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子育てのあいうえお その3

2015.10.17日
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CHILDREN are not the people of tomorrow but the people of today.
They have a right to be taken seriously, and to be treated with tenderness and respect.
They should be allowed to grow into whoever they were meant to be.
The unknown person inside each of them is our hope for the future.”
- Janusz Korczach -


子どもたちは未来ではなく、今現在生きている人間である。
真摯に受け止められ、優しさと尊敬の念を持って取り扱われる権利がある。
子どもたちはなるべき人物になれるよう認められるべきである。
一人ひとりの内に潜む未知の人物は将来の我々の希望である。
−ヤヌシュ・コルチャック−


上はマドレーヌさんのポスティングからの引用です。
ヤヌシュ・コルチャック(1878年- 1942年)は、ポーランドの小児科医、孤児院院長、児童文学作家で、1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」に大きな影響を与えた人物です。
彼の主張は、子どもは生まれながらにして立派なひとりの人間であって、成長していって徐々に人間になるのではない。だから、我々大人は子どもの人間としての尊厳を尊重し、一個人そのものが持つ価値がいかに大きいか、そしてそのような子ども一人ひとりと真摯に向き合うことがいかに大切かということを訴えています。
これは子どもを持つ親だけでなく、私たちみんなに語られている言葉です。


昨日の「子育てのあいうえお その2」を読んだ一人の読者から、全部覚えて実践できる自信がない、というメールをいただきました。
でも大切なのは、私がたまたま書いた言葉一つひとつを全部覚えてそのまま実践することではなく、日々の生活の中でいかに意識して子どもを立派なひとりの人間として接するか、ということです。そして、これができれば最近大きな問題になっている子どもに対する虐待などはなくなります。
それでは今日の「子育てのあいうえお その3」をお送りします。


た  大したもんだ。
「大したもんだ」、「偉い!」と、親が子どもを大げさに褒めると、子どもの自尊心は大きく育ちます。
「ダメはダメ」と、Fさんがアイデアを送ってくださいましたが、本当に「ダメ」というネガティブな言葉は禁句です。
ち  調子いいね。
人間だれでも調子のいいとき、悪いときがあります。調子の悪いことを指摘するよりも、調子のいいことを指摘してあげるほうが子どもにとっては有益です。親にこのように言われると、子どもはどういうときに調子がいいかがわかるようになり、そのようなときを意識して生み出すことができるようになります。
つ  続けようね。
何事も継続が肝心。せっかくいいことを始めても途中でやめてしまってはもったいないです。継続して初めて何でもモノになります。
て  できるよ。
どれほど多くの親が子どもに「お前に○○なんかできない」と、否定的な言葉を使っていることでしょう。もっともっと「できる」というメッセージを送ってあげたいものです。
と  どうして?
学習の基本は好奇心です。ただ単に教えられたことを覚えたり、テストでいい点を取ることにあるのではありません。常に「なぜ?」「どうして?」と子どもに尋ねかけ、自ら「なぜだろう?」と考える子どもに育ったら、教育は大成功です。それだけで一生食べていけます。
な  仲直りしよう。
親子、兄弟、友達同士でぶつかること、ケンカすることもあります。そのようなとき、親自ら「仲直りしよう」と声をかけていると、子どもも人に対して「仲直りしよう」と言える子どもになります。
に  似合うよ。
ヘアスタイルや洋服、持ち物など、どんなことでも「似合うよ」と言って、子どもを励ましてあげましょう。自信のある子に育ちます。
ぬ  脱いだらどうするんだっけ?
「また脱ぎっぱなしっ!」と言って頭から叱るのでなく、「脱いだらどうするんだっけ?」と言って、自分で考える子どもに育てましょう。
ね  寝る子は育つ。
「寝る子は育つ」という諺は真理です。テレビやゲームなどで夜遅くまで起きているのは、子どもにとって心身ともに良くありません。十分な睡眠が取れるよう、生活の時間管理を身につけられるよう助けてあげましょう。
の  伸びてるよ。
身長だけでなく、勉強でも、スポーツでも、趣味でも何でも、「伸びている」と指摘されることは子どもにとってものすごく嬉しいものです。励まして、ますます伸びるよう助けてあげるといいですね。


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