学院長元気の出るブログ

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コミュニケーションは真実に

2016.05.21日

いとしい相手から次のような手紙をもらったら、さて、どんな気持ちだろう。〈あくびがでるわ。いやけがさすわ。しにたいくらい。てんでたいくつ。まぬけなあなた。すべってころべ〉
◆絶望してやけ酒、やけ食いに走るのは早い。横書き6行の左端を縦に読んでみる。「あ・い・し・て・ま・す」。和田誠さんのエッセー集『ことばの波止場』(白水社)から引いた。詩人、谷川俊太郎さんの作という。伝統の言葉遊び、 折句(おりく) である
◆NHKが載せた新聞番組表の紹介文がちょっとした話題になっているらしい。2日夜に放送したサッカーワールドカップの特集『プロフェッショナル』である
◆〈日本代表エースに密着▽/本田圭佑500日の記録▽/ガチンコ総取材▽ミラ/ン移籍舞台裏▽挫折を/バネに進化▽超極秘ト/レーニングにケニア人▽/W杯へ独占インタ〉。横書きの左端を縦に読めば、「日・本・ガ・ン・バ・レ・W杯」となる。凝りましたね、NHK
◆苦心の折句も効いてか、日本時間のきのう、日本代表はコスタリカ代表との国際親善試合に逆転勝ちを収めた。「 言霊(ことだま) の 幸(さき) わう国」である。

(読売新聞 2014年 6月4日付「編集手帳」より)


私も昔、言語学をやっていたくらいで、言語には人一倍の関心があり、言葉遊びなども大好きです。
このブログでもこれまで何度も言語をテーマにした記事を書いてきています。
上の「編集手帳」も興味深く読ませていただきました。
しかし、冒頭の谷川俊太郎さんの作という手紙文は正直、ちょっといただけません。


あくびがでるわ。
いやけがさすわ。
しにたいくらい。
てんでたいくつ。
まぬけなあなた。
すべってころべ。


いくら言葉遊びと言っても、受け取った相手の気持ちを思うととってもじゃないですが、こんなことは書けません。いくら言葉遊びでも。
そこで、私だったら言葉遊びでどんな風に書くだろうかと少し考えてみました。


あなたのことを思うと
いても立ってもいられない
死んでもいいくらい
天を越えて
まっすぐに
すっ飛んで行きたい


heart1.jpg


これでも、やはり左端の文字を縦に読むと「愛してます」となり、平凡かもしれませんが、これで十分な言葉遊びになっていますし、愛している気持ちは倍になって伝わることでしょう。
あまり気をてらって、冒頭のような手紙を書くと、受け取った人はやはりショックを受け、下手をすると真意が伝わらず心が裂けてしまうかもしれません。


コミュニケーションとはこういうものです。
気をてらって、面白いつもりで言ったとしても、相手にそれが伝わらず逆に不愉快な思いをさせるなら、それは上手いコミュニケーション術とは言えません。


"The most important thing in communication is to hear what isn't being said."
-- Peter F. Drucker, Author and Management Expert
「コミュニケーションで最も大切なことは、話されていないことを聴くことだ」
(舟田訳)
著作家、経営学者のピーター・ドラッカーの言っている上の言葉がコミュニケーションの本質を語っていると思います。


実際のところ、コミュニケーションにおいて言葉そのものが果たす役割はわずか7%と言われています。
それでは残りの93%は何かと言うと、顔の表情や声の調子、話し方、身振り手振りなどのノンバーバル(非言語)コミュニケーションなのです。
たとえば、
「愛してるよ」
と同じ言葉を言ったとしても、低い声で、顔は無表情で、冷たく言ったり、あるいはうるさそうな顔をして、
「愛してるよ。愛してる、愛してる、愛してる。もうこれでいいだろうっ!」
というような調子で言ったなら、相手には間違いなく
「愛していない」
というメッセージが伝わることでしょう。


これが「言霊」と言われる所以(ゆえん)で、言葉には魂が宿っているのです。


聖書には、次のようにあります。
「初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。
この言は初めに神と共にあった。
すべてのものは、これによってできた。できたもののうち、一つとしてこれによらないものはなかった」
(ヨハネ1:1〜3)
「言は神であった」とあります。
この点において、神与の人間の言葉は動物の鳴き声とは根本的に異なるのです。


私たちも言葉を大切にし、コミュニケーションは真実に行うよう常に意識したいものです。


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