学院長元気の出るブログ

日々の随想。教育問題、子育て、英語、積極思考、人間関係、霊想等など。
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ジョージ学院長 元気の出るブログ

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どのような人生を歩みたいですか?

2018.05.25日
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"Life is made of memorable moments. We must teach ourselves to really live…to love the journey not the destination."
--Anna Quindlen – Author and Journalist
「人生とは一瞬一瞬の素敵な思い出からできている。目的地そのものではなく、旅路を楽しみ、日々を思いっきり生きることが何よりも大切」
--アナ・クウィンドレン、作家・ジャーナリスト
(訳 舟田譲二)


私たちは経験則的に「今の瞬間を楽しむ」ことの大切さを知っています。
だからこそ、友達やボーイフレンド、ガールフレンド、家族と過ごす時間を楽しもうとし、あるいはサーフィンやゴルフ、テニスなどのスポーツや、釣りや将棋、読書など趣味を楽しみ、人によっては仕事をも楽しみます。
そして、これは素晴らしいことです。


つい先日、「いい人生を生きる秘訣」という記事を書きましが、その中でも「日々の生活を楽しむことがいい人生を生きる秘訣。もっといい日が来るのを待って、先の日を楽しみにしていてはいけない」というマージョリー・ペイ・ヒンクリーの言葉を紹介しました。
明日や10年先、20年先などの人生を待ち望んでいてはだめなのです。なぜなら、先の日を楽しみにしていると、「今」という瞬間を楽しむことを忘れてしまうからです。
だれも将来、未来に生きることはできず、今を生きるよりほか何もできません。


しかし、ここにもうひとつ大切な真理が隠されているのを見逃してはいけません。
今のこの一瞬一瞬を楽しむ生き方は享楽主義的な人生につながりかねません。
すなわち、快楽を人生の目的として、これを追求する生き方。苦労を避けて、安楽に生を楽しもうとする快楽主義に陥りがちだということです。
実際のところ、多くの人がこの罠に陥ってしまっています。快楽主義こそが生きる目的のように勘違いしているのです。


たとえば、パチンコや競馬、競輪など一攫千金を狙って毎日毎日、時間とエネルギー、財を費やしている人がいます。あるいは、振り込め詐欺のように人を騙してでもお金を得たい、楽してお金を得て遊んで暮らしたいといった生き方もそうです。
美味しいものを食べて、高級車を手に入れ、旅行をし、贅沢な生活をすることが人生の目的になると、それは空しいことです。
それだけが人生ではない、人生の真の目的ではないからです。
もし、それが人生の目的であるなら、ほかの動物となんら変わるところがありません。
だから、そのような生き方をしている人は、何をしても、どんな贅沢をしてもきりがなく、心底から満足することはないのです。


「今」という瞬間を楽しめ、ということと一見矛盾しているかのように見えますが、これは真理の両面であって決して矛盾ではありません。
人生の真の目的を追求しつつ、今の瞬間瞬間を楽しみ、味わうことはもちろん可能なことであり、またしなければならないことです。
享楽主義ではなく、現実的目的追求主義です。
このような生き方こそが、私たちに真の幸せをもたらすものと私は信じて疑いません。
また、この地上の生涯だけでなく、その後の命もあると思うなら、また私たちを超えた超越的な神という存在を信じるなら、当然のことながら生き方は変わってきます。
皆さんはどのような人生を歩みたいとお考えですか?


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あなたの人生はここで終わるわけではない

2018.05.24日

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"Don't give up because of one bad chapter in your life. Keep going. Your life doesn't end here."
「人生という本の中で、1章の悪い章のためにあきらめてはいけない。歩み続けよ。あなたの人生はここで終わるわけではない」
(訳 舟田譲二)


昨日の記事、「泣けました!」に対する反応はものすごく、アップしてから丸一日たった今もまだ私のFBタイムラインやメールに投稿が続いており、200通近くになっています。
皆さん、昨日の当該選手に対して同情的で多くの人が涙を流し、日大側の対応に怒りを覚えています。


そして、昨日の夜8時から行われた前監督とコーチの会見が行われました。
これを見ていて、さらに腹立ちを覚えました。
「申し訳ありませんでした」という謝罪は表面的で、自分たちの保身のために言い訳ばかりしていました。
「表現の仕方がまずかったためこちらの言わんとしたことがきちんと伝わっていなかった」という弁明はまことに聞き苦しく不快でした。
また、「QBがけがをすれば、秋の試合に出られなくなるので、こちらの得だろう」とコーチが言ったとする学生の一昨日の証言を「そんなことは言っていない」と否定していながら、「彼はいい選手だ。彼のいいところを引き出そう、なんとかしてやりたいと思っていた。やめて欲しくない」と全く矛盾したことを言っていました。


謝罪は、「自分の指導の未熟さ、全員の気持ちがわからなかったのが、自分の落ち度」という言葉に終始し、実際に起きたこと、当該の学生および被害者学生に対する本質的な謝罪の声はまったく聞けませんでした。


司会を務めた日大広報担当者の最後の、「もうやめてください。会見を打ち切ります」という態度がさらにあと味悪いものにしました。
会見を見ていた現役選手や日大生、卒業生など関係者たちはツイッターで、「ひどい会見だ。選手はみんな怒ってる。今の状況なら何を聞いても嘘ばかりだ」と今回の会見をこき下ろしていました。


昨日の前監督・コーチの会見には当該選手もきっと納得はいかないことでしょうが、彼に対して伝えたいことは、冒頭の言葉、
「人生という本の中で、1章の悪い章のためにあきらめてはいけない。歩み続けよ。あなたの人生はここで終わるわけではない」
です。
そして、これは私たちすべてに当てはまる言葉です。


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泣けました!

2018.05.23日

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"Be strong when you are weak,
Brave when you are scared,
and Humble when you are victorious."

― Michelle Moschetti, author
「弱いときには強くあれ
怖れているときには勇敢たれ
勝利のときには謙虚たれ」

―ミシェル・モチェッティ、作家


昨日午後2時45分からの日大アメフト部の加害選手の記者会見を見ていて泣けてきました。
去る5月6日に起きた、日大と関西学院大学の試合中に起きた悪質な反則タックルプレー。
全国の人々の注目を浴びた加害者学生による謝罪会見でした。
20歳になったばかりの青年が実名顔出しで自ら記者会見の場を持つ決意をし、しかも時系列でこの事件の起きた背景を客観的に事実のみを述べ、監督やコーチに対する批判や私見、自らの行為に対する弁解の言葉を語らず、ひたすら謙虚な態度で謝罪した姿に私は男泣きに泣きました。


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普通だったら自分をかばうために監督などを責めたいところなのに、この選手が語った言葉は:
「たとえ監督やコーチに指示されたとしても、私自身が『やらない』という判断ができずに、指示に従って反則行為をしてしまったことが原因であり、その結果、相手選手に卑劣な行為でケガを負わせてしまったことについて、退場になった後から今まで思い悩み、反省してきました。そして、真実を明らかにすることが償いの第一歩だとして、決意して、この陳述書を書きました。相手選手、そのご家族、関西学院大学アメリカンフットボール部はもちろん、私の行為によって大きなご迷惑をおかけした関係者のみなさまにあらためて深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」
自分の非を認め、謝罪に徹したこの選手の勇気と潔癖さに感動で胸が震えました。


それに比べて、日大アメフト部監督始め、日大側の後手後手に回る対応には失望するばかりです。監督はただ、責任を取って辞任すると語るのみで、自らを始めとする指導者側の加害選手に対する脅しや卑劣なやり方を認め、謝罪するどころか保身に徹しています。


また、この記者会見後、日大広報課長は「こちらとしては何もお話しすることはありません。お引き取りください。法人としてお話することはない」というコメント。
「関西学院大学アメフト部被害者学生、および関係者の皆様にご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ありません。事件に関して調査後、改めてご報告させていただきます」となぜひと言、言えないのか理解できません。


これは事故ではなく明らかに事件です。
下手をしたら被害者学生に後遺症が残り、一生棒に振ったこともあり得ました。
さらに、当該の加害者学生も、もう二度とアメフトはしないと言うほど、自らをいさめていて苦しんでいるのに、それに対する日大側のいたわりの心が微塵も見えません。


もし、私が被害者学生、またはその親であったなら、加害者学生の暴行を赦し、日大の監督・コーチ陣だけに絞って訴えを起こすことでしょう。
また、もし私が日大側の人間であったとしたら、被害者はもちろん加害者学生に対しても真摯に謝罪し、その償いとして当該学生には日大での残りの勉学に対しては学費無償にし、さらにアメフト部に残留してもらうよう頭を下げてお願いするかと思います。
日大側にこのような大所高所の大決断ができ、今回の問題に対して逃げずに取り組むなら失った信用を取り戻すことができるかもしれません。しかし、このままだと単にアメフト部の問題にとどまらず、大学自体の信用失墜につながることでしょう。


冒頭の言葉、
「弱いときには強くあれ
怖れているときには勇敢たれ
勝利のときには謙虚たれ」

はスポーツマンシップのお手本を示していますが、同時にこれは私たちすべてに当てはまる教えです。


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私の近況報告

2018.05.18日
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"The best way to pay for a lovely moment is to enjoy it."
--Richard Bach – Author
「素敵な時を過ごしていることに対する一番の感謝の表し方は、その時間を楽しむことだ」
--リチャード・バック、作家
(訳 舟田譲二)


"The best way to pay for a lovely moment" の 'pay' は文字どおりには「支払う」「代価を払う」という意味です。
すなわち、'a lovely moment' 「素敵な時間を過ごしていることに対する、感謝の気持ちの表し方の一番の方法」というのが原義です。
ですから、そのような「感謝の気持ちの表し方として一番の方法」は、「その素敵な瞬間を楽しむこと」だと言っているのです。


ちょうど一昨日の記事、「いい人生を生きる秘訣」の中にも書きましたが、いい人生を生きる秘訣は、「今」というこの瞬間を楽しむことです。
そして、素敵な瞬間を過ごしていることに対して感謝の気持ちを表す最善の方法は、その瞬間を思う存分楽しむことなのです。
つまり、一昨日の記事の言葉と今日の言葉は 'hand in hand' 「表裏一体」です。


還暦を迎える少し前から体調を崩し、それに続く父の召天、義母の交通事故と入院、妻の実家での看病生活、その直後に起こった東日本大震災と妻のいないしわ寄せによる多忙など、極度のストレスが相次ぎ、私も倒れて仕事ができなくなりました。
毎日、吐き気やめまいに襲われ、味覚・聴覚・嗅覚異常、うつ、幻覚・幻聴、睡眠障害、記憶障害、激やせ(2か月で体重−10kg、ウエスト−10cm)などの症状が現れて、しばらくは自宅でほとんど寝たきりの生活を余儀なくされました。
あちらこちらの病院にかかって検査、診察してもらっても原因不明。
のちに5つ目の病院の検査で脳波の異常が発見され、てんかんと診断。
こんな生活が5年ほど続きました。


そんな中、このままでいたら本当に一生寝たきりの生活になると思い、少しずつ外に出てウォーキングを始めました。最初は、10分歩くだけでふうふう、心臓はドキドキ。
やがて30分、1時間歩き、そのうちに8km、10km...20kmと伸ばしていきました。
そして、もう治ったかと思ったのが今からちょうど3年前(「絶"不"調から絶好調へ」)。
ところが、その直後に今度は繊維筋痛症を患い、全身の痛みでまたウォーキングができなくなりました。


でも前回の病も、今回のも信仰によって打ち勝ちました。
そして、今またウォーキングに励み、健康作りに再チャレンジしているところです。
毎日、そして一瞬一瞬を楽しみながら。


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ここ数日はほぼ毎日10km前後ウォーキングしていますが、背後で私のために祈って支えてくださっている方々や家族に心から感謝しつつ歩きながら祈っています。
そして、今の健康を感謝するだけでなく、目に入る景色や新緑の匂い、ホトトギスやカラスの鳴き声、小川のせせらぎ、海の波の音、潮の香り、涼しい海風などの自然だけでなく、途中行き交うウォーキングしている人やジョギングしている人、犬を散歩に連れている人やサーフィンしている人たち等々、目に入るすべてのものが新鮮で美しく、もう本当に一瞬一瞬を心ゆくまで楽しんでいます。


今日の言葉、
「素敵な時を過ごしていることに対する一番の感謝の表し方は、その時間を楽しむことだ」
はまさに私の今の人生そのものです。


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反対者(敵対者)に出会ったら

2018.05.17日

"Whenever you are confronted with an opponent, conquer them with love."
--Mahatma Gandhi – 1869-1948, Indian Activist
「反対者(敵対者)に出会ったらいつでも愛で打ち勝ちなさい」
--マハトマ・ガンジー、インドの政治活動家
(訳 舟田譲二)


ガンジー(またガンディ)は、ロンドンへ留学して弁護士の資格を取り、1893年、イギリス統治下の南アフリカで弁護士業を始めたましたが、列車の一等車への乗車を拒まれて荷物と一緒に放り出される経験をし、これをきっかけに人種差別への反感を覚え、差別撤廃に向け人生を歩み出しました。
そして、後に祖国インドに戻ってからはイギリスからの独立運動を指導し、暴力に対して暴力で抵抗せず非暴力で抵抗して民衆を指導し、インド独立を独立に導きました。
この非暴力の流れを受けたのがアメリカで黒人の地位向上と公民権運動を展開したキング牧師です。


下のビデオはスペインの公園で撮られたものです。
小さな子どもたちが、母親のいる前で黒人の子どもを仲間外れにし、「猿」と言ってからかったり、頭をたたくなどの暴力をふるっています。
母親は自分の子どもに対して差別をする子どもたちに対して、またそれをベンチの上で黙って見ている親たちに対しても怒ったり、抗議したりすることなく、黙ってその場を去っていきます。


親たちが人種差別をしていると、子どもたちもそれを当然のことのようにして同じような行動を取ります。このような人種差別は決して許されるものではありません。
しかし、この黒人のお母さんのように悪態をついたり、喧嘩したりせずに去ることは、非暴力を貫いたガンジーやキング牧師が勧めた本物の愛ある行動と言えるのではないでしょうか。


私たちも、もし何らかの理由で差別行為を受けたり、暴力をふるわれたりするようなことがあったら、ガンジーの言うように、
「反対者(敵対者)に出会ったらいつでも愛で打ち勝つ」
ことが一番の賢明な方法であり、また神の喜ばれることだと思います。



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いい人生を生きる秘訣

2018.05.16日
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"The trick is to enjoy life. Don’t wish away your days, waiting for better ones ahead."
--Marjorie Pay Hinckley - Author
「日々の生活を楽しむことがいい人生を生きる秘訣。もっといい日が来るのを待って、先の日を楽しみにしていてはいけない」
--マージョリー・ペイ・ヒンクリー、作家
(訳 舟田譲二)


「いい人生ってニャンだ?」


明日、来週、来月、来年、10年先、30年先のことをいつも心待ちにしながら生活していたら、人生を心から楽しむことは一生できません。


早くテストが終わったらいいのに。
早く学校を卒業したい。
早く成人して、自立したい。
いい仕事に就きたい。
もっとお金を稼ぎたい。
いい人に出会って、早く結婚したい。
早く子どもがほしい。
子どもに早く育ってほしい。
いい車がほしい。
いい家に住みたい。
旅行がしたい。
いい人生を生きたい。
こうなったらいいのに。
あれがほしい。これもほしい。
もっと、もっと、もっと...


私自身、これまでの人生を振り返ってみたら、なんだかつねに上のようなことを考えてきたような気がします。
将来に夢があることは素晴らしいことです。
でも、今になってみれば、その時、その時の学校の勉強や、友達とのつき合いや、結婚生活や、子育て、仕事をもっともっと楽しんでいれば良かった、と。
確かに私なりに何事にも一生懸命取り組み、これまで生きてきました。だから、決して後悔しているわけではありません。
しかし、いつも先のことに目を向けていたために、その瞬間、瞬間を十分に楽しんでいなかったような気がするのです。


私たちが生きることができるのは、「今」というこの瞬間だけです。
来年どころか、明日、いや1時間先も、1分先も生きることはできません。


「今」という瞬間に目を向けるなら、感謝できることはいくらでも見つかります。
たとえ勉強や仕事で苦労していたときでも、子育てで困っていたときも、健康を害していたときでも、今振り返ったらその時、その時、神様からの恵みは数えきれないほどいただいていたし、祝福されていました。


いつも、明日、来週、来年...というふうに先の人生を考えていたら、「今」を見失ってしまいがちです。すると、今の幸せ、感謝を十分に見つけることができなくなるのです。


だから、「今」あるがままを楽しむのです。
現在の状態を最大限に生かすのです。
人生で最高の祝福は、「今」この瞬間、私たちの目の前に横たわっています。
楽しむのを先送りにしたら、今が十分に楽しめなくなります。
しょせん人生というものは、「今」という瞬間の積み重ねが、明日、来週、来年、20年先に結果となってついてくるものなのです。
そして、これこそがいい人生を生きる秘訣です。
ああ、このことに「今」気づいて良かった。
これからの生き方が変わってくるぞ!


と、昨日はこんなことを考えながら、夕方5時40分に家を出て、真っ暗になるまで2時間25分、16670歩、10.3kmの大磯海岸までのウォーキングを楽しむことができました。
これほどまで健康が回復したことに心から感謝した次第です。


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成功とはほかの人があきらめた後も食らいついていること

2018.05.15日
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“Success seems to be largely a matter of hanging on after others have let go.”
―William Feather – 1889-1981, Publisher and Author
「多くの場合、成功とはほかの人があきらめた後も食らいついていることのようだ」
―ウィリアム・フェザー、出版業・作家
(訳 舟田譲二)


上の画像は3年前の記事、「英語は聞き流すだけで話せるようになる!? Part1」の『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』からのものです。
ちょっと脇道にそれますが、この記事は実はいわくつきのもので、私には苦い思い出があります。どんな思い出か興味のある方は「聞き流すだけで英語は話せるようにならない!」をご覧ください。


さて、今日のテーマは「成功」です。
これまで「成功」についてはたくさんの記事を書いてきました。試しに、このブログページ左上の「エントリー検索」に「成功」と入力すると、成功に関する記事が山ほど出てくると思います。


冒頭の言葉、
「多くの場合、成功とはほかの人があきらめた後も食らいついていることのようだ」
は真理だと思います。
去る日曜日の記事、「安上がりで効果てきめん英語学習法」の中に登場したエドワードさんは、最初カイトサーフィンを始めたとき思うようにできず、何度も沖に流されて遭難しそうになったことさえありました。でも、彼はそれでもあきらめず頑張り続けたためマスターし、今では自由にカイトもボードもバーやラインも操り、ほぼ毎週新宿から車で平塚までカイトサーフィンをしにやってくるほど楽しんでいらっしゃいます。
一方、私はと言えば37年前に一度ウィンドサーフィンを試して、うまくできなかったためすぐにあきらめてしまったため、それっきりになってしまいました。もし、あのときあきらめずにグアムから帰国してからも続けていたなら、ひょっとしたら(万に一ぐらいの可能性で)今頃、平塚の海岸でウィンドサーフィンを楽しんでいたかもしれません(笑)。


シリーズ『ミッション:インポッシブル』の主演トム・クルーズは、離陸しようとして滑走路を猛スピードで走っている飛行機にしがみついているシーンや、他にも多くの危険なシーンをスタントや画像加工なしに演じてきたことで知られています。
体を張った、というか命を懸けた彼の映画に対する真剣な取り組みが、このシリーズをより一層面白くしています。


さて、このトム・クルーズ、ご存じの方も多いでしょうが、彼は生まれつき文字の意味を脳内で認識・理解することに困難を覚える「失読症」という一種の学習障害を抱えています。また、行を飛ばすなどして教科書をうまく読むこともできませんでした。そして高校までLD(学習障害者)のための特別クラスに入っていました。
「ほかの友達のように本がすらすら読めたり、集中力があったらどんなにいいだろう」と、いつも思っていたそうです。でも、努力家の彼は、得意だったスポーツには何でも挑戦し、自分の弱点を補うための集中力も鍛えました。
俳優になってからも、失読症のために脚本等の文章は理解できないので、台詞を覚えるときはテープに全て録音してもらって繰り返し聞いて覚えるそうです。


トムが、「ほかの人があきらめた後も食らいついて」いった結果の人生での成功です。


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人に与えられたとてつもない能力

2018.05.14日

"When you dance, your purpose is not to get to a certain place on the floor. It’s to enjoy each step along the way."
--Wayne Dyer – 1940-2015, Author and Speaker
「ダンスするとき、フロアのある場所まで移動することが目的ではない。目的はその場所に行くまでのステップを楽しむことである」
--ウェイン・ダイヤー、作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


昨日の記事「安上がりで効果てきめん英語学習法」に、その前日の土曜日にカイトサーフィンをしているオーストラリア出身の方とお友達になったと書きました。
昨日の礼拝後、そのことを柿谷牧師にお話ししたところ、すぐ近くにお住いの柿谷先生は歩いてよくこの海岸にいらっしゃるようで、写真のサーファーをこれまでしばしば見かけていてご存じでした。


さて、このカイトサーファー、エドワードさんの見事なサーフィンぶりを見ていていろんなことを教えられました。


まず第一に、その見事なサーフィンの腕前。
平塚で唯一の遊泳地区になっている防波堤のテトラポッドで囲まれたところを、本当に自由に左から右へ、右から左へとスイスイと気持ちよさそうに水の上を滑っていらっしゃいました。
風はほとんど同じ方向からずっと吹き続けているのですが、エドワードさんは風の向きがたとえどちらからであれ、自由に操り、膝をかがめてスピードを落として、最後は水面に背中をつけるまで身を倒してピタリとストップします。
カイトを操るバー(手で握る棒)とライン(バーとカイトをつないでいるひも)を実に見事にコントロールしています。別のカイトサーファーと近距離ですれ違うときも、しっかりコントロールし、決してぶつかったりラインが絡まったりすることはありません。
私など力がないから無理、とエドワードさんに言ったところ、実は力はほとんどいらず風を利用するだけだと言います。
しかし、10代の頃からずっと普通のサーフィンをやってきて慣れていたエドワードさんでさえ、カイトサーフィンでは最初のうちカイトをうまくコントロールできず、沖合まで風に流されて遭難しそうになったことが何度もあったそうです。
私だったら確実に遭難していて、今頃は天国にいることでしょう。
エドワードさんが、カイトサーフィンは50代から60代の人もたくさんやっているから試してみたらと誘ってくれましたが、そもそも運動音痴の私は見て楽しむだけで十分です (笑)。


このことから、人生も同じだなぁとつくづく思いました。
エドワードさんも最初はなかなかコツがつかめずに何度も沖に流され苦労していましたが、持ち前の根性と努力でこの難関を乗り越え、今では自由に操って楽しんでいます。
同様に、誰の人生にも荒波や逆風はつきものです。
困難に出合ったときに「もうだめ」と言って簡単に諦めて自暴自棄になったり、ギャンプルやアルコール、暴飲暴食に逃げたり、中には自死してしまう人すらいます。でも、人は試練を乗り越えるたびに強くなっていくものです。コントロールできるようになるまでは忍耐と努力、訓練が必要です。


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学んだことの二番目は、人間のすごい知恵と能力。
カイトサーフィンは数多くあるサーフィンの中でも比較的歴史の浅い(といってももう20年ぐらいになるそうですが)スポーツです。
もともとは、カイトすなわち日本でも昔から私たちがお正月に上げていた「凧」です。
この凧とサーフィンを結びつけて遊びにし、さらにスポーツに、そして競技にする、という知恵には驚かされます。


エドワードさんとも話していたのですが、1970年代に観ていたテレビ番組『ハワイ5-0(ファイブオー)』で初めて見たサーフィン(当時は「波乗り」と言っていました)に度肝を抜かれたものですが、人はこれをどんどん進化させいろいろなスポーツを生み出してきました。同様に、昔の凧が発展を遂げ、ハンググライダー、パラグライダーやモーターパラグライダー、スノーカイト等々を生み出してきました。
エドワードさんが言っていましたが、これから20年先、30年先になったらどんなスポーツがさらに生まれているか想像もつかない、と。
そして、これらのスポーツは世界中の多くの人たちに愛されて広がっていき、やがて競技にまで発展します。
このことをエドワードさんに尋ねたところ、2020年の東京オリンピックでは多分神奈川か千葉かを会場にして、これらのカイトを使ったマリンスポーツも競技になっているだろうという答えが返ってきました。


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大昔、空を飛ぶ鳥を見て、あんなふうに自分たちも飛びたいな、と思って考えていた人は凧を生み出し、さらにそれは飛行機に発展し、やがてそれがこのような遊びやスポーツにもなっていったのです。人間の無限の頭脳と可能性に驚かされます。
他の動物に本能として与えられているさまざまな能力を見て、そこから新しいことを生み出す知恵を人は神様から与えられているのです。


動物のようにただ飛ぶことや泳いで生活することを目的とするのではなく、私たち人間はそれを活用して人生を楽しむことができるように生まれてきているのです。
できない私などのためには、見て楽しむこともできるように。
「ダンスするとき、フロアのある場所まで移動することが目的ではない。目的はその場所に行くまでのステップを楽しむことである」


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明るい将来を望むなら

2018.05.11日
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"Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.The important thing is not to stop questioning."
--Albert Einstein
「昨日から学び、今日のために生き、明日に希望を持とう。大切なのは疑問を持つのをやめないことだ」
--アルベルト・アインシュタイン
(訳 舟田譲二)


アインシュタインの名言です。
前半の「昨日から学び、今日のために生き、明日に希望を持とう」はおそらくどなたも同意されると思います。
でも、これと後半の「大切なのは疑問を持つのをやめないことだ」とは、いったいどのような関係があるのでしょうか?皆さん、おわかりですか?


まず前半の部分から考えてみましょう。
「昨日から学び」というのは、もちろん文字どおり昨日に限ったことではなく、「過去」全般を指しています。つまり、過去から学ぶということです。
「今日のために生き」は、文字どおり今日も含みますが、さらに言えば「現在」あるいは「今この瞬間」という意味でもあります。
「明日に希望を持とう」も、文字どおり明日のこともそうですが、明日以降、明後日もその次の日も、...「将来」という意味になります。


そこで、後半の「大切なのは疑問を持つのをやめないこと」とのつながりですが、たとえば昨日を含む「過去」を考えるとき、「なぜあのようなことをしたのか?」「なぜあのようなことが起きたのか?」など、自分自身あるいは世界の過去の失敗やさらに成功も含めて、「なぜ?」と疑問を持つことが歴史を学ぶことの意義であり、これを今日(こんにち)に、また将来に生かすことにつながるのです。
ですから、「起きてしまったことはしようがない」ではなく、過去の経験を生かすためにどうすればいいのだろう、と疑問を持たなければ過去は役立たない死んだものになってしまいます。歴史に興味のない人は、「過去はもう変えられないことだから仕方のないこと」と考えていますが、これは大きな間違いです。


次に、「今日」「現在」「今この瞬間」の生き方とのつながり。
これは、自分自身の、また世界の将来は「今」にかかっているから、今をどう生きるか、ということを私たちは絶えず考えなければならないのです。
「今この瞬間」自分はどのように生きればいいのだろう、人とどのような接し方をすればいいのだろう、仕事や勉強に対してどのように取り組めばいいのだろう、今自分がこの行動を取るならそれは将来どのような結果をもたらすだろう等々、「今日のために生きる」にはどうすればいいのか自問しなければなりません。これが「今日」に疑問を持つということです。
「今」が将来を変えるからです。


そして、「明日に希望を持つ」ことにはどのような疑問を持てばいいのでしょう。
ハーヴィー・マッケイという作家が次のように言っています。
「楽観主義者は正しい。そして悲観主義者も正しい。あなたがどのようになるはあなたの選択次第だ」と。
「明日に希望を持てない」と考えている人は、悲観主義者です。そして、このような考え方をしていたら、まず間違いなく「明日」そして「将来」はそのとおりの人生になってしまいます。
そして、将来を楽観的に考える人はそのとおりの明るい人生を歩みます。
なぜ、そうなるのか、これも自分で考える必要があります。というのは、人に言われて納得できることではないからです。
自分の頭で「なぜ明日に希望が持てない」のか、考えなければなりません。
そして、自分で納得いく結論を出すことです。


私たちは疑問を持つのをやめたら、その時点で人生は終わってしまいます。
常に自分に問いかける。「なぜ?」「どのようにしたらいい?」「どうなるだろう?」と、過去・現在・未来のことを考えるとき、将来の人生は開けていきます。


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感謝の心は人と人の心をつなぐ接着剤

2018.05.10日
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"Appreciation is a wonderful thing: It makes what is excellent in others belong to us as well."
--Voltaire – 1694-1778, Writer and Philosopher
「感謝するというのは素晴らしいことだ。感謝によって他の人が持っている素晴らしいものを私たちも共有することができるからだ」
--ヴォルテール、文学者・哲学者
(訳 舟田譲二)


感謝する心は私たち人間が持つ最高の資質のひとつです。
「感謝しない心」とは、人になにかやってもらっても、そんなのは当たり前だと思います。
お金を払っているから当たり前、仕事だから当たり前、親だから当たり前、子どもだから当たり前、先生だから当たり前等々、「そんなことは当たり前」と思っていると感謝の心はなくなります。
そして、それはとてもさびしいことです。


店で物を買うとき、レジの人が「ありがとうございました」と言うと、私も必ず「ありがとうございました」と言います。バスを降りるときにも運転手さんに頭を下げて「ありがとうございました」と言います。
たんに儀礼的に言うのではなく、本当に感謝しているからです。


人から「ありがとうございます」とお礼を言われても、「こちらこそありがとうございます」と言います。ぎゃくにお礼を言わないと、なんか落ち着きません。実際、こちらもお世話になっているのですから。


感謝の気持ちをニッコリと笑顔や「ありがとう」「感謝しています」と言葉で表すと、そのときその人が持っている素晴らしいものを私たちも共有していることになります。
またそれは同時に、私たちの持っているものも他の人と共有するということです。
人間というのは、このようにしてみんなお互いを必要としていて、いろいろな面でお互いに助け合い、お世話になっているわけですから、感謝するのは当たり前なのです。
感謝することによってお互いの持っている素晴らしいものを共有できて、私たちはより豊かになります。


感謝の心は人と人の心をつなぐ接着剤です。
あなたは今日、だれかに感謝の気持ちを伝えましたか?
心がつながりましたか?
心がポカポカ温かくなりましたか?
もし、まだだったら、どんなに小さなことでもいいので感謝の気持ちを伝えましょう。
そうすることによってあなたの心も豊かになります。


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♪この〜木、なんの木?

2018.05.09日

「♪この木なんの木 気になる木
名前も知らない 木ですから
名前も知らない木になるでしょう


この木なんの木 気になる木
見たこともない 木ですから
見たこともない花が咲くでしょう」


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有名なあの日立のCMソングです。
木の名前、ご存じの方いらっしゃいますか?
「モンキーポッド」というらしいですが、聞いてもみんなすぐ忘れてしまいます。
それで、現地のハワイでも「ヒタチの木」と呼ばれているそうです。それぐらい「日立の木」で有名になったのですね。


1か月近く前になりますが、「いっちゃれば ちょーでー 」の記事の中でご紹介したロス在住の友人の金成通孝(かねなりみちたか)さんは、数字、とくに人の生年月日や記念になるような日にちや年度などをとてもよく覚えていらっしゃいます。
「初めてアメリカに来たのは◯◯年の◯月◯日」とか、「◯月◯日に愛犬リオに噛まれた」などなど、本当によく覚えておられて感心します。
覚え方のコツをお尋ねしたら、語呂合わせだけでなく、Aさんの誕生日は自分の妻の誕生日の1週間後、などのようにして自分がよく知っている何かと結びつけて覚えるのだそうです。
その金成さんも私の誕生日、6月21日はなかなか覚えられなかったのですが、「1年で1番昼の長い日は?」とヒントを上げたら、「あっ、夏至だ!」と言ってすぐに覚えました。
このほか、好きな映画の中で話されるセリフもよく覚えていらっしゃいます。


私は数字には疎いほうで、なかなか覚えられません。
でも、だれでも自分の関心のあることならいくらでも覚えられます。
車の好きな人は車の名前はまるで博士のようによく知っていますし、歌の好きな人は歌詞を、映画やドラマが好きな人は俳優・女優の名前や年齢などを自然と覚えますよね。


私の場合は、早口言葉や英語で一番長い単語(45文字)や地名(58文字)など、これらは全然苦なく覚えられます(まだ動画をご覧になっていない方はこちらからどうぞ「エクササイズでなくイナサイズ」)。


今から30数年前、中央大学で教えていたときには、毎年新しく教える学生約400人の名前を覚えていました。まずは学生に関心を持ち、覚えるために授業時間中何度も名前で当てて、その学生の顔や性格の特徴をとらえて名前と結びつけて覚えていましたが、自然と覚えられました。
今はもう全然だめですが(泣)


この記憶法は勉強や仕事、名前、電話番号だけでなく、ほとんどどんなことにも応用できます。円周率10万桁を暗記した原口 證(はらぐち あきら 1945年–)さんは、数字を下のようにかなに置き換えて語呂合わせで物語にして覚えました。
0 - お、ら、り、る、れ、ろ、おん、おー
1 - あ、い、う、え、ひ、び、ぴ、あん、あー、びゃ、ひゃん、びゃ、びゃん
意味のないものはこのような覚え方をするのが正しい方法です。


でも、一番大切なのは覚える対象に関心を持つこと、覚えることに意味・目的を見出すことです。そして、自分自身に合った覚え方を自分で調べ、考えること。
人からの受け売りではなかなか覚えられません。


ところで「日立の木」の名前、まだ覚えていらっしゃいますか?


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無用の長物

2018.05.07日

"It’s a sign of mediocrity when you demonstrate gratitude with moderation."
--Roberto Benigni – Actor, Comedian, and Director
「感謝の気持ちを表すのに遠慮するのは無用の長物だ」
--ロベルト・ベニーニ、俳優・コメディアン・監督
(訳 舟田譲二)


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ロベルト・ベニーニ(1952年10月27日-)は、イタリアの俳優、映画監督、コメディアン。(上の写真は本人)
1998年公開の監督、脚本、主演を務めた『ライフ・イズ・ビューティフル』では、アカデミー主演男優賞、アカデミー外国語映画賞、カンヌ国際映画祭 審査員特別グランプリなど世界各国の映画賞を受賞した。(Wikipediaより)


鬼才ロベルト・ベニーニが歯に衣を着せぬ言い回しで、「感謝の気持ちを表すのに遠慮するのは無用の長物だ」(直訳すると「遠慮がちに感謝の気持ちを表すのは平凡の印」)と言っています。


1年前の記事、「楽しい時はあっという間に過ぎる!」に書いた田中さんとは4年余りにわたる家族ぐるみの親しいお交わりをさせていただいています。
昨日は、上の記事の中に登場する美人姉妹のひかりさんとみのりさんが平塚の湘南見附キリスト教会の礼拝にご実家の熱海から来てくださいました。
「美人」というのは単に外見だけでなく、おふたりとも本当に「心の美しい」方です。
礼拝後、お茶の交わりの時間にみのりさんがお仕事の介護のお話しをしてくださったとき、そのことがよく表われていて、私たちはみんな心打たれただただ頭の下がる思いをしていました。
おふたりは礼拝での柿谷牧師のメッセージは今まさに自分たちが必要としていたもので、心に届いたと感謝しておられました。


田中さんご一家は皆さん本当に謙虚で心の温かいクリスチャンで、お会いするたびにとてもよくしていただき、教えられることばかりで、いつも心がほんわりと温かくなるのを感じます。
昨日は、礼拝後、私のお気に入りの湘南海岸近くのイタリア料理店に行きお昼をご一緒しながらお話の続きをしました。


レストランで3時間近く話し(時計を見ていなかったのでどれだけの時間だったかわかりませんが)、その後海岸に向かって歩きながらもずっと話しっぱなしでした。
海岸は強風で砂浜の細かい砂が容赦なく顔に打ちつけてくるので、早々に退散し駅に向かって歩きながらまた話し続けました。
話しても話しても話題は尽きず、みんなもう夢中でした。
おふたりは謙虚に、私からは教えられることばかりだとお礼をおっしゃいましたが、感謝するのはむしろ私のほうで、元気をいただいて10歳ぐらい若返りました。
この次の私のメッセージ当番である7月と8月にまた教会に来てくださるとおっしゃって、楽しみがひとつ増え、さらに10歳若返りました(笑)。


お別れしたのは夕方5時、あっという間の5時間のお交わりでした。
駅近くの閉店している店舗の前で3人で手をつないで一緒にお祈りしました。
駅の改札口で別れを告げた後、姉妹から元気をもらって若返ったので歩いて家に帰ることにしました。
普段40分から45分ぐらい、超速歩で35分の距離ですが、昨日はゆっくり歩いて1時間かかりました。歩数計を見るとなんと2か月ぶりの15000歩、7.8kmでした。
家に着いて、「しまった、せっかく来てくださったのに一緒に写真を撮るのを忘れてた!」。
おふたりのお写真をご覧いただくことができないので(上の1年前の記事に写真は掲載されています)、仕方なくスマホアプリの歩数計の画像を載せます(つまらなくてすみません。でも、私の健康のためにお祈りくださっている皆様と20歳も若返らせてくださったひかりさんとみのりさんへ感謝のご報告です)。


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知覚の扉

2018.05.06日

"There are things known and there are things unknown, and in between are the doors of perception."
--Aldous Huxley – 1894-1963, Writer and Philosopher
「既知と未知のものがあり、両者の間には知覚の扉がいくつもある」
--オルダス・ハクスリー、作家・哲学者
(訳 舟田譲二)


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この世の中「既知」なるものと「未知」なるものがあります。
しかし、既知と未知の間には無数のグレーな「知覚の扉」があります。
まったくの「未知」かと言えばそうでもなく「既知」の部分もあるし、「既知」の中にも「未知」の部分があります。


「知覚の扉」という言葉は、詩人ウイリアム・ブレイクの下の一節からの引用です。
「知覚の扉澄みたれば、人の眼に ものみなすべて永遠の実相を顕わさん」(知覚の扉が澄みきっていれば、すべての事物はあるがままの無窮の相〔無限の様相〕を見せる、という意味)
作家・哲学者であるオルダス・ハクスリーは、これを体験するためサボテンの一種から採れる幻覚剤メスカリンを使って自らの身体で実験しました。


この結果、芸術家が描いた絵画の中の衣服や布地の皺(しわ)に、普通の状態だったら感じない宇宙の真理のようなものを体感します。
ハクスリーが到達した答えは、「人間は宇宙からのありとあらゆる刺激を受け止めているが、生存のために役立つもの以外の多くを削除して、必要なものだけを知覚している」ということ。これを彼は脳が減量バルブの役割を果たしていると言いました。


わかりやすく言い換えれば、著名な芸術家や、幻覚・幻聴・幻想などの症状を持つ統合失調症、またサヴァン症候群のような人が見る世界は、一般の私たちから見ると特殊に見えるが、本来人間はみんなこのような感覚を持っている。しかし、日常生活に支障をきたすので不必要なものはフィルターをかけて(減量バルブによって)感じなくしているのだ、と。
このことは私自身、「サヴァン症候群 天才か?」の中で述べていることと一致しています。


ヨガ、苦行、座禅など神秘体験をもたらす手段は肉体の能力を弱め、その結果脳の機能を低下させ、メスカリンと同様の効果をもたらすとも考えられます。
つまり、宗教の世界も似ていて、普通の人が感じることのできない世界を実体験することのできる能力が減量バルブの影響を受けずに発揮できているのではないでしょうか。


このように、一般に考えられているような「既知」と「未知」という二極だけでなく、その間には無限の中間の相があり、これは「知覚の扉」と呼べるものなのです。
自分に見えないから、経験できないからと言って、自分の知らない世界を否定することは逆に無知と言えます。
神を信じる信じないはもちろん個人の自由です。
しかし、体験したことがない人が体験した人に対して、宗教なんて馬鹿げているというのは、ちょうど数学の苦手な人が、数学の面白さを知っている人に対して、「数学なんてつまらないし、役立たないよ」と説得しようとしているようなものです。


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バラバラだったものがくっついて...

2018.05.05日

“Sometimes good things fall apart, so better things can fall together.”
--Jessica Howell - Actress
「時にいいことがバラバラになってうまくいかなくなることがある。バラバラに見えていたものがくっついてさらに良いものが生まれるために」
--ジェシカ・ハウエル、女優
(訳 舟田譲二)


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日本には「瓢箪(ひょうたん)から駒」ということわざがあります。
「駒」というのは普通、「将棋・チェス・双六(すごろく)などで、盤上に並べて動かすもの」という意味で使いますが、元来は「子(こ)馬(ま)」から「馬、子馬」という意味です。
「瓢箪のような小さい口から、馬のように大きいものが飛び出す」というところから「予想もしていないこと、あり得ないことが起こる」という意味です。


今日の冒頭の言葉、
「時にいいことがバラバラになってうまくいかなくなることがある。バラバラに見えていたものがくっついてさらに良いものが生まれるために」
というのは、上の「瓢箪から駒」に一見似ていますが、実質はまったく異なります。


とても良いと思われていた計画や状況が、いつの間にかまるで空中分解したかのようにバラバラになっていき、気がついたらだめになっていた、ということが私たちの人生において起こることがあります。
たとえば、夫婦に子どもができ、子どもは順調に育ち、絵に描いたような幸せな生活を送っていたのに、ある日突然子どもが事故や事件に巻き込まれ、家族は悲しみのどん底に突き落とされて崩壊していく。「神様、なぜですか?」と言いたくなるようなこと。
事実は小説よりも奇なりで、このようなことは現実に毎日のようにどこかの家庭で起こっています。あなたの家庭にも起こったかもしれません。
まあ、このような大げさなものでなくても、就職や進学のときに、あるいは引っ越しや学校、職場、人間関係のことなどで思いがけないことが起こり、目の前が真っ暗になるようなことはしばしば起こります。
これが前半部の「時にいいことがバラバラになってうまくいかなくなること」です。


しかし、しばらく経って、これまでバラバラに見えていたものがいつのまにか次々とくっついていき、ジクソーパズルのように最後のピースが穴にはまったとき、完璧な絵になり、あのときの苦しみは今日のこの幸せのためだったんだ、という結果になることがあります。そのような経験はありませんか?私にはいくつもあります。


旧約聖書に出てくるヨブという人物はまさにそのような人生を歩みました。
そしてこのヨブの物語から大きな慰めや励ましをもらって苦難を乗り切り、そしてヨブのように最後には大きな祝福にあずかった。いや、たとえこの世的な祝福でなくても、苦しみや悲しみの中にあっても、試みの意味がわかって心に平安が訪れたという人もたくさんいます。


「苦しみにあったことは、わたしに良い事です。これによってわたしはあなたのおきてを学ぶことができました」
(詩篇 119:71)
「あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである」
(コリント人への第一の手紙 10:13)
「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている」
(ローマ人への手紙 8:28)

これも「新超ひも理論」で、すべてつながっています。


皆さんの中でこのような体験をされた方、よろしければお差支えのない範囲で是非そのお証をシェアしてください。きっと、同じような状況の中にいる人の励ましとなることでしょう。


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固く握りしめた拳

2018.05.04日

"You cannot shake hands with a clenched fist."
--Indira Gandhi - 1917-1984, Prime Minister of India
「固く握りしめた拳で握手はできない」
--インドラ・ガンディ、インド首相
(訳 舟田譲二)


「固く握りしめた拳(こぶし)」は怒りの象徴です。
人は心の中で怒りを感じていたり、苦々しい思いを持っていたら無意識のうちに身体は硬直し、手は握り拳になっています。
握り拳を差し出して握手することはだれにもできません。お互いに握り拳を出すと殴り合いの喧嘩になります。


握手は挨拶のひとつの方法です。
挨拶するとき、相手のことを信頼していなかったり、恐れの感情を抱いていたり、敵対意識を持っていたりしたら握手はできません。


握手はまた同時に和解、仲直りの象徴でもあります。
人と何かで衝突して、不快な思いを抱いたままでいると、不整脈を起こし、血圧は上がり、呼吸は浅くなり、心拍数は上がり、健康上いいことはひとつもありません。
このようなときには、自分自身のために相手を赦すか、相手のために謝罪して赦してもらい、いち早く和解すべきです。
その和解、仲直りのしるしとして、固く握りしめた拳を解いて握手するのです。


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「固く握りしめた拳」はまた緊張の象徴です。
緊張していると無意識のうちに握り拳になってしまいます。
このようなとき、相手の人が開いた手を差し伸べて握手を求めてくると、自分も手を開かざるを得なくなります。
握手はお互いの緊張をほぐし、その結果温かい心が伝わり、相手との距離を縮めて、良好な人間関係を築くことにもつながります。
固く握りしめた拳を開いて、積極的に手を差し伸べて握手し、友達を作りましょう。
友達の輪が広がっていくと緊張が解けて心が温かくなり、世界が広がります。


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あなたにできる最高に美しいこと

2018.05.03日
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"The most beautiful thing you’ll ever do is an expression of something that’s already with you."
--Sandra Gallagher - Author and Speaker
「あなたにできる最高に美しいことは、あなたがすでに持っているものを表すことです」
--サンドラ・ギャラファー、作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


「自分のうちにはいいものなんて何もない」と思っている人がたくさんいます。
でも、神様は一人ひとりを無限の愛をもってこの世に生み出してくださっているので、いいものが何もない人なんてひとりも存在しません。それどころか、神様は一人ひとりに特別な賜物、才能、ほかの人にないものを与えてこの世に送り出してくださっています。
それに気づかないまま人生を過ごすとしたら何ともったいないことでしょう。


「私にはいいものなんか何もないから、ひっそりと、平凡に、目立たなく生きていく」と言う人もいますが、これもとんでもない勘違いです。
上でサンドラ・ギャラファーが言っているように、
「あなたにできる最高に美しいことは、あなたがすでに持っているものを表すことです」


あなたにはほかの人にない、素晴らしいものが必ず神様から与えられています。それを表すこと、すなわちありのまま生きることです。
しかも、それは決して難しいことではありません。
なぜなら、あなたはそれをすでに持っているからです。ただ、それを表すだけでいいのです。


ちょっと考えてみてください。
この世の中、なんでこんなものがあるの?というような、存在目的や意味さえわからないようなものがたくさん、本当に数えきれないほどたくさんあります。
何か思いつきますか?
ちょっと考えてみてください。


たとえばクモ(蜘蛛)。
皆さんの中にクモが好き、という方はいらっしゃいますか?
私はクモは大の苦手です。
クモの巣が顔に引っかかって不快な思いをした方はきっとたくさんいらっしゃるでしょう。
でも、クモの巣をじっくり見ると実に美しい。完璧な幾何学的な紋様で、しかもこれほどうまくできたものはありません。
人はこれまでクモを毛嫌いしてきましたが、最近になってクモの糸からいろいろな新しいものが発見されて、これを利用した新しい科学の分野が始まっています。


「糸の組成はタンパク質分子の連鎖で、体内では液状で存在し、体外へ排出される際に空気と応力によって繊維状の糸となる。これは不可逆反応で、空気上で液状に戻ることはないが、使用した糸を蛋白源として食べ、消化して再び糸などに利用する種もみられる。
糸の強度は同じ太さの鋼鉄の5倍、伸縮率はナイロンの2倍もある。鉛筆程度の太さの糸で作られた巣を用いれば、理論上は飛行機を受け止めることができるほどである。そのため、近年では人工的にクモの糸を生成する研究も行われている」
(Wikipediaより)


さらに、
「クモの糸を研究している奈良県立医大の大崎茂芳特任教授(65)(生体高分子学)が、クモの糸を束ねて作ったバイオリンの弦は、広く使われているナイロン製の弦より強く、音質も優れているとの調査結果を、米物理学会誌『フィジカル・レビュー・レターズ』の最新号(13日発行)で発表した。既に各国の演奏家らから、問い合わせが寄せられているという。
大崎教授は約35年間、クモの糸を研究しており、2年前に約1万本ずつより合わせた太さ0.75〜1ミリの弦を作ることに成功した。
電子顕微鏡による調査では、より合わせることでクモの糸の断面は3割増していた。
音の周波数の解析では、高音域でナイロン弦の倍以上、強い音が出ることがわかった。プロ奏者にナイロンの弦のバイオリンと弾き比べてもらったところ、クモの糸の方が輪郭のしっかりした音で、柔らかく深みがあるとの評価を得た。
名器ストラディバリウスに張って試した大阪音大講師でバイオリニストの松田淳一さん(53)は『音の広がりと味わいが素晴らしい。普通のバイオリンに張った場合でも、名器に劣らない音色が出る』と語る。
弦1本を作るにはクモ100匹が必要なため、大量生産は難しいが、大崎教授は『いつか音楽ファンをうっとりさせる音色を世界に広めたい』と話している」

(2012年4月20日付 読売新聞32面「クモの糸のバイオリンの音色、名器に劣らず」より)


多くの人から迷惑とさえ思われ、見つけられるとバシッと叩かれて殺されるクモ。
こんなクモにさえこのような私たち人間の生活に役立つことを提供しているのです(もちろんクモはそんなこと露ほども知りませんが)。


それでは、私たち人間はどうでしょう?
犬の嗅覚力は人間の100万倍以上と言われていますが、人間の鼻は5万種類の匂いを記憶できるそうです。これには犬も「参ったワン!」。
人間の血管を全てつなぎあわせるとその長さ10万km、地球2周半に相当します。
私たちの身体は60兆個の細胞からできていますが、その一つの細胞にあるDNAをつなぎ合わせると1.7mになります。
すると全DNAをつなぎ合わせた全長は、1.7(m)×60(兆個)で1044億km。
太陽と地球の距離は約1.5億kmなので約350往復できる距離になり、太陽系の端から端までの59億kmは8往復できることになります。


こんな複雑な身体が自然と勝手に出来あがると思いますか?しかも、何の目的もなく、偶然に。不可能です。
ボーイングB747-400型機の部品数は約600万点。油圧管・空調ダクトなどの配管総距離数は8km。配線の総延長は274kmです。人間の身体とは比較にならないほど単純です。
でも、このボーイングジェットですら、自然と出来あがったなんて言う人だれもいませんよね。


ならば、世界にふたりといないあなたが何の目的もなく、偶然にこの世に生まれてくるわけないでしょう。
あなたには、世界中であなたにしかない特別なものがたくさんあります。
それを別に意識することなく、肩肘張らず、ただありのまま表すことが、「あなたにできる最高に美しいこと」なのです。


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退屈で死ぬぐらいなら、情熱で死ぬ

2018.05.02日

“I would rather die of passion than of boredom.”
—Vincent van Gogh – 1853-1890, Painter
「退屈で死ぬぐらいなら、私は情熱で死のう」
--フィンセント・ファン・ゴッホ、画家
(訳 舟田譲二)


映画『炎の人ゴッホ』の中で「情熱の人」として描かれたゴッホですが、じっさいパッション(情熱)のかたまりのような人でした。
私も情熱の人です。ゴッホと同じく、退屈して死ぬよりむしろ情熱で死にたいと思っています。
あまりにも情熱的すぎて、下手をすると本当に情熱で死にかねません。
仕事において、また趣味でも、何にでも情熱を注ぎ、没頭するあまり自分のことを顧みなくなる傾向があり知らず知らずのうちに無理をしていまいます。ですから、後ろで手綱を引いてくれる人が必要です。私の場合それは家族や親しい友人であり、また神様です。神様がいらっしゃらないと暴走する危険性があります(笑)。


一昨日、テレビ番組でボーク重子さんという方を知りました。
重子さんは大学卒業後外資系企業に勤めていました。お付き合いをしていたアメリカ男性からある日、声をかけられました。
プロポーズかと思いきや、彼に言われた言葉は、「君は結婚したら、その後はどういうふうに生きていくの?」でした。
彼女が、「子どもを産んであなたの面倒を見たいと思います」と答えると、
「僕はそれだけの人はいらない」と言ってフラれてしまいます。


この失恋をきっかけに重子さんは自分探しにロンドンへ飛び、そこでアートを学びます。
現代美術史で修士号を取得後、南フランスで出会ったアメリカ人男性ティム・ジョゼフ・ボークさんと結婚し、米国ワシントンDCに移住。
そこで生まれたSkye(スカイ)さんを英才教育。
しかし、日本の大学受験のような教育ではなく、アメリカ流英才教育で、「自分で考え、自分からやる子ども」、「双方向のコミュニケーション力」、「心が折れない回復力」をつける子どもを育てるというとてもユニークな教育です。


重子さんは福島県の英語塾を経営するご両親の下で生まれ、英才教育を受けて育ちました。
そこでは絶えず他人と比較されていたため、自分を見失い、何のために生きているのかわからなかったそうです。
時間が無限にあれば暗記やドリルをさせ、テストで高得点をあげることもいいでしょうが、限られた時間の中で何が大切か考え、人格形成の大事な時期に子どもがパッションを感じることに打ち込める時間を与えたいと思いました。


そこでバレエを始め、ボランティアやいろいろな楽器、スポーツなどに触れるチャンスを与えて、その中で彼女が一番パッションを感じるものを探させたそうです。
家庭では食事の席で毎回、テーマを与えて家族でショートスピーチをする練習をしました。
その結果、バレエではプロのバレエ団からお誘いがくるほどの実力がついたそうですが、彼女は大学進学を決めました。


高い学費を少しでも自分でまかなおうと奨学金を得ることを考え、2017年7月、全米の女子高校生が知性や才能、リーダーシップを競う大学奨学金コンクール「全米最優秀女子高生」に応募し、見事優勝しました。最終審査は、抽選で引いた題目をその場でスピーチするというものですが、まさにこれぞスピーチというお手本のような素晴らしい名スピーチでした。
そして、今は全米の名門校コロンビア大学で学んでいます。


子どもの頃、他人と比較されて折れてしまいそれがトラウマになった重子さんは、ワシントンDC初のアジア現代アート専門ギャラリーをオープンさせ、そのほか教育関連の本を書く「作家」として(『世界最高の子育て』『世界最高の子育てツールSMARTゴール 「全米最優秀女子高生」と母親が実践した目標達成の方法』『誰だって「なりたい自分」になれる』)、若いアーティストの発掘などをする「アートコンサルタント」、また全米、日本で人生設計のお手伝いをする「ライフコーチ」として活躍されています。さらに将来は、モチベーショナルスピーカーになる夢をもっていらっしゃいます。
「この親にしてこの子あり」で、母親のパッションと娘のスカイさんのパッション、本当にすごい!私も見習いたいものです。


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そう、パッション=情熱さえあれば、能力はどんどん引き伸ばされ、道は開かれていくのです。この短い大切な人生、退屈で死ぬなんてじつにもったいない話です。
皆さんは何にパッションを感じていますか?


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あなたもヒーローになれる!

2018.05.01日
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“A hero is no braver than an ordinary man, but he is braver five minutes longer.”
—Ralph Waldo Emerson – 1803-1882, Essayist
「ヒーローとは普通の人よりとくに勇敢なわけではない。ただ、もう5分間だけ長く勇敢なだけだ」
—ラルフ・ウォルドー・エマソン、エッセイイスト
(訳 舟田譲二)


エマソンとは波長が合うのか、2009年12月に書いた「人はおよそ...」を始め、10回引用しています。好きな作家、哲学者、思想家です。


今日の上の写真を見ると、火事の現場に飛び込んでいく消防士の姿が写っていて、私たちは「ヒーロー」「英雄」というと、どうしてもこのような自分の命をも顧みないような勇敢な人を想像してしまいがちです。確かにこのような人たちはヒーローです。
しかし、これらのヒーローたちでさえ、一瞬たじろいだり、躊躇したりすることがあるのではないでしょうか。
このようなとき、彼らは「あと5分長く勇敢」であり続けます。その5分が10分になり、知らない間に30分、あるいは1時間になる。そしてその結果、人命救助のヒーローになったりします。


「もう5分間だけ長く勇敢」という言葉に思いを馳せて、エマソンが言わんとしていることを私なりにちょっと考えてみました。


私自身は自分のことをまあまあ忍耐強いほうだと思っているのですが、ときに焦っているときなどこの5分を待てないことがあります。
言わなくていいことをつい言ってしまったり、しないでいいことをやってしまったり。
皆さんにはそのようなことはありませんか?


考えてみたら、この世の中のさまざまな事件や事故、人の失敗など、ほとんどはこの5分の差が重大な結果につながっているのではないでしょうか?
言いたいことをその場で言い、やりたいことをその場ですることが必ずしも勇気あるとは言えません。なぜなら、それが大きな問題を起こすことがしばしばあるからです。


夫婦げんかをしていて、ついかっとなってしまい言わなくていいことを言ってしまったために離婚になるというケースだってあるでしょう。後になって、ああ、あのときもうちょっと我慢していれば良かったと思っても後の祭りです。
親子の間のちょっとした行き違いが大喧嘩に発展し、そしてそれが勘当になってしまう。
一時期頻発して問題になった車のあおり運転による人命をも巻き込む大きな事故。


これらはまさにあと5分長く我慢していれば避けることができたことです。
忍耐する、我慢するのも勇気のうちなのです。
そして、これは難しいように思われますが、じつはだれにでもできることです。
カッとしたり、イライラしたり、相手に何か言いたくなったとき、手が出そうになったときなど、ひと息ついて5分長く我慢するならば取り返しのつかない大きな問題に発展することがなくなるかもしれません。


たったの5分が運命を変えるのです。
あなたもこの次、なにか問題に直面したとき、「もう5分間だけ長く勇敢」になるよう意識してみませんか。たったそれだけのことで、もちろん有名人になるわけではありませんが、あなたもヒーローになれるのです。


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別れと出会い

2018.04.29日
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"If you are brave enough to say goodbye, life will reward you with a new hello."
--Paulo Coelho – Lyricist and Novelist
「別れを告げる勇気があったら、新しい出会いで大きく報われる」
--パウロ・コエーリョ、作詞家・小説家
(訳 舟田譲二)


パウロ・コエーリョ(1947-)はブラジルの小説家・作詞家。作詞家として活躍した後の1987年に、『星の巡礼』(O Diario de um Mago)で小説家デビュー。1988年に発表した「アルケミスト」が世界的なベストセラーとなり、38ヵ国以上の言語に翻訳され、世界各国の文学賞を受賞。日本でも人気のあるブラジル人小説家の一人であり、1998年発表の「ベロニカは死ぬことにした」は、2005年に映画化(主演:真木よう子)、2012年に舞台化(主演:西条美咲)もされている。(Wikipediaより)


また同時に素晴らしい名言をこれまでたくさん残しており(故人ではなく現役でまだ続行中)、かれの名言だけでもゆうに1冊の名言集ができるほどです。


さて、今日の名言
「別れを告げる勇気があったら、新しい出会いで大きく報われる」
もとても意味深です。
もちろん、当然のことながら人との別れと新しい人との出会いも含んでいます。
よく新聞などの人生相談で、恋人との別れや伴侶との死別を嘆き悲しむ人に対して、勇気を持ってこの悲しみを乗り越えなさい、そうしたらまた必ず新しい出会いがあり、今以上に幸せになれますよ、というような回答が寄せられます。
おそらく、皆さんもほとんどの方がこのような体験を一つや二つ、いやきっといくつもしていらっしゃることでしょう。
これは真実です。


でも、これは単に人との別離と新しい出会いだけを言っているのではありません。
たとえば、事故や病気などで片腕あるいは両足を失った人。
最初は人生どん底の苦しみを経験します。
しかし、いくら嘆いたところでその失った腕や足が戻ってくるわけではありません。


そのようなときに、ふと気がついて見方を変えると、新しい世界が開けてきたりします。
そのいい例が、パラリンピック競技に出る選手たちです。
彼らもかつてはみんな泣きました。痛くて、辛くて、悲しくて。人生に失望して。
でも、その後、ひょんなきっかけで片足でスキーをやってみたら、最初はうまくいかないけれどやっているうちにだんだんできるようになって、やがて楽しくなってきて、新しい生き甲斐が生まれた、またその競技を通して知り合った人と結婚して幸せな家庭が築けた、というような話がその一例です。


星野富弘さんもそのようなひとりです。星野さんのことについては6年前の記事「命を大切に」の中でご紹介しました。
また、「まばたきの詩人」と呼ばれた水野源三さんもそうですし、自ら生涯病気の問屋と呼んでいらっしゃった三浦綾子さんも同じです(「惨めになりたい? それとも強くなりたい?」)。


ハンディキャップを持って生まれてきた人も大勢いらっしゃいます。
ニック・ブイチチさん(「自分には◯◯できない」)は、この世に生まれてきたときから両腕両足がありませんでした。人からからかわれ、生きる目標もなく、人生のどん底を味わい、自殺しようとまで考えていましたが、そのようなところから立ち上がり、今は輝いていて、ダイビング、水泳からバンジージャンプもし、モーターボートを自由に操縦しと、それこそ私にもできないようなことがいくつもおできになります。
そして、今では全世界を講演して回り、何万人という人に生きる勇気、夢を与えていらっしゃいます。


このほかにも、やめられないと思っているアルコールやタバコ、ギャンブル、薬物などの悪習慣や、悪い仲間、悪い遊び、悪い癖、気が小さくて人と話すのが苦手、仕事ができないといった自信喪失、低いセルフイメージ等など。
これらとも思い切って別れを告げると新しい出合いがあり、未体験の人生を味わうことができるようになるのです(「アルコール依存症からの解放」)。
あなたはいかがですか?
新しい出合い(出会い)のために何(だれ)と決別しますか?


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完璧な仕事ができるようになるには

2018.04.27日
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“Pleasure in the job puts perfection in the work.”
—Aristotle – 384 BC-322 BC, Philosopher
「仕事を楽しむと、完璧な仕事ができるようになる」
—アリストテレス、古代ギリシャの哲学者
(訳 舟田譲二)


アリストテレス(紀元前384年〜紀元前322年)は古代ギリシアの哲学者です。
ソクラテス、プラトンとともに西洋最大の哲学者の一人と見なされ、多岐にわたる自然研究の業績から「万学の祖」と呼ばれています。
アリストテレスは、人間の本性が「知を愛する」ことにあると考えました。ギリシア語ではこれをフィロソフィア(Philosophia)と呼びます。フィロは「愛する」、ソフィアは「知」を意味し、このところからヨーロッパ各国の言語で「哲学」を意味する言葉の語源となりました。
(以上、Wikipediaより)
英語はもちろんPhilosophyです。
「哲学」というと、なんとなく難しく感じてアレルギー反応を起こす(?)人もいますが、実際には人間が人間らしく生きていく上で避けて通れない、いわゆる「生き方学」のようなもので、賢く生きるための知恵が詰まっています。ですから、哲学者が残した名言から学ぶことはとても大切です。


さてここ数年、バイトや転職探しなど求人サイトを紹介するテレビCMがとても多くなりました。ネットでもこれらの情報があふれています。
これまでのような終身雇用に対する信頼が揺らいできており、とくに若い人の間では就職しても数年のうちに積極的に転職する人が増えてきています。私の知っている中でも大半が転職しています。
昔は、大手銀行や企業に就職すれば生涯安泰と言われていましたが、バブル崩壊そしてリーマンショック以来、銀行や大手企業も倒産や合併、人員削減などで決して安泰とは言えなくなりました。
さらに最近では欧米のようにキャリアアップという考え方がだんだん根づいてきて、自分を磨いて力をつけ、業績のいい企業、条件のいい職場に転職する人が増えてきており、このような動きに拍車をかけているのが転職サイトです。


さて、今日の冒頭のアリストテレスの言葉、
「仕事を楽しむと、完璧な仕事ができるようになる」
はいつの時代も真理です。
自分の仕事をただ生活のためと思っていたり、自分に合っていないのにほかにないからと言って仕方なく、あるいはいやいやしていたのでは、ますますやる気はなくなるし、当然の結果として仕事のクォリティも下がり、自分でも満足いかなくなります。


これに対して、自分の仕事に誇りを持ち、さらにぞっこん惚れ込んで、魂を注いでやっていると、楽しくなり、クォリティも上がり、やがては「完璧」な仕事さえできるようになります。
もちろん、好きな仕事に就いていれば一番いいのですが、この世の中、なかなか何もかも自分の思いどおりになるというわけにはいきません。
ならば、置かれている状況の中で、与えられている仕事に最大限自分自身を投入する(コミットする)という生き方もまた素晴らしいことです。そこから仕事に対する愛情もわき、クォリティが上がることにつながります。


そして、このことは仕事に限らず、あらゆる人間関係や子育て、趣味の世界に至るさまざまな分野にも当てはまります。
要はコミットすること、すべてはここから始まります。
完璧を求めるならコミットすることです。


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競うことが好きだったら、絶対に負けることはない

2018.04.26日
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あなたがオリンピック選手だったとしましょう。あなたに勝てると目されるただひとりの選手が体調不良で試合に出られないということがわかりました。あなたはこの幸運を喜びますか?それとも最高の対戦選手が出られないということにがっかりしますか?


もし本当にスポーツを愛し、そしてスポーツの本質を理解しているならあなたはがっかりするはずです。
モントリオールオリンピックの競泳で4つの金メダルを取ったジョン・ネーバー(1956-)は、自分の最高のコンディションのときに最高の競争相手に勝つことを求めるのが本物のスポーツマンだと言っています。
そう、確かにこのような試合では勝つのはより困難になり、勝つ見込みも少なくなります。でも、そのほうが試合はより素晴らしいものとなり、勝利はさらに意味のあるものとなります。
勝利者になることが本当の勝利ではなく、最高の選手になることが勝利なのです。


テニス、あるいはどのようなスポーツをしていても、簡単に勝てる相手と対戦するか、それともあなたに持てる限りの力を発揮させるような相手と対戦するのか、どちらが本当に楽しいと思いますか? おわかりでしょう。もちろん誰でも試合に勝とうとはしますが、スポーツの醍醐味は、勝とうが負けようが試合を楽しむことにあるのです。


スポーツ競技は決して戦争ではありません。闘う相手もまたあなたと一緒にプレイしている人で、決して敵ではありません。
競争(英語でcompetition)という言葉は、ラテン語の competere から来ていますが、この言葉の意味は「同じ目的に向かって一緒に努力すること」であって、「互いに闘う」ではありません。
あなたの持っている力を最高に引き伸ばしてくれる相手に感謝しなければなりません。競争相手憎むのではなく、尊敬しさらに好きになるなら、スポーツはよりいっそう健全で楽しいものとなります。


あなたと同じぐらい、あるいはあなた以上に優れた相手と競い合うなら、いつも勝つとは限りませんが、決して負けることはありません。

マイケル・ジョゼフソン
(訳 舟田譲二)


元広島カープの強打者、「鉄人」衣笠祥雄さんが23日亡くなりました。
デッドボールを受けたバッターが帽子とバットを投げ捨てて、鬼面相でピッチャーのほうに駆け寄り、両軍の選手が大乱闘になるシーンを見ることがあります。
しかし、連続出場の記録を続けている中、衣笠さんはデッドボールを受け肩甲骨を骨折した日、試合後相手のピッチャーが心配して電話をしてきたら逆に気遣って、「おれのデッドボールのあと、二塁打されたろ。動揺しちゃだめだ。君らしくない」と声をかけるなど、この人こそまさにスポーツ選手の鏡のような人です。


さて、この「競い合う」というのは、スポーツの世界だけではありません。
学生であれば勉強においてライバルの存在があります。
ライバルを敵視するのは、上のスポーツのケースと同じで間違っています。
職場における同僚などもライバルではあっても決して「敵」ではありません。仲間です。
兄弟姉妹や従兄など親戚なども同様。そもそも相手と自分を比較して、勝ち負けを競うこと自体が間違っています。
「人は人。自分は自分。みんな仲間!」


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なんである アイである Part4

2018.04.25日

森永製菓と言えば、やっぱり何と言ってもエンゼルマークですよね。
これは森永太一郎自身がデザインしたもので、1905年に商標登録されました。
以来少しずつ変わってきて現在のものになりました。


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明治38年版       昭和8年版       平成25年版


森永製菓広報によるとこのエンゼルマークの由来は、
「創業当時の代表的な商品であったマシュマロの別名『エンゼルフード』からヒントを得て、天使をモチーフとしました。子供たちに幸福と希望を与えるエンゼルは、菓子を通して子供の世界に楽しい夢を与えたいという創業者の志にぴったりと合致するもの」
といいます。


私はこの「マシュマロの別名『エンゼルフード』」に興味を引かれて少しリサーチしてみました。
その出典は聖書にありました。
「人は天使のパンを食べた。神は彼らに食物をおくって飽き足らせられた」
(詩篇 78:25)


これは、約400年間エジプトで奴隷状態に置かれていたイスラエル人(びと)が指導者モーセ(モーゼ)によって紀元前13世紀ごろ出エジプト(チャールトン・ヘストン主演の有名な映画『十戒』〔じっかい〕の出来事)した直後の出来事です。
イスラエルの人々は神に約束されたカナンの地を目指しますが、荒野をさ迷います。食べ物がないと言って民がモーセに不平を言ったとき、神が不思議な方法で40年にわたって食物を与えられました。それが上の「天使のパン」(angels' food)です。〔[パン]は今日のパンではなく、糧、食物の意味〕


以下にその前後の経緯を説明した聖書の箇所をいくつか引用します。


「そのとき主はモーセに言われた、『見よ、わたしはあなたがたのために、天からパンを降らせよう。民は出て日々の分を日ごとに集めなければならない。こうして彼らがわたしの律法に従うかどうかを試みよう』」
(出エジプト記 16:4)


「夕べになると、うずらが飛んできて宿営をおおった。また、朝になると、宿営の周囲に露が降りた。
その降りた露がかわくと、荒野の面には、薄いうろこのようなものがあり、ちょうど地に結ぶ薄い霜のようであった。
イスラエルの人々はそれを見て互に言った、『これはなんであろう』。彼らはそれがなんであるのか知らなかったからである。モーセは彼らに言った、『これは主があなたがたの食物として賜わるパンである』」
(出エジプト記 16:13-15)


「イスラエルの家はその物の名をマナと呼んだ。それはコエンドロの実のようで白く、その味は蜜を入れたせんべいのようであった」〔[せんべい]は英語ではwafer、日本語でお菓子のウエハースのこと]
(出エジプト記 16:31)


「マナは、こえんどろの実のようで、色はブドラクの色のようであった。民は歩きまわって、これを集め、ひきうすでひき、または、うすでつき、かまで煮て、これをもちとした。その味は油菓子の味のようであった」
(民数記 11:7-8)


イスラエルの人々は神が天から降らせたパンのような食物を初めて見たとき、「これはなんだ?」と言いました。「これはなんだ?」をヘブル語で「マナ」と言ったため、その食物は「マナ」と呼ばれるようになったのです。
このことから、神が天から降らせたマナを詩篇で"angels’ food"(天使の食物)と呼び、人がマシュマロを初めて作ったときにマナを連想して"angels’ food"と名づけました。


ちなみに、上のエンゼルマークの天使が手に持っているTMとはTrade Markではなく、Taichiro Morinagaのイニシャルです。
以上のことから、森永製菓のトレードマークに森永太一郎が天使の絵を描き、その下にTMと書いたのは、天使がマナ(マシュマロ)を持って天から自分のところに下ってきたのをイメージしたのだと私は思うのです。つまり、荒野でイスラエルの民が窮地にあったとき、天使の食物で救われたように、森永太一郎も天使の食物なる「マシュマロ」によって助けられた、という意味です。「子供たちに幸福と希望を与えるエンゼルは、菓子を通して子供の世界に楽しい夢を与えたい」というような単なる願いではないのではないでしょうか。
これは、神が天使を使ってマシュマロを自分のところに送ってくれたという彼の信仰の証、神の愛への感謝の気持ちです。


冒頭に挙げた森永製菓の広報による説明は、おそらく創業者森永太一郎の信仰を隠し宗教色を薄めている理由によるのではないかと思います。
太一郎は70歳で社長を退いて会長となってから天の神のもとに帰るまで、全国の教会を伝道講演して回りましたが、そのときの講演題はいつも、「我は罪人の頭(かしら)なり」(Iテモテ1:15)であったといいます。
このことからも太一郎の信仰が本物だったということが容易に推察できます。


太一郎をこのような偉大な人物にしたのは、まぎれもなく幼いころ叔父文左衛門から受けた商売道徳の教え、そして青年のときアメリカで出会ったクリスチャンの夫人を通してキリスト教に導かれて改心し、聖書の教えに忠実に従った彼の生き様そのものです。
神様は私たちに大小様々な試練をお与えになりますが、耐えられないような試練はお与えにならないばかりか、それと同時に脱出の道も備えていてくださっているのです(Iコリント10:13)。
そして、これも「新超ひも理論」ですべてつながっているのです。


「これはなんだ?(なんである?)」→「マナである」→「マナとはなんだ?」→「神が荒野でイスラエルの民を憐れんで40年間養ってくださった天使の食物で、神の愛の表われである」


だから
「なんである、愛である!」


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なんである アイである Part3

2018.04.24日

森永太一郎(1865〜1937)という人物をご存じですか?
「東洋の製菓王」と呼ばれた人で、森永製菓の生みの親、創業者です。


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森永太一郎は現在の佐賀県伊万里市で有田焼の陶器問屋の子として生まれました。6歳で父親が病没し母親とは生き別れとなり親戚の家を転々として孤児同然の少年期を過ごすことになります。学校にも通えず12歳まで自分の名前すら書けず、友達から侮辱されていました。
その後、太一郎は伊万里の陶器問屋をしている叔父にあたる山崎文左衛門商店に養われることになります。
太一郎は文左衛門から次の4つの商売道徳を叩きこまれました。
1.どんな場合でも、正当な商品だけを扱い、不正直なものを売買しない
2.目先の利益に釣られて、粗末な品物を扱わない
3.正直と信じてつけた値段は、お客様から何と言われても下げない
4.仕事を急がず、10年を一区切りと決めて堅実にやる


太一郎は文左衛門のもとで上の4ヶ条を心に刻みつけ、メキメキと力をつけて成長していきます。
文左衛門が学問に理解があったことから、幸い勉強することも許されました。負けん気だけは人一倍強かった太一郎は仕事に勉強にと一心不乱に頑張りました。


1888年、23歳のとき太一郎はもう一人前の商人になっていましたが、九谷焼きをアメリカに飛び込みで売ることを決意しました。それは、昔お世話になったことのある九谷焼きの商店をしている店主が、問屋との関係が悪化して取引きが中止となり、資金繰りは行き詰まり借金取りが押しかけてくる中で、困り果ててって若いがしっかりしている太一郎に泣きついてきたのです。
太一郎は今こそ店主に昔の恩を返すチャンスと思い何か打開策がないか必死に考えました。この商店は主に九谷焼きを外国商館に売っている。残った九谷焼きを直接アメリカで売れば手数料を払わずに済み、その分利益を見込めると太一郎は思いつきました。


勇んでアメリカに乗り込んだ太一郎ですが、九谷焼きは全く売れませんでした。かたことの英語ではコミュ二ケーションもまともにとれません。遠い異国での挫折は身にこたえました。借金だけかかえてこのまま日本に帰るわけにもいきません。ぼう然と街をさまよい歩き、疲れ果てて公園のベンチに腰を下ろしました。
ちょうどこのとき60歳ぐらいの上品な顔立ちの婦人が通りかかり、話しかけてきました。
「グッド・アフタヌーン」。太一郎もとっさに「グッド・アフタヌーン、マム」。
婦人はハンドバッグからキャンデーを取り出し、「プリーズ」と太一郎に差し出しました。
「サンキュー、マム」と応えて、キャンデーを頬ばりました。とろりとした甘味が口中に広がり「うまい!」と思わず叫びました。このような美味しい菓子を日本では食べたことがありませんでした。
この瞬間に「洋菓子の職人になろう。洋菓子の製造技術を習得して帰国し、洋菓子を安い値段で日本人に提供したい。この分野のパイオニアになろう」と太一郎は決意します。


菓子工場で働こうと彼は必死で仕事を探しますが、当時のアメリカは黒人だけでなく東洋人もひどい差別を受けていて仕事など見つかるわけありません。でも太一郎はあきらめず、アメリカ人の家のスクールボーイ(下男)となって一生懸命真面目に働きます。
家を転々としていたある時、公園で以前キャンデーをくれた夫人と再会し、彼はその夫人の下でスクールボーイとして働くことになります。この婦人は夫婦共々信仰深いクリスチャンであったことから、彼は信仰を持つに至り、洗礼を受けます。このとき太一郎は「熱狂的情熱が猛然と沸き起こり、勇気100倍」になったと言ったそうです。


太一郎は菓子職人になる夢を捨て、キリスト教の伝道者になる夢を抱いて帰国しました。彼は日本に帰ると、即座に親族や兄弟に伝道しました。しかしそのような太一郎を見て、人々からは「太一郎はアメリカで頭がおかしくなった」と言われました。育ててくれた岩崎家からも離縁されてしまいました。彼は伝道者になることにも失望し、再度アメリカに渡り、洋菓子作りの学びを続けました。


パン屋の下職からベーカリー、さらにキャンデー工場などでのべ12年間アメリカで修業した太一郎は洋菓子造りの技術を身につけることができたので帰国して独立開業することにしました。
東京の赤坂溜池でわずか2坪(畳4枚分)の作業場兼店舗を開き、「森永西洋菓子製造所」の看板を揚げました。明治32年8月、太一郎35歳の時でした。


そして最初に製造したのはマシュマロでした。
夜の明けないうちに起きてマシュマロを造り、それを風呂敷に包んで、東京中の菓子屋を訪ね歩きましたが注文は全く取れませんでした。「こんなフワフワしたものはとても売れんよ」「口に合わん」と断られます。次にキャラメルを造ってみましたがこれまた売れず、販路開拓は苦難の連続でした。落胆しましたが、熱心なクリスチャンとなっていた太一郎はすぐにマタイ伝の中の一節「天は空飛ぶ鳥さえ飢えさせぬ。ましてや万物の霊長たる人間の誠さえ踏んでいくならば、飢えることなどあるべきものではない。天は何人でも、働く者には必ず衣食の糧を与えられるものである」を思い出し、自身を奮い立たせます。


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2ヶ月経ってようやくマシュマロが売れ、それからは太一郎の地道な営業活動が少しずつ実り始め注文は徐々に取れるようになりました。
当時、商品を入れる箱は上げ底になっているのが当たり前でした。しかし太一郎は正直をモットーとしていたので、量を多く見せる上げ底には反対し、小売店や卸売店の要求も断って自らの意志を貫きました。
また、売行きの良いウイスキーボンボンとリキュールボンボンは、「柔らかい頭脳に害を与えるので、本場のイギリスではもう造られていません」と女学校の先生に指摘されると、その日のうちに製造を中止しました。
日本の高温多湿の風土で製品が傷み、返品の山を抱えることがありましたが、返品のあった得意先へはすぐに新品を無償で届けて信用回復に努めました。
太一郎のこうした商道徳は、彼の信用を高め「森永は商人道を心得た男だ」と評判が立ち、取引きを望む小売店が続出していきました。


このほかにもいろいろな苦労や試練が続きましたが、太一郎は幼い頃叔父から教えられた商売の4ヶ条とクリスチャンの精神で成功を収めていきました。
彼のモットーは「商売は正直でなければ栄えません」でした。


このようなとき、1923年(大正12年)9月1日正午前に関東大震災が起きました。
太一郎は、全力を挙げて被災者を救おうと決め、翌2日には女子社員を招集してビスケットをキャンデーの袋に詰めて6万袋を作り、ミルクキャラメル10万箱をトラック8台に積んで避難していた人達に配りました。
別のところではドーナッツを配り、コンデンスミルクを溶かして通行人に一杯ずつ配りました。これは一日で5万人分にもなりました。
3日には、内務大臣を訪れ、「5万円を寄付しますので、その分だけ政府の米を出してください。私達の方で被災者に配ります」と申し出て被災者に配らせました。8日まで続けられその量は76石8斗(11.5トン)にもなったといいます。
この間、太一郎とパートナーの松崎は玄米の握り飯に梅干し、たくあんという粗末な食事で陣頭指揮をとり続けました。森永製菓は神奈川、千葉、埼玉、静岡、山梨の5県に計2万円寄付しています。


太一郎は聖書の教えを実行したのです。
「善意の人は祝福を受ける。
自分のパンを寄るべのない者に与えるから」
(箴言22:9)

「偉人のエピソード逸話集」より一部抜粋・編集加筆)


マシュマロの話の実話です。
さらにこのマシュマロがどのようにして「なんである アイである」につながるのか、それは明日のPart4のお楽しみ。


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なんである アイである Part2

2018.04.23日

「マシュマロ実験」ってお聞きになったことありますか?
(以下は「All About 子育て・キッズ」より一部抜粋)


今から40年以上前のアメリカのスタンフォード大学で、マシュマロ実験は行われました。対象は、当時4歳の子供達186人。


子供たちは1人ずつ教室に通され、椅子に着席。机の上には1つのマシュマロが置いてありました。実験者は子供にこう伝えます。
「私はちょっと用事があるので、部屋を出るね。このマシュマロは君にあげるけれど、私が戻ってくるまで食べるのを我慢していたら、マシュマロをもう1つあげるよ。でも、私がいない間にそれを食べたら、2つめはないよ。じゃあ15分したら戻ってくるね」


果して、子供たちは魅力的なマシュマロを前に、どう行動したのでしょうか?
結果は、3分の2の子はマシュマロを食べ、3分の1の子が食べずに待っていました。


「マシュマロをいつ食べたっていいんじゃない?」
確かにそうなんですが、この実験者はその後、あることに気づいたのです。4歳のときの「食べる」「食べない」の決断が、その子の将来にも引き継がれているのではないかということを。


18年後、つまり、その子たちが22歳のとき、追跡調査が行われました。すると、予想通り、次のような相関が見られたのです。
・4歳のときの自制心の傾向は、18年後も続いていた
・マシュマロを食べた子よりも、食べなかった子の方が学業成績が良かった
そして2011年(45歳のとき)、さらなる追跡調査が行われ、この傾向が人生の半ばまで続いていることが分かりました。


学校の成績と比例するものといえば、真っ先にIQを思い浮かべる方が多いと思います。IQと知的学習能力はこれまで存分に研究されてきた分野。それゆえ情報も多いのですが”自制心”と”学力”は近年になって分かってきた関係です。


IQと自制心、どちらも高ければ、親としては万々歳ですが、実際には、IQは低くても自制心の高い子はいるし、IQが高くても自制心が低い子はいます。最近の研究で分かってきたのは、その子の成績をより正確に予測できるのは、IQ以上に、自制心だということなんです!


