学院長元気の出るブログ

日々の随想。教育問題、子育て、英語、積極思考、人間関係、霊想等など。
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ジョージ学院長 元気の出るブログ

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正直者は〇〇を見る

2010.08.31日

日本では、「正直者は馬鹿を見る」と言います。
私が教えているクラスで、めったにないことですが、私の採点ミスがあったり、間違っている答えが〇になっていたりしたとき、生徒がそのことを私に言ってくれると、
「あなたは正直者だから金の斧をあげよう」
と言って、点数をそのまま生徒にあげます。
私にとって点数はどちらかと言えばどうでもいいことで、むしろ正直さのほうが大切だと思っているからです。


今年の2月に退職したH先生が、2週間ほど前に2か月遅れの還暦祝いと言って、皮製のブックカバーをくださいました。
サイズは新書版でしたが、試してみたらうまい具合に英語のペーパーバックがぴったり入りました。
たまたま、以前読みかけてそのままになっていたペーパーバック "SUCCESS THROUGH A POSITIVE MENTAL ATTITUDE" (『心構えが奇跡を生む』 ナポレオン・ヒル、W・クレメント・ストーン著)をこの皮製のブックカバーに入れたところ、急に読みたくなって、また初めから読み直し始めました。
ネットオークションで手に入れ、アメリカから送ってもらったものですが、1977年に出版されて、もうページが黄色くなっています。
でも、この高級な本皮のブックカバーに入れると、安物のペーパーバックまで高級に見え、読みたくなるから不思議です。


success.jpg bookcover.jpg


この本は、アメリカを代表する成功哲学者の共著によるもので、古典的名著と呼ばれています。
その名にふさわしく、最初のページから宝物があちらこちらに散りばめられていて、「宝探し」をするのが毎日の楽しみになりました。
昨日読んでいたところに面白いことが書いてありました。
冒頭の「金の斧」の物語に似た話です。


アメリカ南部の田舎町での話。
薪(まき)のストーブを使っていた頃のことです。
ストーブに入れる薪のサイズは直径18センチ以下でなければなりません。
客から薪のサイズを知らされていたにもかかわらず、材木商は切るのが面倒で大きなサイズの薪を客の家に届け、留守だったので玄関先に置いて帰りました。
家に戻った人は薪のサイズが大きすぎることに気づき、材木商に電話して、小さなサイズの薪に取り替えるか、割ってほしいと頼みます。
すると、材木商は「そんなことやっていたら赤字になってしまう」と言って電話を切ってしまいます。
そこで、彼は斧を取ってきて、袖をまくり、自分で薪を割り始めました。
半分ほどいったところで、ふと見ると1本の薪の大きな節穴が開けられています。
その薪を手に取るととても軽く、どうも中がくり貫かれているようです。
不思議に思って斧でその薪を割ると、中から黒い包みが彼の足元に落ちてきました。
彼はそれを拾い上げ開いてみると、中から出てきたのはとても古い50ドル、100ドル紙幣です。
ゆっくり数えると、全部で2,250ドルもありました。
(当時の2,250ドルというのは今だと日本円にしておそらく数百万円でしょうか)
(このあたりはちょっと『竹取物語』に似ています)
きっと昔、誰かが木の中にお金を隠しておいたのでしょう。
そこで、この人は「しめた。儲かった!」とは考えずに、元の持ち主に返そうとしました。
材木商に電話して、その薪をどこで手に入れたのかと尋ねました。
「そんなことを聞いて、俺を飛ばして直接交渉しようと思っているんだろう。そうは問屋がおろすか!」
材木商はそう言うとガチャンと電話を切ってしまいました。
彼は、その薪がどこから来たのか、誰がお金を木の中に隠したのか、一生懸命調べようとしましたが、結局分からずじまいで、そのお金は彼のものになったということです。


お金の入った木は一旦材木商の手の中にありながら彼はそれに気づかず、そのまま客に渡してしまいました。
そして、客からサイズが大きいので取り替えるか小さいサイズに割って欲しいと頼まれ、お金の入った薪をもう1度自分の手に戻すチャンスがあったにもかかわらず、彼の否定的な態度がみすみすその機会を失わせています。
一方、正直者の客は、お金を持ち主の元に戻そうとあらゆる手を尽くしますが、すべて道が閉ざされ、その結果お金は彼の元に残ることになるのです。
面白いですね。
まさに「あなたは正直者だから金をあげよう」という結果になったのです。


「正直者は馬鹿を見る」は単なる迷信です。
「金の斧」のイソップ寓話が教えているように、神は正直な者を助け、不正直な者には罰を与えます。
「正直者は幸福を見ます」


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セミの鳴き声

2010.08.30日

まだまだ暑い日が続いていますが、いよいよ夏休みも終わり。
夏の終わりの風物詩であるセミの鳴き声を最近よく耳にするようになりました。
とは言っても、昔と比べると信じられないぐらい静かで、セミは一体どこに行ったの?と問いたくなるほどです。


いつもこの時期になると思い出すのは、うちの子どもたちが小学生の頃のことです。
家の近所の公園に捕虫網と虫カゴを持って毎日のようにセミ捕りに出かけていました。
しばらくすると、
「ジージー、ミーンミーン、ツクツクボーシ」
といううるさいセミの鳴き声とともに家に帰ってきます。
プラスチック製の大きな虫カゴは、中が真っ黒になるほどセミがぎっしり詰め込まれています。
子どもたちは意気揚々と戻ってきて、自分たちの戦果を親に見せてくれます。
「なんにもそんなにたくさん捕らなくてもいいじゃない。可哀想だよ」
と私が言うと、子どもたちはもう目的を達成したので、カゴの蓋を開けてセミを逃がしてやります。
バサバサバサと大きな音を立てて、「ジージー」と鳴きながらセミは飛んでいきますが、中にはもう弱ってしまって飛べないものや下に落ちるものいます。


先日、読売新聞の「人生案内」に、「セミが嫌い。道に転がっているセミが人が近づくと『ビビビ』と鳴いて飛んで行くのを見るのが嫌で、外に出ることもできない」と女子高生が相談していました。
「たかがセミぐらいのことで」と人は考えがちですが、人にはみんなそれぞれ苦手があるものです。
うちの塾で、ホワイトボードに昆虫の構造などを図示しながら教えている理科の先生ふたりがやはり虫が苦手で、カナブンなどの虫が教室に入ってこようものなら逃げ回ります。
私は小中学生の頃、やはり昆虫採集をしていたので全然平気で、すぐに手でつかんで窓を開けて外に逃がしてやります。
セミやチョウやバッタを触るのも平気です。
でもヘビやトカゲなどの爬虫類は苦手です。
夜、教室の窓に集まる虫を餌にするヤモリがこの時期よく出ますが、そのヤモリを平気で捕まえて手の上に乗せて「可愛い」と言う生徒もいます。
こればかりは私も逃げ回ります。


毎年、この時期遭遇する夏の風物詩です。


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ララミー牧場

2010.08.29日

ララミー牧場、ローハイド、ボナンザ、ライフルマン、ローン・レンジャー、アニーよ銃をとれ、バット・マスターソン、ガンスモーク、拳銃無宿...
1959年〜1962年、日本では空前のテレビ西部劇ブーム。
私は小学生時代、西部劇は全部毎日欠かさず見ていましたが、とくに『ララミー牧場』が一番のお気に入りで、将来いつか自分もララミー牧場に行きたいと本気で思っていました。


lalamy2.jpg
(『ララミー牧場』の1シーン)


そして、私もテンガロンハット、カウボーイコスチュームとガンホルダーを身につけ、銃を早撃ちし、そのあと指でクルクルと回してホルダーに戻すというほどの凝りようでした。


cowboy.jpg


当時の私の写真です。
私が銃さばきがうまいということを知った大阪の毎日放送では、上の写真のスタイルで番組に出られるよう、レギュラー番組の『スーパーお姉さん』でわざわざ脚本を書いてくれたほどです(「何事も一生懸命」)。


1961年4月16日、『ララミー牧場』主演のロバート・フラーが来日。
羽田空港には2000人のファンがつめかけ、10万人のファンがロバート・フラーに殺到したといいます。
当時私は小学5年生。ジェスことロバート・フラーの大ファンでした。
そして4月20日の夜、『ジェスが日本にやってきた』という特番が放映されました。
テレビにかぶりつくようにして見ていました。
番組の途中、ロバート・フラーと話してみようと言って、父が突然電話を取ったのです。
最初は冗談かと思っていたら、放送しているテレビ局の番号を番号案内で調べると、放送終了と同時に局に電話をかけたのです。
当時、長距離電話はものすごく高く、うちは貧しかったので京都から東京に電話をかけるというだけでも驚きだったのに、なんとスタジオに電話をかけてロバート・フラーと話すと言ったのですから、私は仰天しました。
英語が得意だった父は、電話でロバート・フラーと話をすることには自信があったのです。
私は胸がドキドキしました。
しばらくして電話がつながりました。
そして局の担当者に父が「ロバート・フラーと話したい」と伝えたところ、
「申し訳ありません。この番組は録画だったので、フラー氏は局にはいません」
というつれない返事。
でも、私は内心ホッとしました。
ロバート・フラーと話したいという気持ちと同時に、何を話したらよいのか、向こうが気持ちよく話に応じてくれるかどうか、電話代がどれぐらいかかるか、などとても不安だったからです。


昨日の新聞に「ララミー牧場 初DVD化」という広告が載っているのを見てよみがえった少年時代のひとコマでした。
ネットで調べていたら、YouTubeに『ララミー牧場』の動画があるのを発見しました。
見ていてとても懐かしかったです。


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矛盾

2010.08.28日

2週間ちょっと前、中学部では夏合宿で足柄ふれあいの村に行ってきました。
帰り道、大井町から小田原に入るところでいつも目にするのが国道255号線沿いにあるこの大きな看板です。


bijin.JPG


「これより 小田原城下町
美人多し 運転注意」
とあります。
このような目立つ看板があると、否(いや)が応でも「本当かな?どこに美人がいるの?」という気持ちになって、運転しながらキョロキョロ見回してしまいます。
でも不思議なことに、これまでひとりも美人を見たことがありません。(小田原女性、すみません)
というよりも、この看板って問題じゃありません?
「美人多し」ってあると、「ほんとかな?」って誰でも車を運転しながら美人がいるかと、わき見してしまいます。
それでいて、「運転注意」というのは矛盾していて、逆効果じゃないですか。
かと言って、もしも
「ブス多し わき見するな!」なんて書いてあったら、小田原の女性からブーイングが飛ぶでしょう。
むしろ、本来ならば「事故多し わき見運転注意!」と書くべきなのでしょうが、これではあまりにも平凡すぎて、まったく人の注意を引きません。
人の関心を惹(ひ)くために、きっと受け狙いでこのような看板を作ったのでしょうが、実際にはかえって危ないです。
(まあこの看板のせいで、わき見運転が多くなって事故が増えた、なんてこともないでしょうが)


私たちの人生にもこれと似たようなことがたくさんあるように思われます。
妻が好んで使う表現に「穴の開いた風船を膨らませる」というのがあります。
自分では一生懸命やっているつもりでも、どこか抜けている、無駄なことをしているということのたとえです。
でも、人生には「遊び」も必要で、無駄を全部省いて、ただ合理性と実利ばかりを追い求めていると息が詰まります。
そういう意味において、上の小田原の看板もきっと「遊び心」で見る人を楽しませているのでしょう。
これはある意味「矛盾」です。
考えてみれば、私たちの人生は「矛盾」だらけです。
しかし、この「矛盾」が人生を面白くしているのかもしれません。


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食欲の夏!?

