学院長元気の出るブログ

日々の随想。教育問題、子育て、英語、積極思考、人間関係、霊想等など。
読む人に元気を注入します。

ジョージ学院長 元気の出るブログ

ブログに関するご意見・ご感想は、こちらのフォームからお気軽にどうぞ

「遊ぶ」ように学べ、学ぶように「遊べ」

2015.12.13日

 7. 教育の真の目的は暗記ではなく、考える力をつけ、将来使える力を養うこと


これは大切です。そして、これこそが「舟田式ひも勉強法」の根幹であり醍醐味だと言えます。
以前、「灘校教師の名物授業」という記事を書きました。


hashimoto.jpg


21歳から71歳まで、半世紀にわたり灘校の教師を務められ、2年前に101歳でお亡くなりになられた橋本 武さんの授業スタイルは、教科書からの「計画的脱線」です。
一見、横道にそれているように見える授業ですが、実は用意周到に計画されているのです。脇道にそれているように見えても、実は根幹はしっかりしていて、その枝葉を通してよりいっそう幹そのものや木全体がよくわかるよう工夫されているのです。
このようなやり方で、橋本さんは生徒を国語の虜にし、読む力、考える力、表現する力がつく本物の授業をしてこられました。
「私にできることと言えば、大学入試に若者を駆り立てることではなく、こういう非常な体制の下で、いかにして正しい勉強法−人間形成の栄養分となるお膳立てをととのえるかということだけです。
私はさりげない方法で、『楽しい勉強』をモットーとして教室に臨みました」と橋本さんは語っておられました(「心底、恐れ入りました!」)。


橋本さんの言う「楽しい勉強」は、一見遠回りで無駄のように見えるかもしれませんが、実はこれこそが本物の力を養成する唯一の方法です。
なぜなら、学んでいることがら一つひとつが全部ひものようになってつながっていき、ネットワーク化されて立体的なものとなり、その結果学んだことが身につき、生涯にわたって人生のさまざまな場面で活かされる本物の知恵となるからです。これは、単なる試験のための暗記中心、得点主義の授業では絶対にできないことです。


「東京高等師範学校(現・筑波大学)入学。苦学生であった在学中、最初の2年間は家庭教師で凌ぐ。後の2年間は諸橋轍次の大漢和辞典編纂を手伝うが、この経験が後年の「『銀の匙』授業」の勉強法にも繋がっていく」とWikipediaで紹介されているとおりです。
橋本さんの教え子からは、現在、政治の世界や経済界で指導的役割を果たしている方が大勢出ています。
2012年6月9日には、日本テレビで「世界一受けたい授業」(ゲスト出演)が放送されました。


確かに、勉強だけでなく、芸術やスポーツ、仕事、その他ありとあらゆる分野において、本当に長(た)けている人というのは、教えられたことだけを覚える作業をした人ではなく、その後、自分でどんどん研究、実験し、その延長で新しいことを発見していき、体験を通してさまざまなことを身につけていった人たちです。
冒頭の写真の中で橋本さんが語っておられる
「遊ぶ」ように学べ、学ぶように「遊べ」は至言です。
中学1年生や学生だけでなく、私たちは生涯このような姿勢で過ごすべきです。


↓ブログランキングに参加しています。読み終わったら下のにほんブログ村のバナー(マーク)をクリックして応援してください(IN ポイント)。
にほんブログ村の「人気ランキング順位」が出ますので、そこで同じ記事名、もしくはほかの記事で関心のあるものをクリックし、ブログが表示されたらお手数ですが再度下のバナーをクリックしてください(OUT ポイント)。


にほんブログ村 教育ブログ 塾教育へ
にほんブログ村


毎日、「学院長 元気の出るブログ」を愛読してくださっている方は、ぜひこのページの左上にある「ブログの読者になる」をクリックして、メールマガジン登録を行ってください。
ブログ更新情報が毎日届き、簡単にブログにアクセスでき、とても便利です。