学院長元気の出るブログ

日々の随想。教育問題、子育て、英語、積極思考、人間関係、霊想等など。
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ジョージ学院長 元気の出るブログ

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原則論と方法論

2010.09.30日

物事には「原則論」と「方法論」があります。
原則論は言い換えるとphilosophy(哲学)で、方法論はstrategy(戦略)です。
会社を経営する場合、根幹となる「哲学」が不可欠ですが、同時にその哲学をどのように具現化するかという意味で「戦略」が必要になってきます。


これは勉強においても同じです。
「テストのために丸暗記して取りあえず点数を取る」というやり方には「哲学」がありません。
「何のために勉強するか」−これが哲学です。
哲学がはっきりすると戦略は自ずと明らかになってきます。


人生にもこれは当てはまります。
「いかに生きるか」−これが哲学です。
その哲学を具現するための方法が戦略です。
哲学がしっかりしていないと結婚もうまくいかなくなることが多いです。
方法論に振り回されて、行き当たりばったりのやり方になるからです。
どのような夫婦関係を築きたいか、どのような家庭にしたいのか、まずはこれが大切なのです。


今から30年あまり前、よく通訳の仕事をしていました(「通訳の仕事 4」)。
そのとき、宣教師のミルビー先生を招いて、神戸の牧師会で教会成長セミナーをしたことがありました。
ミルビー先生が話す英語を逐次通訳してセミナーは進められました。
途中で休憩をはさむときに、ミルビー先生が「ここまでで何か質問はありますか?」と尋ねました。
すると、牧師先生方が次々と手を挙げて質問されました。
そのほとんどが、
「今聞いたような話は『原則論』で、このようなことはこれまで何度も本で読んだり、いろいろなセミナーで聞いてきました。
私たちがここで知りたいのは『方法論』です。
具体的にどのようにしたら教会が成長するかという話を聞きたいのです」
ミルビー先生が答えました。
「方法論は教会の立地条件やその他さまざまな条件によって異なってきます。
ここで、これが正しいやり方です、というような方法論は語ることはできません。
大切なのは、『哲学』です。
これさえしっかりしていれば、『方法論』はあとからいくらでも自分で見つけることができます」


名答です。
日本人は一般的に、方法論を求めがちです。
でも大切なのは、その根幹となる「哲学」です。
日本では、「哲学」と言うと何か難しいものと感じる人が多いようですが、アメリカでは何事にも必ず「哲学」を持ち出し、これに時間をかけて論議し、自分たち独自の哲学を築いていきます。
「方法論」あるいは「戦略」は、人の真似をしてもかまいませんが、自分の哲学を持たなければなりません。


あなたには、人生の哲学、勉強の哲学、人間関係の哲学、仕事の哲学などがありますか?
方法論、戦略はそのあとです。


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老いは気から

2010.09.29日

「病は気から」という表現をよく耳にします。
以前、ブログに「○○は気から」という記事を書きましたが、これは何も「病」だけに限ったことではなく、「仕事の能力」も「勉強・成績」も「人間関係」も、何にでも当てはまります。
「老い」もそうです。
「老いは気から」と言ってもいいでしょう。
「自分はもう年だ」と思っていたら本当にどんどん老け込みます。


今朝、髭を剃ったあと、手に洗顔フォームをつけて水を出して顔を洗おうとしたときドキッとしました。
なんとメガネをかけたままだったのです。
メガネが洗顔フォームで真っ白になったとき初めて気づきました。
こんなこと生まれて初めてです。
一瞬、「あっ、歳を取ったな」と思いました。
でも次の瞬間、
「いや、待てよ。歳を取ったと思うとますます本当に歳を取るではないか」
と考え直しました。
そして、このことは去る6月の上のブログの中でも書いたばかりでした。


考えてみれば、記憶喪失の人や認知症の人などは、自分の年のこともわかりません。
ということは、「自分は若い」と思っていたら、本当に若い人のような言動を取るのです。


そういえば、クルム伊達公子が一昨日・昨日と連続で、17歳年下のあのシャラポアを破り、40歳の誕生日を迎えた昨日はダニエラ・ハンチュコバも破り、史上初の40代でのツアー最年長優勝の可能性が見えてきたとのことです。
このニュースを聞いたとき、「そうだ、自分もまだまだ頑張るぞ」と、クルム伊達公子から元気をもらいました。


「自分は〇〇だ」と思っていたら、良きにつけ悪しきにつけ本当にその通りになります。


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自信が人を強くする

2010.09.28日

まだ期末試験が続いている学校もありますが、ほとんどの学校は終わり、ぼちぼち結果が出てきています。
今日は試験後初の、中3の英語と数学のクラスの日でしたが、私の顔を見るなりひとりの生徒が得意顔で、
「学院長!個別効果が現れました。英語、中間と比べて16点もあがったよ。過去最高です!」
「16点」というのは、この辺りでは50点満点なので、100点満点に換算すると32点です。
ほかに何人もが「過去最高だった」「10点以上上がった」「40点台が取れた」と嬉しい報告をくれました。
ひとりの生徒が
「学院長、ぼくの答案見たい?」
と尋ねるので、
「もちろん見たいよ。見せて」
と言うと、ほかの生徒の前で堂々と見せてくれました。
彼も初めての40点台。
答案用紙を見ると、×がほとんどなく、〇ばかり。
「すごーい!」
「学院長、ぼく本当に頑張りました!」


この生徒は夏期講習直前によその塾から転塾してきた子で、最初は英語がとても苦手だったのですが、みるみる力がついてきました。
そして今回の期末テスト直前になると顔色が変わってきました。
いつも自信に満ちた顔なのです。
このときの彼の口ぐせは
「学院長、もう英語は大丈夫です。自信があります」。
補習に来たときも、与える問題はほとんど〇ばかりで、どんどん自信がついてきました。


とどのつまり、勉強で一番大切なのは、この「自信」です。
私から見ていて、彼に劣らず、あるいはそれ以上に力がついてきているのに、今回のテストで思うような結果が出なかった生徒もいました。
原因は「自信の欠如」でした。
「自分はまだ英語が苦手」と思い込んでいるのです。


それでは「自信をつける」にはどうすればよいか?
まずは理解することです。
暗記はだめです。
暗記では自信を築くことはできません。
次に単語・熟語、文法など基本的なことを覚えることです。
そして、仕上げは繰り返して体で覚えてしまうことです(「理解する→覚える→繰り返す」)。


今回のテストで驚くような結果を出した生徒は、みんなこの基本に忠実でした。
理屈を理解しようと努めました。
これまで単語のスペリングが弱かったのに、練習してクリアしました。
そしてたくさんの問題を解いて体で覚えました。
それを積み上げていく過程でどんどん「自信」がついてきました。


「自信」は人を強くします。
「自信」は、持っている力以上の力を発揮させてくれます。
勉強だけでなく、ほかのどの分野においても、「自信」はその人を何倍も大きく、強くします。


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マナー違反

2010.09.27日

送迎バスを運転していると不愉快な思いをすることがよくあります。
相手はこちらが塾バスなのできっとおとなしいだろう、文句を言い返さないだろうと思っているのでしょう。
以前、狭い道路で行き違いができないことがわかっているのに対向車が突っ込んできたことがありました。
このような場合、私は結構長い距離でもたいがいバックするのですが、このときは相手がほんの数メートルバックすれば対向できるところだったので、きっとバックするだろうと思っていたら動こうとしません。
私の後ろには車がどんどんやってきて大渋滞しました。
たまたま通りかかった歩行者の男の人が、状況を見て相手の人に言ってくれました。
「あなたがちょっとバックすればいいのですよ。このままではどちらも動けませんよ」
すると、運転していた女の人が大声で私に罵声を浴びせました。
「バカヤロー!運転できないんだったらこの狭い道路を走るな!」


私はこのとき思いました。
この人はきっと普段は、家庭ではお母さんとして家族に優しく、そして職場ではお客さんに頭を下げて笑顔で丁寧に接しているんだろうな。
「旅の恥はかき捨て」じゃないですが、自分の名前やアイデンティティがわからないところだと、こんなに態度が変わるものなんだと。


車や自転車、人が自分の前に出てくると、大きな音で「ビ、ビ、ビ、ビー!」とクラクションを鳴らしながら突っ込んでいく人をよく見かけます。
確かに、「危険じゃないか」と言いたいのでしょうが、スピードをちょっと落として相手の人を行かせてあげればそれで済むことなのに、そのままのスピードで突っ込んでいくほうがよほど危険行為で、マナー違反です。


日本人は一般にマナーのいい国民だと言われています。
確かにそういう面もあります。
しかし、たとえば、エスカレーターの片側に立って急いでいる人に道を譲るという日本独特のマナーの場合、エスカレーターを階段のように使っている人が、真ん中に立っている人を押しのけて「マナー違反だ!」と怒鳴るほうがよほどマナー違反です。


高速道路で、追い越し車線を走っている車のすぐ後ろにピタッとつける人は、「追い越し車線をゆっくり走るのはマナー違反だぞ」と言いたいのでしょうが、車間距離がほとんどない状態で高速で走るほうがよほど危険な行為でマナー違反です。


狭い道路で待ってくれている車に手を挙げたり、クラクションを鳴らしてお礼を言うという、これも日本独特のマナーですが、これをしない人に対して「バカヤロー!礼ぐらい言え!」と怒鳴るほうがやはりマナー違反です。


他人のことはよく見えるものですが、自分のことはあまり見えないのが私たちの弱いところです。
人のマナー違反を言う前に、自分の行動がマナー違反でないか吟味しなければなりません。


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美しいものは...

