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アンビリーバボー!

2017.09.29日

"People get so used to the dark that they think it's growing brighter."
--Vance Havner – 1901-1986, Author
「暗さに慣れてくると明るくなってくるように感じるものだ」
--ヴァンス・ヘイナー、作家
(訳 舟田譲二)


今日はちょっとしたカッコいい英語の発音の裏技をご紹介します。


第18講 「暗い L の発音で明るくなってくる」


「アンビリーバボー」と言えば、そう、あのテレビの人気番組。副題は「奇跡体験!」
英語の発音でもこのアンビリーバボーな奇跡体験ができます。


昨年、あれほど大ヒットしたピコ太郎のPPAP。今年になってすっかり姿を消してしまいました。


20160928121029.jpg


あの歌声が聞こえてきそうです。
"I have a pen
I have a apple
oh!
Apple pen!"


実際にはピコ太郎は
「ディスイズアペン ディスイズアアポー アポーペン」
とまったくのカタカナ英語で、しかも a apple と文法もすべてでたらめ。
それであれほど大人気になったのですが、じつはここに今日の「アンビリーバボー」が隠されているのです。


発音記号は apple【ǽpl】、unbelievable 【ʌ`nbəlíːvəbl】ですが、じっさいには〔アップル〕〔アンビリーバブル〕ではなく、〔アッポー〕〔アンビリーヴァボー〕のように聞こえます。
この apple とか unbelievable の最後の【pl】【bl】のLの音は音声学では「暗いL」 (dark L) と言い、発音記号【ɫ】(小文字の l の上に ̴ がついた形)を使います。
「明るいL」 (clear L) については、「ライト(右)にライト(光)を当てろ!?」の中に書きました。舌先をしっかりと上の歯茎にしっかりとくっつけたまま離さないで発音します。
しかし、【pl】【bl】などでは舌先をしっかりと上の歯茎につけて発音するのが難しいので、舌のちょっと奥の部分が歯茎よりも後ろの部分に軽く触れて「暗いL」【ɫ】で間に合わせます。これが日本人の耳には〔アッポー〕〔アンビリーヴァボー〕と聞こえるわけです。
実際にはuncle【ʌ'ŋkɫ】、pencil【pénsɫ】、hospital【hɑ'spitɫ】と最後の l のところで舌先を上の歯茎の後ろにつけて発音しますが、アメリカ人の幼児など、まだ正確な発音ができない子どもや英語を学んでいる日本人の小学生なども耳で聞いた音を真似ようとするので、〔アンコー〕〔ペンソー〕〔ハスペロー〕のように言うのです。


「暗い L の発音で明るくなってくる」というのは、カタカナ式で〔アップル〕〔アンクル〕〔ペンスィル〕〔ホスピタル〕などと言うよりも〔アンコー〕〔ペンソー〕〔ハスペロー〕のほうがよほどネイティブのような響きで、上手く聞こえるということす。
「アンビリーバボー!」


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