学院長元気の出るブログ

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勉強のひも

2015.11.15日

「勉強のひも」って何でしょう。
これは私が発明した言葉です。ですからネットで「勉強のひも」を検索しても出てきません。
いえ、実は調べてみたら出てきました。それは、すべて「学院長 元気の出るブログ」の過去の記事です。
ということで、今回、「教育シリーズ」を再録します。この記事は1年半前のものです。


先日来、高校の時の同窓会についての記事をいくつも書いてきていますが(「43年振りの同窓会」「使用前、使用後 その2」「お父さ〜ん!」「お前もか、ブルータス?」)、みんな顔や体形など外見は変わっていても、本質的な人となりはほとんど変わっていないとつくづく思いました。
話し方や立ち居振る舞い、話の内容、人との関わり方など、ふと40数年前にタイムスリップしたかと思うほど、みんな昔のままでした。
今日のテーマである「勉強のひも」もそのうちのひとつです。


同窓会でひとりの人と次のようなやり取りをしました。
「高校2年までは真面目で、勉強をものすごく頑張っていたので、学校の成績も良く結構自信があったけど、高3になって勉強が難しくなると成績がガタガタと落ちて、結局は4年制大学に行けなくなって短大に行きました」
「得意な教科は何だった?」
「数学でした」
「数学のどういうところが好きだったの?」
「問題が解けた時の快感です」


数学が得意と言う人で、上の人のように「問題が解けた時の快感」を理由に挙げる人がとても多いことに塾の仕事をしてきて気づきました。
これはこれでもちろんいいのですが、そこでストップしていたらだめなのです。
昨日の読売新聞11面の「論点」に、「数学入試の多様化の弊害」と題して、興味深いことが書かれていました。
「2000年に実施された国立大学学部長に対するアンケートによれば、学生の学力低下の状況を尋ねた項目のなかで『論理的に思考し、それを表現する力が弱い』という選択肢に突出して8割の回答が集まった。
(中略)
大学入試は中等教育の在り方に大きな影響を与える。かつては、大学に入学するには数学を克服する必要があった。現在では、『苦手な科目を克服するより、受験方式に特化した勉強をさせたほうが効率的』との風潮が高校現場にはある。その結果、学生が本来身に着けるべき基本的な論理力を習得する機会を奪ったとも考えられる」


勉強の本質は、ただ単に問題が解けて楽しいとか、試験で高得点できる、入試で合格する得点力をつけるといったところにはありません。
本当に数学が得意な人は、計算問題であろうが、図形問題だろうが、文章題だろうが、何でも解けます。
社会が本当に好きな人は、地理も日本史も世界史も、政治も経済も、倫理社会も全部できます。
英語が得意な人は、文法問題だけでなく、発音・アクセント問題も、読解も、リスニングもみんなできます。さらに、会話もできます。
それぞれにコツがあるのです。
それはあたかも、目に見えない「ひも」のようなもので全部つながっているような感じです。


もう一歩進むと、どの教科にも通じる勉強法のような、つながっている「ひも」があります。
この「勉強のひも」を発見すると、勉強が苦痛でなくなるどころか、むしろ楽しくなり、しかもどんどん理解できて、身についていくようになります。さらに、学んだことは生涯使えるようになります。


この「勉強のひも」はどのようにしたら発見できるのでしょうか。
練習量で発見する人もいます。
良い教師に出会って見出す人もいます。
家庭環境で自然と身につける人もいます。
本を読んでいて悟る人もいます。
ある日突然、何かをきっかけに目覚める人もいます。
一人ひとり異なります。


ところが「勉強のひも」を悟ることができる人はほんのごく一握りです。大半の人は、「勉強のひも」が見えないままで一生終わります。
「勉強のひも」が発見できない人にとって、勉強は苦痛で、そのときどき行き当たりばったり的な勉強をし、とりあえず暗記して成績を上げ、そして入試で成功し、志望校に合格します。
しかし、学んだことがほとんど身についていないため忘れてしまい、将来役立てることができません。
社会に出て仕事をするようになると、上司から役立たない人間と見なされます。
企業側はこれまで大学名で信頼して雇っていたのに、期待を裏切られたと言います。


この「勉強のひも」を知っているのといないのでは、人生が180度変わってきます。
同窓会で再会した昔の友人たちを見ていても、このことが如実に表れていました。中学・高校時代にすでにこれを見抜いて、着実に身に着けていた人はみんなそれぞれの世界で成功していました。
「勉強のひも」は、上に引用した記事の「論理力」と同じようなものです。


「勉強のひも」についての具体例は、また明日の記事の中でご紹介します。


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