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大規模カンニング発覚!

2013.03.28日

インド北部ビハール州の全高校で行われた進級試験で、1601人のカンニング行為が発覚し、協力した保護者100人が警察に拘束された。
インドは試験での不正行為が常態化しており、学校と警察が協力して不正防止に取り組むケースが増えている。
試験は今月中旬の5日間、同州の4000校で一斉に実施。カンニングは、教科書を教室に持ち込んで書き写す方法に加え、保護者が教室の外から解答を記した紙飛行機を飛ばすやり方も目立ち、摘発した警官に食ってかかる親もいたという。
インドは識字率が74%で学力向上が国家的課題。カンニングはその妨げとされ、識字率が64%と国内最低の同州では、カンニング行為に対し、2000ルピー(約3500円)の罰金か禁錮6か月の刑罰を科すと定めている。

(3月26日付 読売新聞7面 「インド1600人カンニング 親ら紙飛行機で教える」)


最初この記事を読んだ時はジョークかと思い、大笑いしてしまいました。
1600人の大規模カンニングもすごいですが、「教科書を教室に持ち込んで書き写す」、「保護者が教室の外から解答を記した紙飛行機を飛ばす」、「摘発した警官に食ってかかる親」など、どれもこれも唖然としてしまいます。


しかし、最後のところの「識字率が64%と国内最低の同州では、カンニング行為に対し、2000ルピー(約3500円)の罰金か禁錮6か月の刑罰を科す」のところまできた時、はたと考えてしまいました。
「識字率が64%」もさることながら、「約3500円の罰金」が払えない人がいて、それを「禁錮6か月」で賄う人がいるというのには胸が痛みます。
識字率の低いこの地方の人たちは本当に貧しくて、学校を出ることが将来食べていくための不可欠な条件、そしてそのためには親も必死だというのです。そして、警察に捕まって罰金が払えない場合は禁固6か月を覚悟している。
ここまでくると、もう笑いごとでは済まされません。
恵まれた日本に住んでいると教育などは当たり前のことになっています。しかし、世界にはこのような国がたくさんあるのだということを知って、日本の親や子どもたちにも勉強に対するこれほどの必死さを見習ってもらいたいものです。


ちなみに余談ですが、カンニングは英語の cunning からきていますが、その意味は「狡猾な」「ずるい」で、日本語の「カンニング」はありません。
英語では cheating といい、「だます」「欺く」という意味です。
日本の学生の皆さんはとても恵まれた環境にいるのですから、普段から一生懸命真剣に勉強に取り組み、カンニングなどせずに(当たり前のことですが)準備万端、正々堂々と試験に臨んでくださいね。


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