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所変われば品変わる 腰の考察

2019.03.11日

「腰」という漢字は、「月」と「要」から成り立っています。
「月」は「月偏(へん)」とは言わず「肉月(づき)」と言います。
「肉付き」ではありません。これは「◯◯さんは肉付きがいい」という使い方をして「太っている」という意味。


「肉月」の「月」は、もともと象形文字の「肉」という字でしたが、簡略化した形が「月」になり、やがて「月星太陽」の「月」と同じ形なので混同されるようになりました。


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たとえば、「肺」「腸」「胸」などに使われている「月」は体の部分を表しているので旁(つくり)は「肉月」です。
しかし、「明」「期」「朗」などは「明るさ」と関係しているので旁は「月」(つき)です。


なぜこのようなことを書いたかというと、日本や中国など漢字を使う文化と欧米諸国のように漢字を使わない文化では、「腰」に対するとらえ方が違うという点に注目してもらいたいからです。


「腰痛」を英語で言うと、
back problem, back trouble, backache
などとなり、「腰」は back 「背中」の一部とみなされています。
英語で「腰」を強いて言うと、lower back 「背中の下の部分」となります。
「腰痛がある」は英語で、
I have a back problem (back problems).
I have a pain in my low (lower) back.
I have a bad back.
My back hurts.
My back is killing me.
などと言います。


「腰が重い」「腰が砕ける」「腰が据わる」「腰が強い」「腰が抜ける」「腰が低い」「腰が弱い」「腰を落ち着ける」「腰を据える」「及び腰になる」「本腰を入れる」「腰が軽い」「腰が高い」「腰が入る」「腰を入れる」「腰を折る」「腰を屈める」等々、日本には「腰」を使った慣用句がたくさんあります。
それだけ日本では「腰」が日常の生活の中で大切な役割を果たしているということです。
もちろん、これらを英語にしようとして、back や lower back を使って文字どおり説明することはできません。


つまり、日本や中国の文化では「腰」は、「月」(体)の「要」(かなめ)=「大切な部分」ととらえているということが漢字からもわかります。
外国でも腰痛で悩んでいる人はたくさんいますが、「腰」に当たる言葉がないことから「腰が体の要」(重要な部分)であるという概念はないようです。
"So many countries, so many customs."
「所変われば品変わる」

のいい例です。


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