学院長元気の出るブログ

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ジョージ学院長 元気の出るブログ

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「受動喫煙対策」どこまで?

2017.10.16日

「屋内は完全禁煙」世界基準 五輪・パラ控え「受動喫煙対策」どこまで?


 東京五輪・パラリンピックを3年後に控え、非喫煙者がたばこの煙を吸う「受動喫煙」を防ぐ対策が急務だ。受動喫煙による死者は国内で年間1万5000人との推計もあり、主要政党も衆院選の公約にたばこ対策を盛り込んでいる。多くの外国人観光客の来日が予想されるなか、世界基準の対策を打ち出せるか注目される。(森井雄一)


 国際オリンピック委員会(IOC)は2010年、世界保健機関(WHO)と「たばこのない五輪」を推進することで合意。それ以降に五輪・パラリンピックを開催した都市では、官公庁や飲食店などの屋内完全禁煙を実現している。


 主要6党の公約では、希望、公明、共産の各党は五輪を意識した表現を盛り込んだ。「開催国として国際標準」(希望)や「開催地で常識」(公明)、「開催国としての国際的責務」(共産)として、より強い規制を進める方針を示した。自民党は「法整備も含め徹底する」と宣言。立憲民主党と日本維新の会は公約で言及していない。


 厚生労働省が受動喫煙防止対策の強化案のたたき台を示した昨秋以降、意見が最も対立したのが飲食店への規制だった。


 厚労省案は、飲食店などは喫煙室のみ喫煙可とした上で、30平方メートル以下のバーやスナックは例外として喫煙を認めた。自民党は、飲食店の負担が増えるとして、100平方メートル以下の店舗では、店頭に表示すれば喫煙可とする案をまとめ、折り合いがつかなかった。


売り上げに影響は


 国民健康・栄養調査によると、受動喫煙の機会が最も多いのが飲食店で42・2%に上る。対策は必須だが、禁煙化で売り上げが減ることを恐れる飲食店の経営者は多い。ただWHOは09年の報告書で、レストランやバーの調査結果を分析し、「全面禁煙にしても減収はない」と結論づけている。


 10年前に店内を禁煙化した横浜市のビアレストラン「横濱チアーズ」を経営する堀川秀樹さん(57)は「たばこを我慢できない人は来なくなったけど、煙が苦手なお客さんが増え、売り上げも伸びた」と話す。


 また、厚労省案や自民党案はいずれも喫煙の例外を認める内容だが、医学界は「例外のない全面禁煙」を求める声が主流だ。


 米カリフォルニア大が職場やレストラン、居酒屋を全面禁煙にした世界各地の研究を分析したところ、呼吸器の病気にかかる危険性が24%、狭心症や突然の心停止は39%、心筋梗塞(こうそく)などは15%下がることがわかった。一方、職場に限った禁煙の効果は限定的だった。


 日本内科学会や日本循環器学会など25学会が参加する「禁煙推進学術ネットワーク」も2月、こうした結果を踏まえて「部分的規制や分煙では効果が期待できない」として、「面積基準による例外や喫煙室の設置等の分煙は認めるべきではない」と声明を発表した。


 ネットワーク理事長の藤原久義さん(兵庫県立尼崎総合医療センター院長)は「分煙は、喫煙を推進する方策でしかない。科学的根拠に基づいて健康対策を進めるなら、全面禁煙しかあり得ない」と訴える。


 受動喫煙による健康影響は、肺がんや脳卒中、虚血性心疾患などですでに「ほぼ確実」とされており、こうした病気で国内で毎年約1万5000人が亡くなると推計されている。


 WHOは「公共の場所」を病院、大学、飲食店など8種類に分類し、国の法律等で全面禁煙になっている場所がいくつあるかでランク付けしている。日本は現在、中国などと並び、最低ランクに位置する。
(10月15日付 読売新聞 [医療なび・衆院選2017]より)


つい先日、「受動喫煙」について書いたばかりですが、受動喫煙撲滅は世界的潮流です。
「2020年東京オリンピックのために」とか「税収」、「飲食店の売り上げに影響」などといったちっぽけな理由のためではなく、上の記事に書かれているようにもっと大所高所から受動喫煙撲滅に取り組まなければならないと思っています。
日本も世界基準を目指し、すべての人のために国を挙げて取り組んでもらいたいものです。


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原因と結果は事実の両面

2017.10.14日

"Cause and effect are two sides of one fact."
--Ralph Waldo Emerson, philosopher, author, poet, essayist
「原因と結果は事実の両面だ」
--ラルフ・ウォルド・エマソン
哲学者、作家、詩人、エッセイスト
(訳 舟田譲二)


「同じコインの裏表」とよく言いますが、ここでエマソンが言っているのも同じような意味です。
物事にはすべて原因があって結果がある。
私たちの目に見える結果には必ず原因がある。
これが「事実の両面」という意味です。
ときに私たちには理解できないような結果に遭遇することがあります。
しかし、それは私たちの知恵に限りがあるからで、たとえ目に見えなくても必ず原因があります。


善因善果、悪因悪果。
聖書にはこのことがたくさん教えられています。


A man reaps what he sows. (Galatians 6:7-8 )
「人は種を蒔けば、その刈り取りもすることになります」 (ガラテヤ人への手紙6:7−8)


They that sow in tears shall reap in joy. (Psalms 126:5)
「涙と共に種を蒔く者は、喜びの歌と共に刈り入れる」 (詩編 126:5 )


Whoever sows sparingly will also reap sparingly, and whoever sows generously will also reap generously. (2 Corinthians 9:6)
「少しだけ蒔く者は、少しだけ刈り取り、豊かに蒔く者は、豊かに刈り取ります」 (コリント人への手紙II9:6)


私は小学校のとき、大きくなったら英語が話せるようになりたい、と思ってとにかく単語をたくさん覚えました。
中学時代は、リンガフォンという当時非常に高価だった英会話レコード教材を父に頼んで飼ってもらいました。そして擦り切れるほど何度も繰り返し繰り返し聞き、アメリカ人の発音と同じように発音できるようになるまで練習しました。
大学時代は、キャンパスで出会った外国人講師とはみんな親しくなり、毎週家に遊びに行き、家に泊めてもらったり、一緒に食事に行ったり、旅行に行ったりして英語を使う機会をいっぱい作りました。
その結果、大学卒業後アメリカに留学したときには、アメリカ人からアメリカ生まれの日系人と間違えられました。


たくさんよい種を蒔くとたくさんよい刈り取りができるのです。
その逆に、悪い種を蒔くと悪い刈り取りをしなければならなくなります。


アル中になろうとか、ニコチン中毒になろうと思って酒やタバコを始める人はまずいません。
最初は好奇心から始めたり、かっこよさを求めて始め、初めのうちはおいしくないのですが、繰り返しているうちにハマってしまいます。そのうちにやめられなくなる。これが依存症の恐ろしいところです。
酒が大好きだった俳優の石原裕次郎は肝細胞がんで死亡。タバコが大好きだったニュースキャスターの筑紫哲也さんは肺がんで死亡。やはり蒔いた種を刈り取ることになりました。


同じ種を蒔くなら、よい種を蒔いてよい刈り取りをしたいと思いませんか?
普段からいろいろなところでよい種をいっぱい蒔いておきましょう。
結果は...お楽しみです。


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受動喫煙

2017.10.08日

去る10月5日、「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」が賛成多数で可決、成立しました。家庭内での受動喫煙防止が柱で、施行は来年4月。国に先行して受動喫煙対策に取り組むことになりました。


8年前の記事、「嫌煙権と喫煙権」を読んでくださった、『STOP受動喫煙新聞』(社団法人 受動喫煙撲滅機構発行)の編集長が、この記事を同紙に転載させて欲しいと言ってこられました(「嫌煙権と喫煙権 2」


公益社団法人 受動喫煙撲滅機構の理念は、


「禁煙・喫煙は人を意識した生活習慣やマナーであり、この点での議論はプライバシーの扱いを常に巻き込んでしまうきらいがあります。タバコが健康に重大な被害を与えるという事実も、人によってその認識に大きな差が生じています。


ところで、受動喫煙を撲滅するという概念は、タバコを吸う人を対象にしたものではなく、 受動喫煙というモノに対峠した思考です。


そこには、タバコの煙を人に吸わせることを絶対に無くそうという極めてシンプルな結論があり、タバコを巡る多くの議論はすべて置いておくという潔さがあります。ここでの着眼点は、ある人が喫煙者であるとか、今まさにタバコを吸っているとか、また、その場所が喫煙所であるとか禁煙所であるかは、論点にしないことです。


吸っている人が、その人以外の誰かにタバコの煙を吸わせないことを常に意識し、また、皆がそうした場を作っていく為に努力し、その方針をすべての人が共有するところに唯一の目的があります。「タバコの煙を吸うことが嫌である」という「ある人」の自然な気持ちは、誰もが絶対に否定できない真理ではないでしょうか。その気持ちをしっかり受け止めて、その人にタバコの煙を吸わせないという意志を皆が持つことは、人としての思いやりの心に他なりません。


受動喫煙撲滅は、まさに人間の、日本人の思いやりの心を育んでいこうという活動なのです。
受け入れる議論の余地のない問題(モノ)だから、撲滅させよう」


この受動喫煙撲滅運動は正しい方向性だと思います。
少し前のことですが、レストランで赤ちゃん連れのママ友3人がペチャクチャ、キャーキャー大声で話していました。
うるさいな、と思ってそちらの方をチラリと見た瞬間、私は背筋が凍る思いをしました。
ヤンママのうちのひとりが、笑いながら自分の赤ちゃんに向かってタバコの煙を吹きかけているのです。


受動喫煙撲滅は成人非喫煙者を含むすべての人が対象となりますが、とくに赤ちゃんや幼い子どもは自分たちの意志や力で受動喫煙を防ぐことができないので条例化する必要があります。
東京都の受動喫煙防止条例の目的は、「子どもの生命及び健康を受動喫煙の悪影響から保護するための措置を講ずることにより、子どもの心身の健やかな成長に寄与するとともに、現在及び将来の都民の健康で快適な生活の維持を図ること」にあると明記されています。
条例では、喫煙者は「家庭内の同室だけでなく、子どもが同乗する自動車内でも喫煙しないよう努めなければならない。公共の施設だけでなく、分煙が十分でない飲食店などには、立ち入らせないこと」も盛り込まれました。
「罰則もない、監視もできないという内容で条例にしても意味がない」と言っている人もいるようですが、親は自分の子どものために、また喫煙者は日本の将来を担う未成年者のために、努力義務を超えて自ら積極的に受動喫煙をさせない決意をすべきだと私は思います。
子どもを受動喫煙から守る運動が全国に広がっていくことを心から願うものです。


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楽観主義とは

2017.08.29日

"Optimism is the faith that leads to achievement."
--Helen Keller – 1880-1968, Author, Activist, and Lecturer
「楽観主義とは結果を出す信仰です」
--ヘレン・ケラー、作家・社会活動家・講演家
(訳 舟田譲二)


去る26日〜27日にかけての「24時間テレビ『愛は地球を救う』」。
チャリティの募金額が激減し過去10年で最低だったとか、番組に飽きたとか、チャリティ番組なのに出演者に高額のギャラが発生など、批判も多かったとネットに載っていました。
ずっと観ていたわけではありませんが、それでもたまたま見た「お母さんの目になる…4歳の娘がはじめてのおつかい」や「女芸人と耳の不自由な子ども達が コンビネーションマリンバに挑戦!」などは素直に感動し、涙、涙、涙でした。
とくに「耳の不自由な子ども達がコンビネーションマリンバに挑戦!」の1シーンで、母親が子どもに対して「こんな子に生んでごめんね」と言うのに対して、子どもが「こんな子どもに生まれてきてお母さんごめんね」と言うところでは涙が止まりませんでした。感動の涙です。
「なんでこんな子どもが生まれてきたんだ。お前なんかいらない子だ」と言う親や、「なんで頼んでもいないのに生んだんだ?」と言う子どもがいますが、私はこれを聞くと胸が締め付けられ悲しい涙が出てきます。


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このような中で、盲聾唖という三重苦を乗り越えたヘレン・ケラーの「楽観主義とは結果を出す信仰」という言葉には胸が震えます。
上の「お母さんの目になる…4歳の娘がはじめてのおつかい」「女芸人と耳の不自由な子ども達が コンビネーションマリンバに挑戦!」は、子どもたちが結果を出すことを信じ、幾多の困難を乗り越えてチャレンジしたことにより目標を達成した見事な例です。


私など、やれ繊維筋痛症で身体中が痛いとか、睡眠障害で眠れないなどと愚痴を言っているのが恥ずかしくなります。
夜中に身体が火照って眠れないのです。熱くて熱くて。それで体温を測ってみたらなんと34.9度という超低体温。
いつも寝る前に摂っている睡眠を促すというサプリメント、メラトニン10mgを昨夜は30mgも摂ったにもかかわらずです。途中何度もベッドから抜け出して、リビングでストレッチや深呼吸をしたり、ベッドに戻ってタオルに包んだ保冷剤を首や後頭部、おでこに当てたりしましたが、明け方の4時まで眠れませんでした。そしてようやく寝たと思った5時20分には目覚め、1時間20分しか眠れなかったのですが、それがどうした!?


最近、こんなことはしょっちゅうで、もう慣れっこになりました。
それで昨日は目覚めてからもう眠りに戻れなかったので、時間がもったいないと、6時過ぎには起きて早朝ウォーキングに出かけました。
早朝の朝日を浴びると、夜寝る頃には体内に本物のメラトニンが発生してよく眠れるといいます。


朝は23.5℃ととても涼しく、そよ風に吹かれて快適なウォーキングでした。
昨日の記事、「空の鳥を見よ」じゃないですが、いつものサイクリングロードでスズメたちが「チュンチュン」と朝の挨拶をして私を出迎えてくれました。
さらに進んでいくと、桜の並木では「ミーン、ミーン、ミーン」とミンミンゼミ、そして「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ」とツクツクボウシの耳をつんざくような大合唱。
中には、ちょっとあわてんぼうの秋の虫がもう秋の到来を告げて鳴いていました。
とても爽やかな気持ちの良い早朝ウォーキングでした。


そして、正午には長男直人の嫁の恵利紗さんのご両親が平塚を訪問してくださり、ららぽーとでお会いしてお昼をご一緒に。と、そのとき、ロサンゼルスにいる恵利紗さんからお母さんの携帯に電話が。
お母さんはなんてタイミングがいいの、とびっくり。
実は昨夜寝る前に思いついて、直人に提案しておいたサプライズです。
食事が終わってから静かなカフェに移動して、そこでスカイプで国際電話会談(笑)。
お互いの近況を知らせ合ったり、また直人と恵利紗の生まれたときや、子どもの頃の逸話など、話は尽きませんでした。
そして、最後に直人にお祈りしてもらいました。


家に戻って少し身体を休めて夕方に残り半分のウォーキングに出かけ、目標の11,300歩以上を達成、6.9km歩けました。
私もヘレン・ケラー同様、「結果を出す信仰、楽観主義」の固い信奉者です。
ぐっすり眠れるようになり、身体の痛みも取り去られて完全に癒されると信じています。
神様感謝します。また、お祈りくださっている皆様、ありがとうございます。


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成功者になってください

2017.08.16日

"If you want to be successful, it's just this simple. Know what you are doing. Love what you are doing. And believe in what you are doing."
--Will Rogers – 1879-1935, Actor
「もし成功したかったら、自分がやっていることをよく知り、やっていることに惚れ込み、やっていることを信じること。たったそれだけのことだ」
--ウィル・ロジャーズ、俳優


私自身は決して世にいうところの「成功者」ではありませんし、自分でも成功した人間だ、なんて思ってみたこともありません。
ただ、「成功」というとき、それは単に地位を築く、有名になるとか、金持ちになるなど、いわゆる「地位・名誉・財産」ではないと私はいつも思っています。
むしろ、後悔のない、満足した、幸せな人生を送ることこそ、本当の「成功」だと考えています。そして、そういう意味において、自分は成功者だと思っています。


ところで、冒頭でウィル・ロジャーズが言っているように、「自分がやっていることをよく知り、やっていることに惚れ込み、やっていることを信じること」は何をするにしても、本当に大切なことです。
というのは、多くの人が仕事にしても勉学にしても、家族・友人関係などの人間関係においても、健康にしても意識せずただ何となくやっているからです。このようなやり方で、満足したり、幸せになったりするわけありません。
つまり、やることは何であるにせよ、根を詰めて一生懸命取り組み、やっていることを心底愛し、信じているなら、それは必ず成功につながります。
もちろん仕事や勉学においても。また、有名になったり、財を築くことにもなるかもしれませんが、それはあくまでも結果です。


ですから生徒たちを始め、接する人たち、読者の皆さん方にはもれなく、人生において成功して欲しい、と私は常々願っているのです。


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他人を変える

2017.08.15日

"Consider how hard it is to change yourself and you’ll understand what little chance you have in trying to change others."
--Jacob M. Braude – 1896-1970, Author
「自分自身を変えることがどれほど困難なことか考えてみるとよい。そうすれば、他人を変えようとすることなんて、ほとんど不可能だということがわかるだろう」
--ジェイコブ・M・ブロード、作家


私たちは毎日のように、それこそ朝から晩まで、夫や妻や子どもたち、親や、兄弟、親族、職場の同僚や上司・部下、友人などを自分の思い通りに変えようとしていることでしょう。
果ては国際関係において外国をさえ思い通りに動かそうとしています。最近の北朝鮮と北朝鮮と関係する国々の間に存在する緊張もそうです。
「あなたのためだから」などと言いながら、胸に手を当てて正直に考えてみると、本音は自分のためなのです。


ところが、基本的に人は、またあらゆる生物を含め、意思を持つものはほぼすべて、他のもののいいなりになるのを嫌うものです。だから様々な問題が起こるのです。


よくよく考えると、自分自身を変えること、そのような他人を変えようという考え方をすら変えるのがどれほど困難なことか。
自分自身を変えることさえなかなかできないのに、自分と異なる考えや価値観、行動基準を持つ他人を変えることなど、至難のわざ、いやほとんど不可能に近い話です。


だとすれば、私たちにできることは何か?
ここが一番肝要です。
私たちにできることは、自分自身を変えること以外にありません。それがたとえどれほど難しいことであったとしても。
なぜなら他人を変えることは、もっともっと、それこそ比較にならないほど難しいことだからです。
むしろ、自分の考え方や行動を変えることによって、他人(他国)が変わることを期待する方がまだ可能性が高いと言えるのではないでしょうか。


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一番じゃなきゃダメなんですか?

2017.06.09日

 30代の会社員女性。小学5年の息子が、何をやっても1番になれません。
 息子は控えめで人が嫌がることはせず、いつもニコニコと穏やかです。少年野球をしており、毎日、自ら進んで投球練習や素振りをコツコツやっています。性格がいいからか、今年はキャプテンになりました。しかし、試合ではそこそこ活躍するものの、最優秀賞などの個人賞は取れません。
 本人も悔しい思いをしているようですが、賞を取った子に笑顔で、「おめでとう」と声をかけます。その姿を見ると、悔しくて歯がゆい気持ちになるのです。
 思えば、息子はリレーの選手に選ばれるわけでも、書道で表彰されるわけでもなく、特に目立ったところがありません。悪くないけれど、決して目立つことのない息子。活躍する他のお子さんを見て、正直羨ましくなってしまいます。
 こんな母親に心の持ちようを教えてください。(埼玉・Y子)

     

 ◇大日向雅美(大学教授)
 なぜあなたはそれほどにお子さんを人と比べ、1番になることを求めるのでしょうか。他者と比べて得られる相対評価は、相手次第で浮き沈みします。
 あなたが書いておられることを見れば、息子さんは他の人にはない資質をたくさん持っていて、なんと素晴らしいことかと思います。地道な努力を惜しまず、自分が評価されなくても友だちの成功を祝福することなど、よほどの人格者の大人でもなかなかできないことです。少年野球のキャプテンに選ばれたのは、それだけ仲間や指導者から人望があるということではないでしょうか。
 育つ過程にある子どもにとって大切なことは、その子にしかない良さをしっかり認めてもらうことです。それが自己肯定感となり、その人らしい心豊かな人生を送る鍵となります。
 ないものねだりも、子を思う親の情ゆえかもしれません。しかし、失礼を十二分に承知で申し上げれば、ご自分はこれまでどれほどのことをなし得ていらしたのでしょうか。そうして、わが身を振り返り、子どもに過剰な期待を抱いて追い詰めないよう自戒することこそが、本当の親の情ではないでしょうか。

(2017年6月7日付 読売新聞 「人生案内」より)


蓮舫さんがこれを読んでおられたら、「一番じゃなきゃダメなんですか?」ときっとおっしゃるところでしょう(笑)。


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先日テレビに出ていた双子の東大生は、おふたりとも子どもの頃の成績は学校では断トツでしたが、やはりひとりのほうが別の子よりも常に成績が上でした。
兄妹ふたりだけの小さな世界でも一番、二番が生まれます。
ましてや、10人、20人、30人...といれば当然のことながら、一番から最下位の人までいます。


それでは、一番の人には価値があって最下位の人には価値がないのでしょうか?
そんなことはありません。
一人ひとり違っていていいのです。違って当たり前です。
ロボットじゃないのですから、みんな一人ひとり違うことが素晴らしいのです。
さらに、適材適所で、一人ひとりに合った学校や仕事があり、伴侶、友人などがいます。
そうでないと逆に不公平になります。
一人ひとり違うほうが公平で、自分の器に応じたことができれば、それが最高に素晴らしいのです。
世の中のお母さん、お父さんたち、お子さんをほかの子たちと比べないでください。
そして、世界にふたりといない大切なお子さんをありのまま受け入れ、認めてあげてください。
それがお子さんを最高に生かしてあげる方法です。


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大いなることを期待せよ

2017.06.04日

"Expect your every need to be met. Expect the answer to every problem. Expect abundance on every level."
--Eileen Caddy – 1917-2006, Author
「あなたの必要がすべて満たされると期待しなさい。あらゆる問題に答えがあることを期待しなさい。あらゆるレベルで満ち足りることを期待しなさい」
--アイリーン・キャディ、作家
(訳 舟田譲二)


私たちはとかく「まあ、こんなもんだろう」「これだけあればいいや」と、小さなことで満足してしまいがちです。
というか、「現状満足」「欲を持たないことが美徳」のような風潮があります。
私自身もどちらかとそのタイプで、あまり大きなことは望まないほうです。


でも、アイリーン・キャディはここで、
「あなたの必要がすべて満たされると期待しなさい。あらゆる問題に答えがあることを期待しなさい。あらゆるレベルで満ち足りることを期待しなさい」
と言っています。
なぜでしょう?
答えは、期待しなかったらそのとおりの結果しか得られないから。
これは決して遠慮ではなく、欲がないことです。
欲がないところに成長・発展はありません。
人類がここまで発展してきたのは、飽くなき欲望があったからです。


アイリーン・キャディはまた次のようにも語っています。
「あなたの人生で何かをうまくゆかせる秘訣は、まず第一に、うまくゆかせたいという心の奥底から沸き上がる願望です。次に、それが必ずうまくゆくと信頼し、確信することです。次に、あなたの意識に生き生きした明確なビジョンを描きます。そして、疑念や不信をもたずに、人生が一歩一歩実現してゆくのを見守るのです」


確かにこのような生き方をしていったら、夢は一つひとつ実現できていくことでしょう。
仕事においても、子育てにおいて、家族やその他あらゆる人間関係において、趣味や健康作りなど、これは何事においても当てはまります。
逆にそうでないと、私たちの人生はどんどん尻すぼみになっていき、自分でも惨めな気持ちになっていきます。そして、これは決して健全なことではありません。
夢を持ち、その夢に向けて努力することは大切なことであり、幸せな人生を生きるために不可欠なのです。


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人が求めるリーダー像

2017.05.16日

"A person who wants to lead the orchestra must turn their back on the crowd."
--Max Lucado – Author and Preacher
「オーケストラを指揮したいと思う者は聴衆に背を向けなければならない」
--マックス・ルーカド、作家・牧師
(訳 舟田譲二)


「オーケストラを指揮したいと思う者」とはどのような人のことでしょう?
「指揮したい」とあるように、人をリードしたい人、すなわち人の先頭に立って企業やその他さまざまなグループや団体、組織などを引っ張っていきたい人、リーダーのことです。
経営者やトップの人でなくて学校の教師や塾の先生もある意味、生徒に対してリーダーです。
親も子どもに対してはリーダーです。


リーダーになる人はもちろんその資質も大切ですが、同時に八方美人で誰からもよく思われたいと思う人は不適です。つまり、マックス・ルーカドが上で言っているように「聴衆に背を向けなければならない」のです。
リーダーとはある意味大変な仕事で、人から理解されず辛いこともたくさんあります。敢えて心を鬼にしなければならないこともあります。
しかし、リーダーたる者これに耐えなければなりません。リーダーとして成功している人たちはみんなこの辛いところを通ってきています。


しかし、かと言って冷血にならなければならないというわけではありません。人気取りのためにニコニコするのでなく、真に血が通った温かい人、他人のことを大切にする人、他人のために尽くす人で、素晴らしいリーダーはいくらでもいます。
いえ、むしろ人が求める理想のリーダー像はまさにこのような人です。


自分は後ろにいて鞭をふるって他人を駆り立てる、という典型的なボスタイプのリーダーは今は求められていません。人が求めるのは、自ら先頭に立ってお手本を示し、人を引っ張っていくタイプのリーダーです。


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成功の奥義

2017.05.15日

"Experience shows that success is due less to ability than to zeal. The winner is he who gives himself to his work, body, and soul."
--Sir Thomas Fowell Buxton – 1786-1845, English Member of Parliament
「成功は能力よりもむしろ熱心さによるということは経験上明らかである。勝利者とは、自らを己れの仕事や肉体、魂に捧げる者だ」
--サー・トマス・ファウエル・バックストン、英国議会議員
(訳 舟田譲二)


これは私自身これまでこのブログで繰り返し述べてきていることです。
「成功する人は能力のある人だ」と、世間ではまことしやかに言われています。そして多くの人がそのように信じています。
その結果、自分には能力がないから成功は無理だと初めから諦めたり、あるいは成功している人を指をくわえてただ羨んでいたりする人が実に多いです。


その理由のひとつは、成績至上主義の我が国の教育、そして学歴社会にあると言ってもいいでしょう。
今ひとつの理由は、親の子育ての仕方です。
賢い親は、子どもが幼少の頃より様々なチャンスを与え、褒めて育ててセルフイメージを高め、持っている能力をますます引き伸ばします。
それに対し、知恵のない親は自分の子どもに、「バカ、アホ、マヌケ、能なし、役立たず」といったネガテイブな言葉を小さい頃から常に浴びせかけ、子どもに低いセルフイメージを植えつけます(「子どもをバカに育てたかったら」)。これで子どもが賢く育ったら不思議です。まことに親の責任大です。


しかし、サー・トマス・ファウエル・バックストンが上で述べているように、成功している人を見ると、決して能力によるものではなく、その人の物事に取り組む姿勢、熱心さ、勤勉、努力であることを私たちはみんな経験上知っています。
「自らを己れの仕事や肉体、魂に捧げる者」とは、コミットする人のことです(「コミットメント」を参照)


今からでも決して遅くありません。
自分自身のことでも、また子どものことでも。
この成功の奥義は仕事や勉強のみならず、スポーツから人間関係からどのような世界でも共通しています。


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散る桜 残る桜も 散る桜

2017.04.27日

散る桜 残る桜も 散る桜


江戸時代の曹洞宗の僧侶で、歌人でもあった良寛和尚の辞世の句と言われています。
このほか、
「散らぬ桜に散る桜、散らぬ桜も散る桜」とか
「散る桜 散らぬ桜も散る桜」
などいろいろなバージョンがありますが、言っていることはみな同じです。


つい1週間ほど前、「遅咲き」という記事の中に、いつものウォーキングのコースに周りの葉桜に囲まれて1本だけ七分ほど花をつけている桜の木を見て感動を覚え、桜の遅咲きから人の遅咲きに思いを馳せたことを書いたのですが、昨日の早朝同じところを歩いてみると、その桜もきれいに葉桜になっていました。(当たり前のことですが)


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これを見たとき、冒頭の一句が頭によぎったのです。
散った桜の花がすっかり色あせて赤茶け、人が歩いたり自転車が通るところを除いて小径(こみち)を覆っています。
頭の上には美しい若葉が生い茂っています。
今勢いあるこれらの葉も秋には全部落ちて地を覆います。
そして、落ちた花びらもまた葉もやがて腐り、土と混ざって腐葉土となり木に栄養を与え、それがまた来春の美しい花を咲かせ、葉を茂らせる。
これを何十年、何百年どころか、何千年と繰り返している。


考えてみたら、私たち人間も同じ。
私たちが今歩いている道、住んでいる町の下にも何百年、何千年という歴史が詰まっている。
数えきれないほどの人がかつてこの地の上で生活し、やがて死んで、それが肥やしとなって今日に至り、私たちが今ここで生活しているのです。


私たちも一人もれなく、この「散る桜 残る桜も 散る桜」と同じく散っていきます。
これが世の常、生まれてきたもの、万物の宿命であり、これをやたらと怖れたり、儚(はかな)んだり、悲しむ必要などありません。
当たり前のことなのですから。
むしろ、この世に、この世の命や物質に執着するから死を怖れたり、別れを悲しんだりするのです。


大切なことは、桜の花や葉が腐葉土となり肥やしとなって次に命をつないでいるように、私たちも単に物質としてだけでなく、霊や精神、また知性などが子どもや孫の代に、さらに綿々と後世に受け継がれていくというところに目をやることです。


そのことを思うと、今、ここに生かされていることが、とてつもなく偉大なこと、素晴らしいことに思われてきます。
しかも、それが単に有名人や能ある人、歴史に名を残すような偉大な人物だけでなく、生まれてきた人すべてがこの尊い使命に生かされているということ。
このように考えると、ほかの人の命も、また同様に自分の命も決して粗末にはできません。さらにもっと積極的に、大切にしなければならないということに気づくはずです。


現代の教育でこのような視点が一番欠けているのではないかと常々思っています。
教育とは、単にテストで点を取り、志望校に合格し、企業に就職し、地位を築き、名声を馳せ、財産を築くためにあるのではありません。


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子どもをバカに育てたかったら

2017.04.26日

"It is easier to build up a child than it is to repair an adult. Choose your words WISELY!"
「子どもを育て上げる方が、大人を修理するより簡単だ。言葉を賢明に選べ」
(訳 舟田譲二)


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「子育ては難しい」とよく言います。
確かに難しいです。みんなあちらに頭をぶっつけ、こちらにぶっつけ、苦労します。
子育てにこれが正解、というのはありません。一人ひとり子どもの性格も違えば、親の生まれ育った環境も価値観も異なりますし、子育てはケースバイケースです。


しかし、ひとつ言えることは、
子どもをバカに育てたかったら、子どもが小さいときから「お前はバカだ、アホだ、マヌケだ、脳なしだ」と言い続けることです。
そうすれば十中八九(「じゅっちゅうはっく」ではなく、正確には「じっちゅうはっく」)、子どもは期待どおりに(?)バカに育ちます。
このように言われて育った子どもはセルフ・イメージが低くなり、自分は本当にバカだと思い込み、バカな行動を取るようになります。


塾に来ている生徒の中にも、「私はバカだから」と言う子が時々います。
親がそのように洗脳してきたのです。


逆に、できる子の親は決まって
「お前は頭がいいね」
と言って育てています。
そして、このように言うのは頭のいい親です。
「お前はバカだ、アホだ」と言う親がバカなのです。


冒頭の
「子どもを育て上げる方が、大人を修理するより簡単だ。言葉を賢明に選べ」
は何を教えているかと言えば、「お前はバカだ、アホだ」と言って育てられて大人になって壊れた人を修理するのは至難の業。むしろ、子どもをまともに育てる方がよっぽど簡単だ、ということです。


それでは、「お前はバカだ、アホだ」と言って育てられた人はもう手遅れか、と言えば決してそうではありません。「大人を修理するより簡単だ」とあるように、修理は難しいかもしれませんが、可能です。決して手遅れ、不可能ということはありません。
また同様に、子育てにも手遅れはありません。
気づいたときが吉日。早速改めることです。


ついでに、これは親子間だけに限らず、夫婦間や労使間などありとあらゆる人間関係にも通じます。念のため。


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あなたもどうですか?

2017.04.14日

きょう、多くの人が新鮮なインスピレーションとともに目覚めようとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が自分の周りを取り囲んでいる美しいものに目を向けようとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が昨日の亡霊と別れて、きょうのはかり知れない力を捉えようとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が現在与えられている恵みに目を留めて、過去の壁を打ち破ろうとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が自己不信と不安の重荷を、安心と自信の力に変えようとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が信じている自らの限界を超えて、内に潜む力につながろうとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が自分の子どもに対して良きお手本となれるような生き方をしようとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が悪い習慣の奴隷から自分を解放しようとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が自分の幸福感を支配している状況から自由になろうとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が質素の中にある豊かさを見出そうとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が困難な道徳的選択に直面していますが、利益を追い求めるのではなく、正しいことを選択しようとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が被害者意識の中にどっぷりと浸っているのをやめて、自分の人生の主導権を握り、プラスの変化を起こそうとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人が違いを生み出すために必要な行動を起こそうとしています。あなたもどうですか?


きょう、多くの人がより良い母親、父親、息子、娘、学生、教師、労働者、職場のボス、兄弟や姉妹等々になる決心をしようとしています。あなたもどうですか?


きょうは新しい日です!


多くの人がきょうという一日を自分の手のうちに治めようとしています。


多くの人が最高に生きようとしています。


あなたもどうですか?


スティーブ・マラボリ
(訳 舟田譲二)


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良い人間関係を築くために

2017.04.09日

まれに見るほど幸福に感じている100人にインタビューしたなら、戻ってくる答えの共通点のトップは「まれに見るほど」の良い人間関係です。


現代の私たちの大衆文化の中では物質主義や自尊心などが一般に広く受け入れられているにも関わらず、富や美は幸福をもたらすのには不十分です。
と言うか、富や美は幸福になるために必要でさえありません。さらに言えば、職場での、家族間での、あるいは家庭内における下手な人間関係が、苦悩と心労の確実な原因です。
私たちのほとんどにとって、幸福のレベルにもっとも大きな影響を与えるのは家族間の人間関係です。その中でも一番強力な影響を持つのは、ひとつの屋根の下に一緒に住んでいる核家族で、とくに親子間の関係です。


年齢に関わらず、あなたと両親との関係は慰めになるか苦痛になるかのどちらかです。多くの子どもたちは両親に対して相反する感情を持っています。しかし、ほとんどの子どもは両親に認めてもらいたい、関心と愛を示してもらいたいと切に願っています。両親も似たようなニーズを持っています。


あなたが親だったら、子どもがあなたに愛されていると感じるよう、つねに、そして真剣な努力をする決意をしなければなりません。
子どもにもっと幸せになってもらいたい、そして自分自身ももっと幸せになりたいと思うなら、子どもたちが頑張っているのを低く評価したり、認めることをおろそかにしたりせず、また失望しているような素振りをすることは避けなければなりません。息子、娘として誇りに思っているということを伝えなさい。


そして、今もまだ両親が健全であるなら、子どもの頃両親にしてもらったことに対してだけでなく、今のありのままの両親を愛していることを伝えて喜ばせてあげましょう。
両親に頻繁に話しかけ、上辺でない、有意義な会話をしましょう。
また両親の助言を求めましょう。あなたがその助言にたとえ同意しなくても、軽蔑の眼で両親を見るようなことをしてはいけません。
愛を表す最善の方法は、敬意を表すことです。


マイケル・ジョゼフソン
(訳 舟田譲二)


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人を愛する最善の方法

2017.03.26日

"I find the best way to love someone is not to change them, but instead, help them reveal the greatest version of themselves."
--Steve Maraboli – Author and Speaker
「人を愛する最善の方法は、その人を変えようとするのではなく、その人が最高の自分を出せるよう手助けすることだ、ということを私は悟った」
--スティーブ・マラボリ、著作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


そうなんです。
私たちは無意識のうちに、自分が愛している人、子どもとか伴侶とか、近しい人ほどより良くなってほしいと望むあまり、ついついその人に「こうした方がいいよ」「これはしない方がいい」と言ったり、ときには「こんなことはしちゃだめだ」と言いたくなるものです。
その動機はあくまでもその愛する人に良くなってもらいたいからで、もちろんいじわるなんかではありません。


しかし、往々にして相手からは煙たがられたり、ときには反発されたりして、こちらの意図が伝わりません。
スティーブ・マラボリはとても素晴らしい助言を私たちに与えてくれています。
「人を愛する最善の方法は、その人を変えようとするのではなく、その人が最高の自分を出せるよう手助けすることだ」と。
手助けするには方法はいくつもあるでしょう。
それはアドバイスや説教ではなく、むしろ自分でモデルとなり示すことかもしれません。
「最高の自分を出す」とは、その人が内に持っているものを引き出すことです。
そのお手伝いをするのが、最善の愛を示す方法なのです。
なにか心当たること、あなたにもできることはありませんか?


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恵みを数え始めたら

2017.03.24日

"When I started counting my blessings, my whole life turned around."
--Willie Nelson – Singer/Songwriter
「恵みを数え始めたら、私の人生は180度変わった」
--ウィリー・ネルソン、シンガーソングライター
(訳 舟田譲二)


1年少し前の記事、「幸せだなぁ、ぼくは」「超先行予約」に登場した現在小1のMちゃん。
幼稚園年長さんで入塾してきたのですが、この1年間の成長は目覚ましく驚かされることばかりです。


家が近くで、しかも私の自宅と塾の前の通りが通学路になっているので、しょっちゅう会います。そして、学校の帰り道などに会うといつもニコニコして近寄ってきて、お互いにハイタッチを交わします。これだけで、"You made my day!" (お陰で今日も最高の一日になったよ!)


一昨日は、授業中私の顔を見ていて「学院長先生」と言うので、「なあに?」と聞き返すと彼女の口から返ってきた言葉は、なんと
「学院長先生の髪の毛、少なくなってきたね」。
「えーっ、いっぱいあるよ!ほら」
もう、可愛くて仕方ありません。


つい数日前、誕生日を迎えた中学高校時代の友人に「おめでとう」メッセージを送ったところ、戻ってきた返事に「孫のためにまだしばらくは働きます」とありました。
「うちはまだ孫はいないんですよ。羨ましいです」
と書いたのですが、考えてみたら私などいったい何人の孫同様の可愛い子どもたちと毎日塾で顔を合わせていることか。


つい先日も、上のMちゃんが私に尋ねました。
「学院長先生、ガウディアの生徒たちのこと好き?」
「うん、みんな大好きだよ!」
そう、ガウディアの生徒だけでなく、中学生も、卒塾した生徒たちも、私にしてみればみんな孫のようなもの。可愛くないわけありません。
こんな素晴らしい仕事に就けて本当に幸せだ、と毎日を満喫しています。
もちろん、辛いことや悲しいことも多々ありますが、恵みを数え始めると止まりません。


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もっとも大切なのは理念

2017.03.04日

"Focus on where you’re going and you’ll know what steps to take. Focus on the steps you’re taking and you won’t know where you’re going."
--Simon Sinek – Author
「自分がどこに向かって進むか、そこに焦点を合わせなさい。そうすればどんな道筋を歩めばよいかわかります。自分が歩む道筋に焦点を合わせなさい。そうすればどこに向かって進むかわからなくなります」
--サイモン・シネック、著作家
(訳 舟田譲二)


サイモン・シネックのTEDの動画を下に載せますが、その再生回数はなんと1700万回以上。
回数ではピコ太郎にははるか及びませんが、その中身・クオリティの違いは歴然です。


サイモン・シネックによると、ひとはWHY(なぜ)に共感し、行動するとのこと。
企業でいえば経営理念に当たる部分です。


すなわち、CMや広告を見ていると、多くの企業がWHATから伝えていますが、一番大切なWHYが欠けています。
1. WHAT→こんな製品を作りました
2. HOW→こんなふうに使うことができます
3. ぜひお試しください


しかし、成功を収めている人物や企業にはWHY(理念)があります。
1. WHY→なぜを実現するために
2. HOW→どのようにして
3. WHAT→何を作ったか


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マーチン・ルーサー・キング牧師は、人種差別をなくすために立ち上がったひとりの黒人です。
演説家はキング牧師だけではありませんでしたが、人々はなぜこのキング牧師だけに従ったのか。
それは、人種差別をなくすための方法(WHAT、HOW)ではなく、自分自身の夢(WHY)を語ったからです。


多くの演説家は「私にはプランがある」(WHAT)と語りますが、
キング牧師は、「私には夢がる」(WHY)と語りました。
事前に何の告知もしていなかったのに25万人以上の人々が集まりました。
なぜ、何のために、誰のために集まったのか?
キング牧師のために集まったのではありません。
自分のため、自分の信じることのために集まったのです。
なぜならその25万人の内の25%は白人だったからです。


それではサイモン・シネックのスーパープレゼンに耳を傾けてください。
わかりやすい英語で語っていますが、字幕スーパーをつけて見ることもできます。
この教えはビジネスのみならず、教育から子育て、人間関係など、およそ人の日々の生活から人生に至るまで、すべての分野に適用できる教えです。


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勢いを維持させる方法

2017.02.21日

"One way to keep momentum going is to have constantly greater goals."
--Michael Korda - Writer
「勢いを維持させる方法のひとつは、さらに大きな目標をつねに持つことだ」
--マイケル・コルダ、作家
(訳 舟田譲二)


去る18日、19日の両日は3月から始まる新年度の学院説明会の日でした。
土曜日は日中お仕事をしていらっしゃるご父母の方が多く、日曜日に参加者が集中してしまいました。でもなんとか人数が溢れることなく、全席埋まって滞りなく実施することができ感謝でした。


冒頭の学院長挨拶のところで、アカデミーの売りである「勉強が楽しくなる秘訣」について話しました。
ちょうど1か月ほど前に書いた記事、「論より証拠」と、1年ほど前の記事、「勉強が好きになるには」の中に書いた内容をご父母の方々に話しました(興味のある方はご覧ください)。


神奈川県立高校の入試制度や今年度の入試問題の解説や傾向と対策なども副学院長のほうから話すことになっていましたので、数日前に書いた「持っているものはますます与えられる」の中に登場した中2のAさんとご両親も参加してくださっていました。


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(パワーポイントで入試制度を解説する副学院長)


説明会が終わると、ご両親が私のところにやって来ておっしゃいました。
「1年前、アカデミーに来るまでは勉強が嫌いでまったくしなかったのですが、今の娘の姿を見て本当に信じられません」
私は答えました。
「本当によく頑張っていらっしゃいます。将来はアメリカの大学院に留学して、120番目の新元素を発見し、大学で化学を教えたい、って言っておられますよ」
(この辺りのことは3日前の「褒めることよりも大切なこと」に詳しく書きました)


マイケル・コルダの今日の格言、
「勢いを維持させる方法のひとつは、さらに大きな目標をつねに持つことだ」
は、まさにこのAさんのことを言っています。
初めのうちはBe動詞もわからず涙を流していたのに、アメリカの高校に留学したいと言うようになり、次に今年の目標は英語で5を取ると言い、次にアメリカに留学して化学を勉強する、そして将来は化学者になって120番目の新元素を発見し、大学の先生になることと、目標をどんどん進化させ、具体的にイメージするようになってきています。
それが彼女が勢いを維持させている秘訣です。


そして、それもこれも、勉強を面白くさせ、とりこにさせること。すべてはこれにかかっています。
一昨日は、3か月の短期で帰国している長男夫婦がお嫁さんのご両親と一緒に平塚を訪問し、親しい交わりの時をもちました。長男夫婦は一泊して昨夜遅くにお嫁さんの実家に戻りました。
小中高校と勉強が大嫌いだった長男ですが、今はやはり勉強の面白さにハマっています。
私が最終的に学業を終えたのは34歳のときのこと。
アメリカに留学して早十数年経つ長男は奇しくも現在34歳ですが、まだ大学院で勉強中で卒業するのは4年先といいます。私をはるかに超えます。
やはり目標がどんどん大きくなり続けているのです。


これは勉強に限らず、どんなことにも当てはまります。
この秘訣がわかれば、「勢いを維持させる」ことはだれにでもできます。


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脳に十分な栄養がいっていますか?

2017.02.10日

私たちの身体を作っているのは食事です。
健康に必要な栄養素はすべてこの地球上にあります。
食事から摂れない栄養素、たとえばビタミンDは太陽の光を浴びることによって得られます。
実にうまくできています。


人間の脳の重さは身体全体のわずか2%ほどなのですが、脳が消費するエネルギーはなんと20%にもなります。
つまり、脳は身体のほかのどの部分よりもたくさんの栄養を必要としているのです。
ところが、ほとんどの人がこのことに無頓着で、身体にも脳にも十分な栄養を摂っていません。


まず、朝目覚めたとき、頭がボケーッとしていますが、これは脳が栄養失調状態にあるからです。
ですから朝食が何よりも大切なのですが、朝食抜きの人や、食べてもトーストとコーヒーのような栄養が十分に摂れない朝食をとっている人がとても多いのです。
実際のところ、朝食をしっかりと食べている生徒は食べていない生徒よりも格段に成績がいいという実験結果も出ているほどです。


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とくに日本の伝統的な朝食、ご飯と納豆と味噌汁と魚、卵などは脳に必要な栄養素をふんだんに含んでいます。
長時間頭を使う仕事をしたり、勉強したりすると、脳内のレシチンが大量に消費されます。
これが不足すると、集中力も記憶力も低下します。
このレシチンを補給するのが大豆なのです。
魚、とくにマグロやブリ、サバ、サンマ、イワシなどの背中の青い魚にはDHAが豊富に含まれています。
このDHAは脳内の神経細胞から出ている突起状のシナプスを作る細胞膜の材料となっていて、DHAを摂ることによって神経細胞間の情報伝達が活発になり、脳の働きがよくなります。


日本の土壌は火山灰土で野菜や果物、水などに含まれるカルシウム分が少ないので、カルシウム不足になりがちです。
そこへもってきて、ハンバーガーやフライドポテトのようなファーストフードを食べ、そしてコーラなどの炭酸飲料をたくさん飲み、スナック菓子を食べているとますますカルシウムが不足するようになります。
カルシウム不足は精神が落ち着かなくなり、イライラしたり、キレやすくなったりします。
さらに記憶力低下を引き起こします。


牛・豚・鶏肉、カキ、魚介類などはビタミンB12を豊富に含んでいます。
ビタミンB12が欠乏している人は成績が極端に低く、これらの生徒に6か月間ビタミンB12を補給したところ、成績が正常値まで伸びたといいます。


ビタミンCも同様で、幼稚園児から大学生まで2つのグループに分け、ビタミンCが十分に摂れる食事を与えるグループと不足する食事を与えるグループで実験したところ、知能指数で大きな差が出たそうです。


あなたは脳に十分な栄養がいっていますか?
栄養が不足していては頭の回転が上がりません。
バランスの取れた食事、とくに朝食をしっかり摂るように心がけましょう。
これだけでも大きな差が出てきます。
十分な栄養が摂れない人にはサプリメントがお薦めです。


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できる人の特徴

2017.02.01日

勉強ができる学生、仕事ができる人、良い人間関係が築ける人には共通点があります。


そのひとつは、目標をはっきりさせていることです(「成功する人とは」)。
目標のない人、心がコロコロ移ろう人は、行き先がはっきりしていず行き当たりばったりなので、行うことはまるで空を打つようなものです。
これで成功したら不思議です。


そして次に、その目標に向けて「一点集中」しています。(「手に入れたいものを確実にゲットする法」)。
これまで多くの生徒や学生、成人の方々を教えてきて、掲げた目標を目指して一点集中する人で成功しなかった人はひとりもいません。
志望校合格や英検1級合格、希望していた職種・職場に就くなど目に見える形で夢を実現している人たちから、親子関係・夫婦関係など人間関係において成功している人は、頭の中に明確なビジョンを描いていて、それに向けて一点集中しています。


三番目の特徴は、物事を論理的に考える力があります(「頭を良くし、成績を上げる方法」)。
これには訓練が必要です。
しかし、言い換えれば、誰でも訓練すれば論理的思考ができるようになる、ということでもあります。


どのようにしたら論理的思考の訓練ができるか。
新聞の社説などがもっとも簡単に活用できる方法です。
「社説」といって、別に身構える必要はありません。自分の興味ある分野の社説を読めばいいのです。たとえば、今もっともホットな話題で毎日のように社説を賑わしているのは、アメリカの新大統領トランプ氏に関する記事です。
書かれている内容に賛成・反対する必要はありません。論旨を読み解けばいいのです。
たとえ新聞をとっていなくても、今やスマホを活用してネットでどの新聞社の社説でも読むことができます。


第四に、持てる能力を最大限に活用しています(「あなたも天才!」)。
私たちはみんなものすごい能力を持っているのですが、それをうまく活用していません。
活用すればするほど、能力はさらに伸びます。


あなたがもし今の自分に満足していなくてもっと伸びたいと思うなら、上の4つの「できる人の特徴」を真似ることです。
また、子どもにもっと伸びて欲しいと思ったら、同様に上のことを実践することです。
詳しく知りたい人は、上のリンク先の記事をご覧ください。


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行き詰まった、もうこれで終わりだ

2017.01.16日

"Often when you think you're at the end of something, you're at the beginning of something else."
--Fred Rogers(1928-2003), Television Personality
「行き詰まった、もうこれで終わりだ、と思うような時は、しばしば何か別のことの始まりだ」
--フレッド・ロジャーズ、教育者、テレビホスト
(訳 舟田譲二)


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長い人生、生きていると必ず二度や三度、いや数えきれないほど、「行き詰まった、もうこれで終わりだ」というような状況に遭遇します。
長く生きていなくても、たとえ子どもでもこのように感じて、中には思いつめて自死する子すらいます。
私の中学校時代のクラスメートがふたり自死しました。
原因はいじめもあれば、病気、家庭の事情など様々です。
しかし、「待った!」
人生は終わりではありません。
終わりというのは、病気や老化など寿命が尽きたときの自然死です。


フレッド・ロジャーズが言っているように、
「行き詰まった、もうこれで終わりだ、と思うような時は、しばしば何か別のことの始まり」
です。
そう、道は必ず開けます。行きづまりは、すなわち新しい道への入口です。


フレッド・ロジャーズは大学卒業後、将来牧師になるために神学校に進学しましたが、ちょうどそのとき出合ったテレビに子どもの教育への大きな可能性を感じ、テレビ業界に入ります。
子ども向けの歌を200曲以上作詞・作曲し、数多くの児童書や教育書を著し、教育業界での貢献に対して多くの賞を受賞しました。


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そのようなことから、冒頭の言葉はおそらく青少年への愛情を込めたメッセージではないかと思います。
でも、同時にこのメッセージは人生のどの年代においても当てはまる真理です。


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やるのは<今>

2017.01.14日

"Go for it now. The future is promised to no one."
--Wayne Dyer - 1940-2015, Author and Speaker
「思い切ってやってみなさい。未来はだれにも約束されていません」
--ウェイン・ダイアー、著作家・スピーカー
(訳 舟田譲二)


ウェイン・ダイアーはアメリカの心理学者で、自己実現・自己啓発に関する書籍を数多く著し、世界的に高く評価されています。
日本語にも多く訳されていますがその一例を挙げると:


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このブログの中でも、「引き寄せの法則 2」「夢を描く」などの中にも書いたいわゆる「引き寄せの法則」で、私自身この法則をこれまで数えきれないほど経験してきているので、これは本当だと確信をもって言うことができます。


ウェイン・ダイアーは上の言葉のほかにも、
「これまでの人生を振り返ってみるとわかるが、私たちは自分がやってしまった事柄についてはほとんど後悔しない。むしろ後悔するのは、自分がやらなかったことである」
などと言っています。


物ごとはやってみないことにはうまくいくかどうか、わかりません。
うまくいかないこともあるでしょう。うまくいかなくて元々だと考えればいいのです。
でも、やってみたらうまくいくかもしれない。やらなければ、うまくいったかもしれないものも、何ひとつ実現しません。
そもそも「未来はだれにも約束されていない」のですから、それならやってみないと損ではありませんか。
行動を起こした人しか成功を味わうことはできないのです。
これは仕事に限らず、勉強やスポーツ、子育てや人間関係などありとあらゆるものに当てはまります。


原文には、"Go for it now."と "now"という言葉が入っています。
そう、やるのは<今>です。


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批判するより励ませ

2017.01.10日

"Those who are lifting the world upward and onward are those who encourage more than criticize."
--Elizabeth Harrison – 1849-1927, Educator
「世界を向上させ、前進させる人は、批判するよりむしろ励ます人だ」
--エリザベス・ハリソン、教育者
(訳 舟田譲二)


人を批判したり、責めたりするのはいとも簡単なことです。ときには大声で怒鳴ったり叱ったりすることもあるでしょう。
実際のところ、ほとんどの家庭において夫婦・親子・きょうだい間で、また学校では教師間あるいは教師と生徒の間、生徒間で、企業などでは上司・部下の間、同僚の間などで日常茶飯事のように行われていることでしょう。


私が塾の仕事を立ち上げたとき、最初にお世話になった会計事務所で、私たち客の面前で経営者が従業員を大声で怒鳴っているのを目撃しました。
怒鳴られていた人はうちの担当者でしたが、即首になったか、自ら退職したかで、間もなく顔を見なくなりました。
そして、私たちもこのようなところは嫌だと思い、すぐに別の会計事務所に変わりました。


人はみんなそれぞれ器の大きさが違います。自分の思うように動いてはくれませんし、期待外れの状況にときには頭にくるようなこともあるでしょう。
でもこのことは言い換えれば、同時に相手も自分のことを同じように見ている可能性があるということです。


自分が完璧からほど遠く、欠けだらけであるのと同様、この世に完璧な人などどこを探してもいません。
ということは、相手に「ああしろ、こうしろ」と要求したり、「こうあって欲しい」と期待すること自体無意味ですし、このような見方、考え方をしている限り、自分にとっても相手にとってもものすごいストレスとなって、このストレスがお互いの人間関係を壊し、さらには私たちの肉体・精神の健康すらも損ねることになります。


自分が日々接している人や環境を向上させ、前進させたいと思うなら、相手を批判するよりむしろ励ますことです。
ここから創造的な世界が開けていきます。


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ダディ

2017.01.07日

今から数年前、2005年11月28日に父は亡くなりました。
父の名前はジョン。父は私の人生の大半において、子どもたちとほとんど時間を過ごすことのなかった、つねに忙しい会社の経営者でした。
子どもの頃のことを考えると、ほとんど母の思い出ばかりです。母は家族をひとつにまとめ、自らの愛情とサポートで家庭を築いてくれていました。
父はいわゆる大物のビジネスマンで、ただ仕事やレクリエーションのスケジュールに沿って、家を出たり入ったりしているだけでした。


しかし父は、年を取るにつれて自分の人生に関わっている人たちに関心を寄せるようになりました。娘たちや義理の息子たち、孫たちなどに。
ひ孫が誕生すると父はそれまでとはまったく違う人物となり、周りの人たちのことをもっとよく知ろうとするようになりました。父は愛する者たちみんなと時間を過ごすよう努め、私たちに自分自身をまるでギフトのようにして与えてくれました。


その過程で父は、家族の一員として愛されるとはどういうことかを学びました。
また、父がどれほど素晴らしい人物であったかを知るきっかけも私たちに与えてくれました。
父が人生最後の数年間に、その生き様を通して人生についてとても多くのことを私に教えてくれた、ということを知ったらきっと驚いたことでしょう。


父はいつでも万事において楽しい面や良い面を見つけていました。決して鼻を鳴らしたり不平を言ったり、人の悪口を言ったり、人に対して否定的な見方をしたりすることなく、自分の財産に対しては物惜しみせず、道徳面、金銭面においては人々の信用が厚く、機会あるたびに人をハグし、愛を体現し、感謝の気持ちを表していました。
父は、ただありのままの姿でいるだけで素晴らしいお手本でした。


ですから私は今日、さまざまな人間関係を考えるとき、どれほど無意識のうちにお互いに影響を与え合っているかということを思いめぐらせるのです。
私たちの日常生活の中で、ほんの些細な会話や行動さえもがほかの人にいつまでも消えない印象を与えます。


ほかの人に対する心遣いや思いやりを伝えることができるよう、私は自分のすることすべてにおいてこのことを意識するよう心がけています。
ちょうど晩年の父が私に教えてくれたように。
あなたはいかがですか?


サンドラ・アベル
(訳 舟田譲二)


6年前の記事、「子は父の背中を見て」の中に、私自身の天に帰ったダディ(私も父のことをこう呼んでいました)のことを書きました。
父は決して上のサンドラ・アベルさんのダディのような立派な人ではありませんでした。
それでも数えきれないほど多くの素晴らしいレッスンを、お手本を私に残してくれました。


サンドラが
「あなたはいかがですか?」
と尋ねていますが、果たして私はどうなんでしょう?
「子は父の背中を見て育つ」と言いますが、果たして子どもたちにどのような背中を見せてきたのでしょうか。
そして、これから先も見せ続けるのでしょう。
また、子どもに対してだけでなく、あらゆる人間関係において私はどのような背中を見せているのでしょう。
私も「自分のすることすべてにおいてこのことを意識するよう心がける」ようにしています。


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成功したければ

2016.12.04日

Put your heart, mind, and soul into even your smallest acts. This is the secret of success.
--Swami Sivananda - 1887-1963, Author
「心も精神も魂もあなたのもっとも小さな行動に至るまで注ぎなさい。これが成功の秘訣です」
--スワミ・シヴァナンダ、作家
(訳 舟田譲二)


「成功」と言うと、だれでも、仕事での成功や学業、子育て、人生での成功などをまずは思い浮かべるかもしれません。
そう、確かにこれらもすべて「成功」です。
しかし、成功はこれらの大きなものに限らず、私たちの日々の生活の中でのさまざまな小さなことすべてにおいても存在します。
家族を含むあらゆる人間関係、精神の安定、健康、規則正しい生活、食生活、運動、休息、睡眠、学び等々、生命活動全般にわたります。
これら一つひとつに、「心も精神も魂もすべて」を注ぐなら、成功しないわけありません。
これらのうちのひとつでも成功していないとすれば、それは心と精神と魂を完全に注いでいないからです。


スワミ・シヴァナンダは医師、ヨガの指導者、宗教家、思想家、作家として、生涯をとおして人民のために自らを捧げた奇特な人です。


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人生と人間関係を改善する方法

2016.12.02日

「ぼくのことをひとことで言い表すとしたら何て表現すると思う?」
妻はちょっと考えて言いました。
「ひとことは難しいけど、完璧主義かしら...。うーん、でもやっぱり優しさだわ」


昨日の記事、「完璧を追い求めると」の中にこの会話の経緯(いきさつ)を少し書きました。
じつはこの後、続きがあるのです。
私は妻に
「じゃあ、自分で自分のことをひとことで言い表すとしたら何て言う?ぼくはどんな言葉で表現すると思う?」
妻はしばらく考えて答えました。
「自己中心?わがままかしら?」
「残念でした。ぼくがいつも考えているのは、『正直』だよ。自己中心とかわがままなんて考えるのは、セルフイメージが低い証拠だよ」
私は妻のことを正直だと考えている理由をいくつか例を挙げて話しました。


自分のこと、また自分の伴侶や子どもなど、家族のことを正しく評価することはとても大切なことです。
否定的、消極的な見方をしていると、それはセルフイメージを低くしますし、また家族など身近な者を否定的に評価すると、それはその人間関係に大きな悪影響を与えます。
逆に良い面を見、肯定的、積極的な見方をする、すなわちいい点を探すと、セルフイメージは高くなりますし、対人関係も飛躍的に良好なものになります。


いかがですか?
あなたは自分のことをどのように表現しますか?評価しますか?
身近な人たちをどのように見ていますか?
頭に浮かぶ言葉を点検してみましょう。
これによって自分自身の人生を、そして人間関係を驚くほど改善することができます。


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完璧を追い求めると

2016.12.01日

"Perfection is not attainable, but if we chase perfection we can catch excellence."
--Vince Lombardi - 1913-1970, Football Player and Coach
「完璧は手に入れることができない。しかし、完璧を追い求めるなら、卓越は手に入れることができる」
--ヴィンス・ロンバルディ、フットボールプレーヤー、コーチ
(訳 舟田譲二)


ある日、唐突に妻に尋ねました。
「ぼくのことをひとことで言い表すとしたら何て表現すると思う?」
妻はちょっと考えて言いました。
「ひとことは難しいけど、完璧主義かしら...。うーん、でもやっぱり優しさだわ」


「優しさ」と聞いてホッとしました。
自分で言うのもなんですが、私自身もそう思っていて、もし自分から「優しさ」を取ったら何も残らない、と思うほどです。「優しさ」が裏目に出ることもよくありますが。


でも、じつは私は完璧主義者でもあるのです。妻の言っていることは当たっています。
自分でこれは良くないと思ってはいるのですが、知らず知らずのうちにその罠に陥ってしまいます。
完璧主義は罠です。
なぜなら、完璧は決して手に入れることができないからです。有限の人間には完璧は達成不可能なのです。
ですから、自分に完璧を求めているとしんどくなりますし、またいつの間にか人や社会にも完璧を求めるようになり、その結果批判的に見てしまって苦しくなります。
もっと適当だったらどれほど楽だろうとしばしば思います。


そのようなこともあって、意識的に肩の力を抜き、もっと楽に生きようと努めるのですが、小さい頃からずっとそのように生きてきたので、そう簡単にはいきません。
3年前に書いた記事、「一生懸命」を読み返すと、私のブログの中に「一生懸命」という言葉が頻出していて、そのことからも頑張るのが好きなことがよくわかります。


でも反面、自分の弱点を暴くだけでなく、ありのままの自分を受け入れるということも大切で、それを考えると、冒頭の言葉のように「完璧を追い求めるなら、卓越を手に入れることができる」といういい点もあります。そして、これによって今日の自分があるということを感謝して受け入れなければならないと気づかされます。
ひとつの例として、「完璧を追い求め」てきたお陰で、英語の発音をここまで上達させることができた、ということもできます。
ですから、プロのフットボールプレーヤー、そしてコーチのヴィンス・ロンバルディの言うことにはとても説得力があるのです。


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歯と身体の健康

2016.11.11日

毎日ブログ記事を書いていると、さまざまな関係から新しいつながりが生まれます。
昔の友人から、あるいは友人をとおして新しい方からご連絡をいただくこともあれば、まったく知らない方からいただくこともあります。


そのような中で先日は、「嫌煙権と喫煙権」の中に書いた公益社団法人 受動喫煙撲滅機構の方からご連絡をいただきましたし、つい一昨日は、特定非営利活動法人アマポーラ・オーソドンティック・ファシリテーターズからご連絡をいただきました。
歯科矯正の正しい普及のために活動していらっしゃる団体です。
保険が適応されない日本では歯科矯正にかなり高額な費用がかかり、これが普及の足かせとなっている事実もありますが、日本人一般の歯並びや歯科衛生に対する意識の低さからもきていると思います。
日本の歯科矯正の普及率は米国の5分の1、欧州や韓国・台湾の3分の1ほどだそうです。


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実際のところ、私自身が子どもだったころには歯科矯正などなく、歯並びがいい、悪いは生まれつきのものでどうしようもないものと思い込んでいました。


23歳でアメリカに留学したとき、見かける小中高校生、大学生の多くが歯科矯正の上のようなブレイスをしているのを見て驚きました。
そして一般成人の人たちの歯並びの良さにも感心しました。


歯科矯正の目的は第一義的にはもちろん見た目の美しさ、笑顔の美しさです。
しかし、これが本人のセルフイメージにも大きく影響し、歯並びがいいと社会に出てからも積極的に活躍できるという事実もあります。


また、歯科矯正をすることにより、虫歯や歯周病や口臭などを予防することもでき、さらに生涯自分の歯で噛んで食事ができることにもつながり、QOL(生活の質)も向上します。
そして、歯の健康は食物を正しく咀嚼(そしゃく)し、食物に含まれている栄養素を身体の必要としている部分に送り届けるという意味においても、心身の健康そのものにも大きく寄与します。


私はもう何年も前立腺肥大で泌尿器科に通っていますが、この病すらも歯と歯茎の健康に関わっているということで、さらにはリューマチ、心臓病、認知症などにも影響するそうです。
ですから、今さら歯科矯正なんか、という人でも毎日食後にデンタルフロスや歯間ブラシなどで食べ物のカスを清掃するだけでもさまざまな病気の予防にもなります。


しかし、お子さんがまだ小中高校生ぐらいであれば、私の個人的な意見としてぜひ歯科矯正をしてあげて欲しいと思っています。うちでもしました。
矯正に費用がかかると言っても、子どもの生涯の心身の健康やセルフイメージによるQOLなどを考えるならば安い投資だからです。


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馬がしゃべる?そーんなバカな!

