学院長元気の出るブログ

日々の随想。教育問題、子育て、英語、積極思考、人間関係、霊想等など。
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ジョージ学院長 元気の出るブログ

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台風の中の混浴露天風呂

2012.09.30日

先日、「助け求む!」という記事を書いたところ早速お祈り下さった方々が何人もいらっしゃって、なんとその祈りの答えが翌日与えられました。
江美子がいない、ジョイもいない。森閑とした吾が家で、
真夜中に独りで悔い改めの祈りと、懺悔をしました。
心を込めて真剣に祈りました。
皆様の執り成しのお祈りに、心から感謝申し上げます。
腰に近い背骨にあった腫れと痛みが、朝、目覚めると消えて無くなっていました。
イエス様が、大いに癒してくださいました。
僕にとっては奇跡です。二重まるハレルヤです。

お祈りを要請した新井さんの翌日のブログ記事です。
私の方からも感謝のご報告をさせていただきます。


妻と私のためにもお祈りくださりありがとうございます。
早速何人かの方から膝痛の対処法を教えていただきました。
また、お見舞いの立派な果物までいただいたりして、本当に恐縮しています。感謝いたします。


私の体調の方は一進一退ですが、この夏アメリカに行った際、参加してとても恵まれた修養会マウント・ハーモンのメッセージCDを今日聴いていて、また新たに目が開かれ元気が与えられました。
聴いたCDは私の尊敬する中野雄一郎牧師のメッセージ。
おもしろおかしく冗談を交えて話しながらも胸にぐさりときます。
今日、私が示されたのは使徒の働き16章25節の「真夜中ごろパウロとシラスが賛美の歌をうたって神に祈っていると」という箇所です。
中野先生は「時は真夜中であった」と繰り返し言っておられましたが、私たちの人生の中で「真夜中」のように思われることがしばしばあります。
すべてがうまくいかない、思うようにいかない、といった「真夜中」に、神様は不思議なみわざをなしてくださいます。
私はこのところからとても励まされ、大きな希望が与えられ感謝しました。


今日は朝のうちは青空が広がり、夕方から台風が近づいて天気が下り坂に向かうなんて信じられないぐらいでした。
しかし、午後から次第に雲が厚くなってきて、そのうちにポツリポツリとし始めました。
夜には関東甲信越地方が暴風雨圏に入るという予報だったので、その前にと、予定していた温泉に妻と早めに行くことにしました。


台風なのできっと空いているだろうと思っていたら、駐車場は満車。
中に入るとどこも人でいっぱいです。きっと台風でどこにも行けないので、近場の温泉でもということになったのでしょう。


浴場は老若男女でごった返していました。
そう、老若男「女」です。
えっ?混浴?
いいえ、ちゃんと殿方の浴場です。
そう、「女」はとっても若い女の子!幼稚園児。
しかし、中にお父さんと一緒に来ている小学3年生ぐらいの女の子もいました。
ドキッとはしませんでした。当たり前のことですが。
そういえば、私自身も小学3年生ぐらいまで銭湯は母親と一緒に女湯に入っていたのを思い出しました。
あの頃って全然恥ずかしいなんて思わないんですね。


昔はあちらこちらに銭湯がありました。壁には富士山の絵がタイルで描かれていたものです。
まだまだ風呂のない家が多かったので、どこの銭湯も大流行りでした。
その後、家風呂の普及とともに銭湯は廃れてどんどん廃業に追い込まれましたが、それに代わって最近の近代的な日帰り温泉が全国にたくさん誕生したようです。
昔の入泉料は大人が15円、子ども7円。洗髪代は別に5円取られて大人計20円、子どもは10円でした(大人、小人と言っていました)。
これが今や800円ほどになりました。でも、考えてみたら本当に安いものです。
そして豊かな時代になりました。


ということで、今日も温泉(とは言っても銭湯に毛が生えたようなものですが)に行ってきました。
いやー、本当に癒されますね。
今日は台風の涼しい風に吹かれて雨に当たりながら露天風呂につかってとても気持ち良かったです。
1週間に1回ぐらいでも温泉にゆったりとつかると心身ともに本当にリラックスできます。


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助け求む!

2012.09.27日

去る9月24日のブログ「緊急提言」にも書きましたが、3週間ほど前から妻が膝痛を訴えています。
整形外科では痛み止めの飲み薬と鎮痛消炎剤の湿布をいただき、それも使っていますが、今のところ改善の兆候が見えません。歩くのにもかなり不自由しています。
とにかく足を使わないことが一番ということで、これまで毎日教室掃除をやってくれていたのですが、今は私が代わって毎朝やっています。このこと自体は私のためにもなり、全然苦痛ではなく、むしろ楽しいぐらいで平気なのですが、妻の膝のことが気がかりです。
本人は、ひょっとしたらもうこのまま一生治らないかもしれないとか、今は左足だけだけど下手をすると右足も同じようになるかもしれない、などとかなり弱気になっています。


そこで、皆さんにお願いです。
この膝の軟骨がすり減って水が溜まって痛むというのは、これまでにもよく周囲から聞いていましたし、ごくごく一般的な中高年の女性に見られる病ですが、どなたかこの効果的な治療法をご存じの方はいらっしゃいませんでしょうか?
一応、膝を支えて筋力をつけるというサポーターを購入してそれを試すつもりでいます。
また『半月板のズレを戻せば膝痛は治る!』という本を読み始め、その中に書かれていることを実践しているのですが、それ以外に効果的な治療法を体験から、もしくは身近な方の治療法などでアドバイスをいただければまことに感謝です。


あわせてお祈りいただきたいのですが、ロサンゼルス在住の私の友人であり、詩人・作家である新井雅之氏から次のような祈りのリクエストが届いています。
一喜一憂
昨日、グッド・ニュースをアップしましたが、腰より少し上のあたりの背骨が、ほんの少し痛くて、触るとやや腫れている。目で見ただけでは分かりません。ごくわずか。
嫌な予感がする。胸の脇骨から転移したのかも分かりません。一瞬落ち込む。傍らにいた江美子が、励ましてくれる。
超最新の治療を施しているのに、ああ、ショック! 毎日が戦いだ。こんな生活はもう疲れた!
元来、精神力は弱い方だ。信仰をもって乗り越えなければならないのに、いつになく恐怖感が押し寄せる。
祈りのリクエストを再び!!! お願いします。イエス様助けてください!


新井さんにはこの夏お会いした時、ずいぶんお元気になっておられとても喜んだのですが(「詩人、新井雅之さんとの感動の再会」)、今、また試練の中にいらっしゃいます。
それこそ、私の健康状態や妻の膝痛などとは比較にならないほどの命がかかったがんという重い病気です。
新井さんのためにどうぞ覚えてお祈りください。


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緊急提言

2012.09.24日

昨日、多くの方からメールをいただき、読者の方にご心配をおかけしていると思い、メールマガジン登録してくださっている方々に下のようなメールをお送りしたのですが、今日もまた引き続き多くの方々からメールをいただいているので、やはり他のブログ読者の方にもお知らせした方がいいと思い、ペンを執った(?)次第です。これが昨日お送りしたメールです。


「しばらくブログをお休みします」と書いたところ、早速何人もの方からお気遣いのメールやお電話をいただき、本当に恐縮しています。
ご心配をおかけして申し訳ありません。
この夏のアメリカ旅行から戻って以来、家内の心遣いと息子や先生たちの協力も得て、仕事はほとんど外してもらって楽をさせていただいています。
娘も私のために野菜や魚を中心とした健康食を毎日料理して協力してくれていて、体組成計では、体脂肪や内臓脂肪、BMIの数値も大きく改善しています。
しかし、相変わらず疲れやすいのと吐き気に襲われることが頻繁にあります。
そこで、やはり一番大切なのは、頭の中を空っぽにして、のんびり過ごすことだろうと思い、そのためにはパソコンの前で過ごす時間を減らさなければならないという結論に達してブログの休刊を決意した次第です。
そして、今日は仕事が終わった夕方から、先日来何度か行っている平塚市内の日帰り温泉に家内と一緒に行ってボケっとしてきました。
行く前は緊張していて呼吸が浅かったのですが、出てきたら心身ともにすっかりリラックスしてとても気持ちよくなっていました。
これまでずっと働き詰めだったので、これからはできる限りこういうゆとりの時間を作ろうと思っています。
この夏、訪問させていただいたラスベガス教会の敬愛する鶴田牧師からは、教会をあげてみんなでお祈りする、という温かいお言葉をいただき、元気百倍、勇気千倍です。
皆様に心から感謝しつつ。
舟田 譲二


これは余談ですが、一昨日のブログ休止お知らせの記事はあっと言う間に、塾教育部門だけでなく、5600サイトを超える教育部門でも注目記事で1位になり、ブログ休止した方がいいのかななどと思ったりしました(笑)。


さて、妻から頭脳を酷使し過ぎだから頭をもっと休ませて、体を使った方がいいと言われ、私も本当にそのとおりだと思いました。
折しも、妻が2週間あまり前から膝を痛め、整形外科で診てもらったところ、軟骨がすり減って水が溜まっているという例のやつで、私も体を動かしながら妻の助けになるので一石二鳥だと、教室掃除を先週からやって、気持ちのいい汗をかいています。これも私のリハビリの一環です。


今朝、掃除していてふと思ったことがあり、ブログ休止中ですが、どうしても緊急提言したいと思いました。


今、平塚市内の、各中学校では前期期末試験の時期で、昨日まで連日、試験対策の授業や補習で大勢の生徒が来ていました。今週の試験で今日も補習に大勢来ているのですが、どうしても生徒に伝えたいことがあるのです。


教室掃除をして気づいたのは、机の上も床もあまりにも消しゴムのカスが多いということです。
塾だから当たり前のことと思われるかもしれませんが、私はいつも生徒にできる限り消しゴムを使わないよう指導しているのです。


小さい頃から、親や学校の先生たちから教えられているのか、みんな書き間違えるとすぐに消しゴムを使ってきれいに消して書き直します。
答えだけでなく、漢字や計算の途中式などもすぐに消します。
中には、テストで自信がない時、イともエとも読めるよう消しゴムでうまく消して薄くし、どちらかが当たればいいというような猿知恵を働かすような子もいますが、これは絶対にだめです。


テストでない限り、答えにせよ、あるいは漢字や途中式にせよ、間違いを残しておいて、赤で直し、自分の間違いの記録をとっておいて、あとで見直す時に間違いから学ぶことはとても大切です。英語の3単現のsのつけ忘れなど、自分の間違えるパターンに気づかなければなりません。
間違った答えや文字を消してしまうのは本当にもったいないことです。


