢を立てた格好だ。トランプ氏が大統領就任前に行った首相との会談でも話題に出たことを踏まえた。


 安倍首相がおもてなしを重視するのは「トランプ氏は情が通じる」(首相周辺)とみるから。ビジネスライクだったオバマ前大統領と違い、トランプ氏とはウマが合うと見る向きは多い。趣味のゴルフを共に楽しみ、家族にも自慢できるピコ太郎との対面…。くつろいだムードの中で会話が弾みそうだ。
(2017年10月30日付 Sponichi Annexより一部抜粋)


去る11月2日に来日したトランプ大統領の「ファースト・ドーター」イヴァンカさん(大統領補佐官 失礼!)の動画(視聴回数6,600回)。
「美人すぎる」と言われるイヴァンカさんがインスタグラムで公開した、「可愛すぎる」お嬢さんアラベラ・ローズちゃん(6歳)のPPAPのパフォーマンスです。



ピコ太郎さんの顔をトランプ大統領に変えたYouTubeの動画は視聴回数400万回)という、これまたすごい人気。


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ただ、アラベラちゃんのも上のトランプ大統領の動画にも、下には「中国」と書かれていて、アメリカでは一般の人たちにPPAPは中国のものと思われているらしい(笑)。


さて、「ガチでビビってる」と言わているピコ太郎さんは、昨夜持たれた晩餐会でどんなPPAPを披露したのでしょう?
私の予想では、いつもの格好で現れて1番はおなじみの
"I have a pen
I have a apple
oh!
Apple pen!"

そして2番は、
"This is America
This is Japan
Uhh
Ameripan"


アメリカを最初に言って持ち上げ、アメリカと日本の強い絆を象徴するのでは?


と思っていましたが、
晩餐会後インタビューに現れたピコ太郎さんは、いつもの胸の開いた服ではなく、同じ柄の着物はかま姿で答えました。
「安倍首相に大統領を紹介されて挨拶したあと、大統領に歌わないの?と尋ねられ、自分はいつもライブしかやっていないし、音楽の準備もないのでと言って断ったけど、冗談交じりにやってみましょうか?と言ったら周囲からストップ!と言われてできませんでした」


見事にハズレでした。残念!!


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「陸王」 シルクレイ開発に成功!

2017.11.06日

役所広司始め、ベテラン俳優が主演するテレビドラマ『陸王』。
第1回を観てハマってしまいました。
毎回、ストーリー展開に目が離せません。


つぶれかかった老舗足袋業者「こはぜ屋」社長の宮沢紘一は、度重なる逆境にもめげず、100年間の足袋作りの経験を基にランニングシューズ開発に命を賭けます。
昨日の第3回では、ランニングシューズ「陸王」ソールの素材「シルクレイ」の特許を持つ飯山と宮沢の息子・大地が来る日も来る日も何度条件を変えて実験しても失敗続きで、もう無理かと思われた最後の土壇場。
20人ほどの従業員全員が息の飲んで見つめる中、ついに製造に成功します。


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一方、マラソン界ホープだった茂木裕人は怪我で、シューズメーカーのアトランティスからスポンサー契約を断られます。
宮沢はどうしても茂木に「シルクレイ」を使った「陸王」を履いて試してもらいたいと懇願します。


スポーツの世界は本当に厳しいです。
体力もなければ何の技術もない私には、スポーツはまったくの別世界で、いつも憧れの眼(まなこ)で観ているだけです。
その陰には、もちろんシューズを始めとするさまざまなスポーツ用品を製造するメーカーのし烈な闘いもありますが、やはり何よりも選手の意地です。


"We all have dreams. But in order to make dreams come into reality, it takes an awful lot of determination, dedication, self-discipline and effort."
--Jesse Owens - 1913-1980, Four-Time Olympic Gold Medalist
「私たちはみんな夢を持っている。しかし、その夢を実現するためには想像を超えるような決意と献身、自己鍛錬と努力が必要だ」
--ジェシー・オーエンス、オリンピック陸上4冠王金メダリスト
(訳 舟田譲二)


ジェシー・オーエンスは、1936年ベルリンオリンピックで男子100m、男子200m、男子4×100mリレー、男子走幅跳で金メダルを取り、オリンピック史上初となる4冠を達成。アメリカではカール・ルイスが登場するまで伝説の陸上選手として名高かった人物です。


オリンピック後、オーエンスはアメリカのみならず世界における陸上界の英雄的な人物となったもののアメリカ本国では黒人差別の下に、馬と競走させられたり(自伝でこれは屈辱であると批判)、賞金稼ぎの競技に参加したことからアマチュアの地位を取り消された上に、その後破産するなど波乱の人生を送ることとなります。しかし、その後慈善活動を行うなどしてその名声と地位を取り戻し、これらの功績により1976年に大統領自由勲章を受章しました。
そして、翌1936年にはアメリカ・ドイツ・カナダ合作映画『栄光のランナー』で、彼の半生を描いた伝記映画が制作されます。
(以上Wikipediaより抜粋)


ジェシー・オーエンスは、人種差別、ナチスドイツの政治、スポーツマンシップなど盛りだくさんの内容の『栄光のランナー』で有名ですが、波乱万丈の生涯の中、最後には慈善活動などが認めれ大統領自由勲章を受章、という本人の人生自体が最後のどんでん返しで本当に感動的です。


オーエンスが言う、
「私たちはみんな夢を持っている。しかし、その夢を実現するためには想像を超えるような決意と献身、自己鍛錬と努力が必要だ」
は、スポーツ選手に限らず、どんな世界にも共通する真理です。


ドラマ『陸王』を観ていても、このオーエンスの生涯を見ても、教えられることは多々ありますが、やはり夢の実現でしょう。
私たちもみんな夢を持っていますが、ほとんどのケース夢だけで終わってしまいます。
もっとも身近にいる家族や友人などが、「夢ばっかり見ていないで現実を見ろ」とか、「いい加減、夢から目を覚ませ」などと言います。


そのような中で、成功する人というのは、例外なく陰で私たちの想像をはるかに超えた決意と献身、自己鍛錬と努力を積み重ねているのです。


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少年はかつて私でした???

2017.11.04日

「また、少年はかつて私でした、私が行って嬉しい」
「そして男の子は嬉しい私だった」
「そして、あーあ、私はこれまでに、そうすることがうれしかったです」
「そして、少年は、ずっと、私がしたことがうれしく私であった」
「さらに、少年だった私が今までに嬉しい私でした」
「少年は私が今まで私は喜んでいた」


何のことかお分かりになりますか?
察しの良い方はお分かりのことと思います。


アメリカ人の書いている英文を見ていて面白い表現(と言っても日常に使われている)に出合ったので、これを今はやりのネット上の翻訳サービスでやったらどんな日本語が出てくるのだろうと、遊び心で試したみたのです。


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だいたい予想していた結果です。
おそらく日本の中高生だけでなく、大学生でも似たり寄ったりの訳をすることと思います。
これが現在の日本の英語教育の一番弱いところでです。
本文の英語が何だかすぐに分かる人はネイティブ並みの英語力のある方です。


そこで今度は上の日本語を入力して英語に逆翻訳してもらいました。
"And あーあ, I were glad that we did so it so far."
"Furthermore, I who was a boy was me who was nice so far."
"And what I took all the time was nice, and the boy was me"
"In addition, I who was me ever go the boy and am glad."
"And the boy was me who was nice."
"Boy I was ever glad I was."


どれが正解かお分かりでしょうか?
一番下のが惜しい!
正解は
"And boy was I ever glad I did."
で、その日本語の意味は、
「まあ、本当にやっておいて良かったと、どれだけホッとしたことか」
のような感じです。
現在の機械翻訳はずいぶん進んだとはいえ、まだまだこれレベルです。


外国に住む日本語が分からない方で、私のブログを愛読してくださっている方がありますが、その方は上のような機械翻訳された非常に分かりづらい英語を読んで意味をくみ取ってくださっています。ブログの感想などを英語で書いてきてくださいますが、ほとんどきちんと理解していらっしゃり、頭が下がる思いです。


つい先日、ソニーがアイボ(aibo)の新型を発表し、来年1月から発売します。大ヒットした初代アイボより5万円以上安くなりました。
愛くるしい表情や動作で「飼い主」を癒してくれそうです。
尻尾を振り、片耳を動かし、おもちゃに興味を示し、話しかけるとそれに反応するアイボ。
ソニーによれば、AIを活用した新型アイボは「オーナーの愛情を感じとるとより深い愛情で応えるようになるなど、時が経つにつれて絆が深まる」といいます。


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AIを活用したaiboは愛情を感じるとより深い愛情で応えるようになる


また、アマゾンやグーグルを始めマイクロソフトなど各社が相次ぎ「話せるスピーカー」を発売して話題となり、毎日のようにテレビでCMを流しています。
AIによる技術革新は車の自動運転を始め、様々な分野で急ピッチで進んでいます。


私の予想では、この1〜2年ぐらいでスマホは指で画面にタッチせず、直接話しかけて入力できるようになります。
そして、10数年後には話しかけなくても頭の中で考えていることをAIが自動的に読み取って代わりに入力してくれ、相手側から戻ってくるメッセージもスマホが音声で、それも現在のようなロボットのような機械的な声ではなく、本人の声そっくりに読み上げてくれるほどにまで、あるいは今はまだ想像もつかないものに進化しているだろうと思っています。もちろん形も大きさもすっかり変わることでしょう。
アイボもさらに進化すると、飼い主が放っておくとアイボのほうも飼い主を無視したり、乱暴な言葉や扱いをするとアイボも攻撃的になるということも十分考えられます。
AIの進化はとどまるところを知りません。人間がうまく使わないと、AIに操られるようなことにもなりかねません。(「AI(人工知能)は人か神か!?」参照)


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惨めになりたい? それとも強くなりたい?

2017.11.03日


"We either make ourselves miserable or we make ourselves strong. The amount of work is the same."

--Unknown
「私たちは惨めになることもできれば、強くなることもできる。使うエネルギーは同じだ」
--作者不詳
(訳 舟田譲二)


人生は一瞬、一瞬が選択です。
たとえどのような状況に置かれていても、選択次第で自分で自分を惨めにすることもできるし、また強くすることもできます。
たとえどんな過去を持っていようとも、あるいは一瞬前に大きな失敗をしたとしても、そこでどのような決断をし、行動を取るかで私たちの将来は変わってきます。


惨めな人生を送っている人というのは、なにか不快な経験をしたり、あるいは不幸を味わったり、屈辱的な目に遭ったりしたとき、そこに焦点を合わせてそれにこだわり続けて生きます。
一方、同じような経験をしても、すぐに軌道修正して、そこからなにかを学び取り、頭を切り替えて新しい面に目を向けるなら、そこからどんどん道が開けていき、その痛い経験を通して強くなることができ、さらに幸せにさえなることができるのです。
どちらを選ぼうとも、使うエネルギーは同じです。


作家、三浦綾子さん(1922-1999)は若い頃から結核、脊椎カリエス、心臓発作、帯状疱疹、直腸癌、パーキンソン病など次から次へと襲う病魔と闘いながらも、「私はこんなにもたくさん病気をして、神様にえこひいきされている」と言って、感謝をしながら執筆活動を続けて一生を送られました。
結婚以来ずっと綾子さんの介護を続けられた夫の三浦光世さん(1924-2014)は、不平不満をこぼしたことなく、夫婦円満で幸せな人生を送り、綾子さんを看取られました。


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「まばたきの詩人」と呼ばれた水野源三さん(1937-1984)は9歳のとき赤痢にかかりその高熱によって脳性麻痺を起こし、やがて目と耳以外のすべての機能を失い、寝たきりの生涯を送られました。
話すことも書くこともできなくなりましたが、ある日母親が彼が何か言おうとしていると感じて、五十音図を持ってきて指で指し示したところ、まばたきして合図しました。
12才の時初めて聖書に触れ、13才で受洗されました。
以来、まばたきで綴った膨大な数の詩が後に詩集シリーズとなり、多くの人の感動を呼び、また逆境にいる数えきれないほどの人々に生きる力を与えました。


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悲しみよ 悲しみよ 本当にありがとう
おまえが来なかったら つよくなかったなら
私は今どうなったか
悲しみよ 悲しみよ おまえが私を
この世にはない大きな喜びが
変わらない平安がある
主イエスさまのみもとにつれてきてくれたのだ


自分の境遇を見つめて
嘆き悲しむものよ
どんな境遇にある心にも
救いと命を与えたもう
恵み深き主を仰げよ

自分の境遇を見つめて
死のみを願う者よ
どんな境遇にある心にも
希望と力を与えたもう
恵み深き主を仰げよ

自分の境遇を見つめて
世間を恨む者よ
どんな境遇にある心にも
愛と喜びを与えたもう
恵み深き主を仰げよ


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ビジネスから人生全般、すべてに共通する真理

2017.11.02日

"Enduring success only comes as a result of persistent hard work over an extended period of time. There’s no easy way to become successful."
--Brian Tracey, business consultant, speaker, author
「永続的な成功とは、長期にかけての粘り強い努力によってのみもたらされる。成功するのに簡単な方法などひとつもない」
--ブライアン・トレーシー、ビジネスコンサルタント・スピーカー・作家
(訳 舟田譲二)


最近、やたらとSNS上で「成功」や「人生を変える」とか「心身の健康」などを謳(うた)うサイトが増えてきました。
私はいろいろなことに興味があり頭を突っ込む癖があるので、ついつい覗いてしまいます。
先日は、「無料であなたの性格タイプを診断します」というものに出合いました。ちょっと調べてみるとアメリカのもので決して怪しいものではないとわかり、質問事項に答えて送信したところ、「あなたは創造者タイプ」(Creator) です、と返事がきました。そして、数ページに及ぶかなり詳しい診断が出て、「うんうん、なるほど」と納得していたら、さらに「この結果を生かしてあなたの人生を大きく変えませんか?」というメールがきます。こちらのほうはもちろん有料です。それで放っておいたら、次々とそこから勧誘のメールがきます。


次に、「49ドルの価値のあるe-book(電子書籍)を無料でダウンロードできます」というのが別のところから来て、それを申し込むと、「まずはこちらの動画をご覧ください」と20分ほどの動画が流れます。
結構よくできた内容で、これも「うんうん、なるほど」と思っていたら、無料のe-bookが送られてきて、これも結構長いものですが、読み進めると全部納得のいくことばかり。すでに知っていたことも含まれてはいますが、よくできた内容です。
このほか、無料のライブセミナーなどもたくさん送られてきます。


しばらくすると、また別のところから...というふうにして気がつくと横文字のものがズラーッと並び、私のメールボックスには毎日この類(たぐい)のメールマガジンが送られてくるようになりました。


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心当たりのないところや、メールマガジンを登録していないところからも次々と送られてきます。メールアドレスが仲間内に流されているか、同じところが名前を変えて送ってきているようです。
いずれも、"Hi, Joji" "Hey Joji" などとても親しげに声をかけてきます。
しかし、その大半は似たり寄ったりの内容で、「成功」「人生を変える」「心身の健康」「パワフルな習慣を身につける21の法則」などです。最初は無料で釣ってきますが、もちろん全部ビジネス目的です。


国内のものでも、メールマガジン登録者数日本一という人気コンサルからお誘いがきたので、どんな内容かと思って登録すると、内容は上のものよりさらに過激。
昨日、突然来たのが下のもの。
「ご当選おめでとうございます
来年も再来年も継続して毎年1億円がもらえます!! (銀行口座に必ず入金されることを保証します!)
稼ぐ?学ぶ?必要なし! 無料で毎年1億円もらうだけです!
1億円が確実に振り込まれる『毎年1億円もらうだけモニター』当選を確定させたい方は、今すぐ無料で申請ください!
無料モニターは、応募資格:18歳以上、作業内容」一切なし、所要時間:一切なし、場所:自由、募集人数:150名限定」


これは絶対にない、こんなものに興味はない、と怖くなってすぐにメルマガ登録解除しました。
上の横文字のメルマガも全部解除しました。


世の中にはこんなものが今も昔も常にたくさんあります。とくに今のSNSの時代は世界中で大流行(おおはやり)です。
皆さん、甘い言葉には気をつけてくださいね。


ブライアン・トレーシーのような信頼できる一流の人は、絶対にそのようなことは言いません。
トレーシーが語る冒頭の
「永続的な成功とは、長期にかけての粘り強い努力によってのみもたらされる。成功するのに簡単な方法などひとつもない」
こそ、ビジネスに限らずあらゆる仕事に、そして人間関係から健康、人生全般にいたるまですべてに共通する真理です。


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宮本武蔵大好きアルゼンチン少女が武蔵にご対面

2017.10.31日

「世界!ニッポン行きたい人応援団」(テレビ東京)


私たちは、どこかの国で待っているであろうニッポンのことが大好きな外国人の方の熱い思いをご紹介したいと世界の国々で大捜索!その中からニッポンで夢を叶えたい方のお手伝いするため、ニッポンにご招待致します。


宮本武蔵と剣術を愛するアルゼンチンの女子中学生をご招待!
もともと父親が宮本武蔵が好きで剣術をやっていた影響で、9歳の頃から剣術を習い始めた彼女。現在は、宮本武蔵が考案した剣術「二天一流」を自国で学んでいる。誕生日にはスペイン語で書かれた、宮本武蔵の書「五輪書」をもらい、大喜びした。
ニッポンでは、念願だった宮本武蔵ゆかりの地、熊本へ。さらに、大分で武蔵の剣術「二天一流」の稽古に参加する。

(「世界!ニッポン行きたい人応援団」番組ホームページより)


この様子を一部始終観させていただきました。
メリッサさんは、お父さんが宮本武蔵が好きで剣術をやっていた影響を受けて、9歳の頃から剣術を学び始めました。
誕生日にプレゼントされたスペイン語で書かれた武蔵著『五輪書』を愛読し、武蔵への想いを込め、またその中で覚えた「二天一流」などの漢字を書いたポスターを自分の部屋の壁に貼るほどの大ファンで、いつか日本に行って武蔵ゆかりの地を訪れ日本の道場で剣術を学ぶことが夢。


ある日、アルゼンチンの街中を歩いているとき、TV番組「世界!ニッポン行きたい人応援団」で選ばれて日本へ招待されることを知り、あまりの驚きに目を白黒。
そして、念願かなってお父さんと一緒に初来日。


空港に着き、一番に行きたいところを尋ねられると迷わず、武蔵が晩年に「五輪の書」を著したとされる熊本の金峰山(きんぽうざん)山麓にある洞窟「霊厳洞」と答えます。
そして、霊厳洞へ。
道着に着替えて雲巌禅寺の受付で住職から五輪書と座禅を組むときの座布団をプレゼントされ、宮本武蔵が描いた絵画などを見学。そして霊厳洞の武蔵が座禅を組んだと言われる船頭石でメリッサも座禅を組みます。


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次に、武蔵の剣術「二天一流」の稽古に参加するために大分に向かいます。
道場に入って練習しているお弟子さんたちに迎えられ挨拶していると、後ろからそっと近づいてきた兵法二天一流の十二代宗家・吉用(よしもち)清さんがそっとメリッサの肩に手を置く。
振り返ったメリッサは憧れの雲の上の人、吉用清さんに出会い息を飲みます。番組のサプライズだったのです。


そして師匠から稽古をつけてもらいます。
いつもニコニコ笑顔のメリッサはこのときは真剣勝負の顔に。
最初のうちは思うようにいかなかったものの少し練習するうちに吉用さんも驚くほどの上達ぶり。
最後には指導されたように脇を締めて模造刀を振ると空気を切る「ビューン」という音が出るようになります。
稽古が終わって、夜は吉用さんの家に招かれて、奥さんの手料理でもてなされた上、夢にまで見ていた日本の家の和室にお父さんと一緒に泊めてもらいます。


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翌日、吉用さんに連れてもらって父娘は、武蔵の剣術を受け継ぐ「兵法二天一流」の後継者、十代目の宗家によって奉納された宇佐神宮を訪れます。
そこで武蔵が自ら木を削って作ったという日本で唯一現存する赤樫木刀(通常は非公開)を吉用さんのサプライズで見せてもらい、手に取ります。
憧れの武蔵手作りの木刀を震える手で持ったメリッサは、約400年前に武蔵が愛用していた木刀の神々しさに触れ、
「武蔵先生の気がこの木刀から伝わってくるような気がします」
と感動で涙を流さんばかり。


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番組の冒頭から最後まで、メリッサの「アーッ」という驚きの声や「ハァー」というため息が何度も聞かれ、彼女の素直な感動の気持ちが伝わってきて、こちらまで感動を覚えます。
メリッサのお陰で私までにわか武蔵ファンになり、熊本の金峰山の「霊厳洞」を訪れてみたいとまで思うようになりました。
メリッサ一家の武蔵をきっかけとする日本に対する思い入れ、太っ腹で素敵な番組の企画、そしてそれを知った人たちの親切なもてなしが一体となって心に響き、見終わった後はとても爽やかな気持ちになりました。


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過去に感謝

2017.10.30日
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"Pain makes you stronger, tears make you braver, and heartbreak makes you wiser. So thank the past for a better future."
--Unkown
「人は苦しみを経験して強くなり、涙を流して勇敢になり、悲しい経験をしてより賢くなるものだ。だからより明るい未来のために過去に感謝しよう」
--作者不詳
(訳 舟田譲二)


過去を振り返ると、ほとんどの人が苦しみや涙、悔しさを経験しています。
いや、そのようなことは経験したことがない、というおめでたい人はまずいないでしょう。
人生経験の浅い子どもたちですら、その数年の人生の中でそれなりに苦しいことや悲しいことを経験し、涙も流してきています。


私も過去を振り返ると、数えきれないほどの辛い経験や自らの愚かな行為による後悔の念や涙があり、それらを思い出すと心が苦しくなることがあります。


しかし、ドラえもんの「どこでもドア」やタイムマシーンが発明されない限り(論理的に絶対にあり得ないのですが)、私たちは過去に戻ってやり直すことはできません。
私たちにできることは過去を見つめて再び苦しんだり、悲しい思いをしたり、涙を流したりするのではなく、それを人生の肥やしとして知恵を得て、現在をどのように生きるか心に決め、それを実践するのみです。
昨日までの、いや一瞬前までの過去に対して感謝するとき、そこから明るい未来が開けていきます。


過去を悔やんだり、憎しみを持ち続けたり、復讐に生きようとすると、それは苦しみをさらに増幅させることになるだけです。
映画やドラマ、小説などのテーマの多くは、悲しみや傷ついたこと、怒りなどのエネルギーをバネにして力強く生きることです。このような生き方をするとき、過去の出来事すべてが相働いて現在に、そして未来に益となるのです。


「苦しみにあったことは、わたしに良い事です。これによってわたしはあなたのおきてを学ぶことができました」(口語訳)
「困苦にあひたりしは我によきことなり 此によりて我なんぢの律法をまなびえたり」(文語訳)
(詩篇 119:71)
「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている」(口語訳)
「神を愛する者、すなはち御旨によりて召されたる者の爲には、凡てのこと相働きて益となるを我らは知る」(文語訳)
(ローマ人への手紙 8:28)


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洋の東西を問わず、時代を超えて

2017.10.29日

"Seek to do good, and you will find that happiness will run after you."
--Freeman Clarke – 1810-1888, Theologian and Author
「善を為すことを追い求めよ。さらば幸福が汝らの後を追うことを悟らん」
--フリーマン・クラーク、神学者・作家
(訳 舟田譲二)


自らの幸福を求めて、あるいは救いを求めて善を行う人はたくさんいます。実際のところ、そのような教えを説いている宗教も巷(ちまた)にはたくさんあります。いわゆる「ご利益宗教」です。


また人の賞賛や自らの利益、名声を求めて寄付行為や慈善活動をする人もいます。
聖書にはそれらの行動を戒めて次のように書いてあります。
「だから、施しをする時には、偽善者たちが人にほめられるため会堂や町の中でするように、自分の前でラッパを吹きならすな。よく言っておくが、彼らはその報いを受けてしまっている。
あなたは施しをする場合、右の手のしていることを左の手に知らせるな」

(マタイ6:2-3)


だれでも聞いたことがある聖書の有名な言葉といえばこれです。
「求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば、見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう」
「求めよさらば与えられん、叩けよさらば開かれん」(文語訳)

(マタイ7:7)


しかし、これの裏返しとも言える次の言葉はあまり知られていません。
「与えよ。そうすれば、自分にも与えられるであろう」
「与えよ、さらば与えられん」(文語訳)

(ルカ6:38)


自分の利益を求めて行うのではなく、利他の精神で行うのが本来の意味です。
アシジのフランシスコの平和を求める祈りの中にも私の好きな次のような箇所があります。
「慰められるよりは慰めることを、
理解されるよりは理解することを、
愛されるよりは愛することをわたしが求めますように。
わたしたちは与えるから受け、
ゆるすからゆるされ、
自分自身を捨てることによって、永遠の命に生きるからです」


これは「小さな親切」の中に書いたトルストイの『靴屋のマルチン』の物語を始め、世界中の多くの児童書や文学の中でも扱われているテーマです。


洋の東西を問わず、また時代を超えて真理です。


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AI(人工知能)は人か神か!?

2017.10.28日

「世界を、ここから動かそう」をテーマに昨27日(金)〜11月5日(日)まで、第45回東京モーターショー2017が東京ビッグサイトで開催されています。
ここ数年でめまぐるしい進歩を遂げ、現在も日々進化中で、私たちの日常生活の中にもどんどん入ってきたAIを利用した各社の技術が今年の目玉になっています。


今回の東京モーターショーのステートメントには次のようにあります。
「クルマの進化は、これからどこへ向かうのだろう。その答えは、きっとひとつではない。もしかしたらそう遠くない未来、クルマという概念は今とはまるでちがうものになるかもしれない。けれど、思い出そう。クルマの本質とは何かを。それは人を動かすものだ。ココロを動かすものだ。私たちの可能性をひろげ、自由にするものだ」


さて、東京モーターショーが開幕した昨日、びっくりするようなニュースが突然飛び込んできました。
「人型ロボットに市民権を与えた最初の国家が登場」というタイトルで、「サウジアラビアで世界で初めてロボットが市民権を取得しました」とあります。
「えっ!! 何だって!?」
一瞬自分の目を疑いました。


「ソフィア」という女性のようなロボットは、サウジアラビアの首都・リヤドで行われた「Future Investment Initiative」で公開されました。ソフィアは香港に本拠を置くHanson Roboticsが作り出したロボット。
壇上でソフィアは語りました。
「私はこのユニークな特例を得られたことを大きな誇りに思います。歴史の中でもロボットに市民権が与えられたのは初めてのことですから」
ソフィアは口の動きだけでなく、瞬きなど、表情の筋肉が非常に繊細に、常に変化しています。
ソフィアに対して「ロボットによって引き起こされる悪い未来」についての質問が投げられると、ソフィアは「あなたはイーロン・マスクの本を読みすぎていますね。そしてハリウッド映画を見過ぎています。心配しなくとも、あなたが私に親切な限り、私はあなたに親切です。私を出力・入力に対して非常に賢いものとして扱ってください」と返しました。(日本語訳がとてもロボット的 笑)
ソフィアが話している様子は以下のムービーから見ることができます。
(スクリーンの下にある四角のマーク %83X%83N%83%8A%81%5B%83%93%83V%83%87%83b%83g%202017-10-27%2021.59.39.jpg をクリックすると英語の字幕が出ます)



(https://gigazine.net/news/20171027-citizenship-humanoid-robot/より)


しかし、これだけで驚いてはいけません。
去る9月にはもっと衝撃的なニュースが報じられました。
元Googleのエンジニア、アンソニー・レヴァンドウスキー氏が人工知能を“神”と標榜する宗教団体を立ち上げたというのです!!!!
団体の最終目標を、「人工知能に付与された神聖を崇拝することで社会をより良くすること、また人工知能に基づいたGodhead(神性)の実現を発展・促進し、Godheadの理解と崇拝を通じて社会をより良くすることに貢献する」としています。


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これ以上の人工知能の研究開発に懸念の声を表す科学者や専門家は少なくありません。イギリスの理論物理学者スティーブン・ホーキング博士もその一人で、いつしか人類の知能を凌駕(りょうが)した究極の人工知能が誕生し、私たちの生存を脅かすのではないかというのです。まさに映画『ターミネーター』シリーズの“スカイネット”そのものです。
(http://tocana.jp/i/2017/10/post_14877_entry.htmlより)


私はこれを読んでいて、旧約聖書の「バベルの塔」の記事を連想しました。
当時の人々はどんどん傲慢になっていき神を神として認めず、自分たちが神のようになろうとして、「さあ、れんがを作ってよく焼こう」と言い、石の代わりにレンガを用い、粘土の代わりにアスファルトを用いて「頂上が天に届く塔を建て、名を上げよう」と言ってバベルの塔の建設に取りかかりました。紀元前2000年頃の話です。なんか今の時代とそっくりではありませんか。


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聖書の1丁目1番地とも言える創世記1章1節には次のようにあります。
「初めに、神が天と地を創造した」
19世紀のイギリスのノンクリスチャンの科学者・哲学者・社会学者・倫理学者であるハーバート・スペンサーは次のように言いました。
「この世に存在するものはすべて、時・力・空間・物質・運動(エネルギー)のうちのいずれかから成る」
この考えは科学界に大きなインパクトを与え、今日でも受け入れられています。
「時」=「初めに」、「力」=「神が」、「空間」=「天と」、「物質」=「地を」、「運動」=「創造した」
ということで、この1文に宇宙創造の要素がすべて含まれています。


進化論が教えるように無から有が偶然に生まれることは絶対にありません。有機物が無機物から生まれることもありません。それは“生命は生命からのみ生まれる”とルイ・パスツールが証明したとおりです。


ノーベル生理学・医学賞を受賞したフランシス・クリック博士(1919-2014)は、DNAの二重螺旋構造を発見しました。博士は生命を作り出すのに必要な元素が地球上には十分にないと語っていますが、聖書の創造論を信じる代わりに、生命が別の惑星から宇宙船のようなもので地球に運ばれてきた、と信じているそうです(笑)。しかし、たとえそのように信じたとしても、その別の惑星で誕生した生命の起源を説明することはできません。


また、突然変異によってもひとつの種から他の種が生まれることもありません。これは『種の起源』を著したダーウィン自身が認めています。
突然変異は常に劣勢、あるいは有害でさえあり、エントロピーの法則(熱力学第二法則)により崩壊に向かって進みます。


つまり、何もないところから偶然にアメーバ―が生まれ、それがたとえ何十億年かかかったとしても偶然が重なって人間に進化することはあり得ないということです。
「神は人をご自身のかたちに創造された」(創世記1:27)
「かたち」は英語では "image" という言葉です。
神のかたちに似せて造られたから人には道徳心や倫理観があり、殺人やテロなど不正義を憎み、罰しようとするのです。
AIは絶対に人になることも神になることもできません。


「思い出そう。人の本質とは何かを」


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だから大好き、アインシュタインさん

2017.10.27日

帝国ホテルでアインシュタインにメッセージを届けた日本人の配達人にチップ代わりに渡された2枚の手書きメモ。手数料と合わせて156万ドル(約1億7700万円)と24万ドル(約2700万円)で落札されたそうです。
1枚には「静かで質素な生活は不安に襲われながら成功を追求するより多くの喜びをもたらす」、もう1枚には「意志あるところに道は開ける」と書かれていました。


私はアインシュタインさんが大好きです。
彼の残した語録や生き方とはとても波長が合います。このブログでもこれまで何度もアインシュタインのことを取り上げてきました。
調べてみたら「アインシュタイン」の名前が74回登場しています。


20世紀最大の物理学者、現代物理学の父と呼ばれ、ノーベル物理学賞を受賞した偉大な学者でありながら、人情味豊かでユーモアたっぷりのアインシュタインさん。
1922年10月8日、妻のエルザとともにマルセーユで日本郵船の北野丸に乗船しました。香港から上海に向かう船上にいた11月10日、1921年度のノーベル物理学賞の知らせが彼のもとに届きました。


神戸に上陸したとき、記者会見で来日の目的を聞かれて、彼はこう答えました。
「それは2つあります。1つは、ラフカディオ・ハーンなどで読んだ美しい日本を自分の目で確かめてみたい。とくに音楽、美術、建築などをよく見聞きしてみたい、ということ。もう一つは、科学の世界的連携によって国際関係を一層親善に導くことは自分の使命であると考えることです」
日本滞在中は次のように語っています。
「日本の建築はすみずみまで手が入り込んでいて、外国の彫刻をみるようでした。一言でいえば、日本は絵の国、詩の国であり、謙遜の美徳は、滞在中最も感銘をうけ忘れがたいものとなりました」


その後アメリカに亡命していたアインシュタインに、1937年、同じくナチスの迫害から逃れてきたハンガリー系ユダヤ人物理学者ふたりがある情報を伝えました。ドイツは原子力エネルギーの制御に成功した、このままではナチスが原子爆弾を作ってしまうと言い、ドイツより先に原子爆弾を開発するようアメリカ政府に訴えてくれ、とふたりはアインシュタインに頼みます。
そこで、アインシュタインはルーズベルト大統領に書簡を送って、原子力兵器の開発計画を立てるよう進言します。ルーズベルト大統領はこの提案を受け入れ、マンハッタン計画がスタートしました。
ところが、のちにドイツの敗北が確定的になり、米国政府が原子爆弾を日本に対して使う計画を持っているということを知って、ユダヤ人科学者たちはショックを受けます。
日本は、ナチスドイツの同盟国でしたが、人種差別的イデオロギーに反対し、逆にヒトラーに追われた多くのユダヤ人たちを助けていました。


アインシュタインはルーズベルト大統領に、そしてルーズベルトの死後はトルーマン大統領宛てに何度も請願書を書いて送り、日本への原爆投下をやめるよう訴えましたが、それを聞き入れず8月6日、人類最初の原爆を広島に投下しました。


「私は生涯において一つの重大な過ちをしました。それはルーズヴェルト大統領に原子爆弾を作るように勧告した時です。もし私がヒロシマとナガサキのことを予見していたら、1905年に発見した公式を破棄していただろう」と語っていたそうです。
(以上、出典:中澤英雄「萬晩報」(2005年2月28日)、YAHOO知恵袋「アインシュタインと原爆の関係を教えてください」)


北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相が9月に太平洋上空の大気圏内での水爆実験の実施を警告したことに関し、北朝鮮高官がCNNとのインタビューで、李氏の発言を「額面通り受け止めるべきだ」と述べた、と米CNNテレビは25日伝えました。高官はさらに、北朝鮮と米国との間に外交チャンネルは存在しないと述べ、「米朝間の対話のパイプは開かれている」と繰り返し表明してきたティラーソン国務長官の見解を否定したといいます。


「第二次世界大戦では原子爆弾が兵器として利用されましたが、第三次世界大戦が起こったら、どのような兵器が使われると思いますか?」
というインタビューを受けたアインシュタインが答えました。
「第三次世界大戦についてはわかりませんが、第四次大戦ならわかります。石と棍棒でしょう」
第三次世界大戦は全面核戦争になるため、世界文明の崩壊は必至で、人類は原始の時代に戻るということです。


今、まさに世界はこの瀬戸際に立たされています。
日米韓中露を始めとする世界のリーダーたちが一致団結し、知恵を振り絞ってこの危機を脱する道を見つけなければなりません。
「生まれ変わったら一番に日本を訪れたい」と言い残したほど日本をこよなく愛し、世界の平和を希求していたアインシュタインさんの遺志を継ぐのが私たち日本人、そして人類に課せられた使命です。
「意志あるところに道は開ける」と書き残したアインシュタインの言葉を信じて。


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労働に対する最高の報酬

2017.10.26日

"The highest reward for man's toil is not what he gets for it, but what he becomes by it."
--John Ruskin – 1819-1900, Art Critic and Philanthropist
「労働に対する最高の報酬は賃金など得るものにはなく、自分が労働の結果どのような人物になるかにある」
--ジョン・ラスキン、美術評論家・博愛主義者
(訳 舟田譲二)


普通ほとんどの人が、労働に対する報酬は、売上げなど会社への貢献度や働いた時間に対する対価である賃金だと思っています。
でも、私自身これまでの自分の経験から上のラスキンの言葉のように、「労働の結果自分がどのようになったか、成長したかが一番の報酬」だと思っていたので、これがストンと入ってきました。


私が参加しているにほんブログ村のプロフィールには次のような仕事の経歴を挙げています。
「TVタレント、ガソリンスタンド、工場、花屋、衣料品の梱包、ダンボール加工、行楽地でのホットドッグ販売、大手塾の電話アポ取り、コンサート会場のガードマン、家庭用品の訪問販売、土産物屋のセールス、引越し屋、ビルの清掃、家庭教師、塾講師、大学講師、語学学校講師、通訳、翻訳、カウンセラー、セミナー講師、サラリーマン、塾経営、キリスト教会牧師」


多分、まだ書き落としていることがいくつかあるかと思うほど、本当にいろんなことをしてきました。
この中で一番苦痛だったのは、高校生のときのアルバイトで工場で働いたことです。
糸を紡ぐ機械が何十台と置いてあって、一日中大きな音を立てて機械が動いています。それを見廻りながら糸がからまったり機械がストップしたら、すぐにそれを直す仕事でしたが、音がうるさいのと単調な仕事で自分にはまったく合っていませんでした。しかも、働いている人たちはおばあちゃんばかり(と私の目には映っていましたが、多分50代〜60代の人たち)で話をすることもない。
1週間で辞めました。
でも、この工場で働いたことも、そのような世界があるということを知り、またおばあちゃんたちの会話から教えられたこともたくさんあって、自分にとってはとてもいい経験になった、今日の自分を作るひとつの肥料になったと思って感謝しています。


「行楽地でのホットドッグ販売」はとてもいいお金にはなったのですが、給料を受け取りに行ったとき、小学1〜2年生ぐらいの社長の子ども(ガキ)が私の脚を蹴って、下品な言葉を浴びせて絡んでき、しかも社長がヤクザのような怖い人だったので、たったの2日で辞めました。
でも、これでさえいい経験だったと思っています。


あとの仕事はみんなそれなりに楽しむことができましたが、やはり自分に一番合っていたのは家庭教師から始まる教える仕事でした。


塾の仕事を始めてこれまで数多くの人を雇ってきましたが、そのうちの多くの人がうちで働いてきたことが自分の人生で大きく役立ったと言ってくれて、いい関係が今も続いている人たちがたくさんいます。また、私自身も新しく雇う人には、この仕事を通してあなたは必ず得るものがたくさんあり、大きく成長しますよ、と話します。


ですから、「労働に対する最高の報酬は賃金など得るものにはなく、自分が労働の結果どのような人物になるかにある」というのは、私の信念でもあり本当にその通りだと思うのです。


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笑顔と笑声

2017.10.25日

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笑顔が大切なのは言うまでもありません。
人の笑顔を見ているとこちらまで笑顔になります。
ひとりの人が笑顔でいると、周りまで自然と笑顔が広がり、みんなが幸せな気持ちになれます。


笑顔に関する名言・格言は世界中にたくさんあります。
それは笑顔が世界共通語だからです。
笑顔で喧嘩したり、怒ったり、泣いたりすることはできません。
不機嫌でいたり、いら立ったり、悲しかったり、落ち込んでいたら自然と笑顔が消えてしまいます。


今、毎日リハビリに通っている整形外科はいつも笑顔や明るい笑い声があふれています。
院長先生始め、看護師さん、事務員さん、マッサージ師など、職員みんなが患者さんをとても大切にしています。何百人という患者さんの名前を一人ひとり覚えていて名前で呼びかけ、笑顔で話しかけてきます。
リハビリ室では看護師さんと患者さんの笑い声が絶えません。


教え子であり、またうちで講師として長年働いてくれた丈くんが去年の春結婚式を挙げることになり、私は司式を頼まれました(「一番幸せを感じるひととき」)。
式の4日前に風邪を引き、2日前には全然声が出なくなりました。
近くの医院は全部休診日です。


私はかかりつけのこの整形外科に電話しました。ここは整形外科だけでなく、内科、外科もやっているのです。
院長先生が電話を取ってくださり、事情をお話しすると、これから出かけるところだけど今すぐ来てください、診てあげますと言われて飛んでいき、お陰さまで式当日は声が出るようになって、無事務めを果たすことができました。


以前、通りを歩いていたら見知らぬ人に声をかけられました。
「越してきたばかりでこの辺りはあまりよく知らないのですが、近くにいい整形外科はありませんか?」
すぐ近くに整形外科はあったのですが、そこは以前行ったとき医師や職員があまり感じよくなかったので、わざわざ少し離れた私の通っている整形外科まで歩いてご案内しました。


「笑顔」と同じぐらい大切なもの、それは「笑声」です。
「わらいごえ」ではありません。「えごえ」と読みます。
これは私が考えついた造語だと思っていたのですが、ネットで検索してみたところすでに何人かの人が使っていました。
「笑声」は電話で声を聞いているだけで、相手の人が笑顔で話しているのがわかるような明るい声で、こちらまで自然と笑顔になってしまうような声のことです。


2週間ほど前から奥歯の歯茎が腫れ始めました。
最初のうちは自然と治るかと思っていたのですが、腫れがどんどん大きくなってきたので慌てていつもお世話になっている歯科医院に行きました。
この歯科医院については、これまでブログで何度か取り上げているのですが(「真心のこもったサービス」)、やはり先生始め職員の皆さんがとても優しく親切で、いつ電話をしても「笑声」で応えてくださいます。
道端で先生とお会いすると、私の健康のことを気遣ってくださりしばらく立ち話をするほどです。


2日前、明け方の5時半にとても暑くなり、喉がからからになったのでベッドから起き上がってダイニングのテーブルの上に置いてある水を飲みに行こうとしたところチェアに足を引っかけ大きく転倒し、思いっきり別のチェアの角のところにわき腹をぶっつけました。
しばらくは息もできないほどで、キャビネットにもたれかかってじっとしていました。
ひょっとしたら肋骨が折れたかひびが入ったかと思うほどの痛さです。
なんとかベッドに戻り、朝になるまで待って、妻に車でいつもの整形外科に送ってもらいました。
レントゲン検査の結果、一番下の肋骨をぶっつけたようですが、ひびも入っていず無事でした。
「本当に不幸中の幸いでしたよ。もうあと1〜2センチ下だったら脾臓(ひぞう)に当たっていたかもしれません。風呂場の掃除中転倒し、腹部を打った方が以前いらっしゃいましたが、その方は手術で開腹したら脾臓破裂で血の海でした」と先生に言われ、護られたことを神様に感謝しました。


ということで、昨日の午前中は整形外科と歯科のはしごでした。
まだわき腹も痛く、歯の腫れも引いていず治療は続いていますが、笑顔と笑声の絶えない医院なので通うのは全然苦になりません。むしろ幸せを分けていただいているほどです。


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風と共に去りぬ

2017.10.24日

"People only see what they are prepared to see."
--Ralph Waldo Emerson, philosopher, author, poet, essayist
「人は不惑のものしか見ない」
--ラルフ・ウォルドー・エマソン、哲学者・作家・詩人・エッセイスト
(訳 舟田譲二)


一昨日行われた衆院選。
まさに劇場型選挙で国民の関心は非常に高かったのですが、「超大型」台風21号とちょうど日が重なり、お年寄りや足のない方々など投票に行けなかった方も大勢いらっしゃったのではないかと思います。いつもだったら歩いて行く投票所ですが、今回ばかりは車で行かざるを得ずすぐ前に駐車し、傘をさして建物の中に入るだけでも強い雨風で体が濡れたほどです。
この悪天候が投票率の低さにつながったことは否めません。


「風と共に去りぬ」じゃないですが、衆院選は台風と共に去りました。
結果は皆さんご存じのとおり。
私は一連の流れを見ていて大方の予想はついていましたが、果たしてそのとおりの結果となりました。
自民大勝とは言うものの、これは敵失によるもので、北朝鮮問題や少子高齢化、経済、憲法など喫緊の重要問題が山積しています。
「おごれる者久しからず」です。
「おごらず愚直に」国民に約束した政策一つひとつに取り組み、即実行、実現していかなければなりません。待ったなしです。


「希望の党」は失望に終わりましたが、「希望」は失望に終わりません。いや、終わらせてはだめです。日本の将来が、子どもたちの将来がかかっているのです。


「人は不惑のものしか見ない」
与野党ともに党利党略を超えて惑いなく、山積した課題に真摯に取り組んでいただきたい。
でないと、日本の将来は本当に「風と共に去りぬ」になってしまいます。


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幸せになる秘訣

2017.10.23日

"A key to happiness is to do kind things to others. A key to misery is to expect them to be grateful."
--Steve Maraboli
「幸せになる秘訣は人に親切にすること。惨めになる秘訣は人に感謝してもらうのを期待すること」
--スティーブ・マラボリ
(訳 舟田譲二)


「幸せになるのは人になにかをしてもらうこと」と勘違いしている人がたくさんいます。
その結果、自分が幸せでないのは◯◯さんのせいだ、と相手のせいにしてしまいます。
これは夫婦関係と親子関係においてとくによく見受けられます。
新聞の人生相談などを見ていると、このケースがとても多いです。
「自分勝手で幼稚な夫」「アラフォー娘2人から暴言」「母と大げんか 謝ってほしい」「女子大生 父の言動にいら立つ」「夫への恨みどう処理すべきか」等々、延々と続きます。


一方、幸せを感じている人たちの声を聞くと、多くの人がほかの人のために役立っていることや、ほかの人の幸せに貢献していることを挙げます。
このように、幸せというのは自分がなにかを得るというより、むしろなにかを与えることだ、と言うことができます。


ところが、せっかく人に親切にしたり、いいことをしても喜んでもらえない、感謝してもらえないとたちまち面白くなくなる人がいます。
人に親切にするのは、もともと感謝されたいからという動機からではないはずなのですが、やはり言葉や行動で感謝の気持ちを伝えてもらいたい、という思いがあるからなのでしょう。すなわち、なにかを得ることを期待しているわけです。


感謝の言葉、すなわち見返り(受けること)を期待することは惨めな結果につながり、親切にするという与える、本物の愛は幸せをもたらします。


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あなたが求めるもの

2017.10.22日

"What we seek we shall find; what we flee from flees from us."
--Ralph Waldo Emerson
「人は求めるものは見出すが、逃げようとするとそれが人から逃げていく」
--ラルフ・ウォルドー・エマソン
(訳 舟田譲二)


「そうすることができると信ずる者が勝つ」
これもアメリカの19世紀の思想家・哲学者、エマソンの名言です。
冒頭の言葉も同様のことを言っています。


今、日本ではプロ野球の、アメリカではメジャーリーグの頂点を決める決戦をしています。
選手たちは必ず勝って優勝すると言っています。
みんなが勝つと言っていますが、勝つのは1チームだけです。
エマソンが言う「そうすることができると信ずる者が勝つ」、というのと一見矛盾しているように思われます。
勝負事ですから、勝つ者がいれば必ず敗ける者もいます。
勝敗を分けるものはなんでしょう。


最初から負けるなんて誰も思っていません。もし万が一、「負けるかもしれない」なんて思っていたら、その時点で勝敗は決まっています。
高校野球の甲子園大会などがそのいい例です。
相手にプロ並みのすごい選手がいる、向こうが格上だ、なんて思っていたら必ず負けてしまいます。しかし、たとえ相手が格上でも絶対に負けない、最後までくらいついていく、と思っていると9回の裏ツーアウトノーランナーから大逆転が起きたりするものです。


プロの場合、技術面ではほとんど差はありません。
試合の展開でだれかが「ああ、ヤバイ」とか「もうダメかも」と思った時点で、その気持ちがチーム全体に伝わってしまい、そのとおりの結果になってしまいます。
つまり、勝敗の一番大きな要素はメンタル面なのです。


そういう意味において「そうすることができると信ずる者が勝つ」のです。
また、
「人は求めるものは見出すが、逃げようとするとそれが人から逃げていく」
人が本気で、疑わずに、なにかを求めていると自ずと次々と道が開かれていき、結果としてその求めているものを手に入れることになります。
しかし、自信がなかったり、疑いや迷いがあったりしたら、人はそれから逃げようとします。そうすると、求めているもの自体がその人から逃げていくのです。
人はしばしばこれを「運」と呼びますが、決して運などではなく、自らの意志、信仰、メンタルの問題です。


あなたは今、なにかを求めていますか?
本気でそれを求めていますか?
一点の疑いもなく、手に入れられると確信して求めていますか?
もし、そうなら必ず手に入ります。
たとえそれがなんてあろうとも。
聖書にも
「祈のとき、信じて求めるものは、みな与えられるであろう」(マタイ 21:22)
とあるとおりです。


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日本人の英語ジョーク

2017.10.21日

米国ワシントンの駅の窓口で、ニューヨーク行きの切符を買おうととしている日本人。
「to New York」と言ったつもりですが、駅員には「two」と聞こえて、切符を2枚渡されました。
慌てた日本人は、「to」がだめだったら…と一瞬考え、「for」と言い直したところ、今度は「four」に聞こえたようで、4枚になりました。
困った日本人客は必死で考えながら、「えーと」とつぶやいたところ何と切符は8枚になりました。


日本人の英語の発音のまずさはよくジョークのネタになっていて、私もこの話はこれまで何度もいろんなところでしてきました。
でも、「えーと」で「eight」になって切符が8枚出てきた、というのは絶対にあり得ない話で、もしも日本人がここで「wait」(ちょっと待って)と言っていたなら「eight」に聞こえて8枚になったというのなら、さもありなんです。


このジョークの中の英語、何が間違っていたのかおわかりでしょうか?
「to」も「for」もありです。
I need tickets to New York.
Two first-class tickets for New York.
のような言い方をしますから。
何が問題かと言うと、日本人の発音のよくある癖で「to」や「for」にアクセントつけて言ったから「two」「four」に聞き違えられたのです。前置詞にはアクセントをつけない、という基本的なルールを知らないところから起きる間違いです。


この手の日本人の英語の下手な発音を揶揄したジョークはたくさんあります。


でも、これは実話でジョークではありません。
私のアメリカ人の友人の1人が、こんなおかしな話をしていました。彼は東京のある英会話学校で英語を教えています。ある日、クラスの女生徒が次のような質問をしてきたそうです。
"I heard that the crapping sound foreigners make is different from Japanese. Is it true?"
この質問を最初聞いた時、友人は大変驚き、何と言っていいのか分からず、目を白黒させてしまったとか。軈て、気を取り直して、その女生徒によく聞いたところ、彼女が言いたかったのは"clapping"であって、"crapping"ではなかったことが判明しました。"clap"というのは「手を叩く、拍手する」の意味ですが、それがlとrの発音を間違えるだけで"crap"、つまり「排便する」という意味になってしまうのです。ですから、彼女は「外人の拍手の音は日本人の拍手の音と違うと聞きましたが、それは本当ですか?」と聞いたつもりだったのですが、それがトンデモナイ意味に伝わってしまったのです。

(『英語の発音がよくなる本』中経出版より)


これもジョークではありません。食料品店内の大マジメな英語のサインです(笑)。


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昔むかし、そして今

2017.10.20日

むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました。
おばあさんが川でせんたくをしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れてきました。


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時は流れて、現代。
あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいます。
おじいさんは川へお散歩に。おばあさんはプールへスイミングに行きました。
おじいさんが橋の上を歩いていると、頭の上をガーガーと鳴きながらシラサギが飛んでいきました。


IMG_1859.PNG


普段は暖かい湘南地方ですが昨日の気温は12月並みの10℃。
完全武装して出かけましたが、ピューピューという風の音がする中、冷たい雨が遠慮なしに横殴りに吹きつけてきました。
風でときどき傘が吹き飛ばされそうになるほどでした。


そんな中、現在のおじいさんは山へ芝刈りに行かず、いつものようにウォーキングをしていました。寒い中でしたが、30分も歩くと身体が芯からポカポカ温かくなってきました。
そして、おばあさんは川に洗濯には行かずに、プールへ週に1回のスイミングに行きました。
おじいさんはプールで身体を冷やすのが良くないのでリタイアしたのです。


このあと、銀行とか塾に行って、家に戻ってくると娘が映画『スノーデン』(2016年)をブルーレイで観ていました。
途中でしたが横に座ってなんとなく観ていると、オバマ大統領が出てきたりして、実話を映画化したものだとわかりました。
今から4年前、2013年に大問題になった、NSA(アメリカ国家安全保障局)の個人情報収集手口を告発して、逮捕状が出ましたがロシアに亡命した事件です。
私はニュースで知っただけだったので、スノーデンを国家の機密情報を暴露して亡命した悪党だと思っていたのですが、この映画では彼がいわば国家の悪事を暴いた正義の味方として描かれていました。
観終わってからWikipediaで「スノーデン」を検索して記事を読んだところ、映画の内容がほぼ正しいことを知り、先入観とは恐ろしいものだと思いました。
同記事には、賞歴として次のものを挙げています。
2014年1月14日、アメリカのNPO「報道の自由財団(英語版)」が取締役会の理事として迎える意向をホームページ上に発表した。翌2月からスノーデンは同理事に就任している。
2014年2月、グラスゴー大学の名誉総長に選出された。
2015年2月 エドワード・スノーデンの一連の暴露をドキュメンタリー化した映画"CitizenFour"がアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞。


毎日ウォーキングだけをしているおじいさんになってはいけないと、自分を戒めた次第です。


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ばかまじめ

2017.10.19日

松本人志のCMがクソつまらない(失礼!)。
けど、真面目な顔をしてやるところが面白い。
最近は「バイトアプリは、タウンワーク」のシリーズ。
よくあれだけ真面目な顔してふざけた役を演じられるものだ。さすがはお笑い芸人。


昨日も10800歩のウォーキングをして夕方遅くに家の近くまできたとき、私の横を郵便局の赤い車が追い越してすぐ目の前に停車しました。
見ると、少し前にやっていた「ばかまじめ」な郵便配達員を演じたCMのポスターが貼ってあります。


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ずいぶん日に焼け雨風にさらされたと見え、色があせてしまっています。
もとのポスターはこれです。


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「ばかまじめ」とは言っても、爽やかな郵便配達員を熱演していました。


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ところで、郵便局が最近大きく変わってきました。
昔、局員は本当にばかまじめな感じで、味もそっけもなくぶっきらぼうでした(ごめんなさい)。
でも、今はどこの郵便局へ行ってもたいがい笑顔で応対してくれ、愛想もいいです。
とくに私の家の近くの郵便局は本当に行くたびに幸せな気持ちになります。


つい2日前も行ってきました。今回だけではないのですが、私が投函する封書約100通に、最近出たばかりのとても美しい記念切手を見せて、これを代わって貼っておきます、と言ってくれるのです。私は嬉しくて何度もお礼を言いました。
以前だったら、料金別納のスタンプを渡して「自分で押してください」でした。


この郵便局は局長さん自身がとても腰の低い方で、こちらの気持ちをくみ取っていつもとても親切に対応してくださいます。
すると、局員さんもみんな笑顔で丁寧な態度になります。
でも、別の郵便局では局員の対応があまり良くありません。ここは局長さんも奥に座ったままで客に応対しません。


お店や会社、学校、役所や警察署など、およそトップに立つ人の気持ちがそこで働く人の接客態度になって現れるものです。
トップに立つ者は心しなければなりません。


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あなたは10:10? 9:15? それとも8:20?

2017.10.18日

「10:10」「9:15」「8:20」、なんのことかわかりますか?
そう、時計の時刻ですよね。
で、...?


18歳になった夏休みに運転免許を取るために自動車教習所に通いました。
ハンドルは「10:10」の位置で持つようにとここで教わりました。


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とっさのときにハンドル操作をしやすいようにです。
私はこれをずっと忠実に守ってきました。
しかし最近、新聞の記事で、今は教習所では「10:10」にこだわらず「9:15」や「8:20」も教えていると知りました。


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で、私は早速「9:15」と「8:20」をこれまでの「10:10」と比較しながら運転してみました。
普段はたいがい「9:15」なのですが、先週末高速道路で片道3時間運転することになり、そこで「8:20」を試してみたところ、これがなかなかいい。


これまでいつも高速道路を長時間運転すると肩凝りがひどかったのですが、「8:20」にしたところ肩に全然力が入らずとても楽で、往復走ってもまったく肩が凝らなかったのです。画期的でした。


昔、「10:10」を教えていたのは、パワステがなくハンドルを切るのに結構力がいったので、ハンドル操作をしやすいようにという理由からだったそうです。
でも、今やパワステ以外の車などなく、停車していてもハンドルが軽く切れるようになったので、「10:10」の位置で持つ必要性がなくなったというわけです。


話題は変わりますが、今の車のターンシグナルランプはほとんど音が聞こえなくなって上品になりました(笑)。
昔のは「カッチン、カッチン」と、とても大きな音を立ててうるさいぐらいでした。
もっと昔のでこんなのもありました。


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これは初代トヨペットクラウンで、観音開きのドアの間のセンターピラーからオレンジ色の羽根が横に飛び出していたのです。
今では考えられません。
私が10歳ぐらいの頃、母方の叔母がアメリカ人と結婚していて、毎年夏休みはそこで過ごしていました。
叔父が乗っていたオールズモビルはパワステ、パワーウィンドウがすでについていて、ワイパーは間欠式ではなく車速に応じて自動的にスピードが変わっていました。
当時、外車は珍しく、どこに行っても人々がこの車を見に集まってきました。下の写真は同型ですが色は白黒のツートンカラーでまるでパトカーのようでした。
上のクラウンとちょっと似ていてまるで親子のようです。(ちなみに、トヨペットはアメリカで Toy Pet と呼ばれていたそうです)


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また、時代とともに運転者の間で使われる合図の方法も変わってきました。
対向車が右折しようとしているとき、ヘッドライトをチカチカとつけて、「お先にどうぞ」と合図しますが、昔は「自分はこのまま直進するぞ、割り込むな」というサインでした。
そのため、両者が共存した頃はサインの意味を誤解して事故が起きることがしばしばありました。


昔、車についてなかったハザードランプも最近ではいろいろな場でとても役立っています。
出た当初は事故などの危険を知らせるサインでしたが、今では「前方渋滞あり、スピード落とせ」「譲ってくれてありがとう」「今から駐車場にとめます、ご迷惑をおかけします」「バックします」「一時停車中」「車を牽引中」等々。
これも音が聞こえないので、うっかりすると停車から発車したあとスイッチを切るのを忘れていることもあります。


つい先日ご紹介した「たとえ可能性がどんなに低くても」のテスラモーターズ社会長のイーロン・マスク氏など、今年中には自動運転でアメリカの西海岸から東海岸まで走行できるようになると断言までしています。
AI導入によるここ数年の技術の進歩には目を見張ります。
最近問題になっている「あおり運転」や急な割り込みなどもAIにより自動的に制御され、事故も激減することでしょう。
この自動運転が普及する頃、今の子どもたちはきっと「昔の車にはハンドルがあって10:10、9:15、8:20などの持ち方があったんだよ」と言い、ちょうどセンターピラーから横に飛び出した方向指示器のように大昔の語り草のようになってしまうのでしょうね。


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器の大きい人 小さい人

2017.10.17日

「器の大きいリーダー」「あの人は器が大きい」「器が小さい」などとよく言います。
「器」とは文字どおり「容器」「入れ物」のことです。


そこから発展して、人の才能や器量、度量、心の大きさなどを指して言うようになりました。
社会ではもちろん器の大きい人が求められます。
器の大きい人は、能力があり、いい仕事ができ、人間関係も上手く、出世するし、また社会にも役立ちますし、会社や国のリーダーにもなります。


でも、よく考えてみると世の中、器の大きい人ばかりではありません。
子どもでも、たとえば今注目の将棋の藤井四段のような器の大きい子もいれば、大人でも器の小さい人がいます。それは、持って生まれた遺伝的な要素もあるでしょうし、また育った環境にもよるでしょう。
いずれにせよ、器の大きい人も小さい人もいるという事実をまず認識することが必要です。


最近相次ぐ車の運転手による暴力行為やそれが引き起こした非常に残忍な事故、事件。
「注意されてむかついた」「追い越されて頭にきた」等々。
そんなこと、本当はどうでもいいようなことではありませんか。こんなことで自分が怪我しても損ですし、人を怪我させたり、死なせたりして犯罪者になったら一生を棒に振ることになります。


私も後続車にあおられたり、高速道路で目の前に割り込まれたりして怖い思いをしたことが何度かあります。
このようなとき、この人は「器が小さいんだ」と思って相手にしないことにしています。
つられてこちらまで怒ってしまったら、自分のほうが器が小さいことになります。


親が子どもに接するとき、あるいは会社で上司が部下に、学校で教師が生徒に接するとき、一般的には長く生きてきて、より多くの様々な経験を積んできた人の方が器は大きいものです。もちろん逆のケースもありますが。
しかしいずれにせよ、器の大きい人が器の小さい人を見ると、当然ことながら器の小さい人はまだ様々な面で欠けがあるわけです。
すると、ついつい欠けが目について、注意したり、叱ったり、時には頭にきて怒ったりすることもあります。


昔、最初にお世話になった税理士さんは、本を何冊か書いていて講演会などもたびたび開いている実力者でした。
あるとき素人なので小さなことでミスをしたところこっぴどく怒られ、さらに始末書まで書かされました。
その後、その方の事務所を訪れたとき、私の目の前で部下を大声で怒鳴りつけ、罵倒していました。
それを見て私はすぐに契約を解除して別の税理士に替わりました。私の信頼を失ったのです。
おそらく、その税理士さんは誰に対してもそのような態度だったのでしょう。数年後、その税理士事務所はつぶれていました。
器の小さい税理士さんでした。


「大きい器」に当たる英語は、
tolerant (忍耐強い)
accepting(包容力のある人)
generous(寛大な)
などと言います。


すなわち、器の大きい人は必ずしも特定の能力のあるなしだけでなく、「入れ物が大きい」わけですから、忍耐強く、温かく包み込むような、寛大な人なのです。
親が子どもに接するときも気をつけないと、大声で怒鳴ったり、怒ってばかりいたら、子どもから「お母さん(お父さん)は気が短いな(=器が小さい)」と思われているかもしれません。ひょっとしたら、子どものほうが器が大きいということもあり得ます。


夫婦間のトラブル、仲たがいも最初はほんのちょっとしたことなのですが、そこにばかり目をやっていると、積もり積もって爆発して大ゲンカになったりするものです。
このようなときは、「この人は器が小さいんだ」と思って相手を受け入れ、自分が一歩退くことが解決の糸口となります。喧嘩というのはお互いに自分は正しい、相手が間違っていると思い込んでいるからです。
なにか言いたくなったら、深呼吸してひと呼吸おくことです。
自分の気持ちをぶっつけると、お互いに惨めな思いになるだけです。
少しでも自分が大きい器に成長するために、弱い、小さい器を包み込んであげましょう。


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「受動喫煙対策」どこまで?

2017.10.16日

昨日の読売新聞に、[医療なび・衆院選2017]「屋内は完全禁煙」世界基準 五輪・パラ控え「受動喫煙対策」どこまで?という記事が載っていました。


記事を要約すると、非喫煙者がたばこの煙を吸う「受動喫煙」による死者は国内で年間1万5000人との推計があるそうです。
国際オリンピック委員会(IOC)は2010年、世界保健機関(WHO)と「たばこのない五輪」を推進することで合意し、それ以降五輪・パラリンピックが開催された都市では、官公庁や飲食店などの屋内完全禁煙を実現しているとのこと。


厚労省案は、飲食店などは喫煙室のみ喫煙可とした上で、30平方メートル以下のバーやスナックは例外として喫煙を認めました。


国民健康・栄養調査によると、受動喫煙の機会が最も多いのが飲食店で42.2%にも上します。
禁煙化で売り上げが落ちることを恐れる飲食店の経営者は多いのですが、WHOは2009年の報告書で、レストランやバーの調査結果を分析して、「全面禁煙にしても減収はない」と結論づけているそうです。


厚労省案や自民党案はいずれも喫煙の例外を認める内容ですが、医学界は「例外のない全面禁煙」を求める声が主流だ、といいます。


米カリフォルニア大が職場やレストラン、居酒屋を全面禁煙にした世界各地の研究を分析したところ、呼吸器の病気にかかる危険性が24%、狭心症や突然の心停止は39%、心筋梗塞(こうそく)などは15%下がることがわかったそうですが、職場に限った禁煙の効果は限定的だったとのこと。


日本内科学会や日本循環器学会など25学会が参加する「禁煙推進学術ネットワーク」も2月、こうした結果を踏まえて「部分的規制や分煙では効果が期待できない」として、「面積基準による例外や喫煙室の設置等の分煙は認めるべきではない」と声明を発表しました。
WHOは「公共の場所」を病院、大学、飲食店など8種類に分類し、国の法律等で全面禁煙になっている場所がいくつあるかでランク付けしていますが、日本は現在、中国などと並び、最低ランクに位置するというショッキングな結果。


つい先日、「受動喫煙」について書いたばかりですが、受動喫煙撲滅は世界的潮流です。
「2020年東京オリンピックのために」とか「税収」、「飲食店の売り上げに影響」などといったちっぽけな理由のためではなく、上の記事に書かれているようにもっと大所高所から受動喫煙撲滅に取り組まなければならないと思っています。
日本も世界基準を目指し、すべての人のために国を挙げて取り組んでもらいたいものです。


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棚からぼたもち

2017.10.15日

"The amount of good luck coming your way depends on your willingness to act."
--Barbara Sher – Author
「あなたにやってくる幸運は、あなたが自ら進んで行おうとする意志にかかっている」
--バーバラ・シャー、作家
(訳 舟田譲二)


「棚からぼたもち」は落ちてきません。
こんなことは子どもでも知っています。
しかしどういうわけか、私たちは無意識のうちに「棚からぼたもち」が落ちてくるのを期待するものです。


「パチンコで1日に最高8万円稼いだ」とある人が言っていました。
それじゃ、パチンコでよほど稼いでいるんだねと尋ねたところ、全体では大きく負け越しているという返事。
一度勝つと味をしめ、負けると負けを取り戻そうとしてどんどんつぎ込み、いつの間にかハマっている、という依存症の仕組みです。


小〜中規模のパチンコ店で年間数千万から数億円の粗利が出ているそうです。ということは当然のことながら、一部のプロを除いて大半の人はパチンコ店にお金を貢いでいるという計算になります。
店の入口近くに陣取って玉を入れた箱をたくさん積み上げている人はプロで、いわば店のサクラです。
棚からぼたもちはやっぱり落ちてきません。


一方、年老いた母親の老後の世話を一生懸命やってきたひとりの女性がいます。
この人は、真夏の暑い日も、風が吹く真冬の寒い日も雨の日も、歩けなくなったお母さんを車椅子に乗せて家から1.4キロも離れた病院へ診察やリハビリに毎日のように連れて行っていました。
病院の横にある花壇に咲く季節の綺麗な花を見ながら、いつもお母さんと語り合っていました。


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ある日、娘はいつものように痩せ細ったお母さんを膝の上で抱いて話しかけていました。そのうちにお母さんは子守唄を聞いているように眠ってしまいました。お母さんをベッドに移そうとしたら、お母さんはすでに天国へ旅立っていました。
葬儀屋さんが言っていたそうです。
「自分の家で、こんな幸せな死に方ができる人なんて今どきめったにいない」と。


車椅子を押して病院に通ったのは本当に大変だったけど、今になって考えればとってもいい思い出だ、とこの人は幸せを噛み締めています。
自ら進んで力を尽くしてお母さんの介護をしてきたことが、結果として今の幸福につながっているのです。
幸運はこのような人のところにやってくるのです。


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原因と結果は事実の両面

2017.10.14日

"Cause and effect are two sides of one fact."
--Ralph Waldo Emerson, philosopher, author, poet, essayist
「原因と結果は事実の両面だ」
--ラルフ・ウォルド・エマソン
哲学者、作家、詩人、エッセイスト
(訳 舟田譲二)


「同じコインの裏表」とよく言いますが、ここでエマソンが言っているのも同じような意味です。
物事にはすべて原因があって結果がある。
私たちの目に見える結果には必ず原因がある。
これが「事実の両面」という意味です。
ときに私たちには理解できないような結果に遭遇することがあります。
しかし、それは私たちの知恵に限りがあるからで、たとえ目に見えなくても必ず原因があります。


善因善果、悪因悪果。
聖書にはこのことがたくさん教えられています。


A man reaps what he sows. (Galatians 6:7-8 )
「人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります」 (ガラテヤ人への手紙6:7−8)


They that sow in tears shall reap in joy. (Psalms 126:5)
「涙と共に種を蒔く者は、喜びの歌と共に刈り入れる」 (詩編 126:5 )


Whoever sows sparingly will also reap sparingly, and whoever sows generously will also reap generously. (2 Corinthians 9:6)
「少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります」 (コリント人への手紙II9:6)


私は小学校のとき、大きくなったら英語が話せるようになりたい、と思ってとにかく単語をたくさん覚えました。
中学時代は、リンガフォンという当時非常に高価だった英会話レコード教材を父に頼んで飼ってもらいました。そして擦り切れるほど何度も繰り返し繰り返し聞き、アメリカ人の発音と同じように発音できるようになるまで練習しました。
大学時代は、キャンパスで出会った外国人講師とはみんな親しくなり、毎週家に遊びに行き、家に泊めてもらったり、一緒に食事に行ったり、旅行に行ったりして英語を使う機会をいっぱい作りました。
その結果、大学卒業後アメリカに留学したときには、アメリカ人からアメリカ生まれの日系人と間違えられました。


たくさんよい種を蒔くとたくさんよい刈り取りができるのです。
その逆に、悪い種を蒔くと悪い刈り取りをしなければならなくなります。


アル中になろうとか、ニコチン中毒になろうと思って酒やタバコを始める人はまずいません。
最初は好奇心から始めたり、かっこよさを求めて始め、初めのうちはおいしくないのですが、繰り返しているうちにハマってしまいます。そのうちにやめられなくなる。これが依存症の恐ろしいところです。
酒が大好きだった俳優の石原裕次郎は肝細胞がんで死亡。タバコが大好きだったニュースキャスターの筑紫哲也さんは肺がんで死亡。やはり蒔いた種を刈り取ることになりました。


同じ種を蒔くなら、よい種を蒔いてよい刈り取りをしたいと思いませんか?
普段からいろいろなところでよい種をいっぱい蒔いておきましょう。
結果は...お楽しみです。


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ストイックな、あまりにもストイックな

2017.10.13日

"A gem cannot be polished without friction, nor a man perfected without trials."
--Seneca, poet, philosopher
「宝石は擦(こす)らなければ磨かれない。同様に人も試練に遭わなければ完成されない」
--セネカ、詩人・哲学者
(訳 舟田譲二)


最近よく耳にする「ストイック」という言葉。
日本でストイックと言えば、マルチタレントの片岡鶴太郎さん。
声帯模写、お笑いタレントから始まり、その後幅をどんどん広げていき、俳優、司会者、歌手、プロボクサー、アーティスト(挿絵、水墨画、陶芸など)、書家、インド政府公認ヨガインストラクター等々。いずれもプロの腕前です。
ヨガで注目を集めたときには、背中にくっつくほどお腹をぺったんこにへこませ、まるで骨皮筋衛門のような姿。かつて65キロあった体重が現在は43キロという。


「ストイック」という言葉は、紀元前3世紀のゼノンに始まったヘレニズム(ギリシャ)哲学で、小セネカやエピクテトス、マルクス・アウレリウスなどの哲学者のことをストア学派というところから「ストア派のような」という意味から生まれました。
現在は「ストイック」を「克己禁欲主義・厳粛主義」という意味で捉え、一般的には「自分に厳しく欲望に流されない人」や「禁欲的」な人のことを言います。


ストア学派の哲学は、宇宙論的決定論と人間の自由意思との関係や、自然と一致する意志を維持することが道徳的なことであるという教説で、哲学を生活の方法として表し、個々人の哲学を最もよく示すものは口で語ることよりも行動であると説きました。


私自身は決して自分のことを禁欲的とか厳粛主義とは思いませんし、もちろん片岡鶴太郎さんには遠く及びませんが、妻に言わせれば私もこのようなタイプらしいです。
元来生真面目な性格だったのが、年を取るにつれてその傾向がさらに強まってきたようです。
どうもそれが原因で、現在の自律神経の乱れや低体温症(正常体温より1度以上低い)、睡眠障害、繊維筋痛症などを患っているようです。今から考えると数年前のひどい体調不良もこのせいだと思われます。


私の場合、どのような点がストイックなのかと言えば、ストア派哲学と非常に波長が合い、これまでもこのブログで度々哲学者の名言を引用してきましたし、学んだことは即実践するようにしています。
たとえば毎日のウォーキング。
1万歩以上歩くと決めたら、体調が悪くない限りはたとえ疲れていても、眠くても、暑いさなかでも寒くても、早朝や深夜でもウォーキングに出かけます。
ブログもこの9年間、ほぼ毎日書き続けています。その多くはストイックな内容です。
英語をマスターしようと思ったら納得いくまで徹底的に勉強しました。
リスニング力をつけるために、英語のレコードやテープ、CDを1万時間以上聴きました。
アメリカ人と同じ発音ができるまで練習しました。
大学生になるまで勉強が大嫌いでしたが、勉強にハマると、今度は勉強の楽しさを人に伝えたくて教師になりました。


聖書に書かれていることが真理だと知ったら神学校に行き、牧師になりました。
聖書を読んでいて疑問に思ったことは原点のギリシャ語に戻り、辞書を引いて調べます。
そのため、昔学んだギリシャ語を最近また一から勉強し直しています。


体に良くないと知ったら、好きだったアイスクリームやクッキー、チョコレート、ケーキ類など砂糖の入ったものは一切食べなくなりました。
白米が良くないと知ったら玄米食に変えました。
テレビでやっている健康番組を見て学んだ健康食はなんでもすぐに実践します。
ぬか漬けがいいと知ったら早速いりぬかを買ってきて漬け物作りにチャレンジしました。失敗しましたが、めげずにまた来週から再チャレンジします。


4か月前に書いた記事、「そんなバナナ」でも紹介しましたが、バナナが健康にいいと知ったらそれ以来欠かさずバナナを食べています。なくなる前に必ず近所の青空市場へ買いに行きます。


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(ひと房に14本もついていてたったの195円)


ヨーグルトにバナナが合うと思ったら、即実践。ヨーグルトの中には相性がいいといわれる蜂蜜やチアシードを入れ、さらに体温を高めるというシナモンや抗酸化作用がある高単位のビタミンCの粉末、そして『繊維筋痛症』の本の著者が勧めるエネルギー源 D-Ribose Powder をアメリカから取り寄せてヨーグルトに入れて食べています。


先日『たけしの家庭の医学』で見た内臓脂肪を減らす海藻アカモクもすぐに近所の魚屋さんにお願いして取り寄せてもらい、早速毎日美味しくいただいています。
赤味噌の味噌汁、その中には温野菜や煮干しをぎっしり入れていただいています。
納豆は毎日2パック、いわし、さんま、さばなどの青魚もよく食べます。
このほか体や頭に良いといわれることは何でもします。


生徒に教えるときには全身全霊を注ぎ込みます。
人のためには自分を犠牲にしてでも時間とエネルギーをつぎ込みます。
正義を愛し、悪を憎みます(スーパーマンみたい 笑)。


ストイックな、あまりにもストイックな私です。
妻に言わせればもう少しちゃらんぽらん(ルーズ)になったらもっと健康になるだろうと。


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成功と失敗

2017.10.12日

"Success is not final, failure is not fatal: it is the courage to continue that counts."
--Winston Churchill – 1874-1965, British Prime Minister
「成功は最終目的地ではないし、失敗は致命傷でもない。大切なのは継続する勇気だ」
--ウィンストン・チャーチル、英国元首相


ウィンストン・チャーチルと言えば、イギリスを代表する元首相。
イギリスでは現在でもチャーチル人気は高く、2002年にBBCが行った「100名の最も偉大な英国人」の世論調査では1位になったという。
世界のCEOが選んだ尊敬するリーダー」ランキングで1位になったのもウィンストン・チャーチル。
2016年には英国初のプラスチック製の5ポンド紙幣に彼の肖像が使用されたほど。


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私たちのイメージとして、チャーチルは成功者です。
しかし、彼は幼少時代から勉強が大嫌い。吃音(どもり)で言葉もはっきり話すことができませんでした。
小学生時代、成績は全教科で最下位。クラスメイトからも嫌われるという問題児で、品行不良で校長からはよく鞭打ちに処されたそうです。
中学校の入試もほとんどできず、ラテン語の試験では氏名記入欄以外は白紙だったといいます。
それで勉強しなくていい、名もない高校に進学し、そこで英語、古典、図画、フランス語、作文の勉強に力を入れました。


その後軍人になり次々といくつもの戦争を経験しますが、どこでも失敗ばかり。
軍人兼ジャーナリスト兼作家として働いていた時期もあります。


26歳にして方針転換し政治家に。
しかし政治家になってからも、何度も落選したりします。
浪人時代には大量の読書をしたり、絵を描いたりしていました。
この当時に描かれた絵が、20世紀の天才画家ピカソが「チャーチルは画家を職業にしても、十分食っていかれただろう」と評価したほどで、今日でも高額で売買されています。
チャーチルは失敗にめげず、やがて政界に復帰して海軍大臣、軍需大臣、植民地大臣、財務大臣など、主要な閣僚ポストを歴任することになります。しかし、そこでも失敗し、罷免されたりもします。


チャーチルの言うように、「成功」だけを目標にしていると「失敗」は致命傷だと思いやすいものです。
しかし、彼は学生時代から大人になっても、何度も何度も失敗を繰り返しながら、つねに継続する勇気を持ち合わせていました。
その結果、ついに65歳にして首相の座に着きます。
5年間務めたあと解散総選挙で下野。
このとき、全6巻の『第二次世界大戦』の著し、これでのちにノーベル文学賞を得ています。
6年ぶりに首相に返り咲くことになったチャーチルですが、すでに77歳になっており、しばしば心臓発作を起こすなど健康と言える状態ではありませんでした。
それでも80歳で首相の座を降りてからも81歳、85歳の総選挙で当選を果たして庶民院議員を務め続けました。


日曜画家で描いた絵が高く評価され、また英語と作文の勉強に力を入れ、5000冊を超える読書をしたのが、軍人兼ジャーナリスト兼作家、そしてノーベル文学賞受賞につながり、戦争で体験したことがのちに政治家として第二次世界大戦で大役を果たすことにつながりました。

まさに、
「成功は最終目的地ではないし、失敗は致命傷ではない。大切なのは継続する勇気だ」
の名言どおりに生きた人物です。


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たとえ可能性がどんなに低くても

2017.10.11日

"When something is important enough, you do it even if the odds are not in your favor. "
--Elon Musk, Entrepreneur, engineer, inventor, and investor
「なにかがとても大切だと思ったら、たとえ可能性が低くてもそれに賭けてやってみるべきだ」
--イーロン・マスク、起業家、技術者、発明家、投資家
(訳 舟田譲二)


イーロン・マスクの略歴
南アフリカ共和国プレトリア出身のアメリカの経営者。電気自動車メーカーのテスラモーターズ会長。
10歳のときにプログラミングを独学し、12歳で商業ソフトウェア「Blaster」を制作販売する。
高校卒業後カナダに渡り、農場や製材所、銀行のコンピューター部門などで働いたのち、アメリカのペンシルベニア大学ウォートン・スクールで学位を取得。その後、オンラインコンテンツ出版ソフトメーカー「zip2」を兄弟とともに創業。同社をコンパックに売却し多額の資金を得る。
その後、PayPalの前身のひとつX.com、宇宙航空会社スペースXなどを創業。


イーロン・マスク氏は、まさに冒頭の言葉を自分の人生で実践している人です。
下にご紹介するTEDで、マスク氏は私たちが想像もしなかった奇想天外なこと、超近未来(今年中、あるいは2〜3年以内)を大胆に予測し、それに向けて着々と計画を進め、実験を繰り返し、実現させようとしています。本当にすごい人物です。
たとえ可能性がどんなに低くても、やってみなければ明るい未来は開けないのです。
彼から教えられることがたくさんあります。私たちも大きなビジョンを持って、どんどんチャレンジしていきたいものです。
(動画の右下にある四角いマークをクリックしてJapaneseを選択すると日本語の字幕が出ます)



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スニッファー

2017.10.10日
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ちょうど1年前にNHKで放映されていたシリーズ 土曜ドラマ『スニッファー』。
(10分間のPR動画はこちらから)


原作「The Sniffer」は、2013年にウクライナで制作された、世界的な大ヒットドラマ。ロシアでは過去5年のドラマの中でNo.1視聴率を獲得し、海外テレビドラマ祭で数々の賞を受賞。すでに60か国以上が放映権を取得、世界に先駆け日本でリメイクされる!


