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オバマ大統領誕生!

2009.01.21日

今日未明、アメリカで初の黒人大統領オバマ氏が誕生しました。
世界中が不景気のどん底であえぎ、イラクやアフガニスタンでの戦闘の長期化、テロの脅威、イスラエル−パレスチナ間の衝突、北朝鮮やイランの核問題等々、先行き不透明で困難なとき、世界中の期待を背負ってオバマ氏が大統領に就任しました。


日本時間の午前2時頃から行われた就任演説をライブ放送で見ました。20分もの長い時間、原稿を見ることなく、議会議事堂前に集まった200万人の大群衆を前に力強く語りかけていました。感動しました。
オバマ大統領の演説は大統領選の時から何度も聴いてきましたが、彼の誠実な人格がにじみ出ていました。
そして今回の就任演説で特に印象的だったのは、次の言葉です。


「政府はやれること、やらなければならないことをやるが、詰まるところ、わが国がよって立つのは国民の信念と決意である。堤防が決壊した時、見知らぬ人をも助ける親切心であり、暗黒の時に友人が職を失うのを傍観するより、自らの労働時間を削る無私の心である。我々の運命を最終的に決めるのは、煙に覆われた階段を突進する消防士の勇気であり、子どもを育てる親の意思である。

我々の挑戦は新しいものかもしれない。我々がそれに立ち向かう手段も新しいものかもしれない。しかし、我々の成功は、誠実や勤勉、勇気、公正、寛容、好奇心、忠実、愛国心といった価値観にかかっている。これらは、昔から変わらぬ真実である。これらは、歴史を通じて進歩を遂げるため静かな力となってきた。必要とされるのは、そうした真実に立ち返ることだ。

我々に求められているのは、新しい責任の時代に入ることだ。米国人一人ひとりが自分自身と自国、世界に義務を負うことを認識し、その義務をいやいや引き受けるのではなく喜んで機会をとらえることだ。困難な任務に我々のすべてを与えることこそ、心を満たし、我々の個性を示すのだ」

オバマ大統領は、演説の中で何度も「我々」「責任」という言葉を使い、国民全体に連帯感を呼び起こしました。国民全員が団結して困難に立ち向かおうと呼びかけました。素晴らしいことです。
ケネディ大統領が就任演説で言った「国があなたたちのために何ができるかを問うな。むしろ、自分達が国のために何ができるか問いなさい」といった言葉を思い出しました。


奴隷制度はリンカーン大統領の時に南北戦争を経て廃止されました。しかし、ほんの60年足らず前まで、黒人はレストランやトイレ、バスなど白人と一緒に使えないという差別を受け、公民権は認められていませんでした。ノーベル平和賞受賞者マーチン・ルーサー・キングJr.牧師の運動によって、初めてアメリカ国民の意識が黒人の公民権に向けられたのです。
1963年、リンカーン記念堂の前で25万人の聴衆を前にキング牧師が語った有名な言葉、
「私には夢がある。いつの日か、かつての奴隷の子孫と奴隷所有者の子孫が同胞の同じ食卓に着くだろうという...」
彼の夢が今、まさに実現されたのです。
オバマ大統領の就任演説を聴きながら涙を流している黒人のお年寄りの女性の姿がテレビに映し出されました。私も胸が熱くなりました。


アメリカだけでなく、日本も、いや世界中の国々が融和を目指し、団結してこの困難な時代を乗り越えなければなりません。


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