2016.09.22日


「馬がしゃべる?そーんなバカな
馬が歌う?そーんなバカな
ホント。
だけど相手はひとり、ホントに好きな人にだけ
アイ アム ミスター・エド」
というオープニングソング。
1962年から1964年まで放映された日本でも人気のアメリカのホームコメディ。
私のお気に入りの番組で、欠かさず観ていました。


馬が人語を話す。これはドラマの世界。
でも、なんと馬語を話す人がいるのです。
その人の名はモンティ・ロバーツ(現在81歳)。


映画『モンタナの風に抱かれて』(ロバート・レッドフォード主演)のモデルとなった人で、その著『馬と話す男〜サラブレッドの心をつかむ 世界的調教師モンティ・ロバーツの半生』(徳間書店)は多くの人に読まれ、モンティ・ロバーツは日本に講演に来られたこともあります。


モンティは、調教したことのない野生馬をわずか30分で調教し、その背に鞍を乗せて人が乗れるまでにします。
その方法は、従来のような調教師が権威を持って鞭で馬を強制的に従わせるのではなく、馬の目線に立って馬の気持ちを理解し、馬と語り合いながら信頼関係を築き、馬が自分の方からモンティに従いたくなるように導くという画期的な方法です。



モンティ・ロバーツはひと言でズバリ、その調教の秘訣を語っています。
「どんな教師も、その気のない脳みそに知識を押し込むことはできない。教えるという一方的な行為は存在しない。あるのは、学ぶという行為だけだ」と。


学校や塾における教育、また家庭における親の子どもに対する教育において、従来の馬の調教のような脅しや強制、暴力などが日常的に行われていて、それによって生徒・子どもは勉強嫌いになっています。
さらに、教師の部活等における暴力的な指導により自殺・自殺未遂する生徒が全国で後を絶たず、平成に入ってからその数は60件余りに上ると言います。
馬でさえ、馬語を話すモンティ・ロバーツの愛情によって学ぶ姿勢が生まれるのならば、ましてや人間においておやです。


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正しい怒り方

2016.09.14日

"Anyone can become angry - that is easy. But to be angry with the right person, to the right degree, at the right time, for the right purpose, and in the right way - this is not easy."
--Aristotle
「だれでも怒ることはできる。じつに簡単なことだ。しかし、しかるべき相手に、しかるべきレベルで、しかるべき時に、しかるべき目的で、しかるべき方法で怒るとなると、これは簡単なことではない」
--アリストテレス
(訳:舟田 譲二)


アリストテレスについてはこれまで何度かこのブログの中で取り上げてきました。彼の名言の多くは私の波長と非常によく合い、一つひとつビンビンきます。
6年前に書いた記事、「幸福になる秘訣」は今読み返しても、「ふむふむ、なるほど」と我ながら感心する、アリストテレス特有の幸福論です。


今日の「怒り方」も非の打ちようのないほどずばり真理を突いた教えです。
多くの人が夫婦間、親子間、きょうだい間、子弟間、同僚間、上司部下の間等々で、この「正しい怒り方」の原則を守らないために、関係を壊し、下手をすると憎しみや嫉妬に発展したり、さらにこれがもつれると、傷害事件や殺人事件に、国と国の間では戦争にまで発展するのです。


さすが天才アリストテレス、正しい怒り方をじつに簡単明瞭に教えています。
「しかるべき相手に、しかるべきレベルで、しかるべき時に、しかるべき目的で、しかるべき方法で」怒るなら、その怒りは役目を果たします。
しかし、そこが人の弱いところ。ことごとくその正反対をしてしまうのです。
「怒るべき相手を間違えている」
「怒るべきレベルを超えている」
「怒るべきでない時に怒っている」
「目的を外れて怒っている」
「正しい方法で怒っていない」


だれかに対して怒った最後の時のことを思い出してみましょう。胸に手を当てて、正直に。
私たちのだれひとり、胸を張って自分は「正しい怒り方」をしたと言うことはできないのではないでしょうか。
正しい怒り方は問題解決につながりますが、怒り方を間違えるとかえって問題を複雑にしてしまいます。
このように、「怒ること」自体は簡単なのですが、「正しく怒ること」は決して簡単ではありません。
この次、なにかで頭にきて、怒りたくなったときには、ひと呼吸おいて上のアリストテレスの「正しい怒り方」を頭の中で復習してみましょう。


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明日の良い仕事のための最善の準備

2016.09.13日

"The best preparation for good work tomorrow is to do good work today."
--Elbert Hubbard (1856-1915)
「明日の良い仕事のための最善の準備は、今日良い仕事をすることだ」
--エルバート・ハバード
(訳:舟田 譲二)


エルバート・ハバードは19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したアメリカの著名な教育者、著作家です。
セールスマンとして成功を収めた後、新しいキャリアを求めて40代はじめにそれまでの仕事をやめて大学で勉強を始め、その後会社経営をするかたわら、勤勉、質素な生活、積極的姿勢という独自の人生哲学を広めようと執筆活動をはじめました。
43歳のとき、わずか1時間で書き上げたという『ガルシアへの手紙』は、14年後には4000万部も印刷され、世界中の多くの人を啓蒙しました。


「幸せは日々の習慣で作られる」という名言も残していますが、
今日の名言
「明日の良い仕事のための最善の準備は、今日良い仕事をすることだ」
と同様、ハバードの勤勉な性格、生活態度から生まれた言葉です。


ここでは「明日の良い仕事」と言っていますが、これは仕事に限らず、親子関係を始めとするあらゆる人間関係に適用できますし、学生ならば勉学に、また健康や、人生そのものについてすべての人に当てはまります。
とどのつまり「ローマは一日にして成らず」なのです。
今日の一日をどのように過ごすかが、私たちの将来を決めます。


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86,400秒分の1秒

2016.09.04日

"God gave you a gift of 86,400 seconds today. Have you used one to say 'thank you?'"
-- William Arthur Ward
「神様は今日、あなたに86,400秒という贈り物をくださいました。あなたはそのうちの1秒を使って『ありがとう』と言いましたか?」
-- ウィリアム・アーサー・ウォード
(訳:舟田譲二)


ウィリアム・アーサー・ウォード(1921-1994)はアメリカの教育学者、牧師、教師。
アメリカでインスピレーションナルな名言でもっともよく引用される人物の一人です。


よく引用される彼の有名な言葉に次のものがあります。
The mediocre teacher tells.
The good teacher explains.
The superior teacher demonstrates.
The great teacher inspires.
平凡な教師はただしゃべる。
良い教師は解説する。
さらに優れた教師は自らやってみせる。
しかし、偉大なる教師は生徒の心に火をつける。
(訳:舟田譲二)


これは本当に教育者として鏡にすべき名言中の名言です。
以前、山本五十六の有名な言葉をご紹介しましたが、これに通じる教えです(「ほめてやらねば 人は動かじ」)。


さて、今日の冒頭の彼の言葉
「神様は今日、あなたに86,400秒という贈り物をくださいました。あなたはそのうちの1秒を使って『ありがとう』と言いましたか?」
は、本当に耳に痛いです。


去る2月に「ありがとう」と「サンキュー」の反対語という記事を書きました。
「感謝する心」の反対は「当たり前と思う心」です。
私たちは、毎日毎日、数えきれないほどたくさんの素晴らしいプレゼントを神様からいただきながら、無意識のうちにそれを当たり前のものと思い、感謝するのを忘れてしまいがちです。
そのプレゼントの中でも最高のものは「時」です。だれでも公平に1日に86,400秒という時間を与えられています。
生きていること、時間が与えられていること、そんなことは当たり前だと思っているのです。
しかし、ウィリアム・ウォードは言っています。「86,400秒のうちの1秒でも使って『ありがとう』と言いましたか?」と。


人から何をしてもらっても当たり前。神様から数えきれないほどの恵みを毎日いただいても当たり前。
これは本当に私たちが陥りやすい罠で、なんでもかんでも「当たり前」と思っていると、「感謝する心」、喜びが生まれてきません。


まずは、86,400秒のうちの1秒を使って神様に「ありがとう」「感謝します」と言いましょう。
そして、次に、家族や友人など私たちの身の周りの人たちに同じく「ありがとう」と言おうではありませんか。
私たちが今日の一日生かされていることは、まさに神様のお陰、身の周りの人たちのお陰です。
みんながこのような思いで一日を過ごすなら、争いは止み、家族も、世の中も本当に平和になるでしょう。


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オリンピック選手を育てた親の方針から学ぶ

2016.08.19日
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リオ五輪開幕前、選手の親を対象に、子育てに関する意識調査を実施。〈1〉子供が競技を始めたきっかけ〈2〉親の競技経験の有無〈3〉家庭教育で心がけたこと――などについて尋ね、選手106人の親から回答を得た。
 競技を始めたきっかけは、「きょうだいがしている」が31人、「親の勧め」は26人、「テレビや本の影響」は3人だった。「その他」は46人で、友人や先輩らの影響を受けたという回答が目立った。親の競技経験では、「両親とも経験なし」が78人で7割超を占めた。「両親とも経験」は14人で、「父親のみ」は10人、「母親のみ」は4人だった。


 ■心がけたこと
 家庭教育で心がけたことについては、「やりたいことをやらせる」「嫌々させず、自主性に任せる」など、子供の気持ちを尊重するという意見が36人で目立った。
 「子供がしたいことを尊重して後押しし、環境を整えた。前向きな言葉をかけ、褒めて伸ばした」と、体操の団体総合と個人総合で金メダルに輝いた内村航平選手(27)の両親は回答。競泳で金銀銅の3個のメダルを獲得した萩野公介選手(22)の母・貴子さんは、「本人の好きなように決めさせる。頑張っていることには協力を惜しまない」と答え、200メートル平泳ぎで優勝した金藤(かねとう)理絵選手(27)の父・宏明さんも「子供の自己責任で物事を決めさせる。そうすると、練習を続けて上達し、その満足感が次の練習につながる」と振り返った。
 一方、柔道70キロ級の金メダリスト、田知本遥(はるか)選手(26)の父・又広さんは柔道経験者で、娘の才能を見抜き、「お父さんの頼みだから我慢してやってくれ」と競技を続けることを後押しし、「柔道なら世界一、エベレストの頂点に立てる可能性がある」と励まし続けたという。


 ■避けたこと
 家庭教育であえてしなかったことは何かとの問いには、「強制しない」「親の考えを押しつけない」などの意見が36人と最多で、子供の気持ちを尊重する傾向がこの質問でも見て取れた。また、「重圧を与えない」「競技の話を家庭でしない」などと10人が答えた。
 競泳200メートルバタフライで銀メダルの坂井聖人(まさと)選手(21)の両親は、水泳に関しては「頑張れ」という言葉を使わず、「楽しみなさい」としか言わなかったという。家の中では水泳の話はせずにリラックスさせることを心がけ、「居心地の良い場所作りが大事」と話した。体操の団体総合で金メダルの田中佑典(ゆうすけ)選手(26)の父・章二さんも、「家では体操の話はあまりせず、自由な時間に口出ししなかった」と回答。田中選手の兄・和仁さんと姉・理恵さんも体操選手だったが、「きょうだいで比較しない。その子のプライドを大事にする」との教育方針だった。


 ■やる気アップ
 また、やる気を起こさせる方法については、「褒める」15人、「応援する」7人、「目標を作る」5人など、回答はさまざまだった。
 競泳の800メートルリレーで銅メダルの松田丈志選手(32)の父・公生さんは「親が一生懸命に応援すると、子供は頑張り、親子の絆が深まる」と力説した。レスリングのグレコローマンスタイル59キロ級で銀メダルに輝いた太田忍選手(22)の父・陽一さんは「このままじゃやばいと感じさせ、『自分でやらなきゃ』と思わせた」と回答。太田選手は危機感からか、他の選手の技を目で盗んで貪欲に自分のものにしていったという。


◇サポートあれば誰にでも可能性
 元プロテニス選手の杉山愛さんの母で、「一流選手の親はどこが違うのか」(新潮新書)などの著書がある杉山芙沙子さんは、「スポーツは本人が楽しまないと上達しにくいため、自主性を尊重しつつ、しっかりとサポートすれば、両親に競技経験がなくてもオリンピアンが生まれる可能性は十分にある」と話す。

(8月18日付読売新聞 社会面「[Rio2016]五輪選手の育て方…選手106人の親に聞く」より)


以上はオリンピック選手を育てた親の方針、やり方ですが、これはそのまま子育て全般、家庭での教育環境作りにも当てはまり、私がこれまでこのブログで繰り返し述べてきたこととまったく同じです。
基本・原則に従ってやっていたら、どんなことでも実を結ぶことができるのです。


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失敗したくなければ

2016.07.21日

"Keep on going and the chances are you will stumble on something, perhaps when you are least expecting it. I have never heard of anyone stumbling on something sitting down."
--Charles Kettering - 1876-1958 - Inventor
「前進し続けなさい。そうすればまず間違いなく何かにつまずくことでしょう。それも予想もしないような時に。座っていてつまずいた人の話など聞いたことありません」
--チャールズ・ケタリング、発明家
(訳:舟田 譲二)


チャールズ・ケタリングの名は日本ではそれほど知られていませんが、アメリカでは知る人ぞ知る、という大発明家です。
農民からスタートし、教員、メカニック、エンジニア、科学者、発明家、社会哲学家と活動の幅を広げていきました。
300以上の特許を取りましたが、その中でも今日、私たちがその恩恵にもっとも浴しているのは、自動車のセルモーターです。それ以前は、みんなこんな感じでクランク棒を回してエンジンをかけていたのです。


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冒頭のケタリングの名言は説明するまでもないでしょう。
発明家として大成功を収めましたが、エジソン同様、その陰では幾多の失敗も重ねています。
そもそも、失敗なしの成功などあり得ないのですから。失敗を恐れる必要などこれぽっちもありません。
いつも言うことですが、これは仕事に限らず、勉強でも、人間関係でも、子育てでも、ありとあらゆることに通じます。


ケタリングはまた、上の言葉を別の表現でも語っています。
「この世の中には最初からうまくいくものなどほとんどない。成功へと至る道では、失敗、それも度重なる失敗が道しるべとなる。失敗したくなければ、何もせずじっとしているほかない。試行錯誤を重ねながら、成功を目指して一歩一歩前進していくことが大切だ」


心しておきたい教えです。


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学院長、カッコいいよ!

2016.07.20日

ちょうど6年前の記事の再録です。
今や大学2年生になった、今日の話の中に登場するS君、今頃どうしてるのかなぁ...


多分2か月ぐらい前からだと思うのですが、中2の男子生徒が私の顔を見るたびに、
「学院長、カッコいいよ!」
と言うのです。
初めのうちは冗談と受け止めて、
「ありがとう。みんなそう言うよ」
と冗談で返していたのですが、最近段々とエスカレートしてきました。
一昨日はついに何人かが私のことを
「学院長、カッコいい。ニコラス・ケイジみたいだよ」
と言うのです。
まあ、ほめられて気分悪くはないのですが、ちょっと気になることがありました。
みんなニコニコ(というかニタニタ)しながら言うのです。
しかも、よく聞いていると、
「ニコラス・ケイジ」ではなく、「ニコラス刑事」と聞こえるのです。
どうもかつがれているみたいです。
そこで
「もういいよ。冗談は」
と言ったら、
「真面目に、カッコいいっすよ!」
とS君が言うのです。
「真面目に」というのは、いわゆるこれまでの「まじで」の新しいバージョンのようです。


正直、私は自分がカッコいいなどと思ったこともありません。
ましてや、中学生の男子から「カッコいい」なんて言われる覚えもありません。
しかし、誰でも「カッコ悪い」とか「ブスだ」とか「バカだ」とか「うざい」とか言われるよりも「カッコいい」と言われるほうが、たとえ冗談でも気持ちいいものです。
それで私もS君に「学院長、カッコいいっすよ!」と言われたら、「Sもかっこいいよ!」と言い返すことにしています。


先日、バス送迎をしているとき、Rちゃんに
「◯◯ちゃんのお母さんがRちゃんのことをとてもいい子だってほめてたよ」
先生も本当にRちゃんはいい子だと思ってる」
と言ったところ、
「全然そんなことないですよ」
という返事が戻ってきました。
もちろん謙遜しているのです。
そこで私は
「オーケー、じゃあ、◯◯ちゃんのお母さんに、Rちゃんは全然いい子じゃないですよ、って言っておくね」
と冗談で言って、
「でも本当にいつもいろいろありがとう。Rちゃんにはとっても感謝しているよ」
と付け足しました。
Rちゃんはニッコリ笑って、元気よくあいさつしてバスを降りました。


人間、誰でもほめられると嬉しいものです。
「ブタもおだてりゃ木に登る」と言うぐらいですから。
それなのに、みんな人のことをあまりほめないのは一体どうしてでしょう。
耳にするのは批判的な悪い言葉ばかりです。
そしてお互いに傷つけあっています。
みんながお互いに相手のいいところを見つけて、それをほめれば人間関係はもっとうまくいき、みんなが幸せな気持ちになり、人生が楽しくなるのに。
教師は生徒を、親は子どもを、夫は妻を、妻は夫を、兄姉は弟妹を、同僚同士で、友達間で、上司が部下を、部下が上司をもっとほめるようになったら、みんなもっともっと素晴らしい人間に成長していくと「真面目に」思うのですが。


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えっ、10倍の結果が出る!?

2016.07.18日

"When I was young, I observed that nine out of 10 things I did were failures, so I did 10 times more work."
-George Bernard Shaw, Writer and Critic
「私は若かった頃、やったことの10のうち9つは失敗だったことに気づいた。そこで、私は10倍の仕事をした」
--ジョージ・バーナード・ショー、作家・批評家
(訳: 舟田 譲二)

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ジョージ・バーナード・ショーはイギリスで19-20世紀に活躍したアイルランド出身の劇作家、劇評家、音楽評論家、政治家、教育家。1925年にはノーベル文学賞を受賞していますが、日本では一般の人にはなじみが薄いです。日本での夏目漱石のように外国では知らない人がいないというほど有名な人物で、非常にユニークかつ辛らつな批評家としてもよく知られています。


バーナード・ショーが言った有名な言葉で次のようなものがあります。
「健全な精神は、健全な肉体を産む」 (The sound body is the product of the sound mind. )
あれっ、と思われたかもしれません。普通のことわざでは、
「健全なる精神は健全なる身体に宿る」 (A sound body in a sound mind.)
で、まったく逆のことを言っているのですが、私はずっと前からバーナード・ショーの言っている前者の方が正しいと思っています。


さて、今日の冒頭の言葉ですが、彼のような優秀な人でさえ若い頃は10のうち9つは失敗していたというのですから、我々においておやです。
ここで彼は10倍の仕事をしたと言っています。確かに10のうち9つ失敗していたとしたらそれを取り戻すために10倍余分に働かなければなりません。そして、それを実際に行ったのが彼、ジョージ・バーナード・ショーです。死後66年たっても全然人気が衰えず、常に世界中で多くの人々に読まれ、劇が演じられ、また名言が引用されているのも、まさに「さもありなん」という感じです。


今日の言葉はもう何もつけ足す必要がないほどはっきりしているのですが、ちょっと違う観点から生徒、学生に注意を促したいと思います。なぜなら、私自身がかつてそうでしたから。
学生ならば10倍余分に勉強することにも方法や理屈というものがあるのです。
よく中学生や高校生を見ていると、試験で間違った英単語や重要人物名や漢字などをノートいっぱいに何度も何度も、それこそ1ページがいっぱいになるまで書き直し、覚える作業をしている子がいます。
それで、その子に再度同じ問題を出してテストすると、はたしてまた同じ間違いを犯すのです。
これは、10倍やれば身につくだろうという安直な考え方によって、繰り返しの作業をただ機械的にやっているからです。


物事にはなんでも論理というものがあります。その論理をしっかり理解しなければたとえ100回やっても身につかないのです。
このことを生徒に教えるのですが、頭から勉強は「嫌なもの」「しなければならないもの」という考え方をしているので、いつまでたっても身につきません。
逆に、「なぜだろう?」という疑問をもって、その疑問を解決しようという姿勢があるならば、10回やらなくてもたった1回で完ぺきに身につけることさえできるのです。
このようなことを生徒に伝え、勉強の正しいやり方を教えたかったので塾の仕事を始めた、と言っても過言ではありません。


上に学生の勉強について述べましたが、実はこれは一般の人たちの仕事や料理や家事、育児、さらには人間関係など、ありとあらゆることに通じる真理です。
バーナード・ショーはただがむしゃらに10倍働いたのではなく、その理屈を知ったうえで10倍の仕事をしたからこそ成功を収めたのです。
ここに成功する人としない人の差があります。


嘘だと思ったら試してみてください。
理屈を知ったうえで10倍の勉強なり、仕事なり、あるいは素敵な人間関係を築く努力をしてみてください。
自分でも驚くような結果が出ます。


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目標設定の真髄

2016.07.15日

"I don't think there's any such thing as setting your goals too high. The higher you set your goals, the more you are going to work. If you don't reach them, then it's okay, just as long as you set it and then give 100% of yourself."
-- Dan Jansen, Speed Skater
「目標の設定が高すぎるなどというとことはありません。目標を高く設定すればするほど人は一生懸命頑張ります。目標を達成できなかったとしてもそれはそれでいいのです。目標を設定し、それに向けて100%力を出し切っている限り」
--ダン・ジャンセン、スピードスケーター
(訳:舟田 譲二)


初めこれを読んだ時、さすがいつも記録と競い合っているスピードスケーター、言うことが違うと思いました。


ダン・ジャンセンは世界のトップスピードスケーター。
1985年のサラエボに始まり、常に金メダル候補と言われながら、金メダルを取ったのは最後のチャンスとなる29歳の時のこと。10年越しの金メダルを取った人の言う言葉には重みがあります。



でもよく考えてみたら、これってスポーツ選手に限らず私たちみんなに当てはまることだと気づきました。たとえそれがどんなことであっても。


家庭のお父さんなら仕事に、と普通考えますが、仕事に限らず家族を始めとするさまざまな人間関係においても。健康管理や趣味においても。


お母さんも同様。今は外で仕事をしていらっしゃる方が多いですが、仕事のほか食材の買い物、炊事洗濯掃除などの家事、子育てなど一般にお母さんの仕事と考えられていることに限りません。
お母さん同士の、あるいはお友達との人間関係において、また趣味や気分転換となるさまざまな活動においても、やはり高い目標を設定すればそれだけ達成できるものも多くなり、満足感、幸せに、生きがいにつながります。


子どもの場合、もちろん第一には勉強、じゃなくて友達との遊びや人間関係や部活などのスポーツなどでしょう。
多くの子どもたちから嫌われている勉強ですが、今やっている勉強が自分という人間を作り上げていき、さらには将来の人生につながると思えば、勉強に対する考え方や取り組む姿勢も変わってきます。


ですから、我々大人が、教師や親がそのことを子どもたちに伝える務めがあります。
ある塾のチラシに、
「勉強はつまらないし、辛いもの。でも、学生の間は歯を食いしばってこの時を耐え忍ばなければならない」
と書いてありましたが、とんでもないことです。
教育者自ら「勉強はつまらないし、辛いもの」なんて刷り込みをしていたら、子供たちは勉強嫌いになって当たり前です。


でも上に挙げたことをするためには、冒頭でダン・ジャンセンが言っているように、目標を設定することが大切なのです。
それもできる限り高めの目標を(高すぎて不可能なものは逆効果)。
たやすく達成できるような目標は目標とは言いません。なぜなら達成できても喜びもなければ、達成感や満足感も得られませんし、自分自身にとってなんら益するところがないからです。
さらに、高めの目標を設定すれば、普通だったら達成できなかったような高い目標が達成できるのですからなおさらいいじゃないですか。


そして、万一高めに設定した目標が達成できなかった場合でも損をしたというようなことは絶対にありません。
自分はそれだけ成長したわけですから、必ずや満足感が伴い、さらには今後に向けてさらに頑張ろうという新たな目標が生まれます。


私自身も今、新しい目標に向けて日夜(笑)一生懸命取り組んでいます。
かなり高い目標ですが、それに向けて努力すること、100%自分を出し切るところに意義があるのですから。
ただし何事も無理は禁物。
「ノー天気な」一生懸命で目標に向けて共に頑張りましょう。


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レースを始める前に勝利する

2016.06.16日

"If you have no confidence in self, you are twice defeated in the race of life. With confidence, you have won even before you have started."
(Marcus Tullius Cicero 106 BC - 43 BC - Roman Philosopher and Statesman)
「自分に自信を持っていなかったら、人生のレースですでに2倍の敗北をしている。しかし自信があったなら、レースを始める前にすでに勝利している」
(マルクス・トゥッリウス・キケロ、BC106-43 ローマの哲学者、政治家) 
(訳:舟田 譲二)


キケロについては以前、「感謝の心は…」の中でも書いたことがありますが、2000年もたった現代に生きている私たちにも直接語りかける数多くの名言を残しています。

昨日の記事、「人生の行く先は」にも記しましたが、日本の高校生の8割が自分に自信がない、と言っているそうです。
これでは、キケロが言っているように、人生のレースをスタートする前から負けているようなものです。


たとえば、どのようなスポーツでも、また芸術や学問の世界においても、「自信」が大きな役割を果たしているのは誰の目にも明らかです。自信がなかったら初めから負けています。


もちろんだれの人生にもどんでん返しのチャンスはあります。そしてそのような人生を歩んだ人も大勢います。
しかし、やはりそれ以前に、若者に、いや幼少時から自信を持たせるような教育、育て方をすることは家庭において、学校や塾において、ひいては社会、国家においても必須です。
ある意味、これを他の何物にも優先して行わなければならないと私は常々思っています。


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人生の行く先は

2016.06.15日

"Sow a thought and you reap an action;
sow an act and you reap a habit;
sow a habit and you reap a character;
sow a character and you reap a destiny."
「思考の種を蒔きなさい。そうしたら行動の実を刈り取るでしょう。
行動の種を蒔きなさい。そうしたら習慣の実を刈り取るでしょう。
習慣の種を蒔きなさい。そうしたら人格の実を刈り取るでしょう。
人格の種を蒔きなさい。そうしたら人生の目的地を刈り取るでしょう」
(作者不詳)
(訳: 舟田 譲二)


上を次のように言い換えてみましょう。


「悪い思考の種を蒔きなさい。そうしたら悪い行動の実を刈り取るでしょう。
悪い行動の種を蒔きなさい。そうしたら悪い習慣の実を刈り取るでしょう。
悪い習慣の種を蒔きなさい。そうしたら悪い人格の実を刈り取るでしょう。
悪い人格の種を蒔きなさい。そうしたら最悪の人生の目的地を刈り取るでしょう」
こちらの方が、よりリアルで実感がわくかもしれません。


一昨日、ある人から聞いた話ですが、日本の高校生の8割、10人のうち8人が「自分に自信がない」と言っているそうです。
これは本当に驚くべき、お先真っ暗な数字です。
原因のひとつは、そしてひょっとしたら一番大きな原因なのでしょうが、教育にあると思います。
まずは幼児期からの家庭での親の教育に始まり、小中高校と学校の教育にも責任があるでしょう。
子どもに自信をなくさせるような教育をしているとしか思えません。


そういう私も高校生の頃、学校生活のつまらなさ、授業の退屈なこと、自分自身のやる気のなさなどから、将来が見えなくなった一時期がありました。
自分自身が見えなくなっていました。
何のために生きているのか、人生の目的は何なのか、と真剣に考え悩みました。
友人と語り合い、本を読み、またあるときは教会の門をたたいたこともあります(「神の存在は証明できるか」)。
でも答えは見つかりませんでした。当時の私も「自分に自信がもてない」一青年でした。


でも幸いにもその後、思考を一新する最高の機会に恵まれ、その結果人生の目的地が見えるようになりました。
とどのつまり、人生の行く先は最初の思考から始まっているのです。


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怒りの原因

2016.06.09日

「怒り」はだれの心にもあり、コントロールするのが難しいものです。
あるときには、人に対して、あるいは物に対して、はたまた国や異なった考え方・価値観などに対して、そして自分に対してさえも怒ることがあります。
この御しにくい怒りはどこから来るのでしょうか?
そして、怒りをうまくコントロールするにはどうしたらいいのでしょうか?


私はこの問題をずっと長い間考えてきました。
なぜなら、この世の問題のほとんどは、「怒り」によって引き起こされているからです。
傷害事件や殺人事件など、原因の多くは「怒り」です。
国家間の戦争も、テロも、宗教間の対立も、相手に対する怒りが原因であることが多いです。


それでは、「怒り」の原因は何か。
これがわかり、うまくコントロールできるようになると、多くの問題を未然に防ぐことができます。
私が到達した答え、「怒り」の原因をひとことで言うと、「相手を自分の思うように動かしたい、コントロールしたい」という考えです。
たとえ夫婦間や親子間など近しい関係にあっても、人は自分の期待どおりには動いてくれないものです。
なぜなら、人はみんなそれぞれ自分なりの価値観を持っていて、それに従って行動し、生きているからです。
自分だって、人からなにかを強制されることは嫌でしょうし、実際のところ人に言われるとおりには動きません。ならば、人が自分の思いどおりに動いてくれないのは当たり前のことです。


ところが、他人が自分の思いどおりに行動してくれないと、人は腹立ち、怒るのです。
つい先日、北海道七飯町の山林で父親の仕置きで山林で置き去りにされた少年のケース(「月に代わって、おしおきよ!」)も、ことの発端は子どもが自分の思いどおりにならないことに対する父親の怒りです。


ここに怒りの対処法の答えが隠されています。
自分だって人にああしろ、こうしろ、と言われるのが嫌なのですから、人だって同じ。たとえ子どもでも親の思いどおりにいかなくて当たり前。生徒も教師の言いなりにはなりませんし、部下も上司の思うようには動いてくれません。
そこで腹を立てるのではなく、相手の立場に自分を置いてみる。そうすることによって同じ問題でも違う面が見えてきます。
もしも怒りがムラムラと湧き上がってきたら、その場でそれを爆発させてしまわず、まずはひと呼吸置くことです。ほんのちょっと時間を置くだけでも、血が上っている頭も冷めてきます。
これは怒る価値があるかどうか、と客観的に判断します。多くの場合、怒ることによって得る結果は、相手だけでなく、自分にとっても苦をもたらし、損になることがわかります。


それでも人間は感情を持った動物ですから、いつでも冷静に対処できるとは限りません。
怒ることもあるでしょう。
そのようなときには、次の聖書の言葉を思い出すといいです。
「怒ることがあっても、罪を犯してはならない。憤ったままで、日が暮れるようであってはならない」
(エペソ人への手紙 4:26)


怒りそのものは罪ではありません。「義憤」というものもあり、神様ご自身も悪に対しては非常に強い怒りを持っていらっしゃいます。
しかし、それを爆発させて相手を傷つけるようなことになると、それは罪です。
そして、もし怒ってしまった場合には、日が暮れる前に、すなわちその日のうちに詫びて、関係を修復することです。
これができれば、家庭は円満になり、親子・友人間、また国家間の争いもなくなるのですが...


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月に代わって、おしおきよ!

2016.06.04日

「月に代わって、おしおきよ!」
あのセーラームーンの有名な決め台詞です。


去る5月28日、「土手に向かって小石を投げていた」という理由で、両親からお仕置きで北海道七飯町の山林に置き去りにされた小学2年生の男児が6日ぶりに、昨日無事発見されたというニュースに、地元や国内のみならず世界中が驚きました。
私も1週間前にこのニュースを知ったとき、いかにお仕置きとは言え、セーラームーンが悪党をお仕置きするのと違い、こんな幼い子どもを、しかもこんな程度のことで北海道の山中に置き去りにしたということに大きなショックを受けました。そして、この子の無事を祈っていました。保護されたことを知り、本当に安堵しました。


確かに子育てにおいてお仕置きが必要と思われるときが、そしてそれが子どものためと思って躾けをすることがあります。
しかし、その大半は不必要なこと、いやそれどころかしてはいけないことです。
なぜなら、その仕置きは子どもと親との信頼関係、愛情関係にひびを入れることになりかねず、また子どもの心に深い傷となって残ることも十分あり得るからです。


うちの塾にもこの男の子と同い年の子が何人もいます。
無事発見、保護されたので良かったですが、この子が泣きながら3〜4時間も山の中をひとり歩いていたことを思うと、本当に胸が痛みます。
今回のこの出来事で、この男児の心にトラウマが残らないことを切に祈るものです。


私もこの男児と同じ年頃のとき、やはり父親から仕置きをされたことがあります。
しかし、仕置きといってもたかだか、押し入れやトイレ(自宅の暗い狭い便所)にほんの短い時間入れられただけです。
私はそのとき大泣きに泣いて、必死で「ごめんなさい、ごめんなさい!」と言って父親の許しを請い、すぐに許されて出てくることができました。
たったこれだけのことなのに、あれから60年近くたった今でも、あのときのことを鮮明に覚えているぐらいです。
だから、仕置きは不要だと私は言いたいのです。
本当に子どものためと思うなら、もっと冷静に、子どもにわかるように優しく話し、本人に間違っていることを悟らせ、反省させることは十分に可能です。
お仕置きをするのは悪人だけにお願いします。


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中3息子がゲームばかり

2016.05.20日

40代の会社員女性。シングルマザーです。中学3年の息子がどうしようもなくて、嫌になります。
高校3年の娘は大学受験に向け、親の私が驚くほど熱心に勉強しています。それに対し、息子は部活をやめさせられて以来、スマホのゲームばかりしています。同居する私の両親が息子のことで私に小言を言い、私は怒りを10倍にして息子にぶつけ、ケンカになる。いつも、この繰り返しです。


将来、こんな調子で定職に就かず、家でごろつかれても困ります。息子を私の人生から抹消したいとさえ考えます。本人にも、「こんなクズ、産むんじゃなかった」と言います。
一時は、息子の人生は息子が決める、私は明るくしてさえいればいいと、自分に言い聞かせていました。でも、こんな日々がいつまで続くのかと思うと、今、更生させるべきなのかと悩みます。(山口・C子)


◇大日向 雅美(大学教授)
子どもは必ずしも、親の思い通りに育たないものです。さりとて自分の人生から息子さんを抹消したいとは尋常ではありません。「こんなクズ、産むんじゃなかった」とまで母親から言われて、よく息子さんは耐えていると思います。


お手紙には、部活をやめさせられたと書かれています。事情がよくわかりませんが、高校受験か何かを理由に、息子さんの意思とは無関係にやめさせられたのでしょうか? そうでしたら、気持ちの整理がつかないのは当然です。


しかも家の中では、対照的に優等生のお姉さんが輝いていて、自分をめぐって祖父母の小言が飛び交い、母親からは存在を全否定されているのです。唯一の逃げ場がスマホのゲームになっているのだと思います。あなたはすでに息子さんを精神的に抹消しているのと同然です。
まず息子さんへの接し方について率直にあやまってください。今、何を考えているのか、何をしたいのか、じっくり聴いてください。娘さんと比べることはやめて、息子さんの良いところを探してください。
この先、ひきこもったり暴力を振るったりするほど追いつめないために、即刻あなたの心と態度を改めるべきです。

(5月19日付 読売新聞17面「人生案内」より)


昨日の記事「子どもをやる気にさせるコツ」に書いたことの正反対のことをすべてこの方はしていらっしゃいます。
このようなことを日々繰り返していて、親子間の信頼関係が壊れ、お互いに自暴自棄になってしまって、子どもがゲームという唯一の自分の世界に逃げる、というのはごくごく当たり前の結果です。


回答者のアドバイスはすべて納得のいくものです。
このような状況の下で、助けを求めてカウンセリングに行く人も多いです。
でも、ここで大切なことがひとつ見落とされています。
カウンセラーが、これはだめです、こうしなさいああしなさい、とアドバイスし、本人もそのとおりだと頭では納得するのですが、言われたとおりできないのが人間。
みんな自分なりの言い分もあるし、すべてのことの発端は相手にある、相手が変わらなければ、と考えるのが人の弱いところです。


真の解決の道はどこにあるかと言えば、本人のうちに、このままではだめだ、何とかしなければ、どうしても現状を変えたい、いい親子関係を築きたい、といった燃えるような願いがなければうまくいきません。
逆にこれさえあれば、もう問題の解決の道筋は見えたようなものです。
なぜなら、それさえあれば人に言われなくても自分で方法はいくらでも見つけられるからです。


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子どもをやる気にさせるコツ

2016.05.19日

子どもに対する親の接し方で、子どもはどのようにでもなります。
親はみんなそれなりに子育てに一生懸命なのですが、なかなかうまくいかないことも多く、空回りしたり、思わぬ方向に進んでショックを受けたりすることもあります。
そこで、子どもをやる気にさせるためのいくつかのヒントを。


@成功体験を味わわせる
 だれでもそうですが、何かで一度成功体験をするとやる気が出るものです。
子どもがよく言うのが、「勉強もわかると楽しい」です。つまりやる気が出ないのはその逆で、わからないからです。それが証拠に、ほとんどの子が、自分の好きな教科やスポーツなどに関しては、覚えることは苦痛どころか楽しくて自然と覚えてしまいます。
成功体験を味わわせるためには、最初の垣根を低くすること。そしてスモールステップで徐々にハードルを上げていき、ひとつずつクリアするごとに、その努力を褒めて、自信を持たせることです。


A子どもをありのまま受け入れる
 勉強に限らずどんなことでも、できてもできなくても、子どもは世界にふたりといない、かけがえのない宝物です。親の期待に沿えないという理由で、親に冷たく扱われたり、ほかの子と比較されて、「◯◯ちゃんを見てごらんなさい」というような言葉は子どもを傷つけます。他人と比較せずにありのまま受け入れてあげましょう。


B褒美でつらない
 多くの親が無意識にするのが「褒美でつる」ということです。一見、良いことのように思われるのですが、正しい動機づけは褒美ではなく、本人の内側から起こるモチベーションです。本人がやりたいという気持ちにする手助けをするのが親の務めです。


C怒らない、怒鳴らない
 子どものためを思って「こうなって欲しい」という思いから親はついつい怒ってしまいます。でも怒ることと注意することは違います。子どもが何か間違ったことや悪いことをしたときには、怒るのではなく、冷静にきちんと理由を説明して注意しましょう。大声で怒鳴るのはもってのほかです。


D脅さない、罰を与えない
 「◯◯をしないと〜するぞ!」という脅しや、何かで失敗したときに罰を与えるのも、子どものやる気をそぎます。だれでも、人から脅されたり、罰を与えられるのは嫌なものです。躾けに脅しや罰は不要です。親の気持ちを正直に、静かに話しましょう。


E否定的な言葉を使わない
 「お前は何をやってもだめだね」「何度言ったらわかるの?」
「ぐず!早くしなさい!」
「なんでこんなことができないの?」
「また壊した!」
 などなど。このような言葉を毎日聞いて育った子どもは間違いなく、自分はドジで間抜けで脳なしの役立たずだと、とても低いセルフイメージを持つようになります。そして、その結果、本当に何もできない子どもになります。


F褒める
 「お前は頭がいい!」
「美人だ!」
「世界で最高に素敵だ!」
「ユーモアのセンスがある!」
 たとえ失敗しても、
「よくチャレンジした。今度はきっとうまくいくよ」と言い、学校の成績がひとつを除いてほかは全部悪くても、
「よく頑張った!素晴らしいじゃないか。残りの科目はこれからきっと上げられるよ」
と言って励ましていたところ、4人の子どもがみんなセルフイメージの高い子どもに育った、とビジネスコンサルタントのブライアン・トレーシーは自らの体験を語っています。
子どもは褒められるとやる気を起こします。


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勉強が好きになるには

2016.05.18日

今日は、ちょうど1年前の今日書いた記事をそのままシェアさせていただきます。


"Put your hand on a hot stove for a minute, and it seems like an hour. Sit with a pretty girl for an hour, and it seems like a minute. That's relativity."
-- Albert Einstein, physicist
「熱いストーブの上に手を1分置いてみなさい。1時間のように感じるでしょう。きれいな女の子の隣りに1時間座ってごらんなさい。1分のように感じるでしょう。これが相対性理論です」
アルバート・アインシュタイン、物理学者
(訳:舟田 譲二)


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(ネコと一緒にハイポーズ!)


アインシュタインの名言はどれもこれもまことに至言です。
相対性理論という難解な理論をひと言でだれにでもわかるように言うところがいかにもアインシュタインらしいですね。


ところで、勉強嫌いな生徒や学生がとても多いのは本当に残念なことです。
親が無理やりさせるから仕方なくやる、試験があるから、宿題をやっていかないと先生に叱られるから、高校や大学に行くために勉強する、などいやいや勉強する人が大半ではないでしょうか。
このような勉強の仕方をしているから、アインシュタインが言うように勉強時間が途方もなく長く感じるのです。


一方、自分の好きなゲームや、スマホ、スポーツなど好きなことをしている時は時間はあっという間に過ぎてしまうものです。
私も最近、旧友と会う機会がよくあるのですが、あっという間に時間がきて、惜しみながら別れることになります。


塾が好きな生徒がよく言いますが、週に3日や4日じゃなくて毎日あればいいのに、と。これは塾が楽しいからです。
ということは、勉強の面白さがわかったら、どれだけ勉強してもあっという間に時間は過ぎてしまい、また次に勉強するのが楽しみになるわけです。


子どもたちに勉強は楽しいよ、と言っても「いや、勉強が楽しいなんてあり得ない。たとえお日様が西から上るようなことがあっても勉強が楽しくなることはない」などと答えます。
これにはひとつ原因があります。
親や学校、塾の先生などが勉強をつまらなくさせているのです。


だれでもそうですが、無理強いされたり、脅されたりするのはいやです。
でも、親や教師は「あなたのためだから」などと言いながら、無意識のうちに子どもに勉強することを強制しているのです。
これでは子どもが勉強嫌いになるのも無理ありません。
私の知っている限り、勉強が好きだという人で、親などに強制されて勉強した人はいません。と言うか、この人たちの親は子どもの勉強には口出ししていません。


それでは、どうすれば子どもは勉強が楽しくなり、好きになるのか。
これはとても大切な問題です。
答えは簡単。親や教師などが勉強好きで、楽しくて仕方がない、という姿勢、情熱、お手本を示すことです。
一般的に言えることですが、スポーツ好きな親に育てられた子どもはスポーツが好きになりますし、これは音楽好き、芸術好き、読書好きなどほとんどのことに当てはまります。
親が本を読まなくて子どもに本を読めと言っても読まないように、親が勉強しないで子どもに勉強しろ、と言ってもそれはしょせん無理な話です。


親や教師が勉強の面白さにハマって夢中になる。これを見た子どもは何も考えずに勉強とは面白いものだと思うようになるでしょう。
そして、勉強する時間があっという間に終わってしまい、もっとしたくなるようになります。


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もうひとつの飢餓問題

2016.05.15日

"Three billion people on the face of the earth go to bed hungry every night, but four billion people go to bed every night hungry for a simple word of encouragement and recognition."
-- Cavett Robert
「世界中で30億人の人たちが飢えた状態で毎晩床に就いている。しかし、40億人の人たちはちょっとした励ましや褒め言葉に飢えた状態で毎晩床に就いている」
(キヤベット・ロバート)


うーん、なかなか鋭い指摘です。
確かに、世界中の飢餓の問題はよくあちらこちらで目にしたり耳にしたりして、みんなの知るところです。
しかし、飢餓人口よりもさらに10億人も多くの人々が「励ましや褒め言葉」に飢えている、というのはちょっとショッキングな話です。世界の総人口70億の半分以上ということです。
でも、言われてみれば、なるほど、さもありなんという感じです。


5年ほど前に、「豚もおだてりゃ木に登る」という記事を書きましたが、その後も繰り返し「褒めること」の大切さをこのブログで訴えてきました(このページ左上コーナーの「エントリー検索」に「褒める」や「ほめる」、「励まし」を入れて検索してみてください。きっとその記事の数の多さに驚かれることと思います)。


身の回りをちょっと見回してみてください。
あなたの励ましや褒め言葉を必要としている人が必ずいます。あなたのすぐ隣りにも、家族や親族の中にも、学校や職場にも、友達の中にも。
「地球の飢餓を救え」などへの寄付行為もとても大切ですが、もっと身近なところで、あなたに今すぐにでもできる飢餓対策、それが「励ましや褒め言葉」なのです。


ただ、褒めることにも一つ注意しなければならないことがあります。
それは、「褒めて、褒めて、褒めまくれ?」の中に書きましたので、こちらをご参照ください。


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雑草にも栄養が必要!?

2016.05.11日

6年前の記事の再録です。


weed.jpg


今朝、庭の雑草がちょっとうっとうしくなってきたので、大きく伸びた雑草を1本引き抜いたら隣の雑草も気になり始め、結局30分あまりかけて全部抜いてしまいました。
大発見をしました。
なんと、雑草にも栄養が必要だ!ということです。


家の陰になって陽のあたらないところに生えている雑草はいとも簡単にすっと抜けてしまいます。
ところが、陽のよく当たっているところの雑草は、根が張っていてなかなか抜けません。
たかが雑草、されど雑草。
やはり雑草も必死で生きています。
雑草といえども、雨の水や太陽の光など、栄養が必要なのです。
日陰で育った雑草はひ弱。


あっ、そうか!
なあーんだ、人間も一緒じゃないか。
雑草は放っておいてもどんどん生えてきますが、きれいな草花はしっかりと手入れしなければちゃんと育ちません。
今読んでいる『世界一の子ども教育モンテッソーリ 12歳までに脳を賢く優しく育てる方法』によると、子どもの脳が大きく成長するのはクリティカル・ピリオド(臨界期、敏感期)と呼ばれる幼児期から7〜10歳までだそうです。
これは、脳のシナプス密度の増加時期とも一致していて、15歳頃には大人の密度になっています。
この間に、しっかりと脳を訓練しておくのとしておかないのとでは、その後大きな差が開くのは明らかです。
別に幼児から英才教育をすべきだと言っているわけではありません(やったほうが効果はあるでしょうが)。
しかし、英才教育以上にもっと大切なのは、幼児期の家庭における親子・家族間の対話や人間関係です。
親との会話がほとんどなく、放ったらかしにされていた子どもの知能が低いのはごく当然のことです。


先週、送迎バスの中で、小学1・2年生の子ども達が、「昔、昔、あるところに...」と自分で即興でストーリーを作って話すゲームをしていました。
小学2年生のF君の話を聞いていて驚きました。
「凶器」とか「とてつもない」等など、2年生では普通知らない言葉をストーリーの中に連発するのです。
私が小学2年生の頃の語彙とは比べものになりません。
語彙が豊富なF君は、やはり算数も国語もよくでき、漢字もすぐに覚えます。
勉強の基盤ができているのです。
彼は今8歳です。
8歳になって言葉を覚え始めたのではありません。
語彙が豊富なだけではありません。
ストーリーも面白くて、しっかりした構成になっています。


雑草ですら、水や光などの栄養が十分でないとひ弱になるのですから、ましてや人間の子どもの場合、食事や睡眠、運動など物理的な環境のほか、親や兄弟など周りの人たちとの係わりが精神的・心理的・頭脳的な発達に大きな影響を与えることは疑う余地がありません。


親の子どもに対する接し方が子どもの「セルフイメージ」を決定づけます。
昔聞いた話ですが、アイルランドのひとりの少女の顔全体が真っ赤なあざでおおわれていました。
しかし、この子はそのことを全く苦にしていず、ほかの子よりも高いセルフイメージを持っていました。
生まれたときからずっと両親が温かく、愛情いっぱい育て、顔のあざのことを次のように言っていたというのです。
「お前が生まれるときに、天使がキスをしてくれたんだよ。
だから顔についているのは天使のキスマークなんだ。
人が何と言おうと全然気にすることはない。むしろ天使のキスマークを誇りに思いなさい。
お父さんとお母さんは、どこかに行ったときなど子どもがたくさんいるときにも、天使のキスマークのお陰で、お前がどこにいるかいつでもすぐにわかるし、それでこれまでどれだけ助かってきたかわからない。
お前はお父さんとお母さんの一番大切な宝物だよ」


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価値観が人を作り上げる

2016.05.07日

先日車で走っていた時、信号のないところで私が車を停車させると、隣に乗っていた妻が、なぜ停まったのかわからず一瞬きょとんとしていました。


しばらくして、対向車線の側の歩道にいた小学生が頭を下げて横断歩道を渡っていきました。
アメリカだったらごく普通の光景です。歩行者優先のアメリカでは、このようなシーンで停車せずに走っていくとすぐに白バイがサイレンを鳴らして車を停め、チケットを切って罰金になります(経験者語る…)。


日本も昔と比べるとずいぶん変わってきましたがまだまだです。
狭い通りから大通りに車で出ようとすると、車の流れは途切れずなかなか出させてもらえません。
へたをすると前方が信号などで道路が詰まっているのに、こちらが出ようとしている通りをふさぐような形で車を停める人もいて、そうなると信号が変わってもその後ろの車もまたどんどん続いていって結局ずっと出られないことすらあります。
とくに時間に追われている夕方などに、生徒のバス送迎をしていてこのようなことがあると、ついイライラしてしまいます。


ところ変わって中国の狭い通りなどがテレビの番組などで映し出されると、「そこのけ、そこのけ、お車が通る」で、歩行者はまったく無視され、車を避けないとぶつかられたりして、非常に危険な状況にあるのを目にすることがあります。


その国の文化や習慣、さらに言えば同じ国の中でも、育った環境や、親の躾けなどによっても、人々の行動は大きく変わってきます。
これらはごく小さな一例に過ぎませんが、文化や習慣などの中で人の価値観が作り上げられていき、さらにそれが人の行動や人生までも変えてしまうというのはよくあることです。


子育ての上手な親の子どもや、躾がしっかりなされている家庭の子どもは、自然と言葉遣いも礼儀も正しくなり、また勉学に取り組む姿勢や友達関係を始めとする人間関係、また学校生活や部活など、生活全般にも大きく影響していることがよくわかります。
親だけでなく、子どもたちと日々接している私たち教育に携わる者も子どもたちの価値観を形成する役割を果たしており、その責任はまことに大きいです。


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愛するとは

2016.04.15日

「ラスベガス日本人教会」を牧会する、私の敬愛する鶴田牧師の3年前のブログ記事の転載です。
親子関係、子育てについて教えていますが、これは夫婦関係を始め、あなたが大切にするすべての人間関係にも通じることで、自分と特定の人との関係を頭に入れながらお読みください。


今日は、“子供が一番欲しいもの”ということについて考えてみました。
ところで皆さんは、自分の小さな子供が何を一番欲しがっているかを考えたことはありますか?オモチャでしょうか?コンピューターゲームでしょうか?それとも美味しいチョコレート?


そうではありません。小さな子供は、お父さんとお母さんと一緒にいることを何よりも欲しているのです。彼らはお父さんとお母さんが傍に居てくれれば、愛されていることを確認し、安心感を覚え、自分が価値のある人間であることを信じるようになります。


ですから、親が子供を愛するということは、時間を使わないで子供が欲しい物を買い与えることではなく、何よりも時間という大切なものを犠牲にして子供と一緒に過ごすことであり、そこに親子が深い絆で結ばれ、同時に、その子供が肯定的な自己像を持つに至る大切な要因があるのです。
そして、その自己像が、いわゆる人生脚本として、その子の一生を支配し、大きく左右していくことを考えれば、子供と過ごす時間の大切さは、どれだけ強調してもし過ぎることはないのです。


ある日、5歳になる娘を持つ父親が、その日も仕事で疲れきって遅く家に帰ってきました。すると、彼の娘がドアのところで待っていたのです。父親は驚いて言いました。


父: まだ起きていたの?もう遅いから早く寝なさい。
娘: パパ。寝る前に聞きたいことがあるんだけど。
父: なんだい?
娘: パパは1時間にいくらお金をかせぐの?
父: そんな事、お前には関係ないことだよ。


仕事で疲れている父親はイライラして言いました。


父: どうして、そんなこと聞くんだ?
娘: どうしても知りたいだけなの。1時間にいくらなの?


女の子は嘆願しました。


父: あまり給料は良くないよ・・・20ドルくらいかな。ただし残業代は無しだ。
娘: わぁ。


女の子は言いました。


娘: ねえ。パパ。私に10ドル貸してくれない?
父: なんだって!


疲れていた父親は怒ってしまいました。


父: お前が何不自由なく暮らせるためにお父さんは働いているんだ。それなのにお金が欲しいだなんて。ダメだ!早く部屋に行って寝なさい!


女の子は、黙って自分の部屋に行きました。しばらくして父親は後悔し始め、少し厳しく叱り過ぎたかも知れない…。きっと娘はどうしても買わなくてはいけないものがあったのだろう…。それに今まで娘は一度も何かをねだったことなどなかった・・・。


父親は娘の部屋に行くとそっとドアを開けて、小さな声で言いました。


父: もう寝ちゃったかい?
娘: ううん。パパ!


娘は少し泣いているようでした。


父: 今日は長いこと働いていたし、ちょっとイライラしてたんだ・・・。ほら。お前の10ドルだよ。


娘はベットから飛び起きて顔を輝かせました。


娘: ありがとう。パパ!


そして、小さな手を枕の下に入れると数枚の硬貨を取り出しました。父親はちょっとびっくりして言いました。

父: おいおい。もういくらか持ってるじゃないか。
娘: だって足りなかったんだもん。でももう足りたよ。


娘はそう答えた。そして10ドル札と硬貨を父親に差しのべて、


娘: パパ!私20ドル持ってるの。これでパパの1時間を買えるよね?


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アラジン効果

2016.04.12日

一昨日、「マタイ効果」について書きました。
「おおよそ、持っている人は与えられて、いよいよ豊かになるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられるであろう」(マタイ福音書25:29)
という聖書の箇所から命名したもので、
「豊かな者はますます豊かになるが、貧しい者はますます貧しくなる」という社会現象から、音楽やスポーツの才能等など、いろいろな分野にこのことが当てはまります。


これに対して、私は「マタイ効果+α(アルファ)」という考えを提唱しました。
ここで私が述べたのは、マタイ効果は確かに存在するけど、これはどうしようもないことではなく、自分の手で変えることができる、ということです。


また、「魔法のランプ」についても書いたことがあります。
アラジンの魔法のランプのように、真剣に願うことはかなう、といった内容です。


今日ここに書くことは、人間関係における「アラジン効果」です。
「成功の9つのステップ」で有名なジェームス・スキナーさんは、7つ目のステップのところで「思い切った行動」について語っています。
そのひとつの例として、私たちはとかく人にお願いするのを遠慮したり、初めから無理だろうと思い込んであきらめてしまったりして、人にお願いすることを躊躇します。
「聞きもしないであきらめるな」とジェームスは言います。
聞いてみると案外うまくいくことがある、これを「アラジン効果」と彼は呼んでいます。


さて、人間関係において、私たちは人にこうしろ、ああしろ、と命令することがよくあります。
とくに会社などの組織内では上司が部下に、学校では先輩が後輩に、教師が生徒に、家庭では夫が妻に、親が子に、兄姉が弟妹に、と上下関係が存在するところでよく見られます。


親が子どもに向かって注意するときは、ついつい感情が先に出てしまって、怒鳴ったり、叱ったりとなりがちです。
怒鳴られたり、叱られたり、あるいは命令されて嬉しい人はあまりいません。
でも、このようなときに、ひと呼吸おいて冷静に、
「〜してほしいんだけど」
「〜してくれたら嬉しいんだけど」
というふうにお願いに変えると、相手もスムーズにその願い事を聞き入れ、応えてくれるものです。
上の立場にいる人は下の人になかなかお願いしにくいものです。
でも、これが良好な人間関係につながっていくのです。


これもひとつの「アラジン効果」です。


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コミットメント

2016.04.05日

先日来、このブログでディズニーランドの話や「仕事の価値」の中のレジ打ちの女性の話などをいくつかシェアしてきました。
これらの話が私たちの感動を呼ぶのはなぜでしょう。
スタッフのお客様に対するサービス精神もそのとおりですが、突き詰めて言うと、自分の仕事に対する「コミットメント」です。


コミットメント?
日本ではあまり聞きなれない言葉で、知らない人のほうが多いのではないかと思います。
英語の "commitment" は、日本語には訳しにくい言葉です。
英和辞典に載っている訳語を一部挙げると、
「委託、委任、公約、誓約、婚約、義務、責務、責任、かかわり合い、参加、犯行、拘留、投獄...」
これではさっぱりわかりませんよね。
ぴったりした日本語がないので、日本でも「コミットメント」とそのままカタカナ語を使っているのです。


それでは、この「コミットメント」とは何なのでしょう。
ひと言で言うと、「何かに自分自身を捧げる」ことです。
「捧げる」と言うとき、それは中途半端なやり方ではなく、「徹底的に」「心底から」「命がけで」「全身全霊」という捧げ方です。「献身」「全力投球」と言い換えることもできます。


身近なところで、勉強、部活、スポーツ、友人関係、受験、アルバイト、就職、仕事、職場での人間関係、事業、結婚、夫婦関係、子育て、親戚付き合いなどに当てはめてみましょう。
どうですか?
イメージできますか?
学生であれば、「勉強、部活、スポーツ、友人関係、受験、アルバイト、就職」に、社会人ならば「仕事、職場での人間関係、事業、結婚、夫婦関係、子育て、親戚付き合い」などに、自分自身を徹底的に捧げる、命がけで捧げることをイメージしてください。
これで成功しないほうが不思議だとは思いませんか?
逆に、「コミット」(英語の動詞は "commit")して失敗することなど考えられません。


どの世界においても成功する人の割合がほんの数パーセントしかないのは、みんな中途半端で徹底的に「コミット」していないからです。
成功している人はみんなそれぞれの分野で「コミット」しています。
プロのスポーツ選手しかり、音楽家、芸術家、政治家、学者、医者などを見ればよくわかります。
そのほか、大工さんや左官屋さん、ペンキ屋さん、豆腐屋さん、パン屋さんなどを見ても、成功している人はみんな自分の仕事に「コミット」しています。
夫婦関係がうまくいっているカップルは、お互いに「コミット」しています。


Oさんは、将来科学者になるつもりで大学では宇宙地球科学を専攻しました。
ところが大学卒業後、ひょんなことからビジネスの世界に入りました。
何をやってもうまくいかず、貧乏と不幸のどん底で毎日あえいでいました。
いろいろなことを勉強していく中で、Oさんは日本ではまだあまり知られていなかった「ある考え方」に出会います。
彼は直感的に「これだ!」と感じ、これに賭けることにしました。「コミット」する決意をしたのです。
自らのビジネスにこれを応用し、さらにこの「考え方」を日本で普及させるために命をかけることにしました。
今やOさんは、日本のダイレクトマーケティングの世界で第一人者となり、月商何千万円です。
さらに友人や家族にも恵まれ、幸せな家庭生活を送っていらっしゃいます(数年前、塾からディズニーランド遠足に行ったとき、食事の席で偶然にお子様連れのご夫妻にお会いしました)。


Oさんに限らず誰でも、何かに、あるいは誰かに出会ったとき、それ(その人)に「コミット」すれば、必ず、100%成功できます。
「100%成功の鍵」はコミットメントです。
ディズニーランドやリッツ・カールトン・ホテル(「私がとても大切にしていること」)などの成功は、スタッフの仕事に対するコミットメントにあるのです。そして、自分の仕事にコミットしている人自身も、生き甲斐を感じ、最高に幸せになっています。


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才能は大きく開花する

2016.03.06日

中1生のYさんがこの1月に実施された英検で準2級に合格しました。中1での合格は本当に立派です。


つい先日の記事、「日本の中高生の英語力」の中に、
「国公立の中学3年生と高校3年生を対象にした英語力の調査の結果、文科省が目標としている中学卒業時の英検3級程度、そして高校卒業時の準2級(高校中級レベル)〜2級(高校終了程度)の力に対して、下のグラフのような結果が出ました。中3では3級はおろか4級(中2修了程度)〜5級(中1修了程度)レベル。高3では、準2級にははるかに及ばず、大半が3〜5級レベル」
と書いたばかりで、高3生でさえ準2級は難しいのです。


2次面接試験対策をしていたとき、内容があまりにも難しくて、「こんなの日本語でもさっぱり意味がわからない」と言って、涙ぐんで弱気になったこともありました。
でも、「大丈夫。絶対にできるよ」、と言って励ましました。家でも、お兄さんなどご家族から励まされていました。
そして3日前、塾に持ってきてくれた成績表によると、リーディングは4点/5点、Q&A21点/25点、アティテュード(態度)3点/3点で、合計28点/33点 (合格点19点)という素晴らしい結果でした。
幼稚園の年長さんからキッズクラブで英語を学び、努力してこられた成果です。
Yさんは本当に努力家のお手本のような子で、彼女の将来を私はとても楽しみにしています。
これから、中学を卒業するまでに2級合格を目指して勉強する決意でいます。


デール・カーネギーの How to Win Friends and Influence People (邦題『道は開ける』)の朗読CDの中で、人を励ますことの大切さを著者が説いていました。
昔、イタリアのナポリにひとりの少年がいました。家は百姓をしていて貧しかったので、彼は10歳の時すでに工場で働いていました。
少年は将来歌手になりたい、という夢を持っていましたが、最初についた音楽の先生は、「無理。声はよくないし、そのような才能はまったくない」と言ったそうです。
しかし、彼の母親は彼の才能を信じて、息子を音楽学校にやるために靴を買うお金も節約して裸足で働いていたそうです。
母親は息子に「大丈夫。あなたには才能がある」と言い続けました。
そして、そののち彼はその時代を代表する偉大な歌手となりました。彼こそイタリア人オペラ歌手のカルーソ(1873〜1921)です。


イギリスのロンドンに住んでいたひとりの青年は作家になりたいという夢を持っていました。
しかしいくら小説を書いても全部没になり、だれからも認めてもらえませんでした。
彼は人生に失望して自殺を考えました。
卒業した学校の校長先生に手紙を書いて、自分の苦しさを訴えました。
校長は、「あなたには才能がある」と言って彼を励まし、自分の学校の教師として彼を雇いました。
やがて彼はジャーナリストになり、ひとつの作品がひとりの人の目に留まりました。30歳の時のことです。
そののち、彼は小説を書き続けて有名な作家になりました。
彼の名前はH.G.ウェルズ(1866〜1946)。『タイム・マシン』『透明人間』『宇宙戦争』など多くのSF小説を世に残しました。
人の才能はどこで開花するかわからないものです。


私の大好きな作家オグ・マンディーノ(1923〜1996)も、幼少時代に母親から文才を認められ、大きくなったら小説家になろうと決意します。
しかし、書いても書いても作品は売れず、やがて彼はアル中になり、妻子に捨てられます。
そして失望のどん底で自殺しようとしますが、自殺するための銃を買うお金もありません。
冬のある寒い日ふらふらと歩いていた時、ふと気づくと図書館の前に立っていました。暖を取るために中に入り、そこで吸い寄せられるように手に取った本がきっかけで目が開かれ、彼は保険のセールスになります。その保険会社の社内報に彼の書いた記事がひとりの人の目に留まり、出版を勧められます。
彼の処女作『地上最強の商人』はベストセラーになります。オグ・マンディーノの作品は数多く日本語に翻訳されていますが、どれもお薦めです。涙なしに読めません。


子どもたちにはみんな才能があります。無限の才能です。
お父さん、お母さん方、ご自分のお子さんの無限の可能性を信じてあげてください。
そしてほめ、励ましてあげてください。
信じて、努力し続けるなら、才能が大きく開花する時が必ずきます。


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夫婦円満の秘訣

2016.02.23日

「破(わ)れ鍋に綴(と)じ蓋(ぶた)」ということわざがありますが、どんな人でも、その人に似合った、結婚相手がいるというたとえです。
由来は、ひびが入った鍋には、修理をした蓋が合うように、自分に似合った相手と 一緒になるのが、互いにつりあいが取れてうまくいく、ということから生まれたそうです。
「似た者夫婦」というような意味もあります。


あるとき、寝る前に妻が「鍋に蓋」っていう言葉があったかしらと尋ねたので、上のことわざを思い出し、世界三大悪妻の話をしました。
世界三大悪妻は、哲学者ソクラテスの妻クサンティッペ、作曲家モーツァルトの妻コンスタンツェ、作家トルストイの妻ソフィアと言われています。
いずれも後の作り話とも言われていますが、世界三大◯◯というのは人の興味をそそるタイトルです。
ソクラテスは独身の男性に結婚について尋ねられたとき、次のように答えたとのこと。
「ぜひ結婚しなさい。よい妻を持てば幸せになれる。悪い妻を持てば私のように哲学者になれる」。
またあるとき、クサンティッペがソクラテスに次のように言ったそうです。
「屁理屈ばかり言っていないで働きなさい」。
ところがソクラテスはまったくそれに動じないので、妻は彼に頭から水をぶっかけました。
するとソクラテスはすました顔で、
「雷の後の雨はつきものだ」と言ったといいます。
この話をしたら、妻が吹き出して大笑いしました。


本当に結婚というのは、いい結婚をすると幸せになれますが、下手な結婚をして不幸になるぐらいならしないほうがましです。まあ、哲学者にはなれるかもしれませんが。
私は幸いなことに哲学者にはなりませんでした。


妻は私によく言います。
「私たちは本当に似た者夫婦ね」。
実際、物事の考え方や感じ方、価値観がとても似通っています。
ですからいろいろなことに一緒に感動し、一緒に泣き、一緒に喜び、一緒に大笑いします。
結婚してからだんだんそのようになってきたようです。
まさに「破れ鍋に綴じ蓋」です。
自営業をやっていることもあって、妻と私はそれこそ朝から晩までほとんどずっと一緒です。
「亭主元気で留守がいい」というテレビCMが昔流行ったことがありますが、妻は「留守は困る」と言います。まあ、「アッシーくん」になったりなど、何かと便利屋さん的な要素もあるからかもしれませんが(笑)。


私たちが結婚する直前に離婚したオーストラリア人の友人から素晴らしいアドバイスをいただきました。
「いつまでも友達同士でいること。これが幸せな結婚生活を続けるコツよ」と。
私たちは、このアドバイスに忠実に従ってきました。
ですから、結婚してもうすぐ34年になるのに、いまだに友達同士のような感じで、毎日新鮮です。
上のアドバイスをくれた友人も再婚して、以来とても幸せな結婚生活を送っています。
日本では、夫婦は空気のような存在だ、とよく言いますが、いるかいないか分からないような存在ではなく、空気のようになくてはならない存在で、お互いに意識して、相手をいたわり合い、支え合う、「破れ鍋に綴じ蓋」のようにお互いに補い合うことが大切なのではないでしょうか。
1年に1日、2月2日の「夫婦の日」だけ良い夫婦になるのではなく、1年365日よい夫婦でいることが、一番のいい子ども教育にもなります。


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幸せだなぁ、ぼくは

2016.02.17日

今月初めから幼稚園年長さんのMちゃんがガウディアに入会して通ってくれています。
お母さんの隣りにちょこんと座って、小学1年生の算数と国語をお勉強しています。
年長さんにとって1時間のお勉強はさぞかし辛いかと思いきや、なんとMちゃんは楽しくて仕方がないのです。1時間はMちゃんにとってあっという間です。


週に2日来るのですが、毎回新しいことを学ぶのが楽しい様子で、その反応が私にビンビンと伝わってきます。
しかも、まるで渇いた地に水が浸み込むかのように、学んだことをどんどん吸収していきます。
塾に来ない日の宿題も、きちんと全部こなしてきます。ですから、進むのがとても速いのです。
算数では繰り上がりの2桁足す1桁のたし算やひき算も、ほとんど見た瞬間にパッパと解いていきます。
単純な計算問題は退屈なようで、ちょっとひねった文章題や考えなければならない問題の方が楽しいようです。
国語では、毎回学ぶ新しい漢字や言葉、「てにをは」などの助詞や主語・述語などの文法をどんどん身につけていきます。
漢字の意味や成り立ちなどを教えると、それも全部すぐに理解して覚えます。
漢字の書き順で、ついうっかり間違えると、自分ですぐに気づき、「あっ」と言ってニコッとしてすぐに書き直します。
幼いのにこんなに勉強大好きな子どもは、正直これまでで初めてです。
Mちゃんに会うのが毎週の楽しみになっています。
とても素直で、ご挨拶やお礼もしっかり言えて礼儀正しく、もう可愛くて仕方ありません。


以前このブログの「□+2=5」の記事に書いた小学1年生のYちゃんは、まだまだ気分屋さんで調子のいい時と悪い時があって、私を手こずらせます。
でも、ついこの前まで指を使って計算していたのに、いつの間にか指を使わずにかかなり速く計算できるようになってきました。
わがままで、おてんば、ちょっとやんちゃなYちゃんですが、やはり可愛くて仕方ありません。


1年前の記事、「弁護士」の中に登場した現在小6のAちゃんも、教えることをどんどん吸収する子で、先日は父母会にお母さんと一緒に来てくれたのですが、お母さんからAちゃんの人生がアカデミーに来て変わった、とまさに教師冥利に尽きるお言葉をいただき、感激しました。このAちゃんも可愛くて仕方ない子です。
来月から引き続き中学生クラスに来てくれますが、これから3年間の成長が楽しみです。


幼稚園年長さんから通っている現在中1のYちゃんとHちゃんは、この日曜日にそれぞれ英検準2級と3級の2次面接試験を受けるのですが、今その特訓をしています。ちょっと難しいのにチャレンジしているため時々自信喪失したりしますが、このふたりも長年のお付き合いで、やはり可愛くて仕方ありません。


今年卒塾する現中3の生徒たちはみんなとても仲のいい仲間で、とくに1年間指導した特進クラスの生徒たちには親しみを感じ、我が子のように可愛いです。昨日が入試日だったのですが、朝目が覚めるなり、そしてその後も1日中何度も、生徒一人ひとりの名前を挙げて実力が発揮できるようお祈りしました。


また、卒塾生で現在高2のUくんが、この6月に英検準1級を受けるので特訓して欲しいと言って、この2月から塾に戻ってきたのですが、この子も可愛い。覚えることばかりで苦労していますが、いつもニコニコしながら頑張っています。


今から30年近く前、英会話学校を始めたときの第1期生であるFくんは小学5年生のときに妹さんと一緒に入会。
お母さんも同時に成人英会話クラスに入会し、以来長年にわたって学んでくださいました。そのお母さんと3か月ぐらい前にお電話でお話しする機会があったのですが、「先生のお仕事は本当に素晴らしいですね。いつも最高のお仕事だと思っています」と言っていただき、自分でもこの仕事の素晴らしさをこのときひしひしと感じ、心より感謝しました。


毎日毎日、可愛くて仕方がない生徒たちと接することができて、加山雄三じゃありませんが、「幸せだなぁー!」とつい口に出てくる今日この頃です。


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魔法の言葉

2016.02.11日


人見知りで、いつも父の背中に隠れているような子どもでした。そんな私に、人前に出るきっかけを与えてくれたのが、愛知県岡崎市立矢作西小学校6年の時の担任だった筒井博善先生(故人)。当時50歳代後半で、一人ひとりの児童によく目配りしてくださる先生でした。
 新学年が始まって間もない音楽の授業。ピアノが苦手な先生は、「代わりに弾いてくれないか」と私を指名しました。「できません」と何度も断ったのに、先生は「絶対にできるから、やってみなさい」と励ましてくれました。両親から音楽の先生を目指していることを聞き、引っ込み思案な私に活躍の場を与えてくれたのでしょう。
 学芸会でも、準主役のお姫様の役をくださいました。その時も「できるよ」と背中を押してくれました。とても恥ずかしかったけれども、大勢の前で演じる喜びも味わいました。
 先生が体調を崩して2〜3週間入院したことがありました。退院して登校した日の朝の光景が、今も忘れられません。職員室に駆けつけ、窓の前にひしめき合いながらクラス全員で先生の姿を探しました。振り向いた先生が笑いかけてくれた時、涙が出るほどうれしかったのを覚えています。
 それまでは「どうせダメだから」とあきらめがちだったのに、先生に「できるよ」と言われると、「ひょっとしてできるかも」と自信が湧いてくる。私にとって「魔法の言葉」でした。先生に出会わなければ、人前で自分の音楽を聴いてもらうシンガー・ソングライターを目指すこともなかったかもしれません。

(2013年7月1日付 読売新聞 インタビュー 「私の先生」より)


シンガーソングライター、岡村孝子さんにとって、人生を変えた「魔法の言葉」は、小学6年の時の担任教師の「できるよ」でした。
私も教育関連の仕事に携わって足かけ40年。この間、この「できるよ」の魔法の言葉を何回使ってきたことか。
生徒は頭から「無理」と言うのですが、それを説得して自信を持たせ、背中を押してきた結果、英検・漢検・数検などの検定試験を始め、高校・大学受験でも、また就職において、人間関係の修復などにおいても、この魔法の言葉が数え切れないほど実現してきました。そして、これらの体験をこのブログに数多く記してきました。


私自身もそうでしたが、人間というものは基本的には否定的・消極的な考えが支配していることが多いようです。
そのような中で、学校や塾の先生、親、友達などの「できるよ」のようなちょっとした励ましの言葉が「魔法の言葉」になることは古今東西よく知られていますし、それを体験してきた方も読者の中にきっとたくさんいらっしゃることと思います。


皆さんの、お子さんや兄弟姉妹、夫や妻、親、友達あるいは生徒や先生、会社の同僚や上司、部下を含め、あらゆる人間関係において、その人を生かす「魔法の言葉」は考えてみればいくらでも見つかります。
「夫婦の間のあいうえお」シリーズや「子育てのあいうえお」シリーズなどをぜひ日々の生活の中で実践していただければと思います。
その逆の、人をつぶす「悪魔の言葉」(「子育て禁句のあいうえお」など)は子育てだけでなく、あらゆる人間関係においてできる限り使わないようにしましょうね。


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象でもできるんだゾウ!