自制心の育みは、当然ながら、我慢や待つことが求められます。
「子供には我慢をさせたくない」
「子供の欲求は全て叶えてあげたい」
と思う方もいらっしゃるでしょう。


ここで大事なのは、「甘えさせる」と「甘やかす」の線引きです。言葉が似ていることもあって、混同しやすいのですが、両者はまったくの別物。
・「抱っこして」という子供の気持ちを無視したり、「一緒に遊んで」というのに拒絶したりというのは、甘えたい気持ちを拒否してしまっていることになります。
・「レジで泣かれてガムを買ってあげた」「テレビを消すとぐずるので2時間見せてしまった」「まかせると時間がかかるのでやってあげた」などは甘やかしです。


このマシュマロ実験の様子を表したのが下の動画です。



いかがですか?
このマシュマロ実験、昨日の記事に書いた
「愛だけだと甘やかしてしまい、犬は飼い主の言うことを聞かなくなる。
かと言って厳しい訓練だけだと犬は飼い主の愛情を感じず、自ら進んで言うことを聞かなくなるのです。
これは私たちの子育てや教育にも共通する教えです。


「若者をその行く道にふさわしく訓練せよ。
そうすれば、年老いても、それから離れない」
(箴言21:6)」


この訓練は、子どもや金成さんの場合の犬にとっては当座は喜ばしいものとは思われませんが、愛の動機から出ていることが後になって本人にわかるようになるものです。
「なんである、愛である!」

とそっくりではありませんか。


話はまだ終わりません。
マシュマロの話が実話として、明日のPart3に続きます。
乞うご期待。


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なんである アイである

2018.04.22日

「なんである、アイデアル」は、往年の人気俳優・コメディアン・マルチタレントの植木 等さん(1926-2007)が1963年に大ヒットさせたテレビの5秒CMのキャッチコピーです。
私もこれを毎日のように見て、当時斬新的なアイデアだった折りたたみ傘を親にねだって買ってもらい、通学にずいぶん重宝したものです。持っていない友人はいないというぐらいヒットしました。
今だったら間違いなく「流行語大賞」になっていたでしょう。



今日のテーマは「なんである、アイである」ですが、もちろん傘のCMではありません。


ロス滞在中の1週間ちょっと前、「いっちゃれば ちょーでー」の中でご紹介した親しい友人の金成さんのジャーマンシェパード2頭のうちの大きい方、雄のリオの話です。
リオは警察犬のようで見た目はとてもいかついのですが、よその犬にもそして人にも懐こく、3歳児が手を出して頭や体に触れても平気なとても優しい犬です。普段は家の裏庭でもう1頭のジャーマンシェパード、妹のようなアディと一緒にプロレスをしたりしてひっくり返ってじゃれ合う陽気で元気な犬で、よく訓練されています。
ただひとつ、リオはフードアグレッシブという問題を抱えています。食事中、たとえ飼い主でも近くに寄ると食べ物を取られると思って攻撃的になり、「ウー、ウーっ!」と唸って、ときには噛みついてきます。金成さんはこの 1年で3回噛まれました。1か月ほど前には手首を噛まれ4針縫う大怪我をされました。


私がロスを訪問するということを知った金成さんはぜひとも私と一緒に車でラスベガスの鶴田先生の教会に行きたい、往復の車の中でたっぷり話したいと願っていらっしゃったのですが、直前にこの事件が起こってかなり意気消沈し、リオを番犬として必要としているよその家にやることを真剣に考え、家族にそのことを伝えました。
ところが、リオを見つけて家に連れてきた奥さんのレズリーにとっては自分の可愛い子のようなもので、相当なショックを受け、次女のジョイさんは聞いて泣き出しました。
それでも金成さんは最終的には家族を半ば強引に説得して、犬の訓練でお世話になっていた訓練所へ引き取ってもらうようお願いに行きました。


ところが、金成さんは奥さんとジョイさんのことが心に引っかかって平安がありません。
私(舟田)を迎えるような状況ではない、とかなり悩んでいらっしゃったそうです。


ところがそのとき金成さんは思い出したのです。お気に入りの映画 ”Seabiscuit”(『シービスケット』)はこれまで何度も繰り返し観ていますが、リオに噛まれるちょうど2〜3日前に観たシーンのセリフが突如よみがえってきたのです。
シービスケットは競走馬の映画です。その中で、骨折をしたある競走馬を面倒見ている調教師トムに、ある人がこのように尋ねます。「どうしてそんな馬を面倒見ているのだ?」。競走馬は一度骨折すると通常安楽死をさせるからです。ところが、そのとき調教師トムはこのように答えます。
“You don’t throw a whole life away just ’cause he’s banged up a little.”
「ちょっと怪我をしたぐらいで命まで捨ててしまうもんじゃない」


この言葉によって、金成さんはRioを手放す考えを改めて、家族に謝り、フードアグレッシブの矯正トレーニングを続ける決心をします。
このときトレーナーから教えられたレッスンは、
「犬の調教には愛と訓練の両方が欠かせない」
ということでした。


金成さんはほかにもいくつか大きな問題を抱えていらっしゃいましたが、不思議なようにすべての問題が解決し(全面解決ではなくまだ進行中のものもありますが)、私を迎えることができるようになった、とおっしゃっていました。


愛だけだと甘やかしてしまい、犬は飼い主の言うことを聞かなくなる。
かと言って厳しい訓練だけだと犬は飼い主の愛情を感じず、自ら進んで言うことを聞かなくなるのです。
これは私たちの子育てや教育にも共通する教えです。


知恵の格言集の真髄とも言える聖書の箴言は、イスラエルの王ソロモンによって書かれました。ソロモン王は古今東西を通じて世界最大の知者と言われています。
その中の1節に次のような言葉があります。
「若者をその行く道にふさわしく訓練せよ。
そうすれば、年老いても、それから離れない」
(箴言21:6)


この訓練は、子どもや金成さんの場合の犬にとっては当座は喜ばしいものとは思われませんが、愛の動機から出ていることが後になって本人にわかるようになるものです。
「なんである、愛である!」


話はここで終わりません。
明日のPart2に続きます。


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『つもり』と『結果』のギャップを埋める

2018.04.20日

“Commitment with accountability closes the gap between intention and results.”
ーーSandra Gallagher, Author and Speaker
「責任にコミットすると、『つもり』と『結果』のギャップを埋める」
ーーサンドラ・ギャラファー、作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


「結果にコミットする」というのは、今流行りのライザップ社(パーソナルトレーニングジム)CMのキャッチコピー。
「希望した結果が出ることを約束します」というような意味。
このシリーズのCMを初めて見たとき、画像編集してあると思ったほどでした。
ダイエットでよく見るような病的な激痩せではなく、本当に美しい筋肉美。
単なる筋力トレーニングではなく、食事指導から生活習慣に至るまでトータルで夢の実現にライザップがコミットする。じつにすごいことです。


「責任にコミットすると、『つもり』と『結果』のギャップを埋める」
ですが、これはもちろん人が助けてくれるわけではなく、自分でしなければならないことです。


人は何かで失敗したり、うまくいかなかったりすると、「〜するつもり」だったけどうまくいかなかった、「〜するつもり」はなかったけど思わぬ結果になった、という言い訳をします。
すなわち、結果が出なかった、あるいはもっと正確には「いい結果を出せなかった」ときの言い訳です。
これの原因は、もちろん自分自身の「責任感」の欠如です。
ですから、「責任にコミットせよ」「自らの言動に責任を持て」というわけです。


最近の政治家や官僚などの失敗を見ているとまさにこれです。
しかし同時に、自分自身を省みると、人のことをとやかく言う資格はない。自分も大なり小なり同じようなことをしている、ということに気づかされます。


私自身、今回の2週間半のアメリカ訪問の旅に際して、判断が甘かった、責任感が欠如していたと言わざるを得ません。
ここ数年、全身の痛み、夜間の体の火照り、睡眠障害などを経験し、いくつかの病院で精密検査をしてもらいましたが異常が見つかりませんでした。
でも、ネットや本などで自分で調べていくうちに、さまざまな症状や状況からどうやら線維筋痛症らしい、ということがわかりました。
そして最後に訪れた病院でそのように診断されました。
日本ではあまり認知されていない原因不明で治療法もわからない難病のひとつです。
しかし、アメリカに行くとほぼ全員の方が知っておられて驚きました。
なんでもテレビで処方薬のCMを盛んにしているそうです。ということは、かなりの数の患者がアメリカ国内にいるということです。


それはさておき、私の今回の旅行に際して判断が甘かったのは、出発前1週間ほど痛みがそれほどひどくなかったこと、そして痛み止めの処方薬と医師に処方された経皮吸収鎮痛・抗炎症湿布薬を携行しているから大丈夫、というものでした。
ところが想定外のことが起きました。それは10〜11時間に及ぶフライト中、座った状態で同じ姿勢を続けることによるエコノミー症候群という身体への影響を考えていなかったことです。
そのため、到着した時から背中が痛み始め、滞在中もずっとお世話になった家の方に毎日湿布薬を貼ってもらったり、また教会の知り合いのみどりさんのお嬢さんがフィジカルセラピストをしていらっしゃるということで厚かましくも2度も施術を受けたり、携行した湿布薬がなくって新たにいただいたりして、終始周囲の方々にご心配をおかけしてしまいました。


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(いただいたサロンパス。アメリカでもサロンパスは有名でした)


そして、帰路は足が伸ばせる最前列でしかも通路側の席を取ってもらって、30分〜1時間おきに立ち上がって通路を歩いたり、背中の屈伸運動などをしていたのですが、やはり途中から徐々に痛くなり始め、一昨日はすぐにかかりつけの医者に行きリハビリを受けましたが、昨日などは痛みのため一日中ベッドで寝ているはめになってしまいました。


今になって考えてみれば、ほかの人には分からない自分の身体のことは、自分自身で責任を持つという判断ができていなかったと言わざるを得ません。
多くの方にご心配、ご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
しかし、痛みの代償として、この旅行からは大勢の方のご愛をいただいて、数えきれないほどのことを教えられ、たくさんの恵みと祝福をいただきました。
痛い目はしたものの、それに余りある祝福を神様からいただいたので、ご迷惑をおかけした方々には申し訳ありませんでしたが、総合的にはすべてを相働かせて益としてくださる神様に感謝しています。
でも、今後はこのような「つもり」と「結果」のギャップを埋めるべく、自らの判断、言動に責任を持つようにすることを心に決めました。


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ロス滞在最後の日

2018.04.17日

昨日は朝、直人と恵利紗さんがインターンシップでお世話になっているライトハウス・コミュニティ・チャーチの礼拝に行ってきました。今、泊めてくださっているレスリーも妹さんご夫妻もこの教会に通っていらっしゃいます。


午前中2回目の礼拝の前にバスケットコートのある広いジムに1回目の礼拝が終わった人と2回目の礼拝に来た人たちがコーヒーを飲みながらハグしたり握手したり挨拶を交わしたりしながら、立ち話ししています。


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11時少し前に礼拝堂に入ると、日本から来た私にはまるで映画館のように感じられる雰囲気の作りです。
礼拝が始まると同時に、鶴田さんの長男、ダイチ(「楽しい時間はあっという間に」)がリードするバンドの演奏が始まりました。もうまるでプロのようなクオリティです。彼のキーボード演奏と賛美、そして歌詞が本当に素晴らしい。
私も一緒になって歌いながら酔いしれました。
メッセージが始まるまでに、何人もの人がステージの上でお祈りします。


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日系人のGavin(ギャビン)がメッセージを始めましたが、その語る言葉はわかりやすく、例話も本人の実生活の中からでとても親しみやすく、聞いているうちに引き込まれていきます。でも、その中にしっかりとした聖書の学びが入っていて、恵まれると同時に多くのことを教えられます。


礼拝が終わって、ジムでコーヒーをいただいていると、メッセージしてくださった先ほどのGavin牧師が声をかけてくださり、インターンの直人の父親ですと自己紹介すると、開口一番「この度はお孫さんのお誕生おめでとうございます」と言って、教会の中を案内してくださいました。


ジムの裏側には、幼児から小学生、中学生などいくつものサンデースクールの教室が並んでいます。
そして牧師のオフィスにも案内してくださいましたが、入口近くの人が出入りしやすいところに位置しています。
この教会には、エルダー(長老)とよばれる教会の中心リーダーの牧師が5人、それに加えて、フルタイムの牧師が7人、パートタイムのインターンが7人。Gavin牧師は普段は説教担当ではなく、総務と海外宣教担当のエルダーだそうです。


15年前に開拓を始めて、7年前に現在のこの会堂に移ったそうです。この会堂は空き倉庫だったところを、自分たちの目的に合わせて設計し内部を改装されました。改装費用はなんと150万ドル(約1億6500万円)。建物はリースしていて毎月の支払いだけでも数百万円。
教会はここ数年、年間平均15%の成長で、20代から40代の若い世代の人たちが中心。
UCLAやUSCという全米でもトップクラスの学生がカープールして大勢来ていて、卒業して就職したあともそのまま教会につながっているそうです。現在子供も含めると1000人近い人がいて、日曜日の3回の礼拝でも足りず、隣の空き倉庫のリースを考え中といいます。
この写真の周囲に広大な駐車場があります。


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教会を出て直人のアパートに戻ると、写真家の真理さんが来てくださっていて、たくさん写真を撮ってくださいました。


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恵利紗さんのママが用意してくださったイクラの親子丼をいただきましたが、これがまた美味しい!
斗史希もお腹を空かせてママから、そしてその後パパからミルクをもらってお腹がふくれると満足してまたスヤスヤ。「食っちゃ寝」ならぬ、「飲んじゃ寝」。これが斗史希の今の仕事です。でも運良く、目を開けた瞬間を撮ることができました。


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夕方、またいずみさんのお宅にお邪魔しました。最後のお別れのご挨拶ですが、GVBCの大里牧師ご夫妻とお嬢さんを始め、若い方が中心に集まってくださいました。同時に、斗史希くんの初お披露目です。
いずみさんとご主人のエドさんの手料理をご馳走になりながら、また楽しいひと時。
お礼にゴスペルマジックとメンタルマジックをご披露したところ、皆さんとても喜んでくださり、やった甲斐がありました。


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レスリーの家に戻り荷造りを終え、寝る準備をしていたらレスリーが声をかけてくれて、別れを惜しみながらしばらく教会のこと、アメリカの政治のことから日常生活のことなどいろいろと話し、床(ベッド)に就きました。


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いっちゃれば ちょーでー

2018.04.13日

「いっちゃれば ちょーでー」
沖縄の言葉です。
最初、何度聞き直しても聞き取れず、何を言っているのかさっぱりわかりません。私にとってはギリシャ語よりも難しい外国語でした。( It's Greek to me.「私にはちんぷんかん」)


3日間泊めていただいた上村(かみむら)さん宅に、山内さんというお友達が訪ねてこられました。
とにかく明るくて、よく笑う、しゃべる。話は途切れることなく、周りのみんなを笑わせる、そういう方です。


沖縄出身の方で、若い頃東京に出てきて東大の助産婦学校を受験されました。面接官4人を前に冗談を言って(本人は大真面目でしたが)みんなを笑わせて圧倒し、「こいつは変わってる」ということで入学が決まったといいます。


アメリカにも若い頃、どうなるか全くわからない状況でお見合いにやってきて、日本語ができない日系二世の人とご結婚されました。
言葉が分からないままお子さんが4人もできてずいぶんご苦労されましたが、人懐っこさですぐに現地に溶け込んでたくさんのお友達を作られました。本当に「肝っ玉母さん」のような方です。


山内さんと同じ沖縄の看護学校を出られた上村さんは、アメリカにやってきて山内さんに教会で最初に会い、とても親切にしていただいて、それ以来の親しいお友達です。
しょっちゅう上村さんのお宅にやってきてお食事をご馳走になる、そのような家族ぐるみのお付き合いをもう何十年と続けていらっしゃいます。


山内さんにお尋ねしました。
「沖縄出身の方には前に通っていたウエスト・ロサンゼルスの教会でたくさんお世話になりましたが、皆さん明るくて、とてもご親切で、健康で長生きしていらっしゃいますが、秘訣は何ですか?」
ここで戻ってきた返事が、
「いっちゃれば ちょーでー」
です。
意味は、「一度会えば、みな兄弟」。
なるほどそう言われれば、「一度会えば」 →「いっちゃれば」、「兄弟」→「ちょーでー」と音が変化した形です。
ちょうど今、大河ドラマでやっている『西郷どん」が訛って『せごどん』になったのと同じです。


山内さんによると、沖縄の方はみんなとても楽天的、肯定的で人のことを悪く言ったりせず、すぐに誰とでも友達になる。これが「いっちゃれば ちょーでー」の精神で、だからストレスを溜めることもないし、健康的で長生きするのだと。
今80歳の山内さんは、この日の翌日から1か月ほど日本に旅行に行き、5月にはブラジルに行かれるそうで、そのタフさには私など足元にも及びません。
とても大切な、素晴らしいことを教えていただきました。


上村さんご夫妻もお子さん達も皆さん明るくて、とてもご親切です。この日もご主人(鹿児島県出身でアメリカ育ちの一世)のヨシさんが午前中に海で釣ってきた三種類の新鮮な魚をお刺身にして山内さんもご一緒に、まるでみんな兄弟のようにしてお食事をご馳走になりました。
素朴な人間的な温かみをひしひしと感じました。


ヨシさんは趣味をいっぱいお持ちの方で、まずは釣り。かつては釣りのためのボート(モーター付の)も持っておられたとのこと。それからブーゲンビリアやサボテンが広い裏庭に所狭しとぎっしりあります。ご自分で掛け合わせて新しい品種を作っては花を咲かせ、花に命名して楽しんでいらっしゃいます。まるで自分の子どものようだそうです。そして尺八。16本も持っておられ、さらに自作の尺八を12本。目の前で演奏していただきました。私は尺八の渋い音色がとても好きです。


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上村さんご夫妻と「いっちゃれば ちょーでー」と言いながら肩を抱いてお別れして、次の目的地に向かいました。
金成さんが通っておられるローリングヒルズ・カヴェナント教会のメンバーの中に、私のブログファンの方がたくさんいらっしゃるということで、お昼を一緒にすることになっています。
広大な敷地のモール、デル・アモファッションセンター に少し早く着いたので本屋さんをブラブラ。パッと目に留まり心惹かれた本を2冊買いました。
金成さんお気に入りのBrio Coastal Bar and Kitchenで皆さんにお会いしました。
私の教会の柿谷正期先生のご次男、柿谷真従さんとは長いお付き合いで奥さんの沙織さんともこれまで何度もお会いしていますが、淳子さん、えりさん、旬子(じゅんこ)さんとは初対面でした。でもみんな昔からの友達のような気がしました。
色々な話に花を咲かせながら、美味しくランチをいただきました。



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この後、金成さんにレドンドビーチに連れていただきました。
飼っていらっしゃる2頭の大きなジャーマンシェパード、リオ(雄50kg)とアディ(雌40kg)を連れて。
身近で見て体に触れるのは初めてでしたが、よく訓練された、とてもお利口さんなワンちゃんたちで私もリードを持たせてもらい、Sit, Down, Heel(座れ、伏せ、つけ)などの命令をしたらちゃんと言うことを聞いてくれました。


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金成さんに直人のアパートまで送っていただいて、このあと数日お世話になるレスリー・フジモトさん(日本語がまったく話せない日系3世)に紹介されて、レスリーさんが作ってきてくださったお料理をみんなでいただきました。斗史希くんもママのミルクを一緒にたくさんいただきました。


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直人と斗史希くんはもうすでに顔を見合わせて笑う仲良し父子(笑)。


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今回の旅行では、「いっちゃれば ちょーでー 」。
本当にたくさんの人たちと出会い、お友達以上のきょうだいになりました。


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君子危うきに近寄らず

2018.04.09日

ラスベガス郊外にある鶴田さんのところへは約6時間かかりました。
鶴田さんのご自宅は6年前、4年前に次いで今回3回目の訪問ですが、裏のパティオの向こう側には広大な緑の芝生の庭が広がっています。じつはこれはゴルフ場なのですが、視界をさえぎるものが何もなく、まるで自分の家の庭のような感じなのです。
家は豪邸でまるでホテルのスイートルームのようです(行ったことがないのでどんなのか知りませんが)笑。


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奥さんの潤子さんが準備していてくださったご馳走をいただいた後、夜中の12時過ぎまで会話が弾み、毎晩遅くまで、時には徹夜で語り合った独身時代を彷彿とさせました。
翌土曜日も朝から前夜の話の続きが夕食まで続きました。
夕食は潤子さんが腕によりをかけて作ってくださった鳥のささみなどのご馳走をお友達の敏子さんとご一緒にいただきました。


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食後も夜12時近くまで金成さんも一緒に、よくこれだけ話すことがあると思うほど話が続きました。多くは聖書、神様、そして神様がどのようにして私たちの人生の中で働いてくださったかというような話題です。


日曜日は鶴田さんの牧会される教会へ。
ラスベガスダウンタウンに差しかかると建築中の大きなビルがあり、来るたびに大きく発展しています。


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ラスベガスの年間訪問者数は約4300万人。ロサンゼルスからラスベガスへのフリーウェイを走る車のほとんどがカジノ目的の人たちとのこと。確かにこれだけ多くの人が毎週末行けば潤うはずで、新しいビルもどんどん立つわけです。
経済的観点から言えば、確かに州の税収や国のGDPも押し上げるでしょう。娯楽の対象として一般の人々に喜ばれもするでしょう。
しかし、これだけ潤い、新しい企業が次々と参入するということは、ほとんどの人たちがギャンブルでお金を失っているということです。


さらに言うと、ギャンブル依存症の人がものすごい勢いで増えているということでもあります。これは決して対岸の火事ではなく、日本でも統合型リゾート(IR)整備推進法案が成立し、カジノのオープンを2015年をめどに計画しています。
外国からの観光客を呼び込み、経済を活性化させようというもくろみです。
それでなくても日本にはすでにパチンコ・パチスロ依存症の人がたくさんいるのに、カジノを導入すればどうなるかは火を見るよりも明らかです。


アルコール、タバコ、薬物、ギャンブルなど依存症は怖いです。
自分は大丈夫とみんな思っているのですが、知らず知らずのうちにハマってしまう魔力をもっていて、気がつくとそこから抜けられないという状況になります。それが依存症です。
「君子危うきに近寄らず」です。


ラスベガス日本人教会でのメッセージを取り次ぐご用は祝福のうちに無事終えることができました。感謝してご報告させていただきます。


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あなたは自分の人生を自分で選択する

2018.03.28日
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“You choose the life you live. If you don’t like it, it’s on you to change it because no one else is going to do it for you.”
--Kim Kiyosaki, Author and Speaker
「あなたは自分の人生を自分で選択する。自分の人生が気に食わなかったなら、それを変えるかどうかはあなたにかかっている。なぜなら、他に誰もあなたの人生を変えてくれないから」
--キム・キヨサキ、作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


自分の人生について文句を言う人がよくいます。
頭(体形)が悪いのは遺伝のせいだ、親が悪い、夫あるいは妻が悪い、子どもが言うことを聞かない、姑がうるさい、仕事が嫌だ、学校が嫌い、職場の上司がうるさい…挙げ出せばきりがありません。


欲求不満のはけ口で周りの人に当たったり、暴力を振るったり、事件を起こしたり、殺人を犯す人や、挙げ句の果てに、生きているのが辛いと言って自殺する人さえいます。

でも、どんなことをしようがそれで自分の人生が変わることはありません。むしろ悪くなるばかりです。
なすべきことはただ一つ。
自分の人生を変えること。


変えることができないことはそのまま受け入れ、自分の考え方や態度、生活の仕方を変える。
遺伝のせいで背が低いことや高いこと、また顔や声などを変えることはできません。
でも、姿勢を良くすることや化粧や笑顔などで人生を変えることなら誰にでもできます。
所詮、人はみな自分の人生は自分で選択しているのです。
あなたが人の人生を変えることができないのと同様、人もあなたの人生を変えることなどできるわけありません。


もっと有意義で良い人生を歩みたいと望むならば、文句を言ったり、人を責めたり、人に責任を負わせるのではなく、自分の人生に責任を持ち、自分の人生を変えることです。それ以外に方法はありません。


上の写真のように金魚鉢の中で生きている金魚ですら、狭い世界が嫌だと言ってもっと広い世界の金魚鉢に住まいを変えることができるほどですから、あなたにできないことなどありません(笑)。


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恐怖と成長は隣り合わせ

2018.03.27日
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"Fear and growth go hand in hand.
When you courageously face the thing you fear, you automatically experience the growth you have been seeking."

--Sandy Gallagher, Author and Speaker
「恐怖と成長は隣り合わせ。
怖れていることに勇気を持って立ち向かうと、求めていた成長を自然と体験することができる」

--サンディ・ギャラガー、作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


生まれて初めて自転車に乗ったとき、とても怖かったのを覚えていますか?
私ははっきりと覚えています。


うちは当時とっても貧しかったので、自転車を買ってもらうことができませんでした。
周りの友達は次々と新品の自転車を買ってもらって乗っているのに、うちには自転車がなかったのでいつまでも乗れませんでした。
従兄が乗っていたお古の自転車を父が親戚からもらってきてくれました。
錆びていたので、親戚の叔父さんが白のペンキを塗ってくれていました。
古い型で、白いペンキが塗ってあってとってもカッコ悪かったのですが、そんなこと構わず、自分の自転車が持てたことがとても嬉しかったです。


初めは後輪の両脇に補助輪がついていました。
それでも怖かったです。
父に支えてもらって乗りました。
少しずつ慣れて、補助輪の片側を取ってもらいました。
やはりとても怖くて、父に後ろを支えてもらいながらゆっくりと進みました。
フラフラしました。
こけそうになりました。
そして、何度かこけて、足や手を擦りむいて怪我しました。
それでも、練習し続けました。
やがて補助輪を取って乗れるようになりました。
恐怖と隣り合わせでしたが、練習を続けるうちに乗れるようになりました。


何か新しいことをしようとするとき、最初はだれでも怖いものです。
でも、そこでやめません。
続けていくうちにだんだんできるようになります。
そして、そのようにして成長していくのです。


そう、恐怖と成長は隣り合わせです。
勉強も仕事もそうです。
人間関係も。
結婚も。
妊娠、出産も。
子育ても。
みんな初めての体験ばかりです。


やがて次第に老いていきます。
老いていくのも初体験です。
怖いこともあります。
でも、年を取っていくことにも気がつかないうちに慣れていき、老いに向けて成長していきます。


人生とはこんなものです。
「恐怖と成長は隣り合わせ。
怖れていることに勇気を持って立ち向かうと、求めていた成長を自然と体験することができる」


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本物の成功者とは

2018.03.26日
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“Successful people are always looking for opportunities to help others. Unsuccessful people are always Asking, ‘What’s in it for me?’”
—Brian Tracy – Speaker and Author
「成功している人はいつも誰か人を助けるチャンスを探している。成功できない人はいつも自分にとって利益になることを探している」
—ブライアン・トレーシー、モチベーショナルスピーカー、作家
(訳 舟田譲二)


この世の中、成功している人やお金持ちを見ると、「自分の利益」を追い求めている人であるかのように思っている人がたくさんいます。
実際のところ、そのような人も確かにいます。そのような人に何人か会ったことがあります。
でも、本当に成功している人とは自分の利益を追い求めている人たちなのでしょうか?


「自分にとって利益になることを探している」のは、偽りの、上辺だけの成功者です。
そのような人の張りぼての成功は、やがてメッキがはがれ、化けの皮がはがされて、白日の下に明らかになります。
たとえ地位、名誉、財産を築き、大豪邸に住み、高級車に乗り、周りの人からチヤホヤされていても、それがすなわち成功とは言えません。


本物の成功者は、決して自己の利益を求めてはいません。彼らは人を助けることによって結果的に成功を収めています。
その証拠に、このような成功者は慈善事業や研究機関、教育機関、国際的な活動などに多額の寄付をして、自らの利益を他者に還元しています。


いいえ、さらに言うと、実はこのような人たちだけが本物の成功者でもありません。
人の目に触れないところで、愛の寄付行為をしたり、ボランティア活動をしたり、あるいは他人の幸せを陰で祈り、人の役に立つことを願い、人の助けとなるチャンスをつねに探している人たちこそが本物の成功者です。
その働きはたとえどんなに小さくて、だれにも知られていなくてもいいのです。
自分の器に応じて、人のためにできることを精一杯している人、これが本当の成功者です。


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経験と自信があったら

2018.03.25日
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"Experience tells you what to do; confidence allows you to do it."
--Stan Smith, Professional Tennis Player
「経験があると何をやったらいいか分かる。自信があるとそれができる」
--スタン・スミス、プロテニスプレーヤー
(訳 舟田譲二)


「経験」と「自信」、何かをやるとき不可欠の要素ですね。
何か新しいことにチャレンジするときなど、ある程度の経験値は必要です。
そうでないと、向こう見ずな愚かな行動になってしまいます。
しかし、できるという「自信」「確信」がないと、たとえ経験値があったとしてもなかなか踏み出せないのではないでしょうか?


このブログに何度か登場していただいた中田ゆかりさんご家族との出会いのきっかけはちょっとしたことでした。その経緯を記したのが「願いがひとつ実現」で、3年半前にご夫妻にお会いしました。
このとき、ゆかりさんのお腹の中には双子の赤ちゃんが入っていたのですが、その次お会いしたときにはもう生まれていらっしゃいました。
2年少し前の記事にはその可愛い双子ちゃんのお写真も載せさせていただきました(「恥ずかしい想い出」)。


そして、ちょうど2年前から1年間、アカデミーで先生をしていただいて、しょっちゅう双子ちゃんにお会いできました。
また、当時小学6年生だったご長男と5年生だったご次男、2年生だったご長女のご兄妹、皆さんがアカデミーに通ってくださったのですが、みんな可愛くてまるで私にいきなり孫ができたような感じでした。
翌年、ゆかりさんは保育士として保育園でお働きになることになり、双子ちゃんはお住まいの近くの保育園でみてもらうことになりました。この年はゆかりさんにとっては目の回るような忙しさで、数回しかご家族とお会いする機会がありませんでした。


このたび、突然だったのですが、四国香川県のキリスト教系の介護施設でご主人が、そしてゆかりさんは同じ系列の保育園でお働きになることが決まり、来週にはお引越しされることになりました。


それでしばらくご一家の皆さんとお会いできなくなると思い、昨日は体調が良かったこともあって歩いて30分ほどのところに住んでいらっしゃる中田さんご一家を訪ねました。
平塚に3年間住んでいらっしゃったのですが、お忙しくて近くの歴史的名所にどこも行けていなかったと言ってつい先日はご家族で鎌倉へ、そして昨日の午前中は箱根に行ってこられ、ゆかりさんの十八番である日本史講義を上の3人のお子さんにしてこられたそうです。


箱根から戻ってこられたところでちょうど、皆さんにお会いすることができました。
双子ちゃんがもう赤ちゃんではなく、3歳の可愛い盛りの女の子で、ご長男は身長が170cm近くのスラリとした好青年になっていて、いつもお母さん代わりに双子ちゃんをお風呂に入れたりとてもよくお世話をしているご長女は双子ちゃんのひとりを抱っこして、ご次男は肩車してと、ご兄妹みんなとっても仲良しの素敵なご家族です。


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ゆかりさんにとって、見知らぬ地に引っ越し、しかも5人のお子さんを育てながら保育士として働くというのは本当に大きなご決断だったかと思いますが、冒頭のスタン・スミスの言葉
「経験があると何をやったらいいか分かる。自信があるとそれができる」
を裏打ちしたような行動です。


人との出会いはとても嬉しいものですが、別れは辛く、寂しいです。
でも、「別れは再会の始まり」と信じて、ご一家を遠く離れた四国の地にお送りします。
これからもご一家の上に神様の豊かな祝福とお導きがありますようお祈りするとともに、お子さんたちの成長を楽しみにしながら応援していきたいと思っています。
(この記事、および写真はゆかりさんのご了承を得て掲載しています)


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なにかひとつなら一気にすることができる

2018.03.24日
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"We cannot do everything at once, but we can do something at once."
--Calvin Coolidge ー 1872-1933, 30th U.S. President
「なにもかもを一気にすることはできないが、なにかひとつなら一気にすることができる」
--カルヴァン・クーリッジ、合衆国第30代大統領
(訳 舟田譲二)


本文前半の、We cannot do everything at once の "at once" は「いっときに」「同時に」という意味で、後半の but we can do something at once の "at once" は「すぐに」「即刻」の意味です。
このように英語で二つの意味があり、その意味の違いを表しながら元の英語の雰囲気も壊さずに訳すのはときに至難の業です。
たとえば、
「なにもかもを同時にすることはできないが、なにかひとつならならすぐにすることができる」
と訳したのでは、洒落たつもりでこの文を書いた本人の意図がきちんと伝わりません。
翻訳者泣かせの文です。


私は苦肉の策で、「一気に」という両方の意味を含む言葉を使って訳してみました。
「なにもかもを一気にすることはできないが、なにかひとつなら一気にすることができる」
いかがでしょうか?そのニュアンスが伝わったでしょうか?
ちなみに、オンラインのGoo辞書の「類語辞典」で「一気に」を確認したところ、
<遅らせることなく の意>
またたく間に、直ぐと、ただちに、その場で、瞬く間に、ぱっと、即座に、一瞬にして、やにわに、とっさに、瞬くまに、一瞬、すぐに、いっきに、矢庭に、直ちに、即刻、直に、其の場で、直と、直ぐに、咄嗟に
<同時に、いっせいに の意>
いっぺんに、一時に、一度に、いっきに、一遍に

と記載されていました。


クーリッジ大統領についてはあまり知られていず、地味な人物だったようです。
しかし、「必要以上の税を集めるのは合法的強盗である」という言葉を残したことでも知られており、彼の業績は調べてみると歴史的とすら言えます。


クーリッジは在任中(1923年8月2日 ー 1929年3月4日)4回もの大減税を行い、財政赤字を削減し(23年22.3億ドルから29年の16.9億ドルへ=20世紀最大の削減率)、財政を均衡させ、アメリカ史上空前絶後の好景気をもたらしました。
クーリッジの在任中、アメリカ人は平和を謳歌し、生活水準は飛躍的に向上し、失業率は最低となり、自動車やラジオなどの工業製品は次々と出荷され、エジソン、フォード、ファイアーストン、ディズニーといった実業家たちは空前の富を手にし、そして同時に一般人も次々と貧困を脱して生活の便利さを享受しました(クーリッジ在任中一人当たりの所得は522ドルから716ドルへと上昇)。 
繁栄は同時に人心の安定と偏見の減少をもたらします。
クーリッジ在任前に最大に達したクー・クラックス・クラン(KKK)のメンバーは任期終了時には最低水準へと減退し、同時に、人種差別主義者だったウィルソンの時代には最高潮に達していた黒人への暴力も、クーリッジ在任の最後の年にはほぼ消滅するに至りました。
(保守主義提唱者の随想「クーリッジ大統領に学ぶ」を一部引用)


これを見て分かるように、クーリッジはかなり大胆な決断をし、それを実行してよくテレビに出てくる狂瀾の20年代、狂騒の20年代、黄金の20年代を開きました。
その秘密は、今日の彼の金言
「なにもかもを一気にすることはできないが、なにかひとつなら一気にすることができる」
にあるようです


欲張ってあれもこれもいっぺんにやろうとするのではなく、「ひとつのこと」を即時に、そして着実に行い、それを積み重ねていくことが成功の秘訣と言えます。


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広告でもっとも強力な要素は

2018.03.23日
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"The most powerful element in advertising is the truth."
ーーWilliam Bernbach - 1911-1982, Advertising Director
「広告でもっとも強力な要素は真実だ」
ーーウィリアム・バーンバック、広告代理店コピーライター
(訳 舟田譲二)


仕事柄、今のこの時期、毎日のように新聞に折り込まれてくる学習塾のチラシに自然と目が留まります。
合格実績を売りにしているものもあれば、先生の顔を売りにしているところ、サービスを売りにしているところと、様々です。
でも、冒頭の言葉のようにやはり「真実」ということは本当に大切な要素です。


中には大手のライバル塾が合格実績に偽りがあると非難し、それがエスカレートして裁判沙汰になっているケースすらあります。これでは実績が泣きます。
また、授業料が極端に安くて、それでいて全員専任講師と、明らかに偽っているものもあります。
以前、ある塾からうちに移ってきた講師から聞いた話ですが、チラシやホームページで「全員専任講師」と謳いながら、大学生のアルバイト講師が何人もいて、しかも生徒には入社して2年目の正社員と言うように、と上から指導されていたというとんでもないケースがありました。
また、「完全個別指導」「講師がつきっきり」などと広告で謳いながら、実際には先生がひとりで生徒5〜6人を見ていて、生徒一人当たり指導してもらえる時間が10分ほど、という話を転塾してきた生徒から聞いたこともあります。
これでは広告がまったく信じられなくなります。


家を新築した20年前、いろいろな業者が飛び込みセールスで次々と来ました。
当時流行っていた鉱石活水器なるものをセールスの言葉とパンフレットを信じて30万円ほど出して購入しました。
若い営業マンが毎日のように訪ねてきて、水道水の不純物を除去し健康に良い、洗濯物がきれいになる、配水管が汚れずいつまでもきれい等々、たくさんの「証拠写真」を見せます。そして、自分の弟がひどいアトピーだったけどこれを使うようになって治ったと、涙を流しながら話し、うちの子もアトピーだったので信じたのですが、実は全部ウソでした。
会社に電話するとその担当者は退職したと言い、その後再び電話するともう会社自体が消えていました。
このようなものは論外ですが、似たり寄ったりのものは今日もたくさんあります。


「真実であれば良い」というものでもありません。
つい最近のことですが、大学生などのアパート、ワンルームマンションなどを専門にしている不動産屋さんが、「そうだ、満室にしよう!」というとても目立つキャッチコピーを営業バンのリアウインドーに貼っていました。JRのCM「そうだ、京都行こう!」をもじったものです。
私はこれを見たとき笑ってしまいました。
これは確かに本音を語っているのでしょうが、どう見ても社外の人に宣伝することじゃないでしょ。会社内に貼って社員を鼓舞するのだったら分かりますが。
と思っていたら、ほんの2か月ほどですべてのバンからはがされていました。


一方、とても好感のもてるテレビCMもあります。
Newクレラップや東急リバブルなどのCMは、見る人の心情に訴え、つい微笑んでしまいます。


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広告は真実であることが何よりも大切ですが、この心に訴えるという要素も劣らず大切です。


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私の世界の限界は

2018.03.22日
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“The limits of my language means the limits of my world.“
--Ludwig Wittgenstein -1889-1951, Philosopher
「私の言語の限界は、すなわち私の世界の限界だ」
--ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン、哲学者
(訳 舟田譲二)


今週からこの4月に小学1年生になる男の子と、その妹で年長さんになる女の子を教えています。
ふたりともこれまでご家庭と幼稚園で素晴らしい教育を受けてこられたようで、頭の回転が速く、しかもお茶目でとっても可愛いです。


兄妹で一緒に歌いながら踊ったり、冗談を言ったり、何度も笑わされます。
一昨日は、妹さんのYちゃんが算数をやっていて数を数えるときに英語で「ワン、トゥー、スリー…」、「全部でセブン個」と言ったときには思わず吹き出してしまいました。
この他、教材の中に出てくる絵を見ながら、動物の名前などを英語で言ったりします。


お兄ちゃんのRくんも新しいことを教えると飲み込みが早く、すぐにできるようになります。
また、質問することが鋭く、頭の良さの片鱗を見せてくれます。
地球儀を見せると、ここが日本、ロシア、アメリカ、アフリカ、中国、ブラジル、フィンランドなどと指差しながら教えてくれます。
Rくんが、何の話からだったか突然、
「愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない、不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。不義を喜ばないで真理を喜ぶ。そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。愛はいつまでも絶えることがない」
と聖書のコリント人への手紙第1 13:4-8を正確にしかもスラスラと暗唱し始めました。
いやー、参った、参った!
どうやらご家族はクリスチャンのようです。


ふたりとも英語ができそうなので帰り際に、玄関で私が “See you!” と言って見送ろうとすると即座に、 “Good bye!” と言うだけでなく、さらに続けて “Adiew “ (アデュー) “Chao!” (チャオ)と、フランス語とイタリア語で「さよなら」と、兄妹で応えてくれるのです。
本当に恐れ入りました。


これまで多くの子どもたちを教えてきてひとつはっきり言えることは、子どもの世界の大きさ、そして将来の可能性はその子の知っている言葉、語彙力だということです。


そしてそれは取りも直さず、冒頭でヴィトゲンシユタインが語っているように、「私の言語の限界は、すなわち私の世界の限界です」。
今、これを読んでくださっている方々も同様です。
人はみな、言葉を使っていろんなことを知り、頭の中で考え、また人とコミュニケーションをとる。つまりその人の世界の大きさを決めるのです。


言葉は命です。
言葉を大切にしましょう。
子育て中の方、また妊娠中の方も含めて、お子さんに優しく、そしてたくさん語りかけてください。豊かな語彙を使って。お子さんの世界が大きく広がります。


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人の最高の部分を引き出したいなら

2018.03.21日

“If you want to get the best out of a person you must look for the best that is in him.”
--Bernard Haldane ー 1911-2002, Author
「もし、人の最高の部分を引き出したいと思ったら、その人の内にある最高の部分を探さなければならない」
--バーナード・ハルダン、作家
(訳 舟田譲二)


私たちは往々にして上のハルダンの言葉と逆のことをしているようです。
知らず知らずのうちに人の良い点よりも欠点に目が行ってしまいます。
すると、それがより一層大きくクローズアップされてしまい、こちらが不満になるとそれは相手にも伝わり、お互いに気まずい思いをして、信頼関係が壊れてしまいます。
これは夫婦関係や親子関係、きょうだい・親戚関係など近しい関係ほどよく見られます。なぜなら、普段の生活の中でよその人には見えない裏まで見えてしまうからです。
この問題が大きくなると夫婦間であれば離婚に、親子間だと極端な場合は勘当とか絶縁という形になったりします。
多くの人間関係の問題はどうやらここにあるようです。


これに対して、とても良好な人間関係を保っている人は、概して相手の良いところを見つけて、それを認めて感謝し、さらに引き伸ばすということをしています。
さらに言うと、ハルダンが述べているように、
「もし、人の最高の部分を引き出したいと思ったら、その人の内にある最高の部分を探さなければならない」
のです。


私たちも、まずは身近な人たちに対して常に上のことを意識して、その人の持っている最高の部分を探して、それを引き出していくならば、人間関係は飛躍的に改善し、お互いに WIN-WIN(双方にとって有益)の関係を築くことができるようになるでしょう。


あなたもそのような関係を築きたいとは思いませんか?


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あなたの小さな親切の行為が世界を変える

2018.03.19日
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”When you are kind to others, it not only changes you, it changes the world.”
—Harold Kushner – Rabbi and Author
「人に親切にしたら、あなた自身が変わるだけでなく、世界も変わります」
—ハロルド・クシュナー、ユダヤ教ラビ・作家
(訳 舟田譲二)


「小さな親切運動」というのがあります。
1963年3月 東京大学卒業式の告辞で、総長であった茅(かや)誠司が「小さな親切」の重要性を訴える。その後、実践例が新聞などで報じられ、社会から幅広い共感が寄せられる。
1963年6月13日 社団法人「小さな親切」運動本部設立。茅が初代代表に就任し、以後23年間同職を務める。
日常生活における「親切な行動」の実践を重視し、一般国民からの推薦によって、毎月25日に親切な行動を行った個人や団体への実行章を贈呈する。実行章の受賞内容は様々だが、清掃・花植えなどの環境美化活動、高齢者への援助、事件・事故などの迅速な対処、社会奉仕活動、ボランティア活動などである。
全国の小中学校を対象とした作文コンクール(後援は内閣府、文部科学省、NHK、毎日新聞社)や「小さな親切」はがきキャンペーン(後援は日本郵便、読売新聞社)などを主催する。
環境美化運動や車椅子贈呈運動も行い、その活動を海外にも広める。

(Wikipediaより一部引用)


「実行章」や「作文コンクール」、「はがきキャンペーン」「車椅子贈呈運動」など、「小さな運動」を促進する手段がいくつも試みられています。これらは意識を岳めるために有効です。


一方、9年前に書いた「ペイ・フォーワード」という記事も、冒頭のハロルド・クシュナーの
「人に親切にしたら、あなた自身が変わるだけでなく、世界も変わります」
の言葉を運動にしたものです。記事の中の一部を引用します。
人は他人から何か厚意を受けると、普通その相手にお返しをしようとします。しかしそれでは、その厚意は当事者間のみで完結してしまいます。
この「厚意」を受けた相手に返す(ペイ・バック)のではなく、別の人に別な形でお返し(ペイ・フォーワード)していくと、善意の輪が知らず知らずのうちにどんどん広がっていきます。
やがてそれは私たちの家族を、友達を、学校を、社会を、国を、世界を変えていくことになる、という話です。


日本のことわざ「情けは人の為ならず」もそうですが、親切な行為はもちろん当事者を幸せにしますが、その前に自分自身が幸せな気持ちになります。
もちろん幸せな気持ちになるために親切な行為をするわけではありませんが、おまけとしてついてくるのです。
さらに、この親切な行為は家族、友達、学校、社会、国、世界に広がっていき、やがては世界を変えることになる、というわけです。
これは決して理想主義ではありません。


あなたの小さな、小さな親切の行為が世界を変えます。


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引き寄せの法則なんて眉唾だ、と思う方へ

2018.03.19日
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“Feeling grateful or appreciative of someone or something in your life actually attracts more of the things that you appreciate and value into your life.”
―Christiane Northrup, M.D. - Author and Speaker
「人生において、誰か人や何かものに感謝の心を持っていると、感謝しているものや価値観を置いているものをさらに多くあなたの人生に引き寄せることになる」
―クリスチアンヌ・ノースラップ医学博士、作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


これは私自身がこれまで数え切れないほど経験し、そして信じている「引き寄せの法則」です。
このブログで何度も書いてきているので、もしご興味がありましたら、左上コーナーの「エントリー検索」に「引き寄せの法則」と入力するとそれに関する記事がたくさん出てきますので、その中で面白そうなものをご覧ください。


今日の言葉、
「人生において、誰か人や何かものに感謝の心を持っていると、感謝しているものや価値観を置いているものをさらに多くあなたの人生に引き寄せることになる」
は引き寄せの法則の中でも誰の目にも明らかな真理です。


もし眉唾だと思う方がいらっしゃったら、その逆を考えてみてください。
「人生において、誰か人や何かものに嫌な感情を持っていると、嫌だと思っているものや価値観を置いていないものをさらに多くあなたの人生に引き寄せることになる」
いかがですか?その通りだと思いませんか?
このような人をきっとご存じでしょう。
これが真ならばその逆もまた真なりです。


嫌なものを引き寄せたいと思わないでしょう。
誰でもいいものを引き寄せたいと思いますよね。
そしたら、どうすれば良いか、自ずと明らかになります。
ぜひ、お試しください。
結果にびっくりしますよ。


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本物の愛とは

2018.03.18日
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“Love is when the other person's happiness is more important than your own.”
―H. Jackson Brown, Jr.
「愛とは、自分の幸せよりも他の人の幸せのほうが大切になること」
―H・ジャクソン・ブラウン, Jr
(訳 舟田譲二)


「愛憎劇」というのがあります。
「愛憎と憎悪の念が入り混じった、あくの強い筋書の人間ドラマを意味する語。『ドロドロの〜』などの表現で修飾でされる場合も多い」
(実用表現日本語辞典)


この世においては愛と憎しみが交錯していることがしばしばです。
「死ぬほど愛してる」と言ってながら、ちょっとしたことで次の瞬間には憎しみに変わり、 相手を殺すということすらあります。これはドラマの中の世界だけでなく、日常的に起こって新聞やテレビのニュースを賑わしています。
「愛と憎しみは背中合わせ」と言われる所以です。


このような愛憎劇が示していることは、自己中心で自己の利益を求める愛は本物の愛ではないということです。「愛してる」と言いながら、相手が自分の欲求を満たしてくれることを求め、それがかなわないと途端に相手を憎むのです。


しかし、本物の愛とは相手のために自分の心も時間もエネルギーも財も、時には命をもを犠牲にする利他的な愛です。これは決して絵に描いた餅、綺麗事ではありません。このような出来事もまた実際に私たちの身の周りで起こっています。
親が子のために身を粉にして働くのもその一つですし、伴侶の介護のために一生を捧げるのも、また駅のホームで転落した見ず知らずの人を助けるために線路に飛び降りて犠牲になる人などもそうです。
三浦綾子さんの『塩狩峠』もそのような実話に基づいて創作された小説です。
まさに「事実は小説よりも奇なり」です。


そして、聖書の中の有名な言葉もこのことが真実であることを証ししています。
「人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない」
(ヨハネによる福音書 15:13)


皆さんはこのような本物の愛を経験したことがありますか?経験したくありませんか?
自分もそのような愛の人になりたくありませんか?


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障壁とは、目標から目を離したときに見えるもの

2018.03.17日

"Obstacles are what you see when you take your eyes off your goals."
--Brian Tracy, America's Leading Business Authority on Success
「障壁とは、目標から目を離したときに見えるもの」
--ブライアン・トレーシー、成功理論においてアメリカビジネス界屈指の権威者
(訳 舟田譲二)


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「障壁」は、「障害」または「困難」と言い換えてもいいでしょう。
去る平昌オリンピック・フィギュアスケート男子で、羽生結弦選手がソチ五輪に続く2大会連続の金メダルを獲得しました。国民みんなの目をくぎ付けにした演技を終えたときの上のシーンは今も多くの人のまぶたに焼き付いているのではないでしょうか。
この日の演技は本当に「神ってました」!(He was really on a roll!)


昨年11月の公式練習で4回転ルッツで転倒した際に負傷。「右足関節外側靱帯損傷」と診断され、平昌オリンピック直前まで出場が危ぶまれていました。
2カ月練習から遠ざかっていて、3週間前から練習を始め、本格的な練習はたったの1週間。ほとんどぶっつけ本番でした。
しかし、羽生選手の口から出てくる言葉は、
「僕はどんなことがあってもやる。絶対に勝つ」
「この試合は勝たないと意味がない」
「あらゆるものをスケートのために注いできた。全ては、五輪連覇のためだ」
など、彼の眼はしっかりと目標の金メダルのみを見ていました。
さらにさかのぼると、なんと11歳のときから羽生はずっと目標から目を離しませんでした。
「目指せオリンピック金メダル」


そして試合後には、
「もし何もなくうまくいっていたら、たぶん金メダルをとれていなかった」
と語りました。
さまざまなアクシデントにもかかわらず、いや、障壁に目を奪われることなく、むしろアクシデントという障壁をすら味方につけ、目標を達成しました。


まさに、冒頭のブライアン・トレーシーの言葉、
「障壁とは、目標から目を離したときに見えるもの」
をそのまま具現化して、私たちにお手本を示してくれたかのようです。


これは羽生結弦選手にしかできないことなのでしょうか?
いいえ、原則とは誰にでも当てはまるものです。
要は、目標を達成できることを疑わず、それに向けて行動するかどうかです。


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準備された人のところに幸運が訪れる

2018.03.16日
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"I say luck is when an opportunity comes along and you’re prepared for it."
--Denzel Washington – Actor, Director, and Producer
「幸運とは、準備された人のところにやってくるチャンスだ」
--デンゼル・ワシントン、俳優・監督・製作者
(訳 舟田譲二)


今から十数年前のことですが、ロサンゼルスの市庁舎の前で靴磨きをしている若者がいました。
年齢は28〜29歳ぐらいで、外国人風でした。
ひとりの客がこの青年のところに靴を磨いてもらうために近づくと、彼は本を読んでいました。
「君は何をしているの?」
と客が尋ねると、彼は答えました。
「僕はイランからやってきました。手に技術もないし、何の資格も持っていないので、靴磨きをやりながら勉強しています。お客さんを待っている間、時間を利用して本を読んでいるのです」
「そう、偉いね。何の本を読んでいるの?」
「将来エンジニアになりたくて航空力学の本を読んでいます」
この青年は、空き時間を利用して航空力学の本を読んで勉強していたのです。


数年後、同じところを通りかかった先ほどの客が例の靴磨きのところに行きました。
ところが、別の青年が漫画を読んでいました。
客が尋ねました。
「以前ここにいたイラン人の青年はどうしたの?」
「ああ、彼ならUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のエンジニアリング学部に行って、そこで成績はオールAを取って卒業し、マクドネル・ダグラス社(1997年にボーイング社に吸収合併)に就職したよ。年収75,000ドルだって。ラッキーだよね!」


これは実話です。
この話を聞いて、靴磨きをしていたイラン人の青年のことをラッキー(幸運)だと思う人がいるでしょうか?
この青年は将来エンジニアになりたりたいという夢を持って、いつも航空力学の本を読んでその準備をしていたのです。
しかし、なんと多くの人が他人の成功話を聞いて、「ラッキーだ」と思っていることでしょうか。
この世に「幸運」というものは確かに存在します。
しかし、その幸運さえ、棚からぼた餅で上から落ちてくるのではありません。
そこに至るまでに本人の苦労や努力が必ずあります。


去る13日には対局数、勝数、勝率、連勝と記録部門4冠を確定させたばかりの棋士、藤井聡太六段(15)が昨日、名人戦・順位戦C級2組10回戦で三枚堂達也六段(24)を下し、10勝全勝で終えました。
記録づくめの藤井六段ですが、「あまり意識してはいなかったですけど、1局1局全力で臨んでこうした結果を残せた」と謙虚に語っていました。


藤井さんは5歳の夏、祖父母から将棋の手ほどきを受け、その年の12月に瀬戸市内の将棋教室に入会。入会時に師範から渡された、500ページ近い厚さの所司和晴『駒落ち定跡』を、まだ読み書きができなかったけど符号を頼りに読み進め、1年後には完全に理解・記憶したといいます。
今の藤井さんの目を見張るような活躍の背後には、このような地味なコツコツとした努力の積み重ねがあるのです。
上のイラン人の青年の話を彷彿させます。


小さなことの積み重ねがやがて大きな違いを生み出し、準備できたところに幸運が訪れるのです。


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人を元気にする人

2018.03.15日
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"Choose people who lift you up."
--Michelle Obama – Former First Lady of the United States
「あなたを元気にしてくれる人を選びなさい」
--ミシェル・オバマ、前米国大統領夫人
(訳 舟田譲二)


ミシェル・オバマさんと言えば、ご存じ前米国大統領オバマ氏の夫人です。
ファーストレディとして私は個人的に好感を持っていました。
シカゴの黒人貧民街「サウスサイド」で奴隷を先祖に持つ労働者階級の家に生まれ育ちました。努力家でプリンストン大、ハーバード法科大学院へ進み弁護士になり、勤めていた法律事務所でインターンとして現れたハーバード大在学中のオバマ氏と知り合い結婚しました。
アフリカ系アメリカ人として初めての大統領夫人になったという、まさにアメリカンドリームを具現化したお手本のような人物です。


そのミシェルさんの冒頭の名言、
「あなたを元気にしてくれる人を選びなさい」
にもまったく同感です。


この言葉を逆に言うと、"Choose people who put you down." 「あなたを不快にする人を選びなさい」となりますが、こんなことをする人は世界中どこを探してもおそらくいないでしょう。
でも、果たして自分が「人を不快にする人」になっているようなことは絶対にない、と言い切れるでしょうか。
特別な事情でもない限り意識的にそのようなことをすることはもちろんないでしょうが、気が利かないために無意識のうちにやることは誰でもあると思います。


「カタルシス」という言葉があります。これはもともと古代ギリシャの哲学者アリストテレスが演劇用語として使った言葉で、「悲劇により精神を浄化すること」という意味です。
今日的に平たく言うと、「心のもやもやがスッキリと解消される」ということです。
私たちが映画やドラマを観ていたり、小説などを読んでいて勧善懲悪(善を勧め、悪を懲しめる)のストーリーを見ると私たちはスッキリします。逆に、悪が勝つ結末を見ると私たちは何とも言えないもやもや感が残ります。


「人を不快にする人」はみんなから嫌がられるものです。
「人を元気にする人」はみんなから好かれ、慕われます。
私たち自身もそのような「人を元気にする人」になりたいものです。
また、友を選ぶときには「人を元気にする人」を選びましょう。


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自信喪失で悩むか優越感で傲慢になるか

2018.03.14日
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"The reason why we struggle with insecurity is because we compare our behind the scenes with everyone else’s highlight reel."
--Steven Furtick - Pastor
「私たちが自信喪失で悩む理由は、自分の陰の部分と他人のハイライトの部分を比較するからだ」
--スティーヴン・ファーティック、キリスト教牧師
(訳 舟田譲二)


本文中の behind the scenes という言葉は、文字どおりには「舞台裏」。すなわち、人に当てはめれば「陰の部分」で、highlight reel はテレビなどで繰り返し放映される「見せ場のシーン」のことです。それで、「自分の陰の部分と他人のハイライトの部分を比較するからだ」と訳しました。


自分の舞台裏のシーンとは、他人が見ることのできないいわば秘密の部分で、自分だけが知っている「陰の部分」です。
これに対して、他人の「陰の部分」というのは、週刊誌などがいくら暴き立てたとしても他人のすべてを知ることは不可能です。そこで、どうしても私たちは他人に関しては「ハイライトの部分」つまり上辺のいい面を見て、それを自分の陰の部分と比べて自信喪失に陥ります。


あるいは、私たちがニュースや伝聞などで知り得る他人の「陰の部分」を知り自分と比べて、自分はこの人よりも優れていると、優越感を味わったり、人を見下したりします。


つまり、どっちに転んでも自分と他人を比較することは、劣等感で悩むか優越感で傲慢になるかで、いいことはひとつもありません。
あくまでも自分は自分、他人は他人。たとえ家族のメンバーであってもそうです。


人と自分を比較しないようにしましょう。
また、自分の子どもや家族を他人と比較することも同じことです。
ありのままを受け入れること、それが健全な自己イメージを育てることにつながり、ひいては幸せな人生を歩めることにもなります。


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今日は明日のための準備の日

2018.03.13日
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"You had better live your best and act your best and think your best today; for today is the sure preparation for tomorrow and all the other tomorrows that follow."
--Harriet Martineau - 1802-1876, Write
「今日という日、最高の生き方をし、最高の行動をし、最高の考え方をしたほうがいい。というのは、今日は明日のための、そしてそのあとずっと続く日の確かな準備の日だからです」
--ハリエット・マルティノ、作家
(訳 舟田譲二)


果たして自分がマルティノの冒頭の言葉どおりの生き方ができているか、と言えば甚だ疑問ですが、そのように生き、行動し、考えるよう絶えず意識はしています。
ただ、彼女が言うように、そのような生き方をすることが明日のための、明日の明日、そのまた明日と、ずーっと将来につながる最善の準備だ、という意識はあまりしていませんでした。
でも言われてみれば本当にそのとおり。
そして、日々そのような生き方をすること自体が、自分の全人生を決定づける、というのはまことに至言です。


「人は生きてきたようにしか死ねない」とよく言いますが、確かに毎日の生き方が一生を決め、そしてその延長線上で人生の終着駅である死に方さえも決定します。


私はいつ命を取られても後悔することはありません。
それは日々、精いっぱい生き、行動し、考えているから。
もちろん、まだまだこれもしたい、あれもしたい、という思いや願いはあります。
だけど、日々の生き方で後悔しないよう、一瞬一瞬を思いっきり生き抜いています。
皆さんはいかがですか?


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苦手を克服する方法

2018.03.12日
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“It is not because things are difficult that we do not dare; it is because we do not dare that things are difficult.”
--Seneca ー 4BC-65AD, Philosopher
「私たちは難しいからやろうとしないのではない。むしろ、やろうとしないから難しくなるのだ」
--セネカ(BC4-AD65)、哲学者
(訳 舟田譲二)


哲学者セネカについては過去に二度このブログで取り上げました。ご興味のある方は「臨死体験⁉︎」「ストイックな、あまりにもストイックな」の中に個人的な経験を交えて少し書きましたのでご覧ください。


さて、今日の冒頭のセネカの言葉、
「私たちは難しいからやろうとしないのではない。むしろ、やろうとしないから難しくなるのだ」
を読んで皆さんはどう思われますか?
きっと、共感を覚える方が多いのではないでしょうか。
私自身も当てはまります。
ただ、自分のこのような弱さを知っているので、敢えて自分に鞭打ってやらざるを得ない状況に追い込み、できる限りやるよう努めています。


運動をしてこなかったため身体のあちこちにガタがきていると悟ると、医者やテレビの健康関連番組のススメに従ってすぐにウォーキングを始めました。
iPhone に Pacer というアプリを入れて、ウォーキングの励みにしています。
記録を見ると、そのときどきの体調がひと目で分かり、動機づけと目標設定に役立ちます。
下のはこの半年間の記録です。


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調子いいときは毎日1万歩以上、6km以上歩いているのですが、昨年10月21日に転倒して肋骨を強打し激しい痛みからしばらく寝たきりになりました。回復してウォーキングを再開する12月4日まで落ち込んでいるのが分かります。
その後がんばって徐々に距離を伸ばしていき、平均6.4km歩いていたのですが、一旦治ったかと思っていた繊維筋痛症の痛みが再発した去る2月26日からまた歩行距離が落ち込みました。
でも、このままではダメだと思って、またここ3日間少しずつ距離を伸ばしています。


セネカの「私たちは難しいからやろうとしないのではない。むしろ、やろうとしないから難しくなるのだ」の言葉は痛いほどよく分かります。


これは学生であれば勉強に、社会人であれば仕事にと、どんなことにも当てはまります。
要は自分の意志の問題。
人は基本的には楽なほうに流されるものです。
そして、楽しようとしてやらないでいるとどんどんやるのが難しくなっていきます。
皆さんにとって「やるのが難しい」鬼門になっていることは何ですか?
でも、やろうとしないでいるとどんどん難しくなっていき、結局なにもできなくなります。
思い切ってやってみる、そしてそれをコツコツ続けること。
これで、苦手や億劫なことも克服できるようになりますよ。


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人生、賢く生きなければ損

2018.03.09日
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"Kiss slowly, laugh insanely, live truly and forgive quickly."
--Paulo Coelho - Author
「ゆっくりと口づけし、狂ったように笑い、真実に生き、そして素早く赦しなさい」
--パウロ・コエーリョ、作家
(訳 舟田譲二)


上のコエーリョの言葉を逆に言ってみましょう。
「素早く口づけし、静かに笑い、偽りに生き、そして赦すのは先延ばしにしなさい」
なんと味気ない、不気味で、恐ろしく、苦しい人生でしょうか。
しかし、この世の中、見渡すとこのような生き方をしている人が少なくありません。
それを遺伝のせいにしたり、環境のせいにしたり、他人のせいにしたり、神のせいにしたりして、自ら不幸な道を歩んでいるのです。


でも、これは自分の選択です。
たとえ親であろうと、伴侶やきょうだい、教師や先輩であろうと、会社の社長、あるいは独裁国家の元首であろうとも、だれもひとりの人の人生を支配することはできません。
ひとりの人の人生はすべてその人の選択と意志によるのです。


オプラ・ウィンフリーの名言に、
「人生最大のレッスンは、あなたの人生に責任を負うのはあなた自身ということ」
というのがありますが、本当にそのとおりです。


「素早く口づけし、静かに笑い、偽りに生き、そして赦すのは先延ばしにしなさい」
という生き方をするより、
「ゆっくりと口づけし、狂ったように笑い、真実に生き、そして素早く赦しなさい」
という生き方のほうがはるかに素晴らしいことは誰の目にも明らかです。
これは取りも直さず自分自身のためであり、そしてこのような生き方をするとき、周りの人たちもみんな幸せになれます。


人生、賢く生きなければ損です。


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コツを見つけ、身につけるコツ

2018.03.08日
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「コツは同じことをコツコツ繰り返して発見し、身につける」
(舟田譲二)


何をするにもコツがあります。
それこそ息をすることから、普段の身体の姿勢や、歩き方、字の書き方、文章の書き方、絵画や彫刻などの芸術分野、スポーツの技術、コーチングやカウンセリング、ゲームの仕方、料理、掃除、子育ての仕方、良好な人間関係、楽器の演奏の仕方、歌の歌い方、勉強の仕方、仕事の世界、学問の世界、詩や小説を書くのにも、俳優の演技等々、およそ私たちの生活全てにおいて「コツ」があります。
皆さんも、きっと何かの分野でコツを発見し、身につけられたことがあるのではないでしょうか?


寝方にすらコツがあります。
私など不器用なので寝ているときですら体に力が入っていて、朝目覚めたとき体が疲れていたり、首や肩、腰、腕などが痛くなっていたりすることがしょっちゅうです。
意識しなければ呼吸も無意識のうちに浅くなっています。
おそらく体が常に緊張状態にあるので、身体も精神も疲れやすいのでしょう。そして、これがさまざまな病気の原因になっているものと思われます。
健康な人は、呼吸の仕方のコツを身につけていますし、それぞれの分野で活躍している人はみんなそのコツを見つけた人たちです。


健康な人やスポーツができる人など見ると羨ましくなります。
14歳の卓球選手・張本智和やフィギュアスケートの羽生結弦選手など、私とはまるっきり別世界に住んでいます。
また美しい声で歌うことができる人や楽器を見事に演奏できる人も私は心から尊敬しています。


すべてにコツがあるのです。
彼らはそのコツを見つけて、さらに練習して身につけたのです。
勉強ができる子を見ていてもそのことがよく分かります。
これまで幼児から大人まで大勢の生徒を指導してきて、数えきれないほどこのことを実感しています。


中学3年生になって、英語がほかのどの教科よりも苦手で、「英語は無理。不可能。死んでいる」と言っていたのに、集中して徹底的に指導したらほんの短時間で英語を得意教科にし、入試では得意だった数学の得点を上回って最高点を取った生徒が何人もいます。そのうちのひとりは中学校の数学、もうひとりは理科の教師になっています。
英語の発音が苦手だった子も徹底指導したら、ネイティブのようにうまくなったケースもあります。
その結果、現在中学校の英語の教師をしている人が何人かいます。
彼らもコツをつかんだのです。


そう言う私も英語の発音や勉強法でコツをつかみました。
これをきっかけに、他の教科にもつながる勉強法のコツも分かるようになりました。


教え方全般のコツもつかみました。
まったくの金づちで1メートルも泳げなかった妻に息継ぎやバタ足、腕のかき方など一から教えたところ、今では毎週プールに通い、クロールで600m泳ぐようになりました。
11歳年の離れた妹が幼稚園の頃、縄跳びが全然できなかったのですが、教えた結果いつの間にか二重跳びで何十回も跳べるようになり驚かされたこともあります。
人間関係にもコツがあります。人と話すことすらできなかった人が社交家になったケースがいくつもあります。


どのようにしたらいろいろな世界でコツを見つけ、ものにすることができるのでしょうか。
コツをつかんでものにした人たちを見ると共通項が見えてきます。
1.その世界に興味を持ち好きになり、最後にはハマってしまっています。
2.ハマってしまい楽しくて仕方がないので一生懸命繰り返し、繰り返しやります。
3.繰り返しやっているうちに身体が覚えます。
4.良い教師やコーチに出会うこと。

これがコツです。
コツがつかめない、身につかないと言う人はまだ十分に続けてやっていない、まだこの段階に達していない、あるいは最善の教師やコーチに出会っていないのです。


身につけられるまでにはかなりの時間がかかります。ですから早期教育が大切なのです。
ずいぶん前、「1万時間の壁」という記事を書きましたが、必要な時間は1万時間ぐらいではありません。
今、各界を賑わしているスポーツ選手や棋士、音楽家等の芸術家など、そのほとんどが3〜4歳という幼少期に始めています。
きっかけは、両親や兄姉、親戚など身近な人がやっているのを見て興味を持ったことです。
親や身近な人が良いお手本を示すことがいかに大切かということことを物語っています。
そして、そのような環境を整えることも大切です。
しかし、何よりも大切なのは本人の上達したい、ものにしたいという固い意志です。


最後に、早期教育がいかに大切とは言っても、それは年を取ってからでは遅すぎる、という意味ではありません。気がついたときが最善の時です。プロにならなくてもいいのです。
どの世界にも遅咲きの人はいます。
私も、遅まきながら今、この年になって健康づくりに一生懸命取り組んでいます。
まだまだ時間はかかりそうですが。
あなたも何かにチャレンジしませんか?


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可能性の限界とは

2018.03.07日
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"Our thoughts and imaginations are the only real limits to our possibilities."
--Orison Swett Marden − 1848-1924, Author
「我々の思考力と想像力だけが、我々の可能性の真の限界だ」
--オリソン・スウェット・マーデン、作家
(訳 舟田譲二)


どのような問題でも「可能性」は常に無限にあります。
その可能性を小さくしているのは、私たちの思考と想像です。
無理だと思ったら、その時点でどんなことでも不可能になってしまいます。


今から30年前のこと。
高校生のWくんという子がうちの英会話教室に通っていました。
当時の彼は学校の勉強はまったくせず、近くの海岸で毎日サーフィンに興じているティーンエイジャーでした。ご両親は彼の将来が見えない、と言ってとてもご心配していらっしゃいました。
ただ、英語だけが好きで、毎週熱心に英語を学びにやってきていました。
「好きこそものの上手なれ」で、彼の英語力は次第に伸びていきました。


やがて高校を卒業する段になり、アメリカの高校に留学してもっと英語を勉強したいと言ってきました。彼が勉強するのならと、ご両親も賛成してくださり、私はアメリカ人の友人に頼んでホームステイ先を紹介してもらい、現地の高校3年生に編入しました。
最初のうちは結構苦労したようです。
しかし、向こうの空気に慣れ、そのうちアメリカでの生活のほうが彼にとって合うようになってきたのでしょう。高校卒業後はコミュニティカレッジという2年制の大学に進学し、さらに大学に、そして大学院に進学し、そこでカウンセリングを学びました。


Wくんはなんとそこで生涯の伴侶となるアメリカ人女性と出会い、結婚し、現地に永住して今ではプロのカウンセラーとして活躍しています。
10年前にWくんと奥様、お嬢さんにお会いしました。とっても素敵なご家族でした。そのとき彼は36歳。ということは今ではもう46歳。ハーフのお嬢さんは、私が教えていた頃のWくんと同じ年齢のティーンエイジャー。
周囲に日本人がほとんどいない環境で、すっかりアメリカ人になっていることでしょう。


Wくんが通っていた高校は、この辺りではいわゆる三流校。そこから大学に進学する生徒はほとんどいません。
毎日サーフィンに明け暮れていた彼自身、将来自分がアメリカに留学して、アメリカの大学院で学び、アメリカ人と結婚し、アメリカで仕事をするようになるなんて夢にも思っていなかったことでしょう。ただ英語好きだったということで、彼の人生は誰も想像だにしなかった方向に進んでいったのです。


どのような問題にでも、誰にでも「可能性」は常に無限にあるのです。
可能性を小さくしているのは、私たちの思考と想像です。
思考力と想像力を鍛え、伸ばしていくなら、可能性は無限に広がっていきます。
そして人生は変わります。


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人生楽しく、幸せに生きるコツは

2018.03.05日
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“Humor and joy contribute to my total well-being, so I laugh a lot today!.”
--Louise Hay - 1926-2017, Author and Publisher
「ユーモアと喜びは私の完全な幸福の源。だから私は今日もいっぱい笑う!」
--ルイーズ・ヘイ、作家・出版者
(訳 舟田譲二)


ルイーズ・ヘイは生後18カ月で両親が離婚。貧困により5歳まで孤児院で過ごし、その後実母に引き取られたものの再婚した母からの虐待、 義父、隣人からのレイプに絶えられず15歳で家出。その後ファッションモデルとして活躍し、結婚・離婚を経験しスピリチュアルの道へ。
「思考を変えれば人生は変わる」ということに気づいたヘイは必死で勉強し、どのような思考がどのような身体不調に関連しているかなどを研究し、『ライフ・ヒーリング』などの本を著し世界的なヒットに。


「アファメーション」という肯定的な言葉を自分に言い聞かせることで、自らの人生を変えていくという新しい手法に至り、それを世界中に広めて幸せになる人を生み出すという使命に生きました。
苦難の人生を歩んできたルイーズ・ヘイが
「ユーモアと喜びは私の完全な幸福の源。だから私は今日もいっぱい笑う!」
と言っているのは実に説得力があります。
彼女が幸せになれるのなら、それこそ幸せになれない人なんかひとりもいないんじゃないか、と思うほどです。


私もこのアファメーションを日々の生活の中に取り入れています。
そして、毎日鏡に向かうたびに自分に微笑みかけます。
すると不思議なように幸せな気持ちになれます。鏡の中の自分が自分を幸せにしてくれるのです。
また、ルイーズ・ヘイのようによく笑います。
眉間にしわを寄せて悩んだり、イライラしたり、人に当たったり、暗いことを考えているより幸せになれ、人生が楽しくなりますよ。


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過去に置いてきたものと将来待ち受けているもの

2018.03.04日
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"There are far, far better things ahead than any we leave behind."
―C.S. Lewis -1898-1963, Novelist
「私たちが過去に置いてきた何ものよりも、比較にならないほど素晴らしいものが将来に横たわっている」
―C・S・ルイス、小説家
(訳 舟田譲二)


「懐古主義」という言葉があります。
「昔は良かった…」というやつです。昔を懐かしみ、過去の思い出を大切にするのはいいことです。しかし、いつまでも後ろばかり振り向いていて、現実を直視しなかったり、過去にどっぷり浸っているのはあまり建設的とは言えません。


好むと好まざるにかかわらず、いつの時代も時はどんどん流れているので、私たちは現実を受け入れ、未来を見て前進していかなければなりません。
C・S・ルイスが言うように、「私たちが過去に置いてきた何ものよりも、比較にならないほど素晴らしいものが将来に横たわっている」と信じなければ、未来に対して希望が持てなくなり、それはすなわち現在の生き方に少なからず悲観的な影響を与えることになります。


現在の社会風潮を見ていると、ちょっと首を傾げたくなるようなことや、ついていけないこと、また不安になることなどがあります。
私なども、このままどんどん進んでいったら将来が危うくなるのではないか、と危惧するようなことが多々あります。
たとえば、核問題や民族・宗教問題などが複雑に絡まった緊張した国際関係、地球温暖化や環境汚染などによる生態系の破壊、近年急速に進んできた医療技術に伴う生命倫理にも関わる様々な問題、LGBTや性転換手術を始めとする男女間や性別を超えた諸問題、AIの発達による近未来社会に対する不安等々挙げ出せば切りがありません。


でも、私たちはこれらの問題から目をそらし、昔を懐かしんで生きていくことはできません。
このような時、私たちが過去に置いてきた良いものよりも、将来にはさらにもっと比較にならないほど良いものが待ち受けているに違いないという希望を持たなければ、私たちは生きていけなくなります。
考えてみれば、人類の歴史はこのような問題と常に向き合い、危機感とともに生きつつ発展してきたのです。


また、このことはさらに私たち自身の個人の生活にも直接関わっています。
健康の問題から仕事、結婚、子どもたちの問題、老後の問題etc, etc、常に様々な問題と直面しています。
言い換えれば、問題のない人生なんてあり得ないのです。
ですから結論としては、やはり
「私たちが過去に置いてきた何ものよりも、比較にならないほど素晴らしいものが将来に横たわっている」
と考えるしかない、ということになります。


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有言実行の人

2018.03.03日
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"Love all, trust a few, do wrong to none."
--William Shakespeare ー 1564-1616, Poet, Playwright, and Actor
「すべての人を愛しなさい。しかし、ごくわずかな人だけ信頼しなさい。そして、誰に対しても悪を計ってはいけません」
--ウィリアム・シェイクスピア、詩人・劇作家・俳優
(訳 舟田譲二)


「すべての人」「ごくわずかな人」「誰に対しても◯◯するな」と、日常生活の中で接する三段階のレベルの人間関係において私たちがなすべきことを、シェイクスピアがレッスンとして教えてくれています。


第1に「すべての人を愛すること」
これは言うは易し行うは難し。
私たちは生身を持った人間ですから誰でも嫌な人、好みでない人、馬の合わない人だっています。
にもかかわらず、シェイクスピアはここで「すべての人を愛しなさい」と私たちに勧めています。果たしてそんなことができるのでしょうか?
「好き・嫌い」というのは感情。
それに対して「愛する」というのは意志の世界です。
シェイクスピアは意志の力で「すべての人を愛しなさい」と勧めています。
なぜ? それが私たち自身のためだからです。波長の合わない人を排除していたら、決して幸せな人生を歩むことはできません。なぜなら波長の合う人だけと暮らすことはできないからです。馬の合わない人をも愛することによって私たちは平和に生きることができるのです。


第2に「ごくわずかな人だけ信頼すること」
好むと好まぬにかかわらず、残念ながらこの世の中、嘘をつく人、自分の利益を得るために人を騙す人、人に危害を加えるような人が現実にいます。私たちは知恵を用いて信頼できる人を見極めなければなりません。
「すべての人を愛する」ことと「ごくわずかな人だけ信頼する」ことは決して矛盾していません。
信頼できない人、私たちに悪を働く人を赦し、愛することは難しいことではありますが、決して不可能なことではありません。現に歴史上の著名な人物がそのお手本をたくさん残してくれています。


第3に「誰に対しても悪を計らないこと」
たとえ人にひどい目に遭わされたとしても復讐したり、悪を計ろうとしないこと。
これもひいては自分のためです。
人に悪を計ることは、まわりまわって結局自分の首を絞めることになります。
「できる限りすべての人と平和に過ごしなさい。
悪に負けてはいけない。かえって、善を持って悪に勝ちなさい」
(ローマ人への手紙12:18, 21)


シェイクスピアは謎に満ちた人物で、その人となりはよく知られていません。
しかし、四大悲劇「ハムレット」「オセロ」「リア王」「マクベス」のほか、「ロミオとジュリエット」「真夏の夜の夢」「ベニスの商人」など数多くの名作を残し、言葉の豊かさ、性格描写の巧みさなどで英国ルネサンス文学のみならず世界の文学の最高峰と称されています。
また、人から後ろ指を指されることなく、経済的にも大成功を収め、数多くの名言を残し、後世の人に大きな影響力を与えているところから見ても、シェイクスピアが有言実行、言行一致の人物であったことは想像に難くありません。
そのような人物が残した教えから学ぶことは、私たちにとって大変益なことです。


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たとえ赦せなくても赦しなさい

2018.02.28日
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"Forgive others, not because they deserve forgiveness, but because you deserve peace."
--Jonathan Lockwood Huie - Author
「人を赦しなさい。その人が赦されて当然だからではない。あなたの心が平安になるのが当然だからだ」
--ジョナサン・ロックウッド・ヒューイ、作家
(訳 舟田譲二)


「赦し」はとても重いテーマです。
頭では赦すことが大切だ、必要だと分かっていても、心がついていかない。
自分はこの人にさんざんな目に遭った。ぼろぼろになってしまった。人生がむちゃくちゃにされた。自分の家族までが巻き添えに遭ってみんな苦しんだ。
こんな状況でこの人を赦すことなんかできるわけがない。
罰を受けて当然だ。復讐することが自分の務めだ。復讐しなかったら被害に遭った者が浮かばれない。


これが、多くの小説やドラマや映画のテーマになっています。
実際にこのような体験をした人がたくさんいます。私にもそのような辛い経験があります。
今、これを読んでいる人の中にも、そのような体験をした人もいるでしょう。
現在その苦しい、辛い体験の真っ只中という人もいるかもしれません。
一昨日、昨日と連続で、まったく違う状況ですが、とても難しい「赦し」の問題に直面しているふたりの人から苦しい胸の内を打ち明けられました。
ひとりの人の話を聞いていて心が張り裂けそうになりました。
もうひとりの人は、その苦しみから既に立ち直っていらっしゃいます。


「赦されて当然な人」でなくても、また「赦されなくて当然な人」でも赦すのです。
たとえどんなに難しいことでも。悔しくても。
なぜ? どうして? WHY?
それは、あなた自身のためだからです。
「あなたの心が平安になるのが当然だから」「あなたの心が平安になるべきだから」です。


赦さない限り、一番苦しむのはあなた自身です。
赦すのは辛いし、苦しい。
しかし、それでも赦さないでいるほうがもっと辛いし、苦しい。
赦さない限り、苦しみがずう〜っといつまでも続く。
だから赦すのです。相手のためではなく、あなた自身のために。
赦すと心に平安がやってきます。
復讐は神の手に委ねるのです。


「愛する者たちよ。自分で復讐をしないで、むしろ、神の怒りに任せなさい。なぜなら、『主が言われる。復讐はわたしのすることである。わたし自身が報復する』と書いてあるからである」(ローマ人への手紙 12:19)


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人を思いどおりにする!?

2018.02.27日
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"To handle yourself, use your head; to handle others, us your heart."
--Eleanor Roosevelt – 1884-1962, Former First Lady of the United States
「自分自身を思いどおりにしたかったら頭を使いなさい。でも人を思いどおりにしたかったら心を使いなさい」
--エレノア・ルーズベルト、ルーズベルト元米大統領夫人
(訳 舟田譲二)


「人を思いどおりにする」なんて言うと聞こえが悪いですが、実際のところほとんどの人が自分の周りの人を自分の思いどおりにしようとしています。
そもそも人間とは人を自分の思いどおりに動かそうとするものです。自己中心の故です。
それでいて、自分自身はどうかというと、人の思いどおりには動かされたくないし、動かされると面白くないものです。


先日の記事「サラリーマン川柳 うまいこと言うね」の中でも、
「禁煙し それでも家で 煙たがれ」
「何事も 妻ファーストで うまくいく」
「『ちがうだろ!』 妻が言うなら そうだろう」
など、弱い立場のサラリーマン悲哀が見事に謳われています。


ここでエレノア・ルーズベルト夫人が私たちに実に適切なアドバイスをくれています。
「自分自身を思いどおりにしたかったら頭を使いなさい。でも人を思いどおりにしたかったら心を使いなさい」
つまり、「自分自身をうまくコントロールしたかったら、感情に動かされるのではなく、頭を使って理性的に考えて行動しなさい。しかし、他人の場合は論理的に説得しようとするのではなく、むしろその人の気持ちを理解し、その人の身になって考えなさい」というわけです。


これは夫婦関係を始め、親子関係、子弟関係、先輩後輩間、同僚・友人間等々、あらゆる人間関係に当てはまります。
このコツを人間関係においてうまく活用すると、イライラしたり、腹を立てたり、不快な思いをしたりする必要がなくなります。
また、自分の思いをぶっつけて相手を不快な思いにさせることもなく、非常にスムーズな温かい人間関係を築くことができます。


昨日は妻とウォーキングに出かけました。何年ぶりのことでしょうか。
妻はいつも仕事に追われていて、なかなか精神的に余裕がありません。
そこで、家から5キロほど離れたお気に入りのイタリアンレストランでパスタを食べたい、ということで、いつもなら車で15分ほどで行くのですが、妻の希望で歩いて行くことになったのです。
「遠いよ、本当に歩いて行くの?」と確かめたのですが、本人が大丈夫と言うので歩き始めました。案の定、30分ほど歩いたところで、疲れたと言ったので、別のお店に入ろうかと尋ねたのですが、どうしてもそのお店に行きたいと言います。


歩き慣れていない妻の歩くスピードは非常に遅く、その歩調に併せて歩いていると私もとても疲れます。私ひとりだと45分ほどで行ける距離なのですが、なんとその倍の1時間半もかかりました。
でも、疲れてお腹が空いていたお陰で、いつもよりも美味しくいただくことができ、ふたりとも大満足でした。
帰りはバスでもいいよ、と言ったのですが、妻は歩くと言うので歩くことにしました。
冗談を言ったり、楽しくいろいろなことを話しながらゆっくりと歩いて帰宅しました。
往復で3時間、歩いた距離は10キロあまり。
運動になったというよりも、むしろ夫婦の交わりの時となり感謝でした。


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あなたの夢は実現可能?

2018.02.26日
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“Just remember: The people that say, ‘your dreams are impossible’ have already quit on theirs.”
--Grant Cardone – Author and Speaker
「覚えておきなさい。『あなたの夢は実現不可能だ』と言う人は、すでに自分の夢をあきらめた人たちです」
--グラント・カードン、作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


「あなたの夢は実現不可能だ」と言う人とは、多くの場合あなたのとても身近な人です。それはしばしば親や兄弟、親族、親しい友人です。
みんなあなたのことを心にかけてくれている人たちです。だからこそ心配して、「無理はやめておけ、うまくいかなかったときがっかりしないために」と言っているのです。
こういった人たちのことを英語では “well-meaning person“ と言います。「悪意のない人」「善意の人」というような意味です。


これに対して、あなたのことをそれほど気にかけていない人は、心配していないので、「できる。頑張れ」と言います。結果に責任を負ってくれません。


さて、それではあなたのことを心配してくれている人たちの言うことを素直に聞いて、チャレンジしないほうがいいのでしょうか。
というと、これはまた別の話です。
あなたに「やめておけ、あきらめろ」と言う「善意の人」は、実はほとんどのケース自分自身夢をあきらめた人たちだったのです。
だから、無難な道を勧めるのです。うまくいかなくてがっかりしないように。


でも、本当にそうなのでしょうか?
今度はあなた自身が「善意の人」であるケースを考えてみてください。
果たしてあなたは、自分の夢を実現可能だと信じて常にチャレンジし、そしてその夢を実現してきたでしょうか?


Chances are... 「おそらく」そうではなかったでしょう。その理由は、失敗するのを恐れてチャレンジしなかったからです。
それではどのような人があなたに「あなたの夢は実現可能だ、あきらめずにチャレンジしろ」と言うのでしょうか?
上に述べたことと逆説的に聞えるかも知れませんが、実際に夢を実現した経験者か、あるいははったり屋のどちらかです。


あなたは「あなたの夢は実現可能だ、あきらめずにチャレンジしろ」という言葉を信じてチャレンジするか、失敗を恐れてチャレンジしないかのどちらかを選択することになります。
そして、チャレンジしないでいると、将来自分の子どもや家族、友人などに「善意の人」として、「あなたの夢は実現不可能だ」と言う結果になります。
しかし、「だめもと」ではなく、「必ず実現できる」と信じてチャレンジするなら、本当に実現させることができます。
なぜそう断言できるかと言うと、これまで歴史上夢を実現させてきた無数の人たちが自分たちの経験から「あなたの夢は実現可能だ」と証言しているからです。
今回のピョンチャンオリンピックに出場た選手や彼らのコーチなどもそのことを語っています。


私の恩師であり、友人、同労者でもある柿谷正期氏は、まさに自らの夢を実現した人のひとりです(「あなたの人生も変えられる」)。
そして、私自身も小さな夢かもしれませんが、やはり夢を実現したひとりです。


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どの方向に向かって進んでいるか

2018.02.25日
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"The great thing in this world is not so much where you stand, as in what direction you are moving."
--Oliver Wendell Holmes (1841-1935) Former Associate Justice of the Supreme Court
「あなたが今どこに立っているかは、あなたがどの方向に向かって進んでいるかと比べれば全然大したことではない」
--オリバー・ウェンデル・ホームズ、元米国連邦最高裁判所判事
(訳 舟田譲二)


元米国連邦最高裁判所判事という肩書の人が語るにまことにふさわしい言葉ではないでしょうか。
ともすれば、裁判官など人を裁いたり、あるいは検事のように人の有罪を立証しようとする立場にある人というのは、被告人などの過去の犯罪歴や生い立ちなどに判断基準を動かされがちです。ましてや我々凡人においておやです。
いわゆる先入観、偏見という問題です。


立場を変えて上の言葉を自分自身に当てはめると、たとえ自分が今、どのような立ち位置にいようが、それよりもはるかに大切なのは、どの方向に向かって進んでいるか、ということになります。
とかく私たちはこれまでの自分の歩みや現実の自分の姿に目が行って、自分はこんな程度だと決めつけ、あきらめてしまうものです。でも、上でオリバー・ウェンデル・ホームズが言うように、そんなことは本当に取るに足りない些細なことです。大切なのは、気づいたときにいち早く方向転換し、自分の望む方向に向けて歩み始めることなのです。


昨日、アカデミー学院では小学生対象のマイティキッズ英語教室の無料体験レッスンを催しました。将来に向けて夢に胸をふくらませ、やる気満々の子どもたちを見ていると嬉しくなって自然と微笑んでしまいます。


体験レッスン終了後、スタッフで打ち合わせをしているとき、今年大学4年生になる卒塾生ふたりが何の前触れもなく塾に顔を出してくれました。
すらっと背丈も伸び、すっかり立派な青年になっていて驚かされました。
「大きくなったね」と言ってから、私のほうが縮んでいることに気づきました(笑)。
中学生の頃は決して勉強が好きな子たちではありませんでしたが、現在法学部で学んでいるひとりは去年1年間カナダに留学していたと言い、それに刺激されたもうひとりが自分も大学卒業後留学したいと言っていました。


数年前に会った別の卒塾生も、中学生の頃は英語がまったく苦手だったのに、今ではマレーシアに住み、英語を使って貿易の仕事をしていると言って私を驚かせてくれました。


過去の自分や現在の自分の姿に目を奪われていたら、なかなか将来の自分の姿など見えません。でも、本当に大切なのはどの方向を向いているか、その方向に向かって前進しているかどうかです。


そう言う私もこれまで健康に対しては無頓着で、いつも病気や怪我など故障ばかりしてきました。
しかし、この年になってようやく「良くなりたい」と本気で願うようになり、腰を上げて行動するようになりました。


昨日は一日塾にいて、歩いたのは家と塾の間の往復だけで1キロもありませんでした。
仕事が終わって帰宅したのは夜の7時。
正直疲れていましたが、このままだと身体がなまってしまう、鞭打って少しでも鍛えなければと意を決して(ちょっとオーバー)ウォーキングに出かけました。


1時間あまりの速歩に時折ジョギングを混ぜたウォッギング(ウォーキング+ジョギング)から戻ったら11542歩、7.5キロでした。一昨日は17423歩、10.1キロ。毎日1万歩以上歩くよう心がけているのですが、ときどき仕事で忙しくて時間がなくなって目標に届かない日もあり、その分をカバーして時間があるときはできる限り歩くよう努めています。お陰でこの1週間の平均は10779歩。
汗をかき、心地よい疲れと空腹で食欲も進み、夕食をとても美味しくいただけました。


あなたは今、どの方向に向かって進んでいますか?


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人の人生を変える能力

2018.02.24日
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"You were born with the ability to change someone’s life, don’t ever waste it."
--Dale Partridge - Author
「あなたは誰か人の人生を変える能力を持って生まれてきている。この能力を無駄にしてはいけない」
--デール・パートリッジ、作家
(訳 舟田譲二)


「人の人生を変える」なんて言ったらなんかちょっと傲慢な感じに聞えるかもしれません。
しかし、ここでデール・パートリッジが言っているのは、そのような意味ではなく、誰かの人生にいい意味で大きな影響を与えて、結果その人の人生の道を変える、その人を生かすというような意味です。


昨夜、『天才を育てた女房』というテレビドラマをやっていました。
岡潔(1901〜1978)という天才数学者とその妻の人生を描いたものです。
「数学界における三大問題を全て独力で解き、世界の数学者を驚嘆させた。 ヨーロッパの数学者たちはその独創性に驚き、『オカ・キヨシ』を日本の若い数学者の集団ではないかと疑ったほどだった」 というエピソードがあります。
京大で数学を教えていた時の教え子に、後のノーベル賞受賞者、湯川秀樹と朝永振一郎がいたというのもすごいです。


ドラマの中で岡潔は、数学の世界に、また宇宙に創造者の存在を直感しています。
彼の残した言葉、
「大宇宙は一つの物ではなく、その本体は情だ」
もそのことを意味しています。すなわち、宇宙は意味もなく、偶然にただ単なる物質として存在しているのではなく、我々人間と同じように「情」を持っている、と言っているのです。
「人は動物だが,単なる動物ではなく渋柿の台木に甘柿の芽をついだようなもの、つまり動物性の台木に人間性の芽をつぎ木したものといえる」
「日本だけのことではなく西洋もそうだが学問にしろ教育にしろ『人』を抜きにして考えているような気がする」
という言葉にも全く同感です。


しかし、このドラマのテーマは岡潔の天才ぶりにあるのではなく、その天才の素質を見抜き、信じ、それを開花させるために苦労も貧しさもいとわず一生を捧げたその妻「みち」の愛情です。
もし、みちの助けがなかったら岡の数学者としての花は開かなかったことでしょう。


このように、私たちにはみんな、誰にでも、みちのような働き、使命があると私は常々思っているのです。
「あなたは誰か人の人生を変える能力を持って生まれてきている。この能力を無駄にしてはいけない」
みちのような偉大な働きではないかもしれません。
でも、そんなことはどうでもいいこと。
大きな働きができるから価値があるのではなく、たとえ誰の目にも留まらないような小さな小さな働きであったとしても、誰かひとりの人の人生を変えるような力が私たちには与えられているのです。ひょっとしたらそれは親、あるいは子ども、兄弟など家族のような身近な存在かもしれません。


あなたもこのような能力を持って生まれてきているのです。
自分の利益のため、喜び、楽しみ、幸せのためだけに生きるのはあまりにも人生はもったいない。人のためにこの能力を生かしましょう。そもそも、私たち自身、親や恩師、親戚、友人等々、いろいろな人のお陰で今日があるのですから。能力を無駄遣いしないように。


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「マタイ効果」は真理

2018.02.21日
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"If you look at what you have in life, you’ll always have more. If you look at what you don’t have in life, you’ll never have enough."
ーーOprah Winfrey, Media Proprietor, Actress, and Philanthropist
「自分の人生の中で持っているものに目を向けると、必ずますます豊かになる。しかし、持っていないものに目を向けると一生豊かになることはなくなる」
ーーオプラ・ウィンフリー、メディアオーナー・女優・慈善家
(訳 舟田譲二)


オプラ・ウィンフリーについてはこれまでに何度か書いてきましたが、その悲惨な生い立ちと逆境にも関わらずアフリカ系アメリカ人の女性として全米一の成功者、億万長者となり、さらにその財を惜しみなく慈善事業等に捧げる姿が多くの人の心を打ち、今や2020年の大統領選の候補者として注目を集め始めている大物です。その人物評価は大きく分かれますが、それはトランプ大統領を始め、各国の政治家にしても同じ。しかし、一般の人々の間で彼女の人気が高まってきていることは否めません。


「自分の人生の中で持っているものに目を向けると、必ずますます豊かになる。しかし、持っていないものに目を向けると一生豊かになることはなくなる」
という彼女の言葉は、おそらく自分の経験を通して至った結論なのでしょう。
確かに、これは聖書の中の教え、
「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう」(マタイ福音書25:29)
とも符合しますし、現実の世界に目を向けるとき、これは真実だと言わざるを得ません。
というのは、一般的に言って、自らの持てるものに目を向けると感謝の気持ちがあふれてきます。感謝の気持ちがあるとますます与えらえ豊かになります。しかし、逆に持っていないものに心を向けていると不満な心が起きてき、そうするとますます与えられなくなり、十分に満ち足りるようになることはないからです。


そして、このことは物質面だけでなく、精神面、家族やその他の人間関係、仕事などにおいても当てはまり、持っているものに心を向けて感謝しているとますます与えられますが、ないものばかりに目を向けて惨めな気持ちになったり、嫉妬の心を持ったりしていたら、ますます貧しくなるものです。
そういう意味においても、この「マタイ効果」は真理です。


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羽生が勝ち、羽生が負けた!

2018.02.20日
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"Some people dream of success... Others wake up and achieve it."
--Unknown
「ある人たちは成功を夢見る。ほかの人たちは目覚めて成功を達成する」
ーー作者不詳
(訳 舟田譲二)


去る17日のピョンチャンオリンピック、男子フィギュアフリーで羽生結弦選手が金メダルを取りました。
しかし、同日、将棋界では羽生善治竜王が新進気鋭の藤井聡太五段に朝日杯で敗れました。
同じ「羽生」ですが、一方は「はにゅう」他方は「はぶ」。
羽生結弦選手は絶対に金を取るという気持ちでオリンピックに臨み、その夢をかなえました。
一方、羽生善治竜王は中3生の藤井聡太くんに負けるとは夢にも思っていなかったことでしょう。これは、むしろ羽生さんの負けよりも藤井聡太くんの勝ちのほうがクローズアップされて良かったのですが、勝負の世界、勝ちがあれば負けがあります。


奇しくも羽生結弦選手の五輪連覇は66年ぶり、一方の藤井聡太六段の史上最年少となる15歳6カ月での棋戦優勝は、加藤一二三九段が達成した15歳10カ月の記録を63年ぶりに塗り替えた、と二人とも歴史に残るものすごい偉業を達成しました。


羽生結弦選手の金メダルのニュースの陰に隠れて、藤井聡太六段の最年少優勝はこれまでのように大きく報道されませんでした。つい先日までずっと藤井四段と呼んでいたのに、半月前に五段に昇段したばかりで「藤井五段」の名前が世に流通する前に一気に六段に昇段。この分だと「藤井六段」の名前もいつまでもつか分かりません。これから先もどんどん記録を塗り替えそうな予感がします。


「ある人たちは成功を夢見る。ほかの人たちは目覚めて成功を達成する」
成功を夢見る人だけだったらそれこそ掃いて捨てるほど世界中にいます。
しかし、その大半はずーっと夢を見ていて、夢から覚めないまま一生を終えてしまいます。
一方、成功する人というのは、夢を見ているだけでなく、その夢から覚めていち早く現実の世界で夢を実現させてしまいます。
ここが、我々凡人と成功者の違いです。


でも、だからと言って指をくわえて成功者を見ているだけで、夢から覚めないまま一生を終る必要もありません。
私たちは羽生結弦選手のように金メダルを取ったり、また藤井六段のように将棋の世界で名を上げることもできないでしょうが、自分に与えられた場で、自分にふさわしい仕事を精一杯やって、そこで自分なりの「成功」を収めることはできます。
それも立派な成功だと私は思います。派手な成功だけが成功ではありません。地味な成功も立派な成功です。


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思考を変えると、世界が変わる

2018.02.19日

"Change your thoughts and you change your world."
--Norman Vincent Peale – 1898-1993, Minister and Author
「あなたの思考を変えなさい。そうすればあなたの世界が変わります」
--ノーマン・ヴィンセント・ピール、牧師・作家
(訳 舟田譲二)


FacebookフレンドのShalohm Ghaley(シャローム・ゲイリー)さんが次のようなお話をシェアしてくださいました。


一人の王様に男の召使いがいました。
この召使いはいつも王様に言っていました。「王様、神様のなさることはいつも完璧で、間違いは絶対におかされません。ですから、どんなことがあっても気落ちなさらないでください」


ある日、王様と召使いは猟に出かけました。そのとき一頭の野獣が王様に襲いかかってきました。召使いは何とか野獣を殺すことはできましたが、王様の指が野獣に食いちぎられるのを防ぐことはできませんでした。


王様は召使いが命を守ってくれたことに対する感謝の気持ちを示すどころか烈火のごとく怒り、言いました。
「もし神が善いお方であるなら、私は野獣に襲われることもなかっただろうし、指を失うこともなかっただろう!」


召使いは王に答えました。
「これらすべての不運な出来事にもかかわらず、神様は善きお方で、そのなさることに絶対に間違いはない、常に完璧だとしか申し上げることができません」
怒りに狂った王は召使いを捕えるよう命じました。
牢に入れられることになった召使いは再び王に言いました。神は善きお方で、 そのなさることは常に完璧です、と。


またある日、王様は一人で猟に出かけましたが、そのとき人を犠牲に捧げる野蛮人に捕らえられました。
祭壇の上で、野蛮人たちは王の指が欠けていることに気づきました。そのため神々に捧げるのに、王は傷物で完璧でないということで放免されました。


宮殿に戻ってきた王は召使いを釈放するよう命じ、召使いに言いました。
「友よ。神は本当に私に対して善きお方であった。私はあと一歩のところで殺されるところだったが、指が欠けていたおかげで放免された。しかし、一つ聞きたいことがある。もし神が本当にそれほど善きお方であるなら、なぜ私がお前を牢に入れるのを神は許されたのだ?」
召使いは答えました。
「王様。もし私が牢に入れられていなかったら私はきっと王様とご一緒に狩りに出かけていたことでしょう。そうしたら、私には欠けた指がないので私が犠牲の捧げものにされていました。神様のなさることは常に完璧なのです。神様に間違いは決してありません」


すべての出来事には目的があるということを忘れて、私たちはしばしば人生について、また私たちの身に起こる不幸な出来事について不平を言います。
あなたが今、私のこのメッセージを読んでいることの理由も神様はご存じです。どうかこのメッセージをだれか知り合いの方にシェアしてその方を祝福してあげてください。
神様は善きお方で、なさることは常に完璧だからです!