2010.08.27日

昨日は夏期講習の最終日でした。
長〜い、暑〜い夏でした。


「今年の夏は暑いですね」
が異常に暑い今年の夏の挨拶言葉になりました。
どこに行っても、この挨拶が交わされています。
夏といえば、食が細り、夏痩せするというのが定番です。
しかし、私はこの暑い夏、何と「食欲の夏」なのです!


実はこれにはわけがあります。
毎日仕事で忙しい私たちを気遣って、娘がいろいろと工夫して食欲の出る料理を作ってくれているのです。
60年あまり生きてきて、生まれて初めて食べる珍しい料理もしょっちゅうです。
しかも、カロリーやコレステロールなど栄養のバランスも考えて、色とりどり見た目にもおいしそうな、食欲をそそる料理を毎日テーブルの上に並べてくれています。
さらに、もう記憶の彼方に追いやられていた「おひつ」なるものを入手して、ご飯もおいしく食べられるようにしてくれました。
昔、おひつを使っていた記憶がありますが、すっかり忘れていました。
娘が今回購入したものは、耐熱陶器製で、冷蔵庫に保存していても電子レンジで温めると炊きたてのようにふっくらしたご飯が食べられます。
また、サラダスピナーというサラダの水気を切るものを活用して、シャキッとしたおいしいサラダも作ってくれます。
一昨日は、これまた本当においしい野菜カレーでした。
(「おいしい」以外にもっとぴったりした言葉がないものかと思うほどです)
本当に何を食べてもおいしくて、ついつい食が進むのです。
そのお陰でこの異常に暑い夏も、夏バテせずに仕事に精を出すことができています。
本当に娘には心から感謝しています。


「思いやりの心」は必ず人に通じます。
ちょっとした心遣い、思いやりが人を活かします。
考えてみれば、私たちも日常の生活の中で、周りの人たちのためにいろいろとできることがたくさんあります。
簡単な声かけすら人を喜ばせます。
そして、さらに素晴らしいのは、「思いやりの心」は周りの人を幸せにするだけでなく、自分自身も幸せになれるということです。
人の基本的欲求の中に、「自分はこの世で役立っている」「自分の存在に意味がある」ということを知ることがあります。
戦時中行われたもっとも恐ろしい拷問は、バケツに水を汲んでそれをあるところまで持って行きそこで水を空けさせて、そして空けた水をもう1度汲んでそれを元の場所まで運ばせて、またそこでその水を空けて...と、意味のない同じことを永遠に繰り返させる、というものだったと聞いたことがあります。
これをずっと続けていると人は狂ってしまうそうです。


幸いなことに、私たちは毎日意味のあることができ、しかもそれが人のために役立っています。
この世に、存在価値のない人、人生に意味のない人などひとりもいません。
あなたを必要としている人が必ずいます。
あなたのすぐそばに。


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夏合宿ムービーをアップ!

2010.08.26日

去る8月10日のブログ「夏合宿」の中に書いた、先生たち制作のムービーをアップしました。


今年のムービーは、とくに生徒たちの間でもとても好評で、ほとんど全員がアンケートで、去年のムービーよりさらに良かった、面白かった、と書いていました。
今、もう1度見直して、笑い、泣き、感動しました。
このムービーを作るのに、先生たちはみんな真夏の暑い盛り、明けても暮れても一生懸命頑張り、汗を流してくれました。
それもすべて生徒の皆さんに喜んでもらうために。
出演の先生たちの体を張った迫真の演技に、「アカデミー賞」を贈りたいと思いました。


「塾生専用ページ」→「フォトギャラリー」からご覧ください。
塾生専用ページに入るには「ユーザー名」「パスワード」が必要です。
塾生および卒塾生など塾関係者で「ユーザー名」「パスワード」をご存じない方は、
「お問合せ」からご請求ください。
それでは、手作りムービーをごゆっくりお楽しみください。
(ファイルサイズが大きいため、バッファ処理に少し時間がかかりますが、忍耐強くお待ちください)


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驚くべき技術革新

2010.08.26日

このところテレビ関連の技術革新が急ピッチで進んでいます。
NHK放送技術研究所では、肉眼で見た現実に限りなく近づくという「スーパーハイビジョン」を開発中で、10年後の実験放送をめざしているといいます。


今年は3D元年だそうです。
パナソニックを始め、各社が3Dテレビを発売し始めました。
すると、東芝が専用メガネを必要としない裸眼で見られる3Dテレビを年内に発売すると23日に発表しました。
その直後の25日には、産業技術総合研究所が画面から飛び出した立体映像に手を伸ばすと、本当に触れたような感覚が得られる「触れる3Dテレビ」の基本システムを世界で初めて開発し、公開しました。
何年か前には、臭いの出る映画やコンピュータのことが報道されていました。
もうこうなると、まるでドラえもんの「どこでもドア」の世界のようです。


ある人は、こういった類(たぐい)のものは無駄だとか贅沢だと言います。
宇宙開発もそうです。
火星を探査するよりも、この地球上でもっとやるべきことがたくさんあるではないか、と人は言います。
確かに、地球上には毎日食べること、飲むことにも事欠く人や、テロでいつ命を落とすかわからないという危機に直面しながら生活している人たちが何百万人、何千万人といます。
その一方で、私たちがこのような贅沢な生活をしていていいのかと考えたくなります。


しかし、しかしです。
一見無駄に見えるような技術革新も、人類の発展のためにさまざまな面で必ず活かされ、それが回り回って地球上のすべての人に益をもたらすことにつながります。
また、そうでなければなりません。
技術革新を、一部の金持ちの人たちのための贅沢な娯楽で終わらせてはいけません。


つい最近南米チリで起きた鉱山の落盤事故で、地下700メートルの避難所に閉じこめられた作業員33人を救出するためのオーストラリア製の大型掘削機が現場に到着したと報道されました。
ここでも人間の英知が結集されて、救出のドラマがこれから展開されます。
人の命のために、人類の未来のためにこそ、さまざまな先端技術を活かさなければなりません。


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ありがた迷惑

2010.08.25日

今年の夏は本当に暑いっ!!!!
うちのラブ(ラブラドール犬)は庭で放し飼いなので(「象の調教」)、涼を求めて日陰から日陰へと移動して1日を過ごします。
エアコンの効いた室内で飼われている犬は幸せ者です。
でもラブにはそんなことはわかりません。
比較する術(すべ)がないので、羨(うらや)ましがったりすることはありません。


朝からの酷暑にラブはバテ気味です。
それで、朝起きると、お湯のように温かくなった飲み水を替えてやるとき、ついでに首輪を捕まえて、頭を除く身体全体に、後ろ足から少しずつシャワーで水をかけてやります。
1日に2度、3度かけてやることもあります。
でもラブは子犬のときから水を怖がっています。
それで、私がホースを庭の水道の蛇口に差し込むのを見ると、即座に家の反対側に逃げていきます。
そして、裏庭を回って行き止まりの小さな戸口のところまで行って、そこで穴を掘って隠れようとします。
「頭隠して尻隠さず」のサル知恵ならぬ「犬知恵」です。
そんなとき、暑くて苦しそうにしているラブを見て、何とかしてシャワーをかけてあげようと親心から思います。
そこで知恵比べ。
もちろんラブに負けるわけありません。
散歩に連れて行くときのリードを手に取るとラブはシャワーのことなどすっかり忘れてすぐに飛んできます。
そこで御用。
もうひとつの手は、一旦家の中に入ると、ラブは油断して玄関のドアの前を通って自分の小屋のほうに行きます。
そこを見計らっておもむろにドアを開け、逃げようとするラブを捕まえて御用。
そして、シャワーをかけてやると、目を細めて気持ちよさそうな顔をするのですが、それでもなおシャワーが苦手なようです。


ラブにしてみれば、私の親心はありがた迷惑なのでしょう。
ふと思いました。
多くの子どもにとって勉強とは、親に、あるいは学校や塾で無理やりやらされているものです。
親や教師は、もちろん子どものことを思って一生懸命なのですが、ちょうどラブのシャワーのようなもので、ありがた迷惑に感じているのかもしれません。
それはなぜか、と考えると、子どもは勉強する意味がわかっていないということと、もうひとつはラブが首輪を捕まれて無理やりシャワーをかけられているように、強制的に勉強をやらされているからではないでしょうか。


去る12日のブログ「勉強する目的」にも書きましたが、勉強するのは自分のため、そして幸せな人生を送るためだとわかれば、勉強は苦痛ではなくなります。
A先生のように「勉強が楽しくて仕方がない」というようになることも可能なのです(「塾の仕事は3K」)。


私がラブにシャワーをかけながら "You feel good, don't you?" (気持ちいいだろう?)と声をかけても、ラブには理解できませんし、シャワーは涼しくなるから自分にとって益なのだということがわからないため、ラブは毎日シャワーを嫌って逃げ回るのです。
夜仕事から家に戻ってきても、ラブはシャワーをかけられるかと恐れて逃げる用意をします。
シャワーの意味も、私の親心もわかっていないからです。
でも、私たちは犬じゃありませんから、「勉強は自分が幸せになるためだ」ということは誰にでも理解できます。
そのことを教えるのが私たち教師や親の役割なのではないでしょうか。
勉強は決して「ありがた迷惑」なものではありません。