特殊な重要犯罪にだけ、事件解決のコンサルタントとして呼ばれる男がいる。その名は華岡信一郎。別名“スニッファー(匂いを嗅ぐ人)”。人並み外れた鋭敏な嗅覚を持つ彼が、ひと嗅ぎすれば犯罪はもちろんのこと、全てのナゾを暴いてしまう…。


「NHKドラマ、スニッファー最高でした。阿部寛のはまり役のドラマでした。サスペンスかと思えばコミカルでセンス抜群でした。全編傑作でした。スニッファーの続編、スニッファー2を切にお願いします」(掲示板から)
(以上、NHKウェブサイトの番組案内より)


私も上の掲示板に投稿した人とまったく同感で、毎回本当に楽しく観ました。
じつは、私もちょっとオーバーに言えば「スニッファー」(笑)で、とても共感を覚えたのです。
子どもの頃から嗅覚が結構鋭く、代わりに視力はとても弱い。もちろん犬には遠く及びませんが(当たり前!)。


8〜9歳ぐらいの頃、親戚の家や友達の家に行くと、その家独特のにおいがあることに気づきました。
そして、今でもそのときの一軒一軒のにおいを覚えています。当時の家はもうありませんが、もし今それらの家に目隠しされて連れて行かれたら言い当てる自信があるほどす。
また、当時父が吸っていた「ハイライト」と祖父が吸っていた「いこい」、アメリカ人の叔父が吸っていた "Salem" (セイラム)のにおいも嗅ぎ分けることができました。


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一昨日の記事、「受動喫煙」の記事を読んだひとりの方が、「煙草にも実は、臭(くさ)い臭(にお)いと良い(?)匂(にお)いがありますよ。と言うか、少なくとも臭くない匂いですね」と書いてこられ、それを見て子どもの頃のことを思い出した次第です。
当時、私は大好きな父や祖父、そして叔父の吸うタバコのにおいをドラマの中のスニッファーのように鼻の穴を大きく開けて「スウーッ」と嗅いでいたのです。そして、それらを「いい匂い!」と思っていました。
ところが、不思議なことに父が禁煙をして吸わなくなった途端に、タバコのにおいが大嫌いになりました(「地震、雷、火事、親父」)。
どのタバコもみんな同じくさい「臭い」に変わったのです。これは禁煙した人もよく言うことです。


私は今、自律神経の乱れから睡眠障害や繊維筋痛症を患っていて、さらに化学物質過敏症になって嗅覚異状も起きているようです。
とくにタバコの臭いには異常なほど敏感で、タバコを吸っている人とすれ違うときには息を止めるぐらいです。受動喫煙が子どもや非喫煙者に健康上絶対に良くないと断言することができます。


嗅覚異状の結果、普通の人ならにおわないようなにおいまで敏感に感じ取ってしまうのです。
たとえば、ウォーキングしているとき、その日ごとに異なる自然の緑の匂いから、すれ違う女性の香水や化粧品の匂い、街のにおい、食品や店のにおいなどもそうです。
ひょっとして訓練したら、スニッファーのようにタバコの銘柄や化粧品のメーカー、ポーラ・資生堂・カネボウ・ドモホルンリンクルなども嗅ぎ分けることができるようになるのかもしれません(笑)。
でも嫌です。スニッファーになりたくありません。そんなに敏感になったら、それこそ生きていくのが本当に大変になってしまいます。


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貴重な映像

2017.10.09日

私の日課であるウォーキングのコースでいつも見かけるシラサギの大集団がねぐらにしている金目川の中洲。
夕方うす暗くなり始めると、あちらこちらから8〜10羽ぐらいの集団がここに戻ってきて、あるものは直接木の上にとまっておねんねの準備、他のものは川の中に舞い降りて寝る前の腹ごしらえ。
(画像をクリックすると拡大されます)


IMG_1677.JPG IMG_1701.JPG


秋晴れの気持ちいいお天気でウォーキングしていたら、通りかかったその支川である近所の河内川で偶然出くわした光景。
一羽のシラサギが餌を求めて川の中を歩いていました。
突如飛び上がり、水面すれすれのところを飛び回っていたかと思った次の瞬間、餌の小魚を見つけダイビングキャッチ。
「お見事!」
川に降り立ち、くちばしに加えていたかと思うとあっという間に「ごっくん」と丸のみ。
すぐ近くのいつものねぐらに帰る前にこのシラサギくんはここで腹ごしらえをしていたのです。


その瞬間を映像に撮りそこねたので、iPhoneのカメラをビデオモードにしてシラサギくんの動きを追っていました。
結構長い時間。
そしたら、先ほどと同じように飛び上がりました。
チャンス到来!
ビデオのスイッチを入れました。



ところが、残念!
今度は何度飛び回っても一匹も餌を捕れません。
かわいそうなシラサギくん。
「生きていくのはみんな大変なんだなぁ」
で、しばらく足を止めてカメラで追い続けていたジョージくんも残念。
ということで、今回は「撮れなかった貴重な映像」でした。


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受動喫煙

2017.10.08日

去る10月5日、「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」が賛成多数で可決、成立しました。家庭内での受動喫煙防止が柱で、施行は来年4月。国に先行して受動喫煙対策に取り組むことになりました。


8年前の記事、「嫌煙権と喫煙権」を読んでくださった、『STOP受動喫煙新聞』(社団法人 受動喫煙撲滅機構発行)の編集長が、この記事を同紙に転載させて欲しいと言ってこられました(「嫌煙権と喫煙権 2」


公益社団法人 受動喫煙撲滅機構の理念は、


「禁煙・喫煙は人を意識した生活習慣やマナーであり、この点での議論はプライバシーの扱いを常に巻き込んでしまうきらいがあります。タバコが健康に重大な被害を与えるという事実も、人によってその認識に大きな差が生じています。


ところで、受動喫煙を撲滅するという概念は、タバコを吸う人を対象にしたものではなく、 受動喫煙というモノに対峠した思考です。


そこには、タバコの煙を人に吸わせることを絶対に無くそうという極めてシンプルな結論があり、タバコを巡る多くの議論はすべて置いておくという潔さがあります。ここでの着眼点は、ある人が喫煙者であるとか、今まさにタバコを吸っているとか、また、その場所が喫煙所であるとか禁煙所であるかは、論点にしないことです。


吸っている人が、その人以外の誰かにタバコの煙を吸わせないことを常に意識し、また、皆がそうした場を作っていく為に努力し、その方針をすべての人が共有するところに唯一の目的があります。「タバコの煙を吸うことが嫌である」という「ある人」の自然な気持ちは、誰もが絶対に否定できない真理ではないでしょうか。その気持ちをしっかり受け止めて、その人にタバコの煙を吸わせないという意志を皆が持つことは、人としての思いやりの心に他なりません。


受動喫煙撲滅は、まさに人間の、日本人の思いやりの心を育んでいこうという活動なのです。
受け入れる議論の余地のない問題(モノ)だから、撲滅させよう」


この受動喫煙撲滅運動は正しい方向性だと思います。
少し前のことですが、レストランで赤ちゃん連れのママ友3人がペチャクチャ、キャーキャー大声で話していました。
うるさいな、と思ってそちらの方をチラリと見た瞬間、私は背筋が凍る思いをしました。
ヤンママのうちのひとりが、笑いながら自分の赤ちゃんに向かってタバコの煙を吹きかけているのです。


受動喫煙撲滅は成人非喫煙者を含むすべての人が対象となりますが、とくに赤ちゃんや幼い子どもは自分たちの意志や力で受動喫煙を防ぐことができないので条例化する必要があります。
東京都の受動喫煙防止条例の目的は、「子どもの生命及び健康を受動喫煙の悪影響から保護するための措置を講ずることにより、子どもの心身の健やかな成長に寄与するとともに、現在及び将来の都民の健康で快適な生活の維持を図ること」にあると明記されています。
条例では、喫煙者は「家庭内の同室だけでなく、子どもが同乗する自動車内でも喫煙しないよう努めなければならない。公共の施設だけでなく、分煙が十分でない飲食店などには、立ち入らせないこと」も盛り込まれました。
「罰則もない、監視もできないという内容で条例にしても意味がない」と言っている人もいるようですが、親は自分の子どものために、また喫煙者は日本の将来を担う未成年者のために、努力義務を超えて自ら積極的に受動喫煙をさせない決意をすべきだと私は思います。
子どもを受動喫煙から守る運動が全国に広がっていくことを心から願うものです。


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人の魅力は...

2017.10.07日

昨日の記事、「障がい」に対して、ひとりの方が次のように書いてこられました。
「障害者です。別に何の抵抗もありません。と言うか、自分を障害者とも思ってないんですけどね。challenged、ですから」


2日前の10月5日付読売新聞14面 「人生案内」に次のような相談が載っていました。


相談者は30代の女性。お尻に奇形を抱えて生まれたため、自分の人生に自信が持てないと言います。
これに対して、心療内科医の回答は、
「自分の努力で変えることができない体の問題は、いくら人から気にするなと言われても、絶えず脳裏から離れないものだ」と言いつつも、奇形があるかないかで人は判断せず、人としての魅力があるかどうかだ。人としての魅力というのは、体の問題を吹き飛ばしてしまう大きなエネルギーを持っている」
というものです。


5年前に書いた記事、「自分には◯◯できない」(講演の動画あり)の中で紹介したニック・ブイチチさんは先天性四肢欠損症で両腕両足がない状態で生まれてきました。
「手足がないことで幼少期を肉体的、精神的に大きな苦労とともに成長する。その間、何度も絶望に襲われ自殺を考えた。それを思いとどまったのは両親の愛と両親への感謝からであった。
自分自身の世話をすべて自分で行い、水泳、サーフィン、ボート、魚釣りなどありとあらゆるレジャーを楽しみ、2012年には日本人女性と結婚した。現在2児の父」
(Wikipediaより一部抜粋)


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障がい

2017.10.06日

「障がい」という言葉はとてもデリケートです。
新聞やテレビなどメディアでは「障害」という感じが使われていますが、「害」という字に「災害」「害虫」「災い」のような否定的な意味合いが含まれているため、最近では「障がい」とひらがなを使っているケースも多いです。


このブログで「障がい」という言葉が使われている記事を検索したところ、80ほどありました。そのいずれも、障がいを肯定的にとらえています。
以前「Yes, I can !」という記事の中であまりにも感動した動画を紹介したとき、次のような言葉を書き添えました。
"Yes, I can !"
「そう、私にもできる!」
とても励まされ、勇気づけられます。
「障がい」という言葉を「個性」「才能」と変えなければなりません。

すると、この記事と動画を見たひとりの方から、「障害を軽々しく個性、才能などと言わないでください」と抗議のメールが届きました。
私はその動画を初めて見たとき鳥肌がたつほど感動し、そのときの気持ちを正直に書いたのですが、その方にとっては「障がい」を「個性、才能」といった言葉で表してほしくないご事情があったのでしょう。


「障害」も「障がい」も言葉自体にはなんら差別的な意味合いは含んでいませんが、使う人の気持ちや状況によってはそのように受け取られることもあり、気をつけなければなりません。
その反面、「障害」という言葉が昔よりも日常生活の中でよく使われるようになり、一般の人々の間でわりと素直に受け取られるようになってきている事実もあります。
たとえば、電車やバスの中に書いてある「障害者、お年寄り、妊婦の方に席をゆずりましょう」という標語によって、最近では当たり前のようにマナーとして守られるようになってきました。
また、パラリンピックはオリンピックに劣らず人々に大きな感動を与えます。


日本語の「障がい」と似たような意味合いの英語の言葉は disabled 〔ディスエイブルド〕ですが、英語ではとても肯定的な言い回しで表現されることが多くあります。
differently talented〔ディファレントリタレンテッド〕, differently gifted 〔ディファレントリギフテッド〕(異なった賜物が与えられている人)、differently abled〔ディファレントリエイブルド〕(異なった能力を持っている人)、challenged〔チャレンジド〕(神様から与えられた困難に立ち向かっている人)などです。日本語にもこのような意味合いの言葉が生まれればいいのですが。「挑戦者」はちょっとオーバーすぎるような感じがしますが。


ブログで私がこれまでご紹介してきたのはみんなこのような人たちで、とても大きな励ましを受けます。
今日、ご紹介する下の人もそのひとりです。家族や周りの人の愛がとても大切だと教えられます。



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「満足」と「不満」の分かれ目

2017.10.05日

"Abundance is not something we acquire. It is something we tune into."
--Wayne Dyer – 1940-2015, Author and Speaker
「豊かさとは手に入れるものにあるのではなく、目を注ぐものにある」
--ウェイン・ダイア、作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


ほとんどの人は豊かになりたいと思います。
「豊かになる必要はない」と言いつつも、美味しいものや栄養あるものを食べたいし、少しでもいい服を着たい。旅行に行きたい。友達に会いに行きたい。病気にかかったら医者にかかりたい、薬も服みたい。健康になるために運動をしたいし、運動するためにはスニーカーやさまざまな用具も必要。
豊かでなければこれらしたいことや必要なこともできなくなります。


そして、普通「豊か」というとき、私たちは無意識のうちに「物」や「お金」を頭に浮かべます。
豊かになること自体はなにも悪いことではありません。
ひもじい思いをしたり、貧しい生活をして心が折れるよりも、豊かなほうがいいに決まっています。
しかし、それでは「物」や「お金」があることイコール「豊か」かというと、そうではないと私たちは直感的に知っています。


3日前(アメリカ現地時間では10月1日)、ラスベガスで起きた悲惨な銃乱射事件の容疑者は、弟の話によると「ただポーカー・ゲームをして、船旅に出かけて、タコ・ベルでブリートを食べてるだけの人」と、ごく普通の人物。
元会計士で裕福な年金生活者が多く住む新興住宅地の2階建て一軒家で暮らしていた。不動産投資で巨額の利益を得ていて、事件前の数日は数万ドルギャンブルに使い、最近数週間で少なくとも16万ドル(約1800万円)を稼いでいた。さらにフィリピンにいる交際相手の女性には10万ドル(約1100万円)を送金していたという。また、小型飛行機の操縦免許をもち、小型機を2機所有していた。
一般的な基準から言うと非常に「豊か」な生活を送っていたことになります。


ところが、彼はおそらく自分の「持っているもの」には目を向けず、何かはわかりませんが「持っていないもの」「欠けているもの」、すなわち「不満」にばかり目をやっていて、それが引き金になって爆発して、社会を逆恨みし、自殺する前にひとりでも多くの人を道ずれにして社会に報復しようと考えたのではないか、と私は推察しています。
テロリストや殺人者など凶悪犯罪を犯す人物というのは、たいがいこのようなタイプの人です。


もし、この容疑者が手元にあるもの、「持っているもの」に目を注いでそれで満足していたなら、「持っていないもの」「不満」など目に入らなかったでしょうし、このような恐ろしい事件を起こすこともなかったことでしょう。


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よく言われるように、グラスの中に入っている半分の水を見て、「半分もある」と思うか「半分しかない」と思うか、それだけで同じ半分の水が「満足」になるか、「不満」になるかなのです。
人生とはまさにこのような考え方の選択の連続です。


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ラムネの原点

2017.10.04日

3日前の記事、「i'm lovin' it」はマクドナルドのテレビCMのキャッチコピーですが、じつはこの発音が英語学習上とても大切で、あの「ラムネ」の発音の原点でもあるのです。


第19講 「lovin' it の発音」


「英語をネイティブのように発音したかったら」の中でも取り上げましたが、英語の語尾の -ng の発音は young における日本語式の〔ヤング〕ではありません。発音記号では【jʌ'ŋ】と書き、〔ヤンく゚〕のようにカ行の鼻濁音〔く゚〕と発音します。最後に〔グ〕をつけてはだめなのです。
ですから、loving は【lʌ'viŋ】〔らヴィンく゚〕です。(〔ら〕のひらがな表記は便宜上英語のLの音を表しています)


ところが、マクドナルドのCMでは loving ではなく lovin' と書いてあります。会話を文字化するとき、loving を短縮形の lovin' でよく表します。
"i'm lovin' it" 「マックだ〜い好き中」のような会話調の雰囲気を出しているのです。
さて、この lovin' の発音も loving 同様【lʌ'vi'ŋ】〔らヴィンく゚〕です。
そして、あとに it がついているので、 lovin' it【lʌ'viŋət】〔らヴィンけ゚(ット)〕のようになります。
この場合のあいまい母音【ə】は日本語の〔ア〕の音ではなく、そのスペリングによって弱い【ɑ】【e】【i】のように聞こえます。
(例: animal【ǽnəməl】 、ceremony【sérəmòuni|-mə】 、possible【pɑ'səbl】 )


日本のテレビCMでは「アイム ラビニ」のように言っています(最近は、ララララッラーのようなメロディに変わっていますが)。
でも英語では「ラビニ」のように〔ニ〕という音にはなりません。なぜなら lovin' の発音は【lʌ'vin】〔らヴィン〕じゃないからです。
アクセントが【lʌ'viŋət】〔ヴィンけ゚(ット)〕と【lʌ'】〔〕の上にあるので、そのあとの it は【it】とは発音されずあいまい母音の【ət】になり、ふたつの音がくっついて〔ネ〕のように聞こえ、さらに〔(ット)〕も飲みこまれてしまって聞こえなくなり〔ヴィンけ゚〕のようになります。


ちょうど日本の飲み物「ラムネ」の音の成り立ちとよく似ています。
もとは明治時代にイギリスから入ってきた lemonade【lèmənéɪd】〔ムネイ(ド〕だったのですが、初めに聞いた人が〔ラムネ〕と聞き間違えたことから「ラムネ」と命名されたのです。ラムネとレモネードはまったく別物なのですがね(笑)。


ramune.jpg


もうひとつおまけ。
"i'm loving you." を日本語式に〔ラブ〕と言うと、英語では love よりもむしろ rub のように R の音に聞こえてしまいます。
rub【rʌ'b】〔ラブ〕の意味は「こする」ですから、これまた大変な誤解のもとになります(笑)。


英語の 【f, v】 と日本語の〔フ、ブ〕とは調音の仕方が根本的に違います(両者を区別するため、本稿では便宜上英語の 【f】 はひらがな表記で〔ふ〕、 【v】はカタカナで〔ヴ〕としています)。


下の左図のように、英語の 【f, v】 は上の歯が下の唇に当たって出す唇歯摩擦音ですが、右図のように日本語の【ɸ】〔フ〕は唇を丸めてロウソクの火を「フゥー」と吹き消すときの両唇摩擦音で、【β】〔ブ〕はその有声音です。左図と右図の上の歯の位置に注目してください。


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        【f, v】                        【ɸ , β】


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レディ・ガガと同じ原因不明の痛み

2017.10.03日

「しばらくブログをお休みします」という記事を書いたのは4か月も前の去る6月のこと。
その後、「今の私の仕事は歩くこと」など、これに関連した記事をいくつか書きました。


3週間ほど前のことですが、あの有名な歌手、レディー・ガガさんが線維筋痛症で休養するというニュースが流れ、今までほとんど知られていなかったこの病気が突然注目されるようになりました。
下は、10月2日付 毎日新聞「なるほドリ」よりの転載です。


gaga.jpg


線維筋痛症、どんな病気?


全身に原因不明の痛み 患者8割が女性


なるほドリ 米国の歌手、レディー・ガガさんが「線維筋痛症(せんいきんつうしょう)」で活動を休むことになったんだってね。どんな病気?
記者 全身が痛む原因不明の病気です。厚生労働省の研究班によると、国内患者は推計200万人以上とされます。女性が全体の約8割を占め、30代以上の人が大半です。


Q 仕事ができないほど痛いの?
A 痛みの感じ方はそれぞれですが、強い場合は「服が触れるだけでも痛い」「風が当たると痛い」「顔も洗えず、歯も磨けない」「髪や爪を切ると痛い」と、わずかな刺激で痛むという患者もいます。痛み方は、ガラスが突き刺さったような激痛(げきつう)のほか、鈍痛(どんつう)や長時間続くしびれるような痛みなどがあります。痛む場所もさまざまです。睡眠障害(すいみんしょうがい)や抑(よく)うつ状態、過敏性腸炎(かびんせいちょうえん)を伴うこともあります。


Q それはつらいね。
A 死に至ることはありませんが、日常生活で不自由なことが多くなります。また、痛みによる炎症が起きないため診断が難しく、医師に「気のせい」「様子を見ましょう」と言われがちです。その結果、症状が悪化して寝たきりになり、仕事を失うなどして、自殺を思い詰めるまで苦しむ人もいます。子どもの不登校の原因の一つとも言われます。


Q 治療法はあるの?
A 国内では、5年前に初めて線維筋痛症のための治療薬が承認され、保険適用になりました。しかし、この薬も全員に効くわけではなく、今も治療が難しい病気です。また、寝たきりなど重症患者の療養費の負担はかなり重いのですが、患者数が多いため難病法の助成対象にも障害福祉サービスの支給対象にもなっていません。つらい思いを抱える患者のため、患者会の「線維筋痛症友の会」(http://www.jfsa.or.jp/)は早期発見・早期治療の推進を訴えるとともに、患者への情報提供に取り組んでいます。(オピニオングループ)


私が今病んでいるのもこの繊維筋痛症のようです。
日本国内の推定患者数200万人以上ということは、約200万分の1の確率。それだったら宝くじでも当たればいいのですが、買ったことない宝くじは絶対に当たりっこありません 笑。
私の症状は、「服や風が当たるだけで痛い」というほどひどくはありませんが、首から肩・背中・腰・大腿部・ふくらはぎにかけて常時鈍痛が、夜中や朝に目覚めて起き上がろうとするときには激痛があり、そして薬を服まないと眠れない睡眠障害もあります。これらの症状はかれこれ数年間続いていますが、慣れてしまってこれまでずっと痛くて当たり前だと思い込んでいました。
しかし、あまりにも辛くて1年ほど前からいくつかの病院に行きいくつもの検査を受けましたが、原因はわからないまま異常なしと言われ、様子見となりました。


繊維筋痛症について書かれた本を友人に勧められて読みましたが、症状はほとんど一致しています。
本の著者自身も繊維筋痛症を患っていたのですが、この難病を乗り越えて今はその専門医になり治療に当たるほか、患者にいろいろとアドバイスをしています。この著者からは定期的にメールが送られてきて、さまざまなアドバイスをいただいていますが、根本的な治療法はやはりないようで、運動療法や食事・サプリメント、マッサージ等になります。


現在かかっている整形外科で、上の記事に出てくる日本で承認され保険適用となった薬を数日前から服用し始め、いくぶん症状が改善してきています。しかし、これはあくまでも治療薬ではなく、症状を和らげるだけのものなので、やはりウォーキングやスイミング、ストレッチ等の運動で筋肉を柔軟にすることと鍛えることしかなさそうです。


こんな健康器具も使ってストレッチをしています。私のように身体の固い人におススメです。



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涙くんさよなら

2017.10.02日

♪ 1 涙くんさよなら さよなら涙くん
また会う日まで
君は僕の友達だ
この世は悲しいことだらけ
君なしではとても
生きて行けそうもない
だけど僕は恋をした
素晴らしい恋なんだ
だからしばらくは君と
会わずに暮らせるだろう
涙くんさよなら さよなら涙くん
また会う日まで


♪ 2 涙くんさよなら さよなら涙くん
また会う日まで
君は僕の友達だ
この世は悲しいことだらけ
君なしではとても
生きて行けそうもない
だけど僕のあの娘はね
とっても優しい人なんだ
だからしばらくは君と
会わずに暮らせるだろう
涙くんさよなら さよなら涙くん
また会う日まで
また会う日まで また会う日まで


namidakun.jpg


NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』が一昨日終わってしまいました。
テレビ番組『家族みんなで歌合戦』に出場した谷田部家が全員で歌う「涙くん さよなら」がフィナーレで、もう泣けて泣けて。


人生に辛いことや悲しいことはつきものです。
でも、悲しいことばかりではない。嬉しいこともある。楽しいこともある。最高に幸せを感じるときもある。
「涙くんさよなら」だ。
しかし、それは「また会う日まで」。


この朝ドラは、脚本から演出、音楽、舞台装置等、すべて作りがとても丁寧で、キャストの演技もいいし、最初からハマっていましたが、最後まで期待を裏切らない最高のドラマでした。
最終回まで毎回、伏線がいくつもあるのですが、ドラマの中の登場人物と一緒にハラハラしたり、大声で笑ったり、泣いたりと、感情を共有できた秀作朝ドラでした。
登場人物みんな大好きです。


なによりも心を打ったのは、テーマである「家族愛」と「友情」。
これさえあれば人はどんなに辛いことがあっても生きていけます。
勇気を与えられ、励まされ、心温められ、感動させられと、もう見事というよりほかありません。


放送は半年でしたが、1年近くにおよぶ撮影。出演者を始めスタッフの皆さん、本当にお疲れさまでした。
そして、大きな感動をありがとうございました。


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i'm lovin' it

2017.10.01日


しょっちゅう目にするマクドナルドのテレビCM。
今日は日曜日なので、全国のマクドナルドはよく流行ることでしょうね。


このキャッチコピーの "i'm lovin' it" ですが、そもそも love という動詞は「状態動詞」で like, need, want などと同じく現在進行形にはできない、と学校で習っています。
I am wanting some water. (水が欲しい)
とは言えず、
I want some water.
と現在形を使って言います。
現在進行形は「動作動詞」といって、たとえば read, run, talk などにしか使えません。
I am reading an interesting novel. (私は今面白い小説を読んでいるところ)


ということで、上のマクドナルドのキャッチコピー "i'm lovin' it" は文法的に間違っています。
しかし、CMの "i'm lovin' it" の右上に小さな®がついています。これは登録商標(registered trademark symbol のイニシャルの R)なのです。
登録商標では、quick という正しいスペリングに対して Kwik とつけても構わないわけです(「クエスチョン スイーツ ツイッター の共通点は?」)。


この "i'm lovin' it" にはちょっと違和感があるので消費者の目(耳)を引きます。
それがマクドナルドの戦略だったのです。
ですから、私は最初にこのCMを見たとき、「あっ、うまいキャッチコピーを作ったものだ」と感心していたのですが、ネット上ではこれは文法的に間違っているというのが日本国内だけでなく、アメリカやそのほかの国々でも取り上げられました。



でもこのキャッチコピーは2003年から世界中で統一して使っているので、いつの間にかそれがもう当たり前のようになってしまって、いつの間にかアメリカでも一般の人々の間で "i'm lovin' it"が使われるようになりました。
平たく言えば「大好き」なのですが、あえて原語の雰囲気を出すと、
「マックだ〜い好き中」
のような感じでしょうか。
ちょっとオーバーな言い方をすれば、英語の文法がマクドナルドのCMで書き変えられたのです。


hear (聞こえる)も同じく状態動詞なので、 I'm hearing the concert." (今コンサートを聞いているところ)とは言えませんが、会話表現では、
"I'm hearin' ya." (ya は you の会話表現)
(きみの言ってることはわかる)
のような言い方はネイティブの間で以前から使われていたので、マクドナルドはこれをうまく利用したのですね。


でも、日本人がカッコつけのつもりで真似して下手に使って、
"I'm lovin' you."
なんて恋人や伴侶にに言ったら、
「今(この瞬間)はきみのこと愛してるよ(あなたのこと愛してるわ)」
のような響きになり、最近ちまたでよく耳にする本物の愛情の伴わない「不◯している」のような感じになりやけどしますので、ご注意のほどを。


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知識だけでも、意思だけでも十分ではない

2017.09.30日

"Knowing is not enough; we must apply. Willing is not enough; we must do."
--Johann Wolfgang von Goethe – 1749-1832, Writer and Statesman
「知識だけでは十分ではない。それを生かさなければならない。
意思だけでは十分ではない。実行しなければならない」

--ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ、作家・政治家


厚生労働省は29日、20〜74歳の約320万人(3.6%)が、生涯でパチンコや競馬などのギャンブル依存症が疑われる状態になったことがあるとする2017年度調査結果を発表した。16年度調査と比べ0.9ポイント増加。前回は都市部に限った調査だったが、今回は地方も含み国内の実態をより正確に反映している。諸外国と比べ日本の割合は高く、対策が急務になっている。
過去1年以内にギャンブルに使った平均額は月約5万8千円だった。
ギャンブル依存症が疑われる人の割合を諸外国と比較すると、生涯でみた場合は、オランダが1.9%(06年)、フランスが1.2%(11年)、スイスが1.1%(08年)であり、日本の割合の高さが目立つ。

(9月29日付 日本経済新聞WEB版より一部抜粋)


ギャンブルがいけないことも、また酒やタバコその他の依存症が良くないこともみんなわかっています。
でも、「知識だけでは十分ではない。それを生かさなければならない」のです。
多くの人が何度も「やめよう」と決意します。
しかし、「意思だけでは十分ではない。実行しなければならない」のです。


これはなにもこれらの依存症に限ったことではありません。
私たちも身の周りを見渡すと、また自分自身の生活を見直しても、結構似たり寄ったりのところがあるのではないでしょうか?


ゲーテは若いときから老いるまで、年上の人妻を始め、多くの女性に燃えるような恋愛をしてはその都度失恋に終わりました。しかし、その経験がすべて『若きウェルテルの悩み』など彼の作品に生かされました。


ゲーテはまた次のような名言も残しています。
「私たちは高いところに憧れるが、歩き始めることには無関心だ。
山々を望みながら、平らな道を歩きたがるものだ」


「私たちは」と一般化して言っていますが、おそらくゲーテ自身、自分がそうだったことを悟っていたのではないかと思います。
そして、これは私たちみんなに当てはまることです。
すなわち、楽なほうに流されるのです。
だから、ゲーテは自身を含め、私たちみんなに忠告の思いを込めて、冒頭の言葉を語ったのではないでしょうか。
「知識だけでは十分ではない。それを生かさなければならない。
意思だけでは十分ではない。実行しなければならない」と。


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アンビリーバボー!

2017.09.29日

"People get so used to the dark that they think it's growing brighter."
--Vance Havner – 1901-1986, Author
「暗さに慣れてくると明るくなってくるように感じるものだ」
--ヴァンス・ヘイナー、作家
(訳 舟田譲二)


今日はちょっとしたカッコいい英語の発音の裏技をご紹介します。


第18講 「暗い L の発音で明るくなってくる」


「アンビリーバボー」と言えば、そう、あのテレビの人気番組。副題は「奇跡体験!」
英語の発音でもこのアンビリーバボーな奇跡体験ができます。


昨年、あれほど大ヒットしたピコ太郎のPPAP。今年になってすっかり姿を消してしまいました。


20160928121029.jpg


あの歌声が聞こえてきそうです。
"I have a pen
I have a apple
oh!
Apple pen!"


実際にはピコ太郎は
「ディスイズアペン ディスイズアアポー アポーペン」
とまったくのカタカナ英語で、しかも a apple と文法もすべてでたらめ。
それであれほど大人気になったのですが、じつはここに今日の「アンビリーバボー」が隠されているのです。


発音記号は apple【ǽpl】、unbelievable 【ʌ`nbəlíːvəbl】ですが、じっさいには〔アップル〕〔アンビリーバブル〕ではなく、〔アッポー〕〔アンビリーヴァボー〕のように聞こえます。
この apple とか unbelievable の最後の【pl】【bl】のLの音は音声学では「暗いL」 (dark L) と言い、発音記号【ɫ】(小文字の l の上に ̴ がついた形)を使います。
「明るいL」 (clear L) については、「ライト(右)にライト(光)を当てろ!?」の中に書きました。舌先をしっかりと上の歯茎にしっかりとくっつけたまま離さないで発音します。
しかし、【pl】【bl】などでは舌先をしっかりと上の歯茎につけて発音するのが難しいので、舌のちょっと奥の部分が歯茎よりも後ろの部分に軽く触れて「暗いL」【ɫ】で間に合わせます。これが日本人の耳には〔アッポー〕〔アンビリーヴァボー〕と聞こえるわけです。
実際にはuncle【ʌ'ŋkɫ】、pencil【pénsɫ】、hospital【hɑ'spitɫ】と最後の l のところで舌先を上の歯茎の後ろにつけて発音しますが、アメリカ人の幼児など、まだ正確な発音ができない子どもや英語を学んでいる日本人の小学生なども耳で聞いた音を真似ようとするので、〔アンコー〕〔ペンソー〕〔ハスペロー〕のように言うのです。


「暗い L の発音で明るくなってくる」というのは、カタカナ式で〔アップル〕〔アンクル〕〔ペンスィル〕〔ホスピタル〕などと言うよりも〔アンコー〕〔ペンソー〕〔ハスペロー〕のほうがよほどネイティブのような響きで、上手く聞こえるということす。
「アンビリーバボー!」


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トマス・エジソンの失敗は...

2017.09.28日

"I make more mistakes than anyone else I know. And, sooner or later, I patent most of them."
--Thomas Edison – 1847-1931, Inventor and Businessman
「私は知っているほかのだれよりも多くの失敗をする。しかし、遅かれ早かれ失敗のほとんどで特許を取る」
--トマス・エジソン、発明家・起業家
(訳 舟田譲二)


エジソンは電球を作るときに1万回実験に失敗したけれども、「失敗だって?とんでもない。1万通りのうまくいかない方法を見つけたんだよ」と言った、という有名な逸話がありますが、上でエジソンは自分の失敗を認めています。


ただ、その失敗をも生かして成功に結びつけているというわけです。
これはとても大切なレッスンです。
「失敗は成功のもと」
とよく言いますが、まさにそのとおりです。


人はだれでも失敗します。失敗しない人などひとりもいません。
失敗に打ちのめされて「もうだめだ」と思うことこそが、本当の失敗なのです。
私もこれまで数えきれないほど多くの失敗をしてきました。
ときどきその時の思い出が甦ってきて、冷や汗をかいたり、胸が苦しくなることさえあります。


しかし、そのようなときには、「いや、あのときの失敗があったからこそ今の自分があるのだ」と思い直すことによって失敗のトラウマから解き放たれます。
いつまでも過去の失敗に捕らわれていることこそが失敗です。
たとえ何度失敗しようともあきらめなければ成功する、ということは人類の歴史が証明しています。
「成功とはあきらめないこと」は私の固い信念でもあります。


私はこれまで健康をないがしろにしてきたため、そのツケが回ってきてここ7〜8年さまざまな病いで苦しんでいます。
でも、これでもう終わりではありません。
今、食生活を始め、運動や睡眠などあらゆる生活習慣を点検し直し、改めるべくできる限りのことをしています。
私は何度転んでも、いつも石でも拾って立ち上がります。そしてそれを成功へとつなげる決意をしています。


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クエスチョン スイーツ ツイッター の共通点は?

2017.09.27日

「クイーン」「クイック」「クエスチョン」「クエスト」(ドラゴンクエスト)「スクワット」などすっかり日本語になったものがたくさんあります。
ほかに、「スイーツ」「スエットパンツ」「スイッチ」「スイング」「ツイン」等など。
これらの共通点はなんでしょう?


この「クイ〜」や「クエ〜」「スエ〜」「スイ〜」「ツイ〜」で始まる言葉も日本人にとっては発音がちょっと難しく、「hat に『ハッと』する」の中に書きましたように、正確な発音を身につけておかないと、「ついうっかり」といつもの癖が出てしまいます。


第17講 「qu sw tw の発音」


英語の勉強をしていて、q で始まる単語が全部 qu になっていることにお気づきになった方もあるかと思います(一部 qa qi qo もありますが、これらはイスラムやアラブ系、中国系の地名・人名など固有名詞の独自の発音を英語表記したもの)。
昔の英語(5c〜12c頃)では cw と綴られていましたがこんにちの qu と同じ音です(c k q は親戚の文字)。
イングランドは昔いろいろな国に征服されました。その都度、その国の言語の影響を大きく受けました。
もともと話されていたイングランドの言語はゲルマン民族の制服によりドイツ語に近い言語に取って代わり、後にノルマン民族に征服された際にはラテン語系のフランス語にも影響されました(当時、支配階級がフランス語を話し、庶民は英語を話していました)。
この結果、英語にはいろいろな言語の語彙やその発音が残り、現代英語になったのです。また、その過程で、ヨーロッパの多くの言語に見られる複雑な、名詞・形容詞・動詞の格変化の屈折が英語になくなり、わずか「3単現のs」が残っている程度になりました。


さて、qu- で始まる単語の発音は、「クイーン」「クイック」「クエスチョン」「クエスト」のような〔ク〕ではなく、【kw-】と〔クウ〕という音です。【w】〔ウ〕と言うとき、日本語の普通の〔う〕の音ではなく、唇を丸めて突き出して強く〔ウゥ〕と発音します。
ですから、
queen【kwíːn】 〔クウィーン〕, quick【kwík】〔クウィック〕, question【kwéstʃən】〔クウェスチュン〕, quest 【kwést】〔クウェスト〕, squat【skwɑ't】〔スクウァット〕(スクワットではない)
のようになります。
ときどき Kwik のようなスペリングを見かけることがありますが、これは英語の綴り字法ではなく、 quick をもじって商品名にしたもので、発音は quick と同じです。


このほか上の例では、、
「スイーツ」は sweets【swíːts】〔スウィーツ〕, 「スエットパンツ」の「スエット」は sweat【swét】〔スウェット〕, switch【swítʃ】〔スウィッチ〕, swing【swíŋ】〔スウィンく゚〕, twin【twín】〔トゥウィン〕
のように発音します。
そうそう、ついでに日本語の「セーター」は英語では sweater【swétər】〔スウェター〕(「汗をかかせるもの」の意味)です。


なお、「ツイッター」は英語では twitter【twítər】〔トゥウィッタ〕、「ツイート」は tweet【twíːt】〔トゥウィート〕で、日本語とは似ても似つかない発音です。もともと tweet は鳥のさえずりの「ピーピー」「チュッチュ」というような擬音語で、 twitter はピーチクパーチクしゃべる「おしゃべり屋」のような感じの意味です。当初、日本語では「ツイート」を「つぶやく」と言っていましたね。


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発音のセオリーと実践

2017.09.26日

"In theory, there is no difference between theory and practice. But in practice, there is."
--Yogi Berra
「理論上、理論と実践に違いはない。しかし、実践においては違いがある」
--ヨギ・ベラ、MLBプロ野球選手
(訳 舟田譲二)


ヨギ・ベラ(1925-2015)はメジャーリーグ選手としては、身長172.7cmと超小柄でしたが、アメリカ野球殿堂博物館入りしている名プレーヤー。
「メジャーリーグ屈指の「バッドボールヒッター」(悪球打ち)と呼ばれ、日米野球で金田正一が投じた頭の上の高さの悪球をバットを立てて大根切りで右翼スタンドへ叩き込んだそうです。
(Wikipediaより)


ヨギ・ベラの人生が上の名言を証明しています。
先日シェアしたバスケットボールのおもしろ動画をもう一度ご覧ください。
これは理論上の話で、実践ではまずこううまくいかないでしょうが。



第16講 「理論と実践」


「理論」を英語で theory と言います。最近はカタカナ語がやたらと多く、普通に「セオリー」と言われるようになりました。
「理論上、理論と実践に違い」はなく、日本では日常の生活で「セオリー」で事欠くことはまずありません。
「しかし、実践においては違いがある」のです。
どういうことかと言うと、この theory という言葉をいつでも「セオリー」と言っていると、英語を話しているときにも無意識のうちに〔セオリー〕と言ってしまうのです。これが理論と実践の違いの現実です。
私はこれまでそのような状況を数えきれないほど見てきました。これが、日本人の英語が外国人に通じない理由のひとつだと言えます。


高校時代、夏休みにアメリカからひとりの高校生が我が家にホームステイに来ました。
私の小中高校時代の友人がたくさん遊びに来て、みんな英会話の実践を試みたのですが、なかなか彼らの話す英語が通じません。
そのひとつの例を「エピソード」の中で以前ご紹介しました。


さて、 theory ですが、英語では【θíːəri】と発音します。
この【θ】はギリシャ語の「シータ」といい、見た目も形が少し似ていますが、口の中で上の歯と下の歯の間に舌先を少し出して〔す〕という音を出します(〔 〕内のひらがな表記は日本語にない音だということを意味しています)。英米人の中には舌を歯と歯の間にはさまず、上の歯の裏に当てて発音する人もいますが、下の図のような舌の位置で th の音を練習することをお勧めします。


th.png


英語によく出てくる th の綴りは、無声音では theory のように【θ】、有声音では【ð】と発音します。
ですから、英語の the, this, they, there などを日本語式に〔ザ〕〔ズィス〕〔ゼイ〕〔ゼア〕と発音したら絶対に通じないのです。
〔アイ スィンク〕と言ったら、英語では I sink と聞こえます。
〔ゼン〕は zen (禅)と聞こえます。then は正しくは【ðén】です。


英語に限らず語学の学習はたとえどの言語でも必ずそれぞれ独自の音があります。それを自国語の似た音で間に合わせようとすると、絶対に上達しません。
そういう意味で、まだ頭が柔らかい幼い子どもほど先入観や恥ずかしさ、癖などがないので楽に新しい言語の正しい音を身につけることができるのです。


でも、これは私の持論ですが、何事にも手遅れということはありません。今からでもしっかり練習すれば必ず正しい発音をすることができるようになります。カタカナ英語だった大勢の人を綺麗な発音ができるよう指導してきたので確信を持って言うことができます。


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hat に「ハッと」する

2017.09.24日

昔は「帽子」というと hat 〔ハット〕、と学校で習っていましたが、こんにち hat はほとんど見かけなくなり、今や帽子は cap 〔キャップ〕となりました。お年寄りから子どもまでみんな cap を愛用しています。私自身もそうです。4年前には hat をかぶっていましたが今は cap です。最初はちょっと抵抗があったのですが、今ではこのように後ろ向けにかぶったりするようになりました 笑。(次男夫婦から今年の誕生プレゼントにもらった愛用のキャップで、つばは後ろについています)


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第15講 「hat hut hot  の発音」


一般に日本では hat は〔ハット〕と発音するものと思っている人が多いと思いますが、実は cap 〔キャップ〕と同じ母音です。
cap とか cat だとちゃんと発音できるのに、hat になるとたちまち〔ハット〕になってしまいます。
同じ a のスペリングなので【æ】という音ですから、【hǽt】は〔ハット〕というより、むしろ〔ヘァット〕に近い発音です。
そもそも cap も【kjǽp】〔キャップ〕ではなく【kǽp】〔ケァップ〕なのです。(【j】の音については「i と j」を参照)


基本的に、アクセントのある a は【ǽ】〔エァ〕と発音されます。
アクセントがほかの母音にある場合には、 a は【ə】〔あ〕というあいまい母音になります(「『アァー』『あぁー』、ため息が出ますね」)。
たとえば、cap は【kǽp】ですが、-ity という名詞を作る接尾辞がつくとアクセントはその直前に移動するので、capable (能力のある)の名詞形 capacity (能力)を日本語で最近よく「キャパシティ」と言いますよね。しかし、正確には【kəpǽsəti】〔かペァスティ〕のようになります(カタカナ表記に少し無理がありますが)。


本題に戻りますと、日本語で〔ハット〕と言うと、アメリカ英語では「小屋」を意味する hut 【hʌ't】〔はット〕と聞こえます。(ここでひらがなで〔は〕と表記したのは下の【ɑ】の発音と便宜上区別するためであって、音を表しているわけではありません。日本語は一般にあまり口を大きく開けて発音しないので、〔あ〕はこの【ʌ】に近い暗い音です)
スペリングは cut, sun のように u で綴られることがほとんどですが、次のようなケースもあります。
come, love, won, country, trouble, young, blood, flood


【ʌ】と【ə】は非常によく似ていますが、上で述べましたように【ə】はアクセントのない弱い音で、【ʌ】はアクセントがあるはっきりした音です。
「しかし」という意味の but は普通の会話の中では【bət】と弱く発音しますが、強調するときには【bʌ't】と言います。


これに対してよく似た音で hot 【hɑ't】の【ɑ】は口を大きく開けてはっきりと発音します。
(イギリス英語では、コーヒーの「ホット」のような【hɔ't】の音になります)


ということで、日本語ではみんな同じ〔ハット〕になる言葉ですが、英語ではhat【hǽt】(帽子)、hut【hʌ't】(小屋)、hot【hɑ't】(熱い、暑い)で、全部まったく違う音なので、発音する際には気をつけなければなりません。
本当に hat の音には「ハッと」しますね (笑)


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英語をネイティブのように発音したかったら

2017.09.23日

singer は日本語では「シンガー」。
youg の比較級は younger 「ヤンガー」。
と思うでしょう。
残念でした!


第14講 「英語の【ŋgər】〔ンガ〕 と 【ŋər】〔ンか゚〕いう音」


日本語にはガ行の鼻濁音というのがあります。
「私行きます」
の「が」を「か゚」【ŋa】と発音する地域が東日本を中心にあります。もともと東京方言なのですが、NHKのアナウンサーなどは標準語として訓練されているので「か゚」と言っています。
鼻から息を抜いて〔か゚、き゚、く゚、け゚、こ゚〕と言います。
最近ではだんだん聞かれなくなってきており、やがて日本語から完全に消えてしまうと思います。
ちょうど「ヱ」〔ウェ〕とか「ヰ」〔ウィ〕、「%82%A2.jpg」〔ィイ〕、「%82%A6.jpg」〔ィエ〕のように(「『ちょっと贅沢なビール』と言えば...」「ウヰスキーを飲む」「イースト菌?」)。


さて、今日の本題です。
英語の sing を【siŋg】〔スィング〕と発音するものと思っている人がほとんどだと思います。
これは正確には【siŋ】〔スィンく゚〕というふうに、語末の g は発音しません。
したがって、 singer も【síngər】〔スィンガ〕ではなく、【síŋər】〔スィンか゚〕になります。
えっ、なにが違うの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、じつはこれが大きな違いで、アメリカ人のネイティブスピーカーは文脈で singer って言いたいんだろうなと理解はしてくれるでしょうが、アメリカ人が「ワターシノ ナマーエワ ジョン ホワイト デース」と言っているように訛って聞こえるのです。


「〜する人」を表す英語の接尾辞 -er は、全部 singer【síŋər】同様、【-ŋər】〔ンか゚〕と発音されます。


ところが、ここで大問題。
young【jʌ'ŋ】〔ヤンく゚〕の比較級(もっと若い)は、【jʌ'ŋər】〔ヤンか゚〕にならず【jʌ'ŋgər】〔ヤンガ〕なのです。
なぜだかわかりますか?


これはかなり高度なレベルで、大学の英語専攻の学生や学校の英語の先生でも区別できないほどです。
答えは、上の「〜する人」という場合は鼻濁音の【ŋər】〔ンか゚〕ですが、形容詞(ものの様子を表す言葉)の比較級・最上級では【ŋgər】〔ンガ〕という音になる、です。アメリカ人が発音しているのをよーく聴いていたらわかります。
この発音の区別ができるようになったら、もう一人前、ネイティブ並みです。
ちょっと(じゃなくてたくさん)練習してみてください。


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噂が噂を呼んで

2017.09.22日

昨日は秋晴れの清々しい好天に恵まれました。
久し振りに体育館のプールにスイミングに行きました。
あまり頑張りすぎると後で反動が来ますので、今回は水中ウォーキングを中心にクロールは500mほどにとどめておきました。
じつはここ最近、「完璧すぎるDIY」「♪たったらたったたー どこでもドア...!」に書いたように、教室の階段踊り場のカーペットの張替えをしたり、ドアホンを付け替えるのに電気ドリルを使って固いタイルに穴を開けたりして頑張りすぎた結果、その後1週間ほどは疲れが出て体調を崩し、いつもの1万歩ウォーキングができないでいたのです。


昨日はとても気持ちよく泳げました。
隣で泳いでいた男性の方のクロールがあまりにも派手で、バシャッ、バシャッと大きな音を立てて足でも腕でも周りに水しぶきを上げるので、ちょっとお節介かと思いましたが声をかけました。
「水泳はこれまでどこかで習われたことがあるのですか?」
「いいえ、今日が5回目ぐらいで、最初は水が怖かったのですが少しずつ慣れてきました。人の泳いでいるのを見様見真似でやっています」という返事。
そこで、素人ながら足のキックの仕方や腕の廻し方・水のかき方、息つぎの仕方などを教えてさし上げたら、早速試され見る見るうまくなられて、褒めてあげるととても喜ばれました。
身体が大きく、胸板も厚い立派な体格をしていらっしゃるので、次回お会いしたときにはきっと私よりもうまくなっていらっしゃるでしょう (笑)。今度は私が教えていただかなければ...


さて、今日は午前中に教室に行って電気工事屋さんをします。
近々内装工事を業者さんにしてもらうのですが、その前にちょっとした作業が必要です。業者にやってもらうと3万円もかかります。
DIYが好きなので、台所の流しや洗面所のシンクの詰まりもシンクの下にもぐリ水道屋さんになって直しますし、電気屋さんもなんとなくできちゃうのです。


そこで、昨日はウォーキングを兼ねて近所のホームセンターに必要な材料を買いに行きました。
気温はまだ29℃以上あったのですが、涼しい海風が吹いていて体感温度は23℃くらいでちょっと寒いぐらい。
いつものサイクリングロードを気持ちよく歩きながらちょっと大回りして行きました。
途中、真っ青な空に秋の季語でもあるうろこ雲が空いっぱいに広がっていました。その隣には飛行機雲。
確かめると、夜半から低気圧が近づき、今日は雨の予報。


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ホームセンターから家に帰る道、ちょうど5時半の「夕焼け小焼けで日が暮れて」の街のチャイムが鳴っていました。「サギにあいました」に書いた川の中の島の反対側のほうを通ると、なんとこちらのほうもサギがいっぱい。どんどん増えてきているようです。
しかも、水の中にもサギの大群が。寝る前の夕食どきのようです。
「カラスと一緒に帰りましょー」のメロディーに合わせるかのように、空にはたくさんのサギがこの寝床を目がけて飛んできます。
噂が噂を呼んでか、あちらこちらから仲間が集まってきているようです。
うちもこのサギのように「噂が噂を呼んで」、生徒がたくさん集まってくれるといいのですが (笑)
昨日のウォーキングは12,500歩、7.4kmでした。


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「アァー」「あぁー」、ため息が出ますね

2017.09.21日

第13講 「英語の〔アー〕という音」


英語には、〔アー〕の音に2種類あります。
イギリス英語も入れると厳密には3つになりますが、ここでは一般によく使われているアメリカ英語を扱います。
この区別がけっこうやっかいで、学校の英語の先生でも正確にできる人はあまりいないんじゃないかと思います。
ましてや生徒にしてみれば、発音どころでなくスペリングの段階で「アァー」「あぁー」と、ため息が出てきます。


そこで、今日はこの発音とスペリングを取り扱い、皆さんのため息をなくすお手伝いをさせていただきたいと思います。
(〔 〕内のカタカナ・ひらがな表記は音を区別するための便宜上のものでとくに意味はありません)


1.澄んだきれいな【ɑːr】〔アァー〕という音


これは日本語の「ア」よりも口を大きく開け、舌の位置をできる限り下げて、はっきりと「アー」と言います。
アメリカ英語では「アー」の後ちょっと巻き舌にして r の音を響かせるので、発音記号では r が少し右に傾いた形(イタリック体)で【ɑːr】と記されています。日本語表記の〔アァー〕の小さい ァ がそれを表しています。
(イギリス英語では【ɑː】と発音され、この r の音が入っていません。イギリス人が
I can't. を〔アイ カーント〕と発音しているのをよく聞くことがあると思いますが、この音です)


この【ɑːr】という r が聞こえる音は、通常 -ar と綴られます。
たとえば:
car【kɑ'ːr】〔カァー〕, park【pɑ'ːrk】〔パァーク〕、large【lɑ'ːrdʒ】〔らァーヂ〕(ひらがな表記のラ行は便宜的に L を表しています。〔ジ〕と〔ヂ〕については「第5講 「ジ と ヂ 」を参照のこと)


<例外>
w の後の ar は【wɔ'ːr】〔ウォー〕と発音する。(Star Wars 〔スターウォーズ〕)
award【əwɔ'ːrd】〔アウォード〕(日本語で「賞」を意味する「アワード」は間違い。アメリカ人タレントのデーブ・スペクターさんは、日本人になりきってわざと「アワード」と言っています。日本語になった外来語には、このようなスペリング・プロナンシエーションがたくさんあります)


2.口の中でこもった感じの【əːr】〔あぁー〕という音


この【əːr】という音はほとんどの場合、a 以外の母音、i, e, u などが r と一緒に綴られます。
口は小さく開けて、巻き舌で重い感じで〔あぁー〕と発音します。(【ə】はあいまい母音と呼ばれ、あいまいな音です。ここではひらがなで〔あ〕と表記します)
たとえば、
bird【bə'ːrd】〔ばぁード〕
her【hə'ːr】〔はぁ〕
surf【sə'ːrf】〔さぁーフ〕(サーフィンする)


ほかに w の後の or や ear で綴られることもあります。
例:
work【wə'ːrk】〔わぁーク〕
world【wə'ːrld】〔わぁーるド〕
heard【hə'ːrd】〔はぁード〕(hear「聞こえる」の過去形)
pearl【pə'ːrl】〔ぱぁーる〕


<例外>
heart の ear は【hɑ'ːrt】〔ハート〕のように【ɑːr】と発音する。
ハート(心、心臓)は濁っていてはだめだから (笑)


ミニマルペア(最小対語)で比較すると:
star【stɑ'ːr】〔スタァー〕(星)−stir【stə'ːr】〔スたぁー〕(かき混ぜる)
heart【hɑ'ːrt】〔ハァート〕(心、心臓)−hurt【hə'ːrt】〔はぁート〕(傷つける)
carve【kɑ'ːrv】〔カァーヴ〕(彫る、刻む)−curve【kə'ːrv】〔かぁーヴ〕(カーブ、曲線)
farm【fɑ'ːrm】〔ファーム〕(農場)−firm【fə'ːrm】〔ふぁーム〕(堅い)
barn【bɑ'ːrn】〔バァーン〕(納屋)−burn【bə'ːrn】〔ばぁーン〕(燃える)


このように、英語には日本語にない音があるので、学び始める最初にその発音とスペリングの区別をしっかり身につけておかないと後で「アァー」「あぁー」と、ため息が出ことになるのです。


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「ベース」はひらがなでは「べえす」それとも「べいす」?

2017.09.20日

第12講 「ベースは『べえす』それとも『ベイス』?」


日本語のカタカナ表記は主に外来語や動物の鳴き声、音などに使われます。
たとえば、「ベースボール」、「ワンワン」、「カタカタ」のように。


小学1年生でカタカナを学ぶとき、ひらがな表記と比較しながら学びます。
「ケース」はひらがなでどのように書くと思います?
「けーす」はだめです。なぜならひらがなには音を伸ばす「ー」はないからです。
そこで、〔ケ〕の音を伸ばしたときの母音「エ」を使って、「けえす」と書くのです。
「ゲーム」も同様に「げえむ」です。
このひらがな表記に違和感を感じるのは私だけでしょうか?皆さんはいかがですか?


それでは、「ボール」はどう書くかといえば、「ぼおる」となるのです。
サラダボウルは「ぼうる」になります。
これはball 【bɔ'ːl】〔ボール〕、bowl【bóul】〔ボウル〕で英語の発音に近いです。


しかし、英語で「ゲーム」は game 【géim】〔ゲイム〕で、〔ゲーム〕でも〔ゲエム〕でもありません。
ところで、英語には
【aː】〔アー〕、【iː】〔イー〕、【uː】〔ウー〕、【ɔː】〔オー〕という長母音はありますが、【eː】〔エー〕という音はありません。
全て【ei】〔エイ〕なのです。
ですから、本当は日本語の表記も「ベース」よりも「ベイス」、「エース」→「エイス」、「テープ」→「テイプ」、「レース」→「レイス」、「ペースト」→「ペイスト」、「ゲート」→「ゲイト」、「デート」→「デイト」のほうが、もとの言葉の発音に近いですし、そのように変えればいいと私は思うのですが。
というのは、こんにち「メイン」、「ヘイトクライム」など、〔エイ〕という音の言葉が日本語にも定着してきているからです。


そうであれば、カタカナ語のひらがな表記を「べえす」、「ええす」「てえぷ」などとこだわる必要もなく、ひらがなでもカタカナ同様、「べいす」、「えいす」、「ていぷ」とすればいいじゃありませんか。
というのが、私の考察で提言です。
また、英語を話すときには決して【eː】〔エー〕とは言わず、【ei】〔エイ〕と発音してくださいね。


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ジョンはハゲだ

2017.09.19日

音声学シリーズの第6講で取り上げた、「ライト(右)にライト(光)を当てろ!?」のように、日本語では英語のRとLの発音の区別がないので日本語の【ɾ】音〔ラリルレロ〕を当てて同じように発音する人が多いのです。そのためRとLのスペリングが苦手になる、という結果になります。
英語学習の初めにRとLの発音の区別をきちんと学習しておけばそれで済むことなのですが、これまでの日本の英語教育が読み・書き・文法中心で、発音を軽視してきたためそのツケが回ってきたのです。


第11講 「I bought a boat. (私は舟を買った)」


英語で bought【bɔ'ːt】〔ボート〕と boat【bóut】〔ボウト〕はまったく違う音なのですが、日本語になるとカタカナ表記が「ボート」となってしまうため、英語の発音がおろそかになってしまいます。
上のタイトルの場合は、
〔アイ ボート ア ボウト〕(実際には〔アイ ボータ ボウト〕のように聞こえる)
のように言わなければ通じません。


このようなものをミニマルペア(最小対語)と呼びます。
ほかにいくつか例を挙げると、
chalk【tʃɔ'ːk】〔チョーク〕 - choke【tʃóuk】〔チョウク〕(息を詰まらせる), call【kɔ'ːl】〔コール〕(呼ぶ、電話する) - coal 【kóul】〔コウル〕(石炭), bald【bɔ'ːld】〔ボールド〕(禿げている) - bold【bóuld】〔ボウルド〕(勇敢な)


上の例からもわかるように、じつは発音とスペリングには関連性があります。
たとえば、al や ough, augh は〔オー〕と発音され、 choke のように 母音+子音+e で終わる単語は子音の前の母音の音、ここでは〔オウ〕、oa や o も〔オウ〕と発音します。これをフォニックスと言い、これを英語学習の初期段階で教えることがとても大切です。


ですから、「ジョンは勇敢だ」(John is bold.)と言うつもりで、
〔ジョン イズ ボールド〕
と言ってしまったら、
John is bald. と聞こえ、「ジョンはハゲだ」という意味に取られ誤解されてしまいます。


ちなみに、最近、日本の一女性政治家が言った
「このハゲーッ!」
の暴言が大問題になっていますが、これは日本独自のもののようで、外国では一般にハゲを揶揄(やゆ)するような習慣はないようです。少なくとも私は聞いたことがありません。欧米では20代や30代で禿げる人はいくらでもいて当たり前のように受け取られているので、偏見がないのだと思います。


話が脱線しましたが、日本人にとっては〔ボールド〕も〔ボウルド〕も大差ないように思われますが、英語を学ぶ場合はこのような基本をきちんと押さえておくことがとても大切です。
あっ、そう言えば、テレビのCMでよく見る液体洗剤「ボールド」も正確には〔ボウルド〕です。(ハゲではありません 笑)


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「白いキリン」 神獣?

2017.09.18日

2年前の記事、「ピンクの象」は大反響を呼びました。
「自分もピンクの象だ」と共感を覚えた方がたくさんいらっしゃいました。


しかし、今日は「ピンクの象」ならぬ「白いキリン」のお話です。しかもこれは実話です。
以下は9月16日付 「HUFFPOST」および「NATIONAL GEOGRAPHIC」(日本版) からのシェアです。


「完全に神獣だ」 世にも珍しい“白いキリン“の親子(動画)


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アフリカのケニアの保護区で8月下旬、なんとも珍しい全身が真っ白なキリンが見つかった。
あまりにも神々しい姿に、Twitter上では「完全に神獣だ」といった声が上がっている。



動画を撮影したのは、アンテロープ(レイヨウ)の一種「ヒロラ」の保護活動をしている「ヒロラ保護プログラム」のパトロール隊員。Youtubeで公開したところ、たちまち世界中に拡散された。


ヒロラ保護プログラムによると、白いキリンの存在はこれまでも知られていたが、実際に確認されたのは、たった2回だけ。初めての報告は、2016年のタンザニアのセレンゲティ国立公園で、2016年3月には、ケニアのイシャクビニ保護地区でも確認された。


このキリンは、皮膚の細胞が色素を作ることができない「白変種」で、白くなってしまったよう。目が赤くないことなどから、全ての器官で色素を作り出すことができない「アルビノ」ではないという。


動画や写真を見た人からは、「完全に神獣」「めっちゃ綺麗だ」といった声が相次いだ。
このタイプの動物は、皮膚細胞で色素を作れないこと以外には、生存に不利になるような遺伝的問題はない。ただ、白い色のせいで望ましくない注意を引いてしまうことはある。


保護団体のキリン保護基金によると、キリンの赤ちゃんはライオンやハイエナなどの捕食者の標的になりやすく、生後半年以内に半数以上が死亡するという。ヒロラ保護プログラムが投稿した動画のコメント欄には、生息地についての情報も記されており、世界中に拡散したことで密猟の標的になってしまうのではないかという懸念の声も寄せられている。


白く珍しい体でニュースになる動物はキリンだけではない。8月にはスウェーデンで、珍しい白いヘラジカが草むらの中を歩いている様子が撮影されている。同じく白変種と考えられる白いライオンや白いペンギンも目撃されている。


胸を張って歩くお母さんキリンの姿はまるで優雅な伯爵夫人のよう。
でも、「ピンクの象」や「白いキリン」だけでなく、人間でもちょっと見慣れない変わった人がいると特別扱いしたり差別したりすることがありますが、これらは個性のひとつです。お互いありのまま受け入れ合いましょう。


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♪たったらたったたー どこでもドア...!

2017.09.17日

ドラえもんの秘密道具で私の一番のお気に入りは「どこでもドア」です。
もしもひとつだけドラえもんにおねだりできるとしたら絶対にこれです。
「♪たったらたったたー!」


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「どこでもドアー」
(例のドラえもんの声で)


これが、な、なんとすでに5年前に発売されていたのです!しかもたった64万円で。



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これさえあれば車はいらない。友人に会いにアメリカにも瞬時に行ける。ローマやパリやロンドン...世界中どこへでも行ける。
地震や津波が来ても、富士山が爆発しても、どこかの国からミサイルが飛んできてもその瞬間に安全な場所に避難できる。
しかもたったの64万円で!
しまった!ちょっと遅かったか。


調べたところ、買った人がオークションにかけていて、これもすでにたったの16,001円で売れていた!
ざ、残念!気づくのが遅かった!



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いや、待てよ。よーく見ると、「自作のどこでもドア譲ります」とある。なあーんだ本物じゃないんだ...


しかし、「♪たったらたったたー!」
3日前に我が家にも「どこでもドア...ホン」がやってきたのです。
築20年になる我が家は、今年はエアコンからキッチンのガスコンロ、ほかにもここ数年で寿命が尽きたものが次から次へと出てきています。
先週からはドアホンが故障してしまい、チャイムが鳴ると慌てて玄関のドアに駆けつけなければなりませんでした(宅配便の配達の人が留守だと思って行ってしまうので)。
そこで、ネットで「どこでもドアホン」を注文して、私の得意技、DIYで自分で付けちゃいました。


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ワイヤレスの子機がついているので、2階にいても(トイレの中でも)どこにいても本物の「どこでもドアホン」です。
ほんのちょっとだけ生活が向上しました 笑
22世紀なっても「どこでもドア」はやっぱり夢物語だろうなぁ。


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映画『十戒』のシーンをを彷彿とさせる光景

2017.09.16日

去る9月10日、バハマ諸島からキューバ、そしてフロリダを直撃し、各地に大きな爪痕を残した超大型ハリケーン「イルマ」。
その威力は最大風速85mといい、バーブーダ島では島の建物の95%が倒壊・損傷したそうです。
最近、日本を含め地球の至るところで異常気象による大災害が頻繁に起こっています。地球温暖化の影響を受けた海水温の上昇が原因と考えられています。
下はキューバの街の写真ですが、もうこのような光景は見慣れてしまいました。


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しかし、次の写真にはちょっとビックリ!
バハマの美しいエメラルドグリーンの海が消えてしまったのです。


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なんと低気圧によって海水が上空に吸い上げられてしまったというのです。
このような現象は理論上は起こりうるが、実際に発生した例はほとんどないと気象学者らもびっくりしたそうです。
これがその様子を撮った動画です。



見渡す限り乾いた海底でその上を人が歩いています。
そして13時間後には水が元に戻ったそうです。それが次の動画。



チャールトン・ヘストン主演の映画『十戒』(1956年作)の中で、モーセが杖を振り上げると紅海が真っ二つに割れて乾いた地が現れ、そこをイスラエルの民が渡ってエジプトを脱出し、その後を追ってきたエジプトの軍勢が戻ってきた海の水に飲まれる名シーンを彷彿とさせます。映画では特撮のものすごい劇的なシーンでしたが、今回のイルマの実例で実際には超自然の力が働いて似たような状況が起きたことは想像に難くありません。


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どなかた教えてください!

2017.09.15日

去る9月4日の記事、「ぬかづけ」の中でぬか漬けにチャレンジしたことを書きました。
その後、何度かうまく漬けることができて、とてもおいしく手作りの漬け物をいただくことができました。


と、ところが...
家人が容器を保温ジャーの横に置いておいたことと、私が1日かき混ぜるのを怠ったためぬか床がセメダインのような臭いがするようになりました。
ネットで調べたところ、温度が高くなったことと水分が増えたことにより雑菌が増えたのが原因とのこと。
冷凍庫に入れて冷凍した後、自然解凍すると臭いが取れる、と書いてあったのでそれを2回繰り返したのですが臭いは取れません。
また、殺菌するためにからし粉を入れると良い書いてあったのでそれもやったのですが、変化ありません。


尋ねた妹も、ぬか漬けは難しい、自分も何度も失敗したと言っています。
一番簡単なのはこの臭くなったぬか床を捨ててもう一度やり直すことなのでしょうが、つい1週間前に「いつまでも若くい続ける秘訣のひとつは、やり方を知らないことをいつもやり、学び続けること」と書いたばかりなので、この際きちんとこの問題を解決しておきたいのです。
そして、ぬか漬けのプロになりたいと思っています。


どなたかご存じの方教えてください。
いったん臭くなったぬか床を上のような方法で復活させることはできるのでしょうか?
それとも、いちからやり直すほうが早いのでしょうか?
そのほか、ぬか漬けに関する情報、どんなことでもお教えいただければ感謝です。


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今日は気分転換

2017.09.14日

ここしばらくちょっと難しい話が続いていたので、今日は気分転換です。
面白い動画を見つけましたので、シェアさせていただきます。
大いに笑ってお楽しみください。



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「一線を越える」ではなく「線を越える」

2017.09.13日

"You can waste your lives drawing lines. Or you can live your life crossing them."
--Shonda Rhimes – Television Producer and Author
「自分の人生に線を引くことによって人生を無駄にすることもできれば、その線を越えることによって人生を生かすこともできる」
--ションダ・ライムズ、テレビプロデューサー、作家
(訳 舟田譲二)


「これは無理」
「私にはできない」
などと、私たちはとかく自分の人生に「境界線」を引いて、初めからあきらめていることが多いのではないでしょうか?


プロスキーヤーであり登山家でもある現在84歳の三浦雄一郎氏は、37歳のときエベレストのサウスコル8000m地点からの滑降を成功させ、その後54歳で南アメリカ大陸最高峰アコンカグアからの滑降を成功させたことにより、世界七大陸最高峰全峰からの滑降を成功させました。
しかし、その後不摂生な生活を送った結果、60歳を超えてから体はどんどん太って血圧は200近くまで上がり、不整脈が出、糖尿病と診断されて、医者からは3年も持たないと言われました。


そこで、65歳のとき一念発起して再び体力づくりに励み、70歳でエベレストを登頂、さらに、75歳、80歳と3度のエベレスト登頂を果たし、90歳で再度エベレスト登頂を目指していらっしゃいます。


三浦さんは自分の人生に「不可能」という境界線を一旦引きましたが、65歳にしてその線を越える決意をされ、以来5年ごとにエベレスト登頂というとてつもない目標をこれまで達成してこられたのです。


かたや若干67歳の私は、過日天に召された日野原重明先生を人生のお手本にしていると言いながら、昨日の記事で「残りの人生を考えると、よくて10年、下手をすると5年単位。正直なところ20年という先までは見えません」と弱音を吐いています。
まことにお恥ずかしい限りです。
人生の先輩の方々からお叱りを受けそうです。


じつは先週の土曜日、「完璧すぎるDIY」の中に書きましたが、4時間半かけて中腰になりながら階段踊り場のカーペット張替え作業をして以来昨日まで、その疲れからまた体調を崩し、ちょっと無理をしすぎたと後悔していました。
それで、昨日の記事のように弱気になっていたのです。


睡眠障害を逆手にとって毎朝早起きし、体操やストレッチ、ウォーキングなどをして頑張っていたのですが、ここ数日は歩数計が1000歩台を示しています。


でも、自分でも納得がいく残りの人生を送るためには、ただおとなしくしているのではなく、もっといろいろなことに果敢にチャレンジしなければなりません。
Comfort zone(居心地のいい安全地帯)の境界線を越えるのです。
「不可能を可能に」は私の人生のモットーではありませんか。
最近よく耳にする「一線を越える」のではなく(笑)、「線を越える」決意をしました。
ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。


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残りの人生をいかに生きるか

2017.09.12日

"I choose to make the rest of my life the best of my life."
--Louise Hay – Author and Publisher
「私は残りの人生を、自分の人生で最高のものにすることにした」
--ルイーズ・ヘイ、作家・パブリッシャー
(訳 舟田譲二)


この名言に出会ったのは昨日のことです。
じつは、私自身最近ずっとこれとまったく同じことを考えていたので、ちょっとびっくりしました。
まるで私の気持ちを代弁してもらったような気がしています。


ここ数年、身近な人、愛する人の死が続き、これからの自分の人生について考えざるを得ません。
残りの人生を考えると、よくて10年、下手をすると5年単位。正直なところ20年という先までは見えません。
ちょうど1年前に「人生という砂時計」という記事を書いていたのですが、「人生の砂時計」をより一層強く実感しています。


地上での残された人生をいかに悔いなく生き、最高のものにするか、毎日のように考えています。
過去を振り返れば失敗したことが思い出され、後悔することはたくさんありますが、それにもかかわらず私は神様にあって今日あるを得ていることに対して感謝の気持ちでいっぱいです。


残された人生を後悔しながら生き続けることも、逆に最高のものにすることもどちらでもできます。
私は後者を選択します。
そして、その決断をすると自然と毎日そのような生き方ができるようになってきます。


つい2日前、アメリカのindividualogist.comというところから"What Your Archetype?"という、無料で私のタイプをオンラインで診断するというものが送られてきました。いわゆる怪しげな性格診断アプリなどではないので、私は試してみることにしました。
10問の質問に答えてわずか1分ほどで、「クリエイター」(創造者、考案者)タイプという結果が出ました。
5ページにわたるかなり詳しい診断が送信されてきましたが、読んでいて一つひとつ納得のいくことばかりで、長所・短所も含めこれを生かして残りの人生を送りたいとさらに願うようになりました。


読者の皆さんは、これからどのような人生を送りたいと願っていらっしゃいますか?