皆さん、一つの良い態度はあなたの人生に対する姿勢を決定します。自分の人生や経歴、職業、家庭生活などを見るとき、あなたは何と言いますか?神様に感謝しますか?サタン(悪魔)を非難しますか?神様に対して正しい態度を取っていると、神様はあなたのために動いてくださいます。


今ここで座して次のように言ってみましょう。
「ぐっすり眠ることができたことを感謝します。いろんな可能性が与えられて生かされていることを感謝します。住むところが与えられていることを感謝します。仕事が与えられていることを感謝します。家族や友人が与えられていることを感謝します。そして何よりも私の人生に神様が与えられていることを感謝します」
他の人が栄えていても嫉妬することなく、神様の恵みに感謝しましょう。なぜならその人たちがどんな辛いところや試練、苦しみを通って現在に至ったかあなたには分からないからです。ですから、自分に与えられているものを覚えて神様に感謝しましょう。
神様がいらっしゃるとわずかなものは豊かになります。神様の恵みの中ですべては益になります。もし神様があなたとご一緒にいらっしゃると感じるなら、このメッセージで誰かの人生に触れてあげてください。
「神、もし我らの味方なれば誰か我らに敵せんや」
神様はあなたが何かで苦しんだこともご覧になっていらっしゃいます。そして、おっしゃいます、「もう終わったんだよ」と。祝福があなたを待ち受けています。

(訳 舟田譲二)


「人間万事塞翁が馬」という有名な話があります。
「国境の近くにあった塞(とりで)の近くに住んでいた翁(老人)は、何よりも自分の馬をかわいがっていた。
その馬は、周りからも評判が立つほどの駿馬だったが、ある日突然、蜂に刺された拍子に飛び出してしまう。
一向に帰ってこない馬の様子に、周りからは翁に同情するほどだったが、翁は『これがきっかけで何かいいことが起こるかも知れない』とだけ言って、我慢強く待ち続けた。
すると、どうだろうか。しばらくして、その馬が別の白い馬を連れ帰ってきたのだ。
しかも、その白馬も負けず劣らずの優駿で、周りの者は口々に何と幸運なことかと囃(はや)し立てたが、翁は『これがきっかけで、別の悪いことが起こるかもしれない』と自分を戒め、決して喜ばなかった。
それから、かわいがっていた息子がその白馬から落ちて、片足を挫いてしまった。
周りはまた同じように慰めの言葉を掛けたが、翁はまた同様に『いいことの前兆かも知れない』と告げる。
それからしばらくして、隣国との戦争が勃発した。若い男は皆、戦争に借り出されて戦死した。
しかし息子は怪我していたため、徴兵されず命拾いした。そして、戦争も終わり、翁は息子たちと一緒に末永く幸せに暮らした」
 


一見、冒頭の話と似ているように思われますが、大きな違いがひとつあります。
それは、「人間万事塞翁が馬」には歴史を支配される絶対者の存在がなく、いつ、どこで、何が起こってどうなるか分からないという、ある意味成り行き任せなであること。
それに対して、冒頭の話には「善にして善をなし給う愛の神が、すべてのことを相働かせて私たちのために最善をなしてくださる」という大きな大前提がある、ということです。
どちらを信じようが自由です。もちろん、どちらを信じなくても勝手です。


6年前に知り合ったみづきちゃんという24歳の子がラスベガスで交通事故に遭い天に召されました。
ご両親の心痛を思うと胸が張り裂けそうでした。
でも、その後お母さんは信仰に導かれて人生がすっかり変わり、やがて天国でお嬢さんに再会できる日を心待ちにして日々お幸せに暮らせるようになりました。今もお母さんとはよくメールでやり取りしていますが、こちらのほうが励まされるほどです。
ノーマン・ヴィンセント・ピールがいうように、
「思考を変えると、あなたの世界は変わります」。


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夢は計画の一つ

2018.02.18日
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"Dreaming, after all, is a form of planning."
--Gloria Steinem, Feminist and Journalist
「夢というのは結局のところ、計画の一つの形だ」
--グロリア・スタイネム、フェミニスト・ジャーナリスト
(訳 舟田譲二)


4月から中3になる一人の生徒の三者面談を昨日しました。
小学生の時から塾に来ていて、とても素直で勉強熱心な子です。まるで砂漠の砂に水がしみこむかのように、学んだことをどんどん吸収していきます。力はどんどん伸びてきて、今や勉強面だけでなく部活のスポーツ面でもほかの生徒のお手本となるような子です。


中1の時に、将来の夢について聞いたところ、看護師さんになりたいと言っていました。
幼稚園の時に病院に入院したことがあり、その時に看護師さんにとても優しく、親切にしてもらった経験があり、大きくなったら自分もこのような看護師になりたいという夢を持つようになったと言います。


昨日の三者面談で尋ねた時もその夢は変わっていず、自分で調べてどのような道に進めばいいのか、具体的にちゃんとイメージして計画を立てています。
勉強がとてもできるので、看護師でなくてお医者さんにでもなれるよと、1年生の時に話していたのですが、昨日のお母さんの話によると、手術するような医者になるのではなく、彼女はトレードマークの笑顔で患者さんに接して、患者さんの心を明るくし、子どもの頃自分がちょうど助けられたように人の力になれる看護師さんになりたいという夢をもっているのだそうです。


うーん、偉い! 頭がいいんだから医者になったら、などと私なんか単純に勧めていたのですが、この子の夢は小さい頃からこんなに具体的で、しかもどうしてもそのような看護師になりたいという固い決意まで持っているのです。
私はこの時、冒頭の言葉を思い出しました。
「夢というのは結局のところ、計画の一つの形だ」


夢は、実に計画の一部なのです。
そう言えば、私も幼稚園の頃、英語がペラペラ話せる父を見ていて、自分も父のようになりたいと思い、描く絵には必ずどこかに「ABC」とか何かアルファベットを書いていました。
それを見た幼稚園の先生が、その絵の裏に「じょうじくんは、おおきくなったらえいごがペラペラになって、えいごのせんせいになるのですね」と書いてくださって、私はそれを信じて幼児の頃から英語の勉強をして、果たして幼稚園の先生が予言したとおりに英語の先生になったのでした。


皆さんにも何か夢がありますか?
その夢を大切に育てましょう。
やがて夢は大きく育ち、開花し、実現に至りますよ。
「夢は計画の一つ」ですから。


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サラリーマン川柳 うまいこと言うね

2018.02.17日

「第31回サラリーマン川柳 投票受付中」です。リンク先を開き、「優秀100句」の中からお気に入りの1句を選んで「投票する」をクリックしてください。投票期間は2月15日〜3月16日です。


さすが「優秀100句」というだけあってどれもこれも秀作。読みながらニンマリ。身につまされるのも。
今日はその中から私のお気に入りをいくつか下にご紹介します。


「父からは ライン見たかと 電話来る」   (たまには読んでコメントしてあげてね)
「正直で 忖度なしの 体重計」   (うちの体重計は「体内年齢42歳」と忖度あり)
「スポーツジム 車で行って チャリをこぐ」   (確かにスポーツジムの駐車場は満杯)
「『マジですか』 上司に使う 丁寧語」   (そう、上司に「マジっすか?」はマナー違反)
「保存先 いつもどこかへ かくれんぼ」   (うん、いつもそう)
「『言っただろ!』 聞いてないけど 『すみません』」   (だよね!)
「禁煙し それでも家で 煙たがれ」   (もうどうしょうもない)
「何事も 妻ファーストで うまくいく」    (言えてる)
「若作り 検診結果は 年相応」   (確かにそうだ)
「老後にと 米寿の父が 貯金する」   (米寿の父 目標は日野原重明さん)
「ほらあれよ 連想ゲームに 花が咲く」   (「うん、あれだね」でお互いに通じる)
「セルフレジ きかい相手に あたま下げ」   (やってしまいそう)
「『ちがうだろ!』 妻が言うなら そうだろう」   (いずこも同じ)
「我が秘密 変換予測が 喋ってた」   (おっと、気をつけないと)


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使えば使うほど創造力は身につく

2018.02.16日
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"You can’t use up creativity. The more you use, the more you have."
--Maya Angelou – 1928-2014, Poet and Author
「創造力というのは使い切ることはできない。使えば使うほど創造力は身につく」
--マヤ・アンジェロウ、詩人・作家
(訳 舟田譲二)


想像力というのはまるで泉のよう。
使えば使うほどどんどん新しいアイデアが浮かんでくる。
枯れる、ということは決してありません。
でも、使わないでいるとだんだんと枯渇していきます。


これは想像力に限ったことではありません。
健康な人というのは普段の生活の中で健康的なことをしているので、ますます健康になっていきます。
英語が好き、得意という人は英語を勉強していて楽しいから、やっているとどんどん力がついていく。
運動が得意な人は練習を欠かさず、絶えず上の目標を目指して頑張るので、ますますうまくなっていきます。今のピョンチャンオリンピックを見ているとこのことがよく分かります。
楽器が好きな人や歌を歌うのが好きな人は、いつも楽器を演奏したり歌を歌っているので、ますますうまくなる。


FacebookフレンドのKYさんは、芸術的センスに富んでいてピアノや歌など音楽の賜物がありますが、絵や字もとてもお上手。最近はこちらがとても楽しいそうで、一生懸命練習していらっしゃいます。
すると、ますます上手くなってきます。
これがその作品のひとつです。


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本当にお見事です。いつも拝見して楽しませていただいています。
これだけ上手に書けたら確かに楽しいし、さらにやればやるほどうまくなります。


これを「マタイ効果」と言います。(「マタイ効果+α(アルファ)」
これは、聖書の中の
「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう」(マタイ福音書25:29)
からヒントを得て、米国の社会学者ロバート・マートンが1968年に「科学におけるマタイ効果」という論文の中で提唱したものです。


しかし、すべての中で想像力が一番大切です。なぜなら、想像力がほかのすべてを生み出すからです。
「創造力というのは使い切ることはできない。使えば使うほど創造力は身につく」
のです。
皆さんの想像力の開花を楽しみにしています。


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情けは人の為ならず

2018.02.14日

最近、体調が良くて毎日6キロから8キロは必ずウォーキングしています。
昨日は天気がとても良かったので久しぶりに、多分半年ぶりぐらいで愛車のプリウスを洗車してワックスがけしました。まあ、その間妻が何回か洗車はしてくれていましたが、ワックスがけは多分していなかったのではないかと思います。
それというのも、昨年の10月に家の中で転倒して肋骨を強打し、痛みが4か月近く続いていたので洗車・ワックスがけどころではなかったのです。つい1週間ほど前からようやく身体をひねったりする体操ができるようになったぐらいです。


さて、隅から隅まで丁寧に綺麗にし、ワックスがけをしていたら、なんとバンパーは前も後ろも4つのコーナーすべてに擦り傷があります。コーナーだけでなく、前後のバンパーの真ん中にもあちこちにタッチペイントを塗った跡があります。
コーナーセンサーがついていて、本当だったら障害物に近づくと警告音がなり傷などつけることはあり得ないのですが、そこは妻のこと。これまでもしょっちゅうあちらこちら傷つけているのでまったく不思議ではありません。つい1か月ほど前にもバンパーを修理に出したばかりです。
ワックスがけを終えて最後に傷の修復の仕上げをしながら、ふと思い出しました。


ひとりの女性の方が、最近年を取って鈍くなってきて車のドアなどを何度か傷つけたとおっしゃっていました。夫に見つかったら叱られる、どうしようと言ってとても不安がっていらっしゃいました。
ご主人は外面(そとづら)はいいけど亭主関白だそうで、家の中ではお子さんたちもお父さんの顔色を伺いながらいつ怒られるかとびくびくしていると言うのです。


車を傷つけたぐらいで叱ることなんかないのに、それよりも夫婦関係のほうがよほど大切なのにと思うのですが、そのご主人は車をとても大切にしていて、傷つけられると頭に来るのだそうです。
私はこれまで妻に車を何度も傷つけられたり、ぶっつけられたりして結構修理費もかかってきましたが、一度として妻に腹を立てたり、怒ったりしたことはありません。


この時、ふと思い出しました。
一昨日、小学6年生のYちゃんに国語を教えていた時、次のような問題がありました。学校で習っていない実力問題です。
「情けは人の為ならず」の正しい意味はどれでしょう?
1.人に情けをかけて助けてやることは、その人のためにならない
2.情けをかけることは、その人を助けることになる
3.人に情けをかけておくと、結局は自分のためになる
4.情けをかけることによって、利益を得ようとする

皆さんは、どれが正しい答えかお分かりですか?
「そんなの常識だ」と思われるかもしれませんが、実は文化庁が発表した「国語に関する世論調査」の結果では、上の1と3がほぼ半々だったそうです。
つまり、一般の大人でも多くの人が誤用しているということです。
正解は3番。
でも、Yちゃんは案の定、1番と答えていました。
「情けは人の為ならず。自分の為だ」とヒントを与え、本人に考えさせて正解を導かせました。このようにすると、印象に残ってしっかりこのことわざを覚えるからです。(これをアクティブラーニングといいます)
大人でも間違うぐらいだから心配ないよ、Yちゃん。(とYちゃんに言っておきました)


さて、車の傷の件ですが、上の話の中で奥さんを叱るご主人はひょっとしたらYちゃんと同じように「人に情けをかけて助けてやることは、その人のためにならない」と思っているのかもしれません。(善意に解釈して。本当は単に気が短くて、車を傷つけられたことに腹を立てているだけなのでしょうが)
でも、そのご主人だってついうっかり傷つけることだって十分あり得ます。(経験者語るです、はい)
そのような場合、この方は奥さんに何と言うのでしょうか?


いえ、それだけではありません。
将来年取って、自分が奥さんに介護してもらう段になった時、果たして奥さんは気持ちよく介護してくれるのでしょうか?これまでさんざんご主人にいろんなことで怒鳴られてきて恨み骨髄、ご主人に背を向けるか、あるいは最近はやりの熟年離婚という結果にならないとも限りません。
そういうケースが最近はとても多く、新聞の人生相談などでもよく見かけます。


ところが、「情けは人の為ならず」の意味をご主人が「人に情けをかけておくと、結局は自分のためになる」と正しく理解していて、普段から奥さんに優しく接していたなら状況はまったく変わることと思います。いつもお父さんに怒鳴られてびくびくしているお子さんたちだってきっとそうでしょう。


とどのつまり、人に優しく、親切にしていると、それは巡り巡って自分のためになるのです。
これが古人の教えです。
皆さんも覚えておいてくださいね。


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押し迫ってくる力

2018.02.13日
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"I have been impressed with the urgency of doing. Knowing is not enough; we must apply. Being willing is not enough; we must do."
--Leonardo da Vinci – 1452-1519, Mathematician and Artist
「私は行動力の必要性が自分に押し迫ってくるのに圧倒されている。知識は十分ではない。知識を応用しなければならない。やる気だけでは十分ではない。実際にやらなければならないのだ」
--レオナルド・ダ・ヴィンチ、数学者・芸術家
(訳 舟田譲二)


つい先日、「天才すぎる!!」という記事の中でレオナルド・ダ・ヴィンチの名言をご紹介したばかりですが、今日のトピックもダ・ヴィンチのもう一つの素晴らしい名言です。


私たちは、というか特に私などは、とかく「知識」や「やる気」だけで満足してしまいがちで、そこを突き抜けることがなかなかできないものです。
でも、さすが史上最強の智慧のかたまり、天才すぎるダ・ヴィンチは言うことが違います。


「私は行動力の必要性が自分に押し迫ってくるのに圧倒されている。知識は十分ではない。知識を応用しなければならない。やる気だけでは十分ではない。実際にやらなければならないのだ」


彼は実にこの力に押し迫られて、すべてを行動に移したのです。
哲学、音楽、建築、生理学、動物学、天文学、気象学、物理学、地質学、地理学、絵画、彫刻、建築、科学、数学、工学、発明、解剖学、地学、地誌学などを先日の記事の中に挙げましたが、実はこれ以外にも彼が手を付けて物にしたことがまだまだあるのです。
今日の私たちの生活にも密着している様々なこと、プレートテクトニクス等々。


「実行の人」はこのようにして結果を出すのです。
「口先だけの人」「やる気だけの人」は、ここまで到達することができません。
どんなことでもいいので、一つでもいいから徹底して実行する。
そうすれば、その分野で突き抜けることができます。


今、ピョンチャンオリンピックのわくわくするようなニュースが次々と伝えられてきていますが、これらの厳しい冬のスポーツで結果を出す人というのは、例外なく自分に負けない人、練習の鬼です。
あなたには何か自分に迫ってくるものがありますか?
今、あなたはそのスタートラインについています。


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点と点がつながって将来必ず

2018.02.12日
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"You can't connect the dots looking forward; you can only connect them backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something - your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life."
--Steve Jobs
「将来を見ていて点と点をつなぐことはできません。過去を振り返って初めて点と点をつなぐことができるのです。ですから、点は将来においてもどのようにかしてつながるに違いないと信じなければならないのです。あなたたちの直感とか、運命、人生、宿命等々、何かを信じるのです。このような考え方のお陰で、私はこれまで一度も落ち込んだことがありませんし、私の人生はこれですっかり変わりました」
--スティーブ・ジョブズ
(訳 舟田譲二)


昨日、中学生の頃の教え子のAさんが塾を訪ねてきてくれました。
5年ほど前に偶然(私は偶然ということは信じないので、何か意味があって)ウォーキング中会った(その時の経緯は「一石三鳥」に)のですが、それ以来のことです。
この時、就職した金融関連会社が合わなくて辞め、子どもの頃から好きだった英語の先生になろうと勉強している、と言っていたのですが、果たして川崎市の公立中学校で英語の先生になっていました。


お互いに懐かしくて、昔話に花を咲かせました。
Aさんはとてもセンシティブ(繊細)な子でしたが、31歳の誕生日をつい先日迎えた今も変わっていません。
話していると私との共通点がとても多く、物事の考え方や感じ方、好みがとてもよく似ています。完璧主義なところから、見ているお気に入りのテレビ番組まで同じで笑ってしまいました。


高円宮英語弁論大会に出たいと言って指導したことや、作文の添削をしたことが中学生の時の一番のいい思い出だったとのこと。学校ではクラスに仲の良い子がいなかった時期もあり、学校は嫌だったけど塾は楽しくて休んだことがなかったなど、何度も目に涙を浮かべながら話してくれました。


アカデミーに来ることになったきっかけを聞くと、小学3年生の時、友達に誘われてアカデミーキッズ英語のイベントに来たのが初めで、家に帰ってお母さんにそのチラシを見せたらお母さんが舟田先生の塾に行ってきたのと聞いて、お母さんが先生のことを知っていた、と言うではありませんか。
お母さんはなんで先生のことを知っていたのと尋ねたら、昔成人英会話クラスで舟田先生に習っていたんじゃないですか、ですって。言われて思い出しました。患った病気のせいで記憶が飛んでいてすっかり忘れていました。
お母さんも英語がとてもよくおできになる方でした。


身体があまり丈夫でないところも似ていて、運動をすることが将来への投資だと考えて、数年前から太極拳の教室に通っているとのこと。
その教室で以前どこかで会ったことのある人がいて、いろいろと話をしていたら横浜のS高校で一緒だったということが分かったそうです。そして、その人がファイナンシャルプランナーの勉強をしていると聞いて、Aさんも将来のためにその勉強をしようと思って先月資格試験を受けたそうです。


話を進めていくうちに、Aさんは自分のこれまでの人生で多くの点と点がつながって線になっていることに気づきました。今も、いろいろと苦労していることや不安に思っていることなどがある中で、これまでの点と点がつながって今日に至っているように、これからの人生も必ずまた点と点がつながって線になっていくんだよ、と私の「新超ひも理論」のことを話しました。
気がつくと3時間近く話していました。


冒頭のスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式でのスピーチの言葉を知ったのは、「新超ひも理論」を書いた後のことでしたが、ジョブズも同じことを言っている、と驚いたものです。
Aさんの人生も、これまでの人生上の小さな点や大きな点がいくつもいくつもつながって、必ず将来大輪の花を咲かせて、今まで考えたこともないような幸せを見いだせることになると私は確信しています。
祈っているよ、Hちゃん。


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親が子どものためにすべきこと

2018.02.11日
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"It is not what you do for your children, but what you have taught them to do for themselves, that will make them successful human beings."
--Ann Landers ー 1918-2002, Advice Columnist
「子どもが将来立派な人になるかどうかは、あなたが子どものために何かしてあげるのではなく、自分自身のためにすべきことを子どもたちに教えてあげたかどうかにかかっている」
--アン・ランダース、人生相談回答者
(訳 舟田譲二)


昨日はアカデミー学院の新年度説明会でした。
2年後の小学校英語導入に先立ち、移行措置として今年から全国の小学校で3年生からの英語の授業が始まります。
「いまどうして小学校英語なのか」というタイトルで、文科省の教育改革の流れについてお話ししました。


アカデミー学院は1989年に創立して以来、地域密着で英語教育に取り組んできました。
開校当初より幼児・小学校低学年からの英語教育の重要性を説いて実践してきましたが、文部省はこの間ずっと「将来的にも小学校への英語導入は考えていない」と言ってきました。
英語教育関係者の中にも、幼少時からの外国語教育は必要ないと言って、賛成しない人が昔から大勢います。


ところが、お隣の韓国ではいち早く低学年の英語教育導入の必要性を感じ、1997年に小学3年からの英語指導をスタートしました。
その影響を受けて隣りの中国も2001年から小学3年から必修化。
北京や上海、天津を始めとする大都市ではほぼ小1から100%実施しているとのこと。
日本では中3で学ぶ現在完了形を小6で学習しているといいます。


結果は皆さんご存じのとおり。
日本は英語教育において両国に20年以上の後れを取り、ビジネス界でもその結果がさまざまな面で現れています。
ノーベル賞受賞者もこれまでのように日本から出るとは限らず、むしろ中国や韓国から大勢出るとも予測されています。


これまで知識偏重の教育をしてきた結果、思考力や表現力、英語の運用能力、リーダーシップなどが身についていず、大学卒業後ほとんどの企業で間に合わず、企業で一から教育し直しています。
慌てた文科省がようやく重い腰を上げ、教育改革ののろしを上げました。戦後最大のいや、明治維新後最大の改革とも言われています。


この流れを受けて、高校や中学での4技能を重視した英語教育法への転換、さらに小学校への英語科導入という流れになったのです。
小学校の英語クラスでは、これまでのようにただ単語や文法を暗記し問題を解いていい成績を取ることを目標としていません。耳で聴くことから始め、それを自分の口で言い、生徒同士で対話活動をして、その後に書き、文章を読み、さらには自己表現(プレゼンテーション)するという流れになります。積極的に自分自身で考えることや発表できるようになることを目標としています。


説明会で話したその他の詳しい内容についてはここでは割愛しますが、このあと、副学院長が神奈川県立高校の入試制度、入試問題の傾向、アカデミー学院のクラスやコース案内をしました。
説明会後、早速何人ものご父母の方々からお子さんのお申し込みや学院生の弟妹のお申し込みなどをいただきました。


アン・ランダースが冒頭で言っていること、
「子どもが将来立派な人になるかどうかは、あなたが子どものために何かしてあげるのではなく、自分自身のためにすべきことを子どもたちに教えてあげたかどうかにかかっている」
はとても大切なことです。
親御さんによっては子どものために何かしてあげるのが親の仕事だと思っている方もいらっしゃいます。子どもを塾にやる、スポーツや音楽などの習い事をさせる等々。確かにこれも大切なことかもしれません。
でも親にとって本当に大切なのは、「自分自身のためにすべきことを子どもたちに教えてあげる」ことなのです。


子どもたちにあれこれ世話を焼くのではなく、子どもたちが自分の力で考え、自分の力で人生を切り開いていくことを教えるのが親の本来の仕事です。
親は子どものためにいろいろなチャンスは与えますが、それ以上に大切なのはそれを使っていかに生きるかを教えることなのです。
これは私自身もこのブログの中で何度も繰り返し述べてきていることでもあります。
そのような意味で、今日のアン・ランダースの言葉と、昨日の説明会で話した教育改革や小学校への英語導入の話などすべてがつながっていると思われるのです。


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可能性は無限に

2018.02.10日

"Limitations live only in our minds. But if we use our imaginations, our possibilities become limitless."
--Jamie Paolinetti, Actor
「限界というのは私たちの頭の中にあるだけだ。想像力を働かせると、可能性は無限になる」
--ジェイミー・パオリネッティ、俳優
(訳 舟田譲二)


昨夜、テレビで『ドラえもん』をやっていました。うちの子どもたちが小さい頃はいつも一緒に見ていました。
『ドラえもん』は子育てにもいいと思って、テレビや映画だけでなく、マンガ本もシリーズで買っていました。
でも、子どもが大きくなってからずっと見ていませんでした。
それで懐かしくなってちょっと見てみました。
やっぱりいいですね。『ドラえもん』大好きです。
劇場版はテレビで何度も見ましたが、さすがにスケールも違うし、ストーリーも面白さが比べものになりません。


このブログでもこれまで「ドラえもん」については何度も書いてきました。好きな証拠ですね。(ブログページ左上コーナーの「エントリー検索」に「ドラえもん」と入力すると関連記事が全部出てきます)
その一つ、ドラえもんの秘密の道具「ほんやくコンニャク」は、ここ数年のAI(人工知能)の技術の急速な進歩のおかげでもうほぼ実現しています。
昔、私がアメリカに留学して言語学を研究していたときには、コンピュータによる機械翻訳は将来的にも不可能だと言われていたのに、およそ人が頭で考え得るものはもはや不可能なものなどないかと思われるほどです。


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映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー PART2』で、主人公マーティとジェニファーが未来の自分たちの子どもを救うために、ドクとともにデロリアンで1985年から30年後の2015年の今日にタイムスリップするというくだりがあります。
1985年に作られた映画の中で2015年の世界が想像で描かれています。
iPadのようなタブレット型コンピュータ、液晶パネルテレビ、テレビ会議、3D映画、指紋認証技術、バイオエタノールを燃料とする自動車、メガネ型情報端末等など、すでに実現したものがあまりにもたくさんあって驚かされましたが、まだ無理と思われていた空飛ぶ自動車もすでに実現しています。



「限界というのは私たちの頭の中にあるだけだ。想像力を働かせると、可能性は無限になる」
自分の頭の中で「限界」だと思っている間は本当に不可能なのですが、上の「ドラえもん」や『バック・トゥー・ザ・フューチャー』のケースのように、想像力を働かせるなら不可能は追いやられて可能な世界がどんどん広がっていきます。
同じ生きるなら、可能性を無限に広げるために、私たちも想像力をもっともっと働かせなければ損です。


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天才すぎる!!

2018.02.09日

"As a well-spent day brings happy sleep, so life well used brings happy death."
-- Leonardo da Vinci, 1452–1519, Mathematician and Artist
「充実した一日が安らかな眠りをもたらすように、充実した人生は安らかな死をもたらす」
--レオナルド・ダ・ヴィンチ、数学者・芸術家
(訳 舟田譲二)


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「ダ・ヴィンチ自画像」


レオナルド・ダ・ヴィンチは言わずと知れたルネサンス期を代表する博学者です。
「万能人」という異名を持つほどで、その知識と才能は、哲学、音楽、建築、生理学、動物学、天文学、気象学、物理学、地質学、地理学、絵画、彫刻、建築、科学、数学、工学、発明、解剖学、地学、地誌学などとどまるところを知りません。
おそらく史上最強の智慧のかたまりのような人でしょう。
それほどダ・ヴィンチのことを知らない人でも、ダ・ヴィンチ作のこれらの絵を知らない人はきっといないでしょう。


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「モナリザ」


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「最後の晩餐」


才能があるだけでなく、「ずば抜けた肉体美」「計り知れない優雅さ」「強靭な精神力と大いなる寛容さ」「威厳ある精神と驚くべき膨大な知性」と身近な人から評され、さらに菜食主義者であり、籠に入って売られている鳥を購入してはその鳥を放してやるような、命あるものをこよなく愛する人物だったという、まさに絵に描いたようなスーパーマンです。


去年の5月から9月頃にかけて、私は自律神経の乱れから体温調節ができず身体が火照って、ひと晩中眠れない日が続いたり、身体全身が痛んで、まるで生き地獄のようなところを通りましたが、その後繊維筋痛症の薬を医師に処方されてようやくひと晩通して眠れるようになりました。


そして、天才すぎるダ・ヴィンチが語った冒頭の、
「充実した一日が安らかな眠りをもたらすように、充実した人生は安らかな死をもたらす」
という言葉が、文句なしに共感できるようになりました。
今は仕事も少しずつできるようになり、充実した日々を送って毎晩安らかな眠りについており、この延長線上の充実した人生の後の安らかな死を迎えられることは本当に幸せなことです。


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健康づくりの行き着くところ

2018.02.08日

"Those who think they have no time for bodily exercise will sooner or later have to find time for illness."
--Edward Stanley – 1826-1893, British Statesman
「運動する時間がないと言う人は、いつかは病気になる時間を見つけなければならなくなる」
--エドワード・スタンレー、英国の政治家
(訳 舟田譲二)


かつての私がまさにこれでした。
愚かな私は「運動する時間がもったいない」と思って、いつも勉強や仕事ばかりしていました。そしてその結果、たくさん病気になって時間をたっぷり見つけました(笑)。


新しい病院に行ったり、新しい科を受診すると既往歴(病気の履歴)を書かされますが、書く欄があまりにも小さくて全部書ききれません。また、全部思い出すこともできません。それほどたくさんあります。
妻がよく言います。「結婚して以来、あなたが病気でなかったことや、どこかが痛いって言うのを聞かなかった日がない」と。
いえいえ、妻はまだまだ甘いです。結婚する前にもたっぷり病気してきましたし、結婚してからも身体の不調を言わなかった日もたくさんありますから。


でも、「何事にも遅すぎる」ことはない、というのが私自身のモットーなので、私もさんざん病気になったあげく遅まきながらようやく運動する時間を見つけるようになりました。
天国に行く日が近づいてくるようになって、残りの日を少しでも健康で過ごし、家族や親族、友人知人のために、社会のために少しでも貢献したいと思うようになったからです。


かと言って、ライザップのようなジムは長続きしないのをこれまでの経験から知っています。
それで、毎日、いつでも、どこでも手軽にできる運動、そう、ウォーキングをすることを心に決めました。これまでの人生で一番大病を患って苦しんでいた6年ほど前のことです。
以来かなりの距離を歩いてきました。3年半ほど前に「日本列島縦断達成!」しました。
その後も歩き続けています。昨年の秋に肋骨打撲して2〜3か月安静にしていた時を除いては。


最近は毎日、仕事の合間を見つけて必ず6〜8キロは歩いています。かなりの早足で。
家を出るときは寒くて身体が震えているのですが、20分ほど歩くとポカポカ温かくなってきて、40分歩くともう汗をかいてきます。
時間がない時は、暗くなってからでもウォーキングに出かけます。
昨夜、スマホのアプリを見たら、この1か月で約200キロ歩いていました。


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これは、うちから浜名湖までの距離に当たります。1か月でこれだけ歩いているということは、おそらくこれまでに日本列島北の端から南の端を往復しているでしょう。


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昨日の記事にも書きましたように、「今あるところから」「持っているものを使い」「できることから」やる。
これが健康づくりの行き着くところだと思っています。


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シャカシャカでなくシャカシャカ

2018.02.07日

"Start where you are. Use what you have. Do what you can."
--Arthur Ashe − 1943-1993, Professional Tennis Player
「現在のところから始め、持っているものを使い、できることをしよう」
--アーサー・アッシュ、プロテニスプレーヤー
(訳 舟田譲二)


これは大切なことです。
私たちはついつい欲張ってしまい、あれも、これもしようとします。
でも、そもそも私たちにできることというのは、できるところから始め、できることをするだけ。
健康改善、人間関係の修復、勉強、仕事等何にでも当てはまります。


「シャカシャカでなくシャカシャカ」と言ったら皆さん、何を連想されますか?
そう歯磨きです。
ということで、今日のテーマは正しい歯磨き。
これを、「現在のところから始め、持っているものを使い、できることをしよう」というわけです。たとえ、すでに歯があまり良くない人でも、現在のところから始めるのです。


先日、テレビで歯の磨き方をベストセラー『歯はみがいてはいけない』の著者、森 昭氏が教えてくださっていました。森先生は、これまでのべ60万人を診察され、現在は予防歯科で予約3か月待ちという超人気歯科医。


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私の友人であり同労者である柿谷正期牧師は75歳ですが、虫歯は1本もなく全部ご自分の歯です。以前、歯医者に行った時、診た医師がビックリして、院内の他の先生たちや歯科助手の方々を全員呼び寄せ、みんなに「お手本のような歯だ」と言って見せたそうです。
柿谷牧師は心身の健康に関しては専門家以上に造詣が深く、私はいつもいろいろと教わっています。今から40年ほど前に知り合った当初は魚と玄米菜食を実践していらっしゃいましたが、その後もいろいろと研究と実践を重ねていき、今は腸内細菌がすべての鍵を握っている、と確信を持って日々の食生活などで実践していらっしゃいます。柿谷先生の歯のご健康も、このような不断の努力の結果です。


1年ほど前に「1日1.5円〜2.5円の投資で健康増進」という記事を書き、その中で口腔衛生の大切さを説きましたが、森先生もこのテレビ番組の中で、正しい歯磨きをしないと歯と歯茎の間にプラーク(歯垢)がたまるが、これは菌のかたまりで歯垢1rあたり10億個300種類の菌がいると教えていらっしゃいました。


プラークが原因で歯周病になり、この歯周病は糖尿病、動脈硬化、脳梗塞・心筋梗塞、関節リウマチ、認知症・骨粗鬆症など全身疾患につながるばかりか、今大流行のインフルエンザにもかかりやすくなる、とおっしゃっていました。


そして、正しい歯磨きの仕方として次のようなことを紹介していらっしゃいました。
私は「いいことは何でも即実行する」がモットーで、早速その日から言われたとおりにやっています。ここにシェアします。詳しくは上掲書をご参照ください。


1.歯磨き粉をつける前に歯ブラシを水に濡らさない
2.歯磨き粉をたくさんつけすぎない。半分ぐらいで十分
3.食後すぐに磨かない。30分ぐらいたってから磨く
4.磨いた後、口をすすぐのは1〜2回
5. 磨くタイミングは
  起床後:デンタルフロス+歯磨き
  朝食後:デンタルフロス
  昼食後:デンタルフロス
  就寝前:デンタルフロス+歯磨き
6.歯ブラシは1か月使うと菌が1億個以上繁殖するので、こまめに交換する
7.具体的な磨き方
  力を入れて「シャカシャカ」と磨かず、ペンのように軽く持って歯の一か所に当て、小刻みに動かして「シャカシャカ」と優しく磨く
  <歯の表面> 歯に対して直角、毛先がつぶれない程度に当て桃の表面を磨くようにする


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  <歯と歯茎の間> 斜め45度に傾け左右に2〜3ミリ程度、小刻みに動かす


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  <奥歯の噛み合わせ> くぼみに毛先を水平に当てる


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  <前歯の裏側> 歯ブラシを縦方向に動かす


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皆さんも健康管理のために正しい歯磨きをしましょう。
できるところから、今あるもので。

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内側から輝く光

2018.02.06日
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"Nothing can dim the light which shines from within."
--Maya Angelou - 1951–2014
「内側から輝く光を暗くすることのできるものは何もない」
--マヤ・アンジェロウ
(訳 舟田譲二)


マヤ・アンジェロウは、映画監督・女優・歌手・舞台女優・ダンサー・公民権運動家・料理人・娼婦・詩人・作家...など数えきれないほどの肩書を持つアフリカ系アメリカ人。
彼女の人生は子どもの時、性的暴行を受けて妊娠し出産。その子どもを捨てる、という辛い暗い経験から始まりました。


生涯に36冊の本を書き、そのうち30冊はベストセラーに。
自らの波瀾に満ちた陰と光の人生を包み隠さず綴った代表作の自伝『歌え、翔べない鳥たちよ』は世界中の大学のテキストにもなりました。
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアとともに公民権運動にも参加。
1993年、ビル・クリントンのアメリカ合衆国大統領就任式にて自作の詩を朗読し、2011年には大統領自由勲章を受章。
マイケル・ジャクソンの追悼式では、彼女の詩「We had him(彼はそこにいた)」が読み上げられました。


マヤ・アンジェロウの生涯を追うドキュメンタリー映画 Still I Rise (『それでも私は立ち上がる』)は映画祭で上映され、高い評価を受けて黒人歴史月間中にはテレビ放送されました。
このように彼女にはファンも多く、幅広い支持層を持っています。


その彼女が語っている冒頭の言葉、
「内側から輝く光を暗くすることのできるものは何もない」
はそのまま彼女にお返しします。まさに彼女の人生を表していると言っていいでしょう。
アフリカ系アメリカ人女性の歴史に燦然と輝くマヤ・アンジェロウのオフィシャルウェブサイトはこちらから。彼女の肉声を聴くことができ、また幼少の頃からの写真も見ることができます。


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笑顔で眠りにつく

2018.02.03日

"Your time is limited, so don’t waste it living someone else's life."
--Steve Jobs − 1955-2011, Entrepreneur and Co-Founder of Apple Inc.
「あなたの人生に与えられた時間は有限だ。だから他人の人生ために自分の人生を無駄にするな」
ーースティーブ・ジョブズ、起業家・アップル社共同創業者


2005年6月にスタンフォード大学卒業式でスティーブ・ジョブズは次のように語りました。
「将来を見ていて点と点をつなぐことはできません。過去を振り返って初めて点と点をつなぐことができるのです。ですから、点は将来においてもどのようにかしてつながるに違いないと信じなければならないのです。あなたたちの直感とか、運命、人生、宿命等々、何かを信じるのです。このような考え方のお陰で、私はこれまで一度も落ち込んだことがありませんし、私の人生はこれですっかり変わりました」
「ハングリーであれ、愚か者であれ!」 字幕付きオリジナル動画あり)


これは私自身これまでこのブログでも繰り返し述べてきた「新超ひも理論」と同じ考え方ですが、誰しもが大なり小なり似たような経験をこれまでにしてきていて直感的に信じていることではないかと思います。


「過去を振り返って点と点をつないで、点は将来においてもどのようにかしてつながるに違いない」と信じてきたスティーブ・ジョブズですが、数奇な人生を歩んだ後、膵臓腫瘍で56歳の若さでこの世を去りました。


冒頭の言葉、
「あなたの人生に与えられた時間は有限だ。だから他人の人生ために自分の人生を無駄にするな」
の言葉のごとく、彼は短い人生を自分の思うように生き抜きました。
「毎日を人生最後の日のように生きる」というモットーのとおりに。


私など常に周囲の人のことを気遣いしながら生きていて、スティーブ・ジョブズのような太く短い生き方ができない弱い者です。
でも、少なくとも「毎日を人生最後の日のように生きる」は実践するよう心がけ、毎晩床で「神様、感謝します。今日も最高の日を過ごすことができました」と祈って笑顔で眠りについています。


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不安の向こう側にあるもの

2018.02.02日
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「あなたがこれまで望んできたものは全て不安の向こう側にある」
--ジョージ・アデア 1823-1899、不動産開発業者


「望んでいたもの」というのは決して物とかお金とかに限りません。
健康だとか、結婚、家族、信頼できる友、仕事、受験等々、ありとあらゆるものが含まれます。
皆さんはどうですか?
今まで望んでいたものを全て手に入れてきた、と言える人はまずいません。


その理由はいろいろあるでしょう。
でも、その中の一つとして、上でジョージ・アデアが言っているように、「不安の向こう側にある」からではないでしょうか。
将来のことは誰にも分かりません。だから当然不安を感じます。
不安を感じていると、その夢に向かってなかなか一歩が踏み出せないものです。


だからと言って、不安のために行動しないでいると、求めているものは手に入れることはできません。ある意味、人生には「賭け」の要素が常にあります。
飛行機に限らず、電車やバスでも事故は起きますし、今では家の中にいても空から航空機の窓が落ちてきて屋根を破ってくることさえあります。
夢にまで見ていた結婚も、うまくいかないことだってあります。
スポーツ選手は常に将来の不安や事故・怪我などの危険に直面しています。
しかし、私たちはみんなそのような「危険」や「不安」があっても、信じて前進しているのです。


とどのつまり、自分が本当に何かを得たいと思ったら、人はみんな「危険」や「不安」を乗り越えてチャレンジします。
後悔しないよう、敢えて「不安の向こう側にある」ものに挑戦しましょう。


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グラマーな女性は文法も得意!?

2018.02.01日
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「文法とは、『お前のクソ』と『お前はクソ』の違いを知っているかどうかの違い」


文法のことを英語で grammar (グラマー)と言いますが、これは日本語で「グラマーな女性」と言う時の「グラマー」の英語 glamorous と語源は同じで、元の意味は「魅力的な」です。すなわち、文法をきちんと知っていて使いこなせる人は「魅力的」ということなのです。


"She said that that that that that boy used was wrong."


最近、上の文章をよく見かけるのですが、これは昔からある有名な構文解釈にからむ英文です。
一見、「???」という感じですが、文法力があると言わんとしていることを容易く見抜くことができます。

 
1番目の that は名詞節を導く接続詞で、「〜ということ」の意味。
2番目の that は形容詞で、次の単語を修飾して「あの」の意味。
3番目の that は名詞で、「that という単語」という意味。
4番目の that は関係代名詞で、that boy used を説明しています。
5番目の that は上の2番目の形容詞と同様、「あの」という意味で boy を修飾。

 
で、「名詞節」とか「関係代名詞」といった文法用語にアレルギー反応を示す人のために文全体を日本語にすると、
「あの男の子が使った、あの "that" という単語(の使い方)は間違っている、と彼女は言った」
となります。
何となく分かったような分からないような...でしょうか?


でも、上の文章はまだまだ序の口。次のはさらに複雑。これは頭を使いますよ。
"It is true for all that that that that that that that refers to is not the same that that that that refers to."


1番目の that は代名詞。 for all that 〜で「〜にかかわらず」という意味の成句。
2番目の that は接続詞。
3番目の that は形容詞で、「あの」。
4番目の that 名詞で、「that という単語」。
5番目の that は関係代名詞。
6番目の that は形容詞で、「あの」。
7番目の that 名詞で、「that という単語」。
8番目の that は接続詞。
9番目の that は形容詞で、「あの」。
10番目の that 名詞で、「that という単語」。
11番目の that は関係代名詞。


で、分かりやすく書き換えると:
It is true for all that, that that "that" which that "that" refers to is not the same "that" which that "that" refers to.
日本語の意味は:
「あの『あの』という言葉が意味する、あの『あの』という言葉が、あの『あの』という言葉が意味するのと同じでない、ということは本当だ」
これでも分からないという人のためにもっと分かりやすく言うと:
It is true, despite everything you say, that this word to which this word refers is not the same word to which this word refers.
「あなたの言っていることに関わらず、この言葉が意味するところのこの言葉は、この言葉が意味するのと同じ言葉ではない、ということは本当だ」


ということで、分りやすく言い換えてもチンプンカンプンですね。
これはネイティブスピーカーにとってもチンプンカンプン。
でも、文法力がある人は、複雑で頭がこんがらがっても意味は分かるのです。
英語なんて文法は必要ない、会話ができればいいのだ、と言う人がよくいますが、実際には文法力のないネイティブスピーカーの書く英文はやっぱりお粗末ですし読解力もない、そして日本語の場合も同様。
つまり、どの言語に関わらず文法力が大切だ、文法力のある人は魅力的だということです(笑)


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あなたは自分自身の決断の産物

2018.01.31日

"I am not a product of my circumstances. I am a product of my decisions."
--Stephen Covey ー 1932-2012, Educator and Author
「私は境遇の産物ではない。私は私自身の決断の産物だ」
--スティーブン・コヴィー、教育者・作家
(訳 舟田譲二)


世界で最も大きな影響力を持つ経営コンサルタント、スティーブン・コヴィーと言えばその著書『7つの習慣 成功には原則があった!』で有名。3000万部以上の売上げを記録し、日本でも200万部以上が販売され、38の言語にも翻訳された世界的なベストセラー。
読んだことのない人でもその名前だけは知っているというほど有名です。


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『7つの習慣』は次のようなトピックで書かれています。
◆私的成功
第一の習慣:主体的である
第二の習慣:終わりを思い描くことから始める
第三の習慣:最優先事項を優先する
◆公的成功
第四の習慣:Win-Winを考える
第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される
第六の習慣:シナジーを創り出す
◆再新再生
第七の習慣:刃を砥ぐ


「第四の習慣:Win-Winを考える」
は「自分も勝ち、相手も勝つ」という意味です。
自分だけが勝って、相手が負けると相手は面白くありません。
その逆も同じです。
これはあらゆる人間関係、国際関係にも当てはまる大切な点です。
人間は自己中心な生き物なので、どうしても自分が勝ちたい、勝たないと気が済まないものです。
しかし、先日の記事「失恋の経験から学び取るべきこと」の中にも書きましたように、結婚において自分の事ばかり考えていて、「テイク・アンド・テイク」を求めていたらたとえどれほど愛し合っていたとしても必ず破綻します。
むしろ、「ギブ・アンド・ギブ」の精神で「与える」ことを第一にしていたら、相手からも与えられ、結果的に「ギブ・アンド・テイク」になり、双方が幸せになります。「Win-Win」の関係です。
これは聖書の教えとも一致しています。
「与えよ。そうすれば、自分にも与えられるであろう」(ルカ6:38)


「第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される」
は、
「慰められるよりは慰めることを、理解されるよりは理解することを、愛されるよりは愛することをわたしが求めますように」
というアシジのフランシスコの平和を求める祈りの一部と同じ考えです。


今日のスティーブン・コヴィーの言葉、
「私は境遇の産物ではない。私は私自身の決断の産物だ」
は、上の「第一の習慣:主体的である」の一例です。
これはこのブログの中でも繰り返し述べていることです。
「赦し」も感情でできることではなく、決断で行うことです。(「真の癒しは」
「私はこんなひどいことをされたからあの人を赦せない」と言っているのは、「私は境遇の産物だ」と言っているのと同じで、自分の主体性がなくなっているということです。
あなたは「あなた自身の決断の産物」です。


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14歳張本最年少V 年をとったなぁ ― 藤井四段

2018.01.30日

「14歳張本最年少V  年をとったなぁ ― 藤井四段」
(1月23日付読売新聞 「USO放送」より)


読者が投稿する読売新聞の「USO放送」にはいつも笑わされます。毎朝一番の私の健康のもとです。
「箱根駅伝4連覇 卒業しません ― 青山学院大」
(1月5日)
「間違い探し 大人版です ― 広辞苑」
(1月21日)


さて、「天才中学生、藤井聡太四段と張本智和が対談! 『五輪で金メダル』『将棋界のトップに』」というニュースがスポーツ報知で報じられました。
対談を文字で起こした下の動画をご覧ください。
さすが二人とも天才少年、言うことが違います。
14歳、15歳の中学生が話し合っているとは思えないほど、敬語など言葉遣いもしっかりしていますし、相手を立て、積極的にお互いから学ぼうとする姿勢など、教えられることがたくさんあります。



張本選手は2歳から卓球を始め、藤井四段は5歳で将棋を始めました。
きっかけは張本選手の場合は両親が卓球をやっていたという境遇、藤井四段は祖母から将棋セットをプレゼントされたこと。
ふたりに共通する点は、勉強もスポーツもできること、負けず嫌い、ずば抜けた集中力、努力家。幼いときからの英才教育に加え、このような性格・能力を持っていたら否が応でもその道で抜きんでます。
最近、テレビ番組でも天才少年(少女)が様々な分野で活躍している様子がよく報じられていますが、やはりふたりに似た共通点が見られます。
日本の未来を担っていくこれらの若者はとても頼もしく、また将来が楽しみになります。
頑張れ、未来人!


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真の癒しは

2018.01.28日

"When a deep injury is done to us, we never recover until we forgive."
--Alan Paton - 1903-1988, Author and Anti-Apartheid Activist
「深い傷を受けた時、相手の人を赦さない限り私たちが完全に癒えることはない」
--アラン・ペイトン、反アパルトヘイト活動家・作家
(訳 舟田譲二)


自分を傷つけた相手を赦すことは難しい。
実際、ドラマや映画、小説などの世界では、その多くが「復讐」をテーマにしています。親、子どもが殺された、騙された、裏切られた、土地や財産・金品を奪われた、いじめられた、セクハラやパワハラを受けてトラウマになった等々、復讐の原因は限りなくあります。
ドラマや映画の復讐劇は、これらの出来事を通してそのような復讐がいかに愚かなことであるかを教える反面教師となっていますが、それにもかかわらず現実の世界では残虐な復讐劇は後を絶ちません。


過去に起きた戦争や、今日のテロなどもやはり相手を赦せない、という復讐の連鎖が事を大きくし、その結果、より大きな悲惨な結果をもたらしています。


ほとんどの人は上のようなおぞましい事件は起こさないでしょうが、冷静に心の内を探るなら、自分たちの心の内にも同じ恐ろしい罪の性質が潜んでいることに気づかされます。現に家族内での殺人事件などが起きると、身近にいた人たちは口を揃えて、そのような人ではなかった、そんな様子は微塵も見られなかった、仲の良い家族だったなどと言います。
この人間の恐ろしい罪の根源を完全に断つことは困難でしょうが、少なくとも私たちがその罪の罠に陥らない防御策はあります。


それは、冒頭で反アパルトヘイト活動家アラン・ペイトンが言う、「深い傷を受けた時、相手の人を赦さない限り私たちが完全に癒えることはない」という言葉にヒントがあります。
すなわち、「相手を赦すこと」です。
憎しみ、恨み、復讐は問題を解決することなく、かえって傷口を大きくするばかりで、唯一の解決の方法は「赦し」です。


国家間、宗教間などにおいても同様で、問題の解決は「赦し」以外にありません。
「赦し」は言うは易し行うは難しです。
しかし、相手に赦しを強要するのでなく、まず自ら相手を赦すこと、ここからすべてが始まります。
勇気をもってその第一歩を踏み出すこと、これが結局は自分の心の癒しにもなるのです。
いや、これ以外に真の解決、癒しはありません。
「また立って祈るとき、だれかに対して、何か恨み事があるならば、ゆるしてやりなさい。そうすれば、天にいますあなたがたの父も、あなたがたのあやまちを、ゆるしてくださるであろう」
(マルコによる福音書 11:25)


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失恋の経験から学び取るべきこと

2018.01.27日

“Every instance of heartbreak can teach us powerful lessons about creating the kind of love we really want.”
--Martha Beck, Author and Speaker
「失恋の辛い経験は、私たちが本当に望んでいる愛を生み出すための強烈なレッスンを教えてくれる」
--マーサ・ベック、作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


失恋というのは必ずしも「相手に振られる」というのを指すとは限りません。失恋を定義すると次のようになります。
「失恋とは、恋する相手への気持ちが成就しないこと。また、恋愛が何らかの形で終止符を打たれることである」


「恋は盲目」とよく言いますが、確かに恋愛をしている時は相手の良いところしか見えず、また将来のことについても現実的でない甘い考えでいることがよくあります。


失恋のことを英語で冒頭のように heartbreak と言いますが、本当に文字通り「心が壊れます」。
私も例外ではありません。経験者語る、です。
この人と絶対に結婚したい、と思った人が若い頃何人かいました。でも、どちらかの親の反対など外的要因によってかなわなかったり、あるいは相手か自分かいずれかに心の平安がなくて迷っているうちに立ち消えになったりして流れてしまいました。
それでもやはり heartbreak 「心が折れ」ました。
たくさん泣きました。相手に悪いことをしたという思いから後悔もしました。そして謝りました。


みんながみんなそうとは限らないでしょうが、失恋による傷ついた心は時が癒してくれるものです。
そして、後になって振り返ると、結果的にはあれで良かったのだ、と納得がいきます。
その切り替えが大切です。
いつまでも心の傷を引きずっていると、なお一層苦しみが増すばかりです。
あの辛い経験の結果、今日の自分があるのだと、起こった現実を受け入れなければなりません。


そして、何よりも大切なのは、その失恋から何にも代えがたいレッスンを学び、それを今後の人生に生かすことです。それは自分が「本当に望んでいる愛を生み出すため」のステップです。
これを失恋から学び取らないなら、その失恋の経験は無駄になるとは言わないまでも、本当にもったいないことです。自己中心の愛から利他精神の本物の愛に成長するのです。
多くの人が結婚を「ギブ・アンド・テイク」の関係だと思っています。
中には「テイク・アンド・テイク」だと思って、結婚から自分が何かを得ることばかり考えている人さえいます。
でも、本当は見返りを期待せずに「ギブ・アンド・ギブ」の精神で「与える」ことを心がけているなら、結果的には「ギブ・アンド・テイク」になり、双方が幸せになります。
「人が友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない」
(ヨハネによる福音書15:13)
と聖書の中で教えられている通りです。


皆さんの失恋の経験はどのようなものでしたか?


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あなたは自分がなりたい人になれる

2018.01.25日

“Regardless of who you are or where you’ve been, you can be what you want to be.”
—W. Clement Stone – 1902-2002, Businessman and Author
「あなたが誰であろうと、これまでどのような経緯があろうが関係なく、あなたは自分がなりたい人になれる」
—W・クレメント・ストーン、実業家・作家
(訳 舟田譲二)


あなたは上の言葉を信じますか?
歴史上の偉人や現代の成功者や有名人、たとえば西郷隆盛、エジソン、ビル・ゲイツ、孫 正義氏、イチローさん、米倉涼子さん、和田アキ子さん等々を見て、これらの人たちは特別な人、自分は違う、と思っていませんか?
自分もこのような人になりたいと思ったらなれる、と本気で信じられますか?
もちろん一人ひとり能力も違えば、背の高さや美人・イケメンなど外見も違います。


このような変えられないものを求めても意味ありません。
しかし、自分自身に与えられたものを用いて、自分がなりたいものになれるというのは真実です。現に上に挙げたような人たちも、生まれた時は私たちとなんら変わらないごく普通の人でした。
生まれ育ちなど境遇の違いもあるでしょうが、これとて偉人、成功者、有名人みんなが恵まれた環境にあったわけではありません。むしろ、逆境の中で育った人で事を成した人のほうがたくさんいると言っても過言ではないでしょう。


「世に生を得るは、事を為(な)すにあり」と言ったのは、かの坂本龍馬です。
これは、「人がこの世に生まれてくるのは、何かを成し遂げるためである。その何かを定め、それを目指して一心に努力することこそ、生きるということ」という意味ですが、だからと言って大事を成さなければならない、という意味では決してありません。
一人ひとり器があります。ですから、自らの器に合ったことをすればいいわけです。
でも、だからといって、自分は凡人だからごく普通のことをして生きればいいという意味でもありません。


人の人生にはそれぞれ必ず意味があります。たとえ名もない人であってもです。
学業で秀でるとか、事業で成功するとか、地位・名誉・財産を築くことが人生の目的ではありません。
しかし、少なくとも自分に与えられた使命を全うすることはとても大切なことです。
それがすなわち人生で何かを成し遂げるということではないでしょうか。


ある人は平凡な人生を生きるかもしれませんが、その中で子どもを立派に育てた、あるいは両親の介護をして最期を看取ったと、これだけでも立派に自分に与えられた使命を全うしたと言えるでしょう。それが自分の使命と信じて、一生懸命生きたのなら、それはとっても立派なことです。


でも、もし自分にもっと他の使命が与えられていると思っていて、それを成すために努力が必要だと思っているならば、それを追い求めて自分の理想の人生を追及する、それが冒頭のW・クレメント・ストーンの言うところの「あなたが誰であろうと、これまでどのような経緯があろうが関係なく、あなたは自分がなりたい人になれる」ではないかと思います。
皆さんはどうお考えになりますか?


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最悪と思えるようなことが実は最善

2018.01.23日

“Expect the best; and realize, sometimes what you perceive to be “the worst” is actually the best.”
―James Ray
「最善を期待しなさい。時にあなたが『最悪』と思っていることが実は最善なのです」
―ジェームズ・レイ
(訳 舟田譲二)


『人は、人を浴びて人になる』(夏苅郁子著 ライフサイエンス出版)という本を今読んでいます。


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著者は最悪とも言える環境の中で生まれ育ちました。これでもかこれでもか、と家族から酷い目に遭わされ、学校ではいじめられ、母親と同じ統合失調症を患います。人と接することができなくなり、生きる目標もなく、アルコールやタバコ中毒になり、精神科の薬漬けになり、摂食障害に苦しみ、リストカットや自殺未遂を繰り返します。


著者は語ります。
「人生は、基本的には不公平だと私は思っています。過酷な人生を歩んだ人は、幸せな人生を送った人のような天真爛漫な笑顔を持つことは、とても難しいのです。
私の人生の不公平は、母の精神病の発病から始まりました。
私は青年期になると、父も母も殺したいと思うようになっていました。不公平の元凶を消して自分も死んで、私の代でこの家族はいなくなればいい……本気でそう思い、いつもカバンに出刃庖丁を入れて歩いていました。包丁を持っていると、ほっとしたのです。結局は親を殺すことはできず、その刃は自分に向けられました」
読んでいて胸が痛くなります。


ところがこの最悪とも思える状況の中で、不思議なようにしてその都度彼女を助けてくれる人が現れ、中には騙されたり裏切られたりという経験もしますが、それをも彼女は自分にとって益と受け止めて、やがて精神科医になります。
そして、好きな絵を描いて病院の廊下に貼っていたらそれを見た医師が、彼女に会いたいと言う絵が好きな上司のいる研究室に送迎しているうちに、その医師との結婚に導かれ、今は子どもにも恵まれています。
今から18年ほど前に静岡県焼津市に「やきつべの径診療所」を夫と共に開業。


この本を読んでいると、ジェームズ・レイが言う
「最善を期待しなさい。時にあなたが『最悪』と思っていることが実は最善なのです」
が綺麗事ではなく、真理だということがよく分かります。
そして、実はこのような話は私たちの身の周りにも数えきれないほど毎日のように起きているのです。


もし、自分の身に起こる様々な「不幸」「不運」につぶされそうになったら、この言葉を思い出してください。


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計画した人生を手放す

2018.01.22日

"We must let go of the life we have planned, so as to accept the one that is waiting for us."
--Joseph Campbell – 1904-1987, Writer
「私たちは自分で計画した人生を手放さなければならないことがある。私たちを待っている計画を受け取るために」
--ジョゼフ・キャンベル、作家
(訳 舟田譲二)


聖書の中の私の好きな言葉に次のものがあります。
「人の心には多くの計画がある、しかしただ主のみ旨だけが堅く立つ」
(箴言 19:21)
"Many plans are in a man’s heart, but the counsel of the LORD will stand."
(NASB)


ジョゼフ・キャンベルの冒頭の言葉、
「私たちは自分で計画した人生を手放さなければならないことがある。私たちを待っている計画を受け取るために」
とそっくりです。


これは私自身、これまでの人生で何度も経験したことです。
自分ではこうしたい、ああしたい、と願望があり、その実現のためにいろいろと計画を立てていました。
ところが次々と様々な問題や障害が起きて、その計画を実現させることができませんでした。その時はそれがなぜか理解できず、悔し涙を流しました。
でも、これにはきっと何か訳があるに違いないと考え直し、自分の手を開き明け渡しました。
すると、不思議なようにして別の道が開け、その道を進んでいくうちに気づきました。
「そうか、あの時道が閉ざされたのは、この道へ自分が進むためだったんだ」と。
そして結果的にはそれが最善だったと。
「凡(すべ)てのこと相働きて益となる」
(ローマ8:28)


皆さんもこのような経験が一つならずいくつかあるのではないでしょうか。
のちになって過去を振り返ると、「ああ、あの時自分が求めていた道が閉ざされて良かった」「あの時は分からなかったが、こういうことだったのか」と、改めて道が閉ざされたことを感謝するようなことが。


これも聖書には次のように記されています。
「わたしのしていることは今あなたにはわからないが、あとでわかるようになるだろう」
(ヨハネ13:7)
「汝らいま知らず、のち知るべし」(文語訳)


ひょっとしたら今、あなたも何か問題や困難に直面しているかもしれません。
「なぜ?なぜ?」と疑問符がたくさんついてくるような。
でもこのような時、ジョゼフ・キャンベルが言うように、
「自分で計画した人生を手放してみる。するとあなたを待っている別の計画を受け取る」
ことができるのです。


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あなたは奇跡を信じますか?

2018.01.20日

"Miracles never cease to amaze me. I expect them, but their consistent arrival is always delightful to experience."
--Mark Victor Hansen - Author and Speaker
「奇跡はいつも私を驚かしてくれる。私は奇跡が起こるのを期待している。それでも、首尾一貫してやって来る奇跡はいつも嬉しいものだ」
--マーク・ヴィクター・ハンセン、作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


「奇跡」という言葉を私たちは普段からよく使います。
「あそこで彼に会えたのは奇跡だった」
「◯◯大学に合格できたのは奇跡だ」
「奇跡が起きて宝クジで6億円当たらないかな」
などと人が言うのをよく耳にします。


しかし、このように言う人でも本気で奇跡を信じているかというと怪しいものです。
つまり、日常的に「奇跡」という言葉を使っていながら、本気では信じていない。だから、誰かが不思議な体験をしたという話を聞くと、「信じられない!」と言うし、6億円当たればいいなと思って宝クジを買いながらもまずは当たらないだろうと初めから信じていないのです。
そのような人に奇跡は起きません。
それではどのような時に奇跡が起きるのでしょうか?


1.奇跡は本当に起きると固く信じている人のところに起きるのです。(「アメリカに着いて」


2.奇跡は陰で努力して受け取る準備ができている人のところに起こります。(「奇跡とは」


3.あきらめずに祈り求めていくときに奇跡は起きます。(「夢はかなう!」
中には癌などの重病が癒されたという大きな奇跡もありますが、奇跡のほとんどは私たちの日常生活の中で起きるものです。
これまでこのブログでも奇跡についてはたびたび書いてきました。ブログページの左上コーナーにある「エントリー検索」に「奇跡」と入力して検索したところ78の記事がヒットしました。


でも、記事の中に「奇跡」という言葉を使っていなくても、自分ではこれは奇跡以外の何ものでもないと確信している出来事はさらにずっとたくさんあります。
また、友人や知人にそれらの出来事について話すと、信じられないとみんな口を揃えて言います。そのような体験を私自身数えきれないほど体験してきているので、冒頭のマーク・ヴィクター・ハンセンの言葉、「奇跡はいつも私を驚かしてくれる。私は奇跡が起こるのを期待している。それでも、首尾一貫してやって来る奇跡はいつも嬉しいものだ」はよく理解できます。
私の身に起こった数えきれないほどの奇跡を分析してみると、やはり上に書いたように「固く信じていた」「陰で努力して受け取る準備ができていた」「あきらめなかった」ことが共通しています。
つまり、棚からぼた餅式に奇跡は起きないということです。


皆さんも、もし何か奇跡を求めていることがあるなら、「固く信じ」「陰で努力して受け取る準備をし」「あきらめずに祈り求める」ことを試してみてください。
そして、体験した奇跡をぜひ私に知らせてください。


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苦闘は、感謝が始まると終わる

2018.01.18日

"The struggle ends when the gratitude begins."
--Neale Donald Walsch, 1943- Author and Speaker
「苦闘は、感謝が始まると終わる」
--ニール・ドナルド・ウォルシュ、作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


ニール・ドナルド・ウォルシュという作家を今まで知りませんでした。
興味をもって調べてみたところ、ベストセラー『神との対話』シリーズの著者とのこと。


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「神との口述筆記形式の対話をまとめた」という紹介にも心をそそられてさらに調べると、カスタマーレビューの評価が非常に高い。


「まさしく、『目から鱗がおちる』『魂を揺さぶる』本です」
「メンタルセラピーのスパイス!人生を喜びに満たそう!多くの人が笑顔になりますように。
周りの人にも笑顔が届きますように」
「読む度に味が出る、読み終わるとまた最初から読みたくなる。
そんなスルメの様なシリーズです」
「もし神様と話できるならこんな事を聞いてみたい。という内容が必ず出てきます。神様を信じていない人でも、この回答の内容には新しい発見があると思います。人生において何かいい意味でスイッチが押されたような本でした。すばらしい本ですよ!!!」


と延々と読者の5つ星の高評価が続きます。
そこでさらにちょっと「なか見!検索↲」も見てみました。
『神との対話A−宇宙を生きる 自分を生きる』
うーん、面白そう!
早速読むことにしました。
ご興味のある方はぜひお読みください。


冒頭の言葉、
「苦闘は、感謝が始まると終わる」
はストンと入ってくる言葉です。
多くの人が様々な問題で苦闘しています。
徳川家康も有名な言葉を残しました。
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」
林芙美子も言いました。
「花のいのちはみじかくて、苦しきことのみ多かりき」と。
ある意味、人生は苦闘の連続です。


でも、この苦闘から救われる道があります。それはウォルシュが言っているように、「感謝する」ことです。感謝が始まると苦闘は終わるのです。
ねえ。福澤諭吉さん。
ぜひお試しください。


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人生で本当に大切なこと

2018.01.17日

彼には残された時間があまりないことを私は知っていた。
私はブライトンビーチの冷たいベンチの上で彼の隣に腰かけて海を見つめていた。


「お節介なことかもしれないけど、お前さんにちっとばかり教えておきたいことがあるんだ。あとで誰か他の人にも伝えてくれ」


この地上での短い人生の中で自分が学んだことを彼は私に教えてくれた。誰しもが時々立ち止まって思い出さなければならないことを。しかし、あまりにもたやすく忘れてしまうことを。


彼は話し始めた。
まず第1に、人生で経験することのほとんどはどうでもいいということ。
何時間も心配し続けたり、あるいは何かで興奮したりするようなことはほとんどの場合、実は大したことないこと。だから幸せな人生を送るために本当に大切なことに自分の意識を向けるんだよ。


第2に、過去のことは水に流すこと。
後悔や人に対する恨みはお前の足を引っ張るだけだ。過去は変えることはできない。人生は前にしか進まない。


第3に、みんな「しなければならないリスト」を持ったまま死ぬ。
だから仕事を自分の人生そのものにしないことだ。よほど自分が本当に楽しんでできるようなものでない限りは。だれもが「あれもしなければならない、これもしなければならない」と思いながら死ぬものだ。「忙しいこと」を美化しないように。


第4、この世にろくでなしは必ずいる。
だからみんなを幸せにしようなどと考えるな。この世界にはくだらない人間がうようよいる。こんな人間を理解しようとしたり、喜ばせようなどと考えたりするな。


第5、いつまでも待っているな。
完璧な状況になるまでと言って、何かするのを遅らせることはいとも簡単なことだ。だが、思えておけ。完璧な状況などということは絶対にない。とにかく「今」やることだ。


第6、お前はすっげえ人間だということを知っておくこと。
自分がどれほど素晴らしい人間かということをみんなすぐに忘れてしまう。しかし、お前という人間はほかに二人といないとてもユニークな存在だ。いくら自分でそんなことない、と思っても。だからそのことを認めて、自分を愛し、最大限に生きるんだ。


つまり、俺が言わんとしていることはだな...


と言って彼は先週亡くなってしまった。


このことをあなたにも伝えてほしいと彼は言っていた。だから私は今こうしてそのまま伝えている。
あなたにもびっくりするような素晴らしい人生を「今日」送ってもらいたいと願いつつ、亡くなった友達が私に教えてくれたことをこうしてあなたに伝えている。


愛を込めて
カール・ムーア

(訳 舟田譲二)


人生で本当に大切なことを教えてくれています。私たちが往々にして忘れてしまいやすいことを。
私たちはあまりにもどうでもいいようなこと、些細なことに心を奪われてしまって、肝心要のことを見失ってしまいがちです。
確かにこれらのことを時々思い起こすなら、人生はもっともっと素晴らしいものになることでしょう。


私もこのようにしてカール・ムーアから教えられたことを今、皆さんにお伝えしています。
どうか皆さんもお子さんやご家族、友人など大切な人に分かち合ってあげてください。


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古今東西を通じての真理

2018.01.16日

"Extend to each person, no matter how trivial the contact, all the care and kindness and understanding and love that you can muster, and do it with no thought of any reward. Your life will never be the same again."
--Og Mandino - 1923-1996, Author

「ほとんど関わりのない人に対しても、できる限りの思いやりと親切、理解、愛をもってその人に手を差し伸べなさい。しかも見返りを一切期待せずに。あなたの人生は一変することでしょう」

--オグ・マンディーノ、作家
(訳 舟田譲二)


オグ・マンディーノはとても波長の合う私のお気に入りの作家です。
これまで彼の作品は何冊も読みましたが、どの本も私自身の考えと非常に近く、とても親近感を覚えます。


今日のオグ・マンディーノの冒頭の言葉、
「ほとんど関わりのない人に対しても、できる限りの思いやりと親切、理解、愛をもってその人に手を差し伸べなさい。しかも見返りを一切期待せずに。あなたの人生は一変することでしょう」
は、私自身これまでの人生で何度か経験したことです。


私たちは自分に関係のある人には親切にするけれども、そうでない人にはあまり愛の手を差し伸べようとはしないものです。だからもし、少しでも深く関わろうとすると何か下心があるのではないかと勘繰られてしまうことすらあります。
でも、臆することなくこれを実践しましょう。
なぜでしょう?
それは「人生が一変する」からです。


これは、ロシアの文豪トルストイが書いた『靴屋のマルチン』(「小さな親切」)を始め、世界中の文学や映画などでも取り扱われているテーマです。
また有名な聖書の言葉、
「はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである」
(マタイ25:40)
でも教えられていることで、古今東西を通じての真理です。


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あなたが本当に望んでいることは

2018.01.15日

"Make sure you visualize what you really want, not what someone else wants for you."
--Jerry Gillies - Author
「あなたが本当に望んでいることを心に描きなさい。他の人があなたに望んでいることではなく」
--ジェリー・ギリーズ、作家
(訳 舟田譲二)


2年前の記事、「お受験ゲーム」の中に登場したSさんは、息子3人を灘高校から東大理V(医学部)に合格させたことから、「カリスマお受験ママ」と呼ばれています。
Sさんは母親が子どもの受験のお膳立て、サポートを9割するべきだと言い、その中には次のようなものが含まれます。
◎一日の勉強のリストアップ
今日やらなければいけない事を箇条書きにする。
◎スケジュール管理
◎タイマーを使い時間管理
食事の時間もタイマーで管理
◎テストのヤマを張る
生活面でのサポートとしては、忘れ物がないよう学校の準備、朝は起こして靴下をはかせ、塾への送り迎えをし、家のお手伝いはさせない等など。


ジェリー・ギリーズは冒頭で次のように言っています。
「あなたが本当に望んでいることを心に描きなさい。他の人があなたに望んでいることではなく」
おんぶに抱っこで、9割お母さんに受験戦争を闘ってもらうというのを見ていて、子どもの意志はどこにあるのか、と首を傾げたくなりました。


それでは、息子さんたち3人が「本当に」東大に合格することを望んでいたとしたらどうでしょう。
その場合、彼らは9割母親が闘ってくれ、自分たちはわずか1割しか力を出さなくていい受験をしたいと思うでしょうか?
私だったら、「受験をするのは自分だから母さんはあまり出しゃばらないで。東大に行きたいのは僕自身なんだから、僕に好きなようにさせて、自分の実力を試させて」と言うでしょう。


塾の仕事をしていて、これまでの経験から言えることは、できる子の親は概して口を出さずに子どもの自主性を重んじています。
これに対してできない子の親はうるさく口をはさみ、ああしろ、これをするな、と自分の思うように子どもを操ろうとしています。当然のことながら、親子関係は壊れます。
たとえ自分の子どもと言えども、あくまでも他人。他人を自分の思いどおりに動かそうとするのは絶対にご法度です。


また自分自身としても、本当に望んでいることを殺して、他人が自分に望んでいることに応えようとする生き方は歪んでいて、後になって必ずさまざまな問題が出てきます。
自分の人生は自分しか生きることができません。


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絶体絶命の絶望的な状況

2018.01.14日

"There is no such thing as a hopeless situation. Every single circumstance of your life can change!"
--Rhonda Byrne - Author of The Secret
「絶望的な状況などというものは存在しません。あなたの人生における一瞬一瞬の状況は変化し得るのです」
--ロンダ・バーン、『ザ・シークレット』著者
(訳 舟田譲二)


ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』は日本語でも英語でも繰り返し何度も読みましたし、また著者自身が朗読している英語のCDも空で覚えるぐらい何度も聴きました。
そして、この本の中で著者が説いている「引き寄せの法則」は、私自身これまでの人生で数えきれないほど経験しているので、固く信じています。


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このブログでもこのことに関する記事をいくつも書いてきているので、ブログの左上コーナーにある「エントリー検索」に「引き寄せ」とかさまざまな自分にとって興味あるキーワードを入力して検索すると、私の体験を記した多くの記事が出てきます。
これらの体験を人に話すとみんな口を揃えて「信じられない」と言いますが、実際にこの身に起きたことばかりです。


ここでロンダ・バーンが言っている、
「絶望的な状況などというものは存在しません。あなたの人生における一瞬一瞬の状況は変化し得るのです」
も、私は何度も経験してきました。ですから、自信をもってこれが真実だ、と語ることができるのです。
「引き寄せの法則なんてまやかしだ。こんなことあるわけがない」とネットなどに書いて批判している人がいますが、それはただ単にその人が体験していないからそのように言っているだけで、体験した人が証言しているのですから、他人がそれを否定しようがありません。


唯一、これが真実でないと言い切ることができる人は、「絶望的な状況」の中で自ら命を絶った人です。
私が思うに、人は生きている限り事の大小の差こそあれ、みんなこのような体験をしています。ただ鈍くて気づいていないか、あるいは忘れてしまっているか、窮地から救われた不思議な体験を当たり前のことと思って感謝していないか、のうちのいずれかです。
でも、このような考え方をしていて、「引き寄せの法則」を信じずに、否定している人は気の毒です。なぜなら、これからの人生においても必ずまだいくつもの「絶望的な状況」のように思われる窮地に立たされることがあるからです。


皆さんはどちらを選択しますか?


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人生で最も大切なもの、それはエネルギー

2018.01.13日

"Energy is the essence of life. Every day you decide how you’re going to use it by knowing what you want and what it takes to reach that goal, and by maintaining focus."
--Oprah Winfrey - Talk Show Host, Actress, and Producer
「エネルギーは人生で一番大切なものです。あなたは、自分が求めているものを、またその目標を達成するために何が必要なのかも知っていて、それに集中し続けることによって、このエネルギーをどのように使うかを毎日決断しているのです」
--オプラ・ウィンフリー、トークショーホスト・女優・監督
(訳 舟田譲二)


2020年の大統領選の候補者として突如注目を集め始めたアメリカの人気女性司会者、オプラ・ウィンフリー(63)。


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トランプ大統領は自ら大統領選に出馬する際、彼女を副大統領候補にしたいと発言し、「もし、オプラがやってくれたら最高だ。だって、人気者だし、立派だし、素晴らしい女性だからだ」と絶賛しました。
しかし、先日のゴールデン・グローブ授章式以来、オプラ・ウィンフリーの次期大統領選出馬の憶測が流れると、「オプラが出れば、やっつける。出馬するとは思えないが」と言ってライバル意識を隠しません。


オプラ・ウィンフリーはミシシッピ州で、結婚していないティーンエイジャーのカップルの元に生まれ、ミシシッピ州で生まれミルウォーキーで育ちました。子供時代を祖母・父親・母親の元を転々としました。彼女が独自に行ったテストの結果によると、彼女の血筋は89%はブラックアフリカ人で、8%はアメリカインディアンで、3%が東アジア人の系統らしい。9歳から親戚に強姦されるなどの性的虐待を受け、14歳で妊娠し、出産しています。産まれた子供は1週間後に病院で亡くなる、という劣悪な環境で生まれ育ちました。


しかしオプラは、「私は、自分のことをスラム街に育った貧しい、惨めな女の子が成功したとは思っていません。私は幼い時から自分のことには自分に責任があることを知っていたひとかどの人間だと思い、それゆえにどうしても成功しなければならなかったのです」と語り、その言葉のとおり奨学金を得てテネシー州立大学で学ぶようになりました。


高校生の時からラジオに出演していたオプラは、ボルチモアやナッシュヴィルのテレビ局でアンカーマンとして働くようになります。
2010年12月、経済誌『フォーブス』が「エンターテインメント業界で最も稼いだ人物」を発表し、3億1,500万ドル(日本円で約346億5,000万円)を稼いで1位にランクイン。
慈善活動にも熱心で、これまでに250億円とも推定される寄付をし、現在の資産は、日本円で約7000億円ともいわれます。


オプラは、
「誰でも自分の目標を達成することができる。必要なのはエネルギー。このエネルギーをどのように使うかを誰もが日々決断している」
と言っていますが、まさに彼女の人生そのものを物語っている言葉です。


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あなたの想像力は

2018.01.09日

"Your imagination is your preview of life’s coming attractions."
--Albert Einstein - 1879-1955, Physicist
「あなたの想像力は、人生の来るべき見せ場の予告編のようなものです」
ーーアルベルト・アインシュタイン、物理学者
(訳 舟田譲二)


「人生の来るべき見せ場」というのは、映画であればクライマックス、ハラハラドキドキする最高の場面。
その予告編が「あなたの想像力」というのはどういうことでしょうか。


想像力さえあればどのようなどんでん返しも、だれも予想だにしない結末を導き出したり、思わぬハプニングで有終の美を飾ることでも、何でも可能です。
これは映画や小説、舞台の中の世界です。原作者の想像力で何でもできるのです。


いえ、映画や小説の中の世界だけではありません。
私たちの人生においても、クライマックスがあります。
そして、その人生のクライマックスの予告編、すなわち最高の場面の少しだけをチラッと見せる部分は私たちの頭の中にすべて入っています。それが「想像力」です。
想像力のない世界は夢も希望もなく、成り行きまかせで感動も何もありません。


世界中の他の生物には何にも与えられていず、私たち人間だけに与えられている最高のプレゼント、これが「想像力」です。
この想像力によって、人類はここまで進化(進化論のいう進化ではありません)、成長、発展してきたのです。


さらに言えば、私たちに想像力を与えてくださったお方、それは「創造者」です。
創造者は全知全能なので、当然のことながらその想像力も無限です。
その無限の想像力をもって私たちの人生の全ストーリーを、そしてクライマックスを、私たちがこの世に生まれるはるか前、永遠の昔から私たちのために準備していてくださっています。
それはあたかも作家が小説を書く前にすでに頭の中で最高のストーリーを練り上げているようなものです。


私は聖書を読んでいるといつもそのように感じるのです。
全知全能の創造者なる神を信じていたアインシュタインもそのように考えていたとしても全然不思議ではありません。そのような意味で冒頭のアインシュタインの言葉、
「あなたの想像力は、人生の来るべき見せ場の予告編のようなものです」
は私たちの人生に当てはめて考えてみると、よく分かるような気がするのです。
皆さんはどう思われますか?


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自分が本当に求めていることは

2018.01.07日

"Most people are not going after what they want. Even some of the most serious goal seekers and goal setters, they’re going after what they think they can get."
--Bob Proctor - Author and Speaker
「ほとんどの人は自分が欲しいと思っているものを追い求めていない。真剣に目標を追及している人や目標設定をしている人たちでさえ、彼らが追い求めているのは自分たちが手に入れることができると思っているものだ」
--ボブ・プロクター、作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


確かにこれは言えますね。
たとえばクリスチャンは、天のお父様は無尽蔵の富を持っていらっしゃるとか、神様は全知全能だから何でもできると信じていても、自分の頭の中で可能だと思うものを神に祈り求めています。
神様を信じていない人は、自分が働いている会社や社会や、人、あるいは自分自身を信じるしかないのですが、それですらあまり当てになりません。そこで、無難なところで妥協してしまうわけです。
このようにして、本当に自分が欲しい、手に入れたいと思っているものではなく、結局これだったら手に入るだろうと思うものを無意識のうちに自分の夢にしているのではないでしょうか。


これはなにも物や地位、名声などに限ったことではありません。
親子関係や夫婦関係、友人関係等々の人間関係においても同じです。
このような関係を築きたいと心の中で思いつつも、どうせ無理だろうなどと初めからあきらめて適当なところで手を打ってしまうのです。


自分は将来このような人生を生きたいと思ってはいるけど、やっぱり不可能だろうと思って手の届くところ、楽な道を選んでしまう。
そのようなことはないでしょうか。


私も過去を振り返ると、大きなビジョンを持ってことに臨んだ時は、不思議なように次々と道が開かれていき、いつも夢をかなえることができました。
しかし、自信がなくて妥協してしまうと、果たしてそのとおりの結果になりました。あとになって考えると、もっと大きな目標を持っておけばよかった、と後悔したものです。
最初から手の届く楽な道を選ぶのではなく、大きな目標に向かってチャレンジしましょう。


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生活に密着した相対性理論

2018.01.06日

"When you are courting a nice girl an hour seems like a second. When you sit on a red-hot cinder a second seems like an hour. That's relativity."
--Albert Einstein
「素敵な女の子と1時間デートしたなら、ほんの1秒のように感じるでしょう。でも真っ赤に燃えている石炭の上に1秒でも座ってごらんなさい。まるで1時間のように感じます。これが相対性理論ですよ」
--アルベルト・アインシュタイン
(訳 舟田譲二)


アインシュタインの相対性理論についてはこれまで何度かこのブログで取り上げました。
彼は茶目っ気たっぷりの少年のような無垢な学者でした。
とても難しくて専門家でもよく理解できない相対性理論について尋ねられると、アインシュタインはこのように誰にでも分かる言葉で説明しました。


冬の今は暖房を24度に設定したら暑いのに、夏は同じ24度でも寒い。
これも相対性理論。


昨日の記事、「18歳と81歳の違い」は大きな反響を呼びました。
時間は誰にとっても同じ速さで流れているのですが、最近さかんに使われている言葉を借りれば、自分の「立ち位置」によって速さも長さも全く違うように感じるものです。


私の過去の18歳の時には50年もの開きがあり、81歳まではあとたったの13年なのですが、どういうわけか半世紀も昔である18歳のほうがとても近く感じ、また81歳の人よりも18歳の青年のほうが近しく感じるのです。
これもいわば相対性理論。
自分の立ち位置、意識の問題なのです。


数学なんてやっても将来役に立たない、と言う人もいれば、いや数学は生活に密着しているという人もいます。
自分は英語なんて将来も無関係の世界だから英語は勉強しない、と言う人もいれば、逆に英語は将来絶対に必要になるし、役に立つと言って一生懸命勉強する人もいます。
数学や英語を難しくてつまらないと感じるか、分かって楽しいと感じるか、これも立ち位置によってすっかり変わってきます。やはり相対性理論。


昔、教えていた生徒で英語がさっぱり分からない、もう死んだ、やるだけ時間の無駄、と言っている子が何人かいました。
しかし、私が英語の大切さを説き、基礎から分かりやすく面白く教えるとすぐに理解し始め、分かると楽しくなって、結局英語が得意教科になり受験も英語で成功し、また社会に出てからも英語を使っている人が何人もいます。


勉強とはそんなものです。また仕事も同様です。
どんな勉強や仕事にも、困難な面もあれば、楽しい面もあります。人生もそうです。
同じ生きるなら、見方を変えて楽しまなければ損です。
皆さんは自分が今していることを楽しんでいらっしゃいますか?
相対性理論で楽しくもつまらなくもなります。


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すべての偉業の根源は

2018.01.04日

"Every accomplishment starts with the decision to try."
--Gail Devers -(1966-)Three-time Olympic Champion in Track and Field
「偉業と呼ばれるものはすべて、試みようと決意した時に始まっている」
--ゲイル・ディヴァース、オリンピック女子陸上競技メダリスト
(訳 舟田譲二)


ゲイル・ディヴァースは25歳の時バルセロナオリンピックで、続く96年のアトランタオリンピックでは100mと400mリレーで金メダルを2つを取りました。
この他、37歳まで世界室内陸上選手権や世界陸上選手権などで60m、100m、100mハードルなどで9つの金メダル、4つの銀メダルを取ったアフリカ系アメリカ人の陸上競技選手です。


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その輝かしい偉業の陰には普通では考えられない肉体的試練がありました。
20歳の頃、ソウルオリンピックに向けてのトレーニング中、偏頭痛や視力の低下に襲われ、それ以降健康状態は悪化の一途をたどり、24歳の時にはバセドウ病と診断されました。


彼女のこれらの偉業はすべて、「試みようと決意した時に始まって」いたのです。
固い決意さえあれば、様々な困難や試練があってもそれを乗り越えることができるということを自らの人生をもって証明して、私たちに希望と勇気を与えてくれています。


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他人の不幸

2018.01.03日

「メシウマ」は「2ちゃんねる」などで使われる、他人の不幸に関するニュースに対し用いられるインターネットスラング。「他人の不幸で今日も飯がうまい」の略称で、「他人の不幸は蜜の味」とも言う。
2ちゃんねるに縁のない私は「メシウマ」という言葉をここで初めて知りました。


ドイツ語のschadenfreude(シャーデンフロイデ)という言葉が他人の不幸を知った時に生じる喜びというのがルーツだそうですが、おそらく人間の本性のようなものなのでしょう。


「自分はそんなことはない」と思っている人でも、機能MRI(脳が意識状態、覚醒状態で情報処理を行っている間の皮質活動を画像化する技術)を使った実験では、さまざまな状況で苦しんでいる人々が写った写真を被験者に見せると、ほとんどの場合、脳内の喜びの中枢が点灯するといいます。(The Response Magazine 2018.1月号 p. 10)


これは人間に巣食う罪の性質からくるもので、人と自分を比較して、自分が少しでも優れていると思うと優越感を感じて相手を見下したり、逆に相手が自分より優れていると思うと劣等感や嫉妬を感じたりします。


「他人の不幸を喜ぶ」ような生き方は間違っているということは重々分かっていながら、無意識のうちにその罠に陥ってしまうのです。
これから解放されるためには、まず
1. ありのままの自分を受け入れる
2. 自分の不幸にしがみつかず、思い切って手放してしまう
3. 人に何か不快なことを言われたり、されたりした時には、相手を赦す


マハトマ・ガンディは
「どれだけ偉大な人間になれるかは、同胞の幸福のためにどれだけ尽くせるかにかかっている」
と言っています。
たとえ偉大にならなくとも、自分の幸福のために、
「喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣く」
(ローマ人への手紙 12:15)
こと、すなわち人と共感することです。(「同情と共感」


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強さと明るさの秘訣

2018.01.02日

"Optimism is a happiness magnet. If you stay positive, good things and good people will be drawn to you."
--Mary Lou Retton - Gymnast and Olympic Gold Medalist
「楽観主義は幸せを引き寄せる磁石です。楽観的に生きていると、良いものも良い人もあなたのところに引き寄せられてきます」
--メアリー・ルー・レットン、元体操選手・金メダリスト
(訳 舟田譲二)


メアリー・ルー・レットンは1984年のロサンゼルスオリンピックに高校2年生で女子体操競技に出場し、個人総合で金、団体総合と跳馬で銀、段違い平行棒とゆかで銅の5つのメダルを獲得した選手です。
身長145センチと他のどの選手よりも小柄でしたが、その愛くるしい笑顔で当時世界中の人々を魅了しました。
私もその時の感動をよく覚えています。


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(右は49歳の現在のレットン。高校生の時と変わらない笑顔です)


しかし、この輝かしい成績の陰に彼女の信じられないような苦難がありました。
レットンは股関節形成不全症を抱えて生まれ、状態は長年の競技生活でさらに悪化した。痛みが増加したため、彼女は30歳代半ばで左側の股関節を人工股関節に置換する手術を受けた。レットンはまた過活動膀胱と関節炎に苦しんだ。彼女はこれらの病気の治療を広めるためにバイオメット社とファイザー社に雇われスポークスウーマンとなった。
(Wikipediaより)


レットンの強さと明るさの秘訣は、上の彼女の信念にあったのです。
「楽観主義は幸せを引き寄せる磁石です。楽観的に生きていると、良いものも良い人もあなたのところに引き寄せられてきます」
もし、レットンが自分の不幸な境遇に負けていたなら上のような活躍はできなかったことでしょう。


「引き寄せの法則」と言うと、何だかうさん臭く思う人がいますが、これは真理です。
否定的な考え方をして、いつも暗い顔をしていたらさらに不幸を引き寄せます。
「類は友を呼ぶ」と言うように、「引き寄せの法則」で同じような人が集まってくるのです。

つまり、明るい顔をして楽観的に生きていると、やはり「良いもの、良い人」が引き寄せられてくるということになるわけです。日本でも「笑う門には福来たる」と言うではありませんか。
皆さん、この新しい年、このような生き方をご一緒にしませんか?


