学院長元気の出るブログ

日々の随想。教育問題、子育て、英語、積極思考、人間関係、霊想等など。
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ジョージ学院長 元気の出るブログ

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最高の贈り物とは

2014.09.21日

最高の贈り物は、あなたの一部を分け与えること。
   ラルフ・ウォルドー・エマソン


 昨年のハロウィーンのころ、わたしは「火曜日の子ども」のカーニバルに招かれた。「火曜日の子ども」は、エイズ・ウィルスに感染した子どもを援助する組織だ。子どもたちのほとんどは、わたしが女優だとは知らなかっただろう。遊びに来てくれた大きいお姉さんだと思ったに違いないし、わたしもそのほうがよかった。
 会場では、子どもたち全員が集まって四角い布きれに色を塗っていた。それを縫い合わせ、キルトを作るのだ。この組織に一生のほとんどを捧げ、まもなく退職する人に贈るためである。
 ブースには、明るい色の絵の具がたくさん用意してあった。集まった布きれを見ると、ピンクのハートがあり、明るい青い雲があり、輝くオレンジ色の朝日があり、緑色や紫色の花がありとじつにさまざまだった。どれも明るくて元気で陽気なものばかりだった。
 しかし、わたしの隣りに座っていた少年が描いたハートは違っていた。暗くて空っぽで生気がなかった。
 最初わたしは、暗い色の絵の具しか残っていなかったのかと思った。ところが、少年に尋ねてみると、「ぼくの心が暗いからこの色を選んだの」と答えた。「どうして?」と聞くと、少年は「重い病気だから」と言った。自分だけではなく、母親の病気も重いのだという。
 「ぼくの病気もママの病気も、もう治らないんだ」。彼は私の目をじっと見て、「どうしようもないんだよ」と言った。
 わたしは、こう言わずにはいられなかった。「だけど……どうしようもない、なんてことはないのよ。あなたやママの病気をなおすことはできないかもしれない……。 でも、わたしたちはお互いに抱き合える。ほんとうに悲しいとき、抱き合うと気持ちが楽になるものよ。わたしの言っていること、分かってもらえるかしら?」
 少年はすぐにわたしの膝に乗ってきた。少年のいじらしさに、わたしの胸は破れそうだった。
 しばらくすると、少年はわたしの膝から下りて絵の続きを描き始めた。
 「少しは気分がよくなった?」とわたしが聞くと、「うん」と答えたが、「でもやっぱり病気だし、何にも変わらないや」と言う。「そうね。わかるわ」。わたしは、悲しい思いでその場を離れた。だが、わたしにできることがあるなら、何でもしてあげたかった。
 カーニバルが終わって帰り支度をしていると、誰かがわたしの服を引っ張った。振り向くと、そこにはさっきの少年が微笑みを浮かべて立っていた。
 「ぼくのハート、色が変わってきたの。明るくなってきたんだよ……抱っこが効いたみたい」
 家路につきながら、わたしは自分のハートも明るい色に変わっているのに気づいた。
ジェファニー・ラブ・ヒューイット

(『こころのチキンスープ 9』 p.45-47 ジャック・キャンフィールド、マーク・V・ハンセンほか ダイヤモンド社)


私はこれを読んで、この少年の気持ちがよくわかるような気がしました。
エイズのような重い病気ではありませんが、私の現在の病いも治る可能性は50%だとつい一昨日主治医に言われたばかりで、ちょっと気を落としていました。でも、私の場合は治る可能性も50%あり、それプラス思考の力と背後で祈ってくださっている方々も大勢あるので、上のストーリーの中の少年よりもはるかに恵まれた環境にあります。
でも、私ももし今、絵の具を使って絵を描くとなるとやはり暗い色を使ってしまいそうです。


しかし、これを読んで強く励まされました。
この少年が「大きいお姉さん」の膝の上に乗ってハグされ、元気が出てきて明るい色を使うようになってきたといいます。
さらに、その言葉を聞いた著者のハートも明るい色に変わってきました。


つい1週間ほど前までアメリカにいて、どこに行っても誰とでもハグをして、実際それだけで私もどれほど励まされ、勇気づけられたことでしょう。
最後には、空港まで見送ってくれた息子と娘(嫁)からハグされて泣きそうになるほど嬉しく思いました。


来たる10月の末には中学時代の50周年同窓会があると旧友から知らされました。京都までちょっと遠いのと体力的な面で不安感があったのですが、勇気を奮い起こして参加することにしました。
今の私にとってはむしろ旧友やいろいろな人に会い、日本ではハグするのは難しいにしても、握手したり笑顔で話し合うことが大きな励み、癒しになります。
このようなことを積み重ねながら、完治の50%に賭けることにしました。
それと同時に、上のストーリーの少年や著者のように、私自身も暗い顔をしているのではなく、周りの人たちと幸せを分かち合い、その輪を少しでも広げたい、そしてそれこそが最高の贈り物だ、と教えられた次第です。


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