学院長元気の出るブログ

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あっぱれ未来人!

2015.12.03日

未来人と言っても、未来の人間のことではありません。
「未来人」と書いて、「みくと」と読む、東大阪市に住む小学2年の加藤未来人くんのことです。
ご両親が万感の思いを託して付けられた素敵な名前「未来人」。その名前にふさわしい、未来を切り開くような少年の話です。


リウマチで手が不自由なおばあちゃんが、大好きなカニを苦労せずたくさん食べられるように――。そんな思いから8歳の男の子が考えた「カニむきロボット」のアイデアを、大阪府東大阪市の町工場のおっちゃんたちがカタチにしようと奮闘している。試作品を見てもらおうと、2日に工場に招く。

 
発案したのは東大阪市の小学2年、加藤未来人(みくと)君。今年の正月、奈良県広陵町に住む祖母の勝子さん(72)の家に親戚が集まり、みんなでカニすきを食べた。長年、関節リウマチを患う勝子さんがカニの殻をむきにくそうにしているのを、母親の位織(いおり)さん(45)が代わりにむいて渡すのを見ていた。


3カ月後。「大切な人が困っているとき、こんなモノがあったらいいなと思ったことはありませんか」。市の広報誌に発明品アイデアの募集が載った。市内の物づくり企業約70社でつくる「東大阪ブランド推進機構」の主催で、ブランド賞(2点)に選ばれると、市内の町工場で実際につくってくれる。未来人君は早速、「カニむきロボット」のイメージ図と説明を描いて応募。235点から選ばれた。


ログイン前の続き製作には、企業の壁を越え、工具メーカーやデザイナーなど計十数人が参加。5月にカニ料理店で殻をむくコツを教わり、製作スタート。仕事の合間や週末を利用して取り組んできた。

 
本物のカニを買って何度も試したが、カニの脚の太さや形、硬さがまちまちでなかなかうまくいかない。そもそも初めての物を一から作り出すだけに「考えられるいろんな方法を総当たりで試すような『寄り道』をして、手数もかかった」。
安全や衛生面で心配がなく、使いやすいものを目指しているが、勝子さんが扱うにはまだ重すぎ、洗って何度も使える素材にもなっていない。未来人君がワクワクするような仕掛けやデザインにもこだわる。

(中略)


未来人君は「ちゃんとつくってくれると思う。できたら、すぐおばあちゃんに見せて、カニを買って試してみたい」。発明品でカニを食べ、家族みんながニカッと笑えるようにと、名前は「カニニカ」に決めている。
勝子さんは「おばあちゃんのことをここまで考えてくれて……。小さいながらもちゃんと見てるんですね」とうれしそうだ。


プロジェクトリーダーで厨房(ちゅうぼう)機器メーカー「オーシン」の藤田剛社長(50)は「子どもたちに『物づくりが人を幸せにする』ということを感じてもらいたかった。家族で楽しく使えて、『発明してよかった』と感じてもらえるものにしたい」と話す。(稲垣大志郎)
(後略)
(12月2日付 朝日デジタルより抜粋 全文および写真は「おばあちゃんにカニむきロボを 8歳考案、町工場が試作」


この記事を読んでいて胸にジーンときました。
熱いですね。
ご両親が未来人くんに託した想い、そしておばあちゃんの未来人くんに対する愛情、これらがすべて働いて「ひも」のようにつながって、未来人くんの「カニむきロボット」の発案に、そしてそれが町工場の人達の心を動かし、物作りにつながる。
そして、これがさらに手の不自由な多くの人たちやお年寄りの方々のQOL(生活の質)を向上させることにつながる。
このクリスマスシーズンにぴったりの心温まるストーリーです。


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