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来年の目標

2017.12.31日

"Those who are lifting the world upward and onward are those who encourage more than criticize."
--Elizabeth Harrison - 1849-1927, Educator
「世界を上に、また前に推し進めていく人とは、批判するよりむしろ鼓舞する人です」
--エリザベス・ハリソン、教育者
(訳 舟田譲二)


評論家、コラムニスト、論説委員など、新聞や雑誌、テレビなどのメディアで政治や国、人物などを批評するのが仕事の人がいます。
私もどちらかと言えばそのタイプの人間なので、彼らの物事に対する見方や意見、評論を見たり聞いたり読んだりするのは好きなほうです。そして、素晴らしいと思うものは家族や知人に紹介したり、このブログでシェアしたりします。


しかし、中に批判するばかりのものがあり、その類いのものを見聞きしているとだんだん心が滅入ってきます。
批判のための批判に終始し、否定的な言葉ばかりが並べ立てられると息苦しくなることさえあります。


逆に、ある一面で批判しつつも、同時にこうしてはどうかとか、このような考え方もできる、こうすればこの問題の解決策が見出せる、などという建設的なものに出合うと、希望が持ててホッとします。


特に教育の現場にいる者はこの点に留意しないと、否定的な刷り込みばかりしていると、教えられる側は夢も希望も持てなくなり、厭世的になってしまうこともあります。
これは子育てにも当てはまることです。子どもに批判的なことばかり言って育てると、子どもも自然とそのような人になります。親の責任大です。


私自身、中学・高校時代にこのような教師に学んだ時、生きる意欲を削がれてしまったという経験があります。
反対に褒めるのがうまい人は、一人ひとりの特徴や特技、個性などを見抜き、それを引き伸ばすのがとても上手です。
このような人にも何人か会いました。今日の私があるのは、両親を始めとするこれらの方々のお陰と感謝するのを忘れたことがありません。


明日から始まる新しい年、私たちも人を励まし、徳を立てるような者になりたいものです。


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空っぽのポケット

2017.12.30日

"Empty pockets never held anyone back. Only empty heads and empty hearts can do that."
Norman Vincent Peale - 1898-1993, Minister and Author
「空っぽのポケットはこれまで誰も押し留めたことはない。それができるのはただ空っぽの頭と空っぽの心だけだ」
--ノーマン・ヴィンセント・ピール、牧師・作家
(訳 舟田譲二)


1952年に彼が出版した『積極的考え方の力』は、3年以上にわたって「ニューヨークタイムズ」のベストセラーに入り続け、全世界で2千万部を売り上げた。日本でもすぐに翻訳が出たが、半世紀以上経った今でも新訳が刊行されるほど、根強い人気がある。


この本の何がそんなに魅力的なのか。内容はごく簡単である。
一言で言えば、「自信をもちなさい」ということである。そうすれば、万事がうまくゆく。自分が成功するイメージをもち、ネガティヴな考えを追い払い、現実を楽観的に見なさい。それがあなたに力を与え、成功と幸福を約束してくれる──。これがピールのメッセージである。


キリスト教の牧師であった彼は、その方法を聖書に求めている。たとえば、これから一世一代の大事業を始めようとしている人に、彼はこう諭すのである。


「わたしを強くしてくださるかたによって、何事でもすることができる」(「ピリピ人への手紙」4:13)という言葉を紙に書いて、仕事に出かける前に三回読みなさい。
あるいは、販売成績に悩むセールスマンには、「もし神がわたしたちの味方であるなら、だれがわたしたちに敵し得ようか」(「ローマ人への手紙」8:31)という言葉を何度も唱えて覚えるように勧めている。
「積極的考え方の力」とは、今日でも聞かれるこうした自己啓発的なセラピーの元祖のことである。

(以上、国際基督教大学教授・森本あんり「トランプが心酔した『自己啓発の元祖』そのあまりに単純な思想」より一部抜粋)


世界中の人々に愛されてきた『積極的考え方の力』は私も昔、何度か読みました。そして読むたびに多くのことを教えられ、勇気づけられ、今日の私の積極思考の源泉となっています。


ノーマン・ヴィンセント・ピールの今日の言葉、
「空っぽのポケットはこれまで誰も押し留めたことはない。それができるのはただ空っぽの頭と空っぽの心だけだ」
は実に面白い表現です。
「空っぽのポケット」とは「空っぽの財布」と同じで貧しさのことです。すなわち、貧しさのゆえに事を成し得なかった人はいない、という意味です。
古今東西、歴史上の偉人を見ると、貧しさ、中には極貧の中で育った人が大勢いることに気づきます。人が物事を成すのに必要なのは決して、生まれ育ちなどの才能や環境によるのではありません。
一方、「空っぽの頭と空っぽの心」とは、頭を使わない人、心が伴っていない人のことを指しています。
たとえどのような良家に生まれ、血筋や財産などに恵まれていても、仕事に頭を使わない人や心を入れないような人は逆境に弱く、向かい風に遭うとすぐに諦めてしまいます。



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「空っぽのポケット」でも想像力や夢があるなら、そのポケットは不思議なポッケに早変わりして、タケコプターでもどこでもドアでも何でも生み出してくれます。
このことは人類の歴史が証明しています。


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美しい人生を送る25の素晴らしいヒント

2017.12.29日


美しい人生を送る25の素晴らしいヒント


1.毎日10〜30分ウォーキングしましょう。歩いている間、微笑みましょう。最高の抑うつ効果があります。
2.毎日少なくとも10分間、静まりの時間を持ちましょう。
3.毎朝目覚めたら、その日の目的を達成するために必要な知恵を神様に祈り求めましょう。
4.木や植物(プラント)になる食べ物をもっと食べましょう。工場(プラント)で加工される食べ物はできるだけ食べないようにしましょう。
5.お茶と水をたくさん飲みましょう。ブルーベリー、ブロッコリ、アーモンドを食べましょう。
6.毎日少なくとも3人の人をにっこりさせてあげましょう。
7.あなたの大切なエネルギーを、ゴシップやエネルギーを吸い取る吸血鬼、過去の出来事、ネガティブな考えや自分でコントロールできないことに無駄遣いしないようにしましょう。むしろあなたのエネルギーをポジティブな、現在の瞬間に投資しましょう。
8.限度額まで使い切ったクレジットカードで(つまりカードを使わずに)、王さまのような朝食をとり、王子さまのような昼食をとり、大学生のような夕食をとりましょう。
9.人生は決して公平ではありません。しかし、それでも素敵です。
10. 人生は、誰かを憎みながら時間を無駄遣いするにはあまりにも短すぎます。どんなことでも人を赦しましょう。
11. 自分のことをあまり真剣に考えすぎないように。誰もあなたのことなんかそんなに真剣に考えていませんよ。
12. すべての議論に勝つ必要はありません。意見が違うことを認めましょう。
13. 現在を台無しにしないために過去と和解しましょう。
14. あなたの人生を人の人生と比較してはいけません。他人の人生がどんなものなのかなんて誰にも分かりません。
15. あなたの幸せに、あなた以外に責任を持ってくれる人なんかいません。
16. 思いがけない災難を次の言葉で見直してみましょう。「今から5年後、このことは大問題になっているだろうか?」
17. 困っている人を助け、寛大になりましょう。人から何かを取る者にならないで、人に何かを与える者になりましょう。
18. 人があなたのことをどう思っているかなんて、あなたにはまったく関係のないこと。
19. 時はすべてを癒してくれます。
20. 状況がいかに悪かろうが良かろうが、全ては変化します。
21. あなたが病気になった時、あなたの仕事はあなたの面倒を見てくれません。面倒を見てくれるのはあなたの友達です。友達とはつねに連絡を取り合っていましょう。
22. 嫉妬は時間の無駄です。あなたにはすでに必要な物は全て与えられています。
23. 毎晩寝る前に神様にお祈りしましょう。そして、今日あなたが成し遂げることのできることを感謝しましょう。
24. 覚えていてください。あなたは十二分に祝福されています。ストレスなんて感じる必要はまったくありません。
25. あなたの知り合いの人たちみんなにこれをシェアして、友達がより幸せな人生が送れるよう力になってあげましょう。
(訳 舟田譲二)


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人生の旅をエンジョイしよう!

2017.12.28日

"Take pride in how far you've come. Have faith in how far you can go. But don't forget to enjoy the journey."
--Michael Josephson - Speaker and Former Law Professor
「ここまでよくやってきたということに誇りを持ちましょう。また、これから先どこまで行けるかということには信仰を持ちましょう。でも、この旅路を楽しむことを忘れないように」
ーーマイケル・ジョゼフソン、モチベーショナルスピーカー・元法学部教授
(訳 舟田譲二)


過去を振り返ると、本当によくここまでやってきたものだ、と誰でも思うものです。
病いや事故や様々な困難や苦しみ、愛する人との別れなどみんな経験してきています。ずっと順風満帆で苦労したことなんかない、という人はまずいないでしょう。もし、いたとしたら心配ご無用。必ずそのうちやってきますから。
「人生、山あり谷あり」です。
このような意味において、皆さん、これまで本当にご苦労さまでした。
これまでの人生に誇りを持つべきです。


しかし、人生はこれから先もまだまだ続きます。
いつまで続くかは誰にも分かりませんが、これから先どこまで行けるかということには信仰を持つしかありません。神様に委ねつつ、走るべき行程をただ忠実に走り続けるだけです。


でも、人生で一番大切なことは、その一瞬一瞬を楽しむことです。
これまでの行程を振り返って喜び満足し、これから先の道程を楽しみつつ前進する、まさに人生は旅のようなものです。
過去を後悔し、現在に不平、不満、愚痴を言い、将来を悲観的に見て不安を持ちながら旅はしていたら旅は台無しです。旅は楽しむためにするものです。
皆さん、ご一緒に人生の旅をエンジョイしましょう。


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サッチャー元英国首相に学ぶ

2017.12.27日

"If you just set out to be liked, you would be prepared to compromise on anything at anytime, and you would achieve nothing."
ーーMargaret Thatcher - 1925-2013, Former British Prime Minister
「人から好かれようと思ったら、いかなる時にも、いかなる人にも妥協する覚悟を決めることになるだろう。その結果、あなたは何も達成できなくなる」
ーーマーガレット・サッチャー、元英国首相
(訳 舟田譲二)


人の上に立つというのは本当に大変なことです。必ず敵ができます。
たとえどんなにいいことを言っても、賛同する人もいれば反対する人もいる。日本やアメリカを始め、ヨーロッパ各国の指導者を見ればよく分かります。
共産主義国、社会主義国などのように強権を発動して配下の者や民衆に有無を言わせず従わせたとしても、必ず不満分子は出るもので、そういった人たちは亡命など何らかの手段で国を脱出しようとします。今日の北朝鮮や中国などその典型的な例でしょう。


これは国や政治の世界に限ったことではありません。
企業においても同様です。大企業に限らず、中小企業でも経営者の考え方ややり方に賛成する人もいれば反対する人もいます。
学校においてもそうですし、官公庁も同じです。


家庭においてさえ、夫と妻の間で、きょうだいの間でも、また親戚関係においても、およそ人間が二人以上集まるところでは必ずこの問題が起こります。
問題を起こしたくない、と言って八方美人でいると、目的を何も達成できなくなります。


サッチャー首相は「鉄の女」と言われていただけあって、人に好かれる八方美人になることを自ら拒否していたのです。それは国のリーダーとしていかに国益を優先し、国を導くかということを彼女は心を鬼にして考えていたからでしょう。


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私たちも時には、たとえ気が進まなくても、人から嫌われることが分かっていても、言うべきときには言い、成すべきときには成さなければならないことがあるものです。
事を荒だてたくないと言ってあいまいにしていると、あとでかえって大きなつけが回ってきてにっちもさっちもいかなくなるということはよくあるものです。


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どのような結果が出るか分からなくても

2017.12.24日

"You may never know what results come from your action. But if you do nothing, there will be no result."
--Mohandas Karamchand Gandhi - 1869-1948, Led India to Independence
「行動を起こしてどのような結果が出るかは誰にも分からない。しかし、何もしなかったら結果すらない」
--モハンダス・カラムチャンド・ガンディ(マハトマ・ガンディ)、インド独立運動指導者
(訳 舟田譲二)


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ガンディは私の尊敬する人物の一人で、これまでこのブログで何度か取り上げてきました。
暴力を用いないで政治や社会を変えることなど不可能だと考えられていた時代に、南アフリカ共和国で公然と行われていたアフリカ系の黒人やインド人も含むすべての有色人種に対する人種差別の問題に立ち向かい、後にはイギリスからのインドの独立運動も「非暴力、不服従」で成し遂げました。
イエス・キリストの言った「右の頬を打たれたら、左の頬を出しなさい」という言葉に心を動かされ、「非暴力非服従闘争」という革新的な手法を取ったのです。


「行動を起こしてどのような結果が出るかは誰にも分からない」とガンディも言うように、果たしてそれがどのような結果を生むか、彼には分かりませんでした。
「わたしの信念によると、もし、臆病と暴力のうちどちらかを選ばなければならないとすれば、わたしはむしろ暴力をすすめるだろう。インドがいくじなしで、はずかしめに甘んじて、その名誉ある伝統を捨てるよりも、わたしはインドが武器をとってでも自分の名誉を守ることを望んでいる。しかし、わたしは非暴力は暴力よりもすぐれており、赦しは罰よりも、さらに雄雄しい勇気と力がいることを知っている」と語り、敢えて非暴力の道を選んで行動を起こしたのです。
それは、「何もしなかったら結果すらない」からでした。


果たして彼の信念のとおり、イギリスはついにインドの独立を受け入れる結果となりました。
さらにガンディの信念は、マーティン・ルーサー・キングJrを始めチャップリン、ネルソン・マンデーラ、ジョン・レノンらに受け継がれていったのです。
どのような結果が出るか分からなくても行動を起こすことの大切さを、ガンディは私たちに教訓として残してくれました。行動を起こさなければ何も起きないからです。


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優れた説教は

2017.12.23日

"You can preach a better sermon with your life than with your lip."
--Oliver Goldsmith - 1728-1774, Novelist, Playwright, and Poet
「優れた説教は口で語るより生き様で示すもの」
--オリバー・ゴールドスミス、小説家・脚本家・詩人
(訳 舟田譲二)


これは牧師など説教を職とする人にとっては耳の痛い言葉です。
「あの牧師は良い説教をするけれども、生活が伴っていない」とか「説教でいつも愛を説いているのに愛が欠けている」といった言葉を耳にすることがあります。


しかし、これは牧師の説教に限ったことではありません。
教師や社長や親、先輩などおよそ人の上に立つ人は本当に気をつけなければならないことです。なぜなら、口でいくら良いことを語って教えても、行いが伴っていなければそれは何の効果もないばかりか、逆につまずきにさえなるからです。


これによく似たことわざはたくさんあります。
「論語読みの論語知らず」(論語をすらすら読めるが、意味を理解していないし実行もしない)
「坊主の不信心」(人に信仰を説く坊主なのに信仰心がない)
「学者の不身持ち」(学問に通じていながら自分のことは何もしない)
「医者の不養生」(人に養生を勧める医者が自分は健康に注意していない)
「神道者の不正直」(神棚に神を祀って拝んでいながら嘘をつく)
「算術者の不身代」(計算がうまい数学の先生なのに貧乏暮らしをしている)


私たちはみんなこのような罠に陥る危険性といつも隣り合わせに生きているので、心しなければなりません。


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影のようについてくるもの

2017.12.22日

"In this world everything changes except good deeds and bad deeds; these follow you as the shadow follows the body."
--Ruth Benedict - 1887-1948, Anthropologist
「万物が変化するこの世の中において変化しないもの、それは善い行いと悪い行い。まるで影があなたのあとについてくるように善い行いと悪い行いはあなたのあとについてくる」
--ルース・ベネディクト、文化人類学者
(訳 舟田譲二)


ルース・ベネディクトと言えば、アメリカ文化人類学史上最初の日本文化論『菊と刀』を著したことでよく知られています。私も昔、学生時代に読みました。


万物が流転する宇宙、全てのものが常に変化し続けるこの世界。
変化しないものなんか存在しないと考えてしまいますが、ルース・ベネディクトはここで文化人類学者らしい鋭い眼識で人間の本質を突いて語っています。
「善い行いと悪い行い」はいつの時代も、永遠に変わらず、影が人のあとについてくるようについてくる、と。


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悪い木は悪い実を結びます。いばらからぶどうができたり、あざみからいちじくができることはありません。
しかし、善い木は善い実を結びます。
同様に、私たちの善い行いは必ず善い実を結び、また悪い行いは悪い実を結ぶのです。
これは永遠に変わらない真理です。


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クソ真面目 vs 楽な生き方

2017.12.21日

"Water gravitates toward the lower ground, human nature gravitates toward the easy way out."
「水は低きに流れ、人は易きに流れる」


原典は孟子の「水の低きに就く如し」で、自然のなりゆきには逆らえないという意味ですが、現代では「水は低きに流れ、人は易きに流れる」というフレーズで使われることが多いかと思います。これは、水が自然と低いほうに流れるように、人は安易なほうを選びがちであるという意味です。つまり、これは安易な方向へ簡単に流れることを戒めるための言葉なのです。
とYahoo知恵袋にありました。


私もそのような意味だろうと思っていたので、いつも易きに流れがちな自分を律するためにムチとしていました。
私の場合は、小さい頃から運動音痴なためついつい楽をしようとする傾向があり、その結果、今日の弱い身体になってしまいました。ですから、大病を患った還暦を迎えた頃から意識してウォーキングやスイミングなど、できることをして頑張ってきました。


そして2か月前に肋骨を強打して最初の数週間は、ひどい痛みのためほとんど毎日ベッドの上の生活でした。
でも、痛みが和らぐにつれて易きに流れていると、そのうちに歩けなくなるからと自戒して少しずつ歩き始めていましたが、一昨日は朝と午後と夜に分けて計9544歩と、事故後一番たくさん歩くことができました。昨日も職場までの往復だけだったので、仕事が終わってから夜ウォーキングに出かけてなんとか8752歩達成できました。ようやく事故前のレベルにまで戻りました。
この6か月の記録を見ると、それがよく分かります。


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と、ところがな、なんと、この「水の低きに就く如し」にまったく違う解釈があることを発見したのです。
「水の低きに就く如(ごと)し」はもともと孟子が性善説を説明していったことばで、人間の本性が善であることは、水が高いところから低いところへ流れるのと同じような自然の摂理である、という意味です。そこから転じて、ものごとが自然な成り行きで進むこと、人間には自然の流れは止められないことを意味することばになりました。「低き」といっても「易きに流れる」のようなネガティブな意味ではないのです。
(朝日新聞DIGITAL クイズ語エ門より)


これによると、「水の低きにつくごとく、人間は安易な方法を選びがちだ」の解釈は間違いで、「水の低きにつくごとく、人生あるがままに生きる」が正解とあるのです。
これは私にとっては大発見!


でも、この解釈に従って、「水の低きにつくごとく、人生あるがままに生きる」をモットーにすると私のような弱いものは、「じゃあ、あるがままに生きよう」なんて思って、結局「安易な方法を選びがち」になるので、たとえ間違った解釈であったとしても怠惰な自分を戒めるためにはこちらのほうが益になるので、正しい解釈には目をつぶってこれまでどおりの人生の歩み方をしようと思った次第です。
でも、妻に言わせれば私は「クソ真面目だ、もっと楽をすればいいのに」と(笑)


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世界を変えよう!

2017.12.19日

"With one kind gesture you can change a life. One person at a time you can change the world."
--Steve Maraboli - Author and Speaker
「一つの思いやりあるしぐさで人生を変えることができる。一人ずつ変えていけば世界を変えることができる」
--スティーブ・マラボニ、作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


ちょうどひと月ほど前に「鏡に向かって微笑みなさい」という記事を書きました。
ビートルズのジョン・レノンの妻、オノ・ヨーコが言った
「鏡に向かって微笑みなさい。毎朝微笑みなさい。そうしたらあなたの人生が大きく変わっていくのに気づくでしょう」
を知ってから、私も毎朝、いえ一日に何度も鏡を見るたびに自分に微笑みかけるよう努めています。
すると、"Hey presto!" (あら不思議!)
自分の笑顔を見ると本当に幸せな気持ちになるのです。
皆さんは試していらっしゃいますか?


昨夜のTV番組『中居の身になる図書館 なぜ若い?なぜ元気?』の中で医師が、「笑顔でいると幸せな気持ちになる。脳は騙される」と言っていました。
やっぱりそうなんです。
そして、自分が笑顔でいると周りの人たちも自然と笑顔になってきて、みんな幸せな気持ちになります。


逆に、いつでもしかめっ面をしている人や、悲しそうな顔をしている人のそばにいたら、あなたはどんな気持ちになるでしょうか?幸せな気持ちになると思いますか?


ということは、今日のスティーブ・マラボニの言葉、
「一つの思いやりあるしぐさで人生を変えることができる。一人ずつ変えていけば世界を変えることができる」
も同じで、上辺でない本心からの思いやりあるしぐさは、周囲の人々を幸せな気持ちにするのです。
今、日本には過去にないほど外国から大勢の観光客が訪れています。そして、みんな口を揃えて日本が気に入った理由の一つに挙げるのが、日本の「おもてなし」の心、サービス精神です。


このような小さな、本当に小さなおもてなしの声かけや笑顔など、親切な行為は周りの人を幸せな気持ちにさせます。
これはまさに「ペイ・フォーワード」の精神です。すなわち、親切な厚意を受けた相手に親切を返し(ペイ・バック)てそこで親切を完結させるのではなく、別の人に別な形でお返し(ペイ・フォーワード)していくと、善意の輪が知らず知らずのうちにどんどん広がっていくという考え方です。
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〜あなたにも世界は変えられます〜をクリック


欲張らずに一度に一人ずつ変えていけば世界を変えることができます。
それを誰が始めるか。私から、そしてあなたからです。


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不完全の向こう側を見る

2017.12.18日

"Being happy doesn’t mean everything is perfect. It means you have decided to look beyond the imperfections."
--Gerard Way - Musician
「幸せな状態というのは、すべてが揃っていて完全という意味ではない。それは不完全の向こう側を見る決意をしていることだ」
--ジェラルド・ウェイ、ミュージシャン
(訳 舟田譲二)


私たちはとかく完璧というものを求めやすく、なにか一つでも欠けているともう幸せじゃない、と考えてしまいがちです。
お腹に赤ちゃんが宿ると、親がまず求めるのは「五体満足」です。
生まれてきた赤ちゃんが「五体満足」であっても、さらに目や耳、鼻、口を始め、手足の指から爪に至るまで、いや、頭脳から運動神経から優しさ、たくましさ等々すべてにおいて完璧を求めてしまいます。


また自分自身を他の人と比べて、無意識のうちにあの人のように頭が良ければ、背が高ければ、美人であれば、スタイルが良ければ、家柄が良ければ、字が上手ければ、◯◯ができれば等々あれもこれも求めてしまい、何か一つでも欠けを見つけるとたちまち不満になり、不幸に陥ってしまいます。


しかし、「幸せな状態というのは、すべてが揃っていて完全という意味ではない」のです。
なぜなら、この世にすべてが揃って完全な状態などというものは存在しないからです。
であれば、私たちにできることはただ一つ。
「それは不完全の向こう側を見る決意をしていること」です。
不完全の向こう側を見るとは、不完全な姿、状態をありのまま受け入れるか、それがいやならその状態を変える努力をすることです。


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未来に向かって今をどう生きるか

2017.12.17日

"Nobody gets to live life backward. Look ahead, that is where your future lies."
--Esther Lederer – (Better known as Ann Landers) - 1918-2002, Advice Columnist
「過去に戻って生きることのできる人なんていない。だから前を向きなさい。あなたの将来はそこにあるのですから」
--エスター・レデラー(通称アン・ランダース)、人生相談回答者
(訳 舟田譲二)


アメリカでは人生相談と言えば「Ask Ann Landers」(アン・ランダースに尋ねて)というほど、有名な新聞のコラムです。
どんな問題でも気軽に相談できる人気のコラムで、質問者にユーモアの切り口でズバリ答えることで多くの読者の共感を呼んでいます。


実はもう一つそっくりな人生相談コラムがあって、こちらは「Dear Abby」(アビーへ)というタイトルです。
こちらのほうは質問と回答をまとめた本もシリーズで出ていて、これが人生のバイブルのようにもなっています。私も以前何冊か読んだことがありますが、思わず吹き出したり、あるいは「なるほど」と感心したりでした。


内容があまりにもそっくりなので、好奇心からちょっと調べてみたら、なんと「Ask Ann Landers」の"エピー・レデラー"と、「Dear Abby」の"ポーリーン・フィリップス"は、なんと双子の姉妹だったのです。
ふたりとも大学ではジャーナリズムと心理学を専攻していて、大学新聞にふたりで一緒にコラムを書いていたそうです。道理で内容がそっくりなわけです。下が双子の若い時と熟年の時の写真ですが、やはりそっくりで見分けがつきません。


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今日の言葉、
「過去に戻って生きることのできる人なんていない。だから前を向きなさい。あなたの将来はそこにあるのですから」
は、まさにさまざまな問題や質問に対する答えをひと言で言っているようなものです。


「いや、自分は過去に戻っていない。将来のことが不安なんだ」
と言う人もいるかもしれません。
確かに将来のことは誰にも分かりませんから不安に感じるものです。
でも、言い換えれば「将来のことは分からない」からこそ、ある意味楽しみなのです。


ちょっと考えてみてください。
もし、万が一、自分の将来がすべて分かっていたらどうでしょう?面白くないばかりか、自分の死ぬ日まで分かっていてその日が近づいてきたら怖くて生きた心地もしないじゃないですか。


先日、テレビの健康番組『名医の太鼓判』で、ゲスト出演者たちの人間ドックの結果から、「あと何年生きられる」という余命を出すというのをやっていました。
とくに先般の衆院選で希望の党から出馬して落選した若狭 勝氏は、選挙戦でのストレスからかゲストの中で一番短い「余命7年」と診断されました。
本人は照れ隠しでニンマリと笑っていましたが、内心真っ青だったと思います。
しかし、余命宣告するだけでなく、番組ではさっそく寿命を延ばすために食事や運動、血圧を下げる方法など、どのような生活習慣を身につければいいかちゃんと指導していて、1週間ほどそれを実践したところ大きく改善して余命が延びていました。
また、癌で余命6か月とか宣告を受けた人でも、その後何年も生き続けている人もたくさんいます。
結局のところ「寿命は神様のみ手の中に」あるということです。


つまり、やるべきことをやり、あとは神様の御手に委ねるということしか私たちにできることはないのです。
同様に、過去を振り返って後悔しようが、あるいは逆に得意になろうが、そんなことは何の役にも立ちません。私たちにできることは、ただ未来に向かって今をどう生きるかしかありません。


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悲劇の主人公?

2017.12.16日

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"Anytime you blame others and complain about your situation, you are choosing to be a victim. By playing the victim role you are putting yourself in an ineffective and weak position. It is virtually impossible to allow incredible miracles to enter your life when you choose to remain in this negative mental state."
--Sonia Ricotti - Author and Speaker
「人のことを責め、自分の置かれている状況について不平を言う時はいつでも、あなたは自分を悲劇の主人公にしている。そして悲劇の主人公の役を演じることによって自らを無能な弱い立場に置いている。このネガティブな心理状態に留まり続けることを選択していると、信じられないような奇跡があなたの人生に起きることを事実上不可能にしているのです」
--ソニア・リコッティ、作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


このような人は私たちの身の周りにけっこういるものです。
さまざまな出来事の中で自分はいつも悲劇の主人公になっているように思い込んでいます。
本人は自分では気づいていないのですが、このような考え方が癖になってしまっているのです。普通の人だったら、別にどうってことないことでも、その人は周りのみんなが寄ってたかって自分にひどいことを言っているとか、ひどいことをしているというふうに受け止めるのです。
本当は自分よりももっともっと不幸な人や気の毒な人がいくらでもいるのですが、そのところには目が行きません。


このような考え方をしていると、結局のところ自分自身が一番惨めになり、不幸になります。
さらに、その状態から抜け出せるような奇跡がいくらでも起こり得るのに、その奇跡が起きることすら自らの手で妨げているのです。


ソニア・リコッティは、幸せな人生を送るために次の12のステップを提唱しています。
このような生き方をすると、あなたも必ず幸せな人生が送れるようになり、ソニア・リコッティのように美しく輝けます。
1.自分の目標を書き出す
2.過去を洗い流す
3.赦す
4.「箱」から外に出る
5.人生の旅を楽しむ
6.前もって失敗する
7.健康的な食事をし、活動する
8.自分の知っている人の中で一番ポジティブな人になる
9.あなた自身の「光の輪」を生み出す
10. もっと愛する
11. 自分の内なる人に近づき、神とつながる
12. 本当に大切なことに焦点を当てる


いかがですか?
あなたもこのような生き方をしたくありませんか?


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入眠儀式

2017.12.14日

“Never go to bed mad. Stay up and fight.”
-- Phyllis Diller
「怒ったまま寝ちゃだめよ。そんなことするぐらいだったらずっと起きていて怒りと喧嘩しなさい」
--フィリス・ディラー
(訳 舟田譲二)


フィリス・ディラー(1917-2012)は、アメリカの女性漫才師のパイオニア。コメディアン部門ゴールデングラブ賞にノミネートされたこともあります。
満員の会場では彼女がひと言しゃべるたびに大爆笑。聴衆をみんな笑いの渦に巻き込んで、人々のうっぷんを晴らし、ストレスを解消。さぞかしみんなよく眠れたことでしょう。彼女を見てるだけで自然と微笑んでしまいます。



フィリスの言う「怒ったまま寝ちゃだめ」というのはまことにつぼを得ています。
怒ったまま寝ようとしても、興奮し、いら立って眠ることなどできません。だから、「怒ったまま寝ようとするぐらいだったらずっと起きていて怒りと喧嘩しなさい」というわけです。
コメディアンらしい、面白い、しかし実に的を射た表現ですね。おそらくフィリス自身、これをモットーにしていたので、95歳という長寿を全うしたのでしょうね。


私は毎晩床に就くとき、「入眠儀式」をします。
「良い行動の種を蒔くと良い運命を刈り取る」の中の動画でご紹介しましたが、寝る前に足の指と足裏、そして手の指や手のひらから手首、腕、脇をもむのです。「血管しごき」といって、血液の循環を良くして手先、足先までポカポカして眠たくなり、その日一日の感謝なことをひとつずつ挙げてお祈りしているうちに、いつの間にかそれが「おいねり」になり眠ってしまっています。


つい、数か月前までひと晩中眠れないほどのひどい睡眠障害に悩まされていたのですが、今ではそれが嘘のよう。夜中も以前は必ず2〜3回、ひどい時は1時間置き、あるいは30分置きにトイレに行っていたのですが、今は1回も起きずに朝までぐっすり眠っています。


この血管しごきをテレビの番組で教えてくださったドクターは、朝起きると一番にベッドの上でこれをやるそうです。そうすると目覚めが良くなると。
そこで、私も目覚めてすぐにこれをやるのですが、どういうわけか私の場合は、指・手・腕をしごき始めるとすぐにあくびが出てきて眠くなるのです。
以前なら朝早く目覚めるともう眠りに戻れないので起きて、早朝ウォーキングに出かけたりお祈りしたりしていたのですが、今は血管しごきを始めるとまた眠りに戻ってしまいます。
私の人生でこんなによく眠れるようになったのは、十代の若い頃以来です。


私の場合は、この血管しごきがいわば「入眠儀式」のようになってしまったのです。
これをやっているといつも自然と笑顔になり、幸せな気持ちになります。
ですから、昼間でも指先が冷たいな、と思って血管しごきをし始めるとすぐにあくびが出てくるほどです。


この「入眠儀式」は人によって異なりますし、どんなことをやってもいいのです。
入浴する、トイレに行く、歯を磨く、ストレッチをする、深呼吸をする等々、これらを習慣にすると、自然と眠くなります。


決してやっていけないのは、「怒ったまま寝る」ことです。
怒っていることがあったら、「怒りと喧嘩して」でも解決して床に就く。
聖書にも「憤ったままで、日が暮れるようであったはならない」(エペソ4:26)とありますが、この「日が暮れる」は今日で言うところの「夜になる」という意味で、「寝る前に憤りを解決しなさい」ということです。


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すべての豊かさの基盤

2017.12.13日

"Acknowledging the good that you already have in your life is the foundation for all abundance."
--Eckhart Tolle - Author
「人生で自分がすでに持っている良きものを認めることがすべての豊かさの基盤になる」
--エックハルト・トーレ、作家
(訳 舟田譲二)


「無い物ねだり」という言葉がありますが、私たちは本当によくこれだけ「無い物ねだり」をするものだと思うくらい、持っているものよりも持っていないものに目が行くものです。


特に人を見ているとついつい、あの人はあれもこれも持っている、いいなぁ。これに比べて私はあれもこれもない、などと卑下してしまいます。


その結果、モーセの十戒の十番目の戒めを破ってしまいます。
「あなたの隣人の家を欲しがってはならない。すなわち隣人の妻、あるいは、その男奴隷、女奴隷、牛、ろば、すべてあなたの隣人のものを、欲しがってはならない」(出エジプト20:17 )
これは、ほとんどすべての人間関係の問題の根源と言われるほどのものです。


他人の物のみならず、地位や名声、学歴、家柄、家族、家庭環境、能力、ルックス、健康、長寿…
挙げ出せばきりがありません。
このようなことに心を奪われていて幸せになれるわけありません。


1週間前、東京の富岡八幡宮で日本刀を使った実におぞましい殺人事件が起きました。
かつて父親の後を継いで宮司を務めた容疑者は、毎晩銀座で飲み歩いたり、ラスベガスのカジノで豪遊するなど金遣いが荒く、女性関係の噂も絶えなかったそうです。その上、神社本庁に納める“上納金”を使い込んでいたことも明らかになり、宮司を解任されました。
後に宮司を継いだ実姉を恨んで妻と共に計画的に姉を襲って日本刀で殺害し、さらに妻をも殺害した後自害しました。
「積年の恨み。地獄へ送る」と書いたはがきを送りつけていたそうです。
この「積年の恨み」は、宮司の地位、名誉、さらには金銭を始めとする物欲が原因です。


「人から出て来るもの、それが人をけがすのである。すなわち内部から、人の心の中から、悪い思いが出て来る。不品行、盗み、殺人、姦淫、貪欲、邪悪、欺き、好色、妬み、誹り、高慢、愚痴」
(マルコによる福音書 7:20-22)


作家エックハルト・トーレが冒頭で語っているように、
「人生で自分がすでに持っている良きものを認めることがすべての豊かさの基盤になる」
のです。
真の豊かさは、自分が持っているものに目をやって認め、これを感謝することに始まります。


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あなたの夢は何ですか?

2017.12.12日

"Your own words are the bricks and mortar of the dreams you want to realize. Your words are the greatest power you have. The words you choose and their use establish the life you experience."
--Sonia Choquette - Author
「あなた自身が語る言葉が、実現したいと思っている夢の基礎の基礎です。言葉はあなたが持つ最大の力。あなたが選ぶ言葉とその使い方が、経験する人生を形成します」
--ソニア・ショケット、作家
(訳 舟田譲二)


幼い頃から言葉に興味を持ち、小学生時代は劇団に入って早口言葉やセリフを覚えるのは1番、中高大学生時代は文学やエッセイ、学術書を多読、そして英語にハマり、大学院時代には言語学を専攻し、生涯英語・言語学・音声学を教えてきた、言語をこよなく愛する舟田譲二。
今でも毎日、テレビに出演するキャスターや俳優、ドキュメンタリー番組に登場する地方の人々のアクセントや方言、言葉遣いに注意を払っている私も、作家・ソニア・ショケットの冒頭の言葉、
「あなた自身が語る言葉が、実現したいと思っている夢の基礎の基礎です。言葉はあなたが持つ最大の力。あなたが選ぶ言葉とその使い方が、経験する人生を形成します」
は全く同感です。


ウォーキングしている時も、夜布団に入って寝る時も、四六時中言葉のことを考えていると言っても過言ではないほどです。


言葉はその人の人格そのものを、そして人生を形成します。言葉を疎(おろそ)かにする人は、言葉で失敗します。言葉で失敗する人は人生で失敗します。その逆もまた真なりです。


言葉こそが人を人たらしめる、神様が人に与えられた最大のプレゼントです。
言葉が人類のここまでの成長・発展を可能にしてきました。智慧のもとが言葉にあるからです。人の言葉と動物の鳴き声とが根本的に異なるのは実にこの点にあります。
これからの人類の成長も言葉と共にあるでしょう。


頭の中にある漠然としたものは決して夢にはなり得ません。
あなたが抱く夢は言葉によって具体化され、イメージ化され、発展し、やがて実現に至ります。
あなたの夢は何ですか?


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夢を実現させたかったら

2017.12.10日

"I didn’t get there by wishing for it or hoping for it, but by working for it."
--Estée Lauder – 1908-2004, Businesswoman
「私が目標を達成できたのは、できればいいなとか、ぜひともやりたいという思いからではありません。目標に向かって一生懸命努力した結果です」
--エスティ・ローダー、女性実業家
(訳 舟田譲二)


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英語では 'wish' と 'hope' は微妙にニュアンスが違います。両者とも「〜だったらいいな」という願望に使われるのですが、'wish' は実現できる可能性が低いかもしくは不可能に近い場合に、'hope' は可能性が十分にある場合に使われることがよくあります。
たとえば、明日デートだけどいい天気だったらいいな、という場合は "I hope it'll be sunny tomorrow." と言います。ここでもし 'wish' と言ったら天気予報で雨の確率が高いニュアンスです。


さて、この名言を残したエスティ・ローダーは弱冠38歳の時、クレンジングオイル、スキンローション、スーパーリッチ・オールパーパスクリーム、クリームパックの4種類の化粧品でビジネスを始めました。
わずが2年後に、ニューヨークの大手百貨店、サックス・フィフス・アベニューにコーナーを設けるに至り、続く15年間で全米に販売ネットワークを広げます。


次にロンドン、ホンコンを皮切りに、全世界に進出していきました。
1964年には香水、男性用化粧品とラインを広げていき、68年には全米で最も優れた女性実業家トップ10に数えられるまでになりました。
エスティローダー社は今日年商1667億円を超える大企業です。


冒頭の彼女の言葉、
「私が目標を達成できたのは、できればいいなとか、是非ともやりたいという思いからではありません。目標に向かって一生懸命努力した結果です」
からは多くのことを教えられます。


ひとつは、誰でも最初の一歩は小さいところからのスタートだ、ということ。
2番目に、明確な目標を持っていた、ということ。何事も行き当たりばったりではだめです。
3番目に、目標を達成するためには、単に「できたらいいな」とか「是非ともやりたい」と願っているだけではだめだということ。
そして4番目に、言い古されていることですが、「目標に向かって一生懸命努力する」ことです。


これはビジネスの世界に限らず、学生の勉強において、仕事探し、伴侶を見つけること、良き家庭や良い人間関係を築くこと、良き人生を歩むこと等々、私たちの人生全般に当てはまることです。
夢を見ているだけでは夢は実現しません。夢を実現させている人は例外なく、陰で見えない努力をコツコツと重ねています。


あなたの夢は何ですか?
その夢を実現させるためにあなたは今、何をしていますか?


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成功へ導く「80対20の法則」

2017.12.06日

"Few people take objectives really seriously. They put average effort into too many things, rather than superior thought and effort into a few important things. People who achieve the most are selective as well as determined."
--Richard Koch - Author, Speaker, Investor, former Management Consultant
「目標を本気で考える人はごくわずかだ。ほとんどの人は、あまりにも多くのことに並みの程度の努力をするだけで、いくつかの本当に大切なことに真剣に取り組み、努力をしない。偉業を成し遂げる人というのは、固い決意を持っていると同時に目標を精選する」
--リチャード・コッチ、作家・講演家・投資家・元経営コンサルタント
(訳 舟田譲二)


リチャード・コッチはビジネス関連の本を20冊ほど書いていますが、その中でも特に有名なのは『人生を変える80対20の法則』です。
おそらく多くの人が聞いたことがあるのではないかと思いますが、「働きアリの法則」「パレートの法則」とも呼ばれているものです。
その一部を挙げると:


「働きアリのうち、よく働く2割のアリが8割の食料を集めてくる」
「働きアリのうち、本当に働いているのは全体の8割で、残りの2割のアリはサボっている」
「よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になる」


ビジネス界に当てはめると、
「売上の8割は全顧客の2割が生み出している。よって売上を伸ばすには顧客全員を対象としたサービスを行うよりも、2割の顧客に的を絞ったサービスを行う方が効率的である」
「売上の8割は、全商品銘柄のうちの2割で生み出している」
「売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している」
など、今日でも経営コンサルタントがよくセミナーで話したり、会社のマネージメントや戦略で用いられたりしています。


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実はこの法則、19世紀にイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した冪乗則(べきじょうそく)と呼ばれるものですが、リチャード・コッチはこれをヒントにまるで自分のオリジナルアイデアであるかのように『80対20の法則』と銘打って商品化し、大成功を収めたのです。
この他、リチャード・コッチは19世紀に発見された「カオス理論」や、「メメティックス」という原理を活用し、複雑なビジネスの世界を説明する『成功の科学』という本を著しています。


こうやって考えると、ビジネスに限らずさまざまなところにチャンスはいっぱい転がっている、ということがわかります。
コッチはこのようにして億万長者になり、ジブラルタルの他、陽当たりのいい3つの国に邸宅を持っています。
私と同い年なのに、こんなとてつもない大きな差が生まれるのは、やはりツボを押さえたやり方を活用しているかどうかの違いにあります。


これらのことから編み出されたコッチの億万長者の処世術からは学ぶべきことがたくさんあります。
「努力の平均水準を上げるのではなく、努力を一点に集中する」
「決められたコースを走るのではなく、近道を探す」
「最小限の努力で、人生の支配権を握る」
「網を広げるのではなく、網を狭める」
「多くの分野で平均点をとるのではなく、ひとつの分野で突出した成績を上げる」
「日常生活で、できる限りアウトソーシング(業務の委託・外注)を進める。 家庭仕事でも、自動車の修理でも自分でやらずにできるだけ専門家に任せる」
「よくよく考えて、仕事と会社を選ぶ。できれば人に雇われるより、他人を雇ったほうがいい」
「一番得意とすること、いちばん楽しいと思うことだけをやる」
「水面下に隠れている皮肉な現象や不思議な出来事を探す」
「重要な分野では全て、20%の努力が結果の80%につながるようにする」


たとえ億万長者にならないとしても、日常生活で私たちにも適用できることはたくさんあります。学生であれば、勉強時間の使い方やテストでの時間配分・得点の上げ方に、この他、家事や子育て、買い物、人間関係、スポーツ、お金の使い方等々にも応用できます。


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良い行動の種を蒔くと良い運命を刈り取る

2017.12.05日

"The law of harvest is to reap more than you sow. Sow an act, and you reap a habit. Sow a habit and you reap a character. Sow a character and you reap a destiny."
--James Allen (1864-1912), Author
「刈取りの法則とは、蒔いた以上の分を刈り取るということだ。行動の種を蒔くと習慣を刈り取る。習慣の種を蒔くと、品性を刈り取る。品性の種を蒔くと、運命を刈り取ることになる」
--ジェームズ・アレン、作家
(訳 舟田譲二)


ジェームズ・アレンは9年間で19冊の本を書きました。
その代表作である As a Man Thinketh (邦訳,『「原因」と「結果」の法則』)は自己啓発書の原点であり、デール・カーネギー、アール・ナイチンゲールなどに大きな影響を与えました。同書は1世紀以上も前の1902年に書かれた書物ですが現在も世界中で売れ続けています。聖書につぐロングセラーの一つと言われており、日本でも50万部を超えるベストセラーです。
彼の仕事は、ニューソート運動を含む世界中の人々に影響を与えました。
彼はより多くの人に読んでもらいたいとの願いからイギリス以外での著作権を放棄していて、著書(英語)をオンラインで読むことができます。
(以上Wikipediaより)
生前のジェームズ・アレンは有名にも金持ちにもなりませんでしたが、彼が言っていたとおり彼が蒔いた種が今日も世界中で蒔いた以上に多く刈り取られて、数えきれないほどの人々の人生で実を結んでいるのです。


今から30数年前、アメリカ留学から帰国してきた当時、私はカウンセリングと教会の牧師の仕事のほか、ジョンソンという外資系企業の広報室で週に3日間働き、広報室主催の英会話教室で小中高校生、一般成人までのクラスを受け持ち、同時に週に一日は中央大学で朝から夕方まで英語音声学や表現研究、一般英語など4クラスを教え、日曜日には他府県の教会の礼拝や特別伝道集会のご用のほか、ときどき翻訳・通訳の仕事もこなし、「二足のわらじ」どころか七足ぐらいを休む暇なく履き替えていました。


この頃の多忙がたたって身体を壊しました。
自律神経失調により体温調節ができなくなり、夜寝ている時は身体が火照って熱くて眠れず、逆に昼間は手足が氷のように冷たくなりました。以来、私の様々な病はここから発しているようです。
ひどい時には靴下を2枚履いてさらに防寒用ブーツを履いていました。
手足はいつもひび割れしていました。


1か月ほど前に見たTV番組『主治医が見つかる診療所』では、血管を柔らかくする「血管しごき」というのを教えていました。
血管は外から刺激を受けると、その壁から一酸化窒素NOが発生し、このNOが血管の緊張を和らげることで血管が拡がる。NOを自分で出すための刺激が「血管しごき」です。
動脈は筋肉の奥にあるため、イタ気持ちいいくらいの強さで行います。
◎手
1.両手を組んで指を締め付ける
2.片方の手を引き抜く
3.両手を2〜3回ずつ行う
◎腕
1.手首から肩に向かってしごく
2.脇の下は強く押して刺激する
実演します。



この要領で手足もみを毎晩20分ぐらいかけてやっていたらいつの間にかそれが習慣になって、面白いことに手・腕の血管しごきを始めるとすぐにあくびが出てきて眠くなってきます。
そして手も足もポカポカしてきて、身体がリラックスしてすぐに眠りにつけるようになりました。お陰でこれまでの睡眠障害をこれで克服できそうです。


ロンドンの大学の実験の結果では、大体66日ぐらいかけるとほとんどどんなことでも習慣が身につくそうです。約2か月です。
良い習慣も悪い習慣も2か月ほど同じことを繰り返していると習慣になるのです。
ジェームズ・アレンが言った
「刈取りの法則とは、蒔いた以上の分を刈り取るということだ。行動の種を蒔くと習慣を刈り取る。習慣の種を蒔くと、品性を刈り取る。品性の種を蒔くと、運命を刈り取ることになる」
は真理です。
皆さんもぜひお試しください。


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今日という日を素晴らしい一日に変える

2017.12.04日

"I hope everyone that is reading this is having a really good day. And if you are not, just know that in every new minute that passes you have an opportunity to change that."
--Gillian Anderson - Actress
「今、これを読んでいる皆さんが、とっても素敵な今日を過ごしていることと思います。もし万一そうでなかったとしたら、このことをぜひ思い出してください。あなたには今日という日を素晴らしい一日に変えるチャンスが今この瞬間目の前にあるということを」
--ジリアン・アンダーソン、女優
(訳 舟田譲二)


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ジリアン・アンダーソン(1968-)は、日本では、『X-ファイル』のFBI捜査官ダナ・スカリー役の女優として有名。
英国系としての背景とアイルランド訛りの英語を度々からかわれたこともあって、アメリカ中西部のミシガン州という土地における疎外感と同時にこの土地に対する反抗的な態度を取る少女でした。ティーンエイジャー時代は鼻ピアスを開け、様々な色に髪を染めたり、ドラッグをやったり、真っ黒の服を着るなどパンクでした。高校のクラスでは「一番変な女の子」「いつか逮捕される」などと言われていましたが、実際に教室のドアに接着剤を詰めようとして卒業式の夜学校に忍び込んで警察に逮捕されました。


しかし高校生時代、演劇に興味を持ち、地元の劇場で舞台活動をし始めました。
高校卒業後、ニューヨークに出てウェイトレスの仕事をしながらマンハッタン劇場で駆け出しの女優としてスタートしました。
24歳の時にはロサンゼルスに移って、本格的にオーディション活動に入り、300人の応募者の中から『X-ファイル』のFBI捜査官ダナ・スカリーの役を射止めます。
最初は1クール、13話で終了予定だったのが大成功して全201話に出演し、エミー賞、ゴールデングローブ賞、ギルド賞、サターン賞などを受賞。
シーズン7では女性として初めて脚本・監督まで務めました。
この後、女優として大成功を収めました。


女優業のかたわら、いくつもの社会活動や慈善活動にも積極的に取り組み、難病の神経腺腫症や子供の腫瘍の研究・基金団体のスポークスマンとしても活躍。
南アフリカの教育非営利団体、アフガニスタン、ミャンマーなどの国々の女性の権利やDV問題、児童売買啓蒙運動、国際識字活動、森林破壊反対活動、動物愛護運動等々、ボツワナ、インド、ブラジル、ペルーなどに広がるグローバルな働きをしています。


私生活では3人の男性との結婚・離婚を繰り返し、現在は4人目の人と付き合う、という目まぐるしい遍歴。
子供時代のいじめに始まり、十代の頃のパンク生活、20代からの女優業のかたわらで様々な社会活動、慈善活動、人権活動など実に多彩な面を持つ人ですが、一日一日、一瞬一瞬を目いっぱい生き抜いています。


私たちは彼女のような幅広い派手な活動をすることはできないかも知れません。
しかし、少なくとも「今日という日を素晴らしい一日に変える」生き方はできるでしょう。


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安らぎと満足感への直行ルート

2017.12.03日

"Good humor is a tonic for mind and body. It is the best antidote for anxiety and depression. It is a business asset. It attracts and keeps friends. It lightens human burdens. It is the direct route to serenity and contentment."
--Grenville Kleiser - 1868-1935, Author
「センスのいいユーモアは心と体の気付け薬です。不安と鬱(うつ)の最善の解毒剤です。それはまた事業資産です。友達を引き寄せ、そして離しません。人が負う重荷を軽くしてくれます。安らぎと満足感への直行ルートです」
--グレンヴィル・クライザー、作家
(訳 舟田譲二)


長男の嫁の恵利紗さんのご両親がこれまで何度も平塚に私たちを訪ねてきてくださって、親しい交わりの時を持たせていただいています。
恵利紗さんのお父さんは牧師先生ですが、ものすごいユーモアの持ち主で、教会の日曜日の礼拝のメッセージの中でもジョークの連発です。
普段の生活の中でもしょっちゅうジョークが飛び出し、周りのみんなを笑わせてくださいます。


去る8月の末にいらっしゃった時にはご一緒に近くのモールで食事をしました。
その時、「最近は毎日1万歩以上ウォーキングしています」と私が言ったところ、お父さんは「私は昨日は150歩でした」とおっしゃいます。
私が「えっ?」という顔をしていると、すかさず隣に座っていらっしゃったお母さんが「家の中でトイレまで歩いただけでしょ」と。
みんな顔を見合わせて大笑い。
お母さんもお父さんに負けないぐらい、おふたりでジョーク合戦です。


来年4月に長男夫婦に赤ちゃんが生まれます。男の子だそうです。私たちにとっては待ちに待った初孫の誕生です。
4日前の朝、突然長男直人から電話がかかってきました。
呼び寄せ便で通常の料金の半額以下でロサンゼルスまでの往復航空チケットが手に入るけど、来春の出産に時期に合わせて来ないか、という誘いです。しかも、その申し込み締め切りがあと20分以内に迫っていると言うのです。
妻は忙しくて行けないので、代わって私に行ってということになり、恵利紗さんのお母さんと私が急きょ同じ飛行機で行くことに決まりました。
その後で、恵利紗さんからメールが入り、私が来てくれるのが嬉しい、楽しみに待っている。父はファーストクラスが往復200ドルだったら行くと言っている、と。
これも、お父さん独特のセンスのいいユーモアで、思わず吹き出してしまいました。
私も家では結構ジョークを言って家族を笑わせるほうですが、恵利紗さんのご両親には負けます。


このようなご両親に育てられた恵利紗さんはとても温かく、長男夫婦は大変な時でもいつも明るく笑っています。


「センスのいいユーモアは心と体の気付け薬です。不安と鬱(うつ)の最善の解毒剤です。またそれは事業資産です。友達を引き寄せ、そして離しません。人が負う重荷を軽くしてくれます。安らぎと満足感への直行ルートです」


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ごく普通の人こそ真のヒーロー

2017.12.02日

"A hero is an ordinary individual who finds the strength to persevere and endure in spite of overwhelming obstacles."
--Christopher Reeve - 1952-2004, Actor, Producer, and Screenwriter
「ヒーロとは、打ちのめされそうになるような障害の中にあって、なおも努力を惜しまず、耐え抜く強さを見出したごく普通の人のこと」
--クリストファー・リーヴ、俳優・映画監督・シナリオライター
(訳 舟田譲二)


クリストファー・リーヴはスーパーマンのはまり役の俳優でした。
しかし、43歳の時、乗馬競争中に落馬し、脊髄損傷を起こして首から下が麻痺しました。
新聞記者クラーク・ケントが走りながらスーパーマンに変身していく有名なシーンがありますが、この後、スーパーマンは車椅子の人になったのです。


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しかし、彼の人生はそこで終りませんでした。
映画界から離れた後、リハビリに専念するようになり、身体の麻痺に苦しむ人たちに対してより独立して生きるよう願って「クリストファー・アンド・ディナ・リーヴ麻痺資源センター」を開設しました。


事故の翌年には、第68回アカデミー賞授賞式にプレゼンターとして姿を見せ、出席者からはスタンディングオベーションが。
さらにその翌1997年にはHIV感染者を主人公としたテレビ映画『フォーエヴァー・ライフ 旅立ちの朝』で監督業に進出。
同年、ナレーションを務めたドキュメンタリー番組『Without Pity: A Film About Abilities』でエミー賞情報スペシャル部門作品賞を受賞。


1999年には自伝『車椅子のヒーロー あの名俳優クリストファー・リーブが綴る「障害」との闘い』の朗読アルバムでグラミー賞最優秀スポークン・ワード・アルバム賞を受賞しました。
これを機に俳優活動を本格的に再開し、1999年にはテレビ映画『裏窓』(アルフレッド・ヒッチコック監督の『裏窓』のリメイク作品)を製作するとともに、車椅子に乗った主人公を自ら演じます。


2003年から2004年にかけて連続テレビドラマ『ヤング・スーパーマン』に出演し、若き日のクラーク・ケントに素性の手掛かりを与えるヴァージル・スワン博士役を演じました。
2004年5月にはアテネオリンピックのコマーシャルにも出演しましたが、この年10月に自宅で心不全を起こして昏睡状態となり死去。52歳の短い生涯でした。


生前、リーヴはインタビューで「ヒーローとはどのような存在か」と問われることがありました。『スーパーマン』の映画撮影中は「先のことを考えずに勇気ある行動をとる人のこと」と答えていましたが、落馬事故を起こした後は冒頭のように、
「ヒーロとは、打ちのめされそうになるような障害の中にあって、なおも努力を惜しまず、耐え抜く強さを見出したごく普通の人のこと」
と語るようになりました。
(以上Wikipediaより一部引用)


映画『スーパーマン』の中のヒーローは、「先のことを考えずに勇気ある行動をとる人」かもしれませんが、それはあくまでも映画の世界の話。
現実の世界の本物のヒーローとは、誰の身にも起こり得る不慮の事故に遭遇した時、クリストファー・リーヴのように障害の中で力強く生き抜く力を持つ人、すなわち
「打ちのめされそうになるような障害の中にあって、なおも努力を惜しまず、耐え抜く強さを見出すごく普通の人」で、これこそ私たちが求めるべき姿なのではないでしょうか。


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過去の辛い思い出と決別

2017.12.01日

"Holding on to anger, resentment and hurt only gives you tense muscles, a headache and a sore jaw from clenching your teeth. Forgiveness gives you back the laughter and the lightness in your life."
--Joan Lunden - Journalist, Author, and Television Host
「怒り、恨み、受けた傷にしがみついていると、筋肉の緊張や頭痛、歯を食いしばることから起こるあごの痛みなどを引き起こすだけです。でも赦すなら、生活の中に笑いや明るさを取り戻すことができます」
--ジョウン・ランドン、ジャーナリスト・作家・テレビ番組司会者
(訳 舟田譲二)


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おそらく誰でも人生で一度や二度ならず、人の言葉や行為によって傷ついたり、腹立ったり、悔しい思いをしたことがあるでしょう。
私もあります。
いじめだけでなく、今だったら大きな問題になるようなパワハラやセクハラといった類(たぐい)のとても不快な経験もしましたし、またいわれのない脅迫行為や暴力、物的損害を被ったこともあります。


しかし、胸に手を当ててよく考えてみると、たとえ意図したことでなかったとしても自分も他人にそのような思いをさせたことがある、と認めざるを得ません。
今、それらを思い起こすと胸が締めつけられます。会って謝れる人には可能な限り謝罪してきました。でも、いくら願っても連絡の取りようがなく、謝罪できない人もいます。


およそ人がふたり以上集まるところには、必ずと言っていいほど、互いの考えや気持ちの行き違い、衝突、そして時には激しい怒りを覚えるような仕打ちを受けるような場面が起きます。それは、私たち人間がそもそも生まれながらの罪人だからです。
生身を持った人間が地上において楽園のような生活を送るということはあり得ません。


しかし、そのような過去の出来事や辛い思い出にいくらこだわっていたところで、それでもって解決できることは何もありません。過去に戻ることはできませんし、過去の事実を変えることもできないのです。それどころか、自分が被害者であるか加害者であるかを問わず、過去の辛い思い出を引きずって生きることは、現在の自分に何ひとつ益をもたらしません。さらに心身を傷つけるだけです。


問題の解決法はただひとつ。「赦し」です。自分が受けたものであろうと、与えたものであろうと、相手をまた自分を赦すのです。
赦すことによって初めて、心に平安を、身体に癒しを得、新しい人生を歩み始めることができます。
勇敢に過去に立ち向かいましょう。


「もしも、あなたがたが、人々のあやまちをゆるすならば、あなたがたの天の父も、あなたがたをゆるして下さるであろう」
(マタイによる福音書 6:14)


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片思いと相思相愛

2017.11.29日

"Our attitude towards others determines their attitude towards us."
--Earl Nightingale - 1921-1989, Author and Syndicated Radio Personality
「人への私たちの態度が、その人の私たちへの態度を決める」
--アール・ナインチンゲール、作家・ラジオパーソナリティ
(訳 舟田譲二)


人間関係って単純に言うと、こういうもんなんです。
「態度」というのは、表情や思い、言葉、行為などすべてを含みます。
自分が相手に好意を抱いていると、相手も自分に好意を抱いてくれるようになります。相手のことを尊敬していると、相手も自分を尊敬してくれます。
逆に、相手のことを苦手だと思っていると、相手もあなたのことを苦手だと思いますし、相手のことを嫌だと思っていると、相手もあなたのことを嫌だと思うようになります。


自分の心がそのまま相手に伝わってそれが自分のところに戻ってきます。
これをみんな無意識のうちにしているのです。
これは人間関係における「引き寄せの法則」です。


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それでは、よくある片思いはどうなのか、と思われるかもしれません。
自分は相手のことが好きで仕方がない、もう狂おしいほどに「好きすぎる」のに、相手は自分のことを見向きもしてくれない。
そんなこともありますよね。「経験者語る」です(笑)
よく新聞などの人生相談でも見かけます。
これは上の法則に当てはまらないのでしょうか?


片思いというのは、実は自分本位のわがままな好意なのです。
片思いしていると、周りの人が目に入らなくなり、その人のことばかり見ているようになります。すると、相手にもあなたのその視線が伝わります。
誰でもそうですが、自分のことをいつも見つめられていたり、意識されていると息が詰まるような感じになり、避けるようになります。
また、相手にしつこいほど話しかけたり、連絡を取ろうとしたりします。これも上と同様に相手には煩わしくなります。
話しかけようとしても、意識しすぎてぎこちなくなります。すると、相手はそのような人と一緒にいたくなくなります。要するに、ありのままのあなたの姿が相手には伝わらなくなるわけです。
昼も夜も相手のことばかり考えていると夢にまで見たりして、そのうちに現実の世界と空想の世界がごちゃまぜになって自分でもわからなくなり、変なことを言ったり、変な行動を取ったりするようになったりします。それが極端に進むとストーカーのようになることもあります。
当然のことながら、相手からは避けられ、嫌われることになります。
しつこいセールスや勧誘なども同様です。


つまり、相手を大切にしようという思いよりも自分の思い、感情が先走ってしまうと、相手に嫌われてしまうことになるというわけです。これが片思いの残酷な世界です。
相手のことが本当に好きだったら、それは自己中心の愛ではなく、相手を大切にする思いやりの愛になるべきなのです。
そのような愛で相手を見守っているなら、相手も自然とあなたのほうを見るようになり、お互いにまるでテレパシーのように愛が通じ合うようになり、相思相愛となります。
これは恋愛感情だけでなく、尊敬の念を含む本物の愛です。


この原理は様々な人間関係において当てはまります。
親子やきょうだい、夫婦間、友人間、上司と部下、教師と生徒の間等々。
自分の利益を求める自己中心的な心があると、表面上いくらうまく付き合っているように見えてもやがて相手には見透かされるようになります。


「愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない。愛は高ぶらない、誇らない、不作法をしない、自分の利益を求めない、いらだたない、恨みをいだかない。
不義を喜ばないで真理を喜ぶ。
そして、すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてを耐える。
愛はいつまでも絶えることがない」

(コリント人への第一の手紙 13:4-8)


このような真実な愛に根ざした人間関係を築いていきたいものです。


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世の中そんなに甘くない!

2017.11.28日

"The key to abundance is meeting limited circumstances with unlimited thoughts."
--Marianne Williamson – Author and Speaker
「豊かな人生の秘訣は、無制限の想像力を持って制限された環境の中で生きることです」
--マリアン・ウィリアムソン、作家・講演者
(訳 舟田譲二)


好きな仕事をして、経済的に豊かになり、いい家族や友達に恵まれ、いい家に住み、美味しいものを食べて、いい服を着、旅行や好きな趣味に興じて、ゆったりした時間を過ごし、健康にも恵まれ、将来何の不安もない、そんな人生を歩みたいなぁ。


こんな生活を夢見ていたら、あなたは決して人生に満足することはありません。
なぜならあり得ないからです。
こういうのを「絵に描いた餅」といいます。


最近、SNSでこのような「絵に描いた餅」で人を釣る詐欺まがいのセミナーの案内や各種プログラムへの勧誘、教材やいんちき商品販売などが巷にあふれています。まあ、この類のものは昔からあるのですが。
たとえば聞いたことのある「幸せになれる壺」などもその例です。


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ところが、騙されて何百万円、ときに何千万とこのようなものに使う人が実際にたくさんいるのです。
世の中そんなに甘くない!



マリアンン・ウィリアムソンが冒頭で言っています。
「豊かな人生の秘訣は、無制限の想像力を持って制限された環境の中で生きることです」
実はこのような生き方こそが真の豊かな人生なのです。
それは、私たちは誰でも人生において大なり小なり様々な制限を受けるからです。
その制限の中で想像力を持って生活を楽しむこと、これこそが真の豊かな生活なのです。


「あらゆる貪欲に対してよくよく警戒しなさい。たといたくさんの物を持っていても、人のいのちは、持ち物にはよらないのである」
(ルカによる福音書 12:15)


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あなたが幸福になるか不幸になるかは

2017.11.26日

"It isn’t what you have, or who you are, or where you are, or what you are doing that makes you happy or unhappy. It is what you think about."
--Dale Carnegie - 1888-1955, Author and Speaker
「あなたが幸福になるか不幸になるかは、あなたが何を持っているか、あなたが誰であるか、あなたがどこにいるか、あなたが何をしているか、によるのではない。あなたがどのように考えるかだ」
--デール・カーネギー、作家・講演家
(訳 舟田譲二)


デール・カーネギーは私もファンのひとりで、彼の著作を読み、本を朗読したCDも繰り返し聴いています。このブログでもしばしば取り上げてご紹介してきました。


昨日の朝起きると、今年の春までうちで働いていてくださったY先生から祈りのリクエストのメールが届いていました。
うちの塾でも学んでいらっしゃったご長女の4年生のSちゃんが4日前から激しい腹痛を訴え、嘔吐し、3日間一切飲食もできず、睡眠も取っていらっしゃらず、近所の医者に診てもらっても原因がわからなくて一昨日市民病院に緊急入院。東海大病院の医師との連携でレントゲン、CTスキャンやMRIなどの検査を精査した結果、成熟嚢胞性奇形腫の茎捻転の疑いがあるとので、昨日東海大病院に転院して手術することになった、という旨の連絡でした。


私も指導していたSちゃんは本当に素直ないい子で、下に双子の赤ちゃんが生まれたら赤ちゃんのお世話もよくして、忙しいお母さんのお手伝いもしていました。
Sちゃんのことを思うと可哀想で胸が張り裂けそうになり、昨日は一日中何度もお祈りしていました。
その後、再びYさんからメールが入り、「緊急入院だったので、執刀医、その他の先生、スタッフと、手術室の予定がまだ合わせられず、手術時間は分からないそうです。更なる検査の結果、両方の卵巣に腫瘍がある可能性が高いそうです。Sと一緒に聖書の色々な箇所を読みながら、主が信仰の先輩にして下さったことや、現代の人にもして下さっていることなどを確認し、祈りました。Sも泣きながら神様に感謝と願いをささげています。引き続き、祈りのサポートをよろしくお願いします」と言ってこられました。


Sちゃんも、そしてお母さんやお父さん、お兄ちゃんたち皆さんとても不安なことでしょう。
Yさんからの別のメールには次のようにありました。
「不思議なことに、主は、Sが腹痛を訴えたその日に、この病名を私に教えていて下さいました。
Sは、救急搬送からずっと一人で診察や検査を受けています。Sがイエス様を信じていて、本当に良かったと思います。
また、付き添いもさせてもらえないので、Sの寂しさは募ると思いますが、主がSを慰めて下さると信じて感謝します」


信仰者の強さをここに見ることができます。
痛くて苦しいのに、病院のベッドの上で涙を流しながらも神様に感謝と願いをささげているSちゃんと、お母さんのYさんの強さ。
これは、現在置かれている状況いかんにかかわらず、神様の最善を信じ、その御手に委ねていらっしゃる信仰者の姿です。


突然、今から31年少し前の出来事がよみがえってきました。
生まれてまだ8か月の次男が急に激しく泣き出しました。休みの日だったので片っ端から小児科に電話をして、ようやく連絡の着いた隣町の医者に連れて行って診てもらいましたが、注射を打っても何をしても泣き止みません。家に戻って再び医者に電話したところ、今晩は様子を見てまた明日も泣くようだったら来るようにと言われました。


そのような時、その数年前にロサンゼルス留学中、教会でお知り合いになったM医師のことを思い出しました。真夜中でしたが、藁にもすがるような思いでお電話して状況を説明したところ、腸重積の可能性が高い、すぐに大学病院に行くように、と先生に言われ東海大学病院に車を飛ばしました。
果たしてそのとおりでした。当番だった先生がすぐに診て処置してくださり、大事には至りませんでした。翌朝まで待っていたら手遅れになっていたかもしれないと言われ、すべてを備えていてくださった神様の憐みに心から感謝した次第でした。
この次男が今は私の仕事を継いで、一昨年結婚した嫁と一緒に毎日頑張ってくれています。感謝です。


Sちゃんに、そしてご家族に平安がありますように。そしてSちゃんに神様の癒しがありますように。


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大切なのはノックダウンされても立ち上がるかどうか

2017.11.25日

"It’s not whether you get knocked down, it’s whether you get up."
---Vince Lombardi - 1913-1970, Football Coach
「ノックダウンされるかどうかが問題なのではない。大切なのはその後、立ち上がるかどうかだ」
--ヴィンス・ロンバルディ、フットボールコーチ
(訳 舟田譲二)


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ヴィンス・ロンバルディについてはこれまで3度、このブログで紹介してきました。
「どんなことでも達成できる」「間違いを犯すとは」「完璧を追い求めると」


その中のひとつに彼のプロフィールを次のように書いています。
「アメリカンフットボールのコーチ。ヘッドコーチとして通算で105勝35敗6分け、勝率.750という成績を収め、負け越したことはなかった。彼がパッカーズを率いたポストシーズンでの通算成績は9勝1敗で、その間に5度のリーグチャンピオンシップ優勝を成し遂げ、そして第1回および第2回スーパーボウルを連覇した。ロンバルディの人気は当時リチャード・ニクソンが1968年の大統領選挙においてロンバルディを副大統領候補にしようと思ったといわれたほど高かった」(Wikipedia)


この記事を読むと、ロンバルディがフットボールの王道をひたすら走ってきたヒーローのように思われます。
しかし、事はそんなに簡単ではありませんでした。


ヴィンス・ロンバルディは3代目のイタリアからの移民で、ニューヨーク下町の多人種からなる食肉加工業地区で生まれ育ちました。当時、イタリア系移民はひどい人種差別を受けていました。
ヴィンスは子どもの頃から両親の食肉加工の仕事を手伝っていました。


通っていた小学校がカトリック系だったのでミサの出席は義務づけられていました。
12歳の頃、ヴィンスは地区のコーチのいない少年フットボールチームに入りました。
やがて彼は将来カトリックの司祭になりたいと願って、カテドラル神学校中等部に進学し、そこで野球とバスケットボール部に入りますが、運動能力と視力が劣っていることから辞めさせられます。彼は司祭になる夢を捨てて高校に進み、校則を破って学外でフットボールをしていました。


フットボールで奨学金を得て彼は大学に進学します。しかし、身長177cm、体重81kgはフットボール選手としては小柄で彼の望むポジションは貰えませんでした。
大学4年の時にローズボウルを目指してプレーしましたが破れました。
卒業後は法学大学院に進学しますが、1学期で退学。


その後、いくつかの高校や大学、陸軍士官学校のフットボールチームのコーチやアシスタントコーチを務めましたが、どれも長続きせず、アマチュアチームでプレーしたりしていました。
時は大恐慌で、仕事がなく借金取りの仕事もしました。


26歳の時には高校でフットボールチームコーチをしながら、ラテン語と化学と物理を教える先生もしました。
NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)でコーディネーターとして雇われたのは41歳の時、そしてコーチになったのは46歳の時でした。


ロンバルディは自身が子どもの頃からずっと人種差別を受けた経験から、生涯人種偏見と闘い続け、宿泊先のホテルが人種によって異なる部屋を用意している場合は拒絶し、またチーム内では同性愛者なども一切差別しない主義を貫きました。


上の輝かしい記録を生み出すまでは、本当に遠い道のりで、何度も何度もノックダウンされましたが、彼はその都度立ち上がり挑戦し続けたのです。


「ノックダウンされるかどうかが問題なのではない。大切なのはその後、立ち上がるかどうかだ」


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感謝の心は静かな喜び

2017.11.24日

"There is a calmness to a life lived in gratitude, a quiet joy."
--Ralph Blum (1932-2016) Screenwriter
「感謝の心を持って過ごす人生には静けさがある。静かな喜びだ」
--ラルフ・ブルーム、脚本家
(訳 舟田譲二)


ラルフ・ブルームは文化人類学者、作家でもありました。
むしろそちらのほうでよく知られています。
ある時、イングランドで研究中、2000年前の古代バイキングの粘土板に刻まれた24のアルファベットに出合います。25番目は何も刻まれていない白の板でした。


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ラルフはこの出合いを自分が見つけたのではなく、向こうから自分を発見してくれた、と言っています。
そしてこの文字板をいろいろと並べ替えているうちに、上の写真の順番になり、右上から左に順に読んでいくと、人生の主要なテーマである「自分」「協力」「合図」「退避」「力」「開始」「肥沃」「防御」「保護」「所有」「喜び」「収穫」「機会」「戦士」「成長」「活動」「流れ」「旅」「出入口」「突破」「休止」「一体」などで、そして最後の白いのは「神聖」だと発見します。
「かつてマーガレット・ミードが言った、"A-B-C-D...X-Y-God”という私が知っている唯一のアルファベットだ」
とラルフはピンときました。


ラルフはこの時、無職で一文無し、鬱の状態でしたが、これこそが自分の生涯の仕事と信じました。
彼はこの粘土板の文字は神からのe-mailで、これこそ神から私たち現代人へのメッセージだと言っています。人々に伝えることにより自分が会うことのない何百万人もの人たちの知恵・行動指針になると信じ、これを読解したノンフィクションをシリーズで5冊も書きました。


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ラルフ・ブルームは、
「感謝の心を持って過ごす人生には静けさがある。静かな喜びだ」
と語り、その言葉どおりに、前立腺癌が発見されてからも化学療法や放射線治療を一切受けずに27年間生きて著作・啓蒙活動をし、「静かな喜び」に満たされて昨年84歳で天寿を全うしました。


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成功への道のり

2017.11.22日

"First, think. Second, believe. Third, dream. And finally, dare."
--Walt Disney - 1901-1966, Entrepreneur, Cartoonist, and Filmmaker
「第1に考える。第2に信じる。第3に夢を見る。そして最後に思い切ってやってみる」
--ウォルト・ディズニー、起業家・漫画家・映画製作者
(訳 舟田譲二)


ミッキーマウスの生みの親と言えば、ウォルト・ディズニーです。
彼が最初に描いて大ヒットした初代ミッキーマウスの動画はこんな感じでした。今のミッキーのイメージとはずいぶん違います。
『飛行機狂』という、チャプリンになんとなく似た感じのアナログ的でユーモラスな初期アニメ作品のひとつです。




ウォルト・ディズニーについては以前、「すべてはここから始まる」の中で、「事を始めようと思ったら、ああだこうだと言うのをやめて、やり始めることだ」という名言をご紹介しましたが、今日の名言はその前にすべきことです。


1.「考える」
「事を始めようと思ったら、ああだこうだと言うのをやめて、やり始めることだ」と言っても、まずは熟慮することが大切です。なんでもかんでも闇雲にやるのは博打をするのようなもの。
この「考える」の段階で大切なのはもちろん、自分の特技や性向などを知り、それに合ったことを見つけること。本を読んだり市場調査したりして「調べる」こと、また「人に聞く」こと、そして自分の「直感に聞く」こともとても大切です。あまり気が進まないことや、やりたくないことはやってはだめです。


2.「信じる」
熟慮した末、これはいいと思ったら、「信じる」ことが欠かせません。
何事も自分が信じていなくてうまくいくわけありません。
「信じる」にはアイデア自体を信じることと、もうひとつ大切なことがあります。それは「自分自身」を信じることです。
また、一緒にやろうとしているパートナーを信じることも大切です。信頼関係のないところで物事がうまく運ぶことはまずあり得ません。信頼を置けないパートナーとは早めに別れるほうがいいでしょう。
「心に平安がある」というのもひとつの目安です。クリスチャンなら「神様のみ心、み旨」を確信すること、これが「信じる」ことです。


3.「夢を見る」
夢を実現させる前に、まず「夢を見る」ことが必要です。
ウォルトは小さい頃から絵を描くのが好きで、小学校に上がった時には自分の描いた自慢の絵を近所の人に売っていたそうです。そして高校に通いながら美術学校の夜間部で絵を学び、自分の作品を学級新聞の漫画欄に載せていました。
小さい頃から絵を描くことが好きだったウォルトは、大きくなったら漫画家になりたいという夢を持っていたのです。


4.「思い切ってやってみる」
でも、夢を見ているだけでは、いつか夢から覚めて現実の世界に引き戻されます。
ウォルトは高校を卒業するとすぐに友人と共同経営で会社を始めますが、長続きせず失敗します。その後も、次々と会社を設立し若干20歳で成功を収めますが、これも後に倒産。
それでもあきらめずに再起を図って映画産業の本場ハリウッドへ乗り込みます。
彼はいつでも、「思い切ってやってみる」という信念があったので、失敗に決して怯(ひる)みませんでした。
そして、ついに自社キャラクターのミッキーマウスの誕生を見て、ディズニー社再建の基を築くことになります。


人によって成功への道のりは異なるでしょうが、基本的な流れには共通したものがあります。
これは仕事や学業での成功に限らず、人生設計や対人関係などあらゆることにおいて通じることです。


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よし、明日も頑張ろう!

2017.11.21日

"In everyone’s life, at some time, our inner fire goes out. It is then burst into flame by an encounter with another human being. We should all be thankful for those people who rekindle the inner spirit."
--Albert Schweitzer - 1875-1965, Theologian, Philosopher, and Physician
「誰の人生にも、ときに内なる火が消えることがある。ちょうどそのような時、誰かとの出会いによって内なるものが炎のように燃え上がる。私たちは内に再び火をつけてくれるこのような人たちに感謝しなければならない」
--アルベルト・シュバイツアー、神学者・哲学者・医者
(訳 舟田譲二)


先週に引き続きまたまた『陸王』。
一昨日は第5話。本当に「最高すぎる?ドラマ」です。
2度3度と観て、そのたびに何度も感動の涙を流しました。
人々の愛に感動し、勇気と希望を与えられます。
ご覧になっていらっしゃらない方はこちらからどうぞ。(11月26日(日) 20:59配信終了です)
「陸王 第5話」


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これでもか、これでもか、と何度も襲いかかる試練。
「もうだめか!」と思う都度、不思議なようにしてどこからか助けの手が伸べられます。
でも、これは決して偶然ではなく、老舗足袋業者「こはぜ屋」の社長宮沢紘一を始め、20人ほどの全従業員の普段からの仕事に命をかける姿、努力に神が救いの手を伸べてくださっているのです。


ある時、失意の中で息子の大地が弱音を吐きます。
「どんだけ努力したって、できないことってあるんだよ!」
しかし、これに対して父宮沢紘一が答えます。
「まだ走ってる途中なんだ。走り続けている限りまだ負けじゃない」
私たちには、「点」と「点」しか見えないのですが、このような試練を経て振り返ってみると、それらのいくつもの小さな点と点がみんなつながって人生になるのです。


冒頭の名言、
「誰の人生にも、ときに内なる火が消えることがある。ちょうどそのような時、誰かとの出会いによって内なるものが炎のように燃え上がる。私たちは内に再び火をつけてくれるこのような人たちに感謝しなければならない」
を残したのはあの有名なシュバイツアー博士。
20世紀を代表するヒューマニストでノーベル平和賞を受賞しています。
裕福な家庭で育ちましたが、「30歳までは学問と芸術を身に付けることに専念する」と言って、神学、哲学、音楽などを学び、そのいずれもにおいて秀でた才能を開花させましたが、キリストに倣って「30歳からは世のために尽くす」と決意し、医学部に入学して医師になりました。
そして、医療と伝道に生きることを志し、アフリカの赤道直下の国ガボンのランバレネにおいて、当地の住民への医療などに生涯を捧げたといいます。
外見的には非常に恵まれた環境にあったシュバイツアーでしたが、実際には人生で何度も内側の火が消えそうになるような苦労をきっと何度も経験したのでしょう。そのような時にいろいろな人の助けがあって最終目標であった医療伝道を全うすることができたのです。


『陸王』の主人公、宮沢紘一役の役所広司さんがインタビューで、「このドラマを通して、どんなことを視聴者に伝えたいですか?」という質問に対して答えている次の言葉が、このドラマの魅力をよく物語っています。
「こはぜ屋とマラソンランナーの茂木が“陸王”開発をめぐってオーバーラップしていくように、壊れかけたものが再生して元気を取り戻していく姿を見て、『よし、明日も頑張ろう!』と思っていただければうれしいです」


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鏡に向かって微笑みなさい

2017.11.20日

"Smile in the mirror. Do that every morning and you'll start to see a big difference in your life."
--Yoko Ono (1933-)
「鏡に向かって微笑みなさい。毎朝微笑みなさい。そうしたらあなたの人生が大きく変わっていくのに気づくでしょう」
ーーオノ・ヨーコ、ジョン・レノンの妻
(訳 舟田譲二)


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ジョン・レノンはかつて彼女(オノ・ヨーコ)のことを「世界で最も有名な無名アーティスト。誰もが彼女の名前を知っているが誰も彼女のしていることを知らない」と語っています。(Wikipediaより)


実は私自身、ジョン・レノンの言っている如く、オノ・ヨーコのことは「前衛芸術家」という程度に漠然と知っていただけで、ほとんど知りませんでした。
しかし、今回冒頭の「鏡に向かって微笑みなさい。毎朝微笑みなさい。そうしたらあなたの人生が大きく変わっていくのに気づくでしょう」の言葉に惹かれてどんな人物だったのか知りたくなってWikipediaで彼女のことを調べてみました。


彼女の動向はこれまでいろいろとニュースの話題に上ったので、その都度記事に目を通してはいましたが、そもそも前衛芸術とはそりが合わない性質(たち)なので何となく遠目に見ていました。でも、Wikipediaの長い記事を読み進んでいくうちに、少しずつ彼女の人生のほんの一部ですが分かるような気がしてきて、冒頭の言葉も味わうことができるようになりました。


以下の青字の部分はWikipediaの「オノ・ヨーコ」の記事からの抜粋です。


1970年にビートルズが解散したが、その「原因はオノにある」とされたり、「ビートルズを解散させた女」としてしばしば非難された。また、結婚前後の二人の活動は、奇妙な立ち居振る舞い・不人気な前衛活動と映り、数多くの非難と中傷がオノに対して浴びせられたこともあった。


私もそのひとりですが、前衛芸術というのは一般の人には理解しにくいもので、いろいろな面で奇異な目で見られたり、本人が心の内側を表そうとする活動を表面だけ見て批判したり、さらにはバッシングしたりしがちです。
彼女の言葉に、
「苦痛や孤独という人としての普遍的な苦悩」
「貧乏には耐えられる でもさみしさは さみしさには耐えられない」

というのがありますが、ここに彼女の本心が垣間見えるような気がします。


レノンは、オノに出会う前に、アジア系の女性が自分を救ってくれる夢をみていた。また、アーティストである恋人を持つのが夢だった。レノンが、オノに出会った際の感動を表した言葉は「俺より頭のおかしな奴がいる!」である。これは俺より才能があるという意味の最大の褒め言葉である。レノンは、オノが先生で自分が生徒だと発言している。
そのような中で出会ったふたりはきっと波長が合い、意気投合したのでしょう。
次の言葉にそのことがよく表れていると思います。
夫婦仲は非常に良く、一緒にいるとオノは彼を笑わせずにはいられず、レノンはオノが小さいというだけで笑った。


人々に受け入れられず、批判されたり、バッシングを受けたりして「苦痛や孤独」を味わいつつも、彼女は自分の創作活動を続けます。


そして、やがて徐々に認められるようになり、
ニューヨーク・タイムズの美術評論のチーフであったマイケル・キンメルマン(英語版)は言った。「オノ・ヨーコのアートは鏡だ。彼女の作品『ボックス・オブ・スマイル("a Box of Smile")』のように、我々は彼女の作品に対する自身の反応の中に、自身を見ることになる。自己啓発への小さな刺激を与えてくれる。まるで禅のようだ」
バード・カレッジ(Bard College)より名誉美術学博士号を授与されている。スコット・マクドナルド(Scott MacDonald)客員教授は、このように語った。「彼女の作品は作品として賞賛に値するし、彼女がメディアの歴史の中で、そして世界の中で、主張してきた事も賞賛に値する。その勇気、不屈さ、粘り強さ、独立心、そして何よりも、創造力。そして、平和と愛こそが輝かしくて多様性に富んでいる人類の未来へと導いてくれるのだ、という信念はすばらしい」

と言われるまでになりました。


「鏡に向かって微笑みなさい。毎朝微笑みなさい。そうしたらあなたの人生が大きく変わっていくのに気づくでしょう」
というオノ・ヨーコの言葉はきっと上のような困難や孤独の中で生まれたのでしょう。


「オノ・ヨーコ」で検索して出てくる画像はいずれも前衛芸術家・音楽家らしいニヒルでストイックな感じの写真ばかりで、笑顔はほとんど見つかりませんでした。
でも、きっと彼女は毎朝そっと鏡に向かって、上の写真のような笑顔を写し世界の平和に貢献することを願いながら活動していたのでしょう。
そして、今も毎朝鏡に微笑みかけていることでしょう。
私もこれまで時々ですが、思い出すと鏡に向かって微笑みかけていましたが、これからは毎朝実行しようと決意し、早速実践しています。


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どこまでも追い求めよ。失敗を恐れるな!

2017.11.19日

"Pursue something so important that even if you fail, the world is better off with you having tried."
--Tim O’Reilly - Supporter of the Free Software and Open Source Movements
「本当に大切なことはどこまでも追い求めなさい。たとえ失敗したとしても世の中はあなたが試してみたことによって少しでも良くなるのだから」
--ティム・オーライリー、フリーソフト・オープンソースムーブメントのサポーター
(訳 舟田譲二)


私たちはとかく失敗を恐れがちです。
そのため、大胆な行動が取れない、あるいはやりかけても無理だと思ったら途中であきらめる。
「石橋を叩いて渡る」のではなく、「石橋を叩いて、結果渡らない」あるいは「石橋を叩くことすら怖くてしない」のです。
「石橋を叩かずにいきなり渡る」人が時々いて、そのような人を見ると驚いたり、尊敬したり、場合によっては呆れることすらあります。「よくあんなことができるものだ...」と。


でも、考えてみたら人類の歴史というのは、先人たちの失敗の繰り返しの上に成り立っているのであって、それがなければ今日の世界、私たちというのはあり得ません。
よく引き合いに出されるのが、エジソンが電球のフィラメントの素材を発見するのに9999回失敗した、いや失敗したのではなく、だめな方法を発見したのだ、という例の有名な話です。
このような先人たちのトライアンドエラー(英語で trial and error、日本語では試行錯誤)があってこそ今日の世界があるのです。


「もし失敗していないなら、十分に難しい問題に取り組んでいないからで、それは大きな間違いだ」
とノーベル物理学賞受賞者のフランク・ウィルチェックが言っています。
また、スタンフォード大学心理学教授のキャロル・ドゥエック氏もこう語っています。
「失敗は本当に多くの情報を提供してくれ、将来多くの成功を生み出す可能性を有している」


このほか、世界中に数えきれないほどの「失敗」に関する名言・格言がありますが、そのいずれも肯定的なものばかりで、むしろ失敗することを勧めているほどです。
とどのつまり、大切なのはチャレンジする精神とあきらめないことです。失敗することなしに成功はあり得ません。
「失敗は成功の母」なのです。


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惨めな気持ちと幸せな気持ち

2017.11.18日

"Being miserable is a habit. Being happy is a habit. The choice is yours."
--Tom Hopkins - Sales Trainer
「惨めな気持ちでいるというのは習慣。幸せな気持ちでいるのも習慣。どちらを選ぶかはあなたの自由」
--トム・ホプキンス、セールストレーナー
(訳 舟田譲二)


私は若い頃、セールスという仕事を経験したことがあります。
また、これまで多くのセールスの人と接してきました。
ですから、セールスの仕事がいかに大変か、ということは痛いほどよくわかります。


飛び込みで一軒一軒回るセールスをしたことがあります。十中八九どころか、百中九十九は門前払いです。ひとりのお客様を得たら、その人に誠意の限りを尽くしてアフターサービスをしたり、親しくなったりして信頼関係を築き、そこからひとり、ふたりと新しいお客様を紹介していただき、ネットワークを広げていきました。


土産物屋でセールスをしたこともあります。
これは比較的楽でした。
なぜなら店を訪れる客は初めから置いてある商品に少しでも興味があるからです。それでも十中八九は冷やかし客でした。


また、職域販売といって、事前に許可を得たうえで会社や官公庁などへ昼休み前に行き、食堂横にテーブルを置いてその上に商品を並べ、前を通りかかる人に声をかけたり、実演したりして売るということも経験しました。
何度かやりましたが、これは本当に悲惨な経験でした。
売れても1個か2個。
下手をすると何時間もいてひとつも売れないこともありました。
このようなときは、肩を落として帰る、どころか情けなくて泣きたくなる思いでした。
自分はやっぱりセールスには向いていないということ発見したときです。


冒頭で、トム・ホプキンスというプロのセールス、しかもセールストレーナーが言っています。
「惨めな気持ちでいるというのは習慣。幸せな気持ちでいるのも習慣。どちらを選ぶかはあなたの自由」
もちろん、彼だって私と同じような経験をしたことでしょう。
最初からうまくいってプロのセールスになれる人なんてひとりもいませんから。


父は昔、車のセールスをしていました。
私がまだ小学生低学年の頃、セールスになりました。
今から60年も前のことです。
車なんてまだあまり走っていませんでした。
お金持ちのお医者さんが乗っていたのが、カブト虫と呼ばれたフォルクス・ワーゲンでした。
学校の先生で車に乗っている人はひとりもいませんでした。
ようやく6年生になった時、とてもカッコ良かった先生が車を買って、学校に乗ってきました。
真っ赤なマツダ・キャロルでした。職員室の前にとめられていたのはこのキャロル1台だけでした。


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やがて日産が初の高級車セドリックを売り出しました。
父はこのセドリックの販売担当になりました。
当時80万円ほどして、その後上級車の100万円を超えるものが出ましたが、周りの人たちはこんな高い車を一体だれが買うのだ、と言っていました。100万円というのは家が買えるほどの額だったのです。


当時のセールスは基本給はほんの数千円。あとは歩合給です。
車が売れなければそれこそ食っていくことができません。
とても貧しい生活でした。母が陰で洋裁の内職をして生計を立てていました。
そのような中で、ようやく1台売れ、2台売れ、と徐々に売れていくようになりました。
買ってくださったお客様は、医者のほか、京セラの前身、京都セラミックスの社長や、村田機械、島津製作所、堀場製作所、和光商事(今日のワコール)、グンゼなど大企業の社長たちが中心でした。
紹介から紹介をいただいて、年間100台という当時では考えられない台数を販売するようになり、何年も連続で全国トップセールスとなりました(「父の日」)。


私が経験したようなちっぽけな惨めさとは比較にならないほどの惨めさをきっと何度も味わったことでしょう。
でも、父はいつも積極思考でとても明るく、大勢の人といい人間関係を築いていました。
父のモットーは「車を買ってもらう前に、自分を買ってもらう」でした。
「惨めな気持ち」を脱して、「幸せな気持ち」でいるほうを選択し、その習慣を身につけていったのです。
そんな父を私はいつもまぶしく見ながら育ちました。
家は貧しかったのですが、いつも幸せでした。
人生で一番大切と言っていいほどのことを私に教えてくれた父でした。


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風や星と一緒に空を飛ぶ

2017.11.16日

"I might have been born in a hovel, but I am determined to travel with the wind and the stars."
--Jacqueline Cochran - 1906-1980, Aviator
「私はみすぼらしい掘っ立て小屋でうまれたかもしれない。でも、私は風や星と一緒に空を飛ぶことを心に決めていた」
--ジャクリーン・コクラン、女性パイロット
(訳 舟田譲二)


ジャクリーン・コクランは通称「ジャッキー」と呼ばれていました。
貧しい家庭環境のものとで生まれ、育ち、父親は水車大工で、町から町へと移りながら暮らしていました。
ジャッキーが13〜14歳の頃両親は離婚し、母親は再婚にも失敗しましたがジャッキーは再婚した父親の姓を受け継ぎました。


やがてジャッキーはヘアドレッサーになり、田舎町からニューヨークに出ます。
そんなある日、友人が彼女を飛行機に乗せてくれました。
飛行機に憑りつかれたジャッキーは20代半ばのとき飛行機の操縦を学び、3週間で覚えて操縦できるようになり、その2年後には職業パイロット免許を取りました。


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32歳で女性として飛行速度および高度の記録を打ち立てます。
37歳のときにはカナダ軍のジェット戦闘機で、652.337 mph (1049.83 km/h) の記録を立て、女性パイロットとして初めて音の壁を破りました。
また、航空母艦に着艦、離艦した最初の女性パイロットでもあり、その年の男女の最優秀パイロットに贈られるハーモン・トロフィーを、5回受賞しています。


このようにして、「みすぼらしい掘っ立て小屋でうまれた」ジャッキーは、「風や星と一緒に空を飛ぶことを心に決め」、その夢を実現させたのです。
生まれや育ちなどで人生は決まるのではなく、大切なのは夢を持つこと、そしてその夢を実現させるための実行力です。


"Where there's a will, there's a way."
「意志あらば道は開ける」

というリンカーンの有名な言葉を実証したとても勇敢な女性の物語です。


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豊かになる鍵

2017.11.15日

"This is the miracle that happens every time to those who really love; the more they give, the more they possess."
--Rainer Rilke - 1875-1926, Poet and Novelist
「心から愛する人たちにはいつも起きる奇跡、それは与えれば与えるほど与えられるという事実だ」
--ライナー・リルケ、詩人・作家
(訳 舟田譲二)


「与えよ。そうすれば、自分にも与えられるであろう」(「与えよ、さらば与えられん」 文語訳 ルカ6:38)
という言葉をつい先日ご紹介しましたが、イエス・キリストと同じことを2000年後のオーストリアの詩人、リルケも語っています。まさに「洋の東西を問わず、時代を超えて」の真理です。


リルケはここで、「与えれば与えるほど与えられる」と言っていますが、それは「心から愛する人たちにはいつも起きる奇跡」だ、というのです。
そう、愛の人には愛の奇跡がいつも起きます。


逆に、心の中でいつも人と自分を比較して劣等感に陥ったり、人を羨んだり、嫉妬したり、憎んだりするのは愛のない行為で、そのような人はますます愛から遠ざけられ、与えられなくなります。


イエスは、
「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう」(マタイ福音書25:29)
とも語りましたが、これはアメリカの社会学者ロバート・マートンが1968年に「科学におけるマタイ効果」という論文の中で提唱したもので、今日一般に「マタイ効果」と呼ばれています。
「豊かな者はますます豊かになるが、貧しい者はますます貧しくなる」という現代の格差社会にも反映されていますし、経済面だけでなく勉強や音楽、スポーツの才能等などあらゆる分野で見られる現象です。


今、テレビでやっている『天才キッズ全員集合 〜君ならデキる!!〜』というのを見ていると、小学3・4年生ぐらいの小さな子どもたちが、ピアノを始め、ジャグリングや記憶力、知識、漢字などいろいろな分野で、その道のプロと呼ばれる人たちを打ち負かしてしまいます。将棋の藤井四段なんかもその例です。



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これらを見ているとほとんどのケース、家庭環境、親の影響です。
これはまさに「マタイ効果」です。


そして「マタイ効果」は、冒頭のリルケの言葉、
「心から愛する人たちにはいつも起きる奇跡、それは与えれば与えるほど与えられるという事実だ」
のように「与える」ことが鍵です。


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陸王 「チャレンジし続けるとチャンスが訪れる」

2017.11.14日

"I always did something I was a little not ready to do. I think that's how you grow. When there's that moment of 'Wow, I'm not really sure I can do this,' and you push through those moments, that's when you have a breakthrough."
--Marissa Mayer - President and CEO of Yahoo!
「私はこれまで、まだちょっと力不足と感じることをいつもやってきた。「わー、これはできるかどうか自信がないな…」と思った瞬間、思い切ってやってみると、道がひらかれるものだ」
--マリッサ・メイヤー、ヤフー社長・CEO
(訳 舟田譲二)


今や世界の巨大企業、Yahoo!の社長・CEOですら、「わー、これはできるかどうか自信がないな…」と思い、力不足を感じていたというのです。


私たちが同じように感じるのは当たり前のこと。
違いは何かというと、やるか、やらないか。
マリッサ・メイヤー氏は、私たちと同じように不安を感じながらも常に挑戦してきたのです。
「思い切ってやってみると、道がひらかれる」というのは、アインシュタインなどノーベル賞受賞の研究者、また起業家など、成功者がみんな異口同音に述べています。


私も今、まさにマリッサ・メイヤー氏と同じように、「力不足を感じ、できるかどうか自信がない」あることに直面しています。
危険を冒して失敗するのが怖いので、本心はやらずに逃げたい。でも、やらずにいたらいたで、あとで後悔しそうな気もします。この数か月、その板挟みにあって迷い、悩んでいます。2人の身近な人と専門家に相談したところ、うまくいく可能性は低い、という返事。


しかし、逃げたいと思っていると、不思議なように冒頭のような言葉にばかり出合うのです。
うまくいくかどうかは神のみぞ知る。
当たって砕けろ!やってみるか?いや、やっぱり怖い。
どうしましょうか?


