学院長元気の出るブログ

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ストレス この不思議なもの

2018.08.09日
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"God will never give you anything you can't handle, so don't stress. "
--Kelly Clarkson
「神は私たちが負い切れないような重荷は決して与えられない。だから思い悩むな」
--ケリー・クラークソン
(訳 舟田譲二)


先日、ラジオの番組でガーデニングの話を聞いていました。
ある種の鉢植えの植物はストレスを与えるほうがいいと、専門家が言っているのを聞いてびっくりしました。
一旦芽を出すと水をやらないほうがいいと言います。ストレスを感じさせるのです。そうすればより美しい花を、よりたくさん咲かせるのだそうです。


これまで聞いたきたストレスの話と全然違います。医者は、ストレスは悪い、あらゆる病いのもとだ、働き過ぎでストレスにさらされていると早死にする、と言います。
新聞や雑誌、テレビ番組などではいかにしてストレスを減らすか、避けるかという方法を教えています。ストレスに関していいことを言っている人などひとりもいません。


でも、植物にとってストレスがいいならば、ひょっとして私たち人間にとってもストレスがプラスになる点があるのではないか。考えれば考えるほど、ストレスは人間にもいい点があるように思われてきました。
ある程度のストレスがないと、私たちは怠惰になり、また務めを疎かにしてしまいがちです。
学生ならばだれでも1年を通じてしっかり勉強すれば、まったく不安なく試験に臨むことができるということを知っています。
ところが、現実にはみんな普段はあまり勉強せず、試験勉強は土壇場になるまで先延ばしにしています。


同様に、私たちはなにか問題があっても締切日が迫るまでそのままにしておきます。
たとえば、年賀状を書くというルーティーンにしても、年末が押し迫って土壇場になって書くのではなく早めに書いておこうといつも思うのですが、毎年のように12月の29日、30日になるまで放っておきます。
緊張が最高潮に達するまで私たちは本気で取り組みません。生徒や学生の宿題や試験勉強もそうです。


ほかの分野でも、満足感があると創造性や好奇心はどこかに消え失せてしまいます。
「神の与えたもう不満」とも呼べる、現状に対する創造的な不満足は、それがなんであれ進歩を生み出します。そして、この不満は一種のストレスです。


だから、ある程度のストレスは人間の進歩にとって必要なんじゃないかと私には思われてきたのです。ただ、どの程度のストレスはいいのか、あるいは悪いのか、それが問題なのです。
長時間過重なストレスの下で働くことを強要する職場で働く人たちは気の毒です。というのは、過重なストレスは非生産的だからです。
自営業を営んでいる人たちの場合は、自分にとって最適のレベルのストレスを自分で選択する自由があるかもしれません。しかし、いずれの場合も、成功するためにはある一定期間のストレスに対して準備をしておくことが必要になります。


というわけで、この鉢植えの植物のケースのように、初めは十分な水を与えられていて、その後自分の力で苦難に立ち向かうよう放っておかれると、私たちもまた、過保護にされて自分で何事も挑戦したことのない人たちと比べると、より美しい花を、よりたくさん人生で咲かせることができるようになるのかもしれません。


上の文は私の経験から述べていることではなく、実は昨夜高3生のKちゃんの英語の指導をしていたとき出くわした入試の過去問の長文読解の文です(一部改編)。
教えていながら、なるほど、なるほど、うん、その通りだと、相づちを打ち、私自身がこれまでこのブログで繰り返し述べてきたこととも矛盾せず、これは是非とも皆さんにもシェアしようと思った次第です。


「ストレス」は人間だれしもこの世で生きていく限り決して避けて通ることはできません。
過重なストレスが健康に良くないのは明らかですが、これも程度の問題で、私たちの成長・進歩のためにストレスは必要不可欠なものだと、改めて思わされ、感謝しました。


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