2010.09.26日

夏休みに、中高一貫校を目指している小学5・6年生対象のグループ活動対策をしました。
テーマを与えて、そのテーマに沿って生徒たちに自分の意見や考えを発表させ、相手の考えに対する自分の意見を言ったりする練習です。
中高一貫校の適性検査にこのグループ活動が入っているのです。
どの意見が正しいとか間違っているということはなく、いかに自分の考えをはっきりと相手に伝え、また相手の意見に対して自分の考えを述べたり、グループ全体のディスカッションをリードしたり、まとめたりする能力がはかられます。


このときのテーマは「美しいもの」でした。
小学生ですから、最初はごく普通の意見が出ました。
「自分は海が美しいと思います」
「私は山が美しいと思います」
「自然が美しいです」
ひととおり意見が出てしまうと、もうその先に話が続きません。
私が黙っていたらいつまでもそのままの状態なので、私も一生徒になって意見を言うことにしました。
「ぼくが中学3年生のとき、国語のクラスのときにこんなことがありました。
『君たちにとってこの世で一番美しいものは何だ?』と先生が聞いて、みんな一人ひとり自分の考えを言いました。
ぼくの番が回ってきたとき、ぼくは
『愛が一番美しいです』
と言ったら、みんなシーンとなってしらけてしまいました。
そりゃそうだ。中学3年生の男の子の言うことじゃないよね。
そのあと順番に一人ひとり自分の考えを言っていって、友達のI君の番になったとき、彼が言いました。
『女の裸』
みんな、どう思う?」


この話は以前このブログで取り上げたことがあります(「愛は寛容であり...」)。
でも、小学生には少し刺激の強すぎる話でした。
男の子はニヤニヤ、女の子も一瞬ニタッとしたかと思うと、ちょっといやな雰囲気が感じ取られました。
そこで私は助け舟を出しました。
「『女の裸』なんて言ったら、やっぱりいやらしいと感じる?」
「うん。いやらしい」
「なるほど。でもね、男の子にとっては女の子の体っていうのは、とても魅力的で『美しい』って感じるものなんだよ。
『いやらしい』という見方もあるけど、純粋に『美しい』って思えるんだ。
女の子だって、男の子は『かっこいい』とか『たくましい』って思ってやっぱり魅力的でしょ。それとおんなじなんだよ」
みんな「なるほど」と納得して、うなずきました。


次の瞬間、みんなから次々と意見が飛び出しました。
「私は人の友情が美しいと思います。たとえば、...」
「ぼくは人の勇気が美しいと思います。たとえば、...」
「私は人の親切な心が美しいと思います。それは、...」
どれもこれもとてもしっかりした考え方で、みんなその理由もはっきりと言うことができ、お互いの意見に質問したりすることさえできました。


ちょっとした発想の転換、場面の展開、空気の入れ替えで、パッと新しい世界が開けるということはよくあることです。
ときには、型にはまった物事の考え方を破るために大胆な風を送り込むことも必要です。
今、手詰まり状態になっている菅新政権にも同じことを期待したいものです。


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子どもに期待しよう!

2010.09.25日

親が子どもに期待すると、子どもにはそれがプレッシャーになって良くない、などとよく言われます。
でも、実際には親が子どもに期待することはとても大切なことです。
生徒や学生も教師に期待されると、その期待に応えようとして一生懸命頑張り、その結果成績も良くなります。
逆に、教師から期待されない生徒は、どうせ自分なんか期待されていないんだからどうでもいいや、という気持ちになって勉強しなくなり、ますますできなくなるという悪循環に陥ってしまいます。
同様に親に期待されていない子どもは、生活が投げやりになって、万引きや不良に走るケースも少なくありません。


一般的に言うと、過度な期待は本人を押しつぶすことにもなりかねないのでもちろん良くありませんが、適度な期待は逆に本人の持てる能力を引き伸ばすので非常に効果的です(「ピグマリオン効果」)。
仕事の場においても同じで、雇用者や上司に期待されている人はその期待に応えようとして一生懸命働き、ますますいい仕事をするようになるものです。
反対に期待されていない人は、仕事に精を出さなくなるため、仕事の質が下がり、その結果ますます信頼を失い、やがて仕事を失うことになることさえあります。


夫婦関係もそうです。
夫に期待されている妻は、いつまでも若々しく、きれいで魅力的な女性でいようと努力します。
妻に期待されている夫も、会社では立派な仕事をし、家庭では良き夫、良き父親になるよう努め、またお腹が出てこないよう運動もします。
期待されていない夫や妻は、家庭の外で欲求を満たそうとして、不倫やギャンブルや薬物など、危険なことに手を出すことにもなりかねません。


お父さん、お母さん、子どもに期待しましょう。
期待が子どもを育てます。


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ゼロックスとIBM

2010.09.24日

アメリカでは「ティッシュペーパー」とは言わずに「クリネックス」と言うほどで、クリネックスがティッシュペーパーの代名詞になっています。
また「ゼロックス」はコピー機の代名詞のように使われ、「コピーする」という動詞としても使われています。
同様に日本でも、ラップと言えば「サランラップ」、コーラと言えば「コカ・コーラ」、絆創膏と言えば「バンドエイド」、セロハンテープと言えば「セロテープ」、入浴剤と言えば「バスクリン」等など商品名が代名詞のように使われているケースはたくさんあります。
このように代名詞化した商品のブランド力というのは本当にすごいと思います。


しかし、このコピー機の代名詞のようなゼロックスがアメリカで一時期大変な苦戦を強いられたことがあります。
理由は、ゼロックスの特許権が切れた途端、キャノン、リコー、コニカ、シャープなど日本のコピー機メーカーがアメリカの市場に殴り込みをかけたことです。
日本製のコピー機はゼロックスと比べると価格は格段に安く、しかも機能も、印字品質もスピードも上でした。
ですから雪崩を起こすようにアメリカの企業が日本製のコピー機に買い替えていったのです。
もちろんその売り込みの技術も日本で鍛えられていたので、アメリカ人のセールスは太刀打ちできませんでした。


ところが、数年経つとまたゼロックスに戻る会社がどんどん増えてきました。
その理由は何でしょう?
機械そのもの、そして価格でも日本製のもののほうが勝っているのです。
理由はサービスでした。
日本のコピー企業はものすごい勢いで市場を広げていきましたが、サービスが追いつかなかったのです。
そのためコピー機に付きものの故障が起きると、修理までに時間がかかりました。
ここに目をつけたのがゼロックス社で、「サービス」を売りにしました。
「ゼロックスは故障したら、すぐに修理するか機械を交換します。お客様の満足がいくまで無期限にサービスします」
をキャッチコピーにして差別化を図ったのです。
これが大成功しました。
そして数年後に、ゼロックス社は「サービス部門」で賞を取ったほどです。
笑い話のようですが、ディーラーはメーカーに対してこう言ったそうです。
「我々のつけた保証が確実に実行できるようなコピー機を作ってくれ」。


このブログでもこれまで何度も「サービス」をテーマに書いてきましたが(→「エントリー検索」)、サービスはいくらやってもやり過ぎということはありません。


IBMは、一時期世界のパソコン市場の80%を独占し、PCがパソコンの代名詞のようになった会社です。
今日、世界170ヵ国に展開する巨大な多国籍企業に成長しました。
ところがIBMという会社の名前の由来を知っている人はそう多くはありません。
IBMは International Business Machines の頭文字を取った名前です。
創業当時はパンチカードやタイムレコーダーを作っている小さな会社でしたが、世界に広がるという大きなビジョンを持って、 International (国際)という言葉を名前をつけました。
そして、カナダ、メキシコに始まり、ヨーロッパ、アジアにどんどん進出していきました。
IBMのパソコンは、他社のパソコンと比べると、価格は高く、スピードは遅く、画期的な特徴もなく、機能も劣っていました。
しかし、IBM社は自社のパソコンに絶対的な保証をつけました。
企業の購買担当者に、IBMを選んだことにより首になることは絶対にない、と言いました。
これがIBMの成功につながったのです。


つまるところ、会社の成功は製品そのものよりも、サービスに負うところが大きいということです。
これは人にも当てはまります。
会社でよく働く人は上司に信頼され、ますます多くの仕事を任されるようになり、昇給され、昇進します。
学校においても、真面目にコツコツ一生懸命頑張る生徒は先生の信頼が厚く、テストで少々点数が悪くてもいい成績をつけてもらえます。
それがその人のブランドになるのです。
ブランド力は一朝一夕につくものではありません。


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期末試験真っ只中

2010.09.23日

期末試験真っ只中で、塾では毎日大勢の生徒が授業のほか、補習に来ています。
今日もたくさん来ました。
あまりにも生徒が集中して席が足りなくなることがあるほどです。
一昨日、余り席が一つになり、あと二人来たら一人溢れるのでどうしよう、ということになりました。
その時、誰かが
「あっ、トイレがある!」
と言いました。
そこで私は言いました。
「トイレは完全個室で静かだし、集中して勉強できるよ。
今からジャンケンして勝った人がトイレにしようか?
勉強しながら、いつでもしたくなったらそのままできるよ!」
みんな、大爆笑。


今回の期末テストは、中3生にとっては高校選抜資料に入る成績を決める大きなウェートを占める試験です。
それだけにみんな必死です。
これまでこんなに勉強したことがない、というほど集中している生徒が何人もいます。
さらに、毎回目に見えて力がついてきているのが自分でも実感できて、自信をつけてきている生徒もいます。


でも、生徒にとってテストは確かにいやなものです。
私自身、34歳まで学校に通い、テストにはさんざん悩まされました。
つい最近になってようやくテストの悪夢は見なくなりましたが、長い間テストは私のトラウマにさえなっていました。
しかし、教える側に立ち、テストの裏側が見えるようになってきてから、テストに対する見方が大きく変わりました。
実はテストはそんなに恐れるものでも嫌うものでもないのです。
いえ、むしろ楽しむことさえできるのです。
テストを楽しみ、テストを自分の味方につけるコツは「テストを楽しむ」に書きました。
何事もそうですが、同じやるならいやいややるよりも楽しみながらやったほうが得ですし、またそのほうが身にもつきます。


ということで、期末試験に毎日一生懸命取り組んでいる生徒の皆さん、テスト勉強も、そしてテストそのものも大いに楽しみましょう。
テストができるのは今の学生時代の特権ですよ。


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白い貴婦人来る!