このようなとき、一昨夜テレビドラマ『陸王』を観ました。
今、『陸王』にハマっています。
原作の素晴らしさに加え、キャスティングが最高で、ベテランの俳優陣の演技の上手さと、さまざまな場面で出演している大勢のエキストラの皆さんの協力、音楽、演出、大道具・小道具、すべてがベストマッチで、最高のドラマに仕上がっています。


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これを観ていて、私も自信はありませんが、思い切ってやってみようと思いました。
皆さんのお知恵をお借りしたいです。


さて、ご覧になった方も多いことかと思いますが、一昨夜の第4話全編をのリンクを下に貼ります。
下の「陸王 第4話」をクリックしてください。
これを観たらあなたもきっとハマってしまいますよ。11月19日(日) 20:59配信終了ですので、それまでにぜひご覧ください。


「陸王 第4話」


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本当の教育とは

2017.11.12日

"Education is what remains after one has forgotten what one has learned in school."
--Albert Einstein
「本当の教育とは、学校で学んだことを忘れてしまった後に残るものだ」
--アルベルト・アインシュタイン
(訳 舟田譲二)


教育に関してアインシュタインはたくさんの名言を残しています。
これもそのうちのひとつで、とても有名なものです。


アインシュタインは今でいう発達障害でした。
5歳まで話すことができず、子どものころは学校の教師から愚鈍だと言われていました。
大学受験でも失敗しています。
大学時代、物理の成績は最低の1を取りました。
大学卒業後は、大学の助手になれず、臨時の代理教員や家庭教師をして生活していました。
最初の「特殊相対性理論」という博士論文は大学に受理されませんでした。
世間では一般に、天才は生まれつきけたはずれの能力を持っている人、秀才は一生懸命努力して何かを身につけた人、というふうによく言われています。
アインシュタインは自分は天才ではない、ただ普通の人より好奇心を持ち、それを追求し続けただけだと言っています。


「教育」を単に「学校で学ぶこと」と思っている人や、学歴を得ることが教育だと勘違いしている人がたくさんいます。
そのような考え方に対して、冒頭のアインシュタインの言葉は本当の教育の意味、目的をはっきりと語っています。
学生時代にテストでいくらいい点数、いい成績を取っていても、学校を卒業したら全部忘れてしまって全然役立たないようでは、教育はなんの役も果たさなかったことになります。
むしろ、大切なのは学んだことを社会に出てから実生活の中でいかに生かすか、これこそが教育の真の目的です。


アインシュタインはまた次のようにも語っています。
"The more I learn, the more I realize I don't know. The more I realize I don't know, the more I want to learn."
「学べば学ぶほど自分が無知であることに気づく。そして自分の無知に気づけば気づくほどなお一層学びたくなる」

これこそが、本当の学びというものです。


以前、「本当の勉強とは」でご紹介したヘンリー・ドハティという人は、小学校しか卒業していません。12歳でガス会社で働き始めました。20歳になる頃までにはガス関連の知識が買われ、チーフエンジニアになります。次に彼は、ガス・電気・水道の公益会社の株式を持つフィナンシャル会社に雇われ、さらにそれまでの知識を活かして35歳で独立して自分の会社を設立。
その後、この分野で成功を収め、140近くの特許を取り、事業をどんどん拡げ、ついには摩天楼ブームの時に、ニューヨーク・マンハッタンに高さ290m、地上66階建てのAIGビルを建てることになります。
そして、石油・ガス・電力財閥の大富豪となりました。


学校で学んで得る知識なんか高々しれています。大切なのは生涯をかけて学び続ける姿勢、そして学んだことをいかに生かすかです。


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◯に交われば白くなる

2017.11.11日

"Good actions give strength to ourselves and inspire good actions in others."
--Plato – Philosopher
「良き行動は自らの力の源泉となり、また他の人の良き行動をも促す」
--プラトン、哲学者
(訳 舟田譲二)


プラトンのことは、これまでこのブログでも何度か取り上げてきました。
とくに「愛知 ― 知を愛する」の中で書きましたように、我が「アカデミー学院」の名前もプラトンが紀元前4世紀に創設した学校の名前と同じです。プラトンの思想・哲学とは波長が合うのです。


今日の言葉、
「良き行動は自らの力の源泉となり、また他の人の良き行動をも促す」
もまたしかり。


中国の古いことわざに、
「朱に交われば赤くなる」
というのがありますが、これは関わる相手の良し悪しによって自分も影響を受けてそのようになる、だから良い友を選べ、という教訓として使われています。これは国家間においてもそのまま当てはまります。


これをもっと積極的に語っているのが上のプラトンの言葉です。
「友の影響を受ける」のではなく、自らが進んで人のお手本となるような行動を起こす。すると、人の良い行動を促すばかりか、自分のためにもなる、というわけです。


孔子は、「己の欲せざるところ、他に施すことなかれ」と語り、
ヒンドゥー教は、「人が他人からしてもらいたくないと思ういかなることも他人にしてはいけない」と教え、
イスラム教も、「自分が人から危害を受けたくなければ、誰にも危害を加えないことである」と言い、
ユダヤ教でも、「あなたにとって好ましくないことをあなたの隣人に対してするな」
と教えています。


しかしイエス・キリストは、
「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」
と、消極的に「〜するな」というのではなく、「〜せよ」と自ら進んで行動を起こすことを教えました。
この言葉が、「律法の中の律法」、世界中の「戒律の中の戒律」、最高の戒律として「黄金律」と呼ばれる所以(ゆえん)です。


「朱に交われば赤く」なりますが、「に交われば白く」なります。


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真心から人に仕える

2017.11.08日

ディズニーランドのクリスマス・ファンタジーのパレードがひと足早く昨日から始まりました。
沿道は人でぎっしり。
愛嬌ふりまくミッキーやミニ、そして全スタッフが笑顔いっぱいで、来園者たちを笑顔にしようとサービスの限りを尽くします。たとえミッキーの着ぐるみを着ていても、その下で精いっぱいの笑顔で愛嬌を振りまいているのがその動きを見ていてわかります。
人々は幸せな気持ちになりたくて、毎年毎年このパレードを観に行きます。
ディズニーランドの成功の秘訣は、まさにサービスの精神です。


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"Earn your success based on the service to others, not at the expense of others."
--H. Jackson Brown, Jr. - Author
「成功とは、人を利用してでなく、人に仕えることによって築き上げるもの」
--H・ジャクソン・ブラウン Jr、作家
(訳 舟田譲二)


「成功」とは人を利用して、もっと悪い言い方をすると「人を踏み台にして」自分のものにするものだ、と誤解している人がいます。


テレビドラマや映画、小説の世界でこのようなテーマがよく取り上げられています。
でも、「事実は小説よりも奇なり」で、実際のところビジネスの世界だけでなく、教育、政治、医学、芸能、芸術、宗教などの世界ですらそのような人が多々見受けられます。


でも、このような人は早晩その魂胆が人々に見抜かれて信頼を失い、墓穴を掘ることになります。
ビジネスに限らず、およそ人間関係のあるところどこでも基本的なスピリットは「人に仕える」ことです。


昔、うちの子どもたちがまだ小さい頃、近くの大学病院の小児科にかかっていました。
担当の医師の患者そしてその家族に対する接し方、言葉遣いが人を小ばかにしたような感じで毎回不快な思いをしていました。
やがて隣街に引っ越し、小児科も変わりました。そこの先生もやはりぶっきらぼうで言葉使いが悪いのですが、腕がいいのでずっとそこに通っていました。


ある時、子どものインフルエンザ予防接種で近くに新しくできた小児科に行きました。
医師の顔を見てびっくり。昔の大学病院の担当医だったのです。独立して自分の病院を始めたのでした。向こうはこちらのことなど全然覚えていません。
でも、さらに驚いたのは、あの乱暴だった医師がすっかり変わり、ニコニコ顔で優しい言葉遣いになっていたことです。


最近のことですが、塾生のお母さんと話していた時、その方もお子さんをその小児科に連れて行っていたとおっしゃいました。
しかし、いつもニコニコしていたのがある日、ちょっとしたことで烈火のごとく怒り、大声で怒鳴られたそうで、そこへは行かなくなったそうです。
果たしてその小児科は開業して20年足らずで数年前に閉院してしまいました。


かたや私が今かかっている整形外科の先生は、もう80近いご高齢をまったく感じさせないほどお元気で、地域の信頼を得て何十年とこの地で開業しておられ、何百人という患者さんがひっきりなしにこの医院を訪れています。
朝9時の開院なのに、早い人は6時半とか7時ごろから玄関の前で並んでいて、8時30分に入口が開けられるとどっと待合室になだれ込み、8時45分にはリハビリ室はいっぺんに満員になってしまいます。
院長先生の診察を受けるのに2時間待ちぐらいはざらです。でも、みんな辛抱強く待っています。院長先生は患者さん一人ひとりの名前を覚えていて、患者さんの話を時間をかけてしっかり聴き、とても親切に診察してくださいます。
そして、看護師さんたちスタッフの皆さんがいつも笑顔で患者さん一人ひとりに接していらっしゃいます(「笑顔と笑声」)。


真心からのサービス精神は人に伝わります。
そして、そのような人は信頼され、仕事は祝福されます。
ディズニーランドやリッツ・カールトン・ホテルなど、成功している企業はいずれもサービス精神を一番大切にしています。


最近、毎日のようにかかってくる電話会社からの営業電話。
受話器を取るととてもにこやかに「笑声」で話しかけてきます。
「うちは結構ですので」
と断っても、聞かずにどんどんしゃべり続けます。
「申し訳ありませんが、うちは他の会社に変えるつもりはありませんので」
と再度言うと、急に声の調子が変わったり、中にはそのままガシャンと切る人もいます。
本物のサービスではなく、上辺だけの笑顔や笑声はすぐに相手に見破られます。


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惨めになりたい? それとも強くなりたい?

2017.11.03日


"We either make ourselves miserable or we make ourselves strong. The amount of work is the same."

--Unknown
「私たちは惨めになることもできれば、強くなることもできる。使うエネルギーは同じだ」
--作者不詳
(訳 舟田譲二)


人生は一瞬、一瞬が選択です。
たとえどのような状況に置かれていても、選択次第で自分で自分を惨めにすることもできるし、また強くすることもできます。
たとえどんな過去を持っていようとも、あるいは一瞬前に大きな失敗をしたとしても、そこでどのような決断をし、行動を取るかで私たちの将来は変わってきます。


惨めな人生を送っている人というのは、なにか不快な経験をしたり、あるいは不幸を味わったり、屈辱的な目に遭ったりしたとき、そこに焦点を合わせてそれにこだわり続けて生きます。
一方、同じような経験をしても、すぐに軌道修正して、そこからなにかを学び取り、頭を切り替えて新しい面に目を向けるなら、そこからどんどん道が開けていき、その痛い経験を通して強くなることができ、さらに幸せにさえなることができるのです。
どちらを選ぼうとも、使うエネルギーは同じです。


作家、三浦綾子さん(1922-1999)は若い頃から結核、脊椎カリエス、心臓発作、帯状疱疹、直腸癌、パーキンソン病など次から次へと襲う病魔と闘いながらも、「私はこんなにもたくさん病気をして、神様にえこひいきされている」と言って、感謝をしながら執筆活動を続けて一生を送られました。
結婚以来ずっと綾子さんの介護を続けられた夫の三浦光世さん(1924-2014)は、不平不満をこぼしたことなく、夫婦円満で幸せな人生を送り、綾子さんを看取られました。


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「まばたきの詩人」と呼ばれた水野源三さん(1937-1984)は9歳のとき赤痢にかかりその高熱によって脳性麻痺を起こし、やがて目と耳以外のすべての機能を失い、寝たきりの生涯を送られました。
話すことも書くこともできなくなりましたが、ある日母親が彼が何か言おうとしていると感じて、五十音図を持ってきて指で指し示したところ、まばたきして合図しました。
12才の時初めて聖書に触れ、13才で受洗されました。
以来、まばたきで綴った膨大な数の詩が後に詩集シリーズとなり、多くの人の感動を呼び、また逆境にいる数えきれないほどの人々に生きる力を与えました。


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悲しみよ 悲しみよ 本当にありがとう
おまえが来なかったら つよくなかったなら
私は今どうなったか
悲しみよ 悲しみよ おまえが私を
この世にはない大きな喜びが
変わらない平安がある
主イエスさまのみもとにつれてきてくれたのだ


自分の境遇を見つめて
嘆き悲しむものよ
どんな境遇にある心にも
救いと命を与えたもう
恵み深き主を仰げよ

自分の境遇を見つめて
死のみを願う者よ
どんな境遇にある心にも
希望と力を与えたもう
恵み深き主を仰げよ

自分の境遇を見つめて
世間を恨む者よ
どんな境遇にある心にも
愛と喜びを与えたもう
恵み深き主を仰げよ


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ビジネスから人生全般、すべてに共通する真理

2017.11.02日

"Enduring success only comes as a result of persistent hard work over an extended period of time. There’s no easy way to become successful."
--Brian Tracey, business consultant, speaker, author
「永続的な成功とは、長期にかけての粘り強い努力によってのみもたらされる。成功するのに簡単な方法などひとつもない」
--ブライアン・トレーシー、ビジネスコンサルタント・スピーカー・作家
(訳 舟田譲二)


最近、やたらとSNS上で「成功」や「人生を変える」とか「心身の健康」などを謳(うた)うサイトが増えてきました。
私はいろいろなことに興味があり頭を突っ込む癖があるので、ついつい覗いてしまいます。
先日は、「無料であなたの性格タイプを診断します」というものに出合いました。ちょっと調べてみるとアメリカのもので決して怪しいものではないとわかり、質問事項に答えて送信したところ、「あなたは創造者タイプ」(Creator) です、と返事がきました。そして、数ページに及ぶかなり詳しい診断が出て、「うんうん、なるほど」と納得していたら、さらに「この結果を生かしてあなたの人生を大きく変えませんか?」というメールがきます。こちらのほうはもちろん有料です。それで放っておいたら、次々とそこから勧誘のメールがきます。


次に、「49ドルの価値のあるe-book(電子書籍)を無料でダウンロードできます」というのが別のところから来て、それを申し込むと、「まずはこちらの動画をご覧ください」と20分ほどの動画が流れます。
結構よくできた内容で、これも「うんうん、なるほど」と思っていたら、無料のe-bookが送られてきて、これも結構長いものですが、読み進めると全部納得のいくことばかり。すでに知っていたことも含まれてはいますが、よくできた内容です。
このほか、無料のライブセミナーなどもたくさん送られてきます。


しばらくすると、また別のところから...というふうにして気がつくと横文字のものがズラーッと並び、私のメールボックスには毎日この類(たぐい)のメールマガジンが送られてくるようになりました。


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心当たりのないところや、メールマガジンを登録していないところからも次々と送られてきます。メールアドレスが仲間内に流されているか、同じところが名前を変えて送ってきているようです。
いずれも、"Hi, Joji" "Hey Joji" などとても親しげに声をかけてきます。
しかし、その大半は似たり寄ったりの内容で、「成功」「人生を変える」「心身の健康」「パワフルな習慣を身につける21の法則」などです。最初は無料で釣ってきますが、もちろん全部ビジネス目的です。


国内のものでも、メールマガジン登録者数日本一という人気コンサルからお誘いがきたので、どんな内容かと思って登録すると、内容は上のものよりさらに過激。
昨日、突然来たのが下のもの。
「ご当選おめでとうございます
来年も再来年も継続して毎年1億円がもらえます!! (銀行口座に必ず入金されることを保証します!)
稼ぐ?学ぶ?必要なし! 無料で毎年1億円もらうだけです!
1億円が確実に振り込まれる『毎年1億円もらうだけモニター』当選を確定させたい方は、今すぐ無料で申請ください!
無料モニターは、応募資格:18歳以上、作業内容」一切なし、所要時間:一切なし、場所:自由、募集人数:150名限定」


これは絶対にない、こんなものに興味はない、と怖くなってすぐにメルマガ登録解除しました。
上の横文字のメルマガも全部解除しました。


世の中にはこんなものが今も昔も常にたくさんあります。とくに今のSNSの時代は世界中で大流行(おおはやり)です。
皆さん、甘い言葉には気をつけてくださいね。


ブライアン・トレーシーのような信頼できる一流の人は、絶対にそのようなことは言いません。
トレーシーが語る冒頭の
「永続的な成功とは、長期にかけての粘り強い努力によってのみもたらされる。成功するのに簡単な方法などひとつもない」
こそ、ビジネスに限らずあらゆる仕事に、そして人間関係から健康、人生全般にいたるまですべてに共通する真理です。


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過去に感謝

2017.10.30日
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"Pain makes you stronger, tears make you braver, and heartbreak makes you wiser. So thank the past for a better future."
--Unkown
「人は苦しみを経験して強くなり、涙を流して勇敢になり、悲しい経験をしてより賢くなるものだ。だからより明るい未来のために過去に感謝しよう」
--作者不詳
(訳 舟田譲二)


過去を振り返ると、ほとんどの人が苦しみや涙、悔しさを経験しています。
いや、そのようなことは経験したことがない、というおめでたい人はまずいないでしょう。
人生経験の浅い子どもたちですら、その数年の人生の中でそれなりに苦しいことや悲しいことを経験し、涙も流してきています。


私も過去を振り返ると、数えきれないほどの辛い経験や自らの愚かな行為による後悔の念や涙があり、それらを思い出すと心が苦しくなることがあります。


しかし、ドラえもんの「どこでもドア」やタイムマシーンが発明されない限り(論理的に絶対にあり得ないのですが)、私たちは過去に戻ってやり直すことはできません。
私たちにできることは過去を見つめて再び苦しんだり、悲しい思いをしたり、涙を流したりするのではなく、それを人生の肥やしとして知恵を得て、現在をどのように生きるか心に決め、それを実践するのみです。
昨日までの、いや一瞬前までの過去に対して感謝するとき、そこから明るい未来が開けていきます。


過去を悔やんだり、憎しみを持ち続けたり、復讐に生きようとすると、それは苦しみをさらに増幅させることになるだけです。
映画やドラマ、小説などのテーマの多くは、悲しみや傷ついたこと、怒りなどのエネルギーをバネにして力強く生きることです。このような生き方をするとき、過去の出来事すべてが相働いて現在に、そして未来に益となるのです。


「苦しみにあったことは、わたしに良い事です。これによってわたしはあなたのおきてを学ぶことができました」(口語訳)
「困苦にあひたりしは我によきことなり 此によりて我なんぢの律法をまなびえたり」(文語訳)
(詩篇 119:71)
「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている」(口語訳)
「神を愛する者、すなはち御旨によりて召されたる者の爲には、凡てのこと相働きて益となるを我らは知る」(文語訳)
(ローマ人への手紙 8:28)


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洋の東西を問わず、時代を超えて

2017.10.29日

"Seek to do good, and you will find that happiness will run after you."
--Freeman Clarke – 1810-1888, Theologian and Author
「善を為すことを追い求めよ。さらば幸福が汝らの後を追うことを悟らん」
--フリーマン・クラーク、神学者・作家
(訳 舟田譲二)


自らの幸福を求めて、あるいは救いを求めて善を行う人はたくさんいます。実際のところ、そのような教えを説いている宗教も巷(ちまた)にはたくさんあります。いわゆる「ご利益宗教」です。


また人の賞賛や自らの利益、名声を求めて寄付行為や慈善活動をする人もいます。
聖書にはそれらの行動を戒めて次のように書いてあります。
「だから、施しをする時には、偽善者たちが人にほめられるため会堂や町の中でするように、自分の前でラッパを吹きならすな。よく言っておくが、彼らはその報いを受けてしまっている。
あなたは施しをする場合、右の手のしていることを左の手に知らせるな」

(マタイ6:2-3)


だれでも聞いたことがある聖書の有名な言葉といえばこれです。
「求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば、見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう」
「求めよさらば与えられん、叩けよさらば開かれん」(文語訳)

(マタイ7:7)


しかし、これの裏返しとも言える次の言葉はあまり知られていません。
「与えよ。そうすれば、自分にも与えられるであろう」
「与えよ、さらば与えられん」(文語訳)

(ルカ6:38)


自分の利益を求めて行うのではなく、利他の精神で行うのが本来の意味です。
アシジのフランシスコの平和を求める祈りの中にも私の好きな次のような箇所があります。
「慰められるよりは慰めることを、
理解されるよりは理解することを、
愛されるよりは愛することをわたしが求めますように。
わたしたちは与えるから受け、
ゆるすからゆるされ、
自分自身を捨てることによって、永遠の命に生きるからです」


これは「小さな親切」の中に書いたトルストイの『靴屋のマルチン』の物語を始め、世界中の多くの児童書や文学の中でも扱われているテーマです。


洋の東西を問わず、また時代を超えて真理です。


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労働に対する最高の報酬

2017.10.26日

"The highest reward for man's toil is not what he gets for it, but what he becomes by it."
--John Ruskin – 1819-1900, Art Critic and Philanthropist
「労働に対する最高の報酬は賃金など得るものにはなく、自分が労働の結果どのような人物になるかにある」
--ジョン・ラスキン、美術評論家・博愛主義者
(訳 舟田譲二)


普通ほとんどの人が、労働に対する報酬は、売上げなど会社への貢献度や働いた時間に対する対価である賃金だと思っています。
でも、私自身これまでの自分の経験から上のラスキンの言葉のように、「労働の結果自分がどのようになったか、成長したかが一番の報酬」だと思っていたので、これがストンと入ってきました。


私が参加しているにほんブログ村のプロフィールには次のような仕事の経歴を挙げています。
「TVタレント、ガソリンスタンド、工場、花屋、衣料品の梱包、ダンボール加工、行楽地でのホットドッグ販売、大手塾の電話アポ取り、コンサート会場のガードマン、家庭用品の訪問販売、土産物屋のセールス、引越し屋、ビルの清掃、家庭教師、塾講師、大学講師、語学学校講師、通訳、翻訳、カウンセラー、セミナー講師、サラリーマン、塾経営、キリスト教会牧師」


多分、まだ書き落としていることがいくつかあるかと思うほど、本当にいろんなことをしてきました。
この中で一番苦痛だったのは、高校生のときのアルバイトで工場で働いたことです。
糸を紡ぐ機械が何十台と置いてあって、一日中大きな音を立てて機械が動いています。それを見廻りながら糸がからまったり機械がストップしたら、すぐにそれを直す仕事でしたが、音がうるさいのと単調な仕事で自分にはまったく合っていませんでした。しかも、働いている人たちはおばあちゃんばかり(と私の目には映っていましたが、多分50代〜60代の人たち)で話をすることもない。
1週間で辞めました。
でも、この工場で働いたことも、そのような世界があるということを知り、またおばあちゃんたちの会話から教えられたこともたくさんあって、自分にとってはとてもいい経験になった、今日の自分を作るひとつの肥料になったと思って感謝しています。


「行楽地でのホットドッグ販売」はとてもいいお金にはなったのですが、給料を受け取りに行ったとき、小学1〜2年生ぐらいの社長の子ども(ガキ)が私の脚を蹴って、下品な言葉を浴びせて絡んでき、しかも社長がヤクザのような怖い人だったので、たったの2日で辞めました。
でも、これでさえいい経験だったと思っています。


あとの仕事はみんなそれなりに楽しむことができましたが、やはり自分に一番合っていたのは家庭教師から始まる教える仕事でした。


塾の仕事を始めてこれまで数多くの人を雇ってきましたが、そのうちの多くの人がうちで働いてきたことが自分の人生で大きく役立ったと言ってくれて、いい関係が今も続いている人たちがたくさんいます。また、私自身も新しく雇う人には、この仕事を通してあなたは必ず得るものがたくさんあり、大きく成長しますよ、と話します。


ですから、「労働に対する最高の報酬は賃金など得るものにはなく、自分が労働の結果どのような人物になるかにある」というのは、私の信念でもあり本当にその通りだと思うのです。


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風と共に去りぬ

2017.10.24日

"People only see what they are prepared to see."
--Ralph Waldo Emerson, philosopher, author, poet, essayist
「人は不惑のものしか見ない」
--ラルフ・ウォルドー・エマソン、哲学者・作家・詩人・エッセイスト
(訳 舟田譲二)


一昨日行われた衆院選。
まさに劇場型選挙で国民の関心は非常に高かったのですが、「超大型」台風21号とちょうど日が重なり、お年寄りや足のない方々など投票に行けなかった方も大勢いらっしゃったのではないかと思います。いつもだったら歩いて行く投票所ですが、今回ばかりは車で行かざるを得ずすぐ前に駐車し、傘をさして建物の中に入るだけでも強い雨風で体が濡れたほどです。
この悪天候が投票率の低さにつながったことは否めません。


「風と共に去りぬ」じゃないですが、衆院選は台風と共に去りました。
結果は皆さんご存じのとおり。
私は一連の流れを見ていて大方の予想はついていましたが、果たしてそのとおりの結果となりました。
自民大勝とは言うものの、これは敵失によるもので、北朝鮮問題や少子高齢化、経済、憲法など喫緊の重要問題が山積しています。
「おごれる者久しからず」です。
「おごらず愚直に」国民に約束した政策一つひとつに取り組み、即実行、実現していかなければなりません。待ったなしです。


「希望の党」は失望に終わりましたが、「希望」は失望に終わりません。いや、終わらせてはだめです。日本の将来が、子どもたちの将来がかかっているのです。


「人は不惑のものしか見ない」
与野党ともに党利党略を超えて惑いなく、山積した課題に真摯に取り組んでいただきたい。
でないと、日本の将来は本当に「風と共に去りぬ」になってしまいます。


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幸せになる秘訣

2017.10.23日

"A key to happiness is to do kind things to others. A key to misery is to expect them to be grateful."
--Steve Maraboli
「幸せになる秘訣は人に親切にすること。惨めになる秘訣は人に感謝してもらうのを期待すること」
--スティーブ・マラボリ
(訳 舟田譲二)


「幸せになるのは人になにかをしてもらうこと」と勘違いしている人がたくさんいます。
その結果、自分が幸せでないのは◯◯さんのせいだ、と相手のせいにしてしまいます。
これは夫婦関係と親子関係においてとくによく見受けられます。
新聞の人生相談などを見ていると、このケースがとても多いです。
「自分勝手で幼稚な夫」「アラフォー娘2人から暴言」「母と大げんか 謝ってほしい」「女子大生 父の言動にいら立つ」「夫への恨みどう処理すべきか」等々、延々と続きます。


一方、幸せを感じている人たちの声を聞くと、多くの人がほかの人のために役立っていることや、ほかの人の幸せに貢献していることを挙げます。
このように、幸せというのは自分がなにかを得るというより、むしろなにかを与えることだ、と言うことができます。


ところが、せっかく人に親切にしたり、いいことをしても喜んでもらえない、感謝してもらえないとたちまち面白くなくなる人がいます。
人に親切にするのは、もともと感謝されたいからという動機からではないはずなのですが、やはり言葉や行動で感謝の気持ちを伝えてもらいたい、という思いがあるからなのでしょう。すなわち、なにかを得ることを期待しているわけです。


感謝の言葉、すなわち見返り(受けること)を期待することは惨めな結果につながり、親切にするという与える、本物の愛は幸せをもたらします。


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あなたが求めるもの

2017.10.22日

"What we seek we shall find; what we flee from flees from us."
--Ralph Waldo Emerson
「人は求めるものは見出すが、逃げようとするとそれが人から逃げていく」
--ラルフ・ウォルドー・エマソン
(訳 舟田譲二)


「そうすることができると信ずる者が勝つ」
これもアメリカの19世紀の思想家・哲学者、エマソンの名言です。
冒頭の言葉も同様のことを言っています。


今、日本ではプロ野球の、アメリカではメジャーリーグの頂点を決める決戦をしています。
選手たちは必ず勝って優勝すると言っています。
みんなが勝つと言っていますが、勝つのは1チームだけです。
エマソンが言う「そうすることができると信ずる者が勝つ」、というのと一見矛盾しているように思われます。
勝負事ですから、勝つ者がいれば必ず敗ける者もいます。
勝敗を分けるものはなんでしょう。


最初から負けるなんて誰も思っていません。もし万が一、「負けるかもしれない」なんて思っていたら、その時点で勝敗は決まっています。
高校野球の甲子園大会などがそのいい例です。
相手にプロ並みのすごい選手がいる、向こうが格上だ、なんて思っていたら必ず負けてしまいます。しかし、たとえ相手が格上でも絶対に負けない、最後までくらいついていく、と思っていると9回の裏ツーアウトノーランナーから大逆転が起きたりするものです。


プロの場合、技術面ではほとんど差はありません。
試合の展開でだれかが「ああ、ヤバイ」とか「もうダメかも」と思った時点で、その気持ちがチーム全体に伝わってしまい、そのとおりの結果になってしまいます。
つまり、勝敗の一番大きな要素はメンタル面なのです。


そういう意味において「そうすることができると信ずる者が勝つ」のです。
また、
「人は求めるものは見出すが、逃げようとするとそれが人から逃げていく」
人が本気で、疑わずに、なにかを求めていると自ずと次々と道が開かれていき、結果としてその求めているものを手に入れることになります。
しかし、自信がなかったり、疑いや迷いがあったりしたら、人はそれから逃げようとします。そうすると、求めているもの自体がその人から逃げていくのです。
人はしばしばこれを「運」と呼びますが、決して運などではなく、自らの意志、信仰、メンタルの問題です。


あなたは今、なにかを求めていますか?
本気でそれを求めていますか?
一点の疑いもなく、手に入れられると確信して求めていますか?
もし、そうなら必ず手に入ります。
たとえそれがなんてあろうとも。
聖書にも
「祈のとき、信じて求めるものは、みな与えられるであろう」(マタイ 21:22)
とあるとおりです。


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棚からぼたもち

2017.10.15日

"The amount of good luck coming your way depends on your willingness to act."
--Barbara Sher – Author
「あなたにやってくる幸運は、あなたが自ら進んで行おうとする意志にかかっている」
--バーバラ・シャー、作家
(訳 舟田譲二)


「棚からぼたもち」は落ちてきません。
こんなことは子どもでも知っています。
しかしどういうわけか、私たちは無意識のうちに「棚からぼたもち」が落ちてくるのを期待するものです。


「パチンコで1日に最高8万円稼いだ」とある人が言っていました。
それじゃ、パチンコでよほど稼いでいるんだねと尋ねたところ、全体では大きく負け越しているという返事。
一度勝つと味をしめ、負けると負けを取り戻そうとしてどんどんつぎ込み、いつの間にかハマっている、という依存症の仕組みです。


小〜中規模のパチンコ店で年間数千万から数億円の粗利が出ているそうです。ということは当然のことながら、一部のプロを除いて大半の人はパチンコ店にお金を貢いでいるという計算になります。
店の入口近くに陣取って玉を入れた箱をたくさん積み上げている人はプロで、いわば店のサクラです。
棚からぼたもちはやっぱり落ちてきません。


一方、年老いた母親の老後の世話を一生懸命やってきたひとりの女性がいます。
この人は、真夏の暑い日も、風が吹く真冬の寒い日も雨の日も、歩けなくなったお母さんを車椅子に乗せて家から1.4キロも離れた病院へ診察やリハビリに毎日のように連れて行っていました。
病院の横にある花壇に咲く季節の綺麗な花を見ながら、いつもお母さんと語り合っていました。


IMG_1842.JPG


ある日、娘はいつものように痩せ細ったお母さんを膝の上で抱いて話しかけていました。そのうちにお母さんは子守唄を聞いているように眠ってしまいました。お母さんをベッドに移そうとしたら、お母さんはすでに天国へ旅立っていました。
葬儀屋さんが言っていたそうです。
「自分の家で、こんな幸せな死に方ができる人なんて今どきめったにいない」と。


車椅子を押して病院に通ったのは本当に大変だったけど、今になって考えればとってもいい思い出だ、とこの人は幸せを噛み締めています。
自ら進んで力を尽くしてお母さんの介護をしてきたことが、結果として今の幸福につながっているのです。
幸運はこのような人のところにやってくるのです。


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原因と結果は事実の両面

2017.10.14日

"Cause and effect are two sides of one fact."
--Ralph Waldo Emerson, philosopher, author, poet, essayist
「原因と結果は事実の両面だ」
--ラルフ・ウォルド・エマソン
哲学者、作家、詩人、エッセイスト
(訳 舟田譲二)


「同じコインの裏表」とよく言いますが、ここでエマソンが言っているのも同じような意味です。
物事にはすべて原因があって結果がある。
私たちの目に見える結果には必ず原因がある。
これが「事実の両面」という意味です。
ときに私たちには理解できないような結果に遭遇することがあります。
しかし、それは私たちの知恵に限りがあるからで、たとえ目に見えなくても必ず原因があります。


善因善果、悪因悪果。
聖書にはこのことがたくさん教えられています。


A man reaps what he sows. (Galatians 6:7-8 )
「人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります」 (ガラテヤ人への手紙6:7−8)


They that sow in tears shall reap in joy. (Psalms 126:5)
「涙と共に種を蒔く者は、喜びの歌と共に刈り入れる」 (詩編 126:5 )


Whoever sows sparingly will also reap sparingly, and whoever sows generously will also reap generously. (2 Corinthians 9:6)
「少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります」 (コリント人への手紙II9:6)


私は小学校のとき、大きくなったら英語が話せるようになりたい、と思ってとにかく単語をたくさん覚えました。
中学時代は、リンガフォンという当時非常に高価だった英会話レコード教材を父に頼んで飼ってもらいました。そして擦り切れるほど何度も繰り返し繰り返し聞き、アメリカ人の発音と同じように発音できるようになるまで練習しました。
大学時代は、キャンパスで出会った外国人講師とはみんな親しくなり、毎週家に遊びに行き、家に泊めてもらったり、一緒に食事に行ったり、旅行に行ったりして英語を使う機会をいっぱい作りました。
その結果、大学卒業後アメリカに留学したときには、アメリカ人からアメリカ生まれの日系人と間違えられました。


たくさんよい種を蒔くとたくさんよい刈り取りができるのです。
その逆に、悪い種を蒔くと悪い刈り取りをしなければならなくなります。


アル中になろうとか、ニコチン中毒になろうと思って酒やタバコを始める人はまずいません。
最初は好奇心から始めたり、かっこよさを求めて始め、初めのうちはおいしくないのですが、繰り返しているうちにハマってしまいます。そのうちにやめられなくなる。これが依存症の恐ろしいところです。
酒が大好きだった俳優の石原裕次郎は肝細胞がんで死亡。タバコが大好きだったニュースキャスターの筑紫哲也さんは肺がんで死亡。やはり蒔いた種を刈り取ることになりました。


同じ種を蒔くなら、よい種を蒔いてよい刈り取りをしたいと思いませんか?
普段からいろいろなところでよい種をいっぱい蒔いておきましょう。
結果は...お楽しみです。


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成功と失敗

2017.10.12日

"Success is not final, failure is not fatal: it is the courage to continue that counts."
--Winston Churchill – 1874-1965, British Prime Minister
「成功は最終目的地ではないし、失敗は致命傷でもない。大切なのは継続する勇気だ」
--ウィンストン・チャーチル、英国元首相


ウィンストン・チャーチルと言えば、イギリスを代表する元首相。
イギリスでは現在でもチャーチル人気は高く、2002年にBBCが行った「100名の最も偉大な英国人」の世論調査では1位になったという。
世界のCEOが選んだ尊敬するリーダー」ランキングで1位になったのもウィンストン・チャーチル。
2016年には英国初のプラスチック製の5ポンド紙幣に彼の肖像が使用されたほど。


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私たちのイメージとして、チャーチルは成功者です。
しかし、彼は幼少時代から勉強が大嫌い。吃音(どもり)で言葉もはっきり話すことができませんでした。
小学生時代、成績は全教科で最下位。クラスメイトからも嫌われるという問題児で、品行不良で校長からはよく鞭打ちに処されたそうです。
中学校の入試もほとんどできず、ラテン語の試験では氏名記入欄以外は白紙だったといいます。
それで勉強しなくていい、名もない高校に進学し、そこで英語、古典、図画、フランス語、作文の勉強に力を入れました。


その後軍人になり次々といくつもの戦争を経験しますが、どこでも失敗ばかり。
軍人兼ジャーナリスト兼作家として働いていた時期もあります。


26歳にして方針転換し政治家に。
しかし政治家になってからも、何度も落選したりします。
浪人時代には大量の読書をしたり、絵を描いたりしていました。
この当時に描かれた絵が、20世紀の天才画家ピカソが「チャーチルは画家を職業にしても、十分食っていかれただろう」と評価したほどで、今日でも高額で売買されています。
チャーチルは失敗にめげず、やがて政界に復帰して海軍大臣、軍需大臣、植民地大臣、財務大臣など、主要な閣僚ポストを歴任することになります。しかし、そこでも失敗し、罷免されたりもします。


チャーチルの言うように、「成功」だけを目標にしていると「失敗」は致命傷だと思いやすいものです。
しかし、彼は学生時代から大人になっても、何度も何度も失敗を繰り返しながら、つねに継続する勇気を持ち合わせていました。
その結果、ついに65歳にして首相の座に着きます。
5年間務めたあと解散総選挙で下野。
このとき、全6巻の『第二次世界大戦』の著し、これでのちにノーベル文学賞を得ています。
6年ぶりに首相に返り咲くことになったチャーチルですが、すでに77歳になっており、しばしば心臓発作を起こすなど健康と言える状態ではありませんでした。
それでも80歳で首相の座を降りてからも81歳、85歳の総選挙で当選を果たして庶民院議員を務め続けました。


日曜画家で描いた絵が高く評価され、また英語と作文の勉強に力を入れ、5000冊を超える読書をしたのが、軍人兼ジャーナリスト兼作家、そしてノーベル文学賞受賞につながり、戦争で体験したことがのちに政治家として第二次世界大戦で大役を果たすことにつながりました。

まさに、
「成功は最終目的地ではないし、失敗は致命傷ではない。大切なのは継続する勇気だ」
の名言どおりに生きた人物です。


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たとえ可能性がどんなに低くても

2017.10.11日

"When something is important enough, you do it even if the odds are not in your favor. "
--Elon Musk, Entrepreneur, engineer, inventor, and investor
「なにかがとても大切だと思ったら、たとえ可能性が低くてもそれに賭けてやってみるべきだ」
--イーロン・マスク、起業家、技術者、発明家、投資家
(訳 舟田譲二)


イーロン・マスクの略歴
南アフリカ共和国プレトリア出身のアメリカの経営者。電気自動車メーカーのテスラモーターズ会長。
10歳のときにプログラミングを独学し、12歳で商業ソフトウェア「Blaster」を制作販売する。
高校卒業後カナダに渡り、農場や製材所、銀行のコンピューター部門などで働いたのち、アメリカのペンシルベニア大学ウォートン・スクールで学位を取得。その後、オンラインコンテンツ出版ソフトメーカー「zip2」を兄弟とともに創業。同社をコンパックに売却し多額の資金を得る。
その後、PayPalの前身のひとつX.com、宇宙航空会社スペースXなどを創業。


イーロン・マスク氏は、まさに冒頭の言葉を自分の人生で実践している人です。
下にご紹介するTEDで、マスク氏は私たちが想像もしなかった奇想天外なこと、超近未来(今年中、あるいは2〜3年以内)を大胆に予測し、それに向けて着々と計画を進め、実験を繰り返し、実現させようとしています。本当にすごい人物です。
たとえ可能性がどんなに低くても、やってみなければ明るい未来は開けないのです。
彼から教えられることがたくさんあります。私たちも大きなビジョンを持って、どんどんチャレンジしていきたいものです。
(動画の右下にある四角いマークをクリックしてJapaneseを選択すると日本語の字幕が出ます)



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「満足」と「不満」の分かれ目

2017.10.05日

"Abundance is not something we acquire. It is something we tune into."
--Wayne Dyer – 1940-2015, Author and Speaker
「豊かさとは手に入れるものにあるのではなく、目を注ぐものにある」
--ウェイン・ダイア、作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


ほとんどの人は豊かになりたいと思います。
「豊かになる必要はない」と言いつつも、美味しいものや栄養あるものを食べたいし、少しでもいい服を着たい。旅行に行きたい。友達に会いに行きたい。病気にかかったら医者にかかりたい、薬も服みたい。健康になるために運動をしたいし、運動するためにはスニーカーやさまざまな用具も必要。
豊かでなければこれらしたいことや必要なこともできなくなります。


そして、普通「豊か」というとき、私たちは無意識のうちに「物」や「お金」を頭に浮かべます。
豊かになること自体はなにも悪いことではありません。
ひもじい思いをしたり、貧しい生活をして心が折れるよりも、豊かなほうがいいに決まっています。
しかし、それでは「物」や「お金」があることイコール「豊か」かというと、そうではないと私たちは直感的に知っています。


3日前(アメリカ現地時間では10月1日)、ラスベガスで起きた悲惨な銃乱射事件の容疑者は、弟の話によると「ただポーカー・ゲームをして、船旅に出かけて、タコ・ベルでブリートを食べてるだけの人」と、ごく普通の人物。
元会計士で裕福な年金生活者が多く住む新興住宅地の2階建て一軒家で暮らしていた。不動産投資で巨額の利益を得ていて、事件前の数日は数万ドルギャンブルに使い、最近数週間で少なくとも16万ドル(約1800万円)を稼いでいた。さらにフィリピンにいる交際相手の女性には10万ドル(約1100万円)を送金していたという。また、小型飛行機の操縦免許をもち、小型機を2機所有していた。
一般的な基準から言うと非常に「豊か」な生活を送っていたことになります。


ところが、彼はおそらく自分の「持っているもの」には目を向けず、何かはわかりませんが「持っていないもの」「欠けているもの」、すなわち「不満」にばかり目をやっていて、それが引き金になって爆発して、社会を逆恨みし、自殺する前にひとりでも多くの人を道ずれにして社会に報復しようと考えたのではないか、と私は推察しています。
テロリストや殺人者など凶悪犯罪を犯す人物というのは、たいがいこのようなタイプの人です。


もし、この容疑者が手元にあるもの、「持っているもの」に目を注いでそれで満足していたなら、「持っていないもの」「不満」など目に入らなかったでしょうし、このような恐ろしい事件を起こすこともなかったことでしょう。


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よく言われるように、グラスの中に入っている半分の水を見て、「半分もある」と思うか「半分しかない」と思うか、それだけで同じ半分の水が「満足」になるか、「不満」になるかなのです。
人生とはまさにこのような考え方の選択の連続です。


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知識だけでも、意思だけでも十分ではない

2017.09.30日

"Knowing is not enough; we must apply. Willing is not enough; we must do."
--Johann Wolfgang von Goethe – 1749-1832, Writer and Statesman
「知識だけでは十分ではない。それを生かさなければならない。
意思だけでは十分ではない。実行しなければならない」

--ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ、作家・政治家


厚生労働省は29日、20〜74歳の約320万人(3.6%)が、生涯でパチンコや競馬などのギャンブル依存症が疑われる状態になったことがあるとする2017年度調査結果を発表した。16年度調査と比べ0.9ポイント増加。前回は都市部に限った調査だったが、今回は地方も含み国内の実態をより正確に反映している。諸外国と比べ日本の割合は高く、対策が急務になっている。
過去1年以内にギャンブルに使った平均額は月約5万8千円だった。
ギャンブル依存症が疑われる人の割合を諸外国と比較すると、生涯でみた場合は、オランダが1.9%(06年)、フランスが1.2%(11年)、スイスが1.1%(08年)であり、日本の割合の高さが目立つ。

(9月29日付 日本経済新聞WEB版より一部抜粋)


ギャンブルがいけないことも、また酒やタバコその他の依存症が良くないこともみんなわかっています。
でも、「知識だけでは十分ではない。それを生かさなければならない」のです。
多くの人が何度も「やめよう」と決意します。
しかし、「意思だけでは十分ではない。実行しなければならない」のです。


これはなにもこれらの依存症に限ったことではありません。
私たちも身の周りを見渡すと、また自分自身の生活を見直しても、結構似たり寄ったりのところがあるのではないでしょうか?


ゲーテは若いときから老いるまで、年上の人妻を始め、多くの女性に燃えるような恋愛をしてはその都度失恋に終わりました。しかし、その経験がすべて『若きウェルテルの悩み』など彼の作品に生かされました。


ゲーテはまた次のような名言も残しています。
「私たちは高いところに憧れるが、歩き始めることには無関心だ。
山々を望みながら、平らな道を歩きたがるものだ」


「私たちは」と一般化して言っていますが、おそらくゲーテ自身、自分がそうだったことを悟っていたのではないかと思います。
そして、これは私たちみんなに当てはまることです。
すなわち、楽なほうに流されるのです。
だから、ゲーテは自身を含め、私たちみんなに忠告の思いを込めて、冒頭の言葉を語ったのではないでしょうか。
「知識だけでは十分ではない。それを生かさなければならない。
意思だけでは十分ではない。実行しなければならない」と。


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トマス・エジソンの失敗は...

2017.09.28日

"I make more mistakes than anyone else I know. And, sooner or later, I patent most of them."
--Thomas Edison – 1847-1931, Inventor and Businessman
「私は知っているほかのだれよりも多くの失敗をする。しかし、遅かれ早かれ失敗のほとんどで特許を取る」
--トマス・エジソン、発明家・起業家
(訳 舟田譲二)


エジソンは電球を作るときに1万回実験に失敗したけれども、「失敗だって?とんでもない。1万通りのうまくいかない方法を見つけたんだよ」と言った、という有名な逸話がありますが、上でエジソンは自分の失敗を認めています。


ただ、その失敗をも生かして成功に結びつけているというわけです。
これはとても大切なレッスンです。
「失敗は成功のもと」
とよく言いますが、まさにそのとおりです。


人はだれでも失敗します。失敗しない人などひとりもいません。
失敗に打ちのめされて「もうだめだ」と思うことこそが、本当の失敗なのです。
私もこれまで数えきれないほど多くの失敗をしてきました。
ときどきその時の思い出が甦ってきて、冷や汗をかいたり、胸が苦しくなることさえあります。


しかし、そのようなときには、「いや、あのときの失敗があったからこそ今の自分があるのだ」と思い直すことによって失敗のトラウマから解き放たれます。
いつまでも過去の失敗に捕らわれていることこそが失敗です。
たとえ何度失敗しようともあきらめなければ成功する、ということは人類の歴史が証明しています。
「成功とはあきらめないこと」は私の固い信念でもあります。


私はこれまで健康をないがしろにしてきたため、そのツケが回ってきてここ7〜8年さまざまな病いで苦しんでいます。
でも、これでもう終わりではありません。
今、食生活を始め、運動や睡眠などあらゆる生活習慣を点検し直し、改めるべくできる限りのことをしています。
私は何度転んでも、いつも石でも拾って立ち上がります。そしてそれを成功へとつなげる決意をしています。


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発音のセオリーと実践

2017.09.26日

"In theory, there is no difference between theory and practice. But in practice, there is."
--Yogi Berra
「理論上、理論と実践に違いはない。しかし、実践においては違いがある」
--ヨギ・ベラ、MLBプロ野球選手
(訳 舟田譲二)


ヨギ・ベラ(1925-2015)はメジャーリーグ選手としては、身長172.7cmと超小柄でしたが、アメリカ野球殿堂博物館入りしている名プレーヤー。
「メジャーリーグ屈指の「バッドボールヒッター」(悪球打ち)と呼ばれ、日米野球で金田正一が投じた頭の上の高さの悪球をバットを立てて大根切りで右翼スタンドへ叩き込んだそうです。
(Wikipediaより)


ヨギ・ベラの人生が上の名言を証明しています。
先日シェアしたバスケットボールのおもしろ動画をもう一度ご覧ください。
これは理論上の話で、実践ではまずこううまくいかないでしょうが。



第16講 「理論と実践」


「理論」を英語で theory と言います。最近はカタカナ語がやたらと多く、普通に「セオリー」と言われるようになりました。
「理論上、理論と実践に違い」はなく、日本では日常の生活で「セオリー」で事欠くことはまずありません。
「しかし、実践においては違いがある」のです。
どういうことかと言うと、この theory という言葉をいつでも「セオリー」と言っていると、英語を話しているときにも無意識のうちに〔セオリー〕と言ってしまうのです。これが理論と実践の違いの現実です。
私はこれまでそのような状況を数えきれないほど見てきました。これが、日本人の英語が外国人に通じない理由のひとつだと言えます。


高校時代、夏休みにアメリカからひとりの高校生が我が家にホームステイに来ました。
私の小中高校時代の友人がたくさん遊びに来て、みんな英会話の実践を試みたのですが、なかなか彼らの話す英語が通じません。
そのひとつの例を「エピソード」の中で以前ご紹介しました。


さて、 theory ですが、英語では【θíːəri】と発音します。
この【θ】はギリシャ語の「シータ」といい、見た目も形が少し似ていますが、口の中で上の歯と下の歯の間に舌先を少し出して〔す〕という音を出します(〔 〕内のひらがな表記は日本語にない音だということを意味しています)。英米人の中には舌を歯と歯の間にはさまず、上の歯の裏に当てて発音する人もいますが、下の図のような舌の位置で th の音を練習することをお勧めします。


th.png


英語によく出てくる th の綴りは、無声音では theory のように【θ】、有声音では【ð】と発音します。
ですから、英語の the, this, they, there などを日本語式に〔ザ〕〔ズィス〕〔ゼイ〕〔ゼア〕と発音したら絶対に通じないのです。
〔アイ スィンク〕と言ったら、英語では I sink と聞こえます。
〔ゼン〕は zen (禅)と聞こえます。then は正しくは【ðén】です。


英語に限らず語学の学習はたとえどの言語でも必ずそれぞれ独自の音があります。それを自国語の似た音で間に合わせようとすると、絶対に上達しません。
そういう意味で、まだ頭が柔らかい幼い子どもほど先入観や恥ずかしさ、癖などがないので楽に新しい言語の正しい音を身につけることができるのです。


でも、これは私の持論ですが、何事にも手遅れということはありません。今からでもしっかり練習すれば必ず正しい発音をすることができるようになります。カタカナ英語だった大勢の人を綺麗な発音ができるよう指導してきたので確信を持って言うことができます。


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愛の輪を広げよう

2017.09.25日

"Spread love everywhere you go. Let no one ever come to you without leaving happier."
--Mother Teresa – 1910-1997, Nun and Missionary
「あなたが行くところどこででも愛の輪を広げなさい。あなたのところに来る人が、もっと幸せな気持ちになってあなたのもとを去ることができるように」
--マザー・テレサ、修道女・宣教師
(訳 舟田譲二)


昨日はとても嬉しいことがふたつありました。
毎日、一日に何度もお祈りしている人が何人かいるのですが、そのうちのひとりの方が半年ぶりぐらいで教会に来られました。
前回久しぶりに来られたときには体調が思わしくないようで、言葉数も少なかったのですが、昨日は目が合うなりその表情からすっかりお元気になられている様子がすぐにわかりました。
お互いににっこりと笑顔を交わすなり、こちらに飛んできて両手を広げてハグしてくださいました。
ハグして背中をさすりながら私は嬉しくて涙が出てきました。
「毎日お祈りしていましたよ」
と言うと、
「はい、ありがとう。わかっていました」という返事。


礼拝中はとても美しい、大きな声で賛美され、牧師のメッセージにはひと言ひと言大きくうなずいてメモを取っていらっしゃり、その姿を後ろから見ていて何度も何度も涙が出てきました。
礼拝後もしばらくお話ししましたが、自ら進んでいろいろなことを話してくださり、何年も昔に戻ったような気持ちになりました。


午後からは別の方ふたりが遠くからうちを訪ねてきてくださいました。
このおふたりのためにも毎日お祈りしているのですが、とても元気で明るく、いろいろな話に花が咲き、祈りが聞かれていることを目の当たりにして、嬉しくて仕方ありませんでした。


ふたりが帰られてから、私は冒頭のマザー・テレサの言葉をしみじみとかみしめました。
まるで天使が朝は教会に、午後には家を訪ねてきてくれたような感じでした。
私の一番の喜びは、人が幸せになっているのを見ることです。
人の幸せが私の幸せです。
マザー・テレサのように、私自身も幸せを持ち運ぶ器になりたいと心から願わされました。


そもそも私たちはみんなそのために生かされ、この地上に置かれているのではないか、それこそが私たちの使命なのではないか、と強く思わされた一日でした。
神様、感謝いたします。


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「一線を越える」ではなく「線を越える」

2017.09.13日

"You can waste your lives drawing lines. Or you can live your life crossing them."
--Shonda Rhimes – Television Producer and Author
「自分の人生に線を引くことによって人生を無駄にすることもできれば、その線を越えることによって人生を生かすこともできる」
--ションダ・ライムズ、テレビプロデューサー、作家
(訳 舟田譲二)


「これは無理」
「私にはできない」
などと、私たちはとかく自分の人生に「境界線」を引いて、初めからあきらめていることが多いのではないでしょうか?


プロスキーヤーであり登山家でもある現在84歳の三浦雄一郎氏は、37歳のときエベレストのサウスコル8000m地点からの滑降を成功させ、その後54歳で南アメリカ大陸最高峰アコンカグアからの滑降を成功させたことにより、世界七大陸最高峰全峰からの滑降を成功させました。
しかし、その後不摂生な生活を送った結果、60歳を超えてから体はどんどん太って血圧は200近くまで上がり、不整脈が出、糖尿病と診断されて、医者からは3年も持たないと言われました。


そこで、65歳のとき一念発起して再び体力づくりに励み、70歳でエベレストを登頂、さらに、75歳、80歳と3度のエベレスト登頂を果たし、90歳で再度エベレスト登頂を目指していらっしゃいます。


三浦さんは自分の人生に「不可能」という境界線を一旦引きましたが、65歳にしてその線を越える決意をされ、以来5年ごとにエベレスト登頂というとてつもない目標をこれまで達成してこられたのです。


かたや若干67歳の私は、過日天に召された日野原重明先生を人生のお手本にしていると言いながら、昨日の記事で「残りの人生を考えると、よくて10年、下手をすると5年単位。正直なところ20年という先までは見えません」と弱音を吐いています。
まことにお恥ずかしい限りです。
人生の先輩の方々からお叱りを受けそうです。


じつは先週の土曜日、「完璧すぎるDIY」の中に書きましたが、4時間半かけて中腰になりながら階段踊り場のカーペット張替え作業をして以来昨日まで、その疲れからまた体調を崩し、ちょっと無理をしすぎたと後悔していました。
それで、昨日の記事のように弱気になっていたのです。


睡眠障害を逆手にとって毎朝早起きし、体操やストレッチ、ウォーキングなどをして頑張っていたのですが、ここ数日は歩数計が1000歩台を示しています。


でも、自分でも納得がいく残りの人生を送るためには、ただおとなしくしているのではなく、もっといろいろなことに果敢にチャレンジしなければなりません。
Comfort zone(居心地のいい安全地帯)の境界線を越えるのです。
「不可能を可能に」は私の人生のモットーではありませんか。
最近よく耳にする「一線を越える」のではなく(笑)、「線を越える」決意をしました。
ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。


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残りの人生をいかに生きるか

2017.09.12日

"I choose to make the rest of my life the best of my life."
--Louise Hay – Author and Publisher
「私は残りの人生を、自分の人生で最高のものにすることにした」
--ルイーズ・ヘイ、作家・パブリッシャー
(訳 舟田譲二)


この名言に出会ったのは昨日のことです。
じつは、私自身最近ずっとこれとまったく同じことを考えていたので、ちょっとびっくりしました。
まるで私の気持ちを代弁してもらったような気がしています。


ここ数年、身近な人、愛する人の死が続き、これからの自分の人生について考えざるを得ません。
残りの人生を考えると、よくて10年、下手をすると5年単位。正直なところ20年という先までは見えません。
ちょうど1年前に「人生という砂時計」という記事を書いていたのですが、「人生の砂時計」をより一層強く実感しています。


地上での残された人生をいかに悔いなく生き、最高のものにするか、毎日のように考えています。
過去を振り返れば失敗したことが思い出され、後悔することはたくさんありますが、それにもかかわらず私は神様にあって今日あるを得ていることに対して感謝の気持ちでいっぱいです。


残された人生を後悔しながら生き続けることも、逆に最高のものにすることもどちらでもできます。
私は後者を選択します。
そして、その決断をすると自然と毎日そのような生き方ができるようになってきます。


つい2日前、アメリカのindividualogist.comというところから"What Your Archetype?"という、無料で私のタイプをオンラインで診断するというものが送られてきました。いわゆる怪しげな性格診断アプリなどではないので、私は試してみることにしました。
10問の質問に答えてわずか1分ほどで、「クリエイター」(創造者、考案者)タイプという結果が出ました。
5ページにわたるかなり詳しい診断が送信されてきましたが、読んでいて一つひとつ納得のいくことばかりで、長所・短所も含めこれを生かして残りの人生を送りたいとさらに願うようになりました。


読者の皆さんは、これからどのような人生を送りたいと願っていらっしゃいますか?


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楽観主義とは

2017.08.29日

"Optimism is the faith that leads to achievement."
--Helen Keller – 1880-1968, Author, Activist, and Lecturer
「楽観主義とは結果を出す信仰です」
--ヘレン・ケラー、作家・社会活動家・講演家
(訳 舟田譲二)


去る26日〜27日にかけての「24時間テレビ『愛は地球を救う』」。
チャリティの募金額が激減し過去10年で最低だったとか、番組に飽きたとか、チャリティ番組なのに出演者に高額のギャラが発生など、批判も多かったとネットに載っていました。
ずっと観ていたわけではありませんが、それでもたまたま見た「お母さんの目になる…4歳の娘がはじめてのおつかい」や「女芸人と耳の不自由な子ども達が コンビネーションマリンバに挑戦!」などは素直に感動し、涙、涙、涙でした。
とくに「耳の不自由な子ども達がコンビネーションマリンバに挑戦!」の1シーンで、母親が子どもに対して「こんな子に生んでごめんね」と言うのに対して、子どもが「こんな子どもに生まれてきてお母さんごめんね」と言うところでは涙が止まりませんでした。感動の涙です。
「なんでこんな子どもが生まれてきたんだ。お前なんかいらない子だ」と言う親や、「なんで頼んでもいないのに生んだんだ?」と言う子どもがいますが、私はこれを聞くと胸が締め付けられ悲しい涙が出てきます。


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このような中で、盲聾唖という三重苦を乗り越えたヘレン・ケラーの「楽観主義とは結果を出す信仰」という言葉には胸が震えます。
上の「お母さんの目になる…4歳の娘がはじめてのおつかい」「女芸人と耳の不自由な子ども達が コンビネーションマリンバに挑戦!」は、子どもたちが結果を出すことを信じ、幾多の困難を乗り越えてチャレンジしたことにより目標を達成した見事な例です。


私など、やれ繊維筋痛症で身体中が痛いとか、睡眠障害で眠れないなどと愚痴を言っているのが恥ずかしくなります。
夜中に身体が火照って眠れないのです。熱くて熱くて。それで体温を測ってみたらなんと34.9度という超低体温。
いつも寝る前に摂っている睡眠を促すというサプリメント、メラトニン10mgを昨夜は30mgも摂ったにもかかわらずです。途中何度もベッドから抜け出して、リビングでストレッチや深呼吸をしたり、ベッドに戻ってタオルに包んだ保冷剤を首や後頭部、おでこに当てたりしましたが、明け方の4時まで眠れませんでした。そしてようやく寝たと思った5時20分には目覚め、1時間20分しか眠れなかったのですが、それがどうした!?


最近、こんなことはしょっちゅうで、もう慣れっこになりました。
それで昨日は目覚めてからもう眠りに戻れなかったので、時間がもったいないと、6時過ぎには起きて早朝ウォーキングに出かけました。
早朝の朝日を浴びると、夜寝る頃には体内に本物のメラトニンが発生してよく眠れるといいます。


朝は23.5℃ととても涼しく、そよ風に吹かれて快適なウォーキングでした。
昨日の記事、「空の鳥を見よ」じゃないですが、いつものサイクリングロードでスズメたちが「チュンチュン」と朝の挨拶をして私を出迎えてくれました。
さらに進んでいくと、桜の並木では「ミーン、ミーン、ミーン」とミンミンゼミ、そして「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ」とツクツクボウシの耳をつんざくような大合唱。
中には、ちょっとあわてんぼうの秋の虫がもう秋の到来を告げて鳴いていました。
とても爽やかな気持ちの良い早朝ウォーキングでした。


そして、正午には長男直人の嫁の恵利紗さんのご両親が平塚を訪問してくださり、ららぽーとでお会いしてお昼をご一緒に。と、そのとき、ロサンゼルスにいる恵利紗さんからお母さんの携帯に電話が。
お母さんはなんてタイミングがいいの、とびっくり。
実は昨夜寝る前に思いついて、直人に提案しておいたサプライズです。
食事が終わってから静かなカフェに移動して、そこでスカイプで国際電話会談(笑)。
お互いの近況を知らせ合ったり、また直人と恵利紗の生まれたときや、子どもの頃の逸話など、話は尽きませんでした。
そして、最後に直人にお祈りしてもらいました。


家に戻って少し身体を休めて夕方に残り半分のウォーキングに出かけ、目標の11,300歩以上を達成、6.9km歩けました。
私もヘレン・ケラー同様、「結果を出す信仰、楽観主義」の固い信奉者です。
ぐっすり眠れるようになり、身体の痛みも取り去られて完全に癒されると信じています。
神様感謝します。また、お祈りくださっている皆様、ありがとうございます。


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絵に描いた餅

2017.08.24日

"Do more than belong: participate. Do more than care: help. Do more than believe: practice. Do more than be fair: be kind. Do more than forgive: forget. Do more than dream: work."
--William Arthur Ward – 1921-1994, Writer
「ただ所属するだけでなく参加せよ。心にかけるだけでなく助けよ。信じるだけでなく実践せよ。公平であるだけでなく親切にせよ。許すだけでなく忘れよ。夢見るだけでなく働け」
--ウィリアム・アーサー・ウォード、作家
(訳 舟田譲二)


私たちはとかく上に挙げられている前者の方であることが多いのではないでしょうか。
いろいろなグループに所属してはいるけど、積極的に参加はしていない。
ある人や団体などを心にかけてはいるけど、かと言って手助けしていない。
宗教や信条など信じてはいるけど、本格的には実践していない。
他人に対して公平であるよう努めてはいるけど、手を伸べるほど親切にはしていない。
人に何かされた嫌なことを許してはいるけど、いつまでも忘れてはいない。
素敵な夢を見てはいるけど、その実現のために真剣に行動していない。


「分かっちゃいるけど…」
正直なところ耳が痛いです。
これでは全部、絵に描いた餅ですね。
どんなに上手に描かれていても、絵に描かれた餅は見るだけで食べられませんし、どんな素晴らしいことでも実現もしなければ、何の役にも立ちません。


肝心なのは、誰もがしているような、分かりきった当たり前のことだけで満足するのではなく、そこから一歩前に踏み出すこと。
すべてはそこから始まります。実践する者でありたいものです。
ウィリアム・アーサー・ウォードさん、大切なことを教えてくださってありがとうございます。


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こんなに元気になりました!

2017.08.21日

"It is not how much we do, but how much love we put in the doing. It is not how much we give, but how much love we put in the giving."
--Mother Teresa
「どれだけ多くのことをしたかではなく、どれだけ多くの愛をこめたてしたか。どれだけ多くのものを与えたかではなく、どれだけ多くの愛をこめて与えたか。それが大切なのです」
--マザー・テレサ
(訳 舟田譲二)


知り合いの方に会うたびに、あるいはメールや電話をいただくたびに、皆さん私の健康のことを気遣ってお声をかけてくださいます。
一昨日の土曜日は調子が悪く、一日中肩が凝って全身が重く、気分も良くありませんでしたが、昨日は朝からとても気分良く、一日をとても有意義に幸せに過ごすことができました。
皆様のお祈りを心より感謝いたします。まだまだ「三歩進んで二歩下がる」ような状態ですが、確実に一歩ずつ前進していることをここにご報告させていただきます。


協力牧師を務めています湘南見附キリスト教会の柿谷正期牧師が、リアリティセラピーのお仕事で先週半ばより愛媛に出張でした。昨日曜日は留守を仰せつかって教会でメッセージのご用をさせていただきました。


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この礼拝には中央大学での教え子の小島さんが来てくださいました。
県立高校の英語教員を務めていらっしゃり、アクティブラーニングの分野ではこれまで度々研究発表を行い、またキャリア教育やリーダーシップの養成などにも熱心に取り組んでおられ、雑誌のインタビューを受けたりしていらっしゃる素晴らしい教育者です。
小島さんとはこれまでずっとご家族とお付き合いさせていただいています。8年前の記事、「心身の休息とエネルギー充電」の中にツーショットが載っていますが、今や50代で見た目は私よりもはるかに貫録あり、どちらが教え子だかわからないぐらいです(笑)。
礼拝後、小島さんと1時間半ほど聖書のお話をしました。


1か月ほど前、「生きてます!」の記事の中に新しいウォーキングシューズを買ったことを書きましたが、これまで2年間履いてきたMBTシューズをその日代わりに底の補修に出しました。それができあがったという連絡が入り、お店に取りに行きました。


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夕方帰宅して、踵(かかと)の部分を補修してもらった愛用の靴を履いて早速ウォーキングに出かけました。
さすが履き慣れた愛靴、歩き心地が違います。1万歩あまり歩いて戻ってきたら6時。



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身体の調子がいいので、それから愛車プリウスの洗車を始めました。
もう何か月も洗っていなかったので水垢がついて汚くなっていました。
丁寧に洗車していたらいつの間にか辺りは暗くなり、街灯の光を頼りに仕上げたらもう7時。


身体の調子がいいとこんなにいろんなことができるのですね。
元気になってきているご報告ができて感謝です。


マザー・テレサの冒頭の言葉、
「どれだけ多くのことをしたかではなく、どれだけ多くの愛をこめたてしたか。どれだけ多くのものを与えたかではなく、どれだけ多くの愛をこめて与えたか。それが大切なのです」
が実践できたとても充実した一日でした。


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私もそのような者でありたい

2017.08.20日

"Those who bring sunshine into the lives of others, cannot keep it from themselves."
--Sir James M. Barrie – 1860-1937, Novelist
「人の人生に光をもたらす者は、自分の内に光を留めておくことができない」
--サー・ジェームズ・M・バリー、小説家
(訳 舟田譲二)


美味しいレストランを発見したり、素晴らしい小説を読んだり、映画を観たり、素敵な人に出会ったりすると、人はそのことを友人や知人、家族などに言わずにはいれなくなるものです。
素晴らしいものを知ったら、それを自分だけのものにしておくのは逆にもったいないこと。


人の人生に光をもたらすような人は、自分の内にその光を留めておくことができません。
私もそのような者でありたい。


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天に宝を積もう!

2017.08.18日

"The most valuable things in life are not measured in monetary terms. The really important things are not houses and lands, stocks and bonds, automobiles and real estate, but friendships, trust, confidence, empathy, mercy, love, and faith."
--Bertrand Russell – 1872-1970, Philosopher and Writer
「人生で最も価値あるものは金銭では測れない。本当に大切なものとは、家や土地、株や債券、車や不動産などではなく、友情であり、信頼、自信、共感、憐れみ、愛、信仰である」
--バートランド・ラッセル、哲学者・作家
(訳 舟田譲二)


この世の多くの人は、ラッセルが言うところの友情、信頼、自信、共感、憐れみ、愛、信仰などに裏切られた経験があってか、そのようなものを大切なものとは思わない。むしろこれらを嘲笑し、こんなものでは生きていけない、こんなことを言うのはおめでたい人だ、と言う。


やっぱり生きていく上でなくてはならないもの、最終的に頼りになるものは、金であり、家、土地、株、債券、車、不動産などの財産だと言います。
確かに一見そのように思われます。また、これ自体は決して間違っていることではなく、尊いことですらあります。
そして多くの人は、一生かけてこれらの財産を築くことを目指します。
しかし、これが人生の目的となると、話は別です。このような人生は不毛で、真の喜びや満足、平安はありません。


聖書の中にイエス・キリストが語られた次のような譬え話があります。


「ある金持の畑が豊作であった。
そこで彼は心の中で、『どうしようか、わたしの作物をしまっておく所がないのだが』と思いめぐらして言った、『こうしよう。わたしの倉を取りこわし、もっと大きいのを建てて、そこに穀物や食糧を全部しまい込もう。
そして自分の魂に言おう。たましいよ、おまえには長年分の食糧がたくさんたくわえてある。さあ安心せよ、食え、飲め、楽しめ』。
すると神が彼に言われた、『愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか』。
自分のために宝を積んで神に対して富まない者は、これと同じである」

(ルカによる福音書 12:16-21)


このことは、かつて世界一の億万長者と呼ばれたポール・ゲッティの人生を見ても明らかです。
J・ポール・ゲッティは私生活はめちゃめちゃで、5回も離婚再婚を繰り返し、あげくの果ては子どももその妻もドラッグにはまり、自殺したり、ヘロインの過剰摂取で死去。孫は、自分の祖父は大金持ちだから誘拐して身代金を要求したら大金をせしめられると友人に話していたところ、その話がマフィアに流れ、実際に誘拐され、片耳を切られた後に300万ドルの身代金を支払って解放されたとか、散々の結果です。
そして、21回も遺書を書き換え、自分の妻や子孫には最低限の遺産しか分割せずに、7400万ドルという莫大な遺産を財団に残し、彼が金任せに収集した美術品を所蔵する施設を作り、無料で一般に公開することになったというのです。
彼の曾孫は、"To me, money is not happiness at all." (自分にとって、お金とは幸せとはまったくかけ離れたものだ)と語っているそうですが、本当にその通りです。


天に宝を積みましょう。


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夢を見ることができるかどうか

2017.08.17日

"What you want to do, and what you can do, is limited only by what you can dream."
--Mike Melville - Astronaut
「あなたがしたいと思っていること、そしてあなたにできることは、夢を見ることができるかどうかにかかっているだけだ」
--マイク・メルヴィル、宇宙飛行士
(訳 舟田譲二)


私の生徒で、将来化学者になりたいと言っている中3女子がいます。(「夢が現実を打ち砕く」
中1の終わりごろに入塾してきて、初めの頃は勉強の仕方もわからず、大嫌いでまったくやっていませんでした。こと英語に関してはBe動詞と一般動詞もわからず、英単語は読めない・書けないという状態でした。
塾に知り合いはだれもいず、来てもずっと黙ったままで、何を考えているのかわからないような感じでした。


ところが、徐々に勉強がわかるようになり、楽しくなってきました。
学校のテストの結果もどんどん上がり、英語の実力テストではクラスで2位になりました。
塾に来て、時間があるときには、学校の中2・中3の理科の教科書を借りて読んでいました。理科が好きなのです。
中2になって中3の試験問題や入試問題を解くと8割から9割も取れるようになり、理科がずば抜けてできるようになりました。
とくに化学分野が好きで、私によく言いました。
「学院長、この世の中、ほとんどの物が元素でできてるんだよ。この私たちの身体も、この机や壁や床も全部。面白くない?私はそれを考えるだけで、感動してしまうの。今、発見されている元素の数は118だけど、私は必ず120番目の元素を発見するよ」
「えっ、なんで119番目じゃないの?」
「だって、私が発見するまでに誰かがきっと119番目は発見するだろうから」


初め私は笑いながら聞いていたのですが、そのうち私は彼女の言うことを信じるようになり、彼女の夢を実現させてあげたいと真剣に思うようになりました。
高校を卒業したらアメリカに渡って大学、大学院で化学を勉強して、化学者になるのだと断言しています。
最近、彼女が受けた16歳以上対象のIQ(知能)テストの結果では140という高い数値が出て、私をすでに越えています。


正直なところ、彼女がこの夢を実現させるためには越えなければならないいくつかの高いハードルがありますし、それは決して容易なことではありません。
しかし、彼女のこの具体的な夢があれば、それは不可能なことではないと私は本気で思っていて、毎日彼女のために、そして今遭遇している困難な問題を乗り越えられるよう、一生懸命祈っています。


冒頭でマイク・メルヴィルが言っている
「あなたがしたいと思っていること、そしてあなたにできることは、夢を見ることができるかどうかにかかっているだけだ」
は、まさに彼女のためにある言葉のように思われます。
しかし、これは彼女のためだけにある言葉ではなく、誰にでも当てはまることです。
歴史上、偉大なことを成し遂げてきた人たちというのは、じつに上の言葉を信じ、現実化してきたのです。
将来、彼女はノーベル化学賞を取るかもしれません。おそらくその頃には私はもうこの世にはいず、彼女の晴れ舞台を見ることができないのが唯一心残りなのですが。


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成功者になってください

2017.08.16日

"If you want to be successful, it's just this simple. Know what you are doing. Love what you are doing. And believe in what you are doing."
--Will Rogers – 1879-1935, Actor
「もし成功したかったら、自分がやっていることをよく知り、やっていることに惚れ込み、やっていることを信じること。たったそれだけのことだ」
--ウィル・ロジャーズ、俳優


私自身は決して世にいうところの「成功者」ではありませんし、自分でも成功した人間だ、なんて思ってみたこともありません。
ただ、「成功」というとき、それは単に地位を築く、有名になるとか、金持ちになるなど、いわゆる「地位・名誉・財産」ではないと私はいつも思っています。
むしろ、後悔のない、満足した、幸せな人生を送ることこそ、本当の「成功」だと考えています。そして、そういう意味において、自分は成功者だと思っています。


ところで、冒頭でウィル・ロジャーズが言っているように、「自分がやっていることをよく知り、やっていることに惚れ込み、やっていることを信じること」は何をするにしても、本当に大切なことです。
というのは、多くの人が仕事にしても勉学にしても、家族・友人関係などの人間関係においても、健康にしても意識せずただ何となくやっているからです。このようなやり方で、満足したり、幸せになったりするわけありません。
つまり、やることは何であるにせよ、根を詰めて一生懸命取り組み、やっていることを心底愛し、信じているなら、それは必ず成功につながります。
もちろん仕事や勉学においても。また、有名になったり、財を築くことにもなるかもしれませんが、それはあくまでも結果です。


ですから生徒たちを始め、接する人たち、読者の皆さん方にはもれなく、人生において成功して欲しい、と私は常々願っているのです。


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他人を変える

2017.08.15日

"Consider how hard it is to change yourself and you’ll understand what little chance you have in trying to change others."
--Jacob M. Braude – 1896-1970, Author
「自分自身を変えることがどれほど困難なことか考えてみるとよい。そうすれば、他人を変えようとすることなんて、ほとんど不可能だということがわかるだろう」
--ジェイコブ・M・ブロード、作家


私たちは毎日のように、それこそ朝から晩まで、夫や妻や子どもたち、親や、兄弟、親族、職場の同僚や上司・部下、友人などを自分の思い通りに変えようとしていることでしょう。
果ては国際関係において外国をさえ思い通りに動かそうとしています。最近の北朝鮮と北朝鮮と関係する国々の間に存在する緊張もそうです。
「あなたのためだから」などと言いながら、胸に手を当てて正直に考えてみると、本音は自分のためなのです。


ところが、基本的に人は、またあらゆる生物を含め、意思を持つものはほぼすべて、他のもののいいなりになるのを嫌うものです。だから様々な問題が起こるのです。


よくよく考えると、自分自身を変えること、そのような他人を変えようという考え方をすら変えるのがどれほど困難なことか。
自分自身を変えることさえなかなかできないのに、自分と異なる考えや価値観、行動基準を持つ他人を変えることなど、至難のわざ、いやほとんど不可能に近い話です。


だとすれば、私たちにできることは何か?
ここが一番肝要です。
私たちにできることは、自分自身を変えること以外にありません。それがたとえどれほど難しいことであったとしても。
なぜなら他人を変えることは、もっともっと、それこそ比較にならないほど難しいことだからです。
むしろ、自分の考え方や行動を変えることによって、他人(他国)が変わることを期待する方がまだ可能性が高いと言えるのではないでしょうか。


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幸せな人生を送れるかどうかは…

2017.08.13日

"Life itself is a privilege, but to live life to the fullest – well, that is a choice."
--Andy Andrews – Author
「人生はそれ自体が恩恵だ。しかし、人生を心ゆくまで享受できるかどうかということになると、それはその人の選択の問題だ」
--アンディ・アンドリュース、作家
(訳 舟田譲二)


自分の人生を「恩恵」と受け止めている人は少ないのではないでしょうか?


2年前の記事、「『ありがとう』と『サンキュー』の反対語」の中にも書きましたが、自分の人生を「当たり前」と考え、「自分の意思で生まれてきたわけではない」、「頼んでもいないのになんで生んでくれたんだ」などと人が言っているのを何度も聞いたことがあります。
これは、自分の人生に対する冒涜だと思います。また、生んでくれた親にも、そして他の誰よりもこの世に送り出してくださった神様に対する冒涜です。


感謝のないところには喜びも、生き甲斐も、充実感も、使命感も何もないでしょう。
このような人たちが、オレオレ詐欺を行なったり、その他様々な反社会的な行為をして快感を味わっているように思えてなりません。


「人生はそれ自体が恩恵だ。しかし、人生を心ゆくまで享受できるかどうかということになると、それはその人の選択の問題だ」と冒頭でアンディ・アンドリュースが語っていますが、自分が今この瞬間生きている、生かされているということ自体が、奇跡、恩恵です。憐れみ、恵みです。


しかし、この人生を享受できていないとするならば、それは運命や宿命などの問題ではなく、自分の愚かな選択の結果です。
なぜなら、同じ状況に置かれていても、あるいは自分とは比較にならないほど劣悪な環境に置かれていたり、心身の病い、障がいなどを負っていても、その中で感謝して、明るく、力強く生きている人は世の中にいくらでも、いや数えきれないほどいるからです。


これらの人たちは、自分の人生を恩恵だと受け止め、感謝して生きることを選択しています。これは決して綺麗事や理想論、非現実ではなく、まさにこの瞬間世界中で起こっている現実です。
世界に目を向けてみましょう。いや、その気になれば自分の身の回りにもいくらでもそのような人を見つけられます。
幸せな人生を送れるかどうか、それはあなた自身の選択です。


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自分の人生に責任を持つ

2017.08.12日

"Your future depends on many things, but mostly yourself."
--Frank Tyger (1929-2011) Editorial Cartoonist and humorist
「あなたの将来は多くの要素にかかっている。しかし、一番大きな要素はあなた自身だ」
--フランク・タイガー、風刺漫画家・ユーモア作家
(訳 舟田譲二)


私たちの人生は生まれた境遇(親や家庭環境、社会環境等々)に大きな影響を受けています。
今、NHKで放映されている朝ドラ『ひよっこ』に登場する主人公、谷田部みね子は奥茨城村の農家に生まれ育ち、小さいときから田植えや稲刈りなどの農作業を手伝っていく中で、農家の仕事が大好きになります。
小さな農家で経済的に厳しい状況から、父親は東京へ出稼ぎに出て働きながら仕送りして家計を支えます。
みね子は、東京で突然行方不明になった父を探すため、また父に代わって家計を助けるため集団就職で上京することを決断します。


農家に生まれ、農家の仕事を子どもの頃から手伝ってきたことも、また家族を助けるために集団就職したことも、ある意味そういう環境に置かれた結果です。


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これらはみね子の将来を決める大きな要素です。
しかし、かと言って、みね子の人生はこれらの要素によって決められたわけではありませんし、環境の犠牲になったわけでもありません。
一つひとつの出来事の背後には、みね子の選択があります。


私たちの人生も同じです。
人生に大きな影響を与える様々な要素はたくさんありますが、どの要素よりも最も大きく、そして重要な要素は、私たち自身の選択と決断、そして行動です。
私たちは決して環境の犠牲者ではありません。たとえどのような環境の下にいたとしても、それらの環境を生かしたり、あるいはひどい逆境に打ち勝つこともできるのです。「人生は今日からでも変えられる」の中に書いたオプラ・ウィンフリーがそれを見事なまでに実証しています。
また、このような例は枚挙にいとまがありません。


冒頭でフランク・タイガーが言っている「あなたの将来は多くの要素にかかっている。しかし、一番大きな要素はあなた自身だ」とは、まさにそういう意味です。
これは、学生だったら勉強や進学、部活や友達関係、社会人だったら仕事や家庭や職場の人間関係、はたまた家族・親族・友人関係から健康に至るまで、あらゆることに当てはまります。
言い訳はやめて、自分の人生に責任を持つ、それが人生で最も大切なことと言えます。


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恩知らず

2017.07.30日

夏の真昼の道中で暑さにあえぐ旅人がプラタナスの木を見つけた。その陰で身を休めながら「実がなっていない」「役立たずな木だ」と散々な言いようである。「恩知らずめ」と木が怒ったのも無理はない。イソップの寓話(ぐうわ)である。
◆身近な街路樹のプラタナスが減っているという。大きくなるので剪定(せんてい)や落ち葉の処理に手間がかかる。それがきらわれるらしい。
◆かように現実の世界でも見過ごされがちな恩恵に、光があたったと思わせる話もある。五輪開催時の暑さ対策として街路樹の陰を広げる。東京都のそんな計画を先週の記事が伝えていた。会場周辺のプラタナスなど2000本が対象になる。
◆読売新聞の社屋から遠くない都心の通りで、その1本をみた。幹から枝先までの距離は剪定で抑えられている。これが倍以上になるまで枝張りを大きくするという。3年先のきょうは大会7日目にあたる。緑陰のありがたみが身にしみる人もいよう。
◆人に親切を施してもわかってもらえないことは多い――イソップの教えるところである。確かにそうだが、感謝される日もいずれは来る。寓話の続編が紡がれるといい。

(7月30日付 読売新聞「編集手帳」)


イソップ物語の「プラタナスの木」はこんなストーリーです。


夏の盛りの暑い日に、ふたりの旅人が暑さでぐったりしていましたが、大きなプラタナスの木を見つけました。そこでその木陰に入ってひと休みしていました。
ふたりは木を見上げて言いました。
「この木は実はつけないし、葉っぱは散らかるばかりで役立たずだなぁ」
するとプラタナスの木が怒って言いました。
「恩知らずども。私の木陰で休んで恩恵に与っているくせに、実がないだの無用だのと」


うちでも今から約20年前に新築した際、狭い庭に4メートルほどの常緑樹の樫の木を植えました。
10年もするとその木はどんどん背が伸びて葉が生い茂り、二階の大屋根を超えるほどにまでなりました。木陰になったダイニングは涼しくて良かったのですが、根が張って木の周りのインターロッキングを持ち上げ始めました。
そこで、庭師を呼んで剪定してもらおうとしたところ、根がブロックの塀と家の基礎にも食い込みかけていることがわかり、慌てて根元から伐採して、大きな根っこも引き抜いてもらいました。


IMG_1316.jpg IMG_1317.jpg


塀と家の基礎は難を免れましたが、今は「朝日が暑い。木がないと家が殺風景で寂しい。何か新しい木が欲しいね」などと話し合っています。
まるでイソップの寓話そのものです。


同様に、私たちはしばしば人にお世話になっている間はそれを当たり前のことと思い、その人がいなくなると途端にその人の有難さが身にしみて感じる、ということがよくあります。
「孝行のしたい時分に親はなし 」の諺ように。


親や子など身近な者だけでなく、自分のそばにいる人や、関わりのある人はみな、意味あってそばに置かれているのです。


また逆の立場で、たとえ人に親切を施してもわかってもらえない、時には誤解されるようなことすらままあります。
それでもいいのです。そもそも人に感謝されたくてするようなことは本当の親切ではないのですから。


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優しい言葉、親切な顔つき、感じのいい笑顔

2017.06.07日

"A gentle word, a kind look, a good-natured smile can work wonders and accomplish miracles."
--William Hazlitt – 1778-1830, Writer
「優しい言葉、親切な顔つき、感じのいい笑顔は、びっくりするような結果をもたらし、さらに奇跡を起こす」
--ウィリアム・ヘイズリット、作家


上辺だけの「優しい言葉、親切な顔つき、感じのいい笑顔」をしている人を私はこれまでたくさん見てきました。
このような人に騙される人はたくさんいます。お人好しだった父はよく騙されました。
でも、私は直感的にすぐにわかります。
ですから、甘い言葉にひっかかりません。


しかし同時に、本物の「優しい言葉、親切な顔つき、感じのいい笑顔」をしている人にもこれまでたくさん出会ってきました。
本物かどうか、「におい」というか、やはり直感でわかります。
そして、このような人に出会うと奇跡が起こり、人生が変わります。


人を見る目というのはどのようにしたら養われるか。
直感が働かない場合には、しばらくその人の言動を注意深く観る(観察する)ことです。外面ばかり見ていたら騙されます。
でも人は知らず知らずのうちに本音を出してしまうものです。
本心からか、それともお金儲けやその他の下心があるかどうか、あるいは他意はないけどshallow(深くなく、表面的)なのか、見極める必要があります。
とくに職場や伴侶を選ぶときなど、一生に関わる人を見抜く目を持っていないと、あとで後悔することになります。
「後悔先に立たず」
人を見る目を養いましょう。


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大いなることを期待せよ

2017.06.04日

"Expect your every need to be met. Expect the answer to every problem. Expect abundance on every level."
--Eileen Caddy – 1917-2006, Author
「あなたの必要がすべて満たされると期待しなさい。あらゆる問題に答えがあることを期待しなさい。あらゆるレベルで満ち足りることを期待しなさい」
--アイリーン・キャディ、作家
(訳 舟田譲二)


私たちはとかく「まあ、こんなもんだろう」「これだけあればいいや」と、小さなことで満足してしまいがちです。
というか、「現状満足」「欲を持たないことが美徳」のような風潮があります。
私自身もどちらかとそのタイプで、あまり大きなことは望まないほうです。


でも、アイリーン・キャディはここで、
「あなたの必要がすべて満たされると期待しなさい。あらゆる問題に答えがあることを期待しなさい。あらゆるレベルで満ち足りることを期待しなさい」
と言っています。
なぜでしょう?
答えは、期待しなかったらそのとおりの結果しか得られないから。
これは決して遠慮ではなく、欲がないことです。
欲がないところに成長・発展はありません。
人類がここまで発展してきたのは、飽くなき欲望があったからです。


アイリーン・キャディはまた次のようにも語っています。
「あなたの人生で何かをうまくゆかせる秘訣は、まず第一に、うまくゆかせたいという心の奥底から沸き上がる願望です。次に、それが必ずうまくゆくと信頼し、確信することです。次に、あなたの意識に生き生きした明確なビジョンを描きます。そして、疑念や不信をもたずに、人生が一歩一歩実現してゆくのを見守るのです」


確かにこのような生き方をしていったら、夢は一つひとつ実現できていくことでしょう。
仕事においても、子育てにおいて、家族やその他あらゆる人間関係において、趣味や健康作りなど、これは何事においても当てはまります。
逆にそうでないと、私たちの人生はどんどん尻すぼみになっていき、自分でも惨めな気持ちになっていきます。そして、これは決して健全なことではありません。
夢を持ち、その夢に向けて努力することは大切なことであり、幸せな人生を生きるために不可欠なのです。


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私はミスったフナダ

2017.06.03日

"We all make mistakes, have struggles, and even regret things in our past. But you are not your mistakes, you are not your struggles, and you are here NOW with the power to shape your day and your future."
--Steve Maraboli – Author
「私たちはだれでも失敗するし、苦悶もするし、さらに過去のことで後悔もする。しかし、あなたは決して自分の失敗そのものではないし、自身の苦悶そのものでもない。あなたにはここで、今日、そして将来を作っていく力がある」
--スティーブ・マラボリ、作家
(訳 舟田譲二)


すごく励まされる言葉です。
私はミスターフナダならぬミスったフナダ、妻はミセスフナダならぬミスフナダ!ふたりとも毎日のようにミスします。
また、いろいろなことでよく苦悶します。


とくに私は今、毎日、朝起きてから寝るまで、生きているのが辛いくらい、身体全体の痛みと闘っています。
病院での種々の検査の結果は異状なく、おそらく運動不足による筋肉の衰え、パソコン・スマホの使い過ぎや普段からの悪い姿勢などからくる生活習慣病のようです(今週から通い始めた整骨院の先生談)。
これまでの生活習慣の”失敗”の結果、肉体的な”苦しみ”を日々味わっていて、過去を後悔しています。蒔いた種を刈り取っているのです。


でも、スティーブ・マラボリの今日の言葉、
「私たちはだれでも失敗するし、苦悶もするし、さらに過去のことで後悔もする。しかし、あなたは決して自分の失敗そのものではないし、自身の苦悶そのものでもない。あなたにはここで、今日、そして将来を作っていく力がある」
によって、大きな励ましをもらい、将来を作り出していく希望が与えられました。
なぜなら、私は失敗そのものではないし、苦悶そのものでもないからです。


私たちにはいつも”今”という瞬間があります。
そして、この瞬間の決断ひとつで、”今日”という日を作り、さらに今日の積み重ねの"将来"を作っていくことができるのです。


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あなたはどちらがいいですか?

