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あなたが話す言葉はあなたが住む家になる

2018.10.27日
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"The words you speak become the house you live in."
--Hafiz - 1325-1390 - Poet
「あなたが話す言葉はあなたが住む家になる」
--ハーフェズ、詩人
(訳 舟田譲二)


ハーフェズは、14世紀のイランの詩人。
石炭商だった父親がハーフェズの幼い頃亡くなったが、父がコーランの朗誦に巧みだったので、これに心を動かされた息子は8年かけてクルアーン(コーラン)をすっかり暗記したため、ハーフィズという称号を与えられた。そのところから彼はハーフェズと呼ばれるようになった。


俗世の愛とも神への愛とも解釈可能な抒情詩を500近くも残し、後に編纂された『ハーフェズ詩集』は、東西の文化に影響を与えた。
ゲーテは「ハーフェズの詩を理解するには 魂まで一汗かく必要がある」と語ったという。
恋と酒と自然の美などを主題とした作品が多く、民衆に広く愛され、現代でも「コーランなくとも各家庭にはハーフェズ詩集あり」とまで言われている。
(以上Wikipediaより抜粋引用)


ということで、今日の言葉はこのブログで初めて取り上げるイスラム教徒、ハーフェズの詩です。イスラム教はあまり馴染みがなくピンとこないのですが、この「あなたが話す言葉はあなたが住む家になる」は、宗教や文化などにかかわらずいつの時代の通じる真理ではないかと思います。


最初これを読んだとき、なんとなく言わんとしていることはわかるような気がするのですが、いざその意味は何かと問われると、答えるのに窮するような状態でした。
しかし、「言語」が生涯のテーマになっている私にとっては看過できない一編の詩です。
皆さんはいかがですか?読んでピンときますか?


いろいろ考えたあげく私がたどり着いた結論はこうです。
人はみんな心にあること、考えていることを言葉に表します。というか正確には、頭の中で私たちは常に言葉を使って考えています。ですから頭の中で考えていること、心の中にあることを私たちは話すわけです。


そして知らず知らずに話していることがその人の性格、人格、生きざまになっていきます。
言い方を変えれば、ひとりの人が話す言葉を聞いていると、その人がどんな人物であるかがだいたいわかるということです。
どうでしょう、思い当たる節はありませんか?


さて、人が話す言葉がその人の人格を作り上げていくのですが、人を「器」と見立てた場合、その器の中にその人の人格が宿っているわけです。すなわち「器」は人が住んでいる「家」です。
「あなたが話す言葉はあなたが住む家になる」とは、具体的に言うと、たとえばネガティブ(否定的・消極的)なことばかり考えていて、そのような言葉を常々使っていると、その人が住んでいる家は自然とそのような言葉で満ち溢れるようになっていきます。
すると、その家に住んで毎日同じ空気を吸っている家族も自然とそのようなネガティブな言葉に染まっていきます。


逆に、ポジティブ(肯定的・積極的)な言葉をいつも使っている家族が住んでいる家は、そのような言葉で溢れていきます。このような環境の中でネガティブな言葉を使ったり、ネガティブに考え、行動するのは困難になります。
たとえ、質素な食事が並んでいる食卓を囲んでいても、絶えず冗談や笑いが溢れていて楽しい場であれば、食事は美味しくなりますし、食べているものは貧しくても身体に栄養となってついていき、健康になり、ひいては長寿にもつながります。


一方、毎日贅沢なご馳走に満ち溢れた食卓でも、みんなが押し黙って食事していたり、お互いに相手を心の中で裁いたり、憎しみ合ったり、疑心暗鬼になっていたりしたら、食事はまずくなるばかりか栄養にもならず、病気をしたり、短命にもつながります。


これこそ、まさに今日の言葉、
「あなたが話す言葉はあなたが住む家になる」
が言わんとしていることではないでしょうか。


あなたが住みたい家はどんな家ですか?


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