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紳士、淑女になれるか?

2018.06.10日
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“Being male is a matter of birth. Being a man is a matter of age. But being a gentleman is a matter of choice.”
—Vin Diesel - Actor
「男であるというのは誕生時の問題。
男性になるというのは年齢の問題。
しかし、紳士になるというのは各人の選択の問題」

—ヴァン・ディーセル(ヴィン・ディーゼル)、俳優


確かに赤ちゃんが生まれたとき、「男の子です」とは言いますが、「男性です」とは言いません。
小学生や中高生に対しても、通例「男子」と言い、「男性」とは言いません。
ところが、20歳もしくは18歳になって成人するともはや「男子」とは言わず「男性」と呼びます。
年齢の問題です。


しかし、「男性」イコール「紳士」でないのは明らかです。
年齢は50歳、あるいは60歳になっていても「紳士」である人は結構少ないように思われます。


女性の場合も、上の「男の子」「男子」が「女の子」「女子」に該当し、「男性」は「女性」に対応します。
しかし、日本語の語彙の貧弱さというか、「紳士」という言葉を使うことはあまりませんが、ましてやそれに該当する女性の場合の「淑女」なんて、まず聞いたり見たりしたことありません。
ひと昔前、明治・大正・昭和初期の頃、演説の際に「紳士・淑女の皆さん」と言っていたぐらいじゃないでしょうか。


余談ですが、これを英語で、
“Ladies and gentlemen, ...“
と言っていましたが、これを日本人が言うと、
「レディース・アンド・ジェントルメン」
となりました。
でも、まず「レディース」じゃなくて「レイディーズ」【léidiz】で、「ジェントルメン」は複数形でも発音は単数形と同じ「ジェントルマン」【dʒéntlmən】です。今日でもよく使う「レディーファースト」も正確には、“Ladies first” 「レイディーズ ファースト」【léidiz fə'ːrst】です。


さて、日本語の「紳士・淑女」はあまりにも古めかしい。
かと言ってそれに代わる日本語を探してみたろころ、紳士に相当するものとしては「檀那(だんな)、貴紳(きしん)、御方、人士(じんし)、お方、士君子(しくんし)、ジェントルマン、ゼントルマン、士」ぐいらいで、淑女に対しては「レディ、奥様、御家様(おいえさま)、レイディー、ジェントルウーマン、御内儀(おないぎ、ごないぎ)、お嬢様、貴婦人、デイム」(類語辞典)で、これまた明治時代の遺物ばかり。
「彼は紳士だ」とは言っても、「彼女は淑女だ」などとはまず言わないし、ほかの言葉もみんな変。結局のところ、日本語に適切な言葉がないので、おそらく英語をそのままカタカナ語(外来語)にして、「レディース・アンド・ジェントルメン」と言っていたのでしょう。


つまり、日本語には英語の “Ladies and gentlemen“ に当たる言葉がないのです。
強いて言えば、「洗練された女性(男性)」「礼儀正しい女性(男性)」なのですが、これでは冒頭の言葉、
「男であるというのは誕生時の問題。
男性になるというのは年齢の問題。
しかし、紳士になるというのは各人の選択の問題」

が成り立ちません。


でも、ここで大切なのはもちろん、見かけとか地位とか名誉などではなく、「真に性質や品行が正しく、礼儀に厚く、学徳の高い人で、知性や教養が豊かで、礼節や信義をわきまえた男性」という意味です。(女性の淑女も同様)
このような人になるかどうか、それはひとえに私たち一人ひとりの選択であり、生き方の問題です。
今日の日本における政治家や実業家、学者などにおける名前ばかりの「紳士」 や「淑女」は意味ありません。
私たちも真のジェントルマン、レイディーを目指して成長していきたいものです。


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