学院長元気の出るブログ

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金を残す者、人を残す者

2016.01.31日

「金を残す者は下、仕事を残す者は中、人を残す者は上」
これは去年の「ノーベル生理学賞・医学賞受賞の大村智氏」のお好きな言葉です。


調べてみたら、後藤新平(1857年7月24日−1929年4月13日、日本の医師・官僚・政治家)が倒れる日に残した言葉で
「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ」
の引用でした。
後藤新平は、医師、満鉄総裁、拓殖大学学長、逓信大臣、内務大臣、外務大臣などを歴任した人物です。


「下」「中」「上」というのは昔の人の言い方で、ちょっと差別的な響きがあり、私はあまり好きではありませんが、今風に言えば、「ダメ」「まあまあ」「ベリーグッド!」といった感じでしょうか。


この世の中、多くの人がお金を残すことに汲々としているのに、後藤新平が言った、
「金を残して死ぬ者は下」
はまことに的を射た教えです。
しかし、良い仕事を残すことは尊いことと普通考えられるのに、
「仕事を残して死ぬ者は中」
と言っているところが偉大だと思います。
確かに、お金よりも、仕事よりも、何よりも尊いのは「人作り」です。


かつてアメリカの国力が強大だったのは、まさにその人材の層の厚さによるものでした。
そして、日本の高度経済成長期もしかり。
人が国力の原動力となっていたのです。


しかし、「人作り」というとき、ただ単に子供の数で終わっていてはいけません。
また、教育を言う場合でも、それがこれまでのような暗記中心の知識偏重、学歴、資格取得を目的とするような薄っぺらい教育では、真の国力増強にはつながりません。


さらに「国力」のためだけに人材育成、教育をすると言うのもまだまだです。
それだとまるで国のために人を利用しようとしているかのようです。実際のところ、そのような目的で子供を産むことを奨励し、一種の洗脳教育のようなことをやっている国もあります。
それも教育の一面ではあるのでしょうが、それが最終目的ではないのではないかと思うのです。


親が子供を産むとき、決してお国のためなどとは思っていないはずです。
子どもに対する親の愛情があり、幸せになってもらいたいという願いを込めて産み、育てているでしょう。
親が子どもの教育に時間と労力とお金をかけるのは、子どもに豊かな人生を歩んでほしいと願っているからです。
でも「豊かさ」は決して物質・金銭的な豊かさだけを指すのではなく、精神面での豊かさを親なら一番に考えているはずです。なぜなら、「金銭的な豊かさイコール幸せ」でないことは、みんな直感的に、経験的に知っているからです。


そして、そのような心身ともに健全で豊かな、幸せな人生を歩めるよう手助けするのが、教育の一番の目的であり、それがひいては国力の増強にもつながるのではないでしょうか。


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