学院長元気の出るブログ

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夫婦円満の秘訣

2016.02.23日

「破(わ)れ鍋に綴(と)じ蓋(ぶた)」ということわざがありますが、どんな人でも、その人に似合った、結婚相手がいるというたとえです。
由来は、ひびが入った鍋には、修理をした蓋が合うように、自分に似合った相手と 一緒になるのが、互いにつりあいが取れてうまくいく、ということから生まれたそうです。
「似た者夫婦」というような意味もあります。


あるとき、寝る前に妻が「鍋に蓋」っていう言葉があったかしらと尋ねたので、上のことわざを思い出し、世界三大悪妻の話をしました。
世界三大悪妻は、哲学者ソクラテスの妻クサンティッペ、作曲家モーツァルトの妻コンスタンツェ、作家トルストイの妻ソフィアと言われています。
いずれも後の作り話とも言われていますが、世界三大◯◯というのは人の興味をそそるタイトルです。
ソクラテスは独身の男性に結婚について尋ねられたとき、次のように答えたとのこと。
「ぜひ結婚しなさい。よい妻を持てば幸せになれる。悪い妻を持てば私のように哲学者になれる」。
またあるとき、クサンティッペがソクラテスに次のように言ったそうです。
「屁理屈ばかり言っていないで働きなさい」。
ところがソクラテスはまったくそれに動じないので、妻は彼に頭から水をぶっかけました。
するとソクラテスはすました顔で、
「雷の後の雨はつきものだ」と言ったといいます。
この話をしたら、妻が吹き出して大笑いしました。


本当に結婚というのは、いい結婚をすると幸せになれますが、下手な結婚をして不幸になるぐらいならしないほうがましです。まあ、哲学者にはなれるかもしれませんが。
私は幸いなことに哲学者にはなりませんでした。


妻は私によく言います。
「私たちは本当に似た者夫婦ね」。
実際、物事の考え方や感じ方、価値観がとても似通っています。
ですからいろいろなことに一緒に感動し、一緒に泣き、一緒に喜び、一緒に大笑いします。
結婚してからだんだんそのようになってきたようです。
まさに「破れ鍋に綴じ蓋」です。
自営業をやっていることもあって、妻と私はそれこそ朝から晩までほとんどずっと一緒です。
「亭主元気で留守がいい」というテレビCMが昔流行ったことがありますが、妻は「留守は困る」と言います。まあ、「アッシーくん」になったりなど、何かと便利屋さん的な要素もあるからかもしれませんが(笑)。


私たちが結婚する直前に離婚したオーストラリア人の友人から素晴らしいアドバイスをいただきました。
「いつまでも友達同士でいること。これが幸せな結婚生活を続けるコツよ」と。
私たちは、このアドバイスに忠実に従ってきました。
ですから、結婚してもうすぐ34年になるのに、いまだに友達同士のような感じで、毎日新鮮です。
上のアドバイスをくれた友人も再婚して、以来とても幸せな結婚生活を送っています。
日本では、夫婦は空気のような存在だ、とよく言いますが、いるかいないか分からないような存在ではなく、空気のようになくてはならない存在で、お互いに意識して、相手をいたわり合い、支え合う、「破れ鍋に綴じ蓋」のようにお互いに補い合うことが大切なのではないでしょうか。
1年に1日、2月2日の「夫婦の日」だけ良い夫婦になるのではなく、1年365日よい夫婦でいることが、一番のいい子ども教育にもなります。


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