2010.09.22日

「ヒューン」
最近、庭にいるときよく耳にする未来的な響きのある音です。
最初は何か分からなかったのですが、どうも電動バイクの音のようです。
あっという間に行ってしまうので、その姿は見たことがないのですが、スピードなどの状況から考えると電動バイクしか考えられません。
うちの子ども達が小さい頃、みんな大好きで何度も何度も繰り返し見た『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の映画に出てくるシーンに一歩ずつ近づいてきているのを実感します。


そして今日、待ちに待った未来の自動車、プリウスが我が家に来ました。
プリウスは今や一番の人気車種で、国内では16か月連続売り上げ首位をキープしています。
ちょうど、昔のカローラのようなものです(「隣の車が小さく見えま〜す」)。
私自身、学生時代にはサニーに、留学時代もサニー(アメリカではダットサンB210という名)に、そして帰国してからはカローラに乗り、今度はプリウスということで、まさに大衆車愛好者そのものです。


今回のプリウスは注文したのが6月20日で、ちょうど私の還暦誕生日プレゼントのようになった(「神様からのプレゼント」)のですが、受注生産ということで何と3か月もかかったのです。
白いプリウスの私のイメージは「白い貴婦人」です。
ガソリンエンジンと電気モーターをうまく使い分けるハイブリッドカーということで、先進的で環境にも優しいだけでなく、デザインもスマートで優雅で、とてもセンスがいいと思っています。
その「白い貴婦人」に乗らせていただくのは、本当に光栄なことです。


早速、近所をひと回りしてきました。
発車時は電気モーターなので音もなくスムーズにスーッと出る感じです。
そのほかにも、先進的な機能がいろいろついていて驚かされます。
やはり今までの車とはひと味違います。
これから長い間お世話になりますが、よろしくお願いします、と「白い貴婦人」に一礼しました。


これまで長い間、自家用車は我慢してきて、買い物に行くにもどこに行くにも、「アカデミー学院」の看板のついた送迎用バスを使っていました。
あるときひとりの生徒が、
「先生、何も駅ビルでまでアカデミーを宣伝しなくていいでしょ!」
と言うので、何のことかと思っていたら、駅ビルの駐車場にアカデミーの送迎バスが駐車してあるのを見ていたのです。
また、ほかの生徒からも「アカデミー学院って書いたバスに乗っていて恥ずかしくない?」と何度も聞かれましたが、別に恥ずかしいと思ったことはありませんでした。


しかし、6年前に書いた目標のひとつだった「自家用車」という夢がようやく実現したのです(「Be→Do→Have」)。
目標は具体的に挙げなければ達成のしようがありません。
具体的に書いたからと言って必ずしも実現するというものでもありません。
事情が変わり、夢が変わることもあります。
しかし、夢を紙に書いておくと実現する確率がうんと高くなります。
夢は「車」のような物に限らず、〇〇になりたい、〇〇をしたい、といったBeやDoも大切です。
また、夢がかなって「物」を手に入れることができても、それをいかに活用するか、ということが手に入れること以上に大切です。


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理解する→覚える→繰り返す

2010.09.21日

今日から、地元の中学校では期末試験が始まります。
昨日、中2生の個別と中3生の集団の授業をしていて、改めて感じたことがあります。
それは、学習の基本です。
ひとことで言うと、
「理解する→覚える→繰り返す」
という学習の3要素です。
そして、この順番が大切なのです。


「勉強とは暗記すること」と考えている生徒は、最初の「理解する」というステップを飛ばしてしまいます。
このような生徒は、訳が分からなくても何でもとにかく丸暗記して、テストで点数を稼ぐというやり方をしています。
そして、テストが終わるときれいさっぱり忘れてしまって、ひとつも身についていません。また、将来それが何かで役立つこともありません。
「暗記は労多くして実少なし」と言われる所以(ゆえん)です。


また、「覚える」作業をしないまま、ただひたすら「繰り返す」生徒も中にいます。
たとえば、英単語を紙に何十回と書いて覚えようとします。
学校で先生に、英単語は何十回も書きなさい、そうすれば手が覚える、と教えられたと言います。
あるとき、ひとりの生徒が紙にそれこそ百回近くも同じ単語を繰り返し書いて、「もう大丈夫」と言いました。
そこで、テストをするとできないのです。
「あれっ!? さっき確かにおぼえたのになぁ...」
と言います。
手は覚えません。覚えるのは「頭」です。
「繰り返す」作業はとても大切です。
しかし、その前にまず「理解する」作業が必要なのです。


何かを覚えるには「理解」が伴わなければなりません。
たとえば、フォニックスという英単語の発音と綴りの関係。
これが「理解」です。
理屈を理解しないまま、baseball を「バセバ11」のような覚え方をするのは一番まずいやり方です(「バセバ11」)。
学習の基本は「理解」です。


理解したら次にそれを覚えます。
この段階で「書く」や「音読」の作業をします。
なぜなら人間は頭で理解しただけではものにならないからです。
五感をフル動員して体で覚えるのが効果的です。
「覚える」作業には集中力が必要です。
「繰り返し」も必要です。


最後の「繰り返し」は、「覚える」作業のときの「繰り返し」とは少し違います。
人間は忘れる動物です。
誰でも忘れます。
ですから、忘れないうちにもう1度「繰り返す」のです。
たとえば、「覚える」作業をした1時間後に覚えているかどうか確認する。
そして、翌日、1週間後、1か月後に「繰り返し」て確認する。
これをやると誰でも、どんなことでも、確実に身につけることができます。
「覚えられない」と言う前に、まずやるべきことをやってみましょう。


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「なぜ?」が勉強を面白くする

2010.09.20日

読売新聞に新しいシリーズ「日本語のちから」が今日から始まりました。
今日は中国人芥川賞作家の楊逸(ヤンイー)さんのことが書かれています(34面)。
以下に内容を要約すると:
1987年に来日した楊さんは、アパートの近くの道端で主婦らのやり取りを耳にしたとき、「なんてきれいで、軽やかなんだろう」とハッとしたそうです。
会話内容を知りたい一心で勉強したところ、
「きょうはいい天気ね」
「あら、そうねえ」
といった簡単な挨拶でした。
当時はその程度の日本語力だったのに、21年後には芥川賞作家になりました。
なぜ文筆家になれたのか、自分でも不思議で、考えてみると理由はひとつしかない。
日本語が好き―ただそれだけのことが自分を成長させてくれたと思う、と楊さんは語っています。
「田中さん」が「中田さん」になると、「なかだ」と濁るのはなぜだろう、「ご飯を食べたい」と「ご飯が食べたい」の違いは何だろう、といった探究心が楊さんの日本語力をここまでアップさせました。


地元の中学校では明日から前期(平塚では2学期制)期末試験が始まります。
昨日は、アカデミー名物の技能4教科対策授業が昼間にありました。
音楽・美術・保健体育・技術家庭の4教科を、各学校の試験範囲にあわせて、先生たちが講義し、問題演習をして試験準備をするのです。
ところが、1時間の食事休憩の後、夜7時からは中1は英語・数学の、中2は国語・理科・社会の授業が3時間ありました。
2時から10時まで7時間勉強した生徒たちは、口々に「疲れたー」を連発していました。
今日、敬老の日も祭日なので、昼の2時から夜の10時まで全学年の授業があります。
長い生徒はやはり7時間になります。


すっかり秋らしく涼しくなった今朝、いつものように愛犬ラブの飲み水を替えてやりに行くと、ラブはいまだにシャワーをかけられるかと恐れて、慌てて小屋の中に隠れました。
ラブには、暑いからシャワーをかけてもらっているのだ、という意味がわかっていないからです(「ありがた迷惑」)。
勉強も同じで、意味がわからないと苦痛になります。
でも、冒頭の楊さんのように、「なぜ?」と探究心を持って勉強に当たると、勉強は新しいことを発見し、楽しくなり、疲れるどころか快感にさえなるのです。


私も楊さんのように、英語や日本語に常に関心を持って探求しています(「バアバとババア」)。
ですから、毎日楽しくて仕方ありません。
同じ勉強するなら、試験のためにいやいやするのではなく、楽しみながらやったほうが得です。


