学院長元気の出るブログ

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教育の大切さ

2014.10.13日

一昨日の「本当の平和とは」の記事の中でノーベル平和賞を受賞されたマララさんのことを書きましたが、今日はその続きです。


 今年のノーベル平和賞にパキスタン人のマララ・ユスフザイさん(17)が決まったことは、同国の女子教育普及のために現場で活動している日本人にも大きな励みになった。
 国際協力機構(JICA)の識字教育専門家、大橋知穂さん(47)は「女子教育への国際的関心が高まった意義は大きい」と喜ぶ。大橋さんは2008年からパキスタン東部パンジャブ州に駐在し、識字率の向上に取り組んでいる。
 国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)によると、パキスタンの成人識字率は男性70%、女性46%。パキスタンと同様、イスラム教徒の多いマレーシアやインドネシアは男女ともに90%以上あり、その差が際立つ。
 パキスタン政府の調査では、女子が学校教育を受けない理由は「親の反対」が38%でトップ。大橋さんは「女の子は結婚して家を出ていく存在。稼ぎ手にならないのなら、教育にお金をかける必要はないと考える親が多い」と話す。
 そこで力を入れているのが、民家などに近所の女性を集めて読み書き、計算を教えることだ。学校に娘を通わせるのは反対する親でも、近所の顔見知りが教師役になる学校外の教室なら抵抗感が少ないからだ。学費を払えない家の子供も、家の仕事を手伝いながら学ぶことができる。
 マララさんの受賞決定がどんなにすごいことなのか。残念ながら、それを理解し、行動しようとする女性は多くない。その原因も、識字率の低さにあるという。
 「女性たちはテレビで受賞自体は知っていても、新聞を読んで考える経験がない。だから『自分もマララさんのように頑張ろう』と共感するまでには至っていない。教育の大切さを改めて実感した」
 「現場で働きたい」。大橋さんはそう思って、キャリアを積んできたユネスコなどの国際機関からJICAに移った。「女子教育を外国の圧力でやらされるのではなく、貧困層や農村の人たちに寄り添いながら、この国の中から進め、意識を変えていきたい」と決意を新たにしている。

(10月13日付 読売新聞 4面)


男子のみがそれ(教育)に携わって、女性が知識の探求ということから、まったく除外されて差支えないという理由が、どこにあるのだろうか。……彼らは男性と同様の、鋭敏なる精神と知識に対する能力とを与えられているのである。(否しばしば、男性よりもすぐれた能力に恵まれているのである。)
--コメニウス(1592-1670) 『大教授学』より
これに見られるように、欧米ではいち早く女子教育が公に始められていました。


日本では古くは平安時代、万葉仮名から女文字が生まれ、女性の間での教育が始まっていましたが、これはあくまでも貴族の間でのことでした。
これが一般庶民の間で広がっていったのは鎌倉・室町時代に始まる寺子屋の働きのお陰で、江戸時代には寺子屋は読み・書き・そろばんで女子の教育も進み、一般人の識字率はすでに70%を超えていたといいます。(以上Wikipedia 「女子教育」より)


今日、世界中を見ても、この識字率の高さや男女間における教育の差が大きくない国ほど大きく経済的にも発展しています。一方、パキスタンを始めとする発展途上国ではまだまだです。
そのような中で、今回まだ17歳という若さで、マララさんが女子教育の必要性を訴え、ノーベル平和賞を受賞された意義はとても大きいです。
今後、まだまだ時間はかかるでしょうが、国際社会の協力も得て着実に一歩一歩この訴えが実を結んでいくことになるでしょう。


これに対して、今日のニュースで報じられている
「パキスタンの武装勢力『パキスタン・タリバン運動』(TTP)の分派組織は10日、ツイッターで声明を出し、ノーベル平和賞受賞が決まったマララ・ユスフザイさんを『イスラムの敵』と批判し、今後も襲撃の対象とする考えを示した。
TTPは、マララさんを敵視し、2012年10月に襲撃した。声明では『異教徒から与えられた賞を誇ることに価値はない。マララは、我々が異教徒のプロパガンダに屈しないことを知るべきだ』と警告した」
には本当に心が痛みます。
一日も早く宗教間の対立やそれに伴う戦争などをなくし、地上に平和をもたらすためにも教育の働きが進められていかなければなりません。


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