学院長元気の出るブログ

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またまた大泣きに泣きました

2018.05.27日

「あなたのパンを水の上に投げよ、多くの日の後、あなたはそれを得るからである」
(伝道の書11:1)


私の敬愛する故榎本保郎先生による『旧約聖書一日一章』は、デボーションで毎朝読んでいる書です。
昨日の箇所は上の伝道の書11:1からでした。
毎朝、その日ごとに大切なことを教えられ、恵まれ、感動するのですが、とくに昨日のこの霊想からは初め大笑いして泣き、次に感動して泣き、最後は感謝して大泣きに泣きました。
シェアさせていただきます。


有名な言葉である。元来は慈善行為をすすめるものだとの説もあるが、伝道に関してこの言葉がよく引用される。


私が同志社の神学生のとき、牧師に連れられて路傍伝道に行ったことがある。提灯(ちょうちん)と木箱をさげて街頭に立ち、そこで牧師は説教をした。葵祭りの宵であったと記憶する。大勢の人たちが街に出て行き来していた。牧師はこれらの人たちに向かって説教したのであるが、だれ一人足をとめて聞く人はなかった。説教が終わると牧師は私にも何か話をせよと言った。私は大きな声で「皆さん」と呼んだが、やはりだれも足をとめてくれなかった。ただいたずら盛りの子供が前をちょろちょろしているだけであった。話が終わってなんともいえぬ気持ちで教会に引き上げてきた。片手に木箱、片手に提灯をぶら下げた私の姿は見るもあわれであった。私は恥ずかしさと、信仰に耳をかさない人々に対する憤りとで腹が煮えくり返っていた。そんな私を心ない子供たちが「アーメン、ソーメン、ヒヤソーメン」と言ってからかった。私はうしろをふりむき、彼らをにらみつけてやった。


教会に帰りつくと牧師はすぐに私に感謝祈祷会をしようと言った。私はこれを聞いてまた腹が立った。「何が感謝や、これやからキリスト教はだめなんや、腹が立てば腹が立っていいじゃないか。その方がよほど正直や」。しかし、牧師に促されてしかたなく祈祷会に加わった。そのとき牧師は賛美歌の536番をうたおうと言った。


1.むくいをのぞまで ひとにあたえよ
こは主のかしこき みむねならずや
水の上に落ちて ながれしたねも
いずこのきしにか 生いたつものと
2.あさきこころもて ことををはからず
みむねのまにまに ひらすらはげめ
かぜに折られしと 見えし若木の
おもわぬ木陰に ひともや宿さん


私はこの歌をうたっている間に自分が恥ずかしくなり、いまさらのように自分の信仰のなさを恥じた。


それから20年ほどしたとき、私のところに同志社の神学部の新卒生が派遣されてきた。私は彼に面接をしながら、なにげなく彼の住所を見たところ、私がかつていた教会の近くであったので、20年前にこんなことがあったと彼に話した。話を聞いたいた彼は私の話が終わるのももどかしげな表情で私にこう言った。「先生、そのとき、アーメン、ソーメン、ヒヤソーメンと言ったのはこのぼくです。ぼくはあれからしばらくして教会に行くようになったのです」。私はあまりにも奇(くす)しき神のみ業に、しばらく何も言えなかった。まことに「多くの日の後、あなたはそれを得る」であった。


私はこれを読んでいて、これまでの私の人生が走馬灯のように頭の中を駆け巡りました。
私も神学生のとき、提灯と木箱は持たなかったものの、通りで賛美歌を歌い通りゆく人に路傍伝道したこともありました。ですから榎本先生のお気持ちは痛いほどよくわかりました。
そして、高校生の頃の出来事(「神の存在は証明できるか」)。
アメリカ留学中の榎本保郎先生の『ちいろば』との出合い(「生まれ変わり」)。
私が小学4年生のとき教育実習で来られた西村先生と榎本和子先生との出会いのシーン(「京都はとても暑く、私も熱かった!」)。
ちょうど1年前のゴールデンウイークの榎本和子先生との再会(「今日もいくつもの素敵な出会いが」)。
これらのことを思い浮かべながらお祈りしているともう感謝で泣けて泣けて。ティッシュで鼻をかみながら祈りました。
隣りで心を合わせて祈っている妻も泣いていました。


私の知らないところでパンが投げられていたのです。
知らないところであなたのためにもパンが投げられています。そして、それをあなたは多くの日の後に得るのです。


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