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蒔いた種は刈り取る

2010.09.19日

最近、尖閣諸島問題で日中関係がぎくしゃくしています。
尖閣諸島に関しては、日本は大臣ですら両国間の領土問題だと他人事のように話し、一般国民の関心も低いのに対して、中国ではそれこそ全国民を上げてと言っても過言でないほど、この問題に関しては一致団結しています。
それだけ必死なのです。


内閣府が発表した国内総生産(GDP)は、2010年上半期(1〜6月期)では急成長する中国をわずかに上回って世界第2位を維持したそうです。
しかし、4〜6月期GDPでみると、日本は1兆2880億ドルで、中国の1兆3360億ドルを下回りました。
世界最大の輸出国、世界最大の自動車市場、世界最大の鉄鋼生産量を誇る中国が、日本を追い抜いて世界第2位の経済大国になるのはもはや時間の問題です。


何事にも原因があって結果があるわけで、日本の経済の衰退と中国の急成長にももちろん理由があります。
これまで日本が誇ってきた世界トップレベルの技術力も、今や中国にお株を奪われました。


『世界の日本人ジョーク集』に面白い話が載っていました。
「新製品が世に流通するまでには、全部で4つの段階がある。
まず、アメリカの企業が新製品の開発をする。
次にロシア人が、『自分たちは同じ物を、もうすでに30年前に考え出していた』と主張する。
そして、日本人がアメリカ製品以上のクオリティのものを造り、輸出し始める。
最後に、中国人が日本製のものに似せた偽物を造る」


ジョークとはいえ、ある意味真理をついていて笑わされます。
今、中国は「日本に追いつき、追い越せ」ではなく、一歩先を見て「アメリカに追いつき、追い越せ」と、世界制覇を目指しているように見えます。
そして、そのために中国人はみんな一生懸命です。
中国では英語ができると経済的にも豊かになり、将来が安泰するということで、英語の勉強に対する取り組み方も凄(すさ)まじく、すでに日本人の英語力を超えています。
一方の日本人はどうかというと、現在の豊かな生活の中で満足してしまっていて、中国人のような貪欲さが見られません。
中国人は海外へどんどん留学し、またビジネスチャンスがあると思うとそれこそどこにでも積極的に出ていきますが、日本の青年は就職が不利になるとか、別にわざわざ海外に出なくても国内で十分などと言って、国外に出る人が非常に少なくなってきています。


「蒔(ま)いた種は刈り取る」は、いい意味でも悪い意味でも真実です。
将来いい実を豊かに刈り取りたければ、今いい種をたくさん蒔かなければなりません。


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違いがわかる男

2010.09.18日

去る7月15日に、検査の結果無呼吸症候群(「ショック!」)だったことがわかり、その後歯医者でこれを治療するためのマウスピースを作ってもらいました(「マウスピース」)。
ブログでそのことを知り、心配して「お大事に」と声をかけてくださった方が何人かありました。
それからちょうど1か月。
寝るときマウスピースをつけたり、はずしたりして、症状に変化があるかどうか試しているのですが、正直なところマウスピース装着による「違いがわからない」のです。
装着の有無にかかわらず、朝起きてしばらくすると相変わらずあくびが出始めます。
ひどい時は、それこそ1日中倦怠感があり、眠い感じで、あくびばかりしています。
ということは、いまだに寝ている間無呼吸の状態があり、ぐっすり眠っていないのでしょう。
実際、眠っているときに、「あっ、今呼吸が止まっている」と気づくことが最近ときどきあります。
以前だったらまったく分からなかったのが、わかるようになっただけでも少しは進歩したのでしょうか。


睡眠時無呼吸症候群の人の肉体的特徴は、あごが小さくて舌が肉厚ということで、そのため仰向けに寝ていると舌が喉の奥で気道をふさいでしまって無呼吸の状態になってしまうということです。
私はこれまで、肉厚の舌のせいでどの語学をやっても発音が得意なのだと思っていたのですが、それが思わぬ「副作用」をもたらしていました。
そこで、舌自体の肉を落とすのは難しいので、娘のアドバイスに従ってダイエットすることにしました。
体脂肪計で調べると基礎代謝や体脂肪率、内臓脂肪率、筋肉量などすべて標準で、メタボでもないのですが、やはり健康管理のために炭水化物、糖分、脂肪などを減らし、野菜、たんぱく質をしっかり摂って、運動することにしました。
一昨日はプールに泳ぎに行き、昨日は朝早く目覚めたので、犬と散歩に行ってきました。
(本当はこれを毎日続けなければならないのですが)


ネスカフェ・ゴールドブレンドのかつてのCM、「違いがわかる男」じゃないですが、私たちも普段の生活の中で体調の微妙な変化に気づく、「違いがわかる男(女)」にならなければなりません。


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隣の車が小さく見えま〜す

2010.09.17日

1966年、日産自動車は1000ccの大衆車を開発し、発売する前にキャンペーンで名前を公募にして800万通の中から「サニー」という名に決定しました。
4月に発売されたサニーは大当たりし、一大旋風を巻き起こしました。
ところがその7か月後にトヨタがカローラを
「プラス100の余裕」
というキャッチフレーズで発売。
たちまちサニーを抑えて売り上げトップに。
こののち40年にわたって高度成長時代を牽引(けんいん)するCS戦争(カローラvsサニー)が続きます。
実は、トヨタは日産が1000ccの大衆車を開発中ということを知り、急きょカローラを1100ccに変えたといういきさつがありました。
対する日産は、ずっとカローラに負け続けていたのですが、4年後モデルチェンジをするとき、1200ccの2代目サニーを
「隣の車が小さく見えま〜す」
のキャッチコピーで発売。
私も大学生の頃、このサニークーペに乗っていました。
面白いことに、カローラの「プラス100の余裕」は人々に好意的に受け入れられたのですが、サニーの「隣の車が小さく見えま〜す」のCMは比較広告ということでかなり批判を浴びました。
アメリカではこのようなCMはごく普通なのですが、日本人には相手をけなすように受け止められ、受け入れられなかったのです。


話は変わりますが、ドイツのフォルクス・ワーゲン(ドイツ名はフォルクス・ヴァーゲン、アメリカ名はヴォルクス・ワーゲンで、日本名は足して2で割ったもの)は、文字通りには「国民大衆車」です。
サニー・カローラと同じ大衆車だったのですが、今から30年位前までは、日本では医者がよく乗っていた車でした。
輸入車ということで、「やっぱりドイツ車は違う」と、医者はプライドを持っていましたが、本国のドイツやアメリカでは大学生やお金があまりない人が乗っている本当の「大衆車」でした。


アメリカで最初苦戦したワーゲンは面白いキャッチコピーを生み出しました。
「あなたの家が大きく見えます」。
確かに当時のアメリカ車はみんなものすごく大きかったので、カブトムシ型のワーゲンはとても小さく見えました。
ところがそれを逆手にとってこのコピーを考えたのです。
「隣の車が小さく見えま〜す」のコピーと一見似ているのですが、否定的なメッセージではなく、車の持ち主をいい気分にさせる逆転の発想でした。
これがまた大当たりしたのです。


こうして見ると、テレビCMのキャッチコピーはものすごい力を持っています。
しかし、これはCMの世界だけでなく、普段の人間関係においても同じです。
同僚や家族、とくに子どもに対しては、
「隣の車が小さく見えま〜す」のような否定的なメッセージを送るのはなく、むしろ
「あなたの家が大きく見えます」のような肯定的なメッセージを送るほうが、はるかに本人をやる気にさせ、効果的です。
他人と比較して、「だめねー」ではなく、本人の気分をよくさせる言葉づかいを心がけましょう。


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成功の代価

2010.09.16日

多くの人は成功している人を見て、
「あの人はラッキーだ」
「あの人は家系がいい」
「生まれつきの天才だ」
「いいコネを持っている」
「ブレーンや社員に恵まれている」
等など成功の理由を探そうとします。
しかし、これらの人に成功の理由を尋ねると、誰ひとりとして上のような理由を挙げる人はいません。
成功している人は謙遜ぶって、
「ただラッキーだった」
「社員に恵まれていた」
などと言うことはありますが、本心からそれが本当の理由だとは思っていません。
成功の理由は突き詰めていくと、「努力」「信念」「積極思考」「ヴィジョン」「初志貫徹」などです。


これは生徒や学生の場合の勉強にも当てはまります。
「ラッキー」で成績のいい人などひとりもいません。
たまたま試験で山勘が当たっていい点数が取れてラッキーだったとしても、そんなものは絶対に続きません。
いい成績を取る人は、みんなそれなりに代価を払っています。
その代価とは、当たり前のことですが、勉強です。
勉強には当然「時間」も「労力」も「お金」もかかってきます。
これらの代価を一切払わずにいい成績を取ろうというのは甘い考えです。


仕事においてもそうです。
セールスをしている人でいい成績を上げる人は、みんな例外なく足を棒のようにして歩き、電話でアポイントを取り、プレゼンテーションをし、普段から良い人間関係を築き、モチベーションアップの本を読んだり、セミナーに出たりして勉強しています。
これらも全部代価です。


良い人間関係を築くにも代価が必要です。
相手の立場を理解し、忍耐強く、寛容で、優しく、時間も労力も惜しまず、相手を思いやり、サービス満点。
これらの代価を払わずに自分の望む人間関係を築くことはできません。


何かを得ようとしたら、当然それに必要な代価を払うのです。
成功している人は、「努力」「信念」「積極思考」「ヴィジョン」「初志貫徹」などを具現化するためにみんな陰で代価を支払っているのです。


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あなたが近づくものは...

