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3000年に一度咲く花⁉

2017.08.25日
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「三千年に一度だけ咲くと言われている優曇華(うどんげ)の花を見つけました」 
こんなコメントとともにインターネットに投稿された画像が、今、話題になっています。可憐な“花”の正体は?
(ネットワーク報道部記者 管野彰彦)


「優曇華の花」話題に


投稿された画像は、小枝から細い茎のようなものが伸び、先端の丸い部分が淡い黄色に色づいています。数十の小さな花が風にそよめくような、神秘的な光景が収められています。


投稿したのは「渡辺福助」さん。今月20日、神奈川県大和市の自宅近くの公園で偶然、見つけました。最初は「キノコなどの一種かな」と思ったそうですが、やがて、以前、何かの本で見たことがある「優曇華」の花だと気付きました。


「優曇華」は「うどんげ」と読みます。「3000年に一度花をつける」と言われています。


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画像がツイッターに投稿されると、ネット上では「小さくてかわいい」「めっちゃ綺麗」といった感想のほか、「優曇華の花って実在するの!?」「伝説のものと思っていた」といった驚きの声が数多く寄せられました。
リツイート数は、2日間で2万5000を超えました。


花の正体 実は…


「3000年前の縄文時代以来、初めて咲いた花」…なんて思うと、とてつもなくロマンを感じてしまいます。


でも、実はこの正体、「クサカゲロウ」という昆虫の卵なんです。石川県白山市にある「石川県ふれあい昆虫館」の学芸員、渡部晃平さんに画像を見てもらいました。「クサカゲロウの卵に間違いない」とのことでした。


渡部さんによりますと、クサカゲロウの仲間は日本の広い範囲に生息し、春から秋にかけて、枝や葉などに卵を産み付けます。茎のように見えるのはメスが腹から出した糸で、先端についているのが卵です。卵は直径1ミリほどだということです。


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クサカゲロウの一種


どうしてこんな形に?


どうしてこんな珍しい形になったのでしょうか。それは、卵をアリから守るためと考えられています。


渡部さんによりますと、クサカゲロウはアブラムシが好物です。アブラムシがいるところには、共生関係にあるアリも多くいて、このアリに卵を食べられるおそれがあるのです。


このため、「餌のアブラムシがいる場所で、かつ、アリに卵を食べられることがないように」というねらいで、枝や葉から離すように卵を産むのではないかというわけです。


クサカゲロウの仲間は必ずしも珍しい虫ではなく、渡部さんは、松山市にある実家の庭でよく見かけたそうです。しかし、枝などに産み付けられた卵はとても小さく、その光景に気付く人は少ないのではないか、ということです。


3000年に一度の「優曇華」


それでは、なぜ「優曇華」と呼ばれるようになったのでしょうか。


大谷大学仏教学科の山本和彦教授によりますと、「優曇華」は「法華経」など古くからのさまざまな仏典に登場する植物です。サンスクリット語で「ウドゥンバラ」と呼ばれています。


「花を咲かせるのは3000年に一度」とされ、花をつけるときには、仏様がその姿を現すと言い伝えられています。正確なことは分かりませんが、それほど珍しい不思議な光景として、いつしか「優曇華」の名前で呼ばれるようになったようです。


夏の季語にもなっている「優曇華」。林や草地で注意深く探せば、見ることができるそうです。


花と見まがう美しい光景。身近にできる“宝探し”として、じっと目を凝らしてみるのはいかがでしょうか。
(8月22日 NHK NEWS WEB より転載)


ということで、ジャンジャン!
「とてつもないロマン」は一瞬にして消えてしまいました。
というか、「3000年前の縄文時代以来、初めて咲いた花」なんて、初めからうさんくさい話と思い、結論を楽しみに読み進めていたのですが、「案の定」という結果でした。
私はむしろこのクサカゲロウの卵の話を知り、また写真を見て、神様の創造のみわざに胸を震わせました。
皆さんはいかがですか?


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