2016.02.06日
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心身の健康のためには、食事、運動、睡眠が大切である、とよく言います。
そこで、体に良いからと言って、植物性タンパクや食物繊維ばかり摂って、動物タンパクを一切摂らない人がいます。また、その逆の人もいます。


運動がいいからと言って、過激な運動をして体を壊す人がいます。
睡眠が大切と言って、1日に10時間も、あるいはそれ以上も眠ると、これは心身に良いわけありません。


勉強が頭にいいからと言って、もしも食事を摂らず、睡眠も削って勉強ばかりやっていたら、頭にも体にも精神にも良くないでしょう。


子育てや夫婦関係、その他の人間関係において、思いやり、優しさが大切だ、と言って、いつもそのことばかり考えて周りの人に気を遣ってばかりいたら、自分の健康を害してしまうことになりかねません。


バランスが人生の鍵です。


「象でもできるんだゾウ!」
と、上の写真の象が言っているかどうかはわかりませんが、私たちもこの象に倣って人生のさまざまな分野でバランスを取ることを意識してみましょう。これは私が今、心がけていることです。
心身ともに健康になるだけでなく、人生、生きるのがうんと楽になります。


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金を残す者、人を残す者

2016.01.31日

「金を残す者は下、仕事を残す者は中、人を残す者は上」
これは去年の「ノーベル生理学賞・医学賞受賞の大村智氏」のお好きな言葉です。


調べてみたら、後藤新平(1857年7月24日−1929年4月13日、日本の医師・官僚・政治家)が倒れる日に残した言葉で
「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ」
の引用でした。
後藤新平は、医師、満鉄総裁、拓殖大学学長、逓信大臣、内務大臣、外務大臣などを歴任した人物です。


「下」「中」「上」というのは昔の人の言い方で、ちょっと差別的な響きがあり、私はあまり好きではありませんが、今風に言えば、「ダメ」「まあまあ」「ベリーグッド!」といった感じでしょうか。


この世の中、多くの人がお金を残すことに汲々としているのに、後藤新平が言った、
「金を残して死ぬ者は下」
はまことに的を射た教えです。
しかし、良い仕事を残すことは尊いことと普通考えられるのに、
「仕事を残して死ぬ者は中」
と言っているところが偉大だと思います。
確かに、お金よりも、仕事よりも、何よりも尊いのは「人作り」です。


かつてアメリカの国力が強大だったのは、まさにその人材の層の厚さによるものでした。
そして、日本の高度経済成長期もしかり。
人が国力の原動力となっていたのです。


しかし、「人作り」というとき、ただ単に子供の数で終わっていてはいけません。
また、教育を言う場合でも、それがこれまでのような暗記中心の知識偏重、学歴、資格取得を目的とするような薄っぺらい教育では、真の国力増強にはつながりません。


さらに「国力」のためだけに人材育成、教育をすると言うのもまだまだです。
それだとまるで国のために人を利用しようとしているかのようです。実際のところ、そのような目的で子供を産むことを奨励し、一種の洗脳教育のようなことをやっている国もあります。
それも教育の一面ではあるのでしょうが、それが最終目的ではないのではないかと思うのです。


親が子供を産むとき、決してお国のためなどとは思っていないはずです。
子どもに対する親の愛情があり、幸せになってもらいたいという願いを込めて産み、育てているでしょう。
親が子どもの教育に時間と労力とお金をかけるのは、子どもに豊かな人生を歩んでほしいと願っているからです。
でも「豊かさ」は決して物質・金銭的な豊かさだけを指すのではなく、精神面での豊かさを親なら一番に考えているはずです。なぜなら、「金銭的な豊かさイコール幸せ」でないことは、みんな直感的に、経験的に知っているからです。


そして、そのような心身ともに健全で豊かな、幸せな人生を歩めるよう手助けするのが、教育の一番の目的であり、それがひいては国力の増強にもつながるのではないでしょうか。


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釘を打ちつけ、そして引き抜く

2016.01.24日
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娘がほかの子どもに対していじわるなことを言って傷つけたことを責められたとき、娘はすぐに謝りたいと泣いて言ってきました。
それはそれでいいことなのですが、謝ればいつでも問題が解決するわけではないということを、私は娘に学んでもらいたいと思いました。


そこで、2年前に9歳のウィルという少年の父親が母親を捨てた話を娘にしました。
ウィルは、怒ってよく他の子にひどい言葉を浴びせかけていました。
彼は一度は母親に、「お父さんがお母さんを捨てたわけがわかるよ」とまで言いました。
ウィルのひどい言葉に耐えられなくなったお母さんはその夏、ウィルをおじいちゃんとおばあちゃんのところにやりました。


ウィルが自分をコントロールできるようにするためにおじいさんが考えた戦略は、彼がいじわるなことや人を不快にさせるようなことを言うたびに、ガレージに行って10センチ角の板に5センチの釘を打ちつけさせることでした。
小さな子どもにとって、これはとても骨の折れる仕事でした。でもおじいさんは、釘が板を打ち貫くまではウィルを戻ってこさせませんでした。
ガレージに10回ぐらい行ったところで、ウィルは自分の言う言葉にこれまで以上に気をつけるようになってきていました。
とうとう、彼は自分の言ったことに対して謝るようにさえなりました。


おばあさんが介入してきたのはそのときのことです。
おばあさんはウィルに釘をいっぱい打ちつけた板を持ってこさせ、その釘を全部引き抜くように言いました。
これは釘を打ちつけるよりもずっと大変な作業でした。でも、苦労したあげく、彼は釘を全部引き抜きました。
おばあさんはウィルを抱きしめて言いました。
「おばあちゃんはお前が謝ってくれて、もちろん嬉しいよ。おばあちゃんはお前を愛しているから許してあげる。でも、謝るというのはちょうど打ちつけた釘の1本を抜くのと同じようなことだということを知ってもらいたいの。
ほら、この板を見てごらん。穴が開いたままでしょ。板は元には戻らないのよ。
お前のお父さんがお前の心に穴を開けたことはよくわかっているわ。でも、どうかほかの人の心にまで穴を開けないでおくれ。お前はそんなちっぽけな人間じゃないでしょう」


4年生のクラスを受け持つひとりの先生が、つい最近私に言ってくれました。彼女は新学期の初めに生徒たちにこの話をし、そして1年をとおしてこの話を繰り返し聞かせたというのです。
生徒がいじわるなことを言ったりしたりすると、彼女はその生徒に尋ねました。
「あなたはだれかに釘を打ちつけたの?それからその釘を引き抜いたの?」


生徒たちは先生が何を言わんとしているのかちゃんと理解していて、また自分たちのしたことが間違っていたということをみんな認めていたそうです。もし、先生が生徒に「何をしたの?」と尋ねていたなら、みんなほかの子のせいにして互いに責め合うことを繰り返していたでしょう。
また、謝られた生徒たちが考えもせずに「いいよ」と言ってはいけないと、先生は生徒たちに教えました。なぜなら、自分の身にされたことは決して「良くない」し、たとえ口で「いいよ」と言っていても、心の中では当然のことながら「いい」とは思っていないからです。
そこで、先生はクラスの生徒たちに、「いいよ」と言う代わりに、「謝ってくれてありがとう」とか「許してあげるよ」と言うことを教えました。


先生はまた、教室の外で起きる家族間の難しい問題を生徒に理解させるためにもこの話を使いました。
彼女は言いました。「子どもの心に打ちつけた釘を一生引き抜かない大人もいるわ。でも、他の人に自分の人生を支配させないで、自分の力で人生を生きていくために、打たれた釘を自分で抜く力は誰にもあるのよ」と。
先生は私に言いました。「この話は単純明快です。でも、伝えているメッセージは強烈です。とくに、『あなたはそんなちっぽけな人間じゃないでしょう!』という言葉をあとに続けると。
とどのつまり、人の品性がものを言うのです。


マイケル・ジョゼフソン(キリスト教牧師)
(訳:舟田譲二)


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0.1%が生み出す違い

2016.01.04日

昨日の記事、「好きこそ物の上手なれ」で予告しましたように、今日のが本編です。


記事中、「1.01の法則、0.99の法則」の画像がありました。
一昨年の入塾説明会の折、参加された一人の方が、部屋の壁にあったこの貼り紙を見て、これはどういう意味かと質問されました。
私は、
「これは、ある小学校の校長室に貼ってあったものです。
普通だったら1のところ、1日に1%の努力を積み重ねていくと、1年後にそれは37.8にもなる。
一方、1%力を抜いていくと、1年後に0.03になってしまう。
つまり、こつこつ努力すれば、やがて大きな力となるけれど、少しずつさぼればやがて力がなくなる、という意味です」
と答えましたが、その方は今ひとつ納得いかない表情で、私はちょっと説明が下手だったな、と反省しました。
しかし、この方のお嬢さんがこのとき中学1年生で入塾され、今中2ですが、あのときのメッセージが伝わったのか、本当にすごい努力家になり、嬉しいことに成績はどんどん上がって、今や学年で1〜2位を争うトップクラス。志望校もそれに応じて上げてきました。


さて、私はその後、上の貼り紙の意味をよくよく考えました。
「なぜ1.01が努力を重ねれば37.8になるのだろう」と。
そしてわかりました。
昨日よりも今日、目に見えないほどのほんのわずかな1%の努力をし、明日も今日よりもさらに1%の努力、というふうに積み重ねていくと、銀行の利息の複利と同じで、利子が利子を生み、どんどん大きくなっていくのです。


でも1%という努力を毎日積み重ねるのは大変なことです。そこで、それをもっと現実的な0.1%で計算してみました。
昨日の力を1とし、今日はそれに0.1%(0.001)上乗せすると1.001。明日、さらにそれに0.1%上乗せすると1.002001、明後日は1.003003001とほんの少しずつ増えていきます。これは目に見えないほどの小さな増え方です。1週間後はこんな感じです。


1week.jpg


しかし、計算してみると、日数が増えていくに従って加速度的に増えていき、1年後には1.001の365乗で1.440251313429578となり、なんと1年前の44%も増えたことになるのです。


calc.jpg


10年後には3840.465で、もとの3840倍というとてつもない数字になります。
これをグラフに表すとこのようになります。


10years.jpg


逆に、昨日よりも0.1%さぼると、1年後には0.999の365乗で0.6940698870404745…。すなわち、30.6%も力がダウンしたことになります。


校長室の貼り紙の数字は1%でしたが、もっと目立たない0.1%という小さな変化でも、これほど大きな差を生み出すのです。


これこそ私がこれまでこのブログで繰り返し述べてきた「1万時間の壁」「成績を上げるには」などの論理なのです。
今、話題になっているフィギュアスケートの羽生結弦のような練習の鬼のプロになると、こんな感じです。


20years.jpg


今日は1月4日。
「一年の計は元旦にあり」とよく言いますが、三が日休んで今日からスタートです。
そして、ここで大切なのが、一昨日の記事、「あなたの今年の計画は?」の中でご紹介した、計画を具体的に書き出すことです。


さあ、あなたは勉強か仕事、人間関係、子育て、健康作り、趣味...、どの分野でこの複利の原則を実践してみますか?


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人は心の中で考えることを

2015.12.17日

つい先日、車を運転していてとても怖い状況に遭遇しました。
右折しようとして指示器を出して止まっていました。
そこへ対向車が左レーンを走ってきて、私が曲がろうとしている右の道路から出ようとしている車を先に通そうとして止まりました。
ところが、右レーンを走ってきた対向車が横を通り抜けようとしたため、道路から出てきた車とぶつかりそうになったのです。
私は危険を事前に察知し、右レーンを猛スピードで走ってきた車にヘッドライトをちかちかさせてクラクションを鳴らして知らせたのですが、その車は突っ切って走り抜けていきました。右の道路から出てきた車が危機一髪のところで急停止したため幸い事故は避けられました。
しかし万一、事故が起きていたら、私の車に衝突した2台の車が突っ込んできて、こちらも大破、重症もしくは重体、あるいは最悪死亡ということだってあり得ました。
そう考えると正直ぞーっとしました。


昨日も、目の前の交差点を赤信号なのに突っ込んでいく車があり、一歩間違えば車同士の事故、または人身事故にもつながっていたかもしれません。


赤信号を無視する車の運転手というのは、交差点に近づいている時、横断歩道の点滅している青信号を、そして黄色に変わった信号を見ていながら初めから突っ切って行くことを心に決めています。


同様に、万引きや窃盗、盗撮、痴漢などの犯罪行為をする人も、「つい魔が差した」ということをよく言いますが、実際には初めからそれをしようと心の中で決めています。


以前、「頭の中にあることは」という記事を書きましたが、その中に下の有名な聖書の言葉を引用しました。
"As a man thinks in his heart, so is he." (箴言23:7)
日本語訳は「彼は、心の内では勘定づくだから」(新改訳)と、分かりにくい表現になっていますが、言わんとしていることは、
「人は心に考えるような人になる」
ということです。


この言葉を少し変えると次のようになります。
"As a man thinks in his heart, so does he."
「人は心に考えることをする」


マザー・テレサの次の言葉にも通じます。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。


冒頭に挙げたケースはネガティブなものですが、その逆も真なりで、いいことを考えていたら、それは言葉になり、行動に、習慣に、性格に、そして運命にもつながっていきます。
これも延々とつながっているひものようなもので、いわゆる「ひも理論」(「新超ひも理論」)です。


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押してダメなら

2015.12.15日

「押してダメなら引いてみろ」
とよく言います。
もともとは、ドアを開けようとしていくら押しても開かないので、変だなと思って試しに引いてみたら開いた、などというところから始まった表現ですが、似たような体験をほとんどの方が一度や二度ならずしていることでしょう。
これはいろいろな場に当てはめることができます。
よく言われるのが「恋愛」のケースで、「好きだ、好きだ」と押しても見向きもしてもらえなかったのが、一旦身を引いてみたら、相手から自分の方にやってきた、などというような場合で、恋愛の悩みごとで相談を受けたときにみんなよくやるアドバイスです。


これはドアや恋愛などだけでなく、本当にいろいろな場合に当てはめることができる普遍的な教訓です。
人間(親子)関係において、人に自分の考えを押しつける傾向のある人は、ちょっと引いて待ち構え、相手が出てくるのを待つのもいい手です。
勉強や仕事、スポーツなどにおいて、これまでのやり方でうまくいかなかったので、アプローチを変えてやってみたら意外とうまくいったということもよくあります。


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先日、塾で英語のクラスや英検、模試のリスニングなどに使っていたCDラジカセが電源が入らなくなったので、新しいのを買いました。
古いものを捨てようとしてしたのですが、ものは試し、とラジカセをポンっと叩いてみたところなんと電源が入り、また使えるようになったのです。
それで、家にあった別のラジカセでやはり電源が入らず捨てるつもりだったものを念のためと同じように叩いてみたら、これも電源が入って復活!
壊れたと思って捨てる前に、叩いて試す、という新しい方法を発見しましたが、これも「押してダメなら引いてみろ」の応用のようなものです。
ぜひ試してみてください。


ただし、壊れたかのように見える子ども(あるいは夫や妻)の頭を叩いたらもっとひどく壊れてしまうので、これは厳禁です。


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ノーベル賞学者が教える子の能力の伸ばし方

2015.12.14日
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アメリカのノーベル経済学受賞者の経済学博士、ジェームズ・ヘックマン氏が主張される費用対効果の高い幼児教育の勧め。
以下は昨日の東洋経済ONLINEよりの転載です。


「幼児教育」が人生を変える、これだけの証拠


親も国も、子供の教育が重要だということはわかっている。では、子供が何歳のときにどんな教育をすれば効果的なのか、そもそも人生の成功にはどんな力が必要なのかを聞かれて、答えられるだろうか。40年以上にわたる追跡調査から、5歳までの教育がやる気や忍耐力を伸ばし人生を変えることを、ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授が、著書『幼児教育の経済学』の中から明らかにする。


子供の教育においては、学校教育や学力が重視されがちである。そのため、教師の数を増やしたり、職業訓練を充実させたりといった学校入学後のさまざまな取り組みが注目されてきた。
しかし、現在、行われている職業訓練プログラムや、貧困層の成人に対する教育プログラムは、経済的効果が少ない。一方、近年のさまざまな研究から、就学前の教育が最も効率的であることがわかってきた。脳科学の知見からも、学校に入ってからでなく、幼少期での働きかけが重要であることがわかっている。


本日は、40年にわたる追跡調査から、幼少期での教育が学力以外にも好影響をもたらし、人生を変えるということをお話ししよう。


恵まれない子供の幼少期の環境を充実させる数々の研究では、家庭環境の強化が子供の成長ぶりを改善することを示し、改善の経路として非認知的スキルの役割が重要であることが示されている。非認知的スキルとは、肉体的・精神的健康や、忍耐力、やる気、自信、協調性といった社会的・情動的性質である。

最も信頼できるデータは、恵まれない家庭の子供を対象に、幼少期の環境を実質的に改善した複数の研究から得られた。中でもペリー就学前プロジェクト、アベセダリアンプロジェクトという2つの研究は、無作為割り当てを使用し、子供が成人するまで追跡調査したことから、極めて意義深い。


幼少期の教育は、学力だけでなく忍耐力も高める


これらの研究では、幼少期の環境を豊かにすることが認知的スキル(IQテストや学力検査などによって測定される能力)と非認知的スキルの両方に影響を与え、学業や働きぶりや社会的行動に肯定的な結果をもたらすことが示された。しかも、そうした効果はずっと後まで継続する。


ペリー就学前プロジェクトは、1962年から1967年にミシガン州で、低所得のアフリカ系58世帯の子供を対象に実施された。就学前の幼児に対して、午前中に毎日2時間半ずつ教室での授業を受けさせ、さらに週に1度は教師が各家庭を訪問して90分間の指導をした。


指導内容は子供の年齢と能力に応じて調整され、非認知的特質を育てることに重点を置いて、子供の自発性を大切にする活動を中心としていた。教師は子供が自分で考えた遊びを実践し、毎日復習するように促した。復習は集団で行い、子供たちに重要な社会的スキルを教えた。就学前教育は30週間続けられた。そして、就学前教育の終了後、これを受けた子供と受けなかった対照グループの子供を、40歳まで追跡調査した。


アベセダリアンプロジェクトは、1972年から1977年に生まれた、リスク指数の高い家庭の恵まれない子供111人を対象に実施された。実験開始時の対象者の平均年齢は生後4.4カ月だった。プログラムは年間を通じて行われ、子供が8歳になるまで継続された。子供たちは21歳まで継続して調査され、30歳時点の追跡調査が2012年初めに実施された。


ペリー就学前プロジェクトでもアベセダリアンプロジェクトでも、実験グループの子供が対照グルーブの子供と比較してよい結果を得るというのが一貫したパターンだった。ペリー就学前プロジェクトの被験者になった子供は、当初はIQが高くなったが、その効果はしだいに薄れて、介入が終了して4年経つとすっかり消えた。


IQを高める効果が小さいことについては、ほかの研究でも認められた。だが、IQ以外の主要な効果は継続し、非認知能力の向上もそのひとつだった。IQテストの結果は変わりなかったものの、14歳の時点で学力検査をしたところ、就学前教育を受けた子供は受けなかった子供よりも学校へ行っている率が高く、より多くを学んでいたことから成績がよかった。さまざまな社会行動についても、よい影響が見られた。

最終的な追跡調査(ペリー就学前プロジェクトでは40歳、アベセダリアンプロジェクトでは30歳)では、就学前教育を受けた子供は、受けなかった子供よりも学力検査の成績がよく、学歴が高く、特別支援教育の対象者が少なく、収入が多く、持ち家率が高く、生活保護受給率や逮捕者率が低かった。

ペリー就学前プロジェクトの利益(費用1ドル当たりの年間利益)の率は6%から10%と見積もられる(第2次世界大戦後から2008年までの株式の配当5.8%よりも多い)。この見積もりは、このところ考慮されるようになった心と体の健康がもたらす経済的利益を含んでいないので、控えめな数字である。


成功のカギは、幼少期の働きかけの質にある


幼少期の教育を上手に実行することは、大きな利益をもたらす可能性がある。ではもっと後になってからの介入ではどうだろう? 実のところ、子供が成人後に成功するかどうかは幼少期の介入の質に大きく影響される。

スキルがスキルをもたらし、能力が将来の能力を育てるのだ。幼少期に認知力や社会性や情動の各方面の能力を幅広く身に付けることは、その後の学習をより効率的にし、それによって学習することがより簡単になり、継続しやすくなる。

そして、幼少期の介入は少なくとも、もうひとつの重要な特質を持っている。大半の社会政策を悩ます公平性と効率性との二律背反関係がほぼ存在せず、損失は利益を上回らない。幼少期の介入は経済的効率性を促進し、生涯にわたる不平等を低減する。

恵まれない環境で幼少期にきちんとした基礎的なスキルを育成しないままに思春期になってしまうと、状況を改善しようとする介入(公的な職業訓練プログラムや成人への教育プログラムなど)は、公平性と効率性の二律背反関係に直面してしまう。そして、思春期の介入は、経済的効率性の点から正当化するのが困難であり、一般に収益率が低い。

それとは対照的に、幼少期に投資を集中し、その後の投資でフォローアップすれば、公平性と効率性の両方を達成できるのだ。


共訳者、大竹文雄氏のインタビュー記事「就学前教育の投資効果から見た幼児教育の意義」もご参考ください。


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お受験ゲーム

2015.12.05日

昨日のフジテレビ系「ノンストップ!」に、息子3人を灘高校から東大理V(医学部)に合格させて、「カリスマお受験ママ」と呼ばれる佐藤亮子さんがゲストとして登場し、著書『受験は母親が9割』の中で展開しておられる持論を披露されました。


佐藤さんがおっしゃっている「母親が9割」は、母親が子どもの受験のお膳立て、サポートを9割する、といった意味で、その中には、次のようなものが含まれます。
◎問題集を準備
母親がセンター試験の過去25年分が載っている問題集(赤本)を買ってきて、それを細かく年度、科目ごとに裁断して再製本、解答集も別に作成してインデックスをつける。また、ときどき書店に行って、一人ひとりの子どもに合いそうな問題集を見つけて買って与える。
◎一日の勉強のリストアップ
今日やらなければいけない事を箇条書きにする。
◎スケジュール管理
◎タイマーを使い時間管理
食事の時間もタイマーで管理
◎テストのヤマを張る


生活面でのサポートとしては、忘れ物がないよう学校の準備、朝は起こして靴下をはかせ、塾への送り迎えをし、家のお手伝いはさせない等など。


これではもうまるで、子どもの受験というよりも、母親の受験のようです。
子どもはレールを敷かれて、その上を楽して進む。
現に佐藤さんは、子どもの受験勉強を手伝うのが楽しかった、とおっしゃっていましたが、まさにお母さんのお受験ゲームです。
母親がこれぐらいの手間暇かけないと、受験は乗り越えられないと言います。
出演者の中にはこの話を聞いていて「学問」という言葉を使っている人がいましたが、こんなのは学問でも何でもありません。


親たちの悩みで一番多い「反抗期で勉強しない。どうしたらいいか?」という質問に対して佐藤さん答えは、「反抗期が来ないように育てた」というもの。


出演者の大半が佐藤さんの「お受験」教育論、反抗期を作らない子育て法などに対して批判的。
とくにタレントのカンニング竹山さんは、かなり痛烈に批判し、
「お子さんはまだ24歳ぐらいで、医者になってトラブル起こすか、立派になるかはわかならい。極端に言えば60歳で答えが出るかもしれない」
と、佐藤さんの持論への反論を展開しました。
この考えはある意味正論で、佐藤さんのこれまでの子育て法やお受験ゲームが将来どのように発展していくか、今のところだれにも分かりません。しかし、「ひも」のようにつながっていくのは間違いありません。


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頭を良くする方法

2015.11.27日

昨日、ネットサーフィンしていて偶然、下のサイトに出合いました。
いいえ、偶然じゃないです(「偶然、たまたま」「再び『偶然、たまたま』?」)。これも実はちゃんと「ひも」でつながっています。


■頭の回転が速い人に共通する10の特徴
1.早口で話したり話の展開が速い
2.つい人の話をまとめたくなってしまう
3.人の言いたいことをすぐに理解できる
4.知識があることをおおっぴらにしない
5.なにごとにおいても決断がはやい
6.仕事もプライベートも要領よくこなす
7.仕事をするときのペースも速い
8.人間関係を瞬時に見抜くことができる
9.記憶力がよく昔のことも覚えている
10.好奇心が旺盛でなにごとにもWHYではじまる


■新しい言語の学習が年齢に関係なく脳を構造的に強化することが明らかに
多言語を勉強することで「脳力」が鍛えられ、認知症防止にもつながるという研究結果が発表されていますが、母国語以外の言語を学習することは、年齢に関係なく物理的に脳の構造に変化を与えて、脳の機能を向上させることが新たにペンシルベニア州立大学の研究によって明らかになりました。


ペンシルベニア州立大学の心理学・言語学・情報科学・テクノロジー学部のピン・リー教授の研究によると、母国語以外の言語学習が、学習者の脳内ネットワークを構造的・機能的に強化させることが判明しました。リー教授は「第二言語の学習は脳の特定エリアを使用するため、脳を強化させたり、成長させたりする『脳の体操』のような効果があるのです」と話しています。


リー教授の研究チームは、英語を母国語とする39人のイングリッシュスピーカーを集めて、半数の参加者に6週間にわたって中国語のボキャブラリー学習を行わせるという脳の研究を実施しました。新しい語彙を学習したチームは、学習を行わなかったチームに比べて学習した語彙を覚えるまでの目的達成率が高くなっており、脳内ネットワークが強化されていることが判明。「新しい言語を学習する」というタスクが、脳の柔軟性と効率性を上昇させるのに適した作業であるということが分かりました。


また、学習開始前と開始後に参加者たちの脳をMRIでスキャンしたところ、脳内ネットワークをつなぐ神経が学習前に比べて物理的に発達していたとのこと。また、この効果は学習者の年齢に関係なく得ることができることも分かっています。リー教授は「最も興味深い発見は、従来の研究に反して脳は我々が考えていたよりも柔軟だったことです。また、新言語の学習が人々に『美しい老化』をもたらすかもしれません」と話しています。
「知らないと損!!手軽にできる頭の回転をよくする方法とは」より抜粋)


上に引用したことは、これまで「学院長 元気の出るブログ」で繰り返し述べてきたことと合致しています。
これらもすべて「勉強のひも」によってつながっています。


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頭のいい子を育てたかったらまず...

2015.11.25日

今年の4月に行われた全国学力テストの結果、上位4県は秋田・富山・石川・福井県でした。
その理由がいろいろと考えられていますが、ひとつは生徒たちの生活習慣によるようです。
一般的にこれらの県の子どもたちは夜遅くまでゲームをしていず、早寝し、その結果朝早起きして朝食をしっかり摂っているから、脳に十分な栄養が行きわたっているというのです。
頭に一番いいのは、詰め込み式の勉強でもなければ、長い時間の特訓でもありません。脳の栄養の源となる食事です。
それを裏打ちするかのような記事が昨日の新聞に載っていました。少し長くなりますが、とても大切なことなので全文引用します。


仕送りが減り学生が食費を節約する傾向がある中、食生活の改善に取り組む大学が増えている。朝食を100円で提供したり、弁当作りを通して自炊の習慣をつけさせたり。生活を支援して優秀な学生を育てるのが狙いだ。(吉田尚大)


 「いつも朝は何を食べる?」
 「時間がないから、すぐ食べられるバターロールとか」


 同志社大学今出川キャンパス(京都市)の学生食堂で10月下旬、学生が話しながら朝食を取っていた。
 同大は4月から、毎週火曜日の朝、朝食150食を提供している。卒業生で作る校友会が「一人暮らしの後輩を応援したい」と補助しており、1食100円だ。この日のメニューは「京都産の野菜を使った富山のサケの甘酢あん」。1年生の藤田香織さん(19)は、「仕送りとアルバイトで生活しているので、100円という値段はうれしい」と、ご飯をほお張っていた。
 学生生活課長の久山喜久雄さんは「朝食を抜いている学生は多い。お金をかけないで朝食を取り、充実した一日を始めてほしい」と話す。


 朝食を提供する大学は増えており、立命館大学(京都市)では毎日約1000人が利用する。
 一方、明治大学(東京)は10月、午後4時から、サンドイッチなどの「100円軽食」を試験的に販売した。軽食で空腹を満たすことで夕食の食べ過ぎを防ぎ、翌朝に朝食を取れるようにして、規則正しい食生活を送らせることが狙いだ。


 学生への仕送り額は減少傾向にあり、学生が食費にかけるお金は減っている=右ページにグラフ=。ある大学教授は「節約のため、『食事は一日1回』『毎食ほとんどパンだけ』という学生もいる」と心配する。
 中国四国農政局が5〜7月、中国・四国地方の学生約1280人にアンケートを行ったところ、一人暮らしの男性の20%は朝食をほとんど食べていなかった。「野菜を十分に食べていない」と回答したのは、一人暮らしの女性で47%、同じく男性では43%にのぼるなど、栄養バランスが悪いことが目立つ。


 きちんとした食事を取らせようと、星薬科大学(東京)では、4月から交通系ICカードで食事代を払う「学食パス」を導入した。一度入金すると学生食堂以外では使えない仕組みで、保護者が入金することも多い。学生食堂は、サラダバーなどが充実しており、奨学金と仕送り、アルバイト代の月計10万円で生活している1年生の女子学生(19)は、「仕送りを入金して、昼食は毎日ここで確実に食べられるようにしている」と話す。


 料理の習慣をつけさせようと取り組むのが山口県立大学(山口市)だ。月2回、「お弁当の日」を設け、学生は毎回用意されるテーマに合った料理を作って持ち寄る。
 担当の准教授、園田純子さん(調理学)は、「集まって楽しく食べると、次も作って持って行こうと思い、料理の習慣がつく。自分でつくる方がお金がかからず、栄養バランスもいいことに気づいてほしい」と期待している。


 大学の経営相談などを行っている「丸善」(東京)の滝田忠之・大学経営コンサルティング部長は「優秀な学生を育てるためには、食を含めた生活環境の改善、友人との活発なコミュニケーションなど、学生生活全体の支援が必要だと大学が気づきはじめた」と話している。

(11月24日付 読売新聞29面「優秀な学生は食生活から」)


これも、私が提唱している「新超ひも理論」で、善因善果、悪因悪果、すなわちすべてのことには原因があって結果があるわけで、それはまるでひものようにつながっているのです。


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新超ひも理論

2015.11.23日

昨日の記事「音楽に見られるひも理論」に書いた、NCM2のクリスマス・コンサートは本当に素晴らしいもので、魂を揺さぶられました。
記事の中でご紹介した「輝く日を仰ぐとき」が、午前の礼拝に続き、コンサートでもまた賛美されました。
また、40年近く前、導かれた教会の祈祷会でよく賛美していた「歌いつつ歩まん」が歌われ、当時大変お世話になった日系1世のおじいちゃん、おばあちゃんたちのことを思い出し、胸がいっぱいになり涙が止まりませんでした。
その昔、長男の直人もこのNCM2のメンバーとしてご一緒に賛美させていただいていたのですが、「直人くんのお父さんですか?」と何人もの方々から声をかけられたり、ブログを読んでいますと言ってくださる方など、このコンサートでも「ひも」でつながっている人があまりにも多くて驚かされました。


ncm2.JPG


さて、これまで8回にわたって「勉強のひも」について書いてきました。


「勉強のひも」と書きましたが、実はこれは「勉強」に限らず、人の人生や人間関係や人の好みや趣味を始め、その他諸科学や芸術、地球や宇宙の諸現象、引いてはすべての事物の成り立ちや起源にも通じることで、私はこれを「ひも理論」と名づけようと思ったのですが、ネットで調べてみると既にその名称も、また「超ひも理論」も物理学の世界で存在していることを知り、敢えて「新超ひも理論」と名づけたのです。


ひも理論については、Wikipediaが的を射た説明していますので下に引用させていただきます。
超弦理論(ちょうげんりろん、英: superstring theory)は、物理学の理論、仮説の1つ。物質の基本的単位を、大きさが無限に小さな0次元の点粒子ではなく、1次元の拡がりをもつ弦であると考える弦理論に、超対称性という考えを加え、拡張したもの。超ひも理論、スーパーストリング理論とも呼ばれる。
宇宙の姿やその誕生のメカニズムを解き明かし、同時に原子、素粒子、クォークといった微小な物のさらにその先の世界を説明する理論の候補として、世界の先端物理学で活発に研究されている理論である。この理論は現在、理論的な矛盾を除去することには成功しているが、なお不完全な点を指摘する専門家もおり、また実験により検証することが困難であろうとみなされているため、物理学の定説となるまでには至っていない。


ちょっと読んだだけでは???という感じかもしれませんが、簡単に言うと、この宇宙の中のすべての成り立ちは超微粒子ではなく、超微粒「ひも」でできていて、すべてがつながっているということです。


このブログにもこれまで何度か量子物理学のことを取り上げてきましたが、私自身は物理学に関しては全くの素人、門外漢ですが、直感的に非常に納得がいきますし、またとても心そそられる分野です。


この難解な「ひも理論」を、私たちの日常生活レベルで語っているのが、私の「新超ひも理論」です。
もしこの広大な宇宙が点のようなバラバラの粒子の集まりで成り立っているのでなく、ひものようにつながりがあるとするならば、ましてや私たちのような極めて小さな存在で、有限な人間ならなおさらのこと、様々な点のつながりであるひものようなもので成り立っているということは容易に想像がつきます。
また、その方がはるかに私たちを納得させてくれ、人生に対してより深い洞察力が与えられます。


一例を挙げると、夫婦関係や親子関係、友人関係、同僚関係、師弟関係などすべての人間関係に、さらに広げると国家関係にも当てはまります。
言うまでもなく、これらの関係がうまくいくかこじれるか、戦争状態になるかなどは、すべてそれまでの数えきれないほどのお互いの関わり合い方の結果であって、「ある日、突然!」何か特別なことが起こったわけではありません。
これを言い換えると、すべての事象はそのときどきの出来事の積み重ねの結果、つまり何らかの原因があってその結果がある、ということができます。
ということは、現在起こっている出来事自体は変えることはできないが、これから先のことはどんなことでも自分の意志次第でほとんど変えることができると言えます。(『バック・トゥー・ザ・フューチャー 』


つまり、個々バラバラに見えることでも、それぞれの間に存在する目に見えない引力のようなものですべてがつながっているのです。
これが、私の提案する「新超ひも理論」です。


私たちが今、この世に存在しているのは、母親が生み出してくれたお陰です。
しかし、父親も必要でした。
さらに、その父親にも母親にも同様に父親と母親が必要で、とどんどんさかのぼっていくと、当たり前のことですが一度も途切れることなくひものようにつながっていて、結局はみんな同じところにたどりつくことになります。


宇宙がある日突然、意味もなくビッグバンで生まれ、その後自然の流れで今日に至り、その過程で偶然に単細胞の生命が生まれ、それがどんどん進化していった結果、私たちが現在この世に生きているのだとすれば、人生には何の意味もなく、生きる目的もなくなり、「飲めや、食えや」でその日その日を面白おかしく生きていけばいいことになります。
でも、私たちは直感的にそうではないことを知っています。
このように「人生のひも」が見えると見えないでは、人生は180度変わってきます。


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結婚、子育てで失敗しない法

2015.11.16日
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[人生案内]離婚の長女 3人子連れで疲弊


60代の女性。3人の子どもを連れて離婚した長女の今後が心配です。
 長女には小学生2人と5歳の子がいます。2年前にうつになり病気休業を繰り返しながら働いています。
 先日、「自分は子どもを育てられない」と言い放ちました。子どもが言うことを聞かずわがまま放題で、ゆううつになり、むなしくなるのだといいます。
 再婚したいと、結婚相談所に登録しましたが、うまくいきません。「3人子どもがいるのは、そんなにハンデなのか」と落ち込んでいます。精神的に男性にすがりたい、と言います。
 状況を見かねて、私は孫たちを3日ほど預かりましたが、すっかり疲れてしまいました。私にも持病があり無理がききません。
 長女の元夫に、子どもを引き取ってもらえないかと話をしたら、「何を今さら」と断られてしまいました。
 心配でなりません。私は母親としてどうすべきでしょうか。(広島・W子)


     ◇


 いや、ご長女の子育てのご苦労いかばかりかと共感したいのですが、それ以前にお子さんたち、父からも母からも邪魔者扱いされて、何だか不憫ふびんすぎます。
 第一、「子どもを育てられない」と宣言したところで、お子さんにとって大切な母親であることに変わりありません。ご長女の母であるあなたが、「それを言ってはいけない」と諭してあげるべきかと。
 ご長女は再婚を考えておられるようですが、それを実現するためにも、まず母が子をかわいがらねば。「子どもがいるのはハンデ」と言う以前に、我が子への愛情がないのでは良い旦那が来てくれるわけもない。子どものある女性と再婚したい男性の心理は、やはり平和で幸せな家庭を作りたいという願いでは? 「子どもが嫌なので男に頼る」のでは、かえって男が寄り付かないでしょう。
 持病があるのに本当に精いっぱいの力を尽くしておられるあなたに頭が下がりますが、ご長女の子育てを代行したり、元夫に子どもを押し付ける算段をしたりするのではなく、子どもをどうやったら愛せるかを、ご長女と一緒に真剣に考えることから始める必要があるように感じられました。
野村 総一郎(精神科医)

(11月14日付 読売新聞「人生案内」より)


野村総一郎さんの名回答には、いつも「スカッと爽やか」な気持ちになります。お見事と言うほかありません。
相談者もそのご長女さんも、一昨日の記事「結婚ってフィフティ-フィフティ?」に書いた正しい結婚観、育児観を持っていらっしゃたなら、状況は180度変わっていたことでしょう。


多くの人が結婚を自分中心に考えています。
そして、自分の思うようにいかないと、安易に離婚という形で解決を図ろうとします。その結果、いつも子どもたちが一番の被害者になります。
このご長女さんご夫妻も、結婚に対して正しい考え方をしていらっしゃったなら、きっと結婚生活はすっかり違っていて、離婚を避けることができ、また子育てで苦しむことも、うつになることも、再婚で悩むこともなかったことでしょう。
もしも、このままの考え方をしたままで子連れで再婚されても、また同じ過ちを繰り返すことになる可能性が大です。
とどのつまり、結婚も子育ても、原則に従って行えばうまくいくものであり、大きな祝福となります。


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子育ては親の責任

2015.11.06日

以前、子育てシリーズで「子育てのあいうえお その1」「子育てのあいうえお その2」「子育てのあいうえお その3」「子育てのあいうえお その4」「子育てのあいうえお その5」「子育てのあいうえお その6」をあいうえお順で書きました。


このシリーズ、なかなか評判がよかったのでそれに続いて今度は「子育て禁句のあいうえお」シリーズを書きました。
「子育て禁句のあいうえお その1」「子育て禁句のあいうえお その2」「子育て禁句のあいうえお その3」「子育て禁句のあいうえお その4」「子育て禁句のあいうえお その5」「子育て禁句のあいうえお その6」「子育て禁句のあいうえお その7」「子育て禁句のあいうえお その8」「子育て禁句のあいうえお その9」「子育て禁句のあいうえお その10」
「子育て禁句のあいうえお 最終回」と、11回にわたって書きました。


もし、まだご覧になっていらっしゃらない方がありましたら、すぐに読める内容なのでぜひご覧ください。
子育ての終わった方は孫育てに、お子さんのいらっしゃらない方は甥子さんや姪子さんに、まだこれからの方には将来のお勉強のために今から見ておかれたらなにかと役立つことかと思います。


oisotsuri1.JPG


「子は親の背中を見て育つ」とよく言いますが、子どもは親の背中だけでなくすべてを見ています。
先日、大磯海岸に行った時、サーフィンをやっている親の子どもは小学生の時からサーフィンを、釣りをしている親の隣りには小学生の子どもが釣りを、並んで一緒にジョギングをしている親子などを見かけました。今度の東京オリンピックでは2代目の活躍が期待されています。
趣味から好み、特技まで親の影響を受け、真似をして育ちます。そういう私も父のお陰で英語が得意になりました。親の生き様が子どもの一生を決めると言っても過言ではないほどです。
どんな子どもに育てるか、それはまさに親の責任です。


「子は親の鏡」というタイトルのものをFacebookで最近見つけましたのでそれをここにシェアさせていただきます。
ちょうど読売新聞の[貧困 子供のSOS]をシリーズでご紹介してきた内容と、上の「子育てのあいうえお」「子育て禁句のあいうえお」の総集編のような感じで、とてもうまくまとめられています。
一分間の短いYouTubeの画像もついていますので、ぜひご覧ください。よくあちらこちらで見かける光景です。



「子は親の鏡」


けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨(うらや)んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉(ほ)めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世はいいところだと思えるようになる


ドロシー・ロー・ノルト


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子育て禁句のあいうえお 最終回

2015.11.04日


長く続いた「子育て禁句のあいうえお」シリーズもいよいよ今日が最終回です。
これまでお付き合いくださった皆様には心より感謝いたします。
少しでもお役に立てたならば本望です。
では、行きましょう。


る  ルックスがいい。(悪い)!
「◯◯さんはルックスがいい」とか「見た目が悪い」、「ブス(ブ男)だ」などと、親が子どもの前で平気で人の外見の良し悪しを話していることがあります。時には、子どもの友達のことでも、このような外見の評価をしたりします。でも、これは教育上絶対に好ましくありません。
まず、人の良し悪しを外見で判断すること自体が意味のないことですし、しかも子どもにその人の価値に関して先入観や偏見を与えることにもなります。さらに人を外見で判断するという誤った教育をすることにもつながります。
学生時代にある超有名な茶道の家元の英語通訳をしたことがあります。外見はものすごく立派で、周りの人たちがペコペコしていましたが、私はちょっと接しただけで、その人の中身が見えた気がして、とてもがっかりした覚えがあります。人は外見ではわかりません。


れ  例外は認めない。
何かルールを決める時など、よくこの「例外は認めない」という言葉を聞きます。
まあ、確かに何事も例外ばかりあったらルールの意味がなくなりますが、かと言って例外を一切認めないというのは、杓子定規で人間的な温かみや融通というものを感じません。
とくにこれが親子関係の場合はなおさらのことです。子どものために、時には例外も認めて、失敗や過ちを受け入れてあげることも必要です。
私たち自身、これまでの人生振り返ってみると、この「例外」によってずいぶん救われてきたのではないでしょうか。


ろ  ろくでなし。
「ろくでなし」も、このシリーズ第1回の最初の「あほ」「バカ」「マヌケ」同様、相手を見下した表現で人の心を傷つけます。
「ろくでなし」というのは、「性格が曲がっている」「役立たずのどうしようもないもの」というような意味で、別の言葉で言うと「落ちこぼれ」「能無し」「カス」「くず」「社会のダニ」「ゴキブリ」等など、相手を非難するありとあらゆる悪い言葉の総称のようなものです。
これらを言われて良い気分のする人など一人もいません。
人に言われたくないことを人に言ってはいけません。とくに自分の子どもには。


わ  わざとらしい。
せっかく子どもが何かを一生懸命言ったり、やったりしても、それを素直に認めることができず、「わざとらしい」と言って一蹴する親がいます。これでは子どもがかわいそう。
万一、たとえわざとらしく見えたり、聞こえたりしたとしても、親はそれをありがたく受け止め、お礼を言ってあげると、子どもも気持ちよくなり、じゃあまた今度も何か喜ばれるようなことをしようという気になります。子どもの心の背後に悪意を見るのではなく、善意を見抜いて、それを伸ばしてあげるようにするのが親の務めです。


以上で「子育て禁句シリーズ」を終えることになります。
皆さんの応援、温かいコメント等たくさんいただき、ありがとうございました。
私がこのシリーズのまとめとして言いたかったことを、お二人のFBフレンドの方が見事に言ってくださいました。感謝をもってご紹介させていただきます。


「神様から授かった大切な宝物をいかに上手に育てるかは、親や教育者をはじめ、周りの大人たちの課題でしょうね」(NMさん)


「”反面教師風”学びも、時として肯定的おすすめよりインパクトがありますね。そしてこれも相手が我が子だけでなく、人間関係全てに言えるようです」(MOさん)


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子育て禁句のあいうえお その10

2015.11.03日


この「子育て禁句のあいうえお」もシリーズ10回目になりました。
今、子育て中の方も、これからの方も、もう終わって今度は孫育ての方も、またお子さんのいらっしゃらない方にも、何らかの形で少しでもお役に立てていることがあるなら、幸いです。
ちょっと長くなり過ぎた感がありますが、次回で最終回にしたいと思います。


や  やかましい!
子どもに対して平気で「やかましい!」「うるさい!」と怒鳴る親の気が知れません。
子どもというのは概してうるさいものです。逆に、もしおとなし過ぎたら問題です。
同じ状況でも、「やかましい」と思うか、「賑やかで楽しい」と思うか、考え方ひとつです。
同じ子育てするなら、楽しむ方が自分のためにも子どものためにもいいに違いありません。


ゆ  夢みたいな話するな。
子どもが夢みたいな話をするのは当たり前のこと。むしろ、現実的なことばかり話す子どもがいたら、その方が問題です。
子どもの夢のような話をしっかり聴いてあげて、大きく驚いたり、感動したり、褒めたりしてあげましょう。
「超常識」の中にも書きましたが、みんなから夢のような話だと言って、バカにされていた人がその夢を実現させたケースは数え切れないほどあります。


よ  欲張り!
子どもに限らず、人間誰でも自己中心なものです。ですから自己中心な親が子どもに向かって、「欲張り!」とか「自己中心」なんて言えた義理ではありません。
親自身がまず自己中心でない生き方をして子どものお手本にならなければなりません。
「欲張り!」と子どもを責める前に、人に優しくする、人のことを心にかける生き方をまず示してあげましょう。


ら  落書きばかりして。
子どもはあちらこちらに落書きをします。まだ、いいことと悪いことの区別がつかないのです。そして、落書きは子どもにとっては最初の自己表現活動です。少々のことは大目に見てあげながら、正しいことと間違っていることを教えていってあげてください。
私の愛用の聖書の中にも何カ所か子どもの落書きが残っていますが、今となってはいい思い出です。


り  理屈を言うな!
親に叱られた子どもが何か言おうとすると、頭ごなしに「理屈を言うな!」と大声で怒鳴る親がよくいます。
でも、誰にでも何かを言ったり、したりするその背後には、必ず何らかの理由があります。その理由を話そうとする時に、「理屈を言うな!」と言ってさえぎってしまうと、会話がそこで中断されるばかりでなく、子どもは親に拒絶されたかのように感じます。
時に屁理屈を言うこともあるでしょう。そのような時には、冷静にその理屈が成り立たないことを教えてあげればいいのです。このようにして子どもは知恵をつけて成長していきます。


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子育て禁句のあいうえお その9

2015.11.02日


「子育て禁句のあいうえお」シリーズ、長い間お付き合いくださいましてありがとうございます。あともう少しです。


ま  まだっ!?
親はどうも忍耐力がないのか、しょっちゅう子どもに「まだっ!?」「早くっ!」と言って、行動を急かします。子どもは何をするにも時間がかかるものです。何事にも慣れていないから当然のことです。
もう少し忍耐強く待ってあげましょう。
また、時間がかかるからといってすぐに手を貸すこともあまり良くありません。何事も自分でやることが大切なのです。その繰り返しですべて上達していきます。


み  みっともない!
子どもがみっともないことを言ったり、したりすることも当たり前のこと。私たち自身も子どもの頃はそうだったのですから。
常識外れのことや、人に迷惑をかけるようなことはだめですが、少々みっともなくても、周りの人たちは笑って大目に見てくれます。親が人目を気にしていつも「みっともない」と言っていると、子どもは人目を意識するようになり、子どもらしい行動が自由に取れなくなってしまいます。


む  無理、無理。
親は子どもに対してあまりにも容易に「無理」と言って、子どもが何かしようといているのを諦めさせようとします。
確かに、子どもにとって困難なことはたくさんありますが、それら一つひとつを試していく中で、できることが少しずつ増えていくのです。
ですから頭ごなしに「無理、無理」と言うのでなく、忍耐力をもって見てあげましょう。
できれば「すごい!」と言って褒め、もしできなければ「あと一歩」とか「こういうふうにやってみたら?」とヒントを与えたりして、簡単に諦めない根性を同時に育て上げるようにしましょう。
また、子どもに何か頼まれたりした時なども、あまりにもあっさりと「無理」と断るのでなく、本当に力になれないかどうかよく考えてから答えるようにしてもらいたいものです。


め  めんどくさい。
子どもに何かせがまれて「めんどくさい」と答える親をよく見かけます。これでは子どもがかわいそう。自分が人に何かを頼んで、「めんどくさい」と言われたらどんな気持ちがしますか?
とくに子どもは親の関心や助けや愛情をいっぱい必要としています。「めんどくさい」は禁句です。
子どもに思いっきり時間を使ってあげましょう。


も  文句ある?
子どもが何か言おうとしたら「文句ある?」と切り返す親がいます。これははた目で見ていても心が痛みます。
子どもにも当然、自分なりの考え方ややり方、価値観などがあるわけですから、親はもっと子どもの心の叫び声に耳を傾けるべきです。
「文句ある?」と言う前にお互いにもっとよく話し合い、理解するように努めましょう。


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子育て禁句のあいうえお その8

2015.11.01日

私が子どもの頃からみると、確かにこの「子育て禁句」シリーズに書いているようなひどい言葉遣いはずいぶん減っていると思います。
でも、現実に今でも時々ここに挙げているようなシーンに遭遇することがありますし、また青少年の非行などの背景にこのような親の子育てがあることも否定できません。


散歩していて、仲の良さそうな親子を見かけるとホッとします。
昨日もそのようなシーンにいくつか遭遇しました。
すると、自然とこちらも笑顔になってしまいます。


それでは、今日も続きをいきましょう。あくまでも反面教師にしてくださいね。


は  恥さらし!
子どもはまだ社会経験は浅いし、人間関係だって下手に決まっています。ですから時々、親にとって恥ずかしい場面に遭遇することだってあります。それは、私たち自身も子どもの頃はそうだったんですから。
でも、子どもに向かって敢えて「恥さらし!」なんて言う必要はありません。もっと具体的にどのように言えば良かったのか、すれば良かったのかを教えればいいのです。子どもたちはこうして学びながら成長していくのです。


ひ  ひねくれもん!
子どもは何事においても親の思うようにはいきません。一個の人格を持ってこの世に生まれてきているのですから。
親の思い通りにいかないからといって、「ひねくれもん!」と言うのは間違っています。ひょっとしたら親の考えの方が間違っている可能性だってあります。
子どもの考え方を尊重してあげましょう。間違っていれば、それを具体的に示して教えればいいだけのことです。


ふ  ふざけるな!
子どもがふざけているのを見て「ふざけるな!」と言うのではなく、むしろ親にとって面白くない時にこのような言い方をするのではないでしょうか。ですから、子どもだって時には親に向かって同じように「ふざけるな!」と言うのでしょう。
でも、この言葉はお互いを傷つけ、不愉快にし、関係を壊すだけで決して解決には至りません。
「ふざけるな!」は会話も行き詰まりにします。この言葉を使う前に、「なぜ?」と理由を尋ねて、お互いの立場や考え方の違いを理解するように努めるべきです。解決の道はそこから自ずと開かれていきます。


へ  下手くそ。
子どもは何をやっても下手くそなのは当たり前。私もあなたも子どもの頃は、下手くそだったのです。
子どもは「下手くそ」と言われると、やる気をなくすのが落ちです。
ですから、どのようにすればうまくなるのか教えるのが親の務めなのです。


ほ  没収する!
子どもが携帯やゲームや漫画本、テレビなどに夢中になっていると、親はつい「没収する!」と言って取り上げてしまいます。
でも、いきなり没収するのでなく、その前に親子の間でルール作りをすることが大切です。
「◯時まで」とか、「〜をやったら」などと、お互いに納得がいくように話し合ってルールを作り、それを破った場合は没収という取り決めをしておく方が効果的ですし、さらに将来の社会性を身につけるためにも役立ちます。


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子育て禁句のあいうえお その7

2015.10.31日


実はこの「子育て禁句のあいうえお」を書き始めたのは「夫婦間のあいうえお」や「子育てのあいうえお」を書いた頃で1年以上も前のことです(㊟この記事自体が2年前のものですので、実際には3年以上も前になります)。
でも、「子育て禁句のあいうえお その1」にも書きましたように、「禁句」シリーズなので「あまりにも否定的、攻撃的な言葉が多く、自分でも書きながら気が重くなってきて」アップするのをやめようと思い、そのまま放っておきました。


しかし、世の中いいことばかりではなく、現実には辛いことや悲しいことがあまりにも多く、ドメスティックバイオレンスなど子どもに対する親の虐待事件など、ニュースの話題に上らない日がないぐらいです。
それで、思い切って反面教師の意味合いで、今回このシリーズを始めることにしました。
ですから、もしお読みになっていて不愉快になられたら、本当に申し訳ありません。裏を読み取っていただければ幸いです。
それでは、その続きです。
反面教師として、何か一つでもご参考になることがあればと願いつつ。


ぬ  抜かしやがる!
子どもが生意気なことを言うようになるのは成長のしるしです。みんなそのようなところを通って大人になっていくのです。
そのような時に、「生意気なことを抜かしやがる」などと言うと、上から目線で子どもを押さえつけ、バカにするので、子どもの成長はなくなります。そもそも「言う」という意味で「抜かす」と言うのは、相手を卑しめる非常に悪い言葉です。
子どもは親の背中を見て育ちますから、もっと人を大切にした言葉遣いを普段から心がけ、いいお手本になるようにしなければなりません。
以前、一人の小学生の女の子がものすごい言葉遣いをするので注意したところ、家でいつも母親からそのように言われているから、という答えが戻ってきたことがありますので、私たち親は本当に要注意です。


ね  寝ぼけたことをほざくな!
「ほざく」も上の「抜かす」と同様、相手を卑しめる悪い言葉です。私自身は上品なので(笑)、このような言葉は使ったことがなく、テレビなどで聞いているだけでも胸が悪くなるほどです。
「寝ぼけたこと」というのは、子どもにとっては心の中にある「夢」の話です。人類はこれまで、荒唐無稽と思われるようなことを考えてきたお陰でここまで進歩してくることができたのです。
子どもが考える「夢」、すなわち「超常識」を頭からバカにしないで、そのような夢をもっともっと大きくするお手伝いをするのが親の真の務めです。
(㊟つい先日の記事、「この日がやってきた!」「『バック・トゥー・ザ・フューチャー 』」を見れば、このたった30年間のものすごい進歩がよく分かります)


の  のぼせるな!
子どもは誰でも人から褒められたいものです。自分ですごいと思うことを何か言ったりしたりして、得意顔になっている時に、親から「のぼせるな!」などと言われたら、それこそ風船に針を刺すようなものです。がっかりするどころか、やる気さえなくしてしまいます。
むしろ、「すごいね!」とか「偉い!」、「お前は将来きっと大物になるよ」などと言って褒めて、励ましてあげるとどんどん伸びます。(㊟今、NHKの朝ドラでやっている「あさが来た」の主人公の「あさ」などがそのいい例です)
その上で、天狗にならないようちょこっとだけ釘を刺せばいいのです。


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子育て禁句のあいうえお その6

2015.10.30日

今日は素晴らしい出会いがありました。
私は今、健康回復のために名古屋郊外の街に仮住まいしているのですが(㊟2年前のことです)、しばらく前からFacebook でつながっていた方が隣町に住んでいらっしゃることを最近知りました。
そして、お互いのやり取りの中で、すぐ近くにいるのでお会いしましょうという話になり、今日実現したのです。
ご自宅にお招きいただき、奥様ともお会いして、奥様手作りのお昼もご馳走になりました。


安倍 正(ただし)さんという私より4歳年上の方ですが、お仕事など社会経験だけでなく、若くしてご結婚されたので、子育て・孫育てのご経験もとても豊富です。
お子様は40代〜30代の方が男女6人、お孫さんも大学生から小学生まで11人もいらっしゃるのです。
しかも、とてもお上手にお子様方をお育てになり、皆さんとても立派にご成長されていて良好な親子関係を持っていらっしゃいます。


しかも、趣味の音楽ではいろいろな楽器をこなし、合唱団にも入っておられ、旅行もこれまでに何か国も行っていらっしゃいます。
他にも趣味をたくさん持っておられ、これまでの人生を精一杯エンジョイしてきて後悔することは何もないとおっしゃるのです。



クリスチャンの方で、この「子育て禁句のあいうえお」シリーズを読んできて、ほとんどすべてそのようにやってきたとおっしゃり、まさにお手本のような子育てをしてこられた方です。
お話ししていて教えられることばかりで、同時に非常に励まされました。しかもとてもご健康で、文字どおり私の目標のようなお方でした。
安倍さん、本当にありがとうございました。今後ともよろしくご指導のほどお願いいたします。


今日は続きの「な」行ですが、前置きが長くなったので、ちょっと短めにします。


な  何をやってもダメな子ね。
この言葉もこれまで数え切れないほど耳にしてきました。はたで聞いていても気が滅入るぐらいですから、これを毎日、親から言われている子どもの心の中はどんなでしょう。
「何をやってもダメな子ね」と言われて、「なにくそ。そのうちに見返してやるぞ」と、反骨精神が養えればいいのですが、たいがいは親の言葉に洗脳されてしまって、自分はダメな子だ、という刷り込みがされてしまいます。
「お母さんも子どものころは、これはなかなかうまくできなかった。でも練習してできるようになった。あなたも練習すればきっとできるようになるよ。一緒にやつてみよう」と励ましてあげるのが一番でしょう。


に  憎たらしい!
これほど子どもの心を傷つける言葉はないでしょう。親の愛をひとかけらも感じることができません。このような言葉を毎日聞いて育った子どもは愛情というものを経験していないため、人に対する愛情も欠けています。
子どもが生まれて最初に経験するのは親の愛情です。たっぷり愛情を注いで、愛情豊かな子どもに育ててあげましょう。
そして、それは冒頭の安倍さんのように可能なことなのです。


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子育て禁句のあいうえお その5

2015.10.29日
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昨日の記事「ダウン症の先生 活躍中」は、多くの人の感動を呼んだようで、たくさんのクリックをいただきました。
人を差別したり、いじめたりするのは人間の自己中心の罪の性質からきていますが、ダウン症に限らずどのような障がいもまた欠点も、その人の個性として受け入れられるような世の中になったら、どれだけ住みやすく、平和な世界になることでしょう。一人ひとりがみんな社会に欠かせないものとして、貢献できる社会を目指したいものです。
そして、これは親の育て方いかんにかかっているのです。
それでは、今日も続きの「た」行を見ていきましょう。


た  大したことない。
子どもが何を言っても、何をしてもあんまり感動しない、あるいは目も向けない親が時々います。
子どもの描いた絵を見ても、作文を読んでも、戻ってきたテストを見ても、「 大したことない」と言って、褒めないのです。
中には、テストで95点取ってきても、「なんで100点が取れないの!? あっ、これもこれもケアレスミス。ケアレスミスがいつも多すぎる!ここはよく考えればできる問題でしょ!」などと言って、95点の努力を褒めない親がいます。これでは、子どもはやる気をなくしてしまいます。
こんな時には、「おっ、95点!よく頑張ったね。どこで5点を落としたのかな?あー、惜しい。これは手に関連している漢字だから手へんを使うんだよ。人べんは人に関することだから、これだと『侍』になっちゃうよ。あれっ、ここは記号で答えなさいって問題にあるのに、言葉で答えてしまったね。これからは気をつけようね!」と言えば、子どもはますますやる気になります。


ち  中途半端のろくでなし。
中学生のとき、体育の先生が言いました。「バカの大足、マヌケの小足。じゃあ、中ぐらいは何だと思う?中途半端のろくでなし、って言うんだよ。あっはっはっは」。
何を言っても、何をしても、どこかに欠点やだめなところを見つけて、そこにケチをつける親がよくいます。
実際のところ、いざケチをつけようと思えば、どんなことでも文句を言うことはできます。そう言う親でさえ、子どもに言わせれば完璧からは程遠い、欠点だらけの人間です。そもそも完璧な人間なんていないんですから。
お互いに相手にケチをつけ始めたら切りがありませんし、必ず不愉快になり、また喧嘩になります。
足が大きくても、小さくても、中ぐらいでも、いくらでも褒めることはできます。褒めるところを探しましょう。
褒められて不愉快になったり、怒ったりする人はいません。


つ  つけあがるな!
子どもというものは人から褒められると誰でも嬉しくてついつい調子に乗るものです。そんな時に、「つけあがるな!」などと言ったら、せっかく褒めたのが台無しになってしまいます。
「つけあがるな!」と言って責める代わりに、「うん、これは偉いけど、あまり調子に乗りすぎたらダメだよ。周りの人のこともよく考えてあげないと」とか、「これはとってもいい。でも、まだまだ伸びる余地があるよ。これで満足していたらダメだ。さらにもっと上を目指して頑張ろうね」などと言って、高慢になるのを言下に戒めるといいでしょう。


て  低脳!
自分の子どもに対して「低脳」呼ばわりするというのは、自分自身が低能であることを証明しているのにほかなりません。賢い親は自分の子どもを賢いように扱いますし、そのような言葉遣いをします。そして、この親の子どもに対する接し方が子どもをそのように育て上げていきます。
賢い子どもに育てたければ、そのように扱うことです。「お前は頭が悪い」というメッセージを子どもに送り続けていたら、子どもは間違いなく頭の悪い子に育っていきます。子どもがどのように育っていくかは、親の育て方にかかっています。


と  とぼけるな!
子どもも人間ですから、人に責められると当然のことながら、自己防衛本能が働いて自分を守ろうとします。そのような時に、あまりにもはっきりと「とぼけるな!」と言われると、逃げ場がなくなります。
子どもに逃げ場を作っておいてあげることもときには必要です。
ただ、子どもがとぼけているのをそのまま放置するのではなく、やはりここで親がどのように対処するかで、これからの子どもの成長に大きく影響します。
せっかくのいい機会ですから、責任の所在を明らかにし、誤っていることに対しては、きちんと認めること、そして償うことも教えましょう。