2010.09.15日

リンゴが木から落ちるのを見てハッと気づいたという「ニュートンの万有引力の法則」は、だれもが知っています。
宇宙の中のものはすべてお互いに引き合っているというものです。
この法則があるお陰で、私たちは地上に足がついていて宇宙に飛んでいかないし、地球を始め宇宙のすべての天体が何億分の1秒の狂いもなく、いつも同じように規則的に運行しているのです。


これと同じように「引き寄せの法則」がある、とこれまでこのブログに何度も書いてきました(→「エントリー検索」で検索)。
「引き寄せ」というのは、決して自分だけが何かを引き寄せているわけではありません。
「万有引力の法則」のように、こちらだけでなく、あちらも引き寄せています。
ですから、あなたが近づくものは、向こうもあなたに近づいてきているのです。
これは面白い事実です。
別の言い方をすると、「あなたが求めるものは、それ自身もあなたを求めている」のです。


たとえば私の場合、英語が好きで、英語の発音がうまくなりたい、英語ができるようになりたい、英語が自由に話せるようになりたい、自由に読めるようになりたい、などと考えていたら、不思議なように「英語」がさまざまな方法で私のところに飛び込んできてくれました。
英語の発音を練習するためにテープレコーダーが欲しいと思っていたら、生活は貧しかったにもかかわらず父は私のために高額なものを買ってくれました(「バカの反対はカバ?」)。
高校生の頃、将来は弁護士になりたいと思っていたのに受験に失敗して、そのお陰でもともと好きだった英語を勉強することになりました(「人生の分かれ道」)。
英会話が自由にできるようになりたいと思っていたら、次々と外国人の友達ができて話す機会が次々と生まれてきました(「はげの女神?」「英語がうまくなりたかったら」)。
自由に英語が読めるようになりたいと思っていたら、オグ・マンディーノやシドニィ・シェルダンのようなすごい作家の作品に次々と出会いました(「才能はやがて開花する」「読み書きはできるが、英会話は...」)。
これらは全部、向こうから私のほうへ近づいてきてくれました。
私が近づきたいと思っていたからです。


これは何も英語に限らず、趣味でも、仕事でも、物でも何でもそうです。
人もそうです。
自分が好きだと思っていると、相手も自分のことを好きになってくれます。
こうして見ると、人間関係の成功の秘訣も、また仕事での成功も、自分の磨きたい技術も、すべてこの法則が当てはまります。


成功の秘訣はこの「引き寄せの法則」をうまく活用することです。


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兄弟

2010.09.14日

先日、送迎バスの中で中1のM君に尋ねました。
「君の弟は何歳になったの?」
「2歳です」
「そう。じゃあ、パパとかママとか少ししゃべり始めたんでしょ」
「はい、そうです」
「可愛いでしょ?」
「いいえ、そうでもないです」
「えっ、可愛くないの?」
「はい」
「そう?頬(ほお)ずりしたり、キスしたりしたくならない?」
「全然」


実は私も、M君と同じ小学5年生のときに11歳違いの妹ができてたのですが、それはそれは可愛かったこと。
しょっちゅうオムツを替えたり、ミルクを飲ましたりしていました。
遠慮なく頬ずりもキスもしました。
そして妹が物心ついてきた3〜4歳頃からは、よくあちらこちらに連れて行きました。
散歩にも、買い物にも、親戚の家や友達の家にも。
妹が幼稚園に行っていた頃、私は高校生。
うちに遊びに来る私の友達の間でも妹はいつも人気者でした。
高校のクラスの遠足のときに、妹を子連れ(妹連れ)のようにして一緒に連れて行ったこともありました。
大学のときにも、友人と一緒に旅行に行ったり、キャンプに行ったりするときに妹を連れて行きました。
みんな妹をとても可愛がってくれました。


妹が幼児のときには、三輪車の乗り方を、幼稚園の頃は縄跳びの仕方を教えました。
妹はやがて自転車から自動二輪に乗るようになり、北海道へオートバイで旅行に行くほどにまでなりました。
縄跳びも私が決してできなかった二重跳びを何十回も連続でするようになりました。
妹が高校生の頃、教えた卓球でもすぐに負かされるようになりました。
練習(「1に練習、2に練習、3に練習」)で師を越えることは誰にでもできるのです。
英語だけは負けていませんが、そのほかのことはおそらく全部妹に負けました。
「私ほど、兄からいろいろとたくさん教えてもらった人はきっといないでしょうね」
といつだったか妹が言っていました。


兄弟げんかはどこの家でも毎日のように起こり、親が死ぬと兄弟で財産争いまでしているケースをよく耳にします。


私たちはうちの子ども達に常々言っています。
「将来、兄弟が困ったときにはお互いに助け合いなさい。
経済的に困ったら、お金を貸してあげるのではなく、惜しみなくあげなさい。
それが兄弟というもの」
この世の中で唯一、同じ母親のお腹から生まれてきた血を分けた兄弟。
人生で最初に人間関係を学ぶのが兄弟。
兄弟は一生続く長〜いお付き合い。
いつまでも仲良く、良き理解者であり、サポーターであり、カウンセラーであり、助け合う仲。
兄弟は本当にありがたいものです。


皆さん、兄弟を大切にしましょう。
それが自分の幸せにつながってきます。


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あなたはなぜ〇〇じゃないのですか?

2010.09.13日

マーク・フィッシャーというアメリカの著述家は、『成功の掟』(原題 The Instant Millionaire)の中で読者に問いかけています。
「あなたはなぜ百万長者じゃないのですか?」


この問いに対して、多くの人は、
「自分は頭が悪いから」
「能力がないから」
「自分の家庭は裕福じゃないから」
「家庭環境が悪かったから」
学校が悪いから、社会が悪いから等など、「◯◯がないから」「◯◯が悪いから」と遺伝や環境のせいにします。


1970年11月8日、フットボールの試合でニューオーリンズ・セインツのトム・デンプシーは、チームに勝利をもたらすフィールドゴールを決めました。
その距離、なんと63ヤード。
これはまぎれもないNFL(ナショナル・フットボールリーグ)最長記録。
伝説が生まれた瞬間、チームメイトから彼は手荒い祝福を受けました。
ファンもスタンドから賛辞を送りました。
この大歓声は10分間も続いたといいます。
デンプシーが伝説のキッカーと呼ばれるもう1つの理由。


それは彼が生まれながらにして足に障がいを持っていたということです。
彼は、生まれつき右足が短くて、しかもつま先の部分がなく、また、左手の肘(ひじ)から先もありませんでした。
しかし、デンプシーは父親が彼に言った言葉を信じました。
「お前は人とは違うかもしれない。しかし、やればどんなことだって必ずできる」
練習を重ね、彼はついに大学でフットボールの選手になります。
しかし彼はそれだけで満足せず、NFLのプロを目指したのです。
周りのみんなから猛反対されました。
アマチュアでは通じたかもしれないけど、プロになんかなれるはずがない、と。
彼は信じ続ければ夢は必ずかなうと信じて、プロに挑戦しました。
そしてこの大記録を打ち立てたのです。
彼が義足をつけた足で蹴ったフィールドゴールの記録は、いまだ破られていないそうです。


「あなたはなぜ〇〇じゃないのですか?」
◯◯に「金持ち」でも「プロ」でも、どんな言葉を入れても同じです。
あなたが◯◯でないのは、自分は◯◯になんかなれるわけがない、と信じているからです。
勉強も同じです。
自分はごく平均的な人間だ、1位なんて取れるはずがない、と思っていたら、ジニーは
「あなたの願いどおりにしてあげよう」
と言います(「あなたの望みをかなえよう」)。


いい成績を上げたかったら、「必ず自分にもできる」と信じること。
そうすれば、そのためには何をやるべきかということが自ずとわかってきます。


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無料お試し

2010.09.12日

若い頃から結構髭(ひげ)が濃かった私は、長い間ずっと電気カミソリを愛用していました。
これまでに使った電気カミソリの数は相当なものになります。
今から30年前に学んでいた関西聖書神学校(「Needy student」)は全寮制で、毎朝5:30起きの生活でした。
髭を剃(そ)り、洗顔して、6:00に早天(早朝)祈祷会に出ます。
洗面所で男子学生が一斉に髭を剃るのですが、私は電気カミソリ派。
しかし、安全カミソリおよび髭剃りナイフ派の人がふたりいました。
私はそれを不思議そうな目で見ていました。
あんな面倒くさいことを毎朝よくやるな、と思っていました。


ところが数年前、買い物に行ったとき駐輪しておいた自転車のかごの中に、新製品のお試し版で5枚刃の安全カミソリとシェービングジェルが入っていました。
せっかくただでもらったものなので、試しに使ってみたところこれがものすごくいいのです。
しばらくの間、電気カミソリとこの5枚刃のカミソリの両方を使っていたのですが、そのうちに面倒になって、カミソリだけを使うようになり、長年使ってきた電気カミソリを思い切って捨ててしまいました。
それ以来毎朝、ずっとシェービングジェル(またはシェービングフォーム)を使ってカミソリで剃っています。
肌がすべすべになって実に気持ちいい。
しかも、電気カミソリよりも短い時間で剃れるのです。


ピーター・ドラッカーの Innovation and Entrepreneurship (「夢を実現させたければ」)の音声CDを聴いていたら、ドラッカーがその中でカミソリの歴史について語っていました。
最初にカミソリの刃が売り出された頃はとても高額で、むしろ床屋で髭剃りをしてもらうほうがずっと安かったそうです。
そこでカミソリのメーカーは、赤字を省みず原価割れで売ったそうです。
使った人が気に入れば、必ずまた買ってくれて、そのうちに売り上げが伸びて利益が上がるようになると信じていたからです。
ちょうど私の自転車のかごに入っていたお試し髭剃りセットと同じです。


多くの塾がやっている1か月無料体験も同じです。
体験してもらえれば、必ず気に入って入塾してもらえるという確信があるからです。
デパ地下の試食や試飲も同じです。
本当にいいものなら、赤字を恐れずに人に試してもらうこと、これがドラッカーの言う「企業家精神」です。
試してもらって、体験した上で決めてもらう(「問い合わせ」)。塾では当たり前のことです。
毎朝カミソリで髭をそるたびにこのことを思い起こします。


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三温四寒?

