学院長元気の出るブログ

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私の名前は〔ジョージ〕それとも〔ヂョーヂ〕?

2017.09.03日

第5講 「ジ と ヂ 」


今日のテーマである「ジ と ヂ 」に入る前に、8月31日の「ウヰスキーを飲む」の中に書いたワ行についてひと言付け加えておきます。これも大切な英語の発音に関することですので。
この中に次のように書きました。
ワ行にはかつて、「わゐうゑを」「ワヰウヱヲ」と、ひらがな・かたかなともにイ行の「ゐ」「ヰ」、エ行の「ゑ」「ヱ」があり、昔は[wa, wi, wu, we, wo]と発音されていたものと思われます([wu]に当たる文字がありませんが)


[wu]に当たる文字がないばかりか、この【wu】の音もおそらく日本語には昔から今日までありません。
英語を始めとする他の言語にはあるものが多いのですが。
ですから、日本人はwoman【wúmən】の発音が苦手で、〔ウーマン〕と日本語式に言ってしまうのです。
この英語の発音を正確にする秘訣は、「イースト菌?」の中に挙げた
〔アー エー イー ウー エー オー、アオ〕の発声練習の続きで、ワ行も同様に
〔ゥアー ゥエー ゥイー ゥウー ゥエー ゥオー、ゥアゥオ〕
と練習すると、唇をすぼめて〔ゥウ〕と言うことができるので、woman【wúmən】と正しく発音できるようになります。


さて、「ジ と ヂ 」の区別ですが、実は日本人は知らないうちにきちんと発音できています。
たとえば、「しじみ」と言うときいくら頑張っても「しぢみ」と発音するのは非常に難しいです。
同様に、「ちぢむ」と言うところを「ちじむ」と発音するのも困難です。
今日の日本語では「ジ」も「ヂ」も同じように発音するものとほとんどの人が思っていますが、実はそうではありません。
〔ジ〕は〔シ〕の音が濁った音ですから、〔シ〕の口の構え・舌の位置をそのままで〔ジー〕と言えばいいのです(摩擦音)。
〔ヂ〕も同じで、〔チ〕の口の構え・舌の位置をそのままで〔ヂー〕と伸ばせばできます。
つまり、〔シ〕〔ジ〕の音を出すとき、舌の先はどこにも触りませんが、〔チ〕と言うときには舌の先が上の歯茎に触れて下がはねます。ちょうど「ちぇっ!」と舌打ちをするときのように。ですから〔ヂ〕の音も同じように舌の先が上の歯茎に触れます。これを破裂音と摩擦音が一緒になっているので破擦音と言います。
ですから、「しじみ」と言うときには自然と同じ舌の位置で発音するので自然と〔ジ〕になりますし、「ちぢむ」も同様に、自然と〔ヂ〕になるのです。


ところが、これが英語の発音になると、pledge【plédʒ】〔プレッヂ〕(誓約)の〔ヂ〕とplesure【pléʒər】〔プレジャー〕(楽しみ)の〔ジ〕が区別ができなくなります。
コツは、発音記号で【dʒ】となっているものは舌先を上の歯茎につけて〔ヂ〕と言い、【ʒ】のときには舌先をどこにもつけずに〔ジ〕と言うのです。
私の名前を英語で言うとGeorgeですが、これは【dʒɔ'ːrdʒ】となり〔ジョージ〕ではなく、正確には〔ヂョーヂ〕です。
厳密に言うと、日本語の「ジョージ」は〔ジョージ〕と〔ヂョーヂ〕の中間のような音です。
同じGeorgeでもフランス語では【ʒɔ'ːrʒ】〔ジョルジュ〕と発音し、摩擦音の〔ジ〕の音になります。
フランス人が話す英語に訛りがあるように聞こえるのは、このように英語の音がなく、フランス語の音で代用するからで、日本人の英語に訛りがあるのも同様の理由によります。


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