学院長元気の出るブログ

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クリスマス おにぎり1個…

2014.07.31日

昨日の読売新聞社会面[貧困 子供のSOS]<1>クリスマス おにぎり1個…「同級生と住む世界違うんだ」からの引用です。ちょっと時間を取って現状に目を向けてください。


 豊かなはずの日本で、子供の6人に1人が貧困に苦しんでいる。厚生労働省が16日に公表した2012年の子供の貧困率は16.3%で過去最悪を更新した。貧しさから進学をあきらめる子や、食事も満足にとれない子がいる。家庭の経済状況で、子供の将来が左右されない社会を作るにはどうすべきか。この夏、国は「子供の貧困対策大綱」をまとめる。現状をリポートし、課題を探る。
 ガラス窓越しに真冬の冷気が入り込む。昨年のクリスマス。首都圏の公営住宅に住む女児(12)は薄暗い部屋で、スエット姿で毛布にくるまり、寒さに震えながら、母親(50)の帰りを待っていた。
 外の廊下に響く足音が玄関前で止まる。メーターボックスを開け、水道のバルブを閉める音が聞こえた。台所の蛇口をひねると水は出ない。「またなの?」。思わずため息をついた。
 帰宅した母親と空のペットボトルを抱えて近くの公園に行き、水をくんだ。自宅との間を何度も行き来していると、近くの民家から「勝手にくむな」とどなる男の声が飛んできた。
 持ち帰った水でのどを潤し、母親とおにぎりを一つずつほおばった。この日初めての食事。あまりの惨めさに、涙も出なかった。
 母親と2人暮らし。幼いころから母親が仕事でいなくなると不安に襲われ、自分を傷つけたくなる。介護ヘルパーの母親は、そんな自分を心配して短時間しか働けず、給料は月10万円に満たない。料金未払いで電気、ガス、水道がたびたび止まる。昨夏も電気が止まり、エアコンが使えず、熱中症になった。今年は日中の暑さをしのぐため、近所の図書館で過ごしている。
 食事はNPO団体から配られる賞味期限が迫ったレトルト食品や缶詰でしのいでいるが、月末が近づくと底をつく。そんな生活が5年近く続いている。
 体調を崩しやすく、毎月のように風邪をひく。母親が家計をやりくりし、本や文房具を買ってくれることもあるが、「食費に回せるのに」と思ってしまう。
 小学校の同級生はスマートフォンでゲームに熱中し、休み明けは、家族旅行の思い出話で盛り上がる。そんな姿をみる度に、「住む世界が違うんだ。私は身分が違うんだから、仕方がない」と言い聞かせる。苦しい状況を知られたくなくて、友達と深くつきあえない。
 「私なんかダメなんだって、いつも思う」。母親の隣で力なく笑った。

(7月30日付 『読売新聞』 31面)


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これが中国とかベトナムとか、外国の話ではなく、同じこの日本の中の世界なのです。しかも6人に1人。
信じれますか?
私の知らない世界でした。この記事を読んで本当に胸が痛みました。あまりにもひどい。世界でも最も豊かな国の一つだと言われているこの日本で。


政府は高齢者社会に向けて社会福祉サービスを充実させようとし、また途上国援助の一環として円借款や無償資金援助などを活発に行っており、もちろんどれもこれも大切なことですが、肝心のおひざ元の日本国の中で6人に1人が上のような経済的危機状態の中で暮らしているというのは、なにか釈然としないものを感じざるを得ません。追いつめられて一家心中というケースだって十分あり得るでしょう。
国債や借入金を合わせた「国の借金」が2013年度末で過去最大の1024兆9568億円となったといいます。


その場限りの見た目カッコいい経済政策ではなく、もっと長期的な展望で自らの足元をもっとしっかり見つめやっていかないと、日本は将来本当に破産するということだって十分に考えられます。
そして、我々国民がこの現実の問題にもっと目を向けて、自らの生活を見直し、ぜいたくを改め、政府にもそれを求めるようにならなければなりません。


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