2010.09.11日

「天(てん)高く馬(うま)肥(こ)ゆる秋」


今ごろの気持ちよい季節を詠んだものですね。
広辞苑には、
「秋は空が澄み渡って高く晴れ、馬は肥えてたくましくなるという意味で、秋の好時節をいう」
と解説されています。
ところが、これは日本人の解釈で、もとの意味は全然違います。
上のことわざをネット検索するとたくさん出てきますが、そのどれもが広辞苑の解釈を誤ったものとして、ルーツを紹介しています。
要約すると次のようになります。
「中国北西部の農民は、秋になると馬に乗って略奪にくる蒙古人を恐れていた。
夏の間放牧していた馬が、たっぷり草を食べて肥ってくる秋のころになると、農民たちは蒙古の襲来に対する警戒心を呼び起こすために、馬肥ゆを引用したと伝えられている」


面白いですね。ルーツの意味と日本での意味がまったく異なっているのです。
でも、確かに日本風に言えば、夏の暑さも一段落し、空が澄み渡って、気持ちの良い季節となり、食欲も進みます。
そういう意味において、このことわざは日本では「食欲の秋」として使われていて、たとえルーツの意味がどうであれ、それはそれでいいと思います。


私は子どもの頃は夏が一番好きでしたが、高校生の頃からは秋が一番好きになりました。
ですから、今は一年で一番好きな、気持ちのいい時期です。
ちょうど冬が終わりに近づき、春になりかける頃のことを「三寒四温」と言いますが、今はちょうどその逆で、いわば
「三温四寒」。
残暑はあるけれども、これからはだんだん涼しい日が増えていき、やがてはそれが涼しい日の中に寒い日が増えていくというふうに変化していきます。


卒塾生のAさんが今日のmixiに、「チャリのサドルが結露してた!! びっくりだわー」と書いていました。
ホント、びっくりですね。


今日は、地元の中学校では運動会でした。
例年のごとく、うちの先生たちは朝早くから、生徒のいる各中学校を回って、塾生たちを応援してきたようです。
そして今晩、個別のクラスと英検対策授業には、日焼けして顔を真っ赤にした生徒たちが来ていました。
みんな疲れていたのに頑張って来て、偉いなと思いました。


これから日に日に空気が、景色が変わっていきますが、その一瞬一瞬を楽しんでいきたいと思っています。


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高収入は幸せをもたらすか

2010.09.10日

9月8日の読売新聞の「編集手帳」に面白い記事が載っていました。
少し長くなりますが、以下に一部を引用します。
「娘がお父さんに尋ねる。
『お父さんは幸せなの?』
父親が答える。
『そんなことわからないさ。胃袋に、おいしいかと聞くようなもんだ・・・』
(中略)
収入が上がるにつれて生活の満足感は上昇するものの、幸せな気分は年収75,000ドル(約630万円)前後のところで頭打ちになる。
米プリンストン大学の教授らが年収と幸福の関係を統計的に分析した。
米国人45万人以上を対象にした電話調査をもとに、笑う頻度などに表れる感情の起伏を考察したという。
『高収入で幸せになれるとは限らない』。まあ、想定内の結論ではある。
歌人、安立(あんりゅう)スハルの1首を。
<金にては幸福は齎(もたら)されぬといふ(言う)ならばその金をここに差し出し給へ(たまえ)>。
年収630万円で幸福感が頭打ちになるのならば、一度、その天井に頭をぶつけてみたい人は多かろう」


アメリカの心理学者、アブラハム・マズロー(1908-1970)が「欲求段階説」を提唱しました。
5段階は次のようなピラミッドで表されます。


maslow.jpg


マズローによると、人はまず「生理的欲求」(衣食住)が根底にあり、それが満たされると「安全の欲求」(自然災害やテロ、事故などから守られること)、次に「親和(愛と所属)の欲求」(満足できる人間関係)、その上に「自我(尊厳)の欲求」(人に認められたいという思い)、さらにその上に「自己実現」(潜在能力を発揮しての創造的活動)があると述べました。
晩年には、その上にさらに2段階付け足しましたが、6段階目は「美の探究の欲求」(芸術)、そして最上階は「真理の探究の欲求」(宗教・哲学)です。
これらのいずれも下の階層の欲求が満たされないと、上の階層の欲求は生まれません。
しかし、現在の欲求のどれかが満たされなくなると、下の階層の欲求に戻ります。
1か月少し前に起きた南米チリの落盤事故で地下700mの避難所に閉じ込められた人たちにとって、今は目の前の「生存の欲求」が何よりも大切なものです。


このマズローの「欲求段階説」によると、お金は「欠乏欲求」といい、十分にあればほとんどお金のことは考えないが、なければお金のことばかり考えてしまう、というものです。
確かに、お金は人が生きていくのに必要不可欠なものですが、多くの人が目的と手段を勘違いして、本来「手段」であるはずのお金を人生の「目的」にしてしまうところから、不幸が始まります。
私は若い頃、「お金は悪である」という誤った考えを持っていました。
周りの人があまりにも「お金、お金」と言って、お金に振り回されているのを見ていたからです。
でも、聖書には
「金銭を愛することが、あらゆる悪の根だ」
とあり、お金そのものが悪であるとは言っていません。
お金自体は別に善でもなければ、悪でもない、中立的なものです。
要は、その使い方です。


お金がたくさんあっても少ししかなくても、考え方とその使い方次第で、幸福にも不幸にもなります。


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気分爽快

2010.09.09日

前にこのブログに書きましたが、私はバカ正直なところがあって、40代のときには四十肩を、50代では五十肩を患い(「〇〇は気から」)、ひどいときはドアを開けようとしてちょっと腕を動かしただけで「ギャーっ!」と悲鳴を上げるほどの激痛が走りました。
あまりにも長い間続いたので、もう一生このまま治らないのではないかと思ったほどです。
ところが、還暦の誕生日を迎えた途端、治ってしまったのです。
妻は、今でも信じられないと言っているほどです。


五十肩のせいで腕が上がらなかったため、妻と毎週行っていたプールにも行かなくなりました。
ところが五十肩が治り、夏休みも終わったので、先週の木曜日、何年ぶりかに体育館に泳ぎに行ってきました。
しかし、まだ睡眠時無呼吸症候群(「ショック!」)が治っていないため、先週は途中で脳貧血を起こし、気分が悪くなったため300mほど泳いだところでリタイアしてしまいました。
しかし、今日は調子よく、800mほど泳ぐことができました。
とは言っても、まだ25m泳ぐたびに息を切らして、心臓がバクバク言っているような様で、しばらく休んではまた泳ぎ続けるといった状態でした。
普段の運動不足がこういうところに出てきています。


しかし、泳ぎ終わって体育館を出たとき、外は日が陰って涼しい風が吹いていて、本当に気持ちよかったです。
そして、仕事が終わって帰宅し、遅い夕食を済ませてこのブログを書いている今、とても気持ちよい爽快感に満たされています。
やはり身体を動かして、肉体的に疲れを覚えることはとても大切だと思い知らされました。
今日は、本当に久し振りに「気分爽快」です。


今晩の個別のクラスで、教えている生徒がみんなとても力をつけてきているのを見て、これも今日の「爽快感」をもたらしています。
また、昨日のブログを読んだひとりの生徒のお母さんからメールをいただき、ブログの内容をもとにお子さんとの会話がはずんだ旨お知らせいただいて、これも「気分爽快」のひとつの要因になっています。
ブログがこのような形で親子の会話に、またお子さんの元気付けに役立っていることを知るのは、私にとって望外の喜びです。


実は、エコカー補助金(「神様からのプレゼント」)が一昨日の時点で締め切られ、うちのが1日遅れで受けつけられなくて少々がっかりしていたところだったのですが、そんな気持ちを吹っ飛ばすほど、今日は気分爽快な1日でした。
気分爽快というのは、肉体と精神両方からもたらされるものなのですね。


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1に練習、2に練習、3に練習

2010.09.08日

イグナツィ・ヤン・パデレフスキ(1860年 - 1941年)はポーランドの歴史に残る有名な作曲家・ピアニストです。
1919年には独立したポーランド共和国の初代首相兼外相となり、政治家としても手腕を発揮しました。


