学院長元気の出るブログ

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あなたの人生はここで終わるわけではない

2018.05.24日

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"Don't give up because of one bad chapter in your life. Keep going. Your life doesn't end here."
「人生という本の中で、1章の悪い章のためにあきらめてはいけない。歩み続けよ。あなたの人生はここで終わるわけではない」
(訳 舟田譲二)


昨日の記事、「泣けました!」に対する反応はものすごく、アップしてから丸一日たった今もまだ私のFBタイムラインやメールに投稿が続いており、200通近くになっています。
皆さん、昨日の当該選手に対して同情的で多くの人が涙を流し、日大側の対応に怒りを覚えています。


そして、昨日の夜8時から行われた前監督とコーチの会見が行われました。
これを見ていて、さらに腹立ちを覚えました。
「申し訳ありませんでした」という謝罪は表面的で、自分たちの保身のために言い訳ばかりしていました。
「表現の仕方がまずかったためこちらの言わんとしたことがきちんと伝わっていなかった」という弁明はまことに聞き苦しく不快でした。
また、「QBがけがをすれば、秋の試合に出られなくなるので、こちらの得だろう」とコーチが言ったとする学生の一昨日の証言を「そんなことは言っていない」と否定していながら、「彼はいい選手だ。彼のいいところを引き出そう、なんとかしてやりたいと思っていた。やめて欲しくない」と全く矛盾したことを言っていました。


謝罪は、「自分の指導の未熟さ、全員の気持ちがわからなかったのが、自分の落ち度」という言葉に終始し、実際に起きたこと、当該の学生および被害者学生に対する本質的な謝罪の声はまったく聞けませんでした。


司会を務めた日大広報担当者の最後の、「もうやめてください。会見を打ち切ります」という態度がさらにあと味悪いものにしました。
会見を見ていた現役選手や日大生、卒業生など関係者たちはツイッターで、「ひどい会見だ。選手はみんな怒ってる。今の状況なら何を聞いても嘘ばかりだ」と今回の会見をこき下ろしていました。


昨日の前監督・コーチの会見には当該選手もきっと納得はいかないことでしょうが、彼に対して伝えたいことは、冒頭の言葉、
「人生という本の中で、1章の悪い章のためにあきらめてはいけない。歩み続けよ。あなたの人生はここで終わるわけではない」
です。
そして、これは私たちすべてに当てはまる言葉です。


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泣けました!

2018.05.23日

be-strong-when-weak.jpg


"Be strong when you are weak,
Brave when you are scared,
and Humble when you are victorious."

― Michelle Moschetti, author
「弱いときには強くあれ
怖れているときには勇敢たれ
勝利のときには謙虚たれ」

―ミシェル・モチェッティ、作家


昨日午後2時45分からの日大アメフト部の加害選手の記者会見を見ていて泣けてきました。
去る5月6日に起きた、日大と関西学院大学の試合中に起きた悪質な反則タックルプレー。
全国の人々の注目を浴びた加害者学生による謝罪会見でした。
20歳になったばかりの青年が実名顔出しで自ら記者会見の場を持つ決意をし、しかも時系列でこの事件の起きた背景を客観的に事実のみを述べ、監督やコーチに対する批判や私見、自らの行為に対する弁解の言葉を語らず、ひたすら謙虚な態度で謝罪した姿に私は男泣きに泣きました。


IMG_3211.JPG


普通だったら自分をかばうために監督などを責めたいところなのに、この選手が語った言葉は:
「たとえ監督やコーチに指示されたとしても、私自身が『やらない』という判断ができずに、指示に従って反則行為をしてしまったことが原因であり、その結果、相手選手に卑劣な行為でケガを負わせてしまったことについて、退場になった後から今まで思い悩み、反省してきました。そして、真実を明らかにすることが償いの第一歩だとして、決意して、この陳述書を書きました。相手選手、そのご家族、関西学院大学アメリカンフットボール部はもちろん、私の行為によって大きなご迷惑をおかけした関係者のみなさまにあらためて深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」
自分の非を認め、謝罪に徹したこの選手の勇気と潔癖さに感動で胸が震えました。


それに比べて、日大アメフト部監督始め、日大側の後手後手に回る対応には失望するばかりです。監督はただ、責任を取って辞任すると語るのみで、自らを始めとする指導者側の加害選手に対する脅しや卑劣なやり方を認め、謝罪するどころか保身に徹しています。


また、この記者会見後、日大広報課長は「こちらとしては何もお話しすることはありません。お引き取りください。法人としてお話することはない」というコメント。
「関西学院大学アメフト部被害者学生、および関係者の皆様にご迷惑、ご心配をおかけして申し訳ありません。事件に関して調査後、改めてご報告させていただきます」となぜひと言、言えないのか理解できません。


これは事故ではなく明らかに事件です。
下手をしたら被害者学生に後遺症が残り、一生棒に振ったこともあり得ました。
さらに、当該の加害者学生も、もう二度とアメフトはしないと言うほど、自らをいさめていて苦しんでいるのに、それに対する日大側のいたわりの心が微塵も見えません。


もし、私が被害者学生、またはその親であったなら、加害者学生の暴行を赦し、日大の監督・コーチ陣だけに絞って訴えを起こすことでしょう。
また、もし私が日大側の人間であったとしたら、被害者はもちろん加害者学生に対しても真摯に謝罪し、その償いとして当該学生には日大での残りの勉学に対しては学費無償にし、さらにアメフト部に残留してもらうよう頭を下げてお願いするかと思います。
日大側にこのような大所高所の大決断ができ、今回の問題に対して逃げずに取り組むなら失った信用を取り戻すことができるかもしれません。しかし、このままだと単にアメフト部の問題にとどまらず、大学自体の信用失墜につながることでしょう。


冒頭の言葉、
「弱いときには強くあれ
怖れているときには勇敢たれ
勝利のときには謙虚たれ」

はスポーツマンシップのお手本を示していますが、同時にこれは私たちすべてに当てはまる教えです。


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ロスの渋滞解決、お安いご用?

2018.05.22日

先月、約3週間過ごしてきたロサンゼルスは東京23区のちょうど20倍の広さ。
日本のように公共交通機関がほとんどなく、車が主な移動手段となっているため、縦横に網の目のように伸びる16本のフリーウェイ(高速道路)は片側4〜6車線あるにもかかわらず、朝夕のラッシュアワー時はほぼ全面的に渋滞し、全米ワーストワン。
渋滞を避けるため、早朝5時〜5時30分ぐらいに家を出る人が結構多く、私の長男直人もそのうちのひとりで、彼の通う神学校の見学に同行するとき5時15分の真っ暗な中を出発しました。
また、長い年月かけて車線を増やす工事をしてもすぐにまた渋滞。2人以上の同乗者車両専用のカープールレーンや、FasTrak(ファーストラック)という有料レーンを作ってもいたちごっこで渋滞解決にはつながっていません。


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この渋滞に根本的なメスを入れようとしているのが、「テスラ」や「SpaceX」の創業者として知られるイーロン・マスク氏で、ロサンゼルスの渋滞緩和のために進めている地下トンネルを利用した新交通システムについて、わずか1ドル(約110円)の運賃にする予定であることを明かしました。
(以下はGigazineより)


新交通システムは、ロサンゼルス空港とロサンゼルス中心部を電気モーター動力の自動運転車両で結ぶものになる予定。走行速度は時速120マイル(約190km)から150マイル(約240km)とかなりの高速で、ロサンゼルス空港からロサンゼルス中心部への部所要時間はなんと10分です。


下はすでに掘削工事が始められているトンネルの写真。


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このトンネルの中を電気モーター動力の自動運転される車両のイメージ図。


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資金や技術面、安全面、運用面など問題山積でしょうが、実行力があり、しかもとてつもない火星移住計画を進めているイーロン・マスク氏ですから、ロサンゼルスの地下トンネルの交通システム構築ぐらいお安いご用かもしれませんね。


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新潟県女児殺害事件 プロファイリング

2018.05.21日

去る5月7日、新潟県で小2の女児が殺害され、遺体を線路上に遺棄して遺体損壊をはかるというとても痛ましい事件が起こりました。
事件後1週間、毎日のように新聞やテレビで報道され、国民の多くの人がこの事件に心を痛め、一刻も早い犯人検挙を願っていました。
そして14日、ニュース速報で23歳の重要参考人が事情聴取され、本人が殺害・死体遺棄を認めたため逮捕状が出たと伝えられました。
それから1週間がたちましたが、その後事件の続報はほとんど伝えられていません。


事件直後の1週間は毎日、各テレビ局の特別番組に元刑事や犯罪心理学者など、いわゆるプロファイラーと呼ばれる人たちが犯人像を描いていました。
妻が、まだ犯人は捕まらないの、警察は何をしているの?と言っていましたが、警察は付近の聞き込みや防犯カメラや車のドライブレコーダーなどの分析から、犯人像をかなりしぼっているからもう時間の問題で捕まるよ、と私は言っていましたが、同時に私なりにプロファイリングして犯人像を妻に語っていました。


私は推理小説や刑事ドラマ、サスペンスなどで結構、推理が働くほうで、犯人を言い当てることがしばしばあります。実は今回の事件でも、私が妻に言っていた犯人像は、
1.被害者宅のすぐ近くに住んでいる
2.ごく普通に見える20代前半の独身男性で、家族と同じ家に住んでいる
3.性格は外見上おとなしく、家族や友人などだれも彼が犯人とは思いもよらないような人物
4.黒い服を着、サングラスをかけて女児を追いかけたという不審者とは別人物
などでしたが、これらがほぼ全部当たっていたので、妻は驚いていました。
今は、犯人はまだ黙秘を続けているのか、犯行の動機や経緯(いきさつ)を少しずつ話し始めているか明らかにされていませんが、きっともう近いうちに自白し始め、あとは時間の問題で犯人が犯行を自供というニュースが速報で流れると見ています。


本当はこのような残虐な事件をこのブログで語ることははばかられるのですが、なぜ今日このことを話題にしたかというと、昨日の礼拝メッセージの中でうちの柿谷牧師が好地由太郎(こうちよしたろう、1865年 - ?)の話をしたからです。
礼拝後、彼の生い立ちや生涯を少しリサーチしてみました。(ソース:Wikipedia、日本キリスト教人物史、聖書に触れた人々シリーズ「犯罪者から伝道者になった人、好地由太郎」、河野ハレのブログ等)


兄2人、姉1人がいた。祖父母の代までは資産があり、使用人を雇って海産物行を営んでいたが、明治期の初年ごろから毎年の不漁続きに加えて種々の災難が重なり田畑、家屋敷が人手に渡った。
由太郎が9歳のとき両親は別れて、父は兄と姉を連れ、母が由太郎を連れて出たが、住む家もなく、小さな物置同然の小屋で雨露をしのいでいた。しかし、10歳のときに母親と死別し、同じ村の農家に父親の借財の質として引き取られ、家畜以下の半奴隷の扱いを受け、4年間を過ごした。