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子育て禁句のあいうえお その4

2015.10.28日
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私の子どもの頃は、親や学校の先生、近所の大人などは怖い存在で、絶対服従のような感じでしたが、最近はいい意味でも悪い意味でもこれがだんだんなくなってきました。そしてお互いに友達同士のような感覚になり、言葉遣いもそのようになってきました。
でも、これはちょっと考える余地があると私は常々思っています。


さ  寒っ!
これは最近の流行り言葉です。大人も子どももほとんどみんなが日常に使っています。
でも、この「寒っ!」という言葉を耳にすると、私は本当に「寒く」なってしまいます。
友達同士ならまだしも、親が子どもに対して言う言葉ではないでしょう。当人同士はおそらく軽い気持ちでふざけながら使っているのでしょうが、やはりはたで聞いていていい気持ちはしません。
「寒っ!」というのは、やはり相手を小バカにした響きがあり、愛情を感じません。
「寒っ!」と言う代りに、何かもっとユニークな面白いジョークで言い返したらどうでしょう。


し  死ね!
「死ね!」もここ十年ぐらいでしょうか、流行り始めるとみんなが言います。上の「寒っ!」と同様、もちろんふざけて言っているのでしょうが、やはり人を不愉快にします。ましてや、親が子どもに言う言葉ではありません。
実際、学校などで友達の間でいじめられ「死ね!」と言われて自殺した子もいるのですから、言葉遣いにはくれぐれも注意してもらいたいものです。


す  好きにしろ!
「好きにしろ!」は、私が子どものころ親に言われる一番怖い、嫌な言葉でした。私は素直な子どもだったので、こう言われるととても苦しくなって、いつでも親のもとに戻って「ごめんなさい」と謝ったものです。親に逆らってまで自分の好きなことはできませんでした。
しかし、今は時代が違います。うっかり「好きにしろ!」などと言うと、それを逆手にとってやり兼ねません。ちょうど「ひとの嫌がることを進んでしなさい」と小学校で先生に言われたある男の子が女の子のスカートをまくって歩いたという話もありますので要注意です(「教育の本来の目的とは」)。


せ  セコいやつだ!
人に対して「セコい」という言うのは、相手を責める、品位を下げて卑しめることです。前にも書いたように子どもが自己中心なのは、まだ十分な人間関係を経験していず、人に対する気遣いなどができないので、ある意味当たり前のことなのです。
こういうときに、ただ一方的に「セコい」と言って責めるのではなく、それではどうすればいいのか、何と言えばいいのか、人に対する気遣いを教えてあげると、子どもの成長を促す素晴らしいチャンスとなります。


そ  損した。
親が子育てに当たって損することなど数え切れないほどあります。そんな時にいちいち「損した」などと言う必要はありません。
子どもはみんな無限の可能性を持って生まれてきていますが、それはそう簡単に見つかるものではありません。いろいろ試していく中で、発見できる良さや才能、特徴、適性、特技などを発見するのです。
それまで遠回りすることなど当たり前で、むしろ一発で見つけられる方が稀です。
ですから、何かをやってうまくいかなかったときに、「損した」などと言うと、子どもはこれから新しいことにチャレンジすることに億劫になってしまい、その結果素晴らしいチャンスを失うことにもなりかねません。
子どもは長〜い目で見てあげましょう。


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子育て禁句のあいうえお その3

2015.10.26日

今の私の一番の仕事は、健康回復です。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」というのは、古代ローマの詩人ユベナリスが、『風刺詩集』の中で「大欲を抱かず、健康な身体に健全な精神が宿るようように祈らなければならない」と語った言葉の一部が広まったと言われています。
今日一般には、「体が健康であれば、それに伴って精神も健全である。また、何事も身体がもとである」(故事ことわざ辞典より)というような意味で使われています。


ということで、私も今は心身魂、それに頭脳も加えて新たに「心身魂脳」の健康を目指して日々訓練に励んでいます。
昨日は、1周1.8kmのコースを3周早歩きで、最後の1周はノンストップのジョギングで計7.54km、1時間15分ほど「健全な肉体」作りに励んできました。
今からちょうど50年前、中学生のとき体育の時間に1500m走がありました。幼少の頃から身体が弱かった私は、走り終わったときはもう心臓が止まるかと思うほどへとへとになりましたが、今日はなんと1800m走っても平気でした。
「『加齢』という言葉」という記事を書いた3年前頃から、体力の衰えを感じ始めてスタートしたウォーキングのお陰でここまで強められました。まさに「継続は力なり」です。
でも、まだ昨日も2度ほど気持ち悪くなっているので、まだまだ回復途上です。
それに今日は、昨日の頑張り過ぎがたたって、両足の太ももが筋肉痛です。いつも皆さんから「無理しすぎないように」と言われているのですが、ついつい…。
(㊟この記事は2年前に書いたものを再録しています。書いた当時と比べると、体調は飛躍的に好転していて気分が悪くなることはもうありません。ただ、ここしばらくはまた疲れ気味でウォーキングもほとんどしていませんでした。でも昨日は秋晴れの好天に誘われて午前中は教会へ早足で往復1時間歩き、夕方にも1時間あまり散歩に出かけ、本当に久しぶりに11.66km歩くことができました。また、コツコツと健康づくりに励みたいと思っています)


ということで、「子育て禁句」も継続は力で、毎日の積み重ねでどんどん親子関係を改善させていくことができるので、今日も引き続き頑張りましょう。「無理しすぎない程度に」。


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か  癇(カン)にさわる
当然、時には子どもの言うことやすることが親の癇にさわることだってあります。子どもも一人格を持っていますし、何でもかんでも親の思いどおりにいくわけがありません。むしろ、親の思いどおりに育つ子どもほどのちになって大きな問題に当たるということがよくあります。
ですから、子どもを一人格者として認め、受け入れてあげましょう。たとえ癇にさわることがあっても、そんなことは口に出して言う必要はありません。こちらは大人なのですから、ニコッと微笑んで流してあげましょう。


き  気に食わない。
上の「癇にさわる」と同様、気に食わないことだってあるでしょう。でもこの言葉も禁句です。
「気に食わない」と言われた子どもは、親に愛されていない、拒絶されていると感じます。
むしろ、なぜ気に食わないのかその理由・原因を考えて、どのようにしたら良いのかを教えてあげるといいです。そうしたら、子どもは親の愛情を感じ、親の愛に応えようとするようになります。


く  くだらん!
相手はまだ子どもで、価値観も十分に育っていないわけですから、親から見て「くだらない」ことを言ったり、したりするのは当たり前のことです。
しかし、ここで「くだらん!」と言って、子どもの言うこと、することをバカにしたり、切り捨てたりするのではなく、やはりどのように言えば、あるいはすれば、それが「くだる(?)」ことになるのか、ヒントをあげればいいのです。優れた価値観を子どものうちに育てていくことも親の大切な使命のひとつですから。


け  けちんぼ!
子どもはそもそも自己中心なものです。それで当たり前です。生まれたときからずっと親にそのように育てられてきたわけですから。
でも、物心がつき始めた頃から、ぼちぼちと周りの人のことを考えることのできるような子どもに育てていくのが親の務めです。ここでもやはり、「けちんぼ!」と言うのではなく、「〜してほしいな」とか「〜できたらすごいよ」というような言い方で、けちんぼを徐々に修正していけばいいのです。


こ  困った子だ。
子どもは成長過程にあります。常に「現在進行形」です。ですから親が困ることがあるのもしごく当たり前のことです。でもそんなときに、わざわざ「困った子だ」と念を押して言う必要などありません。この言葉も子どもにとっては「自分は親にとって邪魔物なのだ」「自分は親に愛されていない」というメッセージに聞こえます。この場合も、「困った子だ」と言うよりも、どのようにしてもらいたいのか、具体的に言う方がはるかに良い結果を生みます。
こういうのを"I message"と言います。自分の感情を相手にぶっつけるのではなく、「私はあなたにこのようなことを望んでいる」という自分の気持ちを伝えるのです。


親子関係は、すべての人間関係の基本の基本となるものです。そういう意味で、子育ては親の一大事業、仕事以上に大切な責任ある仕事です。仕事のために子育てを犠牲にすることは本末転倒です。
そのことを常に頭に入れて日々、子どもと接するよう努めましょう。親子関係が飛躍的に改善すること間違いなしです。そして、のちに子どもは親に感謝するようになります。
テレビによく出ている有名な女優さんで、いまだに親を憎んでいて、親の悪口を毎回公言している人がいますが、実に気の毒と言うほかありません。そのようにならないためにも。


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子育て禁句のあいうえお その2

2015.10.25日
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昨日から始まった新シリーズの第2回です。
夫婦や親子のような遠慮のない間柄でも、やはり言ってはいけない禁句というものがあります。
ところが、親しいが故につい舌が滑って、言ってはならないことを言ってしまうことがあるものです。
今日もひとりのFBフレンドの方が、娘に言ってはいけないことを言ってしまった、と悔やんでいらっしゃいました。
それに対する私の返答は、
「私のところでは滅多にないことですが、親子でも夫婦でも、頭に血が上っていてちょっと言い過ぎたな、と思った時には、すぐにメールで、あるいは直接顔を合わせて素直に『言い過ぎてしまった。ごめんなさい』と謝ります。また、同時に主に悔い改めをし、平安をいただくようにしています」。
言い過ぎたと思ったときは、やはり素直に謝って信頼関係を回復することが大切だと思います。
それでは、今日は続きの「い」からです。


い  いじわる!
子どもを注意するつもりで「いじわる!」「イケズ!」などと言ったりすることがありますが、これも子どもに「自分はいじわるなんだ」と自己暗示をかけることにもなり得ます。もしも兄弟げんかをしていたら、一方を「いじわる!」と言って責めるのでなく、具体的に「◯◯ちゃん、〜してあげたらどう?きっと喜ぶよ」のような積極的な言い方のお手本を示してあげる方が絶対に効果的です。
「いじわる!」「イケズ!」に限らず、とにかくどちらかを一方的に責めるのはご法度です。


う  うっとうしい。
子どもに対して不用意に「うっとうしいなぁ」「うるさい」「うざい」などと言っている親を時々見かけます。
このようなとき、子どもは自分が愛されていない、心にかけてもらっていない、というメッセージを受け取ります。そしてその結果、親に甘えたり、人を信頼したりできなくなり、うまく自己表現できなくなるケースもあります。
子どもが話しかけてきたら、手を止めて子どもにしっかり向き合い、話を聞いてあげましょう。もし何かしていて手を止められなかったら、「ちょっと待ってね。これが終わったら聞いてあげるから」と言いましょう。
このようなところから、子どもは自分の内に価値観を育てていくことになるのです。


え  偉そうなこと言うな!
この言葉もよくあちらこちらで耳にします。私の友人だったM宣教師ご夫妻は、この点においては本当にお手本のような方でした。子どもが大人の観点から生意気に聞こえるようなことを言っても、必ずゆっくりと耳を傾けて、「なるほど。それはいい考えだ」と真剣に受け止めるのです。その上で、「じゃあ、〜はどうしたらいいの?」などと、さらに子どもに自らの考えを積極的に進めさせるお手伝いをするのです。


お  お前はいらない子だった。
これを言われた子どもは本当にかわいそうです。昔はよく「お前は橋の下で拾ってきた子だ」と言う親がいましたが、それと同じことです。
「お前はいらない子だった」と親に言われて、嬉しい子どもなどひとりもいません。死にたくなったり、家出したくなったりした子(人)を何人か知っています。これは、おとなになってもずっとトラウマになり一生引きずる言葉にもなります。
逆に「お前がいてくれるだけで自分たちは嬉しい」というメッセージを言葉でも行動でも常に子どもに送るべきです。


それでは今日はここまで。続きはまた明日。


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子育て禁句のあいうえお その1

2015.10.24日

2年前に書いたシリーズ「子育て禁句のあいうえお」をまた今日からシェアさせていただきます。


「夫婦の間のあいうえお」と「子育てのあいうえお」をシリーズで書きましたが、結構評判で多くの方から温かいコメントをいただきました。
いずれも良い夫婦関係、親子関係を築くためのヒントを自らの経験や反省を交えて書いたものです。


まだご覧になっていらっしゃらない方で、ご興味のある方はこちらからどうぞ。少しでもご参考になれば幸いです。
「夫婦の間のあいうえお」「夫婦の間のあいうえお その2」「夫婦の間のあいうえお その3」「子育てのあいうえお その1」「子育てのあいうえお その2」「子育てのあいうえお その3」「子育てのあいうえお その4」「子育てのあいうえお その5」「子育てのあいうえお その6」


そして、次に「子育て禁句のあいうえお」のシリーズを直後から書き始めていたのですが、あまりにも否定的、攻撃的な言葉が多く、自分でも書きながら気が重くなってきて、途中何度もやめようと思いました。
しかし、先日の記事に書いた、両腕がなく、片足は半分の長さという大きなハンデを持って生まれてきたレーナ・マリアさんは「両親の愛情たっぷり受けて」育てられ、本当に幸せな人生を送っていらっしゃるなとひしひし思いました。


逆に、非常に残念なことですが、学習塾の仕事を長年やってきて、そのまったく逆のケースも見てきました。
親子での三者面談をしていると、私の目の前で親子喧嘩を始めたり、汚い言葉でお互いを罵り合うような場面にも何度か遭遇しました。
また、あるときはデパートの中で、母親が自分の子どもをずっと罵倒しっぱなしという状況を目の当たりにしました。
このような光景には本当に心が痛みます。


そして、あくまでも一般論としてですが、子どもがいかに育っていくか、子どもがどのような人生を送るかは、かなりの部分、と言うかほとんど両親の育て方にかかっているとつくづく感じます。
それで、敢えてこの「子育て禁句のあいうえお」をシリーズで書くことにしました。


これは絶対にお手本にしてはいけないこと、反面教師にして欲しい言葉集です。
しかしもし、万が一にでもご家庭で、このような言葉が使われているようなことがあったなら、4日前の記事「原発 即ゼロ」同様、「即ゼロ」にしなければなりません。


たとえ経済的に困窮している家庭であっても、片親であっても、両親共稼ぎで子どもと接する時間が短くても、あるいは子どもにある種の障がいがあったとしても、親の子どもに対する接し方、言葉遣いで子どもはどのようにでも育ちます。
レーナ・マリアさんがそのいい例です。
ですから、これはあくまでも悪いお手本ですので、良いお手本は上の「子育てのあいうえお」を参考にしてくださいね。
今日は第1回目ですが、前置きが長くなったのでほんのお触りで、最初の「あ」だけになります。


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あ  あほ!
「あほ!」「バカ!」「マヌケ!」など、相手を罵倒する言葉は絶対にだめです。とくに子どもに対してこのような言葉を繰り返していると、子どもは「自分はあほで、バカで、マヌケなんだ」と自己暗示をかけるようになってしまい、セルフイメージがとても低くなり、本物のバカになってしまいます。また、友達に対しても同じような言葉遣いをするようになり、人間関係が下手になります。
中学の時のクラス担任の一人がこのようなタイプの人で、授業中しょっちゅう生徒たちに「あほ、バカ」を連発していました。すると、そのクラスは本当に勉強ができなくなってしまいました。
逆に少しでもいいところを見つけてそこを褒めていると、子どもは必ずいい方に伸びていきます。
「バカっ!」とか「バカもん!」「バカヤローっ!」と関東で言うのと比べると、関西の「アホやなぁ」「アホかいな」「アホたれ」と言うのでは、関西の方がなんとなく優しく聞こえるのですが、両方ともだめです。その理由は上に述べたとおりです。


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子育てでほかの何物にも勝るものは

2015.10.21日

「子育てのあいうえお」のシリーズを再シェアしてきましたが、「子育て禁句のあいうえお」シリーズを始める前に、下の動画を皆さんにぜひご覧いただきたいと思い、シェアさせていただきます。
感動もののテレビCMと言えばタイですが、昨日はタイのCMをはしごでいくつも観て、その都度泣かされ目が赤く腫れたほどです。それにしてもタイのCMは、ストーリーのある見事な出来栄え。
このCMの中に登場する父親の娘に対する愛は、親の子どもに対する万国共通の愛でしょう。
子育てでこの親の愛に勝るものはありません。



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子育てのあいうえお その6

2015.10.20日

昨夜、「未来世紀ジパング」というテレビ番組で、ジャーナリストの池上彰さんが「近江商人の三方よし」について話していらっしゃいました。
近江商人というのは、鎌倉時代から昭和時代(戦前)にかけて天秤棒を担いで日本各地を行商し豪商へと成長した、近江国(滋賀県)の商人のことです。
三方よしとは、
「売り手よし」
「買い手よし」
「世間よし」
を指し、売り手は適正な利潤を受け、買い手は買った商品によって益を受け、さらに世間にも貢献できる、というWin-Win の関係を表しています。
手前味噌になりますが、これを見ていて、私は思わず「これってまさにうちのアカデミーのことじゃない」と言ってしまいました。
アカデミー学院では、講師陣には経済的にとどまらず精神的にも、また人生経験という面からも潤ってもらえるよう努めています。
さらに、幼稚園児から小中高校生に至るまで、ただ単に勉強を教えて成績を上げることだけに腐心するのでなく、豊かな人生を送れるよう手助けしています。
そして究極的には、卒塾した生徒たちが社会に出て社会貢献できるよう育てることを目標としています。


このことを考えていたとき、子育てもまったく同じではないかと気づきました。
子育ては、子どものためだけではなく、親のためにも、そして社会のため、国家のためにも利する、最高の仕事です。
昨日の記事「子育てのあいうえお その5」の中でご紹介しましたアインシュタインの名言、
「育児くらい崇高で素晴らしい仕事はない」
は真実です。
ということで、読者の皆さんには、そのような自覚を持ってこの崇高な子育てという仕事に当たっていただきたいと心から願うものです。
今日は「子育てのあいうえお」シリーズの最終回です。


や  約束しよう。
子どもと約束し、親がその約束を必ず守ることによって、子どもに約束を守るという人間関係の基本的なルールを教えることができます。子どもにも「約束しよう」と、約束することを促しましょう。
ゆ  夢を持とう。
子どもが一番必要とするもののひとつが夢です。夢さえあれば、たいがいの困難や試練を乗り越えることができます。夢を持ち続けたマーチン・ルーサー・キングJr のお陰で黒人差別がなくなり、今日のアメリカ合衆国があります(「オバマ大統領誕生!」)。
よ  余裕だね。
子どもが何かをスムーズに、きれいにやり遂げたときには、「余裕だね」と言って褒めてあげましょう。自信を育てることにつながります。
ら  ライバルは敵じゃないよ。
勉強でもスポーツでも、その他あらゆることにライバルはいます。ライバルに勝つことばかりを強調すると、こどもはライバルを敵と思うようになる危険性があります。ライバルは競い合い、一緒に成長する仲間です。
り  リラックスしよう。
緊張しているとどんなことでも実力を発揮できません。小さいときからリラックスするコツを身につけさせましょう。そのために「リラックスしよう」と声かけすることは大切です。
る  ルールは守ろうね。
学校でも仲間の間でも、どこの世界にもルールがあります。これらのルールの基本を身につける場所は家庭です。普段の生活の中でルールを守ることを習慣づけるよう訓練しましょう。
れ  練習だよ。
何事も「繰り返し」「練習」です。練習せずに身につくものなどありません。子どもが何かでめげそうになったら、「何事も練習だよ」と声をかけて力づけてあげましょう。
ろ  朗読しよう。
声を出して本を読むことは脳を活性化します。同時に目や喉も鍛え、呼吸法や発声法、正しい姿勢も身につけ、健康増進にも役立ちます。私は音読によって英語の発音をマスターしました。
わ  分けようね。
子どもが小さいときから、親自らお手本となって物を分けることを教えましょう。物を人と分け合う喜びを学んだ子は、ますます与えられ豊かになります。


冒頭に書きました「三方よし」の精神で、親子、子ども同士、子どもと社会などで Win-Win の関係が築けるようお祈りしています。


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子育てのあいうえお その5

2015.10.19日

「私の成功の秘訣がひとつだけあるとすれば、それはずっと子どもの心のままでいたことです」
「私は天才ではありません。ただ、人より長くひとつのことと付き合っていただけです」
「天才とは努力する凡才である」


上はいずれもアインシュタインが残した名言です。


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かの天才と呼ばれたアインシュタインが自ら、自分は天才ではないと語り、天才の定義は努力する凡才である、自分の成功の秘訣はずっと子どもの心のままでいたことだ、と言っているのです。
ということは、子どもはだれでもみんな天才になる可能性を持っているということです。
またアインシュタインは、子育てについて次のようにも語っています。
「育児くらい崇高で素晴らしい仕事はない」
「子どもには批評よりも手本が必要である」

つまり、子どもの無限の可能性をどれだけ引き伸ばし、育てるかはひとえに親の子育てにかかっているということです。


それでは今日も行きましょう。
「子育てのあいうえお」シリーズその5です。
親自ら子どものお手本となり、この崇高で素晴らしい仕事に引き続き取り組んでいきましょう。


ま  負けるが勝ち。
勝負に勝つことだけが勝利とは限りません。場合によっては、負ける方が勝ちということだってあります。勝ち負けの結果だけにこだわらないよう小さいときから教えましょう。
み  見事だ!
子どもが何かを首尾よく成し遂げたとき、たとえ完璧でなくても「お見事!」と言って褒めてあげてください。褒められれば褒められるほど子どもは伸びます。
む  胸がいっぱいだ。
親として嬉しいとき、感動したときなど、「胸がいっぱいだ」と親の気持ちを素直に子どもに伝えましょう。子どもは親に喜んでもらえることがとても嬉しいものです。
め  名案だ!
子どもが何か提案したときなど、「名案だ!」と言って感謝しましょう。子どもは自信を持ってどんどん発言できる子になります。
も  もちろん!
「もちろん!」は、疑いようもなく、という意味で、子どもを力強くサポートする言葉です。「聞いてる?」「嬉しい?」「本当に?」「ぼくのこと好き?」などと子どもに聞かれたら、即座に「もちろん!」と答えてあげましょう。


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子育てのあいうえお その4

2015.10.18日

2年前の記事を転載させていただきます。
「もう一度子育て見直します」
というご感想や、大学時代の同級生からは、
「今度は孫育てに役立てたいです」
という嬉しい声が寄せられています。


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今日は父の日。とは言っても、私にとっては別に何もありません。誰も「父の日、おめでとう」とも言ってくれません。でも、私はそんなことはまったく気にしていません。
そう言えば4年前の父の日はちょうど私の誕生日と重なり、塾で先生や生徒たちにサプライズのパーティをしてもらいました。
このことを思い出してその日のブログ「父の日」をもう一度読み返したのですが、まるで昨日のことのようによみがえってきました。
その中に元気な頃の父というリンクがあり、それを読んで2年少し前に天国に帰った父のことも思い出しました。その中に「私が何度か大きな失敗をしたときには厳しく叱りましたが、そのあとはすぐにまた優しい父に戻っていました」というくだりがあり、その失敗のひとつがありありとよみがえってきました。


大学生のとき、父の愛車セドリックを借りて名古屋に住んでいた友人を訪ね、彼の下宿に泊めてもらいました。翌日、友人の下宿を出る前に気をきかしてボンネットを開け、ラジエーターに水を満たしました。
当時のセドリックは高級車、乗り心地満点でご機嫌で京都に向かって国道を走っていたのですが、真ん中あたりの滋賀県で急にボンネットから煙が出てきて、エンジンストップ。道路脇に停めてボンネットを開けると、なんとラジエーターキャップの締め忘れで、中の水は空っぽ。車はオーバーヒートして止まったのです。
あわてて父に電話して、別の車で迎えに来てもらい、ロープで牽引してもらってゆっくりゆっくり京都まで戻りました。
父が大事にしていたセドリックでしたが、エンジンまでだめにしてしまいました。
しかし、父は私の不注意を少し叱っただけで、そのまま赦してくれたのです。
このときほど父の愛情を強く感じたことはありませんでした。
大学を卒業してアメリカの大学院に留学させてもらい、そこでクリスチャンになりましたが、上の出来事もあって父なる神の愛が赦しの愛であることは容易に理解でき、素直に受け入れることができました。


子育ての基本の一つ。それは「赦し」です。
それではシリーズの4回目です。


は  始めが肝心。
始め良ければ終わり良し。英語では、"Well begun is half done."(始めがよければ半分終わったのと同じこと)と言います。何事も始めが肝心。子どもが何かやりたいと言ったときは、「始めが肝心」と言って励まし、背中を押してあげましょう。
ひ  ひと休みしよう。
何事もあまり一生懸命になると周りが見えなくなることがあります。頑張りすぎて途中でダウンしないように、「ひと休みしよう」と言ってあげることも必要です。
ふ  不可能はないよ。
子どものことを心配するあまり、「無理」とか「不可能」とか、子どものやる気に水をさすネガティブな言葉が無意識に出てきます。でも、むしろ「不可能はないよ。やってごらん」と励ましてあげてください。世の中の天才とは、ほとんどのケース「不可能はない」と親に教えられて育ち、何かに取り組んできた人たちです。
へ  平気、平気。
子どもが何か失敗をしてもそれほど大したことではありません。本人はとても気にしていますので、そのようなときは「平気、平気」と言って安心させてあげましょう。ここからまた新しいチャレンジが始まるのです。
ほ  方法は必ずあるよ。
ときには八方ふさがりに見えることがあります。でも、上を見上げると空が開いているし、いざとなればトンネルを掘って地下を進むという方法だってあります。「方法は必ずある」ということを親は子どもに教えなければなりません。


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子育てのあいうえお その3

2015.10.17日
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CHILDREN are not the people of tomorrow but the people of today.
They have a right to be taken seriously, and to be treated with tenderness and respect.
They should be allowed to grow into whoever they were meant to be.
The unknown person inside each of them is our hope for the future.”
- Janusz Korczach -


子どもたちは未来ではなく、今現在生きている人間である。
真摯に受け止められ、優しさと尊敬の念を持って取り扱われる権利がある。
子どもたちはなるべき人物になれるよう認められるべきである。
一人ひとりの内に潜む未知の人物は将来の我々の希望である。
−ヤヌシュ・コルチャック−


上はマドレーヌさんのポスティングからの引用です。
ヤヌシュ・コルチャック(1878年- 1942年)は、ポーランドの小児科医、孤児院院長、児童文学作家で、1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」に大きな影響を与えた人物です。
彼の主張は、子どもは生まれながらにして立派なひとりの人間であって、成長していって徐々に人間になるのではない。だから、我々大人は子どもの人間としての尊厳を尊重し、一個人そのものが持つ価値がいかに大きいか、そしてそのような子ども一人ひとりと真摯に向き合うことがいかに大切かということを訴えています。
これは子どもを持つ親だけでなく、私たちみんなに語られている言葉です。


昨日の「子育てのあいうえお その2」を読んだ一人の読者から、全部覚えて実践できる自信がない、というメールをいただきました。
でも大切なのは、私がたまたま書いた言葉一つひとつを全部覚えてそのまま実践することではなく、日々の生活の中でいかに意識して子どもを立派なひとりの人間として接するか、ということです。そして、これができれば最近大きな問題になっている子どもに対する虐待などはなくなります。
それでは今日の「子育てのあいうえお その3」をお送りします。


た  大したもんだ。
「大したもんだ」、「偉い!」と、親が子どもを大げさに褒めると、子どもの自尊心は大きく育ちます。
「ダメはダメ」と、Fさんがアイデアを送ってくださいましたが、本当に「ダメ」というネガティブな言葉は禁句です。
ち  調子いいね。
人間だれでも調子のいいとき、悪いときがあります。調子の悪いことを指摘するよりも、調子のいいことを指摘してあげるほうが子どもにとっては有益です。親にこのように言われると、子どもはどういうときに調子がいいかがわかるようになり、そのようなときを意識して生み出すことができるようになります。
つ  続けようね。
何事も継続が肝心。せっかくいいことを始めても途中でやめてしまってはもったいないです。継続して初めて何でもモノになります。
て  できるよ。
どれほど多くの親が子どもに「お前に○○なんかできない」と、否定的な言葉を使っていることでしょう。もっともっと「できる」というメッセージを送ってあげたいものです。
と  どうして?
学習の基本は好奇心です。ただ単に教えられたことを覚えたり、テストでいい点を取ることにあるのではありません。常に「なぜ?」「どうして?」と子どもに尋ねかけ、自ら「なぜだろう?」と考える子どもに育ったら、教育は大成功です。それだけで一生食べていけます。
な  仲直りしよう。
親子、兄弟、友達同士でぶつかること、ケンカすることもあります。そのようなとき、親自ら「仲直りしよう」と声をかけていると、子どもも人に対して「仲直りしよう」と言える子どもになります。
に  似合うよ。
ヘアスタイルや洋服、持ち物など、どんなことでも「似合うよ」と言って、子どもを励ましてあげましょう。自信のある子に育ちます。
ぬ  脱いだらどうするんだっけ?
「また脱ぎっぱなしっ!」と言って頭から叱るのでなく、「脱いだらどうするんだっけ?」と言って、自分で考える子どもに育てましょう。
ね  寝る子は育つ。
「寝る子は育つ」という諺は真理です。テレビやゲームなどで夜遅くまで起きているのは、子どもにとって心身ともに良くありません。十分な睡眠が取れるよう、生活の時間管理を身につけられるよう助けてあげましょう。
の  伸びてるよ。
身長だけでなく、勉強でも、スポーツでも、趣味でも何でも、「伸びている」と指摘されることは子どもにとってものすごく嬉しいものです。励まして、ますます伸びるよう助けてあげるといいですね。


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子育てのあいうえお その2

2015.10.16日

きのうの朝、子供の泣き声を聞いてベランダに出た。幼稚園児の男の子が「いやだ、いやだ…」と歩道で泣いている
◆「ほら、バスが来たぞ」。若いお父さんが叱りつけても小雨のなかを動こうとしない。お父さんは男の子を抱き上げると、頬を軽くポンと叩たたいて、送迎バスのほうに走っていった
◆めずらしい光景ではあるまい。6月というと、たとえば同じ組の、入園したては神妙にしていた腕白わんぱくな子がそろそろ本領を発揮してくる頃でもある。おとなしい子供たちにとっては、乗り越えねばならない第一関門の季節かも知れない
◆「母の日」が過ぎてもうすぐ「父の日」だが、子育て奮闘中の若いパパやママには、元気いっぱいの「いってきま〜す」と「ただいまッ」にまさる贈り物はなさそうである。歌人の俵万智さんが育児の大変さに触れて、「生後1歳までの記憶があれば、子供はみんな親思いになる」と本紙で語っていたのを思い出す。5〜6歳の出来事もしっかり記憶しておいてね、というのが世の親御さんの実感だろう
◆さて、あの子は何がいやでグズっていたか。今朝は笑顔でバスに乗れるといい。

(2013年6月13日付 読売新聞1面 「編集手帳」より)


「生後1歳までの記憶があれば、子供はみんな親思いになる」という俵万智さんの言葉が非常に重く心に響きますが、5〜6歳どころか何歳になっても手遅れということはありません。「思い立ったが吉日」じゃないですが、気づいたその日から実行することが何よりも大切です。
それでは今日のシリーズ「その2」をお届けします。少しでも何かのお役に立つことができれば。


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か  可愛い!
顔や姿、格好だけでなく、言葉や仕草にも子どもの可愛さはあふれています。それを言葉で言い表し、愛情を伝えましょう。
き  気にしなくていいよ。
子どもは誰でも失敗するもの。そういうときに頭ごなしに叱るのでなく、「大丈夫。気にしなくていいよ」と言って、受け入れてあげましょう。そうすると、失敗を恐れずにいろいろなことに挑戦する積極的な子どもに育ちます。
く   くじけるな。
誰にでもくじけそうになるときがあります。「くじけるな」と言って励ますことも大切。
け   けじめをつけよう。
いつもただ褒めるばかりでなく、間違ったことにははっきりと「ノー」と言い、けじめをつけることも教えなければなりません。
こ   後悔しても仕方ない。
失敗したことは後悔しても元に戻すことはできません。後悔するよりもむしろ失敗から学び、新しいスタートを切ることによって、失敗という痛い経験が生かされてきます。
さ   才能がある。
子どもにはみんな才能があります。その才能を見抜き、引き出してあげるのが親の務めです。小さなことでも気づいたらその場で、「お前には才能がある」と言って励ましてあげましょう。その才能はどんどん伸ばされます。野球のイチロー選手などみんなこのようにして才能を伸ばしてきました。
し   幸せだよ。
「お前と一緒にいて幸せだよ」と言葉に出して愛のメッセージを伝えましょう。子どもは精神的にとても安定し、すくすくと成長することができます。
す   素直だね。
親の多くは子どもの素直でないところばかりに目が行って、ついつい「素直でない」と言ってしまいますが、本当はもっと素直なところに気づいてそれを褒める方がはるかに効果的です。
せ   積極的でいい。
積極的な子どもに育てるためには、日常の生活の中で子どもの積極的な面を見つけてそれを指摘し、褒めることが一番です。
そ   想像力があるね。
子どもは想像力がたくましいものです。その想像力を親や周りのおとなが自分たちの常識ではかって「ばか」とか「無理」とか不用意に言ってしまうケースがとても多いです。エジソンやアインシュタインなどの偉大な発明家や科学者などは、みんな親に想像力を褒められて伸びていきました。


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子育てのあいうえお その1

2015.10.15日

2年前の記事からの転載です。


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昨晩、吹き替え・字幕スーパーなしで久しぶりにアメリカ映画をテレビで見ました。
「幸せのちから」(原題: The Pursuit of Happyness)で、ウィル・スミス主演、6歳の実の息子と親子で好演しています。
父子の愛情を見事に描いた実話に基づくとても感動的なストーリーで、最後のシーンは涙で目が曇りました。(もしご興味がおありでしたら詳しい内容はこちらからご覧ください)


この映画の中で私にとって一番感動的だったのは、貧乏のどん底の生活をしているとき、父が息子に向かって次のように言うシーンです。


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Don't ever let somebody tell you...
...you can't do something.
Not even me.
All right?
You got a dream...
...you gotta protect it.
People can't do something themselves...
...they wanna tell you you can't do it.
If you want something, go get it. Period.
「お前にはできない」なんて絶対にだれにも言わせちゃだめだぞ。
たとえ俺でも。わかったか? 夢があったら、どんなことがあってもそれを守り通すんだ。
人は自分では大したことはできやしない。それで、「お前にはできない」って言いたいんだ。
でも、本当に何か欲しかったら、何としてもそれを手に入れるんだ。ただ、それだけだ」

(私訳   英語はわざと非文法的な文にして、親子間のくだけた会話の雰囲気を出しています)


父親は息子のためにもこの言葉をそのまま実行するのです。
そう、今日から始まる「子育てのあいうえお」の基本は、子どもに夢と自信を持たせ、それを親自ら実践して見せることです。


あ  ありがとう。
親が率先して子どもに、また周りの人に「ありがとう」と普段から言ってお手本を示し、感謝の心を育てましょう。
い  いいね!
子どもが何か言ったり、したりしたとき、「いいね!」と言ってサポートしてあげると、子どもの内に自信が育ちます。
う  嬉しいよ。
親の嬉しい気持ちを素直に言葉で言い表すと、子どもは愛情を感じます。
え  笑顔が素敵だよ!
子どもの笑顔は親にとって最高の宝物です。親子でいつも笑顔を心がけていると、家庭は自然と明るくなります。
お  大きくなったね。
子どもは自分が大きくなっていることを実感しません。いつまでも子ども扱いをするのでなく、年齢に応じた扱いをすることでより大きな成長が期待できます。


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愛情を持って育て、訓練する

2015.10.06日
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昨日の記事「たかが◯◯されど◯◯」は、勉強の基本である鉛筆と消しゴムの使い方の話でした。


ちょうど1年ほど前に書いた似たような記事「たかが犬、されど犬⁉」を思い出しました。上の画像の動画はこの記事からご覧ください。
こんなお利口さんで働き者の犬、人間にもまずいませんよね。


でも、この犬も生まれたときは頭の中は真っ白。訓練によってここまでになったのです。
だとすれば、人間においておやです。
親は子を、教師は生徒を、上司は部下を、もっともっと愛情を持って育て、訓練しなければなりません。
おっと、その前に私は自分自身を愛情を持って訓練しなければ。


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たかが◯◯されど◯◯

2015.10.05日

「たかが◯◯されど◯◯」
って身の周りにたくさんありますよね。
毎日、子どもたちと接している私にとって看過できないのが子どもたちの鉛筆の持ち方です。
小学1年生から中高生まで、塾の生徒を見ていて正しい鉛筆の持ち方ができているのは、おそらく10人に1人いないのではないかと思うほどです。
大人の人でも変な持ち方をしている人をしょっちゅう見かけます。


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上の写真が正しい持ち方ですが、テレビでも取り上げられるほど実は大切なことなのです。
正しい鉛筆の持ち方だと、
@形よく綺麗な文字が書けるようになる
A長時間書いても手が疲れない
B3点で鉛筆を支えるので、指に負担がかからず手、腕、肩、首、目が疲れない
C姿勢がよくなる
D勉強に集中できる
E学習意欲が出て学力が向上する
F見た目が素敵で、評価が上がる
などの利点があります。


私がよく目にする誤った持ち方は次のようなものです。

1.jpg  d0138157_215869.jpg
13.jpg   4.jpg
5.jpg  6.jpg


まだこの他にもありとあらゆる変な持ち方をしている子がいます。
私は気づくと必ず生徒に正しい持ち方を指導しています。
ある日、とてもできる中学3年生5人を教えていた時、ふと気づくと全員が正しくない持ち方をしていました。そこで、正しい持ち方を見せて教えるとみんな口を揃えて、かえって字が書きにくいと言いました。
しかし、その後二人は努力して、正しい持ち方を練習して普通に使えるようになっていました。二人の成績は以前にも増して大きく上がってきています。
「前はどんな持ち方をしていた?」と聞くと、もう忘れてしまっていました。その気になれば、誰でも直すことは可能です。


癖がついてしまって矯正するのが困難な場合、あるいはこれから鉛筆を初めて使う幼児さんには次のような三角柱の形をした太目の鉛筆を使うことをお薦めします。シャーペンは良くないです。円柱もしくは六角中の形の鉛筆の場合は、右の写真のような矯正用ラバー(「もちかたくん」など)をつけるといいでしょう。

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「たかが鉛筆、されど鉛筆」です。


もう一つの「たかが◯◯されど◯◯」は消しゴムです。
シャーペンのようなメカニズムの可愛い消しゴムを買ってもらった、とご機嫌の小学2年生の子が来ました。
もう消しゴムが気になってお勉強どころではありません。普通の消しゴムを渡しても使おうとせず、ずっと触っているうちに壊してしまいました。
また、右の写真のようなおもしろ消しゴムもコレクションにはいいですが、気が散ってしまい勉強用には向いていません。

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もう一つ、消しゴムの使い方についてひと言。
小さい頃から、間違ったらすぐに消しゴムで消す習慣がついていて、間違った答えを全部消してしまう生徒がとても多いです。
間違いは、自分がどのような間違いをしたか記録しておき、同じ間違いを繰り返さない、という意味でとても大切な情報です。これを消してしまったらもったいないです。消しゴムは必要ない、と言ってもいいぐらいです。
必ず間違いはそのまま残しておいて、そばに赤鉛筆や赤ペンで正しい答えを書くよう、私はいつも生徒に指導しています。
「たかが消しゴム、されど消しゴム」です。


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お母さんの愛に感謝!

2015.09.15日
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先日、【お母さんへの手紙】というとても感動的な話をFBで読んで、涙で目が曇りました。
心揺さぶられるお話です。私たちみんなの母親への思いを代弁してくれている「手紙」です。
孫の顔を見られないまま56歳の若さで天国に帰った母のことを思い出して、感謝の心で胸がいっぱいになりました。


そこで、FB上でシェアさせていただいたところ、大きな反響を呼び、Mさんからは次のようなコメントをいただきました。
「自分が親になって 親の有り難みをやっとわかった。
子供達も 今は反抗とかするけど、親になったら親の気持ちや有り難みをわかってくれるといいなぁ」
Mさん大丈夫ですよ。あなたも私も、そしてうちの子どもたちもそうだったように、みんな同じところを通ります。子どもの頃は親に逆らっていてもやがて必ず感謝するようになります。


心温まるとても感動的なお話なので、是非とも一人でも多くの方に読んでいただきたいと思い、このブログで再度ご紹介させていただきます。


【お母さんへの手紙】


お母さん、私を産んでくれてありがとう。

あんなに痛くて辛い思いをしたのに、私を見た瞬間、満面の笑みで「わぁっ女の子!嬉しい!」と言ってくれたね。

私が夜中に泣いてお母さんが眠れなくても、いつも私を優しく包んでくれた。

私が病気になりにくいようにって母乳で育て、いつどんな時も私がお腹をすかせればすぐにおっぱいをくれたね。

夏は自分が真っ黒に日焼けしても私をプールに連れていき、冬は寒い時に自分の上着を脱いで私に着せてくれたね。

私が幼稚園に行きたくなくて、二人乗り自転車のうしろで暴れて転んだ時、お母さんはすぐに私を抱き上げ「大丈夫⁈痛いとこない⁉」って。
全く怒らなかった。
私は無傷で、お母さんはスボンが破れて手足をすりむいていたのにね。

私が学校で悪口を言われたと泣いて帰った時
「お母さんだけはあなたの味方だから」
と私を抱きしめ、

高校三年間は毎日手作り弁当、
お昼休みにお弁当箱のフタを開けるのが楽しみだった。

私が社会に出て、毎日遅くまで遊び回ってた頃
怒る父親とは反対に
「若いうちに好きなことをやれば良い。会社や他人に迷惑さえかけなければ自己責任で」
と見守る姿勢を貫き通した。

そして私が結婚する時には
自分が一生懸命働いて貯めたお金を何の惜しげもなく私に持たせ
「あなたの結婚資金はあなたが赤ちゃんの時から積み立ててきたし、
あなたが幸せなことがお母さんも幸せ。
何か困ったときに使いなさい」と言った。

それから私に赤ちゃんが産まれた。
里帰りした私と赤ちゃんを優しく迎え入れ、私が夜中に授乳すると寒いから、とわざわざ新しい暖房器具を用意し、
赤ちゃんの肩が寒そうだからとベストを編んでくれたり、
朝は私よりも早く起き、
夜は私より遅くまで起きていた。

お母さん
私が産まれてから今日までお母さんが私にしてくれたことは、当たり前で、だれからも何の評価もなく、お母さん自身も当然のことと思ってしてきたことばかりかもしれない。

でもね、私はお母さん自身がそのことを
「母親として当然のことをしてきただけ」
と言えることが1番スゴイことだなって思うの。

こうして私も今お母さんになって、やっとお母さんのすごさがわかったの。

だからね、声を大にして言うよ。

私のお母さん!

私のことをこんなにも愛し、大切にしてくれてありがとう。

それから、今度は世界中のお母さんへ。

お母さんがしてること、今は誰も褒めてくれないかもしれない。

それどころか、一生懸命作ったご飯、5才の娘に「何かマズイ」って言われたり、2才の息子にお皿のおかずを投げ捨てられたりね。

それでそれを黙って拾うお母さんに、お父さんが「子供の好きなものにしたほうが良いんじゃない?」ってね。
簡単に言うけど、
だって、栄養バランスとか考えてるからね。

でもね!
お母さんが家族に注ぐ素晴らしい愛情は、
毎日毎日家族の心に少しずつ少しずつ、
目立たないけど、
まるで雨のしずくのように注がれて、
いつかお母さんがおばあちゃんになる頃、
きっといっぱい色んな形でかえってくるよ。

しずくがバケツいっぱいになったら外に溢れるようにね!

だからまだ今は家族の心のバケツに愛情を貯める時。

今は誰も褒めてくれなくても
ちゃんと伝わってるよ。

今は誰も認めてくれなくても
ちゃんと届いてるよ。

だからお母さんは今のお母さんのままでいい。

十分頑張ってるんだから。

誰よりも家族のこと愛してるんだから。

…ぽちゃんっ、ぽちゃんっ、ぽちゃんっ…

お母さん
いつもありがとう


最近、NHKの連続ドラマ『まれ』に登場する子どもたちや、アニメの世界名作劇場『ペリーヌ物語』(「障害が大きければ」)、『母をたずねて三千里』(「チャンスは手を伸ばし、もぎ取るもの」)、そして今放映されている『トム・ソーヤーの冒険』に出てくる主人公の子どもを見ていても、はたまたアカデミーで毎日教えている小学生や中学生と接していても、最近は子どもたちがもう「目に入れても痛くない」ほど可愛くて仕方がありません。ついつい無意識のうちに顔がでれぇーっ(^_^メ)としてしまいます。
妻に言わせれば、歳を取った証拠だ、と。


でも、上の【お母さんへの手紙】を読んでいて、「わたくしの中にもひょっとしたら母性愛があるのかしら」(^。^) なんて思ったり、いやこれは「俺の父性愛なんだろう」(^_^;)なんて思ったり…
でも、これで孫ができたら、きっともう母性愛や父性愛や慈愛をはるかに超えた「爺愛」(-_-;)になるのでしょうね。


私も声を大にして天国の母に言いたいです。
「マミー(お母さん)、僕をこの世に生んでくれてありがとう!
貧しい中で毎日朝早くから夜中遅くまで、時には徹夜して働いてくれたよね。でもそんなこと当たり前って顔して、愚痴ひとつこぼさなかったね。
今、この年になってマミーの愛が本当によく分かるよ。心より感謝しているよ!」


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利口と賢明

2015.08.06日

"Yesterday I was clever, so I wanted to change the world. Today I am wise, so I am changing myself."
-- Jalal ad-Din Muhammad Rumi (1207-1273), Persian Poet
「昨日、私は利口だった。だから世界を変えたいと思った。今日、私は賢くなった。だから今、私は自分を変えている」
-- ジャラル・アディン・ムハンマド・ルミ(1207-1273)、ペルシャの詩人


13世紀の詩人ですが、この時代においてすでに人生を達観していますね。
ここで言っている「昨日」「今日」はもちろん字義通りの意味ではなく、「かつて」「現在」のような意味です。
若気の至りで、私自身も昔、少しは利口だと思い、世界を変えたいと思ったことがありました。
しかし、自分の力で世界を変えることなど逆立ちしてもできないことを間もなく悟りました。
にもかかわらず、私がジャラル・アディン・ムハンマド・ルミのように賢明でなかったのは、そこで自分を変えようとしなかったことです。


「利口」という言葉と「賢明」という言葉。いずれも一般には「賢い」「頭がいい」と言い換えられ、区別されないことが多いようです。
犬や猫など「利口」なペットはいくらでもいます。
しかし、残念なことに本当に「賢明」な人は少ないです。


日本では教育が進み、大学進学率はうなぎ上り。今や選り好みしなければ大学は全入時代です。

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幼少の頃より学習塾を始め、算盤、ピアノその他の楽器、バレエ、サッカーや柔道などのスポーツ等々、習い事もオンパレードで、小学生の多くがほぼ毎日なにかの習い事に通っています。(という私のところもそのうちの一つなのですが)
子どもたちは昔と比べて確かにどんどんお利口になってきています。
しかし、果たして賢明な子どもに育っているか、というとはなはだ疑問です。


さまざまな事実を暗記してテストで高得点できる。
しかし、「◯◯ができる」=「賢明」とは限りません。
これからの時代に求められるのは、「利口な◯◯ができる」子(人)ではなく、真に「賢明な」人物で、私たち教育に携わる者はもっとこのことに心を砕かなければなりません。


アカデミー学院では今日から夏合宿。
初日の今日は、一日勉強合宿。中1・中2生は5時間の勉強、中3生は朝9時から夜10時までの"Ten Hours"です。

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2日目の明日は、中1・中2生は学力テスト、中3生は県模試。
3日目・4日目の土日は、恒例の足柄ふれあいの村での一泊合宿です。
単にお勉強だけができるお利口さんをつくる塾ではなく、全人格教育を目指したトータルな4日間の合宿です。
アカデミーから将来の日本を担う賢明な生徒たちが巣立っていくことを心から願っています。


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「手をつけ」て、その「手を離さない」

2015.07.09日
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"The first part of success is 'Get-to-it-iveness'; the second part of success is 'Stick-to-it-iveness.'"
-- Orison Swett Marden, Editor, Success Magazine
「成功の第一歩は『手をつけること』、そして次は『手を離さないこと』」
-- オリソン・スウェット・マーデン、サクセスマガジン編集者


オリソン・スウェット・マーデンは19世紀末から20世紀に活躍した事業家。
アメリカで有名なビジネス誌 Success Magazine の創業者であり、成功哲学の父と呼ばれる人物です。


マーデン氏がここに面白い表現で自分の成功哲学を述べています。
'get to it' は「始める」「取りかかる」、 'Stick to it' とは「あきらめない」「やりとおす」という意味で、アメリカでは日常生活の中でよく使います。
これらの単語を−(ハイフン)で結ぶとー語になり、形容詞の語尾である 'ive' を、そして最後に 'ness' を付けて名詞にすると、「〜すること」という意味になります。これによって新しい語をどんどん生み出すことができます。


ですから上の本文を直訳すると、「成功の最初の部分は『始めること』、成功の2番目の部分は『あきらめないこと』だ」というふうになります。
しかし、これでは面白くないので、冒頭のように、
「成功の第一歩は『手をつけること』、そして次は『手を離さないこと』」
とし、「手をつける」「手を離さない」とちょっと意訳してみました。
「手をつける」はもちろん「着手する」、「手を離さない」は「あきらめない」の意です。


考えてみたら、確かにどのようなことでもこの二つに成功の鍵が凝縮されていて、成功する人というのはみんな例外なくこの二つを堅実に行っている人たちです。この二つを面倒くさがって、はしょってしまうと、もう成功はありません。
何事もまずは「始めること」、そして「あきらめずに最後までやり通すこと」。これが成功のエッセンスだと、オリソン・スウェット・マーデン氏は言っているのです。
学生はその本分である勉強にまず手をつけ、そしてそれから手を離さないで頑張り続ける。そうするなら必ずや道は開け、望みはかなえられます。


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すべてに通じる勝利の方程式

2015.07.07日
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"When you're riding, only the race in which you're riding is important."
-- Bill Shoemaker, Jockey
「馬に乗っているとき大切なのは、自分が今まさに走っているレースだけだ」
-- ビル・シューメーカー、騎手
(訳:舟田譲二)


ビル・シューメーカー(1931-2003)は、アメリカの騎手、調教師。
17歳となった1949年3月19日に騎手としてデビュー。翌20日にシャフタービーという牝馬で初勝利を挙げると、引退までに世界記録となる通算8,833勝の金字塔を打ち立てることになった。(Wikipediaより)
シューメーカーの勝利の方程式は、冒頭の言葉にあるように、「馬に乗っているとき大切なのは、自分が今まさに走っているレースだけだ」です。


じつに示唆に富む言葉ではないでしょうか。
彼は騎手だったからこのように言ったのですが、これはどんなことにも通じます。
ひと言で言うと「集中力」です。これについては以前、「手に入れたいものを確実にゲットする法」の中でも書きましたが、何ごとも中途半端に、あるいは二心でやっていたのではものにならないということで、これは真理です。
生徒や学生であれば勉強に集中しなければならないのは当たり前すぎるほど当たり前のことです。
スポーツをしているのならば、その練習に、そして試合に集中しなければなりません。
芸術家もしかり。
仕事をしている人もそう。
家庭を築いている人、子育てをしている人もそうです。


ところが、人間というのは気が多いせいか、なかなか一つのことに集中できず、ついフラフラとよそ見をしたり、あちらこちらに足を取られたり、いっときに二つ、三つのことをしようとしたりするのです。
それが脳の刺激になっていいことももちろんあります。
しかし、こと勝負事に関しては、あるいはたとえ勝負事でなく、子育てでも何でもそれに賭けているときには、やはりそれに集中しなければならないのです。
最近よく見かける光景で、赤ん坊を抱っこしていたり、あるいはベビーカーで押しているのに、赤ん坊そっちのけで携帯のメールに夢中になっているお母さんたち。
これはどう見ても問題です。赤ちゃんが可哀想。


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心は花のようなもの

2015.06.24日
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"People will not bear it when advice is violently given, even if it is well founded. Hearts are flowers; they remain open to the softly falling dew, but shut up in the violent downpour of rain."
-- John Paul Richter
「たとえまともなアドバイスであってもきつい調子で言われると人は我慢できないものだ。心は花のようなもの。優しく包んでくれる露に花は開き続けるが、激しく降りかかる雨には閉じる」
-- ヨハン・パウル・リヒター
(訳:舟田譲二)


ヨハン・パウル・フリードリヒ・リヒター(1763-1825)はドイツの小説家。
このリヒターの言葉は私たちみんなが肝に銘じておくべきものです。
私たちはとかく「義」「正しいこと」「まともなこと」「常識的なこと」「明白なこと」などを相手に言えば通じると思いやすいです。
しかし、上でリヒターが言っているようにたとえ言っていることが100%正しかったとしても、その言い方がきつい調子だったり、相手を責めるような調子だったりすると、人はそのようなアドバイスは聞きたくないものです。
それはあたかも激しく降りかかる雨に花が閉じるようなものだ、と。実に小説家らしい素敵な表現です。


これは子どもとて同じです。親からあまりにも理詰めで「これはいけない」「ああしろ」「こうしろ」「お前は間違っている」などと言われても、心を閉ざすものです。
夫婦関係においてもしかり、職場の人間関係もそうです。
言っている内容が正しいかどうかではなく、その言い方が相手の心を動かすかどうかが問題なのです。


今一度、自分自身の言葉遣いを点検しましょう。
花を覆う露のように優しいでしょうか。
それとも激しく降りかかる雨のようでしょうか。


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一番の子育て法

2015.06.04日

"What will your children remember? Moments spent listening, talking, playing and sharing together may be the most important times of all."
-- Gloria Gaither
「あなたの子どもたちは何を覚えているでしょう? 耳を傾け、語り、遊び、ともに過ごした一瞬一瞬が、すべての中で一番大切な時となることでしょう」
-- グロリア・ガイザー


クリスチャンの方ならたいがいご存じかと思いますが、「主は今、生きておられる」(Because He Lives)を作詞作曲したのが、ビル&グロリア・ガイザー夫妻です。
ベトナム戦争のあとの1970年代、アメリカが混乱の中にあった時、グロリアさんは第三子を妊娠しておられました。このような時代に子どもを産んでどのように育てるか、ということを考えていた時に自然と生まれたのが上の賛美だそうです。



この歌は世界中に広まり、大勢の人々に賛美されました。
当時2歳半ぐらいだったうちの長男が、ある日突然「しゅはいま〜、いきておら〜れる〜、わがうち〜に、おられる〜」と意味もわからずに歌い始めました。毎週、教会で聞いているうちに覚えてしまっていたのです。
あれから30年の年月があっという間に流れましたが、あの時の驚き、感動の状況が今もなおまぶたに焼きついています。


「あなたの子どもたちは何を覚えているでしょう? 耳を傾け、語り、遊び、ともに過ごした一瞬一瞬が、すべての中で一番大切な時となることでしょう」
という冒頭のグロリアさんの言葉は、まさに彼女自身が体験したことであり、また私たちみんなが持っている共通の経験ではないでしょうか?


私も自分の幼い時の想い出、そして子どもたちが小さい頃の想い出といえば、やはりこのような一瞬一瞬です。


子育てに毎日追われているお母さんたちは、ともすれば目先のことに心奪われ先が見えなくなってしまったり、イライラしてついつい子どもにつらく当たったり、大声で怒鳴りつけたりしてしまいますが、あの時をもっと大切にしておけば良かったと、後になって後悔することになります。
今という瞬間瞬間を大切にしましょう。子どもははっきりとその時を覚えています。
そして、それが一番の子育て法なのです。


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自分を惨めにするにも労力を要する

2015.05.31日

"We either make ourselves miserable or we make ourselves strong. The amount of work is the same."
-- Carlos Castaneda, author
「私たちは、自分自身を惨めにするか、あるいは強くするかだが、その労力は変わらない」
-- カルロス・カスタネダ、作家
(訳:舟田 譲二)


カルロス・カスタネダ(1925-1998)はペルー生まれのアメリカの作家・人類学者です。
私の母校でもあるUCLAで文化人類学を学び、ヤキインディアンの呪術関連の著書をたくさん残してます。私もUCLAの前にいたカリフォルニア州立大学フラトン校で文化人類学を学びましたが、とても興味深い分野で大好きでした(「日本よ、どこへ行く?」)。
その文化人類学者が言っている冒頭の言葉は示唆に富みます。


私たちは日常生活の中で、無意識のうちに自分を惨めにするようなことを言ったり、したりしていますが、それにもじつは労力がいるのです。自分を強くするのと同等の労力が。


勉強を嫌がる子どもたちは勉強をサボります。一方、目標がはっきりしている生徒は目標に向けて一生懸命勉強します。
一見、サボる方が楽で勉強するほうが大変な労力がいるように思われますが、サボるのにも勉強するのと同じだけの労力を要します。
夫婦関係や親子関係、友人関係、親戚関係、職場の人間関係などはなかなか難しいものです。
とても壊れやすいです。
しかし、これらの人間関係を壊すのにも労力が必要で、正しい人間関係を築くのと同等の労力を要します。
また、国際関係において、互いに憎しみ合い戦争するのにも、平和を築くために努力するのと同じ労力を要しています。
このほか、信仰の世界においても、神の存在を否定するのにも、神を信じるのと同じ労力を必要としています。


同じ労力を要するのなら、否定的、破壊的なことに使うよりも、肯定的、建設的なことに使った方がよっぽどいいのじゃないでしょうか。


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勉強が好きになるには

2015.05.18日

"Put your hand on a hot stove for a minute, and it seems like an hour. Sit with a pretty girl for an hour, and it seems like a minute. That's relativity."
-- Albert Einstein, physicist
「熱いストーブの上に手を1分置いてみなさい。1時間のように感じるでしょう。きれいな女の子の隣りに1時間座ってごらんなさい。1分のように感じるでしょう。これが相対性理論です」
アルバート・アインシュタイン、物理学者
(訳:舟田 譲二)


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(ネコと一緒にハイポーズ!)


アインシュタインの名言はどれもこれもまことに至言です。
相対性理論という難解な理論をひと言でだれにでもわかるように言うところがいかにもアインシュタインらしいですね。


ところで、勉強嫌いな生徒や学生がとても多いのは本当に残念なことです。
親が無理やりさせるから仕方なくやる、試験があるから、宿題をやっていかないと先生に叱られるから、高校や大学に行くために勉強する、などいやいや勉強する人が大半ではないでしょうか。
このような勉強の仕方をしているから、アインシュタインが言うように勉強時間が途方もなく長く感じるのです。


一方、自分の好きなゲームや、スマホ、スポーツなど好きなことをしている時は時間はあっという間に過ぎてしまうものです。
私も最近、旧友と会う機会がよくあるのですが、あっという間に時間がきて、惜しみながら別れることになります。


塾が好きな生徒がよく言いますが、週に3日や4日じゃなくて毎日あればいいのに、と。これは塾が楽しいからです。
ということは、勉強の面白さがわかったら、どれだけ勉強してもあっという間に時間は過ぎてしまい、また次に勉強するのが楽しみになるわけです。


子どもたちに勉強は楽しいよ、と言っても「いや、勉強が楽しいなんてあり得ない。たとえお日様が西から上るようなことがあっても勉強が楽しくなることはない」などと答えます。
これにはひとつ原因があります。
親や学校、塾の先生などが勉強をつまらなくさせているのです。


だれでもそうですが、無理強いされたり、脅されたりするのはいやです。
でも、親や教師は「あなたのためだから」などと言いながら、無意識のうちに子どもに勉強することを強制しているのです。
これでは子どもが勉強嫌いになるのも無理ありません。
私の知っている限り、勉強が好きだという人で、親などに強制されて勉強した人はいません。と言うか、この人たちの親は子どもの勉強には口出ししていません。


それでは、どうすれば子どもは勉強が楽しくなり、好きになるのか。
これはとても大切な問題です。
答えは簡単。親や教師などが勉強好きで、楽しくて仕方がない、という姿勢、情熱、お手本を示すことです。
一般的に言えることですが、スポーツ好きな親に育てられた子どもはスポーツが好きになりますし、これは音楽好き、芸術好き、読書好きなどほとんどのことに当てはまります。
親が本を読まなくて子どもに本を読めと言っても読まないように、親が勉強しないで子どもに勉強しろ、と言ってもそれはしょせん無理な話です。


親や教師が勉強の面白さにハマって夢中になる。これを見た子どもは何も考えずに勉強とは面白いものだと思うようになるでしょう。
そして、勉強する時間があっという間に終わってしまい、もっとしたくなるようになります。


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期待のクオリティ

2015.05.01日

"The quality of our expectations determines the quality of our actions."
-- Andres Godin
「期待のクオリティが行動のクオリティを決定づける」
アンドレ・ゴダン
(訳: 舟田 譲二)


「期待」というとき、それは人に対する期待であることも、また自分自身に対する期待であることもあります。
確かに、自分に対する期待のクオリティが高ければ当然のことながらその期待に応えるべく行動のクオリティも高くなるでしょう。
わかりやすい例を挙げれば、学生なら良い成績や志望校合格という、自分に対する期待のクオリティが高ければやはり誰でも一生懸命勉強し、努力して夢をかなえようとします。その努力が行動のクオリティなのです。
スポーツや芸術や仕事など何でもそうです。


自分に対する期待のクオリティが低い人は当然、行動のクオリティも低くなり、結果も低いクオリティになります。
どの世界においても、素晴らしい実績を挙げている人はみんな自分に高いクオリティの期待をかけ、かつそれを実現させるためにそれ相応の高いクオリティの行動を取っています。
これができない人は低いクオリティに甘んじることになります。


それでは人に高いクオリティの期待を寄せる人はどうかと言えば、そのような人はただ単に人に期待するだけでなく、その期待のクオリティに合致した、そしてそのようなクオリティを引き出すような行動を取っています。
これは優秀な教師や監督、コーチなどを見れば明らかです。
子育てに当たる親も同様です。
「子は親の背中を見て育つ」という言葉にも表れているように、賢い親は自らの行動のクオリティをもって子どもに良きお手本を示しているのです。


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成功への固い決意

2015.04.15日

"Your own resolution to succeed is more important than any other one thing."
-- Abraham Lincoln, 16th U.S. president
「成功への固い決意は他の何ものにも勝る」
--エイブラハム・リンカーン (第16代合衆国大統領)
(訳: 舟田 譲二)


リンカーンの上の言葉、実に重いです。
ビジネスで成功している人はみんな例外なく「成功への固い決意」を持っていることでしょう。
しかし、これは決してビジネス上の成功に限って言っているのではありません。
たとえば、リンカーンの場合は政治家としてこの固い決意を持っていたのです。
リンカーンについてはこれまでにも何度か書いてきましたが、彼ほどの苦労人もそうはいないのではないかと思います。


リンカーンは貧しい家庭に生まれ、幼いときから苦労の連続でした。
彼の生涯を見ると60歳で大統領になるまで、
31歳 事業に失敗
32歳 州議会議員選挙に落選
34歳 再度事業に失敗
43歳 この後、5年間に3回、下院議員選挙に落選
55歳 上院議員選挙に落選
56歳 副大統領選で敗北
58歳 上院議員選挙に再び落選
とまさに失敗の連続の人生でした。
しかし、リンカーンは将来いつでも役立てることができるようにと、一生懸命勉強し続けました。

「失敗したとき」より)
リンカーンには、絶対に成功するという固い決意があったのです。


これは学生であれば勉学に、家庭を持っている人であれば家庭生活や子育て、より良い夫婦関係に、また健康増進に、信仰生活に、より良い人間関係の構築のために、自らの人格形成のために、...と、どんなことにも適用できます。


あなたには「成功への固い決意」がありますか?


