学院長元気の出るブログ

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ジョージ学院長 元気の出るブログ

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学びで一番大切なもの

2014.10.07日

昨日は台風18号による午前中の暴風雨が過ぎ去った後、午後からは青空が広がり夏のような暑さの中、主婦業(「主婦業も大変だ」)で郵便局やコンビニ、書店、スーパーなどを回ってきました。
書店では図書カードを注文し、待っている間書棚の方に歩いて行くと、真っ先に目に飛び込んできたのが『アルベルト・アインシュタイン』(筑摩書房)という本。
昨日の「心身ともに若くいるには」という記事の中でアインシュタインのことを書いたばかりだったので、私は躊躇せずその本を取ってレジに向かいました。


買い物から家に戻ると早速その本を読み始めました。
するとすぐにこんな箇所に遭遇しました。


「父さん、なぜこの針はコンパスをどの方向に動かしても同じ方向を指すの?」
まるで意思を持った動物であるかのように、北極を常に指そうとして動く針は、彼には摩訶不思議でした。
「ぼくは身震いがして、体が冷たくなったんだ。物事の背後にはとてつもない事実が隠されているんだと、その時に確信したよ」
のちにアルベルトはこう語っていますが、一個の方位磁石が彼の物理学への興味をひらくきっかけとなったのです。
(中略)
でも、アルベルトはその裏にある地球の原理や仕組みを想像して驚いたのです。なんと思考力豊かな子どもだったのでしょうか。
アルベルトが小さいとき、エンジニアである叔父のヤコブがいつも質問の矢面に立たされていました。
「ねえ、ヤコブ叔父さん。なぜいつも北を指すの? 磁気って何なの」
疑問をぶつけるアルベルトに科学に詳しいヤコブは子どもに理解できるように答えを出してくれました。それでも納得できないアルベルトは考え続けました。
(中略)
「だって学校は軍隊みたいで、規則だらけだもの。興味がないことを暗記させられるだけだし」
(中略)
「なぜ、一日には夜と昼があるの」
「猫はなぜ音も立てずに歩けるの」
「光はどこからくるの」
とても小さな子どもの考えとは思えない疑問がアルベルトには渦巻いていました。

(上掲書 p.23-27)


私は我が意を得たり、と膝をポンと叩きたい衝動に駆られました。道理でアインシュタインとは波長が合うはずだ。この本との出会いも偶然ではない、引き寄せの法則(「あなたが近づくものは…」)によって導かれたのだ、と確信しました。


実は私は今、仕事から離れていますが、特別に一人の成人の人だけに英語をボランティアで教えています。
事情があって学校に行くことができず、教育はまったくと言っていいほど受けていないのですが、実に頭がいい。アインシュタインまではいかないでしょうが、その素質はあちらこちらに見られます。
共通しているのは、絶えず「なぜ?」という疑問を持ち、さまざまな質問を投げかけてくるところです。普通の人だったら何も疑問に感じないようなことにも納得がいくまで尋ねてきます。


たとえば、つい先日のこと。
「Go to school. に the がつかないことは、建物に行くのが目的ではなくて学びに行くからというのはわかったのですが、play the piano のように楽器を演奏するときに the をつけるのはなぜですか?」
「普通、楽器を演奏するというとき、自分の楽器ですよね。人のバイオリンやフルートを借りるということはないでしょう。自分専用の楽器という意味で the をつけるのですよ」
「それじゃ、コンサート会場のピアノにも the をつけると思うのですが、自分のピアノじゃないですよね。なぜですか?」
「それはコンサート会場のピアノって決まっているからですよ」
「楽器を演奏するときに the をつけないで a をつけることは絶対にないのですか?」
「ありますよ。たとえば、楽器店に行って、スタインウェイの高級なピアノを試しに弾いてみるというのであれば play a piano と言えます」
「なるほど。それでは、自転車に乗ることを ride a bike と言いますが、自分の決まった自転車でも the ではなく a をつけるのはなぜですか?」
「ride a bike は一種の慣用表現で、自分の自転車という意味で ride my bike と言うことはできますよ」
「a と the はネイティブでないと感覚がわからないので難しいですね」
「そうですね。ネイティブの人で文法を間違える人はたくさんいますが、この冠詞の a と the は間違えないですね」
「それでは、なぜ……」


このような会話が延々と続くのです。
この人は英語だけでなく、何事に関しても常に疑問を持っています。そして、政治の問題を始め国際関係から芸術、歴史、地理、科学、スポーツ、建築物、文化、哲学、宗教等など、ほぼどんな話題でも私と対等に議論し、自分の考えをはっきりと言うことができ、私も教えられることがしょっちゅうです。


この人もアインシュタイン同様、ただの暗記には興味なく、問題の本質、根元を求めて「なぜ?」と常に疑問を持ち、質問してきます。
これこそ学びにおいて一番大切なことです。
この人は公教育は受けていませんが、やがてその才能の花を咲かせることは十分期待でき、私は楽しみにしつつ、教えさせていただけることを光栄に思っています。


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