このような非常に貧しい環境の中で育った由太郎は親や身近な人の愛を知ることのないまま、17歳で奉公先の女主人を強姦し、それを隠蔽するため殺害・放火。逮捕され、死刑を宣告されるが、未成年のために無期懲役刑になる。
しかし、模範囚となった由太郎は監獄の頭となっていたが、ひとりの青年が路傍で耶蘇教(キリスト教)について語っているときに巡査の命令に服さなかったために官吏侮辱の違警罪で投獄されたが、取扱上の手落ちで重罪犯の監房に入れられた。
獄のほかの囚人たちがこの青年を袋叩きにしたが、そのとき、この青年が言った言葉、「わたくしはここで殺されても天国に参りますが、ここにいる方々は神を信ぜぬ罪人です。どうか、この方々の罪を許してください」と祈るのを聞いた由太郎は、青年が監獄を出る際、「どうすれば君のような心になれるのか教えてくれ」と尋ねたところ、青年は「耶蘇教の聖書をお読みなされ」とひとこと言って獄を去った。この間、ほんの20〜30分の短い時間だった。


由太郎が聖書の差し入れを願ったところ、ひとりの牧師を通して聖書が贈られた。学のない由太郎は文字がまったく読めなかったが、聖書を読むためにカタカナとひらがなを学んで聖書を読み始めた。その後もたびたび脱獄を試みたりしたが、やがて自らの罪を悔い改め生まれ変わる。
新約聖書をすべて覚えるほどまで繰り返し読み、さらに旧約聖書も暗記して、模範囚となって39歳のとき明治天皇の特別な恩赦により釈放され、全国の監獄を巡回して伝道活動をするようになる。
多くの重罪人を含む囚人を始め、学者や実業家も信仰に導き、陶器の器で有名なノリタケの創業者、森村市左衛門も導いて洗礼を授けた。
のちに神学校の教師も務めた。
そして、自らの生涯を綴った『恩寵の生涯 獄中三十年 好地由太郎自伝』を著した。


この信仰生涯を見ていくと、今日のミッションバラバ(元暴力団員の牧師たち)の働きを連想します。
冒頭の、新潟女児殺害犯も真に自らの罪を悔い改めて生まれ変わり、被害者家族や関係者たちに心から謝罪するとともに、このような事件が将来起こらないよう、自らの命を捧げて社会に対して何らかの貢献ができるほどになって欲しいと心から願うものです。ほとんど不可能に思われるようなことですが、好地由太郎とて同じでした。


「それは人にはできないが、神にはできる。神はなんでもできるからである」
(マルコによる福音書 10:27)


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火星移住計画を即座に中止せよ!

2018.05.20日
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NASAに火星移住計画があるのを皆さんはご存じですか?
いえ、今やNASAだけでなく、予算の関係から民間に移行してテスラモーターズのイーロン・マスク氏(「米スペースX、壮大な火星移住計画を発表」)を始め、オランダの実業家、バス・ランスドルプ氏が代表を務めるマーズワンなど6つの宇宙開発企業に宇宙船や宇宙基地の開発を依頼しています。


もともとこのような発想が出てきたのは、地球の寿命に限りがあるから人間は地球が滅びる前にほかの星に移住すべきだというところからです。
NASAが本気で取り組んできたのですが、研究費だけでもとてつもない費用がかかるため、民間の力を借りようという運びになりました。
この移住計画が非常に盛んになってきたのはついここ数年です。


大枠の予定では、まず第1フェーズとして、2018年から2026年にかけて4度の有人飛行を含む宇宙基地建造ミッションを実施する。
すべてが順調に進めば、2027年からは第2フェーズへと移り、まず宇宙船Deep Space Transport vehicleを無人で、続いて約1年間かけて基地内でシミュレーションを行うクルーを送り込む。
しかし、実際には計画は遅れをとっています。


さて、先に米国はアポロ計画で月に人を送りました。
1972年12月、アポロ宇宙船で月を訪れ、足跡を残した最後の人物となった宇宙飛行士のユージン・サーナンとハリソン・"ジャック"・シュミットは、月の海の南東の岸にある、タウロス・リットロウ渓谷での調査を無事に終えた。そして、月の砂塵をかぶったまま宇宙船に戻ってきました。
ふたりは、宇宙服に積もった塵をはらい、ヘルメットを取りました。そのとたん、シュミットがくしゃみの発作を起こして止まらなくなった。喉はむずがゆくなるし、鼻が詰まって息が苦しくなりました。
最初は花粉症のような軽い気持ちで考えていたのですが、あとになってわかったことは、月の塵は一見、柔らかで軽そうに見えますが、実際は鋭くやすりのようにザラザラしています。多くは微小隕石の衝突による破片ですが、月面は風も流れる水もないため、月塵は摩耗しません。自然が作用することがないので、砂粒の角が丸くならないのです。
粉状になった細かいガラスの破片を吸い込んでいるようなもので、健康に重大な害を及ぼします。粒のひとつひとつがギザギザしているので、深く吸い込むとそれが肺に留まり、肺胞嚢や肺胞管を傷つけるのです。
結果的に月面版珪肺症(けいはいしょう)を引き起こすことになります。これは炭坑作業員がよくかかる致死性疾患で、今でもアメリカでは年間100人がこの疾患で亡くなっています。


つまり、これは一例で、このような想定外の問題が未知の世界である火星でも当然起こり得るわけです。
このほか、火星移住に関して根本的な大きな問題として、次のようなことが挙げられます。
・火星の表面重力は地球の1/3にすぎない。この重力下で低重力での健康上の問題が発生しないかどうかはよく分かっていない。
・火星は太陽から遠いため、表面に届く太陽のエネルギーの量(太陽定数)は、地球や月に届く量の半分程度でしかない。
・火星の軌道は地球のそれよりも潰れた楕円であるため、太陽との距離の変化が大きく、温度や太陽定数の変化を激化させる。
・火星の気圧は、人間が与圧服無しで生存するには低過ぎる。従って、火星表面に作る居住施設は宇宙船のように与圧式にする必要がある。
・火星の大気は薄いが主成分は二酸化炭素であるため、火星表面でのCO2の分圧は地球の52倍にもなる。(もっとも、このため火星上で植物は生育可能かもしれない。)
・火星は2つの衛星、フォボスとダイモスを持っている。フォボスとダイモスは地球の月と比べてはるかに小さく距離も惑星に近い。これらの衛星を小惑星の植民の実験場として活用することも考えられている。
・火星の磁気圏はとても弱く、太陽風を防ぐのに十分ではない。


これ以外にもまだまだ数えきれないほどの問題が山積しています。
それでも火星移住計画を推し進めるべきなのでしょうか?
むしろ、私たちがすべきことは、この地球をいかに大切にして、壊さないで、長持ちさせるかということだと私は思うのです。


たとえば温暖化の問題。
米海洋大気局(NOAA)がこのほど発表した4月の世界気象報告書によると、今年4月の平均気温はNOAAが1880年に統計を取り始めて以来、3番目に高かったといいます。
地球の気温が平均を上回るのは、これで400カ月連続になる。つまり、温暖化が33年以上にわたって続いていることになります。
ここ数年エルニーニョやラニーニャといった異常気象による地球規模の大災害が頻発していますからこの温暖化の問題に即刻真剣に取り組まなければなりません。
また、核の問題もあります。もし万が一、第3次世界大戦が起こったら地球は破滅しないとも限りません。
人類が英知を結集すべきは地球の保全であって火星移住計画ではありません。


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YMCA

2018.05.19日

歌手、西城秀樹さんが63歳という若さで亡くなりました。
連日、テレビで彼の偉大さを伝えています。


16歳でデビュー、1970〜80年代に大活躍して、人気歌手の地位を不動のものとしました。
ちょうどこの頃、私はアメリカに留学していて日本のことはほとんど知りませんでしたが、なぜか「YMCA」の曲だけはよく聴いていて知っています。


YMCAは、「Young Man(Y.M.C.A.)」という楽曲です。
私は今まで知らなかったのですが、Young Man Can do Anything. [若者はどんなことでもできる] から作られていたそうで、歌詞は:
ヤングマン
さあ立ち上がれよ ヤングマン
今翔びだそうぜ ヤングマン 
もう悩む事はないんだから ヤングマン
ほら見えるだろう ヤングマン
君の行く先に ヤングマン
楽しめる事があるんだから
すばらしい Y.M.C.A Y.M.C.A
ゆううつなど 吹き飛ばして
君も元気出せよ そうさ Y.M.C.A Y.M.C.A
若いうちはやりたいこと 何でもできるのさ


歌と一緒に身体で作るアルファベットの文字の振り付けは下の写真のように海外でも同じようにやっていたようです。

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YMCAというと、私にとっての思い出は英会話教室など各地域にある、Young Men's Christian Association「キリスト教青年会」のほうです。
大学1年生になったとき、家庭教師の仕事と同時にこのYMCA英会話教室で教え始めました。
大学で英語教えてくださっていた教授が、YMCAの英語科主任を務めていらっしゃって、私に声をかけてくださったのがきっかけです。この先生とはその後もずっと長いお付き合いとなりました。


それはさておき、西城秀樹さんの「Young Man(Y.M.C.A.)」 Young Man Can do Anything. (若者はどんなことでもできる)は、西城秀樹さんご自身がこの歌詞を身を持って証明していらっしゃいました。


そして、ちょうどつい先ほど、藤井聡太六段が最年少の15歳9カ月で、中学生棋士としてプロ入り後最速の1年7カ月で七段に昇段された、とニュースで報じられました。
藤井聡太さんの活躍には目を見張るばかりです。
このほか、フィギュアスケート選手の羽生結弦さん(23歳)や、卓球選手の石川佳純さん(25歳)、張本智和さん(14歳)など、各界で若い世代の人たちがたくさん活躍しておられるのを見ると、まさに Young Man Can do Anything. (若者はどんなことでもできる)を地でいくようです。


エネルギーあふれる若者の特権を生かして、これからも上の選手たちだけでなく、さまざまな分野でさらに活躍される若者の誕生を心から待ち望むものです。


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私の近況報告

2018.05.18日
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"The best way to pay for a lovely moment is to enjoy it."
--Richard Bach – Author
「素敵な時を過ごしていることに対する一番の感謝の表し方は、その時間を楽しむことだ」
--リチャード・バック、作家
(訳 舟田譲二)