パデレフスキのピアノは「輝かしい演奏」と描写され、「大熱狂を巻き起こし、異様なほどの長さに渡って賞賛の的となった」そうです(ウィキペディアより)。
当時、彼は毎日3時間の練習を欠かさなかったそうです。
「あなたのような腕ならば毎日練習しなくても大丈夫でしょう」と、人に言われたとき、彼はこう答えたそうです。
「もし1日練習しなかったら、私にはその違いがすぐにわかる。
もし2日練習しなかったら、批評家にはすぐにわかる。
もし3日練習しなかったら、聴衆にもすぐわかる」


当時、最高のピアニストと賞賛されていたパデレフスキでさえ、毎日3時間の練習を欠かさなかったといいます。
私は、この「練習」の信奉者で、何事も「1に練習、2に練習、3に練習」という信念を持っています。
このブログでも、これまで「練習」の大切さを繰り返し述べてきました(このページ左上の「エントリー検索」に「練習」と入れて検索すると54稿ヒットしました)。


これまで多くの小中高校生・大学生を教えてきて、実力の差はやはり「練習量」の差です。
計算の強い生徒は、小さい頃から計算の練習をたくさん積んできています。
漢字の強い生徒は、小さい頃から漢字をたくさん練習してきています。
英語の強い生徒は、やはり小さいころからたくさん単語を覚え、たくさん耳で聴き、たくさん音読し、たくさん外国人と会話をしてきています。
当たり前のことです。
しかし、この当たり前のことがみんなできないから「苦手」が生まれてしまうのです。


中学生は今月末には、期末テストが始まります。
テストで満点あるいは高得点を取るには、ただ単に「わかる」「できる」だけではだめです。
多くの生徒がこの段階で満足してしまうので、満点が取れないのです。
満点を取るためには「1に練習、2に練習、3に練習」です。


お母さんの育児や家事も同様。お父さんの仕事も同じ。
どんなことでも、繰り返し、繰り返し練習するなら、誰でも、どんなことでも腕を上げることができます。
人生で成功している人は、みんな「1に練習、2に練習、3に練習」をしてきています。


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急いては事を仕損ずる

2010.09.07日

私は大学時代からタイプライターを使っていたので(「からだの一部になるまで」)、タイピングのスピードはかなり速いです。
ただ、今パソコンを使っていて、速すぎて間違えることもあります。
そのような時は、打ちながら「あっ、間違えた」と無意識のうちに気づき、すぐに訂正します。


昔、浪人時代通っていた予備校の先生は、それこそ生徒のほうを向いて話しながら後ろの黒板に板書できるほどの腕前でした。
しかしそれだけではありません。
書き間違えるとすぐに気づいて、それも後ろ手で消して書き直して私たちを驚かせました。
なるほど、プロというものはこういうものなんだ、と感心しました。


私のパソコンの打ち間違いは、それこそこれまで何千回と打ってきた自分の名前です。
えっ?自分の名前を打ち間違えるの?と思われるかもしれませんが、そうなのです。
「舟田」と打つのに、ローマ字で f-u-n-a-d-a と打ちます。
ところが、ときどきこれを f-u-a-n-d-a と打ってしまうのです。
すると出てくる文字は「不安だ」となり、自分でも思わず吹き出してしまいます。
と同時に、本当にちょっと「不安」になります。
名前のほうの「譲二」は、普段使っているパソコンだと、学習機能があるのでいつでも間違いなく「譲二」と出てきますが、人のパソコンや、あるいは塾のパソコンでも教師のログイン状態で打っていると、「常時」とよく出てきます。
それであわてて再変換すると「情事」なんて出てきたりして頭にきます。
再度変換すると、「譲二」が出てくるのですが、「常時」→「情事」→「譲二」となるので、バカにするな!と言いたくなります。
そういえば、高校3年のとき、友達から来た年賀状の宛名が「舟田情事様」となっていて、それを両親に見られたときには真っ赤になってしまいました。


車の運転でも、あるいは普段教えている英語でも、絶対に間違うはずのないようなところで間違うことがあります。
やはり何かで焦っているとき、あるいは集中していないときなどです。


「急いては事を仕損ずる」
毎日の生活の中で、とくに慣れていることほど気をつけなければなりません。


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スカッとさわやか

2010.09.06日

「スカッとさわやか コカ・コーラ」
は、私が高校生の頃大ヒットしたテレビCMソングです。
それ以来、「スカッとさわやか」と言うと、即「コカ・コーラ」を思い起こすほど洗脳されてしまいました。


しかし、113年ぶりと言われる猛暑のこの夏、私は少しでも涼しく過ごせる「スカッとさわやか」を発見しました。
コカ・コーラではありません。
昔よく飲んだコカ・コーラは最近は飲みません。健康のために。
この夏発見した「スカッとさわやか」は「メントール」です。


朝起きて一番に顔を洗うときの洗顔料にもメントールではありませんが、メントールとそっくりのスーッとする成分が含まれています。
食後の歯磨きにもメントールが含まれていて、爽やかになります。
髭剃りのクリームにもメントール、髭剃り後につけるアフターシェーブローションにもメントール。
昼間、気分をシャキッとするために噛むガムにもメントールが入っています。
夜、寝る前に風呂に入ると、メントール入りのトニックシャンプー、そしてスーパークールボディシャンプー。
さらにシャンプー後はメントール入りのヘアトニック。
風呂上りは、頭や首の周りや体中がスーッとします。
まさに朝から晩までメントール漬けで、「スカッとさわやか」です。
お陰で、この暑い夏も結構涼しく過ごせています。


先月、床屋に行ったとき、シャンプーにメントールが入っていてとても気持ち良かったので、そのことを店長さんに伝えると、
「ありがとうございます。今年の夏はあまりにも暑いので、試しにメントール入りのシャンプーを使ってみたんですが、お客さんからこれまで何の反応もなくて、ちょっとがっかりしていたんです」
とにっこりして返事。
「ああ、言って良かった」と思いました。


そのとき気づいたのですが、ちょっとした心遣いで人を喜ばせることができるんだと。
私自身がメントールのお陰で「スカッとさわやか」な気持ちになっているのですが、同時に私の言動も人に「スカッとさわやか」にさせるようでなければならない、と気づかされました。


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楽天的思考

2010.09.05日

今日の読売新聞にシリーズ「本当ですか?益川先生 3」(13面)が載っていました。
一昨年のノーベル物理学賞受賞者の益川教授のことはこれまでにも何度もこのブログに取り上げてきました(このページ左上の「エントリー検索」に「益川」と入力すると8稿出てきます)。
おそらく益川さんとは波長が合うのだと思います(「波長」についてもぜひ「エントリー検索」を試してください)。


今日の記事の中で、益川さんは次のように語っていらっしゃいます。
「自分の立場を『善』だと決めつけず、客観的に、自然科学の目で見るように心がけている。
たとえば地球温暖化の問題。確かに起こっている現象だと思うが、寒冷地が暖まれば耕地にできる。
『温暖化は悪』と決めつけず、地球全体でいい方向に持って行けるような仕組みを考えてほしい」
このような姿勢はとても大切です。


さらに、益川さんの次の言葉にご注目ください。
「今も宗教や南北間の争いは絶えないが、百年後にはきっと解決できると思う。
植民地がなくなり、黒人の米大統領が誕生するとは百年前は想像もできなかったはず。
貧しい人や差別された人が自立し、国際社会に参加する。そんな流れはもう起こっている」


「地球は一体どうなっているのか。日本の政治はだめだ。日本に将来はない。人類は破滅に向かっている」
などといった否定的・消極的な考え方をしていると、それが引き寄せの法則(→「エントリー検索」)で、ますますそのような世界を引き寄せることになります。
この点においても、益川さんの物事の見方は、実に積極的・肯定的でバランスが取れています。
そして、私のこのブログと同じ波長を出しています。


益川さんは世界的にもすごい学者であるにもかかわらず、とても庶民的で、一般の人々の気持ちをよく理解し、またご自分の過去の失敗や欠点なども包み隠さず笑いながら話される。そういった気さくなところもとても好感が持てます。


私たちも普段の生活で、積極的・肯定的な考え方をしていると、そのとおりのことを引き寄せることになります。
そして、このような「楽天的思考」は幸せな人生を送る鍵です。


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与える喜び

2010.09.04日

「あなたのものは私のもの。
私のものは私のもの」
子どもの頃、私もよく使った表現です。


実際、人に何かをあげるより、人から何かをもらうほうが好きな人のほうが多いです。
「あげることは損」「もらうことは得」という考えが根強いです。
でも果たして本当にそうでしょうか?
どこかで、次のような表現を目にしました。
「奪う楽しみには飽きても、与える楽しみは尽きることがない」


今から30年近く前、成人英会話クラスで教えていたとき、最年長の素敵なおばあちゃまがいらっしゃいました。
あるとき、このFさんが誕生日を迎えました。
"I am seventeen today." (今日17歳になりました)
本当は seventy (70歳)だったのですが、わざとおどけて17歳の少女のように振舞ってみんなを笑わせてくださいました。
そしてクラスが終わると、ご自分で作ったケーキをみんなにご馳走してくださったのです。
実は、Fさんはケーキ作りの名人で、ご自宅でもケーキ教室を開いていらっしゃいました。
そして、ほかの方の誕生日、私の誕生日、クリスマスと、ことあるごとに見事なケーキを作ってきてくださいました。
そのケーキのおいしかったこと。
どこのケーキ屋さんのケーキよりもおいしかったです。


