学院長元気の出るブログ

日々の随想。教育問題、子育て、英語、積極思考、人間関係、霊想等など。
読む人に元気を注入します。

ジョージ学院長 元気の出るブログ

ブログに関するご意見・ご感想は、こちらのフォームからお気軽にどうぞ

器の大きい人 小さい人

2017.10.17日

「器の大きいリーダー」「あの人は器が大きい」「器が小さい」などとよく言います。
「器」とは文字どおり「容器」「入れ物」のことです。


そこから発展して、人の才能や器量、度量、心の大きさなどを指して言うようになりました。
社会ではもちろん器の大きい人が求められます。
器の大きい人は、能力があり、いい仕事ができ、人間関係も上手く、出世するし、また社会にも役立ちますし、会社や国のリーダーにもなります。


でも、よく考えてみると世の中、器の大きい人ばかりではありません。
子どもでも、たとえば今注目の将棋の藤井四段のような器の大きい子もいれば、大人でも器の小さい人がいます。それは、持って生まれた遺伝的な要素もあるでしょうし、また育った環境にもよるでしょう。
いずれにせよ、器の大きい人も小さい人もいるという事実をまず認識することが必要です。


最近相次ぐ車の運転手による暴力行為やそれが引き起こした非常に残忍な事故、事件。
「注意されてむかついた」「追い越されて頭にきた」等々。
そんなこと、本当はどうでもいいようなことではありませんか。こんなことで自分が怪我しても損ですし、人を怪我させたり、死なせたりして犯罪者になったら一生を棒に振ることになります。


私も後続車にあおられたり、高速道路で目の前に割り込まれたりして怖い思いをしたことが何度かあります。
このようなとき、この人は「器が小さいんだ」と思って相手にしないことにしています。
つられてこちらまで怒ってしまったら、自分のほうが器が小さいことになります。


親が子どもに接するとき、あるいは会社で上司が部下に、学校で教師が生徒に接するとき、一般的には長く生きてきて、より多くの様々な経験を積んできた人の方が器は大きいものです。もちろん逆のケースもありますが。
しかしいずれにせよ、器の大きい人が器の小さい人を見ると、当然ことながら器の小さい人はまだ様々な面で欠けがあるわけです。
すると、ついつい欠けが目について、注意したり、叱ったり、時には頭にきて怒ったりすることもあります。


昔、最初にお世話になった税理士さんは、本を何冊か書いていて講演会などもたびたび開いている実力者でした。
あるとき素人なので小さなことでミスをしたところこっぴどく怒られ、さらに始末書まで書かされました。
その後、その方の事務所を訪れたとき、私の目の前で部下を大声で怒鳴りつけ、罵倒していました。
それを見て私はすぐに契約を解除して別の税理士に替わりました。私の信頼を失ったのです。
おそらく、その税理士さんは誰に対してもそのような態度だったのでしょう。数年後、その税理士事務所はつぶれていました。
器の小さい税理士さんでした。


「大きい器」に当たる英語は、
tolerant (忍耐強い)
accepting(包容力のある人)
generous(寛大な)
などと言います。


すなわち、器の大きい人は必ずしも特定の能力のあるなしだけでなく、「入れ物が大きい」わけですから、忍耐強く、温かく包み込むような、寛大な人なのです。
親が子どもに接するときも気をつけないと、大声で怒鳴ったり、怒ってばかりいたら、子どもから「お母さん(お父さん)は気が短いな(=器が小さい)」と思われているかもしれません。ひょっとしたら、子どものほうが器が大きいということもあり得ます。


夫婦間のトラブル、仲たがいも最初はほんのちょっとしたことなのですが、そこにばかり目をやっていると、積もり積もって爆発して大ゲンカになったりするものです。
このようなときは、「この人は器が小さいんだ」と思って相手を受け入れ、自分が一歩退くことが解決の糸口となります。喧嘩というのはお互いに自分は正しい、相手が間違っていると思い込んでいるからです。
なにか言いたくなったら、深呼吸してひと呼吸おくことです。
自分の気持ちをぶっつけると、お互いに惨めな思いになるだけです。
少しでも自分が大きい器に成長するために、弱い、小さい器を包み込んであげましょう。


毎日、「学院長 元気の出るブログ」を愛読してくださっている方は、ぜひこのページの左上にある「ブログの読者になる」をクリックして、メルマガ登録を行ってください。
ブログ更新情報が毎日届き、簡単にブログにアクセスできます。


↓ブログランキングに参加しています。
記事がお気に召しましたら、下のバナーをクリックして応援していただければ感謝です。


にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