"The best way to pay for a lovely moment" の 'pay' は文字どおりには「支払う」「代価を払う」という意味です。
すなわち、'a lovely moment' 「素敵な時間を過ごしていることに対する、感謝の気持ちの表し方の一番の方法」というのが原義です。
ですから、そのような「感謝の気持ちの表し方として一番の方法」は、「その素敵な瞬間を楽しむこと」だと言っているのです。


ちょうど一昨日の記事、「いい人生を生きる秘訣」の中にも書きましたが、いい人生を生きる秘訣は、「今」というこの瞬間を楽しむことです。
そして、素敵な瞬間を過ごしていることに対して感謝の気持ちを表す最善の方法は、その瞬間を思う存分楽しむことなのです。
つまり、一昨日の記事の言葉と今日の言葉は 'hand in hand' 「表裏一体」です。


還暦を迎える少し前から体調を崩し、それに続く父の召天、義母の交通事故と入院、妻の実家での看病生活、その直後に起こった東日本大震災と妻のいないしわ寄せによる多忙など、極度のストレスが相次ぎ、私も倒れて仕事ができなくなりました。
毎日、吐き気やめまいに襲われ、味覚・聴覚・嗅覚異常、うつ、幻覚・幻聴、睡眠障害、記憶障害、激やせ(2か月で体重−10kg、ウエスト−10cm)などの症状が現れて、しばらくは自宅でほとんど寝たきりの生活を余儀なくされました。
あちらこちらの病院にかかって検査、診察してもらっても原因不明。
のちに5つ目の病院の検査で脳波の異常が発見され、てんかんと診断。
こんな生活が5年ほど続きました。


そんな中、このままでいたら本当に一生寝たきりの生活になると思い、少しずつ外に出てウォーキングを始めました。最初は、10分歩くだけでふうふう、心臓はドキドキ。
やがて30分、1時間歩き、そのうちに8km、10km...20kmと伸ばしていきました。
そして、もう治ったかと思ったのが今からちょうど3年前(「絶"不"調から絶好調へ」)。
ところが、その直後に今度は繊維筋痛症を患い、全身の痛みでまたウォーキングができなくなりました。


でも前回の病も、今回のも信仰によって打ち勝ちました。
そして、今またウォーキングに励み、健康作りに再チャレンジしているところです。
毎日、そして一瞬一瞬を楽しみながら。


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ここ数日はほぼ毎日10km前後ウォーキングしていますが、背後で私のために祈って支えてくださっている方々や家族に心から感謝しつつ歩きながら祈っています。
そして、今の健康を感謝するだけでなく、目に入る景色や新緑の匂い、ホトトギスやカラスの鳴き声、小川のせせらぎ、海の波の音、潮の香り、涼しい海風などの自然だけでなく、途中行き交うウォーキングしている人やジョギングしている人、犬を散歩に連れている人やサーフィンしている人たち等々、目に入るすべてのものが新鮮で美しく、もう本当に一瞬一瞬を心ゆくまで楽しんでいます。


今日の言葉、
「素敵な時を過ごしていることに対する一番の感謝の表し方は、その時間を楽しむことだ」
はまさに私の今の人生そのものです。


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反対者(敵対者)に出会ったら

2018.05.17日

"Whenever you are confronted with an opponent, conquer them with love."
--Mahatma Gandhi – 1869-1948, Indian Activist
「反対者(敵対者)に出会ったらいつでも愛で打ち勝ちなさい」
--マハトマ・ガンジー、インドの政治活動家
(訳 舟田譲二)


ガンジー(またガンディ)は、ロンドンへ留学して弁護士の資格を取り、1893年、イギリス統治下の南アフリカで弁護士業を始めたましたが、列車の一等車への乗車を拒まれて荷物と一緒に放り出される経験をし、これをきっかけに人種差別への反感を覚え、差別撤廃に向け人生を歩み出しました。
そして、後に祖国インドに戻ってからはイギリスからの独立運動を指導し、暴力に対して暴力で抵抗せず非暴力で抵抗して民衆を指導し、インド独立を独立に導きました。
この非暴力の流れを受けたのがアメリカで黒人の地位向上と公民権運動を展開したキング牧師です。


下のビデオはスペインの公園で撮られたものです。
小さな子どもたちが、母親のいる前で黒人の子どもを仲間外れにし、「猿」と言ってからかったり、頭をたたくなどの暴力をふるっています。
母親は自分の子どもに対して差別をする子どもたちに対して、またそれをベンチの上で黙って見ている親たちに対しても怒ったり、抗議したりすることなく、黙ってその場を去っていきます。


親たちが人種差別をしていると、子どもたちもそれを当然のことのようにして同じような行動を取ります。このような人種差別は決して許されるものではありません。
しかし、この黒人のお母さんのように悪態をついたり、喧嘩したりせずに去ることは、非暴力を貫いたガンジーやキング牧師が勧めた本物の愛ある行動と言えるのではないでしょうか。


私たちも、もし何らかの理由で差別行為を受けたり、暴力をふるわれたりするようなことがあったら、ガンジーの言うように、
「反対者(敵対者)に出会ったらいつでも愛で打ち勝つ」
ことが一番の賢明な方法であり、また神の喜ばれることだと思います。



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いい人生を生きる秘訣

2018.05.16日
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"The trick is to enjoy life. Don’t wish away your days, waiting for better ones ahead."
--Marjorie Pay Hinckley - Author
「日々の生活を楽しむことがいい人生を生きる秘訣。もっといい日が来るのを待って、先の日を楽しみにしていてはいけない」
--マージョリー・ペイ・ヒンクリー、作家
(訳 舟田譲二)


「いい人生ってニャンだ?」


明日、来週、来月、来年、10年先、30年先のことをいつも心待ちにしながら生活していたら、人生を心から楽しむことは一生できません。


早くテストが終わったらいいのに。
早く学校を卒業したい。
早く成人して、自立したい。
いい仕事に就きたい。
もっとお金を稼ぎたい。
いい人に出会って、早く結婚したい。
早く子どもがほしい。
子どもに早く育ってほしい。
いい車がほしい。
いい家に住みたい。
旅行がしたい。
いい人生を生きたい。
こうなったらいいのに。
あれがほしい。これもほしい。
もっと、もっと、もっと...


私自身、これまでの人生を振り返ってみたら、なんだかつねに上のようなことを考えてきたような気がします。
将来に夢があることは素晴らしいことです。
でも、今になってみれば、その時、その時の学校の勉強や、友達とのつき合いや、結婚生活や、子育て、仕事をもっともっと楽しんでいれば良かった、と。
確かに私なりに何事にも一生懸命取り組み、これまで生きてきました。だから、決して後悔しているわけではありません。
しかし、いつも先のことに目を向けていたために、その瞬間、瞬間を十分に楽しんでいなかったような気がするのです。


私たちが生きることができるのは、「今」というこの瞬間だけです。
来年どころか、明日、いや1時間先も、1分先も生きることはできません。


「今」という瞬間に目を向けるなら、感謝できることはいくらでも見つかります。
たとえ勉強や仕事で苦労していたときでも、子育てで困っていたときも、健康を害していたときでも、今振り返ったらその時、その時、神様からの恵みは数えきれないほどいただいていたし、祝福されていました。


いつも、明日、来週、来年...というふうに先の人生を考えていたら、「今」を見失ってしまいがちです。すると、今の幸せ、感謝を十分に見つけることができなくなるのです。


だから、「今」あるがままを楽しむのです。
現在の状態を最大限に生かすのです。
人生で最高の祝福は、「今」この瞬間、私たちの目の前に横たわっています。
楽しむのを先送りにしたら、今が十分に楽しめなくなります。
しょせん人生というものは、「今」という瞬間の積み重ねが、明日、来週、来年、20年先に結果となってついてくるものなのです。
そして、これこそがいい人生を生きる秘訣です。
ああ、このことに「今」気づいて良かった。
これからの生き方が変わってくるぞ!


と、昨日はこんなことを考えながら、夕方5時40分に家を出て、真っ暗になるまで2時間25分、16670歩、10.3kmの大磯海岸までのウォーキングを楽しむことができました。
これほどまで健康が回復したことに心から感謝した次第です。


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成功とはほかの人があきらめた後も食らいついていること

2018.05.15日
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“Success seems to be largely a matter of hanging on after others have let go.”
―William Feather – 1889-1981, Publisher and Author
「多くの場合、成功とはほかの人があきらめた後も食らいついていることのようだ」
―ウィリアム・フェザー、出版業・作家
(訳 舟田譲二)


上の画像は3年前の記事、「英語は聞き流すだけで話せるようになる!? Part1」の『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』からのものです。
ちょっと脇道にそれますが、この記事は実はいわくつきのもので、私には苦い思い出があります。どんな思い出か興味のある方は「聞き流すだけで英語は話せるようにならない!」をご覧ください。


さて、今日のテーマは「成功」です。
これまで「成功」についてはたくさんの記事を書いてきました。試しに、このブログページ左上の「エントリー検索」に「成功」と入力すると、成功に関する記事が山ほど出てくると思います。


冒頭の言葉、
「多くの場合、成功とはほかの人があきらめた後も食らいついていることのようだ」
は真理だと思います。
去る日曜日の記事、「安上がりで効果てきめん英語学習法」の中に登場したエドワードさんは、最初カイトサーフィンを始めたとき思うようにできず、何度も沖に流されて遭難しそうになったことさえありました。でも、彼はそれでもあきらめず頑張り続けたためマスターし、今では自由にカイトもボードもバーやラインも操り、ほぼ毎週新宿から車で平塚までカイトサーフィンをしにやってくるほど楽しんでいらっしゃいます。
一方、私はと言えば37年前に一度ウィンドサーフィンを試して、うまくできなかったためすぐにあきらめてしまったため、それっきりになってしまいました。もし、あのときあきらめずにグアムから帰国してからも続けていたなら、ひょっとしたら(万に一ぐらいの可能性で)今頃、平塚の海岸でウィンドサーフィンを楽しんでいたかもしれません(笑)。


シリーズ『ミッション:インポッシブル』の主演トム・クルーズは、離陸しようとして滑走路を猛スピードで走っている飛行機にしがみついているシーンや、他にも多くの危険なシーンをスタントや画像加工なしに演じてきたことで知られています。
体を張った、というか命を懸けた彼の映画に対する真剣な取り組みが、このシリーズをより一層面白くしています。


