学院長元気の出るブログ

日々の随想。教育問題、子育て、英語、積極思考、人間関係、霊想等など。
読む人に元気を注入します。

ジョージ学院長 元気の出るブログ

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新年度スタート前夜

2012.02.29日

今日はうちの年度末最終日。
毎年、2月最後の日は朝から晩まで大忙し。
でも今日は4年に一度のうるう年で1日儲かった感じがしました。


1年前の2月最終日は仕事が終わって帰宅したのは夜中の2時半(「妻への誕生プレゼント」)。
今日は(というか今はもうすでに日が変わってしまいましたが)、11時でした。
去年よりも3時間半も早い!


明日から新年度が始まります。
学校ではまだ小学6年生でもアカデミーでは明日から新中1です。
アカデミーで講師をしているAさんは、ほかの人より一足早い新中1というのが嬉しくて、一生懸命勉強した結果、最初の1か月でその後の3年間を決めるほどの大躍進をしました。


中学部になると、授業は夜の7時から10時までで、今までそんなに遅くまで起きていたことがない、と言って不安に感じられる方がよくいらっしゃいます。
今年30歳になるY君は、小学生の間は毎晩夜8時には寝る「お利口さん」でした。
お母さんはとても心配して、「うちの子は絶対に夜の10時までもたない」とおっしゃいました。
ところが、塾が始まると、Y君は「楽しい、楽しい」と言って、10時までの塾生活を全然苦としませんでした。
ほとんどの生徒が2週間から3週間で塾のライフスタイルに大体慣れます。
今晩、申し込み手続きに見えた不安なお母さんにも同じことを話しました。


今日は夜の8時過ぎまでずっと引きも切らず、次から次へと新しい方々がお申し込み手続きに見えました。
この不景気で大変な時に本当にありがたいことです。


明日からの新年度、私たちは仕切り直しで、一からのスタートです。
今年は我々スタッフ一同気合を入れて、生徒全員の底上げ、さらにはトップ校を目指す生徒の全面的なバックアップに奔走する覚悟でいます。
新入生、および在塾生の皆さん、大いに期待してください!しっかり鍛えますよ。


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妻の誕生日

2012.02.28日

今日は妻の誕生日。
朝、顔を見るなり「誕生日おめでとう!」と言うと、妻から戻ってきた返事は、
「何言ってるの?今日じゃないわよ。明日よ」。
「いや、今日だよ」
「あら、いやだ。今年はうるう年だったのね」


妻の誕生日は毎年、うちの塾の新年度の前日なので、明日と勘違いしていたようです。
1年中で一番忙しい日ということで本人が忘れていることもしばしばですが、私は忘れたことはありません。当たり前のことですが。
1年前のブログ記事「妻への誕生プレゼント」を改めて読み返しました。
そして、思わずニヤリとしました。
(ああ、本当に毎年こんな感じだ。申し訳ないな)
ここ数日、やはり朝から夜遅くまでずっと仕事で、妻は頭の中は仕事のことでいっぱいで、誕生日どころではないのでしょう。


「いつの間にか〇〇歳になってしまったわ」
「でも、もう〇〇歳になったと思っていると余計に歳取るから、まだ〇〇歳だと思っている方がいつまでも若くいられるよ」
「そうね。お互いにいつまでも若くいましょうね」
そうです。肉体的な年齢は1年経つごとに1歳ずつ増えていきますが、精神的な年齢は気持ち一つでいつまでも若くいることも可能です。


つい数日前、うちの子どもたちに私たちの出会いや馴れ初めを話していたところ、息子が「聞いていてこっちが照れちゃうよ」って。
私たちはいつまでも、そして何事においても「初心忘るべからず」の精神でいるのをモットーにしています。


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腹に一物、背に荷物

2012.02.27日

先週は数日間、例の不快な吐き気に何度も襲われ、その後少し落ち着いたとは言えまだ常に吐き気と隣り合わせのような生活です。
そのような中、一昨日突然首が筋違いのようになって痛くなり、借金じゃないですが首が回らなくなりました。それで、鎮痛剤のバファリンを服みながら、トクホンを首と肩に貼っています。
すると昨夜は夜中に、バファリンのせいか胃まで痛み始めました。


ふと、「腹に一物(いちもつ)、背に荷物」という言葉を思い出しました。
「腹に一物、背に荷物」は、私が心から尊敬し、お慕いしていた故小島(おじま)伊助先生(「金色夜叉」)が授業の中でひとつの例として引用された言葉です。
小島先生は国宝のような先生でしたので、ほとんど一言一句全部ノートを取っていたのですが、そのノートが今となってはどこに行ってしまったのかわかりません。


「腹に一物」は「胸に一物」とか「心に一物」とも言い、心の中に何か悪巧み、謀(はかりごと)があるというような意味で、もちろん私自身に「腹に一物」あるわけではありません。
ただ、吐き気と隣り合わせの生活で、常に胸に何か詰まったような感じがしていて、それが「胸に一物」なのです。
そこへ加えて胃痛だったので「腹にも一物」となりました。


「背に荷物」も、別に荷物を背負っているわけではありません。当たり前のことですが。
しかし、これも首の筋違いでまるで「背に荷物」を背負わされているような感じなのです。


武将として、稀に見る成功を収めた徳川家康が最期に、「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」と言いましたが、これは「自分はこの長い人生、ずっと背に重い荷を負って生きてきた」と告白しているようなものです。


私自身は、まあ責任もそんなに重いわけではないので家康のように「背に重荷」を負うているわけではなく、単なる首の筋違い程度なのですが、それでもやはりいろいろと神経を使うこともあります。
とくに、この新年度切り替え時は本当に心身ともにエネルギーを消耗し、「背に荷物」を背負うことになります。
吐き気も首の筋違いも、このストレスから来たものかもしれません。
というか、実際、そうなのでしょう。


先週の木曜日、NHKの「地球イチバン」という番組で、アフリカのタンザニア共和国に住む、地球上で一番シンプルなライフを送っているというハッザ族が紹介されていました。


hazza.jpg


畑も家畜も家も持たず、ただ弓矢だけで猟をして暮らす民族です。
ヒヒやその他射止めたものは何でも食べます。
さぞかし気楽な生活で、「腹に一物、背に荷物」の生活とはほど遠いんだろうなと思っていたら、狩猟の下手な男性はすぐに妻に捨てられるということで、やはりこのシンプルライフを送っているハッザでさえ毎日戦いのようです。


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耳が聞こえなくても…

2012.02.26日

入試目前の1月に中3生の保護者から一件の問い合わせの電話がありました。
聾学校に通う生徒で、全聾なので筆談で教えてもらえないかという内容でした。
うちではこのような経験はなく、しかも手がかかることは目に見えています。
しかし、どこの塾でも見てもらえないというお母さんの切々たる訴えに心動かされました。
次男の正人に事情を話すと、快く引き受けてくれました。


個別部では通常教師一人が生徒三人を指導しているのですが、筆談で手がかかるため、生徒二人で時間割を組むことにしました。
一人を教えている間、もう一人は与えられた課題・問題に当たります。


授業が始まりました。
様子を見ていると、二人は筆談をしながら教え、質問し、それに答え、解説しと、結構うまくやっています。
お母さんから、塾に行くようになって明るく、積極的になったと嬉しいご報告があったのは、それからしばらくしてからのことでした。


そして、合格発表の日、他の生徒からは全員合否の結果報告があったのですが、この生徒、Kさんからは連絡がありません。
家に電話しても留守。
本人が報告に来るから大丈夫と正人が言います。
果たして、夕方5時頃塾に来てくれました。
対応した正人に、ノートを取り出してそこに「志望校に合格しました」と書いて見せました。
すると正人が5本の指を合わせた両手を上向きにして、パッと開いて破裂したかのようなジェスチャー。
きっと「おめでとう」って言ったのだろうな、と思っていたら、Kさんがノートに、
「ありがとうございます。
手話が上手になりましたね!」。
私も口を大きく開けて「お・め・で・と・う」と彼女に言いました。
笑顔いっぱい、うんうんとうなずいて返事してくれました。


私は横で二人のやり取りを見ていてとても温かい気持ちに包まれました。
この後、ちょっとした手話を交えながら延々と筆談が続きました。


小さな、本当に小さな手助けだったかもしれませんが、一人の生徒の夢をかなえてあげることができたのは、正人にとっても、そして私にとっても、とても大きな喜びでした。


Kさん、高校でも、そして卒業して社会に出てからも頑張ってね、と心の中でエールを送りました。


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講師会

2012.02.25日

昨夜は、1年を締めくくり、新年度を迎える準備のための講師会を開きました。
後期選抜の合否結果と反省点、それを今後にどのようにつなげるかについて具体的に話し合いました。
また、新年度の担当学年・教科を講師の希望と適材適所で話し合って決めました。
会議が終わったのは夜中の12時でした。先生たちの協力とコミットメント(「100%保証付 幸福になれる方法」)に心から感謝しました。


新年度から学校の教科書が改訂され、平均30%の内容増加で大きく変わり、さらに神奈川の県立高校の入試制度も大幅な改革がなされます。
近隣のある中学校では、早速今回の学年末試験から来年の変化を意識した問題に変わりました。
具体的には、これまでの県立高校の入試に合わせた50点満点から来年度からの100点満点に変え、さらに記述式問題を含め、問題数を増やすなどで、生徒たちは面喰ったようです。


アカデミーでも3月からの新年度、月例テストを100点満点にし、記述式問題を増やして入試を意識させる問題作りをすること、月例テストが合格基準点に達しない生徒は再テストを徹底することや、問題のレベルについてなどかなり深く踏み込んだ話を進めました。
また来年から導入される受験生全員の面接に向けて、普段からの言葉遣いや礼儀を含めた生活指導も徹底し、学力面だけでなくトータルに生徒をサポートする決意を全員で新たにしました。