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殺人事件が予想外の展開に

2017.09.11日

2015年5月、米ミシガン州で起きた殺人事件。


マーティン・デュラムさんが自宅で射殺された。マーティンさんの体には5発の弾が撃ち込まれており、そのうちの1発は頭部へのものだった。また、現場にいた妻のグレナも撃たれて重傷を負っていた。
ところが、数日後に自宅内で遺書が見つかり、凶器と思われる銃も見つかったことから、この事件はマーティンさんの自殺として処理された。


マーティンさんが飼っていたペットのオウムのバドは、マーティンさんの前妻に引き取られたのだが、それから2週間後、バドは何やらわけのわからない鳴き声を発するようになった。しばらく叫んだりわめいたりした後、最後には必ず「撃たないでくれ!」という言葉で終えていたという。


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(イメージ画像)


前妻は何度もこの言葉を聞くうちに、これは死んだマーティンさんの最後の言葉ではないかと信じるようになった。そこで彼女は警察に通報。警察は再捜査を開始した。
ともに再婚である夫妻にはそれぞれ連れ子がいたが、子どもたちは夫妻が金のことでよく口論をしていたことや、ともに怒りやすい性格だったと証言。さらに、残された夫の遺書は、実はグレナが書いたものであることが判明したことなどから、犯人は妻のグレナだと断定するに至った。


8月末、米ミシガン州の裁判所で、陪審員らはオウムの証言を信じる判断を下し、裁判長はグレナ・デュラム(49)に殺人と武器所有の罪で終身刑を言い渡した。この判決の鍵となったのは、オウムが証言した被害者の最期の“声”であった。
(9月10日付 日刊サイゾー 「殺人事件の一部始終を目撃! オウムの“証言”で、被告に終身刑判決が下る」を一部改編)


ペットには飼い主の愛情が伝わり、ペットもその愛情に応えようとするものです。
近年は空前のペットブームですが、一方でペットに対する虐待や遺棄なども大きな社会問題になっています。
ペットは家族の一員です。一旦飼い始めたら、最後までしっかり世話をするのが飼い主の責任・義務であり、さらに愛情を注いで飼うことによってペットからも愛情が返ってきて、お互いに幸せになれるのです。


あっぱれバド! マーティンさんに対するきみの愛の恩返しが実を結んだね。


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完璧すぎるDIY

2017.09.10日

DIY(Do It Yourself 「自分でやろう」)。
最近は日本でもすっかり根付いて、お父さんたちだけでなく、お母さんも、また子どもも一緒に家のちょっとしたリフォームなどの大工仕事をするようになりました。


今から44年前、留学でアメリカに行ったとき非常に驚いたもののひとつが、巨大な倉庫のようなホームセンターでした。当時、日本ではスーパーがようやくでき始めたぐらいで、ホームセンターなど見たことも聞いたこともありませんでした。
天井近くまでうず高く積み上げられた大工道具、自動車修理用工具や庭仕事の芝刈り機などの道具類等々、何でもありました。


アメリカでは西部開拓時代以来、DIYは生活の一部になっています。こんにちでも数年に一度は家の内外のペンキ塗り替えや、建て増し、ウッドデッキやジャクージー作り、庭やフェンス作り、リフォームなど、多くの人が当たり前のようにやっています。


私は小さい頃から、祖父や父が日曜大工で掘りごたつを作ったり、いろんなものを修理しているのを見て育ちました。
高校生のときには父と一緒に裏庭に物置小屋を建てて、その横には池を作ったりしました。犬小屋は自分ひとりで作りました。


アメリカ留学中には仏教に凝った時期があり、ホームセンターで材木や大工道具を買ってきて、自分でデザインした仏壇を作ったこともあります(「生まれ変わり」) 笑。


割と器用なところがあり、しかも凝り性なので、今でもちょっとしたことは自分でよくやります。
家具や電化製品の修理もしますし、家の前の私道に穴が開いたらホームセンターでセメントと砂を買ってきて綺麗に直します。
趣味のマジックのネタ作りもよくします。
一昨日もひとつ作りました。今度それを披露するのが楽しみです。


昨日は半日がかりで、塾の階段踊り場のカーペットの張替え作業をしました。これまでもほぼ毎年やっていて慣れているのですが、今回はかなり気合を入れて取り組みました。
凹凸やカーブがあり形状がけっこう複雑で、二日前から1時間以上かけて採寸したり、それを元に型紙を作たりして、昨日は4時間半かけて仕上げました。
とても暑い日だったので、この夏ウォーキング用に使っていたアイスタオル(「詐欺にあいませんでした」)を水に濡らして首にかけてやったお陰で楽にできました。
腰痛の持病を抱えているため休み休みやっていましたが、それでも最後のほうはもう駄目というぐらい限界まできました。5分ごとに床に横になりましたが、どうしても仕上げたくで歯を食いしばって頑張りました。


ジャーン!
リフォームしたばかりの階段の色と、教室のフローリングとを合せた、爽やかなブルーのトータルカラーコーディネートです。


IMG_1656.JPG


IMG_1654.JPG stairsri%20%281%29.jpg


作業が終わるや否や生徒たちが階段を上がって来始め、踊り場に着くなりみんな一瞬ハッとした表情。
これが見たかった!
腰が痛くなり、2万歩ウォーキングした以上にぐったり疲れましたが、寸分の狂いもない完璧すぎるものが出来上がり、大満足、大幸せでした。


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ストレス

2017.09.09日

「最近ストレスを感じる」
現代の日本はよく「ストレス社会」と言われます。
私はストレスを感じなくて良い、どうでもいいようなことでも自分からストレスを背負ってしまうほうで、気をつけなければなりません。
しかし、今日のテーマは:


第10講 「英語のストレス」


「英語の勉強がストレスになる」人もいるかもしれませんが、そういう意味ではありません。
音声学で「ストレス」というのは、日本語で言うところの「アクセント」のことです。
英語で accent と言うと、人が真っ先に考えるのは「訛(なま)り」のことです。
He speaks English with a Japanese accent.
(彼は日本語訛りで英語を話す)


日本語には高低アクセント(Pitch Accent)があります。たとえば下のように。


photo.jpg

(「日本語のアクセント 〜日本語の音韻(3)〜: 日本語への想い」から)


しかし、英語の場合は強弱アクセントがあり、それをストレス(Stress Accent)と呼びます。
さて、この「ストレス」という言葉ですが、日本人が発音すると、〔スレス〕のようになりますが、英語では【strés】と発音し、日本語式に言うなら〔ストス〕のように、「レ」の部分を強く言います。なぜなら、stress には t のあとに母音がないので、子音のみを強く発音することはできないからです。


私の愛車「プリウス」は、日本語では〔リウス〕と、「プ」の部分を強く発音しますが、アメリカでは【puríus】〔プウス〕と「リ」の部分が強く発音されます。スペリングが Prius で、P のあとに母音がないからです。ですから、アメリカ人が〔プウス〕と言ったら日本人には訛っているように聞こえるのです。
逆に、日本語では〔プ〕は p u のように子音のあとに母音がくっついているので、日本人にとって英語のように母音がついていない子音が発音しにくいわけです。


日本語になってしまった外来語(カタカナ表記の言葉)を発音するときには、とくに注意が必要です。
男性用ヘアケア用品の「サクセス」はテレビのCMで〔クセス〕と言っていますが、英語の正しい発音は【səksés】〔サクス〕です。


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MEIDI-YA

2017.09.08日

今、オーストラリアに短期留学中の甥っ子の玲音(レオン)と一昨日スカイプで話しました。
ホストファミリーはどんな人と尋ねたら、ホストマザーに代わると言われて、ジュディさんと話し始めたら、玲音のことを Reon と発音しています。
「あなたは Reon とR で彼のことを呼んでいるのですか? Leon て言わないのですか?」と尋ねると、
「そう、書類に Reon って書いてあったから。最初、英語式の Leon かなと思ったんだけど」という返事。
横にいる玲音が彼女と英語で話しているのが聞こえてくるとけっこうペラペラと話していて、ジュディも彼のことをとてもほめているので嬉しくなってきました。


日本では、パスポートを取るときに名前を原則ヘボン式ローマ字表記するよう定められています。そのため、ラ行は「R」と決められていて、Leon とは綴れないのです。私は Leon を使えるようにしてもいいと思うのですが。
まあ、これぐらいはまだいいのですが、小学校ではいまだに19世紀に発案された訓令式ローマ字という時代遅れの、外国では通じないものを教えています。なぜなのか?ただ単に規則的で覚えやすいという理由からです。


第9講 「ローマ字表記のなぞ」


缶詰で有名な「明治屋」ってご存じですよね。この名前のローマ字表記は MEIDI-YA です。
「あれっ?」と思われた方もあるのではないでしょうか。
これだと発音すると〔メイディヤ〕になります。
普通だったら MEIJI-YA と綴るはずです。


slide-02-1708.jpg


昔、「日通」のトラックには全部 NITTU と書いてありました。
発音すると〔ニットゥ〕です。おそらく人からそのように指摘されたのでしょう、もうずいぶん前に表記を NITTSU に変えました。
この NITTU が訓令式ローマ字です。
今では「明治屋」の「ジ」は訓令式ローマ字では ZI になります。
ザ行は za zi zu ze zo で、ダ行は da zi zu de do となっていますが、昔は日本式ローマ字の表記で da di du de do でした。
明治屋は明治時代創業なので、 MEIDI-YA と綴ったのでしょう。
タ行は ta ti tu te to なので、 NITTU だったのでしょうね。
訓令式ローマ字は、上のザ行のように規則正しく綴っているかと思えば、ダ行のように zi zu が入ったりでかなり混乱しているように思われます。


訓令式ローマ字とヘボン式ローマ字で異なるのは以下のものです。
〔シ〕si→shi、〔チ〕ti→chi、〔ツ〕tu→tsu、〔フ〕hu→fu、〔ジ〕zi→ji、〔シャ シュ ショ〕sya syu syo→sha shu sho、〔チャ チュ チョ〕tya tyu tyo→cha chu cho、〔ジャ ジュ ジョ〕zya zyu zyo→ja ju jo
音はヘボン式のほうが日本語発音に近いです。訓令式だと、〔スィ〕〔ティ〕〔トゥ〕〔ズィ〕〔スャ〕〔スュ〕〔スョ〕〔テャ〕〔テュ〕〔テョ〕というとても奇妙な発音になります。
小学生にとってローマ字を覚えるのはけっこう大変なようですが、学校での指導時間はほとんどありません。
そして、中学生になったら英語の時間に最初にヘボン式ローマ字を学び、それを使わなければ☓になります。
パスポートを申請するときにもヘボン式が必要で、外国で通じるのもヘボン式です。
どうしてこんな複雑で面倒なことをしているのでしょうか。


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今日はお料理教室♪

2017.09.07日

"One of the secrets to staying young is to always do things you don’t know how to do, to keep learning."
--Ruth Reichl – Chef and Food Writer
「いつまでも若くい続ける秘訣のひとつは、やり方を知らないことをいつもやり、学び続けること」
--ルース・ライシル、シェフ・フードライター
(訳 舟田譲二)


クリスマスの商戦がもう始まっているそうです。
今年はクリスマスイブが日曜日ということもあって、パーティーを狙っているとか。
中でもクリスマスケーキはこれまでのようなデコレーションケーキではなく、1人か2人分の小さなおしゃれなケーキを詰め合わせにする仕掛けだそうです。
確かにそのほうが、一人ひとり自分の好みのケーキが選べていいですね。パティシエはいろいろ考えるものです。
シェフも同じ。今までのようにありきたりのメニューではなく、最近は次々と新しいメニューが生み出されてきていて、食文化の花が一斉に咲いたかのような感じです。


今日の言葉、
「いつまでも若くいる秘訣のひとつは、やり方を知らないことをいつもやり、学び続けること」
はルース・ライシルというシェフが語っていること。確かにそうですね。


私も常にいろいろなことにチャレンジしています。
9月4日の記事、「ぬか漬け」の中にも書きましたが、生まれて初めての漬け物作りに挑戦しました。
知らないことばかりで、いりぬかを買ってきて、パッケージの裏にあるぬか床の作り方やネットで調べた漬け物の作り方を参考にしながら作ってみました。


翌朝、早速食べてみたところ、「しょっぱい!」。漬ける前に野菜を塩もみするとありましたが、塩の量が少し多すぎたようです。
でも、自分で漬けた漬け物なので美味しかったです。
昨日も夕方、ウォーキングに出かける前にまた新しいのを漬けました。塩加減を調整しながら、よくこねたぬかの中に漬け込みました。また朝食が楽しみです。


毎週作っているゆで卵は、もうプロ級の腕前です😇
初めの頃は何度か失敗しましたが、今では毎回作る1ダースのゆで卵は、殻が簡単にむけて、
手軽に食べられるようになりました。


「♫チャンチャカチャカチャカチャンチャンチャーン!」
英語と日本語の音声学の勉強はちょっと飽きた、という方のために、今日はゆで卵の作り方講座です。


卵は優れたタンパク質源。
かつて悪玉コレステロールの親玉の汚名を着せられましたが、今では「食事で摂ったコレステロールのうち吸収されるのは、体内でつくられるコレステロールの3分の1〜7分の1程度にすぎず、食事からの影響は少ない」ということがわかりました。
さらに、卵黄に含まれるレシチンに、LDL(悪玉)コレステロールを減らして、HDL(善玉)コレステロールを増やす働きがあり、余分なコレステロールが血管に沈着するのを防ぐ、ということも明らかになりました。
老化防止、ボケ予防にもおススメです。


さて、それではゆで卵の作り方をご紹介します。
私はいつもスーパーで2ダース買ってきて、1ダースは生で保存してさまざまな料理に使い(私が料理するわけではありません)、残りの1ダースをゆで卵にします。ゆで卵は保存がきき、いつでも、どこでもどんな料理にも合せて手軽に食べることができ、とても便利です。


まず、パッケージの中に入っている卵の上に目打ちで小さな穴を開けます。


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ちょうど12個が入る大きさの鍋に入れて水をひたひたにし、コンロで強火で沸騰させます。


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沸騰したら少し火を弱めて、吹きこぼれないように蓋を少しだけ開けます。タイマーを7分30秒にセットします。
タイマーが鳴ったら火を止め、流水で冷やします。何度か水を入れ替え、ある程度冷めたら大きめの深皿に移してすぐに冷蔵庫に入れます。
はい、安価で簡単、美味しくて、良質なたんぱく質源のゆで卵の出来上がり。



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いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように?

2017.09.06日

「いつ?」、「どこで?」、「だれが?」、「何を?」、「なぜ?」、「どのように?」
と言えば、おそらく誰でも知ってるあの5W1Hの "When", "Where", "Who", "What", "Why", "How" です。("Which" 「どちら」が含まれていないのは、通常 "Who", "What" で間に合うからです)
えっ、なんでひとつだけ仲間はずれの "How" が入ってるの?って。
実は逆に "how" だけが正統派で、あとの5Wが仲間外れなのです。
英語の本国、イギリスでは5世紀〜11世紀頃の古英語時代には、それぞれ "hwenne", "hwær", "hwa","hwæt", "hwi", "hu" と綴られていたのです。それが時代の変遷とともにスペリングが変わって現在のものになりました。発音は古英語時代からさほど変わっていないようです。
(「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」で3ヘェー!)


ちなみに、日本語も平安時代にはハ行がこんにちのように〔は ひ ふ へ ほ〕とは発音されず、なんと〔ふぁ ふぃ ふ ふぇ ふぉ〕と発音されていたそうです!
「ファイト」「フィールド」「フェーン現象」「フォント」など、最新の外来語が平安時代にすでに正しく発音されていたとはびっくりぽん!
(「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」「ヘェー!」で10ヘェー!!)


なぜこのようなことを書くのかと言うと、実はこの Wh- で始まる単語の発音が、簡単そうでけっこう難しく、間違えて発音している人がたくさんいるからです。(学校の英語の先生でさえ)


第8講 「Wh- の発音の仕方」


日本語には世界でも珍しい〔ふ〕という音があります。外国人にとってはこれが発音しづらく、【f】の音で代用するケースが多いです。ですから私の名前「ふなだ」もローマ字綴りだとFunadaになり、Hunadaとは書かないのです。
この日本語〔ふ〕の音は、IPA(国際音声記号)では【ϕ】(ギリシャ語の〔ファイ〕の文字)を当てています。


日本人が英語を発音をするとき、自然と日本語にある音を代用しようとするので、Wh-疑問詞に無意識のうちにこの【ϕ】という音を入れてしまいます。
たとえば、"When"を【ɸwén】〔ふウェン〕、 "Where"を【ɸwéər】〔ふウェア〕、 "Who"を【ɸúː】〔ふウー〕、 What を【ɸwɑ't】〔ふワット〕、 "Why"を【ɸwái】〔ふワイ〕のようにです。


正しくはそれぞれ次のように発音します。(〔 〕内の日本語の発音表記はあくまでも便宜上で、正確ではありません)
【(h)wén】〔(ホ)ウェン〕、 "Where"を【(h)wéər】〔(ホ)ウェア〕、 "Who"を【húː】〔フー〕、 What を【(h)wɑ't】〔(ホ)ワット〕、 "Why"を【(h)wái】〔(ホ)ワイ〕。
英語の【(h)】と日本語の〔(ホ)〕が( )に入っているのは、ほとんど聞こえないか発音しない、という意味です。
"Who"【húː】はカタカナ表記で〔フー〕と書いたのは、日本語の「ふ」の音である【ɸúː】〔ふウー〕と区別するためで、口を丸めて突き出しロウソクの火を消すときのように「フー」と言ったら【ɸúː】〔ふウー〕になってしまいます。あくまでも【h】の「はー」と軽く息を出すときの音です。


微妙な違いで大したことないと思われるかもしれませんが、たったこれだけのことで日本人の訛りか、ネイティブの発音の違いになってしまいます。


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ぬかづけ

2017.09.04日

数日前のテレビ番組で、「林修の今でしょ!講座【長生きの秘訣が分かる3時間SP】健康長寿まとめ」をやっていました。最近はこの手の番組がとても多く、健康志向の人が増えてきたことと、今ひとつはやはり高齢化社会を反映しているのでしょう。
そう言う私も、こういった番組はほとんど欠かさず毎回観ています(笑)。


さて、その中で発酵食品がいいと言っていました(これはいつも聞いていることですが)。
納豆は常連で、いつも必ず出てきます。
味噌やヨーグルトもよく出てきますし、私も納豆、味噌汁、ヨーグルトは毎日食しています。
しかし、私にとって盲点だったのは、「漬け物」でした。
それで、何でも新し者屋の私は早速、漬け物を作ろう!と言いました。
そうしたら、言いだしっぺの私が作ることに相成りました。
スーパーで日曜日の食料品のまとめ買いのときに「いりぬか」を買ってきました。


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そして、昨日、生まれて初めての試みで、パッケージ裏に書いてある「ぬかみその漬け方」という説明とネット検索した「糠漬け」のサイトを見ながらチャレンジしました。
昨日は午後から雨が降り始め、いつものウォーキングに出かけられなくなったので、その時間を利用して作りました。なんと、いつもの1時間半ほどの1万歩のウォーキングのほうがよっほど楽で、ぬか床作りと野菜の材料を切って漬け終ったときには、もうくたくた。十分すぎるほど運動できました(笑)。
朝にはできているそうなので、楽しみです。
さて、この糠漬けが今日の音声学のテーマです。


第7講 「ず と づ の区別 」


去る3日の記事、「私の名前は〔ジョージ〕それとも〔ヂョーヂ〕?」を読んだ方から次のようなご質問をいただきました。
では、ずとづの発音は英語ではどうなりますか?私の名前は香鶴子ですがかづこと読みます。づにこだわりを持っています‼人からかずこと書かれたら少しムッとします。笑。両親がつけてくれた名前のづにこだわっています。


まず、日本語では書き方と発音の仕方が必ずしも一致しません。下がご質問に対する答えです。
「ず」は「す」の濁音。「づ」は「つ」の濁音。〔す〕と言いながらその舌の位置のままで濁らせると〔ず〕になりますし、〔つ〕を濁らせると〔づ〕になります。
ですから、「つづき」と言うときには、〔つ〕につられて〔づ〕になりますし、「すずめ」も同様に〔す〕に引きずられて〔ず〕と自然と発音しています。これを逆に、〔つずき〕とか〔すづめ〕と発音するのは至難の業です。
香鶴子さんの場合は、「鶴」の字が使われているので「かづこ」で正解です。和子だと「かずこ」となります。


上の答えで「かづこ」というのは書き方です。発音する際にはおそらく〔かずこ〕とご本人も知らないうちに言っていらっしゃることと思います。
発音はあくまでも〔つ〕が濁った音が〔づ〕で、〔す〕が濁った音は〔ず〕で、〔づ〕の発音は語頭(単語の初め)かまたは、「つづく」のように「つ」の文字に続くときに自然と使いますが、それ以外ではほとんどの場合〔ず〕と言っていると思います。ですから、今日のタイトルの「ぬかづけ」も、ぬかにつけるので「づ」の文字を使いますが、発音すると〔ぬかずけ〕になっています。
昨日、ネット上のニュースを見ていたら、「気ずかない」云々とありましたが、正しくは「気づかない」です。記者が「気づかない」ぐらいですから、日本語は難しいですね(笑)。


これが英語になると、発音は明らかに異なります。
たとえば、car の複数形 cars は【kɑ'ːrz】〔カーズ〕ですが、card の複数形 cards は【kɑ'ːrdz】〔カーヅ〕となります。
ネイティブの人たちは小さい頃からまったく意識せずに、当たり前のこととして自然と区別していますが、日本人にとっては聞き分けるのも、発音し分けるのも非常に困難です。
皆さん、試してみてください。
これをクリアすると英語の発音は飛躍的にうまくなり、ネイティブの発音に一歩近づけます。


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ライト(右)にライト(光)を当てろ!?

2017.09.04日

第6講 「英語の R と L の発音の区別 」


4年前の記事、「一石三鳥」の中に登場した卒塾生のAさんは中学生時代、英語がダントツによくできました。
法学部を出たあと就職したのですが、自分には合わないと言って仕事を辞め、通信教育で教師になる資格を取るための勉強をしていました。おそらく今はどこかの中学校で英語の先生になっていることでしょう。


この子は、どの教科もとても良くできたのですが、特に英語が得意で、高円宮英語弁論大会に出たいと言ってきたので、発音の特訓をしました。
学校のテストでは英語は毎回満点かそれに近い得点でした。いつもミスするのは、RとLのスペリング間違いでした。しかし、弁論大会の練習のとき徹底してRとLの発音の仕方を教えたところ、それからスペリング間違いはしなくなりました。
英語の学習で一番大切なのは、スペリングを丸暗記することではなく、発音を正確に身につけることです。そうすれば、外国人に通じる綺麗な正しい発音になりますし、スペリングで間違えることもなくなります。


Rの発音
下の図のように、Rを発音するときには、口の中で舌は上顎(あご)にくっつかず、ちょっと後ろに反ったような感じになります。
この状態で、何度もrightと言ってみてください。


r.jpg


Lの発音
Lを発音するときには、舌の先を上の歯茎にしっかりとくっつけたまま離さないで喉から空気を流します。
舌を上の歯茎にできるだけ長くくっつけてlightと何度も言って、違いを確かめてみてください。


l.jpg

これに対して、日本語のラ行は英語のLよりももう少し後ろに舌の先が触れて、その次の瞬間「ら」と言うとき舌を弾いて上顎から離します。(そのため専門用語で「弾音」といいます)


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自分で声を出して、「ら り る れ ろ」と言ってみてください。
口の中で、上顎に舌が触って発音する瞬間に離れるのがわかると思います。
英語の【r】【l】と区別するため、日本語のラ行は【ɾ】という発音記号を用います。小文字の「r」の上の棒が消えたような文字です。


ですから、right【rait】(右、正しい)は舌の先をどこにもつけずに発音し、light【lait】(光)は舌の先を上の歯茎にしっかりとくっつけたまま発音しながら覚えると、どのような単語でもRとLを正確に発音できるようになり、同時にスペリングも正確に覚えられます。
これを両方とも日本語で【ɾait】〔ライト〕と言うから、RとLを間違えるのです。


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私の名前は〔ジョージ〕それとも〔ヂョーヂ〕?

2017.09.03日

第5講 「ジ と ヂ 」


今日のテーマである「ジ と ヂ 」に入る前に、8月31日の「ウヰスキーを飲む」の中に書いたワ行についてひと言付け加えておきます。これも大切な英語の発音に関することですので。
この中に次のように書きました。
ワ行にはかつて、「わゐうゑを」「ワヰウヱヲ」と、ひらがな・かたかなともにイ行の「ゐ」「ヰ」、エ行の「ゑ」「ヱ」があり、昔は[wa, wi, wu, we, wo]と発音されていたものと思われます([wu]に当たる文字がありませんが)


[wu]に当たる文字がないばかりか、この【wu】の音もおそらく日本語には昔から今日までありません。
英語を始めとする他の言語にはあるものが多いのですが。
ですから、日本人はwoman【wúmən】の発音が苦手で、〔ウーマン〕と日本語式に言ってしまうのです。
この英語の発音を正確にする秘訣は、「イースト菌?」の中に挙げた
〔アー エー イー ウー エー オー、アオ〕の発声練習の続きで、ワ行も同様に
〔ゥアー ゥエー ゥイー ゥウー ゥエー ゥオー、ゥアゥオ〕
と練習すると、唇をすぼめて〔ゥウ〕と言うことができるので、woman【wúmən】と正しく発音できるようになります。


さて、「ジ と ヂ 」の区別ですが、実は日本人は知らないうちにきちんと発音できています。
たとえば、「しじみ」と言うときいくら頑張っても「しぢみ」と発音するのは非常に難しいです。
同様に、「ちぢむ」と言うところを「ちじむ」と発音するのも困難です。
今日の日本語では「ジ」も「ヂ」も同じように発音するものとほとんどの人が思っていますが、実はそうではありません。
〔ジ〕は〔シ〕の音が濁った音ですから、〔シ〕の口の構え・舌の位置をそのままで〔ジー〕と言えばいいのです(摩擦音)。
〔ヂ〕も同じで、〔チ〕の口の構え・舌の位置をそのままで〔ヂー〕と伸ばせばできます。
つまり、〔シ〕〔ジ〕の音を出すとき、舌の先はどこにも触りませんが、〔チ〕と言うときには舌の先が上の歯茎に触れて下がはねます。ちょうど「ちぇっ!」と舌打ちをするときのように。ですから〔ヂ〕の音も同じように舌の先が上の歯茎に触れます。これを破裂音と摩擦音が一緒になっているので破擦音と言います。
ですから、「しじみ」と言うときには自然と同じ舌の位置で発音するので自然と〔ジ〕になりますし、「ちぢむ」も同様に、自然と〔ヂ〕になるのです。


ところが、これが英語の発音になると、pledge【plédʒ】〔プレッヂ〕(誓約)の〔ヂ〕とplesure【pléʒər】〔プレジャー〕(楽しみ)の〔ジ〕が区別ができなくなります。
コツは、発音記号で【dʒ】となっているものは舌先を上の歯茎につけて〔ヂ〕と言い、【ʒ】のときには舌先をどこにもつけずに〔ジ〕と言うのです。
私の名前を英語で言うとGeorgeですが、これは【dʒɔ'ːrdʒ】となり〔ジョージ〕ではなく、正確には〔ヂョーヂ〕です。
厳密に言うと、日本語の「ジョージ」は〔ジョージ〕と〔ヂョーヂ〕の中間のような音です。
同じGeorgeでもフランス語では【ʒɔ'ːrʒ】〔ジョルジュ〕と発音し、摩擦音の〔ジ〕の音になります。
フランス人が話す英語に訛りがあるように聞こえるのは、このように英語の音がなく、フランス語の音で代用するからで、日本人の英語に訛りがあるのも同様の理由によります。


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ij

2017.09.02日

第4講 「 ij


昨日の記事、「イースト菌?」の中で、英語で「東」を表すeast〔イースト〕と「イースト菌」のyeast〔ィイースト〕の発音が違うことを書きました。
この発音の区別は日本人にとっては至難の業です。
ear【íər】〔イア〕、year【jíər】〔ィイア〕も同様です。この簡単な発音区別の方法は、earのときには〔イアリング〕と言って、そこから〔リング〕を取ると〔イア〕になります。これがearの発音です。日本人はどうしても「耳」は〔イヤ〕だと思っているので、year〔ィイア〕の発音と紛らわしくなってしまうのです。yearの【j】の音は、思いっきり舌に力を入れ上あごに近づけて〔ィイ〕と言うのがコツです。


さて、この英語の発音記号【j】はの文字なのに、なぜ「ジ」と言わずに〔ィ〕と発音するのでしょうか?
多くの人が疑問に思っています。これまでこの質問を何度も受けました。
実は ij がもとは一緒だからなんです。
そう言えば形がちょっと似てますよね。i がちょっと伸びると j になるでしょう。
もともと i だったのが異体字として j になりました。
ですから、 j i の音があり、それが発音記号に残って【j】となったのです。
今からおよそ700年ほど前に ij が区別されるようになり、 i が母音として残り、 j が半母音、すなわち【j】という音となりました。
ですから、Jesus(イエスさま)のことをイタリア語で〔イエスース〕と言いますが、 英語では 〔ジーザス〕と発音するのです。カトリックの「イエズス会」というのはここから来ています。
そして、この【j】という音がさらに y という文字に変化したのです。


次回は、これまた日本人にとって難しい「ジ」と「ヂ」の違いについてお話します。
たとえば、「しじみ」と「ちぢむ」の違いです。これは単に文字が違うだけでなく、みんな無意識のうちに発音でも区別しているのです。これがわかると、英語のpledge【plédʒ】〔プレッヂ〕(誓約)とplesure【pléʒər】〔プレジャー〕(楽しみ)の発音の違いもできるようになります。


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イースト菌?

2017.09.01日

第3講 「イースト菌?」


ワ行に古くは「わゐうゑを」「ワヰウヱヲ」と、ひらがな・かたかなともにイ行の「ゐ」「ゑ」〔ウィ〕、ウ行の「ヰ」「ヱ」〔ウェ〕があったというのは、とても面白いです。
昨日の記事の中に書いた「ウヰスキー」の表記について、お友達のTakamiさんが再度、素敵なコメントをくださいました。
幼少の頃より、両親が社交ダンス教師だった私は、ダンス教室の入り口に掲げてあるダンスのメニュー?の中に「クヰックステップ」というのがあったのです。
これを発見したのも、もう50年以上前です。
「クイックステップ」というダンスがあることは子供ながら知っていましたので、なんで「イ」じゃなくて「ヰ」なんていう変な形で書くのだろうかと思っていました。
両親は、「これはウィと発音するのだよ」とは教えてくれませんでした。
まさにこれが quickにより近いカタカナ表記なのですね。
ウィスキーは、たいていの日本人は「ウイスキー」といいます。これもマッサンが「ヰ」の前に「ウ」をつけて商標登録したからなのかも…


もしも、「クヰック」という表記と〔ウィ〕という音が今日残っていたら、「クイック」よりも英語のquickの発音に近いので、日本人の英語の発音ももうちょっとうまくなっていたかもしれません。
「ウォーター」もきっと「ウヲーター」と表記され、発音も〔ウウォーター〕となっていて、よりwaterの発音に近かったことでしょう。
実際のところ、「ウォーター」があまりにも根付いているため、日本人で正確にwaterを【wɔ'ːtər,wɑ't-|wɔ'ːtə】〔ウウォーター〕と発音できる人はあまりいません。


雑誌『わかさ』10月号の特集は「のど」です。


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私は幼少の頃から喉が弱く、小学生時代劇団に入っていて発声練習をするとすぐに声がれして、親に吸入器を買ってもらってしょっちゅうそれで喉を潤していました。こんにち耳鼻咽喉科で喉が痛いと言うと、口に当てて蒸気が出てくるネブライザーです。
この『わかさ』の表紙に「かすれ声はのどの老化のサイン!」とあったので、1年以上前からかすれ声で授業ができなくなっていた私は、さっそく買ってきて読み始めました。
「高低をつけて声を出しのど仏を上下に動かす[のど仏スクワット]なら、起動も広がり[発声機能]がみるみるアップ」(p.26)には次のような喉の運動が載っています。


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いいことは何でもすぐに実行する私は、これをウォーキング中に(近くに人がいないのを確かめて)やっています(笑)。
昔、劇団でよくやった〔アー エー イー ウー エー オー、アオ〕の発声練習です。
これで喉仏を上下させて喉を鍛えるというわけです。
〔カー ケー キー クー ケー コー、カコ...〕
とずっとやっていくと、ヤ行にきます。
〔ィヤー ィエー ィイー ィユー ィエー ィヨー、ィヤ ィヨ〕
普通は、〔ヤー エー イー ユー エー ヨー、ヤヨ〕となるのですが、これは今日ヤ行が「ヤイユエヨ」になっているからです。
でも、正確には[ィヤ ィイ ィユ ィエ ィヨ]です。英語の発音記号では【ja ji ju je jo】となります。
この発音記号の【j】についてはよく〔ジ〕と発音するものと思っている人がいますので次回扱います。


ワ行には「わゐうゑを」「ワヰウヱヲ」があるのに、ヤ行にはなぜか「イ」と「エ」がありません。
ところが、実は昔あったのです。
画像としてしか残っていませんので、それを下に載せます。


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これは漢字の「以」から作られた〔ィイ〕に当たる文字で、ひらがなの「い」の原形になりました。


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これは漢字の「江」から作られた〔ィエ〕に当たる文字で、かたかなの「エ」の原形になりました。


さて、前置きが長くなりましたが、第2講「イースト菌」の「イースト」は英語ではyeastと綴り、「東」を意味するeastと発音が明確に違います。
east【íːst】、yeast【jíːst】で、イースト菌には【j】の文字がついています。これが〔ィイ〕という音です。
ですから、正確には「イースト菌」ではなく、「ィイースト菌」です。
日本人にとって発音の区別が一番難しいものです。
同様に、ear【íər】、year【jíər】で、yが先頭に付くときには、舌を思いっきり上あごに近づけて強く〔ィイ〕と発音します。
この項、次回に続きます。


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ウヰスキーを飲む

2017.08.31日

昨日は、「『ちょっと贅沢なビール』と言えば...」でしたが、今日は「ウヰスキーを飲む」です。私は飲みませんが...


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第2講 「『ウヰスキーを飲む』の『ヰ』と『を』の音は」


今から千年以上も前に作られた「いろは歌」。
いろはにほへど ちりぬるを (色はにほへど 散りぬるを)
わかよたれそ つねならむ (我が世たれぞ 常ならむ)
うゐのおくやま けふこえて (有為の奥山今日越えて)


この「有為の...」の意味は、「有為(人間の所行)の深い山を今日越えて」です。
漢字で書く「有為」はもとはかなで「うゐ」です。
現代語の[うい]という発音は当時のものとは異なります。
おそらく古代日本語では、[ううぃ]と発音していたものと思われます。
この発音が次第に簡素化されてイ音便で[うい]となったのでしょう。


昨日の第1講、「『ちょっと贅沢なビール』と言えば...」の記事を読んだお友達のTakamiさんが次のようなコメントを送ってくださいました。
「私の母は『◯◯ヱ』といいます。
ですので、私も『ヱ』には子供の頃から興味を持っていました。
母の名のヱの前の母音は『オ』です。
仮に『コトヱ』とすると、『コトエ』と言うより自然に『ウェ』となります。
ヱビスビールのYEを見たとき、なんでWEじゃないの?と、私も思いました。
日本語と英語の発音…おもしろいですね。次回も楽しみです。
外国人が難しい日本語の発音…『○○円お預かりします』など『ん』のあとに母音が繋がっているヤツです。次回も楽しみにしてます♪」


Takamiさんはさすがプロの声楽家。お母さんのお名前からこのような問題にすでに子どものときに興味を持っていらっしゃって、「ヱビスビールのYEを見たとき、なんでWEじゃないの?」と疑問を感じていらっしゃいました。普通の人はこんなことに気づきません。見慣れている人はそれを当たり前だと思っているのです。
Takamiさんのおっしゃるとおり、お母さんのお名前がたとえば「コトヱ」さんだとしたら、「ヱ」の音は、前の音「ト」を伸ばしたときに残る[オ]の音につられて[ウェ]となり、その結果「コトヱ」のように「ヱ」の文字をお母さんのご両親が当てられたのです。ご両親が住んでいらっしゃった時代、地方では[ウェ]という発音が普通だったのでしょう。


6年前に天国に旅立たれた友人の柿谷寿美江さん(「心洗われます」)は、ご自分のお名前をローマ字でSumiyeと綴っていらっしゃいましたが、この場合も前の音[イ]につられて、次の[エ]の音は[イェ]となるのです(イ音便)。
もしも、ローマ字でSumieと綴ると、外国人は[スミエ]ではなく[スミー]と発音してしまします。
なぜなら、英語ではieは[イエ]とは発音せず、[イー]になるからです。(例:calorie, movie, rookie, Katie)


今日の、テーマである「ヰ」の文字は、「ニッカウヰスキー」の名前に残っているぐらいですが、これは正確には「ヰ」自体が[ウィ]という発音なので、これだと[ウウィスキー]となって変です。正しい旧仮名遣いにするとすれば「ヰスキー」なのですが、これは会社を興した「マッサン」がそのように命名した結果登録商標になったので、正しかろうが、間違っていようが勝手です。このような例は他にいくらでもあります(笑)。


ということで、ワ行にはかつて、「わゐうゑを」「ワヰウヱヲ」と、ひらがな・かたかなともにイ行の「ゐ」「ヰ」、エ行の「ゑ」「ヱ」があり、昔は[wa, wi, wu, we, wo]と発音されていたものと思われます([wu]に当たる文字がありませんが)。
これが音便で簡略化され、こんにちの「わ(い)(う)(え)を」、すなわち「わを」になったのです。


最後にこの「を」という文字ですが、皆さんはこれをどのように発音されますか?
たとえば、「ウヰスキー飲む」と言うとき、[ウォ]と発音しますか?
それとも[オ]?
これを研究している人たちがいて、結論は出ていないのですが、どうやら昔本州とあまり行き来のなかった九州や四国地方に[ウォ]が比較的多く残っているようです。こんにちは圧倒的に[オ]と発音する人が多く、また学校でも[オ]と普通指導しています。
しかし、[ウォ]と発音するのは地方のお年寄りが多いのかと思いきや、意外なことに都会に住む若い人の間でもけっこうあるようです。
名古屋育ちの私の妻も[ウォ]派なのですが、本人は私が指摘するまで全然気づいていませんでした。
しかし、妻の弟妹たちはみんな普通に[オ]と発音しているので、家庭環境とか地方、時代の影響ではありません。そこで、妻の小学校時代の先生が国語を教えているとき、「を」と「お」と区別するために「を」は[ウォ]と発音するのだと教えたのだろう、というのが私の推測です。


明日は、ヤ行の「やいゆえよ」を扱いますが、何とこれが日本人が一番苦手とする英語の発音につながります。どうぞお楽しみに。


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「ちょっと贅沢なビール」と言えば...

2017.08.30日

「ちょっと贅沢なビールです〜♪」というテレビCMをよく(と言うか、ときどき)見ますが、どのブランドかわかりますか?
そう、「エビスビール」!


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じゃないんです、実は。
「エビス」じゃなくて「ヱビス」です。お気づきでしたか?
ローマ字表記では YEBISU。
「あっ、そうか! ヱはYEなんだ」
と思った人があるかもしれませんが、これも残念賞。


この「ヱ」という文字、この「ヱビスビール」ぐらいでしかお目にかかりません。
ひらがなでも古文の中で「ゑ」という文字が出てくるぐらいで、学生以外で目にする人はまずいないでしょう。あっ、あと百人一首にも出てきますね。
「ヱビスビール」の「ヱ」またひらがなの「ゑ」の発音は、「YE」すなわち「イェ」じゃありません。
「ヱ」「ゑ」はワ行です。
学校では今日、ワ行は「わいうえを」もしくは「わをん」と教えていますが、もともとは「わゐうゑを」「ワヰウヱヲ」と書き、ワ行なので「ヱ」「ゑ」は、ローマ字表記すると「WE」となり、発音は「ウェ」です。
今日から数回にわたって、私の専門分野である言語学の講義をします(笑)。
と言って、難しい話にはしません。むしろ、英語学習にもまた日常の日本語にも役立つよう、また「へエー、そうだったのか!」と、目からうろこの授業にしますので、ご期待ください。


今日は第1講「ヱ」。
第1問。
なぜ「ヱ」は「ウェ」なのに、ローマ字で「YEBISU」と書かれて「WEBISU」じゃないのでしょう?
これは簡単。
いつもCMなどで「エビスビール」と言っていて、「ウェビスビール」じゃないからです。
すなわち、「エビス」の「エ」の音は「YE」(イェ)に近いのです。
昔、外国人が日本に来て初めて日本語を聞き、それをローマ字表記したとき、「江戸」を「EDO」とせず「YEDO」としました。おそらく彼らにとって「エド」と発音するのが難しくて、自然と「イェドウ」と言っていたので、「YEDO」と書いたのでしょう。


第2問。
では、なぜ「エビスビール」と言っていながら「ウェ」という発音の「ヱ」の文字を当てたのでしょうか?
これだと、「イェビスビール」じゃなくて、「ウェビスビール」になって変です。
これは難問です。
「ヱビスビール」は今はサッポロビールのブランドのひとつですが、元々は独立したビール銘柄でした。細かい話をすると本筋から外れるので簡単に言いますと、大黒天など七福神のうち日本古来の神である恵比寿様にあやかって縁起かつぎで命名したものと思われます。
この「ヱビスビール」を作り始めたところが、そのまま地名になって今日の東京渋谷の「恵比寿」になりました。ちょうど、トヨタ自動車の本拠地が「豊田」という地名になったのと同じです。
なぜ「ヱ」という文字を使ったかと言うと、古来恵比寿様は旧字で「ゑびす」と書かれていたためです。


ということで、今回のテーマは「ビール」ではなく、「ヱビスビール」の「ヱ」はローマ字の「YE」(イェ)ではなかった、というのが第1講の結論です。ヱビスビールファンの方、申し訳ありませんでした。
この話がどんどん展開して面白くなっていきますので、明日をお楽しみに。


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楽観主義とは

2017.08.29日

"Optimism is the faith that leads to achievement."
--Helen Keller – 1880-1968, Author, Activist, and Lecturer
「楽観主義とは結果を出す信仰です」
--ヘレン・ケラー、作家・社会活動家・講演家
(訳 舟田譲二)


去る26日〜27日にかけての「24時間テレビ『愛は地球を救う』」。
チャリティの募金額が激減し過去10年で最低だったとか、番組に飽きたとか、チャリティ番組なのに出演者に高額のギャラが発生など、批判も多かったとネットに載っていました。
ずっと観ていたわけではありませんが、それでもたまたま見た「お母さんの目になる…4歳の娘がはじめてのおつかい」や「女芸人と耳の不自由な子ども達が コンビネーションマリンバに挑戦!」などは素直に感動し、涙、涙、涙でした。
とくに「耳の不自由な子ども達がコンビネーションマリンバに挑戦!」の1シーンで、母親が子どもに対して「こんな子に生んでごめんね」と言うのに対して、子どもが「こんな子どもに生まれてきてお母さんごめんね」と言うところでは涙が止まりませんでした。感動の涙です。
「なんでこんな子どもが生まれてきたんだ。お前なんかいらない子だ」と言う親や、「なんで頼んでもいないのに生んだんだ?」と言う子どもがいますが、私はこれを聞くと胸が締め付けられ悲しい涙が出てきます。


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このような中で、盲聾唖という三重苦を乗り越えたヘレン・ケラーの「楽観主義とは結果を出す信仰」という言葉には胸が震えます。
上の「お母さんの目になる…4歳の娘がはじめてのおつかい」「女芸人と耳の不自由な子ども達が コンビネーションマリンバに挑戦!」は、子どもたちが結果を出すことを信じ、幾多の困難を乗り越えてチャレンジしたことにより目標を達成した見事な例です。


私など、やれ繊維筋痛症で身体中が痛いとか、睡眠障害で眠れないなどと愚痴を言っているのが恥ずかしくなります。
夜中に身体が火照って眠れないのです。熱くて熱くて。それで体温を測ってみたらなんと34.9度という超低体温。
いつも寝る前に摂っている睡眠を促すというサプリメント、メラトニン10mgを昨夜は30mgも摂ったにもかかわらずです。途中何度もベッドから抜け出して、リビングでストレッチや深呼吸をしたり、ベッドに戻ってタオルに包んだ保冷剤を首や後頭部、おでこに当てたりしましたが、明け方の4時まで眠れませんでした。そしてようやく寝たと思った5時20分には目覚め、1時間20分しか眠れなかったのですが、それがどうした!?


最近、こんなことはしょっちゅうで、もう慣れっこになりました。
それで昨日は目覚めてからもう眠りに戻れなかったので、時間がもったいないと、6時過ぎには起きて早朝ウォーキングに出かけました。
早朝の朝日を浴びると、夜寝る頃には体内に本物のメラトニンが発生してよく眠れるといいます。


朝は23.5℃ととても涼しく、そよ風に吹かれて快適なウォーキングでした。
昨日の記事、「空の鳥を見よ」じゃないですが、いつものサイクリングロードでスズメたちが「チュンチュン」と朝の挨拶をして私を出迎えてくれました。
さらに進んでいくと、桜の並木では「ミーン、ミーン、ミーン」とミンミンゼミ、そして「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ」とツクツクボウシの耳をつんざくような大合唱。
中には、ちょっとあわてんぼうの秋の虫がもう秋の到来を告げて鳴いていました。
とても爽やかな気持ちの良い早朝ウォーキングでした。


そして、正午には長男直人の嫁の恵利紗さんのご両親が平塚を訪問してくださり、ららぽーとでお会いしてお昼をご一緒に。と、そのとき、ロサンゼルスにいる恵利紗さんからお母さんの携帯に電話が。
お母さんはなんてタイミングがいいの、とびっくり。
実は昨夜寝る前に思いついて、直人に提案しておいたサプライズです。
食事が終わってから静かなカフェに移動して、そこでスカイプで国際電話会談(笑)。
お互いの近況を知らせ合ったり、また直人と恵利紗の生まれたときや、子どもの頃の逸話など、話は尽きませんでした。
そして、最後に直人にお祈りしてもらいました。


家に戻って少し身体を休めて夕方に残り半分のウォーキングに出かけ、目標の11,300歩以上を達成、6.9km歩けました。
私もヘレン・ケラー同様、「結果を出す信仰、楽観主義」の固い信奉者です。
ぐっすり眠れるようになり、身体の痛みも取り去られて完全に癒されると信じています。
神様感謝します。また、お祈りくださっている皆様、ありがとうございます。


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空の鳥を見よ

2017.08.28日

去る8月23日の記事、「詐欺にあいませんでした」の中にも書きましたが、私のウォーキングコースにシラサギの寝床があります。
昨日も辺りが薄暗くなってきた6時過ぎ、ウォーキングから戻ってくるとき同じ場所にさしかかると、あちらこちらから10羽ぐらいのシラサギのグループが飛んできて、このねぐらに舞い降りてきます。
昨日はいつもとルートが違ったので別の角度からその写真を撮りました。


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このあと7時、8時と遅くなるにつれて、この場所はシラサギで一杯になり、真っ白の花が咲いたようになります。
体長は1メートルほどで結構大きいのですが、体重は1キロ弱とかなりスリムでカッコいい鳥です。


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シラサギがこれだけ大群で細い枝の上にとまって寝るとなると、枝はかなりたわむでしょうし、寝ているときに他の仲間が飛んできて枝にとまったりしたら、枝が揺れて落ちたりしないのだろうか。また、人が寝ていてベッドから落ちることがあるように、鳥も寝ていてついうっかりと枝から落ちることはないのだろうか、なんて人(鳥)ごとながらちょっと心配していました。しかし、鳥は足の構造が枝をつかむようにできていて死ぬまで落ちることは絶対にないんですって。すごいですね。


しかし、もっと驚くのは、シラサギとともにこの辺りにたむろするムクドリの飛翔です。
ときどき、空が真っ黒になるほどの超大群で空を飛び回ります。
ところが、こんな過密な状態で飛びながら、鳥同士で衝突事故を起こすことはないのです。
ムクドリが群れて飛んでいる様子はちょうどこんな感じです。



アメリカのアニメーションプログラマーが、鳥の群れをコンピューターで再現して群れの飛び方を観察したところ、(1)ある距離よりも近くに他の鳥が来ないように飛ぶ、(2)最も近い鳥までの距離を一定に保とうとする、(3)一定距離にいる鳥と並行して飛ぶ、という結論に達したそうです。


また、前方から飛んでくる他の鳥と正面衝突することもないそうですが、学者たちの研究の結果、衝突しない理由はお互いに右によける習性があるからだといいます。
これは単に進化の結果そのようなわざを身につけたというより、むしろ最初からそのように造られていると考えるほうがよほど理にかなっています。


聖書には次の有名な言葉があります。
「空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていて下さる」
(マタイによる福音書 6:26)


大きな鳥が枝につかまって落ちずに寝ることができるのも、大群で飛んでいて衝突しないのも、神が鳥をそのように造られたからです。
私たち人間は歩いていても人とぶつかるし、飛行機や車もよく衝突します。
しかし、神は私たちに鳥やその他の動物、植物、いやあらゆる生物から学び、その学んだことを生かすよう知恵を与えてくださっています。
今、その研究の最先端がAI(人工知能)です。これからさらにAIは飛躍的に発展し、そのうちにこれまでのような悲惨な航空機事故は激減し、やがては鳥のように皆無になるかもしれません。自動車事故もうんと減ることでしょう。
このように考えると、わくわくしてきます。


200年足らず前、人が最初に考えた飛行機はこんな感じだったのです。


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超感動実話

2017.08.27日

「事実は小説よりも奇なり」と言いますが、これはまるで映画を観ているような超感動実話です。
私は昨日、これを初めて読んで身震いして涙が出てき、日本語に翻訳しながらまた涙を流し、今再度これを読み返して「こんなことが本当にあるんだ」と感動すると同時にとても励まされました。
ひとりでも多くの方に読んでいただきたいと思い、シェアさせていただきます。


彼女は一時(いっとき)も私の傍(かたわ)らを離れなかった


「マイクのいったいどこがそんなにいいの?舌がもつれてまともに話すこともできないじゃない!」
初めて会ったガールフレンドのお母さんがそう言うのを聞いて、私は車に乗ってその場を去りました。


しかしその数日後、お母さんのために赤いカーネーションを一輪手に持って、同じドアの前に立ってチャイムを鳴らしたとき、私の将来の義理のお母さんはドアに出るなり「溶けて」(笑)しまいました。


シャロンとは高校時代ずっと真剣にお付き合いしました。私が卒業して遠くの大学に行ったとき、シャロンは高校3年生。長距離電話の請求額に比例するかのように、私たちの愛はどんどん育っていきました。


翌年、シャロンも私がいたテキサス大学オースティン校に入学し、私たちは最高に幸せでした。私たちはまさに世界の頂点に立ったかのような感じで、もう人生は約束されているかのように思っていました。
ところが運命の夜がやってきました。一瞬の出来事で私たちの人生は永遠のどん底に突き落とされたかのようになりました。


1981年2月18日。その日、私たちは大学の図書館で勉強していました。夜遅くなってきてシャロンは眠くなったので寮に戻りたいと言いました。
車に乗り込んだ私たちは彼女の寮に向かいましたが、運の悪いことにガソリンのゲージがゼロになっていました。近くのコンビニのガソリンスタンドに立ち寄り、シャロンに2ドル借りてガソリン代を支払いに私は店内に入って行きました。


ものごとというのは、いつでも思い通りに行くとは限らないものです。
運悪く、そのときたまたま店は強盗に襲われている真っ只中でした。強盗のひとりが私を冷蔵室に無理やり連れて行き、床に押し倒して後頭部に銃を撃ったのです。そう、処刑するかのように。


物語はここで終わりません。強盗は私が死んだと思いました。犯行の目撃者を消した、と。
しかし、強盗たちが現場を立ち去ったとき、私にはまだ微(かす)かに脈があったのです。


私が生き延びると思った人はほとんどいませんでした。そのため警察もこの事件を殺人課に回したほどです。夜中に寝ていたところをたたき起こされて病院に駆けつけた神経外科医も、私を見て手術したところで助かる見込みはないと思い、そのまま帰宅してしまいました。


ところが、その医師は翌朝病院に戻ってきて、私にまだ息があるのを見て大きなショックを受けました。
医師は私の両親に、手術しなければならないが、助かる見込みはほとんどないと伝えました。


しかし、私は医師の予想を裏切って手術後生き延びたのです。医師は両親に言いました。
息をしてはいるが、これから先、自分の意思を人に伝えたり、また人の言うことを理解できるようにはなることはない、つまり植物人間になるだろう、と。


医師の言葉を聞いた父はシャロンに、
「きみは自分の人生を歩みなさい」
と伝えました。


シャロンは即座に答えました。
「マイクが私の人生です」


私たちはそのときまだ結婚していませんでしたが、シャロンは「病めるときも健やかなるときも…」という誓いの言葉を固く信じていました。
彼女は大学を1学期休学して、ヒューストンの病院で私のリハビリに付き添ってくれました。
シャロンは、他の同級生たちがパーティなどで学生生活を謳歌しているとき、「病院でよだれを垂らしているボーイフレンド」と時を過ごしていたのです。


ついにシャロンは学業を続けるためオースティンのキャンパスに戻りました。
またまた、私たちの電話代は信じられないぐらいの額になりました。
私の目標もシャロンと一緒になるために大学に戻ることでした。
私が生き延びるとはだれも信じなかったあの忌まわしい事件から1年半経ち、私はようやくその目標を達成することができたのです。その主な理由のひとつは、もちろん、私の愛するシャロンが諦めることも、屈服することも断固拒否したからです。


大学に戻って4年後私は卒業しました。私にとって、このことは遂にシャロンにプロポーズできるということでした。長いトンネルの末の光です。決して過去を振り返らない、つねに将来を見るようにと私をいつも励ましてくれたのはシャロンでした。


5月のある美しい日、シャロンと私は誓いを交わし結婚することができました。私たちは結ばれることになっていたのです。私たちは本当に長い、いろいろな出来事があったこの9年間デートをしました。しかし、結婚式の当日、それだけの価値があったとつくづく思わされました。シャロンはまさに私の「魂の伴侶」です。


結婚して長い年月が経ちました。そして美しい娘、ショーンが与えられました。私たちはあまりにもたくさんのことを一緒に経験してきました。辛い嫌な経験もありました。しかし、もっともっとたくさんの素晴らしい経験をしました。


これは単なる妻への「ラブレター」ではありません。むしろこれは、瀕死の状態にあるボーイフレンドと付き合い続けるのはやめろ、とみんながアドバイスしたにも関わらず、それを乗り越えたひとりの女性の物語です。
私にとってこのことは、シャロンがどれほど純粋で、内面も外面も美しい女性であるかということに他なりません。
さらに、たとえどんなことがあっても決して夢をあきらめてはいけないということを証明してくれています。私がここまで回復できたのは、私の努力などではなく、すべてシャロンのお陰だと思っています。もし彼女がいなかったら私はどうなっていたことか。少なくとも今の私はいませんでした。


この話は私のガールフレンドのお母さんの言葉で始まりました。
「マイクのいったいどこがそんなにいいの?」
その本当の答えは、
「マイクにいいところなどひとつもない」
です。
シャロンこそが「いいところだらけ」なのです。
シャロン、きみのことを心から愛してるよ!


©2017 マイケル・ジョーダン・シーガル


マイケル・ジョーダン・シーガルが自ら語る感動的な動画はこちらから観られます。(日本語字幕はありません)


http://inspirationbymike.com/video.html


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今の私の仕事は歩くこと

2017.08.26日

スタッフの先生方の理解と協力を得て、私はここ数か月仕事から離れています。
と言うか、今の私の仕事は健康を取り戻すために歩くこと。
ウォーキングのほかに、食事やサプリメント、体操、ストレッチ、整骨院に通うことなど、できることはそれこそ何でもやっています。


私の性格は「何事も一生懸命」で、健康回復のために、それこそ死にもの狂い、と言えばちょっとオーバーですが、まあそんな感じです。
スマホに入れてあるPacerという万歩計のアプリを見たら、今週1週間ホントによく頑張りました。
自分にご褒美を上げたいぐらいです(笑)。


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調子の悪かった先週の土曜日は1日中家で静かにしていましたが、それ以外は毎日1万歩以上早足でウォーキングしました。
1日おきに通っている整骨院の先生がふくらはぎの筋肉を見て驚いていらっしゃいます。
ただ、ちょっとでも調子が悪いとそれがすぐに表れるようで、首や肩、背中、腰を触って、「今日はここが固い」と言われるとまさにそこが痛い箇所です。
また、睡眠障害は以前ほどひどくはないもののまだ続いていて、昨夜も身体が火照って、友人から教えていただいた保冷剤をタオルに包んで、頸動脈、腋の下や鼠蹊(そけい)部、後頭部、おでこなどに当てて冷やしてようやく2時間後に眠れた、というようなことを繰り返しています。


症状から疑われている繊維筋痛症は、以前より幾分かは改善してきてはいるものの、夜中にトイレに目が覚めたときや朝目覚めたときは全身がひどく痛みます。
でも少しずつですが改善してきているので、私は楽観的で、毎日明るく、幸せに過ごしています。


昨日は夕方6時頃家を出て、6.3キロを1時間20分ほどかけて歩いてきました。
平塚の花火大会だったようで、海岸からの帰り道100人以上の人たちと行き違いました。
私の目に飛び込んできたのは、真っ暗になる寸前の真っ赤に焼けた美しい夕暮れの景色でした。


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「ドーン、ドーン、ポン、ポン、パチパチパチ」という花火の音を背にただ黙々と歩きました。
両足首にはアンクル・ウェイトなる各0.5kgのおもりをつけて歩いていたので、家に着く頃には腿が少し痛み始めてきました。
皆さんから「無理をしないで、ゆっくりと」と言われているのですが、ウォーキングに出る前には、ゆで卵1ダースを作りながら食器の洗い物をし、その後家の掃除をし、とついつい頑張りすぎてしまいます。


性格が生真面目で曲がったことが嫌い。実はそれがストレスになって睡眠障害や繊維筋痛症になっているのですが、なかなか「踊るアホウに見るアホウ。同じアホなら踊らにゃ損そん」というふうに能天気になれません。損な性格です。
性格診断アプリなどしたら、きっと図星でそのように出ることでしょう。
あっ、ところで、この性格診断アプリの類いのものは、ご法度です。
「流行中Facebook診断アプリは個人情報を抜かれ悪用の危険?」等、たくさんの警告記事が出ています。
ご注意くださいね。というか、触らない方が安全です。


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3000年に一度咲く花⁉

2017.08.25日
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「三千年に一度だけ咲くと言われている優曇華(うどんげ)の花を見つけました」 
こんなコメントとともにインターネットに投稿された画像が、今、話題になっています。可憐な“花”の正体は?
(ネットワーク報道部記者 管野彰彦)


「優曇華の花」話題に


投稿された画像は、小枝から細い茎のようなものが伸び、先端の丸い部分が淡い黄色に色づいています。数十の小さな花が風にそよめくような、神秘的な光景が収められています。


投稿したのは「渡辺福助」さん。今月20日、神奈川県大和市の自宅近くの公園で偶然、見つけました。最初は「キノコなどの一種かな」と思ったそうですが、やがて、以前、何かの本で見たことがある「優曇華」の花だと気付きました。


「優曇華」は「うどんげ」と読みます。「3000年に一度花をつける」と言われています。


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画像がツイッターに投稿されると、ネット上では「小さくてかわいい」「めっちゃ綺麗」といった感想のほか、「優曇華の花って実在するの!?」「伝説のものと思っていた」といった驚きの声が数多く寄せられました。
リツイート数は、2日間で2万5000を超えました。


花の正体 実は…


「3000年前の縄文時代以来、初めて咲いた花」…なんて思うと、とてつもなくロマンを感じてしまいます。


でも、実はこの正体、「クサカゲロウ」という昆虫の卵なんです。石川県白山市にある「石川県ふれあい昆虫館」の学芸員、渡部晃平さんに画像を見てもらいました。「クサカゲロウの卵に間違いない」とのことでした。


渡部さんによりますと、クサカゲロウの仲間は日本の広い範囲に生息し、春から秋にかけて、枝や葉などに卵を産み付けます。茎のように見えるのはメスが腹から出した糸で、先端についているのが卵です。卵は直径1ミリほどだということです。


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クサカゲロウの一種


どうしてこんな形に?


どうしてこんな珍しい形になったのでしょうか。それは、卵をアリから守るためと考えられています。


渡部さんによりますと、クサカゲロウはアブラムシが好物です。アブラムシがいるところには、共生関係にあるアリも多くいて、このアリに卵を食べられるおそれがあるのです。


このため、「餌のアブラムシがいる場所で、かつ、アリに卵を食べられることがないように」というねらいで、枝や葉から離すように卵を産むのではないかというわけです。


クサカゲロウの仲間は必ずしも珍しい虫ではなく、渡部さんは、松山市にある実家の庭でよく見かけたそうです。しかし、枝などに産み付けられた卵はとても小さく、その光景に気付く人は少ないのではないか、ということです。


3000年に一度の「優曇華」


それでは、なぜ「優曇華」と呼ばれるようになったのでしょうか。


大谷大学仏教学科の山本和彦教授によりますと、「優曇華」は「法華経」など古くからのさまざまな仏典に登場する植物です。サンスクリット語で「ウドゥンバラ」と呼ばれています。


「花を咲かせるのは3000年に一度」とされ、花をつけるときには、仏様がその姿を現すと言い伝えられています。正確なことは分かりませんが、それほど珍しい不思議な光景として、いつしか「優曇華」の名前で呼ばれるようになったようです。


夏の季語にもなっている「優曇華」。林や草地で注意深く探せば、見ることができるそうです。


花と見まがう美しい光景。身近にできる“宝探し”として、じっと目を凝らしてみるのはいかがでしょうか。
(8月22日 NHK NEWS WEB より転載)


ということで、ジャンジャン!
「とてつもないロマン」は一瞬にして消えてしまいました。
というか、「3000年前の縄文時代以来、初めて咲いた花」なんて、初めからうさんくさい話と思い、結論を楽しみに読み進めていたのですが、「案の定」という結果でした。
私はむしろこのクサカゲロウの卵の話を知り、また写真を見て、神様の創造のみわざに胸を震わせました。
皆さんはいかがですか?


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絵に描いた餅

2017.08.24日

"Do more than belong: participate. Do more than care: help. Do more than believe: practice. Do more than be fair: be kind. Do more than forgive: forget. Do more than dream: work."
--William Arthur Ward – 1921-1994, Writer
「ただ所属するだけでなく参加せよ。心にかけるだけでなく助けよ。信じるだけでなく実践せよ。公平であるだけでなく親切にせよ。許すだけでなく忘れよ。夢見るだけでなく働け」
--ウィリアム・アーサー・ウォード、作家
(訳 舟田譲二)


私たちはとかく上に挙げられている前者の方であることが多いのではないでしょうか。
いろいろなグループに所属してはいるけど、積極的に参加はしていない。
ある人や団体などを心にかけてはいるけど、かと言って手助けしていない。
宗教や信条など信じてはいるけど、本格的には実践していない。
他人に対して公平であるよう努めてはいるけど、手を伸べるほど親切にはしていない。
人に何かされた嫌なことを許してはいるけど、いつまでも忘れてはいない。
素敵な夢を見てはいるけど、その実現のために真剣に行動していない。


「分かっちゃいるけど…」
正直なところ耳が痛いです。
これでは全部、絵に描いた餅ですね。
どんなに上手に描かれていても、絵に描かれた餅は見るだけで食べられませんし、どんな素晴らしいことでも実現もしなければ、何の役にも立ちません。


肝心なのは、誰もがしているような、分かりきった当たり前のことだけで満足するのではなく、そこから一歩前に踏み出すこと。
すべてはそこから始まります。実践する者でありたいものです。
ウィリアム・アーサー・ウォードさん、大切なことを教えてくださってありがとうございます。


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詐欺にあいませんでした

2017.08.23日

4日前、「サギにあいました」
ウォーキングしていて暗くなってきたとき、ふと目の前に現れた無数の「幸福の白いハンカチ」。目を凝らしてよく見ると、シラサギでした。


昨日はいつもより少し早めにウォーキングに出かけました。
辺りはまだ明るく、気持ちよく歩いていたのですが、同じところにさしかかるとまた眼前にサギの群れが。
その数はまだ少なかったのですが、空を見上げるとあちらこちらから4〜5羽がグループになって飛んできて、目の前でどんどん増えていきます。
立て看板があって、そこに「この付近はシラサギ(コサギ)のほかにムクドリなどの小鳥たちのねぐらとなっています」とあります。


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この対岸の中の島には同じような緑の木がずうっと長く続いているのですが、どういうわけかここに集中してシラサギが集まってくるのです。これまでも同じところをほぼ毎日のようにウォーキングしていたのですが、こんなにたくさん集まっているのを見るようになったのはほんのつい最近のことです。
住み心地が良いのか、どうやらこの場所がシラサギの新しいマイホームになったようです。
というわけで、昨日もこのサギ集団に出会って幸せな気持ちになりました。まさに「幸福の白いハンカチ」です。


ところで、ここ数日また暑さが戻ってきて、夕方でもかなりムシムシしていましたが、なんと涼しく気持ちよくウォーキングできました。
じつは、ウォーキングに出かける前に近くのホームセンターに買い物に行ったのですが、そこで見つけたアイスタオルなるものを買ってきたのです。
「用途  炎天下での現場作業、ガーデニング、農作業など」というのが目に留まってひょっとしたら、と思ったのです。しかも、「冷感は約2時間以上維持します」とあります。


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それを早速ウォーキングに試してみました。
あらかじめ水に濡らして絞ったものを首にかけて歩いてみたところ、これが本当に爽やか。あっという間に1万歩以上歩けました。


この夏はベッドの上にはひんやり敷きパッドを、枕にも同様のひんやりカバーをかけていますが、どうやらこれと似た素材でできているようです。
騙されたと思って買ってきたのですが、「詐欺」にはあいませんでした(笑)。
ということで、皆さんにもおススメします。


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統合型リゾート(IR)設置案に物申す

2017.08.22日

8月20日付の読売新聞「カジノ解禁 世論二分 自治体戸惑い …経済効果期待/依存症に懸念」に、カジノ解禁を含む統合型リゾート(IR)設置に向けた政府の説明・公聴会が各地で始まり、世論の賛否が割れている現状が改めて浮き彫りになっているとありました。
「観光の核となるIRで、新たな基幹産業が生まれる」「本質はばくち場。客の蓄えを奪い、ギャンブル依存症を増やす」
と、出席者の意見表明では、経済効果を期待する推進論と依存症の助長を懸念する反対論が入り乱れたそうです。


誘致に積極的な自治体も多い中、誘致の機運が失速した自治体も。横浜市は昨年12月、IR推進の超党派議員連盟に参加し、林文子市長も前向きでしたがし、7月の市長選が近づくと林氏は「白紙状態」とトーンダウン。市長選中盤に実施した読売新聞社の市民世論調査でもIR反対は71%に上ったとのこと。


カジノ問題については「観光立国 カジノ?」「アベコベのミックス?」などで私見を述べましたが、上の記事を読んでいると私の予想通り、ギャンブル依存症への懸念から誘致に対して一時期の押せ押せムードが萎えてきているのがわかります。
現在でさえパチンコや競馬・競艇などの依存症が大きな社会問題になっているのに、さらに拍車をかけるような統合型リゾート(IR)設置は時代の流れに逆行しているばかりか、家庭崩壊や犯罪の助長にもつながりかねません。


このような中、去る7月9日に私が協力牧師を務めている湘南見附キリスト教会で洗礼式が執り行われました。


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受洗されたのは若干23歳の青年ですが、この人がものすごいのです。
彼は昨年大学を卒業したばかりなのですが、今年株式会社を自力で立ち上げました。その会社の目的が、なんと「依存症からの回復支援を通じて、再犯のない社会を創る」ことなのです。
この働きがキャリコネニュースでも取り上げられました(「父はギャンブル依存から犯罪を起こし、捕まりました」――23歳の青年が依存症者の就労支援施設開業を目指す理由)。
今年の12月には都内に施設を開業するところまでこぎつけました。


本来、このような事業は政府が率先して行わなければならないのに、依存症を助長するような統合型リゾート(IR)設置を目指そうとするのは全く本末転倒です。
経済効果が年間2兆円とも6兆円とも言われていますが、裏を返せばそれだけの大金を失う人、すなわち犠牲者が出るということで、決して健全なビジネスとは言えません。
政府に、そしてIR誘致に積極的な地方公共団体に再考を促したいものです。


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こんなに元気になりました!

2017.08.21日

"It is not how much we do, but how much love we put in the doing. It is not how much we give, but how much love we put in the giving."
--Mother Teresa
「どれだけ多くのことをしたかではなく、どれだけ多くの愛をこめたてしたか。どれだけ多くのものを与えたかではなく、どれだけ多くの愛をこめて与えたか。それが大切なのです」
--マザー・テレサ
(訳 舟田譲二)


知り合いの方に会うたびに、あるいはメールや電話をいただくたびに、皆さん私の健康のことを気遣ってお声をかけてくださいます。
一昨日の土曜日は調子が悪く、一日中肩が凝って全身が重く、気分も良くありませんでしたが、昨日は朝からとても気分良く、一日をとても有意義に幸せに過ごすことができました。
皆様のお祈りを心より感謝いたします。まだまだ「三歩進んで二歩下がる」ような状態ですが、確実に一歩ずつ前進していることをここにご報告させていただきます。


協力牧師を務めています湘南見附キリスト教会の柿谷正期牧師が、リアリティセラピーのお仕事で先週半ばより愛媛に出張でした。昨日曜日は留守を仰せつかって教会でメッセージのご用をさせていただきました。


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この礼拝には中央大学での教え子の小島さんが来てくださいました。
県立高校の英語教員を務めていらっしゃり、アクティブラーニングの分野ではこれまで度々研究発表を行い、またキャリア教育やリーダーシップの養成などにも熱心に取り組んでおられ、雑誌のインタビューを受けたりしていらっしゃる素晴らしい教育者です。
小島さんとはこれまでずっとご家族とお付き合いさせていただいています。8年前の記事、「心身の休息とエネルギー充電」の中にツーショットが載っていますが、今や50代で見た目は私よりもはるかに貫録あり、どちらが教え子だかわからないぐらいです(笑)。
礼拝後、小島さんと1時間半ほど聖書のお話をしました。


1か月ほど前、「生きてます!」の記事の中に新しいウォーキングシューズを買ったことを書きましたが、これまで2年間履いてきたMBTシューズをその日代わりに底の補修に出しました。それができあがったという連絡が入り、お店に取りに行きました。


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夕方帰宅して、踵(かかと)の部分を補修してもらった愛用の靴を履いて早速ウォーキングに出かけました。
さすが履き慣れた愛靴、歩き心地が違います。1万歩あまり歩いて戻ってきたら6時。



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身体の調子がいいので、それから愛車プリウスの洗車を始めました。
もう何か月も洗っていなかったので水垢がついて汚くなっていました。
丁寧に洗車していたらいつの間にか辺りは暗くなり、街灯の光を頼りに仕上げたらもう7時。


身体の調子がいいとこんなにいろんなことができるのですね。
元気になってきているご報告ができて感謝です。


マザー・テレサの冒頭の言葉、
「どれだけ多くのことをしたかではなく、どれだけ多くの愛をこめたてしたか。どれだけ多くのものを与えたかではなく、どれだけ多くの愛をこめて与えたか。それが大切なのです」
が実践できたとても充実した一日でした。


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私もそのような者でありたい

2017.08.20日

"Those who bring sunshine into the lives of others, cannot keep it from themselves."
--Sir James M. Barrie – 1860-1937, Novelist
「人の人生に光をもたらす者は、自分の内に光を留めておくことができない」
--サー・ジェームズ・M・バリー、小説家
(訳 舟田譲二)


美味しいレストランを発見したり、素晴らしい小説を読んだり、映画を観たり、素敵な人に出会ったりすると、人はそのことを友人や知人、家族などに言わずにはいれなくなるものです。
素晴らしいものを知ったら、それを自分だけのものにしておくのは逆にもったいないこと。


人の人生に光をもたらすような人は、自分の内にその光を留めておくことができません。
私もそのような者でありたい。


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サギにあいました

2017.08.19日

最近、銀行や郵便局などでよく見かける「息子はサギ!?」のポスター。


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昨日の夕方、辺りが暗くなってからウォーキングに出かけました。
途中、サギにあいました。


いつものコース、川沿いのサイクリングロードを歩いていると、対岸の中の島の緑がうっそうと茂る中に、突如「幸福の黄色いハンカチ」ならぬ「白いハンカチ」が眼前いっぱいに広がっているのです。
一瞬何だろうと思って、目を凝らして見ると、なんとサギの大群。思わずスマホのシャッターを押しました。


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この辺りはシラサギの生息地で、よく川の水の中に数羽いるのは見かけていましたが、こんな大群を見たのは初めてでびっくりしました。
シラサギはこんな感じのとてもスマートな鳥です。これを「息子はサギ⁉」というキャッチコピーに使うのはかわいそう。


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ということで、昨日あったのは「サギ」で「詐欺」ではありません。ご安心ください。


さて、一昨日の8月17日号地域情報誌『タウンニュース 湘南・県西版』に、「平塚の未来 高校生が提言」という記事が載っていました。その一部を下に抜粋します。


平塚市議会議場で8月7日、高校生を対象にした「ひらつかスクール議会」が初開催された。昨年の18歳選挙権の引き下げをうけ、平塚青年会議所(平塚JC/守屋宣成理事長)が企画したもので、市内全8校の生徒28人が参加。「七夕」「リトアニア」「中心商店街」について委員会を結成し、若者の意見を落合克宏市長に提言した。


スクール議会当日、傍聴席は現役の市議会議員や保護者などで埋め尽くされた。議会は議長役の中尾魁さん(平塚中等教育学校5年)の進行のもと、落合市長への質疑から始まった。「七夕飾りの減少について対策はあるのか」「リトアニアと友好関係を築くために、未来を担う世代ができることはあるか」「商店街の若者離れについてどのような対応を行っているか」など、各テーマの代表者が登壇し、質問を投げかけた。


それを踏まえ、七夕委員会の関屋裕大さん(高浜高校2年)は「七夕飾りの減少理由は高齢化によるもの。小・中・高・大を含めた『平塚七夕学生連合』を学生主体で作り上げまつりを盛り上げたい」と提言。市や実行委員会などに七夕飾りに関する技術指導や管理の助言、連合の活動を公認してほしいと呼びかけた。


中心商店街委員会の長谷川丈さん(江南高校1年)は、「私たちが理想とする商店街は、明るくて年齢層が幅広く、活気あふれるコミュニケーションの場」とした上で、「若い世代に商店街のことを知ってもらうのが大切。私たち若者によるSNSアドバイザーを派遣することで、広報力を高めるのが必要では」と提案した。


この記事を読んで、私は胸が熱くなりました。
平塚市も少子高齢化、過疎化が進んでおり、かつて賑わった駅近辺の商店街は今やシャッターが下り、閑古鳥が鳴いています。平塚名物の七夕の飾りつけは年々減り続け、一時期は存続さえ危ぶまれました。流行っているのは商店街ではなく焼きそばや綿あめなどの屋台ばかり。


このような中で、地元の高校生たちがこのように問題意識を持ち、いかにしてこの街を活性化させようかと考え、アイデアを提起しているのです。
そういえば、「少子化対策を」にも書きましたが、少子高齢・過疎化している街が多い中で、人口増・多子化・活性化に成功している街も全国にはたくさんあるのです。
やはり、若い世代の積極的な取り組みが鍵となっています。


ということで、地元の青少年・若者に大いに期待するのですが、口先だけの「息子はサギ」と言われないように、これからどんどん話を進めてぜひ活性化を実現させてもらいたいものです。バトンはもう我々の世代から若者の手に渡っているのですから。


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天に宝を積もう!

2017.08.18日

"The most valuable things in life are not measured in monetary terms. The really important things are not houses and lands, stocks and bonds, automobiles and real estate, but friendships, trust, confidence, empathy, mercy, love, and faith."
--Bertrand Russell – 1872-1970, Philosopher and Writer
「人生で最も価値あるものは金銭では測れない。本当に大切なものとは、家や土地、株や債券、車や不動産などではなく、友情であり、信頼、自信、共感、憐れみ、愛、信仰である」
--バートランド・ラッセル、哲学者・作家
(訳 舟田譲二)


この世の多くの人は、ラッセルが言うところの友情、信頼、自信、共感、憐れみ、愛、信仰などに裏切られた経験があってか、そのようなものを大切なものとは思わない。むしろこれらを嘲笑し、こんなものでは生きていけない、こんなことを言うのはおめでたい人だ、と言う。


やっぱり生きていく上でなくてはならないもの、最終的に頼りになるものは、金であり、家、土地、株、債券、車、不動産などの財産だと言います。
確かに一見そのように思われます。また、これ自体は決して間違っていることではなく、尊いことですらあります。
そして多くの人は、一生かけてこれらの財産を築くことを目指します。
しかし、これが人生の目的となると、話は別です。このような人生は不毛で、真の喜びや満足、平安はありません。


聖書の中にイエス・キリストが語られた次のような譬え話があります。


「ある金持の畑が豊作であった。
そこで彼は心の中で、『どうしようか、わたしの作物をしまっておく所がないのだが』と思いめぐらして言った、『こうしよう。わたしの倉を取りこわし、もっと大きいのを建てて、そこに穀物や食糧を全部しまい込もう。
そして自分の魂に言おう。たましいよ、おまえには長年分の食糧がたくさんたくわえてある。さあ安心せよ、食え、飲め、楽しめ』。
すると神が彼に言われた、『愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか』。
自分のために宝を積んで神に対して富まない者は、これと同じである」

(ルカによる福音書 12:16-21)


このことは、かつて世界一の億万長者と呼ばれたポール・ゲッティの人生を見ても明らかです。
J・ポール・ゲッティは私生活はめちゃめちゃで、5回も離婚再婚を繰り返し、あげくの果ては子どももその妻もドラッグにはまり、自殺したり、ヘロインの過剰摂取で死去。孫は、自分の祖父は大金持ちだから誘拐して身代金を要求したら大金をせしめられると友人に話していたところ、その話がマフィアに流れ、実際に誘拐され、片耳を切られた後に300万ドルの身代金を支払って解放されたとか、散々の結果です。
そして、21回も遺書を書き換え、自分の妻や子孫には最低限の遺産しか分割せずに、7400万ドルという莫大な遺産を財団に残し、彼が金任せに収集した美術品を所蔵する施設を作り、無料で一般に公開することになったというのです。
彼の曾孫は、"To me, money is not happiness at all." (自分にとって、お金とは幸せとはまったくかけ離れたものだ)と語っているそうですが、本当にその通りです。


天に宝を積みましょう。


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夢を見ることができるかどうか

2017.08.17日

"What you want to do, and what you can do, is limited only by what you can dream."
--Mike Melville - Astronaut
「あなたがしたいと思っていること、そしてあなたにできることは、夢を見ることができるかどうかにかかっているだけだ」
--マイク・メルヴィル、宇宙飛行士
(訳 舟田譲二)


私の生徒で、将来化学者になりたいと言っている中3女子がいます。(「夢が現実を打ち砕く」
中1の終わりごろに入塾してきて、初めの頃は勉強の仕方もわからず、大嫌いでまったくやっていませんでした。こと英語に関してはBe動詞と一般動詞もわからず、英単語は読めない・書けないという状態でした。
塾に知り合いはだれもいず、来てもずっと黙ったままで、何を考えているのかわからないような感じでした。


ところが、徐々に勉強がわかるようになり、楽しくなってきました。
学校のテストの結果もどんどん上がり、英語の実力テストではクラスで2位になりました。
塾に来て、時間があるときには、学校の中2・中3の理科の教科書を借りて読んでいました。理科が好きなのです。
中2になって中3の試験問題や入試問題を解くと8割から9割も取れるようになり、理科がずば抜けてできるようになりました。
とくに化学分野が好きで、私によく言いました。
「学院長、この世の中、ほとんどの物が元素でできてるんだよ。この私たちの身体も、この机や壁や床も全部。面白くない?私はそれを考えるだけで、感動してしまうの。今、発見されている元素の数は118だけど、私は必ず120番目の元素を発見するよ」
「えっ、なんで119番目じゃないの?」
「だって、私が発見するまでに誰かがきっと119番目は発見するだろうから」


初め私は笑いながら聞いていたのですが、そのうち私は彼女の言うことを信じるようになり、彼女の夢を実現させてあげたいと真剣に思うようになりました。
高校を卒業したらアメリカに渡って大学、大学院で化学を勉強して、化学者になるのだと断言しています。
最近、彼女が受けた16歳以上対象のIQ(知能)テストの結果では140という高い数値が出て、私をすでに越えています。


正直なところ、彼女がこの夢を実現させるためには越えなければならないいくつかの高いハードルがありますし、それは決して容易なことではありません。
しかし、彼女のこの具体的な夢があれば、それは不可能なことではないと私は本気で思っていて、毎日彼女のために、そして今遭遇している困難な問題を乗り越えられるよう、一生懸命祈っています。


冒頭でマイク・メルヴィルが言っている
「あなたがしたいと思っていること、そしてあなたにできることは、夢を見ることができるかどうかにかかっているだけだ」
は、まさに彼女のためにある言葉のように思われます。
しかし、これは彼女のためだけにある言葉ではなく、誰にでも当てはまることです。
歴史上、偉大なことを成し遂げてきた人たちというのは、じつに上の言葉を信じ、現実化してきたのです。
将来、彼女はノーベル化学賞を取るかもしれません。おそらくその頃には私はもうこの世にはいず、彼女の晴れ舞台を見ることができないのが唯一心残りなのですが。


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成功者になってください

2017.08.16日

"If you want to be successful, it's just this simple. Know what you are doing. Love what you are doing. And believe in what you are doing."
--Will Rogers – 1879-1935, Actor
「もし成功したかったら、自分がやっていることをよく知り、やっていることに惚れ込み、やっていることを信じること。たったそれだけのことだ」
--ウィル・ロジャーズ、俳優


私自身は決して世にいうところの「成功者」ではありませんし、自分でも成功した人間だ、なんて思ってみたこともありません。
ただ、「成功」というとき、それは単に地位を築く、有名になるとか、金持ちになるなど、いわゆる「地位・名誉・財産」ではないと私はいつも思っています。
むしろ、後悔のない、満足した、幸せな人生を送ることこそ、本当の「成功」だと考えています。そして、そういう意味において、自分は成功者だと思っています。


ところで、冒頭でウィル・ロジャーズが言っているように、「自分がやっていることをよく知り、やっていることに惚れ込み、やっていることを信じること」は何をするにしても、本当に大切なことです。
というのは、多くの人が仕事にしても勉学にしても、家族・友人関係などの人間関係においても、健康にしても意識せずただ何となくやっているからです。このようなやり方で、満足したり、幸せになったりするわけありません。
つまり、やることは何であるにせよ、根を詰めて一生懸命取り組み、やっていることを心底愛し、信じているなら、それは必ず成功につながります。
もちろん仕事や勉学においても。また、有名になったり、財を築くことにもなるかもしれませんが、それはあくまでも結果です。


ですから生徒たちを始め、接する人たち、読者の皆さん方にはもれなく、人生において成功して欲しい、と私は常々願っているのです。


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他人を変える

2017.08.15日

"Consider how hard it is to change yourself and you’ll understand what little chance you have in trying to change others."
--Jacob M. Braude – 1896-1970, Author
「自分自身を変えることがどれほど困難なことか考えてみるとよい。そうすれば、他人を変えようとすることなんて、ほとんど不可能だということがわかるだろう」
--ジェイコブ・M・ブロード、作家


私たちは毎日のように、それこそ朝から晩まで、夫や妻や子どもたち、親や、兄弟、親族、職場の同僚や上司・部下、友人などを自分の思い通りに変えようとしていることでしょう。
果ては国際関係において外国をさえ思い通りに動かそうとしています。最近の北朝鮮と北朝鮮と関係する国々の間に存在する緊張もそうです。
「あなたのためだから」などと言いながら、胸に手を当てて正直に考えてみると、本音は自分のためなのです。


ところが、基本的に人は、またあらゆる生物を含め、意思を持つものはほぼすべて、他のもののいいなりになるのを嫌うものです。だから様々な問題が起こるのです。


よくよく考えると、自分自身を変えること、そのような他人を変えようという考え方をすら変えるのがどれほど困難なことか。
自分自身を変えることさえなかなかできないのに、自分と異なる考えや価値観、行動基準を持つ他人を変えることなど、至難のわざ、いやほとんど不可能に近い話です。


だとすれば、私たちにできることは何か?
ここが一番肝要です。
私たちにできることは、自分自身を変えること以外にありません。それがたとえどれほど難しいことであったとしても。
なぜなら他人を変えることは、もっともっと、それこそ比較にならないほど難しいことだからです。
むしろ、自分の考え方や行動を変えることによって、他人(他国)が変わることを期待する方がまだ可能性が高いと言えるのではないでしょうか。


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幸せな人生を送れるかどうかは…

2017.08.13日

"Life itself is a privilege, but to live life to the fullest – well, that is a choice."
--Andy Andrews – Author
「人生はそれ自体が恩恵だ。しかし、人生を心ゆくまで享受できるかどうかということになると、それはその人の選択の問題だ」
--アンディ・アンドリュース、作家
(訳 舟田譲二)


自分の人生を「恩恵」と受け止めている人は少ないのではないでしょうか?