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似た者夫婦

2015.03.17日

「似た者夫婦」とは、夫婦になる男女は趣味や性格が似ていることが多いということ。
また、最初はそれほど似ていなくとも、長く生活を共にしていくうちにお互い影響し合って、考え方や好みが似てくる場合もあるということを意味します。


長年一緒に生活していると考え方や行動が夫婦そっくりになってくるのはよくあることです。
先日、「本物の勇気」の中に書いたミラーニューロンはここでも働いています。


そして、これは夫婦間だけでなく、いろいろな場面でも働いています。
子どもがバレエの練習をしているとき、踊っている先生を一生懸命見ていると、その子どもの頭の中では先生の脳の活動している部分と同じ部位の脳が働きます。上手な先生の手の動き、身体の動きを観察していると、その先生の脳が活動しているように子どもの脳が活性化されるのです。上手なお手本を見て腕をあげることができるのは、このミラーニューロンのおかげです。


もともとミラーニューロンの働きが発見されたきっかけは、人が猿のエサを手でつかむのを見ていた猿の脳が活性化したことにあります。サルの脳には相手の行動を映すような神経細胞があることがわかったのです。
自分は何もしなくても相手が何かをするのを見ていれば、相手が行動したときに活発化する脳の部分と同じ部分が自分の脳でも活発化するのです。
かくして弟子が師匠を見ていると弟子は師匠に似てくるわけです。
その飼い主と犬の例が次の動画です。



うちで飼っていたラブラドールのラブは、飼い主の私たち家族があまり運動神経がよくなく気が小さかったため、それが犬にもうつってラブもとても気の弱い犬になりました。上の動画の犬とちょうど正反対です。


このように見てくると、夫婦間だけでなく、親子間、教師と生徒の間など、その影響力がいかに大きいかということがよくわかります。
良い意味でも悪い意味でも、知らず知らずのうちにお互いに影響を与え、それがやがて相手の性格や生き方にまで大きな影響力を与えます。このようにして「似た者夫婦」が生まれるわけです。
いい関係を築き、良い感化力を与えたければ、お互いに良いお手本を示さなければなりません。


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子どもを伸ばす11カ条

2015.02.15日

以下はネイティブアメリカン(アメリカインディアン)の子育てに関する教えです。
傾聴に値する素晴らしい教えです。



1. 批判ばかり受けて育った子は、非難ばかりします。
子どもの顔を見ると非難し、子どもの前で平気で学校の先生、近所の人、親戚の人、子どもの友達等などの批判をしていると、子どもも人のいい面が見えなくなり、非難するようになります。


2. 敵意に満ちた中で育った子は、誰とでも戦います。
親や周りの人間が周囲の人たちや、学校や地域社会などに対して敵意を抱いている中で育った子どもは、自然と好戦的な人物になり、喧嘩を平気でするようになります。


3. ひやかしを受けて育った子は、はにかみ屋になります。
ひやかしたり、ひやかされたり、いじめたり、いじめられたりして、子どもがまともに育つわけありません。ほんの冗談半分で軽い気持ちで言っているかもしれませんが、本人にはとても大きくのしかかり、自分に自信が持てなくなり、やがて人前に出るのを恐れるようになります。


4. ねたみを受けて育った子は、いつも悪いことをしているような気持ちになります。
ねたみ、嫉妬は人を狂わせます。人は人、自分は自分。みんな違って当たり前。ねたむことも嫉妬することも、また逆に卑下することも不必要です。


5. 心が寛大な人の中で育った子は、がまん強くなります。
子どもというのはそもそも不完全なものです。それで当たり前です。立派な大人になるための成長過程にいるわけですから。だから、少々失敗しても当たり前という気持ちで接していくと、子どもはがまん強く育っていきます。


6. 励ましを受けて育った子は、自信をもちます。
たとえ勉強やスポーツができなくても、異性にもてなくても、そのまま受け入れてあげて励まし続けるのです。すると、子どものうちに自信が芽生えてき、やがて大輪の花を咲かせるようになります。


7. ほめられる中で育った子は、いつも感謝することを知ります。
日本人は一般にほめることが下手です。注意すべき点は注意し、少しでもいいところを見つけたら遠慮なくほめましょう。そうすれば感謝する子どもに成長します。


8. 公明正大な中で育った子は、正義心を持ちます。
親や周りの人間が嘘をついたり、人をだましたりしているような中で育った子どもは確実にそのわざを身につけていきます。


9. 思いやりのある中で育った子は、信仰心を持ちます。
子どもを思いやり、夫婦間でも、兄弟間でも思いやりの心を日々の生活の中で実践していきましょう。


10. 人に認めてもらえる中で育った子は、自分を大事にします。
人に認めてもらえない中で育った子は、自分を大切にしなくなります。


11. 仲間の愛の中で育った子は、世界に愛を見つけます。
家庭、学校、地域社会の中で愛によって育まれれば、だれでも世界に愛を見つけることができるようになります。


このような子育てをしてもらって成長した子どもはなんて幸せなんてしょう。
私たちもぜひともこの子育ての教えから倣い、日々の生活の中で実践したいものです。


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やる気に火をつける

2015.01.16日

今年の元旦にうちの塾の先生たちにメールで挨拶しました。
哲学者、ウイリアム・アーサー・ワードが次のような言葉を残しています。
「凡庸な教師はただしゃべる。良い教師は説明する。優れた教師は自らやってみせる。そして、偉大な教師は心に火をつける」

という言葉を添えて。


昨日の読売新聞「教育ルネサンス」に山口県下関市の小学校教諭、福山憲一さんがやはり「子どもが勉強したいという気持ちになれば、学力は上がる。やる気に火をつけるのが教師」と語っていらっしゃるのが載っていました。


もう30年も前のことになりますが、アメリカから帰国した私は中央大学で英語を教え始めました。
英語表現研究、英語音声学と一般英語のクラスを担当しましたが、どのクラスでも最初の授業で学生に言いました。
「君たちが本当に一生懸命学ぶ姿勢を見せるなら、全員にでもAの評価をあげる」
そうしたところ、みんな本当に毎回の授業に必死で取り組み、優秀な学生が何人も生まれました。
のちに大学の先生や中学、高校の教員になった人は何人もいます。
その中のひとり、県立高校の英語教師を務めているKさんは今やもう52歳の中堅、というか学年主任の重責を負っていらっしゃいます。
この人が当時のことを思い出して、次のようなコメントを寄せてくださいました。


中大時代、私はそれほど優等生ではありませんでした。
なにしろ私は高校時代、英語が不得意でどうしようもないところまで成績も落ち込んだのですから・・・。
社会科の教員を目指していた私ですが、2年浪人して英語を徐々に克服し、だったら不得意な科目を乗り越えた教員のほうが学校現場では役に立つかもしれないと、英語の教員をめざすようになり、英語や英米文学を学べる大学を受験することに・・・。
その割には、好きなクラシック音楽に没頭し、学問にはまじめに向き合っていた日々ではなかったのですが、大学3年になったとき舟田先生と出会い、それから興味関心のあるものに一所懸命取り組んだという程度のことです。
舟田先生の授業は、異文化への理解を深め、同時に日本の文化を外国に発信するという、当時、もっとも関心を抱いていたことを毎回ユーモア溢れる講義で掘り下げてくださり、さまざまな活動を通じて、知的好奇心を満たしてくれました。
後期の最後にグループ発表したことも憶えています。
何を発表したか忘れてしまいましたが、先生がとても褒めてくださったのは嬉しかったです。
それから、もしかしたら授業で「自己評価」をしたのは、舟田先生の授業が初めてだったかもしれません。
今では当たり前のように行われていることも、30年前はそうではなかったのです。
舟田先生の授業すべてが新鮮で、画期的な取り組みだと感じ、そのうちのいくつかは、以後の私自身の教員生活にも採り入れさせていただきました。


このほか、アカデミー学院ホームページの「推薦の言葉」に声を寄せてくださっている中藤さんからもお褒めの言葉をいただいています。


教えていたクラスの学生全員が俄然目を見開いて頑張り始め、4年間の大学生生活で唯一の無居眠り、無欠席授業だったと、多くの学生が最後の試験の裏面に書いてくれました。
私は約束どおり彼らが当然受けるべきA評価をあげました。別に成績でつったわけではなく、やる気に火をつけたのだと今でも思っています。


ここ数年体調を壊し、教える現場から離れていたのですが、快復してきた去年の暮れあたりから少しずつ教え始めています。
そして上のKさんや中藤さんの温かい言葉に火をつけられて最後のご奉公と思い、今年3月の新年度から昔やっていた成人英会話教室を新たに始めることにしました。
以前の成人クラスには大学生・主婦・サラリーマン・エンジニア・高齢者まで幅広い方が大勢集まってくださっていましたが、今回決意新たにこういった人たちに火をつける熱い授業、そして単なるシチュエーショナル(場面設定したお決まりの)英会話でなく、自分の考えを述べて真のコミュニケーションが図れるようなクラスを目指そうと思っています。
これも、昨日のブログ「成功する人とは」に書いたごとく、私の具体的な目標です。なぜなら、これが私のミッションと考えているからです。


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死が別つまで Part2

2014.11.26日

父親が太郎君の髪を見て言いました。
「太郎。髪が長くなったから、明日散髪に行きなさい」
これをそばで聞いていた母親が言いました。
「あら、いいわよ。今の子供はみんなこんな長さが普通よ。太郎、行かなくていいわ」
ここで問題になっているのは髪の長さではありません。この家ではだれが支配権を握っているかということです。母親は自分が何をしているのか意識していないと思いますが、実は子供の前で父親の頬に平手打ちをくわせたのと同じです。

(『しあわせな夫婦になるために』 柿谷正期著 いのちのことば社 p.26)


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著者の柿谷正期氏は、もうかれこれ40年近くにおよぶ私の師であり、同労者であり、また冗談を言い合える親しい友でもあります。毎週、柿谷氏が牧会していらっしゃる教会の礼拝にも行っています。
去る23日、礼拝後に先生が26年前に書かれた上の書を買い求め早速読みました。
読んでいて、一つひとつ首肯することばかり。そして、自分なりに努力してきたつもりではありますが、この本の中に教えられていることに自らを当てはめると思い当たる節が多々あり、反省しています。よく言われることですが、頭でわかっていることと実行することとは別なんですよね。
夫婦関係、親子関係、セルフイメージ、子育てについてなど、非常に大切なことがぎっしりと詰め込まれていて、今日でも類書を見つけるのはなかなか困難です。
具体的には、夫婦間のコミュニケーションの取り方、夫婦喧嘩の仕方、互いに赦し合うことの大切さなど日常生活に密着した内容になっています。
これから結婚しようとしている人、もう既に結婚している人、良い結婚生活ができている人にもそうでない人にも一読をお薦めしたい良書です。


また、同じく柿谷氏の翻訳による『夫婦のための豊かな性生活の手引き』(エド・ウィート著)のカセットテープ版(CD版もあり)を先日から毎朝妻と一緒に聴いて学んでいます。
我が家ではこういった話題はこれまでずっとタブー視されてきていたのですが、これからも教えられること多く、また同時に反省しきりです。結婚前に、あるいは結婚してからでももっと早くに聴いて夫婦で一緒に学んでおけば良かった、そしてもっとオープンに子どもたちとも聖書に基づいた正しい性の概念を話し合っておけばよかった、と。
現淀川キリスト教病院名誉ホスピス長、大阪大学名誉教授の柏木哲夫氏は、「婚約中のカップル、新婚の夫婦、壮年・中年の夫婦、また初老・老人の夫婦...すべてのクリスチャンが一度聴いてみる価値のあるカセットである」と推薦の言葉を寄せていらっしゃいます。


上記の書籍あるいはオーディオ書籍、その他柿谷氏による著作をお求めになりたい方は、「柿谷カウンセリングセンター 書籍申込み書」から、またカウンセリングご希望の方は、「柿谷カウンセリングセンターホーム―ページ」からどうぞ。
きっとさまざまな問題の解決の糸口になることかと思います。
私自身、これまで柿谷氏にどれほどお世話になってきたかはかり知れないほどで、いつも心から感謝しています。


1年に1日だけの「いい夫婦」ではなく、死が別つまで真のいい夫婦でありたいものです。


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子どもの可能性と教育法

2014.11.03日

5歳のとき多動児で学習障害児。学校では先生から見放され、上の子は9歳まで、下の子は10歳まで字の読み書きもできませんでした。
お母さんは最初はとても辛い思いをしましたが、そこから立ち上がり、子どもたちに学校をやめさせて、自ら家でホームスクーリングで教え始めます。
子どもたちは母親の愛情を感じ、学んだことをスポンジのようにどんどん吸収していき、兄の方は11歳、弟は12歳でなんと大学生に‼︎


これはアメリカで起こった実話です。
ふたりは大学卒業後、システムエンジニアになり、その後あの有名な映画『ロード・オブ・ザ・リングズ』のデジタルイメージを制作したのです。


母親は自らの子育ての記録を本に著し、その本は教育界のみならず一般の人々の間でも絶賛されて、米国テレビネットワークCNN, ABC, NBC, CBSで、そしてウオールストリート・ジャーナル、ワシントンポスト、ロサンゼルスタイムス、ニューヨークタイムス他の新聞でも紹介されました。
この本は、親や教育者たちに子どものチャレンジ精神を力に変え、興味・関心を発見し、さらにそれらを情熱に変え、情熱を才気・知性に変える方法を教えています。
本に寄せられた推薦の言葉には、「この本は全世界の言語に翻訳されて、すべての教育者、親に読んでもらうべきだ」とありました。


brilliance.JPG


彼女はテレビのインタビューで次のように語っています。
子どもは一人ひとり異なり、それぞれが自分の興味、関心、賜物を持っている。それを早く見出し、育てることが親の務め。
親子の間の信頼関係がもっとも大切。子どもに対して強制的だと子どもは親に逆らうようになるが、信頼関係ができていると子どもは自ら進んで勉強もするようになる。
公教育始まった当時と今ではすっかり環境が変わっている。教育の仕方も時代とともに変化させなければならない。


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子どもはみんな「無限の可能性」(こちらの記事もクリックしてご覧ください)を持ってこの世に生まれてきています。
その可能性の芽を親や学校が摘み取っていてはだめです。


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学歴ってなに?

2014.11.02日

去る10月30日「ノアの洪水 Part3」と31日の「無神論 vs 神」の動画でインタビューしていたのはレイ・コンフォートという人です。


彼はニュージーランド生まれで、高校卒業後は銀行に勤務。20歳のときに自営業を始め、22歳でクリスチャンになります。
その後、集っていた教会で7年間の訓練を受けて牧師に任命され、3年半教会の牧師を務めます。
それから12年間、ニュージーランドのクライストチャーチの街角で説教する大衆伝道者に。
20代半ばで海外からも説教依頼が来るようになり、39歳のときに南カリフォルニアのカルバリー・チャペルという教会から招聘されます。


結局、レイ・コンフォート氏の学歴は高卒です。大学に進学してもいなければ、神学校も卒業していません。
でも、彼は独学で、生物学や地学、進化論や創造論、聖書などを研究して数多くの本を著し、動画の中のように博士号を持っている専門家の大学教授を次々と論破していくのです。




これを見ていると、学歴ってなんだろうと思わされます。
実際のところ、私の友人や知人、教え子などで立派な学歴を持っているもののそれがなんの役にも立っていない人もいれば、逆にビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズのように学歴がなくても大成功を収めている人もたくさんいます。


中国は今、急速に学歴社会になってきていて、卒業証書が売買されているといいます。
結局のところ、人間の価値もまた将来の働き、稼ぎも決して学歴ではありません。


あまり学歴にこだわり過ぎて、人生の本質を見失うことのないよう、親は子育てにおいて留意しなければなりません。


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真の失敗とは

2014.10.16日




Defeat is not the worst of failures, not to have tried is the true failure."
--George Woodberry, Poet
敗北が最大の失敗ではない。試さないことが真の失敗だ。
ージョージ・ウッドベリー、詩人


これは言い得て妙なり。
私たちはとかく何事かで失敗すると、もうだめだと打ちのめされたような気持ちになりがちです。
でも考えてみたら本当に冒頭で言われているとおりですね。


このブログでもこれまで何度か書いてきましたが、エジソンしかり、アインシュタインしかり。
おおよそこの世で大いなることを成し遂げた人というのは、間違いなくみんな失敗や苦労の連続。成功するまで何年も、何十年も失敗を繰り返しています。今回のノーベル化学賞受賞の3人の日本人の研究者たちもその例からもれません(「失敗したとき」)。
失敗しても失敗しても諦めない。それが成功につながる。


冒頭でも言っていますように、試さないことが本物の失敗なのです。
このことを覚えておくと、私たちも日々の生活の中でそれを応用していき、やがて真の成功に至ることができるはずです。
たとえば、生徒や学生であれば学業において、親であれば子育てにおいて、サラリーマンや自営業などの人であれば仕事において、またあらゆる人間関係においても通用することです。

私もへこたれずに引き続き頑張ります。
皆さんもどうぞお試しあれ。


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健康の秘訣

2014.09.26日

全然健康でない私が「健康の秘訣」なんて言うと、それこそちゃんちゃら可笑しいのですが、ある意味健康でないからこそ、これまでの自らの失敗を省みて皆さんに伝授できることを今日はシェアさせていただこうと思います。


小さい頃からそれこそ今までずっと大小さまざまな病気をしてきた私。主なものだけでも数え上げると30近くになります。にもかかわらず、一番の問題点は何かというと、健康に関心を払わず、対策をしてこなかったこと。
というか、むしろ弱かったにもかかわらず健康に良くないことばかりしてきたように思います。


健康作りに関心を抱くようになったのは、還暦を過ぎてあちらこちらさらに体調不良が起き始めてからのこの4年ほどのことです。
去年からはもう仕事もできなくなり、妻と次男、娘に今までやってきたことをすべて引き継いでもらい、この1年半あまり真剣に以下に挙げる健康回復に取り組むようになった次第です。


さて、それでは今日のテーマ、「健康の秘訣」。
その1 食事
私は小さい頃から食べ物に関してはほとんど好き嫌いなく、何でも食べてきました。しかし、一般に言われているように好き嫌いなく何でも食べることが健康の秘訣とは限らないのです。
身体に悪い食べ物も世にはたくさんあります。これらを食べていると不健康になるのは当たり前のことです。
肉などの動物性たんぱく質や油もの、白砂糖や糖分、炭水化物の摂りすぎ、これらは不健康のもとです。
私はその結果高脂血症になりました。
娘がいろいろ調べて作ってくれる雑穀入り玄米、野菜、魚類中心の食事によって健康状態は大幅に改善しました。


その2 運動
私は子どもの頃から運動をあまりしてきませんでした。かと言って勉強ばかりしていたわけではありませんが。
友達がやっている野球やサッカーなどもほとんどやっていませんでした。小学5年の時思い切ってクラスの仲間がやっていた野球のチームに加えてもらいましたが、初めての上、ルールを何も知らなかったためドジで失敗ばかりして、みんなの笑いものになり、さらに自信をなくしてしまいました。
そのあとはずっと忙しくなり、ようやく大人になって始めたテニスは四十肩、五十肩で続けられなくなりました。
真剣にやり始めたのは体調を崩してからのウォーキングとスイミングで、これらのお陰で随分調子を取り戻してきました。


その3 睡眠・休息
30代から50代にかけてはとにかく必死で働き、睡眠もしっかり取らず休息しませんでした。
これも60代になってようやくしっかり睡眠時間を取るようになり、随分改善しました。


その4 趣味・遊び
人間、働いているばかりでは絶対にだめです。気分転換が必要です。
今になって考えると、これまで常に仕事に追われている感じで余裕がなく、趣味や遊びを知りませんでした。


その5 ストレスを避ける
私はどちらかと言うと、真面目すぎてストレスをためてしまうたちです。上のことにも関連しますが、ストレスをためこまないためにも趣味などの気分転換や、運動などで身体を動かすことが必要です。そして、焦りは禁物です。できる限りのんびりと、ノー天気が一番です。


その6 笑顔・笑う
いつも笑顔を忘れず、また思いっきり笑うことは健康に不可欠です。
今日、Facebookで面白い動画を見つけ、大爆笑してしまいました。
これはストレス解消のためにも必須です。
この動画、下のリンクから見られます。これ見なかったらホント損です。



こうしてみると、「健康の秘訣」なんて、これまでみんなが言っているごく当たり前のことばかりです。
しかし、私を含め人間とは当たり前でわかり切ったことができないから健康を始め、さまざまな問題を起こすのです。
タバコが心身に良くないとわかっていながらやめられないのと同じです。


そして最後にもう一つ。
「健康」という時、それは身体と精神だけではありません。
人間には身体と精神と「心」があります。
この心の真の健康のためには、やはりまことの神様を信じる以外に方法はありません。
健康で、社会でバリバリと大活躍している人でも、神様を信じていないと心は病んでいます。
そういう意味において、私自身がこれまで生きてこれたのはこの信仰のお陰だと心から感謝している次第です。
そしてこれらは急にできることではなく、小さい頃からの積み重ねです。子育て中のお父様、お母様方はお子さんが小さい頃からこれらにとくにご留意くださいますようお願いいたします。
でも、同時に手遅れということは決してありません。私と同様、思い立ったが吉日で、健康に不安がある方は早速始めてください。健康回復、保証します。


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最高の遺産相続

2014.08.10日

"When a man dies, if he can pass enthusiasm along to his children, he has left them an estate of immeasurable value."
Thomas Edison, inventor
「人が死ぬ時、自分が燃えている情熱を子どもたちに託すことができたなら、その人は無限の財産を残したことになる」
発明家 トマス・エジソン

(訳 : 舟田 譲二)


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これは実にいい言葉ですね。こういうの大好きです。
人は死ぬ時、金銭や土地や家や事業などの財産を通常残します。これを遺産と言います。
子どもたちはこの親の残した遺産を受け取り、兄弟姉妹などで分け合います。遺産相続です。
しかし、中には負の遺産、すなわち借金や、財産を巡っての兄弟姉妹間での遺産を巡っての争いを残す人もいます。これは大きな問題です。


しかし、冒頭でトマス・エジソンの言っている、
「人が死ぬ時、自分が燃えている情熱を子どもたちに託すことができたなら、その人は無限の財産を残したことになる」
は、金銭や土地や家、事業などの財産よりもよっぽど素晴らしい、いや最高の遺産だと私も思います。


ここで使われている enthusiasm という言葉は、もともと「心の中に神が宿っている状態」という意味で、そこから「熱中」とか「熱心」という意味に発展しました。


私が「燃えているもの」は何かと考えてみたら、やはりなんと言っても神信仰です。その他すべてのことはここから発しています。
ですから私の一番の願いは子どもたちみんなが間違いなくこの、他の何ものにも代え難い信仰を継承してくれることです。
私にとって信仰は命そのものです。


そして、次に私が燃えているものは教育です。
私は生涯、精神的には伝道者として、実際の生活としては教育者として生きてきました。
それは、これからの残された人生も変わりません。


これらの想いを二人の息子がそれぞれ継いでくれることは私にとってこの上ない喜びです。
私が今、enthusiastic (熱心な)このブログもだれかが引き継いでくれればもう最高です。


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子育ては親の責任

2014.08.05日

以前、子育てシリーズで「子育てのあいうえお その1」「子育てのあいうえお その2」「子育てのあいうえお その3」「子育てのあいうえお その4」「子育てのあいうえお その5」「子育てのあいうえお その6」をあいうえお順で書きました。


このシリーズ、なかなか評判がよかったのでそれに続いて今度は「子育て禁句のあいうえお」シリーズを書きました。
「子育て禁句のあいうえお その1」「子育て禁句のあいうえお その2」「子育て禁句のあいうえお その3」「子育て禁句のあいうえお その4」「子育て禁句のあいうえお その5」「子育て禁句のあいうえお その6」「子育て禁句のあいうえお その7」「子育て禁句のあいうえお その8」「子育て禁句のあいうえお その9」「子育て禁句のあいうえお その10」
「子育て禁句のあいうえお 最終回」と、11回にわたって書きました。


もし、まだご覧になっていらっしゃらない方がありましたら、すぐに読める内容なのでぜひご覧ください。
子育ての終わった方は孫育てに、お子さんのいらっしゃらない方は甥子さんや姪子さんに、まだこれからの方には将来のお勉強のために今から見ておかれたらなにかと役立つことかと思います。


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「子は親の背中を見て育つ」とよく言いますが、子どもは親の背中だけでなくすべてを見ています。
先日、大磯海岸に行った時、サーフィンをやっている親の子どもは小学生の時からサーフィンを、釣りをしている親の隣りには小学生の子どもが釣りを、並んで一緒にジョギングをしている親子などを見かけました。今度の東京オリンピックでは2代目の活躍が期待されています。
趣味から好み、特技まで親の影響を受け、真似をして育ちます。そういう私も父のお陰で英語が得意になりました。親の生き様が子どもの一生を決めると言っても過言ではないほどです。
どんな子どもに育てるか、それはまさに親の責任です。


「子は親の鏡」というタイトルのものをFacebookで最近見つけましたのでそれをここにシェアさせていただきます。
ちょうど読売新聞の[貧困 子供のSOS]をシリーズでご紹介してきた内容と、上の「子育てのあいうえお」「子育て禁句のあいうえお」の総集編のような感じで、とてもうまくまとめられています。
一分間の短いYouTubeの画像もついていますので、ぜひご覧ください。よくあちらこちらで見かける光景です。



「子は親の鏡」


けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる
子どもを馬鹿にすると、引っ込みじあんな子になる
親が他人を羨(うらや)んでばかりいると、子どもも人を羨むようになる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう
励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉(ほ)めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世はいいところだと思えるようになる


ドロシー・ロー・ノルト


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母親版「メシ、フロ、ネル」

2014.08.03日

[子供の貧困 SOS]シリーズ第3回です。


(前略)
 貧しさから、子供があたり前の生活や体験をあきらめざるを得なくなることを、教育や児童福祉の専門家は「剥奪」(はくだつ)と呼ぶ。
 「剥奪によって子供は自信や将来への希望を失い、学校に行けなくなったり、問題行動を起こしたりする。不登校やいじめの背景には、剥奪が隠れていることが多い」。道中隆・関西国際大教授(社会福祉学)は指摘する。東京都板橋区の06年の調査では、生活保護を受給している家庭の中学生449人のうち、不登校になったのは11.58%の52人。これに対し、生活保護や就学援助を一切受けていない家庭では2.41%と、その差は4.8倍にも上った。
 道中教授は「貧困による悩みや苦しみは、親には相談しづらい。学校で相談員を増やすなどして悩みを聞き出し、心の負担を軽くすることが重要だ」と話す。

     ◇

 大阪府の少年(15)は6月下旬、入学したばかりのパソコンの専門学校を退学した。登校したのはわずか2日。辞めた理由を尋ねる母親(46)に「今さら勉強したってしょうがない」と吐き捨てた。
 小学2年のときに両親が離婚。生活保護を受給していたが、母親は3人の息子を養うため、機械部品工場で夜の9時、10時まで働くようになった。帰宅後のわずかな時間も弟たちの世話に追われ、母親が口にするのは「ごはん」「お風呂」「寝なさい」だけ。
 「お金がないから」と洋服もおもちゃもゲームも買ってもらえず、母親への不満ばかりが募った。勉強する気もなくなり、授業についていけなくなった。
 5年生になって熱心な担任の女性教師と出会い、放課後に勉強をみてもらった。初めて「勉強したい」と思い、母親に頼み込んで週に1度だけ塾に通ったが、6年生で担任が代わると、また授業から取り残された。
 中3の秋、同級生が受験勉強に没頭する姿を見るのがつらくて、学校に通うのをやめた。そのまま卒業し、高校には進めなかった。
 母親の勧めで専門学校に入ったが、かけ算や割り算すら満足にできないままでは、授業についていけるはずもなかった。「したいことは何もない。もう、どうでもいい」と少年は言う。
 「ほかの子と同じように、勉強できる環境すら作ってやれなかった。息子たちの将来を思うと、胸が張り裂けそうになる。できることなら、人生をやり直したいぐらいです」。母親は深いため息をついた。

(8月1日付 『読売新聞』 31面)


これを読んでいて、それこそこちらの方が「胸が張り裂けそうに」なりました。この子の将来はどうなるんだろう、と。


学習塾という子どもと接する仕事をしてきて、子どもになにか問題があるケースというのは、ほとんどの場合、原因はその家庭環境にあるように思われます。
頭はものすごく切れるのに集中力のない子どもなどの場合、家で夫婦喧嘩が絶えず、毎日のように自分の目の前を皿やその他の物が飛び交う、と言っている小学低学年の生徒がいました。話を聞いていて本当に心が痛みました。


夫婦仲が悪い例としてよく言われる「メシ、フロ、ネル」ですが、これが親子の間でも同様に「ごはん」「お風呂」「寝なさい」だけというのはとても大きな問題です。
これで子どもがまともに育つわけがありません。


学校では結婚前の望まない妊娠を避けるために、と言って避妊法を道徳の時間に実際に避妊具を用いて教えているそうです。しかし、これだと避妊さえしっかりやっていれば、婚前のセックスも認める、と言っているようなものです。


本当に必要なのはそんなことではありません。
結婚とはどういうものか、なぜ結婚するのか、結婚したらどんな責任が伴うのか、子どもに大きな影響を与える離婚を避けるためにはどうすれば良いのか、等など教えるべきことはいくらでもあるはずです。


今はあまりにも安易に離婚するカップルが多く、その結果犠牲になるのはいつも子どもです。
この問題は夫婦の間でもゆっくり時間をかけて、しっかり話し合っておく、そして離婚は選択肢に入れないというぐらいの決意が必要がです。


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夜の歌舞伎町 苦闘の母…

2014.08.01日

 東京・歌舞伎町の雑居ビル3階にある24時間対応の託児所「わんぱくランド」。7月上旬の未明、プレールームに敷かれた小さな布団で、1歳2か月の男児が寝息を立てていた。
 「ただいま」。午前2時過ぎ、勤務を終えた母親(28)が戻り、男児に身を寄せた。母親はメイクを落とさず、スプレーで固めた髪形のまま横になり、たちまち眠りに落ちた。電車が動き出した午前5時過ぎ、目を覚ました男児を抱き上げ、薄明るくなった歓楽街を抜けて駅に向かった。
 妊娠8か月で、将来を誓い合った男性が突然、姿を消した。両親はすでに他界し、頼れる人はいない。「1人で育てるしかない」と決意し、昨年5月に出産した。
 すぐには働けないと思い、生活保護の受給を考えたが、都内の市役所で男性職員から「出産直後だからって働けないんですか?」と言われ、あきらめた。以前、専門学校で取った指圧師の資格を生かして働くことも考えたが、なかなか勤め先が見つからなかった。貯金が底をつきかけ、昨秋、半月ごとに給料が出るキャバクラ店で働き始めた。
 月収は指名客の数で左右され、15万〜40万円と一定しない。子供の急な発熱で欠勤すると罰金。保育料だけで月10万円かかる。客との飲食で空腹を満たし、節約しても、家賃を払うとマイナスの月もある。子供に新しい服を買えず、小さくなったものを着せ続けたこともあった。
 男児は昼寝が欠かせず、起きて一緒にいられるのは出勤する夕方までの短い時間だけ。まだ伝い歩きをせず、言葉も少ないと感じる。男児は目を覚ましている時は自分のそばを離れず、頻繁に抱っこをせがむ。
 寝る時間を削って転職先を探し、7月末にようやく指圧師として働けることが決まった。母親は「これまで息子に寂しい思いをさせてしまった。もう夜の仕事はしない」と誓う。
 わんぱくランドの職員によると、この母子のようなケースはまれで、「多くの母親は仕事と子育てで疲れ果て、職を探す気力をなくしてしまう」と話す。

       ◇

 母子家庭は全国に約124万世帯。8割の母親は働いているが、その半分はパートかアルバイトなどの非正規だ。生活保護を受けているのは1割に過ぎない。
 厚生労働省の2013年の調査では、母子家庭の母親が働いて得た収入は平均で年179万円で、両親がいる家庭や父子家庭などの平均年収603万円とは大きな開きがある。母子家庭の36.5%は貯蓄ゼロ。収入を増やそうと、昼と夜の仕事を掛け持ちする人も少なくないが、夜間に子供を預けられる先は少ない。
(後略)
(7月31日付 『読売新聞』 31面)


kabukicho.jpg


これは昨日の記事「クリスマス おにぎり1個…」の続きです。昨日の記事はかなり大きな反響を呼びました。今日の記事も読んでいてとても心が痛みます。


一人のFacebookフレンドの方が、たとえ生活保護などの制度があっても、それがちゃんと活用されていないのではないかとおっしゃっていましたが、案の定、上の記事によると活用しているのは1割に満たないとのこと。その他の子育て支援制度もきっと似たり寄ったりでしょう。
せっかくあっても活用されていない、また活用するにはいろいろと条件や制約がついていて利用できない人々もかなりいるものと思われます。
役所などの行政があまり親切でない、だから昨日の記事の人のようにあきらめるケースも少なくないでしょう。


また、母子家庭で生活が大変なところは、ついてっとり早くお金が入る夜の水商売の仕事に就く人も多く、子どもの世話のことが問題になるケースがとても多いです。昼間、家に子どもをひとりで置いておいて熱中症で亡くなっていたなど。また、親子での会話が少ないため、語彙力が極端に貧弱な子どもも多いですし、思春期になって不良につるんでしまうケースもよく見受けられます。


「母子家庭の母親が働いて得た収入は平均で年179万円で、両親がいる家庭や父子家庭などの平均年収603万円とは大きな開きがある」や「母子家庭の36.5%は貯蓄ゼロ。収入を増やそうと、昼と夜の仕事を掛け持ちする人も少なくないが、夜間に子供を預けられる先は少ない」などからも、彼らの生活がいかに大変かがよくわかります。
行政の手がこのような弱者にも十分に届き、6人に1人の貧困の子どもの状態が一刻も早く改善されることを切に願うものです。


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クリスマス おにぎり1個…

2014.07.31日

昨日の読売新聞社会面[貧困 子供のSOS]<1>クリスマス おにぎり1個…「同級生と住む世界違うんだ」からの引用です。ちょっと時間を取って現状に目を向けてください。


 豊かなはずの日本で、子供の6人に1人が貧困に苦しんでいる。厚生労働省が16日に公表した2012年の子供の貧困率は16.3%で過去最悪を更新した。貧しさから進学をあきらめる子や、食事も満足にとれない子がいる。家庭の経済状況で、子供の将来が左右されない社会を作るにはどうすべきか。この夏、国は「子供の貧困対策大綱」をまとめる。現状をリポートし、課題を探る。
 ガラス窓越しに真冬の冷気が入り込む。昨年のクリスマス。首都圏の公営住宅に住む女児(12)は薄暗い部屋で、スエット姿で毛布にくるまり、寒さに震えながら、母親(50)の帰りを待っていた。
 外の廊下に響く足音が玄関前で止まる。メーターボックスを開け、水道のバルブを閉める音が聞こえた。台所の蛇口をひねると水は出ない。「またなの?」。思わずため息をついた。
 帰宅した母親と空のペットボトルを抱えて近くの公園に行き、水をくんだ。自宅との間を何度も行き来していると、近くの民家から「勝手にくむな」とどなる男の声が飛んできた。
 持ち帰った水でのどを潤し、母親とおにぎりを一つずつほおばった。この日初めての食事。あまりの惨めさに、涙も出なかった。
 母親と2人暮らし。幼いころから母親が仕事でいなくなると不安に襲われ、自分を傷つけたくなる。介護ヘルパーの母親は、そんな自分を心配して短時間しか働けず、給料は月10万円に満たない。料金未払いで電気、ガス、水道がたびたび止まる。昨夏も電気が止まり、エアコンが使えず、熱中症になった。今年は日中の暑さをしのぐため、近所の図書館で過ごしている。
 食事はNPO団体から配られる賞味期限が迫ったレトルト食品や缶詰でしのいでいるが、月末が近づくと底をつく。そんな生活が5年近く続いている。
 体調を崩しやすく、毎月のように風邪をひく。母親が家計をやりくりし、本や文房具を買ってくれることもあるが、「食費に回せるのに」と思ってしまう。
 小学校の同級生はスマートフォンでゲームに熱中し、休み明けは、家族旅行の思い出話で盛り上がる。そんな姿をみる度に、「住む世界が違うんだ。私は身分が違うんだから、仕方がない」と言い聞かせる。苦しい状況を知られたくなくて、友達と深くつきあえない。
 「私なんかダメなんだって、いつも思う」。母親の隣で力なく笑った。

(7月30日付 『読売新聞』 31面)


bosikatei.jpg


これが中国とかベトナムとか、外国の話ではなく、同じこの日本の中の世界なのです。しかも6人に1人。
信じれますか?
私の知らない世界でした。この記事を読んで本当に胸が痛みました。あまりにもひどい。世界でも最も豊かな国の一つだと言われているこの日本で。


政府は高齢者社会に向けて社会福祉サービスを充実させようとし、また途上国援助の一環として円借款や無償資金援助などを活発に行っており、もちろんどれもこれも大切なことですが、肝心のおひざ元の日本国の中で6人に1人が上のような経済的危機状態の中で暮らしているというのは、なにか釈然としないものを感じざるを得ません。追いつめられて一家心中というケースだって十分あり得るでしょう。
国債や借入金を合わせた「国の借金」が2013年度末で過去最大の1024兆9568億円となったといいます。


その場限りの見た目カッコいい経済政策ではなく、もっと長期的な展望で自らの足元をもっとしっかり見つめやっていかないと、日本は将来本当に破産するということだって十分に考えられます。
そして、我々国民がこの現実の問題にもっと目を向けて、自らの生活を見直し、ぜいたくを改め、政府にもそれを求めるようにならなければなりません。


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「批判」と「批評」

2014.05.29日

「舟田式ひも勉強法 その27」ですが、今日からタイトルを下の小見出しにします。
その方が内容がよくわかっていいと思いますので。


 26. 「批判」と「批評」


「批判」と「批評」、とてもよく似た言葉ですよね。
実際のところ、数学の集合の図でいくと、Aという「批判」とBの「批評」の二つの円があって、真ん中の重なっている部分があると思います。


A%20cap%20B.png


ですから人によっては、両者を同じ意味でとらえて、自分の家族のメンバーや職場の上司、同僚、部下を、学校においては生徒同士で、あるいは教師・生徒間で、ごく日常的にこの「批判」を繰り返しています。
でもこの「批判」、気をつけないと、人を傷つけ、場合によっては人を潰してしまうことすらあります。実際、そのようなケースをこれまであちらこちらでたくさん見てきました。


ここでは「舟田式ひも勉強法」の中で扱っているので、特に学校や塾での教師または講師と生徒間に、そして家庭内においては、夫婦・親子・兄弟間に的を絞ってお話ししますが、どのような人間関係にも適用できます。


一般的に「批判」は、別の言い方をすれば「悪口」になりがちです。
相手の気に入らないところや面白くないところを直接相手にぶっつけることもあれば、本人のいないところでの陰口になったりします。
つまり、「批判」は否定的な意味合いを持つことが多いのです。
さらに「批判」は場合によっては、非難、中傷、叱責といった意味合いを含むこともあります。


これに対して「批評」は悪口ではなく、良い点も認めて褒めた上で何か悪い点があればそれも指摘する、すなわち客観的に相手を見て、評価するのです。ですから、「評価」の「評」の字が入っているのでしょう。
ここで大切なのは、ただいい、悪いを言うだけでなく、なぜそう思うか、どうすれば改善できるかということを相手に伝えて、相手の徳を高め、成長を促すことです。
ですから、「批判」は否定的なのに対して、「批評」は肯定的な意味で使うことができるのです。
この世に「批評家」という職業はあっても「批判家」というがないのはそのためです。


さて、上に挙げた家庭内、あるいは学校内のさまざまな人間関係において、うまく「批評」を用いれば、相手を高めることができますが、「批判」は相手を潰すことになりかねないのです。


ところが、なんと多くの人がこの「批判」の罠に陥って相手を傷つけ、潰し、また自分自身をも悪口を言うことによって不快な思いをしていることでしょう。
教師が生徒に対して、あるいは親が子に対して、また夫婦間や兄弟間で吐く暴言などはこの「批判」のひとつの形です。


昔、親しくしていたあるアメリカ人の家庭では、もう見事なまでに冷静かつ客観的に、相手に対して「批評」し、相手の改善を促す素晴らしいメッセージをきっちりと伝えていました。
信頼関係ができているので、当然のことのように、夫婦・親子・兄弟関係は素晴らしいものでした。


私はこれまで、家族の間で、友人間、先輩・後輩間、職場の同僚・上司、その他の人間関係で批評を受けたことはもちろん何度もあり、そのお陰でここまで成長してこれましたが、批判された経験がほとんどありませんでした。それで、FBで友達リクエストしてきた方から、私が記事に綺麗事ばかり書いていて「偽善者だ」と批判を一度受けた時にはとても凹んでしまいました。
普段から良好なコミュニケーションが取れ、信頼関係ができている親子関係などで、批評されていて、時に批判されるのはいいかも知れませんが、信頼関係ができていない間での批判はこたえます。
批判されない状況とはいわば無菌状態のようなもので、そのような中で育てられると、打たれ弱い者にもなりかねませんので、適度な批判も受けて訓練されておく方がいいかもしれません。


これも「ひも理論」でつながっていて、「批評」により正しい人間関係ができ、その結果お互いの信頼関係をさらに発展させ、みんなが一緒に成長していきます。
他方、「批判」ばかりしている人間関係は、どんどん壊れていき、また相手を潰していきます。これもひもでつながっているのです。
そしてこれらが子どもの勉強に大きな影響を与えることは疑う余地ありません。


何事にも手遅れということはありません。
早速今日からでも、「批判」ではなく「批評」によってより良い人間関係を築いていこうではありませんか。
親子の間でこれを実践すると、子どもの勉強嫌いはなくなり、勉強を楽しんでやるようになりますよ。


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舟田式ひも勉強法 その22

2014.05.24日

 21. 学歴よりも学習歴


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今の世の中、日本に限らずどこの国でも、というかお隣の韓国や中国などがとくにそうなのですが、一般の人たちの間で「学歴」信仰がものすごいです。
上の写真の雑誌の記事じゃないですが、学歴が高いと出世、高収入、良い結婚、などと人は考えがちです。でもこのようなものに惑わされてはいけません。


うちの塾では高校受験シーズンが近づいてくると、面接練習を何度も繰り返してするのですが、「将来の夢は?」とか「本校に入ってしたいことは何ですか?」などという質問に対して、ほとんどの生徒が「貴校に入学したら一生懸命勉強し、卒業後は大学に進学してさらに勉強して、社会に貢献できるような人になりたいと思います」というような返事が戻ってきます。
まあ、確かに模範的な回答かもしれませんが、このように答えていた生徒のその後を見ると、高校卒業後大学に進学せず、そのまま就職している子もたくさんいます。別にそれが悪いと言っているわけではありません。
しかし、多くの生徒にとって「とりあえず大学を卒業する」というのがごく当たり前のようになっているようです。


でも、最近は昔と違ってそんなに甘くありません。大学を卒業しているからといって、希望するような職種、企業に勤められるとは限りません。
企業側ももうよく知っていて、◯◯大学を出ているからといって、それだけで採るようなことはしませんし、有名大学名にもそれほどこだわりません。
なぜなら、これまで散々そのような学歴に騙されてきているからです。


多くの人が思っているほど、学歴というものはそれほど大きな意味を持っていません。
なぜなら、大学生というとそのほとんどと言っていいほどが、在学中あまり勉強せずに取りあえず卒業に必要な単位は取るけれども、あとはアルバイトで明け暮れているからです。
まあ、確かにアルバイトも良い社会経験になり、社会に出てから大いに役立ちはしますが、大学の本来の目的である勉強しない、というのはどうかと思います。


大卒や大学院卒の高学歴を持っていても、社会に出てほとんど役立たない人だってたくさんいますし、逆に大学に行っていなくても会社でとても重宝する人材、自分で会社を興して大成功する人などいくらでもいます。
要は学歴じゃないということです。


それでは何が大切かというと、「学歴」ではなく「学習歴」なのです。
何を学んできたか、それを社会に出てどう活かすか、が何よりも大切なのです。
「社会に出て」と言う時、それは必ずしも「就職」という意味とは限らず、「結婚」や「子育て」、また「さまざまな人間関係」なども含まれますし、人として人生をいかにうまく、賢く生きるか、ということなども含んでいます。
つまり、大学を出たかどうか、どこの大学を出たか、よりも大切な「何を学んだか」、そして「それをどのように実生活の中で活かすことができるか」、これによって人生を何倍も有意義に、幸せに過ごすことができるようになるのです。


そして、これらはいつも言うように、一見すべて個々の「点」に見えるのですが、これらの一つひとつの点が結びついて「ひも」になっているのです。
また、「学習歴」は必ずしも学校での学びだけにとどまらず、アルバイトなどの経験や、読書やスポーツ、趣味や人間関係など幅広いもので、これらすべてから私たちは多くのことを学ぶことができます。


大卒などの外面的な資格などではなく、実質的な学びをしっかりし、また経験も積んでおいて、それらを将来の人生においてすべて役立たせるか、ということが「舟田式ひも勉強法」の大切なポイントなのです。
これは私自身の経験から言えることで、間違いありません。そして多くの人がきっと同意してくださることと思います。


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舟田式ひも勉強法 その13

2014.05.07日

 13. 勉強を面白くさせるのは...
昨日の記事「12. だから勉強は面白い!」の中に、「教育専門家や教師が勉強とはつまらないもの、というような考え方をしていたら、子どもに勉強の面白さを伝えることができるわけありません」と書きました。
本当に学校の授業が正直つまらないです。
私自身、小学生から高校生まで勉強というものはつまらないものだ、と思い込んでいました。


しかし大学に入って初めて、勉強の面白さを体験しました。
時間や空間を超えて、縦横無尽に細かくひものようにつながっている学問の奥深さに触れて、勉強のとりこになりました。
あれほど勉強嫌いだった私が、その後、34歳で最終的に学校を卒業するまでずっと勉強し続けることとなり、さらに今、この勉強の面白さを教育の実践の場である塾で講師や生徒たちに伝えたり、ブログで皆さんにお伝えしたりする、いわば勉強の伝道師のようになったのです。
長い道のりでした。大学生になるまで誰も勉強の面白さを教えてくれなかったのです。


しかし、今になって考えてみると、確かにつまらない授業をして私を勉強嫌いにさせていた学校の先生達や日本の教育制度にも責任はありますが、実はもっと別のところに本当の責任があることに気づかされます。
その「責任」とは...


もう何年も前のことになりますが、数学や理科が大好きでかなりできる生徒がいました。
国語も社会も頑張ればそこそこできて、学校のテストでも結構いい点数が取れるのですが、どういうわけか英語に関しては単語は覚えられない、文法の基礎は何度やっても理解できないのです。
理解力はあり、頭もいいのにどうしてこの子は英語ができないのだろう、と不思議に思っていました。
ある時、この生徒とゆっくり話す機会があり、私は彼女にその理由を尋ねました。
「英語なんてどうせやっても何の役にも立たないし、やるだけ無駄」
「どうしてそう思うの?先生なんかは英語をやってきて今、いろんなところでとても役立っているし、英語の勉強が楽しくて仕方がないよ」
「えっ、うそでしょ。英語の勉強が楽しいなんて。だって、私の両親は二人とも学生時代、英語が嫌いで苦手でした。両親は、英語なんてつまらないし、やっても絶対に役立たないっていつも言っています」


「ははーん。なるほど、そうだったのか。
この生徒が英語嫌いで、勉強しようとせず、頭から英語なんてやったって何の役にも立たないと言っていたのは、両親の刷り込みだったんだ」
その後、単語の覚え方や文法の基礎を繰り返してやって、ようやく英語がまあまあできるようになり、高校受験では成功して、本人が高めに設定していた第一志望校に合格することができました。



そうです。日本の教育制度や学校の教師や授業を云々する前に、親の勉強に対する姿勢が子どもに一番大きな影響を与えているのです。
確かに、勉強に限らず、スポーツや趣味などにおいても、親の好みや考え方が子どもの人生に大きく影響しているのは、自分自身、あるいは周囲を見ても明らかです。
親が子どもに名前をつける時点で、親は子どもにある種の期待をかけています。


有名なスポーツ選手の名前などにそれがよく表れています。
私の場合、父が英語が好きで、外人と英語でペラペラ話し、冗談を言い合って大声で笑っているのを見て育ち、また私に「譲二」(ジョージ)という名前をつけてくれたお陰で、私は幼い頃から英語が好きで、将来は絶対に英語ができるようになると信じて疑いませんでした(「意思あらば道通ず」)。
しかし、運動音痴だった父は、スポーツの面白さをまったく教えてくれず、何も習わせてくれませんでした。父を責めるわけではありませんが、スポーツを経験しないまま育った私も父同様に運動音痴になってしまいました。


本をよく読む親の子どもは読書好きに育ちます。
野球が好きな親の子どもは野球が好きになります。
しばしば政治家の子どもが政治家になり、宗教家の子どもが宗教家に、スポーツ選手の子どもがスポーツ選手に、芸術家の子どもが芸術家に、教育者の子どもが教育者に、音楽家の子どもが音楽家に、俳優の子どもが俳優になったりするのも同様です。
親の責任、大です。
子どもが勉強を面白いと感じ、好きになるための一番の責任者は親です。
そして、これが親から子へ、子から孫へと、順々にひものようにつながっていくのです。
何事においても手遅れということはありません。気づいた時がスタートする最善の時です。


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インディアン、ウソ ツカナーイ!

2014.03.28日

先日、Facebookで出会った「名言の宝箱」をシェアさせていただきます。
とても示唆に富む教えで、今日の私たちにもすべて当てはまることばかりです。


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 《ネイティブアメリカンの子育ての教え》


 1.批判ばかり受けて育った子は、非難ばかりします。
子どもの顔を見ると非難し、また子どもの前で平気で他人の非難、とくに学校の先生だとか、近所の人、親戚の人、子どもの友達等などの批判・非難をしていると、子どもも同じように人のいい面が見えなくなり、非難ばかりする人間に成長します。


 2.敵意に満ちた中で育った子は、誰とでも戦います。
親や周りの人間が周囲の人たちや、国や政治家や、学校や、地域社会などに対して敵意を抱いている中で育った子どもは、自然と好戦的な人物になり、喧嘩を売ったり買ったりを平気でするようになります。
逆に、愛情に包まれて育った子どもは、周りの人たちに愛情を注ぐ人に成長します。


 3.ひやかしを受けて育った子は、はにかみ屋になります。
小学生の時、同級生の女の子にこんな子が何人かいました。ひやかしたり、ひやかされたり、いじめたり、いじめられたりして、子どもがまともに育つわけありません。
親や周りの人はほんの冗談半分で軽い気持ちで言っているかもしれませんが、本人にはとても大きくのしかかり、自分に自信が持てなくなり、やがて人前に出るのを恐れるようになります。


 4.ねたみを受けて育った子は、いつも悪いことをしているような気持ちになります。
ねたみ、嫉妬は人を狂わせます。本人はそのようなつもりは全然ないのに、周りからそのような目で見られていると、自然と自分に自信をなくしていくようになります。人は人、自分は自分。みんな違って当たり前。ねたむことも嫉妬することも、また逆に卑下することも不必要です。


 5.心が寛大な人の中で育った子は、がまん強くなります。
これは親が常に心に留めておかなければならない大切な教えです。子どもというのはそもそも不完全なものです。それで当たり前です。立派な大人になるための成長過程にいるわけですから。だから、少々失敗しても当たり前という気持ちで接していくと、子どもは自然とがまん強く育っていきます。


 6.励ましを受けて育った子は、自信をもちます。
アメリカに留学していた時、このような親をたくさん見て感心しました。たとえ勉強やスポーツができなくても、異性にもてなくても、それを責めるのではなく、そのまま受け入れてあげて励まし続けるのです。そうすると、子どものうちに自信が芽生えていき、やがて大輪の花を咲かせるようになります。


 7.ほめられる中で育った子は、いつも感謝することを知ります。
日本人は一般にほめることが下手なようです。もっともっとほめましょう。注意すべき点は注意し、少しでもいいところを見つけたら遠慮なくほめましょう。そうすれば感謝する子どもに成長します。


 8.公明正大な中で育った子は、正義心を持ちます。
親や周りの人間が嘘をついたり、人をだましたりしているような中で育った子どもは確実にそのわざを身につけていきます。普段の生活の中で、公明正大、嘘偽り、裏表のない正直な生き方のお手本を子どもに示しましょう。


 9.思いやりのある中で育った子は、信仰心を持ちます。
「思いやり」。子育ての中で一番大切なことではないでしょうか。子どもを思いやり、夫婦間でも、兄弟間でも思いやりの心を日々の生活の中で実践していきましょう。子どもは目に見えない神を信じる信仰に導かれます。


10.人に認めてもらえる中で育った子は、自分を大事にします。
ちょうどその逆を考えてみたら明らかでしょう。人に認めてもらえない中で育った子は、自分を大切にしなくなります。


11.仲間の愛の中で育った子は、世界に愛を見つけます。
ここで言う「仲間」は、具体的には家庭であり、友人であり、学校であり、地域社会であり、子どもが普段の生活の中で接する社会そのものです。そのような中で「愛」によって育まれれば、だれでも周囲に、そして世界中に「愛」を見つけることができるようになるでしょう。


そしてこれらは、類は友を呼ぶで、子育てに限らずすべての人間関係にも当てはまります。
子どもの頃、よく見ていた西部劇に出てきた有名な言葉、「インディアン、ウソ ツカナーイ!」はやっぱり本当でした。


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もうひとつの飢餓問題

2014.02.21日
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世界的に有名な経営コンサルタント、ブライアン・トレーシーについてはこれまでこのブログで何度も取り上げてきました(「不景気なときの最高の投資」ほか)。彼からの一昨日のメールマガジンに次のような言葉が紹介されていました。


"Three billion people on the face of the earth go to bed hungry every night, but four billion people go to bed every night hungry for a simple word of encouragement and recognition."
-- Cavett Robert
「世界中で30億人の人たちが飢えた状態で毎晩床に就いている。しかし、40億人の人たちはちょっとした励ましや褒め言葉に飢えた状態で毎晩床に就いている」
(キヤベット・ロバート)


うーん、なかなか鋭い指摘です。
確かに、世界中の飢餓の問題はよくあちらこちらで目にしたり耳にしたりして、みんなの知るところです。
しかし、飢餓人口よりもさらに10億人も多くの人々が「励ましや褒め言葉」に飢えている、というのはちょっとショッキングな話です。世界の総人口70億の半分以上ということです。
でも、言われてみれば、なるほど、さもありなんという感じです。


3年ほど前に、「豚もおだてりゃ木に登る」という記事を書きましたが、その後も繰り返し「褒めること」の大切さをこのブログで訴えてきました(このページ左上コーナーの「エントリー検索」に「褒める」や「ほめる」を入れて検索してみてください。きっとその記事の数の多さに驚かれることと思います)。


身の回りをちょっと見回してみてください。
あなたの励ましや褒め言葉を必要としている人が必ずいます。あなたのすぐ隣りにも、家族の中にも、学校や職場にも、友達の中にも。
「地球の飢餓を救え」などへの寄付行為もとても大切ですが、もっと身近なところで、あなたに今すぐにでもできる飢餓対策、それが「励ましや褒め言葉」なのです。


ただ、褒めることにも一つ注意しなければならないことがあります。
それは、「褒めて、褒めて、褒めまくれ?」の中に書きましたので、こちらをご参照ください。


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子育ての基本

2014.01.23日

以前、「ほめてやらねば 人は動かじ」という記事を書きました。
「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ」は、かの有名な山本五十六の言葉ですが、実はそのあと次のような言葉が続くのですが、この部分はそれほど知られていません。
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」


相手に良いお手本を示して「ほめること」の大切さを山本五十六は一番に挙げ、次に相手との心通わせたコミュニケーションとともに、相手に「任せる」ことの大切さを訴え、最後に「見守り、信頼」しなければ人は立派に育たない、と言っているのです。
これは実に深い。


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今日、楽天の田中将大投手(25)が米大リーグの名門球団、ヤンキースへの移籍が決まったとニュースで一斉に報じていました。7年契約で総額1億5500万ドル(約161億2000万円)という破格な契約内容で、ヤンキースがいかに田中に大きな期待を寄せているかがわかります。
田中選手は記者会見で、「ただ(大リーグ)に行っただけでは面白くない。向こうで世界一をつかみ取るため、その戦力になるために行く」と抱負を語りました。


田中選手は小学1年の時から、地元の少年野球チームに入り、キャッチャーを務めていたそうで、相手のピッチャー役は現巨人軍の坂本隼人だったと言います。
やはり、何かをものにしようと思ったら、このような幼少年時代から始めないとなかなか難しいものです。当時のチームの監督によると、田中選手はものすごく練習熱心で、家でも常に練習に励んでいたとのこと。


今、フィギュアスケートで日本中のファンを集めている浅田真央は3歳から12歳までバレエを習い、5歳からスケートを始めています。
およそスポーツ界で実績を上げる人というのは、幼少の頃に始め、将来に対して大きな夢を抱き、その夢に向かって練習熱心です。
しかし、その背後には常に山本五十六の言葉を実践している優秀な指導者がいます。


これは、スポーツの世界に限らず、企業やあらゆる組織、学校など、どこにおいても通じることです。
各界の多くの有名な人たちは、自分たちが出会った師匠のことを語ります。


しかし、トップアスリートなどにならない、私たちのようなごく平凡な人間でも、上の事実は当てはまります。
一番身近なところでは、親の子育てです。親は子どもの良き模範となり、褒め、よき理解者、サポーターとなり、見守り、信頼する、このことが不可欠です。多くの親が、このまったく正反対のことをして、子どもをつぶしているように思われてなりません。


親たる者は、今一度、子どもがたとえ何歳であろうとも、この山本五十六の言葉を肝に銘じて日々子どもと接しているか、点検してみたいものです。
「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」


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魔法の言葉

2013.12.08日




人見知りで、いつも父の背中に隠れているような子どもでした。そんな私に、人前に出るきっかけを与えてくれたのが、愛知県岡崎市立矢作西小学校6年の時の担任だった筒井博善先生(故人)。当時50歳代後半で、一人ひとりの児童によく目配りしてくださる先生でした。
 新学年が始まって間もない音楽の授業。ピアノが苦手な先生は、「代わりに弾いてくれないか」と私を指名しました。「できません」と何度も断ったのに、先生は「絶対にできるから、やってみなさい」と励ましてくれました。両親から音楽の先生を目指していることを聞き、引っ込み思案な私に活躍の場を与えてくれたのでしょう。
 学芸会でも、準主役のお姫様の役をくださいました。その時も「できるよ」と背中を押してくれました。とても恥ずかしかったけれども、大勢の前で演じる喜びも味わいました。
 先生が体調を崩して2〜3週間入院したことがありました。退院して登校した日の朝の光景が、今も忘れられません。職員室に駆けつけ、窓の前にひしめき合いながらクラス全員で先生の姿を探しました。振り向いた先生が笑いかけてくれた時、涙が出るほどうれしかったのを覚えています。
 それまでは「どうせダメだから」とあきらめがちだったのに、先生に「できるよ」と言われると、「ひょっとしてできるかも」と自信が湧いてくる。私にとって「魔法の言葉」でした。先生に出会わなければ、人前で自分の音楽を聴いてもらうシンガー・ソングライターを目指すこともなかったかもしれません。

(7月1日付 読売新聞 インタビュー 「私の先生」より)


シンガーソングライター、岡村孝子さんにとって、人生を変えた「魔法の言葉」は、小学6年の時の担任教師の「できるよ」でした。
私も教育関連の仕事に携わって足かけ40年。
この間、この「できるよ」の魔法の言葉を何回使ってきたことやら。
生徒は頭から「無理」と言うのですが、それを説得して自信を持たせ、背中を押してきた結果、英検・漢検・数検などの検定試験を始め、高校・大学受験でも、また就職において、人間関係の修復などにおいても、この魔法の言葉が数え切れないほど実現してきました。そして、これらの体験をこのブログに数多く記してきました。


私自身もそうでしたが、人間というものは基本的には否定的・消極的な考えが支配していることが多いようです。
そのような中で、学校や塾の先生、親、友達などの「できるよ」のようなちょっとした励ましの言葉が「魔法の言葉」になることは古今東西よく知られていますし、それを体験してきた方も読者の中にきっとたくさんいらっしゃることと思います。


皆さんの、お子さんや兄弟姉妹、夫や妻、親、友達あるいは生徒や先生、会社の同僚や上司、部下を含め、あらゆる人間関係において、その人を生かす「魔法の言葉」は考えてみればいくらでも見つかります。
「夫婦の間のあいうえお」シリーズや「子育てのあいうえお」シリーズなどをぜひ日々の生活の中で実践していただければと思います。
その逆の、人をつぶす「悪魔の言葉」(「子育て禁句のあいうえお」など)は子育てだけでなく、あらゆる人間関係においてできる限り使わないようにしましょうね。


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子育て禁句のあいうえお 最終回

2013.12.04日




長く続いた「子育て禁句のあいうえお」シリーズもいよいよ今日が最終回です。
これまでお付き合いくださった皆様には心より感謝いたします。
少しでもお役に立てたならば本望です。
では、行きましょう。


る  ルックスがいい。(悪い)!
    「◯◯さんはルックスがいい」とか「見た目が悪い」、「ブス(ブ男)だ」などと、親が子どもの前で平気で人の外見の良し悪しを話していることがあります。時には、子どもの友達のことでも、このような外見の評価をしたりします。でも、これは教育上絶対に好ましくありません。
まず、人の良し悪しを外見で判断すること自体が意味のないことですし、しかも子どもにその人の価値に関して先入観や偏見を与えることにもなります。さらに人を外見で判断するという誤った教育をすることにもつながります。
学生時代にある超有名な茶道の家元の英語通訳をしたことがあります。外見はものすごく立派で、周りの人たちがペコペコしていましたが、私はちょっと接しただけで、その人の中身が見えた気がして、とてもがっかりした覚えがあります。人は外見ではわかりません。


れ  例外は認めない。
    何かルールを決める時など、よくこの「例外は認めない」という言葉を聞きます。
まあ、確かに何事も例外ばかりあったらルールの意味がなくなりますが、かと言って例外を一切認めないというのは、杓子定規で人間的な温かみや融通というものを感じません。
とくにこれが親子関係の場合はなおさらのことです。子どものために、時には例外も認めて、失敗や過ちを受け入れてあげることも必要です。
私たち自身、これまでの人生振り返ってみると、この「例外」によってずいぶん救われてきたのではないでしょうか。


ろ  ろくでなし。
    「ろくでなし」も、このシリーズ第1回の最初の「あほ」「バカ」「マヌケ」同様、相手を見下した表現で人の心を傷つけます。
「ろくでなし」というのは、「性格が曲がっている」「役立たずのどうしようもないもの」というような意味で、別の言葉で言うと「落ちこぼれ」「能無し」「カス」「くず」「社会のダニ」「ゴキブリ」等など、相手を非難するありとあらゆる悪い言葉の総称のようなものです。
これらを言われて良い気分のする人など一人もいません。
人に言われたくないことを人に言ってはいけません。とくに自分の子どもには。


わ  わざとらしい。
    せっかく子どもが何かを一生懸命言ったり、やったりしても、それを素直に認めることができず、「わざとらしい」と言って一蹴する親がいます。これでは子どもがかわいそう。
万一、たとえわざとらしく見えたり、聞こえたりしたとしても、親はそれをありがたく受け止め、お礼を言ってあげると、子どもも気持ちよくなり、じゃあまた今度も何か喜ばれるようなことをしようという気になります。子どもの心の背後に悪意を見るのではなく、善意を見抜いて、それを伸ばしてあげるようにするのが親の務めです。


以上で「子育て禁句シリーズ」を終えることになります。
皆さんの応援、温かいコメント等たくさんいただき、ありがとうございました。
私がこのシリーズのまとめとして言いたかったことを、お二人のFBフレンドの方が見事に言ってくださいました。感謝をもってご紹介させていただきます。


「神様から授かった大切な宝物をいかに上手に育てるかは、親や教育者をはじめ、周りの大人たちの課題でしょうね」(NMさん)


「”反面教師風”学びも、時として肯定的おすすめよりインパクトがありますね。そしてこれも相手が我が子だけでなく、人間関係全てに言えるようです」(MOさん)


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子育て禁句のあいうえお その10

2013.12.03日




この「子育て禁句のあいうえお」もシリーズ10回目になりました。
今、子育て中の方も、これからの方も、もう終わって今度は孫育ての方も、またお子さんのいらっしゃらない方にも、何らかの形で少しでもお役に立てていることがあるなら、幸いです。
ちょっと長くなり過ぎた感がありますが、次回で最終回にしたいと思います。


や  やかましい!
    子どもに対して平気で「やかましい!」と怒鳴る親の気が知れません。
子どもというのは概してうるさいものです。逆に、もしおとなし過ぎたら問題です。
同じ状況でも、「やかましい」と思うか、「賑やかで楽しい」と思うか、考え方ひとつです。
同じ子育てするなら、楽しむ方が自分のためにも子どものためにもいいに違いありません。


ゆ  夢みたいな話するな。
    子どもが夢みたいな話をするのは当たり前のこと。むしろ、現実的なことばかり話す子どもがいたら、その方が問題です。
子どもの夢のような話をしっかり聴いてあげて、大きく驚いたり、感動したり、褒めたりしてあげましょう。「超常識」の中にも書きましたが、みんなから夢のような話だと言って、バカにされていた人がその夢を実現させたケースは数え切れないほどあります。


よ  欲張り!
    子どもに限らず、人間誰でも自己中心なものです。ですから自己中心な親が子どもに向かって、「欲張り!」とか「自己中心」なんて言えた義理ではありません。
親自身がまず自己中心でない生き方をして子どものお手本にならなければなりません。
「欲張り!」と子どもを責める前に、人に優しくする、人のことを心にかける生き方をまず示してあげましょう。


ら  落書きばかりして。
    子どもはあちらこちらに落書きをします。まだ、いいことと悪いことの区別がつかないのです。そして、落書きは子どもにとっては最初の自己表現活動です。少々のことは大目に見てあげながら、正しいことと間違っていることを教えていってあげてください。
私の愛用の聖書の中にも何カ所か子どもの落書きが残っていますが、今となってはいい思い出です。


り  理屈を言うな!
    親に叱られた子どもが何か言おうとすると、頭ごなしに「理屈を言うな!」と大声で怒鳴る親がよくいます。
でも、誰にでも何かを言ったり、したりするその背後には、必ず何らかの理由があります。その理由を話そうとする時に、「理屈を言うな!」と言ってさえぎってしまうと、会話がそこで中断されるばかりでなく、子どもは親に拒絶されたかのように感じます。
時に屁理屈を言うこともあるでしょう。そのような時には、冷静にその理屈が成り立たないことを教えてあげればいいのです。このようにして子どもは知恵をつけて成長していきます。


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子育て禁句のあいうえお その9

2013.12.02日




一昨日、昨日とちょっと寄り道しましたが、またいつものシリーズに戻ってきました。長い間お付き合いくださいましてありがとうございます。あともう少しです。


ま  まだっ⁉︎
    親はどうも忍耐力がないのか、しょっちゅう子どもに「まだっ⁉︎」「早くっ!」と言って、行動を急かします。子どもは何をするにも時間がかかるものです。何事にも慣れていないから当然のことです。
もう少し忍耐強く待ってあげましょう。
また、時間がかかるからといってすぐに手を貸すこともあまり良くありません。何事も自分でやることが大切なのです。その繰り返しですべて上達していきます。


み  みっともない!
    子どもがみっともないことを言ったり、したりすることも当たり前のこと。私たち自身も子どもの頃はそうだったのですから。
常識外れのことや、人に迷惑をかけるようなことはだめですが、少々みっともなくても、周りの人たちは笑って大目に見てくれます。親が人目を気にしていつも「みっともない」と言っていると、子どもは人目を意識するようになり、子どもらしい行動が自由に取れなくなってしまいます。


む  無理、無理。
    親は子どもに対してあまりにも容易に「無理」と言って、子どもが何かしようといているのを諦めさせようとします。
確かに、子どもにとって困難なことはたくさんありますが、それら一つひとつを試していく中で、できることが少しずつ増えていくのです。
ですから頭ごなしに「無理、無理」と言うのでなく、忍耐力をもって見てあげましょう。
できれば「すごい!」と言って褒め、もしできなければ「あと一歩」とか「こういうふうにやってみたら?」とヒントを与えたりして、簡単に諦めない根性を同時に育て上げるようにしましょう。
また、子どもに何か頼まれたりした時なども、あまりにもあっさりと「無理」と断るのでなく、本当に力になれないかどうかよく考えてから答えるようにしてもらいたいものです。

め  めんどくさい。
    子どもに何かせがまれて「めんどくさい」と答える親をよく見かけます。これでは子どもがかわいそう。自分が人に何かを頼んで、「めんどくさい」と言われたらどんな気持ちがしますか?
とくに子どもは親の関心や助けや愛情をいっぱい必要としています。「めんどくさい」は禁句です。
子どもに思いっきり時間を使ってあげましょう。


も  文句ある?
    子どもが何か言おうとしたら「文句ある?」と切り返す親がいます。これははた目で見ていても心が痛みます。
子どもにも当然、自分なりの考え方ややり方、価値観などがあるわけですから、親はもっと子どもの心の叫び声に耳を傾けるべきです。
「文句ある?」と言う前にお互いにもっとよく話し合い、理解するように努めましょう。


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一番の子育て法とは

2013.11.30日




「子育ての禁句シリーズ」も8回まで来て、あと余すところ「ま」行〜「わ」までです。
ただ、同じような話が長く続くと誰でも飽きがくるもので、またまた「閑話休題」です。
今日の話題は、勉強しない子どもにどうやって勉強させるか、ということです。
以下は読売新聞からの引用です。