このことを試験勉強をしている生徒に言おうと思った時にふとひらめいたのです。
これは私たちの人生そのものにも通じることだと。
私たちはどうかすると、消してしまった方がいいような心の傷をいつまでも消さずに大事にとっておいて、事あるごとにその傷を見て、なめて、また痛むというようなことをしばしばしています。
逆に、失敗から学ぶべきことで、消してはいけない記憶を消してしまい、同じ失敗を繰り返します。
これは人間関係すべてに当てはまることです。


最近の中国や韓国との領土問題もそうで、これまで長年にわたってお互いに助け合ってきた、消してはいけない良い思い出を容易に消してしまっています。
そして、消し去るべき過去の傷という嫌な思い出に囚われて、いつまでもそこに戻って痛みを味わい、相手を責めるということをやっているように見えますが、これは本当に愚かなことです。将来に向けてまったく発展性がないばかりか、逆に一発触発の戦争の大きな危険性を孕んでいて、不幸を繰り返すのみならず、かえってこれまで以上に大きな傷跡を残すことにもなりかねません。
また、中国が主張している棚上げ論は、「イともエとも読めるよう消しゴムでうまく消して薄くしている」のと同じで、問題の先送りに過ぎず、後世につけを回すだけです。ちょうど、今がそれであるように。


このような問題は、まずは当事国が膝を交えて話し合わなければならないのは当然のことですが、それができなければやはり国際司法裁判所という第三者に仲裁してもらうのが一番です(「日中韓ロの領土問題解決策」)。


多くの人が提案している、アメリカなどの第三国に入ってもらうことはかえって問題を大きくする危険性があり、得策ではありません。アメリカが加わり、これに韓国や北朝鮮やロシアが参戦し、などとなるとそれこそ第3次世界大戦にもなりかねません。
だから、アメリカに限らず当事国以外はどの国も関わり合いたくないのです。
解決のお手伝いは利害関係のない第三者に当たってもらうのが一番です。


教室掃除をしていてふと思ったことでした。
このような記事が書けるほどですから大した病気ではありませんので、ご安心ください。
ブログ休止の決意をたった一日で破ってしまいましたが、これからしばらくは不定期で休みますのでよろしく。


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しばらくブログをお休みします。

2012.09.22日

いつも「学院長 元気の出るブログ」をご愛読くださいましてありがとうございます。
お陰さまで、アップするほとんどの記事が塾教育部門の注目記事で1位〜5位にランクされ、また塾教育部門の人気ランキングではずっと1位をいただいています。


ちょうど1週間前にメールマガジンにご登録くださったMYさんから次のようなメッセージをいただきました。
「◯◯さんという方から、今日、とてもいいことが書いてあるから読んでみて、とこのブログが送られてきました。さっそく読んですっかりそのとりこになってしまいました。また1つ楽しみが増えました。これからもずっと愛読していきたいと思っています。感謝です」


3か月前には次のようなメールをH I さんからいただきました。
「今、子供の部活動のことで、親としてどう接していけば、子供のためになるのかと考えていて、いろいろ検索して、こちらのブログにたどり着きました。
子育てに関するもの全てが参考になり、自分の今までを反省しつつも、これからどうしていけばいいのかヒントがたくさんあって、本当に元気になりました。ありがとうございます」


このような温かい励ましの言葉やコメントを折に触れていただき、感謝しています。
また、私の健康状態を気遣ってアドバイスをくださったりする方もあり、本当にありがたく思っています。


つい数日前には、ひとりの先生から、ブログ記事の「舟田式ひも勉強法」のシリーズを授業に使って、生徒の理解が非常に良くなったと嬉しいご報告をいただきました。


このような形でいろいろな方のお力になれていることは私にとっては何よりも嬉しいことです。
また、ブログを書くことは私の元気の素にもなっています。
記事を毎日書くこと自体はこれまで一度も負担になったことはなく、楽しみながら書かせていただいています。
ただ、ここしばらくまた体調が優れず、一日に何度も気持ちが悪くなったり、疲れやすくなったりしています。食事療法と運動療法で以前と比べるとずいぶん良くなってきてはいるのですが、ちょっとしばらくお休みして健康回復に専念したいと思っています。


2年半ほど前に「骨肉腫になった!?」という記事の中に似たようなを書いたことがあるのですが、ほんの3〜4日ですぐにカムバックしたこともあり、今回もひょっとしたらそうなるかもしれませんが、今後は気まぐれに書くことにします。
上の「骨肉腫になった!?」に書きましたように、興味のあるカテゴリーを選んで過去の記事を読んでいただき、よろしければ末尾の「にほんブログ村」のランキングバナーをクリックして励ましていただければ幸いです。


ご心配いただくような重病などでは決してありませんので、ご安心ください。
末筆ながら皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りしております。


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舟田式ひも勉強法 その20

2012.09.21日

 20. 自然界の知恵から学ぶ
昨夜ウォーキングをしていて橋を渡ろうとした時、欄干についているライトに目が行きました。
一つひとつのライトのところにクモが巣を作っていました。中には二匹のクモが半分ずつ巣の領土を分け合っているところもありました。(領土争いをしている私たち人間も、クモから共存共栄の方法を学ばなければなりません)
私は、家の中でクモを見つけようものならぞっとして鳥肌が立つほどクモは苦手です。
でも、昨夜はクモに興味を持ちました。そこでちょっと立ち止まって観察しました。


spider.JPG


まず、巣の幾何学的な美しさに驚きました。脳みそなんかほとんどないクモにこんな知恵があるんだ、と感心しました。
次に、神様がクモに巣を作るための糸を体から出す能力を与えてくださっていることに感動を覚えました。
家に戻ってwikipediaで調べると、クモの糸について次のように解説されていました。
「糸の組成はタンパク質分子の連鎖で、体内では液状で存在し、体外へ排出される際に空気と応力によって繊維状の糸となる。これは不可逆反応で、空気上で液状に戻ることはないが、使用した糸を蛋白源として食べ、消化して再び糸などに利用する種もみられる。
糸の強度は同じ太さの鋼鉄の5倍、伸縮率はナイロンの2倍もある。鉛筆程度の太さの糸で作られた巣を用いれば、理論上は飛行機を受け止めることができるほどである。そのため、近年では人工的にクモの糸を生成する研究も行われている」

そういえば、以前新聞でこのことを知り、「芥川龍之介もびっくり!」という記事にも書いたことがありました。


そして、光に惹かれて集まってくる虫を獲るためにライトのところに巣を作る知恵もすごいと思いました。
最初は、虫を食べるなんて気持ち悪いと思っていたのですが、クモにしてみればそんなことは要らぬお世話。クモは虫しか食べられず、しかも虫が大好物なのです。
もし、クモに考える頭があるとしたら、人間が雑食で肉でも魚でもなんでも食べるのを気持ち悪いと思うことでしょう。


その時、はっと気づきました。ひょっとしたら人間が魚を獲るのに網を使ったり、いろいろな動物を獲る時、さまざまな道具を使っているのは、このクモの巣などをヒントにして考えついたのではないだろうか、と。
つまり、人間の体にはクモのように糸を作り出す能力はありませんが、自然界の動植物の営みなどから学んで新しいものを生み出す知恵が神様によって与えられているということです。
人間には常識を超えた「超常識」が生まれつき備わっているのです。
そのお陰で、そもそも羽がなくて飛べない人間が飛行機というものを発明して飛べるようになり、さらに宇宙にまで飛んでいけるようになりました。


人間の知恵は限りありません。
その知恵は自然界の観察から始まっています。
自然界を見て驚き、感動し、そこから「なんだろう?」「なぜだろう?」「どうやったらできるだろう?」と考えが発展していく、これが人間に与えられている知恵です。


このような驚きや感動、「なぜ?」という疑問を持ちながら勉強をすると、勉強が楽しくなり、学んだことがどんどん身についていきます。
実際、勉強ができる人はみんなこのような方法で勉強していますし、これまで人類史上で偉大なことを発見したり、発明してきた人たちもみんなここからスタートしています。
そして、これは特別な天才だけに許されていることではなく、あなたにもできるということ。
これは私たちみんなにとって大きな福音です。


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舟田式ひも勉強法 その19

2012.09.20日

 19. 早めのお手当
「手当て」という言葉は怪我とか病気の手当てとして使われます。
「手を当てる」からきているというのは通説で、本来は「人手を充当する」というのが語源だそうですが、実際に患部に手を当てるという「手当て療法」が世界中にあります。
私たちは歯が痛かったり、お腹や頭、打ち身でどこかが痛かったりすると、無意識のうちにその部分に手を当てます。
患部に手を当てる行為は癒しなのです。


ある本で読んだのですが、ネズミの母親は生まれたばかりの赤ちゃんネズミを体中なめ回すそうです。
ところが、ネズミにも可愛い子どもや可愛くない子どもがあるのかどうかはわかりませんが、ものすごくなめられる赤ちゃんもいれば、ほとんどなめてもらえない赤ちゃんもいるようです。
アメリカの大学でこれらの赤ちゃんネズミの脳を調べたそうです。
すると、母親によくなめられている赤ちゃんネズミの海馬(脳の中で記憶をつかさどる部分)はなめられていないものよりも大きく発達していて、頭が良く、ストレスは少なく、精神的に安定しているということがわかったといいます。
この場合、母ネズミが赤ちゃんをなめる行為はいわば人間の手当てのようなものと思われます。


なめる行為や手を当てる行為そのものに癒しや頭を良くする作用があるのかどうかはわかりませんが、一つはっきりわかることがあります。
それは「心をかける」「愛情を注ぐ」ことが相手や患部そのものに伝わり、それがさまざまな形となって現れるということです。


最近、学校などでのいじめの問題が大きく取り上げられていますが、いじめる子ども、そしてケースによってはいじめられる子どもにも、しばしばこの「愛情欠乏」の傾向が見られるそうです。
それは、親の愛情欠乏もあれば、友達や教師を始め、身近な者の愛情をあまり感じていないことによるようです。


「早めにお手当を。ピンポーン!」は、製薬会社のテレビCMのコピーですが、病気の時だけでなく、普段の生活から、さらに言うと赤ん坊の時からの「手当て」、親を始め周囲の者が注ぐ愛情がその人の人生を決めると言っても過言ではありません。
ですから「早めのお手当」が必要なのです。
しかし、いつも言っていますように、どんなことにも手遅れということはありません。「思い立ったが吉日」で、その日から始めるのが「早めのお手当」です。


この「手当て」「愛情」は、勉強のみならず、心身の健康などあらゆる面に現れてき、その人の人生すべてにひものようにつながっています。
これも大切な「舟田式ひも勉強法」の一つです。