2年前の記事、「『ありがとう』と『サンキュー』の反対語」の中にも書きましたが、自分の人生を「当たり前」と考え、「自分の意思で生まれてきたわけではない」、「頼んでもいないのになんで生んでくれたんだ」などと人が言っているのを何度も聞いたことがあります。
これは、自分の人生に対する冒涜だと思います。また、生んでくれた親にも、そして他の誰よりもこの世に送り出してくださった神様に対する冒涜です。


感謝のないところには喜びも、生き甲斐も、充実感も、使命感も何もないでしょう。
このような人たちが、オレオレ詐欺を行なったり、その他様々な反社会的な行為をして快感を味わっているように思えてなりません。


「人生はそれ自体が恩恵だ。しかし、人生を心ゆくまで享受できるかどうかということになると、それはその人の選択の問題だ」と冒頭でアンディ・アンドリュースが語っていますが、自分が今この瞬間生きている、生かされているということ自体が、奇跡、恩恵です。憐れみ、恵みです。


しかし、この人生を享受できていないとするならば、それは運命や宿命などの問題ではなく、自分の愚かな選択の結果です。
なぜなら、同じ状況に置かれていても、あるいは自分とは比較にならないほど劣悪な環境に置かれていたり、心身の病い、障がいなどを負っていても、その中で感謝して、明るく、力強く生きている人は世の中にいくらでも、いや数えきれないほどいるからです。


これらの人たちは、自分の人生を恩恵だと受け止め、感謝して生きることを選択しています。これは決して綺麗事や理想論、非現実ではなく、まさにこの瞬間世界中で起こっている現実です。
世界に目を向けてみましょう。いや、その気になれば自分の身の回りにもいくらでもそのような人を見つけられます。
幸せな人生を送れるかどうか、それはあなた自身の選択です。


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自分の人生に責任を持つ

2017.08.12日

"Your future depends on many things, but mostly yourself."
--Frank Tyger (1929-2011) Editorial Cartoonist and humorist
「あなたの将来は多くの要素にかかっている。しかし、一番大きな要素はあなた自身だ」
--フランク・タイガー、風刺漫画家・ユーモア作家
(訳 舟田譲二)


私たちの人生は生まれた境遇(親や家庭環境、社会環境等々)に大きな影響を受けています。
今、NHKで放映されている朝ドラ『ひよっこ』に登場する主人公、谷田部みね子は奥茨城村の農家に生まれ育ち、小さいときから田植えや稲刈りなどの農作業を手伝っていく中で、農家の仕事が大好きになります。
小さな農家で経済的に厳しい状況から、父親は東京へ出稼ぎに出て働きながら仕送りして家計を支えます。
みね子は、東京で突然行方不明になった父を探すため、また父に代わって家計を助けるため集団就職で上京することを決断します。


農家に生まれ、農家の仕事を子どもの頃から手伝ってきたことも、また家族を助けるために集団就職したことも、ある意味そういう環境に置かれた結果です。


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これらはみね子の将来を決める大きな要素です。
しかし、かと言って、みね子の人生はこれらの要素によって決められたわけではありませんし、環境の犠牲になったわけでもありません。
一つひとつの出来事の背後には、みね子の選択があります。


私たちの人生も同じです。
人生に大きな影響を与える様々な要素はたくさんありますが、どの要素よりも最も大きく、そして重要な要素は、私たち自身の選択と決断、そして行動です。
私たちは決して環境の犠牲者ではありません。たとえどのような環境の下にいたとしても、それらの環境を生かしたり、あるいはひどい逆境に打ち勝つこともできるのです。「人生は今日からでも変えられる」の中に書いたオプラ・ウィンフリーがそれを見事なまでに実証しています。
また、このような例は枚挙にいとまがありません。


冒頭でフランク・タイガーが言っている「あなたの将来は多くの要素にかかっている。しかし、一番大きな要素はあなた自身だ」とは、まさにそういう意味です。
これは、学生だったら勉強や進学、部活や友達関係、社会人だったら仕事や家庭や職場の人間関係、はたまた家族・親族・友人関係から健康に至るまで、あらゆることに当てはまります。
言い訳はやめて、自分の人生に責任を持つ、それが人生で最も大切なことと言えます。


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ハッピー・バースデイ!!!

2017.08.11日

「ハッピー・バースデイ」
言語は違っても全世界共通の嬉しい言葉。
これを音楽で表現すると、子どもも知ってる例の "HAPPY BIRTHDAY TO YOU!" です。


今日は、ちょっと味わいのある、楽しい "HAPPY BIRTHDAY TO YOU!" を動画でお送りします。
これをベートーベンだったらどのように弾くのでしょうか?ショパン、ブラームス、バッハ、モーツァルトだったら?
どうぞ心ゆくまでお楽しみください。



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スパムにご注意!

2017.08.10日

まだほんの少し前にスパムにやられて懲りていたばかりなのに、また引っかかってしまいました。
Facebookの友人の名前でメッセージを送ってくるので、つい油断してファイルをクリックすると感染してしまいます。そして、どうやら乗っ取られたのか、それがどんどんまるで細胞分裂のようにして広がっていきます。
皆さん、くれぐれもお気をつけください。


このような行為を働く人の目的は、ただ単に人を困らせて喜んでいるだけと思われます。
もっとも、本当に悪質な場合は、金銭などが絡んでくるのでしょうが、通常のスパムは単なる嫌がらせのレベルのもののようです。
昨日は、このスパムの拡散のせいで、夕方から半日以上つぶれてしまい、仕事も何もできませんでした。
残ったのは不快感と疲労感だけで、ほかの方々にご迷惑をおかけしたことに対する申し訳ない気持ちで滅入ってしまいました。今の私にとっては心身ともに大打撃です。
Facebookをやっている方は、他の方々から教えていただいた対処法を私のタイムラインでシェアいたしましたので、ご参照ください。また、パスワードを変更することが勧められています。


やはり人間は罪人です。罪を犯すから罪人なのではなく、罪人だから罪を犯すのです。
非常な腹立ちを覚えますが、このような人たちの上にも神様の憐みがありますように。


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遂に出版された!

2017.08.09日

ちょうど2か月前に「カウンセリングの良書」でご紹介しました、長男直人の嫁、舟田恵利紗の訳による『互いに助け合うために』が出版され、昨日恵利紗さんのお父さんから送られてきました。
英語版 INSTRUMENTS IN THE REDEEMER'S HANDSという原題を『互いに助け合うために』 とうまく訳し替えていますし、本文を見てもよくこなれた分かりやすい日本語で、難しい内容が読者に理解されやすいようよく工夫して訳されています。
監訳を依頼されていたのですが、体調不良のためお断りしたのがかえって良い結果となり、とても嬉しく思っています。


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この本は、副題に「主の御手の器として、変化を必要としている人々が互いに助け合うために」とあるように、牧師やカウンセラーのみならず、クリスチャンを始め一般の方々にもぜひとも読んで日常生活の中で活用していただきたいお薦めの本です。
発行者である名古屋市内の神学校、キリスト聖書学園では、カウンセリングのテキストとして使用されるようですが、広く一般の人々の手にも渡って活用されることを切に願うものです。


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2012年5月19日、午後6時に突然起こった出来事

2017.08.08日

スペイン・カタルーニャ州の小さな町、サンバデル(サンバデイ)。
時は2012年5月19日、午後6時。
市民が夕涼みを楽しむサン・ロック広場で突然起こった出来事。


ダブルベースを持って立っているひとりのストリート・ミュージシャンの前に置かれた帽子に小さな女の子が小銭を入れました。
すると、...
続きは下の動画を観てのお楽しみ。



そう、ベートーベンの交響曲第九「歓喜の歌」。
集まってきた市民の驚きと感動の表情。子どもたちの楽しそうな様子。


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そう、私もできる! そして、あなたにも!

2017.08.07日

"Yes, I can !"
「そう、私にもできる!」


1年前の今日、アップした動画を見直して、感動しています。
とても励まされ、勇気づけられます。
そう、私もできる! そして、あなたにも!



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No pain, no gain.

2017.08.06日

現在患っている身体全身の痛みの原因と思われる「繊維筋痛症」について書かれた本、The Fatigue and Fibromyalgia Solutionは読んでいて思い当たる節が多々あり、教えられることがとても多い良書です。
この本の中に書かれていることを早速一つひとつ試していますが、効果が少しずつ現れてきています。


一日置きに通っている整骨院の先生がおっしゃるには、通い始めた当初は首から肩、背中、腰、臀部、大腿部、ふくらはぎ、アキレス腱までガチガチの状態で固まっていて、指が入らなかったけど最近はずいぶん柔らかくなってきて、手応えが出てきているそうです。


本の教えに従って実践しているひとつが毎日のウォーキングです。
一般の人が一日に歩いているのは平均7000歩ぐらいだそうで、これでは運動にはならない。運動と言えるのは10000歩以上だ、とあります。
そして、万歩計(英語ではpedometer「歩数計」で「万」の意味は含まれていない)の使用を勧めています。
私もPacerというアプリをスマホに入れ、目標を1万歩に設定して活用していますが、効果は絶大です。
数日前は、ちょっと頑張って2時間あまり14500歩、9.2kmウォーキングしてきました。


IMG_1330.PNG


英語でよく使われる言い回しに "No pain, no gain." というのがあります。
「痛みなくして得るものなし」
という意味で、何か事を成そうと思ったら痛み(苦労)を惜しんでいたらだめだ、というわけです。


ところが、上の繊維筋痛症の本の著者は、はっきりと "No pain, no gain." というのは糞だ、と言い切っています。
むしろ、"Pain is insane." (痛みは狂気だ)と言っています。
つまり、何事でも痛みを味わうようなやり方は間違いだ、と言って痛みを伴うようなやり過ぎを厳に戒め、時間をかけて少しずつ歩く距離を増やしていくことを勧めています。


以下はちょっと余談ですが、読んでいて考えたことです。
上の "No pain, no gain." を「痛みなくして得るものなし」、 "Pain is insane." を「痛みは狂気」と訳していたのでは、韻を踏んでいる英語の味が全く出ていないし、また著者の意図もくみ取れていず台無しです。
私だったら次のように訳して、英語の味を残すでしょう。
それぞれ、「苦しみなくして楽しみなし」、「苦しみ狂いし身」とでも。


実は、この教えは勉強や仕事や人間関係など、あらゆることに通じます。
多くの人が勉強を苦痛に感じ、嫌だけどやらなければならないから歯を食いしばって我慢してやっているのです(「勉強する目的は」)。仕事もしかり。
でも、やり方次第で楽しくすることもできるし、また楽しくやってこそ身につくものです。


というようなことで、私は今、ウォーキングを苦しまずに、楽しみながら毎日行っています。
整骨院の先生も、「楽しみながらできるのが一番。その成果が出てきて腰の筋肉は非常に良い状態で、ふくらはぎは筋肉が隆々としてきている」と昨日も褒めてくださいました。


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ジャンボ!アフリカからこんにちは!

2017.08.03日

昨日は、最近facebookでお友達になった藤江 顕さんが訪ねてきてくださいました。
キッズ英語クラスを見学していただいた際、子どもたちに紹介しました。
"This is Mr. Fujie. He is from Kyushu."
すると、藤江さんが
"I'm also from Africa."
「えっ、アフリカ出身?」と、みんなキョトンとしています。
そこで私が地球儀を見せて、
"Where's Africa?"
すると生徒たちが指差して「あった!」「ここだ!」


ちょうど生徒たちが英語で動物の名前を勉強し、復習していたところだったので、
"Are there hippopotamuses in Kenya or Tanzania?"(日本語通訳なしで「ケニヤやタンザニアにはカバはいますか?」)
と尋ねると、
"Yes, there are. Hippopotamuses are very dangerous animals.
First, they bite. Second, they run very fast. About 40 kilometers an hour. Third, they're very heavy." (はい、いますよ。カバはとても危険な動物なのです。まず、噛みつきます。次にカバは走るのがとても速く、時速40キロほどです。さらに体重がとても重いです)
とジェスチャーを交えてユーモアたっぷりに話してくださいました。
ところどころわからないところは、私がちょっとヒントを与えたりしたところ、みんなだいたい理解できたようです。
ひとりの子が、
「えーっ、カバってヒッポちゃんで可愛いイメージだったのに」
とびっくりしていました。


"Do you have any questions for Mr. Fujie?"
と尋ねると、ひとりが「砂漠はありますか?」。
"Are there any deserts in Kenya or Tanzania?"
と私。
藤江さん、
"No. Deserts are in Northern part of Africa. There's Savanna in Kenya and Tanzania. Many animals live there, like lions, zebras, elephants, hyenas, giraffes, impalas."
東アフリカには砂漠はないと知り、サバンナやおなじみの動物たちの名前が出ると、子どもたちの目は好奇心でキラキラ輝きました。
そして、ナマで英会話を聴いて、理解できることがとても嬉しそうでした。


藤江さんは宮崎県でサンシャインアカデミーという、アカデミー学院のキッズ英語と同じような学校を奥様とご一緒に運営していらっしゃり、JICA(ジャイカ)という国際協力機構の職員として、これまでアフリカで通算11年間働いてこられ、つい1週間前に帰国されたばかりです。
この度、サンシャインアカデミーでもガウディアを導入されることになり、アカデミー学院のキッズや小学個別クラス、ガウディアをご見学してしてくださいました。
生徒たちともすぐに打ち解け、階段下では子どもたちに取り囲まれて「何歳?」などと聞かれて、「1万歳」などとおどけて答えていらっしゃいました。
また、アカデミーの先生たちともしばし楽しい会話のひと時を持ち、その後ご一緒に夕食に出かけました。
そこでも、アフリカの国々のことや人々の暮らし、食生活、文化、お仕事の内容などをお聴きしました。


そして昨夜はうちで一泊していただき、今朝も食事の時に信仰の話を含みいろいろな話題に花が咲き、とても楽しい有意義なひと時を過ごさせていただきました。
思っていたとおりのとっても素敵な方でした。


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(1万歳?の藤江さんと一緒に)


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このブログの活用法

2017.07.31日

最近、メールマガジンに新たに登録してくださる方が大勢いらっしゃいますので、改めて「ブログの活用法」を再録します。私自身もよくこれを使って活用していますので、皆さんにもシェアさせていただきます。


ここしばらくはほとんど毎日、5〜6キロから12キロ、13キロと結構歩いています。
昨日、ふと気づくとふくらはぎにしっかりと筋肉がついてきていました。
そして、ウェストもこれまでで最細、一番太っていた頃と比べると14センチ、1年前と比べても6センチ細くなっていました。体組成計によると体脂肪、内臓脂肪も過去最低レベルで、体内年齢はなんと38歳。
先日の記事「VIP その2」の中にも書いたように、床屋の店長にも「髪の毛も顔も若い」と太鼓判を押してもらい気をよくしています。


人間、だれでも褒められて怒りません。褒められれば気分いいものです。そして、それがさらにいいものを引き出します。
そんな当たり前のことなのですが、親が子に対し、子が親に対し、あるいは夫が妻に対して、妻が夫に対して褒めることが少ないのはいったいどうしたことでしょう。


今日、新たにひとりの方が友達から紹介されたと言って、このブログのメールマガジン登録申請をしてこられました。
コメントには、「子供達を励まし、自分も成長する何かヒントがあればと願っています」とありました。
そこで今日は、私もそんな観点から自分のこれまでのブログを読み返してみました。
方法はいくつかあるのですが、もっとも簡単かつ有効なやり方は、ブログページ左にある緑の「カテゴリー」の中から自分の興味あるテーマを選び、クリックすると関連記事が出てくるので、タイトルから、あるいはアトランダムに記事を選んで読むという方法。
次は、ページ左上の「エントリー検索」に興味のある言葉を入力して検索する方法。この時のコツは、できる限り言葉を絞ることです。たとえば、「ホームスクーリング」で検索すると1件もヒットしないのですが、「ホームスクー」だと、「ホームスクール」という言葉を含んだ記事が出てきます。
今日はそのようにして、自分の過去のブログをいくつも読んでみました。
カテゴリー「教育」で検索したところ、次から次へと「褒める」ことの重要性を説いた記事が出てきました。


ということで、今日は自分のブログの宣伝のようになり恐縮ですが、ぜひ上の方法で皆さんの興味ある分野を検索してみてください。
きっと何らかのヒントにある記事に出会うことができることと思います。
今後とも引き続き、「学院長 元気の出るブログ」をよろしくお願いいたします。


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恩知らず

2017.07.30日

夏の真昼の道中で暑さにあえぐ旅人がプラタナスの木を見つけた。その陰で身を休めながら「実がなっていない」「役立たずな木だ」と散々な言いようである。「恩知らずめ」と木が怒ったのも無理はない。イソップの寓話(ぐうわ)である。
◆身近な街路樹のプラタナスが減っているという。大きくなるので剪定(せんてい)や落ち葉の処理に手間がかかる。それがきらわれるらしい。
◆かように現実の世界でも見過ごされがちな恩恵に、光があたったと思わせる話もある。五輪開催時の暑さ対策として街路樹の陰を広げる。東京都のそんな計画を先週の記事が伝えていた。会場周辺のプラタナスなど2000本が対象になる。
◆読売新聞の社屋から遠くない都心の通りで、その1本をみた。幹から枝先までの距離は剪定で抑えられている。これが倍以上になるまで枝張りを大きくするという。3年先のきょうは大会7日目にあたる。緑陰のありがたみが身にしみる人もいよう。
◆人に親切を施してもわかってもらえないことは多い――イソップの教えるところである。確かにそうだが、感謝される日もいずれは来る。寓話の続編が紡がれるといい。

(7月30日付 読売新聞「編集手帳」)


イソップ物語の「プラタナスの木」はこんなストーリーです。


夏の盛りの暑い日に、ふたりの旅人が暑さでぐったりしていましたが、大きなプラタナスの木を見つけました。そこでその木陰に入ってひと休みしていました。
ふたりは木を見上げて言いました。
「この木は実はつけないし、葉っぱは散らかるばかりで役立たずだなぁ」
するとプラタナスの木が怒って言いました。
「恩知らずども。私の木陰で休んで恩恵に与っているくせに、実がないだの無用だのと」


うちでも今から約20年前に新築した際、狭い庭に4メートルほどの常緑樹の樫の木を植えました。
10年もするとその木はどんどん背が伸びて葉が生い茂り、二階の大屋根を超えるほどにまでなりました。木陰になったダイニングは涼しくて良かったのですが、根が張って木の周りのインターロッキングを持ち上げ始めました。
そこで、庭師を呼んで剪定してもらおうとしたところ、根がブロックの塀と家の基礎にも食い込みかけていることがわかり、慌てて根元から伐採して、大きな根っこも引き抜いてもらいました。


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塀と家の基礎は難を免れましたが、今は「朝日が暑い。木がないと家が殺風景で寂しい。何か新しい木が欲しいね」などと話し合っています。
まるでイソップの寓話そのものです。


同様に、私たちはしばしば人にお世話になっている間はそれを当たり前のことと思い、その人がいなくなると途端にその人の有難さが身にしみて感じる、ということがよくあります。
「孝行のしたい時分に親はなし 」の諺ように。


親や子など身近な者だけでなく、自分のそばにいる人や、関わりのある人はみな、意味あってそばに置かれているのです。


また逆の立場で、たとえ人に親切を施してもわかってもらえない、時には誤解されるようなことすらままあります。
それでもいいのです。そもそも人に感謝されたくてするようなことは本当の親切ではないのですから。


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「哀しみの向こう」

2017.07.29日

昨夜TV番組『金スマ』で、自閉症スペクトラムという障がいを持った野田あすかさんのことが紹介されていました。
見ていて何度も涙がこみ上げてきました。
野田あすかさん作曲・演奏の「哀しみの向こう」の心に響く美しいピアノの音色に耳を傾けてください。



私のすぐ身近なところにも同じ障がいを持って苦しんでいる子がいます。
障がい者に対する見方を変えて、受容する社会を作っていかなければなりません。


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「哀しみの向こう」

2017.07.29日

昨夜TV番組『金スマ』で、自閉症スペクトラムという障がいを持った野田あすかさんのことが紹介されていました。
見ていて何度も涙がこみ上げてきました。
野田あすかさん作曲・演奏の「哀しみの向こう」の心に響く美しいピアノの音色に耳を傾けてください。



私のすぐ身近なところにも同じ障がいを持って苦しんでいる子がいます。
障がい者に対する見方を変えて、受容する社会を作っていかなければなりません。


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生きてます!

2017.07.26日

「しばらくブログをお休みします」と書いたのは1か月半以上前の6月10日。
時の経つ速さに自分でもちょっとびっくりしてしまいました。
この間、メールマガジンやFacebook、またメールやメッセンジャーなどを通じてつながっている方や、直接お会いしている方などを除いては、まったく音沙汰なしだったので、ご心配をおかけしており、まことに申し訳なく思います。
生きています!
長らくのご無沙汰の非礼をお詫びするとともに、近況をお知らせさせていただきます。


アメリカにいる友人から勧められたThe Fatigue and Fibromyalgia Solution(『疲労と繊維筋痛症解決法』邦訳は出ていない)という本を読み、その本の中に書かれていることはすべて実行し、薦められているサプリメントもアメリカから取り寄せて摂っています。
一日おきに整骨院に通って治療を受けています。当初は身体全体がガチガチで固かったのが、最近は随分筋肉が柔らかくなってきたと言われています。
体力をつけるために毎日1万歩以上のウォーキングをし、ときにプールに行ってスイミングをし、またリラックスするために温泉に行ったりと考え得るとこはなんでもやっています。


私の良いところは「素直」なこと。人にいいと言われることはなんでもします。
逆に、私の弱いところはついつい一生懸命やり過ぎてしまい、「過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し」になりがちなこと。
道はまだまだ遠いですが、少しずつ快方に向かっています。


ただ、困ったことは夜中に身体が火照って熱くて眠れず、ちょうど1年前の「熱帯夜で七転八倒」とまったく同じ状況です。
下手をすると2〜4時間も眠れないことがあり、ベッドで寝ていると背中が痛くなるので起きてきてリビングでマッサージチャアで身体をほぐしたり、ラジオ体操やストレッチををしたり、腹式呼吸をしたりして精神を落ち着けるようにしています。


今、一番楽しいのはウォーキングです。
4年少し前に初めて買ったMBTというウォーキングシューズ(「健康になるぞ!」)は当時毎日15〜16キロほど、1年で日本列島縦断に相当する2000キロを歩き、2足履きつぶして(「健康になる靴」「"爆"◯◯」)今3足目を履いているのですが、もう2年になり内張りが破れ、底も薄くなってきたので、つい先日4足目を購入しました。
MBTを初めて買う直前に買った普通のウォーキングシューズは履き心地が悪くてほとんど履かずじまいです。というか、MBTを履き始めるともう他の靴は履けなくなり、スーツを着てよそに出かけるときですらこれを履いていくほどです。
今回買ったのは下の写真のものです。新作が出たばかりで、型落ちになった前のモデルを27,000円のところ何と16,200円で買えたので大満足です。


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お祈りくださっている大勢の方々に心より感謝いたします。
まだ少しかかりそうですが、必ず復活しますので、引き続きお祈りに覚えていただければ感謝です。


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しばらくブログをお休みします

2017.06.10日

ちょうど1週間前の記事、「私はミスったフナダ」の中に少し書きましたが、ここしばらく体調不良が続いています。
始まったのはおそらく1年ほど前からではないかと思うのですが、去年の秋に近所のかかりつけの整形外科に診てもらいに行ったところ、関節リウマチではない、多分疲れからだろうと言われて、痛み止めの湿布をいただき、しばらくリハビリに通いましたが、一向に良くならず、最近とくにひどくなってきたので、1か月前に市民病院に行きました。


症状は朝起きたときとくにひどいのですが、首から肩・背中・腰・臀部・大腿部・ふくらはぎ、と全身が痛みます。昼過ぎになるといくぶんましにはなるのですが、ほぼ一日中痛みは続き、仕事をするのも辛くなってきています。
市民病院では最初に総合診療科で診てもらい、そこから神経内科と整形外科に回されて血液・尿・レントゲン検査を受けました。
検査の結果はいずれも異状なく、おそらく筋力の衰えから来ているのだろうと言われ、整骨院に行くよう勧められました。
事前に少しネットで症状などから調べて症状が似ていたので、「繊維筋痛症」という病名を出して尋ねたのですが、「この病気は難しくて診断できる医師がいない。しばらく様子を見ましょう。整骨院に行ってください」と言われました。
以来、1日おきに整骨院に通っているのですが、症状は悪化しています。


アメリカにいる長男や友人が繊維筋痛症の関連記事やThe Fatigue and Fibromyalgia Solutionという書籍を紹介してくれ、少し勉強し始めているのですが、思い当たる節が多々あり、どうやらその可能性が濃厚です。
繊維筋痛症ははっきりとした原因がわからず、慢性疲労症候群とも重なる部分が多く、医師によってそのように診断されても、症状を緩和させる薬が処方されるぐらいで、治療法はまだ見つかっていないようです。
紹介された上の本をKindleで読み始めたのですが、著者自身が学生時代に繊維筋痛症を患い、その後、睡眠、ホルモン、感染、栄養、運動(頭文字を取ってSHINE)といった生活習慣の改善によって克服して、今は繊維筋痛症の専門医になっています。また、この本を教えてくれた友人自身も、10年近く電磁波障害で苦しんできましたが、この本を読んでこれらを実践してきた結果、まだ症状は残ってはいるもののうんと軽くなって一応日常生活は送れるようになったから、必ず治ると励ましてくれています。


私も早く輝ける(SHINE)よう、しばらくはこの生活習慣改善に真剣に取り組みむことにします。
この9年近くほぼ毎日ブログを書き続けてきて、私にとっては趣味のようなもので、休止するのはとても辛いのですが、以上のような理由からしばらくブログはお休みすることにしました。
ご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ありませんが、何卒ご了承ください。
よろしければ過去の記事を読んで、感想など書いて励ましてくだされば嬉しいです。
また、お祈りに覚えていただければ幸いです。


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一番じゃなきゃダメなんですか?

2017.06.09日

6月7日付の 読売新聞 「人生案内」に、次のような相談が載っていました。 
小学5年の息子が、何をやっても1番になれない。
控えめで、人が嫌がることはせず、いつもニコニコと穏やか。少年野球をしており、毎日、自ら進んで投球練習や素振りをコツコツやっている。性格がいいからか、今年はキャプテンになった。
しかし、リレーの選手に選ばれるわけでも、書道で表彰されるわけでもなく、特に目立ったところがない。活躍する他のお子さんを見て、正直羨ましくなってしまう、というのです

 
これに対する回答は、
「なぜあなたはそれほどにお子さんを人と比べ、1番になることを求めるのでしょうか。他者と比べて得られる相対評価は、相手次第で浮き沈みします。
育つ過程にある子どもにとって大切なことは、その子にしかない良さをしっかり認めてもらうことです。それが自己肯定感となり、その人らしい心豊かな人生を送る鍵となります」


まことにそのとおりです。
お母さんのおっしゃっていることを読んでいると、ほとんどの人が羨ましいと思うようなじつに立派なお子さんです。


蓮舫さんがこれを読んでおられたら、きっとこうおっしゃたことでしょう(笑)。


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先日テレビに出ていた双子の東大生は、おふたりとも子どもの頃の成績は学校では断トツでしたが、やはりひとりのほうが別の子よりも常に成績が上でした。
兄妹ふたりだけの小さな世界でも一番、二番が生まれます。
ましてや、10人、20人、30人...といれば当然のことながら、一番から最下位の人までいます。


それでは、一番の人には価値があって最下位の人には価値がないのでしょうか?
そんなことはありません。
一人ひとり違っていていいのです。違って当たり前です。
ロボットじゃないのですから、みんな一人ひとり違うことが素晴らしいのです。
さらに、適材適所で、一人ひとりに合った学校や仕事があり、伴侶、友人などがいます。
そうでないと逆に不公平になります。
一人ひとり違うほうが公平で、自分の器に応じたことができれば、それが最高に素晴らしいのです。
世の中のお母さん、お父さんたち、お子さんをほかの子たちと比べないでください。
そして、世界にふたりといない大切なお子さんをありのまま受け入れ、認めてあげてください。
それがお子さんを最高に生かしてあげる方法です。


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カウンセリングの良書

2017.06.08日

長男直人の嫁、恵利紗が英書 INSTRUMENTS IN THE REDEEMER'S HANDS People in Need of Change Helping People in Need of Change by Paul David Tripp を日本語に翻訳し、間もなく出版されることになっています。
一年ほど前に恵利紗から監訳を頼まれて少しやりかけたのですが、体調不良だったということもあり続けられずすぐに断念してしまいました。
360ページという結構厚手の本で、しかもカウンセリングの専門書なので翻訳するのはさぞかし大変だったと思いますが、見事にやり遂げました。


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この本の111ページにカウンセリングに関して次のような箇所がありました。
「『知る』とは、神様が私たちのもとに送ってくださった人と本当に心から知り合いになる、ということである。私たちはとかくだれか人を知っていると思うと、表面から掘り下げて本当に尋ねなければならないような絶対に必要不可欠な質問をしないものだ。私たちは、その人に関する客観的な事実、たとえば伴侶はだれかとか、職場はどこか、その人の好き嫌い、子どもたちのことなど、を知っていると、とかくその人自身を知った気になってしまうものである。しかし、実際には私たちはその人のことについて本当のところ何も知っていないのだ。
 ひとりの人を知るとは、その人の心を知る、ということである。その人のことがよくわかり始めたと言うとき、それはその人の膝小僧がどんなであるかがわかるほど親しくなった、などということではもちろんない! その人のことがわかるとは、その人の信念や目標、希望や夢、価値観や欲望等々をもっとよく「知る」ということだ。友達のことを知っていると言うとき、その友人がどのように考えるか、ある状況下でその人がどのように感じるかが予想できるものだ。友情とは、心と心がつながっているということだ。
 へブル書4:14-16には、キリストは私たちの世界に入ってきて、33年間この地上にお住まいになったとある。すなわち、私たちが直面するようなことはすべてキリストご自身経験され、だから私たちの苦しみをキリストは理解してくださっていると私たちは知ることができる。だから、「知る」という働きは、それが友人間においていい質問をするとか、あるいはもっとフォーマルなカウンセリングの場で必要な情報を得るとかであろうとも、とても大切なことなのだ。目標は表面より下にもぐることだ。そうすることによって、あなたはその人が、自分自身をよりよく理解し、神様の目標であるより深い心の変化を望むのを手助けすることができる」


専門家である恵利紗のようにはうまく訳せていないでしょうが、このようにカウンセリングの基本である来談者のことをどのように「知る」ことが大切かを、とてもわかりやすく具体的に教えている良書です。
近々出版されるそうですが、今から楽しみです。
ビブリカルカウンセリング(聖書的カウンセリング)という新しい分野の本ですが、ご興味ある方にはお薦めします。


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優しい言葉、親切な顔つき、感じのいい笑顔

2017.06.07日

"A gentle word, a kind look, a good-natured smile can work wonders and accomplish miracles."
--William Hazlitt – 1778-1830, Writer
「優しい言葉、親切な顔つき、感じのいい笑顔は、びっくりするような結果をもたらし、さらに奇跡を起こす」
--ウィリアム・ヘイズリット、作家


上辺だけの「優しい言葉、親切な顔つき、感じのいい笑顔」をしている人を私はこれまでたくさん見てきました。
このような人に騙される人はたくさんいます。お人好しだった父はよく騙されました。
でも、私は直感的にすぐにわかります。
ですから、甘い言葉にひっかかりません。


しかし同時に、本物の「優しい言葉、親切な顔つき、感じのいい笑顔」をしている人にもこれまでたくさん出会ってきました。
本物かどうか、「におい」というか、やはり直感でわかります。
そして、このような人に出会うと奇跡が起こり、人生が変わります。


人を見る目というのはどのようにしたら養われるか。
直感が働かない場合には、しばらくその人の言動を注意深く観る(観察する)ことです。外面ばかり見ていたら騙されます。
でも人は知らず知らずのうちに本音を出してしまうものです。
本心からか、それともお金儲けやその他の下心があるかどうか、あるいは他意はないけどshallow(深くなく、表面的)なのか、見極める必要があります。
とくに職場や伴侶を選ぶときなど、一生に関わる人を見抜く目を持っていないと、あとで後悔することになります。
「後悔先に立たず」
人を見る目を養いましょう。


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そんなバナナ!

2017.06.05日

小学生の頃、バナナが大好きでしたが当時は高級品でなかなか食べられませんでした。
それが、今では安いときには20本ほどついている大きな房がわずか100円ということもあります。「たたき売り」ではありません(笑)
最近はいろんな種類の美味しい果物がたくさんあって、バナナの人気は落ちてきて、とくに子どもたちはあまり食べないようです。


私は今、健康のために毎朝バナナとヨーグルトにスーパーフードと呼ばれるチアシードを入れて、牛乳をかけて食べています。
そのバナナ、ちょっと調べてみたらびっくり!
バナナを甘く見てはいけません。
あなたの健康づくりにも役立つかもしれません。
最後まで読んでください。まさに「そんなバナナ!」です。


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(1)高血圧予防!
高血圧を予防するうえで大切なのが意識してナトリウムを多く含む食塩の量を減らすのと同時にカリウムの摂取量を増やすことです。バナナにはカリウムが豊富に含まれているので、血液をサラサラにしたり血管を拡張することによって血流が良くなるので、血圧を下げる効果が期待できます。


(2)喘息予防!
ロンドンにあるインペリアル・カレッジ・ロンドンで行われた研究結果によると、毎日1本バナナを食べていた子どもは、そうでない子どもたちよりも喘息リスクが34%も低いことが明らかになっています。


(3)がん予防!
がんは免疫機能を破壊しながら、がん細胞を増殖し続けるわけですが、バナナは免疫力を高めるだけでなく、体内で増え続ける活性酸素がもたらす様々な害を抑える抗酸化成分が含まれているので、がんを予防する効果が期待できます。


(4)心臓病予防!
バナナに豊富に含まれる食物繊維、カリウム、ビタミンC、B6が心臓の健康をしっかりサポートしてくれます。テネシー州ナッシュビルにあるヴァンダービルト大学・メディカルスクールのマーク・ヒューストン医学博士(医学部助教授)によりますと、カリウム摂取量を増加し、同時にナトリウムの摂取量の減少させることで、心血管疾患リスクを軽減する効果が期待できるとしています。
また、しっかりカリウムを摂取することで、「脳卒中リスクの低減」、「高血圧・動脈硬化・脳梗塞を予防」、「筋肉量が減るのを抑える」、「骨密度の維持」、「尿管結石、腎結石を予防」といった効果が期待できるとされています。

(5)糖尿病予防!
バナナのような高繊維食を摂取することで、1型糖尿病患者は血糖値が低く、2型糖尿病患者は血糖値、脂質値、インスリン値が改善する可能性があるとされいます。ちなみ、バナナ(100g)に対して約1.1グラムの食物繊維が含まれています。


(6)便秘・下痢に効く!
バナナには二種類の食物繊維が含まれています。
食物繊維には「水溶性」のものと「不溶性」のものとがあり、それぞれが違う働きをしています。
バナナには違う働きをする食物繊維が両方バランスよく含まれているのですから、食べるだけで両方の効果を得ることができるため、整腸作用が高いと言えるのです。
またフラクトオリゴ糖が含まれていて、オリゴ糖は分解されないまま大腸に届くことで、ビフィズス菌の餌になります。また、マグネシウムは便を柔らかくしてくれ便秘対策にもなります。


(7)記憶力を高めて認知症予防!
バナナに含まれる抗酸化成分が、活性酸素による神経細胞膜へのダメージを抑えてくれます。このためバナナを食べることによって、アルツハイマーなどの認知症の発症リスクが低下する働きが期待できます。
また、バナナには幸せホルモン「セロトニン」の原料であるトリプトファンが含まれているので、うつ病予防にも効果が期待できます。


(8)花粉症を抑制する!
第11回日本機能性食品医用学会で報告された研究発表によると、バナナを摂食することでスギ花粉症が部分的にではあるが抑制されており、特に若い年齢の人でその傾向が顕著であると結論付けられています。


(9)生活習慣病が予防できる!
バナナに含まれるポリフェノールには、ファイトケミカルという成分が含まれていて、その効果で生活習慣病まで予防できると言われています。


(10)スポーツにも役立つ!
バナナに含まれるBCAA(バリン・ロイシン・イソロイシンを総称したもの)は、筋肉のエネルギー源になる唯一の必須アミノ酸、筋肉の損傷も防ぎます。
カリウムは、筋肉の機能調整をすることでけいれんを防ぎます。
ビタミンB群は、炭水化物を燃やしエネルギーにし、また疲れにくくします。


朝食にバナナとヨーグルトを合わせて食べるのが、バナナの効果的な食べ方の一つです。
一緒に摂ることで、相乗効果によって整腸作用を一層高めます。
さらに、バナナにはマグネシウムが含まれているのですが、マグネシウムにはカルシウムの働きや吸収を助ける作用があります。ヨーグルトにはカルシウムも豊富に含まれていますので、バナナとヨーグルトを合わせて摂ることで骨の形成が促進され、骨粗鬆症の予防にもなります。


青いバナナは整腸作用が強く、熟したバナナは生活習慣病予防や免疫力アップに役立ちます。
熟しすぎて黒くなると、私は冷凍しておやつ代わりに食べますが、冷凍バナナはポリフェノールの量が2倍になります。
シュガースポット(茶色の斑点)が出てきた状態のバナナは免疫増強効果が8倍にもなります!


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こんなにものすごいバナナ、食べなきゃウソです。
「そんなバナナ!」


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大いなることを期待せよ

2017.06.04日

"Expect your every need to be met. Expect the answer to every problem. Expect abundance on every level."
--Eileen Caddy – 1917-2006, Author
「あなたの必要がすべて満たされると期待しなさい。あらゆる問題に答えがあることを期待しなさい。あらゆるレベルで満ち足りることを期待しなさい」
--アイリーン・キャディ、作家
(訳 舟田譲二)


私たちはとかく「まあ、こんなもんだろう」「これだけあればいいや」と、小さなことで満足してしまいがちです。
というか、「現状満足」「欲を持たないことが美徳」のような風潮があります。
私自身もどちらかとそのタイプで、あまり大きなことは望まないほうです。


でも、アイリーン・キャディはここで、
「あなたの必要がすべて満たされると期待しなさい。あらゆる問題に答えがあることを期待しなさい。あらゆるレベルで満ち足りることを期待しなさい」
と言っています。
なぜでしょう?
答えは、期待しなかったらそのとおりの結果しか得られないから。
これは決して遠慮ではなく、欲がないことです。
欲がないところに成長・発展はありません。
人類がここまで発展してきたのは、飽くなき欲望があったからです。


アイリーン・キャディはまた次のようにも語っています。
「あなたの人生で何かをうまくゆかせる秘訣は、まず第一に、うまくゆかせたいという心の奥底から沸き上がる願望です。次に、それが必ずうまくゆくと信頼し、確信することです。次に、あなたの意識に生き生きした明確なビジョンを描きます。そして、疑念や不信をもたずに、人生が一歩一歩実現してゆくのを見守るのです」


確かにこのような生き方をしていったら、夢は一つひとつ実現できていくことでしょう。
仕事においても、子育てにおいて、家族やその他あらゆる人間関係において、趣味や健康作りなど、これは何事においても当てはまります。
逆にそうでないと、私たちの人生はどんどん尻すぼみになっていき、自分でも惨めな気持ちになっていきます。そして、これは決して健全なことではありません。
夢を持ち、その夢に向けて努力することは大切なことであり、幸せな人生を生きるために不可欠なのです。


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私はミスったフナダ

2017.06.03日

"We all make mistakes, have struggles, and even regret things in our past. But you are not your mistakes, you are not your struggles, and you are here NOW with the power to shape your day and your future."
--Steve Maraboli – Author
「私たちはだれでも失敗するし、苦悶もするし、さらに過去のことで後悔もする。しかし、あなたは決して自分の失敗そのものではないし、自身の苦悶そのものでもない。あなたにはここで、今日、そして将来を作っていく力がある」
--スティーブ・マラボリ、作家
(訳 舟田譲二)


すごく励まされる言葉です。
私はミスターフナダならぬミスったフナダ、妻はミセスフナダならぬミスフナダ!ふたりとも毎日のようにミスします。
また、いろいろなことでよく苦悶します。


とくに私は今、毎日、朝起きてから寝るまで、生きているのが辛いくらい、身体全体の痛みと闘っています。
病院での種々の検査の結果は異状なく、おそらく運動不足による筋肉の衰え、パソコン・スマホの使い過ぎや普段からの悪い姿勢などからくる生活習慣病のようです(今週から通い始めた整骨院の先生談)。
これまでの生活習慣の”失敗”の結果、肉体的な”苦しみ”を日々味わっていて、過去を後悔しています。蒔いた種を刈り取っているのです。


でも、スティーブ・マラボリの今日の言葉、
「私たちはだれでも失敗するし、苦悶もするし、さらに過去のことで後悔もする。しかし、あなたは決して自分の失敗そのものではないし、自身の苦悶そのものでもない。あなたにはここで、今日、そして将来を作っていく力がある」
によって、大きな励ましをもらい、将来を作り出していく希望が与えられました。
なぜなら、私は失敗そのものではないし、苦悶そのものでもないからです。


私たちにはいつも”今”という瞬間があります。
そして、この瞬間の決断ひとつで、”今日”という日を作り、さらに今日の積み重ねの"将来"を作っていくことができるのです。


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あなたはどちらがいいですか?

2017.06.02日

"By believing passionately in something that still does not exist, we create it."
--Nikos Kazantzakis - 1883-1957, Writer
「まだ存在していないものを本気で信じることによって、私たちはそれを創造することができる」
--ニコス・カザンザキス、小説家・詩人
(訳 舟田譲二)


人類の歴史を見てきて、これほど真実なものはないでしょう。
人は空を飛ぶ鳥を見て、自分も空を飛びたいと思い、腕に翼のようなものを結びつけて崖から飛び降りました。しかし飛べませんでした。
次に、頭の中で飛行機のようなものを考えつきました。そして試行錯誤を繰り返し、やがて最初の飛行機を生み出しました。地上を走ってほんの少し浮いただけでした。でも、飽くなき研究と実験を繰り返してついに今日の飛行機のプロトタイプを発明し、それ以降は誰もが知っているとおり、ジェット機になり、ついには宇宙に行けるロケットまで発明しました。


魚が海を泳ぐのを見て人は泳ぎを覚えました。
しかしそれに満足することなく、もっと遠くまで行きたいという願いを持ち、やがてそれが小舟に、そして大きな船に、空母のような巨大な船から水の中を潜って航行する潜水艦になりました。


先日、ご紹介した「空飛ぶ自動車」もそうですし、乗り物などだけでなく、さまざまな生活の身の回り品もそうです。
そろばんが計算機になり、やがて電子計算機、マイコン、パソコン、スーパーコンピュータに姿が変わり、今やAI(人工知能)の発明により、もう不可能なものはないぐらいの世界になりました。


人にはそのような能力が与えられているのです。
ですから、およそ考え得るものはどんなことでも実現可能なのです。


ただし、それにはひとつだけ条件があります。
それは、「あったらいいな」の程度の夢の世界ではなく、「本気で信じ」、何としても実現させるのだというコミットメントです。


これさえあれば、あなたの人生においても不可能はありません。
「そんなことはあり得ない、嘘だ」と思ったら、そのとおり。
「可能だ。できる」と思ってもそのとおり。
どちらに転んでも思ったとおりになるのです。


あなたはどちらがいいですか?


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きょうを最高の日にするために

2017.06.01日

"Today, give yourself permission to be outrageously kind, irrationally warm, improbably generous. I promise it will be a blast."
--Sasha Dichter – Acumen’s Chief Innovation Officer
「きょうは、誰彼かまわず考えられないぐらい親切に、なりふり構わず温かく、あり得ないぐらい気前よく振る舞ってごらんなさい。最高の日になるの間違いなしです」
--サーシャ・ディヒター、アキュメン社チーフ・イノベーション・オフィサー
(訳 舟田譲二)


すごくいい言葉ですね。
大いに啓蒙されました。
みんながこれを、家族や身近な人でできるところから実践していくなら、私たちの日々の生活は間違いなく変わり、身の周りが、そして社会が変わり、やがて世界が変わることでしょう。


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サーシャ・ディヒターはある12月の寒い日、ニューヨークの地下鉄で家路を急いでいました。
地下鉄の中でそれまで何度も見かけたことのあるひとりの男が、ホームレスの人に寄付を、と言っているのを耳にしつつも、彼は手に持つiPhoneに没頭している素振りをして、男の言葉を無視していました。きっと自分がホームレスで人のお金を無心しているのだろうと自分を正当化していました。
しかし、その日は地下鉄を降りて歩いていて、なにか引っかかるものを感じていました。


彼は勤めていた世界的な一流企業を辞めて、非営利団体のアキュメン社で働き始め、あるバレンタインデーの日に”寛容の日”と名づけた運動を起こします。
その日には、ホームレスであろうが親しい友人、あるいは通りがかりの見知らぬ人であろうと、たとえ誰であろうとも、頼まれたことにはどんなことでも寛容に「OK」と答えるという運動です。
この運動はやがて社会改革の引き金となり、慈善事業でなくビジネスとして、インドの田舎の何百万人もの人々に安全な飲み水をもたらし、ケニヤの何千もの貧しい農民がより多くを稼げるようにし、パキスタンのスラムの人々に住まう家を与えることになります。


この人が勧めているのが冒頭の言葉
「きょうは、手当たり次第に考えられないぐらい親切に、なりふり構わず温かく、あり得ないぐらい気前よく振る舞ってごらんなさい。最高の日になるの間違いなしです」
です。
これが単なる観念的な、かっこつけの言葉でなく、地に足の着いた真意のこもった言葉であることがわかります。


私自身、これまで街頭募金を訴える人の呼びかけに対して、「あれはひょっとしたら某宗教団体がやっている資金集めかもしれない」などと自分の考えを正当化して足早にその前を通り過ぎたり、助けを必要としている人を見て見ぬふりをしていることがしばしばありました。
でも最近は、気がついた時にはできる限り手を伸べて助けるようにしています。


2か月ほど前のことです。駐車場から車を出そうとしていた時、少し離れたところを杖をついて歩いていたひとりのお年寄りが仰向けに倒れるのが目に入りました。起き上がろうとするのですが身体の自由が利かなくて立ち上がれません。
人を待たせていて急いでいるのだ、と一瞬自分を正当化しようとする考えが頭をもたげたのですが、車のエンジンを切ってその老人のところに駆け寄りました。
起こしてあげようと何度試みても体重が重すぎて私の力ではどうしても無理です。しばらく格闘しているうちに、その方が身体を横に倒して手をついて自分で起き上がりかけました。手を貸してやっとの思いで立たせてあげることができましたが、足取りが怪しくまたいつ倒れるかわからない状況です。
私はしばらくその方の手を支えながら一緒に歩き、「家までお送りしましょう」と声をかけましたが、いやすぐそこだから大丈夫、と答えてひとりで歩いて行くその方が駐車場を出るまでひやひやしながら見送りました。
汗びっしょりになり、気づくと駐車場の土が、服やずぼんについて泥だらけになっていましたが、小さな人助けができたことでちょっぴり嬉しくなりました。サーシャ・ディヒターには遠く及びませんが。


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時間が足りませんか?

2017.05.31日

"Don't say you don't have enough time.
You have exactly the same number of hours per day that were given to Helen Keller, Pasteur, Michelangelo, Mother Teresa, Leonardo da Vinci, Thomas Jefferson, and Albert Einstein."

ーーH. Jackson Brown, Jr - Author
「時間が足りない、なんて言わせません。一日に24時間、ヘレン・ケラーやルイ・パストゥール、ミケランジェロ、マザ・テレサ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、トマス・ジェファーソン、アルベルト・アインシュタインなどとまったく同じ時間があなたにも与えられているのですから」
--H・ジャクソン・ブラウンJr、作家
(訳 舟田譲二)


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耳が痛いです。
私はついつい、時間がない、もっと時間が欲しい、と言ってしまう愚かな者です。
確かに一人ひとり与えられている才能や境遇などは異なりますが、こと時間に関しては古今東西、そして未来にわたって地球上のすべての人に平等に与えられています。
一部の人にたくさん時間が与えられているのではなく、そのような人はただ時間の使い方が上手いだけです。


これは実に神様の知恵にかなったことです。
そうでないと、必ず「不公平だ」と言う人が出てくるからです(才能や境遇は確かにみんな異なりますが、これは決して不公平ではなく、与えられているものを最大限に活用すればいいだけのこと)。
万人に平等に与えられている、この世でもっとも貴重な「時間」をどのように用いるかで私たちの人生が決まります。
歴史上の偉人と言われる人たちはみな、「時間の使い方の達人」でした。


いつも言っていることですが、何事も手遅れということはありません。
思い立ったが吉日、いや今回は「吉時」。
もっともっとこの大切な時間を無駄のないよう、尊く用いさせていただくことを「今、この瞬間」決意しました。


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最高の自分バージョン

2017.05.30日

"Beauty is being the best possible version of yourself."
--Audrey Hepburn – 1929-1993, Actress
「美しさとは最高の自分バージョンでいること」
--オードリー・ヘプバーン、女優


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オードリー・ヘプバーンについては、これまでたびたびこのブログで取り上げてきました。
何を隠そう、私は若い頃からずっと彼女のファンなのです。
若いころは彼女の艶(あで)やかさに惹かれていましたが、今は彼女の内面の美しさ、心の美しさに昔以上に魅了されています。


半年前の記事、「内から出る本当の美しさ」にアップしたのは晩年の彼女の写真です。


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確かに若いころのような華やかな美しさはありません。
しかし、作り物でない本物の美しさが内からにじみ出ています。


3年前の記事、「おお、オードリー!」の中に、「心に響く真の美しさ、絶世の美女【オードリーヘップバーン】が愛した詩」を引用しました。


時を越えた美しさの秘密


魅力的な唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。
愛らしい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい。
スリムな体であるためには、飢えた人々と食べ物を分かち合いなさい。
豊かな髪であるためには、一日に一度子供の指で梳いてもらいなさい。
美しい身のこなしのためには、決してひとりで歩むことがないと知ることです。


物は壊れれば復元できませんが、人は転べば立ち上がり、失敗すればやり直し、挫折すれば再起し、間違えれば矯正し、何度でも再出発することができます。
誰も決して見捨ててはいけません。
人生に迷い、助けて欲しいとき、いつもあなたの手のちょっと先に助けてくれる手がさしのべられていることを、忘れないで下さい。


年をとると、人は自分にふたつの手があることに気づきます。
ひとつの手は、自分自身を助けるため、もうひとつの手は他者を助けるために。


女性の美しさは 身にまとう服にあるのではなく、その容姿でもなく、髪を梳くしぐさにあるのでもありません。
女性の美しさは、その人の瞳の奥にあるはずです。
そこは心の入り口であり、愛情のやどる場所でもあるからです。
女性の美しさは、顔のほくろなどに影響されるものではなく、その本当の美しさは その人の精神に反映されるものなのです。
それは心のこもった思いやりの気持ちであり、時として見せる情熱であり、その美しさは、年を追うごとに磨かれていくものなのです。

-- サム・レヴェンソン


これは本当に真理です。
多くの人がこれとまったく逆のことをやっています。
オードリーの晩年の美しさは、口先だけでなく「最高の自分バージョン」を日々生きていたところから自然とおもてに現れていたものなのでしょう。
私たちも彼女に倣ってこの「最高の自分バージョン」を目指したいものです。


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私もこういう生き方をしたい!

2017.05.29日

長年の喉の酷使で1年ほど前から声が出なくなり、それまで教えていたすべてのクラスから降りました。その経緯を書いたのが「三度の飯よりも好きな...」の記事です。
「三度の飯とは比べものにならないぐらい好きなもの、それは教えること」と書いたのですが、その中で引用したのは宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の有名な詩です。
それほど詳しく知っていたわけではないのですが、宮沢賢治の生き方や考え方にとても共感を覚え、いわゆる「波長が合う」ので、「宮沢賢治のような素朴な生き方がしたい」と書きました。


昨夜、親しくさせていただいているFBフレンドで、これまで何度もこのブログに登場していただいているひかりさんから次のようなメールが届きました。
私は読んでいて胸が高鳴り、この感動を是非ともひとりでも多くの人にシェアしたいと思い、ひかりさんにその旨お伝えしてご了解をいただきましたので、以下に原文のまま引用させていただくことにします。


宮沢賢治の「雨ニモマケズ」という詩のモデルになったと言われている、斎藤宗次郎さんという方をご存知ですか?既にご存知かもしれませんが、少しネットから引用して紹介させて頂きます。
私はこの斎藤宗次郎さんの生き様に感銘を受け、私もこういう生き方をしたい!と心から願いました。


「雨にも負けず」


雨にも負けず 風にも負けず
雪にも 夏の暑さにも負けぬ
丈夫な体をもち
慾はなく 決して怒らず
いつも 静かに笑っている
一日に 玄米四合と 味噌と
少しの野菜を食べ
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく 見聞きし 分かり
そして 忘れず
野原の 松の林の 陰の
小さな 萱ぶきの 小屋にいて
東に病気の子供あれば
行って 看病してやり
西に疲れた母あれば
行って その稲の束を負い
南に死にそうな人あれば
行って 怖がらなくてもいいと言い
北に喧嘩や訴訟があれば、
つまらないから やめろと言い
日照りの時は 涙を流し
寒さの夏は おろおろ歩き
みんなに 木偶坊(でくのぼう)と呼ばれ
褒(ほ)められもせず 苦にもされず
そういうものに 私はなりたい


この宮沢賢治の「雨にも負けず・・・」の詩には、実際のモデルがいたことをご存知でしょうか。この詩には色々な解釈がなされ、法華経の“常不軽菩薩(じょうふぎょうぼさつ)”の精神を表している、とも言われていますが、それでもひとりのクリスチャンの影響があったようです。


そのモデルの名前は斎藤宗次郎といい、1877年に岩手県の花巻に禅宗の寺の三男として生まれました。小学校の教師になりますが内村鑑三の影響を受けてクリスチャンとなります。


当時は、キリスト教が「耶蘇(やそ)教」などと呼ばれ迫害をされるような時代でした。親からは勘当され、教師の職は失い、町を歩いていれば「ヤソ」と嘲られ石を投げられました。家のガラスが割られたり、家を壊されたこともあったそうです。大衆の迫害はエスカレートしていき9歳の長女にまでおよび、「ヤソの子供」とばかにされお腹を蹴られ、腹膜炎を起こして亡くなってしまいました。その娘の愛子ちゃんは亡くなる時、賛美歌を歌ってほしいといい、彼が賛美歌を歌うと「神は愛なり」と書いて天に召されたそうです。


彼はそのような失意のどん底にあっても「御心がなりますように」とくじけることなく神様を信じ、神様に従い続けました。普通なら迫害のない別の土地へ移るところですが、宗一郎はむしろ、その土地の人々に神様の愛をもって仕えることを選びました。朝は3時に起きて牛乳や新聞の配達をし、迫害をする人たちのために祈り、福音を伝えたのです。10メートル歩いては神様に祈り、10メートル歩いては神様に感謝を捧げたという話はあまりにも有名です。


彼はそれこそ、雨の日も、風の日も、雪の寒さの中でも休むことなく働き、仕事の合間に病人を見舞い、励まし、祈りました。「でくのぼう」と言われながら最後まで愛を貫き通したのです。


そんな斎藤宗次郎は1926年に内村鑑三に招かれて東京へ引っ越すことになりました。花巻の地を離れる日、誰も見送りに来てくれないだろうと思って駅に行くと、そこには身動きがとれないほど大勢の人々であふれていました。なんと町長をはじめ学校の教師に生徒たち、迫害をしていた町の人たちが見送りに集まっていたのでした。彼の行いを通して神様の栄光が現され、町の人々の中で実を結んだのでした。そして、その群集のひとりに宮沢賢治がいて、「そういうものに、わたしは、なりたい」と書いた、とされています。


まさに、この斎藤宗次郎というひとはキリストの同労者として生きたのです。


ひかりさんが送ってきてくださった上の文章を読みながら、私は感動でしびれました。
「私もこういう生き方をしたい!」
とおっしゃるひかりさんと私もまったく同じです。


皆さんはいかがですか?


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愛情と思いやり

2017.05.28日

"Love and compassion are necessities, not luxuries. Without them humanity cannot survive."
--Dalai Lama – Buddhist Monk
「愛情と思いやりは必需品です。贅沢品ではありません。愛情と思いやりがないと人類は生存できません」
--ダライ・ラマ、仏教僧侶
(訳 舟田譲二)


「愛情と思いやり」
こんなの絵に描いた餅、理想像、求めるのは贅沢、などと思っている人がとても多いのではないでしょうか?
世知辛い世の中になった?


確かに朝ドラ『ひよっこ』なんかを見ていると、あの映画『三丁目の夕日』に見られた昭和の古き良き時代の人情が最近は薄れてきているように思われます。


でも、「愛情と思いやり」は昔を偲んで「昔は良かった」と言って惜しむものではなく、また今の時代には「下町の人情はもうない」と嘆くものでもありません。


「愛情と思いやり」は、私たちの心がけひとつで日常生活の中で実践できることです。
たとえば、夫婦・親子・きょうだいの間で、親族間、友人間、職場の同僚間等々、あらゆる人間関係の中で、私たちが率先して行うべきことなのです。
決して贅沢品にしてはいけません。
なぜなら、ダライ・ラマが言っているように、これがないと人間は生きていけないからです。


「愛情と思いやり」こそが、人間を人間たらしめるものです。
確かに動物の世界にも、損得感情抜きの「愛情と思いやり」が見られるように思われます。
しかし、動物と人間の決定的な違い、それは私たち人間が、神の像(かたち)に似せられて創られているということです。そうでなければ、人間は他の動物よりも少しは頭がいいという単なるレベルの差になってしまいます。
ですから、「愛情と思いやりがないと人類は生存できません」とダライ・ラマは語っているのです。


まずは私たちができるところから実践していこうではありませんか。
本物の「愛情と思いやり」はここにあり、と。


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うんこ漢字ドリル大ヒット

2017.05.27日

すべての例文に「うんこ」を取り入れた小学生向け『うんこ漢字ドリル』(文響社)が絶大な人気を博している。子どもたちが喜ぶ「うんこ」を巧みに取り入れ、“面白く学ぶ”ことに成功したこの教材には教育界からも称賛の声が上がる。


今週発表の最新5月29日付けオリコン週間“本”ランキングでは、初の「学習参考書による総合1位獲得」ならびに「TOP3独占」をダブルで達成。3週連続で全6作がTOP10入りを続けているということで、どこの書店でも平積みされているそうです。


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昨日、朝のテレビ番組でこの『うんこ漢字ドリル』なるものが紹介され、このドリルを使って小学生たちが大笑いしながら勉強している塾の様子が放映されていました。
インタビューされた子どもたち曰く、
「楽しい」
「面白い」
「一日中うんこのことばかり考えてる」


これがその話題の『うんこ漢字ドリル』の中の一部です。


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ほかにも1年生から6年生まで「うんこ」の言葉が延々と続きます。
「起きると のすぐ横に うんこが おかれていた」
「おでこに うんこがついてしまったので せんしてきます」
「うんこがの間につまってしまった」
「すもうの対相手がまわしにうんこを付けている」
「パン食いきょうの パンを うんこに かえておいた」
「リレーの 者が バトンの 代わりに うんこを にぎって いる」
とうんこをまぜてハンバーガーを作った」


見ていて、正直気持ち悪くなってきます。
こんな例文を読んで笑いながらドリルをやっていて、果たして漢字の読み書きができるようになるのかはなはだ疑問です。
さらに、頭の中がうんこのことでいっぱいになっていて、学校のテストでもおふざけで「うんこ」を使った例文を書かないか心配です。


冒頭の記事の続きの一部を下に載せます。


元国立市教育長で教育評論家の石井昌浩氏も、こう警鐘を鳴らすのだ。
「『三つ子の魂百まで』です。このドリルで育ち、果たして自分の核となるものを持ち得るかどうか。品性のない大人に育ってしまわないか心配です。何でも『うんこ』を媒介にするのは、子どもの未熟な感性に迎合することに他なりません」
さらに、全く正反対の観点から憂慮するのは、評論家の唐沢俊一氏である。
「机に向かうのが楽しくなるという点では、教育界に一石を投じたと思います。ただ、子ども時代の勉強とは概して“嫌なもの”に向かう行為でもあるはず。大人になれば、たとえ嫌でもつまらなくても、仕事ならば取り組まねばならない。勉強には、その“予行演習”という側面があります。今から楽しい勉強を身につけてしまうと、『楽しくないから働かない』という大人が増えないだろうか。そんな一抹の不安を覚えます」


一般の人もネット上にたくさん投稿しています。
「こどもが楽しく勉強できるならいいと思います。真面目にかたくるしくやっても退屈でつまらなくていやになるだけだから、勉強やらないよりはそういうのでやるほうが何倍もいいと思います。なので多少下品さはあるけどめのつけどころとしてはうまいって感じます」


まあ、何ごともそうですが賛否両論あり、このドリルがとても気に入っている人もいれば、非常に不快に思っている人もいます。(私は後者です)
勉強と言うと、「真面目にかたくるしくやっても退屈でつまらなくていやになる」と思い込んでいる人が大勢います。
この意見に対して私の考えは、勉強とは決して子どもにとって”嫌なもの”ではない、ということ。
昨日も小学2年生のMちゃんがガウディアで国語の漢字を勉強していましたが、新しい言葉を学び、それを漢字で書いていくことがとっても楽しい、といつも言っています。
ナンセンスなこじつけのうんこの例文を使わなくても、子どもたちは自然なコンテキストの中でしっかりと楽しみながら漢字を勉強できます。
下はMちゃんがやったプリントの中の1枚です。


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『うんこ漢字ドリル』が楽しい、役立つ、素晴らしい、と考えられるなら実際に買って使われたらいいでしょう。
私自身は不快になって「うん」ざりです。
これは、単なる「おもしろい」であって、勉強の本来の「楽しさ」とは似ても似つかぬものです。最初のうちは物珍しさでウケるかもしれませんが、子どもたちはすぐに飽きてしまうと思っています。


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受けるより与えるほうが幸い

2017.05.26日

"Remember that the happiest people are not those getting more, but those giving more."
--H. Jackson Brown, Jr - Author
「最も幸せな人とは、より多くを得ている人ではなく、より多くを与えている人だ」
--H・ジャクソン・ブラウンJr、作家
(訳 舟田譲二)


この世の基準は「より多くを得て幸せになる」です。
これはおそらく人間の本心でしょう。
「多くを持っている」は、もちろん家や財や地位や名誉なども含まれるでしょうが、さらに言えば頭脳や容貌、運動・音楽・芸術などさまざまな才能等々、挙げだせば切りがありません。
みんなこれらを追い求めます。そして、これらがひとつでも多く得られれば幸せになれるという幻想を持っています。


5年前、心身の休養のためロサンゼルスに行った際、ゲッティセンターとゲッティヴィラを訪れたとき、これは幻想だということをまざまざと知らされました。
そのときの記事、「本当の幸福とは」の中にも書きましたが、世界一の億万長者だったJ・ポール・ゲッティは私生活はめちゃめちゃで、5回も離婚再婚を繰り返し、あげくの果ては子どももその妻もドラッグにはまり、自殺したり、ヘロインの過剰摂取で死去。孫は、自分の祖父は大金持ちだから誘拐して身代金を要求したら大金をせしめられると友人に話していたところ、その話がマフィアに流れ、実際に誘拐され、片耳を切られた後に300万ドルの身代金を支払って解放されたとか、散々の結果です。
そして、21回も遺書を書き換え、自分の妻や子孫には最低限の遺産しか分割せずに、7400万ドルという莫大な遺産を財団に残し、彼が金任せに収集した美術品を所蔵する施設を作り、無料で一般に公開することになったというのです。
彼の曾孫は、"To me, money is not happiness at all." (自分にとって、お金とは幸せとはまったくかけ離れたものだ)と語っているそうです。
おそらくポール・ゲッティはお金でありとあらゆるものを手に入れましたが幸せにはなれず、その結果財団への寄付という形で与えることによって初めて平安を得たのではないでしょうか。


「まばたきの詩人」と呼ばれた水野源三さん(1937-1984)は9歳のとき赤痢にかかりその高熱によって脳性麻痺を起こし、やがて目と耳の機能以外のすべてを失いました。
話すことも書くこともできなくなりましたが、母親が彼が何か言おうとしていると感じて、五十音順を指で指し示したところ、まばたきして合図しました。以来、まばたきで綴った詩が後に詩集シリーズとなり多くの人の感動を呼びました。


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口も手足もきかなくなったわたしを
28年間も 世話をしてくれた母
良い詩をつくれるようにと
四季の花を咲かせてくれた母 
まばたきでつづった詩を一つ残らず
ノートに書いておいてくれた母
詩を書いてやれないのが悲しいと言って
天国に召されて行った母
今も夢の中で老眼鏡をかけ
書きつづけていてくれる母


神様の 大きな御手の中で
かたつむりは かたつむりらしく歩み
蛍草は 蛍草らしく咲き
雨蛙は 雨蛙らしく鳴き
神様の 大きな御手の中で
私は 私らしく 生きる


涙なしには読めません。
水野源三さんは何ひとつ持たず、貧しい一生を終えられました。
でも、限りないほど多くの人を慰め、励ましてきました。そして、今も与え続けています。
本当に与えるだけの人生でした。
でも、彼ほど幸せな人はいなかったと思います。


「受けるより与えるほうが幸いである」(使徒20:35)


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もっとも価値ある骨董品は

2017.05.25日

"Remember that the most valuable antiques are dear old friends."
--H. Jackson Brown, Jr.
「もっとも価値ある骨董品はあなたの大切な旧友だ」
--H・ジャクソン・ブラウンJr.
(訳 舟田譲二)


昨日の朝ドラ『ひよっこ』では、主人公のみね子たちは夏のお盆休みにもかかわらず帰省せず、寮に残りました。
みんなで思い切って水着を買い、海水浴に行こうと決めていたのですが、みね子は家族のことを思うとすまない気持ちでいっぱいです。
当日は朝からどしゃ降り。
がっかりする中、仲間の提案で、代わりに映画『ウェストサイド物語』を観に行くことになります。
映画が終わって女子寮に戻り、『ウェストサイド物語』の中のダンスを真似て踊ったりしているうちに、外は雨が上がり青空が。そこで急きょ、みんなで海に行くことに。
行った先の海は、情景からしておそらく湘南海岸。
海水浴はできず、海の中に素足で入って歌ったり、キャッキャと騒いでいました。
そこでナレーションが入ります。
「昭和40年、1965年の夏の海をみね子は一生忘れないでしょう」


ドラマを観終わって、妻に尋ねました。
「1965年の夏は何をしていた?」
しばらく考えて答えました。
「『ウェストサイド物語』は観なかったけど、『サウンド・オブ・ミュージック』を観に行った。初めて観る洋画で、しかも歌の映画だったのでものすごく感動した。あなたは?」
「ぼくは、あの頃は親友のKくんと毎日、家の近くの嵐山の川に泳ぎに行ってたよ。今では考えられないけど、渡月橋のすぐ川下のところにロープを張って遊泳区にしてあったんだ」
それからしばらく当時の思い出にふけり、妻にその後のKくんの話をしました。
5年前に脳梗塞、脳内出血を起こし、手術して一命は取り留めたものの言語障害と半身不随になりました。
その彼を訪ねて京都のデイサービスに行ったのはもう4年も前のこと(「人生の目的地」)。
妻に4年前のことを話しているうちに、私の1965年の夏がありありと甦ってきました。
みね子同様、当時のことは一生忘れないでしょう。
Kくんは私にとって「もっとも価値ある骨董品」だからです。
昨夜、思い立ってKくんのところにその後の安否を尋ねたく、電話してみたのですがつながりませんでした。


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強い人はチャンスを作る

2017.05.24日

"Don't wait for extraordinary opportunities. Seize common occasions and make them great. Weak men wait for opportunities; strong men make them."
--Orison Swett Marden, 1850-1924, Author
「びっくりするようなチャンスを待っていてはいけない。ごく当たり前の機会をとらえて、それを大きなチャンスに変えよ。弱い人はチャンスを待っているが、強い人はチャンスを作る」
--オリソン・スウェット・マーデン、作家
(訳 舟田譲二)


チャンスは待つものではなく、作るもの。
確かに弱い人というのは自ら行動してチャンスを作ろうとせず、チャンスがやってくるのを待っています。
でも、マーデンが言っているように、大きなチャンスを待つのではなく、小さなチャンスをとらえてそれを大きなものにする。こちらの方がよっぽど実践的です。なぜなら、大きなチャンスなんてそれほど頻繁にやってくるものではないからです。


私はかつてアメリカ留学時代、貧乏学生だったので奨学金を申請しました。何度申請しても門前払いでした。当時、アメリカはものすごい不景気で、奨学金に余裕があれば留学生ではなく自国民に優先して給付していたからです。
でも私はあきらめませんでした。何度断られても、だめもとで応募しました。担当の方からは煩わしく思われるほどでした。
でも、ある日申請に行ったところ、ちょうどその日、新しい奨学金の枠ができた、申請してみなさいと担当の人に言われ、その場で申請したところなんと翌年1年間の学費が免除になりました。同じとき日本から留学していた人で、うちと同じように同時期に赤ちゃんが生まれたご夫妻は奨学金を申請することなく、生活費が尽きて途中で断念して帰国しました。
「もうだめだぁ〜!」という状況を何度も経験しましたが、その都度、道が開かれました。
私は決して「強い人」のタイプではありませんが、いつもあらゆる機会をとらえてそれを大きなチャンスに変えてきました。
ですから、「経験者語る」で、これは人生のあらゆる場面で実践すべき価値ある勧めです。


「びっくりするようなチャンスを待っていてはいけない。ごく当たり前の機会をとらえて、それを大きなチャンスに変えよ。弱い人はチャンスを待っているが、強い人はチャンスを作る」


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本物のヒーローとは

2017.05.23日

"So many of our dreams at first seem impossible, then they seem improbable, and then, when we summon the will, they soon become inevitable."
--Christopher Reeve – 1952-2004, Actor, Director, Producer, and Activist
「私たちの夢のほとんどは最初は不可能に見え、しばらくすると信じ難く思われるようになり、そして意志の力を奮い起こすとやがてそれは不可避になるものだ」
--クリストファー・リーヴ、俳優・監督・演出家・社会活動家
(訳 舟田譲二)


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クリストファー・リーヴといえば、言わずと知れたリチャード・ドナー監督作品『スーパーマン』(1978年)で主演し、一躍大スターになりました。
しかし、1995年乗馬競争中に落馬し、脊髄損傷で首から下が麻痺する大怪我を負いました。その後は映画出演からほとんど引退し、リハビリテーションに専念します。
また、妻のディナとともに「クリストファー・アンド・ディナ・リーヴ麻痺資源センター」を開設し、身体の麻痺に苦しむ人たちに、より独立して生きることを教える事業に専念。


1997年にエミー賞を、翌年にはグラミー賞を受賞し、芸能活動を再開します。
1999年にはテレビ映画『裏窓』(アルフレッド・ヒッチコックの『裏窓』のリメイク)を製作、車椅子に乗った主人公を演じました。2003年に、連続テレビ番組『ヤング・スーパーマン』に、若きクラーク・ケントに素姓の手掛かりを与えるスワン博士役で出演。
2004年、自宅で心不全を起こし昏睡状態となり52歳の若さで世を去りました。


「ヒーローとは何か?」というインタビューについて、『スーパーマン』の映画撮影中は「先のことを考えずに勇気ある行動をとる人のこと」と答えていましたが、事故を起こした後は「どんな障害にあっても努力を惜しまず、耐え抜く強さを身につけていったごく普通の人」と答えています。
(以上、Wikipediaより一部抜粋改編)


私にとってクリストファー・リーヴはスーパーマンのイメージがあまりにも強く、まさにヒーローそのものでした。
その彼が落馬事故で、脊髄損傷で首から下が麻痺したというニュースを聞いたときは大きなショックを受けました。


しかし、彼のその後の生き方がじつに見事で、スーパーマン以上に世界中の人々に大きな感動と夢と希望を与える本物のヒーローになりました。
そのクリストファー・リーヴが言っている冒頭の言葉、
「私たちの夢のほとんどは最初は不可能に見え、しばらくすると信じ難く思われるようになり、そして意志の力を奮い起こすとやがてそれは不可避になるものだ」
は、まさに彼の勇気ある人生そのものを物語っています。


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水を得た魚 vs 陸に上がった河童

2017.05.22日

昨日はウォーキングを兼ねて教会へ歩いて行ったので礼拝の後、教会とは目と鼻の先にあるアカデミー元講師の家に立ち寄りました。
Sさんは大学生の4年間、アカデミーで講師を務めてくださいました。
もともと国語が得意で、お父さんも学校の先生、校長だったということもあって、昔から先生志望でした。それで塾での講師経験が役立つということで、アカデミーに応募してこられました。
案の定、素晴らしい講師となり、生徒の間では名物先生、アカデミーの看板講師のひとりとして大活躍してくださいました。


ところが大学卒業後、都内の大企業に就職。その後地元の企業に転職し、そこで編集長という得意の国語力を活かした仕事に就いて7年間活躍しておられたのですが、どうしても教師になりたいという夢が忘れられず、足かけ12年かけて教員免許を取得。そして、次の就職先が決まらないまま惜しまれつつも退職されました。
いくつかの会社からお呼びの声がかかり、政治家からは市議選へのお誘いがあったりしたそうですが、それらすべてを蹴って教師の道を追い求め、去年めでたく公立中学校に国語教諭として採用され、今年は2年生の学級担任とサッカー部の顧問を務めていらっしゃいます。


卒塾生や元講師の結婚式ではしょっちゅう顔を合わせているのですが、お仕事のことなど直接お話を伺いたく思い、教会の帰り道Sさん宅を訪れたのです。
あいにく朝から部活で出かけていらっしゃるということで、奥さんと玄関先で立ち話をしました。
学校の先生は部活など忙しくて大変でしょう、と言ったところ、以前は朝なかなか起きられなかったのが、今では毎朝6時起きで、体育祭の日など4時に起きて5時に学校に行くほど、今の仕事を楽しんでいらっしゃるとのこと。
アカデミーでの昔のSさんの楽しい授業を思い出し、一度授業見学に行きたいです、と言ったところ、ご自身も高校英語教師を務めていらっしゃる奥さん、「私も見てみたいんです」と。
まさに「水を得た魚」です。
Sさん、夢がかなって良かったですね。


そう言えば、アカデミーでこの4月から正社員として働いてくださっている孝太先生に先日尋ねました。
「アカデミーに来て1か月になるけど、どう?」
戻ってきた返事は、
「めっちゃ楽しいです」。
ここにも「水を得た魚」がもう一匹いました。
彼も大学卒業後大手金融会社に勤めていたのですが、やり甲斐のない仕事に辟易(へきえき)としていました。大学生の4年間と卒業後の1年間、アカデミーで講師として働いて、その時の楽しさが忘れられなかったのです。


ちなみに「水を得た魚」に当たる英語表現は、
"a duck in water"
と言います。
"The way you dance, you are like a duck in water."
「きみの踊り方を見ていると、まるで水の中のアヒルのようだ」
アヒルは陸上でも生活しますが、水の中に入ると生き生きする、というところから来たのでしょう。
英語では「魚が水の中にいるのは当たり前」というところから、敢えて"a fish in water "とは言わず、代わりに、"a fish out of water"と言って、これは日本語の「陸(おか)に上がった河童(かっぱ)」に当たります。


あなたは「水を得た魚」ですか?
それとも「陸に上がった河童」ですか?