Fさんはサービス精神満点の人でした。
ご自宅でも、ピンクのウィッグをかぶって、可愛い洋服を着てご主人を楽しませたり、あるときは近くの家電量販店にご主人を連れて行って、店員に電気かみそりのことをいろいろ聞きながら選んでいらっしゃいました。
いつも笑顔で、冗談を言って、みんなのことを心遣ってくださっていました。
まさに、「与える楽しみ」を満喫していらっしゃる方でした。


「与える楽しみは尽きることがない」
は真実です。
そういえば、イエス・キリストも
「受けるよりは与えるほうが幸いです」 (聖書)
とおっしゃいました。


本当は、
「あなたのものはあなたのもの。
私のものもあなたのもの」
という生き方が、本当の幸せな人生なのです。


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考える授業

2010.09.03日

読売新聞の「教育ルネサンス」シリーズを愛読していますが、今日からまた新しいシリーズ「学習塾は今」(14面)が始まりました。
その中で、東京学芸大学の三石初雄教授が次のように言っています。
「例えば算数だと、なぜ通分しなくてはいけないのかなど、原理やしくみを含めて教えることを重視している。
塾ですでに暗記的に頭に入れていると、先々まで興味を持って勉強を続けていく姿勢に支障が出る可能性がある」


「塾は暗記教育」というイメージが一般には強いようで、このような批判がよく聞かれます。
実際、暗記・詰め込み・テストを繰り返す、点数至上主義の塾もたくさんあります。
しかし、私はこのブログでも繰り返し書いてきているように、「勉強=暗記」という考え方は間違っている、勉強とは理屈・仕組みを理解し、日常の生活に活かすことができるようにすることである、という信念を持っています。


しかし、三石教授の上の言葉は何も塾だけに当てはまることではなく、学校教育でも同じことがなされていて、日本の受験制度など教育システムそのものが暗記の上に成り立っているという面は否めません。
何かで読んだ本の中に、昔の中国で、皇帝にものを言う生意気な官吏がたくさん出てきたので、官吏登用試験を暗記問題に変えたら途端に文句を言わない言いなりになる官吏になったと書いてありました。
暗記中心の勉強は、人から考える力を奪い取ってしまうのです。


米ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の白熱講義のことが先日の読売新聞に紹介されていました(9月1日付 18面)。
同教授の哲学の講義は、ハーバード大学史上最多の履修者数を誇り、毎回1000人以上が出席するといいます。
その講義内容を本にしたものが『これからの「正義」の話をしよう』というタイトルで日本語にも翻訳され、これがベストセラーになっているそうです。
私もNHK教育の「ハーバード白熱教室」を見て、その授業に引き込まれました。

30数年前の留学時代の授業を彷彿(ほうふつ)とさせるものでした。
アメリカでは、伝統的に小学校から考える授業を中心に行っています。
日本のように、教師から生徒への一方通行の講義形式の授業ではなく、教師は常に生徒や学生に問いかけ、考えさせるのです。
これは正しい方法で、このようなやり方で考える訓練を受けた人は、将来社会に出てからもいろいろな場で「考える力」を発揮できます。


今、民主党の党代表選のことで話がもちっきりです。
新聞やテレビでも連日大きく報道されています。
ふと気づいたのですが、テレビの街頭インタビューで道行く人がこの党代表選のことを尋ねられると、老若男女(ろうにゃくなんにょ)を問わず、ほとんどの人がはっきりと自分の意見を述べています。
今から30年、40年前には、街頭インタビューされた人のほとんどが、「私は政治のことはよくわかりません」と言って、カメラから逃げていました。
これは、政治がテレビなどのマスコミによって以前とは比べ物にならないほど、一般国民の目線で論じられるようになり、関心を持つ人が増えたということもあります。
そして、いろいろな人の意見や考えを聞き、それを自分なりに解釈して、自分の意見を持ち、それを発表する人が増えたということも事実です。


日本でも、小学校から中高・大学で、また塾や家庭でも、このような「考える教育」を今後もっと進めていくべきだと思っています。


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一人ひとりに使命・役割がある

2010.09.02日

先日、書店で立ち読みしていた本の中に面白い話が載っていました。
正確な引用ではありませんが、大体以下のような内容です。


国際コーヒー会議でのこと。
コロンビア代表が言いました。
「我々は世界でも有数のコーヒー生産国で、世界に良質なコーヒーを提供している」
アメリカ代表が言いました。
「我々はインスタントコーヒーを発明して世界に貢献した」
日本代表が言いました。
「我々は缶コーヒーを発明して、コーヒー産業に貢献している」
フィリピン代表が言いました。
「我々は1日2時間のコーヒーブレイクを発明して、世界のコーヒー産業を支えている」


面白いですね。
しかも、真理を突いています。


ところで、上の話じゃないですが、それぞれの国にそれぞれの使命や役割があるように、人にも一人ひとり、それぞれの使命や役割があります。
他人を見て、自分にないものを見ると、私たちはとかくうらやましく思ったり、嫉妬したりして自己憐憫(れんびん)に陥ったりします。
また逆に、人になくて自分にあるものを異常にクローズアップすると、私たちは人を見下したり、傲慢(ごうまん)になったりします。
他人と比較して得るものはひとつもありません。
むしろ、失うものばかりです。


結局のところ、人は人、自分は自分。
一人ひとりみんな顔が違い、肉体的特長も違い、性格も違い、好みも、趣味も、特技も、苦手も、いいところも悪いところも、みんな違います。
世界中でたったひとりの存在。
これまでも、これから先も、永遠に、あなたと同じ人はひとりもいません。
わずか500ピース、1000ピース、5000ピース、10000ピースのジグソーパズルでさえ、ひとつとして同じものはありません。
一つひとつ収まるべきところがあります。
ましてや人格を持ち、地球より重いといわれる命を持った私たちは、なおさらのことです。
一人ひとりの納まるべきところ、果たすべき役割、なすべき使命が必ずあります。
他人と比較する必要はありません。
あなたはあなた。
あなた自身の役割、使命を果たせばいいのです。


今日の読売新聞2面に、韓国で小中高校生の自殺が急増しているという記事がありました。
その理由のひとつは、激しい受験戦争の中で成績不振に悩んでいることにあるといいます。
人は人、自分は自分、と割り切ることができるなら、自殺する必要なんかありません。
成績は自殺するほど大きな問題ではありません。
能力のある人にも、ない人にもそれぞれに役割・使命があるのです。


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幸福になる秘訣

2010.09.01日

「人類の最も一般的な共通項は幸福への願望である」
ソクラテス、プラトンと並ぶ、古代ギリシャの偉大な哲学者アリストテレスの言葉です。
アリストテレスはその著『ニコマコス倫理学』の中で、
「哲学の1番の関心事は、幸福になるために私たちはいかに生きるべきかという質問に答えることである」
と言っています。


私たちが日常生活の中で考えることや取る行動は、事実上すべて、幸福を追求する、あるいは、幸福の妨げになるものを取り除こうとする結果です。
たとえそれが嘘をつく、物を盗む、人を殺す、といった常識的に幸福とはまったく逆と思われるようなことでさえ、その人はその時点ではそれが自分にとって益になることと考えて選択しているわけです。
家族やその他の人間関係も仕事も、勉強もスポーツも芸術も、趣味も食生活なども、私たちの生活に係わることすべてにこれは当てはまります。


「幸福」の定義は人により異なります。
ある人にとっては「お金」=「幸福」、別の人にとっては「健康」=「幸福」、またほかの人にとっては「美の追求」=「幸福」、「人を幸せにすること」=「幸福」、「地位・名声・財産」=「幸福」、「子どもの成功」=「幸福」...と、みんな違います。
したがって、ひとりの人の幸福を他人が決めたり、測ったりすることはできません。
「あの人は健康だから幸せだ」とか「金持ちだから幸福だ」、「能力があるから幸せだ」、あるいは逆に「病気だから不幸だ」とか、「貧乏だからかわいそう」などとは言うことはできません。
はた目に何ひとつ不自由なく、幸せそうに見えていたのに自殺した人を私は何人か知っています。
コップ半分の水を見て「半分しかない」と思って不満に思う人もいれば、逆に「半分もある」と思って幸せに感じる人もいるわけです。
自ら持てるものに気づかないで、不満に思うのは不幸のもとになります。


ということは、「幸福になる秘訣」は、自分の持っているもの、現状をそのまま受け入れることであると言うことができます。
しかし、「それでは発展がないではないか」と言う人がいます。
確かにそのとおりで、人は現状に満足するとそれ以上の発展を求めなくなります。
だから、現状を受け入れつつ、さらに上を目指して、それを得るために努力することが必要になってきます。


考えてみれば、人類のこれまでの発展は常にこのようにして達成されてきました。
私たちも日々の生活の中で、自分自身を、自分の家族や友人を、自分の仕事を...ありのまま受け入れ、感謝し、その上でさらにそれらをより良くすることを求めて努力するなら、そこに成長・発展があります。
そして、これこそが本当の「幸福になる秘訣」なのです。


子どもならば勉強やスポーツ、習い事などで、主婦ならば育児や家事で、働いている人であれば仕事で、みんなそれぞれの持ち場立場で「幸福」を実現させることができます。
人は誰でも、幸せになる権利と、それを実現させる能力を持っています。


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