学院長元気の出るブログ

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フィンランド 塾・テストなしで世界一?

2016.11.24日

「パパ」
「トミー、食事中はお話ししてはいけません」
「でも...」
「食事が終わってからにしなさい」
(食事が終わって)
「トミー、さっきは何を言おうとしたの?」
「青虫って食べられるの?」
「青虫なんて食べられないに決まってるじゃないか。なんでそんなこと聞くの?」
「パパのサラダに青虫が入っていたんだけど、パパ食べちゃったよ」

(訳・改編 舟田譲二  "10,000 JOKES TOASTS AND STORIES" より)


「なぜ青虫は食べられないの? 食べてはいけないの?」
ただ単に「青虫は食べられない」ではなく、なぜ食べられないのか、食べたらどうなるか、そんなことを考えさせるのが本当の教育です。


昨夜のTV番組「池上彰のニュース2016総決算」でもやっていましたが、ソ連が崩壊した直後のわずか20年ほど前は経済危機で苦しんでいたフィンランドが、あっという間に教育で世界トップレベルに達し、経済もV字回復したのは...
「良き納税者を育てる」ことを目標に教育に投資したからです。フィンランドでは公教育は無料です!
(ちなみに教育にかける予算が先進国中一番低いのは日本)


一昨日入ってきた「Aolニュース」
アメリカのジャーナリスト、ドキュメンタリー映画監督のマイケル・ムーアが現地取材して、映画化した「世界侵略のススメ」の中でフィンランドの教育を紹介していました。
西欧諸国で最も授業が少なく、塾もテストもない、というショッキングな内容です。
この中に、冒頭の青虫の話が入っていたわけではありませんが、フィンランドでは小学生の間は「よく遊び、よく学べ」を教育の現場で実践しています。


授業中、生徒が木登りをしたい、と言ったら教師は自由に登らせます。
木登りをしているときに虫を見つけたら、それに興味を持って生徒自らその虫のことを調べます。
そのような自発的な「学び」を奨励しているのです。
ですから、日本のように塾やテストも、宿題もないと言います。
もっとも、中学や高校の教育現場ではほぼ日本と変わらず、宿題もテストもあるようですが。


下の動画をちょっと見てください。とても興味深い内容です。



こんな教育を小さいときからやっていたら考える力がついて頭が良くなるのは当たり前ではないでしょうか。
知識を詰め込んで、その記憶を試すテストをしているようでは考える力はつかず、学校の定期試験や高校・大学受験が終わると、たちまちすっかり忘れてしまい、人生に役立てることができないのは当然のことです。


フィンランドの教育の目的は、「子どもたちが幸せな人生を送れるようになるため」で、点数を取らせるため、受験競争に勝つためではありません。
ですから、塾や予備校などの教育産業は必要なく、日本やアメリカなどが現在直面している貧困による教育格差の問題もないのです。
まさに「国家百年の大計は教育にあり」です。


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