 40代の主婦。夫は海外赴任中で、大学生の長男と、高校2年の次男と住んでいます。次男がなかなか本気で勉強をしてくれません。
 次男には行きたい大学があり、本人も受験に向けて動きだそうと頭では思っているみたいですが、行動が伴いません。成績は常に低迷しています。
私があまり口を出すのもマイナスだと思い、黙っていようと思うのですが、顔を見るとついヤキモキして次男にあたってしまいます。
 次男を見ると、自分の高校時代を思い出します。がむしゃらに勉強をしたわけでもなく、いつも中途半端でした。そんな私の血を次男が引きついでしまったのかとネガティブな気持ちになります。私のようになってほしくないのです。
 次男は、性格が素直で、家の事をよく手伝ってくれます。今時の高校生とは思えないほど、よく気が付く子です。学校の成績だけがすべてではないと思うのですが、入試では成績が重視されるので次男が心配です。あまりあれやこれや言わない方がいいですか。(埼玉・Y子)

      
 ご夫君がいない中、責任をもってお二人のお子さんを育てるのは大変ですね。
 お子さんが将来幸せになってほしい、だから、今勉強を頑張ってほしいという気持ちは分かります。スランプに陥っている子どもに、つい小言を言いたくなる気持ちも分かります。
 ただ、成績が下がって落ち込んでいるのは当の本人です。それでも荒れることなく素直で家事を手伝うように育てたあなたは、もっと胸を張っていいのでは。
 お子さん以上にあなたの方がナーバスになっている気がします。小言を言う前に、リラックスしている自分を想像してみてください。
 まだ、受験まで一年以上あります。お手伝いありがとうとほめながら、勉強頑張ってねと一言言えば大丈夫でしょう。
 それより、あなたご自身が、英会話でも茶道でもよいですから、何か目標をもって学習活動を始めたらいかがでしょう。そんな母親の姿をみれば、お子さんもやる気が出てくると思います。
山田 昌弘(大学教授)

(11月27日付 読売新聞「人生案内」より)


これはどこの家庭にもある問題と言っても過言ではないでしょう。
正直なところ、教育に携わっている私のところでも似たようなことがありました。


そこで気をつけないと、今続けている「子育ての禁句シリーズ」のような言葉の暴力を振るってしまうことになりかねないのです。


回答者の山田教授が最後におっしゃっている「それより、あなたご自身が、英会話でも茶道でもよいですから、何か目標をもって学習活動を始めたらいかがでしょう。そんな母親の姿をみれば、お子さんもやる気が出てくると思います」は、まさに正論です。


これまで長年、教育の仕事に関わってきて、多くの生徒や学生、その親御さんなどと接してきましたが、子どもの勉強に対する考え方、取り組み方はまさに親の姿勢にかかっています。


勉強が好きな子、できる子はまず例外なく、親が勉強好きです。普段からよく本を読んだりして勉強しています。子どもは親の背中を見て育つと言いますが、これは事実です。
逆に、家に国語辞典もない、本もない家庭で育った子どもは、概して本は読まないし、勉強は嫌いです。
また、誰でもそうですが、人から強制されて何かをやるというのは嫌なものです。
ですから、口でやかましく「勉強しろ」と言っているだけではだめなのです。


スポーツ選手や音楽家、芸術家など、やはり親の姿を見ていて自然とそれに興味を持つようになり、その道に進んでいきます。
強制から上質は生まれません。


親が家で良いお手本を示してあげる、それが一番の子育て法です。


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子育て禁句のあいうえお その8

2013.11.29日

私たちが子どもの頃からみると、確かにこの「子育て禁句」シリーズに書いているようなひどい言葉遣いはずいぶん減っていると思います。
でも、現実に今でも時々ここに挙げているようなシーンに遭遇することがありますし、また青少年の非行などの背景にこのような親の子育てがあることも否定できません。


散歩していて、仲の良さそうな親子を見かけるとホッとします。
昨日もそのようなシーンにいくつか遭遇しました。
すると、自然とこちらも笑顔になってしまいます。



(昨日の散歩中、赤・黄色の落ち葉に囲まれた石のベンチに腰かけて)


それでは、今日も続きをいきましょう。あくまでも反面教師にしてくださいね。


は  恥さらし!
    子どもはまだ社会経験は浅いし、人間関係だって下手に決まっています。ですから時々、親にとって恥ずかしい場面に遭遇することだってあります。それは、私たち自身も子どもの頃はそうだったんですから。
でも、子どもに向かって敢えて「恥さらし!」なんて言う必要はありません。もっと具体的にどのように言えば良かったのか、すれば良かったのかを教えればいいのです。子どもたちはこうして学びながら成長していくのです。


ひ  ひねくれもん!
    子どもは何事においても親の思うようにはいきません。一個の人格を持ってこの世に生まれてきているのですから。
親の思い通りにいかないからといって、「ひねくれもん!」と言うのは間違っています。ひょっとしたら親の考えの方が間違っている可能性だってあります。
子どもの考え方を尊重してあげましょう。間違っていれば、それを具体的に示して教えればいいだけのことです。


ふ  ふざけるな!
    子どもがふざけているのを見て「ふざけるな!」と言うのではなく、むしろ親にとって面白くない時にこのような言い方をするのではないでしょうか。ですから、子どもだって時には親に向かって同じように「ふざけるな!」と言うのでしょう。
でも、この言葉はお互いを傷つけ、不愉快にし、関係を壊すだけで決して解決には至りません。
「ふざけるな!」は会話も行き詰まりにします。この言葉を使う前に、「なぜ?」と理由を尋ねて、お互いの立場や考え方の違いを理解するように努めるべきです。解決の道はそこから自ずと開かれていきます。


へ  下手くそ。
    子どもは何をやっても下手くそなのは当たり前。私もあなたも子どもの頃は、下手くそだったのです。
子どもは「下手くそ」と言われると、やる気をなくすのが落ちです。
ですから、どのようにすればうまくなるのか教えるのが親の務めなのです。


ほ  没収する!
    子どもが携帯やゲームや漫画本、テレビなどに夢中になっていると、親はつい「没収する!」と言って取り上げてしまいます。
でも、いきなり没収するのでなく、その前に親子の間でルール作りをすることが大切です。
「◯時まで」とか、「〜をやったら」などと、お互いに納得がいくように話し合ってルールを作り、それを破った場合は没収という取り決めをしておく方が効果的ですし、さらに将来の社会性を身につけるためにも役立ちます。


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子育て禁句のあいうえお その7

2013.11.28日




実はこの「子育て禁句のあいうえお」を書き始めたのは「夫婦間のあいうえお」や「子育てのあいうえお」を書いた頃で1年以上も前のことです。
でも、「子育て禁句のあいうえお その1」にも書きましたように、「禁句」シリーズなので「あまりにも否定的、攻撃的な言葉が多く、自分でも書きながら気が重くなってきて」アップするのをやめようと思い、そのまま放っておきました。


しかし、世の中いいことばかりではなく、現実には辛いことや悲しいことがあまりにも多く、ドメスティックバイオレンスなど子どもに対する親の虐待事件など、ニュースの話題に上らない日がないぐらいです。
それで、思い切って反面教師の意味合いで、今回このシリーズを始めることにしました。
ですから、もしお読みになっていて不愉快になられたら、本当に申し訳ありません。裏を読み取っていただければ幸いです。
それでは、その続きです。
反面教師として、何か一つでもご参考になることがあればと願いつつ。


ぬ  抜かしやがる!
    子どもが生意気なことを言うようになるのは成長のしるしです。みんなそのようなところを通って大人になっていくのです。
そのような時に、「生意気なことを抜かしやがる」などと言うと、上から目線で子どもを押さえつけ、バカにするので、子どもの成長はなくなります。そもそも「言う」という意味で「抜かす」と言うのは、相手を卑しめる非常に悪い言葉です。
子どもは親の背中を見て育ちますから、もっと人を大切にした言葉遣いを普段から心がけ、いいお手本になるようにしなければなりません。
以前、一人の小学生の女の子がものすごい言葉遣いをするので注意したところ、家でいつも母親からそのように言われているから、という答えが戻ってきたことがありますので、私たち親は本当に要注意です。


ね  寝ぼけたことをほざくな!
    「ほざく」も上の「抜かす」と同様、相手を卑しめる悪い言葉です。私自身は上品なので(笑)、このような言葉は使ったことがなく、テレビなどで聞いているだけでも胸が悪くなるほどです。
「寝ぼけたこと」というのは、子どもにとっては心の中にある「夢」の話です。人類はこれまで、荒唐無稽と思われるようなことを考えてきたお陰でここまで進歩してくることができたのです。
子どもが考える「夢」、すなわち「超常識」を頭からバカにしないで、そのような夢をもっともっと大きくするお手伝いをするのが親の真の務めです。


の  のぼせるな!
    子どもは誰でも人から褒められたいものです。自分ですごいと思うことを何か言ったりしたりして、得意顔になっている時に、親から「のぼせるな!」などと言われたら、それこそ風船に針を刺すようなものです。がっかりするどころか、やる気さえなくしてしまいます。
むしろ、「すごいね!」とか「偉い!」、「お前は将来きっと大物になるよ」などと言って褒めて、励ましてあげましょう。
その上で、天狗にならないようちょこっとだけ釘を刺せばいいのです。


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子育て禁句のあいうえお その6

2013.11.27日

今日は素晴らしい出会いがありました。
私は今、健康回復のために名古屋郊外の街に仮住まいしているのですが、しばらく前からFacebook でつながっていた方が隣町に住んでいらっしゃることを最近知りました。
そして、お互いのやり取りの中で、すぐ近くにいるのでお会いしましょうという話になり、今日実現したのです。
ご自宅にお招きいただき、奥様ともお会いして、奥様手作りのお昼もご馳走になりました。


安倍 正(ただし)さんという私より4歳年上の方ですが、お仕事など社会経験だけでなく、若くしてご結婚されたので、子育て・孫育てのご経験もとても豊富です。
お子様は40代〜30代の方が男女6人、お孫さんも大学生から小学生まで11人もいらっしゃるのです。
しかも、とてもお上手にお子様方をお育てになり、皆さんとても立派にご成長されていて良好な親子関係を持っていらっしゃいます。


しかも、趣味の音楽ではいろいろな楽器をこなし、合唱団にも入っておられ、旅行もこれまでに何か国も行っていらっしゃいます。
他にも趣味をたくさん持っておられ、これまでの人生を精一杯エンジョイしてきて後悔することは何もないとおっしゃるのです。



クリスチャンの方で、この「子育て禁句のあいうえお」シリーズを読んできて、ほとんどすべてそのようにやってきたとおっしゃり、まさにお手本のような子育てをしてこられた方です。
お話ししていて教えられることばかりで、同時に非常に励まされました。しかもとてもご健康で、文字どおり私の目標のようなお方でした。
安倍さん、本当にありがとうございました。今後ともよろしくご指導のほどお願いいたします。


今日は続きの「な」行ですが、前置きが長くなったので、ちょっと短めにします。


な  何をやってもダメな子ね。
    この言葉もこれまで数え切れないほど耳にしてきました。はたで聞いていても気が滅入るぐらいですから、これを毎日、親から言われている子どもの心の中はどんなでしょう。
「何をやってもダメな子ね」と言われて、「なにくそ。そのうちに見返してやるぞ」と、反骨精神が養えればいいのですが、たいがいは親の言葉に洗脳されてしまって、自分はダメな子だ、という刷り込みがされてしまいます。
「お母さんも子どものころは、これはなかなかうまくできなかった。でも練習してできるようになった。あなたも練習すればきっとできるようになるよ。一緒にやつてみよう」と励ましてあげるのが一番でしょう。


に  憎たらしい!
    これほど子どもの心を傷つける言葉はないでしょう。親の愛をひとかけらも感じることができません。このような言葉を毎日聞いて育った子どもは愛情というものを経験していないため、人に対する愛情も欠けています。
子どもが生まれて最初に経験するのは親の愛情です。たっぷり愛情を注いで、愛情豊かな子どもに育ててあげましょう。
そして、それは冒頭の安倍さんのように可能なことなのです。


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子育て禁句のあいうえお その5

2013.11.26日

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昨日の記事「ダウン症の先生 活躍中」は、多くの人の感動を呼んだようで、たくさんのクリックをいただきました。
人を差別したり、いじめたりするのは人間の自己中心の罪の性質からきていますが、ダウン症に限らずどのような障がいもまた欠点も、その人の個性として受け入れられるような世の中になったら、どれだけ住みやすく、平和な世界になることでしょう。一人ひとりがみんな社会に欠かせないものとして、貢献できる社会を目指したいものです。
そして、これは親の育て方いかんにかかっているのです。
それでは、今日も続きの「た」行を見ていきましょう。


た  大したことない。
    子どもが何を言っても、何をしてもあんまり感動しない、あるいは目も向けない親が時々います。
子どもの描いた絵を見ても、作文を読んでも、戻ってきたテストを見ても、「 大したことない」と言って、褒めないのです。
中には、テストで95点取ってきても、「なんで100点が取れないの!? あっ、これもこれもケアレスミス。ケアレスミスがいつも多すぎる!ここはよく考えればできる問題でしょ!」などと言って、95点の努力を褒めない親がいます。これでは、子どもはやる気をなくしてしまいます。
こんな時には、「おっ、95点!よく頑張ったね。どこで5点を落としたのかな?あー、惜しい。これは手に関連している漢字だから手へんを使うんだよ。人べんは人に関することだから、これだと『侍』になっちゃうよ。あれっ、ここは記号で答えなさいって問題にあるのに、言葉で答えてしまったね。これからは気をつけようね!」と言えば、子どもはますますやる気になります。


ち  中途半端のろくでなし。
    中学生のとき、体育の先生が言いました。「バカの大足、マヌケの小足。じゃあ、中ぐらいは何だと思う?中途半端のろくでなし、って言うんだよ。あっはっはっは」。
何を言っても、何をしても、どこかに欠点やだめなところを見つけて、そこにケチをつける親がよくいます。
実際のところ、いざケチをつけようと思えば、どんなことでも文句を言うことはできます。そう言う親でさえ、子どもに言わせれば完璧からは程遠い、欠点だらけの人間です。そもそも完璧な人間なんていないんですから。
お互いに相手にケチをつけ始めたら切りがありませんし、必ず不愉快になり、また喧嘩になります。
足が大きくても、小さくても、中ぐらいでも、いくらでも褒めることはできます。褒めるところを探しましょう。
褒められて不愉快になったり、怒ったりする人はいません。


つ  つけあがるな!
    子どもというものは人から褒められると誰でも嬉しくてついつい調子に乗るものです。そんな時に、「つけあがるな!」などと言ったら、せっかく褒めたのが台無しになってしまいます。
「つけあがるな!」と言って責める代わりに、「うん、これは偉いけど、あまり調子に乗りすぎたらダメだよ。周りの人のこともよく考えてあげないと」とか、「これはとってもいい。でも、まだまだ伸びる余地があるよ。これで満足していたらダメだ。さらにもっと上を目指して頑張ろうね」などと言って、高慢になるのを言下に戒めるといいでしょう。


て  低脳!
    自分の子どもに対して「低脳」呼ばわりするというのは、自分自身が低能であることを証明しているのにほかなりません。賢い親は自分の子どもを賢いように扱いますし、そのような言葉遣いをします。そして、この親の子どもに対する接し方が子どもをそのように育て上げていきます。
賢い子どもに育てたければ、そのように扱うことです。「お前は頭が悪い」というメッセージを子どもに送り続けていたら、子どもは間違いなく頭の悪い子に育っていきます。子どもがどのように育っていくかは、親の育て方にかかっています。


と  とぼけるな!
    子どもも人間ですから、人に責められると当然のことながら、自己防衛本能が働いて自分を守ろうとします。そのような時に、あまりにもはっきりと「とぼけるな!」と言われると、逃げ場がなくなります。
子どもに逃げ場を作っておいてあげることもときには必要です。
ただ、子どもがとぼけているのをそのまま放置するのではなく、やはりここで親がどのように対処するかで、これからの子どもの成長に大きく影響します。


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ダウン症の先生 活躍中

2013.11.25日

閑話休題
「子育て禁句のあいうえお」シリーズを続けていますが、今日はちょっと話題を変えて、気持ちをリフレッシュしようと思います。
以前「泣くから悲しい」という記事の中に、五体不満足の乙武洋匡さんの子どもの頃のご両親の育て方について書きました。
「しかし、ご両親はそんな洋匡さんが障がいのゆえに転んだり、何かをしようとして失敗する姿を見て笑い飛ばしていたそうです。すると、乙武さんも自分の失敗を一緒になって笑っていたということで、自らの障がいを一度も不幸とは考えなかったと言っておられました」。


また、つい先日書いた「両親の愛情をたっぷり受けて」の中に登場したレーナ・マリアさんもご両親の愛情深い育て方のお陰で、今日のような立派なゴスペル歌手になられました。
今日、ご紹介するデボラ・セアブラさんもダウン症で生まれてきていながら、やはりご両親の上手な育て方の結果、立派に学校教師になられました。


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 ブラジルで初めてダウン症を乗り越えて教師となったデボラ・セアブラさん(32)に注目が集まっている。筋力をつけるためのトレーニングや演劇の練習では健常者と同じプログラムをこなし、北東部リオ・グランデ・ド・ノルテ州州都ナタルの私立学校生徒とも、生き生きと接する補助教員のデボラさんの姿は、ダウン症を抱えた人も健常者同様に社会に適応できることを証明している。
 デボラさんは特殊学級で学んだことがなく、高校卒業までの全課程を健常者と共に過ごした。また2005年には、ダウン症患者としては初めて、幼児教育や初等教育(日本での小学校にあたる部分)の教師資格もえた。
 デボラさんはサンパウロ州立カンピーナス大学で研修を受けた後、ナタルの名門私立校の一つである「Escola Domestica」に補助教員として就職した。勤め始めてから、もう9年になる。
 自らの学校生活を「良い経験だった」と振り返るデボラさんは、「普通の学校に通うことで、他の子供たちの仲間に入れてもらえたと感じることが出来た。偏見も乗り越えたし、友達もたくさんできた。私がそこにいたことで、多くの人たちに障害者を取り込むインクルージョン教育がどのようなもので、どのように機能するかを示せたと思う」
 今年は、初等部1年生にいる6〜7歳の児童28人のクラスで、読み書きを教えるための手伝いをする任務が与えられた。
 「私は子供が好きだし、忍耐力だってあるわ。(私が)怒りっぽいかって? そんなことないわ、普通よ。とてもよく子供たちに接していると思うわ」と胸を張る。
 職場でも同僚の教師、職員、生徒に温かく迎えられた。時々、生徒はデボラさんの話し方がなぜ違うのかを尋ねる。「そういうときは、私の話し方はこうなの。皆それぞれ自分の話し方があるでしょって答えるの」。その機会にダウン症について説明すると、生徒たちも理解してくれるという。
 デボラさんが生まれた頃、社会でのダウン症の認知度は低かった。ダウン症の子供を持つ親の多くは、いじめを恐れて特殊学級のある学校を選んだ。障害を持つ児童と健常児の接触を制限し、障害を持つ子供たちだけを集めて訓練することで社会に適応できる可能性が高まるという誤った理解をしていた。
 デボラさんの両親はそれとは反対に、「娘は普通の子供」と判断したことから通常の学校に入れた。その結果、幼稚部では"モンゴル人"と呼ばれていじめられ、辛い時期もあったが、「モンゴル人とはモンゴルに住む人のこと」と教え、ダウン症がどういう病気かを説明する女性教師に助けられた。
 ダウン症を持つブラジル初の教師として、デボラさんは今では国内各地、アルゼンチンやポルトガルでも講演活動を行う。「今でも偏見はある。でも、私の講演でそれが少しでも減ればうれしい。たくさんの教師が聴きに来てくれて、終わったら立って拍手をしてくれた」と喜ぶ。
 純粋な子供に植えつけられる偏見の"芽"は、教育で摘み取ることができる。デボラさんのような存在は、無用な差別や偏見を社会から根絶するための大きな助けとなるに違いない。

(8月6日付 ニッケイ新聞 「ブラジル初のダウン症教師=デボラ・セアブラさん=「普通の教育受けられる」=国内外で啓発、講演活動も」より)


この記事を知ったきっかけは、11月22日付読売新聞23面「学ぶ 育む ダウン症の先生活躍中」の記事を読んだことです。
セアブラさんのことをもう少し知りたくなって検索したところ、上の記事に出会い、読んでいて胸が熱くなりました。
「セアブラさんは同小で、低学年児童への読み書き指導を主に担当。笑みを絶やさず、ゆっくり穏やかに話すセアブラさんに児童はすぐに懐くという。アンジェラ・フォンセカ校長(66)は『まじめな勤務態度は他の教師や児童の手本。彼女と接することで、子供たちは自然と互いに個性を認め合い、仲良くなるので、保護者にも高く評価されている』と話す」と上の読売新聞の記事にあります。


日本社会は昔から比べると障がい者に対する差別行為はずいぶん減りました。
でも一部ではいまだに根強く残っています。
日本でも、このブラジルのケースのように、ダウン症に限らず障がい者がどんどん一般社会の中に入っていって貢献できるようになり、特別視されなくなればいいなと心から願っています。


またいつも言っていますように、健康や貧富などの環境によって人は幸不幸になるのでなく、親の育て方にかかっている、ということがこれらの話からよくおわかりいただけることと思います。
そういう意味においても、今回の「子育て禁句のあいうえお」は、私たちみんなが「子育て」に限らず、あらゆる人間関係において気をつけなければならないことなのです。


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子育て禁句のあいうえお その4

2013.11.24日

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私の子どもの頃は、親や学校の先生、近所の大人などは怖い存在で、絶対服従のような感じでしたが、最近はいい意味でも悪い意味でもこれがだんだんなくなってきました。そしてお互いに友達同士のような感覚になり、言葉遣いもそのようになってきました。
でも、これはちょっと考える余地があると私は常々思っています。


さ  寒っ!
    これも最近の流行り言葉です。大人も子どももほとんどみんなが日常に使っています。
でも、この「寒っ!」という言葉を耳にすると、本当に「寒く」なってしまいます。
友達同士ならまだしも、親が子どもに対して言う言葉ではないでしょう。当人同士はおそらく軽い気持ちでふざけながら使っているのでしょうが、やはりはたで聞いていていい気持ちはしません。
「寒っ!」というのは、やはり相手を小バカにした響きがあり、愛情を感じません。
「寒っ!」と言う代りに、何かもっとユニークな面白いジョークで言い返したらどうでしょう。


し  死ね!
    「死ね!」もここ十年ぐらいでしょうか、流行り始めるとみんなが言います。上の「寒っ!」と同様、もちろんふざけて言っているのでしょうが、やはり人を不愉快にします。ましてや、親が子どもに言う言葉ではありません。
実際、学校などで友達の間でいじめられ「死ね!」と言われて自殺した子もいるのですから、言葉遣いにはくれぐれも注意して欲しいものです。


す  好きにしろ!
    「好きにしろ!」は、私が子どものころ親に言われる一番怖い、嫌な言葉でした。私は素直な子どもだったので、こう言われるととても苦しくなって、いつでも親のもとに戻って「ごめんなさい」と謝ったものです。親に逆らってまで自分の好きなことはできませんでした。
しかし、今は時代が違います。うっかり「好きにしろ!」などと言うと、それを逆手にとってやり兼ねません。ちょうど「ひとの嫌がることを進んでしなさい」と小学校で先生に言われたある男の子が女の子のスカートをまくって歩いたという話もありますので要注意です(「教育の本来の目的とは」)。


せ  セコいやつだ!
    人に対して「セコい」という言うのは、相手を責める、品位を下げて卑しめることです。前にも書いたように子どもが自己中心なのは、まだ十分な人間関係を経験していず、人に対する気遣いなどができないので、ある意味当たり前のことなのです。
こういうときに、ただ一方的に「セコい」と言って責めるのではなく、それではどうすればいいのか、何と言えばいいのか、人に対する気遣いを教えてあげると、子どもの成長を促す素晴らしいチャンスとなります。


そ  損した。
    親が子育てに当たって損することなど数え切れないほどあります。そんな時にいちいち「損した」などと言う必要はありません。
子どもはみんな無限の可能性を持って生まれてきていますが、それはそう簡単に見つかるものではありません。いろいろ試していく中で、発見できる良さや才能、特徴、適性、特技などを発見するのです。
それまで遠回りすることなど当たり前で、むしろ一発で見つけられる方が稀です。
ですから、何かをやってうまくいかなかったときに、「損した」などと言うと、子どもはこれから新しいことにチャレンジすることに億劫になってしまい、その結果素晴らしいチャンスを失うことにもなりかねません。
子どもは長〜い目で見てあげましょう。


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子育て禁句のあいうえお その3

2013.11.23日

今の私の一番の仕事は、健康回復です。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」というのは、古代ローマの詩人ユベナリスが、『風刺詩集』の中で「大欲を抱かず、健康な身体に健全な精神が宿るようように祈らなければならない」と語った言葉の一部が広まったと言われています。
今日一般には、「体が健康であれば、それに伴って精神も健全である。また、何事も身体がもとである」(故事ことわざ辞典より)というような意味で使われています。


ということで、私も今は心身魂、それに頭脳も加えて新たに「心身魂脳」の健康を目指して日々訓練に励んでいます。
昨日は、1周1.8kmのコースを3周早歩きで、最後の1周はノンストップのジョギングで計7.54km、1時間15分ほど「健全な肉体」作りに励んできました。
今からちょうど50年前、中学生のとき体育の時間に1500m走がありました。幼少の頃から身体が弱かった私は、走り終わったときはもう心臓が止まるかと思うほどへとへとになりましたが、今日はなんと1800m走っても平気でした。
「『加齢』という言葉」という記事を書いた3年前頃から、体力の衰えを感じ始めてスタートしたウォーキングのお陰でここまで強められました。まさに「継続は力なり」です。
でも、まだ昨日も2度ほど気持ち悪くなっているので、まだまだ回復途上です。
それに今日は、昨日の頑張り過ぎがたたって、両足の太ももが筋肉痛です。いつも皆さんから「無理しすぎないように」と言われているのですが、ついつい…。


ということで、「子育て禁句」も継続は力で、毎日の積み重ねでどんどん親子関係を改善させていくことができるので、今日も引き続き頑張りましょう。「無理しすぎない程度に」。


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か  癇(カン)にさわる
    当然、時には子どもの言うことやすることが親の癇にさわることだってあります。子どもも一人格を持っていますし、何でもかんでも親の思いどおりにいくわけがありません。むしろ、親の思いどおりに育つ子どもほどのちになって大きな問題に当たるということがよくあります。
ですから、子どもを一人格者として認め、受け入れてあげましょう。たとえ癇にさわることがあっても、そんなことは口に出して言う必要はありません。こちらはおとななのですから、ニコッと微笑んで流してあげましょう。


き  気に食わない。
    上の「癇にさわる」と同様、気に食わないことだってあるでしょう。でもこの言葉も禁句です。
「気に食わない」と言われた子どもは、親に愛されていない、拒絶されていると感じます。
むしろ、なぜ気に食わないのかその理由・原因を考えて、どのようにしたら良いのかを教えてあげるといいです。そうしたら、子どもは親の愛情を感じます。


く  くだらん!
    相手はまだ子どもで、価値観も十分に育っていないわけですから、親から見て「くだらない」ことを言ったり、したりするのは当たり前のことです。
しかし、ここで「くだらん!」と言って、子どもの言うこと、することをバカにしたり、切り捨てたりするのではなく、やはりどのように言えば、あるいはすれば、それが「くだる(?)」ことになるのか、ヒントをあげればいいのです。優れた価値観を子どものうちに育てていくことも親の大切な使命のひとつですから。


け  けちんぼ!
    子どもはそもそも自己中心なものです。それで当たり前です。生まれたときからずっと親にそのように育てられてきたわけですから。
でも、物心がつき始めた頃から、ぼちぼちと周りの人のことを考えることのできるような子どもに育てていくのが親の務めです。ここでもやはり、「けちんぼ!」と言うのではなく、「〜してほしいな」とか「〜できたらすごいよ」というような言い方で、けちんぼを徐々に修正していけばいいのです。


こ  困った子だ。
    子どもは成長過程にあります。常に「現在進行形」です。ですから親が困ることがあるのもしごく当たり前のことです。でもそんなときに、わざわざ「困った子だ」と念を押して言う必要もありません。この言葉も子どもにとっては「自分は親にとって邪魔物なのだ」「自分は親に愛されていない」というメッセージに聞こえます。この場合も、「困った子だ」と言うよりも、どのようにしてもらいたいのか、具体的に言う方がはるかに良い結果を生みます。


親子関係は、すべての人間関係の基本の基本となるものです。そういう意味で、子育ては親の一大事業、仕事以上に大切な責任ある仕事です。仕事のために子育てを犠牲にすることは本末転倒です。
そのことを常に頭に入れて日々、子どもと接するよう努めましょう。親子関係が飛躍的に改善すること間違いなしです。そして、のちに子どもは親に感謝するようになります。
テレビによく出ている有名な女優さんで、いまだに親を憎んでいて、親の悪口を毎回公言している人がいますが、実に気の毒と言うほかありません。そのようにならないためにも。


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子育て禁句のあいうえお その2

2013.11.22日
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昨日から始まった新シリーズの第2回です。
夫婦や親子のような遠慮のない間柄でも、やはり言ってはいけない禁句というものがあります。
ところが、親しいが故につい舌が滑って、言ってはならないことを言ってしまうことがあるものです。
今日もひとりのFBフレンドの方が、娘に言ってはいけないことを言ってしまった、と悔やんでいらっしゃいました。
それに対する私の返答は、
「私のところでは滅多にないことですが、親子でも夫婦でも、頭に血が上っていてちょっと言い過ぎたな、と思った時には、すぐにメールで、あるいは直接顔を合わせて素直に『言い過ぎてしまった。ごめんなさい』と謝ります。また、同時に主に悔い改めをし、平安をいただくようにしています」。
言い過ぎたと思ったときは、やはり素直に謝って信頼関係を回復することが大切だと思います。
それでは、今日は続きの「い」からです。


い  いじわる!
    子どもを注意するつもりで「いじわる!」「イケズ!」などと言ったりすることがありますが、これも子どもに「自分はいじわるなんだ」と自己暗示をかけることにもなり得ます。もしも兄弟げんかをしていたら、一方を「いじわる!」と言って責めるのでなく、具体的に「◯◯ちゃん、〜してあげたらどう?きっと喜ぶよ」のような積極的な言い方のお手本を示してあげる方が絶対に効果的です。
「いじわる!」「イケズ!」に限らず、とにかくどちらかを一方的に責めるのはご法度です。


う  うっとうしい。
    子どもに対して不用意に「うっとうしいなぁ」などと言っている親を時々見かけます。
このようなとき、子どもは自分が愛されていない、心にかけてもらっていない、というメッセージを受け取ります。そしてその結果、親に甘えたり、人を信頼したりできなくなり、うまく自己表現できなくなるケースもあります。
子どもが話しかけてきたら、手を止めて子どもにしっかり向き合い、話を聞いてあげましょう。もし何かしていて手を止められなかったら、「ちょっと待ってね。これが終わったら聞いてあげるから」と言いましょう。
このようなところから、子どもは自分の内に価値観を育てていくことになるのです。


え  偉そうなこと言うな!
    この言葉もよくあちらこちらで耳にします。私の友人だったM宣教師ご夫妻は、この点においては本当にお手本のような方でした。子どもが大人の観点から生意気に聞こえるようなことを言っても、必ずゆっくりと耳を傾けて、「なるほど。それはいい考えだ」と真剣に受け止めるのです。その上で、「じゃあ、〜はどうしたらいいの?」などと、さらに子どもに自らの考えを積極的に進めさせるお手伝いをするのです。


お  お前はいらない子だった。
    これを言われた子どもは本当にかわいそうです。昔はよく「お前は橋の下で拾ってきた子だ」と言う親がいましたが、それと同じことです。
「お前はいらない子だった」と親に言われて、嬉しい子どもなどひとりもいません。死にたくなったり、家出したくなったりした子(人)を何人か知っています。これは、おとなになってもずっとトラウマになり一生引きずる言葉にもなります。
逆に「お前がいてくれるだけで自分たちは嬉しい」というメッセージを言葉でも行動でも常に子どもに送るべきです。


それでは今日はここまで。続きはまた明日。


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子育て禁句のあいうえお その1

2013.11.21日

以前「夫婦の間のあいうえお」と「子育てのあいうえお」をシリーズで書きましたが、結構評判で多くの方から温かいコメントをいただきました。
いずれも良い夫婦関係、親子関係を築くためのヒントを自らの経験や反省を交えて書いたものです。


まだご覧になっていらっしゃらない方で、ご興味のある方はこちらからどうぞ。少しでもご参考になれば幸いです。
「夫婦の間のあいうえお」「夫婦の間のあいうえお その2」「夫婦の間のあいうえお その3」「子育てのあいうえお その1」「子育てのあいうえお その2」「子育てのあいうえお その3」「子育てのあいうえお その4」「子育てのあいうえお その5」「子育てのあいうえお その6」


そして、次に「子育て禁句のあいうえお」のシリーズを直後から書き始めていたのですが、あまりにも否定的、攻撃的な言葉が多く、自分でも書きながら気が重くなってきて、途中何度もやめようと思いました。
しかし、先日の記事に書いた、両腕がなく、片足は半分の長さという大きなハンデを持って生まれてきたレーナ・マリアさんは「両親の愛情たっぷり受けて」育てられ、本当に幸せな人生を送っていらっしゃるなとひしひし思いました。


逆に、非常に残念なことですが、学習塾の仕事を長年やってきて、そのまったく逆のケースも見てきました。
親子での三者面談をしていると、私の目の前で親子喧嘩を始めたり、汚い言葉でお互いを罵り合うような場面にも何度か遭遇しました。
また、あるときはデパートの中で、母親が自分の子どもをずっと罵倒しっぱなしという状況を目の当たりにしました。
このような光景には本当に心が痛みます。


そして、あくまでも一般論としてですが、子どもがいかに育っていくか、子どもがどのような人生を送るかは、かなりの部分、と言うかほとんど両親の育て方にかかっているとつくづく感じます。
それで、敢えてこの「子育て禁句のあいうえお」をシリーズで書くことにしました。


これは絶対にお手本にしてはいけないこと、反面教師にして欲しい言葉集です。
しかしもし、万が一にでもご家庭で、このような言葉が使われているようなことがあったなら、4日前の記事「原発 即ゼロ」同様、「即ゼロ」にしなければなりません。


たとえ経済的に困窮している家庭であっても、片親であっても、両親共稼ぎで子どもと接する時間が短くても、あるいは子どもにある種の障がいがあったとしても、親の子どもに対する接し方、言葉遣いで子どもはどのようにでも育ちます。
レーナ・マリアさんがそのいい例です。
ですから、これはあくまでも悪いお手本ですので、良いお手本は上の「子育てのあいうえお」を参考にしてくださいね。
今日は第1回目ですが、前置きが長くなったのでほんのお触りで、最初の「あ」だけになります。


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あ  あほ!
   「あほ!」「バカ!」「マヌケ!」など、相手を罵倒する言葉は絶対にだめです。とくに子どもに対してこのような言葉を繰り返していると、子どもは「自分はあほで、バカで、マヌケなんだ」と自己暗示をかけるようになってしまい、セルフイメージがとても低くなり、本物のバカになってしまいます。また、友達に対しても同じような言葉遣いをするようになり、人間関係が下手になります。
中学の時のクラス担任の一人がこのようなタイプの人で、授業中しょっちゅう生徒たちに「あほ、バカ」を連発していました。すると、そのクラスは本当に勉強ができなくなってしまいました。
逆に少しでもいいところを見つけてそこを褒めていると、子どもは必ずいい方に伸びていきます。
「バカっ!」とか「バカもん!」「バカヤローっ!」と関東で言うのと比べると、関西の「アホやなぁ」「アホかいな」「アホたれ」と言うのでは、関西の方がなんとなく優しく聞こえるのですが、両方ともだめです。その理由は上に述べたとおりです。


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両親の愛情たっぷり受けて

2013.11.13日

昨日「甘ったれるな!」という記事を書きました。
レーナ・マリアさんは両腕がなく、左足が右足の半分の長さしかないという大きなハンデを持ってこの世に生まれてこられましたが、ご両親の愛情をいっぱい受けて育たれました。


1988年のソウルパラリンピックでは、両腕がないにも関わらず、背泳4位、自由形5位、平泳ぎ6位入賞というとてつもない記録を出して世界の注目を集めました。
私なんか両腕、両足、それこそ五体満足な身体でありながら、パラリンピックでどんな競技に出ても、それこそ最下位間違いなしの心身ともに弱い者です。第一からして、両腕がなくて背泳、自由形、平泳ぎができるということ自体が私の限られた頭では理解不能です。


以前、「五体不満足」という記事の中で乙武洋匡さんのことを書きましたが、人の幸不幸は健康や物質的豊かさなどによるものではないのです。


冒頭に書いたレーナ・マリアさんが、去年日本に公演にいらっしゃった時のテレビCMをYouTubeで見つけました。とても感動的なのでお裾分けさせていただきます。
昨日のブログに載せた動画には彼女の歌声しか入っていなかったので、彼女の普段の姿を垣間見ることは私たちにとって大きな励みになります。
障がいの辛さなど微塵も感じさせない彼女の笑顔、輝きをご覧になってください。ご両親の愛情をたっぷり受けて育ってこられたレーナ・マリアさんを。
(ビデオの字幕中「2つの足がなくても」は、「2つの手がなくても」の誤りです)



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この親にして、この子あり

2013.07.12日

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私は、岡山で小さな病院の受付事務をしています。
内科、小児科が専門ですが、十年前のある日の夕暮れ時、病院の待合室で起った出来事です。
狭い待合室に、三人の患者さんがいました。
その中に、学校の先生が二人おられたのです。
一人は五十半ばの女の先生。もう一人は三十過ぎの男の先生です。
そこへ、顔色の悪い女の子を連れたお父さんが、入って来ました。
どうやら、こちらは初めての患者さんのようです。
私は受付のガラス窓から、保険証を受け取り、カルテを作っていました。
ところが、「ウェー」という声がしたのです。
急いで顔を上げると、先ほどの女の子が食べていたものを吐き出し、それをちょうど真向いに座っていた男の先生が、自分の両手で受け止めていたのでした。
他人の嘔吐物を、父親ではなくて、見ず知らずの他人が、素手で受け止めていたのです。
私は驚いて声も出ませんでした。


そして、世の中にはこのような人もいるのかという衝撃で体中に熱いものが走りました。
それは、勇気などというものではなくて、とっさの場合に出た自然の行為で、平素から子供に対して深い愛情を注いでいるに違いないこの先生の、豊かな人間性に他ならないと思ったからです。


 (中略) 


看護婦さんが、急いで雑巾で後始末をされましたが、もう一人の女の先生は、自分の足元あたりを指差して、
「このあたりまで飛び散っていますよ」
と言われただけでした。


そして何ヵ月かたった、ある日のことです。
その日は待合室が大変混んでいました。
風邪がとても流行っていたのです。
玄関には、脱いだ履物が散乱していました。
そこへ小学校高学年くらいの男の子が入って来ました。
男の子は靴を脱ごうとして立ち止まり、すぐにしゃがみこんで、散らかっている履物をきちんと揃え始めたのです。
今どき、珍しい子がいるなあと思って感心しました。
男の子は揃え終わると、自分の靴を脱いで、私の前まで来て、保険証を出しました。
差し出された保険証には、何と数ヵ月前、他人の嘔吐物を素手で受け止められた先生の名前が書いてあったのです。


やはり、この親にして、この子ありなんですね。
私はなんとも言えない感動で胸が一杯になりました。
男の先生がとった行動は、考えたらできないことだと思います。
とっさにそういう行動が出るところにこの先生の人柄が現れていますね。


子は親を見て育つ。

これも自然な流れなのだと思います。
染み付いてしまっているものは変えられないかもしれません。
しかし、少しでも変えられるように意識的にい生きようと思います。


昨日、この記事をFacebookで見た私はたいそう感動し、さっそくシェアさせていただきました。
反響はとても大きかったです。ほかにもこの話をシェアしていらっしゃる方がきっと大勢おられることでしょうから、かなり多くの人の目に留まっているのではないかと思われます。
私が今日のブログでこの記事を再シェアしようと思ったのは、Facebookでつながっていない方々にもぜひとも読んでいただきたいと思ったからです。
このような心温まる話が人々の間でどんどん広まっていくと、それだけでも社会は一歩一歩前進し、より良い方向に進んでいくのではないかと思います。
殺伐としたこの社会で、このような涼風をもたらしてくれるFacebookの働きに心から感謝しています。


それにしても、タイトルのように「この親にして、この子あり」は真実ですね。
私たち親の責任の大きさをつくづく思い知らされます。また、同時に学校や塾の先生など、普段から子どもたちに接する職に就いている人たちも同様の責任を負っていることを自覚しなければなりません。


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天は二物を与えず?

2013.07.10日

「天は二物を与えず」ということわざがあります。ひとりの人はそういくつも才能や長所を持っているものではない、という意味です。
しかし最近、塾の生徒を見ていてつくづく感じることは、小学生でも中学生や高校生でも、みんないくつもたくさんの才能や長所を持っているということです。このことわざは「天は二物を与える」と書き換えなければならないのではないかと思っているほどです。


まず、皆さんに言いたいことは、「自分の能力、才能、長所はこんなものだ」と決めつけてはいけないということです。このように考えると、自分が卑屈になってしまいます。
そして卑屈になると、天(神様)から与えられたさまざまな才能すら十分に発揮できなくなってしまいます。これでは、神様に対しても、また両親に対しても、申し訳ありません。


テストで高得点を取る友達がいると、「あの人は頭がいいから」と言う生徒がよくいます。
しかし、この表現は間違っています。たとえ頭が良くても、その能力を努力して精一杯発揮していなければ、それはどのような結果も生みません。テストでいい点を取る生徒はまず例外なく、陰で一生懸命努力しています。逆に、テストで点が取れないと「自分は頭が悪いから」と言う生徒がいますが、これも同様に間違っています。ただ努力していないだけのことです。


人と比較すること自体が意味のないことです。人と比較すると、自分のほうが少しでも優れていると思うと、うぬぼれることになりますし、反対に自分のほうが人よりも劣っていると思うと、たちまち劣等感で悩むことになります。


去年の12月に飼っていた愛犬ラブが亡くなりました(「息を引き取りました」)。
ラブは、寒い冬も暑い夏も庭の犬小屋で暮らしていました。食べ物はドッグフードしか食べたことがありませんでした。
でもすぐ近所に同じラブラドールでも、冷暖房の効いた家の中で、家族と同じ生活をし、缶詰の肉など、ご馳走を食べている恵まれた犬もいました。
さて、ラブは散歩に出かけたとき、道で出会ったよその犬に、
「最近暑くてやってられないわ。あちらこちら蚊にはさされるし。ご飯だって毎日同じドッグフードばかり。もうあきちゃった!」
などと言ったでしょうか。
また、これを聞いた犬が、
「えっ、ほんと? ぼくなんか家の中で冷房が効いていて全然暑くないし、蚊にさされたこともない。毎日おいしいご馳走だってもらってるよ。きみは気の毒だね」
と答えたでしょうか。
もし、このような会話が犬語でなされていたら、ひょっとしたら犬も自分を他の犬を比べて、うぬぼれたり、あるいは嫉妬したりするかもしれません。でも犬がうぬぼれたり、嫉妬したりしているという話は聞いたことがありません。犬は自分をほかの犬と比較しないので、みんな幸せです。


私たちも人間も自分をほかの人と比較する必要はありません。神様は私たち一人ひとりに、それぞれ異なったすばらしい才能、長所をいっぱい与えてくださっています。私たちがするべきことは、自分に与えられた才能や長所を精一杯生かすことです。そうするとき、将来に無限の可能性が生まれるのです。


さて次にお父さん、お母さん方へのメッセージです。
親はどうしても自分の子どもに対して期待があり、その期待に少しでも添わないことがあると、「どうしてうちの子はこうなんだろう。それに比べて隣の子どもはなんてしっかりしているんだろう」などと、考えてしまいがちです。そして、どうかすると実際に言葉に出して、「だれだれさんを少しは見習いなさい」とか言ってしまいます。
三者面談をしていて、このような話になることはしょっちゅうです。
でも、上にも書きましたように、人と比較すること自体が意味のないことなのです。さらに、このように考えている間は、自分の子どもの持っているいくつもの才能や長所が見えなくなってしまいます。欠点や短所ばかりが目について、顔をあわせるたびに小言を言っていると、親子の間の信頼関係が壊れ、やがて子どもの心は親から離れていき、親の言うことを聞かなくなります。そうなるとますます子どもの欠点ばかりが目につく、という悪循環に陥ってしまいます。
どの子どもにも、いくつもの才能、長所があります。才能、長所を見つけるよう努力しましょう。そしてたとえ小さなことでも、良い点を見つけたら精一杯褒めてあげましょう。そうすると、才能、長所がますます伸ばされます。
親が子どもはこんなものだ、と決めつけてあきらめてしまったら、もうそれでおしまいです。
天は二物を与えます。いえ、三物も四物も与えます。目先のことにとらわれずに、子どもの無限の可能性を信じてください。


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子育てのあいうえお その6

2013.06.18日

昨夜、「未来世紀ジパング」というテレビ番組で、ジャーナリストの池上彰さんが「近江商人の三方よし」について話していらっしゃいました。
近江商人というのは、鎌倉時代から昭和時代(戦前)にかけて天秤棒を担いで日本各地を行商し豪商へと成長した、近江国(滋賀県)の商人のことです。
三方よしとは、
「売り手よし」
「買い手よし」
「世間よし」
を指し、売り手は適正な利潤を受け、買い手は買った商品によって益を受け、さらに世間にも貢献できる、というWin-Win の関係を表しています。
これを見ていて、私は思わず「これってまさにうちのアカデミーのことじゃない」と言ってしまいました。
アカデミー学院では、講師陣には経済的にとどまらず精神的にも、また人生経験という面からも潤ってもらえるよう努めています。
さらに、幼稚園児から小中高校生に至るまで、ただ単に勉強を教えて成績を上げることだけに腐心するのでなく、豊かな人生を送れるよう手助けしています。
そして究極的には、卒塾した生徒たちが社会に出て社会貢献できるよう育てることを目標としています。


このことを考えていたとき、子育てもまったく同じではないかと気づきました。
子育ては、子どものためだけではなく、親のためにも、そして社会のため、国家のためにも利する、最高の仕事です。
昨日の記事「子育てのあいうえお その5」の中でご紹介しましたアインシュタインの名言、
「育児くらい崇高で素晴らしい仕事はない」
は真実です。
ということで、読者の皆さんには、そのような自覚を持ってこの崇高な子育てという仕事に当たっていただきたいと心から願うものです。
今日は「子育てのあいうえお」シリーズの最終回です。


や  約束しよう。
   子どもと約束し、親がその約束を必ず守ることによって、子どもに約束を守るという人間関係の基本的なルールを教えることができます。子どもにも「約束しよう」と、約束することを促しましょう。
ゆ  夢を持とう。
   子どもが一番必要とするもののひとつが夢です。夢さえあれば、たいがいの困難や試練を乗り越えることができます。夢を持ち続けたマーチン・ルーサー・キングJr のお陰で黒人差別がなくなり、今日のアメリカ合衆国があります(「オバマ大統領誕生!」)。
よ  余裕だね。
   子どもが何かをスムーズに、きれいにやり遂げたときには、「余裕だね」と言って褒めてあげましょう。自信を育てることにつながります。
ら  ライバルは敵じゃないよ。
   勉強でもスポーツでも、その他あらゆることにライバルはいます。ライバルに勝つことばかりを強調すると、こどもはライバルを敵と思うようになる危険性があります。ライバルは競い合い、一緒に成長する仲間です。
り  リラックスしよう。
   緊張しているとどんなことでも実力を発揮できません。小さいときからリラックスするコツを身につけさせましょう。そのために「リラックスしよう」と声かけすることは大切です。
る  ルールは守ろうね。
   学校でもなかまの間でも、どこの世界にもルールがあります。これらのルールの基本を身につける場所は家庭です。普段の生活の中でルールを守ることを習慣づけるよう訓練しましょう。
れ  練習だよ。
   何事も「繰り返し」「練習」です。練習せずに身につくものなどありません。子どもが何かでめげそうになったら、「何事も練習だよ」と声をかけて力づけてあげましょう。
ろ  朗読しよう。
   声を出して本を読むことは脳を活性化します。同時に目や喉も鍛え、呼吸法や発声法、正しい姿勢も身につけ、健康増進にも役立ちます。私は音読によって英語の発音をマスターしました。
わ  分けようね。
   子どもが小さいときから、親自らお手本となって物を分けることを教えましょう。物を人と分け合う喜びを学んだ子は、ますます与えられ豊かになります。


冒頭に書きました「三方よし」の精神で、親子、子ども同士、子どもと社会などで Win-Win の関係が築けるようお祈りしています。


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子育てのあいうえお その5

2013.06.17日

「私の成功の秘訣がひとつだけあるとすれば、それはずっと子どもの心のままでいたことです」
「私は天才ではありません。ただ、人より長くひとつのことと付き合っていただけです」
「天才とは努力する凡才である」


上はいずれもアインシュタインが残した名言です。


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かの天才と呼ばれたアインシュタインが自ら、自分は天才ではないと語り、天才の定義は努力する凡才である、自分の成功の秘訣はずっと子どもの心のままでいたことだ、と言っているのです。
ということは、子どもはだれでもみんな天才になる可能性を持っているということです。
またアインシュタインは、子育てについて次のようにも語っています。
「育児くらい崇高で素晴らしい仕事はない」
「子どもには批評よりも手本が必要である」

つまり、子どもの無限の可能性をどれだけ引き伸ばし、育てるかはひとえに親の子育てにかかっているということです。


それでは今日も行きましょう。
「子育てのあいうえお」シリーズその5です。
親自ら子どものお手本となり、この崇高で素晴らしい仕事に引き続き取り組んでいきましょう。


ま  負けるが勝ち。
   勝負に勝つことだけが勝利とは限りません。場合によっては、負ける方が勝ちということだってあります。勝ち負けの結果だけにこだわらないよう小さいときから教えましょう。
み  見事だ!
   子どもが何かを首尾よく成し遂げたとき、たとえ完璧でなくても「見事だ!」と言って褒めてあげてください。褒められれば褒められるほど子どもは伸びます。
む  胸がいっぱいだ。
   親として嬉しいとき、感動したときなど、「胸がいっぱいだ」と親の気持ちを素直に子どもに伝えましょう。子どもは親に喜んでもらえることがとても嬉しいものです。
め  名案だ!
   子どもが何か提案したときなど、「名案だ!」と言って感謝しましょう。子どもは自信を持ってどんどん発言できる子になります。
も  もちろん!
   「もちろん!」は、疑いようもなく、という意味で、子どもを力強くサポートする言葉です。「聞いてる?」「嬉しい?」「本当に?」「ぼくのこと好き?」などと子どもに聞かれたら、即座に「もちろん!」と答えてあげましょう。


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子育てのあいうえお その4

2013.06.16日

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今日は父の日。とは言っても、私にとっては別に何もありません。誰も「父の日、おめでとう」とも言ってくれません。でも、私はそんなことはまったく気にしていません。
そう言えば4年前の父の日はちょうど私の誕生日と重なり、塾で先生や生徒たちにサプライズのパーティをしてもらいました。
このことを思い出してその日のブログ「父の日」をもう一度読み返したのですが、まるで昨日のことのようによみがえってきました。
その中に元気な頃の父というリンクがあり、それを読んで2年少し前に天国に帰った父のことも思い出しました。その中に「私が何度か大きな失敗をしたときには厳しく叱りましたが、そのあとはすぐにまた優しい父に戻っていました」というくだりがあり、その失敗のひとつがありありとよみがえってきました。


大学生のとき、父の愛車セドリックを借りて名古屋に住んでいた友人を訪ね、彼の下宿に泊めてもらいました。翌日、友人の下宿を出る前に気をきかしてボンネットを開け、ラジエーターに水を満たしました。
当時のセドリックは高級車、乗り心地満点でご機嫌で京都に向かって国道を走っていたのですが、真ん中あたりの滋賀県で急にボンネットから煙が出てきて、エンジンストップ。道路脇に停めてボンネットを開けると、なんとラジエーターキャップの締め忘れで、中の水は空っぽ。車はオーバーヒートして止まったのです。
あわてて父に電話して、別の車で迎えに来てもらい、ロープで牽引してもらってゆっくりゆっくり京都まで戻りました。
父が大事にしていたセドリックでしたが、エンジンまでだめにしてしまいました。
しかし、父は私の不注意を少し叱っただけで、そのまま赦してくれたのです。
このときほど父の愛情を強く感じたことはありませんでした。
大学を卒業してアメリカの大学院に留学させてもらい、そこでクリスチャンになりましたが、上の出来事もあって父なる神の愛が赦しの愛であることは容易に理解でき、受け入れることができました。


子育ての基本の一つ。それは「赦し」です。
それではシリーズの4回目です。


は  始めが肝心。
   始め良ければ終わり良し。英語では、"Well begun is half done."(始めがよければ半分終わったのと同じこと)と言います。何事も始めが肝心。子どもが何かやりたいと言ったときは、「始めが肝心」と言って励まし、背中を押してあげましょう。
ひ  ひと休みしよう。
   何事もあまり一生懸命になると周りが見えなくなることがあります。頑張りすぎて途中でダウンしないように、「ひと休みしよう」と言ってあげることも必要です。
ふ  不可能はないよ。
   子どものことを心配するあまり、「無理」とか「不可能」とか、子どものやる気に水をさすネガティブな言葉が無意識に出てきます。でも、むしろ「不可能はないよ。やってごらん」と励ましてあげてください。世の中の天才とは、ほとんどのケース「不可能はない」と親に教えられて育ち、何かに取り組んできた人たちです。
へ  平気、平気。
   子どもが何か失敗をしてもそれほど大したことではありません。本人はとても気にしていますので、そのようなときは「平気、平気」と言って安心させてあげましょう。ここからまた新しいチャレンジが始まるのです。
ほ  方法は必ずあるよ。
   ときには八方ふさがりに見えることがあります。でも、上を見上げると空が開いているし、いざとなればトンネルを掘って地下を進むという方法だってあります。「方法は必ずある」ということを親は子どもに教えなければなりません。


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子育てのあいうえお その3

2013.06.15日

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CHILDREN are not the people of tomorrow but the people of today.
They have a right to be taken seriously, and to be treated with tenderness and respect.
They should be allowed to grow into whoever they were meant to be.
The unknown person inside each of them is our hope for the future.”
- Janusz Korczach -


子どもたちは未来ではなく、今現在生きている人間である。
真摯に受け止められ、優しさと尊敬の念を持って取り扱われる権利がある。
子どもたちはなるべき人物になれるよう認められるべきである。
一人ひとりの内に潜む未知の人物は将来の我々の希望である。
−ヤヌシュ・コルチャック−


上はマドレーヌさんのポスティングからの引用です。
ヤヌシュ・コルチャック(1878年- 1942年)は、ポーランドの小児科医、孤児院院長、児童文学作家で、1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」に大きな影響を与えた人物です。
彼の主張は、子どもは生まれながらにして立派なひとりの人間であって、成長していって徐々に人間になるのではない。だから、我々大人は子どもの人間としての尊厳を尊重し、一個人そのものが持つ価値がいかに大きいか、そしてそのような子ども一人ひとりと真摯に向き合うことがいかに大切かということを訴えています。
これは子どもを持つ親だけでなく、私たちみんなに語られている言葉です。


昨日の「子育てのあいうえお その2」を読んだ一人の読者から、全部覚えて実践できる自信がない、というメールをいただきました。
でも大切なのは、私がたまたま書いた言葉一つひとつを全部覚えてそのまま実践することではなく、日々の生活の中でいかに意識して子どもを立派なひとりの人間として接するか、ということです。そして、これができれば最近大きな問題になっている子どもに対する虐待などはなくなります。
それでは今日の「子育てのあいうえお その3」をお送りします。


た  大したもんだ。
   「大したもんだ」、「偉い!」と、親が子どもを大げさに褒めると、子どもの自尊心は大きく育ちます。
「ダメはダメ」と、Fさんがアイデアを送ってくださいましたが、本当に「ダメ」というネガティブな言葉は禁句です。
ち  調子いいね。
   人間だれでも調子のいいとき、悪いときがあります。調子の悪いことを指摘するよりも、調子のいいことを指摘してあげるほうが子どもにとっては有益です。親にこのように言われると、子どもはどういうときに調子がいいかがわかるようになり、そのようなときを意識して生み出すことができるようになります。
つ  続けようね。
   何事も継続が肝心。せっかくいいことを始めても途中でやめてしまってはもったいないです。継続して初めて何でもモノになります。
て  できるよ。
   どれほど多くの親が子どもに「お前に○○なんかできない」と、否定的な言葉を使っていることでしょう。もっともっと「できる」というメッセージを送ってあげたいものです。
と  どうして?
   学習の基本は好奇心です。ただ単に教えられたことを覚えたり、テストでいい点を取ることにあるのではありません。常に「なぜ?」「どうして?」と子どもに尋ねかけ、自ら「なぜだろう?」と考える子どもに育ったら、教育は大成功です。それだけで一生食べていけます。
な  仲直りしよう。
   親子、兄弟、友達同士でぶつかること、ケンカすることもあります。そのようなとき、親自ら「仲直りしよう」と声をかけていると、子どもも人に対して「仲直りしよう」と言える子どもになります。
に  似合うよ。
   ヘアスタイルや洋服、持ち物など、どんなことでも「似合うよ」と言って、子どもを励ましてあげましょう。自信のある子に育ちます。
ぬ  脱いだらどうするんだっけ?
   「また脱ぎっぱなしっ!」と言って頭から叱るのでなく、「脱いだらどうするんだっけ?」と言って、自分で考える子どもに育てましょう。
ね  寝る子は育つ。
   「寝る子は育つ」という諺は真理です。テレビやゲームなどで夜遅くまで起きているのは、子どもにとって心身ともに良くありません。十分な睡眠が取れるよう、生活の時間管理を身につけられるよう助けてあげましょう。
の  伸びてるよ。
   身長だけでなく、勉強でも、スポーツでも、趣味でも何でも、「伸びている」と指摘されることは子どもにとってものすごく嬉しいものです。励まして、ますます伸びるよう助けてあげるといいですね。


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子育てのあいうえお その2

2013.06.14日

きのうの朝、子供の泣き声を聞いてベランダに出た。幼稚園児の男の子が「いやだ、いやだ…」と歩道で泣いている
◆「ほら、バスが来たぞ」。若いお父さんが叱りつけても小雨のなかを動こうとしない。お父さんは男の子を抱き上げると、頬を軽くポンと叩たたいて、送迎バスのほうに走っていった
◆めずらしい光景ではあるまい。6月というと、たとえば同じ組の、入園したては神妙にしていた腕白わんぱくな子がそろそろ本領を発揮してくる頃でもある。おとなしい子供たちにとっては、乗り越えねばならない第一関門の季節かも知れない
◆「母の日」が過ぎてもうすぐ「父の日」だが、子育て奮闘中の若いパパやママには、元気いっぱいの「いってきま〜す」と「ただいまッ」にまさる贈り物はなさそうである。歌人の俵万智さんが育児の大変さに触れて、「生後1歳までの記憶があれば、子供はみんな親思いになる」と本紙で語っていたのを思い出す。5〜6歳の出来事もしっかり記憶しておいてね、というのが世の親御さんの実感だろう
◆さて、あの子は何がいやでグズっていたか。今朝は笑顔でバスに乗れるといい。

(6月13日付 読売新聞1面 「編集手帳」より)


「生後1歳までの記憶があれば、子供はみんな親思いになる」という俵万智さんの言葉が非常に重く心に響きますが、5〜6歳どころか何歳になっても手遅れということはありません。「思い立ったが吉日」じゃないですが、気づいたその日から実行することが何よりも大切です。
それでは今日のシリーズ「その2」をお届けします。少しでも何かのお役に立つことができれば。


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か  可愛い!
   顔や姿、格好だけでなく、言葉や仕草にも子どもの可愛さはあふれています。それを言葉で言い表し、愛情を伝えましょう。
き  気にしなくていいよ。
   子どもは誰でも失敗するもの。そういうときに頭ごなしに叱るのでなく、「大丈夫。気にしなくていいよ」と言って、受け入れてあげましょう。そうすると、失敗を恐れずにいろいろなことに挑戦する積極的な子どもに育ちます。
く   くじけるな。
   誰にでもくじけそうになるときがあります。「くじけるな」と言って励ますことも大切。
け   けじめをつけよう。
   いつもただ褒めるばかりでなく、間違ったことにははっきりと「ノー」と言い、けじめをつけることも教えなければなりません。
こ   後悔しても仕方ない。
   失敗したことは後悔しても元に戻すことはできません。後悔するよりもむしろ失敗から学び、新しいスタートを切ることによって、失敗という痛い経験が生かされてきます。
さ   才能がある。
   子どもにはみんな才能があります。その才能を見抜き、引き出してあげるのが親の務めです。小さなことでも気づいたらその場で、「お前には才能がある」と言って励ましてあげましょう。その才能はどんどん伸ばされます。野球のイチロー選手などみんなこのようにして才能を伸ばしてきました。
し   幸せだよ。
   「お前と一緒にいて幸せだよ」と言葉に出して愛のメッセージを伝えましょう。子どもは精神的にとても安定し、すくすくと成長することができます。
す   素直だね。
   親の多くは子どもの素直でないところばかりに目が行って、ついつい「素直でない」と言ってしまいますが、本当はもっと素直なところに気づいてそれを褒める方がはるかに効果的です。
せ   積極的でいい。
   積極的な子どもに育てるためには、日常の生活の中で子どもの積極的な面を見つけてそれを指摘し、褒めることが一番です。
そ   想像力があるね。
   子どもは想像力がたくましいものです。その想像力を親や周りのおとなが自分たちの常識ではかって「ばか」とか「無理」とか不用意に言ってしまうケースがとても多いです。エジソンやアインシュタインなどの偉大な発明家や科学者などは、みんな親に想像力を褒められて伸びていきました。


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子育てのあいうえお その1

2013.06.13日

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昨晩、吹き替え・字幕スーパーなしで久しぶりにアメリカ映画をテレビで見ました。
「幸せのちから」(原題: The Pursuit of Happyness)で、ウィル・スミス主演、6歳の実の息子と親子で好演しています。
父子の愛情を見事に描いた実話に基づくとても感動的なストーリーで、最後のシーンは涙で目が曇りました。(もしご興味がおありでしたら詳しい内容はこちらからご覧ください)


この映画の中で私にとって一番感動的だったのは、貧乏のどん底の生活をしているとき、父が息子に向かって次のように言うシーンです。


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Don't ever let somebody tell you...
...you can't do something.
Not even me.
All right?
You got a dream...
...you gotta protect it.
People can't do something themselves...
...they wanna tell you you can't do it.
If you want something, go get it. Period.
「お前にはできない」なんて絶対にだれにも言わせちゃだめだぞ。
たとえ俺でも。わかったか? 夢があったら、どんなことがあってもそれを守り通すんだ。
人は自分では大したことはできやしない。それで、「お前にはできない」って言いたいんだ。
でも、本当に何か欲しかったら、何としてもそれを手に入れるんだ。ただ、それだけだ」

(私訳   英語はわざと非文法的な文にして、親子間のくだけた会話の雰囲気を出しています)


父親は息子のためにもこの言葉をそのまま実行するのです。
そう、今日から始まる「子育てのあいうえお」の基本は、子どもに夢と自信を持たせ、それを親自ら実践して見せることです。


あ  ありがとう。
   親が率先して子どもに、また周りの人に「ありがとう」と普段から言ってお手本を示し、感謝の心を育てましょう。
い  いいね!
   子どもが何か言ったり、したりしたとき、「いいね!」と言ってサポートしてあげると、子どもの内に自信が育ちます。
う  嬉しいよ。
   親の嬉しい気持ちを素直に言葉で言い表すと、子どもは愛情を感じます。
え  笑顔が素敵だよ!
   子どもの笑顔は親にとって最高の宝物です。親子でいつも笑顔を心がけていると、家庭は自然と明るくなります。
お  大きくなったね。
   子どもは自分が大きくなっていることを実感しません。いつまでも子ども扱いをするのでなく、年齢に応じた扱いをすることでより大きな成長が期待できます。


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お産爺さん

2013.06.12日

昨夜、車で走っていたらお腹の大きい女の人が道ばたにいました。
苦しそうだったので、止まって声をかけるとすぐ近くの妹の家に行こうとしているが、動けなくなったとのこと。
そこで車に乗せてあげて妹さんの家まで送りました。
そして、家の中に入るなり急に産気づいて、妹さんのご家族がみえる前に、あっと言う間にお産。
立ち会った私が赤ちゃんを取り上げました。というより、むしろ私の腕の中に飛び出してきたような感じ。
まさにお産婆さんならぬ「お産爺さん」です。
私は赤ちゃんを抱きかかえ、へその緒をハサミで切りました。
おかしなことに赤ちゃんはオギャーと泣かずに、私の顔を見てニッコリ。
「なんだ、こりゃっ!」


ここで目が覚めました。
時計を見ると明け方の4時半。
あまりにもリアルな夢で、胸がドキドキしています。
トイレに行って布団に戻っても興奮が冷めず、もう眠りに戻ることができませんでした。
夢で良かった!


