学院長元気の出るブログ

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あなたは危険人物!

2015.12.04日

【舟田式ひも勉強法 その3】
今日の、シリーズ第3回から本論に入っていきます。


 6. 何を勉強するにしても、枝葉末節にとらわれず、根幹から入る
多くの人が勉強するとき、細かいことばかり覚えようとして、肝心な中心が見えていません。
よく、「歴史は暗記だ」「理科は暗記だ」という言葉を聞きますが、歴史や理科に限らず数学が暗記と言う人もいますし、中には国語や英語も暗記だと言う人すらいます。実際のところ、そういうタイトルの本が書店の書棚に並んでいます。
そして、面白いことに、「◯◯は暗記だ」と言う人に限って、その教科が苦手です。逆に、得意な人に「◯◯は暗記じゃないんですか?」と尋ねると、「とんでもない。暗記なんてしたことありません。ちゃんと理屈があります。理屈をしっかりと理解すれば、自然と覚えられて、誰でも必ずできるようになります」という答えが返ってきます。
中には暗記が得意な人がいます。そのような人は確かに試験である程度点数は取れるのですが(中には暗記で満点さえ取る人もいます)、肝心要のことが頭に入っていませんし、根幹を理解していないので時が経つと忘れてしまいます。これではたとえテストで満点を取って、学校の成績が5でも「得意」とは言えません。


自分は文系だから数学や理科は苦手とか、理系だから英語や社会、国語は苦手、と言う人がとても多いですが、これも思い込みです。正しい勉強法を知らないだけのことです。
現に、理系でありながら文系科目が得意な人やその逆の人もたくさんいます。そして、理系、文系両方とも苦手な人などいくらでもいます。このような人は、まずほとんどのケース、その場限りの暗記に頼った枝葉末節の勉強をしていて、根幹をまったく理解していません。


たとえば、昔、うちの塾で講師をしていたある理系の先生は、かつて神奈川県で実施されていたア・テスト(アチーブメントテスト)で、通っていた中学校で歴代1位という立派な記録の持ち主です。彼はどの教科もまんべんなく点数が取れる人で、どの教科でも教えることができました。
ところが、この人はいつも「英語は暗記だ」と言っていました。
確かに暗記で、学校のテストや入試ではかなりの高得点ができたのですが、根幹をしっかりと理解していないため、実力はありませんでした。実際に英語の専門書を読むとか、テレビなどで英語を聞いて理解することなどまったくできず、ただ単に学校のテストができるというだけだったのです。こういう人は、学校でせっかくいい成績を取ってきても、学んできたことが社会に出て使い物になりません。
同様に、試験範囲が決まっている学校の中間・期末テストなどでは高得点でき、内申点もいいけど、実力テストや模擬試験になると偏差値が低いという生徒も同じような勉強法をしているため、本当の実力が伴っていないのです。


以前、Facebookで面白い画像に出くわしました。


engrish.jpg


この画像の出処は明らかではありませんが、おそらく日本国内のどこかで実際に使われているものでしょう (このwww.engrish.comは主に日本や韓国、中国などで見かける「ヘンな英語」の画像満載の面白いサイトです)。
You must not enter. というのはかなり高度な英語です。普通だったら Do not enter. と書くところです。
この看板を作った人の英語の知識は普通以上だと思います。
しかし、一番大切な最初の Because you are dangerous, の部分で、これを書いた人が英語の基本をきちんと理解していないことがすぐにばれてしまいます。
蛇足ですが、これだと「あなたは危険なので」(=あなたは危険人物)という意味になり、まったくナンセンスというか、ユーモアのセンスがあるのかわかりませんが、トンチンカンな英文です。
しかし、アメリカなどで普通使われている「危険。立ち入り禁止」の看板には You must not enter. とは書いてなく、ごく普通の Do not enter. で、たとえば次のようなものです。


danger-do-not-enter-md.png


上の「あぶないから、はいってはいけません」の看板を書いた人も、英語の根幹である主語+動詞の形をきちんと理解さえしていれば、決して Because you are dangerous, のような変な英文は書かなかったことでしょう。


日本では、このようなとんちんかんな英文をTシャツを始め看板やレストランのメニューなどあちらこちらでよく見かけますが、まさに日本の英語教育の欠陥を如実に物語っています。
実際のところ、英語が苦手という人はまず例外なく、英語の基本中の基本である S+V, S+V+C , S+V+O , S+V+O+O , S+V+O+C という基本5文型を理解していませんし、またbe動詞と一般動詞、自動詞と他動詞の区別もわかっていません。
これを教えようとすると、「だから英語は暗記で苦手なんだ」と言う人がいますが、この同じ人がサッカーやバスケットなどの細かいルールや試合運びなどは暗記でなく、しっかりと覚えています。
同じことです。暗記じゃないのです。基本は理解し、繰り返して身につけるものです。
英語が苦手と言う人に、この基本をしっかりと教えていくと、みるみる力がついていくというケースをこれまで数え切れないほど見てきました。基本がわかるようになると、次から次へとつながって「芋づる式」で身についていきます。
だから、これを「舟田式ひも勉強法」と呼ぶのです。


この項、次回に続きます。


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