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嵐の中で

2017.05.21日

“Life is not about waiting for the storms to pass. It's about learning how to dance in the rain.”
― Vivian Greene
「人生とは嵐が過ぎ去るのを待っていることではない。雨の中で踊るのを学ぶことだ」
― ヴィヴィアン・グリーン
(訳 舟田譲二)


人生に嵐はつきものです。
順風満帆な良い時もあります。
でも、一生ずっと順風満帆ということは絶対にありません。保証します(笑)。
それでは嵐が来たときにはどうするか。
嵐が過ぎ去るのを待つのも確かにひとつの方法です。
中には人生の嵐の中で泣く人もいます。涙も癒しになります。
でも、もっといい方法は、嵐の中で歌い、踊ること。


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Gene Kelly ”Singing in the Rain"


もちろん歌って踊ってもいいのですが、必ずしもだれもがそうできるとは限りません。
ここで言っているのは、文字どおり踊るということではなく、何か行動を起こすということです。


嵐を過ぎ越すもっと建設的で実践的な方法は、たとえば本を読むこと。本から新しいことを学んだり、勇気や励ましをもらったりして、苦しみの中で立ち上がることができるようになるかもしれません。
料理したり、部屋の片づけをしたり、絵を描いたり、何か作ったり、楽器を演奏したり、ドラマを観たり、夢を描いたり、あるいは自分の気持ちを紙とペンで(パソコンやスマホで)綴ってみてもいいです(これは私がいつもやっていること)。
ほかに、だれかと話してもいいです。
こういったことをしているうちに新しい道が開けたりするものです。


とにかく、ひとりでずっと家の中に閉じこもって何もしないこと、これは良くないです。
嵐が過ぎ去るのを待っているつもりが、次から次へと別の嵐が襲ってくることもあり、負のサイクルに陥ってしまい、そこからなかなか抜け出せなくなることもあるからです(引きこもりはそのひとつ)。


「雨の中で踊る」、これはすなわち何か行動することです。
ここから新しい道は開けていきます。
そもそも、終わりのない嵐なんてないのですから。


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クルーズにハマってます

2017.05.20日

「クルーズの旅にハマっています」
いえ、私のことではありません。
知り合いの方から送られてきた今年の年賀状に書いてあった言葉です。
ほかにも何人か、毎年年賀状に海外旅行の折の写真を載せて近況報告をしてくださる方がいます。


ちょうど1年前に書いた記事「習慣が結果を生む」を昨日読み返していました。
その中にマザー・テレサの次の言葉がありました。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。


その下に
「人間というものは持って生まれた性格や素質、才能、さらに言えば容姿から言動、仕事ぶり、人間関係や日常の生活の細かなことに至るまで、ほぼすべて習慣の結果によるものなのです。
このことに留意して日々を過ごすことが私たちの運命をすら変えてしまいます」

という私のコメントが。
「そのとおり!」とひざを叩いて読んでいました。


冒頭の「クルーズにハマっている」と言う方は、お子さんたちを立派に育て、大勢のお孫さんたちにも恵まれ、ご夫婦で本当にお幸せな人生を歩んでこられて、今はそのご褒美で世界中を回るクルーズを楽しんでいらっしゃいます。
まさに「習慣の結果」を今、楽しんでいらっしゃるのです。


一方、私はどうかと言うと、やはり同様に「習慣の結果」を刈り取っているところです。
かなり前から、毎朝起きると首から肩、背中、腰、お尻、太もも、ふくらはぎに強烈な痛みが走ります。午後になるとかなり楽にはなるのですが、それでも一日中痛みは残っています。
ネットで検索してみたところ、同じ症状で悩んでいらっしゃる方が大勢いらっしゃって、膠原病やリューマチ、線維筋痛症などの可能性もあるので、病院に行って検査を受けるようにと勧められていました。
それで、私も先週病院へ行き、血液検査、尿検査を始め、レントゲンなどいろいろな検査をしてもらい、今週結果を聞きに行ってきました。
結果は...
一応、どの検査も異状は見られませんでしたが、首から肩、背中、腰を診てくださった医師が「まるで板のように硬くなっている」と驚き、接骨院に行ってマッサージしてもらうようにと勧められました。


それで、一昨日60分の全身マッサージを受けてきたのですが、首からアキレス腱まで身体全体がガチガチになっていると言われました。
これはまさに運動不足の「習慣の結果」。子どもの頃からほとんど運動らしい運動をしてこなかったので、このような硬い身体になってしまったのです。
そして昨日は朝起きると、今度はマッサージの揉み返しで全身が痛い。
お陰で、本当だったら昨夜からこの週末、名古屋の妻の実家に車で行く予定だったのが行けなくなり、妻には新幹線でひとりで行ってもらうことにしました。私は家でお留守番。


実は最近、毎月ほぼ2回の割合で実家に車で通っているのですが、東名・新東名・名神を4〜5時間かけて走るこの週末の小旅行が私たちにとっては「クルーズ」になっているのです。
妻と笑いながら話しています。
私たちがハマっているのは「介護クルーズ」だね、と。
そして、この介護も今までの長年の「習慣の結果」によるものです。
私たちには船で世界中を回るクルーズよりもこちらの介護クルーズの方が似合っていて、結構楽しんでいます(笑)。


でも、この身体中の痛みはとても辛いので反省し、これからは運動やストレッチに励み、これを習慣にして健康長寿の結果を刈り取りたいと思っています。


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学ぶことからすべての奇跡が始まる

2017.05.19日

"Learning is the beginning of wealth. Learning is the beginning of health. Learning is the beginning of spirituality. Searching and learning is where the miracle process all begins. "
--Jim Rohn
「学習は豊かさのもと。学習は健康のもと。学習は霊性のもと。探求し、学ぶことからすべての奇跡が始まる」
--ジム・ローン


昨日はとても嬉しいことがありました。


小学4年生のときからアカデミーに来ている6年生のお子さん。
入塾当初は数字の概念すらなく、基本の基本から始め、足し算や引き算の意味も教えなければなりませんでした。


さらに、3+2=5のような簡単な計算すら指折り数えていて、時間がかかるだけでなく、間違いがとても多く、間違いを指摘しても自分の力で直すことすらできませんでした。
学んだ計算方法を使って解く文章題も、文章そのものを読む力がないため問題を理解して式を立てることもできません。
手取り足取りで、図を描いて意味を説明するのですが、何度繰り返しても理解できません。
ようやく理解できたかと思い、次の同じタイプの問題に当たらせるとたちまちとんでもない解き方をします。足し算でなければ引き算、かけ算でなければ割り算のような感じで当てずっぽうで解きます。


このようなお子さんは学習障害のレッテルを貼られて、放ったらかしにされるケースがしばしばです。
しかし、この子を担当している私は必ずできるようになると信じ、いつも笑顔で優しく、忍耐強く指導してきました。
そして、最近になってようやく暗算で計算できるようになり、また文章題だけでなく、図形問題や重さ、長さの問題、小数、分数なども理解する力がついてきました。数か月前と比べると見違えるほどです。


そして、昨日は最初、全部間違えていた問題も、理屈を説明したところすぐに理解して、間違えていた問題を全部すらすらと解き直し始めたのです。そして、終わったときにはとても清々しい笑顔!
感動ものでした。
教師をやっていて最高の幸せを感じる一瞬です。


「学習は豊かさのもと。学習は健康のもと。学習は霊性のもと。探求し、学ぶことからすべての奇跡が始まる」
この生徒の人生がここからスタートし、豊かさ、健康、霊性を身に着け、人生の奇跡が始まることを心より祈るものです。


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「未来」が思いのほか早くやってきた

2017.05.18日

英語では"future"一語で済むのですが、日本語では「将来」「未来」と使い分け、それぞれニュアンスが異なります。
「将来」は文字どおりには「将(まさ)に来たらんとす」で、すぐ近くの未来という意味で使います。(例 私は将来は学校の先生になりたいです)
これに対して、「未来」は「未(いま)だ来たらず」で、自分が生きているうちにはおそらく見ることはないようなまだまだ先の話。(例 第3次世界大戦が起きたら人類に未来はない)


子どもの頃、夢に見ていた鉄腕アトムで代表されるロボットの世界、また映画 Back to the Future で見られた未来像が、今やどんどん現実のものになってきています。
遠い先の話と思っていた「未来」が思いのほか急ぎ足でやってきた、というのが多くの人の実感ではないでしょうか。


自動車の大量生産方式の生みの親、ヘンリー・フォードが1940年に予言して言いました。
「飛行機と車を組み合わせた乗り物は実現する。笑うかもしれないが、本当だ」。
その後、多くの人が「空飛ぶ自動車」を研究してきましたが、歩みは遅々としていてつい十数年前までは「夢のまた夢」でした。
それが、AI(人工知能)の急速な進歩も手伝い、もう試作機は出来あがっていて、年内にはスロバキアのエアロモービル社が売り出すと発表。ドイツのリリウム社も初の飛行試験を成功させた2人乗りのモデル「イーグル」の動画を公開しました。


ほかにも米グーグル社始め、いくつかの企業が「空飛ぶ自動車」の実用化を表明しています。
下の動画はそのうちのひとつですが、正直なところデザインはまだまだ前近代的な感じですが、これもあっという間に、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャ』に出てきたデロリアンのような普通の自動車がそのまま飛ぶようなものが出てくることでしょう。


ただ、数千万円から2億円近いという高額なことと、飛行機の操縦資格という法整備等の問題が後手に回っていて、本当の意味での実用化までにはもう少し時間がかかりそうです。



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信じるなら成し遂げる道を見出せる

2017.05.17日

"Believe it can be done. When you believe something can be done, really believe, your mind will find the ways to do it. Believing a solution paves the way to solution."
--David J. Schwartz – 1927-1987, Author
「できると信じなさい。できると信じるなら、本気で信じるなら、あなたの知性はそれを成し遂げる道を見出します。解決を確信すると、解決への道が開かれます」
--デイビッド・J・シュルツ、作家
(訳 舟田譲二)


2年前、「不可能を可能に」という記事の中で、
「もし不可能だと思ったら不可能だ。もし可能だと思ったら可能だ。いずれにしてもあなたが考えるとおりになる」
という言葉を紹介しましたが、デイビッド・J・シュルツもまったく同じことを言っています。


ちょうどこのことに思いを馳せていたとき、ロシアの15歳の青年、アレクセイ・ロマノフさんのことを知りました。
両手の指がないという障がいをもって生まれてこられましたが、普通だったら「不可能」と思えるようなことにチャレンジしました。
そして、なんとわずか1年半後には下の動画のように素晴らしいピアノ演奏ができるようになっているのです。
この動画は世界中の人たちを感動させ、勇気や希望を与えてくれて、冒頭の言葉が真実であることを教えてくれます。
これを見ると、「無理」「不可能」「できない」などと、私たちが日々の生活の中であまりにも容易くに言って甘えていることを恥じるようになります。
あなたの前に立ちふさがる「不可能」はなんですか?



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人が求めるリーダー像

2017.05.16日

"A person who wants to lead the orchestra must turn their back on the crowd."
--Max Lucado – Author and Preacher
「オーケストラを指揮したいと思う者は聴衆に背を向けなければならない」
--マックス・ルーカド、作家・牧師
(訳 舟田譲二)


「オーケストラを指揮したいと思う者」とはどのような人のことでしょう?
「指揮したい」とあるように、人をリードしたい人、すなわち人の先頭に立って企業やその他さまざまなグループや団体、組織などを引っ張っていきたい人、リーダーのことです。
経営者やトップの人でなくて学校の教師や塾の先生もある意味、生徒に対してリーダーです。
親も子どもに対してはリーダーです。


リーダーになる人はもちろんその資質も大切ですが、同時に八方美人で誰からもよく思われたいと思う人は不適です。つまり、マックス・ルーカドが上で言っているように「聴衆に背を向けなければならない」のです。
リーダーとはある意味大変な仕事で、人から理解されず辛いこともたくさんあります。敢えて心を鬼にしなければならないこともあります。
しかし、リーダーたる者これに耐えなければなりません。リーダーとして成功している人たちはみんなこの辛いところを通ってきています。


しかし、かと言って冷血にならなければならないというわけではありません。人気取りのためにニコニコするのでなく、真に血が通った温かい人、他人のことを大切にする人、他人のために尽くす人で、素晴らしいリーダーはいくらでもいます。
いえ、むしろ人が求める理想のリーダー像はまさにこのような人です。


自分は後ろにいて鞭をふるって他人を駆り立てる、という典型的なボスタイプのリーダーは今は求められていません。人が求めるのは、自ら先頭に立ってお手本を示し、人を引っ張っていくタイプのリーダーです。


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成功の奥義

2017.05.15日

"Experience shows that success is due less to ability than to zeal. The winner is he who gives himself to his work, body, and soul."
--Sir Thomas Fowell Buxton – 1786-1845, English Member of Parliament
「成功は能力よりもむしろ熱心さによるということは経験上明らかである。勝利者とは、自らを己れの仕事や肉体、魂に捧げる者だ」
--サー・トマス・ファウエル・バックストン、英国議会議員
(訳 舟田譲二)


これは私自身これまでこのブログで繰り返し述べてきていることです。
「成功する人は能力のある人だ」と、世間ではまことしやかに言われています。そして多くの人がそのように信じています。
その結果、自分には能力がないから成功は無理だと初めから諦めたり、あるいは成功している人を指をくわえてただ羨んでいたりする人が実に多いです。


その理由のひとつは、成績至上主義の我が国の教育、そして学歴社会にあると言ってもいいでしょう。
今ひとつの理由は、親の子育ての仕方です。
賢い親は、子どもが幼少の頃より様々なチャンスを与え、褒めて育ててセルフイメージを高め、持っている能力をますます引き伸ばします。
それに対し、知恵のない親は自分の子どもに、「バカ、アホ、マヌケ、能なし、役立たず」といったネガテイブな言葉を小さい頃から常に浴びせかけ、子どもに低いセルフイメージを植えつけます(「子どもをバカに育てたかったら」)。これで子どもが賢く育ったら不思議です。まことに親の責任大です。


しかし、サー・トマス・ファウエル・バックストンが上で述べているように、成功している人を見ると、決して能力によるものではなく、その人の物事に取り組む姿勢、熱心さ、勤勉、努力であることを私たちはみんな経験上知っています。
「自らを己れの仕事や肉体、魂に捧げる者」とは、コミットする人のことです(「コミットメント」を参照)


今からでも決して遅くありません。
自分自身のことでも、また子どものことでも。
この成功の奥義は仕事や勉強のみならず、スポーツから人間関係からどのような世界でも共通しています。


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日常性の中に潜む非日常性

2017.05.14日

今、NHKでやっている朝ドラ『ひよっこ』を観ていて教えらえることのひとつ、それは「日常性の中に潜む非日常性」です。


主人公を始めとする登場人物の周囲で起こる出来事は、みんな日常性の中に潜む非日常性です。
このドラマの作りがあまりにも丁寧すぎて、ストーリーの展開が遅く感じられ、それが視聴者に退屈を感じさせている面があるかもしれません。
これらはすべて私たちの日常生活の中にも起こっているごくごく当たり前の、小さな出来事ばかりです。ある意味、他人の目から見ればどうでもいいようなことでしょう。
しかし、当人にしてみれば「どうでもいいような」小さな出来事は、とても大きな意味を持つものばかりです。
それは、自分をその立場に置いてみればすぐにわかります。
そのようにこのドラマを観てみると、「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣く」ようになり、面白さが倍増します。
私は毎回、観るたびに喜び、泣いています。


しかし、それだけではありません。
私たちの生活の中には、同時に「非日常性の中に潜む日常性」もたくさんあるのです。
ほかの人には理解してもらえないような辛いことや悲しいこと、苦しいことなど、これらは当人にしてみれば「非日常的」なことです。人はだれでもこのような「非日常的」なことは求めず、波風の立たないごくごく普通の「日常的」な生活を求めるものです。
しかし、忘れてはならないのは、この「非日常的」なことの中にもたくさんの「日常性」が隠されているということです。


去る3日にお会いした、癌で病床に臥せっていらっしゃる鴨下新市さん(「ハゲ増す?」)のことを、あれ以来ずっと一日に何度も覚えてお祈りしています。
新市さんや奥さん、ご家族のことを思うと胸が痛みます。
とつぜん癌を宣告され、かなり危機的な状況にあるということは紛れもなく「非日常的」なことです。しかし、そのような中において静かに流れる時、家族とともに過ごす大切な時間、神様との語らいの時、これらはすべて新市さんにとっては「日常性」です。


私たちも、「非日常性の中に潜む日常性」に気づくとき、そこに平安や喜び、希望を見出すことができます。
それが、真の幸せです。
決して「日常性の中に潜む非日常性」を求めないこと、認めないことではないのです。


「あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである」
(コリント人への第一の手紙 10:13)


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一か八かやってみる

2017.05.13日

"If you wait for the perfect moment when all is safe and assured, it may never arrive. Mountains will not be climbed, races won, or lasting happiness achieved."
--Maurice Chevalier – 1888-1972, Actor
「すべてが安全かつ確実で完璧な時を待っていたら、そのような時は決して来ないだろう。山には登れないし、競争には勝てない、また永続する幸せは達成できないだろう」
--モーリス・シュヴァリエ、俳優
(訳 舟田譲二)


飛行機に乗ることを怖れる人がいます。
でも、それを言うなら、電車だってバスだって、自転車だって事故を起こす危険性があります。
さらに言えば、歩いていても何かにぶつかったり、こけることだってあります。車にはねられることもあります。
でも、みんな家から出て歩き、自転車に乗り、バスや電車に乗ります。なら、飛行機だって同じです。どうなるかわからないけど、みんな信じて行動しているのです。


学生は合格が確実でなくても志望校を受験します。
スポーツ選手は万全でなくても試合に臨みます。
仕事を選ぶ時も、ある意味一か八かです。
結婚を決断する時もそうです。


そう、人生に確実とか完璧というようなものはありません。このようなものは夢物語。
完璧な時など永遠にやってきません。
決断が必要なのです。
「案ずるより産むがやすし」で、やってみたら案外簡単にできたりするものです。
マイク・ニコルズというコメディアン・映画監督は言っています。
「唯一安全な道は、一か八かやってみることだ」
と。


信仰とはそのようなものです。
完全にすべてが整って、信じられる条件がそろったら信じる、というのは信仰ではありません。


「さて、信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである」
(ヘブル人への手紙 11:1)
「彼は望み得ないのに、なおも望みつつ信じた」
(ローマ人への手紙 4:18)
「主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。その時、あなたがたはわたしに呼ばわり、来て、わたしに祈る。わたしはあなたがたの祈を聞く。あなたがたはわたしを尋ね求めて、わたしに会う。もしあなたがたが一心にわたしを尋ね求めるならば、わたしはあなたがたに会うと主は言われる」
(エレミヤ書 29:11-14)


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DNAを受け継ぐ

2017.05.12日

"It is in Toyota's DNA that mistakes made once will not be repeated."
--Akio Toyota
「一度犯した過ちは二度と繰り返さない。それがトヨタのDNAだ」
--豊田章男、トヨタ自動車株式会社代表取締役社長
(訳 舟田譲二)


今月から来月初めにかけてこの近辺の中学校の生徒は京都、奈良(大阪)方面へ修学旅行に行きます。ほとんどの子が初めての関西ということでみんなとても楽しみにしています。
昨日、何人かの中3生に尋ねました。
「奈良で見たいものは何?」
返ってくる答えは決まって
「鹿公園」
です。
そこで
「大仏は?」
と水を向けると、
「大仏も見たいです」
続けて尋ねます。
「奈良の大仏と鎌倉の大仏ではどちらが大きいか知ってる?」
「奈良です」
「そう、正解。奈良の大仏は鎌倉の大仏よりも大きいんだけど、建物の中にあるんだよ。すごいよね。じゃあ、奈良の大仏と鎌倉の大仏、どっちが先にたったか知ってる?」
「奈良!」
「残念」
「じゃあ、鎌倉?」
「残念!」
「えっ、どっちが先なんですか?」
「まだ両方ともたっていない」
「???」
「奈良の大仏も鎌倉の大仏もまだ座ったままだよ」
「???」
こちらの子たちにはこのなぞなぞが通じません。


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お釈迦さまをモデルにしたものなので、同じDNAを引き継いでいてやっぱりよく似ています(笑)


ゴールデンウィークに京都に行った際、従兄の家を訪ねました。
久し振りに会って、私の顔を見るなり従兄が、
「おっちゃん(私の父のこと)によく似てきたなぁ」
と。

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今は亡き父が55歳の頃の写真です


大仏のジョークのセンスも父からのDNAです。


また、従兄家族と会ったときの記事(「今日の素敵な出来事」)に妹と一緒に撮った写真が載っていますが、それを見た人や妹と一緒に会った人たちからも兄妹そっくりだ、と言われました。
DNAは争えません。


つい1週間ほど前、アメリカ留学中の長男直人が卒業したと言って写真を送ってきました。
その写真を見て、私の卒業のときの写真と似ている、やはり同じDNAだなと思いました。
人からもよく親子そっくりだと言われます。
そのことを直人に伝えると、直人も自分の写真を見てそう思ってた、と言ってきました。


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眼鏡をかけた直人はもっとよく似ています


この写真の中の私の年よりも直人の方が10歳も上ですが、直人はまだこれから4年間、さらにその上の学校での学びが待っています。
私は34歳で最終の学びを終えましたが、もっと学んでおきたかった、機会があったらまた学びたいとこの年になってもまだ思っています。高校まであれだけ勉強嫌いだった私が大学に入って勉強の面白さにハマりましたが、直人も同じです。
上の豊田章男社長の
「一度犯した過ちは二度と繰り返さない。それがトヨタのDNAだ」
の言葉のごとく、直人は私の後悔を知ってかしらでか、トヨタと同じくこの点でも私のDNAを受け継いでいるようです。


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本物の幸せ

2017.05.11日

山のあなたの空遠く
「幸」(さいわい)住むと人のいふ
噫(ああ)、われひとと尋(と)めゆきて
涙さしぐみかへりきぬ
山のあなたになお遠く
「幸」住むと人のいふ

(カール・ブッセ作 上田 敏訳)


ずっと「幸せ」を捜し求め続けてきた。
でも、「幸せ」は見つからなかった。
それはとても悲しいことだったけれど、
でも「幸せ」がないというわけではない。
どこかに、どこかに、きっとあるんだよ
(現代語訳)


人は「幸せ」を求めて人生を歩みます。
それは、家族や友人であったり、仕事や趣味、旅行、グルメだったりと、いろいろです。
でも、どこを探し求めても真の「幸せ」は見つかりません。
メーテルリンクの『青い鳥』だったら、「家(身近なところ)にあった」となるわけですが、必ずしもそうなるわけでもありません。


しかし、アメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻、エレノア・ルーズベルトは次のように語っています。
"Happiness is not a goal – it’s a by-product of a life well lived."
「幸せとは目標ではない。良い人生を歩んだときの副産物だ」

(訳 舟田譲二)


確かに、「幸せ」を探し求める人生は虚しいです。
まあ、そこそこ満足させてくれるものは見つかるでしょう。しかし、それが本物の幸せではない、ということを私たちは直感的に知っています。
むしろエレノア・ルーズベルトが言っているように、良い人生を歩んできたことを感謝するときにあとからついてくるもの、それが本当の「幸せ」です。


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1日1.5円〜2.5円の投資で健康増進

2017.05.10日

「1日1.5円〜2.5円の投資で健康増進?」
マユツバと思われた方もあるかと思いますが、本当です。
しかも、こんなに安い投資で病気予防から健康寿命の延長にもつながるのです。
知りたいですか?


3年前、「健康長寿の秘訣」という記事の中で、私の尊敬する日野原重明さんが勧めていらっしゃる健康増進法をご紹介しましたが、その中のひとつです。
また、2年前には「絶"不"調から絶好調へ」の中で、そして半年前に「歯と身体の健康」の中で再び述べました。これら3つの記事をご覧いただくと、共通点が浮かび上がってきます。


それは口腔(こうくう)衛生と言われるものですが、ほとんどの人が意識していない部分です。
日野原重明さんはみんなに教えたい健康法として、次のことを挙げていらっしゃいます。
「健康に欠かせないのが、歯です。歯を含む口腔は消化器官の入口だと言ってもいいでしょう。常に衛生的に保ち、食べ物をよくかむことも大切です」
私の友人である柿谷先生が送ってきてくださった記事によると、
「歯茎を清潔に保つことが前立腺肥大症を癒すばかりか、なんと男性女性を問わず心臓発作、心筋梗塞、リウマチ性関節炎から認知症の予防および治療にも役立つ」とあります。
そして半年前の記事では、
「歯の健康は食物を正しく咀嚼(そしゃく)し、食物に含まれている栄養素を身体の必要としている部分に送り届けるという意味においても、心身の健康そのものにも大きく寄与します」
と書きました。
また、今年は春になって暖かくなってからも全国的にインフルエンザが猛威をふるって、多くの小中学校で学級閉鎖や学年閉鎖され、うちでも何人もの生徒がやはりインフルエンザで5日から1週間欠席しましたが、このインフルエンザすらも口腔衛生で防げると言います。


それと、今日のタイトルの「1日1.5円〜2.5円の投資で健康増進」とどう関係があるのか、と言うと、答えはデンタルフロスです。
わかりやすく言えば、歯間ブラシ、糸ようじです。


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これは歯科医で歯間掃除をしてくれるときに使っているもので、一番効果が高く、しかも経済的なのですが、ちょっと面倒くさくなかなか続けられないのが難点です。


次によくあるのが金属のワイヤータイプのものですが、これは歯茎を傷つけて出血することがよくあります。それと、ワイヤータイプのものは太さがいろいろあるのですが、ひとりの人の歯間はみんな同じわけではなく、同じ太さのものだとスカスカだったり、キチキチだったりする欠点があります。


そこでお勧めなのが、歯茎を傷つけないゴムタイプのもので、細いタイプだとSS〜Mまで対応できるので歯間の広さの違いも問題ありません。


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費用はちょっと高めですが、それでも1本で折れるまで数日使えるので、計算してみるとなんと1日当たりたったの1.5円〜2.5円になります。
これで歯槽膿漏・虫歯を始めさまざまなインフルエンザから心筋梗塞、リウマチ性関節炎から認知症などの予防になり、さらには食べカスや歯垢を除去できるので口臭もなくなり、人に不快感を与えることもなくなります。
本当は毎食後使うのが理想ですが、仕事などで外出していて使えないこともあるでしょうから、朝食後と寝る前の1日2回でも十分です。というのは、寝ている間に口の中で雑菌が繁殖するからです。


何事も習慣になるまで約2か月かかるそうです。ぜひ2か月間お試しください。気持ち良くてやめられなくなります。
こんなに安価な投資で健康増進、そして健康寿命が延びる。いいことづくめです。


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将来が残っている

2017.05.09日

"Just remember when you think all is lost, the future remains."
--Dr. Robert Goddard – 1882-1945, Professor, Physicist, and Inventor
「すべてを失ったと思うとき、思い出せ。将来が残っていることを」
--ドクター・ロバート・ゴダード、大学教授・物理学者・発明家
(訳 舟田譲二)


「財も家族も仕事も健康も友人もすべてを失った」
というと、もう生きる希望も目的も何もかもなくなり、人は死を選ぶことがあります。
しかし、ここでドクター・ロバート・ゴッダードは私たちが生きる理由をはっきりと教えてくれています。
それは、だれにでも与えられている「将来」です。


将来さえあれば、たとえそのほかのもの全てを失ったとしても、それらはいつでもまた取り戻すことは可能です。
最後の土壇場で「将来」が残されていることを思い出そう。
人生はいつでも一からのやり直しがききます。


しかし、それではその将来さえも奪われたとしたらどうか。
癌などで余命いくばくと宣言されたとき。
これで将来は潰(つい)えたのか。


いやそうではない。「今日もいくつもの素敵な出会いが」の中に記した道城献一先生や「ハゲ増す?」の鴨下新市さんがそうです。
また、「今もなお語っている」の中の榎本保郎先生もそうです。
信仰者の強さは、命がこの世で終わるものではなく、永遠に続くことを信じ、そこに本当の「将来」があることを知っているからです。


「イエスは彼女に言われた、『わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる。
また、生きていて、わたしを信じる者は、いつまでも死なない。あなたはこれを信じるか』」

(ヨハネによる福音書 11:25, 26)


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パラダイムシフト

2017.05.08日

「パラダイムシフト」
まだあまり知られていない言葉ですが、これを知ると人生が一変します。


「パラダイム」とは「物事の見方、考え方の枠組み」のことです。
わかりやすく言えば、私たちだれもが持っている価値観です。
価値観は当然のことですが、一人ひとり異なります。この価値観を大きく転換させることを「パラダイムシフト」と言います。


昨日、近くのショッピングモールに買い物に行ったのですが、立体駐車場の1階はガラガラ。
5階あるのですが、4階はいつも満車です。
それは、駐車場の4階にモール本館への上空ブリッジがあるからです。少しでも歩く距離を短くしたいのです。また、1階にとめる人はみんな4階までエレベーターを使います。
でも、私はいつも1階に駐車して、4階までエレベータを使わずほとんどだれも使わない階段を利用します。
また、館内でもエスカレーターやエレベーターは使わず、必ず階段を上がり降りします。


このほか、東京などどこかへ出かけるときも駅構内を始め、すべてエスカレーター等は使いません。ですから、帰宅してスマホのヘルスケアのアプリを見ると、「上った階段数」はいつも20階から30階になっています。


以前は、エレベーターやエスカレーターはどっちみち常に動いているのだから、「使わないと損」と思っていました。でも今はエレベーターやエスカレーターは「使うと損」と思うようになりました。
そう、健康のためです。
駅へ行くときも、駅から帰るときも約4キロの道を時間に余裕があるときは歩くことにしてい
ます。
わざわざライザップなどに行って、時間とお金を使ってトレーニングしなくても日常生活の中でこのようにいくらでも運動できるのです。


これらのおかげで6年間ほど続いた体調不良を克服しました。
このほか食生活に留意し、毎日15〜20キロほどウォーキングもして肉体改造もできました。


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毎晩風呂上りに体組成計に乗って体重のほか体脂肪率や内臓脂肪などをチェックします。
体内年齢は41歳です。つい2年前までは30代でした。


パラダイムシフトは、健康管理のほか精神管理にも役立てています。
たとえば、9年前の出来事ですが、塾の入口のところにほんの10分ほど置いていたカバンを盗まれました。中には現金や図書カードなど数万円分入っていました。
自分の不注意を嘆き、ボケてきたことにショックを受けて数日間落ち込んでいました。
しかし、発想転換して感謝することにしました。
すると、気持ちは晴れて、さらに入っていた火災保険に盗難保険がついていたことに気づき、図書カードの分を除いて、ほぼ全額保険で戻ってくるというオマケまでついてきました。(「ありがたい、ありがたい」


不幸なことや恵まれていないこと、欠けていることにばかり目をやっていると、ますますみじめになります。でも、パラダイムシフトして、いい方に目を向けるといいことがどんどん舞い込んできます。
これは人間関係や仕事、勉強などあらゆることに応用できます。


あなたもパラダイムシフトしてみませんか?


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人は自分の運命の建築士

2017.05.07日

「運命は偶然よりも必然である。<運命は性格の中にある>という言葉はけっして等閑(なおざり−いい加減)にうまれたものではない」
(芥川龍之介『侏儒の言葉』より)


本能寺の変で織田信長は明智光秀に討たれました。
歴史家はその原因を詮索し諸説述べていますが、いずれにしてもこれは偶然起こった出来事ではありません。
それに至るまでに、伏線がいくつもあったのです。
おそらく信長が自分の蒔いた種を刈り取って、そういう運命をたどることとなったのでしょう。


ちょうど2年前に「運命とは」という記事を書きました。
この中でも運命と必然について書いています。


運命とは自分の力ではどうすることもできないもの、と日常の生活の中でもよく耳にします。
しかし、芥川龍之介も「運命とは偶然によるものではなく、原因があって結果が生まれる必然だ」と言っているのです。
アメリカの第28代大統領T・W・ウィルソンも次のように言っています。
「運命の中に偶然はない。人はある運命に出合う前に、自分がそれを作っている」


「人は自分の運命の建築士」ということわざがドイツにあるそうです。
あなたもこれからの自分の人生を設計し、建築しませんか?


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恋は盲目。友情は目をつむる?

2017.05.06日

"Love is blind, but friendship closes its eyes."
「恋は盲目。友情は目をつむる」(ことわざ)
(訳 舟田譲二)


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「恋は盲目」ということわざは有名で、どうやら万国共通のようです。
上のことわざでは、その後に「友情は目をつむる」というのがついています。
おそらくこの意味は、友人の目には欠点は見えるけれども敢えてそれを指摘せず、見て見ないふりをする、というようなことでしょう。
その点、恋に落ちると「あばたもえくぼ」で、相手の欠点が見えなくなることを言っています。


しかし、面白いことに気づきました。
日本語では「恋」と「愛」を区別して、「恋」はなんとなくちゃらちゃらしていて、浮ついた「惚れた、腫れた」の類いのものですが、「愛」と言うと、「神の無条件の愛」のように高尚なイメージがあります。
ところが、原語の英語では両者を区別せず、ただひと言 Love です。


英語のことわざで"Love is blind."と言うときには、日本語の「恋」のようなイメージなのでしょう。
しかし、私は本物の愛は「盲目」ではなく、また上の友情のように「見て見ないふりをする」「目をつむる」とも違うと思うのです。


相手の弱さや欠点などが見えていても、わかっていても、それを承知の上で「ありのまま受け入れる」。これこそが本物の愛ではないでしょうか。
条件付きで、気に入れば、自分の眼鏡にかなえば愛する、というのは自己中心的な愛で、こんなものは本物の愛からはほど遠いものです。


むしろ、本物の愛は、相手を両目でしっかり見て、今まで見えなかった部分、良い点を敢えて見つけることです。
相手の欠点ばかりが目についている間は、愛が欠けている証拠です。


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今もなお語っている

2017.05.05日

「彼は死んだが、信仰によって今もなお語っている」
(ヘブル人への手紙 11:4)


我が敬愛する故榎本保郎牧師の『旧約聖書一日一章』『新約聖書一日一章』をデボーションに使わせていただき、過去何年にもわたり毎朝妻と一緒に読んでお祈りしています。


榎本牧師の『ちいろば』『ちいろば余滴』はこれまで繰り返し繰り返し読んできました。そして読むたびに、笑ったり泣いたりしています。他のどの本よりもこれを私は愛読しています。私が信仰を持つきっかけになったのもこの本でした。


このたび、5月の連休を利用して京都・滋賀を訪れ、去る2日滋賀県近江八幡市のアシュラムセンターに榎本和子先生を訪ねました。
その日の出来事を記したのが「今日もいくつもの素敵な出会いが」です。
和子先生には40年近く前、アシュラムで初めてお会いしたのですが、4年前に再会したとき私のことをちゃんと覚えていてくださったのです。
そして3年前に再々会し、今回なんと再々々会させていただく恵みに浴しました。
私をひと目見るなり和子先生は、
「舟田先生。前回お会いしたときよりお元気そうで、どっしりと落ち着いていらっしゃる」
と言ってくださり、2年半前に健康を回復したのを見抜かれて驚かされました。
和子先生は私にとって霊の母のような方です。


今は毎朝、『旧約聖書一日一章』で榎本保郎先生から、その日その日にまさにぴったりのみ言葉とメッセージをいただいているのですが、冒頭のみ言葉「彼は死んだが、信仰によって今もなお語っている」のように、直接語りかけていただいているような気がしてなりません。
和子先生も、必要なことはこの2冊の本の中に全て書かれているから何度も読み返しなさい、とよく人におっしゃっているそうです。


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今回、和子先生から『ちいろばの女房』というご著書をいただき、早速一気に読んだのですが、『ちいろば』の中に出てくるシーンを裏側の和子先生の視点から書いていらっしゃっていたり、また『ちいろば』以降の出来事も書いてあり、読みながらまるでその場に遭遇したかのような錯覚にとらわれます。そして、『ちいろば』を読んだときと同じように、笑ったり、泣いたりしています。


特に、ちょうど40年前の7月、伝道旅行でロサンゼルスに向かう飛行機の中で保郎先生が喀血し、空港に着くと同時に病院に緊急入院された箇所は、ちょうど私もロサンゼルスで先生をお待ちしていたときのことで、知らせを聞くと同時に断食して必死で祈っていたので、まるで映画の中のシーンが機内、病院、教会と交互に切り替えられているかのような感じです。


また、先日お会いしたとき、和子先生のお口から直接伺ったお話がこの本の中にいくつも描かれていて、これも映画のシーンのように目の前に迫ってきます。


本のカバーそでに書かれている言葉が和子先生のお気持ちをひと言で見事に物語っています。
「今までの私の望みは保郎でした。
でも保郎は死んでしまった。
しかし、主に、神様に望みを抱けば、
決して望みは消えることはなく、
何が起こっても大丈夫なのだと気づいたのです。」


これを読んで私も気づかされました。
頼るべきは人ではなく、絶対に変わることのない神様ご自身だということを。


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有意義なゴールデンウィーク

2017.05.04日

有意義なゴールデンウィーク前半を過ごすことができました。
4月28日の金曜日、仕事が終わって夜、自宅を出発し、名古屋の妻の実家に夜中に到着。東名・新東名ともに普段より車の量は多いものの渋滞もなくスムーズに走れました。
翌日は、買い物したり食事に出かけたりと一日、家族・親族孝行。


日曜日は午前中いつもの岩倉教会で礼拝を守り、終わるとすぐに電車・新幹線を使って滋賀県野洲の妹の家へ移動して一泊。
翌月曜日は妹とともに車で京都へ。
途中、山科にある八ツ橋で有名な井筒屋に立ち寄って、懐かしい京都のお菓子をいろいろ試食してお土産を買い、向日市にお住いの我が恩師、西村先生ご夫妻を訪問。
楽しいお交わりの時を持って、夕方おいとまして昔住んでいた嵐山へ。
その後、白梅町に住む従兄の家を訪れ、従兄甥とふたりの従兄姪に初めて会って歓談し、その後京料理をご馳走になりました。(「今日の素敵な出来事」


翌二日は、午前中敬愛する榎本和子先生宅を訪問し、和子先生・るつ子先生と親しくお交わり。
午後は、甥の通うヴォーリズ学園を見学して在りし日の道城学園長を偲び、そこから近くの道城夫人を弔問。
道城先生の思い出話に始まり、学園でのご活躍のご様子を伺ったり、40年前の昔話や4人の息子さん、お孫さん達のお話、我が家の近況報告などを交わし、四男の牧人さんが経営していらっしゃるナッツ店に寄って塩・砂糖・甘味料などが含まれていない健康ナッツをお土産に買って、再び新幹線に乗って名古屋の妻の実家に戻りました。(「今日もいくつもの素敵な出会いが」


そして昨三日は、妻の母教会の宣教60周年記念感謝会に出席し、感謝会の後は癌で闘病中の鴨下新市さんを病院にお見舞いに伺いました。(「ハゲ増す?」


今日は妻の実家でゆっくり体を休めながら、榎本和子先生にいただいた『ちいろばの女房』を読んで霊の養いを受けました。
その後、親族がお世話になる近所のデイサービスを慰問して、マジックを披露。施設利用者の方々に喜んでいただけました。


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「ここに1枚の千円札があります。(裏表確かめて)これをこうやって折りたたみます」


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「開きますと、あら不思議! 千円札が一万円札になっています(再び裏表確かめる)」
(ニコニコしながら見ていた1番前のおじいちゃん。目の色が変わって身を乗り出してきました)


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「この手品をやりますと、皆さん自分の千円札を出して一万円札に変えてくれ、と言います。でも欲張ると、あら不思議! 紙に変わってしまいました(再び裏表確かめる)」
(ここでみんなパチパチと拍手)


先ほど実家を出て、今東名高速で帰途に就きました。
目まぐるしく忙しかったゴールデンウィークでしたが、会いたかった人たちみんなに会うことができ、とても充実したひと時となりました。


自宅に戻ってゴールデンウィーク後半は仕事です。
でも、エネルギーをたくさんもらい、準備万端です。


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ハゲ増す?

2017.05.03日

"Dreams are only dreams until you wake up and make them real."
--Ned Vizzini – 1981-2013, Writer
「夢はあくまでも夢にすぎない。目覚めて、それを現実のものにしない限りは」
--ネッド・ヴィッジー二、作家
(訳 舟田譲二)


今日は妻の母教会の宣教60周年記念感謝会に参加してきました。
後藤喜良先生の力強いメッセージと、これまでご奉仕してこられた牧師先生たちや献身者の方々、ここで信仰に導かれた方々のお証(あかし)などがありました。
ドイツから来た女性宣教師が開拓されたこの教会は、過去60年の間に16人という大勢の献身者を輩出してきました。一応、妻もその中のひとりということで、突然証を頼まれて少し語りましたが、皆さんお話のお上手な方々ばかりでした。
中でもFacebookでお知り合いになった、敬愛する鴨下彌(わたる)先生の尾西教会で信仰に導かれたお証はまるで漫談のようでみんな笑い転げていました。


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私たちの結婚の仲人をしてくださった中嶋先生ご夫妻と妻の青年時代の信仰の友、Mさんと一緒に


しかし、一番親しくさせていただき、お会いするのを楽しみにしていた新市さんからほんの数日前メールをいただき、癌で入院中と知らされ、私は「心が折れそうになって」いました。


しかし、司会をしていらっしゃる牧師の土肥先生は、沈痛な表情ではなく、むしろにこやかに新市さんのご病気のことをお伝えになりました。
土肥先生によると、現在の新会堂建設の是非を問う役員会で全員が反対したにもかかわらず、新市さんおひとりが賛成され、教団の理事会で3分の2以上の賛成があってゴーサインが出たそうです。
そして、長年にわたって積み立てられてきた会堂献金で借入金ゼロで建築できたとのこと。


新市さんは祈りに祈って、そして行動を起こして長年の夢だった会堂建設を現実のものにされたのです。
今日の60周年記念感謝会をほかの誰よりも楽しみにしていらっしゃった新市さんが参加できなかったのを皆さんとても残念に思っていらっしゃいました。


私たちは新会堂の献堂式の約1か月後に訪ねましたが、妻が青年時代をともに過ごした新市さんと私はそこで友達になりました。


その新市さんが癌と知り、Facebookの彼の過去の記事をたどると、3月には次のように書いていらっしゃいました。
「12月から3ヶ月半理髪店に行ってないので困っていましたが、調度抗がん剤の副作用で髪の毛がなくなりつつあり、理髪店に足を運ぶ手間がなくなり助かりました。全て主は益としてくださいます。感謝です」


記念会のあと、新市さんを病院にお見舞いに行けるかどうか土肥先生にお尋ねしたところ、大丈夫とのお返事。
「かえってこちらが励まされますよ」と土肥牧師。


早速、病院に向かいました。
ベッドの上の新市さんに今日の記念感謝会のお話をし、新会堂の影の功労者である新市さんの労をたたえると、新市さんは謙遜して全ては神様のみわざとおっしゃるばかり。
土肥先生がおっしゃっていたとおりだったので、私はそのことを伝えて「とても励まされます」と言ったところ、新市さんは
「いや、まだ髪の毛はありますよ」
と冗談で返し私たちを笑わせました。
実は新市さんは鴨下彌先生の弟さん。ご兄弟揃ってすごいユーモアの持ち主です。


でもそれ以上に、私は信仰者の強さを見せつけられた思いをしました。
最後に新市さんと手を取り合ってお祈りしましたが、みんな涙が溢れてきました。それは悲しみの涙ではなく、感謝の涙でした。


「イエスは彼女に言われた、『わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる。
また、生きていて、わたしを信じる者は、いつまでも死なない。あなたはこれを信じるか』」

(ヨハネによる福音書 11:25, 26)


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今日もいくつもの素敵な出会いが

2017.05.02日

4年前にお会いした榎本和子先生(「京都は暑く、私も熱かった!」)は、知る人ぞ知る『ちいろば』牧師の奥様です。
3年前に再びお会いして(「素晴らしい出会い」)またの再会をお約束していたのですが、今日それを果たすことができました。


前回、前々回は妹は一緒じゃなかったのですが、今回は妹にも是非とも会ってもらいたいと思い、同伴してもらいました。


朝、お電話したらお風邪を召して、花粉症で顔と両目が腫れていて床についているのでお会いできないと恵さんのお嫁さんのお返事だったのですが、「今、起きてきました。ちょっとお待ちください」とおっしゃって、和子先生とお話ししたところ是非お越しくださいとのこと。
すぐに準備して家を出ました。


目が腫れていて会うのが恥ずかしいとおっしゃっていたのですが全然わからないほどで、今年92歳というお年を感じさせないほど相変わらず頭はボケるどころか私よりもはるかに明晰でかくしゃくとしていらっしゃって驚かされました。
話はあちらこちらに飛びますが、全てきちんと理解し、適切なお返事やご感想をくださり、またご謙遜と独特のユーモアでみんなを笑わせてくださいます。


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「前回お会いしたときよりお元気そうで、どっしりと落ち着いていらっしゃる」と、私の顔を見るなり言ってくださり、2年半前に健康を回復したことをちゃんと見抜いていらっしゃって、二重三重に驚かされました。


昨日私たちがお会いした西村先生のこともよく覚えていらっしゃり、和子先生にいただいた『旧約聖書一日一章』『新約聖書一日一章』を宝物にして読んでいらっしゃいますよ、とお伝えしたところ、昨年出版された『ちいろばの女房』を西村先生、妹と私に一冊ずつ、おもて表紙を開いたところに目の前でみ言葉とサインを達筆でしたためてプレゼントしてくださいました。


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妹がオルガンに興味を持っていることを伝えたところ、るつ子先生が奥の部屋にあるとても立派なオルガンを見せてくださって、週に一日オルガンを教えているとおっしゃいました。それを聞いた妹は以前からずっとオルガンを習いたいと思っていたと言うと、なんとその場で来週からオルガンを教えてくださることになる、というびっくりぽんのお土産付きでした。


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ほんの30分ほどお目にかかれれば、と言ってお伺いしたのに、いつの間にか2時間になってしまいました。おいとまする時には、お昼をご一緒にどうぞとお勧めくださいましたが、温かいお心遣いを心から感謝して失礼しました。


榎本先生宅を出て急いでヴォーリズ学園へ。
副校長先生と少しお話しして、校内を見学させていただきました。
顔を合わす生徒たちが「こんにちは!」と元気よく挨拶してくれ、礼儀正しいのに驚きました。
つい10日前に召天された道城先生のお部屋は電気が消えていて主人なき学園長室が寂しさを物語っていました。
副校長先生始め、お話しする先生方皆さんが、道城学園長は責任感の強い方で使命を全うされたと口を揃えておっしゃっていました。
先ほどのるつ子先生はヴォーリズ学園でハンドベルのご指導をしていらっしゃいますが、るつ子先生も道城先生のことを、学園長として、理事長として、牧師として、父親として、夫として使命を立派に全うされたとおっしゃっていましたが、死の間際まで全力で走るべき行程を走り抜かれた先生を改めて尊敬しました。


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ヴォーリズ学園を後にして次に道城先生宅を訪ねました。40年前の留学中、大変お世話になった道城夫人を弔問しました。
お部屋の中は道城先生がお使いになっていたパソコンなどがそのままあり、在りし日の道城先生が偲ばれました。
まだ10日ほど前にご主人を亡くされたばかりですが、夫人はとても明るく、昔の思い出話や、4人のお子さんのこと、お孫さんのことなどをお写真を見せながら話してくださいました。
上の3人の息子さんたちは、当時まだ生まれたばかりの赤ん坊から幼稚園児くらいのわんぱく坊主でしたが、今や独立してご家庭を持っていらっしゃり、道城先生も立派に成長されたお子さんやお孫さんたちに囲まれて天国に旅立たれ、お幸せだったことでしょう。
奥様も道城先生の生涯を太く短い立派な人生だったと振り返っていらっしゃいました。
「されど我らが国籍は天に在り」
のみ言葉をいつも語っていらっしゃった道城先生ですが、まさにそのみ言葉に生きる人生でした。


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今日の素敵な出来事

2017.05.01日

今日は本当に幸せな一日でした。
昨日から滋賀に住む妹宅に滞在し、今日は妹と一緒にお昼に京都の小学校時代の恩師を訪ねました。妹の運転する車で滋賀県ののどかな田園を通り抜け、京都に入るともう懐かしさで胸がいっぱいになりました。


幼稚園に始まり、小中高大と京都で育ったのですが、その間教わった数多くの先生の中で、たった3週間のつながりだったのに一番親しみを感じ、私の人生に最も大きな影響を与えたのは、小学4年生のときの教育実習生の西村隆宏先生でした。
以来、57年にわたる長いお付き合いの中で、母の葬儀から私の結婚式など、人生の節目節目には必ず立ち会ってくださり、またずっと文通を続けて近況報告をし合ってきました。
また、これまでに何度も家に泊めていただいたり、京都観光に連れていただいたりと、まるで親戚のようなお付き合いでした。年齢的にはひと回りほど離れたお兄さんのような方ですが、私にとってはお父さんのような存在です。


心温まる素晴らしいお食事のご接待をいただきながら、しばらくお会いしていなかった間の積もる話に花が咲きました。


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お別れを惜しみつつ近いうちの再会を約束して西村先生のお宅を後にし、中高大学時代10年間過ごした嵐山を回り、昔住んでいた家の前を通って昔の日々を偲びました。


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夕方、5歳違いの従兄の家を訪ねました。
ここの次女が先日のブログ「こんな芸術家が身内にいた!」に登場しましたが、アメリカ留学から帰国した33年ほど前にまだ幼児の頃に会ったきりだったので是非とも会いたいと妹に言っていたら、この子の写真家の兄も実業家の姉(私の従兄弟甥・姪)にもみんなに会えるよう手はずを取っておいてくれました。
彼らの仕事ぶりや作品などを見て目を細め、大きな将来の可能性に期待を膨らませました。


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その後、京料理に連れていただき、舌鼓を打ってその美味しさに酔いしれました。
従兄からは親族の昔話や近況などを教えてもらい、長いブランクを埋めてもらって、みんなでとても楽しいひと時を過ごさせていただきました。


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心が折れそうになってる…

2017.04.30日

"You are braver than you believe, stronger than you seem, and smarter than you think."
--(Winnie the Pooh) A. A. Milne – 1882-1956, Author
「あなたは自分が信じているより勇敢で、見た目よりもよりも強く、思っているより利口だ」
--『クマのプーさん』の原作者、A・A・ミルン
(訳 舟田譲二)


実は今、私は心が折れそうになっています。


ちょうど1週間前の記事「命の恩人の召天の知らせにショック」に書いた道城先生の奥様を明後日、弔問させていただくことになっています。
本来ならばこの日にお見舞いに伺う予定だったのですが、癌の進行が予想外に早く、1週間遅れで間に合わず残念ながら願いがかないませんでした。
73歳での召天でした。


そして、3日は妻の母教会の60周年記念会があり、私たちの仲人をしてくださった牧師先生始め、これまでに二度この教会を訪ねた際、お知り合いになった方々とお会いできるのを楽しみにしてきました。
ところが昨夜、そのうちのひとりで一番親しくさせていただいている兄弟にメールで時間を尋ねたところ、返ってきた返事に愕然としました。
癌で入院中で、万一の時に備えて家族の出席も難しいとのこと。記念会の後、お見舞いに伺いたいと思っています。
この方は私たちと同い年です。


この他、病名は知らされていませんが、もう半年以上入院しておられる知り合いの方がいらっしゃいます。この方はまだ30代の若い方で、毎日お祈りしているのですが、お母さんと離れて寂しい思いをして暮らしている幼いお子さんたちのことを考えると辛くてたまりません。


でも、このような中、グッドニュースがあります。
57年の長きにわたって親しくお付き合いさせていただき、敬愛してやまない小学校時代の恩師、西村先生を明日、京都にお訪ねすることになっているのです。


先生は7年前血液の癌と言われるリンパ腫を患われ、化学療法で一旦良くなられたのですが、昨年秋再発し、今また治療を受けていらっしゃいます。
これまで結構頻繁にお会いしていたのですが、ここ3年ほど私が急に忙しくなったことと、先生のご病気もあってお会いすることがかなわなかったので、化学療法が一段落し落ち着いているとお聞きして、居ても立っても居られないなくなり是非ともお目にかかりたいとお願いし、明日の再会が実現することになったのです。しかも、滋賀に住む妹と一緒にお会いできるというオマケ付きです。


西村先生は私の人生の中で今や一番長くお付き合いさせていただいている、私にとってまるで父親のような存在の大切な方です。
先生がリンパ腫と闘い、懸命に明るく、積極的に生きていらっしゃるお姿は、今心が折れそうになっている私にとって何よりもの喜び、力の源泉となっています。


クマのプーさんが、
「あなたは自分が信じているより勇敢で、見た目よりもよりも強く、思っているより利口だ」
と励ましてくれているような気がして嬉しくなりました。


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私はこれで◯◯がやめられました

2017.04.29日

"A year from now you will wish you had started today."
--Karen Lamb – Author
「今から1年後、あなたは今日始めていたら良かった、と思っていることでしょう」
--カレン・ラム、著作家
(訳 舟田譲二)


こんなことってよくありませんか?
あの時、あれをしておけばよかった、なんて。
「後悔先に立たず」です。


でも、グッドニュースがあります。
それは…
今日から実行して、来年…そしてこれから先ずぅ〜っと同じ後悔をしない、という方法です。
これなら「先に立ちます」。


あなたも早速試してみませんか?
「私はこれで◯◯がやめられました。これもあれもできるようになりました」😇


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東北でよかった!?

2017.04.28日

"It’s not what you say out of your mouth that determines your life, it’s what you whisper to yourself that has the most power."
--Benjamin Disraeli – 1804-1881, Former British Prime Minister
「口が語る言葉があなたの人生を決定するのではない。最も大きな力を持っている、自分の心にささやく言葉が人生を決定するのだ」
--ベンジャミン・ディズレーリ、元英国首相


今村雅弘元復興大臣が東日本大震災の復興に関連して、「まだ東北のほうだったからよかったが、もっと首都圏に近かったりすると、莫大な額になる」と失言し、その責任を取って大臣を辞任しました。
まことにデリカシーに欠ける不用意な発言で、空いた口がふさがらない、とみんな思っていることでしょう。私もそう思っていました。


実際には、冒頭でベンジャミン・ディズレーリが言っているように、「口が語った言葉」というよりむしろいつも心の中で思っていたことがついおもてに出てしまって、それが彼の人生を決定づける結果となったと言う方が当たっているのでしょう。


ところが、なんと面白いことに、この「東北でよかった」発言が、逆手を取ってポジティブになって急拡散しているそうです。
ハッシュタグ「#東北でよかった」をつけて東北地方の魅力を伝える投稿が大量にされていると言います。
曰く
「青森はねぷた祭りではしゃげるし、秋田は金萬、ハタハタ美味しいし、岩手ははやぶさ・こまちの連結切り離し見れるし、山形はさくらんぼ狩りできるし、宮城は光のページェントやばいし、福島は磐梯山のドライブ最高なので、生まれが #東北でよかった ( ˘ω˘ )」
等々。


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これらもやはり普段から心の中でそのように思っているから自然と口に出てきたのです。
図らずも今村元復興相の不用意な発言が、逆に東北の良さをアピールすることになった!
こんな展開になるとは、だれも予想だにしなかった?
いいえ、そうではなく、東北を愛してやまない人たちが常々心の中でささやいている言葉が、大臣の不快な失言すらも、明るい、希望の言葉に変えてしまったのです。
「口が語る言葉があなたの人生を決定するのではない。最も大きな力を持っている、自分の心にささやく言葉が人生を決定するのだ」


ガンバレ、東北!


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散る桜 残る桜も 散る桜

2017.04.27日

散る桜 残る桜も 散る桜


江戸時代の曹洞宗の僧侶で、歌人でもあった良寛和尚の辞世の句と言われています。
このほか、
「散らぬ桜に散る桜、散らぬ桜も散る桜」とか
「散る桜 散らぬ桜も散る桜」
などいろいろなバージョンがありますが、言っていることはみな同じです。


つい1週間ほど前、「遅咲き」という記事の中に、いつものウォーキングのコースに周りの葉桜に囲まれて1本だけ七分ほど花をつけている桜の木を見て感動を覚え、桜の遅咲きから人の遅咲きに思いを馳せたことを書いたのですが、昨日の早朝同じところを歩いてみると、その桜もきれいに葉桜になっていました。(当たり前のことですが)


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これを見たとき、冒頭の一句が頭によぎったのです。
散った桜の花がすっかり色あせて赤茶け、人が歩いたり自転車が通るところを除いて小径(こみち)を覆っています。
頭の上には美しい若葉が生い茂っています。
今勢いあるこれらの葉も秋には全部落ちて地を覆います。
そして、落ちた花びらもまた葉もやがて腐り、土と混ざって腐葉土となり木に栄養を与え、それがまた来春の美しい花を咲かせ、葉を茂らせる。
これを何十年、何百年どころか、何千年と繰り返している。


考えてみたら、私たち人間も同じ。
私たちが今歩いている道、住んでいる町の下にも何百年、何千年という歴史が詰まっている。
数えきれないほどの人がかつてこの地の上で生活し、やがて死んで、それが肥やしとなって今日に至り、私たちが今ここで生活しているのです。


私たちも一人もれなく、この「散る桜 残る桜も 散る桜」と同じく散っていきます。
これが世の常、生まれてきたもの、万物の宿命であり、これをやたらと怖れたり、儚(はかな)んだり、悲しむ必要などありません。
当たり前のことなのですから。
むしろ、この世に、この世の命や物質に執着するから死を怖れたり、別れを悲しんだりするのです。


大切なことは、桜の花や葉が腐葉土となり肥やしとなって次に命をつないでいるように、私たちも単に物質としてだけでなく、霊や精神、また知性などが子どもや孫の代に、さらに綿々と後世に受け継がれていくというところに目をやることです。


そのことを思うと、今、ここに生かされていることが、とてつもなく偉大なこと、素晴らしいことに思われてきます。
しかも、それが単に有名人や能ある人、歴史に名を残すような偉大な人物だけでなく、生まれてきた人すべてがこの尊い使命に生かされているということ。
このように考えると、ほかの人の命も、また同様に自分の命も決して粗末にはできません。さらにもっと積極的に、大切にしなければならないということに気づくはずです。


現代の教育でこのような視点が一番欠けているのではないかと常々思っています。
教育とは、単にテストで点を取り、志望校に合格し、企業に就職し、地位を築き、名声を馳せ、財産を築くためにあるのではありません。


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子どもをバカに育てたかったら

2017.04.26日

"It is easier to build up a child than it is to repair an adult. Choose your words WISELY!"
「子どもを育て上げる方が、大人を修理するより簡単だ。言葉を賢明に選べ」
(訳 舟田譲二)


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「子育ては難しい」とよく言います。
確かに難しいです。みんなあちらに頭をぶっつけ、こちらにぶっつけ、苦労します。
子育てにこれが正解、というのはありません。一人ひとり子どもの性格も違えば、親の生まれ育った環境も価値観も異なりますし、子育てはケースバイケースです。


しかし、ひとつ言えることは、
子どもをバカに育てたかったら、子どもが小さいときから「お前はバカだ、アホだ、マヌケだ、脳なしだ」と言い続けることです。
そうすれば十中八九(「じゅっちゅうはっく」ではなく、正確には「じっちゅうはっく」)、子どもは期待どおりに(?)バカに育ちます。
このように言われて育った子どもはセルフ・イメージが低くなり、自分は本当にバカだと思い込み、バカな行動を取るようになります。


塾に来ている生徒の中にも、「私はバカだから」と言う子が時々います。
親がそのように洗脳してきたのです。


逆に、できる子の親は決まって
「お前は頭がいいね」
と言って育てています。
そして、このように言うのは頭のいい親です。
「お前はバカだ、アホだ」と言う親がバカなのです。


冒頭の
「子どもを育て上げる方が、大人を修理するより簡単だ。言葉を賢明に選べ」
は何を教えているかと言えば、「お前はバカだ、アホだ」と言って育てられて大人になって壊れた人を修理するのは至難の業。むしろ、子どもをまともに育てる方がよっぽど簡単だ、ということです。


それでは、「お前はバカだ、アホだ」と言って育てられた人はもう手遅れか、と言えば決してそうではありません。「大人を修理するより簡単だ」とあるように、修理は難しいかもしれませんが、可能です。決して手遅れ、不可能ということはありません。
また同様に、子育てにも手遅れはありません。
気づいたときが吉日。早速改めることです。


ついでに、これは親子間だけに限らず、夫婦間や労使間などありとあらゆる人間関係にも通じます。念のため。


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ひよっこ

2017.04.25日

“The right thing to do and the hard thing to do are usually the same.”
― Steve Maraboli
「なすべき正しいことと、なすのが困難なことはたいてい同じだ」
― スティーブ・マラボリ
(訳 舟田譲二)


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「どうすっぺ?」に続くNHKの朝ドラ『ひよっこ』の第2弾です。
だんだん面白くなってきました。
これまでの筋展開はあまりにも日常的なことばかりで、平凡なストーリーのイメージで、妻は「つまらない」と言っていたのですが、私は今回のこのドラマには結構初めからハマっています。


そのひとつは、平凡な中に小さなドラマがいくつもあり、これが私たちの日常生活と同じだから共感するのです。
今ひとつの理由は、演出に負うところも大きいと思うのですが、出演者の演技がみんなすごく自然でとても上手いこと。ドラマを観ているのを忘れさせるほどです。
もうひとつは、時代背景が私の青春時代と重なっていて、以前「豊かだった昭和時代」に書いたように、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』のような素朴な時代の人情の温かみを感じるからです。


これまでもそうでしたが、昨日の『ひよっこ』のシーンでは何度も泣かされました。
登場人物一人ひとりの気持ちが痛いほど伝わってきて、感情移入してしまうからです。
これからのストーリーの展開、ある程度想像はつくのですが、「ひよっこ」がどのように成長していくのか楽しみです。


冒頭のスティーブ・マラボリの言葉、
「なすべき正しいことと、なすのが困難なことはたいてい同じだ」
を、このドラマの中の人たちは本当は難しいのに違いないのに、みんなごく自然にやっている。そこにも胸を打たれます。


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命の恩人の召天の知らせにショック

2017.04.24日

アメリカ留学時代、知人に紹介された教会に通い始め、27歳の時信仰に導かれました。
当時の私はとても生意気な若僧で、教会の牧師に難問ばかりぶつけて困らせていました。でも忍耐強く私の相手になってくださり、ついには洗礼に導き、何度もご家庭に食事に招いてくださったりして家族ぐるみでお世話してくださった道城献一牧師が一昨日癌で天に召された、と福岡在住のA牧師から連絡が入りました。


道城先生が癌で余命1か月とA先生から連絡を受けたのはほんの10日前のこと。
あわてて先生のお宅の電話番号を調べてお電話し、奥様とお話しした時、その前日に入院したばかりと言う奥様の声や話し方は40年前と全く変わらずとても明るくて、内心ほっとしていました。近いうちにお見舞いに伺いたいとお話しし、数日後再びお電話して5月の連休中に訪れたいとお伝えした時には、もってあと数日と聞かされ、ショックで涙は出ても声は出ませんでした。


本当は最初に知らせを受けた時、すぐに飛んで行ってお会いしていれば、お礼を言うことができたのに、と思うと悔やまれてなりません。
永遠の命の恩人となってくださったばかりか、私と妻との出会いの道を神様のご計画のもと道城先生が開いてくださったこと、そしてその結果三人の子宝に恵まれたことをお伝えしてお礼を言いたかったのです(その経緯を記したのが「最重要人物」「運命の出会い」「母が残してくれた最高のプレゼント」です)。


道城先生は私の帰国後、滋賀県近江八幡市にあるミッションスクール、近江兄弟社学園(現ヴォーリズ学園)の学園長として招聘され、その重責を担っていらっしゃいました。
昨年、私の甥がこの学校を受験するのをきっかけに、道城先生とお電話でお話しすることができましたが、これが最後の会話となりました。
お年は私と6歳しか違わず、本当に残念でなりません。


奥様とお話しした時、
「しばらくのお別れはお辛いでしょうが、やがて天の御国での再会の約束がありますから」
と言って電話を切ったのですが、奥様のお気持ちを思うと胸が張り裂けそうになります。
再会の約束があっても数十年連れ添って喜びも悲しみも分かち合ってきた伴侶との別離はさぞかし悲しくて、辛いことでしょう。
今は道城先生が天の父のみ腕に抱かれ痛みから解放されて安らいでいらっしゃることを信じつつ、奥様始めご家族・ご親族の皆様の上に平安とお慰めと癒しをお祈りするばかりです。


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使命に生きる

2017.04.23日

「小さな奇跡」という昨日の記事をご覧になったひとりの方から次のようなメールを朝一番にいただきました。
ご本人の承諾を得て、その一部を下にご紹介させていただきます。


「敬愛なる舟田先生
おはようございます。
朝からすみません、どうしても舟田先生に感謝の気持ちを伝えたくてメールさせて頂きました。
私は先生のブログに毎日どれだけ力を頂いているか分かりません。最近は自分でも驚くほど精神状態が不安定になることがあり、聖書を開く元気もない時に、先生のブログに何度も救われました。(不思議なことにどれもタイムリーなメッセージで、神様の働きを感じました)
私にとって先生のブログは、本当に豊かに生きる為の知恵がつまった、現代版・箴言です。
先生にしかできない素晴らしい働きですね。
その恩恵にあずかることができて本当に感謝致します。
きっと多くの読者の方も同じ気持ちだと思います。
先生も毎日お忙しいと思いますが、お体ご自愛下さいね。また夏になったら海でプレヤーウォーキングできたら嬉しいです!
では、今日も舟田先生にとって素敵な1日になりますように!
感謝を込めて
H」


じつはこのようなメールを読者の方からよくいただくのですが、これぞまさしく私の願っていることで、私がこのブログを書く目的です。
私は次のようなお返事を書き送りました。



「Hさん
こんにちは。
私のブログが少しでもお役に立っているなら本当にとても嬉しいです。
おそらく今日の記事を読んで、このようなご感想を寄せてくださったのだと思いますが、その中に書いていますように、一人ひとりみんなに、ひとりの漏れもなく存在の意味・目的があり、使命が与えられています。そして、それはもちろん神様から来るものです。神様抜きにしたら、人生に目的も意味もありませんし、使命がなければ人は生きていくことができなくなります。
蟻のような小さな生き物や、さらに言えばアメーバや細菌のような微生物にさえ存在の意味、目的、使命が与えられていて、みんな必死に生きようとしているのです。たったこれだけのことでも、神の存在が証明できると言っても過言ではないと私はいつも思っています。
神様はHさんに素晴らしい賜物をたくさん与え、尊く用いてくださっています。Hさんの普段からの明るさ、積極性などは周りの多くの方々に希望や喜びを与えてくれていますよ。
ですから安心してください。
『主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである』
(エレミヤ 29:11)
私もHさんの平安と希望に満ちた明るい将来を信じて祈っています」


これは、私がこのブログで繰り返しお送りしているメッセージ、私の信念です。
皆さんも、「◯や◯は私にはない。しかし、私にあるものをあげよう」と、ご自分の持てる最高のものを家族や友人に、この世に提供して与えられている使命を全うしてくださいね。


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小さな奇跡

2017.04.22日

"I have no silver and gold, but what I do have I give to you."(Acts 3:6)
「金や銀は私にはない。しかし、私にあるものをあげよう」(使徒の働き3:6)

(訳 舟田譲二)


これは有名な聖書の中の一節です。
今から約2000年前の歴史上の出来事。
イエス・キリストの十字架上での処刑後、弟子たちは師を失って意気消沈し、迫害を恐れて隠れていましたが、復活したイエスに出会ってからは、まったく別人のように生まれ変わりました。
弟子たちの筆頭、ペテロは3度もイエスを知らないと言って裏切りましたが、実際に復活の主に出会って、力強くイエス・キリストを宣べ伝えるようになりました。そして、その信仰の故に幾多の迫害にあい、最後は逆さ磔(はりつけ)という殉教の死を遂げた、と伝えられています。
そのペテロが言ったのが冒頭の言葉です。
このあと、彼は次のように続けています。
「ナザレの人イエス・キリストの名によって、歩きなさい」
すると、生まれつき足のきかなかった男がたちまち癒されて歩き出した、という奇跡が起きました。


しかし、今日、私がここで述べたいことは、これとは異なる奇跡です。
私はよく、冒頭の
「金や銀は私にはない。しかし、私にあるものをあげよう」
という言葉を瞑想するのです。


この世の中、「金や銀」という言葉で象徴されるような、経済的に裕福な人もいれば逆にそうでない人もいます。
同様に、学問や医療、芸術やスポーツなどさまざまな分野で抜きんでた人もいれば、そうでない人もいます。
しかし、私たちはみんなお互いに補完し合うように生まれてきています。


昨夜、フィギュアスケート世界国別対抗戦がテレビで放映されていました。
これを見て、励まされたり心が踊るような思いになった人も多かったことと思います。
このほか、連日行われているサッカーやプロ野球などのスポーツも同じです。
テレビでやっている歌番組によって、あるいはコンサートなどで音楽によって勇気づけられている人も大勢います。
ドラマやバラエティ番組などの娯楽によって癒され、楽しんでいる人もたくさんいます。
旅行したり、あるいは外食したりすることによって元気をもらっている人もいます。
病気になると医師のお世話になり、私たちはとても助けられています。
このように、私たちはみんなお互いに助け合っているのです。


私の健康のことを心にかけてくださって毎月、たくさんのサプリメントを贈ってくださっている方がいらっしゃいます。
あるいは地元の産物のうどんやチーズやハムなどを贈ってくださる方もあります。
また別の方は健康に関する本を送ってくださったり、食事などの健康法を教えてくださいます。


冒頭のペテロじゃないですが、私には金銀はありません。そのほか、私にはないものの方が多く、このように多くの方々から助けられています。
でも、私にあるもの、それは英語や教育という仕事、またこのブログ記事など、これらによって少しでも人々のお役に立つことができているなら、たとえどんなに小さくても、それは与えられている使命を果たしていると思うのです。


このようにこの世のすべてのもの、空気や水を始め、食物となる動植物やペットも、みんなそれぞれに使命が与えられていて、それを用いることによって互いに助け合っている。
同様に、あなたにも、家族の間で、また仕事を通してなど、あなたでなければできないことが必ずたくさんあります。
それが与えられていること、そして貢献できていることを感謝しつつ、また同時にほかの人たちやさまざまなものによって助けられていることを感謝する。
このとき、小さな奇跡は私たちの身の周りでたくさん起きるのです。


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遅咲き

2017.04.21日

昨日は朝早く目覚め、その後眠りに戻れなかったので、久し振りに早朝ウォーキングに出かけました。
まだ少し肌寒かったので、暖かい恰好をして家を出たのですが、早足でしばらく歩いているうちにだんだん熱くなってきて、1時間歩きとてもいい汗をかきました。


いつものウォーキングコースの川沿いのサイクリングロードを歩いていました。
つい10日ほど前まで桜が見事なまでに満開だったのですが、もう全部散ってしまって葉桜になっていました。
私はもちろん満開の桜も好きなのですが、散りかけて花と葉っぱが混じっているのも好きですし、散った後の葉桜も好きで、葉桜を楽しみながら歩いていたのですが、なんとまだ七分ほど花を咲かせている桜に出会いました。


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去る2月にも早朝ウォーキングに出かけた際、桜のつぼみの大きさがピンキリなのを見て、「成長の度合いに差がある」という記事を書いたことを思い出しました。
この桜はきっと遅咲きだったのでしょう。
周りの木が次々と美しい花を咲かせ、その下を歩く人たちの目はそれらの木に釘づけになっていて、花をつけていないこの木の下を多くの人々は素通りしていたのかもしれません。
そして、他の木の花が全部散ってしまった今、このようにまだたくさん花をつけているこの木を見た人は、私と同じようにきっと足を止めて驚いて見直していることでしょう。


「遅咲きの桜」のことを英語で late-blooming cherry blossoms と言いますが、面白いことに日本語で「遅咲きの人」と言うように英語でも同じように late bloomer と言います。
ちょっと気になって late bloomer という言葉が使われている引用をネットで調べてみたところ、あるわあるわ。
ファッションモデル、女優・俳優、スポーツ選手、学者、作家など各界の著名人が "I'm a late bloomer."(私は遅咲き) "I was such a late bloomer."(私はこんな遅咲きでした) "I've always been a late bloomer."(私はずーっと遅咲き人間でした)などと口をそろえて言っているではありませんか。


そう、「遅咲き」 "late bloomer" であることはなんら悪いことでも、変わっていることでも、困るようなことでもありません。
遅咲きの桜が個性であるように、遅咲きの人も個性であって、私たちはそのことを認め、受け入れなければなりません。


「発達障害」「学習障害」「ADHD - 注意欠陥・多動性障害」「アスペルガー症候群」等々、以前あまり耳にしなかったこれらの言葉が最近は日常茶飯事に使われるようになり、ひとり歩きしているようにさえ思われます。
一人ひとりの個性の違いとして受け入れ、理解する助けとするならいいのですが、往々にしてレッテルを貼ってしまって異状視する風潮は問題です。
うちの卒塾生の中にも遅咲きだったけれども、今は社会で立派に活躍している人がいくらでもいます。


この世はこぞって「神童」を愛でて、「早咲き」 "early bloomer" を育てようと躍起になりがちですが、「早咲き」「遅咲き」両者ともにこの世になくてならない存在で、みんなあって初めて社会は成り立っているのです。


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グリンピース入りカレーライス

2017.04.20日

毎週水曜日、小学3・4年生の女の子たちを家に送る送迎バスの車中はいつもとても賑やかです。
子どもたちの間でとくに人気なのは「グリンピース」と「カレーライス」というふたりで対戦するじゃんけんゲームです。
きっと皆さんもご存じでしょう。


ふたりで一緒に「グリンピース」と言いながらグー(またはチョキかパー)を出し、たとえばグーで勝ったほうが「グリン、グリン、チョリン」と言いながらチョキを出して相手が同じものを出すまで、「チョリン、チョリン、パリン」などと言いながらパーを出したりします。ふたりが同じものを出したとき、最初に「ドン」と言ったほうが勝ちというゲームです。


これの別バージョンが「カレーライス」で、「グリンピース」とまったく同じなのですが、「グリン、チョリン、パリン」の代わりに「グーカラ、チョーカラ、パーカラ」と言って、同じものを出したら「ドン」と言う代わりに「水」と言います。
これを交互にやったりすると、混同して「ドン」と言うところをつい「水」と言ったりしてしまうわけです。
よく飽きないものだと感心するほど毎回、毎回このゲームをして大騒ぎです。
先週の水曜日もみんなキャーキャー言って楽しんでいました。それを聞きながら私はちょっとひねった新しいゲームを考えつきました。


そして昨日、バスを発車させる前に私の発案したゲームをみんなに説明しました。
「これはグリンピース入りカレーライスって言うんだよ。
最初に『グリンピース入りカレーライス』って言って、次は『グーカラ、グーカラ、チョーカラ』と言う代わりに『グーカラ、グーカラ、チョリン』って言う。相手の人が同じのを出したら『水』って言う代わりに『ドン』って言う。
今度は『カレーライスのグリンピース』って言って、『グリン、グリン、チョーカラ』って言う。相手の人が同じのを出したら『ドン』って言う代わりに『水』って言う。
つまりカレーライスとグリンピースを混ぜるんだ。そしたら今までよりも頭を使うし、お互いに間違いやすくなるからもっと面白くなるよ」


みんなの反応は「シーン...」
もう一度説明してお手本を示してひとりの子に始めさせました。
「グリンピース入りカレーライス」「チョーカラ、チョーカラ、パリン」。
「シーン...」
だれも乗ってきません。


しばらくして別の子が言いました。
「ちょっとややこしくて難しい」
「そう、難しいから面白いんだよ」


ところが、しばらくするとみんなはいつもと同じ「グリンピース」と「カレーライス」を交互に始めました。


私が子どもの頃は「軍艦、沈没、破裂」でやっていましたが、平和なグルメの時代になり「軍艦、沈没、破裂」はすたれて「グリンピース」と「カレーライス」になったようです。
そして、私の発案した「グリンピース入りカレーライス」はグルメっ子たちには不人気でした。


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一般に、子どもに限らず、人はあまり変化を好まないもので、馴れているものに固執する傾向があります。
私たちが習慣のようにして毎日行う歯磨きや洗面などの手順の「儀式」もその内のひとつです。


ところで、「グリーンピース」と言うと、ご存じ環境保全・自然保護を訴える世界的に有名な団体です。ときに過激な行動に出ることでも有名ですが。
その名前からかどうかわかりませんが、「平和」(peace)のシンボルカラーはグリーンです。
ついでながら、カレーライスの中に私が入れようとした「グリンピース」は正確には英語のpea(豆)の複数形ですから「ピース」ではなく「ピーズ」(peas)です。老婆(爺)心ですが、お間違いのないよう。


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健康で幸福になるために

2017.04.19日

“The reason many people in our society are miserable, sick, and highly stressed is because of an unhealthy attachment to things they have no control over.”
― Steve Maraboli
「惨めで、病んでいて、ストレスに苦しんでいる人がこの社会にあまりにも多い理由は、自分でどうすることもできないことに異常にこだわっているからだ」
― スティーブ・マラボリ
(訳 舟田譲二)


これは至言です。まことに真理をついています。
一見、お釈迦さまの解脱の教えに似ているようにも思えます。


お釈迦さま(ゴータマ・シッダルタ)は、王宮で王子として裕福な生活を送っていましたが、ある日城から一歩外へ出ると、貧しい人や病人、老人、死にかけている人など苦しんでいる人が大勢いるのを見て「人生は苦なり」と初めて知り、いかにして人間の苦しみである「四苦八苦」から解脱するかを求めて、29歳で出家しました。
この「四苦八苦」の最初の四苦は「生老病死」、すなわち「この世に生まれてくること」「老いていくこと」「病になること」「死ぬこと」、そして、「愛別離苦(あいべつりく)」(親子・夫婦など、愛する人と生別または死別する苦痛や悲しみ)・「怨憎会苦(おんぞうえく)」(うらみ憎む相手に会う苦しみ)・「求不得苦(ぐふとっく)」(求めているものが得られないことから生じる苦しみ)・「五蘊盛苦(ごうんじょうく)」(色受想行識に執着する苦しみ)の四苦を加えたものを八苦と呼んでいます。つまり前の四苦は、人間の生きものとして起こる苦しみであり、後の四苦は、人間が人間であるために味わう苦しみです。


スティーブ・マラボリが冒頭で言っている
「自分でどうすることもできないことに異常にこだわっている」
というのは、お釈迦さまが言う「だから解脱せよ」というのとはずいぶん違います。
「解脱」というのは、この世の煩悩から解放されて悩みや迷いからまったく自由な「涅槃の世界に入る」という意味ですが、これができるならだれも苦労しません。実際のところ、日夜解脱を目指している僧侶でさえ、目標にしてはいるが奥が深くて到達できない、と言っているぐらいですから。


でもスティーブ・マラボリの言う「自分でどうすることもできないことに異常にこだわっている」は、原文にあるように「自分でコントロールできないことに捕らわれていると、惨めになり、病み、ストレスに押しつぶされそうになりますよ」、というもっと日常的な、私たちにも手の届くところにある処方箋のようなものです。


健康で幸福になるには、自分の手でコントロールできないことに執着しないことです。


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勤勉に限界はない

2017.04.18日

"There will be obstacles. There will be doubters. There will be mistakes. But with hard work, there are no limits."
--Michael Phelps – Olympic Swimmer
「障害はあるだろう。信じない人もいる。また失敗もあるだろう。しかし、勤勉に限界はない」
--マイケル・フェルプス(1985−) オリンピック水泳選手
(訳 舟田譲二)


マイケル・フェルプスは知る人ぞ知る、またの名を「水の怪物」「ボルチモアの弾丸」「トビウオ」「最も偉大なオリンピック選手」「史上最強のスイマー」と言う。
100m、200mバタフライ、400m個人メドレーの世界記録保持者であり、オリンピックメダル獲得数史上1位(通算28個、うち金メダル23個)の記録も打ち立てた。
そのメダルを全部両腕にぶら下げると重くて、人の差さえなしには持ち上げることさえできない。


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その記録を下に挙げると(Wikipediaより):


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見渡す限り「金」の文字が続いている。
まさに超人、「スーパーマン」だ。
しかし、冒頭の言葉のとおり、彼自身も「障害」や「信じてくれない人」「失敗」などをほかの人と同じように経験してきた。両親が離婚した9歳のとき、フェルプスは、注意欠陥・多動性障害(ADHD)と診断されている。
19歳のときには酒気帯び運転で逮捕されてもいる。信頼を失う行動により、自分のことを信じてくれない人たちも大勢出た。しかし、本人も述べているように、このような障害や失敗を乗り越えたのだ。 
 「よく食べ、よく睡眠をとり、よく泳ぐこと。これが僕にできることのすべてだ」という彼の言葉に表われているように、「勤勉」、すなわち練習に次ぐ練習で強靭な身体を作り上げ、このような素晴らしい記録を打ち立てた。


彼の偉大な金字塔が物語っているのは「勤勉に限界はない」ということだ。
つまり成功の秘訣は生まれつきの才能、天性ではなく、「勤勉」だ。
どの世界の人も、みんな同じことを語っている。
スポーツなど体力の世界だけではない。これはありとあらゆる世界に通じる。勉強にも、仕事にも。


ということは・・・
そう、あなたにも無限の可能性があるということだ。
鍵は「勤勉」「努力」。


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アカデミーのいのち

2017.04.17日

昨日はアカデミー恒例の年中行事、春のバーベキュー大会でした。
去年までは湘南平でしたが、今回は大磯海岸です。


いつものように肉に群がるハイエナよろしく、生徒たちは焼きあがる肉を次々と平らげていきます。焼きそばもおにぎりも全部あっという間でした。


食べ終わって満足すると生徒たちはすぐに波打ち際に行って、打ち寄せる波に「キャーっ!」と悲鳴を上げながら波から逃げたり、逃げ遅れて服をずぶ濡れにさせたり。
砂浜を鬼ごっこして走り回ったり、また持って行ったバットとボールで野球をしたり、バドミントンをしたり、砂に足を埋めてリラックスしながらおしゃべりに興じたりと、それぞれが大いに楽しんでいました。


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帰るときにはみんなで協力して後片づけ。
塾に戻るバスの中でも生徒たちは先生と絡んで冗談を言い合ったり、和気あいあい。


塾に戻って解散した後、先生たちは残って講師会。
この4月から専任講師(正社員)として4年ぶりにアカデミーに戻ってきてくださった二宮孝太先生を交えてみんなで改めて自己紹介。教育に関心を持つようになったきっかけとアカデミーの仕事につながるようになった経緯などを話しました。


最後に、副学院長の方からアカデミー学院の企業理念と社訓の紹介があり、これをもとに同じ目標を持ってこれからも仕事に励もうと勧めがありました。
アカデミーのいのちとも言える企業理念と社訓は以下のようなものです。


企業理念
「ひとりを大切に」をモットーに、あたたかい人づくり。
効果が高く意義のある教育を行い、学びを面白くし、生徒の無限の可能性を発見し、引き伸ばしていく。
教育の発展を通して、文化的により進んだ社会を志向し、社会の発展に寄与する。


社訓
愛        Love        生徒に対して、従業員に対して、愛と礼節をもって接する。
献身       Commitment    自身の全人格を賭した教育。
柔軟に      Be Flexible     何事も決めてかからない。型にはまらない。先入観に捕らわれない。
傾聴する     Be Attentive    相手の考えを尊重する。自分との違いを認める。議論をより深める。
学び続ける    Continue to Learn  今の知識に驕らず、「アカデミック」(学究的)な姿勢を忘れない。
後世のために   Create Legacy   仕事を通じ、社会に遺す財をつくりだす。
ユーモアの精神  Be Humorous    寛大な態度で人も自分も笑顔にする。
より高みを目指す Aim High      「よりよい教育」にゴールはない。研鑽を重ね、社会の変化に遅れないよう進化を続ける。


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自分のアイデンティティを見つける

2017.04.16日

ビリーはだれもパンチすることができない。父親が「パンチ!パンチ!」と大声で叫んでも、彼にはその指図が理解できない。実際のところ、きゃしゃな身体の少年は、異常とも言える大きなヘッドプロテクターとボクシンググローブでカモフラージュされていると言ってもいいほどだ。


ビリーは敵にアッパーカットをくらって倒されるまで何度もぶざまな恰好でロープで反動をつけては相手に向かう。しかし、気づくとリングの上に倒れている。父親は恥じ入り、トレーナーは絶望している。本物の男が夢中になるこのスポーツをビリーはなぜ身につけることができないのだろう。ビリーはただボクサーには生まれついていないのだ。


北イングランドのダーラムの通りでは、炭鉱の閉鎖に反対する抗夫たちがストライキをしている。エリオットの父親もその中のひとりだ。わずかばかりの生活費を守るために彼は警官と闘おうとしている。彼は人生の過酷な現実を理解している。もはや政治には頼れないとわかっている。彼の望みはこれまでことごとく打ち砕かれてきた。息子たちには何としてもこの苦しみを味わわせたくない。末っ子のビリーさえ自分自身を守る手立てを早くから身につけておく必要がある。だからボクシングジムに通わなければならない。すべて理にかなっている。子どもの将来のための投資と彼は信じているのだ。


しかし、ビリーはそのようには感じていない。ジムはふたつに区切られていて、その半分で少年たちはボクシングをし、あとの半分では少女たちがバレエの練習をしていた。ビリーはこのバレエのようなスポーツにすっかり魅了されている。純白の衣装のチュチュに身を包まれた少女たちはまるで宙を舞うようで、その優雅なステップや繊細なジャンプは音楽にピッタリ合っている。


繊細な感じの女性インストラクターはビリーのバレエに対する憧れに気づき、ビリーを応援して密かに彼にプライベートのダンスレッスンまでしてあげた。しかし、そのことを知った父親は頭にきて怒った。「ダンスなんて女がやるものだ!」


しかし、ビリーはこんなことでは引き下がらなかった。自分の夢を実現させるために、口げんかや周りの冷やかしなどどんな障害にも彼はくじけなかった。父はついに根負けした。ビリーはダンサーになり、ロイヤルバレエスクールのスターになった。ビリーはバレエダンサーに生まれついていたのだ。


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この感動的なストーリーは、映画『ビリー・エリオット リトルダンサー』からだ。舞台は1984年にさかのぼる。当時、男性と女性の間には大きな壁が立ちはだかっていた。今日ではこの壁は昔と比べるとずいぶん小さくなっているが、「自分のアイデンティティを見つける」というこの映画のテーマは今も変わらない。人は自分の願望をかなえるために、そして固定観念を破るために必死で自分自身を発見しようとしている。とどのつまり、私たちはみんな自らの内に幸福の種を持っている。ビリーにとってそれはダンスだった。しかし、彼の家族はそれを理解できなかった。彼らは驚かされ、さらに彼を責めたてすらした。さらにこの子はどこかおかしいのではないかとも思った。


ビリーのどこがおかしかったのか言おう。なにもおかしくなんかなかった。彼はまったく正常だった。彼は自分の内なる声に従い、その結果強くなったのだ。


ウォルフガン・ソンネンブルク


(訳 舟田譲二)


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成功への道

2017.04.15日

"Take up one idea. Make that one idea your life – think of it, dream of it, live on that idea. Let the brain, muscles, nerves, every part of your body, be full of that idea, and just leave every other idea alone. This is the way to success."
--Swami Vivekananda – 1863-1902, Indian Hindu Monk
「アイデアをひとつ取り上げなさい。そのアイデアをあなたのいのちにしなさい。絶えずそのアイデアのことを考え、夢に見、そのアイデアで生活しなさい。脳も筋肉も神経も、身体の隅々にそのアイデアを行き渡らせて満たしなさい。その他のアイデアは一切捨て去りなさい。これが成功への道です」
--スワミ・ヴィヴェカナンダ、インドのヒンズー教僧侶
(訳 舟田譲二)


なかなかこんなことできません。
でも、確かに何かで成功している人というのは、みんなこれを実践してきた人です。
いろいろな分野で成功した人のことを考えてみてください。
勉強や仕事、商売、研究だけでなく、趣味や芸術、スポーツ、子育て、人間関係などあらゆる世界においてこれは真理です。


今、あなたの頭の中にあることは何ですか?
たったひとつのアイデア、考え、思想、信念でいいのです。
たえずそのことを考え、日々、一瞬一瞬、自分の全人生をかける覚悟で、そのことを考えて生活してごらんなさい。
これで成功しなかったら不思議です。
嘘だと思ったら試してみなさい。そして、その結果を私に知らせてください。


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あなたもどうですか?