なんでこんな夢を見たんだろうと考えました。
2週間少し前、教会で礼拝が終わった直後に柿谷牧師の長男の正道さんご夫妻が、アメリカで生まれた6か月の赤ちゃんを連れて里帰りで、平塚にも来られたのです。
丸々と太った可愛い赤ちゃん、リアナちゃんをみんなで交代で、そして私も抱かせてもらいました。
もう可愛いったらありゃしない!
頬ずりしてぶちゅっとキスがしたくなります。
お孫さんを抱いていらっしゃる柿谷先生のお幸せそうな顔。


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そう言えば、去年の夏アメリカで訪ねたご次男、真従さん(「昨夜と今日のエキサイティングな出来事」)のところもつい先日、3番目のお子さんが生まれたばかり。
おめでた続きです。
友人のほとんどにはすでに孫があり、みんな可愛くて仕方ないと言います。
このようなことがあって、私も早く孫が欲しいな、と思っていたのが潜在意識となり今回の夢につながったようです。


いつもブログを愛読させていただいているラスベガスの鶴田牧師も、子育てについてしばしば書いていらっしゃいます(「子供が一番欲しいもの」ラスベガス日本人教会ブログ)。
これを涙して読んだ私は鶴田牧師にコメントを書き送りました。
戻ってきた返事には、
「子育ては予行練習がないので皆苦労しますね。みんな一緒です。それを素直に認められる人は立派だと思います」
とありました。


本当にその通り。子育てはみんな苦労します。
そこで、明日から新シリーズ「子育てのあいうえお」を書こうと思っています。
私自身の経験と反省からシェアさせていただき、今、子育て真っ最中の方々に少しでも助けになればと願っています。


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才能を引き出す

2013.06.11日

手塚治虫という人がいました。
漫画の天才です。62歳で亡くなりました。


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池田師範付属小学校というエリートの通う学校の生徒だったのですが、生徒もエリート、先生もエリートです。
あるとき授業中に、治ちゃん(本名は「治」)がノートに漫画を描いていた。すると先生が見咎(みとが)めた。「授業中に漫画を描いているとはなにごとだ」と。当時は漫画は市民権を得ていませんから、怒られた。そしてお母さんが呼び出しを受けた。
お母さんは帰ってきて、
「治ちゃん、今日学校から呼び出されて、先生に言われたんだけど、授業中に漫画を描いていたんですって?」
「うん、描いていたよ」
「どんな漫画を描いていたのか、ちょっと見せてちょうだい」
「いいよ」と持ってきた漫画を母親は何も言わずに、1ページ目から読み始めます。
そして、終わりまで読んで、パタッと閉じた。
そこで、
「治ちゃん、この漫画はとてもおもしろい。お母さんはあなたの漫画の、世界で第一号のファンになりました。これからお母さんのために、おもしろい漫画をたくさん描いてください」
と言った。
天才手塚治虫が誕生した瞬間です。


普通の親なら「何やってんのよ、あんたは」と怒ります。
しかし、手塚治虫のお母さんは違った。描いた漫画を誉めてやることで、子どもの才能を引き出したのです。
子どもが伸びたい方向に伸びようとするのを、なぜ社会の常識や親の思いで潰すのか。 その芽をなぜ摘み取るのか。
世間はそこに、そろそろ気がついたほうがいいようです。子育てとは、じつは難しくない。
子どもが伸びていきたい方向に伸ばしてやればいい。
逆にいえば、伸びたい方向に伸びていくのを邪魔しないこと。

出典元: (淡々と生きる 風雲舎)


上はFacebookのポスティングをシェアさせていただいたものです。
ちょうど私の子供時代、手塚治虫さんが大活躍しておられ、私も大ファンでした。
私の小学校時代の友人も同じく彼の大ファンだったのですが、彼も私も手塚治虫と同じように授業中によく漫画を描いていました。しかし、友人はその後本当に漫画家の道に進みました。
残念ながら彼は38歳という若さでガンでこの世を去りました。
これが彼の作品の一部です。


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さて、こちらは同じ芸術家でもちょっと毛色が違います。
でも、やはりすごいです。


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チンパンジーが撮影したモスクワ「赤の広場」の写真が5日、ロンドンの競売会社サザビーズでオークションにかけられ、5万ポンド(約765万円)で落札された。
同社によると、このチンパンジーは、モスクワ・サーカス団の人気者だったオスの「ミッキ」。1990年代末にロシアの著名写真家の指導を受けて撮影に挑戦した。競売には、ミッキ撮影の2点と当時のミッキの写真が一括して出品された。
ミッキの作品はいずれも焦点が合っていないが、落札したロシア人の芸術品収集家は、「前衛芸術の素晴らしい実例だ」と絶賛しているという。

(6月8日付  読売新聞より)


「夫婦の間のあいうえお」シリーズに続く「子育てのあいうえお」を始める前に、上の二つの記事は示唆に富んでいます。
皆さんのお子さんの中にも必ずやすごい才能が隠されていることと思います。
それを引き出せるかどうか、それはひとえに親の育て方にかかっています。


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愛するとは

2013.05.21日

「ラスベガス日本人教会」を牧会する、私の敬愛する鶴田牧師のブログからの転載です。
親子関係、子育てについて教えていますが、これは夫婦関係を始め、あなたが大切にするすべての人間関係にも通じることで、自分と特定の人との関係を頭に入れながらお読みくださるといいと思います。


今日は、“子供が一番欲しいもの”ということについて考えてみました。
ところで皆さんは、自分の小さな子供が何を一番欲しがっているかを考えたことはありますか?オモチャでしょうか?コンピューターゲームでしょうか?それとも美味しいチョコレート?


そうではありません。小さな子供は、お父さんとお母さんと一緒にいることを何よりも欲しているのです。彼らはお父さんとお母さんが傍に居てくれれば、愛されていることを確認し、安心感を覚え、自分が価値のある人間であることを信じるようになります。


ですから、親が子供を愛するということは、時間を使わないで子供が欲しい物を買い与えることではなく、何よりも時間という大切なものを犠牲にして子供と一緒に過ごすことであり、そこに親子が深い絆で結ばれ、同時に、その子供が肯定的な自己像を持つに至る大切な要因があるのです。
そして、その自己像が、いわゆる人生脚本として、その子の一生を支配し、大きく左右していくことを考えれば、子供と過ごす時間の大切さは、どれだけ強調してもし過ぎることはないのです。


ある日、5歳になる娘を持つ父親が、その日も仕事で疲れきって遅く家に帰ってきました。すると、彼の娘がドアのところで待っていたのです。父親は驚いて言いました。


父: まだ起きていたの?もう遅いから早く寝なさい。
娘: パパ。寝る前に聞きたいことがあるんだけど。
父: なんだい?
娘: パパは1時間にいくらお金をかせぐの?
父: そんな事、お前には関係ないことだよ。


仕事で疲れている父親はイライラして言いました。


父: どうして、そんなこと聞くんだ?
娘: どうしても知りたいだけなの。1時間にいくらなの?


女の子は嘆願しました。


父: あまり給料は良くないよ・・・20ドルくらいかな。ただし残業代は無しだ。
娘: わぁ。


女の子は言いました。


娘: ねえ。パパ。私に10ドル貸してくれない?
父: なんだって!


疲れていた父親は怒ってしまいました。


父: お前が何不自由なく暮らせるためにお父さんは働いているんだ。それなのにお金が欲しいだなんて。ダメだ!早く部屋に行って寝なさい!


女の子は、黙って自分の部屋に行きました。しばらくして父親は後悔し始め、少し厳しく叱り過ぎたかも知れない…。きっと娘はどうしても買わなくてはいけないものがあったのだろう…。それに今まで娘は一度も何かをねだったことなどなかった・・・。


父親は娘の部屋に行くとそっとドアを開けて、小さな声で言いました。


父: もう寝ちゃったかい?
娘: ううん。パパ!


娘は少し泣いているようでした。


父: 今日は長いこと働いていたし、ちょっとイライラしてたんだ・・・。ほら。お前の10ドルだよ。


娘はベットから飛び起きて顔を輝かせました。


娘: ありがとう。パパ!


そして、小さな手を枕の下に入れると数枚の硬貨を取り出しました。父親はちょっとびっくりして言いました。

父: おいおい。もういくらか持ってるじゃないか。
娘: だって足りなかったんだもん。でももう足りたよ。


娘はそう答えた。そして10ドル札と硬貨を父親に差しのべて、


娘: パパ!私20ドル持ってるの。これでパパの1時間を買えるよね?


今日の一言: 愛するとは時間を使うこと


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タイムマシンに乗って…

2013.05.04日

昨日は庭の草むしり、今日は洗車とワックスがけ、食器洗い、その他の家の仕事をしました。妻と手分けして家の内外の仕事をしています。連休のいつもの過ごし方です。
でもおかげで腰痛になりました。そんなに大したことはありませんが。


最初に愛車プリウスを洗車し、続いて学院の生徒送迎用のバスを洗いました。バスと言っても10人乗りの小型の方で、一般のバンより少し大きい程度でたかがしれているのですが、小さなプリウスを洗ったあとで、しかも本当に久しぶりだったのでとても大きく感じました。表面積にするとおそらく3倍ぐらいあったでしょうか。
洗車のあとは「鏡面仕上げ」という名前のワックスを使って、水垢や小さな傷なども落として、文字通りいい男の私(?)の姿が映るぐらいピカピカにしました。
バスの後ろには「ひとりを大切に」というアカデミーのモットーが書かれています。
このモットーに恥じないよう、来週月曜日からうちのVIPである生徒をピッカピカのバスで送迎できることを楽しみにしながら。


洗車していたとき、すぐ近所の小さな子ども達が遊んでいる黄色い声が聞こえてきました。見ると2〜3歳ぐらいの女の子ふたりが三輪車に乗って可愛い会話をしています。
あれっ、こんな小さな子どもって近所にいたっけ、と考えてみると、なんと私の記憶にあったのは、まだお腹の大きいお母さんでした。「えっ、いつの間に!」
あのお母さんから生まれてもう3年ほども経っていたのです。「うそーっ!」という感じでした。
しかも、しっかりした会話をしていたので、二重の驚きでした。
そういえば、隣の家のお子さんもついこの前4〜5歳ぐらいだと思っていたのに、もう中学生になっています。
よその子どもの成長するのは早いものです。
でもその間、自分も同じだけ年とっています。そして、うちの子ども達も同様に大きくなっているのですが、全然そんな気がしません。不思議ですね。


しばらくすると、近所の子ども達は家に戻ったようで、今度は家の中からお母さんとの大きな声の会話が聞こえてきました。
何を言っているのかはわかりませんが、ときどきお母さんが大声で怒っています。
「○○でしょ!だめじゃないの!まったくもう…」
そういえば、うちでもそういう時期があったなぁ…。
時間が経つのは本当に早い。
今、もし親の立場だったらきっと違う育て方をしているだろうな。タイムマシンがあって過去に戻ることができたら…なんて思っても意味ありません。


この年になると、友人などのところでは子ども達が結婚して独立し、孫もいます。早く結婚した友人などではすでにひ孫がいるのもいます。
孫が可愛い、とみんな言いますが、わかります。最近、うちの塾を始め、あちらこちらで見かける小さな子ども達が可愛くて仕方ありません。抱きしめて頬ずりしたくなるほどです。
ああ、早く孫が欲しいな、とは言ってもこればかりは自分の意思ではどうすることもできません。


そういえば、Facebookの友達、小川政弘さん(「今日のデート その2」)が今日、こんなポスティングをしていました。
◆あるものをないかのように◆
―決して後悔しない生き方の秘けつ―

今まで一度も泣かなかったかのように、ほほ笑みなさい。
今まで一度も負けなかったかのように、闘いなさい。
今まで一度も傷つかなかったかのように、愛しなさい。
そして、明日という日がないかのように、生きなさい。
----------------------------------------------
いつも心の中で信じなさい、”わたしは、この、ありのままの自分で完璧なんだ“と。
私は、毎日、あなたと一緒にいると幸運です。あなたの愛する人も、いつもこう言えますように。


Always believe in heart "I Am Perfect Just The Way I Am."
I Feel Lucky Every Day When i'm With You. Should always be the sentence for your beloved.


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そうだ。後悔しても意味がない。
タイムマシンに乗って過去に戻るよりも、むしろ「明日という日がないかのように、今日を生きよう」と新たに決意した次第です。
感謝。


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これぞ教育の真髄!

2013.04.17日

 男の妻が亡くなったとき、赤んぼうはまだ2歳でした。ほかにも男の子3人、女の子3人、4歳から16歳までの子どもが6人いました。
 妻に先立たれて数日後、男の両親と亡くなった妻の両親が彼を訪ねてきました。
 親たちは口々に言いました。「いろいろ考えてみたんだが、こんなにたくさんの子どもたちを育てながら、暮らしを立てていくのは無理だと思う。子どもたち全員を、叔父や叔母の所に引き取ってもらうように話をつけてきたよ。家は別々でもみんな近所だし、会いたいときはいつでも会えるようにするから…」
 男はそれに対して「本当にありがとう」と言ってほほ笑むと、こう答えました。「もし助けが必要になったら、ぜひそうさせてください」
 それから数週間、、男は子どもたちに家の内外の仕事を任せ、農業を続けました。年長の12歳と10歳の女の子二人は料理と洗濯を、16歳と14歳の男の子二人は畑を手伝いました。
 しかし、またしても不幸が襲いました。男の関節炎が悪化して両手がふくれ上がり、農機具をしっかり握ることができなくなったのです。子どもたちはみんな自分の仕事の分担をけなげにこなしましたが、やはり、この状態を続けていくことは無理でした。彼は農機具を売りはらい、一家で小さな町に引っ越して小さな店を始めました。
 一家はこの新しい町で温かく迎えられ、商売は繁盛しました。男は、人の役に立つ仕事に生きがいを感じました。彼のよい人柄とゆきとどいたサービスが評判になり、方々から大勢の客が来るようになりました。
 そんな父親を、子どもたちは家でも、店でも、協力して助けました。父親の仕事上の喜びは子どもたちの喜びとなり、父親も子どもたちが学校でよい成績をあげるのを、自分のことのように喜びました。
 やがて、子どもたちは成長して結婚しました。7人のうち5人までが大学を出ましたが、ほとんどは自力で学費をため、結婚後に進学したのです。子どもたちの大学での成績や活躍は、父親にとって大きな誇りでした。父親は小学校6年生までしか学校に行ってなかったのです。
 やがて、つぎつぎと孫が生まれました。孫がうまれたのをいちばん喜んだのはこの男でした。孫たちがよちよち歩きできるようになると、男は孫たちを自分の店と小さな家に招きました。男も孫たちも、とても幸せでした。
 やがて、母親が亡くなったときにまだ2歳だった末の娘が結婚しました。
 そして、生涯の仕事をなしとげた男は亡くなりました。
 男の仕事は孤独でしたが、家族を育てるという喜びに満ちたものでした。男は私の父親でした。私は7人兄弟の中の最年長、当時16歳だった息子です。
                                                    ウィバーン・フラット

(『こころのチキンスープ 7』 p.7-9 ジャック・キャンフィールド、マーク・V・ハンセン他著 ダイヤモンド社1998年)


私はこの『こころのチキンスープ』が大好きで、シリーズをほとんど全部読みました。そして、著者のマーク・V・ハンセンのファンになり、彼のメルマガの読者となり、他の著書やオーディオブックのシリーズなども繰り返し愛読・愛聴しました。
久しぶりにこの本を手に取って上の記事を読み、本当に心がポカポカと温かくなりました。まさに、心のチキンスープです。


この世では、とくに日本では、「教育」と言うと、「子どもたちに学校で良い成績を取らせ、大学を卒業させること」のように思っている親が多いように見受けられます。
そのような中で、この実話の主人公の男のように、自らは学もなく、子どもたちを残して妻に先立たれ、さらに関節炎で仕事もできなくなり、路頭に迷うような状況に追い込まれても、しっかり7人もの子どもたちを育てあげた姿、これこそまさに"教育の真髄"だと思います。
自らの背中を見せ、ほかの何よりも大切なメッセージを子どもたちに伝えて生涯を終えたこの無名の男性に私は心から拍手を送ります。


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勉強の習慣

2013.02.26日

人はみんな一人ひとり異なった習慣を持っています。
どのようにしてそのような習慣が身についたかというと、例外なしに同じことを繰り返してきたからです。
日本人の多くは毎日、あるいは1日置きぐらいにシャンプーしますが、一般にフランス人や、コーンロウといって髪の毛を編んでいるアフリカ系の女性などは、1週間に1回ぐらいしか洗髪しないそうです。
毎日シャンプーしている私などからすれば1週間に1回というのは信じられないのですが、逆に彼らにすれば毎日シャンプーするということが信じられません。
なぜ?習慣だからです。


スポーツもそうです。
中2生のSくんは、サッカーの選手です。
毎日、それこそ朝から晩までボールを追って走っています。そして、それが習慣になっています。
ですから、ちょっと前に足首を捻挫して走れなくなったときなどは、もう体がウズウズして、居ても立ってもいられなくなるぐらいストレスがたまったそうです。


なるほど。この習慣というのをうまく活用すれば、勉強だってできるようになる。
「うちの子は勉強する習慣が身についていません」というお母さんの言葉をよく耳にしますが、当然のことです。毎日繰り返し繰り返し勉強していないからです。それで習慣が身につくわけありません。
毎日、勉強している子どもにとって、1日でも勉強しないと、それこそ上のS君のように、ストレスがたまって落ち着かなくなります。


それでは、勉強の習慣をどのようにしたら身につけさせることができるのでしょう。
多くの親が子どもに向かって毎日口うるさく「勉強しろ」と言いますが、これで習慣が身につくわけありません。
むしろ、これは逆効果で、子どもは言われれば言われるほどますますやる気をなくし、やらなくなります。


何事もそうですが、人は身近な人を見て学びます。
子どもにとって一番身近なのは、もちろん両親です。
「子は親の背中を見て育つ」というのはまさにこれです。
ということは、子どもに勉強の習慣をつけさせたいと望むなら、まずは親がそのお手本を示さなければなりません。
親が熱心に新聞を読み政治や社会のことに関心を持って家族の間で話題にし、音楽や絵画その他の芸術を趣味にし、本を読みながら辞書を引く、ということをしていれば、これは勉強の立派なお手本です。
家に本や辞書がないという子どもが時々いますが、これで子どもに勉強の習慣をつけさせたいと言っても無理な相談です。


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褒めて、褒めて、褒めまくれ?

2012.06.07日

子育て、教育で大切なのは次のうちのどれでしょう?
1.  厳しく育てる
2.  子どもの主体性を重んじる
3.  褒めて、褒めて、褒めまくる
4.  生活の様々な面において、知恵をつけるような教育をする


答えは3。
と言いたいところですが、そうではありません。


最近、どの教育関連のブログを見ても、また新刊書などを見ても、褒めることの重要性を説いています。
私自身もこのブログの中で褒めることの大切さを何度も書いてきました。
子育てにおいても、また教育においても褒めることは本当に何よりも大切です。
ただし、ひとつ落とし穴があります。


「褒めて、褒めて、褒めまくれ」と言っているのをよく見かけますが、これには正直、?がつきます。
一見、正しいことのように思われるのですが、何事も「過ぎたるは猶(なお)及ばざるが如し」です。


冒頭の答えの選択肢は、すべて正しいのですが、子育て法や教育法において、「これが絶対」とか「これさえやっていれば大丈夫」というようなものはありません。
人はみんな個性を持っているので、その個性に合わせたやり方が必要です。
つまり、何事もケースバイケースなのです。


褒めて、褒めて、褒めまくって人をだめにすることもたくさんあります。
ひとつはよく言われていることですが、褒めると人を有頂天にして、調子づかせてしまうことです。
三者面談などで、
「もっとお子さんを褒めてあげてください」
と親に言うと、決まって上のような答えが戻ってきます。
でも実際には、ほとんどの親は子どもを褒めなさすぎです。


もうひとつの問題は、あまり褒めすぎると、子どもは親の期待に応えようとしてますます一生懸命頑張るようになるのですが、やがてそれがだんだん負担になってくる、ということです。
これは案外見逃されている点で、真面目で頑張り屋さんによくあるケースです。
これがどんどんエスカレートしていくと、親や教師、上司などの期待過剰で押しつぶされてしまい、やがて腹痛や頭痛などの体の不調を訴えるようになったり、最悪のケースでは「燃え尽き症候群」(burn out)になってしまうこともあります。


褒めることは大切ですが、相手を見て、また時と場合を的確に判断してやらないと、逆効果になることさえあります。


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検索deゲット!

2012.03.30日

一昨日の夜7:30〜8:45までNHKで「検索deゴー!」という世界遺産を紹介する番組をやっていました。
なかなか興味深く、楽しく見ることができました。
今は、インターネットを使って様々なことを検索することができ、また昔と違ってその気にさえなれば、世界中のどこへでもたやすく行くことができるようになりました。
さらにこのようなテレビ番組で、まるでそこへ行ったかと錯覚するほどいろいろ疑似体験もできます。


一昨日、送迎中、前を走っていたトラックの屋根の上に何やら白いものがついているのに気づきました。
4月から小学4年生になるF君にそのことを言うと、目を凝らして見つめて、やがてそれが何だか分かると笑い始めました。
高さ20センチぐらいの小さな「小便小僧」のレプリカでした。
ちょうど下の写真と同じ石膏像を模したものです。


shobenkozo.jpg


やがてそのトラックが止まり、すぐ後ろにバスをつけると、まるでこちらを目がけておしっこをかけてきそうな感じです。


F君が話し始めました。
「小便小僧は、戦争の時、敵がお城を爆破しようとしかけた爆弾の導火線に少年が小便をかけて消したという話に由来しているんだよ。ほかにもいくつか説はあるけどね」


F君のことは、これまで何度もこのブログに取り上げてきました(「間違いを恐れるな」)。
さすがF君、よく知ってるな、と感心しました。


しばらく走っていると、今度は星座の話になりました。
「オリオン座はね...。
双子座は...。
天秤座は...。」
またしても、それぞれの星座の由来を教えてくれます。
しかも、天秤座に関連して、天秤棒の詳しい説明からしてくれました。
「F君、何でもよく知ってるね。
どこでそんな知識を身につけるの?」
「ネットだよ」
「こういった知識はみんなネットからなの?」
「うん。パソコンを使える時間は決められていて、夜の8時から9時までの間だけ。
学院長の元気の出るブログも時々読んでるよ」


なるほど、F君の知恵の源はネットだったのです。
すでに小学2年生の頃からネットを使っていたのを知っていましたが、それにしても自分の興味あることは何でもネットで調べるというのは大したものです。
まさに「検索deゴー!」ならぬ「検索deゲット!」です。
しかも、私のブログなど、小学3年生で読めるようなものではないと思うのですが、読んでいるのです。
そして、自分のことが書かれた記事もしっかりチェックしています。


もちろん、知恵の源は必ずしもネットである必要はありません。
テレビでも本でも、図鑑でも、親の話でも何でもいいのです。
ただ、私が感心するのは、F君の好奇心と記憶力です。
上に書いた星座の由来を一つひとつ調べ、しかもそれを覚えていて人に教えられるというのは実にすごいことです。
そしてその結果、語彙が豊富になり、表現力もつきます。
これは、頭が良くなるための必須条件です。
先日来、このブログにしばしば登場する小1のAちゃんとともに、将来は東大を目指す口かもしれません。
また楽しみが一つ増えました。


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英和辞典

2012.03.18日

一昨日、小学1年生のAちゃんが塾に来るなり、事務室のカウンターの上に置いてあった英和辞典に目を留めて私に尋ねました。
「それ、なに?」
英和辞典だよ、って答えてももちろん意味ないので、私は辞典の中を開いて見せました。
ページをパラパラとめくって、どのページにも小さな文字がぎっしりと詰まっているのを見たAちゃんはビックリ!
「なに、これ!さっぱり分からない!」
そりゃそうでしょう。まだひらがなとカタカナ、そしていくつかの漢字を学んだだけです。
それに、小学1年生にとって英和辞典が何なのか分かるわけありません。


でも、Aちゃんは将来ひょっとしたら東大に行く子かもしれない子です(「末は東大?」)。
なぜなら、Aちゃんは日常生活の中で使う語彙がとても豊富で大人顔負けだからです(「同じ小学1年生?」)。
語彙の豊富な子は一般的に言って頭がいいです。
それは、人間は言語を用いて頭の中で物事を考えるからです。


子どもが小さい時から、この英和辞典や、その他の辞典や百科事典、図鑑類、またさまざまな本などが家の中にあって、子どもの目に留まるのはとても大切なことです。
一般的に言って、高学歴な親の家ほど、本の数は多いそうです。
幼い時から本に触れている子どもは、当たり前のように自然と本を読むようになります。
そして、本の中で新しい世界をどんどん発見していきます。
子どもの目には新しいものはなんでも新鮮に映り、驚きを覚えるものです。
この驚きや新鮮さが大切なのです。


おそらくAちゃんは10年もたたないうちに英和辞典を使い始めるようになるでしょう。
そして、まもなく普通に英和辞典を使いこなせるようになっていくでしょう。


私は英和辞典を見た時のAちゃんの驚いた顔を脳裏に焼きつけておきました。
Aちゃんの将来が今から楽しみです。


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同じ小学1年生?

2012.02.23日

同じ小学1年生とは思えないほど二人はまったく違います。
一人は一昨日のブログに書いたHちゃん(「英語で3月は、ロッテコアラの〇〇〇」)。
一昨日も帰りのバスの中でペラペラペラペラとよくおしゃべりしてくれました。
もう垣根はなくなったようで、本当にお友達になれた感じです。
もう可愛くて、可愛くて。それこそ頬ずりしてブチュっとキスをしたくなるぐらい可愛い子です。
(もちろんそんなことしませんが。でも、この子が我が孫だったらきっとしているでしょう)


もう一人は同じ小学1年生の女の子のAちゃん。
昨日、Aちゃんをバスで送りました。
この子も可愛い。
でも可愛さが微妙に違います。
この子はHちゃんのように幼くないのです。
幼くないと言うより、むしろ相当のおませです。
バスの中では、小学4年生や5年生の男の子を相手に対等に渡り合っています。
使う言葉もまるで小学5年生ぐらいかと思うほどです。
「たとえば、...」「突然」「エロい」「キモい」「こいつ」「おまえ」「最初は...」など、もうHちゃんとは使っている語彙がまるっきり違うのです。
冗談を連発して、上級生の男の子たちをゲラゲラと笑わせます。
もう圧倒されました。
教室では、私と目が合うとニッコリ微笑み愛想をふりまきます。
お茶目で、とってもじゃないですが小学1年生とは思えません。
頭の回転も速く、1時間の授業時間にワークを10ページ以上をあっという間にこなしてしまいます。


これに対してHちゃんはまるで幼稚園児のよう。
英語の5月の単語を教える時、「ヒントはヤギさんだよ。犬はワンワン、ネコはニャーニャーってなくでしょ。
じゃあ、ヤギさんはなんてなく?」
と言っても、期待している「メエー、メエー」が戻ってきません。
一昨日のバスの中では、
「早く明日にならないかなぁ」
「えっ、どうして?」
「あのね、明日は近くの保育園の子たちが学校に来て、一緒に給食を食べるの」
といった感じです。
いったいどこでこんなに大きな違いが生まれるのでしょうか。


そういえば、NHKの連続テレビ小説「カーネーション」に登場する三姉妹も、同じ環境に生まれ育ちながら、性格も能力もまったく違います。
私たちはともすれば、私たちの「常識」という枠組みの中で人を見て判断し、ああだ、こうだと言いがちです。
でも、一人ひとりみんな顔が違うように、考えていることも、感じ方も能力もすべて異なります。そして、それで当り前なのです。
自分の基準・価値観で「こうあるべきだ」というふうに考えるのは、人の無限の可能性を摘み取ることになりかねず、とても危険です。


一人ひとりの個性を認め、尊重し、受け入れ、伸ばすこと。
これが子どもを育てる時に、また教育の場で生徒たちに接し、指導する時にとても大切なことではないでしょうか。


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子供への初期投資の大切さ

2012.02.08日

毎朝欠かさず見ているNHKの連続テレビ小説「カーネーション」のモデルとなった小篠綾子さんの人生を描いたNHK BSアーカイブス番組「生涯青春"カーネーション"小篠綾子の人生」を昨夜見ました。
私の幼い頃、母が洋裁店を営んでいたこともあって、「カーネーション」にはとても親近感を感じています。
長女ヒロコがインタビューに答えながら「お母ちゃん」の思い出を語り、綾子さんと二人の娘、ジュンコ、ミチコも過去の番組のリプレイで何度も登場していました。


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綾子さんは約6年前に92歳で亡くなっていますが、ご本人はこの「カーネーション」の番組を予言するかのように、遥か昔に自分と3人の娘の生涯を描いたドラマをNHKが放映すると語っていたと言います。


「カーネーション」はドラマなので、少しオーバーに描かれているだろうと思っていたら、逆に彼らの本当の人生はもっと派手に波乱万丈だったようです。


「人の笑顔が私の幸せ」と言う小篠綾子さんの笑顔がとても印象的でした。
21歳で洋裁店を開業し、その後すぐに結婚したものの夫を戦争で亡くし、女手一つで3人の娘を育て、しかも3人ともが世界一流のデザイナーになったという彼女の人生はNHKの連続テレビ小説にまさにふさわしいと思いました。


綾子さんは仕事一筋で、母親らしいことは何もできなかったと語っていましたが、娘たちが幼い頃、十以上の習い事を毎日のようにさせていたそうです。
また、何十色もの高価な色鉛筆を買って与えたり、子供たちから「ピアノこうて」(買って)と懇願されると中古のオルガンを買ったりと、ギリギリまで追い詰められた中で精一杯のことをやってこられました。
オルガンは直接的には彼女たちの仕事にはつながらなかったかもしれません。しかし、それらすべてが相働いて、娘たちを世界のトップデザイナーに育て上げる結果となるのです。


このことから、子供に対する初期投資の大切さを教えられます。
小学生の頃劇団に入れてもらったり、ピアノなどの習い事をさせてもらたり、大学卒業後はアメリカに留学させてもらったりした自分自身のこれまでの歩みを振り返り、また塾の仕事に長年携わってきた経験からも同じことをいつも感じています。
子供は放っておいて自然と育ちません。親によって「育てられる」のです。


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癖を見抜く

2012.01.09日

へたな字には癖があります。
線の長さや間隔、角度などのバランスが取れていなかったり、はらうところやはねるところ、とめるところをきちんと守っていなかったりするとへたな字になります。
それでは、うまい字を書くにはどうしたらいいかと言うと、うまい字の癖を見抜き、それを真似て自分のものにすればよいのです。


同様に、どんなスポーツにも正しいやり方というものがあります。これを身につけるのには、うまい人やチームを見て真似、一に練習、二に練習、三にも四にも練習です。


また、対戦する相手にも癖があります。これを見抜くと戦術が立てられ、より効率的に戦うことができます。


受験生の場合だと、公立高校や国公立大学の試験問題に癖があり、私立の場合は各学校ごとにやはり癖があります。
その癖を見抜くと、受験勉強はうんとやりやすくなります。


英検など、過去問をたくさんやっていたらほとんど誰でも合格します。
でも、英検1級に合格しているからと言って、TOEFLやTOEICで高得点できるかと言えばそうでもありません。
問題の癖が全然違うからです。
しかし、どのテストを受けても高得点できる人は、本物の実力があります。


人間関係においてもこの癖を活かすことができます。
人それぞれみんな癖があるので、その癖を見抜いて一人ひとりに合わせた賢い接し方を身につければ、人間関係の天才になることだってできます。
夫婦関係、親子・兄弟関係、職場の人間関係などにもこれを適用できます。


ビジネスにおいても、時代や場所、文化に合わせた人々の癖(ニーズ)を見抜き、そこにうまく入っていく人は成功します。


このように考えると、癖を見抜き、それにうまく対処することは、ある意味賢い処世術とも言えます。


そして最後に、自分自身の癖を見抜くこと。
そうすればもう鬼に金棒です。


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若い時の苦労

2011.12.27日

「若い時の苦労は買ってでもせよ」とよく言われます。


今日の読売新聞18〜19面には「日本の未来 切り開く 高い志持つ科学者に」と題して、ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム(12月16日 仙台市東北大学で開催)の要旨が紹介されていました。
その中で、野依良治氏(2001年化学賞受賞)が次のように語っています。
「多くの米国人がノーベル賞を受賞したが、過酷な人生を送った人が多い。4分の1くらいが移民だといわれる。特にユダヤ系の人が多く、化学賞では受賞者の16%、物理学賞と生理学・医学賞では25%を占めている。若い時の苦労が力になっているのだろう。
東北の若い人は震災にあって、つらい思いをしたが、生きる力は何かを実感したと思う。被災地から偉大な仕事をする科学者が出てくるのではないかと期待している。高い志を持って、前に進んでほしい」。


「子供には失敗させたくないと考える『カーリングペアレンツ』が増えている」と田中耕一さん(2002年化学賞受賞)は指摘しています。
ストーンが目標通り滑るよう氷の表面をブラシで掃くカーリング競技のように、子供がつまずかないように道をきれいに掃いてやる、困難となりそうなことがあればあらかじめ排除する親が増えているというわけです。
田中さん自身は、若い頃は「挫折の連続だった」と語っています。
一方、益川敏英さん(2008年物理学賞受賞)は、
「人間は日々、小さな失敗を重ねている。失敗を失敗と思わない習慣が成功の出発点。ノーベル賞の対象となった研究も、最初は解けなかったが、そのときにとことん突き詰めて何が足りないか分析していたから、8年後、新しい理論が出て来たときに解くことができた」と言っています。


失敗は大いに結構。失敗しても原因を自分で考えて次に生かすことこそが大切だ、とノーベル賞受賞者たちは口を揃えて言っています。


カーリングペアレンツは、子供が将来経験しそうな困難をあらかじめ取り除くという余分なことをしているのです。
昔から「可愛い子には旅をさせよ」と言うように、子供が可愛ければなおさらのこと、敢えて子供のために困難を経験させる。これこそが日本の、そして世界の将来のために、今の親に求められていることではないでしょうか。子供たちに力強い人生を歩ませるためにも。


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「ダメだ!」という言葉が人をダメにする

2011.12.21日

12月14日付 読売新聞 「教育ルネサンス 成長信じれば変わる」は、教師の目を開く記事でした。
以下はその要約です。


「早稲田大学の国際教養学部、カワン・スタント教授(60)は中国系インドネシア人。
貧しい境遇から日本で奨学金を得て、26歳で大学に進学。数々の苦難を乗り越え、日本の4大学で工学、医学など四つの博士号を得た経験が、『人生は挑戦の連続』という信念を生んだ。


早大に移籍する前、ある私立大学で教えていた。
『8割の学生は授業が理解できない』と切り捨てる教授陣。
学生の無気力、無感動は成長を期待されないためではないかとスタント教授は考え、『やればできる』と学生を奮い立たせた。
この結果、研究室では特許が認められるような研究も生まれ、『スタント効果』と呼ばれた。
『私は、一人も見捨てない』
とスタント教授は言う。


早大大学院で学ぶ中国人留学生の蘇霞さん(42)は、スタント教授と学外の講演会で出会い、『人が変わる秘密を探りたい』と今年5月から講義のアシスタントを願い出た。
退学寸前だったり、大学に居場所がなく失望していた学生が、目標に向けて行動し始める姿を目の当たりにした。


スタント教授は、大学教員の心得として以下の5つを挙げている。
1. クラスに合わせて戦略的な授業を
2. 無自覚、不用意な指導を避ける
3. 学生の可能性を心から信じる
4. 学生の意見に敏感、柔軟に
5. 個々人に目配りし、まとまりあるクラスに」


今の日本の教育を見ていて、まさにこれらが欠けていると思います。
上の5つのポイントは、大学だけでなく、小中高、塾、企業など、どのような組織にも当てはまります。


教師があまりにも安易に吐く「ダメだ!」という言葉が、生徒をダメにしています。
そして、親が言う「ダメだ!」という言葉が子どもを、上司や同僚が言う「ダメだ!」という言葉が社会で働く人を、夫と妻がお互いにぶつける「ダメだ!」という言葉が夫婦関係を壊しているのです。


スタント教授に習って、私たちは相手の可能性を信じ、「やればできる」という人を生かすメッセージを周りの人たちに送り続けなければなりません。


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この親にしてこの子あり

2011.12.13日

フィギュアスケートの浅田真央さんのお母さんが亡くなられました。
お母さんの匡子さんは、亡くなる直前に病床で二人の娘たちに、
「あなたたち姉妹には二人で生きていけるレールは敷きました。
もう私はいつ亡くなっても大丈夫」
と言われたそうです。


幼いころからスパルタ式で真央さんを特訓してきたお母さん。
一時、真央さんにコーチが不在だった時には、スケートには全く素人ながら、自らのクラシックバレエの経験を生かして、体の動き、振り付けなどを指導していたこともあったようです。
もともとは、クラシックバレエをして欲しかったお母さんが、足首の鍛錬にもなるからと勧めて始めたのがフィギュアスケート。
お姉さんである舞さんとともに、真央さんがフィギュアスケートを始めた5歳の頃から、ずっと二人の娘さんの練習をお母さんは支え続けていたそうです。


最近つくづく思うのは「親の影響、恐るべし」ということです。
遺伝の要素も確かにありますが、それ以上に大きいのは、やはり子どもの育て方です。
親の考え方、言葉遣い、行動、価値観等、すべてが子どもに大きく影響します。
場合によっては、子どもの一生を決めるほどの大きな影響力です。


スポーツ好きな親からはスポーツ好きな子どもが育ちます。
逆に、運動不足な親からは運動不足な子どもが育ちます。
親が本をよく読んでいると子どもも本をよく読むようになります。
子どもが本をちっとも読まない、と言う親はたいがい本を読んでいません。
明るい、積極的な親からは、明るい、積極的な子どもが育ちます。
親の言葉遣いが乱暴で、人を傷つける言葉を平気で使っていると、子どもも乱暴になり、人間関係が下手になります。
愛情あふれる親に育てられた子どもは、優しい、思いやりのある子どもに成長します。
親が勉強熱心だと、子どもも勉強好きになります。
親が車が好きだと、子どもも車が好きになります。


このようにして、音楽家の家庭からは音楽家が、運動家の家庭からは運動家、政治家の家庭からは政治家が、学者の家庭からは学者が生まれることになるのです。


「子どもは親の背中を見て育つ」とよく言いますが、子どもは良きにつけ、悪しきにつけ、親をお手本としています。
このような子どもに育ってほしいと思ったら、親自身がそのような生き方をしなければなりません。
親たる者、このことを常に心しておかなければなりません。


また、将来親になる者、すなわち子どもは、親を見る時にはなんでもかんでもそのまま受け入れるのではなく、賢く取捨選択し、時には親を反面教師にしなければなりません。
でないと、あなた自身が、嫌だと思っている親と同じようになってしまいます。

「この親にしてこの子あり」といい意味で言われる親になりたいものです。


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何事もバランスが大切

2011.11.29日

昨日、私と同年輩のある方とお話ししていたら、銀行に勤めていらっしゃった娘さんが仕事を辞められたとのこと。
人間関係がストレスになって、病気になる寸前だったそうです。
賢明な決断だったと思います。


「石の上にも三年」とか、「根性」とか「決してあきらめるな」とか、みんないろいろ言います。
苦労してせっかく入った会社(学校)だからとか、就いた仕事だから、と言って無理し続けると病気になることがあります。
私はこれまでそのような人を何人も見てきました。
病気になるぐらいなら辞めた方が絶対いいです。


子どもを将来立派な人になれるよう育てたいと思って幼児の頃から英才教育をする人たちもたくさんいます。
脳開発やお受験などの勉強面、サッカーや野球などのスポーツ、ピアノやバイオリンなどの楽器など様々です。


どれもこれも素晴らしいことです。
しかし、気をつけなければならないのは、ともすればその一つだけに夢中になってバランスを欠くという落とし穴に陥るということです。


勉強はものすごくできるけど人間関係がまったくだめとか、スポーツはずば抜けているけど頭が全然訓練されていない、芸術面では天才的な能力があるけど人間的に常識が欠けているとかいったことはよくあります。


一つの分野でずば抜けているという、ごく一部のいわゆる「天才」と呼ばれる人によって世界はここまで発展してきたという面も確かにあります。
しかし、現実にはその他無数のごく普通の一般人によって世界は成り立ち、ここまで運営されてきたのです。


人それぞれで、いろいろな生き方があっていいのですが、やはりバランスが取れている方が、この世の中生きていきやすいし、一般的により豊かな人生を送ることができます。


親は子育てにおいて、このバランス感覚を身につけさせることに留意しなければなりませんし、また私たちはみんな日常の生活の中で、この「バランス」を意識することが大切です。
たとえどの世界にいようとも、身をわきまえて無理をしすぎないこと、そのためにもバランス感覚はとても大切です。


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砂の器

2011.09.12日

一昨日、昨日と連夜で「砂の器」のテレビドラマが放映されました。
松本清張の原作は1974年に映画化され、その後今回のテレビドラマ化は5回目というから、かなりの人気作品です。
映画化、テレビドラマ化されると、必ず原作とは随分変わってしまい、原作の味が失われる面は否めませんが、しかし同時に映像故の良さもあります。原作に登場する音楽のシーンが毎回異なったもので演奏されこれは一つの見ものにもなっています。
でも作中人物の心の動きを想像しながら読むほうが私自身は好きです。


今から28年前の留学中のこと、私は妻と一緒にこの映画をロサンゼルスのリトルトーキョーの映画館で観ました。
とは言っても、妻に言われるまで私の頭の中からはすっかり記憶が消えていたのですが、「そう言われれば」という感じで徐々に思い出しました。でも「砂の器」のストーリーまではまったく覚えていませんでした。
一緒に上映された「この子を残して」は、長崎の原爆をテーマにしたもので著者、永井隆博士の随筆をもとに映画化されたものです。
私はこちらのほうが鮮烈な印象で残っていたのですが、逆に妻はこちらの映画は記憶にないと言い、面白いと思いました。
両映画とも加藤剛が主演していました。


ちょうどこの時、長男の直人がアメリカで生まれ、まだ1歳になっていなかったのですが、近所のアメリカ人のおばあちゃんにベビーシッターをお願いして初めて出かけました。
直人は私たちから離れたことがなかったため、この時ものすごい不安を覚えたようで、わんわん泣き叫び、私たちは本当に映画のタイトルどおり「この子を残して」出かけるのに後ろ髪を引かれる思いをしました。
映画が終わり急いで家に戻ってくると、直人はまだ起きていて泣き続けていました。
たった数時間のことだったのですが、この時、主人公が白血病を患い子どもを残して死んでゆく悔しさを訴えている気持がほんの少しだけわかったような気がしました。


「砂の器」も同じく親子の愛情の絆がテーマになっていて、深く考えさせられました。


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砂の器

2011.09.12日

一昨日、昨日と連夜で「砂の器」のテレビドラマが放映されました。
松本清張の原作は1974年に映画化され、その後今回のテレビドラマ化は5回目というから、かなりの人気作品です。
映画化、テレビドラマ化されると、必ず原作とは随分変わってしまい、原作の味が失われる面は否めませんが、しかし同時に映像故の良さもあります。原作に登場する音楽のシーンが毎回異なったもので演奏されこれは一つの見ものにもなっています。
でも作中人物の心の動きを想像しながら読むほうが私自身は好きです。


今から28年前の留学中のこと、私は妻と一緒にこの映画をロサンゼルスのリトルトーキョーの映画館で観ました。
とは言っても、妻に言われるまで私の頭の中からはすっかり記憶が消えていたのですが、「そう言われれば」という感じで徐々に思い出しました。でも「砂の器」のストーリーまではまったく覚えていませんでした。
一緒に上映された「この子を残して」は、長崎の原爆をテーマにしたもので著者、永井隆博士の随筆をもとに映画化されたものです。
私はこちらのほうが鮮烈な印象で残っていたのですが、逆に妻はこちらの映画は記憶にないと言い、面白いと思いました。
両映画とも加藤剛が主演していました。


ちょうどこの時、長男の直人がアメリカで生まれ、まだ1歳になっていなかったのですが、近所のアメリカ人のおばあちゃんにベビーシッターをお願いして初めて出かけました。
直人は私たちから離れたことがなかったため、この時ものすごい不安を覚えたようで、わんわん泣き叫び、私たちは本当に映画のタイトルどおり「この子を残して」出かけるのに後ろ髪を引かれる思いをしました。
映画が終わり急いで家に戻ってくると、直人はまだ起きていて泣き続けていました。
たった数時間のことだったのですが、この時、主人公が白血病を患い子どもを残して死んでゆく悔しさを訴えている気持がほんの少しだけわかったような気がしました。


「砂の器」も同じく親子の愛情の絆がテーマになっていて、深く考えさせられました。


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豚もおだてりゃ木に登る

2011.07.20日

「豚もおだてりゃ木に登る」と言いますが、褒めることは本当に大切です。
でも、日本人は一般に人を褒めるのが下手です。


とくに親の子育てを見ていると、褒めることと叱ることの比率はあまりにもアンバランスではないでしょうか。
中には、朝から晩まで叱っていてまったく褒めない親もたくさんいます。


1か月ほど前のことですが、靴屋に入ったところ母親の大きな怒鳴り声が聞こえてきました。
見ると3歳から6歳ぐらいの小さな男の子を3人連れていて、3人とも落ち着きなく店内を大声を上げながら走り回っています。
最初は、小さな男の子が3人もいたら確かに大変だろうなと、親の肩を持っていたのですが、絶え間なく大声で子どもたちを汚い言葉で罵倒しっぱなしで、だんだん胸が悪くなってきました。
そのうち今度は父親の姿が見えました。
3人の子どもたちを並ばせて、私の目の前で順番に頭をゲンコツでかなり強く叩いているのです。一番小さい子が叩かれて泣くかと思いきや、なんとニコニコしながら「痛えー!」と大声で言っています。
それを見て、「ああ、この家族は年から年中、朝から晩までこの調子なんだな」と思いました。
私は靴を見ているどころではなく、いよいよ本当に気分が悪くなって店を出ました。


小さなわんぱく盛りの男の子たちが3人もいたら大変でしょうが、この夫婦のような子育てをしていたら、子どもたちは間違いなくますますやんちゃになっていき、やがては親もコントロールできないような子どもに成長していくだろうなと思いました。
親が力づくで、また言葉の暴力で子どもを思い通りにできるのは小学生までの間です。


アメリカでも似たような子育てをしている夫婦はもちろんたくさんいるのでしょうが、私が7年間の留学中に見た家庭の子育てはみんな実にうまいなと感心させられました。感情的に大声を上げて叱らず、冷静に理由を言って悟らせていました。
また、みんな子どもを褒めるのが本当に上手でした。
ちょっとした小さなことでも具体的に褒め、ハグしたり、キスしたりして親の喜びや感動、感謝の気持ちをはっきりと伝えていました。
それを見ていて時に気恥ずかしくなったこともありましたが、同時にとても羨ましく思い、アメリカ人は日本人よりも精神的にマチュア(成熟している)だなぁと感心しました。


私たちも親子間に限らず、夫婦間でも、また教師と生徒の間で、あるいは職場の人間関係においても、もっともっと褒めることがたくさんあってもいいのではないでしょうか。
口先だけの「おだて」はもちろんだめですが、いいところを積極的に見つけて褒めると人はどんどん成長します。
豚でもおだてると木に登るぐらいですから。


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子離れできない

2011.04.23日

子離れできない親。
親離れできない子ども。
マザコン、ファザコン...。
日本の親子はどうも「親子関係」の築き方が下手なようです。


今から30年近くも前のことですが、あるお母さんが私に言いました。
「うちでは息子が中学生だけど、今も私と一緒にお風呂に入っているの。
息子はいつも言います。
よその女の人の裸は汚いけど、お母さんの裸はきれいだ、と」
おそらくこの方は自分のところの親子関係がとても親密なことを自慢したくてそうおっしゃったのだと思いますが、正直なところこれは異常だと思いました。


日本では親子の結びつきが異常に強いようです。
親子の仲がいいのはいいことなのですが、しかし、そのために夫婦関係が悪くなって離婚するようであれば、これは本末転倒です。
離婚、再婚、再々婚などは親の身勝手で、子どもを不幸にすることが多いです。
とくに上のケースのように母親と息子の結びつきが強すぎると、息子が結婚してから嫁と姑の間の確執という問題に発展したりします。


欧米では一般に、親子の間よりも夫婦の結びつきのほうが強いものです。
欧米の文化や価値観の基礎になっている聖書には次のように書いてあります。
「男はその父母を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となる」
ここに、はっきりと、結婚するときには親から離れ、夫婦が一体、ひとつのユニットとなる、とあります。


つまり、欧米の夫婦はいかにして早く子どもを自立させるかということを子育ての柱にします。
昔、次男が高校生のときアメリカでホームステイした家庭の娘さんが、その数年後日本にやってきてうちでホームステイしました。
彼女はいわば私の娘のような感じで、今もときどきチャットで話したりするのですが、彼女によると高校卒業後は家を出て自分でアパートに住み、大学の学費も生活費もすべて自分で働いて稼いでいる、親からの経済的援助は一切ないとのこと。
アメリカではそれが普通だ、と言っていました。
うちでは3人の子どもをいまだに面倒見ていると言ったら、自分をぜひ養子にしてくれと彼女が冗談で言いました。


日本の子育てと大きく異なります。
私はこれまでにもブログの中で何度か夫婦関係のことや親子関係のことについて書いてきました(「夫婦円満の秘訣」「子はカスがいい?」)。


夫婦仲が良いことは子どもの健全な精神の成長に何よりも大切です。
結婚するときは、お互いに相手に対するコミットメントが必要です。
コミットメントとは、自分を相手に捧げきることです。
夫婦仲がうまくいかないのは、ほとんどのケースお互いに自己中心だからです。
お互いにコミットできないようなら結婚すべきではありません。


ただし、結婚後、お互いに努力しても価値観や性格が相入れないということもあります。
そのような場合は、いつまでも一緒にいるとかえって傷口を大きくするので、別れたほうがお互いのため、子どものためということもあります。
私の知っているご夫妻に、お互いに子連れで再婚同士という方が二組あります。
お二組とも、とても幸せな再婚生活を送っていらっしゃいます。
このうちの一組は、ご自分のホームページを持っていらっしゃって、そこに
「私たちはお互いに初めての再婚同士」
と書いてあって思わず吹き出してしまいました。


いずれにせよ、夫婦の一大事業は子育てであり、その子どもをいかに自立させるかというのが夫婦に課せられた使命ではないでしょうか。


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お母さんもセールス

2011.04.16日

塾で仕事をしていると毎日のように、電話のセールスや飛び込みセールスがやってきます。
一番多いのは、ホームページの無料作成やSEO対策(インターネットで検索すると上位に名前が表示されるというもの)、次に多いのはコピー機などの販売、DM用の生徒名簿の販売、教材の販売、パソコンを使ったさまざまな教材やツールの販売、投資の話等などですが、このほかにも考えうるものは何でも来ます。
電話を取るとすぐにその話し方でセールスだとわかります。
そしてたいがいは、うちは間に合っています、と言ってお断りしますが、断っても断っても電話を切らせようとしないしつこいセールスもいます。
もちろん、こちらのニーズに合うものであれば話を聞きますし、場合によっては塾に来てもらってプレゼンテーションしてもらったりもします。
そのような中から、ずっとお付き合いさせていただいている業者もかなりあります。
というか、現在使用しているコピー機も携帯電話も、教材等もほとんどすべてといっていいほど、向こうから電話等で売り込んできたセールスの結果のものです。
それほどセールスというのはこの社会で重要な、大きな働きをしているのです。
いくらいいものがあってもそれを売る人がいなければ、私たちはそれらを手に入れることができません。


一般にセールスというとよく嫌われますが、実はよく考えてみると、私たち塾も、あらゆるサービス業も、みんなセールスをしているのです。
セールスなしにこの社会はあり得ません。
さらに言うと、会社などに勤めてセールスの仕事をしていない人も、みんなある意味セールスをしています。
どういうことかと言うと、たとえば自分の気に入ったものや、本や音楽や映画や店など私たちは人に勧めたりしますが、これもセールス行為です。
直接何かを売らなくても、またそれを通してお金を得なくても、みんな何かを人に売っているのです。
結婚相手や付き合う人を探すときには、誰でも自分自身を売り込んでいます。


そして、お母さんもセールスです。
子どもに自分の価値観を教えて育てます。これもセールス行為です。
ここで大切なことは、自分の売りたいものを相手に売りつけるセールスは下手で、うまくいかないものだということです。
つまり、お母さんと言えども、子どもに自分の考えなどを教えるとき、無理強いしたり、押し付けたりするといい結果を生まないということです。
ちょうど強引なセールスを私たちが嫌がるのと同じです。
ところが、多くのお母さんたち(お父さんも含めて)が、子どもに「ああしなさい、こうしなさい」と、相手のニーズや望んでいることを考えずに自分の考えを押し付けています。
これでは子どもが嫌がったり、反抗したりするのは当たり前です。


うまいセールスは例外なく、相手の立場に立ってものを勧めます。
ここにヒントがあります。
「ああしなさい、こうしなさい」「あれはだめ、これはだめ」ではなく、「こうしたら得するよ」「こんないい方法もあるよ」「こういうふうにしてみたらどう?」「もっとほかにいい方法はないかな?」などと言えば、子どもはもっと素直に親の言うことを聞こうとします。


お母さんは、子育てにおいて世界で一番大切なセールスなのです。


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子は父の背中を見て...

2011.03.06日

「ファイトー 一発!」
テレビの派手なアクションCMで有名なケイン・コスギさん。
今度、日・米・韓・香港合作の映画「サイレント・ストーム」で主演します。
二枚目で爽やかなイメージのケインさんは、武道や器械体操などスポーツ万能。


映画俳優の父、ショー・コスギさんと台湾人の母親の間に生まれたケインさんは、1歳半で父親から空手を習い始めます。
彼が5歳のときに、父親が忍者の役で映画デビュー。
ケインさんにとって、父親はヒーローで、映画スターに強くあこがれ、やがて俳優を目指します。
6歳のとき子役で映画に出演。
幼いときから父親から教わる武道のほか、器械体操などいろいろな習い事をし、母親が車で2時間の送り迎えをし、練習にも忍耐強く付き合って、ケインさんへの労苦を惜しまなかったとのこと。
「俳優として僕が今あるのは、間違いなく母と父のおかげ。感謝しています」とケインさん。

(3月6日付中日新聞より)


去る2月18日の父の葬儀のとき、私もまさに同じことを言いました。
「今日の私があるのは父のおかげです。感謝しています」と(「瞬間最大風速?ランキング1位!」)。


葬儀に参列できなかった私の従兄弟から便りをいただきました。
「スーパーマンのような眩(まぶ)しくて、ダンディな他には見られないステキな叔父さん(父のこと)でした」。
幼い私にとって、まだ車がそれほど普及していなかった50年前、颯爽(さっそう)と車を乗り回し、アメリカ人とは大声で英語で冗談を言い合って笑い、ジャズのレコードをバックに母とスマートにダンスする父は、まさに憧れの的でした(「バレンタインデーに嬉しいことが3つ」)。
私が英語の道に進もうと決めたのも、またアメリカに留学したのも、今日こうして塾の仕事をしているのも、3人の子どもを育てられたのも、どれもこれもみんな父のおかげです。


「子は父の背中を見て育つ」とよく言いますが、本当にそのとおりです。
父親だけではありません。
母親も同じです。
親の責任は重大です。
親たる者、日常の生活の中で、子どもに堂々と背中を見せられるような父親、母親になれるよう日々努力しなければなりません。


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子はカスがいい?

2011.02.17日

「子はかすがい」ということわざがあります。


「かすがい」とは、二つの材木をつなぎとめるために打ち込む、コの字型をした大釘のことで、このことから
「子供は、夫婦の仲を和やかにし、夫婦の縁をつなぎとめる役割をする」(ことわざデータバンクより)
という意味になります。


なるほど、夫婦の仲が悪くても子供がいるから離婚を思いとどまっているとか、子供のお陰で夫婦仲がうまくいっているというところもあります。


誰かがこのことわざをもじって
「子はカスがいい」
と言いました。
しかし、実際には子供が「カス」(言い方が悪くてすみません)だと、かえって夫婦仲は悪くなるようです。
「うちの子がこのようになったのはお前のせいだ」
「いいえ、あなたのせいよ!」
というふうに夫婦喧嘩の種にもなります。


でも、子供を育てるのは夫婦の共同作業であって、どちらか一方の仕事ではありません。
そして、子育てにおいて一番大切なのは、ほかでもない「良い夫婦関係」です。
「子供のお陰で夫婦仲がもっている」というのではなく、「夫婦仲がいいから子供が健全に育つ」というのが真理です。
このことを知っているのと知らないのでは、子育ては天と地ほど変わってきます。


「子はカスがいい」わけではありませんが、夫婦仲がいいと、たとえ子供が「カス」だったとしても、夫婦で一生懸命力を合わせて立派に育てることができます。
逆にどんなに「優秀な」子でも、夫婦仲がうまくいっていないと、子供はまともに育ちません。


「子はかすがい」でもなければ、「子はカスがいい」のでもありません。
よい夫婦関係がよい子を育てるかすがいになるのです。


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政治家は何をやってるんだ!

2011.01.07日

「政治家は何をやってるんだ!」
これは、昨日小学生の口から出た言葉です。
グループ活動でディスカッションの練習をしていました。
最初は、日本の食糧自給率の問題を話していたのですが、そこからどんどん話が広がっていって、政治の問題に発展しました。
どのようにしたら食糧自給率を高めることができるかと話し合っていたときに、小6のT君が言ったのが上の言葉です。
「政治家に任せておいてもだめだ。
日本の政治家は、宴会をばかりやって飲んだり、食ったりしていて、日本の将来のことを真剣に考えていない。
僕たち小学生でも、委員会で真剣に学校のことを考えて話し合ったりしているのに。
政治家は僕たち小学生の考えや意見も聞くべきだ」


読売新聞の1月3日付けの「USO放送」に、
「故障
顔を出しっ放し
―ハト時計」
というのがあり、これを私が彼らに言ったとき、その意味をすぐに理解して吹き出していました。
これはかなりレベルの高い時事問題なのですが。


小学生とは信じられないくらいです。
本当に驚きました。
私が小学生の頃は、本当にボケっとしていて(「死んだ少年の話」)、政治のことなんてなんにも知りませんでした。
私は彼らに言いました。
「今の小学生はすごいね。
今、君たちはとてもいいことを言ったよ。
最近は国民の声が割と政治家にまで届くようになって、結構政治に反映されているんだ。
以前、国民は政治をまったく政治家任せにしていたからね」


さて、彼らはなぜこのような政治のことをよく知っているのでしょう?
今の小学生はみんなそうなのでしょうか?
いいえ、決してそんなことはありません。
新聞を毎日読んだり、テレビでニュースを見ているから?
彼らがとくに頭がいいから?
確かに頭のいい子たちです。でも理由はそうではありません。
答えは「家庭」です。
家庭で、親が子どもの前でこのような話題を話していたり、あるいは子どもとも一緒に話しているからです。
ここが大切なのです。


「三つ子の魂百まで」
と言いますが、子どもの頃の家庭環境は本当に大切です。
石川遼選手は生まれつきゴルファーだったわけではありません。
織田信成も生まれつきのフィギュアスケーターではありませんでした。
イチローも松井もしかり。
かのアインシュタインもエジソンももともと天才ではありませんでした。
音楽家の子どもが音楽家になり、政治家の子どもが政治家になる。
みんな、親にそのように育てられたのです。


頭のいい子に育てるのも、スポーツができる子どもに育てるのも、親の責任です。
子育てというのはそれぐらい重い、責任のある大仕事なのです。
仕事、パートをしながら、あるいは趣味などで遊びながら、片手間に子育てをしている人が最近はとくに多いように見受けられます。


薬剤師になるにも、教師や看護師、医師、弁護士になるにも資格試験を受けなければなりません。
また車を運転するにも運転免許の試験に合格しなければなりません。
しかし、どういうわけか、運転免許よりも何よりも一番大切な大仕事である「親業」とも言うべき子育てに関しては「授業」もなければ、「資格試験」もありません。
アメリカには結婚セミナーや子育てセミナーなどがあちらこちらで開かれています。
でも日本では、あまり聞きません。
「政治家は何をやってるんだ!」


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いたちごっこ

2010.10.27日

昨日、中高一貫校の適性検査対策である学校の去年の過去問をやっていたとき、興味深い文章に出会いました。
登山家、野口健さんの『富士山を汚すのは誰か』からの抜粋です。
この中で、野口さんはどのようにして富士山のごみ問題に遭遇し、富士山の環境保全運動に取り組むようになったかを語っています。
野口さんがその中で次のように言っています。
「富士山には年間約30万人が登ると言われている。仮に一人が一つを拾えば、その瞬間に30万個のごみがなくなる。
もちろんすべての人がごみを拾うわけではないが、拾う人は何個も拾ってくれる。
人々の意識がなければ汚れるのは早いが、逆に意識があればきれいになるのも早い。
『みんなの力』は実に偉大だ」


野口さんのことは報道番組や新聞の記事などで知っていましたし、偉い人だと思っていました。
そして、上の文章を読んだときも、偉いなあと感心しました。
私も、自宅から塾への行き帰り、塾の駐車場から教室までの道で、ごみを見ると拾って歩いています。
ですから、野口さんのやっている富士山のごみ清掃啓蒙活動は、素晴らしいことだと思っていました。


しかし、ちょっと考えてみました。
富士山を登る年間30万人の人が、捨てられている空き缶やペットボトル、その他のごみを拾えば確かに拾った分だけごみはなくなります。
でも、ごみを捨てている人も同時にいるわけで、捨てる人と拾う人がいて、これではいたちごっこです。
肝心なのはごみを拾うことではなく、ごみを捨てないことではないでしょうか。
そのための啓蒙活動をすることが一番大切なのではないかと思ったのです。


野口さんの言う「人間一人ひとりの力は微々たるもの化もしれないが、結集することで非常に大きな力になるということだ」という考えに私もまったく同感なのですが、「ごみを拾う」ということで力を結集するのではなく、「ごみを出さない」ことに力を結集したら、もっとすごいのではないでしょうか。


今朝、犬を連れていつものサイクリングコースを歩いていたのですが、小道の両側にはあちらこちらに空き缶、ペットボトル、雑誌、コンビニのビニール袋、その他ありとあらやるものが捨てられているのです。
サイクリングコース沿いに住んでいる私の尊敬するM牧師は、しょっちゅう大きなビニール袋を持ってごみ拾いをしていらっしゃいます。
本当に偉いと、いつも感心しているのですが、そもそも毎日毎日ごみを道路や駐車場、山に捨てる人がいるということ自体が問題です。


そういえば、昔は公園に設置してあったごみ籠が弁当箱などでよくあふれていたのですが、ごみ籠を撤去して、ごみは持ち帰ってください、と各自治体でアピールし始めたところ、確かに捨てられるごみがうんと少なくなり、最近はほとんど見かけなくなりました。
これもひとつの賢明な方法だと思います。
シンガポールのように、ごみを捨てたら罰金500ドル、というのもひとつの方法ではありますが、「罰金があるから捨てない」ではなく、本来、良識ある人間としてごみを捨ててはいけないのです。
そして、その啓蒙活動は学校や地域社会、国を挙げて取り組ななければならないのですが、すべての始まりは「家庭」からです。
まずは、親が子どもにいいお手本を示し、ごみを道路や山に捨てないのは常識だということを幼いときから意識づけなければなりません。


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子どもに期待しよう!

2010.09.25日

親が子どもに期待すると、子どもにはそれがプレッシャーになって良くない、などとよく言われます。
でも、実際には親が子どもに期待することはとても大切なことです。
生徒や学生も教師に期待されると、その期待に応えようとして一生懸命頑張り、その結果成績も良くなります。
逆に、教師から期待されない生徒は、どうせ自分なんか期待されていないんだからどうでもいいや、という気持ちになって勉強しなくなり、ますますできなくなるという悪循環に陥ってしまいます。
同様に親に期待されていない子どもは、生活が投げやりになって、万引きや不良に走るケースも少なくありません。


一般的に言うと、過度な期待は本人を押しつぶすことにもなりかねないのでもちろん良くありませんが、適度な期待は逆に本人の持てる能力を引き伸ばすので非常に効果的です(「ピグマリオン効果」)。
仕事の場においても同じで、雇用者や上司に期待されている人はその期待に応えようとして一生懸命働き、ますますいい仕事をするようになるものです。
反対に期待されていない人は、仕事に精を出さなくなるため、仕事の質が下がり、その結果ますます信頼を失い、やがて仕事を失うことになることさえあります。


夫婦関係もそうです。
夫に期待されている妻は、いつまでも若々しく、きれいで魅力的な女性でいようと努力します。
妻に期待されている夫も、会社では立派な仕事をし、家庭では良き夫、良き父親になるよう努め、またお腹が出てこないよう運動もします。
期待されていない夫や妻は、家庭の外で欲求を満たそうとして、不倫やギャンブルや薬物など、危険なことに手を出すことにもなりかねません。


お父さん、お母さん、子どもに期待しましょう。
期待が子どもを育てます。


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相次ぐ虐待

2010.08.06日

最近、毎日のように幼児・児童虐待の記事がニュースで取り上げられています。
8月4日の読売新聞30面には、最近の主な虐待死事件が載っていました。


20100804-803635-1-N.jpg


「厚生労働省が08年4月〜09年3月に把握した子供67人の虐待死を調査したところ、死亡時の実父と実母(計97人)の年齢層は「20〜24歳」が21人と最も多く、「25〜29歳」が20人、「19歳以下」が6人で、10〜20歳代がほぼ半数を占めた。
少子化の影響で、子育てを見る機会が少ない。思春期以前から、出産や育児についての教育を充実させなければ、虐待は減らない」と記事にあります。


このような虐待死事件が報道されるたびに心を痛めている人は多いことでしょう。
原因のひとつは、確かに上に挙げられているように「親が未成熟」ということがあると思います。
しかし、「出産や育児についての教育」だけが問題の解決になるとは思われません。
現在、多くの学校で行われている性教育は望まない妊娠を避けるための避妊教育になっています。
命の尊厳を幼い時から教えておくなど、もっと根本的な人格教育を行う必要があります。
そして、これは学校だけに任せておく問題ではなく、まずは家庭から始めるべきことです。


高校時代の私の親友だったT君は、小学生から中学生にかけて、いつも父親からすごい虐待を受けていました。
家の中で殴られ、蹴られ、玄関までぶっ飛ばされることがしょっちゅうあったそうです。
彼は父親を憎み続け、大人になったらいつか絶対に父親を殺してやる、と復讐を心に誓っていたそうです。
高校時代、家に遊びに行って会った彼のお父さんは、とても柔和で優しく、彼の話が信じられないくらいでした。
私は素人カウンセラーになって、彼の話を聞いてあげ、お父さんに対する接し方などをアドバイスしました。
もちろん、私のカウンセリングが効果を上げたというわけではないでしょうが、彼はその後父親との関係を修復し、独立して働くようになってから両親のために家を買って住まわせてあげるようになりました。
この話を聞いたとき、本当に良かったと私は心から嬉しく思いました。


子どもの虐待は、子どもの心に大きな傷跡を残し、親子の関係を、さらにはすべての人間関係をひずませてしまいます。
成人の精神疾患など問題の原因の大半が子ども時代の親子関係にあるそうです。
実際のところ、子どもを虐待している人の多くが、子どもの頃やはり親から虐待を受けていたと言われています。
子どもが健全に成長するためには、親の子に対する愛情、子どもの絶対的な安心感、お互いの間の信頼関係などが不可欠です。
これは、単なる「出産や育児についての教育」で片づくような簡単な問題ではありません。
まずは家庭から、そして社会全体で真剣に取り組んでいかなければならない最重要課題です。


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おてんば三人娘

2010.08.05日

昨日のことです。
夜7時前に送迎バスが駐車場に着きました。
そして、ひとり、ふたりと生徒たちがバスを降りていきました。
しばらくして最後の中1の女子があわてて、
「待ってぇ〜!」
と大声で言いながら降りて、ドアを閉めてバスの後ろ側を回って走っていきました。
これだけならごく普通のいつもの光景で何も珍しくありません。
でも、私は直感的に何か胸騒ぎ(?)のようなものを感じました。
「ん?何だろう?」
自分でも何だかわからないままバスを降りましたが、ぐるっとバスの周りを回って、後ろのほうに行きました。
そして、最後列の席とバックドアとの間を覗き込むと、何とそのわずかなすき間にさっき降りて行ったはずの中1女子ふたりがうずくまっています。
ふたりが顔を上げて、信じられない、といった表情で私の顔を見上げました。
私は乗降口のサイドドアを開けました。
すると、そのふたりが立ち上がって後ろからゆっくりと出てきました。
「え〜!?学院長、どうしてわかったの?」
「学院長、鋭い!」
「そりゃそうだよ。学院長は何でもわかっているから」(私)
「信じられな〜い」
「こんなところで何してたの?」(私)
「...」
「月例テスト受けたくない...」
「何言ってるの。さあ、早く早く」(私)


本人達にはもちろん言いませんでしたが、こういうのを「小賢しい」(こざかしい)といいます。
「小賢しい」とは「1.利口ぶっていて差し出がましい。生意気である。 2.何かにつけて要領よく振舞っている。悪賢くて抜け目がない」(大辞泉)
つい数か月前までは本当に素直で純情で可愛いと思っていた子ども達が、あっという間に知恵(悪知恵?)をつけ、どんどん大人になっていきます。
もちろん諭しましたが、これも彼女達の成長のしるしだと私は受け止めています。
まあ、可愛いものです。
これが中2になるとまた中2らしくなり、中3になるとさすがに中3という感じになります。
1年ごとの生徒たちの成長振りには目を丸くします。
職業柄か、外で子どもを見ると、何年生か大体わかります。
去る6月にディズニーランドに遠足に行ったときも、小学生は小学生の、中学生は中学生の、高校生は高校生なりのそれぞれの成長振りが見られました。
面白いことに、大学生になると急に大人になり、もう我々とほとんど変わらなくなります。


ただ、中には社会人になってもまだ学生気分が抜けきらない人や、精神的に十分に成長していない人もいます。
しかし、これは個人差の問題で、この歳だから全員が必ずこうでなければならない、ということはありません。
親が自分の子どもを見るとき、どうしてもよその子と比べてしまい、○○さんのところの誰々ちゃんはこんななのにどうしてあなたはいつまでもこうなの、と言ってしまいがちです。
子どもはみんな一人ひとり違います。
他人と比較せずに、その違いをありのまま受け入れることが大切です。
そしてこれはすべての人間関係にも当てはまります。


うちの「おてんば三人娘」の成長を見て感じたことでした。


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幼児期の感覚教育

2010.07.04日

以前、このブログでご紹介した『世界一の子ども教育 モンテッソーリ』(「思いやりの心 3」)を読み返していて、私自身の子育て時代を思い出しました。


ふたりの息子達が小さい頃、毎日三人一緒に風呂に入っていました。
小さい浴槽でしたが三人で入って、楽しいコミュニケーションの時間でした。
最初はお湯につかっている間「いーち、にー、さーん」と数を数えて数字を教えました。


次に、赤・青・緑・黄のプラスチック製のカップの教育玩具を入手しました。
それぞれ1・2・3・5の割合で水(湯?)が入るようになっていました。
これを使って量の感覚を遊びながら教えました。
モンテッソーリ法でもこのような教育玩具をたくさん使用しています。


また、三人で順番に一文ずつ言って物語を作りました。
こんな感じです。
「昔昔あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました」
「おじいさんは川に洗濯をしに行きました」
「おじいさんが洗濯をしていると向こうからワニが近付いてきました」
「ワニがおじいさんを襲おうとした時、おばあさんが鉄砲でワニを撃ってやっつけました」
「おじいさんとおばあさんは獲物のワニを家に持って帰ってすき焼きにして食べました」
「おばあさんがワニの皮を市場に持って行って売ったらたくさんのお金になりました」
「おじいさんとおばあさんはお金持ちになっていつまでも幸せに暮らしました」
「めでたし、めでたし」


このゲームは本当に楽しかったです。
ふたりの息子はいまだにこのゲームを覚えています。
物語がどのように展開するか誰にもまったく想像がつきませんでした。
毎回、みんな大笑いしながらオリジナルの物語を作りました。
これはお勧めの親子ゲームです。
語彙を増やすことができるほか、作文力をつけることもでき、想像力を伸ばし、国語の基礎力をつけます。


車でどこかに出かける時は、走っている車の時速や走った距離の当てっこをしたりしました。


かるたやトランプのようなカードゲームや人生ゲームのようなボードゲームもよくやりました。


長男が8歳、次男が5歳の時、娘が生まれました。
妻の大きくなるお腹を撫でながら、私は毎日英語で話しかけました。
いわゆる胎教です。
そして、生まれてからは毎日風呂に入れながら英語で語りかけました。
"This is your little cute hand.
This is your arm.
This is your foot.
You have ten little fingers.
One, two, three, four...
You are a beautiful young lady.
You are very smart.
I love you very very much."