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サイボーグ

2010.08.24日

世界的なミュージシャン、坂本龍一氏は中学生の頃、自分はドビュッシーの生まれ変わりだと信じていたそうです。
そして、ドビュッシーのサインの練習までしていたとか。
なるほど、その道のプロというのは違いますねぇ。


そういえば、私は小学生の頃、自分はサイボーグ(人造人間)だと信じていました。
当時は、鉄腕アトムや鉄人28号などのマンガが人気で、私も大ファンでした。
ちょうどその頃、テレビでアニメの前身となる実写版の特撮番組「鉄腕アトム」をやっていました。
私がレギュラー番組(「何事も一生懸命」)で毎週通っていた大阪の毎日放送の制作で、スタジオの片隅には小道具が無造作に大きい箱の中に放り込まれていました。
その中に、この実写版の鉄腕アトムのコスチュームが入っていました。
プラスチックでできた頭にかぶるものやラバー製のブーツなどです。
私はこれが好きで、よくふざけて身につけてスタジオで遊んでいました。
そんなことが許される「古き良き時代」だったのです。


この鉄腕アトムや鉄人28号の影響もあったのかと思いますが、私は子どもの頃、本気で自分もサイボーグだと思い込んでいました。
転んで膝を擦りむき、血が出てきても「これはきっと人造の血に違いない」と思っていました。


ところが少しずつ成長するにつれ、徐々にひょっとしたら自分は普通の人間じゃないかと思うようになりました。
そのきっかけとなったのは、自分の骨が映っているレントゲン写真を初めて見たことでした。
その後、エコー検査で自分の内臓などを見たりしていくうちに、やっぱり自分は普通の人間だったんだ、と悟ったのですが、それでも「普通の人間」ということに何かとても違和感がありました。


数年前、CTスキャンで自分の脳の断層写真も見、医師から「年齢相応のごく普通の脳だ」と言われたときも、正直ショックでした。
「年齢相応のごく普通の脳」ではなく、「年齢の割には信じられないぐらい若い脳」と言ってもらいたかったのですが、やはりごく普通の人間でした。


そして先月は、睡眠時無呼吸症候群と診断され(「ショック!」)、その結果夜寝るときには入れ歯のような「マウスピース」をつけることになり、毎晩それを装着するたびに、やっぱり自分はごく普通の人間だったんだ、とつくづく思うようになりました。
さらに最近は物忘れもだんだん多くなってきて、この点においても年相応の普通の人間。


当たり前のことなのですが、私は「ごく普通の人間」です。
そして、考えてみれば、周りの人たちも、たとえ有名人であろうとなかろうと、スポーツ選手や芸術家であろうと、みんな「ごく普通の人間」です。
しかし、それと同時に、私たちはみんな、ひとりの例外もなく、この無限に広がる広い宇宙の中にたったひとりしかいないユニークな存在の人間です。
このことを知っていると知らないのとでは、人生観が天と地ほど大きく変わってきます。


子どもの頃、自分は「人造人間」だと思っていたのは、おそらくそのような意味において、自分は「特別な存在の人間」だと感じていたからかもしれません。
現在、地球上に存在する人間は69億近く。
これまでこの地球の上を歩いてきた人間の数を全部合わせるととてつもない数字になりますが、それでもその中でたったひとりしかいないのが自分という人間です。
この世に生を受けてきたということには、きっと何か深い意味があります。
そして、この同じ時代に私たちが生きているということにも深い意味があるに違いありません。
自分の人生を大切にしましょう。
あなたも、私同様「人造人間」ならぬ、この世にふたりと存在しないユニークな「神造人間」だからです。


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食わず嫌い

2010.08.23日

昨日、生まれて初めて(じゃなくて正確には2回目ですが)モスバーガーを食べました。
十数年前、1度食べたことがあったのですが、そのときの店舗が汚くて印象を悪くしてしまい、肝心のバーガーの味は全然覚えていません。
以来、ハンバーガーは「マクドナルド」と決めていたのですが、息子やうちの塾の若い先生たちはみんなモスバーガーのほうがおいしいと言っていました。
そして、2週間ほど前、中2のSさんがバスに乗ってくるなり、友達にモスバーガーがものすごくおいしい、ぜひ試して、と言っているのを聞いて、やはり1度食べてみなければ、と思っていました。


そして昨日食べてみたら......
確かにおいしい!私もモスバーガーのファンになってしまいました。
モスバーガーを敬遠していたもう1つの理由は、その名前にあります。
モスバーガーの「モス」です。
英語名は MOS BURGER なのですが、音が moss (苔:こけ)と同じで、私は無意識のうちに「苔」をイメージして「おいしくなさそう」と勝手に思い込んでいたのです。


そして昨夜、息子に「今日、モスバーガー食べてきたよ。とってもおいしかった」と言うと、
「でしょ。絶対においしい」
との返事。
「でも、ネーミングが悪いよね。カルピスも英語では、cow piss (カウピス)と聞こえて、アメリカ人は無意識のうちに(牛のおしっこ)をイメージして、気持ち悪がって飲まないんだよね」と言うと、
「アメリカでは CALPICO (キャルピコウォーター)って言ってるんだよ」。
「えっ!?アメリカでもカルピス売ってるんだ」
「アジア食料品店でね」
と、3月にアメリカから戻ったばかりの次男から新しいことをひとつ教えてもらいました。


ちなみに、MOS BURGER の名前の所以(ゆえん)をネットで調べてみて、大笑い。
M は MOUNTAIN (山)、O は OCEAN (海)、S は Sun(太陽)ですって!
こんなおもしろいネーミングがあるんだって大発見でした。
もう苔のイメージはなくなりました。
モスバーガーを友達に薦めていたSさんが昨夜バスを降りるとき、
「今日、モスバーガー食べてきた。おいしかったよ!」
と言ったら、彼女も大喜びでした。


ネーミングも大切ですが、それ以上に大切なことは「食わず嫌いをしないこと」です。
勉強においても人間関係においても、私たちはとかく「食わず嫌い」をしがちです。
食わず嫌いは、おいしいものや、面白いもの、楽しいことを知らないまま過ごしてしまい、大損することになります。


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あと1キロ

2010.08.22日

日本中を巻き込んでいた、長かった夏の甲子園が昨日終わりました。
神奈川県代表の東海大相模が、あれよあれよという間に決勝まで進み、地元ということもあって私も応援していたのですが、沖縄代表の興南に破れました。
その決勝戦を5回の攻防まで見ていたのですが、この時点で8−0で、「野球は9回裏から」と言いながらも、心の中ではもうあきらめてしまっていました。


東海大相模はさすがに強豪の多い神奈川の県代表まで勝ち進んだだけにとても良いチームでした。
そしてみんなよく健闘したと思います。
しかし、試合を見ていて、あまりにも守備に雑さが見られ、エラーや、エラーのつかないミスも多発していました。
対する興南にはそのようなミスがなく、ここで勝負あり、と思いました。
東海大相模を責めるつもりは毛頭ありません。
これは高校野球のどのチームにも見られるもので、ある意味ごく普通のことです。
どこで差がつくかと言えば、やはり普段からの練習量でしょう。


興南の我喜屋監督が試合後のインタビューで言っています。
「入学してきた頃は小さな種だった選手たちが、毎日こつこつ練習して芽を出し、甲子園で大きな花を咲かせてくれた。
日に日に成長する選手を見ることができて、本当に幸せだった。
全国の強豪に勝つため、最高の準備をした」


以前、このブログに週40時間労働について書いたことがあります(「成績を上げるには」)。
一般に、週40時間の労働時間はごく当たり前のことのように思われていますが、40時間は生活するのがやっとという時間だそうです。
どの世界においても成功する人というのは、週60時間とか、70時間も働いているといいます。


アメリカの成功哲学の祖といわれるナポレオン・ヒルに有名な言葉があります。
"Always go the extra mile." (常にあと1マイル行きなさい)
日本式に言えば、「あと1キロ余分に進みなさい」といったところでしょうか。
ほかの人が15キロ走ったら、自分は16キロ走る。ほかの人が週50時間働いたら、自分は51時間働く。
経営コンサルタントのブライアン・トレーシーは上のナポレオン・ヒルの言葉を引用して、さらに次のように続けています。
"There's no traffic jam there." (1マイル先に交通渋滞はない)
つまり、もう1キロ先まで進むと、そこまで来ている人はほとんどいない、という意味です。


中3のA君は、小学4年のときに漢字を勉強したいと言って入塾してきました。
私は彼に、「小4で漢検5級、5年で4級、6年で3級(中3終了程度)、中学卒業までに準2級を目指そう」と言いました。
彼は忠実に毎年漢検にチャレンジし、順調にほぼ完璧の成績で合格を重ねてきました。
ところが、なんと中1で準2級、中2で2級に合格してしまいました。これは想定外でした。
そして今、彼は準1級を目指して頑張っています。
準1級というのは、私でも歯が立たないレベルです。
英単語を覚える単語カードに彼は漢字や熟語を書き続け、そのカードの数たるやすさまじいものです。
ここでもやはり練習量です。
何事でも、結果を出したかったら練習量がものを言います。


東海大相模の生徒たちが、試合後みんな口をそろえて、「悔いはない」「最高のプレーができた」「最高のチームだった」と言っているのを見て、私はとてもさわやかな気持ちになりました。
さらに練習量を増やし、完璧な準備をして、来年こそぜひ優勝してください。応援しています。


7月29日のブログ「だから塾はやめられない」に書いた絵梨香ちゃんも全日本準優勝だったと今、連絡が入りました。
東海大相模とアベック準優勝でした。
絵梨香ちゃんの夢も一歩近づきました。


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お宝発見! 2

2010.08.21日

昨日のブログ(「お宝発見!」)に書いたお宝は何かと言うと、2年前の5月5日の日記の中に書いてあったことです。
そこには、アメリカに留学している息子に宛てて書き送ったメールの内容がコピーされていました。


「今日、新しいことを発見しました。
駅前のポンパドゥールというパン屋さんでママが買い物をしているのを外で待っているとき、ひとりのお母さんが脳性小児麻痺(多分)の障がい児の手を引いてラスカに入って行くのを見ました。その瞬間、ひらめいたのです。
(中略)
この世の中、確かに『なぜ?』と言いたくなるような、また神様を呪いたくなるような出来事はたくさんあります。先ほどの障がい者のケースもそうです。
欲を言えば、障がい者や様々な問題はあるよりはないほうがいいと思われます。
(中略)
これらのことを通して神様は我々に色々なことを教えようとしておられます。
その一つが『思いやりの心』だと思います。
もし、地上に弱者がひとりもいなければ、人は思いやりの心を学びません。
(後略)」


これに続いて、息子からの返信がコピーされていました。
「パパへ
今まで長いこと、パパは尊敬する父親だったけれど、正直、今日ほどパパがすごいと思ったことはないよ。
父親とこういうやり取りができるとは、俺は幸せもんです!
どうもありがとう!
そうだね、俺も思いやりの心に気をつけてみるよ。
確かに、人を裁きたくなることも多々あるけれど、人それぞれ、表には見えない部分で、いろいろな重荷を抱えているんだね。
(後略)」


私はこのメールのやり取りの部分を読んで胸がいっぱいになりました。
本当に、息子と体当たりで、胸を割ってこのような問題を語り合えるということは、なんて素晴らしいんだと感謝しました。
そして、今ひとたび、少し感覚が鈍ってきていた自分自身の「思いやりの心」について、いろいろと思いを巡らすことができ、反省すべきことなども示されました。
これが私の、何にも代え難い私の「お宝発見」でした。
このほかにも、あちらこちらに「お宝」が隠れていました。


歴史から学ぶことは何よりも大切なことです。
世界の歴史、日本の歴史、そして自分自身の歴史。
日記は個人の歴史です。
自分の過去を振り返って、新しいことを発見し、そこから学び、さらに成長する。
これこそが日記の持つ使命です。


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お宝発見!