今年は後期選抜で安全圏ではなく、チャレンジ精神で受験した生徒が多く、そのような中で飛躍的に力を伸ばして志望校合格を手中に納めた生徒も多かったのですが、わずかに及ばなかった生徒も数名いて、来年度は絶対に同じ失敗は繰り返すまいと決意しました。


受験で人生は変わるわけではなく、むしろ大切なのはその結果の生かし方なのですが、とは言え塾として、受験生の夢をかなえるという使命がある限り、その使命を全うするために我々がなし得るあらゆる手立てを講ずることは当然のことです。


生徒たちに勉強の楽しさを教え、自らの夢を実現させる強力な助っ人となり、将来の豊かな人生の土台作りのお手伝いができるというのは何とやり甲斐のある仕事かと改めて実感し、襟を正す思いになった講師会でした。


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針のむしろ

2012.02.24日

今日は県立高校後期選抜の合格発表の日。
ここしばらくずっと今日の発表のことが気がかりで、針のむしろの上に座らされたような感じでした。
昨日は明け方から夜寝るまで、何度も例の「吐き気」に襲われました。
この不快な吐き気の原因は脳のMRIや胃カメラ、血液検査などいくつもの検査の結果、全部白だったのでやはり精神的なものが原因のようです。
もともと、精神的なストレスに弱い方なので、去年の父の死、義母の交通事故、年度末から新年度にかけて1年で一番忙しい時の妻の不在、東日本大震災とその後の計画停電や授業変更等など、これらが全部重なって体調を壊したのだと思います。


さて、それで後期選抜の結果ですが、次々と朗報が入ってきて本当に涙が出るほど嬉しかったと同時に、残念な結果もあり、これは胸を締めつけられように苦しく、生徒に申し訳ない気持ちで一杯になり、男泣きに泣きました。
でも逆に、その生徒から「大丈夫です。覚悟していましたから。高校で頑張っていい大学に必ず合格します」とか「もう切り替えができています。逆に自分のやりたかった野球ではむしろ進学が決まった私立の方がよかったので」というような、なんだか私に対する慰めのような言葉をかけてもらい、元気づけられました。
今年は「全員志望校合格」を大いに期待していただけに本当に残念無念です。
塾ですから当然のことながら、受験生たちの夢をかなえるためにできる限りのことはしなければなりません。今後このような悔しい、辛い思いをしないためにも、来年以降に向けたシステムや授業・進路指導の改善と真剣な取り組みを新年度から早速始めようと心に誓いました。


でも、「合格、不合格は人生の一通過点」
たとえ志望校に合格したとしても中には腐ってしまう人もいるし、逆に不合格をバネにしてそこから大きく飛躍する人もいるので、今回残念な結果に終わった人にはこれからに大いに期待し、陰ながら応援しています。


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同じ小学1年生?

2012.02.23日

同じ小学1年生とは思えないほど二人はまったく違います。
一人は一昨日のブログに書いたHちゃん(「英語で3月は、ロッテコアラの〇〇〇」)。
一昨日も帰りのバスの中でペラペラペラペラとよくおしゃべりしてくれました。
もう垣根はなくなったようで、本当にお友達になれた感じです。
もう可愛くて、可愛くて。それこそ頬ずりしてブチュっとキスをしたくなるぐらい可愛い子です。
(もちろんそんなことしませんが。でも、この子が我が孫だったらきっとしているでしょう)


もう一人は同じ小学1年生の女の子のAちゃん。
昨日、Aちゃんをバスで送りました。
この子も可愛い。
でも可愛さが微妙に違います。
この子はHちゃんのように幼くないのです。
幼くないと言うより、むしろ相当のおませです。
バスの中では、小学4年生や5年生の男の子を相手に対等に渡り合っています。
使う言葉もまるで小学5年生ぐらいかと思うほどです。
「たとえば、...」「突然」「エロい」「キモい」「こいつ」「おまえ」「最初は...」など、もうHちゃんとは使っている語彙がまるっきり違うのです。
冗談を連発して、上級生の男の子たちをゲラゲラと笑わせます。
もう圧倒されました。
教室では、私と目が合うとニッコリ微笑み愛想をふりまきます。
お茶目で、とってもじゃないですが小学1年生とは思えません。
頭の回転も速く、1時間の授業時間にワークを10ページ以上をあっという間にこなしてしまいます。


これに対してHちゃんはまるで幼稚園児のよう。
英語の5月の単語を教える時、「ヒントはヤギさんだよ。犬はワンワン、ネコはニャーニャーってなくでしょ。
じゃあ、ヤギさんはなんてなく?」
と言っても、期待している「メエー、メエー」が戻ってきません。
一昨日のバスの中では、
「早く明日にならないかなぁ」
「えっ、どうして?」
「あのね、明日は近くの保育園の子たちが学校に来て、一緒に給食を食べるの」
といった感じです。
いったいどこでこんなに大きな違いが生まれるのでしょうか。


そういえば、NHKの連続テレビ小説「カーネーション」に登場する三姉妹も、同じ環境に生まれ育ちながら、性格も能力もまったく違います。
私たちはともすれば、私たちの「常識」という枠組みの中で人を見て判断し、ああだ、こうだと言いがちです。
でも、一人ひとりみんな顔が違うように、考えていることも、感じ方も能力もすべて異なります。そして、それで当り前なのです。
自分の基準・価値観で「こうあるべきだ」というふうに考えるのは、人の無限の可能性を摘み取ることになりかねず、とても危険です。


一人ひとりの個性を認め、尊重し、受け入れ、伸ばすこと。
これが子どもを育てる時に、また教育の場で生徒たちに接し、指導する時にとても大切なことではないでしょうか。


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サンタ ルチア

2012.02.22日

一昨日、学年末試験の勉強で補習に来ていた中2の生徒が、翌日の音楽の試験に出る歌の歌詞を休憩時間に口ずさんで練習していました。
「♪♫♫♬...」
私は横で仕事をしていて最初は全然注意を払っていなかったのですが、聞くとはなしに聞いていると、何かとても懐かしいメロディーです。
(あれっ、これってよく知ってる曲だぞ。何だったっけ...)
曲の最後のところまで来て、ようやくわかりました。
「あっ、それってサンタルチアでしょ!」
「はい、そうです」
「懐かしいな。
Sur la mar’ brilas stel’ de argento
スルラーマルブリーラスステルデーアルジェント
Dolce favoras ondoj kaj vento
ドールチェファヴォラスオンドイカイヴェントー
Dancas la barko kiel folio
ダンツァスラバルコーキーエルフォーリイーオー
Sankta Lucio, Sankta Lucio!
サンクタールーチーオー サンクタールチーオー」
(ローマ字で長音を表す屋根のマーク、サーカムフレックスが一部の文字の上につきますが、ここには載せられないので省略)


生徒はこれを聞いて目を白黒。
「何ですか、それ?」
「エスペラント語だよ」
「えっ?エスペラント語?聞いたことない」
「人が人工的に作った言語、人造語だよ。イタリア語みたいな感じでしょ」


エスペラント語については以前「職業インタビュー 2」という記事の中に書きました。
中学2年の時に覚えた歌ですが、歌詞が自然と口をついて出てきました。
当時、意味もわからずに何度も何度も繰り返し歌いました。
このエスペラント語の歌の意味を今回、改めて考えてみました。以下が私訳です。
「光り輝く海の上
銀色の星
心地よい波と風
木の葉のように踊る舟
サンタルチア、サンタルチア」
これは、英語のほか、昔学んだスペイン語や言語学の知識を総動員して再現したものです。
日本語の歌詞は少し違います。
「空に白き、月の光
波を吹く そよ風よ
白銀の 波に揺られ
舟はかろく 海を行く
彼方島へ 友よ行かん
サンタルチア、サンタルチア」


幼稚園児などは意味もわからずに繰り返しによって身体で歌詞を覚えますが、私たち大人は意味を理解して覚えるという作業を無意識のうちにします。
このことは、教育の両面を見事に表しています。
すなわち、「身体で覚えて、理屈で理解する」ということです。
私たち教育に携わる者がこれを活用しない手はありません。


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英語で3月は、ロッテコアラの〇〇〇

2012.02.21日

小学1年生のHちゃん、ちょっとはにかみ屋さんで、いつもこちらの聞くことに小さな声でボソボソと答えるだけでした。
私は何とかHちゃんともう少し仲良くなりたいと思い、送迎バスで送る時などできる限り声をかけました。


算数の勉強はかなり苦戦しているようなので、英語を突破口にしようと思いました。
そこで、顔を合わすたびに、
「Hちゃん、1月のことは英語で何て言うの?」
と繰り返し繰り返し尋ねていたら、
「ジャニュアリ」
と言えるようになりました。
そこで私は大げさに驚いてHちゃんを思いっきり褒めました。
次に2月。
「フェブラリ」
何度言っても覚えてくれないので、奥の手でダジャレを使いました。
「笛、ブラリーって笛がぶら下がっているんだよ」
でも、Hちゃんには通じません。
何度も何度も繰り返しているうちにようやく覚えてくれました。「笛、ブラリー」のジョークなしで。
毎週、毎週同じことをHちゃんに聞きました。
「英語で1月のことは何て言うの?」
「ジャニュアリ」
「じゃあ、2月は?」
「フェブラリ」
「そうそう。すごーい!Hちゃんは英語がよくできるね。英語好き?」
「うん。好き」


「3月は、ロッテコアラの◯◯◯。なーんだ?」
「...」
「ロッテコアラのマーチって知らない?お菓子の。
3月のことは英語でマーチって言うんだよ。言ってごらん」


このようにして、4月と5月も練習を繰り返してHちゃんは言えるようになりました。


そして昨日。
帰りのバスの中でHちゃんの口から急に言葉が溢れ出してきました。
「あのね、きのうかぞくでおすしやさんいってきたの。
わたし11こもたべたんだよ」
「へえー、すごいね。
Hちゃんの好きなお寿司はなーに?」
「私はマグロが一番好き。妹は卵かな」
このあと、しばらくお寿司と家族の話が続きました。
ようやくHちゃんとお友達になることができました。


そして、バスを降りる時、
「そうそう。Hちゃん。4月は何だったっけ?」
「アイプリル」
「そう。じゃあ5月は?」
「メイ」
私は嬉しくなって手をたたいてHちゃんを褒めました。


私が英語で12ヵ月の名前を覚えたのは確か小学4年生の時。Hちゃんの方が進んでいる!
これがきっかけで、Hちゃんも私のように英語が得意になってくれたらいいな、と心から願いました。


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"Excuse me. Do you speak English?"