2017.06.02日

"By believing passionately in something that still does not exist, we create it."
--Nikos Kazantzakis - 1883-1957, Writer
「まだ存在していないものを本気で信じることによって、私たちはそれを創造することができる」
--ニコス・カザンザキス、小説家・詩人
(訳 舟田譲二)


人類の歴史を見てきて、これほど真実なものはないでしょう。
人は空を飛ぶ鳥を見て、自分も空を飛びたいと思い、腕に翼のようなものを結びつけて崖から飛び降りました。しかし飛べませんでした。
次に、頭の中で飛行機のようなものを考えつきました。そして試行錯誤を繰り返し、やがて最初の飛行機を生み出しました。地上を走ってほんの少し浮いただけでした。でも、飽くなき研究と実験を繰り返してついに今日の飛行機のプロトタイプを発明し、それ以降は誰もが知っているとおり、ジェット機になり、ついには宇宙に行けるロケットまで発明しました。


魚が海を泳ぐのを見て人は泳ぎを覚えました。
しかしそれに満足することなく、もっと遠くまで行きたいという願いを持ち、やがてそれが小舟に、そして大きな船に、空母のような巨大な船から水の中を潜って航行する潜水艦になりました。


先日、ご紹介した「空飛ぶ自動車」もそうですし、乗り物などだけでなく、さまざまな生活の身の回り品もそうです。
そろばんが計算機になり、やがて電子計算機、マイコン、パソコン、スーパーコンピュータに姿が変わり、今やAI(人工知能)の発明により、もう不可能なものはないぐらいの世界になりました。


人にはそのような能力が与えられているのです。
ですから、およそ考え得るものはどんなことでも実現可能なのです。


ただし、それにはひとつだけ条件があります。
それは、「あったらいいな」の程度の夢の世界ではなく、「本気で信じ」、何としても実現させるのだというコミットメントです。


これさえあれば、あなたの人生においても不可能はありません。
「そんなことはあり得ない、嘘だ」と思ったら、そのとおり。
「可能だ。できる」と思ってもそのとおり。
どちらに転んでも思ったとおりになるのです。


あなたはどちらがいいですか?


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時間が足りませんか?

2017.05.31日

"Don't say you don't have enough time.
You have exactly the same number of hours per day that were given to Helen Keller, Pasteur, Michelangelo, Mother Teresa, Leonardo da Vinci, Thomas Jefferson, and Albert Einstein."

ーーH. Jackson Brown, Jr - Author
「時間が足りない、なんて言わせません。一日に24時間、ヘレン・ケラーやルイ・パストゥール、ミケランジェロ、マザ・テレサ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、トマス・ジェファーソン、アルベルト・アインシュタインなどとまったく同じ時間があなたにも与えられているのですから」
--H・ジャクソン・ブラウンJr、作家
(訳 舟田譲二)


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耳が痛いです。
私はついつい、時間がない、もっと時間が欲しい、と言ってしまう愚かな者です。
確かに一人ひとり与えられている才能や境遇などは異なりますが、こと時間に関しては古今東西、そして未来にわたって地球上のすべての人に平等に与えられています。
一部の人にたくさん時間が与えられているのではなく、そのような人はただ時間の使い方が上手いだけです。


これは実に神様の知恵にかなったことです。
そうでないと、必ず「不公平だ」と言う人が出てくるからです(才能や境遇は確かにみんな異なりますが、これは決して不公平ではなく、与えられているものを最大限に活用すればいいだけのこと)。
万人に平等に与えられている、この世でもっとも貴重な「時間」をどのように用いるかで私たちの人生が決まります。
歴史上の偉人と言われる人たちはみな、「時間の使い方の達人」でした。


いつも言っていることですが、何事も手遅れということはありません。
思い立ったが吉日、いや今回は「吉時」。
もっともっとこの大切な時間を無駄のないよう、尊く用いさせていただくことを「今、この瞬間」決意しました。


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最高の自分バージョン

2017.05.30日

"Beauty is being the best possible version of yourself."
--Audrey Hepburn – 1929-1993, Actress
「美しさとは最高の自分バージョンでいること」
--オードリー・ヘプバーン、女優


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オードリー・ヘプバーンについては、これまでたびたびこのブログで取り上げてきました。
何を隠そう、私は若い頃からずっと彼女のファンなのです。
若いころは彼女の艶(あで)やかさに惹かれていましたが、今は彼女の内面の美しさ、心の美しさに昔以上に魅了されています。


半年前の記事、「内から出る本当の美しさ」にアップしたのは晩年の彼女の写真です。


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確かに若いころのような華やかな美しさはありません。
しかし、作り物でない本物の美しさが内からにじみ出ています。


3年前の記事、「おお、オードリー!」の中に、「心に響く真の美しさ、絶世の美女【オードリーヘップバーン】が愛した詩」を引用しました。


時を越えた美しさの秘密


魅力的な唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。
愛らしい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい。
スリムな体であるためには、飢えた人々と食べ物を分かち合いなさい。
豊かな髪であるためには、一日に一度子供の指で梳いてもらいなさい。
美しい身のこなしのためには、決してひとりで歩むことがないと知ることです。


物は壊れれば復元できませんが、人は転べば立ち上がり、失敗すればやり直し、挫折すれば再起し、間違えれば矯正し、何度でも再出発することができます。
誰も決して見捨ててはいけません。
人生に迷い、助けて欲しいとき、いつもあなたの手のちょっと先に助けてくれる手がさしのべられていることを、忘れないで下さい。


年をとると、人は自分にふたつの手があることに気づきます。
ひとつの手は、自分自身を助けるため、もうひとつの手は他者を助けるために。


女性の美しさは 身にまとう服にあるのではなく、その容姿でもなく、髪を梳くしぐさにあるのでもありません。
女性の美しさは、その人の瞳の奥にあるはずです。
そこは心の入り口であり、愛情のやどる場所でもあるからです。
女性の美しさは、顔のほくろなどに影響されるものではなく、その本当の美しさは その人の精神に反映されるものなのです。
それは心のこもった思いやりの気持ちであり、時として見せる情熱であり、その美しさは、年を追うごとに磨かれていくものなのです。

-- サム・レヴェンソン


これは本当に真理です。
多くの人がこれとまったく逆のことをやっています。
オードリーの晩年の美しさは、口先だけでなく「最高の自分バージョン」を日々生きていたところから自然とおもてに現れていたものなのでしょう。
私たちも彼女に倣ってこの「最高の自分バージョン」を目指したいものです。


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愛情と思いやり

2017.05.28日

"Love and compassion are necessities, not luxuries. Without them humanity cannot survive."
--Dalai Lama – Buddhist Monk
「愛情と思いやりは必需品です。贅沢品ではありません。愛情と思いやりがないと人類は生存できません」
--ダライ・ラマ、仏教僧侶
(訳 舟田譲二)


「愛情と思いやり」
こんなの絵に描いた餅、理想像、求めるのは贅沢、などと思っている人がとても多いのではないでしょうか?
世知辛い世の中になった?


確かに朝ドラ『ひよっこ』なんかを見ていると、あの映画『三丁目の夕日』に見られた昭和の古き良き時代の人情が最近は薄れてきているように思われます。


でも、「愛情と思いやり」は昔を偲んで「昔は良かった」と言って惜しむものではなく、また今の時代には「下町の人情はもうない」と嘆くものでもありません。


「愛情と思いやり」は、私たちの心がけひとつで日常生活の中で実践できることです。
たとえば、夫婦・親子・きょうだいの間で、親族間、友人間、職場の同僚間等々、あらゆる人間関係の中で、私たちが率先して行うべきことなのです。
決して贅沢品にしてはいけません。
なぜなら、ダライ・ラマが言っているように、これがないと人間は生きていけないからです。


「愛情と思いやり」こそが、人間を人間たらしめるものです。
確かに動物の世界にも、損得感情抜きの「愛情と思いやり」が見られるように思われます。
しかし、動物と人間の決定的な違い、それは私たち人間が、神の像(かたち)に似せられて創られているということです。そうでなければ、人間は他の動物よりも少しは頭がいいという単なるレベルの差になってしまいます。
ですから、「愛情と思いやりがないと人類は生存できません」とダライ・ラマは語っているのです。


まずは私たちができるところから実践していこうではありませんか。
本物の「愛情と思いやり」はここにあり、と。


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受けるより与えるほうが幸い

2017.05.26日

"Remember that the happiest people are not those getting more, but those giving more."
--H. Jackson Brown, Jr - Author
「最も幸せな人とは、より多くを得ている人ではなく、より多くを与えている人だ」
--H・ジャクソン・ブラウンJr、作家
(訳 舟田譲二)


この世の基準は「より多くを得て幸せになる」です。
これはおそらく人間の本心でしょう。
「多くを持っている」は、もちろん家や財や地位や名誉なども含まれるでしょうが、さらに言えば頭脳や容貌、運動・音楽・芸術などさまざまな才能等々、挙げだせば切りがありません。
みんなこれらを追い求めます。そして、これらがひとつでも多く得られれば幸せになれるという幻想を持っています。


5年前、心身の休養のためロサンゼルスに行った際、ゲッティセンターとゲッティヴィラを訪れたとき、これは幻想だということをまざまざと知らされました。
そのときの記事、「本当の幸福とは」の中にも書きましたが、世界一の億万長者だったJ・ポール・ゲッティは私生活はめちゃめちゃで、5回も離婚再婚を繰り返し、あげくの果ては子どももその妻もドラッグにはまり、自殺したり、ヘロインの過剰摂取で死去。孫は、自分の祖父は大金持ちだから誘拐して身代金を要求したら大金をせしめられると友人に話していたところ、その話がマフィアに流れ、実際に誘拐され、片耳を切られた後に300万ドルの身代金を支払って解放されたとか、散々の結果です。
そして、21回も遺書を書き換え、自分の妻や子孫には最低限の遺産しか分割せずに、7400万ドルという莫大な遺産を財団に残し、彼が金任せに収集した美術品を所蔵する施設を作り、無料で一般に公開することになったというのです。
彼の曾孫は、"To me, money is not happiness at all." (自分にとって、お金とは幸せとはまったくかけ離れたものだ)と語っているそうです。
おそらくポール・ゲッティはお金でありとあらゆるものを手に入れましたが幸せにはなれず、その結果財団への寄付という形で与えることによって初めて平安を得たのではないでしょうか。


「まばたきの詩人」と呼ばれた水野源三さん(1937-1984)は9歳のとき赤痢にかかりその高熱によって脳性麻痺を起こし、やがて目と耳の機能以外のすべてを失いました。
話すことも書くこともできなくなりましたが、母親が彼が何か言おうとしていると感じて、五十音順を指で指し示したところ、まばたきして合図しました。以来、まばたきで綴った詩が後に詩集シリーズとなり多くの人の感動を呼びました。


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口も手足もきかなくなったわたしを
28年間も 世話をしてくれた母
良い詩をつくれるようにと
四季の花を咲かせてくれた母 
まばたきでつづった詩を一つ残らず
ノートに書いておいてくれた母
詩を書いてやれないのが悲しいと言って
天国に召されて行った母
今も夢の中で老眼鏡をかけ
書きつづけていてくれる母


神様の 大きな御手の中で
かたつむりは かたつむりらしく歩み
蛍草は 蛍草らしく咲き
雨蛙は 雨蛙らしく鳴き
神様の 大きな御手の中で
私は 私らしく 生きる


涙なしには読めません。
水野源三さんは何ひとつ持たず、貧しい一生を終えられました。
でも、限りないほど多くの人を慰め、励ましてきました。そして、今も与え続けています。
本当に与えるだけの人生でした。
でも、彼ほど幸せな人はいなかったと思います。


「受けるより与えるほうが幸いである」(使徒20:35)


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もっとも価値ある骨董品は

2017.05.25日

"Remember that the most valuable antiques are dear old friends."
--H. Jackson Brown, Jr.
「もっとも価値ある骨董品はあなたの大切な旧友だ」
--H・ジャクソン・ブラウンJr.
(訳 舟田譲二)


昨日の朝ドラ『ひよっこ』では、主人公のみね子たちは夏のお盆休みにもかかわらず帰省せず、寮に残りました。
みんなで思い切って水着を買い、海水浴に行こうと決めていたのですが、みね子は家族のことを思うとすまない気持ちでいっぱいです。
当日は朝からどしゃ降り。
がっかりする中、仲間の提案で、代わりに映画『ウェストサイド物語』を観に行くことになります。
映画が終わって女子寮に戻り、『ウェストサイド物語』の中のダンスを真似て踊ったりしているうちに、外は雨が上がり青空が。そこで急きょ、みんなで海に行くことに。
行った先の海は、情景からしておそらく湘南海岸。
海水浴はできず、海の中に素足で入って歌ったり、キャッキャと騒いでいました。
そこでナレーションが入ります。
「昭和40年、1965年の夏の海をみね子は一生忘れないでしょう」


ドラマを観終わって、妻に尋ねました。
「1965年の夏は何をしていた?」
しばらく考えて答えました。
「『ウェストサイド物語』は観なかったけど、『サウンド・オブ・ミュージック』を観に行った。初めて観る洋画で、しかも歌の映画だったのでものすごく感動した。あなたは?」
「ぼくは、あの頃は親友のKくんと毎日、家の近くの嵐山の川に泳ぎに行ってたよ。今では考えられないけど、渡月橋のすぐ川下のところにロープを張って遊泳区にしてあったんだ」
それからしばらく当時の思い出にふけり、妻にその後のKくんの話をしました。
5年前に脳梗塞、脳内出血を起こし、手術して一命は取り留めたものの言語障害と半身不随になりました。
その彼を訪ねて京都のデイサービスに行ったのはもう4年も前のこと(「人生の目的地」)。
妻に4年前のことを話しているうちに、私の1965年の夏がありありと甦ってきました。
みね子同様、当時のことは一生忘れないでしょう。
Kくんは私にとって「もっとも価値ある骨董品」だからです。
昨夜、思い立ってKくんのところにその後の安否を尋ねたく、電話してみたのですがつながりませんでした。


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強い人はチャンスを作る

2017.05.24日

"Don't wait for extraordinary opportunities. Seize common occasions and make them great. Weak men wait for opportunities; strong men make them."
--Orison Swett Marden, 1850-1924, Author
「びっくりするようなチャンスを待っていてはいけない。ごく当たり前の機会をとらえて、それを大きなチャンスに変えよ。弱い人はチャンスを待っているが、強い人はチャンスを作る」
--オリソン・スウェット・マーデン、作家
(訳 舟田譲二)


チャンスは待つものではなく、作るもの。
確かに弱い人というのは自ら行動してチャンスを作ろうとせず、チャンスがやってくるのを待っています。
でも、マーデンが言っているように、大きなチャンスを待つのではなく、小さなチャンスをとらえてそれを大きなものにする。こちらの方がよっぽど実践的です。なぜなら、大きなチャンスなんてそれほど頻繁にやってくるものではないからです。


私はかつてアメリカ留学時代、貧乏学生だったので奨学金を申請しました。何度申請しても門前払いでした。当時、アメリカはものすごい不景気で、奨学金に余裕があれば留学生ではなく自国民に優先して給付していたからです。
でも私はあきらめませんでした。何度断られても、だめもとで応募しました。担当の方からは煩わしく思われるほどでした。
でも、ある日申請に行ったところ、ちょうどその日、新しい奨学金の枠ができた、申請してみなさいと担当の人に言われ、その場で申請したところなんと翌年1年間の学費が免除になりました。同じとき日本から留学していた人で、うちと同じように同時期に赤ちゃんが生まれたご夫妻は奨学金を申請することなく、生活費が尽きて途中で断念して帰国しました。
「もうだめだぁ〜!」という状況を何度も経験しましたが、その都度、道が開かれました。
私は決して「強い人」のタイプではありませんが、いつもあらゆる機会をとらえてそれを大きなチャンスに変えてきました。
ですから、「経験者語る」で、これは人生のあらゆる場面で実践すべき価値ある勧めです。


「びっくりするようなチャンスを待っていてはいけない。ごく当たり前の機会をとらえて、それを大きなチャンスに変えよ。弱い人はチャンスを待っているが、強い人はチャンスを作る」


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本物のヒーローとは

2017.05.23日

"So many of our dreams at first seem impossible, then they seem improbable, and then, when we summon the will, they soon become inevitable."
--Christopher Reeve – 1952-2004, Actor, Director, Producer, and Activist
「私たちの夢のほとんどは最初は不可能に見え、しばらくすると信じ難く思われるようになり、そして意志の力を奮い起こすとやがてそれは不可避になるものだ」
--クリストファー・リーヴ、俳優・監督・演出家・社会活動家
(訳 舟田譲二)


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クリストファー・リーヴといえば、言わずと知れたリチャード・ドナー監督作品『スーパーマン』(1978年)で主演し、一躍大スターになりました。
しかし、1995年乗馬競争中に落馬し、脊髄損傷で首から下が麻痺する大怪我を負いました。その後は映画出演からほとんど引退し、リハビリテーションに専念します。
また、妻のディナとともに「クリストファー・アンド・ディナ・リーヴ麻痺資源センター」を開設し、身体の麻痺に苦しむ人たちに、より独立して生きることを教える事業に専念。


1997年にエミー賞を、翌年にはグラミー賞を受賞し、芸能活動を再開します。
1999年にはテレビ映画『裏窓』(アルフレッド・ヒッチコックの『裏窓』のリメイク)を製作、車椅子に乗った主人公を演じました。2003年に、連続テレビ番組『ヤング・スーパーマン』に、若きクラーク・ケントに素姓の手掛かりを与えるスワン博士役で出演。
2004年、自宅で心不全を起こし昏睡状態となり52歳の若さで世を去りました。


「ヒーローとは何か?」というインタビューについて、『スーパーマン』の映画撮影中は「先のことを考えずに勇気ある行動をとる人のこと」と答えていましたが、事故を起こした後は「どんな障害にあっても努力を惜しまず、耐え抜く強さを身につけていったごく普通の人」と答えています。
(以上、Wikipediaより一部抜粋改編)


私にとってクリストファー・リーヴはスーパーマンのイメージがあまりにも強く、まさにヒーローそのものでした。
その彼が落馬事故で、脊髄損傷で首から下が麻痺したというニュースを聞いたときは大きなショックを受けました。


しかし、彼のその後の生き方がじつに見事で、スーパーマン以上に世界中の人々に大きな感動と夢と希望を与える本物のヒーローになりました。
そのクリストファー・リーヴが言っている冒頭の言葉、
「私たちの夢のほとんどは最初は不可能に見え、しばらくすると信じ難く思われるようになり、そして意志の力を奮い起こすとやがてそれは不可避になるものだ」
は、まさに彼の勇気ある人生そのものを物語っています。


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水を得た魚 vs 陸に上がった河童

2017.05.22日

昨日はウォーキングを兼ねて教会へ歩いて行ったので礼拝の後、教会とは目と鼻の先にあるアカデミー元講師の家に立ち寄りました。
Sさんは大学生の4年間、アカデミーで講師を務めてくださいました。
もともと国語が得意で、お父さんも学校の先生、校長だったということもあって、昔から先生志望でした。それで塾での講師経験が役立つということで、アカデミーに応募してこられました。
案の定、素晴らしい講師となり、生徒の間では名物先生、アカデミーの看板講師のひとりとして大活躍してくださいました。


ところが大学卒業後、都内の大企業に就職。その後地元の企業に転職し、そこで編集長という得意の国語力を活かした仕事に就いて7年間活躍しておられたのですが、どうしても教師になりたいという夢が忘れられず、足かけ12年かけて教員免許を取得。そして、次の就職先が決まらないまま惜しまれつつも退職されました。
いくつかの会社からお呼びの声がかかり、政治家からは市議選へのお誘いがあったりしたそうですが、それらすべてを蹴って教師の道を追い求め、去年めでたく公立中学校に国語教諭として採用され、今年は2年生の学級担任とサッカー部の顧問を務めていらっしゃいます。


卒塾生や元講師の結婚式ではしょっちゅう顔を合わせているのですが、お仕事のことなど直接お話を伺いたく思い、教会の帰り道Sさん宅を訪れたのです。
あいにく朝から部活で出かけていらっしゃるということで、奥さんと玄関先で立ち話をしました。
学校の先生は部活など忙しくて大変でしょう、と言ったところ、以前は朝なかなか起きられなかったのが、今では毎朝6時起きで、体育祭の日など4時に起きて5時に学校に行くほど、今の仕事を楽しんでいらっしゃるとのこと。
アカデミーでの昔のSさんの楽しい授業を思い出し、一度授業見学に行きたいです、と言ったところ、ご自身も高校英語教師を務めていらっしゃる奥さん、「私も見てみたいんです」と。
まさに「水を得た魚」です。
Sさん、夢がかなって良かったですね。


そう言えば、アカデミーでこの4月から正社員として働いてくださっている孝太先生に先日尋ねました。
「アカデミーに来て1か月になるけど、どう?」
戻ってきた返事は、
「めっちゃ楽しいです」。
ここにも「水を得た魚」がもう一匹いました。
彼も大学卒業後大手金融会社に勤めていたのですが、やり甲斐のない仕事に辟易(へきえき)としていました。大学生の4年間と卒業後の1年間、アカデミーで講師として働いて、その時の楽しさが忘れられなかったのです。


ちなみに「水を得た魚」に当たる英語表現は、
"a duck in water"
と言います。
"The way you dance, you are like a duck in water."
「きみの踊り方を見ていると、まるで水の中のアヒルのようだ」
アヒルは陸上でも生活しますが、水の中に入ると生き生きする、というところから来たのでしょう。
英語では「魚が水の中にいるのは当たり前」というところから、敢えて"a fish in water "とは言わず、代わりに、"a fish out of water"と言って、これは日本語の「陸(おか)に上がった河童(かっぱ)」に当たります。


あなたは「水を得た魚」ですか?
それとも「陸に上がった河童」ですか?


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嵐の中で

2017.05.21日

“Life is not about waiting for the storms to pass. It's about learning how to dance in the rain.”
― Vivian Greene
「人生とは嵐が過ぎ去るのを待っていることではない。雨の中で踊るのを学ぶことだ」
― ヴィヴィアン・グリーン
(訳 舟田譲二)


人生に嵐はつきものです。
順風満帆な良い時もあります。
でも、一生ずっと順風満帆ということは絶対にありません。保証します(笑)。
それでは嵐が来たときにはどうするか。
嵐が過ぎ去るのを待つのも確かにひとつの方法です。
中には人生の嵐の中で泣く人もいます。涙も癒しになります。
でも、もっといい方法は、嵐の中で歌い、踊ること。


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Gene Kelly ”Singing in the Rain"


もちろん歌って踊ってもいいのですが、必ずしもだれもがそうできるとは限りません。
ここで言っているのは、文字どおり踊るということではなく、何か行動を起こすということです。


嵐を過ぎ越すもっと建設的で実践的な方法は、たとえば本を読むこと。本から新しいことを学んだり、勇気や励ましをもらったりして、苦しみの中で立ち上がることができるようになるかもしれません。
料理したり、部屋の片づけをしたり、絵を描いたり、何か作ったり、楽器を演奏したり、ドラマを観たり、夢を描いたり、あるいは自分の気持ちを紙とペンで(パソコンやスマホで)綴ってみてもいいです(これは私がいつもやっていること)。
ほかに、だれかと話してもいいです。
こういったことをしているうちに新しい道が開けたりするものです。


とにかく、ひとりでずっと家の中に閉じこもって何もしないこと、これは良くないです。
嵐が過ぎ去るのを待っているつもりが、次から次へと別の嵐が襲ってくることもあり、負のサイクルに陥ってしまい、そこからなかなか抜け出せなくなることもあるからです(引きこもりはそのひとつ)。


「雨の中で踊る」、これはすなわち何か行動することです。
ここから新しい道は開けていきます。
そもそも、終わりのない嵐なんてないのですから。


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クルーズにハマってます

2017.05.20日

「クルーズの旅にハマっています」
いえ、私のことではありません。
知り合いの方から送られてきた今年の年賀状に書いてあった言葉です。
ほかにも何人か、毎年年賀状に海外旅行の折の写真を載せて近況報告をしてくださる方がいます。


ちょうど1年前に書いた記事「習慣が結果を生む」を昨日読み返していました。
その中にマザー・テレサの次の言葉がありました。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。


その下に
「人間というものは持って生まれた性格や素質、才能、さらに言えば容姿から言動、仕事ぶり、人間関係や日常の生活の細かなことに至るまで、ほぼすべて習慣の結果によるものなのです。
このことに留意して日々を過ごすことが私たちの運命をすら変えてしまいます」

という私のコメントが。
「そのとおり!」とひざを叩いて読んでいました。


冒頭の「クルーズにハマっている」と言う方は、お子さんたちを立派に育て、大勢のお孫さんたちにも恵まれ、ご夫婦で本当にお幸せな人生を歩んでこられて、今はそのご褒美で世界中を回るクルーズを楽しんでいらっしゃいます。
まさに「習慣の結果」を今、楽しんでいらっしゃるのです。


一方、私はどうかと言うと、やはり同様に「習慣の結果」を刈り取っているところです。
かなり前から、毎朝起きると首から肩、背中、腰、お尻、太もも、ふくらはぎに強烈な痛みが走ります。午後になるとかなり楽にはなるのですが、それでも一日中痛みは残っています。
ネットで検索してみたところ、同じ症状で悩んでいらっしゃる方が大勢いらっしゃって、膠原病やリューマチ、線維筋痛症などの可能性もあるので、病院に行って検査を受けるようにと勧められていました。
それで、私も先週病院へ行き、血液検査、尿検査を始め、レントゲンなどいろいろな検査をしてもらい、今週結果を聞きに行ってきました。
結果は...
一応、どの検査も異状は見られませんでしたが、首から肩、背中、腰を診てくださった医師が「まるで板のように硬くなっている」と驚き、接骨院に行ってマッサージしてもらうようにと勧められました。


それで、一昨日60分の全身マッサージを受けてきたのですが、首からアキレス腱まで身体全体がガチガチになっていると言われました。
これはまさに運動不足の「習慣の結果」。子どもの頃からほとんど運動らしい運動をしてこなかったので、このような硬い身体になってしまったのです。
そして昨日は朝起きると、今度はマッサージの揉み返しで全身が痛い。
お陰で、本当だったら昨夜からこの週末、名古屋の妻の実家に車で行く予定だったのが行けなくなり、妻には新幹線でひとりで行ってもらうことにしました。私は家でお留守番。


実は最近、毎月ほぼ2回の割合で実家に車で通っているのですが、東名・新東名・名神を4〜5時間かけて走るこの週末の小旅行が私たちにとっては「クルーズ」になっているのです。
妻と笑いながら話しています。
私たちがハマっているのは「介護クルーズ」だね、と。
そして、この介護も今までの長年の「習慣の結果」によるものです。
私たちには船で世界中を回るクルーズよりもこちらの介護クルーズの方が似合っていて、結構楽しんでいます(笑)。


でも、この身体中の痛みはとても辛いので反省し、これからは運動やストレッチに励み、これを習慣にして健康長寿の結果を刈り取りたいと思っています。


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学ぶことからすべての奇跡が始まる

2017.05.19日

"Learning is the beginning of wealth. Learning is the beginning of health. Learning is the beginning of spirituality. Searching and learning is where the miracle process all begins. "
--Jim Rohn
「学習は豊かさのもと。学習は健康のもと。学習は霊性のもと。探求し、学ぶことからすべての奇跡が始まる」
--ジム・ローン


昨日はとても嬉しいことがありました。


小学4年生のときからアカデミーに来ている6年生のお子さん。
入塾当初は数字の概念すらなく、基本の基本から始め、足し算や引き算の意味も教えなければなりませんでした。


さらに、3+2=5のような簡単な計算すら指折り数えていて、時間がかかるだけでなく、間違いがとても多く、間違いを指摘しても自分の力で直すことすらできませんでした。
学んだ計算方法を使って解く文章題も、文章そのものを読む力がないため問題を理解して式を立てることもできません。
手取り足取りで、図を描いて意味を説明するのですが、何度繰り返しても理解できません。
ようやく理解できたかと思い、次の同じタイプの問題に当たらせるとたちまちとんでもない解き方をします。足し算でなければ引き算、かけ算でなければ割り算のような感じで当てずっぽうで解きます。


このようなお子さんは学習障害のレッテルを貼られて、放ったらかしにされるケースがしばしばです。
しかし、この子を担当している私は必ずできるようになると信じ、いつも笑顔で優しく、忍耐強く指導してきました。
そして、最近になってようやく暗算で計算できるようになり、また文章題だけでなく、図形問題や重さ、長さの問題、小数、分数なども理解する力がついてきました。数か月前と比べると見違えるほどです。


そして、昨日は最初、全部間違えていた問題も、理屈を説明したところすぐに理解して、間違えていた問題を全部すらすらと解き直し始めたのです。そして、終わったときにはとても清々しい笑顔!
感動ものでした。
教師をやっていて最高の幸せを感じる一瞬です。


「学習は豊かさのもと。学習は健康のもと。学習は霊性のもと。探求し、学ぶことからすべての奇跡が始まる」
この生徒の人生がここからスタートし、豊かさ、健康、霊性を身に着け、人生の奇跡が始まることを心より祈るものです。


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信じるなら成し遂げる道を見出せる

2017.05.17日

"Believe it can be done. When you believe something can be done, really believe, your mind will find the ways to do it. Believing a solution paves the way to solution."
--David J. Schwartz – 1927-1987, Author
「できると信じなさい。できると信じるなら、本気で信じるなら、あなたの知性はそれを成し遂げる道を見出します。解決を確信すると、解決への道が開かれます」
--デイビッド・J・シュルツ、作家
(訳 舟田譲二)


2年前、「不可能を可能に」という記事の中で、
「もし不可能だと思ったら不可能だ。もし可能だと思ったら可能だ。いずれにしてもあなたが考えるとおりになる」
という言葉を紹介しましたが、デイビッド・J・シュルツもまったく同じことを言っています。


ちょうどこのことに思いを馳せていたとき、ロシアの15歳の青年、アレクセイ・ロマノフさんのことを知りました。
両手の指がないという障がいをもって生まれてこられましたが、普通だったら「不可能」と思えるようなことにチャレンジしました。
そして、なんとわずか1年半後には下の動画のように素晴らしいピアノ演奏ができるようになっているのです。
この動画は世界中の人たちを感動させ、勇気や希望を与えてくれて、冒頭の言葉が真実であることを教えてくれます。
これを見ると、「無理」「不可能」「できない」などと、私たちが日々の生活の中であまりにも容易くに言って甘えていることを恥じるようになります。
あなたの前に立ちふさがる「不可能」はなんですか?



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人が求めるリーダー像

2017.05.16日

"A person who wants to lead the orchestra must turn their back on the crowd."
--Max Lucado – Author and Preacher
「オーケストラを指揮したいと思う者は聴衆に背を向けなければならない」
--マックス・ルーカド、作家・牧師
(訳 舟田譲二)


「オーケストラを指揮したいと思う者」とはどのような人のことでしょう?
「指揮したい」とあるように、人をリードしたい人、すなわち人の先頭に立って企業やその他さまざまなグループや団体、組織などを引っ張っていきたい人、リーダーのことです。
経営者やトップの人でなくて学校の教師や塾の先生もある意味、生徒に対してリーダーです。
親も子どもに対してはリーダーです。


リーダーになる人はもちろんその資質も大切ですが、同時に八方美人で誰からもよく思われたいと思う人は不適です。つまり、マックス・ルーカドが上で言っているように「聴衆に背を向けなければならない」のです。
リーダーとはある意味大変な仕事で、人から理解されず辛いこともたくさんあります。敢えて心を鬼にしなければならないこともあります。
しかし、リーダーたる者これに耐えなければなりません。リーダーとして成功している人たちはみんなこの辛いところを通ってきています。


しかし、かと言って冷血にならなければならないというわけではありません。人気取りのためにニコニコするのでなく、真に血が通った温かい人、他人のことを大切にする人、他人のために尽くす人で、素晴らしいリーダーはいくらでもいます。
いえ、むしろ人が求める理想のリーダー像はまさにこのような人です。


自分は後ろにいて鞭をふるって他人を駆り立てる、という典型的なボスタイプのリーダーは今は求められていません。人が求めるのは、自ら先頭に立ってお手本を示し、人を引っ張っていくタイプのリーダーです。


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成功の奥義

2017.05.15日

"Experience shows that success is due less to ability than to zeal. The winner is he who gives himself to his work, body, and soul."
--Sir Thomas Fowell Buxton – 1786-1845, English Member of Parliament
「成功は能力よりもむしろ熱心さによるということは経験上明らかである。勝利者とは、自らを己れの仕事や肉体、魂に捧げる者だ」
--サー・トマス・ファウエル・バックストン、英国議会議員
(訳 舟田譲二)


これは私自身これまでこのブログで繰り返し述べてきていることです。
「成功する人は能力のある人だ」と、世間ではまことしやかに言われています。そして多くの人がそのように信じています。
その結果、自分には能力がないから成功は無理だと初めから諦めたり、あるいは成功している人を指をくわえてただ羨んでいたりする人が実に多いです。


その理由のひとつは、成績至上主義の我が国の教育、そして学歴社会にあると言ってもいいでしょう。
今ひとつの理由は、親の子育ての仕方です。
賢い親は、子どもが幼少の頃より様々なチャンスを与え、褒めて育ててセルフイメージを高め、持っている能力をますます引き伸ばします。
それに対し、知恵のない親は自分の子どもに、「バカ、アホ、マヌケ、能なし、役立たず」といったネガテイブな言葉を小さい頃から常に浴びせかけ、子どもに低いセルフイメージを植えつけます(「子どもをバカに育てたかったら」)。これで子どもが賢く育ったら不思議です。まことに親の責任大です。


しかし、サー・トマス・ファウエル・バックストンが上で述べているように、成功している人を見ると、決して能力によるものではなく、その人の物事に取り組む姿勢、熱心さ、勤勉、努力であることを私たちはみんな経験上知っています。
「自らを己れの仕事や肉体、魂に捧げる者」とは、コミットする人のことです(「コミットメント」を参照)


今からでも決して遅くありません。
自分自身のことでも、また子どものことでも。
この成功の奥義は仕事や勉強のみならず、スポーツから人間関係からどのような世界でも共通しています。


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一か八かやってみる

2017.05.13日

"If you wait for the perfect moment when all is safe and assured, it may never arrive. Mountains will not be climbed, races won, or lasting happiness achieved."
--Maurice Chevalier – 1888-1972, Actor
「すべてが安全かつ確実で完璧な時を待っていたら、そのような時は決して来ないだろう。山には登れないし、競争には勝てない、また永続する幸せは達成できないだろう」
--モーリス・シュヴァリエ、俳優
(訳 舟田譲二)


飛行機に乗ることを怖れる人がいます。
でも、それを言うなら、電車だってバスだって、自転車だって事故を起こす危険性があります。
さらに言えば、歩いていても何かにぶつかったり、こけることだってあります。車にはねられることもあります。
でも、みんな家から出て歩き、自転車に乗り、バスや電車に乗ります。なら、飛行機だって同じです。どうなるかわからないけど、みんな信じて行動しているのです。


学生は合格が確実でなくても志望校を受験します。
スポーツ選手は万全でなくても試合に臨みます。
仕事を選ぶ時も、ある意味一か八かです。
結婚を決断する時もそうです。


そう、人生に確実とか完璧というようなものはありません。このようなものは夢物語。
完璧な時など永遠にやってきません。
決断が必要なのです。
「案ずるより産むがやすし」で、やってみたら案外簡単にできたりするものです。
マイク・ニコルズというコメディアン・映画監督は言っています。
「唯一安全な道は、一か八かやってみることだ」
と。


信仰とはそのようなものです。
完全にすべてが整って、信じられる条件がそろったら信じる、というのは信仰ではありません。


「さて、信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである」
(ヘブル人への手紙 11:1)
「彼は望み得ないのに、なおも望みつつ信じた」
(ローマ人への手紙 4:18)
「主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。その時、あなたがたはわたしに呼ばわり、来て、わたしに祈る。わたしはあなたがたの祈を聞く。あなたがたはわたしを尋ね求めて、わたしに会う。もしあなたがたが一心にわたしを尋ね求めるならば、わたしはあなたがたに会うと主は言われる」
(エレミヤ書 29:11-14)


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DNAを受け継ぐ

2017.05.12日

"It is in Toyota's DNA that mistakes made once will not be repeated."
--Akio Toyota
「一度犯した過ちは二度と繰り返さない。それがトヨタのDNAだ」
--豊田章男、トヨタ自動車株式会社代表取締役社長
(訳 舟田譲二)


今月から来月初めにかけてこの近辺の中学校の生徒は京都、奈良(大阪)方面へ修学旅行に行きます。ほとんどの子が初めての関西ということでみんなとても楽しみにしています。
昨日、何人かの中3生に尋ねました。
「奈良で見たいものは何?」
返ってくる答えは決まって
「鹿公園」
です。
そこで
「大仏は?」
と水を向けると、
「大仏も見たいです」
続けて尋ねます。
「奈良の大仏と鎌倉の大仏ではどちらが大きいか知ってる?」
「奈良です」
「そう、正解。奈良の大仏は鎌倉の大仏よりも大きいんだけど、建物の中にあるんだよ。すごいよね。じゃあ、奈良の大仏と鎌倉の大仏、どっちが先にたったか知ってる?」
「奈良!」
「残念」
「じゃあ、鎌倉?」
「残念!」
「えっ、どっちが先なんですか?」
「まだ両方ともたっていない」
「???」
「奈良の大仏も鎌倉の大仏もまだ座ったままだよ」
「???」
こちらの子たちにはこのなぞなぞが通じません。


statue-buddha-1.jpg kamakura.jpg

お釈迦さまをモデルにしたものなので、同じDNAを引き継いでいてやっぱりよく似ています(笑)


ゴールデンウィークに京都に行った際、従兄の家を訪ねました。
久し振りに会って、私の顔を見るなり従兄が、
「おっちゃん(私の父のこと)によく似てきたなぁ」
と。

dad.jpg
今は亡き父が55歳の頃の写真です


大仏のジョークのセンスも父からのDNAです。


また、従兄家族と会ったときの記事(「今日の素敵な出来事」)に妹と一緒に撮った写真が載っていますが、それを見た人や妹と一緒に会った人たちからも兄妹そっくりだ、と言われました。
DNAは争えません。


つい1週間ほど前、アメリカ留学中の長男直人が卒業したと言って写真を送ってきました。
その写真を見て、私の卒業のときの写真と似ている、やはり同じDNAだなと思いました。
人からもよく親子そっくりだと言われます。
そのことを直人に伝えると、直人も自分の写真を見てそう思ってた、と言ってきました。


naoto2.JPG.jpeg joji.JPG

眼鏡をかけた直人はもっとよく似ています


この写真の中の私の年よりも直人の方が10歳も上ですが、直人はまだこれから4年間、さらにその上の学校での学びが待っています。
私は34歳で最終の学びを終えましたが、もっと学んでおきたかった、機会があったらまた学びたいとこの年になってもまだ思っています。高校まであれだけ勉強嫌いだった私が大学に入って勉強の面白さにハマりましたが、直人も同じです。
上の豊田章男社長の
「一度犯した過ちは二度と繰り返さない。それがトヨタのDNAだ」
の言葉のごとく、直人は私の後悔を知ってかしらでか、トヨタと同じくこの点でも私のDNAを受け継いでいるようです。


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本物の幸せ

2017.05.11日

山のあなたの空遠く
「幸」(さいわい)住むと人のいふ
噫(ああ)、われひとと尋(と)めゆきて
涙さしぐみかへりきぬ
山のあなたになお遠く
「幸」住むと人のいふ

(カール・ブッセ作 上田 敏訳)


ずっと「幸せ」を捜し求め続けてきた。
でも、「幸せ」は見つからなかった。
それはとても悲しいことだったけれど、
でも「幸せ」がないというわけではない。
どこかに、どこかに、きっとあるんだよ
(現代語訳)


人は「幸せ」を求めて人生を歩みます。
それは、家族や友人であったり、仕事や趣味、旅行、グルメだったりと、いろいろです。
でも、どこを探し求めても真の「幸せ」は見つかりません。
メーテルリンクの『青い鳥』だったら、「家(身近なところ)にあった」となるわけですが、必ずしもそうなるわけでもありません。


しかし、アメリカ合衆国第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻、エレノア・ルーズベルトは次のように語っています。
"Happiness is not a goal – it’s a by-product of a life well lived."
「幸せとは目標ではない。良い人生を歩んだときの副産物だ」

(訳 舟田譲二)


確かに、「幸せ」を探し求める人生は虚しいです。
まあ、そこそこ満足させてくれるものは見つかるでしょう。しかし、それが本物の幸せではない、ということを私たちは直感的に知っています。
むしろエレノア・ルーズベルトが言っているように、良い人生を歩んできたことを感謝するときにあとからついてくるもの、それが本当の「幸せ」です。


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将来が残っている

2017.05.09日

"Just remember when you think all is lost, the future remains."
--Dr. Robert Goddard – 1882-1945, Professor, Physicist, and Inventor
「すべてを失ったと思うとき、思い出せ。将来が残っていることを」
--ドクター・ロバート・ゴダード、大学教授・物理学者・発明家
(訳 舟田譲二)


「財も家族も仕事も健康も友人もすべてを失った」
というと、もう生きる希望も目的も何もかもなくなり、人は死を選ぶことがあります。
しかし、ここでドクター・ロバート・ゴッダードは私たちが生きる理由をはっきりと教えてくれています。
それは、だれにでも与えられている「将来」です。


将来さえあれば、たとえそのほかのもの全てを失ったとしても、それらはいつでもまた取り戻すことは可能です。
最後の土壇場で「将来」が残されていることを思い出そう。
人生はいつでも一からのやり直しがききます。


しかし、それではその将来さえも奪われたとしたらどうか。
癌などで余命いくばくと宣言されたとき。
これで将来は潰(つい)えたのか。


いやそうではない。「今日もいくつもの素敵な出会いが」の中に記した道城献一先生や「ハゲ増す?」の鴨下新市さんがそうです。
また、「今もなお語っている」の中の榎本保郎先生もそうです。
信仰者の強さは、命がこの世で終わるものではなく、永遠に続くことを信じ、そこに本当の「将来」があることを知っているからです。


「イエスは彼女に言われた、『わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる。
また、生きていて、わたしを信じる者は、いつまでも死なない。あなたはこれを信じるか』」

(ヨハネによる福音書 11:25, 26)


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人は自分の運命の建築士

2017.05.07日

「運命は偶然よりも必然である。<運命は性格の中にある>という言葉はけっして等閑(なおざり−いい加減)にうまれたものではない」
(芥川龍之介『侏儒の言葉』より)


本能寺の変で織田信長は明智光秀に討たれました。
歴史家はその原因を詮索し諸説述べていますが、いずれにしてもこれは偶然起こった出来事ではありません。
それに至るまでに、伏線がいくつもあったのです。
おそらく信長が自分の蒔いた種を刈り取って、そういう運命をたどることとなったのでしょう。


ちょうど2年前に「運命とは」という記事を書きました。
この中でも運命と必然について書いています。


運命とは自分の力ではどうすることもできないもの、と日常の生活の中でもよく耳にします。
しかし、芥川龍之介も「運命とは偶然によるものではなく、原因があって結果が生まれる必然だ」と言っているのです。
アメリカの第28代大統領T・W・ウィルソンも次のように言っています。
「運命の中に偶然はない。人はある運命に出合う前に、自分がそれを作っている」


「人は自分の運命の建築士」ということわざがドイツにあるそうです。
あなたもこれからの自分の人生を設計し、建築しませんか?


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恋は盲目。友情は目をつむる?

2017.05.06日

"Love is blind, but friendship closes its eyes."
「恋は盲目。友情は目をつむる」(ことわざ)
(訳 舟田譲二)


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「恋は盲目」ということわざは有名で、どうやら万国共通のようです。
上のことわざでは、その後に「友情は目をつむる」というのがついています。
おそらくこの意味は、友人の目には欠点は見えるけれども敢えてそれを指摘せず、見て見ないふりをする、というようなことでしょう。
その点、恋に落ちると「あばたもえくぼ」で、相手の欠点が見えなくなることを言っています。


しかし、面白いことに気づきました。
日本語では「恋」と「愛」を区別して、「恋」はなんとなくちゃらちゃらしていて、浮ついた「惚れた、腫れた」の類いのものですが、「愛」と言うと、「神の無条件の愛」のように高尚なイメージがあります。
ところが、原語の英語では両者を区別せず、ただひと言 Love です。


英語のことわざで"Love is blind."と言うときには、日本語の「恋」のようなイメージなのでしょう。
しかし、私は本物の愛は「盲目」ではなく、また上の友情のように「見て見ないふりをする」「目をつむる」とも違うと思うのです。


相手の弱さや欠点などが見えていても、わかっていても、それを承知の上で「ありのまま受け入れる」。これこそが本物の愛ではないでしょうか。
条件付きで、気に入れば、自分の眼鏡にかなえば愛する、というのは自己中心的な愛で、こんなものは本物の愛からはほど遠いものです。


むしろ、本物の愛は、相手を両目でしっかり見て、今まで見えなかった部分、良い点を敢えて見つけることです。
相手の欠点ばかりが目についている間は、愛が欠けている証拠です。


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ハゲ増す?

2017.05.03日

"Dreams are only dreams until you wake up and make them real."
--Ned Vizzini – 1981-2013, Writer
「夢はあくまでも夢にすぎない。目覚めて、それを現実のものにしない限りは」
--ネッド・ヴィッジー二、作家
(訳 舟田譲二)


今日は妻の母教会の宣教60周年記念感謝会に参加してきました。
後藤喜良先生の力強いメッセージと、これまでご奉仕してこられた牧師先生たちや献身者の方々、ここで信仰に導かれた方々のお証(あかし)などがありました。
ドイツから来た女性宣教師が開拓されたこの教会は、過去60年の間に16人という大勢の献身者を輩出してきました。一応、妻もその中のひとりということで、突然証を頼まれて少し語りましたが、皆さんお話のお上手な方々ばかりでした。
中でもFacebookでお知り合いになった、敬愛する鴨下彌(わたる)先生の尾西教会で信仰に導かれたお証はまるで漫談のようでみんな笑い転げていました。


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私たちの結婚の仲人をしてくださった中嶋先生ご夫妻と妻の青年時代の信仰の友、Mさんと一緒に


しかし、一番親しくさせていただき、お会いするのを楽しみにしていた新市さんからほんの数日前メールをいただき、癌で入院中と知らされ、私は「心が折れそうになって」いました。


しかし、司会をしていらっしゃる牧師の土肥先生は、沈痛な表情ではなく、むしろにこやかに新市さんのご病気のことをお伝えになりました。
土肥先生によると、現在の新会堂建設の是非を問う役員会で全員が反対したにもかかわらず、新市さんおひとりが賛成され、教団の理事会で3分の2以上の賛成があってゴーサインが出たそうです。
そして、長年にわたって積み立てられてきた会堂献金で借入金ゼロで建築できたとのこと。


新市さんは祈りに祈って、そして行動を起こして長年の夢だった会堂建設を現実のものにされたのです。
今日の60周年記念感謝会をほかの誰よりも楽しみにしていらっしゃった新市さんが参加できなかったのを皆さんとても残念に思っていらっしゃいました。


私たちは新会堂の献堂式の約1か月後に訪ねましたが、妻が青年時代をともに過ごした新市さんと私はそこで友達になりました。


その新市さんが癌と知り、Facebookの彼の過去の記事をたどると、3月には次のように書いていらっしゃいました。
「12月から3ヶ月半理髪店に行ってないので困っていましたが、調度抗がん剤の副作用で髪の毛がなくなりつつあり、理髪店に足を運ぶ手間がなくなり助かりました。全て主は益としてくださいます。感謝です」


記念会のあと、新市さんを病院にお見舞いに行けるかどうか土肥先生にお尋ねしたところ、大丈夫とのお返事。
「かえってこちらが励まされますよ」と土肥牧師。


早速、病院に向かいました。
ベッドの上の新市さんに今日の記念感謝会のお話をし、新会堂の影の功労者である新市さんの労をたたえると、新市さんは謙遜して全ては神様のみわざとおっしゃるばかり。
土肥先生がおっしゃっていたとおりだったので、私はそのことを伝えて「とても励まされます」と言ったところ、新市さんは
「いや、まだ髪の毛はありますよ」
と冗談で返し私たちを笑わせました。
実は新市さんは鴨下彌先生の弟さん。ご兄弟揃ってすごいユーモアの持ち主です。


でもそれ以上に、私は信仰者の強さを見せつけられた思いをしました。
最後に新市さんと手を取り合ってお祈りしましたが、みんな涙が溢れてきました。それは悲しみの涙ではなく、感謝の涙でした。


「イエスは彼女に言われた、『わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる。
また、生きていて、わたしを信じる者は、いつまでも死なない。あなたはこれを信じるか』」

(ヨハネによる福音書 11:25, 26)


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心が折れそうになってる…

2017.04.30日

"You are braver than you believe, stronger than you seem, and smarter than you think."
--(Winnie the Pooh) A. A. Milne – 1882-1956, Author
「あなたは自分が信じているより勇敢で、見た目よりもよりも強く、思っているより利口だ」
--『クマのプーさん』の原作者、A・A・ミルン
(訳 舟田譲二)


実は今、私は心が折れそうになっています。


ちょうど1週間前の記事「命の恩人の召天の知らせにショック」に書いた道城先生の奥様を明後日、弔問させていただくことになっています。
本来ならばこの日にお見舞いに伺う予定だったのですが、癌の進行が予想外に早く、1週間遅れで間に合わず残念ながら願いがかないませんでした。
73歳での召天でした。


そして、3日は妻の母教会の60周年記念会があり、私たちの仲人をしてくださった牧師先生始め、これまでに二度この教会を訪ねた際、お知り合いになった方々とお会いできるのを楽しみにしてきました。
ところが昨夜、そのうちのひとりで一番親しくさせていただいている兄弟にメールで時間を尋ねたところ、返ってきた返事に愕然としました。
癌で入院中で、万一の時に備えて家族の出席も難しいとのこと。記念会の後、お見舞いに伺いたいと思っています。
この方は私たちと同い年です。


この他、病名は知らされていませんが、もう半年以上入院しておられる知り合いの方がいらっしゃいます。この方はまだ30代の若い方で、毎日お祈りしているのですが、お母さんと離れて寂しい思いをして暮らしている幼いお子さんたちのことを考えると辛くてたまりません。


でも、このような中、グッドニュースがあります。
57年の長きにわたって親しくお付き合いさせていただき、敬愛してやまない小学校時代の恩師、西村先生を明日、京都にお訪ねすることになっているのです。


先生は7年前血液の癌と言われるリンパ腫を患われ、化学療法で一旦良くなられたのですが、昨年秋再発し、今また治療を受けていらっしゃいます。
これまで結構頻繁にお会いしていたのですが、ここ3年ほど私が急に忙しくなったことと、先生のご病気もあってお会いすることがかなわなかったので、化学療法が一段落し落ち着いているとお聞きして、居ても立っても居られないなくなり是非ともお目にかかりたいとお願いし、明日の再会が実現することになったのです。しかも、滋賀に住む妹と一緒にお会いできるというオマケ付きです。


西村先生は私の人生の中で今や一番長くお付き合いさせていただいている、私にとってまるで父親のような存在の大切な方です。
先生がリンパ腫と闘い、懸命に明るく、積極的に生きていらっしゃるお姿は、今心が折れそうになっている私にとって何よりもの喜び、力の源泉となっています。


クマのプーさんが、
「あなたは自分が信じているより勇敢で、見た目よりもよりも強く、思っているより利口だ」
と励ましてくれているような気がして嬉しくなりました。


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私はこれで◯◯がやめられました

2017.04.29日

"A year from now you will wish you had started today."
--Karen Lamb – Author
「今から1年後、あなたは今日始めていたら良かった、と思っていることでしょう」
--カレン・ラム、著作家
(訳 舟田譲二)


こんなことってよくありませんか?
あの時、あれをしておけばよかった、なんて。
「後悔先に立たず」です。


でも、グッドニュースがあります。
それは…
今日から実行して、来年…そしてこれから先ずぅ〜っと同じ後悔をしない、という方法です。
これなら「先に立ちます」。


あなたも早速試してみませんか?
「私はこれで◯◯がやめられました。これもあれもできるようになりました」😇


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東北でよかった!?

2017.04.28日

"It’s not what you say out of your mouth that determines your life, it’s what you whisper to yourself that has the most power."
--Benjamin Disraeli – 1804-1881, Former British Prime Minister
「口が語る言葉があなたの人生を決定するのではない。最も大きな力を持っている、自分の心にささやく言葉が人生を決定するのだ」
--ベンジャミン・ディズレーリ、元英国首相


今村雅弘元復興大臣が東日本大震災の復興に関連して、「まだ東北のほうだったからよかったが、もっと首都圏に近かったりすると、莫大な額になる」と失言し、その責任を取って大臣を辞任しました。
まことにデリカシーに欠ける不用意な発言で、空いた口がふさがらない、とみんな思っていることでしょう。私もそう思っていました。


実際には、冒頭でベンジャミン・ディズレーリが言っているように、「口が語った言葉」というよりむしろいつも心の中で思っていたことがついおもてに出てしまって、それが彼の人生を決定づける結果となったと言う方が当たっているのでしょう。


ところが、なんと面白いことに、この「東北でよかった」発言が、逆手を取ってポジティブになって急拡散しているそうです。
ハッシュタグ「#東北でよかった」をつけて東北地方の魅力を伝える投稿が大量にされていると言います。
曰く
「青森はねぷた祭りではしゃげるし、秋田は金萬、ハタハタ美味しいし、岩手ははやぶさ・こまちの連結切り離し見れるし、山形はさくらんぼ狩りできるし、宮城は光のページェントやばいし、福島は磐梯山のドライブ最高なので、生まれが #東北でよかった ( ˘ω˘ )」
等々。


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これらもやはり普段から心の中でそのように思っているから自然と口に出てきたのです。
図らずも今村元復興相の不用意な発言が、逆に東北の良さをアピールすることになった!
こんな展開になるとは、だれも予想だにしなかった?
いいえ、そうではなく、東北を愛してやまない人たちが常々心の中でささやいている言葉が、大臣の不快な失言すらも、明るい、希望の言葉に変えてしまったのです。
「口が語る言葉があなたの人生を決定するのではない。最も大きな力を持っている、自分の心にささやく言葉が人生を決定するのだ」


ガンバレ、東北!


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散る桜 残る桜も 散る桜

2017.04.27日

散る桜 残る桜も 散る桜


江戸時代の曹洞宗の僧侶で、歌人でもあった良寛和尚の辞世の句と言われています。
このほか、
「散らぬ桜に散る桜、散らぬ桜も散る桜」とか
「散る桜 散らぬ桜も散る桜」
などいろいろなバージョンがありますが、言っていることはみな同じです。


つい1週間ほど前、「遅咲き」という記事の中に、いつものウォーキングのコースに周りの葉桜に囲まれて1本だけ七分ほど花をつけている桜の木を見て感動を覚え、桜の遅咲きから人の遅咲きに思いを馳せたことを書いたのですが、昨日の早朝同じところを歩いてみると、その桜もきれいに葉桜になっていました。(当たり前のことですが)


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これを見たとき、冒頭の一句が頭によぎったのです。
散った桜の花がすっかり色あせて赤茶け、人が歩いたり自転車が通るところを除いて小径(こみち)を覆っています。
頭の上には美しい若葉が生い茂っています。
今勢いあるこれらの葉も秋には全部落ちて地を覆います。
そして、落ちた花びらもまた葉もやがて腐り、土と混ざって腐葉土となり木に栄養を与え、それがまた来春の美しい花を咲かせ、葉を茂らせる。
これを何十年、何百年どころか、何千年と繰り返している。


考えてみたら、私たち人間も同じ。
私たちが今歩いている道、住んでいる町の下にも何百年、何千年という歴史が詰まっている。
数えきれないほどの人がかつてこの地の上で生活し、やがて死んで、それが肥やしとなって今日に至り、私たちが今ここで生活しているのです。


私たちも一人もれなく、この「散る桜 残る桜も 散る桜」と同じく散っていきます。
これが世の常、生まれてきたもの、万物の宿命であり、これをやたらと怖れたり、儚(はかな)んだり、悲しむ必要などありません。
当たり前のことなのですから。
むしろ、この世に、この世の命や物質に執着するから死を怖れたり、別れを悲しんだりするのです。


大切なことは、桜の花や葉が腐葉土となり肥やしとなって次に命をつないでいるように、私たちも単に物質としてだけでなく、霊や精神、また知性などが子どもや孫の代に、さらに綿々と後世に受け継がれていくというところに目をやることです。


そのことを思うと、今、ここに生かされていることが、とてつもなく偉大なこと、素晴らしいことに思われてきます。
しかも、それが単に有名人や能ある人、歴史に名を残すような偉大な人物だけでなく、生まれてきた人すべてがこの尊い使命に生かされているということ。
このように考えると、ほかの人の命も、また同様に自分の命も決して粗末にはできません。さらにもっと積極的に、大切にしなければならないということに気づくはずです。


現代の教育でこのような視点が一番欠けているのではないかと常々思っています。
教育とは、単にテストで点を取り、志望校に合格し、企業に就職し、地位を築き、名声を馳せ、財産を築くためにあるのではありません。


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ひよっこ

2017.04.25日

“The right thing to do and the hard thing to do are usually the same.”
― Steve Maraboli
「なすべき正しいことと、なすのが困難なことはたいてい同じだ」
― スティーブ・マラボリ
(訳 舟田譲二)


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「どうすっぺ?」に続くNHKの朝ドラ『ひよっこ』の第2弾です。
だんだん面白くなってきました。
これまでの筋展開はあまりにも日常的なことばかりで、平凡なストーリーのイメージで、妻は「つまらない」と言っていたのですが、私は今回のこのドラマには結構初めからハマっています。


そのひとつは、平凡な中に小さなドラマがいくつもあり、これが私たちの日常生活と同じだから共感するのです。
今ひとつの理由は、演出に負うところも大きいと思うのですが、出演者の演技がみんなすごく自然でとても上手いこと。ドラマを観ているのを忘れさせるほどです。
もうひとつは、時代背景が私の青春時代と重なっていて、以前「豊かだった昭和時代」に書いたように、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』のような素朴な時代の人情の温かみを感じるからです。


これまでもそうでしたが、昨日の『ひよっこ』のシーンでは何度も泣かされました。
登場人物一人ひとりの気持ちが痛いほど伝わってきて、感情移入してしまうからです。
これからのストーリーの展開、ある程度想像はつくのですが、「ひよっこ」がどのように成長していくのか楽しみです。


冒頭のスティーブ・マラボリの言葉、
「なすべき正しいことと、なすのが困難なことはたいてい同じだ」
を、このドラマの中の人たちは本当は難しいのに違いないのに、みんなごく自然にやっている。そこにも胸を打たれます。


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命の恩人の召天の知らせにショック

2017.04.24日

アメリカ留学時代、知人に紹介された教会に通い始め、27歳の時信仰に導かれました。
当時の私はとても生意気な若僧で、教会の牧師に難問ばかりぶつけて困らせていました。でも忍耐強く私の相手になってくださり、ついには洗礼に導き、何度もご家庭に食事に招いてくださったりして家族ぐるみでお世話してくださった道城献一牧師が一昨日癌で天に召された、と福岡在住のA牧師から連絡が入りました。


道城先生が癌で余命1か月とA先生から連絡を受けたのはほんの10日前のこと。
あわてて先生のお宅の電話番号を調べてお電話し、奥様とお話しした時、その前日に入院したばかりと言う奥様の声や話し方は40年前と全く変わらずとても明るくて、内心ほっとしていました。近いうちにお見舞いに伺いたいとお話しし、数日後再びお電話して5月の連休中に訪れたいとお伝えした時には、もってあと数日と聞かされ、ショックで涙は出ても声は出ませんでした。


本当は最初に知らせを受けた時、すぐに飛んで行ってお会いしていれば、お礼を言うことができたのに、と思うと悔やまれてなりません。
永遠の命の恩人となってくださったばかりか、私と妻との出会いの道を神様のご計画のもと道城先生が開いてくださったこと、そしてその結果三人の子宝に恵まれたことをお伝えしてお礼を言いたかったのです(その経緯を記したのが「最重要人物」「運命の出会い」「母が残してくれた最高のプレゼント」です)。


道城先生は私の帰国後、滋賀県近江八幡市にあるミッションスクール、近江兄弟社学園(現ヴォーリズ学園)の学園長として招聘され、その重責を担っていらっしゃいました。
昨年、私の甥がこの学校を受験するのをきっかけに、道城先生とお電話でお話しすることができましたが、これが最後の会話となりました。
お年は私と6歳しか違わず、本当に残念でなりません。


奥様とお話しした時、
「しばらくのお別れはお辛いでしょうが、やがて天の御国での再会の約束がありますから」
と言って電話を切ったのですが、奥様のお気持ちを思うと胸が張り裂けそうになります。
再会の約束があっても数十年連れ添って喜びも悲しみも分かち合ってきた伴侶との別離はさぞかし悲しくて、辛いことでしょう。
今は道城先生が天の父のみ腕に抱かれ痛みから解放されて安らいでいらっしゃることを信じつつ、奥様始めご家族・ご親族の皆様の上に平安とお慰めと癒しをお祈りするばかりです。


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健康で幸福になるために

2017.04.19日

“The reason many people in our society are miserable, sick, and highly stressed is because of an unhealthy attachment to things they have no control over.”
― Steve Maraboli
「惨めで、病んでいて、ストレスに苦しんでいる人がこの社会にあまりにも多い理由は、自分でどうすることもできないことに異常にこだわっているからだ」
― スティーブ・マラボリ
(訳 舟田譲二)


これは至言です。まことに真理をついています。
一見、お釈迦さまの解脱の教えに似ているようにも思えます。


お釈迦さま(ゴータマ・シッダルタ)は、王宮で王子として裕福な生活を送っていましたが、ある日城から一歩外へ出ると、貧しい人や病人、老人、死にかけている人など苦しんでいる人が大勢いるのを見て「人生は苦なり」と初めて知り、いかにして人間の苦しみである「四苦八苦」から解脱するかを求めて、29歳で出家しました。
この「四苦八苦」の最初の四苦は「生老病死」、すなわち「この世に生まれてくること」「老いていくこと」「病になること」「死ぬこと」、そして、「愛別離苦(あいべつりく)」(親子・夫婦など、愛する人と生別または死別する苦痛や悲しみ)・「怨憎会苦(おんぞうえく)」(うらみ憎む相手に会う苦しみ)・「求不得苦(ぐふとっく)」(求めているものが得られないことから生じる苦しみ)・「五蘊盛苦(ごうんじょうく)」(色受想行識に執着する苦しみ)の四苦を加えたものを八苦と呼んでいます。つまり前の四苦は、人間の生きものとして起こる苦しみであり、後の四苦は、人間が人間であるために味わう苦しみです。


スティーブ・マラボリが冒頭で言っている
「自分でどうすることもできないことに異常にこだわっている」
というのは、お釈迦さまが言う「だから解脱せよ」というのとはずいぶん違います。
「解脱」というのは、この世の煩悩から解放されて悩みや迷いからまったく自由な「涅槃の世界に入る」という意味ですが、これができるならだれも苦労しません。実際のところ、日夜解脱を目指している僧侶でさえ、目標にしてはいるが奥が深くて到達できない、と言っているぐらいですから。


でもスティーブ・マラボリの言う「自分でどうすることもできないことに異常にこだわっている」は、原文にあるように「自分でコントロールできないことに捕らわれていると、惨めになり、病み、ストレスに押しつぶされそうになりますよ」、というもっと日常的な、私たちにも手の届くところにある処方箋のようなものです。


健康で幸福になるには、自分の手でコントロールできないことに執着しないことです。


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勤勉に限界はない

2017.04.18日

"There will be obstacles. There will be doubters. There will be mistakes. But with hard work, there are no limits."
--Michael Phelps – Olympic Swimmer
「障害はあるだろう。信じない人もいる。また失敗もあるだろう。しかし、勤勉に限界はない」
--マイケル・フェルプス(1985−) オリンピック水泳選手
(訳 舟田譲二)


マイケル・フェルプスは知る人ぞ知る、またの名を「水の怪物」「ボルチモアの弾丸」「トビウオ」「最も偉大なオリンピック選手」「史上最強のスイマー」と言う。
100m、200mバタフライ、400m個人メドレーの世界記録保持者であり、オリンピックメダル獲得数史上1位(通算28個、うち金メダル23個)の記録も打ち立てた。
そのメダルを全部両腕にぶら下げると重くて、人の差さえなしには持ち上げることさえできない。


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その記録を下に挙げると(Wikipediaより):


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見渡す限り「金」の文字が続いている。
まさに超人、「スーパーマン」だ。
しかし、冒頭の言葉のとおり、彼自身も「障害」や「信じてくれない人」「失敗」などをほかの人と同じように経験してきた。両親が離婚した9歳のとき、フェルプスは、注意欠陥・多動性障害(ADHD)と診断されている。
19歳のときには酒気帯び運転で逮捕されてもいる。信頼を失う行動により、自分のことを信じてくれない人たちも大勢出た。しかし、本人も述べているように、このような障害や失敗を乗り越えたのだ。 
 「よく食べ、よく睡眠をとり、よく泳ぐこと。これが僕にできることのすべてだ」という彼の言葉に表われているように、「勤勉」、すなわち練習に次ぐ練習で強靭な身体を作り上げ、このような素晴らしい記録を打ち立てた。


彼の偉大な金字塔が物語っているのは「勤勉に限界はない」ということだ。
つまり成功の秘訣は生まれつきの才能、天性ではなく、「勤勉」だ。
どの世界の人も、みんな同じことを語っている。
スポーツなど体力の世界だけではない。これはありとあらゆる世界に通じる。勉強にも、仕事にも。


ということは・・・
そう、あなたにも無限の可能性があるということだ。
鍵は「勤勉」「努力」。


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成功への道

2017.04.15日

"Take up one idea. Make that one idea your life – think of it, dream of it, live on that idea. Let the brain, muscles, nerves, every part of your body, be full of that idea, and just leave every other idea alone. This is the way to success."
--Swami Vivekananda – 1863-1902, Indian Hindu Monk
「アイデアをひとつ取り上げなさい。そのアイデアをあなたのいのちにしなさい。絶えずそのアイデアのことを考え、夢に見、そのアイデアで生活しなさい。脳も筋肉も神経も、身体の隅々にそのアイデアを行き渡らせて満たしなさい。その他のアイデアは一切捨て去りなさい。これが成功への道です」
--スワミ・ヴィヴェカナンダ、インドのヒンズー教僧侶
(訳 舟田譲二)


なかなかこんなことできません。
でも、確かに何かで成功している人というのは、みんなこれを実践してきた人です。
いろいろな分野で成功した人のことを考えてみてください。
勉強や仕事、商売、研究だけでなく、趣味や芸術、スポーツ、子育て、人間関係などあらゆる世界においてこれは真理です。


今、あなたの頭の中にあることは何ですか?
たったひとつのアイデア、考え、思想、信念でいいのです。
たえずそのことを考え、日々、一瞬一瞬、自分の全人生をかける覚悟で、そのことを考えて生活してごらんなさい。
これで成功しなかったら不思議です。
嘘だと思ったら試してみなさい。そして、その結果を私に知らせてください。


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最高の素晴らしいプレゼント

2017.04.11日

“Forget yesterday - it has already forgotten you. Don't sweat tomorrow - you haven't even met. Instead, open your eyes and your heart to a truly precious gift - today.”
― Steve Maraboli
「昨日のことは忘れなさい。昨日はもうあなたのことを忘れています。明日のことで心配するのはやめなさい。あなたはまだ明日に出会っていないのですから。代わりにあなたの目と心を最高の素晴らしいプレゼント、<今日>に向けて開きなさい。」
― スティーブ・マラボリ
(訳 舟田譲二)


私たちはもうどうすることもできない「昨日」という過去に心を奪われて後悔したり、苦しんだり、悲しんだりして自由を失っていることでしょう。
また、まだどうなるかもわからない「明日」という未来に心を向けて不安になったり、心配したり、自信を失ったりしていることでしょう。
過去も未来も私たちの手には届かず、コントロールできません。


コントロールできるのはただ「今日」という現在だけ。
「今日」こそ私たちに与えられている最高の素晴らしいプレゼントです。
それも、厳密に言うと「今」という瞬間だけ。
「今」という瞬間はどんどん流れていきます。
その一瞬一瞬をいかに大切にするか、いかに生きるか、いかに賢い選択をするか。
私たちにできることはただそれだけです。
その積み重ねが、「過去」の傷を癒し、「未来」の不安を消して、私たちを一歩一歩、先に導いていってくれるのです。


「空の鳥を見よ、播かず、刈らず、倉に收めず、然るに汝らの天の父は、これを養ひたまふ。汝らは之よりも遙に優るる者ならずや」
(マタイ6:26 文語訳)


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男のロマン

2017.04.08日

"The only way to do great work is to love what you do."
--Steve Jobs – 1955-2011, Co-Founder of Apple Inc.
「偉大な働きを成す唯一の方法は、自分のすることを愛することだ」
--スティーブ・ジョブズ、アップル社共同設立者
(訳 舟田譲二)


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「自分のすることを愛する」
スティーブ・ジョブズはこの言葉のとおり、自分のすることを愛し、世界の歴史を塗りかえるほどの偉大な働きをしてその短い生涯を全うしました。
今日の私たちの生活があるのはスティーブ・ジョブズに負うところが大です。
かつて大学などの研究機関や大企業にしかなかった大型コンピュータを家庭に一台、さらにはひとり一台の小型コンピュータを開発し、そして今日世界中に普及してこれなしの生活は考えられないというスマホも生み出してくれました。


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いくつもの奇怪な言動で物議もかもし出しましたが、彼はまさに男のロマンとも言える「自分のすることを愛する」人生を駆け抜けました。


ジョン・スカリーはまことに彼のことを的確に次のように語っています。
「スティーブ・ジョブズ氏は、強烈な情熱をもち、生きている間は彼を追う人達の生活に重大な違いを作り出した。お金や、どんな物を持っているかといったことに執着してなかった。世界はスティーブ・ジョブズ氏が輝かしい天才でありテクノロジーを魔法に変えた人物であることを知っている。スティーブ氏の一部は、その美しくデザインされた製品と妥協の無いメディア体験を通じて、今も我々全ての中に生き続けている。スティーブ・ジョブズ氏は、その創造性で我々のイマジネーションを虜にした。彼の遺産は、史上最高のCEOとしてより、遥かに大きなものだ」


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流す涙で将来の幸福の種に水をやる

2017.04.05日

“Cry. Forgive. Learn. Move on. Let your tears water the seeds of your future happiness.”
ーー Steve Maraboli
「泣きなさい。許しなさい。学びなさい。立ち止まらないで進みなさい。あなたが流す涙で将来の幸福の種に水をやりなさい」
ーー スティーブ・マラボリ
(訳 舟田譲二)


悲しいところ、苦しいところ、辛いところにとどまっていてはいけません。そこにとどまっていると、心身を痛め続けることになるからです。
思いっきり泣けばいい。また、裏切られたり、騙されたりして憎い相手がいても赦すのです。そして、失敗から学びましょう。
たくさん涙を流していいのです。
しかし、そこにとどまっていず次のステップに進まなければなりません。


歩を進め、やがて時が経って振り返るとき、あなたが流したあのときの涙が今味わっている幸福の種に水をやっていたことがわかるのです。
流す涙は無駄になりません。
これまでの人生がそうであったように、これからもそうです。
ですから、信じて前進し続けるのです。


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教育の大切な務めのひとつ

2017.04.04日

“Happiness is not the absence of problems, it's the ability to deal with them.”
ーー Steve Maraboli
「幸福とは問題がないことではない。問題に対処する能力のことだ」
ーースティーブ・マラボリ
(訳 舟田譲二)


無病息災(病気をせず健康なこと)、順風満帆、商売繁盛、夫婦円満、家内安全、千客万来、無憂無風(心配や混乱がなく、平穏なこと)、交通安全、福徳円満(幸福や財産に恵まれ、満ち足りていること)、健康長寿、恋愛成就、開運招福、等々だれでも望むことです。
全国津々浦々の神社仏閣にはこれらの御利益の文言(もんごん)がひしめき合っています。
パワースポットと呼ばれているところは若者の間でも人気です。
最近では巷で開かれているさまざまなセミナーと称するものでも、このようなことが堂々とうたわれて、多くの人を惹きつけています。


しかし、みんな知っています。
たとえこれらのパワースポットをいくつ回って、どれだけお金を積んで祈祷してもらおうと、これらのご利益が棚からぼた餅式に落ちてくるわけないと。
どんなに運の強い人でも、恵まれている人でも、病気にもなれば、家族との死に別れもあります。勤めている会社の倒産もあれば、事故に遭うことだってあります。


つまり、これらのいわゆる「不幸」はだれの人生にもつきもので、避けて通ることのできる人など古今東西ひとりだにいません。
むしろ、スティーブ・マラボリが冒頭で言っているように、
「幸福とは問題がないことではない。問題に対処する能力のこと」
です。
問題を避けるよう注意し、努めることは大切です。しかし、本当に必要なのは、人生の諸問題に遭遇したときに、いかに対処するかです。
そのための知恵をつけることも教育の大切な務めのひとつです。


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人生はその人の勇気に比例して...

2017.04.01日

"Life shrinks or expands in proportion to one’s courage."
--Anais Nin – 1903-1977, Essayist
「人生はその人の勇気に比例して縮んだり、広がったりする」
--アナイス・ニン、エッセイイスト
(訳 舟田譲二)


確かに勇気ある人の人生はスケールが大きい。それに対して、勇気のない人の人生は人目を引かず、地味で、スケールが小さい。
私などは典型的な「勇気のない」部類の人間です。
ですから必然的にスケールが小さい。


でも、一人ひとりそれぞれ持って生まれた器というものがあり、みんながみんな必ずしもスケールの大きな人生を歩まなければならないというわけではありません。
むしろ、世の中は99.9%平凡な人から成っているのではないかと思います。
そして、それでいいのです。
勇気ある、器の大きい0.1%の人がリーダーとなり、この世を引っ張っていきます。また、革新的な行動を取ったり、大発見や大発明をしたり、素晴らしい創作活動をしたりして、人類の発展や幸福に貢献します。
貢献する人もいれば、その貢献に浴する人もいる。それで社会は成り立っているのです。


アナイス・ニンは20世紀、1903年から1977に生きた著作家です。
日記作者としておそらくもっともよく知られています。
11歳のとき、母親と兄弟とともにフランスからアメリカに渡ります。その途上、船の上で日記を書き始めますが、家族を捨てた父親に自分の身の上を伝えたいという願いからでした。
そして死ぬ間際まで60年以上にわたって日記を書き続け、それを後年出版します。その日記の中には、アメリカの著名な作家ヘンリー・ミラーを始め、多くの著名な作家、芸術家、心理分析家などと知り合い、親密な関係になったことを明け透けに記し、その奔放な生活ぶりを記しました。
そして、日記を書くことに夢中になり、日々の出来事だけでなく、心の内や、創作した物語など、あらゆるものを日記に書いていき、やがてそれらのうちのいくつかが小説となって出版され、世の称賛を浴びるに至りました。


良きにつけ悪しきにつけ、なにかに没頭し、それで名を成し、世に貢献できるようになるということは、彼女の言うように、勇気のいることであり、その結果、彼女の「人生は勇気に比例して大きく広がった」のでしょう。


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元気になりたかったら

2017.03.31日

"If you want to lift yourself up, lift up someone else."
--Booker T. Washington – 1856-1915, Educator
「もし元気になりたかったら、だれか他の人を元気にしてあげなさい」
--ブッカー・ワシントン、教育者


ブッカー・ワシントンは、バージニア州で奴隷として生まれました。
奴隷制から解放された後、教員養成学校で学び、後年米国で著名な教育者となり、裕福な慈善家から支援を得て多数の小さな地域の学校と、南部の至る所で黒人のための高等教育機関を設立、運営することを支援しました。


彼の自叙伝『奴隷から立ち上がりて』はベストセラーとなり、彼は大統領のゲストとしてホワイトハウスに招待された最初のアフリカ系アメリカ人となりました。


彼はアメリカ合衆国の社会への寄与に関して、ハーバード大学とダートマス・カレッジから名誉学位を与えられ、バージニア州ハーディの彼の生家は国の記念物に指定されました。また、初のアフリカ系アメリカ人を記念する硬貨として彼の肖像が刻まされた50セント硬貨が発行され、アメリカ郵政史上初のアフリカ系アメリカ人を描いた彼を記念する切手が発行されました。
(以上Wikipediaより一部抜粋)


このブッカー・ワシントンが語っている言葉が冒頭の、
「もし元気になりたかったら、だれか他の人を元気にしてあげなさい」
です。
いかにも教育者らしい、またアフリカ系の同胞のために尽力した、素晴らしい人物にふさわしい言葉です。
そして、この勧めは単に「元気になりたかったら」にとどまらず、「幸せになりたかったら」「豊かになりたかったら」「友人が欲しかったら」「頭が良くなりたかったら」等々、ありとあらゆることに通じる普遍的な教えです。


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思い切って

2017.03.30日

新しい一日が始まるとき、思い切って感謝の気持ちを込めて微笑んでみましょう。
暗闇の中では、思い切って初めに火を灯す者になりましょう。
不正が行われているときには、思い切ってそれを最初に糾弾する者になりましょう。
困難な状況に遭遇したときには、思い切ってとにかくやってみましょう。
人生で打ちのめされそうになったときには、思い切って反撃に出ましょう。
希望がすべて消えてなくなったかのように思えるときには、思い切って別の希望を見つけましょう。
疲れたと感じるときには、思い切ってやり続けましょう。
大変な状況の中にいるときには、思い切ってもっと強くなりましょう。
愛に傷つけられたときには、思い切ってもう一度愛しましょう。
だれかが傷ついているときには、思い切って癒しの手助けをしてあげましょう。
だれかが途方に暮れているときには、思い切って道を探す手伝いをしてあげましょう。
友達が倒れたら、思い切って一番初めに手を差し伸べてあげましょう。
偶然にだれかに出会ったら、思い切ってその人を微笑ませてあげましょう。
最高の気持ちを味わっているときには、思い切ってだれかほかの人も最高に感じられるようにしてあげましょう。
一日が終わるときには、思い切って今日は最善を尽くしたと思いましょう。
思い切って最高のものになりましょう。
つねに「思い切って」を目指しましょう。

(訳 舟田譲二)


これも私が尊敬するスティーブ・マラボリの名言。素晴らしい詩です。
とても励まされ、やる気を引き起こされます。
仕事において、学業において、人間関係において等々、へこたれそうになったときや、自信が消え失せそうなとき、躊躇しているときなどに、この「思い切って」何かをやってみたら、きっと新しい道が開かれることでしょう。


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幸いな生き方

2017.03.29日

"As I look back on my life, I realize that every time I thought I was being rejected from something good, I was actually being redirected to something better."
ーーSteve Maraboli - Speaker, Author, & Behavioral Scientist
「人生を振り返ってみると、いいものを拒絶されたと思っていたのが、じつはさらに良いものへ導かれていたということに気づく」
--スティーブ・マラボリ、スピーカー・作家・行動科学者
(訳 舟田譲二)


スティーブ・マラボリの格言、「人を愛する最善の方法」を一昨日シェアしましたが、ちょっと調べてみると、マラボリは数々の素晴らしい格言を発し続けています。
どれもこれも波長が合い、大ファンになってしまいました。
きっとこれからもこの人の格言を度々シェアさせていただくことになることと思います。


今日の格言、
「人生を振り返ってみると、いいものを拒絶されたと思っていたのが、じつはさらに良いものへ導かれていたということに気づく」
は、これまで私がこのブログで繰り返し書いてきたことと軌を一(きをいつ)にします。


私もこれまでの人生を振り返って、自分の思いどおりに行かなかったとき、「なぜ?」といぶかしく思ったり、不満に思ったり、がっかりしたり、辛い思いをしたり、ときには腹を立てたこともありました。
しかし、あとになって考えると(何年越しということもありましたが)、それら一つひとつが目に見えない糸のようなものでつながっていて、結局は最善の結果に導かれていた、ということばかりです(これは私の信念である「新超ひも理論」です)。
みなさんもそのように感じていらっしゃることはありませんか?


私の好きな聖書の言葉もこのことを別の表現で語っています。
「凡(すべ)てのこと相働きて益となる」(ローマ8:28)
これは文語訳という私のお気に入りの訳ですが、ちょっとわかりにくいかもしれません。
英語訳では
"And we know that in all things God works for the good of those who love him, who have been called according to his purpose.”
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています」(新改訳)
と、「物事が自然と良くなる」というのではなく、神様ご自身が背後にあって働いて物事を最善に導いてくださる、ということが明らかにされています。


成り行き任せ、運に頼るわけではありません。
人格者なる神様が、私たちの最善を願って一人ひとりの人生を導いていてくださっているという信仰の世界です。
ならば、これから先、残された人生も最善に導かれるに違いないと信じ、神の御手に委ねること。これが一番幸いな生き方だということになります。


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人を愛する最善の方法

2017.03.26日

"I find the best way to love someone is not to change them, but instead, help them reveal the greatest version of themselves."
--Steve Maraboli – Author and Speaker
「人を愛する最善の方法は、その人を変えようとするのではなく、その人が最高の自分を出せるよう手助けすることだ、ということを私は悟った」
--スティーブ・マラボリ、著作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


そうなんです。
私たちは無意識のうちに、自分が愛している人、子どもとか伴侶とか、近しい人ほどより良くなってほしいと望むあまり、ついついその人に「こうした方がいいよ」「これはしない方がいい」と言ったり、ときには「こんなことはしちゃだめだ」と言いたくなるものです。
その動機はあくまでもその愛する人に良くなってもらいたいからで、もちろんいじわるなんかではありません。


しかし、往々にして相手からは煙たがられたり、ときには反発されたりして、こちらの意図が伝わりません。
スティーブ・マラボリはとても素晴らしい助言を私たちに与えてくれています。
「人を愛する最善の方法は、その人を変えようとするのではなく、その人が最高の自分を出せるよう手助けすることだ」と。
手助けするには方法はいくつもあるでしょう。
それはアドバイスや説教ではなく、むしろ自分でモデルとなり示すことかもしれません。
「最高の自分を出す」とは、その人が内に持っているものを引き出すことです。
そのお手伝いをするのが、最善の愛を示す方法なのです。
なにか心当たること、あなたにもできることはありませんか?


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意志が生み出した製品

2017.03.25日

"I am not a product of my circumstances. I am a product of my decisions."
--Stephen Covey – 1932-2012, Author and Speaker
「私は境遇が生み出した製品ではない。私の意志が生み出した製品だ」
--スティーブン・コヴィー、著作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


多くの人が、「遺伝」の犠牲者になっていて、自分にはどうしようもないこととあきらめれています。
でも実際には、「自分はどうしようもない」という考えの犠牲者になっているのですが、そのことに気づいていません。


ここでコヴィーが「製品」という無機質な言葉を使っていますが、人間は決してロボットのような無機質なものではありません。
正しくは、「造られたもの」という意味において「被造物」です。
人間は決して境遇によって生み出された1個の「もの」ではありません。
被造物の冠で、意志を持って生まれてきています。
そして、どのような者になるか、それは一重に自らの考えという「意志」の結果によるものであり、そのような意味において「私は境遇が生み出した製品ではない。私の意志が生み出した製品だ」と彼は言っているのです。


同じ遺伝子を持って生まれてきた一卵性双生児といえども、一人ひとりはそれぞれ別個の意志を持っていて、その人がどのような人生を歩むか、どのような人物になるかはその人の意志にかかっています。


遺伝子の影響はみんな受けていますが、決して遺伝子によって操られているautomaton(自動人形、ロボット)ではありません。
だれでも意志の力を働かせて、自分の思い通りの人生を歩むことができるのです。


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追いつめられないために

2017.03.23日

"Every strike brings me closer to the next home run."
--Babe Ruth – 1895-1948, Professional Baseball Player
「ストライクを取られるたびに次のホームランに近づいていく」
--ベーブ・ルース、大リーグ選手
(訳 舟田譲二)


普通、人はストライクを取られるたびに、追いつめられていって「自分はダメだ」と暗くなっていくものです。
でも、野球の神様と言われたベーブ・ルース、さすが言うことが違います。
「ストライクを取られるたびに次のホームランに近づいていく」。
この発想の転換が素晴らしいです。


これは、ちょうど「視点を変えると」の中に登場した7歳の少年、ニックに似ています。
自分でボールを上にトスして、それをバットで打とうとするけどなかなか打てなくて、スリーストライク三振になると、自分は名ピッチャーだと言う。
視点を変えることがいかに大切かということを物語っています。


私たちも、とかく物事を一方的にしか見られず、否定的に考えるという罠に陥りがちですが、視点を変えると同じ出来事でも正反対にとらえることができる、といういい例です。
あなたの直面している問題はなんですか?
視点を変えて見てみませんか?
きっと新しい世界が開けますよ。


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人の幸せのために

2017.03.20日

"The shortest distance between two people is a smile."
--Victor Borge – 1909-2000, Comedian
「ふたりの人の間の最短距離はスマイルだ」
(訳 舟田譲二)


ビクター・ボーグはコメディアンであると同時にプロのピアニスト。
ピアノの腕前はもちろんのこと、演奏とユーモアを見事なまでに合体させ、聴衆を笑いの渦の中に巻き込む技術はまさに超一流です。
彼は、クラシック音楽を一般の人々に身近なものとし、「微笑み」「笑い」が人をもっとも親密に、幸せにする鍵だということを知っていたので、自らのピアノの技術を抑え、敢えてコメディアンとして、死の直前まで人々の幸せに貢献する生涯を送りました。


彼のいくつかのYouTube動画を見てみましたが、どれも引き込まれて、思わず微笑んでしまいます。どうぞお楽しみください。



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人の思考から発掘された金

2017.03.17日

"More gold has been mined from the thoughts of men than has been taken from the earth."
--Napoleon Hill – 1883-1970, Author
「人の思考から発掘されてきた金は、地球から採掘された金より多い」
--ナポレオン・ヒル、著作家
(訳 舟田譲二)


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人は太古の昔から金を愛しています。
実際のところ、この地上で一番価値あるものは金で、ほかの何よりもキラキラと美しく輝く金に人は魅了され、この金を手に入れるためには人を騙し、盗み、殺し、戦争し、とありとあらゆる悪行を重ねてきました。
金は人を狂わせるほどに魔力のあるものです。


しかし、ここに金よりはるかに価値あるものがあります。
人を狂わせるような魔物ではなく、むしろ人を活かす素晴らしいものです。それは人の頭の中に無尽蔵に埋蔵されている思考です。
これは金など足元にも及ばないほどはるかに価値あるものです。
なぜなら、金の埋蔵量には限りがあり、価値も初めから決まっていますが、人の思考という金は無限の可能性を秘めた価値を持っているからです。


そして、この無限の価値を持つ人の思考は、だれの頭の中にも平等に与えられています。
それは、鍛えれば鍛えるほどますます輝きを増し、どんどん大きく成長していきます。
あなたの頭の中にもこの素晴らしい金が眠っています。
あなたに発掘され、活用されるのを待っているのです。


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十(じゅう)語るよりも一(いち)示せ

2017.03.16日

"You can preach a better sermon with your life than with your lips."
--Oliver Goldsmith – 1728-1774, Author
「良い説教とは唇ではなく、その人の生き様で語られるものだ」
--オリバー・ゴールドスミス
(訳 舟田譲二)


ここで言われている「説教」とは、親が子に対して、あるいは教師が生徒に対してガミガミ言う説教のことではなく、教会において牧師が会衆に向かって語るメッセージのことです。
しかし、同時にこれは親が子に、教師が生徒に対してする「説教」にも当てはまります。


人に「ああせよ、こうせよ」と言ったり、「あれをするな、これをするな」と言うのは簡単でだれにでもできます。
でも、往々にしてそう言っている本人がその言葉のとおりにできていないものです。
よくできたもので、人はすぐさまそれを見抜いてしまいます。すると、いくらいいことを語っていても、そんなのは絵に描いた餅と同じで何のありがたみもありません。


子どもが親の背中を見て育つのと同様、一番いい教育は言葉によるものではなく、生き様、普段の生活をとおして見せるものです。
これほど説得力のある教育はほかにありません。
そして、これはその他どんなことにも当てはまります。
十(じゅう)語るよりも一(いち)示しましょう。


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今を生きる

2017.03.14日

"We must not allow the clock and the calendar to blind us to the fact that each moment is a miracle and a mystery."
--H.G. Wells – 1866-1946, Writer
「時計やカレンダーに目を奪われて、一瞬一瞬が奇跡であり、神秘であるという事実を見逃してはいけない」
--H・G・ウェルズ、作家
(訳 舟田譲二)


毎日忙しく過ごし、時がどんどん流れていきます。
いつも時間に追われているような感じで、時間を気にして一日に何度も時計に目をやり、カレンダーでスケジュールを確認しています。息せき切り、焦って、それだけで疲れてしまうような有様です。


この忙しい時代に生きている私たちは、大なり小なりこのような生活を送っているのではないでしょうか。
そして、無意識のうちに人生を何十年という長さで見るようになっていて、「今」という瞬間を見失っています。
今という瞬間瞬間は、実は奇跡そのものであり、私たちには理解できない神秘です。
この世への誕生に始まり、両親との出会い、それに続く身の周りの人たちとの出会い、出会った人たちとの間に生まれる一つひとつのドラマ。
これらは確かにすべてが奇跡、そして神秘です。


時計やカレンダーに目を奪われていたら、私たちの人生の中でもっとも大切な「今」という最高の瞬間を見逃してしまいます。
上のH・G・ウェルズの言葉によって、改めて「今を生きよう」と襟を正される思いになった次第です。感謝!