2010.08.20日

「オープン・ザ・プライス!!」
「イチ、ジュー、ヒャク、セン、マン、ジューマン、ヒャクマン、センマン...」
皆さんもよくご存じ、テレビの「開運! なんでも鑑定団」の1シーンです。


この番組を見ていて、うちにもこんなお宝があったらいいのになぁ、と思っているのはおそらく私だけではないでしょう。
最近は私も少し骨董品に目が肥えてきた、というわけでもないでしょうが、番組を見ていて、
「あっ、これはきっと本物だ。本人評価額どころじゃないよ」
と言うと、大当たりで〇千万円という評価が出たり、逆に
「これはきっと偽物だ」
と予想していると
「3万円。立派な偽物です!」
となったりします。


実は、昨日私のお宝を発見したのです。
「オープン・ザ・プライス」
値段がつかないほど価値あるものです。
もちろん、うちに骨董品などあるわけありません。
そのお宝とは何かというと...


1週間ほど前、パソコンの中のマイドキュメント内のファイルを整理していて、「diary」なるものを見つけたのです。
1番古いものは2005年で5年前のものです。
そこでファイルを開こうとしたのですが、日記なのでパスワードがかかっています。
普段使っているパスワードを試してみたのですが、開きません。
そこで考えうる限りのパスワードをいろいろと打ち込んでみたのですが、どうしても開くことができません。
あきらめがつかず、ネットで「ワード パスワード」で検索したところ、「パスワード解析 フリーソフト」というのを見つけました。
これは大発見と、早速試してみました。
時間がかかる、と書いてあったので予想はしていたのですが、なんと3日間そのソフトを動かしっぱなしでも、全然解析が終わりません。
進捗(しんちょく)状況が1秒ごとに表示されるのですが、「gyq25k」といった感じで、いわゆる「しらみつぶし」であらゆる可能性を網羅しているのです。
パソコンは真夜中も「ブーン」と大きなうなり音を立てながら熱くなって一生懸命頑張っているのですが、らちが明きません。
結局リタイアしてしまいました。


念のためと思って、昨日もう1度例のファイルにチャレンジしてみることにしました。
またいろいろなパスワードを打ち込んでいって、なんと7度目に成功しました。
そして開いてみると、当時の毎日の出来事が細かく記されていて、5年前にタイムスリップしました。
まるで、一つひとつの記録を読みながら、昨日のことのようにありありと状況を思い出しました。
当時の生徒のことや三者面談で話したこと、授業のこと、個人的なことなど、次々とよみがえってきます。


そして、ずーっと飛ばし飛ばし読んでいって、2年前の5月5日の日記を読んで、はっとしました。
これが私の「お宝」発見です。
その内容は、また明日。


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もっと体験教育を!

2010.08.19日

BS世界のドキュメンタリーで、<シリーズ 百聞は“体験”にしかず>が放送されています。
17日に放送された「食いしん坊がゆく!〜汗と涙とツナ缶と〜」(イギリス リコシェット、2009年制作)を娘が録画しておいたものを昨夜、娘と妻と一緒に見ました。
番組の中では、ファストフードが大好きなイギリスの青年男女6人が、インドネシアのツナ缶製造工場で実体験する様子が紹介されています。


滞在先はインドネシアの小さな田舎村。
トタンで囲われた掘っ立て小屋のような地元の住民の家に泊めてもらいます。
最初にトイレに入って、その臭いに吐き気をもよおす男性。
住民がそれを見て驚きます。
「えっ!?私たちは全然平気なのに...」
この言葉を聞いて、青年は住民に失礼なことをしたと言って謝ります。


翌日、ツナ缶工場に向かいます。
広い工場には作業する地元の人たちがぎっしり。
高温多湿で魚の臭いが立ちこめる工場に入ると、作業が始まる前に女性の一人はいきなり気を失ってしまいます。
これまで生の魚を触ったこともないイギリスの青年たちは、魚の頭を手でもぎ取ったり、皮をはいだり、はらわたを手でえぐり出したり、骨を抜いたり、という作業を現地の人たちに教えられながらやりますが、彼らは死んだほうがましだとすら思います。


こうして死にもの狂いで働いた1日の報酬は、イギリスの労働の1時間の時間給にも満たないほどわずかです。
3人の女性達はその「収入」をもって町の食料品店に買い物に出かけ、チョコレートやクッキーなどお菓子にほとんど全部を使ってしまいます。
ところが、泊めてもらっている家に戻ると、彼女達は世話してくれている若い母親にそのお菓子を全部差し出して、さらに残ったわずかなつり銭も全部上げてしまいます。
受け取った母親は感激して大泣きします。
それを見た彼女達も母親と抱き合ってみんなで泣きます。


このシーンには本当に泣かされました。
番組の中で、青年たちは一人ひとりさまざまなことを学び、成長していきます。
私は思いました。
これはちょっときつすぎるかも知れないけれど、これに似たような生活体験をもっと公教育の中に取り上げるべきだと。
私が子どもだった頃と比べると、ボランティア体験とか職場体験とか、あるいは修学旅行に行ってもなにか体験するなど、体験学習の機会は随分増えました。
これはとてもいいことだと思っています。
しかし、それでもまだまだ体験学習が少ないと思うのです。
頭に知識を詰め込むだけの教育が蔓延し、その結果、子ども達は勉強嫌いになり、生活全般にやる気があまり感じられません。
そして、このような子ども達が将来の日本を担うのです。
もしも、体験学習を増やすことが困難であれば、このようなテレビ番組を生徒たちに見せて、みんなで話し合うだけでもきっとものすごいインパクトを彼らに与えることでしょう。
これこそが、社会に出てから本当に役立つ生きた教育だと思うのですが。


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無料バスツアー当選!

2010.08.18日

昨日、バス送迎していたとき、ひとりの生徒に「夏休みはどうだった?」と尋ねたら、「家族で甲府に行ってきました」という返事。
そこで、「甲府」で思い出した話を彼にしました。


今から11年前のゴールデンウィークに平塚市内にオリンピック湘南というショッピングセンターが誕生したとき、アンケートを書いたら1等賞の「無料バスツアー」に当選しました。
そしてその年の夏休み、妻と私はそのバスツアーで甲府に出かけました。
実は、これにはちょっとうさんくさいところがあって、周りの人に「バスツアーに当選した!」と言ったら、「えっ!?お宅も?うちも当たったわよ」とみんなが言ったのです。
しかも、どこも当選したのは家族でひとりだけ。
そこで考えてみたら、こういうことではないか、と結論しました。
家族でひとりだけ当選しても、普通はまずひとりでは行きません。おそらく夫婦でとか、たいがい家族で行こうと思います。
それじゃもう一人分は実費で、ということになり、これで旅行会社のほうも採算が取れるという仕組みになっているんじゃないかと。
まあ、考えてみたら、デパートの地下の食料品売り場などでよく試食を勧められますが、一口食べると割とおいしくて、じゃあということで結局買うはめになるのと似ています。
いわゆる一種の宣伝行為で、これ自体は別に何も悪いことではありません。


ということで、周りの人たちは行きませんでしたが、私たちは主催者側の企みにわざとはまって、旅行代金一人分を追加して甲府へのバスツアーに参加したのです。
それは、私たちにもひとつの魂胆(こんたん)があったからです。


早朝6時頃の集合でした。
駅前で待っていた観光バスは全部で4台ぐらいだったかと思います。
バスの中で読む本を妻も私も1冊ずつ持って行きました。
私が持っていったのは、シドニィ・シェルダンの "Morning, Noon and Night" で、妻はそれの日本語訳『遺産』でした。
バスが動き始めると、妻も私も早速本を読み始めました。
これがまた面白くて、シドニィ・シェルダンの本はどれもそうなのですが、読みだすと止まりません(「人を変えようとするな」)。
バスツアーは想像していたとおりで、土産物屋に止まって買い物したり、ワイナリーで止まってワインの無料試飲、観光地で止まってちょっと散策、旅館ではバイキングの昼食と温泉といった感じで、正直なところつまらないものでした。
私たちはワインの試飲と昼食と温泉以外は、ずっとバスの中にとどまりひたすら本を読みふけりました。
そして夜の10時半頃、バスが平塚に戻ってきたとき、ふたりとも持って行った本を読み終わっていました。
私の読んだ本はペーパーバックで400ページ余り、妻の日本語訳は上下巻の2冊、1日で読んでしまいました。
これは私のそれまでの最速記録でした。
お陰でとても楽しいバスツアーじゃなくって、「読書ツアー」をすることができて、ふたりとも別の面で大満足でした。


「たとえどんなにつまらないことでも、その中に楽しさを見つける」のが私たちのポリシーです。


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日常生活の中の相対性理論

2010.08.17日

「相対性理論」とは言っても、ここでアインシュタインの E=MC² について語るわけではありません。
なぜなら私自身、 E=MC² についてまったく理解していないからです。
今日、ここでお話ししようとするのは、「日常生活の中の」相対性理論です。


