学院長元気の出るブログ

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算数のエッセンスは

2016.06.03日

文部科学省(文科省)が定めた算数の学習指導要領は、算数指導の目標を次のように定めています。
「算数的活動を通して、数量や図形についての基礎的・基本的な知識及び技能を身に付け、日常の事象について見通しをもち筋道を立てて考え、表現する能力を育てるとともに、算数的活動の楽しさや数理的な処理のよさに気付き、進んで生活や学習に活用しようとする態度を育てる」。


いかにもお役所的な長ったらしい言い回しですが、簡単に言うと、
「算数的活動を通して、算数の楽しさに気づいて、算数を日常生活に役立ててほしい」
となります。
中学の数学の学習指導要領もほぼ同じで、算数と異なるのは、「一般化する」(数式で表す)というのが加わる点です。
すなわち、算数・数学とは、「学習したことを日常で使うことを目標とした教科だ」ということです。
(以上、去る5月29日に横浜のガウディア本部で行われた定期研修から)


しかし、現実にはこれとはかけ離れていて、単なる機械的な計算や、公式を暗記し、数字を当てはめて問題を解く、という作業に終始しているきらいがあります。
それが証拠に、算数・数学が得意な子、好きな子に
「なぜ算数(数学)が好きなの?」
と尋ねると、返ってくる答えは決まって、
「国語などのようにあまり考えることもなく、ズバッとひとつの答えが出てきて、解けたときに気持ちいいから」
です。


さて、1年前の4月からわがアカデミー学院でも導入したこのガウディアは、私が教材と方針に惚れ込んで始めた、小学生の自立学習を支援するシステムです。
昨年4月に行われた小学6年生対象の「全国学力テスト」、および2012年に実施された中学生対象の「PISA学習到達度調査」の問題を上の定期研修で実際に参加者の教室運営者である私たちは解きました。
なかなか骨のある良問です。
上の2つのテストの結果からわかるのは、
「日本の生徒たちは、意味を理解して、考えて解くことが苦手」
ということです。


私がなぜこのガウディアの教材に惚れ込んだか、それはまさにこの日本の生徒たちが抱えている問題を解決する思考の訓練をするよううまく工夫して作られているからです。
それでは下にその問題の一例を挙げますので、皆さんチャレンジしてみてください。


問1.さおりさんはシールを14枚持っています。えりなさんのシールは、さおりさんより3枚少ないそうです。
ゆうこさんは、えりなさんより2枚多く持っています。
@ ゆうこさんはシールを何枚持っているでしょう。
A 3人のシールを合わせると何枚になるでしょう。


いかがですか?
皆さん、解けましたか?
これは、なんと小学1年生後期レベルの問題です。(現物は1年生用に、漢字やカタカナを使わず、ひらがなでわかちがきで書かれています)
次にもう1問。


問2.男の子が39人、女の子は男の子より18人多くいます。全員に1本ずつジュースを配ったら、46本あまりました。はじめに、ジュースは何本あったでしょう。


これは小学2年生前期レベルの問題です。
「幸せだなぁ、ぼくは」の中に登場した当時年長さんのMちゃんが解いたのが上の問1で、現在小1の彼女が今週この問2を解きました。
皆さん、ご自分で解いて答えをお送りください。
明日のブログに正答を載せます。


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