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人が幸せを感じるのは

2017.03.12日

近年、「幸福」の本質や要因について、知識の体系化がかつてないほど進んできています。
そのひとつとして、「幸福」は感情であり、決して環境によるものではないということが明らかになりました。幸福とは「面白いこと」や「楽しいこと」以上のことです。幸福は、長く続く健全な状態だということができます。


私たちが幸福と感じるのは、「私たち【に】何かが起こるから」ではなく、「私たち【の内に】何かが起こるから」です。言い方を変えれば、幸福とは人生に対する私たちの受け止め方です。
アブラハム・リンカンはかつて言いました。
「人は自分が願う分だけ幸せになれる」と。
仏教の諺によると、
「痛みは避けられない。しかし、苦しみは選択できる」のです。


それでは、幸せな人たちに共通する特性は何でしょうか?
お金ではありません。名声でも、外見でもありません。知性や能力でもありません。
いいえ、もっとも大切なふたつの要因は、「感謝の心」と「満足いく人間関係」です。


公式は単純です。
「感謝できることを数え、家族や友達を楽しむこと」です。


ところが残念なことに、「単純」イコール「簡単」とは限りません。


本能的に暗い表情をする人や悲観的になる人は、自分たちの考え方を再構築しなければなりません。
「幸福とは欲しいものを手に入れることではなく、自分が手に入れたものを望むことだ」
と言うのと、
「自分が持っているもので本当に満足する」
というのはまったく別のことです。


多くの人にとって、ポジティブに考え、行動するには訓練が必要です。


時にそれは、物事の見方を変え、明るい兆しやコップに入っている半分の水を見て、感謝するのを選択することです。
またある時に必要なのは、痛みや失望、嫉妬心などを抱えて悩み苦しむ代わりに、感謝すべきことすべてを含め良い考えに心を向けるように自分をし向けることです。


興味深いことに、ポジティブな態度を維持する能力が、大切な人間関係を生み出したり維持したり、最善の結果を期待することと同様、とても大切なことだということです。


マイケル・ジョゼフソン
(訳 舟田譲二)


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向かい風に向かって

2017.03.10日

"When everything seems to be going against you, remember that the airplane takes off against the wind, not with it."
--Henry Ford – 1863-1947, Industrialist
「何もかもうまくいかないときには思い出すといい。飛行機が離陸するのは向かい風に向かってであって、追い風に乗ってではないということを」
--ヘンリー・フォード、実業家
(訳 舟田譲二)


今、大きな問題にぶつかっています。
というか、これまでの人生を振り返ってみて、問題のなかったときなんかない、と言っても過言ではありません。だからある意味、「いつものように」と言ったほうが適切かもしれません。
私のような平凡な人生を送ってきた人間ですらそうなんですから、おそらくだれでも似たり寄ったりでしょう。


ヘンリー・フォードはこれをうまく表現しています。
「飛行機が離陸するのは向かい風に向かってだ」と。
向かい風はだれにとっても好ましくないもの、できれば避けたいものです。人はみんな「順風満帆」を望みます。
「隣の芝生は青く見える」もので、人を見ているとあの人は恵まれている、と思いやすいです。
でも、決してそんなことはありません。


飛行機は真正面から強い風を受けているとき揚力が最大となり、離陸しやすくなります。
同様に、「困難な場所から離陸する」のは、向かい風が強くて前に進めないようなさ中です。
順風満帆の中では飛び立つことはできません。


皆さんはいかがですか?
なにか問題を抱えていらっしゃいますか?
決して簡単なことではありませんが、大きい問題に直面していたら感謝しましょう。
なぜならここから奇跡的と思えるような方法で飛び立つことができるからです。
振り返ってみるとこれまでの人生がそうであったように。


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これで視界良好!

2017.03.08日

昨日は急に寒くなり冬に逆戻りしたような感じでした。
寒風吹きすさぶ中、前から先延ばしにしていた愛車のワイパーブレードの交換に取りかかりました。
これまで何度もやっているので「勝手知ったる...」と思いきや、いつもとちょっと違います。


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身体が冷えてきたのでワイパーをアームから取り外して家の中で続きをすることにしました。
しかし中々思うようにいきません。
ようやく気づきました。
いつものと違う!
ホームセンターで買うとき、ふたつのタイプがあってどちらにしようかと一瞬迷ったのですが、「パワー撥水」の言葉に惹かれて敢えて値段の高い方にしたのですが、これはいつものように簡単に取り替えられるタイプのものではなく、ワイパーについている金属レールをそのまま使うもので、ゴムだけを替えるようになっています。古いゴムを取り外して新しいゴムに金属レールを取り付けようとしてもなかなかうまくいきません。


ふと気づくと、ブレードとゴムの長さが6センチも違います。
適合車種や年式を確かめましたが、ちゃんと合っています。
あわててメーカーに電話しました。
すると、戻ってきた返事は「汎用タイプなのでゴムをハサミで切ってください」。
ゴムを切ってようやく金属レールをはめ終るとなんとゴムの長さが足りない!
包装袋に書いてある交換方法をあとで見ると、「金属レールより約5mm長めに切ってください」とあります。「あちゃっ!」


運転席側のが終わって、もうこれで大丈夫、と高をくくって取りかかった助手席側もまたまた四苦八苦。ゴムで悪戦苦闘した両手は真っ黒に。
作業を終えるのになんと1時間近くもかかり、忙しい中予定がすっかり狂ってしまいました。
DIY(Do It Yourself −自分でやろう)が好きでなんでも自分でやる私ですが、今回ばかりはちょっと懲りました。


原因を探ってみると、交換方法の説明をよく読まずに勘に頼って自分の思い込みでやろうとしたこと。
ここではたと気づきました。
そうか、勉強で苦労している生徒たちも同じじゃないか。
教科書やワークの説明をきちんと読まないし、先生の授業もよく聞かずに自分流でやろうとする。これではできなくて当たり前。なんでもルールがあるのです。
この痛い経験を活かさない手はありません。今後の生徒指導にも、そして自分自身の将来のためにも。
「転んでもタダでは起き上がりません」


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楽しい時はあっという間に過ぎる!

2017.03.06日

"Nothing limits achievement like small thinking; nothing expands possibilities like unleashed imagination."
--William Arthur Ward – 1921-1994, Writer
「小さな思考ほど可能性を制限するものはない。一方、自由な想像力ほど可能性を拡げるものはない」
--ウィリアム・アーサー・ウォード、著作家
(訳 舟田譲二)


Facebookつながりで3年前に初めてお会いした田中さんご一家(「最高の一日」)のお宅に、今帰国中の長男の直人夫婦と共に昨日お食事にお招きいただきました。
この3年間、ご家族皆さんと何度も親しくお交わりさせていただいていて、なんだかもう家族のような感じです。


奥様の元美さんとお嬢さんのひかりさんの手作りのすごいご馳走をいただきました。どれもこれも美味しいプロのフルコースに舌鼓を打ちました。


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食事をいただきながらみんなの共通の関心事である聖書や信仰の話、カウンセリング、心理学から英語、アメリカの学校、文化や政治の話等々、話題は尽きることなく大いに盛り上がりました。


直人夫婦もご長男の晴也(はるや)さん、ご次男の恵嗣さん、ご長女のひかりさんとアメリカや国内で何度も会っており、私も皆さんと何度もお会いしていて、不思議なつながりに目に見えない糸で結ばれているとしか言いようがありません。
ひかりさんが、「舟田先生がおっしゃっている「ひも理論」ですね」と。皆さん、私のブログをいつも読んでいて、よく覚えてくださっています。
過去のブログ記事に何度も皆さん登場していただいていて、それらを振り返ってみんなで懐かしく写真を見ながら思い出をたどりました。


ブログの検索機能を使うと、私の過去の記事が一瞬に出てくるので、「まるでドラえもんの秘密のポッケのようですね」と大笑い。


田中さんご一家は昔、神戸の塩屋に住んでいらっしゃったとのこと。ここは、家内と私が通っていた神学校のあるところで、二人の出会いの場。共通の友人や知人もたくさんいます。


また、恵嗣さんがこの夏留学されるアメリカの大学は、8年前に次男の正人が留学していたところ。


話をしていると、みんなそれぞれ大変なところも通ってきています。
しかし、その都度不思議なようにして道が開かれ、今日に至っています。
その時にはわかりませんでしたが、「自由な想像力」が可能性を次々と拡げてきてくれました。
ということは、これからの一人ひとりの人生においても同様のことが当てはまると言わざるを得ません。
「小さな思考ほど可能性を制限するものはない。一方、自由な想像力ほど可能性を拡げるものはない」


あっという間の楽しい4時間でした。
最後に皆さんお一人おひとりの祝福をお祈りしてお別れしました。


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もっとも大切なのは理念

2017.03.04日

"Focus on where you’re going and you’ll know what steps to take. Focus on the steps you’re taking and you won’t know where you’re going."
--Simon Sinek – Author
「自分がどこに向かって進むか、そこに焦点を合わせなさい。そうすればどんな道筋を歩めばよいかわかります。自分が歩む道筋に焦点を合わせなさい。そうすればどこに向かって進むかわからなくなります」
--サイモン・シネック、著作家
(訳 舟田譲二)


サイモン・シネックのTEDの動画を下に載せますが、その再生回数はなんと1700万回以上。
回数ではピコ太郎にははるか及びませんが、その中身・クオリティの違いは歴然です。


サイモン・シネックによると、ひとはWHY(なぜ)に共感し、行動するとのこと。
企業でいえば経営理念に当たる部分です。


すなわち、CMや広告を見ていると、多くの企業がWHATから伝えていますが、一番大切なWHYが欠けています。
1. WHAT→こんな製品を作りました
2. HOW→こんなふうに使うことができます
3. ぜひお試しください


しかし、成功を収めている人物や企業にはWHY(理念)があります。
1. WHY→なぜを実現するために
2. HOW→どのようにして
3. WHAT→何を作ったか


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マーチン・ルーサー・キング牧師は、人種差別をなくすために立ち上がったひとりの黒人です。
演説家はキング牧師だけではありませんでしたが、人々はなぜこのキング牧師だけに従ったのか。
それは、人種差別をなくすための方法(WHAT、HOW)ではなく、自分自身の夢(WHY)を語ったからです。


多くの演説家は「私にはプランがある」(WHAT)と語りますが、
キング牧師は、「私には夢がる」(WHY)と語りました。
事前に何の告知もしていなかったのに25万人以上の人々が集まりました。
なぜ、何のために、誰のために集まったのか?
キング牧師のために集まったのではありません。
自分のため、自分の信じることのために集まったのです。
なぜならその25万人の内の25%は白人だったからです。


それではサイモン・シネックのスーパープレゼンに耳を傾けてください。
わかりやすい英語で語っていますが、字幕スーパーをつけて見ることもできます。
この教えはビジネスのみならず、教育から子育て、人間関係など、およそ人の日々の生活から人生に至るまで、すべての分野に適用できる教えです。


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本物の幸せとは

2017.03.02日

"Happiness cannot be traveled to, owned, earned, or worn. It is the spiritual experience of living every minute with love, grace and gratitude."
--Denis Waitley – Author and Speaker
「幸せとは、旅行で得られるものではない。また所有できるものでもなければ、獲得するものでもなく、身につけることのできるものでもない。幸せとは、愛と恵みと感謝に秒々刻々生きる霊的な経験である」
--デニス・ウェイトレー、著作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


ある方からの今年の年賀状に「クルーズにハマっています」とありました。
クルーズにハマることができるって何て幸せな人なんだろう、と思いました。
確かにこの世の基準から言えばそうでしょう。そして、この方は本当に恵まれた生活をしていらっしゃり、お幸せな方です。


しかし、逆に経済的に大変で毎日生活に追われている人や、親の介護や、自らの健康のことで思い悩んだり苦しんだりしている人、将来の生活に対して不安を抱いている人などは、一見「幸せ」からかけ離れているように思われます。
そして、実際のところこのような生活の中で「不幸」をなめつくしている方もいらっしゃいます。


しかし、同じような大変な中にいながらも「不幸」と感じず、置かれている状況をありのまま受け入れ「愛と恵みと感謝」で受け止めている人もいるのです。
そして、これこそが状況に左右されない本物の幸せなのです。
旅行や持ち物、所得、ファッションなどで人は本当に幸せになることはできません。


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夢を現実にする潜在意識を活性化する

2017.03.01日

"The more you see yourself as what you’d like to become, and act as if what you want is already there, the more you’ll activate those dormant forces that will collaborate to transform your dream into reality."
--Wayne Dyer – 1940-2015, Author and Speaker
「自分がなりたい姿をありありと心に描き、あたかもその夢を達成したかのように振る舞っているなら、夢を現実にする潜在意識を活性化できる可能性がより一層高まる」
--ウェイン・ダイアー、著作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


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ウェイン・ダイアーのことは、これまでこのブログでも何度か取り上げたことがありますが、彼はいわゆる「引き寄せの法則」(このブログページの左上コーナーにある【エントリー検索】に「ウェイン・ダイアー」「引き寄せの法則」を入力すると過去の記事が出てきます)の提唱者です。


「自分がなりたい姿をありありと心に描き、あたかもその夢を達成したかのように振る舞う」ことをあなたはこれまでにやったことがありますか?
そして、その結果「夢を現実化させた」経験がありますか?


これを信じるか信じないかはもちろん自由です。信じない人もたくさんいます。でも、信じて彼が上で述べていることを実践するなら、それが果たして真実かどうかを自分で確かめることができます。信じないなら、本当かどうか確かめようがありません。ですから、やってみて損をすることはありません。


私自身は、これまでの人生で同じような経験をいくつもしてきている(過去の記事でそのうちのいくつかをシェアしています)ので、これが本当だと信じています。
そして、実際に同様の経験をした人が古今東西、数えきれないほどいることも事実です。
嘘だ、と言う人もきっと大勢いるでしょうが、自分が経験したことがないから嘘だ、というのは論理的に矛盾しています。
それはちょうど神の存在を信じるか、信じないのと似ています。
無神論を信じるのは自由ですが、神の存在を否定することは、存在を証明することと同様に不可能です。できることは演繹的・帰納的に、また経験的に可能性を探ることだけです。


いずれにせよ、心に描いている夢(願望)がなにかあるなら、ウェイン・ダイアーが言うように「自分がなりたい姿をありありと心に描き、あたかもその夢を達成したかのように振る舞ってみて」、それが果たして「夢を現実化させる」ことができるかどうか、試してみることです。


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小さな親切

2017.02.27日

"No act of kindness is too small. The gift of kindness may start as a small ripple that over time can turn into a tidal wave affecting the lives of many."
--Kevin Heath
「親切な行為で小さすぎるものなんて一つもない。親切のギフトは小さなさざ波で始まるかもしれない。しかし、やがてそれは多くの人の人生に影響を与える津波となる」
--ケビン・ヒース
(訳 舟田譲二)


小さなさざ波から大きな津波に!
親切な行為は初めたとえどんなに小さく見えても、それはどんどん大きくなっていって、大勢の人の人生を変えるほどの力を帯びていきます。
考えてみたら、人類の歴史はまさにこの人の無私の親切行為の積み重ねです。


ロシアの文豪トルストイが書いた『靴屋のマルチン』は世界中の数え切れないほど大勢の人々に感動を与え、小さな親切を促してきました。


マルチンはとても信仰厚い人でした。
クリスマスが近づいたある夜、マルチンは夢の中 でイエス様の声を聞きました。
「マルチン、マルチン、明日あなたの家に行くよ」 
次の日、マルチンは仕事をしながら窓から外の様子を気にしていましたがイエ ス・キリストはいっこうに現れません。


そのかわり、窓から雪かきをしている老人が寒そうにしているのが見えました。マルチンは老人を家に招いて暖かいお茶をご馳走しました。
次に赤ちゃんを抱いた貧しそうな母親が通りました。マルチンは寒そうにしているお母さんに温かい食事を食べさせ、ショールとお金をあげました。
次に通りすがりにおばあさんのかごからリンゴを取ろうとしている少年を見て、マルチンは急いで外に出て、少年と一緒におばあさんに謝りました。


イエスさまが来るとおっしゃったのは、ただの夢だったか、とマルチンはがっかりしました。
その時、イエス・キリストが現れ、「今日、あなたのところに行ったのがわかったか」と言い、雪かきの老人、貧しい母子、通りすがりのおばあさんと少年の姿に変わりました。


「はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである」
(マタイ25:40)


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私は残りの人生、毎日何をしたいのだろうか?

2017.02.26日

"Look yourself in the mirror and ask yourself, what do I want to do everyday for the rest of my life … Do that."
--Gary Vaynerchuk – Entrepreneur
「自分を鏡に映してよく見て、自問しなさい。『私は残りの人生、毎日何をしたいのだろうか?』と。そして、その答えを行動に移しなさい」
--ゲイリー・ヴェイナチャック、アントレプレナー
(訳 舟田譲二)


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私たちはとかく時の流れに流されがちです。あまり深く考えずに、一日一日を送っています。
そして、あっという間に一週間たち、一か月、一年がたってしまいます。
振り返ってみて、自分はこの一年、何をやっていたのだろう、このままでいいのだろうか、とふと不安になったりするものです。


どのような人生を送っても、それが自分の一生。
同じ生きるなら、悔いのない一生を送りたいものです。
そのために必要なこと、それは「自分が心底からやりたい」と思っていることを、今ここで立ち止まってよく考えること。そして、それを早速今日から実行することです。
でないと、人生の終末を迎えるとき、「ああ、自分の一生はなんだったのか。これで良かったのだろうか」と後悔することになります。


ゲイリー・ヴェイナチャックはユダヤ系ロシア人で、ソ連崩壊後家族はアメリカに移住しました。そして一間のアパートに家族9人で暮らし、屋台でレモネードを売る仕事をしたりしていました。おそらくこのような経験から上のような言葉が生まれたのでしょう。


冒頭で、
"Look yourself in the mirror and ask yourself,..."
とヴェイナチャックが言っています。
この表現はけっこうよく使われるようですが、私にはちょっと違和感のある文章です。私だったら"Look at yourself in the mirror..."と言います。
おそらく、
"Look at yourself in the mirror..."
(鏡に映った自分を見なさい)

"Look yourself in the eye..."
(自分の目をよく見なさい)
を合体させて新しく造語したのではないかと思います。
したがって、意味もその両方を含めて冒頭のような
「自分を鏡に映してよく見て、自問しなさい」
としました。でも、ひょっとしたら英語の誤用かもしれません。
ついでに、冒頭のeverydayは「毎日の」という形容詞で、everyday activities「毎日の活動」のように使い、普段使う「毎日」はevery day(I run every day.)と書いて使い分けるのでこれは明らかな誤用です。アメリカ人ですらよく間違えるので要注意です。


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幸運の女神には前髪しかない!?

2017.02.25日

"Life gives us choices…you either grab on with both hands and just go for it, or you sit on the sidelines."
--Christine Feehan – Writer
「人生は選択だ。両手でつかんでやってみるか、それとも座ってただ眺めているか」
--クリスティーン・フィーハン
(訳 舟田譲二)


人生は一瞬一瞬、つねに私たちの選択にかかっています。
ほとんどの人はこのことに関して無意識で、ただ流されるままに生きています。
でも、意識している人は、その一瞬一瞬のチャンスをものにしています。なぜなら、それが自らの選択だということを知っているからです。ですから、可能性にかけて両手でそのチャンスをつかみ、試してみるのです。
でも、それを選択だと意識していない人は、ただ座って眺めているだけで、目の前をチャンスが素通りしていきます。


ギリシャ神話には概念の異なるふたりの 「時の神」が存在しました。計ることのできる、流れる 「時間」 を意味する「クロノス」(Chronos) と、一瞬の「時」を意味する「カイロス」(Kairos)です。
カイロスは、頭にひとつかみの前髪だけが生えていて、肩とかかとに翼を持っています。
一瞬にして目の前を走り抜ける「カイロス」 を捕まえるには前髪をつかむしかありません。通り過ぎた後を追いかけても、後ろ髪がないので捕まえられません。すなわち、「チャンス」を失うことになるわけです。


同じ時代、同じ場所にいても、そのチャンスをものにしたのはごく一部の人で、その他の大多数の人たちはチャンスの存在すら気づいていないということです。
チャンスをものにするのは、環境にもよりますが、結局のところ本人の意思です。


あなたの目の前にもこの瞬間、素晴らしいチャンスが訪れています。
今、両手を伸ばしてつかまないとチャンスはスルリと手から抜け、あとから追いかけて捕えようとしても、後ろ髪のない「はげの女神」は笑いながら逃げていきます。


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勢いを維持させる方法

2017.02.21日

"One way to keep momentum going is to have constantly greater goals."
--Michael Korda - Writer
「勢いを維持させる方法のひとつは、さらに大きな目標をつねに持つことだ」
--マイケル・コルダ、作家
(訳 舟田譲二)


去る18日、19日の両日は3月から始まる新年度の学院説明会の日でした。
土曜日は日中お仕事をしていらっしゃるご父母の方が多く、日曜日に参加者が集中してしまいました。でもなんとか人数が溢れることなく、全席埋まって滞りなく実施することができ感謝でした。


冒頭の学院長挨拶のところで、アカデミーの売りである「勉強が楽しくなる秘訣」について話しました。
ちょうど1か月ほど前に書いた記事、「論より証拠」と、1年ほど前の記事、「勉強が好きになるには」の中に書いた内容をご父母の方々に話しました(興味のある方はご覧ください)。


神奈川県立高校の入試制度や今年度の入試問題の解説や傾向と対策なども副学院長のほうから話すことになっていましたので、数日前に書いた「持っているものはますます与えられる」の中に登場した中2のAさんとご両親も参加してくださっていました。


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(パワーポイントで入試制度を解説する副学院長)


説明会が終わると、ご両親が私のところにやって来ておっしゃいました。
「1年前、アカデミーに来るまでは勉強が嫌いでまったくしなかったのですが、今の娘の姿を見て本当に信じられません」
私は答えました。
「本当によく頑張っていらっしゃいます。将来はアメリカの大学院に留学して、120番目の新元素を発見し、大学で化学を教えたい、って言っておられますよ」
(この辺りのことは3日前の「褒めることよりも大切なこと」に詳しく書きました)


マイケル・コルダの今日の格言、
「勢いを維持させる方法のひとつは、さらに大きな目標をつねに持つことだ」
は、まさにこのAさんのことを言っています。
初めのうちはBe動詞もわからず涙を流していたのに、アメリカの高校に留学したいと言うようになり、次に今年の目標は英語で5を取ると言い、次にアメリカに留学して化学を勉強する、そして将来は化学者になって120番目の新元素を発見し、大学の先生になることと、目標をどんどん進化させ、具体的にイメージするようになってきています。
それが彼女が勢いを維持させている秘訣です。


そして、それもこれも、勉強を面白くさせ、とりこにさせること。すべてはこれにかかっています。
一昨日は、3か月の短期で帰国している長男夫婦がお嫁さんのご両親と一緒に平塚を訪問し、親しい交わりの時をもちました。長男夫婦は一泊して昨夜遅くにお嫁さんの実家に戻りました。
小中高校と勉強が大嫌いだった長男ですが、今はやはり勉強の面白さにハマっています。
私が最終的に学業を終えたのは34歳のときのこと。
アメリカに留学して早十数年経つ長男は奇しくも現在34歳ですが、まだ大学院で勉強中で卒業するのは4年先といいます。私をはるかに超えます。
やはり目標がどんどん大きくなり続けているのです。


これは勉強に限らず、どんなことにも当てはまります。
この秘訣がわかれば、「勢いを維持させる」ことはだれにでもできます。


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試練は人生を意味あるものにする

2017.02.20日

"Challenges make life interesting, however, overcoming them is what makes life meaningful."
--Mark Twain – 1835-1910, Writer
「試練は人生を面白くする。しかし、試練を乗り越えることは人生を意味あるものにする」
--マーク・トウェイン、作家
(訳 舟田譲二)


だれでも試練はできることなら避けたいものです。
しかし人生に試練はつきもので、だれも避けて通ることはできません。


試練の真っただ中を通っているときは苦しいし、嫌なものです。でも不思議なことに、試練はある意味人生を面白いものにしています。試練のない人生なんて、「クリー◯のないコーヒー」みたいで、平凡でつまらないことでしょう。


さらに試練を乗り越えて振り返ると、試練が自分を練り清めてさらに大きく、強くしてくれたことに気づきます。つまり、試練が人生を意味あるものにしてくれたということがわかるのです。
きっとそのような意味で、試練を通して私たちが成長することを神様は望んで、敢えて試練を与えてくださっているのでしょう。


少なくとも、試練に対する受け止め方・考え方を変えると、試練そのものが持つ意味も、また私たちに与える影響もすっかり変わってきます。


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源たれ

2017.02.19日

私の初恋は高校生のときでした。
私はチアリーダーのメンバの一員で、デイブはアメフト選手。私たちは出会ってすぐデートを始めました。
すぐに親密な仲になりました。まだティーンエージャーでしたが、これまで味わったことのない特別な感情を抱くようになりました。


数か月後、デイブは家族で旅行に出かけ、旅先から私に手紙を送ってきました。
母が届いた手紙を私に手渡してくれました。
デイブからの手紙だとわかると、私は舞い上がるような気持ちで自分の部屋に駆けていきました。
封筒から手紙を取り出すとドアを閉めました。床に座ってドアに背をもたれかかせ、デイブからの素敵なラブレターを読み始めました。
家族旅行の冒険をシェアしてくれ、そして私に会えなくてさびしいと言って、最後のところには「愛してる」とありました。
やったぁー!これまでだれも私に愛してるなんて言ってくれたことありません。
大ショックです。だれかが私を愛してくれてる!私は赤ん坊のように大泣きに泣きました。
嬉しさと悲しさが同時にやってきました。嬉しさというのは、だれかが私を愛してくれてると知ったから。悲しさというのは、これまでだれからも「愛してる」と言われたことがなかったから。


デイブと私は高校生の間、ずっと離れていられなくなりました。
3年生になった時、デイブは妹さんが別の高校に通っているひとりの友達と多くの時間を過ごすようになり、距離が開き始めました。
2週間ほどたったある日、突然、私に別れを告げて、その友達の妹と付き合い始めたのです。
予期さえしなかったことです。ふたりの関係がこのようにして終わり、私は自分は人から愛されるような人間じゃないんだと考えるようになりました。心の中に大きな穴がぽっかりとあきました。
この破局で味わった苦痛は決定的でした。もう二度とだれにもこのようなことを私にさせない、と私は心に決めました。このような思いが実は自分自身を傷つけているとは思いもよりませんでした。


このとき以来、私は次々といろいろな男性と付き合いました。でも、二度と傷つけられたくなかったので関係を断ち切るのはいつも私のほうでした。


恋愛関係が次から次へと壊れていく中で、私はメンターのボブ・プロクターにアドバイスを求めに行く決心をしました。ボブは成功について少なからず通じていたので、きっと私を助けてくれるに違いないと思ったのです。このとき私は20代で、将来もし家族を持ちたいならもっと長続きする関係を築くことを考えなければならないと思ったからです。


ボブと私は腰かけ、心を割って話し合いました。彼は私に大切な質問をしました。
「きみの理想的な人はどんな人?」
私は答えました。
「一緒にいて楽しい人で、心が広くて、楽天的で、よく笑う人で、家族を大切にし、ロマンチストで、信頼できる人で、正直で...」
私の理想像はどんどん続きました。


ボブは熱心に耳を傾けてくれました。そして次にとても大切な質問をしました。
「ペギー、きみ自身は自分がそのような人物だと思うかい?」
うーん...。私はちょっと考えなければなりませんでした。
そして、私は自分はそういう人間だと思い、そうだと答えました。
ボブは言いました。
「素晴らしい」
彼は続けて言いました。
「たとえどんなものであれ、人はだれでも自分と同じものを引き寄せるんだよ。人生で楽しさを求めるなら、自分自身が楽しい人になることだ。人に正直を求めるなら、自分が正直であること。人生で愛を求めるなら、愛のある人になる。ロマンスを求めるなら、自分がロマンチックな人になること」


ひと言で言えば、自分自身がその「源になれ」ということです。
自分が望むものが何であれ、望むそのものになること。


50代になった今、私は夫のデニスと満ち足りた幸せな結婚生活を送っています。決してデニスに私が求めるもの、たとえば「愛」「喜び」「楽しさ」「ロマンチック」「正直」などを彼に求めません。というのは、人生でこれらを体験するには、私自身がそのものでなければならないということを知っているからです。それは私の内から出てくるものでなければなりません。私たちの結婚はまるでマジックのようで、人の目にはものすごい「幸運」に映っていることでしょう。
でも、私たちが経験している愛や喜びは、私たちの選択にかかっています。その選択とは、私たちの願望の源です。


「自らその源たれ」というこの成功の原則はどんなことにも、そしてすべてのことに当てはまります。
もし、人生で成功したいと望むなら、人の成功の源となることです。
人生で繁栄を望むなら、人の繁栄の源になりなさい。
この方程式は、「源たれ」という3文字に集約されます。そしてこれは、あなたの人生を常により良くしていく可能性を秘めているのです。


ペギー・マッコール


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ペギー・マッコールはニューヨークタイムズ紙の12冊のベストセラーの著者。
ネット上で無料のモーニング・マネー・クラスを提供している。毎日、3〜5分のショートメッセージをビデオで届けてくれます。ご希望される方は次のサイトから登録してください。http://peggymccoll.com/go/morning-money-classes/

(訳 舟田譲二)


(自ら「源たれ」というのは素晴らしいメッセージです。これは人生で成功する秘訣です。
私もときどきこのサイトを見ますが、毎回教えられることがたくさんあります。ペギーはかなり早口の英語で語りますが、リスニングのいい練習にもなりますよ)


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今日の日差しを楽しむ

2017.02.17日

一昨日のこと。ひとりの小学6年生の子と話していたら、「現世は地獄だ」と言うではありませんか。
まるで悟りを得たお坊さんのようなことを言うのでびっくりしました。
話をしていくと、彼は彼なりにこの世で生きていくのにいろいろと苦労し、将来を案じているのです。
でも、私は言いました。
「人生、だれでも辛いことや悲しいこと、大変なことはあるよ。
でも、そんな面ばかり見ていたら、せっかくの人生が台無しになるじゃない。先生は、いつでもいい面を見るようにしているから、大変なことがあってもいつでも幸せだと思ってるし、地獄だなんて考えたこともないよ」


ウィリアム・フェザー(1889-1981)というアメリカの著作家が次のように言っています。
"Some people are making such thorough preparation for rainy days that they aren’t enjoying today’s sunshine."
「雨の日の備えにあまりにも一生懸命になっていて、今日の日差しを楽しんでいない人がいる」

(訳 舟田譲二)


「雨の日の備え」は確かに大切です。
「備えあれば憂いなし」と言うように、普段から台風や地震の備えがあれば、いざという時安心です。
しかし、同時に、あるいはそれ以上に大切な「今日の日差し」を楽しむことを忘れたり、おろそかにしたら、それこそ本末転倒です。


今日与えられている「日差し」、すなわち恵みや喜び、楽しみ、幸せ、仕事、健康、家族、友人等々を享受、感謝するのを忘れて、将来のことを心配したり、不安に思っていたりしたら、それこそ人生を台無しにしてしまいます。
実際、そのような生き方をしている人がたくさんいます。


だれの人生にも「雨の日」や「嵐の日」は必ずあります。
でも、どんな人の人生でも、「雨の日」「嵐の日」ばかりで、「晴れの日」がないということは絶対にありません。
5年前に書いた記事「晴れのち嵐のち晴れ」のごとく、だれの人生にも「晴れ」も「雨」も「嵐」もあります。
ならば「晴れ」のときには、その「晴れ」の日を、「日差し」を精一杯楽しまないと。


ウィリアム・フェザーはまた、「人生を楽しんでいる人に失敗者はいない」という名言も残しています。
皆さん、人生を楽しみましょう。


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持っているものはますます与えられる

2017.02.14日

中2のAさん。
1年少し前に入塾してきました。
自信がなく、顔も上げず、言葉も交わさず、目も合わせません。
英語に関してはBe動詞もわからず、単語もほとんど書けませんでした。
あまりにもできなくて、最初の頃はときどき目に涙を浮かべてさえいました。


約半年後の去年の夏期講習の最後に行った全県学力テストの頃には、英語はかなりできるようになってきていました。
Be動詞どころか、一般動詞との区別もつき、疑問文も否定文も一般動詞の不規則動詞も覚え、実力が着実についてきました。
英語の学力テストの結果が戻ってきて、案の定ものすごくできていました。
褒めたところ、突然泣き始めました。
感動して泣いたのかと思いきや、なんと自分が期待していた結果ではなかったと言って悔し泣きしていたのです。
でも、学校の成績は4になり、塾での様子はとても明るくなって先生やほかの生徒たちとも笑いながら大声で話すようになってきました。


最近話していたら、自分は英語に命をかける、なんとしても学校の成績を5にする、と宣言しました。
ところが、昨夜は私に英語ではなく理科のプリントを要求するのです。それも学年末試験が間近であるにもかかわらず、試験対策のプリントではなく、まだ1年先の中3生の入試予想問題をやると言います。
「えっ、英語に命をかけるんじゃなかったの?」と私。
「英語を頑張ってやってると頭が疲れてくるので、頭を休めるのに理科をやりたいんです」
「頭を休めるのに入試の問題?」
「理科は大好きなので、塾で中3の理科の教科書を借りて読んだり、ネットで調べたりしているので理科のことはたいがいわかります。この前やった県模試の過去問では偏差値64が出ました。高校の物理や化学も簡単なものならできます」
そこで、理科の入試予想問題をあげてやらせたところ、すぐに解き終わって82点という高得点。
疲れた頭を休めて楽しみながらやって82点。


ほとんどの女子生徒が理科は苦手、しかも生物や地学分野は好きな子もいますが、物理や化学は一番嫌われている分野です。
なぜAさんは理科がこんなにできるのか。
答えは自分でも言っているように、「理科が大好き」だからです。
好きなものは自ら進んでどんどんやるので、ますますできるようになる。
「持っているものはますます与えられる」という聖書の中に教えられている真理です。


だれでもそうですが、苦手な教科はできる限り避けて通りたい。だから、あまり勉強しない。そうすると、「持っていない者は、持っているものまで取られてしまう」のです。
ということは、何ごともやらないでいるとどんどんできなくなる。
ぎゃくに、できないことでもやっているとどんどんできるようになってきて、面白くなり、ますます好きになる。好きになるともっとやるので、さらにできるようになる。


これは勉強に限らず、人生のおよそあらゆる面において通じることです。


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借りを返す

2017.02.13日

"The only people with whom you should try to get even are those who have helped you."
--John E. Southard - Author
「借りを返すことを考えるべき唯一の相手は、あなたを助けてくれた人だ」
--ジョン・E・サウザード、著作家
(訳 舟田譲二)


「借りを返す」とは、もともと「借りていたものを返却する」という意味ですが、そこから転じて、「相手に復讐する、自分が受けた損失や屈辱と同等のものを相手に味合わせる」「恨みのある相手に仕返しをする」という意味で一般によく使われます。
しかし同時に、「以前良くしてもらった相手のためになることをする」「恩返しする ・ 恩に報いる」という良い意味でも使います。


ここで、ジョン・E・サウザードが言わんとしているのは、英語の get even 「仕返しをする」という言葉を「恩を返す」という意味に置き換えて、聴き手の不意を突くように「借りを返すのは、仕返しではなくあなたを助けてくれた人に恩を返しなさい」と言っているのです。じつにうまい言い方です。


英語のことわざに
Forgiveness is the best revenge.
赦しは最大の復讐。
というのがあります。


憎しみを持ち続けていると、それは相手よりも自分を苦しめ、傷つけることになります。それこそ相手の思う壺です。
古今東西、多くの小説や映画、テレビドラマのテーマは復讐です。
でも復讐することによって得るものはありません。失うものばかりです。


ですから、借りを返すのは復讐ではなく、自分に良くしてくれた人に恩を返すのが一番なのです。


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氷山の一角

2017.02.11日

"It’s the tip of the iceberg."
「氷山の一角」


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表面に現れている事柄は好ましくない物事の全体のほんの一部分であることのたとえです。


昨日、新聞に折り込まれていた「じもとの事件簿」(新聞に載らない事件 平塚市内版)。
先月の1日から末日まで市内で起きたさまざまな事件が日ごとに列挙されています。
見ると、事件の起きていない日がないほどほぼ毎日、それも1日に数件単位で起きています。
その大半は、「自転車盗」「オートバイ盗」「空き巣」「車上ねらい」といった比較的小さい事件です。
発生状況を見ると、「駐輪場に施錠していて盗まれた」「家の窓ガラスが割られて金品が盗まれた」「敷地内に施錠して駐車中、窓ガラスが割られて車内に置いてあった鞄から財布が盗まれた」「敷地内に駐車してあった車からバッテリーが盗まれた」等々です。
発生時間は早朝から昼間、夕方、夜間と、いつでも起こっています。
発生場所は市内全域です。
これでは防ぎようがありません。
比較的大きな事件のない、静かな平凡な、安全と思われる街ですらこうです。


先月は振り込め詐欺が報告されていませんでしたが、いつもは数件載っています。
現に、警察署からの防犯情報として、「百貨店店員を装う詐欺が増えています。あなたのキャッシュカードが不正に利用されていることがわかったので、新しいキャッシュカードに変更してください。古いキャッシャカードを取りに伺いますなどの電話があり、キャッシュカードをだまし取りに来る」「市役所や金融機関等の職員を装い、医療費や保険料の還付金があると告げ、ATMでお金をだまし取る手口の還付金詐欺が発生している」等々、この「事件簿」に書いてあります。


3年半ほど前、当時としては走りだった還付金詐欺の電話がうちにもかかってきたことがあります。
妻があと一歩でひっかかるところでしたが、私が気づいてぶじ事なきを得ました。この時の彼らの手口を一部始終書いた記事が「昨日のびっくりとは… 必見!」にありますので、ぜひご参考にして未然に防いでください。


上の事件簿を見ていると、これは計画的、組織的な犯罪の一部という臭いがします。
単に自転車が欲しかったから盗んだ、というのではなく、犯罪グループが存在していて大量に盗み、窃盗品をネットで売ったり、あるいは海外に転売したりしているように思われます。


最初は小さいことから始まり、そのうちだんだん大きくなっていく。それが罪の性質です。
子どもたちが「嘘つきは泥棒の始まり」とよく言いますが、まさにそのとおりです。罪は怖いです。
さらにこれらはほんの氷山の一角です。
どの街でも、報告されていない事件はまだまだたくさんあります。
皆さん、くれぐれもご注意ください!


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感謝の心は

2017.02.05日

"Gratitude can transform common days into thanksgivings, turn routine jobs into joy, and change ordinary opportunities into blessings."
--William Arthur Ward – 1921-1994
「感謝の心はごくありきたりの普通の日を神への感謝に一変させ、毎日の決まりきった仕事を喜びにし、平凡な機会を祝福に変える」
--ウィリアム・アーサー・ウォード、教育哲学者・牧師


昨日の記事、「ロシアより愛を込めて」に引用したウィリアム・アーサー・ウォードの格言です。
キーワードは「感謝の心」です。
感謝の心はすべてを一新します。
換言すれば、感謝の心を忘れていると、「ごくありきたりの普通の日」「毎日の決まりきった仕事」「平凡な機会」などは、みんな当たり前のものとなってしまいます。
なぜなら、「感謝」の反対語は「当たり前」だからです(「ありがとう」と「サンキュー」の反対語)。


そして、「なんでもかんでも当たり前」と思うことほど人を、人生を、神を愚弄することはありません。
この世の中に当たり前のことなど何ひとつありません。
私たちが毎日、1秒1秒吸っている空気も、飲んでいる水も、野菜や果物、肉などの食べ物も、健康も、家族も仕事も、すべて神様から一方的に与えられているものです。


感謝の心があると、ごくありきたりの普通の日を「神への感謝」に一変させ、毎日の決まりきった仕事を「喜び」にし、平凡な機会を「祝福」に変えるのです。


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ロシアより愛を込めて

2017.02.04日

"The mediocre teacher tells.
The good teacher explains.
The superior teacher demonstrates.
The great teacher inspires."

--William Arthur Ward
「平凡な教師はただしゃべる。
良い教師は解説する。
さらに優れた教師は自らやってみせる。
しかし、偉大なる教師は生徒の心に火をつける」

--ウィリアム・アーサー・ウォード
(訳:舟田譲二)


ウイリアム・アーサー・ウォードは、米国ルイジアナ州出身で、メソジスト教会監督や日曜学校校長、信徒リーダーなどを務めたほか、いくつかの大学で教え、リーダーズダイジェストなどのコラムニストとしても活躍していました。
彼が残した名言は、今日でもアメリカでもっとも多く引用されていると言われます。


昨夜、塾から家に帰る道、向こうの方から飛び跳ねるように駆け寄ってくる若い女性がいました。
最初、私の後ろにいるだれかに向かって駆けてくるのかと思い、振り返ろうとしたのですが、近づいてきたその女性は満面の笑みで、私に声をかけてきました。
「学院長先生!あー、お会いできて良かった!」


アカデミーで7年間働いてくださり、生徒たちの人気者だった清田先生です。
去年、退職されて今も東京で教育関係のお仕事をしていらっしゃるのですが、昨夜はなんと仕事が終わってからわざわざ電車に乗って平塚まできてくださいました。そして、折り返しお住まいの埼玉まで戻られるとのこと。
それは、私にバレンタインのチョコレートを届けるため!ではなく(笑)、もうすぐ卒塾する愛する中3の生徒たちにチョコレートを直接手渡し、受験生を激励するためだったのです。
私のためのチョコレートもついでに(?)ありました。というか、在職中毎年バレンタインになると欠かさずチョコレートをくださっていましたが。
昨日いただいたチョコレートは超豪華版。ピンクのハートのボックスに入ったキュートなゴディバのアソートメントチョコ。


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家に帰って妻と一緒にひとついただきましたが、口の中でとろけて、思わず「美味しい〜!」。
その温かいお心遣いに胸に熱いものが込み上げてきました。ありがとう、清田先生!


このとき、お気に入りで何度も観た映画、『007 ロシアより愛を込めて』の主題歌の冒頭の歌詞がよみがえってきました。


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(ジェームズ・ガクインチョーとタチアナ・キヨタ?)


From Russia with love I fly to you,
much wiser since my goodbye to you.
I've travelled the world to learn,
I must return from Russia with love.


清田先生はロシアほど遠くはありませんが(笑)、東京から1時間以上もかけて愛する生徒たちのために駆けつけてくださいました。「ロシアより愛を込めて」ならぬ「埼玉より愛を込めて」
本当の愛情がなければできないことです。
生徒たちもみんな、清田先生の気持ちをしっかりと受け止めて、全力で10日後の受験に臨むことでしょう。
「偉大なる教師は生徒の心に火をつける」
これは真実です。


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私欲から解放されて

2017.01.31日

"What we have done for ourselves dies with us; what we have done for others and the world remains and is immortal."
--Albert Pike – 1809-1891, Attorney and Writer
「私たちが自分のためにやったことは、自分の死とともに消えてなくなる。しかし、人のため、世のためにやったことは永遠に残る」
--アルバート・パイク、弁護士、作家
(訳 舟田譲二)


アルバート・パイクについては、ネットで調べるとフリーメイソンKKK(クー・クラックス・クラン)の創始者であるとか、第1次・第2次・第3次世界大戦を予言していたとか、いろいろ書かれています。
しかし、そんなことはさておき、冒頭の
「私たちが自分のためにやったことは、自分の死とともに消えてなくなる。しかし、人のため、世のためにやったことは永遠に残る」
はツボを得た言葉です。


人は生来自己中心なもので、その行動のほとんどは自分の益のためです。
しかし、自分のためにたとえどんなに偉大なことをして地位を得、名声を博し、偉大な事業をなし、財産を蓄えたとしても、その人が死ぬとすべては消えてなくなり、人々の記憶からも消し去られてしまいます。
しょせん、あの世にこれらを携えていくことはできないのです。


一方、ひとりの人が他の人のため、世のためになしたことは、永遠に人の心に刻みつけられ、語り告げられます。
それは文学や哲学、教育、スポーツ、芸術etc.etc.、どれを取っても明らかです。
残されたものは、たとえ何年、何百年、何千年たっても、私たちの魂に語りかけ、教え、励まし、慰め、知恵を、喜びを、勇気を与え...と、その影響ははかり知れません。


1909年に北海道で起きた鉄道事故の実話を元に三浦綾子さんが小説にした『塩狩峠』は、のちに映画化されました。
「人がその友のために自分の命を捨てること、これよりも大きな愛はない」という聖書の言葉を実践して自らの命を犠牲にしたひとりの青年の行動が、100年以上たった今日も、本や映画を通して国内外の多くの人に感動を与え、命を与え続けています。


どんなことであれ、私欲から解放されて自由に活動、行動するなら、それは多くの人に、そして世に益するものとなるのです。


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そうだ、京都へ行こう! その3

2017.01.28日

"Be respectful. Words are powerful. Use them as candles to light the way, not clubs to beat someone up."
--Michael Josephson – Author and Speaker
「言葉を丁寧に扱いなさい。言葉には力があります。言葉は、人を打ち叩く棒のようにではなく、行く道を照らすロウソクのように使いなさい」
--マイケル・ジョゼフソン、著作家、講演者
(訳 舟田譲二)


マイケル・ジョゼフソン氏は、これまでこのブログで何度も引用してきている私の尊敬する方で、彼とはとても波長が合います。
このブログページ左上の「エントリー検索」に「マイケル・ジョゼフソン」と入力すると、その引用した記事が出てきます。最新の「にんじんと卵とコーヒー豆から学ぶレッスン」を始め、8つの記事がありますので、関心のある方はぜひご覧ください。一つひとつから様々なことを教えられます。


さて、今日の言葉ですが、言語学を専門としてきた者として、言語の働き、その重大さは人一倍よく理解しています。
マイケル・ジョゼフソンさんはそれを見事なまでに語っています。
「言葉を丁寧に扱いなさい。言葉には力があります。言葉は、人を打ち叩く棒のようにではなく、行く道を照らすロウソクのように使いなさい」


一昨日、我が家を訪問してくださっていた鶴田牧師が、ここ湘南地方の夏は涼しく冬は暖かく、富士山がすぐ近くに見える風光明媚で、物価が安く住みやすい平塚をとても気に入ってくださいました。
将来、もし帰国するようなことがあれば平塚を選択肢のひとつに入れてくださいましたが、もうひとつの強力なライバルがあります。
それは「京都」です。
私も同じで、幼少時から大学卒業までちょうど20年間過ごした京都はまさに私の心のふるさとで、写真で京都の風景を見たり、テレビのドラマなどで京都のシーンが出てきたり、柔らかい京都弁を聞いたりすると、鳥肌が立つほどの思い入れのある街です。


前回、京都に行った際、地下鉄に乗っていた時のひとコマです。
前の座席に座っていた若いお母さんと小さな子どもが話していました。
「なにゆうてんの。ほんまにあほやなぁ〜、あんたは」
ごく日常的な、このスローテンポの母親の言葉に私はとても癒され、「ああ、京都はいいな」と改めて感じ入りました。


これが、ここ平塚など関東地方だったら次のような言葉になります。
「何言ってんの!バカだね、お前はっ!」
実際、このような親子の会話をこれまで何度も耳にしてきて、しばしば心に痛みを覚えました。
ときに、塾で親子の三者面談の席ですらこのような会話が交わされます。


ドナルド・キーンさんが若かりし頃、留学生時代の京都、竜安寺での思い出を語った記事を「鬼怒鳴門」に書きましたが、これらふたつの話を私は鶴田さんにシェアしました。
すると、鶴田さんもこのドナルド・キーンさんの話に痛く感動していました。


人生の半分を過ごしたここ平塚はまことに住みやすい街ですが、私も鶴田さん同様、やはり今も京都が大好きで、将来いつか京都に戻りたいな、という願いがつねにあります。
京都は日本を代表する観光都市でつねに観光旅行客でどこも混雑していて、しかも夏は蒸し暑く冬は底冷えし、物価は高く、住むには決して湘南地方のように恵まれた環境にはないのですが、私の魂が京都へ誘(いざな)うのです。
「そうだ、京都へ行こう!」
今年はぜひともまた大好きな京都に行きたいと思っています。


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石が叫ぶであろう

2017.01.25日

"You are not only responsible for what you say, but also for what you do not say."
--Martin Luther King Jr. – 1929-1968, Minister and Civil Rights Leader
「人は言うことだけに責任があるのではない。言わないことにも責任がある」
--マーチン・ルーサー・キングJr.、牧師・公民権運動指導者
(訳 舟田譲二)


誰でも自分の言うことに責任を持たなければなりません。
何か言ってもそれをすぐに撤回したり、あるいはとぼけて知らないふりをしたり、また言ったことを否定したりしていたら、誰からも信頼されなくなります。


でも責任を持つのは、言うことだけではありません。言わないことにも責任はあるのです。


1950年代当時、人権が認められず、ひどい差別を受けていたアフリカ系アメリカ人の人権を求めて公民権運動を起こしたマーチン・ルーサー・キングJr. 牧師は、彼らのうめき声を代弁して人種差別撤廃を訴えました。
もし彼が声を大にして訴えなかったら、そしてその後もみんなが黙っていたなら、アフリカ系アメリカ人の公民権は今も認められなかったでしょう。


つまり、正しいことを言わないことにも責任がある、ということです。
たとえこのような大きな問題でなく、私たちの身の回りの身近な問題でも、知っていながら正しいことを言わないならば私たちは災いです。


じつは、私自身、昨日ある方から私の気づかなかったあることをご指摘いただき、自らを改めた次第ですが、このような卑近な例に始まり、地球規模の問題まで声を大にすべきことはいくらでもあります。


今日、私たち人間の身勝手な行動による環境破壊などで地球全体が苦しみ悶えています。
絶滅危惧種を始め、地球温暖化など異常気象や世界中で頻発する巨大地震、エルニーニョ、巨大ハリケーン、大型台風などを通して地球が叫んでいるように感じられます。


今からおよそ2000前にイエス・キリストがおっしゃいました。
「もしこの人たちが黙れば、石が叫ぶであろう」
(ルカ19:40)


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今という一瞬一瞬を

2017.01.24日

"You don't get to choose how or when you die. You can only decide how you are going to live."
--Joan Baez – Singer/Songwriter
「人はいつ、どのような死に方をするか、自分で選択することはできない。自分で決めることができるのは、唯一、これからどのように生きていくかだけだ」
--ジョーン・バエズ、シンガーソングライター
(訳 舟田譲二)


ジョーン・バエズと言えば、私の若い頃大流行りしたフォークソングの草分け的存在。
森山良子が「日本のジョーン・バエズ」と呼ばれていました。
彼女の「ドナ・ドナ・ドナ」や「朝日の当たる家」は大ヒットし、毎日ラジオで流れていて、私も彼女の歌に合わせて口ずさんでいたものです。
私の高校のときのクラスメートの女の子も、ギターを持ってこれらの歌を学園祭で歌っていたのを覚えています。


当時19歳ぐらいだったジョーン・バエズは今や76歳。でも現役続行中です。
エキゾチックな黒髪だった少女の面影はあまりありませんが、今でもとても綺麗で、愛するギターを抱えて歌う姿はそのままです。


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冒頭の言葉、
「人はいつ、どのような死に方をするか、自分で選択することはできない。自分で決めることができるのは、唯一、これからどのように生きていくかだけだ」
はまことに当を得た表現です。
病気なのか、事故なのか、老衰なのか、いつ、どこで、どのような死に方をするのか、選択できないのであれば、そのようなことで思い悩んだり、不安に思ったりしても仕方がありません。


むしろ、私たちが心すべきなのは、これからどのように生きていくか、さらに言えば、今、この瞬間をどのように生きるか、です。
時間は常に、秒々刻々流れています。
私たちにできることは、今という一瞬一瞬を精一杯、悔いのないように生きることだけです。


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あなたはどちらを選びますか?

2017.01.21日

"A person is literally what they think, their character being the complete sum of all their thoughts."
--James Allen – 1864-1912, Writer
「人は、文字どおりその人が考えるとおりのもので、性格はその人の思考の全体像のようなものだ」
--ジェームズ・アレン、著作家
(訳 舟田譲二)


8年前、「頭の中にあることは」という記事の中に、このジェームズ・アレンが著した『人は心の中で考えたとおりの人間になる』という本を紹介しました。
彼は、聖書の中の
"As a man thinks in his heart, so is he." (箴言23:7)
「人は心に考えるような人になる」
という言葉から、100年以上にわたって世界中のベストセラーになったこの本を書きましたが、今日流行っている自己啓発の生みの親のような人物です。


また、この教えは「成功する人に共通していること」です。
すなわち、「成功の鍵は、能力ではなくその人が持つセルフイメージ」なのです。


毎日のように全国のあちらこちらで催されている自己啓発のセミナーで教えていることは、突きつめていくと上の言葉に集約されます。ですから、たとえ何百万、何千万円というお金をこれらのセミナーや本などに費やしても、セルフイメージの低い人は成功しません。


ジェームズ・アレンが言っているように、「人は、文字どおりその人が考えるとおりのもので、性格はその人の思考の全体像のようなもの」です。
いつも消極的、否定的に考えている人は、やはりそのとおりの人になります。
ならば、積極的、肯定的に考えなければ損です。
どちらを選ぶかはあなた次第です。


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空は落ちてこなかった

2017.01.18日

"I quit being afraid when my first venture failed and the sky didn’t fall down."
--Allen H. Neuharth – 1924-2013, Author
「私は、最初のベンチャービジネスで失敗したとき空は落ちてこなかったので、心配するのをやめることにした」
--アレン・ニューハース、著作家


昨日の朝一番、私の同労者である柿谷正期牧師よりメールが入ってきて、6年前に亡くなられた先生の前妻、寿美江先生のお父さまが98歳(99歳?)でハワイの地で召天されたというニュースが入ってきました。
昔、平塚に住んでいらっしゃった時には毎週教会でお会いし、よくお話ししました。
帰米二世でロサンゼルスで育ち、教育もアメリカで受け、牧師を務められた方です。
好きな小説のことでとてもよく話が合いました。
あるとき、私の好きな作家、シドニィ・シェルダンのことをご紹介したところ、1冊読んですっかりファンになられ、その後次々と彼の本を読んでは、私にその感想をシェアしてくださいました。


そのシドニィ・シェルダンの代表作のひとつ、The Sky Is Falling (邦題『空が落ちる』)を上の言葉を読んだとき思い出したのです。
シドニィ・シェルダンについては、これまで何度かこのブログに書いてきました。


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(年を取るとこんな感じになるのかな?なーんて言ったりして...)


「ブログを続ける動機づけ」の中にも、この The Sky Is Falling の話が出てきますが、英語ではよく使われる表現で、言い換えれば「この世の終わり」といった感じです。


アレン・ニューハースは大学生時代、キャンパス新聞の編集長をやっていました。
その後、ベンチャーで『サウス・ダコタ スポーツ』という週刊誌を立ち上げたのですが、失敗して大きな借金を抱えました。これが、彼の言っている「最初のベンチャービジネスで失敗した」という経験です。


シドニィ・シェルダンの小説のメインテーマは、たとえどんな失敗をしても「明日がある」ということだと思います。
そういう意味において、私も同じメッセージをこのブログで繰り返し述べていて、彼とは波長が合うのでしょう。


私の2度目のアメリカ留学は結婚して32歳のときでしたが、ちょうどこの時、アメリカで新しい全国紙が華々しくデビューしました。
USA Today という新聞で、私もこれを当時よく読んでいましたが、なんとこれがアレン・ニューハースが興したものだったのです。
彼は1回目の失敗でジャーナリズムの世界をあきらめず、ずっと続けていったお陰でこの USA Today で大成功を収めたのです。


というわけで、人生に失敗はつきもの。しかし、決して「空は落ちてこない」、すなわち世の終わりにはなりません。必ず、また別のチャンスが回ってきます。
ですから、彼に倣って心配するのはやめましょう。


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論より証拠

2017.01.17日

論より証拠
「物事は議論よりも証拠によって明らかになる」【広辞苑】
「あれこれ論じるよりも証拠を示すことで物事は明らかになるということ」【大字泉】
「物事をはっきりさせるには、あれこれと口先で論議するより、具体的な証拠を示す方が早くて確実だということ」【ことわざ辞典】


"The proof of the pudding is in the eating."
【ðə prú:f əv ðə púdiŋ iz in ði í:tiŋ】
《ことわざ》「プディングの味を確かめるには食べてみることだ。『論より証拠』; ものは試しだ」【ランダムハウス英和大辞典】
"The proof of Academy is in your trying it."
【ðə prú:f əv əkǽdəmi iz in juə tráiiŋ it】
《新ことわざ》「アカデミーの良さは試してみればすぐわかる」 【学院長訳】


これは、今から8年前のアカデミー学院のチラシに載せたキャッチコピーです。
このあと生徒たちやご父母の声をたくさん載せました。
その一部を下にご紹介いたします。
私がいつもこの「ジョージ学院長 元気の出るブログ」の中で語っている教育論が机上の空論ではなく、日々実践されているものであることがおわかりいただけるかと思います。


「私はアカデミー学院を卒業したことを今でも誇りに思っています。中1の夏に入塾した頃は、勉強する意味もわからず、自ら勉強することはほとんどありませんでした。こんな私がアカデミーに入塾してから、学ぶことの楽しさ、理解できた時の嬉しさを経験し、自らすすんで勉強することができるようになりました。
アカデミーの先生たちはいつも生徒のことを一番に考えてくれて、熱心に指導してくれました。そんな思いに応えたいと、真剣に将来の目標に向かい頑張れた気がします。
当時は苦手科目もありましたが、週1回のデータベースのおかげで苦手科目も克服でき、バランスよく成績を上げることができ、自信につながりました。テスト前の補習では、分からないことはすぐに先生に質問でき、自宅で勉強するより集中でき、とても助かりました。
アカデミーは行事も多く、塾生とも先生達とも仲良くできて、深い信頼関係が築けました。そして学ぶ時は学ぶ、楽しむ時は楽しむと、はっきり区別をつけることができたので、私にとっては最高の塾でした。
アカデミーで培われた粘り強さは、現在の高校生活の部活や勉強でも生かされています」


「小学5年生のとき友達に誘われ、キッズクラブに入って英語を学びました。歌を歌ったり、体を使ったり、ゲームをしたりして単語を覚え、毎週楽しく学べました。
中学での学院長の英語の授業では、書くことや読むことの大切さ、文法、動詞の活用や単語の面白い覚え方、勉強法など本当にたくさんのことを教わり、いつのまにか英語が一番の得意科目になっていました。宿題、読み練習、学院長特製の単語シートなどやればやるほど成績が上がっていくのがよく分かりました。今思うと、英語を得意科目にしてくれたのは、このアカデミー学院での英語の授業でした。
授業自体も、学院長のジョークが出て笑いに包まれていて、生徒一人一人が質問しやすい雰囲気で、集中力が続く授業でした。江南高校の独自入試では英語が一番良い点でした。
また、去年の大学入試でも英語の高得点が合格につながったと思っています。こうして考えると私は英語という科目をアカデミーでゼロから始めたことで、今の結果・実力を得ることができたと思います。本当に良かったです。
アカデミーでは、他のどの授業も本当に楽しく、自然と全教科の成績が伸びていました。アカデミー、ありがとう」


「中1の夏、サッカー漬けの毎日を送っていた私は全く勉強もせず、定期テストでも散々な結果でした。そんな時、小さい頃からの友人に誘われてアカデミー学院に入塾しました。
当時は英語のBe動詞と一般動詞の区別もつかず、また数学では‘負の数’の意味がさっぱり分からないという状態でした。
その後約2年半アカデミーでお世話になり、入塾当初では考えられない程ランクアップして憧れの江南高校に合格し、とても充実した楽しい高校生活を送りました。
そうなれたのは全てアカデミーの先生方のおかげです。毎回の授業は楽しくて楽しくて、先生が発する言葉一つ一つが中学生の私をワクワクさせました。ここで、テストのための、成績のための、受験のため
の、ただの手段としての勉強ではなく、知ることの楽しさやおもしろさ、知識が増えたり、問題が解ける喜びなど、勉強の本来の姿を学んだと思います。
今、大学生として自分の興味を持った分野を探求できるのも、知る楽しさを知った、あの頃のアカデミーがあったから…そう感じながら毎日キャンパスに通っています」


「キッズクラブ英語クラスから、中1の現在まですでに9年間息子が通っています。丁寧に楽しく指導してくださっているのが、息子からの話や、学院長のブログを見ると伝わってきます。中間・期末テストの対策期間は、補習でほぼ毎日アカデミーの机で勉強しています。息子が長く通い続けている理由の1つに、学院長の「魅力」があります。良い先生が集まるのも「魅力」によるものだと思います。学院長の「元気の出るブログ」を読むと、学院長の数々の「人生経験」や「言葉」が詰まっていて、いつも親子ともども本当に元気づけられています。「復習・宿題は習ってから24時間以内に!」という学院長との約束はすべての教科で習慣となり、学力をつけると同時に達成する喜びや自信も学ばせてもらっています。
入塾した頃、まだ塾は早いかと迷いもありましたが、学習の仕方も学べて結果的に良かったと思っています」(保護者の声)


詰め込み教育や受験のための無味乾燥の暗記などによらず、生徒たちは学ぶことの楽しさを知り、それを受験後も、そして社会に出てからも役立てています。これが本当の教育の目的ではないでしょうか。
上にご紹介した卒塾生たちは、全員大学卒業と同時に県立高校の数学教師や建築士などになって、社会で活躍しています。そして、いまだに一人ひとりとつながっています。
小さな働きながら、このような形で社会に少しでも貢献できていることを誇りに思っています。
(上に掲載していないほかの生徒・保護者の声が載っている実物のチラシの画像はこちら
今日はアカデミーのCMでした(笑)。


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行き詰まった、もうこれで終わりだ

2017.01.16日

"Often when you think you're at the end of something, you're at the beginning of something else."
--Fred Rogers(1928-2003), Television Personality
「行き詰まった、もうこれで終わりだ、と思うような時は、しばしば何か別のことの始まりだ」
--フレッド・ロジャーズ、教育者、テレビホスト
(訳 舟田譲二)


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長い人生、生きていると必ず二度や三度、いや数えきれないほど、「行き詰まった、もうこれで終わりだ」というような状況に遭遇します。
長く生きていなくても、たとえ子どもでもこのように感じて、中には思いつめて自死する子すらいます。
私の中学校時代のクラスメートがふたり自死しました。
原因はいじめもあれば、病気、家庭の事情など様々です。
しかし、「待った!」
人生は終わりではありません。
終わりというのは、病気や老化など寿命が尽きたときの自然死です。


フレッド・ロジャーズが言っているように、
「行き詰まった、もうこれで終わりだ、と思うような時は、しばしば何か別のことの始まり」
です。
そう、道は必ず開けます。行きづまりは、すなわち新しい道への入口です。


フレッド・ロジャーズは大学卒業後、将来牧師になるために神学校に進学しましたが、ちょうどそのとき出合ったテレビに子どもの教育への大きな可能性を感じ、テレビ業界に入ります。
子ども向けの歌を200曲以上作詞・作曲し、数多くの児童書や教育書を著し、教育業界での貢献に対して多くの賞を受賞しました。


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そのようなことから、冒頭の言葉はおそらく青少年への愛情を込めたメッセージではないかと思います。
でも、同時にこのメッセージは人生のどの年代においても当てはまる真理です。


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やるのは<今>

2017.01.14日

"Go for it now. The future is promised to no one."
--Wayne Dyer - 1940-2015, Author and Speaker
「思い切ってやってみなさい。未来はだれにも約束されていません」
--ウェイン・ダイアー、著作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


ウェイン・ダイアーはアメリカの心理学者で、自己実現・自己啓発に関する書籍を数多く著し、世界的に高く評価されています。
日本語にも多く訳されていますがその一例を挙げると:


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このブログの中でも、「引き寄せの法則 2」「夢を描く」などの中にも書いたいわゆる「引き寄せの法則」で、私自身この法則をこれまで数えきれないほど経験してきているので、これは本当だと確信をもって言うことができます。


ウェイン・ダイアーは上の言葉のほかにも、
「これまでの人生を振り返ってみるとわかるが、私たちは自分がやってしまった事柄についてはほとんど後悔しない。むしろ後悔するのは、自分がやらなかったことである」
などと言っています。


物ごとはやってみないことにはうまくいくかどうか、わかりません。
うまくいかないこともあるでしょう。うまくいかなくて元々だと考えればいいのです。
でも、やってみたらうまくいくかもしれない。やらなければ、うまくいったかもしれないものも、何ひとつ実現しません。
そもそも「未来はだれにも約束されていない」のですから、それならやってみないと損ではありませんか。
行動を起こした人しか成功を味わうことはできないのです。
これは仕事に限らず、勉強やスポーツ、子育てや人間関係などありとあらゆるものに当てはまります。


原文には、"Go for it now."と "now"という言葉が入っています。
そう、やるのは<今>です。


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人生とは芸術

2017.01.13日

"Life is the art of drawing without an eraser."
--John W. Gardner – 1912-2002, Former U.S. Secretary of Health, Education, and Welfare
「人生とは消しゴムなしで描く芸術だ」
--ジョン・W・ガードナー、米国保健教育福祉省元長官
(訳 舟田譲二)


うまく言ったものですね。
私も「人生とは芸術だ」と常々思っています。
私たち一人ひとりが描く異なった絵。
いえ、人だけではありません。地球上のすべての動植物、さらに細菌なども含むすべての生命体がその人生をかけて1枚1枚の絵を描いています。
どれ1枚をとってもみんな異なり、しかも無価値なものなどなく1枚1枚に無限の価値がある。
「開運!なんでも鑑定団」に出したら、それこそ値段がつきません。それぐらい価値あるものです。


さらにすごいのは、消しゴムで消して描き直すことができない、みんな一回限りの人生を最高に描いているのです。
もちろん、はた目に見ると「傑作」や「駄作」もあるでしょうし、「失敗作」もあるかもしれません。しかしこれはあくまでも人間の見方。
神様の目から見れば、どれ一つとして「駄作」や「失敗作」はないのです。
なぜなら神様は
「わたしの目には、あなたは高価で尊い」(イザヤ43:4)
「わたしは限りなき愛をもってあなたを愛している」(エレミヤ31:3)
と一人ひとりにおっしゃっているからです。


あなたは神様の最高傑作。
たとえ失敗があったとしても消しゴムで消して描きなおす必要のない、ありのまま、今の状態で最高の芸術作品なのです。
卑下したり、悲観することは作者である神様に対する冒涜です。


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周りの人たちがあなたの真似をする

2017.01.11日

"Do something wonderful, people may imitate it."
--Albert Schweitzer - 1875-1965, Theologian
「なにか素敵なことをしなさい。周りの人たちがあなたの真似をするかもしれませんよ」
--アルベルト・シュバイツァー、神学者
(訳 舟田譲二)


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人の行動は伝染するものです。
憎しみを持っていると、連鎖反応で憎しみもどんどん広がっていきます。
個人レベルに限らず、国と国の間でも小さないさかいが起こると、それはどんどん大きくなっていきます。
分裂はますます裂け目を大きくします。
疑惑を持っていると、その疑惑はさらに大きくなり、だれも信じられなくなります。
誤りはさらに大きな誤りを引き起こします。
悪口を言っていると、悪口は周りにどんどん伝染していきます。


しかし、一方で人の良い行いもまた伝染していきます。
私たちの日々の生活を少しでも明るく、幸せにするには、また世界に平和を求めるなら、当然のことながら私たちがまず率先して人のお手本となるような行動を取らなければなりません。
なぜなら、それも伝染していくからです。


シュバイツァーがここで言っている、「なにか素敵なことをしなさい。周りの人たちがあなたの真似をするかもしれませんよ」はまさにこのことを教えています。
私がよく心に思うのは、次の「平和を求める祈り」です。


わたしをあなたの平和の道具としてお使いください。
憎しみのあるところに愛を、
いさかいのあるところにゆるしを、
分裂のあるところに一致を、
疑惑のあるところに信仰を、
誤っているところに真理を、
絶望のあるところに希望を、
闇に光を、
悲しみのあるところに喜びをもたらすものとしてください。
慰められるよりは慰めることを、
理解されるよりは理解することを、
愛されるよりは愛することをわたしが求めますように。
わたしたちは与えるから受け、
ゆるすからゆるされ、
自分自身を捨てることによって、永遠の命に生きるからです。


地上において完全な理想郷をつくることは不可能ですが、小さな行い一つひとつの積み重ねが輪を広げていくなら、世界はもっともっと平和になり、住みやすいところになることでしょう。


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批判するより励ませ

2017.01.10日

"Those who are lifting the world upward and onward are those who encourage more than criticize."
--Elizabeth Harrison – 1849-1927, Educator
「世界を向上させ、前進させる人は、批判するよりむしろ励ます人だ」
--エリザベス・ハリソン、教育者
(訳 舟田譲二)


人を批判したり、責めたりするのはいとも簡単なことです。ときには大声で怒鳴ったり叱ったりすることもあるでしょう。
実際のところ、ほとんどの家庭において夫婦・親子・きょうだい間で、また学校では教師間あるいは教師と生徒の間、生徒間で、企業などでは上司・部下の間、同僚の間などで日常茶飯事のように行われていることでしょう。


私が塾の仕事を立ち上げたとき、最初にお世話になった会計事務所で、私たち客の面前で経営者が従業員を大声で怒鳴っているのを目撃しました。
怒鳴られていた人はうちの担当者でしたが、即首になったか、自ら退職したかで、間もなく顔を見なくなりました。
そして、私たちもこのようなところは嫌だと思い、すぐに別の会計事務所に変わりました。


人はみんなそれぞれ器の大きさが違います。自分の思うように動いてはくれませんし、期待外れの状況にときには頭にくるようなこともあるでしょう。
でもこのことは言い換えれば、同時に相手も自分のことを同じように見ている可能性があるということです。


自分が完璧からほど遠く、欠けだらけであるのと同様、この世に完璧な人などどこを探してもいません。
ということは、相手に「ああしろ、こうしろ」と要求したり、「こうあって欲しい」と期待すること自体無意味ですし、このような見方、考え方をしている限り、自分にとっても相手にとってもものすごいストレスとなって、このストレスがお互いの人間関係を壊し、さらには私たちの肉体・精神の健康すらも損ねることになります。


自分が日々接している人や環境を向上させ、前進させたいと思うなら、相手を批判するよりむしろ励ますことです。
ここから創造的な世界が開けていきます。


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親切のススメ

2017.01.06日

"Be kind whenever possible. It is always possible."
--Dalai Lama - Monk
「できる時にはいつでも親切にしなさい。そして、親切はいつでもできることです」
--ダライ・ラマ、僧侶


「可能な時にはいつでも親切にしなさい。でも、親切にするのに可能でない時などないのですよ」というダライ・ラマの親切のススメです。


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「小さな親切運動」というのがありますが、上のはあくまでも一例であって、「電車やバスの中で人に席を譲る」「困っている人を手伝ってあげる」など、改まってすることである必要はありません。どんなことでもいいのです。言葉かけだけでもいい。寄り添ってあげるだけでもいいのです。
親切は、いつでも、どこでも、だれにでもできることです。
夫婦や親子、きょうだいの間でも、また友達同士、仕事仲間、上司と部下、先輩と後輩、雇主と従業員、教師と生徒の間から、まったく見知らぬ通りがかりの人に至るまで。


そう言えば、厚切りジェイソンのお笑いネタに「親を切って何が親切だ」というのがありましたが、親切とは「親を切る」のではなく、「相手にぴったり寄り添う」という意味です。
人はひとりで生きていくことはできず、誰かにぴったりと寄り添ってもらいたいものです。
ですから、ほんのちょっとしたことでいいのです。
「親切」は人間関係の潤滑油です。
親切のない世界はギスギスして、息づまるような感じがします。


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行動がその人の人となりを現す

2017.01.04日

"Do you want to know who you are? Don’t ask. Act! Action will delineate and define you."
--Thomas Jefferson - 1743-1826, 3rd U.S. President
「あなたは自分が何者であるか、知りたいと思いますか?知りたいならば尋ねるのでなく行動しなさい。行動があなたがどのような人物であるかを現し、明らかにします」
--トマス・ジェファーソン、第3代合衆国大統領
(訳 舟田譲二)


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「行動がその人の人となりを現し、明らかにする」というのは実に鋭い指摘です。
口で言うだけなら、だれでも、どんなことでも言えます。言っていることは立派だけど、行いが伴っていない、というケースはよくあります。
また、その人の経歴や肩書、評判などもあまりあてになりません。経歴詐称もあれば、人の評価が誤っていることもしばしばです。


ならば何を見ればよいか?
その人の行動です。その人が何をしているか。ただの表面的な、人前での行動ではなく、日常生活の中でのその人の行動です。
それを一番よく見て知っているのは、親しい友人、身近な人、家族などです。


言葉を変えれば、普段のあなたの姿、言動を見ている家族などが当然のことながらあなたのことを一番よく知っています。
「自分のことは自分が一番よく知っている」と人はよく言いますが、じつはこれは妄想で、案外自分のことはよくわかっていない、見えていない部分がたくさんあるものです。
ですから自分の言葉や行動をいま一度客観的に見てみると、意外や意外、自分の知らない面が見えてきたりするものです。


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確実に改善できるもの

2016.12.31日

"There is only one corner of the universe you can be certain of improving, and that’s your own self."
--Aldous Huxley - 1894-1963, Writer
「この広い宇宙に、確実に改善できるものがひとつだけある。それはあなた自身だ」
--オルダス・ハクスリー、著作家

17歳の時、医者を志望しイートン校で学んでいたが、角膜炎を患い失明状態となり退学。後に拡大鏡を使えば文字が読める程度には回復し、オックスフォード大学のベイリオル・カレッジに入学し、英文学と言語学を学んだ。

死の直前の数週間、ハクスリーと妻ローラは寝る前の時間に「光」や「解放」の話をよくしていたこともあり、妻ローラは旅立たんとするハクスリーに「あなたは真っすぐ前にそして高みに向かっている。光に向かって自分の意志で。美しく喜びに満ちて光りへと向かって進んでいる。今まで感じたこともないような大いなる愛へと向かって。」というようなことを最後の3〜4時間語りかけ続けていた。
(Wikipediaより)

ハクスリーは弱視だったこともあり、「光」に対してとくに憧れ、渇きがあったのではないでしょうか。
1944年の著書『永遠の哲学』では古今東西の神秘主義者の思想を引用抜粋し、神的な実在を認識した人間の思想を研究しました。また、精神科医のハンフリー・オズモンドにハクスリー自らが幻覚剤のモルモットとなることを申し出て、臨終直前にも幻覚剤LSDの投与を求め、その時の妻との会話が上のものです。
「あなたは真っすぐ前にそして高みに向かっている。光に向かって自分の意志で。美しく喜びに満ちて光りへと向かって進んでいる。今まで感じたこともないような大いなる愛へと向かって」

ハクスリーの結論、
「この広い宇宙に、確実に改善できるものがひとつだけある。それはあなた自身だ」
はまさに至言です。
自分以外に変えることのできるものは、この宇宙に何ひとつありません。


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小さなことが集まって世界をひっくり返す

2016.12.30日

"Do your little bit of good where you are; its those little bits of good put together that overwhelm the world."
--Desmond Tutu (1931-), Social Activist
「今、自分のいるところで、ほんのちょっとだけ良いことをしよう。これらの小さなことが集まって世界をひっくり返すのだ」
--デズモンド・ツツ、社会活動家


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デズモンド・ツツは、南部アフリカ聖公会のケープタウン元大主教。
南アフリカのアパルトヘイト(白人と非白人の諸関係を規定する人種隔離政策)解決に向けた指導的な役割を果たしたことで、1984年にノーベル平和賞を受賞。2013年にはテンプルトン賞を受賞した。


アパルトヘイト撤廃後に、アパルトヘイト時代に黒人が受けた人権侵害等を調査するため、真実和解委員会が結成された際には、黒人、白人の双方から信頼されていたツツが委員長に就任した。
2002年4月、ボストンでパレスチナ問題に関連して、まずアパルトヘイト撤廃に何より協力してくれたのはユダヤ人であったと感謝の意を述べてから、しかしイスラエルがパレスチナ人に対して分離壁の設置やユダヤ人入植地を建設していることについて、かつて南アフリカで黒人に対して行われていたのと同じだと批判した。
2008年3月25日、チベット問題に関連して、中華人民共和国政府に対し抗議声明を発表した。
(以上、Wikipediaより抜粋)


ツツは、自らの信念に従って、イスラエルに対しても中華人民共和国政府に対しても、臆することなく堂々と批判、抗議しました。このような姿勢が、冒頭の言葉につながっています。


「今、自分のいるところで、ほんのちょっとだけ良いことをしよう。これらの小さなことが集まって世界をひっくり返すのだ」
はまさにツツが行ったことで、それが南アフリカでそれまで公然と行われていたアパルトヘイト撤廃という世界の歴史を変える大事業を成したのです。


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「今」が大切

2016.12.28日

"Start where you are. Use what you have. Do what you can."
--Arthur Ashe - 1943-1993, Tennis Player
「今、自分のいるところから始めなさい。今、持っているものを使いなさい。今、自分にできることをしなさい」
--アーサー・アッシュ、テニスプレーヤー
(訳 舟田譲二)


こういう格言、大好きです。
そして、これは私自身の信念、生き方そのものでもあります。
決して高望みしたり、無理したりしない。かと言って、やれることをやらないのもだめ。
やれることをやる。
これをただコツコツ続けること。
それが成功への道です。


このことは、勉強にも、仕事にも、芸術にも、スポーツや趣味にも、健康作りにも、そしてありとあらゆる人間関係や国際関係にも通じます。
この原則を守らないから失敗するのです。


原文にはない「今」という言葉を付け加えましたが、英語の
where you are, what you have, what you can
には、「今」という意味が含まれています。
「今」が大切なのです。
「昨日」ではありません。過ぎ去った過去は嘆いてもどうすることもできません。
「明日」でもありません。明日やろうと思っていたら、明日はいつになってもやってきません。
さらに言えば、「今日」でもなく、「今」なのです。「今、この瞬間」です。


昨日、上のアッシュの言葉に出会って、前にどこかで見たことあるな、と思いつつも感動を覚え、記事にしたのですが、調べてみたら1年少し前に、「あなたにもできますっ!」で同じ言葉を引用していました。でも、また別の観点から書いているので、まあいいでしょう(笑)。


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汝らいま知らず、のち知るべし

2016.12.27日

"Someday, everything will make perfect sense. So for now, laugh at the confusion, smile through the tears, and keep reminding yourself that everything happens for a reason."
「いつの日か、すべてのことの理由(わけ)がわかる日がくる。だから今は、困惑していることを笑い飛ばし、涙で見えなくても微笑み、起こるすべてのことには理由があるのだと自分に言い聞かせよう」


人生、だれでも試練に遭い、「なぜ?」と言いたくなるようなことが一度ならず二度、三度と起こるものです。
「なぜ?なぜ?」と問い続けても答えは出るものではなく、逆にどんどん苦しくなるばかりです。


しかし、よく考えてみると、それまでにもまったく別の困難な状況に遭遇したことがあり、理由がわからないまま放っておいたところ、時間が解決してくれ、振り返ってみて「ああ、そういう意味だったのか」とわかったことがあるのではないでしょうか。


ですから、どうせ答えがわからないのなら、冒頭の言葉のように、「困惑していることを笑い飛ばし、涙で見えなくても微笑み、起こるすべてのことには理由があるのだと自分に言い聞かせ」、やがて答えが出る時まで待つのが最善の方法なのです。


聖書にも、
「汝らいま知らず、のち知るべし」
(ヨハネ13:7)
とありますが、これは真理です。
全知全能全愛の神は、すべてのことを相働かせて、私たちのために最善に導いて下さると信じ、委ねること、これに勝る生き方はありません。


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高慢にならず、同時に卑下しすぎず

2016.12.26日

"We relish news of our heroes, forgetting that we are extraordinary to somebody too."
--Helen Hayes - 1900-1993, Actress
「私たちは憧れのヒーローのニュースを見るのが好きだ。自分自身も誰かにとっては特別な存在であることを忘れて」
--ヘレン・ヘイズ、女優
(訳 舟田譲二)


とかく私たちは人を見て、とくに憧れている人などを見ると、「すごーい!」と胸をときめかすものです。
そして、この人に比べたら自分なんて、と思いがちです。
でも、実は私たち自身も別の人の目から見れば、憧れの対象になっていたりするのです。
自分のことを極端に高く評価すると、他人はその人のことを高慢だと見ます。
しかし逆に極端に低く見ると、人は「えーっ、どうして?あなたすごいじゃない!」と見てくれていたりするものです。


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ヘレン・ヘイズは美しい女優でした。人々から羨望の的で見られていました。
しかし、彼女は知っていました。
自分はそんなに人が思っているような特別な人間じゃない、みんなとさほど変わらない。
それどころか、誰もがその人独自の素晴らしいものを持っている。だから自分を正しく評価すべきだ、と彼女は言いたかったのでしょう。


つまり、人はそんなに極端に違うものではない。みんなどっこいどっこいだ、ということです。
大切なことは、高慢にならず、また同時に卑下しすぎず、自分を正しく評価する。ありのままの自分を受け入れるということです。
そのような人を、私たちは尊敬するものです。


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影はあなたの後ろに落ちる

2016.12.18日

"Keep your face always toward the sunshine - and shadows will fall behind you."
--Walt Whitman - 1819-1892, Poet
「いつでも太陽の方に顔を向けなさい。そうすれば影はあなたの後ろに落ちます」
--ウォルト・ホイットマン、詩人
(訳 舟田譲二)


詩人らしい表現で語った、まことに真理をついた言葉です。
人生には辛いことや悲しいこと、苦しいことはつきものです。だれもこれを避けて通ることはできません。


このようなときは、とかく暗い面ばかりが大きく見えて、明るい面が見えなくなるものです。
毎日、読売新聞に載っている【人生案内】には、人の様々な悩みや苦しみに満ちています。
タイトルを見ていると、人々の悩みのタネは尽きません。
曰く、
「夫の週末 疲れていても実家」
「息子の妻の両親 あいさつ拒む」
「妊娠中に夫が不倫…悔しい」
「いじめられた記憶消えず」
「携帯ゲームで浪費する夫」
「娘が自殺 後悔ばかり」
などなど。


「交際6年の彼が婚約破棄」
という質問に対して回答者の答えには、次のようにありました。
「間違っても、私の6年間を返せなんて叫ばないでくださいね。
同棲してよかったではないですか。楽しい時もあったでしょう。2人でいたからこそ得られたものもあるはず。今日あなたがあるのは彼のおかげでもあります。
この意義深い経験を胸に明日を生きてください。
あなたの未来にはもう彼はいませんが、彼以上の人に出会える可能性を手にしたのです。あなただって解放されたのです」


これが、冒頭のウォルト・ホイットマンが言っている
「いつでも太陽の方に顔を向けなさい。そうすれば影はあなたの後ろに落ちます」
です。
同じ生きるのなら、暗い面ばかり見て嘆いているより、明るい方を向いて希望を持って人生歩む方がいいに決まっています。


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あなたの将来が形作られるのは...

2016.12.15日

"It is in your moments of decision that your destiny is shaped."
--Tony Robbins - Author and Speaker
「決心した瞬間にあなたの将来が形作られる」
--トニー・ロビンス、著作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


「いいことはわかってる。でも...」
「これをやっていたらダメだ。だけど...」
「やるしかない。しかし...」
頭ではよくわかっているのです。でも、なかなかふんぎることができないのが私たちの弱いところ。


「断られても、断られても...」「からだの一部になるまで」「クリスマスの心 その2」などで、これまでトニー・ロビンスのことを紹介させていただきましたが(ご興味のある方はリンク先から記事をご覧ください)、彼は今日アメリカを代表するモチベーショナルスピーカーのひとりです。


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私は彼のセミナーCDをセットでいくつか持っていて、これまで何十回、いや百回以上、暗唱するほど繰り返し聴いてきました。
トニー・ロビンスは今日の成功を勝ち取るまで、失敗を繰り返し、劣等感と自信欠如でどん底の生活をし、長い間苦しんでいました。
しかし、あるとき目覚め、決心したのです。「自分は絶対に成功する!」と。
その後も決して順風満帆ではありませんでした。しかし、決心した瞬間、彼の将来像は形作られたのです。
だから、自分の成功の原点はあのときの「決心」だと彼は自信を持って言うことができるのです。


「自分には無理」と思っていたら、そのとおり。絶対に無理です。
「自分はだめな人間だ」と思っていたら、ご名答!あなたはだめな人間です。
しかし、今のあなたがたとえどんな人間であろうと、そこから立ち上がる決意をするならば、道は必ず開かれ、目標に向かって突き進んでいくことができます。私も端くれながら、その経験者のひとりで、確信を持って同じことを言うことができます。


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自分が立てた計画を明け渡す

2016.12.06日

"We must let go of the life we have planned, so as to accept the one that is waiting for us."
--Joseph Campbell - 1904-1987, Writer
「私たちを待ち受けている計画を受け取るためには、自分が立てた計画を明け渡さなければならない」
--ジョゼフ・キャンベル、作家
(訳 舟田譲二)


私たちはいろいろな計画を立てます。
そして、その計画を実現させるために努力します。当たり前のことです。そしてそれは素晴らしいことです。
計画のない人生は、風に弄(もてあそ)ばれて、あちらこちらに彷徨(さまよ)うようなものです。


しかし同時に、いくら素晴らしい計画を立て、その実現に向けて努力していても、思うようにいかないのが人生です。そもそも、すべてが計画どおりに進む、なんてことはまずありません。


ひとつには、私たちはひとりで生きているのではなく周りに多くの人がいて、出会う人たちの影響を絶えず受けますし、また生まれ育った環境、その時代の経済や気候など、ありとあらゆる状況・環境に影響されます。


時には自分が考えていた計画よりもはるかに素晴らしい機会に出くわすことすらあります。そのような場合は、自分が立てた計画に縛られているよりもむしろその計画を手放した方がはるかにいいことだってあります。
ジョゼフ・キャンベルが述べている冒頭の言葉もきっとそのような意味なのでしょう。


昨日放映されたNHKの連続テレビ小説『べっぴんさん』の中で、次のような言葉が語られました。
「小さな勇気と決断が人生の転機をもたらす」
自分が立てた計画を明け渡すには、確かに勇気も決断も必要になります。しかし、その決断によって人生の転機がもたらされることがしばしばあります。
私もこれまで数え切れないほどこのような体験をしてきました。


すなわち、「私たちを待ち受けている計画を受け取るためには、自分が立てた計画を明け渡さなければならない」のです。
その見極めが重要で、そのために役立つのがそれまでに得てきた経験や学び、人との出会い等々です。


とまれ、人生には無駄がありません。


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成功したければ

2016.12.04日

Put your heart, mind, and soul into even your smallest acts. This is the secret of success.
--Swami Sivananda - 1887-1963, Author
「心も精神も魂もあなたのもっとも小さな行動に至るまで注ぎなさい。これが成功の秘訣です」
--スワミ・シヴァナンダ、作家
(訳 舟田譲二)


「成功」と言うと、だれでも、仕事での成功や学業、子育て、人生での成功などをまずは思い浮かべるかもしれません。
そう、確かにこれらもすべて「成功」です。
しかし、成功はこれらの大きなものに限らず、私たちの日々の生活の中でのさまざまな小さなことすべてにおいても存在します。
家族を含むあらゆる人間関係、精神の安定、健康、規則正しい生活、食生活、運動、休息、睡眠、学び等々、生命活動全般にわたります。
これら一つひとつに、「心も精神も魂もすべて」を注ぐなら、成功しないわけありません。
これらのうちのひとつでも成功していないとすれば、それは心と精神と魂を完全に注いでいないからです。


スワミ・シヴァナンダは医師、ヨガの指導者、宗教家、思想家、作家として、生涯をとおして人民のために自らを捧げた奇特な人です。


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もっとも暗い瞬間にこそ、光に焦点を合わせよう!