先日、大雨の中、コンビニに立ち寄ろうとして駐車場に車を止めようとしたときのことです。
とにかくものすごい雨で周りがあまり見えない状況だったので、注意深くゆっくりとバックしていました
後ろと横を見ながら、ゆっくりゆっくりバックしていたのに、なぜか急にスピードが出てすごい勢いでバックし始めたのです。
このままでは車止を乗り越えてコンビニの壁を突き破ってしまう!と一瞬頭に血が上り、パニックしました。
必死でブレーキを思い切り踏み込んでいるのですが、車は止まりません。
「老人がアクセルとブレーキを踏み間違えた」という新聞記事が頭をよぎりました。


ふと気づくと、隣に止まっていた車が急発進していたのです。
これを、私の車が猛スピードでバックしているように私は錯覚したのでした。
心臓は今にも口から飛び出すほど大きな音を立ててドキドキと言い、どっと冷や汗をかきました。
大げさに聞こえるかもしれませんが、それほどの衝撃でした。


これが私の言う「日常生活の中の」相対性理論です。
このようなことを私たちは毎日経験しています。
たとえば、毎日続いている猛暑ですが、赤道に近いフィリピンやタイやインドネシアなどから日本に来た人にとっては、日本の暑さはまだまだ大したことない、ということになります。
冷房の設定温度24度は寒いですが、同じ24度でも暖房の24度は暑すぎます。
真冬に体が冷え切っているとき、水道の水は温かく感じることさえあります。
これらも「日常生活の中の」相対性理論です。
つまり、この世の中に絶対的というものは存在せず、私たちはすべてのものごとを相対的に捉えているのです。


これを学生ならば勉強に当てはめると、自分が得意・苦手としている教科も、実は相対的であることがわかります。
人間関係においても、あの人は好きとか苦手とかいう感じ方も相対的です。
ということは、ちょっと見方を変えれば、感じ方も大きく変わってくるということです。


悲しいとき、辛いとき、苦しいときにそれらのネガティブな面ばかりに目が行っていると、ますます悲しく、辛く、苦しくなり、「もうだめだ」と自殺すら考えたくなることがあります。
しかし、たとえどれほど悲しくて、辛くて、苦しくても、すべて相対的だということがわかれば、その中において少しでもポジティブな面に目を留めて、「ああ、よかった!」と感じることすらできるのです。


「日常生活の中の相対性理論」は、いろいろなところで実践することができます。


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1日ジャニーズ

2010.08.16日

去る7月16日のブログ「学院長、カッコいいよ!」に書きましたが、いまだに中2の男子たちが顔を合わすたびに「学院長、カッコいい!」と言います。
これがいつ、どこから始まったのかわからないのですが、そのうちに「学院長、ジャニーズだった?」と言い始めました。
「ああ、昔の話ね」
と冗談で返していたのですが、数日前、ふと高校生の頃のことを思い出しました。


ちょうどその頃は、ビートルズに刺激を受けて、国内ではジャッキー吉川とブルーコメッツやザ・タイガース、ザ・スパイダースなどのグループ・サウンズが次々と誕生していた時代です。
先日のブログ「相次ぐ虐待」の中に書いた親友のT君が音頭をとって、仲良しグループに声をかけました。
「俺たちもグループ・サウンズを始めよう」
そして、うちのリビングに仲間が集まりました。
T君はドラム、H君がギター、K君がベース、私がキーボードです。
みんなで初めて歌った曲は、
「森トンカツ、泉ニンニク、かコンニャク、まれテンプラ...」
当時大ヒットしていたブルーコメッツの「ブルー・シャトゥ」の替え歌でした。


これが私たちのデビューです。
平均身長165センチぐらいだった私たちは、同時通訳の先生(「徹底的に...」)に「ザ・チビーズ」と命名してもらいました。
ジャニーズ誕生です。


ところが、その後二度とみんなで集まって歌の練習をすることはありませんでした。
みんながそれほど乗り気でなかったのかもしれません。
結局、「1日ジャニーズ」で終わりました。


一方、ビートルズはと言えば、来る日も来る日も、クラブで朝から晩までぶっ続けで8時間演奏していて、その練習時間はデビューするまでに軽く1万時間を突破していたそうです(「1万時間の壁」)。


あの高校生の頃、もしも私たち「ザ・チビ−ズ」も1万時間練習を続けていたら...
と考えました。
でも、ジャニーズにはならなかったでしょう。
そんな才能も情熱も初めから持ち合わせていませんでしたから。


青春の甘酸っぱい思い出です。


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象の調教

2010.08.15日

象は地上で最大の動物です。
私たち人間は、力では象にはるかに及びません。
しかし、人は象を調教して思いどおりに使います。
なぜそのようなことが可能なのでしょうか?


象の調教は、赤ん坊のとき始まります。
赤ん坊と言えども象にはすごい力があります。
人間には太刀打ちできません。
そこで、象の足に鎖をつけて、それを地中深く打ち込んだ杭(くい)に縛りつけておくそうです。
最初のうち、象は自由に動きたいので暴れます。
しかし、どれだけ暴れようとも足に縛りつけられた鎖が杭にしっかりとつながれているので、どうしても動くことができません。
これを何年も続けるうちに、小象はあきらめてしまいます。
そうすると、たとえ弱い紐(ひも)で足を縛られ、簡単な木の杭につながれていても、象は自分は動けないものと思い込んで「無駄な抵抗」をしなくなり、これで調教が完成するそうです。
象は大人になっても、もう人間の言いなりになってしまいます。


我が家では犬のラブを庭で放し飼いにしています。
何年か前に鍵がかけてある庭のラティスドア(格子戸)が開きっぱなしになっていてラブが行方不明になりました。
あちらこちらを探したら、近くのスーパーの入口のところに紐でしばられたラブがいました。
誰かが鍵をかけ忘れたのだろう、今後は気をつけるようにとみんなで言い合わせました。
ところがその数日後、またラブが行方不明に。
今回は絶対に誰も鍵をかけ忘れたということはありません。
可能性としては、ラブが自分で鍵をはずしたということしかあり得ません。
そこで、私はドアに鎖をかけて、ラブが自分で開けられないようにしました。
すると案の定、ドアの鍵がはずされていましたが鎖がかかっていたので、ドアはほんの少ししか開かない状態になっていました。
ラブは自分の鼻で鍵を持ち上げ、ドアを開けて散歩に行っていたのでした。
昔、テレビでやっていた名犬ラッシーのようだ、とみんなで感心しました。
(テレビの中のラッシーはただ調教師に命じられるまま「演じて」いただけで、実際には人間のような高い知能はありませんが)


さて、その後も何度か、鎖のかけられたドアの鍵がはずされていましたが、そのうちラブは鍵をはずしてもドアが開かないことを悟り、あきらめてしまいました。
そして最近は鍵がはずされていたことはありません。
もう鎖をかけ忘れても大丈夫です。
象の足に縛りつけられた鎖と同じです。
このことは以前書いた「パイクシンドローム」と同じ現象です。


実は、私たち人間もこれと似たようなことをやっています。
何回か試してだめだったら、「自分にはできない」とあきらめてしまうのです。
たとえば、数学がとてもできるのに、英語が信じられないぐらい苦手という子がいます。
本人曰(いわ)く、数学は簡単で面白いけど英語は難しくてつまらない。
英語の文法は数学の公式と同じようなもので、英語はとても論理的だよ、と言っても彼には通じません。
そして単語のスペルを覚えようとさえしません。
もったいない!
彼の良い頭をうまく使えば、本当に簡単なことなのに、自分で英語はできないと決めつけているのです。
この状態を脱するためにはどうすればいいのでしょうか。
自分がまさに「パイクシンドローム」にかかっているという事実に目覚めること、そして簡単なことから始めて、少しずつ自信をつけていく以外にありません。
そして、これは誰にでもできることなのです。


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やればできる!

2010.08.14日

8月10日の読売新聞夕刊12面に面白い記事が載っていました。
「南米アマゾン川(全長6516キロ・メートル)の源流から河口まで川に沿って歩く踏破に挑戦していた元英陸軍兵士エド・スタフォードさん(34)が9日、2年4か月をかけてブラジル北部の大西洋岸にたどり着いた。
スタフォードさんは、アマゾンの熱帯雨林の保全について啓発する目的で、2008年4月に源流とされるペルーのミスミ山を出発。衛星電話を携行し、日々の出来事をブログに書き込みながら歩き続けた。途中、ワニや毒ヘビに遭遇したり、皮膚病にかかったりするなど困難にも見舞われた。洪水などで迂回
(うかい)を余儀なくされ、歩行距離は約9650キロ・メートルに及んだという。
スタフォードさんは到着後、『やろうと思えば何でもできることを証明した』と語った」


20100810-910441-1-N.jpg


スタフォードさんのものすごい「やる気」には心の底から敬服しました。
それにしても、ジャングルの中9650キロを毒ヘビやワニに遭遇しながら2年4か月かけて踏破するというのは、並みの人間にできることではありません。
元英陸軍兵士ということもあり、強靭な肉体と精神力を持った人なのでしょう。
面白いのは彼の言った「やろうと思えば何でもできることを証明した」という言葉です。
これをそのまま文字通り受け取っても、私には1000%実行不可能です。


でも、去る4月にスペースシャトル・ディスカバリーで日本人女性として初めて宇宙に行ってきた山崎直子さんも子どものころ見たプラネタリウムやアニメの宇宙船間ヤマトに刺激を受けて、宇宙飛行士になることを夢見て、それを実現させました。


つまり、「やればできる!」というのは、「自分が」やろうと思えば、という意味なのです。
人の真似をする必要はありません。
自分のやりたいことを見つけ、それを本気で願うなら「やろうと思えば何でもできる」のです。
皆さんも、チャレンジしましょう。
ただし、アマゾン川は危険なので、よい子の皆さんは真似をしないように。


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マウスピース

2010.08.13日

去る7月15日のブログ「ショック!」に書きましたが、睡眠時無呼吸症候群と診断されました。
そこで、早速TV番組「ためしてガッテン」でやっていたマウスピースを作ってもらえるところを探しました。
かかりつけの歯医者さんではやっていないとのこと。
そこで耳鼻科に電話して尋ねたところ、自分のところで受診していなければマウスピースを作る歯科医を紹介できないと言われましたが、そこで引き下がらずに歯科医の名前を教えてもらいアポイントを取り、紹介状の代わりに市民病院でもらった検査の結果を持って1週間後に行きました。
そして歯型を取ってもらい、1週間後にマウスピースができあがり、以来3週間毎晩マウスピースを付けて寝ています。