さて、このトム・クルーズ、ご存じの方も多いでしょうが、彼は生まれつき文字の意味を脳内で認識・理解することに困難を覚える「失読症」という一種の学習障害を抱えています。また、行を飛ばすなどして教科書をうまく読むこともできませんでした。そして高校までLD(学習障害者)のための特別クラスに入っていました。
「ほかの友達のように本がすらすら読めたり、集中力があったらどんなにいいだろう」と、いつも思っていたそうです。でも、努力家の彼は、得意だったスポーツには何でも挑戦し、自分の弱点を補うための集中力も鍛えました。
俳優になってからも、失読症のために脚本等の文章は理解できないので、台詞を覚えるときはテープに全て録音してもらって繰り返し聞いて覚えるそうです。


トムが、「ほかの人があきらめた後も食らいついて」いった結果の人生での成功です。


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人に与えられたとてつもない能力

2018.05.14日

"When you dance, your purpose is not to get to a certain place on the floor. It’s to enjoy each step along the way."
--Wayne Dyer – 1940-2015, Author and Speaker
「ダンスするとき、フロアのある場所まで移動することが目的ではない。目的はその場所に行くまでのステップを楽しむことである」
--ウェイン・ダイヤー、作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


昨日の記事「安上がりで効果てきめん英語学習法」に、その前日の土曜日にカイトサーフィンをしているオーストラリア出身の方とお友達になったと書きました。
昨日の礼拝後、そのことを柿谷牧師にお話ししたところ、すぐ近くにお住いの柿谷先生は歩いてよくこの海岸にいらっしゃるようで、写真のサーファーをこれまでしばしば見かけていてご存じでした。


さて、このカイトサーファー、エドワードさんの見事なサーフィンぶりを見ていていろんなことを教えられました。


まず第一に、その見事なサーフィンの腕前。
平塚で唯一の遊泳地区になっている防波堤のテトラポッドで囲まれたところを、本当に自由に左から右へ、右から左へとスイスイと気持ちよさそうに水の上を滑っていらっしゃいました。
風はほとんど同じ方向からずっと吹き続けているのですが、エドワードさんは風の向きがたとえどちらからであれ、自由に操り、膝をかがめてスピードを落として、最後は水面に背中をつけるまで身を倒してピタリとストップします。
カイトを操るバー(手で握る棒)とライン(バーとカイトをつないでいるひも)を実に見事にコントロールしています。別のカイトサーファーと近距離ですれ違うときも、しっかりコントロールし、決してぶつかったりラインが絡まったりすることはありません。
私など力がないから無理、とエドワードさんに言ったところ、実は力はほとんどいらず風を利用するだけだと言います。
しかし、10代の頃からずっと普通のサーフィンをやってきて慣れていたエドワードさんでさえ、カイトサーフィンでは最初のうちカイトをうまくコントロールできず、沖合まで風に流されて遭難しそうになったことが何度もあったそうです。
私だったら確実に遭難していて、今頃は天国にいることでしょう。
エドワードさんが、カイトサーフィンは50代から60代の人もたくさんやっているから試してみたらと誘ってくれましたが、そもそも運動音痴の私は見て楽しむだけで十分です (笑)。


このことから、人生も同じだなぁとつくづく思いました。
エドワードさんも最初はなかなかコツがつかめずに何度も沖に流され苦労していましたが、持ち前の根性と努力でこの難関を乗り越え、今では自由に操って楽しんでいます。
同様に、誰の人生にも荒波や逆風はつきものです。
困難に出合ったときに「もうだめ」と言って簡単に諦めて自暴自棄になったり、ギャンプルやアルコール、暴飲暴食に逃げたり、中には自死してしまう人すらいます。でも、人は試練を乗り越えるたびに強くなっていくものです。コントロールできるようになるまでは忍耐と努力、訓練が必要です。


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学んだことの二番目は、人間のすごい知恵と能力。
カイトサーフィンは数多くあるサーフィンの中でも比較的歴史の浅い(といってももう20年ぐらいになるそうですが)スポーツです。
もともとは、カイトすなわち日本でも昔から私たちがお正月に上げていた「凧」です。
この凧とサーフィンを結びつけて遊びにし、さらにスポーツに、そして競技にする、という知恵には驚かされます。


エドワードさんとも話していたのですが、1970年代に観ていたテレビ番組『ハワイ5-0(ファイブオー)』で初めて見たサーフィン(当時は「波乗り」と言っていました)に度肝を抜かれたものですが、人はこれをどんどん進化させいろいろなスポーツを生み出してきました。同様に、昔の凧が発展を遂げ、ハンググライダー、パラグライダーやモーターパラグライダー、スノーカイト等々を生み出してきました。
エドワードさんが言っていましたが、これから20年先、30年先になったらどんなスポーツがさらに生まれているか想像もつかない、と。
そして、これらのスポーツは世界中の多くの人たちに愛されて広がっていき、やがて競技にまで発展します。
このことをエドワードさんに尋ねたところ、2020年の東京オリンピックでは多分神奈川か千葉かを会場にして、これらのカイトを使ったマリンスポーツも競技になっているだろうという答えが返ってきました。


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大昔、空を飛ぶ鳥を見て、あんなふうに自分たちも飛びたいな、と思って考えていた人は凧を生み出し、さらにそれは飛行機に発展し、やがてそれがこのような遊びやスポーツにもなっていったのです。人間の無限の頭脳と可能性に驚かされます。
他の動物に本能として与えられているさまざまな能力を見て、そこから新しいことを生み出す知恵を人は神様から与えられているのです。


動物のようにただ飛ぶことや泳いで生活することを目的とするのではなく、私たち人間はそれを活用して人生を楽しむことができるように生まれてきているのです。
できない私などのためには、見て楽しむこともできるように。
「ダンスするとき、フロアのある場所まで移動することが目的ではない。目的はその場所に行くまでのステップを楽しむことである」


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安上がりで効果てきめん英語学習法

2018.05.13日

好天に恵まれた昨日の午後、妻と一緒に平塚海岸に出かけ、海を眺めながらボードウォークに腰かけてサンジェルマンのお気に入りのサンドイッチをいただきました。
妻は夕方仕事があったのですぐに帰りましたが、私は砂浜をしばらく歩きました。
海ではカイトサーフィン(カイトボード)やウィンドサーフィンを楽しんでいる人が何人もいて、カラフルなカイトが海の上を自由に右へ左へと滑るように動いていて、見ているだけでも楽しそうです。


若い頃、グアムへ行ったとき大勢の人が海でウィンドサーフィンを楽しんでいました。
みんながあまりにも気持ちよさそうに、エメラルドグリーンのきれいな海の上をスイスイとサーフィンしているのを見て、私もチャレンジしてみることにしました。
そこで簡単なスクールに入りました。
ビーチの砂浜の上で、現地の若い女の子がコーチしてくれました。
最初にボードの上に乗って、次に立ち上がり、マストを左手そして右手でつかんで、マストを立ち上げるという流れで、それをコーチの子がいとも簡単に「ワン、ツー、スリー、フォー」とお手本を示してくれます。
そこでスクールに参加した私たちも、「ワン、ツー、スリー、フォー」と声を出して、同じことを真似ます。
「なんだ、思ったより簡単じゃん!」
何度も繰り返して、もうこれで大丈夫、と自信を持って海に出ました。
「ワン、ツー」
のところで、ドッボーンと海の中に落ちてしまいました。
波が来るのでボードの上でうまくバランスをとることができないのです。
再チャレンジ!
「ワン、ツー」
ドッボーン。
何度も何度も繰り返すのですが、一瞬ボードの上に立ち上がれたかと思った途端、またドッボーンと海に落ちてしまいます。
かけていたメガネが海の中ではずれて、底に沈んでいきます。
私はメガネがなかったら何も見えないので必死でもぐってメガネを取り戻しました。


ふと気づくと、いつの間にかどんどん沖に流されて岸辺から遠く離れてしまっていました。
このままだったら遭難する、と怖くなってきたのですが、焦れば焦るほどうまくいきません。
ついに私はボードにつかまって、必死で足で漕いで岸まで泳いで帰りました。
そんなことを思い出しながら眺めていました。


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さて、家に戻ろうと思って砂浜を歩いていくと、つい先ほどまでカイトサーフィンをしていた人が上がって海を眺めていました。
横を通り過ぎようとしたとき目と目が合いました。
近づいていくとその人は外国人でした。
「コンニチワ」
そこで私は
"Hi. I was watching you. You were so good! Have you been surfing for quite awhile?"
(こんにちは。さっきあなたを見ていたんですけど、とてもお上手ですね。もうかなりやっていらっしゃるんですか?)
"No. Actually I've been kite-surfing only for a couple years or so."
(いいえ、まだほんの2,3年ですよ)
ここでお互いに名前を言って自己紹介。


オーストラリアの出身で十代の頃からサーフィンをやっているそうです。
私のグアムでのウィンドサーフィンの話をすると、彼もこれまで2度死ぬかと思う怖い経験をしたとのこと。
「オーストラリア訛りがほとんだありませんね」と言うと、日本に来て17年になり、新宿に住んでいて英語を教えているけど、日本で英語を教えるにはオーストラリア英語ではだめなので自然と訛りがなくなった。たまにオーストラリアに戻ると地元の人からどこの出身かと尋ねられると言って笑いました。
「あなたの英語は全然日本人らしくなくとても上手だけど、外国に住んでいたの?」
といった感じで始まった会話が、サーフィンの話からいつの間にかお互いの生い立ちや家族のことなどけっこう個人的なことにまで発展しました。
30分余り浜辺で立ち話しているうちにまるで昔からの友達のようにとても親しくなりました。
別れる前に彼のカイトをバックに一緒に写真を撮りました。
「楽しかったよ、エドワード」
「うん、ぼくも楽しかった。また会おうね、ジョージ!」
(このエドワード、見た目とても貫録があって、私より10歳ぐらい年上かと思って話していたのですが、逆に私のほうが10歳年上でした)


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昨日のブログ記事に英語でコメントくださった、英語を独学していらっしゃるNaokoさん。
このように自分から進んで外国人に話しかけるのもとても効果的、しかも安上がりな学習法です。
私は大学時代、キャンパスで見かけた外国人の先生にはみんな声をかけていって親しくなり、4年間毎週その人の家に行ったり(「英会話の基本はここで学びました」)、食事に連れてもらったり、中には家に泊めてもらったり、あるいはうちに食事に来てもらったり、一緒に旅行に行ったりした人などもいました。
これだけで、卒業後アメリカに留学したときにはネイティブと間違えられるほどにまで英語が上達していました。
ぜひ試してみてくださいね。


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こっち来い! あっち行け!

2018.05.12日

2週間前の4月28日、「今を変えれば将来は変わる」という記事を書き、私はウォーキングしているとき繊維筋痛症の癒しの確信が与えられたとその中で述べました。
ところがその後もまだずーっと痛みが続いており...という続きを半ば予想していた方、残念でした!