2017.04.14日

きょう、多くの人が新鮮なインスピレーションとともに目覚めようとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が自分の周りを取り囲んでいる美しいものに目を向けようとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が昨日の亡霊と別れて、きょうのはかり知れない力を捉えようとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が現在与えられている恵みに目を留めて、過去の壁を打ち破ろうとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が自己不信と不安の重荷を、安心と自信の力に変えようとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が信じている自らの限界を超えて、内に潜む力につながろうとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が自分の子どもに対して良きお手本となれるような生き方をしようとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が悪い習慣の奴隷から自分を解放しようとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が自分の幸福感を支配している状況から自由になろうとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が質素の中にある豊かさを見出そうとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が困難な道徳的選択に直面していますが、利益を追い求めるのではなく、正しいことを選択しようとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が被害者意識の中にどっぷりと浸っているのをやめて、自分の人生の主導権を握り、プラスの変化を起こそうとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が違いを生み出すために必要な行動を起こそうとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人がより良い母親、父親、息子、娘、学生、教師、労働者、職場のボス、兄弟や姉妹等々になる決心をしようとしています。あなたもどうですか?


きょうは新しい日です!


多くの人がきょうという一日を自分の手のうちに治めようとしています。


多くの人が最高に生きようとしています。


あなたもどうですか?


スティーブ・マラボリ
(訳 舟田譲二)


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◯◯しない勇気

2017.04.13日

「勇気」と言うと、何かをする勇気、行動を起こす勇気、と普通私たちは考えます。
ちなみに、このブログのページの左上コーナーにある「エントリー検索」に「勇気」と入力すると、数十の記事が出てきます。その記事のほとんどが「◯◯する勇気」について語っています。
私自身はそれほど勇気のある人間ではなく、勇気のある人を見ると羨望の念を抱きます。そのようなところから、自分自身に対するメッセージとしてこれらの記事を書いたのではないかと思います。


しかし、昨日、ある出来事をとおして「◯◯しない勇気」について思いを馳せることになりました。
もっと厳密に言うと、「◯◯しないことを選択する勇気」です。
「◯◯しない」のは勇気のないことのように思われますが、ときには「◯◯しないことを選択する」のは立派な勇気です。


たとえば、「一気飲み」です。
周りの者にあおられて一気飲みして急性アルコール中毒になって死亡する人がいます。
また、阪神タイガース優勝の際のファンの道頓堀ダイブなどもその例です。
これらは極端な例ですが、身の回りにも同様の「◯◯しない」勇気はいくらでもあります。


担任の先生からいじめを受けて自殺した中学生が出たのはまだつい最近の出来事です。
このようなケースは枚挙にいとまありません。
とくに体育会系の部活でのしごきや顧問の体罰等々。
また、クラス内でのいじめによる自殺も後を絶ちません。


自殺する勇気があるなら、学校に行かない勇気、部活をやめる勇気を発揮して欲しいものです。
いじめがあるにもかかわらず我慢して学校に行き続ける、体罰を受けながらも部活をやめないで、最後には追いつめられて自殺するぐらいなら、学校や部活をやめ、友達との縁を切る、こちらの方がよっぽど立派な勇気です。
たんに勉強をさせ試験で点数を取らせて進学させることが教育の本来の目的ではないはずです。むしろ、生きる力を養うことこそ教育の真の目的だと思うのです。


また、親も子どものおかしな様子に気づいたら、学校に行くことを無理強いするよりは、学校に行かせない勇気の決断が求められます。
子どもの人生、命を犠牲にしての学校や部活などなんの意味もありません。
(去る2月の記事「いじめの問題」もご参照ください)


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くたくたが吹っ飛んだ!

2017.04.12日

その日は教育実習の初日でした。
ところがどうしたことか寝坊してしまい、慌てて実習校に向かって家を出るものの、学校の所在地を事前に確認すらしていなかったので、行き先がはっきりわからないまま必死で駆けていました。
途中、アルバイト先の塾で教えていた小学生に出会い、その子に金◯中学校への道を尋ねるものの要領を得ず、その子に頼んで一緒に行ってもらうことにしました。
しかし、ふたりで一生懸命走るものの途中で何度も道を間違え、あるときにはよその会社の敷地内に迷い込みます。
さらに走りに走ってようやくすぐ近くにまでやってきました。
腕時計を見ると、授業が始まる10時を大きく回ってもう10時40分。
「どうしよう!」
通りを右に回ると校門が見えてきました。
息せき切って走り続けていたら、校門からこちらに向けてひとりの教師が駆けてきます。
遅刻して走ってきた自分を見つけて、きっと叱りつけるためにやってくるのだ。
頭の中で必死で言い訳を考えました。
「朝、目覚めたら頭がものすごく痛くて。遅れて家を出たのですが、途中で道に迷い、こんなに遅くなってしまいました。本当に申し訳ありません...」
ところが、なんとその先生は私の横を走り抜けていきます。
頭の中は混乱して、どうなっているのかさっぱりわかりません。
と、そのときどこからか電話の音が聞こえてきました。
わけがわからないまま、電話に出ようとして身を起こすとよろけてこけそうになりました。


ああ、夢だった!
あまりにもリアルな夢で、何キロも走ってきた心臓は「ドキッ、ドキッ」と大きな音を立てています。
電話はファックスでした。
頭の中はまだぼんやりしています。
身体はもうくたくた。
さんざんな目覚めでした。


昨日はこんな大変な朝を迎えましたが、朝食をとって重い足を引きずって仕事に向かいました。
塾に着いて、書類が入っている自分の引き出しを開けると、そこに中学1年生の新入生の申込書が1枚入っていました。
初めて見る馴染みのない名前。
尋ねると、前日若いお母さんが手続きに来られたとのこと。
さらに、聞いてびっくり。そのお母さんというのが、なんとうちの塾の3期生だったのです。結婚して姓が変わっていたのでわかりませんでしたが、下の名前は紛れもなく同じ。
名簿を見ると、同じ学年にいた別の生徒もやはり結婚し、お子さんをすでに4年前からうちに送ってくださっていて、今年はもう小学6年生。この方の3歳年下の弟さんも7年間通塾してくださいました。この姉弟が通っていたのが、夢の中に出てきて金◯中学校というオチがついていました。
ふたりのお母さんはもう36歳。この学年のほかの生徒の名前を見ると、一人ひとりの当時の懐かしい顔や声がよみがえってきます。


ついでにちょっと調べてみたら、現在在籍している生徒で兄弟姉妹で通塾しているのは38人。
今までに在籍していた生徒の弟妹も含めるとその数はさらに大きく増えます。
開校当初からきょうだいの入塾率が高いのはアカデミー学院の特徴のひとつですが、近隣の数ある塾の中からうちを信頼してごきょうだいで、さらに親子二代にわたって来てくださる、というのは本当に感謝なことです。
朝の夢のくたくたが吹っ飛びました(笑)。


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最高の素晴らしいプレゼント

2017.04.11日

“Forget yesterday - it has already forgotten you. Don't sweat tomorrow - you haven't even met. Instead, open your eyes and your heart to a truly precious gift - today.”
― Steve Maraboli
「昨日のことは忘れなさい。昨日はもうあなたのことを忘れています。明日のことで心配するのはやめなさい。あなたはまだ明日に出会っていないのですから。代わりにあなたの目と心を最高の素晴らしいプレゼント、<今日>に向けて開きなさい。」
― スティーブ・マラボリ
(訳 舟田譲二)


私たちはもうどうすることもできない「昨日」という過去に心を奪われて後悔したり、苦しんだり、悲しんだりして自由を失っていることでしょう。
また、まだどうなるかもわからない「明日」という未来に心を向けて不安になったり、心配したり、自信を失ったりしていることでしょう。
過去も未来も私たちの手には届かず、コントロールできません。


コントロールできるのはただ「今日」という現在だけ。
「今日」こそ私たちに与えられている最高の素晴らしいプレゼントです。
それも、厳密に言うと「今」という瞬間だけ。
「今」という瞬間はどんどん流れていきます。
その一瞬一瞬をいかに大切にするか、いかに生きるか、いかに賢い選択をするか。
私たちにできることはただそれだけです。
その積み重ねが、「過去」の傷を癒し、「未来」の不安を消して、私たちを一歩一歩、先に導いていってくれるのです。


「空の鳥を見よ、播かず、刈らず、倉に收めず、然るに汝らの天の父は、これを養ひたまふ。汝らは之よりも遙に優るる者ならずや」
(マタイ6:26 文語訳)


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どうすっぺ?

2017.04.10日

NHKの朝の連ドラ『ひよっこ』が始まりました。
前回の『べっぴんさん』とは雰囲気がすっかり変わって、明るく、楽しいドラマです。


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舞台は神戸から移って茨城県。
時代背景は東京オリンピック開催の年、1964年。ちょうど私の青春時代と重なり、とても身近に感じます。
でも、今のところとくに興味があるのは、このドラマの中で話されている茨城弁です。
これまでの連ドラでは関西弁が多かったのでフレッシュな感じがします。
京都育ちなのでドラマの中で登場人物が話す京都弁はほとんどの場合本物でないのがわかり、違和感を覚えます。
今回の『ひよっこ』も、地元の人に言わせれば話されている茨城弁はきっと本物じゃないのでしょうが、私には本物のように聞こえます。聞いていてとても可愛いです。


一般には「関西弁」と一括(くく)りにしますが、京都弁と大阪弁、そのほか神戸、滋賀、奈良など、みんな微妙に少しずつ違います。
私が現在住んでいる平塚は神奈川県で茨城と同じ関東圏なので、少し似ているところがあります。
「行くべ」
と、この辺りの子どもたちがよく言いますが、これなどは茨城弁と同じです。


関西弁は語尾が下がりますが、茨城弁は語尾が尻上がり調です。
また、カ行やタ行が濁音化し、「アタマ」(頭)は「アダマ」となります。
元言語学者の端くれなので、方言には結構うるさいほうで、各地の方言の特徴をつかんで真似するのは得意です。
それでドラマが終わったとき、茨城県民よろしく尻上がり調で「エガッダ、エガッダ」(良かった、良かった)と言ったところ妻が吹き出していましたが、正直なところドラマの中でみんなが話している茨城弁にはまだついていけてません。通訳が必要です。
「どうすっぺ?」(どうしましょう?)。


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良い人間関係を築くために

2017.04.09日

まれに見るほど幸福に感じている100人にインタビューしたなら、戻ってくる答えの共通点のトップは「まれに見るほど」の良い人間関係です。


現代の私たちの大衆文化の中では物質主義や自尊心などが一般に広く受け入れられているにも関わらず、富や美は幸福をもたらすのには不十分です。
と言うか、富や美は幸福になるために必要でさえありません。さらに言えば、職場での、家族間での、あるいは家庭内における下手な人間関係が、苦悩と心労の確実な原因です。
私たちのほとんどにとって、幸福のレベルにもっとも大きな影響を与えるのは家族間の人間関係です。その中でも一番強力な影響を持つのは、ひとつの屋根の下に一緒に住んでいる核家族で、とくに親子間の関係です。


年齢に関わらず、あなたと両親との関係は慰めになるか苦痛になるかのどちらかです。多くの子どもたちは両親に対して相反する感情を持っています。しかし、ほとんどの子どもは両親に認めてもらいたい、関心と愛を示してもらいたいと切に願っています。両親も似たようなニーズを持っています。


あなたが親だったら、子どもがあなたに愛されていると感じるよう、つねに、そして真剣な努力をする決意をしなければなりません。
子どもにもっと幸せになってもらいたい、そして自分自身ももっと幸せになりたいと思うなら、子どもたちが頑張っているのを低く評価したり、認めることをおろそかにしたりせず、また失望しているような素振りをすることは避けなければなりません。息子、娘として誇りに思っているということを伝えなさい。


そして、今もまだ両親が健全であるなら、子どもの頃両親にしてもらったことに対してだけでなく、今のありのままの両親を愛していることを伝えて喜ばせてあげましょう。
両親に頻繁に話しかけ、上辺でない、有意義な会話をしましょう。
また両親の助言を求めましょう。あなたがその助言にたとえ同意しなくても、軽蔑の眼で両親を見るようなことをしてはいけません。
愛を表す最善の方法は、敬意を表すことです。


マイケル・ジョゼフソン
(訳 舟田譲二)


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男のロマン

2017.04.08日

"The only way to do great work is to love what you do."
--Steve Jobs – 1955-2011, Co-Founder of Apple Inc.
「偉大な働きを成す唯一の方法は、自分のすることを愛することだ」
--スティーブ・ジョブズ、アップル社共同設立者
(訳 舟田譲二)


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「自分のすることを愛する」
スティーブ・ジョブズはこの言葉のとおり、自分のすることを愛し、世界の歴史を塗りかえるほどの偉大な働きをしてその短い生涯を全うしました。
今日の私たちの生活があるのはスティーブ・ジョブズに負うところが大です。
かつて大学などの研究機関や大企業にしかなかった大型コンピュータを家庭に一台、さらにはひとり一台の小型コンピュータを開発し、そして今日世界中に普及してこれなしの生活は考えられないというスマホも生み出してくれました。


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いくつもの奇怪な言動で物議もかもし出しましたが、彼はまさに男のロマンとも言える「自分のすることを愛する」人生を駆け抜けました。


ジョン・スカリーはまことに彼のことを的確に次のように語っています。
「スティーブ・ジョブズ氏は、強烈な情熱をもち、生きている間は彼を追う人達の生活に重大な違いを作り出した。お金や、どんな物を持っているかといったことに執着してなかった。世界はスティーブ・ジョブズ氏が輝かしい天才でありテクノロジーを魔法に変えた人物であることを知っている。スティーブ氏の一部は、その美しくデザインされた製品と妥協の無いメディア体験を通じて、今も我々全ての中に生き続けている。スティーブ・ジョブズ氏は、その創造性で我々のイマジネーションを虜にした。彼の遺産は、史上最高のCEOとしてより、遥かに大きなものだ」


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セルフコントロールの秘密

2017.04.07日

TEDからシェアします。あなたの人生を変えるとても大切な教えです。
スピーカーは心理学者・科学者ジョナサン・ブリッカー博士です。


母のことを話します。
母は42歳で私を生みました。
そして母は人生で初めて運動を始めたのです。母はまず近所を走ることから始めました。その後5kmに、さらに10kmに挑戦しました。
その後はマラソンにも出ました。その後トライアスロンにも挑戦しました。
57歳のときには、私の母はエベレストのベースキャンプまで登ったのです。


父の話もさせてください。
私が子供の頃、父はよく科学の教室に連れて行ってくれました。父は私の高校の微積分の教師でもありました。私は机の下にもぐりこみたいような気持ちでしたが。


私は母から大切なことを学びました。
健康の価値です。
父からも大切なことを学びました。
科学の価値です。
これら二つの価値は私の人生を導き、我々が直面するある疫病を理解する助けになりました。それはエボラのことではありません。
そうではなく、「不健康な生活」という疫病です。


世界の5億人の人が肥満です。
たばこの害に関する米国公衆衛生局長官の最初の報告書が公開されて50年経った今、喫煙の問題は克服されたと思うかもしれません。でも現在、世界で10億人が喫煙しています。
たばこと肥満は防ぎうる早期死亡の大きな原因の2つです。
これらの問題を解決することは、ジグソーパズルを解くようなものです。
我々が不健康な行動をとるのは遺伝や脳内の神経伝達物質や、周囲の人々やメディアといった環境が影響します。


パズルの一つひとつのピースは、あなたや私が自ら解決できるものではありません。
しかし、鍵となりうるピースがひとつあります。
それは、私たちの選択、すなわち喫煙や過食といった嗜癖行動につながる渇望をどう扱うかということです。
私たちの選択なのです。


セルフコントロールのための新しい科学は、これらの疫病を解決する鍵となるかもしれません。
それを「ウィリングネス」(意欲)といいます。
ウィリングネスとは、あなたの中のやめられない渇望を認めながらも、喫煙や不適切な食事といった行動を起こさないようにします。
かといって、私は意志の力についてお話しているのではなく、渇望を我慢し続けることをすすめているわけでもありません。
そうではなく、渇望の捉え方を変えようと言っているのです。


この続きの動画はこちらから。


「TED セルフコントロールの秘密」


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将来の幸福の種に涙の水をやった実例

2017.04.06日

「私がアメリカ留学から帰国してすぐ、大磯町で小中学生のための英語教室の責任者として働いていたとき、教室を提供してくださっていたのは“ダルマ宰相”こと高橋是清のお孫さんでした。
そして、その方のお孫さんが、当時小学生から中学生だった時、家庭教師させていただいていました。彼女のお祖母さんがとても教育熱心な方で、お孫さんの教育を私の手に委ねてくださっていました。
高橋是清の血を引いていたからというわけではないでしょうが、打てば響くという感じのとても英語のできる聡明なお嬢さんでした。
中学生の時には、自ら英語弁論大会にチャレンジしたいと申し出られ、その指導をしたこともありました」(2015年8月23日付ブログ記事「経世済民 高橋是清」より)


米国に留学するつもりで、騙されて身売りの契約書に署名したわずか13歳の少年、高橋是清は明けても暮れても牛や馬の世話ばかりさせられるはめになりました。
昨日の記事「流す涙で将来の幸福の種に水をやる」のごとく、悲しくて、辛くて、苦しくてどれほど涙したことでしょう。


しかし、この涙は無駄ではありませんでした。
将来の幸福の種にやる水となる涙だったのです。
彼はその後も幾度もの難局を乗り切り、日銀総裁までのぼりつめ、政治家へと転身。副総裁の時、日露戦争の戦費調達に成功。財政の天才といわれ、大蔵大臣を7度(兼任ふくむ)務め、第20代総理大臣に。世界恐慌から日本経済を回復させました。


「めでたし、めでたし」と思いきや、何と二・二六事件で暗殺されます。
幸福の絶頂から地獄のどん底へと突き落とされたご遺族の方々の心中察するに余りあります。
このときも、悲しく、辛く、苦しい涙がたくさん流されました。
しかし、その後も脈々と高橋是清の種は受け継がれ、今日にまで至り、豊かに実を結んでいます。「将来の幸福の種に涙の水をやった」実例です。


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流す涙で将来の幸福の種に水をやる

2017.04.05日

“Cry. Forgive. Learn. Move on. Let your tears water the seeds of your future happiness.”
ーー Steve Maraboli
「泣きなさい。許しなさい。学びなさい。立ち止まらないで進みなさい。あなたが流す涙で将来の幸福の種に水をやりなさい」
ーー スティーブ・マラボリ
(訳 舟田譲二)


悲しいところ、苦しいところ、辛いところにとどまっていてはいけません。そこにとどまっていると、心身を痛め続けることになるからです。
思いっきり泣けばいい。また、裏切られたり、騙されたりして憎い相手がいても赦すのです。そして、失敗から学びましょう。
たくさん涙を流していいのです。
しかし、そこにとどまっていず次のステップに進まなければなりません。


歩を進め、やがて時が経って振り返るとき、あなたが流したあのときの涙が今味わっている幸福の種に水をやっていたことがわかるのです。
流す涙は無駄になりません。
これまでの人生がそうであったように、これからもそうです。
ですから、信じて前進し続けるのです。


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教育の大切な務めのひとつ

2017.04.04日

“Happiness is not the absence of problems, it's the ability to deal with them.”
ーー Steve Maraboli
「幸福とは問題がないことではない。問題に対処する能力のことだ」
ーースティーブ・マラボリ
(訳 舟田譲二)


無病息災(病気をせず健康なこと)、順風満帆、商売繁盛、夫婦円満、家内安全、千客万来、無憂無風(心配や混乱がなく、平穏なこと)、交通安全、福徳円満(幸福や財産に恵まれ、満ち足りていること)、健康長寿、恋愛成就、開運招福、等々だれでも望むことです。
全国津々浦々の神社仏閣にはこれらの御利益の文言(もんごん)がひしめき合っています。
パワースポットと呼ばれているところは若者の間でも人気です。
最近では巷で開かれているさまざまなセミナーと称するものでも、このようなことが堂々とうたわれて、多くの人を惹きつけています。


しかし、みんな知っています。
たとえこれらのパワースポットをいくつ回って、どれだけお金を積んで祈祷してもらおうと、これらのご利益が棚からぼた餅式に落ちてくるわけないと。
どんなに運の強い人でも、恵まれている人でも、病気にもなれば、家族との死に別れもあります。勤めている会社の倒産もあれば、事故に遭うことだってあります。


つまり、これらのいわゆる「不幸」はだれの人生にもつきもので、避けて通ることのできる人など古今東西ひとりだにいません。
むしろ、スティーブ・マラボリが冒頭で言っているように、
「幸福とは問題がないことではない。問題に対処する能力のこと」
です。
問題を避けるよう注意し、努めることは大切です。しかし、本当に必要なのは、人生の諸問題に遭遇したときに、いかに対処するかです。
そのための知恵をつけることも教育の大切な務めのひとつです。


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好きな自分になれる

2017.04.03日

高校のときのクラス会からたった今戻ってきたところです。
高校を卒業したのははるか昔のことで、まるで前世だったかのようさえ思えるほどです。
それで今日は、あの当時と今のことを振り返って考えているところです。


私は高校生の頃、おとなしくて恥ずかしがり屋で、自分に自信がなく、基本的には目立たないタイプの子でした。二、三の親しい友達はいましたが、目につかないその他大勢の中のひとりで、ただ4年間の高校時代を終えてその次のステップに進んでいきました。


それ以来、私はそれまでとはまったく違ういくつかの人生を送り、その経験のおかげでとても積極的で自信のある女性に変身しました。気の小さい少女はもうずっと前に消えてしまっていたのです。


ですから、このクラス会に足を踏み入れた途端、「昔の私」が頭をもたげてきたのに気づいたときにはびっくりしました。昔住み慣れた街に戻ってきて、以前のクラスメイトと再会したとき、ずっと前に消えていたと思っていた自分の内の一部が現れたのです。初めはとても奇異に感じました。


でもしばらくして、かつての十代の少女だった私が、現在の私の中にずっと残っていたことに気づいたのです。


過去の私、そして何十年も昔に私が経験したことのすべてが、現在の私を形成する土台であり、とても大切なものなのです。
このことから、今、私が頭の中で考える度合いに応じて過去が自分の内に存在するということに気づきました。
つまり、過去の自分、現在の自分、未来の自分など、私はいつでもなりたい自分になる力を持っているということです。毎日、どのような状況においても、どのような自分になるかは私の選択なのです。


ということで、私は今回のクラス会で、過去の少女時代の自分に感謝し、その少女時代の自分が私に教えてくれたことに対して感謝した次第です。


それから、ありのままの自分になって、クラス会を楽しむことができました。
「あれはあの時のこと、これは今」と、過去と現在をいかにうまく使い分けるかは自分次第だということを再認識するとてもいい機会になりました。


皆さんはいかがですか?


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サンディ・アベル (ビジネス・コーチ、作家、講演家、カウンセラー)
(訳 舟田譲二)


そう、だれでも、いつでも、なりたい自分になれるのです。
昔の自分のままでいるか、今の自分をそのまま出すか、理想とする未来の自分を追い求めていくか、それはあなた自身の選択です。


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べっぴんさん

2017.04.02日

"I have learned over the years that when one’s mind is made up, this diminishes fear."
--Rosa Parks – 1913-2005, Activist
「長年を通じて私が学んだこと、それは心が決まると恐れは消えるということ」
--ローザ・パークス、公民権運動活動家
(訳 舟田譲二)


IMG_0650.PNG


昨日、NHKの朝の連ドラ『べっぴんさん』が最終回を迎えました。
このドラマからも教えられたことはたくさんありますが、そのひとつは主人公すみれら4人の仲間の友情の固さと彼女たちの仕事への情熱、決意です。
夢を実現させる過程でさまざまな問題に遭遇しますが、彼女たちの決意を妨げるものはありませんでした。


ローザ・パークスが言うところの「心が決まると恐れは消える」です。
恐れが消えると、どんな問題でも乗り越えることができるのです。これがこのドラマのテーマだったのではないかと思っています。


ここからは番外編ですが、このドラマのタイトル『べっぴんさん』という言葉に興味がわきました。
江戸時代に生まれたこの言葉、漢字では「別品」。つまり特別な品物という意味です。これが明治時代になると、とくに美しい女性に用いられるようになりました。


私の子どもの頃も、この「べっぴんさん」という言葉はよく使われていました。当時のこの男性版は「男前」です。
両方とも死語になって時久しくなります。
その後、「美人」「ハンサム」になりますが、「ハンサム」も死語になり、今では男性のことは「イケメン」と言います。
イケメンは単に容姿のことを言うのではなく、「かわいい」とか「カッコいい」という意味を含んでいます。


脱線ついでに、健太郎役を演じていた古川雄輝さんがドラマの中で何度か英語を話すシーンがありました。その発音がネイティヴ並みで、これは普通じゃないと思っていたら、案の定、7歳から8年間カナダで過ごし、その後ニューヨークに渡り11年間海外生活をした帰国子女だったということでした。
彼は現在29歳ですが、ドラマの中では高校生から40代くらいまでを演じています。


他にも、主役の芳根京子さんも20歳の若さながら少女役から腰の曲がった60歳代のおばあちゃん役までを演じ、その娘のさくら役の井頭愛海さんは芳根京子さんとわずか4歳差でありながら、見事に子供役からお母さん役まで演じています。
ストーリーそのものや演出の甘さなども目立ちましたが、それを役者が演技でカバーしていました。


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人生はその人の勇気に比例して...

2017.04.01日

"Life shrinks or expands in proportion to one’s courage."
--Anais Nin – 1903-1977, Essayist
「人生はその人の勇気に比例して縮んだり、広がったりする」
--アナイス・ニン、エッセイイスト
(訳 舟田譲二)


確かに勇気ある人の人生はスケールが大きい。それに対して、勇気のない人の人生は人目を引かず、地味で、スケールが小さい。
私などは典型的な「勇気のない」部類の人間です。
ですから必然的にスケールが小さい。


でも、一人ひとりそれぞれ持って生まれた器というものがあり、みんながみんな必ずしもスケールの大きな人生を歩まなければならないというわけではありません。
むしろ、世の中は99.9%平凡な人から成っているのではないかと思います。
そして、それでいいのです。
勇気ある、器の大きい0.1%の人がリーダーとなり、この世を引っ張っていきます。また、革新的な行動を取ったり、大発見や大発明をしたり、素晴らしい創作活動をしたりして、人類の発展や幸福に貢献します。
貢献する人もいれば、その貢献に浴する人もいる。それで社会は成り立っているのです。


アナイス・ニンは20世紀、1903年から1977に生きた著作家です。
日記作者としておそらくもっともよく知られています。
11歳のとき、母親と兄弟とともにフランスからアメリカに渡ります。その途上、船の上で日記を書き始めますが、家族を捨てた父親に自分の身の上を伝えたいという願いからでした。
そして死ぬ間際まで60年以上にわたって日記を書き続け、それを後年出版します。その日記の中には、アメリカの著名な作家ヘンリー・ミラーを始め、多くの著名な作家、芸術家、心理分析家などと知り合い、親密な関係になったことを明け透けに記し、その奔放な生活ぶりを記しました。
そして、日記を書くことに夢中になり、日々の出来事だけでなく、心の内や、創作した物語など、あらゆるものを日記に書いていき、やがてそれらのうちのいくつかが小説となって出版され、世の称賛を浴びるに至りました。


良きにつけ悪しきにつけ、なにかに没頭し、それで名を成し、世に貢献できるようになるということは、彼女の言うように、勇気のいることであり、その結果、彼女の「人生は勇気に比例して大きく広がった」のでしょう。


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元気になりたかったら

2017.03.31日

"If you want to lift yourself up, lift up someone else."
--Booker T. Washington – 1856-1915, Educator
「もし元気になりたかったら、だれか他の人を元気にしてあげなさい」
--ブッカー・ワシントン、教育者


ブッカー・ワシントンは、バージニア州で奴隷として生まれました。
奴隷制から解放された後、教員養成学校で学び、後年米国で著名な教育者となり、裕福な慈善家から支援を得て多数の小さな地域の学校と、南部の至る所で黒人のための高等教育機関を設立、運営することを支援しました。


彼の自叙伝『奴隷から立ち上がりて』はベストセラーとなり、彼は大統領のゲストとしてホワイトハウスに招待された最初のアフリカ系アメリカ人となりました。


彼はアメリカ合衆国の社会への寄与に関して、ハーバード大学とダートマス・カレッジから名誉学位を与えられ、バージニア州ハーディの彼の生家は国の記念物に指定されました。また、初のアフリカ系アメリカ人を記念する硬貨として彼の肖像が刻まされた50セント硬貨が発行され、アメリカ郵政史上初のアフリカ系アメリカ人を描いた彼を記念する切手が発行されました。
(以上Wikipediaより一部抜粋)


このブッカー・ワシントンが語っている言葉が冒頭の、
「もし元気になりたかったら、だれか他の人を元気にしてあげなさい」
です。
いかにも教育者らしい、またアフリカ系の同胞のために尽力した、素晴らしい人物にふさわしい言葉です。
そして、この勧めは単に「元気になりたかったら」にとどまらず、「幸せになりたかったら」「豊かになりたかったら」「友人が欲しかったら」「頭が良くなりたかったら」等々、ありとあらゆることに通じる普遍的な教えです。


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思い切って

2017.03.30日

新しい一日が始まるとき、思い切って感謝の気持ちを込めて微笑んでみましょう。
暗闇の中では、思い切って初めに火を灯す者になりましょう。
不正が行われているときには、思い切ってそれを最初に糾弾する者になりましょう。
困難な状況に遭遇したときには、思い切ってとにかくやってみましょう。
人生で打ちのめされそうになったときには、思い切って反撃に出ましょう。
希望がすべて消えてなくなったかのように思えるときには、思い切って別の希望を見つけましょう。
疲れたと感じるときには、思い切ってやり続けましょう。
大変な状況の中にいるときには、思い切ってもっと強くなりましょう。
愛に傷つけられたときには、思い切ってもう一度愛しましょう。
だれかが傷ついているときには、思い切って癒しの手助けをしてあげましょう。
だれかが途方に暮れているときには、思い切って道を探す手伝いをしてあげましょう。
友達が倒れたら、思い切って一番初めに手を差し伸べてあげましょう。
偶然にだれかに出会ったら、思い切ってその人を微笑ませてあげましょう。
最高の気持ちを味わっているときには、思い切ってだれかほかの人も最高に感じられるようにしてあげましょう。
一日が終わるときには、思い切って今日は最善を尽くしたと思いましょう。
思い切って最高のものになりましょう。
つねに「思い切って」を目指しましょう。

(訳 舟田譲二)


これも私が尊敬するスティーブ・マラボリの名言。素晴らしい詩です。
とても励まされ、やる気を引き起こされます。
仕事において、学業において、人間関係において等々、へこたれそうになったときや、自信が消え失せそうなとき、躊躇しているときなどに、この「思い切って」何かをやってみたら、きっと新しい道が開かれることでしょう。


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幸いな生き方

2017.03.29日

"As I look back on my life, I realize that every time I thought I was being rejected from something good, I was actually being redirected to something better."
ーーSteve Maraboli - Speaker, Author, & Behavioral Scientist
「人生を振り返ってみると、いいものを拒絶されたと思っていたのが、じつはさらに良いものへ導かれていたということに気づく」
--スティーブ・マラボリ、スピーカー・作家・行動科学者
(訳 舟田譲二)


スティーブ・マラボリの格言、「人を愛する最善の方法」を一昨日シェアしましたが、ちょっと調べてみると、マラボリは数々の素晴らしい格言を発し続けています。
どれもこれも波長が合い、大ファンになってしまいました。
きっとこれからもこの人の格言を度々シェアさせていただくことになることと思います。


今日の格言、
「人生を振り返ってみると、いいものを拒絶されたと思っていたのが、じつはさらに良いものへ導かれていたということに気づく」
は、これまで私がこのブログで繰り返し書いてきたことと軌を一(きをいつ)にします。


私もこれまでの人生を振り返って、自分の思いどおりに行かなかったとき、「なぜ?」といぶかしく思ったり、不満に思ったり、がっかりしたり、辛い思いをしたり、ときには腹を立てたこともありました。
しかし、あとになって考えると(何年越しということもありましたが)、それら一つひとつが目に見えない糸のようなものでつながっていて、結局は最善の結果に導かれていた、ということばかりです(これは私の信念である「新超ひも理論」です)。
みなさんもそのように感じていらっしゃることはありませんか?


私の好きな聖書の言葉もこのことを別の表現で語っています。
「凡(すべ)てのこと相働きて益となる」(ローマ8:28)
これは文語訳という私のお気に入りの訳ですが、ちょっとわかりにくいかもしれません。
英語訳では
"And we know that in all things God works for the good of those who love him, who have been called according to his purpose.”
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています」(新改訳)
と、「物事が自然と良くなる」というのではなく、神様ご自身が背後にあって働いて物事を最善に導いてくださる、ということが明らかにされています。


成り行き任せ、運に頼るわけではありません。
人格者なる神様が、私たちの最善を願って一人ひとりの人生を導いていてくださっているという信仰の世界です。
ならば、これから先、残された人生も最善に導かれるに違いないと信じ、神の御手に委ねること。これが一番幸いな生き方だということになります。


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こんな芸術家が身内にいた!

2017.03.28日

昨日、従兄の娘(いとこ姪というそうです)の舟田潤子から個展の案内が届きました。
おそらく彼女が幼児の頃以来会っていず、まったく覚えていません。
そこで、案内に載っていた彼女のホームページ「舟田潤子オフィシャルサイト」を開いてみたところ、こんな感じの子でした。
年齢はうちの長男直人と同い年。


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兄(従兄の長男)はプロの写真家で、兄妹そろって芸術家です。
潤子のプロフィールを見ると、銅版画家ということで国内外の芸術賞をいくつも受賞していて、活躍しているようです。
オフィシャルサイトの作品集を開けてみると、メルヘンチックでとても可愛い。
ポーチやバッグなどのグッズもデザインしています。


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今回、4月3日(月)から15日(土)まで銀座のシロタ画廊で開く個展の案内を下に掲載します。ご関心のある方や、お近くの方はぜひ足を運んでご覧になって本人を励ましてやってください。きっと楽しんでいただけて、さらに新しいつながりができることと思います。


西陣織の老舗 創業167年のとなみ織物 五代目礪波真一郎氏と舟田潤子によるコラボレーションで生まれた帯。
作品を元に新たにデザインした西陣織の帯を数点、帯地から作られたバッグや和小物、型染めによる帯揚げ、ガラス帯留め、全て礪波氏と作家とのアイデアによるオリジナル作品群などが展示されるそうです。
こんな芸術家が身内にいたなんて...。
私も行きます。


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『そして誰もいなくなった』

2017.03.27日

『そして誰もいなくなった』
アガサ・クリスティ原作の同名小説のドラマ化。
日本を代表する超豪華キャスト。
二夜連続のミステリーに釘付けになった方も多かったことでしょう。
私もそのうちのひとり。


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つい先ほど終わりました。
ストーリーはなかなか面白かったし、音響効果や映像効果も相まってドキドキしながら見ていましたが、ちょっと全体的に荒削り。本当だったらみんなもっと緊張し、パニックして当然なのに、冷静すぎる。それに一人ひとりの行動も現実にはあり得ないものばかり。
そして、最後の種明かしを見てがっかり。
いかにもアガサ・クリスティらしい、だれにも想像することを許さないストーリーは凝りすぎています。
偶然に起きることや登場人物一人ひとりの行動を予め見通していて、10人のインディアンの歌の歌詞どおりにべてを寸部の狂いもなく予定通りに殺人を進めていくという展開はあまりにも不自然すぎます。どこかで、だれかが予定外の行動を取っていたら、この完全犯罪は成り立たない。
また、種明かしのビデオを犯人が自ら撮っておいて、それを警部が発見するというのも不自然。もしこれが発見されなかったら事件は永久に迷宮入りです。


まあ、ミステリーなんてみんなそんなものでしょうが、どこかに矛盾があったり、無理があったりします。
元東京地裁裁判長である磐村兵庫が病のため余命いくばくで、自分の死を目前にして残酷な9人の殺人に及び、最後は自殺するというエンディング。この役を2か月足らず前にクランクアップし、つい2週間足らず前に多臓器不全で72歳という若さで亡くなった渡瀬恒彦さんが演じ、遺作となったいうところが、私にとっては一番ミステリアスだったような気がします。
私もファンだった名優渡瀬恒彦さんのご冥福をお祈りいたします。


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人を愛する最善の方法

2017.03.26日

"I find the best way to love someone is not to change them, but instead, help them reveal the greatest version of themselves."
--Steve Maraboli – Author and Speaker
「人を愛する最善の方法は、その人を変えようとするのではなく、その人が最高の自分を出せるよう手助けすることだ、ということを私は悟った」
--スティーブ・マラボリ、著作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


そうなんです。
私たちは無意識のうちに、自分が愛している人、子どもとか伴侶とか、近しい人ほどより良くなってほしいと望むあまり、ついついその人に「こうした方がいいよ」「これはしない方がいい」と言ったり、ときには「こんなことはしちゃだめだ」と言いたくなるものです。
その動機はあくまでもその愛する人に良くなってもらいたいからで、もちろんいじわるなんかではありません。


しかし、往々にして相手からは煙たがられたり、ときには反発されたりして、こちらの意図が伝わりません。
スティーブ・マラボリはとても素晴らしい助言を私たちに与えてくれています。
「人を愛する最善の方法は、その人を変えようとするのではなく、その人が最高の自分を出せるよう手助けすることだ」と。
手助けするには方法はいくつもあるでしょう。
それはアドバイスや説教ではなく、むしろ自分でモデルとなり示すことかもしれません。
「最高の自分を出す」とは、その人が内に持っているものを引き出すことです。
そのお手伝いをするのが、最善の愛を示す方法なのです。
なにか心当たること、あなたにもできることはありませんか?


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意志が生み出した製品

2017.03.25日

"I am not a product of my circumstances. I am a product of my decisions."
--Stephen Covey – 1932-2012, Author and Speaker
「私は境遇が生み出した製品ではない。私の意志が生み出した製品だ」
--スティーブン・コヴィー、著作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


多くの人が、「遺伝」の犠牲者になっていて、自分にはどうしようもないこととあきらめれています。
でも実際には、「自分はどうしようもない」という考えの犠牲者になっているのですが、そのことに気づいていません。


ここでコヴィーが「製品」という無機質な言葉を使っていますが、人間は決してロボットのような無機質なものではありません。
正しくは、「造られたもの」という意味において「被造物」です。
人間は決して境遇によって生み出された1個の「もの」ではありません。
被造物の冠で、意志を持って生まれてきています。
そして、どのような者になるか、それは一重に自らの考えという「意志」の結果によるものであり、そのような意味において「私は境遇が生み出した製品ではない。私の意志が生み出した製品だ」と彼は言っているのです。


同じ遺伝子を持って生まれてきた一卵性双生児といえども、一人ひとりはそれぞれ別個の意志を持っていて、その人がどのような人生を歩むか、どのような人物になるかはその人の意志にかかっています。


遺伝子の影響はみんな受けていますが、決して遺伝子によって操られているautomaton(自動人形、ロボット)ではありません。
だれでも意志の力を働かせて、自分の思い通りの人生を歩むことができるのです。


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意志が生み出した製品

2017.03.25日

"I am not a product of my circumstances. I am a product of my decisions."
--Stephen Covey – 1932-2012, Author and Speaker
「私は境遇が生み出した製品ではない。私の意志が生み出した製品だ」
--スティーブン・コヴィー、著作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


多くの人が、「遺伝」の犠牲者になっていて、自分にはどうしようもないこととあきらめれています。
でも実際には、「自分はどうしようもない」という考えの犠牲者になっているのですが、そのことに気づいていません。


ここでコヴィーが「製品」という無機質な言葉を使っていますが、人間は決してロボットのような無機質なものではありません。
正しくは、「造られたもの」という意味において「被造物」です。
人間は決して境遇によって生み出された1個の「もの」ではありません。
被造物の冠で、意志を持って生まれてきています。
そして、どのような者になるか、それは一重に自らの考えという「意志」の結果によるものであり、そのような意味において「私は境遇が生み出した製品ではない。私の意志が生み出した製品だ」と彼は言っているのです。


同じ遺伝子を持って生まれてきた一卵性双生児といえども、一人ひとりはそれぞれ別個の意志を持っていて、その人がどのような人生を歩むか、どのような人物になるかはその人の意志にかかっています。


遺伝子の影響はみんな受けていますが、決して遺伝子によって操られているautomaton(自動人形、ロボット)ではありません。
だれでも意志の力を働かせて、自分の思い通りの人生を歩むことができるのです。


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恵みを数え始めたら

2017.03.24日

"When I started counting my blessings, my whole life turned around."
--Willie Nelson – Singer/Songwriter
「恵みを数え始めたら、私の人生は180度変わった」
--ウィリー・ネルソン、シンガーソングライター
(訳 舟田譲二)


1年少し前の記事、「幸せだなぁ、ぼくは」「超先行予約」に登場した現在小1のMちゃん。
幼稚園年長さんで入塾してきたのですが、この1年間の成長は目覚ましく驚かされることばかりです。


家が近くで、しかも私の自宅と塾の前の通りが通学路になっているので、しょっちゅう会います。そして、学校の帰り道などに会うといつもニコニコして近寄ってきて、お互いにハイタッチを交わします。これだけで、"You made my day!" (お陰で今日も最高の一日になったよ!)


一昨日は、授業中私の顔を見ていて「学院長先生」と言うので、「なあに?」と聞き返すと彼女の口から返ってきた言葉は、なんと
「学院長先生の髪の毛、少なくなってきたね」。
「えーっ、いっぱいあるよ!ほら」
もう、可愛くて仕方ありません。


つい数日前、誕生日を迎えた中学高校時代の友人に「おめでとう」メッセージを送ったところ、戻ってきた返事に「孫のためにまだしばらくは働きます」とありました。
「うちはまだ孫はいないんですよ。羨ましいです」
と書いたのですが、考えてみたら私などいったい何人の孫同様の可愛い子どもたちと毎日塾で顔を合わせていることか。


つい先日も、上のMちゃんが私に尋ねました。
「学院長先生、ガウディアの生徒たちのこと好き?」
「うん、みんな大好きだよ!」
そう、ガウディアの生徒だけでなく、中学生も、卒塾した生徒たちも、私にしてみればみんな孫のようなもの。可愛くないわけありません。
こんな素晴らしい仕事に就けて本当に幸せだ、と毎日を満喫しています。
もちろん、辛いことや悲しいことも多々ありますが、恵みを数え始めると止まりません。


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追いつめられないために

2017.03.23日

"Every strike brings me closer to the next home run."
--Babe Ruth – 1895-1948, Professional Baseball Player
「ストライクを取られるたびに次のホームランに近づいていく」
--ベーブ・ルース、大リーグ選手
(訳 舟田譲二)


普通、人はストライクを取られるたびに、追いつめられていって「自分はダメだ」と暗くなっていくものです。
でも、野球の神様と言われたベーブ・ルース、さすが言うことが違います。
「ストライクを取られるたびに次のホームランに近づいていく」。
この発想の転換が素晴らしいです。


これは、ちょうど「視点を変えると」の中に登場した7歳の少年、ニックに似ています。
自分でボールを上にトスして、それをバットで打とうとするけどなかなか打てなくて、スリーストライク三振になると、自分は名ピッチャーだと言う。
視点を変えることがいかに大切かということを物語っています。


私たちも、とかく物事を一方的にしか見られず、否定的に考えるという罠に陥りがちですが、視点を変えると同じ出来事でも正反対にとらえることができる、といういい例です。
あなたの直面している問題はなんですか?
視点を変えて見てみませんか?
きっと新しい世界が開けますよ。


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言い訳はしない、聞かない

2017.03.21日

"I attribute my success to this: I never gave or took any excuse."
--Florence Nightingale – 1820-1910, Founder of Modern Nursing
「私の成功の鍵は、自らも決して言い訳をしなかったし、また人の言い訳も受け入れなかった点にあると思っている」
--フローレンス・ナイチンゲール、近代看護の母
(訳 舟田譲二)


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「当時、看護婦は、病院で病人の世話をする単なる召使として見られ、専門知識の必要がない職業と考えられていた」(Wikipedia)そうで、彼女自身も無給で働いていたそうです。
ナイチンゲールは、「超人的な仕事ぶりと必要であれば相手が誰であろうと直言を厭わない果敢な姿勢により、交渉相手となる陸軍・政府関係者はナイチンゲールに敬意を示し、また恐れもした。オールド・バーリントン通りにあったナイチンゲールの住居兼事務所は関係者の間で敬意と揶揄の双方の意味を込めて『小陸軍省』 Little war office とあだ名された」(Wikipedia)とあるごとく、自らにも人にも厳しい人だったことがわかります。
そして、その姿勢が彼女を近代看護学の母たらしめたというのは、まことにさもありなんという感じです。


私たちも彼女に倣って「言い訳はしない、聞かない」姿勢を貫き、なすべきことはきちんとなしていくことをモットーにしたいものです。


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人の幸せのために

2017.03.20日

"The shortest distance between two people is a smile."
--Victor Borge – 1909-2000, Comedian
「ふたりの人の間の最短距離はスマイルだ」
(訳 舟田譲二)


ビクター・ボーグはコメディアンであると同時にプロのピアニスト。
ピアノの腕前はもちろんのこと、演奏とユーモアを見事なまでに合体させ、聴衆を笑いの渦の中に巻き込む技術はまさに超一流です。
彼は、クラシック音楽を一般の人々に身近なものとし、「微笑み」「笑い」が人をもっとも親密に、幸せにする鍵だということを知っていたので、自らのピアノの技術を抑え、敢えてコメディアンとして、死の直前まで人々の幸せに貢献する生涯を送りました。


彼のいくつかのYouTube動画を見てみましたが、どれも引き込まれて、思わず微笑んでしまいます。どうぞお楽しみください。



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人との出逢いが人生を変える

2017.03.19日

昨日は甥っ子の結婚式でした(「べっぴんさんに招かれてジェームス邸へ」)。
甥っ子は大学卒業後、大手製鋼会社に就職。半年後に職場で出逢った女性とおつき合いし始め、4年後のちょうど1年前にプロポーズして、昨日めでたくゴールイン。
本当にお似合いのカップルで、昨日の結婚式にはふたりの友人が大勢お祝いに駆けつけてくれましたが、とても祝福された素晴らしい結婚式、披露宴でした。


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新郎新婦が主人公で歌を歌ったり踊ったりと、私たちの頃とはすっかり違う、まるでショーのような楽しい披露宴でした。


ふたりが気に入って決めたという式場・ジェームス邸は、さすが歴史の刻まれた素敵なところ。朝ドラ『べっぴんさん』のシーンに出てきたそのままの美しいところです。
建物も庭も披露宴も食事も、すべて最高のところで、心から堪能させていただきました。


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披露宴がお開きになって、お楽しみの第2弾は38年前に私たち夫婦が出逢った場、関西聖書神学校訪問です。
ふたりの出逢いのエピソードなどを話しながら、歩いて5分の神学校へ次男夫婦と一緒に行きました。


初めに家内が3年間お世話になった女子寮の前に出てきました。次に校門前。
懐かしい!
昔のままです。
38年前のさまざまな思い出がまるで昨日のことのようによみがえってきました。
玄関横の私が寝泊まりしていた男子寮の部屋。


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当時、大変お世話になった有賀校長や工藤学監のお住まいもそのまま。
おふたりとも他のお働きに就いていらっしゃいますが、今も現役でご活躍中。


次男は今年32歳。
この時、宇宙のどこにも存在していませんでした。しかし、神様のご計画のうちにちゃんと私たちの間に生まれてくるよう定められていました。
この世に偶然などというものは何ひとつ存在しません。


そして、私たち夫婦が不思議なようにして出逢ったように、次男夫婦も、甥っ子夫婦もいろいろなところを通り時いたって出逢い、結婚しました。そして、またそこに新しい命が生まれ…、というふうにして、これからも命が受け継がれていきます。私たちの想像をはるかに超えた不思議な世界です。


「人との出逢いが人生を変える」のを目の当たりにした一日でした。

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べっぴんさんに招かれてジェームス邸へ

2017.03.18日

べっぴんさんと男前のカップルに招かれて、神戸のジェームス邸へ向かう新幹線の車中です。
お昼のお弁当(パン)を食べながら、久しぶりのお出かけで遠足気分。


NHKの朝ドラ『べっぴんさん』の舞台になっていたジェームス邸で明日、甥っ子が結婚式を挙げます。湘南地方からは遠く、新幹線を使って約5時間もかかるので前日の今日現地に向かい、近くのホテルで一泊します。

ドラマの中で何度も見ていたジェームス邸は、ヒロインすみれの実家ということになっています。
「綺麗なところだね」と妻と話しながら観ていたのですが、まさか半年後に甥っ子がそこで結婚式を挙げることになり、自分の目で見られることになろうとは予想だにしませんでした。


しかも、大きな大きなおまけ付きです。
式の日が近づいてきて、式場となるジェームス邸をネットで調べたところ、なんと今から38年前に私が通っていた関西聖書神学校のすぐそば、歩いて5分のところではありませんか。
そして、この神学校で、3年後に結婚することになる妻と出会ったのです。
この不思議な巡り合わせに驚きを禁じ得ません。


明日は甥っ子たちの結婚式のあと神学校に足を伸ばし、38年前の出会いの場を訪れて当時を偲んできます。


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人の思考から発掘された金

2017.03.17日

"More gold has been mined from the thoughts of men than has been taken from the earth."
--Napoleon Hill – 1883-1970, Author
「人の思考から発掘されてきた金は、地球から採掘された金より多い」
--ナポレオン・ヒル、著作家
(訳 舟田譲二)


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人は太古の昔から金を愛しています。
実際のところ、この地上で一番価値あるものは金で、ほかの何よりもキラキラと美しく輝く金に人は魅了され、この金を手に入れるためには人を騙し、盗み、殺し、戦争し、とありとあらゆる悪行を重ねてきました。
金は人を狂わせるほどに魔力のあるものです。


しかし、ここに金よりはるかに価値あるものがあります。
人を狂わせるような魔物ではなく、むしろ人を活かす素晴らしいものです。それは人の頭の中に無尽蔵に埋蔵されている思考です。
これは金など足元にも及ばないほどはるかに価値あるものです。
なぜなら、金の埋蔵量には限りがあり、価値も初めから決まっていますが、人の思考という金は無限の可能性を秘めた価値を持っているからです。


そして、この無限の価値を持つ人の思考は、だれの頭の中にも平等に与えられています。
それは、鍛えれば鍛えるほどますます輝きを増し、どんどん大きく成長していきます。
あなたの頭の中にもこの素晴らしい金が眠っています。
あなたに発掘され、活用されるのを待っているのです。


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十(じゅう)語るよりも一(いち)示せ

2017.03.16日

"You can preach a better sermon with your life than with your lips."
--Oliver Goldsmith – 1728-1774, Author
「良い説教とは唇ではなく、その人の生き様で語られるものだ」
--オリバー・ゴールドスミス
(訳 舟田譲二)


ここで言われている「説教」とは、親が子に対して、あるいは教師が生徒に対してガミガミ言う説教のことではなく、教会において牧師が会衆に向かって語るメッセージのことです。
しかし、同時にこれは親が子に、教師が生徒に対してする「説教」にも当てはまります。


人に「ああせよ、こうせよ」と言ったり、「あれをするな、これをするな」と言うのは簡単でだれにでもできます。
でも、往々にしてそう言っている本人がその言葉のとおりにできていないものです。
よくできたもので、人はすぐさまそれを見抜いてしまいます。すると、いくらいいことを語っていても、そんなのは絵に描いた餅と同じで何のありがたみもありません。


子どもが親の背中を見て育つのと同様、一番いい教育は言葉によるものではなく、生き様、普段の生活をとおして見せるものです。
これほど説得力のある教育はほかにありません。
そして、これはその他どんなことにも当てはまります。
十(じゅう)語るよりも一(いち)示しましょう。


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十(じゅう)語るよりも一(いち)示せ

2017.03.16日

"You can preach a better sermon with your life than with your lips."
--Oliver Goldsmith – 1728-1774, Author
「良い説教とは唇ではなく、その人の生き様で語られるものだ」
--オリバー・ゴールドスミス
(訳 舟田譲二)


ここで言われている「説教」とは、親が子に対して、あるいは教師が生徒に対してガミガミ言う説教のことではなく、教会において牧師が会衆に向かって語るメッセージのことです。
しかし、同時にこれは親が子に、教師が生徒に対してする「説教」にも当てはまります。


人に「ああせよ、こうせよ」と言ったり、「あれをするな、これをするな」と言うのは簡単でだれにでもできます。
でも、往々にしてそう言っている本人がその言葉のとおりにできていないものです。
よくできたもので、人はすぐさまそれを見抜いてしまいます。すると、いくらいいことを語っていても、そんなのは絵に描いた餅と同じで何のありがたみもありません。


子どもが親の背中を見て育つのと同様、一番いい教育は言葉によるものではなく、生き様、普段の生活をとおして見せるものです。
これほど説得力のある教育はほかにありません。
そして、これはその他どんなことにも当てはまります。
十(じゅう)語るよりも一(いち)示しましょう。


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夢が現実を打ち砕く

2017.03.15日

"Reality can destroy the dream - why shouldn’t the dream destroy reality?"
--George Moore - 1852-1933, Novelist
「現実は夢を打ち砕くことがある。ならば、夢が現実を打ち砕いてもいいじゃないか」
--ジョージ・ムア、小説家
(訳 舟田譲二)


最近書いた3つの記事、「持っているものはますます与えられる」「褒めることよりも大切なこと」「勢いを維持させる方法」の中に登場した新中3のAさんが留まるところを知りません。


昨日も塾に来て、最近の様子を話してくれました。
曰く、
「行きたい高校を横浜のK高校に決めました。調べてみたらこの学校に行くためには家を6時半に出なければなりません。私は朝起きてから用意するのに時間がかかるので、毎朝4時半に起きて来年のために今から準備しています。
今、通っている学校に行くには時間が早すぎるので、準備ができた6時半から家を出るまでの1時間半は勉強しています。難しい高校を目指す人は毎日4時間は勉強しているそうです」。
「えーっ、そんなに早く起きたら、学校で授業中に居眠りするんじゃないの?」
とわざと水を差すようなことを言うと、
「いいえ、毎晩早く寝ているので授業中眠くなりません」
という返事。
「いやー、そこまでやっていたら、これはもうその志望校に受かったようなものだね」


この学校の偏差値は、地元のトップ校よりもさらに高く県内でも有数の難関校。
現実的にはとってもじゃないけど無理な話です。
でも、彼女を見ていると、冒頭のジョージ・ムアの格言
「現実は夢を打ち砕くことがある。ならば、夢が現実を打ち砕いてもいいじゃないか」
を地で行っているような感じです。


この分だと、Aさんは本当に逆立ちしても無理と思えるこの難関校合格を果たすだけでなく、さらにその先には、「アメリカの大学に留学して化学を勉強したいんです。今、元素は118発見されているんだけど、私は120番目の新元素を発見するのが夢なんです。そして、将来は大学で化学を教える先生になりたいです」というとてつもなく大きな夢さえ実現させてしまいそうです。


確かに夢を打ち砕くような現実に直面していながら、夢が現実を打ち砕いて大いなることを成し遂げた人たちが人類のこれまでの歴史を塗り替えてきたのです。
Aさんがそのような人物のひとりとなってもなんら不思議はありません。
祈って応援しているよ。頑張れAさん!


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今を生きる

2017.03.14日

"We must not allow the clock and the calendar to blind us to the fact that each moment is a miracle and a mystery."
--H.G. Wells – 1866-1946, Writer
「時計やカレンダーに目を奪われて、一瞬一瞬が奇跡であり、神秘であるという事実を見逃してはいけない」
--H・G・ウェルズ、作家
(訳 舟田譲二)


毎日忙しく過ごし、時がどんどん流れていきます。
いつも時間に追われているような感じで、時間を気にして一日に何度も時計に目をやり、カレンダーでスケジュールを確認しています。息せき切り、焦って、それだけで疲れてしまうような有様です。


この忙しい時代に生きている私たちは、大なり小なりこのような生活を送っているのではないでしょうか。
そして、無意識のうちに人生を何十年という長さで見るようになっていて、「今」という瞬間を見失っています。
今という瞬間瞬間は、実は奇跡そのものであり、私たちには理解できない神秘です。
この世への誕生に始まり、両親との出会い、それに続く身の周りの人たちとの出会い、出会った人たちとの間に生まれる一つひとつのドラマ。
これらは確かにすべてが奇跡、そして神秘です。


時計やカレンダーに目を奪われていたら、私たちの人生の中でもっとも大切な「今」という最高の瞬間を見逃してしまいます。
上のH・G・ウェルズの言葉によって、改めて「今を生きよう」と襟を正される思いになった次第です。感謝!


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2017年度卒塾式を挙行

2017.03.13日

卒塾式を昨日執り行い2016年度生を送り出しました。
卒塾証書授与のとき、一番初めの生徒がちょっと涙ぐみ、それにつられて先生の中にも涙を拭く人がいて私も危うく泣くところでしたがなんとかこらえました。それで、例年のような涙涙涙は見られず、近年まれに見るあっさりとした式でした。


毎年恒例の学院長メッセージでは、メッセージの内容に合わせたマジックを行いましたが、みんなのギョッと驚く顔がはっきり見えてインパクトは大きかったようです。


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昨日の昼間、レクリエーションに行ったときの集合写真を印刷して額縁に入れ、裏には先生一人ひとりから生徒へのメッセージが書かれたものが記念品贈呈として送られ、生徒から先生へは花束と色紙が贈られました。このほか、先生たちが用意しておいた小さなプレゼントを、レクリエーションのゲームでグループごとに競い合った得点に従って生徒が選んでゲットしました。


記念写真を撮影したあと、生徒たちにアカデミーの思い出を綴ってもらいました。
以下はそのうちの一部の抜粋です。


「約7年間通いましたが、本当にいい塾だった。志望校を選んだきっかけを作ってくれたのも先生たちだったし、最後まで支えてくれたのも先生たちでした。みんなみんないい先生で優しい先生でよかった。私も先生たちに恩返しをしたいから3年後に先生として帰ってきます。みんな大好きです。一生の宝物です。大切な思い出です」


「アカデミーには約5年間お世話になりました。最初はキッズの英語でしたが、その後個別で算数・国語を始め、中学3年間は集団でした。ここではいろんなことを学べ、楽しく通えました。アカデミーはとてもアットホームで、どの先生も優しく接してくれました。得意だった英語はほとんどここで培ったと言っても過言ではありません。ほかの教科も伸ばすことができ、最後の模試では最高点を取ることができ、入試でも自分の実力が出せました。本当にありがとうございました」


「アカデミーは受験直前で入塾した私を心優しく受け入れてくれ、辛い時や勉強面で、勉強以外でも悩んでいた時、話を聞いてくれ、心の支えになりました。先生たちは皆優しく、自分の親のような存在で、毎日塾に来てると、アカデミーが自分の家のように感じました。仲間も皆が優しく、面白くて、フレンドリーで、塾に来るたび、楽しい時間を過ごすことができました。アカデミーで過ごした時間は絶対忘れません」


「アカデミー学院には1年間通わせてもらいましたが、この塾は先生と生徒が本当に仲良くて、授業が毎回とても楽しかったです。また、先生の教え方も上手で、わかりやすかったです。志望校に合格できたのもこの塾に通っていたからだと思います。本当にありがとうございました」


「塾はいろいろあるけどアカデミーでよかったと思います。なぜならこんなにも勉強だけでなく、友情などいろいろなことが経験できたからです」


「アカデミー学院は勉強をするだけでなく、夏合宿などのイベントがあるところがよいと思いました。ただ机に向かって勉強するだけでなく、人と人とのコミュニケーションをとって、社会での学びを通して人間としても大きく成長できたと思います」


読んでいて胸に熱いものが込み上げてきました。
最後まで残って先生たちとの別れを惜しんでいた、通塾7年の最古参と4カ月の一番短かったふたりは、目に涙をいっぱい浮かべて「帰りたくない」を繰り返していましたが、固い握手を交わしてお別れ。


本当に素敵な思い出をたくさんありがとう。
みんないつでも遊びに来てね。待ってるよ!


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人が幸せを感じるのは

2017.03.12日

近年、「幸福」の本質や要因について、知識の体系化がかつてないほど進んできています。
そのひとつとして、「幸福」は感情であり、決して環境によるものではないということが明らかになりました。幸福とは「面白いこと」や「楽しいこと」以上のことです。幸福は、長く続く健全な状態だということができます。


私たちが幸福と感じるのは、「私たち【に】何かが起こるから」ではなく、「私たち【の内に】何かが起こるから」です。言い方を変えれば、幸福とは人生に対する私たちの受け止め方です。
アブラハム・リンカンはかつて言いました。
「人は自分が願う分だけ幸せになれる」と。
仏教の諺によると、
「痛みは避けられない。しかし、苦しみは選択できる」のです。


それでは、幸せな人たちに共通する特性は何でしょうか?
お金ではありません。名声でも、外見でもありません。知性や能力でもありません。
いいえ、もっとも大切なふたつの要因は、「感謝の心」と「満足いく人間関係」です。


公式は単純です。
「感謝できることを数え、家族や友達を楽しむこと」です。


ところが残念なことに、「単純」イコール「簡単」とは限りません。


本能的に暗い表情をする人や悲観的になる人は、自分たちの考え方を再構築しなければなりません。
「幸福とは欲しいものを手に入れることではなく、自分が手に入れたものを望むことだ」
と言うのと、
「自分が持っているもので本当に満足する」
というのはまったく別のことです。


多くの人にとって、ポジティブに考え、行動するには訓練が必要です。


時にそれは、物事の見方を変え、明るい兆しやコップに入っている半分の水を見て、感謝するのを選択することです。
またある時に必要なのは、痛みや失望、嫉妬心などを抱えて悩み苦しむ代わりに、感謝すべきことすべてを含め良い考えに心を向けるように自分をし向けることです。


興味深いことに、ポジティブな態度を維持する能力が、大切な人間関係を生み出したり維持したり、最善の結果を期待することと同様、とても大切なことだということです。


マイケル・ジョゼフソン
(訳 舟田譲二)


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日本人の貧しい英語力がこんなところにも

2017.03.11日

昨日、ららぽーと湘南平塚にちょこっと行ってきました。ここにもある「3 COINS」。まだ利用したことありませんが、雑貨を中心とした百均ならぬ三百均。
愛称はスリーコインから「スリコ」。


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「ワンコイン」というのもありますが、これは500円玉1枚の主にうどんや丼物などの外食系。中には500円で健康診断というのもあるらしいですが、あまりお世話になりたくないです。


先日、電車に乗っていたら目の前に立った人が持っていた袋がこの「3 COINS」。
「えっ、ちょっ、ちょっと待った! 何これ!?」


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We'll to make your little happier
頭が壊れそうになりました。
この3コインの商品で、
「皆さんをもう少し幸せにします」
とでも言いたいのでしょう。
それにしてもこの英語は凄まじい!
これは中学3年生で学ぶレベルの英語。
正しくは…、皆さんで言ってみましょう。
1, 2 の 3 はい、


We'll make you a little happier.
We'llの〔'll〕は「〜にします」といった意味合いの助動詞の will です。
助動詞は、文字どおり動詞を助ける働きをする言葉で、「〜できる」という意味の can などと同じで、I can swim. のように助動詞の後には動詞の原形(もとの形)がきます。ですから、to make のように to(不定詞)をつけてはだめです。


次に、make は「〜を…にする」という意味の使役動詞で、「〜を(人)」に当たる目的語がきます。
ここでは「あなたを」なので、皆さんご存じの you, your, you の3番目の目的格である you(あなたを)が入ります。
your は、your name のように「あなたの」という意味の所有格ですからこれは文法的な誤り。


最後に、little happier ですが、a little のように a をつけて初めて「少し」という意味になります。
little だけだと「ほとんど〜ない」という否定の意味になります。
たとえば、
I have a little money.(少しお金がある) 
I have little money.(ほとんどお金がない)
というふうに a のあるなしでまったく意味が変わります。


このような貧しい英語力も、先日書いたように「責任は日本の英語教育に」あります。
なんのために中高大学と最低でも6年間、長いと10年間も学校で英語を教えているのでしょう。受験のための英語で役立たないような教育ならいっそやめてしまえばいいです。時間と労力と費用の無駄遣いです。
もっと身につき、役立つ英語教育に転換しなければ、2020年から小学校で英語が正規教科になったとしても、ただ単に学年を下げるだけで終わってしまいます。


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向かい風に向かって

2017.03.10日

"When everything seems to be going against you, remember that the airplane takes off against the wind, not with it."
--Henry Ford – 1863-1947, Industrialist
「何もかもうまくいかないときには思い出すといい。飛行機が離陸するのは向かい風に向かってであって、追い風に乗ってではないということを」
--ヘンリー・フォード、実業家
(訳 舟田譲二)


今、大きな問題にぶつかっています。
というか、これまでの人生を振り返ってみて、問題のなかったときなんかない、と言っても過言ではありません。だからある意味、「いつものように」と言ったほうが適切かもしれません。
私のような平凡な人生を送ってきた人間ですらそうなんですから、おそらくだれでも似たり寄ったりでしょう。


ヘンリー・フォードはこれをうまく表現しています。
「飛行機が離陸するのは向かい風に向かってだ」と。
向かい風はだれにとっても好ましくないもの、できれば避けたいものです。人はみんな「順風満帆」を望みます。
「隣の芝生は青く見える」もので、人を見ているとあの人は恵まれている、と思いやすいです。
でも、決してそんなことはありません。


飛行機は真正面から強い風を受けているとき揚力が最大となり、離陸しやすくなります。
同様に、「困難な場所から離陸する」のは、向かい風が強くて前に進めないようなさ中です。
順風満帆の中では飛び立つことはできません。


皆さんはいかがですか?
なにか問題を抱えていらっしゃいますか?
決して簡単なことではありませんが、大きい問題に直面していたら感謝しましょう。
なぜならここから奇跡的と思えるような方法で飛び立つことができるからです。
振り返ってみるとこれまでの人生がそうであったように。


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学院長、カッコいい!

2017.03.09日

スマホのハンズフリー、ブルートゥースヘッドセット。
遅まきながら少し前から生徒のバス送迎中に使い始めました。

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(上はイメージ写真。モデルは私ではありません)


昨日、迎えに行った小5のHちゃん、私を見るなり
「学院長、カッコいい!」
と言ってくれるのかと思いきや、彼女の口から出た言葉は意外や意外、
「学院長、それ補聴器ですか?」
「えっ?...」


確かに、小学5年生の子にとってはブルートゥースなんて別世界。親が使っていなければ知ってるわけないです。
でも、補聴器とは、トホホホ...。そんなふうに見られているのか。
「運転中にスマホで電話に出たりかけたりしてハンドルから手を離さずに通話できるんだよ」と説明すると、Hちゃん
「えーっ、すごいですね!そんなことできるんですか!?」


そう、時代の変化のスピードは本当にすごいです。
そのうち、さらにどんどん進化して、こんなヘッドセットを耳にかけなくても、スマホを持っていなくてもいつでもどこでも、好きなところに電話をかけたり、応答したりすることができるようになるのでしょう。
その頃には、私もおじいさん。本物の補聴器をつけているのか。あるいは補聴器もその頃にはなくなっているのかも。
ついこの前まで「学院長、カッコいい!」と言われていたのですが、「学院長、時代遅れ!」と言われるのももはや時間の問題。


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これで視界良好!

2017.03.08日

昨日は急に寒くなり冬に逆戻りしたような感じでした。
寒風吹きすさぶ中、前から先延ばしにしていた愛車のワイパーブレードの交換に取りかかりました。
これまで何度もやっているので「勝手知ったる...」と思いきや、いつもとちょっと違います。


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身体が冷えてきたのでワイパーをアームから取り外して家の中で続きをすることにしました。
しかし中々思うようにいきません。
ようやく気づきました。
いつものと違う!
ホームセンターで買うとき、ふたつのタイプがあってどちらにしようかと一瞬迷ったのですが、「パワー撥水」の言葉に惹かれて敢えて値段の高い方にしたのですが、これはいつものように簡単に取り替えられるタイプのものではなく、ワイパーについている金属レールをそのまま使うもので、ゴムだけを替えるようになっています。古いゴムを取り外して新しいゴムに金属レールを取り付けようとしてもなかなかうまくいきません。


ふと気づくと、ブレードとゴムの長さが6センチも違います。
適合車種や年式を確かめましたが、ちゃんと合っています。
あわててメーカーに電話しました。
すると、戻ってきた返事は「汎用タイプなのでゴムをハサミで切ってください」。
ゴムを切ってようやく金属レールをはめ終るとなんとゴムの長さが足りない!
包装袋に書いてある交換方法をあとで見ると、「金属レールより約5mm長めに切ってください」とあります。「あちゃっ!」


運転席側のが終わって、もうこれで大丈夫、と高をくくって取りかかった助手席側もまたまた四苦八苦。ゴムで悪戦苦闘した両手は真っ黒に。
作業を終えるのになんと1時間近くもかかり、忙しい中予定がすっかり狂ってしまいました。
DIY(Do It Yourself −自分でやろう)が好きでなんでも自分でやる私ですが、今回ばかりはちょっと懲りました。


原因を探ってみると、交換方法の説明をよく読まずに勘に頼って自分の思い込みでやろうとしたこと。
ここではたと気づきました。
そうか、勉強で苦労している生徒たちも同じじゃないか。
教科書やワークの説明をきちんと読まないし、先生の授業もよく聞かずに自分流でやろうとする。これではできなくて当たり前。なんでもルールがあるのです。
この痛い経験を活かさない手はありません。今後の生徒指導にも、そして自分自身の将来のためにも。
「転んでもタダでは起き上がりません」


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良いコミュニケーションの秘訣

2017.03.07日

「コミュニケーション」の大切さが指摘されるようになってずいぶんたちました。
みんなコミュニケーションが重要なことはよくわかっているのですが、一般に日本人は下手なように思われます。
コミュニケーションは日本語に直すと「意思疎通」で、お互いに忌憚(きたん)なく心の中に思っていることを相手に伝え、理解し合い、争い事などを避け、より良い人間関係を築くためのものです。


哲学者・エピクテトスの有名な言葉にこのようなものがあります。
「神は人間にひとつの舌と、ふたつの耳を与えた。しゃべることの2倍多く聞けということだ」
これは実に真理をついており言い得て妙です。
さらに言うならば、人間には目もふたつ与えられています。これはすなわち、お互いに相手の目をふたつの目でしっかり見て、コミュニケーションを取りなさい、ということでもあるでしょう。


昔、英会話を教えていた方で、ある大手の商事会社を定年退職して家にいながらご自分の趣味をいろいろやっていらっしゃる方がいました。
家に呼ばれて行ったことがあるのですが、奥さんとふたり暮らし、そして犬がいました。
気がつくと、ご主人も奥さんもふたりとも笑顔で犬とはよく会話されるのですが、ご夫婦の間ではまったく会話がないのです。
なにか言いたいことがあると、お互いに犬を通じて相手に伝達していらっしゃるような感じでした。
日本人の高齢者の夫婦間によく見られるコミュニケーションがうまくできていない典型的なケースです。


私たち夫婦もすでに高齢者の仲間入りをしていますが、よくこれだけ話すことがあるものだと思うほど、日々のニュースのことから私たちの信仰のこと、仕事のこと、仕事に関わる人たちのこと、知人・友人・親族のこと等々、どんな話題でも顔を合わせている間はネタが途切れることはありません。
もちろん行き違うこともありますが、そのようなときにはお互いに素直に謝ります。
エピクテトスのアドバイスに従って、話す2倍の時間をかけて相手の言うことに耳を傾け、そして相手の目をしっかりと見つめながら。
高齢者特有の、相手は言ったことを忘れて同じことを何度も言い、こちらもそれを忘れてしまっているので何度も聴くという面もあるようですが(笑)。


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楽しい時はあっという間に過ぎる!

