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二刀流

2017.12.11日

「役に立たぬ事を、せざる事」
宮本武蔵


私がかかっている歯医者さんは二刀流です。
幼い頃は左利きだったそうですが、字を書くのは右手でと親に教えられたため、小学生の頃右手で字を書く練習をされました。その結果、利き手は今も左で力仕事は左手でするけど、字を書くのを右にしたため、歯科医になって右手が使えるようになっていて良かった、とおっしゃっていました。


お気づきかと思いますが、歯医者さんの治療台(ユニット)を始めほとんどの道具は右利き用に作られています。
左利きのまま育った人は、歯科医になる時に右手を使う練習をされる方が多いらしく苦労されるそうです。


二刀流というと、やはり有名なのは宮本武蔵です。
2か月ほど前に「宮本武蔵大好きアルゼンチン少女が武蔵にご対面」という記事を書きましたが、その中に宮本武蔵のことを少し書きました。
私も小学生の頃は宮本武蔵大ファンで、よく刀に見立てた棒切れを2本持ってチャンバラごっこで二刀流の真似事をしていたものです。


武蔵といえば二刀流というイメージですが、本当は右利きで、実際に二刀流を勝負で使うことはほとんどなかったと、上の番組を見て初めて知りました。
それではなぜ二刀流を編み出したかというと、武蔵は人並み外れた剛力の持ち主で片手で刀剣を使いこなすことができて、そしてこれが後に二刀流の技術を生み出すに至ったということだそうです。祭りで太鼓が二本の撥(ばち)を用いて叩かれているのを見て、これを剣術に用いるという天啓を得、二刀流を発案したとのこと。この辺りがさすが武蔵という感じです。


しかし、実際に二刀流を使うことがなかったのは、武芸者として右手が使えなくなった時に左手だけでも十分に勝負できるだけの力と技を身につけておくためだったそうです。
私の敬愛する歯科医の場合は、字を書くために右手で練習しておいたのが歯科医になって役立ったわけですが、なんとなく相通じるところがあるように思います。
これは「役に立たぬ事を、せざる事」ではなく、「備えあれば憂いなし」の口です。


塾でこれまで大勢の子どもたちを指導してきました。左利き自体は別に問題ないのですが、右左を問わず問題に感じるのは、鉛筆の持ち方です。
正しい持ち方をしている生徒はほとんどいません。ほんの数パーセントではないでしょうか。
こんな持ち方をしている生徒が多いのに驚かされます。


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私は誤った鉛筆の持ち方をしている生徒にはその都度教えるようにしています。これが正しい持ち方です。


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癖になっているので最初はみんな苦労しますが、素直な子は練習して正しい持ち方ができるようになります。そのような子に、前の持ち方してごらんと言うと、もう忘れてしまってできなくなっています。


実は私も今二刀流を訓練しています。
2か月ほど前に上の歯科医にかかった時、右の上下奥歯の裏側に歯垢が少しついていることを知り、この時から左手を使って右の奥歯の歯磨きをし始めました。
最初は全く思うように動かなかったのですが、1か月過ぎた頃から割とうまくいくようになり、今では右手とほとんど変わらないほどスムーズにきれいに磨けるようになりました。
そして今は、宮本武蔵に倣って左手だけで全部の歯を磨けるように訓練しているところです。
右手がいつ使えなくなっても左手を使えるようにしておくためです。私はこれを「役に立たぬ事」とは思っていません。左手で字も書けるようになればいいと思っているほどです。
「役に立たぬ事」は他にいくらでもあります。これは「せざる事」です。


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