2012.02.20日

塾の階段にカッティングシートを使って手作りの切り文字を貼り付けたのは、もう13年も前のことです。


staircase1.JPG


最初のうちはきれいで目を引いたのですが、だんだん日に焼けて白くなり見苦しくなってきました。
それに「外人講師英会話」はもうやっていません。
そこで作り直すことにしました。


前回は全部一人でやって膨大な時間と労力を要したのですが、今回は次男にも手伝ってもらったので随分楽でした。
とは言っても、次男は数日間徹夜でやり、やはりかかった時間と労力はトータルでは変わりません。
専門の看板業者に頼めばいいのですが、何となく自然な流れで作ってしまいました。一つには、このようなものを作るのが昔から好きだったからです。
昔は手書きのレタリング文字だったのですが、今ではコンピュータでさまざまなフォントを選べ、それを貼り付けてカッティングするので本当に楽なものです。
そして、できあがったのが次の力作です。


staircase2.JPG


素人細工にしては結構きれいにできたと思っています。黄色の文字が下に反射して光っています。
先生たちや生徒から「すごい!」「きれい!」と褒められました。
この完成したものを見る満足感のためにやったようなものです。


上の「外人講師英会話」を見て思い出しました。
アカデミーで英会話を始めた時は、幼児から小学生、中学生、高校生、成人クラスまですべて私一人で教えていました。
でも、生徒も増えてきてだんだん大変になってきたので、日本人の講師数名と外国人講師を雇うようになりました。


外国人講師はそのほとんどが1年〜2年ぐらいで帰国したり、よそに引っ越したりするので、常に新しい外国人を探さなければなりませんでした。
そこで、平塚駅近辺で外国人を見ては、
"Excuse me. Do you speak English?"
と声をかけてヘッドハンティングしていたものです。
見た目は外国人でも英語が話せない、また話せてもネイティブでない人もいるからです。
金髪外人が前を歩いているのを見かけると追いかけて行って声をかけました。


最初の頃は結構アタリがあったのですが、そのうちにだんだんハズレが多くなってきました。
後ろ姿で外国人だと思って声をかけると日本人だったということが多くなってきたためです。
女性で金髪に染めていて、しかもスタイルが良くて、後ろ姿を見ただけでは区別がつかなくなったのです。
つい最近も、やはり駅のそばでこのような女性を見かけたばかりです。
日本も変わったものです。


外国人英会話講師は全部で男女7人ほど来てくれました。
結果的には彼らを一番活用して楽しんだのは、生徒ではなく私でした。
そして、いまだに外国人(らしき)人を見かけると、つい癖で"Excuse me. Do you speak English?"と尋ねたくなります。


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受けるより与えるほうが幸いだ

2012.02.19日

あるビジネスコンサルタントから今日送られてきたメールマガジンの一部を下にご紹介します。


「私は、『ビジネスの成功』、『社会的成功』、『地位や名誉や富を得る」』ことが、必ずしも『幸せな成功者』とは限らないと思っています。
例えば、世界の海運王アリストテレス・オナシスは、“世界一の大金持ち”になって人生の中で望むものを全て手に入れたのですが、その後、悲惨な人生を送ります。
結局、最後は幸せになれずに病気で死にました。
そして、その後もその遺産をめぐって、子供、孫まで、一族がひどい目に遭います。


逆に、事業に成功して『浄財』を寄付している有名な成功者たちは、最終的に『幸せな成功者』になっています。
例えば、石油王ジョン・ロックフェラーは、子供の頃から収入の10%を教会に寄付しています。また、成功してからも慈善事業に没頭し、死ぬまでに約5億ドルを投じています。
彼には子供が5人いたのですが、子供にも「ロックフェラー・ルール」として、子供にお小遣いをあげる段階から、10%を貯金して、10%を教会に寄付して、残りの80%でやりくりすることを教えて、守らせました。


それから、他に有名な例として、アンドリュー・カーネギーは、大成功した後にアメリカ中に200件以上の図書館(本ではなく建物)を寄付しているすごい人なのです。
また、ウォルト・ディズニーも、シンフォニーホールに対して寄付をしています。


最近の例でいうと、ビル・ゲイツがファウンデーションを作って、自分の全財産を寄付しましたし、また、ウォーレン・バフェットがたくさんの寄付をするということが起こっています。


このような『浄財』が、『幸せな成功』と密接に関わっているのです。


ただし、お金は非常に大事で、お金がないと人間は生きていけないですから、ビジネスをしている方であれば、ビジネスの成功は物凄く大事なことですし、もちろん、それを目指していただきたいのですが、私は「お金は、その人がどれだけ世の中の役に立ったかを計るツールである」と考えています。


ですから、人が幸せに生きるためにお金のことを気にしないで生きられる、お金を使いたい時に使える、それから、人を助けるためにもお金は使えるので、お金は非常にありがたいものであり、大切なものですが、それだけで『幸せな成功』は手に入らないということを提唱しています」
(中井隆栄 「マジックランプ」)


今日の読売新聞31面「本 よみうり堂」に面白い本の書評が載っていました。
『快感回路 なぜ気持ちいいのか なぜやめられないのか』 (デイヴィッド・J・リンデン著 河出書房新社)
書評をしている東京大学准教授の池谷裕二さんは、研究室で快感回路の刺激実験をしているそうです。そこで、ネズミ自身に刺激ボタンを押させると、寝食を忘れてボタンを押し続け、装置電源をオフにしないとネズミは餓死してしまうと言います。
評者はさらに続けます。
「快楽を制御できれば、薬物中毒ばかりでなく、パチンコ依存症や浮気症、ストーカーの治療さえ可能かもしれない。いや、そればかりではない。小型の刺激装置を脳に埋め込めれば、誰でも至高のひとときが手軽に味わえるだろう。著者は問い掛ける。『快感がありふれたものになったとき、私たちは何を欲するのだろうか』」


快感を求めるのは悪いことではありません。誰でも快感を必要としています。
しかし、気をつけなければならないのは、上の実験のネズミのケースのように、快感に溺れてしまって自らを破壊してしまうことが人間には多々あるということです。
その例が、お金、地位、名誉、財産、性、アルコール、タバコ、薬物、賭け事等などです。
これらによって身を滅ぼした人は枚挙にいとまありません。


自分の欲求を満たすための快感を追い求めることは切りがなく、しかも大変危険です。
むしろ、人に与えることによって得られる快感は、自らをも幸せに、そしてさらに豊かにするという、一見逆説的に見える真理があるのです。
これが聖書の教える
「受けるより与えるほうが幸いである」 (使徒の働き20:35)
です。


そして、この与えることは必ずしも金銭に限ったことではなく、日常生活の中で身の周りにいくらでも見つけることができます。


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日本の技術力

2012.02.18日

昨日はRISOフェアへ行ってきました。
うちの塾で使っているRISOのプリンターはすでに150万枚以上刷っていてかなり酷使しています。
シャープのコピー機もこれまでにもう10台ぐらい使っています。
そのほとんどが100万〜200万枚も使いダウンしてしまいました。
かなり大量消費しています。学習塾ですから仕方ないのでしょうが。
今、使用しているプリンターもいつまでも持つわけではないので、参考までにと思い見に行ってきたのですが、技術の進歩に驚かされました。


うちのプリンターもコピー機も1分間に40枚印刷する高速機ですが、昨日見てきた製品は何と1分間に120枚といいます。
目の前でデモンストレーションしてもらいましたが、もう言葉もないほどです。
両面カラーの原稿をスキャンして、ひと呼吸置くと次の瞬間にピューピューピューっと両面カラーでコピーされたものが飛び出してきます。
さらに、表紙をつけて冊子状にステープラー留めして出てきたり、A3の用紙を三つ折りにしたものを混ぜて、やはり両面カラーでステープラー留めして、これもあっという間に何十部が出てきて山積みされます。
スゴイっ!
こんなのあったらいいな。いくらぐらいするのだろう...
本体だけで350万、フィニッシャー等を加えたシステムだと500万だそうです。
これはもう無理。
しかも、その大きさたるや、うちの塾に置いたら一部屋全部占拠してしまいそうです。
20年ぐらい前でしょうか、袋とじができるものが出た時にも驚きましたが、もうこれはその比ではありません。


でも考えてみたら、カラープリンターが最初出た時には30万〜40万したのが、今やずっとコンパクトになり、印字品質は格段に進化して写真レベルになり、価格も7〜8万ぐらいで入手できます。
ならば上のプリンター・コピーユニットなども、あと数年もすればもっともっと小型化されて、価格も200万ぐらいになるのではないでしょうか。
もう少し待つことにしました。


そういえば、30年近く前、中央大学で講師をしていた頃、リソグラフという高速の簡易印刷機を使用していましたが、当時は本当にひどい印字品質でした。これも今やカラーで、しかも印字品質も飛躍的に改善されて価格もずっと安くなっていました。
本当に今は十年一昔で、すべてのものが目まぐるしくどんどん進化しています。
日本の技術力は大したものです。


自動車も、アメリカでやはりトヨタを始めとする日本車がどの部門でも品質面でトップを占めたとつい数日前報道されていました。
ここしばらく日本の経済は停滞していて、韓国や中国などに追い越されていますが、日本は必ず復活します。
そのためにも教育の力が必要です。
そして、これは学校教育だけでなく、私たち塾業界にも求められています。


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魔法の化粧品を発見!