2017.03.06日

"Nothing limits achievement like small thinking; nothing expands possibilities like unleashed imagination."
--William Arthur Ward – 1921-1994, Writer
「小さな思考ほど可能性を制限するものはない。一方、自由な想像力ほど可能性を拡げるものはない」
--ウィリアム・アーサー・ウォード、著作家
(訳 舟田譲二)


Facebookつながりで3年前に初めてお会いした田中さんご一家(「最高の一日」)のお宅に、今帰国中の長男の直人夫婦と共に昨日お食事にお招きいただきました。
この3年間、ご家族皆さんと何度も親しくお交わりさせていただいていて、なんだかもう家族のような感じです。


奥様の元美さんとお嬢さんのひかりさんの手作りのすごいご馳走をいただきました。どれもこれも美味しいプロのフルコースに舌鼓を打ちました。


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食事をいただきながらみんなの共通の関心事である聖書や信仰の話、カウンセリング、心理学から英語、アメリカの学校、文化や政治の話等々、話題は尽きることなく大いに盛り上がりました。


直人夫婦もご長男の晴也(はるや)さん、ご次男の恵嗣さん、ご長女のひかりさんとアメリカや国内で何度も会っており、私も皆さんと何度もお会いしていて、不思議なつながりに目に見ない糸で結ばれているとしか言いようがありません。
ひかりさんが、「舟田先生がおっしゃっている「ひも理論」ですね」と。皆さん、私のブログをいつも読んでいて、よく覚えてくださっています。
過去のブログ記事に何度も皆さん登場していただいていて、それらを振り返ってみんなで懐かしく写真を見ながら思い出をたどりました。


ブログの検索機能を使うと、私の過去の記事が一瞬に出てくるので、「まるでドラえもんの秘密のポッケのようですね」と大笑い。


田中さんご一家は昔、神戸の塩屋に住んでいらっしゃったとのこと。ここは、家内と私が通っていた神学校のあるところで、二人の出会いの場。共通の友人や知人もたくさんいます。


また、恵嗣さんがこの夏留学されるアメリカの大学は、8年前に次男の正人が留学していたところ。


話をしていると、みんなそれぞれ大変なところも通ってきています。
しかし、その都度不思議なようにして道が開かれ、今日に至っています。
その時にはわかりませんでしたが、「自由な想像力」が可能性を次々と拡げてきてくれました。
ということは、これからの一人ひとりの人生においても同様のことが当てはまると言わざるを得ません。
「小さな思考ほど可能性を制限するものはない。一方、自由な想像力ほど可能性を拡げるものはない」


あっという間の楽しい4時間でした。
最後に皆さんお一人おひとりの祝福をお祈りしてお別れしました。


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ひとりを大切に

2017.03.05日

つい1か月ほど前、急に奥歯が痛み始め、いつものかかりつけの歯医者さんに行ってきました。
この歯医者さんについては6年ほど前に記事にして書いたことがあります(「真心のこもったサービス」)。
この間、何度もこの先生に診ていただいていますが、行くたびに先生始めスタッフの皆さんの心のこもったサービスには頭の下がる思いをしています。
一昨日、歯の詰め物が取れてまた行き、感動を新たにしました。


先生に診ていただくまで隣の診察台で待っているとき、事前に診てくださった看護師さんがとても気さくに声をかけてくださいました。
「受験生の方々の合格発表も先日あって、先生もようやくひと息ついていらっしゃるところですね」
「ええ、ありがとうございます。でも来週からは新年度の授業が始まりまた忙しくなります」
他愛のない会話なのですが、このように先生始めスタッフの皆さんが患者さん一人ひとりに心をかけて話しかけてくださるところがこの歯科医院の素晴らしいところです。


治療が終わって医院を出るときには、先生が受付のカウンターまで出てきてくださって、笑顔で
「どうぞお大事に」
と言ってお辞儀し、私がドアを開けて外に出るまで見送ってくださり、「ありがとうございました」と言って会釈する私にまた丁寧に頭を下げてくださいました。
一人ひとりの患者さんにこのような心のこもった接し方をしてくださいます。
先生がこのような方ですから、スタッフの方々も皆さんいつも笑顔で患者さんに接してくださいます。


ある時など、患者さんが治療を受けている間、待合室で看護師さんのひとりが患者さんの小さなお子さんのお世話までしてくださっていました。
昔、ある内科医では待合室で子どもが泣きぐずったとき、看護師さんは怖い顔をしてお母さんに「ほかの患者さんにご迷惑ですから、お子さんは連れて来ないでください」と言って、心底驚かされました。そして、私はその後二度とその医院には行かなくなりました。


ですから、この歯医者さんのような方が私は大好きで、医者に限らずレストランやほかのどのような業種のお店でもいったん気に入ると絶対に浮気せずに忠実にそこに通いますし、知り合いの方々にもお薦めします。


昔、中1の夏休みに友達に紹介されて体験に来た生徒がいました。
勉強が嫌いで、サッカーばかりやっていた少年でした。
しかし、アカデミーに来て塾が大好きになり、勉強が面白くなって学力がどんどん上がって志望校を毎年アップして入塾当初より志望校を2ランク上げて、地元のトップ校に進学しました。
高校時代も通ってくれて、大学入学と同時にアカデミーで講師として働いてくれるようになりました。生徒思いで、大学の4年間とても献身的に働き、生徒たちの信望も厚い先生でした。卒業後も1年継続して働いてくれて、その後約200倍の倍率を勝ち抜いて大きな企業に就職しました。
そこに3年間勤務していましたが、昔働いていたアカデミーが忘れられず、そこを依願退職して来月からアカデミーに正社員として入社してくれることになりました。
昨夜は遅くまで打ち合わせをしていましたが、やはり転職の動機になったのは、「ひとりを大切に」のうちの経営理念でした。
とても頼もしい助っ人が来てくれることになり、私たちはみんな心強いことこの上なしです。


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もっとも大切なのは理念

2017.03.04日

"Focus on where you’re going and you’ll know what steps to take. Focus on the steps you’re taking and you won’t know where you’re going."
--Simon Sinek – Author
「自分がどこに向かって進むか、そこに焦点を合わせなさい。そうすればどんな道筋を歩めばよいかわかります。自分が歩む道筋に焦点を合わせなさい。そうすればどこに向かって進むかわからなくなります」
--サイモン・シネック、著作家
(訳 舟田譲二)


サイモン・シネックのTEDの動画を下に載せますが、その再生回数はなんと1700万回以上。
回数ではピコ太郎にははるか及びませんが、その中身・クオリティの違いは歴然です。


サイモン・シネックによると、ひとはWHY(なぜ)に共感し、行動するとのこと。
企業でいえば経営理念に当たる部分です。


すなわち、CMや広告を見ていると、多くの企業がWHATから伝えていますが、一番大切なWHYが欠けています。
1. WHAT→こんな製品を作りました
2. HOW→こんなふうに使うことができます
3. ぜひお試しください


しかし、成功を収めている人物や企業にはWHY(理念)があります。
1. WHY→なぜを実現するために
2. HOW→どのようにして
3. WHAT→何を作ったか


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マーチン・ルーサー・キング牧師は、人種差別をなくすために立ち上がったひとりの黒人です。
演説家はキング牧師だけではありませんでしたが、人々はなぜこのキング牧師だけに従ったのか。
それは、人種差別をなくすための方法(WHAT、HOW)ではなく、自分自身の夢(WHY)を語ったからです。


多くの演説家は「私にはプランがある」(WHAT)と語りますが、
キング牧師は、「私には夢がる」(WHY)と語りました。
事前に何の告知もしていなかったのに25万人以上の人々が集まりました。
なぜ、何のために、誰のために集まったのか?
キング牧師のために集まったのではありません。
自分のため、自分の信じることのために集まったのです。
なぜならその25万人の内の25%は白人だったからです。


それではサイモン・シネックのスーパープレゼンに耳を傾けてください。
わかりやすい英語で語っていますが、字幕スーパーをつけて見ることもできます。
この教えはビジネスのみならず、教育から子育て、人間関係など、およそ人の日々の生活から人生に至るまで、すべての分野に適用できる教えです。


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時代の流れに飲みこまれないように

2017.03.03日

NHKの連続テレビ小説『べっぴんさん』もあと1か月を切り、最終章に入りました。
昨日まで1970年の大阪万博当時の日本を描いていました。
大学生だった私も家族や友人たちと一緒に何度か足を運びました。当時の思い出がよみがえってきます。あれからもう47年も経つのですね。


面白いと思うのは、万博のシーンが実写版のニュースで映し出されると、人々が身に着けている服装だけでなく、身体のスタイルや顔つきまでが現代の日本人と違うということです。
また、ニュースの中で語っているアナウンサーの声や話し方もまったく異なっています。それはドラマのシーンによく出てくる、昭和天皇による終戦の詔書のラジオ放送の音声のような響きを感じさせます。
昨日のシーンでは、エイス社長の栄輔が「21世紀の子どもたち」というショーを演出します。
ここに登場するのはもちろん現代の子どもたち。するとやはりごく普通の21世紀の現代っ子の顔をしています。そしてドラマの中で時代の寵児だった栄輔も、現代の若者で、47年前の若者とはまったく違います。当たり前のことですが(笑)。


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コンパニオンに抜擢されたのは、おそらく流行の最先端の人たちだったのでしょうが、今ではなんか時代遅れで、ちょっと日本人じゃないようにすら思われます。
そして、この人たちも今や70歳前後。若かった私もそうなのですからごくごく当たり前のこと。


時代の変遷を感じるとともに、私たち人間はひとりの例外もなく確実に老いて(円熟して)いき、次の世代の人たちにバトンタッチをする。そして、それが数えきれないほどの世代、脈々と繰り返されて現在に至っていると肌身で感じます。


私が小学生の頃当たり前だった白熱灯は徐々に蛍光灯に変わっていき、それが今やLEDにどんどん取って代わっていっています。
出始めた当時、画期的だったブラウン管白黒テレビは、今や薄型の壁掛け50インチ大画面、映像も信じられないぐらい美しい4K。
初代新幹線0系はとっくに姿を消し、もうすぐリニア新幹線の時代になります。


ヒトもモノもどんどん変わっていきます。
しかし、永遠に変わらないものがあります。
私たちはそこに目を注がないと、めまぐるしい時代の流れに飲みこまれて、自分を見失ってしまいます。


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本物の幸せとは

2017.03.02日

"Happiness cannot be traveled to, owned, earned, or worn. It is the spiritual experience of living every minute with love, grace and gratitude."
--Denis Waitley – Author and Speaker
「幸せとは、旅行で得られるものではない。また所有できるものでもなければ、獲得するものでもなく、身につけることのできるものでもない。幸せとは、愛と恵みと感謝に秒々刻々生きる霊的な経験である」
--デニス・ウェイトレー、著作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


ある方からの今年の年賀状に「クルーズにハマっています」とありました。
クルーズにハマることができるって何て幸せな人なんだろう、と思いました。
確かにこの世の基準から言えばそうでしょう。そして、この方は本当に恵まれた生活をしていらっしゃり、お幸せな方です。


しかし、逆に経済的に大変で毎日生活に追われている人や、親の介護や、自らの健康のことで思い悩んだり苦しんだりしている人、将来の生活に対して不安を抱いている人などは、一見「幸せ」からかけ離れているように思われます。
そして、実際のところこのような生活の中で「不幸」をなめつくしている方もいらっしゃいます。


しかし、同じような大変な中にいながらも「不幸」と感じず、置かれている状況をありのまま受け入れ「愛と恵みと感謝」で受け止めている人もいるのです。
そして、これこそが状況に左右されない本物の幸せなのです。
旅行や持ち物、所得、ファッションなどで人は本当に幸せになることはできません。


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夢を現実にする潜在意識を活性化する

2017.03.01日

"The more you see yourself as what you’d like to become, and act as if what you want is already there, the more you’ll activate those dormant forces that will collaborate to transform your dream into reality."
--Wayne Dyer – 1940-2015, Author and Speaker
「自分がなりたい姿をありありと心に描き、あたかもその夢を達成したかのように振る舞っているなら、夢を現実にする潜在意識を活性化できる可能性がより一層高まる」
--ウェイン・ダイアー、著作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


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ウェイン・ダイアーのことは、これまでこのブログでも何度か取り上げたことがありますが、彼はいわゆる「引き寄せの法則」(このブログページの左上コーナーにある【エントリー検索】に「ウェイン・ダイアー」「引き寄せの法則」を入力すると過去の記事が出てきます)の提唱者です。


「自分がなりたい姿をありありと心に描き、あたかもその夢を達成したかのように振る舞う」ことをあなたはこれまでにやったことがありますか?
そして、その結果「夢を現実化させた」経験がありますか?


これを信じるか信じないかはもちろん自由です。信じない人もたくさんいます。でも、信じて彼が上で述べていることを実践するなら、それが果たして真実かどうかを自分で確かめることができます。信じないなら、本当かどうか確かめようがありません。ですから、やってみて損をすることはありません。


私自身は、これまでの人生で同じような経験をいくつもしてきている(過去の記事でそのうちのいくつかをシェアしています)ので、これが本当だと信じています。
そして、実際に同様の経験をした人が古今東西、数えきれないほどいることも事実です。
嘘だ、と言う人もきっと大勢いるでしょうが、自分が経験したことがないから嘘だ、というのは論理的に矛盾しています。
それはちょうど神の存在を信じるか、信じないのと似ています。
無神論を信じるのは自由ですが、神の存在を否定することは、存在を証明することと同様に不可能です。できることは演繹的・帰納的に、また経験的に可能性を探ることだけです。


いずれにせよ、心に描いている夢(願望)がなにかあるなら、ウェイン・ダイアーが言うように「自分がなりたい姿をありありと心に描き、あたかもその夢を達成したかのように振る舞ってみて」、それが果たして「夢を現実化させる」ことができるかどうか、試してみることです。


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ゲノムを読んで人間を作る方法

2017.02.28日

秘密も病気も美もすべてが書かれたゲノム、それは人間を作り上げるのに必要なひとそろいの遺伝的手順書です。科学者であり起業家であるリッカルド・サバティーニが、今や小さなバイアル瓶の中の血液から複雑なゲノムの暗号を解読して身長、目の色、年齢、容貌まで予想できることを示します。ゲノムについての理解によってやがてガンのような病気に対する個別化医療が可能になるとサバティーニは言います。我々は生命そのものを変える力を手にしたのです。それをどのように使いましょう?


ゲノムの第一人者、リッカルド・サバティーニがTEDで熱く語ります。



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小さな親切

2017.02.27日

"No act of kindness is too small. The gift of kindness may start as a small ripple that over time can turn into a tidal wave affecting the lives of many."
--Kevin Heath
「親切な行為で小さすぎるものなんて一つもない。親切のギフトは小さなさざ波で始まるかもしれない。しかし、やがてそれは多くの人の人生に影響を与える津波となる」
--ケビン・ヒース
(訳 舟田譲二)


小さなさざ波から大きな津波に!
親切な行為は初めたとえどんなに小さく見えても、それはどんどん大きくなっていって、大勢の人の人生を変えるほどの力を帯びていきます。
考えてみたら、人類の歴史はまさにこの人の無私の親切行為の積み重ねです。


ロシアの文豪トルストイが書いた『靴屋のマルチン』は世界中の数え切れないほど大勢の人々に感動を与え、小さな親切を促してきました。


マルチンはとても信仰厚い人でした。
クリスマスが近づいたある夜、マルチンは夢の中 でイエス様の声を聞きました。
「マルチン、マルチン、明日あなたの家に行くよ」 
次の日、マルチンは仕事をしながら窓から外の様子を気にしていましたがイエ ス・キリストはいっこうに現れません。


そのかわり、窓から雪かきをしている老人が寒そうにしているのが見えました。マルチンは老人を家に招いて暖かいお茶をご馳走しました。
次に赤ちゃんを抱いた貧しそうな母親が通りました。マルチンは寒そうにしているお母さんに温かい食事を食べさせ、ショールとお金をあげました。
次に通りすがりにおばあさんのかごからリンゴを取ろうとしている少年を見て、マルチンは急いで外に出て、少年と一緒におばあさんに謝りました。


イエスさまが来るとおっしゃったのは、ただの夢だったか、とマルチンはがっかりしました。
その時、イエス・キリストが現れ、「今日、あなたのところに行ったのがわかったか」と言い、雪かきの老人、貧しい母子、通りすがりのおばあさんと少年の姿に変わりました。


「はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである」
(マタイ25:40)


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私は残りの人生、毎日何をしたいのだろうか?

2017.02.26日

"Look yourself in the mirror and ask yourself, what do I want to do everyday for the rest of my life … Do that."
--Gary Vaynerchuk – Entrepreneur
「自分を鏡に映してよく見て、自問しなさい。『私は残りの人生、毎日何をしたいのだろうか?』と。そして、その答えを行動に移しなさい」
--ゲイリー・ヴェイナチャック、アントレプレナー
(訳 舟田譲二)


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私たちはとかく時の流れに流されがちです。あまり深く考えずに、一日一日を送っています。
そして、あっという間に一週間たち、一か月、一年がたってしまいます。
振り返ってみて、自分はこの一年、何をやっていたのだろう、このままでいいのだろうか、とふと不安になったりするものです。


どのような人生を送っても、それが自分の一生。
同じ生きるなら、悔いのない一生を送りたいものです。
そのために必要なこと、それは「自分が心底からやりたい」と思っていることを、今ここで立ち止まってよく考えること。そして、それを早速今日から実行することです。
でないと、人生の終末を迎えるとき、「ああ、自分の一生はなんだったのか。これで良かったのだろうか」と後悔することになります。


ゲイリー・ヴェイナチャックはユダヤ系ロシア人で、ソ連崩壊後家族はアメリカに移住しました。そして一間のアパートに家族9人で暮らし、屋台でレモネードを売る仕事をしたりしていました。おそらくこのような経験から上のような言葉が生まれたのでしょう。


冒頭で、
"Look yourself in the mirror and ask yourself,..."
とヴェイナチャックが言っています。
この表現はけっこうよく使われるようですが、私にはちょっと違和感のある文章です。私だったら"Look at yourself in the mirror..."と言います。
おそらく、
"Look at yourself in the mirror..."
(鏡に映った自分を見なさい)

"Look yourself in the eye..."
(自分の目をよく見なさい)
を合体させて新しく造語したのではないかと思います。
したがって、意味もその両方を含めて冒頭のような
「自分を鏡に映してよく見て、自問しなさい」
としました。でも、ひょっとしたら英語の誤用かもしれません。
ついでに、冒頭のeverydayは「毎日の」という形容詞で、everyday activities「毎日の活動」のように使い、普段使う「毎日」はevery day(I run every day.)と書いて使い分けるのでこれは明らかな誤用です。アメリカ人ですらよく間違えるので要注意です。


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幸運の女神には前髪しかない!?

2017.02.25日

"Life gives us choices…you either grab on with both hands and just go for it, or you sit on the sidelines."
--Christine Feehan – Writer
「人生は選択だ。両手でつかんでやってみるか、それとも座ってただ眺めているか」
--クリスティーン・フィーハン
(訳 舟田譲二)


人生は一瞬一瞬、つねに私たちの選択にかかっています。
ほとんどの人はこのことに関して無意識で、ただ流されるままに生きています。
でも、意識している人は、その一瞬一瞬のチャンスをものにしています。なぜなら、それが自らの選択だということを知っているからです。ですから、可能性にかけて両手でそのチャンスをつかみ、試してみるのです。
でも、それを選択だと意識していない人は、ただ座って眺めているだけで、目の前をチャンスが素通りしていきます。


ギリシャ神話には概念の異なるふたりの 「時の神」が存在しました。計ることのできる、流れる 「時間」 を意味する「クロノス」(Chronos) と、一瞬の「時」を意味する「カイロス」(Kairos)です。
カイロスは、頭にひとつかみの前髪だけが生えていて、肩とかかとに翼を持っています。
一瞬にして目の前を走り抜ける「カイロス」 を捕まえるには前髪をつかむしかありません。通り過ぎた後を追いかけても、後ろ髪がないので捕まえられません。すなわち、「チャンス」を失うことになるわけです。


同じ時代、同じ場所にいても、そのチャンスをものにしたのはごく一部の人で、その他の大多数の人たちはチャンスの存在すら気づいていないということです。
チャンスをものにするのは、環境にもよりますが、結局のところ本人の意思です。


あなたの目の前にもこの瞬間、素晴らしいチャンスが訪れています。
今、両手を伸ばしてつかまないとチャンスはスルリと手から抜け、あとから追いかけて捕えようとしても、後ろ髪のない「はげの女神」は笑いながら逃げていきます。


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成長の度合いに差がある

2017.02.23日

昨日は朝早く目覚めたので久しぶりにウォーキングに出かけました。
気温は2.8度でしたが、日差しが暖かくさすがに3月がもうすぐそこだと肌で感じました。
1か月前、桜のつぼみは目に見えないほど小さかったのに、昨日はずいぶんふくらんできていてました。


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このウォーキングコースの桜は4月になると見事な美しい花をつけ、私のお気に入りのところです。
下の写真は2年前の4月に甥が来たときに一緒に撮ったものです(「孫とのツーショット」)。


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昨日、歩いていて新たに気づいたこと。
当たり前と言えばごくごく当たり前のことですが、つぼみがついているのがほとんどわからないほどのものから結構ふくらんでいるものまで本当にさまざまです。
早く咲き始めるものもあれば、遅咲きのものまで、これもかなりの時間的開きがあります。
これを見ていて思いました。
私たち人間も同じじゃないか、と。


早咲きの人もいれば遅咲きの人もいる。
それなのに私たちはとかくみんなに同じ成長の度合いを求める。
だから遅咲きの人を見ると、アスペルガーとかなんとか「学習障害」「発達障害」といったレッテルを貼って、無意識のうちに異常扱いしてしまう。
親がこの罠に陥ることは大きな問題です。多くの親は自分の子どもに平均を、というかどちらかと言えば早咲きを無意識のうちに求めてしまいます。


でも考えてみれば、桜の花がそうであるように、いや、人間の場合は桜よりもっともっと一人ひとりに個性があり、成長の度合いにも差があります。
みんな一緒くたにされて、違いを認めれらないことは本人にとっては非常に辛いこと、大きなストレスになります。
それはあたかもピンクの象のようなものです(「あなたはピンクの象ですか?」)。


朝はあんなに暖かかったのに、夕方から急に冷え始め、夜は寒いぐらいでした。
今のこの時期、三寒四温どころか、「一寒一温」の日替わりメニューです。寝るときに掛ける布団も羽毛から肌かけまで毎晩日替わり。
毎日同じように見える「日」や「桜」にすら個性があり、それを認めるのならば、一人ひとりの個性においておやです。


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学びは一生続けるもの

2017.02.22日

昨日の読売新聞23面に、開成・柳沢幸雄校長と厚切りジェイソンさんのスペシャル対談が載っていました。
とても興味深い記事で思わず引き込まれました。
その中に次のような箇所があり、特に目を引きました。


ジェイソン 日本で頭のいい人とは、いっぱいモノを覚えている人。でもそれは本当はどうでもよくて、それを使ってどう次、生かすのかまで行かないと。例えば全体が分かるような情報というのは、悪くないとは思うが、その後それをどう使うかが問題。これを読めば頭が良くなるということではないと思う。
柳沢 ジェイソンさんが言ったのは、日米の教育の違いかも。日本の場合は知識を広く与えていく。米国の場合は知識を深掘りする。抜けがたくさんあってもいいんですね。典型的なのは、米国では九九を教えないこと。
ジェイソン そう!教えない。わかんない。暗記する必要はないよ。
柳沢 今は電卓もあるし、いいじゃないかと。でも、九九をやらないと割り算の暗算が出来ない。米国の小学校では、「GUESS」(推測しろ)と教える。だいたいこのへんかなと。あとは電卓があるからやらなくていいよと。その抜けを埋めるのが大学。米国の大学のテキストは分厚い。経済学のテキストなら一番初めに微分の話から出てくる。日本では高校の数学で全部やっている。まんべんなく知識を入れて、そこから自分で組み立てて発言できるようにする日本と、最初にきちんと発言できるように育てて、それで自分が興味のあったところを埋めていく米国。その違いだと思う。


私の教えている小中学生たちに、アメリカでは九九がない、と言うとみんなびっくりします。
ある意味、日本の九九はとてもうまくできていて、便利なものです。
でも、本当に大切なのは、九九を使って暗算で素早く計算できることではなく、それで何ができるかということです。それは考える力、そしてそれを活用する力です。


昨日の記事、「勢いを維持させる方法」の中にも書きましたが、アメリカより一時帰国中の長男夫婦と一昨夜、アメリカの大学院での勉強のことについて話し合っていました。
長男も私も、小中高校とずっと勉強が大嫌いだったのですが、その理由のひとつが試験のための暗記中心の詰め込み教育だったことです。
アメリカの大学院では知識の詰め込みなどほとんどなく、上で厚切りジェイソンが言っているようにそれを使って次にどう生かすか、です。
ですから、ひとつのクラスで読むテキストの厚さは全部合わせると15センチかそれ以上になりますし、提出するレポートの量も半端ではありません。
長男は今、オンラインのクラスを取っていて、日本にいてもテキストを読み進め、レポートを書いて送信し、またオンラインでテストを受けたりしていますが、その勉強量たるや1日8時間といいます。
私などは手抜きで結構いい加減にやっていたのですが、長男は真面目に取り組んでいて、以前読ませてもらったレポートはとても緻密に書かれていて驚きました。
やり始めるととことん凝ってしまうので、嫁が時間や健康を管理してくれているそうです。
まさに二人三脚の学業です。
アメリカでは、このように結婚してからも大学院で学んでいる人たちが大勢います。
詰まるところ、学びとは一生続けるものなのです。


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勢いを維持させる方法

2017.02.21日

"One way to keep momentum going is to have constantly greater goals."
--Michael Korda - Writer
「勢いを維持させる方法のひとつは、さらに大きな目標をつねに持つことだ」
--マイケル・コルダ、作家
(訳 舟田譲二)


去る18日、19日の両日は3月から始まる新年度の学院説明会の日でした。
土曜日は日中お仕事をしていらっしゃるご父母の方が多く、日曜日に参加者が集中してしまいました。でもなんとか人数が溢れることなく、全席埋まって滞りなく実施することができ感謝でした。


冒頭の学院長挨拶のところで、アカデミーの売りである「勉強が楽しくなる秘訣」について話しました。
ちょうど1か月ほど前に書いた記事、「論より証拠」と、1年ほど前の記事、「勉強が好きになるには」の中に書いた内容をご父母の方々に話しました(興味のある方はご覧ください)。


神奈川県立高校の入試制度や今年度の入試問題の解説や傾向と対策なども副学院長のほうから話すことになっていましたので、数日前に書いた「持っているものはますます与えられる」の中に登場した中2のAさんとご両親も参加してくださっていました。


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(パワーポイントで入試制度を解説する副学院長)


説明会が終わると、ご両親が私のところにやって来ておっしゃいました。
「1年前、アカデミーに来るまでは勉強が嫌いでまったくしなかったのですが、今の娘の姿を見て本当に信じられません」
私は答えました。
「本当によく頑張っていらっしゃいます。将来はアメリカの大学院に留学して、120番目の新元素を発見し、大学で化学を教えたい、って言っておられますよ」
(この辺りのことは3日前の「褒めることよりも大切なこと」に詳しく書きました)


マイケル・コルダの今日の格言、
「勢いを維持させる方法のひとつは、さらに大きな目標をつねに持つことだ」
は、まさにこのAさんのことを言っています。
初めのうちはBe動詞もわからず涙を流していたのに、アメリカの高校に留学したいと言うようになり、次に今年の目標は英語で5を取ると言い、次にアメリカに留学して化学を勉強する、そして将来は化学者になって120番目の新元素を発見し、大学の先生になることと、目標をどんどん進化させ、具体的にイメージするようになってきています。
それが彼女が勢いを維持させている秘訣です。


そして、それもこれも、勉強を面白くさせ、とりこにさせること。すべてはこれにかかっています。
一昨日は、3か月の短期で帰国している長男夫婦がお嫁さんのご両親と一緒に平塚を訪問し、親しい交わりの時をもちました。長男夫婦は一泊して昨夜遅くにお嫁さんの実家に戻りました。
小中高校と勉強が大嫌いだった長男ですが、今はやはり勉強の面白さにハマっています。
私が最終的に学業を終えたのは34歳のときのこと。
アメリカに留学して早十数年経つ長男は奇しくも現在34歳ですが、まだ大学院で勉強中で卒業するのは4年先といいます。私をはるかに超えます。
やはり目標がどんどん大きくなり続けているのです。


これは勉強に限らず、どんなことにも当てはまります。
この秘訣がわかれば、「勢いを維持させる」ことはだれにでもできます。


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試練は人生を意味あるものにする

2017.02.20日

"Challenges make life interesting, however, overcoming them is what makes life meaningful."
--Mark Twain – 1835-1910, Writer
「試練は人生を面白くする。しかし、試練を乗り越えることは人生を意味あるものにする」
--マーク・トウェイン、作家
(訳 舟田譲二)


だれでも試練はできることなら避けたいものです。
しかし人生に試練はつきもので、だれも避けて通ることはできません。


試練の真っただ中を通っているときは苦しいし、嫌なものです。でも不思議なことに、試練はある意味人生を面白いものにしています。試練のない人生なんて、「クリー◯のないコーヒー」みたいで、平凡でつまらないことでしょう。


さらに試練を乗り越えて振り返ると、試練が自分を練り清めてさらに大きく、強くしてくれたことに気づきます。つまり、試練が人生を意味あるものにしてくれたということがわかるのです。
きっとそのような意味で、試練を通して私たちが成長することを神様は望んで、敢えて試練を与えてくださっているのでしょう。


少なくとも、試練に対する受け止め方・考え方を変えると、試練そのものが持つ意味も、また私たちに与える影響もすっかり変わってきます。


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源たれ

2017.02.19日

私の初恋は高校生のときでした。
私はチアリーダーのメンバの一員で、デイブはアメフト選手。私たちは出会ってすぐデートを始めました。
すぐに親密な仲になりました。まだティーンエージャーでしたが、これまで味わったことのない特別な感情を抱くようになりました。


数か月後、デイブは家族で旅行に出かけ、旅先から私に手紙を送ってきました。
母が届いた手紙を私に手渡してくれました。
デイブからの手紙だとわかると、私は舞い上がるような気持ちで自分の部屋に駆けていきました。
封筒から手紙を取り出すとドアを閉めました。床に座ってドアに背をもたれかかせ、デイブからの素敵なラブレターを読み始めました。
家族旅行の冒険をシェアしてくれ、そして私に会えなくてさびしいと言って、最後のところには「愛してる」とありました。
やったぁー!これまでだれも私に愛してるなんて言ってくれたことありません。
大ショックです。だれかが私を愛してくれてる!私は赤ん坊のように大泣きに泣きました。
嬉しさと悲しさが同時にやってきました。嬉しさというのは、だれかが私を愛してくれてると知ったから。悲しさというのは、これまでだれからも「愛してる」と言われたことがなかったから。


デイブと私は高校生の間、ずっと離れていられなくなりました。
3年生になった時、デイブは妹さんが別の高校に通っているひとりの友達と多くの時間を過ごすようになり、距離が開き始めました。
2週間ほどたったある日、突然、私に別れを告げて、その友達の妹と付き合い始めたのです。
予期さえしなかったことです。ふたりの関係がこのようにして終わり、私は自分は人から愛されるような人間じゃないんだと考えるようになりました。心の中に大きな穴がぽっかりとあきました。
この破局で味わった苦痛は決定的でした。もう二度とだれにもこのようなことを私にさせない、と私は心に決めました。このような思いが実は自分自身を傷つけているとは思いもよりませんでした。


このとき以来、私は次々といろいろな男性と付き合いました。でも、二度と傷つけられたくなかったので関係を断ち切るのはいつも私のほうでした。


恋愛関係が次から次へと壊れていく中で、私はメンターのボブ・プロクターにアドバイスを求めに行く決心をしました。ボブは成功について少なからず通じていたので、きっと私を助けてくれるに違いないと思ったのです。このとき私は20代で、将来もし家族を持ちたいならもっと長続きする関係を築くことを考えなければならないと思ったからです。


ボブと私は腰かけ、心を割って話し合いました。彼は私に大切な質問をしました。
「きみの理想的な人はどんな人?」
私は答えました。
「一緒にいて楽しい人で、心が広くて、楽天的で、よく笑う人で、家族を大切にし、ロマンチストで、信頼できる人で、正直で...」
私の理想像はどんどん続きました。


ボブは熱心に耳を傾けてくれました。そして次にとても大切な質問をしました。
「ペギー、きみ自身は自分がそのような人物だと思うかい?」
うーん...。私はちょっと考えなければなりませんでした。
そして、私は自分はそういう人間だと思い、そうだと答えました。
ボブは言いました。
「素晴らしい」
彼は続けて言いました。
「たとえどんなものであれ、人はだれでも自分と同じものを引き寄せるんだよ。人生で楽しさを求めるなら、自分自身が楽しい人になることだ。人に正直を求めるなら、自分が正直であること。人生で愛を求めるなら、愛のある人になる。ロマンスを求めるなら、自分がロマンチックな人になること」


ひと言で言えば、自分自身がその「源になれ」ということです。
自分が望むものが何であれ、望むそのものになること。


50代になった今、私は夫のデニスと満ち足りた幸せな結婚生活を送っています。決してデニスに私が求めるもの、たとえば「愛」「喜び」「楽しさ」「ロマンチック」「正直」などを彼に求めません。というのは、人生でこれらを体験するには、私自身がそのものでなければならないということを知っているからです。それは私の内から出てくるものでなければなりません。私たちの結婚はまるでマジックのようで、人の目にはものすごい「幸運」に映っていることでしょう。
でも、私たちが経験している愛や喜びは、私たちの選択にかかっています。その選択とは、私たちの願望の源です。


「自らその源たれ」というこの成功の原則はどんなことにも、そしてすべてのことに当てはまります。
もし、人生で成功したいと望むなら、人の成功の源となることです。
人生で繁栄を望むなら、人の繁栄の源になりなさい。
この方程式は、「源たれ」という3文字に集約されます。そしてこれは、あなたの人生を常により良くしていく可能性を秘めているのです。


ペギー・マッコール


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ペギー・マッコールはニューヨークタイムズ紙の12冊のベストセラーの著者。
ネット上で無料のモーニング・マネー・クラスを提供している。毎日、3〜5分のショートメッセージをビデオで届けてくれます。ご希望される方は次のサイトから登録してください。http://peggymccoll.com/go/morning-money-classes/

(訳 舟田譲二)


(自ら「源たれ」というのは素晴らしいメッセージです。これは人生で成功する秘訣です。
私もときどきこのサイトを見ますが、毎回教えられることがたくさんあります。ペギーはかなり早口の英語で語りますが、リスニングのいい練習にもなりますよ)


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褒めることよりも大切なこと

2017.02.18日

"Taking an interest in what others are thinking and doing is often a much more powerful form of encouragement than praise."
--Robert Martin - Author
「人が考えたり行なったりしていることに関心を持つことは、褒めることよりもはるかに強力な励ましとなる」
--ロバート・マーチン、著作家
(訳 舟田譲二)


人を褒めることはとても大切です。いつも他人の言うことすることにケチをつけ、けなしてばかりいる人がときどきいます。
でも、人はけなされたり、ケチをつけられるとやる気をなくすものです。
親の子どもに対する接し方や、教師の生徒に対する、また上司や雇い主の部下に対する接し方などを見ればよくわかります。


しかし、「人が考えたり行なったりしていることに関心を持つこと」は、案外多くの人に見過ごされているのではないでしょうか。
ロバート・マーチンが言っているように、人に純粋な関心を持つことは、単に褒めることよりもはるかにその人にとって大きな意味を持つものです。


「へぇ〜、そうなんだ」
「ふ〜ん。それで?」
「そしたらどうなったの?」
のような相づちや質問は、その人に関心を持っていることを表し、それはすぐに伝わります。
そして、さらに会話ははずんで、相手の人はどんどん話を続けます。
むしろ表面的な褒め言葉はそれほどありがたく感じられず、会話はすぐに止まってしまいます。


先日、「持っているものはますます与えられる」の中に登場したAさん、最近は毎日塾に顔を出してニコニコしながら話が止まりません。
曰く、
「アメリカの大学に留学して化学を勉強したいんです。今、元素は118発見されているんだけど、私は120番目の新元素を発見するのが夢なんです。そして、将来は大学で化学を教える先生になりたいです」
私はちょっと茶々を入れました。
「そうなの...。先生は文系の人間であまり化学には興味がないんだ。元素なんて、なんか無機質で情緒がないような気がするよ」
これに対する彼女の答えは、
「え〜?なんで、なんで?この壁のクロスも、柱も、床も目に見えるものはみんな元素から成り立っているんですよ。一つひとつがそれぞれの特徴を持っていて、その特徴を生かしてこういうものになってるんです。それを思ったら、もうどれもこれも可愛くて可愛くて仕方がない」
「そう言えば、腸内細菌を研究している人が言ってたけど、自分の腸の中にいる細菌が可愛くて、花子とか一つひとつ細菌に名前をつけているんだって。それとおんなじだね」
「はっはっははは...」


こんな感じで会話はいつまでも続きます。
おそらくAさんは自分の考えていることを人に言いたくて仕方ないのでしょう。
あなたのすぐ近くにもそんな人がいませんか?


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褒めることよりも大切なこと

2017.02.18日

"Taking an interest in what others are thinking and doing is often a much more powerful form of encouragement than praise."
--Robert Martin - Author
「人が考えたり行なったりしていることに関心を持つことは、褒めることよりもはるかに強力な励ましとなる」
--ロバート・マーチン、著作家
(訳 舟田譲二)


人を褒めることはとても大切です。いつも他人の言うことすることにケチをつけ、けなしてばかりいる人がときどきいます。
でも、人はけなされたり、ケチをつけられるとやる気をなくすものです。
親の子どもに対する接し方や、教師の生徒に対する、また上司や雇い主の部下に対する接し方などを見ればよくわかります。


しかし、「人が考えたり行なったりしていることに関心を持つこと」は、案外多くの人に見過ごされているのではないでしょうか。
ロバート・マーチンが言っているように、人に純粋な関心を持つことは、単に褒めることよりもはるかにその人にとって大きな意味を持つものです。


「へぇ〜、そうなんだ」
「ふ〜ん。それで?」
「そしたらどうなったの?」
のような相づちや質問は、その人に関心を持っていることを表し、それはすぐに伝わります。
そして、さらに会話ははずんで、相手の人はどんどん話を続けます。
むしろ表面的な褒め言葉はそれほどありがたく感じられず、会話はすぐに止まってしまいます。


先日、「持っているものはますます与えられる」の中に登場したAさん、最近は毎日塾に顔を出してニコニコしながら話が止まりません。
曰く、
「アメリカの大学に留学して化学を勉強したいんです。今、元素は118発見されているんだけど、私は120番目の新元素を発見するのが夢なんです。そして、将来は大学で化学を教える先生になりたいです」
私はちょっと茶々を入れました。
「そうなの...。先生は文系の人間であまり化学には興味がないんだ。元素なんて、なんか無機質で情緒がないような気がするよ」
これに対する彼女の答えは、
「え〜?なんで、なんで?この壁のクロスも、柱も、床も目に見えるものはみんな元素から成り立っているんですよ。一つひとつがそれぞれの特徴を持っていて、その特徴を生かしてこういうものになってるんです。それを思ったら、もうどれもこれも可愛くて可愛くて仕方がない」
「そう言えば、腸内細菌を研究している人が言ってたけど、自分の腸の中にいる細菌が可愛くて、花子とか一つひとつ細菌に名前をつけているんだって。それとおんなじだね」
「はっはっははは...」


こんな感じで会話はいつまでも続きます。
おそらくAさんは自分の考えていることを人に言いたくて仕方ないのでしょう。
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今日の日差しを楽しむ

2017.02.17日

一昨日のこと。ひとりの小学6年生の子と話していたら、「現世は地獄だ」と言うではありませんか。
まるで悟りを得たお坊さんのようなことを言うのでびっくりしました。
話をしていくと、彼は彼なりにこの世で生きていくのにいろいろと苦労し、将来を案じているのです。
でも、私は言いました。
「人生、だれでも辛いことや悲しいこと、大変なことはあるよ。
でも、そんな面ばかり見ていたら、せっかくの人生が台無しになるじゃない。先生は、いつでもいい面を見るようにしているから、大変なことがあってもいつでも幸せだと思ってるし、地獄だなんて考えたこともないよ」


ウィリアム・フェザー(1889-1981)というアメリカの著作家が次のように言っています。
"Some people are making such thorough preparation for rainy days that they aren’t enjoying today’s sunshine."
「雨の日の備えにあまりにも一生懸命になっていて、今日の日差しを楽しんでいない人がいる」

(訳 舟田譲二)


「雨の日の備え」は確かに大切です。
「備えあれば憂いなし」と言うように、普段から台風や地震の備えがあれば、いざという時安心です。
しかし、同時に、あるいはそれ以上に大切な「今日の日差し」を楽しむことを忘れたり、おろそかにしたら、それこそ本末転倒です。


今日与えられている「日差し」、すなわち恵みや喜び、楽しみ、幸せ、仕事、健康、家族、友人等々を享受、感謝するのを忘れて、将来のことを心配したり、不安に思っていたりしたら、それこそ人生を台無しにしてしまいます。
実際、そのような生き方をしている人がたくさんいます。


だれの人生にも「雨の日」や「嵐の日」は必ずあります。
でも、どんな人の人生でも、「雨の日」「嵐の日」ばかりで、「晴れの日」がないということは絶対にありません。
5年前に書いた記事「晴れのち嵐のち晴れ」のごとく、だれの人生にも「晴れ」も「雨」も「嵐」もあります。
ならば「晴れ」のときには、その「晴れ」の日を、「日差し」を精一杯楽しまないと。


ウィリアム・フェザーはまた、「人生を楽しんでいる人に失敗者はいない」という名言も残しています。
皆さん、人生を楽しみましょう。


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人類の未来は日本にかかっている

2017.02.16日
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ひと昔前(40年も前!)に大流行した「ノストラダムスの予言」ならぬ、「アインシュタインの予言」というのがあります。下にご紹介します。


近代日本の発達ほど、世界を驚かしたものはない。
この驚異的な発展には、他の国と異なる何ものかがなくてはならない。
果たせるかなこの国の、三千年の歴史がそれであった。
この長い歴史を通して、一系の天皇をいただいているということが、今日の日本をあらせしめたのである。
私はこのような尊い国が、世界に一カ所位なくてはならないと考えていた。
なぜならば世界の未来は進むだけ進み、その間幾度か戦いは繰り返されて、最後には戦いに疲れる時がくる。
その時人類はまことの平和を求めて、世界的な盟主を挙げねばならない。
この世界の盟主なるものは、武力や金力ではなく、凡ゆる国の歴史を抜き越えた、最も古くまた尊い家柄ではなくてはならぬ。
世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。
それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。
吾々は神に感謝する、吾々に日本という尊い国を、作って置いてくれたことを。


これは、今村均(1886-1968)陸軍大将が1956年に記した『祖国愛』の中に紹介されているもので、その後も何人かの人によって同文が引用されています。
今村大将は、聖書を愛読していた人格者で、自分の部下が一人として戦犯として裁かれることを望まず、自らがすべての責任を負って刑罰を受けました。
マッカーサーは今村のことを、
「日本に来て以来、初めて真の武士道に触れた思いがした」
と述べたそうです。
今日でもインドネシアでは多くの人に語り継がれ愛されている人物で、日本に好感を持っている人が多いのは今村大将によるところが大きいそうです。
誠実な人ですから、嘘を言っているとは思えませんし、どこかで話がこんがらがって上の言葉をアインシュタインの予言として紹介したのかもしれません。
もしも本当にアインシュタインがこのようなことを言っていたらすごいことです。でも、真偽のほどは分かりませんが、どうも別人が言ったことのようです。


実際にアインシュタインが語った予言は次のようなものです。
「第二次世界大戦では原子爆弾が兵器として利用されましたが、第三次世界大戦が起こったら、どのような兵器が使われると思いますか?」
というインタビューを受けたアインシュタインが
「第三次世界大戦についてはわかりませんが、第四次大戦ならわかります。石と棍棒でしょう」
と答えたといいます。第三次世界大戦は全面核戦争になるため、世界文明の崩壊は必至で、人類は原始の時代に戻るということです。


平和主義者、反戦論者だったアインシュタインらしい機知に富んだ警告の「予言」です。
この予言が実現しないためにも、平和国家日本の果たすべき役割はとても大きく、為政者が道を誤らないことを切に祈るものです。と同時に、その為政者を選び、意見を反映させる私たち国民の責任もとても大きいです。


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戦争か平和か

2017.02.15日

我々人類はつねに戦争の危機に直面しています。
世界の指導者に戦争を避け、平和を模索する知恵を求めるものです。


ジョン・F・ケネディ(第35代米国大統領)が残した名言に次のようなものがあります。
When written in Chinese, the word “crisis” is composed of two characters -- one represents danger and one represents opportunity.
中国語で「危機」という言葉を書くと、二つの漢字からできている。ひとつは「危険」でもうひとつは「機会」である。


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最近急に人々の注目を集め始めてきたのは、昨日の記事「最高の暮らしと最低の生活」にも書いた、民族間、宗教間を始め、政治信条や価値観の違いなどから生まれるテロ事件とその報復の連鎖、日本国内でも活発化してきているヘイトスピーチなどです。
これに対する決定的な打開策というのはそう簡単には見つかりません。
しかし、第三次世界大戦を引き起こし得るキューバ危機を土壇場で回避させることに成功したケネディ元大統領の冒頭の言葉は私たちに希望の光を見せてくれます。


私たちはとかく現在の「危険」な状態ばかりに目をやりがちで、ついつい悲観的になってしまいます。
でもケネディが言っているように、この「危機」には同時に「機会」も含まれていることを見落としてはなりません。
悲観的になって諦めてしまったり、あるいは感情的になったりしていると、すぐそばにある「機会」に気づくことさえできません。


ケネディはまた次のようにも言っています。

いかなる犠牲、いかなる危険を伴おうとも、すべての危険の中で最も大きな危険は、何もしないということである。

人類は戦争を絶滅させなければならない。さもないと戦争が人類を絶滅させるだろう。


私たちが現在直面しているこの大きな問題の陰には必ず機会もあります。それを見つけて、地球人が一致団結してこの問題解決に向けて行動を取らなければ、本当に戦争によって私たちは絶滅させられることでしょう。


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戦争か平和か

2017.02.15日

我々人類はつねに戦争の危機に直面しています。
世界の指導者に戦争を避け、平和を模索する知恵を求めるものです。


ジョン・F・ケネディ(第35代米国大統領)が残した名言に次のようなものがあります。
When written in Chinese, the word “crisis” is composed of two characters -- one represents danger and one represents opportunity.
中国語で「危機」という言葉を書くと、二つの漢字からできている。ひとつは「危険」でもうひとつは「機会」である。


kenedy.jpg


最近急に人々の注目を集め始めてきたのは、昨日の記事「最高の暮らしと最低の生活」にも書いた、民族間、宗教間を始め、政治信条や価値観の違いなどから生まれるテロ事件とその報復の連鎖、日本国内でも活発化してきているヘイトスピーチなどです。
これに対する決定的な打開策というのはそう簡単には見つかりません。
しかし、第三次世界大戦を引き起こし得るキューバ危機を土壇場で回避させることに成功したケネディ元大統領の冒頭の言葉は私たちに希望の光を見せてくれます。


私たちはとかく現在の「危険」な状態ばかりに目をやりがちで、ついつい悲観的になってしまいます。
でもケネディが言っているように、この「危機」には同時に「機会」も含まれていることを見落としてはなりません。
悲観的になって諦めてしまったり、あるいは感情的になったりしていると、すぐそばにある「機会」に気づくことさえできません。


ケネディはまた次のようにも言っています。

いかなる犠牲、いかなる危険を伴おうとも、すべての危険の中で最も大きな危険は、何もしないということである。

人類は戦争を絶滅させなければならない。さもないと戦争が人類を絶滅させるだろう。


私たちが現在直面しているこの大きな問題の陰には必ず機会もあります。それを見つけて、地球人が一致団結してこの問題解決に向けて行動を取らなければ、本当に戦争によって私たちは絶滅させられることでしょう。


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持っているものはますます与えられる

2017.02.14日

中2のAさん。
1年少し前に入塾してきました。
自信がなく、顔も上げず、言葉も交わさず、目も合わせません。
英語に関してはBe動詞もわからず、単語もほとんど書けませんでした。
あまりにもできなくて、最初の頃はときどき目に涙を浮かべてさえいました。


約半年後の去年の夏期講習の最後に行った全県学力テストの頃には、英語はかなりできるようになってきていました。
Be動詞どころか、一般動詞との区別もつき、疑問文も否定文も一般動詞の不規則動詞も覚え、実力が着実についてきました。
英語の学力テストの結果が戻ってきて、案の定ものすごくできていました。
褒めたところ、突然泣き始めました。
感動して泣いたのかと思いきや、なんと自分が期待していた結果ではなかったと言って悔し泣きしていたのです。
でも、学校の成績は4になり、塾での様子はとても明るくなって先生やほかの生徒たちとも笑いながら大声で話すようになってきました。


最近話していたら、自分は英語に命をかける、なんとしても学校の成績を5にする、と宣言しました。
ところが、昨夜は私に英語ではなく理科のプリントを要求するのです。それも学年末試験が間近であるにもかかわらず、試験対策のプリントではなく、まだ1年先の中3生の入試予想問題をやると言います。
「えっ、英語に命をかけるんじゃなかったの?」と私。
「英語を頑張ってやってると頭が疲れてくるので、頭を休めるのに理科をやりたいんです」
「頭を休めるのに入試の問題?」
「理科は大好きなので、塾で中3の理科の教科書を借りて読んだり、ネットで調べたりしているので理科のことはたいがいわかります。この前やった県模試の過去問では偏差値64が出ました。高校の物理や化学も簡単なものならできます」
そこで、理科の入試予想問題をあげてやらせたところ、すぐに解き終わって82点という高得点。
疲れた頭を休めて楽しみながらやって82点。


ほとんどの女子生徒が理科は苦手、しかも生物や地学分野は好きな子もいますが、物理や化学は一番嫌われている分野です。
なぜAさんは理科がこんなにできるのか。
答えは自分でも言っているように、「理科が大好き」だからです。
好きなものは自ら進んでどんどんやるので、ますますできるようになる。
「持っているものはますます与えられる」という聖書の中に教えられている真理です。


だれでもそうですが、苦手な教科はできる限り避けて通りたい。だから、あまり勉強しない。そうすると、「持っていない者は、持っているものまで取られてしまう」のです。
ということは、何ごともやらないでいるとどんどんできなくなる。
ぎゃくに、できないことでもやっているとどんどんできるようになってきて、面白くなり、ますます好きになる。好きになるともっとやるので、さらにできるようになる。


これは勉強に限らず、人生のおよそあらゆる面において通じることです。


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借りを返す

2017.02.13日

"The only people with whom you should try to get even are those who have helped you."
--John E. Southard - Author
「借りを返すことを考えるべき唯一の相手は、あなたを助けてくれた人だ」
--ジョン・E・サウザード、著作家
(訳 舟田譲二)


「借りを返す」とは、もともと「借りていたものを返却する」という意味ですが、そこから転じて、「相手に復讐する、自分が受けた損失や屈辱と同等のものを相手に味合わせる」「恨みのある相手に仕返しをする」という意味で一般によく使われます。
しかし同時に、「以前良くしてもらった相手のためになることをする」「恩返しする ・ 恩に報いる」という良い意味でも使います。


ここで、ジョン・E・サウザードが言わんとしているのは、英語の get even 「仕返しをする」という言葉を「恩を返す」という意味に置き換えて、聴き手の不意を突くように「借りを返すのは、仕返しではなくあなたを助けてくれた人に恩を返しなさい」と言っているのです。じつにうまい言い方です。


英語のことわざに
Forgiveness is the best revenge.
赦しは最大の復讐。
というのがあります。


憎しみを持ち続けていると、それは相手よりも自分を苦しめ、傷つけることになります。それこそ相手の思う壺です。
古今東西、多くの小説や映画、テレビドラマのテーマは復讐です。
でも復讐することによって得るものはありません。失うものばかりです。


ですから、借りを返すのは復讐ではなく、自分に良くしてくれた人に恩を返すのが一番なのです。


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成功の鍵は「◯◯臭い」?

2017.02.12日

人生の成功の鍵のキーワードは「◯◯臭い」だ、と言ったら、皆さんはこの◯◯の中に何を入れますか?
まさか、「足が臭い」と言う人は一人もいないでしょう。
そう、当たり!
「面倒臭い」です。
もちろん、厳密に言うと、成功の鍵は「面倒臭がらない」ですが。


中には面倒臭がらずにどんなことでもコツコツ頑張れる人もいますが、ほとんどの人は面倒臭がります。


ひらがなで書こうとする生徒に「漢字で書きなさい」と言うと、「面倒臭い」と言います。
宿題をやってこない生徒にその理由を尋ねると、決まって「面倒臭い」と答えます。


私は中学1年になった時、希望に胸をふくらませてテニス部に仮入部しました。
とてもカッコ良く見えたのです。
ところが、くる日もくる日も球拾いばかり。
ラケットに触ることもできません。
顧問の先生が言いました。
「夏休みは毎日練習で休みなし。水泳は禁止」
これを聞いて私はすぐにやめました。
「面倒臭い」と思ったからです。
でも、どんなスポーツや楽器も、基礎練習という「面倒臭い」ところを通らずしてものにできることなどあり得ません。


天才の代名詞のように言われるかのアインシュタインは次のように言っています。
「私は頭が良いわけではない。
ただ人よりも長い時間、問題と向き合うようにしているだけである」


アインシュタインですらそうであれば、私たちはなおさらです。
もしアインシュタインが「面倒臭い」と言って、途中で諦めていたら、相対性理論は生まれませんでした。


テニス部に入って連日の球拾いで飽きてしまった面倒臭がりの私ですが、英語の勉強だけは面倒臭くありませんでした。
その理由が何だったのか考えてみました。
まず第1に英語が好きだったから。
次に、将来、英語が自由に使えるようになりたいという目標があったからです。


私にとって英語は、ほかの教科のように勉強しなければならないもの、テストのために無理やり暗記しなければならないものではなく、英語はある意味「恋人」のような存在でした。
一緒にいるだけで楽しい、声を聞いているだけでワクワクする、そんな感じでした。
ですから、レコードが擦り切れるほど毎日聞くのも苦痛ではありませんでしたし、レコードに録音されているアメリカ人と同じ発音ができるまで練習することもまったく面倒臭くありませんでした。


一般の人が面倒臭いと言うようなこれらの基礎練習を積み重ねたお陰で英語ができるようになり、さらにアメリカに留学して7年間も学ぶことができたました。
そして、英語が私の生涯の仕事となりました。


私は子どもの頃、夢見た俳優になりませんでした。また、高校生の頃希望した弁護士にも、大学生の頃願っていたように商社マンにも、大学教授にも、また大会社の社長にもなりませんでした(「夢の実現」)。
世間的にはいわゆる「成功者」ではありません。
でも、アインシュタインの
「もし自分のしていることが大好きなら、あなたは成功しているのです」 (「成功≠幸福」) 
という言葉のように、人と比較する必要もなく、私は本当に幸せな成功者だと思っています。


とどのつまり、成功の秘訣とはみんなが「面倒臭い」と言うようなことを面倒臭がらずにコツコツ続けることです。
そしてそのためには、自分のやりたいことにぞっこん惚れ込むことです。


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氷山の一角

2017.02.11日

"It’s the tip of the iceberg."
「氷山の一角」


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表面に現れている事柄は好ましくない物事の全体のほんの一部分であることのたとえです。


昨日、新聞に折り込まれていた「じもとの事件簿」(新聞に載らない事件 平塚市内版)。
先月の1日から末日まで市内で起きたさまざまな事件が日ごとに列挙されています。
見ると、事件の起きていない日がないほどほぼ毎日、それも1日に数件単位で起きています。
その大半は、「自転車盗」「オートバイ盗」「空き巣」「車上ねらい」といった比較的小さい事件です。
発生状況を見ると、「駐輪場に施錠していて盗まれた」「家の窓ガラスが割られて金品が盗まれた」「敷地内に施錠して駐車中、窓ガラスが割られて車内に置いてあった鞄から財布が盗まれた」「敷地内に駐車してあった車からバッテリーが盗まれた」等々です。
発生時間は早朝から昼間、夕方、夜間と、いつでも起こっています。
発生場所は市内全域です。
これでは防ぎようがありません。
比較的大きな事件のない、静かな平凡な、安全と思われる街ですらこうです。


先月は振り込め詐欺が報告されていませんでしたが、いつもは数件載っています。
現に、警察署からの防犯情報として、「百貨店店員を装う詐欺が増えています。あなたのキャッシュカードが不正に利用されていることがわかったので、新しいキャッシュカードに変更してください。古いキャッシャカードを取りに伺いますなどの電話があり、キャッシュカードをだまし取りに来る」「市役所や金融機関等の職員を装い、医療費や保険料の還付金があると告げ、ATMでお金をだまし取る手口の還付金詐欺が発生している」等々、この「事件簿」に書いてあります。


3年半ほど前、当時としては走りだった還付金詐欺の電話がうちにもかかってきたことがあります。
妻があと一歩でひっかかるところでしたが、私が気づいてぶじ事なきを得ました。この時の彼らの手口を一部始終書いた記事が「昨日のびっくりとは… 必見!」にありますので、ぜひご参考にして未然に防いでください。


上の事件簿を見ていると、これは計画的、組織的な犯罪の一部という臭いがします。
単に自転車が欲しかったから盗んだ、というのではなく、犯罪グループが存在していて大量に盗み、窃盗品をネットで売ったり、あるいは海外に転売したりしているように思われます。


最初は小さいことから始まり、そのうちだんだん大きくなっていく。それが罪の性質です。
子どもたちが「嘘つきは泥棒の始まり」とよく言いますが、まさにそのとおりです。罪は怖いです。
さらにこれらはほんの氷山の一角です。
どの街でも、報告されていない事件はまだまだたくさんあります。
皆さん、くれぐれもご注意ください!


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脳に十分な栄養がいっていますか?

2017.02.10日

私たちの身体を作っているのは食事です。
健康に必要な栄養素はすべてこの地球上にあります。
食事から摂れない栄養素、たとえばビタミンDは太陽の光を浴びることによって得られます。
実にうまくできています。


人間の脳の重さは身体全体のわずか2%ほどなのですが、脳が消費するエネルギーはなんと20%にもなります。
つまり、脳は身体のほかのどの部分よりもたくさんの栄養を必要としているのです。
ところが、ほとんどの人がこのことに無頓着で、身体にも脳にも十分な栄養を摂っていません。


まず、朝目覚めたとき、頭がボケーッとしていますが、これは脳が栄養失調状態にあるからです。
ですから朝食が何よりも大切なのですが、朝食抜きの人や、食べてもトーストとコーヒーのような栄養が十分に摂れない朝食をとっている人がとても多いのです。
実際のところ、朝食をしっかりと食べている生徒は食べていない生徒よりも格段に成績がいいという実験結果も出ているほどです。


yasaibalance.jpg


とくに日本の伝統的な朝食、ご飯と納豆と味噌汁と魚、卵などは脳に必要な栄養素をふんだんに含んでいます。
長時間頭を使う仕事をしたり、勉強したりすると、脳内のレシチンが大量に消費されます。
これが不足すると、集中力も記憶力も低下します。
このレシチンを補給するのが大豆なのです。
魚、とくにマグロやブリ、サバ、サンマ、イワシなどの背中の青い魚にはDHAが豊富に含まれています。
このDHAは脳内の神経細胞から出ている突起状のシナプスを作る細胞膜の材料となっていて、DHAを摂ることによって神経細胞間の情報伝達が活発になり、脳の働きがよくなります。


日本の土壌は火山灰土で野菜や果物、水などに含まれるカルシウム分が少ないので、カルシウム不足になりがちです。
そこへもってきて、ハンバーガーやフライドポテトのようなファーストフードを食べ、そしてコーラなどの炭酸飲料をたくさん飲み、スナック菓子を食べているとますますカルシウムが不足するようになります。
カルシウム不足は精神が落ち着かなくなり、イライラしたり、キレやすくなったりします。
さらに記憶力低下を引き起こします。


牛・豚・鶏肉、カキ、魚介類などはビタミンB12を豊富に含んでいます。
ビタミンB12が欠乏している人は成績が極端に低く、これらの生徒に6か月間ビタミンB12を補給したところ、成績が正常値まで伸びたといいます。


ビタミンCも同様で、幼稚園児から大学生まで2つのグループに分け、ビタミンCが十分に摂れる食事を与えるグループと不足する食事を与えるグループで実験したところ、知能指数で大きな差が出たそうです。


あなたは脳に十分な栄養がいっていますか?
栄養が不足していては頭の回転が上がりません。
バランスの取れた食事、とくに朝食をしっかり摂るように心がけましょう。
これだけでも大きな差が出てきます。
十分な栄養が摂れない人にはサプリメントがお薦めです。


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脳に十分な栄養がいっていますか?

2017.02.10日

私たちの身体を作っているのは食事です。
健康に必要な栄養素はすべてこの地球上にあります。
食事から摂れない栄養素、たとえばビタミンDは太陽の光を浴びることによって得られます。
実にうまくできています。


人間の脳の重さは身体全体のわずか2%ほどなのですが、脳が消費するエネルギーはなんと20%にもなります。
つまり、脳は身体のほかのどの部分よりもたくさんの栄養を必要としているのです。
ところが、ほとんどの人がこのことに無頓着で、身体にも脳にも十分な栄養を摂っていません。


まず、朝目覚めたとき、頭がボケーッとしていますが、これは脳が栄養失調状態にあるからです。
ですから朝食が何よりも大切なのですが、朝食抜きの人や、食べてもトーストとコーヒーのような栄養が十分に摂れない朝食をとっている人がとても多いのです。
実際のところ、朝食をしっかりと食べている生徒は食べていない生徒よりも格段に成績がいいという実験結果も出ているほどです。


yasaibalance.jpg


とくに日本の伝統的な朝食、ご飯と納豆と味噌汁と魚、卵などは脳に必要な栄養素をふんだんに含んでいます。
長時間頭を使う仕事をしたり、勉強したりすると、脳内のレシチンが大量に消費されます。
これが不足すると、集中力も記憶力も低下します。
このレシチンを補給するのが大豆なのです。
魚、とくにマグロやブリ、サバ、サンマ、イワシなどの背中の青い魚にはDHAが豊富に含まれています。
このDHAは脳内の神経細胞から出ている突起状のシナプスを作る細胞膜の材料となっていて、DHAを摂ることによって神経細胞間の情報伝達が活発になり、脳の働きがよくなります。


日本の土壌は火山灰土で野菜や果物、水などに含まれるカルシウム分が少ないので、カルシウム不足になりがちです。
そこへもってきて、ハンバーガーやフライドポテトのようなファーストフードを食べ、そしてコーラなどの炭酸飲料をたくさん飲み、スナック菓子を食べているとますますカルシウムが不足するようになります。
カルシウム不足は精神が落ち着かなくなり、イライラしたり、キレやすくなったりします。
さらに記憶力低下を引き起こします。


牛・豚・鶏肉、カキ、魚介類などはビタミンB12を豊富に含んでいます。
ビタミンB12が欠乏している人は成績が極端に低く、これらの生徒に6か月間ビタミンB12を補給したところ、成績が正常値まで伸びたといいます。


ビタミンCも同様で、幼稚園児から大学生まで2つのグループに分け、ビタミンCが十分に摂れる食事を与えるグループと不足する食事を与えるグループで実験したところ、知能指数で大きな差が出たそうです。


あなたは脳に十分な栄養がいっていますか?
栄養が不足していては頭の回転が上がりません。
バランスの取れた食事、とくに朝食をしっかり摂るように心がけましょう。
これだけでも大きな差が出てきます。
十分な栄養が摂れない人にはサプリメントがお薦めです。


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意志あらば道通ず

2017.02.09日

志村けんといえば、言わずと知れた日本を代表するお笑いタレント。
私と同い年なのですが、マルチの才能を持ち、今でも私なんかよりはるかに精力的に働き、稼ぎまくっています。


デビュー当時のことをよく覚えていますが、ドリフターズの舞台番組にチョイ役で出してもらっていましたが、舞台の端から端まで走り回って、下手なギャグを言いまくるのですがまったくウケず、仲間からも聴衆からも半分バカにされていました。
その彼が、なんと最後にはドリフターズで一番の人気者になり、さらに一番息の長い、稼ぎ頭の芸人となりました。


Wikipediaによると、ドリフに弟子入りすることを決めた志村けんは、「1968年2月にいかりや長介の家へ直接押しかけ、雪の降る中、いかりや本人が夜中に帰ってくるまで12時間ほど待ち続けた。1週間後にいかりやから弟子入りを認められ、ドリフの付き人となった」そうです。
これを読んでいて、ちょうど同じ頃、アメリカ留学中の私が就業許可をもらうまで必死で移民局のボスに喰らいついていった姿を思い出しました(「成功とはあきらめないこと」)。


昨日「究極のリサイクル」という記事を書いていて、志村けんが芸人を目指すきっかけとなったエピソードを2年少し前に書いたのを思い出し、読み返してみました。
今日は、その記事を下に再録させていただきます。
メッセージは「意志あらば道通ず」です。


現代はエコブームで、何でもリサイクル。
でも何と300年近くも前、アイルランドの作家、スウィフトが『ガリバー旅行記』の中に書いた空に浮かぶ島ラピュタの中にその原型があるのです。
この物語の中に、人間の排泄物を再び元の食物に還元しようという究極のリサイクルのシーンが出てきます。学者たちが大真面目で、それこそ糞まみれになって研究しているのです。
すみません。汚い話になってしまって。


この物語はもちろん作り物なのでただ笑い飛ばして終わりなのですが、実際に私たちがよく知っている人で自分の排泄物(う◯こ)を食べ物に変えた人がいます。
それは1980年代に大ヒットして、日本全国で子どもから大人までがそのものまねをしたぐらいのバラエティ番組『志村けんのだいじょうぶだぁ』に登場していた「変なおじさん」こと志村けんです。
コントの中で、変なおじさんが、最後に決まって言うセリフが「だっふんだー!」でした。(私は見ていませんでしたが...汗)
これを漢字で書くと「脱糞だ」。(そういう意味が込められていたかどうかはわかりません)


志村けんがどうして、この下ネタを食べ物に変えたかというと、実は小学1年生の時、運動会の徒競走で「よーい、ドンっ!」の瞬間にみんなの前でう◯こをたれてしまったのです。
みんなから笑われました。この時、本人は恥ずかしくて泣いたそうです。そしてその後も「ウンコもらし」というあだ名で呼ばれていました。
しかし、志村はこれをバネにし、逆にお笑いで人々を笑わせて一生食べていこうと決心することになるのです。志村けんは、まさにラピュタ島の物語に登場する学者のように排泄物を生涯の糧(食べ物)に変えるという究極のリサイクルに成功したわけです。


hennaojisan.jpg


普通このような経験をすると、もう生きていけなくなる人だっています。
しかし、このみんなから笑われた経験の「う◯こ」を生涯食べていけるお笑い芸人にリサイクルしところが本当にすごいです。


恥ずかしい経験や辛い経験、悲しい経験など人間だれしも必ず一つや二つ、いやきっとそれ以上あるでしょうが、考え方を変えるとそれすら益に変えることだってできるのです。
私たちも志村けんに倣って物事を肯定的にとらえ、変えていけるようになりたいものです。
「意志あらば道通ず」です。


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究極のリサイクル

2017.02.08日

私が発案(?)した究極のリサイクルは、鼻をかんだティッシュペーパーを水で洗って再利用するというもの。
「えっ!?」
と思われるでしょうが、本当にできるのです。


IMG_0335.JPG


皆さんおなじみのティッシュ。
この5色のボックスからひとつ色を選んでください。
皆さんの目の前でビニールのラッピングを破って、選んだボックスを出します。
ティッシュ取り出し口の部分を切り取って2枚のティッシュを引き出し、その1枚で鼻をかみます。
いえ、冗談。これはちょっと汚いので、鼻はかまずに2枚のティッシュを2つのグラスの上にそれぞれかぶせ、口を輪ゴムで留めます。
皆さんにどちらかひとつを選んでもらいます。
そして、イチニノサンで同時にそれぞれのティッシュの上に手をかざし、ハンドパワーを送ります。
その後、別のグラスに入れた水をティッシュの上に注ぎます。
すると、皆さんのティッシュはすぐに破れて、水がグラスの中に落ちます。
しかし、私がハンドパワーを送った方のティッシュは水を注いでも破れず、ティッシュの上に水がたまります。
ですから、鼻をかんだ後でもそのティッシュを水で洗って再利用できるというわけです。


これはもちろん冗談ですが、私の考えたオリジナルマジックです。これまでいろいろなところで何度もやってきましたが、いまだにタネを見破られたことはありません。


さて、今日の本題は本物の究極リサイクル。
昨夜、中3生に教えていた入試予想問題の中の長文読解問題にとてもおもしろいストーリーがあったのです。
それは、象や牛など動物の糞(フン)をリサイクルして紙を作るというものです。
カナダのある会社がそれを発明し、商品化しました。今や世界の多くの国で売られています。
名前はそのものずばり、プープーペーパー(私も子どもの頃、うんちのことをプープーと呼んでいました)。
糞は洗浄して煮沸されているので、もちろん臭わず清潔です。
象の1個の糞から大きな紙25枚を作ることができ、それで10冊のノートが作れます。この紙は本にも使われています。
これで森林伐採を減らし、地球温暖化からも守ることができる、という究極のエコです。


読んでいて、これは実話に違いない思い、ネット検索したところ案の定ちゃんと載っていました。

Friendsforever_Poop_and_toilet_paper_roll_print_9buz.jpg

英語でよく"Think outside the box."(箱の外で考えよ)と言いますが、これは既成概念(箱)に捕らわれず想像力を働かせて、まったく新しいアイデアを生み出せ、という意味です。
これからの時代、このような柔軟な考え方が世界を変えていくことでしょう。


昨夜教えていた生徒のうちのひとりの子が、自分の部屋の机の上には、これまでやってきた入試予想問題や過去問などが積み上げられていて、それが50センチほどの高さになっているそうです。
ちょうど1週間後の受験を前にどんどん自信を深めてきています。
将来の世界を担う受験生、みんなガンバレ!


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いじめの問題

2017.02.07日

先週の木曜日に「日本人はなぜ英語が下手なのか」という記事を書いたところ、多くの人からコメントをいただきました。
この中で引用したTBS系列で放映されている『好きか嫌いか言う時間』というディベートバラエティ番組で、昨夜は「いじめ」の問題が取り扱われました。
中高校生や現役の学校教師、箱根駅伝3連覇の青山学院・原監督などが本音でいじめについて討論していました。


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(これは動画ではありません)


去る1月28日にアカデミー学院では中学3年生を対象に受験の際の面接練習をしたのですが(「将来の夢」)、そのときひとりの生徒に中学校で頑張ったことについて尋ねたところ急に涙を流し、学校で殴る・蹴るなどのいじめを受けていると言い始めました。
この子のいじめについては本人からこれまでに何度も聞いていましたし、学校の担任にも話していると言うのですが、一向に改善されていないようで、話を聞いていてとても心が痛みました。


そう言う私自身、中学生の頃陰湿ないじめを受けた経験があり、他人ごとではありませんでした。
以下は、今から5年ほど前に書いた記事、「心が痛むいじめの問題」から一部抜粋した再録で、私自身の辛い経験を綴ったものです。今、読み直してみて、当時のことがありありと甦ってき、涙が出てきます。
いじめの問題に対してひとりでも多くの人の意識が高まり、なんらかの対策を講じるひとつのきっかけになれば幸いです。


実は私も、中学1年の時、執拗ないじめに悩まされ、死にたいと思ったことがありました。
小学校の卒業式の翌日にまったく知らないところに引っ越してきました。
新しい中学での生活が始まり、周りに友達がひとりもいなくて寂しい思いをしていたら、近所に住む同じクラスの二人の男の子が声をかけてくれました。それからあっという間に彼らと親しくなり、毎日遊ぶようになりました。


ある日、そのうちのひとりが私について変な噂を流し始めたようです。
「街からやってきた舟田は大会社の社長の息子で大金持ち。家には自家用の飛行機もあるらしい」云々。
周りの子たちから異様な目で見られるようになり、その噂を打ち消すのにひと苦労しました。
そうこうしているうちに、その生徒が悪い仲間と一緒になって、私に対するいじめを始めるようになりました。
「舟田、掃除さぼるなよ」
「いや、さぼっていない。ちゃんとやっているじゃないか」
「だれもお前がさぼってるなんて言ってないだろ。さぼるなって言ってるだけだ」
次第にいじめはエスカレートしていきました。事あるごとにいちゃもんをつけて、責め立ててきました。
来る日も来る日もいじめられ、もう毎日が憂鬱で、学校に行くのが苦痛になりました。
クラスの他の生徒たちはそれを見ていて見ぬふり。
しかし、ある日、隣の席に座っていたひとりのおとなしい子が味方になってくれ、気にする必要はないよ、と声をかけてくれました。
これがどれほどありがたかったことか。


その後、両親にいじめられていることを泣きながら伝えました。
それを聞いた父が立ち上がってくれました。
「その子の家に行って、お前が自分の口で、これ以上いじめないでくれ、と言いなさい。自分は口ははさまないけど、通りの角でお前たちが話しているところを見ていて、もし何かあったら助けに行くから」と言ってくれました。
そこで勇気を持って、その子の家に行き、このいじめの問題で自分はとても苦しい思いをしている、もうこれ以上続けないでくれ、とはっきりと言うことができました。
近くに立っている父の姿が目に入って、彼も少し恐れたのか、それでいじめはピタリと止まりました。
ひとりで悩んでいなくて良かったと心底思いました。


しかし、その後も別の子に電車のホームの裏に連れて行かれ殴られそうになったり、修学旅行の時にも別のクラスの子の部屋に呼び出されて数人に取り囲まれ、暴行を受けそうになったことなどもありましたが、その都度、近くにいた誰かが助けてくれました。


(中略)


いじめは子どもの間の問題だけではありません。
大人の社会においても、しかも庶民を守るべき立場にある警察官や市・県の職員、教師までもが弱い立場にいる女性や子どもに性的嫌がらせや暴行などの破廉恥行為をしているというのは、これこそまさにいじめそのものです。
学校関係者が隠蔽工作をするのもいじめ行為です。
しかも、世界の中でも例外というぐらい平和で安全な国と言われている日本国内でさえ、毎日のようにこのようないじめがあらゆるところで行われているのです。


しかし、このようなことは最近になって始まったことではなく、昔から常に起こっていました。
これはモラルの低下云々の問題ではなく、人間の心の内に潜む恐ろしい罪の性質のゆえの犯罪行為です。
この根本的な問題を解決しない限り、懲戒免職や懲役刑などの重い実刑判決を課したとしても、決して後を絶つことはないでしょう。


私たち人間は、犯罪を犯す犯さないを問わず、ひとりの例外もなく、神様の前にはみんな罪人(つみびと)です。
この罪の問題の解決なしに、平和で安全な国、幸せな人生など築けるわけありません。
今、私たちが行っていることは、いわば砂上の楼閣作りのようなものです。
日本国民みんなが一度立ち止まって、自分の心の内を再点検し、問題解決のための糸口を真剣に探し求め話し合い、それを実際に行動に移さなければならない時が来ています。


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ひび割れつぼの話

2017.02.06日

とっても素敵なお話に巡り合いました。
FacebookフレンドのMasumi HughesさんがDaniel Matsushitaさんのタイムラインからシェアしてくださったものです。再シェアさせていただきます。


【ひび割れつぼの話】
インドのある水運び人は2つのつぼをもっていました。その2つを天秤棒の左右につけて肩にかけ、ご主人のために毎日水を運んでいました。片方のつぼには、ひび割れがあったので、いつも水が半分こぼれていました。もう片方のつぼは完璧で、自分は役目を十分果たしていると満足していました。


ひび割れつぼは、自分のひび割れを情けなく思い、いつもみじめな気持ちになりました。2年が経ち、ひび割れつぼは、とうとう水運び人に言いました。「私は自分が恥ずかしい。私にはひび割れがあって毎日水が半分こぼれ、あなたの役に半分しかたっていない。それがとても辛いんです」  
それを聞いて水運び人は、ひび割れつぼに優しく言いました。「今度歩く時に、道端の花をよく見てごらん」


そう言われて、次の日、ひび割れつぼは、毎日通る道に美しい花が咲いていることに気づきました。美しい花を見て、少し元気になった気がしましたが、ご主人の家に着いたときには、やはり水は半分しか残っていませんでした。


「やはり私は役に立たないつぼだ。ごめんなさい」
すると水運び人はこう言ったのです。
「気がつかなかったかい? 道端の花は君の側にしか咲いていなかっただろう。僕は君のひび割れを知ってから、君の通る道に花の種をまいておいたんだ。毎日そこを通るたびに君は種に水をやり、花を育ててきたんだよ。僕は毎日その花を切り、ご主人の食卓に飾ってきた。君のおかげでご主人は、きれいな花を眺めながら 食事を楽しむことができるんだよ」


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この話はいろいろなことを教えています。


私たちはとかく自分の欠けているところに目が行き、情けない気持ちになったり、申し訳なく思ったり、自分は役立たずだと自分を責めたりしてしまいやすいものです。
しかし、自分の気がつかないところで、私たちの「欠け」そのものが、ほかの人やものの役に立っていたりするのです。


上の話の中では、もう一方のつぼは完璧だったとあります。
「自分は役目を十分果たしていると満足していました」とあり、確かに水漏れもなく役割は完璧に果たしていたかもしれませんが、「満足していた」とあるように、ひょっとしたらそれは自己満足だったのかもしれません。


私たちから見て才色兼備で「完璧」に見える人がときどきいますが、そもそも完璧などと言える人はひとりとしていません。
むしろこの世の中は、一人ひとりみんな異なるギフト(賜物、才能、特徴)が与えられていて、それらに優劣をつけることなどできません。


私たちは与えられているそれぞれのギフトを最大限に活かすことによって、互いを助け合い、補い合って役割を果たし、社会全体として機能するようになっている、と私はいつも思うのです。
ですから、自己満足して高慢になることも間違っていれば、また自分の劣っている面を見て自己卑下することも同様に間違っています。


この物語を読みながら私はこんなことをを考えていました。


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ロシアより愛を込めて

2017.02.04日

"The mediocre teacher tells.
The good teacher explains.
The superior teacher demonstrates.
The great teacher inspires."

