学院長元気の出るブログ

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健康寿命を延ばせ

2016.12.23日

 「スポートロジー」という言葉をご存じでしょうか。
 スポーツと医学、その他の専門科学が融合した新しい学問領域です。超高齢社会の日本は、未病の段階からの予防が極めて重要。スポートロジーは、身体活動と健康の関係を研究する学問として、社会に貢献すると考えています。順天堂大学では医学部だけでなく、スポーツ健康科学部や看護学部も含め、スポートロジー研究を進めています。


 その研究で最近わかったことを紹介します。脳卒中や心臓病の原因となる動脈硬化は、歩けば歩くほど進行しなくなり、動脈硬化の程度を示す血管の内側の厚みも薄くなって改善する方に動いていきます。


 糖尿病も、食事療法だけより、運動療法と両方やる方がよくなります。またメタボリックシンドロームの人ほど脳機能も落ちやすいのですが、運動はメタボを改善し、脳神経も活性化します。健康寿命を延ばし、介護を受ける時期を遅らせることにもつながります。
(12月29日付 読売新聞19面 「未病シンポジウム 運動で長生き」 超高齢社会 予防が第一…順天堂大学医学部長 代田浩之氏 より)


病気や認知症の状態で長生きすると、家族や周りの者に迷惑をかけることになりますし、また自分自身のQOL(生活の質)も落ち、決して幸せとは言えません。
そこで、最近よく言われる健康寿命が大切になってきます。
そのためには上の記事にもあるように、未病の段階からの予防が大切です。
病気や認知症などの予防のためにはバランスの取れた食事や質の高い睡眠、ストレスの少ない生活を心がけるとともに、適度な運動が大切であることは言うまでもありません。
日常生活の中で運動の習慣が身についていない私など、ついつい大げさに考えてしまい、億劫になりがちですが、一番手軽でお金もかからず、いつでもどこでもできる運動、それがウォーキングです。


ウォーキングとともに私がいつも心がけていることは、エスカレーターやエレベーターを使わないこと。
駅やデパート、モールなどでは私はいつも階段を使うことにしています。ですから、どこかへ出かけるとたいがい20階から30階ほどは上がることになります。
階段を1段ずつ上がると、平地のウォーキングの約2倍の運動量(カロリー消費)につながるそうで、これはジョギングと同じぐらいといいます。
身構えてジョギングしなくても手軽にジョギングと同じカロリー消費が得られるのです。
脚を大きく持ち上げる1段とばしは、股関節や骨盤まわりの筋肉を使い、インナーマッスルを鍛えられるとのことです。1段とばしで5階ぐらいまで一気に上がると、もう心臓バクバクです。


あと、有酸素運動かつ全身運動であるスイミングには週に1度は行くよう努めていますが、忙しくなると飛ばしてしまうので、やはりウォーキングが私には1番合っているようです。
たったこれだけのことで動脈硬化の予防ができ、脳神経も活性化できるとすれば、こんなありがたいことはありません。


これらのお陰で、あれだけ長い間体調不良で苦しんでいた私が、「みんなで寄ってたかって私を...」に書いたように健康になれたのです。
皆さんもご一緒に身近な運動で健康寿命を延ばしませんか。
健康寿命を延ばすことは、ひいては社会貢献にもつながります。


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