2012.02.17日

去年の11月に「化粧品を使い始めました」という記事を書きましたが、化粧品を使い始めて約3か月経ちました。
その効果のほどは...
「スゴイッ!」
とまでは言えませんが、なかなかいいです。


テレビのCMや新聞や雑誌の広告、折込チラシなどで毎日毎日、山ほどの化粧品やシャンプー、毛染め、健康食品、健康器具等などが私たちの目に、耳に入ってきます。
私は結構新しい物好きな性格なのか、積極的にいろいろ試してみる方です(「いいことは何でもする」)。
CMや広告に登場する愛用者なる人たちはみんなきれいで若々しく元気そう。
それでつい自分も、とみんなつられてしまうわけです。
中には当たりもありますが、その大半は誇大広告です。
しかし試してみないことには、果たしてそれがいいかどうかはわかりません。


で、私が至った結論は、この世に「魔法の化粧品」やその他、魔法のような◯◯は存在しないということです。
それでは、今日のブログタイトルの「魔法の化粧品を発見!」は何なのか?
看板に偽りありか?
いいえ。私が悟ったのは、「魔法の◯◯」は実は私たちの心の中にある、ということです。
自分は絶対に美しくなりたい、健康になりたい、いつまでも若々しくいたい、という思いや熱意が強ければ強いほど、その夢を実現できる確率は高くなります。
「自分はどうせ◯◯だ」というような諦めの思いがあると、絶対に夢を実現させることはできません。
これは、仕事や勉強、家庭など他のどの分野にも通じることです。


先日、「駐車ご遠慮ください?」という記事の中に、うちの駐車場に無断で駐車していた人に注意したところ「ハゲ!」と言われたけれど、私は禿げではありません、と書いたところ、ひとりの読者の方から、
「ホントです!禿げていらっしゃる様にはお見受けしません」
と励ましのお言葉(?)をいただきましたが、私は精神的にとても若いことを自分の誇りにしています。
実際、多くの人から実年齢よりも5歳から10歳ぐらい若く見えると言われています。
その秘訣は、いつまでも若くいることを決意し、そのような気持ちを保ち、そういう生き方をしていることにあります。
ちょうど女優さんがいつまでも若く見られるために、エステや化粧品や、気持ちを若く保つよう努力しているのと同じように。


「病は気から」ですが、同様に「健康も、若さも気から」です。
これが、「魔法の化粧品発見」です。


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すべてのドラマに続きがある

2012.02.16日

先日、ある方のメールマガジンで下のYouTubeの画像が送られてきました。



「泣ける感動ムービー」と題されているだけあって、私も泣かされました。
しかし、このストーリーの最後の終わり方が何か釈然としません。
わざとこのような余韻を残した終わり方になっているのでしょうが、もしも、この主人公の男の子がただ泣いていただけで、元どおりの生活に戻ってしまっていたとしたら、と思うともう辛くて辛くて。
これが実話なのかどうかわかりませんが、実際にありそうな話です。
最後に「完」の文字が出ますが、実は「完」ではないのです。
このあとに続く話が必ずあります。
問題はこの続きです。


先日の「矛盾に満ちた世界」の中に書いた中高一貫校に不合格になった生徒が今日塾に来ました。
今週の月曜日、13日には「一日早いですが」と言って、自分で焼いたクッキーを先生たちに届けに来てくれました。私はその時あいにく不在で会うことができなかったので、今日が発表後初めてでした。
この1週間、彼女に会った時、何と声をかけようかとずっと考えていました。
すると昨夜、パッと開けました。
そして、今日彼女の顔を見るなり言いました。
「○○ちゃんが不合格というのは、先生は納得がいかなくてずっと腹が立っていた。なんて節穴の目をしてるんだと。
でも、わかったんだ。
神様は、○○ちゃんにもっと素晴らしい道を備えていてくださっていたんだと。
今回の結果は確かに悔しかったけど、中学では学年一位を取って、この悔しさを3年後の高校受験の時に最高の結果を出して、○○ちゃんを選ばなかった学校を見返してやろうよ。
○○ちゃんには絶対にそれができるって先生は信じているんだ」
「はい。頑張ります!」


そうです。
私たちの目には「完」のように見える出来事にも、必ずその続きがあるのです。
そして、その続きこそが大切なのです。


今日は、県立高校の後期選抜試験の日。
試験が終わって生徒たちが試験問題を持って教室に来ました。
階段を上がってくる足音が軽快で、きっといい結果だったんだろうなと思っていたら、やはりそうでした。
超難関校でしたが、なんとかいけてそうです。


でも、たとえ合格していたとしても、それで「完」ではありません。
ここから新しいドラマが始まるのです。


ともあれ、後期選抜を受けた生徒のみんな、本当にお疲れさまでした。
君たち一人ひとりのドラマの続きを心から楽しみにしています。


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勉強の仕方がわからない

2012.02.15日

アメリカに留学していた時、よく見かけた光景で、とても違和感を覚えたたものがあります。
若い男性が、リングにつけた何十個ものキーをズボンのポケットに入れてガチャガチャいわせているのです。
ベルトにチェーンをつけてその先にキーをいっぱいつけたリングがつながっています。そして、ポケットは大きく膨らんでいました。
なんでそんなにたくさんキーを持っているのか、そしてなんでそんな重くてかさ張るものをポケットに入れているのか理解できませんでした。


ある時、ひとりのアメリカ人にその理由を尋ねました。
アメリカではたくさんのキーを持っていることは豊かさの象徴だそうです。
なるほど、地位が上がれば当然それに伴って責任も増え、出入りするところ、アクセスするところも増えるし、そこでのプライバシーも必要になるので、キーも増えるということになるわけです。
それにしても、若い大学生ぐらいの男の子がポケットにキーのかたまりを持っているのはやはり合点がいきません。


そう言う私も気づいたらズボンの右のポケットはいつの間にか大きなキーのかたまりが。片手で握り切れないほどの量です。
数えてみたら10個で、まだまだ序の口ですが、それでもポケットは大きく膨らんでいます。
車のキーが5個(うち3個は送迎バスのもの)で、うちと塾のが5個です。
これって「豊かさ」の象徴なの??
学院長でありながら送迎バスの運転をしているのですから、「豊かさ」とはちょっと違うようです。
最初のうちは大きく膨らんだポケットが気になって仕方なかったのですが、いつの間にかそれが当たり前になり、まったく気にならなくなりました。


ある日、ちょっとした出来事があって、いつもズボンの右のポケットに入れている10個のキーを左のポケットに入れたところもう重くて重くて。
膨らみも異常で気持ち悪くてすぐに右のポケットに移し替えました。
するとどうでしょう。まったく違和感がなく、大きさも重さも気にならないのです。


このほか、携帯電話はいつも背広かワイシャツの胸ポケットに入れ、財布はズボンのお尻の左ポケットに、小銭入れとUSBはズボンの左のポケットに入れていますが、これらを別の場所に入れるともう気持ち悪いし、またあるべきところに入っていないと物足りなさを感じます。
慣れとは恐ろしいものです。


昨日、ひとりの生徒のお母さんから電話があり、子どもが勉強の仕方がわからないと言っている、とご相談を受けました。
この生徒の場合、家で復習はしない、宿題はやらないで、次週塾に来た時には前に学んだことをほとんど忘れてしまっています。
この生徒が今日塾に来たので彼に言いました。
「君は部活は何をやってるの?」
「サッカーです」
「うまい?」
「さあ...」
「みんなは何て言ってる?」
「うまいって」
「そう。どうやってうまくなったの?始めからうまかった?」
「いいえ、練習してうまくなりました」
「どれぐらい練習したの?」
「たくさん」
「じゃあ、英語や数学はどうしたらできるようになると思う?」
「あっ、練習です」
「それで、君はこれからどうするの?」
「家で復習して宿題します」
「それが勉強のやり方だよ」


人間は習慣の動物です。
この習慣を逆手にとって利用するのです。
新聞や本を読むことも、計算問題や図形問題、文章題を解くことも、漢字や英単語、文法を覚えることも、社会や理科でさまざまな語句や名称、人名などを覚えることもすべてそうです。
繰り返しです。
習慣にしてしまうのです。
ポケットの中のキーの束のように、気にならなくなるまで。体の一部になるまで。
勉強の仕方とはこういうものです。


去る12日の記事「すごい追い込み」の中に書いたK君。
毎日毎日塾に来て数学を頑張っていました。
そして昨日、学校でもらってきた数学の予想問題を塾で解いたところ、50点満点中なんと48点。


明日は後期選抜。
つい今しがた補習に来て最後まで頑張っていた中3生がみんな帰っていきました。
K君曰く。
「数学はもう大丈夫。45点取れる。英語も国語も大丈夫。あとは社会かな」


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別れは再会の始め

2012.02.14日

ちょうど1年前のバレンタインデー。
私の愛していた父が天に召されました(「バレンタインデーに嬉しいことが3つ」)。
あれからもう1年たったなんて信じられないほど、あっという間の1年でした。
仏教式だと一周忌と言うのでしょうが、キリスト教では天に帰って行ったのですから「忌」という概念はなく、教会などではよく「一周年記念会」を持って故人を偲(しの)びます。