2016.12.03日

It is during our darkest moments that we must focus to see the light.
--Aristotle Onassis - 1906-1975, Shipping Tycoon
「もっとも暗い瞬間にこそ、光に焦点を合わせなければならない」
--アリストテレス・オナシス、海運王
(訳 舟田譲二)


海運王オナシスと聞いたら、瞬間的に「えっ、ジャクリーン・ケネディと再婚したあのオナシス?」と思われる方がきっといらっしゃるでしょう。そう、あのオナシスです。


オナシスはオスマン帝国時代のスミルナ(現トルコ領イズミル)で、中流階級のギリシャ人家庭に生まれました。第一次世界大戦後、スミルナはギリシャによって占領されましたが、1922年にトルコ軍によって奪還され、それらの紛争の中でオナシス家は全ての財産を失い、ギリシャへ難民として移住。
その後、ギリシャを離れ、ウルグアイに渡って葉巻タバコの商売を始め、アルゼンチンに移って葉巻タバコの貿易をきっかけに食肉をヨーロッパへ輸出して大成功をおさめます。
ギリシアにもどったオナシスは、第二次世界大戦後に余剰化した連合国軍の船舶を安値で購入し海運業をはじめ、時代の流れに乗って大成功し、海運王となります。
海運王の娘と結婚しましたが、オペラ歌手のマリア・カラスと恋仲になり夫人と離婚。その後カラスとも別れて、暗殺された米大統領ジョン・F・ケネディの未亡人、ジャクリーン・ケネディと再婚しました。
(以上、Wikipediaより一部抜粋)


オナシスにはゴシップがつねにつきまとっていましたが、その商才は広く認められていて、莫大な遺産とともに自らの経験から綴ったビジネスに関する名言も数多く残しています。
成功に至るまで、戦争で全ての財産を失って、難民となったりして苦労を重ねましたが、そのような真っ暗闇の中で彼はつねに一条の光を探し求めて努力し続けていました。


私たちも人生の中で、「もうだめだ」と思うような暗闇の穴に落ち込むことがあります。
でも、そういう瞬間こそ、光に焦点を合わせなければなりません。
たとえ真っ暗な闇の中でも、探し求めるなら必ず光を見出すことができます。
宇宙は真っ暗です。しかし、どんなに真っ暗でも、小さな光があれば、その光は闇の中で輝きます。


「光はやみの中に輝いている。
やみはこれに打ち勝たなかった」
(ヨハネの福音書1:5)


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完璧を追い求めると

2016.12.01日

"Perfection is not attainable, but if we chase perfection we can catch excellence."
--Vince Lombardi - 1913-1970, Football Player and Coach
「完璧は手に入れることができない。しかし、完璧を追い求めるなら、卓越は手に入れることができる」
--ヴィンス・ロンバルディ、フットボールプレーヤー、コーチ
(訳 舟田譲二)


ある日、唐突に妻に尋ねました。
「ぼくのことをひとことで言い表すとしたら何て表現すると思う?」
妻はちょっと考えて言いました。
「ひとことは難しいけど、完璧主義かしら...。うーん、でもやっぱり優しさだわ」


「優しさ」と聞いてホッとしました。
自分で言うのもなんですが、私自身もそう思っていて、もし自分から「優しさ」を取ったら何も残らない、と思うほどです。「優しさ」が裏目に出ることもよくありますが。


でも、じつは私は完璧主義者でもあるのです。妻の言っていることは当たっています。
自分でこれは良くないと思ってはいるのですが、知らず知らずのうちにその罠に陥ってしまいます。
完璧主義は罠です。
なぜなら、完璧は決して手に入れることができないからです。有限の人間には完璧は達成不可能なのです。
ですから、自分に完璧を求めているとしんどくなりますし、またいつの間にか人や社会にも完璧を求めるようになり、その結果批判的に見てしまって苦しくなります。
もっと適当だったらどれほど楽だろうとしばしば思います。


そのようなこともあって、意識的に肩の力を抜き、もっと楽に生きようと努めるのですが、小さい頃からずっとそのように生きてきたので、そう簡単にはいきません。
3年前に書いた記事、「一生懸命」を読み返すと、私のブログの中に「一生懸命」という言葉が頻出していて、そのことからも頑張るのが好きなことがよくわかります。


でも反面、自分の弱点を暴くだけでなく、ありのままの自分を受け入れるということも大切で、それを考えると、冒頭の言葉のように「完璧を追い求めるなら、卓越を手に入れることができる」といういい点もあります。そして、これによって今日の自分があるということを感謝して受け入れなければならないと気づかされます。
ひとつの例として、「完璧を追い求め」てきたお陰で、英語の発音をここまで上達させることができた、ということもできます。
ですから、プロのフットボールプレーヤー、そしてコーチのヴィンス・ロンバルディの言うことにはとても説得力があるのです。


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希望の虹

2016.11.28日

"Try to be a rainbow in someone's cloud."
--Maya Angelou - 1928-2014, Poet and Author
「誰かの曇った心の雲の中で虹になろう」
--マヤ・アンジェロウ、詩人・作家
(訳 舟田譲二)


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詩人、歌手、女優であるとともに、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアと一緒に公民権運動に参加した活動家。
8歳のときに母親の恋人にレイプされるという痛ましい経験をし、それ以来人間不信になります。
しかし、愛と希望の力に目覚めて、16歳でサンフランシスコで初の黒人女性車掌になり、それがきっかけで積極的な人生を歩み始めます。
『歌え、翔べない鳥たちよ』 (I Know Why the Caged Bird Sings)は、1930年代〜40年代にかけての偏見と差別の中で過ごした貧しい子ども時代の自身の体験をつづった自伝.。
彼女は作家として一躍有名になります。
1993年、ビル・クリントンのアメリカ合衆国大統領就任式にて自作の詩を朗読し、2011年には大統領自由勲章を受章。今日、全米の人々が尊敬する黒人女性作家です。


冒頭の
「誰かの曇った心の雲の中で虹になろう」
は、まさにマヤ・アンジェロウの人生そのものを表した名言です。
自分の生まれ育ちを呪い、自分をさげすみ、裏切り、ひどいことをしてきた人々や社会を恨み、憎んで生きる道もありましたが、彼女はその正反対の生き方、すなわち人々の心の雲の中にかかる希望の虹になることを選択したのです。


彼女のその立派な生きざまの前に、私はただただ頭を垂れ、心砕かれるばかりです。


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1日にたった1時間、たった1分を

2016.11.25日

"A single hour a day, steadily given to the study of some interesting subject, brings unexpected accumulations of knowledge."
--William Ellery Channing - 1780-1842, Preacher
「1日にたった1時間コンスタントに何か興味のあることを学び続けるなら、積もり積もって予期しないような知識になる」
--ウィリアム・エラリー・チャニング、説教者
(訳 舟田譲二)


じつは、「1日に1時間」でなく、「たった1分」でも、毎日同じことを続けるなら、66日、すなわち2か月ほどでどんなことでも習慣になるそうです。
このブログのことで、よくこんなに毎日書き続けることができるものだ、と人から言われますが、これもひとつの習慣です。
そして、続けているうちに習慣になるだけでなく、自分の身となり、それを役立てることもできるようになります。


先般のアメリカ大統領選のこともあって、最近、富と貧困の格差の問題がよく取り上げられます。
先日、テレビを見ていたら「世界で最も裕福な80人の資産額は、合わせて1兆9000億ドルで、これは、下位半数にあたる35億人の資産総額とほぼ同じ」というショッキングなニュースに遭遇しました。
プライベートジェットを飛ばし、5つ星ホテルに滞在し、超一流の料理を楽しみながら、金融市場や経済動向について会話を交わす裕福な人たちがいる一方で、10億を超える人々が、1日1ドル25セント(約130円)未満での生活を続けているといいます。


貧困層の人たちは、これは不公平だと言い、富裕層の人たちは、自分たちは一生懸命勉強し、頭を使って働いてきて得た結果だ、と言います。
確かに両者の主張はまったく的外れとは言えないでしょう。
同時に生まれ育ちなど環境の違いという面もあることは否めません。
また、不公平であることに違いはなく、富の再分配、あるいは共有化など、この問題を是正しなければ世界はますます不安定になっていき、それはやがて第3次世界大戦の引き金となることもあり得るでしょう。


しかし、いくら「不公平だ」と叫んでいたところで状況が改善するわけでなないので、まずは自分にできることを何かひとつでも始めることが必要です。
それが、冒頭の「1日にたった1時間コンスタントに何か興味のあることを学び続ける」ことであり、また「たった1分でも、毎日同じことをし続けて習慣」にし、新しい何かを生み出すことなのです。
そしてこのことは貧困層の人たちだけでなく、富裕層の人たちも同様で、より良い世界を作るために両者が知恵を寄せ集め、また協働しなければならないのではないでしょうか。
現状の上にあぐらをかいて何もしないのが一番いけないと私は思います。


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メダルを獲得するには

2016.11.20日

"I don’t know what’s going to happen, but I didn’t want to sit at home and do ‘shoulda-coulda-woulda’."
--Jackie Joyner-Kersee - Olympic Gold Medalist
「何が起こるかわからない。でも、家でただ座って、『〜しておけばよかった、〜できたのに、〜だったのに』って言いたくなかった」
--ジャッキー・ジョイナー=カーシー、オリンピック金メダリスト
(訳  舟田譲二)


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ジャッキー・ジョイナー=カーシーは、20年以上破られていない不滅の大記録の持ち主です。


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やっぱり本物の言うことは違いますね。


英語ではよく ‘shoulda-coulda-woulda’という表現を使います。
「シュッダ、クッダ、ウッダ」と発音し、それぞれ
should have... , could have..., would have...
の短縮形で、このあとに過去分詞が続き、冒頭のような意味になります。


だれかが
「〜しておけばよかった、〜できたのに、〜だったのに」
などと何かをしなくて後悔して言うと、
「ああ、また始まった。もう聞き飽きたよ」
と言いたいときなど
"Ah, shoulda-coulda-woulda..."
と言えばいいのです。
「ウダウダ言うな」というような感じでしょうか (笑)


私たちは後悔するのが好きです。
古人曰く
「後悔先に立たず」
まことに至言です。
後悔というのはいつでも後からするのですから。


私は後悔するのが嫌いなので、たとえ失敗しても(たくさん失敗してきましたが)、そこから何かを学び取って失敗を益に変えます。
「転んでもタダでは起き上がらない」主義です。
たとえ石ころでも拾って立ち上がり、その石ころを役立てるようにします。


とかく他人を見ていると順風満帆のように見え、自分は「逆風満帆」のように感じるものですが、だれの人生にも失敗や後悔したくなることはつきもの。


私たちも人生で何かのメダルを獲得したかったら(なにかで達成感を得たかったら)、ジャッキー・ジョイナー=カーシーのように、
「何が起こるかわからない。でも、家でただ座って、『〜しておけばよかった、〜できたのに、〜だったのに』って言いたくなかった」
という生き方をしようではありませんか。


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本当の勇気

2016.11.16日

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Courage is armor
A blind man wears;
That calloused scar
Of outlived despairs;
Courage is Fear
That has said its prayers.

--Karle Wilson Baker  (1878-1960) , Poet
「勇気は盲目の人が身に着ける鎧(よろい)
勇気はあまりにも長すぎた絶望でたこになった古傷
勇気はお祈りした後の不安」

--カール・ウィルソン・ベーカー、詩人
(訳 舟田譲二)


人生に不安や恐怖はつきものです。
不安や恐怖から逃れようとしても、だれも逃れることはできません。なぜならそれは後から追いかけてくるからです。


盲人は、戦場で鎧を身に着けようが着けまいが怖さを感じることに差はありません。なにも見えないからです。でもそばで見ていると勇気があるように見えます。


長年放っておかれた絶望によってできた古傷のたこはもはや痛みを感じません。痛みを感じないから勇気があるように見えます。


同じように、お祈りした後にも不安は残ります。でも勇気があるように見えます。


だから逃げずに敢えて不安に向き合いましょう。祈りによって力を得て。
これが本当の勇気というものです。


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内から出る本当の美しさ

2016.11.15日

"When you find peace within yourself, you become the kind of person who can live at peace with others."
--Peace Pilgrim - 1908-1981, Spiritual Teacher
「内なる平和を見出したら、周りの人たちとも平和に暮らせる人になれる」
--ピース・ピルグリム、スピリチャル指導者
(訳  舟田譲二)


2日前に、オードリー・ヘプバーンの記事、「本物の美しさ」を投稿したところ、FBフレンドで英語教師仲間の須見啓子さんが次のようなコメントをくださいました。
「舟田先生、一瞬鳥肌がたちました!笑
なぜならば、ちょうど私もオードリーヘップバーンの名言をタイムラインにあげたくて、数日前からいろいろ考えていたからです。(*≧∀≦*)」


そして次に私が、冒頭の言葉を数日反芻(はんすう)していたところ、須見啓子さんが下の画像をタイムラインにアップされました。


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上の言葉と、このヘプバーンの言葉に相通じるところがあると感じずにはいられませんでした。
「内なる平和を見出したら、周りの人たちとも平和に暮らせる人になれる」
「美しい唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。美しい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい」


つまり、「周りの人たちと平和に暮らせる人」というのは、自分の心の内に平和を見出している人。
また、「美しい唇を持つ人」は、心の中で美しいことを考え、それを口に出して言う人。「美しい瞳を持っている人」は、他人の美点を常に探している人なのです。
心の中で考えていることは、唇や目に自然と現れてきます。


晩年のオードリー・ヘプバーン。見た目は確かに年老いて、若いころのような華やかさはありません。
しかし、若いころの美しさ以上に、ユニセフの活動に励んでいた当時の彼女の心の内、すなわち貧しい子どもたちや病に苦しんでいる子どもたち、戦争の犠牲になってしいたげられている子どもたちを慈しみ、愛の手を伸べる優しさが、その目に、唇に現れています。
これぞ彼女の本当の美しさではないでしょうか。


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みんなで寄ってたかって私を...

2016.11.14日

"Laughter is an instant vacation."
--Milton Berle - 1908-2002, Comedian
「笑いはインスタント・バケーション」
--ミルトン・バール、コメディアン
(訳 舟田譲二)


今回のアメリカ大統領選でトランプ氏がクリントン氏に勝って次期大統領に決まりました。
「アメリカとメキシコの間に高い壁を作って、メキシコからの不法移民を入れない。建設費は全額メキシコに負担させる」とトランプ氏が言っていたことはよく知られた事実です。
しかし、トランプ氏の勝利を受けてメキシコ大統領も、
「メキシコとアメリカの間に高い壁を作って、アメリカからトランプ逃れの不法移民を入れない。建設費は全額アメリカに負担させる」
と言ったとか言わないとか。
もちろんこれはジョークですが(笑)。


でも、以下はジョークではなく事実です。
2週間前に、友人の柿谷正期牧師に勧められて毛髪ミネラル分析検査を受けました。
昨日その結果が届きました。
検査によると、マグネシウム、カルシウムとコバルトの数値が基準値以下でしたが、ほかはとくに問題ないようで有害金属も発見されませんでした。
詳しい分析は柿谷牧師にお願いしていますが、実年齢より低い値を推奨するというミネラルバランスから算出した「ミネラル年齢」は62.6歳と出ていました。 ヽ(^。^)ノ
ミネラルバランスを整えるために推奨される食品に挙げられているものは、ほとんど全部普段の食事で摂っています。


1年半前に測定したAGE(エイ・ジー・イー)年齢(Advanced Glycation End Products=終末糖化産物)では私の数値は200と出てこれは49歳に当たるとのこと(「健康で長生きするために」)。 ヽ(^。^)ノ


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体組成計による体内年齢は41歳。 ヽ(^。^)ノ


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42.2%という筋肉率による年齢は20代。 ヽ(^。^)ノ


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20代の血圧の正常値は上が130、下が85。そしたら私の最高血圧84、最低血圧51の年齢は10代? ヽ(^。^)ノ


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みんなで寄ってたかって私を「若い、若い!」と言っておだててかつごうとしています(笑)。
ときどき自分の年齢を忘れるほどボケかけてきているし、毎月2つの病院にかかっているのに...
私はホントは何歳なの?


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本物の美しさ

2016.11.13日

"As you grow older, you will discover that you have two hands, one for helping yourself, the other for helping others."
Audrey Hepburn - 1929-1993, Actress
「歳を重ねるにつれて、ふたつある手のうちひとつは自分を助けるため、もうひとつは他人を助けるためにあることがわかるようになる」
オードリー・ヘプバーン
(訳 舟田譲二)


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ヘプバーンといえば『ローマの休日』。
でも、『麗しのサブリナ』も良かったし、『戦争と平和』『パリの恋人』『昼下りの情事』『尼僧物語』『ティファニーで朝食を』『暗くなるまで待って』『おしゃれ泥棒』も『シャレード』も『マイ・フェア・レディ』も、もうどれもこれも全部良かった。大ファンでした。
本当に綺麗でした。
演技もその役になりきってうまかった。
ヘプバーンはアカデミー賞、エミー賞、グラミー賞、トニー賞といくつもの賞を取り、もっとも人気のあった女優のひとりです。


しかし、後半生のほとんどは国際連合児童基金(ユニセフ)での仕事に捧げました。
しばらく銀幕から遠ざかって見なくなったなと思っていたある日、ニュースでユニセフの活動をしている様子を見て、びっくり。
「えっ、これヘプバーン?」


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若いころの可愛さや華やかさはもはや消えてなくなっていましたが、内側から本物の美しさが溢れ出ていました。
これが、冒頭のヘプバーンの言葉、
「歳を重ねるにつれて、ふたつある手のうちひとつは自分を助けるため、もうひとつは他人を助けるためにあることがわかるようになる」
に表われています。
ますます彼女のファンになりました。


人からちやほやされる上辺の美しさは若いころの一時的なもの。
永遠に残るのは、内側から溢れ出る本物の美しさです。


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人生に「もし」はある!

2016.11.10日

世界中が注目していたアメリカの大統領選。
「トランプかヒラリーか」という記事を書いたわずか2週間前には、ヒラリー・クリントン優勢とだれもが見ていたのに、蓋を開けると大どんでん返しの結果に。
昨日の日本時間午後4時頃ドナルド・トランプ新大統領誕生の速報が入ってきました。
その直前の午後3時29分、ライブドアニュースに面白い記事がアップされました。


バックトゥザフューチャー予言再び?トランプ優勢にネット「ビフだよ?」
 米大統領選でいよいよトランプ氏が優勢となっている状況に、ネット上では「バックトゥザフューチャー」の文字が躍っている。
 日本時間9日に開票速報がテレビ各局で行われているが、大票田のフロリダ州をトランプ氏が制覇したという報道を受け、一気にトランプ有利な状況となった。
 これを受け、ネットでは米映画「バックトゥザフューチャー」の文字があふれた。同映画のシリーズ2では、2015年にタイムスリップした主人公・マーティーが、スポーツ年鑑を入手し、現代に持ち帰るが、相棒のドクに叱られ破棄。それを見ていたビフ・タネンが、捨てたスポーツ年鑑を拾って、過去の自分に届けてしまう。
 未来の勝敗を知ったビフは大金持ちとなるが、そのビフがトランプ氏にそっくり。ビフはカジノの経営者として成功し、「トランププラザホテル」も真っ青のド派手なカジノを建設。放慢な大富豪として、世の中を牛耳っている。
 更に、この映画では、米大リーグ・カブスの優勝も予言しており、ネットでは予言めいた映画の作りに「バックトゥザフューチャーの予言再び」「ビフだよ?いいのか?」「バックトゥザフューチャーが現実になる」「カブスも世界一になったし」など、興奮ツイートが相次いでいた。


実際、2日に行われた米大リーグの頂上決戦、ワールドシリーズでは、シカゴ・カブスがクリーブランド・インディアンスに勝ち、優勝を決めました。カブスがワールドカップを制したのは108年ぶりというのです。


じつは去年の10月22日の記事、「この日がやってきた!」の中で『バック・トゥー・ザ・フューチャー PART2』のことを取り上げました。
1985年から30年後の2015年にタイムスリップしたストーリーですが、映画の中に予言されたことで実現したものの「一例を挙げると、iPadのようなタブレット型コンピュータ、液晶パネルテレビ、テレビ会議、3D映画、指紋認証技術、バイオエタノールを燃料とする自動車、メガネ型情報端末等など」と書いたのですが、ビジネスマンのビフ・タネンならぬドナルド・トランプの大統領誕生や、米大リーグで万年最下位クラスだったカブスのワールドシリーズ108年ぶり優勝などが現実となったのです。


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去る11月6日の読売新聞別刷り「よみほっと 日曜版 『名言巡礼 活字求めた飢餓の時代』」に、『どくとるマンボウ青春期』の作者であり医者でもあった北杜夫さんのことが書かれていました。
全国から秀才男子が集まった旧制松本高校時代のこと。
<恋人よ この世に物理学とかいふものがあることは 海のやうにも空のやうにも悲しいことだ>
と書いた迷答に、物理教師は合格点に1点足りない59点をつけ、「同じ答案ばかり見るのはつらいから、君、もっと書いてくれ」と言った言葉が、彼ののちの作家人生のきっかけになったそうです。
「人生に『もし』はない。しかし、もし、松高に進学していなかったら作家、北杜夫の誕生はなかった」
で記事は締めくくられています。


確かに、人生、過去を振り返って「もし、あの時...」と言っても始まりません。
しかし、将来においては「もし」(What if...?英語教えます!)は誰の人生にもつねにあります。
ちょうどトランプ氏のように。


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英語教えます!

2016.11.05日

英語でよく使う表現に"What if...?"というのがあります。
ただの"If"よりも、「もしひょっとして〜だったら」というようなニュアンスで、夢を語るときなどによく使います。
"What if you succeed?"
「自分は絶対に成功なんてできるわけない」などと思っている人に対して、このように言うと、
「いや、ひょっとしたら成功するかもしれないよ。やってみないとわからないじゃない」
という感じになります。


塾で以前イベントのときに使ったあとずっと放ったままになっていた「もしもボックス」の残骸(笑)を捨てようと昨日、自宅に持ち帰ったときに、ふと思い出しました。これはもちろんドラえもんの秘密の道具を真似たものです。
ドラえもんに出てくる「もしもボックス」は、「もしもこんなことがあったら、どんな世界になるか」ということを疑似体験するものです。この「もしもボックス」こそ、まさに仮想現実の"What if...?"の世界です。


what%20if.jpg


実は、今年になって結構精力的にいろいろなビジネスセミナーに参加していろいろなことを学んでいます。
文化の日で祝日だった一昨日も東京へあるセミナーに行ってきました。
「絶対に損はさせない」と銘打って参加費3000円を事前に徴収されていたので、かなり期待を込めて参加したのですが、実はそのあとに続く本物のセミナーの紹介に終わり、本物のセミナーはこれから1か月に1回、5か月にわたって受けて、その参加費用が861,840円(税込)というのです。当日申し込んだ場合に限り、特典もいくつもつけて特別に753,840円に大サービス!
「そんな大金ありませ〜ん」とスルーしました。
交通費を合わせると4,320円損した!とは考えませんでした。
私はいつも、「たとえ転んでもただでは起き上がらない」をモットーにしているので、そこからいろいろ考え、今の仕事に、また今後の人生に活かすことを考えてみました。


「三度の飯よりも好きな...」の中に書きましたが、8月の末にこれまで教えていたすべてのクラスから下りました。
でも、みんなからもったいない、惜しいと言われ、この「もしもボックス」に入って、もう一度チャレンジしてみたいなと思うようになりました。


あくまでも知り合いの人などで英語の助けを必要としている人のお役に立ちたい、というのが本心です。少しでも生活の助けになればいいなと思っています。
ということで、もしご興味のある方がいらっしゃったらお声をおかけください。
小中高校生、大学生から一般の方まで、遠隔地にお住まいでもメールやチャット、スカイプなどを使って、英検やTOEIC、あるいは英会話、英作文、翻訳、発音指導などご要望に応じます。料金は応相談で。


"Our greatest weakness lies in giving up. The most certain way to succeed is always to try just one more time."
--Thomas Edison
「私たちの最大の弱点はあきらめることにある。成功するもっとも確実な方法はあともう1回だけ試してみることだ」


エジソンも言っているように「あともう1回だけ試して」みようと思った次第です。


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感謝の気持ちを生きる

2016.11.04日

"To speak gratitude is courteous and pleasant, to enact gratitude is generous and noble, but to live gratitude is to touch Heaven."
--Johannes A. Gaertner – 1912-1996, Professor of Art History
「感謝の気持ちを言葉で表すのは思いやりがあり、気持ちいい。感謝の気持ちを行動で表すのは寛大で、立派だ。しかし、感謝の気持ちを生きるなら天国に触れることになる」
--ヨハンネス・A・ゲルトナー、美術史教授


johannes-a-gaertner-quote.jpg


ゲルトナーの上の素晴らしい言葉に胸を打たれました。


ゲルトナーはドイツ生まれのユダヤ人のハーフでしたが、クリスチャンとして育てられ、ハイデルベルグ大学で神学で博士号を取得。キリスト教の牧師になるつもりだったのですが、時は第2次大戦。ドイツの徴兵を逃れてペルーに移住。そこで同じユダヤ人とドイツ人のハーフの女性と結婚し、ふたりは語学教師をしたり、書籍の輸入商などを営んだりしていました。
戦後、合衆国に移住しニューヨークで出版業を営み、大学でラテン語やさまざまな人文科学系の学科を教え始め、ラテン語とドイツ語の詩集を出しました。
そのような時、1学期限りの契約で美術史を教えたところ、その技量が買われて助教授、教授へと昇進し、後には芸術一般を教えるようになりました。


日本でエステティシャンというと、エステティックサロンにおいて「ボディケア」「脱毛」「フェイシャル」「リフレクソロジー」などの施術を行い、人々の肌や体の悩みを解決したり、より美しくする職業のことを指しますが、英語のaesthetician(エステティシャン)の原義は、「美の本質を専門とする哲学者」で、ゲルトナーはその草分けのような人物です。


そのような人の口から出た言葉が冒頭の
「感謝の気持ちを言葉で表すのは思いやりがあり、気持ちいい。感謝の気持ちを行動で表すのは寛大で、立派だ。しかし、感謝の気持ちを生きるなら天国に触れることになる」
です。
これぞ「美の本質」という感じです。


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幸せになる秘訣

2016.11.02日

"One of the things I keep learning is that the secret of being happy is doing things for other people."
--Dick Gregory – Civil Rights Activist and Author
「私がいつも教えられていることのひとつは、幸せになる秘訣は他の人たちのために何かする、ということだ」
--ディック・グレゴリー、市民権活動家・作家


Dick_Gregory_2015.jpg


ディック・グレゴリーは現在84歳で、現役のコメディアン、俳優、作家、市民権活動家です。
(上の写真は1年前のもの)


彼には面白いエピソードがあります。
その昔、米国南部のあるレストランに入っていったところ、ひとりの白人のウェイトレスが彼のところにやってきて言いました。
「うちでは黒人は食わせないの」
ディックは答えました。
「ああ、全然かまわないよ。俺は黒人なんか食わねえから。フライドチキンを持ってきてくれ」
これを聞いていた3人の白人の若い男たちがディックのところにやってきて言いました。
「よーっ、おっさん。ひと言忠告しておく。お前がそのチキンにすることを、そのままお前にしてやるからな」
そこでディックはナイフとフォークをテーブルに置き、手に取ったチキンにキスして言いました。
「さあ、坊やたち、そこに並べ!」

(訳:舟田譲二 Wikipediaより。一部改)


さすが市民権活動家、コメディアン。ユーモアのセンスたっぷりに、しかも辛らつに人種差別を皮肉っています。


さて、ディック・グレゴリーの冒頭の言葉、
「私がいつも教えられていることのひとつは、幸せになる秘訣は他の人たちのために何かする、ということだ」
に私はこれ以上賛同できないほどです。
彼はまさにこの言葉どおりの幸せな人生を歩んでいるのだということがよくわかります。


この世の中、自分の幸せばかり追い求めて、人のために何かしたら損だ、と思っている人もたくさんいます。
でも、実はこのまったく逆で、人のために何かして、少しでも人の役に立てたなら、これほど幸せに感じることはありません。自分の益ばかり追い求めている間は真の喜び、幸せはありません。


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未来を変える!

2016.10.27日

"Enjoy the little things, for one day you may look back and realize they were the big things."
--Robert Brault – Musical Artist
「小さなことを楽しんでおきなさい。いつの日か振り返ると、それらが大きなことだったことに気づくかも知れないからです」
--ロバート・ブロールト、アーティスト


これは言えてますね。
子どもの頃、あるいは若い頃のことを振り返って、その時は小さなことと思っていたことが、今になってみるととても大きなことだったということがたくさんあります。
ああ、あの時もっと楽しんでおけば良かった、と。
とくに、今は亡き父や母との想い出にそれがたくさんあります。
子どもたちとの時間もしかりです。


original.gif


ドラえもんの「タイムマシン」でもう一度過去に戻って、父や母との時を取り戻したいと思っても、残念ながらそういうわけにはいきません。


でも、今の生活の中でできることがあります。
それは、毎日、一瞬一瞬をもっともっと楽しむということです。
そうしておけば、将来いつの日か、今日のこの日のことを顧みて後悔することはないでしょう。
子育て中のお父さんやお母さんたちだけではありません。
みんなに当てはまることです。
今の生活が未来を変えるのです。


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できないのはモチベーションの欠如

2016.10.22日

"I think it all comes down to motivation. If you really want to do something, you will work hard for it."
--Edmund Hillary – 1919-2008, Mountaineer
「とどのつまりモチベーションだ。もし何かを本気でやりたいと思ったら必死でやるはずだ」
--エドモンド・ヒラリー、登山家
(訳: 舟田譲二)


人類初となるエベレスト山頂到達に成功したエドモンド・ヒラリーがまさにそのことを証明しています。


これまで多くの人、生徒や学生を見てきて、私もヒラリーの上の言葉は真理だと信じて疑いません。
学生であれば、どうしても自分の志望校に合格したいと思ったなら、その人は必死で勉強してその夢を必ずかなえます。
夢は持っていても途中であきらめてしまう人というのは、「どうしても」「何が何でも」というモチベーションに欠けているのです。


江戸時代後期、米沢藩主の上杉鷹山が家臣に「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」という歌を教訓として詠み与えたという話は有名ですが、これも同じことを言っています。
すなわち「どうしてもやるのだ」という固い決意があるならば、やる方法は自ずと見つけられるもの。


皆さんはいかがですか?
内に燃えるような思いがあるなら、たとえそれがどんなことであれ、死に物狂いでやるでしょうし、そうするなら道は開かれます。
「できないのは、やらないから」、つまりモチベーションが欠けているからなのです。


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人生とはこの世でもっとも難しい試験

2016.10.21日

"Life is the most difficult exam. Many people fail because they try to copy others, not realizing that everyone has a different question paper."
「人生とはこの世でもっとも難しい試験だ。多くの人が落第する。その理由は、みんな他人の答案を写そうとするからだ。みんな違う問題が与えられているのに気づかずに」
(訳:舟田譲二)


学校のテストでよく(?)行われるいわゆるカンニングです。
勉強のよくできる子の答案を先生の目を盗んでカンニングして答えを写す。
ところが答案が戻ってきたらなんと☓がついてる!
「えっ、どうして!?」
賢い子だって間違うことがあるのです。


cheating.jpg


人生においても成功している人の真似をして自分も成功しようとする人がとても多いです。
成功するために必要な法則というものは確かに存在します。(このブログでもこのテーマは何度も取あげてきました)
でもだからと言って、成功している人を真似ればだれでも成功するというわけではありません。


巷(ちまた)でよく行われている「成功セミナー」の類いがこれです。
「私はこうやって成功しました」と言って参加者の心を動かし、クロージングで「今日、このセミナーに参加した人の特典として、これこれにさらにあれもつけて、本当だったら400万円の価値があるものを今日中だったら全部でたったの100万円でお教えします」という甘い言葉につられてサインアップする人が必ず何人かいます。
しかし、いくら言われたとおりのことをやっても、またつけてもらったテンプレートなるものを使っても、ほとんどの人は成功しません。
お金が入るのはセミナー主催者とセミナー講師です。


人それぞれが置かれている境遇や、その人の性格や、人脈、資金など、みんなまちまちだからです。
みんなが成功するならだれも苦労しません。
世の中そんなに甘くありません。


この世に存在するいわゆる「ハウ・ツーもの」と言われるものもそうです。
「東大に合格する秘訣は?」「いかにして金持ちになるか?」「賢い子どもを育てる方法」等々。


とどのつまり、人生においては他人の答案を写してもダメなんです。みんな違う問題が与えられているからです。
人から学び、それを活用することは大切ですが、自分に合うようにアレンジし、適用しなければなりません。


《番外編》
「カンニング」という言葉について。
英語のcunningから作られた和声英語です。英語の本来の意味は「ずるい、狡猾(こうかつ)な」。
また発音も「カンニング」ではなく、「カニンク゚」(半濁点のついたクは鼻に抜ける音)で、runningも同様で「ランニング」ではなく「ラニンク゚」です。
人の答案を盗み見する行為は英語でcheating「チーティンク゚」(だます)と言います。


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将来を現在にもたらす方法

2016.10.19日

"Planning is bringing the future into the present so that you can do something about it now."
--Alan Lakein - Author
「計画を立てると、将来のために今なにかができるようになり、将来を現在にもたらすことになる」
--アラン・ラーキン、作家
(訳:舟田譲二)


アラン・ラーキンについては「あなたの今年の計画は?」の中でもご紹介しましたが、今日盛んに言われるようになった時間管理術の生みの親のような人で、時間管理について次のような多くの名言を語っています。
「時間はすなわち人生そのもの。時間を無駄にする人は、人生を無駄にする。しかし、時間の達人は、人生の達人だ」


How to Get Control of Your Time and Your Life(邦題『時間の波に乗る19の法則』)は300万部を超すベストセラーで、今日も時間管理術のバイブルです。


lakein.jpg


それにしても、「計画を立てることは、将来のために今なにかができるようになり、将来を現在にもたらすことになる」は至言ですね。
計画を立てなければ将来を引き寄せることはできません。そして、計画を立てれば、将来を引き寄せるために今、なにをしなければならないかが明白になってきます。


私も今、これからの残された将来のために今、なにができるか、なにをすべきかを考えつつ計画を立てているところです。


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だめもとはダメ!

2016.10.14日

よく「だめもとで」という言葉を聞きます。
何かするときに、「だめでもともと」、うまくいったら儲けもの、とりあえずやるだけやってみよう、という考え方です。
学生なら「だめもと」で受験する人もいるでしょう。「だめもと」で就職試験を受ける人や、「だめもと」でプロポーズする人もいるかもしれません。
でも、「だめもとはダメ!」です。
なぜなら、「多分だめだろう」と初めから失敗を予想しているからです。
失敗を予想していたら、当然のことのように失敗します。
成功したければ、初めから「絶対にうまくいく」と信じて行動しなければなりません。


去る6月1日に市役所の街づくり政策課に近所の空き家の植え込みの伐採を電話で依頼したのですが全くなしのつぶてでした。そこで7月1日に市役所に足を運び、直接担当者とかけ合い、その後何度も電話で請求して、9月中ごろという返事をもらったのですが、上司に直接お願いして、8月11日に最終的に伐採してもらうことができました(詳しい顛末は「すぐやるか?」に)。


市役所に行った7月1日には、道路管理課も訪れてうちの塾の前の道路の修理跡が陥没して、バスが通るたびに「ドーン!」という大きな音がして建物に響くので、補修して欲しいとお願いしました。
そしてその補修が完了したのが3週間前の9月21日。ようやく大きな音がしなくなりました。
その「使用前」「使用後」の写真がこれです。


bus1.JPG bus2.jpg


同じ7月1日には警察署にも行って、これまでたびたび人身事故が起きている近所の交差点に一旦停止の標識の設置と停止線を引いて欲しいと依頼したのですが、これは道路法の規定でできないと言われました。しかし事故再発防止のためになんとか手立てを考えて対処して欲しいとお願いしたところ、その後市の道路管理課にこの話が行き、市の方で一昨日ようやく対処してくれました。3か月半かかりました。
下がその「使用前」「使用後」の写真です。


tokunobu1.jpg tokunobu2.jpg


破線が引いてあるのが見えます。
「前方優先道路」を意味するそうですが、私自身これまでこんな破線を見たこともなく、その意味を知っている人などまずいないのではないかと思います。でも、少なくとも何らかの手を打ってもらえたのでこれで良しとし、事故が再発しないことを祈るほかありません。


時間はかかりましたが、市役所と警察署に依頼したことはすべて応えてもらうことができました。
絶対にこちらのお願いを聞いてもらえる、と初めから確信を持って担当者に当たったからです。
何事も「だめもとはダメ」なのです。


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必要なのは好機ではなく変化

2016.10.11日

"Your life does not get better by chance, it gets better by change."
--Jim Rohn – 1930-2009, Author and Speaker
「あなたの人生は好機(チャンス)によって良くなるのではない。変化(チェンジ)によって良くなるのだ」
--ジム・ローン、著作家・モチベーショナルスピーカー
(訳:舟田譲二)


冒頭の言葉、英語のYour life does not get better by chance.の"by chance"は「偶然に」という意味です。ですから、本来ならば「人生は偶然に良くなるわけではない。自分の起こす変化によって良くなる」という意味なのですが、ジム・ローンは"by chance"と"by change"を対比させることによって、「ほんのわずかな違いが大きな違いを生み出す」ことを言いたいのだと思います。
日本人にとって、「チャンス」と「チェンジ」は聞いたところそれほど似ているようには感じませんが、英語ではよく似ています。スペリングで言えば、cとgの1文字の違いです。


このようなほんのわずかな違い、それは多くの人が思っているような好機(チャンス)や偶然ではなく、自らが生み出す変化(チェンジ)によってもたらされるものです。
そして、それはだれにも公平に与えられています。


2年前、「成功とは」の記事の中でジム・ローンについて書きましたので、ご興味のある方はこちらもあわせてご覧ください。


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人間に与えらえた知恵

2016.10.10日

"What you do makes a difference, and you have to decide what kind of difference you want to make."
--Jane Goodall(1934-), Primatologist and UN Messenger of Peace
「あなたの行動が違いを生み出す。しかし、どんな違いを生み出すかはあなた自身が決めなければならない」
--ジェーン・グドール、霊長類学者・国連平和大使


ジェーン・グドールさんは幼い頃より動物が好きで、アフリカへ行くことを夢見る少女だった。
ケニヤで農場を経営する友人宅を訪問したときに人類学の世界的権威であるルイス・リーキー博士と出会う。リーキーの勧めでタンザニアのゴンベのジャングルでチンパンジーの研究を始める。 リーキーとグドールは世界で初めてチンパンジーが草の茎を使いアリを捕る行動を報告し、人類固有とされてきた道具を使う能力がチンパンジーにも存在することを証明した。また、草食動物であると考えられていたチンパンジーが雑食であること、チンパンジーの性格に個体差があることを証明し、目覚しい研究成果を上げた。(Wikipedia)


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グドールさんがチンパンジーの研究を始めたとき、チンパンジーが彼女から逃げて近づくことすらできませんでした。
しかし、来る日も来る日もチンパンジーの行動を観察し、性格の違いを見つけて1頭1頭に名前をつけて近づいていきます。そのうち、チンパンジーのほうがグドールさんを自分の仲間として認めてくれるようになり、仲良くなって上に挙げたような画期的な発見を次々としました。


グドールさんは言っています。
「ヒトの脳。私が思うに、私たち人類と、一番近い親戚であるチンパンジーの最も大きな違いは、脳にあります。チンパンジーはかつて考えられてきたよりもずっと高い知性を持っています。それでも、どんなに賢いチンパンジーの脳も、ロケットや、そこから這い出して火星を動き回り、地球上の科学者たちに写真を送信するロボットを設計した生き物の脳とは比較になりません」
この知恵ある人間がどんどん傲慢になって、地球を破壊してきました。
「けれども、私たちは正気に返りつつあります。すでに世界中で、私たちが作りだした多くの問題への革新的な解決法が考案されています。例えば再生可能エネルギー、持続可能な農法というように。それに、個人のエコロジカル・フットプリントを軽減する方法も」(ジェーン・グドール:地球の未来に希望を抱く5つの理由より)
と彼女は、人間に与えらえた知恵で地球を破壊することはないだろうと期待しています。


動物行動学者らしい表現でグドールさんは冒頭のように語っています。
私たちがすることはどんなことであれ、良きにつけ悪しきにつけ何らかの違いを生み出すことになる。
大切なのは「どんな違いを生み出すか」で、それを決めるのは私たち一人ひとりの務めだ、と。


今日、ジェーン・グッドールさんは国連平和大使として、精力的に全世界を飛び回って講演活動を行い、自然保護、動物保護を訴えています。
「動物に性格や心、思考能力、そして何より感情があることを受け入れる覚悟ができれば、当然の帰結として、私たちは無数の動物たちの心理的・肉体的苦痛を思い、眠れぬ夜を過ごすことになるでしょう。集約的畜産、食肉処理、スポーツハンティング、罠猟、エンターテインメント業界の動物たち、『ペット』の扱い、釣りなど、挙げていけばきりがありません。だから私はベジタリアンになりました」


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人生はわからないものだ

2016.10.09日

"The only safe thing is to take a chance."
--Mike Nichols(1931-2014), Film director, theatere director, film producer, actor, comedian
「唯一安全な道は、一か八かやってみることだ」
--マイク・ニコルズ、映画監督・舞台演出家・映画製作者、俳優、コメディアン
(訳:舟田譲二)


マイク・ニコルズは、1967年の『卒業』でアカデミー監督賞を受賞。このほか、トニー賞、グラミー賞、エミー賞も受賞している。
1939年、ナチス・ドイツのユダヤ人迫害から逃れるため、当時7歳のニコルズは3歳年上の兄とともにアメリカに渡る。シカゴ大学で医者になるため勉強していたが中退。その後、コメディアンから出発して、俳優、演出、監督となり、名声を博した。
(Wikipediaより)
医者になる夢を捨てる一大決意をしましたが、その結果自分の好きな道を歩み、映画監督として大成功を収めました。


一昨日の記事、「安住アナがヤバイ!」の中で、その非凡さを余すところなく披露しているアナウンサーの安住紳一郎さん(43)。


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大学時代は姉と同じ教師を志望し、教育実習も済ませた上で就職する高校も決まっていた。
大学の掲示板でアナウンサー募集のポスターをたまたま見かけたことがきっかけとなり、「教師とアナウンサーには『一対多数のコミュニケーション』という共通項があり、教師になるための勉強につながる」と考え、記念受験のつもりでアナウンサー試験を受けることにした。TBS、日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日のアナウンサー試験を受けたが、日本テレビは書類選考で不採用。テレビ朝日は最終選考前に不採用。TBSとフジテレビは第一次を通過したが、フジテレビは連絡が取れずに不採用となり、TBSのみ最終選考で合格した。
2003年に放送された日曜劇場『GOOD LUCK!!』では本人の名をもじったパイロットの「安住龍二郎」役として起用され俳優デビューを果たした。その前にも2002年の冬クールに放送された『木更津キャッツアイ』最終回、同年夏クールに放送された『ぼくが地球を救う』の2作品にも本人役で出演していた。また、2006年5月から7月に放送された『愛の劇場・吾輩は主婦である』では、回想シーンに登場する若き日の夏目漱石を演じている。
(Wikipediaより)


現在TBSの局アナとして年収は2千数百万円とか。しかし、フリーになったら2億円といううわさもあるそうです。
清楚で真面目そうな感じで、凛としていながらユーモアのセンスも抜群、すました顔しておどけたりつっこみもうまい。


こんな有能な安住さんがアナウンサーになったきっかけが、上に書いたように「偶然」とも思えるアナウンサー募集のポスター。
しかも、日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日のアナウンサー試験で不採用になっていながら、採用されたTBSで頭角を現し、今や押しも押されもせぬ人気アナウンサー。


マイク・ニコルズ、安住アナといい、本当に人生ってわからないものです。
あなたも、ほんのちょっとしたきっかけで、信じられないような将来が開かれる可能性があるのです。
本当の安全な道というのは、一見危険に思えるようなことを一か八かやってみることかもしれません。


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誰かがあまりにも◯◯だと思っていたら...

2016.10.07日

"If you think someone is too lazy, the chances are he or she thinks you work too hard."
--Anonymous
「誰かがあまりにも怠惰だと思っていたら、その人はあなたのことを働きすぎだと思っているものだ」
--作者不詳
(訳:舟田譲二)


「この人は本当に鈍いな」って思うことがありませんか。でも、そんなときは決まって、その人はあなたのことを「この人は本当に神経質だな」と思っているものです。
同様に、「この人はなんてグズなんだ」と思っていたら、その人はあなたのことを「せっかちな人だな」と思っています。
「頭悪いな」↔「頭いいな」
「ケチな人だな」↔「気前がいい人だな」
「つまらない人だな」↔「面白い人だな」
「ふざけてる」↔「クソまじめだ」
というふうに。


本来「人間はみんな自己チュー」ですから、自分の基準が絶対と思いやすいもの。
自分の基準で人を見ると、その基準から離れていると、その人のことをどうしても「あまりにも◯◯だ」と思ってしまいがちです。


見方を変えると、その人の意外な面が見えてきて、「へえー、この人にはこんな素晴らしい面があったんだ」と感謝する心が芽生えてくると同時に、それまでの自分の傲慢な考えを恥じるようになったりするものです。


ちなみに、今日の格言の生みの親である「作者不詳」さんは、実は「ジョージ学院長」のことでした。
常々考えていることをシェアさせていただきました。


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失敗のススメ

2016.10.04日

"If you don’t make mistakes, you’re not working on hard enough problems. And that’s a big mistake."
--Frank Wilczek, Nobel Prize winner in Physics
「もし失敗していないなら、十分に難しい問題に取り組んでいないからで、それは大きな間違いだ」
--フランク・ウィルチェック、ノーベル物理学賞受賞
(訳:舟田譲二)


「もし失敗していないなら、十分に難しい問題に取り組んでいないからで、それは大きな間違いだ」
と言うウィルチェックの言葉は胸に刺さります。
私たちは、というか少なくとも私は、失敗するのを恐れて「十分に難しい問題に取り組む」ことなどとうていできない気の小さい者です。
その点、世紀の大発見をしてノーベル賞を受賞するような人は、不可能と思えるような難問に取り組み、何度も何度も失敗を繰り返します。
失敗があって初めて成功があるのです。


たった今入ったニュースですが、今年のノーベル医学生理学賞に大隅良典さんが決まりました。
「研究者として決して順風満帆の人生を送ってきたわけではない。助教授となり研究者として独立したのは43歳、教授になったのは51歳と早くはない。オートファジーの研究も当初は見向きもされなかった。それでも、研究費を得やすく、論文も書きやすい『流行』のテーマに転じようと考えなかった。『人と競争するのは嫌い。だれもやっていない分野でパイオニアとして切り開いていく方が楽しい』


大隅さんは受賞前、『自分がやっていることが面白いなあと思えることがサイエンスにとって一番大事。オートファジーが流行になってしまって居心地が悪い。私はちょっとへそ曲がりなんです』と話した。
(朝日新聞デジタル 「へそ曲がりの精神...大隅さんはどんな人? ノーベル賞」より)


「若い時の苦労」の中にも書きましたが、田中耕一さん(2002年化学賞受賞)は若い頃は「挫折の連続だった」と語っています。
益川敏英さん(2008年物理学賞受賞)も、
「人間は日々、小さな失敗を重ねている。失敗を失敗と思わない習慣が成功の出発点。ノーベル賞の対象となった研究も、最初は解けなかったが、そのときにとことん突き詰めて何が足りないか分析していたから、8年後、新しい理論が出て来たときに解くことができた」と言っています。


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人生は点と点がつながってできている

2016.10.03日

"Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life."
-- Stanford Commencement Speech, June 2005, Steve Jobs
「いいですか。将来を見ていて点と点をつなぐことはできません。過去を振り返って初めて点と点をつなぐことができるのです。ですから、点は将来においてもどのようにかしてつながるに違いないと信じなければならないのです。あなたたちの直感とか、運命、人生、宿命等々、何かを信じるのです。このような考え方のお陰で、私はこれまで一度も落ち込んだことがありませんし、私の人生はこれですっかり変わりました」
-- スティーブ・ジョブズ スタンフォード大学卒業式でのスピーチ(2005年6月)から
(訳:舟田譲二)


冒頭の言葉はスティーブ・ジョブズが、今や伝説となったスタンフォード大学卒業式で語ったスピーチ「ハングリーであれ、愚か者であれ!」の中に出てきます(オリジナル動画あり)。


この中で彼が語っている「過去において起きたことはすべて点と点でつながっているように、将来においても点と点がつながるのを信じる」というのは、私がこのブログでこれまで繰り返し述べてきた「新超ひも理論」とまったく同じです。ご興味のある方はぜひこちらのリンク先の記事もご覧ください。


スティーブ・ジョブズは、一般的には不幸とも言える生い立ちや次々と襲いかかる逆境に立ち向かいつつ果敢に生き、5年前に56歳という若さで亡くなりましたが、今なおこの大切なメッセージを私たちに語り伝えています。


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学問に王道あり!

2016.10.02日

数年前、小学生のT君とS君に教えていたときのこと。
教室の壁に貼ってある世界の国旗を見ながら、ふたりがどこどこの国の国旗はこうで、ああで、というような話をしていて、私にアメリカの国旗(星条旗)について尋ねました。
私はその意味を次のように説明しました。
「左上の枠の中にはいくつの星があるか知ってる?50あるんだよ。これは現在のアメリカの州の数。50番目、最後にアメリカの州になったのはどこだと思う?ハワイだよ。49番目はアラスカ。
星の横の赤と白の線は13本あって、これはアメリカがイギリスから独立したときの州の数を表しているんだ」
すると、T君が目を丸くして、
「先生の頭の中、脳みそどれぐらい詰まってるの?」
私は冗談で「これぐらい」と言って、両手の10本の指を合わせて丸い球体を作りました。


まあ、これぐらいのことは別にどうってことありません。常識の範疇です。自慢できることでも何でもありません。
しかし、私はよく生徒から物知りだ、と言われます。
「物知り」というのは別に「頭が良い」ということと同じ意味ではありません。
私自身はこれまで一度も自分のことを頭が良いなどと思ったことはありません。むしろ、自分などそんなに大したことないと思っていますし、ものすごく頭のいい人をいくらでも知っています。


でも、「頭がいい」ってどういうことなのでしょうか?
「物知り」でなければ、「テストで高い点数を取る人」あるいは「成績のいい人」、または「高い学歴の人」のことでしょうか?
一般には、記憶力のいい人のことをよく「頭がいい」と言います。
確かに、「テストで高い点数を取る人」も「成績のいい人」も「高い学歴の人」も「記憶力のいい人」もみんな頭がいいのでしょう。


昔、エジプトの王様、プトレマイオス王1世(紀元前4世紀〜3世紀頃)が数学者のユークリッドから幾何学を学んでいたときに、
「わしゃ王だぞ。もっと簡単な学び方はないのか?」
と言ったところ、ユークリッドが答えた言葉が
「学問に王道なし」 (もともとは「幾何学に王道なし」)
です。
「いくら王様でも、学問するのに簡単な楽な道、王様専用道路というのはありませんよ」
といった意味です。
このことわざはあまりにも有名で、よく耳にします。
そしてほとんどの人が、「そうだ、学問に王道なし。勉強はただコツコツやっていくほかないのだ」と素直に信じ込んでしまいます。


アメリカの大学院で学んでいたとき、新しく取ったクラスの最初の授業でショッキングな出来事がありました。
これは聖書の釈義のクラスだったのですが、聖書の中の短い1節を取り上げて、その1節に10の質問を作りなさい、と言われました。
私はそれまでそのような訓練は受けていなかったので、ただ何でもあるがままに「そういうものか」と受け止めていました。それで10の質問を考えることは至難のわざで、結構苦労しました。
でも、このクラスのお陰で、物事をいろいろな観点から、疑問の目を持って見ることができるようになりました。


というような次第で、上の「学問に王道なし」も、本当にそうかな、と考えてみました。
私には昔から持論があります。それは何かというと、
「何事でも興味を持って、楽しく学ぶなら、それほど苦労せずに、楽に学べる」
ということです。
私自身、英語をこのようにして身につけました。
確かに、人の何倍も何十倍も、いや何百倍も時間もお金もかけて英語を学びました。
でも全然苦痛じゃありませんでしたし、費用対効果を考えると、そんなものは取るに足りないものです。
ですから、このブログでもしばしば「楽しく学ぶこと」の重要性を説いています。
また「好きこそ物の上手なれ」こそ「学問の王道」だと思っています。
もし私がユークリッドだったとしたら、王様にそのように答えて、もっと楽しく教えていただろうと思います。


8年前、ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さんも言っていました(「勉強を楽しむとは」)。
「勉強という言葉には苦しみを強いる意味があって私は大嫌い。でも英語のstudyの語源には知る楽しみという意味がある。本来、知ることは楽しいこと。ぜひ楽しみ方を覚えてください」と母校の高校で後輩に語りました。
私も実にそのとおりだと思います。
「楽しく学ぶこと」、これこそ「学問の王道」です。


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幸運の女神は用意された人にのみ訪れる

2016.09.29日

昨日の記事、「Aha!体験」がふたりの人の人生を大きく変えました。


「人生は、自分が主役を演ずるドラマだと思う。では、だれがそのシナリオを書くのか。成長するまでは親にゆだねられるのが普通だが、大人になったら、自分自身で書き下ろしてほしい。自分の人生は自分で決めるのが原則であり、シナリオは人生の戦略なのだから」


9月7日、東京都文京区の東京大学安田講堂で開かれた「ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム 次世代へのメッセージ」で江崎玲於奈・横浜薬科大学学長(1973年物理学賞)が冒頭で語った言葉です。
私も過去に「あなたが人生の主人公」などを始め、このブログで似たようなことを何度か書いてきましたが、まことに江崎玲於奈さんのおっしゃるとおりだと思います。


江崎玲於奈さんは続いてこのように述べていらっしゃいます。
「自分にはどんな才能があるのか、何を得意にしているのか、人生で何をなすべきなのか、天職はあるのか。これらの質問に対して、できるだけ的確な答えを得ること、そして、自分の才能を最大限に発揮できるようなシナリオを書く力を身に付けること、それが教育を受ける最大の目的だと知ってほしい。あとは、シナリオ通りの役を演じられるように努力することが大切だ。努力を続けていれば、きっと幸運の女神がほほ笑んでくれるだろう」


「幸運の女神は用意された人にのみ訪れる」
とフランスの生化学者、細菌学者であるルイ・パスツールも言っています(「幸運の女神に微笑んでもらうために」)。
棚からぼたもちは落ちてきません。


江崎玲於奈さんの人生を変えた「Aha!体験」は次のようなものでした。
「米国を講演旅行で回っているとき、有名なベル研究所の入り口に、電話を発明したグラハム・ベルの胸像があった。そこには『時には踏みならされた道をはずれて、森の中へ入ってみなさい。きっと見たことのない新しいものを見いだすに違いない』という言葉が刻まれていた。私は森へ踏み出す決心をした。自分のドラマの舞台を日本から米国へ移したのだ」


フォーラムで江崎さんと一緒に基調講演を行った山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所長(2012年生理学・医学賞)も同じように「Aha!体験」をしていらっしゃいます。
「31歳で米国サンフランシスコにあるグラッドストーン研究所に留学した。この時に二つの大切なものに出会った。一つは、研究者として成功する秘訣ひけつだと、研究所長から教えてもらった『VW』という言葉だ。Vision(ビジョン)&Hard Work(ハードワーク)の頭文字をとっている。自分の目標を明確に持ち、一生懸命努力しなさいという教えだ。二つ目は、ネズミの受精卵から作られたES細胞(胚性幹細胞)だ。ES細胞は、ほぼ無限に増え、脳や心臓など色々な細胞に変わることができる。帰国後の1998年には、米国の研究者が人間のES細胞を作ったという論文を発表した。論文を初めて読んだ時、私はジャンプして喜んだのを覚えている。治療法がない多くの患者をES細胞で救えると思ったからだ」
(以上、9月27日付読売新聞 23面「新しい科学者像 ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム」より)


あなたの「Aha!体験」はなんですか?
もしまだ経験していらっしゃらなかったら、目を見開き、耳をそばだて、自分が経験するあらゆることの背後に潜んでいる「Aha!体験」を待っていてください。
「幸運の女神は用意された人にのみ訪れる」からです。


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弱き者よ、汝の名は…

2016.09.24日
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「人生の5つの愉快な真理」

1.子どもがひとりできたらあなたは親になる。しかし、ふたりできたらあなたは審判になる。
2.結婚とは、一方がつねに正しく、他の一方はつねに夫であるという関係である。
3.愛はお金で買うことはできない。しかし、愛のためにはお金がたくさんかかる。
4.妻と夫はつねに妥協する。夫は自分が誤っていたと認め、妻は夫に同意する。
5.私たちの話す言葉を母語と言うが、それは父親には話す機会がまったく与えられないからである。

「最高の英語の名言」
(訳:舟田譲二)


アメリカ人特有のユーモア満載「名言」(迷言?)です。
読んでいて吹き出しながら、自分のことに当てはめて考えてみると、これが「当たらずとも遠からず」で、おそらくアメリカ人の夫婦だけでなく、ひょっとしたら日本人にも、あるいはほかの国の夫婦の間にも共通する「真理」なのかな、なんて... (笑) 。


1.は間違いなく真理。子どもがふたりできると、親は間に入って「審判」にならなければなりません。
審判に求められることは、公平であること。どちらに味方しても必ずもう一方からブーイングがきます。


2.夫婦間において「一方がつねに正しく」とはどちらのことか。「他の一方はつねに夫である」からその答えは明白です。
かつてはまったくこの逆だったのですが、男女同権が唱えられるようになってから、むしろ女性の権利の方が優先されるようになって、「老いては子に従え」じゃないですが、男性は「つねに妻に従え」のような雰囲気になってきました。その方が事は丸く収まるからです。
面白いことに、ライオンなど動物の世界においても、一見オスの方が強そうに見えるのですが、実際にはメスが自分の思うようにオスを従えています。


3.は面白い「真理」ですね。確かに愛はお金では買えないけど、たくさんお金がかかる。一般の世界ではきっとそうでしょうね。本物の愛にはお金はかからないのですが。


4.お互いに妥協しないで我を通そうとすると、衝突は不可避で関係は壊れ、離婚ということになります。そして、ほとんどのケース、女性はひとりでも、あるいは子連れでもやっていけるのですが、男性はひとりでやっていけない。そこで「謝る」。これが夫の側の妥協。それに対して、妻の「妥協」とは夫の言うことに同意する。うーん、言い得て妙。


5.一般的に男性は寡黙で、女性はおしゃべり。脳科学的にも、また遺伝子的に見ても女性の方が言語能力が優れているので、自然とそのような形になります。
そこで、家庭内においても母親の意見が通ることが多く、それを英語でも日本語でも自国語のことを「母語」と言うのとかけてるところがミソです。


ハムレットの名セリフ
「弱き者よ、汝の名は女なり」
の現代語訳は、
「弱き者よ、汝の名は男なり」。


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世界に不用の物はない

2016.09.23日
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上の4枚の写真は何だと思いますか?
ピンと来る人がいたらかなりの「通」です。
私はなにかの菌類かと思いました。でも、ハズレ。
一般の私たちにはなじみの薄い「粘菌」(ねんきん)と呼ばれるものなのですが、これがまた実に不思議な生き物。
「動物とも、植物とも、菌類とも、原生生物とも言える曖昧な生物、コスモポリタンで、梅雨時から夏にかけて、森の朽ちた倒木や落ち葉の上などに見つけられる。粘菌変形体は、裸の原形質の巨大な塊で、100gぐらいの原形質が、先端部では数cmから数mのシート状に広がり、後方では、管がネットワーク状に分布している」
と北海道大学電子科学研究所、上田哲男さんが語っています。


かつて昭和天皇もこれをご研究されていたそうです。
そして、この粘菌の研究で世界的に有名だったのは、南方熊楠(みなかたくまぐす)という1867年から1941年に活躍した博物学者、生物学者、民俗学者です。
明治19年に19歳で渡米し大学で動植物を研究し、その後25歳でイギリスに渡り、大英博物館で考古学、人類学、宗教学などの蔵書を読みふけったといいます。


18か国語を自在に操り、独学で世界的な粘菌の研究者となったこの人がすごいことを言っています。
「多くの菌類や黴(かび)菌は、まことにせっかく人の骨折って拵(こしら)えた物を腐らせ、悪(にく)むべきのはなはだしきだが、これらが全くないと物が腐らず、世界が死んだ物で塞がってニッチも三進(さっち)もならず」と続け、害虫も無益のものではないと力説したそうです。
(2016年8月21日付読売新聞 「[名言巡礼]南方熊楠の言葉…世界にまるで不用の物なし」より)


「粘菌は味覚もあり、苦いものは避け、糖とかアミノ酸のような美味いものには寄って行く。嗅覚もある。臭いに対する粘菌の反応とヒトの反応に高い相関があることから、そこに共通のメカニズムがあると想像されるほどだ。その他、重力や電流にも反応する。粘菌には五感が備わっていると言ってよい。動物では特殊化した感覚器官が局在化しているが、粘菌ではこれらの能力が全身にある。一部分を切り取っても、サイズが小さくなるだけで同じように振舞う。粘菌は、全身が感覚器官であり、運動器官であり、情報器官だと言われる」
一見原始的な生物が、感覚受容、判断、行動、“計算”、“記憶”など、脳をもつ動物にも匹敵する高度な情報能力を示すことから、これを応用した「粘菌コンピュータ」なるものまで生まれたのです。


この単細胞生物の真正粘菌が形成する餌の輸送ネットワークを理論的に解明し、都市を結ぶ実際の鉄道網よりも経済性の高いネットワークを形成する理論モデルの構築に成功したそうです。
近年ますます複雑化するネットワーク社会において、経済性および災害リスクなどの観点から最適な都市間ネットワークを設計する手法の確立につながるというではありませんか。


去る7月に相模原市の知的障害者施設で起きた殺傷事件を受けて、一昨日の21日に横浜で全国から1000人が集う追悼集会が開かれました。
参加した方たちが切々と訴えていました。
「容疑者の『障がい者はいらない』という言葉は、私たちに向けられています。私たちは障がい者である前にひとりの人間です」
「障がい者にも輝く人生があります。生まれてよかったと思える社会を作らなくてはいけません」
「障がい者はみんなうまく言葉にできなくても心や頭の中ではちゃんと考えています。このことを社会の人たちにわかってほしいです」


この世の菌類やかび菌、害虫を始めとするあらゆる動植物を指して「世界に不用の物はない」と南方熊楠は語りましたが、人である障がい者ほどこの世において大切な存在のものはありません。
私たちは障がい者と力を合わせて共生社会作りを目指さなければなりません。


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人生は巨大なキャンバスだ

2016.09.16日

"Life is a great big canvas, throw all the paint on it you can."
--Danny Kaye、-1911-1987, Actor
「人生は巨大なキャンバスだ。ありったけの絵の具をその上に塗りたくって絵を描こう」
--ダニー・ケイ、俳優
(訳:舟田 譲二)


ダニー・ケイは20世紀を代表する偉大な俳優、コメディアン、歌手です。
ビング・クロスビーと共演した『ホワイト・クリスマス』はとても有名で、私も昔、繰り返し観ました。


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アカデミー賞やエミー賞も受賞し、『ダニー・ケイ・ショー』というバラエティ番組でも名を馳せました。
多芸で、楽譜が読めないのにオーケストラの指揮をしたり、国連ユニセフの親善大使として亡くなるまで活躍しました。公演で来日する都度、お忍びで福祉施設を慰問していました。
日本でダニー・ケイの大きな影響を受けたのが、当時のコメディアン谷啓です。その芸名も、ダニー・ケイを文字ってつけたものです。また、坂本九もダニー・ケイに倣って公演の合間を縫っては福祉施設を訪問していたそうです。


そんなダニー・ケイが残した冒頭の言葉、「人生は巨大なキャンバスだ。ありったけの絵の具をその上に塗りたくって絵を描こう」はまさに彼の人生そのもののようです。


どのように生きても同じ一生。
ならば私たちも、人生という巨大なキャンバスに思いっきり絵の具を塗りたくって、自分の人生を描きたいものです。


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正しい怒り方

2016.09.14日

"Anyone can become angry - that is easy. But to be angry with the right person, to the right degree, at the right time, for the right purpose, and in the right way - this is not easy."
--Aristotle
「だれでも怒ることはできる。じつに簡単なことだ。しかし、しかるべき相手に、しかるべきレベルで、しかるべき時に、しかるべき目的で、しかるべき方法で怒るとなると、これは簡単なことではない」
--アリストテレス
(訳:舟田 譲二)


アリストテレスについてはこれまで何度かこのブログの中で取り上げてきました。彼の名言の多くは私の波長と非常によく合い、一つひとつビンビンきます。
6年前に書いた記事、「幸福になる秘訣」は今読み返しても、「ふむふむ、なるほど」と我ながら感心する、アリストテレス特有の幸福論です。


今日の「怒り方」も非の打ちようのないほどずばり真理を突いた教えです。
多くの人が夫婦間、親子間、きょうだい間、子弟間、同僚間、上司部下の間等々で、この「正しい怒り方」の原則を守らないために、関係を壊し、下手をすると憎しみや嫉妬に発展したり、さらにこれがもつれると、傷害事件や殺人事件に、国と国の間では戦争にまで発展するのです。


さすが天才アリストテレス、正しい怒り方をじつに簡単明瞭に教えています。
「しかるべき相手に、しかるべきレベルで、しかるべき時に、しかるべき目的で、しかるべき方法で」怒るなら、その怒りは役目を果たします。
しかし、そこが人の弱いところ。ことごとくその正反対をしてしまうのです。
「怒るべき相手を間違えている」
「怒るべきレベルを超えている」
「怒るべきでない時に怒っている」
「目的を外れて怒っている」
「正しい方法で怒っていない」


だれかに対して怒った最後の時のことを思い出してみましょう。胸に手を当てて、正直に。
私たちのだれひとり、胸を張って自分は「正しい怒り方」をしたと言うことはできないのではないでしょうか。
正しい怒り方は問題解決につながりますが、怒り方を間違えるとかえって問題を複雑にしてしまいます。
このように、「怒ること」自体は簡単なのですが、「正しく怒ること」は決して簡単ではありません。
この次、なにかで頭にきて、怒りたくなったときには、ひと呼吸おいて上のアリストテレスの「正しい怒り方」を頭の中で復習してみましょう。


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明日の良い仕事のための最善の準備

2016.09.13日

"The best preparation for good work tomorrow is to do good work today."
--Elbert Hubbard (1856-1915)
「明日の良い仕事のための最善の準備は、今日良い仕事をすることだ」
--エルバート・ハバード
(訳:舟田 譲二)


エルバート・ハバードは19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したアメリカの著名な教育者、著作家です。
セールスマンとして成功を収めた後、新しいキャリアを求めて40代はじめにそれまでの仕事をやめて大学で勉強を始め、その後会社経営をするかたわら、勤勉、質素な生活、積極的姿勢という独自の人生哲学を広めようと執筆活動をはじめました。
43歳のとき、わずか1時間で書き上げたという『ガルシアへの手紙』は、14年後には4000万部も印刷され、世界中の多くの人を啓蒙しました。


「幸せは日々の習慣で作られる」という名言も残していますが、
今日の名言
「明日の良い仕事のための最善の準備は、今日良い仕事をすることだ」
と同様、ハバードの勤勉な性格、生活態度から生まれた言葉です。


ここでは「明日の良い仕事」と言っていますが、これは仕事に限らず、親子関係を始めとするあらゆる人間関係に適用できますし、学生ならば勉学に、また健康や、人生そのものについてすべての人に当てはまります。
とどのつまり「ローマは一日にして成らず」なのです。
今日の一日をどのように過ごすかが、私たちの将来を決めます。


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心の中で人を裁いていると

2016.09.12日

"If you judge people, you have no time to love them."
--Mother Teresa – 1910-1997, Missionary and Saint
「心の中で人を裁いていると、その人を愛する余裕はありません」
--マザー・テレサ、修道女・聖人
(訳:舟田 譲二)


マザー・テレサについては「あなたの中の最良のものを」を始め、何度かこのブログでも取り上げてきました。


マザー・テレサはつい1週間前、カトリック教会で「聖人」として認定されました。
プロテスタントでは「聖人」という概念はありません。なぜなら聖書によると人はみんな同じ罪人だからです。
しかし、「聖人」であろうがなかろうが関係なく、病や貧困に苦しむ人々の救済に捧げたマザー・テレサの生涯と、彼女の謙虚な信仰の姿勢は世界中の人々から称賛され、マザー・テレサの残した数々の名言は今日も多くの人々に勇気と希望と力を与えています。
私もその恩恵に与かるひとりです。


冒頭の
「心の中で人を裁いていると、その人を愛する余裕はありません」
は私たちすべてに語られている言葉です。
私たちは例外なくみんな高慢な者であり、知らず知らずのうちに人を心の中で裁いています。
「裁く」とは、分かりやすい言葉で言い換えると、「その人の良し悪しを判断する」という意味です。
私たちはみんな「同じ穴のむじな」、似たり寄ったりです。
人を心の中で裁くことのできるような者はひとりもいません。
しかも、マザー・テレサの言うように、人を心の中で裁いている間は、その人に対する愛が自らのうちに欠けていて、自分も同じように神様から裁かれるからです。


聖書にも次のような言葉があります。
「隣り人をさばくあなたは、いったい、何者であるか」
(ヤコブの手紙 4:12)


「人をさばくな。自分がさばかれないためである」
(マタイによる福音書 7:1)


「だから、ああ、すべて人をさばく者よ。あなたには弁解の余地がない。あなたは、他人をさばくことによって、自分自身を罪に定めている。さばくあなたも、同じことを行っているからである」
(ローマ人への手紙 2:1)


私たちもマザー・テレサに倣って、謙虚に人に仕える者となりたいものです。


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人生とは、自分の身に起こる10%と...

2016.09.11日

"Life is 10% of what happens to you and 90% of how you respond to it."
--anonymous
「人生とは、自分の身に起こる10%と、それにどのように反応するかの90%から成っている」
--作者不詳
(訳:舟田 譲二)


人生とは本当に摩訶不思議なものです。
健康で、家族に恵まれ、楽天的に、幸せに一生を過ごす人がいるかと思えば、かたやさまざまな病気を抱え、サポートしてくれる家族はいず、その結果悲観的になり、不幸な一生を送る人もたくさんいます。
これを「不公平だ!」と言う人もいます。


でも考えてみれば、そもそもこの地上において、みんなが公平ということはあり得ません。
たとえ工場でベルトコンベアーに乗って次々と生み出される機械物でも、出来不出来があります。ましてや、命を持つものですべてが同じ、公平などということを望む方がそもそも間違っています。


動物や植物の世界でも不公平は存在しています。
生まれつき足が不自由な犬もいます。同じ農園で栽培されている同じ種類の果物でも、美味しいものもあれば美味しくないものもあります。
でも、ここで大切なのは、動物や植物はほかと比べて不公平だ、なんてこれっぽっちも考えていないということです。


これに対して、人はほかの人と自分を比べるから、「不公平だ!」と言いたくなるわけです。
動植物と違って我々人間には知恵があるからそのように感じるのは当たり前だ、と言う人もいるでしょう。
ところが、またまた不思議なことに、同じ病気を抱えている人、経済的困窮の中にいる人、家族関係で問題のある人等々、似たような状況の中にあっても、ある人はその中で生き生きと、幸せに生きていますが、別の人は不平・不満が口を突いて出てきて、恵まれている人を嫉妬したり、恨んだりする人すらいます。


作家、三浦綾子さんは結核、脊椎カリエス、心臓発作、帯状疱疹、直腸癌、パーキンソン病など次から次へと襲う病魔と闘いながらも、「私はこんなにもたくさん病気をして、神様にえこひいきされている」と言って、感謝をしながら一生を送られました。
一生、綾子さんの介護を続けられた夫の三浦光世さんも、不平不満をこぼしたことはなく、夫婦円満で幸せな人生を送られました。


このように考えてみると、冒頭の言葉、
「人生とは、自分の身に起こる10%と、それにどのように反応するかの90%から成っている」
は確かに真理だと言わざるを得ません。
そして、起こったことにどのように反応するかには、根拠が必要です。無目的な出来事に対してポジティブに反応するのはまことに困難です。
このことを証ししていらっしゃるのが、シカゴ在住のFBフレンドの中村佐知さんです。


ご主人が作られた下の動画を昨日、「ミルトスの木かげで 線香花火」でシェアされました。
涙なしに見られない感動の実話です。



中村佐知さんのお嬢さんの美穂さんは21歳という若さでガンで天に召されました。
ご両親、ご家族・ご親族始め、多くの友人の方々が本当に苦しい、辛い思いをされました。
その苦しさの中で、お母さんは美保さんが息を引き取られる直前のときのことを葛藤の中で次のように語っていらっしゃいます。


「ガンになっても助かる人はいる。完治しなくても、ガンと共存しながら長生きする人もいる。死ぬにしても、安らかに眠るように亡くなる人もいる。それなのに、なぜみんは、21歳の若さで、ガンの診断を受けてから1年も経たないうちに、しかもこんなに苦しみながら、死に向かって突き進んでいるのですか…? あんなに大勢の人たちが、世界中で祈ってくださっているのに、癒しを確信し、ひれ伏して祈っていたのに、なぜこうなってしまうのですか? 私たちの祈りは、あなたの御前に何の意味もなかったのですか? My God, my God, why have you forsaken us!?」


しかし、最後には次のような言葉で締めくくっていらっしゃいます。


「みんは、本当に最期までよく頑張った。彼女の闘いは華麗だった。 感謝の言葉と愛の言葉で貫かれていた。もちろん時には痛みや悲しみゆえにかんしゃくを起こしたときもあったけれど、それでも、みんはいつも感謝と愛と憐れみの心で満ちていた。葬儀に来てくれた大勢の友人たちも、それを証ししてくれた。この地上での最期の言葉が「I love you」だとは、実にあの子らしい。苦しみのただ中からなおも愛を告白できるところは、幼児のころから少しも変わっていないのだ。敵は、みんに神様を呪わせ、親を呪わせ、この世の中を呪わせたかったのだろう。何とかみんに、いのちではなく呪いの言葉を吐かせようと、苦しみを与え続けたのかもしれない。しかし彼女は屈しなかった。苦しみを苦しみとして受け止めつつも、自分の肉体の弱さを受け入れつつも、決して屈しなかった。そして、この地での最期を「I love you!」と叫ぶことで締めくくった。敵はさぞかし悔しがったことだろう。イエスが十字架の上で赦しの言葉を語ったように、みんは病の床の淵から愛の言葉を語った。たとえ肉体は死んでも、みんはこの闘いに勝ったのだ。イエス様もみんに、「Well done!」とおっしゃっておられることだろう。」
「ミルトスの木かげで 最後の30時間」より一部抜粋)


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本物の愛とは

2016.09.10日

"Life has taught us that love does not consist in gazing at each other, but in looking outward together, in the same direction."
--Antoine de Saint-Exupery – 1900-1944, Aviator and Writer
「愛とはお互いの目を見つめ合うことにあるのではない。一緒に外を見る、それも同じ方向を見つめることだ、ということを我々は経験から学んでいる」
--アントワーヌ・サン=テグジュペリ、パイロット・作家
(訳:舟田 譲二)


サン=テグジュペリと言えば『星の王子さま』。
私の大好きな本のひとつで、人生の節目節目で何度も読み返しては多くのことを教えられ、感銘し、共感を覚えた書です。(「星の王子さま」
いわゆる「波長が合う」作家です。


普通、「愛」というと、私たちが一番に想像するのは男女間、恋人同士、夫婦間の愛などです。
そして、そのイメージは決まって、ふたりがお互いに目を見つめ合っている姿です。
しかし、ここでサン=テグジュペリが言っている愛は、「一緒に外を見る、それも同じ方向を見つめることだ」という深遠なものです。
「お互いに目を見つめ合う愛」も大切なものですが、そのような「惚れた、腫れた」の類いの愛というものは、そういつまでも続くものではありません。


本物の愛とは、むしろ手を携えて一緒に自分たちの外の世界を、同じ方向を見つめること。
これだと、必ずしも「男女間の愛」に限定されることなく、同じ意志、目的、夢を持った者たちの群れなど誰にでも当てはまります。
そして、これこそが時代や国や文化を超えた本物の愛で、この愛がこれまで世界を動かし、変えてきたのではないでしょうか。


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のめり込みに注意しましょう

2016.09.08日

「のめり込みに注意しましょう」
という標語をご覧になったことがありますか?
毎週のように新聞に折り込まれて入ってくるパチンコ・パチスロホールのチラシに載っている文言です。
「パチンコ・パチスロは適度に楽しむ遊びです」
と書いてあります。


nome21_03.jpg


先日、ひとりの中学生の生徒が私に尋ねました。
「学院長はパチンコやりますか?」
「いいや、しないよ」
「ですよね。学院長がパチンコをしそうには見えない」


私はパチンコやそれに類する賭け事が絡んだ遊びは一切しません。
昔、私の友人でパチンコをやっていて負けたので、その分を取り戻そうとしてやり続け、結局何万円という大損をしたというのがいました。
また、パチンコを趣味のようにしていて、勝ったり負けたり、という人もいましたが、聞くと、結局のところトータルでは負けている、とのこと。
でも、遊びだから、楽しんでいるんだから、それでいいと言う人もいます。

確かにそのとおりでしょう。
でも、悲しいかな、「適度に楽しむ」ことができずにハマってしまい、身を亡ぼす人が少なくない、いやとても多いのが現実です。
それにはワケがあります。
ひと言で言うと、「適度に楽しむ」ことができない魔力があるからで、人はこの魔力にとても弱いのです。
ですから、「自分は弱い」と思っていたら、初めから近づかない方が安全です。


これはパチンコやパチスロなどに限ったことではありません。
小学生が夢中になるカード集めもそうですし、中高生を始めとする学生を虜にするゲーム類もそうです。
電車に乗ると、多くの人たちが一斉にスマホを取り出し触っています。
メールでもしているのかな、と思っていたら、隣の座席のサラリーマン風の人やOLらしき人などもゲームに夢中です。
今、世界中で大流行のポケモンGOも同じです。
車の運転中にさえやる人が出て事故を起こしている始末です。


最初は興味本位で、遊びのつもりで、あるいは友達のつき合いのような感覚で始める覚せい剤などもそうです。酒やタバコも同じです。
いつの間にかハマってしまい、ついには抜けられなくなってしまいます。
同じような魔力があるのです。
何かにハマっているとき、快感を味わう脳内物質ノルアドレナリンやドーパミン、βエンドルフィンなどが分泌されるからです。
いったんその味をしめるとやめられなくなってしまう、それがいわゆる「中毒」、「依存症」です。


ですから「君子危うきに近寄らず」じゃないですが、私はこのような危険性のあるものには近づきません。


でも、「よい中毒」もあるんですよ。
それについてはまた明日書きます。


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みんな同じ空の下で生きている

2016.09.06日

"We all live under the same sky, but we don't all have the same horizon."
--Konrad Adenauer – 1876-1967, Former Chancellor of Germany
「我々はみんな同じ空の下で生きている。しかし、見ている地平線はみんな違う」
--コンラート・アデナウアー、元ドイツ首相
(訳:舟田 譲二)


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アデナウアーは、戦後のドイツ連邦共和国(西ドイツ)の初代首相です。
子どもの頃、ニュースや新聞でこの名前をよく見聞きしていたのを覚えています。
非常に頭の切れる人だったようで、学生時代にクラスメイトと共にカンニングを画策していたそうです。
その計画は巧妙で、頭の良いクラスメイトに問題の解答を作らせ、答えを書くときには、カンニングがバレないように一人ひとりの生徒に間違えるところまで指示していたといいます。(そんないい頭を持っているんだったら、カンニングなんかするな!(^o^))


この頭の良さをいかんなく発揮し、自らが再建したケルン大学から名誉博士号を与えられ、その後も同大学の各学部に3度にわたって名誉博士号を授与され、哲学、政治学、医学、法学などその名誉博士号は多岐にわたる。
第一次世界大戦時の食糧難には大麦の加工食品や大豆製ソーセージを発明。ナチスにより引退生活に追い込まれていた時には「害虫防止ブラシ」「車のライトに幻惑されないメガネ」など珍発明を連発。庭いじりが好きでバラの新種を開発し「アデナウアーのバラ」と名付けた。(以上、Wikipediaより)


この頭のいいアデナウアーが言った冒頭の言葉はなかなか奥が深いです。
確かに、世界中何十億という人が地球上に住んでいますが、みんな例外なく同じ空の下で生きています。しかし、見える世界はみんな異なっています。
ある人は大平原の地平線を見ているでしょうが、山しか見たことのない人もいれば、砂漠や、ジャングルや海や氷しか見たことのない人、また都会しか見たことのない人もいます。
はたまた一生裕福な世界しか見ない人もいれば、逆に貧しい世界しか見ない人もいます。


さらに言うと、同じところに住んでいて、同じ生活をしていても見ている世界は一人ひとりみんな違います。一卵性双生児の人たちですら、毎日見ている地平線は異なっています。
そして、多くの人は自分に関心のあること、自分にとって益のあることしか見ていません。
しかし、また別の人は、ほかの人に見えない世界、地平線を見ていて、いかにして他の人に、また世界に貢献できるかを考えています。


実際のところ、ドイツ語で「地平線」と言うとき、「全体を見る能力」という意味が含まれているそうです。
私たちももっと広い視野を持って世界を見るものでありたいものです。


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『受験のシンデレラ』

2016.09.05日

"People begin to become successful the minute they decide to be."
--Harvey Mackay – Author and Businessman
「だれでも成功すると心に決めた瞬間、成功への道を歩み始めている」
--ハーベイ・マッケイ、著述家・実業家
(訳:舟田 譲二)


精神科医・和田秀樹の原作で、自ら監督して映画化した『受験のシンデレラ』がテレビドラマ化され、NHKプレミアムで7月10日から全8回放映されましたが、録画しておいた第1回を昨日観ました。
小泉孝太郎演じる予備校のカリスマ講師と、生活費のためにバイトに明け暮れている、定時制に通う落ちこぼれの女子高校生が挑戦する、とてつもなく無謀な目標!それは1年で東大合格を目指すというもの。


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脚本家・山岡潤平は次のように語っています。
「執筆中、本当の挫折とは、夢破れることよりも挑戦する前に諦めることなのではないか、と常に考えていました。
五十嵐透(予備校講師)も、遠藤真紀(女子高校生)も、人生を諦めかけていました。そんな二人が出逢い、心通い合うなんて生ぬるいものではなく、己の不遇に対する怒りの業火をぶつけ合い、血へドを吐きながら、一度は呪った自分の人生に立ち向かっていく……これは単なる受験奮闘モノではなく、やるかやらないかの局面で、やる、と決めた、勇気ある人たちの物語です」


うちは受験専門の進学塾ではありませんが、教えるという点で相通じるところも多々あり、とても興味深く観ました。
オリジナルの映画は第5回モナコ国際映画祭でエンジェル・フィルム・アワード、最優秀作品賞ほか最優秀男優賞、最優秀女優賞、最優秀脚本賞を受賞したといいます。
とまれ、残る7回を観るまでもなく、結果はもうわかっています。それはドラマだから、という理由ではありません。
「事実は小説よりも奇なり」で、同じ仕事をしていてこのようなケースは数え切れないほど見てきました。
しかし、これはなにも受験に限ったことではありません。


冒頭の「だれでも成功すると心に決めた瞬間、成功への道を歩み始めている」は、この物語のような受験に限らず、どの分野においても通じる不変の真理です。
そもそも、自分はきっと失敗するだろうと初めから思っていて成功するわけありません。なぜなら、スタートの段階で敗者の道を歩み始めているからです。


結婚であろうが、子育て、仕事、人間関係、スポーツや芸術、健康作り等々、どのような道であろうとも、もし私たちが「成功」を望むなら、「絶対に成功すると心に決める」ことが不可欠です。


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86,400秒分の1秒

2016.09.04日

"God gave you a gift of 86,400 seconds today. Have you used one to say 'thank you?'"
-- William Arthur Ward
「神様は今日、あなたに86,400秒という贈り物をくださいました。あなたはそのうちの1秒を使って『ありがとう』と言いましたか?」
-- ウィリアム・アーサー・ウォード
(訳:舟田譲二)


ウィリアム・アーサー・ウォード(1921-1994)はアメリカの教育学者、牧師、教師。
アメリカでインスピレーションナルな名言でもっともよく引用される人物の一人です。


よく引用される彼の有名な言葉に次のものがあります。
The mediocre teacher tells.
The good teacher explains.
The superior teacher demonstrates.
The great teacher inspires.
平凡な教師はただしゃべる。
良い教師は解説する。
さらに優れた教師は自らやってみせる。
しかし、偉大なる教師は生徒の心に火をつける。
(訳:舟田譲二)


これは本当に教育者として鏡にすべき名言中の名言です。
以前、山本五十六の有名な言葉をご紹介しましたが、これに通じる教えです(「ほめてやらねば 人は動かじ」)。


さて、今日の冒頭の彼の言葉
「神様は今日、あなたに86,400秒という贈り物をくださいました。あなたはそのうちの1秒を使って『ありがとう』と言いましたか?」
は、本当に耳に痛いです。


去る2月に「ありがとう」と「サンキュー」の反対語という記事を書きました。
「感謝する心」の反対は「当たり前と思う心」です。
私たちは、毎日毎日、数えきれないほどたくさんの素晴らしいプレゼントを神様からいただきながら、無意識のうちにそれを当たり前のものと思い、感謝するのを忘れてしまいがちです。
そのプレゼントの中でも最高のものは「時」です。だれでも公平に1日に86,400秒という時間を与えられています。
生きていること、時間が与えられていること、そんなことは当たり前だと思っているのです。
しかし、ウィリアム・ウォードは言っています。「86,400秒のうちの1秒でも使って『ありがとう』と言いましたか?」と。


人から何をしてもらっても当たり前。神様から数えきれないほどの恵みを毎日いただいても当たり前。
これは本当に私たちが陥りやすい罠で、なんでもかんでも「当たり前」と思っていると、「感謝する心」、喜びが生まれてきません。


まずは、86,400秒のうちの1秒を使って神様に「ありがとう」「感謝します」と言いましょう。
そして、次に、家族や友人など私たちの身の周りの人たちに同じく「ありがとう」と言おうではありませんか。
私たちが今日の一日生かされていることは、まさに神様のお陰、身の周りの人たちのお陰です。
みんながこのような思いで一日を過ごすなら、争いは止み、家族も、世の中も本当に平和になるでしょう。


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用いるか、失うか

2016.09.01日

"God gives everyone certain attributes, characteristics, talents, and then He says, "If you use what you have I'll increase it, but if you don't use it, you'll lose it." Use it or lose it; it's a law."
-- Charlie "Tremendous" Jones
「神様は私たち一人ひとりに独自の性質、特性、才能を与えてくださっていて、私たちにおっしゃいます。『あなたの持っているものを用いるならば私はそれをさらに増し加えましょう。でも用いないならば、あなたはそれを失います』と。用いるか、失うか。これは法則です」
-- チャーリー・"トレメンダス"・ジョーンズ
(訳:舟田譲二)


チャーリー・"トレメンダス"・ジョーンズ(1904-2008)は、アメリカを代表するモチベーショナル・スピーカー、作家、講演家。
私の大好きな作家、オグ・マンディーノ(「アメイジング・グレース」)の勧めもあって、彼の "Life is Tremendous" を昔読んでとても啓蒙されました。書名の "Tremendous" は彼のペンネームでもありますが、「最高」「素晴らしい」「ものすごい」といった意味です。
この本は12か国語に翻訳され、世界で200万部売れたベストセラーです。


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冒頭の言葉、「神様は私たち一人ひとりに独自の性質、特性、才能を与えてくださっていて、私たちにおっしゃいます。『あなたの持っているものを用いるならば私はそれをさらに増し加えましょう。でも用いないならば、あなたはそれを失います』と。用いるか、失うか。これは法則です」は、聖書の教えるメッセージであり、同時にチャーリー・"トレメンダス"・ジョーンズがその生涯を通して私たちに語っているメッセージでもあります。
上掲書もこのことを教えています。
これは、勉学に、仕事に、人間関係に、子育てや家族関係に、そして人生のありとあらゆる場面に通じます。


「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう」
(マタイによる福音書 25:29)


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偉大で崇高な仕事

2016.08.31日

"I long to accomplish a great and noble task, but it is my chief duty to accomplish small tasks as if they were great and noble."
--Helen Keller
「私は偉大で崇高な仕事を成し遂げたいと切望しています。でも私の一番の務めは、小さな仕事を偉大で崇高な仕事のようにやり遂げることです」
--へレン・ケラー
(訳:舟田 譲二)


ヘレン・ケラー女史については以前、「五感を最大限に」の中でも書きましたが、盲聾唖(見えない・聞こえない・話せない)という三重苦の中で切望しておられたごとく、小さな仕事を偉大で崇高な仕事のように見事にやり遂げられました。本当に心より尊敬いたします。


私など「目が悪い」と言ってもメガネで矯正して見えますし、難聴で「耳が聞こえにくい」と言っても人に何度も聞き返せば聞こえます。最近では声が出にくくなり「話せない」と言っても、かすれ声で話せています。
それにもかかわらず、あれができない、これができない、と「できない」ことばかりに目がいって、最近は元気が出ずちょっと自信喪失、そして落ち込み気味です。


こんなとき、冒頭のヘレン・ケラー女史の言葉に触れ、「目と耳と口が開かれた」かのように感じています。
完璧な人などいず、みんなどこかしら欠けているものです。
でも、ヘレン・ケラー女史のように、「小さな仕事を偉大で崇高な仕事のようにやり遂げる」ことは誰にでもできることです。
私たちに求められていることは、決して人目を引くように華々しく「偉大で崇高な仕事」をすることではなく、むしろ「小さな仕事を偉大で崇高な仕事」のようにすることであり、それを忠実に行っていくとき、「偉大で崇高な」ことを成し遂げることができるのです。
ヘレン・ケラーさん、励ましの素晴らしいお言葉を感謝いたします。


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ピンチとチャンスは背中合わせ

2016.08.27日

「危機」の文字は、「危」のあとに「機会」の「機」が来る。まさに、ピンチとチャンスは背中合わせです。


星野 「常子さんが昔と変わらず、いつも誰かのために頑張っているんだな、と思って」
常子 「それが私の幸せなんだと思います。だから、結局は自分のためですね」
星野 「だからあんなに素晴らしい雑誌を作ることができるんじゃないですか? だれかの暮らしを守ることが自分の幸せだと感じられる常子さんだからこそ、『あなたの暮らし』のような雑誌が作れるんですよ、きっと」
常子 「でも、この雑誌で、ひとりでも不幸になる人がいるのなら...」
星野 「確かに商品試験で粗悪品と書かれた会社は厳しい状況に置かれるかもしれません。でも、それによって良いものを作ってくれるようになるんだとしたら、それは必要なことなんじゃないでしょうか」


(チトセ製作所の前で)
チトセ社長 「さぞいい気分だろうな。うちの商品コケにして、あんたらは消費者の味方だもんなぁ」
常子 「それは違います。商品試験は消費者のためだけのものではありません。商品試験は、生産者の方々に向けたものでもあるのです。すべての生産者の方に、安全で使いやすい商品を作ってほしいと呼びかけているだけなんです。
予算のない小さなメーカーが大手と比べられても困るとおっしゃってましたよね。でも、いくら予算のある大手の商品でもたくさんの問題点が見つかったのです。これはまだまだ改良の余地がある、努力するメーカーに成功する機会があるということじゃないでしょうか。安全で使いやすいトースター、どんな基準で、どんな商品が求められているのか紹介することで、消費者の思いを生産者の方々にお伝えしています。私たちは今回の結果を踏まえて、安全でいいトースターを作っていただきたいだけなんです」
チトセ社長 「あんたの言うことにも一理あるかもしんねぇな。うちは、決して手抜き作業なんかしてねぇし、自分とこの商品に自信だってある。だけどよ、売るためには、大手よりも安くすることが必要だと思っていた。そのためには、これだけの予算しかかけられねえ。それでいいんだって。どっかに妥協していたところもあったのかもしんねぇ。
ほんとにいいトースター、どこもまだ作ってねえって、あんた言ってたよな。だったら、うちが作ってやるよ。うちは、小さいけどな、技術は一流だって自負はある。よし、作ってやるよ」
常子 「はい、期待してます」
チトセ社長 「うん」

(昨日のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』より)


今年の1月の記事、「下町ロケットおっちゃんの人生講義」を彷彿(ほうふつ)とさせるようなシーンです。
これぞ、日本の今日のあらゆる産業を支えてきた日本の下町の工場の経営者たちの精神です。
考えてみたら、日本を代表する企業、自動車業界で世界最大手といわれるトヨタも、豊田自動織機製作所としてスタートしました。
パナソニックも松下幸之助が、借家で電球用ソケットの製造販売を手がけたのが始まりです。
きっとこのチトセ製作所のように、幾多の試練を通り抜けて今日の姿に変わっていったのでしょう。


上の『とと姉ちゃん』を観ていて、商品試験を始めてそれを雑誌の記事にすると言ったとき、必ずこのようなトラブルが起きるだろうと想像し、ちょっと心配していたのですが、星野の助けもあって、常子はこの危機的な状況を、日本の将来の産業界を変えるような機会に見事に変えたのです。


私たちの人生も、ピンチとチャンスは常に背中合わせです。


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他人の幸運を喜ぶ

2016.08.23日

"One of the sanest, surest, and most generous joys of life comes from being happy over the good fortune of others."
--Archibald Rutledge – 1883-1973,