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物事の本質を見極める力

2012.09.19日

「イスラムを侮辱している」として、イラン元最高指導者ホメイニ師から死刑宣告を受けた『悪魔の詩』の著者、サルマン・ラシユディ氏が回想録を刊行したそうです(19日付 読売新聞7面)。
回想録発売を前に英BBCテレビのインタビューに応じて、欧米での反イスラム的な言動が「冒とく」としてイスラム圏で激しい講義を引き起こす事件が重なる現状について、「『悪魔の詩』は今日なら出版できていないだろう。自由世界に生きる唯一の道は、耳の痛いことでも言える権利が確保されているとの確信を持つことだ」と"不寛容"を批判した、と記事にあります。
英紙によると、イランの強硬派宗教財団は新著発表を受け、ラシュディ氏処刑実行者への懸賞金をこれまでより50万ドル増額し、330万ドル(約2億6000万円)としたとのこと。


イスラム教に限らず、どんな宗教であっても、自分の信念・信仰と違うからと言ってそれを冒とくするような言動は厳に慎まなければなりません。これは人間の尊厳を認めるという意味において当然のことです。
しかし、冒とくされたからと言って、相手に対して復讐したり、暴力に訴えたり、殺人に走ることはさらに間違っていて、それこそその宗教の教祖に対する冒とく行為です。


アメリカなどでよく見られるケースですが、堕胎手術に反対する人たちが、堕胎を施行する産婦人科医に対して「堕胎は殺人だ」と言ってその医者を殺すというのも同じようなことです。


尖閣諸島の領有問題で、日本政府が国有化したことに対して怒り、日系企業を焼き討ちにしたり、日本人に暴行を働いたり、略奪したり、という今回の中国での騒動もやはり同じ理屈で間違っています。
ましてや、これらの行動を愛国心から行っているなどと思っていたらそれこそ大間違いで、彼らの行為は自らの国に泥を塗り、国際信用を落とすという結果になっています。


私たち人間は、頭に血が上ると物事の本質を見極めることができなくなり、まったく逆のことをやっているということが往々にしてあります。
「物事の本質を見極める力」はどのようにしたら身につけることができるのでしょうか。


まずは、周りに扇動されないことが大切です。
今の中国を見ていると、暴動を起こしている人たちはまさに扇動されているということがよくわかります。
「日本の軍事大国化」の脅威をあおる中国メディアの報道に呼応するように、スローガンの中身は過激化して、「日本を核で全滅させろ」「ミサイルで東京を壊滅させろ」などの挑発的なスローガンも競うように掲げられている(19日付 読売新聞7面)そうです。
扇動されないためには、その中に自分の身を置かないことです。「朱に交われば赤くなる」というように、その中にいると知らず知らずのうちに考え方や行動も過激なものに染まってしまいます。


次に客観的に物事を見る目を養うことです。
人はなかなか自分を客観的に見ることができないものです。
自分がこのようなことを言ったり、したりしたら、人は自分のことをどのように見るだろうと考えること、これが客観的に自分を見るということです。


そして、その言葉や行為の結果を考えることです。
やはり今回の中国の反日運動を例に挙げると、日系企業に放火したり、店舗や商品を破壊、略奪するという行為がどのような結果を招くかを考えなければなりません。
日本を責めているつもりで、いつの間にか自分たちの首を絞めていることになっているのです。
つまり、まったく本質から外れたことをやっているということです。


物事の本質を見極める力を養うということは一夕一朝にできることではありません。
国の教育も大きな役割を果たしていますし、家庭教育もそれに劣らず大切です。
私たち日本人も、中国の問題を他人事ではなく自分たち自身の問題として考えなければなりません。


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少子高齢化、領土問題、円高、不景気、失業者...

2012.09.18日

敬老の日の昨日、65歳以上が3000万人を突破したと報じられました。実に約4人に1人が高齢者という勘定です。


すぐ隣には中国の反日デモ90都市に拡大、満州事変の発端となった柳条湖事件から81年目に当たる今日、18日にも各地で大規模な反日デモが呼びかけられているという記事が載っていました。


この他、北朝鮮の拉致被害者問題、世界中に広がりつつあるイスラム教徒による反米デモ、リビヤ米大使を始めとする死者を出すほどにまで過激化した暴徒。


失業者や生活保護受給者を数多く生み出している日本経済の低迷。
どのページをめくっても重苦しい暗いニュースばかり。
新聞記事を読むと気が滅入るので、新聞はとっていないという人が最近ずいぶん増えてきています。また、現実的に新聞代の節約という目的もあるのでしょう。

そのような中で、今日の読売新聞1面に「樋口広太郎氏 死去」のニュースが載っていました。
1人の人の死亡記事であるにもかかわらず、失礼ですが、心が明るくなり、希望の火が見えるものでした。
樋口広太郎氏はアサヒビールの元社長。大手銀行の副頭取を務めていた1986年に、業界三位に低迷し「夕日ビール」と揶揄(やゆ)されていたアサヒビールに転じ、翌年大ヒット商品となる「スーパードライ」を発売。そして社長在任中の6年間で売上高をなんと3倍に伸ばしたといいます。当時のテレビCMは今もまぶたに焼きつき、音声も耳に残っているほど大きなインパクトがあり、アサヒビールの躍進を私自身目の当たりにしてきたので、この経緯をよく覚えています。
今や、日本国内のみならず外国でも、また飛行機の中でもビールを注文するとスーパードライが出されるほど、ビールの代名詞にまでなりました。


これで思い出すのは、アメリカ留学中の1970年代初頭の頃のこと。
とても親しくさせていただいていた韓国人の牧師先生が繰り返し私に言っていました。
「韓国にはまだカラーテレビがない。韓国の一般の人々の暮しはまだまだ信じられないぐらい貧しい。しかし、日本から技術供与を受けて韓国はこれから必ず大きく成長する」と。
そして、この先生が紹介してくださった韓国人の実業家の方とオレゴン州ポートランド市に通訳として商談にご一緒しました。
その内容とは、ポートランドの材木業者から安価な木材の切れ端を買いつけて、それで割り箸を作って日本に輸出するというものでした。


あれから40年。今やサムスンやLGなどの電子・電機産業、自動車産業、鉄鋼業、造船業など、多くの韓国企業が日本企業を追い越すほどにまでなりました。
米経済誌フォーブスが発表するアジアの優良企業50社に、韓国から8社が、中国からは23社が入り、日本からはなんと1社も入らなかったそうです。
本当にあっと言う間の出来事です。


アサヒビールのスーパードライといい、韓国のサムスンといい、時代の流れを読み、時流にうまく乗るなら、信じられないようなことが起こり得るということを実証しています。


これは取りも直さず、今、日本が、そして世界が抱えている冒頭のような諸問題にも必ず解決の道があるということを意味しています。
神様が人間に与えてくださった知恵は計り知れないほどのものです。
「三人寄れば文殊の知恵」じゃないですが、この知恵を用いて今の難局を乗り越えていかなければなりませんし、私たちには必ずできます。
樋口広太郎さん、ありがとうございました。


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愛国教育

2012.09.17日

日増しに激しくなっている、尖閣諸島関連の中国国内のデモと暴動については昨日のブログ「日中韓ロの領土問題解決策」にも書きました。


今日の朝刊によると、中国内の反日デモが80都市に拡大、参加者は8万人以上とあり、日系企業等の被害総額は数十億円といいます。
デモ参加者は尖閣の領有権主張に加えて、日本との開戦を主張し、「対日宣戦!」というスローガンを連呼しているそうです。


中国の愛国教育は一見、成功しているかのように見えます。
しかし、このような暴力行為を愛国心の現れと見るのはとんでもない見当違いです。
面白い、と言ったら失礼ですが、日系企業が放火され車などがひっくり返されたり燃やされたりしているのを見た中国人が、「やり過ぎだ。オーナーは中国人だ」と言っていたそうです。オーナーが中国人だからダメだという発想も変です。


中国も韓国も愛国教育を取り違えているようです。
愛国心の故に暴力に訴えることが英雄視されるというのは、根本的に間違っています。国自体がまずそのことに気づき、暴力を絶対に許さないという姿勢を示さなければなりません。
たとえ一部の暴徒であるとしても、放火や破壊、略奪などの暴力に出たり、「対日宣戦」を訴えるような国民を育てたという点において、中国の愛国教育は失敗です。そして、このことは後になって必ずツケが回ってきます。


一方、日本国内はどうかといえば、ほとんどの人は中国の度を過ぎた蛮行のニュースに眉をひそめてはいるものの、これと言った目立った抗議行動は起きていません。
日本の新聞やテレビニュースの論調は、至って客観的、冷静です。
これは、日本人の愛国心の欠如を物語っているのでしょうか。
それとも、日本人は波風を立てるのが嫌いで、できる限り事を穏便に済ませたいという国民性の表れでしょうか。


日本国内の報道では、竹島も尖閣諸島も北方領土も全部日本のものだ、と言ってその歴史的根拠を挙げていますが、韓国や中国、ロシア国内ではまったく異なることが教えられ、報道されています。
つまり、どこの国も自国にとって有利な証拠しか取り上げず、他国を盗っ人呼ばわりしているのです。
そして、それは日本も同様です。
日本国内では、他国が主張している自国にとって不利な証拠や他国の主張は報道しません。
そのような意味において、中国も韓国もロシアも日本も、みんなまったく変わりません。


今日の中日新聞6面「ニュースがわかるA to Z  日本をめぐる領土問題」は、各国の主張とその根拠を挙げていて、これはすごい勇気ある報道だと思いました。


昨日も書きましたように、このような状況下で、いくら自分の国が正しいと主張したところで、平行線をたどるだけで、お互いに譲らないのは自明の理です。
だから、私は国際司法裁判所という第三者による判断を仰ぐことを提案しているのです。
実際、これ以外に解決の方法はないでしょう。
日本もどの国も潔く司法の手に委ねる覚悟をすべきです。


正しい愛国教育は、自国さえ良ければよいとか、他国をおとしめるようなものであってはなりません。
どの国もお互いを必要としていて、持ちつ持たれつの関係であることを自覚し、他国を尊重すべきです。
そして、このことを教えるのが真の愛国教育です。


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日中韓ロの領土問題解決策

2012.09.16日

日本政府のこれまでの「なあなあ外交」のため、先延ばししてきた領土問題がこじれにこじれて、にっちもさっちもいかない状態になっています。
先だっての日露首脳会談では、野田首相とプーチン大統領が北方領土問題は継続して話し合うということで合意したと報じられていましたが、それ以外にどんな結論があり得るのでしょう。
そして、その横には韓国の李明博大統領と笑顔で握手を交わしている野田首相の写真が新聞に掲載されていました。お互いの心のうちは?