普通、前歯は上の歯が前に出ていて下の歯は後ろで噛み合わせているのですが、マウスピースは上下の前歯がピッタリ揃うように作られています。
そのためかなり無理な力が加わっていて、最初のうちは夜は眠れず、朝起きたときは下あごがとてもだるくて大変でした。
でも3週間付けていると慣れてしまって、夜中ほとんど付けていることを意識しないほどにまでなりました。
そして一晩、結構ぐっすりと眠れるようになってきました。
睡眠時無呼吸症候群がすっかり治ったとは思いませんが、徐々に改善していることと思います。


ここでも、昨日のブログ「良い習慣と悪い習慣」に書いたことが当てはまっています。
最初は辛いのですが、だからと言ってやめてしまったら、いつまでたっても睡眠時無呼吸症候群は改善されません。


勉強でもなんでもそうですが、慣れるまで最初は辛いかもしれませんが、慣れてしまうとそのほうが楽になり、さらに楽しくなるものです。


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勉強する目的

2010.08.12日

子どもにとって「勉強すること」は苦痛の場合が多いようです。
私自身、大学生になるまで勉強は本当に苦痛でした。
その最大の理由は、勉強する目的がわからないことにありました。
勉強が苦痛に感じていた第2の理由は、無理やり、強制的に勉強させられていたことです。
勉強というとテストがつきもので、しょっちゅうテストされて、その結果で成績を付けられる。
さらに普通の人の場合、高校入試や大学入試など、入学試験があり、そのあとも就職試験、資格試験、昇進試験など試験されることにもストレスを感じます。
人間は本能的にストレスを避けたい、という思いがあるので、「試験はいや」→「勉強はいや」というサイクルになります。


勉強する意味がわからないままただ教えられることを暗記し、そして暗記したかどうかを確かめるテストをされ、そのテストの結果によって成績をつけられるというのは、確かに苦痛でしょう。
これに対して、勉強の目的がわかり、さらに将来の目標もはっきりしていて、それに向かって具体的な勉強をするのなら、勉強はやりがいがあり、楽しくなります。
ちょうど、中高生にとって部活の辛い練習も、記録とか優勝とかいう具体的な目標があるから頑張れるのと似ています。


勉強する目的は、「自分が成長するため」「周りの人を幸せにするため」「社会に貢献するため」とよく言われます。
確かにそのとおりです。
しかし、ひとことで言うと、「自分が幸せになるため」です。
自分の成長も、周囲の人も幸せも、社会に対する貢献も、突き詰めていくと結局は自分自身の幸せにつながります。
自分自身が幸せでないと、周りの人を幸せにすることもできません。
そして、社会に貢献できることも満足感につながり、幸せになれます。
人はみんな、自分のためだけに生きているのではありません。


学校で勉強するさまざまなことは一見無意味、無駄に見えることがあります。
しかし、この世の中に無意味なもの、無駄なものは何一つありません。
すべてに意味があります。
すべてが役立ちます。


勉強する目的が「自分の幸せのためである」ということがわかれば、子どもにとって勉強は苦痛でなくなります。
私たち親や教師は、もっとこのことを子どもたちに教える必要があると思います。


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良い習慣と悪い習慣

2010.08.11日

好むと好まざるにかかわらず、私たち人間はみんな「習慣の動物」です。
早起きするのも、遅起きするのも習慣。
朝起きてすぐに歯磨きする人、食後歯磨きする人。
朝食にご飯を食べる人、パンを食べる人、何も食べない人、これも習慣。
服を着るときに左の袖に腕を通すか右の腕か、左足からズボンを履くか右足か、これも習慣。
話し方、聞き方、歩き方、人との係わり方、仕事の仕方、勉強の仕方等など、朝起きてから夜寝るまで、すべて無意識のうちに習慣に従って生活しています。
このような害にも益にもならない習慣ならばいいのですが、問題は害になるような悪い習慣です。


ここで大切なポイントがあります。
「良い習慣は身につけるのは困難だけど、身についてしまうと生活はたやすくなる。
悪い習慣は身につけるのはたやすいけど、身につくと生活は困難になる」
という習慣に関する興味深い真理です。
これはみんな経験的に知っている事実です。
わかっているのに悪い習慣の奴隷になり、身につけたい良い習慣はなかなか思うように身につかない。
だからみんな悩むのです。


それでは悪い習慣はどのようにすればいいのでしょうか?
良い習慣に変えるのです。
どのようにして?
悪い習慣が身につくまで何をしたかというと、同じことを繰り返したのです。
ということは、良い習慣を身につけるためには、同様に同じことを繰り返せばいいのです。
悪い習慣をする代わりに、良い習慣をする、そしてそれを繰り返す、たったこれだけのことです。
もちろん言うは易し、行うは難しです。
しかし、これ以外に方法はありません。
しかも、これはだれにでもできる方法です。
簡単(イージー)ではありませんが、単純(シンプル)です。


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夏合宿

2010.08.10日

昨日の "Ten Hours in Academy" に続き、今日は朝から生徒・先生たちは足柄ふれあいの村に夏合宿に行っています。
私も毎年、バスの運転手として参加し、生徒たちの作ったカレーをいただいたり、夜のレクリエーションを見学させたもらったり、写真撮影をしたりしているのですが、今年は塾のコンピュータに入っている成績管理のプログラムを一部修正していただくのが今日の朝の予約になり、今回は一緒に行くことができませんでした。
一昨日の夜、先日のブログ「おてんば三人娘」に書いたうちのひとりをバスで家まで送っていったとき、「学院長は合宿に行かないんですか?」と尋ねられました。
そこで事情を話して今回は行けないんだ、と言ったところ、
「えー!? ホントですか?」
と驚いた様子で尋ねてきました。
「本当は内心、学院長が行かなくて羽が伸ばせるから良かった、って思ってるんでしょ」
すると、
「そんなことないですっ!」
と言いながら、微笑みをかみ殺しているようでした。


そんなこんなで、今日はみんなを塾の前で見送りました。
コンピュータのプログラムソフトの修正は無事終了。
突然動かなくなったプリンタも修理してもらいました。
1日、塾で昨日の後片付けや、成績表や個別カルテ印刷、アカデミー通信の作成などの仕事をしていました。
昨夜の大騒ぎの打ち上げとは打って変わって静寂な1日でした。


今頃はきっと野外炊事場でカレーを作って、みんなで食べてるんだろうなとか、体育館に集まって、先生たちが作ったムービーをみんなで見ながらお腹を抱えて大笑いしているんだろうなとか、今は大縄跳びかな、今度はクイズタイムかな、グループごとの成績が発表されて景品授与の時かな、などと頭の中で想像していました。
みんなのはっちゃけた様子が目に浮かぶようです。
そして声が耳に聞こえてくるようです。
夜になって、パソコンに保存されていた先生たちの手作りムービーを見ました。
先生たちのオリジナルの漫才にはお腹を抱えて笑ってしまいました。
またムービーや写真などをアップしますのでお楽しみに。
都合で参加できなかった人は、このWEB上参加で楽しんでください。


先生たちはここ数日ほとんど睡眠を取らずに、昨日の "Ten Hours in Academy" と今日明日の合宿のための準備をしてきてくれました。
これほどまで生徒想いの先生たちに心から感謝しました。


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10時間勉強特訓

2010.08.09日

今日は中3生対象の10時間勉強特訓 "Ten Hours in Academy" です。
朝8:45に集合して、開会式の後9時から夜9時まで勉強。
英語・数学・国語・理科・社会の5教科の学習をそれぞれ2時間ずつ行います。


一昨日、現在高2の生徒たちが塾に集まり、この夏卒塾生で何かイベントをしましょう、という話し合いが持たれたようです。
塾の前で何人かに会ったとき、明後日は Ten Hours だよ、もう1度一緒にやる?って聞いたら、
「いいね、もう1度やろうか」
なんて返事が戻ってきました。
それほどこの Ten Hours は、毎年中3生の間で評判のいい、満足度の高い勉強イベントです。


8:45に続々と塾に到着する生徒がまず最初に言った言葉。
「おお、なんだかスゲェー!」
「え〜!なに、なに!?」
「ウケルゥー!」
「きもっ!」
生徒を出迎える先生たちが全員お揃いのアカデミーのロゴ入りポロシャツを着ていたからです。


開会式のあと1時間目の授業開始。
オリジナルプリントを使っての講義・解説の授業のほか、先生たちが生徒の間を回って一人ひとりの質問に答えたりして丁寧に指導していました。


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生徒たちはみんな熱心に授業を受け、集中していていたので私たち教師は十分に手応えを感じました。
10時間が、生徒にとっても教師にとっても一番いい長さだと思いました。


夜9時に最終授業が終わって、感想文を書いた後、打ち上げ。
ジュースやスナック菓子で、みんな大いに盛り上がりました。
そしてみんなで記念写真撮影。
「はい、ピース!」


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以下は感想文の中から一部抜粋。
「先生がたくさんいてくれたから質問しやすかった。たくさん計算できたからわかった」
「説明がわかりやすくて聞きやすかった。ポイントとかオリジナルの公式とか受験に役立つことがたくさんあった」
「1年から3年までの問題をやって、自分が苦手なところがわかった」
「ちょ〜おもしろかった」
「「むずかしい問題も解けるようになった」
「苦手なところをしっかりと克服できた」
「繰り返しテストしたから楽しく暗記できた」
「今までの文法を復習できて良かった」
「今までわからなくなっていたところが少しずつわかるようになってきました。細かく教えてくれるのでわかりやすいです」
「知らないところをやったので、最初とまどったけど先生が細かく教えてくれてよかったです」
「面白い教え方でわかりやすかったです」
「スピードが速かったけど、いっぱい問題を解けてよかった」
等など。


ほとんどが肯定的な感想で、私たちもやった甲斐がありました。
生徒たちが帰宅した後も、先生たちは明日・明後日の合宿の準備のため今晩も夜なべです。
先生、生徒の皆さん、お疲れさまでした。
きっと一生の思い出に残るいい経験になったことと思います。


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「ドキがムネムネ」

2010.08.08日

昨日、夏期講習の前半が終了しました。
今日は明日の中3の勉強合宿と明後日・明々後日の合宿の準備日で、先生たちが早くから塾に来て、夜遅くまで働いています。
昨夜、送迎が終わって塾から自宅に帰る道、高校生らしき男女のカップルが自転車に二人乗りして横を通っていきました。
女子に自転車をこがせて、男子が後ろに乗っています。
まあ、これだけなら最近はそれほど珍しい光景ではありません。
ただ、後ろに乗っている男子の手の行き先が怪しいのです。
行き先は...恥ずかしくて言えません。
しかし、女子はキャッキャと笑い声を上げているだけではありませんか!
私のほうが、「ドキがムネムネ」しました。


