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羽生が勝ち、羽生が負けた!

2018.02.20日
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"Some people dream of success... Others wake up and achieve it."
--Unknown
「ある人たちは成功を夢見る。ほかの人たちは目覚めて成功を達成する」
ーー作者不詳
(訳 舟田譲二)


去る17日のピョンチャンオリンピック、男子フィギュアフリーで羽生結弦選手が金メダルを取りました。
しかし、同日、将棋界では羽生善治竜王が新進気鋭の藤井聡太五段に朝日杯で敗れました。
同じ「羽生」ですが、一方は「はにゅう」他方は「はぶ」。
羽生結弦選手は絶対に金を取るという気持ちでオリンピックに臨み、その夢をかなえました。
一方、羽生善治竜王は中3生の藤井聡太くんに負けるとは夢にも思っていなかったことでしょう。これは、むしろ羽生さんの負けよりも藤井聡太くんの勝ちのほうがクローズアップされて良かったのですが、勝負の世界、勝ちがあれば負けがあります。


奇しくも羽生結弦選手の五輪連覇は66年ぶり、一方の藤井聡太六段の史上最年少となる15歳6カ月での棋戦優勝は、加藤一二三九段が達成した15歳10カ月の記録を63年ぶりに塗り替えた、と二人とも歴史に残るものすごい偉業を達成しました。


羽生結弦選手の金メダルのニュースの陰に隠れて、藤井聡太六段の最年少優勝はこれまでのように大きく報道されませんでした。つい先日までずっと藤井四段と呼んでいたのに、半月前に五段に昇段したばかりで「藤井五段」の名前が世に流通する前に一気に六段に昇段。この分だと「藤井六段」の名前もいつまでもつか分かりません。これから先もどんどん記録を塗り替えそうな予感がします。


「ある人たちは成功を夢見る。ほかの人たちは目覚めて成功を達成する」
成功を夢見る人だけだったらそれこそ掃いて捨てるほど世界中にいます。
しかし、その大半はずーっと夢を見ていて、夢から覚めないまま一生を終えてしまいます。
一方、成功する人というのは、夢を見ているだけでなく、その夢から覚めていち早く現実の世界で夢を実現させてしまいます。
ここが、我々凡人と成功者の違いです。


でも、だからと言って指をくわえて成功者を見ているだけで、夢から覚めないまま一生を終る必要もありません。
私たちは羽生結弦選手のように金メダルを取ったり、また藤井六段のように将棋の世界で名を上げることもできないでしょうが、自分に与えられた場で、自分にふさわしい仕事を精一杯やって、そこで自分なりの「成功」を収めることはできます。
それも立派な成功だと私は思います。派手な成功だけが成功ではありません。地味な成功も立派な成功です。


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