実は、あの日を境に本当に嘘のように痛みがすっかり(とは言わないまでもほとんど)消えてしまったのです。信じられますか?私は信じられます。その理由は上の記事の中に書いたとおりです。
そして、雨のため出かけられない日を除いてはほぼ毎日歩き、昨日などはここ最近で最高のほぼ9kmを1時間50分かけて歩いてきました。以前は毎日のように行っていた大磯漁港のすぐそばまでです。


下の歩数計の過去6か月のデータを見ると私の健康状態が一目瞭然です。
ロスに旅立った日の11時間のフライトの結果(エコノミー症候群)背中が痛くなり、向こうではほとんど歩いていませんでした。そして、帰りの12時間のフライトで今度は腰が痛くなり、帰国後もしばらく動けませんでした。


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1月から2月にかけては調子よく、毎日1万歩(6km)以上歩いていたのが、3月頃からまた腰が痛くなり歩行距離が落ち始めました。
最近また徐々に伸ばしてきて、ここ数日はまた1万歩以上をクリアし、一時期平均歩行距離が1kmまで落ちていたのが、ようやく3.8kmまで持ち直してきました。ここ1週間に限れば、平均歩数は約9000歩(5.4km)まで回復しました。
この歩数計はいわば私の健康管理ツールです。


さて、次は頭の健康管理について。
一昨日のこと。
大磯海岸まで歩き、家の近くまで戻ってきたとき、3歳ぐらいの男の子を抱いたお父さんが子どもに話しかけているところに遭遇しました。
「ほら、あそこにおさかなさんいるの見える?」
「うん!」
「ほかにどこにいるか自分で探してごらん」
「...」
(見つからない)


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こりゃ無理ですよ、お父さん。大人の我々でも見つからない。
そこで、男の子に声をかけました。
「ぼく。あのお魚の名前、コイっていうんだよ」
「ふ〜ん」
「こっち来い!って言って手をたたいてごらん。コイさんこっちに来るよ」
「ね、ほら。来たでしょ。今度はコイさんに『あっち行け!』って言ったらあっち行くかな?」
なんて会話を頭の中で考えながら親子の横を通り過ぎて行き、小さな橋の上にやってきました。
そこで欄干の上に身を乗り出して試してみました。
「こっち来い!」(パチパチパチ)


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こっちにやってきました。餌をもらえると思って、口をパクパク開けながらたくさん集まってきました。
「そこであっち行け!」と言いはしませんでしたが、頭の中でさっきの男の子との会話の続きを再現してみました。
「あっち行け、って言ったらコイさん、あっちに池なんかないから行けないよ、なーんて言ったりして」
と、このようなことを歩きながら考えていたのです。
(これは幼児から小学低学年の子たち向けのジョークです)


それと言うのもつい数日前、私の敬愛する小川政弘先生の新刊書『字幕に愛を込めて 私の映画人生 半世紀』を読み終えたばかりで、翻訳のことが常に頭にあって、自然と頭の中で日本語を英語に翻訳する癖がついていたのです。さらに一昨日、メールマガジンの登録申請をしてこられたおふたりのうちのひとりが英語を独学中ということで、英語で自己紹介を書き、英語の学習法を尋ねてこられたので、そのこともあって無意識のうちに散歩しながら英語で考えていたということもあります。


そこで、上のショートストーリーを英語に翻訳するとしたらどう訳すか。字幕は字数制限があるので、普通の小説を翻訳すると仮定して。
「こっち来い!」「あっち行け!」の「来い」と「鯉」、「行け」と「池」という翻訳者泣かせの言葉遊びを訳すのは至難のわざです。


私が同時通訳のようにして考えたのは下のような英文です。
"Say 'Come here!' and clap your hands, the carp will come." (Clap, clap, clap)
"See? Here they come.
Now tell them to go to the pond over there, do you think they will go?"
"No, they won't. You see, when you said 'come', they misheard the word 'come' for 'carp'. That's why they came. But when you say go to the pond, they'll mishear 'pond' for 'pawn' and they'll say there aren't any pawnshops over there, so we can't go."
英語にしたらなんてつまらないストーリーなんでしょう!


時間の無駄?
いいえ、そんなことありません。
こんなくだらないことでもいいのです。
自分だったら、このようなとき英語でなんて言うんだろう、って頭の中で考えて英語にしてみる、これも立派な英語学習法です。私は高校生の頃からこれをしばしばやっています。
そのうち慣れてくると、日本語から英語でなくて、初めから英語で考えることができるようになります。


そのお陰かどうか、先日ロスに3週間ほど滞在していたとき、Uber(ウーバー:企業運営白タクのようなもの)の運転手さんや、ホームステイでお世話になった方やアメリカ人の方とほとんど不自由することなく自由に英語で会話を楽しむことができました。
これが私の頭の健康管理法のひとつです。
身体の調子が悪いときは頭の中に霧がかかったような感じで、回転が遅くなっていますが、調子良くなると、まあ昔ほどではないにしてもある程度回転するようになります。


ということで、今日は英語学習法の巻でした。
Naokoさん、なにかヒントになっていれば幸いです。


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明るい将来を望むなら

2018.05.11日
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"Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.The important thing is not to stop questioning."
--Albert Einstein
「昨日から学び、今日のために生き、明日に希望を持とう。大切なのは疑問を持つのをやめないことだ」
--アルベルト・アインシュタイン
(訳 舟田譲二)


アインシュタインの名言です。
前半の「昨日から学び、今日のために生き、明日に希望を持とう」はおそらくどなたも同意されると思います。
でも、これと後半の「大切なのは疑問を持つのをやめないことだ」とは、いったいどのような関係があるのでしょうか?皆さん、おわかりですか?


まず前半の部分から考えてみましょう。
「昨日から学び」というのは、もちろん文字どおり昨日に限ったことではなく、「過去」全般を指しています。つまり、過去から学ぶということです。
「今日のために生き」は、文字どおり今日も含みますが、さらに言えば「現在」あるいは「今この瞬間」という意味でもあります。
「明日に希望を持とう」も、文字どおり明日のこともそうですが、明日以降、明後日もその次の日も、...「将来」という意味になります。


そこで、後半の「大切なのは疑問を持つのをやめないこと」とのつながりですが、たとえば昨日を含む「過去」を考えるとき、「なぜあのようなことをしたのか?」「なぜあのようなことが起きたのか?」など、自分自身あるいは世界の過去の失敗やさらに成功も含めて、「なぜ?」と疑問を持つことが歴史を学ぶことの意義であり、これを今日(こんにち)に、また将来に生かすことにつながるのです。
ですから、「起きてしまったことはしようがない」ではなく、過去の経験を生かすためにどうすればいいのだろう、と疑問を持たなければ過去は役立たない死んだものになってしまいます。歴史に興味のない人は、「過去はもう変えられないことだから仕方のないこと」と考えていますが、これは大きな間違いです。


次に、「今日」「現在」「今この瞬間」の生き方とのつながり。
これは、自分自身の、また世界の将来は「今」にかかっているから、今をどう生きるか、ということを私たちは絶えず考えなければならないのです。
「今この瞬間」自分はどのように生きればいいのだろう、人とどのような接し方をすればいいのだろう、仕事や勉強に対してどのように取り組めばいいのだろう、今自分がこの行動を取るならそれは将来どのような結果をもたらすだろう等々、「今日のために生きる」にはどうすればいいのか自問しなければなりません。これが「今日」に疑問を持つということです。
「今」が将来を変えるからです。


そして、「明日に希望を持つ」ことにはどのような疑問を持てばいいのでしょう。
ハーヴィー・マッケイという作家が次のように言っています。
「楽観主義者は正しい。そして悲観主義者も正しい。あなたがどのようになるはあなたの選択次第だ」と。
「明日に希望を持てない」と考えている人は、悲観主義者です。そして、このような考え方をしていたら、まず間違いなく「明日」そして「将来」はそのとおりの人生になってしまいます。
そして、将来を楽観的に考える人はそのとおりの明るい人生を歩みます。
なぜ、そうなるのか、これも自分で考える必要があります。というのは、人に言われて納得できることではないからです。
自分の頭で「なぜ明日に希望が持てない」のか、考えなければなりません。
そして、自分で納得いく結論を出すことです。


私たちは疑問を持つのをやめたら、その時点で人生は終わってしまいます。
常に自分に問いかける。「なぜ?」「どのようにしたらいい?」「どうなるだろう?」と、過去・現在・未来のことを考えるとき、将来の人生は開けていきます。


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感謝の心は人と人の心をつなぐ接着剤

2018.05.10日
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"Appreciation is a wonderful thing: It makes what is excellent in others belong to us as well."
--Voltaire – 1694-1778, Writer and Philosopher
「感謝するというのは素晴らしいことだ。感謝によって他の人が持っている素晴らしいものを私たちも共有することができるからだ」
--ヴォルテール、文学者・哲学者
(訳 舟田譲二)


感謝する心は私たち人間が持つ最高の資質のひとつです。
「感謝しない心」とは、人になにかやってもらっても、そんなのは当たり前だと思います。
お金を払っているから当たり前、仕事だから当たり前、親だから当たり前、子どもだから当たり前、先生だから当たり前等々、「そんなことは当たり前」と思っていると感謝の心はなくなります。
そして、それはとてもさびしいことです。


店で物を買うとき、レジの人が「ありがとうございました」と言うと、私も必ず「ありがとうございました」と言います。バスを降りるときにも運転手さんに頭を下げて「ありがとうございました」と言います。
たんに儀礼的に言うのではなく、本当に感謝しているからです。


人から「ありがとうございます」とお礼を言われても、「こちらこそありがとうございます」と言います。ぎゃくにお礼を言わないと、なんか落ち着きません。実際、こちらもお世話になっているのですから。


感謝の気持ちをニッコリと笑顔や「ありがとう」「感謝しています」と言葉で表すと、そのときその人が持っている素晴らしいものを私たちも共有していることになります。
またそれは同時に、私たちの持っているものも他の人と共有するということです。
人間というのは、このようにしてみんなお互いを必要としていて、いろいろな面でお互いに助け合い、お世話になっているわけですから、感謝するのは当たり前なのです。
感謝することによってお互いの持っている素晴らしいものを共有できて、私たちはより豊かになります。


感謝の心は人と人の心をつなぐ接着剤です。
あなたは今日、だれかに感謝の気持ちを伝えましたか?
心がつながりましたか?
心がポカポカ温かくなりましたか?
もし、まだだったら、どんなに小さなことでもいいので感謝の気持ちを伝えましょう。
そうすることによってあなたの心も豊かになります。


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♪この〜木、なんの木?