しかし、尖閣諸島を日本が国有化したというニュースに中国・台湾が怒りを爆発させ、ここ数日、中国国内では大規模なデモと、一部暴徒化した群衆による日本人襲撃、日系企業や店舗に対する放火や略奪、政府による日本製品のボイコット容認など、事態は深刻の度を増すばかりです。


これに対して、日本国内では民主・自民両党の代表選、総裁選びにみんなが翻弄され、領土問題にまで手が及ばないのが現状です。
総裁候補者や識者は揃って、対話の重要性を説いていますが、非常に感情的になり、ここまで切迫した時点になってどうやって、そしてどんな対話を始めるというのでしょうか。喧嘩別れになるのが落ちです。
また、当事国の学識者による対話を提案している人もいますが、この問題は政治家であろうが、学識者であろうが、対話で解決するような甘いものではありません。
そもそもスターティングポイントが違い、その上様々な経済的な権益問題、さらに過去の歴史問題まで絡んでくるので、そう簡単に対話で解決というわけにはいきません。


そこで、もう何年も前から私が主張している解決法は、ハーグの国際司法裁判所という第三者による判断を仰ぐということです。
ここで、関係諸国は学識者を送り歴史の流れや諸資料、国際条約、国民、とりわけ地元の住民の生活や声、これまでの衝突の経緯など洗いざらい提示して、堂々とそれぞれの主張を展開すればいいのです。
その上で国際司法裁判所の判断には、すべての国が素直に従う。ひょっとしたら日本は竹島を失うことになるかもしれません。しかし、それが裁判というものです。


ただ、一つ大切なことがあります。
それは、裁判というと得てしてどちらか一方が勝ってもう一方が負けるという「WIN-LOSE」の結果になるということです。
そこで、裁判の結果を尊重して領土問題に決着を見ながらも、関係諸国がお互いの権益を最大限配慮する。たとえば海底資源の共同開発や安全な漁業の操業などが行えるよう紳士的な協定を結ぶ。
私はこれが最善の解決策だと考えています。


これこそが本物の平和的解決で、関係諸国みんなが幸せになれる「WIN-WIN」の解決法です。(「WIN-WIN」については拙ブログ「Win-Win の関係」、および鶴田牧師のブログ牧師室より#101 “Win-Win”を参照)
もし、この裁判の結果に従わない国が出れば、国際的な批判を浴びて、その国は立ちゆかなくなることでしょう。


そのためには、日本は竹島問題だけを国際司法裁判所に提訴するのでなく、尖閣諸島の領有権も国際司法裁判所に自ら提訴すべきです。
韓国が、竹島の領土問題は存在しないと言っているのと、日本が尖閣諸島の領土問題問題は存在しない、と言っているのは同次元です(「臭いものに蓋 結論」を)。
これまでのような「棚上げ」という解決法は、単なる目先の逃げに過ぎず、これから先未来永劫に禍根を残し、みんなが「LOSE-LOSE」になり、さらに下手をすると戦争という最悪の結果になることもあり得るというのは歴史が証明するところです。


日中韓ロ関係諸国の冷静かつ賢明な真の解決策を模索する姿勢が求められます。


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舟田式ひも勉強法 その18

2012.09.15日

 18. 好事魔多し
一昨日、授業中の教室の中に入って行きました。
すると、一番後ろの席に座っていた一人の女子生徒が通り過ぎた私に
「学院長」
と声をかけました。
「なーに?」
と言って振り返ると、ギョッ!
なんとその子がスカートをたくし上げて大胆に太ももを私に見せるのです。
私は見てはいけないものを見たと思い、即座に視線をそらしました。
「かゆいよ〜。あっ、血が出てきた!」
「おいおい、血が出るほど掻くなよ」
と、教えていたK先生。
スカートをたくし上げて太ももを見せたのはのAちゃんでした。
ああ、よかった!!小学2年生のAちゃんで。
これが万が一にも中学生や高校生だったら大変なことです。もちろん、そんなことは絶対にあり得ませんが。


「好事魔多し」という諺があります。物事が順調にいっている時ほど罠があったりするものだから、決して油断するな、という戒めです。


私自身は別にすべてが順調というわけではありません。また誘惑が突然襲ってきたというような経験もありませんが、常に気をつけるようにしています(「金色夜叉」)。
なぜなら「私は大丈夫」と言っているような人で、様々な問題で失敗してきた人をこれまで数多く見てきているからです。
また昨日のブログにも書きましたように、社会的地位のある人や子どもを守るべき教師や、人を守る仕事をしている警察官が恐ろしい事件を起こすこともしばしばです。
このような失敗は、老若男女問わず誰にも起こり得るものです。
つい先日も結構お年の現役閣僚の自殺が報道されたばかりです。
私が昨日起こした不注意によるミスなどはほんの小さなものですが、いくら注意してもし過ぎるということはありません。


勉強においてもこれは相通ずるところがあります。
うちの塾では中3生は毎年夏期講習の8月に第1回目の県規模の模試を行います。
みんな夏期講習で頑張っているのでその成果が出て、この模試の結果は本人たちも驚くほど良くて、志望校合格の判定が出ることがとても多いです。
そこで私は、「油断大敵だよ。毎年、1回目の模試の結果が良かった人で2回目にがくんと大きく落ちる人がたくさんいるから」と警告するのですが、それにもかかわらず案の定、多くの生徒が2回目で成績を大きく落とします。
そして、ここから3回目、4回目と模試の結果を上げていくのは至難の業です。というのは、受験が近づくにつれて受験生みんなが一生懸命勉強し始めるからです。


学校の定期テストもしかり。中間で良かった人はともすれば期末で落としがちです。
部活やその他、人間関係においても同様です。
そして、私たち大人も同じです。
「好事魔多し」。調子の良い時ほど気を引き締めて。
これも見えないひもでつながっています。


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舟田式ひも勉強法 その17

2012.09.14日

 17. 引き寄せの法則
このブログでこれまで何度も引き寄せの法則について書いてきました(興味ある方は「引き寄せの法則」でこの画面左上のエントリー検索で検索すると30ほどヒットします)。
先週からまた著者ロンダ・バーン自ら著書を朗読しているオーディオブック "The Power"を送迎バスの中で聴き始めました。
もうすでに何十回と聴いています。ですから、きっとそらんじることができるほど覚えているだろうと思っていたのですが、なんのその、結構忘れていて自分でもびっくりしました。


そして、聴くたびに新しい気づきを与えられています。
今まで普通に聞き流していたことで昨日ははっきりと示されたことが一つありました。


「引き寄せる」と日本語で訳されている言葉は英語では attract (魅了する)です。つまり、「人を魅力で引き寄せる」という意味です。
そして、その背後にある力は「愛」です。
ちょうど男女が愛で引き寄せられるように。
その時、ハッと気づきました。
「そうか、最近また時々軽い吐き気に襲われたり、夜ぐっすりと眠れなかったり、常に疲労感があって、心身の調子が悪いと感じていたのは、愛が欠けていたからなのだ。
そういえば、ここしばらくなにを見ても快感を味わうことなく、逆に不快感を味わうことがしばしばだった。これが愛情の欠如なんだ」と。
このことに気づいた時、身震いして正直ちょっと鳥肌が立つ思いをしました。


ところが、今日もまだ体調が優れず、朝食が終わってからも体がだるくてしばらくマッサージチェアでマッサージをしてもらった後、そのまま眠ってしまいました。
その後ちょっと仕事をして、遅い昼食を軽くとったのですが、そのまま寝てしまいたいと思うほどまだ疲れていました。
しかし、お客様があって少しお話をした後、夕方のバス送迎に出ました。


そうしたところ、まったくの自分の不注意で思わぬことをしでかしてしまいました。
ここでようやくはっきりとわかりました。
気分が悪い、体調が悪い、疲れているなどと考えていたら、本当に悪いことを引き寄せてしまう、と。
そしてその結果、またまた落ち込んでしまっているのですが、落ち込んでいるとますます悪いことを引き寄せてしまいます。まるで磁石のように。
このままだと悪循環に陥るばかりです。
「善因善果、悪因悪果」です。すべてはひもでつながっているのです。


勉強においても同じこと。
悪いことを考えていると、どんどん悪い結果を引き寄せてしまいます。
この悪循環を断ち切る方法はなんでしょう。それはただ一つ。
たとえ、どんなに大変な状況の中にあって、四方八方ふさがれているように思われても、上を見上げることです。


「わたしは山にむかって目をあげる。わが助けは、どこから来るであろうか。
わが助けは、天と地を造られた主から来る」
(詩篇 第121篇1〜2節)


私もここから立ち上がります。


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舟田式ひも勉強法 その16

2012.09.13日

 16. 思考は現実化する
今日の新聞に、30代の会社社長が、飛行機の中で女性客室乗務員のスカートの中をボールペン型の小型カメラで盗撮した疑いで、迷惑防止条例違反で逮捕されたというニュースが載っていました。
容疑者は容疑を認め、「制服を見て盗撮したくなった」と供述しているそうです。
盗撮やわいせつ、淫行など、この手のニュースはほとんど毎日のように新聞の三面記事や地域版に載っていて、逮捕される犯人はどういうわけか学校の教師や現場の巡査、巡査部長、地方自治体の職員や政治家などが多く驚かされます。
みんな口をそろえたように言うのが、出会い系サイトを通じて知り合い、「ついムラムラとなって」です。


朝刊の一面に載っていた駐リビア米大使と職員3人がイスラム教の武装集団によって殺害されたというニュース。イスラム教の預言者ムハンマドを揶揄(やゆ)する内容の米映画へ抗議したデモが過激化して起きた事件だといいます。


この他、一面トップ記事の橋下大阪市長による「日本維新の会」結党宣言や自民党の安倍晋三元首相の総裁選出馬。


これらの記事すべてに共通するものがあります。
なんでしょう?