私は自分の中学生の頃のことを思い出しました。
近所に住んでいたSさんという同学年の女の子と学校の行き帰り、よく一緒になりました。
お互いに好意を寄せているとかいうのじゃなかったのですが、ただ一緒に並んで話しながら歩いているだけで、「ドキがムネムネ」しました。
中学1年のとき、2年生の先輩の女子からラブレターをもらったことがありました。
「お付き合いしてください」と書いてありました。
このときも、「ドキがムネムネ」!
純情な私は怖くなって、その美人(!)の先輩に「すみません」と言ってお断りしました。
中学2年のときには、1年後輩の女子生徒が私にラブレターを送ってきました。
まあ、あの頃は結構もててたんですねぇ...。
その子とは図書室でいい本を薦めたり、勉強を教えたりする清い仲でした。
アメリカ留学から戻ってきた30歳の頃、書店でふと目にした本にその子の名前があるではありませんか!
「上野千鶴子」
またまた「ドキがムネムネ」しました。
その本を手に取り、すぐに裏表紙を開いて著者のプロフィールを見ました。
何と同姓同名の人で、私よりも2歳上の大学教授でした。
ホッと胸を撫で下ろしました。
中学3年の修学旅行のときには、箱根を走っていた観光バスの中で英語で"Home Sweet Home" と "The Red River Valley"を歌ったところ、クラスの女子達がキャーキャー言って大もてでした。
このときも「ドキがムネムネ」。


高校2年の頃はものすごい恥ずかしがり屋になって、同じクラスのちょっとハーフっぽい感じのYさんに密かな好意を抱いていましたが、やはり「ドキがムネムネ」するばかりで、結局ひとことも言えないまま何もなく終わってしまいました。


「ドキがムネムネ」の体験は、その前にも後にもたくさんありますが、昨夜の高校生のカップルを見たりすると、私の若かった頃のような新鮮な「ドキがムネムネ」はもうないのかな、とちょっと気の毒な気持ちになりました。
今振り返ると、「ドキがムネムネ」は古き良き時代でした。


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突然の来訪者

2010.08.07日

昨日は塾に突然の来訪者がありました。
夜7時に授業が始まった直後、玄関のチャイムがなり、ドアを開けるとバックパックを背中に負い、Tシャツに半ズボン姿の日焼けした青年が立っています。
なんかどこかで見かけたことのあるような感じがしたのですが、初対面でした。
名前を名乗って、ロサンゼルスで息子さんの直人さんにお世話になっています、と言います。
昨夜はたまたま私の授業が入っていなかったので、教室にご案内してお話を伺うことにしました。


日本の高校を卒業して1年前にアメリカに渡り、通い始めた大学で直人と出会ったとのこと。
そして直人の行っているキリスト教会に通い始め、つい1か月ほど前に信仰を決断したそうです。
そしてこの夏休み日本に戻ってきて、実家のある佐賀県でしばらく家業を手伝い、その後福岡から東京までヒッチハイクをしてきたと言います。
高速では、サービスエリアから次のサービスエリアまでというふうにして、何人もの人の車に乗り継いで東京まで行ったそうです。
小学生時代は野球を、中学3年間は足腰を鍛えようと柔道を、そして高校では好きだった野球を再びやった、というだけあってたくましいスポーツ青年でした。
クラスを見学してもらった後、我が家にお迎えして夕食を一緒に。


とても明るく、かつ礼儀正しく、本当にまさに好青年でした。
駅まで車で送る道、今日せっかく来たので、お別れする前に何か私にメッセージをください、と言います。
そこで私は、常々考えている、人生でなくてならないものについて話しました。
すると、それはなぜですか?と尋ねます。
そして、それに答えてまたしばらく話しました。
車を降りるときにはニコニコして、両手で私の手を取って固く握手してくれました。


送迎が終わって塾に戻ると、先生たちもみんな彼のことを好青年だ、去年までうちで教えていたH先生にとてもよく似ていた、と私と同じ印象を持っていたようです。


実家から東京まで高校生のときに次いで2度ヒッチハイクで行ったそうです。
そして前回、ヒッチハイクしたときに途中から東京まで乗せてもらったのがキリスト教会の牧師だったということで、今日はその牧師を訪ねて自分がクリスチャンになったことを伝えお礼を言おうと思っているとのこと。
きっと彼の誠実さが人々の親切を引き寄せたのだと思います。
ここでも「引き寄せの法則」が働いています。


彼から教えられたこと、それはいい意味での「貪欲さ」です。
あさましい貪欲さは私も苦手です。
でも、積極的に何でも学ぼう、得ようとする貪欲さは大歓迎。
何事に対しても貪欲な彼は、将来何をやってもきっと成功するだろうと確信し、彼の祝福を祈りました。


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相次ぐ虐待

2010.08.06日

最近、毎日のように幼児・児童虐待の記事がニュースで取り上げられています。
8月4日の読売新聞30面には、最近の主な虐待死事件が載っていました。


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「厚生労働省が08年4月〜09年3月に把握した子供67人の虐待死を調査したところ、死亡時の実父と実母(計97人)の年齢層は「20〜24歳」が21人と最も多く、「25〜29歳」が20人、「19歳以下」が6人で、10〜20歳代がほぼ半数を占めた。
少子化の影響で、子育てを見る機会が少ない。思春期以前から、出産や育児についての教育を充実させなければ、虐待は減らない」と記事にあります。


このような虐待死事件が報道されるたびに心を痛めている人は多いことでしょう。
原因のひとつは、確かに上に挙げられているように「親が未成熟」ということがあると思います。
しかし、「出産や育児についての教育」だけが問題の解決になるとは思われません。
現在、多くの学校で行われている性教育は望まない妊娠を避けるための避妊教育になっています。
命の尊厳を幼い時から教えておくなど、もっと根本的な人格教育を行う必要があります。
そして、これは学校だけに任せておく問題ではなく、まずは家庭から始めるべきことです。


高校時代の私の親友だったT君は、小学生から中学生にかけて、いつも父親からすごい虐待を受けていました。
家の中で殴られ、蹴られ、玄関までぶっ飛ばされることがしょっちゅうあったそうです。
彼は父親を憎み続け、大人になったらいつか絶対に父親を殺してやる、と復讐を心に誓っていたそうです。
高校時代、家に遊びに行って会った彼のお父さんは、とても柔和で優しく、彼の話が信じられないくらいでした。
私は素人カウンセラーになって、彼の話を聞いてあげ、お父さんに対する接し方などをアドバイスしました。
もちろん、私のカウンセリングが効果を上げたというわけではないでしょうが、彼はその後父親との関係を修復し、独立して働くようになってから両親のために家を買って住まわせてあげるようになりました。
この話を聞いたとき、本当に良かったと私は心から嬉しく思いました。


子どもの虐待は、子どもの心に大きな傷跡を残し、親子の関係を、さらにはすべての人間関係をひずませてしまいます。
成人の精神疾患など問題の原因の大半が子ども時代の親子関係にあるそうです。
実際のところ、子どもを虐待している人の多くが、子どもの頃やはり親から虐待を受けていたと言われています。
子どもが健全に成長するためには、親の子に対する愛情、子どもの絶対的な安心感、お互いの間の信頼関係などが不可欠です。
これは、単なる「出産や育児についての教育」で片づくような簡単な問題ではありません。
まずは家庭から、そして社会全体で真剣に取り組んでいかなければならない最重要課題です。


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おてんば三人娘

2010.08.05日

昨日のことです。
夜7時前に送迎バスが駐車場に着きました。
そして、ひとり、ふたりと生徒たちがバスを降りていきました。
しばらくして最後の中1の女子があわてて、
「待ってぇ〜!」
と大声で言いながら降りて、ドアを閉めてバスの後ろ側を回って走っていきました。
これだけならごく普通のいつもの光景で何も珍しくありません。
でも、私は直感的に何か胸騒ぎ(?)のようなものを感じました。
「ん?何だろう?」
自分でも何だかわからないままバスを降りましたが、ぐるっとバスの周りを回って、後ろのほうに行きました。
そして、最後列の席とバックドアとの間を覗き込むと、何とそのわずかなすき間にさっき降りて行ったはずの中1女子ふたりがうずくまっています。
ふたりが顔を上げて、信じられない、といった表情で私の顔を見上げました。
私は乗降口のサイドドアを開けました。
すると、そのふたりが立ち上がって後ろからゆっくりと出てきました。
「え〜!?学院長、どうしてわかったの?」
「学院長、鋭い!」
「そりゃそうだよ。学院長は何でもわかっているから」(私)
「信じられな〜い」
「こんなところで何してたの?」(私)
「...」
「月例テスト受けたくない...」
「何言ってるの。さあ、早く早く」(私)


本人達にはもちろん言いませんでしたが、こういうのを「小賢しい」(こざかしい)といいます。
「小賢しい」とは「1.利口ぶっていて差し出がましい。生意気である。 2.何かにつけて要領よく振舞っている。悪賢くて抜け目がない」(大辞泉)
つい数か月前までは本当に素直で純情で可愛いと思っていた子ども達が、あっという間に知恵(悪知恵?)をつけ、どんどん大人になっていきます。
もちろん諭しましたが、これも彼女達の成長のしるしだと私は受け止めています。
まあ、可愛いものです。
これが中2になるとまた中2らしくなり、中3になるとさすがに中3という感じになります。
1年ごとの生徒たちの成長振りには目を丸くします。
職業柄か、外で子どもを見ると、何年生か大体わかります。
去る6月にディズニーランドに遠足に行ったときも、小学生は小学生の、中学生は中学生の、高校生は高校生なりのそれぞれの成長振りが見られました。
面白いことに、大学生になると急に大人になり、もう我々とほとんど変わらなくなります。


ただ、中には社会人になってもまだ学生気分が抜けきらない人や、精神的に十分に成長していない人もいます。
しかし、これは個人差の問題で、この歳だから全員が必ずこうでなければならない、ということはありません。
親が自分の子どもを見るとき、どうしてもよその子と比べてしまい、○○さんのところの誰々ちゃんはこんななのにどうしてあなたはいつまでもこうなの、と言ってしまいがちです。
子どもはみんな一人ひとり違います。
他人と比較せずに、その違いをありのまま受け入れることが大切です。
そしてこれはすべての人間関係にも当てはまります。