この1年間、よく父のことを思い出しました。また、夢の中でも何度も再会しました。
そして、今日の私があるのは父のお陰だと何度も感謝しました。


明後日の入試を控え、昨日は中3生の最後の授業。
最後の生徒がバスから降りる時、
「小学生の時から長い間、本当にお世話になりました。とても楽しかったです。高校に行っても頑張ります。ありがとうございました」
と丁寧に挨拶してくれました。
夜遅くにまた別の生徒からメールが入りました。
「大変お世話になりました。アカデミーに入って、とても成長できたと思います。
選んだ塾がアカデミーで本当によかったです。私の代わりに妹が入るので、どうぞよろしくお願いします。
今までありがとうございました」


一昨日の授業と昨日の授業では、先生たちと生徒たちは感謝と感動の涙のお別れでした。
生徒たちから先生たちに一人ひとりの思い出を綴った色紙がプレゼントされました。
先生たちからも生徒たち一人ひとりにエールを送る手紙が贈られました。
ひとりの生徒のお母さんからのメールには、「K先生からのお手紙に泣いていました」とありました。
帰りのバスの中、いつもはとてもにぎやかなのに、一昨日はシーンと静まり返って、あちらこちらからシクシクという泣き声が。


「会うは別れの始め」と言いますが、別れはどんな別れも本当に辛いものです。
でも、別れがあるからこそ再会の喜びもあるわけで、今から次の再会を楽しみにすることにしましょう(「会うは別れの始め」)。
中3生とは1か月後の卒塾式での再会が控えていますが、私はむしろその後の再会を心待ちにしています。
塾の仕事をしていて楽しいことは数え切れないほどたくさんありますが、その中でもとくに報われるのは卒塾生と再会して彼らの成長ぶりを目の当たりにすることです(「卒塾生の成長がまぶしい」


そして、最愛の父と母とは天国で永遠の再会が待っています。


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タイトロープ

2012.02.13日

先日、テレビドラマの「タイトロープ」という名前を耳にしました。
てっきり私が小学生の頃やっていたアメリカの人気番組「タイトロープ」のことかと思ったら、NHKで今放映している「タイトロープの女」というドラマだそうです。
見たことがないので、どんな内容のものかまったく知りませんが、「タイトロープ」とは綱渡りというような意味なので、きっとそのような内容なのでしょう。


小学生の頃見ていた「タイトロープ」は、毎回次のようなストーリーでした。
「主人公のニック・ストーンはアメリカ各地の犯罪組織を撲滅するために派遣された潜入捜査官で、一歩誤れば命を失う危険な職業であることからタイトロープマンと呼ばれている。
住所も不定で電話の指令で動き、彼の正体は警察も知らない。
流れ者として酒場やビリヤード場に現れ、組織の子分を相手に腕っぷしを見せ、ボスの目をひいては仲間に入る。犯罪の証拠をつかむと警察に通報し、警官隊が包囲する間際に姿を消す。
このシーンでは毎回[騒ぎにまみれて裏口から抜け出した者がいた、私である]とモノローグが入り、夜の街に消えていくニックの後姿で終わる。
土壇場で正体がばれた時は、囮(おとり)の拳銃を渡して敵を油断させ、背中のホルスターに隠し持った小型拳銃で危機をすり抜ける」 (テレプレイブックス2より)


tightrope.jpg tightrope2.jpg


とにかくこの主演マイク・コナーズがかっこイイ。憧れました。
そして、ベルトの後ろの部分につける拳銃のホルスターを自分で作りました。友達の家が仕事で合成皮革を扱っていたのでそれをもらって、寸法を測り、裁断し、針と糸で縫って拳銃がぴったり収まるホルスターを完成。
上の写真よろしく、背中からパッと銃を抜く練習をしました。結構、様になっていました。
このことを思い出して妻に話すと、妻は笑い出して言いました。
「あなたにもそんな子供時代があったのね」


当時は次々とアメリカのテレビドラマが日本に入ってきた頃。和製のドラマがあまりなかったのです。
「タイトロープ」を始め、そのほとんどは30分ものでした。私はこれらのドラマをほぼ全部欠かさず見ていました(「ララミー牧場」「起死回生」)。
やはり大好きだった「ペリー・メイスン」は初の大型ドラマで1時間もの。すごい迫力で圧倒されました。
今や日本では2時間、3時間のドラマは当たり前。1時間もののドラマなんて物足りなく感じるほどです。


ところで、この「タイトロープ」を思い出した時、ふと気づきました。
私たちの人生もこの「タイトロープ」のごとく綱渡りのようなものだと。
もちろん、こんなにドラマチックではないかもしれませんが、みんな大なり小なり、そして時には結構危険な綱渡りもしています。
事業に失敗して倒産したり多額の借金を抱える人や、交通事故に遭う人、大病にかかる人、家庭崩壊する人、思わぬ事件に巻き込まれる人なども中にはいますが、私たちの大半はギリギリのところでなんとかセーフで、また次の綱渡り、というような感じではないでしょうか。
私自身、これまでの人生を振り返ると、この繰り返しだったような気がします。


ということは、「絶体絶命。もうだめだ」と思うような状況に遭遇しても、案外上の「タイトロープ」のようにすり抜けることができるものだと言うことができます。
最後の最後まで諦めてはだめなのです。
時には、背中のホルスターの銃のようないざという時の備えをしておくと助かることもあります。


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すごい追い込み

2012.02.12日

昨日は私立高校の合格発表の日でした。
案の定、というか当然のことですが、全員合格でした。
驚いたのはそのうちの一人、K君です。
塾に来て私の顔を見るなり、「合格だったよ」と平然と言っただけでなく、それに続く言葉で私驚かせました。
「学院長。ぼく数学の試験で受験者の中で一番だったよ」
「...」
信じられない言葉でした、と言うとK君には失礼ですが、私は一瞬言葉を失いました。


実はこれには伏線があるのです。
K君のことはこれまで何度かこのブログの中に取り上げてきたのですが、2年生の初めに入塾してきた時には学力は本当に危険水域を割っていました。
しかも勉強に対する意欲がまったくなく、塾に来て私たちが「こんばんは」と声をかけても挨拶すらできませんでした。
顔に表情はなく、親に言われていやいや塾に来ているという感じでした。


K君に変化が見え始めたのは2年生の後半辺りからです。
英語は入塾当初、アルファベットすらあやふやで書けない文字があったほどなのですが、まずは単語を読めるように、次にスペルが綴れるように時間をかけて教えていったところ徐々にできるようになり、これが本人の自信につながりました。
そして、顔に明るい表情が出てきて、挨拶もしっかりできるようになってきました。


最初のうちは遅々とした歩みでしたが、そのうちに目に見えて力がついてきました。
そして、入試が近づくにつれて気合が入ってきました。
つい先日は英語の予想問題で50点満点中31点という高得点を取りました。
しかも、答え合わせと解説をしていると、ほとんど全部ポイントをしっかり押さえています。
そして、昨夜の国語の予想問題でも採点後、間違えた問題をもう一度全部自分で考えてやり直させると3問ほどを除いて全問正解でした。
本当にすごい追い込みです。


この他にも、今週木曜日の後期選抜の本番に向けて連日塾に来てみんな黙々と勉強に取り組み、鋭い質問をしている生徒が何人もいます。
みんなK君に劣らずすごい追い込みです。
募集300人に対して応募600人以上、2.11倍という高倍率の中で果敢にチャレンジしているT君の集中力には鬼気迫るものを感じるほどです。
みんな、できるようになってきて自信がついてくると同時に、本当に大丈夫だろうかという不安と戦っていることと思います。
でも、自分がこれまでやってきたことに誇りを持って最後の最後まで頑張りましょう。
自信を持って試験に臨むと実力以上の力が発揮でき、自信がないと自分の持っている実力も発揮できなくなります。
君たち全員の勝利の笑顔を見るのを楽しみにしているよ!


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マジ?魔女?

2012.02.11日

7〜8年前のことです。
成人英会話のクラスの時、生徒の皆さん(と言っても全員主婦の方だったのですが)にペアを組んで会話練習をさせておいて私はちょっとの間、隣の事務室に姿を消しました。
そして、しばらくして皆さんが練習している様子を教室のドアについている窓越しに眺めていました。
すると、一人の方がふと窓の方を見て、突然大声で「キャーッ!」と叫びました。
そして、次々とみんな窓を見て「キャーッ!キャーッ!」と連鎖反応で大騒ぎになりました。
私がドアを開けて中に入っていくと、みんな一瞬ドキッとした顔をして、そのあと大笑いに。


実はこの週はハロウィンで、キッズクラブの英語クラス中に、魔女のマスクをつけ黒い布で体をまとってロウソクを手に持って入っていくという恒例のハロウィンのイベントをやっていました。
それで、私はちょっといたずら心で、この魔女のマスクをかぶって窓から覗いていたのです。
すると、成人クラスの生徒の一人の方が何か気配を感じて窓を見たら魔女の顔があり、パニックしたというわけです。
あとでみんな冷静になって言いました。
「考えてみたら今のこの時代に魔女なんかいるわけないのよね。
でも、窓に魔女の顔が見えたら一瞬頭の中が真っ白になって、現実と虚構の区別がつかなくなってしまって」
これが全部英語で言えればよかったのですが、そこまではいきませんでした。


そしてその夜、私は家に戻り、車を降りると魔女のマスクをつけて庭に入りました。
ラブが犬小屋から出てきてマスクをかぶった私を見ました。
ラブもドキッとして怖がり、吠えるに違いないと思ってやった実験です。
ところが、ラブはいつもと同じ顔で私を迎え、まったく驚いた様子を見せませんでした。
拍子抜けしました。