「思考は現実化する」ということです。
冒頭の社長は常日頃からそのようなことばかり考えていて、あらかじめ盗撮用のボールペン型の小型カメラを用意しています。
わいせつで逮捕される人たちは、出会い系サイトを普段から利用しています。初めからそのようなことを期待しているからです。
イスラム教の過激派は常々アメリカに対する敵対心を持っていて、今回の反イスラム的な映画に対する報復や12年前の『悪魔の詩』という小説の著者サルマン・ラシュディおよび発行人に対する死刑宣告などにも現れています。
橋下大阪市長も安倍晋三氏も、長い間ずっと胸の内に考えを温めてきて、タイミングを見計らって行動に出ています。
つまり、人間とはみんな、普段考えていることを意識するしないを問わず現実化させているのです。


『思考は現実化する』はナポレオン・ヒルの Think and Grow Rich の邦訳題です(「成功とはあきらめないこと 2」)。
この概念は当然のことながら、勉強においても当てはまります。
多くの場合、「自分は頭が悪い」「能力がない」と思っている生徒は、そのような考え方が自己実現して、勉強せず、結果的にダメな人間になってしまいます。
一方、一昨日のブログ「ウェビナー」に書いたボブ・プロクター氏やピーター・J・ダニエルズ氏(「人生は出会いで決まる」)などは、学校では落ちこぼれでしたが、『思考は現実化する』という本や人との出会いなどを通して目が開かれ、自分の可能性を信じてコツコツと努力した結果、大成功を収めました。


つまり、思考と行動、そしてその結果はひものようにつながっているということです。
これを、私たちも活用しない手はありません。
勉強にこれを利用すれば、誰でも頭を良くして、成績を上げることは可能です。これが「舟田式ひも勉強法」です。
そして、これによって人生を変えることだってできます。
「思考は現実化する」はいい意味においても悪い意味においても真理です。


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舟田式ひも勉強法 その15

2012.09.12日

去る9日のブログ「舟田式ひも勉強法 その14」の中で「14. 使えることを学ぶ」というテーマで生徒は使えることを学びたがっていると書きました。
今日のテーマはその具体例で、英語を取り上げます。


 15. 使えることを教える
「小4以下も英語必修、文科省検討 指導法を研究 」
 文部科学省は小学校低学年から英語を必修にする検討を始める。昨年度から小学5・6年生で必修化したところだが、社会のグローバル化に対応してより早い段階から発音などに慣れ、コミュニケーション能力を高める必要があると判断した。2013年度に専門家会議を設け、実施学年や効果的な指導法を研究する。
13年度予算の概算要求に調査研究費2500万円を計上した。専門家会議が13年度中にまとめる報告を踏まえ、14年度にも中央教育審議会に諮問。次の学習指導要領の実施に合わせ、小4以下でも必修化したい考えだ。
 専門家会議は、文科省の指定を受けて特例で小4以下に英語を教えている学校の取り組みや卒業生を調査。何年生からの指導が効果的か探る。成績評価を行う教科にしたり授業時数を増やしたりした場合の効果や、教員が低・中学年に適切に教えられるかどうかも調べる。
 高学年で必修化した時は「日本語教育を優先すべきだ」などと反対意見も少なくなかった。しかし、特例制度で小4以下に教える小学校が全国で1700校に上るなど、グローバル化が進む中で英語の早期指導へのニーズは高まっていると同省はみている。
 指導要領の改訂はほぼ10年ごとに行われる。次期要領の策定作業は数年先だが、小学校英語の学年引き下げや教科化が焦点になるとみて、他教科に先駆けて検討を始めることにした。 小学校英語は現行指導要領が全面実施された11年度、5・6年の高学年で週1回の「外国語活動」として必修化した。道徳と同じく教科ではないと位置付けられ、「音声や基本的な表現に慣れ親しませながら、コミュニケーション能力の素地を養う」のを目的とする。
(9月9日付 日本経済新聞)


小学校での英語必修化はもう20年以上も前から一部の民間人から提唱されていましたが、当時の文部省は将来的にも小学校に英語を導入することはないと言明していました。
しかし、時代の変遷とともに国際的なニーズが高まり、また国内の声も大きくなって、文科省はついに重い腰を上げました。
この時も、「英語よりも日本語教育を優先しろ」というもっともらしい反対論が出ましたが、今ではもうそのような声はすっかり影を潜めました。
そもそも、英語か日本語か、という二者択一の問題ではないのです。それは、あたかも、「算数か国語か」と言っているようなものです。


そして今回、小学4年生以下(おそらく3年生から)からの英語必修化を検討し始めたというのです。
私に言わせれば「何を今さら」という感じで、はっきり言って遅すぎます。しかも、上の記事によると、実施されるのはまだ何年も先のことです。


日本がこのように小学校への英語導入(必修とはいえ、道徳と同じく教科ではないと位置付けられている)に手間取っている間に、お隣の韓国や中国ではいち早く導入し、高校生の英語力において両国とも日本を大きく上回っているという結果が出ています。
実際のところ、街角でのテレビのインタビューに英語で応じる一般人の数は、韓国・中国は日本の比ではありません。
そして、それがそのまま欧米への留学生の数に反映し、さらに日本は国際社会での経済活動においても両国に大きく後れをとる結果となりました。


韓国の小学校で英語教育が始まったのは1981年。97年に小学校の3年生から正規の必修科目として導入され、3・4年で週1時間、5・6年で週2時間すでにやっているのです。
小学校英語教育の目的は、日常生活で使用する基礎的な英語を理解し、表現する能力を育てること。そのため、授業は歌やチャンツ(メロディーを付けずにリズミカルに唱える詩や言葉遊び)、ゲームなど遊びを通した音声言語教育が中心です。
文字については、4年生で基本的な名詞の読み、5年生で基本単語の読み、書きの練習を行い、6年生になると文章を扱い、4技能を総合的に指導するといいます。
文法は現在形や未来形、不定詞など、日本の中2レベルの事項も扱います。
(VIEW2 ベネッセ教育研究開発センター)
アカデミーのキッズクラブ英語クラスもちょうどこのような感じです。


上の結果が日韓の高校生の英語力にはっきりと目に見える形で現れています。


japankorea1.gif


japankorea2.gif
(出典/ Benesse 教育研究開発センター『東アジア高校英語教育 GTEC調査2006報告書』)


実生活で使えるようになる指導をしてこそ教育は実を結ぶのです。つまり、ひもでつながっているということです。
何度も繰り返しますが、目先の試験のためだけの勉強は不毛です。


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ウェビナー

2012.09.11日

私の大好きな、アメリカを代表するビジネスコンサルタントのボブ・プロクター氏(「成績不良から億万長者に」)。
彼のメールマガジンを購読しているのですが、先週ウェビナーの案内が届きました。
ウェビナーとは「ウェブ」+「セミナー」の造語で、全世界を結ぶオンラインのセミナーです。
早速申込みました。


今朝8時45分、パソコンの前に座り、ヘッドセットをつけて待ちました。ずっと楽しみにしていたウェビナーがいよいよ9時(米国東部夏時間10日午後8時)から始まりました。
ボブ・プロクター氏は20分あまりプレゼンテーションした後、世界中から集められた質問一つひとつに丁寧に答えていました。
私は興奮しました。ネットでつながって、リアルタイムでプロクター氏の話すのを直接聞くことができるというのは大変光栄なことです。
また、同時に時代の変遷、技術革新に驚かずにはいられませんでした。


advanced%20mindcamp1.png


このウェビナーは、10月20〜22日にロサンゼルスで開かれる Advaned Mind Camp のいわばお試し版のようなもので、簡単にさわりの部分が紹介されました。
プロクター氏が、過去50年にわたって研究し、集大成した人生を変えるようなアイデアを初公開するセミナーです。
質疑応答は、今日のプレゼンテーションの内容に関するものではなく、本番の Advaned Mind Camp の費用や申込み方や、このセミナーからどのようなことが期待できるか、どのような人が参加できるか、世界で成功を収めている人たちもこの Advaned Mind Camp の概念を利用しているのかとか、そういった内容のものでした。
参加費用は通常2,495ドルのところ、9月15日までの申し込みの場合は早期特典で1,995ドルになるそうで、約16万円。3日間でこの料金はとても安く、もし私がロサンゼルスにいたら絶対に参加するだろうと思いました。


つい昨日も、テレビでバーチャル・クワイアというのをやっていましたが、これもまったく新しい概念のものです。
世界中からネットで集めた2000人を超える人たちの歌の動画を編集して、一つのコーラスに仕上げたものです。本当にすごい迫力。バーチャルとは信じられないぐらいきれいにハーモニーしていて素敵でした。巨大な聖堂に2000人が集まって歌っているような錯覚を覚えました。
今から32年前の1980年、アメリカの大衆伝道者ビリーグラハムが伝道のために来日した時、私も大阪の日生球場というところで1000人の聖歌隊の一員として歌いましたが、屋外だったこともあり、声が散ってしまって全然思ったような迫力はなく、がっかりでした。
このネット上のバーチャルクワイアの方がよっぽどリアルで驚きました。


この20年足らずの間に、コンピュータがすっかり私たちの生活に根づき、今まで考えも及ばなかったウェビナーやバーチャル・クワイアなどがどんどん可能になってきています。
これから先10年、20年の技術革新は想像もつきません。
すごい時代になったものです。


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奇跡に次ぐ奇跡、・・・に次ぐ奇跡

2012.09.10日

今日、塾の郵便受けにアメリカからの1通の手紙が入っていました。
この夏、私は若い頃留学で7年間過ごしたロサンゼルスを訪ねました。その時、34年ぶりに奇跡的な再会を果たした◯◯先生からのものでした。
私は帰国してすぐにこの先生に、この感動的な再会をブログの中で紹介してもいいでしょうか、と尋ねたのですがお返事がなく、諦めようとしていたのですが、今日のお手紙で匿名ならという条件付きでご了解くださいました。
その一部始終を下にまとめました。


明日、日本に向けて発つという土壇場に、信じられないようなものすごいことが起こりました。
修養会の最終日、6時半からの早天祈祷会が終わり朝食で列に並んだ時、前夜直人に紹介されたHさんご夫妻とお母様と一緒になり、同席させていただきました。
食事をいただきながら、私が信仰に至った過程をお話ししていました。今回、いろいろな方に、また教会でもそのお話をしてきましたが、この朝は導かれるままにまだ話したことのない一つの逸話をシェアしました。
その中で、今回の訪米で一番お会いしたいと思っていた方の一人に、昔私がお世話になったある牧師先生がいて、何人もの方にその先生の消息を尋ねたけれど誰一人知る人はなく半ば諦めている、とお話ししました。
それを聞いた奥さんが、その牧師の名前を尋ねるのです。


時代も教会も違うので知っていらっしゃるわけないと思いながら名前を告げると、
「えっ!? ◯◯先生?私、知っていますよ!」
先生の連絡先を知っている人はごく限られているとのことでしたが、Hさんがお友達を通して、さっそく電話番号を入手して教えてくださいました。
私は胸をドキドキさせながら電話しました。
呼び出し音が何回か鳴りましたが出そうにないので諦めかけたその時、「ハロー?」と懐かしい声。
「◯◯先生?私、舟田譲二です。覚えていらっしゃいますか?」
一瞬間があって、
「えっ!? 舟田先生?よく覚えていますよ。どうして私の電話番号がわかりましたか?」
というやり取りが少しあって、お訪ねする約束が取れました。


その先生が住んでいらっしゃる街に向かいました。
お住まいの近くまで来た時、また胸がドキドキし始めました。
車を止めて玄関に向って歩いて行くと、歩行器につかまって立っているのは白髪・白ヒゲのご老人。
近寄って顔を見つめ、
「◯◯先生?」。
「舟田先生ですか?」
それからしばらくの間、私たちはお互いにハグして、身体を震わせながらおいおいと男泣きに泣きました。


kei.JPG


中に通され、冷静さを取り戻してしばし昔話や近況報告。先生は本当にごく一部の人にしか連絡先を知らせておられないとのことで、私が連絡先を入手したことを驚いていらっしゃいましたが、私の旅行の最終日にこのようにして連絡がつき、お会いできるとは奇跡としか言いようがありません。私たちは34年間のブランクを感じさせないほど、昔に戻って話がはずみました。