--William Arthur Ward
「平凡な教師はただしゃべる。
良い教師は解説する。
さらに優れた教師は自らやってみせる。
しかし、偉大なる教師は生徒の心に火をつける」

--ウィリアム・アーサー・ウォード
(訳:舟田譲二)


ウイリアム・アーサー・ウォードは、米国ルイジアナ州出身で、メソジスト教会監督や日曜学校校長、信徒リーダーなどを務めたほか、いくつかの大学で教え、リーダーズダイジェストなどのコラムニストとしても活躍していました。
彼が残した名言は、今日でもアメリカでもっとも多く引用されていると言われます。


昨夜、塾から家に帰る道、向こうの方から飛び跳ねるように駆け寄ってくる若い女性がいました。
最初、私の後ろにいるだれかに向かって駆けてくるのかと思い、振り返ろうとしたのですが、近づいてきたその女性は満面の笑みで、私に声をかけてきました。
「学院長先生!あー、お会いできて良かった!」


アカデミーで7年間働いてくださり、生徒たちの人気者だった清田先生です。
去年、退職されて今も東京で教育関係のお仕事をしていらっしゃるのですが、昨夜はなんと仕事が終わってからわざわざ電車に乗って平塚まできてくださいました。そして、折り返しお住まいの埼玉まで戻られるとのこと。
それは、私にバレンタインのチョコレートを届けるため!ではなく(笑)、もうすぐ卒塾する愛する中3の生徒たちにチョコレートを直接手渡し、受験生を激励するためだったのです。
私のためのチョコレートもついでに(?)ありました。というか、在職中毎年バレンタインになると欠かさずチョコレートをくださっていましたが。
昨日いただいたチョコレートは超豪華版。ピンクのハートのボックスに入ったキュートなゴディバのアソートメントチョコ。


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家に帰って妻と一緒にひとついただきましたが、口の中でとろけて、思わず「美味しい〜!」。
その温かいお心遣いに胸に熱いものが込み上げてきました。ありがとう、清田先生!


このとき、お気に入りで何度も観た映画、『007 ロシアより愛を込めて』の主題歌の冒頭の歌詞がよみがえってきました。


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(ジェームズ・ガクインチョーとタチアナ・キヨタ?)


From Russia with love I fly to you,
much wiser since my goodbye to you.
I've travelled the world to learn,
I must return from Russia with love.


清田先生はロシアほど遠くはありませんが(笑)、東京から1時間以上もかけて愛する生徒たちのために駆けつけてくださいました。「ロシアより愛を込めて」ならぬ「埼玉より愛を込めて」
本当の愛情がなければできないことです。
生徒たちもみんな、清田先生の気持ちをしっかりと受け止めて、全力で10日後の受験に臨むことでしょう。
「偉大なる教師は生徒の心に火をつける」
これは真実です。


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やればできる?

2017.02.03日

以下は6年前の記事の再録です。
受験や勉強に限らず、いろいろなことに当てはまると思い、シェアさせていただきます。


今日、中1の生徒と高2の生徒ふたりを教えていました。
英語が苦手と言って入塾した子たちです。
中1の生徒は英語が全然わからないと最初言っていたのですが、ほんの数か月で見違えるほど力がついてきて、今日など「この子は本当に英語が苦手なの?」と思うほどよくできて、「もうほぼ全クリだよ」と言ったほどです。
ふたりの高校生も目に見えて力がついてきました。
間違えても、指摘するとすぐに間違いに気付づいて自分で訂正できるほどになりました。


学校の先生も、また塾の先生も、そして親もよく言うセリフが、
「やればできる」
です。
ところが数日前、ある女子アナの言っている言葉が新聞に載っていました。
この方は、神奈川の名門校である湘南高校の出身で、当時習っていた英語の先生が言ったそうです。
「やればできるというのは、やらない人の言い訳だ。本当は、やったからできるのだ」と。


私はこれを読んで「なるほど」と思いました。
私なども三者面談をしていてついつい「〇〇君はやればできるのですが」と言ってしまいます。
でも、ほとんどのケース、この類(たぐい)の生徒は「やらない」のです。
そして、暗に「できないのはやらないからだ」と言っているわけです。
やらない生徒にやる気を起こさせて、やらせるのが教師の務めではないかと示されました。


「やる気」は、強制や脅しからは起きてきません。
自らのうちから溢れてくるようなモチベーションが必要なのです。
そのモチベーションに目覚めさせるのが私たち教師の仕事です。


昨日、試験が終わって塾に来た中1のE君と中2のK君。
ふたりともニコニコしていて顔が輝いていました。
聞くと、試験がとてもできたとのこと。
なるほど、ニコニコするわけです。
とくに、K君はこれまでほとんど無表情で、感情を出すことがなかったのですが、昨日はこれまでに見たことのない笑顔でした。
K君はつい最近まで勉強が嫌いで、いやいややっていたのですが、つい1か月余り前、
「君には〇〇という高校がとっても合っていると思うよ。この高校だったら、ちょっと頑張れば十分に可能性があるよ」
と言って資料を見せたところ、目が輝き始め、がぜんやる気を出してきたのです。
そして、この1か月少しの間、一生懸命頑張った結果が今回の学年末試験に出たというわけです。


結局のところ、「やればできる」ではなく、「やったからできた」のです。
これがきっかけで自信につながると、連鎖反応でどんどん伸びていきます。


今年、一足先に中高一貫校の平塚中等教育学校に合格を決めたT君。
最初は1時間かかって1行も作文を書くことができなかったのに、繰り返し繰り返し書いているうちにものすごくうまくなり、学校の先生にも褒めていただいたとのこと。
2歳上のお兄さんのN君も同じ学校に現在通っており、兄弟での合格となりました。
適性検査が終わったその日に、お母さんが塾にお礼を言いに来てくださいました。
お母さんの話では、入塾したときから3年間でやってきたワークやプリント類を重ねたらなんと50センチほどの高さになったそうです。
まさに「やったからできた」のケースです。


とどのつまり、「やればできるのに」は、やらないことの言い訳に過ぎません。
そんなことを言っている暇があったら、まずはやってみることです。
やって、やって、やりまくって、「やったからできた」と胸を張って言えるようになって欲しいと思います。
また、私たちはそのために骨身を惜しまず生徒に指導しなければならないとつくづく思いました。
親や教師は、安易に「やればできるのに」と言わないほうがいいでしょう。やらないことを、またできないことを正当化させることにつながりかねません。


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日本人はなぜ英語が下手なのか

2017.02.02日

「差別!低賃金!重労働!外国人を過労死させるブラック企業!?時給300円の実態に迫りました!
そして我々が当たり前だと思っいた事が、世界のみんなからは非常識だった。
お客様は神様➡︎ 日本が駄目な原因 あなたの働き方あってますか…?」


これはTBS系列で毎週月曜日21:53 - 22:54に放映されている『好きか嫌いか言う時間』というディベートバラエティ番組で、去る1月30日に行われた『日本で働く外国人の怒り』というテーマのディベートに対する番組ツイッターの言葉。


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この番組、ときどき見るのですが、外国人が参加するディベートには、日本に住んでいる中国や韓国、フィリピン、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカ、カナダなど外国人の方々が大勢出演しています。
そして、驚くべきはそのほとんどがとても流暢な日本語を自由に操っていること。
中には、画面を見ずに耳だけで聞いていたら、日本人が話しているかと思うほど、なまりもないとてもきれいな日本語や、ときに地方の方言を話す人もいます。


日本で生活しているから当たり前?
とんでもありません。
アメリカに長年住んでいて、アメリカ人の女性と結婚し、アメリカの大学で教鞭をとっていて、しかも言語学を専門とし、英語で多くの専門書も書いている日本人の教授の家を留学生時代の今から40年近く前、訪問してお食事をよばれたことがあります。
私はこの先生のファンだったので、大きな期待をしていたのですが、この方が話していらっしゃったのは、日本語アクセントのひどいまことに下手なブロークンイングリッシュでびっくりしました。


先週、うちを訪ねてきてくださった鶴田牧師は在米40年になり、アメリカ人も日本人、日系人も含めとても幅広い交友関係をもっていらっしゃいます。
鶴田さんと話していたとき、外国人で日本語が本当に上手な人はたくさんいるのに、日本人で英語がうまい人にほとんど会ったことがない、と言ったところ、鶴田さんもまったく同意見でした。
同時通訳をやっている英語のプロと言われるような人でさえ、アメリカ人とまったく同じように英語を話せる人にも出会ったことがありません。


これはいったいどうしたことでしょうか。
日本人が民族的に語学の学習能力が劣っている、などということは絶対にありません。
日本語が外国語と比べて簡単だということもありません。


外国人とほとんど触れることができなかった昔と違い、国内にも大勢の外国人が住んでいて、また留学や仕事で外国に行く日本人も多いのに、なぜこんなに日本人の英語力、またその他の外国語運用能力が低いのでしょうか。
原因を突き詰めていくと、やはり教育の仕方、あり方の問題だということになりそうです。


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できる人の特徴

2017.02.01日

勉強ができる学生、仕事ができる人、良い人間関係が築ける人には共通点があります。


そのひとつは、目標をはっきりさせていることです(「成功する人とは」)。
目標のない人、心がコロコロ移ろう人は、行き先がはっきりしていず行き当たりばったりなので、行うことはまるで空を打つようなものです。
これで成功したら不思議です。


そして次に、その目標に向けて「一点集中」しています。(「手に入れたいものを確実にゲットする法」)。
これまで多くの生徒や学生、成人の方々を教えてきて、掲げた目標を目指して一点集中する人で成功しなかった人はひとりもいません。
志望校合格や英検1級合格、希望していた職種・職場に就くなど目に見える形で夢を実現している人たちから、親子関係・夫婦関係など人間関係において成功している人は、頭の中に明確なビジョンを描いていて、それに向けて一点集中しています。


三番目の特徴は、物事を論理的に考える力があります(「頭を良くし、成績を上げる方法」)。
これには訓練が必要です。
しかし、言い換えれば、誰でも訓練すれば論理的思考ができるようになる、ということでもあります。


どのようにしたら論理的思考の訓練ができるか。
新聞の社説などがもっとも簡単に活用できる方法です。
「社説」といって、別に身構える必要はありません。自分の興味ある分野の社説を読めばいいのです。たとえば、今もっともホットな話題で毎日のように社説を賑わしているのは、アメリカの新大統領トランプ氏に関する記事です。
書かれている内容に賛成・反対する必要はありません。論旨を読み解けばいいのです。
たとえ新聞をとっていなくても、今やスマホを活用してネットでどの新聞社の社説でも読むことができます。


第四に、持てる能力を最大限に活用しています(「あなたも天才!」)。
私たちはみんなものすごい能力を持っているのですが、それをうまく活用していません。
活用すればするほど、能力はさらに伸びます。


あなたがもし今の自分に満足していなくてもっと伸びたいと思うなら、上の4つの「できる人の特徴」を真似ることです。
また、子どもにもっと伸びて欲しいと思ったら、同様に上のことを実践することです。
詳しく知りたい人は、上のリンク先の記事をご覧ください。


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私欲から解放されて

2017.01.31日

"What we have done for ourselves dies with us; what we have done for others and the world remains and is immortal."
--Albert Pike – 1809-1891, Attorney and Writer
「私たちが自分のためにやったことは、自分の死とともに消えてなくなる。しかし、人のため、世のためにやったことは永遠に残る」
--アルバート・パイク、弁護士、作家
(訳 舟田譲二)


アルバート・パイクについては、ネットで調べるとフリーメイソンKKK(クー・クラックス・クラン)の創始者であるとか、第1次・第2次・第3次世界大戦を予言していたとか、いろいろ書かれています。
しかし、そんなことはさておき、冒頭の
「私たちが自分のためにやったことは、自分の死とともに消えてなくなる。しかし、人のため、世のためにやったことは永遠に残る」
はツボを得た言葉です。


人は生来自己中心なもので、その行動のほとんどは自分の益のためです。
しかし、自分のためにたとえどんなに偉大なことをして地位を得、名声を博し、偉大な事業をなし、財産を蓄えたとしても、その人が死ぬとすべては消えてなくなり、人々の記憶からも消し去られてしまいます。
しょせん、あの世にこれらを携えていくことはできないのです。


一方、ひとりの人が他の人のため、世のためになしたことは、永遠に人の心に刻みつけられ、語り告げられます。
それは文学や哲学、教育、スポーツ、芸術etc.etc.、どれを取っても明らかです。
残されたものは、たとえ何年、何百年、何千年たっても、私たちの魂に語りかけ、教え、励まし、慰め、知恵を、喜びを、勇気を与え...と、その影響ははかり知れません。


1909年に北海道で起きた鉄道事故の実話を元に三浦綾子さんが小説にした『塩狩峠』は、のちに映画化されました。
「人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない」という聖書の言葉を実践して自らの命を犠牲にしたひとりの青年の行動が、100年以上たった今日も、本や映画を通して国内外の多くの人に感動を与え、命を与え続けています。


どんなことであれ、私欲から解放されて自由に活動、行動するなら、それは多くの人に、そして世に益するものとなるのです。


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悪夢の人生からの脱出

2017.01.30日

父はよく言っていました。
「自分は大きな試練の中を通っていると思ったなら、もっと大変な人が必ずいるものだ」と。
父の言っていることは確かにその通りでしたが、だからと言ってそれで私の大変な人生が少しでも楽になることは決してありませんでした。私は自分の身の上話を人に話すことはめったにありません。というのは、私の人生は苦しみと不運と挫折に満ちていたからです。しかし、ある日私の人生は奇跡的に一変したのです。


私はアル中一家の中で育ちました。7人きょうだいの中の末っ子でした。私が生まれるまでに両親は20年間も子育てをしていました。家族はみんな精神、情緒、神経障害で苦しんでいました。まさに全員が犠牲者の一家だったのです。


私は子どもの頃、見捨てられたように感じていました。ですから、姉がガンになったときには連れができた、とホッとしたほどです。姉は肢体切断されベッドに寝たきりの状態でした。そして私はまだ小学校に上がる前で家にいたので、姉と私は奇妙な組み合わせの二人連れになりました。


姉は亡くなるまでのほんの短い期間、私に時間も心もすべてを捧げてくれ、それまで経験したことのない「養育される」という経験をさせてくれました。姉と一緒にいることで、それまでの暗い雲が消えて晴れたような気持ちになり、純粋な優しさの中にどっぷりと浸からせてもらえました。私は姉と過ごすこの貴重な時が永遠に続いて欲しいと願いましたが、残念なことに私が5歳のとき、愛する姉は神様のみもとに帰って行ったと両親に告げられました。


私が一番必要とし、これほどまでに愛していた姉を私から取り去ってしまうなんて、なんとひどい神様なんだろうと神様を恨みました。
機能不全の私の家族は、悲しみの経験をすらきちんと受け止めることができませんでした。私の悲しみ、見捨てられた思い、苦しみは、まもなく激しい苦痛と怒りに変わりました。私の内にあった不満の種が、試練の人生経験に花を咲かせていくのにさほど時間はかかりませんでした。


私はまだ幼かったときに赤ん坊を産み、そして何年もたって困難な結婚生活が続けられなくなりました。それはとても劇的な終わりで、あたかも燃え上がるビルから沈没しかけている船に飛び移るような感じでした。


ようやく立ち直った私は、夢に描いていた仕事を見つけました。それから数年は、まともな人生が送れていたのですが、ある日突然、人生はまた下降線をたどり始めました。私は職場を変え、人を支援するような仕事からまったく正反対と思えるような仕事に就きました。新しい仕事を始めて7日目のこと、娘が恐ろしい交通事故に遭いました。命を失っていて当たり前というような事故でした。6週間、集中治療室で10回に及ぶ手術を受けたあと、命は取りとめたものの身体が麻痺した状態になりました。


娘はシングルマザーでした。4歳、6歳、10歳の男の子たちを引き取りました。我が家にはまだふたりの娘がいて、私たち3人が生活するのがぎりぎりという小さな家に住んでいました。人生は全然好転しませんでした。


身体が麻痺した私の娘は、受けていた介護が虐待とネグレクトに変わり、その結果、地獄のような最悪のうつ状態になりました。数年後、私の2番目の娘が夫と赤ん坊を連れて私の家に転がり込んできました。最悪の職場環境の中で3年間、私は人手を借りずに10人もの人の面倒をみたのです。私は自殺願望になりました。


私はまるで存在しない一個の「存在」でした。存在したのは、絶え間ない要求とストレス、苦痛、そして朝から晩まで続く仕事でした。私は死なせてくださいと祈りました。


最終的には、八方ふさがりの行き詰まりがブレークスルー、突破口となったのです。
ちょうど両親がそうだったように、私も精神、情緒、神経障害を患っていることに気づきました。娘は身体が麻痺していましたが、私は麻痺状態で生きていました。


そのとき、突然人生に変化が起きたのです。
私が世話をしていた何人かの者が家から出ていきました。私は仕事を辞めました。次の1年間、回復の道を歩みながら同時にまったく新しいレベルで自分を訓練し始めました。ボブ・プロクターのコーチングプログラムとマトリックスに参加したのです。充実した人生を築くために、これまで見つけることができなかったジグソーパズルの欠けていたピースをようやく見つけたのです。


私は自分がなりたい人物に変身するために、それまでの自分を捨て去らなければなりませんでした。
収入はゼロでしたが、ビジネスを築きつつ、私は引き続き自分自身を高めるよう努めました。数か月後、マトリックスのプログラムに参加するときにはちょうど800ドルしかありませんでした。いったいどのようにして収入ゼロの状態で家を空けて6日間のセミナーに参加できるというのでしょう。いいえ、いったいどうして参加できないことなどあるでしょうか。セミナーに登録したとき、私はすでに参加する決断をしていたのです。そして、もうもとに戻らない決断をしていました。心の中ではこのセミナーに参加する旅行なんてあまりにも無責任だ、仕事を探しに行け、という声が聞こえていましたが、私はセミナーに参加することでなにか大きな変化が必ず起きると感じていました。


私の夢はかなうかかなわないかのきわどいところにありましたが、私に未知の世界に無理やり飛び込ませようとする力が働いていました。
私は自分の直感を信じたことを感謝しています。というのは、その結果、数えきれないほどの奇跡が次々と起こり、そして今日も家族と私はその恩恵に浴しているからです。
持っていた800ドルはホテルの宿泊費の半分にしかならなかったので、私はだれか部屋をシェアしてくれる人がいないか尋ねました。
ひとりの女性が部屋をシェアしてくれることになりました。この出会いが私にとって劇的な転換点となり、さらにポジティブな方向に進む原動力となりました。まず、彼女はすぐにクリストファー・データ・リーブ協会に私を紹介してくれました。これは、私の麻痺状態にある娘にとって奇跡的な出来事をもたらしてくれました。長期ケアの間に行われた悪夢のような虐待とネグレクトから9年後に、この協会とのつながりのお陰で娘はついに自分の人生を切り開いていくようになったのです。
次に、ホテルの部屋をシェアしてくれたこの女性は、私のビジネスが目覚ましく成長するよう手助けをしてくれ、さらにホテルの滞在費すべてを支払ってくれたのです。


しがみついていたものを手放し、人生が私たちをサポートしてくれるようにすると、不可能は可能になります。
混沌とストレス、絶望、挫折の過去から満ち足りた人生へと私の目の前で大きく変革し始めました。毎日が新しい祝福で満ちた日になりました。


マトリックスのセミナーに続く数週間、奇跡は次から次へと起こりました。現金がまったくなかったときに、なんと幸運にも私は無料の旅行クーポンが当たり、それで娘の結婚式に参列することができ、次にどうしても訪ねたかった当時危篤状態にあった姉を見舞うこともできたのです。


執着していたものを手放すと、人生に奇跡や驚くようなことが起こります。
このようないくつものブレークスルーを経験することによって、私は新しい気づきが与えられました。この中には、同時に起こった現実の肉体的なブレークスルーもあります。それはちょうど、パティオの割れたガラス戸を修理し、新しい基礎や庭や外壁を造るようなものです。私の人生の内面と外面の再構築が進行中でした。それはあたかも、明白なブレークスルーで人生が私を劇的に声援してくれているようなものでした。


それから間もなく私は素晴らしい男性と出逢いました。彼は私がこれまで一度も経験したこともないような最高の愛情を私に注いでくれました。ついに私は自らの自暴自棄と和解できたのです。


私は悲劇を生き延びて、そこからすべての夢の実現という橋を無事に渡ることができました。
私は人生によって押し流されているように感じていた問題に満ちた世界をあとにし、今、自信に満ちた、夢の人生を送っています。私は惨めな困難な世界を生きぬきました。そして今では、試練の中にある人たちがそこを脱出し、人生を変革させるお手伝いをしています。


もしあなたの人生が試練の中にあるとしても、ちょうど夜のあとに昼が来るように必ず良くなります。決してあきらめてはいけません。私が苦しみの生涯を生きぬき、成功することができたのなら、あなたも必ずや人生のブレークスルーを経験できます。
キャシー・シーバー


キャシーは著作家、講演者、人生変革コーチ、声のアーティスト。これまで数えきれないほど大勢の困難な中にある人たちが幸せな人生を送れるよう助けてきました。
(訳 舟田譲二)


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将来の夢

2017.01.29日

アカデミー学院では昨日、18日後に迫っている中3生の高校入試の一部である面接のための練習を行いました。
オリエンテーションが終わると、担当する私たち講師が3つの教室に別れて生徒一人ひとりを順々に面接しました。
午後2時から6時まで4時間かけてひと通り全員の面接を行ったものの、生徒たちはひとりの先生にしか当たっていないので、来週もう一度練習して、全員が3人の先生の面接を受け、それぞれ異なった練習ができるようにしています。
生徒たちは本番を意識して全員学校の制服を着てきました。学校の雰囲気です。
私はもうひとりR先生とペアを組んで行いました。
高校の本番の面接では、面接官二人から三人で行われます。


ドアをノックして教室に入ってくるところから指導します。
お辞儀、挨拶の仕方から始まり、出身中学校名、氏名を述べて着席し、質問が始まります。
最初の質問は、志望の動機です。これはどこの学校でも必ず尋ねられます。
生徒たちはみんな緊張していますが、準備しているのでスムーズに話せます。


中学校時代の部活動や生徒会・委員会活動、得意・不得意教科、高校で力を入れたいこと等々、尋ねていきます。生徒の回答に対してさらにつっこんだ質問もします。
ほとんど全員、難なくこなします。


一番興味あるのは、将来の夢、なぜそのような夢を持つようになったのか、夢の実現に向けて高校で何をしたいかというポイントです。
介護福祉士や美容師、保育士、パティシエなどいろいろな職業名が挙げられます。
一番多かった夢は「学校の教師」でした。
これは私たち塾講師にとってまさに教師冥利に尽きる答えです。
実際のところ、これまで卒塾生で中学校や高校の教師になった人が何人もいます。


15歳やそこらで夢や目標を持てない人はたくさんいますし、もちろんそれでも全然問題ありません。
でも、一般的に言うと、小学生の頃から「将来の夢」を持っている人は、今回の稀勢の里など多くのスポーツ選手などに見られるように、夢を実現できる確率が非常に高いです。
私も途中で画家や弁護士や外交官、商社マンなど浮気もしましたが、やはり小学生の頃から心の中に描いていた先生になりました。


「将来の夢」を持つようになるきっかけは多くの場合、親や兄姉、先生などそれまでに触れてきた身近な人の影響です。


ということは、あなたが今何歳であろうと、これからの人生の「将来の夢」も、やはりだれかモデルにできる人がいて、その人を目標に、今できることを一つひとつ重ねていくなら、小学生や中高生のようにその夢を実現できる可能性が高いということです。


あなたの夢は何ですか?


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そうだ、京都へ行こう! その3

2017.01.28日

"Be respectful. Words are powerful. Use them as candles to light the way, not clubs to beat someone up."
--Michael Josephson – Author and Speaker
「言葉を丁寧に扱いなさい。言葉には力があります。言葉は、人を打ち叩く棒のようにではなく、行く道を照らすロウソクのように使いなさい」
--マイケル・ジョゼフソン、著作家、講演者
(訳 舟田譲二)


マイケル・ジョゼフソン氏は、これまでこのブログで何度も引用してきている私の尊敬する方で、彼とはとても波長が合います。
このブログページ左上の「エントリー検索」に「マイケル・ジョゼフソン」と入力すると、その引用した記事が出てきます。最新の「にんじんと卵とコーヒー豆から学ぶレッスン」を始め、8つの記事がありますので、関心のある方はぜひご覧ください。一つひとつから様々なことを教えられます。


さて、今日の言葉ですが、言語学を専門としてきた者として、言語の働き、その重大さは人一倍よく理解しています。
マイケル・ジョゼフソンさんはそれを見事なまでに語っています。
「言葉を丁寧に扱いなさい。言葉には力があります。言葉は、人を打ち叩く棒のようにではなく、行く道を照らすロウソクのように使いなさい」


一昨日、我が家を訪問してくださっていた鶴田牧師が、ここ湘南地方の夏は涼しく冬は暖かく、富士山がすぐ近くに見える風光明媚で、物価が安く住みやすい平塚をとても気に入ってくださいました。
将来、もし帰国するようなことがあれば平塚を選択肢のひとつに入れてくださいましたが、もうひとつの強力なライバルがあります。
それは「京都」です。
私も同じで、幼少時から大学卒業までちょうど20年間過ごした京都はまさに私の心のふるさとで、写真で京都の風景を見たり、テレビのドラマなどで京都のシーンが出てきたり、柔らかい京都弁を聞いたりすると、鳥肌が立つほどの思い入れのある街です。


前回、京都に行った際、地下鉄に乗っていた時のひとコマです。
前の座席に座っていた若いお母さんと小さな子どもが話していました。
「なにゆうてんの。ほんまにあほやなぁ〜、あんたは」
ごく日常的な、このスローテンポの母親の言葉に私はとても癒され、「ああ、京都はいいな」と改めて感じ入りました。


これが、ここ平塚など関東地方だったら次のような言葉になります。
「何言ってんの!バカだね、お前はっ!」
実際、このような親子の会話をこれまで何度も耳にしてきて、しばしば心に痛みを覚えました。
ときに、塾で親子の三者面談の席ですらこのような会話が交わされます。


ドナルド・キーンさんが若かりし頃、留学生時代の京都、竜安寺での思い出を語った記事を「鬼怒鳴門」に書きましたが、これらふたつの話を私は鶴田さんにシェアしました。
すると、鶴田さんもこのドナルド・キーンさんの話に痛く感動していました。


人生の半分を過ごしたここ平塚はまことに住みやすい街ですが、私も鶴田さん同様、やはり今も京都が大好きで、将来いつか京都に戻りたいな、という願いがつねにあります。
京都は日本を代表する観光都市でつねに観光旅行客でどこも混雑していて、しかも夏は蒸し暑く冬は底冷えし、物価は高く、住むには決して湘南地方のように恵まれた環境にはないのですが、私の魂が京都へ誘(いざな)うのです。
「そうだ、京都へ行こう!」
今年はぜひともまた大好きな京都に行きたいと思っています。


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平塚名物二連ちゃん

2017.01.27日

一昨夜は鶴田さんご夫妻と夜中遅くまで楽しく話し、床に就いたのは3時近く。
あっという間に朝がきて、テーブルを囲んでさらに続き。
話は尽きることがありません。


いつも妻と一緒にデボーションで読んでいる、私の敬愛する故榎本保郎牧師著『旧約聖書一日一章』から、ヨブ記1章を読み、そこから教えられたことをお互いにシェア。ここまででほぼ1時間。
代表して祈っていただいた鶴田さんのお祈りに感激。
ようやく朝食に出かけました。


前の夜には近くのスシローに、ということだったのですが、朝はもう少し軽いパンを食べたいというリクエストがあり、私たちのお気に入りのベーカリー「みちぱん」に行くことにしました。
スシローの味は全国どこでも同じですが、みちぱんは平塚にしかない味で、まさに平塚名物です。
近隣の人々の間でも大評判。いつ行っても大はやり。昨日もウィークデーの、しかも朝であるにもかかわらず、広い駐車場は満車状態、店内は人でいっぱい。


食べたいお好みのものを一人ひとり選んで、暖かい陽射しに誘われて店の外でいただきました。


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鶴田さんも奥さんの潤子さんもひと口食べて、「美味しいっ!」。
そう、日本のパンは本場のアメリカのよりはるかに美味しいのです。
でも、ここのパンは別格で、さらに美味しい。
パンをいただきながらまたさまざまな話題の話が続きます。


出発までまだ少し時間があったので、みちぱんを後にして今度はもう一つの平塚名物、湘南平へ。
展望台の頂上に登るとハッと息を飲む360度のパノラマ大光景に、「すごーい!」「綺麗!」「最高!」などの声があちらこちらから。
正面には湘南の海、相模湾が広がります。右に伊豆半島、正面に大島(この日は薄曇りで見えませんでした)、左に江の島、さらにその先に三浦半島。
後ろには私の住んでいる地区の住宅地、その後ろには丹沢山地と日本三百名山のひとつ大山。左には見事な富士山が。


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鶴田さんご夫妻、平塚がすっかりお気に入り。
将来、もし帰国されることがあったら、平塚は住居地のひとつの候補になりました。
楽しい時はあっという間に過ぎ去ります。
駅までお送りして、名残りを惜しみながら固い握手を交わして、また近い日の再会を誓いました。


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旧交を温める

2017.01.26日

40年来の親友、ラスベガス在住の鶴田健二牧師夫妻が、昨日我が家を訪ねてきてくださいました。
先日、お母さまが90歳の長寿を全うして天国に旅立たれ、そのご葬儀のために日本に来られたのです。
ご葬儀は教会で営まれました。親族はほぼ全員、参列者の7割ぐらいが非キリスト信者という中で持たれたキリスト教式の葬儀は、参列者皆さんにとても深い感銘と感動を与えた、ということで故人の素晴らしい証のときとなったそうです。


鶴田牧師のことは、「VIP」始め、これまで何度もこのブログの中でご紹介してきました。
アメリカ留学中の26歳のときに不思議な巡りあわせで出会い、意気投合して毎晩のように宗教論、哲学、人生論などを闘わせて、徹夜することもしばしばでした。


その後、私は帰国しましたが、鶴田さんはアメリカに残り、成功していた事業をやめて献身して牧師になり、ラスベガスの地で日系人、日本人のための伝道、牧会をしてこられました。
日本に来られるたびに訪ねてくださり、一緒にお食事したり、ときには温泉に入ったり、とずっと昔と変わらないお付き合いをさせていただいています。
前回は、約2年半前の長男の結婚式のとき、ロサンゼルスからラスベガスに足を伸ばし、しばらく泊めていただいてフーバーダムなどあちらこちらに連れていただき、とても楽しい時を過ごさせていただきました(「鶴田牧師夫妻と感動的な再会」)。


昨夜は駅にお迎えしてご一緒にお食事。


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その後うちに来ていただき、夜中の1時半過ぎまでいろいろな話題に花が咲き、40年前の日々の思い出がよみがえってきました。


「旧交を温める」っていいですね。
こんな素晴らしい友が与えられていて、どんなことでも腹を割って話し合えるというのは、ホント幸せです。


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石が叫ぶであろう

2017.01.25日

"You are not only responsible for what you say, but also for what you do not say."
--Martin Luther King Jr. – 1929-1968, Minister and Civil Rights Leader
「人は言うことだけに責任があるのではない。言わないことにも責任がある」
--マーチン・ルーサー・キングJr.、牧師・公民権運動指導者
(訳 舟田譲二)


誰でも自分の言うことに責任を持たなければなりません。
何か言ってもそれをすぐに撤回したり、あるいはとぼけて知らないふりをしたり、また言ったことを否定したりしていたら、誰からも信頼されなくなります。


でも責任を持つのは、言うことだけではありません。言わないことにも責任はあるのです。


1950年代当時、人権が認められず、ひどい差別を受けていたアフリカ系アメリカ人の人権を求めて公民権運動を起こしたマーチン・ルーサー・キングJr. 牧師は、彼らのうめき声を代弁して人種差別撤廃を訴えました。
もし彼が声を大にして訴えなかったら、そしてその後もみんなが黙っていたなら、アフリカ系アメリカ人の公民権は今も認められなかったでしょう。


つまり、正しいことを言わないことにも責任がある、ということです。
たとえこのような大きな問題でなく、私たちの身の回りの身近な問題でも、知っていながら正しいことを言わないならば私たちは災いです。


じつは、私自身、昨日ある方から私の気づかなかったあることをご指摘いただき、自らを改めた次第ですが、このような卑近な例に始まり、地球規模の問題まで声を大にすべきことはいくらでもあります。


今日、私たち人間の身勝手な行動による環境破壊などで地球全体が苦しみ悶えています。
絶滅危惧種を始め、地球温暖化など異常気象や世界中で頻発する巨大地震、エルニーニョ、巨大ハリケーン、大型台風などを通して地球が叫んでいるように感じられます。


今からおよそ2000前にイエス・キリストがおっしゃいました。
「もしこの人たちが黙れば、石が叫ぶであろう」
(ルカ19:40)


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今という一瞬一瞬を

2017.01.24日

"You don't get to choose how or when you die. You can only decide how you are going to live."
--Joan Baez – Singer/Songwriter
「人はいつ、どのような死に方をするか、自分で選択することはできない。自分で決めることができるのは、唯一、これからどのように生きていくかだけだ」
--ジョーン・バエズ、シンガーソングライター
(訳 舟田譲二)


ジョーン・バエズと言えば、私の若い頃大流行りしたフォークソングの草分け的存在。
森山良子が「日本のジョーン・バエズ」と呼ばれていました。
彼女の「ドナ・ドナ・ドナ」や「朝日の当たる家」は大ヒットし、毎日ラジオで流れていて、私も彼女の歌に合わせて口ずさんでいたものです。
私の高校のときのクラスメートの女の子も、ギターを持ってこれらの歌を学園祭で歌っていたのを覚えています。


当時19歳ぐらいだったジョーン・バエズは今や76歳。でも現役続行中です。
エキゾチックな黒髪だった少女の面影はあまりありませんが、今でもとても綺麗で、愛するギターを抱えて歌う姿はそのままです。


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冒頭の言葉、
「人はいつ、どのような死に方をするか、自分で選択することはできない。自分で決めることができるのは、唯一、これからどのように生きていくかだけだ」
はまことに当を得た表現です。
病気なのか、事故なのか、老衰なのか、いつ、どこで、どのような死に方をするのか、選択できないのであれば、そのようなことで思い悩んだり、不安に思ったりしても仕方がありません。


むしろ、私たちが心すべきなのは、これからどのように生きていくか、さらに言えば、今、この瞬間をどのように生きるか、です。
時間は常に、秒々刻々流れています。
私たちにできることは、今という一瞬一瞬を精一杯、悔いのないように生きることだけです。


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「サンクゼール」の伝道

2017.01.23日

親しくさせていただいているFBフレンドで声楽家のTAKAMIさん。
昨日のTAKAMIさんのブログ WIND AND SOUND 日々雑感 季節の風と音 を、ご本人の許可を得てシェアさせていただきます。
とても感動的なお話です。読んでいて背筋がぞくっとしました。
皆さんもどうぞお楽しみください。


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私は4年ほど前からクリスチャンなので、たまにはクリスチャンの伝道について書かせていただきます。
早くこの記事を書きたくて、詳細な時系列や、一般の方にはあまり関係ないと思うころは省略しています。


先日、職場の友人が、私に一冊の、ノートのような絵本を下さいました。
「りんごジャムの奇跡」
高松の「ゆめタウン」というショッピングモール内にある「サンクゼール」という、自社製のジャムやパスタソース、ワイン、ジェラート…などなどのお店に
「ご自由にお持ちください」と太っ腹で置いてあったそうです。


絵本の内容は、「サンクゼール」の会社の歴史と、ファミリーが次々と洗礼を受け、クリスチャンになっていく、チャペル設立の歴史が同時進行で展開していくもの。
また、見開きに1句ずつ、聖書のみことばも掲載されています。


要約すると、こんな感じ。


現代表、そしてチャペルの長老である「良三さん」は、1950年生まれ。
スキーが大好きで、20代で、「まゆみさん」と結婚して、長野でペンション経営を始めましたが、家族でのペンション経営は、あまりにも忙しく、子供の世話をしながらお客さまの対応をするのは本当に過酷で大変でした。
そんな中でも、まゆみさんは、近くの農園で売られている果物を買って大変美味しいジャムを作り、それがお客さまの間で大評判になりました。
(これが現在の「サンクゼール」の原点になっている模様)


家庭的にも大変な紆余曲折を経て、二人はペンションを廃業して、農園作りを始めました。
きっかけはフランスの田舎への旅行。
広いりんご畑、そこで放牧されている牛たち、シードルや、カルヴァドス(りんごのブランデー)の工場、レストランで食事をする幸せな老夫婦…


これらを見たご夫婦は、長野でもこの素晴らしい世界を実現しようと、多額の借り入れをして、農園にジャム工場やワイナリーを作りました。
しかし、借金の返済に行き詰まり、夫婦は窮地に陥り、良三さんは不眠になってしまいました。うつ病…だったのかもしれません。


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その頃、まゆみさんは教会に通っていて、心が弱っている良三さんを教会に誘いました。
教会では、高齢の、体の不自由な人たちが、とても優しく、良三さんのためにお祈りをしてくれました。


そこで、良三さんは、神さま…イエス・キリストに出会いました。
心砕かれた良三社長は、社員を集めて心から謝罪をし、これからも協力してほしいと願ったところ、社員たちは、これまで以上に頑張って働いてくれたとのこと。


まゆみさん、良三さんは洗礼を受けてクリスチャンになり、さらに、神学校を卒業、牧師・長老となります。
息子さんたちも次々と受洗。
さらに「サンクゼール・チャペル」を設立し、社内にて、聖書の学びを開始。


「サンクゼール」商品は、次々とモンドセレクション金賞受賞。
現在、サンクゼールは、約90店舗出店し、サンクゼール・チャペルにて、100名以上の方が受洗されたとのこと。


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いかがでしょうか。
これは、クリスチャンの方にとっても、そうでない方にとっても、感慨深いストーリーではないでしょうか。


以前、倉敷市の大原美術館の創立者大原孫三郎は、倉敷を「聖地」にしようとしたほどのクリスチャンであったことを、ご紹介しました。
早稲田大学時代放蕩の限りを尽くし、1億円以上の借金をして、親に、郷里岡山に呼び戻されたとのこと。
その後、キリスト教に出会い、彼は倉敷紡績の二代目社長に就任した時から、まともな教育を受けていない工場労働者に教育の場を設け、過酷な労働環境の改善について腐心したり、日本最大の孤児院を設立したり、そのほかにも多くの功績を残しました。
すぐにそのこととオーバーラップしました。


私はこの絵本を読んで、何よりも、こういった伝道のやり方にとても感銘を受けました。
B5のノートサイズ、40ページの絵本を「ご自由にどうぞ」といって、各店舗に置いているのです。
これを手にとった方は、家に帰って珈琲でも飲みながら、ゆっくり手にとって読むことでしょう。
これを下さった職場の友人も、じっくり読んで「この聖句が特によかった」という感想を聞かせてくれました。


私は早速「サンクゼール」に行ってパスタソースを試食しましたが、とっても美味しかった。
きっと他の商品も美味しいに違いない。
そして、その会社を経営している人はクリスチャンで、「長老」でチャペルも持っている。
こんな人が、こんな美味しい商品を作っている会社の代表なのか、、
この絵本を読んだ方は、誰もがそう思うはず。


「サンクゼール、サクセスストーリー」の中での良三さんの挫折。心砕かれたところでのキリストとの出会い。
これがなければ、今の「サンクゼール」はなく、だからこそ、この伝道があるのです。


宗教は、弱っている心に入ってこようとする。
…と、殆どの人が思っているでしょうし、私もそう感じています。
これまでも、病気になったとき、離婚したとき、いろんな宗教の方が私を誘ってくださいました。
実際に、心が弱っているとき、人は超自然的なものをよりいっそう求めると感じます。
順風満帆でとても毎日の生活が充実して満たされて、迷いも困難もない人は、死ぬまで、自分と神さまの繋がりのことをじっくり考えることはないかも。


そんな人よりも、少しは困ったり切羽詰ったりしたとき、神さまのことを思い出す人のほうが祝福されていると私は感じます。
どんな逆境に陥っても、自分の底力をどこまでも信じて、未来を切り開いていく…
私はそうやって生きて、そのことが自分のプライドでした。


そして、自分なりの成功をおさめるために、今よりも自分を高めたいと、日々精進、邁進…
というのには正直限界アリ。
何が成功で、何がゴールなのか全くわからない。
やっぱ、日々楽しく、ぐっすり寝て、美味しいゴハンを食べて、気のおけない人たちと一緒にゆるゆると過ごしたいな〜〜。


こんな紆余曲折を経てきた私がクリスチャンとなっている理由は、神さまが
「さあ、時間になりましたよ。ここにいらっしゃい。」
と仰ったからです。


子供の頃から、私は神さまを信じていたのです。
神さまは「宇宙の摂理であり愛である」と子供の心で疑いもなく感じていました。
だから、しょっちゅうお祈りもしていました。
しかし、その神さまは、さらに私自身も知らない私の髪の毛の数を知っていると聖書に書いてあります。
この神さまは私の愚痴も祈りもすべて知っている。
神さまとは、漠然とした「摂理」や「愛」じゃなくて、ものすごく具体的で私の隅々にまで介入しているのだ( ̄□ ̄;)!!
ああ、よかった嬉しい…と、なんだかとっても安堵するのです。


私は誰に勧誘されたわけでもありませんでした。
ですので、私も、キリスト教について誰も勧誘はしません。


キリスト教では、人々に福音を伝えることを「伝道」というのですが、私たち人間にできることは、神さまの許へご案内することで、
神さまとの出会いは、あくまでもその人と神さまとのことであって、他人には立ち入ることができない…というもの。


しかし、この絵本のような、こんなにも力強く説得力ある「ご案内」いいな〜〜〜、と、、、
私にはなにができるかな、なにかしたいなーと思います。
拙い私にとっては、それは音楽でしかないのですけれど。


拙ブログをお読みいただいている方には、
なんでTAKAMIがクリスチャンになったのか?と思っていらっしゃる方、少なからずいらっしゃると思います。


私にとってはほんの少しですが、内側の気持ちを書かせていただきました。


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将来のビジョン

2017.01.22日

"If you don’t have a vision for the future, then your future is threatened to be a repeat of the past."
--Alphonso R. Bernard – Pastor and Author
「将来にビジョンがないと、あなたの将来は過去の繰り返しの脅威にさらされる」
--アルフォンソ・R・バーナード、牧師・著作家
(訳 舟田譲二)


「将来のビジョン」と言うと、なんか立派なビジョンのように聞こえますが、別に立派でなければならないわけではありません。
どんなビジョン、夢でもいいのです。


今のままではだめだ、嫌だ、変えなければ、やり直したい、という切実な思いが必要なのです。それが将来のビジョンです。
それがないと、いつまでたっても、何も変化は起こりません。
変化が起こらないだけでなく、過去を繰り返し、過去の犠牲者となるのです。


しかし、将来に変化を願うビジョンさえあれば、道は必ず開けます。過去の繰り返しの脅威から解放されます。


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あなたはどちらを選びますか?

2017.01.21日

"A person is literally what they think, their character being the complete sum of all their thoughts."
--James Allen – 1864-1912, Writer
「人は、文字どおりその人が考えるとおりのもので、性格はその人の思考の全体像のようなものだ」
--ジェームズ・アレン、著作家
(訳 舟田譲二)


8年前、「頭の中にあることは」という記事の中に、このジェームズ・アレンが著した『人は心の中で考えたとおりの人間になる』という本を紹介しました。
彼は、聖書の中の
"As a man thinks in his heart, so is he." (箴言23:7)
「人は心に考えるような人になる」
という言葉から、100年以上にわたって世界中のベストセラーになったこの本を書きましたが、今日流行っている自己啓発の生みの親のような人物です。


また、この教えは「成功する人に共通していること」です。
すなわち、「成功の鍵は、能力ではなくその人が持つセルフイメージ」なのです。


毎日のように全国のあちらこちらで催されている自己啓発のセミナーで教えていることは、突きつめていくと上の言葉に集約されます。ですから、たとえ何百万、何千万円というお金をこれらのセミナーや本などに費やしても、セルフイメージの低い人は成功しません。


ジェームズ・アレンが言っているように、「人は、文字どおりその人が考えるとおりのもので、性格はその人の思考の全体像のようなもの」です。
いつも消極的、否定的に考えている人は、やはりそのとおりの人になります。
ならば、積極的、肯定的に考えなければ損です。
どちらを選ぶかはあなた次第です。


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行動あるのみ

2017.01.20日

"If you put off everything till you're sure of it, you'll never get anything done."
--Norman Vincent Peale – 1898-1993, Minister and Author
「絶対に大丈夫、と言えるまで何もかも先延ばしにしていたら、一生何も成し遂げられない」
--ノーマン・ヴィンセント・ピール、牧師・著作家
(訳 舟田譲二)


1月3日の記事、「すべてはここから始まる」の中にウォルト・ディズニーの言葉「事を始めようと思ったら、ああだこうだと言うのをやめて、やり始めることだ」を引用しました。


1月14日には「やるのは<今>」の中の「思い切ってやってみなさい。未来はだれにも約束されていません」、1月16日の「行き詰まった、もうこれで終わりだ」には「行き詰まった、もうこれで終わりだ、と思うような時は、しばしば何か別のことの始まりだ」など、つい最近だけでもよく似た内容のメッセージを送り続けています。
私も今、大きなチャレンジを受けており、これらは自分自身を鼓舞するメッセージでもあります。


「家内安全、商売繁盛、無病息災、交通安全」等々、だれでも求めるものですが、こんな人生どこにもありません。
「人生、山あり谷あり」は私の人生哲学そのものです。


「絶対に大丈夫、と言えるまで何もかも先延ばしにしていたら、一生何も成し遂げられない」
そもそも「絶対に大丈夫」なんてあり得ないのです。
そう、「行動あるのみ」です。


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心から祈っています

2017.01.19日
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🌸がんばれ!! 受験生🌸
皆さんの志望校合格を心から祈っています


アカデミーの教室の前に立ててあるのぼり旗です。
その隣ののぼり旗にある「入試直前対策講座」を実施中です。2月15日から始まる神奈川県立高校入試の直前、13日まで対策授業を行います。


生徒たちの多く(とくに女子)がバッグや筆箱などに御守りをいくつかつけています。
正月に初詣に行って買ってきたのでしょうか。
きっとみんな手を合わせてお祈りしてきたのでしょう。


そして、アカデミーののぼりに書いてある「皆さんの志望校合格を心から祈っています」に嘘偽りはありません。
本当に毎朝、受験生一人ひとりの名前とそれぞれの志望校名を挙げて合格をお祈りしているのです。
トップ校を目指している生徒たちに声をかけると、みんなかなりチャレンジした高校を目指しているので、「やるだけのことをやって、いざとなれば併願する私立に行くつもり」と腹をくくっています。
私はこのようなチャレンジ精神が大好きです。


13年前に卒塾したひとりの生徒は、チャレンジした公立に不合格になりましたが、併願した私立高校に進学して3年間頑張った結果、現役で国立大学に合格。さらに教員採用試験に合格し、大学卒業と同時に希望していた理科の教師になり見事にリベンジしました。
昨日の記事にも書きましたように、受験で失敗しても「空は落ちてこなかった」のです。
私自身、大学受験で失敗を経験しましたが、逆にそのお陰で現在の自分があると受験失敗の結果にとても満足している次第です。


上の画像をよく見ると、去る1月5日の記事「とんこつラーメン」に書いたラーメン屋さん「井乃家」の「らーめん」と書いたのぼり旗がアカデミーの2本の旗の間に立っています。
年末に開店して以来、正月の2〜3日休んだだけで、あとはまったく休みなしで、連夜11時まで営業して頑張っています。
先週、再びここに食べに行ってきました。
しかも、私と同様「とんこつが大の苦手」の妻を説得して連れて行ったのですが、やはり「美味しい!」ととても気に入ってくれました。
また、その数日後には、私の上のブログを見たと言ってアカデミーのOB先生が食べに行ってくれました。


このラーメン屋さん、いつ見ても店内は客で満員。2回ほど閉店時間の1時間以上前に閉まっていたので、どうしたのだろうと思ってよく見ると「スープ終了」の貼り紙が。とても嬉しくなりました。
どんどん流行って欲しいと、ここの店主である卒塾生のためにも祈っています。


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空は落ちてこなかった

2017.01.18日

"I quit being afraid when my first venture failed and the sky didn’t fall down."
--Allen H. Neuharth – 1924-2013, Author
「私は、最初のベンチャービジネスで失敗したとき空は落ちてこなかったので、心配するのをやめることにした」
--アレン・ニューハース、著作家


昨日の朝一番、私の同労者である柿谷正期牧師よりメールが入ってきて、6年前に亡くなられた先生の前妻、寿美江先生のお父さまが98歳(99歳?)でハワイの地で召天されたというニュースが入ってきました。
昔、平塚に住んでいらっしゃった時には毎週教会でお会いし、よくお話ししました。
帰米二世でロサンゼルスで育ち、教育もアメリカで受け、牧師を務められた方です。
好きな小説のことでとてもよく話が合いました。
あるとき、私の好きな作家、シドニィ・シェルダンのことをご紹介したところ、1冊読んですっかりファンになられ、その後次々と彼の本を読んでは、私にその感想をシェアしてくださいました。


そのシドニィ・シェルダンの代表作のひとつ、The Sky Is Falling (邦題『空が落ちる』)を上の言葉を読んだとき思い出したのです。
シドニィ・シェルダンについては、これまで何度かこのブログに書いてきました。


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(年を取るとこんな感じになるのかな?なーんて言ったりして...)


「ブログを続ける動機づけ」の中にも、この The Sky Is Falling の話が出てきますが、英語ではよく使われる表現で、言い換えれば「この世の終わり」といった感じです。


アレン・ニューハースは大学生時代、キャンパス新聞の編集長をやっていました。
その後、ベンチャーで『サウス・ダコタ スポーツ』という週刊誌を立ち上げたのですが、失敗して大きな借金を抱えました。これが、彼の言っている「最初のベンチャービジネスで失敗した」という経験です。


シドニィ・シェルダンの小説のメインテーマは、たとえどんな失敗をしても「明日がある」ということだと思います。
そういう意味において、私も同じメッセージをこのブログで繰り返し述べていて、彼とは波長が合うのでしょう。


私の2度目のアメリカ留学は結婚して32歳のときでしたが、ちょうどこの時、アメリカで新しい全国紙が華々しくデビューしました。
USA Today という新聞で、私もこれを当時よく読んでいましたが、なんとこれがアレン・ニューハースが興したものだったのです。
彼は1回目の失敗でジャーナリズムの世界をあきらめず、ずっと続けていったお陰でこの USA Today で大成功を収めたのです。


というわけで、人生に失敗はつきもの。しかし、決して「空は落ちてこない」、すなわち世の終わりにはなりません。必ず、また別のチャンスが回ってきます。
ですから、彼に倣って心配するのはやめましょう。


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論より証拠

2017.01.17日

論より証拠
「物事は議論よりも証拠によって明らかになる」【広辞苑】
「あれこれ論じるよりも証拠を示すことで物事は明らかになるということ」【大字泉】
「物事をはっきりさせるには、あれこれと口先で論議するより、具体的な証拠を示す方が早くて確実だということ」【ことわざ辞典】


"The proof of the pudding is in the eating."
【ðə prú:f əv ðə púdiŋ iz in ði í:tiŋ】
《ことわざ》「プディングの味を確かめるには食べてみることだ。『論より証拠』; ものは試しだ」【ランダムハウス英和大辞典】
"The proof of Academy is in your trying it."
【ðə prú:f əv əkǽdəmi iz in juə tráiiŋ it】
《新ことわざ》「アカデミーの良さは試してみればすぐわかる」 【学院長訳】


これは、今から8年前のアカデミー学院のチラシに載せたキャッチコピーです。
このあと生徒たちやご父母の声をたくさん載せました。
その一部を下にご紹介いたします。
私がいつもこの「ジョージ学院長 元気の出るブログ」の中で語っている教育論が机上の空論ではなく、日々実践されているものであることがおわかりいただけるかと思います。


「私はアカデミー学院を卒業したことを今でも誇りに思っています。中1の夏に入塾した頃は、勉強する意味もわからず、自ら勉強することはほとんどありませんでした。こんな私がアカデミーに入塾してから、学ぶことの楽しさ、理解できた時の嬉しさを経験し、自らすすんで勉強することができるようになりました。
アカデミーの先生たちはいつも生徒のことを一番に考えてくれて、熱心に指導してくれました。そんな思いに応えたいと、真剣に将来の目標に向かい頑張れた気がします。
当時は苦手科目もありましたが、週1回のデータベースのおかげで苦手科目も克服でき、バランスよく成績を上げることができ、自信につながりました。テスト前の補習では、分からないことはすぐに先生に質問でき、自宅で勉強するより集中でき、とても助かりました。
アカデミーは行事も多く、塾生とも先生達とも仲良くできて、深い信頼関係が築けました。そして学ぶ時は学ぶ、楽しむ時は楽しむと、はっきり区別をつけることができたので、私にとっては最高の塾でした。
アカデミーで培われた粘り強さは、現在の高校生活の部活や勉強でも生かされています」


「小学5年生のとき友達に誘われ、キッズクラブに入って英語を学びました。歌を歌ったり、体を使ったり、ゲームをしたりして単語を覚え、毎週楽しく学べました。
中学での学院長の英語の授業では、書くことや読むことの大切さ、文法、動詞の活用や単語の面白い覚え方、勉強法など本当にたくさんのことを教わり、いつのまにか英語が一番の得意科目になっていました。宿題、読み練習、学院長特製の単語シートなどやればやるほど成績が上がっていくのがよく分かりました。今思うと、英語を得意科目にしてくれたのは、このアカデミー学院での英語の授業でした。
授業自体も、学院長のジョークが出て笑いに包まれていて、生徒一人一人が質問しやすい雰囲気で、集中力が続く授業でした。江南高校の独自入試では英語が一番良い点でした。
また、去年の大学入試でも英語の高得点が合格につながったと思っています。こうして考えると私は英語という科目をアカデミーでゼロから始めたことで、今の結果・実力を得ることができたと思います。本当に良かったです。
アカデミーでは、他のどの授業も本当に楽しく、自然と全教科の成績が伸びていました。アカデミー、ありがとう」


「中1の夏、サッカー漬けの毎日を送っていた私は全く勉強もせず、定期テストでも散々な結果でした。そんな時、小さい頃からの友人に誘われてアカデミー学院に入塾しました。
当時は英語のBe動詞と一般動詞の区別もつかず、また数学では‘負の数’の意味がさっぱり分からないという状態でした。
その後約2年半アカデミーでお世話になり、入塾当初では考えられない程ランクアップして憧れの江南高校に合格し、とても充実した楽しい高校生活を送りました。
そうなれたのは全てアカデミーの先生方のおかげです。毎回の授業は楽しくて楽しくて、先生が発する言葉一つ一つが中学生の私をワクワクさせました。ここで、テストのための、成績のための、受験のため
の、ただの手段としての勉強ではなく、知ることの楽しさやおもしろさ、知識が増えたり、問題が解ける喜びなど、勉強の本来の姿を学んだと思います。
今、大学生として自分の興味を持った分野を探求できるのも、知る楽しさを知った、あの頃のアカデミーがあったから…そう感じながら毎日キャンパスに通っています」


「キッズクラブ英語クラスから、中1の現在まですでに9年間息子が通っています。丁寧に楽しく指導してくださっているのが、息子からの話や、学院長のブログを見ると伝わってきます。中間・期末テストの対策期間は、補習でほぼ毎日アカデミーの机で勉強しています。息子が長く通い続けている理由の1つに、学院長の「魅力」があります。良い先生が集まるのも「魅力」によるものだと思います。学院長の「元気の出るブログ」を読むと、学院長の数々の「人生経験」や「言葉」が詰まっていて、いつも親子ともども本当に元気づけられています。「復習・宿題は習ってから24時間以内に!」という学院長との約束はすべての教科で習慣となり、学力をつけると同時に達成する喜びや自信も学ばせてもらっています。
入塾した頃、まだ塾は早いかと迷いもありましたが、学習の仕方も学べて結果的に良かったと思っています」(保護者の声)


詰め込み教育や受験のための無味乾燥の暗記などによらず、生徒たちは学ぶことの楽しさを知り、それを受験後も、そして社会に出てからも役立てています。これが本当の教育の目的ではないでしょうか。
上にご紹介した卒塾生たちは、全員大学卒業と同時に県立高校の数学教師や建築士などになって、社会で活躍しています。そして、いまだに一人ひとりとつながっています。
小さな働きながら、このような形で社会に少しでも貢献できていることを誇りに思っています。
(上に掲載していないほかの生徒・保護者の声が載っている実物のチラシの画像はこちら
今日はアカデミーのCMでした(笑)。


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行き詰まった、もうこれで終わりだ

2017.01.16日

"Often when you think you're at the end of something, you're at the beginning of something else."
--Fred Rogers(1928-2003), Television Personality
「行き詰まった、もうこれで終わりだ、と思うような時は、しばしば何か別のことの始まりだ」
--フレッド・ロジャーズ、教育者、テレビホスト
(訳 舟田譲二)


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長い人生、生きていると必ず二度や三度、いや数えきれないほど、「行き詰まった、もうこれで終わりだ」というような状況に遭遇します。
長く生きていなくても、たとえ子どもでもこのように感じて、中には思いつめて自死する子すらいます。
私の中学校時代のクラスメートがふたり自死しました。
原因はいじめもあれば、病気、家庭の事情など様々です。
しかし、「待った!」
人生は終わりではありません。
終わりというのは、病気や老化など寿命が尽きたときの自然死です。


フレッド・ロジャーズが言っているように、
「行き詰まった、もうこれで終わりだ、と思うような時は、しばしば何か別のことの始まり」
です。
そう、道は必ず開けます。行きづまりは、すなわち新しい道への入口です。


フレッド・ロジャーズは大学卒業後、将来牧師になるために神学校に進学しましたが、ちょうどそのとき出合ったテレビに子どもの教育への大きな可能性を感じ、テレビ業界に入ります。
子ども向けの歌を200曲以上作詞・作曲し、数多くの児童書や教育書を著し、教育業界での貢献に対して多くの賞を受賞しました。


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そのようなことから、冒頭の言葉はおそらく青少年への愛情を込めたメッセージではないかと思います。
でも、同時にこのメッセージは人生のどの年代においても当てはまる真理です。


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エッ?と思う字幕は、どこかおかしいの

2017.01.15日

去る1月4日BuzzFeed Japan配信のYAHOO! JAPANニュースに、字幕翻訳者・戸田奈津子さんのインタビュー記事が載っていました。
翻訳一般に、また字幕翻訳にも昔から関心があるので、この記事を興味深く読みました。


私の敬愛する友人また師匠である字幕翻訳家、小川政弘さんが戸田奈津子さんのことをとても高く評価しておられ、私たちの私信のやり取りの中でかつて次のように述べていらっしゃいました。
「私の彼女への評価は、やはり字幕翻訳の第一人者だということです。なんとなれば、ネット上で指摘されている誤訳例は、彼女の全翻訳から見たら、ほんとにわずかな部分で、その何百倍もの、美しい日本語表現の字幕が多くの人を感動させてきたのもまた動かせない事実ですから。...30年もお付き合いをさせていただいて、彼女のおおらかないい性格を知る私としては、彼女には、正当な批判には謙虚に耳を傾けつつ、結婚もせず全てを好きな映画にささげた幸せな字幕人生を最後まで全うしてほしいと、陰ながら祈りたいところです」


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以下は記事の中からの抜粋です。
戸田奈津子さんは、大学の4年間を教室ではなく映画館で過ごした、というほどの映画ファン。
大学を卒業してからは生命保険会社の秘書として働いたが、どうしても字幕翻訳の夢を捨てられず、1年半ほどで秘書を辞め、翻訳や通訳のバイトを続ける。
本格的に字幕翻訳を手がけるようになったのは、40歳を過ぎてから。
20年も待ち続けてまで字幕翻訳者になろうと思った理由は、「字幕以外に、ほかにやりたいことがなかったから」


ネットでは、戸田さんが翻訳するときに使う独特の意訳や言い回しを「なっち語」と親しむ人がいる。その一方で、戸田さん独特の意訳や誤訳に対する批判の声が上がるのも事実だ。「誤訳の女王」とも呼ばれることも。
字幕をそもそもどう作っているのか、戸田さんは著書に綴っている。
「かたや練りに練ったシナリオのせりふがあり、かたや観客の映画鑑賞の邪魔にならない限度の字数がある。その中間には必ずどこかに、限りなく原文に近く、しかも字幕として成り立つ日本語があるはずである。細い細い線のうえに、その線を綱渡りのようにたどってゆく努力が、字幕づくりの基本である。(『字幕の中に人生』より)」


戸田さんにとって理想で素晴らしい字幕とはどのようなものか。
「お客さんが字幕のことなんて考えずに、あたかも登場人物が全部自分のわかる言葉でしゃべってたって誤解するぐらい、違和感なくスッと頭に入る。それが一番良い字幕だと思います。映画を観ている途中で、字幕に意識が行くのは、その字幕に何か引っかかるものがあるからです。エッ?と思う字幕は、どこかがおかしいの」
「透明な字幕」が理想だと説明している。観客はセリフ、つまり字幕を読みに映画館に来るのではない。負担がかからない字幕で、映画を楽しんでもらうことが至上の目的なのです」


エンドロールに流れる「字幕翻訳・戸田奈津子」のクレジット。これを見る観客に思って欲しいこととは。
「映画が楽しかったと思ってくれればいい。観客が『あー、良い映画を観た。楽しかった』と思ってくれれば、字幕は目的を達していると思います」


これぞ字幕翻訳家のプロ魂です。
大の映画好きで、ここまで字幕への思い入れがあり、いわば字幕と結婚したような戸田奈津子さん。
本当にやりたいことがあれば、その夢は実現するというお手本のような人です。


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やるのは<今>

2017.01.14日

"Go for it now. The future is promised to no one."
--Wayne Dyer - 1940-2015, Author and Speaker
「思い切ってやってみなさい。未来はだれにも約束されていません」
--ウェイン・ダイアー、著作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


ウェイン・ダイアーはアメリカの心理学者で、自己実現・自己啓発に関する書籍を数多く著し、世界的に高く評価されています。
日本語にも多く訳されていますがその一例を挙げると:


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このブログの中でも、「引き寄せの法則 2」「夢を描く」などの中にも書いたいわゆる「引き寄せの法則」で、私自身この法則をこれまで数えきれないほど経験してきているので、これは本当だと確信をもって言うことができます。


ウェイン・ダイアーは上の言葉のほかにも、
「これまでの人生を振り返ってみるとわかるが、私たちは自分がやってしまった事柄についてはほとんど後悔しない。むしろ後悔するのは、自分がやらなかったことである」
などと言っています。


物ごとはやってみないことにはうまくいくかどうか、わかりません。
うまくいかないこともあるでしょう。うまくいかなくて元々だと考えればいいのです。
でも、やってみたらうまくいくかもしれない。やらなければ、うまくいったかもしれないものも、何ひとつ実現しません。
そもそも「未来はだれにも約束されていない」のですから、それならやってみないと損ではありませんか。
行動を起こした人しか成功を味わうことはできないのです。
これは仕事に限らず、勉強やスポーツ、子育てや人間関係などありとあらゆるものに当てはまります。


原文には、"Go for it now."と "now"という言葉が入っています。
そう、やるのは<今>です。


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『大人になってなりたい職業』第2位は

2017.01.12日

第一生命保険が『大人になったらなりたい職業』を保育園児と小学生に聞いたところ、男の子では、「サッカー選手」に次いで「学者・博士」が2位を占めた。前年8位からの急浮上という。無心に蝶を追いつつ、いつか山頂に立つ子もいるだろう。


「末は博士か大臣か」。
〈勉強をせぬとああいう大臣に〉で、今の子どもたちに大臣は人気なし。さもありなん。
それにしても、『大人になったらなりたい職業』でサッカー選手が1位というのはわかりますが、2位に「学者・博士」というのにはちょっとびっくり。でも、とても嬉しいです。日本の将来は明るい!
これは多分に、ここ数年の日本人ノーベル賞受賞者の影響でしょう。
ノーベル賞を受賞するには、何十年もの日の当たらない陰の研究が必要で、今日大勢の受賞者が出ているのは長年地道にコツコツ頑張ってきたことの結果だ。だから、これから先、日本がこれまでのようにノーベル賞受賞者を輩出するのは困難だろう、とある著名人が語っていましたが、なんのその。
今の小学生たち、末が楽しみです。


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〈天才とは、蝶ちょうを追っていつのまにか山頂に登った少年である〉というスタインベックの言葉は、さすが米国が生み出した偉大な作家らしい表現だと唸ってしまいました。
ノーベル賞受賞者たちもかつて子どもだった頃、蝶ちょうを追っていつのまにか山頂に登り着いた人たちなのでしょう。
今の時代、あまりにも周りが騒がしくて雑念に振り回されがち。
子どもたちにもっともっと夢を追って、いつの間にか山頂にたどり着いてもらいたいものです。


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周りの人たちがあなたの真似をする

2017.01.11日

"Do something wonderful, people may imitate it."
--Albert Schweitzer - 1875-1965, Theologian
「なにか素敵なことをしなさい。周りの人たちがあなたの真似をするかもしれませんよ」
--アルベルト・シュバイツァー、神学者
(訳 舟田譲二)


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人の行動は伝染するものです。
憎しみを持っていると、連鎖反応で憎しみもどんどん広がっていきます。
個人レベルに限らず、国と国の間でも小さないさかいが起こると、それはどんどん大きくなっていきます。
分裂はますます裂け目を大きくします。
疑惑を持っていると、その疑惑はさらに大きくなり、だれも信じられなくなります。
誤りはさらに大きな誤りを引き起こします。
悪口を言っていると、悪口は周りにどんどん伝染していきます。


しかし、一方で人の良い行いもまた伝染していきます。
私たちの日々の生活を少しでも明るく、幸せにするには、また世界に平和を求めるなら、当然のことながら私たちがまず率先して人のお手本となるような行動を取らなければなりません。
なぜなら、それも伝染していくからです。


シュバイツァーがここで言っている、「なにか素敵なことをしなさい。周りの人たちがあなたの真似をするかもしれませんよ」はまさにこのことを教えています。
私がよく心に思うのは、次の「平和を求める祈り」です。


わたしをあなたの平和の道具としてお使いください。
憎しみのあるところに愛を、
いさかいのあるところにゆるしを、
分裂のあるところに一致を、
疑惑のあるところに信仰を、
誤っているところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
闇に光を、
悲しみのあるところに喜びをもたらすものとしてください。
慰められるよりは慰めることを、
理解されるよりは理解することを、
愛されるよりは愛することをわたしが求めますように。
わたしたちは与えるから受け、
ゆるすからゆるされ、
自分自身を捨てることによって、永遠の命に生きるからです。


地上において完全な理想郷をつくることは不可能ですが、小さな行い一つひとつの積み重ねが輪を広げていくなら、世界はもっともっと平和になり、住みやすいところになることでしょう。


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批判するより励ませ

2017.01.10日

"Those who are lifting the world upward and onward are those who encourage more than criticize."
--Elizabeth Harrison – 1849-1927, Educator
「世界を向上させ、前進させる人は、批判するよりむしろ励ます人だ」
--エリザベス・ハリソン、教育者
(訳 舟田譲二)


人を批判したり、責めたりするのはいとも簡単なことです。ときには大声で怒鳴ったり叱ったりすることもあるでしょう。
実際のところ、ほとんどの家庭において夫婦・親子・きょうだい間で、また学校では教師間あるいは教師と生徒の間、生徒間で、企業などでは上司・部下の間、同僚の間などで日常茶飯事のように行われていることでしょう。


私が塾の仕事を立ち上げたとき、最初にお世話になった会計事務所で、私たち客の面前で経営者が従業員を大声で怒鳴っているのを目撃しました。
怒鳴られていた人はうちの担当者でしたが、即首になったか、自ら退職したかで、間もなく顔を見なくなりました。
そして、私たちもこのようなところは嫌だと思い、すぐに別の会計事務所に変わりました。


人はみんなそれぞれ器の大きさが違います。自分の思うように動いてはくれませんし、期待外れの状況にときには頭にくるようなこともあるでしょう。
でもこのことは言い換えれば、同時に相手も自分のことを同じように見ている可能性があるということです。


自分が完璧からほど遠く、欠けだらけであるのと同様、この世に完璧な人などどこを探してもいません。
ということは、相手に「ああしろ、こうしろ」と要求したり、「こうあって欲しい」と期待すること自体無意味ですし、このような見方、考え方をしている限り、自分にとっても相手にとってもものすごいストレスとなって、このストレスがお互いの人間関係を壊し、さらには私たちの肉体・精神の健康すらも損ねることになります。


自分が日々接している人や環境を向上させ、前進させたいと思うなら、相手を批判するよりむしろ励ますことです。
ここから創造的な世界が開けていきます。


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リサイクル

2017.01.09日

昨年のことですが、小学5年生に社会を教えていたとき、ゴミとリサイクルの問題を取り扱いました。
生徒たちのリサイクルに対する意識は非常に高く、驚きました。
というのは、道端に平気でペットボトルや空き缶を捨てたり、可燃ごみの袋の中にペットボトル・空き缶などを入れている大人をよく見かけているからです。


資源の少ない日本でのリサイクルへの取り組みはおそらく世界でもトップクラスだと思います。
それが小学生にまで浸透しているというのはとても喜ばしいことです。
リサイクルには大きく分けて3つあり、
<リデュース> (減らす) ごみになるものは買わない、もらわない
<リユース> (繰り返し使う) 牛乳びんなどリターナブル容器の製品を買う
<リサイクル> (資源として再利用する) ごみは分別する、リサイクルされた製品を買う
生徒たちにとってリサイクルはなじみのあるもので、みんな意識して取り組んでいましたが、リデュースとリユースは新しい概念でした。


留学時代よく目にしたアメリカのごみ収集車とアメリカでのリサイクルへの意識について生徒たちに話しました。
下の動画のような大型のトラックが回ってきて、主に裏通りに置いてある大型ごみコンテナーをフォークリフトのようなもので持ち上げて、バサーっと豪快に後の荷台に落とすのですが、じつはこのコンテナーの中には生ごみだけでなく新聞紙から空き缶、ガラス瓶、プラスチック類などは当たり前のこと、使わなくなったテレビなどの家電類からソファーなどの家具まで捨ててあったりするのです。
しかも、広大な土地があるアメリカ、これらのごみを焼却したりリサイクルしたりせず、一斉に全部空き地に埋め立ててしまいます。
この動画を見せて上のことを話したところ、みんな目を丸くしてびっくり。一斉に「信じられなーい!」



当時の日本はリサイクルの技術などはなく、ほとんど全部焼却していて、これが大気汚染を引き起こしていたので大きいことは言えませんが、今日の日本のリサイクル技術と一般国民の意識の高さはすごいと思います。
国内の自治体はだいたい似たりよったりかと思いますが、私の住んでいる街のリサイクルはかなり徹底しています。


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アカデミーでもこれらを忠実に実践していて、ティッシュを使い終わったら箱をつぶし、取り口についているビニールははがしてそれぞれ紙とプラクルの資源に分けて出しています。


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ここまでやる国は世界広しと言えどもそうはないでしょう。
でも、これぐらいしなければ、地球上の資源に限りがあり、その上人口がどんどん増えていている今日、大気汚染や土壌汚染、地球温暖化、資源の枯渇など、私たち自身どんどん地球を破壊していくことになります。


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ダディ

2017.01.07日

今から数年前、2005年11月28日に父は亡くなりました。
父の名前はジョン。父は私の人生の大半において、子どもたちとほとんど時間を過ごすことのなかった、つねに忙しい会社の経営者でした。
子どもの頃のことを考えると、ほとんど母の思い出ばかりです。母は家族をひとつにまとめ、自らの愛情とサポートで家庭を築いてくれていました。
父はいわゆる大物のビジネスマンで、ただ仕事やレクリエーションのスケジュールに沿って、家を出たり入ったりしているだけでした。


しかし父は、年を取るにつれて自分の人生に関わっている人たちに関心を寄せるようになりました。娘たちや義理の息子たち、孫たちなどに。
ひ孫が誕生すると父はそれまでとはまったく違う人物となり、周りの人たちのことをもっとよく知ろうとするようになりました。父は愛する者たちみんなと時間を過ごすよう努め、私たちに自分自身をまるでギフトのようにして与えてくれました。


その過程で父は、家族の一員として愛されるとはどういうことかを学びました。
また、父がどれほど素晴らしい人物であったかを知るきっかけも私たちに与えてくれました。
父が人生最後の数年間に、その生き様を通して人生についてとても多くのことを私に教えてくれた、ということを知ったらきっと驚いたことでしょう。


父はいつでも万事において楽しい面や良い面を見つけていました。決して鼻を鳴らしたり不平を言ったり、人の悪口を言ったり、人に対して否定的な見方をしたりすることなく、自分の財産に対しては物惜しみせず、道徳面、金銭面においては人々の信用が厚く、機会あるたびに人をハグし、愛を体現し、感謝の気持ちを表していました。
父は、ただありのままの姿でいるだけで素晴らしいお手本でした。


ですから私は今日、さまざまな人間関係を考えるとき、どれほど無意識のうちにお互いに影響を与え合っているかということを思いめぐらせるのです。
私たちの日常生活の中で、ほんの些細な会話や行動さえもがほかの人にいつまでも消えない印象を与えます。


ほかの人に対する心遣いや思いやりを伝えることができるよう、私は自分のすることすべてにおいてこのことを意識するよう心がけています。
ちょうど晩年の父が私に教えてくれたように。
あなたはいかがですか?


サンドラ・アベル
(訳 舟田譲二)


6年前の記事、「子は父の背中を見て」の中に、私自身の天に帰ったダディ(私も父のことをこう呼んでいました)のことを書きました。
父は決して上のサンドラ・アベルさんのダディのような立派な人ではありませんでした。
それでも数えきれないほど多くの素晴らしいレッスンを、お手本を私に残してくれました。


サンドラが
「あなたはいかがですか?」
と尋ねていますが、果たして私はどうなんでしょう?
「子は父の背中を見て育つ」と言いますが、果たして子どもたちにどのような背中を見せてきたのでしょうか。
そして、これから先も見せ続けるのでしょう。
また、子どもに対してだけでなく、あらゆる人間関係において私はどのような背中を見せているのでしょう。
私も「自分のすることすべてにおいてこのことを意識するよう心がける」ようにしています。


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親切のススメ

2017.01.06日

"Be kind whenever possible. It is always possible."
--Dalai Lama - Monk
「できる時にはいつでも親切にしなさい。そして、親切はいつでもできることです」
--ダライ・ラマ、僧侶


「可能な時にはいつでも親切にしなさい。でも、親切にするのに可能でない時などないのですよ」というダライ・ラマの親切のススメです。


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「小さな親切運動」というのがありますが、上のはあくまでも一例であって、「電車やバスの中で人に席を譲る」「困っている人を手伝ってあげる」など、改まってすることである必要はありません。どんなことでもいいのです。言葉かけだけでもいい。寄り添ってあげるだけでもいいのです。
親切は、いつでも、どこでも、だれにでもできることです。
夫婦や親子、きょうだいの間でも、また友達同士、仕事仲間、上司と部下、先輩と後輩、雇主と従業員、教師と生徒の間から、まったく見知らぬ通りがかりの人に至るまで。


そう言えば、厚切りジェイソンのお笑いネタに「親を切って何が親切だ」というのがありましたが、親切とは「親を切る」のではなく、「相手にぴったり寄り添う」という意味です。
人はひとりで生きていくことはできず、誰かにぴったりと寄り添ってもらいたいものです。
ですから、ほんのちょっとしたことでいいのです。
「親切」は人間関係の潤滑油です。
親切のない世界はギスギスして、息づまるような感じがします。


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とんこつラーメン

2017.01.05日

昨夜はとんこつラーメンを食べてきました。
人生で2度目の体験です。
もう十数年前になるかと思いますが、一度食べて、もう二度と食べまいと思ったのです。それはとんこつ独特のあぶら濃さや匂いなどがあっさり系の自分に合わなかったからです。


それが昨夜、思い切って食べに行ったのは、うちの卒塾生が昨年12月26日に塾の斜め向かいに店を開く、と案内をくれたからです。
「とんこつラーメン」と聞いて、一瞬昔の思い出がよみがえってきて、「ああ残念。普通のラーメンだったら食べに行くのに」と内心思っていたのですが、やはり可愛い教え子が開いたお店ですから一度は食べに行こうと心に決めていたのです。


開店以来、年末年始の数日を除いてずっと毎日営業していますが、通りがかるたびに店の中はいつも満員。ときには店の外まで人が溢れています。
次男に聞いたら、開店初日に食べに行って、とても美味しかったとのこと。
昨夜も満員だったのですが、客足がちょっと落ち着いた時を見はからってチャレンジしに行きました。


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店に入っていくと、教え子の店主は威勢のいい声で「いらっしゃいませっ!」
そして顔を上げて私の姿を認めるやニコッとして、「あっ、こんばんは!ありがとうございます!」。
メニューもトッピングも種類が豊富。サイズはミニ、中、大、大盛りがあります。
さらに、「麺:柔らかめ、ふつう、かため  味:うすめ ふつう こいめ  あぶら:うすめ ふつう こいめ を注文時に指定してください」と書いてあります。
私は恐る恐る(と言ったら失礼ですが)、ミニで味はうすめ、あぶらは少なめ、麺は硬め、トッピングに味玉(これは店主からいただいたクーポンでオマケ)を注文しました。


できあがるのを待っている間にも、次から次へとお客さんが入ってきて注文しています。
しばらくして「はい、お待ちっ!」と、目の前のカウンターに注文したラーメンがのりました。