うちの「おてんば三人娘」の成長を見て感じたことでした。


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作文はコツコツ続けるのがコツ

2010.08.04日

昨日のブログに作文のことを取り上げました(「言いたいこと『書けない』」)。
今日、小学生個別クラスで6年生の石塚拓生君(ご家族に名前を使うことを了承済み)が課題として出していた作文を持ってきました。
下に全文引用します。


「もし、クラスの中に外国人が転校してきたらどうするか。
外国の人でなくても、転校生は心細いと思うので、少しは気にかけながら、できるだけ自然に接するのがいいと思います。
以前、ぼくのクラスにフィリピンから転校生が来ました。その子は、日本語が話せるので言葉のかべは全くありませんでした。
それどころか、英語をよく知っているので、ぼくたちに教えてくれます。
先生も授業中に英語を使う時、スペルが合っているか聞いたりします。
外国でくらしていたその子が来ただけで、クラスのふんいきも変わりました。
何年か前、国語の教科書に『ポレポレ』という物語がのっていました。
これは、アフリカから黒人の転校生が来る話です。
『ポレポレ』はスワヒリ語で「ゆっくりやろうよ」という意味なのですが、いろいろな場面で使われていました。
アフリカ人ののんびりとした良いところが、学校内に広がる、とても良い話でした。
このように、外国からの転校生が来るということは日本にない文化や習慣までもやってくるということなのです。
ぼくはこれをとてもいいことだと思います。
外国のことを知るいい機会になります。
転校生は緊張の連続で大変だと思うので、少し時間がたって慣れたころに親しくなっていきたいと、考えています」


私はこの作文を最初の5行(2文)を読んだだけで、大体内容の見当がつきました。
そして全文読んで、感動で身震いしました。
でも彼に言いました。
「拓生、何だこの作文は!」
拓生君が叱られるのかと思ってぎょっとして私を見ました。
「うまく書け過ぎている!!」
拓生君の笑顔がこぼれました。
そして本人の目の前で花マルをつけてあげました。
国語の教科書に載せてもいいような名文です。
拓生君は1年前まったく作文が書けない子でした。
今では学校でも先生から作文がうまいと褒めてもらっているそうです。


去る7月16日、読売新聞2面に「第143回直木賞に決まった 中島京子さん46」という記事が載っていました。
その中に次のようなエピソードが書かれていました。
「翻訳家で大学教員だった両親の影響で、幼いころから本に親しみ、中学1年にして小説をしたためた。
が、国語のノートに書いたのがまずかった。
父に見つかり、しかられ、悔しくて、思わず口をついたのは『お父さんは私の書くものを三文小説と思うかもしれないけど』。
対して父は『売れて三文になるから三文小説。お前の書いたものは紙の無駄』。プロの批評だった。


デビュー7年目で手にした栄冠に『これまで(の作品で)走り込んできましたから。書き続けてきてよかった』」
(注:前半と後半を入れ替えました)


上の記事を読んで教えられることは、父親から「売れて三文になるから三文小説。お前の書いたものは紙の無駄」とけなされたにもかかわらず、「書き続けて」きた結果、直木賞を受賞し、結果的には父親を超えることになったという点です。
心のうちに燃えるような情熱があれば、周りから何と言われようとその火は消されません。


コツコツと続けること。
これが書けるようになる「コツ」です。


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言いたいこと「書けない」

2010.08.03日

昨日の読売新聞30面に「言いたいこと『書けない』  理数系の国語力特訓中」という記事が載っていました。
その中から一部をご紹介します。


「『僕は無駄に難しい漢字が嫌いです』
『書き方のルールを利解(理解)していない』
『変な日本語になってしまう。なので、理解を深めたい』
山形大学工学部の学生たちが2008年、選択授業『日本語力向上講座』で、自分の『書く力』について書いた文章だ。
原稿用紙を半分も埋められず、誤字や、『話し言葉』も目立つ。
(中略)
同大学大学院理工学研究科の大学院生、小池伸明さん(25)は、...小学生の時から勉強といえば暗記で、大学受験も暗記中心で突破した。
大学の講義で、テーマに即して自分の考察を文章にする課題が出されると、本やネットから『答』になるような文を探し、つなぎ合わせた。
だが、工学部3年で入った研究室では、研究結果をきちんと論文にまとめることが出来ず、通用しなかった。
(中略)
理数系の学生や技術者の中には、文学的な表現だけでなく、本来ならば得意なはずの論理的でわかりやすい説明も不得手な人が多いという」


これまでにもこのブログで何度も作文力の大切さを訴えてきました(「夏休みの宿題」)。
正直、作文を見るとその人の頭の良さがわかると言ってもいいほどで、作文にその人の人となりや知性、教養などがあふれています。
私も、頭の切れる人の文章を読むと、快感を味わうほどです。


自分は理系で将来は技術者になるので、英語や国語は苦手でもかまわない、といった言い訳は通じません。
ある意味、理系の人ほど、上の記事のように文章力が必要になってきます。
実際のところ、理系の大学生で文章力のある人は、レポートを素早くまとめることができ、ほかの勉強面でも有利だとよく言われます。
また、実社会に出て技術者になった人がほとんど例外なく、もっと英語や作文力をつけておけばよかったと言います。


「勉強=暗記」という考え方ははっきり言って間違っています。
知識は確かに知力の基礎ですが、知識=知力ではありません。
知識をいかに活用することができるか、これが知力です。
「知識の活用」は、まさに作文力や発表力に現れます。


どのようにしたら作文力がつくか。
それは、たくさん書くことです。
ピアニストはプロになるまでに最低でも1万時間以上練習しています(「1万時間の壁」)。
サッカー選手も野球選手もみんなそうです。
練習量がものを言います。
作文力をつける第1歩は、日記をつけることです。
毎日の積み重ねが、作文力、思考力、発表力、問題解決力につながっていきます。


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祈り

2010.08.02日

今日の読売新聞2面「平和と核廃絶を願う『INORI〜祈り〜』を歌う歌手 クミコさん 55」から。


「千羽折れば病気が治ると信じ、鶴を折り続けた少女。広島の『原爆の子の像』のモデルで、白血病のため12歳でこの世を去った佐々木禎子(さだこ)さんの、おいが作った曲を託された。
シャンソン歌手として活動を開始。命の尊さをテーマにした曲を多く歌ってきたものの、最初は歌うのをためらった。
『私には重過ぎる』。しかし、『二度と二度と辛(つら)い思いは 誰にもしてほしくはない』という禎子さんの祈りのような曲のメッセージを、『ちゃんと伝えるのが使命』と思うようになった。
同時に、平和への祈りを込めた折り鶴を集めようと思い立ち、インターネットなどで参加を呼びかけた。
自らも折り紙に向かい、気付いた。『折っていると、無心になるんです。「折る」と「祈る」は漢字も似ている。禎子ちゃんは、痛みやつらさを忘れるために折っていたんじゃないかな』
集まった折り鶴は約5万2000羽。原爆忌に合わせて広島に届け、この曲を披露する。
「生きたいと願った一人の少女の歌であり、背景に何万人もの苦しみを抱えている歌。丁寧に丁寧に歌っていきたい」』


20100802-765717-1-N.jpg


中学3年の英語の教科書 New Crown の Lesson 4 にちょうどこの佐々木禎子さんの物語が出てきます。
夏期講習に入って、先日やったばかりです。
生徒たちはこの箇所を学んでいて、ただ単に英語の単語や文法を覚える学習作業をするだけでなく、このストーリーの中に引き込まれます。
そして、「禎子さんは、きっと治ると信じて千羽鶴を折りました。
でも、禎子さんは亡くなりました」
という教科書のあっけない終わりにみんなとてもがっかりしていました。
しかし、この2行の行間に上の記事のような感動的な出来事が隠されているのです。


禎子さんは「きっと治ると信じて」千羽鶴を折ったのに、その甲斐なく亡くなってしまいました。
しかし、それで終わったのではありません。
その続きの物語が65年経った今日もまだ生き続けているのです。
そして、禎子さんの平和を求める祈りが今日、世界中に広げられ、禎子さんの尊い遺志が脈々と受け継がれているのです。
今週金曜日に行われる広島の平和記念式典で、その生きたドラマが演じられます。
世界中の多くの人々の心を動かし、核廃絶を願い(「核のない世界」)、平和を求める祈りが全世界で捧げられますよう、私も陰ながら祈るものです。


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最小不幸と最大幸福

2010.08.01日

先の参院選で、管首相が「最小不幸社会」を目指すと言ったとき、何となく違和感を感じた人も多かったのではないでしょうか。
なぜ「最大幸福社会」と言わずに「最小不幸社会」と言ったのか?
案の定、自民党の小泉元首相の息子、小泉進次郎衆院議員が「最小不幸社会」に噛みついて、自民党は「最大幸福社会」を目指すと言いました。


ここで政治を云々する意図はありませんが、「最小不幸」と「最大幸福」は実に面白い概念だと思います。
管首相が、「最大幸福社会」と言わずに敢えて「最小不幸社会」と言ったのにはきっと理由があるのでしょう。
ひょっとしたら消費税導入のことが頭の中にあったのかもしれません。
あるいは、子ども手当や高速道路無料化などの去年の衆院選でのマニフェストを実現できそうにないのを見て、現実路線になる予防線を張ろうとしたのかもしれません。
しかし、同じ目標を抱くのならもちろん、「最小不幸」よりも「最大幸福」のほうがいいに決まっています。


これは私たちの日常の生活の中での考え方にも大いに関係します。
小さなことを望んでいると小さな結果しか得られません。
大きなことを望めば、当然大きな結果が得られます。
この世の中で、成功している人や金持ちの人は、みんな例外なく初めから大きな目標を持っています。
先日、創業30周年を迎えたソフトバンクの孫正義社長が言っていました。
「30年続く企業は0.02%。
しかし我々は300年先を見ている」
さすが孫正義氏、夢が大きいですね。
大きい夢を描いているから、大きい結果が得られる。ごく当たり前のことです。


つまり、大きいことを考えなければ損だということです。
学生もそうです。
多くの人が今の自分の力を見て、この程度の学校、というふうに考えて志望校選びをします。
これに対して、大きなビジョンを持っている人はその夢を達成する確率がうんと高くなります。
そして、これは決して本人の持っている能力や才能によるのではありません。


あなたは「最小不幸」を望みますか?
それとも「最大幸福」を望みますか?
どちらの結果を得るか、それはあなたの決断次第です。


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