2018.05.09日

「♪この木なんの木 気になる木
名前も知らない 木ですから
名前も知らない木になるでしょう


この木なんの木 気になる木
見たこともない 木ですから
見たこともない花が咲くでしょう」


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有名なあの日立のCMソングです。
木の名前、ご存じの方いらっしゃいますか?
「モンキーポッド」というらしいですが、聞いてもみんなすぐ忘れてしまいます。
それで、現地のハワイでも「ヒタチの木」と呼ばれているそうです。それぐらい「日立の木」で有名になったのですね。


1か月近く前になりますが、「いっちゃれば ちょーでー 」の記事の中でご紹介したロス在住の友人の金成通孝(かねなりみちたか)さんは、数字、とくに人の生年月日や記念になるような日にちや年度などをとてもよく覚えていらっしゃいます。
「初めてアメリカに来たのは◯◯年の◯月◯日」とか、「◯月◯日に愛犬リオに噛まれた」などなど、本当によく覚えておられて感心します。
覚え方のコツをお尋ねしたら、語呂合わせだけでなく、Aさんの誕生日は自分の妻の誕生日の1週間後、などのようにして自分がよく知っている何かと結びつけて覚えるのだそうです。
その金成さんも私の誕生日、6月21日はなかなか覚えられなかったのですが、「1年で1番昼の長い日は?」とヒントを上げたら、「あっ、夏至だ!」と言ってすぐに覚えました。
このほか、好きな映画の中で話されるセリフもよく覚えていらっしゃいます。


私は数字には疎いほうで、なかなか覚えられません。
でも、だれでも自分の関心のあることならいくらでも覚えられます。
車の好きな人は車の名前はまるで博士のようによく知っていますし、歌の好きな人は歌詞を、映画やドラマが好きな人は俳優・女優の名前や年齢などを自然と覚えますよね。


私の場合は、早口言葉や英語で一番長い単語(45文字)や地名(58文字)など、これらは全然苦なく覚えられます(まだ動画をご覧になっていない方はこちらからどうぞ「エクササイズでなくイナサイズ」)。


今から30数年前、中央大学で教えていたときには、毎年新しく教える学生約400人の名前を覚えていました。まずは学生に関心を持ち、覚えるために授業時間中何度も名前で当てて、その学生の顔や性格の特徴をとらえて名前と結びつけて覚えていましたが、自然と覚えられました。
今はもう全然だめですが(泣)


この記憶法は勉強や仕事、名前、電話番号だけでなく、ほとんどどんなことにも応用できます。円周率10万桁を暗記した原口 證(はらぐち あきら 1945年–)さんは、数字を下のようにかなに置き換えて語呂合わせで物語にして覚えました。
0 - お、ら、り、る、れ、ろ、おん、おー
1 - あ、い、う、え、ひ、び、ぴ、あん、あー、びゃ、ひゃん、びゃ、びゃん
意味のないものはこのような覚え方をするのが正しい方法です。


でも、一番大切なのは覚える対象に関心を持つこと、覚えることに意味・目的を見出すことです。そして、自分自身に合った覚え方を自分で調べ、考えること。
人からの受け売りではなかなか覚えられません。


ところで「日立の木」の名前、まだ覚えていらっしゃいますか?


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男と女

2018.05.08日
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一昨日、お友達のふたりの若い女性に人生についていくつか尋ねられましたが、とりわけその中でも結婚のことについては年頃の女性にとっては大きな問題です。
どのようにしたら、この人こそ本当に神様に導かれている伴侶であると分かるのですか、と。
これはなかなか難しい質問です。
「この人こそ」と思っていても、結果的にはうまくいかないで別れることもあれば、「この人は違うだろう」と思っていたのに、いつのまにか結ばれてしまった、という人はきっとたくさんいらっしゃることと思います。
彼女たちに対する私の答えは...


「神様に導かれている結婚相手というものは不思議なようにして、次から次へと道が開かれていくけど、そうでない人は何らかの事情で道が閉ざされてしまう」
そう言ってしまえばどんな問題だって同じですが、こと結婚に関してはこれは真理だと思います。
ただ、もちろんこれだけではなく、心に平安があるとか、家族や友人など周りの人たちから賛成され祝福されているとか、相手と考え方や趣味、将来のビジョンなど波長が合うとか、その他さまざまな条件もあるでしょう。
逆に、これらの条件がすべて揃っていて、この人こそ神様が導かれた人だと確信して結婚したにもかかわらず、思っていたような人ではなく喧嘩が絶えず、結果的に離婚してしまった、という人もいます。


結婚というものは難しいものです。
そもそも、生まれ育ちの環境などがまったく違い、人格や考え方、感じ方も違い、しかも男女間の性差があって、結婚して一緒に暮らすということは当然のことながら、大小さまざまな問題が起こって当たり前です。
とくにこの男女差は思っている以上に大きいもので、テレビに出ていた結婚問題の専門家などは、「男性と女性はまったく別の生物だ」とやや誇張して言っていたほどです。


冒頭の言葉、
女は、結婚したら
夫に変わってほしいと思う。
でも夫は変わらない。
男は、結婚しても
妻に変わらないでほしいと思う。
でも妻は変わる。

はある意味、真理です。
おそらく多くの人にとって思い当たる節があるのではないでしょうか。


たとえば国際結婚を例にとると、もちろん例外はたくさんありますし、なにごとも一般化して言うことはできませんが、得てして日本人女性は外国人男性に優しさを求め、外国人男性は日本人女性に控え目、従順さを期待するという、いわゆるステレオタイプが一因していることもあります。私の叔母がそうでしたし、これまで似たようなケースをたくさん見てきています。
言い換えれば、これはなにも国際結婚に限ったことではなく、男性と女性は結婚するとき相手にある種の理想像を持っていてそれを期待するわけです。
しかし、実際には「そうは問屋が卸さない」のです。


それでは、どのようにしたらうまくいくのか、ハムレットじゃないですが、"To be, or not to be, that is the question." 「なすべきか、なさざるべきか。それが問題だ」「生きるべきか、死ぬべきか。それが問題だ」「やったろか〜↗、あかんか〜↘、ほな〜、どないしょ〜↗」(大阪弁版)。


これに対する私の答えは、ライザップじゃないですか「結果にコミットする」です。
利己的な考えで結婚すると、期待外れで失敗する可能性が高いです。
「利己的」というのは、相手にあれやこれやと期待し、注文をつけるということです。
これに対して、利他主義で相手に徹しようとするなら、すなわち「結婚生活をうまくいかせることにコミットする」決意がお互いのうちにできているなら、まずうまくいきます。
そのような決意ができていて、お互いにそのことを理解しているなら、逆にうまくいかないほうが不思議です。


聖書では結婚のことをこのように定義しています。
「男はその父母(ちちはは)を離れ、妻と結び合い、ふたりは一体となるのである」
(創世記2:24)
そして、次のように勧めています。
「お互いに従いさい。
妻たちよ。あなたがたは、主に従うように、自分の夫に従いなさい。教会がキリストに従うように、妻も、すべてのことにおいて、夫に従うべきです。
夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい」

(エペソ5:22-25)


このように夫が命をかけるぐらいの気持ちで妻を愛し、妻がそのような夫に従う覚悟ができているなら、すなわちお互いに「コミット」できているなら、結婚は必ずうまくいきます。


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無用の長物

2018.05.07日

"It’s a sign of mediocrity when you demonstrate gratitude with moderation."
--Roberto Benigni – Actor, Comedian, and Director
「感謝の気持ちを表すのに遠慮するのは無用の長物だ」
--ロベルト・ベニーニ、俳優・コメディアン・監督
(訳 舟田譲二)


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ロベルト・ベニーニ(1952年10月27日-)は、イタリアの俳優、映画監督、コメディアン。(上の写真は本人)
1998年公開の監督、脚本、主演を務めた『ライフ・イズ・ビューティフル』では、アカデミー主演男優賞、アカデミー外国語映画賞、カンヌ国際映画祭 審査員特別グランプリなど世界各国の映画賞を受賞した。(Wikipediaより)


鬼才ロベルト・ベニーニが歯に衣を着せぬ言い回しで、「感謝の気持ちを表すのに遠慮するのは無用の長物だ」(直訳すると「遠慮がちに感謝の気持ちを表すのは平凡の印」)と言っています。


1年前の記事、「楽しい時はあっという間に過ぎる!」に書いた田中さんとは4年余りにわたる家族ぐるみの親しいお交わりをさせていただいています。
昨日は、上の記事の中に登場する美人姉妹のひかりさんとみのりさんが平塚の湘南見附キリスト教会の礼拝にご実家の熱海から来てくださいました。
「美人」というのは単に外見だけでなく、おふたりとも本当に「心の美しい」方です。
礼拝後、お茶の交わりの時間にみのりさんがお仕事の介護のお話しをしてくださったとき、そのことがよく表われていて、私たちはみんな心打たれただただ頭の下がる思いをしていました。
おふたりは礼拝での柿谷牧師のメッセージは今まさに自分たちが必要としていたもので、心に届いたと感謝しておられました。


田中さんご一家は皆さん本当に謙虚で心の温かいクリスチャンで、お会いするたびにとてもよくしていただき、教えられることばかりで、いつも心がほんわりと温かくなるのを感じます。
昨日は、礼拝後、私のお気に入りの湘南海岸近くのイタリア料理店に行きお昼をご一緒しながらお話の続きをしました。


レストランで3時間近く話し(時計を見ていなかったのでどれだけの時間だったかわかりませんが)、その後海岸に向かって歩きながらもずっと話しっぱなしでした。
海岸は強風で砂浜の細かい砂が容赦なく顔に打ちつけてくるので、早々に退散し駅に向かって歩きながらまた話し続けました。
話しても話しても話題は尽きず、みんなもう夢中でした。
おふたりは謙虚に、私からは教えられることばかりだとお礼をおっしゃいましたが、感謝するのはむしろ私のほうで、元気をいただいて10歳ぐらい若返りました。
この次の私のメッセージ当番である7月と8月にまた教会に来てくださるとおっしゃって、楽しみがひとつ増え、さらに10歳若返りました(笑)。


お別れしたのは夕方5時、あっという間の5時間のお交わりでした。
駅近くの閉店している店舗の前で3人で手をつないで一緒にお祈りしました。
駅の改札口で別れを告げた後、姉妹から元気をもらって若返ったので歩いて家に帰ることにしました。
普段40分から45分ぐらい、超速歩で35分の距離ですが、昨日はゆっくり歩いて1時間かかりました。歩数計を見るとなんと2か月ぶりの15000歩、7.8kmでした。
家に着いて、「しまった、せっかく来てくださったのに一緒に写真を撮るのを忘れてた!」。
おふたりのお写真をご覧いただくことができないので(上の1年前の記事に写真は掲載されています)、仕方なくスマホアプリの歩数計の画像を載せます(つまらなくてすみません。でも、私の健康のためにお祈りくださっている皆様と20歳も若返らせてくださったひかりさんとみのりさんへ感謝のご報告です)。