15年前に訪日された際、私が京都に住んでいるかと思い、私を探し求めて京都まで来て、電話帳で名前を探したり、キリスト教会を探したけれどもわからなかったとお聞きして、また胸がいっぱいになりました。


お別れする前に二人で手を取り合ってお祈りしましたが、またしても二人とも涙で言葉になりませんでした。


「今日、こうして先生にお会いできて本当に嬉しかったです。今回の旅行で最高の思い出になりました。この次お会いするのは天国でしょうかね?」
「私、先に行って待ってますよ」
これを横で聞いていた直人が、
「いいえ、まだ他上でも会えますよ!」
「本当によく訪ねてきてくださいました。思いもかけなかったビッグサプライズでした」


後で聞くと、直人がその前夜にこの先生の連絡先を教えてくださったHさんご夫妻と初めて出会ったのも、いくつもの一見偶然と思われるようなタイミングの積み重ねの結果だったということで、まさかその出会いがこのようなことに発展するとはよもや思いもしなかったとのこと。
一部始終を目撃していた直人は、これは偶然が連発したと言うにはあまりにも出来過ぎていて、もはや奇跡としか言いようがない、と私同様にとても感動していました。


神様は、奇跡に次ぐ奇跡、・・・に次ぐ奇跡で、私たちに最高のプレゼントをくださいました。
神様、感謝します。
◯◯先生、いつまでもお元気で。
お祈りしています。
今回の再会の感動を私たちの一生の心の宝物にしておきましょうね。


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舟田式ひも勉強法 その14

2012.09.09日

「舟田式ひも勉強法 その9」では、「10. 学んだことを使う」というテーマで話しました。
今日のトピックはこれと似ていますが、ちょっと異なります。


 14. 使えることを学ぶ
正確には「使えることを教える」とすべきなのですが、生徒の立場からすれば、「使えることを学びたい」と思っているはずです。
昨日の記事「13. 勉強を面白くさせるのは...」に書いた生徒のように「どうせやっても何の役にも立たないし、やるだけ無駄な勉強はしたくない」と思うのは人情です。というか、誰でも、私でも「役立たない、やっても無駄な勉強」なんかしたくありません。
ですから、学ぶ生徒の立場、観点に立って、役立つ、使えることを教えなければならないのです。
今、生徒たちが勉強しているのは、正直なところ、「試験で役立つから」という理由だけです。
でも、舟田式ひも勉強法 その1の「1.まず、何よりも勉強の目的をはっきりさせること」でも書きましたように、勉強する目的は試験のためではなく、私たちが豊かな人生を歩むことができるようになるためです。「豊かな人生」という時、それはなにもいい会社に就職して経済的に豊かになる、という意味ではなく、心身ともに健康で、幸せで、意義ある人生を送るということです。
このために勉強は不可欠です。
言い換えるなば、小中高校、大学でしっかりと勉強しておくならば、「心身ともに健康で、幸せで、意義ある人生を送る」ことができるのです。


ところが残念なことに、勉強をつまらなく教えているため、生徒はみんな勉強嫌いになり、勉強とはただ試験のためだけにするもので、将来役立たないと思い込んでいます。
だから、小中高校の12年間、さらに大学も加えると16年間、浪人の1年も加えると17年間という膨大な時間と多大なお金と大変な労力の無駄遣いをしていると私は言っているのです。
日本の教育はまったく空回りしています。
このような状況に一石投じたく思い、この「舟田式ひも勉強法」シリーズを書いているのです。


さて、本題に戻りますが、役立つ勉強とは何でしょう?
ここで、ひも理論が登場します。
「役立つ」というのは、「学んでいることと生活がひもでつながっている」ということです。
上にも書きましたように、現在の日本の学校教育、あるいは塾・予備校教育はこの点において、あまりにも「試験で点数を取らせるため」というところに重点が置かれているため、生徒は試験のために仕方なく勉強していて、だから勉強がつまらない、嫌い、という悪循環に陥っています。
また、教育の現場においても、勉強を楽しく、面白く教えるような余裕はなく、その結果いわゆる知識の詰め込み教育になってしまっているのです。
そして、このような勉強は、まさに知識の切り売りで、点と点の集合体のようで、まったく線になってつながっていません。
各教科間での連携もまったくありません。


「学んでいることと生活がひもでつながっている」ことを教えるには、かなりの準備と教師の力量も必要になってきます。ちょうど「灘校教師の名物授業」のように。この先生の授業には、私も「心底、恐れ入りました!」
しかし、これをすべての教師に求めるというのは不可能なことなので、少なくとも、自分が教えている教科がどのような点で自分の生活で役立っているかという自らの経験を生徒にシェアし、他の応用例なども交えて授業の中で話し、生徒の興味を引きつけることが必要不可欠です。
いわゆる名物教師というのは、これができる人です。
このために、教師はただ教科書の内容を教え、問題の解き方を教えるだけでなく、普段から自分の教える教科だけでなく他の教科も含めてもっと研鑽を積み、また他の教師ともそのような学びの場を作って、いかにして生徒の将来の人生に役立つような教え方ができるか、研究しなければなりません。
そのような授業ができるようになると、生徒は「実生活の中で使えることを学んでいる」と実感し、勉強が面白くなります。


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舟田式ひも勉強法 その13

2012.09.08日

 13. 勉強を面白くさせるのは...
昨日の記事「12. だから勉強は面白い!」の中に、「教育専門家や教師がそのような考え方をしていたら、子どもに勉強の面白さを伝えることができるわけありません」と書きました。
本当に学校の授業が正直つまらないです。
私自身、小学生から高校生まで勉強というものはつまらないものだ、と思い込んでいました。


しかし大学に入って初めて、勉強の面白さを体験しました。
時間や空間を超えて、縦横無尽に細かくひものようにつながっている学問の奥深さに触れて、勉強のとりこになりました。
あれほど勉強嫌いだった私が、その後、34歳で最終的に学校を卒業するまでずっと勉強し続けることとなり、さらに今、この勉強の面白さを教育の実践の場である塾で講師や生徒たちに伝えたり、ブログで皆さんにお伝えしたりする、いわば伝道師のようになったのです。
長い道のりでした。大学生になるまで誰も勉強の面白さを教えてくれなかったのです。


しかし、今になって考えてみると、確かにつまらない授業をして私を勉強嫌いにさせていた学校の先生達や日本の教育制度にも責任はありますが、実はもっと別のところに本当の責任があることに気づかされます。
その「責任」とは...


もう何年も前のことになりますが、数学や理科が大好きでかなりできる生徒がいました。
国語も社会も頑張ればそこそこできて、学校のテストでも結構いい点数が取れるのですが、どういうわけか英語に関しては単語は覚えられない、文法の基礎は何度やっても理解できないのです。
理解力はあり、頭もいいのにどうしてこの子は英語ができないのだろう、と不思議に思っていました。
ある時、この生徒とゆっくり話す機会があり、私は彼女にその理由を尋ねました。
「英語なんてどうせやっても何の役にも立たないし、やるだけ無駄」
「どうしてそう思うの?先生なんかは英語をやってきて今、いろんなところでとても役立っているし、英語の勉強が楽しくて仕方がないよ」
「えっ、うそでしょ。英語の勉強が楽しいなんて。だって、私の両親は二人とも学生時代、英語が嫌いで苦手でした。両親は、英語なんてつまらないし、やっても絶対に役立たないっていつも言っています」


「ははーん。なるほど、そうだったのか。
この生徒が英語嫌いで、勉強しようとせず、頭から英語なんてやったって何の役にも立たないと言っていたのは、両親の刷り込みだったんだ」
その後、単語の覚え方や文法の基礎を繰り返してやって、ようやく英語がまあまあできるようになり、高校受験では成功して、本人が高めに設定していた第一志望校に合格することができました。


そうです。日本の教育制度や学校の教師や授業を云々する前に、親の勉強に対する姿勢が子どもに一番大きな影響を与えているのです。
確かに、勉強に限らず、スポーツや趣味などにおいても、親の好みや考え方が子どもの人生に大きく影響しているのは、自分自身、あるいは周囲を見ても明らかです。
親が子どもに名前をつける時点で、親は子どもにある種の期待をかけています。


有名なスポーツ選手の名前などにそれがよく表れています。
私の場合、父が英語が好きで、外人と英語でペラペラ話し、冗談を言い合って大声で笑っているのを見て育ち、また私に「譲二」(ジョージ)という名前をつけてくれたお陰で、私は幼い頃から英語が好きで、将来は絶対に英語ができるようになると信じて疑いませんでした(「意思あらば道通ず」)。
しかし、運動音痴だった父は、スポーツの面白さをまったく教えてくれず、何も習わせてくれませんでした。父を責めるわけではありませんが、スポーツを経験しないまま育った私も父同様に運動音痴になってしまいました。


本をよく読む親の子どもは読書好きに育ちます。
野球が好きな親の子どもは野球が好きになります。
しばしば政治家の子どもが政治家になり、宗教家の子どもが宗教家に、スポーツ選手の子どもがスポーツ選手に、芸術家の子どもが芸術家に、教育者の子どもが教育者に、音楽家の子どもが音楽家に、俳優の子どもが俳優になったりするのも同様です。
親の責任、大です。
子どもが勉強を面白いと感じ、好きになるための一番の責任者は親です。
そして、これが親から子へ、子から孫へと、順々にひものようにつながっていくのです。
何事においても手遅れということはありません。気づいた時がスタートする最善の時です。


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舟田式ひも勉強法 その12

2012.09.07日

 12. だから勉強は面白い!

