学院長元気の出るブログ

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やればできる?

2017.02.03日

以下は6年前の記事の再録です。
受験や勉強に限らず、いろいろなことに当てはまると思い、シェアさせていただきます。


今日、中1の生徒と高2の生徒ふたりを教えていました。
英語が苦手と言って入塾した子たちです。
中1の生徒は英語が全然わからないと最初言っていたのですが、ほんの数か月で見違えるほど力がついてきて、今日など「この子は本当に英語が苦手なの?」と思うほどよくできて、「もうほぼ全クリだよ」と言ったほどです。
ふたりの高校生も目に見えて力がついてきました。
間違えても、指摘するとすぐに間違いに気付づいて自分で訂正できるほどになりました。


学校の先生も、また塾の先生も、そして親もよく言うセリフが、
「やればできる」
です。
ところが数日前、ある女子アナの言っている言葉が新聞に載っていました。
この方は、神奈川の名門校である湘南高校の出身で、当時習っていた英語の先生が言ったそうです。
「やればできるというのは、やらない人の言い訳だ。本当は、やったからできるのだ」と。


私はこれを読んで「なるほど」と思いました。
私なども三者面談をしていてついつい「〇〇君はやればできるのですが」と言ってしまいます。
でも、ほとんどのケース、この類(たぐい)の生徒は「やらない」のです。
そして、暗に「できないのはやらないからだ」と言っているわけです。
やらない生徒にやる気を起こさせて、やらせるのが教師の務めではないかと示されました。


「やる気」は、強制や脅しからは起きてきません。
自らのうちから溢れてくるようなモチベーションが必要なのです。
そのモチベーションに目覚めさせるのが私たち教師の仕事です。


昨日、試験が終わって塾に来た中1のE君と中2のK君。
ふたりともニコニコしていて顔が輝いていました。
聞くと、試験がとてもできたとのこと。
なるほど、ニコニコするわけです。
とくに、K君はこれまでほとんど無表情で、感情を出すことがなかったのですが、昨日はこれまでに見たことのない笑顔でした。
K君はつい最近まで勉強が嫌いで、いやいややっていたのですが、つい1か月余り前、
「君には〇〇という高校がとっても合っていると思うよ。この高校だったら、ちょっと頑張れば十分に可能性があるよ」
と言って資料を見せたところ、目が輝き始め、がぜんやる気を出してきたのです。
そして、この1か月少しの間、一生懸命頑張った結果が今回の学年末試験に出たというわけです。


結局のところ、「やればできる」ではなく、「やったからできた」のです。
これがきっかけで自信につながると、連鎖反応でどんどん伸びていきます。


今年、一足先に中高一貫校の平塚中等教育学校に合格を決めたT君。
最初は1時間かかって1行も作文を書くことができなかったのに、繰り返し繰り返し書いているうちにものすごくうまくなり、学校の先生にも褒めていただいたとのこと。
2歳上のお兄さんのN君も同じ学校に現在通っており、兄弟での合格となりました。
適性検査が終わったその日に、お母さんが塾にお礼を言いに来てくださいました。
お母さんの話では、入塾したときから3年間でやってきたワークやプリント類を重ねたらなんと50センチほどの高さになったそうです。
まさに「やったからできた」のケースです。


とどのつまり、「やればできるのに」は、やらないことの言い訳に過ぎません。
そんなことを言っている暇があったら、まずはやってみることです。
やって、やって、やりまくって、「やったからできた」と胸を張って言えるようになって欲しいと思います。
また、私たちはそのために骨身を惜しまず生徒に指導しなければならないとつくづく思いました。
親や教師は、安易に「やればできるのに」と言わないほうがいいでしょう。やらないことを、またできないことを正当化させることにつながりかねません。


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