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国語力検定 <一生懸命>か<一所懸命>か

2018.11.26日

いきなりですが、質問です。
問1 「一生(いっしょう)懸命」と「一所(いっしょ)懸命」、両方見かけますがどちらが正しい?


私自身は「一生懸命」のほうが好きなのと使い慣れているということもあって、こちらをいつも使いますが、人によっては常に「一所懸命」を使います。両方混ぜこぜで使う人はまずいません。
皆さんはどちらを使いますか?どちらが正しいか、ご存じですか?


<答え>
どちらも正しいです。
「一所懸命」がもともとあった言葉です。意味は、
1 中世、1か所の領地を命をかけて生活の頼みにすること。また、その領地。
2 命がけで物事をすること。また、そのさま。必死。一生懸命。
というところから、「一生懸命」はあとになって生まれた言葉。
今では一般に「一生懸命」のほうがよく使われています。


ということで、きょうは国語力検定です。(ちょっとオーバー)
チャレンジしてみてください。


問2 「昨年」と「去年」の違いは?


<答え>
「昨年」は改まった言い方。「去年」は普通の言い方です。
年賀状で「昨年」を使うのは、改まった場ということと、「去年」の「去」の字が「去る」という意味なので、年頭に縁起が良くないというところから「昨年」が使われます。


問3 「天気」「天候」「気候」の違いは?


<答え>
「天気」は数時間から数日の空模様に、「天候」は1週間から1か月程度の期間の空模様に使います。
「気候」は地球上のある地域における長い期間の大気現象を総合した言い方です。


問4 「交番」と「派出所」の違いは?


マンガ『こち亀』で有名なのは、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で「派出所」です。
下の写真はモデルになった警視庁亀有署亀有駅前北交番です。


3a390cdc-s.jpg


<答え>
もともとは警察官の詰め所のことで、交代で番をすることから「交番所」という名称でした。
その後、「派出所」に改称され、正式名称が「派出所」で「交番」は俗称になりましたが、1994年の警察法改正で、「派出所」から親しみやすい「交番」へと再度正式名称を変更しました。私が思うに理由のひとつは、「はしゅつしょ」と発音するのが舌を噛みそうで言いにくいことです。
つまり「交番所」「派出所」「交番」は時代による正式名称の違いで、同じものを指します。
ちなみに、最近は「交番」が地域の安全を守る警察の働きとして世界のモデルになっていて、"KOBAN" は一躍有名になりました。ローマ字表記で「公園」は "KOUEN" なのに「交番」は "KOUBAN" ではなく "KOBAN" です。でも外国人は「コバン」ではなく「コウバン」と発音します。
それではなぜ「公園」は "KOEN" でなく "KOUEN" だと思います?
日本のローマ字表記の基準があいまいだからです。


問5 「神父」「司祭」「牧師」の違いは?


<答え>
「神父」「司祭」はカトリックの聖職者の呼び名です。
「司祭」に対する敬称が「神父」で、意味上の違いはありません。
プロテスタントには聖職者なるものは存在しません。16世紀の宗教改革のときにマルチン・ルターが提唱した「万人祭司説」でキリスト者はみな祭司と考えられています。
教会によっても異なりますが、一般にプロテスタントでは「牧師」と呼んでいます。
中学・高校・大学時代の同窓会に行くと、よく友人から「神父さんになったらしいね」と言われます(笑)が、とても違和感があります。神父は妻帯が許されていませんが私には妻がいます。


問6 「懺悔」(ざんげ)と「悔い改め」の違いは?


<答え>
これは上の問5にも関連していますが、「懺悔」はカトリックで神と人との仲保者である神父に罪を告白することです。
「悔い改め」はプロテスタントで使われる言葉で、自分の罪を直接神に告白して神から赦しを得ることです。


問7 「制作」と「製作」の違いは?


<答え>
「制作」は、芸術作品をつくり出すこと。
「製作」は、機械や道具などを使い、物品など実用的なものを組織的につくること。


問8 「広告」と「宣伝」の違いは?


<答え>
宣伝は一般大衆に、商品やサービスに対しても理解を求め、実際の購入までつなげることを目的とする活動のこと。(例 ジャパネットなどのテレビショッピング)
広告は大衆に、商品やサービスの名前、存在自体を知ってもらうことを目的とする活動のこと。
(例 「旭硝子はAGC」や「セキスイハウス」のCM)


問9 「裸足」と「素足」と「生足」の違いは?


<答え>
「裸足」は靴やサンダル、下駄などの履物や、靴下、ストッキングなどを履かずに歩いたり、または履物を履いていない足そのもののこと。
「素足」も履物を履いていない状態を指すが、この場合の履物は靴下やストッキングなど、下着の部類に属する衣類に限られる。そして、靴下やストッキングなどを履かずに靴や下駄を履いている状態が素足。
「裸足で走る」と言うが、「素足で走る」とは言わないし、また「素足のまま靴を履く」とは言っても「裸足のまま靴を履く」とは言わない。
「生足」は履物を履いていない女性の足のこと。男性の足には使わない。


いかがですか?
知っているようでよくわかっていない言葉がたくさんありますね。


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