以来今日まで、私は娘にはずっと英語で話しかけてきました。
そして、成人した娘は準バイリンガル(英語は日本語ほど得意ではありません)になり、好きな本を英語の原作で読んだり、その本の朗読CDを聞いたりしています。


学習の基本は、鉛筆を握って机に向かうことではなく、生活の中で楽しみながら身につけていくことにあります。
これこそモンテッソーリの言う「子ども一人ひとりの『より豊かな人格を形成』」する感覚教育です。
とくに幼い頃の感覚教育は本当に大切です。


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刷り込み

2010.06.17日

オーストリアの動物行動学者、コンラート・ローレンツ(1903-1989)は、ハイイロガンの卵を人工孵化して、ガチョウに育てさせようとしました。
ガチョウが孵化させた雛は当然のようにガチョウの後について歩き、ガチョウを親と見なしているようにふるまいました。
ところが、一つの卵だけを自分の目の前で孵化させたところ、その雛は彼を追いかけるようになり、ガチョウのふところへ押し込んでも、他の雛がガチョウについて行くのに、その雛だけは彼を追ったということです。
雛は生まれた時には親の顔を知らず、生まれた後にそれを覚えます。
具体的には、生まれた直後に目の前にある、動いて声を出すものを親だと覚え込んでしまうことがわかりました。
したがって、ガチョウが孵化させた場合には雛はガチョウを親鳥と思い込み、ローレンツが孵化を観察した場合には彼を親鳥と認識することになるのです。
ローレンツはその後、雛と同じ寝室で寝て、一緒に庭を散歩し、自ら池の中に入って雛に泳ぐことを教えたといいます。
(以上Wikipediaより)


これを「刷り込み」と言います。
「ドラえもん のび太の恐竜」の中で、のび太が孵化させたフタバスズキ竜のピー助は、最初に見たのび太を親と思って、のび太について回るのもこの刷り込みの結果です。


これはとくに鳥類に多く見られる習性のようですが、一部の哺乳動物にも見られるそうです。
そういえば、人間の赤ん坊も最初に見る人を親と思って育ちます。
そして、親のあとをついて回ります。
よく「子どもは親の背中を見て育つ」と言いますが、思い当たる出来事が昔ありました。


高校生の時、友達に誘われて行楽地でホットドッグを売るアルバイトをしたことがあります(「自分のすることに誇りをもて」)。
スバルサンバーという軽の小さなバンの中でキャベツを炒めてパンの間にウィンナーとともにはさんでホットドッグを作り、コーラなどの飲み物と一緒に道路上で売るのですが、とにかくめちゃくちゃ高いのです。
私はあまりにも高いので、悪いことをしているような気がしてならず、すぐにやめてしまったのですが、友達と一緒にアルバイト料をもらいに行きました。
その会社の社長の家の横にある倉庫のようなところでお金を受け取ったのですが、そのときその社長の息子、といってもまだ幼稚園児なのですが、その子が笑いながら私の友達の足をいきなり蹴り始めたのです。
社長は怖い顔をしたおじさんでした。
私たちはお金を受け取ると逃げるようにそこを出て、それ以降二度とその家には近寄りませんでした。
そのときつくづく思いました。
「ああ、子どもは親の背中を見て育つんだな」と。


いい意味においても、悪い意味においても、子どもは親の背中を見て育ちます。
スポーツ好きな親の子どもはスポーツが好きになるし、芸術を愛する親の子どもは芸術を愛するようになり、読書が好きな親の子どもは読書が好きになります。
これまでに教えてきた生徒で英語が嫌いという何人かの子にその理由を尋ねました。
返ってきた答えは、
「親が英語が嫌いで、英語なんかやっても何の役にも立たないと言っていた」
でした。
私が英語を好きになった理由も父でした(「成功の背景」)。
親の責任は重大です。


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親にできること

2010.06.10日

昨日のブログ「警告!警告!」に、日本でもドラッグの問題は侮れないと書きました。
実際のところ、アメリカでも昔はごく一部の問題のある家庭でのみ見られていたドラッグの問題が、今ではブライアン・トレーシーや心理学者、大学教授のような親の下でも、どの家庭でも起こりうる問題だと言っていました。
また、日本でも昨年当たりから兵庫県の中学生の間でドラッグがかなり行き渡り、興味本位で始めていた生徒が結構いて、親や学校の教師を驚かせていたと、ニュースで報じられていました。
昨日の記事の中に書きましたように、日本もアメリカのあとを追うように、同じような問題が次々と確実に広がってきていますので、私たちも気をつけなければなりません。


昨日、ご紹介した How to Raise Happy, Healthy, Self-Confident Children のCDの中で、ブライアン・トレーシーは子どもをドラッグから守るために、次の3つが大切だと言っています。
1.両親の愛情
2.子どもの高いセルフイメージ
3.子どもの将来の夢


一般的に言って、上の3つのポイントは、子どもをドラッグから守るためだけでなく、子どもを健全に育てるために必要不可欠なものです。
これまでにもこのブログの中で語ってきましたが、親が子どもに深く係わること(「上質な時間」)、子どもをほめること(「賢い親はほめ上手」)、子どもに夢を持たせること(「視野を広げる」)は、子育てのABC、基本中の基本です。


そして、これらは一朝一夕にできることではありません。
親自らが、普段から上の3つを意識して子どもに接しなければできません。
しかし、やらなければならないことであり、誰にでもできることです。


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思いやりの心 3

2010.06.04日

今読んでいる『世界一の子ども教育モンテッソーリ 12歳までに脳を賢く優しく育てる方法』に面白いことが書いてあります。
少し長くなりますが、以下に引用します。
「しんじ君は、台所に用意してあったケーキを後で食べようとして、緑の戸棚の中に入れました。しんじ君が台所から出た後で、お母さんがそのケーキを青の戸棚の中に移してしまいました。その後、しんじ君が台所に戻ってきました。さて、しんじ君はどちらの色の戸棚にケーキを取りに行くでしょう。
という質問を、3歳から9歳の子どもにします。
その結果、4歳未満では「緑の戸棚」と正しく答えられた子どもはほとんどいませんでした。しかし、4歳から5歳では57%が、6歳から9歳では86%の子どもが正しく答えることができました。
(中略)
4歳以上の子どもの半分以上は、ケーキが青の戸棚に移されたことは自分にはわかるが、しんじ君にはわかっていないはずだということを理解しているのです。彼らには他者の立場に立って考えることができる、『心の理論』があると考えられます。心の理論の獲得は、他者を理解するために必須のものであり、その獲得によって子どもは、他者への思いやりや共感といった対人関係を形成する心的機能を発揮できるようになるのです」


普通の子どもは大体年齢とともに自然と他者の立場に立つことができるようになり、それが他者の理解につながるというのです。
ここで注目したいのは、上に挙げた「6歳から9歳では86%の子どもが正しく答えることができた」という点で、9割近くということはほとんどの子どもということですが、同時にそれが理解できない子どもが14%もいるということです。
これはどこから来るのでしょうか。
遺伝の要素もまったく否定することはできません。
しかし、もっと大きな要因となるのは、やはり子どもに対する親の係わりだと思うのです。
子どもが小さいときに、親が子どもと係わりをたくさん持てば持つほど、知能は発達するし、他人の立場の理解や他者への思いやりができるようになります。
親の係わりについては、昨日のブログ「上質な時間」にも書きましたが、親は意識して子どもと上質な時間を共有して、価値観を教え、喜びや悲しみなどを子どもと一緒に体験することがとても大切です。
「忙しい」「疲れた」と言って、子どもと係わる時間が少なくなればなるほど、子どもは頭脳だけでなく、精神的にも健全に成長することができなくなります。


これまで多くの子ども達と接してきて、やはり親や祖父母とのつながりや信頼関係が固い子どもほど、頭脳も精神面も成長していることがよくわかります。
高校を中退する生徒の9割近くが、親や学校の教師が自分のことを心にかけてくれていない、と言っているそうです。
思いやりの心を持った子どもに育てるには、まず親自身が子どものことを思いやれるようにならなければなりません。


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雑草にも栄養が必要!?

2010.05.31日

今朝、庭の雑草がちょっとうっとうしくなってきたので、大きく伸びた雑草を1本引き抜いたら隣の雑草も気になり始め、結局30分あまりかけて全部抜いてしまいました。
大発見をしました。
なんと、雑草にも栄養が必要だ!ということです。


家の陰になっているところに生えている雑草はいとも簡単にすっと抜けてしまいます。
ところが、陽の当たっているところの雑草は、根が張っていてなかなか抜けません。
たかが雑草、されど雑草。
やはり雑草も必死で生きているのです。
雑草といえども、雨の水や太陽の光など、栄養が必要なのです。
日陰で育った雑草はひ弱。


あっ、そうか!
なんだ、人間も一緒じゃないか。
雑草は放っておいてもどんどん生えてきますが、きれいな草花はしっかりと手入れしなければちゃんと育ちません。
今読んでいる『世界一の子ども教育モンテッソーリ 12歳までに脳を賢く優しく育てる方法』によると、子どもの脳が大きく成長するのはクリティカル・ピリオド(臨界期、敏感期)と呼ばれる幼児期から7〜10歳までだそうです。
これは、脳のシナプス密度の増加時期とも一致していて、15歳頃には大人の密度になっています。
この間に、しっかりと脳を訓練しておくのとしておかないのとでは、その後大きな差が開くのは明らかです。
別に幼児から英才教育をすべきだと言っているわけではありません(やったほうが効果はあるでしょうが)。
しかし、英才教育以上にもっと大切なのは、幼児期の家庭における親子・家族間の対話や人間関係です。
親との会話がほとんどなく、放ったらかしにされていた子どもの知能が低いのはごく当然のことです。


先週、送迎バスの中で、小学1・2年生の子ども達が、「昔、昔、あるところに...」と自分で即興でストーリーを作って話すゲームをしていました。
小学2年生のF君の話を聞いていて驚きました。
「凶器」とか「とてつもない」等など、2年生では普通知らない言葉をストーリーの中に連発するのです。
私が小学2年生の頃の語彙とは比べものになりません。
語彙が豊富なF君は、やはり算数も国語もよくでき、漢字もすぐに覚えます。
勉強の基盤ができているのです。
彼は今8歳です。
8歳になって言葉を覚え始めたのではありません。
語彙が豊富なだけではありません。
ストーリーも面白くて、しっかりした構成になっています。


雑草ですら、水や光などの栄養が十分でないとひ弱になるのですから、ましてや人間の子どもの場合、食事や睡眠、運動など物理的な環境のほか、親や兄弟など周りの人たちとの係わりが精神的・心理的・頭脳的な発達に大きな影響を与えることは疑う余地がありません。


親の子どもに対する接し方が子どもの「セルフイメージ」を決定づけます。
昔聞いた話ですが、アイルランドのひとりの少女の顔全体が真っ赤なあざでおおわれていました。
しかし、この子はそのことを全く苦にしていず、ほかの子よりも高いセルフイメージを持っていました。
生まれたときからずっと両親が温かく、愛情いっぱい育て、顔のあざのことを次のように言っていたというのです。
「お前が生まれるときに、天使がキスをしてくれたんだよ。
だから顔についているのは天使のキスマークなんだ。
人が何と言おうと全然気にすることはない。むしろ天使のキスマークを誇りに思いなさい。
お父さんとお母さんは、どこかに行ったときなど子どもがたくさんいるときにも、天使のキスマークのお陰で、お前がどこにいるかいつでもすぐにわかるし、それでこれまでどれだけ助かってきたかわからない。
お前はお父さんとお母さんの一番大切な宝物だよ」


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子育てを楽しみましょう!

2010.05.12日

先日、親野智可等さんのメルマガを読んでいたらとても面白い記事に出くわしました。
皆さんにぜひともお分かちしたくて、下に一部を引用させていただきます。


「次は、2年生のN君とS君のお話です。
生活科見学で、みんなで電車に乗って動物園に行ったときのことです。
N君とS君は、電車の一番前の車両で運転席のすぐ後ろに乗っていたので、進行方向の線路がよく見えました。
N君「線路ってすごいな、どこまでも続いてる。線路の下にある木もずっと続いてる。こんなにすごいの、誰が作ったんだろう。猫だったらおもしろいな」
私「……(なんで猫が出るんだろ?)」
S君「そりゃあ人間でしょ。猫が作るわけないじゃん」
N君「え〜、なんで、もしかしたら猫が作るかもじゃん」
S君「猫が作るわけないじゃん」
N君「わかんないじゃん、もしかしたら作るかもじゃん」
S君「イヤ、猫は絶対作らない。犬だったらもしかしたら作るかも知れないけど、猫は作らない」
私「……(みょうに説得力があるな)」


私はこれを読んで思わず声を上げて大笑いしてしまいました。
涙が出てきました。
親野さんがこのあと続いて、次のように書いておられました。


「ところで、私も、若いころはこのような子どもたちのおもしろさを味わうことができませんでした。
心に余裕がなかったからです。
なぜ余裕がなかったかと言えば、「こうさせなければ」「これができるようにさせなければ」などの思い込みが強過ぎたからです。
つまり、自分が描いたイメージを子どもに押しつけることばかり考えていたのです。
当然、口にする言葉も、「なんで○○しないんだ」「○○しなきゃだめだろ」などの否定的な言い方が多かったわけです。
でも、ある時から考えが変わりました。
自分のイメージを押しつけることをやめ、子どものありのままの姿や気持ちを理解し受け入れることを大切にするようになりました。
当然、口にする言葉も共感的な言い方が多くなりました。
同時に、心に余裕が出てきて、子どもたちのおもしろさも味わえるようになりました」


私も若い頃はただひたすら一生懸命仕事をしていて、35年以上におよぶ教師歴の中で、常に教えることに必死でした。
なんとかして彼らにひとつでも多く学んで、賢くなってもらいたい、いい成績を取ってもらいたい、志望校に合格してもらいたいと。
そして子育てにも必死でした。
立派な子どもに育てたいと。
その結果、いつもあまり余裕がありませんでした。
しかし、子育てがようやく一段落ついた今、子ども達の楽しさが本当によくわかるようになってきました。
今、毎日、小中学生・高校生と接していて、彼らが可愛くて仕方ありません。


デパートやショッピングセンター、レストランなどで見かけるよその子どもも本当に可愛くて、ついつい微笑んでしまいます。
今朝も犬の散歩をしているとき出会った、お母さんに抱かれた1歳の赤ちゃんの可愛かったこと。
思わず息をのんで立ち止まり、赤ちゃんと(お母さんとも)お話しました。
そして、最近気づきました。
若い間に自分自身の子育てや、また仕事をとおして接してきた子ども達をもっともっと楽しんでくればよかったと。


面談などをしていてお父さん、お母さん方とお話していると、皆さんご自分の子どもが可愛くて子育てに一生懸命なのですが、ひとつ欠けていることがあるように思われます。
それは、「子育てを楽しむ」ということです。


「親孝行したいときに親はなし」と言いますが、もう一度子育てをしたいと思うときに、子どもはもう巣立ってしまっています。
今、子育て真っ最中の皆さん、今のうちに子育てをもっと楽しんでください。
子どもは宝です(「Happy Birthday, Masato!」)。


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視野を広げる

2010.04.30日

三者面談をしていて気づくのは、志望校とか将来の目標がはっきりしている生徒は、それだけ勉強にも力が入ってるということです。
このブログでも目標を持つことの大切さをこれまで何度も書いてきました(「目標を持つことの大切さ」ほか。エントリー検索をご利用ください)。


逆に具体的な目標のない人は、行き当たりばったりの人生を送ることになります。
そこで面談では必ず「目標」を尋ねます。
よく返ってくる答えに、
「まだ具体的な目標はありません。高校は行けるところに行ければ」
「将来の夢はまだわかりません」
というのがあります。
確かに、中学生ぐらいで将来の夢を明確に持っている子などそうはいません。
また、夢は成長とともにどんどん変わっていきます。
それでいいのです。
私自身、小学生の頃は科学者になりたいという夢を持っていました。
中学生の頃は外交官。
高校生の頃は弁護士。
大学生の頃は学者。
大学院の頃は牧師・カウンセラー。


子どもに夢を持たせるためには、子どもの世界を広げなければなりません。
子どもの知っている世界はとても小さいです。
子どもの視野を広げるために、たとえばこのゴールデンウィークや夏休みなどを活用して、家族旅行に行くこともいいでしょう。
また普段、家庭で簡単にできることとしては、テレビのいい番組を見ることです。
お奨めはたとえば、
「ガイアの夜明け」「ハイビジョンスペシャル」「世界のドキュメンタリー」「ルビコンの決断」などです。
子どもにはまだ少し難しいかもしれませんが、こういった番組を家族みんなで見て、そして家族で話し合う、こういったところから子どもの世界がどんどん開けていきます。
その中から、子どもが興味を持ったものが将来の夢につながるかもしれません。


「子どもの視野を広げる」 ― これが夢を持つきっかけになります。
そして夢ができたら、親が勉強しろと言わなくても、子どもは夢実現のために自分から進んでどんどん勉強するようになります。


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賢い親はほめ上手

2010.04.25日

面談をしていて、お母さん(お父さん)方に子どもをほめることの大切さをよくお話します。
すると次のような答えが戻ってくることがあります。
「ほめることが大切なのはわかりますが、ほめることがないのです」
「ほめると調子に乗って、ますます何もやらなくなってしまいます」
本当にほめるところがないのでしょうか?
ほめると調子に乗ってしまってかえってだめになるのでしょうか?


私はこれまでほめることの大切さを繰り返しこのブログで語ってきました。
試しにこのブログの左上にある「エントリー検索」に「ほめる」あるいは「ほめて」と入力してみると、10稿以上の記事が検索されます。
今日、本屋さんでいろいろな本を見ていたら、中に「ほめると子どもをだめにする」と書いてあるものがあり、正直驚きました。


私自身、子どもの頃のことを思い出してみると、親や先生や友達や周りの人にほめられるととても嬉しくて、ますます頑張ったものです。
逆に、親などから叱られたり、けなされたりすると、やる気をどんどんなくしたことを思い出します。
毎日多くの生徒に接していて、やはりほめることはとても大切で、効果的である、と思い知らされています。


「ほめるところがない」というお母さん方へ。
実際にはほめるところはいくらでも見つかります。
ただそこに気づいていないだけのことです。
何か文句をつけたくなったら、それには思い切って目をつむりましょう。
そして思いっきりポジティブになって、子どものよいところを探しましょう。
ひとつでもふたつでもいいところが見つかったら思いっきりほめましょう。
「豚もほめれば木に登る」と言うぐらいですから、とくに子どもには効果抜群です。


小さい頃、ほめられて育った子どもは高いセルフイメージを築きます。
そして高いセルフイメージは、想像もつかないような大きな力の源泉となります。
ほめられたことがきっかけで、勉強やスポーツができるようになった人はもちろんのこと、のちにノーベル賞を取った人までいるぐらいですから。


賢い親はほめ上手です。


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夫婦円満の秘訣

2010.02.23日

「破(わ)れ鍋に綴(と)じ蓋(ぶた)」ということわざがありますが、どんな人でも、その人に似合った、結婚相手がいるというたとえです。
由来は、ひびが入った鍋には、修理をした蓋が合うように、その人に、似合った相手と、 一緒になるほうが、互いに、つりあいが取れて、うまくいくということから生まれたそうです。
「似た者夫婦」というような意味もあります。


昨夜、寝る前に妻が「鍋に蓋」っていう表現があったかしらと言ったので、上のことわざを思い出し、世界三大悪妻の話を妻にしました。
世界三大悪妻は、哲学者ソクラテスの妻クサンティッペ、作曲家モーツァルトの妻コンスタンツェ、作家トルストイの妻ソフィアと言われています。
いずれも後の作り話とも言われていますが、世界三大○○というのは人の興味をそそるタイトルです。
ソクラテスは独身の男性に結婚について尋ねられたとき、次のように答えたそうです。
「ぜひ結婚しなさい。よい妻を持てば幸せになれる。悪い妻を持てば私のように哲学者になれる」
またあるとき、クサンティッペがソクラテスに次のように言ったそうです。
「屁理屈ばかり言っていないで働きなさい」
ところがソクラテスはまったくそれに動じないので、妻は彼に頭から水をぶっかけたそうです。
するとソクラテスはすました顔で、
「雷の後の雨はつきものだ」と言ったといいます。
この話をしたら、妻が吹き出して大笑いしました。


本当に結婚というのは、いい結婚をすると幸せになれるし、下手な結婚をして不幸になるぐらいならしないほうがましです。まあ、哲学者にはなれるかもしれませんが。
私は幸いなことに哲学者にはなりませんでした。


妻は私によく言います。
「私たちは本当に似た者夫婦ね」
本当に、物事の考え方や感じ方、価値観がとても似通っています。
ですからいろいろなことに一緒に感動し、一緒に泣き、一緒に喜びます。
結婚してからだんだんそのようになってきたようです。
まさに「破れ鍋に綴じ蓋」です。
自営業をやっていることもあって、妻と私はそれこそ朝から晩までほとんどずっと一緒です。
「亭主元気で留守がいい」というテレビCMが何年か前に流行ったことがありますが、妻は「留守は困る」と言います。


結婚する前に、その直前に離婚したオーストラリア人の友人から素晴らしいアドバイスをいただきました。
「いつまでも友達同士でいること。これが幸せな結婚生活を続けるコツよ」。
私たちは、このアドバイスに忠実に従ってきました。
ですから、もうすぐ結婚して28年になるのにいまだに友達同士のような感じで、新鮮です。
上のアドバイスをくれた友人も再婚して、ずっととても幸せな結婚生活を送っています。
日本では、夫婦は空気のような存在だと、よく言われますが、お互いに意識して、相手をいたわり合い、支え合う、「破れ鍋に綴じ蓋」のようにお互いに補い合うことが大切なのではないでしょうか。
1年に1日、2月2日の「夫婦の日」だけ良い夫婦になるのではなく、1年365日よい夫婦でいることが、一番いい子ども教育になります。


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子どもの目線で

2010.02.16日

火曜日は小学生のキッズクラブ英語クラスのバス送迎があります。
いつもバスに乗ってくると一番に、
「先生、なぞなぞだよ!」
と小2のYちゃんが私に声をかけてくれます。
今日のなぞなぞは、
「いすはいすでも飛ぶいすはな〜に?」
私はバスを運転しながら必死で考えます。
(う〜ん...いす、いす、飛ぶいす、いす、いす...)
「あっ、わかった!うぐいす!」
「あたりっー!
じゃあ、次の問題だよ。山を登る車はな〜んだ?」
(う〜ん、う〜ん...これは難しい。くるま、くるま、くるま...)
「わかったー!ジェットコースター!」
「あたりー!」


3週間ほど前の問題は、
「象よりも大きくて、アリより小さい動物はな〜に?」
(えっ!? 象よりも大きくて、アリよりも小さい...なんだ、そんな動物っているか?)
「あっ、わかったー!イルカ!そんなのいるか!」
「あたりー!」


いつもこんな調子で、Yちゃんは私を楽しませてくれます。
Yちゃんは私にとても大切なことを教えてくれています。
それは、「子どもの目線」です。
大人になると、どうしても大人の目でしか物事が見えなくなります。
子どもが何かバカなことを言ったり、したりすると、「くだらない!」とか「ばかだな!」という目で見てしまいがちです。
でも、子どもはいろいろなことをとても新鮮な目で見て、驚き、喜び、悲しみ、と感情をもろにぶっつけてきます。
このようなとき、私たちは子どもの目線に立って、一緒に驚き、喜び、悲しむ、つまり子どもの気持ちと自分の気持ちを合わせる、感情を共有することがとても大切です。
子どもは自分の考えや気持ちが受け入れられているか、拒絶されているか、バカにされているか、とても敏感に感じるものです。


ダジャレを繰り返す○○商会のテレビCMはとても印象に残ります。
「コピー用紙ないや。
ようし、補給しよう。
サイズは...A4でえーよーん。


お、トナーがない。
頼まないとなー。
バインダーないな。
頼めバインダー」
というやつです。


私も授業中よくダジャレを使います。
「Shall I 〜? は 私が〜しましょうか?という意味。
私が 支払い(Shall I) しましょうか?」
生徒たちは吹き出しそうになるのを堪えながら、「さむー!」と言います。
でも、昨日の中3最後の英語の授業でひとりの生徒が答案用紙の裏に書いていました。
「学院長のダジャレで多くの英語を覚えることができました(笑)」
これでいいのです。寒かろうがなんであろうが、覚えてくれればいいのです。
これも「生徒の目線」のひとつです。


昨日もひとりの生徒が私にバレンタインのチョコレートをくれて、私は思わず、
「ひょっとして、これって本命?」
「...」
それを見ていた別の生徒が教室に駆け込んで言って大声で、
「学院長が本命チョコをもらったぞー!」


私はいつも小学生や中高生に囲まれていて、いつまでも気持ちを若く保つことができて幸せだなぁと感じています。
みんな、ありがとう!


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惜しまずにどんどんほめましょう!

2010.02.08日

三日前のブログ「セルフイメージ」にも書きましたが、子育てで「ほめる」ことほど大切なことはありません。
ところが親が一番苦手なのがほめることのようです。
昨日の説明会に来られたお母さん方も、子どもをほめるのが難しいとおっしゃっていました。
ついつい小言を言ったり、叱ったりして、けんかになってしまうそうです。
ほめるところを探すのが大変。
もし、何かほめようものなら調子に乗ってしまう等など。


昨日、ちょうど説明会をやっている時間に、ひとりのお母さんからメールが届いていました。
「(前略)
今だに○○(子どもの名前)とアカデミーでの事を話します、今日も『S塾やC塾だったら、今の俺はいなかったな〜』と言ってました。
(中略)
アカデミーとの出会いは運命もありますが、誠を持って正しく生きていると、本当に幸せな運命に自然と巡り会える気がします。
妹も頭痛、腹痛がよくあり学校は休みがちですが、アカデミーだけは行きたいと言いますので、親の私もアカデミーは心の支えになってます」
説明会後、このメールを読んで私は本当に嬉しく思いました。


今日は、午前中また歯医者でした。
治療が終わって受付で支払いをする時、いつもの受付の方が突然おっしゃいました。
「アカデミー学院のチラシ見ましたよ。
舟田先生、すごいですね」
と言ってパチパチと拍手してくださったのです。
いつもは、
「今日は○○円です。お大事にどうぞ」
「ありがとうございました」
というありきたりの会話で終わっているのですが、今日は思わぬおほめの言葉をいただき、とても嬉しくなりました。


昨日のひとりのお母さんからのメールといい、今日の歯医者さんの受付の方の言葉といい、やはりほめ言葉というのは嬉しいものです。
そして、ほめていただくとますます頑張ろうと思います。
子どもも同じです。
ほめるのを惜しんではいけません。
ほめられて怒る人や不愉快になる人はいません。
どんどんほめましょう!
ほめるとその人のセルフイメージは高まり、自信がもてるようになり、今までなかった力まで発揮できるようになります。


ほめるのは子どもだけではありません。
夫を、妻をもっとほめましょう。
親をほめましょう。
同僚を、友人をほめましょう。
上司を、部下をほめましょう。
そうすれば、自分のセルフイメージも高まり、人間関係はますますよくなります。


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セルフイメージ

2010.02.05日

親の子どもに対する接し方や言葉遣いを見ていると、あまりにも否定的な言葉が多すぎるように思います。
「さわっちゃだめ!」
「お前は何をしてもだめだね」
「何度言ったらわかるの?」
「さっさとしなさい。ぐずだね!」
「なんでこんなことができないの?」
「また壊した!」
「ほらほら、こぼしているでしょ!」
「服を汚しちゃだめ!」
「バカ!」


このような言葉を聞いて育った子どもはどうなると思いますか?
そう、自分は何をやってもだめなドジで、ぐずで、バカで能無しな人間だと思うようになります。
何かやろうとしても、失敗したら叱られるからやめておこうと思い、チャレンジしなくなります。
セルフイメージが低くなるのです。
そしてその結果、本当に何もできなくなります。


一昨日のブログ「未来日記」の中で紹介したブライアン・トレーシーは、4人の子どもがまだ幼かった頃、ことごとくほめたそうです。
「お前は頭がいい!」
「美人だ!」
「世界で最高に素敵だ!」
「ユーモアのセンスがある!」
たとえ失敗しても、「よくチャレンジした。今度はきっとうまくいくよ!」と言い、
学校の成績が1つを除いてほかは全部悪くても、
「よく頑張った!素晴らしいじゃないか。残りの科目はこれからきっと上げられるよ」と言って励ましたそうです。
その結果、4人ともセルフイメージの高い子どもに育ったと言います。


セルフイメージが高いと、普通だったらできないこともできるようになります。
ブログ「未来日記」に書いたように、成功の80%は心理的なものです。
まずは自分自身を信じなければ、何もできるわけがありません。
子どもをいかにうまく育てるか、決して簡単なことではありません。
しかし、言葉遣いをちょっと変えるだけで、子どもはどんどんセルフイメージを高めて育っていきます。
早速今日から、子どもに対する言葉遣いを変えてみませんか?


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ほめてやらねば 人は動かじ

2010.01.26日

「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」
これは山本五十六の有名な言葉。
親の多くが、毎日、子どもに対して口うるさく、○○しなさい、△△するな、などと言っているのではないでしょうか?
親はどうしても自分の子どもの欠けているところが目につき、何とかして少しでも良くなって欲しいと思って愛情から言うのですが、子どもにはその親心はなかなか伝わりません。
むしろ大切なのは、「ほめる」ことです。


昨日、たまたま中1のデータベースのクラスを通りかかったとき、K君がもくもくと問題に取り組んでいる姿に気づきました。
彼の書いている答案の文字を見て驚きました。
お手本のような、ものすごく丁寧できれいな字なのです。
K君は塾ではみんなの人気者で、とても明るく愉快な子なのですが、勉強に関してはこれまであまり意欲的でなく、家庭学習のほうは...。
そこで私は、K君に言いました。
「K君、きれいな字を書くね!中1の男子でこれほどきれいな字を書く子はいないよ」
「えっ、そうですか?」
「習字習ってるの?」
「いいえ、習ってません」
「習字習ってなくてこんなきれいな字が書けるなんて、君すごいよ!」
「ありがとうございます!」
「これは頭のいい子の書く字だよ。君には素質がある。これから勉強頑張れば、きっとものすごく伸びる!」
「わかりました!頑張ります!」


私は生徒に限らず、だれでもその人のいいところをできる限り見つけて、ほめるようにいつも心がけています。
ほめられて腐る人はいませんが、注意されて腐る人はいくらでもいます。
ほめられるとやる気が出てきて、その人の期待に応えようとさらに努力するようになります。
集団の授業でも、個別の授業でも、少しでも頑張っている生徒を見たらその場でほめます。
すると、ますます頑張るようになります。
これが「ほめてやらねば 人は動かじ」です。


親も、もっともっと子どものいいところを見つけてほめるようになると、子どもは親の期待に応えようとして、ますます頑張るようになります。
「あなたは何をやってもだめね。何よ、これは!」
と言われるのと、
「おお、すごーい!よく頑張ったね。前よりうんとよくできるようになった。もうちょっと頑張ったら、きっともっともっとうまくなるよ!」
と言われるのでは、あなたならどちらが気持ちいいですか?


「やってみせ 言って聞かせて させてみる」。ここまでなら誰にでもできます。
このあとの「ほめる」ことが一番大切なのです。


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少子高齢化

2009.12.16日

最近、夕方(4時〜6時半頃)の小学生のバス送迎をしていて気づいたことがあります。
この時間帯、以前は塾の送迎バスがいっぱい走っていたのですが、最近は塾のバスの数がめっきり減りました。
夕方、送迎していて出会うのは塾のバスではなくて、デイケアセンターなど老人のための送迎バスなのです。
この老人のための送迎バスの数が半端じゃありません。
ちょうど以前の塾バスの数に匹敵するのです。
これに気づいたとき、「ああ、ここでも少子高齢化が進んでいるのが実感できるな」と改めて驚きました。


送迎バスだけではありません。
公園で遊んでいるのは子どもたちではありません。やはり老人です。
川沿いのサイクリングロードもそうです。自転車に乗っている子どもを見つけるのは困難です。ほとんどは散歩している老人です。
プールに行っても、利用客のほとんどは老人です。
図書館でもそうです。
以前、子どもがたくさんいたところは、そのほとんどで子どもの姿が老人に変わっているのです。
本当にあっという間のことです。
いつの間にこんなふうになったのか、気づきませんでした。


老人が増えたことが悪いのではありません。
素晴らしいことです。
日本は世界1の長寿国。
日本の気候や食生活、飲料水、ライフスタイル、医療等など、どれもが老人の数の増加に一役買っています。
これは誇るべきことで、何も恥ずべきことではありません。
私自身も、気持ちはいつまでも若いのですが、いつの間にか「老人」のグループにあと一歩のところまで近づいてきました。
だから、というわけではありませんが、老人は今後ますます大切にし、老人が安心して住まうことのできる社会を築いていかなければなりません。


問題は「少子化」です。
原因はいろいろあるでしょう。
先行き不透明な経済が原因だとか、将来の年金だとか、子育てにお金がかかるだとか、いろいろ言われています。
確かにこれらも原因のひとつでしょう。


しかし、一番大きな原因は、日本人が全体的に「自己チュウ」になってきているということだと思うのです。
経済的なことを言うなら、昔の日本はものすごく貧しかったけれど、どこの家も子沢山でした。
今でも、世界の国々を見ると、貧しくても子どもがたくさん生まれている国はいくらでもあります。
子育ては経済的に大変と言いながら、一般的な日本人の生活は世界的に見て、とても贅沢です。
家の中にはどの部屋にもエアコンがついていて、大型冷蔵庫があり、パソコンや大型テレビがあり、と立派な家電で溢れています。
また、ファミリーレストランなど、どこの外食産業も人で溢れています。
小学生から老人まで、ほとんどの人が携帯電話を持っています。
旅行やその他の趣味にお金をかける人もいっぱいいます。
それでいて、子どもを生んで育てるお金がない、というのはちょっとおかしいのではないでしょうか。
みんながみんな、自分の生活を第1にする、このような考え方で子どもを生まないことを選択していったら、将来の日本はどうなるのでしょうか。
今でも、アジアの周りの国々にどんどん追い越され、取り残されるようになってきているのに、このまま進むと、日本は確実に「沈没」してしまうでしょう。


少子化の問題を解決するのは、決して「子ども手当て」ではありません。
日本人みんなの再教育が必要だと思うのです。
一人ひとりが自覚し、協力していかなければ、この問題は絶対に解決しません。
あなたには何ができますか?


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手をかけるな、心をかけよ

2009.10.25日

子育ては難しいものです。
みんな、あっちで頭をぶっつけ、こっちで頭をぶっつけで、何度も失敗します。
親は失敗を繰り返しながら学んでいくものです。


でも、子育てだけでなく、教育においても、さらにはすべての人間関係においても通じるものがあります。
それは、手をかけ過ぎないこと。その代わりに、思いっきり心をかけることです。


多くの親や教師は、また会社の上司は、子どもや生徒、部下に手をかけ過ぎます。
その結果、いつまでたっても自立できない子ども、生徒、部下が生れるのです。


動物界において、たとえば雛が卵の殻を割って出てくるのを、親鳥は手伝いません。
雛は自分の力で殻を割って出てこなければならないのです。
手伝うとこの雛はだめになってしまいます。
脱皮もそうです。苦しみながら脱皮しますが、親は手伝いません。そして、脱皮しなければ成長はありません。


人間も同じです。
手をかけ過ぎると子どもをだめにしてしまいます。
もちろん放ったらかしにしておいてはだめです。
心をかけるのです。


たとえば、勉強を教えるとき、下手な教師は一から十まですべてを教えようとします。
教え過ぎるのはだめな教師です。
一だけではだめでしょうが、二、三を教え、生徒に考える時間を与える。
わからないようであれば、ヒントを与え、見守る。
それでもだめだったら、様子を見ながら四を教え、必要であれば五を教える。
普段からこのようなやり方をしていると、「一を聞いて十を悟る」子どもを育てることができるのです。
一から十まで、いつも全部を教えていると、その子は依存心が強くなり、自分で考えようとせず、いつまでたっても自立できなくなります。
今、日本にはこのような子どもが多いのではないでしょうか?
これは親の、そして社会の責任です。


子どもにお小遣いを与え過ぎることも同様によくありません。
お小遣いは、限られた範囲内でいかに有効に使うか、貯金して計画的に使うかを学ばせる絶好の教育の場です。


心はかけても、手はかけるな。
これが本当の子育てであり、教育です。


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遺伝か環境か

2009.10.01日

うちで飼っているラブラドールを見た小5のH君が「名前なんていうの?」と聞いたので、
「何だと思う?ラブラドールだよ」と言ったら、
「あっ、ラブだ!」
「正解。前に先生の知り合いのアメリカ人がやっぱりラブラドールを飼っていたんだけど、名前は『愛』ちゃん。アメリカ人が日本語で『愛』ちゃんて名前をつけて、うちの犬は『ラブ』て英語の名前で反対だった」
「先生、ラブは走るの速い?」
「速くないよ。でも愛ちゃんは同じラブラドールでもものすごく速かった。実は飼い主のアメリカ人がスポーツマンで、いつも愛ちゃんを自転車で散歩に連れて走っていたからよく訓練されていたんだ。それで救助犬の資格まで持っていた。
あるとき、ラブと愛ちゃんを一緒に大磯の海岸に連れて行った。アメリカ人が木切れを海の遠くのほうに投げたら愛ちゃんは海に飛び込んで泳いで取りに行った。それにつられてうちのラブも一緒に海の中に飛び込んだけど、初めての体験で波に足をすくわれておぼれそうになった」
と話がはずみました。


誰が聞いても愛ちゃんが運動神経が良くて、うちのラブの運動神経が悪いのは、飼い主の遺伝だとは言いません。
飼い主の生活スタイル、犬の訓練の仕方が違いを生み出しています。
もしも、ラブが生まれたときからこのアメリカ人のもとで育てられていたら、きっと愛ちゃんのように運動神経が良くなっていたでしょう。また、愛ちゃんをうちで飼っていたら、やっぱりラブのように運動神経の鈍い犬になっていたことでしょう。


実は、子どもも同様です。
人の子どもとなると、親と顔が似ているので、どうしても遺伝だと思いたくなるのですが、能力は遺伝よりも環境の影響のほうが大きいのです。
顔や体型などは遺伝しますが、能力はむしろ訓練の結果です。
このことは、これまでにもこのブログで「天才は生まれつきのものではなく、つくられるものである」と何度も言ってきています。


石川 遼や横峯さくらなどの天才ゴルファーも、メジャーリーガーのイチローも、父親のもとで小さい頃から訓練されています。
遺伝は実験で調べることはできませんが、おそらくほかの子どもが養子になってこれらの父親のもとで育てられていたら、やはりプロの選手になっていた可能性が高いと思います。


遺伝は私たちの力で変えることはできません。
しかし、環境は変えることができます。
親が作った環境はものすごい影響力がありますが、かと言ってそれが絶対的というわけでもありません。
自分自身で環境を作りかえることすらできるのです。


遺伝も環境も確かに人に大きな影響を及ぼします。
しかし、私たちは決して遺伝の犠牲者ではありません。
たとえどのような遺伝があったにしても、自分の選択で自らの道を進むことができます。
だから人生はおもしろいのです。
あなたも無限の可能性にチャレンジしませんか?


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無限の可能性

2009.09.08日

私の知り合いにCさんという人がいます。3人のお子さんがあり、今ではみんな成人しました。
次男のRくんは、仮死に近い状態で生まれ、黄だんがひどく、生まれたときから点滴を受けていました。
退院するときには、医師から知能の保障はできないと告げられ、Cさんご夫妻はどん底に突き落とされたように思ったそうです。でもふたりでこの子を精一杯育てていこう、最善を尽くそうと誓い合いました。
Rくんの発育は他の子どもと比べると確かに遅く、お座りがいつまでたってもできませんでした。遅いながらもやがて、座れるようになり、次に立てるようになり、歩けるようになりました。でも言葉はなかなかしゃべれず、3歳になっても「うーうー」としか言えなかったそうです。
ところがある日突然食事中に、「マンマおかわり」と言って両親を驚かせました。
4歳になって保育園に入りましたが、保育園の先生からも言葉が遅れているので言葉教室に通うようにと勧められ、このときからRくんの長い訓練が始まりました。


5歳のときの彼の夢は、道路工事をする人になることで、近くの工事現場には雨の日にも見に行き、いつもアスファルトやコンクリートのかけらを家に持って帰ってくるのでした。
やがてRくんは小学校に入りました。両親は彼が普通の小学校に入ることができ、ランドセルを背負って、学校で給食を食べてくるだけでとてもうれしかったそうです。


テストで0点を取ってきても、お母さんは、
「すごいね。テストを受けてきたんだね」
と言ってほめました。
小学校に入って2年間1度も手を上げたことがなく、Rくんは他のみんなが勉強がわかるのが不思議だったそうです。
3年生になったある日、先生の持っていた教科書(教師用指導書)をたまたま目にしたところ、答が印刷されていて、「そうなんだ。先生も答を見ているんだ」と、Rくんは自分に自信をもったそうです。
ちょうどその頃、自分が読んでいた本の内容がテストに出て100点を取ったのがきっかけで、Rくんは勉強するようになりました。
勉強がおもしろくなり始めて、5・6年生の頃は親が心配するほど勉強をしました。


中学校はその当時校内暴力で荒れていて、Rくんはあまり学校に行かずに、塾だけで勉強して地元で1番の高校に進学しました。
コツコツと努力した結果、彼は現役で学習院大学に合格。
その後大学を卒業し、学習院大学の大学院に進学。
2年の時には、岩手大学で物理学会の発表、翌年はウィーン大学での学会発表。博士課程にも進んだそうです。


知的ハンディをもっていると覚悟していたご両親は、常にRくんに、
「人の役に立つ人になってほしい。日本だけでなく、世界中どこにいても人の役に立つためにあなたは生まれてきたんだよ」
と言い続けていたそうです。
Rくんは口が重く、自分の思ったことをしゃべれなかった分、人の話をよく聞く子になりました。
そして、いつも上を目指して努力し続けました。まさにご両親の励ましと彼の努力の結果です。


人はみんな無限の可能性をもっています。
それを見出し、引き伸ばすのが親の、そして教育の務めです。


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個性の違いを認めよう

2009.07.18日

今日、ひとりの生徒のお母さんの面談をしました。
お母さんのお話を聞いていて、本当にお子さんのことを心にかけておられるのが痛いほどよく伝わってきました。
昨日、学校でも面談があったそうで、担任から結構痛いことを言われたみたいです。
「授業中よく発言する。4回のうち2回はすごくいい発言をするが、あとの2回はふざけ半分。それがなくなれば素晴らしい」と。
同じことを小学校のときからずっと言われ続けてきたそうです。
確かに学校の先生から見れば、普通からちょっとはずれた生徒というのはどうしても目につき、集団で授業を進めるため、足並みを乱す生徒はやりにくい、というふうに目に映るのでしょう。
でも、この子は同じ年齢のほかの子と比べると、心身ともに少し成長が遅れているのです。
成長の度合いの違い、これはいわば個性の範囲内であって、どうしてもみんなが同じようにならなければならないわけではありません。
一般的に、親も教師も、どうしても子どもを枠の中にはめたがる傾向があります。
「〇〇さんは〜なのに、あなたはなぜ…なの?」
「もう少し落ち着きなさい」
「もう少し誰それさんを見習いなさい」
「おとなしくしていないで、もっと積極的に発言しなさい」
「もっと積極的にほかの生徒と係わりなさい」
「△△さんは勉強がよくできていいわね」
等など。


でも、この子にはほかの子にない、素晴らしいものがたくさんあります。
高い潜在能力があることも私にはよくわかります。
焦ることはありません。
これらはみんな個性の許容範囲内のことであって、どうしてもほかの子どもと同じようにならなければならないようなことではありません。
みんな顔が違うように、性格も違えば、能力も違います。
みんなが同じである必要は全然ありません。
むしろ、みんな一人ひとりが違うからこそ、この世の中はバラエティに富んでいて面白いのです。
個性の違いをもっと認めてあげましょう。
誰にでも弱いところはあります。でも、それも個性のうちです。
弱いところをそのまま受け入れてあげましょう。
そうすることによって、子どもは安心します。
精神的に安心すると、もっている能力が発揮されやすくなります。
注意ばかりしていると、もっている能力が摘み取られてしまいます。


子どもの弱いところ、欠点ばかりに目をやらないで、いいところに目を向けましょう。
そして、もっともっとほめてあげましょう。
子どもはほめられるのが大好きです。
ほめられればほめられるほど、一生懸命頑張ります。そして大きく成長します。


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面談

2009.04.29日

4月から塾生の三者面談を行っています。中にはお子さんが部活で来れないということで、お母さんだけとの二者面談ということもあります。ときには、下のお子さん(弟・妹さん)を一緒に連れて来られることもありますし、またご両親そろって来られたり、おばあちゃまがご一緒に来られることもあり、4者面談、5者面談になることもあります。


皆さん、当然のことながらお子さんのことを誰よりも人一倍心にかけておられます。素晴らしいことです。
ただ、ときに心にかけるのがちょっと行き過ぎになることもあり、そのような場合は「子離れ」をお勧めします。親があまりにも子どもべったりになっていると、子どもは息苦しくなり、自由がなくなります。そして、親のために生きる人生になり、本人の自立が遅れることもあります。いわゆる「マザコン」です。
このようなケースはめったにありませんが、「期待過剰」はよくあります。
「期待過小」は、子どもが糸の切れた凧のようにどこかに飛んでいってしまいます。
しかし、「期待過剰」は子どもを押しつぶします。
適度の期待が子どもを伸ばします。


ほとんどのお父さん・お母さん方が面談に来られる時、心配顔をしておられます。
でもお話していくうちにだんだんと希望に満ちてきて、帰る時には笑顔になっておられます。
随分前になりますが、よその塾から替わって来られたお子さんのお母さんは、前の塾の三者面談で1時間近く散々責められ、注意され、とても不愉快な思いをした、とおっしゃっていました。
その塾では、三者面談は子どもと親を注意するのが目的と考えているようです。
私は、三者面談でいかにして子どものいいところを見つけるか、そしてそのよいところをどのようにして伸ばすかに焦点を合わせます。
もちろん、宿題をしないとか、改めなければならないところがあれば、それは注意しますが、その場合でもいかにして宿題ができるようにするか、ということを話し合います。
一般的に言って、子どものいいところに気づかず、ほめない親が多いようです。
先日の面談では、ひとりのお母さんがお子さんに「ほめてるでしょ」と言ったところ、子どもは「まだまだほめることが少ない」と言っていました。
子どもはほめてもらいたいのです。そして、ほめればほめるほど、何事にも一生懸命取り組むようになるものです。
私たちだってそうです。夫婦間でほめ合うとますますより良い夫、妻になろうと努力しますが、けなされるとますます冷たくなります。
職場の人間関係も同様です。
人間関係の基本は、相手の長所を見つけてそこに焦点を当て、ほめることです。


今回、面談をしていて気づいたことは、皆さん口をそろえて、「子どもが塾が楽しい、勉強が楽しい、と言っている」とおっしゃったことです。
いつも言うことですが、勉強は本来楽しいことです。子どもから勉強の楽しさを奪い取っているのは、大人すなわち、親であり、教師です。
誰も楽しいことは強制しません。つまらないこと、いやなことを無理強いするから強制と言うのです。
楽しいことは強制しなくても、自ら進んでするものです。
勉強とは本来このような姿であるべきです。
栄養があるから、と言って子どもの嫌いな野菜を無理やり食べさせても、身につきません。むしろアレルギーの元になることさえあります。
健康のために野菜を食べてもらいたかったら、子どもが食べやすいように、おいしく料理することが大切です。
勉強も同じです。子どもが楽しく学べるように教師がおいしく料理する。これが教師の務めです。
無理やり口の中に押し込むから、勉強嫌いになるのです。
幸いにも、アカデミーに来ている生徒たちはそのほとんどが、塾が楽しい、勉強が楽しい、と言ってくれます。


子どもの時に勉強の楽しさを覚えると、社会に出てからも一生勉強し続けます。
学校を卒業する時に、「これでもう一生勉強しなくて済む」と、子どもに言わせるような教育は失敗です。


というようなことで、まだ5月も引き続き面談をしていますので、中学生だけでなく小学生でも、ご希望の方はその旨お伝えください。アポイントをお取りします。ご遠慮なくおっしゃってください。
お子さんの成長のために、そしてお父さん・お母さん方の成長(?)のためにも、面談をぜひご活用ください。


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期待することの大切さ

2009.04.22日

先日、中学生の三者面談をしていた時にひとりのお母さんが次のようなことを言われました。
「先生、つい最近、この子から思ってもいなかった言葉を聞いたんですよ。
僕はこのままじゃだめだと初めて思った、って。
それで私、言ったんですよ。あなたからこんな言葉を聞くなんて考えてもいなかった、って」
素晴らしいことです。人間誰でも、「自分はこのままじゃだめだ」と気づいたら、そこからどんなことでもできるようになります。
ただ、ひとつ問題があります。それは何かと言うと、「あなたからこんな言葉を聞くなんて考えてもいなかった」という言葉です。
私は言いました。
「お母さん、私だったらこう言いましたよ。『あなたからこの言葉を聞くのをこれまで12年間待っていた』と。
人間、誰でも人から期待されることはとても大切なのです。子どもにとって一番身近な人、特にお母さんから期待されていると、子どもはその期待に応えようと思って頑張るものです。
もちろん、期待過剰で子どもに期待を押し付けるようになってはいけません。
でも、親に期待されていない子どもは可哀想ですよ。そういう子どもが非行に走ったり、『どうせ自分なんかどうでもいいんだ』って自暴自棄になったりするんですよ」
ここまで言うと、昔知っていたひとりの子どものことを思い出して涙が出てきました。
この子は小学校の時に両親が離婚し、父親に引き取られたのですが、父親は仕事で家にはほとんどいなくて、子どもひとりを放ったらかし。この子は風呂にもほとんど入らず、着替えもせず、食事もきちんとしなくなり、そのうち万引きを繰り返すようになり何度も警察に補導されました。学校の成績もオール1。その後、この子がどうなったかはわかりません。


人は、自分が誰かから愛されている、必要とされている、という実感がなければ生きていくのは本当に苦痛になるものです。
人から期待されるのも同様にとても大切なことです。
デール・カーネギーの『人を動かす』に次のような一節(要約)があります。
「ある小学校4年生の担任教師が新しいクラスの生徒名簿を見て気が重くなった。それは学校で1番悪評の高いトミーという子がいたからだ。校長をはじめ、教師みんなが彼のことを問題児と見て毎日こぼしていた。
いたずらをするだけではなく、男子には喧嘩をしかける、女子はからかう、先生に対しては反抗的、しかも年々ひどくなってきていた。
新学期の初日、この教師は生徒一人ひとりにひと言ずつ声をかけた。
『ローズ、すてきなドレスね』
『アリシア、あなたはとっても絵がうまいという評判よ』
トミーの番がまわってきたとき先生は彼の目をしっかり見て言った。
『トミー、あなたは生まれながらのリーダーなんだってね。先生はこのクラスを今年の4年生で1番いいクラスにしようと思っている。あなたを1番の頼りにしてるわよ。お願いね』
先生は最初の数日間、トミーの行動をいちいちほめ、トミーは本当に良い子だ、と繰り返した。
良い評価を与えられたトミーは、先生の期待を裏切るまいと努力し、実際に先生の期待に応えるようになった」


親の多くは、自分の子どもの欠けているところ、足りないところにばかり目が行き、そこを口うるさく注意したり、時にはけなしたりします。学校の教師や塾の教師もそのようになりがちです。
しかし、そのように注意ばかりされていては、たとえ動機が相手にしっかりしてもらいたい、もっと成長してもらいたい、というものであったとしても、それは伝わらず、むしろ反感を持つようになります。
反抗期というのはまさにその表れだと思います。


そこで、もっと子どものいいところに目を向けて、ほめ、期待していると、子どもはそこに愛情を感じ、期待に応えようと頑張るようになるものです。
私は、いつも授業で生徒に教える時、また三者面談で親子に話す時、このことを心がけています。
これ以上に効果がある方法を私は知りません。
皆さんもぜひご家庭で試してみてください。


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やる気

2009.04.21日

「うちの子はやる気がない」という言葉をよく耳にします。
そしてお母さんやお父さん方は子どもに言います。
「もっとやる気を出しなさい!」
「うーん、うーん」と、頑張ったところで「やる気」は出てくるものではありません。
むしろ、「やる気をだしなさい!」と責められるほうが、ますますやる気をなくしてしまう原因になります。


面談の時などに私はお母さん方によく言うのですが、お尻をたたいても身長が伸びないように、精神年齢もお尻をたたいたところで急に成長するわけではありません。
「やる気」も同じです。「やる気」が出る「時」というものがあるのです。


たとえば、「やる気がない」という子どもでも、それは多くの場合「勉強」に関してであって、ことゲームに関して、あるいは部活、スポーツ、歌、ファッション、タレントなどに関しては夢中ということがよくあります。
ですから、何もかもまったくやる気がない、というわけではないのです。自分の好きなこと、関心のあることに関しては十分にやる気はあるのです。
ここにヒントがあります。


子どもであれば「勉強」、大人であれば「仕事」にどうすれば「やる気」が生まれるのでしょうか?
その答えは「興味を持つ」「好きになる」ということです。
いやな勉強、強制的にやらされる勉強、テスト・テストで丸暗記ばかりする勉強、よく理解できない勉強...これでは「やる気を出せ」と、言うほうが無理です。
仕事もそうです。いやな上司の下で働く、馬の合わない同僚と一緒に働く、また自分に合わない仕事、ストレスになるような仕事、危険な仕事、成果が見えない仕事をすることなどはすべて「やる気」をそぎます。
また人から強制されることは人間は本能的に避けようとします。ですから「やる気を出せ」と言って無理強いされると、やる気をなくすわけです。


ですから、やる気のない人に対して「やる気を出せ」と言うのは逆効果なのです。
むしろやる気が出るような状況をつくることが必要です。
「やる気が出るような状況」とは何でしょうか?
勉強であれば、つまづいているところを見つけて発見してそこをしっかり理解できるようにするとか、丸暗記の勉強ではなく、意味を理解する、あるいは生活に結びつけて理解する、などから興味を持てるようにする、そして好きになる、楽しむことができるようにする。そうすれば自然と「やる気」も生まれてきます。
仕事の場合はそう簡単にはいきません。上司を替える、同僚を替える、職場を替える、仕事内容を替える、ということはなかなかできません。しかし必要ならばもっと自分に合った仕事に替わることも考えなければなりません。そうでないと、ストレスから心身の健康を損なうことだってあり得るからです。


勉強や仕事や人間関係などで「やる気」が出ない時、自分の考え方を変えるだけでやる気が出てくることもあります。
「あの人が嫌だ」「この人が嫌い」などと考えていたら「やる気」がなくなるのは当然です。
そこで、その人のいいところを探してそこに焦点を合わせるとか、その人に対する自分の接し方を変えるとか、たったそれだけのことで「やる気」が生まれてくることもあります。


要は、人や物事や状況や勉強、仕事などの否定的な面ばかり見ていると「やる気」はどんどんなくなっていきますから、肯定的な面、よい面、楽しい面、興味ある点などを見るようにすることが「やる気」につながります。
普段から、日々の生活を楽しむような生き方をしていたら、やることなすことみんな楽しくなってきますし、周りの人々もみんな素敵に見えてきます。そうすれば「やる気」も生まれるというものです。


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パイクシンドローム

2009.03.13日

「パイクシンドローム」   聞きなれないことばですよね。
パイクというのは魚のカマスの一種で、小魚やカエルなどの両生類や時にはカモの子なども襲う肉食魚です。
口先がとがっていて、大きな口に鋭い歯が並んでいて、いかにも獰猛な顔つきをしています。


220px-Giant_barracuda.jpg
(ウィキペディアから)


科学者達がある実験をしました。
水槽の中にカマスと小魚を一緒に入れておきました。するとカマスは小魚を襲って食べました。
そこで、水槽の中に透明なガラス板の仕切りを入れました。
すると、カマスは小魚を襲おうとして突進していきますが、ガラス板に頭というか口先を思いっきりぶっつけます。カマスはもちろん生き物ですから、「痛い!」という感覚があります。
カマスは透明なガラス板など理解できるわけありません。ですから何度も何度も小魚を襲おうとしますが、その都度ガラス板にゴッツンとぶつかります。
これを繰り返しているうちに、カマスはやがて小魚を襲うのをあきらめてしまいます。
そこで科学者はガラス板を取り除きました。
科学者の予想は当たっていました。カマスは小魚を襲うことを忘れてしまったのか、恐れてしまったのか、目の前をゆっくりと小魚が泳いでも、時にカマスの口に触れても、カマスは小魚を食べようとしません。
カマスは水槽の底に沈んだまま、やがて餓死してしまったそうです。
これを英語で「パイクシンドローム」と呼ぶのです。


実はこれと同じことが子育てにおいても日常茶飯事に行われています。
この人は鬼じゃないか、と思うような母親を町で時々見かけます。
小さな子どもを平手打ちしたり、泣いている子どもに大声で怒鳴り散らして、叱り飛ばしています。
子どもに伝わるメッセージは、
「お前はバカだ。可愛くない。何をやってもだめだ。私はお前を愛していない」
です。
私はこのような光景を見ていて、人事ながらつい口出ししたくなります。
「お母さん、だめですよ。お子さんが可哀想じゃないですか。そんなに大声で怒鳴るようなことじゃないですよ。お子さんをもっと可愛がってあげてください」と。
でも、お母さんの顔を見ていたら怖くなって、一言も言えなくなります。
こっちにとばっちりがきそうで。


このようにして育てられた子どもはどのような人物になるでしょうか?
セルフイメージが低い、ひねくれた、人の愛情を知らない、攻撃的な人物になるのは想像に難くありません。
先ほどのカマスと同じです。自分はだめだ、と信じ込むようになってしまうのです。
非行に走る子どもや暴力的な子ども、反社会的な子どもは、このような家庭環境で育っているケースが多いそうです。


親の責任、大です。
子どもはみんな、無限の可能性をもって生まれてきています。
その可能性を伸ばしてあげるのが親の務めではありませんか。
では、どのように子どもに接したらいいのでしょうか?
「あなたには価値がある。ただあなたが存在するというだけで価値がある。
〇〇ができるからとか、可愛いからとかではなく、条件一切なしで私はあなたを愛している。
あなたには無限の可能性がある。私はできることはどんなことでもして、あなたの可能性を伸ばしてあげたい」
というメッセージを、日常の生活のいろいろな場面で伝えるのです。言葉でも行動でも。
そして同時に、子どもに「責任」ということを教えます。
自分の言うこと、することに責任を持つことの大切さを、生活の中で教えるのです。
すると、子どもは愛されているという安心感からのびのびと育ちます。
しかし同時に、何でも好きなことをしてよい、ということではなく、責任ある行動が取れるようになります。
社会生活を営んでいくうえで何よりも大切なことは、自分が愛され、必要とされている、と感じることと、責任ある行動が取れることです。


お父さん、お母さん。子どもは真っ白です。どのようにでも育ちます。
どのように育てるかは親の責任です。


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ほめられる子 思いやり育つ

2009.03.01日

昨日の読売新聞夕刊に「ほめられる子 思いやり育つ」という記事が載っていました。
「乳幼児期に親からよくほめられる子供は、他人を思いやる気持ちなどの社会的適応力が高くなることが、科学技術振興機構の長期追跡調査で明らかになった。育児で『ほめる』ことの重要性が、科学的に証明されたのは初めて」と記事にあります。


「科学的に証明されたのは初めて」かもしれませんが、こんなことはとっくの昔からわかっていることで、誰でも日常茶飯事に経験しています。
塾の仕事をしていると、とくにこのことを強く感じます。
温厚な子ども、いつでもニコニコしている子ども、誰とでも仲良くできる子ども、思いやりのある子ども、みんなほとんど例外なく親を見ると「なるほど」と思わされます。まさに「この親にしてこの子あり」です。
逆に、切れやすい子、人にかみつく子、ひねくれた子、素直でない子、セルフイメージの低い子...、やはり親の子に対する接し方に問題があるケースが多いです。
身体を作るのは食事(栄養)・運動などですが、精神を作るのは人間関係です。
そして、乳幼児期という人格を形成するもっとも大切なときの人間関係というと、もちろん親子の関係です。


「うちの子を見ていてほめるところがない」と言うお母さんがよくいます。このようなお母さんは、四六時中子どもを叱っています。町を歩いているとき、ときどきこのようなお母さんを見かけます。
どうでもいいようなことなのに、子どもを絶えず大声でがみがみと叱っています。
これでは子どもがまともに育つわけがありません。
ほめるためには、まず子どもをありのまま受け入れるところから始まります。
自分の価値基準を子どもに押しつけ、自分の物差しにかなわないとほめられない、というのは間違っています。
しっかりと子どもを見てください。ほめるところはいくらでもあります。お母さんがほめなくて、いったい誰がほめるのですか?


「ほめてばかりいると調子に乗ってつけ上がる」と言うお母さんもいます。
それは、ほめ方が間違っているからです。
子どもを見ていて、何かいいことに気づいたらすぐに、その場で、具体的にその行動をほめ、自分の正直なうれしい気持ちを伝えることが大切です。
おべっか使いはすぐに子どもに見破られます。
ほめることと同時に、間違っていることは間違っている、とはっきりと教えることも必要です。


子どもはほめられると、うれしくなって、ますます喜ばれるように一生懸命頑張ります。
これは何も勉強に限ったことではありません。何事にも当てはまります。
子どもにお手伝いをしてもらいましょう。お手伝いは子どもを健全に育てます。そして、手伝ってもらったら、お礼を言い、ほめてあげましょう。ほめればほめるほど、子どもはますますいい子になります。
大人だって、人からほめられて不愉快になる人はいないでしょう。誰でもほめられるのは嬉しいことなのです。
であれば、子どもはもっとそうです。


お母さん、お父さん、もっともっと子どもをほめてあげてください。
必ずセルフイメージの高い、思いやりのある子どもに育ちますよ。


そして、さらに夫婦の間でも恥ずかしがらずにもっとお互いにほめ合うようにしましょう。
ますますあなたに優しくなること請け合いです。
人をほめることは人間関係の潤滑油です。


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