学院長元気の出るブログ

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最高の暮らしと最低の生活

2015.01.13日
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二人の男が話していました。
「最高の生活って、どんなものだい?」
「アメリカで給料をもらい、イギリスの邸宅に住み、中国人のコックを雇い、日本人女性を妻にすることさ」
「じゃあ、最低の生活は?」
「中国で給料をもらい、日本の住宅に住み、イギリス人のコックを雇い、アメリカ人女性を妻にすることさ」

(訳 舟田譲二)


これは「エスニックジョーク」(民族を話題にしたジョーク)です。
いわゆるステレオタイプ(多くの人に浸透している先入観)で、決して正確な事実ではありません。でも、なんとなくわかるような気もします。


一昨日の読売新聞20面に「人権シンポジウムin大阪 外国人と人権」という特集記事が載っていました。そこには次のように書いてありました。
「在留外国人や訪日外国人が増加傾向にある日本では、日本人と外国人の文化等の違いによる様々な問題が発生しています。日本における外国人をめぐる現状や課題に関する議論を通じて、外国人と人権について考えるシンポジウムが昨年11月に大阪市で開催されました」
このシンポジウムでお茶の水女子大学名誉教授の宮島 喬さんは、「外国人がマイノリティであることをいま一度確認した上で、彼らの地位を改善する努力が必要。国際水準の人権を確保するための第一歩として国籍や民族を理由とした個人にレッテルを貼ることはやめなければならない」と述べ、また大阪法務局人権擁護部長の並木浩一さんは、「言語や宗教、文化、慣習等の違いに起因する人権上の問題も発生しており、最近では特定の民族を排斥するような言動が『ヘイトスピーチ』として報道されている」と語っています。


今回フランスで起きたテロ事件を巡って、世界はますますイスラム対反イスラムの方向に拍車をかけようとしています。
欧米を中心とする国々では反テロリズムで一致しており、表現の自由は断固守るべきと主張しています。
さらに、当の政治週刊誌「シャルリー・エブド」は決してテロには屈しない、今後もずっとイスラムに対する風刺画を掲載し続けると断言しています。
ところが、イスラムの教えでは教祖であるムハンマドの風刺画に限らず、動物でも花でもどんなものでも絵にすること自体が偶像崇拝である、として過激派は今後も彼らの神、アッラーの名にかけて復讐すると誓っています。


これではいつまでたっても解決の糸口は見つからないばかりか、火に油を注ぎ、血で血を洗うことになるばかりです。
これに対する唯一の解決法、平和を求める道は、お互いの違いを認め受け入れ、相手を中傷誹謗したり、「力には力で」という行為を捨てることしかありません。


そういう意味では、冒頭の「最高の生活と最低の生活」のジョークのようなたとえ軽いタッチのものであっても、言われた当人にとって不快感を感じさせるものであれば慎まなければならないということです。
なぜなら、たとえばアメリカ人は世界で一番の高給取りだと自認しこのジョークを快く思ったとしても、中国人は面白くないし、またアメリカ人の女性もやはり不快になるからです。
今回、5回にわたってこのたぐいのジョークを掲載してきましたが、私たちはこれを単に面白がっているだけでなく、やはり背後で傷ついている人たちのことを、フランスのテロ事件をきっかけに思いやらなければならない、と私自身反省した次第です。


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