学院長元気の出るブログ

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幸せになる秘訣

2016.02.09日

「取らぬ狸の皮算用」ということわざがあります。
これは、まだ捕まえてもいない狸の皮を売ることを考えること。手に入るかどうかわからないものを当てにして計画を立てることのたとえです。


これとは意味が全然違いますが、多くの人が自分の持っていないものや、失ったものを数えています。
たとえば:
自分は背が高くない、スマートな体型でない、美人(イケメン)じゃない、お金がない、運動神経がよくない、成績がよくない、友達があまりいない、いい仕事ができない、料理がうまくない、子どもの頭がよくない、子どもが素直でない、親の理解がない、夫(妻)が自分の思うように動いてくれない...
友人を失った、お金を失った、仕事を失った、客を失った...


ない、ない、ない、と持っていないものや、失ったものを数えていたら切りがありません。
さらに、どんどん気が滅入ってきます。
多くの人が幸せでない、と感じるのは「ないもの」「失ったもの」を数えているからです。


読売新聞が行った20か国対象の世論調査で、自国で経済的な豊かさが公平に行き渡っているかどうかを尋ねたところ、日本は72%の人が公平でない、と感じているとありました。
これは、フランスの84%、ロシア、トルコ各77%、ドイツ76%、フィリピン74%に続いて高く、国民が「格差」を強く感じているということを物語っています。
一方、「公平だ」と感じている人は、オーストラリアで64%、カナダは58%で、インドは「公平だ」44%、「公平ではない」27%、中国は「公平だ」44%、「公平ではない」49%だったそうです。
それでは、日本は本当に国民の72%の人が感じているように「格差の大きい、不公平な」国なのでしょうか?
逆に、中国やインドは44%の人が「公平だ」と感じているように「格差の小さな」国なのでしょうか?
これは今から6年半前の2009年の記事ですから、今日では数字に多少の差異はあるかもしれませんが、さほど大きな違いはないことでしょう。いえ、むしろ日本では「公平でない」と感じている人はさらに増え、インドや中国では「公平だ」と感じている人はもっと増えていることでしょう。


これは考えようなのです。日本人はないものねだりをする人が多いように思われます。
インドや中国は日本とは比べものにならないほど格差の大きい国ですが、国民の多くが持っているもの、置かれている状況に比較的満足しているということです。


オーストラリアの64%の国民が自国を「公平だ」と感じているそうですが、8年ほど前に1年間オーストラリアに留学していた元アカデミー講師の田口先生に尋ねてみたところ、
「オーストラリアにははっきりした格差があると感じました。ホームレスもたくさんいて、低所得者の街もありました。
オーストラリア人は歴史的、文化的に fair go (オーストラリア英語で「公平な扱い」「公平にチャンスを与える」の意)に敏感です」
ということです。
「公平」「平等」に関してとても敏感なオーストラリア人が、大きな格差があるにもかかわらず、自国を「公平だ」「格差が小さい」と感じているのです。
一方、日本人は、一般に報道に左右されやすい国民のようで、「格差社会」「不景気」「数多くの自殺者」「会社倒産」などの言葉を毎日のように目にし、耳にしているうちに、本当に自分は持っていないかのような、格差社会の犠牲者になっているような錯覚に陥っているように思われます。
平均的な日本人は世界的に見ると、とても豊かな生活をしています。
日本の国全体を見ても、均質的な、格差の小さな社会です。


「失ったものを数えるな。持っているものを数えよ」は、私の尊敬するHさんがいつもおっしゃっていた言葉ですが、これは真実です。これこそが幸せになる秘訣です。
Hさんは、日々の生活の中で、小さな幸せを見つけるよういつも努力しておられます。ご本人は重い病いを患い、とても貧しい困難な生活をしていらっしゃいますが、そのような中でいつもニコニコして明るく過ごし、幸せな人生を送っていらっしゃいます。


ないものねだりは不幸の元です。
持っているものを数えましょう。そうすれば、幸せになれます。


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