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知覚の扉

2018.05.06日

"There are things known and there are things unknown, and in between are the doors of perception."
--Aldous Huxley – 1894-1963, Writer and Philosopher
「既知と未知のものがあり、両者の間には知覚の扉がいくつもある」
--オルダス・ハクスリー、作家・哲学者
(訳 舟田譲二)


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この世の中「既知」なるものと「未知」なるものがあります。
しかし、既知と未知の間には無数のグレーな「知覚の扉」があります。
まったくの「未知」かと言えばそうでもなく「既知」の部分もあるし、「既知」の中にも「未知」の部分があります。


「知覚の扉」という言葉は、詩人ウイリアム・ブレイクの下の一節からの引用です。
「知覚の扉澄みたれば、人の眼に ものみなすべて永遠の実相を顕わさん」(知覚の扉が澄みきっていれば、すべての事物はあるがままの無窮の相〔無限の様相〕を見せる、という意味)
作家・哲学者であるオルダス・ハクスリーは、これを体験するためサボテンの一種から採れる幻覚剤メスカリンを使って自らの身体で実験しました。


この結果、芸術家が描いた絵画の中の衣服や布地の皺(しわ)に、普通の状態だったら感じない宇宙の真理のようなものを体感します。
ハクスリーが到達した答えは、「人間は宇宙からのありとあらゆる刺激を受け止めているが、生存のために役立つもの以外の多くを削除して、必要なものだけを知覚している」ということ。これを彼は脳が減量バルブの役割を果たしていると言いました。


わかりやすく言い換えれば、著名な芸術家や、幻覚・幻聴・幻想などの症状を持つ統合失調症、またサヴァン症候群のような人が見る世界は、一般の私たちから見ると特殊に見えるが、本来人間はみんなこのような感覚を持っている。しかし、日常生活に支障をきたすので不必要なものはフィルターをかけて(減量バルブによって)感じなくしているのだ、と。
このことは私自身、「サヴァン症候群 天才か?」の中で述べていることと一致しています。


ヨガ、苦行、座禅など神秘体験をもたらす手段は肉体の能力を弱め、その結果脳の機能を低下させ、メスカリンと同様の効果をもたらすとも考えられます。
つまり、宗教の世界も似ていて、普通の人が感じることのできない世界を実体験することのできる能力が減量バルブの影響を受けずに発揮できているのではないでしょうか。


このように、一般に考えられているような「既知」と「未知」という二極だけでなく、その間には無限の中間の相があり、これは「知覚の扉」と呼べるものなのです。
自分に見えないから、経験できないからと言って、自分の知らない世界を否定することは逆に無知と言えます。
神を信じる信じないはもちろん個人の自由です。
しかし、体験したことがない人が体験した人に対して、宗教なんて馬鹿げているというのは、ちょうど数学の苦手な人が、数学の面白さを知っている人に対して、「数学なんてつまらないし、役立たないよ」と説得しようとしているようなものです。


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バラバラだったものがくっついて...

2018.05.05日

“Sometimes good things fall apart, so better things can fall together.”
--Jessica Howell - Actress
「時にいいことがバラバラになってうまくいかなくなることがある。バラバラに見えていたものがくっついてさらに良いものが生まれるために」
--ジェシカ・ハウエル、女優
(訳 舟田譲二)


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日本には「瓢箪(ひょうたん)から駒」ということわざがあります。
「駒」というのは普通、「将棋・チェス・双六(すごろく)などで、盤上に並べて動かすもの」という意味で使いますが、元来は「子(こ)馬(ま)」から「馬、子馬」という意味です。
「瓢箪のような小さい口から、馬のように大きいものが飛び出す」というところから「予想もしていないこと、あり得ないことが起こる」という意味です。


今日の冒頭の言葉、
「時にいいことがバラバラになってうまくいかなくなることがある。バラバラに見えていたものがくっついてさらに良いものが生まれるために」
というのは、上の「瓢箪から駒」に一見似ていますが、実質はまったく異なります。


とても良いと思われていた計画や状況が、いつの間にかまるで空中分解したかのようにバラバラになっていき、気がついたらだめになっていた、ということが私たちの人生において起こることがあります。
たとえば、夫婦に子どもができ、子どもは順調に育ち、絵に描いたような幸せな生活を送っていたのに、ある日突然子どもが事故や事件に巻き込まれ、家族は悲しみのどん底に突き落とされて崩壊していく。「神様、なぜですか?」と言いたくなるようなこと。
事実は小説よりも奇なりで、このようなことは現実に毎日のようにどこかの家庭で起こっています。あなたの家庭にも起こったかもしれません。
まあ、このような大げさなものでなくても、就職や進学のときに、あるいは引っ越しや学校、職場、人間関係のことなどで思いがけないことが起こり、目の前が真っ暗になるようなことはしばしば起こります。
これが前半部の「時にいいことがバラバラになってうまくいかなくなること」です。


しかし、しばらく経って、これまでバラバラに見えていたものがいつのまにか次々とくっついていき、ジクソーパズルのように最後のピースが穴にはまったとき、完璧な絵になり、あのときの苦しみは今日のこの幸せのためだったんだ、という結果になることがあります。そのような経験はありませんか?私にはいくつもあります。


旧約聖書に出てくるヨブという人物はまさにそのような人生を歩みました。
そしてこのヨブの物語から大きな慰めや励ましをもらって苦難を乗り切り、そしてヨブのように最後には大きな祝福にあずかった。いや、たとえこの世的な祝福でなくても、苦しみや悲しみの中にあっても、試みの意味がわかって心に平安が訪れたという人もたくさんいます。


「苦しみにあったことは、わたしに良い事です。これによってわたしはあなたのおきてを学ぶことができました」
(詩篇 119:71)
「あなたがたの会った試錬で、世の常でないものはない。神は真実である。あなたがたを耐えられないような試錬に会わせることはないばかりか、試錬と同時に、それに耐えられるように、のがれる道も備えて下さるのである」
(コリント人への第一の手紙 10:13)
「神は、神を愛する者たち、すなわち、ご計画に従って召された者たちと共に働いて、万事を益となるようにして下さることを、わたしたちは知っている」
(ローマ人への手紙 8:28)

これも「新超ひも理論」で、すべてつながっています。


皆さんの中でこのような体験をされた方、よろしければお差支えのない範囲で是非そのお証をシェアしてください。きっと、同じような状況の中にいる人の励ましとなることでしょう。


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固く握りしめた拳

2018.05.04日

"You cannot shake hands with a clenched fist."
--Indira Gandhi - 1917-1984, Prime Minister of India
「固く握りしめた拳で握手はできない」
--インドラ・ガンディ、インド首相
(訳 舟田譲二)


「固く握りしめた拳(こぶし)」は怒りの象徴です。
人は心の中で怒りを感じていたり、苦々しい思いを持っていたら無意識のうちに身体は硬直し、手は握り拳になっています。
握り拳を差し出して握手することはだれにもできません。お互いに握り拳を出すと殴り合いの喧嘩になります。


握手は挨拶のひとつの方法です。
挨拶するとき、相手のことを信頼していなかったり、恐れの感情を抱いていたり、敵対意識を持っていたりしたら握手はできません。


握手はまた同時に和解、仲直りの象徴でもあります。
人と何かで衝突して、不快な思いを抱いたままでいると、不整脈を起こし、血圧は上がり、呼吸は浅くなり、心拍数は上がり、健康上いいことはひとつもありません。
このようなときには、自分自身のために相手を赦すか、相手のために謝罪して赦してもらい、いち早く和解すべきです。
その和解、仲直りのしるしとして、固く握りしめた拳を解いて握手するのです。


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「固く握りしめた拳」はまた緊張の象徴です。
緊張していると無意識のうちに握り拳になってしまいます。
このようなとき、相手の人が開いた手を差し伸べて握手を求めてくると、自分も手を開かざるを得なくなります。
握手はお互いの緊張をほぐし、その結果温かい心が伝わり、相手との距離を縮めて、良好な人間関係を築くことにもつながります。
固く握りしめた拳を開いて、積極的に手を差し伸べて握手し、友達を作りましょう。
友達の輪が広がっていくと緊張が解けて心が温かくなり、世界が広がります。


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あなたにできる最高に美しいこと

2018.05.03日
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"The most beautiful thing you’ll ever do is an expression of something that’s already with you."
--Sandra Gallagher - Author and Speaker
「あなたにできる最高に美しいことは、あなたがすでに持っているものを表すことです」
--サンドラ・ギャラファー、作家・モチベーショナルスピーカー
(訳 舟田譲二)


「自分のうちにはいいものなんて何もない」と思っている人がたくさんいます。
でも、神様は一人ひとりを無限の愛をもってこの世に生み出してくださっているので、いいものが何もない人なんてひとりも存在しません。それどころか、神様は一人ひとりに特別な賜物、才能、ほかの人にないものを与えてこの世に送り出してくださっています。
それに気づかないまま人生を過ごすとしたら何ともったいないことでしょう。


「私にはいいものなんか何もないから、ひっそりと、平凡に、目立たなく生きていく」と言う人もいますが、これもとんでもない勘違いです。
上でサンドラ・ギャラファーが言っているように、
「あなたにできる最高に美しいことは、あなたがすでに持っているものを表すことです」


あなたにはほかの人にない、素晴らしいものが必ず神様から与えられています。それを表すこと、すなわちありのまま生きることです。
しかも、それは決して難しいことではありません。
なぜなら、あなたはそれをすでに持っているからです。ただ、それを表すだけでいいのです。


ちょっと考えてみてください。
この世の中、なんでこんなものがあるの?というような、存在目的や意味さえわからないようなものがたくさん、本当に数えきれないほどたくさんあります。
何か思いつきますか?
ちょっと考えてみてください。


たとえばクモ(蜘蛛)。
皆さんの中にクモが好き、という方はいらっしゃいますか?
私はクモは大の苦手です。
クモの巣が顔に引っかかって不快な思いをした方はきっとたくさんいらっしゃるでしょう。
でも、クモの巣をじっくり見ると実に美しい。完璧な幾何学的な紋様で、しかもこれほどうまくできたものはありません。
人はこれまでクモを毛嫌いしてきましたが、最近になってクモの糸からいろいろな新しいものが発見されて、これを利用した新しい科学の分野が始まっています。