私たち人間は万物の霊長と言われ、地球上で一番頭がいい動物です。
ところが、本能という点に関してはほかの動物すべてに劣る生き物です。
私たちはレストランのショーウィンドーに並んでいる蝋細工の作り物の食べ物に簡単に騙されます。
しかし、犬や猫を始めとする動物はこのようなものに絶対に騙されません。
動物は知恵のない分を本能でカバーしていますが、人間は逆に本能の足りない分を神様から与えられた知恵でカバーして生きているのです。


人間は走ることにおいても、泳ぐことにおいても、飛ぶことにおいても、視覚や聴覚、嗅覚などにおいてもほかの動物に大きく劣っていますが、知恵でそれらすべてをカバーし、人間よりはるかに強い動物を支配し、また思うように操ることもできます。
これは本当に神業です。


このように神様からいただいている知恵を、私たちはもっともっと鍛えて、有効に使わなければなりません。


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矛盾に満ちた世界

2012.02.10日

小学5年生か6年生の時だったと思います。
国語の教科書に「矛盾」の話が載っていました。
『韓非子』の一篇「難」に基づく故事成語で、「どんな盾も突き抜く矛」と「どんな矛も防ぐ盾」を売っていた楚の男が、客に「その矛でその盾を突いたらどうなる」と問われ答えられなかったという話です。
挿絵つきのストーリー仕立てで面白く描かれていて、クラスのみんなが大笑いしました。


つい先日、テレビのニュースで、井の頭自然文化園の象の花子さんが65歳の誕生日を迎えたと報じていました。
花子さんの長寿の秘訣は食生活ということで、健康食やドクダミ茶、薬用酒などが与えられているそうです。
私が飲んでいるのと同じ養命酒(「トクトクトクトクの音がたまらない」)を飲んでいます。
人が飲むのは1回おちょこ1杯ぐらいの量ですが、象の飲む量ときたらハンパじゃないでしょう。
すごく贅沢な象です。


つい先日、平塚駅前の地下道の寒いところで段ボールにくるまって寝ているホームレスの人を見たのを思い出しました。
象に長生きしてもらうために栄養食を食べさせて、かたやホームレスの人が住むところも、食べるものもなく、寒さに震えている。
これはある意味矛盾です。


来週、公立高校を受験する生徒たちがすべり止めで受ける私立の入試が今日ありました。
試験のレベルは中学の指導要領を超えたかなり難度の高いもの。
ある高校では600人ほどの生徒が試験を受け、明日は合格発表です。
正直、こんなにたくさんの答案用紙を1日で採点するのは教師全員が徹夜でやっても無理ではないかと思います。
結果は白紙答案でも出さない限りはほぼ全員合格です。
そして、3日後の月曜日には入学金の9万円を納めなければならないと言います。
私立校に合格した生徒は本命の公立高校の入試を来週の木曜日に受け、ほとんどがこちらにも合格します。
すると、先に納入した入学金はパアです。それを承知の上で私立校は高い入学金を納入させます。
これは一種の詐欺ではないかと思うほどですが、これもある意味矛盾の世界です。


今日、1週間前にあった中高一貫校の合格発表がありました。
うちの塾から受検した生徒の中の一人は、模試ではほとんどいつも合格圏内に入る高得点、高偏差値で、しかも作文力も抜群、グループ活動の討論もいつもみんなをリードし、しっかりした自分の意見を持ち、それを的確に発表することのできる大学生顔負けの生徒です。
しかも、当日の検査もいつも通りよくできていてグループ活動もうまくでき、本人のみならず教師もみんな合格を疑いませんでしたが、結果は予想だにしなかった残念な結果となりました。
その子の心の内を思うと胸が張り裂けそうになるほど苦しいです。
6倍という高倍率ではありましたが、この子が不合格になるのなら一体誰が合格するのかと思うほどです。
実際には、遥かに偏差値の低い、また自分の意見も十分に述べることができなかった生徒が何人も合格しているのでしょう。
これも矛盾の世界です。


この世の中、どこを見回しても矛盾だらけで、逆に矛盾のない世界を探すほうが難しいほどです。
しかし、これらの矛盾に満ちた世界に私たちは生きていて、またこれからも生き続けなければならず、いくら大声で「矛盾だ!」と叫んだところで、これらの矛盾が消えるわけではありません。
矛盾だらけの世界で、開き直って賢く生きていくこと、これが私たちに与えられた宿命であり、また同時に使命でもあります。


大人になって、「矛盾」は冒頭の物語のように面白いものでは決してないということを悟るようになりました。
不合格は誰にとっても本当に辛いことですが、「合格、不合格は人生の一通過点」であることを理解し、このところから力強く立ち上がって新しい人生を切り開いていって欲しいと心から願うものです。


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付けペンから万年筆へ

2012.02.09日

今から50年近く前のこと。
その頃はまだ万年筆は高嶺の花で、親に買ってもらえませんでした。
当時中学1年だった私は、付けペンなるものを使い始め、ちょっぴり大人になった気分を味わっていました。


pen.jpg


黒、赤、青、緑の3色のインクを揃えて付けペンで綺麗なノート作りをしていました。今、流行りのカラーペンノートの草分けというわけではなく、実際は遊び半分でした。
友人のM君がちょっと年季の入った万年筆を使っていて、それが羨ましくてなりませんでした。


ちょうどその頃、パイロットから万年筆のキャップが消えたノック式のキャップレスが登場。
テレビでは毎日繰り返し繰り返し大橋巨泉がCMで、
「みじかびの きゃぷりきとれば すぎちょびれ すぎかきすらの はっぱふみふみ。分かるネ?」
と言っています。


kyosen.jpg capless.jpg


もう、これが欲しくてたまらなくなりました。
「カーネーション」の3姉妹が母親に毎日、「ピアノこうて、ピアノこうて」と言ったように(「子供への初期投資の大切さ」)、私も父に毎日のように嘆願しました。
しかし、父は私を無視していました。
そこである時、新聞に載っていたキャップレスの宣伝の写真を活用しました。
原寸大の手がキャップレスの頭のノックボタンの部分を親指で押しているもので、これを切り抜いて2階の私の部屋の戸を開けたら目の前に見えるようにテープで貼って上からぶら下げました。
これが利いて、ついに買ってもらうことができました。
当時1500円で、とても高価なものでした。今、同じものが7500円で売っているようです。
私はこれを中学3年間、高校3年間、さらに大学でも使っていました。


大学を卒業してアメリカに留学しました。
当時アメリカではボールペンの全盛時代。
日本ではまだボールペンは普及していなかったので驚きました。
書き味は良く、しかも色とりどり。もうすっかりボールペンのとりこになってしまいました。


その後、日本は筆記用具に限らず、文房具類で世界をリードするほどになり、シャープペンシルなどは日本から世界に輸出されているほどです。
ボールペンも、日本のものはアメリカのものよりはるかに質が高いです。


今、日本ではリーマンショック以来、去年の東日本大震災を始め、タイの洪水によって日本の多くの企業が大打撃を受け、多額の赤字を出して元気がありませんが、日本のさまざまな技術力は世界に誇ることのできるものですから、一日も早くかつての勢いを取り戻して、再び世界をリードするようになって欲しいと心から願っているものです。
今日は仕事中ボールペンを使いながら、徒然なるままに文房具に想いを馳せました。


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子供への初期投資の大切さ

2012.02.08日

毎朝欠かさず見ているNHKの連続テレビ小説「カーネーション」のモデルとなった小篠綾子さんの人生を描いたNHK BSアーカイブス番組「生涯青春"カーネーション"小篠綾子の人生」を昨夜見ました。
私の幼い頃、母が洋裁店を営んでいたこともあって、「カーネーション」にはとても親近感を感じています。
長女ヒロコがインタビューに答えながら「お母ちゃん」の思い出を語り、綾子さんと二人の娘、ジュンコ、ミチコも過去の番組のリプレイで何度も登場していました。


1727.jpg


綾子さんは約6年前に92歳で亡くなっていますが、ご本人はこの「カーネーション」の番組を予言するかのように、遥か昔に自分と3人の娘の生涯を描いたドラマをNHKが放映すると語っていたと言います。


「カーネーション」はドラマなので、少しオーバーに描かれているだろうと思っていたら、逆に彼らの本当の人生はもっと派手に波乱万丈だったようです。


「人の笑顔が私の幸せ」と言う小篠綾子さんの笑顔がとても印象的でした。
21歳で洋裁店を開業し、その後すぐに結婚したものの夫を戦争で亡くし、女手一つで3人の娘を育て、しかも3人ともが世界一流のデザイナーになったという彼女の人生はNHKの連続テレビ小説にまさにふさわしいと思いました。


綾子さんは仕事一筋で、母親らしいことは何もできなかったと語っていましたが、娘たちが幼い頃、十以上の習い事を毎日のようにさせていたそうです。
また、何十色もの高価な色鉛筆を買って与えたり、子供たちから「ピアノこうて」(買って)と懇願されると中古のオルガンを買ったりと、ギリギリまで追い詰められた中で精一杯のことをやってこられました。
オルガンは直接的には彼女たちの仕事にはつながらなかったかもしれません。しかし、それらすべてが相働いて、娘たちを世界のトップデザイナーに育て上げる結果となるのです。


このことから、子供に対する初期投資の大切さを教えられます。
小学生の頃劇団に入れてもらったり、ピアノなどの習い事をさせてもらたり、大学卒業後はアメリカに留学させてもらったりした自分自身のこれまでの歩みを振り返り、また塾の仕事に長年携わってきた経験からも同じことをいつも感じています。
子供は放っておいて自然と育ちません。親によって「育てられる」のです。


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駐車ご遠慮ください?

