学院長元気の出るブログ

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人を潤す者は自分も潤される

2016.04.16日

うなぎ屋の隣に住んでいる人が、いつもうなぎのにおいをおかずにご飯を食べていたところ、うなぎ屋の主人が「代金を払え」と言ってきました。
すると、においをタダ嗅ぎしていた人は、財布を取り出して小銭の音をチャリ〜ンと鳴らし、「自分はうなぎを食べたわけではなく、においを嗅いでいるだけなので、代金はお金ではなく音で支払う」と答えたそうな。


落語の小話です。
ウケました(笑)。
なるほど、ケチな人にはケチで応える、というわけですね。
これはある意味、世の中の常識というか、慣わしというか。


小学生の頃、私はとても貧しい家庭の子でした。
周りの友達はそこそこのお小遣いをもらっていて、それでマンガ本を買ったり、お好み焼き屋に友達と一緒に行って飲み食いしたりしていました。
一方、私はお小遣いをもらっていなかったので、友達に貸してもらったマンガを読んだり、お好み焼き屋に行っても横でにおいだけ嗅いでいたりしたものです。それで上の話を思い出した次第です。


家に風呂はなく銭湯に行っていたのですが、友達の家に遊びに行くと、友達のお母さんはそのことを知っていたのでしょう、夏など夕方になると友達と一緒に風呂入れてくださったりしたものです。


靴を買ってもらうときはいつも自分の足のサイズよりもふた回りほど大きいもので、つま先に新聞紙などを丸めてつめて履き、サイズがきちきちになってついには底に穴が開いて雨の日に水が入ってくるようになってようやく新しい靴を買ってもらっていました。


でも、貧しいことを苦に思ったり、恥ずかしいと思ったりしたことはありませんでした。
それは、両親の豊かな愛情をいつも感じていたからです。
そんなこともあって、貧しい中で育ったにもかかわらず、私はお金やモノに対する執着心はなく、「15億の遺産を相続することに!」なっても、ロトで3億円当たったと言われても、まったく心を動かされることはありません。


聖書の中に次のような言葉があります。
施し散らして、なお富を増す人があり、与えるべきものを惜しんで、かえって貧しくなる者がある。
物惜しみしない者は富み、人を潤す者は自分も潤される。

(箴言 11:24, 25)


先日「マタイ効果+α(アルファ)」の中でも書いたとおりで、これは真理です。
このような人生を歩みたいものです。


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