学院長元気の出るブログ

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変な日本語、変な英語

2014.10.05日

昨日の読売新聞18ページに「国語に関する世論調査…敬語の誤用敏感に」という興味深い記事が載っていました。言語学をやっていた私にとってはそのまま見過ごすことのできない内容です。


敬語については、「必要だと思う」という回答が前回03年度調査から1.9ポイント増の98%で、20歳代以下は100%だった。敬語を身につけた機会は、「アルバイト先を含む職場の研修など」が最多の63.5%で、03年度の51.7%から上昇。「国語の授業」は42.6%と、前回の48.2%から低下した。
尊敬語と謙譲語を取り違えるなどの誤用について聞いたところ、「お客様が申されました」(本来は「おっしゃいました」など)という言い方が「気になる」との回答は63.1%。03年度調査の54.1%、1995年度調査の41.4%から増えた。「どうぞいただいてください」(本来は「召し上がってください」など)が気になるとしたのも74.7%と、過去の調査を上回った。
店員などが使う表現についても厳しくみる傾向があり、「お会計の方、1万円になります」を「気になる」としたのは63.5%と、02年度調査より12.9ポイント増。「千円からお預かりします」も55%が「気になる」とし、9.8ポイント増えた。


keigo.jpg


敬語は実際のところ生徒にとってはとても難しいもののようで、身につけるのは至難の技のようです。上の表を見てもわかりますように、敬語を学校の国語の授業で学んで身につけたという人より、家庭でのしつけや職場、アルバイト先と答えている人が多いのを見ても、勉強として学ぶことよりも身をもって学ぶことがいかに大切か、ということがよくわかります。
学校の卒業式や入学式などで、「今も校長先生が申しておられましたように…」と、学校の先生自身が間違った敬語を使っているぐらいですから(1年半ほど前の記事「国語用法の誤り」に詳しく述べています)。


昨日もウォーキングしていて面白い看板をいくつか目にしました。
まず、「料金・価格」の使い分け。
また、日本語には単数形・複数形の区別がないため次のような間違いもしょっちゅうです。


tokoya1.JPG


これは生徒を教えている塾のチラシにもよく見られるものですが、授業料のことを「価格」と書いてあります。本来、「価格」は正しくはものの値段に使い、床屋や塾などサービス業には「料金」を使います。
英語で"Price"は本来「価格」で、「料金」は"Fee"と言いますが、どういうわけか理容室・美容室などでは"Price"を使い、これはいいのですが、この看板では英語の複数形が間違っているのです。"men"(男性)が"man"の複数形なのにさらに"s"をつけて"mens"となっていますし、そして"lady"(女性)の複数形は"ladies"としなければならないのに"ladys"となっています。
看板に書くのならば、あらかじめ調べてから、あるいは人に尋ねて確かめてからにすべきです。とくに英語を使うなら。


最近、Facebookなどでよく見かけるのは漢字の多用です。
これはコンピュータやスマホが自動的に変換してくれるので、自分でも普段使っていない、また書けないような漢字まで使っているケースで、たとえば「御座居ます」「成るほど」「繋がる」「纏(まと)める」などです。これらはひらがなの方がいいでしょう。


昨日見た店内の貼り紙で面白かったのはこれです。


toire.JPG


図書館の本じゃあるまいし、トイレは「貸し出し」(家への持ち帰り)はできないでしょう。


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