2012.02.07日

最近、よく「◯◯ご遠慮ください」という注意書きを見かけます。
「ご遠慮ください」という「遠慮がち」な表現のため、あまり効果がないようです。


近所の団地のバスロータリーのところに、この「駐車御遠慮ください」の看板が立てられていますが、ほとんどいつ通りかかっても何台かの車がとまっています。
面白いのは、「御遠慮ください」と書いてあるので、みんな堂々とはとめずに「遠慮がちに」とめているということです。


rotary.JPG


上の写真はつい先日通りかかった時に撮ったものですが、看板のすぐ後ろに白い車が1台とまっていますが、よく見るとさらにずっと向こうの方にもう1台黒っぽい車がとめられています。
両方とも目立たないように隅の方に「遠慮」してとまっているように見えます。


なぜ、もっと強い調子で「駐車禁止」と書かないのでしょうか。
最近は自分たちの権利を主張する人が増えてきて、あまり強い調子で言うとかえって反感を招くため及び腰になっているようです。


昔は、上のバスロータリーや市役所のような公の場ほど、権力意識が強くて「◯◯禁止」とか「◯◯するな!」というような調子のものが多かったのですが、今ではすっかり逆になってしまって、民間の方が強くなっています。
たとえばこのような感じです。


parking.JPG


そういえば数年前のことですが、うちの塾の駐車場2台分のところの真ん中に1台の車が斜めにとめてありました。
頭から突っ込んでいたので、目の前の壁に「アカデミー学院専用駐車場」と書いてあるのが目に入っていたはずです。
送迎から戻ってきてバスがとめられず困りました。
ふと中を見ると女の人が乗っています。
そこで私はバスから降りてその車に近づき、女性に「遠慮がちに」言いました。
「すみません。ここはうちの駐車場ですので移動してもらえませんか?」
ちょうどその時、よその店で買い物していた夫と思われる人が戻って来ました。
男性が車に乗ると助手席の女性が男性に何か言いました。
そして、次の瞬間、バックする車の窓が開いて女性の罵声が響きました。
「バカヤロー!ハゲ!!」
私は空いた口がふさがりませんでした。
(どっちがバカなんだ...。それに私は禿げではない!)


それ以来、怖くてごく当たり前のことが言えなくなりました。上のバスロータリーの注意書きと同じで及び腰になってしまったのです。
こういうところから「◯◯ご遠慮ください」という表現がきっとふえたのでしょうが、それがかえって横着を助長しているように思われてなりません。
大人はもっと常識をわきまえた行動を取り、子供たちのお手本になってもらいたいものです。


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合格、不合格は人生の一通過点

2012.02.06日

日本全国の小(私立)中高校、大学で今、そしてまだこれからしばらくの間、入試が続きます。
うちの塾からも先日、県立高校の前期選抜試験の合格を決めた生徒が25名出ました(「前期選抜、合格おめでとう!」)。
そして、先週の金曜日には中高一貫校の平塚中等教育学校で入試に当たる適性検査がありました。
うちから受検した生徒によると結構手応えがあったようです。
合格発表は検査の1週間後。
検査が終わってみんなさっぱりした気持ちだそうですが、発表の日が近づいてくるとドキドキして、きっと不安になってくることでしょう。


また、県立高校の後期選抜試験は10日後の16日です。
この後期選抜を目指している生徒たちは今、毎日塾に来て勉強に励んでいます。
生徒たちにとってはおそらく人生で初めての、目の前に立ちはだかる大きな壁でしょう。
今この時、不安との戦いだと思います。
そしてやはり1週間後に合格発表です。
「針のむしろに座る」とはまさにこのことでしょう。


私は塾をやっているので当然のことですが、生徒全員の志望校合格を祈り、サポートしています。
しかし、しかしです。
大切なことは、「合格か不合格か」ではないということです。
合格、不合格をゴールにしてしまうと、人生の歩みでとても大切な部分を見落としてしまうことになります。
合格して、夢に描いていた理想の学校と違うと言って落胆し、やる気をなくしたり自殺してしまう人もいれば、逆に志望校に不合格になって自分の意図しなかった学校に進学したところ、かえってそこが自分にピッタリ合った学校だったというのもよくあることです。
「合格、不合格は人生の一通過点」であるということを、合格しても不合格でも心に銘記しておかなければなりません。
私自身、大学受験の時に失敗した経験がありますが、逆にその結果を益に変えることができて、今の自分があることを本当に感謝しています(「人生の分かれ道」)。


先日の記事「全員合格を祈っているよ!」の中に書いた小6のNちゃんの次の言葉はまさにこの心構えを語っています。
「私は、平塚中等を受検することになって良かったと思う。
たとえ落ちてしまっても、今まで勉強したことは決して無駄にはならないからだ」。
そう、人生で無駄になることなど何一つありません。
たとえ不合格だったとしても、そこで何かを拾って立ち上がる、そこから新しい人生が開けていくのです。
合格しても、不合格でも謙虚に、かつ大胆にそこをスタート地点にすること、これが何よりも大切です。


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ひらめいた!

2012.02.05日

先日の夕方、教室から家に歩いて帰る道、中学生ぐらいの男の子二人がラジコンカーで遊んでいるのを見かけました。
リモコンでストップ、バックをさせたり旋回させたりしています。
「ヒューン、ヒューン」というモーター音が聞こえてきました。


その瞬間、ひらめきました。
「そうだ。このラジコンカーにICチップを入れ、リモコンに連動させて本物のレーシングカーのような「ブーン、ブーン、ゴー」というリアルな音が出るようにしたら、もうこれはファンにとってはたまらない。
私の頭の中は忙しく回転しました。
どうしたらこのアイデアを現実のものにできるだろう。
ラジコンカーを作っているメーカーはどこだろう。
おもちゃのトミーとかタカラとかだろうか。
家に帰ったら早速調べてみよう。
ひょっとして、これが大ヒットしたら、アイデア提供者ということで大金が入ってくるかもしれない。
これはヤバイぞ。
しかし、ちょっと待てよ。
このアイデアをメーカーに持っていったら、ただそのままアイデアだけ盗まれてしまうかもしれない。
ということは、メーカーにアイデアだけを売るのではなく、自分でそれを開発しなければならなくなるかもしれない。
しかし、自分にはそのような頭もなければ、心当たりのつてもない。
はて、どうしたものだろう、などと考えていたら家に着きました。


娘の顔を見て、私は興奮しながら私の考えを伝えました。
すると、娘から戻ってきた返事は、
「そんなもの、きっともうすでに誰かが考えて作っているか、そうでなければメーカーでもう開発中に違いない」
というつれない返事。
「いや、そんなことわからない」と言いながら、パソコンのスイッチを入れて調べてみました。
するとどうでしょう。
あるじゃないですか。しかも、いくつも、いくつも。
そのうちの一つなどは、私が考えていたような甘っちょろいものではなく、マフラーをつけた本格的なもの。



私がイメージしていた以上のものです。
「すごいっ!」と思わず叫んで、上のYouTubeに見入ってしまいました。


「究極のエネルギー問題解決策発表」にも書きましたが、私は長い間、宇宙太陽光発電エネルギーステーションのアイデアを温めてきました。そして、去年東日本大震災が起きていよいよこのアイデアを実現させる日が来た、と張り切っていたところ、すでに実用化に向けて各国で研究が進められているということがわかり、がっかりしたばかりでした。


そういえば、小学4年生の時、国語の時間に「将来の夢」という題で作文を書きました。
その中に私が書いた夢は「発明家」でした。
当時の人気漫画「鉄腕アトム」のアトムを発明したのはお茶の水博士だとばかり思い込み(実際は天馬博士)、お茶の水博士に憧れていたのです。


ochanomizu.jpg


聖書には次のような言葉があります。
「日の下には新しきものあらざるなり。見よ、これは新しきものなりと指して言うべき物あるや、
其れは我らの前に在りし代々にすでに久しくありたるものなり」 (伝道の書1:9)


まったく能力も、センスもないので、ホントに科学者・発明家にならなくて良かった、やっぱり私は塾人がピッタリだと思いました。


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ロバのパン屋

2012.02.04日

小学4年生のAちゃんを送迎で迎えに行くと、いつもAちゃんの家の前に軽のワゴン車が止まっていて、周りには人がいっぱい。
Aちゃんに尋ねるとパン屋さんだと言います。
去る水曜日は小さな子供たちの黒山のひとだかりで、ふと私が小学生の頃よく見ていたロバのパン屋さんのことを思い出しました。
するとロバ(実際には馬)に引かれた馬車がまわって来るとき流していた蓄音機のメロディが蘇ってきました。
そしてAちゃんにそのことを話し、おぼろげに覚えていた歌を歌って聞かせました。
「...チンカラリンロンやってくる...
チョコレートパンもアンパンも、なんでもあります、チンカラリン」
あと何だったっけ...。なんとなく思い出せそうなのですが、出てきません。
信号で止まったとき、胸ポケットからiPhoneを取り出し、「ロバのパン屋」で検索すると、あるわあるわ。
まずYouTubeが見つかったので、それをかけてAちゃんに聞かせてあげました。(というか、本当は私が聞きたかったのですが)
これがそれです。懐かしく感じる方もきっといらっしゃることでしょう。



でも、この歌を聞いたAちゃんの反応は...。
「古臭い歌だなぁ〜」という感じでした。
いや、実際のところ、私が聞いても古臭く感じるのですから当然のことでしょう。
Aちゃんに言いました。
「家のパソコンでYouTubeで見てごらん。きっと、おじいちゃんやおばあちゃんが懐かしく思うよ」
そう、もうおじいちゃん、おばあちゃんの年代なのですよね、懐かしく感じるのは。


ところで、このロバのパン屋さん、私も子どもの頃何度か母親に頼んで買ってもらった覚えがあるのですが、パンが包まれていた包装紙までネットに載っていました。思い出しました。まさにこれです。


roba.jpg


ロバのパン屋さんの馬車は昭和30年代の半ば頃まで見かけましたが、その後車の普及に伴って姿を消してしまいました。
この馬車、人目を引き、蓄音機から流れる歌も良かったのですが、通ったあと道路に残される馬糞が次第に人々の顰蹙(ひんしゅく)を買うようになりました。


そして、これに変わって登場したのが軽のワゴン車による新種の「ロバ(?)のパン屋」で、これがAちゃんの家の前に毎週やってくるパン屋さんです。


panya.jpg


時代の変遷とともに商売も形を変えていくのですね。
後日談ですが、Aちゃん、あの日家に帰って早速お父さんに頼んで、パソコンで上のYouTubeを再生してもらったそうです。
お父さん曰く、「何、これ??」ですって。


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「学力重視vsゆとり」は振り子か?