Come on! コワモテのコジャック警部が言うと、〈早く来い〉となる。人懐こいコロンボ警部が言うと、英文では同じセリフが〈こっちこっち〉となる
◆二つのテレビドラマで吹き替え用の台本を手がけた翻訳家の額田やえ子さんが『アテレコあれこれ』(中公文庫)に書いていた。訳し方ひとつで受ける印象はがらりと変わるものらしい
◆有無を言わさぬコジャック流〈早く来い〉だろう。「高台に避難せよ!」。3・11の津波襲来に、茨城県大洗町は防災無線で住民に“命令”したという。本紙東京版で読んだ
◆「高台に避難して下さい」という丁寧な呼びかけを、町長の咄嗟の指示で切迫した命令口調に改めた。上に立つ人がしっかりしていれば住民も安心だろう
◆目を永田町に転じれば、総裁選だ、代表選だ、誰が出るの出ないのと、にぎやかである。重要法案を放置して、国会は休会したに等しい。ぴったりのセリフが額田さんの本にあった。You gotta be kidding!…。コロンボ警部の〈ホントですか、それ〉よりも、コジャック警部の〈なめるんじゃねえよ〉が気分に合う。
(2012年9月5日 読売新聞 「編集手帳」)


英語を専攻していた大学時代、言語の面白さにハマって言語学関係の本を読みあさって、独学で勉強し始め、それが高じて卒業後アメリカへ言語学を学ぶために留学する結果となりました。
上の読売新聞「編集手帳」の記事はまさにこの面白さを物語っています。
読んでいて思わず吹き出してしまい、この記事を二人の人に紹介しました。でもそれだけではもったいなく思い、さらにこのブログでも紹介することにしました。


中学や高校、さらに大学でも英語の授業というと、それこそ明治時代から変わっていないのではないかと思うほど、紋切り型に
You are Ken.
あなたは健です。
I am Ken. I have a toy in my bag.
私は健です。私は私のかばんの中におもちゃを持っています。
He has a book in his bag.
彼は彼のかばんの中に本を持っています。

のように訳して、先生も生徒もみんな平然としています。
「私は健です。私は私のかばんの中におもちゃを持っています」
なんて言う中学生の男の子がいったいどこにいるでしょう。


こんな訳をしているので、みんな英語はつまらないと思ってしまいます。
それこそ、上の「編集手帳」のような訳し方をしたら、生徒たちは授業に引き込まれ、勉強が大好きになるのは間違いなしです。


大学生の頃、英語のクラスで使われていたテキストで和訳のないものがありました。
すると、誰かがそれを翻訳して学生相手に売っていました。
友人にちょっと見せてもらったところ、わら半紙に殴り書きしたような、非常に質の悪いもので、しかもその訳たるや上の中学生の訳よりもっとひどく、日本語になっていませんでした。
そんなものを500円〜800円ほどで売っていました。


私はクラスの仲間5人ぐらいに声をかけて、自分たちで訳本を作ることにしました。
私の家に集まり、私がものすごいスピードでどんどん翻訳していき、それを字の上手な女の子が清書して、リコピーという当時出たての家庭用簡易コピー機、といっても建築図面に使われていたような青焼きのものですが、それで別の友人がコピーし、機械から出てきた濡れている用紙を別の者がドライヤーで乾かし、乾いたものをまた別の者がホッチキス止めするという流れ作業を徹夜でやったことが何度かありました。
でも、販売価格は100円。お金儲けをする気は初めからなかったので、元が取れればいいと考え(リコピーの値段は確か19,800円ぐらいで結構高かった)、試験が終わると売上金で手伝ってくれた仲間たちと一緒に食事をして労をねぎらったものです。


アメリカ留学中もいくつかの通訳会社や翻訳会社に登録されていて、よく仕事が回ってきました。
そのほとんどはビジネス関係だったので、上のコジャック(正しくはコゥジャック)やコロンボのような面白さはありませんでしたが、仕事はいつも楽しみながら精一杯やりました。
帰国後しばらくして、アメリカの売れっ子作家、シドニィ・シェルダンの小説が「超訳」という名の下で次々と出版され、どれも爆発的な売れ行きになりましたが、その「超訳」は誤訳のオンパレードで実にひどいものでした(「明日がある」)。
でも、あれだけ売れたということは、日本人が上の「編集手帳」のコジャックやコロンボのようなこれまでにないユニークな訳に飢えていたからでしょう。


今、日本の小中高校生や大学生もみんな、面白くて楽しい、生きた授業に飢えています。
今日も著名な教育専門家が、勉強嫌いの子を持つ母親からの相談に次のように答えているサイトを見ました。
「子どもというのはもともと勉強嫌いで、そんなことは当たり前です」。
教育専門家や教師がそのような考え方をしていたら、子どもに勉強の面白さを伝えることができるわけありません。
それこそ、コジャックじゃないですが、
You gotta be kidding!
〈なめるんじゃねえよ〉


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舟田式ひも勉強法 その11

2012.09.06日

 12. 「なぜ?」という疑問を持つ
小さな子どもは好奇心のかたまりです。
しばしば「なぜ?」「どうして?」という質問を連発して親を困らせます。
最初のうちは「それはね...」と親は丁寧に答えて付き合っているのですが、そのうちにだんだん面倒くさくなって、
「だから、さっき言ったでしょ!」
「もういい加減にしなさい!」
と怒ってしまったり、無視したりするようになります。


小学校でも低学年の間、生徒は先生に「どうして?」とよく質問しますが、そのうちに質問しなくなります。
質問するとうるさがられ、嫌われると思ってしまうからです。


中学や高校、大学になると、授業の終わり近くに教師が、
「何か質問はありますか?」
と尋ねると、生徒はみんなバタンバタンと大きな音を立てて教科書を閉じ、カバンに片づけ始め、もう授業になりません。


日本では質問することは一種のタブーのような雰囲気があるようです。
中央大学で教えていた時、授業中よく質問する学生がいて、その学生を褒めたところ、自分はよく質問するので、他の学生から変わり者と見られていると言っていました。


この夏、アメリカの高校の歴史の授業を見学した時、生徒が次々と質問していました。
この時、とても興味深いシーンに出くわしました。
ひとりの生徒が、太平洋と大西洋の英語名(The Pacific Ocean, The Atlantic Ocean)の由来を尋ねました。
私はその答えを知っていたので、「はい」と手を上げて答えを言いたい欲求に駆られましたが、教師がどのように答えるか見ることにしました。
教師の答えは意外なものでした。
「それはいい質問だ。だけど、先生は今までそのことについて考えたことがなかった。君たちの今日の宿題だ。調べてきた人にはエクストラポイント(おまけ)をつけてあげるよ」(「アメリカ滞在1日目(パート2)」)。
この答えは実に見事だと思いました。
もし、私のようにその場で答えを与えていたら、生徒たちは「ふーん」と言ってそれで終わり、ほとんどの生徒はしばらくすると忘れてしまっていたことでしょう。
ところが、「自分も知らない、いい質問だ」と答えることによって、生徒にプライドを持たせると同時に、みんなに調べてこさせる宿題を出して生徒全員を巻き込むことに成功したのです。
(ということで、今、この記事を読んでいて、「?」と疑問を持った皆さんには、日本名「太平洋」と「大西洋」の「太」と「大」の漢字がなぜ違うのか調べる宿題を出します)


勉強というのは、いろいろなことに興味を持ち、「なぜ?」と疑問を持って、そこから次々と新しい世界が開けていくことに意味があるのです。
「答えが出たらそれで終わり」ではないのです。勉強とは、ひものようにつながっているものだからです。


昔、アメリカに留学していた時、カウンセリングのクラスで、90分間学生からの質問と教授の応答、またそれに対して「なぜですか?」という質問、他の学生の意見、コメント、とそれだけでほとんど終わったことがありました。
途中で教授が「お願いだからもう質問はストップしてくれ。私の言いたいことも言わせてくれ。今日の予定の授業が全然できないよ」と言い、みんな大笑いしました。


日本の教育には、この「なぜ?」が欠けているように思います。
「つべこべ言わずに黙って聞け」「教えたことを覚えればいいのだ」「教師にたてつくのか?」という姿勢です。
日本人でノーベル賞を受賞する研究者の多くが海外在住ということもこれに関係していると思います。


質問から質問へとひものようにつながってどんどん展開、発展していくような授業があったら、楽しくなって生徒はもっと一生懸命勉強に取り組むようになっていくことでしょう。


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舟田式ひも勉強法 その10

2012.09.05日

 11. いつでも、どこでも
川崎市は3日、「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム」(川崎市多摩区)が開館1周年になるのを記念して、「ドラえもん」に、特別住民票を交付した。
漫画で、ドラえもんは2112年9月3日が「誕生日」。交付日は、ちょうど誕生日の100年前にあたる。同館に詰めかけたファンら約1000人が「市民」となったことを祝福。阿部孝夫市長から住民票を手渡された伊藤善章館長は、「1周年がこんなに盛り上がるとは」と驚いた様子だった。
阿部市長は「ドラえもんは最も有名な川崎市民。観光・文化大使として国際社会に宣伝してほしい」と期待を込めた。
(2012年9月3日 読売新聞)


juminhyo.jpg


私もドラえもんの大ファンなので、川崎市の特別住民票がドラえもんに交付されたというのは同じ神奈川県民としてとても嬉しく思います。
さて、ドラえもんのひみつ道具で子どもたちの間でダントツの人気は「どこでもドア」です。
私自身も「どこでもドア」が一番欲しいと思います。
テレビでいつも聞いている歌声が聞こえてきそうです。


door2.jpg


あんなとこいいな いけたらいいな
このくに あのしま たくさんあるけど
みんなみんなみんな いかせてくれる
みらいのきかいで かなえてくれる
せかいりょこうに いきたいな
「ウフフフ!どこでもドアー」
アンアンアン とってもだいすき ドラえもん
アンアンアン とってもだいすき ドラえもん


ところで、私のひみつ道具は「どこでもドア」ならぬ「いつでも、どこでもドア」で、私はこれを毎日愛用しています。
この「いつでも、どこでもドア」を開けると、自分の行きたい世界にいつでもパッとにジャンプすることができます。
朝起きて新聞を読んでいる時、テレビでニュースを見ている時、本を読んでいる時などのほか、街を歩いていても、車で走っていても、電車に乗っていても、それこそ寝ている時も、まさに四六時中、私はこれを活用しています。
どういうことかと言うと、見たり、聞いたり、臭いをかいだり、味をみたり、肌で感じるなど五感を通じて体に入ってくる情報、あるいは直感的なフィーリングに対して、私は即座にその世界に入り込むことができるのです。
目に入る情報、たとえば道路沿いの店や建物、看板、走っている車や歩いている人、テレビのドラマのストーリー、登場人物の役柄、俳優の演技、脚本、演出、舞台装置、小道具など、どんなことからも私はその世界に入って行って、そこから何か学び取ろうとします。
店では店員の接客態度や言葉遣い、店の雰囲気や、置いてある物、トイレも掃除が行き届いているか、客の顔ぶれは...。行き違う人の顔から、その人は幸せそうか、人生に疲れていないか、何か悩み事を抱えてはいないだろうか...などと考えたりします。
ものを食べる時には、原産地はどこか、どんな人が作っているのか、どんな人に好まれているのか、料理してくれた人はどんなことを考えながら作ってくれたのか、味はどうか、どういうふうに言えば感謝の気持ちを伝えることができるだろうか、など考えます。


私はこのように常にアンテナを張っていて、身のまわりのすべてのものから学び取ろうとしています。
言い換えると、勉強とはただ単に学校や塾で学ぶこと、本から学ぶこととは限らない、ありとあらやるものから学ぶのが本当の学びです。
そして、このようにして学んだことは生活に密着している(つまり、ひものようにつながっている)ので印象に残り、身につき、そして実生活に役立てることができます。
役立たないような学びは本当の学びではありません。
そして、勉強とは子どもの時だけするものではなく、生き続けている限り一生するものです。