「糸の組成はタンパク質分子の連鎖で、体内では液状で存在し、体外へ排出される際に空気と応力によって繊維状の糸となる。これは不可逆反応で、空気上で液状に戻ることはないが、使用した糸を蛋白源として食べ、消化して再び糸などに利用する種もみられる。
糸の強度は同じ太さの鋼鉄の5倍、伸縮率はナイロンの2倍もある。鉛筆程度の太さの糸で作られた巣を用いれば、理論上は飛行機を受け止めることができるほどである。そのため、近年では人工的にクモの糸を生成する研究も行われている」
(Wikipediaより)


さらに、
「クモの糸を研究している奈良県立医大の大崎茂芳特任教授(65)(生体高分子学)が、クモの糸を束ねて作ったバイオリンの弦は、広く使われているナイロン製の弦より強く、音質も優れているとの調査結果を、米物理学会誌『フィジカル・レビュー・レターズ』の最新号(13日発行)で発表した。既に各国の演奏家らから、問い合わせが寄せられているという。
大崎教授は約35年間、クモの糸を研究しており、2年前に約1万本ずつより合わせた太さ0.75〜1ミリの弦を作ることに成功した。
電子顕微鏡による調査では、より合わせることでクモの糸の断面は3割増していた。
音の周波数の解析では、高音域でナイロン弦の倍以上、強い音が出ることがわかった。プロ奏者にナイロンの弦のバイオリンと弾き比べてもらったところ、クモの糸の方が輪郭のしっかりした音で、柔らかく深みがあるとの評価を得た。
名器ストラディバリウスに張って試した大阪音大講師でバイオリニストの松田淳一さん(53)は『音の広がりと味わいが素晴らしい。普通のバイオリンに張った場合でも、名器に劣らない音色が出る』と語る。
弦1本を作るにはクモ100匹が必要なため、大量生産は難しいが、大崎教授は『いつか音楽ファンをうっとりさせる音色を世界に広めたい』と話している」

(2012年4月20日付 読売新聞32面「クモの糸のバイオリンの音色、名器に劣らず」より)


多くの人から迷惑とさえ思われ、見つけられるとバシッと叩かれて殺されるクモ。
こんなクモにさえこのような私たち人間の生活に役立つことを提供しているのです(もちろんクモはそんなこと露ほども知りませんが)。


それでは、私たち人間はどうでしょう?
犬の嗅覚力は人間の100万倍以上と言われていますが、人間の鼻は5万種類の匂いを記憶できるそうです。これには犬も「参ったワン!」。
人間の血管を全てつなぎあわせるとその長さ10万km、地球2周半に相当します。
私たちの身体は60兆個の細胞からできていますが、その一つの細胞にあるDNAをつなぎ合わせると1.7mになります。
すると全DNAをつなぎ合わせた全長は、1.7(m)×60(兆個)で1044億km。
太陽と地球の距離は約1.5億kmなので約350往復できる距離になり、太陽系の端から端までの59億kmは8往復できることになります。


こんな複雑な身体が自然と勝手に出来あがると思いますか?しかも、何の目的もなく、偶然に。不可能です。
ボーイングB747-400型機の部品数は約600万点。油圧管・空調ダクトなどの配管総距離数は8km。配線の総延長は274kmです。人間の身体とは比較にならないほど単純です。
でも、このボーイングジェットですら、自然と出来あがったなんて言う人だれもいませんよね。


ならば、世界にふたりといないあなたが何の目的もなく、偶然にこの世に生まれてくるわけないでしょう。
あなたには、世界中であなたにしかない特別なものがたくさんあります。
それを別に意識することなく、肩肘張らず、ただありのまま表すことが、「あなたにできる最高に美しいこと」なのです。


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退屈で死ぬぐらいなら、情熱で死ぬ

2018.05.02日

“I would rather die of passion than of boredom.”
—Vincent van Gogh – 1853-1890, Painter
「退屈で死ぬぐらいなら、私は情熱で死のう」
--フィンセント・ファン・ゴッホ、画家
(訳 舟田譲二)


映画『炎の人ゴッホ』の中で「情熱の人」として描かれたゴッホですが、じっさいパッション(情熱)のかたまりのような人でした。
私も情熱の人です。ゴッホと同じく、退屈して死ぬよりむしろ情熱で死にたいと思っています。
あまりにも情熱的すぎて、下手をすると本当に情熱で死にかねません。
仕事において、また趣味でも、何にでも情熱を注ぎ、没頭するあまり自分のことを顧みなくなる傾向があり知らず知らずのうちに無理をしていまいます。ですから、後ろで手綱を引いてくれる人が必要です。私の場合それは家族や親しい友人であり、また神様です。神様がいらっしゃらないと暴走する危険性があります(笑)。


一昨日、テレビ番組でボーク重子さんという方を知りました。
重子さんは大学卒業後外資系企業に勤めていました。お付き合いをしていたアメリカ男性からある日、声をかけられました。
プロポーズかと思いきや、彼に言われた言葉は、「君は結婚したら、その後はどういうふうに生きていくの?」でした。
彼女が、「子どもを産んであなたの面倒を見たいと思います」と答えると、
「僕はそれだけの人はいらない」と言ってフラれてしまいます。


この失恋をきっかけに重子さんは自分探しにロンドンへ飛び、そこでアートを学びます。
現代美術史で修士号を取得後、南フランスで出会ったアメリカ人男性ティム・ジョゼフ・ボークさんと結婚し、米国ワシントンDCに移住。
そこで生まれたSkye(スカイ)さんを英才教育。
しかし、日本の大学受験のような教育ではなく、アメリカ流英才教育で、「自分で考え、自分からやる子ども」、「双方向のコミュニケーション力」、「心が折れない回復力」をつける子どもを育てるというとてもユニークな教育です。


重子さんは福島県の英語塾を経営するご両親の下で生まれ、英才教育を受けて育ちました。
そこでは絶えず他人と比較されていたため、自分を見失い、何のために生きているのかわからなかったそうです。
時間が無限にあれば暗記やドリルをさせ、テストで高得点をあげることもいいでしょうが、限られた時間の中で何が大切か考え、人格形成の大事な時期に子どもがパッションを感じることに打ち込める時間を与えたいと思いました。


そこでバレエを始め、ボランティアやいろいろな楽器、スポーツなどに触れるチャンスを与えて、その中で彼女が一番パッションを感じるものを探させたそうです。
家庭では食事の席で毎回、テーマを与えて家族でショートスピーチをする練習をしました。
その結果、バレエではプロのバレエ団からお誘いがくるほどの実力がついたそうですが、彼女は大学進学を決めました。


高い学費を少しでも自分でまかなおうと奨学金を得ることを考え、2017年7月、全米の女子高校生が知性や才能、リーダーシップを競う大学奨学金コンクール「全米最優秀女子高生」に応募し、見事優勝しました。最終審査は、抽選で引いた題目をその場でスピーチするというものですが、まさにこれぞスピーチというお手本のような素晴らしい名スピーチでした。
そして、今は全米の名門校コロンビア大学で学んでいます。


子どもの頃、他人と比較されて折れてしまいそれがトラウマになった重子さんは、ワシントンDC初のアジア現代アート専門ギャラリーをオープンさせ、そのほか教育関連の本を書く「作家」として(『世界最高の子育て』『世界最高の子育てツールSMARTゴール 「全米最優秀女子高生」と母親が実践した目標達成の方法』『誰だって「なりたい自分」になれる』)、若いアーティストの発掘などをする「アートコンサルタント」、また全米、日本で人生設計のお手伝いをする「ライフコーチ」として活躍されています。さらに将来は、モチベーショナルスピーカーになる夢をもっていらっしゃいます。
「この親にしてこの子あり」で、母親のパッションと娘のスカイさんのパッション、本当にすごい!私も見習いたいものです。


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そう、パッション=情熱さえあれば、能力はどんどん引き伸ばされ、道は開かれていくのです。この短い大切な人生、退屈で死ぬなんてじつにもったいない話です。
皆さんは何にパッションを感じていますか?


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あなたもヒーローになれる!

2018.05.01日
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“A hero is no braver than an ordinary man, but he is braver five minutes longer.”
—Ralph Waldo Emerson – 1803-1882, Essayist
「ヒーローとは普通の人よりとくに勇敢なわけではない。ただ、もう5分間だけ長く勇敢なだけだ」
—ラルフ・ウォルドー・エマソン、エッセイイスト
(訳 舟田譲二)


エマソンとは波長が合うのか、2009年12月に書いた「人はおよそ...」を始め、10回引用しています。好きな作家、哲学者、思想家です。


今日の上の写真を見ると、火事の現場に飛び込んでいく消防士の姿が写っていて、私たちは「ヒーロー」「英雄」というと、どうしてもこのような自分の命をも顧みないような勇敢な人を想像してしまいがちです。確かにこのような人たちはヒーローです。
しかし、これらのヒーローたちでさえ、一瞬たじろいだり、躊躇したりすることがあるのではないでしょうか。
このようなとき、彼らは「あと5分長く勇敢」であり続けます。その5分が10分になり、知らない間に30分、あるいは1時間になる。そしてその結果、人命救助のヒーローになったりします。


「もう5分間だけ長く勇敢」という言葉に思いを馳せて、エマソンが言わんとしていることを私なりにちょっと考えてみました。


私自身は自分のことをまあまあ忍耐強いほうだと思っているのですが、ときに焦っているときなどこの5分を待てないことがあります。
言わなくていいことをつい言ってしまったり、しないでいいことをやってしまったり。
皆さんにはそのようなことはありませんか?


考えてみたら、この世の中のさまざまな事件や事故、人の失敗など、ほとんどはこの5分の差が重大な結果につながっているのではないでしょうか?
言いたいことをその場で言い、やりたいことをその場ですることが必ずしも勇気あるとは言えません。なぜなら、それが大きな問題を起こすことがしばしばあるからです。


夫婦げんかをしていて、ついかっとなってしまい言わなくていいことを言ってしまったために離婚になるというケースだってあるでしょう。後になって、ああ、あのときもうちょっと我慢していれば良かったと思っても後の祭りです。
親子の間のちょっとした行き違いが大喧嘩に発展し、そしてそれが勘当になってしまう。
一時期頻発して問題になった車のあおり運転による人命をも巻き込む大きな事故。


これらはまさにあと5分長く我慢していれば避けることができたことです。
忍耐する、我慢するのも勇気のうちなのです。
そして、これは難しいように思われますが、じつはだれにでもできることです。
カッとしたり、イライラしたり、相手に何か言いたくなったとき、手が出そうになったときなど、ひと息ついて5分長く我慢するならば取り返しのつかない大きな問題に発展することがなくなるかもしれません。


たったの5分が運命を変えるのです。
あなたもこの次、なにか問題に直面したとき、「もう5分間だけ長く勇敢」になるよう意識してみませんか。たったそれだけのことで、もちろん有名人になるわけではありませんが、あなたもヒーローになれるのです。


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