2012.02.03日

今日の読売新聞14面「教育ルネサンス 当世受験事情4 公立高入試 学力に回帰」に、興味深いことが書かれていました。下にその一部抜粋します。


「埼玉県の公立高校入試は、3月2日のみの一発勝負だ。昨年まで2回あった入試が、今年から1回になった。かつては全高校で実施されていた推薦型入試も、2009年を最後に廃止された。
推薦型入試は、偏差値偏重を是正するためで、入学者の4割が学力以外の基準で選ばれていた。廃止されたのは、『受験勉強をしない子どもが増え、学力が下がった』などの理由からで、入試は学力検査に一本化された。10、11年は、5教科受験の前期入試と、3教科受験の後期入試の2回実施し、今年から5教科受験の1回に。
和歌山、静岡、高知、千葉などの各県でも、既に推薦型入試を廃止し、全員に学力検査を課すようになっている。佐賀県は今年から、神奈川、宮城県は来年から、実施する予定だ。ほかにも、学校独自の入試の実施や、論理的思考力を重視した『PISA型学力』をみる問題の出題など、学力を重視した様々な改革が各地で進む。
ベネッセコーポレーションの浅野剛・中学生商品開発部担当課長(42)は『根っこに学力低下への懸念がある。新学習指導要領で思考力や判断力などの学力育成が掲げられたことも影響している。大都市圏では、私立への対抗策としての意味合いもある』とみる。
学力回帰の流れは止まりそうもない」


神奈川県も推薦入試に当たる前期選抜は今年が最後で、来年から全員が5教科の学力検査を受けることになります。
上の記事にもあるように、学力検査の内容もPISA型に対応した思考力、判断力、表現力を見る、かなり高度なものになります。
神奈川県の公立高校のこれまでの入試は各教科50点満点で、そのほとんどが配点1点もしくは2点の記号選択問題でした。
このため、上位生徒の間では満点が続出し、点差がつかないため地域トップ校では独自入試という難度の高いものを実施するようになった経緯があります。
これが、作文などの記述問題が増え、配点も100点満点になることにより、従来とは比較にならないほど点差がはっきり現れるようになります。


これが、全国的な流れの「学力重視に回帰」ということです。
かつて私が受験生だった頃は、詰め込み教育で偏差値による輪切りの進路指導が盛んな時代で、受験を苦にした自殺者なども出て社会的な問題になりました。
その反動で「ゆとり教育」が当時の文部省によって公立校に取り入れられましたが、その間私立校との格差が広がり、さらに諸外国、とりわけ韓国や中国、シンガポールなどのアジア諸国に大きく遅れを取るようになり、今回の「学力重視」への回帰につながったわけです。


問題は、「学力重視」か否かではありません。学力を重視するのは当たり前のことです。
また昔のように知識偏重、数値に現れる学力重視に走ると、勉強嫌いな子供をたくさん生み出し、自殺者が出て振り子のように再び「ゆとり教育」に戻り兼ねません。
大切なのは、子供たちが勉強を楽しいと感じさせるような教育です。


そのような意味において、当アカデミー学院でも実践しているNIE(新聞を教育に)のような、子供を勉強好きにさせる、思考力や判断力、表現力を伸ばす教育が必要になってくるのです。


今日は、中高一貫校である平塚中等教育学校の適性検査の日でした。NIEのクラスで鍛えてきた生徒たちが受検しました。
私は、昨夜寝る前、そして今朝も目覚めて一番にアカデミーから受検する生徒たち一人ひとりの名前を挙げて祈りました。
そして、彼らが受検している時間は学校のすぐ横の総合公園(「シンメトリー」)を歩きながら祈りました。
将来は、この平塚中等教育学校をさらに発展させた形の学校が主流になっていくと思い、大いに期待しています。
うちの塾からそのような重荷を持って教育の世界に進んでくれる生徒が生まれることを祈りながら。


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漢字の勉強の楽しさ

2012.02.02日

先日、小4のYちゃんに国語を教えていた時、「議論」という漢字が出てきてYちゃんは「議」という漢字が書けませんでした。
もう習った漢字なのですが忘れてしまっています。
「ヒント!」とYちゃん。
私はいくつかヒントを与えました。
「ごん偏だよ。つくりは『せいぎ』のぎという字」
Yちゃんは「あっ」と言ってまずごん偏を書きました。
そしてその右側に「せいぎのぎ」という字を書こうとしました。
「義」は5年生で習う感じですが、どこかで見たことがあってうろ覚えながら書くことができるようです。
しかし、Yちゃんが書いた「義」は非常に惜しいものでした。
左下の部分が「人」になっていて「機械」の「機」の字のようになっていました。
そこで再度ヒント。
「羊という字の下は『我々』という時の『我』という字だよ」
今度はちゃんと正しい漢字が書けました。


この「義」という字。
「我の上に羊を置く」と昔学びました。
これは実はキリスト教神学の根本に通じる観念です。
キリスト教で「羊」と言えば、「子羊なるイエス・キリスト」のことです。
つまり、「我」の上に「羊」を置くということは、「我」が「羊」の上に立つのではなく、「我」はいつでも「羊」の下に立ち、従う、それが「義」=「正しい」(神の目から見て)という意味になります。
このほかにも、たとえば「船」という字もルーツをたどると面白いです。旧約聖書に出てくる有名なノアの方舟の物語の「舟」という字が発展して「船」になったのですが、右側の「八」と「口」は中国語では「八人」という意味になり、世界を覆った大洪水でノア夫婦とノアの3人の息子夫婦、すなわち8人だけが生き残った、というところから来ていると聞きました。ノアの洪水伝説が中国にまで伝わっていたというのです。


さて、1月の県模試の社会に「地球温暖化」を書かせるの問題がありました。
この「暖」という字を目偏で書いたり、糸遍で書いている生徒が何人かいましたが、偏の意味を考えれば日偏になるのはすぐ分かることです。
漢字を覚える時は、ただ漠然と形で覚えるのではなく意味、理屈で覚えると楽しくなり、しかもしっかり身につきます。


そして、これは漢字に限らずどんな勉強にも通じることで、意味を考えずにただ機械的に丸暗記している人は応用が利かず、またせっかく覚えた知識が役立ちません。
英語も試験のためだけに勉強している人は、実際に英語を使って本を読んだり、話したり、聞いたりといった実践の場で役立てることができません。
同じ勉強するなら学ぶことをしっかり身につけて、それを生活の中のさまざまな場面で実際に使えるようにしないと意味ないです。
勉強は意味がわかれば楽しいですし、必ず生活に役立てることができるようになるものです。


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前期選抜、合格おめでとう!

2012.02.01日

今日は神奈川県立高校の前期選抜試験の合格発表の日。
朝10時過ぎから次々と電話とメールで合格通知が入りました。
中には、合格の文字を見たときは夢かと思ったというのがあったり、また自分の名前の入った合格通知の写真を付けて送ってくれる生徒がいたり、親子で泣いたと言う人がいたりと、みんなそれぞれ嬉しい合格通知。
そこで、私も一人ひとりに心を込めて、異なるお祝いメッセージを送りました。
しかし、残念ながら「不」合格通知もあり、これには本当に心を痛めました。
合格にも不合格にも涙しました。


前期選抜と後期選抜の募集定員の割合は学校によって異なりますが、1:1から難関校の場合は1:4ぐらいまでの幅があります。しかし、募集定員にかかわらず全体的には前期選抜の方が倍率ははるかに高いです。
このような高い倍率の中で、アカデミーの生徒は前期選抜合格者が25人も出て、後期にチャレンジすることになった12人を倍も超えました。
一昨日の記事、「県模試の結果」にも表れていたように、やはりみんな本当にいい結果を出しました。
この他、私立の推薦入試ですでに合格を決めた生徒が5人います。
前期を受験せず後期一本に絞っている生徒も何人かいます。
後期選抜まで2週間あるので、これからが正念場です。


今回、前期で残念な結果に終わった生徒もいる中で、合格した生徒たちは今日、塾で決して浮かれることなく後期組と一緒に机を並べて真剣に授業を受けていました。
これを見てとても嬉しく思いました。
小学生の時から塾に来ている生徒や中1から入った生徒など、一人ひとりの成長ぶりに目を細めました。
このようにして毎年毎年、生徒たちを高校に、また大学に送り出すことができるのは、私たち塾人にとっては成長したわが子を見るようで感慨もひとしおです。
学習塾という仕事をしていて本当に良かったと思うひと時です。
しかし、後期組のためにまだひと肌脱がなければなりません。喜びに浸っているわけにはいきません。


前期で合格を決めた人たちは、高校入学後の勉強のためにも、今ここで中学の基礎力をしっかりと身につけるために引き続き気を引き締めて勉強に取り組みましょう。


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