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舟田式ひも勉強法 その9

2012.09.04日

 10. 学んだことを使う
多くの人の勉強の仕方は試験で点数を取るため、あるいは志望校に、資格試験に合格するためのものです。
ですから試験が終わったり、志望校や資格試験に合格するともう勉強しなくなります。
その結果、学んだことをどんどん忘れていき、結局全然役立たないまま終わってしまいます。
これは実にもったいない話です。


学んだことは生活の中で実際に使うのが一番です。使うと覚え、身につきます。
その一つの方法は、人に教えることです。
誰かに教えようとすると、自分の頭の中を整理して、わかりやすく説明しなければならないので、自然と覚えてしまいます。
学校で学んだことや新聞・テレビのニュースで知ったことを、家族や友人など人に伝えるのもいい訓練になります。


また別の方法は、たとえば数学の公式(速さ・時間・距離など)を実際に当てはめて試すことです。
高速道路を時速80キロで走っていて、40キロ先のサービスエリアまであと何分かかるか、と言えば
「距離÷速さ=時間」 に当てはめると
40÷80=0.5
0.5時間は1時間の半分だから30分。
だから、あと30分後にサービスエリアに着く、といった具合です。
これも一度試すと、あとはもう体が覚え、直感的にわかるようになります。
小学生などで、この「き・は・じ」の公式を学んたものの、意味がわかっていないため、上のケースで計算を間違えて、
80÷40=2
答え 2時間
と平気で書く子がいますが、これなどはまさに体験をとおして身につけていないことによる弱点の典型ですが、大人でも似たような間違いを犯している人が結構います。


学んだことを実際に使うという点で、漢字ほどいい例はありません。
使うと覚えますが、使わないといつまでも覚えることができません。
小学生や中学生など、既に学校で学んだ漢字なのに面倒だからといつもひらがなで書いている子がいますが、このような子は間違いなく漢字が苦手になります。
漢字が得意な人は例外なく、学んだ漢字を普段の生活の中で使っています。


また、自分で実験してみることで、学んだことが本当だとわかると、この体験は確実に自分の身につきます。これは何も学校でやるような理科の実験に限ったことではありません。
美術で扱う色相環で、青と黄を混ぜると緑に、赤と青を混ぜると紫に、赤と黄を混ぜると橙になる、といったことも頭で覚えようとするより、自分で絵の具を使って混ぜてみるとすぐに覚えます。また、ここで混ぜる割合を少しずつ変えていくと、青緑、深緑、黄緑などさまざまな色になるということも体で覚えることができます。


sikisoukan.jpg


歴史上の出来事を自分の人生に当てはめると、歴史を役立てることができます。
とどのつまり、どんな勉強でもそうですが、すべては私たちの生活につながっているのです。ひものように。
学んだことを生かしてこそ勉強の意味があります。
試験のためだけの勉強は本当に非効率的、不経済で、敢えて言うと無意味です。


学校の教育は、この実践的な面にもっと光を当てると生徒を勉強に引き込むことができ、さらに勉強好きな子に育てることができるようになります。
今の教育制度では、多大なお金と膨大な時間と大変な労力をかけて、勉強嫌いな子どもを育てています。
私が自分でも体験し、また見てきたアメリカの教育の現場では、生徒や学生に体験させる学習に力を入れています。
日本の教育行政には、他国の教育事情からもっと学んでもらいたいものです。


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舟田式ひも勉強法 その8

2012.09.03日

 9. 右脳・左脳を使い分ける
右脳・左脳にそれぞれの得意分野があります。
その得意分野に合わせた学習法が効率的なのは言うまでもありません。


たとえば、右脳が得意なのは視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚などの五感を通じた感覚的なもので、これは昨日の記事に書いた「イメージに結びつける」ようなことです。
これに対して左脳は、言語中枢があるため論理的思考などが得意です。
ですから、イメージを活用して勉強する方法と同時に、内容によっては理屈を大切にした勉強法も必要になってくるわけです。
多くの生徒がこのことを理解しないで、論理的な問題も感覚で勉強しようとしています。これは非常に非効率的なだけでなく、身につきません。そして、これが勉強が苦手になっている理由の一つです。


具体的な例を挙げると、地理で国名と首都名を覚えるとき、あまり論理的な関係がないことがほとんどです。それでイメージ法を使います。
「パラグアイ  アスンシオン」
こんなの普通で覚えられるわけありません。
そこで、私の得意なオヤジギャグの出番です。
腹具合が悪いから、明日にしよう
これで一発で覚えられます。
「ガイアナ  ジョージタウン」は
外野ジョージに守らせろ」
「エクアドル  キト」
「エクアドルにはドルがあるからきっと金持ちだ」
「ベネズエラ  カラカス」
米国ネズミがカラスにやられた」
といった調子です。
これをただ語呂合わせだけでなく、イメージして映像化すると非常に楽に覚えられ、しかも一度覚えるとずっと頭の中に残っています。


これに対して、たとえば国とその国の公用語を覚える場合は、論理的な方法が有効です。
メキシコおよび中南米でポルトガル語を公用語としているのはブラジルだけであとの国は全部スペイン語です。
その理由は、かつてポルトガルがブラジルを植民地とし、あと残りの国々はスペインが植民地にしていたからです。
これさえわかれば、アフリカの公用語などにも同じことが適応できます。
また、地理的要因(気候・港・緯度・海に面しているか・山の中にあるか等)と産物や産業に、またその地方の発展や交通網に関連があり、これもひもになってつながって楽に覚えられます。


漢字においては、偏、構え、かんむり、足、つくりなどほとんどに意味があります。
それぞれの意味がわかれば、同じグループの漢字がひものようにつながって容易に覚えることができますし、紛らわしい漢字の見分けも簡単にできるようになります。
示偏と衣偏はカタカナの「ネ」に点がついているか、ついていないかで紛らわしく、生徒は間違いますが(大人もよく間違います)、もともと示偏はその「示」の形から神様へのお供え物の台の形を表し、神様に関連した文字がほとんどです。(礼、社、祝、祖、祷、祈、視、祉、福など)
これに対して、衣偏は着物のあわせを前から見た象形文字ですから、着物に関連した漢字に使われます。「裕」という字は、「着物がたくさんあって豊か、金持ち」というところからできています。(衿、袢、補、褂、裸、褌など)
漢字の場合は、このように理屈と同時に象形文字というイメージの両方を活用するのが正攻法です。


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舟田式ひも勉強法 その7

2012.09.02日

 8. イメージに結びつける
勉強を楽しくするにはいくつも秘訣があります。そのひとつは「イメージに結びつける」ことです。
実際のところ、イメージを広げることによって、個々バラバラのことがひもになってつながり、勉強はどんどん面白くなり、また学んだことはたやすく身についていきます。


たとえば歴史を勉強する時、単に人物名と出来事を覚えようとするのでなく、教科書に載っている織田信長や豊臣秀吉、徳川家康などの肖像画でイメージしたり、あるいはNHKの大河ドラマに出演した俳優などでイメージする方がはるかに歴史の流れも出来事も時代背景もよく覚えられ身につきます。
私も昔、中央大学で教えていた頃、このイメージ法を使って教えていた250〜300名の学生の名前を全員覚えました(「人の名前を覚えるコツ」)。


アメリカに留学していた時、言語学のクラスで黒板に円周率を3.1415926539897932384…と書き始めると先生も学生もみんなびっくりしました。でも、これもイメージによる簡単な記憶術なのです(「お薦め脳訓練法」)。


同様に英単語の覚え方もイメージ法を活用すると簡単に覚えられます。
中学時代、私の親友のK君は頭が柔らかくとてもユニークな覚え方をしていました。
海流に乗って彼んとこへ行く」  海流=current(カレント)
エビダンスするという証拠を見せろ」   証拠=evidence(エビデンス)
私はこのような覚え方はしませんでしたが、英語が苦手な生徒にとっては非常に有効な方法であることを知っていたので、教える時には私もよく活用しました(「Hな私たちの時間」)。
pnumonoultramicroscopicsilicovolcanoconiosis (じん肺症)という英語で一番長い単語を覚えた時の私自身の英単語記憶法は次のようなものでした(「私の英単語記憶術を公開します」)。
これもイメージによるひも勉強法です。


マインドマップも非常に効果的なイメージ法です。

mindmap.jpg


昔、政治の世界で盛んに言われた三角大福(三木武夫、田中角栄、大平正芳、福田赳夫)や麻垣康三(麻生太郎、谷垣禎一、福田康夫、安倍晋三)などもこのイメージ法を利用したもので、多くの人の記憶にいつまでも残っている非常にうまい覚え方です。


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舟田式ひも勉強法 その6

2012.09.01日

「舟田式ひも勉強法 その3」で「6. 何を勉強するにしても、枝葉末節にとらわれず、根幹から入る」と書きました。シリーズの第4回と5回では、その具体例を挙げました。
今日はその続きです。


 7. 教育の真の目的は暗記ではなく、考える力をつけ、将来使える力を養うこと
これは大切です。そして、これこそが「舟田式ひも勉強法」の醍醐味です。
以前、「灘校教師の名物授業」という記事を書きました。
21歳から71歳まで、半世紀にわたり灘校の教師を務められた現在100歳の橋本さんの授業スタイルは、教科書からの「計画的脱線」。
一見、横道にそれているように見える授業ですが、実は用意周到に計画されているのです。脇道にそれているように見えても、実は根幹はしっかりしていて、その枝葉を通してよりいっそう幹そのものや木全体がよくわかるよう工夫されているのです。
このようなやり方で、橋本さんは生徒を国語の虜にし、読む力、考える力、表現する力がつく本物の授業をしてこられました。
「私にできることと言えば、大学入試に若者を駆り立てることではなく、こういう非常な体制の下で、いかにして正しい勉強法−人間形成の栄養分となるお膳立てをととのえるかということだけです。
私はさりげない方法で、『楽しい勉強』をモットーとして教室に臨みました」と橋本さんは語っています(「心底、恐れ入りました!」)。


橋本さんの言う「楽しい勉強」は、一見遠回りで無駄のように見えるかもしれませんが、実はこれこそが本物の力を養成する唯一の方法です。
なぜなら、学んでいることがら一つひとつが全部ひものようになってつながっていき、ネットワーク化されて立体的なものとなり、その結果学んだことが身につき、生涯にわたって人生のさまざまな面で活かされる本物の知恵となるからです。
現に橋本さんの教え子からは、現在、政治の世界や経済界で指導的役割を果たしている方が大勢出ています。
これは、単なる試験のための暗記中心、得点主義の授業では絶対にできないことです。


確かに、勉強だけでなく、芸術やスポーツ、仕事、その他ありとあらゆる分野において、本当に長(た)けている人というのは、教えられたことだけを覚える作業した人ではなく、その後、自分でどんどん研究、実験し、その延長で新しいことを発見していき、体験を通してさまざまなことを身につけていった人たちです。


そのような人材を育てることこそ、教育の真の目的であるべきです。


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